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インフォメーションミーティング資料-2006年3月3日

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インフォメーションミーティング資料-2006年3月3日
2006年3月3日
エーザイ株式会社
1
将来見通しに関する注意事項
・
本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」(forwardlooking statements)を含みます。これらの文言は、現在における見込み、予測、リス
クを伴う想定、実質的にこれらの文言とは異なる現実的な結論、結果を招き得る不
確実性に基づくものです。
・
それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替
変動といった一般的な国内および国際的な経済状況が含まれます。リスクや不確実
性は、特に製品に関連した見通し情報に存在します。製品のリスク、不確実性には、
技術的進歩、特許の競合他社による獲得、臨床試験の完了、製品の安全性ならび
に効果に関するクレームや懸念、規制機関による承認取得、国内外の保健関連改
革、マネジドケア、健康管理コスト抑制への傾向、国内外の事業に影響を与える政府
の法規制など、新製品開発に付随する課題などが含まれますが、これらに限定される
ものではありません。
・
また、承認済み製品に関しては、製造およびマーケティングのリスクがあり、需要を満
たす製造能力を構築する能力を欠く状況、原材料の入手困難、市場の受容が得られ
ない場合などが含まれますが、これに限定されるものではありません。
・
新しい情報、将来の出来事もしくはその他の事項より、見通し情報に更新もしくは改
正が望ましい場合であっても、それを行う意図を有するものではなく、義務を負うもの
ではありません。
2
過去4期にわたる中期戦略計画の推移
19年にて売上高4倍、研開費5倍、
営業利益4倍、当期利益10倍に
第Ⅳ期(02-05)
「ミレニアム計画」 1年前倒し達成
5,950
(単位:億円)
第Ⅲ期(97-01)
「飛翔の時代」
4,317
第Ⅱ期(92ー96)
「グローバリゼーションの時代」
第Ⅰ期(87-91)
「国内営業の時代」 売上高
2,816
研開費
2,243
940
1,505
営業利益
550
960
187
240
61
1986年度
302
303
150
1991年度
383
727
438
194
365
1996年度
2001年度
630
当期利益
2005年度
見通し
3
4
エーザイの基本
Dramatic Leap Plan 戦略の大要
主要テーマ申請スケジュール
連結損益目標
地域別売上高目標
品目別売上高目標
世界本社構想
研究開発戦略
オンコロジー ビジネス
インディペンデント マーケティング
リージョナル方針
アリセプト戦略
パリエット/アシフェックス戦略
インド ビジネス
ヒューマンリソース戦略
インベスター リレーションズ方針
5
エーザイの基本
患者価値の向上を目的とするビジネス活動の
展開と患者様の喜怒哀楽を第一義に考えその
ベネフィット向上に貢献する精神を持った社員
の存在こそがエーザイの基本である。2005年
度株主総会にてこの理念(
理念)を定款
にうたい、その実践を唯一の目的としている。
6
ドラマティック リープ プランにおける戦略の大要
2006年度 2008年度 2011年度
世界本社構想
WHQ
R&DMC
研究開発戦略
ディスカバリー能力強化
グローバル臨床研究一体化
生産投資(米国)
オンコロジー戦略
自社オンコロジーユニット
コンプリメンタリー・アライアンス
製品買収
グローバル マーケティングHQの米国設置
インディペンデント
マーケティング
新製品群の自社マーケティング
MR力強化
臨床研究・臨床DM
トランス
フォーメーション戦略
プロセスケミストリー・製剤研究
創薬拠点設立
原薬・製剤生産
グローバル
ヒューマンリソース戦略
グローバル人材交流
新人事制度の確立、新たなマネジメント体制への支援
7
主要テーマ申請スケジュール
申請済 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度
E7820:がん(米)
E2012:アルツハイマー型痴呆(米、欧)
E5555:急性冠症候群(米、欧)
