...

2002年 - 東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部

by user

on
Category: Documents
61

views

Report

Comments

Transcript

2002年 - 東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部
qLM
帆
n
v
M
n
v
。
η4m
場
駒
GRADUATESCHOOLOFARTSANDSCIENCES
THEUNIVERSITYOFTOKYO,KOMABA
表紙に使われているロゴデザインは、
平成 1
1年に、教養学部書J
I
立5
0
周年を記念して、
東京大宇大学院総合文化研究科・教養学部の新たなシンボルとして作成された c
東京大学の f
ム統的なシンホ、ルであるイチョウを3
枚重ねることにより、
学部 l
i
j
J
t
r
l後期・大学院の3層にわたる教育の融合と創造、
'
,]の領域を越えて世界に発展する駒場の学問の未来をイメージして L喝。
学1
制作は(綜)禅の石塚静夫氏。
表紙について
鳥文様の綴織裂。チャンカイ (Chancay)文化の後古典期
(AD1100年 ~1400年頃)のもの
チャンカイ文化とはベルー中古晴海岸チャンカイ川流域に栄えた文
化。チャンカイ文化後古典期のあとはインカ帝国が続く。
中央部で奇妙な形をした文様は、烏を図案化したものである。目
を共有して二羽の鳥が向き合っている。その上下に並んだ烏は、色
の異なる各パネルにー羽ずつ、かわいらしい姿で織り込まれ、楽し
い雰凶気を醸しだしている。
赤と黄を基調に、こげ茶、黄土、白、ピンクなどがバランスよく
配された、まことに美しい綴織であり、本学教養学部のアンデス調
査隊の手によって購入されたものである。
qLM
nUM
別
n
u
m
n
J
ι
場
駒
GRADUATESCHOOLOFARTSANDSCIENCES
THEUNIVERSITYOFTOKYO,KO恥1A
BA
。東京大学大学院総合文化研究科
東京大学教養学部
まえがき
本書は、いわゆる東大駒場、正確には大学院総合文化研究科・教養学部における教育・研究
0
0
1年(平成 1
3年)度の教養学部・大学院総合
活動をくわしく紹介する年報[駒場]であり、 2
9
9
2年(平成4年)に創刊されて以来 1
1
文化研究科の最新の動向を紹介している。この年報は 1
冊目となる。 2
年毎に本格版を発行し、中間の年には追補版を作成しているので、本書は 2
1世紀
最初の本格版[駒渇 ]
2
0
0
1の追補版ということになる。東京大学大学院総合文化研究科・教養学
部は、いわゆる三層構造、すなわち、学部前期課程、後期課程および大学院にわたる教育と研
究をおこなう大規模な組織であり、大学院レベルの高度な研究の成果が前期課程の教育にフィ
ードパックされる柔軟な仕組みをもっている。その教育レベルの高さと綴密さは、圏内はもと
より国際的にもきわめて高い評価を得ている。
東京大学教養学部は第2次世界大戦後の学制改革によって新制の東京大学が誕生して以来、全
国でもユニークな「教養学部」としてう0年の歴史を誇ってきた。教養学部は東京大学の前期課
程学生 7
,
0
0
0人の教育に責任をもっており、さらに、 3・4年生4
5
0名を擁する独自の後期課程を
9
9
3年(平成う年)に開始された大学院重点化によって
もっている。大学院総合文化研究科は、 1
現在の形に整備され、 7
専攻・系にわたる修士課程・博士課程大学院生 1
,
3
0
0名の大学院教育を
担当している。本書は創刊以来、大学院総合文化研究科・教養学部の自己点検、自己評価の書
としてのねらいを果たしてきた。今後の大学院総合文化研究科・教養学部の発展のために、多
くの方からの支援、アドバイス、そして批判を期待している。
2
0
0
3年2月
教育・研究評価委員会
7
r 200ユ'
1
'
1
主における),,'1'院総合文化研究 f
ト教主宇部
I
2
0
0
2年度における大学院総合
文化研究科・教養学部
大学院総合文化研究科・教養学部で 2002年度に実施した様々な活動・事業から主なものを以
下では紹介したい。
2002年度(平成 1
4年度)は、まず、教育・研究体制の整備に大きな進捗があった。文部科学
省が、「第三者評価に基づく競争原理により、世界的な研究教育拠点の形成を重点的に支援し、
国際的な競争力のある世界最高水準の大学づくりを推進する」ことを目的として今年度から開
1世紀 COEプログラムー」に、大学
始した「世界的研究教育拠点の形成のための重点的支援-2
院総合文化研究科・教養学部から応募した2件が採用され、新しい形態の先端研究体制が本格的
に始動したのである。
2000年に発足した大学評価・学位授与機構による、全学テーマ別評価(教養教育) (
2
0
0
0年
度着手)が全国の国立大学で実施されたが、東京大学については、駒場における前期課程教育
がその評価の対象となった O これは、教養学部う 0余年の歴史上初の全面的な外部評価となった。
また、 2004年を目処に制度改革が議論されている「国立大学法人化」をにらみながら、東京
大学の将来像・将来計画の検討が開始されているが、大学院総合文化研究科・教養学部でも、
中期目標・中期計画の策定作業を開始するなど、大学運営の将来像について様キな観点からの
検討が活発に行われた。
今年度のもっとも喜ばしい出来事として、長年の念願であった新しい図書館の建物(1期棟)
が新営・竣工し、学生や教員の教育・研究環境が大幅に整備された。研究棟の整備についても、
理系の新しい研究施設(アドバンストリサーチ・ラボラトリー)が落成し、また、既存建物の
大幅な改修にも大きな進捗があった。
それ以外にも、教育課程の整備としては、後期課程に「韓国朝鮮地域文化研究コース」が設
置され、既設の大学院言語情報科学専攻「日韓言語エコロジー研究大講座」とあわせて、韓国
年3月には、教養学部う 0周年記念事業の最後として、
朝鮮研究・教育の体制が整備された。 2002
イタリアのカッチャーリ氏(前ヴェネツイア市長)を迎えて、シンポジウムや講演会が開催さ
れた。
最後に、 2003年2月 1
6日に、大学院総合文化研究科長・教養学部長が交代し、浅島誠教授が
新研究科長・学部長に就任した。
ハU
l
1 2002年度における大学院総合文 化研 究 科 教 聾 宇都
1 研究科長 ・
学部長の交代にあたって
大学院総合文化研究科長・教養学部長が 2
003年2月
1
6日に古田元夫前学部長から浅島誠に交代しまし た。
古田元夫前学部長の 2年間は、駒場の大きな変革の時
でした。その一つは、長い問、懸案となっていた 旧駒
場学寮の問題が決着し、建物の取り壊しが完了したこ
とです。大学と学生の話し合いは約 1
0
年に及び、大
学としても多大なエネルギー と時間を費やしましたが、
この問題が大きな混乱もなく解決されたのは誠に喜ば
しいことでした 。 また、その地域の南側にある旧第一
研究室跡地に建設されていた新しい図書館が完成し 、
2002
年1
0月3日に 遠 山文部科 学大臣や蓮貧前東大総長
をお迎えして竣工式が挙行されました 。 これとあわせ
て、文系教官にとって長年の悲願であった文理融合棟
(
総合研究棟)の建設着工などが進められました 。
また、新学習指導要領で学習した新入生を迎え入れ
る2
006年度に 向 けた前期課程の科類やカリキュラム
の見直し、進学振分け制度改革の検討が全学的な規模で活発に進められました 。このように、 2
004
年4月に予定されている国立大学法人への移行とちょうど軌を ー にして、駒場は大きな変革期を
迎 えています。古田前学部長の偉大な貢献による駒場の整備が進みつつある仁│
コで、研究科長・
学部長という重責が私に引き継がれたのです。
私に与えられた第ーの責務は、 7,
000人余りを対象とする前期課程教育を新しい時代のニ ーズ
にふさわしい内容に拡充し、専門課程諸学部との協力 体制 を一層強化し つつ円滑に運用される
仕組みを提案し、実行することにあると思います。教養教育を行う前期課程と専門教育を行う
後期課程の相互補完によって、教養教育の掲げるリベラル・ア ー ツの 理念と質を更に 高めてい
きたいと思います。
第二 は、来年4月に予定されている国立大学法人化への積極的な対応です。 これが国立大学に
とって非常に大きな制度改革となることは確実ですので、大学における学問 ・教育の自由と自
律 ・責任が明確になるように十分な準備と検討を行いたいと考えます。学部内に検討委員会 を
新たに設置して、今年の秋から法人化 に向けた試行を実施し、問題点を 一つひとつ 点検しつつ
確実に解決し 、将来の発展への基礎を固めたいと思います。
第三 は、学内環境の整備です。現在進んでいる情報教育棟の拡充、学術交流棟、文理融合棟
(
総合研究棟)の新営などの建設に加 えて、図書館 E期棟の建設、教室棟、や教室設備の大幅な整
備、さらに、国際学術交流施設、コミュニケーション ・プラザの新営、学内保育所の整備など
を重点的に推進していきたいと考えます。 また、駒場 Iキ ャンパスが質の高い教育 ・研究にふ
さわしい静寂と文化の香りに包まれた豊かな空間となるように、 一二郎池や坂下門周辺の緑の
保全、矢内原公園の整備も行いたいと思 っています。
第四は、教員・職員と学生の人間の和と、相互の信頼関係に基づくアカデミック・ヒューマ
ニティの構築です。国立大学の法人化が行われると、教職員の事務や雑務の負担が増え、本業
である教育や研究に割く時間が減少するおそれがあると言われています。 しかし、大学本来の
豊かさは、時間や空間、文化 の豊かさです。前期課程から大学院にまで至る 三層にわ たって学
生一人ひとりを大切にし、互いの信頼関係を基礎として 、次世代の人間的な成長と創造を促す
使命がおろそかになってはなりません。 この改革の期に こそ、大学院総合文化研究科・教養学
部は、本来の使命に立ち返って、人と人の和、大学というコミュニティの形成に努めていく こ
11
とが最も重要な課題であると痛切に感じています。
大学に課せられた使命は 2
1世紀に入っていよいよ重要なものになりつつあります。大学院総
合文化研究科・教養学部は日本でも最大の教育の現場です。次世代の人材育成、将来の学問や
大学の在り方をこの駒場の地から切り開くという使命を十分に自覚しつつ、着実な発展を図り
たいと希望しています。今後とも皆様の御協力と御指導をよろしくお願いいたします。
(浅島誠)
1
2
1 2
0
0
2年度における k学院総合文化研究科教聾宇都
2 2
1世紀COEプログラム
「融合科学創成ステーション」
都心にあって緑豊かな駒場 Iキャンパスにある大学院総合文化研究科の理系は、約 1
2
0名の教
授・助教授・講師をはじめとする先端的な研究スタッフで構成されており、 3
号館、 1
ラ号館、 1
6
号館、アドバンストリサーチ・ラボラトリーを拠点として、極めて多様な分野にわたる研究活
動に日々従事している。研究教育組織としては、広域科学専攻という一組織にまとめられてい
るところに特色がある。広域科学専攻は相関基礎科学系と生命環境科学系と広域システム科学
系という緩やかに区分された三系からなり、この三系を横断して、既存の学問分野を越えた新
たな領域創成的な学際研究が推進される理想的な仕組みとなっている。かねてより講座制を排
して研究室制を採用しており、個々の教官が自由な発想のもとにオリジナリテイの高い研究・
教育を実践してきたが、 1994年度から 1995年度にかけての大学院重点化の際に、上記のように
世界でも類を見ない分野横断的な組織が実現したのである。
そのような中で、今から 3年前 (1999年度)に、数理科学、化学、物理、生物の教官が協同し
て学際的な研究分野を切り開くべく「複雑系としての生命システムの解析 J (代表者、金子邦彦
Cemer o
fE
x
c
e
l
l
e
n
c
e)プロジ
教授)というテーマを提案し、これが文部省(当時)の rCOE(
ェクト」に採択された。
この COEプロジェクトは、生命システムをどのようにしてとらえたらよいかを、学問の垣根
を越えて真剣に討論することから始まった。毎月約 1回の割合で班員全員が集まり、異分野間の
交流が始まった。プレーンストーミングを重ねることで新たな作業枠組みが形成され、成果も
少しずつ出始めた。現在では当初考えていた以上に、新しい学問分野を切り開ける見通しが芽
生えてきている。
そのような下地があったところに、今回、文部科学省による r
2
1世紀COEプログラム(世界
的研究教育拠点の形成のための重点的支援)
J の公募があったわけである。かねてより駒場でし
かできない新しい学問の創出を目指し、お互いに刺激しあってきた広域科学専攻としては、「学
際、複合、新領域」の分野を欝踏なく選択し、ワーキンググループを立ち上げて申請作業を始
めた。「今、学問に何が求められているのか」の問いから始まり、「既存の専門分野だけでは解
決できない課題とはどのようなものであるのか」の検討を行った。具体的なテーマとして、「生
命は創ることができるのだろうか」とか「認知や意識は解明できるのか」といった課題が浮か
び上がった。そのような課題を解くには、従来の物・化・生・数といった縦割りの学問だけで
は不十分であり、いくつもの分野を横断した新しい学問の創出が必須である。「生命」という複
雑な仕組みの解明は、学問聞の幅広い連携による新しい学問領域の創成なくしては不可能であ
り、このテーマへの挑戦は、これまでの実績からして、駒場にこそふさわしいものである。そ
う考えた私たちは今回確信を持って「融合科学創成ステーション」の提案を行ったのである。
従来、生命システムを理解する際には、例えば化学では分子や分子集合体などの階層を研究
対象とし、要素還元型の研究を進めてきたのが実情である。今回申請した研究は、このような
方法をとるものではなく、分子、細胞、組織、器官、個体といった階層を縦断した視点からこ
れまでの研究成果・手法を融合化することにより、新しい概念や原理、法則を発見しようとす
複雑系としての生命システムの解析」
るものである(図1)。その基となったのは、現在の COEr
で養われた新しい方法論や技術の蓄積である。具体的には r
i
則って、創って、モテつレ化する」研
究である。例えば、菅原教授による自己複製する人工膜の合成や、安田助教授によるナノスケ
ールの加工技術の開発などの研究があり、また、金子教授の発生過程と進化のモデル化も成果
をあげている。その基盤の上に立って 2
1世紀COEでは、生命システムとしてより高次の生命現
象をも対象とすることにした。つまり、松本教授、嶋田助教授を中心とした社会性昆虫にみら
れる生態・進化、石 i
甫教授や酒井助教授のグループによる脳の学習と記憶の学問を中心とした
認知科学、陶山助教授のバイオインフォマテイクス、小宮山教授の l光子計測技術や鹿児島教授
1
3
の分子ダイナミクスに対する磁場効果、小島教授による金属錯体をも含む複合系ダイナミクス
など、多くの新しい学問と方法をとり こむことによって、 生命システムの理解を大きく発展さ
せたいと考えている(図 2)。
最も重要視する点・・・・・措層・分野を越えて生命システムを理解する!
生命システムの階層構造
⑭⑥⑭⑧
既存の学問分野
分子
新しい概念や原理・法則の発見
自然科学の体系
図1
図2
「融合科学創成ステ ー ション 」 は、すでに述べたように、要素への還元型研究で、はなく、「要
素から全体へ」の統合的視点で、生命システムの本質に迫ろうとしている 。そこでは、分子、
細胞、個体から社会までの異なる階層を縦断する以下の三つのテ ーマを考えている 。
① ジャンプする形態変化・ 分化
、 ② 自己組織化とコミュニケーション 、①脳の機能 ・認知へ
の深化であ る。そして、それらの先には、 ① では l
臓器再生、 ② で、は人工生命や共生の科学、 ③
では学習の科学などがみえてくる (
図3)。
1
4
1 2
0
0
2年度における k学院総合文化研究科教聾宇都
ジャンプする形態変化・分化
(浅島、金子、菅原ら)
自己組織化とコミュニケーション
(黒田、小島、開山ら)
脳の機能から盟臓・ 2
忍知への深化
(右浦、小宮山、酒井ら)
図3
「融合科学倉J
I
成ステーション 」では、若手育成プ ログラムの充笑を 重要謀題にしており、特{壬
ポスドク(大学院修了者の任用 )の制度も取り入れる計画である 。 また、広域科学専攻の中か
ら新しく芽生えてきた萌芽的研究を積極 的に取り入れて具体化 ・発展させる仕組みを是非とも
実現したい。 さらに、新しく生まれた「融合科学」の 面 白さと重要さを、大学院博士課程の大
学院学生や学部学生 にも広 く理解 しても らうために 、「融合科学特論 I、 IJや「融合科学概論
I、 IJという授業科目を新しく開講し、研究の成果を駒場の教育に速やかに還元していきた
、。
し
このステーションの中にマネ ジメント部門をつくり 、広報、企画、調査の充分で、きる人材を
配置することも重要で、ある 。マネジメント部門を中 心 として、国際交流を行い、殴米だけでな
くアジアからの留学生の受け入れも行いつつ、社会の各方面とも幅広く連携して、研究成果を
)。
積極的に発信していくことが課題である (
図4
融合科学の若手研究者を育成するプログラム
融合科学創成ステーション
セン骨-~
・圃圃圃圃
マネージメント部門
ハーバード大
ケンブリッジ大
サンタフェ研究所
企画
広報
調査
圃哩ー-~ー
研究教育開発部門
教育支媛
研究推進 j
オープン・ラポ
院生が育って、特任ポス
ドクとなって融合科学教
育を担う
東京大学大学院総合文化研究科
広減科学専政
(
研 究 組 織〉
多機な学問、基礎的
研究を展開する
図4
1
5
「融合科学創成ステーション」の活動を通して得られる要素と全体のあり方の解明は、新しい
生命観を生みだす可能性がある。将来的には、それらの概念や成果を他分野へ翻訳・還元する
ことによって、生命のアナロジーを社会に生かすことも可能となろうごそこには、環境との調
和や共生のあり方、多様性を持つ社会のよさがみえてくるのではないだろうか。効率だけを追
究する単純な原理ではなく、これからの人類社会の望ましい姿として、生命システムに学んだ
多様な価値観を内包する社会のモデルを提唱することまでも視野に入れていきたい。
2
1世紀の新しい学問分野の一翼を、是非とも駒場キャンパスから生み出したい。駒場の「融
合科学創成ステーション」が2
1世紀 COEに採択された意味は非常に大きく、前期課程から大学
院にいたる三層にわたって、駒場キャンパスの理系・文系を間わず、新しい学問の発展に向け
て着実で確実な一歩がここに踏み出されたのである。 1
2月から開催されている研究集会には、
研究スタッフ全員に加えて、大学院学生やポスドクが大教室をほぼ満員とするほどに集まり、
熱気あふれる議論を始めている。
(浅島誠)
1
6
I 2002年度における大学院総合文化研究科教控乍部
3 2
1世 紀 COEプログラム
「共生のための国際哲学交流センター」
研究拠点形成費補助 金 r
2
1世紀COEプログラム 」の 人文科学分野で、私たち超域文化科学専
攻が中心となって申請した 「
共生のための国際哲学交流センター J (
Un
iv
er
s
i
t
y ofTok
y
o Cenrel
略称 UTCP)が採用された。
f
o
rP
h
i
l
os
o
phy
,1
I 申請の背景
・
,H
大学院超域文化科学専攻は、表象文化論、比較文学比較文化、文化人類学の 3コースに分かれ
融 制 間 四 国 間 ノ ター 醐 盟 会 問 ' "
て運営 されているだけでなく、同 一 コースの研究者でもその専攻分野はきわめて多様である 。
r
2
1世紀COEプログラム 」への申請に際しでも 、当初いく つかの案が検討されたが、最終的に
「
哲学
」 センター構想が浮上 したのは、特定のコースに重点を置くのでもなければ、超域文化科
学専攻だけで固まるのでもなく、むしろリベラル・アーツの学問理念を共有する総合文化研究
科の特長を前面に出し、他専攻の協力も得て、文理横断的な学問プログラムを倉Ijることが強み
になるのではないか、と判断したからである 。そして 、こ のような駒場の「強み」を発揮する
ことによ って 、激しく変貌する現代世界のいたるところで高 まっている 「
哲学」再生への期待
牌
.
.
.
酬 明 白 司 事3
J
t¥oaUI
>
.1団 地 } 眼 健 附
i
"
明開犬家句軒<t:...,
に大学として応えることができるのではないか、と考えたのである 。
HJ1
措"館~COE 岨融制回岬帥t: ;'~ - ( IJTCP)
... 入
場恒将
.
.....•
~
"
,.~~...
UO'
i
,
'
'
・
"e
_"'¥-ψ
ι
2
ι
‘均
‘
,,
I
叩 目 … …
噌 恥創 刊
属する哲学研究者は、大学院レベルで、は超域文化科学専攻、広域科学専攻、国 際社会科学専攻
'::"'''''
' ...・障害時
吋
I胃
3
旧
日
竺、
,
M
令
1
2
センターを創るにふさわしい特色と実績を有している 。①前期課程の「哲学 ・科学史」部会に
'''- . "
許
棚
・・
・・
・
ー
.
.
..
・
"
・
酌
・・
一日~" ー
,
.
齢
_
"
<
f
t,
.
.
.
.,
、 叶
!
・
,
.
"“一
.-鴨川..“・一
‘..,・~", - .
.
>,._,, ~ .~,.......ー町
“
.
,
.
.
"
.
,
.
伽
_ .
網
,
.
'
;
<
宝
誕一
.桝
勾 ,
川
'
羽
'
"
倶
‘
、
叩
争
・
ー
~
“刷'ts.1A
I同
J
'
事実、総合文化研究科における 「哲学」 研究は、現代世界の要求に応える国際的な哲学研究
.
.
.
"
T
.,
3
れ 酸、
一一
.
.
_
"
.
n
山 由仲
ー・"
輔‘・ "' . ~T"_
?-的..~
間
と、人文と社会、文科と迎科に分かれなが ら、日常的に対話 ・交流しつつ研 究を行な って いる 。
②超域文化科学専攻には、狭義の「哲学」研究者のみならず、西洋 (
独・仏・英語圏等)・非西
洋 (
中国 ・インド ・日本等)にわ たる思想研究、文化人類学、表象文化論、比較文化論など、
多数の関連研究者が集まり、この レベルでも活発な対話 ・交流が行なわれている 。③広域科学
専攻の科学史研究者、国際社会科学専攻の公共哲学、社会思想史研究者、言語情報科学専攻、
I②の研究者
地域文化研究専攻の思想研究者、 言語科学研究者など、①② 以外の関連研究者と C
の間でも 、数年前から 「
駒場哲学協会」 として共同の研究体制を立ち上げ、定期的に公開研究
哲学」
会を開いてきている o ④以上のように総合文化研究科の各セクションに存在する広義の 「
研究者たちが中心とな り、「シンポジウム ・フーコーの 世紀」、「日米現象学会」、「
知の総合」等、
国際的な哲学研究会議を成功させてきている 。
この ような事情から、私たちは、総合文化研究科に超域文化科学専 攻を主幹とする国際的な
哲学研究センターを組織する案をもって、 '
2
1'
笠紀COEプログラム 」 申請に 臨んだのである 。
E セ ンタ ーの 目的
このセンターは 2つの目的をもっ。 1)従来は西ヨーロッパと 北アメリカの 2極構造にとどまっ
の極を形成し、日本・
ていた世界の哲学研究体制に対して 、西洋中心主義の閉域を突破する第 3
韓国・中国等から成る東アジアの哲学研究 ・教育のレベルと認知度を、国際 的な水準にまで高
)2
1世紀の 人類社会が抱 えている本質 的な諸問題を、既存の学問分野にこだわ らず
めること 。 2
(
,
趨域的」 に)かつ既存の諸科学とのインターフェイスを通じて、ま1
[の全体を横断して解決す
るための、新たな総合的な「哲学」を形成すること 。
田 研究部門
以上の目 的に従 って、センターには以下のうつの研究部門が置かれた。
1
7
1)自然との和解……科学と技術への哲学的・倫理学的反省
自然科学の進展がもたらす生命と環境への影響を哲学的・倫理学的に評価するための理論を
整備し、科学と自然とを和解させる新たな「技術の哲学」を提示する。生命論、技術史、科学
史などの研究成果をふまえた哲学的枠組みを構築し、社会に提言することをめざす。
2
) 新しい認知パラダイム……人間科学・自然科学と哲学との共同
認知言語学、認知心理学、ロボット工学、複雑系研究などの科学者たちと連携して、認知主
義、脳科学モデル以降の、新たな認知パラダイムを発展させる。現象学および分析哲学による
哲学的認知研究と認知科学的研究の本格的な共同作業を行う。
3
) 共通感覚の構築……想像力と身体の理論
美術・演劇・文学・映画・音楽など芸術全般についての包括的な想像力理論を探究すること
によって、合理性と共生の倫理の基礎としての、身体をそなえた感性的人間主体のあり方を明
確にする。日本文化に蓄えられてきた身体性の理論にも注目する。
4
) 対話の論理……公共性と合理性の探究
近代啓蒙主義の単純化された合理性の理論に代えて、個と文化の尊厳・多様性を損なうこと
のない、理性的な対話の論理を構築する。従来の政治哲学、法哲学、経済哲学、歴史哲学等の
枠にとらわれず、他者との関係における人間の全体性を踏まえた公共性の創出をめざす。
う)文化と宗教における共生……アジアの視点から
文化的多様性と宗教的多様性が国際社会にもたらす諸問題を、人類学、宗教学、比較文化研
究、ジェンダー研究と連携して解明し、共生のための倫理の提言をめざす。特に日本とアジア
の関係を重視し、アジア諸文化・諸宗教の共生の可能性を明らかにすることをめざす。
N 研究方法
具体的な研究は次のような方法で実施する。
1)活動の中心は、国際的な哲学研究のためのセミナーの運営に置く。セミナー全体の「研究
代表責任者」として、国際的に有力な哲学研究者 l名を招聴する(石黒ひで氏に決定)。その役
割は、う年間にわたりセミナー全体の組織者として、日本から国際社会への哲学の発信のための
体制を整備し、また特別セミナーを自ら実施することにある。
研究代表責任者の他に、上記のラ部門のそれぞれに少なくとも l名ずつ、海外の有力な哲学研
究者を「客員フエロー」として招轄する。客員フエローには、 l年のうち I学期は本センターに
滞在するか、あるいは 2
逓間以上の長期の集中的な研究教育に携わってもらい、世界最高水準の
研究教育を実現するよう努力する。数年にわたる継続的雇用を原則とする。
これらの招聴研究者たちによる、内外の若手哲学研究者を対象にした定期的なセミナーを運
営する。囲内外を問わず有望な若手研究者たち(ポスドク・クラス)をラ部門のそれぞれに 3名
ずつ採用し、彼らがセミナーへの参加を通じて研究を進展させられるよう援助し、競争の機会
を与える。圏内の若手研究者は、東京大学に限らず全国の大学から公募する。
2
) 包括的なテーマを設定し、これらの哲学研究者たちと共同で国際的研究を推進する。
3
) 上記のう部門ごとに、研究チームを結成し国際共同研究を推進する。
4
) 国際的な研究会議を 1
年に 1-2回、センター主催で開催する。
ラ)以上の課題を遂行するため、海外の諸機関との提携を重視する。 1983年にパリに設置され
多大の成果を挙げている国際哲学コレージユ (CIPH) のほか、パリ第8大学、米国のデユーイ
・センタ一、スウェーデンのストックホルム大学、韓国のソウル大学、釜山大学、中国の北京
大学、南京大学等との提携が実現しつつある。
6
) 研究成果を英語(あるいは仏語、独語、中国語など)と日本語により出版する。
V 教育体制
本センターは従来のわが国における人文系大学院教育の限界を打破するため、大胆な「国際
18
! 2
0
0
2
'
!
'
J
l
t
に必ける大学院総合文化研究科教聾学部
性」と「学際性」と「競争」を導入する 。
1)中心は客員フエロ ーと事業推進担当者によって行なわれ るセミナーである 。
①客員フエロ ーはl
年のうち l
学期は本センターに滞在し、少なくとも lつのセミナーを担当す
る。使用 言語は英諾その他の外国語。セミナ ーの主たる参加者は、総合文化研究科を中心 とす
る本学大学院博士課程在籍者であるが、これに本学を含む国内 ・国外から公募された若手研究
者 (
各部門 3名のポスドク )が参加し、事業推進担当者も参加するので、博士課程在籍者は世界
レベルの哲学教育を受け、高度の競争的環境で研究することが可能となる 。
②客員フエロ ーによるセミナーに参加した総合文化研究科博士課程在籍者は 、そ のセミナ ー
において成績評価を受け、博士課程の必要単位認定を得ることができる 。
2) 部門ごとにサマ ー
・ セミナーを適宜開催し、合宿形式で集中的な哲学教育を実施する 。
とくに客員フエローが学期中に滞在できない場合には、夏休み期間中に来日し、集中的なサ
マー・セミナ ーを 主催してもらう 。
3) 総合文化研究科 における研究者間で推進されてきた学際的研究に、若手研 究者を積極的に
参加させることで、わが国の大学 │
史教育レベルでは進展の遅れていた、高度の学際的な哲学教
育を実現させる 。
4)選任された若手研究者 (
ポスドク )が、国際学会に出席 ・発表するための支援を行う 。
ぅ)若手研究者は、年度初めに研究計図書を作成し、その計画の成果報告書を定期的に提出す
る。成果報告書に基づいて、選任年限の延長等を決定する 。
6) 若手研究者の優れた研究成果は、センタ ーが主催す る国際研究会議で発表さ せ、セ ンター
が出版する報告書に掲載する 。
7) 事業推進担当者と公募された若手研究者は、本センターでの国際共同研究 の成果を受けて、
最終年度から、社会人、学校教員、 一般研究者などを対象とした啓蒙的なセミナ ーを 開始する 。
CIPH)が運営 している公開セミナーで、社会
これのモデルはフランスの国際哲 学コ レージ‘
ュ (
人や学校教員などが仕事に 差 し支えなく参加できるよう、夕刻から開始する 。哲学への関心が
一般社会で再び高まっている今、世界最高水準の研究成果を社会に公開し還元する ことは、 本
センターの重要な使命の一つである 。
(高橋哲哉)
東京大学
1
9
4 ["""韓国朝鮮地域文化研究コース」の発足
2002年度より教養学部後期課程地域文化研究学科に、「韓国朝鮮地域文化研究コース」が新設
された。2002年秋から内定生の受け入れを開始し、第 l
期生としてう名の学生が内定生となった。
以下、新コース発足の趣旨とコ ースの内容について述べる 。
1
. 発足の経緯 ・趣 旨
将来の日本を展望したとき、アジア諸国と緊密な関係を構築することはきわめて重要である 。
中でも朝鮮半島地域と安定した関係を築くことは、日本の将来にと って大変大きな意味がある 。
そのような状況を実現するためには、優秀な人材の養成が急務であり、その中心的な役割を担
うべき東京大学で、本格的な韓国朝鮮研究・教育を行うことが求められてきた。
2000年6月、東京大学総長と韓国のソウル大学総長は、お互いの言語文化研究・教育に積極的
に取り組むことで合意した。今回「韓国朝鮮地域文化研究コース」が新設されたのは、その合
意を受け、教養学部における韓国朝鮮研究・教育体制の拡充を図るためである 。 これまで、東
京大学の学部後期課程において、韓国朝鮮研究を集中的に行う部門は存在していなかった 。そ
の意味で新コ ースの発足は、東京大学全学においても大変重要な意味を持つ。平成 1
4年には、
大学院の総合文化研究科言語情報科学専攻に「日韓言語エコロジー研究大講座」、人文社会系研
究科に「韓国朝鮮文化専攻」が新設されており、新コース発足により、学部・大学院双方で韓
国朝鮮研究 ・教育を行う体 m
l
Jが整ったことになる 。
2.設置の目 的・ 内容
これまで、教養学部後期謀程で韓国朝鮮研究を希望する学生の多くは、地域文化研究学科の
アジア分科に所属していた。 アジア分科でも韓国朝鮮関係の科目がいくつか置かれていたが、
系統的なカリキュラムではなかった。一方、最近は毎年 2、3名の学生がAlKOMによりソウル大
学へ留学しており、 他の学科でも韓国朝鮮関係の研究を行う 学生が多くな ってきた。そのため、
後期課程において、韓国朝鮮研究に │
刻するより本格的で系統的な指導体制が必要となってきた。
そのような状況をふまえ、今回新たに「韓国朝鮮地域文化研究コース」を設け、韓国朝鮮の社
会と文化に関する深い見識と高度の韓国朝鮮語運用能力を 持 った学生を系統的に養成すること
になったのである 。 また 、この新コ ース 設置に よって、コースに所属しない他の学生も韓国朝
鮮地域に関する多様で、系統的な授業を受けることが可能となった 。
新コ ースは、ヨーロッパ地域文化研 究コース、ユーラシア地域文化研究コースに続き、 地域
文化研究学科に設けられた 3
つ自の臆修コースである 。 これまでの 2コースが地域横断的であ っ
たのに対し、新コースは地域限定的である点でこれまでとは異なる性格を持つ。新コースでは
科目 (
16
単位)が開講され、韓国朝鮮に関する幅広い知識の獲得をめざす。
必修科目として次の 8
韓国朝鮮社会構造論 I.I、韓国朝鮮政治経済論 I.I、韓国朝鮮文化論 I.I、
韓国朝鮮言語論、朝鮮近現代史
また、中級 ・上級レベルの韓国朝鮮語の授業も従来 より少し増え る。 これまで後期課程の牒
国朝鮮語の J
受業は、すべて前期謀穏との合併授業であったため、そのままでは高いレベルの韓
国朝鮮語の運用能力を身につけることが難しかった。新コース発足とともに、後期課程の学生
を対象とする韓国朝鮮語の授業が新たにいくつか設けられ、韓国朝鮮諾の学習環境もよくな っ
た。ただし、まだ十分な時間数とは 言いがたく、今後さらに後期課程用の授業を増やしていく
20
回盟il:lI]J
出司│
1 2002
年度における大学院総合文化研究科教聾宇部
必要がある。
奈川由起子(経済学)、木宮正史(政治学)、有田仲(社会学)、生越直樹(言語
新コースは、 i
学)の 4
名が中心となり、他の教員や非常勤講師の協力を得ながら運営していくことになる。前
述したように、「韓国朝鮮地域文化研究コース」は、東京大学の学部後期課程に初めて設けられ
た韓国朝鮮関係の部門であり、学内外の期待は大きい。今後はこれに応えるべく、優秀な人材
の養成に努めていきたい。
(生越直樹)
2
1
5 UTフォーラム 「東アジアにおける公共知の創出」の開催
-東京大学シンポジウム:東アジアにおける公共知の創 出
一一過去 ・現在・未来
日時 :2002年 1
2月1
4日(土)一 1
5日(日)
場所
駒場キャンパス数理科学研究棟大講義室
主催東京大学
共催
21
世紀 COE共生のための国際哲学交流センター (U
TCP)
東アジア四大学フォーラム (CCC)
.プログラム前文
2
1世紀に入り「不安定なグロ ーパルイ七」が進む中、 20世紀の教訓を踏まえて、東アジア地域
の果たすべき独自の知的役割は何であろうか。互いに相通ずる文化基盤を有しながら、 1
9世紀
後半以降の東アジアは、欧米列強のあおりを受けて支配や抗争の地域となり、
トランスナショ
ナルな公共空間の創 出が挫折もしくは妨げられてきた。そのような「過去の歴史」 を共に認識
し、「現在のあり方」を共に問い、「将来の方向性」をともに語り合うという意味での「公共知」
を創出することは、東アジアの 学者 ・知識人にとって緊急の課題と言える 。 このような問題関
心の下、本シンポジウムでは、東アジアの近 ・現代史や政治 ・社会思想に造詣 の深い第一線の
学者 ・知識人が一堂に会し、東アジアにおける公共知の過去 ・現在 ・未来について、徹底 的 に
討議し、その成果を江湖に聞いたいと思う 。
.シン ポジウム組織委員会 メンバー
有田仲遠藤貢木畑洋一(委員長) 黒 住 真 酒 井 哲 哉 中 島 隆 博 中 村 雄 祐 宮 内 智 代
村田雄二郎
山本博之
山脇直司
2002年 1
2月1
4日
、 1
5日の両日、駒場キャンパスにおいて国際シンポジウム「東アジアにおけ
(Co
g
ene
r
a
t
i
ngPubi
lcKnowl
e
dg
ei
nE
a
s
tAsi
a
:P
a
s
r,P
r
e
s
e
n
ta
ndF
u
t
u
r
e
つが
る公共知の創出 J “
開かれた。 これは、佐々木毅総長から古田元夫学部長への依頼を承けて、およそ一年がかりで
企画し実現したシンポジウムであり、大学院総合文化研究科 ・教養学部を責任母体に、 UTフォ
ーラムの一環として実施された。 シンポジウムには、 COE国際哲学センターと東アジア四大学
フォーラム (CCC) が共催団体に加わった。
当 日のシンポジウムは、佐々木毅総長、 李仁浩韓国国際交流 団体理事長、金観涛香港中 文大
名の基調報告に始まり、「東アジア公共知を 〈
省みる )
J I東アジア
学中国文化研究所研究員の 3
J I東アジア公共知の (
将来 )
Jの三セッションに分かれて、 二 日間の議事が進
公共知の (
現在 )
められた 。 シンポジウムの開催に当たり、主催者側からは、次のような トピックが掲げられた 。
(
1)公共知の形成と実践一一公共空間とその知はどのように形成されどんな実践を生むか。
(2)公共知の普遍性と複数性一一公共知はどんな文明・世界を志向する / したか。
(
3) (
大学〉のあり方 ・役割とその責任
公共性を担う学知とは何か。
まず基調報告では、佐々木総長が「ポスト・イデオロギー 」の時代において、政策と思想、を
