Comments
Description
Transcript
ソ バ ( 蕎 麦 ) の 話
常陸太田「梨(日本なし) 」の話 常 陸 太 田 市 は ,観 光 果 樹 園 が 盛 ん に 行 わ れ て お り ,巨 峰 ぶ ど う に 並 び 梨 の 生 産 が盛んに行われています。梨の生産は,市の南部の平地を中心に点在しており、 市 場 流 通 に 向 け て 早 採 り し て 出 荷 す る こ と は 少 な く ,完 熟 す る ま で 木 に 実 ら せ た も の を 収 穫 し て 販 売 す る 観 光 果 樹 が 中 心 で ,一 番 美 味 し い と き の 甘 く て 完 熟 し た 梨を味わうことができます。 名 : Pyrus pyrifolia (Burman f. 1768) Pyrus serotina Rehder 1915 英 名 : Nashi Pear, Sand Pear 等 和 名:梨(和梨,日本梨) 分 類:バラ科ナシ属 概 要:日本梨は、中国を原産とし中国や朝鮮半島,日 本の中部地方以南に自生する野生種ヤマナシ ( ニホンヤマナシ,P. pyrifolia var. pyrifolia )を 基 本 種とする栽培品種群 主産地:千葉県,茨城県,鳥取県 学 梨の歴史 梨 は ,栽 培 さ れ て い た 果 物 の 中 で は 歴 史 が 古 く ,日 本 で 食 べ ら れ 始 め た の は 弥 生 時 代 頃 と い わ れ て い ま す 。文 献 で は 日 本 書 紀 に 栽 培 を 奨 励 す る 記 述 が 残 っ て お り ,江 戸 時 代 に は 品 種 も 増 加 し て い ま す 。明 治 時 代 に は ,二 十 世 紀 や 長 十 郎 が 発 見 さ れ ,梨 の 代 表 格 と し て 生 産 さ れ る よ う に な り ,そ の 後 ,現 在 の よ う な 甘 み が 強く果肉のやわらかい梨が品種改良により登場するようになります。 茨城県の梨栽培の始まりは徳川時代末期 ( 1860 年 こ ろ ) か ら 明 治 の 初 め こ ろ だ と 言 わ れ ≪位置図≫ ており,各産地の中で独自に発展し,大正時代中 期にかけて現在のような産地が形成されてきまし 福島県 た。なかでも,真壁郡関城町(現筑西市)野「関 本 な し 」,新 治 郡 千 代 田 町( 現 か す み が う ら 市 )の 「 土 田 な し 」,常 陸 太 田 市 の「 太 田 な し 」が 知 ら れ 常陸太田市 ていたそうです。 栃木県 常 陸 太 田 市 の 梨 の 樹 は 、約 130 年 前 の 明 治 10 太平洋 年頃に県下に先駆けて植えられました。たび重な 茨城県 る 久 慈 川 の 氾 濫 に も 耐 え 、先 人 た ち が 技 術 を 磨 き 、 仲間と協力し、現在のJA茨城みずほ常陸太田梨 部 会 ( 部 会 員 43 名 ) へ と 引 き 継 が れ て い ま す 。 千葉県 磯 部 田 ん ぼ の 3 な し 看 板 国 道 349 号 線 沿 い ( 市 内 磯 部 町 ) 常陸太田市では昔から梨の栽培が盛んであったた め 、国 道 沿 い に 、梨 を 模 っ た「 事 故 な し 」 「ゴミなし」 「 空 カ ン な し 」と 書 か れ た 標 語 が 掲 げ ら れ て い ま す 。 - 1 - 茨城県の梨の特徴 茨城県内の梨は、 「幸水」 「豊水」 「新高」 「 あ き づ き 」な ど 、実 に 袋 を か け ず に 栽 培 す る 無 袋 栽 培 で 、陽 の 光 を た っ ぷ り 浴 び た 甘 い 梨 が で き ま す 。県 内 で は 、旬 の 梨 を 消 費 者 に 直 接 味 わ っ て も ら お う と 、も ぎ 取 り 販 売 や 直 売 や 宅 配 を し て い る 地 域 も あ り ま す 。