AS-3201:糖尿病合併症(米、欧)
新製品
14テーマ
新適応 新剤形 9テーマ
(申請済∼2011年度まで)
E5564:重症敗血症(米、欧)
E0167:肝細胞がん再発抑制(日)
E2007:パーキンソン病(米、欧)
KES524:肥満症(日)
クレブジン:慢性B型肝炎(アジア)
E2014:痙性斜頸(日)
E7389:乳がん(米)
ルフィナマイド:レノックス・ガストー症候群、てんかん(米、欧)
D2E7:関節リウマチ(日)
T-614:関節リウマチ(日)
パリエット/アシフェックス:長時間持続型製剤(米、欧)
アシフェックス:OTC(米)
パリエット:非びらん性胃食道逆流症(日)
パリエット:H.ピロリ除菌(日)
アリセプト:貼付剤(米、欧)
アリセプト:徐放性製剤(米、欧)
アリセプト:小児向け有用性追加(米)
アリセプト:脳血管性痴呆(欧、米;追加データ提出)
アリセプト:高度AD(米、日)
申請済 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度
8
連結損益目標
売上高1兆円、研開費2,000億円、営業利益2,000億円、
当期利益1,200億円を目指す(単位:億円、%)
2005年度
見通し
2011年度
%
目標
%
CAGR
05-11
売上高
5,950
100.0
10,000
100.0
9%
研開費
940
15.8
2,000
20.0
13 %
営業利益
960
16.1
2,000
20.0
13 %
当期利益
630
10.6
1,200
12.0
11 %
ROE(%)
13.1
16
DOE(%)
5.4
8
EPS(¥)
220.4
420
9
損益構造改革
1.インディペンデント マーケティングへの移行
今後の新製品は全て自力でのマーケティングを志向する
⇒ 販管費の効率化
2.トランスフォーメーション戦略
高度な技術レベルを有し、コストパフォーマンスに優れたエリアへの
オペレーションの移行によるグローバル フレキシビリティ−の確保
-原薬・製剤の生産
-臨床研究・臨床データマネジメント
-プロセスケミストリー、製剤研究
⇒ 原価・研究開発費・販管費の効率化
3.研究開発
患者価値創出と成長に向けた積極的な投資の継続
4.損益構造改革の成果
•売上原価率 2005年度
•販管費率
•研究開発費率
•営業利益率
17.5%
50.6%
15.8%
16.1%
⇒ 2011年度15.0%(-2.5p.p.)
⇒
45.0%(-5.6p.p.)
⇒
20.0%(+4.2p.p.)
⇒
20.0%(+3.9p.p.) 10
損益構造改革
100%
80%
営業利益
16.1
営業利益
16.9
研開費
15.8
研開費
17.9
60%
40%
(単位.%)
営業利益
20.0
研開費
20.0
トランスフォーメーション戦略
販管費
50.6
販管費
49.3
販管費
45.0
インディペンデント
マーケティング
20%
売上原価
17.5
売上原価
16.0
売上原価
15.0
2005年度見通し
2008年度目標
2011年度目標
0%
• 前半は研究開発投資やオンコロジービジネスの立ち上げ、新製品の円滑な進行、
トランスフォーメーション戦略など、成長機会への積極的な資源投入を行う
• 後半3年間は新製品上市とそのインディペンデント マーケティング実施、トランス
フォーメーション戦略の成果などにより、研開費の増加を吸収してさらに収益性
が飛躍的に向上する
11
地域別売上高目標
(単位:億円、%)
2011年度マーケット予測
地域
10億ドル
%
CAGR
05-11
日 本
うち医療用医薬品
2005年度見通し
売上高
%
2011年度目標
売上高
%
CAGR
05-11
2,799
47.0
3,600
36.0
4%
80
8.6
2%
2,129
35.8
3,200
32.0
7%
米 州
410
44.2
8%
2,505
42.1
4,400
44.0
10%
欧 州
266
28.7
7%
447
7.5
1,400
14.0
21%
アジア他
172
18.5
9%
198
3.3
600
6.0
20%
海外計
849
91.4
8%
3,151
53.0
6,400
64.0
13%
929
100.0
7%
5,950
100.0
10,000
100.0
9%
合 計
注:マーケット予測は社内推定
12
世界市場における良き売上バランスの実現
日・米・欧・アジアの売上構成比
