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2009.3.15 輪~イ

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2009.3.15 輪~イ
第3回
豊障連総合学習発表会
平成 20 年 12 月 13 日(土)こども未来館「ここにこ」において、第 3 回豊障連総合学
習発表会が開催されました。第 1 回目は公会堂、2 回目は市役所講堂にて行ってきまし
たが、ひとりでも多くの人に、そして普段あまり障害者や高齢者に係わっていない人に
聞いてもらいたいと、今回は「ここにこ」の中央ロビーを会場に選びました。
豊橋聾学校の「豊ろう太鼓」の皆さんの和太鼓演奏で始まった、今回の総合学習発
表会。ロビー中に響き渡る太鼓の音色に足を止めて聞き入ってくださる人々も。そして
「小学生の部」「中学生の部」「高校生の部」と、それぞれの観点から勉強した福祉につ
いての発表が続きました。1 回目からこのような発表を聞かせていただいているので
すが、どこもよく勉強してくれているんだなと思います。特にある学校の生徒さんの言
葉「『してあげる』から『いっしょに…』」という気持ちの変化は嬉しかったです。「社会人
の部」では、福祉レク「つくし」さんによるゲームや簡単工作で楽しませていただきまし
た。それから今回初の試みとして、育成会や、豊身協さんによる「当事者からの発信」も
行われました。
こうして開催した総合学習発表会ですが、まだまだ見直す点もあったかとは思いま
す。しかし身内だけの行事に止まらず、このように外部にも働きかける行事を行うこと
は、これから障害者が一般社会の中で生きていく上で必要なことだと思いました。簡
単なことではありませんが、もっと多くの人々に関心を持ってもらえるイベントにして
いけたらなと思います。
パ ン 教 室
今年のパン教室は例年好評により、2日に分けて
開催することになりました。1回目は2月14日(土)
で、あいトピアの 3F 調理実習室にて行いました。(2
回目は3月22日(日)予定・申し込みは終了)
クリームパン・ベーコンパン・チーズパン・肉まん・
あんまんの5種類を教えていただいて、美味しくい
ただきました。
昨年の、のんのん教室のパン教室に初登場した
肉まんは大好評でした。
※ 耳寄り情報・・・肉まんのレシピを知りたい方は荒木会長まで!
1
はたちのつどい
今年も新成人を祝して「はたちのつどい」が1月10日(土)にあいトピアにて開催されました。
今年の新成人はいよいよ平成生まれの44名の方たちでした。当日出席された21名の方たちは、
それぞれにスーツやお振袖を着こなしとっても美しく且つ大人の仲間入りに相応しい凛々しい
雰囲気で会場に来られました。そして、どのご家族も一言では言い表せない感慨無量の表情
でお子さんに寄り添っておられました。これまでの20年間の親子の思い出や、お世話になった
多くの方々への感謝の思いなどが一気に心をいっぱいにされたことと思います。
式典では、新市長の佐原光一氏よりお祝いの言葉を頂いたり豊橋社会福祉協議会さん、豊
橋善意銀行さんより記念品が贈呈された後、石田準さん(肢体不自由児父母の会所属)が緊張
しながらも力強く 誓いの言葉 を述べられました。その後は新成人の皆さんを囲んでの恒例の
記念撮影がなされ、ベストなシャッターチャンスを掴むために何度もトライしたことで素敵な写
真が出来上がりました。そして、懇親会では会場にいる全員でお茶とケーキを頂きながら、和
太鼓の演奏やパフォーマンスを見せて頂き楽しいひと時を過ごしました。一緒に参加させて頂
いた私も感動をお裾分けして頂き素敵な一日となりました。
北ライオンズ親睦ボウリング大会
1月25日(日)岩屋キャノンボウルにて、豊障連(6団体)に所属する約160名が参加しました。
育成会からは44名が参加し熱戦を繰り広げました。年齢・性別・障害に関係なくメンバーが組ま
れていましたが、次は君の順番だよと声を掛け合ったり、ナイスプレイには拍手をおくったりと、
どのレーンも和やかに楽しんでいました。成績上位者と5の倍数の順位の人に景品が送られ、
