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1 担当者 各科主任 科目名 インディペンデントスタディーⅠ 2

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1 担当者 各科主任 科目名 インディペンデントスタディーⅠ 2
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
インディペンデントスタディーⅠ
担当者
各科主任
学科学年
授業のテーマ
日文 1234
英語英文 1234
選択
単位数
2
東アジア
子ども
1234
集中
1234
学生たちが将来社会人として活躍できる自己を育成するため、また、充実した学生生活を送
るため、各自が明確な計画性のもとで自己研修プログラムを企画立案し、それを実行し、報
告書を作成する。
到達目標
各自の興味関心に従いながら、有為な社会人となるための自己研修プログラムを企画実行
する。その成果についてしっかりと報告書にまとめる。
教授方法
各自が周到な準備のもと企画書を提出し、実行し、報告を行う。
テキスト
参考文献
1回 自主的に企画立案する。
2回 第1回に同じ
3回 企画書のチェックを受け、改善する。
授業内容また
はスケジュール
4回 第3回に同じ
5回 自己研修プログラムの実行。
6回 自己研修プログラムの実行。
7回 自己研修プログラムの実行。
8回 自己研修プログラムの実行。
9回 経過報告。
10回 自己研修プログラムの実行。
11回 自己研修プログラムの実行。
12回 自己研修プログラムの実行。
13回 報告書の作成。
14回 報告書の作成。
15回 報告書の作成。
授業に際しての
準備事項
自主性を重んじる学習であり、積極的な参加を望む。
成績評価の方法 報告書をチューター・ゼミ担当者に
備 考
提出し、審査を受け、科の承認を経
て、科主任が単位を認定
1
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
インディペンデントスタディーⅡ
担当者
赤堀方哉
学科学年
日文 2
英語英文 2
授業のテーマ
単位数
東アジア
①企業についての知識を得る
②職業観を高める
教授方法
講演、グループディスカッション
参考文献
前期
2
なし
適宜配布
1回 本講義の意義と受講上の留意点
2回 金融業界研究
3回 グループディスカッション1
授業内容また
はスケジュール
4回 保険業界研究
5回 グループディスカッション2
6回 小売業界研究1
7回 小売業界研究2
8回 グループディスカッション3
9回 観光業界研究1
10回 観光業界研究2
11回 グループディスカッション4
12回 医療・福祉業界研究
13回 グループディスカッション5
14回 模擬エントリーシートの作成
15回 半期の学びを振り返って
授業に際しての
準備事項
2
各業界の関係者から、「①業界の現況、②自社の紹介、③自社で働くために求められている
力、④働くことの喜び」の講演を聞く。それをふまえて、グループディスカッションを行うことに
よって、各自の職業観を高めていく。
到達目標
テキスト
選択
社会人としての意識を高めて、講義に臨むこと
成績評価の方法 授業参加、期末レポート
備 考
2
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
インディペンデントスタディーⅢ
担当者
赤堀方哉
学科学年
日文 3
英語英文 3
授業のテーマ
単位数
東アジア
①自己分析ができる
②エントリーシートが記入できる
教授方法
演習、グループディスカッション
参考文献
3
後期
なし
適宜配布
1回 本講義の意義と受講上の留意点
2回 ポートフォリオの完成に向けて1
3回 ポートフォリオの完成に向けて2
授業内容また
はスケジュール
4回 ポートフォリオの完成に向けて3
5回 ポートフォリオを踏まえて自己分析1
6回 ポートフォリオを踏まえて自己分析2
7回 ポートフォリオを踏まえて自己分析3
8回 ポートフォリオを踏まえて自己分析4
9回 ポートフォリオを踏まえて自己分析5
10回 ポートフォリオを踏まえて自己分析6
11回 企業研究とエントリーシートの作成1
12回 企業研究とエントリーシートの作成2
13回 企業研究とエントリーシートの作成3
14回 企業研究とエントリーシートの作成4
15回 半期の学びを振り返って
授業に際しての
準備事項
2
これまで取り組んできたポートフォリオをもとにして、自己分析を進め、キャリア設計を行うとと
もに、それに基づいてエントリーシート等の作成を行う。
到達目標
テキスト
選択
社会人としての意識を高めて、講義に臨むこと
成績評価の方法 授業参加、期末レポート
備 考
3
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
映画論
担当者
渡辺玄英
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
選択
単位数
前期
日文 2
映画に接して、その多様な魅力についての感受性と知識を高める。
映画を批評的に解釈する力を身につける。
名作映画の鑑賞と批評
適宜、資料を配布。
参考文献
1回 授業の概説
2回 作品の鑑賞と批評
3回 作品の鑑賞と批評
授業内容また
はスケジュール
4回 作品の鑑賞と批評
5回 作品の鑑賞と批評
6回 作品の鑑賞と批評
7回 作品の鑑賞と批評
8回 作品の鑑賞と批評
9回 作品の鑑賞と批評
10回 作品の鑑賞と批評
11回 作品の鑑賞と批評
12回 作品の鑑賞と批評
13回 作品の鑑賞と批評
14回 作品の鑑賞と批評
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
予習、復習をして授業に臨むこと
成績評価の方法 授業での積極性、質問の有無
備 考
(30%)。課題への意欲、作品の質
(70%)
4
梅光学院大学 2012年 シラバス
映像文化論と共修
2
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
英語Ⅰ
担当者
山本和之
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
日文 1
英検は英語運用能力を測る検定試験として定着している。準2級では日常生活に必要な英
語を理解し使用できることが求められている。英語は英語を母語としない人達とのコミュニ
ケーションにおいても必要であり、これからの社会で英語力はますます問われるようになる。
少しでも英語力を伸ばしておこう。
到達目標
英語運用能力の養成を目指して、英検(実用英語技能検定試験)準2級レベルの問題に取り
組み、英検準2級に合格できる英語力を身に付ける。
教授方法
なるべく手を上げで自発的に問題をやってもらう。小テストで成果を見る。
テキスト
参考文献
坂部・岡島・ノエル著 Eiken Pre 2: Sure to Succeed
特に指定はしない。
1回 授業への導入と模擬テスト
2回 空所補充 内容一致選択 リスニング(応答文)
3回 空所補充 語句整序 リスニング(内容一致選択)
授業内容また
はスケジュール
4回 空所補充 内容一致選択 リスニング(応答文)
5回 空所補充 語句整序 リスニング(内容一致選択)
6回 空所補充 内容一致 リスニング(内容一致選択)
7回 空所補充 語句整序 内容一致 リスニング(応答文)
8回 空所補充 リスニング(内容一致選択)
9回 空所補充 語句整序 内容一致選択 リスニング(内容一致選択)
10回 空所補充 内容一致選択 リスニング(応答文)
11回 空所補充 語句整序 リスニング(内容一致選択)
12回 空所補充 内容一致選択 リスニング(内容一致選択)
13回 空所補充 語句整序 内容一致選択 リスニング(内容一致選択)
14回 補足問題 過去問から
15回 補足問題 過去問から
授業に際しての
準備事項
確認小テストを行うので見返しておく。授業に積極的に参加できるように予習をす
る。
成績評価の方法 確認小テスト40% 授業への積極性
(手上げ)10% 期末テスト50%
5
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
英語Ⅰ
担当者
倉増泰弘
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
選択
単位数
2
前期
日文 1
様々なテーマの下、英語に関わる語彙力、文法力、読解力、会話力などを総合的に身に付
けることを目的とする。講義形式で文法や読解に関するテーマを扱いながらも、アクティビ
ティーやゲームを取り入れながら円滑に英語力を高め、各回に実施するミニテストを通じてよ
り確実な英語力の獲得を目指す。
英語の基礎的な技能を総合的に身に付ける。
講義形式と演習形式を適宜用いて授業を行う。
『Grammar Compass』 CENGAGE Learning
参考文献
1回 導入&Starter 挨拶・自己紹介
2回 Unit1 名詞・冠詞
3回 Unit2 一般動詞(命令形・現在形)
授業内容また
はスケジュール
4回 Unit3 be動詞・形容詞・前置詞
5回 Unit4 疑問文
6回 Unit5 一般動詞(過去形)
7回 Unit6 現在進行形・未来の表現
8回 中間テスト
9回 Unit7 現在完了
10回 Unit8 比較級・最上級
11回 Unit9 動名詞・不定詞
12回 Unit10 助動詞
13回 Unit11 受動態
14回 Unit12 接続詞
15回 Unit13・Unit14 関係代名詞・名詞節
授業に際しての
準備事項
毎回行う単語テストに関しては常に高得点を維持できるよう家庭学習を欠かさない
こと。
成績評価の方法 中間・期末テストまたはレポート
備 考
60%、出席40%
6
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
英語Ⅰ
担当者
泉澤みゆき
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
日文 1
各項目は、文法事項ごとのタイトルになっているが、総合英語学習で欠かせない、リーディン
グ部分をスヌーピーの漫画を使って多角的に学習する。インプットとしては、リスニング、アウト
プットとしては文法を意識しながらのライティングを、スピード感をもって学習していく。ネィティ
ブが使う表現も多く取り入れているので、「英語らしい」表現に数多く触れていく。
到達目標
基本に忠実になおかつ、学習スピードを上げることで学習量を増やし、多読に備える英語力
をつけること。具体的には英検準2級、もしくはそれ以上の力を身につける。
教授方法
授業毎に練習問題をあてる。また漫画のリーディング部分の読み、訳をやってもらう
テキスト
『Life with Snoopy』(南雲堂)
参考文献
1回 Introduction:授業の進め方、授業評価等に関する説明。
2回 自動詞~That ball went right by you.
3回 他動詞~She wants to talk to you.
授業内容また
はスケジュール
4回 句動詞~Put it on, and let me see.
5回 基本時制~School starts again tomorrow.
6回 進行形~I'm going into Needles to try to sell one of my western paintings.
7回 完了形~My Grampa and Gramma have been married for fifty years.
8回 小テスト① Unit1~6までのレビューテスト
9回 助動詞~Maybe you should try to dream about me.
10回 名詞・冠詞~How I hate waiting for the school bus!
11回 代名詞~It's easy to apologize to an answering machine.
12回 受動態~Especially after I get my sleeve caught in the pencil sharpener.
13回 形容詞~He's going to devote the rest of his life to making his cat happy.
14回 副詞~I was already happy.
15回 小テスト② Unit7~12までのレビューテスト及びまとめ
授業に際しての
準備事項
予習前提で授業を進める。授業には辞書必携のこと。受講の際配慮が必要な場合
はその旨申し出ること。
成績評価の方法 定期試験60%+平常点(授業参加
備 考
度、小テスト等)40%
7
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
英語Ⅱ
担当者
栗栖明則
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
選択
単位数
日文 1
後期
文法を復習し、英語に慣れること。長文を読んで英文に親しむこと。
英文法などの基礎的知識を習得すること。
テーマに沿って基本的なことを
学習をすすめていく。
プリントを配布
参考文献
1回 Unit-1Be動詞と一般動詞
2回 Unit-2 否定文
3回 Unit-3 疑問文
授業内容また
はスケジュール
4回 Unit -4 助動詞
5回 Unit-5 第1文型と第2文型
6回 Unit-6 第3文型と第4文型
7回 Unit-7 進行形
8回 Unit-8
j受動態
9回 Unit-9 第5文型(知覚、認識など)
10回 Unit-10 第5文型(使役、許可、願望など)
11回 Unit-11 完了形
12回 Unit-12
動名詞
13回 Unit-13
不定詞1
14回 Unit-14 不定詞2
15回 Unit-15 分詞
授業に際しての
準備事項
予習・復習 理解できない箇所は質問し、理解不足にならないように。
成績評価の方法 期末試験の成績。
備 考
8
梅光学院大学 2012年 シラバス
2
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
英語Ⅱ
担当者
山本和之
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
日文 1
後期
英検は英語運用能力を測る検定試験として定着している。2級では社会生活に必要な英語
を理解し使用できることが求められている。英語は英語を母語としない人達とのコミュニケー
ションにおいても必要であり、これからの社会で英語力はますます問われるようになる。少しで
も英語力を伸ばしておこう。
到達目標
英語運用能力の養成を目指して、英検(実用英語技能検定試験)2級レベルの問題に取り組
み、英検2級に合格できる英語力を身に付ける。
教授方法
なるべく手を上げで自発的に問題をやってもらう。小テストで成果を確認する。
テキスト
参考文献
坂部・岡島・ノエル著 Eiken 2: Sure to Succeed
特に指定はしない。
1回 授業への導入と模擬テスト
2回 筆記<空所補充・語句整序・内容一致> リスニング<応答文>
3回 同上
授業内容また
はスケジュール
4回 筆記<空所補充・語句整序・内容一致> リスニング<内容一致>
5回 同上
6回 筆記<空所補充・語句整序・内容一致> リスニング<応答文>
7回 同上
8回 筆記<空所補充・語句整序・内容一致> リスニング<内容一致>
9回 同上
10回 筆記<空所補充・語句整序・内容一致> リスニング<応答文>
11回 同上
12回 筆記<空所補充・語句整序・内容一致> リスニング<内容一致>
13回 同上
14回 筆記<空所補充・語句整序・内容一致> リスニング<応答文>
15回 同上
授業に際しての
準備事項
確認小テストを行うので見返しておく。授業に積極的に参加できるように予習をす
る。
成績評価の方法 確認小テスト40% 授業への積極
備 考
性(手上げ)10% 期末テスト50%
9
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
英語Ⅱ 担当者
吉村征洋
学科学年
選択
単位数
2
日文 1
後期
授業のテーマ
リーディングを効果的・効率的に行うために、Reading Strategiesを習得することを目的とする。
また、それらのReading Strategiesを用いながら、大量の英文に触れることで、英語読解力の
向上を目指す。
到達目標
・Reading Strategiesの習得 ・WPM100以上になるようにする ・英語読解力を向上させる ・
様々なジャンルの英文に触れながら、教養を身につける ・インプットした情報を統合して、ア
ウトプットできるようになる
教授方法
Quizzes, Homework, Pair or Group Work,
テキスト
『リーディングで学ぶ総合英語』上條武、吉村征洋、Merlin Scott Levirs著、アルク出版
参考文献
1回 Orientation
2回 Unit 1: The History of Tennis
3回 Unit 2: Developing Soccer
授業内容また
はスケジュール
4回 Unit 3: Different Manners at Formal Meals
5回 Unit 4: The Coming-of-Age Ceremony
6回 Unit 5: University Education and Study Skills
7回 Unit 6: The Library and its Support of Academic Study
8回 Midterm
9回 Unit 7: Healthcare Advertising
10回 Unit 8: Mass Media Advertising
11回 Unit 9: Causes of Change in the Steel Industry
12回 Unit 10: The Bubble Economy in Japan
13回 Unit 11: Consumers and Ecological Goods
14回 Unit 12: The Development of Electric Cars
15回 Wrap-up
授業に際しての
準備事項
毎回課す宿題をやってくること。宿題が行われていることを前提にして、授業は進
められる。
成績評価の方法 Mid and Final 30% Quizzes 20%
備 考
Continual assessment 50%
10
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
英語Ⅰ(再履修)
担当者
小田逸子
学科学年
必修
単位数
2
前期
日文 234
子ども
授業のテーマ
234
英語を運用していくために不可欠である文法の基本を復習することを通して、英語への親し
みを増し、コミュニケーションの手段として英語を活用していくための素地を養う
到達目標
文法を中心にした演習に取り組み、その後、習得した文法力を元にした正確な英文読解に
発展させる。
教授方法
文法項目に沿ったテキストを活用して授業を行う。
テキスト
English Primer (南雲堂) 1995円(1900円+税)
参考文献
1回 Introduction, Unit 1 be 動詞
2回 Unit 2, 3 一般動詞
3回 Unit 4 進行形, Unit 5 未来形, Unit 15 受動態
授業内容また
はスケジュール
4回 Unit 6 助動詞
5回 Unit 7 名詞・冠詞, Unit 8 代名詞
6回 Unit 9 前置詞
7回 Unit 10 形容詞・副詞, Unit 11 比較, Unit 12 命令文・感嘆文
8回 Review
9回 Unit 18 5つの基本文型, Unit 19 各種疑問文, Unit 21 Itの特別用法
10回 Unit 13 接続詞(Ⅰ), Unit 17 接続詞(Ⅱ)
11回 Unit 14 不定詞(Ⅰ)・動名詞(Ⅰ), Unit 20 不定詞(Ⅱ)
12回 Unit 16 現在完了形
13回 Unit 22 分詞・動名詞(Ⅱ)
14回 Unit 23 関係代名詞
15回 Review
授業に際しての
準備事項
前時の復習をして授業に臨むこと
辞書必携
成績評価の方法 試験50% 授業50%
備 考
11
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
英語Ⅱ(再履修)
担当者
泉澤みゆき
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
必修
単位数
2
日文 234
後期
234
英文の構成要素である、品詞の役割、文章構造、時制などの基本的文法事項をひとつひと
つ丁寧に積みなおし、躓いている個所を確認する。
子ども
基本的な英文を書くこと。具体的には英検3~準2以上の力を身につけることを目標とする。
授業毎に練習問題をあてる。
『Second Steps to English Grammar』(南雲堂)
参考文献
1回 Introduction:授業の進め方、授業評価等に関する説明。
2回 第1~3文型、第4,5文型
3回 進行形
授業内容また
はスケジュール
4回 現在完了
5回 助動詞
6回 受動態1
7回 受動態2
8回 小テスト① これまで学習した内容のレビューテスト
9回 関係代名詞
10回 名詞
11回 代名詞
12回 冠詞
13回 形容詞
14回 副詞
15回 小テスト② これまで学習した内容のレビューテスト及びまとめ
授業に際しての
準備事項
予習前提で授業を進める。授業には辞書必携のこと。受講の際配慮が必要な場合
はその旨申し出ること。
成績評価の方法 定期試験60%+平常点(授業参加
度、小テスト等)40%
12
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
映像文化論
担当者
倉本昭
学科学年
授業のテーマ
日文 12
英語英文 12
選択
単位数
東アジア
2
12
後期
アメリカ・ヨーロッパの映画史上の名作をジャンル別にピックアップして、その基本的な鑑賞法
を教授する。総合芸術であり、百年を越えてジャンルとして成熟した映画について学び、それ
を核に絵画・文学・音楽・史学などへの関心を掘り起こしたい。ファン向けのコアな講義では
なく、一般教養的に映画文化の価値を講じる。
到達目標
ジャンル別に映画鑑賞のポイントを抑え、欧米の映画史を把握する。数本の作品に関してレ
ポート形式で映画評論を試みることで、文章力もみがく。
教授方法
講義形式。作品の名場面は逐次抜粋して紹介する。外国語文献は活用しない。
テキスト
参考文献
使用せず
逐次紹介する
1回 映画の発明から初期サイレントまで
2回 記録映画のフィクション性―『極北の怪異』『皇帝ペンギン』
3回 記録映像から始める自主映画制作入門
授業内容また
はスケジュール
4回 怪獣映画の隠喩―旧作『キングコング』
5回 特殊撮影の進歩―新作『キングコング』から
6回 ミュージカル映画を読む―『シェルブールの雨傘』まで
7回 『シェルブールの雨傘』を論じる―批評入門(1)
8回 『シェルブールの雨傘』を論じる―批評入門(2)
9回 アートとしてのアニメ(1)―シュバンクマイエルのグロテスク
10回 アートとしてのアニメ(2)―ベルギーの幻想アニメ
11回 アートとしてのアニメを論じるー批評入門(3)
12回 ホラー映画の愛すべきキャラたち
13回 ヒッチコックの描いた心の闇―『サイコ』
14回 映画の達人になるための第一歩
15回 下関における映画の歴史
授業に際しての
準備事項
名場面鑑賞した作品を何かの機会に全編鑑賞すると理解が深まる。批評対象の作
品は、かなり集中して鑑賞しないと、レポートが書けない。
成績評価の方法 受講態度と数回課す批評レポート、
テストによる
13
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
この授業は映画を観るだけで成績
が入る安易なものではない。
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
オフィススタディ-ズ
担当者
磯部恵
学科学年
授業のテーマ
日文 3
英語英文 3
選択
単位数
2
東アジア
子ども
3
後期
3
オフィスワークで必要とされる知識やスキルの基本を学ぶ。変化し続ける現代社会の中で、職
業人に何が求められているのかを考えていく。そのために、机上の学習のみでなく、具体的
な場面を想定した、いろいろな実習を行い、学生自身が実体験する中で、自ら感じながら、
学べるよう授業を進めていく予定。
到達目標
世の中の動きやオフィスワークに興味を持ち、さまざまな状況に対応できる基本的能力を身
に付け、その場面に適した判断や行動ができるようになること。
教授方法
テキスト・プリント・実習・課題作成・提出課題・小テスト。DVD使用。
テキスト
「ビジネスとオフィスワーク 実務 演習」樹村房 (受講にはテキストが必要です。テキストが
ないと授業が進められませんので、必ずテキストを準備してください。)
参考文献
1回 オリエンテーション オフィスワークとは何か。
2回 ビジネスとは何か。ビジネスマナーとは何か。
3回 ビジネスコミュニケーション ファイリングの基本
授業内容また
はスケジュール
4回 ことばづかいの基本
5回 ビジネス会話1
6回 ビジネス会話2
7回 ビジネス電話応対の基本1
8回 ビジネス電話応対の基本2
9回 ビジネス電話応対の基本3
10回 ビジネス文書1
11回 ビジネス文書2
12回 ビジネス文書3
13回 来客応対の基本
14回 冠婚葬祭等
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
・テキストの次の授業内容を必ず読んでくること ・授業中に指示した課題に取組
み提出する(提出期限厳守)
成績評価の方法 総合的評価(定期試験、実習内容、
提出物、授業態度など)
14
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
音楽とキリスト教Ⅰ
担当者
友永次郎
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
1
前期
1
1
讃美歌を通して、音楽と宗教の関わり、讃美する尊さ、融け合うハーモニー感、等を学ぶ。
日文 1
東アジア
子ども
到達目標
キリスト教と音楽の起源、その変遷を学ぶ。讃美するよろこびを体現し、美しいハーモニー感
覚を育てる。文学部は音楽美学も取り入れる。子ども学部はコード奏法と弾き歌いを取り入れ
る。そしてアジアはその国々で歌われている讃美歌を紹介しグローバルに学ぶ。 教授方法
讃美歌「ともに歌おう」を使い、ML教室の音楽器機を駆使して学ぶ。
テキスト
讃美歌「ともに歌おう」日本基督教団出版局 自作プリントと映像音声
参考文献
1回 前期のオリエンテーション ML器機と感性のデモンストレーション
2回 梅光チャペルチャントのプリント配布と讃美 発声練習
3回 ハ長調のアーメンコードと四声合唱の純正ハーモニー体験
授業内容また
はスケジュール
4回 ハ長調の讃美歌讃美 コード アジアの讃美歌
5回 長調と短調のアーメン演習と鑑賞
6回 ソットボルチェで融け合うコード感の演習 7回 全学「君は愛されるために生まれた」歌唱 Ⅰ
8回 同コード奏法 親指シフト Ⅱ
9回 同弾き歌い 両手シフト転回形シフトとベース Ⅲ
10回 同弾き歌いテスト Ⅳ
11回 モノホニーの鑑賞と歴史
12回 ポリホニーの鑑賞と変遷
13回 宗教音楽映画の鑑賞 Ⅰ
14回 同鑑賞とレポート Ⅱ
15回 まとめと振り返り学習
授業に際しての
準備事項
ML教室の個人オルガンと日々の讃美歌
成績評価の方法 日文 レポート 子ども 讃美歌弾き歌い 東アジア 個人発表 15
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
留学生対象 祖国で親しまれている讃美歌 讃
美 梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
音楽とキリスト教Ⅱ
担当者
友永次郎
学科学年
授業のテーマ
日文 1
必修選択
単位数
1
東アジア
子ども
1
後期
1
梅光学院にとって最も大切な行事であるクリスマス礼拝に向け、ハレルヤコーラス等の演習を
主体とした学習。パート別に教師の周りで演習し発声と讃美の次元を高める。文学部はそ
れぞれの課題を演習。子ども学部はヘッドホンでオルガン演習。東アジアは常に全体で同じ
学びを
到達目標
全学でクリスマス礼拝を讃美することが主体となり、ハレルヤコーラスの完成に向け研鑽す
る。吹奏楽と壇上で讃美するのは二年生が主体となるが一年生はピックアップ方式で二年生
とともに壇上で讃美する。
教授方法
パート別演習 後半は伴奏者と総合合唱演習
テキスト
シンキョウ社「ハレルヤコーラス」楽譜538番(男子学生が増えた場合変更もある)
参考文献
1回 後期のオリエンテーションとメサイア鑑賞
2回 パート決めと発声練習
3回 パート練習の合間に自己演習の課題と個人目標の設定
授業内容また
はスケジュール
4回 ハレルヤのユニゾン練習 発音・発声・音域のトレーニング
5回 響きのある、そして融け合う発声ハーモニー
6回 三声の部分コーラスと融け合う臨場感
7回 ピッチとハーモニーの修正、そして鑑賞 感性を育てる
8回 指揮法とパフォーマンスⅠ
9回 伴奏とアンサンブルⅡ
10回 伴奏・合唱と指揮での演習 Ⅲ
11回 クリスマス礼拝本番
12回 反省と鑑賞
13回 宗教音楽映画の鑑賞
14回 レポートと実技の選択
15回 発表会(提出はレポートのみ)クリスマス礼拝を授業とし、17回とする
授業に際しての
準備事項
ML教室の個人オルガンでのパート練習
成績評価の方法 出席率と熱意 実技とレポート
備 考
16
梅光学院大学 2012年 シラバス
留学生対象 レポート
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
音楽とキリスト教Ⅲ
担当者
友永次郎
学科学年
日文 23
英語英文 23
授業のテーマ
選択
単位数
2
東アジア
子ども
23
後期
2
梅光学院の最も重要なイベント「クリスマス礼拝」に合唱団員として舞台で讃美する。 合わせて宗教と音楽美学・芸術的感性を育成し、バランスのとれた人格を目指す。
到達目標
歌が上手くなくても良い。讃美する心と熱意があれば全体の一人になれる。そして合唱感覚
とキリスト生誕を祝うイベントに主体的に参加することにより、大学生活を有意義なものにしよ
う。 教授方法
パート別演習と個人課題(前半) 伴奏による全体練習(後半)
テキスト
シンキョウ社「ハレルヤコーラス」同声三部 楽譜538番 男子多数の場合変更あり
参考文献
1回 オリエンテーションとメンタルハーモニー作り メサイヤ鑑賞
2回 一年次のパートの確認と再編成 音域トライ
3回 パート練習の合間に自己演習の学部別課題の個人目標設定
授業内容また
はスケジュール
4回 パートの復習とさらに深化した目標とハーモニーの融合感覚の鍛錬
5回 さらに響きと融け合う発声の演習
6回 三声・四声のハーモニー体験と臨場感を求めて
7回 指揮法とそのパホーマンスを映像とバトンで学ぶ
8回 オルガンニストと共演演習 Ⅰ
9回 合唱の完成に向けて合奏室で演習 Ⅱ
10回 指揮とパフォーマンス、伴奏を聴く・他パートを聴く Ⅲ
11回 吹奏楽の伴奏と協演 スタージェス
12回 クリスマス礼拝本番
13回 反省と鑑賞 今後の課題 意見交換 レポートか実技の選択
14回 音楽映画の鑑賞
15回 発表会 鑑賞会 ( クリスマス礼拝を90分カウント繰り上げ )
授業に際しての
準備事項
パート練習(MLオルガン等)
成績評価の方法 出席率と熱意 実技とレポート
備 考
17
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
会計学入門
担当者
坂本冬彦
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
1234
集中
1234
ゲーテが言うように、簿記は、人生に大変役に立つ。しかし多くの人が簿記の勉強に挫折し
易い。簿記学習の鍵は、実は、簿記の意味がわかる会計学の簡単なエキスをつかむことにあ
る。本講義では、絵的方法により、会計学のやさしく面白く役に立つ3つのエキスと簿記の2
つの鍵を楽しみながら短期習得する。
日文 1234
英語英文 1234
東アジア
子ども
到達目標
1.会計学の3つのエキスとは何を見る眼かを答えられ、経営診断ができる。2.簿記の2つの
カベの例題が解ける。
教授方法
ビジュアル図解とやさしく面白いコトバにより講義解説する。
テキスト
『人事屋が書いた経理の本』(協和発酵工業著・ソーテック社刊) 補助プリント配布
参考文献
1回 会計(ベニスの商人の天才的発明)とは何か?
2回 2つの眼でカネの変化を追う
3回 30秒でB/Sの構造をつかむ
授業内容また
はスケジュール
4回 30秒でP/Lの構造をつかむ
5回 実際のB/SとP/Lを漫画のように読む
6回 キャッシュ・フローとB/Sの戦略をつかむ
7回 採算の眼とは何か?
8回 採算の4つのネジと2つの戦略をつかむ
9回 床屋さんの経営診断をする
10回 簿記の第1のカベを破る(1)
11回 総勘定元帳と試算表をつくる
12回 簿記の第1のカベを破る(2)
13回 簿記の第2のカベを破り精算表をつくる
14回 文房具屋さんの簿記サイクルをつくる
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
テキストを通読しておくことを希望する。
成績評価の方法 会計学の3つのエキスと簿記の2つ
のカベについての理解度テスト
18
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
介護等体験実習
担当者
赤堀方哉 吉島豊録
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
日文 3
英語英文 3
教職
1)社会福祉施設及び特別支援学校についての理解を深める
2)それぞれの実習先で精一杯働く
3)実習先での体験を教師という文脈に位置づける
教授方法
講義・演習・実習
参考文献
前期
義務教育学校の教員免許状の取得の要件とされている社会福祉施設での5日間の実習と、
特別支援学校での2日間の実習を行う。事前に各施設の概要を理解し、そこで求められる基
本的な介護技術を学ぶ。事後には、それぞれの施設での体験をふりかえり、教師としてどの
ように活かせるかを考える。
到達目標
テキスト
なし
なし
1回 本講義の免許法上の位置づけと履修上の留意点
2回 社会福祉施設についての基礎的な知識を習得する
3回 前時に引き続き、社会福祉施設について学ぶ
授業内容また
はスケジュール
4回 特別支援学校についての基礎的な知識を習得する
5回 前時に引き続き、特別支援学校について学ぶ
6回 車椅子の使い方など社会福祉援助技術の基礎的なトレーニングを行う
7回 前時に引き続き、社会福祉援助技術の基礎的なトレーニングを行う
8回 各自が選択した社会福祉施設での实習を行う
9回 前時に引き続き、社会福祉施設での実習を行う
10回 前時に引き続き、社会福祉施設での実習を行う
11回 前時に引き続き、社会福祉施設での実習を行う
12回 前時に引き続き、社会福祉施設での実習を行う
13回 前時に引き続き、社会福祉施設での実習を行う
14回 前時に引き続き、社会福祉施設での実習を行う
15回 各自の体験を持ち寄り共有化する
授業に際しての
準備事項
1
実習上の諸注意を守ること
成績評価の方法 授業及び実習への参加
備 考
19
梅光学院大学 2012年 シラバス
吉島/特活とのセット
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
楷書法Ⅰ
担当者
荒瀬宏
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
日文 1
書道
2
前期
古典の鑑賞と臨書を通して、楷書の基本的な用筆法を修得する。特に初唐の完成された楷
書の典型から、均整のとれた文字の字形を身につける。多様な楷書の学習がより多様な美を
容認できるように努める。書学習は絶えず自分らしく創造できる力を養うため、初期の段階で
<自家用印>の製作とその活用に努める。
到達目標
①文房四宝の刷新と研究成果への理解②多様な字形の容認と用筆法の習得③創作意欲を
高める④古典の鑑賞により、感じたことが自分の言葉で表現できるように努力する
教授方法
古典の鑑賞と臨書
展大臨書
集字と創作
テキスト
自主制作プリント
参考文献
1回 *書写と書道との相違 *文房四寶の知識 *書についての文を書く
2回 *印史とその鑑賞 *印稿づくり 3回 *撃辺法を考える *朱文と白文
授業内容また
はスケジュール
4回 *5分=8分=3分印の完成とその他の遊印製作
5回 *楷書史 *造像記と字形の整備 *筆管の傾き *運筆の速度
6回 *素直で明快な運筆=高貞碑の臨書 *終筆部分の書法
7回 *極度な右肩上がりの字形のまとめ方=張猛龍碑の臨書
8回 *基本点画の点検=九成宮醴泉銘の臨書*背勢の原理
9回 *スマートさの強調=皇甫誕碑の臨書の工夫点 *画仙紙の使用法 10回 *運筆の速度 *上品=孔子廟堂碑の臨書 *右発展の字形
11回 *離紙三分=上下動 *搾り取る力 *古法の読解=雁塔聖教序の臨書
12回 *四角な字形=孟法師碑の臨書 *隷意の解釈
13回 *鋒先の大胆な開閉=建中帖の臨書 *蔵鋒と燕尾の活用
14回 *既習の楷書法による創作作品作り
15回 *折帖に配布プリントを貼り付けて、中筆で臨書する。
授業に際しての
準備事項
・古典の臨書例=展大したもの ・古典の原拓展示
成績評価の方法 *毎時の作品作りと添削物の整理
*自分の言葉で感じたことを表現す
る力
20
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
楷書法Ⅱ
担当者
荒瀬宏
学科学年
選択
単位数
日文 1
2
書道
後期
授業のテーマ
未完成な楷書群を古い時代に遡って学習し、新しい見方で楷書作品づくりに努める。また、
多字数を一気に書くことにより、忍耐と持続する熱意の大切さを知ることができる。そのうえ多
様な美を容認し、作品に対する鑑賞力を向上させることが期待できる。
到達目標
①多様な美を素直に受け入れる②用と美とを兼ね備えることにより、楷書を現代に活用する
③日本人の楷書作品に触れ、現代の書について考える
教授方法
古典の臨書と添削
集字方法の活用
創作
テキスト
自主制作プリント
参考文献
1回 *楷書の原始形=薦季直表の臨書
2回 *隷書から楷書への造字法を考える=爨寶子碑の臨書
3回 *雄大なうねりの解釈=鄭羲下碑の臨書 *転折法と払法 授業内容また
はスケジュール
4回 *臨書の態度を考える=藩存の臨書
5回 *王羲之の楽毅論と光明皇后の臨書との比較
6回 *良寛の楷書から繊細な変化と空画を解釈する
7回 ①学習方法と評論家の意見を読む
8回 ②50字程度を2×8尺の大判画箋紙へ臨書する
9回 ③作品化する
10回 ①魏晋時代の古い楷書を比較検討する
11回 ②75×75へ大書する
12回 *原寸で古典の再現に努める 13回 ①集字
14回 ②造字=新しい文字の創造
15回 *折帖整理=配布プリントの整理と復習
授業に際しての
準備事項
・古典の臨書例=展大したもの ・古典の原拓展示
成績評価の方法 *毎時の提出物の整理 *作品の
鑑賞=自分の言葉で感じたことを表
現する力 *創作する意欲
21
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
科学史
担当者
甲斐徳久
学科学年
日文 12
英語英文 12
授業のテーマ
選択
単位数
東アジア
2
12
後期
自然科学は自然界に起こる諸現象とそれに関わる物質について研究する学問であり、いくつ
かの分野に分けられている。この分野のうち、化学は物質の構造、性質および反応を究明す
る自然科学である。したがって、その歴史を大学人一般教養として認識しておくことはきわめ
て重要であると考える。ここでは物質を構成する基本である原子や元素についての概念の進
歩を話題として、様々な具体例をあげ、講義する。
到達目標
これまで人類の物質に関する理解がどのように進歩してきたか、その歴史を辿ることにより、
近年、日常の身近に観察される様々な自然現象は言うに及ばず、複雑な生命現象までもが
すべて「化学」の目で解明されるようになってきた現実が概ね理解できるようになる。
教授方法
概ね配付プリントを基に教授するが、必要に応じてOA機器を用いる。
テキスト
参考文献
特に教科書は指定しない。配付プリント等
参考図書:大沼正則 監訳「レスター 化学と人間の歴史」 朝倉書店.
1回 序. 自然科学における"化学"の位置づけ について
2回 Ⅰ. 古代の化学について -その1- 一元素説
3回 Ⅰ. 古代の化学について -その2- 四元素説
授業内容また
はスケジュール
4回 Ⅰ. 古代の化学について -その3- 物質連続構造説と微粒子構造説
5回 Ⅱ. 中世の化学について -その1- 錬金術時代
6回 Ⅱ. 中世の化学について -その2- 二つのパピルス
7回 Ⅱ. 中世の化学について -その3- 三原質と折衷説
8回 Ⅲ. 近世の化学について -その1- ボイルによる元素の定義
9回 Ⅲ. 近世の化学について -その2- シュタールによるフロジストン説
10回 Ⅲ. 近世の化学について -その3- 様々な気体の発見
11回 Ⅳ. 近代の化学について -その1- ラボアジェによる酸素の発見
12回 Ⅳ. 近代の化学について -その2- 元素の命名法と元素表
13回 Ⅳ. 近代の化学について -その3- 原子説と分子説
14回 Ⅴ. 現代の化学について 放射線と原子模型
15回 Ⅵ. まとめ
授業に際しての
準備事項
半期の内容を自分の言葉でまとめる。
大学に入学するまでに様々な授業科目から学んできた著名な哲学者や化学者名
について、概ね把握しておく。
成績評価の方法 目標の達成度をレポート100%評価す
る。
22
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
学校経営と学校図書館
担当者
湯浅直美・中尾光宏
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
3
司書教諭
3
学校教育運営における学校図書館の位置づけを中尾が担当。司書教諭の学務分掌とその
内容を湯浅が担当。図書館が学校の心臓部と呼ばれることを理解し、学校の教育活動全般
を支援する学校図書館のあり方を理解する。
日文 3
英語英文 3
東アジア
子ども
到達目標
学校教育および学校図書館に関する法律、規程、基準などを知り、その目的とするところを
理解して、それらを活用して学校図書館経営を行う司書教諭活動の素地を形成する。
教授方法
主として講義
テキスト
改訂 学校経営と学校図書館 / 福永義臣編著. 樹村房.2006年. (学校図書館実践テ
キストシリーズ 3) 1,890円
参考文献
1回 [湯浅] 学校図書館の定義
2回 [中尾] 学校教育の目的とその中立性、学校関係の法律法令
3回 [中尾] 学校経営の全体と部分
授業内容また
はスケジュール
4回 「中尾] 学校の教育目標の設定と目標管理、具現化の手法
5回 [中尾] 教育課程の編成法と注意点
6回 [中尾] 学習指導要領、義務教育の連続性
7回 [中尾] 校内組織の意義と目的
8回 [中尾] 職員会議とその役割、司書教諭の働き
9回 [湯浅] 学校図書館法の成立と歴史、現状
10回 [湯浅] 学校図書館法施行規則と各種の規程、基準
11回 [湯浅] 校務分掌における学校図書館の位置づけ、司書教諭の配置
12回 [湯浅] 学校図書館規程の必要性とその意義、役割
13回 [湯浅] 学校図書館活動の策定と司書教諭の役割
14回 [湯浅] 学習指導、読書指導と司書教諭
15回 [湯浅] 学校運営における司書教諭の働き
授業に際しての
準備事項
受講生はテキストを予習して授業に参加すること
成績評価の方法 試験を実施。課題の成績、授業参加
態度、出席率も加味する
23
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
司書教諭資格希望者は必修
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
学校図書館メディアの構成
担当者
湯浅直美
学科学年
日文 3
英語英文 3
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
3
司書教諭
3
すべての図書館運営に必須の知識と技術として、図書館の資料組織業務を学ぶ。学校図書
館において所蔵メディアを管理しやすく利用しやすい状態に保つためには、各種メディアの
特性を理解するとともに、目録作成、書架管理の実務を行う司書教諭としての素地を養う。
東アジア
子ども
到達目標
各種のメディアの特徴を理解し、それらを管理する方法を身につける。図書館運営の基礎と
なる目録データの作成と書架管理ができるようになる。
教授方法
主として講義、演習形式も取り入れる
テキスト
学校図書館メディアの構成とその組織化 改訂版 / 志村尚夫編著. 学文社. 2009年. (学校図書館図解・演習シリーズ 2) 1,890円
参考文献
1回 学校図書館メディアの概説、その教育的意義と役割
2回 各種メディアの特質の理解
3回 一次資料と二次資料
授業内容また
はスケジュール
4回 メディア選択の方法と基準
5回 選択、収集実務
6回 目録の役割と、館内管理
7回 NCRによる目録記入 1.記述の作成
8回 NCRによる目録記入 2.標目の作成
9回 分類の役割と館内管理
10回 NDCによる分類作業 1. 形式区分、地理区分
11回 NDCによる分類作業 2. 言語共通区分、文学共通区分
12回 記述、標目、分類記号と図書記号
13回 目録記入の排列と資料配架
14回 メディアに即した閲覧方式、貸出返却方式
15回 学校図書館のメディア運営
授業に際しての
準備事項
受講生はテキストを予習して授業に参加すること
成績評価の方法 試験を実施。課題の成績、授業参加
態度、出席率も加味する
24
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
司書教諭資格希望者は必修
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
学習指導と学校図書館
担当者
湯浅直美
学科学年
日文 3
英語英文 3
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
3
司書教諭
3
児童生徒の主体的な学習を効率的に行うために学校図書館と司書教諭が果たすべき役割
を概説し、実践的な指導を行うための素地を養う。学校図書館の情報メディアを児童生徒に
活用させるために司書教諭が作成する指導内容、指導案について学ぶ。
東アジア
子ども
到達目標
司書教諭自身の情報メディア活用能力を高め、オリエンテーション実施計画の作成、図書館
を利用しての授業指導ができるようになる。
教授方法
主として講義、演習形式も取り入れる
テキスト
①学習指導と学校図書館 第2版 / 渡辺重夫著. 学文社. 2008年. (メディア専門職養
成シリーズ 3) 1,890円 ②学校図書館学び方指導のワークシート / 全国学校図書館協
議会編. 全国学校図書館協議会. 2007年. 1,995円
参考文献
1回 学習・情報センターとしての学校図書館
2回 学校図書館のレファレンスサービス
3回 学校図書館のレファレンスメディア
授業内容また
はスケジュール
4回 児童生徒向けオリエンテーション計画の策定、立案、実施
5回 教職員向けオリエンテーション計画の策定、立案、実施
6回 児童生徒向けレファレンス計画の策定、立案、実施
7回 教職員向けレファレンス計画の策定、立案、実施
8回 国語辞典の利用指導計画の立案、実施
9回 漢字辞典、漢和辞典の利用指導計画の立案、実施
10回 各種用語辞典、ことわざ辞典等の利用指導計画の立案、実施
11回 専門辞典、統計、白書類の利用指導計画の立案、実施
12回 百科事典、年鑑類の利用指導計画の立案、実施
13回 書誌、目録、索引類の利用計画の立案、実施
14回 修学旅行、社会科見学などの事前学習計画の立案、実施
15回 学校図書館と学外図書館との協力体制
授業に際しての
準備事項
受講生はテキストを予習して授業に参加すること
成績評価の方法 試験を実施。課題の成績、授業参加
態度、出席率も加味する
25
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
司書教諭資格希望者は必修
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
仮名書法Ⅰ
担当者
近藤紫鳳
学科学年
選択
単位数
日文 2
2
書道
後期
授業のテーマ
仮名を学ぶことで、日本人の美意識の根底に日本の風土・四季が大きくかかわっている事
を感じとる。どの様なものに影響されて来たのか、自然の恩恵がいかに大きいか、ヒントをあた
えながら自分で考えて行く習慣をつけ、自己の美意識の確立を促す。
到達目標
仮名の多面的な線の美を見つけ、それが書けるように努力する。
自分の心情の発露として、
巻紙で手紙が書けるようになるのが目標。
教授方法
仮名の美しい線の書き方を、実技を通して理解させる。
テキスト
自主製作プリント配布
参考文献
1回 日本の文化は、自然風物によって生まれ育った事を解説。
A.中鋒の線を書く B.弾力のある線を書く 2回 仮名を学ぶ
D.結びを書く 3回 C.筆のあたりを書く 授業内容また
はスケジュール
4回 E.回転を書く F.特別なグループ
5回 G.草仮名を書く
6回 息つぎを学ぶ
7回 連綿しやすい文字の組み合わせ学習
草仮名を使って働きを変える
8回 転折で新しい弾力を再生してることを学習
9回 省略・間をつつむ美を学習
10回 反動を学習
11回 動く連綿・疎と密の書き方学習
12回 巻紙に手紙を書く
13回 巻紙に手紙を書く 封書の書き方学習
14回 親に巻紙で手紙を書く
15回 ファイルの作品整理
授業に際しての
準備事項
復習に主体をおき、前回の学習課題の作品提出をさせる。個人的に添削指導し
て、表現技術を身につけたか確認して、学習内容を進めていく。
成績評価の方法 毎週の提出課題(80)・ファイルの作
品整理(20)
26
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
仮名書法Ⅱ
担当者
近藤紫鳳
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
日文 3
書道
2
前期
平安時代中期に芽ぶき開花した日本独自の仮名の世界は、「日本人の美意識」の源泉と見
る事ができる。我々はそのDNAを引き継いできているが、日常の煩雑な生活に追われ、美意
識は眠ったままでいると言っても過言ではない。よって平安時代の仮名(古筆)を学習するこ
とで、本来もつ日本人の繊細な美意識の覚醒を目指す。
到達目標
仮名の基礎的な美の要素をもつ古筆の部分臨書を通し、仮名の線の魅力の「中鋒の線」
「弾力のある線」を習得する。創作に生かす所まで進むのが目標。
教授方法
古筆の特徴を分析して、表現技術を学習する。
テキスト
自主製作プリント配布 日本名筆選19 関戸本古今和歌集二玄社 価格:2800円
参考文献
1回 平安時代における時代背景と古筆の書風変遷。
古筆を通しての実技指導。
2回 姿勢・執筆指導。
連綿における息つぎの指導。
3回 近い連綿・遠い連綿・はなち書き
授業内容また
はスケジュール
4回 行の幅・行のゆれ・行のたかまり
5回 高野切の古筆料紙に臨書する。横への展開を学習。
6回 墨の潤渇による遠近感、景色の美を感じとる。
7回 関戸本古今和歌集と時代背景
多彩な線を見る。高野切一種との比較。
8回 転折で弾力が生まれる事を習得
筆の面の返し、切れ味を習得。
9回 筆先を最後まで運び出す粘りのある呼吸と時間を感じとる。
10回 指向性と高まりを表現することで、行の表情が出る事を習得。
11回 心の波動が、行の表情を作り出す事を習得。
行頭・行尾の扱い。
12回 墨の景色による面の美しさの構成美を学習。
13回 古筆を根底において、作品として展開する。
14回 課題歌一首創作。
たてもの散らし書き研究。料紙になれる。
15回 ファイルの作品整理
授業に際しての
準備事項
授業終了後、その時間学習した古筆の特徴、表現技術を身につける。復習した学
習作品は次回提出して添削をうける。
成績評価の方法 毎週の提出課題(80)・ファイルの作
品整理(20)
27
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
韓国語・文化入門Ⅰ
担当者
藤原義嗣
学科学年
日文 1
英語英文 1
選択
単位数
東アジア
2
前期
1
授業のテーマ
初めて韓国語を学ぶ学生に、韓国語を学ぶ楽しさと、韓国語でコミュニケーションできる喜び
を、ゆっくりと確実に一歩ずつ進みながら感じてもらえるような授業にしたい。
到達目標
ハングルが読める。ハングルが書ける。入門レベルの韓国語コミュニケーション(あいさつや
簡単な自己紹介)ができる。
教授方法
テキストに沿って多様な練習と活動を与えながら進める。
テキスト
光化門韓国語スタジオ『シンプル韓国語 入門編』アルク
参考文献
1回 オリエンテーション
2回 母音① 基本母音
3回 あいさつ
授業内容また
はスケジュール
4回 子音① 基本子音
5回 身近なものの名称
6回 子音② パッチム
7回 身近な人の名称
8回 子音③ 激音・濃音
9回 買い物
10回 母音② 複合母音
11回 ほめる/応える
12回 日本語のハングル表記
13回 動詞に触れる
14回 映画鑑賞
15回 1学期間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
前回の授業の復習を必ず行い、学習内容を理解したうえで、次回の授業に臨むよ
うに努める。
成績評価の方法 定期試験60%、小テスト20% 平常
点20%(授業への積極性10%、提出 備 考
物10%)
28
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
韓国語・文化入門Ⅱ
担当者
藤原義嗣
学科学年
日文 1
英語英文 1
選択
単位数
東アジア
2
1
後期
授業のテーマ
初めて韓国語を学ぶ学生に、韓国語を学ぶ楽しさと、韓国語でコミュニケーションできる喜び
を、ゆっくりと確実に一歩ずつ進みながら感じてもらえるような授業にしたい。
到達目標
簡単な質問ができたり、質問に答えることができる。平易な文章を読むことができる。身の回り
の話題にちなんだ簡単な日常会話ができる。
教授方法
テキストに沿って多様な練習と活動を与えながら進める。
テキスト
光化門韓国語スタジオ『シンプル韓国語 入門編』アルク
参考文献
1回 先学期の学びを振り返る
2回 ・自己紹介 ・職業 ・国の名前
3回 ・贈り物をする ・感謝する
授業内容また
はスケジュール
4回 ・売り場を聞く ・位置を表す ・漢数詞
5回 ・家族について尋ねる ・固有数詞 ・家族の呼び方
6回 ・道であいさつする ・場所と行為
7回 ・日常の行為 ・予定を尋ねて誘う ・時を表す表現
8回 ・時間の表現 ・感想を聞く ・予定を尋ねる
9回 ・近況を尋ねる
10回 ・過去の出来事を尋ねる
11回 ・目上の人に自己紹介する
12回 ・改まった言葉づかい
13回 ・天気に関する表現
14回 ・感想や状態を尋ねる
15回 今学期の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
前回の授業の復習を必ず行い、学習内容を理解したうえで、次回の授業に臨むよ
うに努める。
成績評価の方法 定期試験60%、小テスト20% 平常
点20%(授業への積極性10%、提出 備 考
物10%)
29
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
韓国語会話Ⅰ
担当者
李寛順
学科学年
日文 2
英語英文 2
選択
単位数
東アジア
2
前期
2
授業のテーマ
韓国語・文化入門ⅠおよびⅡを履修した学生、またはハングルの読み書きができる学生のた
めの授業で基礎的な文法や表現を学ぶ。会話や聞き取りなどの音声によるコミュニケ-ショ
ン能力の向上を図る。
到達目標
韓国語の基礎的な文法や語句を習得する。韓国語の基礎的な文法や表現・語句を使って初
歩的な会話や聞き取りなどのコミュニケーションができる。
教授方法
学習項目をしっかりと理解するためにドリル練習を行う。
テキスト
キャンパス韓国語、白帝社、曽美庚・李希姃
参考文献
1回 自己紹介やかしこまった形式の肯定・否定の表現について学ぶ
2回 前回の学習項目を使った会話や聞き取りなどの課題に取り組む
3回 かしこまった形式の用言の肯定・否定の表現を学ぶ
授業内容また
はスケジュール
4回 前回の学習項目を使った会話や聞き取りなど課題に取り組む
5回 位置や指示、所有などの表現について学ぶ
6回 前回の学習項目を使った会話や聞き取りなど課題に取り組む
7回 うちとけた形式の肯定・否定の表現と場所を表す表現を学ぶ
8回 前回の学習項目を使った会話や聞き取りなど課題に取り組む
9回 過去や事柄の前後関係を表す表現を学ぶ
10回 前回の学習項目を使った会話や聞き取りなど課題に取り組む
11回 買い物、日時・電話番号、命令などの表現を学ぶ。
12回 前回の学習項目を使った会話や聞き取りなど課題に取り組む
13回 時間、理由、計画・意志を表す表現を学ぶ
14回 前回の学習項目を使った会話や聞き取りなど課題に取り組む
15回 半年間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
復習して授業に臨むこと。
成績評価の方法 授業態度・定期試験を総合的に評
価する。
30
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
韓国語会話Ⅱ
担当者
李寛順
学科学年
日文 2
英語英文 2
選択
単位数
東アジア
2
2
後期
授業のテーマ
この授業では、韓国語会話Ⅰに続き、初級の文法や表現を学ぶ。自己紹介やあいさつの表
現など簡単な日常会話ができるように実際にコミュニケーションを中心に演習する。
到達目標
韓国語の初級の文法や表現・語句を習得できる。それを使って簡単な会話ができる。ハング
ル能力検定試験の5級のレベルに合格できる。
教授方法
学習項目の定着のために、マンツーマンの会話などの活動的な課題を取り入れる。
テキスト
キャンパス韓国語、白帝社、曽美庚・李希姃
参考文献
1回 理由や丁寧なお願いを表す表現を学ぶ
2回 前回の学習項目を使った会話や聞き取りなどの課題に取り組む
3回 勧誘、願望、目的、逆説を表す表現を学ぶ
授業内容また
はスケジュール
4回 前回の学習項目を使った会話や聞き取りなど課題に取り組む
5回 注文、尊敬、推量・推測、比較、感嘆などの表現を学ぶ
6回 前回の学習項目を使った会話や聞き取りなど課題に取り組む
7回 病気、尊敬の過去、禁止、提案、順序などの表現を学ぶ
8回 前回の学習項目を使った会話や聞き取りなど課題に取り組む
9回 計画・予定、許可・承諾、意志などの表現を学ぶ
10回 前回の学習項目を使った会話や聞き取りなど課題に取り組む
11回 趣味、可能・能力、動作の進行、条件、選択などの表現を学ぶ
12回 前回の学習項目を使った会話や聞き取りなど課題に取り組む
13回 理想系、経験の表現、動詞の連体表現を学ぶ
14回 前回の学習項目を使った会話や聞き取りなど課題に取り組む
15回 半年間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
復習して授業に臨むこと。
成績評価の方法 授業態度・定期試験を総合的に評
価する。
31
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
漢字かな混じりの書(書写を含む)
担当者
荒瀬宏
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
選択
単位数
日文 4
書道
前期
既存の近代詩文書などにとらわれず、文人を中心とした上品な漢字かな混じりの書の世界を
理解し、各人固有の書の世界を追求する態度を養う。俗体からいかに離れた世界を希求する
かが主要テーマとなる。
①創意に満ちた新書風を追及する②多様な美を容認する態度を養う
一字一字の独創性を重んじ、
互評の重要性と多様な個性を容認する。
*自主制作プリント
参考文献
1回 *漢字かな混じりの書の取り扱い方 *文人の書の鑑賞
2回 *互評会の革新性 *新造字法の手法 *校歌を書く
3回 *構成=自分の書きたい図面にどう書くか *斬新な図形の創造
授業内容また
はスケジュール
4回 ①直線的な書法 *曲線的な書法
5回 ②線の太い・細いの効果的利用法
6回 ③墨の量、濃淡の効果的利用法
7回 *行の位置の変化 *行間の変化 *行立ての工夫
8回 ①芭蕉の句を書く
9回 ②種田山頭火の句を書く
10回 ③田上菊舎の句を書く
11回 *現代の歌を書く
12回 *小説の中から句を選別する
13回 *短冊にまとめる
14回 *自由に創作する
15回 *グループ別に張り合わせて作品化する
授業に際しての
準備事項
2
・既存の先輩の作品展示 ・茟・墨を各種とりそろえる
成績評価の方法 *個性の尊重 *独創性 *強調し
て創る力
32
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
感性トレーニング
担当者
村中李衣
学科学年
選択
単位数
2
日文 1
後期
授業のテーマ
文芸創作や文学鑑賞に備えて、自己の身体性と言葉との結びつきについて新しい発見を促
すべく、毎回トレーニングを実施する
到達目標
自分の五感をフルに発揮させ、これまで見逃してきた事象を積極的に捉え直すことがことが
できるようになる
教授方法
毎回課題を与え、その課題に受講者全員で取り組む
テキスト
『こころのほつれ、なおしやさん』(クレヨンハウス)
参考文献
1回 はじめに・このトレーニングでめざすもの
2回 ことばは、どこから生まれてくるのか
3回 みるということ・その1
授業内容また
はスケジュール
4回 みるということ・その2
5回 きくということ・その1
6回 きくということ・その2
7回 ふれるということ・その1
8回 ふれるということ・その2
9回 味わうということ
10回 見えない相手にことばを届ける・その1
11回 見えない相手にことばを届ける・その2
12回 見えない相手にことばを届ける・その3
13回 見えない相手にことばを届ける・その4
14回 ことばがつながるということ
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
次回の準備について、毎時間終了前に言い渡します
成績評価の方法 レポート
備 考
33
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
漢文教材読解
担当者
中尾健一郎
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
日文 2
後期
国語科教員として漢文を教える上で、最も基本となる文法事項を押さえながら、『蒙求』に収
められている著名な故事成語とゆかりの深い文章を読解する。作品を読解するにあたって
は、辞書・参考資料の使い方にも習熟できるように留意する。
到達目標
漢文の基礎的事項である訓点を確実に読めること。基礎的重要語法や句法に習熟すること。
特に繰り返し出てくる語法や句法を身につけること。
教授方法
講義形式
テキスト
参考文献
適宜プリントを配布する。
『蒙求』上・下(明治書院)
1回 『蒙求』の概説 2回 匡衡鑿壁・孫敬閉戸
3回 李陵初詩・田横感歌
授業内容また
はスケジュール
4回 燕昭築台・鄭荘置駅
5回 墨子悲糸・楊朱泣岐、孫楚漱石・郝隆曬書
6回 不疑誣金・卞和泣玉
7回 希布一諾・阮瞻三語
8回 陳平多轍・李広成蹊
9回 呂安題鳳・子猷尋戴
10回 紀昌貫虱・養由号猨
11回 孫康映雪・車胤聚蛍
12回 緑珠墜楼・文君当壚
13回 壺公謫天・薊君歴家
14回 豫譲呑炭・鉏麑触槐
15回 1学期間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
授業の理解を深めるため、予習を要求する。また学習した内容をしっかりと復習す
ること。
成績評価の方法 小テスト30%、中間試験10%、期末
試験60%
34
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
教職履修者は受講すること。
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
関門学
担当者
倉本昭
学科学年
授業のテーマ
日文 12
英語英文 12
選択
単位数
東アジア
2
前期
12
関門学とは、関門海峡を挟んで向かい合う二都市圏を対象として、そこに見られる文化事象
を、文学・歴史・民俗学・美術史等の学際的視野から調査・分析する学問のことをいう。この授
業では、関門学入門として、古代から幕末まで、関門地域の激動の歴史をトピック別に紹介し
ていく。
到達目標
大学が立地する関門地域について、古代から幕末までの歴史を通観し、日本史上重要な土
地であることを理解し、地域への関心を深める。
教授方法
講義形式
テキスト
参考文献
プリントで配布
なし
1回 関門学とはなにか
2回 土井ケ浜の人骨
3回 古代の関門地域と朝鮮半島との交流
授業内容また
はスケジュール
4回 海の一族―平家(1)
5回 海の一族―平家(2)
6回 海の一族―平家(3)
7回 平家伝説
8回 秀吉と関門地域
9回 巌流島の決闘(1)
10回 巌流島の決闘(2)
11回 シーボルトの見た関門(1)
12回 シーボルトの見た関門(2)
13回 海峡攘夷戦
14回 奇兵隊と高杉晋作
15回 坂本龍馬と海峡
授業に際しての
準備事項
講義受講中に一度唐戸界隈を歩いてみるとよい。土井ケ浜や綾羅木の考古博物
館、長府の市立博物館を訪ねるのもよいだろう。
成績評価の方法 受講態度とテストによる
備 考
35
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
関門学フィールドワーク
担当者
倉本昭
学科学年
授業のテーマ
日文 1
英語英文 1
選択
単位数
東アジア
2
1
後期
昭和30年代の下関を発掘する。『三丁目の夕日』の新作公開に象徴されるように、現在団塊
の世代を中心に昭和30年代ブームである。その頃下関は学生諸君の想像を絶するパワーを
もっていた。細江の第一ビル、市役所庁舎、芳一像、亀山本殿等の30年代遺産を調査する
とともに、当時の世相を明らかにしていく。
到達目標
下関に残る昭和30年代遺産をリストし、調査を行う。当時の新聞や書籍により、30年代下関
の世相を明らかにする。
教授方法
演習形式。数回にわたる学外研修(土曜日も想定)をともなう。
テキスト
参考文献
なし
『下関市史』『下関市年鑑』
1回 夢の昭和30年代
2回 30年代の映画館調査から見えてくるもの
3回 フィールドワークにおけるコミュニケーションの重要性
授業内容また
はスケジュール
4回 第一回フィールドワーク―唐戸(1)
5回 第一回フィールドワーク―唐戸(2)
6回 テーマ別研究発表(1)―市役所・唐戸市場
7回 テーマ別研究発表(2)―亀山八幡宮本殿・赤間神宮復興社殿
8回 テーマ別研究発表(3)―唐戸の商店街
9回 テーマ別研究発表(4)―路面電車・バス・国鉄
10回 テーマ別研究発表(5)―第一ビル・関門渡船・市民会館
11回 テーマ別研究発表(6)―下関駅・大丸・まるは
12回 テーマ別研究発表(7)―捕鯨・以西漁業・造船
13回 テーマ別研究発表(8)―娯楽・スポーツ
14回 第二回フィールドワーク―細江(1)
15回 第二回フィールドワーク―細江(2)
授業に際しての
準備事項
機会があれば唐戸と細江を散策しておくとよい。
成績評価の方法 発表、学外研修への参加
備 考
36
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
関門地域論
担当者
宮崎勝弘
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
日文 2
後期
日本の歴史の舞台に様々な形で登場する関門地域だが、ここでは、近・現代史における「関
門」の今日の状況を中心的に取り上げる。「地域の時代」といわれる今の状況の中で、「関門」
が位置するところが重要と考えるからだ。もちろん、現代を理解するためには、必要なところま
で歴史をさかのぼる。
到達目標
なぜ、いま「関門」なのか。それに答えられるだけの、関門地域を取り巻く状況に関する知識
を身に着ける。現代社会や地域論に関する理解を深める。
教授方法
配付するプリントなどをもとに、講義。関門・響灘地域の調査にも出かける。
テキスト
適宜、資料やプリントを提示、配布する。決まった教科書は使わない。
参考文献
1回 オリエンテーション。授業の展開方法など概要説明。自己紹介
2回 地域論①――地方と中央の関係について
3回 地域論②――地方と地域の関係について
授業内容また
はスケジュール
4回 地方論③――分権の時代の内実と行方
5回 「関門」論①――なぜ、いま、「関門」なのか
6回 「関門」論②――「関門」のイメージは
7回 「関門」論③――歴史に登場する「関門」
8回 「関門」論④――戦後史における「関門」
9回 「関門」論⑤――日本の縮図としての「関門」
10回 「関門」論⑥――「地域」の時代の旗手となる可能性は?