36 : 44 : 14 : 6 へ
• 最大市場米国における2桁成長の維持
• 欧州、アジアの売上構成比を2倍の各々
14%、6%へ
• 日本における市場を大幅に上回る成長
の確保
13
品目別売上高目標
現製品と新製品の構成比 70:30
(単位:億円、%)
2005年度
見通し
%
2011年度
目 標
%
CAGR
05-11
アリセプト
1,940
32.6
2,750
27.5
6%
パリエット/アシフェックス
1,500
25.2
2,070
20.7
6%
2品計
3,440
57.8
4,820
48.2
6%
現製品計
5,950
100.0
7,000
70.0
3%
3,000
30.0
-
10,000
100.0
9%
新製品群
合 計
5,950
100.0
14
品目別売上高構成
アリセプト、パリエット/アシフェックスの成長は続くが(ともにCAGR6%)、
構成比は低下する(57.8%→48.2%)
(金額:億円、%:構成比)
100%
2,510
(42.2%)
80%
60%
1,500
(25.2%)
40%
57.8%
20%
1,940
(32.6%)
3,000
(30.0%)
新製品群
2,180
(21.8%)
その他現製品
2,070
(20.7%)
パリエット/
アシフェックス
2,750
(27.5%)
アリセプト
48.2%
0%
2005年度見通し
2011年度目標
15
世界本社構想
(World Headquarters:WHQ)
ベストな人の
ベストな場所での
ベストなストラクチャーによる
価値創造
16
世界本社構想
(World Headquarters:WHQ)
グローバルに最も妥当性の高い国や地域にFunctional Headquartersを設置し、
地域にはRegional Headquartersを設ける。WHQはFHQとRHQにより構成される。
リージョン
重要ファンクション
経営計画
グローバルマーケティング
事業戦略
製品戦略/事業開発戦略
探索研究
開発研究
研究開発
臨床研究
レギュラトリー サイエンス
R&DMC
生産物流
生産物流企画・管理
薬制
信頼性保証
QA
安全管理
知的財産
IR
リスクマネジメント(企業倫理・内部統制)
CSR・環境安全
人事・人材開発
トランスフォーメーション
日本
米国
欧州
アジア
◎
○
◎
◎
◎
○
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
○
◎
○
○
○
◎
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
◎
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
◎
FHQ
RHQ
(2006年時点プラン)
17
研究開発戦略
変革するサイエンス&テクノロジーの進展を先取し、
グローバルに統合された探索研究、開発研究、
臨床研究、申請を実行し、フランチャイズ領域を
中心にファースト イン クラス、ベスト イン クラスを
計画通りに創出する
18
フランチャイズ領域
アンメットメディカルニーズの拡大する
次の2領域とし、75%のR&D資源を投入する
Integrative Neuroscience領域
脳科学、神経内科学、精神医学
Integrative Oncology領域
腫瘍治療学、腫瘍治療支援分野
19
研究開発全体のグローバル編成
筑波研究所
(日本)
ボストン研究所
RTP
(米国)
ロンドン研究所
カン研究所
(英国)
(日本)
Eisai Global Clinical Development
(米国、欧州、日本、アジア)
薬制
R&DMC
プロジェクトマネジメントと資源配分
Translational
Area
Basic Science &
Technology
全てのレベルへの –omics技術の適用と
バイオインフォマティクスによる情報の共有化
20
創薬研究領域(1)
日、米、欧の探索能力の向上
• グローバル探索・開発研究員を増員
-760名から1,000名に
• カン研究所をバイオクラスター(神戸)に移転 (2006年度)
-トランスレーショナル(基礎から応用)研究機能の拡充
-アカデミアとの接点・交流の推進
• 筑波研究所の強化
-フランチャイズ領域における創薬技術のさらなる向上
-基盤技術の強化と他拠点との連携強化
化合物ライブラリー、プロテオーム、-オミクス技術など
