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ICTを活用した広報活動等 に関する調査報告書

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ICTを活用した広報活動等 に関する調査報告書
平成25年度
ICTを活用した広報活動等
に関する調査報告書
平成26年3月
埼玉県東南部都市連絡調整会議
目
1
次
背景 ................................................................. 1
本調査の背景 .................................................... 1
(2)
本調査の目的 .................................................... 1
2
(1)
調査研究のフレームワーク ............................................. 2
本調査の流れ .................................................... 2
(2)
実施概要 ........................................................ 3
3
(1)
5市1町の広報活動の現状とその課題.................................... 4
5市1町における広報活動の現状等調査の目的 ...................... 4
(2)
5市1町における広報活動の現状 .................................. 5
4
(1)
他団体におけるICT施策活用事例..................................... 10
広域連携における広報とICT施策活用 ........................... 10
(2)
広報に係るICT施策活用事例 ................................... 10
(3)
防災分野におけるスマートフォン向けアプリ事例 ................... 15
5
(1)
検討したICT施策 .................................................. 16
ICT施策の概要及び適した活用方法 ............................. 16
(2)
住民のスマートフォン、SNS活用状況 ........................... 19
6
(1)
ICT施策適用の検討及び課題 ........................................ 24
ICT施策を適用した広報活動の検討 ............................. 24
(2)
検討の方向性のまとめ ........................................... 28
7
(1)
今後の方向性 ........................................................ 29
これまでのまとめ ............................................... 29
(2)
試験導入概要案 ................................................. 29
8
(1)
用語集 .............................................................. 31
資料編 .................................................................... 33
1 「5市1町における現状の広報活動等に係る調査」への各市町の回答 ........ 34
(1)
設問1:各市町の広報上の目標 ................................... 34
(2)
設問2:アピールしたい各市町の魅力等 ........................... 34
(3)
設問3:現在行なっている主な広報活動 ........................... 46
(4)
設問4:各市町の広報活動における主な課題 ....................... 50
(5)
設問5:ICT施策に対する期待、不安等 ......................... 51
2 「ICTを活用した広報施策検討に関する調査」への各市町の回答 .......... 52
(1)
設問1:情報発信内容 ........................................... 52
(2)
設問2:運用体制 ............................................... 54
(3)
設問3:検討の方向性 ........................................... 54
1
背景
(1) 本調査の背景
平成23年度に開催された埼玉県東南部都市連絡調整会議設立20周年記念事
業として、5市1町の住人が参加した「みんなでつくろう!5市1町魅力アップシ
ンポジウム」
(以下、シンポジウムという)が開催されました。
シンポジウムでは、住民提言として、Twitterやその他SNS(Face
book)といったソーシャルメディア等、インターネットにおいて広く活用され
ているICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)施策を
活用した情報発信が求められました。
平成24年度においては、「ICTを活用した広報活動等調査」を実施し、シン
ポジウムにおける住民提言を整理し、Twitter、SNS(Facebook)
を始めとするICT施策について、ICT施策適用評価と課題を整理しました。そ
の結果、「メールマガジン」「SNS(Facebook)」「Twitter」の3つ
のICT施策については、住民にとって魅力ある情報発信が可能であることや、社
会環境の変化に即した施策であること、また、短期間での効果が期待できることか
ら、有効であると評価されました。
(2) 本調査の目的
昨年度事業の結果を受けて、選定されたICT施策「メールマガジン」「SNS(F
acebook)」「Twitter」について、5市1町での共同運営を視野に入
れ、埼玉県東南部都市連絡調整会議として、ICT施策活用に向けた具体的な方向
性の検討を目的に本調査事業を行いました。
また、本調査事業においては、上記3つのICT施策に加え、昨今活用が広がっ
ている「スマートフォン向けのアプリ」についても活用方針検討の対象に加えて検
討を行いました。
1
2
調査研究のフレームワーク
(1) 本調査の流れ
本調査は、単なるICT施策活用の検討ではなく、5市1町で実施している広報
活動とは別に、埼玉県東南部都市連絡調整会議として5市1町が共同で広報活動を
行うにあたってのICT施策適用をテーマとしましたので、5市1町が対象となり
得るテーマを決め、具体的なコンテンツを検討した上で、ICT施策適用にあたっ
ての体制や方針を整理することとしました。
したがって、本調査においては、平成24年度のICTを活用した広報活動等調
査において検討した「メールマガジン」「SNS(Facebook)」「Twit
ter」のICT施策3点及び「スマートフォン向けアプリ」を具体的に5市1町
として運用していくために、以下のステップに基づき調査・検討を行いました。
図 2-1 検討ステップ
本調査の実施にあたっては、5市1町の取組状況を踏まえながら、5市1町とし
て取り扱うべき分野・コンテンツについての意見を確認・整理した他、先進事例や
先進技術について整理を行いました。
2
(2) 実施概要
本調査においては、先進事例、先進技術に関する調査を実施し、以下の通り、5
市1町への意見招請を行いました。
ア IT専門部会における検討
IT専門部会(ICTを活用した広報活動等に関する調査)において、調査の方
向性検討や調査結果の報告と討議を行いました。
表 2-1 IT専門部会の開催
会合
場所
日時
主な議題
・平成24年度共通する行政課題の調査
第1回
越谷市中央市民会館
平成25年
5階
6月26日
第1会議室
研究結果について
・部会長選任
・調査研究内容・スケジュール 等
第2回
第3回
・5市1町の広報活動等に係る調査結果
八潮市役所別館
3階
8月29日
B 会議室
・情報発信体制・ルール等について
越谷市中央市民会館
5階
について
11月20日
第10会議室
・情報発信内容・体制等について
・今後の方向性について
イ 5市1町へのアンケート実施
本調査において、5市1町の動向や意見を整理するため、2回のアンケート調査
を実施し、5市1町の回答を集計・整理しました。
表 2-2 アンケートの実施
アンケート名
実施期間
調査事項
5市1町における 第1回IT専門部会後~ ・5市1町の広報上の目標
現状の広報活動等 第2回IT専門部会まで ・アピールしたい5市1町の魅力等
に係る調査
・現在行っている主な広報活動
・5市1町の広報活動における主な課題
・ICT施策に対する期待、不安等
ICTを活用した 第2回IT専門部会後~ ・地域住民向けで取り扱うべき情報発信内容
広報施策検討に関 第3回IT専門部会まで ・運用体制
する調査
・検討の方向性に係る5市1町のご意見
3
3
5市1町の広報活動の現状とその課題
(1) 5市1町における広報活動の現状等調査の目的
行政広報の機能は行政の在り方と共に変化してきています。いわゆる地域住民向
けの行政情報の周知から、住民参加型、地域振興といった形で行政広報の機能が広
がっているためです。
本調査においては、5市1町での広報活動と、本調査で検討している5市1町と
しての広報活動との棲み分けを図りながら、有効な広報活動の対象を絞り込むこと
を目的に5市1町の現状の取組や課題を確認しました。
表 3-1 行政広報の機能と目的・目標
行政広報の機能
主な広報の対象
主な目的・目標
① 行 政 活 動 の 周 知 地域住民・在勤者  行政の取組み内容の説明責任を果たし、透明性を
のための広報
向け(住民サービ
高めること。
スの受益者向け)  行政として実施している施策の有効性を高める
ために広く住民に指導的情報提供を行うこと。
 住民参加型行政事業への参加を促し、応募受付す
②住民参加型行政
の一機能としての
広報
ること。
地域住民以外を
含め広く展開
③地域振興施策の
一環としての広報
 アンケート、モニターなどにより住民のニーズを
把握すること。
 住民以外への当該地域に関して関心を喚起し、観
光、産業振興、移住等の促進を図ること。
4
(2) 5市1町における広報活動の現状
ア 5市1町の広報上の目的・目標
5市1町に対し、5市1町の広報において掲げている目標や評価指標等について
確認しました。その結果、「表 3-1
行政広報の機能と目的・目標」における行
政広報の機能①(地域住民・在勤者向け)を中心とする目的・目標が掲げられてい
ることが分かりました。
①行政活動の周知のための広報に係るもの
・住民への説明責任、行政情報のタイムリーかつ正確な提供
・広報紙のわかりやすさ
・住民に必要な情報を適切に得られるようにすること
・よりわかりやすく、より新鮮な情報提供につとめ、住民との情報共有を図る
②住民参加型行政の一機能としての広報に係るもの
・住民の行政参画の推進
③地域振興施策の一環としての広報に係るもの
・シティセールスの強化
④その他(広報手段・媒体の充実による周知力向上に係るもの)
・さまざまな媒体を通して、行政の情報を提供すること
・ホームページにおけるアクセシビリティ(誰もが情報を等しく受けられる)へ
の配慮
・情報伝達制度の充実
イ アピールしたい5市1町の魅力等
5市1町が埼玉県東南部都市連絡調整会議の活動として、5市1町での取組との
共存・棲み分けを図りながら、共同広報活動を効果的なものとするため、5市1町
の魅力及びその対象(ターゲット層)について確認し、回答結果を「表 3-2
ア
ピールしたい5市1町の魅力等整理結果」の通り、類型化しました。その結果、観
光・地域振興に係るもの(イベント、キャラクター、グルメ、地域環境、商工業等)
が大半を占めました。
5
表 3-2 アピールしたい5市1町の魅力等整理結果
類型
大分類
観光・
中分類
イベント
地域振興
小分類
対象
例
お祭り・ 住民・在勤者 草加さくら祭り(桜並木撮影会)、ジュニア
行事等
オーケストラフェスティバル、奥の細道文
学賞 等(草加市)
田んぼアート(越谷市)
住民・在勤者 草加市民納涼大花火大会、草加ふささら祭
以外も含む
り等(草加市)
南越谷阿波踊り(越谷市)
夜市、花桃まつり等(八潮市)
misato style、船着場フェスティバル(三
郷市)
吉川八坂祭り(吉川市)
まつぶし町民まつり(松伏町)
スポーツ 住民・在勤者 草加松原太鼓橋ロードレース大会(草加市)
以外も含む
吉川なまずの里マラソン(吉川市)
物産関係 住民・在勤者 消費生活展(八潮市)
以外も含む
地域環境
枝豆大感謝祭(八潮市)
街並み等 住民・在勤者 草加宿神明庵 等(草加市)
・施設
で未活用の方 旧日光街道の街並み、中心市街地(越谷駅
東口周辺)の活性化(越谷市)
新三郷ららシティ地区(三郷市)
金色のなまずモニュメント、吉川美南駅、
さくら通り(吉川市)
公園・自
緑のカーテン事業(三郷市)
然環境等
松伏総合公園、まつぶし緑の丘公園、田園
ホール・エローラ、大川戸の大イチョウ 等
(松伏町)
施設
いちご観光農園、越谷レイクタウン(越谷
市)
アクアパーク(吉川市)
ピアラシティ交流センター(三郷市)
商工業
グ ル メ 、 住民・在勤者 こしがやブランド、こしがや鴨ネギ鍋(越
特産品等 以外も含む
谷市)
におどり(地酒)
(三郷市)
6
類型
大分類
中分類
対象
小分類
例
吉川ネギ(吉川市)
松伏町推奨特産品(松伏町)
キャラクター、
住民・在勤者 草加市観光大使「パリポリくん」(草加市)
ナビゲーター
以外も含む
吉川市イメージキャラクター「なまりん」
(吉川市)
等
※5市1町にゆるキャラ
あり
八潮市ベスト 30 ナビゲーター育成事業(八
潮市)
行政活動
行政
住民・在勤者 市民まつりにおけるパネル掲示、水道週間
で未活用の方 (八潮市)
日本一の読書のまちみさと(三郷市)
シルバー元気塾、子育て支援センター、送
迎保育(三郷市)
休日も行政サービスが受けられる(吉川市)
救急医療情報キット、マップーメール、
Twitter(松伏町)
他自治体との交流
都市山村交流(福島県昭和村)、国際交流(カ
ーソン市、安陽市)(草加市)
住民活動・コミュニティ
住民・在勤者 八潮 NAVI、八潮をおもしろくする会(共に
向け
やしお生涯楽習館)(八潮市)
サークルマップー(松伏町)
埼玉県東南部都市連絡調整会議では、以下の広報事業を実施しています。
事業名
まんまるバスツアー
実施概要
住民に5市1町の理解を深めていただくことと、参加者の交
流を図ることを目的とした5市1町の名所や施設等をめぐ
るバスツアーを毎年 1 回開催。
行ってみたいなとなりまち
5市1町のイベント情報を埼玉県東南部都市連絡調整会議
のホームページにて掲載し、随時更新。
7
ウ 単体自治体として実施している広報活動
現在行っている広報活動として連携して行える点があるか、また、個別施策の方
針や内容から、5市1町としての施策を検討する上での制約となる点があるかにつ
いて確認しました。広報の媒体としては、広報紙が重視されており、また、ホーム
ページについてもすべての市町で整備、広報利用がされています。
一方、ICT施策の取組状況については、各市町の状況が異なっており、取組ん
でいる市町でもアピール分野が異なっていることが分かりました。
表 3-3 現在行っている主な広報活動整理結果
広報活動
実施状況
5市1町すべてで
広報紙
実施
市町ホームページ
備考・留意点
最も重視されている媒体
5市1町すべてで
実施
越谷市
・様々な分野ごとにカテゴリ分けして配信
・「災害・防犯・防災情報」「健康・医療情報」「市
八潮市
(Facebook及びTwitterにも連動)
メールマガジン
吉川市
松伏町
その他 ICT SNS(Facebook)
施策
政・イベント情報」「子育て情報」の 4 項目を配信
・「職員採用」及び「安心・安全」に関するもの2種
・庁内運用
・様々な分野ごとにアドレス
・庁内各課運用
八潮市
・広聴広報課として一つのアカウントを運用
三郷市、松伏町
・市として一つのアカウントを運用
・市ホームページの最新情報や災害時の緊急情
越谷市
報、イベント情報など
・リツイート、フォローはしない方針
八潮市
Twitter
三郷市、吉川市
・広聴広報課として一つのアカウントを運用
・災害対応等緊急時中心
・庁内運用
・防犯・防災の情報や、イベントの情報など
松伏町
・庁内各課運用
・リツイート、フォローはしない方針
8
エ 5市1町の広報活動における主な課題
現在行っている5市1町における広報活動等の課題に対し、5市1町が共同して
取り組める事項があるかを確認しました。
住民向けに広く周知する場合に最も重視されている広報紙は、共通して配布率や
配布方法に関する課題が挙げられました。また、ホームページについては、更新度
合いがホームページ内の各コンテンツ(内容)によって異なる点が挙げられました。
ICT施策導入や利用上の課題等は回答がありませんでしたが、内容にメリハリ
をつけることやコンテンツ強化等で課題が見られました。
一方、平成23年度シンポジウムでの住民提言における5市1町の魅力アップの
方策として、地域の情報発信についての提言があり、「5市1町において広報紙の
発行やホームページによる情報発信は行われているものの、さらに、Facebo
okやTwitterなどのICTサービスを活用して、住民が求める5市1町に
関する情報を発信すること」が求められました。
表 3-4 5市1町の広報活動における主な課題
自治体名
課題
草加市
特になし。
越谷市
【広報紙】広報紙の効果的な配布方法(コストをできるだけ抑えて、いかに多くの市
民に届けるか)
【ホームページ】ホームページの更新を各課で実施しているが、掲載量(掲載頻度)
に差がある。
八潮市
【広報紙】人口・世帯数が増加している中で、新聞購読者数は減少傾向にあり、広
報紙が全世帯に行き渡っていない。
【ホームページ】ホームページの内容を更新し、随時、情報を提供していくことが必
要である。
三郷市
広報紙の記事にメリハリをつける。ホームページのコンテンツ強化。
吉川市
【広報紙】全戸配布率が下がりつつある
【ホームページ】不要または鮮度の低い情報などの精査、サイト構造の見直しにより
一層の利用しやすさを追求すること、また、アクセシビリティの向上を図り JIS 規格へ
準拠させることが課題である。
松伏町
【広報紙】いかに読む人にとってわかりやすい文章、内容になっているか。
【ホームページ】いかに見る人が探したい情報にたどり着きやすいか。(見やすさ、
使いやすさ)
9
4
他団体におけるICT施策活用事例
(1) 広域連携における広報とICT施策活用
ア 広域行政における広報
多くの広域連合や広域行政事務組合で共同化された行政事務の広報活動として、
地域住民向けの広報紙の発行やホームページの運営、ホームページにおいて広報紙
やパンフレットの電子版の掲載等を実施しています。
そうした広域連合や広域行政事務組合が発行する広報紙においては、単一団体で
作成されているものと同様、共同運営施設や参加団体におけるイベント情報や共通
した行政テーマに係る周知事項を掲載されているものが多く見られます。
イ 観光を主眼においた広域連携における広報
広域的に広報を主たる事業として定めている広域連携としては主に以下のよう
に観光が主たるテーマとされています。