11回 現地調査①――関門・響灘地域を歩く
12回 現地調査②――関門・響灘地域を歩く
13回 レポートを書く①――マンツーマン指導
14回 レポートを書く②――マンツーマン指導
15回 まとめ――「関門」論を学んで
授業に際しての
準備事項
「関門」だけでなく、地域一般に関することに関心を持つことを求める。
成績評価の方法 ①授業への姿勢
備 考
②レポート
37
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
関門の歴史と文化
担当者
渡辺一雄
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
前期
日文 2・3
近年、歴史学や考古学、民俗学の研究の進展によって、日々新たな地域史像が浮かび上
がっています。最新の研究成果をもとに、関門海峡や響灘に面した地域の歴史や文化につ
いて講義します。「関門学」研究の一つとして。
到達目標
・地域文化研究の意義と必要性を理解する。
・関門・響灘地域の歴史や文化に関心を持ち、その概要を理解する。
教授方法
講義形式
テキスト
参考文献
使用しません。毎回プリントを配布します。
適宜紹介します。
1回 授業のガイダンス、関門・響灘地域とは
2回 原始Ⅰ(旧石器時代の狩人/海は文明の架け橋・縄文漁撈民)
3回 原始Ⅱ(渡来人が来た/クニの始まり/動乱・そして邪馬台国)
授業内容また
はスケジュール
4回 原始Ⅲ(関門海峡を掌握したのは誰だ/豊浦宮・豊浦津)
5回 古代 (長門国と政治都市“長府”の出現)
6回 中世Ⅰ(壇ノ浦:浪の底にも都のさぶらうぞ/元寇:鬼襲来)
7回 中世Ⅱ(国際港赤間関の登場/大内文化の繁栄と混沌)
8回 近世Ⅰ(毛利氏の時代/帆船走る繁栄の日々)
9回 近世Ⅱ(赤間関の繁栄/朝鮮通信使の来関)
10回 近世Ⅲ(攘夷決すべし/防長回天の地)
11回 近代 (赤煉瓦に燈が灯り/岡蒸気がもたらしたもの)
12回 現代 (地方都市への変化/平成の合併)
13回 響灘島嶼部の歴史と文化(角島・蓋井島・六連島・藍島)
14回 関門・響灘地域の民俗(祭礼と伝説)
15回 まとめ(地域の未来/衰退か成熟か)
授業に際しての
準備事項
2
毎回復習をし、ノートを整理してください。
成績評価の方法 授業態度(50%)と期末試験(50%)
で評価します。
38
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
関門文化特論Ⅰ
担当者
小林慎也
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
日文 3
関門海峡を挟んで本州(下関)と九州(北九州)が向き合う「関門海峡」は、古くからアジアや西
欧との門戸として発展してきた。人やもの、情報が流入し、東へと向かうターミナルだった。こ
こでは、近代から現代までにしぼって、この地域で書かれた文学―小説、詩、短歌、俳句など
―、人物、資料を通して、探って行く。
到達目標
関門の地域が歴史的にどう変わってきたかを地域の文化、文学から考察する。下関と北九州
の相関性を探ることによって、独特の地域特性を明らかにしたい。
教授方法
地域の歴史とここで書かれた文学の両面から論じる。
テキスト
参考文献
森鴎外、杉田久女、火野葦平などの年譜、作品を資料として使う。
下関市史、北九州市史、近代史年表など。
1回 関門海峡という地域――交通の要衝、人とものの移動。
2回 関門海峡の近代――北部九州の石炭、八幡の製鐵、関門の船舶、鉄道。
3回 近代の芽吹き――森鴎外、高浜虚子、軍隊など人物の往来。
授業内容また
はスケジュール
4回 森鴎外と小倉――明治32-35年、軍医として小倉に住み、新聞に寄稿。
5回 関門の俳句――地域の文学活動は俳句から始まる。虚子も訪れた。
6回 女流俳人杉田久女――虚子の「ホトトギス」で活躍した女流俳人の先駆。
7回 文芸誌「燭台」――昭和初期、下関で発行された文芸誌。
8回 童謡詩人金子みすゞ――長門出身で下関で詩作。戦後、再評価された。
9回 昭和前期の関門――昭和10年代、「九州文学」など文芸誌の創刊。
10回 火野葦平と芥川賞――若松出身、「糞尿譚」で第6回芥川賞を受賞。
11回 岩下俊作と「無法松」――初めての小説「富島松五郎伝」で直木賞候補。
12回 昭和10年代と「九州文学」――九州の代表的な文学同人誌。
13回 戦中戦後の文学――終戦前後の混乱期を生きた作家たち。
14回 松本清張の登場――戦後、懸賞小説でデビュー。推理小説などで活躍。
15回 まとめ。
授業に際しての
準備事項
森鴎外、火野葦平、松本清張などの関連作品を読んでおく。
成績評価の方法 試験
備 考
39
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
関門文化特論Ⅱ(地域振興・文化保護)
担当者
渡辺一雄
学科学年
授業のテーマ
単位数
後期
文化財保護のしくみを学び、関門地域に数多く残る文化財の保存と活用の方法について考
えてもらうのが、この授業の目的です。将来、仕事として、また地域住民の立場で、地域の文
化財を守り育て、地域振興への活用を積極的に提言できる人材が出てくれることを、期待し
ています。
・ 文化財保護のしくみについて理解する。
・ 関門地域の文化財について説明できる。
・ 文化財を町づくりに活用する提言ができる。
教授方法
講義形式と演習形式を併用
参考文献
使用しません。適宜プリントを配布します。
授業の中で、適宜紹介します。
1回 授業内容の説明
2回 関門地域と文化財
3回 文化財の定義と種類
授業内容また
はスケジュール
4回 文化財の種別Ⅰ(有形文化財)
5回 文化財の種別Ⅱ(無形文化財・民俗文化財)
6回 文化財の種別Ⅲ(記念物)
7回 文化財の種別Ⅳ(文化的景観・伝統的建造物群)
8回 文化財の種別(文化財保存技術・埋蔵文化財)
9回 文化財保護のしくみⅠ
10回 文化財保護のしくみⅡ
11回 文化財と地域振興
12回 関門地域の文化財の現状と課題Ⅰ
13回 関門地域の文化財の現状と課題Ⅱ
14回 文化財とまちづくりⅠ
15回 文化財とまちづくりⅡ
授業に際しての
準備事項
2
日文 3
到達目標
テキスト
選択
・ 関門地域の文化財を見学する。
・ 毎回復習を行い、ノートを整理しておくこと
成績評価の方法 授業態度とレポートで評価します。
備 考
40
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
基礎演習Ⅰ(近現代)
担当者
加藤邦彦
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
日文 2
日本近代文学作品について考える。全員に発表を分担して、調べたこと、考えたことを発表
してもらう。また、発表について、聞いている学生にコメントしてもらう。それらを通じて、日本近
代文学に親しむとともに、これからの大学生活において必要なことを身につけてもらいたい。
必ず事前に作品を読んで授業に臨むこと。
到達目標
(1)文学作品を読む際の着眼点を身につける。(2)日本近代文学の代表的な作家とその作
品に慣れ親しむ。(3)発表の仕方、レジュメの作り方、レポートの書き方を学ぶ。(4)資料の
調べ方を身につける。
教授方法
学生の口頭発表に対して意見を述べる。レポートを添削し、コメントを付ける。
テキスト
参考文献
各作品の文庫。各自、書店で購入するか、図書館で借りて読んでおくこと。
授業時に紹介する。
1回 授業の概要
2回 レジュメの作り方①
3回 レジュメの作り方②
授業内容また
はスケジュール
4回 図書館案内
5回 レポートの書き方
6回 発表①
7回 発表②
8回 発表③
9回 発表④
10回 発表⑤
11回 発表⑥
12回 発表⑦
13回 発表⑧
14回 発表⑨
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
授業で示す文学作品を読んでおくこと。
成績評価の方法 発表、レポート
備 考
41
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
基礎演習Ⅰ(小説)
担当者
村田喜代子
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
選択
単位数
前期
日文 2
教材を現代の文学作品に限定せず、広くさまざまな分野(科学、芸術、またあるいは子供の
文章等)を選び、表現の多様さと面白さを教える。また校外へ出て取材する。授業時間の後
半を実作にあてる。
文章を作る即戦力を身につける。文章嫌いを直す。言葉の感覚、物を視る力を養う。
読む、書くを並行して行う。実作を重視する。
適宜資料を配布する。
参考文献
1回 悪文とも思える山下清の日記など、文法を越えた表現力を味わう。
2回 科学者の文章を読む。後に実作指導。ライアル・ワトソンの文章。
3回 湯川秀樹の文章を取り上げる。後に実作指導。
授業内容また
はスケジュール
4回 赤瀬川源平の著作『困った人体』を取り上げる。
5回 テキスト「2000年最大の発明とは何か」。後に実作指導。
6回 引き続き「2000年最大の発明とは何か」。後に実作指導。
7回 短編小説の味わい。世界の超短編から選ぶ。
8回 超短編を書いてみよう。実作。
9回 前作の作品をコピーして渡しておき、それを読み合わせ。
10回 『ひらがなで読む日本美術史』(橋本治)を読ませる。
11回 絵画を鑑賞して感想を書く。
12回 写真を鑑賞させて感想を書く。
13回 校外に文章の題材を求める。
14回 前回の校外取材を文章にする。
15回 学びを振り返る。前回の文章を清書して提出。
授業に際しての
準備事項
2
予習・復習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 文章表現力が向上したか、言語へ
の感覚がより豊かになったかを実作
で評価する。
42
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
基礎演習Ⅰ(歴史・民俗)
担当者
渡辺一雄
学科学年
選択
単位数
2
前期
日文 2
授業のテーマ
歴史学・民俗学・考古学・地理学に関わるさまざまな文化現象を調べ、それに関する基本的
な文献を読んで、発表・討論します。さらにフィールドワークの方法を訓練することにより、生
活文化の視点からの地域文化研究の方法を習得します。
到達目標
・ 「地域」や「文化」の概念とその多様性を学び、地域文化研究の意義と方法を理解する。
・ 地域文化研究の実践的方法を身に付ける。
教授方法
演習形式(受講生が分担して発表し、討論を行います)
テキスト
参考文献
使用しません。
適宜紹介します。
1回 はじめに(授業概要の説明、地域文化研究について)
2回 テーマの設定(各自の興味ある研究テーマを設定する)
3回 文献検索・発表の仕方(図書館の案内)
授業内容また
はスケジュール
4回 発表Ⅰ(興味のあるテーマについて、その概要を発表する)
5回 発表Ⅱ(興味のあるテーマについて、その概要を発表する)
6回 発表Ⅲ(興味のあるテーマについて、その概要を発表する)
7回 発表Ⅳ(興味のあるテーマについて、その概要を発表する)
8回 発表Ⅴ(テーマに関連する論文を読み発表する)
9回 発表Ⅵ(テーマに関連する論文を読み発表する)
10回 発表Ⅶ(テーマに関連する論文を読み発表する)
11回 発表Ⅷ(テーマに関連する論文を読み発表する)
12回 フィールドワークの方法
13回 フィールドワークⅠ(関門地域を歩く)
14回 フィールドワークⅡ(関門地域を歩く)
15回 フィールドワークⅢ(フィールドワークの成果をレポートにまとめる)
授業に際しての
準備事項
受講生が分担して行う発表に対し、必ず意見を述べてください。
成績評価の方法 受講態度、発表、レポートにもとづき
総合的に評価します。
43
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
基礎演習Ⅱ(詩)
担当者
渡辺玄英
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
選択
単位数
前期
日文 2
さまざまな詩に接してみる。詩表現の多様な要素について感受性と知識を高める。各人に詩
の感想発表の機会を設け、また、合評会形式の授業もおこなう。最終的には各人に二篇程度
の詩の創作をしてもらう。
詩の基礎知識を身につける。詩的感受性を確認する。詩の創作を試みる。
詩作品と基礎知識の解説。作品読解と創作の指導。
適宜、資料を配布。
参考文献
1回 授業の概説
2回 詩の表現にふれる(初歩)
3回 詩の表現にふれる
授業内容また
はスケジュール
4回 多様な詩の読解と学生による詩の感想の発表
5回 多様な詩の読解と学生による詩の感想の発表
6回 多様な詩の読解と学生による詩の感想の発表
7回 多様な詩の読解と学生による詩の感想の発表
8回 多様な詩の読解と学生による詩の感想の発表
9回 多様な詩の読解と学生による詩の感想の発表
10回 多様な詩の読解と学生による詩の感想の発表
11回 多様な詩の読解と学生による詩の感想の発表
12回 多様な詩の読解と合評を体験
13回 多様な詩の読解と合評を体験
14回 学生の創作作品の合評
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
2
予習、復習をして授業に臨むこと
成績評価の方法 授業での積極性、質問の有無
(30%)。課題への意欲、作品の質
(70%)
44
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
基礎演習Ⅱ(日本語)
担当者
播磨桂子
学科学年
選択
単位数
2
前期
日文 2
授業のテーマ
身近なことばを観察し、分析することを通して、日本語に関する知識と研究の方法を身につけ
ていく。具体的な方法としては、ある語句や表現の仕方について実際に用いられている例を
集めて比較・分類・分析を行い、それを記述する(口頭発表・レポート)。
到達目標
日本語を客観的に観察・分析する方法を身に付け、それを伝えるのに適切な用語を習得す
る。
教授方法
演習形式。
テキスト
参考文献
適宜プリントを配布する。
授業時に提示する。
1回 授業の目的の提示と受講生それぞれの目標の確認。
2回 図書館で、日本語に関する基本的な図書の確認。
3回 配布する資料を読み、内容について話し合う。(1)
授業内容また
はスケジュール
4回 配布する資料を読み、内容について話し合う。(2)
5回 共通テーマで用例を集め、全員で検討する。
6回 個人で担当するテーマ、担当日程を決める。
7回 発表資料の作り方・発表の仕方についての確認。
8回 個人担当発表①
9回 個人担当発表②
10回 個人担当発表③
11回 個人担当発表④
12回 個人担当発表⑤
13回 個人担当発表⑥
14回 レポート課題提示、発表の成果をレポートにまとめることについて。
15回 学んだことを確認し、今後どのように発展させるかを考える。
授業に際しての
準備事項
授業中に示す課題。授業中に提示した文献に積極的に目を通す。
成績評価の方法 授業参加・担当発表50%、期末レ
備 考
ポート50%
45
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
基礎演習Ⅱ(比較文化)
担当者
中尾健一郎
学科学年
選択
単位数
2
前期
日文 2
授業のテーマ
この演習では、比較文化の方法について学習する。担当者の専門は中国学なので、日本と
中国の文学あるいは文化を比較することが中心となる。比較の対象についてそれぞれ調査
し、発表を行う。取り扱うテーマは「伝統文化」を中心とする。
到達目標
事実を羅列して終わるのではなく比較した結果、共通するものの有無が何に起因するのか
を、各自導き出せるようになることを目標とする。
教授方法
演習形式
テキスト
参考文献
適宜プリントを配布する。
なし
1回 日本と中国の違いについての概説・ガイダンス
2回 文字の成り立ちについて
3回 お茶について
授業内容また
はスケジュール
4回 お酒について
5回 食事について
6回 庭園について
7回 遊技について(1)
8回 遊技について(2)
9回 遊技について(3)
10回 絵画について
11回 伝統芸能について
12回 伝統音楽について
13回 短詩形の叙情詩について
14回 聯句と連歌について
15回 1学期間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
発表者の意見に、質問・コメントができるように、取り上げるテーマについて各自予
備知識を得ておくことこと。
成績評価の方法 研究発表、レポート
備 考
46
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
基礎演習Ⅲ(古典A)
担当者
島田裕子
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
選択
単位数
日文 2
後期
万葉集の巻八を読む。志貴皇子や山辺赤人など万葉の代表的歌人の和歌を古語辞書の活
用からはじまって総索引、諸注釈の活用などしながら深く読み解いていく。
古典を読み解くために必要な基礎的な研究方法を身につける。
演習形式 適宜、学生発表を行う。
テキスト
参考文献
1回 万葉集とその時代
2回 万葉の人々の生活
3回 万葉集の伝本、万葉仮名の問題
授業内容また
はスケジュール
4回 万葉集の諸注釈・総索引の活用方法、研究論文の収集、研究史
5回 春の雑歌 志貴皇子
6回 春の雑歌 山辺赤人
7回 春の相聞 大伴家持
8回 春の相聞 笠郎女
9回 夏の雑歌 大伴家持
10回 夏の相聞 大伴坂上郎女
11回 秋の雑歌 山上憶良 七夕の歌
12回 秋の雑歌 山上憶良 秋の七草の歌
13回 秋の相聞 大伴家持
14回 秋の相聞 額田王
15回 冬の雑歌・相聞 光明皇后
授業に際しての
準備事項
2
古語辞書を持参。予習をすること。
成績評価の方法 発表、レポート
備 考
47
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
基礎演習Ⅲ(児童文学)
担当者
村中李衣
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
選択
単位数
日文 2
後期
児童文学の基本を学び、さまざまなテーマに沿って、作品を書いてみる
どんなテーマが与えられても、自分なりの構想を立てて作品を仕上げることができる
合評と個人指導
授業の中で指示します
参考文献
1回 はじめに・児童文学を書くということ
2回 児童文学における夢
3回 児童文学における光
授業内容また
はスケジュール
4回 児童文学における悪
5回 児童文学における闇
6回 児童文学における時間
7回 創作実験・その1
8回 創作実験・その2
9回 創作実験・その3
10回 創作実験・その4
11回 創作実験・その5
12回 合評その1
13回 合評その2
14回 合評その3
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
自宅での課題仕上げ
成績評価の方法 授業態度と提出作品
備 考
48
梅光学院大学 2012年 シラバス
2
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
基礎演習Ⅲ(文学・芸術)
担当者
田口寛
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
参考文献
選択
単位数
日文 2
後期
西日本・東日本の文化の違いについて、『平家物語』における特徴的部分の読解を通して
探ってみたい。演習であるので、受講者による発表を必須とするが、詳細は受講者の状況に
よって決める。『平家物語』の本文は「語り本系」といわれる一般に流布している本を用いる
が、時間などに余裕があればそれ以外も取り上げたい。
文化やその歴史を古典文学等により理解する上での、基本的な能力を身につける。
講読と発表により進める。
適宜資料を配る。
授業時に適宜挙げる。
1回 授業の全体説明。
2回 『平家物語』についての説明(1)
3回 『平家物語』についての説明(2)
授業内容また
はスケジュール
4回 『平家物語』の一部分を講読する(1)
5回 『平家物語』の一部分を講読する(2)
6回 受講者発表。
7回 受講者発表。
8回 受講者発表。
9回 受講者発表。
10回 受講者発表。
11回 受講者発表。
12回 受講者発表。
13回 受講者発表。
14回 受講者発表。
15回 半期の学びを振り返る。まとめ。
授業に際しての
準備事項
2
予告に従い、予めテキストの該当部分を読んでいることが望ましい。
成績評価の方法 発表と試験、あるいはレポートの内
備 考
容による。
49
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
基礎演習Ⅳ(古典B)
担当者
安道百合子
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
参考文献
選択
単位数
日文 2
後期
日本語・日本文学専攻の学生のための授業。『堤中納言物語』を読む。十編の短編物語集。
物語を読むことの楽しさを味わい、古典を研究するにはどのような手続きが必要か、どのよう
な視点があるかについて実践的に学ぶ。辞書を引き、用例を探すなど、基本的手続きを経
て、自分で読めるようになることを目指す。
辞書の引き方、参考文献の調べ方を身に付け、古文を読解できるようになる。
演習形式。学生の発表のあと、質問・意見交換をし、適宜アドバイスする。
『堤中納言物語』(岩波文庫)
授業時に紹介する。
1回 授業の概要
2回 はいずみ① 発表模範例を示す。辞書・参考文献などについて解説。
3回 はいずみ② 個人発表と討議
授業内容また
はスケジュール
4回 はいずみ③ 個人発表と討議
5回 はいずみ④ 個人発表と討議
6回 はいずみ⑤ 全体討議
7回 逢坂超えぬ権中納言① 個人発表と討議
8回 逢坂超えぬ権中納言② 個人発表と討議
9回 逢坂超えぬ権中納言③ 個人発表と討議
10回 逢坂超えぬ権中納言④ 全体討議 11回 虫めづる姫君① 個人発表と討議
12回 虫めづる姫君② 個人発表と討議
13回 虫めづる姫君③ 個人発表と討議
14回 虫めづる姫君④ 個人発表と討議
15回 虫めづる姫君⑤ 全体討議
授業に際しての
準備事項
2
必ず予習をして臨み、質疑応答・討議に参加する。
成績評価の方法 研究発表 期末レポート
備 考
50
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
基礎演習Ⅳ(ジャーナリズム)
担当者
宮崎勝弘
学科学年
選択
単位数
2
日文 2
後期
授業のテーマ
情報やニュースが氾濫する今日の社会では、それらを正しく理解することが求められる。メ
ディアとは何か、ジャーナリズムの本質や機能はどのようなことであり、その実態は何か。ま
た、「事実」や「真実」を核とするルポルタージュやノンフィクションについてその基礎を学ぶ。
到達目標
時代や社会で生起することへの理解が進み、現代社会への関心を持つことへの期待が持て
る。ルポと取り組むことで、表現技術が向上する。
教授方法
授業では、その日のニュース解説。時事問題への関心を喚起する。
テキスト
授業の展開に応じて、随時指導する。
参考文献
1回 ニュースへの関心を喚起しながら、授業への進め方を説明。
2回 ジャーナリズムは、どのように理解されているか。日本の現状を見る。
3回 メディアとは、何を指すのか。語源や由来と現実との関係を考える。
授業内容また
はスケジュール
4回 ニュースとして成立させているものは何か。ニュースの様々な顔を観察。
5回 総合月刊誌の休刊が相次ぐ中、ノンフィクションとは何かなど基礎を学ぶ。
6回 新聞社の組織はどうなっているのだろうか。日本の新聞社の実態を見る。
7回 新聞の工程や、紙面構成などを学ぶ
8回 新聞記事にはどのような種類があるのか。硬派、軟派記事とは何か。
9回 客観報道の問題について、具体的なケースを取り上げて考える。
10回 新聞記事、ノンフィクションに欠かせない取材。その厳しさを知る。
11回 直近のニュースを選び、学生が口頭発表する。ディスカッションも行う。
12回 前週に同じ。
13回 学生は興味あるテーマを設定し、取材し、それを文章で表現する。
14回 前週に同じ。
15回 半年間の学びを全員で振り返りつつ、次に求められることを考える。
授業に際しての
準備事項
時事問題に関わることが多いため、新聞を読むことを念頭に置き、日ごろから
ニュースに親しんでいることを求める。
成績評価の方法 受講姿勢、発表、レポート
備 考
51
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
基礎演習Ⅳ(フィールドワーク)
担当者
倉本昭
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
日文 2
後期
日本文化の精華が詰まった関西地方にフィールドワークに出かける。統一テーマは「描く」。
京都と他に一都市を選び、伝統絵画から看板絵、着物柄、広告デザインまで、「描く」をテー
マにして、グループ毎に都市を探検する。俳人・坪内稔典教授のゼミとの現地コラボが実現
する予定。
到達目標
秩序正しいグループ活動で情報を集め、円滑に行動し、成果を得る訓練をする。伝統からモ
ダンまでのデザインに対する鋭いセンスを磨く。
教授方法
事前授業は講義。関西方面への研修旅行を伴い、現地ではグループ活動。
テキスト
参考文献
なし
適時紹介する
1回 フィールドワークのテーマと趣旨
2回 概説・関西地方と絵画・デザイン文化
3回 グループ分けと組別テーマの決定
授業内容また
はスケジュール
4回 組別調査予定プレゼン(1)
5回 組別調査予定プレゼン(2)
6回 組別調査予定プレゼン(3)
7回 組別調査予定プレゼン(4)
8回 組別調査予定プレゼン(5)
9回 組別調査予定プレゼン(6)
10回 調査に向けたアポイントメント
11回 事前注意
12回 京都でのフィールドワーク(1)
13回 京都でのフィールドワーク(2)坪内稔典教授との現地コラボ
14回 関西圏内都市におけるフィールドワーク
15回 成果発表と事後処理
授業に際しての
準備事項
調査先を定めたら、調査の目的を明確にし、細かな調査計画を立てる。
成績評価の方法 事前授業に臨む態度と研修旅行参
加、事後レポートによる
52
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
研修旅行への参加を大前提
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
基礎数学Ⅰ
担当者
高瀬剛
学科学年
日文 12
英語英文 12
選択
単位数
東アジア
2
前期
12
授業のテーマ
文系・理系とは無関係に、数理的なものの見方・考え方は仕事をする上で必要なものである。
ここでは中学の数学に的を絞り、数学に見放されたと感じている学生に対して、真実の数学
の姿を基礎から学んでもらい、より高度な数学への入り口とする。SPI対応可能科目。
到達目標
中学校の数学の内容を中心に、数理的な考え方を基礎から理解し、より高度な数学との結び
つきに気づくことを目標とする。
教授方法
基礎事項について丁寧に解説する。毎回課題プリントを提出させる。
テキスト
プリント配布、必要に応じてウェブテキスト
参考文献
1回 授業のガイダンス
2回 実力診断
3回 数学の意味・意義
授業内容また
はスケジュール
4回 数の発生と数の体系
5回 数体系の発展(歴史)
6回 計算規則
7回 整数の性質
8回 約数・倍数
9回 演算と素数
10回 文字式
11回 整式(多項式)
12回 因数分解
13回 方程式の意味と種々の方程式
14回 方程式の応用
15回 ふりかえりとまとめ
授業に際しての
準備事項
毎回、課題プリントを行う。
成績評価の方法 課題を全て提出することを条件に最
終試験の点数により評価
53
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
基礎数学Ⅱ
担当者
高瀬剛
学科学年
授業のテーマ
日文 12
英語英文 12
選択
単位数
東アジア
2
12
後期
数理的なものの見方・考え方は、仕事をする上でも生活の面でも有用である。ここでは中学か
ら高校の数学に的を絞り、数学により親しみを感じてもらえるように数理的な考え方の練習を
行う。また、より高度な数学の学習に結び付くようにいくつかの示唆を与える。SPI対応可能科
目。
到達目標
高校の1~2年の数学の内容を中心に、数理的な考え方を基礎から理解し、より高度な数学と
の結びつきを理解することを目標とする。
教授方法
基礎事項について丁寧に解説する。毎回課題プリントを提出させる。
テキスト
プリント配布、必要に応じてウェブテキスト
参考文献
1回 授業のガイダンス
2回 実力診断
3回 幾何学の起こり
授業内容また
はスケジュール
4回 図形と面積
5回 種々の四角形
6回 種々の三角形
7回 多角形
8回 円
9回 関数とグラフ
10回 比例(一次関数)
11回 反比例
12回 二次関数
13回 平行移動
14回 2つの関数の交わりと判別式
15回 ふりかえりとまとめ
授業に際しての
準備事項
毎回、課題プリントを行う。
成績評価の方法 課題を全て提出することを条件に最
終試験の点数により評価
54
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
キャリアデザインⅠ
担当者
中野新二 安冨俊夫
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
前期
12
1
大学での生活を真に充実したものとし、魅力ある社会人となるための基礎的な能力を身につ
けるにはいかにすべきか。この授業では、キャリアデザインの視点から現代社会を生き抜くた
めの人生観、職業観の確立と、社会人基礎力を体得するためのアドバイスを行う。
日文 1
英語英文 1
東アジア
子ども
到達目標
1.現代社会の問題点とその克服について自分の考えを展開できるようになる。2.社会人基
礎力の概念を知り、それを体得するためのプランを作成する。
教授方法
プリントや学生生活ガイドブックを使った講義。様々な作業。グループワーク。
テキスト
各種プリント。学生生活ガイドブック。ポートフォリオ。
参考文献
1回 キャリアデザインとは何か。社会人基礎力とは何か。
2回 基礎学力テストの実施。自己分析。
3回 梅光学院の歴史。ミッションスクールの社会的使命とそこで学ぶ意義。
授業内容また
はスケジュール
4回 人はなぜ学ばねばならないか。大学で何を学ぶか。
5回 自己とは何か。自己実現とは何か。自立した人間とは何か。
6回 第5回に同じ。
7回 日本の地方と中央、近代化の問題。地域社会とどう関わるか。
8回 展望なき社会でいかにして希望を持つか。
9回 前半のまとめとエッセイの執筆。「現在の自己認識と生きる希望」
10回 就職活動の現状と対策。(採用までの取組みとスケジュールの確認)
11回 企業が求める人材とはどのようなものか(Ⅰ)。
12回 企業が求める人材とはどのようなものか(Ⅱ)。
13回 自己分析。企業研究。
14回 キャリア形成マップの作成。
15回 友人とのディスカッションとマップの修正。
授業に際しての
準備事項
毎時のまとめレポートの作成
成績評価の方法 前半・後半のまとめエッセイ。キャリア
形成マップの提出。
55
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
留学生は2年、子どもは安冨と分担
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
キャリアデザインⅡ
担当者
安冨俊雄
学科学年
日文 3
英語英文 3
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
3
3
後期から始まる就職活動に備えた実践的な準備授業である。ライフプランにはじまり、自己分
析、企業研究、履歴書の書き方、面接、マナーなど就職活動で直面する様々な事柄を取り上
げ、その取り組み方を具体的に実践指導する。この授業を受講すれば就職活動に自信を
持って取り組める。
東アジア
子ども
到達目標
就職活動を自信を持って進めるために必要な実践的能力を身につける。特に自己分析、各
種面接法、エントリーシート、履歴書の作成をマスターする。
教授方法
外部講師を交え、実践的な能力を身につけるために実技指導を中心に行う
テキスト
資料を用意し、それに書き込み、それをファイルしていく。それと『就職ハンドブック』を利用す
る。
参考文献
適宜、就職資料を配布する
1回 授業の進め方の説明と社会の就職状況
2回 どんな人生を送りたいのか。ライフプランを立てる
3回 働く意味と企業が求める人材について
授業内容また
はスケジュール
4回 外部講師により、「今日の就職活動の進め方」について
5回 どんな所でどんな仕事がしたいか―企業研究のしかた
6回 自己分析Ⅰ-自己をふり返り、長所・短所を考えてみる
7回 履歴書の書き方Ⅰ―書き方を説明し、実際に書いてみる
8回 自己分析Ⅱ
9回 履歴書の書き方Ⅱ―前回書いたものを添削する
10回 面接法Ⅰ―個人面接
11回 面接法Ⅱ―集団面接
12回 面接法Ⅲ―グループディスカッション
13回 面接法Ⅳ―グループディスカッション
14回 履歴書の書き方Ⅲ―履歴書を完成させる
15回 半年間の学びのまとめをする
授業に際しての
準備事項
社会人としてのマナーと社会の動向に目を向ける。
成績評価の方法 数回のレポート提出
備 考
56
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教育学
担当者
吉岡正宏
学科学年
日文 12
英語英文 1
授業のテーマ
選択
単位数
東アジア
2
前期
12
一般教養としての教育学に求められるのは、現代社会が抱える教育的諸問題を、分析・整理
し解決することができる確かな知見であろう。この科目では、まず日本国憲法・教育基本法の
法的枠組みを踏まえ、教育の必要性・可能性及び教育の意義や基本的な考え方について検
討する。
到達目標
家庭・学校・社会における教育の諸問題を把握し、教育する側に立つ者としての使命と役割
を自覚し実践することができるようになることを目指す。
教授方法
領域ごとに小テストを実施し、添削・指導する。質問・討論の時間を設ける。
テキスト
適宜プリントを配布する。
参考文献
1回 憲法第23条・26条を検討し、教育の法的根拠を示す。
2回 教育基本法成立の過程及び内容の要旨を解説する。
3回 新・旧教育基本法を比較し、両者の違いについて検討する。
授業内容また
はスケジュール
4回 教育勅語の要旨を踏まえて、戦前と戦後の相違を解説する。
5回 狭義と広義の概念の違いを示し、教育の意味について検討する。
6回 人間はなぜ教育の必要な存在なのか、その根拠について考える。
7回 教育を社会的機能の一つとして捉え、社会や子どもの側面から分析する。
8回 代表的な教育観の類型を示し、その特徴を解説する。
9回 家庭環境の変容と家庭教育の問題について検討する。
10回 家庭の教育力を創造するための前提条件や方法について考える。
11回 オーウェンとフレーベルの検討を通して、就学前教育の源流を解説する。
12回 就学前教育の施設・機能について、保育所と幼稚園の特徴を検討する。
13回 保育所と幼稚園の役割の相違や問題点について考える。
14回 「児童憲章」「児童権利宣言」等を踏まえ、就学前教育の課題を検討する。
15回 半期の内容を整理し、質疑応答を通して理解の深化を図る。
授業に際しての
準備事項
予め配布されたプリントを予習し、疑問点や問題点を明確にしておくこと。
成績評価の方法 レポート30%、試験60%、質問や討
論に関する評価10%
57
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教育学概論
担当者
吉岡正宏
学科学年
日文 2
英語英文 2
授業のテーマ
選択
単位数
博物館学
2
後期
この授業は、教育の代表的ないくつかの考え方をまず示し、次にそれをベースに明治以降今
日に至るわが国の教育の変遷を歴史的にたどることによって、わが国が現在直面している教
育の諸問題を解決する方途を探りたいと考えている。
到達目標
日本の近代教育史の理解を通して、教育の課題を認識し、学芸員として果たすべき社会的
責任を自覚することができるようになることを目指す。
教授方法
領域ごとに小テストを実施し、添削・指導する。質問・討論の時間を設ける。
テキスト
適宜プリントを配布する。
参考文献
1回 わが国や欧米諸国で使用されている教育という言葉の語源を考察する。
2回 語源の考察によって、教育は相反する意味をもつことを学ぶ。
3回 ソフィスト、ロックの主張を手掛りに、教え込む教育説を検討する。
授業内容また
はスケジュール
4回 ソクラテス、ルソーの主張を手掛りに、育てる教育説を検討する。
5回 2つの教育説を踏まえて、戦前と戦後の教育の特徴を比較し概説する。
6回 学制・被仰出書について資料を用いて検討する。
7回 教学大旨に関する徳育重視、国家主義的教育方針の内容を検討する。
8回 教育令に教学大旨の意向が反映されなかった理由を説明する。
9回 改正教育令から国家主義的教育方針が実施された根拠を示す。
10回 教学大旨と関連付けながら教育勅語の内容の理解を図る。
11回 国定教科書制度について考える。
12回 歴史的背景を踏まえて、国民学校令の超国家主義的性格の特質を探る。
13回 旧教育基本法における個人重視の理念について解説する。
14回 新・旧教育基本法と比較し、両者の違いを示す。
15回 半期の内容を整理し、質疑応答を通して理解の深化を図る。
授業に際しての
準備事項
予め配布されたプリントを予習し、疑問点や問題点を明確にしておくこと。
成績評価の方法 小テスト30%(3回、各10%)、試験
備 考
60%、発表10%
58
梅光学院大学 2012年 シラバス
博学用
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教育原理
担当者
藤本駿
学科学年
授業のテーマ
日文 2
英語英文 2
選択
単位数
東アジア
2
教職
2
前期
本講義では,教職を志望する学生を対象に,教師に必要とされる公教育の理念や制度,なら
びに教育に関する歴史や思想について解説する。授業を通して,教師として学校現場で教
育活動に従事する際に必要と思われる教育の基礎的・基本的な原理を理解させることを目的
とする。
到達目標
公教育の理念や制度,教育に関する歴史や思想について基本的な知識を習得する。また教
育の今日的課題について,自分の考えを述べることができる。
教授方法
毎回,講義の内容に沿ったプリントを配布する。また適時,レポートを課す。
テキスト
参考文献
使用しない。
田代直人・佐々木司編『新しい教育の原理―現代教育学への招待―』ミネルヴァ書
1回 ガイダンス(教育の概念,教育推進の基本的方向)
2回 人間の発達と教育①(人間の発達と環境の関係)
3回 人間の発達と教育②(子どもとは,子ども観の変化)
授業内容また
はスケジュール
4回 教育の方法原理①(コメニウスの思想,直観教授)
5回 教育の方法原理②(ルソー,自発学習)
6回 教育の方法原理③(ペスタロッチの思想,開発教授)
7回 教育の方法原理④(ヘルバルトの思想,段階教授法)
8回 教育の方法原理⑤(デューイの思想,経験主義)
9回 教育の歴史①(「学校」の意味と成り立ち)
10回 教育の歴史②(我が国における学校制度の成立)
11回 教育の歴史③(大正新教育運動の普及)
12回 教育の歴史④(戦後教育改革の展開)
13回 教育の今日的課題①(現代教育改革の動向)
14回 教育の今日的課題②(教育問題への対応1)
15回 教育の今日的課題③(教育問題への対応2)
授業に際しての
準備事項
教師を目指す者として,国の教育政策や教育時事問題に常に関心を持ち,新聞
やニュース等である程度の予備知識を持って授業に臨むことが望ましい。
成績評価の方法 期末試験の結果とレポートの内容を
総合して評価する。(期末試験
60%,レポート40%)
59
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教育実習Ⅰ
担当者
赤堀方哉
学科学年
日文 4
英語英文 4
授業のテーマ
選択
単位数
教職
1)教育現場を知る
2)教師としての基本的な態度・能力を習得する
3)これまで学んできた教職にかかわる知識を統合化する
教授方法
実習、訪問指導
参考文献
集中
中学校又は高等学校で3週間ないしは4週間の教育実習を行う。教育現場に実際に触れるこ
とにより、教師という仕事について実践的に学び、基礎的な態度と能力を養う。特に前半は、
授業を中心に、学校の様々な場面を見学し、学校、生徒への理解を深める。
実習中は適宜実習校を訪問し、実習中に生じる諸問題の解決を図る。
到達目標
テキスト
前期
2
なし
なし
1回 実習先でオリエンテーションを受け、実習校について理解する。
2回 指導の先生の授業を中心に、授業を見学する
3回 前時に引き続き、授業を見学する
授業内容また
はスケジュール
4回 前時に引き続き、授業を見学する
5回 前時に引き続き、授業を見学する
6回 前時に引き続き、授業を見学する
7回 前時に引き続き、授業を見学する
8回 前時に引き続き、授業を見学する
9回 前時に引き続き、授業を見学する
10回 機会を見つけて、積極的に生徒と関わり、生徒理解を深める
11回 前時に引き続き、積極的に生徒と関わり、生徒理解を深める
12回 前時に引き続き、積極的に生徒と関わり、生徒理解を深める
13回 前時に引き続き、積極的に生徒と関わり、生徒理解を深める
14回 前時に引き続き、積極的に生徒と関わり、生徒理解を深める
15回 教育実習の前半を振り返り、教団実習に備える
授業に際しての
準備事項
地方公務員法及び教育公務員特例法で、教員の服務について確認しておくこと
成績評価の方法 実習校での成績、日誌等
備 考
60
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教育実習Ⅱ
担当者
赤堀方哉
学科学年
日文 4
英語英文 4
授業のテーマ
選択
単位数
教職
1)教育現場を知る
2)教師としての基本的な態度・能力を習得する
3)これまで学んできた教職にかかわる知識を統合化する
教授方法
実習・訪問指導
参考文献
集中
中学校又は高等学校で3週間ないしは4週間の教育実習を行う。教育現場に実際に触れるこ
とにより、教師という仕事について実践的に学び、基礎的な態度と能力を養う。特に後半は、
教壇実習を中心に、教師としての基本的な授業力を身に着ける。
実習中は適宜実習校を訪問し、実習中に生じる諸問題の解決を図る。
到達目標
テキスト
前期
2
なし
適宜配布
1回 具体的な生徒を念頭に置いて、授業を構想する
2回 前時に引き続き、授業を構想する
3回 前時に引き続き、授業を構想する
授業内容また
はスケジュール
4回 前時に引き続き、授業を構想する
5回 前時に引き続き、授業を構想する
6回 指導の先生のアドバイスを得ながら、実際に授業を行う
7回 前時に引き続き、実際に授業を行う
8回 前時に引き続き、実際に授業を行う
9回 前時に引き続き、実際に授業を行う
10回 前時に引き続き、実際に授業を行う
11回 前時に引き続き、実際に授業を行う
12回 前時に引き続き、実際に授業を行う
13回 前時に引き続き、実際に授業を行う
14回 前時に引き続き、実際に授業を行う
15回 教育実習をふりかえり、自己の課題を確認する
授業に際しての
準備事項
地方公務員法及び教育公務員特例法で、教員の服務について確認しておくこと
成績評価の方法 実習校での成績、日誌等
備 考
61
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教育実習指導
担当者
赤堀方哉
学科学年
日文 4
英語英文 4
授業のテーマ
選択
単位数
教職
1)実習生としての心構え、服務、基礎的な技能について理解する
2)教師を目指す者としての課題を明確にする
教授方法
講義、ロールプレイ、ディスカッション
参考文献
前期
事前指導では、教育実習を行うにあたっての服務規程や実習日誌の書き方、模擬授業の実
施など、実習生としての基礎的な素養を身につける。
事後指導では、各自の実習体験をふりかえって、各自の課題を確認すると同時にこれから求
められる教師像について考える。
到達目標
テキスト
なし
適宜配布
1回 本講義の意義と履修上の注意点について
2回 教育実習の目的・流れについて理解する
3回 地方公務員法を中心に服務規程について理解する
授業内容また
はスケジュール
4回 教育公務員特例法を中心に服務規程について理解する
5回 実習生としての服務規程について理解する
6回 事前オリエンテーション時の実習日誌の書き方について学ぶ
7回 授業記録のとり方について学ぶ
8回 毎日の記録のとり方について学ぶ
9回 生徒指導場面を中心に、ロールプレイを用いて場面指導を行う
10回 前時に引き続き場面指導を行う
11回 実習中の教材を用いて、模擬授業を行う
12回 実習校の教育課程の編成について理解する
13回 各自の実習体験を持ち寄り、ディスカッションを行う
14回 前時に引き続き、ディスカッションを行う
15回 半年間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
1
これまでの教職関連の授業の復習をしておくこと
成績評価の方法 授業参加・レポート
備 考
62
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教育心理学
担当者
丹羽智美
学科学年
日文 2
英語英文 2
授業のテーマ
選択
単位数
2
東アジア
子ども
2
後期
2
教育活動や教育現場に関連する心理学的知見を紹介する。本授業では生徒児童に関する
側面だけでなく,教員に関する側面も取り入れ,教育者としての立場に対する理解をより深め
られるようにする。
また,教育と心にかかわるトピックに関して考える機会をできるだけ作り,教
育活動のと心の関わりについて理解を深める。
到達目標
様々な教育活動が持っている意義,教育活動が教師や生徒児童に与える正負の影響,教
育効果に対する様々な影響要因の理解を目標とする。
教授方法
講義形式で進める。
テキスト
参考文献
1回 イントロダクション;教育活動とは何かについて考える。
2回 発達と学習;遺伝説から学習に対する考え方を知る。
3回 発達と学習;環境説から学習に対する考え方を知る。
授業内容また
はスケジュール
4回 青年期の発達;身体と心の発達について知る
5回 青年期の発達;身体と心の発達について知る
6回 動機づけ;やる気を起こすポイントについて知る。
7回 動機づけ;やる気を起こすポイントについて知る。
8回 学習のメカニズム;人間の基本的な学習メカニズムについて知る。
9回 学習のメカニズム;人間の基本的な学習メカニズムについて知る。
10回 教授方法;効果的な授業展開のしかたを知る。
11回 教授方法;効果的な授業展開のしかたを知る。
12回 教育評価;教育活動で行う評価の意味や方法について知る。
13回 教師の影響力;教師の意識的,無意識的な働きかけの影響力を知る。
14回 学校に行く意味;学校に行く意味について考える。
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
前の内容を理解したことを前提に進めるので,前回の授業の復習をして理解してか
ら授業に望んで欲しい。
成績評価の方法 筆記試験(70%),小レポート(30%)
備 考
63
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教育制度論
担当者
赤堀方哉
学科学年
日文 2
英語英文 2
授業のテーマ
選択
単位数
東アジア
2
1)近代日本教育史について理解する
2)教育関係法規について理解する
3)今日の教育課題について考える
教授方法
講義、毎週小テスト
参考文献
前期
学校教育を中心とする公教育制度は、国家によって育成すべき人間像が示され、それを実
現するための制度が法によって規定されている。本講義では、日本近代史における教育を各
時代と結びつけて講じていく。その上で、今日の公教育を規定する諸法について講じてい
く。
到達目標
テキスト
教職
『2013年度版 学校小六法』 共同出版
適宜配布
1回 本講義の意義と履修上の注意点について
2回 藩校・寺子屋などを中心に江戸時代の教育について理解する
3回 明治期に学校教育制度が出来上がってくる様子を概観する
授業内容また
はスケジュール
4回 近代学校教育制度が受容されていった理由について考える
5回 戦前・戦中に教育の果たした役割について理解する
6回 戦後教育がどのように出来上がっていったかを理解する
7回 日本が経済立国となる中で教育の果たした役割について考える
8回 現代日本の教育理念について理解する
9回 学校教育という制度について理解する
10回 前時に引き続き、学校教育という制度について理解する
11回 教員の身分と義務について理解する
12回 前時に引き続き、教員の身分と義務について理解する
13回 児童・生徒の管理、保護について理解する
14回 教科書、教材について理解する
15回 半年間の学びをふりかえる
授業に際しての
準備事項
2
これまでの学校生活をふりかえり、疑問点などをみつけておくこと
成績評価の方法 小テスト、期末テスト
備 考
64
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教育相談の研究
担当者
丹羽智美
学科学年
日文 3
英語英文 3
授業のテーマ
選択
単位数
教職
2
前期
教育相談とはカウンセリングの考えや技法を活用した教師による教育活動である。そのため,
問題となる行動や症状を改善・低減することを目的とするカウンセリングとは異なり,発達支援
という側面が強い。それを踏まえて本授業では,問題に対する知識と,教師の立場での対応
の仕方について取り上げる。
到達目標
現代の教育の場で問題となっている問題について,そのメカニズムを理解する。また,保育
者や教師の対応について考える。
教授方法
講義形式で進める。
テキスト
参考文献
1回 オリエンテーション;教育相談の意義と役割を知る。
2回 問題行動とは何か;問題行動の基準を考える。
3回 問題の理解と対応;不登校の様子について知る。
授業内容また
はスケジュール
4回 問題の理解と対応;不登校のメカニズムについて知る。
5回 問題の理解と対応;いじめの様子について知る。
6回 問題の理解と対応;いじめのメカニズムについて知る。
7回 発達障害の理解;自閉症の様子を把握する。
8回 発達障害の理解;自閉症の症状について理解する。
9回 発達障害の理解;ADHDの様子と症状について理解する。
10回 カウンセリングの基礎;カウンセリングマインドについて知る。
11回 カウンセリングの基礎;カウンセリングマインドについて知る。
12回 面談の進め方;面談をする上で気をつけるポイントについて考える。
13回 保護者に対する援助について知る。
14回 保育者・教員のメンタルヘルスについて知る。
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
現代の教育問題に対して関心を持っておくこと。
成績評価の方法 最終試験(70%),小レポート(30%)
備 考
65
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教育方法論
担当者
杉山直子
学科学年
日文 3
英語英文 3
授業のテーマ
選択
単位数
2
教職
後期
教育方法の歴史から、現代の教育方法に必要な理念を学びとることを目的として、ソクラテス
などから具体的に学ぶ。また、学級で学ぶ意義を問い直し、授業における様々な観点を学
び、単なる知識・技能の伝達ではなく、子どもの人格形成に寄与する授業のありかたについ
て理解し、具体的な授業づくりに活かす。
到達目標
教育方法の歴史から理念を学び、活用しようとする。授業づくりに必要な指導の在り方を知
り、実際の授業づくりに活用すべく、授業を構想する。
教授方法
主として講義形式だが、グループ討議や発表もする場合がある。
テキスト
参考文献
プリントを適宜配布する。
適宜紹介をする。
1回 本講義の内容と授業への構えを説明する。
2回 教育方法の歴史①ソクラテスの問いからの学び
3回 教育方法の歴史②コメニウスの感覚主義からの学び
授業内容また
はスケジュール
4回 教育方法の歴史③ルソーの合自然の論理からの学び
5回 教育方法の歴史④ペスタロッチの直観教授と生活の論理からの学び
6回 教育方法の歴史⑤ヘルバルトやその学派の授業の形式からの学び
7回 教育方法の歴史⑥マカレンコの集団の論理からの学び
8回 教育方法における学級で学ぶ意義①生活指導と学習指導
9回 教育方法における学級で学ぶ意義②生活規律と学習規律
10回 教育方法における学級で学ぶ意義③集団思考の論理
11回 教育方法における学級で学ぶ意義④発問とその類型
12回 授業研究①子どもの論理
13回 授業研究②生活の論理
14回 授業研究③教科の論理を子どもの学びたいものへ
15回 今までの学びを踏まえて、授業を構想し、指導計画書を書く。
授業に際しての
準備事項
配布プリントは読んで授業に臨むこと。模擬授業の準備をすること。
成績評価の方法 授業内レポート(30%)定期末試験
(70%)
66
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教職教養Ⅰ
担当者
吉岡正宏 村上孝治
学科学年
選択
単位数
日文 3
英語英文 3
教職
1
前期
授業のテーマ
これまでの授業で習得した教育学の内容の理解を、より確かなものにすることがこの授業の
目的である。教育目的、教育方法及び内容、教育史等の基本的事項を検討し、関連付ける
ことによって応用力を養成する。
到達目標
教育に関する基本的事項を確実に理解すること、解答に至る理由を明らかにし説明できるよ
うになること等を目指す。
教授方法
領域ごとに小テストを実施し、添削・指導する。問題の解き方を解説する。
テキスト
『近代教育史』 教師養成研究会編著 学芸図書株式会社。その他資料等を適宜配布する。
参考文献
1回 教育の必要性と可能性、陶冶の意味、教育の代表的な思想を学ぶ。
2回 教育目的の歴史的変遷を辿り、各時代の特質を理解する。
3回 近代以前のソクラテスやコメニウス等の教育方法論について検討する。
授業内容また
はスケジュール
4回 近代のペスタロッチやヘルバルト等の教育方法論について検討する。
5回 現代のデューイやブルーナー等の教育方法論について検討する。
6回 教育課程編成の方法と諸類型の特徴を学ぶ。
7回 改訂された各学習指導要領を比較し、その特徴を検討する。
8回 中学校学習指導要領における総則の枠組みを理解する。
9回 高等学校学習指導要領における総則の枠組みを理解する。
10回 古代ギリシア、古代ローマ、中世の教育の主な事項を検討する。
11回 ヒューマニズム、ルターの教育思想を学ぶ。
12回 ヒューマニズム、ルターの教育思想を学ぶ。
13回 産業革命における教育の諸問題について考える。
14回 ヘルバルト、フレーベル、スペンサー等の19世紀の教育思想を検討する。
15回 半期の内容を整理し、質疑応答を通して理解の深化を図る。
授業に際しての
準備事項
事前にこれまで学んだ教職科目の内容を復習し、整理して授業に臨むこと。
成績評価の方法 配点は小テスト30%(3回、各10%)
試験70%
67
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教職教養Ⅱ
担当者
赤堀方哉 村上孝治
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
日文 3
英語英文 3
教職
後期
教員採用試験に向けて、教育法規・教育心理学を中心に教職教養の知識の整理を行う。
到達目標
1)教育法規の主だった条文を理解し、記憶する
2)教育心理学の主だった知見を理解し、記憶する
教授方法
講義、毎週小テスト
テキスト
参考文献
なし
適宜配布
1回 本講義の意義と履修上の注意点について
2回 教育法規1:日本国憲法
3回 教育法規2:教育基本法
授業内容また
はスケジュール
4回 教育法規3:学校教育法、同施行法
5回 教育法規4:地方公務員法、教育公務員特例法
6回 教育法規5:学校保健安全法、同施行令
7回 教育法規6:地方教育行政法
8回 教育法規7:人権関係諸法
9回 教育心理1:発達理論
10回 教育心理2:学習理論
11回 教育心理3:動機づけ
12回 教育心理4:心理検査
13回 教育心理5:心理療法
14回 教育心理6:発達障害
15回 教育心理7:教育評価
授業に際しての
準備事項
1
これまでの教職関連科目について復習し、疑問点を洗い出しておくこと
成績評価の方法 小テスト、期末テスト
備 考
68
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教職教養Ⅲ
担当者
赤堀方哉
学科学年
日文 4
英語英文 4
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
参考文献
選択
単位数
教職
前期
教員採用試験に向けて、教職教養の知識の整理を行うとともに、最新の教育事情についても
理解する。
教育法規・教育心理・教育時事の主だった項目を理解し、記憶する
講義・小テスト・グループディスカッション
なし
適宜配布
1回 本講義の意義と履修上の注意点について
2回 教員採用試験対策1:教育課程の編成
3回 教員採用試験対策2:学習指導要領
授業内容また
はスケジュール
4回 教員採用試験対策3:教育方法
5回 教員採用試験対策4:生徒指導1
6回 教員採用試験対策5:生徒指導2
7回 教員採用試験対策6:特別支援学校
8回 教員採用試験対策7:人権教育
9回 教員採用試験対策8:キャリア教育
10回 教員採用試験対策9:道徳教育
11回 教員採用試験対策10:求められている教員像
12回 教員採用試験対策11:重要答申1
13回 教員採用試験対策12:重要答申2
14回 教員採用試験対策13:集団面接1
15回 教員際世試験対策14:集団面接2
授業に際しての
準備事項
1
これまでの教職関連科目について復習し、疑問点を洗い出しておくこと
成績評価の方法 小テスト、期末テスト
備 考
69
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教職国語Ⅰ
担当者
安道百合子・加藤邦彦・田口寛・中尾健一郎
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
参考文献
選択
日文 3
単位数
教職
教員採用試験の過去問を知ること、解けるようになること。専門教養の知識を身につけること。
教員採用試験程度の問題の解説を課し、批評・アドバイスを行う。
適宜プリントを配布する。
専門領域ごとに指示する。
2回 学習指導要領(2)
3回 教員採用試験対策 古文(1)
4回 教員採用試験対策 漢文(1)
5回 教員採用試験対策 古文(2)
6回 教員採用試験対策 漢文(2)
7回 教員採用試験対策 古文(3)
8回 教員採用試験対策 漢文(3)
9回 教員採用試験対策 古文(4)
10回 教員採用試験対策 漢文(4)
11回 教員採用試験対策 現代文(1)
12回 教員採用試験対策 現代文(2)
13回 教員採用試験対策 現代文(3)
14回 教員採用試験対策 現代文(4)
15回 教員採用試験対策 現代文(5)
授業に際しての
準備事項
前期
教員採用試験に備え、過去問を解く。学生が問題の解説をすることによって、人前で話すト
レーニングを積むとともに、自分の問題点を内省し、改善に向けて対策をとることができるよう
にする。また、教師になるという目標を明確にし、専門教養の理解を深める。
1回 授業の概要 教員採用試験対策 学習指導要領(1)
授業内容また
はスケジュール
1
予習・復習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 平常点。期末テスト。実力テスト。
備 考
70
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教職国語Ⅱ
担当者
安道百合子・加藤邦彦・田口寛・中尾健一郎
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
参考文献
選択
日文 3
後期
教員採用試験に備え、過去問を解く。学生が問題の解説をすることによって、人前で話すト
レーニングを積むとともに、自分の問題点を内省し、改善に向けて対策をとることができるよう
にする。また、教師になるという目標を明確にし、専門教養の理解を深める。
教員採用試験の過去問を知ること、解けるようになること。専門教養の知識を身につけること。
教員採用試験程度の問題の解説を課し、批評・アドバイスを行う。
適宜プリントを配布する。
専門領域ごとに指示する。
2回 教員採用試験対策 学習指導要領(2)
3回 教員採用試験対策 古文(1)
4回 教員採用試験対策 漢文(1)
5回 教員採用試験対策 古文(2)
6回 教員採用試験対策 漢文(2)
7回 教員採用試験対策 古文(3)
8回 教員採用試験対策 漢文(3)
9回 教員採用試験対策 古文(4)
10回 教員採用試験対策 漢文(4)
11回 教員採用試験対策 現代文(1)
12回 教員採用試験対策 現代文(2)
13回 教員採用試験対策 現代文(3)
14回 教員採用試験対策 現代文(4)
15回 教員採用試験対策 現代文(5)
授業に際しての
準備事項
1
教職
1回 教員採用試験対策 学習指導要領(1)
授業内容また
はスケジュール
単位数
予習・復習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 平常点。期末テスト。実力テスト。
備 考
71
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教職論
担当者
貞末俊裕
学科学年
日文 3
英語英文 3
選択
単位数
教職
2
前期
授業のテーマ
教職の意義、教員養成の歴史、教員の役割や職務内容について概説する。 学校教育を取り巻く環境の変化や様々な教育課題の解決に向けた各種取組、教員として必
要な資質能力、これからの時代に求められる教師像等について考察する。
到達目標
教職の意義、教員の役割や職務内容、教育課題への施策等の理解を深め、教職への意欲
や適性等を考察し、教員を目指していくことができるようにする。
教授方法
講義に加え、小テストを実施、また、テーマごとに、まとめレポートを作成。
テキスト
『教職概論』 学陽書房
参考文献
1回 教職の意義や教師の役割について教育の在り方等を踏まえながら考察。
2回 求められる教師像について学校現場の現状や課題を踏まえながら考察。
3回 求められる教師像について教職への意欲や適性、取組課題等を考察。
授業内容また
はスケジュール
4回 明治以降戦前までの教員養成の歴史、師範学校教員像等について考察。
5回 戦後の教員養成制度、教員養成の現状課題、教育職員免許法を概説。
6回 教員として必要な資質能力の向上を図るための研修制度について概説。
7回 教員の資格、教員の身分と任用、服務の根本基準、任命権者等を概説。
8回 教員の職務上・身分上の義務、身分保障と分限・懲戒等について概説。
9回 教員の法的役割と教員の仕事の具体的な内容等について概説。
10回 教員の役割と職務内容について、教員の仕事の特質や期待等を考察。
11回 校務分掌等の学校運営組織、学校現場の状況課題、勤務実態等を考察。
12回 学校・家庭・地域社会が連携協力した教育の推進、学校の役割等を考察。
13回 教育基本法や教育三法改正に伴う学校運営の在り方や教員の役割を考察。
14回 求められる教員像、自身の適格性、教育実習への取組課題等を考察。
15回 本講義の内容を振り返り自身の今後の取組課題や学びの概要をまとめる。
授業に際しての
準備事項
教科書や参考資料にもとづいて、授業の予習資料を作成する。
成績評価の方法 レポートや小テスト、学びの概要のま
とめ
72
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
行草書法
担当者
荒瀬宏
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
選択
単位数
日文 2
書道
2
前期
抑揚のリズムがすべての基本であり、自在な書風を生み出す基になる。多様な個性的表現を
認め合いながらも、古典の抑制の利いた上品さを意識しながら創作に活かしたい。また、草
書学習では若者らしく激しい表現を目指したい。 ①自然な抑揚のリズムの習得②点画の省略法③新しい文字の形の創造
古典の鑑賞と臨書
展大臨書
集字・創作
自主制作プリント
参考文献
1回 *行草史 *抑揚のリズム *筆脈の貫通
2回 ①蘭亭記読解 *間違いやすい文字の臨書 3回 ②古人の臨書例の比較鑑賞 *部分精修
授業内容また
はスケジュール
4回 ③半切のまとめ方 *墨量の変化
5回 *繊細な線の形の再現 *羊毛の活用 *辺とつくりとの関係
6回 ①鷹揚な字形の選択=温泉銘の臨書 *古典の学習と個性の調和 7回 ②穂先の捩れと重厚な味わい=祭姪稿の臨書 *自在な字形の統一
8回 *蘇東坡と黄山谷の書法 *左傾斜の字形のとり方
9回 *王鐸の自在な造字法 *連綿と余白
10回 ①空海の重みと捩れ=風信帖の臨書 *線の方向転換と筆の力の再生法
11回 ②和様の完成=屏風土代の臨書 *多肉の充実
12回 *古書論と現代 *省略法の原則 *筆路明確
13回 *智永・孫過庭・懐素の省略法 *多様な書風の容認
14回 *一字の選択 *四角な紙面へのゆがみ=等間隔・同方向の否定
15回 *折帖整理 授業に際しての
準備事項
・古典の臨書例=展大したもの ・古典の原拓展示
成績評価の方法 *毎時の提出物 *柔軟な字形へ
の対応力 *折帖の整理
73
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教養英語Ⅰ
担当者
泉澤みゆき
学科学年
日文 2
選択
単位数
東アジア
1
前期
2
授業のテーマ
海外旅行や、語学留学する際の場面を想定した総合学習を行う。特に、必ず使うであろう、短
いフレーズを繰り返し聞き、覚えたフレーズをスピーキングやライティグに取り入れていく。
到達目標
ネイティブが日常的に使っているシンプルな英語表現を身につけ、実際に話せるようになるこ
と。
教授方法
授業毎に練習問題をあてる。
テキスト
『Fly to US!』(松柏社)
参考文献
1回 Introduction:授業の進め方、授業評価等に関する説明。
2回 I'm fine thank you. And you?