リンクする公共哲学の役割を強調し、特に 200
1年 9月 11日のテロ以降、文明の衝突論に抗して、
人間の聞の共存と人間と自然との共存の実現を 主要テーマとする公共哲学の知的使命は高まっ
22
1 2002年度における大中院総合文化研究科教聾宇都
ており、大学のメンバーも専門知を超えた総合的な知を求めるための学問として公共哲学を学
ぶべき ことを提唱した。現役の東大総長ーから発せられたこのような知の構造改革推進のメ ッセ
ージは、学際性と国 際性を学問理念として掲げる駒場 キャンパスのスタッフにとって、大いに
勇気づけられるものと 言 えよう 。
次いで、、李仁浩 (
Le
eIn-Ho)氏は、過去の歴史認識 をめぐる 障害が存在 しているにもかかわ
らず、東アジアの大学人 ・知識人は共通の文化資源をパックグランドとして、「東アジアの認識
共同体」実現へ向けて努力しなければならないこと、そしてそのためには、情報交換とアイデ
アの共有に関する学術機関聞の確固としたチャンネル作りが不可欠であり、このシンポジウム
がまさにその第一歩となることを期待するという熱いメッセージを披露した 。彼女のスピーチ
は、儒教的な家庭環境で育てられ、小学校で日本植民地主義教育を強制され、その後、韓国政
治の激動期を経て、ロシア大使を務めるに至った彼女自身の経験に裏打ちされたもので、その
抑制された語り口とと もに、会場の聴衆を魅了し た。
nGuantao)氏は、 1
9
2
0世紀において、中日韓三国は相互
基調講演の最後に立 った 金 観 涛 り i
理解の願望と相互信煩よりも、西洋文化に対する関心の方がはるかに強かったため、相互の無
理解や無関心が生まれたが、今や、 三 国における「前近代儒学や近代化の共通点と相違点」 を
真剣に 考慮する こと によって、 三国それぞれの特徴を活かしながら、東アジアにおけ る公共刻l
を新たに創出する時期に来ていると強調した 。
このような日韓中 の代表的知識人による格調高い基調報告に引き続いて行われた各セ ッショ
ンの模様は、次の通りである 。
9世紀末か ら20世紀半ばにかけての 「
東アジア公共知の過去」 をめぐる第一セッショ
まず、 1
P
r
a
se
n
ji
tDuara)教授が、 1
9世紀末からみられる文明 内部のナ
ンでは、シカコ大学のデユアラ (
ショナリズムとトランスナショナ リズムの緊張関係を論 じ、従来は国民主権思想と相ま って前
者が優勢となる傾向が強かったが、今日では中国文明などに関して、後者も優勢になりつつあ
ること を指摘した。 また、酒井哲哉本学教授は、アナキズム的な大正社会主義の影響を受けた
橘撲(たちばな・しらき)の中国社会論やアジア主義が、近代の国民国家主義を乗り越えるインタ
ー・ ソーシャリズムの地平を持っていた こと を紹介し、その 今目 的意義を 述べた。そして、延
B
a
i
kY
o
u
n
g
s
e
o)教授は、 20世紀の東アジア史を国民誕生と国民抑圧の両面か
世大学の白永瑞 (
ら捉える必要があることを強調しつつ、韓国でも 日本でも、 「制度としての学問」 によって形成
された歴史知識の限界を釆り越えるべく、「運動としての学問」 によって新たな公共知を形成す
n
-s
ung) ソウ
る必要を説いた。 これらの発題を受け、デ イスカッサン トとして、張寅性 (
JangI
ル大学助教授と加藤陽子本学助教授が質問し、フロアからも、衛藤洛吉本学名誉教授とアンド
ルー
ゴード ン (
AndrewGordon)本学客員教授が興味深い質問を行った。
引き 続き行われた 「
東アジ、ア公共知│
の現在」 に関する第二セッションでは、オーストラリア
GavanMcCormack)教授が、 1980年代以降みられる日本
国立大学 のガヴ ァン ・マコ ーマ ック (
のエスノセン トリ ックな風潮を強く批判し、そこからの脱却こそ東アジア共同体の大前提とな
RyuHong
Li
m) ソウル大学助教授は、現代の韓 国社会で自 由民主
ると説いた。 また、相1弘林 (
主義は未完の政治理念であり、そのためには市民の徳とフォーラムを通して形成される公共性
dong
)神戸大学教授は、農民社会から市民
が不可欠との報告を行 った。続 い て 、 季 衛 束 。 iWei
社会への移行、法と民主主義に関する公共知の形成と発展、基層自治と公議の衝突の頻発など
の趨勢が読みとれる現代中国において、理性的な議論の限界を意識しながらも、あらゆる人々
にゆきわたるような公共圏、中国的 「
小宇宙」 をも包容しうるある種の普遍 的 な公共知や制度
設計をめくる討議が今まさに強く求められている ことを訴えた 。質疑応答では、三谷博本学教
授、苅部直本学助教授およびフロアから鋭いコメン トや質問 が出され、討論は盛り上がりをみ
せた 。
二日目の午前中は、 「
東アジ、
ア公共知 の未来」 をテ ーマとす る第三セッションが行われた 。 ま
ずj
王l
庫 (
WangHui
)清華大学教授 は、現下の中国で優勢 になり つつある新 自由 主義によっては、
様々な社会的矛盾を解決できないことを指摘し、新たな歴史社会的ビジョン創 出の必要性を訴
えた 。 また、金泰昌 (
K
im Tae
chang)将来世代総合研究所長は、政府や行政機関の公認を通し
2
3
て制度化される「公知」や科学万能主義・経済至上主義的計算理性によって定着・強化される
「私知」と区別された「公共知」の創出を論じた。金氏の言う公共知とは、多様な他者への深い
関心と責任感、グローカルな市民の協働ネットワークを通じて生成する知を意味する。そして、
木畑洋一本学教授は、現代を未完の脱植民地化時代と位置づけつつ、差異を踏まえて共生をめ
ざす歴史認識と東アジアにおける大学問交流の推進をうたった。それを受けて、章正期 (Wei
Z
h
e
n
g
x
i
a
n
g
) 清華大学助教授がインターナショナルな政治倫理学の構想という観点から、山脇
直司本学教授がグローカル公共哲学の構想という観点から、それぞれ質問を行った。
当日の午後行われた第四セッションでは、デイスカサントとして、藤原帰一本学教授が国家
や政府とは異なるトランス・ナショナルな市民社会レベルでの公共知創出の可能性について問
題提起し、また、ゴードン教授が東アジア主義に陥らないような公共知のあり方を問い質した。
このセッションは総合討論と銘打つていたが、それまでのセッションの数々の重要な問題提起
に対して十分な議論を尽くす時間は確保できず、その点は心残りであった。
しかし、シンポジウム全体としては、公共知という目新しいテーマにもかかわらず、充実し
た発題が多く、かなりの成果を収めたと確信している。とりわけ、韓国・中国・香港・米国・
オーストラリア・日本から集まった 30
名ほどの専門家・知識人が、知を公共的なものとして聞
1世紀の大学にとっても緊要な諜題について、様々な角度から討論する機会をもてた
くという 2
ことは貴重な経験だった。また、会場には 2日間でのべ300名近い参加者があり、英語のみなら
ず、韓国語、中国語の同時通訳体制と相まって、大学からの知的発信という役割を十分果たし
たと言えよう。
なお、このシンポジウムの各発題論文と質疑応答の模様は、 2003年の秋に日本語でまず出版
され、次いで英語でも出版予定である。これらがきっかけとなって、 2
1世紀の公共知に関する
トランスナショナルな議論が発展・深化することを切望している。
(山脇直司/村田雄二郎)
2
4
I , OO2~" !l:における I 学院総合文化研究科教産学部
6 2
1世紀「ヨーロッパ」の理念:政治思想の未来
一教養学部創立5
0周年記念国際学術企画
東京大学教養学部創立 5
0周年記念事業の最後をなすこの国際学術企画は 、世界的 に著名なイ
タリアの哲学者であるマッシモ・カッチャーリ氏(ヴェネツイア建築大学正教授)を招鴨して
行われた 。主催は
、
ドイツ・ヨーロッパ研究室
(
DESK
)
。
1
944年ヴェネツィア生まれのカッチャーリ氏は 、20世紀初頭の中欧文化をめ ぐる哲学 ・美学
9
8
0年代には、現代文化 における 利l学の伝統と哲学の交錯に 関す る分析に
的研究から 出発し、 1
進んでいる( この時期 の著作 『 必要 なる天使』 には ~'rl 訳がある) 。 作曲 家 ルイジ ・ ノーノ のオペ
ラ 〈プロメテオ 〉の台本を手がけるなど、音楽や建築と いった芸術創造の現場とも密接な関係
をもっている 。近年は特にヨーロッパの歴史における政治と哲学の結びつき を考察しており、
19
94) と 『
群島 J (
19
97)である 。学術研究のかた
その結実が著書 『ヨーロ ッパの 地一 哲学 J (
976年から 1
983年までイタリアの下院議員、 1
993年から 2
0
0
0
わら、政治にも探くコミ ッ トし、 1
年までヴェネツィア市長、さらに臥州議会議員を務め 、現在はヴェネトナト│
の州議会議員である 。
このようなカッチャ ーリ氏の思想的およ び政治的経歴を背景として、本学術企画では、
r
1
洋島』
で展開された ヨーロ ッパの理念をテーマとした講演会、および、建築と哲学の両面から見た現
代における 「
都市」の思想とは何かをめ ぐるシンポジ ウムの 2つの催しが計画された。 [
2002i
l
三
3月2
7日-4月2日]
1
. マ ッシ モ・カ ッチャーリ氏講演 会
あいにくの雨天となったものの、カ ッチャーリ氏の「群島」の理念を下敷きにしたというノ
ーノの 〈プロメテオ 〉が低く流れる会場には 、学外か らも多くの聴衆がつめかけた 。本講演会
は日伊同時通訳て、行われ、宮下志朗教授 (
言語情報科学専攻)司会のもと 、まず古田 元夫教養
ESKの紹介がな された。引 き続き 、宮下教授から カ ッチャーリ氏の経歴が
学部長 による挨拶と D
紹介されたあと、講演が開始された。
カ ッチャ ーリ氏 は、自分のヨーロッパ統合の理念は、ヨーロ ッパ自 体においても必ずしも十
分には理解されていない、異端的な見方になるだろう 、と いう前置きから始めた。単一通貨ユ
ーロ によって、第二次大戦後に始ま ったヨーロッパの経済的統合は完結したわけだが、これは
統合プロセスを経済分野に厳しく限定し、政治的アイデンテイティを強調しなかったからこそ
実現でき たものである 。政治的アイデンティテイのない 「
未確認政治物体」としての現在の ヨ
ーロ ッパは、 こうした ひとつの政治的戦略の産物である 。 カッチャ ー リ氏は、 この戦略の必然
性を歴史的に説明したうえで、現在におけるヨ ーロ ッパの 政治的支配理念を 「
マー ストリヒト
の哲学」 と呼ぶ。それは、経済的な利援を相互に享受するという統合の目的を壊しかねない政
治的決定をすべて排除するという、 「
安定性」の原則であ る。
この原則と並んで重要なも のを、カッチャ ーリ氏は統合の「不可逆性」に 見る 。 これは、 欧
州諸国が安定性の「自然な」成長のために相互協力をし続けることを意味する 。 こうした点か
ら
、 ヨーロッパ統合とは政治思想 的には「非政治化」にほかならない。 ヨーロ ッパ統合という
非政治化のプロセスの安定と不可逆性は、市場と自 由貿易の原則のもとでのみ保証される 。 こ
のような現状は、恋意的な政治 的決定の及ばない自 動的メカニ ズムに よって調整される社会と
いう、
トマス ・モアをはじめとする古典的ユートピアに似通 って いる 。 ヨーロ ッパ は一種のユ
ート ピア的「保護区」になっている 。 ヨーロ ッパ が陥っている政治的デイレンマ (経済 的に強
く政治的に弱い ヨーロ ッパ)の棟を、カ ッチャ ーリ氏はこうした点に見る 。
このような歴史的認識のもとに、本講演では、地方レベルと共同体レベルの決定とを調整す
る「補完性の原則」の重要性が指摘され、安定性と同質性 の原則が優越すること のない 、連邦
主義的統合の可能性が強調された 。 カ ッチャ ー リ氏はそ こに、ヨーロ ッパの理念の中心 にある
2
5
r ~洋烏性 」 の想起を見るのである 。 群島とは、複数の際だつた個性同士が、他のものが持ち合わ
せていない点において結びつき、ときには相争う場にほかならない。それはヨーロッパの病で
もあるが、この病から回復すると ヨー ロッパは死んで、しまう 。 ヨーロッパを 一つに還元するこ
とはできない。それは、 他者との関係をつねに必要とする、歓待性 (
ホスピタリティ ) にあふ
れた共同体でなければならない。そのためには、都市や 地方からなる r'l作島」の補完性を見失
ってはならない。 自らをそのような群島として想起することができるか否か、それがヨーロッ
パの取り組もうとしている挑戦である、とカ ッチャーリ氏は講演を結論づけた。
非常に熱のこもった講演は予定時間を大幅に超え、後半のデイスカ ッションを短縮せざるを
得なか った。 コメンテイターの国立西洋美術館長・様山紘一氏、東京外国語大学大学院地域文
化研究科教授・上村忠男氏、東京大学大学院総合文化研究科助教授 ・高橋哲哉氏のお 三方から
は、限られた時間でコメントと質問を頂いた。様 山氏は、多数の都市国家が存在してきたイタ
リアの歴史と群島理念との関係、さまざまな政治的決定を調整する政府実現の可能性、および、
人間学から国際政治にいたる幅広い射程をもっ群島理念のさらなる展開という 3つの問いをあげ
た。上村氏は、カ ッチャ ー リ氏の議論を、アントニオ・ネグリ /マイケル・ハートの著書 『
帝
国』や ジ ョルジョ・アガンベンの「世界内戦」論と並べて、イタリア発の新しい世界認識のひ
とつと位置づけた。 また、群島論を、カール・シュミ ッ トによる「大地のノモス」論に代わる、
ヨーロ ッパ共同体論のパラダイム転換としてとらえる見方を示した。高橋氏のコメントでは、
9.
11
事件以後の切迫した事態において、ヨーロッパがアメリカ合衆国 主導の対テロ戦争に追随
するのか、それとも独自の対応をとるのかという、ヨ ー ロッパとその外部との関係における政
治的決定のあり方が問われた 。 また、会場からも質問票により多数の質問が寄せられ、そのな
かから、ユートピア 化 したヨ ー ロッパが逆ユートピアに反転する危険と、現状の統合過程にお
ける安定性と不可逆性がヨ ーロッパの外部に及ぼす政治的作用の2つをめぐる質問が取り上げら
れた。
2
. 国際シンポジウム
会場とした劇場は収容人数が 700人を超えるホールであ ったが、講演会とは異なる層の聴衆で
盛況とな った。本シンポジウムも日伊同時通訳で実施された。 まず、司会の小林康夫教授 (
超
域文化科 学専攻)により、 DESK
の紹介が行われ、 DAAD (ドイツ 学術交流会) というドイツ
の団体からの資金援助でイタリアの思想家を招聴するというこの催しが、国民国家の枠を越え
たヨーロ ッパとの知的交流の現状を如実に示している点に勝栄の注意を喚起した。続くカ ッチ
ャーリ氏の基調講演は「現代都市の哲学」と題され、都市の理念と現実 との絡み合いを、古代
都市から近代のメトロポリスをへて、現在のポスト・メトロポリスにいたるまで思想的に追究
した、抽象度の高い内容であった。 カッチャーリ氏は、都市が一方では安全性や安定を要求さ
れ、他方では │
祭だった効率性と流動性を求められるという矛盾にこそ、都市の都市たる所以が
あるととらえる 。都市とはこの両者の衝突に形を与えるための永遠の 実験にほかならない。ポ
スト・メトロポリスが苧む問題もこの衝突が先鋭化したものであり、都市がコミュニケ ー ショ
ン ・ネッ トワークの拡がりとともにあらゆるテリトリーの境界を廃絶するかのように見える 一
方で、われわれには自分の身体を定位する場所がいまだ必要で・
あるという 矛盾に起因している 。
カッチ ャーリ氏はそこで、ポスト・メトロポリスというテリトリーと、われわれが住むことの
できる建造物や場所との照応および類似を再発見しなければな らない、と説 く。都市はいわば
「
一般相対性」の杢間でなければならず、都市杢間はモナド的な倒体が相互作用を行いながら、
予i
l
l
J
不能な形で変形してゆく場となる必要がある 。「
群島」の理念を思 い起こさせる、このよう
な空間的秩序を作り 出す建築という「まI
[J への期待の表明によ って
、 基調講演は閉じられた。
建築家 ・磯崎新氏、京都大学経済研究所助教授・浅田彰氏を迎えたデ イスカ ッションでは、
司会の小林氏からまず、このシンポジウムの参加者
ト4人とルイ ジ ・ノーノとの深いつながりが話
の糸口として紹介された。磯崎氏はそれを 受 けて、ノーノの 〈プロメテオ 〉 を上演するための
ホールを秋吉台芸術村に設計した経緯を語り、群 島理念と 〈プロメテオ 〉の関係をめぐるカッ
2
6
1 2
0
0
2
年度における大学院総合文化研究科・教韮学部
チャーリ氏との応答がなされた。浅田氏は「群島としての都市(建築 )
J というイメージと対照
をなすものとして、「海」と「孤島」のイデオロギーの存在を指摘した。「海」とはグローパル
資本主義と W晴 晴fの「海」であり、他方の「孤島」イデオロギーとはユートピア思想である。
浅田氏はさらに、群島の概念を「島国」日本の置かれた状況と結びつけることで、アジアにお
ける地一哲学的な問題を提起した。これに対し、カッチャーリ氏は、海をグローパリゼーショ
ンのメタファーとしてとらえることはヨーロッパ人には難しい、と応じ、ここでいわば地一哲
学的な差異が図らずも明らかになった。
討議の後半では、都市のプランニングにおける「決定」をめぐり、政治的決定がどこでどの
ような役割を担いうるか、都市計画のマスタープランが意味をなさなくなった現状に対応した
都市作りのための新たなロジックは何か、あるいは決定不能なものをいかに決定のなかに組み
込むか、といった問題が、磯崎氏の人工島計画「海市」プロジェクトや神戸の大震災、 9
.
1
1事
件後のニューヨーク、ダニエル・リベスキンドのベルリン・ユダヤ博物館などを具体例として、
多方面から議論された。都市・建築・政治・歴史・哲学・音楽を縦横にめぐったこの討議は極
めて密度の濃いものであった。
(田中純)
27
7 アメリカ太平洋地域研究センターの活動
アメリカ太平洋地域研究センターでは、研究成果の公表として 『アメリカ太平洋研究叢書』と
研究年報 『アメリカ太平洋研究』 を刊行している 。 また、公開シンポジウムを年 l回秋に開催す
るとともに、外国人研究者を招いての国際セミナ ーを年 1
0
数回開催している 。
打
r
lを東京大学出版会から刊行した笑績があ
まず 『アメリカ太平洋研究叢書』であるが、既に 4
0
0
2年度には 地域文化研究専攻メンバーとの科研費による共同研究の成果として遠藤泰
るが、 2
生 ・木村秀雄編 『クレオールのかたち
カリブ地域文化研究一』 を東京大学出版会から刊行し
た。
次に、研究年報 『アメリカ太平洋研究』の2
00
2
年度の巻では 2
0
0
1年 1
0月に開催した公開シン
ポジウム 「アメリカの中のアジア系文化
文学と演劇からの挑戦一
」 を基にして、能登路雅子
教授の編集により「アジア系文化 とアメリカ 」 を特集として組むことができた。その構成は、
日系作家のワカコ・ヤマウチや 日系俳優として著名なマコ ・イワマツの伝記的な論稿を始め 、
米国アメリカ学会の次期会長で、アジア系文学研究で著名なスティーヴン ・スミダほか、村 上
由見子、瀧田佳子、飯野正子、内野儀、ウエルズ恵子など興味深い論稿 を多数収録することが
本の論文が掲載された。 ま
できた。その他、多数寄せられた投稿論文からは厳しい審査の末、 7
た、書評では、本センターの研究叢書として東京大学出版会から刊行された内野儀 『メロドラ
マからパフォーマンスへ』と、五十嵐武士 『
覇権国アメリカの再編』の書評を掲載し、全部で 3
23
ページにもなる充実した研 究年報を 刊行することができた 。
0
0
2年9月7日に 、「米国太平洋変動」研究会 (
文科省科学研究
また、公開シンポジウムは、 2
費補助金 ・特定領域研究 (
B)
) との共催で、 r
9.1
1
の衝撃一文 明 の 対 話 は 可 能 な の か わ と 題
0
01
年の同時多発テロ事件からほぼ一周年にあたり、主要全国紙を含むいくつ
して開催した。 2
5
5名の参加者を得ること
かのメディアで告知されたこともあって、当日は予想を大幅に上回る 3
ができ、会場となった大学院数理科学研究科大講義室に収まらない 4
0名近い方々には 、室外の
モニタ 一越しに聴講していただくというハプニングも生じた 。
本シンポジウムは、当センタ ーの遠藤泰生教授による司会の下、評議員の木畑洋一教授の挨
拶で幕を開けた。そのうえで、海外からの 2名のゲスト ・スピーカ ーに報告をお願いした。 まず
9・1
1後のアメリカのイスラム
ロスナニ ・ハシム氏 (国際イ スラム大学、マ レーシア )はその r
イメ ーシ
、」 と題する報告において、テロ事例ー以降、より否定的になったと考えられる米国の
イスラム観がいかに単純で、歪 曲 された、 一方的なものであるかを訴えた。 もっとも ハシム氏は、
イスラム圏がテロ行為への賛否をめぐ って分裂 しており、現状が単純な 「
文明の衝突」とは 似
て非なるものであることを強調することも忘れなかった。
続いてジ‘ェフリー・ホワイト氏 (
ハワイ大学/ イースト ・ウエスト ・センター、米国)は、「パ
1Jと題し、この 二つの事件がいかにアメリカ人の認識上で結びつけられ
ール ・ハーパ ー と9・1
.
1
1の事件を真珠湾攻撃のアナロジ ーでとらえることは、適切でも正確でも
たのかを論じた。 9
ない。氏はそう前置きしたうえで、それにもかかわらず真珠湾攻撃が、この複雑で不可解な事
件を理解する手がかりとして「活用」さ れていった過殺を、図像を含む豊富な資料を駆使して
明らかにした。
以上の 二報告を受 けて、当センターからは油井大三郎教授が「アメリカのアジア ・イメ ー ジ
1
1
と文明の構」と題して、米国への攻撃における米国側と攻撃側双方の認識を、真珠湾攻撃と 9.
を事例に比較検討した 。両者の聞には、攻撃側がある種の 「
精神的な閉塞状況」から無謀な攻
撃に走 った という共通性があると指摘した 。その上で、前者では米国社会の領J
Iに日系人の強制
.1
1の場合は、一部の
収容に見られるような国家による広汎な人権侵害があ ったのに対して、 9
アラブ系住民に対する迫害が見られたが、集団的な強制隔離は発生しなかった。それは、 1
9
60
年代以来の多文化主義的な状況の進展によるものであるが、同 H
寺に、愛国主義の極端な高揚が
28
2002年度における λヤ院総古文化研究科・教葺 7部
みられた結果、他文明との対話を難しくさせているという特徴を指摘し、今後「文明の対話」を
進めるには、国境を超えた「多文化主義」の拡張が課題だと強調した c
その後休憩を挟み、 2名のコメンテーターから問題提起がなされたごまず臼杵 l
場氏(国立民族
学博物館)は、イスラム研究者の立場から昨年の事件とパレスティナ問題の対立構造を比較し
た。米国への敵意について両者の共通点が指摘されたうえで、それを乗り越えようとする興味
深い「文明間の対話」の試みが紹介された。最後に藤原帰一氏(大学院法学政治学研究科)は、
国際政治学の視点から、昨年の事件後、米国の対外政策が単独行動・介入型に変化したことを、
冷戦後の政策的展開の中に位置づけて議論した c
続いて、殺り月 8日には神間の如水会館に場所を移して、英語による専門家会議を“ Memoryo
f
fE
x
c
l
u
s
i
o
n
"と題して行った。その午前中に開催された部会“ Memorieso
ft
h
eWar
Wars,Memoryo
i
nt
h
eP
a
c
i
f
i
cR
e
g
i
o
nandt
h
eP
o
s
s
i
b
i
l
i
t
i
e
so
fI
n
t
e
r
c
i
v
i
l
i
z
a
t
i
o
n
a
lD
i
a
l
o
g
u
e
s
"では、シーラ・ホーンズ
.
1
1と太平洋戦争
助教授の司会のもとに、まずローラ・ハイン氏(ノース・ウエスタン大)が9
の記憶の比較について、ヤン・ユシェン氏(北京師範大)がアジア太平洋戦争 lドから直後期に
おける中国のアメリカ認識の変遷について、最後に矢口祐人氏(東京大学)がハワイにあるア
リゾナ記念館を訪れる日本人観光客の反応について報告した。その後、中野聡氏(一橋大学)が
コメントを行った c午後の部会“A
s
i
a
nAmericanC
u
l
t
u
r
e
si
nt
h
eU
n
i
t
e
dS
t
紅白
FromE
x
d
u
s
i
o
nt
o
C
o
e
x
i
s
t
e
n
c
e
"で1立、山下晋司教授(東京大学)の司会で、ロパート・リ一氏(ブラウン大学)が
アメリカにおけるアジア人イメージと「オリエンタリズム」などとの関連について、ソン・ホ
)ム氏(韓│王│クオンヒ一大)がアメリカにおけるテロ事件への対応をリベラリズムの空洞化
・1
と関連づけて報告し、最後に、能登路雅子氏(東京大学)が 9
.
1
1のアジア系アメリカ人への影
) 智恵子氏(関西大学)がコメントした。
響について報告した後、大津留(北JlI
このようなこつの部会の報告と討論を通じて、アメリカとアジアとの間での「文明間対話」の
障害としての戦争の記憶と人種偏見の問題が浮き彫りとなるとともに、それらの障壁を乗り越
える方策を追求することの重要性も明らかになった。
以上の公開シンポジウムと専門家会議は、文科省の科学研究費・特定領域 Bによってう年間進
めてきた共同研究「米国太平洋変動」の成果でもあり、来年以降に予定している成果の取りま
とめに活かされる予定である。
0回の研究会が実施され
次に、 2002年度に開催された国際セミナーであるが、以下のような 1
たc
う
月 28日、ベス・ベイリー(ニューメキシコ大学)、“ P
r
e
s
c
r
i
b
i
n
gt
h
eP
i
l
l
: The Americ
昌n S
e
x
u
a
l
R
e
v
o
l
u
t
i
o
nandt
h
eB
i
r
t
hC
o
n
t
r
o
lP
i
l
l
"
0日、ジョシュア・ブラウン(ニューヨーク市立大学)、“ F
r
a
c
t
u
r
e
d Views: 1
9
t
h
C
e
n
t
u
r
y
6月 1
ー1
877
"
NewY
o
r
kC
i
r
yi
nt
h
eP
i
c
t
o
r
i
a
lP
r
e
s
s,186う
6月2う日、ジョアン・スコット(サンシャイン・コースト大、 CPAS客員教授)、“ S
e
l
l
i
n
gt
h
e
S
u
n
s
h
i
n
eS
t
a
t
e
: TheR
o
l
eo
ft
h
eQ
u
e
e
n
s
l
a
n
dGovernment,1
8う9
2
0
0
2
"
7
Jj4日、ジ、ユリアン・シプルカ(サウス・カロライナ大、フルブライト派遣講師)、“A
d
v
e
r
t
i
s
i
n
g
G
e
t
sE
n
t
e
r
t
a
i
n
i
n
gi
nt
h
e1
9
3
0
s
"
7月22日、ジヨエル・マイアーソン(サザン・カリフォルニア大)、“ R
e
v
i
e
w
i
n
gt
h
eAm
e
r
i
c
a
n
R
e
n
a
i
s
s
a
n
c
e AnE
m
e
r
s
o
n
i
a
nP
e
r
s
p
e
c
t
i
v
e
"
7月2
2
2
3日、ダニエル・ロジャース(プリンストン大)、“ T
r
a
n
s
n
a
t
i
o
n
a
l
i
z
i
n
gt
h
eH
i
s
t
o
r
yo
ft
h
e
U
n
i
t
e
dS
t
a
t
e
s
"など4コマ(院生むけセミナー)
1
0月 1
8日、ジーン・イェーリン(ピース大)、“ OnH
a
r
r
i
e
t]
a
c
o
b
sP
a
p
e
r
s
"
1
0月30日
、 ドナルド・ロビンソン(スミス・カレッジ)、“ P
a
r
t
n
e
r
sf
o
rDemocracy
C
r
a
f
t
i
n
gt
h
e
r
h
u
r
"
New]
a
p
a
n
e
s
eS
t
a
t
eu
n
d
e
rMacAr
1
1月 1
1日、アン・ファピアン(ラトガース大)、“TheC
u
r
i
o
u
sC
a
b
i
n
e
to
fD
r
. Morron: S
k
u
l
l
s,
R
a
c
e,andA
m
e
r
i
c
a
nS
c
i
e
n
c
e
"
1
2月 1
1日、へンリー・ユー(カリフオルニア大学ロアンゼルス校)、“ThinkingO
r
i
e
n
t
a
l
s:
Mig
29
以上のセミナーについては年2回刊行している CPASN
e
w
s
l
e
t
t
e
rに参加記を掲載しているので、
関心のある方はそれを参照していただきたい。
(油井大三郎)
3
0
I 2002年度における k学院総合文化 研 究 科 教 義宇都
8 東アジア四大学フォーラムの活動
4
一一二ご
1
9
9
9年度より持ち │
周りで開催してきた東アジアの主要四大学の年次会議も、今年度は第一 ラ
0
0
2年 1
0月に国 立ソウル大学を主催校 に2日間のシンポジウムが実施
ウンドの最終回を迎え、 2
された。 この会議では、 4
年間におよぶ活動の総括が行われるとともに、今後の新たな展開に向
けたいくつかの合意が確認された。
また、ソウル会議に先立ち、 8月には学生交流を目的とするサマーキャンプが、国立ソウル大
0
名
、
学をホスト校に開かれた。 フォーラム日本委員会のある東京大学教養学部からも、学生 1
教官3名が参加し、他国の文化や社会に対する理解を深めるとともに、他の 三大学の学生 ・教員
と親睦を深めた。
さらに、 1
2月には東京大学が主催する国際シンポジウム「東アジアにおける公共知の創出一一
"C
o
g
e
n
e
r
ar
i
ngP
u
b
l
icKnowl
e
d
g
ei
nE
a
srA
si
a:P
a
sr
,P
r
e
s
en
ra
n
dFu
ru
r
e
")
過去 ・現在 ・未来 J (
において、東アジア四大学フォーラム日本委員会は共催団体に加わり、会議の企画と実施に深
く関与した。
(1)ソウル会議
2
0
0
2年度の四大学フォーラムは、 1
0月 1
2
1
3日に国立ソウル大学主催により、同大学構内を
会場に開かれた。東京大学からは、佐々木毅総長、古田元夫教養学部長、田中明彦東洋文化研
4名が会議に参加した 。北京大学からは、呉
究所長ほか、教官、事務官、大学院生など、総勢 2
名、ベトナム国家大学ハノイ校からは、 Da
oT
r
on
gTh
i学長以下 6名が参加し
志懇副学長以下 6
hungUn-Ch
a
n学長以下、通訳の院生まで含めると 3
0
た。ホスト校の国立ソウル大学からは、 C
名を超す方々が、会議を支えてくれた。
初日午前の会議は、最初にソウル大学長が開会の辞を述べ、次いで三大学の学長ないし副学
長による基調講演が行われた 。佐々木総長は日本の近代化で大きな意味をもった「和魂洋才」、
世紀の東アジアの大学は技
精神!と技術の使い分けが今や意味を失いつつあることを踏まえ、 21
術開発だけでなく、人間の精神生活全体に対してその存在感を高めていかなければならないと
述べた。
午後の部では、各大学の研究者による報告が行われ、東京大学からは酒井哲哉教授が「アジ
ア主義と社会連帯論の位相一一大正社会主義の理論的射程を中心に」を論じた。酒井氏は、戦
前期日本における主権的国民国家概念批判 (
社会連帯論)がアジア主義に取り込まれる経路を
n
re
r
s
o
ci
a
lの可能性を示唆した。 ソウル大学
省察しつつ、東アジア秩序形成における潜在的な i
朴明圭 (
P
a
rkM
y
o
u
n
g
k
y
u)教授の報告は、アカデミズムにおける「東アジ、ア論」の愛場ととも
に、東アジアにおいても人権 ・環境問題などを媒介とする、国家の枠をこえる学者 ・知識人の
「
連帯活動 J (新しい地域主義)が広がりつつある状況を報告し、酒井報告と共振した。報告後、
i
nr
er
s
o
ci
a
l を担う u
l
1
lrについてデイスカサントの小林康夫教授と田中明彦教授からコメント
があった。
第二 日の午前は、昨年のハノイ会議と同様に、 中国語、 日本語、朝鮮語、ベトナム語、英語
なと 言語別小グループに分かれ、各大学における外国語教育の現状と問題点について意見交換
ε
を行った。
最後の総括討論では、これまでの四回にわたる第一ラウンドの成果を確認し、今後の行動計
画を討議した。
全体として、盛り沢山にすぎた 前回ハノイ会議を反省した成果が十分生かされ、シンポジウ
ム自体はコミュニケーションが十分はかられるものであった。 さらに、それを支えた通訳シス
テムが見事であったことは特筆に値する 。 また、個別の交流も本格的に進展し、研究者 ・学生
31
の交流の基盤が十分に整ったと思われる 。 そして、最終的な合意事項として、来年度から第二
ラウンドを開始し、 四大学の学長懇談を継続すること、一層踏み込んだ共通の課題解決のフォ
ーラムに発展させること、四大学の提税事業 を具体化すること、の 三点が承認された。
ちなみに、会議と平行して第一回四大学合唱祭 BESETOHA (
ベセトハ
B
e
i
j
i
n
g
/
S
e
ou
l
/T
o
k
y
o/
Ha
n
o
i
) が開催された。初日のセッシヨンを終えた会議参加者は、回大学の学生たちがそれぞれ
お国臼慢の民謡を披露する満場のソウル大学会館(コンサートホール)に案内され、その美し
い歌声にしばし魅了された。東京大学からはコールアカデミーが参加していたが、最後に四大
学の合唱団全員が「 アリラン 」、「斎太郎節」など四国の歌謡を合唱する様子は、音楽を通して
ひとつとなり、ともに未来の東アジアを担う若い世代の頼もしさを笑感させてくれた 。
(
2
) サマーキャンプ
四大学の学生交流の場である BESETOHA
サマーキャンプは、ソウル大学の提案によって 2
0
01
年夏から始 まった。 昨年度は開催期間が駒場の試験期間と重なったため、東京大学の学生は参
「一一一 一一 一一 一 一│
加できず、 三大学の みで行われたが、今年度は東京大学の学生も参加できるように日程を調整
し、初めて四大学の学生が一堂に会することになった。
2
0
0
2年サマーキャンプには、東京大学、北京大学、ベトナム国家大学ハノイ校から各 1
0名
、
2
0
0
2宮E
箆T
I
j
揃
滋
岨d
専
問
i
:
S
u
l
l
'
ゆ
君
i
l
'
"
C
&
1
!
秒
0名の学生が参加し、“ Har
m
o
n
iz
a
ti
o
ni
nAsi
a,B
u
i
l
d
i
n
gaB
r
i
g
h
t
e
rF
u
r
u
r
e"
とい
ソウル大学から約 2
うテーマのもと、 1
2日間にわたり、レクチャ一、ワークショップ、フィールド ・トリ ップ、 フ
報告書
ード・フ ェスティパ ルなど、様 々な交流活動を行った。東京大学からの参加者は、初修外国語
として韓国朝鮮語を履修している学生から希望者を募り 、その中から二年生 2名、一年生 8名を
選抜した。教員サイドは、韓国朝鮮諾を担当している生越直樹助教授と有田 f
q
1d
先師が引 率者 と
して同行し、現地で行うレクチャーの講師を教養学部の大津吉博教授にお I,~J[ いした 。
今回の サマーキャンプは、 交流プログラム 作成 や宿泊先の手配など実施に関わるほとんどの
部分をソウル大学が担当した。実際のキャンプ においても、ソウル大学からの参加者がリーダ
一役となって各種のプログラムを進めるとともに、交流の場を盛り上げてくれた 。 キ ャンプの
成功はひとえに 、これ らソウル大学の関係者の周到な準備とホスピタリティによるものである 。
なお、フォーラム日本委員会でも、今後の継続的発展への願いを込めて、参加者の手になる r
2
002
BESETOHAS
r
u
de
n
tS
UITlmerCamp報告書』 を刊行した。
(
3
) UTフォ ーラ ム「東アジアにおける公共知の創出」の共催
2
0
0
2年 1
2月 1
4日
、 1
5日の両日、駒場キャンパスで開催された国際シンポジウム「東アジアに
おける公共知の創出」に、東アジア四大学フォーラムは共催団体として加わった。 シンポジウ
ムの詳細は、別項を参照されたい。
(
4
) 総括と展望
上述した ように、 2
0
0
2年ソウル 会議では、持ち回り会議方式で実施してきたフォ ー ラムの活
動を踏まえて、第二ラウンドへと事業を発展させ、四大学問の連携をさらに緊密なものとして
ゆく方針が合意された。
これまでの第一ラウンドでは、「東アジア的価値」を批判的に検討した上で、あらたな共通文
化の創 造へのプロセスが提案され、その上で具体的には、東京大学において、四大学の教授に
よる講義である「テ ーマ講義
アジアの歴史認識と 『
信 JJ が開訴され、ソウル国立大学におい
ては、 2
00
1・2
00
2年の両年にわたって、匹l
大学サマーキャンプが笑施された。 このサマーキャ
ンプは今後も続けられることになっている 。 こうした成果を 継承 しつつ、第二 ラウンドでは、
1
l
l
:
1
f
-一度シンポジウムを開催し、それぞれの年に 一つのメインテーマと四つのサブ テーマを 設
定し、それ を起点、
とした研究・教育 プログラムを四大学のカリキュラムに組み込む ことを目指
32
'\:>J!, III~I. L I・'"角,
‘, ,,
,
,
,刈
,
.佳
作
_
1
'
.
i
*
'
'
'
.
.