観光庁が「観光圏の整備による観光旅客の来訪及び滞在の促進に関する基本
方針」に基づき 2泊3日以上の滞在型の観光地域を形成することを目的に 支
援・推進する「観光圏」

広域連合や広域行政事務組合として、観光や産業振興に係る事務を実施して
いるもの

都道府県事業として、複数市町村の合同観光・産業振興プロジェクト
(2) 広報に係るICT施策活用事例
平成24年度調査研究では、武雄市のFacebook活用事例を確認しました。
一方、観光を広域的に連携して行っている多くの広域連携においては、観光案内等
の多言語特設ホームページ(ポータルサイト)を設置されています。
また、近年は、特設ホームページの設置のほか、メールマガジンの発行、SNS
(Facebook)及びTwitterによるタイムリーな情報発信、スマート
フォン向けアプリの無償配布といった取組みが増えています。スマートフォン向け
アプリに関しましては、スマートフォンのもつカメラや位置情報などの機能を活用
して、近隣施設情報や経路等の観光情報を提供する等のアプリが多く見られます。
広域連携において、近年、総合的なICT施策活用が見られる事例で、特に着目
すべき事例を次に示します。
10
ア 「沖縄離島ガイド・プロジェクト
おくなわ」(沖縄県事業)
広域連携観光・産業振興事業におけるICT施策を活用した広報の事例として、
Facebook利用で成功していると言われている事例
概
要 ・「沖縄離島戦略的情報発信支援事業」における沖縄県の離島、粟国島、渡
名喜島、北大東島、南大東島、多良間島の5島(5村)に関する季節行事、
伝統文化や特産品情報の情報発信を行う事業
・魅力的な写真コンテンツが中心。各島でも Facebook 運営しリンク。
・Facebook の「いいね!」が 33,577 人(平成 25 年 12 月現在)※
I C T 施 策 特設ウェブサイト、Facebook、Twitter
運 営 体 制 各村職員、島民
準 備 作 業 島民を交えた Facebook の使い方を学ぶ勉強会の開催
特設ウェブサイトのイメージ
各写真の Twitter や Facebook との連携(利
用者が自分の Twitter や Facebook を通じて
情報共有)
Twitter や Facebook への
リンク
出典: http://www.okunawa.jp/
11
Facebook ページのイメージ
Twitter のイメージ
Facebook 機能「ノート」による固
定記事(特産品紹介)
特設ウェブサイトと連
動した写真記事を日々
追加・更新。
また、各島観光協会や島
民の Facebook 等他 Web
サイトの紹介を随時実
施。
出典:https://www.facebook.com/okunawajp
特設ウェブサイトのコンテ
ンツの紹介
(数時間おき更新)
出典
https://twitter.com/okunawajp
※単独自治体でFacebook活用が積極的で人気のあるものを超える「いい
ね!」数となっています。
参考例:熊本県広報課「気になる!くまもと」でいいね!は 23,144 人、武雄市役
所で「いいね!」は 28,297 人(平成 25 年 12 月現在)
12
イ 「豊の国千年ロマン観光圏」(大分県北部観光圏)
観光圏で ICT 施策活用が積極的な事例である、大分県北部の観光圏「豊の国千年
ロマン観光圏」での活用事例
概
要 ・2010 年度(平成 22 年度)に認定。計画期間は 2014 年 3 月 31 日まで。
・同地域の歴史、温泉、食が一体となった滞在型観光の推進を目指している。
・対象となる自治体は別府市、杵築市、国東市、豊後高田市、宇佐市、中津
市、速見郡日出町、東国東郡姫島村の 8 市町村(6 市 1 町 1 村)。
・圏域の観光やイベント、交通などの情報を集約した専用ホームページを開
設し、体験プログラム等の紹介に限らず、地域住民が中心となり、旬の情
報を地域から発信するための仕組みを整備。併せて、外国人向けのポータ
ルサイトも整備。
I C T 施 策 特設ウェブサイト、Facebook、Twitter、スマートフォン向けアプリ
運 営 体 制 大分県北部地域観光圏協議会(事業全体で言えば各市町村、商工会議所・ホ
テル/旅館組合、その他事業者や地域住民等も参加)
特設ウェブサイトのイメージ
ページ最下部に Facebook、
Twitter、及びスマートフォン用
アプリへリンク。
Facebook を最も重視した構成。
出典: http://www.millennium-roman.jp/
13
Facebook ページのイメージ
Twitter のイメージ
固定リンクとしてイベント情報を掲載
1~2週間に一度
まとめて写真記事や
他頁の紹介等を
追加・更新
特設ウェブサイトのコンテ
ンツの紹介
出典:
https://twitter.com/millenniumr
oman
出典: https://www.facebook.com/millenniumroman
スマートフォン向けアプリの配信
スマートフォン(iPhone 及
び Android)向けに周囲に向
けてカメラを向けると観光
情報を得られるアプリを配
信。
地図と連携して観光資源へ
の経路案内を出す機能、ボ
ランティアガイドの歴史案
内動画配信もあり。
出典: http://www.millennium-roman.jp/
14
(3) 防災分野におけるスマートフォン向けアプリ事例
観光関係以外におけるスマートフォン向けアプリに関しては、特に防災分野で単
体自治体として配布する動きが広がっています。
現在の傾向としては、主に以下機能を有するものが増えています。