3回 Tell me a bit about you
授業内容また
はスケジュール
4回 Have a pleasant flight!
5回 First step in a Foreign country
6回 Staying a hotel 1
7回 Staying a hotel 2
8回 小テスト① Unit1~6までのレビューテスト
9回 Let's go shopping
10回 Sightseeing
11回 At a fast food place
12回 Dining at a restaurant
13回 Catching a taxi
14回 Taking a bus
15回 小テスト② Unit7~12までのレビューテスト及びまとめ
授業に際しての
準備事項
予習可能なパートについては予習前提で授業を進める。授業には辞書必携のこ
と。受講の際配慮が必要な場合はその旨申し出ること。
成績評価の方法 定期試験60%+平常点(授業参加
度、小テスト等)40%
74
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教養英語Ⅰ
担当者
小田逸子
学科学年
授業のテーマ
日文 2
選択
単位数
東アジア
1
前期
2
アメリカ合衆国において英語が母国語でない人のために放送を開始されたVoice of
America Special English を活用して実用的な英語に親しみ、リスニングだけでなくリーディン
グ、ライティングの基礎力を習得し、英語を通してコミュニケーションを楽しむための総合力を
養う。
到達目標
アメリカの文化と生活に関する英文の聞き取り(空所補充)を通して英語の音の仕組みやリズ
ムに慣れ、完成した英文を読み、和訳を介さずに内容を理解する
教授方法
CD付きのテキストを活用して授業を行う。
テキスト
オンラインで学ぶVOAライフ系総合英語 (松柏社) 1575円(1500円+税)
参考文献
1回 Introduction
2回 Unit 1
3回 Unit 2
授業内容また
はスケジュール
4回 Unit 3
5回 Unit 4
6回 Unit 5
7回 Unit 6
8回 Review
9回 Unit 7
10回 Unit 8
11回 Unit 9
12回 Unit 10
13回 Unit 11
14回 Unit 12
15回 Review
授業に際しての
準備事項
前時の復習をして授業に臨むこと 辞書必携
成績評価の方法 試験50% 授業50%
備 考
75
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教養英語Ⅱ
担当者
吉津成久
学科学年
授業のテーマ
日文 2
選択
単位数
東アジア
1
2
後期
日本から最も遠いヨーロッパの西の果てに位置しながら、その精神文化は日本と近縁関係に
あるアイルランド(愛蘭)への旅を、易しいテクストや映像や音声を通して疑似体験する。ここ
は、ハリーポッターの魔法の世界を生んだダーナ神族の伝統を今も受け継ぎ、ジブリ企画の
アニメ映画にもたびたび登場する。
到達目標
受講生は、異国の文化に強い関心を持ち、日本とのかかわりも発見することが期待されてい
る。
教授方法
受講生によるテクストの解読、映像と音声による紹介。
テキスト
参考文献
Ireland by Tim Vicary (Oxford Bookworms Library Factfiles, Oxford University Press)
授業中に適宜指示する。
1回 Ireland's Story
2回 Around the Island
3回 Celtic Ireland
授業内容また
はスケジュール
4回 St. Patrick, the Church, and the Vikings
5回 The English Come to Ireland
6回 The Great Hunger
7回 Fighting to be Free
8回 Northern Ireland
9回 Dublin and Belfast
10回 Four Irish Cities
11回 Stories, Music, and Dancing
12回 A Country for Young People
13回 Activities: Before Reading
14回 Activities: While Reading
15回 Activities: After Reading
授業に際しての
準備事項
必ず次回授業で取り上げるテクストの内容を予習すること。
成績評価の方法 準備学習、課題、発表50%。期末
備 考
試験50%
76
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教養英語Ⅱ
担当者
安冨恵子
学科学年
授業のテーマ
日文 2
選択
単位数
東アジア
1
2
後期
教養英語Ⅰで英語の基本を身につけた学生たちに、物語の英文を読解し、味わい、運用す
る楽しさを知ってもらいたい。さらにロール・プレイをも楽しみたい。「アーサー王物語」は、中
世の騎士道精神の大ロマンであるが、昨今のPCゲームに題材を提供してさえいる。楽しみな
がら、したたかな英語力を身につけたい。
到達目標
シナリオの生きた英語の音声を体得する。英文を読解する。英文を暗誦して、ロール・プレイ
を楽しむ。英語を通して、歴史、文化を学ぶ。
教授方法
学生はCDを持つ。語彙集を用いて1文ずつ読解する。読解は個別の進度で行う。
テキスト
King Arthur and His Knights of the Round Table 語学春秋社。
参考文献
1回 SCENE 1
2回 SCENE 2
3回 SCENE 3
授業内容また
はスケジュール
4回 SCENE 4
5回 SCENE 5
6回 SCENE 6
7回 SCENE 7
8回 SCENE 8
9回 SCENE 9
10回 SCENE 10
11回 SCENE 11
12回 SCENE 12
13回 SCENE 13
14回 SCENE 14
15回 SCENE 15
授業に際しての
準備事項
CDを日常的に聴いて、声色を真似るまでになる。
成績評価の方法 読解進度。ロール・プレイ達成度。
備 考
77
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教養セミナー(啓明)
担当者
倉本昭
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
日文 3
啓明大学の現地学期は夏まで短い間しかない。その期間内に日本の文化について肌で感じ
るように親しめれば幸いである。このたびは日本の古来から現代までの食文化について、各
人ごとにテーマを割り振って、レポートしてもらい、現在の日本人の食生活における問題につ
いて理解を深めたい。
到達目標
古来から現在まで日本人が何を食べてきたかを概観し、現代の食生活の成り立ちを理解す
る。食の視点から日本人と日本文化を論じる。
教授方法
演習形式。担当者が研究発表をし、問題点を論じ合う。
テキスト
参考文献
なし
適時紹介する
1回 食について調べるためのツール
2回 スーパーとコンビニを探検する―現代食文化事情(1)
3回 スーパーとコンビニを探検する―現代食文化事情(2)
授業内容また
はスケジュール
4回 伝統菓子の世界
5回 駄菓子と昭和の子どもたち
6回 そば・うどんの愉悦
7回 なぜ日本人はラーメンが好きか(1)
8回 なぜ日本人はラーメンが好きか(2)
9回 旬の野菜と日本の四季
10回 無農薬野菜とブランド野菜
11回 日本人が食べてきたお肉
12回 韓国と日本の焼肉事情
13回 魚市場を探検する
14回 お茶の極上・コーヒーの至福
15回 現代日本の若者の食事情
授業に際しての
準備事項
発表担当者は前日までにレジュメを担当教員に提出。発表の質疑応答をもとに全
員小レポート提出。
成績評価の方法 受講態度と発表、提出レポートによ
る
78
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
学外へのフィールドワークへの参
加を絶対とする。実施は土曜日も
想定しておくこと。
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教養セミナーⅠ
担当者
安道百合子・加藤邦彦・田口寛
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
1
前期
日文 1
大学が意義ある学問の場となるために必要なことを、確認しつつ身につけていく。大学生とし
ての意識を高めるとともに、自ら課題を見つけることの重要性を知り、探究するための技術を
実習しながら身につける。授業の場が友人や教員とのより充実したコミュニケーションの場と
なることを期待して進める。
到達目標
四年間の学びの展望を持って、日々の自己管理ができる。学問の基礎的技術を習得し、レ
ジュメを作成し、口頭発表ができる。発表の場にて意見交換ができる。
教授方法
学びの技術を紹介、解説する。発表、意見交換の技術を演習する。
テキスト
参考文献
適宜プリントを配布する。
適宜指示する。
1回 授業の概要。「学生」と「生徒」との違い。学生生活におけるマナー。
2回 Baiko・Basic・Powerの養成について。ポートフォリオの活用。自己シート①
3回 記録のすすめ。スケジュール管理。ノートの取り方。
授業内容また
はスケジュール
4回 大学の学びについて知り、学ぶ意欲を高める。
5回 新聞の読み方。メディアの違いと特性。
6回 読書のすすめ① 学生相互の本の紹介、意見交換。
7回 自己シート記入② 読書のすすめ② 学生相互の本の紹介、意見交換。
8回 図書館案内
9回 テーマの設定、資料の探し方、レジュメの作り方。
10回 レポートの書き方。
11回 自己シート記入③ レジュメ作り、実習①
12回 レジュメ作り、実習②
13回 レジュメ作り、実習③
14回 グループ内で、レジュメに基づいて口頭発表、意見交換。
15回 レジュメの提出。前期の学びを振り返る。
授業に際しての
準備事項
予習・復習をして授業に臨むこと。新聞を毎日読んで時事問題に関心を持つこと。
成績評価の方法 受講態度。発表や意見交換への参
加態度。作成レジュメ
79
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教養セミナーⅡ
担当者
安道百合子・加藤邦彦・田口寛
学科学年
必修
単位数
日文 1
1
教職
後期
授業のテーマ
教養セミナーⅠを継承し、さらに関心を広げたり、考えを深めたりして、レポートをまとめること
を目指して進める。時事問題の中から、個人で課題を設定し、資料を集め、考察を深め、レ
ジュメを作成して口頭発表する。授業中の討議を経て、レポートにまとめる。
到達目標
時事問題に広く関心を持ち、視野を広げる。資料を集めて検討を加えたうえで、考えを深め
ることができる。意見交換の技術を身につける。レポートを作成する。
教授方法
レジュメの作り方、発表の仕方、レポート作成の注意点等について、適宜助言する。
テキスト
参考文献
適宜プリントを配布する。
適宜指示する。
1回 前学期の振り返りと当学期の目標設定。
2回 各回のテーマ確認・選択。課題設定・資料収集・考察発表の方法。
3回 言葉 発表と意見交換①
授業内容また
はスケジュール
4回 暮らし 発表と意見交換②
5回 地球環境 発表と意見交換③
6回 政治 発表と意見交換④
7回 文化・芸術 発表と意見交換⑤
8回 メディア 発表と意見交換⑥
9回 子ども・教育 発表と意見交換⑦
10回 国際関係 発表と意見交換⑧
11回 法律 発表と意見交換⑨
12回 福祉 発表と意見交換⑩
13回 医療 発表と意見交換⑪
14回 経済 発表と意見交換⑫
15回 当学期の学びを振り返る。
授業に際しての
準備事項
次回担当者はテーマの予告を行い、全員は関連する記事を読むなど予習をして
授業に臨むこと。
成績評価の方法 受講態度・発表や討議への参加態
度。作成レジュメ。レポート。
80
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
学期末に、3クラス合同のレポート
集を作成する。
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教養の数学Ⅰ
担当者
横山修
学科学年
日文 34
英語英文 34
選択
単位数
東アジア
2
前期
34
授業のテーマ
組版システムTeXとは何かを説明する。その後、学生にTeXを用いて数学の問題を作成させ
る。最後に、学生が作成した問題の答え合せおよび解説を、受講者全員の前で問題作成者
自身に行わせる。また、期末試験については、学生が作成した問題の中から出題する。
到達目標
学生個々が、TeXにより数学の問題を作成する。また、各人が作成した問題の答え合せを、
問題作成者自身が受講者全員の前で行う。
教授方法
講義形式で行う。講義内容確認のために演習形式も併用する。
テキスト
学生が作成した問題を冊子にして受講者全員に配付する。また、Web上でもその問題を公開
する。
参考文献
1回 TeXとは
2回 TeXの使い方
3回 文書作成
授業内容また
はスケジュール
4回 簡単な数式
5回 複雑な数式
6回 レポートの書き方
7回 図表挿入の方法
8回 文献引用
9回 TeXによる問題作成 ~その1~
10回 TeXによる問題作成 ~その2~
11回 TeXによる問題作成 ~その3~
12回 問題の答え合せ及び解説 ~その1~
13回 問題の答え合せ及び解説 ~その2~
14回 問題の答え合せ及び解説 ~その3~
15回 まとめ ~前期の学習内容を振り返る~
授業に際しての
準備事項
予習・復習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 (1) 問題作成による評価(60%)
備 考
(2) 試験による評価(40%)
81
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
教養の数学Ⅱ
担当者
横山修
学科学年
授業のテーマ
日文 34
英語英文 34
選択
単位数
東アジア
2
34
後期
授業のテーマについては、前期と同様である。前期と後期では受講者が異なると考えられる
ため、組版システムTeXの説明から再び始める。その後、学生にTeXを用いて数学の問題を
作成させる。最後に、学生が作成した問題の答え合せおよび解説を、受講者全員の前で問
題作成者自身に行わせる。また、期末試験については、学生が作成した問題の中から出題
する。
到達目標
学生個々が、TeXにより数学の問題を作成する。また、各人が作成した問題の答え合せを、
問題作成者自身が受講者全員の前で行う。
教授方法
講義形式で行う。講義内容確認のために演習形式も併用する。
テキスト
学生が作成した問題を冊子にして受講者全員に配付する。また、Web上でもその問題を公開
する。
参考文献
1回 TeXとは
2回 TeXの使い方
3回 文書作成
授業内容また
はスケジュール
4回 簡単な数式
5回 複雑な数式
6回 レポートの書き方
7回 図表挿入の方法
8回 文献引用
9回 TeXによる問題作成 ~その1~
10回 TeXによる問題作成 ~その2~
11回 TeXによる問題作成 ~その3~
12回 問題の答え合せ及び解説 ~その1~
13回 問題の答え合せ及び解説 ~その2~
14回 問題の答え合せ及び解説 ~その3~
15回 まとめ ~前期の学習内容を振り返る~
授業に際しての
準備事項
予習・復習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 (1) 問題作成による評価(60%)
備 考
(2) 試験による評価(40%)
82
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
キリスト教倫理Ⅰ
担当者
樋口紀子
学科学年
日文 1
英語英文 1
授業のテーマ
必修
単位数
1
前期
1
1
人には「生きる」とは何かという課題が与えられている。聖書はこの問題に答えを出してくれる
唯一の本である。それゆえ、2000年もの間、時代を越え、文化や習慣を越えて、人々の間で
読み継がれてきた。この授業では、旧約聖書を中心に、神(創造主)と人との基本的な関係を
学び、そこから「生きる」という問題を考える。
東アジア
子ども
到達目標
旧約聖書の学びを通して、「生きる」ということを考えると共に、「生かされている」とはどのよう
なことであるかを理解する。
教授方法
プロジェクターや映像を用いて、わかりやすい授業を展開する。
テキスト
参考文献
「聖書」(新共同訳)
「旧約聖書入門」三浦綾子
1回 キリスト教の基本①(聖書を学ぶことの意義)
2回 キリスト教の基本②(聖書の概要)
3回 サマリアデーについて(献金や奉仕の在り方)
授業内容また
はスケジュール
4回 創世記「天地創造」
5回 創世記「人の創造」
6回 創世記「男女の創造」
7回 創世記「ヨセフの人生」
8回 出エジプト記「モーセの人生」
9回 出エジプト記「十戒」(神の生活規範)
10回 ヨブ記
11回 試練への考え方(人の生き方を通して)
12回 詩編「ダビデの生き方」
13回 コヘレトの言葉「時」
14回 梅光の140年の歴史
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
授業のテーマとなっている聖書の箇所(言葉)や授業の中で紹介した聖書の箇所
(言葉)を何度も読んでみる。礼拝に出席する。
成績評価の方法 授業への参加(30%)、テスト
備 考
(50%)、レポート・他(20%)
83
梅光学院大学 2012年 シラバス
英語B東アジア合同
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
キリスト教倫理Ⅱ
担当者
樋口紀子
学科学年
日文 1
英語英文 1
授業のテーマ
必修
単位数
1
東アジア
子ども
1
後期
1
人は「生まれる時と場所」、「死ぬ時と場所」を選ぶことができない。また、人は自分で解決でき
ない多くの問題をかかえている。聖書はこのようなことに対してどう答えているのかを、新約聖
書「四福音書」を通して学び、「永遠の命」について考える。
到達目標
「四福音書」の記述から、「イエスと私の関係」、「私の在り方」、「私の存在意義」を考え、「永
遠の命」との関係について学ぶ。
教授方法
プロジェクターや映像を用いて、わかりやすい授業を展開する。
テキスト
参考文献
聖書(新共同訳)
「新約聖書入門」三浦綾子著
1回 サマリアデー(献金の意義)
2回 新約聖書の基本(概要や時代背景)
3回 イエスの生涯
授業内容また
はスケジュール
4回 イエスの誕生①(クリスマスの意義)
5回 イエスの誕生②(クリスマスの意義)
6回 マタイによる福音書①「山上の説教」(至福の教え)
7回 マタイによる福音書②「山上の説教」(隣人愛の教え)
8回 マルコによる福音書
9回 ルカによる福音書(「放蕩息子のたとえ」)
10回 ヨハネによる福音書(サマリアの女の話)
11回 ヨハネによる福音書(姦淫の場で捕えられた女性の話)
12回 試練について(映像で学ぶ)
13回 イエスの十字架の購い(救いについて)
14回 イエスの復活
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
授業のテーマとなっている聖書の箇所(言葉)や授業の中で紹介した聖書の箇所
(言葉)を何度も読んでみる。礼拝に出席する。
成績評価の方法 授業への参加(30%)、テスト(50%)、
レポート・他(20%)
84
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
英語B東アジア合同
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
近世文学作品研究
担当者
倉本昭
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
日文 3
後期
江戸時代のファンタジー小説の精髄を読む。日本の古典にファンタジー小説という用語は適
用されることが少ないが、江戸時代の浮世草子・読本には、そう呼ぶにふさわしい作品群が
多々ある。現在も読みつがれる傑作短編を選んで、解説する。創作の発想源、地域文化研
究の題材になれば幸いである。
到達目標
江戸時代作者の奇想天外な発想に驚くとともに、そのよってきたるところを時代背景や当時
の学芸・民衆思想から理解する。
教授方法
講義形式
テキスト
参考文献
なし。プリントで配布
なし
1回 日本古典文学におけるファンタジーものの系譜(1)
2回 日本古典文学におけるファンタジーものの系譜(2)
3回 井原西鶴『好色二代男』より―ネズミになった遊女の魂
授業内容また
はスケジュール
4回 井原西鶴『西鶴諸国はなし』より―傘の御託宣
5回 白話小説の衝撃
6回 江戸時代中期学者の神秘思想
7回 上田秋成『雨月物語』より―白蛇の精(1)
8回 上田秋成『雨月物語』より―白蛇の精(2)
9回 上田秋成『雨月物語』より―白蛇の精(3)
10回 上田秋成『雨月物語』より―白蛇の精(4)
11回 山東京伝『本朝酔菩提』より―一休と地獄太夫(1)
12回 山東京伝『本朝酔菩提』より―一休と地獄太夫(2)
13回 曲亭馬琴『八犬伝』より―伏姫自害(1)
14回 曲亭馬琴『八犬伝』より―伏姫自害(2)
15回 江戸時代のお化け絵本
授業に際しての
準備事項
授業で紹介した作品は、関心のおもむくままに図書館で全体を通読するとよい。
成績評価の方法 受講態度とテストによる
備 考
85
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
近代文学作品研究
担当者
加藤邦彦
学科学年
選択
単位数
2
前期
日文 3
授業のテーマ
近代にはおびただしい数の文学作品が出版された。それらへのアプローチ方法はひとつで
はない。ここでは、昭和期の文学作品をさまざまな立場から考えることで、日本近代文学全般
について理解を深めるとともに、日本近代文学への多様なアプローチ方法を身につけたい。
到達目標
(1)「日本」「近代」「文学」についての思考をそれぞれ深める。(2)文学へのさまざまなアプ
ローチ方法を学ぶ。(3)文学を「近代」という時代のなかで読み直すことで、その時代に文学
者たちが何をどのように問題にしようとしていたかを探る。
教授方法
スライドを示しながら講義する。リアクションペーパーに対し、コメントする。
テキスト
参考文献
適宜プリントを配布。
授業時に紹介する。
1回 授業の概要
2回 葉山嘉樹『セメント樽の中の手紙』を読む①
3回 葉山嘉樹『セメント樽の中の手紙』を読む②
授業内容また
はスケジュール
4回 葉山嘉樹『セメント樽の中の手紙』を読む③
5回 中原中也『サーカス』を読む①
6回 中原中也『サーカス』を読む②
7回 太宰治『道化の華』を読む①
8回 太宰治『道化の華』を読む②
9回 太宰治『道化の華』を読む③
10回 太宰治『道化の華』を読む④
11回 林芙美子『放浪記』を読む①
12回 林芙美子『放浪記』を読む②
13回 林芙美子『放浪記』を読む③
14回 林芙美子『放浪記』を読む④
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
授業で示す文学作品を読んでおくこと。
成績評価の方法 テスト、リアクションペーパー
備 考
86
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
経済学概論
担当者
國本康寿
学科学年
日文 12
英語英文 12
授業のテーマ
到達目標
選択
単位数
2
東アジア
子ども
12
後期
12
テキスト『行動経済学』に基づいて「行動の決定と改善における基本メカニズム」「不合理行動
の原因とタイプ分け」及び『ミクロ経済学』に基づいて、「需要と供給」「完全競争市場と効率
性」「市場の失敗」「家計の消費行動」「企業行動の仕組み」を学ぶ。
新聞・雑誌の経済に関する項目がより多く理解できる。
教授方法
講義を中心とする。
テキスト
①西川諭『よくわかる行動経済学』秀和システム。②嶋村紘輝、横山将義『ミクロ経済学』、ナ
ツメ社
参考文献
授業の進度によって、適宜紹介する。
1回 人はどのように行動を決定し、改善するのか
2回 5種類の不合理行動のタイプ①:認知的節約による不合理行動
3回 5種類の不合理行動のタイプ②:本能的な評価による不合理行動
授業内容また
はスケジュール
4回 5種類の不合理行動のタイプ③:近視眼的な本能による不合理行動
5回 5種類の不合理行動のタイプ④:不確実性による不合理行動
6回 5種類の不合理行動のタイプ⑤:理性の限界による不合理行動
7回 需要と供給
8回 完全競争市場と効率性
9回 市場の失敗:外部性と公共財
10回 家計の消費行動
11回 企業の行動の仕組み
12回 不完全競争
13回 生産要素の価格と所得分配
14回 ゲームの仕組み
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
授業をより興味深くするために、新聞を眺め、スクラップブックを作成すること。
成績評価の方法 学習レポート:50%、定期試験:
備 考
50%
87
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
芸術と人間
担当者
田村務
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
日文 34
英語英文 34
選択
単位数
2
東アジア
子ども
34
後期
34
西洋美術史、日本美術史を中心にすえ、原始 →エジプト、ギリシャ、ローマ、 芸術と宗
教、ルネッサンス、中世、近世、近代の美術→現代美術を学ぶ。 芸術が人間を豊かにする
ことを学ぶ中で確認する。
美術の歴史と芸術の意味を理解する。また制作を通して基礎美術の獲得をめざす。
講義と制作指導、合評。
1、 西洋美術史 2、 日本美術史
参考文献
1回 半年間の授業の説明。鉛筆とクレヨンで描く。
2回 感情を抽象的に描く。現代美術の多様な作品を学ぶ。
3回 夏、秋を抽象的に描く。名刺を学生の表現と捉えデザインを始める。
授業内容また
はスケジュール
4回 名刺デザイン決定 → 制作。素朴なテーマに基づく制作。
5回 夢を描く。原始美術史を学ぶ。
6回 名刺の進行チェック。国家が成立した当時の人物を想像して描く。
7回 名刺交換活動開始。想像した人物を学生自身の顔にメイクする。
8回 美術史を学ぶ。宗教とはを考え制作する。
9回 宗教と時代の背景と美術史を学ぶ。
10回 美術館作品鑑賞。実際の作家作品を鑑賞してレポート。
11回 ルネッサンス美術。 時代の背景と美術史を学ぶ。
12回 ルネッサンス美術。 人間復興とリアリティについて学び、制作する。
13回 中世、近世、近代の美術。時代背景と美術史を学ぶ。
14回 中世、近世、近代の美術。時代背景と美術史を学ぶ。
15回 名刺交換活動の報告。半年間の学びを振り返り、美術史全般のまとめ。
授業に際しての
準備事項
準備学習。次回の授業範囲を予習し、理解しておく。
成績評価の方法 作品制作の完成度、各時代の美術
史レポート。
88
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
30名クラス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
健康生活論
担当者
安冨俊雄
学科学年
必修
単位数
2
日文 1
後期
授業のテーマ
人が自律して健康で文化的な生活を営むための諸条件を理解する。その第一歩である学生
生活を豊かに過ごすための知識とその基礎を学ぶ。また精神的・身体的・社会的に豊かに生
きるためのスポーツについて考える。
到達目標
現代社会を健康に生きるための諸条件・諸問題を理解する。特に自律した学生生活を実践
するための知識を得、それを実行する。
教授方法
能動的な授業にするため、できるだけ学生の意見を求めながら授業をすすめる
テキスト
資料を作成、配布
参考文献
1回 授業の説明。現代社会の特色と問題点を考える
2回 現代社会の健康のあり方を学生生活を中心に考える
3回 憲法で保障された健康的生活とは
授業内容また
はスケジュール
4回 人権・差別について考える
5回 生活習慣病Ⅰ
6回 生活習慣病Ⅱ
7回 生活習慣病Ⅲ
8回 DVといじめ、エイズについて考える
9回 食育と食について考える
10回 環境問題について考える
11回 タバコと飲酒について考える
12回 スポーツと健康
13回 スポーツと文化
14回 グループディスカッション「健康な生活とは」
15回 反期間を振り返り、まとめをする
授業に際しての
準備事項
事前に渡した資料を読んでくる
成績評価の方法 毎回レポート提出
備 考
89
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
言語学概論Ⅰ
担当者
山本和之
学科学年
日文 34
英語英文 34
授業のテーマ
選択
単位数
東アジア
2
前期
34
言語は人間だけが獲得した思考とコミュニケーションの道具である。世界には多様な言語が
存在するが、この言語に共通する性質は何なのか、どのように分類できるのか、どんな言語で
も母語は難なく獲得できるのはなぜなのか、言語には人間のどんな認知能力が反映されてい
るのだろうか。
到達目標
私達は母語を子どもの時に難なく身につけ毎日言葉を使って暮らしている。言葉とは一体ど
ういう性質のものなのか、言葉についての理解を深めてみよう。
教授方法
要点を板書。適宜プリント配布。日本語教育能力試験にも配慮。
テキスト
参考文献
教科書は使用しない。
特に指定はしない。
1回 人の関係欲求(愛)と言葉
2回 人類はいつ頃言葉を獲得したのだろうか
3回 人の言葉は動物の‘言葉’とどう異なっているか
授業内容また
はスケジュール
4回 人はどういう仕組みで母語を獲得するのか
5回 外国語はなぜ習得しにくいのか
6回 人は周りの事物をどのように捉え整理しているか(1)
7回 人は周りの事物をどのように捉え整理しているか(2)
8回 人は周りの事物をどのように捉え整理しているか(3)
9回 人は抽象概念の世界をどのように理解しているか
10回 多様な言語に共通する特徴や仕組みは何なのか(1)
11回 多様な言語に共通する特徴や仕組みは何なのか(2)
12回 多様な言語に共通する特徴や仕組みは何なのか(3)
13回 世界の言語はどのように分類されているか(1)
14回 世界の言語はどのように分類されているか(2)
15回 今学期の復習と補足
授業に際しての
準備事項
シラバスで取り上げているトピックスについて、自分ではどう思うか、少しでも考えて
出席してください。
成績評価の方法 期末試験80% クイズ・コメントへの
参加20%
90
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
言語学概論Ⅱ
担当者
山本和之
学科学年
日文 34
英語英文 34
選択
単位数
東アジア
2
34
後期
授業のテーマ
この講義では、いま世界はどのような言語問題を抱えているか、言語はその社会や文化とど
のように関連しているか、文化接触・言語接触は言語をどのように変えてきたか、私達の母語
はどのように変わろうとしているのかなど、言語と社会の問題を考察する。
到達目標
世界の言語は急速にその数を減らしている。この講義を通して世界の言語情勢を理解し、言
語と社会の関係についてより深く考察できるようになる。
教授方法
要点を板書。適宜プリント配布。日本語教育能力試験にも配慮。
テキスト
参考文献
教科書は使用しない。
特に指定はしない。
1回 世界の言語事情:多言語国家、言語戦争、死滅する言語
2回 世界の言語事情:EUの言語政策
3回 世界の言語事情:公用語
授業内容また
はスケジュール
4回 世界の言語事情:英語の未来
5回 社会や文化のあり方と言語行動(1)
6回 社会や文化のあり方と言語行動(2)
7回 日本の外国人、日本語学習者
8回 異文化・異言語接触:借用語
9回 異文化・異言語接触:日本語・英語の語種比率
10回 変わりゆく言語:カタカナ外来語と言い換え案
11回 変わりゆく言語:和製英語
12回 変わりゆく言語:文字表記の仮名化とファッション化
13回 社会における言葉の使い分け(1)
14回 社会における言葉の使い分け(2)
15回 今学期の復習と補足
授業に際しての
準備事項
シラバスで取り上げているトピックスについて、自分ではどう思うか、少しでも考えて
出席してください。
成績評価の方法 期末試験80% クイズ・コメントへの
参加20%
91
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
現代語の文法
担当者
播磨桂子
学科学年
選択
単位数
2
日文 2
後期
授業のテーマ
学校の「国語」で学ぶ、いわゆる学校文法について確認すると同時にその問題点をとりあげ、
日本語教育の立場からの研究成果を参照しながら、日本語のしくみを考える。また、さまざま
な言語現象を受講者自身で説明することをこころみる。
到達目標
文法とは何かについて理解し、文法の考え方を身につける。現代日本語のしくみについて分
析し、しばしば言葉の乱れとして問題となる現象について自己の見解を述べられるようにな
る。
教授方法
ワークシートや教科書の課題をもとにした講義形式。
テキスト
山田敏弘 『国語教師が知っておきたい日本語文法』 くろしお出版
参考文献
1回 受講者自らも文法を探り、記述する能力を持っていることを知る。
2回 学校文法の品詞分類を確認し、その問題点を考える。
3回 自立語、付属語、それぞれの下位分類を考える。
授業内容また
はスケジュール
4回 動詞の活用について、学校文法、日本語教育、双方の分析を学ぶ。
5回 形容詞類の活用について、学校文法、日本語教育、双方の分析を学ぶ。
6回 文の組み立てを考える上で、「文節」についての問題点とメリットをさぐる。
7回 述語を基とした文型のパターン、語順などについて取り上げる。
8回 格助詞とは何かについて確認し、検討を加える。
9回 副助詞とは何かについて確認し、検討を加える。
10回 接続助詞とは何かについて確認し、検討を加える。
11回 2007年文化審議会答申「敬語の指針」に示された敬語の分類について。
12回 敬語を語形、機能、適用の観点から捉え、よくある敬語の誤りを分析する。
13回 受身・使役の助動詞について、動詞との接続・意味・用法を捉える。
14回 時制を表す助動詞について、動詞との接続・意味・用法を捉える。
15回 この授業で学んだことを確認する。
授業に際しての
準備事項
章ごとに配布するワークシートを利用して予習、復習プリントを利用して復習を行
う。日頃見聞きする日本語を、授業で学んだことと結びつけて観察してほしい。
成績評価の方法 筆記試験80%+提出物20%
備 考
92
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
現代詩研究
担当者
渡辺玄英
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
選択
単位数
日文 2
後期
多様な現代詩をその変遷とともに批評的に考察する。
現代詩の変遷を知る。現代詩の読解力を持つ。
現代詩の変遷と作品の解説
適宜、資料を配布。
参考文献
1回 授業の概説
2回 戦後詩
3回 戦後詩(45年~50年代)
授業内容また
はスケジュール
4回 50年代の詩
5回 60年代の詩
6回 60年代の詩
7回 70年代の詩
8回 70年代の詩
9回 80年代の詩
10回 80年代の詩
11回 90年代の詩
12回 90年代の詩
13回 その他の詩、詩人
14回 00年代の詩
15回 00年代の詩
授業に際しての
準備事項
予習、復習をして授業に臨むこと
成績評価の方法 授業での積極性、質問の有無。課題
レポートで評価する
93
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
2
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
現代短歌・俳句研究
担当者
島田裕子
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
選択
単位数
日文 2
後期
今回は現代短歌について講義する。寺山修司、塚本邦雄、岡井隆、河野裕子、萩原裕幸、
穂村弘、梅内美華子など、現代歌人の秀歌を読んでいく。
現代短歌が表現するものをいかに読み取るか、解釈力を養う。
講義形式
篠弘編『現代の短歌 100人の名歌集』(三省堂)
参考文献
1回 はじめに。現代短歌の概要
2回 寺山修司 1
3回 寺山修司 2
授業内容また
はスケジュール
4回 塚本邦雄
5回 岡井隆 1
6回 岡井隆 2
7回 河野裕子 1
8回 河野裕子 2
9回 俵万智 1
10回 俵万智 2
11回 萩原裕幸
12回 穂村弘
13回 小島ゆかり
14回 梅内美華子
15回 梅内美華子他 授業に際しての
準備事項
2
授業で講義する歌人の歌を読んでおくこと。
成績評価の方法 課題・レポート
備 考
94
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
現代文学研究Ⅰ
担当者
村中李衣
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
日文 2
絵本を中心に、児童文学の表現手法と、「人間観」「子ども観」の描き方について学ぶ
到達目標
メルヘンの法則を理解し、それが現代の絵本や童話創作にどんな影響を与えているかを理
解する
教授方法
概説
テキスト
参考文献
1回 はじめに
2回 メルヘンの法則・その1
3回 メルヘンの法則・その2
授業内容また
はスケジュール
4回 メルヘンの法則・その3
5回 メルヘンの応用・その4
6回 メルヘンの応用・その5
7回 エッツの世界
8回 キーツの世界
9回 児童文学作品と文学教材・その1
10回 児童文学作品と文学教材・その2
11回 現代児童文学の挑戦・その1
12回 現代児童文学の挑戦・その2
13回 現代児童文学の挑戦・その3
14回 児童文学の課題と可能性
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
自宅にて予習・復習のこと
成績評価の方法 試験
備 考
95
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
現代文学研究Ⅱ
担当者
加藤邦彦
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
日文 2
後期
文学離れが叫ばれるようになって久しい。その背景には、テレビ、マンガ、インターネットな
ど、マルチメディアの発達により、文学がもはや唯一の娯楽として機能しなくなってしまったこ
とがある。しかし文学は何もしてこなかったわけではない。それらのメディアを取り込み、時代
の世相にふさわしい題材を選択しながら、文学はなお生き生きと活動している。現代文学作
品にみられるいくつかの特徴について確認していく。
到達目標
(1)文学を取り巻く状況との関係のなかで、日本現代文学について主体的に考えることがで
きるようになる。(2)日本現代文学作品に触れる。現代文学に慣れ親しむ。(3)日本現代文
学がどのようなことを問題とし、何をどのように描いているかを知る。
教授方法
スライドを示しながら講義する。リアクションペーパーに対し、コメントする。
テキスト
参考文献
適宜プリントを配布。
授業時に紹介する。
1回 授業の概要
2回 北村薫『ターン』を読む①
3回 北村薫『ターン』を読む②
授業内容また
はスケジュール
4回 山田悠介『リアル鬼ごっこ』を読む①
5回 山田悠介『リアル鬼ごっこ』を読む②
6回 村上春樹『ノルウェイの森』を読む①
7回 村上春樹『ノルウェイの森』を読む②
8回 村上春樹『ノルウェイの森』を読む③
9回 森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』を読む①
10回 森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』を読む②
11回 誉田哲也『武士道シックスティーン』を読む①
12回 誉田哲也『武士道シックスティーン』を読む②
13回 東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』を読む①
14回 東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』を読む②
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
授業で示す文学作品を読んでおくこと。
成績評価の方法 テスト、リアクションペーパー
備 考
96
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
国語科教育法Ⅰ
担当者
安道百合子
学科学年
選択
単位数
日文 2
2
教職
後期
授業のテーマ
国語教育の目的、国語科の目標と内容など、その本質と構造について基礎理論を理解す
る。「学習指導要領」について、改訂編纂の過程を踏まえて、最新の学習指導要領の有り方
と問題点などを認識するとともに、現代の国語科教育に求められていることを考える。
到達目標
史的変遷を理解し、新しい学習指導要領に記された、中学校・高等学校「国語科」の目標と
内容、学習活動例などについて、その全体を理解する。
教授方法
基本的に講義。適宜、調査課題を課し、討論形式を取り入れる。
テキスト
参考文献
中学校学習指導要領解説国語編、高等学校学習指導要領解説国語編
授業時に紹介する。
1回 職業としての教師の責務。理想とする教師像をもつこと。
2回 国語教育と国語科教育の違い。母国語教育の意義について。
3回 言語の機能について講義する。
授業内容また
はスケジュール
4回 中学校国語科の目標について、改訂の経緯をふまえて講義する。
5回 中学校国語科の内容①A話すこと・聞くこと
6回 中学校国語科の内容②B書くこと
7回 中学校国語科の内容③C読むこと
8回 中学校国語科の内容④伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項
9回 授業構想、あるいは授業成立に必要な要件について。
10回 学習指導案とは何か。また書くべき項目について講義する。
11回 指導過程の重要性について考察を深める。
12回 高等学校国語科の目標と内容。中学校国語科からの展開について。
13回 近代国語科教育史を概観し、現代社会における課題を考察する。
14回 常用漢字と書き順。辞書をつかったゲームなどの教育的効果。
15回 国語科の評価法。評価の意義。
授業に際しての
準備事項
授業時に示した課題に取り組む。また日頃から、自身のことばの使い方に注意をは
らうとともに、教育に関するニュースに関心を持つ。
成績評価の方法 小テスト(毎回)、スピーチなど課題・
期末テスト
97
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
国語科教育法Ⅱ
担当者
安道百合子
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
日文 3
教職
2
前期
「国語科教育法Ⅰ」の講義内容を踏まえて、各論に及ぶ。各領域別の学習指導の意義、指導
法、評価方法について、国語科教育史や実践例を調査研究発表し、考察に及ぶ。また、
個々の教材の特質を踏まえて、要点をつかみ、学習指導案が作成できるような力をつける。
到達目標
中学校国語科の内容について、指導法を調査研究し、指導計画を工夫して組み立てること
ができる。教材研究を深め、要点を押さえた学習指導案を作る。
教授方法
講義と演習を織り交ぜる。適宜レポート課題を課す。
テキスト
参考文献
国語科教育法Ⅰに同じ。
授業時に紹介する。
1回 授業の概要
2回 学習指導案の意義
3回 範読実習
授業内容また
はスケジュール
4回 「A話すこと・聞くこと」の学習指導①
5回 「A話すこと・聞くこと」の学習指導②
6回 授業の組み立てと発問
7回 「C読むこと」の学習指導①
8回 「C読むこと」の学習指導②
9回 「C読むこと」の学習指導③
10回 「B書くこと」の学習指導①
11回 「B書くこと」の学習指導②
12回 「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」の学習指導
13回 読書指導
14回 学習指導案の作成・検討
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
授業時に示した課題に取り組む。また、日頃から、自身のことばの使い方に注意を
はらうとともに、教材化できるかという視点でさまざまな資料に目配りをする。
成績評価の方法 レポート課題、授業時の討議内容。
期末レポート。
98
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
国語科教育法Ⅲ
担当者
中尾光宏
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
日文 3
2
教職
後期
国語科教育法Ⅰ・Ⅱにおいて、国語科教育の理論面、方法論等を体系的に研究してきたこと
を踏まえて、本科目では、主として演習形式をとりながら、指導計画を作成したり、現行の教
科書を使って学習指導案を作成し、模擬授業を行う。授業後の学生同士の相互評価、指導
者の講評などを通して実践面の研究をする。
到達目標
4年次に中学校や高等学校で行われる教育実習に備えて、学習指導案の作成の仕方や、授
業の展開方法、板書の在り方、評価の仕方などを習得する。
教授方法
1-4、15講時は講義形式、5-14講時は模擬授業を体験する。
テキスト
中学校 国語1、国語2、国語3 (光村図書) 高等学校 精選国語総合(東京書籍) 中学
校学習指導要領解説 国語編(新学習指導要領)
参考文献
高等学校学習指導要領解説(現行のもの)
1回 国語科教師に必要な資質と法律上の知識について
2回 新学習指導要領の改正の要点、移行措置(高等学校)の概要について
3回 指導計画作成の意義と配慮事項について
授業内容また
はスケジュール
4回 指導計画の作成と学習指導案の作成の仕方について
5回 模擬授業と指導法の研究について その1
6回 模擬授業と指導法の研究について その2
7回 模擬授業と指導法の研究について その3
8回 模擬授業と指導法の研究について その4
9回 模擬授業と指導法の研究について その5
10回 模擬授業と指導法の研究について その6
11回 模擬授業と指導法の研究について その7
12回 模擬授業と指導法の研究について その8
13回 模擬授業と指導法の研究について その9
14回 模擬授業と指導法の研究について その10
15回 教育指導における評価の意義、PDSのサイクル、フィードバックについて
授業に際しての
準備事項
模擬授業に当たっては、担当者のみでなく、全員に学習指導案の作成、提出を義
務付け、学習ポートフォリオの記録、授業の終わりに事後評価をまとめさせる。
成績評価の方法 レポ-トが中心になるが、模擬授業
への参加状況も対象とする。
99
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
古典文法・古典解釈
担当者
島田裕子
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
参考文献
選択
単位数
2
日文 2
後期
過去の教職採用試験の古文を教材に、古文を読解する力をつけていく。古典に興味のある
学生や古文読解の実践的力をつけたい学生のための授業である。
古典文学作品を解読するのに必要な知識や学習方法を習得する。
テキストと配布資料によって行う。適宜小テストをする。
小町谷照彦『よくわかる新編古典文法』(東京書籍)
古典文学全集他
1回 古典文学史を復習する。主要作品についての基礎知識を確認していく。
2回 文法・敬語について
3回 古文問題を解く。重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明1
授業内容また
はスケジュール
4回 文法・助動詞について 1
5回 古文問題を解く。重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明2
6回 文法・助動詞について 2
7回 古文問題を解く。重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明3
8回 文法・動詞について 1
9回 古文問題を解く。重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明4
10回 文法・動詞について 2
11回 古文問題を解く。重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明5
12回 文法・助詞について
13回 古文問題を解く。重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明6
14回 文法の復習テスト、解答と解説
15回 古文問題を解く。重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明7
授業に際しての
準備事項
毎回の予習・復習。辞書を持参すること。
成績評価の方法 課題・テスト
備 考
100
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
インターンシップ
担当者
安冨俊雄
学科学年
日文 123 英語英文 13
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
123
集中
後期
2
将来、自分が希望する仕事へ就職するために、志望する職場で就業体験する。就職のミス
マッチをなくし、志望業種・志望職種を早期に見つけようとするのがこの授業のねらいである。
アルバイトと異なり、普段経験できない業種で体験できることも特色である。実施期間は、夏
休みに自宅から通えるところで1週間から10日間実施。
東アジア
子ども
到達目標
就業体験を通して自己の進路をより明確にする。また、社会人として働く姿勢やマナーを学
び、目標達成の準備をする。
教授方法
研修を重ね、社会人としての実体験をする
テキスト
参考文献
資料を用意する
先輩たちのインターンシップ体験報告書
1回 インターンシップ説明会
2回 希望企業の選択
3回 希望企業の決定
授業内容また
はスケジュール
4回 インターンシップのための研修Ⅰ
5回 インターンシップのための研修Ⅱ
6回 インターンシップ先の事前訪問
7回 インターンシップ先での就業体験Ⅰ
8回 インターンシップ先での就業体験Ⅱ
9回 インターンシップ先での就業体験Ⅲ
10回 インターンシップ先での就業体験Ⅳ
11回 インターンシップ先での就業体験Ⅴ
12回 インターンシップ先での就業体験Ⅵ
13回 インターンシップ先での就業体験Ⅶ
14回 レポート提出
15回 就業体験報告会
授業に際しての
準備事項
社会人としての自覚とマナー、インターンシップ先の企業内容を理解しておく
成績評価の方法 説明会・研修・インターンシップ・レ
ポートの提出・報告会の出席による
101
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
コミュニケーション論
担当者
赤堀方哉
学科学年
日文 12
英語英文 1
授業のテーマ
選択
単位数
東アジア
前期
12
コミュニケーションという用語で語られる事象は国際関係から対人関係まで幅広い。本講義で
は、対人関係に焦点をあて、そこで生じている困難を社会学や哲学、心理学などの知見を利
用し、原理的に考えていく。これらの学びを通して、対人関係をみのりあるものにしていくため
のヒントについて考えていく。
到達目標
1)コミュニケーションの限界について理解する
2)効率的なコミュニケーションについてそれぞれが見解をもつ
教授方法
講義
テキスト
参考文献
なし
適宜配布
1回 「コミュニケーション」という語のイメージについて確認する
2回 コミュニケーションの失敗がどのように生じているかを検討する
3回 前時に引き続き、その失敗が原理的に排除できないことを確認する
授業内容また
はスケジュール
4回 コミュニケーションは表現と表出から成り立っていることを理解する
5回 ゴフマンを参照しながらコミュニケーション規則を探す
6回 身体を介したコミュニケーションも存在することを理解する
7回 ファッション等を利用してコードとモードについて理解する
8回 世代間のコミュニケーションギャップについて理解する
9回 「自分らしさ」という語の時代的必然性について理解する
10回 「自分らしさ」がコミュニケーションにどのように機能しているかを考える
11回 仮想現実が中心にコミュニケーションについて考える
12回 言語を介しての人間の認識がそもそも仮想現実であることを考える
13回 目の前にいない人とのコミュニケーションについて考える
14回 科学とコミュニケーションの関係について理解する
15回 半年間の学びをふりかえる
授業に際しての
準備事項
2
毎週、復習して授業に臨むこと
成績評価の方法 期末テスト
備 考
102
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
コンピュータと文学
担当者
安道百合子・加藤邦彦
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
日文 1
文学研究や作品執筆におけるコンピュータの活用方法を学ぶ。今日では、コンピュータを
ツールとして有効に活用することが研究や執筆の効率化を図る上で非常に重要になってい
る。この授業では、情報検索や論文作成におけるコンピュータの活用方法を実習を交えなが
ら学習する。教員2名が担当。
到達目標
(1)インターネットを利用した情報検索ができるようになる。(2)ワープロソフトの応用的な使
い方を身につける。(3)ファイルを添付した電子メールが送付できるようになる。(4)調査した
情報をパソコンを駆使して整理できるようになる。
教授方法
教員1名が解説。もう1名の教員がTAとなり、学生のパソコン操作をサポートする。
テキスト
参考文献
適宜プリントを配布。
授業時に紹介する。
1回 授業の概要[加藤]
2回 情報検索①[加藤]
3回 情報検索②[加藤]
授業内容また
はスケジュール
4回 メールの書き方①[加藤]
5回 メールの書き方②[加藤]
6回 ワープロソフトの使い方①[加藤]
7回 ワープロソフトの使い方②[加藤]
8回 小まとめ[加藤]
9回 エディタの使い方①[安道]
10回 エディタの使い方②[安道]
11回 学術論文の探し方①[安道]
12回 学術論文の探し方②[安道]
13回 情報の整理の仕方①[安道]
14回 情報の整理の仕方②[安道]
15回 まとめ[安道]
授業に際しての
準備事項
授業で示された課題を行うこと。
成績評価の方法 課題、テスト
備 考
103
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
最新コンピュータ技術
担当者
高瀬剛
学科学年
授業のテーマ
日文 4
英語英文 4
選択
単位数
2
東アジア
子ども
4
後期
4
オフィス業務の多くはコンピュータ化されており、仕事を円滑に行うためにはそれらの業務シ
ステムを理解し,使いこなすことが要求される。その際にはディジタルデータを情報として利用
することになる。ここでは情報とデータを中心にしてコンピュータと人間がどのように係わって
いくのかについて理解を深める。
到達目標
データを情報と見なす際の基礎概念や表現方法などについて理解する。情報とデータに関
する具体例について,基礎にたちかえりながら理解する。
教授方法
概念・語彙について説明・解説を行う。それぞれの説明・解説では実習をともなう。
テキスト
ウェブテキスト
参考文献
1回 授業のガイダンス
2回 情報表現と2進法、文字コード
3回 アナログとディジタル
授業内容また
はスケジュール
4回 色の認識と物理
5回 色情報の表現と画像データ
6回 ラスター画像とベクトル画像
7回 音の認識と物理
8回 音声信号の標本化と量子化
9回 ディジタル信号
10回 初歩的なGUIプログラミング
11回 GUIプログラム例
12回 動的なウェブページ
13回 HTMLとCGI、SSI、PHP、Javascript
14回 動的ウェブページの例
15回 ふりかえりとまとめ
授業に際しての
準備事項
授業中に解説した概念や用語等について復習すること。
成績評価の方法 課題、レポート、受講態度、出席状
況で総合的評価
104
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
サブカルチャー論
担当者
渡辺玄英
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
選択
単位数
日文 4
後期
サブカルチャーの魅力と背景を作品に即して批評的に考察する。
サブカルチャーの批評力を身につける。
サブカルチャー作品の鑑賞と批評
適宜、資料を配布。
参考文献
1回 授業の概説
2回 作品の鑑賞と批評
3回 作品の鑑賞と批評
授業内容また
はスケジュール
4回 作品の鑑賞と批評
5回 作品の鑑賞と批評
6回 作品の鑑賞と批評
7回 作品の鑑賞と批評
8回 作品の鑑賞と批評
9回 作品の鑑賞と批評
10回 作品の鑑賞と批評
11回 作品の鑑賞と批評
12回 作品の鑑賞と批評
13回 作品の鑑賞と批評
14回 作品の鑑賞と批評
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
予習、復習をして授業に臨むこと
成績評価の方法 授業での積極性、質問の有無。課題
レポートで評価する。
105
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
2
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
自然参入実習Ⅰ
担当者
田中俊明
選択
単位数
2
授業のテーマ
前期
1234
集中
1234
快適で便利な生活の追求の結果、現代日本の多くの人々が自然とふれあうこと、生産の場に
立ち会うことはほとんどなくなった。それは、自然への驚きや感動、生産の喜び、命の重さの
実感、などの本来人間に備わっているものを見失わせ、感性の砂漠化をもたらす原因のひと
つともなっている。この授業では、農場実習を行なうことにより、五感を解放し、命の重みを体
感し、それぞれに備わった自然の力を目覚めさせることを目的とする。
到達目標
船方総合農場(山口県徳佐)で、4つの部門に分かれて順次班ごとの実習を行なうことや、
ソーセージ作りを試みたりすることによって、自然に親しみ、命の重みを体感し、生きることの
原点を確認する(2泊3日)。
教授方法
船方総合農場(山口県徳佐)に行き、3日間のさまざまな農作業の実習を行う。
学科学年
テキスト
日文 1234
英語英文 1234
東アジア
子ども
なし
参考文献
1回 (第一日目午前)入所式。
2回 (第一日目午前)農場実習1:園芸部。
3回 (第一日目午前)農場実習1:果樹部。
授業内容また
はスケジュール
4回 (第一日目午前)農場実習1:酪農部。
5回 (第一日目午前)農場実習1:農場整備部1。
6回 (第一日目午前)農場実習1:農場整備部2。
7回 (第一日目午後)農場実習2。5つの部門の実習を班を入れ替えて行う。
8回 (第一日目夜)ミーティング。
9回 (第二日目午前)農場実習3。5つの部門の実習を班を入れ替えて行う。
10回 (第二日目午後)農場実習4。5つの部門の実習を班を入れ替えて行う。
11回 (第二日目夜)ミーティング。
12回 (第三日目午前)農場の創設者、坂本会長の講話を聞く。
13回 (第三日目午前)農場実習5。5つの部門の実習を班を入れ替えて行う。
14回 (第三日目午後)乳搾り。
15回 (第三日目午後)ソーセージ作り。
授業に際しての
準備事項
第一回説明回と第二回説明会には必ず参加すること。
成績評価の方法 実習への出席および実習体験レ
備 考
ポート(原稿用紙5枚程度)。
106
梅光学院大学 2012年 シラバス
費用は8000円程度を予定。
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
自然と環境
担当者
田中俊明
学科学年
日文 3
英語英文 3
授業のテーマ
選択
単位数
東アジア
2
3
後期
この講義では、自然を中心に環境に関する知識と問題、および環境を知り暮らしを豊かにす
る方法について解説する。とはいえ、自然環境は、「知る」ことよりも、実際に触れて「感じる」こ
とが大事です。そこで、実習を通して自然に触れることの面白さや触れるための具体的なテク
ニックについても伝える。
到達目標
(1)環境に関する知識と問題について学び考える。(2)バードウォッチングや梅ヶ峠里山の
森での実習を通して、自然に触れるテクニックを学ぶ。
教授方法
講義及び実習
テキスト
参考文献
なし
随時、紹介
1回 講義の概要について解説。実習(下記)の日時を決める。
生き物にとって環境とは何なのかについて解説する。
2回 環境ってなに?