-バイオインフォマティクスなどの先端技術を活用し創薬効率化・
生産性向上
21
創薬研究領域(2)
日、米、欧の探索能力の向上
• ボストン研究所の拡張・増強
− 米国における創薬機能の飛躍的向上
▪ キャンパスを拡張し、サテライトラボを統合
(2006年度)
▪ 薬物動態機能を強化
− 研究員増員 (140名→200名)
• ロンドン研究所の増強(2007年度)
− 欧州ナレッジセンター(ロンドン近郊Hatfield)に
新研究所を増設
− 化合物合成、薬理評価、薬物動態などの機能強化
− 研究員増員 (50名→100名)
Translational領域の強化
日米欧各拠点の探索能力を向上させ各拠点において
化合物選択までを実行する能力を整える
ボストン研究所
R&D
Building
HQ Office
Building Central Facilities
Production Extension
Production
Building
Future Oncology
欧州ナレッジセンター(イメージ)
22
臨床研究領域
• 日、米、欧、アジアの臨床研究機能統合と強化
-Eisai Global Clinical Developmentとして一体化
-グローバル一元化による臨床薬理、データマネジメント、バイオ
スタティスティックス機能の強化
-探索的臨床研究からマルチカントリー大規模フェーズⅢまで
対応するため、500名体制から約800名体制に
• アジア地区における臨床研究マネジメントユニットの新設
-アジア諸国での臨床試験のオペレーション
-グローバル データマネジメント センター
• 日米欧アジアにおける同時申請の実現
23
R&Dマネジメント・カンパニー(R&DMC)
• 重要な知的資産であるInternational Project Team (テーマごと
に編成)の円滑なる進行を目指す個別管理
• 各研究開発ネットワークのマネジメントの独立性を維持しつつ、
Eisai R&Dとしての目標、方向性、タイムライン等の統一された
意思決定とタイムリーな行動
Board of Directors
• 各機能におけるグローバルな一体化、
強化ならびにリーダーシップの確立
Chairman
President
VP: Global Clinical
• 研究開発力向上に向け、統一された
VP: Global Clinical- Japan
VP: Japan Research
意思の下での2,000億円レベルの VP: Strategy/Planning
VP: US Research
VP: Global Regulatory
VP: Europe Research
研究開発資源の配分と-omics、
VP: Global Safety Officer
再生医療、バイオインフォマティクス (VP: Vice President)
VP: Marketing
などの新規技術への積極投資の実行
International Project Teams (
)
VP: Project Management
VP: Global Clinical
IPTs
24
オンコロジー ビジネス
•自社オンコロジー パイプラインの着実な進行
開発ステージ゙
開発品
コード
サブパートH申請用試験
/フェーズⅢ
E7389
微小管伸長阻害
フェーズⅢ
E0167
ビタミンK2による肝細胞がん再発抑制
フェーズⅡ
E7070
細胞周期G1期標的
フェーズⅠ
E7820
フェーズⅠ
作用メカニズム
治療アプローチ
申請予定
開発地域
がんの縮小
新規分裂阻害
2006年度
米、欧、日
延命効果
再発防止
2008年度
日
がんの縮小
新規作用
メカニズム
2010年度
米、欧、日
インテグリンα2発現阻害
増殖阻止
血管新生阻害
2011年度
米
E7080
VEGFチロシンキナーゼ阻害
増殖阻止
血管新生阻害
2012年度
米、欧、日
フェーズⅠ
E7974
ヘミアステリン タイプ
チューブリン重合阻害
がんの縮小
新規
分裂阻害
2012年度
米
前臨床
E7107
微生物代謝産物由来
がんの縮小
新規作用
メカニズム
2013年度
ー
•自社のオンコロジー ビジネス ユニットの立ち上げ
探索、臨床、マーケティングの一体化とビジネスリーダーシップの発揮
•積極的製品買収とコンプリメンタリー アライアンスの追求
•米国におけるオンコロジーMRチームの編成スタート
•RTP、鹿島への生産関連投資
25
インディペンデント マーケティングの展開