2002司直における kザ院総作文化研究科教聾学部
したい。
具体的な百t
l
l
l
l
jとしては、 2003年秋に東京大学(駒場)において同大学シンポジウムを開催す
る。ここでのメインテーマは、“ E
a
s
rA
s
i
ai
n
/
w
i
r
ho
r
h
e
re
y
e
s
"を予定している。 聞かれた東アジア
における共通文化の創造のためには、複眼的な視点が不可欠で‘ある G それによって、東アジア
の伝統なるものに白閉したり、内なるオリエンタリズムによって東アジアを理解したりする危
険が避けられ、東アジアの現実に接近することが可能になるからである。
したがって、もう一つの以で見るためには、一方で、、東アジアにおけるヨーロッパ研究・ア
メリカ研究の成果を批判的に反省する必要がある。それらが「普遍的な」問題系の輸入と解釈
にとどまらず、東アジアのアクチュアリテイにどう踏み込むことができるのか、そしてそこか
ら反転して、欧米的な「普遍性」をどう脱構築できるかを検討したい c このためにも、本フォ
ーラムは今後、駒場にあるヨーロッパや北米地域研究の拠点、すなわちドイツ・ヨーロッパ研
究室 (DESK) やアメリカ太平洋地域研究センター (CPAS) との連携・協力関係を強化してゆ
くことが望まれる。
現状を顧みると、大学での基礎教養教育の衰退が、広く東アジア全体を覆っており、その結
果、個別の専門だけでは捉えられない、東アジアの複雑な現実に関わる構想力が大幅に減退し、
対話と討議の基本的な条件が失われてしまった。わたしたちはこうした状況に対し、理念的に
教養教育の復権を唱えるのではなく、それ自体が実践的な営為である、大学問における知の公
共空間の構成によって応じようとしている。すなわち、本フォーラムは、如何なる問題系を、
どのように共有し、どう研究・教育にフィードパックしていくのか、という具体的な方法を提
示し、各大学でその成果を実行することで、東アジアのアクチュアリティに深く根差す人材を
輩出しようという点に、自らの存在意義を見出している c そのため、第三ラウンドでは、東ア
ジアにおける共通文化の創造という理念を継承しつつ、よりアクチュアルな共通の課題に取り
組むことが目指されるだろう。
(村田雄二郎)
33
9 シンポジウム 「
言語態とは何か」
言語情報科学専攻設立 1
0周年を記念して企画されたシンポジウム「言語態とは何か」は、ゲ
ストに作家の大江健三郎氏を招いて 1
1月2日午後3時から行われた。会場とした 1332番教室は、
500名近くの収容人数を誇るが、学外からの来勝者多数を含む聴衆で満員となり、立ち見の人も
散見されるなか、会場は開始早々から熱気に満ちたものとなった。専攻からは、設立時の中心
メンバ ーの一人であり、大江氏の大学時代の同級生でもある 山内久明氏をはじめとし、山田広
H
自、野崎歓、ノj
、森陽ーの 4名がパネ リス トとして参加l
した。司会 ・進行役は 小森陽一氏が務めた。
以下にその内容を簡単に報告させていただく 。
鍛治哲郎専攻主任による挨拶のあと、シンポジウムはまず、専攻立ち上げ時において「言語
態」という概念がどのような役割を演じたかを、当時をよく知る 山内氏に報告を求めることで
11
内氏がそこで強調されたのは、新造語であるこの「ことば」が新しい専攻を生み
始まった。 1
出すにあた って、 その柱のひとつとして機能したということ、そしてそれができるだけ多様な
対象やアプローチを包摂しうる、いわば懐の広さを旨として構想、されたということである 。
これにつづいて、本シンポジウムの中心となる基調講演が大江氏によ ってなされ た。 じつに
魅力的な語り口によって聴衆をとらえて話さない氏の講演は、きわめて内容豊かであり、簡単
な要約を許すものではない。 しかし歪 曲を承知であえて要約を試みるならば、それは 二つの柱
からなるものであったと 言 えるだろう 。第一の柱は、言語態を、練習、実習という意味におけ
るプラクシスとして、不断の訓練、彫琢を通じて作り上げられるべきもの、その意味では、ま
ずは個人に属するものとしてとらえる ことにある 。大江氏はこれを夫折したアメリカの女性作
家フラナリー ・オコナ ーの言葉を借りて「習'出」と名づける 。書 くことを通じて 作 り上げられ
るそれは、しかしたんに「芸術の習慣」であるばかりではなく、その人の生き方を助け、困難
においてその人の支えとなる「人生の習慣 J h
a
b
i
ro
f be
i
ngとなるのだ、と 。第二の柱は、この
習慣を「慣習 」 として転倒させることで、言語態の問いをいわば個人から社会へと向けかえる
ことである 。大江氏は強い危機意識をもって、現代の日本の言説空間の、知識人の言語態の文
字通り奇態な査みを扶りだす。氏はそれをマサオ ・ミヨシが 『オフ・センター 』の最終章にお
いて指摘している「会話主義」の、すなわち座談会やパネルデイスカ ッション、シンポジウム
等の近年その度を増すばかりの蔓 延のうちに見る 。 それは 一言 でいえば、書かれる言葉が話さ
れる言葉によって全面 的に置き換えられてゆくということであり 、明確に形づくられた論理の
凌昧な気分の共有が、はっきりとした対立の上に成り立つ真の論争の代わりに、仲
代わりに、 l
間内だけのしみ通るような同意が支配してゆくということである 。 こうした 事態が常態と 化し
a
lk r
hi
nkの支配、これが文化的な、そ
た結果、人は書くときも話すように考えるようになる 。T
して政治的な危機でなくてなんであろうか。 ことの重要性をとくに、会場の多くを占めている
若い人たちに向かつて訴えたいという大江氏の言葉は、氏の四十数年に渡る作家としての経験
と活動に裏打ちされているものであるだけに、聴衆の心に強く響くものであった。
大江氏の講演がある意味では本シンポジウムという場そのものへの批判的コメン トともな っ
ているということは 、誰もがすぐに気づいたことであり、それだけに後につづくパネリス トの
発言は容易ではなかった 。 まず 山田は、専攻に所属する研究者としての立場から、この 言語態
ということばをどのような意味で引き受けるかを述べようとした。その核心 は言語態をやはり
プラクシスとして、 しかしまずは社会的実践という意味におけるプラク シスとして 理解しよう
とすることにあった。 この実践は根本的に複数的であり、したがって、それに対するアプロー
チもまた線本 的 に複数的であらざるをえないが、これを「言語態」 研 究として 一括することの
意義は、まさ に自らを 一つの実践、 一つの「介入」として意識していることにあるという主張
である 。つづいて野崎氏は、翻訳という視点からプ ラク シスとしての言語態を論じた。氏は現
代フランス語圏文学の最もすぐれた翻訳者の 一 人であるが、現在の日本では見かけに反して制
34
1 2
0
0
2年度における k学院総合文化研究科教葺宇都
訳の価値が著しく低下しているという
C
この一種の価値崩壊が示しているのは、氏によれば、
一個の翻訳がまさに「事件」たりえることの忘却であり、 「他なるもの、異なるものによる試練」
(アントワーヌ・ベルマン)という翻訳本来の意味が見失われていることなのである。山田の発
言が予定の時間を超過するという不手際のために、司会の小森氏の発言時聞がほとんど失われ
ることになってしまったが、小森氏からはミヨシ氏と大江氏が指摘する「会話主義」蔓延の根
が、じつは 1920年代における座談会形式の発明にあるということ、そしてそれが日本における
天皇制イデオロギーの確立と軌をーにしているのだという重要な指摘がなされたことは強調し
ておきたい。
われわれが投げかけた言語態という問いを正面から受けとめることを辞されなかった大江氏
のおかげで、本シンポジウムは専攻と専攻の外部にある人とのあいだの貴重な対話の場となり
えたと信じる z ただ一つ、時間の関係で会場の聴衆とのあいだのやりとりが一切できなかった
ことが惜しまれる。
なお、言語情報科学専攻は、東大出版会の協力をえて、『シリーズ言語態」全6巻の刊行を 2002
年に完結させることができた。本シンポジウムのパックグランドをなすものとして、言語態を
めぐっての t
a
l
kt
h
i
n
kならざる本来の t
h
i
n
k
がそこにあることを付け加えさせていただきたい。
(山田広昭)
3う
1
0 シンポジウム「行動する身イ本と心」
2002年 1
1月30日数理科学研究棟大講義室を拝借して、生命環境科学系身体運動科学グループ
0回記念大会」を開催した。(r
行動する身体と心」
主催による「身体運動科学シンポジウム第 1
2
1世紀を支える身体運動の科学
〉のタイトルのもと、午前と午後に 2つのサブシンポジウム、
「動く身体を支える細胞と個体のしくみ」及ぴ「スポーッ:脳と身体を結ぶ「理」の回路」が設
けられた。また、工学部教育プロジェクト室長小宮山宏教授(当時、前工学系研究科長、現副
学長)に「動け!日本
知の構造化と表出」と題して特別講演をお願いした。 1
0周年記念とい
2名、他に本学総合文化研究科(物理)の兵頭俊夫教授、
うことで、身体運動科学グループ教官 1
工学部再生工学教授立石哲也教授、理化学研究所の姫野龍太郎博士、元京都大学霊長類研究所
長の久保田競教授等、身体運動に関わる最先端の研究者を迎えて学際的な大規模シンポジウム
となった。以下に、私見を交えてその内容を報告したい。
変わらない知識の海とバーチャル世界に溺れる前に
変わらないものが知識や観念だとすると知識を得た人間まで「変わらない」、あるいは「変わ
ってはならない」と想っている人が多い。これは一般人、専門家を問わない。人間が生みだし
た科学技術が生活様式を変えた c たしかに生活は便利になり、情報は一瞬のうちに世界をかけ
めぐりいまや世界はあたかも一つになると誰もが思った。その矢先に 2
0
0
1年9月1
1日、未曾有
の人間の対立的行為が世界を震揺させた。経済的な問題が根底にあるにせよ、こころや思考、
行動ルールの異なる人間集団が存在し、まったくコミュニケーションの成立する気配すらない
現実がある。 2
1世紀、人間はどのように行動すればいいのだろう。生命自身あるいは自分自身
の身体に限りないブラックボックスをもっ人身を前に、テーラーメイドの医療が、再生医学が、
クローン動物が現れる。生命の息吹を周りの自然が語りかけてくれた環境はすでにバーチャル
水槽の中を泳ぐ熱帯魚に変わってしまっている。すべてがバーチャルに変わったとき「わたし」
の生をどのように定義するのだろうか。
知識の構造化と主体的に行動する人間の原理
教育の革新への方策
問題への対処の方法は 2つある。一つは、人間の身体性・運動性、出力することで脳を創るシ
ステムのもつ一般原理で対処することである。これは人種や宗教、文化を越え、種として共通
である。まさに身体運動科学、身体運動グループが専門領域として取り組まなければならない
領域である。もう一つは人聞が生みだした膨大な科学技術の知識を誰もが使えるように構造化
することである。人間自身が自身を匁l
らず、全体像が見えないままおぼれてしまう前に、この
二つを有機的に結びつけることで、 2
1世紀を乗り越える具体的な方策が生まれるだろうことが
この身体運動科学シンポジウムで予感されたご
運動するという現実の世界に対する投機・働きかけが動物である人間の行動手段である。身
体の構造とは、「未来に向かつて何かをする」という行為を実現させるためにできているといっ
ても過言ではない。こころを生み、学習を成立させ、日キの活動を支える身体システムが私た
ちの生を支える。
R
e
d
u
c
t
i
o
n
i
s
mから h
o
l
i
s
m
へ一一特別講演
小宮山教授は、「動け!日本一知の構造化と表出」と題する特別講演の中で、東大の全学部で
Hてくるキーワード、合計9700語を知識構造化し、粒度を適切にし、わか
行われている講義に I
36
削
2句世における大守院能 u文化研究科教聾宇都
りやすい明示化の方法を探る必要性を訴えた。知識の構造化とは、知識化つまり領域化とその
なかでの基本法則の整理、それらの関係づけ(領域の明示)の提示である。小宮山教授は「知
識の構造化」を早急に実行しないと「科学は社会と対立しはじめる」と警告を鳴らす
2
0世紀
までの科学が追求してきた「還元主義 J R
e
d
u
c
t
i
o
n
i
s
mから「包括、術院t
主義 J h
o
l
i
s
m的な観点に
立つての、新たな問題解決の道を探る必要性を論じ、 I
Tを利用した知識の構造化を追求、すな
わち「工学部教育プロジェクト室」の取り組みが紹介された。遺伝子から個人の健康まで‘ Gene
t
oh
e
a
l
t
h
'、脳神経細胞から個人の学習まで‘ Neurontol
e
a
r
n
i
n
g
'、量子レベルから高度知的情報ま
で
‘ Quantumt
oi
n
f
o
r
m
a
t
i
o
n
'の3つをつなぐ方策と提示する必要性を示した。
動く身体を支える細胞と個体のしくみ一第 lシンポジウム
この構造化した知識を新しい知と価値の創造につなげてゆくのが身体運動ではないだろうか。
創造するのは人間である O 人間自身が主体的にものごとに取り組み、さらに発展させてゆくに
は、人間それ自身のもつ創造性を引き出す教育システムが並列されねばならない。人聞は生物
・動物であり、自発的に対象に取り組む本性をもっ G それは実際の筋収縮を介した運動・行動
によってなされる。すなわち脳は出力依存的に創られる。この性質は細胞そのものの原理に由
来する。きわめて特異的なシナプスを形成する神経細胞と筋細胞の関係及びその電気的興奮性
と刺激依存的にシナプスを形成する細胞の自律的な動的性質に負っている。神経細胞をも含む
人体を構成する細胞の構造をつくりかつ動きを生み出しリモデリングの可能なタンパク質シス
テム細脆骨格の動的性質に負う(跡見)。細胞それ自身のもつ能力、おとなになっても未分化な
細胞・幹細胞を維持する人体という環境(山凹・石井)、それらは動的に維持されてはじめて活
動依存的に生き続ける(石井・金久・山田)。個体の運動は、全身性にも細胞レベルでもストレ
ス応答系を稼働させる(石井・跡見)。運動時に充進する代謝は、糖と酸素を利用する生物シス
テムを細胞内・個体内で構造化する(八回)。神経筋、筋骨格系、心循環系を神経、内分泌、系に
加え、全身に張り巡らされている張力システム、液体のながれを介して、一つ一つの細胞を活
性化する。運動はさまざまなレベルの機械刺激を生み出す。過剰なもしくは誤った機械刺激は
生体を破壊する(福林)。再生の不可能な部位には再生工学が必要だ(立石)。ウォーキングや
ランニングにおいても前頭前野をはじめとする多くの制部位が活動するものであり、自身の動
く身体を介して知るミクロからマクロの張力発揮系により表出される認知・行動システムは、
脳の多くの部分の活性化を介して理解することができる(久保田)。
脳と身体を結ぶ「理」の回路一第 2シンポジウム
人間は、面白いことに熱中する動物である。スポーツは最高級の文化でもある(深代・小嶋)。
野球のボールの縫い目の方向性を一定にすることで魔球を生み出す人間業を引き出すスポーツ
の魔力を流体力学によるシミュレーションが引き出した(姫野)。白身の動きや行動を対象に「考
える物理学」を著した兵頭教授による身体動作に対する解析は、合理的な動作を物理学で考え
させ認知させるものだった。日本人は古式の「なんば歩き」、古武道などの合理的な身体運動の
実践的歴史をもっ O トランポリンの空中無重力体験などは怖さの中にも快感を感じる O 人間の
脳を理解するには、今後、生物が進化過程で獲得してきたゲノムと人体の細胞から個体に至る
構造と動きを作り出す骨格筋相互の構造化(川上、深代・小嶋・小林)と、それを機能的に発
動させる脳の回路の構造化との関係で再検討することにより、障害を引き起こさず(渡会・福
林)、よりよいパフォーマンスを学習するためのマシーンの利用による逆設定学習(小林)、行
動や実践の中で創造する脳(大築)を創る身体運動科学を生み出すことができるだろう。
ジョギングは前頭葉機能を向上させる
神経細胞は単なる介在ニューロンでしかないともいえる。数兆個の介在ニユーロンはどのよ
37
うに構造化され認識する脳を創りだしてきたか。アメリカの S
a
l
k
研究所の F
r
e
dGageらの研究で
は、多様性をもった環境が学習能力を高め、とくに回転ケージでの走運動により神経細胞の再
生が増加することを示した。元霊長類研究所長の久保田教授は、ご自身もランニング習慣をお
持ちの、前頭連合野研究の第一人者であるが、日本福祉大学に移動されてからはサルを対象と
した前頭葉の研究から、対象をヒトに移し、 MRI
、光トポグラフイーを利用してランニング中
の脳の活性化部位の同定を行っている。前日員連合野は同時に 2つ以上の課題を行うと活性化する。
2ヶ月間週 2-3日のジョギングの継続により前頭前野の機能への影響を調べたところ有意な向上
が見られることを報告した。このことは生物が実際の動きを通して外界に働きかけることそれ
自体が脳の構造化促進因子であることを示唆する。
聴衆に対し、・自身の身体'の土台の上に心や脳を誘導することで、各人の「知」が内発的に
「構造化」したようである。聴衆の感想からも、全体として開催者が主張したいメッセージが明
確で、それとそれぞ、れの個別の研究の r
e
d
u
c
t
i
o
n
i
s
mが融合した知識構造化の場となった、との声
が大勢を占めた。小宮山教授の言われる「知の構造化」がまさに表出する実践の場となった。
実は、身体運動グループの教官に事前にお願いしてあった一点「自身の発表に対するシンポジ
ウムのタイトルへのコメントと位置づけ」のお願いは、小宮山教授の主張されるように、東大
の個々の講義に対して少数のキーワードによる誘導で、聴衆となる学生が、膨大な知識をおの
おの〈別のもの〉ではなく、互いに連関する接点をつかみ、統合させるヒントとなるものであ
った。本シンポジウムは、図らずも、脳への言葉による働きかけがいかに有効かを実証する場
にもなった。このことだけでもすばらしく大きな教育改革の具体的な方法を実証したシンポジ
ウムだったと言えるだろう。
最後に、このシンポジウムは人間を分子から丸ごとの個体まで、細胞から脳まで連関させる
見方と実践をつなげる 2
1世紀の教育の新しい展開の端緒を開く意味あいがあったことも付記し
ておきたい。ひろく日本国内、さらには世界にこれらを情報発信するため、本学情報学環伊東
研究室により、シンポジウムの全プログラムが音声画像収録されている。ご協力に感謝すると
共に、今後の幅広い展開に大いに期待したい。なお、プログラムは以下のシンポジウム一覧を
ご参照下さい。
プログラム
シンポジウム 1:動く身体を支える細胞と個体のしくみ(司会:跡見)IJ日子)
・山田茂(運動生化学)肝機能と骨格筋の肥大
・石井直方(運動生命科学)運動適応にみる器官・細胞のクロストーク
・跡見順子(運動生命科学)細胞と側体のストレス適応連関
・八回秀雄(運動生理生化学)乳酸と運動
・久保田競(日本福祉大学・脳生理学)前頭葉による歩走の制御
・福林徹(スポーツ医学)リハピリテーションと人間の回復力
・立石哲也(東大工学部・再生工学)機械的刺激を導入した再生医工学
特別記念講演
・小宮山宏
(
r工学部教育プロジェクト室」室長、前工学部長) r
動け!日本一知の構造化と
表出」
ニt
わ
り
シンポジウム
r
r
:スポーッ:脳と身体を結ぶ「理」の回路(司会:大築立志)
・川上泰雄(運動適応科学)ヒト骨格筋の収縮中における筋線維と騰のふるまい
・金久博昭(運動適応科学)不活動が身体に及ぼす影響
.i
度曾公冶(スポーツ医学)予防医学から身体運動科学へボディーアウェアネス
・深代千之(バイオメカニクス)身体の力学的出力特性とスポーツ
3
8
1 :
!
0
0
2年度における大学院総介文化研究科・壮控宇部
-小嶋武次(バイオメカニクス)打動作の体幹の回転仕組み(野球・ゴルフなど)
・兵頭俊夫(物理学)スポーツの上達に生かす力学の基本法則
-姫野龍太郎(理化学研究所・情報環境学)スポーツを進化させる運動シミュレーション
・大築立志(運動神経科学)巧みな動きと脳の働き
・小林寛道(認知行動科学)認知動作型トレーニングマシーン:動作における自己対話
(跡見順子)
3
9
1
1 文化功労者顕彰記念講演会
日英同盟百周年を迎えた 2002年の師走、真珠湾奇襲記念日を 二 日後に控えた 12月6日の午後、
ながく英米研究に身を捧げてこられたお 二人の名 誉教授が、ふたたび駒場キャンパスの大教室
を沸かせた。「
ア メリカを知るなら本間長世先生、シェイクスピアの事なら小田島雄志先生」 と
記念講演会のポスターが知らせるように、両先生はそれぞれ米英研究に勤しみ、欣然と米英の
文物を自家薬能中のものにして半世紀、いまや斯道の大家と認めぬもののなく、今年度晴れて
文化功労者として揃って顕彰されたのだ った。期せずして 学生時代は同期の誼、駒場のスタッ
アメリカを知るなら
本田長世先生 v
{本学名誉教授 刷平成1
4
年度文化功労者撮影)
シzイタスヒ7の事なら
小田島 雄志先生和
J
{
本学名管教侵・平成1
4
年度文化功労者顕膨)
フとしては長年「英語教室」に所属された。われわれは度 び、誇りに思い、さらにこれ幸いと
文化功労者顕彰記念講演会
ばかりに記念講演会を強要した。
1
3号館 1
3
1
3
a
なにはともあれ、両先生とも話が抜群にうまい。 フランク永井を思わせる (
1
喰えの古さは赦
院もなく、聴衆はその話術に惹きこまれ、笑いのうちにアメリ
されよ )本問先生の美声に酔う n
カ学の蕊奥に触れることになる 。小田島先生はやや森進 一ふうの渋い声で、それに観客が耳を
そばだてれば、これまた巧みな話術の餌食となり、彼顔を戻して気がつけば、シェイクスピア
が身近な存在として忘れがたく残る 。
A
平成 14年 12 月 6B (金 )16 :30~
「アメリカをどう理解するか J
「シェイクスピアの人間学」
I轟鐙よ2人のお話カえ
再び
、
P
仁1
I
駒場で
。L
IfJl~
輔 ,ゆ 柿 悼 ¥ : ' . 冊 目 酬 明
いうまでもなく、両先生の功績が認められ世に表彰されたのは、本!笥翁は総合的・包括的ア
メリカ研究の独創的偉業ゆえであり、小田島翁は坪内遁遥に次いで、シェ イクスピアの芝居を新
たに全訳するという大業ゆえであった。「アメ リカをいかに学ぶか」と題 したご講演にも 言及さ
れたことではあるが、明治の開匡│以来、アメリカ研究は喫緊の課題とされながらも、第二次世
界大戦後の駒場キャンパスに「アメリカ不.
1
J が創設されるまで、高等研究機関で本格的に研究
されるに至らなかった。本問先生のお言葉どおり、「これほど長く続いた喫緊の課題も珍しい」。
将来を l
属望されるそのアメリカ科の第一回卒業生として、本問先生は旅立たれ、間延びした '
1
喫
緊の謀題」にすぐさま応えて、出藍の誉れに輝いたことは周知の事実となって久しし、。 しかし
その目に見えぬご苦労は察するに余りある 。西洋近代後期における文系の知のパラダイムに 「
法
政-経 ・文」なる大別があり 、 さらにその「文」に「哲・史 ・文」という細分があって、そ
のいずれかの所語専 門分野に属せば、ある種 「
みんなで渡れば怖くない」 に似た安心感が得ら
れる 。 しかるに、本問先生が自らに課された新領 j
或
倉J
I生の難業は、その全てに関わり、そのい
ずれかのひとつに限るものではなかった。 しかも、すべての創生の事業に付き物のように、「ソ
フトでもハードでも」とばかりに、学内行政はおろか国内外を問わず各種の外交に持ち前の手
腕を振るわざるを得なかった。 なかでも、アメリカ研究資料センター(現、アメリカ太平洋地
域研究センター )の創設と総長特別補佐の大任は、このことをよく示すだろう 。
「シェイクスピアの 人間学
」 という演題に窺えるように、小田島先生といえば シェイクスピア、
(
特にある年代の人々には) シェイクスピアといえば小田島雄志と決ま っている 。 シェイクスピ
アの戯曲作品は通常 3
7作とされ、その全てを 「七年で訳した」 とご講演にさらりと仰る 。 しか
しこのことはけだし恐るべきことに他ならない。単純計算でいっても、年にう作以上をこなさな
ければならない。 しつこいようだが、 一作の翻訳に 二ヶ 月ちょっとしか掛からないという こと
だ。 しかも、(いまだ、に変わらないことだが)駒場キ ャンパスでは 一番授業担当時間数が多い外
本関長世先生
国語科での責務は怠ることのない小田島先生であった 。そればかりではない、小田島先生には、
それに加えでほぼ欠かさない日課のようなものがあって、授業の後はほぼ決まってパチンコと
芝居小屋詣で、が続いた 。 これはもう超人というしかない。なにを隠そうこの私も、もとより生
半可ではあるものの、シェイクスピア研究者を自称するものであり、その証明にと、この十年
余の間毎週二時間、原典講読と称して独演的口頭訳を孜孜として実践しているが、遅遅として
進まず、経験的実感としては年に 三作が限度。小田 島先生の年五作以上のペ ースを 七年連続と
いう離れ業は、ひたすらこれ驚│
嘆するのみ。 しかも小田島先生は、いい加減な口頭訳ではなく、
後世に残るとともに舞台に演じられるべき翻訳に他ならない。
4
0
小田島雄志先生
I ユ
002句l
!tにおける);:下院艦合文化情究科ー敦葺学部
かたちは異なれど、両先生のお仕事はかくも博大偉大であり、当然のように既にお二方とも
今回の顕彰以前にも既に叙勲の栄に浴しておられる O しかし、それにも増して両先生の雄弁に
は隆目すべきものがあるこ一般に、噺家でなし、かぎり、話術によって文化功労者に顕彰される
ことはまずなし、。これは当たり前だが、両先生の名調子を聴く幸運に恵まれたものには、恰も
雄弁までLが顕彰の条件に入っているのではないかと怪しむまでに、すばらしいのである=
昨今ファカルティ・デイベロップメントとなどという甚だ野暮な言葉が横行しているが、そ
の FD~ こは講義要領が当然ひとつの重要な項目となっている。学部長とは言わないが、記念講演
会に列席していた学部首脳部のある人などは、将来仮に FDセンターなるものが出来た暁には、
まずは講義要領の特別講師として両先生をお呼びするに如くはない、などと冗談ともつかない
ことを口にする始末。ともかしことほどさように両先生の話術は巧みであった。何故これほ
ど上手なのか、その理由をたずねるとすれば、さしあたり二つの源泉が思い浮かぶ。
第一に多趣味。お二方の多才多芸には端促すべからざるものがある c 小 1
1
1島先生が栄えある
パチンコ大賞を受けられたことは比較的有名だが、マージャンの名手としても知る人ぞ知る。
商と女優と野球をこよなく愛する。記念講演のなかでも、
才能とするか芸と呼ぶかは別として、 i
幾人もの女優の話がちりばめられており、世代は違うが趣味は一緒だと筆者などは無意味に喜
んだ(特に八千草薫)。しかしこれが話術というものだろう。本問先生が歌一般に示される熱情
はただものではない。世に生まれっき耳の良い人というのがいて、加えて記憶力が兼ね備えら
れると、この人は歩く歌謡大全。その-端は記念講演でも披露されたが、プレスリーをはじめ
とする米国歌謡のほとんどを本問先生はメロデイーと歌詞ともども正確に覚えておられる
I理
念の共和国」と L寸高踏的議論のうらに、プレスリーの身振りと歌詞が克明に記憶されている
とすれば、これを磐石の備えと言わずなんといおう。格式ある記念講演会で、エルピス・ペル
ピスなどという言葉が聞けただけで筆者などは純粋に感激してしまう。それだけではない、こ
のアメリカ研究の泰斗は比類なき歌舞伎通である O
第二に職場環境。駒場キャンパスの中心には、駒場出身の前総長のお気に召さなかった時計
台が重量えているが、その裏のまた裏に 9号館という誠に奥ゆかしい建物がある。その二階に「談
話室」と表札の掛かった部屋が2箇所あって、そのうちの一つは主に前期課程英語担当の教官が
たむろする場所となっている C かつてはここで文字通り談論風発、昼休み時ともなれば、駄 i
西
落の競演あり世間話あり文学論義あり、つまり「談話室」は言葉の感覚を磨き、話術を訓練し、
社交を楽しむ場に他ならなかった c そしてこの言葉と話術のギムナジウムで、常に異彩を放っ
ていたのが本!日j
先生であり小田島先生だ、った。たとえば、米国政府高官に S
c
h
l
e
s
i
n
g
e
rなる人があ
って、その語尾の発音は「ジャー」かあるいは「ガー」か、などということが話題にのぼると、
「先般ご本人にお会いした折、尋ねまして」などという賛沢な正解が本問先生から与えられるつ
あるいは、シェイクスピアの『マクベス」の一節に Macbethとd
e
a
t
hとが脚韻を踏むところがあ
って、これを何とか翻訳でも表現したいと悩む小凹島先生に、「談話室」古参の一人だった故安
東伸介先生が「そりゃあ、マクベシだよ」と映笑の渦をまく。小田島先生の「寄付あんどテイ
ク」などは岡ったことに耳にこびり付いて離れない。
いたずらに懐│日の念をつよくしても詮無いことと承知しつつも、名講義のうらには、言葉の
プロ集団たる「英語教室」が存在していたことを思い返さざるを得ない。両先生のお祝いを契
機に、その偉大な伝統を今日に継ぐべく、行住坐臥これ心を新たにすべし。
(高田康成)
4
1
1
2 大学評価・学位授与機構による教育・研究評価
教養教育については、文部省(当時)によって 1
9
9
1年度にいわゆる設置基準の「大綱化J(
一
般教育科目、専門教育科目等の科目区分の廃止)が実施され、教育課程の編成、教育方法及び
履修指導などが各大学の主体的な判断に委ねられるようになった。その結果、全国の国立大学
で「教養部廃止」が相次いだが、東京大学においては、新制大学としての発足以来の「教養学
部体制」が維持され、全国でも唯一教養教育を担当する部局として教養学部を置き、学部教育
の最初の2年間(前期課程)を教養教育にあてるという特色ある教育のしくみが強力に推進され
ている。
教養学部では、 1993年度に現行のカリキュラムを導入して以降、教育課程の編成から、教育
方法、教育内容までの多岐にわたって、継続して点検・評価活動を続け、その結果をカリキュ
ラムから進学振分け制度に至る多くの側面で改善に結びつけてきた実績がある。これまでの点
検・評価活動には、自己点検・自己評価以外にも、本学の専門諸学部による評価、さらには、
外部の識者による外部評価まで様々あるが、今回、「大学評価・学位授与機構」による本格的な
外部評価を受けることとなった。
「大学評価・学位授与機構」とは、 2000年度に国立学校設置法に基づき設置された国の専門機
関であり、教育と研究の様々な分野について大学評価を実施してきたが、 2000年度着手分の全
学テーマ別評価〈教養教育〉として、全国 9うの国立大学の教養教育の評価を実施したものであ
るc
東京大学としては、全学の評価実施委員会(委員長=小間篤副学長)がこれを担当したが、
本学では教養教育(前期課程教育)は教養学部が責任部局としてこれを主として担っているた
めに、教養学部がその事務の大部分を担当することになった。教養学部で、は、学部長の下に「機
構評価対応ワーキンググループ」を設置し、教職員が一体となってこれにあたる体制を作った。
評価スケジュールは以下の通りであった。
2001年l月 機構から各大学へ実状調査実施要項等の通知
2001年2月 機構による説明会の開催
2001年う月
大学から「実状調査回答票」を提出
2001年1
0月機構が実状調査結果を公表
2002年1月 機構から各大学へ自己評価実施要項等の通知
2002年2月 機構による説明会の開催
2002年7月 大学から「自己評価書」を提出
2002年 1
1月機構が大学毎にヒアリングを実施
2003年1月 機構が「評価報告書(案 )J を提示
2003年2月 大学から「意見申し立て」を提出(任意)
2003年3月 機構が評価結果を公表
2002年7月に提出した「自己評価書」は、 A4で46枚
、 47,
000字に及び、 2002年 11
月のヒアリ
ングに際して提出した資料は、 A4で600枚を越える量に達した。教養学部としては文字通り総
力を挙げてこれに対応したわけである
O
本稿執筆時点で機構から示されているのは「評価報告書(案 )
J であるが、東京大学は2月の
「意見申し立て」を行わなかったので、数カ所の細かな字句の訂正を除いて、「評価報告書(案)J
がほぼこのまま「評価報告書」として 3月に機構から公表されることとなる。
2年2ヶ月を要した大規模な評価活動を通して、東京大学としては、実状に即した的確な評価
をいただいたものと受けとめている。特に、「前期課程教育として教養教育を 2年開設けている
点は、学部教育全体を広義のリベラル・アーツ教育と捉えて、その中で教養教育を重視した姿
r評価書(案 )
J う頁右下)を得たことは、全国で唯一、
勢として、特に優れている」とし寸指摘 (
42
r 2002-{j慌における太子陥総什文化研究科教指宇部
前期課程教育を担当する音;
1
局として教養学部を擁し、教養教育を強力に推進してきた成果が認
められたことであり、まことにうれしい結果となった。しかしながら、厳しい評価を受けた点
も多々ある。教務課をはじめとする事務体制の人員の不足、教室などの設備の貧弱さ、教養課
程の教育目的・目標の周知の不徹底、教育方法の改善の必要、学生の学習密度の低さ(自習時
間の不十分さ)、教育効果を的確に把握する仕組みの整備の必要、部会などでのファカルティ・
デイベロップメント活動の充実の必要など、改善を要する点の指摘も多々受けた。教養学部と
しては、全学との協力を深めつつ、これらの改善に力を注いで、いく使命を負っているコ
0
0
3
なお、大学院総合文化研究科と学部後期課程を対象とする、分野別評価(総合科学〉が、 2
年 l月から開始されている
C
これは 1
年間の評価であるが、教養学部としては、同様の対応体制
を{乍って、作業を開始している。
「評価報告書(案 )
J は次頁以下のとおりである c
(山本泰)
43
東京大学
O
大学評価・学位授与機構が行う大学評価
(案)
0大 学E
平価 ・学位授与機構が行う大学 評価 について
「教養教育
j
評価報告書
(
平成 12年度着手継続分
全学テーマ別評価)
1 評 価 の 目的
大学評価学位授与機構{以下『機構 J
)が実施する評価
は,大学及び大学共同利用機関{以下「大学等J
)が競争的
環境の中で個性が輝く機関として一層発展するよう,大学
等の教育研究活動等の状況や成果を多面的に評価すること
により,①その教育研究活動等の改普に役立てるとともに,
②評価結果を社会に公表することにより,公共的機関とし
ての大学等の館活動について,広く国民の理解と支持が得ら
れるよう支援促進してし、くことを目的としてLも.
2 評価の区分
機構の実施する評価は.平成 14年度中の着手までを試
行的実施期間としており,今回報告する平成 1
3年度若手
分については,以下の s
区分で,記載のテーマ及び分野で
実施した.
①全学テーマ別府イ国{歓喜聖教育(平成 1
2年度着手継続
分),研究活動面における社会との連携且び協力)
②分野別教育評価(法学系,教育学系,工学系)
③分野別研究評価(法学系,教育学系』工学系)
東
京 大
品'
.
<
,
寸
二
ー
3 目 的 及 び 目 標 に却 した評 価
機構の実施する評価は,大学寄の個性や特色が+二分に
発揮できるよう,当該大学等が有する目的及び目標に即し
て行うことを基本原則としている.そのため,大学等の設
置の趣旨,歴史や伝統,人的物的条件,地理的条件,将
来計画などを考慮して,明磁かっ具体的に目的及び目標が
笠理されることを前提とした.
0全 学子ーマ日J
'
E
判面「教護教育」について
平 成 15年 月
大学評価 ・学位授与機構
1 評価の対象
本テーマでは,学部段階の教義敵背(大学股置法単に示
されている f
幅広く深い教養及び総合的な判断力を培い,
豊かな人間性を緬養する」ための教育)について,各大学
が整理した教養教育の目的及び目標を実現するための取組
状況及びその達成状況等について 1 僻価を実施した.
この定義から,本評価では一般教育的内容を全部又は一
部吉む教育を対象とし,敏奨学部等における専門教育は取
り扱わなかった.
対象機関は, E
宜置者{文部科宇品、)から要請のあった,
国立大学{大学院のみを置く大学及び短期大学を除く 9
5
大学)とした.
2 評価 の 内 容 ・ 方 法
評価は,大学の現在の活動状況について,過去 5年間の
状況の分析を通じて,11<の 4つの評価項目により実施した。
①実施体制,②教育課程の編成。③教育方法,
@教育の効県
a
判面の プ ロセ ス
(
j
) 評価の郁仰のため,各大学の目的及び目標,取組状
況絡を別査し,実状調査報告書として平成 1
3年 9月
に公費した.
包) 大学においては,機構の示す要項に惹づき 自己評価
を行い,自 己評価審(綾拠となる資料データを吉む.)
を平成 1
4年 7月末に機構へ提出した.
(
3
) 機構においては,専門委員会の下に,専門委員会委
員及び評価員による評価チームを編成し,自己百科酉書
の書面調査及びヒアリングの結果を踏まえて評価を行
い,その結果を専門委員会で取りまとめ,大学評価委
5年 1月に評価結果を決定した.
員会で平成 1
(
4
) 機構は,評価結果に対する対象大学の意見の申立て
の手続を行った後.最終的に大学評価委員会において
平成 1
5年 3月に評価結果を確定した.
3
4 本 報 告 書 の 内容
fl 対車樋聞の概要J
. fn 教餐教育に関するとらえ
方J且ぴ f
m 教聾教育に関する目的且ぴ目標Jは,当該
大学から提出 された自己解価書から転載 している.
f
W 評価項目ごとの評価結果Jは,評価項 目ごとに,
U目的及び目標で
意図した実績や効操の状況J
) として,活動等の状況と判断
担拠理由等を記述l.-,当該評価項目全体の水準を以下の
5種類の I
水準を分かりやすく示す記述j を用いて示して
いる.
.+分に貢献している.
おおむね質献しているが.改普の余地もある.
かなり貢献しているが,政普の必要がある.
ある程度貢献しているが,改善の必要が相当にある.
貢献しておらず,大婦な改善の必要がある.
(教育の効果の評価項目では, f
賞献して J を I
挙がってJ
と, f
余地もある J を「余地がある』と記述している.)
量定した目的及び目
なお,これらの水触は.当核大学のt
榎に対するものであり ,大学問で相対比較する ことは意味
を持たない.
また,官利面項 目全体から見て特に重要な点在特に優れ
た点及び改管を要する長等」として舵述 している.
f目的及び目標の達成への貢献の状況J
fV 評価結果の概要Jは,評価に用いた観点及び当該
評価項目全体の水準等を示している.
f
v
r 意見の申立て及びその対応』は 評価結果に対す
る意見のゆ立てがあった大学について ,その内容とそれへ
の対応を併せて示している.
1
『
特配事項Jは,各大学において,自己評価を実施した
結操を踏まえて特配する事項がある場合に任意記述を求め
たものであり,当該大学から徒出された自己評価舎から転
載している.
5 本 報 告 書 の 公表
本報告書は,大学及びその股慌者に徒供するとともに
広〈社会に公表している.
j
東京大学
東京大学
対象機関の概要
噌- 。
,- q
機関名
東京大学
所在地
東京都文京区
E 教養教育に関する目的友び目標
E 教養教育に関すると らえ方
以大ヴー地、 ら従/1
1
された1'1己評価i
l
¥
l
,から転iI在
※ 大午'から提出 さ れた仁I
し川市i
l,
l
,から転紋
本学は,学部 4 年を通した敏宵全般を広義のリベラ
1 目的
つけさせ,専門的なものの見方や考え方の基本を学び
アーツ教育としてと らえつつも,後期線程において
混迷と不安をきわめる現代世界において,安定した社
学部・研究科構成
は専門教育,前期課程においては教養教育と L、う特徴づ
会構造の中で専門家であり,テクノタラ ート であること
大学院法学政治学研究科 ー法学部,大学院医学系
けを行い,両者の調和ある発展を目指している.
研究科
レ
ノ
>>ミ大学か ら拠 出 された自己前'側, '
f;
l
)
、ら転 4
世
股らせる
0'、か i
こ学ぶかという態度を:聾い,クリテイカルシンキ
に自足する時代は,既に終わりを告げている.グローパ
医学部,大学院工学系研究科・工学部.大
本学は, 4年間の学部教育の目的を『各分野をリード
ル化と文化の多元化が対立や葛藤を引き起こす時代,環
大学院理学系研究
J
グの能力を身につけさせる
ことに重点を置いた教育際程の編成を行っている.
r深い専門性と同時に広い視野を
する幅広い人材の養成 J
境の劣感化が人類の生存を脅かす危機的状況,科学技術
科 ・理学部.大学院農学生命科学研究科 ・農学部,
併せ持つ人材の養成』と定めている.このような畏期的
の革新が人間生活に根本的な影響を与える未曾有の事惣a
文 科 理 科 の 学 問 内 容 の 特 質 と を 考慮 1.-,文科生 ・理科
大学院経務学研究科経済学部,大学院総合文化研
世界的な視野に立つ人材養成の目的を真の意味で実現す
そして既存の価値観が揺らぎつつも新しい時代的エート
生ごとに』また文科生・理科生共通の教育目標を a 以下
究科・教養学部,大学院教育学研究科・教育学部,
るために,昭和 24年の新制大学としての発足以来,大
スが見えてこない混迷の織相,こ のような不安定で厳し
のように設定している.
大学院数理科学研究
学出願時に専門を決めるのではなく,前期限程での学習
い現実と向き 合いながら,自己を生かし,他者を認め。
(
1)文科の学生に対しては,現代の人文科学 ・
社会科学の
科,大学院新領場創成科学研究科,大学院情報学
を過して知臨や判断力を養った結果として学生が進学先
日本を過たず牽引し,問題を解決する能力を備え たリー
環学際情報学府,大学院情報理工学系研究科
を選lJ',専門課程に進学する住組みを取っている.
ダーシツプは,切実にして不可欠であ る.
学院人文社会系研究科 ・文学部
大学院薬学系研究科・薬学部
I
f
全国共同利用施股, I附嵐図書館を有する.
①学生総数
②教員総数
27,
181<
s (うち学部学生数 15,
370<
s
)
4,
108<
s
るとともに,そのような知の多様な広がりや奥深さを多
角的総合的に学習させる.