携帯電話網が停止する等の状態でもハザードマップ等地図を表示できる機能

現在位置や最寄りの避難施設へのルートを示す機能

現在地の海抜(標高)や津波・浸水の深さを示す機能
以下に、近年の高機能な防災アプリの事例を示します。
名称
港区防災アプリ ※1
足立区防災ナビ ※2
画面イメ
ージ
メニュー画面
概要
平成 25 年 9 月配信開始。
防災マップ表示
平成 25 年 9 月配信開始。
カメラに映る風景に、津波による浸水深 あだち防災マップやハザードマップの
を重ね合わせて3D表示する「津波浸水 表示、避難所等へのナビ、足立区公式ホ
深の3Dイメージ画像」や各種ハザード ームページの新着情報(RSS)や足立区
マップ等の情報を、GPS機能と連動 公式 Twitter の表示、懐中電灯や笛等、
し、利用者の現在地を踏まえた情報を配 通常は個別に起動する必要のある機能
信。
を「足立区防災ナビ」一つで実現。
事業費 4,095 千円。
※1 出典:
・港区防災アプリの配信スタート(区長定例記者発表資料)
及び
http://www.city.minato.tokyo.jp/houdou/kuse/koho/houdouhappyou/documents/20130910_6-1.pdf
・港区ホームページ(
「港区防災アプリ」を配布します)より
http://www.city.minato.tokyo.jp/bousai/bosai-anzen/bosai/bousaiapplication.html
※2 出典:
・足立区ホームページ(スマートフォン用の防災アプリ「足立区防災ナビ」)より
http://www.city.adachi.tokyo.jp/saigai/bosai/bosai/bousai-application.html
15
5
検討したICT施策
(1) ICT施策の概要及び適した活用方法
平成24年度調査研究における検討結果を踏まえ、合意した「メールマガジン」
「SNS(Facebook)」「Twitter」の3つのICT施策に加えて、
「スマートフォン向けアプリ」について、改めて概要を整理し、これらのICT施
策について、適用方法やメリット・デメリットについて検討を行いました。
ア ICT施策の概要
平成24年度調査研究において選定した「メールマガジン」「SNS(Face
book)」
「Twitter」については、スマートフォンの普及に合わせ利用が
拡大しています。
また、観光・地域振興施策として、昨今スマートフォン向けのアプリの提供も広
がっています。
表 5-1 ICT 施策の概要
ICT
概要
施策名
利用できる端末
メール
企業や個人などが、特定の読者に向けて電子メールで定 PC、携帯電話、スマ
マガジン
期的に情報を配信するもの。お知らせ電子メール配信サ ートフォン等。
ービス。自治体においては、行政情報の他、地域の安心
安全メールの配信等が多い。
SNS
SNS は、人と人とのつながりをサポートする、インター PC、携帯電話、スマ
(Facebook) ネット上のコミュニティ型 Web サイト。Facebook は、 ートフォン等。
世界最多の会員数を持つ SNS で、自治体活用等も非常に
多い。
Twitter
不特定多数の人に対して、140 文字以内の短文投稿(ツ PC、携帯電話、スマ
イート)ができるサービス。他ユーザ発信の引用・返信 ートフォン等。
(リツイート)、特定テーマでの短文投稿の関連付(ハ
ッシュタグ)が可能。自治体においても行政情報発信等
広報の他、東日本大震災の際、情報収集・情報伝達手段
として注目。
16
ICT
概要
施策名
利用できる端末
スマートフォ スマートフォンが持つ、振動感知センサー、GPS(衛 スマートフォンの
ン向けアプリ 星による位置情報を把握する機能)
、あるいはカメラ等 み。
センサーの機能を活用するスマートフォン専用ソフト
ウェアのこと。
それらセンサー機能とインターネットからの情報を重
ね合わせて利用者に案内・追加情報を提供する拡張現実
アプリの開発・配布が自治体や公共団体で広がってい
る。
(例:GPSを活用し、地図アプリへ現在位置情報と共
にその場所に関連する観光情報を表示。カメラを活用
し、ゆるキャラとの記念撮影やポスターの記号認識によ
る地域情報の案内表示 等。
)
イ ICT施策の活用方法やメリット・デメリット検討
平成24年度事業における検討結果を踏まえ、また、新たに追加したスマートフ
ォン向けアプリを含め、各ICT施策が適した活用方法やそのメリット・留意点を
以下の通り、検討整理しました。
表 5-2 ICT施策ごとの適した活用方法・メリット/デメリット
ICT
施策名
メール
マガジン
適した活用方法例
メリット・期待効果
留意点
(デメリット・リスク)
・HP、Facebook 等での ・電子メールサービスのた ・配信希望の目的意識の高い
更新情報の概要通知。 め、端末を選ばない。
購読者にのみ配信。
・広報紙の概要を電子 ・購読者個人へ直接伝達可 ・双方向性がない。(読まれ
メールで送信。
能。
たかどうかを把握する仕組
・購読者のメールボックス
みが必要)
にて蓄積され、読み返しや ・HTML メールでなければ画像
すい。
が使用できない。
・SNS 特有のリスクがない。・準備・運営にコスト。
17
ICT
施策名
適した活用方法例
メリット・期待効果
留意点
(デメリット・リスク)
SNS(Faceb ・写真・動画等を付与 ・配信が容易で、即時性が ・同サービス利用者に限定さ
ook)
した情報をブログ形
高い。
れる。
式でタイムリーに提 ・双方向性がある。(閲覧者 ・同サービスの都合でサービ
供
も実名の方が多い)
ス停止がありうる。
・各団体のホームペー ・閲覧者により配信情報の ・ホームページよりは自由度
ジや関連する他サイ
拡散(シェア)がなされる。 がない(例:検索機能がな
トにおける更新情報
(「いいね!」)
のシェア
・シェアした利用者個人向
・Facebook 上での写真 けに直接情報を伝達でき
等でのコンテスト実
施
る。
い、印刷がうまくできない
等)
・炎上、荒らし、なりすまし
等 SNS 特有のリスクがあり、
・利用者は購読せずに読め
る。
不適切な書き込みの削除等
が必要。
・スマートフォン専用アプ ・掲載する写真の肖像権等、
リがあり、閲覧性・通知機 取扱に注意が必要。
能が強化される。
・システム導入・運用コス
・日々情報発信・チェックが
必要。
トがかからない。
Twitter
・HP、SNS(Facebook ・SNS(Facebook)と同様。 ・SNS(Facebook)と基本的
等での情報発信の更
(配信情報は引用・返信
に同じ。
新情報等通知。
(リツイート)により拡散 ・SNS(Facebook)より匿名
・イベント等中継・案 される。また、直接の読者 性が高く、SNS 特有のリスク
内。
(フォロワー)に直接情報
・防犯・防災情報発信、 伝達可能。
)
QA 対応
がより顕著。
・拡散効果が高い反面、ミス
・SNS(Facebook)と違い匿 でも情報拡散。
・他団体の Twitter 等 名参加も可能であり、フォ ・情報量が少ないためコミュ
の記事の紹介(リツイ ロワー以外のリツイート
ニケーション上の誤解を生
ート)
みやすい。
による情報拡散効果が期
待される。
・東日本大震災での情報伝
達・拡散手段として効果が
確認された。
18
ICT
施策名
適した活用方法例
メリット・期待効果
留意点
(デメリット・リスク)
スマート
・観光系サイトにおけ ・特設 HP や SNS 及び現実上 ・スマートフォン利用者に限
フォン向
る補助的な広報手段。 のイベント等と連携して、 定される。また、機能の説
けアプリ
・キャンペーンの実施 スタンプラリー等の娯楽
明等利用方法に関するサポ
への活用。
(複数観光 的な内容を、手軽に実現で ートが必要。
地・施設めぐりスタン きる。
プラリー等)
・特設 HP、SNS 等での紹介や
・アプリ配信だけすればよ
取り組み上の連動(キャン
・災害時:防災情報収 いため、コンテンツ更新負 ペーン等)が前提となる。
集(河川の氾濫)
担が職員にかからない。
・効果を把握するためには、
・同様にアプリ配信だけす
アプリの活用状況を収集す
ればよいため、インフラ整 る仕組み(利用者からの SNS
備コストや職員負荷は低
への投稿把握)など)を作
い。
ることが必要。
・アプリ開発事業者への委託
開発コストが掛かる。
(2) 住民のスマートフォン、SNS活用状況
昨年度、本年度と、住民におけるスマートフォンの利用状況やICT施策で利用す
る各サービスの利用状況についての調査は実施しておりませんが、近年の他団体にお
ける類似の調査結果を整理しました。
ア スマートフォン普及状況
(ア)
総務省「平成24年通信利用動向調査」/「平成 25 年版 情報通信白書」
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin02_02000040.html

平成 24 年末の情報通信機器の普及状況をみると、「携帯電話・PHS」及び「パ
ソコン」の世帯普及率は、それぞれ 94.5%、75.8%となっている。また、「携
帯電話・PHS」の内数である「スマートフォン」は、49.5%(前年比 20.2 ポイ
ント増)と急速に普及が進んでいる。タブレット型端末についても同様。
19
パソコンは減少傾向
スマートフォンが急速に普及
タ
ブ
レ
ッ
ト
型
端
末
も
普
及
が
加
速
「携帯電話・PHS」には、平成 21 年末以降は携帯情報端末(PDA)も含み、平成 22 年末以降
はスマートフォンを内数として含む。なお、スマートフォンを除いた場合の保有率は 81.2%
である。
「スマートフォン」は「携帯電話・PHS」の再掲である。
出典:平成25年版 情報通信白書(総務省)
図 5-1 情報通信端末の世帯保有率の推移

インターネット接続に使用している端末として、スマートフォンやタブレット
端末が倍増している。
出典:平成24年通信利用動向調査(総務省)より作成
図 5-2 インターネット利用端末の種類(平成 24 年末)
20
(イ)
足立区「平成 24 年度足立区区政モニター《足立区の情報化に関する意識調査》」
http://www.city.adachi.tokyo.jp/kuse/monita/documents/24-2.pdf

スマートフォンの活用状況としては、20 代(40.0%)、30 代(44.1%)、40 代(38.5%)、
50 代(36.8%)と若年層、中年層での普及が見られた一方で、60 代(23.5%)、70
代(22.2%)と格差が見られた。
出典:平成 24 年度足立区区政モニターより
図 5-3 足立区におけるスマートフォン保有状況(年代別)

91.2%の方がインターネットを利用しているとされ、その端末としてパソコン
に次いでスマートフォンが活用されている。
出典:平成 24 年度足立区区政モニターより
図 5-4 インターネットを利用する際に使用する情報機器
21
(ウ)
東京都教育庁「平成 24 年度インターネット・携帯電話利用に関する実態調査」
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2013/06/60n6r100.htm

都内公立学校 181 校(小、中、高、特別支援学校)を対象に調査。

全体の 35.5%(前年度 16.5%)がスマートフォンを利用。前年度と比較してそ
れぞれ倍増した。
図 5-5 都内公立学校の児童・生徒におけるスマートフォンの利用状況

携帯電話やスマートフォン利用に係るトラブルも発生しているため、東京都で
は児童・生徒向けリーフレットや指導事例集・活用の手引を作成・配布。
イ ソーシャルメディア普及状況
(ア)
総務省「次世代 ICT 社会の実現がもたらす可能性に関する調査研究」(平成 23 年)
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/link/link03_h23.html
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h23/html/nc232310.html

携帯電話(スマートフォン含む)
・PHS 所有者を対象とした全国インターネット
アンケート調査(2011 年 3 月)の結果、42.9%が 1 つまたは複数の SNS(ソー
シャルメディア)を利用していると回答。
出典:次世代ICT社会の実現がもたらす可能性に関する調査研究報告書(総務省)より
図 5-6 ソーシャルメディアの現在の利用数、利用経験
22

利用しているソーシャルメディアのうち、SNS(mixi、Facebook など。)(75.2%)、
ブログ(54.8%) 、Twitter(50.0%)の利用が進んでいる。
出典:次世代ICT社会の実現がもたらす可能性に関する調査研究報告書(総務省)より
図 5-7 利用しているソーシャルメディアの種類
(イ)
平成 24 年度足立区区政モニター《 足立区の情報化に関する意識調査 》
http://www.city.adachi.tokyo.jp/kuse/monita/documents/24-2.pdf

インターネットを利用していると回答された方々(156 名/全体 171 名)の中で
も、20 代、30 代においては 70%以上がソーシャルメディアを利用していると
回答されるなど利用率が高い。
年代別ソーシャルメディア利用状況
利用しているソーシャルメディアの種類
出典:平成 24 年度足立区区政モニター
図 5-8 足立区において利用されているソーシャルメディア
23
6
ICT施策適用の検討及び課題
(1) ICT施策を適用した広報活動の検討
ア ICT施策活用の方向性
検討の方向性パターンを「表 6-1
検討の方向性パターン例」のとおり分類・
整理しました。
「3 5市1町の広報活動の現状とその課題」で確認したとおり、5市1町が個
別に行っている広報施策は、5市1町の住民向けに行政情報を発信・周知徹底を図
ることに主眼を置かれており、パターン1の対外的に5市1町で新たに統一地域ブ
ランドやコンセプト、コンテンツの発信を検討することよりも、パターン2や3の
ような地域住民交流の促進を図る方向で検討しました。
表 6-1 検討の方向性パターン例
#
ICT 施策活用
の方向性
概要
対象
埼玉県東南部都市連
適した
分野
・5 市 1 町エリアの対外的な
絡調整会議として新
認知度の向上
対外向け地域 規に独自の分野・コン
・5 市 1 町エリアの観光イベ
1 の魅力情報発 セプトあるいはコン 対外発信
信型
狙い・期待効果
テンツを検討し、ICT
ント等への集客増や近隣
地域への波及効果
施策活用に向けた本
観光
地域振興
・5 市 1 町エリアの住民と他
格検討
地域との交流
・住民(特に若者)における 5
市 1 町エリアの魅力再認識
/共有
2
地域住民交流
促進型
埼玉県東南部都市連
・5市1町の施設利用促進
絡調整会議として独
・住民のイベントへの参加
自のコンテンツを検
討し、ICT 施策活用に
5 市 1 町地
域住民
向けた本格検討
促進
・5 市 1 町エリアの住民同士
の交流、地域コミュニティ
の活性化
・5 市 1 町共同の災害時情報
伝達
24
地域振興、
地域間交
流促進、防
災
#
ICT 施策活用
の方向性
概要
対象
狙い・期待効果
適した
分野
5市1町の広報活動
広報コンテン
3 ツの統合発信
型
をコンテンツとして、
紹介するために、埼玉 5 市 1 町地
県東南部都市連絡調 域住民
整会議として ICT 施
4
ICT 施策の相
互連携型
る ICT 施策を連携す
る方法を検討
の 向 上 ( HP 、 Facebook 、 地域振興、
Twitter の訪問数、メール 地域間交
マガジン登録数の増加)
策活用を検討
5市1町が行ってい
・5市1町の ICT 施策効果
流促進、
・5市1町の広報効果の拡 防災
5 市 1 町地
大
域住民
イ 情報発信内容とICT施策の選定
検討の方向性パターンごとに、以下4分野でのICT施策活用案を検討しました。