各団体ごとに参加賞が配られました。ちなみに育成会は童里夢のPan―Kanでした。
2
お菓子教室
2月8日午前10時から あいトピア調理実習室で、 育成会としては新しい試みのお菓子作りの教
室が開催されました。
講師は荒木会長と役員の早川です。メニューはこどもがお手伝いできるような簡単レシピのチ
ーズケーキ、バレンタインデーが近いので可愛いハートのカップチョコ、ホットケーキミックスを使っ
たマドレーヌ、そして、なぜかパンプキンスープでした。
数人のグループに分かれて、親も子も楽しく賑やかに協力しながら作りました。グループごとに個
性がでて、それぞれいい感じに出来上がっていました。
障害のあるきょうだいとともに生きる
∼たかが障害!されど障害!∼
愛知県知的障害者育成会主催
子育て支援セミナーに参加して
2 月 17 日(火)、名古屋のアイリス愛知を会場に子育て支援セミナーが開催されました。講師は、
東京大学大学院経済学研究科、READ(障害と経済の研究)特任研究員・全日本手をつなぐ育成会
国際活動委員会委員
当 河
村 真
全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会スタッフ
千 子
子どもきょうだい支援担
氏
河村先生は愛知県出身で先生自身、知的障害の姉を家族にもち、30 代半ばで仕事の場を東京に
置きながら、実家のある愛知県にもよく帰って来るそうです。
最近思うことは、両親が年老いて
きたことから、親亡き後の姉の面倒を自分が見るのかな? えーっ!…
講演内容から
障害者のきょうだいは、障害のある人が各ライフステージごとに課題があるのと同時に、きょう
だいたちもまた少なからずその影響を受け、各ステージごとに様々な課題を抱えます。
幼児期のきょうだいは、親が障害のある子のことで気持ちがいっぱいになり、不安が大きく、他
のきょうだいのことを考える余裕を無くすことも多く、幼い頃からさびしい思いをすることがあり
ます。でもそれが当たり前で、普通なのだ思っています。
この時期に欲しい支援は親が心の余裕
を持てるように、そして幼いきょうだいがたっぷり親から愛情をもらい、家族が家族らしさを失わな
いようにする支援、相談支援(療育相談)や親の会の情報や制度やサービスの情報が必要。親への
支援がきょうだいへの支援になる。
学齢期から青年期のきょうだいは学校という新しい場で他の家族との違いを意識するようにな
ります。偏見やいじめを受け辛い思いをすることもあるがそれを親にも誰にも言えないでいます。
将来への不安を感じ始める時期。
この時期に欲しい支援は障害のきょうだいのことで悩み、そし
てその悩みを誰にも相談できないでいるきょうだいに同じ悩みを持つ仲間がいることを知らせて
欲しい。
3
青年期から成人期のきょうだいは学校教育を終え、社会人となり、就職、恋愛、結婚のことを考え
るときに障害のきょうだいの将来のことが現実を帯びて気になることがあります。
その時期には障害のある子(きょうだいと同じく青年期から成人期なっているだろう)のその人
なりの自立の見通しが立つ支援が欲しい。その見通しを親ときょうだいが共有することで、将来の
漠然とした不安が軽減され、就職や結婚に消極的にならなくてもよいことが理解されます。また、
同じきょうだいの立場の人との交流やピアカウンセリングも大切です。
成人期から中高齢期のきょうだいは自分自身の自立した生活を送りながら、親の高齢化を意識し
始め、親亡き後の障害のきょうだいとどのように関わっていくのか不安になります。そして、ついに
親からバトンタッチされることになります。
必要な支援としては、きょうだいに代わって、障害のあ
る人の生活全体を見通したサポート体制がほしい。
それがあれば、きょうだいと障害のある人と
普通の兄弟姉妹のように、お互いを思いやりながら、それぞれの生活を大切にしていくことができ
ます。
きょうだいへの直接的な支援
地域や学校などで障害のある人やその家族に対する理解を進めること
きょうだいの会の存在を知ってください。知らせてください。
・同じ立場の人と話すことで、きょうだいの心は軽くなります。