{教養教育)は l
a
t
es
p
e
c
i
a
l
i
z
a
t
i
o
nを理念として,専
グローパルな知的リーダーシップを備えた人材に他なら
(
2
)理 科 の 学 生 に 対 し て は , 数 理 科 学 物 質 科 学 生 命 科
J
性の基礎となる現
門的な知臓の基礎であるばかりか人/U
ない.ここでいうリーダーとは.入学院験によって i
盟紘
学の豊富な内容を,総合的な科学却の体系として,現在
代のく教養〉のあり方を真怨に傑求し,それがカリキュ
されたことに寄りかかる安易な存在ではなく,適切な教
の最先舗の研究レベルを古めて教育し.偲広い専門基礎
ラムや教育内容に反映されるように努力を重ねてきた.
育と不断の自己啓発の末に獲得される』実質的な肉付け
I
4 学生総数及び教員総数
展開の基礎と なっているパラダイムや技法を修得させ
21世紀において育成されるベきは,真の意味において
このような制度股針の下にある本学の前期限程教育
他に 11 附置研究所。 1
9 学内共同敏育研究施設, 4
具体的には,学部 4年聞を過した教育内容の体系性と a
それが集約 されたのは,全学的な例践を経て,平成 5
5 特徴
の能力と分野横断的な創造力を養わせる.
をもっ人間像 を指している. この ような資質の育成を幅
(
3
)文科生理科生双方に対して,自然科学 白人文科学
年度に実施された大規模なカリキュラム改革である。そ
広く行うことはとりわけ学部段階における教養敏育の使
社会科学の枠 組み を越えた多分野につ いて学習す る機
て創 立さ れて以来,日本 を代表する総合大学として ,常
こでは a 教養教育の目標を以下のように再定義した。
命であり a本学の教義教育の目的はここに置かれている.
会を提供1.-, ~理横断の総合的な視野を極養させる.
に先端性を迫求してきた.昭和 40年 代 以 降 , 教 育 研
(j)専門教育に進む前段階において ,
同時代の知に関する
真の知的リーダーは p 世界を視野に入れた幅広い紫餐
究の多様化.グローパJレ化が進行し,大学全体が巨大化
広い見織と.それに よって極養される豊かな判断力を襲
と深い見織の持ち主であることが不可欠な要件であろう.
ンテンシずな情報教育.きめ細かなスポーツ身体運動
したことを受け,平成 1
2年からは,本郷と駒場に柏キ
う.
入り組んだ現実と困難な状況にあって,常に自らのカで
教育を時し く行い,香織な文化に対する理解カ 1 これか
東京大学は,明治 10年にわが国最初の国立大学とし
(4)文科生 ・理科生を問わず,先錦的な外国語教育,イ
ャンパスを加えた 3キャンパス構成がとられることにな
(
2
)同時代の知の基本的枠組み(パラダイム) l:,そのよ
思考し,自己の位置を測定し,他者を理解しつつ,大き
らのグローパルな社会にも即応できる行動力・判断力を
った.ディシプリン, トランス デ ィシプリンを特色とす
うな知にとって不可欠の基本的な技能(テクヰー}を習
な文脈の中で有効な意志決定ができることが求められる.
身につけさせる.
る本郷,柏に対して,インターディシプリナリーを特色
符させる.
加えて,社会内存在としての責任感と品位ある人柄をそ
本学の敏養教育(前期限程教育)の特色は,これらの
なえ,成熟した人格たらんとする姿勢が望まれる。この
教育目標がきわめて多機な学問分野を網癒して行われて
とする駒場キャンパスは, I
日制第一高等学校の伝統を引
このような考え方に基づいて,従来の一般教育等にお
7-0
;教育の精神が息づいている。
け る 人 文 科 学 社 会 科学・ 自然科学 ・外国語・保健体育
ような世界的な指導的人材を養成するために, 1
) 総合
いること (例えば 総合科目や外国語教育の豊富なメエ
駒場キャンパスの中心を担う部局である大学院総合文
という学科目の枠組みを廃止し,授業科目の新たなカテ
)社会的責任感 ,3
)地球的国際的な視野.
的判断力, 2
ュー),これらの教育目標が互いに関連づけられており有
き継ぎ, リ八ラノレ
1
3・4年
化研究科 ー教養学部は. 大学院と学部後期課程 (
ゴリーとして ,r
基礎科目 Jr
総合科目 Jr
主題科目 Jとb、
という 2つの資質を縮養することは本学における教養教
機的に推進されていること』さらに,教育内容が樋めて
生)をも担当しつつ,東京大学金学の前期銀程 (
1'2年
う 3区分を導入し,現代社会にふさわしい教養教育を実
育の具体的な目的となっている。
高度なレベルに保たれていることであり』質
生)の教育を担っている.教養学部で行われる前期課程
現する枠組みの設定を実現した。
2
量 ともに
日本の大学として最高木捌の教義教育を実践することが
このような目的を持つ教養教育は.専門敏育の単なる
到達目様である.
あり, 4年聞を過した学部教育の苗床として a 全学的な
ーダーとして活動するために不可欠なディシプリンや Y
予科ではなく ,専門教育 を包み込む包括的な教育課程で
また,上記の目的の違成に照らして,教育内容の面の
協力
-;レの獲得,総合的な判断力や柔軟な理解力の養成田小
あり .学生の全人格的な発達と,生涯にわたる知的な創
みならず,人格形成の上でも前鍛錬程 2年聞の間に学生
が世界的なリーダーとしての資質を磨 く機会を提供する
支緩の下に進められている.
人教授業を通して培われる深い問題意織と動機づけの 3
造力の開花を促すものでなければならな''.そのために,
育を受けるこのキャ ンパス はいつも若々しい活気に満ち
つが整合的に実施される体制が盤い,現行の教養教育の
前期限程教育においては a
COE等日本でも 有数
礎が築かれた.現在は,その成果を踏 まえつつ更なる発
O特定の専門分野に偏らない総合的な視点を獲得させ
毎年 3,
200人余の新入生が大学での最初の 2年間の教
ている一方で,大学院レベルでは
な先端的 な科学研究が行われており,教育と研究の創造
展を目指して ,多角的な評価やアァ7J;レティ
的融合という新たな腺胞に挑戦している.
ップメン トの活動が多彩に実践され,成果を挙げている.
広い観点から学問の香織性と奥深 さを理解させる
O専門銀程に進むために必要不可欠な知臨や住能を身に
路指導)の充実,課外活動支援等による多織な学習
成
長機会の提供,留学生との交流等国際的なキャンパス環
境の盤情である.
J-
e 栴、
需
判
読
-2-
ディベロ
ことも重要な目標としている。具体的には,学生指導(進
a
山一二聞に仕与が片4
-NSCN
M需 搾 昨 片 芹 寧 持 字
この改革によって』現代の国際社会において知的なリ
敏脊は,全学の教育理念の根幹を支える教育英践の要で
目標
東京大学
東京大学
N 評価項目ごとの評価結果
2
目的及び目標の趣旨の学外者h の公表としては,出版物町発
1 実施体制
育を韮避として後期錬懇の選択が決まる仕組みのもと,教養教
教育謝呈の編成
育は,在京協噂攻する専門分野で必要となる基礎学力,電源広
。目的及び目標の達成への貢献の状況
い分野で活用する総合知 ・応用九直准涯にわたる儒広し、担助
1
1
教育課程の編成に関する慨につ円
活最Fの蹴世づけと総針告な半断力を身につけることを目標と
行 やZ陥 1
2年度目開催の「敏藁特備位 50周年記念シンポジウ
,r
総
教育課程の編成の内容的な体荊主としては基縮ヰ目 J
ム」のマスコミ報道鰭l栂々なメディアを通じた情報発信に努め
,r
主題科目』という 3つの科目区分ごとに敏清目的を
合科目 J
榔
に』教育制亜の締まにあたって目標要件を設定してし、る点 1
1
1
教養教育の実施組織に関する状況について
ているが,ホームベージの活用や高校生向けの揖熔な周知は立
設定し,内容の体刻ヒを図って L、る。『車部料目 JI
:l:,官捌課程
価できる.これらのことから,優れている。
織としてはι f
教養学部」が前
教育課程を鍾設するための蛙l
ち後れており, 一部問題があるが相応である.
酔方法を習
で是非とも身に付けておくベき基相官倣械設4
教葺教育と草剤教育の関係としては, 2年生の後半から専門
1
1
教蓑教育の改善のための取組状況について
得させる必僚の科目区分で,外国語,情報処是正方法給基礎.
教育科目が駅直面キャ ンパスて倒擁される.また . 街明~程賭宇
都1
"1,帯号教育への前段として教養科目の多くを指定要望科目
。目的及び白標の達成への貢献の状況
期煤程教育(教養教育7の実施に責任を負うがa
五Y
羊約な立場
してl!!甑清成される.般養教育の目的及び目標を実視するため
から宇都長会後や評議会でも検討がなされている.教育課程の
学生による捜索評価は,毎竿期末に全科目について実施し,
基礎晶昆基礎演習,基礎実験スポーツ,身体運動の各科目
編成は,東京大学生学カ担キュラム委員会が担当しa 教聾学部
肩書平,学生に
評価結果を冊子にまとめて教官に配付,教授会でE
からなる.機告科目 J
I"1,現在において共有すベき知町基軸包
とし,教養と専門の繋がりを強化している。広義のリベラル・
i!絡委員会が全学合'
p
ょ顎豊富を行って L、る.また,由1
蹴課程担当
討宣当教宮に
公表されるが,野価結果を改善に結ひもつける努力 l
枠組みを多績な角度観点から習得させるために設けられた選
7-":1教育の実現に向カりて専門教育への円滑な移行が図られ
4の部会も円滑な運用のために活発に活動して
教官からなる 2
委ねている.学生の観点から実質的な教育効果を調べその結
択科目で" A 思招・芸術, 8 匡~l ・ 地場~ C社会時膝, D人
ており,相応である.
L、る.実施運営の責任部局(敏養学部)と全学のサポート体
果を反映する仕組みが整備されており,相応である。
間・環境, E物質・生1flI, F数理 ー情報の 6系列からなる.各
7ァカルティ ーディベロップメントとして I
,
:
l FDに関する
制が適切に整備 ・運用 されており,相応である。
冊子や資料の限付,新任制最員研修が知面されている.授業ス
問符百ヰ (
3
7
8
教養教育を担当する教員体制としては,給合ヨむf
1
1
授業科目白内容に関する糊について
主 5日個の大科目からなり,それぞれ刀吠科目の下に 1
系F世
授業科目と教育恕程の整合性としては基礎科目」は.外
-10数掴の授業科目が阻置さ九事棟な学問分野を締1
服してい
1
弘 仏 , 中,館l 西,紙日),情報知忍,方法給基
国語(9;=, .
人)及び数港科半額費芳村槌人)の専任教官が担当しており a 幅
キル咽向上を目的とした FDの充実は今後の蝕題であるが』生
る。主耳ヰ生は A-C系列島L
び D-F系3"J
,理科生は A-D系列
礎 仏 対 持 基 礎 , ~.主鉾十学~.Jl船 ,基礎講義 徽理科学基砥
広い分野をカバーし,かつ大学院における高度で最先端の教
洋部会教務委員会の活動
物部会での教官相互の授業参観.イt
F系新のそれぞれから 2系3"以上にまたがり 8単位
及び E,
物質科学基礎,生命科学基硲,基礎演習,基礎実験,スポーツ
甥課程教育にフィードバックできる体制とな
育有税成呆が育t
ス ポ ー ツ 身 体 遺 雌 除 で の 実 技 実 習 柿 持 吉陰ごとの会
履修することとしてお り,学生に幅広く届修させる工夫がなさ
,
総
合
身体通車問各分野における基樹甘・入門的学習をさせる.r
って Lも.総合科目,主題科目では,他宇部 ・研務室町の教官も
婚や研{岳会等を通した FD活動が特に活発であり,優れている.
主題科目 J
I
:l:,特定百テーマを投定して随時間僻さ
れている. r
の AFの系列で合計 1
5
1科目を配し,それぞれ
科目 J は自制1
J
E
取組状況や慨置点を拒盟主するシステムとしては,敏養学官官の
ru
れる自由科目で,学生の主体的な学習惣度を引き出すために
先躍世ヲなトピックを切り口にその分野を学習する主題科目 J
以内 6
司E
まっている.教官人事司際1
"1,教義教育佼糧当能力と
教育研猪平価委員会が自己点験,外宮際平価を実施し,検討
講義形式の「テーマ講義Jと演習形式の「全学自由研究ゼミナ」
は,時笠にかなっ胡1
題 特 移 扮 野 に つu
、て分野積蹄酌な教育
適性・実績も考慮している.充実した体制であり,相応である.
改善のための活動を継続的に行っている.評価活動の大部分が
ノレ」によりテ」マごとの学習を深める.これら 3 つの科目区分
を行う。各授業科目の内容と区分ごとの教育意図に相応のー質
J
嘩生評価によるもので,アウトカム
外吉田利国及T
は,それぞれの授業の性格串教育目標が明暗である.また, 3
性が認められる.さらに,授業般計については.各教官に任せ
1
8
.2%,6
7
.
5
%
) している.非常蹴柿は 3割
積層動に担当 (
敏義教育の実施を補助a 支援する体制としては.進制情報セ
アセスメン
トとしても高〈評価できる.また,学生自治会と定芳抽力に開倍
つの明確な科目区分怯底当事する学生にとってわかりやすく,そ
るのではなく,各部会において様々な鋭在から検討がなされ今
簿の相談業務に当たってL、
る
。
路や精神・健康面,経請的 官E
される宇都交渉で学生の要望を托強1..-,教務委員会町議を経て
の下に学生の多織な学習ニーズに対芯した鐙富な教育メニュー
教育課程に登合する授業の実施に努めている点は評価に{直 1
.
,
ティ ーチング ・7・ンスタント(TA)嗣肢を運用しているが,必
改善が実現している.これらのことから,優れている.
る.
が用意されており』優れて L、
授業科目の内容が+づ訓こ検討された結果であることが読みとれ
ンター,学制目談所,保健センター,ハラスメント相続室が進
J
r
.
r
官E
点を改善に結びつけるシステムとしては,自 己点検,外
要箇所への充足にー庖の工夫を要する.教務事務は教務課カ苛す
教育現程の編成の実施形tI!iの体系性としては,前期採程 2年
る.これらのことから,優れてLも .
l
い,人員函の誕;'/f.
,情報システムの老桁化坊の問題もあるが,
部制面で出島した r"~包存、を当該部会が中心に改普方策を考案し
間(]叶学鋤で,基礎科自民『基礎から応用へ」とし、う流
匪カ忘れた幸司牛下で可能なことを行って b、る.これらのことから,
ている.授業守宅軍l~面;Jt.進学振分けの見直しなど多数の改善
れに従って相次進行に沿って体系的に積み上げられている。総
相応である.
実績から,機能していると判断で色優れている.
合科自民学技に,それぞれの設定された分野の学問の全体像
成に+分に貢献している.
を!E!量させる「個別から総合九」とし、うアプローチの溝手九とし
。 特に優 れ た 点 及 び 故 警 を 要 す る 点 等
1
1
貢献の融岬)
紋様教育を検討するための組織としては,動車学部例措朝運
これらの1
料配結果を総合的こ判断すると a 目的及び目標の達
営委員会,全学の大学雑企教育研究センターがある.また,全
学的な検討を要する重要事項については,教養学部長からの申
成におおむね貢献しているが』改善の余地もある。
伴長を商館ーとする委員会を組織して集中
し出により総長がE
。 特に 優 れ た 点 及 ぴ 改善 を 要 す る 点 等
までの改変でもこれら組織が柔軟かつ遺産に対応し.実際に機
能していると判断でき,優れている.
1
1目的 及 び 目 標 の 周 知 公表に関する状況について
目的及び目標の趣旨の教職員,学生得における周知としては,
w
討旨定されていな凡
て設計され,→ コ科目を除ドて学期配当 l
肩書は, 3つの明確でわかりやすい科目区分の下
教育課程のt
主題科目は,テ』マ性を重視して分野横斯的な知織を断専させ
に学生の多犠な学習ニーズに対応 Lた豊富な授業科目が体系的
る科目で。科類による届修の制限や年次配当を行っていなし L
に設けられており,特に t
f
れ
.ている.
o
.
国 平c
i
a
l
i
皿凶ロ)が学制的育全体の中で
単に繕応唆業科目を提供するだけでなく,学生の迎R
幅など
明磁に生きる組織となっていることは,特色ある取組である.
様々なパランスを考慮しつつ,目的及び目穣応対して,どの科
合
"
1
,
全学曲賞責討を要する重要事項については,教養学部長からの
類の学生にどの科目をどの順序でどこまてギばせるかという
れ,きめ細かな設酔がなされており,特色ある取組である.
毒事養教育の理念
的に審議し.その結果を学部畳会問主評議会で7余する.これ
「紺量された学習」の構築努力が認められ,相応である.
体制検制委員会など1して集中的に審議される.これまでの改
教育課程の鼠成の構造的な特色として,進学筋洲市肱があ
入学式での式辞, 教養学部年草凪各種出置物』学内新伺による
変でもこれら組織が柔軟かつ迎車に対応しており a 特に優れて
:l:,学生自らが教藁学部における 2相聞の
る。進学振分け制度 I
L、
る.
学習成果や進路を見絡めた上で"3年次からの進学先学部 ・学
1
利団活動の大部分が外吉田刊面と学生何百である点は,アウト
ある。非常革担鮮市を古む教官向けにゆ球大学開閉将島教育の
カム
4
アセスメ J トとして,特に優 れている。
r
基礎から応用 J
,r
個別から総
r
分野積脚蜘飯の修得」の 3種頚の学習課程が組み込ま
教育課程編成の年次配当は,
:
l
:
,学部
前期課程教育として教義教育を 2年間設けてLも 点 I
申し出により総長坤牌を責任者とする委員会を組織(櫛
周知が行われているが,職員向けには買なる周知活動が必要で
理念と実働を作成している。これらのことから,相応である.
貢献の蹴 U
岬)
これらの1
平価結果を総例制こ宇{断すると ,目的及び目標の達
教育全体を広義のリ ベラノレアーツ教育と捉えて,その中で教
養教育を重視した姿勢として,特に優れている.
科を丑猷1..-,市町,適度な餓争原理によって学生の餅鰭棋を
維持させる一因ともなり ,高 <
1
利国できる.このように教義教
-5-
東京大学
東京大学
から,相応である.
3回 教 育 方 法
自主宇習のための施設・設備として 1
:1:.教養学部図書蜂亙び
。目的及び目標の達成への貢献の状況
情報教育棟が主に車問されている.また,新図書館が本年欄館
自慢婁形態;&rJ.学習指導法等に歯する取組状況について
され,更に自主学習環境が整備されており,相応である.
授業JfOj瞳{講義a 演習など)としては講絡は 1クラス印
学習に必要な図書・資料としては,図書委員会による選定,
-1∞人演習,実験・実習は数人-20人程度で,相応の規模
教官の推爵a 学生の希望に基づき積極微集に努めてもも.ま
である.一般若剣勝ヰ目では質問時間の設定,演習の導入など
た,所蔵する視軍車:w:資事何コ視聴・閲覧のための情報機器を導入
双方向授業に配慮した工夫も見られるが,学生生活実障調査で
1.-.学習環境の向上に努めている.これらのことから,相応で
は学生埠寝業方法の工夫・改嘗を要望・甥持する意見も多川
ある.
また,主に演習,実験・実習では TAの補助効果が臨められる.
l
T学習環境としては.電子メールでの質問畳付,都柊宥題
これらのことから a 相応である.
I
Tを敏
のウェプ公開,情報システム入門的電子自習敏材など.
学力に即した対応としては.物理学,熱力学で理科の受験科
育資源として活用している.また,これまで「般鱒蟻棟におけ
目の違いによるコース分け,スポーツ・身体選動で個人の健康
る汀環境師整備は立ち後れていた杭平成 1
4年度から無線
度や身体能力の差に応じたコース分けを行い,生物では高校で
LANステーション0
糧備に着手している.これらのことカも
の未履修者に対して輔漕授業を行っている.留学生に対しては
相応である.
日本語,英語の特別クラスを殴け,またs 数学,軸曙政玲帝習授
:1:.学生会館,キャンパス・プラザ,多
線外学習環境として 1
業を行って L、る.来修者を吉主必礎学力不足者に対する対応部
斜ヰ
目的ホーノレ,貴堂,連盟蝿盟11:. 日本家屋,美術樽牧櫛,自 F
適切になされており,相応である。
学博物館,パイプオルガン智治噂生に開放されている.課外括
授業時間外の学習指導訟としては,進判官報センターで進路
動支援等による学習・成混機会の提供とし、う目標実現のために
遷択のための情報提供や帽瞭業務等を行っている.また,教官
!
J
;
/
;
で
あ
その量要性聖路臓1.-.指般整備へ¢虜力が認められa 拒
アドパイスiII且郎こより全専任担当教官¢樋議方訟を学生に公開
る.
し,学習・進路指導萄の相艇に応じている.これらは学生の
1成績評価法 I
二関する取組状況について
利用状況等から見て機能していると判断され、相応である.
成 績 評 価 の 貫 性 と し て は 優J(田点以上〕評価に関する
シラパスの内容と使用法としては,学期ごとに「科目紹介・
3害防則を取り入れている.また英語 1
.情報処還では統一棋
時間世朗自を作戒して全学生に配付しており,学生に対する勝
義内容の周知や糧修遺択の資料として活用されている.債費科
目名.教官名,所属,咽哩,内容.敏科書,静価方法等を配す
く,単位激分の履修l~,e.要な学生町予習等の授業時側外学習を
制調発としては,英語教材(教室用ピデオ,自習用カセッ
ト・院解用テキスト)やその他の外国情教材温リ読湖.白剤桝
学実験スポーツ・身体運動の教科書,生命科学基礎の「生命
教官にもアンケート調査を実施恒溶者 1
ω 人』しており,同
ている二とから. :to:to't!ね胤閣な履修肱況となっている.前期
様の傾向が見られる.これらのことから,一定の効果が挙がっ
課程の単位を取得できないため後期限曜に進学できずに退学す
ていると判断でき,相応である.
る学生は入学者との比串で平戒 1
1年度1.7%.12年度1.3%,
専門教育履修段階の学生町単斬としては後期課程諸学部 4
1
3年度1.1%とごく限られており.年々減少している.選択科
年次生に対して教養教育に関するアンケート繍査(平成 1
0年
目白総合科目では A-Fの各系列の一人当たりの平均履修コ
度)を実施している.前期課程授業について.7割の学生が「新
マ望的立文科生が 0
.
9
1
ト 3
.
1
0コマ,曹司生が1.13-4剖コマと
外
しい色界に眼を聞かせてくれる授業があったjとして L、る.[
多分野にわたる科目の履修が進んでいることがわかり.分野横
、う学生
国語の慢業がその後の学習の基礎として役立つ士」と u
断的な幅広し幌野を養うと L、う敏育課謹編成の狙し功吻県を挙
は約 3都程度である.基聡贋習ではその後の学習に役に立
4
単位激が 1
8刷立であ
げている;:,州主総合科目の監偽記:
った」とする牢生と f
役に立たなかったJとする学生がともに
0
.
0単位.蕩ヰ系で
るのに対して平均修得単位敬が文科系で 3
約 4樹であり,大きくニ極化してL、る.給合科目前主各系列
3
7
.
4単位であることからも確認できる.また,方世論基鑓(量
視野を広げるうえで意味があった」と
で 85%を館える学生が f
低 8単位必要)の平践鳩縛単位教は 1
0
.
9単位となってL、る.
回答し,また,約 5叶割の学生が『後期限緯での学習の基礎
これらのことから,般護教育に関する授業を適正に修得してい
として意味があった J
と回答しており,高い効果が認められる.
ると判断でき,相応である.
生掌自由研究ゼミナ『レ及明暗合科目につL、ては. 4'~丘U 嘩
主授業の難易度に関して,
学生による授業評価結果として i
I
ちょうどよい'
J
. [ちょっと鍵しいJがほとんどの科目で約 7
生が快晴切子奇心をかき立てられた J ~ しているが.他方,尊
門標程て句洋習とつながりカ溺u
、ニと念特き彫りとなっている.
-9曹l
同大学の授業レベルとしては妥当なレ4 レであると判断
これらの二とから,ー定の効果が挙がっていると申斯でき,相
することとなって Lもが,徹底されていなL、これらのことか
できる.授業内容に対する興樹とついては匡際コミュニケー
応である.
丸、に
ショシ僻目,テーマ鴎義全学自由暗所ぜミナ」ノレで f
卒業後の状況からの判断としては,卒業生が勤務する斑用者
ι
卒業生について,肯婚剖E船 主 I
字l
断力に優れてL、
るJ
7
6
.
9
%
.
ならず各科目。激宵目標に照らI.-~歓サ評価も加味される.一
区分で 5割以上の学生が「満足している J と巨落している。こ
「責任感が強い J5
3
.
9
%
. [幅広し帽障を有する」田 3%. r
国
例として. r
優』評価奴樹告が 2-4割を越える場合は理白書を
れらのことから,一定の効果が挙がっていると判断でき,相応
際的な視野が広い J53.8%となっている.また,入佐後 1
:
1
:
.[
1
1
申
付1.-.前期運営委員会での継を経て認められる.成績評価の厳
である.
格性につL、ては『進学振分け』実施の.
,
e
1
/
硬件であるためa 厳
格に行われており,優れている.
1貫 献 の 蹴 [ 捕 )
これらの評価結果を総合的に申断すると.目的及び目標の達
r
びる人材が多いJ61
.
6%. [自分で努力する J6
9
.
3
%
. [リーダ
ーシップを発帰する J
5
3
.
9
"
/
o
.[;&1.民勤。な仕事に成功する J
3
0
.
8
%
.
門教育鵬醐悼離の問、ら判断した
I
匡甥勘切な仕事に畏じる J38.5%となっている.判断カキ幅広
教育の実績や効果について
尊門教育実施担当教宮の判断としては,専門較育担当 6学部
(医・工・文・理・農・耳目の学部畏,教務責任者軒 9人を対
い知織についての評価は高<.創造性々宙開由主ついてはやや
評価が下がるものの,相応である.
成におおむね貢献しているが,改普の余地もある.
象にインタピュー田監を実地している.文学部の言梧・文化系
0特に優れた点及び改善幸要する点等
教官からは語学教育,工学郎教官からは I
数学力について期待
これらの評価結果を総針引こ糊げると,目的及び目標で意
教材開発としては,カリキュラムキ授業形態,教育方法に則
' ~,、う指摘もあるが,全体としては基礎学力につい
より働、J
図した実損キ報操がおおむ才世挙がってし、るが,改善の余地があ
した判ジナリティを持つ樹才を開発しており,特色ある取組
ての評価は高く,教養学部における教育の効果が認められてい
る.
である.
る.その他旬『リーダーシップをとる学生が減少している Jとい
0特 に 優 れ た 点 及 び 改 善 を 要 す る 点 等
成績断面の畳緑地 I~っし、ては I進学援分けJ 実施。),e~顎件
う指摘もなされて L、私また,唱甲司教育担当 1
1部 局 胞 特s2
1実 績 愉 畢 の 醜 り 凶 )
専門教育実施担当教官岬断として,金体として基礎学力に
であり. [
値J秤価に関する 3劃原員I
J
t
<
おおむね堅持され,有
研費穿1
) の部局昆教務責任者計 20人を対象にアンケート調
判面が高<.教養学部における教育の効果が臨められ
ついての2
効に機能している点は.特に優れている.
査を実施しており,目的に掲げる総合由悼u
断力,社会酎耳慣任感,
ている点は.特に優れている.
-6-
-7
有用一ハ仕与が片特需霧中片詫覇湖草禅構官製
N
施設ではディジタル L
Lや CALL泊朝l
用できる.これらのこと
っている)が 82.3%と高b吻県が認められる。さらに,文学部
BO-84点の区間にあり,また,学年強詳7
に伴って成績が上がっ
目に高b評価が集まって b、る.総合側面ではほとんどの科目
狭艶1
1:.安全面での不備等の蝶題もある.情報教育練には,教
育用計算機システムと約 1
.
∞0台町端末が設置されている.LL
の型爆について』主肯定的巨塔(よくあがっている,まああが
。
。
授業に必要刻趨置・設備としては,殿場キャンパスに 1
1
7室
学生の履修状況としては科類ごとの学生の平均長の分布を
見ると,多くの科類で平均点の最頻値は各学期とも 75-79点
,
る
'
. 3曹l
原則に 1
:1:.単なる相対評価のみ
おおむね堅持されてL、
"学鞠噛・揃)に酎捌闘について
の教室を有するが,視聴覚教育用般備の整備.建物の老朽化・
ップの発揮については f
あてはまる J0%. [ややあてはまるJ
2
6
.
3
%
. [どちらとも宵えない」曲 .4%となっている.教養教育
等にアンケート調査を実施 (42社}している.それゆこよる
ュラムキ捜業形態教育方法に則した独自の教材を開発してい
般に受けλれられており,優れている.
%,リーダーシ
ている.基礎学力につしては,肯定的回答が 85
履修……授業評価閥均叫した
教育の実繍や効果について
興味を持った』が約57割であり,大学の特徴を生かした科
科学資料集 J
. 基礎演習の審考書([知Jの 4部作)などカリキ
る. ¥寸苛開噌樹も,学内のみならず,他大学を吉めて学外一
l
。目的及び目標で意図した実績や効果の状況
成績野価の蟻樹主としては. [
.
優j 評価に騎する 3曹蝦則が
可能とするものにはなっていないことから,一部問題があるが
相応である.
れる,やぞ楓められる)が 60
.
.
.
80%
であり,おおむね飽められ
験を実施している.評価方法は「科目紹介・時間膏陵」に匠灘
ら,相応である.
こととしてbもが,徹底されていない.配載内容カ叫づ昔ではな
地 琳0
・国際的な視野町福養につL、
て1
:1:.肯定賞@l喜恨めら
4 教育の効果
東京大学
東京大学
V 評価結果の概要
O
特記事項
必大''j'とから従 1
1
¥された自己 汗佃I
l'
r.から転,l
i
I
(
t
備設 ・
設備等)に関する取縁状況 (
3
)成績干価に関する取
1 実施体制
この項目では,当該大学が有する目的及び目標に照らして,
ω教養教育の実地組織に関する状況,
(2)目的及び目標の周
組
:
(
.
¥
況
の
各
要
素i
こっし寸平価を行い,その結果を取りまとめて
い
る
。
3
)教養教育の改善のための駁直状況の
知・公表に関する状況, (
各要素の翻面においては,授業形態(講義演習なの,学
各要素について評価を行いz その結果を取りまとめている.
カに即した対応,授業対四秒同学習指導法,シラパスの内容と
各要素の評価においては』教雨量程を編成するための紘唱え
使用法,教材開発,授業に必要な施設・設備,自主学習のため
教甚教育を担当する教員体制,教養教育の実施を補助,支援す
の並穀 ・
設備,学習に必要な図書,資料, η学習環境課外学
る体制教餐教育を検肘するための*
f
t
l!l.目的及び目
標の趣旨
習環境成績摘の一貫性,成績矧面の滋樹蜘各観点、に基づ
の鈎農民学生等における周知,目的¥Jkび目模の趣旨の学外者
砲を行っている。
いてt
への公表,学生による授業評侃ファカルティ・ディベロ yプ
メント,取組状況や悶庖#.を倒産するシZテム,間短点を政蕃
に結びつけるシステムの告観点に基づいてi
利面を行っている。
この結果を総針。に柵「すると,目的及び目標の達成におお
むね貢献しているが.改善の余地もある.
f
特に俗Lた長及ひ改善を要する点等jとしては,教養教育
断すると,目的及び目標の達成におお
この結果を総合的見と宇l
むね貢献しているが,改善の余地もある.
f
特に優れた点及U敬善を要する点等Jとしては,オリジナ
リティを持つ樹開発を特色ある取組として,成績評価の厳格
性で I
使J1
判面に関する 3劉原則が有効に機能している点を特
に優れた点として取り上げている。
、
る
こ
の 酷;
7
1i
学宮殿育全体の中て明確に生きる1
臓となってL
とを特色ある取組として,全特強討を要する重要事項につい
4 教育の効果
てE
降長を責任者とする委員会を組
I織して集中的に審議してい
この項目では,当該大学が有する目的及び目標に照らして,
る点,I
科面活動の大部分が外部矧面と学生評価である点を特に
(自履修状況や学生による授業評価結果から判断した教育の実
優れた点として取り上げている。
績棚果の状況
ω専門教育履修E叩併卒献の状況等から判
断した教育の実績や効果の状況の各要素につもて評価を行い,
2
.教育課程の編成
その結果を取りまとめている。
この項目では,当該大学が有する目的及び目標に照らして,
各要素のi
干価においては,学生の履惨伏況学生による授業
ω俊耕目の内容に関する状
師結果,朝教関棚教官の糊,専門教育履修~~皆の
(j)教育課程の編成に関する状況,
況の各要素についな羽田を行川その結果を取りまとめている.
各要素の評価にお叩ま 較前果程QJ/i霜戒の内容的な体系他
J
教育課程の編成の実腕態の体系怯教育課程の編成制裕樹
柿色糠教育と朝教育の関係授業科目と教育課程の整
学生の半断,卒業後の掬砂らの事噺の各鋭部ζ基づいて評価
を行っている。
この結果を総針甘に明断すると,目的及び目標で意図した実
績や効果がおおむね挙がっているが,改善の余地がある。
合性の各fi!I有、に基づいて評価を行っている特に優れた点及ひ敬警を要する点等Jとしては,柳徹育実
この結果を総針。に判断すると,目的及び目標の達成i
叶分
に貢献している.
f
特に優れた点及ひ敬普を要する点等Jとしては』年次配当
がきめ捌当な関十に基づいていることを特色ある醐として,
施担当教官岬断として,全体として基礎学力についての矧面
が高く,教養学部における教育の毅謀が認められている点を特
に優れた点として取り上げている。
(1)全国で唯一.前期線程教育を担当する部局として教養
学部を織する国立大学であることの意義と成果が認めら
れる.教養教育実施の責任体制が明確であ り,全学的な
支援の下にそれが実施される仕組みが獲備されている.
(
2
)
本学では,全ての l年
生
, 2年生が教養学部に在籍l.-,
多分野で通用する基礎的学力と学問への動機づけを修得
し,その結果として進学先の専門学部を選択し進学する
仕組みを採用しており,学生の学習意欲も高<, +分な
教育効果をあげていると評価でき る.
(
3
)
教義教育が,大学院総合文化研究科教養学部を責任
部局として,大学院数理科学研究科や本郷諸学部と の密
接な連携によって実施されていることによって,
0極めて豊富な教育メエューが提供されている.
0大学院レベルの高度な研究成果が教育内容に反映され
ている.
0科目聞の横断的・有機的な関連づけが実現されている.
(
4
)
全学の専門学部研究所に所属する多数の教官が前期
課程教育の俊業を開騰するなど,専門教育との連携も円
l
Jl
jキュラム編成面では
, 4年
滑に進んでいる.他方, ;
を過した教育体系の一層の整備を図る余地がある.
(
5
)教育理念,教育体制,科目編成から個々の授業内容に
いたる多様なレベルで,自己点検 評価活動がこの 10
年間にわたって積極的に進められており,その成果がカ
リキュラムの改普やフ ア
カルテ
ィ ・ディベロップメン ト
に結びつけられた多くの実績がある.
(
6
)ただし,平成 5年度のカ日キュラム改革以来 10年近
い年月が既に経過していること ,学生の学力や気質が変
化していること.大学で修得すべき学問内容も日々拡大
していることから,現行の仕組みの大枠は維持しつつも,
科類編成,進学振分け制度,カリキュラムのあり方等に
ついて新しい発展を図る余地がある.
(
7
)本学は学術の国際化を大学理念として掲げており,こ
うした取組は前期課程でも一定の成果を収めていると評
価できるが, 今後 f世界に聞かれた大学」として本格的
に機能するためには,これまで以上に積樋的に,国際的
な競争力を強化する教育体制を整備する必要がある.
(
8
)今後一層教育の高度化を推進するためには,教務課や
TA (ティーチング ・
アシスタント)の人員面や 教室 ・
図世館の般側面について.敏育の支援体制,紋備・環境
のレベルアップを引き続き図る必要がある.
e
教育課程の編成は明確な科目区分の下に豊富な授熊司自が体系
的け骨け ι,
,
r
いλ占前揃偲蒋扮音ト Lて事者捧教育を 2年間
-9-
1 .
:
!