分野1
「お祭り・イベント関係(地域情報)」

分野2
「ゆるキャラ(ご当地キャラ)」

分野3
「グルメ」

分野4
「防災」
ICT施策の導入については、5市1町が個別にSNS(Facebook)や
Twitterの導入する提案があった一方で、未活用自治体からは慎重な意見も
見られました。
また、各ICT施策についても、全体的に前向きに評価する意見がある一方で、
メールマガジンの即時性、スマートフォン向けアプリに対する知識習熟の必要性、
アクセシビリティといった問題点を指摘する意見が見られました。特に防災につい
ては、住民からの問い合わせ対応や情報の氾濫や混乱について懸念する意見もあり、
慎重な検討が必要とされました。
25
表 6-2 情報発信内容とICT施策選定への検討
発信内容
ICT 施策
お祭り・イベント関
ゆるキャラ
係(地域情報)
(ご当地キャラ)
・大きめのイベント
食べ物のおいしさを おり、Twitter と
したい事業
(Facebook)
・イベントの写真イ ・出没情報や自市
メージの紹介、事前 町のHP等ではで
告知等で活用
きない共演など
・自市町の美しい景
・大きめのイベント ・出没場所からの
等広く参加を周知
投稿(ライブ感)
したい事業
・出没情報や自市
・イベント当日の投 町のHP等ではで
メール
・1ヶ月分まとめて
マガジン
の発信等
的
すい
・地域情報誌等と共 ・5市1町合同発
同企画検討も可能
品紹介等)が必要
景色)
稿(ライブ感)
伝える目的には効果 連動するなどしや
信なので住民が他
・記事の蓄積化(特産 市町の情報と混同
色等の写真(自慢の
Twitter
防災
・写真を投稿すれば ・拡散性に優れて
等広く参加を周知
SNS
グルメ
きない共演など
・出没情報や自市
町のHP等ではで
きない共演など
する可能性がある
・5市1町合同発
・地域情報誌等と共 信なので、住民か
同企画検討も可能
らの問合せ対応は
・記事の蓄積化(特産 難しい。
品紹介等) が必要
・即時性・拡散性
に優れている。
・地域情報誌等と共 作成に時間を要す
同企画検討
るため、即時性を
・記事の蓄積化(特産 要する防災関係の
品紹介等) が必要
周知には不向き
スマートフ ・知識を習熟する必要がある。
作成に費用と時間
ォン向けア ・アクセシビリティが低い。
を要するので不向
プリ
き
・交通情報等を含めた情報発信に活用可。
26
ウ 運用体制
ICTを活用した情報発信をするには、主に「表 6-3
事務作業項目」に示す
通り、広報上の事務作業が発生すると考えました。5市1町としてICT施策を利
用していくにあたって、どのような運用体制で運営していくかについては、「表
6-4 運用体制案」に示す体制の中で検討を行いました。
その結果、全て事務局主体で行う運用体制と、コンテンツ作成や問合せを各市町
が担当する運用体制などの意見がありましたが、各市町の広報部門において、コン
テンツの検討や発信業務などの新たな負担が発生することも考慮することとしま
した。
表 6-3 事務作業項目
事務作業項目
備考
具体的な発信テーマや
5市1町共同企画の検討
 特に SNS(Facebook)/メールマガジンにおける事務
発信コンテンツの作成
 パターン2(地域住民交流促進型)では、5市1町の独自
コンテンツ検討
 パターン3(広報コンテンツの統合発信型)では、テーマ
に合った5市1町の情報発信コンテンツの紹介内容検討
 投稿・メール配信等 ※Twitter の場合は、作文含む
発信作業
住民等からの問合対応窓口
表 6-4 運用体制案
具体的な発信テ
#
ーマや5市1町
共同企画の検討
事務局主体
の作成
事務局
部会で定期的に検討
部会(担当者会
5市1町(広報担当/原
など)で定期的
課職員)が順番に担当
に検討
3
発信作業
事務局主体
1
2
発信コンテンツ
住民等からの
問合対応窓口
事務局
事務局・5市1
事務局
町(広報担当)
が担当
5市1町(広報担当/原
5市1町(広報担当/原
5市1町(広報
課職員)が順番に担当
課職員)が順番に担当
担当)が担当
27
エ 期待効果と課題
(ア)
5市1町として実施する広報活動の期待効果
5市1町としてパターン2(地域住民交流促進型)あるいは、パターン3(広報
コンテンツの統合発信型)での広報活動を行った場合の期待効果について検討した
結果、以下の意見がありました。

パターン3(広報コンテンツの統合発信型)であっても、各団体単体での広報
施策を5市1町名義で配信した方が、広範囲に周知できる。

各団体のイベント等について関連付けして、近隣の地域情報や連動したイベン
トについて企画し、情報発信をすれば、波及効果が期待できる。
(イ)
5市1町として実施する広報活動の課題
5市1町として、パターン2(地域住民交流促進型)あるいは、パターン3(広
報コンテンツの統合発信型)での広報活動を行う場合における課題について以下の
意見がありました。

5市1町や観光協会、県や県物産観光協会も広報を実施している中で位置付け
の明確化や棲み分けが必要になる。

特にパターン2(地域住民交流促進型)のようなケースは5市1町でも検討して
いないケースもあり、5市1町として1つの概念・コンセプトあるいはブラン
ドに基づき、発信するターゲット、目的、発信内容については、更なる絞込み
や検討が必要である。