• 新製品群(NME)については自社マーケティングを基本とする
グローバル新製品:プリアルト、ルフィナマイド、E7389、E2007、E5564、
クレブジン、AS-3201、E5555
• 米国にGlobal Marketing Headquartersを設置するとともに、
日、米、欧、アジア各地域に対応したローカルマーケティング
を推進すべくRegional Headquarters体制を強化する
• MRの増強
米国
日本
欧州
アジア
1,500名 (うち
1,600名 (うち
760名 (うち
1,900名 (うち
オンコロジー300名)
オンコロジー100名)
オンコロジー135名)
中国1,000名)
26
米州事業戦略
• 最大市場米国における2桁成長の維持
• メディケア パートDへの前向きな戦略展開
– アリセプト:疾病啓発(DTC)による新規患者の拡大
(90%以上がパートDの対象)
– アシフェックス:特定アカウントへの柔軟な価格対応
による拡大
• 新製品群を中心に一層の自社販売体制の確立
• オンコロジービジネスの立ち上げ
• MR1,500人体制へ
• カナダ、メキシコ、ブラジル市場への参入
2011年度4,400億円、CAGR10%
既進出エリア
進出予定エリア
27
日本事業戦略
• アリセプト、パリエット、豊富な新製品群による医療用医薬品
CAGR7%の達成
• 3つのフランチャイズ領域(神経、消化器、運動器)
でのシェアNo.1
• オンコロジービジネスの立ち上げ
• 医療用医薬品事業MR1,600人体制へ
• 創業事業であるOTCビジネスの復活(営業利益率20%をめざす)
• 診断薬、ジェネリック、医療機器ビジネスにおける新規技術の
取り込み
2011年度日本計にて3,600億円、CAGR4%
28
欧州事業戦略
• G5(英、独、仏、西、伊)を核とするアリセプト、パリエット
の持続成長とゾネグラン、プリアルト等の新製品群の拡大
• 欧州30カ国での自社事業展開
– EU25カ国、ノルウェー、スイス、
アイスランド、ロシア、トルコ
• 欧州ナレッジセンター(UK)の立ち上げ
• オンコロジービジネスの立ち上げ
• MR760人体制へ
2011年度1,400億円、CAGR21%
既進出エリア
進出予定エリア
29
アジア事業戦略
• 中国ビジネスの拡大
– 2011年度350億円規模に
– 蘇州工場拡張稼動
(2005年度 約20億円の投資)
– MR1,000人体制へ
• インドを第4の価値創造拠点に
• アジア地域用新製品開発(クレブジン:B型肝炎治療剤 等)
• オセアニアへの進出
2011年度600億円、CAGR20%
既進出エリア
進出予定エリア
30
アリセプト戦略
z
Full Spectrumの実現
- 高度アルツハイマー型痴呆(認知症)の適応取得により、軽度∼中等度
∼高度のアルツハイマー病治療全領域におけるゴールドスタンダードの
地位の不動化
- 早期受診∼早期診断∼早期治療∼早期評価という一連のディジーズ
マネジメントサイクルへの取り組み強化
z
競合優位性の明確化
z
新製剤・新用途によるアンメットメディカルニーズ充足
z
軽度認知障害(MCI)等の幅広い認知症への拡大
- 単剤治療効果の優位性、Full Spectrum実現による優位性、薬剤忍容性
- 口腔内崩壊錠剤(ODT)、徐放性製剤(SR)、液剤、貼付剤、
小児向け有用性追加
2011年度グローバル売上高:2,750億円(CAGR6%)
31
米国2010年アリセプト物質特許満了対応
• オリジナル マニファクチャラーとしてMRによる有用性情報の
伝達の継続
• 患者様、ケアギバー コミュニティーに対する疾病啓発、
ディジーズマネジメント等についての情報提供
• E2012の急進開発(2010年度申請予定)
第2世代AD治療剤:γセクレターゼ モジュレーター
• メディケア パートD動向に注目しつつ、グローバル
サプライチェーンを最大活用した製造による、柔軟なる
価格政策の実施 ‘Brand and Economy Policy’
32
米国2010年アリセプト物質特許満了対応
• 小児向け有用性追加:独占期間の延長
•
徐放性製剤、貼付剤の新製剤開発による有用性の
拡大:データ保護期間の獲得と現製剤のスイッチ
• ルフィナマイド、E7389、E2007、E5564、AS-3201、
E5555等の新製品の上市
• オンコロジー、ニューロロジーを中心とした製品買収、
コンプリメンタリー アライアンスの推進
33