さ ら に 近 年 で は 、冬 で も 梨 が 食 べ ら れ る よ う 研 究 が 進 み 、豊 水 を 3~ 4 か 月 貯 蔵 す る 技 術 が 開 発 さ れ て お り 、真 冬 に 豊 水( 貯 蔵 梨 )を 出 荷 す る ことにも成功しています。 茨城県の梨は、栽培面積、収穫量、粗生産額いずれにおいても全国2位の地 位 に あ り 、北 海 道 か ら 関 西 圏 に も 出 荷 さ れ て い ま す 。J A 茨 城 み ず ほ 常 陸 太 田 梨 部 会 を 含 め 、県 内 の 梨 生 産 組 織・梨 生 産 者 を ま と め る の が 、昭 和 31 年 3 月 に 発 足 し た「 茨 城 梨 組 合 連 合 会( 昭 和 5 4 年 に 現 在 の 茨 城 県 梨 組 合 連 合 会 に 改 称 )」で 、2 6 組 合 1,050 名( 平 成 21 年 2 月 現 在 )の 会 員 と な り 、そ の 活 動 は 、品 質 の 向 上 や 安 全 性 の 確 保 な ど 生 産 に 関 わ る 研 究 活 動 は も ち ろ ん 、梨 の 消 費 拡 大 を 目 指 す PRも 行 っ て い ま す 。 常陸太田市の梨の品種 市 内 の 梨 の 栽 培 は ,栽 培 面 積 2 3 ㌶ ,収 穫 量 381 ㌧ で ,幸 水 と 豊 水 を 合 わ せ る と 全 体 の 9 割 以 上 を 占 め て い ま す 。幸 水 は 8 月 中 旬 か ら 下 旬 頃 に ,豊 水 は 9 月 上 中 旬 か ら 下 旬 頃 に 収 穫 の ピ ー ク を 向 か え ,品 種 に よ っ て 違 っ た 味 を 楽 し め る の も魅力です。 一 部 の 観 光 果 樹 園 で は ,幸 水 や 豊 水 を 主 と し て ,新 品 種 の「 あ き づ き 」の 栽 培 が 始 ま る ほ か 「 筑 水 」「 秀 玉 」「 南 水 」「 二 十 世 紀 」 な ど 様 々 な 品 種 を 栽 培 し て , 観光客からも好評を得ています。 8月中旬~下旬頃 幸水(こうすい) ◆収穫時期 ◆栽培面積 10 ㌶ ◆収 穫 量 153 ㌧ ◆品種特徴 菊 水 ×早 生 幸 蔵 。早 生 種 の 中 で も 特 に 収 穫 時 期 が 早 い 。酸 味 は 少 な く 糖 度 が 高 い 。果 肉 は 柔 ら かく果汁も多い。 豊水(ほうすい) ◆収穫時期 9月上中旬~下旬頃 ◆栽培面積 11 ㌶ ◆収 穫 量 193 ㌧ ◆品種特徴 幸 水 ×イ -33 。 糖 度 が 高 い が 、ほ ど よ く 酸 味 も ある濃厚な味が特徴。幸水よりやや大きめで、 果汁が多い。日持ちも幸水よりは長い。 栽 培 面 積 及 び 収 穫 量 は 農 林 水 産 統 計 年 報 ( H 18) 参考≪梨の系統図≫ 太白 菊水 二十世紀 幸水 早生幸蔵 豊水 石井早生 イ-33 二十世紀 :種子親(母親) :花粉親(父親) - 2 - 育成中の新品種に期待 栃 木 県 の 「 に っ こ り 」・ 埼 玉 県 の 「 彩 玉 」 な ど 、 主 要 産 地 で は 県 独 自 の オ リ ジ ナ ル 品 種 が 続 々 と 開 発 さ れ て き て い ま す 。茨 城 県 に お い て も 、産 地 の 育 成 や 地 域 ブ ラ ン ド と し て 期 待 を 寄 せ て い る の が 、茨 城 県 農 業 総 合 セ ン タ ー で 育 成 し て い る 「ひ た ち 1 号 」と 「 ひ た ち 2 号 」 と い う 品 種 で す 。 現 在 、 県 内 の 梨 産 地 で 現 地 適 応性試験を実施しており、常陸太田市内の梨園でも現地試験を実施しています。 今 後 、品 種 登 録 を 完 了 し 、普 及・商 品 化 す る ま で に は ま だ 数 年 か か り ま す が 、生 産 者 か ら は 、こ の 新 品 種 が 梨 生 産 活 性 化 の 大 き な 力 に な る こ と に 期 待 を 寄 せ て い ます。 <ひたち1号> <ひたち2号> ひ た ち 1 号・ひ た ち 2 号 と いう名称は育成番号であ り、品種登録をすると新し い品種名がつけられますの で、一般に出回る時には、 異なる名称となります。 写真撮影場所:茨城県農業総合センター園芸研究所 梨ができるまで 4月 生 育 過 程 栽 培 管 理 肥 培 5月 6月 新 開 萌 梢 花 芽 成 結 期 長 実 期 摘 ら い 7月 花 芽 分 化 期 摘果 (予備摘果→仕上げ摘 果→補正摘果) 人工 受粉 8月 収 穫 期 9月 樹 体 養 分 蓄 積 期 10月 11月 12月 1月 2月 3月 萌 芽 期 落 休 葉 眠 期 期 収穫 幸水→豊水 整枝せん定 新梢管理 追肥 追肥 礼肥 土づくり 元肥 除草 梨 つ く り の ス タ ー ト は 収 穫 後 か ら 始 ま り ま す が 、実 際 に は 結 実 し て い る 果 実 の 管 理 を し な が ら 、一 方 で は 来 年 の た め の 管 理 を す る 必 要 が あ り ま す 。果 実 生 産 に も っ と も 役 立 つ 生 育 初 期 の 葉 は 貯 蔵 養 分 で つ く ら れ る た め 、前 年 か ら 良 い 葉 芽 づ くり、良い花芽づくりをするためにも、毎年の樹の管理が大変重要です。 上 記 の ス ケ ジ ュ ー ル は 一 定 程 度 成 長 し た 梨 (幸 水 ・豊 水 )の 過 程 で す の で 、 実 際 には苗木を植えてから最初に実をつけられるようになるまで、少なくても 3 年 は か か り ま す 。苗 木 か ら 幼 木 期 、若 木 期 、成 木 期 、老 木 期 へ と 樹 齢 に よ っ て も 異 なる管理が必要となります。 梨 の 栽 培 が 盛 ん な ど ん な 産 地 で も 、家 庭 栽 培 で 梨 を 作 る 人 は ほ と ん ど い ま せ ん 。 そ れ ほ ど 梨 の 栽 培 は 難 し く 、技 術 と 経 験 を 必 要 と す る 作 物 と い え る で し ょ う 。高 度 な 技 術 や 情 報 を 習 得 し 、お い し い 梨 を 生 産 す る た め 、梨 生 産 者 が 集 ま り 研 修 会 な ど も 開 催 さ れ ま す 。市 内 の 梨 生 産 者 は 数 十 年 梨 づ く り を し て い る ベ テ ラ ン が ほ とんどですが、おいしい梨づくりを目指して技術の研鑽に励んでいます。 - 3 - 棚仕立てによる栽培 梨 の 栽 培 は 、棚 仕 立 て に よ る 栽 培 方 法 が 一 般 的 で す 。針 金 な ど で 平 棚 を 作 っ た と こ ろ に 枝 を 一 本 一 本 結 び 、頭 の 高 さ く ら い に 誘 引 し て バ ラ ン ス よ く 梨 の 樹 を 整 え ま す 。棚 仕 立 て の 梨 の 栽 培 は 、少 な くても200年前には始まっていた といわれています。 陽 の 光 を 均 一 に 浴 び て 育 ち 、果 実 の 大 き さ や 品 質 が 揃 え や す い ほ か 、手 が 届 く 高 さ の た め 、受 粉 や 収 穫 な ど の 作 業 も 効 率 的 に 行 な え ま す 。ま た 、梨 の 収穫時期は台風が頻繁に発生する時 期 と 重 な り ま す が 、棚 で 枝 を 支 え る こ と に よ り 、風 で 枝 が 揺 れ て 果 実 が 落 下 するのを防ぐ効果もあります。 梨の花~受粉 梨 は 、と て も き れ い な 白 い 花 が 咲 き ま す 。3 月 に 新 芽 が 伸 び 、4 月 に 一 斉 に 花 を 咲 か せ ま す 。品 種 や 気 候 に よ り 多 少 前 後 し ま す が 、梨 農 家 の 皆 さ ん は 、花 が 開 花 す る と 受 粉 作 業 に 入 り ま す 。