団体ごとの広報活動とは別に行う5市1町としての活動に、業務委託・システ
ム開発コストや職員負荷をあまりかけられない。
(2) 検討の方向性のまとめ
パターン2(地域住民交流促進型)あるいは、パターン3(広報コンテンツの統
合発信型)について、推進していく中で、コンテンツ作成や問合せを各市町が担当
する運用体制とした場合には、職員の事務負担・人員配置の問題(体制)について
指摘する意見が多くありました。
従って、新たなコンテンツについての検討や、各市町での予算化や人員配置を伴
うICT施策の導入、また、5市1町すべてがICT施策を導入・実践あるいは参
加することについては、現状では慎重に検討すべき状況という結果となりました。
一方、パターン3(広報コンテンツの統合発信型)の実験的な実施を求める意見
が見られました。また、既に導入済み団体による運用のポイントやノウハウの共有
化を望む声もありました。
28
7
今後の方向性
(1) これまでのまとめ
これまでの検討結果から、5市1町としての広報活動としては、5市1町内の住
民を対象とし、地域内の住民間での交流促進等を主目的とすることから、具体的に
扱うべき情報発信内容については、継続的な検討が必要と判断しました。
また、5市1町としての広報活動において、本格的にICT施策を導入するには、
各市町の事務負担や人員、予算などについての課題があるため、直ちにコストのか
かる事業の実施や各市町がそうしたICT施策を導入することは難しい状況と分
かりました。
したがって、現在の5市1町において対応可能な範囲において、試験的にICT
施策を導入し、その効果や負荷等についての検証を行うことが必要という結論とな
りました。
(2) 試験導入概要案
5市1町として広報活動へのICT施策導入を継続検討していく上で、ICT施
策導入で効果の高い情報発信内容、ICT施策導入による広報活動への負荷につい
て情報収集のため、以下の通り実施するものとし、各市町への情報提供、意見交換
を行うことが望ましいと考えました。
表 7-1 実施概要案
項目
実施内容
概要(素案)
・事務局で試験的に SNS(Facebook)を活用
備考
SNS(Facebook) を
・効果(利用者からのフィードバックや「いいね!」の数等) す で に 導 入 を さ
の高い掲載内容、事務負担等調査と報告
れている八潮市、
三郷市、松伏町よ
運用体制
事務局にて実施(掲載内容作成、更新、問合せ対応等)
情報発信
・現在埼玉県東南部都市連絡調整会議のホームページで掲載 り、運用方針や運
内容
している「まんまるバスツアー」・「行ってみたいなとなり 用 の ポ イ ン ト 等
まち」の紹介やイベントの実施状況や結果等
・5市1町の HP 等広報媒体の紹介
29
等
の情報提供を事
務局に行う。
図 7-1 事務局運営のFacebookのイメージ
30
8 用語集
Facebook
ホームページ、電子デバイス等の利用
p. 16「表 5-1
ICT 施策の概要」
を参照のこと。
になんらかの制約がある人や利用に不
慣れな人々を含め、ホームページ等を
通じて提供するサービス、情報、機能
ICT(ICT施策)
Information
and
を誰もが支障なく利用できること。
Communication
Technology(情報通信技術)のこと。
アプリ
情報処理および情報通信、つまり、コ
アプリケーションソフトウェア
ンピュータやネットワークに関連する
(Application Software)のこと。ソ
諸分野における技術・産業・設備・サ
フトウェアの種別の1つ。コンピュー
ービスなどの総称。
タ機器等の内部制御・データ管理等を
また、ICT施策とは、ICTサー
目的とするものと異なり、実際に利用
ビスによる広報施策を指す。
者が業務や作業などに活用するソフト
ウェアのことである。
SNS
スマートフォンやコンピュータはこ
Social Networking Service の略称。
うしたアプリを自由に導入し、それら
人と人とのつながりをサポートする、
の機器を様々な目的・業務、遊び等に
インターネット上のコミュニケーショ
活用できる。特にスマートフォンにお
ンサービス(コミュニティ型 Web サイ
いてはカメラやセンサー等の機能を活
ト)のこと。ソーシャルメディアの1
用したゲーム、地図、写真加工や情報
つ。趣味や嗜好、居住地域、出身校な
管理といった多目的・多用なアプリが
どを共有する人同士が、新たな出会い
開発され、有償・無償にて提供されて
と人間関係を構築する場として活用さ
いる。
れている。
p. 16「表 5-1
ICT 施策の概要」
を参照のこと。
Twitter
p. 16「表 5-1
ICT 施策の概要」
を参照のこと。
コンテンツ
内容、中身という意味の英単語。広
報分野においては、広報紙やホームペ
アクセシビリティ
ージ、その他広報媒体に実際に掲載す
ホームページ等におけるアクセシビ
る内容、記事等を指す。具体的には通
リティ、とは、高齢者や障がい者など、
知事項、説明記事、観光案内等である。
31
シティセールス
都市の宣伝活動のことで、シティプ
ロモーションとも言われる。都市とし
てのイメージや知名度を高め、人口増
(在住者、昼間人口の増加)やビジネ
スの活発化を目指すこと。
スマートフォン
p. 16「表 5-1
ICT 施策の概要」
を参照のこと。
ソーシャルメディア
インターネットにおける個人間のテ
キスト、映像、音声等の情報交換に係
るメディア(媒体)の全体概念。
TwitterやFacebook
のようなSNSもその一つである。
タブレット型端末
液晶ディスプレイなどの表示部分に
指で操作できる画面(タッチパネル)
を採用する携帯型コンピュータ。
これまでのノート型パソコンを更に
軽量・小型化したものとして利用が広
がっている。
また、スマートフォンの画面を大型
化したような位置付けの機種も増えて
いる。
32
資料編
33
1.
「5市1町における現状の広報活動等に係る調査」への各市町の回答
(1) 設問1:各市町の広報上の目標
貴市町の広報部門において、現在、掲げている目標等がありましたらご記入ください。
自治体名
目
標
市民への説明責任を果たし、市政情報をタイムリーかつ正確に提供するとともに、
草加市
市民の市政参画を推進するため、広報そうかを発行する。また、広く草加市の詳細
な情報を提供するホームページを活用し、情報発信や共有、意見の収集を図り、よ
り機能的な情報提供に努めていきます。
市で毎年実施している世論調査において、広報紙の内容が「分かりやすい」又は「お
越谷市
おむね分かりやすい」と回答した人の割合について
平成 25 年度の目標値:76%
八潮市
三郷市
吉川市
松伏町
平成 24 年度の実績値:73.6%
さまざまな媒体を通して、市政の情報を提供することにより、市民が必要な情報を
適切に得られるようにする。
市の広報活動のメインを広報紙からホームページにシフトし、広報紙はピックアッ
プした話題のみ取り扱う方向。シティセールスの強化。
ホームページで提供する情報の管理【アクセシビリティ(誰もが情報を等しく受けら
れる)に配慮したページの作成】の充実を図る
情報伝達制度の充実。
よりわかりやすく、より新鮮な情報提供につとめ、町民との情報共有を図る。
(2) 設問2:アピールしたい各市町の魅力等
貴市町においてアピールをしている又はアピールしたい市町の取組みや住民活動、商工業、観
光資源等があれば、その概要についてご記入ください。
[草加市]
項目(取組、施設
分野
概要
アピールポイント
ターゲット層
名、イベント名など)
草 加 さ く ら 祭 り 観光・娯 稲荷町地内の東京葛西用 東京葛西用水沿いの開花 まだ参加を
(桜並木撮影会) 楽
水沿いを会場に各団体の した桜並木の景観を満喫 していない
ステージや和舟の運航、 できます。
5市1町の
1
草加さわやかさんをモデ
住民。
ルとした写真撮影等を行
う春のお祭り
草加朝顔市
観光・娯 草加松原遊歩道にて、市 入谷の朝顔市よりも1週 まだ参加を
楽
内園芸農家が丹精込めて 前に行われる恒例催事。 していない
栽培した朝顔 1000 鉢を 1鉢であかつきシリーズ 5市1町の
2
販売。その他物販あり
(大輪、パステルカラー)住民。
と曜白シリーズ(星咲き)
の両方楽しめる。
34
項目(取組、施設
分野
概要
アピールポイント
名、イベント名など)
草加の四季写真コ 観光・娯 応 募 者 か ら 草 加 の 四 季 推薦を始め様々な賞があ
ンクール
楽
折々の自然景観、祭り、 ります。
郷土芸能、文化財、風物、
各種イベント等を撮影し
3
たもので、草加の観光宣
伝に役立つ写真を提供い
ただき、審査会を行い、
各賞を決定するもの
草加宿七福神めぐ 観光・娯 草加駅東口の旧道周辺に 元旦から7日まで実施。
り
楽
ある寺社(7箇所)をめ
4
ぐり、スタンプを集める
スタンプラリー
国際ハープフェス 観光・娯 国内外の一流ハーピスト ハープ演奏の他、特別ゲ
ティバル
楽
による演奏会
ストによる演奏もあり。
5
草加市民音楽祭
6
ジュニアオーケス
トラフェスティバ
ル
7
カーソンプラザラ
イブコンサート
8
青少年コンサート
9
奥の細道文学賞
10
観光・娯 市内で活動する団体の成 様々なジャンルの音楽が
楽
果発表。吹奏楽の部、器 楽しめる。
楽の部、合唱の部の3部
構成
市町の取 「草加市音楽都市宣言」 草加市音楽都市宣言を行
組み
20周年を記念して開催 った平成5年に設立され
するジュニアオーケスト た草加ジュニアオーケス
ラ3団体出演のコンサー トラをはじめ、全国的に
ト
もトップクラスの実力と
評価の高い台東区ジュニ
アオーケストラ、また、
同じく平成20年3月に
音楽都市宣言を行ったま
ち郡山市から同市の郡山
ジュニアオーケストラが
出演します。
市町の取 「草加市音楽都市宣言」 市内で活動するストリー
組み
20周年を記念して開催 ト ミ ュ ー ジ シ ャ ン が 集
するコンサート
い、ショートステージを
つなぐフェスティバル形
式でライブを行います。
市町の取 草加ジュニアオーケスト 今年度は「草加市音楽都
組み
ラによる演奏会
市宣言20周年記念事
業」青少年コンサートに
併せて、草加ジュニアオ
ーケストラと市民合唱団
が共演。
市町の取 奥の細道の旅、さらには、今回から新たなに、奥の
組み
広く日本の旅を対象とし 細道や芭蕉、その他近世
た紀行文・評論・随筆作 の代表的な俳人・作品に
35
ターゲット層
まだ参加を
していない
5市1町の
住民。
まだ参加を
していない
5市1町の
住民。
まだ参加を
していない
5市1町の
住民。
まだ参加を
していない
5市1町の
住民。
まだ参加を
していない
5市1町の
住民。
まだ参加を
していない
5市1町の
住民。
まだ参加を
していない
5市1町の
住民。
まだ参加を
していない
5市1町の
項目(取組、施設
名、イベント名など)
分野
概要
品を対象とした文学賞
11
12
13
14
ターゲット層
関する評論・論文を対象 住民。
とする「ドナルド・キーン
賞」を創設。
草加国際村一番地 観光・娯 草加市に住む外国籍の市 国際交流フェスティバル
(国際交流フェス 楽
民との交流を目的とする 「国際村一番地」では、
ティバル)
イベント
世界の食べ物、世界の音
楽とダンス、世界の衣装
と文化体験、ワールドバ
ザール等から様々な形で
文化体験や異文化交流が
できます。
草加市音楽都市宣 市町の取 1993年6月22日に ”音楽都市”を宣言した
言
組み
制定された都市宣言
のは草加市が県内初であ
り唯一。今年は音楽都市
宣言20周年を記念して
様々な事業が行われる。
都市山村交流(福 観光・娯 姉妹都市 福島県昭和村 昭和村への四季の体験ツ
島県昭和村)
楽
アーや、田舎の野菜便の
実施や、イベントへの相
互参加などの交流を行っ
ている。
国際交流(カーソ 市町の取 本市と1998年11月 安陽市とは市民使節団の
ン市、安陽市)
組み
に友好都市提携を結んだ 訪問、安陽市代表団の受
中国の安陽市。市民使節 入、小学生の絵画送付に
団の訪問、安陽市代表団 よる文化交流、書画芸術
の受入、小学生の絵画送 作品展開催など行ってい
付による文化交流、書画 る。
芸術作品展開催など。本 カーソン市とは、青少年
市と1979年11月に 使節団の相互派遣(ホー
姉妹都市提携した米国カ ムステイ)、教員の招へ
リフォルニア州カーソン い、高年者の作品交換な
市。青少年使節団の相互 どの幅広い交流を行って
派遣(ホームステイ)
、教 いる。
員の招へい、高年者の作
品交換などの幅広い交流
を行っている
草加宿神明庵
15
アピールポイント
まだ参加を
していない
5市1町の
住民。
まだ参加を
していない
5市1町の
住民。
まだ参加を
していない
5市1町の
住民。
まだ参加を
していない
5市1町の
住民。
複数該当 古民家を改修したお休み 運営ボランティアによる まだ参加を
処。1階は無料休憩所、 湯茶の接待が受けられま していない
2階はミニギャラリー
す。150 年以上の歴史を 5市1町の
持つ建物の見事な梁や柱 住民。
を見ることができます。
草加せんべいセットなど
のオリジナルグッズも販
売しています。
36
16
17
18
19
20
21
項目(取組、施設
分野
概要
アピールポイント
ターゲット層
名、イベント名など)
草加宿案内人の会 複数該当 ボランティアガイドの団 コースの要望は、可能な まだ参加を
体
限り対応し、オリジナル していない
の ガ イ ド を 体 験 で き ま 5市1町の
す。
住民。
草 加 市 観 光 大 使 観光・娯 長 年 市 民 に 愛 さ れ て き 観光大使就任に合わせ、 まだ参加を
「パリポリくん」 楽
た、草加せんべいキャラ 消しゴム人形、クリアフ していない
クター「パリポリくん」 ァイル、ぬいぐるみ等の 5市1町の
を草加市可能大使に任命 グッズを作成予定。
住民。
草加市民納涼大花 複数該当 地元ボランティアが「子 打ち上げ場所から近い距 市内外の住
火大会
ど も た ち に ふ る さ と 離での見学することがで 民
を!」
「地域文化の振興」 き、迫力満点の花火を楽