・きょうだいの立場からの様々な情報を得ることができる。
全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会 (略称:きょうだいの会)
〒136−0073
東京都江東区北砂1−15−8
地域交流センター内
電話03−5634−8790(留守電対応) FAX03−3644−6808
ホームページ
http:// www.normanet.ne.jp/~kyodai/
メールアドレス
[email protected]
河村先生自身の体験やきょうだいの会のスタッフとして多くのきょうだいから聞いた体験や考
え方など、親の視点とは違う、きょうだいの視点や思いが少し分かりました。
例えば、親は障害の子が困難な場面に遭うとすぐ手を貸すが、きょうだいは、自分で考えてそ
の困難を克服する力を養わせるために手を貸すのはギリギリ・・
自分の力がどうしても必要と思わない限り手は出さない・・・、対等な立場を貫くなど障害のあるき
ょうだいに嫌いだと言えるきょうだいのほうが後にいい関係になっている。
午後からのグループ討議では
私の担当グループでは 60 代の男のきょうだいの人が2人いて、入所の施設で障害のあるきょう
だいの親になっている。ある日突然親が亡くなり、バトンタッチされたがはじめは本当に戸惑った体
験。
結婚した姉娘に障害の妹を託したいが、遠く離れているので無理だと思う(50代母)。
男2
人のきょうだい、下の子が障害者で通所している施設のお祭りには必ず長男に帰省させ、ボランテ
ィアをさせている。(50代母)。
一緒の小学校に通学しているが、いじめが心配。きょうだいはいじ
めは無いというが性格が暗くなってきた。(30代母)
など時間が足りないくらい話は尽きませんでした。
4
第3回地域福祉部
勉強会
2月25日(水) あいとぴあ研修室において、第3回地域福祉部勉強会が行われました。今
回の勉強会のテーマは「学齢期」ということで、講師に豊橋市教育会館相談室
教育相談員
の長瀬光代先生をお招きして「学齢期の過ごし方」というテーマでお話をしていただきまし
た。
参加者は30名、今回は会員でない方にも育成会の活動を知っていただくため参加を呼び
かけました。お話の内容は、相談室の役割や特別支援教育の現状、就労にむけて大切な事、性
に関する指導などで、学齢期の子を持つお母さん方はもちろんすでに学齢期を過ぎた子を持
つ役員達も真剣に聞き入っていました。先生のお話の後は参加者に子育ての悩み、学校生活に
おいての不安などを発言していただいて、長瀬先生のご意見
をうかがったり他の参加者が自分の体験や考えを話す交流の
時間を持ちました。とても明るく元気にお話してくださる長瀬
先生のおかげで楽しく有意義な2時間でした。
わが子が学齢期の時にこのお話を聞きたかったなぁと思い
ます。でもこれからの子育てにも役立つ話がいろいろありまし
た。「大好きだよ」「いい子だね」と声に出して伝えていくこと
など実践していきたいと思います。
教育相談室とは
♦心理教育相談・・・心に起因する様々な問題
① 臨床心理士による相談・・・心理士(非常勤)4名
② 心理教育相談・学校訪問・学校研修会スーパーバイザー・教師、相談員等のサポート
③ 面接相談・訪問相談・カウンセリング・プレイセラピー・グループワーク等
教育会館・市民センター・学校・麦笛ひろば(学校復帰を目指す子供のための場)にて
♦一般教育相談・・・いじめ・不登校・問題行動・学業問題等
① 相談員による相談・・・相談員4名
9:00∼21:00
② 教育相談・学校訪問・家庭訪問・麦笛ひろばのサポート等
③ 面接相談・電話相談・訪問相談(学校・家庭)
教育会館・学校・家庭にて
♦就学相談(にじのこ相談・・・)就学・子育て・発達(検査・相談)
① 相談員による相談・・・相談員2名 月∼金 9:00∼17:00
臨床心理士による検査・相談・・・心理士1名(常駐) 9:45∼17:30
② 就学相談・特別支援教育に関する相談・学校の研修
③ 面接相談・電話相談・学校訪問
教育会館にて
就学相談
子供への対応の仕方、就学先、発達検査、学校・専門機関等への橋渡し