3回 環境保全や生命について考える。
授業内容また
はスケジュール
4回 日本の自然環境や里山の現状と問題について解説する。
5回 熱帯雨林の現状を知ることを通して、地球環境問題について考える。
6回 生態系、ニッチ、進化、生物多様性など生態学の基礎を知る①
7回 生態系、ニッチ、進化、生物多様性など生態学の基礎を知る②
8回 身近な下関周辺の環境を写真で知る①
9回 身近な下関周辺の環境を写真で知る②
10回 実践!ナチュラリスト入門①身近な自然の楽しみ方について学ぶ。
11回 実践!ナチュラリスト入門②身近な自然の楽しみ方について学ぶ。
12回 お散歩バード・ウォッチング実習①小月自衛隊付近にて実施
13回 お散歩バード・ウォッチング実習②小月自衛隊付近にて実施
14回 梅ヶ峠里山の森 自然体験実習①
15回 梅ヶ峠里山の森 自然体験実習②
授業に際しての
準備事項
バード・ウォッチングと梅ヶ峠実習は、それぞれ土曜日か日曜日に日帰り集中で行
う。交通費・食費は各自持ち。
成績評価の方法 レポート。
備 考
107
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
視聴覚教育メディア論
担当者
吉留徹
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
日文 23
博物館学
後期
2
集中
博物館における視聴覚教育(メディア)の意義とその活用および問題点について学ぶ。
特に
民俗資料を中心とした博物館の資料・情報論、映像論についての講義、デジタルアーカイブ
の現状と課題について講義するとともに、実際の博物館における情報化について実践的な
実習も体験してもらう。
到達目標
情報化社会の進展とともに多様化する視聴覚メディアについての現状と課題を把握し、実際
の博物館(資料館)での資料情報化作成の基礎的能力を養う。
教授方法
前半部はPP映像資料を用いた講義・後半部は実際の博物館等にて実習形式を予
テキスト
講義ごとにプリント等にて実施
参考文献
1回 視聴覚教育メディア論についての学習内容のガイダンスおよび概説。
2回 メディアについての歴史について講義形式でおこなう。
3回 メディアと博物館の関係についてその現状と課題について講義形式で行う。
授業内容また
はスケジュール
4回 博物館におけるメディア①情報論について講義形式で行う。
5回 博物館におけるメディア②資料論について。民俗資料を中心に。
6回 博物館におけるメディア③資料論について。民俗資料を中心に。
7回 博物館におけるメディア④映像論について。民俗資料を中心に。
8回 博物館におけるメディア④デジタルアーカイブの現状と課題。民俗資料を中
9回 博物館におけるメディア⑤データベースの現状と課題。民俗資料を中心に。
10回 博物館におけるメディア⑥情報発信の意味とその問題について。
11回 博物館におけるメディア⑦メディアの知的財産権についての現状と課題。
12回 博物館におけるメディア⑧メディア資料の作成を講義及び実践形式で実施。
13回 博物館におけるメディア⑨メディア資料の作成を講義及び実践形式で実施。
14回 博物館におけるメディア⑩ ⑧・⑨で実際に作成した資料の講評を実施する。
15回 現代日本の博物館におけるメディアの現状と課題についてまとめる。
授業に際しての
準備事項
学校以外の場所(博物館)にて講義をする予定なので、その準備をしておくこと。
成績評価の方法 グループワーキングにて作成するメ
ディア資料(50点)およびレポート(50 備 考
点)の総合判定
108
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
児童サービス論
担当者
轟良子
学科学年
日文 1
英語英文 1
選択
単位数
東アジア
1
図書館学
2
前期
授業のテーマ
児童サービス推進には子どもを知り、子どもの本を知り両者を結びつける技術を知ることが必
要である。子どもの読書の大切さを体得し、子どもと本を結ぶ人となるよう読書の楽しさを分か
ち合いたい。
到達目標
子どもの読書の重要性を認識する。読み聞かせやブックトークなどの実践を通して本を紹介
する力を身につける。人前での実践を通して原稿をみないでトークができるようになる。
教授方法
講義と読み聞かせやブックトークの実演で楽しく学ぶよう指導する
テキスト
参考文献
児童サービス論 中多泰子共著 樹村房 2004年 1,900
図書館学基礎資料第10版 樹村房 2011年 1,050
1回 授業の進め方と心構え
2回 児童図書館活動の歴史と児童観の変遷
3回 子どもの発達段階と読書興味
授業内容また
はスケジュール
4回 子ども時代の読書の思い出
5回 児童図書館資料の種類と特性
6回 児童図書館資料論
7回 児童図書の選択
8回 児童図書の組織化
9回 子どもに対する図書館サービス
10回 子どものレファレンスに応える
11回 読書への導入と展開ー読み聞かせ・ブックトークなどー
12回 読み聞かせ・ブックトークなどを実践する
13回 児童サービスを支えるネットワーク
14回 子どもと本を結ぶ架け橋になろう
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
テキストを事前に読んでおくこと 課題レポートの締切を守る
成績評価の方法 ①課題レポート ②試験 ③学習態
度 109
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
ジャーナリズム論
担当者
宮崎勝弘
学科学年
選択
単位数
2
前期
日文 4
授業のテーマ
マスメディアの監視機能の低下が指摘されて久しい。それは、ジャーナリズムの低迷、弱体化
と期を一つにするものだ。ジャーナリズムとは何か。その本質や実体について、具体的な事象
を通して考えていく。
到達目標
メディア、特に新聞で取り上げられた出来事に対する扱い方を通して、ジャーナリズムについ
ての知見を深め、社会への理解を深める。
教授方法
ジャーナリズムに関する基礎知識の講義と事例紹介
テキスト
授業に応じて、随時配布する
参考文献
1回 ガイダンス。授業の展開方法、方向について説明。自己紹介
2回 ジャーナリズムとは――問題の所在
3回 ジャーナリズムの現況①
授業内容また
はスケジュール
4回 ジャーナリズムの現況②
5回 ジャーナリズムの現況③
6回 戦後における主だった記事ついて①
7回 戦後における主だった記事ついて②
8回 戦後における主だった記事ついて③
9回 フィールドワーク――ニュースの現場を歩く①
10回 フィールドワーク――ニュースの現場を歩く②
11回 フィールドワーク――ニュースの現場を歩く③
12回 レポート作成①――自分の関心に基づきテーマを決定
13回 レポート作成②――テーマについて取材先など指導
14回 レポート作成③――発表。議論、意見交換
15回 まとめ――授業を振り返り、その内容を確認。問題点を考える
授業に際しての
準備事項
いわゆる、一般社会常識、時事問題を取り扱う。日ごろから、特に、新聞に親しむこ
とを求める。
成績評価の方法 受講姿勢、レポート
備 考
110
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
社会学概論
担当者
赤堀方哉
学科学年
日文 12
英語英文 12
授業のテーマ
選択
単位数
東アジア
子ども
12
後期
12
この社会で起こる様な事象について、私たちは普段、「当たり前」のこととして、深く考えずに
生活している。しかし、いったん立ち止まって考えてみると、この社会はそれほど「当たり前」
のことの集合ではない。本講義においては、この社会のいくつかの事象を取り上げ、その背
景について掘り下げていく。
到達目標
1)社会的な事象に関心を持つ
2)「当たり前」のことを立ち止まって考えてみる習慣を身につける
3)自己の考えを論理的に説明する力を身につける
教授方法
講義
テキスト
参考文献
なし
適宜配布
1回 本講義の意義と履修上の注意点について
2回 『自殺論』を読む1
3回 『自殺論』を読む2
授業内容また
はスケジュール
4回 『自殺論』を読む3
5回 『自殺論』を読む4
6回 『自殺論』を読む5
7回 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読む1
8回 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読む2
9回 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読む3
10回 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読む4
11回 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読む5
12回 現代日本社会の課題1
13回 現代日本社会の課題2
14回 現代日本社会の課題3
15回 半年間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
2
毎週、復習して授業に臨むこと
成績評価の方法 期末テスト
備 考
111
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
社会福祉学概論
担当者
吉島豊録
学科学年
日文 34
英語英文 34
選択
単位数
東アジア
2
34
後期
授業のテーマ
現代社会における社会福祉の意義、理念について講義する。社会福祉の法体系、行財政の
要旨、サービス体系、社会福祉援助技術及び福祉専門職の役割、利用者保護制度につい
て講義する。
到達目標
社会福祉の意義、理念、社会福祉の法体系、行財政の要旨、サービス体系、社会福祉援助
技術および福祉専門職の役割、利用者保護制度について理解する。
教授方法
講義
テキスト
総合福祉の基本体系 井村圭壯 相澤譲治 勁草書房
参考文献
1回 はじめに
2回 現代社会と社会福祉の意義(1)
3回 現代社会と社会福祉の意義(2)
授業内容また
はスケジュール
4回 社会福祉の歴史(1)
5回 社会福祉の歴史(2)
6回 社会福祉の法体系
7回 社会福祉の実施体系
8回 社会福祉援助技術の概要(1)
9回 社会福祉援助技術の概要(2)
10回 生活保護
11回 障害者福祉、ひとり親家庭福祉
12回 社会福祉の動向
13回 社会福祉専門職
14回 利用者保護制度の概要
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
事前にテキストを読み、不明な個所を明らかにして授業に臨むこと。
成績評価の方法 レポート。レポートのポイントは講義
中に伝える。
112
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
就職英語Ⅰ
担当者
安冨恵子
学科学年
日文 34
選択
単位数
東アジア
1
前期
3
授業のテーマ
就職活動において、TOEICなどの英語の検定試験の高いスコアを獲得していることは有利で
ある。そのためには、語彙やイディオムを増やすことが不可欠である。知っている語句は聴き
とれるのである。それらを配慮した実践的な指導を無理のないレベルから行う。
到達目標
発音記号が読めるようになる。英語のスペルが読めるようになる。基本的な文法が理解でき、
応用できるようになる。TOEICの問題に慣れる。
教授方法
前半で英語の基礎的事項を指導し、後半でテキストの問題に挑み、結果を分析する
テキスト
参考文献
TOEIC Bridge: First Steps to Success, 南雲堂
英和辞書の引き方を教える。
1回 発音記号の習熟・母音① テキスト Unit 1
2回 発音記号の習熟・母音② テキスト Unit 2
3回 発音記号の習熟・母音③ テキスト Unit 3
授業内容また
はスケジュール
4回 発音記号の習熟・子音① テキスト Unit 4
5回 発音記号の習熟・子音② テキスト Unit 5
6回 英文の構造 テキスト Unit 6
7回 動詞・助動詞 テキスト Unit 7
8回 現在完了 テキスト Unit 8
9回 能動態と受動態 テキスト Unit 9
10回 不定詞 テキスト Unit 10
11回 分詞 テキスト Unit 11
12回 関係詞 テキスト Unit 12
13回 英語の語彙とイディオム① テキスト Unit 13
14回 英語の語彙とイディオム② テキスト Unit 14
15回 英語の語彙とイディオム③ テキスト Unit 15
授業に際しての
準備事項
前回の授業の暗誦課題を覚える。
成績評価の方法 期末試験(50%)、小テスト(20%)、
課題達成度(30%)。
113
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
就職英語Ⅱ
担当者
泉澤みゆき
学科学年
日文 3
選択
単位数
東アジア
1
34
後期
授業のテーマ
社会人として、英語を使うことを想定した会話表現を総合的に学習する。社交的な会話、会
社内でのコミュニケーション、交渉事など、即応用可能な表現を学習する。
到達目標
職場での状況を想定し、実際に聴き、話し、書けるようになるようする。特に会社内でのコミュ
ニケーションや仕事上の交渉事に必要なことを話せるようにする。
教授方法
授業毎に練習問題をあてる。スピーキングの練習を重点的にする。
テキスト
『Transactions』(南雲堂)
参考文献
1回 Introduction:授業の進め方、授業評価等に関する説明。
2回 Informal Business Communication 1
3回 Informal Business Communication 2
授業内容また
はスケジュール
4回 Informal Business Communication 3
5回 Office Conversation 1
6回 Office Conversation 2
7回 Office Conversation 3
8回 小テスト① これまで学習した内容のレビューテスト
9回 Business Negotiation 1
10回 Business Negotiation 2
11回 Business Negotiation 3
12回 Jobs and Employment 1
13回 Jobs and Employment 2
14回 Jobs and Employment 3
15回 小テスト② これまで学習した内容のレビューテスト及びまとめ
授業に際しての
準備事項
予習可能なパートについては予習前提で授業を進める。授業には辞書必携のこ
と。受講の際配慮が必要な場合はその旨申し出ること。
成績評価の方法 定期試験60%+平常点(授業参加
度、小テスト等)40%
114
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
生涯学習概論
担当者
倉本昭
学科学年
授業のテーマ
日文 1
英語英文 1
選択
単位数
東アジア
1
図書館学
博物館学
2
後期
生涯学習の定義に始まり、その発生から発展過程を追い、生涯学習が構築された様相を学
ぶ。次に生涯学習を支える仕組と、生涯学習の内容・方法を学ぶ。かかる学習を踏まえ、生
涯学習の現代的意義と特性を理解し、具体的な生涯学習実践の場を例に、運営の実態・課
題・未来への志向について考える。
到達目標
生涯学習・社会教育の本質と意義を理解し、生涯学習に関する制度・行政・施策、家庭・学
校・社会教育相互の関連、専門的職員の役割等につき理解する。
教授方法
講義形式
テキスト
参考文献
プリント配布
適時紹介する
1回 生涯学習の定義―原理と意義・役割
2回 生涯学習の歴史Ⅰ―ユネスコ・OECD
3回 生涯学習の歴史Ⅱ―生涯学習論の導入と展開
授業内容また
はスケジュール
4回 生涯学習の歴史Ⅲ―生涯学習振興施策の展開とその推進
5回 生涯学習における家庭・学校・社会教育の役割と相互連携
6回 生涯学習・社会教育行政Ⅰ―その意義と役割
7回 生涯学習・社会教育行政Ⅱ―社会教育行政・生涯学習振興行政
8回 生涯学習・社会教育行政Ⅲ―生涯学習・社会教育施設等の管理と運営
9回 生涯学習の内容と方法Ⅰ―生涯学習のカリキュラム
10回 生涯学習の内容と方法Ⅱ―生涯学習の方法
11回 生涯学習の内容と方法Ⅲ―生涯学習・社会教育指導者の役割
12回 生涯学習の内容と方法Ⅳ―学習への支援と学習成果の評価と活用
13回 生涯学習の実例Ⅰ―梅光学院生涯学習センターの紹介
14回 生涯学習の実例Ⅱ―下関・北九州市の生涯学習と大学との地域連携
15回 生涯学習の課題と展望
授業に際しての
準備事項
近隣地域の生涯学習行事に参加してみると理解が増す。
成績評価の方法 受講態度と学期末テストによる
備 考
115
梅光学院大学 2012年 シラバス
博物館学課程に連動
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
生涯学習論
担当者
吉岡正宏
学科学年
日文 12
英語英文 12
授業のテーマ
選択
単位数
2
東アジア
子ども
12
後期
12
生涯学習機関のひとつである学校教育は、生涯学習の基盤を培う重要な役割を担うものとし
て位置づけられているが、本来生涯学習は、個人の自己実現を目指す機会を保障するもの
でなければならない。故に、社会に適応させる教育ではなく、社会的に拘束された状況から
の自己を解放していく生涯学習を検討する。
到達目標
生涯学習の意味や概念を理解し、生涯を通して自己を形成し自己実現を図る持続的な力量
の育成を目標とする。
教授方法
領域ごとにレポートを添削・指導する。毎時の発表・質疑応答の時間を設ける。
テキスト
適宜プリントを配布する。
参考文献
1回 生涯学習と生涯教育の概念を比較検討し、両者の違いについて考える。
2回 各自が生涯を通して取り組む学習課題を設定する。
3回 設定した学習課題をどのように実現するか、文章で表現する。
授業内容また
はスケジュール
4回 近代公教育制度における学校教育の限界について検討する。
5回 現行の学習指導要領における生涯学習の位置付けを解説する。
6回 イリッチの「脱学校論」における個人のニーズに適った教育を考える。
7回 ラングランの「生涯教育論」における自己実現の主張を解説する。
8回 リカレント教育の求める循環的教育論を検討する。
9回 従来の教育制度の改革課題について考える。
10回 自己決定学習としての生涯学習の考え方について検討する。
11回 自己を解放する手段としての生涯教育について考える。
12回 社会を変えていく力の育成としての生涯教育を検討する。
13回 生涯学習の形骸化・官製化を防ぐ方策について考える。
14回 自己解放・自己形成の欲求に基づく学習について考察する。
15回 半期の内容を整理し、自分の言葉でまとめる。
授業に際しての
準備事項
予め配布されたプリントを予習し、疑問点や問題点を明確にしておくこと。
成績評価の方法 レポート30%、試験60%、質問や討
論に関する評価10%
116
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
上代文学作品研究
担当者
岡田喜久男
学科学年
選択
単位数
日文 2
2
教職
後期
授業のテーマ
上代文学作品としてのみならず日本文学の精華である『万葉集』を、単なる名歌鑑賞という立
場からではなく、その多様性に留意して味読する。
到達目標
『万葉集』が和歌の濫觴であると同時に、漢文・漢詩・書簡等を含む多様な作品集であること
を、学生が調査・研究・鑑賞を通じて理解するよう指導する。
教授方法
講義を聞いた後での学生の発言(発表・調査報告等)を重視する。
テキスト
『新選万葉集抄』 小野 寛 笠間書院
参考文献
1回 授業方針と『万葉集』解説Ⅰ(名義・成立・巻々の内容)
2回 解説Ⅱ(表記法・語法・時期区分・歌体・研究史)
3回 巻頭歌と巻末歌によって『万葉集』の全体像を話す。
授業内容また
はスケジュール
4回 国見歌(2番歌)によって言霊・歌の呪術性を考える。
5回 柿本人麻呂を読むⅠ 神様に祭られた人麻呂の実態を知る。
6回 柿本人麻呂を読むⅡ 人麻呂と長歌・反歌のテーマで考える。
7回 山部赤人を読むⅠ ―舒景歌の誕生と発展―
8回 山部赤人を読むⅡ ―山柿の論と古今序の歌聖―
9回 『万葉集』の多様性Ⅰ ―歌の世界の広がり―
10回 『万葉集』の多様性Ⅱ ―歌の効用について―
11回 『万葉集』の多様性Ⅲ ―現代的意味について―
12回 『万葉集』の地理的環境Ⅰ ―奈良を中心に―
13回 『万葉集』の地理的環境Ⅱ ―地方を中心に―
14回 『万葉集』の和歌史的意味について考える。
15回 まとめ 各人の万葉観の変化を確認する。
授業に際しての
準備事項
教科書・配付資料を授業の時まで必ず読んでおく。
成績評価の方法 筆記試験70点 授業中の態度・発言
30点
117
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
情報科学Ⅰ
担当者
森作常生
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
前期
日文 1
コンピュータ・リテラシーを総合的に学ぶ。単にWordやExcelの入門としてではなく、情報化社
会の道具としてのコンピュータとその役割について理解する。タイピング等の基本操作の習
得だけでなく、Web上での情報の取得・発信およびプレゼンテーションの実践にも触れる。PC
が違和感なく使えるよう慣れて欲しい。
到達目標
ワードやパワーポイントを使用して、文章を作成、編集、加工、発信するための基本事項を習
得します。簡単なホームページを作成できるようになります。
教授方法
毎時、準備学習を課し、授業後の感想や評価をメールで送信する。
テキスト
プリントおよびWeb資料を使い。テキストは使用しない
参考文献
1回 自己紹介 アカウントとパスワードを設定 キーボードとマウスの解説
2回 タイピング・ソフトの導入とURLや大学システムの解説
3回 ハードウェアとソフトウェアの役割について OSとGUI の解説
授業内容また
はスケジュール
4回 本の成り立ち、日本語書籍と英文書籍の概説 英字とローマ字入力。
5回 カラー表示とモノクロ印刷について 2進法について
6回 行頭文字と段落番号 アウトライン表示と印刷プレビュー
7回 資料作成と発表能力の養成 PowerPointの使用法について
8回 画面切り替え、アニメーション設定、音声および動画の導入
9回 持ち時間5分で各自発表および評価 出席簿前半の学生
10回 持ち時間5分で各自発表および評価 出席簿後半の学生
11回 リボンとボタン ショートカットキー
12回 メニューバー グラフと図形
13回 インターネットの歴史 フラット化する世界
14回 HTMLの基本とホームページ ブログとツイッター
15回 半期のまとめ
授業に際しての
準備事項
前回の復習を必ずしておくこと。自分のPCを使う人はOSやOfficeのVersionに注意
すること。
成績評価の方法 学期中に数回のレポート、口頭発表
118
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
情報科学Ⅱ
担当者
森作常生
学科学年
必修
単位数
2
日文 1
後期
授業のテーマ
表計算ソフトExcelを中心に、コンピュータの成り立ち、システム構成、ソフトウェアの役割等を
総合的に学ぶ。後半はマクロとVBAについても基本を学ぶ。
到達目標
表計算の基本概念と基本操作を理解し、日常生活のさまざまな応用に適用することを臆する
ことなく行えるようにする。
教授方法
毎時、準備学習を課し、授業後の感想や評価をメールで送信する。
テキスト
参考文献
プリントおよびWeb資料を使い。テキストは使用しない。
インターネット上のものを授業時に提示する。
1回 コンピュータの成り立ちと機能について。表計算(Spread Sheet)について
2回 ファイル・ブック・シートの概念 相対参照とは何か オートフィル機能
3回 Excelにおける関数の重要性 実習例として財務関数PMT 関数
授業内容また
はスケジュール
4回 複利計算とローン返済 数式と関数について
5回 逆関数の解説 文字列の装飾とレイアウトについても触れる。
6回 Excelのページ編集機能を利用、簡単な新聞ないし機関誌の編集をする。
7回 ”串刺し”計算 3次元配列について
8回 表計算のデータベース機能 特に、探索と並べ替えのアルゴリズム
9回 フィールド名(タイトル)、レコード、フィールドおよびファイルの概念
10回 ウインドウ枠の固定、セル間の入力時移動 Phonetic関数
11回 グラフの種類、タイトル、凡例、座標の一般的操作について
12回 操作をコンピュータに覚えさせる方法を学ぶ。自動記録と終了方法
13回 アルゴリズムの基本 プログラミング言語としてのVBA
14回 MsgBoxとInputBox アルゴリズムの「基本:連続、選択、繰り返し」
15回 半期のまとめ
授業に際しての
準備事項
前回の復習を必ずしておくこと。自分のPCを使う人はOSやOfficeのVersionに注意
すること。
成績評価の方法 学期中に数回のレポート、口頭発表
119
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
情報検索演習
担当者
湯浅直美
学科学年
日文 2
英語英文 2
選択
単位数
東アジア
2
図書館学
後期
1
集中
授業のテーマ
図書館におけるデータベースサービスの必要性を理解し、利用者サービス、レファレンス
サービスの一環として、情報検索の能力を養う。現場での実践的能力の育成を図るとともに、
ネットワーク時代の図書館サービスについても理解させる。
到達目標
文献データベースの検索を習熟するとともに、データベース作成者側の意図や目的を理解
し、使いこなせるようになる。すでに習得した目録の知識を生かして、情報提供ができるように
なる。
教授方法
主として演習
テキスト
CD-ROMで学ぶ情報検索の演習 / 田中功ほか編著. 新訂3版. 日外アソシエー
ツ. 2008年 2,415円
参考文献
1回 情報の定義とデータ管理
2回 レファレンスサービスと組織的情報検索の必要性
3回 資料組織技術とデータベース作成技術
授業内容また
はスケジュール
4回 書誌データベースとOPAC
5回 検索式の理解
6回 再現率と精度
7回 論理演算子
8回 人物情報の検索
9回 雑誌記事情報の検索
10回 図書情報の検索
11回 新聞記事情報の検索
12回 データベース検索と冊子体検索の比較
13回 インターネットのブラウジングとデータベース検索の違い
14回 専門職による情報検索サービスのありかた
15回 図書館における情報検索サービスの将来
授業に際しての
準備事項
受講生はテキストを予習して授業に参加すること
成績評価の方法 試験を実施。課題提出とその完成
度、授業参加態度、出席率も加味す 備 考
る
120
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
情報サービス概説
担当者
轟良子
学科学年
日文 2
英語英文 2
選択
単位数
東アジア
2
図書館学
2
前期
授業のテーマ
情報サービスとは適切な時に適切な内容と量の情報を適切に利用者に提供するサービスで
ある。そのためには情報の内容をよく理解し、評価することが重要である。情報メディアが変
化する現在、利用者支援のための適切な情報サービスの基礎を学習する。
到達目標
レファレンスサービスの技術を習得し、活用できる情報能力を体得する。自らの課題をみつ
け、その課題解決のための情報収集が自発的にできるようになる。
教授方法
講義と演習で自らの課題と解決のための情報収集ができるように指導する
テキスト
新訂情報サービス論 田村俊作編著 東京書籍 2010年 2,400
参考文献
1回 授業の進め方と心構え
2回 情報サービスの基礎
3回 情報源とコレクションの構築
授業内容また
はスケジュール
4回 レファレンスサービスの実際
5回 レファレンス質問の受理と回答のプロセス
6回 情報検索サービスの実際
7回 カレントアウェアネスサービス等その他の情報サービス
8回 レファレンス情報源の解題ー総記
9回 レファレンス情報源の解題ー哲学・宗教
10回 レファレンス情報源の解題ー歴史
11回 レファレンス情報源の解題ー社会科学
12回 レファレンス情報源の解題ー自然科学・工学
13回 レファレンス情報源の解題ー産業・芸術
14回 レファレンス情報源の解題ー語学・文学
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
テキストを事前に読んでおくこと 課題レポートの締切を守る
成績評価の方法 ①課題レポート ②試験 ③学習態
度 121
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
情報資源組織演習Ⅰ(目録)
担当者
湯浅直美
学科学年
日文 1
英語英文 1
選択
単位数
東アジア
1
1
図書館学
後期
授業のテーマ
図書館業務を支える情報資源は、利用目的に合わせて組織化されてはじめてその役割を果
たすことを理解させ、その組織化の成果である目録の作成を演習させる。記述目録の各項目
に習熟して、実際の目録のあり方を身につけるとともに、OPACの作成法を学ばせる。
到達目標
目録データが図書館サービスの基本情報であることを理解し、そのデータの作成、運用がで
きるよう、司書の基本となる専門知識を身につける。
教授方法
目録規則の解説ならびに演習
テキスト
資料組織演習 / 吉田憲一編著. 日本図書館協会. 2007年. (JLA図書館情報学テキス
トシリーズⅡ 10) 1,890円
参考文献
1回 目録法総則とメタデータの作成
2回 記述の総則と標準化
3回 記述の書誌的レベルとデータ管理、分担目録作業
授業内容また
はスケジュール
4回 タイトルの記述
5回 責任表示の記述
6回 版と資料特性の記述
7回 出版頒布等の記述
8回 形態の記述
9回 シリーズの記述
10回 注記の記述
11回 標準番号の記述
12回 標目の総則
13回 標目指示と検索システム
14回 典拠ファイルの作成と検索システム
15回 排列と検索システム
授業に際しての
準備事項
受講生はテキストを予習して授業に参加すること
成績評価の方法 試験を実施。演習課題の成績、授業
参加態度、出席率も加味する
122
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
情報資源組織論Ⅰ(目録)
担当者
湯浅直美
学科学年
日文 1
英語英文 1
授業のテーマ
選択
単位数
東アジア
1
図書館学
2
前期
図書館業務を支える情報資源は、利用目的に合わせて組織化されてはじめてその役割を果
たすことを理解させ、その組織化の成果である目録の意義と役割を概説する。目録作業の基
礎となる知識を学ばせるとともに、ネットワークされた現代図書館に欠くことのできない書誌
ユーティリティについて解説する。
到達目標
目録データが図書館サービスの基本情報であることを理解し、そのデータの作成、運用がで
きるよう、司書の基本となる専門知識を身につける。
教授方法
主として講義
テキスト
資料組織概説 / 柴田正美著. 日本図書館協会. 2008年(JLA図書館情報学テキストシ
リーズⅡ 9) 1,890円
参考文献
1回 図書館機能における目録の役割と意義
2回 目録の機能
3回 記述目録法と書誌情報
授業内容また
はスケジュール
4回 書誌コントロールと標準化
5回 記述の役割
6回 標目の役割
7回 図書館の目録規則の歴史と現状
8回 日本目録規則の歴史と現状
9回 目録の種類、冊子体からOPACまで
10回 目録の管理と維持
11回 共同目録作業、分担目録作業
12回 ネットワーク公開OPACと目録の横断検索
13回 ネットワーク上の情報管理と目録機能
14回 書誌ユーティリティ
15回 メタデータと図書館目録、図書館資料
授業に際しての
準備事項
受講生はテキストを予習して授業に参加すること
成績評価の方法 試験を実施。授業参加態度、出席
率も加味する
123
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
情報メディアの活用
担当者
湯浅直美
学科学年
日文 3
英語英文 3
選択
単位数
2
東アジア
子ども
授業のテーマ
3
司書教諭
後期
3
学校図書館のメディアの特性を理解して、実際の授業に活用するとともに、児童生徒の自主
学習を支援する司書教諭の素地を養う。
到達目標
学校図書館のメディアを自在に使いこなして、各自の授業計画に活用するとともに、児童生
徒の調べ学習の支援をすることができるようになる。
教授方法
主として講義、演習形式も取り入れる
テキスト
情報メディアの活用 / 井口磯夫編. 樹村房. 2002年. (司書教諭テキストシリーズ 5)
1,943円
参考文献
1回 情報メディアの定義
2回 文字情報メディアの特性の理解と活用法
3回 非文字情報メディアの特性の理解と活用法
授業内容また
はスケジュール
4回 視聴覚メディアの特性の理解と活用法
5回 ネットワーク情報メディアの特性の理解と活用法
6回 特別支援を必要とする児童生徒と各種メディアの特性
7回 文字情報メディアを利用した授業指導計画の立案と実施
8回 非文字情報メディアを利用した授業指導計画の立案と実施
9回 視聴覚メディアを利用した授業指導計画の立案と実施
10回 ネットワーク情報メディアを利用した授業指導計画の立案と実施
11回 各種のメディアを組み合わせた授業指導計画の立案と実施
12回 司書教諭と他教諭とのティームティーチングによる学校図書館利用指導
13回 教科教育の深まりとメディア利用の意義
14回 学校図書館内と館外のメディア活用
15回 学外教育施設との連携によるメディア活用
授業に際しての
準備事項
受講生はテキストを予習して授業に参加すること
成績評価の方法 試験を実施。課題の成績、授業参加
態度、出席率も加味する
124
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
司書教諭資格希望者は必修
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
初級中国語Ⅰ
担当者
馮戦兵
学科学年
選択
単位数
2
前期
日文 1
授業のテーマ
ピンインを着実に身につけていく。会話文例を通して、初級レベルの基本的な表現を覚え、
語彙の説明や文法の整理を行い、学んだ表現を使い、多くの練習問題を通して口慣らしを
し、会話の基礎を固める。
到達目標
発音と基本的な構文を中心とした中国語を音声面において、しっかりと学び、学習の基礎を
つくる。日常の身近なテーマや場面で、学生が自分の意志を中国語で表現できるようになる
ことを目指している。
教授方法
テキストの内容を理解させた上、語彙などを補充し、練習やグループで発表させる。
テキスト
新表現の達人Ⅰ基本ブック 白帝社
参考文献
1回 発音の基礎① 単母音、子音、声調など発音の基礎を学ぶ。
2回 発音の基礎② 子音+介音+主母音+尾音により構成されている発音
3回 発音のまとめ①
授業内容また
はスケジュール
4回 発音のまとめ②
5回 姓名の表現
6回 判断の表現
7回 程度の表現
8回 行為の表現
9回 時間の表現
10回 所有の表現
11回 存在の表現①
12回 存在の表現②
13回 生活習慣の表現①
14回 生活習慣の表現②
15回 まとめ 半年間の学びを振り返る。
授業に際しての
準備事項
復習・予習をして授業に臨むこと
成績評価の方法 小テスト(30%)、課題(20%)、期末考
査(50%)
125
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
初級中国語Ⅰ
担当者
遠藤由里子
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
前期
日文 1
中国語は漢字で構成されているため、日本人にとって比較的学びやすい言語であるが、や
やもすると安易な気持ちで取り組みがちである。同じ漢字を使用していても、読み方はもちろ
んのこと、意味や用法の異なる例が少なくない。中国語は外国語であるということを常に念頭
に置き、基礎固めを行う。
到達目標
中国語は声調言語ともいわれるが、この声調(高低アクセント)を含めた発音習得を当面の目
標とする。次に、日常挨拶ことば、基本文型をマスターする。
教授方法
正確な発音習得のため繰り返しテキストの音読・暗記を中心に行う。
テキスト
荒川清秀他『キャンパスライフ中国語(改訂版)』白帝社
参考文献
1回 発音-1 声調、単母音、複合母音
2回 発音-2 無気音・有気音、そり舌音
3回 発音-3 鼻母音、儿化、音節全表
授業内容また
はスケジュール
4回 第1課 代名詞、人称代名詞+“的”
5回 第1課 本文、練習問題
6回 第2課 時間の表し方、動詞述語文、名詞述語文
7回 第2課 本文、練習問題
8回 第3課 数詞、量詞、疑問詞疑問文、副詞“也”“都”
9回 第3課 本文、練習問題
10回 第4課 方位詞、動詞“有”“在”“是”、前置詞
11回 第4課 本文、練習問題
12回 第5課 形容詞述語文、“的”の用法
13回 第5課 本文、練習問題
14回 第6課 “了”の用法、“一点儿”と“有点儿”
15回 第6課 本文、練習問題 // 前期のまとめ
授業に際しての
準備事項
予習・復習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 小テスト・期末試験成績、授業態度
などで総合判断する。
126
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
初級中国語Ⅱ
担当者
馮戦兵
学科学年
選択
単位数
2
日文 1
後期
授業のテーマ
ピンインを着実に身につけていく。会話文例を通して、初級レベルの基本的な表現を覚え、
語彙の説明や文法の整理を行い、学んだ表現を使い、多くの練習問題を通して口慣らしを
し、会話の基礎を固める。
到達目標
発音と基本的な構文を中心とした中国語を音声面において、しっかりと学び、学習の基礎を
つくる。日常の身近なテーマや場面で、学生が自分の意志を中国語で表現できるようになる
ことを目指している。
教授方法
テキストの内容を理解させた上、語彙などを補充し、練習やグループで発表させる。
テキスト
新表現の達人Ⅰ基本ブック 白帝社
参考文献
1回 行為完了の表現①
2回 行為完了の表現②
3回 可能と許可の表現①
授業内容また
はスケジュール
4回 願望と感情の表現①
5回 願望と感情の表現②
6回 条件と選択の表現①
7回 条件と選択の表現②
8回 持続、進行と経験の表現①
9回 持続、進行と経験の表現②
10回 程度の表現
11回 比較の表現
12回 動作の時間的な量と回数の表現
13回 動作の結果の表現
14回 可能の表現②
15回 まとめ 半年間の学びを振り返る。
授業に際しての
準備事項
復習・予習をして授業に臨むこと
成績評価の方法 小テスト(30%)、課題(20%)、期末考
査(50%)
127
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
初級中国語Ⅱ
担当者
遠藤由里子
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
日文 1
後期
中国語は漢字で構成されているため、日本人にとって比較的学びやすい言語であるが、や
やもすると安易な気持ちで取り組みがちである。同じ漢字を使用していても、読み方はもちろ
んのこと、意味や用法の異なる例が少なくない。中国語は外国語であるということを常に念頭
に置き、基礎固めを行う。
到達目標
引き続き正確な発音および基本文型習得が主な目標となるが、さまざまな構文を学習し、学
期末には簡単な自己紹介が出来るようにする。
教授方法
正確な発音習得のため繰り返しテキストの音読・暗記を中心に行う。
テキスト
荒川清秀他『キャンパスライフ中国語(改訂版)』白帝社
参考文献
1回 第7課 動詞の重ね型、助動詞“能”
2回 第7課 本文、練習問題
3回 第8課 連動文、助動詞“可以”
授業内容また
はスケジュール
4回 第8課 本文、練習問題
5回 第9課 前置詞“在”、助詞“着”、結果補語
6回 第9課 本文、練習問題
7回 第10課 “是~的”構文、比較文
8回 第10課 本文、練習問題
9回 第11課 方向補語、助動詞“会”
10回 第11課 本文、練習問題
11回 第12課 可能補語、仮定表現、助動詞“可能”
12回 第12課 本文、練習問題
13回 第13課 状態補語、使役文、受身文
14回 第13課 本文、練習問題
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
予習・復習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 小テスト・期末試験成績、授業態度
などで総合判断する。
128
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
書道Ⅰ
担当者
荒瀬宏
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
参考文献
選択
単位数
2
前期
日文 2
中学校書写指導の基礎基本的な知識・技能の習得に努める。特に平仮名の字源の省略過
程を大切に考え、俗体の矛盾に満ちた字形や用筆法について考える。
①絶えず文字に興味関心を抱く②書写教師としての基礎的な知識と技能を身につける
俗書と古典との比較による理想形の追求
し展大する力を大切にする
*新編<書写指導>
全大書教学会編
萱原書房
1429+税
小・中学校教科書
1回 *学習指導要領の読解、考え方、問題点の検討
2回 *筆・墨・硯・紙・その他の文房具の取り扱い方
3回 ①横画・縦画・折れ・点の書き方
授業内容また
はスケジュール
4回 ②左右の払い・そり・曲がりの書き方
5回 ①篆書・隷書の歴史と基本的な用筆法
6回 ②楷書・行書・草書の歴史と基本的な用筆法
7回 ①字源とその省略過程を点検する *とりなくこゑす
8回 ②ゆめさませ、みよあけ
9回 ③わたる、ひんがしを
10回 ④そらいろはえて、おきつへに
11回 ⑤ほふねむれゐぬ
12回 ⑥もやのうち
13回 ①平仮名ばかりの調和を考える *文字の概形を見抜き、字形を整える
14回 ②全体のバランス=字配りを考える
15回 *折帖へ配布プリントを貼り付け、整理する
授業に際しての
準備事項
展大した範書
成績評価の方法 *毛筆の基本技能の習得度 *折
帖整理 *プリントなど資料の整理
保存
129
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
書道Ⅱ
担当者
荒瀬宏
学科学年
選択
単位数
2
日文 2
後期
授業のテーマ
書写指導の中で、硬筆と毛筆双方の基礎的技能を習得する。特に中学校の書写はやさしい
行書まで学習し、教師自らが書を愛好する人でありたい。そのためには広範囲の文字に対す
る関心を持ち、的確な指導ができるように努めたい。
到達目標
①自信を持って正しく・早く・美しく書けるように努める②短期上達ペン習字を宿題として課し
提出する
教授方法
数種の教科書を比較検討し、古典の理法と俗体との矛盾を指摘する
テキスト
自主制作プリント
参考文献
1回 ①小学校低学年の硬筆指導案の作成
2回 ②毛筆書写の利点とその導入法を考える
3回 ③<書き方>の手本を数種類書く=3年生用
授業内容また
はスケジュール
4回 ④<書き方>の手本を数種類書く=4年生用
5回 ⑤<書き方>の手本を数種類書く=5年生用
6回 ⑥<書き方>の手本を数種類書く=6年生用
7回 ①古典の事例を参考にしてやさしい行書が書けるようになる=抑揚
8回 ②古典の事例を参考にしてやさしい行書が書けるようになる=筆脈の貫通
9回 ③古典の事例を参考にしてやさしい行書が書けるようになる=抑揚
10回 教科書の中にある行書手本を書く
11回 ⑤漢字と仮名との調和を意識して書く
12回 *七夕・書初めの手本を書く
13回 *小学生で習う教育漢字を全て書いてみる・添削
14回 *中学校で習う教育かんじを書く・添削
15回 *筆順の原理と間違い易い文字を考える
授業に際しての
準備事項
展大した範書
成績評価の方法 *毎時の清書 *互評会での成績
*展大する力
130
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
書道科教育法Ⅰ
担当者
荒瀬宏
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
日文 3
教職
2
前期
国語科書写から芸術科書道へと変態成長させねばならない。旧来の書道塾や小中学校での
体験を基にはするが、芸術として飛躍的に個性を尊重し合う態度が求められる。基礎基本を
大事に考え、芸術としての魅力を伝えられる教師が理想だろう。そのためには教育者として
柔軟な思考が求められる。
到達目標
①多数ある教科書の徹底した分析を行う②鑑賞資料と臨書資料とに分け、学習の目標を明
確にする
教授方法
毎時の提出物を積重ねる
講義と資料解読
テキスト
参考文献
自主制作プリント
小・中学校教科書 ・高等学校教科書
1回 ①書写教育史と問題点 ・高等学校教科書
2回 ②高等学校芸術科書道の歴史と問題点
3回 ①鑑賞資料の精選
授業内容また
はスケジュール
4回 ②臨書資料の精選とその学習順序
5回 ③その他の資料と新しい教科書の組み立てを考える
6回 *多様な事例の比較検討
7回 *篆書学習への導入法
8回 *篆刻学習への導入法
9回 *隷書学習への導入法
10回 *楷書学習への導入法と学習順序の考え方
11回 *行書学習への導入法
12回 *草書学習への導入法とその展開
13回 *仮名の基礎的な技法と単体指導の導入法
14回 *漢字かな混じりの書への導入法
15回 *創作作品造りへの導入法
授業に際しての
準備事項
・小・中・高校用教科書の整備 ・学習指導要領(小・中・高)
成績評価の方法 毎時の提出物・授業への取り組みと
新アイデア・折帖整理
131
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
書道科教育法Ⅱ
担当者
荒瀬宏
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
参考文献
選択
単位数
日文 3
教職
後期
高等学校芸術科書道Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの各分野での学習量とその全体像を考える。そのためには
バランスの取れた教材開発に努める。
①新しい教材感を持って新鮮な教材づくりを心がける②模擬授業による実戦感覚を養う
教科書の徹底研究と新工夫による教材観を大事にする。
パソコンの自在な使用
自主制作プリント
小・中学校教科書・高等学校教科書
1回 *書道Ⅰの学習目標35個を選定し、バランスよく立案する。
2回 *書道Ⅱ・Ⅲの学習目標の発展性を考えて立案する。
3回 *篆書教材とその発展
授業内容また
はスケジュール
4回 *篆刻実習の新工夫
5回 *隷教材書とその発展
6回 *楷書教材とその発展
7回 *行書教材とその発展
8回 *草書教材とその発展
9回 *仮名学習と創作
10回 *漢字かな混じりの書と創作
11回 *創作作品造りにおける新工夫
12回 *書道Ⅰの指導案に基づく模擬授業
13回 *書道Ⅱの模擬授業
14回 *書道Ⅲの模擬授業
15回 *模範授業の実践とその検討会
授業に際しての
準備事項
2
・古名蹟の道覧による新教材の開発 ・授業例集=全髙書研の実践例
成績評価の方法 新工夫・パソコンの熟達度
備 考
132
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
書道特殊演習Ⅰ
担当者
近藤紫鳳
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
日文 4
書道
2
前期
平安時代末期の古筆「針切」の部分拡大臨書(実技)を通して大字仮名の線質を学習す
る。切れ味・弾力・粘りなど多彩な線質を持つ「針切」のしてる仕事が書けるように挑戦。仕上
げとして半折に和歌一首を仕上げる。
到達目標
美しい仮名には多彩な線質美がある事を技術的に習得する。
仮名で半折作品を創る方
法、考え方、鑑賞力、表現力を身につける事を目標にする。
教授方法
大字仮名の基本線を習得する。
多彩な線の表現法を学び、技術を習得する。
テキスト
自主製作プリント配布
参考文献
1回 執筆・姿勢 基本線の書き方指導
中鋒・弾力のある線の書き方学習。
半紙に数字ずつ連綿文字指導
2回 「針切」の特徴説明
3回 半紙に数字ずつ連綿文字指導
授業内容また
はスケジュール
4回 「針切」の仕事をしている部分を書く
5回 半折1/2に俳句を書く、作品の作り方を学習
6回 課題句を倣書する。
倣書作品から創作へと学習する
7回 半折に和歌を書く、作品の作り方を学習
8回 行のゆれ・たかまりを学習
9回 墨による景色づくりを学習
10回 書の線は書く速度の変化、紙・筆も影響。紙・筆・墨色いろいろ挑戦
11回 自分の心情表現を目指す。
12回 創造力と古筆のエキスを加味し、練度の高いものに仕上げる
13回 四年間の集大成として、卒業展にむけて制作する
14回 作品づくりの達成感を味わい、卒業展の作品仕上がり
15回 ファイルの作品整理
授業に際しての
準備事項
復習として数種の課題をだし、毎週提出させ、添削実技指導をする。
表現法・技術
が確実に身につくよう課題を出すことで補う。
成績評価の方法 毎週の提出課題(80)・ファイルの作
品整理(20)
133
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
書道特殊演習Ⅱ
担当者
荒瀬宏
学科学年
選択
単位数
日文 4
2
書道
後期
授業のテーマ
卒業制作展に向けて、各種作品づくりの基本事項を再度学習する。あくまでも臨書(漢字)を
主体にし、そのうえで創作作品作りへと高めてゆく。
到達目標
①作品作りにおいては臨書と創作とを繰り返す②創作作品づくりでは名句の選定と思い入れ
が充分意識される③互評による高めあいを尊重する
教授方法
臨書と創作とを繰り返す
独創性が湧き出すまで待つ
多様な参考資料を提供する
テキスト
自家用法帖・資料
参考文献
1回 各書体における臨書と創作作品の句を選定する
2回 1、臨書法帖の精習・創作作品のための名句選択
3回 2、作品の完成
授業内容また
はスケジュール
4回 1、臨書法帖の精習・創作作品のための名句選択
5回 2、作品の完成
6回 1、臨書法帖の精習・創作作品のための名句選択
7回 行書草書を用いた作品づくり
8回 1、臨書法帖の精習・創作作品の草稿作り
9回 2、作品づくり
10回 3、作品の完成
11回 *超大字作品の完成
12回 1、題材の収集と吟味・草稿作り
13回 2、作品の完成
14回 *篆刻による作品にふさわしい雅印の完成とまとめ
15回 *漢字と仮名作品とのバランスを考える
授業に際しての
準備事項
・墨場必携の多様な例示 ・文房四寳の整備
成績評価の方法 書作品作りに情熱を持って挑戦でき
たかどうか
134
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
書論・鑑賞
担当者
荒瀬宏
学科学年
選択
単位数
日文 3
2
書道
後期
授業のテーマ
書についての識者の文章をより広く読み、日本人の書に対する考え方、中国人の古い書論
まで幅広く取り扱う。鑑賞についてはその資料に限りがあり、その収集に努めたい。図書館や
博物館へも出かけ、実物を鑑賞する。
到達目標
①互いの説をよく聞き、自説を主張することができるようにする②鑑賞眼を高め、自分の言葉
で感じたことを解りやすく表現する③梧竹堂書話を宿題として課し、読破する
教授方法
資料の解読
テキスト
自家製プリント
参考文献
1回 *文人たちの考え *他分野の芸術家の考えなどを読み比べる
2回 *論書表
3回 *書後品
授業内容また
はスケジュール
4回 *書譜
5回 *書断
6回 *題跋
7回 *南北書派論
8回 *梧竹書論集
9回 *会津八一書論集
10回 *宝物とその思い出
11回 *鑑賞と鑑識
12回 *鑑賞の方法
13回 *博物館見学
14回 *展覧会見学
15回 *<書について>の文を書く
授業に際しての
準備事項
・古書論集とその註釈本の整備
成績評価の方法 書道に取り組む姿勢・自分の想いを
文章化する
135
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
資料組織演習Ⅱ(分類)
担当者
湯浅直美
学科学年
日文 2
英語英文 2
授業のテーマ
選択
単位数
東アジア
2
1
図書館学
後期
図書館業務を支える情報資源は、利用目的に合わせて組織化されてはじめてその役割を果
たすことを理解させ、その組織化の成果である目録の作成を演習させる。主題分類に習熟し
て、実際の分類作業を行い、目録編成のあり方を身につけるとともに、館内の資料配架と管
理を学ばせる。
到達目標
目録データが図書館サービスの基本情報であることを理解し、そのデータの作成、運用がで
きるよう、司書の基本となる専門知識を身につける。
教授方法
分類規程の解説ならびに演習
テキスト
資料組織演習 / 吉田憲一編著. 日本図書館協会. 2007年. (JLA図書館情報学テキス
トシリーズⅡ 10) 1,890円
参考文献
1回 主題分類と資料配置
2回 日本十進分類法の構成
3回 主題分析の方法と件名分類法
授業内容また
はスケジュール
4回 統制語と分類記号
5回 分類規程
6回 形式区分
7回 地理区分、海洋区分
8回 言語区分
9回 言語共通区分、文学共通区分
10回 主題分類の実際 1.人文科学
11回 主題分類の実際 2.社会科学
12回 主題分類の実際 3.自然科学、技術工学
13回 主題分類の実際 4.芸術、言語、文学
14回 図書記号、別置記号
15回 検索システムと分類記号、件名標目
授業に際しての
準備事項
受講生はテキストを予習して授業に参加すること
成績評価の方法 試験を実施。演習課題の成績、授業
参加態度、出席率も加味する
136
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
資料組織概説Ⅱ(分類)
担当者
湯浅直美
学科学年
日文 2
英語英文 2
選択
単位数
東アジア
2
図書館学
2
前期
授業のテーマ
図書館業務を支える情報資源は、利用目的に合わせて組織化されてはじめてその役割を果
たすことを理解させ、その組織化の成果である目録の意義と役割を概説する。目録作業の基
礎となる知識を学ばせるとともに、図書館の分類に必要な基礎を身につけさせる。
到達目標
目録データが図書館サービスの基本情報であることを理解し、そのデータの作成、運用がで
きるよう、司書の基本となる専門知識を身につける。
教授方法
主として講義
テキスト
資料組織概説 / 柴田正美著. 日本図書館協会. 2008年(JLA図書館情報学テキストシ
リーズⅡ 9) 1,890円
参考文献
1回 図書館目録における分類の意義と役割
2回 分類の概念、定義
3回 主題目録法としての分類法、主題分析
授業内容また
はスケジュール
4回 書架分類法
5回 書誌分類法
6回 列挙型分類法と分析合成型分類法
7回 階層分類法とファセット分類法
8回 学問分野と図書館分類
9回 社会活動と図書館分類
10回 歴史的な分類法
11回 現代の各種分類法
12回 日本十進分類法の歴史と現状
13回 情報検索と分類法
14回 統制語と自由語、日本件名標目表とシソーラス
15回 索引法
授業に際しての
準備事項
受講生はテキストを予習して授業に参加すること
成績評価の方法 試験を実施。毎回の小テストの成
績、授業参加態度、出席率も加味す 備 考
る
137
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
資料特論
担当者
安冨静夫
学科学年
日文 2
英語英文 2
授業のテーマ
選択
単位数
東アジア
2
2
図書館学
後期
関門海峡は、源平合戦最後の戦いの場、武蔵と小次郎が戦った巌流島、明治維新発祥の地
でもあり、他の地方都市に見られない、豊かな歴史に綴られている。従って郷土資料も豊富
である。その資料の評価・選択・収集・整理・保存・利用などについて解説をする。知的文化
遺産としての郷土資料を、保存と利用という両面から、図書館活動としていかにとらえるかを
考察する。
到達目標
郷土の歴史に関心を持ち、郷土を見つめなおすきっかけをつくることによって、豊かな知識
人として成長する喜びを覚え、さらに、図書館に勤める立場で、来館者の質問に対し、的確
な回答ができるようになり、図書館活動のなかで、重要な一翼を担うことになう。
教授方法
教科書を中心に各種資料を活用し、資料の収集・整理・保存について授業を行う。
テキスト
参考文献
新・現代図書館学講座 14 資料特論
下関市史(通史編・民俗編・写真集・年表)
1回 郷土の歴史を学ぶ①(原始から近世)
2回 郷土の歴史を学ぶ②(近代から現代)
3回 郷土資料の定義・郷土資料とはどのようなものかを学ぶ
授業内容また
はスケジュール
4回 郷土資料の構成・郷土資料はどのようなもので構成されているかを学ぶ
5回 行政の文化化と郷土資料・郷土資料担当者の仕事と役割を学ぶ
6回 郷土資料をどのようにして収集し、整理し保存するかを学ぶ
7回 行政資料はどのようなものかを学ぶ
8回 法令資料はどのようなものかを学ぶ
9回 議会資料と訴訟資料はどのようなものかを学ぶ
10回 視聴覚資料とはどのようなものかを学ぶ
11回 国立国会図書館などサービス機関とt著作権を学ぶ
12回 逐次刊行物とはどのようなものかを学ぶ
13回 逐次刊行物の選択と収集を学ぶ
14回 逐次刊行物の利用とサービスについて学ぶ
15回 まとめ・郷土資料への関心と理解、活用を学ぶ
授業に際しての
準備事項
郷土の歴史について、下関市史をはじめ諸資料についてどのようなものがあるかを
知り、郷土の歴史史蹟を探訪など、感心を高めておく。
成績評価の方法 授業中の態度、テストの結果
備 考
138
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
人権教育論
担当者
赤堀方哉 学科学年
授業のテーマ
日文 2
英語英文 2
選択
単位数
東アジア
2
教職
後期
人権教育とは「人間尊重の精神の涵養を目的とする教育活動」の総体である。本講義では、
まず、人類史の中で、人権がどのように伸張してきたかをふりかえる。その上で、今日の「現
代」、「日本」、「学校」の中で人権をめぐる問題点を概観する。
到達目標
1)人権思想について理解する
2)「現代」、「日本」、「学校」における人権をめぐる問題について理解する
3)教育現場で人権に配慮した行動ができるようになる
教授方法
講義・ディスカッション
テキスト
参考文献
1
なし
適宜配布
1回 本講義の意義と履修上の注意点について
2回 イギリスにおける市民革命を中心に、人権の萌芽期について理解する
3回 フランス人権宠言などを中心に、人権の獲得の歴史について理解する
授業内容また
はスケジュール
4回 人権が著しく制約されたファシズム政権の誕生について理解する
5回 明治期に、人権がどのように日本に受容されてきたかを理解する
6回 「世界人権宣言」を中心に、人権の世界的な状況について理解する
7回 「日本国憲法」を中心に、今日の日本社会の人権概念を理解する
8回 「人権基本計画」を中心に、今日の日本の人権の状況を概観する
9回 障害者問題を中心に人権が阻害されている状況を理解する
10回 労働問題を中心に人権が阻害されている状況を理解する
11回 「子どもの権利条約」を中心に、子どもと人権について理解する
12回 いじめ問題を中心に学校での人権が阻害されている状況を理解する
13回 同和問題への学校のこれまでの取り組みについて理解する
14回 子どもたちに人権についてどのように伝えていくことができるのかを考える
15回 半年間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
自分の学校経験を振り返り、学校と人権について考えておくこと
成績評価の方法 レポート
備 考
139
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
心理学概論
担当者
田中俊明
学科学年
日文 12
英語英文 12
授業のテーマ
選択
単位数
東アジア
2
前期
12
智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくこの世は住みに
くいと夏目漱石さんは言うけれど、そんなにややこしい心がなぜ人間にあるのだろう?哲学、
歴史に文学と、人の心を探る旅のしかたはいろいろあるが、この講義では科学的な心理学か
ら心を探る旅をする。
到達目標
心理学を知らなくても様々な経験を通して心を知ることはできる。しかし、それだけでは知りえ
ない学問としての科学的な心理学が解明してきた心に関するさまざまなトピックスを学び、客
観的な事実を重視する科学的な心の見方を身につける。