0
0
2年度における k
γ4院総合文化研究科・教聾宇都
1
3 高大連携の推進
大学が実施する社会連携には、研究成果の実用化に主眼を置いた産学連携や大学近隣との地
域連携など種々の活動形態があるが、初等中等教育との連携を目指した教育連携プログラムも、
高等教育に携わる機関として大学が積極的に取り組むべき重要な連携活動のひとつに位置づけ
られるつ昨今、学習指導要領に沿った教育内容の実質的な削減、初等中等教育における"理科
離れ"や、それに付随して我キを悩ませつつある大学入学者の基礎学力・勉学意欲の低下など
が社会的な問題となっており、そのような観点からも、大学が初等中等教育の現場と連携し、
教育・研究の第一線の現場である大学に蓄積された知的リソースを有効に活用することによっ
て、教科書では記述することのできない学問(あるいは勉学)の面白きや、先端分野でダイナ
ミックに進展している生きた学問の姿を子どもたちに伝え、彼らの思考を刺激し、知的好奇心
を養うことは極めて重要である。
このような状況に呼応して、文部科学省は科学技術・理科、数学教育を充実させるための「科
学技術・理科大好きプラン」の一環として、 2002年度から高大連携(高等学校と大学との教育
連携)を組み込んだ「スーパーサイエンスハイスクール (
S
S
H
)
J、「サイエンス・パートナーシ
ツプ・プログラム (
S
P
P
)事業」などの取組みを相次いで開始した。 SSHプログラムは「科学技術、
理科・数学教育を重点的に行う学校を指定し、理科・数学に重点を置いたカリキユラムの開発、
大学や研究機関等との効果的な連携方策についての研究を推進し、将来有為な科学技術系人材
の育成に資する」ことを目的としており、現在 23都道府県 26校が指定校となっている。駒場近
隣で筑波大学附属駒場高等学校(筑附駒場高)がスーパーサイエンスハイスクールの指定を受
けたことから、総合文化研究科・教養学部では研究科長・学部長の下に設置した社会連携委員
会で検討を行い、高大連携および地域連携プログラムの取組みのひとつとして、筑附駒場高で
の講演会、駒場キャンパスでの化学実験プログラムを実施することとした。これらの活動は、
スーパーサイエンスハイスクールの取組みとして掲げられている「大学や研究機関等と連携し、
生徒が大学で授業を受講、大学の教員や研究者が学校で授業を行うなど、関係機関等との連携
方策」、「トップクラスの研究者や技術者等との交流」に該当するものである。この活動の具体
的な内容は以下の通りである。一方、 S
PP事業は「大学、研究機関等の人材、施設、設備等を、
学校における科学技術・理科、数学教育に活用するための事業」であるが、 2002年度は本研究
科広域科学専攻の数名の教官が例人レベルでこの事業に参加したにとどまっている C 今後、事
業活動そのものの浸透とともに、本学からの参加人数が増大することが予想される。
1
) 筑波大学附属駒場高校SSH講演会
総合文化研究科広域科学専攻の化学系の教官ぅ名が9月-11月に筑波大学附属駒場高校で講演
1
1名の生徒が参加l
した。高校生にとって本プログラムの講演内容は若干難しかっ
を行い、延べ 1
たようであるが、参加した生徒諸君からは高い評価を得ることができ、すでに来年度の継続実
施が予定されている。
4
9
表 1 筑波大学附属駒場高校 S
S
H講演会の実施内容
演題
実施 日
講師
内
容
分子分光学を駆使 して、宇宙空
第 I回
(
9月27日)
聞に存在する分子を検出・同定し
分子分光学の最先
端一星間にある分
子を捉まえる
遠藤泰樹
たり、分子雲から恒星が誕生して
(
教授 ・相関基礎)
いく様子を研究する最先端の学問
分野を 平易 に紹介し、 その笑際例
を高校生向けに解説した。
人間が生き ていく ため に不可欠
な生体内でのエネルギ一変換の仕
第 2回
(
10月 1
1臼)
組みを、 如何に して振動分光学で
法 で採る
振 動 分 光i
タンパク質機能発
現のしくみ
小倉尚志
解き明かすかを解説し、百孝素タン
(
助教授 ・生命環境) パク質を触媒として栄養分を燃焼
させながら、酸素が水にまで還元
される反応の様子を平易に紹介し
た (
写真①)。
写真①
身の回りにある分子を形 (
対称
性) に従って分類する ことにより、
第 3回
下ヂ│
ニ守
物質の示す諸性質が如何 に説明で
(教授 ・相関基礎)
きるかを、生徒が高い 関心 を示す
対称性から分子の
(
10月 1
8臼) 形を捉える
ような実例や分子模型を提示 しな
がら概説した (
写真②)。
我々の生活を支えている様々な
機能性物質について、特に、有機
分子でありながら、電子構造や集
第4
回
進化する機能性
(
11
月1
5日) 物質
菅原正
(
教授 ・相関基礎)
合化様式の制御 によって半導体、
金属、超伝導体としての機能を示
す物質の創成などを平易に説明し、
機能性物質研究の最先端を概説し
守,~事
。
環境化学 ・地球化学の立場から 、
環境 中における種々の化学物質の
第 5回
化学の目で見る
(
1
1月 22日) 地球環境
松尾基之
自然分布とそれに対する人間活動
(
助教授 ・広域システ
の影響について検討し、そのよう
ム)
な観点から、 二酸化炭素による 地
球温!暖化、フロンによるオゾン層
破壊、酸性雨などを概説した。
2) SSH化学実験講習会
理系の教育において 「
実 験 ・演習」の果たす役割は重要であるが、 化学教育では他 の教育分
野にも増してその意義が大 きい。化学現象に直接に向かいあい実体験すること、自らの手で行
った実験の結果を科学的に考察することなどの重要性も然ることながら、安全性に十分な注意
を払いながら薬品を取り扱い実験操作を 行うこと、環境への影響を考慮しながら使用 した薬 l局
5
0
写真②
1 2002時世における大ザ院総骨文化研究科教盤宇部
を処理することなど、化学実験に携わる者が習得すべき姿勢を学ぶこともまた重要である C こ
のような観点から、総合文化研究科・教養学部では、 2003
年 3月 1
0日-11日に駒場キャンパス 1
6
号館において筑波大学附属駒場高校の 1
2名の生徒 (
2年生 8名
、 l
年 生4名)を対象にして、以下の
ような内容でお H化学実験講習会を実施する。
表2 筑波大学附属駒場高校SSH
化学実験講演会の実施内容
実験題目
実施日
内容
講師
有機金属化合物は、単に無機物
である金属元素と有機物の炭素が
結合したというだけでなく、化学
結合論への影響、触媒反応への応
有機金属化合物の
3月 10-11日
合成と機器分析に
よる同定
下井守
(教授・相関基礎)、
河野泰朗
(助手・相関基礎)
用など重要な役割をもった化合物
である O 本プログラムでは、フェ
ロセンおよびその誘導体と鉄カル
ボニル化合物の合成を行い、核磁
気共鳴法や赤外分光法を用いて化
合物を同定し、その構造について
の考察を行う。
なお、同高校 SSHプログラムには、運営指導委員として、総合文化研究科・教養学部から小
宮山進(教授・相関基礎)、松田良一(助教授・生命環境)が参加している c
また、本学部では東京都立国際高校の要請を受けて、同校や近隣の高校生徒向けの「高校生
のための土曜特別講座」を月 2回、教養学部 l
号館にて計 1
8同にわたり開講した。これは、同高
校の運営評価委員会委員である松田良一助教授が総合文化研究科・教養学部側の世話人となり
行われたもので、高校生に学問の面白さを伝えることを目的としたものである G 同高校では、
この講座を規定回数以上を受講した生徒に「学外学習」の単位を認定した。参加したのは、高
校生と父兄、教員らで、熱心に聞き入る参加者が多く、質疑応答も活発に行われた。本学部教
8回のうち 9回。その内訳は以下の通りである c
官が担当したのは 1
実施日
i
寅題
4
)
j20日
文科系と瑚科系
n
1日
う 1
言葉と読み書き
8日
う
月1
生き物の再生
9月7日
生物多様性を守るには
9月 1
4日
ヒトのこころを分子で探る
講師
林利彦
(教授・生命環境)
中村雄祐
(助教授・超域文化科学)
松田良
(助教授・生命環境)
広野喜幸
(助教授・相関基礎)
石i
甫章
(教授・生命環境)
1-
うl
生物学者がアフリカの 飢餓と
闘う
1
0月26日
アフリカでの自助的食
糧供給システムの構築
(この講演は教養学部学生に
も公開された。
)
ルニア大学名誉教授)、
松田良一 (助教授 ・
生命環境) I
植 物を つ か っ た 遺 伝 子 と
1
1月9日
DNAとゲノムのはなし
渡辺雄一郎
(
助教授 ・生命環境)
化学する苦しみ ,楽しみ,そ
1
1月30日
して喜び
下井守
(
教授 -相関基礎)
地球環境のこれまでとこれか
1月 11日
必1
1
、
"
ゴードン ・
サ ト一 体士(米国科
学アカデミ 一会員 、 カリフォ
U
i
l
!I
I
:土
井L人平jf4 キ U ノノ、スマ、
高橋正征
(
教授 ・広域システム)
ら
~U"~ 1.ピ ì>';1也人 γ
1 九 llJJ) lIi~t みを 1m くことができま -j
!;III~\I!'J{r もさまうまなうt :J.!f-; 二パ J てお:}.r:ii!',仏ぃ h J\か l.j':二
~ ..J~十 JiL;~ ニとを1. 1~' J
~占'.-:'
.
ま
す
l、
h:
m.
i
n
l
l Pro日nUH p
l
υ、
i
d
、
心、
l
u
d
じ
川
、
、、 i
l
hl
中p
O
r
l
I
l
l
l
l
l、
I
ピ1
1
>
ピ
"
1
'
υ
1町
、
、 hkrlidd~ 0
1、
t
L
ld
: b~ a
t
h
.
'
J1ti
lng I
じ
c
t
u
r
l
'
、
け UI
、
i
dじ
いl
I
¥
.OKU、
刷
、
l
I¥
.
:
h,
¥
; S川 urd ‘ I~ I
.
I
.
X.
t
U
l
、
む,
.
.1
心u
l
l
a
h
<
l(
'
a
l
l
l
p
u、
りi
l
、‘k、
ρl-nl、
口
、
I
t
、 Irt
hl
: n.:quir~ 1ll仁川、 ;11\.' m
d.1
1
1
ピ
"、
。I
U
l
l
t
、
川
l
山.1r
n
l!ll.!色川 1山 r
n日山!ihは1K
o
k
u
"
a
lI
IS
1 : lIli{U~W S
aturdayL
e
c
t
u
r
e
s
知識
教養
関心
"",~ J¥.述携教育・ l
l
I大接続プログラム
E
x
t
e
n
s
i
o
n&C
o
l
l
a
b
o
r
a
t
i
o
nP
r
og
ram
l
;
t
:
i
I(
}
i
l
i
',~ì.(.. ,j) III'I.}な 1'1 匁'1.二 ;lJ2t 以外‘ニ ;)'/'(i}) えた
1
'
'
.代 1
1,
"
11
';
:
、
人 J"')山!えても i
;なれ
'
Ú:~PI~! 1tゐこと」よ" 、円ド:).~ , !~~{,を t 択の、 ì~ i! H そ U、J<')'~: .
C
d
i
!
:
的
:
こI
'
I
:
/
?
;
t
f
:二J
[
{
;
J制I
t
.}J'dtうよと士 1
1
1
守:こ乙て ま fL
i
:
:
仁
川校 E
協定をも1
んで L、ゐ人 内 II!~R そ ξ みて 1"
rな I
J
k-!~-:;.
;
.
2
.
y
;
:
)
;
1L
1
J
J
品i
i、本./."<:.1)I
pj
:
'こ
!
.
.
.
.:1:::''''し~ ;
:
l
.
,.,二 l~":j )、~ i
高:ソ 1
1;
" ,
岳
、
.
一
、
;
、
!
、
て J、
ー
"
-~(';♀でん。、,、 i
J
i'.'-l.c. .~:;ÙÎ'f -~ '~f :
:
'
i
;
:';ν:.~ .
:
;"
'
..~, .. ~> ' ~: j:、ノ
I
!}
!
j・
1
:
:
1
.rt]
Collahoration I
円
。
日
『
出 n 011 山、 \\illing 、 ItlIJ~ l1 h a1山C
chan
じ
ピ1
0、
l
a
r
lt
h
ei
rhigh
じ
Iじ
du凶Ili
ol ¥
¥
h
i
lじ、
1
1
1
1a
l
が
I
j
J
.
dされ Jいま 1
+
I
(
"
,
)
東京大学 Fの土曜蹴Jiliを受講する国際生たち
Kokusais
t
uden
tsat
t
endi
ngaSat
urdayLecture
a
tTokyoUni
ver
s
t
l
y
、 、
h
i巴hc
Ch(
)
o.
l Thじ cnrolkd I
l
I
lknl 、
gct.
!
.
.
!
u
i
d
a
l
l
c
cl
"
l
i
.l
!
1
l
I
山l
ピhじ
I
、。 r hOlh hi
己h 、
、h州
、
│
日n
t
l an a
l
l
iI
ia l ~d
1I 111 、 ~I 、 Il ~ 山1<.1、、 "1じ ι1 lhèlll~ papcr
.
、 hic'hIll a~ OpCI
la
‘
、l、tun::COIllI1ll'1
lι
l
al
i
o
nadmi
、
、1
0
1】 1
0I
1
l
c
'uni 、じ 1 、 JI~
東京都立国際高等学校「平成 1
5年度学校案内」より
5
2
l 2
0
0
2年度における k乍院総合文化研究科教量宇部
1
4 副学部長制の導入
2002年 1
0月 1
7日の教授会は、「副学部長(大学院総合文化研究科副研究科長・教養学部副学
部長 )
J 市J
Iを試験的に導入する F
Pし合わせを決定し、その場で学部長からの提案により、評議員
l
}
j
教養学部等事務部長の 3名の副学部長任命に
の鈴木賢次郎教授と木畑洋一教授、および有岡雅 I
同意を与えた。
この「副学部長」制は、法人化を控えて学部長を中心とする研究科・学部の校務執行体制の
強化を意図したもので、申し合わせは、「副学部長」の任務を「学部長の職務を助ける」と規定
している O
評議員は、従来、教養学部においては実質的に「副学部長」的な役割を担ってきたが、制度
上は全学の評議会の構成員という以上の定めはなく、その学部行政上の位置づけは明確ではな
いため、今回、教養学部の実態に即して、評議員を「高J
I学部長」とすることにした。
I学部長」就任は、法人化に向けて教官と事務官の一体性を高
これに対して、事務部長の「国J
める、象徴的な措置として発案されたものである。教授会の人事権が及ばない事務部長を「扇Ij
学部長」とすることには多少の議論があったが、今回教養学部が導入したのは、事務部長を自
動的に「副学部長」にするとし寸制度ではなく、あくまで学部長が教授会の議を経て「副学部
長」に任命する形にして、教授会自治との関係を明確にしている。
つまり事務部長に関しては、その「副学部長」就任に、教授会としても学部長を補佐するこ
とを事務部長に改めて負託するという意味をもたせ、教官と事務が一体となって大学の運営に
あたるということを象徴する情置としたわけである。この教養学部の「副学部長」市J
Iでは、事
務部長は事務部長として「副学部長」に就任する。したがって、事務部長を教授会の構成員と
するような J
昔前はとらず、その事務部の統括者としての地位に変化はないので、複数の「副学
部長」が分担して事務部を管掌する、例えば事務の教務課は教務担当高Ij学部長の指揮下に入る
ようなことは行なわず、引き続き事務部長である「副学部長」が事務部全体を統括するという
あり方になっている。
今回、「副学部長」になったのは評議員と事務部長だが、1/ 1 し合わせ上は、~\;干名の「副学部
長」をおくことしかうたっていないので、学部長の判断によっては、評議員・事務部長以外の
「副学部長」を任命することも u
}能である。
国立大学法人法がまだ制定されておらず、法人化後の大学の行理、部局の管理のありかたが
まだ十分明らかになっていない段階で、「冨Ij学部長」制を一部局が導入してよいのかどうかとい
う議論もあったが、法人化の慕本が大学の自主性の発揮という点にある以上、構成員の問で合
意しうる「先導試行」的な試みは積極的に推進すべきであるとの判断で、大学院総合文化研究
Iの実施に踏み切った。
科・教養学部はこの「副学部長」市J
以上のような「副学部長」制は、従来の現実に制度を合わせた面が強いので、その実施が学
部行政に大きな変化を及ぼしているわけではないが、「副学部長」となった評議員と事務部長は、
質的に新しい活躍を開始している。
う3
1
5 駒場図書館の紹介 一新 しい大学図書館を求めて一
2002年 1
0月3日、新しい駒場図書館が開館した。同年 3月末に建物自体は完成し、主要な設備
も整っていたのであ るが
、 I
T関連設備、入退館ゲー トなどのサービス設備、何よりも閲覧席ー
な
どが未設置であった。 これらの設置工事に続いてもっとも困難な図書資料の 「統合移転 J (
これ
月中旬。その後の点検、開館式典などの行
については後で多少詳しく説明する ) を終えたのが9
事を終えて、この日の開館であった。
7
3
京六学園
b~J易自主t出
f
j
J
B!JJjj~.i.W~~j!:Y.!Jj J
!
J
i
i
Jl
JJ ;~1IJJ.出血J11初当Y1j
995年に始ま った。当初は約 2万平方メ ー トルの建物を建設する計画
駒場図書館の建設計画は 1
であったが、この言 1
・画は実現のめどが立たないまま 1
9
9
9年まで持ち越され、同年の補正予算で
500平方メ ー トル)の第 l
期棟が建設された。一部実現であっても喜ばし
計画の半分以下 (
ほほ 8
いことであるが、しかしその喜びはなお半ばに過ぎない。
駒場図書館は、新制大学としての東京大学教養学部発足以来、駒場キャンパス(正式には「駒
場I
キャンパス 」 と言 うべきなのだが、本稿では以下このように 書かせて頂く ) に置かれた第 3
代目の図書館という ことになる 。従来、駒場キャンパスの図書館は東京大学附属図書館を構成
する教養学部の図書館ということで「東京大学教養学部図書館 J (
略して 「学部図書館 J) とい
う名称で呼ばれてきたが、新規開館を機に、その名称、を改めて 「
東京大学駒場図書館 J (1略して
「
駒場図書館 J
) とした。単に名称を変更したというだけでない。そこには大学図書館のあり方
に関する新しいメッセ ー ジがこめられている 。それは後に述べることしして、その前に少しば
かり駒場キャンパスにおける図書館の歴史を絡いてみることにする 。
駒場キャンパス初代の図書館は旧 一高時代のものをそのまま引き継いだもので、現在 (
2003
年4月時点)改修中の建物の北側部分、改修後は美術博物館に生まれ変わる建物がそうであった 。
建物の外観もそうだが、内部もなかなか雰囲気のある図書館であった 。 しかし、 学生総数 1
0
0
0
名ほどの一高でこそすばらしい図書館であ っても、新制教養学音¥
1は2学年で 4
000を超える学生を
受け入れていた(筆者が入学した 1
963年には 5000を超えていたと思うが、図書館はまだそのま
まであ った)
。 その後さらに増大した学生数に対して、この旧一高の記憶を刻む図書館の狭│盤さ
は誰の目にも明らかであった。
駒場キャンパスに新しい図書館 を建設するという 「夢」が、多くの教官、そして学生のなか
に抱かれ、育まれていた。 しかし、その「夢」は、当時何代かの図書館長をはじめとする関係
者の必死の努力にも 拘 わらず、長い問、むなしく時間をむさぼるばかりであ った。 1
9
64年度予
算でやっと建設計画の 一部が文部省に認められた。 しかしながら、認められた予算は建設に必
要とされた費用の約 4分の lでしかなかった。そのときに建設されたのは座席数約 3
00、総面積
3
000
平方メートルほどの 3層の図書館であ った (
1
日教養学部図書館の西側部分)
。
代田図書館は、 1
964年 1
0月着工、 1
9
6
6年5月完成。!
日一高の図書館でも 3
00の座席があ
この2
ったのだが、それと合わせても 60
0、 1
953年の文部省 「国立大学改善要綱」なるものの基準に
照らしてもぎりぎりであ ったと、長尾官官一先生が特別の思いを緩めて指摘されておられる 。 こ
の新図書館建設の光景は筆者の学生時代のかすかな記憶のなかにも残されている 。私は新図書
館の最初の利用者の一人であった。旧一高図書館とはまったく異なった新図書館の開放的な空
間は新しいキャンパス生活の予感に満ちていた。
4分の lは国費 (
約l
億円)で建設されたのだが、新図書館建設の「夢」はこのつつましい成果
で満足したわけではない。第2期工事のために、信じられないような努力が払われ、大学を揺る
がせた忘れがたい激動のなかでも 、その 「
夢」は追われ続けた。詳細1は別に譲るとして、ここ
ではその主要な点だけを記録しておく 。
まず、 学内の募金活動で当時の教養学部所属教官 が り ね む の 1
0%余の身銭を切って募金活
9
6
5年に財界人を中心にして「東京大学教養学部図書館建設助成会」が
動を開始、それに続いて 1
968年までに 2億円弱の募金が集められた。当時の阿部秋生教養学部図書館長と大
結成されて、 1
5
4
。
間 抑 制 回 開 何 時 叫
1 2
0
0
2年度における k宇佐総合文化研究科ー教養学部
槻文平三菱鉱業社長との一高ボート部以来の友情がこの「助成会」結成に決定的な役割を演じ
たと伝えられている O
第2期工事は、 1
9
6
8年に着工ごこの頃から所謂「東大紛争」は激しくなり、セクト聞の抗争が
駒場キャンパスでも毎日のように繰り返された。そのような中で、第 2期工事は予定通り進めら
9
6
9年6月に竣工している。今から考えても奇跡的なことである。第 l
期工事の開始から数
れ
、 1
えれば、実に、う年の歳月をかけて駒場図書館に初めて大学図書館と呼びうる施設が生まれ出た
のである。
これが「教養学部図書館」建設の経緯の概略である O 図書館の純スペース 6200平方メートル、
閲覧席は 927、ここに約 3
7万冊の図書が収蔵されて、 30年以上にわたって主として学部前期課
程学生の利用する図書館として存続した。その 30年の間にも、座席の増設、 OPAC
端末や教育
用計算機端末の設置などの設備の改善、運営面では開館時間の延長、土日開館などが学部の努
力で実現している。
9
9
2年から駒場キャンパスで開始される大学院改革の進行とともに、後期課
しかしながら、 1
程学生に加えて大学院生が駒場キャンパスでも飛躍的に増え、その結果として新しい図書館の
建設が強く求められるようになった。前期課程学生の利用を想定した教養学部閲書館では、大
学院における高度の教育と研究に寸尺があわないことが明らかになってきた c また、留学生の
増加は国際的な基準の大学図書館の建設を求めていた。さらに、 30年間に学部前期課程学生の
数も増大しており、何よりも座席数の不足が痛感され、旧学部図書館は I
T
環境においても大き
く立ち遅れていた。
そのような状況のなかで、 1
9何年に図書館建設の方針が教授会で決定された。新生駒場図書
館の歴史はここに始まる。基本方針は決定されたものの、建設予算の概算要求は毎年のように
先送りされ、 1
9
9
9年になってようやく予算化され、建設計画が具体的に動き始めた。ただ、こ
平方メートルのうちの 8う0
0
のときに予算化されたのはまたしても計画の約 40%、計画面積 20000
平方メートルにすぎない。残りの 1
2000平方メートルの建設は今後の課題として残されたのであ
る
。
2000年建設工事開始。 2002年3月竣工は冒頭に記した。その時点での、新図書館の基本方針、
建物の概要などについては、 r
駒場 2
0
0
0
J(
2
0
0
1年3月刊行)に「図書館の新営」として記載さ
れているのでそれをご覧頂きたい。
以上が駒場キャンパスにおける図書館小史であるが、それをみて感ずるのは、まず第一に、
駒場の図書館が如何に多くの人たちの身を削るような努力の上に作られ、守り続けてこられた
かということである。もう一つのことは、それらの努力とは裏腹に、大学図書館に対する社会
的認知がいかに不十分であったかということである
O
大学設置基準には、大学には図書館を設
置することが定められているが(国立大学法人化のための法令ではこの規定すら消えでなくな
る)、その精神が行政当局によって正しく認識されていたとは考えられない。図書館と名の付い
た建物を建てれば能事足れりというわけでもあるまい
v
勿論、建物は不可欠だが、その建物が
大学における研究・教育活動を支え、その中核たる学術情報センターとしての機能を果たして
初めて大学図書館と呼びうるものになるのであって、そうでなければただの本の容物、倉庫に
過ぎない。
新しい駒場図書館の建設にあたっては、そのような大学図書館に関わる基本認識を共有した
うえで真剣な議論が行なわれた。その議論の結果として、駒場図書館建設の基本方針が図書委
員会でまとめられ、 『駒場 2
000.1にも開示されている 3 本稿の冒頭に記した「新しいメッセージ」
はその基本方針のなかに表現されているのである。項目だけを列挙すれば、その基本方針は
(1)劣悪な学宵・研究環境の改善
(2)分散収蔵から集中・統合へ
(
3
) 滞在型複合図書館、開放型図書館
(
4
) 新時代の資料形態(ニューメディア)への対応
という 4項目にまとめられていた。 (
r駒場 2
000J20-21頁)
しかし、予定の半分以下の建物では、このすべてを十全に実現することは到底不可能であっ
う
た。それでも、これらの基本精神に盛られた目標は、すべて、たとえ部分的で、あろうとも駒場
図書館に おいて具体化 されている 。
(
1)の学習 ・研究環境の改善については、ここで多 言 を奔する必要はない。新しい図書館に
足を運んで頂ければ誰の自にもそれははっきりと見えているはずで、ある 。座席数を大幅に増や
すことはできなかったが (
1
日図書館の約 9
0
0に対して新図 書館 は 1
06
4)
、光廊下を持つ 3階以上
の閲覧室は開放的な気分にあふれでいるし、書架と閲覧席が同じフロアに機能的に分けられて、
基本方針の言うところの「学習・研究環境」は大きく改善されている 。
特筆すべきは、視聴覚室、マイク ロ資料室、貴重図書専用の書庫と閲覧室、視覚障害者のた
めの対面朗読室、マルチメディア ・コーナ ー (すべて 3F) などが新たに設置されたことであろ
う。 また、参考図書フロアC3F
)
、一般図書フロア
(
4
F,5
F)
、研究図書フロア(1F
、B1
F
)が
フロア単位で配置さ れて
、 利用の利便性 は飛躍的に向上した。
メイン ・エントランスは 2階に設けられて 、入退館ゲー トを通り抜けると、建物の規模にすれ
ば広いホ ールの右側にサ ー ビス ・カウンター、中央にう階までの階段室、その奥には情報端末コ
ーナ一、手前にはラウンジがある 。 カウンタ ーに向かい合う東側11壁面には、日高理恵子氏の作
品がかけられて、駒場図書館 の自然環境との共生をシンボライズしている 。駒場図書館は芸術
との共存をも目指しているのである 。 (
建物の設計思想、日高氏の作品については、 r
教養学部
幸
f
:
i
.J 4
5
7号
、
4
5
9号などに掲載されている記事をご覧いただきたい。)
日高理恵子 r
l
封の空間から VJ (
1
998)
2本の山桜の樹が作リ出す空に向かう空間を、
対の作品で表現した日本画の作品。和紙と岩
総具が用いられており、図書館内部の空間と
外部南側の矢内原公園の空間をつないで図
鎗全体を 「
森」とし て演出する織能も果たし
2
1
点 組 各 220.0x3
60.0cm)
ている。 (
また、バリアフリ ーにも可能な限りの配慮を行ない、障害者が健常者と同じ条件で図書館 を
利用できるようになっている 。例えば、開架書梨、集密書架ともに書架間間隔を車精子が入れ
るように広く取ってある 。 スペ ース確保よりもバ リアフ リーを優先した結果である 。各階の移
動、書架スペースと閲覧スペースとの 1
1
日の移動も車椅子で可能である 。図書館アク セス用のス
ロープも設置した。
(2)の「分散収蔵から集中統合へ」というのが、駒場図書館のもっとも革新的な理念なので
あるが、 これは上記の環境改善に比べて自に見えにくい。現在の駒場キャンパスには、約 1
0
0
万
冊の図書が所蔵されている 。そのうち図書館予算のうちの図書購入経費で購入された図書 (こ
れを「学習図書」と呼んでいる)が約 3
0
万冊、それ以外はほとんどが教官の研究費で購入され
た図書 (
これを「研究図警
」 と呼ぶ)で ある 。 1
:
1
1
教養学部図書館には、 「学習 図書」だけが収殺
0
0
0人)の 利用を想定して選定され
されていた。 これらの図書 は、教養学部前期諜程学生(約 7
た図書である 。専 門的な研究書 ・参考図書は含まれていない。研究図書 はすべてキャンパス内
の各号館の図諮室などに分散して収蔵されている 。
駒場図書館が掲げた目標は、これら性格の異な った二種類の図書資料を図書館に統合すると
いうことである 。そうすることで重複などの無駄を省き 、 また従来学部学生にも大学院生にも
アクセスが ~llf しかった捌究図書の利用がすべての教職員 ・ 学生にとって可能になる 。 しかし、
統合のメリッ トはそれだけではない。
学生には「学習 図書 」、「
研究図 書
」 は教官 (または研究室)の 占有物、という 差別的な旧弊
を桜底から改め、公費で購入される図告資料はすべての人が等しく容易に利用できるようにし
5
6
1 2002年度におけるえ学院総什文化研究科教葺宇都
ょうという日襟がそこには埋め込まれている。本が手元から遠いところに移される結果、教官
や研究室所属の大学院生には、研究室所蔵の│型l
書の利用は確かに不便になる。しかしそれを補
って余りある a恩恵がキャンパス構成員にもたらされるはずである。図書館はキャンパス学び、
教え、働く教職員・学生みんなのもの、つまり大学の公共財であるご集中統合は、図書資料の
公共性という理念を実現するための方策なのである。
H学部凶書館所蔵の学習図書と I
U
8号館図書室所蔵の研究図書が統
駒場図書館第 I期棟では、 I
合されたっ統合にあたっては、学資図書と研究 I
x
l書の墜をなくし、共用性の高いものを 3階以上
F、BFの集密書架フロアに、更に重複本・!日年鑑等は保
の開架フロアに、専門性の高いものを 1
存書庫に、というふうに利用者のニーズに応じて再配置した。 3Fに学習図書・研究図書の参考
同書をマージして配置した結果、参考図書のグレードアップが実現した。
次の(3)の「滞在型複合│立│書館」という
1標は、残念ながら今│口l
の第 I期棟ではまったく不
十分にしか実現されていない。その方向ですべての設備が検討されていることは間違いないご
、
しかし、スペースの決定的不足が大きな障害となって、満足すべき成果を見ることはできな L
それで、も、情報端末の大幅増や、閲覧席の UT-Net
接続端子の設置、会議室もかねた視聴覚室、
対面朗読室、一般新聞・雑誌を閲覧できるラウンジなど、ヒューマン・コミュニケーションを
考慮した設備・空間が新たに館内に配置された。
また、「滞在」を保証する開館時間の延長も実現した。ウィークデイには午後 10時まで図書館
が利用できる。土曜日・日曜日の開館は既に行われていたが、あらたに収蔵された│日 8
号館図書
室の図書資料に関しては、利用可能な時間・畷日が大幅に拡大した。開館時間に関しては利用
者の要望・動向を見ながら、さらに改善されなければならないだろうが、そのための予算・人
員の確保が前提となる。
図書館は、単なる図書を閲覧するだけの施設ではなく学術情報を通じての人と人の交流の場
であり、大学における研究・教育の基盤的施設である。したがって、キャンパスで生活するす
べてのひとに開かれていなければならなし九「開放型図書館」の H標は駒場問書館ではほぼ理想
的な形で実現されている。
4
) rニューメディアへの対応」は、駒場凶書館のもっとも
最後に掲げられた目標、つまり (
新しい側面を代表する。「ニューメディア」という言葉も現在ではもはや日新しさに乏しくなっ
たが、それでも情報化が社会の深層にまで及ぼうとしている現代にあって、学術情報も J
急速に
デジタル化されている。
人間の知的活動の成果が「書物」という形に記録され共有化されるということがなくなるわ
けではないが、学術上の先端的成果が、電子化された形で供給され利用されるようになってい
f
7
4
7・│叫{象などもデジタル・データとして蕎衡されている O そ
る。また文字情報だけでなく、 f
れらの新しい情報メディアへのアクセスを保証するのも図書館の任務であるご
理系の学川分野では常識化しつつある電子ジャーナルを、大学という知的コミュニテイの共
有財として利 1
1
1できるようにすることも、大学凶書館の重要な任務となっている。この場合、
凶書館に「所蔵」される電子ジャーナルの利川者は、もはや、│刈書館に足を運ぶ必要すらない。
問書館利用者はネットワーク上の随意の場所にいて、随意に図書館を利用できるようになる。
D
o
c
u
m
e
n
tD
e
l
i
v
e
r
yS
y
s
t
e
m
) が整備され、現在よりもずっと短時間
また、問書資料の DDS (
書館の利用形態を変
のうちに要求されたドキュメントが利用者に届けられるようになれば、│立l
えるであろう
o
1
立l
書館があらゆる形の学術情報の集積・管理・提供のセンターとして機能する
l
Ij
Iに米ている c つまり、「ニューメディアへの対応」を超えて、マニ術情報センターと
時代は Hの
しての図書館ということである。
新図書館は、 1
1
1学部図書館に比べれば格段に IT環境の改汗が│立│られているの OPAC検索端末
の各階配備、 2Fのメディアパークには情報端末が60台設置されたじもちろんこれは十分な数で
はな L九それを補うために閲覧席に U
T
N
e
r
接続端子の T設けられている。将来的には全席で接続
端 fが使えるようになっている O
以上、駒Jd
H
;
(
1書館で、新しく実現された事柄を'11心 l
こ紹介してきた。駒場│立l
書館の利用につい
ては「利 fIJ案内」が J
I
I意されているのでそれを大いに使っていただきたい。
う7
最後に学生の皆さんにお願いしたいことを書いておく 。図書舘は公共の施設である 。そこは
パブリ ックな空間である 。当然、公共施設、公共スペ ースとしてのマナーがある 。最低限、是
非とも守っていただきたいことは図書館の「利用案内」に 書 いてあり、また、図書館入り口に
も掲示しである 。図書館の公共性が劣化しないように、いやそれ以上に、よりい っそう向上し
洗練されて、駒場図書館が大学図書館として大きく成長してゆくために、皆さん方の協力をお
願いしたい。駒場図書館としても、第 E期棟建設の早期実現と利用環境の維持 ・改普ー
に努力し
ていきたいと考えている 。
後 記 本 文 前 半 の 図書館小史 を書くにあた っては、元教養学部図書館長の長尾龍一先生によ
る冊子 『
ー 高 ・駒場・図書館一 一忘れかけたことども 』 を参考にさせていただ いた。記して感
謝申し上げる 。
〈
駒場図書館長 ・竹内信夫)
5
8
I 2
0
0
2年度における k中院総合文化研究科教聾宇都
1
6 アドバンストリサーチ ・
ラボラトリーの新営
昨年 (
2
002年)の夏頃、急に 4号館の跡地でグラウンドに近い辺りに 4階建てのモダンな建物
が、その全容を現したのをお気づきになった方も多いと思う 。 この建物は広域科学専攻の研究
環境を整備する 一環として、外部の競争的資金によるプロジェクト研究を行うスペ ースとして
建築されたもので、アドバンストリサーチ・ラボラトリー (
通称アドパンストラボ) と呼ばれ
ている 。 この機会に、アドバンス トラボ建築に至る経緯、アドバンストラボの利用目的、利 用
に際しての留意点、今後の展望について紹介したい。
背景
大学院の重点化 を契機に、広域科学専攻の教育体 f
l
j
J
lは立派に整ったが、 研究環境に関しては、
スペース的にも施設面でもまだまだ大幅な改善が必要であるとの認識を、専攻内の教官は共有
していた。 このような背景の下に、先端教育体制検討委員会が専攻内に設置され、広域科学専
攻の大学院の研究・教育環境を改善するための短期的、および中 ・長期的計画が立案された 。
号館地下スペースのオ ープンラボラトリー利
その結果、短期的な改善に関する具体策として、 3
用が実現し、外部の競争的資金によるプロジェク ト研究が採択された場合には、プロジェクト
を遂行する教官は、専攻で定めた基準に従って、所定の期間、研究スペ ースを貸借できるよう
になった。 この問、数件の特徴あるプロジェクト研究が、このスペースを利用して推進され、
1年
成果が駒場キャンパスから、国内外に発信されていったのは、御存知の通りである 。平成 1
に中核的拠点形成 (
COE)プログラム (
複雑系としての生命システムの解析)が採択されたの
も、このような背景が与 って力あったといえよう 。
一方、長期的な改善案としては、センター構想、
が提案された。高度に進化した自然科学の研
究を融合的に推進する拠点としての機能と、その成果を前期課程学生の学問に対する動機付け
として生かす機能を併せ持 ったセンターを、概算要求を通じて設立しようというものであった 。
が採択されたのを機会に、 COEで目指す研究内容に沿って目的を明確化した改定案
その後 COE
が作成され、今日に至っている 。
経緯
次いで、、アドバンストリサーチ・ラボラトリー建築に至る経緯について、簡単に触れたい。1
9
9
9
年の 3月末に 3
号館の全面改修の話が急に持ち上がった 。 この 3
号館改修には 、改修期間の緊急避
難スペース用に半恒久的なプレハブ (
アドバンストラボ) を建設することが付随しており、ま
ず1
999年度に緊急避難のスペースとしてのアドバンス トラボの建設が、 2000年度に 3号館の全
面改修が計画されていた。 なお、このアドバンストラボについては、改修工事の完了後は、外
部の競争的資金によるプロジェクト研究を中心として、弾力的に利用してよいとの諒解があっ
た。
9
9
9年の 夏頃にな って、予算の関係で両者の計画を 1
9
9
9年度に同時進行することにな
しかし 1
ったため、アドバンストラボに緊急避難のスペースとしての機能を持たせることができなくな
った。そのため、理系建物作業委員会は大変慌しい事態に陥ったが、広域科 学専攻の先生方の
この機会に駒場の研究環境を改善したいという熱意に後押しされて、ア ドバンストラボの利用
目的をオープンラボに特化する方向で鋭意作業を行い、現在我々が目にする ことができる、あ
のようなアドバンストリサーチ・ラボラトリーが完成した次第である 。そこに至るまでに学部
長室の先見性のある方針、経理課長始め事務の方々の全面的なご支援、本郷施設部の方々のご
理解ある対応があ ったことはいうまでもない。
5
9
建物の紹介
アドバンストリサーチ ・ラボラトリーは床面積 2000平米、 4
階建2
ての建物である 。 ここで、各
0名程度のミニ
階の施設についてご説明したい。 まず4階は専攻の共用スペースとな っており、 6
国際会議または研究会が行える大会議室、その向かいに、講師控え室がある 。 この控え室は、
0名程度のゼミまたは会議が行える中
普段は小会議として利用 する こと が可能である 。 さらに 2
会議室がある 。その他3
号館にあった大学院の客 員教授 ・助教授室 6
部屋が、こちらに移設され
た。
1
、
皆
3
1
ェ クト研究スペ ースになっている o 現在 2階は、
2階は、外部の競争的資金によるプロジ‘
現在は特別推進研究)の研究スペ ースとして、 生命シ
平成 11年に開始された中核的拠点形成 (
測 ってJ r
モデルで、」理解することを 目指す学際 的な研究が展開されてい
ステムを 「
創って J r
1
昔
、 2階には、 リフレ ッシユスペ ースが配備 されているのも、特徴の一つである 。 l階は 吹
1
る。 3
き抜けになっており、北側半分は 3層構造からなるクリーンルームが建築中である 。 このクリ ー
ンルームで は、ナノスケールの微細加工技術を駆使して、生命システムの解析に有用 なマイク
ロチップを作成するなど、駒場の研究環境を生かした特色あるバイオナノサイエンスの研究が
展開される予定である 。南側半分は、耐震性の高い大型機線専用スペースとなっており、今年
度から開始さ れた 21世紀 COEを始め、各種のプロジェク ト研究を推進するための大型機器が搬
入されることになっている 。
このように高度の大型研究ができる建物が完成したことは、広域科学専攻の研究にとっては 、
大変喜ばしい。 と同時に、前期の学生諸君にとって、駒場キャンパスが単に教養教育を受ける
通過点としてだけでなく、特徴ある学際 的・ 融合 的研究が展開されている現場としても認識さ
れるようになろう 。
利用に 際 しての留 意点
このアドバンスト リサーチ・ラボラトリーは、あくまでオープンラボなので、部局 (
専攻)か
ら所定の期 間スペ ースを 借り、自分たちの予算でプロジェクト研究用 に整備し、プ ロジェク ト
が終了した後は 、空に して立ち退くのが原則となっている 。総合文化研究科には、キ ャンパス
全体にかかわる共用スペースを運営するために 「
共用スペース運用委員会 (
委員長は研究科長)J
が設けられている 。 アドバンス ト
リ サーチ ・
ラ ボラトリーの運営のためには、さらにその下に
「プロジ ェクトスペース運営委員会 (
委員長は広 域科学専攻主任 )J が設置されており、定めら
れた利用規則に従って、円滑な運営が行われている 。
)
,[1
花 し、国内外に高く評価 される水
広域科学専攻で育った萌芽的研 究が、ある機会に大きく 1
準に到達する ことは、部局にとっても意義深い。 しかし 一方で、多様な基礎研究が活発に展開
している土撲があ って始めて、 このような大型プロジ ェクト研究の推進も可能になることを 1干
に命ずる 必要があ ろ う。その点で今回、大型プロジェク ト研究用 スペースを可能な │
浪りアドバ
号館の地下スペースを専攻 内プロ ジェク
ンストリサ ーチ ・
ラ ボラ トリーに集結 し、改修成 った 3
トス ペースとして、提供できるようにな ったことは、特記されるべきである 。 このような措置
まった
によ って
、 レベルの高い基盤研 究 ・魅力的な萌芽的研究が一層活発に展開できる素地が3
といえよう 。 この二つのタイプの研究形態がバランスよく遂行される環境を控える こと が、広
域科 学専攻の健全な発展にとって何よりも大切である 。
最後に、アドバンストリサーチ ・ラボラ トリーの実現は、古田学部長、鈴木評議員 (
建設委
員会委員長)、加藤キャンパス計画室長を始め、笑に多くの方々のご尽力により可能にな ったと
いうことを申し添えたい。小島前専攻主任は専攻会議で各系 ・部会の意見のとりまとめに尽さ
れた。計画の実施に当た っては、瀬 川委員の 的械な判断 とメリハリの効いた行動力、上村委員
号館の 引越し ゃ整 {
i
lに│
刻する周到な対応が不可欠で、
あった。アドバンス トリサーチ・ ラボラ
の3
トリーの基本的構想については、安田委 員の斬新なアイデ イアが生かされている 。 また、プロ
ジ、
エ クトスペース委員会の小宮山委員は、適切jかつ公平にアドバンストラボの運用規則やスペ
6
0
帥
2年度における k学院苦心文化研究科
.