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① 病院での診断をもとに
② 園や学校での心配から
特殊教育から特別支援教育へ
特別支援教育・・・これまでの特殊教育の対象となっている子+通常の学級にいて
特別な指導・支援が必要な子
※ 障害のあるなしにかかわらず、支援が必要なすべての子供が対象
※ 「障害の程度等に応じ特別の場で指導」→
「一人一人の教育的ニーズに応じて適切な教育支援」
☆ 場の提供から一人一人の児童生徒に提供☆
学校としての働き
* 特別支援コーディネーターの配置
・
校内の関係者や関係機関との連絡調整
・
保護者に対する相談窓口
・
担任への支援
・
巡回相談や専門家チームとの連携
・
校内委員会推進役
・
個別の指導計画作成の要
* 個別の指導計画の作成
* 個別の支援計画・個別の教育支援計画・個別の指導計画
* 特別支援教室の構想
* 通級による指導
言語・自閉・情緒・弱視・難聴・学習障害・注意欠陥多動性障害・その他
* 盲・聾・養護学校→特別支援学校
早寝・早起き・朝ごはん
就労に向けて
早期から実社会に送り出すという目標をもって取り組む
が出来れば何でも
出来る
* 基本的生活習慣の自立
基本的生活習慣が自立のでき・ふでき
できるだけ早期から正しい習慣を身につける
* 生活力を高める
自分からやろうとする意欲
実生活に生かせる
いつ・どんな時にも自分を出し切ることが出来る(家庭・学校・職場)
* 働く活動を重視する
自分のことは自分でする
家事労働(掃除・洗濯・食事作り)
* 対人関係を大切にする
ことばのあるなしではなく、表情が大切
6
積極的に社会に出し周りの人との交流を大切にする
* 地域社会で育てる
当たり前の生活を当たり前に覚えさせる
地域の理解を得る
引っ込み思案にならない
いつも心に
うちの子
大好き いい子
必ず伸びる ・・・声に出して伝える
性に関する指導
障害のある子の性の発達も社会の多くの子供たちとほぼ同様に発達する
可能な限り早期から個々の子供の生活実態に応じた性教育が必要
* よい生活習慣を身につける
清潔のしつけ(洗顔・手洗い・トイレ・風呂等)
※ 身辺自立は精神的な成熟の糸口
※ 社会に適応していくための基本
* 自分の身体を理解させる
身体各部の名前・身体の動きやはたらき
男女の体の違いや体のしくみ
* 人間関係におけるルールやマナー、エチケットを習得させる
家の中だから仕方ないとか、他人が見ていないから大目にみようとかいうよ
うな対応は子供の混乱を招く
他人の前でしてはいけないことは家族の前でもしてはいけない
※ 性に関するトラブルは・・・制止したり、叱ったりしても根本的な解決にはな
らない。具体的で実際的な支援と家族ぐるみでの支援が必要
インフォメーション
平成20年度も皆さんのご協力をいただき無事行事を
終了することができました。引き続き21年度もよろしく
お願いいたします。
4月22日(水)に総会を開催します。入会申込書等手元
に届いていない方は育成会までご連絡下さい。
会長
荒木登喜子
7
℡ 32−4307
∼「ふみえ」のこと∼
豊川養護学校
道奥 宏
25 年も前のこと、豊田市の小学校で 2 年生 43 名の担任として教師生活の
スタートを切った。子どもたちといるだけで楽しい時間を過ごせた。4月当初、
体育の授業で鉄棒の逆上がりをやったところ数名しかできなかった。若かった
私は(全員の子どもたちをできるようにするぞ)と意気込み放課後や日曜日
まで練習をさせた。5月に入る頃、ほとんどの子どもができるようになったが、
一人だけできない子どもがいた。それが「ふみえ」だった。彼女は口数の少な
い笑顔の素敵な女の子だった。彼女の努力は大変なもので、手のひらの皮が
めくれ血が滲んでも弱音を吐かなかった。むしろ私の方が焦りを覚えてい
た。 一学期も終わろうとする暑い日、いつものように彼女を励ましていると、
私の目の前でくるっと回ったではないか、夢を見ているようだった。互いにび
っくりした顔を見合わせた、そして抱き合った。まわりで応援をしていた子ども