教授方法
講義
テキスト
参考文献
なし
随時、紹介
1回 実践してみよう!認知心理学からみた学習法 ①
2回 実践してみよう!認知心理学からみた学習法 ②
3回 失敗に強くなる①
授業内容また
はスケジュール
4回 失敗に強くなる②
5回 自己認識&他人の影響・意識されない心
6回 人間関係の発達
7回 いじめを許す心理
8回 錯覚。物を見る心理学。
9回 遺伝子・脳⇒心①
10回 遺伝子・脳⇒心②
11回 ヒトの心の進化&動物の心理学①
12回 ヒトの心の進化&動物の心理学②
13回 目は口ほどにものを言う!しぐさの心理。人間ウォッチングのすすめ①
14回 目は口ほどにものを言う!しぐさの心理。人間ウォッチングのすすめ②
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
授業内容の区切りに小レポート課すので復習しておくこと。
成績評価の方法 授業態度。小レポート。期末テスト。
140
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
スピーチ法
担当者
杉山裕子
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
日文 1
後期
これからの社会では、「話すこと」の重要性が注目されています。たくさんの知識や考えが
あっても、表現しないことには伝えられません。また挨拶やスピーチをする機会も多くなってき
ています。多くの人の前でも、落ち着いて自分の意見を述べ、アピールしていく言葉の運用
能力を育てます。
到達目標
自分の話し方を客観的に知ることはスピーチ上達の第一歩。様々なスピーチを体験しなが
ら、また人の話を聞きながら、自分に合った、また相手に優しい口頭表現ができるようになる。
教授方法
実践中心の授業。様々なスピーチを体験する。グループワークを行う。
テキスト
ハンドアウトの資料を配布する
参考文献
1回 話すときに大切なこと・自己紹介について
2回 自己紹介をしてみる
3回 自分の自己紹介を見る。自分の印象について気づく
授業内容また
はスケジュール
4回 効果的で分かりやすい話をするための準備と手順とポイント
5回 話すときに必要な原則や配慮すべき点について学ぶ
6回 上手に話すために必要な事柄について知る
7回 聞きやすいセンテンスについて考える
8回 上手な聞き方について
9回 「発問の技法」・「応答の技法」の上手な使い方について
10回 話す際のボディーランゲージのポイントについて考える
11回 プレゼンテーションについて考える
12回 プレゼンテーションについて考える
13回 司会の台本を作成する
14回 実際に司会をする。
15回 授業での学びを検証し、自分の言葉で伝える
授業に際しての
準備事項
次回の授業での課題を出す(予習を必要とする)
成績評価の方法 試験と授業での発表の実績。リアク
ションペーパー・試験で評価
141
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
スポーツ実技Ⅰ
担当者
安部保子
学科学年
日文 2
英語英文 2
授業のテーマ
必修
単位数
1
前期
2
1
スポーツフォアオールの精神に基づき、ひととして生涯健康に過ごすために、自分をよく理解
したうえで心身ともに安定した、豊かな人間関係や社会性を維持しなければならない。スポー
ツ実技においては健康と食生活、健康とスポーツなど健康維持のための望ましいライフスタイ
ルの習慣化、活力ある明るい生活の実現化及びスポーツの継続的実践の方法について追
及します。
東アジア
子ども
到達目標
健康を意識した生活を送ることを習慣化するとともに、リーダーを中心にルールに基づいて
自発的にゲームを楽しむ。
教授方法
食生活・運動及び睡眠を通して健康について考えていく。
テキスト
参考文献
必要に応じて随時資料を配布する。
必要に応じて随時資料を配布する。
1回 「健康になりましょう」の記入方法、食事・運動・休養について
2回 組み合わせの作り方(リーグ戦・トーナメント戦)チーム編成
3回 バレーボール基礎的トレーニング及び基礎技術
授業内容また
はスケジュール
4回 バレーボールルールとゲーム
5回 バスケットボール・5対5・基礎技術とゲーム
6回 バスケットボール・3対3・ルールとゲーム
7回 グランドゴルフ・基本とルール
8回 グランドゴルフ・ゲーム、ゲーム記録のつけ方
9回 バドミントン・基本とルール、ゲーム
10回 バドミントン・ゲーム、記録のつけ方
11回 バドミントン・基本とゲーム
12回 バドミントン・クラスリーグ戦
13回 バドミントン・クラスリーグ戦
14回 バドミントン・クラスリーグ戦
15回 スポーツの実践と心身との関わりについて学んだことを振り返る
授業に際しての
準備事項
食生活・運動及び睡眠を通して健康について考えていく。
成績評価の方法 レポートの提出、授業態度、出席状
況。
142
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
スポーツ実技Ⅱ
担当者
安冨俊雄
学科学年
日文 3
英語英文 3
選択
単位数
東アジア
1
3
後期
授業のテーマ
積極的なスポーツ活動を通じて心身ともに健康の維持・増進を図るとともに、受講者同士の
人間関係の醸成を目的とする。また、スポーツ活動が将来の自己の生活をより豊かにする存
在であることを体得する。
到達目標
スポーツ活動が人間関係を円滑にするとともに、プレイを通じて身体活動の楽しさを体得す
る。
教授方法
リーダーを中心にグループ学習をする
テキスト
なし
参考文献
1回 授業の説明 活動種目の決定とグルーピング
2回 基礎技術の習得Ⅰ
3回 基礎技術の習得Ⅱ
授業内容また
はスケジュール
4回 基礎技術の習得Ⅲ
5回 基礎技術の習得Ⅳ
6回 基礎技術の習得Ⅴ
7回 基礎技術の習得とその応用Ⅰ
8回 基礎技術の習得とその応用Ⅱ
9回 基礎技術の習得とその応用Ⅲ
10回 ゲームⅠ
11回 ゲームⅡ
12回 ゲームⅢ
13回 ゲームⅣ
14回 ゲームⅤ
15回 ゲームⅥ
授業に際しての
準備事項
実施種目の歴史やルールを知る
成績評価の方法 出席し積極的にプレイをする。また
人間関係が円滑に保つ
143
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
聖書と人間社会Ⅰ
担当者
三輪從道
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
必修
単位数
前期
日文 2
聖書全巻に流れる中心主題に就いて組織的、系統的、救済史的に見る事によって、聖書の
神観、人間観、世界観、に触れさせる。
聖書に対して、深い興味と探求へ誘う。
講義
『聖書と人間 2』 原栄作著 (
新教出版社)
参考文献
1回 へブライ的思考の特質について
2回 天地創造の物語に就いて
3回 創造主なる神と被造物なる人間について
授業内容また
はスケジュール
4回 楽園→楽園喪失→楽園回復
5回 罪と死
6回 人間の傲慢と神の審判
7回 救済史の始まり
8回 選び
9回 一般史の中で展開する救済史
10回 十戒の意味と働き
11回 神とイスラエル信仰共同体との「契約関係」の意味
12回 諸書(ケスビ一ム)に就いて
13回 聖書における預言者と言う稀有な存在
14回 聖書が現代に問い掛けるもの
15回 聖書は、現代にも変わらず問い掛けて来る書である。
授業に際しての
準備事項
1
予習・復習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 レポート、 試験
備 考
144
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
聖書と人間社会Ⅱ
担当者
三輪從道
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
必修
単位数
日文 2
後期
聖書全巻に流れる中心的主題について組織的、系統的、救済史的に見ることによって、聖書
の神観、人間観、世界観、に触れさせる。特に、後期は、旧約聖書に登場する人物に触れる
事によって。
聖書の中に自分への問い掛けと同時に応答が求められている事に気付かせる。
講義
『聖書と人間 2』 原栄作著 (
新教出版社)
参考文献
1回 旧約聖書の人々
2回 ヨシュアと士師達
3回 士師達の活躍
授業内容また
はスケジュール
4回 イエスの系図への異邦人の登場
5回 王国成立の経緯
6回 王制の根拠
7回 油注がれる者
8回 列王記、歴代史
9回 預言者
10回 偶像の実体と真実の神
11回 神の義と愛
12回 神の聖に震撼した預言者
13回 真実と悲しみの預言者
14回 苦悩と人間
15回 ヨブ記
授業に際しての
準備事項
1
関連箇所を通読しておくこと、授業の準備学習とする。
成績評価の方法 レポ-ト、試験
備 考
145
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
生徒・進路指導論
担当者
赤堀方哉 八幡フミエ
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
日文 3
英語英文 3
教職
後期
子どもたちをとりまく環境は、急速な勢いで変化している。このような困難な環境の中で子ども
たちを理解し、生きる力を身につけさせていくことは必須である。本講義では、学習指導要領
を中心に、生徒指導・進路指導の意義を理解し、子どもたちが自己形成する力を養成する実
践的な指導力を身につけていく。
到達目標
1)生徒を取り巻く環境について理解する
2)学習指導要領における生徒指導・進路指導の意義について理解する
3)実践的な指導力を身につける
教授方法
講義・ロールプレイ・模擬授業
テキスト
『学習指導要領解説 総則編』
『生徒指導提要』
参考文献
適宜配布
1回 本講義の意義と履修上の注意点について
2回 自らの学校経験の中に生徒指導を見つけ、その意義について考える
3回 『生徒指導提要』を中心に生徒指導の意義について理解する
授業内容また
はスケジュール
4回 カウンセリングマインドによる生徒指導1
5回 カウンセリングマインドによる生徒指導2
6回 カウンセリングマインドによる生徒指導3
7回 ゼロトレランスによる生徒指導1
8回 ゼロトレランスによる生徒指導2
9回 自らの学校経験の中に進路指導を見つけ、その意義について考える
10回 『学習指導要領』を中心に進路指導の意義を理解する
11回 中教審答申等を中心にキャリア教育の在り方について理解する
12回 進学先を選択することの意義と困難について考える
13回 「働く」ことの意義と困難について考える
14回 実践事例を通してキャリア教育のあり方について考える
15回 半年間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
2
復習して授業に臨むこと
成績評価の方法 期末テスト
備 考
146
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
専門資料論
担当者
湯浅直美
学科学年
日文 2
英語英文 2
選択
単位数
東アジア
2
2
図書館学
後期
授業のテーマ
社会的資源としての各種図書館資料、メディアを活用して、利用者の知識要求、情報要求に
こたえられる司書としての専門性を身につける。各専門分野の資料について理解し、サブ
ジェクトライブラリアンとしての基礎を身につける。
到達目標
学術情報資料、メディアの性質、特徴を理解し、学術情報を要求する利用者に対応できる司
書としての基礎知識を養う。
教授方法
主として講義、さらに課題提出
テキスト
改訂 専門資料論 / 戸田光昭編. 樹村房. 2002年 (新・図書館学シリーズ 8) 1,995
円
参考文献
1回 学術情報の役割と意義
2回 学術分野の類型と学術情報の利用者
3回 学術情報の生産・流通・利用
授業内容また
はスケジュール
4回 人文科学分野の学術情報と資料
5回 社会科学分野の学術情報と資料
6回 自然科学分野の学術情報と資料
7回 技術工学分野の学術情報と資料
8回 学術情報の提供 1.大学図書館
9回 学術情報の提供 2.公共図書館
10回 学術情報の提供 3.専門図書館
11回 学術情報の提供 4.学校図書館
12回 利用者の情報要求行動と図書館サービス
13回 利用者調査から見た図書館資料の利用
14回 専門資料としての郷土資料、地域資料
15回 専門資料としての政府刊行物、灰色文献
授業に際しての
準備事項
受講生はテキストを予習して授業に参加すること
成績評価の方法 試験を実施。課題提出とその完成
度、授業参加態度、出席率も加味す 備 考
る
147
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
総合演習
担当者
八幡フミエ
学科学年
選択
単位数
日文 4
英語英文 4
教職
2
前期
授業のテーマ
我が国の社会全体に関わる様々な課題について調査・検討しながら理解を深め、課題解決
の方策等について考察する。
各テーマごとに調査したりレポートを作成し、発表やディスカッ
ション等を中心にした演習形式で実施する。 到達目標
諸課題についての理解を深めるとともに、発表やディスカッション等を通して、プレゼンテー
ション能力やコミュニケーション能力等を養う。
教授方法
講義に加え、
事例発表や全体協議等を中心に演習形式の授業を行う。
テキスト
必要に応じてプリント配布
参考文献
1回 本講義の目的や授業方法、教育職員免許法上の位置づけについて説明
2回 学校教育の今日的課題(1) 「情報化の進展と情報モラル」
3回 学校教育の今日的課題(2) 「いじめや不登校・生徒指導」
授業内容また
はスケジュール
4回 学校教育の今日的課題(3) 「確かな学力の定着・学力格差」
5回 地球環境問題 全体協議
6回 国際化の進展と異文化理解 全体協議
7回 人間尊重・人権尊重 全体協議
8回 少子高齢化と福祉 全体協議
9回 家庭の在り方と教育 全体協議
10回 子どもの健康、安心・安全の確保 全体協議
11回 生きる力を育む 全体協議
12回 情報化の進展と情報モラル 全体協議
13回 いじめや不登校・生徒指導 全体協議
14回 確かな学力の定着・学力格差 全体協議
15回 本講義の内容全体を振り返り、学習したことについてまとめる。
授業に際しての
準備事項
テーマごとにまとめのレポートを作成する。 予習・復習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 まとめのレポート・発表内容・態度・
全体協議等への取組状況
148
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
地域文化演習Ⅰ
担当者
田口寛
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
参考文献
必修
単位数
前期
日文 3
4年生時の「卒業研究」提出へ向けた指導を行う。その動機付けに、前期は『平家物語』壇浦
周辺場面または「平家文化」をテーマとして各個が自身の関心に基づいて調査研究を行い、
発表する。前期後半からは、各個の成果を総合した何らかの活動を目指したい。
4年生時に「卒業研究」を確実に提出するため、各自研究の基礎を固める。
主として受講者各人の調査発表により進める。
『平家物語』4(岩波文庫)。その他は適宜資料を配る。
『平家物語大事典』(東京書籍)。その他は授業時に適宜挙げる。
1回 授業の全体説明。
2回 研究方法についての再確認。
3回 『平家物語』再説。
授業内容また
はスケジュール
4回 「文学」の立場から「平家文化」を考える。
5回 受講者発表。
6回 受講者発表。
7回 受講者発表。
8回 受講者発表。
9回 受講者発表。
10回 受講者発表。
11回 受講者発表。
12回 受講者発表。
13回 受講者発表。
14回 総合活動の準備。
15回 半期の学びを振り返る。まとめ。
授業に際しての
準備事項
2
自身の研究の進展のためにも、設定された課題をいとわないこと。
成績評価の方法 発表と試験、あるいはレポートの内
容による。
149
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
地域文化演習Ⅰ
担当者
中尾健一郎
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
前期
日文 3
外国人から見た日本と日本人、およびアジアはどのようなものだったのかを考えるため、マル
コ・ポーロ『東方見聞録』、ルイス・フロイス『日本史』、ジョアン・ロドリゲス『日本教会史』に見え
る日本の文化・習俗について、受講者に分担で研究発表を課し、発表された内容について
討議する。また場合によっては中国に関連した資料を用いることもある。
到達目標
文献の調査の手法、文献の読み方、並びに歴史上の人物や事件についての知識を身につ
けることが出来るようになること。
教授方法
演習形式
テキスト
参考文献
なし
適宜指示する
1回 西洋と日本との出会い 概説
2回 『東方見聞録』①
3回 『東方見聞録』②
授業内容また
はスケジュール
4回 『東方見聞録』③
5回 『東方見聞録』④
6回 『東方見聞録』⑤
7回 『日本史』①
8回 『日本史』②
9回 『日本史』③
10回 『日本史』④
11回 『日本史』⑤
12回 『日本教会史』①
13回 『日本教会史』②
14回 『日本教会史』③
15回 1学期間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
前もって発表者の発表テーマについて自分なりに調べておくこと。また授業中は必
ず質疑応答に参加すること。
成績評価の方法 発表とレポート
備 考
150
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
地域文化演習Ⅰ
担当者
渡辺一雄
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
参考文献
必修
単位数
2
前期
日文 3
3年生の演習では、地域文化(生活文化)研究および調査の方法を学び、実地調査に臨み、
その報告をまとめて報告書を刊行するところまでを行います。
演習Ⅰでは、まず地域文化あるいは生活文化に関する論文・文献を読んでまとめます(文献
講読)。発表の仕方・表現方法も工夫してもらいます。次にフィールドワークの方法を学びま
す。
・地域文化研究の方法を習得する。
演習形式
後日指示します。
適宜紹介します。
1回 (講義)ガイダンス、地域文化とは何か、地域文化研究の手法
2回 (演習)文献講読Ⅰ(地域文化に関連した文献を読む)
3回 (演習)文献講読Ⅱ(地域文化に関連した文献を読む)
授業内容また
はスケジュール
4回 (演習)文献講読Ⅲ(地域文化に関連した文献を読む)
5回 (演習)文献講読Ⅳ(地域文化に関連した文献を読む)
6回 (演習)文献講読Ⅴ(地域文化に関連した文献を読む)
7回 (演習)文献講読Ⅵ(地域文化に関連した文献を読む)
8回 (演習)文献講読Ⅶ(地域文化に関連した文献を読む)
9回 (演習)文献講読Ⅷ(地域文化に関連した文献を読む)
10回 (講義)フィールドワークの方法
11回 (演習)フィールドワークⅠ(フィールドワーク対象地の事前勉強)
12回 (演習)フィールドワークⅡ(フィールドワーク対象地の事前勉強)
13回 (演習)フィールドワークⅢ(フィールドワーク対象地の巡検)
14回 (演習)フィールドワークⅣ(フィールドワーク対象地の巡検)
15回 (演習)フィールドワークⅤ(フィールドワーク対象地の巡検)
授業に際しての
準備事項
事前に文献を読むなどの予習が必要です。また、授業中に議論に参加することが
必要です。フィールドワークは土曜日あるいは夏休みを使います。
成績評価の方法 授業態度・発表・レポート等で総合
的に評価します。
151
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
地域文化演習Ⅱ
担当者
田口寛
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
日文 3
後期
田口「地域文化演習Ⅰ」を引き継ぎつつ、後期はより専門性を高め、試みに「大内文化」を
テーマとして各個が自身の関心に基づいて調査研究を行い、発表する。切り口は各個の目
標にもよるが、日本文学科の演習という点からいえば、文芸作品と何らか(作品世界・成立事
情・享受状況など)で関連していることが望ましい。
到達目標
4年生時に「卒業研究」を確実に提出するため、各自研究の基礎を固める。また、毎時少量、
くずし字解読の課題を行い、能力を維持または高める。
教授方法
主として受講者各人の調査発表により進める。
テキスト
参考文献
適宜資料を配る。
『山口市史 史料編 大内文化』(山口市)。その他は授業時に適宜挙げる。
1回 授業の全体説明。
2回 前期からの継続課題について。
3回 「文学」の立場から「大内文化」を考える。
授業内容また
はスケジュール
4回 『応永記』について、など。
5回 受講者発表。
6回 受講者発表。
7回 受講者発表。
8回 受講者発表。
9回 受講者発表。
10回 受講者発表。
11回 受講者発表。
12回 受講者発表。
13回 受講者発表。
14回 「卒業研究」提出に向けての課題について。
15回 半期の学びを振り返る。まとめ。
授業に際しての
準備事項
自身の研究の進展のためにも、設定された課題をいとわないこと。
成績評価の方法 発表と試験、あるいはレポートの内
容による。
152
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
地域文化演習Ⅱ
担当者
中尾健一郎
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
日文 3
後期
外国人から見た日本と日本人、およびアジアはどのようなものだったのかを考えるため、マル
コ・ポーロ『東方見聞録』、ルイス・フロイス『日本史』、ジョアン・ロドリゲス『日本教会史』に見え
る日本の文化・習俗について、受講者に分担で研究発表を課し、発表された内容について
討議する。また場合によっては中国に関連した資料を用いることもある。
到達目標
文献の調査の手法、文献の読み方、並びに歴史上の人物や事件についての知識を身につ
けることが出来るようになること。
教授方法
演習形式
テキスト
参考文献
なし
適宜指示する
1回 『東方見聞録』①
2回 『東方見聞録』②
3回 『東方見聞録』③
授業内容また
はスケジュール
4回 『東方見聞録』④
5回 『東方見聞録』⑤
6回 『日本史』①
7回 『日本史』②
8回 『日本史』③
9回 『日本史』④
10回 『日本史』⑤
11回 『日本教会史』①
12回 『日本教会史』②
13回 『日本教会史』③
14回 『日本教会史』④
15回 1学期間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
前もって発表者の発表テーマについて自分なりに調べておくこと。また授業中は必
ず質疑応答に参加すること。
成績評価の方法 発表とレポート
備 考
153
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
地域文化演習Ⅱ
担当者
渡辺一雄
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
日文 3
後期
3年生の演習では、地域文化(生活文化)研究および調査の方法を学び、実地調査に臨み、
その報告をまとめて報告書を刊行するところまでを行います。
演習Ⅰに引き続き演習Ⅱでは、各自のテーマに沿った現地調査(フィールドワーク)を行い、
その成果を『SUKURA』(ゼミ報告)にまとめます。フィールドワークは下関を中心に行いま
す。
到達目標
・ 地域文化研究の方法を習得する。
・ 下関の魅力を掘り起こし、地元や全国に情報発信する。
教授方法
演習形式
テキスト
参考文献
後日指示します。
適宜紹介します。
1回 テーマの設定(フィールドワークのテーマを設定する)
2回 資料収集Ⅰ(テーマに関連する資料を収集し、読み込む)
3回 資料収集Ⅱ(テーマに関連する資料を収集し、読み込む)
授業内容また
はスケジュール
4回 資料収集Ⅲ(テーマに関連する資料を収集し、読み込む)
5回 現地調査Ⅰ(フィールドワークを行う)
6回 現地調査Ⅱ(フィールドワークを行う)
7回 現地調査Ⅲ(フィールドワークを行う)
8回 現地調査Ⅳ(フィールドワークを行う)
9回 調査成果のまとめⅠ(調査成果をを整理しまとめる)
10回 調査成果のまとめⅡ(調査成果をを整理しまとめる)
11回 レポートの作成Ⅰ(『SUKURA』の作成)
12回 レポートの作成Ⅱ(『SUKURA』の作成)
13回 レポートの作成Ⅲ(『SUKURA』の作成)
14回 発表Ⅰ(調査の結果を発表する)
15回 発表Ⅱ(調査の結果を発表する)
授業に際しての
準備事項
2
個人的に動くことが多いので、主体的に授業に取り組んでください。
成績評価の方法 授業態度、発表、レポートをもとに総
合的に評価する
154
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
地域文化概論(啓明)
担当者
岡田喜久男
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
選択
単位数
2
前期
日文 3
韓国大邱市にある啓明大学校の現地学期生にとって、短い5ヶ月間で学ぶ事は多いが、言
葉以上に習得して貰いたいことが、環境・風土・地域についてである。下関を中心に、日本人
の故郷としての地域を文化的背景とともに教授する。
日本語によるプレゼンテーションができるようにする。
講義だけでなく、一緒に実地踏査をしながら、自分で学習するよう指導する。
プリントを配付する。
参考文献
1回 日本の地理…日本の位置・気候・地形などの環境を概説する
2回 日本の地理と文化概説
3回 山口県と下関市を知るⅠ―歴史的観点から―
授業内容また
はスケジュール
4回 山口県と下関市を知るⅡ―文化的観点から―
5回 下関を知るⅠ―映像に見る下関―
6回 下関を知るⅡ―文化遺産と旧跡―
7回 唐戸周辺を調べる
8回 唐戸周辺を歩く
9回 唐戸周辺についてのレポートを書く
10回 長府周辺を調べる
11回 長府周辺を歩く
12回 長府周辺についてレポートを書く
13回 下関の活性化を考える
14回 各人が考えた「下関の活性化」の方法と対策を発表する
15回 下関で生活しての実感を全員で語る。
授業に際しての
準備事項
配付された資料を必ず読んで授業に臨むように指導し、豆テストをして確認する。
成績評価の方法 期末テスト70点、授業中の発言・態
度30点
155
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
啓明大学校用 梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
地域文化実習Ⅰ
担当者
倉本昭
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
1
前期
日文 3
倉本は絹代ぶんか館設立や映画祭実行委員の経験をきっかけに、現在戦後の下関におけ
る映画興行の歴史を調査中である。今年の夏は『チルソクの夏』制作とフィルムコミッション10
周年を記念する映画祭が行われるので、それを観察すると同時に、新聞資料を駆使して興
行にまつわるデータを収集し、昔の興行の実態に迫る。
到達目標
映画祭開催までの経緯に接して映画と地域振興について考察し、戦後興行史のデータを収
集し、様々な視点から分析していく。
教授方法
演習形式。実習を伴う。実習は複数回、しかも土曜日に行うことを想定に入れること
テキスト
参考文献
なし
学内及び市立図書館の郷土資料類
1回 下関戦後史発掘
2回 下関と映画
3回 海峡映画祭について
授業内容また
はスケジュール
4回 田中絹代ぶんか館の設立
5回 映画史・興行史研究のノウハウ(1)
6回 映画史・興行史研究のノウハウ(2)
7回 市中心部における映画館跡の調査(1)
8回 市中心部における映画館跡の調査(2)
9回 調査成果の整理
10回 調査成果発表(1)
11回 調査成果発表(2)
12回 郷土資料調査
13回 下関映画祭の観察(1)
14回 下関映画祭の観察(2)
15回 映画祭の総括と課題
授業に際しての
準備事項
学内図書館と市立図書館については足を運んで慣れておくこと。7月7日をはさん
で開催される映画祭を観察する。
成績評価の方法 実習への参加、成果報告及びレ
備 考
ポートによる
156
梅光学院大学 2012年 シラバス
学外へのフィールドワークへの参
加を絶対とする。実施は土曜日も
想定しておくこと。
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
地域文化実習Ⅱ
担当者
渡辺一雄
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
日文 3
後期
地域文化研究の方法を学び、実地調査に臨み、その成果をレポートにまとめます。
具体的には、調査対象の地域を選び、それぞれのテーマのもと現地調査(巡検)を行いま
す。そしてその成果をまとめ発表します。
到達目標
・ 一人あるいはグループで地域の中へ出かけ、しっかりとしたフィールドワークを行う。
・ その成果をまとめ、説明できる。
教授方法
実習形式
テキスト
参考文献
適宜、紹介します。
1回 授業内容の説明
2回 調査対象地域およびテーマの設定
3回 フィールドワークの計画・事前準備Ⅰ
授業内容また
はスケジュール
4回 フィールドワークの計画・事前準備Ⅱ
5回 フィールドワークⅠ(各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う)
6回 フィールドワークⅡ(各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う)
7回 フィールドワークⅢ(各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う)
8回 フィールドワークⅣ(各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う)
9回 フィールドワークⅤ(各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う)
10回 フィールドワークⅥ(各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う)
11回 レポートの作成Ⅰ(調査成果をレポートにまとめます)
12回 レポートの作成Ⅱ(調査成果をレポートにまとめます)
13回 発表Ⅰ(調査成果を発表する)
14回 発表Ⅱ(調査成果を発表する)
15回 発表Ⅲ(調査成果を発表する)
授業に際しての
準備事項
1
フィールドワークにあたって、相当な準備が必要です。
成績評価の方法 授業態度、レポート、発表にもとづき
総合的に評価します。
157
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
地域文化専門演習Ⅰ
担当者
倉本昭
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
前期
日文 4
既に全員卒業論文の研究テーマを決定済みである。各自が設定したテーマは、これまで大
学で十分調査研究方法を学んでいないものなので、まずは各テーマ毎に参考文献と研究史
を調べ、いま何が問題かを明らかにし、卒業論文に備えることにしたい。
到達目標
卒業論文の研究テーマの明確化。テーマごとに参考文献を渉猟し、研究史を整理したうえ
で、研究上の問題点をあぶりだす。フィールドワークの方法の模索。
教授方法
演習形式
テキスト
参考文献
なし
各発表者が紹介する
1回 卒業研究に向けて―地域文化研究の問題点
2回 研究テーマ別レポート―民俗学編 入浴風俗 3回 研究テーマ別レポート―民俗学編 服飾史
授業内容また
はスケジュール
4回 研究テーマ別レポート―民俗学編 売薬商
5回 研究テーマ別レポート―民俗学編 後架・雪隠
6回 研究テーマ別レポート―芸能史編 神楽
7回 研究テーマ別レポート―建築史編 木造建築
8回 研究テーマ別レポート―建築史編 屋根瓦
9回 研究テーマ別レポート―地域振興編 商店街再生
10回 研究テーマ別レポート―地域振興編 フィルム・コミッション
11回 研究テーマ別レポート―地域振興編 観光行政 12回 研究テーマ別レポート―地域振興編 アニメによる町興し
13回 研究テーマ別レポート―風俗史編 香水
14回 研究テーマ別レポート―歴史学編 クレオパトラ
15回 夏休み中の調査研究の指針
授業に際しての
準備事項
各自発表前から研究テーマについての資料収集を始めること。
成績評価の方法 受講態度と発表、レポートによる
備 考
158
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
地域文化専門演習Ⅱ
担当者
倉本昭
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
日文 4
後期
前期に各自研究テーマに関する参考文献と研究史をまとめた。後期は、それをふまえて、自
分がどんな問題意識をもって調査研究を進めるのかを表明し、設定した課題に対して、どの
ようにアプローチし、解決していくかを明らかにしてもらう。また夏休みの間に収集した諸資料
を詳しく紹介してもらう。
到達目標
前期の作業をふまえ、卒業研究に向けての調査を進め、その成果と問題への取組み方を具
体的に説明する。発表で明らかにされた課題を踏まえ、更に調査を進め、卒業研究の完成を
目指す。
教授方法
演習形式
テキスト
参考文献
なし
なし
1回 夏季休暇中の報告(1)
2回 夏季休暇中の報告(2)
3回 夏季休暇中の報告(3)
授業内容また
はスケジュール
4回 中間発表に向けて
5回 研究論文執筆要領
6回 調査成果の発表(1)
7回 調査成果の発表(2)
8回 調査成果の発表(3)
9回 調査成果の発表(4)
10回 調査成果の発表(5)
11回 調査成果の発表(6)
12回 調査成果の発表(7)
13回 調査成果の発表(8)
14回 調査成果の発表(9)
15回 調査成果の発表(10)
授業に際しての
準備事項
夏季休暇中の調査研究は必須である。
成績評価の方法 受講態度と発表、レポートによる
備 考
159
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
地域文化入門
担当者
渡辺一雄 倉本昭 学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
後期
日文 1
地域文化研究のための入門講座。地域文化研究という言葉は、これまで耳にする機会が殆
んどなかったろうが、「地域」という視点に立った文化史研究のことを指す。この授業では、専
門的に調査・研究するための第一歩として、もっとも基本的な知識を実践的に教授する。文
献学・美術史・民俗学・歴史学の知を活用する。
到達目標
前半は古典籍や古文書を扱い、分析するためのノウハウを、後半は地域文化研究に絶対必
要となる史学・民俗学・美術史の基礎知識を学ぶ。
教授方法
講義プラス実習形式。
テキスト
参考文献
プリントで配布
適時紹介する
1回 地域文化研究とは
2回 古典籍を調べるためのツール
3回 古典籍のテキストについて
授業内容また
はスケジュール
4回 古典籍の扱い方
5回 文献調査実習(1)
6回 文献調査実習(2)
7回 文献調査実習(3)
8回 図書館ツアー
9回 文化財鑑賞のための基礎知識(1)
10回 文化財鑑賞のための基礎知識(2)
11回 歴史・民俗学調査の実際(1)
12回 歴史・民俗学調査の実際(2)
13回 発掘調査の実際(1)
14回 発掘調査の実際(2)
15回 博物館ツアー
授業に際しての
準備事項
地域文化への関心を高めるため、近隣のミュージアムを訪れるとよい。
成績評価の方法 受講態度とレポートあるいはテストに
よる
160
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
中級中国語Ⅰ
担当者
遠藤由里子
学科学年
選択
単位数
2
前期
日文 2
授業のテーマ
テキストは異なるが、殆どがすでに学習したことの繰り返しであるので、一年次で消化し切れ
なかった点、疑問に思った点などを確実にマスターするよう各自努力すること。テキストで取り
上げられている現代中国の文化・社会についての理解を深める。
到達目標
一年次で学習した語句や文法事項を繰り返し練習することによって、初級~中級レベルの語
学力を確実に身につける。
教授方法
常に声を出し、学生同士で発音などをチェックし合う。
テキスト
相原茂等『大事なことはみんなやさしい中国語で言える』朝日出版社
参考文献
1回 第1課 2回 第2課
3回 小テスト 第3課
授業内容また
はスケジュール
4回 第3課
5回 第4課-1
6回 第4課-2
7回 第1課~4課「まとめと補充」
8回 小テスト、第5課
9回 第5課
10回 第6課
11回 小テスト 第7課
12回 第7課
13回 第8課
14回 第5課~8課「まとめと補充」
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
予習・復習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 小テスト・期末試験成績、授業態度
などで総合判断する。
161
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
中級中国語Ⅱ
担当者
遠藤由里子
学科学年
選択
単位数
2
日文 2
後期
授業のテーマ
テキストは異なるが、殆どがすでに学習したことの繰り返しであるので、一年次で消化し切れ
なかった点、疑問に思った点などを確実にマスターするよう各自努力すること。テキストで取り
上げられている現代中国の文化・社会についての理解を深める。
到達目標
一年次で学習した語句や文法事項を繰り返し練習することによって、初級~中級レベルの語
学力を確実に身につける。
教授方法
常に声を出し、学生同士で発音などをチェックし合う。
テキスト
相原茂等『大事なことはみんなやさしい中国語で言える』朝日出版社
参考文献
1回 第9課
2回 第10課
3回 小テスト 第11課
授業内容また
はスケジュール
4回 第11課
5回 第12課
6回 小テスト 第9課~12課「まとめと補充」①
7回 第9課~12課「まとめと補充」②
8回 第13課
9回 第14課
10回 小テスト 第15課
11回 第15課
12回 第16課
13回 小テスト 第13課~16課「まとめと補充」①
14回 第13課~16課「まとめと補充」②
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
予習・復習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 小テスト・期末試験成績、授業態度
などで総合判断する。
162
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
中国語・文化入門Ⅰ
担当者
遠藤由里子
学科学年
授業のテーマ
日文 1
英語英文 1
選択
単位数
東アジア
2
前期
1
中国語は漢字で構成されているため、日本人にとって比較的学びやすい言語であるが、や
やもすると安易な気持ちで取り組みがちである。同じ漢字を使用していても、読み方はもちろ
んのこと、意味や用法の異なる例が少なくない。中国語は外国語であるということを常に念頭
に置き、基礎固めを行う。
到達目標
中国語は声調言語ともいわれるが、この声調(高低アクセント)を含めた発音習得を当面の目
標とする。次に、日常挨拶ことば、基本文型をマスターする。
教授方法
正確な発音習得のため繰り返しテキストの音読・暗記を中心に行う。
テキスト
荒川清秀他『キャンパスライフ中国語(改訂版)』白帝社
参考文献
1回 発音-1 声調、単母音、複合母音
2回 発音-2 無気音・有気音、そり舌音
3回 発音-3 鼻母音、儿化、音節全表
授業内容また
はスケジュール
4回 第1課 代名詞、人称代名詞+“的”
5回 第1課 本文、練習問題
6回 第2課 時間の表し方、動詞述語文、名詞述語文
7回 第2課 本文、練習問題
8回 第3課 数詞、量詞、疑問詞疑問文、副詞“也”“都”
9回 第3課 本文、練習問題
10回 第4課 方位詞、動詞“有”“在”“是”、前置詞
11回 第4課 本文、練習問題
12回 第5課 形容詞述語文、“的”の用法
13回 第5課 本文、練習問題
14回 第6課 “了”の用法、“一点儿”と“有点儿” 15回 第6課 本文、練習問題 // 前期のまとめ
授業に際しての
準備事項
予習・復習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 小テスト・期末試験成績、授業態度
などで総合判断する。
163
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
中国語・文化入門Ⅱ
担当者
遠藤由里子
学科学年
授業のテーマ
日文 1
英語英文 1
選択
単位数
東アジア
2
1
後期
中国語は漢字で構成されているため、日本人にとって比較的学びやすい言語であるが、や
やもすると安易な気持ちで取り組みがちである。同じ漢字を使用していても、読み方はもちろ
んのこと、意味や用法の異なる例が少なくない。中国語は外国語であるということを常に念頭
に置き、基礎固めを行う。
到達目標
引き続き正確な発音および基本文型習得が主な目標となるが、さまざまな構文を学習し、学
期末には簡単な自己紹介が出来るようにする。
教授方法
正確な発音習得のため繰り返しテキストの音読・暗記を中心に行う。
テキスト
荒川清秀他『キャンパスライフ中国語(改訂版)』白帝社
参考文献
1回 第7課 動詞の重ね型、助動詞”能”
2回 第7課 本文、練習問題
3回 第8課 連動文、助動詞“可以”
授業内容また
はスケジュール
4回 第8課 本文、練習問題
5回 第9課 前置詞“在”、助詞“着”、結果補語
6回 第9課 本文、練習問題
7回 第10課 “是~的”構文、比較文
8回 第10課 本文、練習問題
9回 第11課 方向補語、助動詞“会”
10回 第11課 本文、練習問題
11回 第12課 可能補語、仮定表現、助動詞“可能”
12回 第12課 本文、練習問題
13回 第13課 状態補語、使役文、受身文
14回 第13課 本文、練習問題
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
予習・復習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 小テスト・学期末試験成績及び授業
態度などで総合判断する。
164
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
中国古典Ⅰ
担当者
中尾健一郎
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
前期
日文 1
日本語・日本文学、さらには日本文化に大きな影響を与えた中国古典の中から、古来より親
しまれ、現代に至っても不朽の価値を持つ『論語』を読む。『論語』の内容は、かつては必須
の教養であり、近年さらにその価値が再び注目されている。若い学生諸君にとっても、学ぶと
ころが多いはずである。
到達目標
『論語』を読むことを通して、漢文訓読の句型に慣れ親しみ、散文を読む上での基礎的な知
識を身につけ、『論語』の内容に習熟できれば、目標に達したと言える。
教授方法
講義形式
テキスト
参考文献
簡野道明『補註 論語集註』(新装増訂版、明治書院)
金谷治『論語』(岩波文庫)
1回 論語の概説
2回 学ぶということについて
3回 孝について
授業内容また
はスケジュール
4回 友情について
5回 仕官(就職)について
6回 政治について
7回 君子について
8回 隠者について
9回 食事について
10回 音楽について
11回 仁について
12回 礼について
13回 中庸について
14回 人間の死について
15回 1学期間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
授業の理解を深めるため、予習を要求する。また中間試験・期末試験にそなえて、
しっかり復習すること。
成績評価の方法 小テスト、中間試験、期末試験
備 考
165
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
中国古典Ⅱ
担当者
中尾健一郎
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
日文 1
後期
日本語・日本文学、さらには日本文化に大きな影響を与えた中国古典の中から、唐代の詩文
を漢文訓読という方法で読み解く。この授業では唐詩を読み、作者の紹介及び作品が作られ
た背景や、詩語の用法について取りあげたい。
到達目標
漢詩を読む上での基礎的な知識を身につけてほしい。また、著名な唐詩人とその作品につ
いて十分な知識を身につけることができれば、目標に達したと言える。
教授方法
講義形式
テキスト
参考文献
田部井文雄・菅野禮行注『標音唐詩三百首』(大修館書店)
田部井文雄『唐詩三百首詳解』(大修館書店)
1回 唐詩の概説
2回 王昌齢・岑参の詩
3回 孟浩然の詩
授業内容また
はスケジュール
4回 王維の詩
5回 李白の詩(1)
6回 李白の詩(2)
7回 杜甫の詩(1)
8回 杜甫の詩(2)
9回 白居易「長恨歌」(1)
10回 白居易「長恨歌」(2)
11回 白居易「長恨歌」(3)
12回 白居易「長恨歌」(4)
13回 白居易「長恨歌」(5)
14回 白居易「長恨歌」(6)
15回 1学期間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
授業の理解を深めるため、予習を要求する。また中間試験・期末試験にそなえて、
しっかり復習すること。
成績評価の方法 小テスト、中間試験、期末試験
備 考
166
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
中国古典Ⅲ
担当者
中尾健一郎
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
日文 2
日本語・日本文学、さらには日本文化に大きな影響を与えた中国古典の中から、『文選』所収
の古詩と陶淵明の詩を読み解く。あわせて作品が作られた時代背景や、詩語の用法につい
て取りあげたい。
到達目標
漢文訓読の句型に慣れ親しみ、日本文学とも縁浅からぬ『文選』及び陶淵明の作品につい
て十分な知識を身につけることができれば、目標に達したと言える。
教授方法
講義形式
テキスト
参考文献
適宜プリントを配布する。
適宜指示する。
1回 『文選』の概説
2回 「古詩十九首」其一
3回 「古詩十九首」其三、其六
授業内容また
はスケジュール
4回 「古詩十九首」其七
5回 「古詩十九首」其九、其十
6回 「古詩十九首」其十二
7回 「古詩十九首」其十三
8回 「古詩十九首」其十五
9回 「古詩十九首」其十六
10回 陶淵明の概説
11回 「雑詩」其一
12回 「雑詩」其二
13回 「雑詩」其三
14回 「雑詩」其四
15回 1学期間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
授業の理解を深めるため、予習を要求する。また学習した内容をしっかりと復習す
ること。
成績評価の方法 小レポート、期末試験
備 考
167
梅光学院大学 2012年 シラバス
教職履修者は極力受講すること。
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
中国古典Ⅳ
担当者
中尾健一郎
学科学年
選択
単位数
2
日文 2
後期
授業のテーマ
杜甫と白居易の詩を読む。テキストは共に和刻本の複写を用いる。場合によっては現代に無
い仮名遣いもあるため、漢文の正確な訓読の知識と照らし合わせながら、これらに対して正
確に訓読できることが望ましい。
到達目標
漢文訓読の句型に慣れ親しみ、現代でも愛好者を持つ杜甫と白居易及びその作品につい
て十分な知識を身につけることができれば、目標に達したと言える。
教授方法
講義形式
テキスト
参考文献
適宜プリントを配布する。
適宜指示する。
1回 杜甫についての概説
2回 「秋興八首」其一
3回 「秋興八首」其二
授業内容また
はスケジュール
4回 「秋興八首」其三
5回 「秋興八首」其四
6回 「秋興八首」其五
7回 「秋興八首」其六
8回 白居易の概説
9回 「上陽白髪人」①
10回 「上陽白髪人」②
11回 「上陽白髪人」③
12回 「新豊折臂翁」①
13回 「新豊折臂翁」②
14回 「新豊折臂翁」③
15回 1学期間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
授業の理解を深めるため、予習を要求する。また学習した内容をしっかりと復習す
ること。
成績評価の方法 小レポート、期末試験
備 考
168
梅光学院大学 2012年 シラバス
教職履修者は極力受講すること。
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
中国思想史
担当者
中尾健一郎
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
日文 1
我が国の文化に多大な影響を与え、かつ先人にとって必須の教養であった中国思想の概略
を述べる。中国思想は儒・仏・道の三教を根幹とするが、この授業では儒教を中心に諸子百
家を取り上げ、これらについての知識の定着をはかる。また、儒教の基本的な知識を踏まえ
た上で、その変遷についても概説する。
到達目標
儒教ならびに諸子百家の思想の基本的な事項を理解すること。かつ漢代以降の儒教につい
ての知識を身につければ目標に達したと言える。
教授方法
講義形式
テキスト
参考文献
適宜プリントを配布する。
武内義雄『中国思想史』(岩波書店)
1回 儒教の概説
2回 孟子と荀子
3回 老子
授業内容また
はスケジュール
4回 荘子
5回 墨子
6回 法家思想
7回 前漢の儒教
8回 後漢の儒教
9回 南北朝時代の儒仏道三教
10回 唐代の儒教
11回 宋学の勃興
12回 朱子学
13回 陽明学
14回 清代の考証学
15回 1学期間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
毎回授業の最初に前回の授業の内容に関する小テストを行うので、復習しておくこ
と。
成績評価の方法 小テスト、期末試験
備 考
169
梅光学院大学 2012年 シラバス
教職履修者は極力受講すること。
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
中古文学作品研究
担当者
安道百合子
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
日文 3
後期
『源氏物語』を読む。第一部から桐壺・若紫・葵・賢木・明石・薄雲の六巻、第二部から若菜
上・若菜下・柏木の三巻を取り上げ、部分的に詳しく読む。テキストや絵巻を用いて、『源氏物
語』について概要を知るとともに、できるだけ原文を丹念に読むことによって、『源氏物語』の
魅力や中古文学の面白さを味わう。
到達目標
『源氏物語』がどのような作品であるか、その梗概を知り、部分的にではあっても原文を読む
ことで理解を深める。
教授方法
講義形式。
テキスト
参考文献
ビギナーズクラシックス源氏物語(角川文庫)ISBN4-04-357405-3
適宜指示する。
1回 授業の概要。中古文学とは。
2回 桐壺巻を読む①
3回 桐壺巻を読む②
授業内容また
はスケジュール
4回 若紫巻を読む①
5回 若紫巻を読む②
6回 葵巻を読む
7回 賢木巻を読む①
8回 賢木巻を読む②
9回 明石巻を読む
10回 薄雲巻を読む
11回 若菜上巻を読む①
12回 若菜上巻を読む②
13回 若菜下巻を読む①
14回 若菜下巻を読む②
15回 柏木巻を読む
授業に際しての
準備事項
予習・復習をして授業に臨むこと。予習としては当該巻までの部分をテキストで読ん
でおくこと。
成績評価の方法 小テスト。受講態度。期末テスト。
備 考
170
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
中世文学作品研究
担当者
田口寛
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
参考文献
選択
単位数
前期
日文 2
中世文学の有名作品の一つであり、中世という時代を表す特徴的作品の一つでもある『平家
物語』を読む。「語り本系」といわれる一般に流布している本の、著名な場面を取り上げる。授
業初回における概説のほか、各場面についての講義を行う中で、適宜研究のための知識・技
術等も紹介したい。
『平家物語』についての講義を通して、中世文学研究のための能力を身につける。
講義により進める。
『平家物語』本文を含め適宜資料を配る。
『平家物語』(岩波文庫。全4冊)。その他は授業時に適宜挙げる。
1回 授業の全体説明。
2回 『平家物語』についての概説。
3回 巻1「祇園精舎」
授業内容また
はスケジュール
4回 巻1「祇王」(1)
5回 巻1「祇王」(2)
6回 巻3「僧都死去」(俊寛)
7回 巻5「福原院宣」(文覚)
8回 巻6「入道死去」(平清盛)
9回 巻8「征夷将軍院宣」(源頼朝)
10回 巻9「木曾最期」(源義仲)
11回 巻9「敦盛最期」(平敦盛・熊谷直実)
12回 巻11「先帝身投」(平知盛・安徳天皇)
13回 巻11「腰越」(源義経)
14回 巻12「女院死去」(平徳子)
15回 半期の学びを振り返る。まとめ。
授業に際しての
準備事項
2
予告に従い、予めテキストの該当部分を読んでいることが望ましい。
成績評価の方法 試験、あるいはレポートの内容によ
る。
171
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
中等教育課程論
担当者
貞末俊裕
学科学年
日文 2
英語英文 2
授業のテーマ
選択
単位数
東アジア
2
1
教職
後期
教育課程の意義、教育課程の諸形態・変遷、教育課程の基準、教育課程に関する法制等に
ついて概説する。 教育課程の編成及び実施、中学校と高等学校の学習指導要領・教育課程、学習指導要領
の改訂の経過等について概説する。
到達目標
教育課程の意義・諸形態・変遷、学習指導要領の基本的事項について考察し、学校におけ
る教育課程編成の要点を理解する。
教授方法
講義に加え、小テストを実施、また、テーマごとに、まとめレポートを作成。
テキスト
『中学校学習指導要領』『高等学校学習指導要領』『中学校学習指導要領総則編』 文部科
学省
参考文献
1回 カリキュラムの語源を考察し、教育課程の意義等について概説する。
2回 教育課程を編成していく上で学校教育の目的や目標の視点で考察する。
3回 教育課程を編成していく上で学習方法や学習形態等の視点で考察する。
授業内容また
はスケジュール
4回 教育課程の歴史的変遷について概説する。
5回 教育課程の様々な形態と類型について比較検討しながら考察する。
6回 教育課程編成の基準となる法令等について概説する。
7回 学習指導要領改訂の経緯、社会的背景等を考察する。
8回 学習指導要領改訂の要点等について概説する。
9回 各学校の教育課程編成と教育委員会の指導助言等について考察する。
10回 教育課程編成の一般方針、教育課程実施上の配慮事項等を考察する。
11回 教育課程の評価、教育課程改善の意義と方策等について考察する。
12回 教育課程を構成する領域について中高ごとに教育目標をもとに考察する。
13回 生きる力の育成を目指す教育課程編成の取組状況について考察する。
14回 学校が抱える教育課題と教育課程編成上の留意点を考察する。
15回 本講義の内容を振り返り、学びの概要を整理しまとめる。
授業に際しての
準備事項
各時間ごとに予習課題、まとめ課題を出すのでそれらをもとに学習する。
成績評価の方法 レポートや小テスト、学びの概要のま
とめ
172
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
哲学入門(前期)
担当者
黒田敏夫
学科学年
日文 12
英語英文 12
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
12
12
人間とは何か。世界とは何か。神とは何か。西洋哲学はこれらの問いを論理的に探究して
いくことから生まれた。先人の思想との対決のなかから哲学思想ができていったといえる。し
かし、根本は自分で考えることの訓練である。偉大な先人の思想を謙虚に学びながら、どん
な課題に対しても、自分で根本から考えることができるようになってもらいたい。
東アジア
子ども
到達目標
自分で根本からものごとを考えることができるようになること。まずは先人の思想を正確に学ぶ
こと。
教授方法
先人の思想を正確に学ぶこと。
テキスト
参考文献
甲田烈著『手にとるように 哲学がわかる本』 かんき出版
授業中に指示する。
1回 哲学とは何か。神話批判から哲学は誕生した。
2回 万物の根源を探究していったミレトス学派について。
3回 この世界を数によって説明しようとしたピタゴラス学派について。
授業内容また
はスケジュール
4回 ヘラクレイトスとパルメニデスの思想。
5回 ヘラクレイトスとパルメニデスの思想。
6回 ソクラテスの哲学。無知の知。
7回 ソクラテスの哲学。福・徳・知の一致について。
8回 プラトンのイデア論。
9回 プラトンの魂論。
10回 アリストテレスの個的実体について。
11回 アリストテレスの霊魂論。
12回 ストア哲学とエピクロスの哲学
13回 デカルトの哲学。コギト エルゴ スム
14回 デカルトの世界論
15回 ホッブズ、ロックの市民国家論について。
授業に際しての
準備事項
毎回の授業の復習。思想の論理を理解していくこと。
成績評価の方法 試験によって、授業の理解度をテス
トで評価する。
173
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
哲学入門(後期)
担当者
黒田敏夫
学科学年
日文 12
英語英文 12
授業のテーマ
選択
単位数
2
東アジア
子ども
12
後期
12
人間とは何か。世界とは何か。神とは何か。西洋哲学はこれらの問いを論理的に探究して
いくことから生まれた。先人の思想との対決のなかから哲学思想ができていったといえる。し
かし、根本は自分で考えることの訓練である。偉大な先人の思想を謙虚に学びながら、どん
な課題に対しても、自分で根本から考えることができるようになってもらいたい。
到達目標
自分で根本からものごとを考えることができるようになること。まずは先人の思想を正確に学ぶ
こと。
教授方法
先人の思想を正確に学ぶこと。
テキスト
甲田烈著『手にとるように 哲学がわかる本』 かんき出版
参考文献
1回 哲学とは何か。神話批判から哲学は誕生した。
2回 ソクラテスの哲学。無知の知。
3回 ソクラテスの哲学。福・徳・知の一致について。
授業内容また
はスケジュール
4回 プラトンのイデア論。
5回 プラトンの魂論。
6回 アリストテレスの個的実体について。
7回 アリストテレスの霊魂論。
8回 ストア哲学とエピクロスの哲学
9回 デカルトの哲学。コギト エルゴ スム
10回 デカルトの世界論
11回 ホッブズの自然状態
12回 ロックの市民国家論
13回 カントの哲学
14回 キルケゴール哲学
15回 ニーチェの能動的ニヒリズム
授業に際しての
準備事項
毎回の授業の復習。思想の論理を理解していくこと。
成績評価の方法 試験によって、授業の理解度をテス
トで評価する。
174
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
篆隷書法
担当者
荒瀬宏
学科学年
選択
単位数
日文 2
2
書道
後期
授業のテーマ
篆・隷書の様々な古典の鑑賞と臨書のほかにこれらを解りやすく再現した明清時代の天才達
の個性あふれる作品を追体験する。これらを通して現代の書芸術への活用を考える。
到達目標
①筆管の傾きによる篆書・隷書の基本用筆の習得 ②篆書=文字の源義に関心を持つ ③
隷書=波磔の装飾性の活用方法を追及する。
教授方法
古典の鑑賞と臨書
検字=漢字の起源の読解
集字創作
テキスト
自主制作プリント
参考文献
1回 *直筆中鋒 *泰山刻石と清代の臨書例との比較
2回 *甲骨文の臨書・文字の部分の意味するところを調べる 3回 *形のゆれの容認・文字の源義を調べる
授業内容また
はスケジュール