をスローガンに開催して しむことができます。
いる手作りの花火大会で
す
草加ふささら祭り 複数該当 草加の魅力を市内外に強 草加の観光スポットであ 市内外の住
く発信することを目的と る草加松原に沿って行わ 民
した観光コミュニティイ れ る 踊 る ん ♪ よ さ こ い
ベント。鼓笛隊やダンス は、昨年、市内11チー
チームなど各種団体のパ ム、500名に加え、市
レードや、国際グルメ屋 外・県外から25チーム、
台、ステージイベントな 合わせて2,000名を
ど、様々な取組みが行わ 超える踊り子さんが参加
れます。また、商工団体 しました。その大迫力の
や商店街、文化活動団体、演舞を間近で見ることが
大学などのお祭りも同日 できます。
に開催され、当日はあち
こちでにぎやかなイベン
トが開催されます。
草加宿場まつり
複数該当 草加人のもてなしの精神 草加の原点である「宿場」市内外の住
で、歴史や文化を活かし を核としたイベントで、 民
た個性と活気あふれる草 「和(わ)」をメインテーマ
加宿を市内外に表現する とした雰囲気のあるお祭
こ と を 目 的 と し た お 祭 りになっています。時代
り。甲冑や艶やかな衣装 行列では、途中忍者の立
などを身にまとった子供 ち回りもあるなど、見応
たちを中心にした草加宿 えも十分です。
時代行列や交通安全のパ
レード、街道で行われる
大道芸などのパフォーマ
ンス、さらには、俳句会
やスタンプラリー、音楽
イベントなど様々なイベ
ントが行われます。
草加ふささら草加 複数該当 草加駅前の地域活性化や 他のイベントと比較して 市内外の住
駅前よさこいサン
『活気のある街、観光の コンパクトな会場に数多 民
バフェスティバル
街草加』の実現、草加駅 くの人が集まり、分刻み
37
項目(取組、施設
名、イベント名など)
分野
概要
西口における安心安全な
街づくりの推進を目的と
して、市内外からよさこ
いとサンバのチームが集
結して行われるフェステ
ィバルです。今年は4回
目となり、参加チームは
よさこいが市内外を合わ
せ30チーム以上、サン
バも10チームほどにな
りました。また、会場周
辺では、飲食店などの模
擬店が多く出店し、大い
ににぎわいます。
草加市まちなみ景 市町の取 市の都市景観をさらに魅
観賞
組み
力的なものとするため、
優れた景観形成に貢献し
22
ている建造物及び市民等
の景観形成に寄与する活
動等を表彰する。
SKT24
市町の取 スポーツ健康都市宣言を
組み
している当市では、スポ
ーツを通じた健康づくり
を推奨しており、厚生労
23
働省でも推進している
「Ex」という単位を使
って、健康づくりの目標
となる運動量を市民に示
している。
草加松原太鼓橋ロ 観光・娯 草加の名所をふんだんに
ードレース大会
楽
盛り込んだ松並木の部
( 10km )、 草 加 宿 の 部
( 1.2km )、 親 子 の 部
(1.2km) の 3 部門で開
催。また、応援者も参加
者として位置づけした応
24
援の部も設置しており、
ランナーの投票数により
表彰。
38
アピールポイント
ターゲット層
で出演団体が入れ替わる
中、賑やかなリズムに合
わせた踊りが延々と繰り
広げられますので、知ら
ず知らずのうちに盛り上
がる、大変密度の高いイ
ベントとなっています。
選考過程において市民投 5市1町の
票を実施するなど、景観 住民すべて
に対する市民の意識啓発
に役立っている。
Sは「スポーツ」
、Kは「健
康」、Tは「都市」、24
「平成24年度から・2
4万市民が・24Exの
活動を」という意味で「S
KT24」をキャッチフ
レーズに市民に対して、
健康づくり啓発活動を行
っている。
コースの高低差は比較的
すくないコース。松並木
の部については、大会名
にもなっている太鼓橋を
2つも渡るといったコー
スレイアウト。
参加賞や表彰賞品は草加
市の地場産業品を贈呈予
定。
日常的に体
をあまり動
かさない方
や健康づく
りをまだ意
識をしてい
ない市民。
運動を継続
的に行って
いる方はも
ちろん、こ
れから運動
を始めたい
といった初
心者も参加
できるレベ
ル。満5歳
以上から高
齢者まで誰
でも参加で
きます。
[越谷市]
1
2
3
4
5
6
7
項目(取組、施設
分野
概要
アピールポイント
名、イベント名など)
いちご観光農園
複数該当 市の農業技術センターを 首都圏に近いという利点
活用し、JA越谷市と協 を活かした都市型農業。
働で観光農園経営者の育 都心からわずか 1 時間で
成研修を実施。1 月~5 いちご狩りを楽しむこと
月には研修生が育てたい ができる。
ちごの摘み取りができ
る。また、市内にはその
他に 6 ヶ所の民間のいち
ご観光農園がある。
越谷レイクタウン 複数該当 大相模調節池を中心とし 大型商業施設や水辺の景
た、水辺空間と一体的に 観などが特徴で、休日は
開発されたまち。平成 20 多 く の 人 で 賑 わ っ て い
年のまちびらき後も、商 る。
業施設や住宅、公園など
の建設が進んでいる。
南越谷阿波踊り
観光・娯 南越谷阿波踊り振興会が 日本 3 大阿波踊りのひと
楽
中心となり、昭和 60 年か つとされており、開催期
ら毎年開催されている。 間 中 は 多 く の 人 で 賑 わ
約 60 万人の人出がある、 う。
越谷市でも指折りの大き
なイベント。
旧日光街道の街並 商工業
日光街道第 3 の宿場町と 街並みには、今でも 100
み、中心市街地(越
して古くから栄えた越谷 年以上前に建てられた蔵
谷駅東口周辺)の
(越ヶ谷)のまちを、地 や 古 民 家 が 点 在 し て い
活性化
元の住民や商業者、関係 る。また、それらを活用
団体などと市が協働で、 したイベントを、地元の
にぎわいの創出に取り組 若手商店主が中心となっ
んでいる。
て実施している。
こしがやブランド 商工業
平成 23 年度から実施さ 市民に広く周知し市内産
れている、市内で製造・ 業の活性化を図っている
加 工 さ れ た 優 れ た 商 品 ほか、越谷のお土産品と
を、市がブランド品とし しても活用。
て認定する制度。地域性
や独自性など 5 項目を審
査する。
田んぼアート
観光・娯 平成 22 年度から実施。東 田んぼアートは全国各地
楽
埼玉資源環境組合第一工 で行われているが、都心
場近くの田んぼに、古代 から近く、また、高さ 80
米など複数の稲を使い、 メートルの展望台から見
毎年さまざまなアートを 下ろすことができるのが
作成している。
特徴。
こしがや鴨ネギ鍋 商工業
越谷市商工会青年部が考 毎年、総合体育館で行わ
案した、越谷の特産品の れる産業フェスタでは、
「長ネギ」と、宮内庁鴨 直径 2 メートルの大鍋を
場をモチーフにした「鴨」使い、5,000 人分の鴨ネ
39
ターゲット層
まだ参加を
していない
5市1町の
住民。
まだ参加を
していない
5市1町の
住民。
まだ参加を
していない
5市1町の
住民。
日光街道宿
場町沿線の
住民や商業
者。
市内の商工
業者、まだ
参加をして
いない5市
1町の住
民。
まだ参加を
していない
5市1町の
住民。
飲食業を中
心とした商
業者、まだ
参加をして
項目(取組、施設
名、イベント名など)
分野
概要
をあわせたまちおこし料
理。
また、鴨ネギ鍋マスコッ
トキャラクターのガーヤ
ちゃんは、市の特別住民
にも登録され、越谷のゆ
るキャラとして認知度が
高まっている。
葛西用水ウッドデ 観光・娯 全長 120 メートルのウッ
ッキ
楽
ドデッキを市役所東側の
葛西用水沿いに整備。昨
8
年 4 月にオープン。
アピールポイント
ターゲット層
ギ鍋を作成。イベントの いない5市
目玉となっている。
1町の住
民。
「水郷こしがや」と観光
が連携した、新たな水辺
スポット。七夕やクリス
マスなど季節のイベント
のほか、ダンスや演奏な
どさまざまな催しが行わ
れている。
まだ参加を
していない
5市1町の
住民。
アピールポイント
ターゲット層
[八潮市]
項目(取組、施設
分野
名、イベント名など)
八 潮 市 ベ ス ト 30 複数該当
ナビゲーター育成
1
事業(やしお生涯
楽習館)
八潮 NAVI(やしお 住 民 活
生涯楽習館)
動・コミ
ュニティ
2
八潮をおもしろく
3 する会(やしお生
涯楽習館)
八潮オリジナル市
民ミュージカル
「ブキッチョ20
4
13ver.」(八
潮メセナ)
住 民 活
動・コミ
ュニティ
複数該当
市民まつりにおけ 市町の取
るパネル掲示(水 組み
5
道部業務課)
概要
「八潮市ベスト 30」や
「やしお探索マップ」を
活用し、八潮の魅力を案
内する人材を育成する。
八潮に関する情報の SNS
グループページ
新しい八潮の魅力を取り 八潮市外の
込 ん で 住 民 が 主 体 的 に 住民
PR しようとしている。
市民の呼びかけをきっか 八 潮 市 在
けとした地域活動・交流 住・在勤、
会などが行われている。 八潮市に関
心のある方
※現在は管
理者による
招待制の非
公開グルー
プ
八潮地域活性化のための 市民が交流しあい、イベ 八潮市民
SNS グループページ
ント等を積極的に実施し
ている。
市民がミュージカルのワ ミュージカル参加者がす お年寄りか
ークショップにて演技、 べて市民であり、実際、 ら年少者ま
歌唱、ダンスの練習を経 観劇すると素人とは思え で。
て、公演(2回)を行う。な い ほ ど の ク オ リ テ ィ
で、劇中の世界観に引き
込まれる。
パネル掲示
水道に関する知識を深め 八潮市民や
る。水道水のおいしさを 市民まつり
体験できる。
に来場され
た方
40
6
7
8
項目(取組、施設
分野
概要
名、イベント名など)
水道週間(水道部 市町の取 パネル掲示・のぼり旗
業務課)
組み
枝 豆 ヌ ー ヴ ォ ー 複数該当 八潮産「枝豆」の試食販
(商工観光課)
売
枝豆大感謝祭(商 複数該当 八潮産「枝豆」のPRを
工観光課)
図る。
夜市(商工観光課)複数該当 盆踊りと八潮産「枝豆」
の試食販売
9
噴火祭(商工観光 住 民 活 ゆまにての利用者による
課)
動・コミ フリーマーケット、ビン
10
ュニティ ゴゲーム、利用者の舞台
発表
消費生活展(商工 複数該当 市内消費者団体による消
観光課)
費者被害防止のための啓
発パネル展
11
花桃まつり(商工 複数該当 3 月 中 旬 か ら 下 旬 に か
観光課)
け、中川やしおフラワー
パークで花桃まつりを実
12
施
41
アピールポイント
ターゲット層
水道に関する知識を深め
る。市内の小学生につい
ては、浄水場の見学がで
きる。
出荷が始まる八潮産の
「枝豆」の試食ができ、
直売所では新鮮な枝豆も
購入できる。
旬の八潮産の「枝豆」の
試食ができ、直売所では
新鮮な枝豆も購入でき
る。
夏の風物詩「盆踊り」と
旬の八潮産の「枝豆」を
試食することができ、直
売所では新鮮な枝豆も購
入できる。
来場者が楽しめるフリー
マーケット、ビンゴゲー
ムを開催。
また、利用者会の舞台発
表を実施
各団体が趣向を凝らし、
悪徳商法などの被害に遇
わないため、また、消費
生活に関する啓発活動を
実施。
また、会場では、スタン
プラリーなども行い、楽
しく学ぶことができる。
3月中旬から中川やしお
フラワーパークでは、花
桃、菜の花が咲き始め、
週末には花桃まつりの特
別イベント(クルージン
グ、コンサート、ゲーム
など)を開催
八潮市民や
市内の小学
生、来庁さ
れた方
全年齢層
全年齢層
全年齢層
全年齢層
全年齢層
全年齢層
[三郷市]
1
2
3
4
5
6
7
項目(取組、施設
分野
概要
アピールポイント
名、イベント名など)
日本一の読書のま 市町の取 図書の充実、
「読書フェス うちどくサミットや読書
ちみさと
組み
ティバル」の開催ほか
フェスティバルの開催な
ど、子ども司書事業など
先進的な読書の取り組み
を行っている。
misato style
観光・娯 真夏の Jazz&グルメの 市内や県内、つくばエク
楽
祭典
スプレス沿線のグルメが
大集合。ジャズを聴きな
がら楽しめる
緑のカーテン事業 複数該当 夏を涼しく過ごすため、 全国緑のカーテンフォー
ゴーヤのカーテンを市内 ラムの開催など、先進的
に広めている
な取り組みを全国にも紹
介。
シルバー元気塾
市町の取 元気な高齢者を増やすた のべ 2 万人以上が参加し
組み
めのトレーニング教室
たトレーニング教室は全
国でも先進的な取り組
み。他の自治体からも注
目されている。
新三郷ららシティ 複数該当 旧国鉄武蔵野操車場跡地 住居、商業施設などが集
地区
を再開発
まる。市外からもたくさ
んの人が集まる。
ピアラシティ交流 観光・娯 日比谷花壇みさと街づく 施設の前にある庭で栽培
センター
楽
り共同事業体を指定管理 した野菜や花を活用した
者とした公園と融合した 特色のある事業を実施。
公共施設
におどり
商工業
三 郷 産 米 コ シ ヒ カ リ コシヒカリで作っている
100%to 秩父の名水で造 酒は珍しい。また、高級
ったで作ったお酒
感のあるにおどりのパッ
ケージは贈答用にも最
適。
船着場フェスティ 観光・娯 江戸川緊急用船着場を活
バル
楽
用したイベント。春に開
催
ターゲット層
5 市 1 町の
住民、近隣
市・TX 沿線
の住民等
市民
市民、ピア
ラシティへ
買い物を
市民、日本
酒好きのか
た
市民、まだ
参加してい
8
ない近隣市
の住民
三郷インターA 地 その他
インターチェンジという 都心に近く、外環道の延 市内外の民
区、南部地区
広域道路網の結節点のメ 伸がされると横浜まで都 間企業
リットを活用した多機能 心を通らずにアクセスで
複合型の商業集積を中心 き る 交 通 の 利 便 性 が 特
9
に、工業・流通・業務機 徴。
能等の誘導を図り、併せ
て良好な住環境の形成を
推進
子育て支援センタ 市町の取 三郷中央駅に子育て交流 駅前の拠点はアクセスが 市内の子育
10 ー、送迎保育
組み
や保育所利用促進の拠点 しやすく、施設の利用や て世代、引
42
項目(取組、施設
名、イベント名など)
分野
概要
が完成
アピールポイント
ターゲット層
子どもを保育園に連れて 越しを検討
いくのにも便利。