たちの歓声が湧き上がった。待ちに待った瞬間を迎え胸が熱くなった。同時に熱心に指導した成果
に酔っていた。 しばらくして器械運動の解説書を目にする機会があった。そこには逆上がりの指
導に関する解説もわかりやすく記されていた。ふみえに「がんばれ」という言葉の繰り返ししかでき
なかった自分を恥じた。私が指導技術を身につけていれば、彼女をあんなに苦しませなくても良か
ったに違いない。私を信頼し続けてくれた彼女に、何てむごいことをしたのか悔やみきれない出来
事となった。 数年後、私は結婚し女の子を授かった。名前は「ふみ」、彼女にあやかりたかった。 養
護学校に勤務する今、「ふみえ」が教えてくれたことの大切さを噛みしめている。大人の側(親や教
師)がちょっとした気配りをすることで、子どもたちが救われる場面をよく見てきた。子どもたちは
確かなスキルと愛情を持っている大人に接すると、素直にすくすく育つようになると思う。
「プロフィール」
1956 年大阪に生まれる
18 歳:高卒後セールスマンになる
27 歳から小・中学校教員になる
40 歳から養護学校教員(岡崎・豊川養護学校)になる
ちぎりわいわい太鼓
3月8日(日)、早春第7回チャリティー芸能祭に参加しました。育
成会のお揃いの法被を着て、堂々たる演奏でした(手前味噌で
すみません)。今回はちぎりわいわい太鼓のメンバーによる演
奏と三河神富太鼓のメンバーとのコラボもありとても楽しかっ
たです。この三河神富太鼓は3月22日に行われる第11回
日本太鼓ジュニアコンクールに愛知県の代表として出場しま
す。日頃の練習の成果を十分に発揮できるよう応援したいと
思います。そんな素晴らしい三河神富太鼓を率いる伊藤先
生に教えていただいているちぎりわいわい太鼓のメンバーは
幸せだと思います。まだ太鼓をたたいたことの無い方、一緒
に練習してみませんか。
8
高等部卒業激励会
2 月 28 日(土)さくらピアに
て、豊橋養護学校(2 名)と豊
川養護学校(6 名)の高等部を
卒業する 8 名のお祝いと、社
会人として頑張ってもらうた
めの激励する会を開催しまし
た。会には卒業生とその保護
者、来年卒業予定の生徒と保
護者、育成会役員が出席しま
した。会長の挨拶の後、卒業生
は名前・出身校・卒業後の進路
を発表しました。みんなとても
はっきりとした大きな声で、自信に満ち溢れ これから頑張るぞ!! という意気込みが伝わっ
てくるようでした。その後、ゲームや食事会で和やかな時間を過ごしました。
彼らの前途には多くの困難が待ち受けているかも知れませんが、きっと努力し続けて立派な
社会人になってくれると思います。そんな彼らを私たちはやさしく、時には厳しく見守っていき
たいと思います。
親の想い
私が初めての子供を授かった 18 年前。冬の始まりの澄んだ空の日だったと思います。初産
とは思えぬ安産で元気な産声を上げてこの世に誕生した娘の姿に、涙が止まりませんでした。
そして 13 年前。児童相談所にて「お子さんは、明らかに知的な遅れがあります。」と。まさに
青天の霹靂。夏の初めの眩しい日射しが降り注ぐ日でした。帰り道に寄った近所の公園で、木漏
れ日の中で無邪気に走り回る娘の姿が涙で霞んでいました。
その後、何度涙を流してきたことでしょう。でも不思議なことにその度に青空に救われてき
ました。曇りの日や雨の日もあったはずなのに。そう、その青空の正体は、娘の笑顔。どんなに
落ち込んでも、娘が無邪気に笑ってくれていたんですね。
その娘も、もう 18 歳。養護学校の高等部を卒業し、社会人になります。ずっと笑顔のままでい
て欲しいけれど、きっと涙を流すこともあるでしょう。でも私は、あなたの泣き顔も大好きなん
です。普段はお父さんそっくりの顔なのに、泣くと垂れ目になって私そっくりになるんですもの。
だからあなたの泣き顔を見ると、実は笑ってしまう私。そして今度は、私があなたの青空になり
たいな。
9
社 会 福 祉 法 人 童 里 夢 (設 立 :平 成 12 年 9月 )
施設紹介・第1弾
∼童里夢∼
*平成2年障害児を持つ親が集って
小規模作業所作りの勉強、見学
*平成5年障害者の働く場を作る会
「童里夢」発足