4回 *泰山刻石の臨書=等間隔に区切る *起筆と終筆の無表情な書法
5回 *呉昌碩の臨書の変化とその態度について考える *現代語訳
6回 *鄧石如の書学
7回 *呉譲之の軽快な書 *長脚な字形
8回 *古代文字学者としての品格=呉大徴の書
9回 *清人の多様な個性と芸術性の比較検討 *名句を書く
10回 *波勢と波たくの活用 *水平感覚を養う *扁平な字形
11回 *曹全碑の流麗なリズム *縦横の力点の逆転現象を理解する
12回 *数多くの天才たちの書作品鑑賞と呼吸法 *集字作業と作品づくり
13回 *現代に生かす法=新聞の中からその使用法を考える
14回 *展覧会や街の中の表示物の点検
15回 *折帖整理
授業に際しての
準備事項
・古典の臨書例=展大したもの ・古典の原拓展示
成績評価の方法 毎時の作品提出物・折帖の整理
備 考
175
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
ドイツ語・文化入門Ⅰ
担当者
山下哲雄
学科学年
日文 1
英語英文 1
選択
単位数
2
授業のテーマ
前期
1
34
ドイツ語と英語には語源上関連があります。中世の町作りにはまず森が開墾されて、中心に
教会が建てられ、その周りに市場が立つ広場が作られ、さらに周りに民家が建てられた後、
円形状のこの地域が外敵を防ぐために囲いで固められました。この囲いがドイツ語でZaun、
英語のtownです。ドイツ語を習得する中で、英語との関連を見いだし、国際的なものの見方
をすることで、視野を広げます。
到達目標
ドイツ語の特徴として、名詞には男性、女性、中性の性の区別あり、動詞は主語に応じて動
詞が人称変化し、文は1格から4格で作られます。この基本を習得します。
教授方法
ドイツ語文の発音を繰り返し、構文と音に慣れ、次に二人一組で会話練習をします。
テキスト
参考文献
東アジア
子ども
『気分はドイツ』CD付き、三修社、著者:本郷健治 他。
『びっくり先進国ドイツ』、新潮社、著者:熊谷徹(くまがい とおる)
1回 ドイツの若者をビデオで紹介。(ドイツ語アルファベートの発音練習)
2回 ドイツ語で互いに自己紹介。(動詞の現在人称変化①)
3回 「君は英語を話しますか」(動詞の現在人称変化②、時刻)
授業内容また
はスケジュール
4回 「あなたの名前は何ですか」(動詞の現在人称変化③)
5回 「私は父にこの本を贈ります」(人称代名詞、家族)
6回 「私の夫はオーストリア人です」(冠詞類、月・季節)
7回 「君は今日、暇ですか」(定型の位置①、曜日)
8回 「もし僕に時間があれば、下関へ行きます」(定型の位置②)
9回 「母の代わりに、父が料理をします」(前置詞①)
10回 『私は明日、街へ行きます](前置詞②)
11回 「ここに車を止めることができますか」(話法の助動詞)
12回 「私はこの手紙を日本へ送りたいのですが」(話法の助動詞②)
13回 「なぜ君はパーティーにいなかったのですか」(過去基本形①)
14回 「私には熱がありました』(過去基本形②)
15回 復習・発音練習・会話練習
授業に際しての
準備事項
その日、学習したドイツ語文を慣れるまで発音練習し、発音とスペルが一致してい
ることを確認します。
成績評価の方法 数回の小テストで50%、定期試験で
50%の評価。
176
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
ドイツ語・文化入門Ⅱ
担当者
山下哲雄
学科学年
日文 1
英語英文 1
選択
単位数
2
授業のテーマ
1
後期
34
ドイツ語と英語には語源上関連があります。中世の町作りにはまず森が開墾されて、中心に
教会が建てられ、その周りに市場が立つ広場が作られ、さらに周りに民家が建てられた後、
円形状のこの地域が外敵を防ぐために囲いで固められました。この囲いがドイツ語でZaun、
英語のtownです。ドイツ語を習得する中で、英語との関連を見いだし、国際的なものの見方
をすることで、視野を広げます。
到達目標
ドイツ語の特徴として、名詞には男性、女性、中性の性の区別あり、動詞は主語に応じて動
詞が人称変化し、文は1格から4格で作られます。この基本を習得します。
教授方法
ドイツ語文の発音を繰り返し、構文と音に慣れ、次に二人一組で会話練習をします。
テキスト
参考文献
東アジア
子ども
『気分はドイツ』CD付き、三修社、著者:本郷健治 他。
『びっくり先進国ドイツ』、新潮社、著者:熊谷徹(くまがい とおる)
1回 ビデオで『グリム兄弟の生涯』を見る。(完了形の作り方)
2回 「君は昨日何をしましたか」(完了形)
3回 「フランクフルト行きの列車は何時発車しますか」(分離動詞①)
授業内容また
はスケジュール
4回 「私はどこで下車しますか」(分離動詞②)
5回 『私達はドイツのレストランへ行きます」(形容詞)
6回 「私はベンチの上に座ります」(再帰動詞)
7回 「雨が降っています」(自然現象のes)
8回 「あなたが尋ねるその男性は、私の友人です』(関係代名詞①)
9回 「私が昨日見た映画は面白かった」(関係代名詞②)
10回 「オーストリアではドイツ語が話されます」(受動①)
11回 「山々は雪で覆われています』(受動②)
12回 「夏にヨーロッパへ行きます、と山下さんが言っています」(接続法①)
13回 「暇があれば、私もヨーロッパへ行くのになあ」(接続法②)
14回 「ドイツ語を学ぶことは難しくないです」(分詞・zu不定詞)
15回 復習・発音練習・会話練習
授業に際しての
準備事項
その日、学習したドイツ語文を慣れるまで発音練習し、発音とスペルが一致してい
ることを確認します。
成績評価の方法 数回の小テストで50%、定期試験で
50%の評価。
177
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
道徳の指導法
担当者
杉山直子
学科学年
日文 3
英語英文 3
授業のテーマ
選択
単位数
2
後期
道徳教育の本質について学び、子どもの道徳性の発達について理解する。道徳教育の歴史
的変遷を知り、今日の道徳教育について考察する。また、現在の子どもたちの課題を知り、道
徳の時間の指導の仕方について学ぶ。さらに、教科活動における道徳教育の在り方を理解
する。
到達目標
道徳教育とは何かについて、教育者になるものとして学問的に理解し、学習指導要領を理解
し、自分の実践に活かそうとする。そのうえで、道徳の時間の指導法について具体的に考察
をする。
教授方法
主として講義、模擬授業
テキスト
中学校学習指導要領道徳編(平成20年)、自ら学ぶ道徳教育(押谷由夫編著 保育出版社
2011)
参考文献
適宜紹介をする。
1回 授業の内容と受講の構えについて説明をする。
2回 道徳教育の本質について学ぶ。
3回 道徳性の発達について学ぶ。
授業内容また
はスケジュール
4回 道徳教育の変遷について学ぶ。①戦前の修身の教育
5回 道徳教育の変遷について学ぶ。②戦後の道徳教育について学ぶ。
6回 現在の中学校学習指導要領における道徳教育について学ぶ。
7回 現在の中学校学習指導要領における道徳教育について学ぶ。
8回 現在の中学校学習指導要領における道徳教育について学ぶ。
9回 現在の中学校学習指導要領における道徳教育について学ぶ。
10回 道徳教育の今日的課題について学ぶ。
11回 道徳の時間の在り方について学ぶ。
12回 道徳の時間の指導法について具体的に学ぶ。(模擬授業)
13回 道徳の時間の指導法について具体的に学ぶ。(模擬授業)
14回 道徳の時間の指導法について具体的に学ぶ。(模擬授業)
15回 道徳の時間の指導法について具体的に学ぶ。(模擬授業)
授業に際しての
準備事項
テキストを購入しておくこと。道徳教育に関して振り返っておくこと。
成績評価の方法 小テスト・授業内レポート(30%)、定
期末試験(70%)
178
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
東洋美術史
担当者
中島順一
学科学年
選択
単位数
日文 4
博物館学
後期
2
集中
授業のテーマ
浮世絵は、江戸という時、江戸という町、そして江戸の人によって育まれた、ほかに類のな
い、華やかにして、独特の存在力を有する美術である。浮世絵の発芽、そして成長の様子を
見ながら、浮世絵の独特の魅力を感得し、美しさを体感することがテーマである。
到達目標
浮世絵の歴史と背景を理解し、浮世絵の魅力と独自性について自らの言葉で語れるようにな
る。
教授方法
浮世絵その他の美術の画像を鑑賞しながら、提出レポートも折りこみ、講義を行う。
テキスト
講義レジュメ等を配布する。
参考文献
1回 浮世絵とは、ある美人画によって
2回 浮世絵とは、江戸との関係によって
3回 浮世絵の母体としての風俗画
授業内容また
はスケジュール
4回 画家ブリューゲル、自然と人間
5回 「あなた」をテーマに(レポート)
6回 浮世絵の誕生と成長
7回 錦絵、その華やぎ
8回 西欧の美術、自然と人間
9回 江戸の町、あれこれ
10回 絵画を詠おう(レポート)
11回 浮世絵の黄金時代
12回 浮世絵の風景画、人の暮らし
13回 米が支えた江戸時代
14回 末期浮世絵、滅びの美
15回 浮世絵を表現する(レポート)
授業に際しての
準備事項
浮世絵について自分なりのイメージを持って授業に臨む。
成績評価の方法 レポート(3回)で評価する。
備 考
179
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
読書と豊かな人間性
担当者
湯浅直美
学科学年
日文 3
英語英文 3
授業のテーマ
選択
単位数
2
東アジア
子ども
3
司書教諭
後期
3
児童生徒の健全な教養を育成することを目的に、読書の意義を概説し、読書による人格形
成、情緒の涵養を学ぶ。学校教育における読書振興の責任者としての司書教諭の業務と、
様々な支援策を学ぶ。また、データから見た現代の読書環境とその問題点について理解を
深め、司書教諭の素地を養う。
到達目標
児童生徒に読書の喜びや楽しみを教え、読書習慣を形成する方策と指導方法を学び、実践
できるようになる。
教授方法
主として講義、演習形式も取り入れる
テキスト
読書と豊かな人間性の形成 改訂版 / 天道佐津子編著. 青弓社. 2011年. (学校図書
館図解・演習シリーズ 5) 1,890円
参考文献
1回 読書の定義、読書の歴史的発展と現代における意義
2回 個人読書と集団読書
3回 脳の発達と読書
授業内容また
はスケジュール
4回 児童生徒の読書の現実、学校読書調査
5回 現代の読書をめぐる環境とその課題
6回 読書の導入としての読み聞かせ
7回 ストーリーテリングとブックトーク
8回 読書案内の作成
9回 読書会の運営
10回 読書感想文の指導
11回 読書レポートの指導
12回 アニマシオンの指導
13回 読書指導と学習指導
14回 読書指導と生活指導
15回 読書指導と生涯学習
授業に際しての
準備事項
受講生はテキストを予習して授業に参加すること
成績評価の方法 試験を実施。課題の成績、授業参加
態度、出席率も加味する
180
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
司書教諭資格希望者は必修
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
特別活動の研究
担当者
赤堀方哉
学科学年
日文 3
英語英文 3
授業のテーマ
選択
単位数
教職
前期
子どもの自主的・主体的・集団的活動である特別活動は今日においてもその重要性は変わ
ることはない。本講義では、まず、近代教育史における特別活動について講じ、ついで、学習
指導要領を中心にその意義について講ずる。最後に、特別活動の実践事例を検討したうえ
で、特別活動の授業を構想する。
到達目標
1)特別活動の目的と方法について理解する 2)特別活動を適切に展開していくための実践的指導力を身につける
教授方法
講義・ロールプレイ・模擬授業
テキスト
『中学校学習指導要領解説 特別活動編』
『高等学校学習指導要領解説 特別活動編』
参考文献
適宜配布
1回 本講義の意義と履修上の留意点
2回 自らの学校経験の中に特別活動を見つけ、その意義について考える
3回 特別活動の導入について、GHQの教育改革との関連で理解する
授業内容また
はスケジュール
4回 戦後教育史における特別活動の展開について理解する
5回 中学校学習指導要領を中心に特別活動の意義について理解する
6回 前時に引き続き、特別活動の意義について理解する
7回 前時に引き続き、特別活動の意義について理解する
8回 前時に引き続き、特別活動の意義について理解する
9回 実践事例を通して「学級活動」の意義と課題について理解する
10回 前時に引き続き、「学級活動」の意義と課題について理解する
11回 特別活動の授業を構想する
12回 前時に引き続き、授業を構想する
13回 前時に引き続き、授業を構想する
14回 前時に引き続き、授業を構想する
15回 半年間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
1
主体的に授業に取り組むこと
成績評価の方法 授業参加、期末テスト
備 考
181
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
図書及び図書館史
担当者
轟良子
学科学年
日文 1
英語英文 1
選択
単位数
東アジア
1
2
図書館学
後期
授業のテーマ
図書と図書館に関わる諸現象を各時代の社会体制や文化の発達の過程の中で考察し、現
在に至った図書館の歴史を理解する。その上で21世紀の図書館のあるべき姿を追求する。
到達目標
図書及び図書館の歴史を理解し、顕著な事象について自分の意見を述べることができるよう
になる。古今東西の著名な図書の著者や事物は覚える。
教授方法
講義と連動したテーマについて自分の意見を書くように指導する
テキスト
図書及び図書館史 小黒浩司編著 日本図書館協会 2010年 1,200
参考文献
1回 授業の進め方と心構え
2回 記録メディアの発展
3回 図書館の始まり
授業内容また
はスケジュール
4回 図書館の歴史が語ること
5回 アメリカの図書館の歴史
6回 中国の図書館の歴史
7回 日本の図書館の歴史ー前近代
8回 日本の図書館における近代への転換
9回 通俗図書館と大正デモクラシー
10回 戦中・戦後の図書館
11回 1950年代の図書館と図書館観の転換
12回 図書館の発展と図書館づくり運動
13回 国立国会図書館と学校図書館の歩み
14回 これからの図書館
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
テキストを事前に読んでおくこと 課題レポートの締切を守る
成績評価の方法 ①課題レポート ②試験 ③学習態
度 182
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
図書館概論
担当者
湯浅直美
学科学年
日文 1
英語英文 1
授業のテーマ
選択
単位数
東アジア
1
図書館学
2
前期
生涯学習社会における図書館の機能を学ぶ。図書館の意義を学び、歴史と現状を概観し、
現代社会が求める図書館のあり方、果たすべき役割を理解する。館種別図書館の特性を知
り、それぞれの利用者ニーズへの対応を可能にする。図書館関連の法律、法令、基準等、基
本となる知識を得、類縁機関との関連を学ぶ。
到達目標
図書館についての概略的な知識を身につけ、生涯学習社会における意義を理解して、図書
館員としての心構えを養う。
教授方法
主として講義
テキスト
図書館概論 / 塩見昇編著. 新訂版. 日本図書館協会,2008年 (JLA図書館情報学テ
キストシリーズⅡ 1) 1,890円
参考文献
1回 図書館の定義
2回 図書館の機能と構成要素
3回 生涯学習社会における図書館の意義
授業内容また
はスケジュール
4回 図書館法、図書館関連基準、各種図書館宣言
5回 基本的人権、知的自由と図書館
6回 近代図書館の成立と、近代社会における図書館の役割
7回 国立図書館の意義と機能、役割
8回 公立公共図書館の意義と機能
9回 市民の読書と調査研究の支援者としての図書館員
10回 利用者ニーズの調査とその対応
11回 学校図書館の意義と機能、大学図書館の意義と機能
12回 専門図書館、文書館、その他図書館類縁機関の意義と機能
13回 専門職としての司書資格
14回 図書館間協力と社会教育支援サービス
15回 情報化新時代の図書館の課題と展望
授業に際しての
準備事項
受講生はテキストを予習して授業に参加すること
成績評価の方法 試験を実施。授業参加態度、出席
率も加味する
183
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
図書館経営論
担当者
松岡孝史
学科学年
日文 2
英語英文 2
選択
単位数
東アジア
2
図書館学
2
前期
授業のテーマ
図書館員は、国や自治体の仕組みや動向に加えて図書館関係の政策や調査などについて
理解した上で図書館政策の立案に参画することが求められている。この授業では重要あるい
は最新の資料を示し解説することにより、今日的な経営課題についての理解を促す。
到達目標
図書館経営の視点、業務経営のあり方などのほか、地方自治体と図書館の関係、法規や予
算、施設管理、さらに職員研修などについて学ぶことによって、充実した図書館経営の基本
と実際とを理解することができる。
教授方法
教科書や配布資料をもとに講義を行う。
テキスト
三村敦美編『図書館経営論』改訂版 教育史料出版会 (新編図書館学資料集成2)
ISBN978-4-87652-494-5 \1900
参考文献
塩見昇、山口源治郎編『新図書館法と現代の図書館』 日本図書館協会 2009
1回 図書館経営のあり方(1) 制度と関係法規
2回 図書館経営のあり方(2) 図書館経営とは、アウトソーシング
3回 国の図書館政策の動向
授業内容また
はスケジュール
4回 自治体の図書館政策、自治体と図書館の関係
5回 図書館の組織と管理(1) 図書館組織の実情とあり方
6回 図書館の組織と管理(2) 図書館の危機管理、住民との協働
7回 図書館の責務と図書館員の倫理
8回 図書館の現状及び図書館職員の研修などの現状
9回 図書館サービス計画の意義と方法(1) 図書館の目標、計画の事例
10回 図書館サービス計画の意義と方法(2) サービス計画・整備計画の事例
11回 図書館評価(1) 図書館業務・サービスの評価
12回 図書館評価(2) 評価基準・評価指標
13回 情報ネットワークの形成(1) IT活用とネットワーク形成
14回 情報ネットワークの形成(2) 類縁機関との連携
15回 新しい図書館経営について、授業全体を振り返り各自の考えをまとめる。
授業に際しての
準備事項
授業内容にそった授業外学習の課題を示すので、これについての小レポートを次
回授業時に提出すること。
成績評価の方法 毎回の小レポートにより、理解力・表
現力・思考力・意欲の観点から総合
評価する
184
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
図書館サービス概論
担当者
松岡孝史
学科学年
日文 1
英語英文 1
授業のテーマ
選択
単位数
東アジア
1
2
図書館学
後期
図書館で行われているさまざまなサービスに通底する原理を体系的に理解できるように解説
する。さらに、地域や規模あるいは経営方針によって異なる図書館サービスの様態を示し、実
践と理論の融合を図るべき個別の事例を検証することで図書館サービスのあり方について考
察する。
到達目標
貸出、閲覧や複写、読書案内とレファレンス、予約・リクエスト、児童や障害者へのサービス、
著作権への対応、連携・協力など図書館サービス全般についての意義と構造を体系的に理
解できる。
教授方法
教科書と配布資料をもとに講義する。
テキスト
小田光宏編著『図書館サービス論』 日本図書館協会 2010 (JLA図書館情報学テキストシ
リーズⅡ 3) ISBN978-4-8204-0917-5
参考文献
1回 図書館サービスの意義(1) 図書館サービスの役割と機能
2回 図書館サービスの意義(2) 図書館サービスのマネジメント
3回 図書館サービスの種類(1) 来館者へのサービス
授業内容また
はスケジュール
4回 図書館サービスの種類(2) 利用空間の整備
5回 図書館サービスの種類(3) 貸出サービスの構造
6回 図書館サービスの種類(4) 資料提供の展開
7回 図書館サービスの種類(5) 図書館と著作権
8回 図書館サービスの種類(6) 図書館の相互協力
9回 図書館サービスの種類(7) 情報提供・情報サービス
10回 利用対象に応じたサービス(1) 利用対象の認識
11回 利用対象に応じたサービス(2) 利用対象別サービスの種類
12回 その他の多様なサービス、集会・文化活動など
13回 各種支援サービス、利用目的対応型サービス、図書館のハブ機能
14回 利用者とモラル、利用者との交流、住民との協働など利用者との関係
15回 これからの図書館サービスについて、全体を振り返り考えをまとめる。
授業に際しての
準備事項
授業内容にそって授業外学習の課題を示すので、これについての小レポートを次
回授業時に提出すること。
成績評価の方法 毎回の小レポートにより、理解力・表
現力・思考力・意欲の観点から総合
評価する。
185
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
図書館情報資源概説Ⅰ(資料論)
担当者
湯浅直美
学科学年
日文 1
英語英文 1
選択
単位数
東アジア
1
2
図書館学
後期
授業のテーマ
社会的資源としての各種図書館資料、メディアを活用して、利用者の知識要求、情報要求に
こたえられる司書としての専門性を身につける。
到達目標
学術情報資料、メディアの性質、特徴を理解し、利用者の要求に適切に対応できる司書とし
ての基礎知識を養う。
教授方法
主として講義
テキスト
図書館資料論 / 馬場俊明編著. 日本図書館協会. 2008年. (JLA図書館情報学テキス
トシリーズⅡ 7) 1,890円
参考文献
1回 図書館資料・メディアの定義
2回 図書館資料・メディアの類型と特質
3回 一次資料と二次資料
授業内容また
はスケジュール
4回 印刷資料 1.図書
5回 印刷資料 2.雑誌、新聞、その他逐次刊行物
6回 非印刷資料 1.メディア転換資料、マイクロ資料
7回 非印刷資料 2.デジタル化資料、CD、DVD等
8回 非印刷資料 3.ネットワーク情報資源
9回 出版文化と読書振興
10回 出版物の生産、流通と図書館業務との関係
11回 蔵書構築の定義、目的と意義
12回 収集方針、選書基準、蔵書評価
13回 選書論の歴史と現状
14回 選書ツール
15回 資料の選択から保管、保存、廃棄まで
授業に際しての
準備事項
受講生はテキストを予習して授業に参加すること
成績評価の方法 試験を実施。授業参加態度、出席
率も加味する
186
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日常の科学(科学史)
担当者
田中竜介
学科学年
日文 12
英語英文 12
授業のテーマ
選択
単位数
東アジア
2
12
後期
私たちの生活は非常に多くの自然科学を利用したものが多く、実際にこれらを上手く利用し
活用するためには科学的知識が必要となる。生活の基本要素である衣・食・住に関する科学
とそれに影響を及ぼす生体および環境問題に注目し、日常生活の中でよく耳にする化学物
質・反応について実例を挙げながら講義を行う。
到達目標
衣・食・住に関係した物質の特徴について説明できるとともに、天然資源の有効利用や環境
に対する配慮ができるようになる。
教授方法
板書、配付資料、パワーポイントを使用して講義を行う。
テキスト
参考文献
1回 「衣・食・住」と「科学」の関係について理解する。
2回 天然繊維(植物・動物)の化学的な構造を理解理解する。
3回 化学繊維の化学的な構造を理解し、その用途のについて理解する。
授業内容また
はスケジュール
4回 セッケンならびに合成洗剤の構造と洗浄の仕組みを理解する。
5回 衣類用の洗剤・クリーニングのしくみについて理解する。
6回 食品の六大栄養素-1(タンパク質、脂質、炭水化物)ついて理解する。
7回 食品の六大栄養素-2(ミネラル、ビタミン、食物繊維)について理解する。
8回 食品の健康増進法に基づく栄養表示の法規について理解する。
9回 乳製品の製造方法、栄養価について理解する。
10回 乳製品の機能性ならびに食品表示の法規について理解する。
11回 石油の分類ならびに分離方法について理解する。
12回 石油化学製品について理解する。
13回 金属製品の種類と特徴を理解する。
14回 フロンガスの生成機構と、その影響について理解する。
15回 ダイオキシンの生成機構と、その影響について理解する。
授業に際しての
準備事項
毎回予告するキーワードについて予習をしておくこと。
成績評価の方法 衣・食・住に関する説明を筆記試験
で行う。
187
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本・中国書道史
担当者
近藤紫鳳
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
日文 3
書道
2
前期
中国書道史では中国文明の歴史の深さを理解する。五書体の誕生、書体から書風の時代
に変わって行く過程を名蹟を鑑賞しながら考える。書が時代・風土に大きく影響されている事
を学習。日本書道史では、中国の恩恵を受けて変遷していった書の過程を、相互の国の時
代と合わせながら名蹟鑑賞。
到達目標
中国・日本の代表的な名蹟を鑑賞する。時代背景や風土の影響で書風が変わる事を確認。
作品制作上、創造力の基盤になると信じる。又これから先の書の未来の展望も各自が描く事
が出来る事を期待する。
教授方法
中国・日本の書の名蹟鑑賞。
書体・書風の魅力を鑑賞。
テキスト
自主製作プリント配布
参考文献
1回 用具・用材と書体。甲骨文・金文・石刻・木竹簡
特徴と鑑賞。
特徴と鑑賞
2回 小篆・隷書
代表作の特徴と鑑賞
3回 王羲之=書聖 楷・行・草の三書体が完成。
授業内容また
はスケジュール
4回 龍門の書 龍門20品
摩崖の書
特徴と鑑賞
5回 初唐の三大家 代表作・書風の特徴と鑑賞
唐の太宗・顔真卿
6回 北宋の三大家 代表作・書風の特徴と鑑賞
7回 元・明・清の代表作・書風の特徴と鑑賞
8回 文字の伝来 仏教とのかかわり 遣隋使 ・聖徳太子 解説
中国の模倣時代 解説
9回 晋・唐の書法 遣唐使 三筆 10回 仮名の芽ぶき 高野切ほか古筆の特徴と鑑賞 三蹟
11回 仮名の開花 関戸本古今和歌集ほか古筆の特徴と鑑賞
12回 院政と仮名 針切ほか古筆の特徴と鑑賞
13回 禅宗の書 茶道の盛行と平安古筆 寛永の三筆 黄檗の三筆
14回 明治13年楊守敬来日、以後の日本の書
15回 中国・日本書道史のファイル整理
授業に際しての
準備事項
次回の授業範囲を予習し、歴史的・地理的背景を学習しておく。
成績評価の方法 書道史ファイル整理(50)・資料整理
(50)
188
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語・日本文学演習Ⅰ
担当者
安道百合子
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
前期
日文 3
前半は「仲間と読む源氏物語ゼミナール」や「源氏物語ものがたり」などをテキストとして、『源
氏物語』を読むための手続きやどのような着眼点で古典を読むかということを実践的に学ぶ。
後半は若紫巻を読む演習。古語辞典を引き、用例を丹念に調べる作業を通して、古文を正
確に読み解く。自分なりに課題を発見し、意見交換する。
到達目標
古典研究の基本的な手続きを身につける。自発的に問題点や着眼点を見出し、辞典・事典・
参考書籍を活用し、考察を深める。
教授方法
発表に対して適宜アドバイスを行う。
テキスト
参考文献
適宜指示する。
授業時に紹介する。
1回 授業の概要。自己紹介と各自の研究テーマを述べる。
2回 『源氏物語』概観
3回 『源氏物語』の何を読むか。文脈のひだを読む。
授業内容また
はスケジュール
4回 読解へのアプローチ① 人物呼称・話型・年立
5回 読解へのアプローチ② 準拠・引歌・草子地
6回 読解へのアプローチ③ 場面・挿入句・敬語
7回 ゼミで読むということ① 夕顔
8回 ゼミで読むということ② 葵
9回 図書館案内。発表分担。
10回 若紫巻を読む。発表と討論①
11回 若紫巻を読む。発表と討論②
12回 若紫巻を読む。発表と討論③
13回 若紫巻を読む。発表と討論④
14回 若紫巻を読む。発表と討論⑤
15回 まとめ。レポート作成。
授業に際しての
準備事項
予習をして臨む。意見交換に参加する。
成績評価の方法 平常点。期末レポート。
備 考
189
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語・日本文学演習Ⅰ
担当者
岡田喜久男
学科学年
必修
単位数
2
前期
日文 3
授業のテーマ
交換留学生は、第1に日本語を学ぶことに学習の中心があるので、日本文学について広く
知ってもらいながら日本語能力をのばすことを考慮する。前期は和歌文学を中心に日本人と
日本文学の関係を考える。
到達目標
日本語能力の伸長と日本文学の広い理解を目指す。単なる日本文学の紹介に終らず、各人
が意識的に自国の文学と比較して考えられるようにする。
教授方法
諸外国の人々が俳句や和歌にどのようにアプローチするべきかを考えてもらう。
テキスト
プリントを配る。
参考文献
1回 日本文学のジャンルⅠ 日本文学のジャンルを概説する。
2回 日本文学のジャンルⅡ 各ジャンルの歴史的消長を講義する。
3回 和歌文学の史的変遷Ⅰ 記紀歌謡から中古和歌までの史的展開を話す。
授業内容また
はスケジュール
4回 和歌文学の史的変遷Ⅱ 中世和歌から近世和歌までの史的展開を話す。
5回 和歌文学の史的変遷Ⅲ 近世和歌から近代和歌までの史的展開を話す。
6回 和歌文学の史的変遷Ⅳ 近代和歌から現代和歌までの史的展開を話す。
7回 和歌文学の周辺Ⅰ 連歌・俳諧・川柳を概説する。
8回 和歌文学の周辺Ⅱ 連歌・俳諧・川柳の有名作品を読む。
9回 和歌文学の周辺Ⅲ 現代の俳句・川柳を知る。
10回 百人一首と日本人Ⅰ 百人一首概説(歌を中心に)。
11回 百人一首と日本人Ⅱ 百人一首概説(競技方法他)。
12回 日本人と和歌Ⅰ 「歌物語」を中心に物語との関係を探る。
13回 日本人と和歌Ⅱ 近代の詩歌の発生と和歌との関係を探る。
14回 現代日本人の中に有形無形に存在する和歌の意義を考える。
15回 まとめ 各人が学んだ短歌を自国語に翻訳してみる。
授業に際しての
準備事項
前の週にプリントを配りそれについて調べてくることを義務付ける。
成績評価の方法 レポート70点。授業中の発言・発表
30点。
190
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
交換留学生用ゼミ
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語・日本文学演習Ⅰ
担当者
加藤邦彦
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
前期
日文 3
日本近現代文学作品を取り上げる。全員に発表を分担して、調べたこと、考えたことをそれ
ぞれ発表してもらう。そのことを通じて、文学作品へのアプローチ方法を身につけ、卒論への
足がかりとしたい。全員に、毎回一度以上は発言すること、事前に作品を読んできて自分なり
の感想がいえること、のふたつを課す。
到達目標
(1)日本近現代文学について理解を深める。(2)テーマの設定、論文の構成、資料調査、主
張と客観性のバランスなど、文学作品の論じ方を知る。
教授方法
学生の口頭発表に対して意見を述べる。レポートを添削し、コメントを付ける。
テキスト
参考文献
各作品の文庫。各自、書店で購入するか、図書館で借りて読んでおくこと。
授業時に紹介する。
1回 授業の概要、自己紹介、発表分担
2回 レジュメとレポートの作成方法
3回 図書館案内
授業内容また
はスケジュール
4回 発表①
5回 発表②
6回 発表③
7回 発表④
8回 発表⑤
9回 発表⑥
10回 発表⑦
11回 発表⑧
12回 発表⑨
13回 発表⑩
14回 発表⑪
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
授業で示す文学作品を読んでおくこと。
成績評価の方法 発表、レポート
備 考
191
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語・日本文学演習Ⅰ
担当者
播磨桂子
学科学年
必修
単位数
2
前期
日文 3
授業のテーマ
日本語の文法や表現に関して、受講生の志向に基づき興味の持たれる事項を取り上げて分
析する。研究テーマの決め方、資料の探し方、調査方法についての基本をおさえながら、実
際に各自テーマを決めて、受講生による発表や質疑応答・ディスカッションを行う。
到達目標
日本語の観察・分析を通して実際的な言語運用能力に寄与する知識を得る。日本語の研究
を行なうにあたって、必要な知識を身につける。口頭や文章で自分の意見を表現できる力を
高める。
教授方法
調査・研究の方法を、受講者の実践により身につけていく。
テキスト
参考文献
適宜プリント等配布。
授業時に提示する。
1回 授業のテーマ、目的と方法を理解する。
2回 各自の研究テーマをはっきりさせ、研究の計画をたてる。
3回 各自の研究テーマを題材として図書館の利用力の向上をはかる。
授業内容また
はスケジュール
4回 インターネットによる情報収集の有効な利用法を考える。
5回 新聞・雑誌、書籍など文字資料による調査の方法、および実践。
6回 視聴覚資料を利用した日本語の観察、および考察。
7回 アンケートやインタビューによる調査方法とそのシミュレーション。
8回 日本語に関する文章講読、内容把握と要約1回目。
9回 日本語に関する文章講読、内容把握と要約2回目。
10回 調べたことを発表する際に用いる資料の作成について学ぶ。
11回 用例の引き方や参考文献の引用の際に気をつけるべきマナーを学ぶ。
12回 各自のテーマで調べたことと自分の意見を発表し、質疑応答を行なう①
13回 各自のテーマで調べたことと自分の意見を発表し、質疑応答を行なう②
14回 各自のテーマで調べたことと自分の意見を発表し、質疑応答を行なう③
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
授業で学んだことを各自の研究テーマに適用して、積極的に参考文献を探したり、
ことばの観察・分析を行ったりしてほしい。
成績評価の方法 授業参加(作業、発言など)、担当発
表、期末レポート60%
192
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
留学生合同
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語・日本文学演習Ⅱ
担当者
安道百合子
学科学年
必修
単位数
2
日文 3
後期
授業のテーマ
演習Ⅰに引き続き『源氏物語』を読む演習を継続する。適宜、四年生の卒業論文中間発表を
聞く機会を設ける。それらを通じて、自分の興味のありかを見定め、卒業論文のテーマを決め
る。
到達目標
古典研究の基本的な手続きを身につける。自発的に問題点や着眼点を見出し、辞典・事典・
参考書籍を活用し、考察を深める。卒業論文のテーマを決める。
教授方法
発表に対して適宜アドバイスを行う。
テキスト
参考文献
適宜プリントを配布。
授業時に紹介する。
1回 論文作成の基礎作業とは。
2回 卒業論文中間発表①
3回 卒業論文中間発表②
授業内容また
はスケジュール
4回 『源氏物語』を読む。発表と討論①
5回 『源氏物語』を読む。発表と討論②
6回 卒業論文計画書提出
7回 『源氏物語』を読む。発表と討論③
8回 『源氏物語』を読む。発表と討論④
9回 『源氏物語』を読む。発表と討論⑤
10回 『源氏物語』を読む。発表と討論⑥
11回 『源氏物語』を読む。発表と討論⑦
12回 『源氏物語』を読む。発表と討論⑧
13回 卒業論文提出後ゼミ発表
14回 レポート作成①
15回 レポート作成②
授業に際しての
準備事項
予習をして臨む。意見交換に参加する。
成績評価の方法 平常点。期末レポート。
備 考
193
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語・日本文学演習Ⅱ
担当者
岡田喜久男
学科学年
必修
単位数
2
日文 3
後期
授業のテーマ
演習Ⅰで和歌を学んだことを前提として、物語文学の流れを辿り、各国の物語文学と比較し
て考察する。
到達目標
各人が日本の物語文学を一つ採り上げ、自国の類似の作品と比較しながら、調査・研究発
表を行うことができるようにする。
教授方法
各自が選んだ作品に対する研究を口頭で発表し、全員が質問・討論する。
テキスト
参考文献
プリントを配る。
国語便覧
1回 物語文学の系譜Ⅰ 記紀の神話伝説から『源氏物語』までを辿る。
2回 物語文学の系譜Ⅱ 歌物語を概説する。
3回 物語文学の系譜Ⅲ 歴史物語を概説する。
授業内容また
はスケジュール
4回 物語を読むⅠ 『日本霊異記』を読む。
5回 物語を読むⅡ 『源氏物語』を概説する。
6回 物語を読むⅢ 『源氏物語』の魅力を探る。(桐壺の巻)
7回 物語を読むⅣ 『平家物語』を概説する。
8回 物語を読むⅤ 『平家物語』の一場面-衹王の物語-を読む。
9回 物語を読むⅥ 『雨月物語』を読む。
10回 研究発表Ⅰ 「日本文学の中の物語」のテーマで各自一つの作品を選ぶ。
11回 研究発表Ⅱ 「日本文学の中の物語」のテーマで各自一つの作品を調査。
12回 研究発表Ⅲ 「日本文学の中の物語」のテーマで各自一つの作品を発表す
13回 研究発表Ⅳ 一つの作品を採り上げ、自国の物語と比較する。
14回 各自が選んだ作品を採り上げディスカッションする。
15回 まとめ 日本文学の中の物語の特色を総括する。
授業に際しての
準備事項
前の週に配られたプリントを予習してきたかを豆テストなどで確認する。
成績評価の方法 レポート70点。授業中の発言・発表
30点。
194
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
交換留学生用ゼミ
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語・日本文学演習Ⅱ
担当者
加藤邦彦
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
日文 3
後期
日本近現代文学作品を取り上げる。どの作品を取り上げるかは発表者各自が決める。全員
に発表を分担して、調べたこと、考えたことをそれぞれ発表してもらう。また、それぞれの発表
について、全員にコメントしてもらう。それらを通じて、文学作品へのアプローチ方法を身につ
け、卒論への足がかりとしたい。
到達目標
(1)卒論で取り上げる作品やテーマについて考える。(2)テーマの設定、論文の構成、資料
調査、主張と客観性のバランスなど、前期に学んだことを再確認する。(3)原稿用紙20枚以
上のレポートを書くことで、論文執筆のトレーニングを積む。
教授方法
学生の口頭発表に対して意見を述べる。レポートを添削し、コメントを付ける。
テキスト
参考文献
各作品の文庫。各自、書店で購入するか、図書館で借りて読んでおくこと。
授業時に紹介する。
1回 発表分担、卒論提出までのスケジュール確認
2回 卒業論文中間発表会
3回 発表①
授業内容また
はスケジュール
4回 発表②
5回 発表③
6回 発表④
7回 発表⑤
8回 発表⑥
9回 発表⑦
10回 発表⑧
11回 発表⑨
12回 発表⑩
13回 発表⑪
14回 発表⑫
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
授業で示す文学作品を読んでおくこと。
成績評価の方法 発表、レポート
備 考
195
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語・日本文学演習Ⅱ
担当者
播磨桂子
学科学年
必修
単位数
2
日文 3
後期
授業のテーマ
日本語の文法や表現に関して、受講生の志向に基づき興味の持たれる事項を取り上げて分
析する。研究テーマの決め方、資料の探し方、調査方法についての基本をおさえながら、実
際に各自テーマを決めて、受講生による発表や質疑応答・ディスカッションを行う。
到達目標
日本語の観察・分析を通して実際的な言語運用能力に寄与する知識を得る。日本語の研究
を行なうにあたって、必要な知識を身につける。口頭や文章で自分の意見を表現できる力を
高める。
教授方法
調査・研究の方法を、受講者の実践により身につけていく。
テキスト
参考文献
適宜プリント等配布。
授業時に提示する。
1回 夏期休暇中に進めた研究成果を報告する。
2回 前回の質疑応答を踏まえて、研究の計画を練り直す。
3回 各自のテーマに関する先行文献を調べ、リストを作る。
授業内容また
はスケジュール
4回 先行文献の調査について報告し、検討を加える。
5回 各自のテーマに関する先行論文を一つ選び、要約して発表する。
6回 各自のテーマの中から論点を決め、関連の先行論文を比較する。
7回 それぞれが決めたテーマに沿って、調査・研究の結果を発表する①。
8回 それぞれが決めたテーマに沿って、調査・研究の結果を発表する②。
9回 それぞれが決めたテーマに沿って、調査・研究の結果を発表する③。
10回 日本語に関する時事的な話題を取り上げ、ディスカッションを行う①。
11回 日本語に関する時事的な話題を取り上げ、ディスカッションを行う②。
12回 それぞれが決めたテーマに沿って、調査・研究の結果を発表する④。
13回 それぞれが決めたテーマに沿って、調査・研究の結果を発表する⑤。
14回 それぞれが決めたテーマに沿って、調査・研究の結果を発表する⑥。
15回 授業で学んだことを確認する。
授業に際しての
準備事項
授業で学んだことを各自の研究テーマに適用して、積極的に参考文献を探したり、
ことばの観察・分析を行ったりしてほしい。
成績評価の方法 授業参加(作業、発言など)、担当発
表、期末レポート60%
196
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語・日本文学専門演習Ⅰ
担当者
安道百合子
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
前期
日文 4
前半は「仲間と読む源氏物語ゼミナール」や「源氏物語ものがたり」などをテキストとして、『源
氏物語』を読むための手続きやどのような着眼点で古典を読むかということを実践的に学ぶ。
後半は若紫巻を読む演習。古語辞典を引き、用例を丹念に調べる作業を通して、古文を正
確に読み解く。自分なりに課題を発見し、意見交換する。
到達目標
古典研究の基本的な手続きを身につける。自発的に問題点や着眼点を見出し、辞典・事典・
参考書籍を活用し、考察を深める。
教授方法
発表に対して適宜アドバイスを行う。
テキスト
参考文献
適宜指示する。
授業時に紹介する。
1回 授業の概要。自己紹介と各自の研究テーマを述べる。
2回 『源氏物語』概観
3回 『源氏物語』の何を読むか。文脈のひだを読む。
授業内容また
はスケジュール
4回 読解へのアプローチ① 人物呼称・話型・年立
5回 読解へのアプローチ② 準拠・引歌・草子地
6回 読解へのアプローチ③ 場面・挿入句・敬語
7回 ゼミで読むということ① 夕顔
8回 ゼミで読むということ② 葵
9回 図書館案内。発表分担。
10回 若紫巻を読む。発表と討論①
11回 若紫巻を読む。発表と討論②
12回 若紫巻を読む。発表と討論③
13回 若紫巻を読む。発表と討論④
14回 若紫巻を読む。発表と討論⑤
15回 まとめ。レポート作成。
授業に際しての
準備事項
予習をして臨む。意見交換に参加する。
成績評価の方法 平常点。期末レポート。
備 考
197
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語・日本文学専門演習Ⅰ
担当者
加藤邦彦
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
前期
日文 4
日本近現代文学作品を取り上げる。全員に発表を分担して、調べたこと、考えたことをそれ
ぞれ発表してもらう。そのことを通じて、文学作品へのアプローチ方法を身につけ、卒論への
足がかりとしたい。全員に、毎回一度以上は発言すること、事前に作品を読んできて自分なり
の感想がいえること、のふたつを課す。
到達目標
(1)日本近現代文学について理解を深める。(2)テーマの設定、論文の構成、資料調査、主
張と客観性のバランスなど、文学作品の論じ方を知る。
教授方法
学生の口頭発表に対して意見を述べる。レポートを添削し、コメントを付ける。
テキスト
参考文献
各作品の文庫。各自、書店で購入するか、図書館で借りて読んでおくこと。
授業時に紹介する。
1回 授業の概要、自己紹介、発表分担
2回 レジュメとレポートの作成方法
3回 図書館案内
授業内容また
はスケジュール
4回 発表①
5回 発表②
6回 発表③
7回 発表④
8回 発表⑤
9回 発表⑥
10回 発表⑦
11回 発表⑧
12回 発表⑨
13回 発表⑩
14回 発表⑪
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
授業で示す文学作品を読んでおくこと。
成績評価の方法 発表、レポート
備 考
198
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語・日本文学専門演習Ⅰ
担当者
島田裕子
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
必修
単位数
前期
日文 4
万葉集を読む。各自の卒業論文のテーマを探しそれを中心に作品を取り上げていく。
論文を書くために本文を読む、調べる、考える、書く、といった総合的な力の充実をはかる。
演習形式
テキスト
参考文献
1回 授業の概要 卒業論文のテーマの確認
2回 卒業論文作成への研究計画をたてる
3回 必要な研究資料目録の作成と研究資料の収集
授業内容また
はスケジュール
4回 奈良時代の人々の生活
5回 奈良時代の人々の生活
6回 発表1
7回 発表2
8回 レポート作成と検討
9回 発表3
10回 発表4
11回 発表5
12回 レポート作成と検討
13回 発表6
14回 発表7
15回 発表8
授業に際しての
準備事項
2
予習をしてくること。
成績評価の方法 発表、レポート
備 考
199
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語・日本文学専門演習Ⅰ
担当者
播磨桂子
学科学年
必修
単位数
2
前期
日文 4
授業のテーマ
日本語の文法や表現に関して、日本語学習者の立場から興味の持たれる事項を取り上げて
分析する。研究テーマの決め方、資料の探し方、調査方法についての基本をおさえながら、
実際に各自テーマを決めて、受講生による発表や質疑応答・ディスカッションを行う。
到達目標
日本語の観察・分析を通して実際的な言語運用能力に寄与する知識を得る。日本語の研究
を行なうにあたって、必要な知識を身につける。口頭や文章で自分の意見を表現できる力を
高める。
教授方法
調査・研究の方法を、受講者の実践により身につけていく。
テキスト
参考文献
適宜プリント等配布。
授業時に提示する。
1回 授業のテーマ、目的と方法を理解する。
2回 各自の研究テーマをはっきりさせ、研究の計画をたてる。
3回 各自の研究テーマを題材として図書館の利用力の向上をはかる。
授業内容また
はスケジュール
4回 インターネットによる情報収集の有効な利用法を考える。
5回 新聞・雑誌、書籍など文字資料による調査の方法、および実践。
6回 視聴覚資料を利用した日本語の観察、および考察。
7回 アンケートやインタビューによる調査方法とそのシミュレーション。
8回 日本語に関する文章講読、内容把握と要約1回目。
9回 日本語に関する文章講読、内容把握と要約2回目。
10回 調べたことを発表する際に用いる資料の作成について学ぶ。
11回 用例の引き方や参考文献の引用の際に気をつけるべきマナーを学ぶ。
12回 各自のテーマで調べたことと自分の意見を発表し、質疑応答を行なう①
13回 各自のテーマで調べたことと自分の意見を発表し、質疑応答を行なう②
14回 各自のテーマで調べたことと自分の意見を発表し、質疑応答を行なう③
15回 レポートを書くにあたって注意すべきルールを確認する。
授業に際しての
準備事項
授業で学んだことを各自の研究テーマに適用して、積極的に参考文献を探したり、
ことばの観察・分析を行ったりしてほしい。
成績評価の方法 授業参加(作業、発言など)、担当発
表、期末レポート60%
200
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語・日本文学専門演習Ⅱ
担当者
安道百合子
学科学年
必修
単位数
2
日文 4
後期
授業のテーマ
演習Ⅰに引き続き『源氏物語』を読む演習を継続する。適宜、卒業論文中間発表を聞く機会
を設け、発表後、全員で意見交換する。それらを通じて、自分の卒業論文を書き進めるにあ
たり、さらに調査の必要な事項や検討の必要な事項を見定め、論文制作に結びつける。
到達目標
古典研究の基本的な手続きを身につける。卒業論文の対象作品やテーマについて、考察を
深め、論文を仕上げる。
教授方法
発表に対して適宜アドバイスを行う。
テキスト
参考文献
適宜プリントを配布。
授業時に紹介する。
1回 論文作成の基礎作業とは。
2回 卒業論文中間発表①
3回 卒業論文中間発表②
授業内容また
はスケジュール
4回 『源氏物語』を読む。発表と討論①
5回 『源氏物語』を読む。発表と討論②
6回 卒業論文計画書提出
7回 『源氏物語』を読む。発表と討論③
8回 『源氏物語』を読む。発表と討論④
9回 『源氏物語』を読む。発表と討論⑤
10回 『源氏物語』を読む。発表と討論⑥
11回 『源氏物語』を読む。発表と討論⑦
12回 『源氏物語』を読む。発表と討論⑧
13回 卒業論文提出後ゼミ発表
14回 口頭試問に向けて、論文ふりかえり①
15回 口頭試問に向けて、論文ふりかえり②
授業に際しての
準備事項
予習をして臨む。意見交換に参加する。
成績評価の方法 平常点。期末レポート。
備 考
201
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語・日本文学専門演習Ⅱ
担当者
加藤邦彦
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
日文 4
後期
日本近現代文学作品を取り上げる。どの作品を取り上げるかは発表者各自が決める。全員
に発表を分担して、調べたこと、考えたことをそれぞれ発表してもらう。また、それぞれの発表
について、全員にコメントしてもらう。それらを通じて、文学作品へのアプローチ方法を身につ
け、卒論への足がかりとしたい。
到達目標
(1)卒論で取り上げる作品やテーマについて、思考を深める。(2)日本近現代文学について
の理解を深める。(3)テーマの設定、論文の構成、資料調査、主張と客観性のバランスなど、
これまでに学んだことを再確認する。
教授方法
学生の口頭発表に対して意見を述べる。レポートを添削し、コメントを付ける。
テキスト
参考文献
各作品の文庫。各自、書店で購入するか、図書館で借りて読んでおくこと。
授業時に紹介する。
1回 発表分担、卒論提出までのスケジュール確認
2回 卒業論文中間発表会
3回 発表①
授業内容また
はスケジュール
4回 発表②
5回 発表③
6回 発表④
7回 発表⑤
8回 発表⑥
9回 発表⑦
10回 発表⑧
11回 発表⑨
12回 発表⑩
13回 発表⑪
14回 発表⑫
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
授業で示す文学作品を読んでおくこと。
成績評価の方法 発表、レポート
備 考
202
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語・日本文学専門演習Ⅱ
担当者
島田裕子
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
日文 4
後期
万葉集を読む。各自の卒業論文のテーマを探しそれを中心に作品を取り上げていく。
到達目標
本文を読み解く力、考え推理し書く力、研究資料の収集や活用、といった総合的力な能力を
つけ、卒業論文を完成させる。
教授方法
研究論文を書き上げるための手順を指導する。
テキスト
参考文献
1回 卒業論文作成の計画の確認
2回 卒業論文中間発表の準備
3回 卒業論文中間発表
授業内容また
はスケジュール
4回 卒業論文中間発表の反省
5回 発表1
6回 発表2
7回 発表3
8回 発表4
9回 卒業論文作成指導1
10回 卒業論文作成指導2
11回 卒業論文作成指導3
12回 卒業論文作成指導4
13回 卒業論文の発表
14回 口頭試問の準備 15回 口頭試問の準備
授業に際しての
準備事項
本文を調べておく。発表の準備。論文作成作業。
成績評価の方法 発表、レポート
備 考
203
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語・日本文学専門演習Ⅱ
担当者
播磨桂子
学科学年
必修
単位数
2
日文 4
後期
授業のテーマ
日本語の文法や表現に関して、日本語学習者の立場から興味の持たれる事項を取り上げて
分析する。研究テーマの決め方、資料の探し方、調査方法についての基本をおさえながら、
実際に各自テーマを決めて、受講生による発表や質疑応答・ディスカッションを行う。
到達目標
日本語の観察・分析を通して実際的な言語運用能力に寄与する知識を得る。日本語の研究
を行なうにあたって、必要な知識を身につける。口頭や文章で自分の意見を表現できる力を
高める。
教授方法
調査・研究の方法を、受講者の実践により身につけていく。
テキスト
参考文献
適宜プリント等配布。
授業時に提示する。
1回 夏期休暇中に進めた研究成果を報告する。
2回 前回の質疑応答を踏まえて、研究の計画を練り直す。
3回 各自のテーマに関する先行文献を調べ、リストを作る。
授業内容また
はスケジュール
4回 先行文献の調査について報告し、検討を加える。
5回 各自のテーマに関する先行論文を一つ選び、要約して発表する。
6回 各自のテーマの中から論点を決め、関連の先行論文を比較する。
7回 それぞれが決めたテーマに沿って、調査・研究の結果を発表する①。
8回 それぞれが決めたテーマに沿って、調査・研究の結果を発表する②。
9回 それぞれが決めたテーマに沿って、調査・研究の結果を発表する③。
10回 日本語に関する時事的な話題を取り上げ、ディスカッションを行う①
11回 日本語に関する時事的な話題を取り上げ、ディスカッションを行う②
12回 それぞれが決めたテーマに沿って、調査・研究の結果を発表する④。
13回 それぞれが決めたテーマに沿って、調査・研究の結果を発表する⑤。
14回 それぞれが決めたテーマに沿って、調査・研究の結果を発表する⑥。
15回 授業で学んだことを確認する。
授業に際しての
準備事項
授業で学んだことを各自の研究テーマに適用して、積極的に参考文献を探したり、
ことばの観察・分析を行ったりしてほしい。
成績評価の方法 授業参加(作業、発言など)、担当発
表、期末レポート60%
204
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語・日本文学入門
担当者
加藤邦彦・島田裕子・安道百合子・播磨桂子
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
参考文献
選択
単位数
2
前期
後期
日文 1
2年次に日本語・日本文学専攻に進級する際、必要な基礎を身につける科目である。本入門
では、日本語・日本文学研究の面白さにふれると同時に、基礎的知識や研究方法を講義す
る。
日本語・日本文学への関心を深める。文学研究や日本語研究の方法について習得する。
講義形式で行う。担当者によって視聴覚機器を使う。
適宜プリントを配布する。
適宜、担当者が指示する。
1回 授業の概要を解説する(加藤)
2回 近現代文学1 テキストによる内容の違い 吉本ばなな『キッチン』を例に
3回 近現代文学2 文学研究用語の解説 中原中也「春の日の夕暮」を例に
授業内容また
はスケジュール
4回 近現代文学3 作品精読トレーニング 宮澤賢治「どんぐりと山猫」を例に
5回 上代文学1 現代詩で読む万葉集の相聞歌(島田)
6回 上代文学2 万葉和歌の読みの方法 解読から解釈まで
7回 上代文学3 倭言葉を記載する文字の発明 万葉仮名で万葉歌を読む
8回 中古・中世文学1 中古・中世という時代区分についての概説(安道)
9回 中古・中世文学2 古今和歌集の特徴と文学史的意義
10回 中古・中世文学3 伝本・文献による内容の違い 『蜻蛉日記』を例に
11回 中古・中世文学4 『源氏物語』とその影響 引歌表現の効果
12回 日本語学1 日本語を観察・考察の対象としてみること
13回 日本語学2 類義語の比較による意味・用法分析の例
14回 日本語学3 過去の日本で使われていた言葉を探る
15回 日本語学4 現代日本語のルール(文法)を考える
授業に際しての
準備事項
予習・復習をして授業に臨むこと。ノートをとり授業内容の確認をし、わからない箇
所や興味のあることはまず調べ、教員に質問すること。
成績評価の方法 平常点・レポート
備 考
205
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語学講義
担当者
井料佐紀子
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
日文 2
日本語教員
現在私たちが話している「日本語」はどのような変遷をたどり、これからどのように変化してゆく
のか。それを知るために私たちは日本語学を学ぶ。この講義では、現代日本語そして日本語
史を①音声・音韻②文字表記③語彙④文法⑤方言にわけて概観する。この講義を通じて日
本語研究を行う際の最低限の知識を手に入れてほしい。
到達目標
講義毎に示す小目標のクリアを通して、日本語の音声・音韻、文字表記、語彙、文法、方言と
いう日本語学の基礎的な知識を身につける。
教授方法
講義毎に小目標を示し、そのクリアを目指す。各人に小作業を課す。
テキスト
講義時に、藤田保幸(2010)『緑の日本語学教本』(和泉書院)を基にしたプリントを配布す
る。
参考文献
上記テキスト以外に沖森卓也(2010)『日本語史概説』(朝倉書店)等。
1回 ガイダンス
2回 日本語の音声・音韻(1):単音の分類、音素、母音、母音の無声化
3回 日本語の音声・音韻(2):音声器官、子音、ハ行・サ行子音の変遷
授業内容また
はスケジュール
4回 日本語の音声・音韻(3):清濁、拗音、四つ仮名、合拗音、語音の変化
5回 日本語の音声・音韻(4):拍と音節、アクセントとその役割
6回 日本語の文字表記(1):特色、漢字の将来、文字表記の始まり
7回 日本語の文字表記(2):漢字の音と訓、部首、送り仮名
8回 日本語の文字表記(3):平仮名・片仮名、ローマ字、現代仮名遣い
9回 日本語の語彙(1):語彙とは、語の意味、同義語・類義語・対義語
10回 日本語の語彙(2):語種とは、漢語と和語、外来語、語構成、複合語
11回 日本語の語彙(3):位相とは、女性語と男性語、隠語、忌詞
12回 日本語の文法(1):学校文法とその限界、活用、敬語
13回 日本語の文法(2):現代の文法研究、語用論、現代の文法研究の基本事項
14回 日本語の方言:方言とは、東西境界線、方言区画、言語地図、方言と共通語
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
講義ごとに、前回講義についての質問をするので、前回の復習をして講義に臨む
こと。
成績評価の方法 平素点(講義時の作業等):30%、学
期末テスト:70%
206
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語教育実習
担当者
平田歩
学科学年
日文 34
英語英文 34
選択
単位数
東アジア
2
前期
34
日本語教員
授業のテーマ
学習者のニーズに合う教材、教具選びから実際の授業を想定し模擬授業も行う。各自自分が
担当する授業内容について考え教案を書き、教具をそろえ教壇に立つ準備をする。
到達目標
日本語教育における教授能力の基礎を身につけ、実際に教えることを経験する。また学習者
との関わりやクラス運営についても配慮ができるようになる。
教授方法
学習者のレベルを意識した話し方、考え方ができるよう指導する。
テキスト
参考文献
なし。適宜資料を配布する。
『国際交流基金 日本語教授法シリーズ』ひつじ書房 など