n先学部
ース配分案を立案された二
事務方では、宮川前経理課長、武井前司計掛長、平林施設掛長に一方ならずお世話になった c
この計画は決して予定通り順調に進んだ訳ではなく、何度も計画が頓挫しそうな局面があった c
その度に、作業部会はこのお三方に慰められ、励まされ、漸くのことで完成に至ったというの
が実情である O この間本郷の施設部の方々も、駒場の実状をよくご理解くださり、色今な無理
も聞き入れてくださったこアドバンストリサーチ・ラボラトリーの内部の整備に関しては、依
田現経理課長始め経理課の方々がご尽力くださった。
今後の展望
以上ご説明したように、多くの方々の献身的な努力により、兎にも角にもアド‘バンストリサ
ーチ・ラボラトリーは立ち上がった。本来必要とされる研究スペースからみると、規模が十分
であるとは言い難いが、当面現在の研究環境を最大限活用しつつ、概算要求を通じて融合的な
自然科学研究を推進するセンター構想が実現する日を待ちたいと思う亡
この作業を遂行する中で教官どうしの協力は無論のこと、事務の方々との緊密な連携がいか
に大切で、あるかを痛感した。 法人化を控えた今、駒場の将来を建設していく上で、この点を特
に強調しておきたい。
(菅原正)
6
1
1
7 2
0
0
2年度の施設・環境整備の概要
2002年度の施設・環境整備については、まず、昨年度完成した駒場図書館への移転が完了し、
1
0月2日に開館したことが挙げられる c 次に、 3号館改修とアドバンストリサーチ・ラボラトリ
ーの完成が挙げられる。また、 2
001年度補正予算事業として、旧図書館の改修一学際交流棟ー
と情報教育棟新営の予算措置がなされた c さらに、 2002年度本予算事業として、│日 4号館跡地に
期の軸工事の予算措置がなされた。なお、駒場凶書館、アドバンストリサー
文理融合研究棟第 l
チ・ラボラトリーについては、別項に記事が掲載される予定なので、ここでは詳細は省略する。
なお、本年度から駒場キャンパス計画室が設立され、室長に加えて 2年の期限付きながら助手
l名を加えた新体制がスタートした。
1
.3
号館改修
3号館に関しては、改修工事が完成し、 7月末に移転が完了した。当工事は、文部科学省緊急
整備うヵ年計画に基づいた初めての大規模改修工事である。改修後の建物は、設備を一新し、 lう
号館や 16号館との建築的格差も解消された。一方で、改修時の代替施設の問題など、今後の改
修に関して多くの教訓を得た。今後の改修に生かす必要があろう。
2
. 旧図書館の改修
学際交流棟一
旧図書館は、駒場図書館建設後、事務棟として再利用することが総合文化研究科・教養学部
の基本方針であった。今回の工事はこの方針に沿ったものであるが、事務を統合しヘッドクオ
ーターとして再整備するだけでなく、学際情報を外部へ発信する拠点としての機能を取り込み、
「学際交流棟」として建物を再生する試みとなった。具体的には、1)現教務課と美術博物館が
位置する当初の凶書館の改修も合わせて行い、美術博物館と自然科学博物館を含む駒場の文化
施設の拠点とすること、 2
) 旧図書館の 4
階のAVホールとその周辺を各種の講演会やミーティン
グ等に、より積極的に開放可能な施設として整備することである。
そこには、従来の改修とは異なり、既存不適格部分の改修や設備の更新にとどまらず、建築
全体を見直し、旧建物を空間的にも再生する意凶が込められている。たとえば、1)当初の図書
館と旧図書館のつなぎ部分の撤去により、当初の図書館を分離し、建設時の状態に戻す。また、
2
) 当初の図書館については、後の増築部分である 2階床の一部を撤去し、建設当初の空間を再
現する形での再生が構想されている。また、 3
) 旧図書館部分についても、天井高が著しく低い
中2階部分を撤去することで、 1
階部分の天井高を上げるなとεの建築的工夫を行った。
限定された予算の中で、施設部の積極的なパックアップもあり、設計も完了し、本工事は 2003
年 l月から 8月にかけて工事が行われている。
3
. 情報教育棟新営
現情報教育南棟の西側に新たに新棟を建設するものである。この建物については、保健セン
ターのすぐ南に位置することから、保健センターへの配慮が求められた。その結果、可能な限
り保健センターと物理的に距離を取るだけでなく、保健センターへの視線に配慮し、心理的威
圧感を避けるデザインに変更した。本工事は 2003年 l月から行われている。
62
1 2002年度における太学院総合文化研究科教葺宇部
4
. 文理融合研究棟第 l
期
概算要求時の計画図を下に、各スペースの詳細をヒヤリング等で詰めながら、実施設計が行
われた。 1
2
1
清の高層建物は、総合文化研究科・教養学部で初めての試みであり、将来の高層研
究棟のモデルともなることから、内部の機能充足にとどまらず、外観デザインやランニングコ
ストの低減に配慮した計画となっている。また、総合研究棟という性格から個人研究室の数の
確保に代表される各種の問題を、多角的に検討し、学内ユーザーの希望を可能な限り取り込ん
だ計画となった。本工事は 2
0
0
3年 l
月より始まり、 2
0
0う年 l
月に完成予定である c
う.その他
1.屋外環境の整備
(1)矢内原公闘整備工事
(2)駒場│立│書館駐輪場整備
(
3
)1
0う号館東側ベンチ設置工事
(
4
) 三鷹同際学生宿舎駐輪場整備
2
. 教室等の教育環境整備
I号館教室扉改修(騒音対策)
(
I
)I
(2)第2体育館回流装置修理
(
3
) 3号館 P2実験室設置
(
4
)1
2号館ビデオプロジ‘ェクタ設置 (
1
2
2う教室)
(う)ネットワーク高速化工事(16
号館ギガピット、 1
2号館 1
0
0
M
b
p
s
)
11
号館・ 1
3号館の大教室)
(
6
) 無線 LAN整備 (
(
7
)6
号館空調設備設置
(
8
) アメリカ太平洋地域研究センター図書室空調設備設問
(
9
) う号館ピデオ装置設置
3
. 研究環境整備
(I)アドバンストラボ研究環境整備
4
. 防水工事
(I)書庫棟尿上・外壁防水工事
6
3
付属資料 1
2
0
0
2
(
平 成1
4
)年度授業日程表
4月9日仰 -7月 1
8日(桐
第 1・3
学期授業
7月 1
9日幽 -7月3
1日嗣
第 1・3
学期試験前半
8月 1日(ね -9月 1日(日)
夏季休業
9月2日
(
月)
-9月4日嗣
第 1・3
学期試験後半
9月5日同 -10月6日(日)
秋季休業
10月7日
(
月)-12月2
4日制
第2・4学期授業前半
1
2月2
5日嗣 平成 1
5年 1月7日 附 冬 季 休 業
1
月8日制 -2月3日(月)
第2・4
学期授業後半
2月4日附 -2月 1
7日(月)
第2・4
学期試験
教養学部の授業時間
l
時限
9時 0
0分 -10時 30分
2時限
1
0時40分 -12時 1
0分
3時限
1
3時 00分 -14時 30分
4時限
1
4時40分 -16時 1
0分
5時限
1
6
1
1
寺2
0分 -17時う 0分
2002(平成 1
4
)年 度 志 願 ・ 合 格 ・ 入 学 状 況
教養学部前期課程
試験日程
志願者
受験者
合格者
入学者
入学者総数
定員外
科類
特選第 1
種
前期
後期
1
,
767
1
,
209
,
62う
1
287
う
う2
う
う2
6
2
60
二類
前期
後期
1
,
212
う0
0
98う
1
7
3
330
3
8
328
38
三類
前期
後期
1
.
329
7うO
,
296
1
2う2
437
う3
理科一類
前期
後期
2,
696
1
,
696
2
う
,6
6
う6
0
ニ類
前期
後期
2,
069
う8
6
三類
前期
後期
前期
後期
文科一類
言
十
3
616
3
4
(J
)
373
436
う3
2
う
496
1
,
0
3う
1
2う
1
,
02う
1
2
3
6
2
6
(
8
)
,
1
8
0
1
1
,
719
う
2う
499
6
2
492
60
3
412
l
う6
314
4
1
8
1
1
0
8
1
1
0
9,
48う
4,
897
8
う
,Oう
う
,6
8
1
2,
934
3うO
2,
914
344
定員外・国費欄の( )内は外国政府派遣・日韓共同理工系学部留学生を内数で示す。
教養学部後期課程
学科
平成 1
4年度進学者
超域文化科学科
2
8
地域文化研究学科
42
総合社会科学科
38
基礎科学科
4
1
広域科学科
1
8
生命・認知科学科
20
計
学士入学者
2
1
8
7
3
大学院総合文化研究科
修士課程
博士後期課程
専攻
志願者
入学者
志願者
27
2う
60
2
2
合格者
合格者
入学者
言語情報科学
1
0う
超域文化科学
1
9ラ
34
33
う3
24
24
地域文化研究
1
2
4
3う
34
う7
32
3
1
国際社会科学
広域科学
(生命環境科学系)
(広域システム科学系)
(相関基礎科学系)
言
十
82
国費
22
212
32
30
6
1
20
20
276
(
1
1
0
)
ぅ3
()
(
1
1
3
)
1
1
6
(
4
6
)
(
2
9
)
(
4
1
)
1
0
5
(
4
0
)
(
2
6
)
(
3
9
)
79
(
3
2
)
(
2
0
)
(
2
7
)
69
(
2
8
)
(7)
(
2
4
)
67
(
2
7
)
(
1
6
)
(
2
4
)
912
244
227
310
1
6
7
1
6
4
ラ6
。 。
l
う
3
9
(
9
)
9
1
312
3,
付属責科 1
2
0
0
3(平成 1
5
)年度進学内定者数
2002
年1
0月7日
学部学科
定数
内
文ー
文二
5
9
4く
う
〉
6
0う
法
文三
2
理一
理三
理ニ
6
う
1
0
1
0
-看護学
う
3
2
4
0
1
3
8
4
6
ラ
6
0
9(
23
)
2
6
5
2
6
7
う
6
2
4
3(
3
)
2
7う
4
8
6
4
1
0
う
6
6
9
4
2
9
0
2
3
6う
教養
1
8
3
教育
9
7
薬
8
0
総計
備考
3,
40
8
3,
4
0
8
2
9
3
5(23
) 1
2
ラ
計
3
3う(
6
)
う
1
7
6
9
2
2
2
う1
(
1
)
1
9
9(
3
)
4
0
2
1
0
6
7
3
5
9
(
6
)
1
6
6
3
3く
う
〉
1
7
3
7
6
(
6
)
1
6
0
(
1
)
う
8
9
う
3
2
9
8
4
3
6
2
(
3
)
2
3
0
8(
3
)
2
3う
2
1
1
3
0
(
〉
ぅ
2
0
1
0
1
7
6
0
う9(
1
)
3
4
6
6
(
1
)
2
9
3
6
3
8
1
4
4
2
ラ
6
3
2
7
3
0
3
7
4
(
9
)
8
4ぅ
(
2
ラ
〉
3
6
1(
2
)
1
3
2
8
3
6
2
1
9
2
7
l
之1
4
(
2
〉
う
2
9
4
(
1
)
3
4
9
(
6
)
4
2
(
〉
ぅ
う1
4
(
9
)
う
3
1
9
2(
1
)
8
l
ラ
3
7
2
6
3(
3
)
8
6
1
7
(
〉
ぅ
計
3
D
7
1
4
6
(
2
)
経済
6
1
8
(
〉
ぅ
C
6
6
6
2
(
2
3
)
2
2
8
7
農
B
9
8
1
0
7
理
A
2
1
6
4
1
6
文
合計
9
8
9
4う
工
8
7
1
0
0
医
健康科学
小計
外国人留学生(定数外) 内訳
6
0
8
(
〉
ぅ
1
0
医学
数
者
定
8
8
6
4
4
(
4
7
)
2,
7
1
9
2
6
1
1
う6
4
(
2
)
8
8
ヨ
ラ7
(
6
)
3
1
9
0
(
〉
ラ
4
3
1
)
1
0
4(
8
6
I
3,
3
8
9
(
的
2
7
1
4
う
3
8
9
(
4
7
)
3,
1
. ( )は外国人留学生(定数外)で外数
2
. 上段:第一段階中段:第二段階下段:再志望
3
. A:日本政府(文部科学省)奨学金留学生
B:外国政府派遣留学生
C:外国学校卒業学生特別選考第 1
種
0: 日韓共同理工系学部留学生
83
1
9
9
7
(平成 9
)年度 2
0
0
2(平成 1
4
)年度
定員の推移
教養学部前期課程入学定員
平成 10
1998
平成9
1997
年度
文科一類
64ぅ
6
1う
科│文科二類
3
8う
文科三類
う0
0
平成 12
2000
平成 1
1
1999
6
0う
3
6う
37う
う0
0
う0
0
平成 14
2002
平成 13
2001
6
0う
6
0ラ
60う
3
6ラ
3
6う
3
6う
4
9う
4
8う
4
9う
理科一類
1
.
2
9う
1
.
2
7
6
1
.
2
3
6
1
.
1
4
7
1
.
1
4
7
1
.
1
4
7
類│理科二類
う6
1
う6
0
う
う7
う
うl
ラ
ラl
ラl
理科三類
9
0
9
0
9
0
9
0
9
0
90
言
十
1
.う30
1
.
490
1
.
9
4
6
476
3.
1
.
9
2
6
3.
416
1
.
470
1
.
8
8
3
1
.
46う
1
.
7
8
8
.
46う
1
1
.
7
8
8
3
.
2ラ3
3
.
2う3
3
.
3う3
1
.
6う
う
1
.
7
8
8
3
.
2
4
3
教養学部後期課程受入定員
平成9
1997
年度
超域文化科学科
平成 1
1
1999
平成 10
1998
平成 12
2000
平成 13
2001
平成 14
2002
2
0
20
2
0
2
0
2
0
2
0
3う
3う
3
5
3う
3う
3う
総合社会科学科
l
う
1
5
l
う
1
0
1
0
1
0
基礎科学科
4う
4ラ
4う
40
40
40
科!広域科学科
2う
2う
2う
20
2
0
2
0
20
20
2
0
l
う
1
う
l
ラ
1
6
0
1
6
0
1
6
0
1
4
0
1
4
0
1
4
0
平成 12
2000
平成 13
2001
学│地域文化研究学科
生命・認知科学科
百
十
大学院総合文化研究科入学定員
平成9
1997
年度
修士
課程
平成 10
1998
平成 1
1
1999
修士
博士
修士
博士
修士
博士
2
4
3
0
2
4
3
0
2
4
3
0
2
9
4
1
2
9
4
1
2
9
4
1
4
3
27
4
3
2
7
博士
言語情報科学
3
0
専 超域文化科学
地域文化研究
4
1
43
27
平成 14
2002
修士
博士
修士
博士
2
4
3
0
24
3
0
2
4
2
9
4
1
2
9
4
1
2
9
4
3
27
4
3
27
4
3
2
7
国際社会科学
3
4
2
3
34
2
3
3
4
2
3
3
4
2
3
3
4
2
3
3
4
2
3
広域科学*
攻 (生命環境科学系)
(広域システム科学系)
(相関基礎科学系)
1
0
0
(
3
8
)
(
2う)
(
3
7
)
6
1
(
2
3
)
(
1う)
(
2
3
)
1
0
0
(
3
8
)
(
2ラ
)
(
3
7
)
6
1
(
2
3
)
う
)
(
1
(
2
3
)
1
0
0
(
3
8
)
(
2う)
(
3
7
)
6
1
(
2
3
)
(
1
う
)
(
2
3
)
1
0
0
(
38
)
(
2う)
(
3
7
)
6
1
(
2
3
)
(
1う
)
(
2
3
)
1
0
2
(
3
8
)
(
2
7
)
(
37
)
62
(
2
3
)
(
1
6
)
(
2
3
)
1
0
2
(
3
8
)
(
2
7
)
(
3
7
)
6
2
(
2
3
)
(
1
6
)
(
2
3
)
248
1
6
4
248
1
6
4
2
4
8
1
6
4
248
1
6
4
2うo
1
6ラ
2うo
計
412
412
412
*印広域科学専攻は 3系からなり,各系の入学定員は目安である。
84
412
4
1う
1
6う
4
1う
付属官軒 1
2
0
0
2(平成 1
4
)年度クラス編成表(1年)
(2002年 5月 1日現在)
4l
z
=ロ
l-l一2一2
4l
υ
n
2
3-2一l-8-8-8-8-8一8-77b-6
ErB
雷
ロ
r
o
〆
O
2 一刀一一川一 3 一一刻一狗一日一ロ一一M一一%一党一一M一切一剣一知一刻一恰
雄
一 1-8一9
3 一あ一%一m 一の一の一の一の一の一ω 一引一日三位
スス
未誇ン鮮
FGHI
団シベ国
中ロス韓
、04U 語 ア イ 朝
計
w 一位一位一幻一剣一位一副一九州一倍
nm
一-
m 一四一m 一川一m 一日一m
雄
一 2 一l- 匁一日一%一問一竺m 一 円 一 位 一 位 一 主 主 主ω ω
一
留年
日一日一円一日一日一同一制一卯一恥一
ス -7-フ
スラクク
ラク修修
ク修未未
修未詩語
一 m
一
m 一川一四一m 一四一四一mm
は一行一日一日一川一川一引一
ω
4
市
川
一 l 一 一"一
留年
l 一日一一日一刀一日
3
留年
言
十
理科三類
理科二類
1 一2-3 w一一刀一一切一一円一%一げ一位一句一剣一知一党一引一日一党一則一切一刀一引一党一党一幻一一拍一 U 一の一“一街
一
2一l一2
ω 一引一刻一引一日一引一引一切一知一引一日一一M一到一一拍一一拍一 6-6一の
2 一3 一切一%一切一%一%一げ一位一
m 一四一mm
一 m
一 m
一 一泊一仰一例一畑一m 一
川
一 m
ω 一九回一一山一位一位一白一知一一叫一句一一判一目的一刀一目的一一例一仏一目的一句一位一位-恰
UM一
幻一一必一刀一幻一 U-7一幻一引一却一 8 一は一日一日一日一 6-M一月一円一巧一凶一一同一一凶
一
ω 一“一
は一日一日一行一日一日一汗一 H 一日一川一川一山一笠間一日一
l-5一2
2
mm
一 m
一 m
一 m
一 一
例
一mm
一 一山一抑一m
A: ドイツ語既修クラス
B: ドイツ語未修クラス
C:フランス語既修クラス
0:フランス語未修クラス
E:中国語既修クラス
3
川一日一日一行一日一日一月一日一日一削一川一山一山一四一
2
2
計
文科三類
2
1-3-2-M一%一%一括一%一日一幻一幻一幻一幻一円以一刻一知一知一凶一m n
一m 一泊一泊一お一お
2
計
文科二類
文科一類
入学
留年
入学
留年
入学
総計3,
3
6
3名
8ラ
2
0
0
2(平成 1
4
)年度クラス編成表(2年)
(2002年 5月 1日現在)
i
Yャ
ωω
ω
今
L
ハU
号口
L
'
a
'
2 一2 一“一川崎一一円一 8 一 一%一切一副一切一%一一どの一“一勿一刀一倍
3 一l ω
一 一
川
一 9一
ω 一川一 9 一川一 9-4
l-8一7 一山一 8-8 -一一同一口一 2-4
UZ 一引一引一%一剣一位一の一“一 M
勿
一
一μ一
幻
一 U 一の一“
C:フランス話既修クラス
H:スペイン語未修クラス
D:フランス詩未修クラス
E:中 l
前再既修クラス
朝鮮語未修クラス
総 計3
,
6
9
9名
蹴
一 2-2一%一%一日一 6 一%一
う2
(合計ラ 6
7
)
司令J
う
う
蹴
一 3 一 一 一お一日一乃一8一引
G:ロシア語未修クラス
m 一四一日一m 一四一m
川一日一行一日一日一九一一日一州一四一日一四一
4
9
m 一川一四一m 一間一mm
一
F:中国語未修クラス
B: ドイツ j
再未修クラス
2
計
理科三類
理科ニ類
d4
'
十l
3
7 一7 一2 一l 一4 一3 一6 一6 一う一 4 一う一 4
うl
m 一日一 U 一%一日一位一 U 一的一一日一日一ω 一の一切一 U-“一信
7一l-3
う
う
日一円一 H 一日一同一一日一引一
A: ドイツ訴既修クラス
2
2
6
ωωω
2-4一2-z-3一4 一3 一l
n
m 一町一川一川一mm
一 一山一日
留年
留年
2
4
ぅ
m 一四一日一間一四一m 一四一畑一川一泊一mm
一m 一川一m 一抑
ω
2
7 一行一時一尚一げ一 8-M一凶一凶一凶一げ一行一 8
2
3 一引一一刻一m 一到一刻一日一幻一あ一お一口一m 一 一刀一幻一一円一お一一分一一力一%一 M 一%一日
z-4一l 一2-3一l
2
6
1
1
6 一ぅ -H-9-3一4 一4-9-9一7 一う -M一8-6
日一口一口一 4-8 日
一 9-8一7 一
-一 2一2
4
7
4
7
ラ
一 1 一 一 一 一一凶一九回一刀一門土庁一日一日
I一
3
進級
1
2
1
1
li-- 分一引一知一党一引一万一ωω
一 一“一竺ω 一川町一位一的一“一の一の一川町一位一位一位一ω 一引一竺ω
う
言
十
E
里科書真
蹴
一
2
1
留年
79
1
0
川一日一日一行一円一日一月一日一日一剛一川一四一
2
2 一4 一切一切一一三%一労一一w一タ一 M 一党一却一 U 一 一の一一曲一万一タ一%一一以一 M- 勿一日一刻-一間
留年
n 一引一m 一初一ぅ一一め一%一%
進級
川一日一円一日一日一円一 H 一日一川一川一削一山一間一日一間一四一
8
6
う7
1
1
言
十
文科三類
2う
留年
留年
計
文科二類
文科類
付属貴科 1
研究生
総合文化研究科大学院研究生,外国人研究生数
(
2
0
0
2年 1
1月1日現在)
大学院研究生
専攻
言語情報科学
4
超域文化科学
外国人研究生
計
1
4
1
8
2
1
22
地域文化研究
3
6
9
国際社会科学
6
4
1
0
広域科学
10
6
1
6
言
十
24
5
1
7ラ
大学院研究生の出願資格は,総合文化研究科修士課程修了,博士後期課程修
了,同課程満期退学又は同程度の学力を有する者。
外国人研究生の出願資格は,外国籍を有し.大学を卒業又は外国において.
学校教育における 1
6年の課程を修了した者。
教養学部研究生数
(
2
0
0
2年 1
1月1日現在)
後期課程
14
(このうち外国人ぅ)
年制大学卒業又は悶程度の学力を有する者。
研究生の出願資格は. 4
(前期課程には,学部研究生制度がない。)
8
7
留学生
(2002年1
1月1日現在)
学部
固
名
学生
スリランカ
タイ
マレーシア
シンガポール
インドネシア
フィリピン
中国(香港)
大韓民国
モンゴル
ヴィエトナム
中国
ラオス
博士
交換
外国人
大学院
留学生
研究生
研究生
2
7-2-6-8一1一2 一凶一 6 一行一分一 2
ミャンマー
修士
学部
研究生
台湾
イラン
2
トル'コ
2
2
1
6
43
3
1
1
3
1
4
6
1
1
ニュージーランド
1
ヲ&-ta-2J
3
カナダ
アメリカ合衆国
3
l-l-l 一2 一う
2
オーストラリア
う
メキシコ
ブラジル
チリ
ノルウェー
イギリス
3
ベルギー
オランダ
ヲ
ゐ
一
今
'
'
﹄
3
ス~イン
-ta
ドイツ
フランス
イタリア
スイス
ハンガリー
ルーマニア
ブルガリア
ロシア
2
2-3一2
ユーゴスラピア
2
2
ウクライナ
キルギス
昔
↑
※
88
119
46
1
0
4
2
2
イスラエル
エジプト
17
6
国・地域名は東京大学概要の表記方法に従った。
27
う2
計
2一l-24-6一ω 7 2 4一兜一 6 一凶一卯一 2 一幻一 2-3-l-3-6-z3一M 一2一l一2一l-471-l-25一2一2一l-4一l一3-6-ZI--m
一
(前期課程)
大学院学生
付属資料2
シンポジウム
室
教
・9'3I /り
制闘抑園
冒
n
u
日-
/一館﹂
、実 'ZJnU
443 同 Tl ヲ&
場一川す位
園
。
、
.
,
,
,
一な一
-ぶ波
.
、
'
v
・
-f
で刀剣耳
一あの
︹
用-科し
語一育改
言一教た
使一理出
/一の 4 き
目一本ト動
題一日一一
••
主なパネリスト・参加者
主催者
その他
松川良一(総介文化研究科助教授) 広域科学県攻生命環境科学系
西村和男(京都大学教授)長谷川真
E
理子(早稲川大学教授)滝川洋二
(
]
C
U高 校 教 諭 ) 正 木 春 彦 ( 農 学 生
命科学研究科教授)早山明彦(都立
豊島高校教諭)イラン・チャバイ
(
T
h
eNewC
u
r
i田 i
t
yS
h
o
p代表)古川
和(口本環境教育フォーラム
GEMS]
a
p
a
n代 表 ) 布 村 幸 彦 ( 文 部
科学省 初等",等教育川教育課程課
長)立花隆(詳 t
論家、元東大客員教
授)
2
1世紀「ヨーロッパのJlf!念:政
治j
A怨の未米 J
ル・テアトル銀賄
2002.
4.
2
マッシモ・カッチャーリ(ヴェネツ
イア建築大学正教授・前ヴェネツイ
ア市長)磯崎新(建築家)浅田彰(京
都大学経済研究所教授)小林康夫(総
合文化研究科教授) 1¥1ド純(総合文
化研究科助教授)
「私が学問に 1覚めた時
一後期課程への進路選択の指針
として
1
2号 館 1
2
2う教室
i
衛島郁夫(法学部教授)康川信隆(医 進学情報センター
学部教授)高山博(文学部助教授)
牧島一夫(理学部教授)神野直彦(経
済学部教授)北原武(農学部教授)
野矢茂樹(教養学部助教授)関水和
久(薬学部教授)恒吉僚子(教育学
部助教授)十倉好紀(工学部教授)
「グローパルキック」
異文化体験としてのサッカー・
ワールドカップ
東京ドイツ文化センターホール
2
0
0
2
.ラ.
2ラ
日井隆一郎(総合文化研究科教授) ドイツ・ヨーロ
渡辺融(東京大学名誉教授)粂川麻 (DESK)
堅生(上智大学)ラルフ・アーデル
マン(ボフム大学)マルクス・シュ
タウ(ボフム大学)ライナー・フォ
ーヴェ(ボフム大学)熊谷貞俊(大
阪大学)アーント・クリューガー(ゲ
テインゲン大学)傍士銑太(日本経
済研究所)細川周平(東京工業大学)
ウルリッヒ・ハインツェ(東京大学
外同人教師)
ドイツ・ヨーロッパ研究室
(OESK)
7パ研究室
東京大学教養学部自J V: 50}I~if 記念国際学術企 IIJlj
題目/使用言語
会場/期日
主なパネリスト・参加者
主催者
9
.
1
1の衝撃
文I
V
Jの対話は可能なのか
数理科学研究科大講義室
2
0
0
2
.
9
.
7
遠藤奈生(アメリカ太、子洋地域研究
センター教授)ロスナニ・ハシム(同
際イスラム大学、マレーシア)ジェ
フリー・ホワイト(ハワイ大学イー
ストウエストセンター) lJ}j大三郎
(アメリカ太千洋地域研究センター
l
Jf7Eセンター
アメリカ太平洋地域i
(CPAS)
その他
l
r
1
杓防(同立民族争博物館)
教授) F
藤原帰一(法学政治学研究科教授)
Memoryo
fw
a
r
s,memoryof
e
x
c
l
u
s
i
ol1
如水会館
20029
.
8
目
S
h
e
i
l
a Hones (総合文化研究科助教
アメリカ太平洋地域研究センター
授) L
al日 Hein (Northwestern Univ., (CPAS)
USA.) YangY
l
l
s
h
e
n
g(
B
e
i
j
i
n
gNormal
Univ
,. C
hina) 矢 1
I祐人(総介文化研
究科助教授)S
a
t
o
s
h
iNakano(H即 日 u
b
a
s
h
i U
n
i
v
.
}1
1
1下 汗 司 ( 総 合 文 化 研
o
b
e
r
tL
ee (stown U
n
i
v
.,
究科教授) R
USA)Seong-HoLim(KyungHeeU
n
i
v
.,
K
o
r
e
a
) 能な路雅子(総合文化研究
科教授)ChiekoK
i
t
a
g
a
w
a0【s
u
r
u(Kan
s
a
iU
n
i
v
.
)
r
[
i
I
J
際移民」
一変符する視点、新しいアプロ
eの 拡 大 英 l
i
f
i
ーチ、地、 J
数JI1!科学研究科大講義本
2
0
0
2
.
9
.
2ラ
ー2
7
ノ、ラルド・クラインシュミット(ド
イツ・ヨーロッパ研究~符1\教授)
ドイツ・ヨーロッパ i
l
J
f
'
先
常
(DESK)
i
度辺英美 (
1K
J連開発言 J
i
1
h
j本部)レズ
リー・パウゾン(フィリピン大学)
デイートマー・ヘルツ(エアフルト
l
I
J川 将 治 ( 筑 波 大 学 ) 本 畑 洋
大学) I
(
'
1lll-犬 ( 総
一(東京大学評議員) f
合文化研究科教授) I
羽根康正 (
1
1本
会;子大学)ヴオルフガング・ハイン
(ノ、ンブルク大学)首藤もと子(筑
波大学)高橋和 1(山形大学)柴宜弘
(総合文化研究科教授)森井祐一(総
合 文 化 研 究 科 助 教 授 ) ヤ ス ミ ン N'
ソイサル(エセックス大学)サルヴ
ァトーレ・チリアコノ(パドヴァ大
学)アンドレアス・プレッテ(エア
フルト大学)ラインハルト・ドリフ
テ(ニューキャッスル大学)行間勇
治(総合文化研究科教授)駒対洋(筑
波大学)
大学評官lIi
Mが川越なのか
ぅ号館う 7
6教 窒
2
0
0
2
.
1
0.
4
米i
事彰純(大学評価・学位授与機構 広域科学専攻、
評価研究部助教授)小林朽夫(朝川 高等教育フォーラム
大宇ランキング』編集統括)
新
│
剖
1
'
1
:r
r
{
z
a埠主
山本氏ロJ (inT合塾教育 '
h
'
i械部)坂東
(文部科学省高等教育局尚等
久美
教育企I
l
h
j課長)
N
題目/使用冒語
会場/期日
主なパネリスト・参加者
ロートレアモン
ロマン主義から現代件ーへ
(フランス請)
東尽大学駒場キャンパス
石井洋一郎(地域文化専攻・教授) 大学院総合文化研究科
立花英絡(早稲川大学教授)R
r
o
f
.
B
E
- 教授 石井洋二郎
HAR.H.(パ リ 第 三 大 学 ) R
r
o
f
.
L
A
S
S
A
L
L
E
.J
R
.(トールーズ大学)
文学ルネッサンスをめざして
一創作・批,W・研究のフロンテ
イア
1
3号館 1
3
3
1教室
2
0
0
2
.
1
0
.
1
6
蓮賓重彦(前東京大学総長)荻野ア
ンナ(慶 H
巨大学)小劇場一(総合文
化研究科教授)松浦寿輝(総合文化
研究科教授)
山上会館大会議室
五十嵐泰夫(農学生命科学研究科教 大学院総合文化研究科長
授)花木啓祐(工学系研究科教授) 古田元夫
井上達夫(法学政治学研究科教授)
行1
1
1仲之(人文子 l
会系研究科教授)
李守遠(韓民l
成均館大学教授)金綱
秀(穂[司成均館大学教授)商湖龍(韓
[
l
i
l成均館大学教授)粍博光(韓[]i]目立
均館大学教授)沈允宗(緯 l
i
]成均館
大学総長)
2002.10.
4
.-2002.10.6
主催者
超成文化科学専攻表象文化論コ
一ス、言語情報科学専攻
大量消費社会を越えて
日韓社会の未来
(日本訴・綿 I
l
i
l
M
f
)
2
0
0
2
.
1
0
.
1
7
近代東アジアの公論形成
民主化の経験と可能性
1
3号館 1313教
主主
2
0
0
2
.
1
0
.
1
9
季衛束(神戸大学)金?手前(韓国誠
信女子大学)ほか
言語態とは何か
言語のすがた・かたち・ふる
まL、
1
3号館 1323教室
2
0
0
2
.
11
.2
大江健三郎(作家) 1
1
1内久 1
f
t
] (東京言語情報科学専攻
大学名誉教授) 1
1
1
1
1
1広
l
I{
j (総合文化
研究科助教授)野崎歓(総合文化研
究科助教授)小森脇ー(総合文化研
究科教授)
数理科学研究科大講義室
跡見順子(総介文化研究科教授)山 生命環境化学系身体運動科学グ
田茂(総合文化研究科助教授)石井 ループ
直方(総合文化研究科教授)八回秀
雄(総合文化研究科助教授)久保田
競(日本福祉大学)福林徹(総合文
化研究科教授)立 u-t'f也(工学系研
究科教授)小宮山宏(工学系研究科
教授)大築立志(総合文化研究科教
授)川 L
泰雄(総合文化研究科助教
授)金久博 1日(総介文化研究科助教
授)渡曾公治(総合文化研究科助教
授)深代千之(総介文化研究科助教
授)小嶋武次(総合文化研究科講師)
兵頭俊夫(総合文化研究科教授)姫
野龍太郎(理化学研究所)小林寛道
(総介文化研究科教授)
行動する身体と心
-21世紀を支える身体運動の科
P旦A
f
2
0
0
2
.
9
.
7
.2
0
0
2
.
11
.30
地域文化科学専攻
その他
室
教
会一日初
日一一ω
期一一U U
/一館じ
場
一 HVU
愛
雪国一﹁
語一恋
用-と
使一学
/一文
題一近
目-代
東京大学駒場キャンパス
東京大学シンポジウム
の斜l 2
0
0
2
.
1
2
.
1
4
.-2002.12.1う
「東アジアにおける公共知 l
t
¥
lJ
第 JI
j
l
l
j
[
i
i
[際基底膜シンポジウム
千葉 Ul~ 治、ずさアカデミアホール
20033.6-2003.
3
.7
目
主なパネリスト・参加者
主催者
その他
韓享九(ソウル市立大学校)大東和 超域文化科学専攻比較文学比較
重(東京大学大学院博 :
1課程)村上 文化コース
孝之(大阪大学)小谷野敦(東京大
学・明治大学非常勤講附)佐伯 I
l
l
t
H
(
1司ぶ社大小)佐々木英lI{
j (龍谷大
学)、y
イi
r
)
/
l
.r(
筑波大学) '
j
"
i原克也
(総合文化研究科助教授)伊相仁(漢
陽大学校)大津吉博(総介文化研究
科教授)今橋映子(総介文化研究科
助教授)
佐々木毅(東京大学総長) I
'
iI
lJ元夫 東京大学
(総合文化研究科長)小林康夫(総
合文化研究科教授)木州洋一(総合
文化研究科教授) LEEIn-Ho (韓民l
同際交流 l
材│吋理事長)金制涛(香港
韓
中文大学研究員)BAIKYoung-seo(
国 延 世 大 学 教 授 )P
r
a
s
e
n
j
i
tD U
組 A
(シカゴ大学教+受)AndrewGORDON
(ハーバード大学教授) !
.
I
.
¥jJ:真(総
合文化州究科教授)三谷│専(総合文
化研究科教授)村川雄三郎(総合文
化研究科助教授)中島降博(総合文
化研究科助教授)酒井哲故(総合文
化研究科教授)高田康成(総合文化
研究科教授) 1
1
1脇直己J(総合文化研
究科教授)
1
[
l
t紀 COE'共守会のための哲学センター J,
共世I
(:2
*アジア同大"'j:フォーラム
. 総合文化研究科教授
林 利 彦 ( 総 合 文 化 研 究 科 教 授 ) Dr
U
l
r
i
k
e Mayer (英国マンチェスター 林利彦
i
l
l
y G.Hadson,
ph.D. (米凶
大学) B
ヴアンダピルド大学).J
O
l
l
n
iU
i
t
t
o,
M.
D
.,
ph,
D. (米国トマスジェファーソ
r
.Arn
o
l
l
d Sonnenberg (
オ
ン大学) D
ランダガン研究所)
44
京出主 M
題目/使用言語
会場/期日
哲学を変えるのか、哲学が変え 数理科学研究科大講義室
るのか
2
0
0
3
.
3
.
1
0
1
2
R
e
d
e
f
i
n
i
n
gP
h
i
l
o
s
o
p
h
yi
nt
h
e2
1s
t
C
e
n
t
u
r
y
主なパネリスト・参加者
主催者
HubertL
.Dreyfus (
U
n
i
v
.ofC
a
l
i
f
o
r
n
i
a 2
1世紀COEr共生のための l
l
i
I際
a
tB
e
r
k
e
l
e
y
lP
"
u
lS
t
a
n
d
i
s
h(
U
n
i
v
. of 哲学交流センター (UTCP)J
Dundeel 信似幸弘(総合文化研'先
科助教授)キ tI純一(総合文化研究
科教授)門脇俊介(総合文化研究科
教授)小林康夫(総合文化研究科教
授)高橋哲哉(総合文化研究科助教
綬)宮本久雄(総合文化研究科教疑)
江立機(凶立台湾大学) [
'
Jl
j
(
;
f
/
,
i (
佐
H
世大学)童世駿(華東師範大学)劉
附英(香港中文大学) K
e
v
i
nDoak
lJ山美子(ト
(Georgerown Univ.l飯 I
r
a
n
c
o
i
s Noudelmann
ロント大学) F
(Coを
I
lE
戸 I
n
t
e
r
n
a
t
i
o
n
a
l de P
h
i
l
o
s
o
p
h
i
e
)
小島隆博(総合文化研究科助教授)
R
o
s
h
d
iR
a
shed (
C
e
n
t
r
eN
a
t
i
o
n
a
ld
el
a
R
e
c
h
e
r
c
h
eS
c
i
e
n
t
i
f
i
q
u
e
l 佐々木力(総
合文化研究科教授)石黒ひで(ロン
ドン大学) BrendanWilson (総介文
化研究科教授)
その他
講演会
講師
所属機関/職
題目/使用言語
会場/期日
主催者
ウラジミール・クリシンス
キー
モントリオール大学教授・東京大学平等員教授
R
e
t
h
i
n
k
i
n
gModernismandModernity
でl
y
Comparativ
8号 館306教 室
2
0
0
2
.
1
.
2
4
超域文化科学専攻・比較文学比較文化
コース
J
o
h
a
n
n
e
sWeis
カッセル大学教授
r
u略
Heidegger-die G
l
o
b
a
l山 e
und d
a
sH
e
i
-数 瑚 科 学 研 究 科 棟l
附
madiche
f
ドイツ M
J
o
h
a
n
n
e
sWeis
カッセル大学教授
ドイツ・ヨーロッパ研究窒 (OESK)
0う6セ ミ ナ 一 室
2
0
0
2
.
3
.
1う
グローバル化社会における宗教の役割
│刈書館・悦聴覚ホール
ドイツ語
2
0
0
2
.
3
.
1
8
ドイツ・ヨーロッパ研究室 (OESK)
MassimoC
a
c
c
i
a
r
i
l
i長
ヴェネツイア建築大学正教授・前ヴェネツイア r
群島としてのヨーロッパ
イタリア詩
ーツ橋記念講堂
2002.