している市
外の子育て
世代
[吉川市]
項目(取組、施設
分野
概要
アピールポイント
名、イベント名など)
金色のなまずモニ 観光・娯 吉川駅南口に設置の「な 漆芸家の室瀬和美氏(人
1 ュメント
楽
まずの里よしかわ」を象 間国宝)の「金胎漆塗り金
徴するモニュメント
箔仕上げ」による作品。
吉川なまずの里マ 観光・娯 毎年 4 月の第一日曜日に 「自己新記録」を狙える
ラソン
楽
開催される「なまずの里 平たんなコース。充実し
2
マラソン」
たサポート。全国から
6000 人を超えるランナ
ーの参加がある。
武蔵野操車場跡地 観光・娯 風 の イ メ ー ジ を テ ー マ 「芸術・文化のまちづく
地区に設置のモニ 楽
に、複数の芸術家の提案 り」をコンセプトの一つ
3 ュメント
の中から選ばれた 6 つの として制作されたもので
作品
あり、身近に芸術鑑賞が
できる。
吉川市イメージキ 観光・娯 「なまりん」は平成 22 オ シ ャ レ に 敏 感 な 女 の
ャラクター「なま 楽
年 11 月 21 日に誕生した 子。
りん」
吉川市のイメージキャラ
4
クター。市の特産品であ
るなまずをモチーフとし
た女の子
吉川八坂祭り
観光・娯 五穀豊穣、悪疫退散を願 400 年 以 上 の 伝 統 を 誇
楽
い、神輿 9 基、山車 10 る。神輿を頭上高く放り
基、子ども神輿 9 基が繰 上げる「暴れ神輿」は八
5
り出す、吉川を代表する 坂 祭 り の 代 名 詞 で も あ
勇壮な夏祭り
り、その荒っぽさは、ま
さに大迫力。クライマッ
クスは神輿の競演。
アクアパーク
観光・娯 大雨時は雨水を貯める調 本格的なスケートボード
楽
整池、平常時はスケート のリンクのため、市内外
6
ボードなどが楽しめる公 から多くの方が訪れてい
園
る。
児童館ワンダーラ 観光・娯 未来を担う子どもたちの 市民の方はいつでも無料
ン ド( プラ ネタ リ 楽
ための施設。宇宙を身近 でプラネタリウムを見る
7 ウム)
なものとして接する場と ことができ、番組は春夏
してプラネタリウムを設 秋冬、それぞれ見られる
けている。
星空に応じて変わる。
吉川美南駅
住環境
平成 24 年 3 月 17 日(土 自由通路には、漆芸家の
8
曜日)に開業の、吉川市 室瀬和美氏(人間国宝)に
43
ターゲット層
吉川に初め
て訪れる方
全国の方
市内外の方
市内外の方
市内外の方
市内外の方
市内外の方
市内外の方
項目(取組、施設
名、イベント名など)
分野
概要
内 2 つ目の駅
さくら通り
自然環境 吉川を南北に走る桜並木
吉川ネギ
その他
「吉川ネギ」の愛称で知
られる吉川産のネギ
休日も行政サービ その他
スが受けられる
市民サービスセンター
(市内 3 カ所)では土曜日
や日曜日、祝日に各種証
明書の発行や申請受付、
納税などができる(10 課
98 業務)。
9
10
11
アピールポイント
ターゲット層
よる漆画「木精」が設置
されている。
約 2.5 キロメートルにわ 市内外の方
たる桜並木(約 500 本)。
途中には関公園やポケッ
トパークもある。
巻きが固く調理の際に煮 市内外の方
崩れしにくいのが特徴
で、その品質の高さ、味
の良さで高い人気を博し
ている。
土曜日や日曜日、祝日に 市内外の方
各種証明書の発行や申請
受付、納税などができる
(10 課 98 業務)。
[松伏町]
項目(取組、施設
分野
概要
名、イベント名など)
松伏総合公園
観光・娯 町 の 南 部 に 位 置 す る 公
楽
園。公園のシンボルであ
1
る風車は高さ 18 メート
ルあり、屋上に展望台が
ある。
まつぶし緑の丘公 観光・娯 町 の 北 部 に 位 置 す る 公
園
楽
園。里山、広場、水辺か
2
らなる原風景を創出
田園ホール・エロ 観光・娯 町制施行 20 周年を記念
ーラ
楽
して建設されたホール。
図書室、研修室とともに
3
中央公民館内にある。
アピールポイント
ターゲット層
町のキャラクター「マッ
プー」のモデルとなった
スペイン風風車と池があ
り、四季を通して散策を
楽しむことができる。
芝生広場と遊具、水辺の
散策コースがあり、親子
で楽しむことができる。
5 市 1 町、
及び 5 市 1
町以外の住
民
5 市 1 町、
及び 5 市 1
町以外の住
民
5 市 1 町、
及び 5 市 1
町以外の住
民
すばらしい音響効果で全
国から注目され、コンサ
ートはもちろん、レコー
ディングにも使用される
等、専門家からも高い評
価を受けている。
大川戸の大イチョ 自然環境 樹齢約 650 年、樹高 21m、県指定天然記念物に指定 5 市 1 町、
ウ
幹まわり 8.3m の巨大な されている。
及び 5 市 1
4
イチョウ
町以外の住
民
古利根川堤桜並木 自然環境 延長 1.5km に渡り、
役 150 「古利根川桜まつり」開 5 市 1 町、
本のソメイヨシノが見事 催中は、ちょうちんを点 及び 5 市 1
5
な花を咲かせる。
灯し、夜桜も楽しめる。 町以外の住
民
44
項目(取組、施設
分野
概要
アピールポイント
名、イベント名など)
まつぶし町民まつ 市町の取 10 月。フリーマーケット 松伏町最大のイベント!
り
組み
や模擬店、物産コーナー、
6
ステージ上ではダンスや
鼓笛隊、キャラクターシ
ョー等が行われる。
ミニまつぶし
市町の取 3 月。子供たちが楽しめ 子 供 た ち が 町 民 と な っ
組み
る、遊びのまち
て、仕事をして独自通貨
7
の給料を稼ぎ、その通貨
で食事やショッピングを
楽しむことができる。
松伏町推奨特産品 商工業
松伏町商工会が自信をも お土産や贈答品としてお
ってお勧めする厳選され 勧め。
8
た 19 の商品
サークルマップー 住 民 活 町内で定期的にサークル 様々な分野のサークルを
動・コミ 活動を行っている団体を 紹介しているため、これ
9
ュニティ 紹介
から何かを始めたい方に
活用していただきたい。
川のまるごと再生 その他
大落古利根川のかがり火 ウ ォ ー キ ン グ の 休 憩 場
プロジェクト
公園周辺に遊歩道や公園 所、カヌーの拠点として
10
等が整備予定
活用できる予定。
救急医療情報キッ 市町の取 かかりつけ医などの救急 高齢者等へ配布している
ト
組み
情報を筒状の容器に入れ ので、もしもの時に備え
て冷蔵庫に保管しておく ておくことができる。
11
ことで、救急隊が迅速な
救急活動に活かす。
ターゲット層
5 市 1 町、
及び 5 市 1
町以外の住
民
5 市 1 町、
及び 5 市 1
町以外の住
民(特に子
供)
5 市 1 町、
及び 5 市 1
町以外の住
民
5 市 1 町、
及び 5 市 1
町以外の住
民
5 市 1 町、
及び 5 市 1
町以外の住
民
5 市 1 町、
及び 5 市 1
町以外の住
民(高齢者
の親族が町
内にいるな
ど)
5 市 1 町、
及び 5 市 1
町以外の住
民
マップーメール
市町の取 松 伏 町 よ り 様 々 な 情 報 一 度 登 録 を 行 え ば 、 防
(松伏町メールマ 組み
を、登録されたメールア 災・防犯の情報や町のお
ガジン)
ドレスへ提供する。
知らせ等、様々な情報を
12
自分のメールアドレスに
受信し確認することがで
きる。必要な情報を選択
して受信できる。
Twitter
市町の取 Twitter を通し、松伏町 防災・防犯情報や町のお 5 市 1 町、
組み
より様々な情報を提供す 知らせを得ることができ 及び 5 市 1
13
る。
る。更新頻度が高い。
町以外の住
民
45
(3) 設問3:現在行なっている主な広報活動
現在、貴市町において実施している広報活動(広報誌、ホームページ、その他 ICT 施策、イベ
ント・キャンペーン等)についてご教示ください。
各活動の分野・目的・施策概要・体制等について、記入可能な範囲で、概略をご記入ください。
[草加市]
広報活動
広報誌
市町
ホームページ
狙い
市政情報やイベント
情報の伝達など。
市政情報やイベント
情報の伝達など。
概要
取扱コンテンツ例
毎号 8 頁(1 月 1 日
号は 12 頁)で、月
2 回発行。
トップページにあ
る
「観光・イベント」
「ビジネス」「市政
情報」
体制(庁内・委託
先の有無等)
市長室広報担当
で編集。
CMS(ウェブサイ
ト管理)は事業
者より借り上
げ。
[越谷市]
体制(庁内・委託
先の有無等)
市民の生活に必要な お知らせ版(毎月1 特集、各種お知らせ、市 各課より原稿を
情報のほか、市政の現 日発行)
民・団体等の取材記事、 受け取り、広報
状や方向性などの情 季刊版(年4回発 まちのわだいなど
広聴課で紙面を
広報誌
報を的確に提供し、市 行)
作成。印刷は委
民の行政への理解と
託
参加意識を高める。
インターネットを活 広報紙に掲載して くらし・手続き、事業者 各課でページを
用した情報取得をい いる情報やお知ら の方へ、観光・催し、市 作成。広報広聴
つでも、どこでも、誰 せ、
各種申請様式等 政・市民参加、施設案内 課は全体の管理
市町
もが可能とするため、 を掲載。また、イベ など
等を行う。
ホームページ ホームページによる ント情報などは随
的確・適宜・迅速かつ 時更新し、
最新の情
積極的な情報提供を 報を掲載
行う。
ホームページは利用 「越谷 city メー 災害・防犯・防災行政無 防犯、子育てな
者が自らアクセスし ル」を、6 カテゴリ 線、健康・医療、市政情 どは各課から直
て情報を得る必要が (うち 1 つは休止 報・お知らせ、イベント 接配信。その他
メール
あるのに対し、メール 中)に分け配信。メ 案内、子育てなど
の一般的なお知
マガジン
を用いて行政サイド ールの配信は随時
らせなどは各課
から積極的に情報提 行う
が広報広聴課に
供を行う。
依頼して配信
メールマガジンと同 市ホームページの
緊急等の場合を
様、行政サイドからの 更新情報を反映。
そ
除き、ホームペ
積極的な情報発信に のほか大規模災害
ージの更新内容
Twitter
よって市民等への情 など緊急時の情報
を反映
報の周知を図る。
伝達ツールなどと
して活用
広報活動
狙い
概要
46
取扱コンテンツ例
広報活動
狙い
市の新たな事業や地
域での取り組み、各種
イベントなどを、映像
報道機関
や関係者へのインタ
への情報
ビュー、リポーターに
提供
よる現地取材を交え
た番組を作成し、広く
市民に周知する。
体制(庁内・委託
先の有無等)
30 分番組を毎月制 市政ニュース、特集、ま 番組編集、特集
作。テレビ埼玉、J ちかどズームアップ(団 コーナーの撮影
CN関東(ケーブル 体等の紹介)など
等を委託
テレビ)で放映
概要
取扱コンテンツ例
概要
取扱コンテンツ例
[八潮市]
広報活動
狙い
市政に対する理解と 広報紙の編集・発行
関心を高め、市民との (月1回、
計12回
協働によるまちづく 発行)を行う。
りを進めるために必
要な情報の共有化を
図り、わかりやすい情
報の提供に努める。
広報誌
・八潮市の予算
・八潮市健康づくり行動
計画(改訂版)を策定
・八潮市夏季の節電対策
基本方針を策定
・エコオフィス取組状況
・生涯学習学校開放講座
・八潮市総合防災訓練
・市民レクリエーション
大会
・第21回やしお市民ま
つり
・平成24年度上半期財
政状況の公表
・所得税の還付申告会な
どのお知らせ
・町会・自治会の加入促
進
体制(庁内・委託
先の有無等)
委託先有り
行政情報・地域情報を ホームページの更 ・八潮市の紹介
委託先有り
広く市内外に提供し、 新及び維持管理(随 ・市政情報
利便性の向上を図る。 時)を行う。
・ビジネス情報
・行政組織別索引
市町
・よくある質問
ホームページ
・くらしの早引きガイド
・トピックス
・新着情報
・よく利用される情報
イベント、講習会、講 ポスター・チラシ等 ・イベント案内
委託先有り
座等の参加募集
を作成し、配布・掲
健康まつり
ポスター
示を行う。
スポーツイベント(駅
・チラシ等
伝・マラソン)
の配布
コンサート
書道展
47
広報活動
新聞に
掲載
ブース
出展
狙い
概要
取扱コンテンツ例
体制(庁内・委託
先の有無等)
・講座案内、募集
健康づくり(ウォーキ
ング、ラジオ体操)
歴史講座
施設利用講座
児童向け講座(ジョイ
スタ、夏休み宿題大作戦)
・市県民税、所得税申告
・保留地販売促進
・つくばエクスプレス利
用促進
・下水道の利用促進
・リサイクル品の販売
・各施設事業案内
イベント、講座等の参 報道機関へ情報提 ・イベント案内
無
加募集
供を行い、
新聞等へ
企画展示会
掲載を依頼する。 ・講座案内、募集
T シャツに絵楽(えが
く)講座
若手アーティスト新人
オーディション
鉄道の利用及び保留 イベント時に PR ブ ・鉄道(つくばエクスプ 市
地の販売促進
ースを設ける。
レス)の利用促進のため
の PR
・保留地販売促進の為の
PR
[三郷市]
広報活動
狙い
概要
取扱コンテンツ例
体制(庁内・委託
先の有無等)
市として市民に伝え 紙媒体で各課から 市政情報、イベント情報、印刷会社に委託
広報誌
たい内容を厳選して 投稿された記事を フォトニュース、人物紹
広報する
ピックアップして 介ほか
掲載
市政情報、イベント情報、庁内、11 月以降
市町
ホームページ
SNS
(Facebook)
Twitter
制度説明ほか
サーバをクラウ
ド化し外部委託
他の媒体を見ない層
イ ベ ン ト 告 知 や 事 後 報 庁内
に市の情報や取り組
告、市長動向などを写真
みを PR
付きで投稿
災害発生時に活用す
イベント情報や防災みさ 庁内
るため
との情報を発信
48
[吉川市]
広報活動
広報誌
市町
ホームページ
安全・安心
メールサ
ービス
職員採用
情報メー
ル配信
サービス
Twitter
狙い
概要
取扱コンテンツ例
市の施策、事業、サー A4版 20 頁(4 月号
ビス、施設、その他市 と 10 月号は 24 頁)
内の出来事や市に関 1色刷、28000 部発
する情報が得られる 行。
ようになる。
市ホームページを通 市ホームページを
じて、市の施策、計画、通じて、市の施策、
事業、サービ
計画、事業、サービ