アリセプト米国売上高見通し
2011年度前年比55%
(百万ドル)
2,000
徐放性製剤
貼付剤
現製剤
(小児向け
有用性追加)
12月∼3月
1,500
現製剤
1,000
現製剤
4月∼11月
500
徐放性製剤
貼付剤
小児向け
有用性追加
4月∼5月
現製剤
(価格対応他)
0
2009年度
推定
2010年度
推定
2011年度
推定
34
アリセプト グローバル売上高見通し
(億円)
4,000
2011年度前年比75%
日本、欧州、アジアでの成長が貢献
3,000
海外
2,800
2,000
1,000
-
海外
1,510
日本
430
2005年度
見通し
76.7%
海外
1,850
77.8%
22.2%
日本
850
2010年度
目標
23.3%
日本
900
67.3%
CAGR
(05-11)
日本: 13%
32.7% 欧州: 12%
アジア:12%
2011年度
目標
35
パリエット/アシフェックス戦略
z
Access Segment Strategy
- SOV確保による、かかりつけ医、専門医での処方拡大
- 患者様への情報提供の充実(DTC、DTP、簡易診断スケール)
- 特定マネージドケアへの柔軟な価格対応によるフォーミュラリの拡大
z
新製剤、新適応によるアンメットメディカルニーズの充足
- H.ピロリ除菌、非びらん性胃食道逆流症、長時間持続型製剤、OTC
z
日本における唯一後発品のないブランドPPIとしての拡大
z
他ブランドPPIの特許満了(2009年以降)を視野にいれた
ブランド戦略
- DTCなどの情報提供の充実によるブランド認知度の向上
2011年度グローバル売上高:2,070億円(CAGR6%)
36
(億円)
2,500
パリエット/アシフェックス
グローバル売上高見通し
日本、欧州、アジアでの成長が貢献
2,000
1,500
1,000
海外
1,450
海外
1,200
80.0%
500
-
日本
300
2005年度
見通し
20.0%
日本
620
70.0%
CAGR
(05-11)
日本: 13%
30.0% 欧州: 13%
アジア:19%
2011年度
目標
37
日米欧に次ぐ第四の価値創造拠点の創造
インド ビジネスの拡大によるナレッジ クリエーションと
グローバル フレキシビリティーの追求
• インドを中心とするトランスフォーメーション戦略の実施
臨床研究、生産、データマネジメント・統計解析、
プロセスケミストリー、製剤研究、ライフサイクル
マネジメント
• アジア-アフリカ地域のアンメットメディカルニーズを
充足する創薬ベースの設立
38
グローバル ヒューマンリソース戦略
社員は、エーザイの企業価値を
自ら高めることのできる唯一のステークホルダー
•
WHQ、R&DMCが所期の目的を達成するための人事
制度、人材育成プログラム、レポーティングシステムの確立
•
国際的人材交流の促進
人事制度、人材開発制度の整備
•
グローバルに適材適所の配置を行うグローバルHRの実施
39
インベスター リレーションズ方針
•
IRカバレッジの向上
– 株主との直接対話を一層重視
•
株主価値の最大化
– 成長機会に積極的に資源投入し、利益の約半分を株主に
還元する
•
積極的な株主還元
– 配当を中心に還元を行い、DOEは2011年度約8%をめざす
DOE目標
約8% =
配当性向
約50%
×
ROE
約16%
売上高当期利益率
株主資本回転率
×
「収益性」
「資本効率」
40
5期にわたる中期戦略計画の推移
第Ⅴ期(06-11)
「ドラマティック リープ プラン
(Dramatic Leap Plan)」 CAGR
売上高: 9%
研開費: 13%
営業利益:13%
当期利益:11%
売上高
研開費
営業利益
当期利益
第Ⅳ期(02-05)
「ミレニアム計画」
(単位:億円)
10,000
5,950
第Ⅲ期(97-01)
「飛翔の時代」
第Ⅱ期(92ー96)
「グローバリゼーション
の時代」
第Ⅰ期(87-91)
「国内営業の時代」
4,317
2,000
2,816
2,243
940
1,505
550
187
240
61
1986年度
2,000
960
302
303
150
383
438
194
365
630
1991年度
1996年度
2001年度
2005年度
727
見通し
1,200
2011年度
目標
41
42
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