*平成13年「知的障害者授産施設 童里夢」開所
就 労 生 活 支 援 セ ンター童 里 夢
火 ∼土
9:00 ∼16:00
<生 活 介 護 事 業 ( 定 員 :34名 )>
パン
場 所 :豊 橋 市 石 巻 町 字 野 田 6 番 地 の5
電 話 :0 532- 87 -0 800
○ 生産活動
FAX:0 532-8 7- 080 1
⇒手 厚 い支 援 体 制 で高 い工 賃 を目 標 と します
ばくばくぱん
レストランくう
16: 00∼
夕 焼 けバ ーゲ ン
天 然 酵 母 のパンの製 造 ・販 売
開催中
レストラン営業、お弁当・オードブルの注文販売
雑貨屋すまいる
○
12:00∼ 17: 00
たまごの配達、農作業、木工作業、さをり織り、委託作業
文化的・創作活動
○ 地域資源を活用した日中活動
<就労移行支援事業(定員:6名)>
・<就労継続B型事業(定員:10名)>
場所:豊橋市南牛川一丁目19番地の3
電 話 :0 532- 26-90 88
FAX:053 2-26 -90 89
○ 生産活動 ⇒作業を通して、仕事に必要な知識・技術の習得
Pan−Kan製造センター /
パンの缶詰の製造・販売
○ ハローワーク等と連携しての一般就労への準備、チャレンジ
○
事業所外での現場実習
地 域 生 活 支 援 セ ンターすたぁと
場 所 :豊 橋 市 牛 川 薬 師 町 10 番 地
電 話 :0 532- 51-68 85
南無三館西館
FAX:0 532- 51-6 886
居宅介護事業 重度訪問介護 短期入所事業 相談支援事業
移動支援行動援護
・・・私的契約サービス
共 同 生 活 支 援 ぱぁと なぁ
場 所 ::豊 橋 市 石 巻 町 字 野 田 6 番 地 の5
電 話 :053 2-8 7- 08 00
FAX:0532 -8 7- 0 801
現 在 、3 ヵ所 の共 同 生 活 住 居 (ケアホーム)を運 営 しています。自己選
択・自己決定等、利用者一人ひとりの主体性を尊重し、そのニーズに
適った支援体制を整え、共同生活住居が利用者にとり「安らぎの場」となるよう関
係機関と連携してよりよいサービスを提供します。
*レストランくう・・・とっても美味しいですよ!!
11:30∼15:00 (ラストオーダー14:30)
お弁当・お惣菜 17:00 まで
*とても明るいステキな施設です。いつでも見学にどうぞ!!
10
役員紹介
∼最終回∼
2008・7 月号、12月号そして今月号で役員紹介をし
きました。平成21年度もこの16名で頑張っていきます。
育成会へのご意見、要望等ありましたら、遠慮なく
お知らせ下さい。
ホームページも開設してあります。
役員になった時小学生
書記・・・平木場雅子
ある時は、真面目な書記。
だった息子も今月高等部
またある時は、
を卒業し社会人です。ジブ
頼りないカメラマン。
リとディズニーをこよなく
果たしてその実体は?
愛する息子と共にこれから
ネタを求めて目
も頑張ります。
を光らせる、
今日もパソコンと格闘中!
謎の HP 管理人かもね
書記・・・鈴木佐和子
p(*^−^*)q がんばっ♪
(豊川養護→明日香)
…(^ー^* )フフ♪
(豊川養護→ワークショップ杜)
育成会の役員をさせて
万事に不器用な私です
いただき 早4年。
が、子供達の明るい将来
まだまだ未熟な可愛い
を願う気持だけは強く
ヒヨコです。
持って頑張りたいと思
これからも先輩方のご
ます。
指導のもと頑張りたいと
思います。
理事・・・糸山 静江
理事・・・小畑 弥生
(豊橋養護→ワークショップ杜)
(豊川養護・高等部)
まだまだ分からない事が
多く勉強不足を痛感してばか
年齢差も 20 歳・・・
りですが、明るく楽しく活動し
性格もバラバラ
ていきたいと思います。
こんなメンバーですが・・・
Yes,we can!
団結力は抜群です!!
これからも育成会の活動にご
理解とご協力をお願いします。
理事・・・中村 ゆみ
(豊川養護・高等部)
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