スなどの情報が容易 スなどの情報を発
に得られるようにな 信する。
る。
防災行政用無線の放 事前に登録した方
送内容をより確実に へ防災行政用無線
防災・防犯に関すること
周知するため。
の内容をメールで
配信する。
採用情報等を定期的 試験日程や職場見
に配信することで、吉 学会の開催予定、
職
川市の認知度を高め、 場の状況などを配 同左
受験者数の確保を図 信する。
る。
市の新たな情報発信 地震や水害などの 吉川市では防災無線の放
手段の 1 つとして、ま 緊急・災害発生時 送内容をメール配信する
た、大規模災害発生時 に、
吉川市ホームペ 「安全・安心メールサー
などに想定される市 ージに掲載する防 ビス」を実施中。防災無
ホームページのサー 災情報を簡潔に発 線での放送内容以外の、
バー・ネットワークに 信する。
防災・防犯関連情報も配
障害が生じた際の、代
信しています。
替情報発信手段とし
て活用を行う。
体制(庁内・委託
先の有無等)
印刷製本契約有
機器リース契約
有、機器保守管
理契約有
システム利用契
約有
庁内
庁内
[松伏町]
広報活動
狙い
広報誌
主に町民に向けて町
政、施策、生活情報等
を情報発信する。
広く、様々な情報を発
信。
市町
広報誌ではできない
ホームページ
リアルタイムでの情
報提供と、SNS より豊
体制(庁内・委託
先の有無等)
毎月 1 回、
原稿:各担当課
13,000 部/月の発
編集:総務課・
町からのお知らせ、イベ
行
秘書広報担当
ント情報
印刷・配布:委
託
平成9年~
原稿:各担当課
管理:総務課・
秘書広報担当
委託無し
概要
49
取扱コンテンツ例
広報活動
狙い
概要
取扱コンテンツ例
体制(庁内・委託
先の有無等)
富な情報量が提供可
能。
携帯電話やパソコン 平成 24 年 6 月 1 日
原稿:各担当課
メール へ直接情報の提供が ~
防災・防犯情報、生活情 管理総務課・秘
マガジン できる。
登録無料
報、イベント情報 等
書広報担当
委託無し
閲覧者へ、松伏町での 平成 24 年 10 月 1
総務課・秘書広
SNS
出来事などを紹介し、 日~
生活情報、イベント情報、
報担当
(Facebook) 松伏町のファンを増
町の PR 情報 等
委託無し
やす。
防犯・防災の情報や、 平成 24 年 3 月 1 日
原稿:各担当課
イベントの情報など、 ~
防災・防犯情報、生活情 管理総務課・秘
Twitter
こまめな更新により
報、イベント情報 等
書広報担当
周知を行う。
委託無し
報道機関へ情報提供 各担当課の判断に 町政情報、イベント情報
報道機関
総務課・秘書広
を行うことにより、新 より、提供の有無が 等
への情報
報担当
聞等に掲載してもら 決定される。
提供
委託無し
い、広く周知する。
(4) 設問4:各市町の広報活動における主な課題
これまで貴市町における広報誌、ホームページやイベント等を通じた広報活動を実施する中で
の目下の課題等がありましたらご教示ください。
自治体名
草加市
越谷市
八潮市
三郷市
吉川市
松伏町
課
題
特になし。
【広報紙】広報紙の効果的な配布方法(コストをできるだけ抑えて、いかに多くの市民
に届けるか)
【ホームページ】ホームページの更新を各課で実施しているが、掲載量(掲載頻度)に
差がある。
(広報紙)人口・世帯数が増加している中で、新聞購読者数は減少傾向にあり、広報紙
が全世帯に行き渡っていない。
(ホームページ)ホームページの内容を更新し、随時、情報を提供していくことが必要
である。
広報紙の記事にメリハリをつける。ホームページのコンテンツ強化。
広報紙においては、全戸配布率が下がりつつある。市ホームページにおいては、不要ま
たは鮮度の低い情報などの精査、サイト構造の見直しにより一層の利用しやすさを追求
すること、また、アクセシビリティの向上を図り JIS 規格へ準拠させることが課題であ
る。
広報誌:いかに読む人にとってわかりやすい文章、内容になっているか。
ホームページ:いかに見る人が探したい情報にたどり着きやすいか。(見やすさ、使い
やすさ)
50
(5) 設問5:ICT施策に対する期待、不安等
今回活用を検討している ICT 施策に対する期待や不安等ありましたら、ご記入ください。
自治体名
草加市
越谷市
八潮市
三郷市
吉川市
松伏町
メールマガジン
SNS(Facebook)
Twitter
人員や費用の点で定期的な 同じトピックは市のホームペ ツイッターそのものが市政
発 行 が 難 し い と 思 料 さ れ ージにも掲出されるため、内 情報発信に適しているか否
る。
容の重複が懸念される。
かの議論が必要かと思料さ
れる。
・業務量の増加
・業務量の増加
・業務量の増加
・市で実施している同事業
・市で実施している同事業
と差別化できない
と差別化できない
・個人情報を扱うこと。(や ・扱う情報量の大きさと多種 ・原則として、レスポンスは
しお生涯楽習館)
多様さに加え、活性化させる 行わない旨を明記したとし
・人気事業ではキャンセル ための仕掛けづくりを考える ても、SNS を使用する以上、
待ちなどが今まで以上と予 と事務量及び運営主体に求め 対応に追われるのではない
想される。
(八潮メセナ) られる人的役割が多い。
(やし か。(やしお生涯楽習館)
・登録者の利用拡大をどの お生涯楽習館)
・誤情報などで利用者に迷
ように進めるべきか。また、・個人情報の面が気にかかる。惑をかける場合などが考え
インターネットを利用しな (八潮メセナ)
られる。(八潮メセナ)
い人への対応をどのように ・書き込みを誤ると個人情報 ・誹謗中傷に対する対応(商
すればよいか。(商工観光 の流出の恐れがある。
(商工観 工観光課)
課)
光課)
・問い合わせがあった場合、回
答にはスピードを要するが、
対応が取れるか不安である。
(商工観光課)
・一定量のテキストが必要 ・人物写真を使用する際は、 ・誤った情報を発信してし
なこと。
本人確認をするか、顔がわか まった場合もすぐに拡散し
・登録をしてもらう必要が りにくい写真を使い、プライ てしまう。
あるため、他の周知の方法 バシーに十分配慮しなければ
を考えなくてはならない。 ならない
SNS の普及により、メール手 発信する情報について組織と
段による情報受信のニーズ しての一体性をどのように保
が低下することが懸念され つか、また、成り済ましや誹
る。
謗中傷などの迷惑行為への対
応をどのようにしていくかと
いった課題があるのではない
かと考えている。
なし
なし
なし
51
2.
「ICTを活用した広報施策検討に関する調査」への各市町の回答
(1) 設問1:情報発信内容
「パターン2(地域住民向け5市1町独自コンテンツ)」や「パターン3(地域住民向け5市
1町既存コンテンツ)
」において、この活用案を詳細深堀りするにあたり、追加的なアイデアや
留意事項・問題点等ありましたら、ご意見をお聞かせ下さい。
お祭り・イベント関係 ゆるキャラ
(地域情報)
(ご当地キャラ)
草加市
SNS
現在 SNS の本格的な導
同左
(Facebook) 入の予定はない。
現在 Twitter の本格的
Twitter
同左
な導入の予定はない。
草加市では現在メール
メール
マガジンの本格的な導 同左
マガジン
入の予定はない。
まず広報担当者が AR
アプリそのものについ
ての知識を習熟する必
スマートフォン
要がある。導入自体も、同左
向けアプリ
その是非についての議
論等が必要と思料され
る。
越谷市
SNS
自治体名 ICT施策
グルメ
防災
同左
同左
同左
同左
同左
同左
同左
同左
(Facebook)
案の「住民からの問合せ
対応」は難しいのでは。
Twitter
八潮市
メール
マガジン
スマートフォン
向けアプリ
SNS
(Facebook)
Twitter
メール
マガジン
スマートフォン
向けアプリ
三郷市
写真を投稿
すれば食べ
物のおいし
さを伝える
目的には効
果的
事前告知などで活用す
SNS
ると写真イメージも合
(Facebook)
わせて伝えられる
Twitter
イベントの当日に投稿 出没場所か
するなどするとライブ ら投稿する
52
拡散性に優れており、
Twitter と連動するなど
しやすいので、災害時利
用に向いている
即時性・拡散性に優れて
いる。災害時にフォロワ
自治体名 ICT施策
メール
マガジン
スマートフォン
向けアプリ
吉川市
SNS
(Facebook)
Twitter
メール
マガジン
お祭り・イベント関係 ゆるキャラ
グルメ
防災
(地域情報)
(ご当地キャラ)
感があってよい
などすると
ーが増加する傾向にあ
ライブ感が
り、注目度が高く、防災
あってよい
に活用しやすい
一か月分などまとめて
作成に時間を要するた
情報発信をするには向
め、即時性を要する防災
いている
関係の周知には不向き
話題づくりには有効か
と見られるが、スマー
作成に費用と時間を要す
トフォンからの利用に
るので向かない
限定されるため、アク
セシビリティが低い
ジャンルに関わらず、アカウントは各市町で持ち、他市町の状況について情
それに合わせて1つ東南部事務局でもアカウント 報を得られる点は魅力的
を作成し、各市町で発信した情報を取りまとめる だが、情報が氾濫する可
形で提供する。
能性もある。
例)A 市の投稿
↓
SNS(Facebook)に対する意見と同様。
B 市の投稿
↓
B 市の投稿
↓
C 市の投稿
このような場合に、投稿
の間隔が短いと、どこの
市の情報か分かりづらい
可能性がある。
スマートフォン
向けアプリ
松伏町
・更新頻度
の調整によ
(Facebook) ・広く参加できるもの
(大きめのイベント)
る記事のス
Twitter ・自市町の美しい景色 ・出没情報や トック(特
メール 等の写真(自慢の景色)自市町のH 産品の紹介
マガジン ⇒イベント・観光につ P等ではで 等)
なげる
きない共演 ・「ぱど」、
・電車、バス路線の情 など
「東武よみ
スマートフォン 報(5市1町にまたが
うり」など
向けアプリ るため)
地域情報誌
等とコラボ
SNS
53
(2) 設問2:運用体制
③発信作業(投稿・
①具体的な発信
②発信コンテンツの作成 メール配信等)
④住民等からの
# テーマや5市1町
※SNS/メールマガジン
※Twitter の場合
問合せ対応窓口
共同企画の検討
は、作文含む
事務局主体
部会で定期的に検討
1
事務局
各市町
の回答
草加市
越谷市
八潮市
三郷市
事務局・5市1町
吉川市
(広報担当)が担当
松伏町
事務局
事務局主体
5市1町(広報担当/原課
2 部会で定期的に検
事務局
職員)が順番に担当
討
5市1町(広報担当
5市1町(広報担当/原課
5市1町(広報担
3
/原課職員)が順番
職員)が順番に担当
当)が担当
に担当
(3) 設問3:検討の方向性
「(1) 情報発信内容」や「(2) 運用体制」を踏まえ、今後の調査研究の方向性について、貴市
町のご意見をお聞かせください。
自治体名
ご意見
草加市
運用体制は、各市町での発信コンテンツ等の整備がある程度整ってから発足させるべき
で、拙速は避けるべきだ。草加市においては現在の市公式ホームページでの発信で原則
対応できており、フェイスブックやツイッター等の導入を求める声も一部にはあるが、
大きなものとなるには至っておらず、担当する人員等の問題についても議論が必要であ
る。今回の議論が強制力を持って、各自治体が横並びで導入しなければならなくなるよ
うな事態は避けてもらいたい。運用体制の発足は、各自治体の態勢がある程度整うのを
待つべきである。
いずれの手法を採用するとしても、情報収集・取材・情報発信の一連の業務量は相当に
大きく、専任の職員(または委託)が必要になってくるのではないか。
まずは運用体制について、部会として方向性を提案し、そこが固まった段階で実現可能
な情報発信の手法を模索していくのはどうか。
情報発信に関連する担当部署にも情報発信の内容などの共通認識を持ってもらうことが
必要である。
また、広報の担当部署を通して広報紙やホームページに掲載しているイベント情報等を
発信するのであれば、各市町の事務の負担や費用対効果を考慮することが重要であると
考える。
情報発信内容については、ニーズと事務量のバランスを考えると、新しいものを作成す
るのではなく、各市町で発信している SNS やホームページの内容から、イベント情報な
ど近隣自治体のかたにも周知したい内容や、災害情報など近隣自治体にも関係ある内容
などを拾って、実験的に 5 市 1 町の媒体で紹介するのがよいのではないかと思います。
運用体制については、発信のコンテンツを各自治体で作り、発信作業は事務局で行うの
がよいかと考えています。5 市 1 町で各市SNSなどの Facebook のシェア機能や Twitter
のリツイート機能などを使用すれば、事務量を格段に減らせると同時に、拡散性の高い
広報活動を実践できるのではないでしょうか。
・目的がはっきりしていないため、今一度検討してみてはどうでしょうか。
越谷市
八潮市
三郷市
吉川市
54
松伏町
・フェイスブック、ツイッターともに、三郷市、松伏町が既に利用しているため、1度
簡単なお話はありましたが、情報発信体制など、運用のポイントについて共有できれば、
5市1町に還元することができるのではないでしょうか。
・フェイスブックやツイッター、メールマガジンといった手段が、5市1町で1つのも
のを共有することに適した手段であるのか検討するべきだと思います。情報発信手段と
して、適不適の議論はされていますが、複数自治体が関わり管理することに対する適不
適については、まだ議論がなされていないのではと思います。
発信ツール、発信内容、発信頻度、運営体制についての具体的な内容
作業の負担、費用の負担等できる範囲についての検討
費用対効果についての検討
55
ICT を活用した広報活動等に関する調査報告書
平成26年3月
埼玉県東南部都市連絡調整会議
事務局:越谷市企画部企画課
[住所]埼玉県越谷市越ヶ谷四丁目2番1号
[電話]048-963-9112(直通)
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