1回 イントロダクション
2回 教えるための準備1(ニーズ・レディネス、目標をたてる)
3回 教えるための準備2(教室活動、教師の役割)
授業内容また
はスケジュール
4回 教えるための準備3(指導案の作成、教材・教具の準備と作成)
5回 実際の授業を見る(学習目標の掲示の仕方、話し方、接し方)
6回 授業の組み立て方1(授業の流れを考える、教授法の取り入れ方)
7回 授業の組み立て方2(教室空間、教具の使い方、心がけること)
8回 授業を行う際の疑問について(実例から学ぶ)
9回 授業の舞台裏(教材の工夫、アイデアなど)
10回 模擬授業1(導入→練習→応用)
11回 模擬授業2(導入→練習→応用)
12回 模擬授業3(導入→練習→応用)
13回 模擬授業4(導入→練習→応用)
14回 模擬授業5(導入→練習→応用)
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
前回の授業の復習をしておくこと。また、予習用の資料が配布された場合は事前に
予習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 期末試験、課題、授業への参加度を
総合的に評価する
207
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語教育法Ⅰ
担当者
平田歩
学科学年
授業のテーマ
日文 2
英語英文 2
選択
単位数
東アジア
2
前期
2
日本語教員
日本語を母語としない外国人に対する日本語教育は、日本人が受けてきた国語教育とはか
なり質が異なる。よって、日本語を外国語として教えるには専門知識、教える訓練が必要とな
る。本授業では日本語の発音や基本的な文法など初級レベルの日本語が教えられるように
なることを目標に基礎知識を学ぶ。
到達目標
日本語教育の基本的知識習得を目指す。常に日本語を客観的に捉え分析する視野を持つ
ことができるように無意識に使っている日本語を観察し日本語を外国語としてみることができ
る力をつける
教授方法
日本語が外国語のひとつだということが意識できるような指導を行う。
テキスト
参考文献
資料を配布
『日本語演習シリーズ』 (京都日本語教育センター)
1回 日本語教師という仕事について
2回 かなと発音の基本
3回 アクセント・イントネーション
授業内容また
はスケジュール
4回 動詞の呼称と種類、ビデオ講座「7 基本動詞」
5回 動詞の分類
6回 「-て」の形1
7回 「-て」の形2、動詞のまとめ
8回 形容詞・形容動詞
9回 助詞の働き「で」
10回 助詞の働き「に・へ・から」
11回 助詞の働き「の」
12回 助詞の働き「と」
13回 助詞の働き「は・が」
14回 助詞の働き「も」
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
前回の授業の復習をしておくこと。また、予習用の資料が配布された場合は事前に
予習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 期末試験、課題、授業への参加度を
総合的に評価する
208
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語教育法Ⅱ
担当者
平田歩
学科学年
授業のテーマ
日文 2
英語英文 2
選択
単位数
東アジア
2
2
日本語教員
後期
日本語の文法や用法について自ら考え学ぶ。ネイティブは知らず知らずのうちに日本語を身
につけているため日本語の文法や規則などを意識することが少ない。国語の授業では決して
習うことのない日本語の規則など初級レベルの学習事項についてきちんと理解でき、自分の
言葉で説明できるように外国人の立場に立って基本的なことをしっかり学ぶ。
到達目標
特に外国人が間違えやすい日本語の文法について説明ができるようになることが目標であ
る。学習者のレベルにあった例文や表現を使って示すことができ、外国人からの疑問に誠実
に答えることができるような姿勢を身につける。
教授方法
自分なりの言葉で文法機能が解説できるような指導を行う。
テキスト
参考文献
資料を配布
『日本語演習シリーズ』 (京都日本語教育センター)
1回 自動詞・他動詞1
2回 自動詞・他動詞2
3回 受け身
授業内容また
はスケジュール
4回 使役・使役受け身
5回 時の表現1「ところ」
6回 時の表現2「ながら」
7回 敬語1「尊敬語」
8回 敬語2「待遇表現」
9回 時の表現3「-てから、-後で、―前に」
10回 やりもらいの表現1「-てくれる、-てくださる、-てあげる」
11回 やりもらいの表現2「-てもらう、-ていただく、-てあげる」
12回 実際の授業(初級)
13回 実際の授業(中級)
14回 実際の授業(上級)
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
前回の授業の復習をしておくこと。また、予習用の資料が配布された場合は事前に
予習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 期末試験、課題、授業への参加度を
総合的に評価する
209
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語教育法Ⅲ
担当者
平田歩
学科学年
授業のテーマ
日文 3
英語英文 3
選択
単位数
東アジア
2
前期
3
日本語教員
日本語教育全般について学ぶ。日本語教育とはどういうものなのか、何のために日本語教育
があるのか、など単に外国人に日本語を教えるだけが日本語教師の仕事ではないということ
を認識できるようにしたい。さまざまな教授法をはじめ幅広く日本語教育に関連のある事柄を
学ぶ。
到達目標
日本語教育とは何かをじっくり考え、そこから日本語教師の役割や日本語教育の意味が理
解できるようになることが目標である。世界の動きや異国に住む外国人がどのような状況に置
かれているのかなど日本語教育が世界とどのように関わっているのか把握できる力を養う。
教授方法
できるだけ体験することによって理解できるような工夫をする。
テキスト
参考文献
『日本語教育を学ぶ 【第二版】』 遠藤織枝 三修社
『国際交流基金 日本語教授法シリーズ』ひつじ書房 など
1回 オリエンテーション
2回 第1章 日本語を学ぶ人
3回 日本語を教える人
授業内容また
はスケジュール
4回 第3章 日本語教育における異文化コミュニケーション①
5回 日本語教育における異文化コミュニケーション②
6回 第4章 何を教えるのか、どう教えるのか1(コースデザイン、ニーズ分析) 7回 何を教えるのか、どう教えるのか2(レベル別の指導)
8回 何を教えるのか、どう教えるのか3(技能別の指導)
9回 何を教えるのか、どう教えるのか4(さまざまな教室活動)
10回 何を教えるのか、どう教えるのか5(目的別教室活動)
11回 第6章 さまざまな外国語教授法1(教授法の歴史と概要)
12回 さまざまな外国語教授法2(オーディオリンガルメゾット)
13回 さまざまな外国語教授法3(TPR,サイレントウェイ)
14回 さまざまな外国語教授法4(CL/CLL、サジェストペディア)
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
前回の授業の復習をしておくこと。また、予習用の資料が配布された場合は事前に
予習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 期末試験、課題、授業への参加度を
総合的に評価する
210
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語教育法Ⅳ
担当者
鴈野 恵
学科学年
日文 3
英語英文 3
授業のテーマ
選択
単位数
東アジア
2
3
日本語教員
後期
外国語を習得するということがどういうことなのかは、日本語教師を志す者にとって常に考え
ておかなければならないことである。言語と社会との関わりなどを広く学びながら日本語が教
えられるだけでは日本語教師にはなれないことを理解する。あらゆることに関心を持ち日本語
教育との関わりを考える。
到達目標
日本語教育は外国人と関わる職業である。そのため日本語教師は広い視野を持ち、世界を
知っておく必要がある。様々な国の文化や社会について興味を持つことと、日本語教育との
関わりを見出せる力を養う。
教授方法
具体例を示し、より正確に早く理解できるような工夫を授業に取り入れる。
テキスト
参考文献
『日本語教育を学ぶ 【第二版】』 遠藤織枝 三修社
『国際交流基金 日本語教授法シリーズ』ひつじ書房 など
1回 第5章 どう評価するか1
2回 どう評価するか2
3回 第8章 社会とことば1
授業内容また
はスケジュール
4回 社会とことば2
5回 社会とことば3
6回 第9章 日本語教育をふりかえる1(日本語教育の歴史の概要)
7回 日本語教育をふりかえる2(東アジア地域の日本語教育史)
8回 日本語教育をふりかえる3(最近の日本語教育事情)
9回 日本語教育の現場を知る1(国内)
10回 日本語教育の現場を知る2(海外)
11回 日本語教育の現場を知る3(留学生事情)
12回 日本語教育の現場を知る4(日本語教育界の就職事情)
13回 日本語教育における心理学1
14回 日本語教育における心理学2
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
前回の授業の復習をしておくこと。また、予習用の資料が配布された場合は事前に
予習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 期末試験、課題、授業への参加度を
総合的に評価する
211
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本国憲法
担当者
最首太郎
学科学年
日文 2
英語英文 2
授業のテーマ
選択
単位数
東アジア
2
前期
2
社会において生じている様々な出来事・事件は根底では憲法に関連していることが多いとい
うことを認識する。そこで、国家の基本法としての憲法に関して、国家とは何か、国家の基本
法とは何かを定義したうえで、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という日本国憲法の
基本三原理を中心に憲法概論として講義する。
到達目標
国民として憲法に対する認識を深めることにより、社会生活における自己と国家に対して関
心を持ち、それらについて自己の見解を述べられるようになる。
教授方法
講義内容の説明に際してはできるだけ身近なところから事例をとりあげる。
テキスト
教科書:「現代法学入門(三浦隆・石川信編著、北樹出版、2004年5月20日)の第2部と、第3
部の関連箇所
参考文献
参考書:デイリー六法(三省堂)
1回 シラバスに基づいて受講者に対してガイダンスを行う。
2回 憲法を学ぶにあたって、憲法と法秩序について理解する。
3回 憲法の意義と特質に関して、国家の基本法としての憲法定義を学ぶ。
授業内容また
はスケジュール
4回 憲法と国家社会との関係について、歴史的観点から理解する。
5回 日本国憲法制定に至る歴史的背景について学ぶ。
6回 日本国憲法の基本3原理について、その意義と相互関係を理解する。
7回 国民主権に関して、「国民」、「主権」等の用語について学ぶ。
8回 国民主権原理の制度的保障に関して、議会制民主主義について学ぶ。
9回 「基本的人権の尊重」に関して、基本権保障の歴史について学ぶ。
10回 基本権の類型と、そこにおける自由権に課される制限について学ぶ。
11回 社会権の意義と内容について学ぶ。
12回 「平和主義」に関して、永久平和主義の歴史的背景について学ぶ。
13回 日本国憲法第9条の戦争放棄条項の解釈論について学習する。
14回 憲法上の平和主義と安全保障制度との関係について学ぶ。
15回 半年間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
日頃から新聞やニュース等を通じて社会に生じている事項に関心をもち自分なりの
考えをもつように心掛ける。
成績評価の方法 定期試験と小テストによる総合評価
(小テスト20%+定期試験80%)
212
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
子ども学部必修
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本国憲法
担当者
最首太郎
学科学年
日文 2
英語英文 2
授業のテーマ
選択
単位数
2
東アジア
子ども
2
後期
12
社会において生じている様々な出来事・事件は根底では憲法に関連していることが多いとい
うことを認識する。そこで、国家の基本法としての憲法に関して、国家とは何か、国家の基本
法とは何かを定義したうえで、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という日本国憲法の
基本三原理を中心に憲法概論として講義する。
到達目標
国民として憲法に対する認識を深めることにより、社会生活における自己と国家に対して関
心を持ち、それらについて自己の見解を述べられるようになる。
教授方法
講義内容の説明に際してはできるだけ身近なところから事例をとりあげる。
テキスト
教科書:「現代法学入門(三浦隆・石川信編著、北樹出版、2004年5月20日)の第2部と、第3
部の関連箇所
参考文献
参考書:デイリー六法(三省堂)
1回 シラバスに基づいて受講者に対してガイダンスを行う。
2回 憲法を学ぶにあたって、憲法と法秩序について理解する。
3回 憲法の意義と特質に関して、国家の基本法としての憲法定義を学ぶ。
授業内容また
はスケジュール
4回 憲法と国家社会との関係について、歴史的観点から理解する。
5回 日本国憲法制定に至る歴史的背景について学ぶ。
6回 日本国憲法の基本3原理について、その意義と相互関係を理解する。
7回 国民主権に関して、「国民」、「主権」等の用語について学ぶ。
8回 国民主権原理の制度的保障に関して、議会制民主主義について学ぶ。
9回 「基本的人権の尊重」に関して、基本権保障の歴史について学ぶ。
10回 基本権の類型と、そこにおける自由権に課される制限について学ぶ。
11回 社会権の意義と内容について学ぶ。
12回 「平和主義」に関して、永久平和主義の歴史的背景について学ぶ。
13回 日本国憲法第9条の戦争放棄条項の解釈論について学習する。
14回 憲法上の平和主義と安全保障制度との関係について学ぶ。
15回 半年間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
日頃から新聞やニュース等を通じて社会に生じている事項に関心をもち自分なりの
考えをもつように心掛ける。
成績評価の方法 定期試験と小テストによる総合評価
(小テスト20%+定期試験80%)
213
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
子ども学部必修
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語史
担当者
岡田喜久男
学科学年
選択
単位数
2
前期
日文 3
授業のテーマ
今日の日本語は、私たちの先祖から話し続け書き続けてきた結晶である。その日本語の永い
歴史を、資料とともに辿る。
到達目標
日本語の長い歴史を、理解しながら辿ることで、現代語への認識を深める。知識の背景にあ
る、資料を調べる能力が身に付くようにする。
教授方法
講義を基本に、調査、発表、応答なども交える。
テキスト
『新訂国語史要説』金田弘・宮腰賢 大日本図書
参考文献
1回 上代の日本語(1)―音韻・文字・表記について―
2回 上代の日本語(2)―文法・敬語・文体・文章について―
3回 上代の日本語(3)―『万葉集』を資料として―
授業内容また
はスケジュール
4回 中古の日本語(1)―音韻・文字・表記について―
5回 中古の日本語(2)―文法・敬語・文体・文章について―
6回 中古の日本語(3)―『土佐日記』を資料として―
7回 中世の日本語(1)―音韻・文字・表記について―
8回 中世の日本語(2)―文法・敬語・文体・文章について―
9回 中世の日本語(3)―『平家物語』を資料として―
10回 近世の日本語(1)―音韻・文字・文体・表記について―
11回 近世の日本語(2)―文法・敬語・文体・文章について―
12回 近世の日本語(3)―『万の文反古』を資料として―
13回 近代の日本語(1)―音韻・文字・表記について―
14回 近代の日本語(2)―文法・敬語・文体・文章について―
15回 近代の日本語(3)―『浮雲』を資料として―
授業に際しての
準備事項
教科書の該当部分を必ず読んでくるように指導し、豆テストで確認する。
成績評価の方法 期末試験
備 考
214
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語の基礎Ⅰ
担当者
播磨桂子
学科学年
必修
単位数
2
前期
日文 1
授業のテーマ
人間の「ことば」の特徴や機能を知り、日本語についての知識を身につける意義を考える。こ
の科目では日本語の音声面を中心に学ぶことと同時に、授業で学んだことが実生活にどのよ
うに役立つか、考えることをめざしたい。
到達目標
日本語の音韻について基本的な知識を身につける。社会でしばしば問題となるような日本語
の現象に対して自分なりの見解をもてるようになる。
教授方法
講義形式を中心とする。適宜、受講者の発言・意見交換の機会も設ける。
テキスト
伊坂淳一著 『ここからはじまる日本語学』 ひつじ書房
参考文献
1回 授業の目的と内容を示す。
2回 人間が用いる「ことば」の特徴と機能。
3回 受動的な行動と捉えられがちな「きく」ことの大切さを考える。
授業内容また
はスケジュール
4回 内容をつかむための聞き方、知りたいことを引き出す訊き方。
5回 「きく」上で何が必要か、何が大切かをグループで話し合い、発表。
6回 日本語の母音について、音の特徴をどのように作り出しているのか知る。
7回 音声をかたちづくる際の体の器官の動きを確認。
8回 日本語の子音について、音の特徴をどのように作り出しているのか知る。
9回 実際の音と、それを言語音としてどのように捉えているかの違いを知る。
10回 「サラサラ」「ザラザラ」などを比べ、音の持つイメージについて考える。
11回 日本語の音の単位の捉え方について学ぶ。
12回 音声上の標識、アクセントやイントネーションなどについて学ぶ。
13回 標準的な日本語のアクセントの特徴と機能について学ぶ。
14回 朗読の際、相手にうまく内容を伝えるためには。
15回 この授業で学んだことを実生活にどう位置づけるか。
授業に際しての
準備事項
講義内容に関する課題が出された際、各自調べたり考えたりした上で授業に臨
む。紹介した文献等には積極的に目を通してほしい。
成績評価の方法 筆記試験80%+提出物20%
備 考
215
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語の基礎Ⅱ
担当者
播磨桂子
学科学年
必修
単位数
2
日文 1
後期
授業のテーマ
人間の「ことば」の特徴や機能を知り、日本語についての知識を身につける意義を考える。こ
の科目では日本語の語彙・表記面を中心に学ぶことと同時に、授業で学んだことが実生活に
どのように役立つか、考えることをめざしたい。
到達目標
日本語の語彙・表記について体系的な知識を持ち、文章表現に役立てるとともに、外来語や
漢字制限などの問題に対して自分なりの見解を述べられること。
教授方法
講義形式を中心とする。適宜、受講者の発言・意見交換の機会も設ける。
テキスト
伊坂淳一著 『ここからはじまる日本語学』 ひつじ書房
参考文献
1回 語彙の概念、単語の概念について、問題を解きながら考える。
2回 ある範囲に用いられている語の量はどのくらいか、語の計量について。
3回 単語を分類する一つの基準として「語種」をあげる。
授業内容また
はスケジュール
4回 語種によるイメージの違い、外来語の増加に関する問題。
5回 語の意味関係について学び、語彙を体系的に捉えてみる。
6回 語構成に関する基本的な用語と分類を学ぶ。
7回 合成にともなって、音声面で起こる変化について学ぶ。
8回 日本語を書き表すのには、どのような文字が使われているか。
9回 文字について、機能による分類や、発生・伝播のいきさつの概略を学ぶ。
10回 日本語の表記に、漢字がどのように取り入れられ、使われてきたか。
11回 日本語の音節に対応する文字、ひらがな・カタカナ。
12回 常用漢字・仮名遣い・送り仮名など、日本語の表記に関する政策。
13回 日本語の表記に関する政策を取り上げ、問題点を考える。
14回 今後の日本語のあり方に、どのように関わるか。
15回 授業で学んだことを実生活に位置づける。
授業に際しての
準備事項
講義内容に関する課題が出された際、各自調べたり考えたりした上で授業に臨
む。紹介した文献等には積極的に目を通してほしい。
成績評価の方法 筆記試験80%+提出物20%
備 考
216
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語表現法(啓明)
担当者
田口寛
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
参考文献
選択
単位数
前期
日文 3
日本語による表現方法を学ぶ。受講者による日本語手書き作文を受講者相互が添削し合
い、発表することによって、全員で日本語の表現技術をより一層高めていく。作文の課題は
エッセイなどを予定している。
標準的な日本語表現の方法を身につける。
講義と発表、受講者・担当教員の意見交換により進める。
適宜資料を配る。
授業時に適宜挙げる。
1回 授業の全体説明。担当者の決定。
2回 日本語とその表現についての概説・再説。原稿用紙の使い方。
3回 敬語の使い方。
授業内容また
はスケジュール
4回 受講者による作文添削・発表。
5回 受講者による作文添削・発表。
6回 受講者による作文添削・発表。
7回 受講者による作文添削・発表。
8回 受講者による作文添削・発表。
9回 受講者による作文添削・発表。
10回 受講者による作文添削・発表。
11回 受講者による作文添削・発表。
12回 受講者による作文添削・発表。
13回 手紙・葉書・電子メールの書き方(1)
14回 手紙・葉書・電子メールの書き方(2)
15回 半期の学びを振り返る。まとめ。
授業に際しての
準備事項
2
日本語表現に対して、普段から真剣に取り組んでいることが望ましい。
成績評価の方法 課題発表と平常点による。
備 考
217
梅光学院大学 2012年 シラバス
啓明大学校用 梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語表現法Ⅰ
担当者
小林慎也・島田裕子・田口寛
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
前期
日文 1
実社会に適応する上で必要不可欠な能力である「社会人基礎力」を身につけるための、日
本語による表現方法を学ぶ。私達がこの国で日常的・無意識的に使っている日本語という言
葉について、それぞれの場面に応じた適切な使用方法の習得や、表現技術を高める様々な
課題の実践を行う。
到達目標
授業に対する真剣な取り組みとその成果によって、実社会におけるそれぞれの場面に相応
しい日本語の使用方法や多様な表現技術を獲得し、「社会人基礎力」を身につける。
教授方法
講義、課題の実践。また、漢字能力検定準2級程度の小テストを毎時行う。
テキスト
参考文献
適宜プリントを配布する。
授業時に紹介する。
1回 授業の概要
2回 自己紹介・他己紹介①
3回 自己紹介・他己紹介②
授業内容また
はスケジュール
4回 自己紹介・他己紹介③
5回 敬語の使い方①
6回 敬語の使い方②
7回 手紙の書き方①
8回 手紙の書き方②
9回 手紙の書き方③
10回 原稿用紙の使い方
11回 エッセイを書く①
12回 エッセイを書く②
13回 エッセイを書く③
14回 エッセイを書く④
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
示された課題に真剣に取り組むだけでなく、他の授業や日常生活においても学習
内容の積極的な活用に努めること。
成績評価の方法 課題、テスト、漢字小テスト、平常
備 考
点。
218
梅光学院大学 2012年 シラバス
共通シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本語表現法Ⅱ
担当者
小林慎也・島田裕子・田口寛
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
日文 1
後期
実社会に適応する上で必要不可欠な能力である「社会人基礎力」を身につけるための、日
本語による表現方法を学ぶ。私達がこの国で日常的・無意識的に使っている日本語という言
葉について、それぞれの場面に応じた適切な使用方法の習得や、表現技術を高める様々な
課題の実践を行う。
到達目標
授業に対する真剣な取り組みとその成果によって、実社会におけるそれぞれの場面に相応
しい日本語の使用方法や多様な表現技術を獲得し、「社会人基礎力」を身につける。
教授方法
講義、課題の実践。また、漢字能力検定準2級程度の小テストを毎時行う。
テキスト
参考文献
適宜プリントを配布する。
授業時に紹介する。
1回 授業の概要
2回 原稿用紙の使い方(復習)
3回 文章を要約する①
授業内容また
はスケジュール
4回 文章を要約する②
5回 文章を要約する③
6回 文章を要約する④
7回 小論文を書く(事実と意見の区別や引用の仕方などを学ぶ)①
8回 小論文を書く(事実と意見の区別や引用の仕方などを学ぶ)②
9回 小論文を書く(事実と意見の区別や引用の仕方などを学ぶ)③
10回 小論文を書く(事実と意見の区別や引用の仕方などを学ぶ)④
11回 エッセイを書くⅡ①
12回 エッセイを書くⅡ②
13回 エッセイを書くⅡ③
14回 エッセイを書くⅡ④
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
示された課題に真剣に取り組むだけでなく、他の授業や日常生活においても学習
内容の積極的な活用に努めること。
成績評価の方法 課題、テスト、漢字小テスト、平常
備 考
点。
219
梅光学院大学 2012年 シラバス
共通シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本史概説
担当者
渡辺一雄
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
日文 1
後期
「文化遺産でたどる日本の歴史」というテーマで講義します。日本には16件の世界遺産と12
件の暫定リスト搭載物件があります。この授業では、これら世界遺産および世界遺産候補の
中から主として文化遺産を時代順に取り上げ、その時代背景や地域性を探ることで、日本の
歴史を概観してみたいと思います。
到達目標
・各地域に遺された文化遺産から日本の歴史を理解する。
・日本の歴史や文化を考える上での文化遺産の重要性を理解する。
教授方法
講義形式
テキスト
参考文献
2
使用しません。適宜プリントを配布します。
適宜紹介します。
1回 ガイダンス、文化財と世界遺産
2回 古代国家の形成(飛鳥時代、「法隆寺地域の仏教建造物」ほか)
3回 古代国家の展開(奈良時代、「古都奈良の文化財」ほか)
授業内容また
はスケジュール
4回 古代国家の成熟(平安時代、「古都京都の文化財」ほか)
5回 武家政権の成立(鎌倉時代、「厳島神社」「武家の古都・鎌倉」ほか)
6回 中世社会の成熟(「古都京都の文化財」ほか)
7回 北の文化Ⅰ(アイヌ文化、「知床」、「北海道・北東北の縄文遺跡群」ほか)
8回 北の文化Ⅱ(エミシの社会、「平泉」ほか)
9回 南の文化(琉球王国、「琉球王国のグスク及び関連遺跡群」ほか)
10回 江戸幕府の成立(江戸時代、「姫路城」「日光の社寺」ほか)
11回 江戸時代の産業と文化(「石見銀山遺跡とその文化的景観」ほか)
12回 幕末維新と近代化(「九州・山口の近代化産業遺産群」ほか)
13回 戦争への歩みと破局(昭和時代、「長崎の平和記念碑」ほか)
14回 九州の文化遺産(「宗像・沖ノ島と関連遺産群」ほか)
15回 まとめ(世界遺産と日本の歴史)
授業に際しての
準備事項
毎回復習を行い、ノートを整理してください。
成績評価の方法 授業態度(50%)と期末試験(50%)
で評価します。
220
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本思想史
担当者
田口寛
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
参考文献
選択
単位数
日文 1
後期
前半は日本における、特に上代~中世の諸思想について概説していくが、後半は、武士等
の戦いにまつわる思考・精神の歴史を、参考文献に沿う形式で把握していく。「思想」というほ
どには体系化されたものではないが、ものの考え方の流れを押さえるという点では同じであ
る。
特定の考え方についての、日本における歴史的な流れを押さえる。
講義により進める。
適宜資料を配る。
佐伯真一氏『戦場の精神史』。その他は授業時に適宜挙げる。
1回 授業の全体説明。
2回 通史概観。
3回 「日本人」と「思想」について再考(1)
授業内容また
はスケジュール
4回 「日本人」と「思想」について再考(2)
5回 「憲法十七条」
6回 仏教を中心とする中世の諸思想(1)
7回 仏教を中心とする中世の諸思想(2)
8回 仏教を中心とする中世の諸思想(3)
9回 「天道」思想
10回 『葉隠』と「武士道」について。
11回 武士たちの戦いにまつわる思考・精神(1)
12回 武士たちの戦いにまつわる思考・精神(2)
13回 武士たちの戦いにまつわる思考・精神(3)
14回 武士たちの戦いにまつわる思考・精神(4)
15回 半期の学びを振り返る。まとめ。
授業に際しての
準備事項
2
年表資料や参考文献などに目を通し、予習・復習を行うことが望ましい。
成績評価の方法 試験、あるいはレポートの内容によ
る。
221
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本の近・現代史
担当者
安冨俊雄
学科学年
日文 12
英語英文 1
授業のテーマ
選択
単位数
東アジア
2
12
後期
現代社会を理解するには歴史を踏まえなければならない。本講義では、わが国の近・現代史
を東アジアとの関連のなかで扱う。明治以降、わが国の近代化がどのようにはかられ、なぜ東
アジア諸国を侵略したのか、戦後どのようにして高度経済成長を遂げたのか、さらに今後の
東アジア諸国との関係について考える。
到達目標
明治期から今日までの歴史の流れを把握する。特に、どのようにして近代化をはかり、東アジ
ア諸国へ進出し、戦後の高度経済成長と今後のわが国のあり方を理解する。
教授方法
講義とDVD、そしてディスカッション
テキスト
参考文献
資料を配布・ビデオ
『日本の近・現代史』(岩波新書) 1~10巻
1回 授業の取り組み方と近世までの日本史を概観する
2回 日本はどのようにして開国したのか。西洋諸国との関係から見る
3回 日本はどのようにして近代国家を形成したのか
授業内容また
はスケジュール
4回 近代国家の概要と東アジアの羨望
5回 日本はなぜ東アジアへ進出したのか
6回 東アジアへの進出と国際関係
7回 中国やアメリカとの戦争がなぜ始まったのか
8回 戦時中の国民の生活と沖縄戦
9回 原爆投下から終戦。占領軍の政策
10回 終戦後の世界におけるアメリカ戦略と日本の対応
11回 日本の高度経済成長Ⅰ
12回 日本の高度経済成長Ⅱ
13回 戦後の東アジア諸国と日本の関係
14回 これからの東アジア諸国との関係
15回 半年間の学びをふり返りまとめをする
授業に際しての
準備事項
あらかじめシラバスに沿った形で、歴史の流れを予習しておくこと
成績評価の方法 授業に沿って3回に1回レポート提出
222
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本の経済
担当者
國本康寿
学科学年
日文 34
英語英文 34
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
参考文献
選択
単位数
2
前期
34
34
テキスト『希望格差社会』に基づいて、「リスク化する日本社会」「二極化する日本社会」「戦後
安定社会の構造」「職業の不安定化」「家庭の不安定化」「教育の不安定化」を学ぶ。
東アジア
子ども
新聞・雑誌の日本の経済に関する項目がより多く理解できる。
講義を中心とする。
山田昌弘『希望格差社会-「負け組」の絶望感が日本を引き裂く』筑摩書房、2004年。
授業の進度に従って適宜紹介する。
1回 不安定化する社会の中で(その1)
2回 不安定化する社会の中で(その2)
3回 リスク化する日本社会-現代のリスクの特徴(その1)
授業内容また
はスケジュール
4回 リスク化する日本社会-現代のリスクの特徴(その2)
5回 二極化する日本社会-引き裂かれる社会(その1)
6回 二極化する日本社会-引き裂かれる社会(その2)
7回 戦後安定社会の構造-安心社会の形成と条件(その1)
8回 戦後安定社会の構造-安心社会の形成と条件(その2)
9回 職業の不安定化-ニューエコノミーのもたらすもの(その1)
10回 職業の不安定化-ニューエコノミーのもたらすもの(その2)
11回 家族の不安定化-ライフコースが予測不可能となる(その1)
12回 家族の不安定化-ライフコースが予測不可能となる(その2)
13回 教育の不安定化-パイプラインの機能不全(その1)
14回 教育の不安定化-パイプラインの機能不全(その2)
15回 いまなにができるのか、すべきなのか
授業に際しての
準備事項
授業をより興味深くするために、新聞を眺め、授業内容に関するスクラップブックを
作成すること。
成績評価の方法 学習レポート50%、定期試験50%
223
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本文学概説(啓明)
担当者
村中李衣
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
選択
単位数
前期
日文 3
絵本や創作児童文学・昔話の鑑賞と読解を、グループワークや討論を交えて試みる。文学作
品の味わい方が多様にあることを、さまざまな角度から検証する。
日本語で文学作品を味わうための基本的なスキルを身に付ける
テキストの鑑賞と、読解
適宜プリントにして配布
参考文献
1回 アジアと西洋のメルヘンについて
2回 日本の昔話(1)
3回 日本の昔話(2)
授業内容また
はスケジュール
4回 創作民話について
5回 韓国の創作絵本と日本の創作絵本の違い(1)
6回 韓国の創作絵本と日本の創作絵本の違い(2)
7回 日本の教科書における文学教材(1)
8回 日本の教科書における文学教材(2)
9回 日本の創作児童文学の歴史
10回 日本の創作児童文学の課題
11回 日本の創作児童文学の新しい試み
12回 ミニ絵本の創作(1)
13回 ミニ絵本の創作(2)
14回 読むこと・語ること
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
2
毎時、予習・復習のこと(時間内で確認します)
成績評価の方法 授業参加態度40%レポート60%
224
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
啓明大学校用 梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本文学史(近代)
担当者
加藤邦彦
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
日文 2
後期
明治に始まる近代文学の歴史はまだ150年にも満たない。日本文学史全体からみると比較
的短い期間であるにもかかわらず、文学者たちはその間に多くの問題に直面してきた。その
なかで、文学者たちはどのようにして新しい文学を生み出していったのか。作品の一部を読
みながら駆け足でたどってみよう。
到達目標
(1)日本近代文学の展開を知る。(2)文学作品の一部を読み、その文学的・表現的特質を
理解する。(3)近代の文学者たちが直面した課題を知ることで、現在の文学的状況や文学作
品の読み方などについて思考を深める。
教授方法
黒板に板書しながら講義する。
テキスト
参考文献
畑有三、山田有策、長野隆編『作品で綴る近代文学史』(双文社出版)
授業時に紹介する。
1回 授業の概要
2回 明治初年代~10年代
3回 明治20年代①
授業内容また
はスケジュール
4回 明治20年代②
5回 明治30年代①
6回 明治30年代②
7回 明治40年代①
8回 明治40年代②
9回 大正時代①
10回 大正時代②
11回 昭和初年代①
12回 昭和初年代②
13回 昭和10年代①
14回 昭和10年代②
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
授業で示す文学作品を読んでおくこと。
成績評価の方法 テスト
備 考
225
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本文学史(上代・中古)
担当者
島田裕子
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
前期
日文 1
上代は、口承文学から記載文学への転換期である。漢字を利用した独自の文字表記が形成
されようとしていた。その初々しい結実が古事記・日本書紀・万葉集である。中古では、古今
集で仮名文学が大きな位置を占め始め、以後王朝のみやびともいうべき作品が生まれる。上
代・中古の文学史の流れを見ていく。
到達目標
文学の発生から、上代文学、中古文学までの文学史を把握させる。文学史の流れのなかで
個々の作品についてとらえ、知識を深めていく。
教授方法
原則講義形式で行う。
テキスト
参考文献
『日本文学史』(乾安代他 双文社)
『日本の歴史』(講談社)『大系日本の歴史』(小学館)等
1回 日本文学史の区分や名称について、基礎知識を確認
2回 口承文学から記載文学への展開 文字がないということ
3回 古事記・日本書紀の成立と時代について
授業内容また
はスケジュール
4回 古事記・日本書紀の歴史と伝承について
5回 風土記の成立と文学性
6回 万葉集Ⅰ・Ⅱ期の歌と歌人
7回 万葉集Ⅲ・Ⅳ期の歌と歌人
8回 日本霊異記について
9回 懐風藻と国風暗黒時代
10回 古今集について
11回 伝記物語について―竹取物語を中心として
12回 歌物語について―伊勢物語を中心として
13回 日記文学・随筆文学―土佐日記、蜻蛉日記、枕草子
14回 日記文学・随筆文学―土佐日記、蜻蛉日記、枕草子
15回 源氏物語の出現
授業に際しての
準備事項
ノートをとること。ノートに記すことではじめて授業内容が理解できたか否かが確認
できる。疑問はまず自ら調べ、質問すること。
成績評価の方法 課題・試験・レポート
備 考
226
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本文学史(中世・近世)
担当者
田口寛
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
参考文献
必修
単位数
日文 1
後期
日本中世・近世における文学史について概説していく。この時代の特徴の一つは武士の台
頭であるので、武士と文学との関わりや、軍記文学の紹介をテーマの中心として、文学史を
把握していきたい。「文学史」、つまり「文学」の「歴史」とは何かという疑問は、常に設定し続け
ていたい。
「文学」「中世」「近世」という用語の内容や軍記文学の歴史的な流れを把握する。
講義により進める。
適宜資料を配る。
『軍記文学』(おうふう)。その他は授業時に適宜挙げる。
1回 授業の全体説明。
2回 「文学」「歴史」「中世」「近世」等の用語についての説明。
3回 武士についての説明。
授業内容また
はスケジュール
4回 「中世」以前(1)
5回 「中世」以前(2)
6回 『保元物語』『平治物語』
7回 『平家物語』
8回 『承久記』
9回 『太平記』
10回 『義経記』
11回 『明徳記』『応永記』
12回 『信長記』『常山紀談』
13回 「近世」という時代へ(1)
14回 「近世」という時代へ(2)
15回 半期の学びを振り返る。まとめ。
授業に際しての
準備事項
2
高校で習う程度の「日本文学史」の知識は、自学しておくことが望ましい。
成績評価の方法 試験、あるいはレポートの内容によ
る。
227
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本文化研究法
担当者
倉本昭
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
日文 3
文学を利用した妖怪文化研究入門。妖怪について卒業論文を書く学生は後を絶たないが、
学術的に妖怪を扱うスキルに欠けている場合も多い。妖怪文化の研究は民俗学・文学のジャ
ンルで大変注目されているから、その研究レベルを垣間見て、学生の卒業論文や創作に役
立ててもらいたい。
到達目標
民俗学文献、日本の古典、漢文、絵画資料を取り上げ、妖怪文化研究の基礎的な方法論を
習得する。
教授方法
講義形式
テキスト
参考文献
プリント配布
適時紹介する
1回 妖怪画が読めるか(1)
2回 妖怪画が読めるか(2)
3回 江戸時代中期の合理思想と神秘思想(1)
授業内容また
はスケジュール
4回 江戸時代中期の合理思想と神秘思想(2)
5回 井上圓了の妖怪学(1)
6回 井上圓了の妖怪学(2)
7回 井上圓了の妖怪学(3)
8回 柳田國男の妖怪研究(1)
9回 柳田國男の妖怪研究(2)
10回 柳田國男の妖怪研究(3)
11回 池田彌三郎の妖怪研究
12回 構造主義的妖怪研究
13回 中国文学と妖怪研究(1)
14回 中国文学と妖怪研究(2)
15回 日本文化の闇を拓く妖怪研究
授業に際しての
準備事項
夏に福岡で行われる妖怪画展は是非観るとよい。
成績評価の方法 受講態度とテストによる
備 考
228
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本文化史Ⅰ(芸術・芸能・美術)
担当者
田口寛
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
参考文献
選択
単位数
2
前期
日文 2
博物館学
古典籍は、書かれた内容が文化的であることは言うまでもないが、モノとしての古典籍それ自
体も文化の所産である。本授業では、書誌学及び書誌調査方法・古典籍の扱い方を学ぶこ
とも通して、古典籍から見た日本文化史を把握したい。その他、「芸術」「芸能」「美術」ジャン
ル・各作品についても取り上げる予定である。
古典籍の書誌を含む文化的事項に関する基本的な知識・調査能力を身につける。
主として講義により進める。
適宜資料を配る。
授業時に適宜挙げる。
1回 授業の全体説明。
2回 「日本文化」について。
3回 「書誌学」についての概説。
授業内容また
はスケジュール
4回 書物の形態の変遷。
5回 写本と版本。
6回 古典籍の各部分の名称(1)
7回 古典籍の各部分の名称(2)
8回 古典籍の各部分の名称(3)
9回 書誌調査体験。
10回 平曲について。
11回 能楽(謡曲)について(1)
12回 能楽(謡曲)について(2)
13回 美術作品について(1)
14回 美術作品について(2)
15回 半期の学びを振り返る。まとめ。
授業に際しての
準備事項
物品・書物等に対して、普段からよく観察し、丁寧な扱いを心掛けることが望まし
い。
成績評価の方法 試験、あるいはレポートの内容によ
る。
229
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本文化史Ⅱ(生活文化)
担当者
渡辺一雄
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
日文 2
後期
多様な自然環境のもとにある日本列島では、さまざまな地域でそれぞれの環境に適応した生
活文化が育まれ、特徴のある人々の暮らしが続いてきました。しかし、高度経済成長期以降、
これらの地域は急速に崩壊し失われつつあります。この授業では「生業」をキーワードに、地
域とそこに育まれた民俗文化について考えてみたいと思います。
到達目標
地域に育まれた民俗文化の意義を理解し、その価値を再発見して、我々を取り巻く現代的な
諸課題について関心をもつ。
教授方法
講義形式
テキスト
参考文献
使用しません。毎回プリントを配布します。
授業中に、必要に応じて紹介します。
1回 ガイダンス(授業の概要説明、地域と生業文化)
2回 山の生業と民俗文化Ⅰ(山・山人・山民)
3回 山の生業と民俗文化Ⅱ(木地屋・山仕事)
授業内容また
はスケジュール
4回 山の生業と民俗文化Ⅲ(狩猟・鉱業)
5回 山の生業と民俗文化Ⅳ(山の農業・山の生活)
6回 山の生業と民俗文化Ⅴ(山の信仰・山の文化)
7回 海の生業と民俗文化Ⅰ(沿海文化・漁業)
8回 海の生業と民俗文化Ⅱ(特殊漁民)
9回 海の生業と民俗文化Ⅲ(行商・製塩)
10回 海の生業と民俗文化Ⅳ(海の信仰・海の生活)
11回 村里の生業と民俗文化Ⅰ(稲作と畑作・村里の生活)
12回 村里の生業と民俗文化Ⅱ(村里の信仰・年中行事)
13回 町の生業と民俗文化Ⅰ(町の生活・年中行事)
14回 町の生業と民俗文化Ⅱ(町の生業)
15回 日本の地域文化(諸職・日本人の精神生活)
授業に際しての
準備事項
毎回復習を行い、ノートを整理してください。
成績評価の方法 授業態度(50%)、期末試験(50%)
で評価します。
230
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
日本文化論
担当者
岡田喜久男
学科学年
日文 12
英語英文 12
選択
単位数
東アジア
2
12
後期
授業のテーマ
日本人は幼ない頃からグローバル化の中に育っているが、実際に外国の文化や事物を身近
にする機会は大学生になってからであろう。その場合に日本の文化を意識的に把握している
ことは重要である。基本的な日本文化を講義したい。
到達目標
自分達の現在の生活が、どのような文化的な歴史と背景を持っているかを自覚的・客観的に
理解させる。又共に学ぶ留学生たちとフランクに意見を交換できるようにしたい。
教授方法
日本文化といっても広いので、基本的なことを知るように講義し討論の機会を作る。
テキスト
プリントを配布する。
参考文献
1回 日本の地理 日本の位置・広さ・気候・地形などの具体的な環境を知る
2回 日本の歴史Ⅰ 奈良時代から平安時代までの歴史を学ぶ
3回 日本の歴史Ⅱ 鎌倉時代から江戸時代までの歴史を学ぶ
授業内容また
はスケジュール
4回 日本の歴史Ⅲ 明治時代から現代までの歴史を学ぶ
5回 日本の文学Ⅰ 日本の文学を古典を中心に概説する
6回 日本の文学Ⅱ 日本の文学を近・現代を中心に概説する
7回 日本の文学Ⅲ 日本文学の現代的意味について考える
8回 日本の伝統文化Ⅰ 能・狂言から現代演劇の演劇史を辿る
9回 日本の伝統文化Ⅱ 茶道・華道・踊りなどの伝統文化を考える
10回 日本の伝統文化Ⅲ 日本人の日常生活の中での伝統文化を知る
11回 日本人の衣-日本人の衣生活を探る-
12回 日本人の食-日本人の食生活を探る-
13回 日本人の住-日本人の住生活を探る-
14回 各受講生が、これこそ日本文化の特徴だと考えるものを一つ選び考察する。
15回 まとめ 各人が調べたものを短いスピーチとして発表する。
授業に際しての
準備事項
次回に講義する資料を必ず読み・考えてくるよう指導する。その確認の為語彙や漢
字の読みについて小テストを繰り返す。
成績評価の方法 試験70点。授業中の発言・発表30点
231
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
ノンフィクション論
担当者
宮崎勝弘
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
日文 3
今は、「ノンフィクション冬の時代」といわれる。しかし、作品の受け皿となる月刊誌も創刊され
るなど、新しい動きも出てきた。そうした状況を踏まえ、この時代や社会を特徴づける事実に
着目。その重さにこだわりつつ、そこへ想像力を駆使しながら、作品世界を理解し、あるいは
作品を創り上げる。
到達目標
ノンフィクションとは何かを知る。多くの作品に触れ、事実の重さ、表現や言葉の使い方など
に分け入る。その結果として、社会や歴史への理解も深まる。
教授方法
ノンフィクションに関する基礎知識の講義と、作品の読み込み。
テキスト
授業に応じて、随時提示する。
参考文献
1回 ガイダンス。授業概要や展開について説明。自己紹介。
2回 ノンフィクションとは何か。
3回 戦後社会の展開①――「高度経済成長」まで
授業内容また
はスケジュール
4回 戦後社会の展開②――「高度成長」時代から「安定成長」時代まで
5回 戦後社会の展開③――「安定成長」時代から「失われた10年」を中心に
6回 戦後社会の展開④――何が書かれてきたか、作品群の把握
7回 主要作品の購読①――提示された作品を読み、解説、議論する。
8回 主要作品の購読②――提示された作品を読み、解説、議論する。
9回 主要作品の購読③――提示された作品を読み、解説、議論する。
10回 主要作品の購読④――提示された作品を読み、解説、議論する。
11回 主要作品の購読⑤――提示された作品を読み、解説、議論する。
12回 レポート制作①――自分の興味・関心に基づいてテーマを決める。
13回 レポート作成②――決めたテーマに関して、アプローチの方法などを指導。
14回 レポート作成③――発表と意見交換をする。
15回 まとめ――半期の授業を振り返りつつ、授業内容を確認する。
授業に際しての
準備事項
いわゆる社会常識、時事問題に関わることが多いため、日ごろから新聞や雑誌など
ニュースに親しんでいることを求める。
成績評価の方法 受講姿勢、レポート
備 考
232
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
博物館概論
担当者
渡辺一雄
学科学年
日文 1
英語英文 1
授業のテーマ
選択
単位数
東アジア
2
前期
1
博物館学
この授業は、学芸員資格の取得をめざす学生を対象に博物館の仕事と学芸員の役割を概説
するものです。具体的には、資料を収集・保管し、調査・研究し、一般の人々の利用に供する
博物館の姿を紹介し、その社会的使命について考えます。そして博物館の専門的職員で博
物館活動の中心的な役割を担う学芸員の仕事と使命について紹介します。
到達目標
・博物館に関する基礎的な知識を理解し、専門性(博物館学)の基礎となる能力を養う。
・博物館活動への関心を深め、資格取得にむけてモチベーションを高める。
教授方法
講義形式で実施。博物館の見学も行います。
テキスト
参考文献
使用します(後日指示)。併せてプリントを配布します。
適宜、紹介します。
1回 ガイダンス、博物館とはⅠ(博物館の定義、目的、機能)
2回 博物館とはⅡ(館種・設置者別・法的区分による博物館の種類)
3回 博物館とはⅢ(諸制度・博物館関係法令など博物館を支えるしくみ)
授業内容また
はスケジュール
4回 博物館とはⅣ(博物館を支える人々、学芸員の役割)
5回 博物館とはⅤ(欧米及び日本における博物館の生成と発展)
6回 博物館とはⅥ(欧米及び日本における博物館の現状)
7回 博物館とはⅦ(さまざまな博物館の利用形態)
8回 博物館の使命Ⅰ(社会的存在としての博物館)
9回 博物館の使命Ⅱ(地域施設としての博物館)
10回 博物館の使命Ⅲ(生涯学習施設としての博物館)
11回 博物館の実際(博物館を見学し、博物館と学芸員の仕事について学ぶ)
12回 博物館と研究Ⅰ(博物館における研究の展開)
13回 博物館と研究Ⅱ(博物館学の目的・方法・構成)
14回 博物館と研究Ⅲ(博物館学の生成と発展)
15回 博物館の現状と課題(博物館の未来と学芸員の役割)
授業に際しての
準備事項
毎回復習を行い、ノートを整理してください。
成績評価の方法 授業態度(50%)と期末試験(50%)
で評価します。
233
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
博物館学各論(前期)
担当者
渡辺一雄
学科学年
日文 2
英語英文 2
授業のテーマ
選択
単位数
前期
博物館学
この授業は学芸員資格をめざす学生のために、博物館経営論・博物館資料論・博物館情報
論について講義するものです。前期は博物館資料論を中心に進め、資料の収集・整理保管・
展示等に関する知識や技術の習得を図ります。併せて、博物館資料の中核を占める文化財
の保護やその取り扱いについても学んでいきます。
到達目標
・博物館資料の取り扱い関する基本的な知識・技能を身につける。
・博物館の業務や学芸員の役割について積極的に知ろうとする姿勢が大切である。
教授方法
講義形式、一部実習
テキスト
参考文献
使用しません。毎回プリントを配布します。
適宜紹介します。
1回 ガイダンス、博物館と学芸員
2回 博物館資料とは
3回 博物館資料の収集
授業内容また
はスケジュール
4回 博物館資料の整理・保管
5回 博物館資料の保存環境
6回 博物館資料の修理・修復Ⅰ
7回 博物館資料の修理・修復Ⅱ
8回 博物館資料の活用Ⅰ(展示1)
9回 博物館資料の活用Ⅱ(展示Ⅱ)
10回 博物館資料の活用Ⅲ(教育普及事業における資料の活用)
11回 博物館における調査・研究活動
12回 文化財保護制度概説Ⅰ(概要)
13回 文化財保護制度概説Ⅱ(美術工芸品)
14回 文化財保護制度概説Ⅲ(その他の分野)
15回 博物館の未来と博物館資料の可能性
授業に際しての
準備事項
4
毎回復習をし、ノートを整理してください。
成績評価の方法 授業態度(50%)、期末試験(50%)
で評価します。
234
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
通年科目
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
博物館学各論(後期)
担当者
渡辺一雄
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
日文 2
博物館学
後期
この授業は学芸員資格をめざす学生のために、博物館経営論・博物館資料論・博物館情報
論について講義するものです。後期は博物館経営論・博物館情報論を中心に講義します。
到達目標
・博物館経営と博物館情報に関する基本的な知識・技能を身につける。
・博物館の業務や学芸員の役割について積極的に知ろうとする姿勢が大切である。
教授方法
講義形式
テキスト
参考文献
使用しません。適宜、プリントを配布します。
適宜紹介します。
1回 ミュージアムマネージメント
2回 博物館の組織と職員
3回 人材の養成
授業内容また
はスケジュール
4回 博物館の行財政制度
5回 生涯学習と博物館
6回 博物館における教育プログラム
7回 博物館と利用者
8回 ミュージアム・マーケティング
9回 博物館のサービス
10回 博物館施設の運営と管理
11回 博物館の連携と国際協力
12回 博物館における情報の意義
13回 博物館活動の情報化
14回 情報の展示と情報サービス
15回 ミュージアム・マネージメントの未来
授業に際しての
準備事項
4
毎回復習を行い、ノートを整理してください。
成績評価の方法 授業態度(50%)、期末試験(50%)
で評価します。
235
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
通年授業
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
博物館実習Ⅱ
担当者
佐藤睦子
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
日文 3
博物館学
学芸員資格を必要とする学生が対象。学芸員の仕事業務の多様性を熟知し、博物館の基本
的機能を学習する。実習の場として他館ならびに本学博物館を活用し、諸行事を実体験しな
がら、学芸員としての義務・責任・心構えを養う。前期はML連携巡回展の実務を学習対象と
する。
到達目標
運営に必要な知識と技術を修得し、学芸員の実務を理解した上で、地域の中の博物館をい
かに支え、育てていくのかを主体的に思考できる人材をめざす。
教授方法
展覧会の開催、実働等を通して指導し、土曜・夏休みにも集中実習を行う。
テキスト
授業時に適宜資料を配布する。実習時に必要な知識や技術に関する参考文献等は、常時
紹介する。
参考文献
(財)日本博物館協会『博物館研究』月刊誌、『博物館の基本』1995年
1回 年間計画(前期)の概要説明と学内外実習の希望者を確認。
2回 自主企画・連携巡回展(1) 主旨説明と受入準備、会場設営等の段取り。
3回 自主企画・連携巡回展(2) 設営構築の実際と最終調整
授業内容また
はスケジュール
4回 自主企画・連携巡回展(3) 展示解説・来館者対応の準備
5回 自主企画・連携巡回展(4) 関連行事の運営について
6回 自主企画・連携巡回展(5) 展示解説・来館者対応
7回 自主企画・連携巡回展(6) 会期中のHP広報について
8回 自主企画・連携巡回展(7) 次会場の設営準備・段取り
9回 自主企画・連携巡回展(8) 終了と次会場への資料搬出・設営準備
10回 巡回展(埋蔵文化財資料)の実際(1) 事前学習・実働グループづくり
11回 巡回展の実際(2) 事前学習・会場見学①
12回 巡回展の実際(3) 事前学習・見学②
13回 巡回展の実際(4) 事前学習・見学③
14回 巡回展の実際(5) 館蔵資料の整理 ①
15回 巡回展の実際(6) 館蔵資料の展示化へ ②
授業に際しての
準備事項
役割担当に応じて実習内容をまとめた成果物(リーフレット等)と実習ノートを作成
するので、予習・復習を行い、メモ類は常に準備しておくこと。
成績評価の方法 受講姿勢や態度(40%)、成果提出
物での習熟度(60%)で評価。
236
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
展示資料にかんする学習の基本
は、自主学習を前提とし、実習ノー
トに記入。
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
博物館実習Ⅱ
担当者
佐藤睦子
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
後期
日文 3
学芸員資格を必要とする学生が対象。学芸員の仕事業務の多様性を熟知し、博物館の基本
的機能を学習する。実習の場として他館ならびに本学博物館を活用し、諸行事を実体験しな
がら、学芸員としての義務・責任・心構えを養う。後期は山口県埋蔵文化財センター巡回展の
実施にかかわる諸業務一切をはじめ、本館所蔵資料の整理等も学習対象とする。
到達目標
運営に必要な知識と技術を修得し、学芸員の実務を理解した上で、地域の中の博物館をい
かに支え、育てていくのかを主体的に思考できる人材をめざす。
教授方法
展覧会の開催、実働等を通して指導し、土曜・夏休みにも集中実習を行う。
テキスト
授業時に適宜資料を配布する。実習時に必要な知識や技術に関する参考文献等は、常時
紹介する。
参考文献
(財)日本博物館協会『博物館研究』月刊誌、『博物館の基本』1995年
1回 巡回展(埋蔵文化財資料)の実際(7)館蔵資料の展示案③ 2回 巡回展の実際(8)館蔵資料の展示案④ 3回 巡回展の実際(9)ポスター・チラシ作成① 授業内容また
はスケジュール
4回 巡回展の実際(10)ポスター・チラシ作成② 5回 巡回展の実際(11)ポスター・チラシ完成・発送へ③
6回 巡回展の実際(12)展示設営の準備① 梱包材の作成
7回 巡回展の実際(13)展示設営の準備②
8回 巡回展(埋蔵文化財資料)の実際(14)講演会・関連事業①
9回 巡回展(埋蔵文化財資料)の実際(14)講演会・関連事業②
10回 巡回展(埋蔵文化財資料)の実際(15)資料撤収の準備①
11回 巡回展(埋蔵文化財資料)の実際(16)展覧会終了・まとめ②
12回 博物館資料の整理と記録① 大学生のための学習コーナーをつくる(1)
13回 博物館資料の整理と記録② 大学生のための学習コーナーをつくる(2)
14回 博物館資料の整理と記録③ 大学生のための学習コーナーをつくる(3)
15回 博物館資料の整理と記録④ 大学生のための学習コーナーをつくる(4) 授業に際しての
準備事項
役割担当に応じて実習内容をまとめた成果物(リーフレット等)と実習ノートを作成
するので、予習・復習を行い、メモ類は常に準備しておくこと。
成績評価の方法 受講姿勢や態度(40%)、成果提出