3.
2
7
ドイツ・ヨーロッパ研究集 (OESK)
アシェム・フオーダ
パリ第 8大 学 教 J
受
今いかにイスラームを目!?るか
「9
.
I
I
J 以降のフランスの知的状況
命:
1
3附会議室
1
0号
2002.
4.
2
4
超域文化科学専攻衣象文化論コース・
究 常 (DESK)
ドイツヨーロッパ似f
米#,減・隙弘i
J
l
l
i
i
川;・天 i
l
n
f
i
j
政教砲、書長
北 京 r1i政教剛 i
"
X
J
i
'
)館 ・ 悦 聴 覚 ホ ー ル
都r
l
iを│剖く 文 化 空 1
1
1
1としての*アジア都 I
市北京・天津
2
0
0
2
.う 1
0
P
e
n
e
l
o
p
eJC
o
r
f
i
e
l
d
ロンドン大学教授
C
o
n
r
i
n
u
i
t
yandChangei
nH
i
s
t
o
t
y
8号館 306教 室
超域文化科学専攻ぷ象文;化論コース・
中l
'
l
il
許ド初鮮語部会
地域文化研究専攻
2
0
0
2
.ラ.
1
0
J
o
a
n
n
al
n町
S
HeinzWismann
RlIp
e
r
rTimpl
8号 館3
1う教室
1う
2002う.
地域文化研究専攻
数.fI~科学研究科大講義
超域文化学専攻表象文化論コース・ド
イツヨーロッパ研究室 (OESK)
オックスフォード大学講師
E
ar
l
yF
a
c
t
o
t
yA
c
t
s
l
'
E
c
o
l
ed
e
sH
a
l
l【e
sE
r
u
d
e
se
nS
c
i
e
n
c
e
sS
o
c
i
a
l
e
s
教授
T
h
e
o
r
i
e
so
fh
i
s
t
o
r
i
c
i
t
y
F
r
o
mHlImboldrt
o
m
a
r
i
o
no
fr
h
ek
a
n
t
i
a
n
Habermas: r
h
er
r
a
n
sらr
主
p
a
r
a
d
i
g
m
2
0
0
2
.
6
.
1
1
M
a
x
P
l
a
n
c
k
I
n
s
t
i
t
u
r
eo
fs
i
o
c
h
e
m
i
s
t
r
y
/
D
i
r
e
c
t
o
re
m
e
r
i
r
u
s
IV
Itlコラーゲン NC1ドメインの結晶分析
1
6サ館 426教 室
広域科学専攻生命環境科学系
2
0
0
2
.
6
.
2
0
水i
H勉
美術評論家、神奈川県支近代美術自nì~.f下学芸 11
板東へ
J
o
e
lT
h
o
r
a
v
a
l
フランス社会科学的i
等学院助教授
辻井
喬
文学宥
1
2サ館 1214教*2
0
0
2
.
6
.
2
4
美術博物館
Onr
h
eWesrernl11i
s
c
o
n
c
e
p
r
i
o
no
fC
h
i
n
e
s
e
8
+
)
-館 306教 宅
地域文化研究専攻
R
.
e
l
i
g
i
o
n
2
0
0
2
.
7
.
1
2
パウル・クレーと 1
1本の出会い
ヨーロッパ文化受符の形につ¥"て
数理科学研究科大講義
ドイツ・ヨーロッパ研究室 (OESK)
室
2
0
0
2
.
7
.
1
6
高文漢
ダニエル・ベンサイド
山東大学教授・東京大学平等員研究上i
パリ第 8大 学 助 教 授
三島'1'洲の『論学三f'
i
絶』
8号 館314教 室
超域文化科学専攻・比較文学比較文化
2
0
0
2
.
7
.
1
6
コース
神咋J政治と f
川谷政治:シュミット・ベンヤ 1
0ひ
命:
L
3附 会 I議室
2
0
0
2
.
1
0
.
8お よ び 1
0
.
1う
ドイツ・ヨーロッパ研究集 (OESK)
ヰ血醐措
ミン・アーレント一決断と/1',米恨の 1
1
1
1で
N
講師
所属機関/職
題目/使用言語
S
r
u
a
r
rS
i
m
p
s
o
n
“Co
・
o
r
d
i
n
a
r
o
rf
o
rb
i
l
i
n
g
u
a
la
n
di
m
e
r
n
a
r
i
o
n
a
lp
r
o
j
e
c
r
s
.
“
Onr
h
eE
u
r
o
p
e
a
nM
i
d
d
l
eSchool-TheD
e
v
e
- ¥0号館3階会議室
lopmemo
fr
h
eT
e
a
c
h
i
n
gM
a
r
e
r
i
a
l
sf
o
r“
E
u
r
o
-2
0
0
2
.
1
0
.
9
E
u
r
o
p
aB
u
r
o
.S
r
a
d
r
s
c
h
u
l
r
a
rr
u
rWien"
会場/期日
主催者
言語情報科学専攻、東京大学外国語教
育学研'先会
p
e
a
nS
r
u
d
i
e
s
"
E
r
i
e
n
n
eB
a
l
i
b
a
r
パリ¥0大学教授
太田達・石垣昭子
人種主義と普遍主義
伝統が拓く現代
一伝統文化とコミュニテイ
数理科学研究科大講義地域文化研究専攻
室
2
0
0
2
.
1
0
.
9
数理科学研究科大講義超域文化科学専攻表象文化論コース
室
2
0
0
2
.
1
0
.
1
1
ダニエル・ペンサイド
パリ第 8
大学助教授
政治的ー哲学的〈謎〉としてのヨーロッパ
ギュンター・ラウツ
ヨーロッパ・アカデミー
民族問題の解決
ーヨーロッパの一例
1
0号館3階会議室
2
0
0
2
.¥
0.
2う
ゴードン・サトー
アメリカ科学アカデミー会員
生物学者がアフリカの飢餓と闘う
曲i
マンザナ一計 l
1
1号館 1¥
06番教室
2
0
0
2
.¥
0.
2
6
J
o
h
a
n
n
aM
y
l
l
y
h
a
r
j
u
U
n
i
v
.o
fO
u
l
u
/
P
r
o
f
e
s
s
o
r
4 プロリルヒドロキシラーゼの構造と機 1
6
サ館426教室
2
0
0
2
.
11
.
19
能および応用について
勅使河原商
草月会家冗
し、けばなの美とかたち
太日1
雄ニ
マッギル大学(カナダ)教授・東京大学客員研究員
異文化との狭 1
1
1
1で
8号館 314教室
0
0
3
.1
.1
4
一文化接触のケース・スタデイー(新島袋、 2
内村鑑三、神谷美恵子など)
超域文化科学専攻・比較文学比較文化
コース
石i
事誠一
大阪女子大学教授
フロイトの判断論
1
0号館 3
0
1教室
2
0
0
3
.1
.24
育詩情報科学専攻
問ツ谷龍
俳人
俳句の翻訳、詩の翻訳
1
3
号館 1322教室
2
0
0
3
.
1
.
3
1
言語情報科学専攻
数理科学研究科大講義
室
ドイツ・ヨーロッパ研究宅 (DESK)
2
0
0
2
.
1
0
.
1
6
ドイツ・ヨーロッパ研究室 (DESK)
広域科学専攻生命環境科学系生物学
広域学専攻生命環境科学系
数理科学研究科大講義美術博物館
室
4
2
0
0
2
.
1
2.
学外からの評価
受賞など
二-之
凌一日日
陥一州一川
総合文化研究科
賞の名称
年月日
2001年 度]RA賞民事文化賞
第5凪司馬遼太郎賞 C
I
i
!
J
馬遼太郎記念財団)
第5
6回毎日出版文化賞(毎 1
I新聞社)
2
0
0
2
.1
.2
8
2
0
0
2
.
2
.
1
2
2
0
0
2
.
11
.
28
第 7回日本物理学会論文賞
2002.
3.
2
6
i
f
:
二郎
第9
同日仏釧訳文学賞(小 1
'
4
1
"1
"際交流財団)
1
2
0
0
2
.う2
1
滅
比較腹話語学常
WB賞
2002う.
2
8
たかね
平成 1
4年度Il本認主1
1
干l
学会論文賞
2
0
0
2
.
6
.
1
4
日本植物学会奨励賞
2
0
0
2
.
9
.
2
2
2
0
0
2
.
8
.
2
μ
尚一井一
一紘一木
偏一行一浅一伊一青
孝治
誠志郎
点一邦一修
制一削一脚
和エ竺一
第 4回大会最優秀ポスター賞
第 40回藤村記念歴程 f
t
2
0
0
2
.
11
.
2
ラ
第5
6回毎日/11版文化賞(旬日新聞社)
2
0
0
2
.
1
1
.
2
8
け本植物生用学会奨励賞
2003.
3.
2
8
陥一制一岬一恥一林
数理科学研究科
賞の名称
i
字
2002年度日本数学会合住部賢弘賞特別賞(F1本数学会)
∞
年月日
2
0
0
2
.
9
.
2
6
f
t尚
2 2年 度 日 本 数 学 会 賞 建 部 賢 弘 賞 特 別 賞 ( 日 本 数 学 会 )
2
0
0
2
.
9
.
2
6
i
向次郎
01
解析学賞(1l4>:数学会)
第1[
2
0
0
2
.
9
.
2
7
l
白
:
久
第 I図解析学賞(Il本数学会)
2
0
0
2
.
9
.
2
7
44E輔君
N
2002(平成 1
4
)年 度 科 学 研 究 費 補 助 金
研究種目
研究代表者
官職
研究課題目
配分額(千円)
∞o
1
特別推進 COE
金子邦彦
教授
複雑系としての生命システムの解析
1
6
0
.
2
学術創成費
小牧研一郎
教授
反陽子を用いた反物質科学
1
2
0
.
0
0
0
∞
∞
3
特別推進
鹿児島誠一
教授
;
{
C
j機導体の柔らかい格子における電子状態:物性制御から設計へ
1
2
.
0
4
特別推進
小宮山進
教授
半導体量子構造の平衡・非平衡電子ダイナミクスの解明と量子制御
4
,
10
5
特定領域
玉井哲雄
教授
信頼性の高いコンポーネント技術の研究
4
0
.
2
0
0
6
特定領域
斎藤希史
助教授
六朝期j
の著作における伝統の継承と変容
2
5
7
.
5
0
0
7
特定領域
油井大三郎
教授
アジア太平洋地域の構造変動における米国の位置と役割に関する総合的研究
8
特定領域
山本吉宣
教授
アジア太平洋地域の安全保障体制の変容における米国の位置と役割
4
.
5
9
特定領域
滝田佳子
教授
アジア太平洋地域の文化変容における米国の位置と役割
1
0
特定領域
馬測一誠
教授
細胞質分裂における収縮環形成・消滅のメカニズム
4
.
5
1
.
5
0
0
1
1
特定領域
川中子義勝
教授
1
2
特定領域
久我隆弘ー
教授
レーザー冷却と原子気体BEC
の物理の研究
1
3
特定領域
培1
1
1 茂
助教授
分子凝集体表 I
fIiの電子状態
1
4
特定領域
大森正之
教授
光合成微生物の光合成遺伝子タンパク質システムの解明
1
5
特定領域
跡見順子
教授
筋細胞における細胞骨格分子シンクロナイゼーションによる構造・機能・遺伝子発現関連
2
.
1
0
0
2
.
1
0
0
ドイツ・プロテスタンテイズムにおける古典解釈と思忽生成
1
6
特定領域
関本弘之
助手
線類の優性生殖で機能する定化性フェロモンの検/1',・単離と生化学的解析
1
7
特定領域
柳i
撃修一
助手
細胞内情報伝達系による植物防御遺伝子の発現制御機構の解析
1
8
特定領域
遠藤泰樹
教授
高分解能分光法によるラジカル錆体の検出と構造および分子間ポテンシャルの決定
2
7
.
7
0
0
∞
∞
3
.
8
0
0
∞
2
8
.
0
6
.
1
0
0
2
2
.
5
0
0
2
.
0
0
0
1
7
.
1
0
0
1
.
5
0
0
1
9
特定領域
米谷民明
教授
超弦理論の時空構造と対称性
2
0
特定領域
石浦章一
教授
アミロイド前駆体セクターゼ活性をモジュレートする分子による治療薬の開発
2
1
特定領域
陶山
助教授
DNAコンピュータによる SNPsおよび遺伝子発現解析法の開発
8
.
8
0
0
2
2
特定領域
笹川昇
助手
RNA機能獲得変異によって起こる、筋強直性ジストロフィーの複合的遺伝子発現異常
3
.
2
3
特定領域
安達裕之
教授
幕末における幕府の蒸気船・洋式帆船導入関係資料の所在調査と総合目録の作成
2
.
3
0
0
2
4
特定領域
馬i
則一誠
教授
Rhoファミリー Gタンパク質による細胞分裂制御
6
.
2
5
特定領域
渡辺雄一郎
助教授
植物での RNA
情報の移行および発現制御
2
.
9
1
.
1
0
0
I~]
2
6
特定領域
前回京剛
助教授
磁場ドのクリーンな異方的超伝導体における新しい量子現象
2
7
特定領域
小川桂一郎
助教授
分子の集合化を利用したサーモクロミズム
2
日
5
特定領域
前回京剛
助教授
マイクロ波空洞共振器を用いた強相関ソフトマテリアルのマクロ相分離の研究
2
9
特定領域
柴山大
助教授
コンパクト星及び遠足コンパクト星からの重力波に関する数値的研究
3
0
特定領域
瀬川浩司
助教授
光機能性分子組織体の構築と界面物性制御材料への展凋
3
1
特定領域
染問
i
青彦
助教授
分子の光誘起状態の生成条件と性質の解明
1
5
.
8
0
0
∞o
∞o
∞
∞
∞
2
.
7
∞
1
.
7
8
3
1
.
5
0
0
∞
8
37
38
39
40
4
1
42
43
44
45
46
47
48
49
50
5
1
5
2
5
3
5
4
5
5
56
57
58
59
60
6
1
62
63
64
福島孝治
小林寛道
崎川茂
松ド信之
本村凌二
台以正
大築立志
高橋均
鈴木英夫
鹿児島誠一
小林寛道
斎藤兆史
佐藤良明
長谷川寿一
品目f 尚志
河 合 体 一 日1
1
│判部雄三
本畑洋一
山影進
米谷民明
永川敬
大4
是正之
金 久 博I
I
H
J
馬淵j 一 誠
深津晋
木村秀雄
磯崎行雄
小林康夫
繁桝算.~
山ド昔日]
岩本通弥
S Hones
鍛治
i
'
T
郎
I
'
'
i1
1
;
( 克也
広松毅
松井村男
研究課題目
配分額(千円)
文化資源の生成と利用
9,
1
0
0
モンテカルロ法による複雑情報処理系の研究
1
,
000
J低下の要因に関する分析的研究
発育発達及び社会生活的側面からみた青少年の体 }
5,100
極低温電子放射顕微鏡の開発と同体表刷への応l1J
1
,
400
"
1折装置の試作
2次元検出器型高圧専!日単結品X線 1
300
2,
地中海世界における社会変動と識字率
1
3,
000
スピン整流効果を示す超構造スピン分極ドナーの創成
1
2,
700
ヴアーチャル・リアリティー技術を応用した連動スキル学習システムの開発
8,
1
0
0
奴隷社会における拘束型労働の実践と記憶、ならびに制度正当化の言説
5,
200
2
1世紀の大学における教養英語教育の可能性の研究
900
8,
一軸性圧縮による有機超伝導体の電子状態制御
1
6,
400
1
芯川
体幹深部筋力強化トレーニングマシンシステムの開発・ .
300
1
2,
文体論理論による英語・英文学研究の併編成
600
日本の大衆文化における「うた」と「おどり」の諸相
700
2,
進化心理学と適応行動ー領域横断的研究
1
0
0
2,
教会からみた中世ヨーロッパの政治社会
,
900
1
閑性に関する比較衣象文化論的考祭
英文学における心身の相 i
1
,
900
l
I~ における
rl,';1 布文化」とグローパリゼーションの比較文化論的研究
200
2,
欧州統合と対 EU戦略のhK
l
際比較
3,
800
ASEAN
統合の深化と拡大がアジア広域秩序に及ぼす影響
3,
300
非摂動的 M理論の構築
000
2,
超臨界二酸化炭素中のクラスター負イオン構造とその以応
1
,
6
0
0
信号伝達系の分 f
"
'
l
o
J
l
l
!
学
植物環境応答機構における cAMP
3,
800
日本人の生活遂行能力(ライフ・フィットネス)に関する研究
5,
300
細胞質分裂における収縮環形成のメカニズム
5,
300
シリコンゲルマニウム混品の異常吸収バンドを利用した「表面」光検出器の開発研究
2,
700
アンデス高地における先住民社会と国家接合と分節の人類学的研究
5,
400
プルームの冬と史上最大の大盈絶滅事件
3,
300
表象文化における潜在性と現実性に│刻する総合的研究
4,
600
ドーパミン関連遺伝子の効果のグラフイツクベイズ分析
2,
500
H本における文化人類学教育の再検討:新たな社会的ニーズのなかで
3,
600
文化政策・伝統文化産業とフォークロリズムー「民俗文化」活用と地域おこしの諸問題
4,
900
19
世紀末英米文学における都市の表象に関する新版史主義的研究
2,
200
2
0
世紀ドイツ文芸思潮におけるドイツJl
!
I
念とヨーロッパ瑚念の相関関係の検証
4,
000
4,
000
2,
800
r
侠衝突のJl
!
I
論的研究
クオーク・グルオンプラズマと超相対論的以 -
1
,
400
N
文学における近代*アジアの相互交流
情報通信技術の導入が産業・企業に与える経済効果に関する研究
ヰ置甜掌
以
山
一U 一
一
樹
65
山 ド 晋l
i
J
時一縦一問一蹴一問一問一蹴一蹴一縦一概一概一概一蹴一問一蹴一蹴一山一山一縦一概一縦一概一蹴一概一問一蹴一問一蹴一蹴一蹴一蹴一蹴一盟問一概一肌一蹴一蹴
36
一
一
一
一
紘
一
詑
一
輩
記
一
童
相
一
語
一
語
一
器
一
器
一
童
福
一
器
一
語
一
醐
一
醐
一
語
一
謹
一
鵬
一
棚
一
器
一
醐
認一お一斜
35
研究代表者
配分額(千円)
研究種目
研究代表者
官職
6
9
基盤B
松本忠夫
教授
シロアリ類の創巣期コロニーにおける国体間相互作用
3,
700
7
0
基盤B
池内
1
1
彦
1
助教授
シアノバクテリアの走光性におけるフィトクロムの役割とシグナル伝達経路の解明
4,
6
∞
7
1
基盤B
上村慎治
助教授
精密マイクロフロー解析による微少生物遊泳機所の研究
1
,
5
∞
7
2
基盤B
石浦章一
教授
新規メタロプロテアーゼ ADAMファミリーのシェッデイング活性と生理機能
3,
∞o
7
3
基盤B
須藤和夫
教授
ブラウン運動型単頭プロセシプミオシンの探索と設計
7,
300
7
4
基盤B
金久博 A~
助教授
日常生活中における筋活動の定量的評価方法の開発およびその実践
1
,
400
研究課題目
7
5
基盤B
秋本崇之
助手
上気道感染リスクをモニタリングする簡易型 s
I
g
A
i
H
I
J定キット開発とその有効性の検証
2,
卯O
7
6
基盤B
今村保息
助手
IV型コラーゲンを用いた細胞培養法の確立と開発
3,
600
7
7
基盤B
近藤安月子
教授
短期留学制度の多 l
五l
閑比較研究
3,
300
7
8
基盤B
伊藤元己
助教授
南半球におけるタバコ属植物(ナス科)進化の統合研究
4,
300
7
9
基盤B
杉橋陽一
教授
芸術作品のインタラクテイヴイティに関する総合的研究
6,
400
80
基盤B
山本泰
教授
現代 U本における公共性の実践
2,
600
8
1
基盤B
石井洋二郎
教授
フランス第二帝政下における都市の変容と文学・芸術
3,
200
8
2
基盤B
生越直樹
助教授
東アジア諸誘のカテゴリー化と文法化に関する対照研究ー多様性から普遍性へー
4,
900
8
3
基盤B
山本音宣
教授
L1本の国際政治学
1
,
800
日本語教育のグローパルスタンダードの模索
凶際比較の観点から
8
4
基盤B
恒川葱市
教授
民主主義体制定着の条件に関する比較研究
7,
900
8
5
基盤B
前1
1
1 京
岡
I
j
助教授
ショットノイズ測定による強相関物質の電荷素励起の研究
6,
1
0
0
8
6
基盤B
氷上必
教授
ランダム行列理論でのユニパーサリティーと量子カオス
5,
2
∞
87
基盤B
小川桂一郎
助教授
有機結品の蛍光サーモクロミズム
8,
1
0
0
8
8
基盤B
石井
教授
成長期の運動が筋特異的成長凶子ミオスタチンの発現に及ぼす効果
2,
9
∞
8
9
基盤B
山口泰
教授
実世界データのための次元閥横断処理
6,
200
9
0
基盤B
加藤侭lI(
j
助教授
大規模テキストを対象とした質問応答技術の高度化に関する研究
6,
900
9
1
基盤B
川戸佳
教授
唱が合成する性ホルモンは急性的に記憶学習を改善し、新規の神経成長 1
1
4子である
脳海I
7,
800
9
2
基盤B
中西徹
教授
経済発展過程における社会変容:親族制度と社会慣習の国際比較
,
16
00
9
3
基盤B
丸山真人
教授
1本の海外的:接投資と地域通貨
カナダにおける 1
2,
5ω
9
4
基盤B
嶋出正和
助教授
マメ科楠物とその寄生/共生生物の系統対応から見た共進化過程の解明
5,
800
9
5
基盤C
木符正史
助教授
韓│五l
の対北朝鮮包容政策と冷戦解体の政治的条件:1
9
7
0
年代との比較を巾心に
,
11
0
0
9
6
基盤C
川 Itl 純
助教授
イメージとその記憶の分析に関する方法論の思想史的研究
9
7
基盤C
石間英敬
教授
デジタル・フィクションの分析の方法に関する情報記号論的研
9
8
基盤C
内野儀
助教授
1
9
6
0年代以降の現代アメリカ演劇についての比較文化的研究
800
9
9
基盤C
古城佳子
教授
第二次世界大戦後の資本移動の増大に対する国家の政策および国際レジームの事例研究
900
1
0
0
基盤C
蜂巣泉
助教授
I
a瑚超新星の進化モデルの構築とその総合的応用
700
1
0
1
基盤C
安阿倍ー
助教授
美的環境造形思忽におけるイギリス的伝統の研究
700
1
0
2
基盤C
ロパートキャンベル
助教授
明治期予約出版の総合比較研究
9∞
1
0
3
基盤C
刈間文俊
教授
漢字文化闘の言語と「近代」に関する総合的研究
800
1
0
4
基盤C
4寸1
告
教授
後期古英語散文における‘ W
u
l
f
s
t
a
ni
m
i
t
a
t
o
r
s
'のテクストと言語の研究
500
1
0
5
基盤C
林文代
教授
言語文化政策の観点から見た英米メディアの分析
i
!
(方
900
,
12
00
1
,
1
0
0
1
0
7
1
0
8
n
u
l
l
1
0
9
1
1
1
1
1
2
1
1
3
1
1
4
1
1
5
1
1
6
1
1
7
1
1
8
1
1
9
1
2
0
1
2
1
1
2
2
1
2
3
1
2
4
1
2
5
1
2
6
1
2
7
1
2
8
1
2
9
1
3
0
1
3
1
1
3
2
1
3
3
1
3
4
1
3
6
1
3
7
1
3
8
官職
研究課題目
宮下企;印l
教授
19世紀フランスにおける、著作権.~iJ税システムと作家の関係について
松村剛
助教授
中世フランス語版『グラテイアヌス教令集』の言語地理学的・文献学的詩集研究
川中子義勝
教授
今橋映f
助教授
900
ドイツ近代文学の伝統批判・形成における宗教的修辞の系譜その文体論的研究
,
12
00
600
20世紀〈パリ写真〉と文学一都rIi表象をめぐる胃葉とイメージの材l
関研究
700
900
三谷博
教授
東アジアにおける「公論」形成の比較史的研究
L!
J
f
・宗孝
助手
Tタウリ瑚の赤外線モニター観測
加藤光裕
助教授
非1
f
T換幾何学的アプローチによる超弦埋論の非摂動的定式化
600
,
10
00
八H
J 秀雄
助教授
乳酸輸送担体 (MCT) 濃度の変化が乳般の代謝に与える影響
500
深代千之
助教授
プレインサイエンスにシミュレーションから接近する
800
駒川一夫
教授
K
J民 [
K
[家とその外部
フランス共和制の村学とグローパリゼーション一汗遍主義的 [
500
村川純一
教授
技術村学における r
J
I
'本質主義」の怠義と射程
800
日本久雄
教授
へプライ思想・ギリシア教父を基盤とした「アウシユヴイッツ以後」の新倫理 学の構築
遠藤泰生
教授
19111:紀後半から 20~l:紀転換期l のアメリカ合衆凶における太平洋像の比較史的分析
900
高Hl 康成
教授
英文学における「中世」と「ルネサンス」の時代灰分に関する表象文化論的考察
1
.
3
0
0
l
珂村義樹
助教授
Usage-BasedModelによる他動性モデルの認知言語学的対照研究
,
11
0
0
n治 愛
教授
1
1
1
判のイングランドの神話の成立と E.M.フォースターの小説
エドワード制における 1
1
.
0
0
0
教綬
アメリカ介衆 I
K
Iにおけるスペイン訴育部録制の観察・調1t
2.800
助教授
グローパル化とアフリカにおける社会の「崩壊」現象に対する実証研究
,
16
00
教授
中ソ対立要凶の再検討
1
.
小和J 正基
助教授
2次元マントル大循環モデルに基づく地球のマントル進化の数値シミュレーション
,
12
00
小倉尚志
助教授
無傷ミトコンドリアの共鳴ラマン分光
,
11
0
0
岩附道夫
助手
水溶性セレン試剤の開発とタンパク質化学への応用
,
1900
向
島1
1
1 l
E手1
1
助教授
o
l
b
a
c
h
i
aの共進化動態
アズキゾウリムシに多重感染する利己的遺伝│刈子 W
1
.
2
!尾中篤
助教授
ナノ空間規制生体触媒の開発研究
,
17
00
t
l
J
l
Jl &
助教授
原細胞の由来と役割について
肥大した骨格筋組織に出現するサテライト細胞以外の筋 i
,
14
00
鈴木賢次郎
教授
空間認識力の階層構造に関する研究一心的切断テストを中心に一
,
12
00
川合慧
教授
状況評価関数の自動獲得と動的評価器の自動生成の研究
,
10
00
赤沼宏史
教授
plにおけるトランス・スプライシングの分子メカニズムとその生物学的意味
転写附子 S
池上高ぶ
助教授
形態形成と情報生成の力学系の税l
み介わせモデルによる学刊と発達のダイナミクスの研究
1
.
7
0
0
伊藤元己
助教授
被 f 梢(物における花外の花弁類似~官の進化学的解析
1
.
7
0
0
t
:
U
l 博人
遠藤貢
石井
J
9
J
a
門脇俊介
教授
現代官学および現代人間科学に対するハイデガー朽学の意義の解明
信原幸弘
助教授
表象の種類とその認知機能に関する相互作用主義的観点からの研究
北川束子
教授
「自己理解」と現代の身体文化一脱身体化社会についての哲学的研究
「{也者」の哲学の総合的研究
教授
徳倫却ー学の起源と構造の研究
1
4
1
三浦篤
助教授
第二帝政期のフランス絵画における芸術家像ーマネとファンタンを中心に一
∞o
∞
900
800
﹃
教授
山本嫌
1
.
1
0
0
4E諸君
今井知正
1
4
0
1
3
9
配分額(千円)
川
一
川
一
川
一
明
一
川
1
3
5
同一相一語一瓶一謹一輩一誌一壁画面一諒一鑑一輩一輩一諒一輩一臨一相一縦一輩一誌面一葦
1
0
6
研究代表者
N
研究種目
研究代表者
官職
研究課題目
語形成に関わる心的・脳内メカニズムにっし、ての理論的・実証的研究
配分額(千円)
1
4
3
基盤C
伊藤たかね
教授
1
4
4
基盤C
1
t
沢 雄 ,J
i
教授
J
i
I
J
際法の[Ii[内適用
1
4
5
碁盤C
道垣内弘人
教授
UNIDROIT可動物件担保条約とわが凶の対応
1
4
6
o
J
:
J
;
;
維C
石川
助教授
比較ジェノサイド研究一第二次限界大戦下ヨーロッパの事例から
1
,
300
1
4
7
基盤C
江!
!
!
I1 良治
教授
一般キ[]対論的尚速凶転星の rーモード振動のカウリング近似による研究
2,900
1
4
8
基盤C
六岡大二郎
教授
二j
首最子ホール系の基底状態に関する研究
1
,
200
1
4
9
基盤C
i
訓弘泰之
助手
│場心
fと内般電子の1Ij
'
滅断u
t
i績のiUU定
2,600
1
5
0
基盤C
清 水 砂j
助教授
多数のキューピットをもっ量子計算機のデイコヒーレンス
1
,
600
1
5
1
基盤C
松尾基之
助教授
河川底質中の硫殴還元闘により生成した硫酸鉄化合物の非破壊状態分析と生成過程の推定
2,
000
1
5
2
基盤C
高橋正{iE
教授
海洋外洋浮遊生物詳集の食物梢の機能解析
,
1300
1
5
3
基盤C
和川元
助教授
高等植物における葉緑体膜脂質の機能に関する分子生物学的解析
2,
200
1
5
4
基盤C
荒井良雄
教授
地方│樹の情報サーピス産業における情報技術者の労働市場に│刻するミクロ分析
2,
400
1
5
5
基 蝶C
中津恒子
助教授
前提に関する計算論理学的研究
2,000
1
5
6
基 盤C
藤忠裕子
助教授
学際研究分野における研究テーマ発展ダイナミクスの数量的分析と理論的検討
1
,
300
1
5
7
基盤C
J
'
t
;
J
;
J 奇
教授
学際的研究チームにおける研究開発支援システムの研究
1
5
8
萌芽
丹野義彦
助教授
健常者の幻覚様体験の研究:精神分裂病の幻覚との比較と因果論的発生研究
500
1
5
9
萌芽
野崎歓
助教授
現代ベルギー・フランス語│剖文化の総合的研究
800
1
6
0
r
m芽
小島憲道
教授
光応答性有機・無機複合錯体の構築による光誘起超伝導の創出
500
1
6
1
萌芽
鳥海弥和
助手
近接場光学顕微鏡による液晶界面配向特性の解析
1
6
2
I
萌芽
佐今真一
助教授
4
t
;平衡定常状態における熱統計力学の構築
,
1000
1
6
3
萌芽
村I
I
I 滋
助教授
自己増殖する人工二分子膜の創出による「生命の起源」問題へのアプローチ
,
1700
1
6
4
I
前芽
松川良一
助教授
カラーインジェクトプリンターによる成長岡子アレイの作製
,
1400
2,000
1
9
:
l
治
[
I
i
[
内i
釦lI'
l
J能性の概念を中心として
1
,
000
900
1
,
200
700
700
1
6
5
i
i
J
j
芽
瀬川浩司
助教授
ポルフイリン J
会合体の階層構造と光電子機能
1
6
6
萌芽
跡見順子
教授
‘運動・が学習に必須な理由を探る研究モデルの開発
3,300
1
6
7
i
i
J
j
芽
山r
1 泰
教授
i
'
I
然
│
曲i
像の視覚的断号化手法
,
1500
1
6
8
若 手A
酒井邦嘉
助教授
機能イメージング法による言語の脳システムの解明
3,900
1
6
9
若手B
工藤和俊
助手
巧みさを必要とする動作の強調的変動に関する研究
1
7
0
若 手B
i
事u1
助教授
発展途上恒│における動学的な貧凶問題の研究
1
,1
0
0
1
,
000
康幸
700
1
7
1
若 手B
古川雅之
講師
第二次世界大戦以前の香港における言語接触と言語構築
1
7
2
岩手B
倉1
1
1 博史
助教授
一 般 線 形1
"
1婦モデルにおける一般化最小2乗推定(予測)量の理論
1
7
3
若手B
佐久間雅
助手
一意彩色可能グラフにおける局所的およぴ大域的制約構造についての研究
1
,
000
1
7
4
若 手B
土井靖生
助手
遠赤外線大規模に次冗アレーの基礎開発
1
,1
0
0
1
7
5
.
r
,
:
手B
柴川大
助教授
超I!大プラックホールの形成過程と重力波
1
7
6
若手B
柴田尚和
助手
密度行列繰り込み群による磁場中の一次元電子系の研究
∞
7
800
1
,1
0
0
∞
1
7
7
行手B
偏向孝治
助教授
ランダムスピン系の臨界現象と準安定状態の研究
5
1
7
8
若手B
牛1
I
1 告
助手
生体内プロトン移動反応における集凶的量子トンネル運動
700
1
7
9
若手B
i
度漫一雄
助手
コヒーレント電場によるナノ粒子の配列制御
1
,
000
研究代表者
1
8
0
若手B
松下未知雄
1
8
1
若手B
三浦徹
1
8
2
若手 B
│刻本弘之
1
8
3
若手 B
北野晴久
若手 B
綾部広則
若 TB
久保持太郎
1
8
6
若手B
川上泰雄
1
8
7
若手 B
開一夫
1
8
8
若手 B
構fH 一 博
1
8
9
若手 B
柳浮
1
9
0
若手B
徳盛誠
1
9
1
若手B
山本博之
1
9
2
若手B
川尻芳樹
世襲一
1
9
3
若手 B
偏重俊幸
1
9
4
若手 B
!
京I
lJ閏
1
9
5
若子 B
i
'
野聡子
I
!
1
9
6
若子 B
杉山享
1
9
7
若手日
政二慶
1
9
8
若手B
尚橋成雄
1
9
9
若手B
高野光則
200
若手 B
福井彰雅
2
0
1
若手 B
本木村也
202
特別研究
奨励費
203
特別研究 H
奨励費
ノ
204
特別研究 1
1
'
1
'野
205
奨励
特別研究Ll
奨励代
!
u
プロトン
電子連動型電術移動鈴体の光スピン制御
900
昆虫における表現型多型のメカニズムと進化
1
.000
ミカヅキモの性フェロモンの情報伝達機構の解析
1
.000
広術域周波数掃引測定による金属ー絶縁体転移近傍の複素屯気伝導度の研究
1
.300
科学に対する公的支援システムの 1米比較
SδC計画における怠思決定過料の分析
800
腿組織の粘弾性に及ぼすさまざまな運動様式によるトレーニングの影響
1
.000
身体の柔軟性に関する研究一筋・!挺!特性の実iJ!肋‘らのアプローチ
,
13
00
発達的観点からみた注意/予測能力の計算モデルの構築
800
マルチエージェント系における協調学習を介したシンボル獲得の実現
800
刷物特異的な Dof
転写肉子の機能発現の分子メカニズム
4~'II} 立長『占事記伝』と '1'111: , 1:: 紀学との連|刻について
1950年代のシンガポールにおけるムスリム l
'
i
J胞凶の活動についての暦!と的研究
j
j
f究
モダニズム文学におけるテクノロジーと感覚変容に関する i
超高速専用計算機によるダークマターハローおよびサブハローの構造に│刻する研究
結川中における省機分子のペダルi!l!動の解析
i
t水域における生態系保全と水産学に配慮したがI口処理法の以適化の研究
RecAタンパク質の相 l
r
i
l
f
t認識機構に学んだ人工リプレッサーの医薬分子設計
卜l
出三頭筋に着
1した老化に 1
・ドう伝佼平衡機能の減退に関する研究
4次元形状のための設計・解析・ I
I
J視化手法の研究
蛍白質の遅い揺らぎを捉えるための粗視化モデル
ツメガエルデユプリンの機能解析
+*続ステロイドの急速な合成を制御する機構の解明
幼)'.=ホルモンで発現される遺伝
r
の分子生物学特にオオシロアリの兵隊分化と関連させて
康夫
教授
衣象の政治: 1
9世紀末 H本文芸における国民同家的表象の生成
剛充
PD
現代コミユニタリアニズムの珂一論と実践
茂倒
PD
ウイルスの細胞問移行機構の解 I
U
J一移行タンパク質の分解系の解明
1
.
2
0
0
安j
也 智一
PD
彼森川E
標法による超!がJ
起状態の研究
,
12
00
ー
u
r
十A
AA1
'
l
松本忠夫
配分額(千円)
研究課題目
川一川一川一川一川市一川一団一団一川一川一川一川一川
1
8
4
1
8
5
時一肝一肝一川一肝一匹肝一山一読一肝一削一川一山一肝一肝一型肝一川一山一肝一肝一肝一蹴
研究種目
チャールズ・テイラーの倫開以;t!.lを中心 l
こー
800
1
.
2
0
0
特別研究
奨励費
207
特別研究員
奨励費
正林
朝香
PD
EUにおける下位民家主体の権限強化
800
208
特別研究l!
本1
1
]
1 栄男
PD
医学教科書を通して見る 1
7
1
1
t紀オランダにおける機械論的 '
I
:
.
f
l
j!学の展開
800
DCl
動的認識システムの発達モデルと、適切な学智謀題の検討
奨励
森本
元太郎
草M
E44
奨励 'l~
ヰ
特別研究Ll
ハリ
209
'
l
∞
206
研究積目
研究代表者
官職
研究棟題目
2
1
0
特別研究員
奨励費
向井文彦
OC1
連星中性子星の構造と安定性についての研究
1,似)()
2
1
1
特別研究員
奨励費
野村健太郎
OC1
低次元相関電子系における電気伝導性の研究
1
.ぽ)()
2
1
2
特別研究
奨励費
千
時
掛 展之
DC1
霊長t'
i
における社会交渉時の意思決定:社会的知能似説の検証
1
.ぼM
日
2
1
3
特別研究員
奨励費
今藤夏子
OC1
アズキゾウムシに寄生する利己的遺伝子 W
o
l
b
a
c
h
i
aの感染動態と共進化の解明
1
.似)()
2
1
4
特別研究員
奨励費
村松哲行
DC1
行列模理による超弦坤.論の非摂動的性質の研究
1,ぽ)()
2
1
5
特別研究員
奨励費
管!尿由除
DC1
シリコン系量子構造の光学遷移市J
I御とデバイス応用
1,似)()
2
1
6
特別研究員
奨励費
厳麗京
DC1
近代 1本神道の形成史的研究一神道をめぐる同家・社会・教育
1,似)()
2
1
7
特別研究員
奨励費
岡野淑美
DC1
都市概念と生活形態との連動的変遷に関する歴史的・実証的研究
伺O
2
1
8
特別研究員
奨励費
隠岐
DC1
コンドルセの社会数学と科学アカデミーの政治学
伺O
2
1
9
特別研究員
奨励賛
1高 優
(i工口)
DCI
9
7
0年代半ばアメリカ写真におけるパラダイム・シフト
1
9
3
0年代後半から 1
ωo
2
2
0
特別研究員
奨励費
豊福実紀
DC1
日本における政府の所得再分配をめぐる比較政治分析
“
旧
日
2
2
1
特別研究員
奨励費
凶村美香
DC1
多I
K
l
I
l
lJ条約制度をその他の条約から差別l
化できる似拠
900
2
2
2
特別研究員
奨励費
1
奥 島 真 一 自1
DC1
応I
I
J一般均衡モデルによる環境政策(温暖化対策)の社会経済学的分析
1
.ぽM
日
2
2
3
特別研究員
奨励費
岡本忍
PD
ラン藻のゲノム情報に基つ守いた生瑚機能の解析
1
.