物での習熟度(60%)で評価。
237
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
展示資料にかんする学習の基本
は、自主学習を前提とし、実習ノー
トに記入。
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
博物館資料論
担当者
田口寛
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
参考文献
日文 1
英語英文 1
選択
単位数
東アジア
1
博物館学
後期
博物館が扱う資料、及び博物館の種類は、多種多様である。授業では対象資料を「古典籍」
に特化し、また、国文学研究資料館や宮内庁書陵部といった、「博物館的」機関の事業も紹
介しつつ、「博物館資料」という概念の輪郭を浮かび上がらせることを目指す。
「博物館資料」に対する基本的な知識や扱い方などを身につける。
主として講義により進める。
適宜資料を配る。
授業時に適宜挙げる。
1回 「博物館資料」について、特に「博物館」についての再認。
2回 「博物館資料」について、特に「資料」についての概論。
3回 資料の収集・整理・保管について、概論。
授業内容また
はスケジュール
4回 資料の調査研究・公開・展示について、概論。
5回 資料の収集について再論(1)
6回 資料の収集について再論(2)
7回 資料の整理について再論。
8回 資料の保管について再論(1)
9回 資料の保管について再論(2)
10回 資料の調査研究について再論(1)
11回 資料の調査研究について再論(2)
12回 資料の調査研究について再論(3)
13回 資料の公開について再論。
14回 資料の展示について再論。
15回 半期の学びを振り返る。まとめ。
授業に際しての
準備事項
2
日頃から、学芸員の立場を想像して博物館に通うことが望ましい。
成績評価の方法 試験、あるいはレポートの内容によ
る。
238
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
博学課程必修
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
フランス語・文化入門Ⅰ
担当者
松尾春香
学科学年
日文 1
英語英文 1
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
1
34
会話を中心として聞き取りを重視し、日常に役立つ語彙と表現の習得を目指す。主に「話す」
「聞く」能力を養成しながら文法を学び、フランス語の運用能力を高めたい。日常会話や簡単
な自己紹介ができ、フランス語でのコミュニケーションが可能となるよう、積極的に参加しても
らいたい。フランスの文化についても随時紹介する。
東アジア
子ども
到達目標
フランス語で簡単なコミュニケーションをとることができるようになる。フランス語の知識を得ると
ともに、フランス文化について理解を深める。
教授方法
ペア学習を行い、毎回発表の時間を設けつつ講義を進める。
テキスト
『サンプルマン』 阿南婦美代 (第三書房)
参考文献
1回 フランス語での自己紹介
フランス語のアルファべとリズム
綴り字記号
数詞(1~10)
2回 発音の規則
職業と国籍
数詞(11~20)
3回 挨拶
授業内容また
はスケジュール
4回 主語人称代名詞
動詞êtreとavoirの活用
5回 名詞と形容詞の性と数
疑問文
6回 同意・好みを言う
疑問代名詞que
数詞(21~30)
7回 第1群規則動詞(-er動詞)の活用
否定文
否定疑問文
8回 不定冠詞
定冠詞
指示形容詞
場所と曜日
数詞(31~69)
9回 日常生活の表現
10回 不規則動詞faireとallerとvenirの活用
前置詞àとdeの縮約
11回 疑問形容詞quel
所有形容詞
12回 天候
月名・季節・方位
数詞(70~80)
13回 不規則動詞prendreとmettreとpouvoirの活用
近接過去
近接未来
14回 命令法
時間の表現
数詞(81~100)
15回 前期の復習
授業に際しての
準備事項
各課の会話や表現を繰り返し声に出して練習しておくこと。また、発音を修正し、必
要な語彙や表現を覚え、新しい文法事項についてまとめておくこと。
成績評価の方法 テストの他、授業態度、発表等を総
合して評価する。
239
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
フランス語・文化入門Ⅱ
担当者
松尾春香
学科学年
日文 1
英語英文 1
授業のテーマ
選択
単位数
2
東アジア
子ども
1
後期
34
フランス語・文化入門Ⅰで学習した内容を深め、より複雑な文法を理解し、豊かな表現力を身
につけることを目指す。フランス語での基礎的なコミュニケーションの場面に必要な語彙と表
現を繰り返し練習することで実際に自分でも使うことができるよう、積極的に参加してもらいた
い。フランスの文化についても随時紹介する。
到達目標
フランス語で簡単なコミュニケーションをとることができるようになる。フランス語の知識を得ると
ともに、フランス文化について理解を深める。
教授方法
ペア学習を行い、毎回発表の時間を設けつつ講義を進める。
テキスト
『サンプルマン』 阿南婦美代 (第三書房)
参考文献
1回 前期の復習
フランス語検定試験5級レベルの練習問題
不規則動詞vouloirとvoirの活用
2回 第2群規則動詞finirとpartirの活用
序数詞
3回 部分冠詞
授業内容また
はスケジュール
4回 食卓での表現
レシピを読むための語彙
色の形容詞
5回 代名動詞
補語人称代名詞
6回 中性代名詞
時の表現
7回 複合過去の種類
過去分詞の作り方
8回 avoirを用いた複合過去
作文
作文
9回 êtreを用いた複合過去
10回 代名動詞の複合過去
体の調子を表す表現
体の各部の語彙
11回 形容詞・副詞の比較級と最上級
不定形容詞
12回 フランス語検定試験5級レベルの練習問題
半過去
13回 買い物の表現
強調構文
14回 単純未来
指示形容詞
15回 後期の復習
授業に際しての
準備事項
各課の会話や表現を繰り返し声に出して練習しておくこと。また、発音を修正し、必
要な語彙や表現を覚え、新しい文法事項についてまとめておくこと。
成績評価の方法 テストの他、授業態度、発表等を総
合して評価する。
240
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文学教材読解
担当者
安道百合子
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
日文 2
教職課程履修者のための授業。特に古典文学教材中心。中学校・高等学校の国語教科書
に取り上げられることの多い文学教材を、まずは正確に読解できるようになることを目指して、
予習を課し、範読・模擬授業の演習をする。教材研究を深める手続き、参考文献の調べ方な
どを実践的に学ぶ。
到達目標
中学校・高等学校で扱う古典文学教材を、正確に読解し、範読できる。効果的な発問や授業
展開を考え、教材研究を深める力を身につける。
教授方法
講義形式に、適宜演習を取り入れる。
テキスト
参考文献
適宜プリントを配布。
授業時に紹介する。
1回 国語科で文学教材を学ぶ意義について。
2回 中学校古典教材読解『竹取物語』
3回 中学校古典教材研究『竹取物語』①
授業内容また
はスケジュール
4回 中学校古典教材研究『竹取物語』②
5回 中学校古典教材読解『枕草子』
6回 中学校古典教材研究『枕草子』
7回 高等学校古典教材読解 百人一首
8回 高等学校古典教材研究 関連教材を探す
9回 高等学校古典教材研究 歌一首の模擬授業①
10回 高等学校古典教材研究 歌一首の模擬授業②
11回 高等学校古典教材読解『源氏物語』
12回 高等学校古典教材研究『源氏物語』①
13回 高等学校古典教材研究『源氏物語』②
14回 中学校・高等学校現代文文学教材の読み『走れメロス』
15回 中学校・高等学校現代文文学教材研究『走れメロス』
授業に際しての
準備事項
本文の品詞分解・語釈・現代語訳などの予習をして臨む。関連参考文献を読む。
成績評価の方法 平常点。模擬授業の内容。期末テス
ト。
241
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文学と人間
担当者
奥野政元
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
日文 1
子ども
2
人間の知的活動の目標を示す理念として真、善、美があげられている。それらの理念につい
て考えたのち、具体的作品を読みながら、人間にとって、芸術、特に文芸の意味するものは
何かを認識していく。
到達目標
①近代日本の文芸と人間について、課題と背景を把握する。②具体的作品の読み方につい
て学ぶ。
教授方法
講義が中心であるが、時々感想や意見を出してもらう。
テキスト
参考文献
各自文庫本などで用意する。
その都度指示する。
1回 人間の営みにおける芸術の意味①
2回 人間の営みにおける芸術の意味②
3回 森鴎外「安井夫人」
授業内容また
はスケジュール
4回 夏目漱石「それから」
5回 夏目漱石「こころ」
6回 芥川「羅生門」
7回 堀辰雄「風立ちぬ」
8回 太宰治「人間失格」
9回 中島敦「山月記」
10回 三島由紀夫「金閣寺」
11回 山本周五郎「柳橋物語」
12回 山本周五郎「さぶ」
13回 遠藤周作「海と毒薬」
14回 遠藤周作「沈黙」
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
できるだけ作品を読んでくること。
成績評価の方法 レポート
備 考
242
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文学理論
担当者
加藤邦彦
学科学年
授業のテーマ
必修
単位数
2
前期
日文 2
文学とどう関わるか。その方法は一様ではない。作家を中心に読むか、作品を中心に読む
かによって、そこから読み取れるものは異なる。また、語りやジェンダーなどの観点から文学を
みつめると、それまでみえなかったことがみえてくるようになる。具体的な作品分析例を示しな
がら、文学理論について解説する。
到達目標
(1)さまざまな文学理論を知る。(2)現代において、何がどう問題になるかを知る。(3)学んだ
文学理論を応用して、自分で作品が批評できるようになる。(4)文学理論を踏まえた上で、そ
れを逆手に取った文学作品が書けるようになる。
教授方法
黒板に板書しながら講義する。リアクションペーパーに対し、コメントする。
テキスト
参考文献
適宜プリントを配布。
授業時に紹介する。
1回 授業の概要
2回 記号について①
3回 記号について②
授業内容また
はスケジュール
4回 作家・作品・テクスト①
5回 作家・作品・テクスト②
6回 作家・作品・テクスト③
7回 作家・作品・テクスト④
8回 語りとは何か①
9回 語りとは何か②
10回 語りとは何か③
11回 語りとは何か④
12回 ジェンダーとフェミニズム①
13回 ジェンダーとフェミニズム②
14回 ジェンダーとフェミニズム③
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
授業で示す文学作品を読んでおくこと。
成績評価の方法 テスト、リアクションペーパー
備 考
243
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文芸創作演習Ⅰ
担当者
村田喜代子
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
必修
単位数
前期
日文 3
1年間に2作、30枚の短篇小説を作るための実作体験をめざす。そのために短編名作をテキ
ストにして、読み合わせ、構成・テーマ・表現などを考える。学生は現代文学を読んでいる者
が少ないので、名作を選んで読ませる。おもに外国文学を用いて、世界を広げる。
自分の個性の追求。表現の上達。年間30枚の小説を2作完成させる。
実作を通して文章表現の質を高める。講義と個別指導。
毎回選んでコピーし配布。
参考文献
1回 これだけは読んでおこう、名作短編。
2回 これだけは読んでおこう、名作短編。
3回 これだけは読んでおこう、名作短編。
授業内容また
はスケジュール
4回 これだけは読んでおこう、名作短編。
5回 現代日本の小説を読む。
6回 現代日本の小説を読む。
7回 ゼミ合宿(1)。
8回 ゼミ合宿(1)。
9回 合宿中の提出作品の読み合わせ。
10回 提出作品の読み合わせ。
11回 提出作品の読み合わせ。
12回 提出作品の読み合わせ。
13回 提出作品の読み合わせ。
14回 定期試験用の作品の実作。
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
2
予習・復習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 実作作品の質。
備 考
244
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文芸創作演習Ⅰ
担当者
村中李衣
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
必修
単位数
前期
日文 3
児童文学創作にあたっての基本的知識を得る
児童文学を創作する基本的な姿勢を持ち、創作短編を完成させる
全員でのディスカッションと個人指導
適宜指示します
参考文献
1回 はじめに・児童文学の創作とは
2回 創作短編を読む・その1
3回 創作短編を読む・その2
授業内容また
はスケジュール
4回 創作短編を読む・その3
5回 創作短編を読む・その4
6回 創作短編を読む・その5
7回 創作実験・その1
8回 創作実験・その2
9回 創作実験・その3
10回 合評
11回 取材の方法・その1
12回 取材の方法・その2
13回 取材の方法・その3
14回 半期の成果を確認しあう
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
毎時、家庭での予習・復習事項を伝えます
成績評価の方法 提出作品と合評態度
備 考
245
梅光学院大学 2012年 シラバス
2
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文芸創作演習Ⅰ(詩)
担当者
渡辺玄英
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
必修
単位数
前期
日文 3
現代詩、短歌、俳句、エッセイなどの表現分野で卒業制作ができるように創作をする。そのた
めに多様な作品を読み、表現のレベルアップを図る。
表現力と批評力を高める。創作をする。
作品読解。批評。実作指導。
適宜、資料を配布。
参考文献
1回 演習概説
2回 作品の発表と合評
3回 作品の発表と合評
授業内容また
はスケジュール
4回 作品の発表と合評
5回 作品の発表と合評
6回 作品の発表と合評
7回 作品の発表と合評
8回 作品の発表と合評
9回 作品の発表と合評
10回 作品の発表と合評
11回 作品の発表と合評
12回 作品の発表と合評
13回 作品の発表と合評
14回 作品の発表と合評
15回 反省と発見の発表
授業に際しての
準備事項
2
予習、復習をして授業に臨むこと
成績評価の方法 授業での積極性、質問の有無
(30%)。課題への意欲、作品の質
(70%)
246
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文芸創作演習Ⅰ(編集・ジャーナリズム)
担当者
宮崎勝弘
学科学年
必修
単位数
2
前期
日文 3
授業のテーマ
よく知られたノンフィクションを教材の中心に据えて進める。歴史や時代を貫くテーマや、そこ
で起きた事件、生き抜いた人間を主要な関心対象として、「事実」の重さに徹底的にこだわ
る。さらに、それをどう書くか。各自のテーマに即して表現手法についても学ぶ。
到達目標
現代社会や時代に対する知見、関心が高まる。様々な事象と出会うことで、客観的な見方や
理解が進み、また、熱い心や苦悩する生き方を知り、人間的に成長する。
教授方法
ジャーナリズムやノンフィクションに関する基本事項を解説。発表に対し意見表明。
テキスト
教科書は使わず、演習の進度や展開をにらみながら、適宜、関係文献を提示する。
参考文献
1回 ガイダンス。授業の概要や自己紹介。
2回 講義①――ジャーナリズム、メディアとは何か。
3回 講義②――ノンフィクションの世界とは。
授業内容また
はスケジュール
4回 講義③――戦後社会で何があったのか。
5回 講義④――戦後史を彩った人たち。
6回 主要作品の購読①――提示された作品を読み、意見を交換する。
7回 主要作品の購読②――提示された作品を読み、意見を交換する。
8回 主要作品の購読③――提示された作品を読み、意見を交換する。
9回 主要作品の購読④――提示された作品を読み、意見を交換する。
10回 フィールドワーク①――演習の中で出てきた現地や関係者を訪ねる。
11回 フィールドワーク②――演習の中で出てきた現地や関係者を訪ねる。
12回 レポート作成①――各自興味と関心に基づいてテーマを決める。
13回 レポート作成②――各自アプローチ方法について指導する。
14回 レポート作成③――発表、意見を交換する。
15回 まとめ――前期の学びを振り返る。
授業に際しての
準備事項
歴史的、時事的な問題への関心が必要なので、新聞はもちろん、広範な読書を求
める。
成績評価の方法 受講姿勢、発表
備 考
247
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文芸創作演習Ⅱ
担当者
村田喜代子
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
必修
単位数
日文 3
後期
1年間に2作、30枚の短篇小説を作るための実作体験をめざす。短編名作の読み合わせで、
構成・描写・表現を学ぶ。テキストは学生の上達度に応じて選ぶ。
自分の個性の追求。表現の上達。年間30枚の小説を2作完成させる。
作品の読み合い、実作を通して文章表現の質を高める。講義と個別指導。
毎回選んでコピーし配布。
参考文献
1回 昭和の名作を鑑賞する中で、構成、描写、テーマ等を講義。
2回 平成の名作を鑑賞。若い作家の作品を中心に。
3回 平成の名作。短編にこだわらず、長編も読む。
授業内容また
はスケジュール
4回 平成の名作。中編。多様な文体の競演を味わう。
5回 世界の現代小説。与えられた資料作品を読んでおくこと。
6回 世界の現代小説。
7回 一泊二日の予定で合宿し、実作に挑戦する。
8回 実作。個別指導。
9回 読み合わせ。
10回 読み合わせ。
11回 読み合わせ。
12回 読み合わせ。
13回 補足講義。
14回 補足講義。
15回 学びの振り返り。30枚の短編小説の提出。
授業に際しての
準備事項
2
予習・復習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 実作作品の質。
備 考
248
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文芸創作演習Ⅱ
担当者
村中李衣
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
必修
単位数
日文 3
後期
児童文学の長編作品に挑む。そのための手法を学ぶ
長編が書けるようになる
作品の合評と個人指導
テキスト
参考文献
1回 はじめに・長編を書くということ
2回 長編を読む・その1
3回 長編を読む・その2
授業内容また
はスケジュール
4回 長編を読む・その3
5回 長編を読む・その4
6回 長編を読む・その5
7回 長編の構想を練る
8回 長編の創作実験その1
9回 長編の創作実験その2
10回 長編の創作実験その3
11回 長編の創作実験その4
12回 長編の創作実験その5
13回 合評1
14回 合評2
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
毎時、家庭での予習・復習事項を伝えます
成績評価の方法 提出作品と合評態度
備 考
249
梅光学院大学 2012年 シラバス
2
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文芸創作演習Ⅱ(詩)
担当者
渡辺玄英
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
必修
単位数
日文 3
後期
現代詩、短歌、俳句、エッセイなどの表現分野で卒業制作ができるように創作をする。そのた
めに多様な作品を読み、表現のレベルアップを図る。
表現力と批評力を高める。創作をする。
作品読解。批評。実作指導。
適宜、資料を配布。
参考文献
1回 作品の発表と合評
2回 作品の発表と合評
3回 作品の発表と合評
授業内容また
はスケジュール
4回 作品の発表と合評
5回 作品の発表と合評
6回 作品の発表と合評
7回 作品の発表と合評
8回 作品の発表と合評
9回 作品の発表と合評
10回 作品の発表と合評
11回 作品の発表と合評
12回 作品の発表と合評
13回 作品の発表と合評
14回 作品の発表と合評
15回 反省と発見の発表
授業に際しての
準備事項
2
予習、復習をして授業に臨むこと
成績評価の方法 授業での積極性、質問の有無
(30%)。課題への意欲、作品の質
(70%)
250
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文芸創作演習Ⅱ(編集・ジャーナリズム)
担当者
宮崎勝弘
学科学年
必修
単位数
2
日文 3
後期
授業のテーマ
前期Ⅰを踏まえ、それを発展させる形で進める。歴史や時代を貫くテーマや、そこで起きた事
件、生き抜いた人間を主要な関心対象として取り上げ、「事実」を念頭に、核心に向かう。さら
に、随時を小品書き、表現手法についても学ぶ。
到達目標
前期の学びを踏まえ、さらに充実化、高度化させる。それにより、卒業制作に向けての準備、
思考を深める。
教授方法
「卒業制作」に必要な調査の方法や発表などに対して指導、意見を述べる。
テキスト
指導展開に応じて、随時、資料などを配布する。
参考文献
1回 ガイダンス――後期の展開について説明。
2回 発表準備――分担を決め、今後のスケジュールを確認。
3回 発表①――学生個々が研究について発表し、全員で質疑応答。
授業内容また
はスケジュール
4回 発表②――学生個々が研究について発表し、全員で質疑応答。
5回 発表③――学生個々が研究について発表し、全員で質疑応答。
6回 発表④――学生個々が研究について発表し、全員で質疑応答。
7回 発表⑤――学生個々が研究について発表し、全員で質疑応答。
8回 発表⑥――学生個々が研究について発表し、全員で質疑応答。
9回 発表⑦――学生個々が研究について発表し、全員で質疑応答。
10回 発表⑧――学生個々が研究について発表し、全員で質疑応答。
11回 発表⑨――学生個々が研究について発表し、全員で質疑応答。
12回 発表⑩――学生個々が研究について発表し、全員で質疑応答。
13回 フィールドワーク①――演習で出てきた現場や関係者を訪ね理解を深める。
14回 フィールドワーク②――演習で出てきた現場や関係者を訪ね理解を深める。
15回 まとめ――全員で自由に意見を出し合い、この一年を振り返る。
授業に際しての
準備事項
歴史的、時事的な問題への関心が必要なので、新聞はもちろん、広範な読書を求
める。
成績評価の方法 受講姿勢、発表
備 考
251
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文芸創作専門演習Ⅰ(編集・ジャーナリズム)
担当者
宮崎勝弘
学科学年
必修
単位数
2
前期
日文 4
授業のテーマ
3年生時の演習Ⅰ、Ⅱを踏まえ、それを発展させつつ、なお卒業制作に向けて収れんしてい
く形で進める。引き続き、「事実」の重さに」徹底的にこだわり、卒業制作に生かす。各自の
テーマに即して表現手法についても学ぶ。
到達目標
現代社会や時代に対する知見、関心が高まる。様々な事象と出会うことで、客観的な見方や
理解が進み、また、熱い心や苦悩を知り、人間的な成長する。
教授方法
ジャーナリズムやノンフィクションに関する基本事項を解説。発表に対し意見表明。
テキスト
教科書は使わず、演習の進度や展開をにらみながら、適宜、関係文献を提示する。
参考文献
1回 ガイダンス。授業の概要や自己紹介。
2回 主要作品の購読①――提示された作品を読み、意見を交換する。
3回 主要作品の購読②――提示された作品を読み、意見を交換する。
授業内容また
はスケジュール
4回 主要作品の購読③――提示された作品を読み、意見を交換する。
5回 主要作品の購読④――提示された作品を読み、意見を交換する。
6回 主要作品の購読⑤――提示された作品を読み、意見を交換する。
7回 主要作品の購読⑥――提示された作品を読み、意見を交換する。
8回 主要作品の購読⑦――提示された作品を読み、意見を交換する。
9回 主要作品の購読⑧――提示された作品を読み、意見を交換する。
10回 フィールドワーク①――演習の中で出てきた現地や関係者を訪ねる。
11回 フィールドワーク②――演習の中で出てきた現地や関係者を訪ねる。
12回 レポート作成①――各自興味と関心に基づいてテーマを決める。
13回 レポート作成②――各自アプローチ方法について指導する。
14回 レポート作成③――発表、意見を交換する。
15回 まとめ――前期の学びを振り返る。
授業に際しての
準備事項
歴史的、時事的な問題への関心が必要なので、新聞はもちろん、広範な読書を求
める。
成績評価の方法 受講姿勢、発表
備 考
252
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文芸創作専門演習Ⅱ(編集・ジャーナリズム)
担当者
宮崎勝弘
学科学年
必修
単位数
2
日文 4
後期
授業のテーマ
3年生時の演習Ⅰ、Ⅱに加え、4年生前期の専門演習Ⅰを踏まえ、それを発展させつつ、卒
業制作に向けて収れんさせる。引き続き、「事実」の重さに徹底的にこだわり、卒業制作に生
かす。各自のテーマに即して表現手法についても学ぶ。
到達目標
これまでの学びをさらに充実化、高度化させる。それにより、卒業制作に向けての準備、思考
を深める。
教授方法
卒業制作の仕上げに必要な調査の方法や発表などに対して、指導、意見を述べる
テキスト
指導展開に応じて、随時、資料などを配付する。
参考文献
1回 ガイダンス――後期の展開について説明。
2回 発表準備――分担を決め、今後のスケジュールを確認。
3回 発表①――学生が各自のテーマについて発表し、全員で質疑応答。
授業内容また
はスケジュール
4回 発表②――学生が各自のテーマについて発表し、全員で質疑応答。
5回 発表③――学生が各自のテーマについて発表し、全員で質疑応答。
6回 発表④――学生が各自のテーマについて発表し、全員で質疑応答。
7回 発表⑤――学生が各自のテーマについて発表し、全員で質疑応答。
8回 発表⑥――学生が各自のテーマについて発表し、全員で質疑応答。
9回 発表⑦――学生が各自のテーマについて発表し、全員で質疑応答。
10回 発表⑧――学生が各自のテーマについて発表し、全員で質疑応答。
11回 発表⑨――学生が各自のテーマについて発表し、全員で質疑応答。
12回 発表⑩――学生が各自のテーマについて発表し、全員で質疑応答。
13回 フィールドワーク①――演習で出てきた現場や関係者を訪ね理解を深める。
14回 フィールドワーク②――演習で出てきた現場や関係者を訪ね理解を深める。
15回 まとめ――全員で自由に意見を出し合い、この一年を振り返る。
授業に際しての
準備事項
歴史的、時事的な問題への関心が必要なので、新聞はもちろん、広範な読書を求
める。
成績評価の方法 受講姿勢、発表
備 考
253
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文芸創作専門演習Ⅰ
担当者
村田喜代子
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
必修
単位数
前期
日文 4
1年間に2作、30枚の短編小説を完成させる。今期は30枚の小説を書く。
3年のときから積み上げてきた表現の完成をめざす。自分の個性を知る。
作品の読み合い、実作を通して文章表現の質を高める。講義と個別指導。
毎回選んでコピーし配布。
参考文献
1回 ガルシア・マルケスの短編を読む。後に実作。
2回 筒井康隆の作品を読む。後に実作。
3回 アメリカの超短編を読む。
授業内容また
はスケジュール
4回 世界の超短編を読む。後に実作。(以下同じ)
5回 世界の超短編を読む。与えられた資料作品を読む。
6回 各作家のテーマ、文体、描写の違い。
7回 各作家のテーマ、文体、描写の違い。
8回 候補地はその時に選ぶ。泊まって実作。
9回 引き続き実作する。
10回 提出作品をコピーして全員で読み合わせ。
11回 作品の読み合わせ。
12回 引き続き、読み合わせ。
13回 読み合わせ。
14回 個別指導
15回 学びの振り返り。30枚の短編小説の提出。
授業に際しての
準備事項
予習・復習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 実作作品の質。
備 考
254
梅光学院大学 2012年 シラバス
2
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文芸創作専門演習Ⅰ
担当者
村中李衣
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
必修
単位数
前期
日文 4
卒業制作に向けて改めて短編の手法を見直す
卒業制作に向けて、自分に適切な短編の書き方を理解する
ディスカッションと個人指導
テキスト
参考文献
1回 はじめに・創作短編の極意
2回 創作短編を読む・その1
3回 創作短編を読む・その2
授業内容また
はスケジュール
4回 創作短編を読む・その3
5回 創作短編を読む・その4
6回 創作短編を読む・その5
7回 創作実験・その1
8回 創作実験・その2
9回 創作実験・その3
10回 創作実験・その4
11回 創作実験・その5
12回 合評
13回 卒業制作の展望を持つ
14回 半期の成果を確認しあう
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
毎時、家庭での予習・復習事項を伝えます
成績評価の方法 提出作品と授業態度
備 考
255
梅光学院大学 2012年 シラバス
2
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文芸創作専門演習Ⅰ(詩)
担当者
渡辺玄英
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
必修
単位数
前期
日文 4
現代詩、短歌、俳句、エッセイなどの表現分野で卒業制作ができるように創作をする。そのた
めに多様な作品を読み、表現のレベルアップを図る。卒業制作として、現代詩(400字原稿用
紙60枚以上)、短歌・俳句(300首以上)、エッセイなどの文章作品(400字原稿用紙60枚以
上)の作品を制作する。
表現力と批評力を高める。創作をする。卒業制作の完成に向けて準備する。
作品読解。批評。実作指導。
適宜、資料を配布。
参考文献
1回 演習概説
2回 作品の発表と合評
3回 作品の発表と合評
授業内容また
はスケジュール
4回 作品の発表と合評
5回 作品の発表と合評
6回 作品の発表と合評
7回 作品の発表と合評
8回 作品の発表と合評
9回 作品の発表と合評
10回 作品の発表と合評
11回 作品の発表と合評
12回 作品の発表と合評
13回 作品の発表と合評
14回 作品の発表と合評
15回 反省と発見の発表
授業に際しての
準備事項
2
予習、復習をして授業に臨むこと
成績評価の方法 授業での積極性、質問の有無
(30%)。課題への意欲、作品の質
(70%)
256
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文芸創作専門演習Ⅱ
担当者
村田喜代子
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
必修
単位数
日文 4
後期
後期は卒業制作のための、60枚以上の小説を完成させるための指導。
自分の個性を出し得たか。表現の達成を自分なりに追及する。
作品の読み合い、実作を通して文章表現の質を高める。講義と個別指導。
毎回選んでコピーし配布。
参考文献
1回 昭和の名作。
2回 大正、明治の名作。文体は古いが、力のある作品群を読む。
3回 平成の名作。昭和の小説との違い。
授業内容また
はスケジュール
4回 平成の話題作。多様な文体の競演を味わう。
5回 世界の現代小説。時代を感じる。与えられた資料作品を読む。
6回 世界の現代小説。異なる世界を感じる。
7回 一泊二日の予定で合宿し、実作に挑戦する。
8回 実作。個別指導。
9回 読み合わせ。
10回 読み合わせ。
11回 読み合わせ。
12回 読み合わせ。
13回 学生個々の上達度において補足講義。
14回 補足講義。
15回 補足講義。卒業制作は60枚以上の作品を提出する。
授業に際しての
準備事項
予習・復習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 実作作品の質。
備 考
257
梅光学院大学 2012年 シラバス
2
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文芸創作専門演習Ⅱ
担当者
村中李衣
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
必修
単位数
日文 4
後期
卒業制作の完成に向けて、児童文学の長編の書き方を学ぶ
自分にとって納得のいく創作をする。長編の仕組みを再確認する。
作品の合評と個人指導
テキスト
参考文献
1回 はじめに・長編を書く心構え
2回 長編を読む・その1
3回 長編を読む・その2
授業内容また
はスケジュール
4回 長編を読む・その3
5回 長編を読む・その4
6回 長編を読む・その5
7回 長編創作に取り組む・その1
8回 長編創作に取り組む・その2
9回 長編創作に取り組む・その3
10回 長編創作に取り組む・その4
11回 長編創作に取り組む・その5
12回 自分の創作課題を再確認する
13回 合評
14回 合評
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
毎時、家庭での予習・復習事項を伝えます
成績評価の方法 創作態度と合評態度
備 考
258
梅光学院大学 2012年 シラバス
2
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文芸創作専門演習Ⅱ(詩)
担当者
渡辺玄英
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
必修
単位数
日文 4
後期
現代詩、短歌、俳句、エッセイなどの表現分野で卒業制作ができるように創作をする。そのた
めに多様な作品を読み、表現のレベルアップを図る。卒業制作として、現代詩(400字原稿用
紙60枚以上)、短歌・俳句(300首以上)、エッセイなどの文章作品(400字原稿用紙60枚以
上)の作品を制作する。
表現力と批評力を高める。創作をする。卒業制作を完成させる。
作品読解。批評。実作指導。
適宜、資料を配布。
参考文献
1回 作品の発表と合評
2回 作品の発表と合評
3回 作品の発表と合評
授業内容また
はスケジュール
4回 作品の発表と合評
5回 作品の発表と合評
6回 作品の発表と合評
7回 作品の発表と合評
8回 作品の発表と合評
9回 作品の発表と合評
10回 作品の発表と合評
11回 作品の発表と合評
12回 作品の発表と合評
13回 作品の発表と合評
14回 作品の発表と合評
15回 反省と発見の発表
授業に際しての
準備事項
2
予習、復習をして授業に臨むこと
成績評価の方法 授業での積極性、質問の有無
(30%)。課題への意欲、作品の質
(70%)
259
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文芸創作入門
担当者
村中李衣 宮崎勝弘
学科学年
選択
単位数
2
前期
後期
日文 1
授業のテーマ
言葉を使った表現、知の営みである文芸創作。世界をどう捉えるか、表現の意味を考える。ま
た様々な切り口から、表現=「書く」に向かう。創作を志すとはどういう世界に自分を置くこと
か、覚悟を教員と一緒に創っていく。
到達目標
人をどう理解するか。人間、社会に対して根本から考える。自覚的に書き、表現が深まる。客
観的な捉え方が身につき理性的判断ができるようになる。
教授方法
基本的には教員による講義。討論を織り込み、映像を使うこともある。
テキスト
必要に応じて随時、関係文献及び資料(映像を含む)を配布する。
参考文献
1回 オリエンテーション
2回 「世界」とは~ぜんぶはどこまで
3回 表現とは何か~なにができるの
授業内容また
はスケジュール
4回 「私」と「他者」~あなたもわたし
5回 個と普遍~あたりまえなの
6回 多数(派)と少数(派)~どこにぶつけるの
7回 中心と周縁~ペンさきはどちらに
8回 受容と排除~のるかそるか
9回 討論と創作(1)
10回 討論と創作(2)
11回 討論と創作(3)
12回 喜び(悦び)と悲しみ(哀しみ)
13回 ユーモアと不条理
14回 再び、表現とは何か
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
毎時、家庭での課題を提示します
成績評価の方法 授業、課題やレポート、理解レベル
など、総合的に判断
260
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文章講座
担当者
村田喜代子
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
選択
単位数
日文 2
後期
教材を現代の文学作品に限定せず、広くさまざまな分野(科学、芸術、またあるいは子供の
文章等)を選び、表現の多様さと面白さを教える。また校外へ出て取材をする。授業時間の
半分を実作にあてる。
文章を作る即戦力を身につける。文章嫌いを直す。言葉の感覚を養う。物を視る力を養う。
テキストを読ませる。書かせる。評価する。ユニイクな文章世界に導きたい。
毎回選んでコピーし配布。
参考文献
1回 本当にすぐれた文章とは何か。文法を越えた表現力を味わう。
2回 いろいろな分野の文章を読む。文法を越えた表現力を味わう。
3回 いろいろな分野の文章を読む。数学者の文章。
授業内容また
はスケジュール
4回 いろいろな分野の文章を読む。画家の文章を取り上げる。
5回 いろいろな分野の文章を読む。社会的視野に立った文章。
6回 いろいろな分野の文章を読む。作家の文章。
7回 いろいろな分野の文章を読む。作家の文章。
8回 いろいろな分野の文章を読む。作家の文章。
9回 いろいろな分野の文章を読む。評論家の文章を取り上げる。
10回 実作 絵画を鑑賞し、そのイメージからショートショートを書く。
11回 実作 前回の提出作品をコピーして配布。読み合わせ。
12回 実作 写真を鑑賞させ、そのイメージから、ショートショートを書かせる。
13回 実作 前回の提出作品をコピーして読んでくる。
14回 実作 校外に文章の取材に出て行く。
15回 半年間の学びを振り返る。前回の校外取材をもとに作品提出。
授業に際しての
準備事項
2
予習・復習をして授業に臨むこと。
成績評価の方法 作品提出と定期試験(レポート)を総
合評価して点数を出す。
261
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
文芸創作専攻必修
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文章表現法Ⅰ
担当者
小林慎也・村中李衣・渡辺玄英
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
参考文献
必修
単位数
2
前期
日文 2
毎回取り上げるテーマに沿った適切な文章表現方法を獲得するための指導を行う。各自が
書くことの喜びと難しさを実感できるように、指導を行う。
文章を書く上での基本的な知識と技法を体得する。描くことの喜びと難しさを知る。
作品の個別指導と、各自の作品発表に対する講評。提出作品は改稿を経ること。
適宜プリントを配布
授業時に指示する
1回 はじめに 書くということ
2回 とりあえず、書いてみる(自由課題)
3回 書くときについやってしまう癖、書きながらの言い訳に気づく
授業内容また
はスケジュール
4回 具体例の持ち出し方、取材の取り組み方、引用の原則
5回 安易な結論に逃げないために、どこで踏みとどまるか
6回 論理の流れを確認する
7回 テーマその1 2012年を生きるということ
8回 発表と講評、改稿への展望
9回 発表と講評、改稿への展望
10回 発表と講評、改稿への展望
11回 テーマその2 私にとっての「世界」
12回 発表と講評、改稿への展望
13回 発表と講評、改稿への展望
14回 発表と講評、改稿への展望
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
示された課題に真剣に取り組むだけでなく、他の授業や日常生活においても学習
内容の積極的な活用に努めること。
成績評価の方法 提出作品、平常点
備 考
262
梅光学院大学 2012年 シラバス
共通シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
文章表現法Ⅱ
担当者
小林慎也・村中李衣・渡辺玄英
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
参考文献
必修
単位数
2
日文 2
後期
文章表現法Ⅰで学んだことをもとに、表現技術をさらに磨いていく。
自分なりの視点を定めた文章表現ができるようになる。
作品の個別指導と、各自の作品発表に対する講評。改稿作品の再指導。
適宜プリントを配布。
授業時に指示する。
1回 はじめに 自分の創作技術をさらに磨くために必要なこと
2回 エッセイを書くコツ
3回 エッセイを書いてみる
授業内容また
はスケジュール
4回 発表・講評
5回 論理的な文章を書くために
6回 接続表現に注意するためのトレーニング
7回 議論の骨格をつかまえるためのトレーニング
8回 立論・異論・批判のまなざしを持つためのトレーニング
9回 論理的文章を書いてみる
10回 発表・講評
11回 発表・講評
12回 もう一度、新たなテーマで論理的文章を書いてみる
13回 発表・講評
14回 発表・講評
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
示された課題に真剣に取り組むだけでなく、他の授業や日常生活においても学習
内容の積極的な活用に努めること。
成績評価の方法 提出作品、平常点
備 考
263
梅光学院大学 2012年 シラバス
共通シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
編集実務
担当者
加藤邦彦
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
日文 3
後期
普段なにげなく手にしている本。それがわたしたちの手許に届くまでには、編集・印刷・製
本・出版など、多くの過程を経なければならない。全員がそれぞれオリジナル雑誌を作り、自
分の書いた文章が相手に届くまでにはどのような力学が働いているか、自分の文章を人に読
んでもらうとはどういうことか、考えてみよう。
到達目標
(1)本の編集の進め方、本に対する知識を身につける。(2)人に見せるためのモノを作る。
(3)モノ作りの楽しさを知る。(4)実用的な文章の書き方を身につける。(5)人とのコミュニ
ケーション方法、他人と協力することを実践的に学ぶ。
教授方法
黒板に板書しながら講義する。それぞれが行う作業に対し、アドバイスする。
テキスト
参考文献
適宜プリントを配布。
授業時に紹介する。
1回 授業の概要
2回 雑誌ができるまで①
3回 雑誌ができるまで②
授業内容また
はスケジュール
4回 雑誌とは何か、インタビューについて
5回 手紙の書き方①
6回 手紙の書き方②
7回 企画書と企画趣意書
8回 取材とインタビューの進め方
9回 台割の作成、ページレイアウトについて
10回 校正の仕方
11回 作業①
12回 作業②
13回 作業③
14回 印刷・製本について、提出前の諸注意
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
授業以外の時間を使って、指示された作業を行っておくこと。
成績評価の方法 完成した雑誌
備 考
264
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
法学概論
担当者
最首太郎
学科学年
授業のテーマ
日文 1234
英語英文 1234
選択
単位数
東アジア
前期
1234
2
集中
社会において生じている様々な出来事・事件は根底では憲法に関連していることが多いとい
うことを認識する。そこで、国家の基本法としての憲法に関して、国家とは何か、国家の基本
法とは何かを定義したうえで、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という日本国憲法の
基本三原理を中心に憲法概論として講義する。
到達目標
国民として憲法に対する認識を深めることにより、社会生活における自己と国家に対して関
心を持ち、それらについて自己の見解を述べられるようになる。
教授方法
講義内容の説明に際してはできるだけ身近なところから事例をとりあげる。
テキスト
教科書:「現代法学入門(三浦隆・石川信編著、北樹出版、2004年5月20日)の第2部と、第3
部の関連箇所
参考文献
参考書:デイリー六法(三省堂)
1回 シラバスに基づいて受講者に対してガイダンスを行う。
2回 憲法を学ぶにあたって、憲法と法秩序について理解する。
3回 憲法の意義と特質に関して、国家の基本法としての憲法定義を学ぶ。
授業内容また
はスケジュール
4回 憲法と国家社会との関係について、歴史的観点から理解する。
5回 日本国憲法制定に至る歴史的背景について学ぶ。
6回 日本国憲法の基本3原理について、その意義と相互関係を理解する。
7回 国民主権に関して、「国民」、「主権」等の用語について学ぶ。
8回 国民主権原理の制度的保障に関して、議会制民主主義について学ぶ。
9回 「基本的人権の尊重」に関して、基本権保障の歴史について学ぶ。
10回 基本権の類型と、そこにおける自由権に課される制限について学ぶ。
11回 社会権的の意義と内容について学ぶ。
12回 「平和主義」に関して、永久平和主義の歴史的背景について学ぶ。
13回 日本国憲法第9条の戦争放棄条項の解釈論について学習する。
14回 憲法上の平和主義と安全保障制度との関係について学ぶ。
15回 半年間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
日頃から新聞やニュース等を通じて社会に生じている事項に関心をもち自分なりの
考えをもつように心掛ける。
成績評価の方法 定期試験と小テストによる総合評価
(小テスト20%+定期試験80%)
265
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
ボランティア実習Ⅰ
担当者
樋口紀子
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
1234
集中
1234
下関地域で活動している自閉症や発達障害の子どもの支援グループと共に、その子どもた
ちの夏のキャンプの手伝いや週末行われる活動を通して、ボランティア活動に親しむと共に、
自閉症や発達障害に対する理解を深める。
日文 1234
英語英文 1234
東アジア
子ども
到達目標
自閉症や発達障害についての学びをすると共に、そのような子どもたちと具体的にどのように
関わっていくかを考える。
教授方法
プロジェクターや映像を用いて、わかりやすい授業(講義)と実践を行う。
テキスト
なし(適宜プリント配付)
参考文献
1回 説明会(ボランティア実習Ⅰの説明)
2回 勉強会①(ボランティア活動をするにあたっての基本的な心構え)
3回 勉強会②(自閉症や発達障害の基礎)
授業内容また
はスケジュール
4回 勉強会③(自閉症や発達障害の子どもとどのように関わるか)
5回 実習①(遊びを通して子どもたちと関わる(1))
6回 実習②(遊びを通して子どもたちと関わる(2))
7回 実習③(遊びを通して子どもたちと関わる(3))
8回 実習④(キャンプ実施)
9回 実習⑤(キャンプ実施)
10回 実習⑥(キャンプ実施)
11回 キャンプの反省会
12回 実習⑦(遊びを通して子どもたちと深く関わる(1))
13回 実習⑧(遊ぶを通して子どもたちと深く関わる(2))
14回 報告会と反省会
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
自閉症や発達障害について事前に調べる。
成績評価の方法 説明会、勉強会、実習、キャンプの
参加。レポート。
266
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
ボランティア実習Ⅱ
担当者
樋口紀子
単位数
2
授業のテーマ
1234
集中
後期
1234
サマリアデーで支援している子どもたちの地域を訪問し、その国の現状と課題を学ぶ。日ごろ
の支援がどのように役立っているのかを確認する(2011年度はタイを訪問する予定)。
到達目標
事前授業では訪問国の子どもの置かれた状況を学び、現地では体験を通して自分に何がで
きるのかを考える。
教授方法
プロジェクターや映像を用いて、わかりやすい授業(講義)と実践を行う。
学科学年
テキスト
日文 1234
英語英文 1234
選択
東アジア
子ども
なし(適宜プリント配付)
参考文献
1回 説明会(ボランティア実習Ⅱの概要)
2回 勉強会①(タイの歴史)
3回 勉強会②(タイの現状や課題)
授業内容また
はスケジュール
4回 勉強会③(タイの支援地の現状と課題)
5回 勉強会④(危機管理)
6回 実習①(タイ:山岳少数民族訪問)
7回 実習②(タイ:山岳少数民族についての学び)
8回 実習③(タイ:中学高校訪問)
9回 実習④(タイ:大学訪問・授業と交流会)
10回 実習⑤(タイ:エイズ問題視察)
11回 実習⑥(タイ:女性の自立支援施設訪問)
12回 実習⑦(タイ:スラム街訪問)
13回 実習⑧(タイ:教会訪問)
14回 分かち合い(実習を通して学んだことを報告する)
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
タイについて自分で調べてみる。
成績評価の方法 説明会、勉強会、実習の参加。レ
ポート。
267
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
ボランティア論
担当者
赤堀方哉
学科学年
日文 12
英語英文 1
授業のテーマ
選択
単位数
東アジア
子ども
12
後期
4
ボランティアとは、自らの意志によって社会に参画していくことである。各自が、未来社会をど
のようなものであってほしいと考えるかによって、その参画の方向は全く異なってくるであろ
う。本講義では、ボランティアの置かれている現状を理解するとともに、各自の社会観を明確
にし、それに基づいて行動する。
到達目標
1)ボランティアの現状を理解する
2)各自の社会観を明確にする
3)具体的に行動を起こす
教授方法
講義、ディスカッション、社会参加
テキスト
参考文献
なし
適宜配布
1回 本講義の意義と履修上の注意点について
2回 ボランティアとは何か1
3回 ボランティアとは何か2
授業内容また
はスケジュール
4回 社会システムにおけるボランティアの位置づけ1
5回 社会システムにおけるボランティアの位置づけ2
6回 各自の社会観・未来観について考える1
7回 各自の社会観・未来観について考える2
8回 各自の社会観・未来観について考える3
9回 各自の社会観・未来観について考える4
10回 各自の社会観・未来観について考える5
11回 ボランティア活動報告1
12回 ボランティア活動報告2
13回 ボランティア活動報告3
14回 ボランティア活動報告4
15回 半年間の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
2
主体的に授業に臨むこと
成績評価の方法 授業参加、期末テスト
備 考
268
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
マスコミ・マスメディア論
担当者
宮崎勝弘
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
日文 3
後期
今日の情報化社会では、「情報」の理解が欠かせない。まず情報の主力発信源となっている
メディアについて、現状と課題を学ぶ。新聞を中心に日々のニュースを追いながら、その意味
するところや背景、問題点などを多角的に考える。また、具体的にニュースをメディアごとに取
り上げて比較、検討をする。
到達目標
時事的なことへの理解、関心が深まり、現代社会への関心が深まる。また、政治や社会の仕
組み、時代に対する理解がより進むことが期待できる。
教授方法
毎回の授業では冒頭、その日のニュースについて解説、関心を喚起する。
テキスト
必要に応じて随時、レジュメや資料などを配布する。
参考文献
1回 ガイダンス。授業の概要や展開方法を説明。自己紹介
2回 問題の所在――マスコミ、メディア本質と現在の位置
3回 多様性――様々なメディアと新聞の位置
授業内容また
はスケジュール
4回 ニュースとは――「ニュース」とさせるものは何か
5回 テレビの時代①――新聞を追いかけ、今、ネットから追い上げを食う状況
6回 テレビの時代②――商品化するニュースとショービジネス
7回 厳しい新聞社――日本の新聞の現状
8回 新聞紙面の構成――総合面と固有面、硬面と軟面の違いなど
9回 新聞記事の特質――逆三角形、体言止め表現などの文章技術を学ぶ
10回 客観報道の問題性――「事実主義」を掲げている一方、その実態
11回 取材とは何か――「足で書く」ことの意味と重要性
12回 レポート作成①――メディアで取り上げられている問題からテーマを決める
13回 レポート作成②――各自に対してマンツーマンで指導する
14回 発表――各自の発表の後、質疑応答する
15回 まとめ――半期の学びを振り返る
授業に際しての
準備事項
時事問題に関わることが少ないため、日ごろから、新聞を読み、ニュースに親しむこ
とを求める。
成績評価の方法 受講姿勢、レポート
備 考
269
梅光学院大学 2012年 シラバス
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
民俗学
担当者
吉留徹
学科学年
授業のテーマ
選択
単位数
2
前期
日文 23
日本人の生活の基層文化といわれる、伝統的な慣習(民俗慣行)にみられる様々な民俗文化
資料を取り上げ、民俗とは何か、「伝統」や「伝承」について考える。
特に「民間伝承」とは何か
をテーマに、その歴史や意味について検討し、資料採集方法、分析等の方法論を通し、民
俗的思考や地域社会における歴史民俗文化の理解を深める。
到達目標
民俗学に関する基礎的な知識の理解(民俗語彙も含)、民俗学的思考による地域社会の歴
史的理解の方法を把握し、将来、博物館、文化財業務等の一端を担う人材の養成をおこな
う。
教授方法
PP、映像資料を用いた具体的事例を用いながら解説。小テストを10回程度実施する
テキスト
参考文献
講義ごとにプリント等にて実施
柳田國男「遠野物語」
1回 民俗学とは何かについての基礎的講義および全体の講義内容のガイダンス
2回 柳田國男が提唱した「民俗学」の方法論(周圏論・重出立証法)について。
3回 柳田國男の「民間伝承」とその後の民俗学の展開における方法論的課題。
授業内容また
はスケジュール
4回 社会伝承論①
合併等が進んだ地域社会における現状の問題認識等。
5回 社会伝承論②
社会伝承資料①に引き続き、その変化変容、現代的課題。
6回 経済伝承論①
いわゆる生業について現状の問題認識、民俗的側面から。
7回 経済伝承資料論② ①に引き続き、生業について現状の問題認識等。
8回 儀礼伝承論①
人生儀礼・年中行事について、現在の状況やその変容。
年中行事について、正月と盆の具体的事例を取り上げる。
9回 儀礼伝承論②
10回 儀礼伝承論③
人生儀礼について、生死の具体的事例を取り上げる。
11回 信仰伝承論①
信仰伝承とは何かについて。
12回 信仰伝承論②
「浜出祭」を取り上げ、「祭り」伝承の現代的な課題について。
13回 信仰伝承論③
「山の神神事」を取り上げ、祖霊信仰との関わり等を考える。
14回 信仰伝承論④
民俗芸能について、「腰輪踊」・「神楽」について。
15回 現代民俗学の課題、民俗調査の課題等、講義のまとめ、補充を行う。
授業に際しての
準備事項
民俗学概論等の文献を読んでおくことが望ましい。講義で話した内容等を小テスト
するので、日頃より準備していてほしい。
成績評価の方法 講義内容に関する小テスト(50点)
およびレポート(50点)の総合判定
270
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
留学生のための日本文学基礎演習
担当者
村中李衣
学科学年
授業のテーマ
到達目標
教授方法
テキスト
必修
単位数
前期
日文 3
絵本や創作児童文学・昔話の鑑賞と読解を、グループワークや討論を交えて試みる。文学作
品の味わい方が多様にあることを、さまざまな角度から検証する。
日本語で文学作品を味わうための基本的なスキルを身に付ける
テキストの鑑賞と、読解
適宜プリントにして配布
参考文献
1回 アジアと西洋のメルヘンについて
2回 日本の昔話(1)
3回 日本の昔話(2)
授業内容また
はスケジュール
4回 創作民話について
5回 韓国の創作絵本と日本の創作絵本の違い(1)
6回 韓国の創作絵本と日本の創作絵本の違い(2)
7回 日本の教科書における文学教材(1)
8回 日本の教科書における文学教材(2)
9回 日本の創作児童文学の歴史
10回 日本の創作児童文学の課題
11回 日本の創作児童文学の新しい試み
12回 ミニ絵本の創作(1)
13回 ミニ絵本の創作(2)
14回 読むこと・語ること
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
2
毎時、予習・復習のこと
成績評価の方法 授業参加態度40%レポート60%
271
梅光学院大学 2012年 シラバス
備 考
梅光学院大学 2012年 シラバス
科目名
レファレンスサービス演習
担当者
轟良子
学科学年
日文 2
英語英文 2
選択
単位数
東アジア
2
1
図書館学
後期
授業のテーマ
レファレンスサービスの質問と回答のプロセスを演習形式で進め、情報探索技術の習得をめ
ざす。具体的な質問の回答を作成し、発表することで相手に理解できるよう伝える方法を学
ぶ。演習発表の相互評価も実施する。
到達目標
図書や雑誌、論文などの探索演習を通して資料収集が的確にできるようになる。また、調査
内容を相手が理解できるよう分かりやすく伝える力を身につける。
教授方法
演習と演習の発表及び相互評価によって主体的に学ぶよう指導する
テキスト
改訂レファレンスサービス演習 山本順一編著 理想社 2007年 2,000
参考文献
1回 授業の進め方と心構え レファレンスサービス序説
2回 レファレンスサービスの練磨と回答のプロセス
3回 インターネット情報資源の探索演習
授業内容また
はスケジュール
4回 紙媒体情報資源の探索演習
5回 図書館の所蔵する図書・雑誌の探索演習
6回 出版社、書店、電子出版の情報源についての探索演習
7回 新聞・新聞記事の探索演習
8回 言葉・事物・概念に関する情報の探索演習
9回 政府情報、統計情報に関する情報の探索演習
10回 人物・組織に関する情報の探索演習
11回 地理的情報の探索演習
12回 歴史的情報の探索演習
13回 自分のテーマによる探索演習と発表
14回 自分のテーマによる探索演習と発表
15回 まとめ
授業に際しての
準備事項
テキストを事前に読んでおくこと 課題レポートの締切を守る
成績評価の方法 ①課題レポート ②試験 ③学習態
度 272
備 考
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