2
2
2
4
特別研究員
奨励費
鹿児島誠一
教授
事Hひずみ効果
強相関有機導体の電子構造に対する l
8
伺
2
2
5
特別研究員
奨励費
金子邦彦
教授
綾雑系としての経済社会現象の,)1
一線型モテソレ
奴
)
(
)
2
2
6
特別研究員
奨励費
樋山みやび
PD
二般化炭素の強レーザ一場による化学反応制御の瑚論研究
,
12
2
2
7
特別研究員
奨励費
山崎玲
PD
離散可積分系の持つ数理構造の解明と、その応用に関する研究
1
.1
2
2
8
特別研究!i
奨励費
林光
PD
I
K
I際社会による紛争への関与の J
I
I
'論と実証
1
.
2
0
0
2
2
9
特別研究
奨励費
PD
地球環境レジームの布効性に関する比較分析・有効なレジームデザインを求めて
1
.
2
0
0
H
n
さや香
(井上)
阪
r
J功
配分割{千円)
∞
∞
∞
配分額(千円)
研究種目
研究課題目
2
3
0
特別研究員
奨励費
.
1境 な き 人 び と の ア イ デ ン テ ィ テ ィ と そ の 比 較 研 究
地球社会における 1
1
.
2
0
0
2
3
1
特別研究員
奨励資
佐藤
PD
近代 ~I 本における政治と倫理
1
.
2
3
2
特別研究員
池i
刈 万予5
PD
社 会 的 文 脈 に よ る 悦 聴 覚 統 合 の 変 調 メ カ ニ ズ ム : J~ t'i とヒトの比較研究
1
.
2
0
0
PD
1I本近 f
U
:近代移行}切における「公論」の研究
1
.
2
0
0
l
l
i
奨励費
美奈子
北一輝の倫照思想
∞
o
2
3
3
特別研究員
奨励費
2
3
4
特別研究員
奨励費
佐藤
健
PD
有質 i
j
l
:
2
M
唱論に息づいた
2
3
5
特別研究員
奨励費
波漫
敦彦
PD
現代ヨーロッパにおける映両と舞台表象の関係
1
.
2
0
0
2
3
6
特別研究員
奨励費
京川
育
!
!
江
PD
凝縮村│および lJ.:体内における電子・水素移動の ,
t
oI
,
J
;
現象に対する理論的研究
,
12
0
0
2
3
7
特別研究員
奨励費
佐藤
加奈子
PD
雪結ふ1の 不 安 定 成 長 に お け る 擬 似 液 体 層 の 効 果
,
12
0
0
238
特別研究員
焚励費
大向
永康
PD
多価イオンの陽電
2
3
9
特別研究員
奨励費
i
事柳奈々
(
村1
1
1
)
r PD
2
4
0
特別研究員
奨励費
勝x.. ~走
2
4
1
特別研究員
奨励費
森川
2
4
2
1
特別研究1
奨励費
自公戸
2
4
3
特別研究員
i
j
j
i郎
純
f
'M理論の拡張」及び「プレイン電荷の分類理論の一般化」
f冷 却 に 関 す る 研 究
1
.
2
0
0
∞
1
.
2
∞
9
PD
元禄文学と教訓
8
0
0
剛光
PD
グローパル化の時代における宗教社会学
8
0
0
修-
PD
近代 1本における成本主義(農本思;fJ.t)の脈史社会学的 I
'
i構 成 : そ の 現 代 的 広 義 へ の 1Y'
;1
1
.
2
0
0
DC2
現代医療化社会に於ける死のかたち:ホスピス運動と終末期ケアを窓として
,
1α
)
(
)
DC2
悶際環境法における予防原則
8
0
0
DC2
8代 1本における文~ r
・とことば、および青諦観の M
'
先
ωo
仰
!
己 日
!J
i
f
'
DC2
クラスター構造転移以),e;、における集f.J
l
運動と形のダイナミクスの理論
,
10
m泰子
PD
両生J:f
i
の初期発生における形態形成に関する新規遺伝子の探索と解析
,
10
00
学干
「近代ヘレニズム」とギリシア・アイデンティティの形成ーヴラヒの悦点から
奨励費
特別研究員
奨励費
2
4
6
特別研究員
l
2
4
5
堀
r
l 健夫
奨励費
I
l
特別研究員
奨励費
a
"
Eh
2
4
4
武史
∞
特別研究員
奨励費
小
2
4
8
特別研究員
焚励費
l
申f
i
部 総子
DC2
フランス福祉│盃l
家の変容とマイノリテイの社会的権利:移民女性結社の機能変容を中心に
1
.例
目
。
2
4
9
特別研究員
奨励費
中;:~
PD
1
6
1
H
:紀 ス ペ イ ン に お け る 重 婚 と 移 民
1,∞o
聡子
ヰ即時草
2
4
7
N
研究種目
研究代表者
官職
研究課題目
2
5
0
特別研究員
奨励費
井上亮太郎
DC2
マイクロ波ミリ波領域における複素電気伝導度スペクトロスコピー
2
5
1
特別研究員
奨励費
藤i
事巌
DC2
不干渉原則論における国内特轄事項概念の意義と妥当性
2
5
2
特別研究員
奨励費
周防論
DC2
線虫を用いた神経伝達物質受容体の薬理学的性質と個体における機能の解析
2
5
3
特別研究員
奨励費
高橋百合子
DC2
グローバル経済下における発展途上国の社会保障政策の比較分析
6
0
0
2
5
4
特別研究員
奨励費
高橋健一郎
PD
スターリニズムの言語のレトリック分析
6
0
0
2
5
5
特別研究員
奨励費
車
│l
川節子
DC2
十九世紀後半における草ー人の南北アメリカへの移動と凶家・地域変容の史的検証
6
0
0
2
5
6
特別研究員
奨励資
金野大助
PD
金属錯体触媒による不斉水素化反応の選択的予測理論の構築
,
10
0
0
2
5
7
特別研究員
奨励費
西野晃徳
PD
長距離相互作用系の解析とランダム行列理論への応用
,
10
0
0
2
5
8
特別研究員
奨励費
五十嵐泰正
DC2
現代日本の排除の構造:上野公園をめぐる人種意識形成の多面的実証研究をてがかりに
1
.
0
0
0
2
5
9
特別研究員
奨励費
i
中本幸子
DC2
今様を中心とする古代・中性歌謡の総合的研究
,
10
α
)
2
6
0
特別研究員
奨励費
星野崇宏
DCl
複数のデータセットから共通する母数について推論を行うための心理統計解析法
1
.
0
0
0
2
6
1
特別研究員
奨励費
多湖
DCl
色
│l
際組織の活性化と停滞のメカニズムー加盟国による役割・機能付与に注目して
1
.
0
0
0
2
6
2
特別研究員
奨励費
高宵一郎
DCl
1
9世紀米 [
l
i
Jリアリズム文学における倫均的問題関心の表われ方
,
10
0
0
2
6
3
特別研究員
奨励費
神長英輔
DCl
北洋漁業の成立とその発展過程の史的研究
2
6
4
特別研究員
奨励費
輿崎裕子
(神島)
DCl
現代リベラリズムの平等論の再定位一アマルテイア・センの倫理・政治思想を中心に
2
6
5
特別研究員
奨励費
m
股祐介
DCl
「満州」という社会的リアリティー岐阜県群上村開拓同の戦前戦後の実証研究
2
6
6
特別研究員
奨励費
菊I
H 悠
DCl
ソビエト連邦時代を経たウズベキスタンにおけるイスラーム実践と解釈の研究
1
.
0
∞
2
6
7
特別研究員
奨励費
森I
H 敦郎
DCl
タイにおける産業化と地域社会の変動
,
10
0
0
2
6
8
特別研究員
奨励費
麦谷綾子
DCl
幼児期の第二胃語獲得における音韻知覚機構の再構造化過程
1
.
0
0
0
2
6
9
特別研究員
奨励費
飯塚博幸
DCl
交渉エージェント聞における合意形成の分析に関する研究
1
.
0
0
0
i
享
配分額{千円)
,
10
0
0
9
0
0
1
,
∞o
6
0
0
1
.
0
0
0
7
0
0
2
7
1
特別研究員
奨励費
大沼
2
7
2
特別研究員
奨励費
イi
l
l
l 勇治
2
7
3
特別研究員
奨励費
最
寄
藤
2
7
4
特別研究員
奨励費
2
7
5
白
2
7
0
特別研究員
奨励費
職
一
コ
E
m
仙川山
---l
、
誕
百
表一静
44E
研一土日
・
・F
{
1
勾
企
n5
・j
与
、
-
4
-
研究種目
配分額(千円)
研究課題目
S
y
n
e
c
h
o
c
y
s
t
i
sspPCC6803の走光性機構の分子生物学的研究
1
.
0
0
0
PD
プログラム化されたフィードパック刺激応答による神経川路網の構築・再構成
1
.
2
0
0
助教授
1
1'1'附史教育の比較研究
大地
DCl
DNA分析を用いたイワヒバリの繁Yj
l
[
l
l
=
.態
丹治
愛
教授
アダム・スミスの忠:tl.
l
におけるレトリックと宗教
特別研究員
焚励費
福家
町
宮
DCl
ヒトドーパミントランスポーターの多刷の生煙的意義と例体における機能解析
2
7
6
特別研究員
焚!助費
立子
i
崎l
d
i l
PD
デイドロ思想、における r
.
陀物」概念の j
附1を巡る総合的研究
2
7
7
判別研究員
奨励費
村岡
哲郎
PD
身体活動に対する受動トルクの貢献に関する研究
278
特別研究員
奨励費
編烏
I
ヰ之
PD
戦争後の平和的関係樹、:
iこ向けた│五l
家l
iIJの和解プロセス
800
羽目J
I
研究員
水野
達
!
l
JJ
PD
近代 1本におけるエマソンの受符と文学的規範の変符過れ
800
PD
英領l
布アフリカ i
l
l'
1
1
1
形成過程における'市│五l
支配の i
f
(肘構造と「ドミニオン的理念」
800
PD
ツメカ桐エル目玉:来形成に係わる新規ノーダル遺伝子の解析と誘導メカニズム
PD
r
h
1
(
f
i会から「民族共同体」へ
H牛f
PD
言語態分析による近代
.
r
m
PD
地球初期生命の多様作.多古代地質体における炭素、窒素、及び硫黄│刑制半分布
,
15
00
ハリ
AU
ハU
600
1
.
5
0
0
800
1
.500
,
2
8
0
特別研究員
奨励費
!
Lj
l
、
焚
D
J
7
J
資
600
,
l
2
7
9
i
青
一郎
2
8
1
特別研究員
奨励費
高橋
秀治
2
8
2
特別研究員
焚捌J
資
辻
2
8
3
特別研究員
奨励費
内藤
2
8
4
特別研究員
奨励費
上野
2
8
5
特別研究員
奨励費
谷r
1 敬介
PD
連 )I~. 中性子星における一般相対論的準、1':衡形状の数制i iJ句研究
,
15
00
2
8
6
特別研究員
奨励費
鈴木
PD
分数 l
止子ホール系の動力学と素励起
1
.
4
0
0
2
8
7
特別研究員
奨励費
那珂
PD
超近力理論による超対柄、ゲージ理論の強結合力学の研究
1
.200
2
8
8
特別研究員
奨励費
1
干
PD
芸術生産の国際社会学
,
15
00
2
8
9
特別研究員
奨励費
受1
1
1 宏之
PD
先fU\'.;と貧|羽:メキシコ市の先住民移行:~.の事例
英!と
雄
通I
専
清秀
∞ 1930
,
12
00
ドイツ都 l↑
iにおける社会政策実践 1
9
800
戦争 J
U
Jの言説をめぐる差別と文マ'
8
0
0
u本の考祭
現代美術の芸術的価偵形成における凶家の位相
300
之友甜き
M
研究種目
研究代表者
官職
研究課題目
2
9
0
特別研究員
奨励費
侮田郷
(大泉)
PD
物の認識と心の認識の関連性
2
9
1
特別研究員
奨励費
岡田敦美
PD
メキシコ国民統合と少数民族:ソノラ州ヤキ族とその組織化 0
920一1
9
4
0
)
,
12
0
0
2
9
2
特別研究 H
奨励費
安達 i
!
(子
(且)
PD
乳児における映像メディアの認、識の発達
1
,
5
2
9
3
特別研究員
奨励資
鄭栄龍
PD
異文化コミュニケーションと他宥認識
1
,
側
目
。
2
9
4
特別研究員
奨励費
杉浦義典
PD
ストレス対処方略と心配との 1
m
;
主についての認知臨床心煙学的研究
1
,
2
0
0
2
9
5
特別研究 H
奨励費
渋井進
PD
}<tt'iおよび顔カテゴリーの分類過科に I
則する実験心期学的検討
,
15
0
0
2
9
6
特別研究員
奨励費
中町千絵
(酒井)
PD
アジアにおける日本
1
,
2
2
9
7
特別研究員
奨励費
小林哲生
PD
自民の魅力に関する進化心理学的研究
1
,
5
0
0
2
9
8
特別l
研究員
奨励費
鈴木一敏
DC2
I
l
k際交渉におけるイシューリンケージの可能性と影響について
1
,
α
)
(
)
2
9
9
特別j
研 究H
奨励費
同 分 功 一 自1
[
DC2
スピノザと発生のr.
l
l
題神学政治論』における聖書批判と r
エチカ』認識論との関係
3
特別研究員
奨励費
中村元哉
DC2
憲政実施と言論政策
3
0
1
特別研究員
奨励費
板垣竜太
DC2
朝鮮村落社会における識字の社会史的研究:慶尚北道尚州地域を中心に
1
.
∞o
3
0
2
特別研究 H
奨励費
官谷日枝
DC2
体肢筋量の推定法と体肢筋最と筋力の関係に関する研究
1
,
4
0
0
3
0
3
特別研究員
奨励費
太田彩乃
DC2
古生代・中生代境界事件と超海洋中央古1
[
での古環境変化
1
,
5
3
0
4
特別研究員
奨励費
腐野重之
DC2
│川転星の安定性解析
.
1500
3
0
5
特別研究 H
奨励費
久津輪武史
DC2
主赤外光単一光 .
r
応答を利用した:, t
:
I
.ドットの分光学的研究
i
3
0
6
特別研究員
奨励費
種子島幸祐
DC2
ツメガエル脹における l
e
f
t
y/
a
n
t
i
v
i
nl
[
J
I
;.t遺伝子 X
a
n
t
i
v
i
nの解析
1
,
0
0
0
3
0
7
特別研究員
奨励費
高原照直
DC2
転写因子S
p
1におけるトランスースプライシングの分子メカニズムの解析
.
1
α日
旧
3
0
8
特別研究 H
奨励費
佐藤朗
DC2
'
f
臓形成に必須な l
刈子 S
a
l
l
lの機能解析
,
10
0
0
3
0
9
特別研究
奨励費
富津玲子
(
,
お
)
DC2
ス タ ン ダ ー ル の 「 民 族 誌 人I
I
J研究から文学的創造へ
∞
n
配分額(千円)
発達認知神経科学研究からの検討ー
∞
人、文化、情報の相互的国際移動をめぐってー
戦後中 l
i
[ 0945-1949
年)の
,
15
0
0
n出と秩序
星形成および重力波源への応用
∞
5
0
0
7
0
0
∞
8
0
0
5
0
0
DCl
両親媒性分 f
ーをHl"、た人工複製系の構築
I
I
J
I
I
真美
DCI
中1
[
1都 市 郎 の 外 来 人 r
1
を め ぐ る 階 肘 化 と 階 肘:
1
司移動に│刻する実証研究
7α)
i
芋r
DC1
現代'1"1
"訟の述 )
1
1修 飾 に つ い て
600
三村
太郎
DC1
アラビア訊写本校日J
を通じた中世イスラームにおける天文観測器具にまつわる版史研究
資藤
慈
DCI
霊長 ~j における色覚の個体差と行動
,
10
00
鈴木
約J
女
DCI
東南アジア諸 1
_
1の社会福祉政策ードl
i
(統 合 の 悦 点 か ら
,
1
千住
i
享
DC1
白閉症児の心の玲;
1
論に関する実験心理学的研究
1
.ぽ旧日
DCl
対 人 恐 怖 拍 やi
古新分裂病等にみられる
U
内
r
ハリ
豊1
1 太郎
ny
特別研究員
l
とその予防・介入効果に関する研究
健常符における被符観念の発生予:fl.
側
3
1
7
n
ω
特別研究
奨励費
(圃
3
1
6
、
ー
'
園
山U
円
一
特別研究員
奨励費
千一し
3
1
5
分一
特別研究員
奨励費
配-
3
1
4
研究課題目
額-
特別研'先日
奨励費
u
3
1
3
u
官
特別研究
奨励費
職
一
コ
3
1
2
者
一f
特別研究員
奨励費
j
3
1
1
lI
特別研究員
奨励費
表一幸
研-森
310
一一一本
研究種目
ωo
奨励費
n孜 i
l
.
t
ii
曳感の発午メカニズムの認知論的解 I
V
J
3
1
8
特別研究U
奨励費
佐々木
3
1
9
特別研究H
奨励費
位川
滋行
DCI
シロアリの兵隊カースト分化における形態形成の分子メカニズムと社会進化に│則する{叶先
,
10
00
3
2
0
特別研究員
奨励費
竹川
道也
PD
原子による以│場子捕獲の研究
1
.
2
0
0
i
字
,
1α)()
{
Z民坤草 N
日目。
2002(平成 1
4
)年 度 奨 学 寄 附 金
官職
名前
研究テーマ
日本化薬株式会社医薬事業本部
2
.
2
0
0
.
0
0
0教授
赤沼宏史
1.5AGの代謝学的研究に関する研究助成金
受入番号寄付者
金額
2
昭和電工株式会社総合研究所
1
.
0
∞.
0
0
0 助教授
尾中篤
3
エヌピイテイ株式会社
i
支島誠
4
5
株式会社パンダイ
2
.
0
0
0
.∞ o 教 授
1
.
0
0
0
.
0
0
0 助教授
開一夫
インタラクテイプゲームにおける脳血流変化一似恕世界はどこまで現実か?一
財団法人日中友好会館
2
.
0
∞,∞0 助教授
安冨歩
日本の「満州」支配はなぜ可能であったのか?一社会の形態の視点からの総合
的考察一
6
7
株式会社テクノパ
8
9
財団法人 1本科学協会
1
0
財団法人守谷育英会
1
1
アルケア株式会社
1
2
1
3
1
4
1
5
1
6
1
7
味の素株式会社ライフサイエンス研究所
1
8
1
9
財団法人立イ i
科学技術振興財団
2
0
2
1
株式会社内帝社
2
2
ニ共株式会社合成技術研究所
2
3
2
4
財開法人日本科学協会
2
5
財団法人武 r
n科学振興財問
2
6
2
7
エスペック株式会社
2
8
2
9
財団法人台 I
I
J科学技術財肘│
株式会社 1立製作所中央研究所
医療法人財同岩井医療財団岩井整形外科内科病院
蓮賓重彦
セテイカンパニーリミテッド
ドイツ学術交流会東京事務局
東京ファプリック工業株式会社
財団法人三島海雲記念財悶
財団法人旭硝子財団
株式会社ベストライフ
三共株式会社
小林製薬株式会社小林メデイカル事業部
財団法人とうきゅう環境浄化財団
2
.
0
0
0
.∞ o
4
8
0
.∞ o
6
5
0
.
0
0
0
1.∞O
.∞ 0
5
0
0
.
0
0
0
2
.
0
0
0
.
0
0
0
4
0
0
.
0
0
0
5
8
3
.
2
0
0
0
0
.0
0
0
1
.0
1
4
.
7
71
.2
2
2
教授
風間洋一
助教授
安田賢二
DNA微批試料ハンドリングの研究
助手
城町秀 I
Y
J
液体日大分子の高速局所ダイナミクスにおける幾何構造の影響
助教授
渡曾公治
助手
政二度
教授
福林徹
助手
柳i
畢修一
教授
小林康夫
教授
兵頭俊夫
FDG
合成用 1
8
Fの新分離法の開発および商品化
ドイツ・ヨーロッパ研究寄付講座
1
.0
0
0
.∞ o 教 授
大津吉博
7
0
0
.∞ o 助教授
4
0
0
.
0
0
0 助教授
安冨歩
1
.
6
0
0
.∞ o 教 授
720.ωo 助教授
山口泰
川上泰雄
楊凱栄
1
.
0
0
0
.
0
∞教授
5
0
0
.
0
0
0 助教授
尾中篤
固体特異反応、場を利用した研究
7
7
0
.∞ o 助 手
神崎素樹
老化による姿勢保持能力の減退に及ばす下肢筋群の質的及び放的特性の影響
1
.∞ O
.∞ o 教 授
2
.
0
0
0
.
0
0
0助手
黒田玲子
rDNAと薬物との相互作用の分子レベルでの研究」その 2
6
久保砕太郎
兇叢における O
s
g
o
o
d
S
c
h
l
at
t
e
r
病と腿組織の粘梯性および竹年齢との関係
成長期j
I指してー
適切なトレーニングメニューの作成を L
石井直 }
j
小林寛道
1
.∞ 0
.
0
0
0教授
福林徹
関節に関する基礎的・医学的研究
5
0
0
.
0
∞教授
2
5
0
.
0
0
0 学術研究支援員 道上達男
1
.
5
8
6
.
0
0
0 助教授
松尾基之
多摩川底質中の硫酸還元菌による硫化鉄化合物生成と悪臭低減に関する研究
寄付者
公益信託医用薬物研究奨励常岳基金受託者中央三井信託
銀行株式会社
金額
研究テーマ
2,
000,
000
3
1
財団法人実台奨学会
1
7
0,
000 助 手
藤井宏次
3
2
日産化学工業株式会社
500,
000 教 授
菅原正
3
3
共和コンクリート工業株式会社
m野 聡 f
海岸環境の研究
3
4
財団法人水野スポーツ振興会
500,
000 助 手
久保称太郎
プライオメトリックトレーニングが腿組織の粘悌性に及ぼす影轡
3
5
株式会社エー・イー・ティー・ジャパン
500,
000 助 教 授
前川京附
赤沼宏史
50,
000 助 手
36
日本化薬株式会社医薬事業本部
,
1500
,
000 教 授
37
財同法人アメリカ研究振興会
3,
600,
000 アメリカ太平洋地域研究
l
l
l
}
十大三郎
センター長 r
2002年度センターの運営ならびに他の諸 i
舌動のための補助
3
8
財卜月法人三菱財 I
・
H
5,
000,
000 教 授
山塚栴
f
A子カオスからメゾスコピック系分子ダイナミクスへの新展開
39
財団法人三菱財凶
7,
000,
0α) 助教授
i
阿井邦崩
40
ヒューマン・フロンテイア科学プログラム
735,
000 助教授
1
1,
酒井邦嘉
文法処理の脳機構
4
1
財団法人三菱財団
3,
5 .000 教 授
義江彰夫
城館とその領域空間からみる中世社会の形成 -H'朝・欧の比較を通して
42
財団法人三菱財団
2,
000,
00
今橋映子
19-20似:紀ヨーロッパ都市写真の成立と展開に関する総合的調資研究ーパリ写
真史を中心としてー
i
青野聡 f
九州の「潟環境の研究
∞
。
助教授
1
*
43
凶rI本技術 1
m発株式会社
4
4
財閥法人 i
英)
j医薬研究振興財.
I
!
t
1,∞0,
000 助 教 授
渡辺雄一郎
45
財団法人川鉄2
1世紀財凶
2
兵頭俊夫
4
6
財団法人 1本科学協会
47
ドイツ学術交流会東京事務局
1
5
0,
000 助 手
∞
,0,
000 教 授
000 助 手
520,
経頭蓋的磁気刺激法による大脳皮質言語野の機能的連関の解明
新方式の陽電子寿命測定装院による超高感度格 f欠陥検出
青木誠志郎
768,
666 ドイツ・ヨーロッパ研究寄付講座
1
4,
500,
000 教 授
48
日本ストライカー株式会社
49
株式会社資生堂
,
1000,
000 助 手
城川秀 r
V
J
50
オリンパス光学1:業株式会村医療システムカンパニー
500,
000 助教授
2,
陶 山 ゆj
5
1
公益信託三菱化学研究奨励基金受託者三菱信託銀行株式会社
,
1000,
000 助 手
城川秀明
52
三共株式会社
,
1000,
000 教 授
黒川玲子
53
財団法人内藤記念科学振興財卜H
,
1 500,
000 助 手
54
味の素株式会社ライフサイエンス研究所
55
株式会社尚長
56
三共株式会社合成技術研究所
000 助教授
500,
1
1
1
'
"
57
財団法人住友財団
000 助 手
300,
岩│尚道夫
58
株式会社東京インスツルメンツ
59
キリンピール株式会社
60
財同法人松尾学術振興財同
6
1
三菱重工業株式会社
福林徹
蛍光プロープで見るミセル界的l
の特殊水和水分子のダイナミクス
rDNAと薬物との相互作用の分子レベルでの研究」その 27
久保干与太郎
400,
000 助 手
柳i
事修一
,
1400,
α)0 教 授
川戸佐
篤
l
,';ff本特典反応場を利 J
I
Jした研究
高レドックス活性セレン試邦l
を用いたタンパク質フォールデイング過程の解析
,
900,
000 助 教 授
1
安I
tI賢二
000 教 授
850,
浅島誠
カエル発生系を利用した有用分子探索
000,
000 助 教 授
3,
鳥井寿夫
連続発振原子レーザーの開発およびその諸特性の研究
,
1000,
000 教 授
i
長島誠
1
1
7,
954,
088
ヰ劃謝意
b
.マ
+
1
11
t1
I,5AGの代謝学的研究に関する研究助成金
H
H-N
数理科学研究科
受入番号寄付者
松本幸夫
合計
金額
官職
∞.α)() 研究科長
l
∞
1α
.。
声
名前
研究テーマ
隊担軽崎両方
東京大学大学院数理科学研究科の儒学生教育助成
2002(平成 1
4
)年度
委託団体
科学技術振興引業団
?
科学技術振興事業団
3
科乍技術振興事業団
4
科学技術似興事業問
5
生物系特定!卒業技術研究推進機構
一
一
一
一
日
耕
一
一
受入番号
受託研究
タイト J
レ
金額
9
1
0
.
0
0
0
スピントポロジーに基づく環境応答剤機能の開発
9
1
0
.
0
0
0
乳幼児における人工物・メディアの発達的認識過程
5
.
8
5
0
.
0
0
0
7
8
0
.
0
0
0
7
.
2
8
3
.
0
0
0
蛍f'j質長時間ゆらぎの分子動力学計算法の開発
チトクロム間変化酵素の水素イオン能動輸送機構の時間分解赤外分光学的研究
j
j
r
{物耐寒1"[関与遺伝子のアクテイベーション・タギング i
去による分離と遺伝
n
f導入による続物耐水 の
改良
6
r
t物系特定産業技術研究推進機構
大森正之
4
.
5
6
5
.
0
0
0
耐乾性ラン藻の耐乾機構解 I
Y
jとラン淡を平Ij)
1
]した荒廃乾燥土壌修復技術の開発
7
科学技術振興事業団
川戸佳
5
.
2
0
0
.
0
0
0
脳ニューロステロイド作用をかく百しする環境ホルモン
8
科学技術振興事業団
!
.
I
.
¥
川
玲
子
1
5
.
0
0
0
.
0
0
0
カイロモルフォロジー研究対応解析装1i'1~ の開発
9
科学技術-I1ri 興 'l~ 業 l羽
月前における常語獲得技術の解析
科学技術振興 'Ji~I -t1
i
阿井邦嘉
1
;
&
J
lI I
Y
J
2
.
6
0
0
.
0
0
0
1
0
1
1
l
H卜
1
)
法人件,j1
川地域産業活性化センター
i
丹野聡子
2
.
0
0
,
13
0
0
、
f
'
:
成1
3年 度 補 正 即 効 型 地 域 新 生 コ ン ソ ー シ ア ム 研 究 開 発 事 業 「 映 像 エ フ ェ ク ト と し て の CGによる水",
の泡のシュミレーション」
1
2
株式会社竹中工務庖
小林寛道
2
.
0
0
0
.
0
0
0
低酸素環境における水泳トレーニングに関する研究
1
3
科乍技術振興事業団
i
莞烏 誠
7
.
0
0
0
.
0
0
0
脊椎動物の多能性細胞からの待行・組織形成
1
4
独立行政法人民業校術研究機構商産草地研究所福井彰雅
2,
0
0
0
.
0
0
0
4年度
、
ド
成1
1
5
l
i
.
t
人 1本'ドiI
i
フォーラム
!
日
トt
イi
J
H
t
t
J
i
1
.
4
5
5
.
3
0
0
微小迫力環境が筋・竹栴系のコラーゲン代謝に及ぼす影響
1
6
科学技術振興事業団
総垣絡子
7
8
0
.
0
0
0
公共技術のガパナンス:村会技術用論体系の構築にむけて
1
7
科学技術振興事業団
小宮山進
5
.
4
0
0
.
0
0
0
6
5
0
.
0
0
0
p
tメモリの構築
多制的分子インタラクションに基づく大谷 i
形態・生用機能の改変による新農林水産生物の創/1¥に│刻する総合研究
赤外ーサブミリ波領域の光子検出器開発と走査顕微鏡の開拓
科学技術振興事業団
跡見順子
5
2
0
.
0
0
0
1
9
科学技術振興事業団
深津普
9
1
0
.
0
0
0
2
0
科学技術桜興 'J~ 業|司
伊藤元己
8
.
5
0
0
.
0
0
0
柿物多係性情報データベースの開発・構築
2
1
l ~'\ï. 精神・神経センター
イ ii~ì 章-
3
.
7
0
0
.
0
0
0
筋強ば(1"
1
筋ジストロフィーの分子病態と治療
2
2
H
│立精神・神経センター
松川良一
3
.
7
0
0
.
0
0
0
アミノI"iG納体およびジペプチド槻~JLtt物質によるナンセンス突然変 ~\S }¥'!筋ジストロフィーの薬物治療
2
3
ノfイオテクノロジー開発技術研究組合
陶山明
5
.
2
5
0
.
0
0
0
2
4
文部科学省
陶山明
2
5
理化学研究所
兵頭俊夫
2
6
村卜月法人マリノフォーラム 2
1
山僑正 1
:
1
3,
1
5
0,
0
0
0
2
7
独立行政法人 t
Z業生物資 i
原研究所
波辺雄一郎
3,
2
5
2
.
0
0
0
2
8
文部科学省
浅島誠
2
9
小野薬品工業株式会社
石川i
章一
運動と適応・学習連関機構の研究
の尚度光機能化
ミクロ安定化半導体スーパーヘテロ界的i
長 鎖 DNAプロープ設計アルゴリズムの研究開発
。 DNA
コンピュータによる遺伝子発現解析法の開発
7
5
0
.
0
0
0
。
物質生産のための安定な梢物ウイルスベクターの選抜
ナショナルバイオリソースプロジェクト,',核的拠点プログラム(アフリカツメガエル)
アルツハイマー病に関わるアミロイド前駅体蛋白質の代謝制御とその細胞毒性に関する研究
N
2
.
6
0
0
.
0
0
0
AMOC法による陽電子スピン偏領率 i
J
l
i
J
定法の改良
i
斜計水山川刑漁場造成のための総介システムの開発
ヰ草車掌
u
-
1
8
受入番号委託団体
受託担当者
金額
2
.
3
6
2
.
5
0
0
タイト J
レ
,
「新聞体酸プロセス技術の開発」のうち「ファインケミカルズ合成反応のための多孔性 1
1
.
'体酸触媒の閲
発
」
3
0
財団法人化学技術戦略推進機構
尾中篤
3
1
科学技術振興事業団
石浦章一
6
5
0
.
0
0
0
3
2
科学技術振興事業団
最島陽子
1
.3
0
0
.0
0
0
ダイニン・微小管系の運動と振動性の解析
3
3
科学技術振興事業団
i
采i
掌晋
1
.3
0
0
.0
0
0
シリコンをベースとする新光機能素子の創製
3
4
科学技術振興事業団
前旧京剛
6
5
0
.
0
0
0
3
5
科学技術振興事業団
i
阿井邦嘉
4
.
7
0
6
.
0
0
0
合計
1
0
7
.
6
8
5
.
1
0
0
「学習・記憶・認知・意欲機能の基盤と不登校」
高温超伝導ジョセフソン接合 l
司路のダイナミクスの研究
育諸の)j商機能に基づく言語獲得装置の解明
受入番号
2
一
一
一
一
一
2002(平成 1
4
)年度
共同研究
委託団体
タイトル
金額
2,
000,
000
低温用カブラの研究・開発
日本電信電話株式会社コミュニケーション
科学基礎研究所
1
,
000,
000
数値情報の対話的可視化におけるモード間協調に関する研究
科学技術振興事業問
iTE
3-AH
日東工器株式会社
小7
守山進
600,
000
。
量子ホール系における核磁気共鳴を利用した附体伝子ピット素子の│溺発
600,
00
3,
*金額欄は委託団体の負担分のみ
-4E甜謂
N
2002(平成 1
4
)年度の役職者
研究科長・学部長および専攻・系主任・学科長
研究科長・学部長
古田元夫
平成 lう年 2月 lう日まで
浅島
誠
平成 lう年2月 1
6日から
評議員
予算委員会
広報委員会
入試委員会
教育・研究評価委員会
石井直方
三谷
博
鈴木啓二
山本
泰
竹内信夫
中西
徹
総長補佐
木畑洋一
鈴木賢次郎
西中村浩
研究科長補佐
i
奈津
立
日
E
山崎泰規
遠藤
貢
平成 1
4年 1
0月 l日から
平成 1
4年9月初日まで
中村雄祐
平成 1
4年 10月 l日から
図書委員会
学生委員会
平成 1
4年9月30日まで
三鷹国際学生宿舎運営委員会
後期運営委員会
将来構想委員会
須藤和夫
高橋
均
古田元夫
平成 l
う年2月 lう日まで
言語情報科学専攻主任
超域文化科学専攻主任
鍛治哲郎
岩佐鉄男
浅島
地域文化研究専攻主任
国際社会科学専攻主任
広域科学専攻主任
生命環境科学系主任
若林正丈
山影
進
平成 lう年2月 1
6日から
中日関基礎科学系主任
広域システム科学系主任
超域文化科学科長
地域文化研究学科長
総合社会科学科長
基礎科学科長
広域科学科長
生命・認知科学科長
繁桝算男
馬i
則一誠
小宮山進
磯崎行雄
門脇俊介
高橋
均
高橋直樹
遠藤泰樹
丹羽
i
青
浅島
誠
環境委員会
発明委員会
国場敦夫
古田元夫
平成 lう年 2月 l
う日まで
浅島
学生論文集編集委員会
建設委員会
研究棟管理運営委員会
中期目標策定委員会
共用スペース運用委員会
田尻三千夫
鈴木賢次郎
渡曾公治
浅島
誠
古田元夫
平成 lう年 2月lう日まで
i
支島
留学生委員会
計算機委員会
防災委員会
浦
慧
古田元夫
i
支島
誠
平成 l
う年2月 1
6日から
研究科委員会
古田元夫
平成 lう年2月 l
う日まで
浅島
誠
平成 lう年 2月 1
6日から
研究科委員会(議長)
前期運営委員会
磯崎行雄
古田元夫
平成 l
う年2月 1
う日まで
i
支島
誠
平成 lう
年 2月 1
6日から
人事小委員会
古田元夫
平成 lう年 2月lラ日まで
浅島
誠
平成 lう年2月 1
6日から
教務委員会
116
丹治
愛
誠
平成 l
う
年2
月1
6日から
古田元夫
i
支島
雅春
川合
平成 1う年 2月 lラ日まで
総合文化研究科・教養学部内の各種委員長・議長・代表など
平成 l
う年2月 l
う日まで
誠
平成 1
う
年 2月 1
6日から
赤沼宏史
総務委員会
誠
平成 l
う
年 2月 1
6日から
平成 lう年2月 lう日まで
平成 1
う
年2月 1
6日から
誠
国際交流委員会
奨学委員会
繁桝算男
青木誠之
放射線安全委員会
渡辺雄一郎
放射線施設運営委員会
渡辺雄一郎
核燃料物質調査委員会
繁桝算男
進学情報センター運営委員会
久我隆弘
組み替え DNA
実験安全委員会
池内昌彦
実験動物委員会
松田良一
石綿問題委員会
下井守
アメリカ太平洋地域研究センター運営委員会一油井大三郎
野村剛史
学友会評議員
毒物・危険物管理安全委員会
下井
守
繁桝算男
学生相談所運営委員会
文化施設運営委員会
野村剛史
ヒトを対象とした実験研究に関する倫理審査委員会
大築立志
教務関係事務電算処理委員会
山口
泰
付属資料2
TA
委員会
鈴木賢次郎
c
s運営委員会
スペース・コラボレーション・システム s
鈴木英夫
健康安全管理委員会
古田元夫
平成 lう年2月1う日まで
浅島
誠
保健センター駒場支所
支所長
上原誉志夫
共通技術室
室長
鈴木賢次郎
学生相談所
所長
古田元夫
平成 l
う年2月日日まで
平成 1
ラ
年2月1
6日から
浅島
セクシュアル・ハラスメントに関する相談員等
誠
平成 l
う年2月1
6日から
古田元夫
平成 1
5年2月1
う日まで
浅島
誠
平成 1
う年2月 1
6日から
国際研究教育交流委員会
木畑洋一
学生相談協議会
木畑洋一
事務部長
有岡雅明
総務課長
佐藤紀志雄
高田康成
経理課長
依田晴樹
鈴木賢次郎
教務課長
花田準一
学生課長
江原
図書課長
竜堅紀直
駒場インターナショナルオフィス運営委員会
技術組織調整委員会
部会主任およびその他の前期教育担当グル
英語
高田康成
中津英雄
フランス語
石井洋二郎
中国語・朝鮮語
代田智明
安岡治子
宮崎藤 文子
大貫
隆
スペイン語
古典語・地中海諸言語
法・政治
高橋直樹
経済・統計
松原隆一郎
社会・社会思想史
内田隆三
古城佳子
国際関係
歴史学
国文・漢文学
文化人類学
哲学・科学史
心理・教育学
柴
宜弘
小森陽一
船曳建夫
今井知正
長谷川護ー
人文地理学
谷内
物理
久我隆弘
下井
守
化学
生物
情報・図形
宇宙地球
勉
プ責任者
ドイツ語
ロシア語
事務部
達
大森正之
加藤道夫
江里口良治
相関自然
遠藤泰樹
スポーツ・身体運動
福林
人文科学委員会委員長
今井知正
徹
外国語委員会委員長
代田智明
社会科学委員会委員長
恒川恵一
前期課程数学委員会委員長
中村
周
センターなど
アメリカ太平洋地域研究センター
センター長
油井大三郎
117
I~
キャンパス配置図
N
教養学部等建物配置図
ι
東京都I目 黒 区 駒 場 3 - 8 - 1
(平成 14年 1 0 月 現 在
、人
¥¥
8=1/3000
[駒場]2002SUPPLEMENT
平成 1
う
年3月3
1日 発行
発行:東京大学大学院総合文化研究科
研究科長浅島誠
干1
5
3
8
9
0
2東京都目黒区駒場3
8
1
TEL0
3ろ4ぅ4
6
0
0
4 (ダイヤルイン)
.u
t
o
k
y
o
.
a
c
.j
p
/
http://www.c
編集:教育・研究評価委員会
委員長:石光泰夫
委員:小倉尚志
佐藤俊樹
田原史起
関一夫
松下信之
湯浅博雄
制作:メディアフロント
干1
5
1
0
0
5
3東京都渋谷区代々木2
4
1
2
-う0
6
TEL0
3
3
3
7
3
6
5
2
1FAX0
3
3
3
7
3
6
5
2
7
Fly UP