受 粉 作 業 を 効 率 的 に 行 な う た め に は 開 花 期 を 予 測 しておくことが必要です。 梨は自家不結実性の果樹で、同一品種の受粉ではな く、異品種の花粉を受粉させます。そのため、一つの 梨畑には親和性のある異なる品種の受粉樹が混植し てあります。例えば、幸水の花に、長十郎や松島など の花粉が多い品種の花の蕾から花粉を採取して、ボン テンという綿毛のようなものや小筆を使って、一つ一 つ受粉していきます。ミツバチなど自然交配でも受粉 しますが、受粉樹を多く混色しなければ、うまく受粉 で き ま せ ん 。受 粉 作 業 は 、園 内 の 状 況 を 見 回 り な が ら 、 花の開花にあわせて2~3回にわけて受粉していき 受粉作業 ます。 JA茨城みずほ常陸太田梨部会の概要 部 会 長:萩谷輝夫 部 会 員 数 : 43 名 栽 培 面 積 : 1,261a 販売方法:直売や宅配が中心、県内市場への出荷 事 務 局:茨城みずほ農業協同組合(常陸太田梨部会事務局) 〒 313-0116 茨 城 県 常 陸 太 田 市 大 方 町 1701 番 地 TEL 0294-70-3488/ FAX 0294-76-2224 - 4 - 梨の成分と効能 梨 の 成 分 の 約 9 割 が 水 分 で す 。そ の た め 、水 冷 機 能 に す ぐ れ 、発 熱 性 疾 患 の 回 復や予防・熱射病の予防に効果があるといわれています。主な成分は、糖質で、 シ ョ 糖 が 多 く 、爽 や か な 甘 み が あ り ま す 。ま た 、果 肉 に は 、石 細 胞( 果 肉 の シ ャ リ シ ャ リ 感 の 原 因 )と い う 繊 維 が 含 ま れ て い て 、こ れ が 腸 壁 を 刺 激 し 、便 を や わ ら か く す る 糖 ア ル コ ー ル の 一 種「 ソ ル ビ ト ー ル 」を 含 ん で い る の で 便 秘 予 防 に 効 果 が あ り ま す 。ま た 、カ リ ウ ム は 高 血 圧 予 防 に 効 果 が あ り 、梨 に 含 ま れ る ア ミ ノ 酸 の 一 種 の「 ア ス パ ラ ギ ン 酸 」は 利 尿 作 用 に 有 効 で す 。東 洋 医 学 で は 梨 の 絞 り 汁 が咳止めに効果があるともいわれています。 ≪日本なし 可食部100g当たりの成分≫ エネルギー kcal 43 (ビタミンA) レチノール μg 0 水分 g 88 (ビタミンA) カロテン μg 0 たんぱく質 g 0.3 (ビタミンA) レチノール相当量 μg 0 脂質 g 0.1 D μg 0 11.3 E mg 0.1 0.3 K μg 炭水化物 g 灰分 g ナトリウム mg カリウム mg 0 140 カルシウム mg 2 マグネシウム mg 無機質 リン mg B2 mg ナイアシン mg 5 B6 mg 11 B12 μg 0 葉酸 μg 鉄 mg 亜鉛 mg ビタミン B1 mg 0.1 パントテン酸 0 0.02 0 0.2 0.02 0 6 0.14 銅 mg 0.06 C mg 3 マンガン mg 0.04 飽和 g ― 一価不飽和 g ― 多価不飽和 g ― ※文部科学省:五訂増補日本食品標準 脂肪酸 成分表より抜粋 コレステロール mg 食物繊維 0 水溶性 g 0.2 不溶性 g 0.7 総量 g 0.9 食塩相当量 g 廃棄率 % 0 15 「 甘 い 果 物 は 糖 分 が 含 ま れ て い る か ら 、食 べ る と 太 る 」と い う 印 象 を 持 つ 方 が い ま す が 、食 べ 過 ぎ な い 限 り 果 物 で 太 る こ と は あ り ま せ ん 。果 物 の 成 分 の 多 く が 水 分 で あ り 、エ ネ ル ギ ー 量 の 多 い 脂 質 を ほ と ん ど 含 ん で い ま せ ん 。エ ネ ル ギ ー が 低 い わ り に 食 べ て も 満 足 感 が 得 ら れ る の で 、ダ イ エ ッ ト に は 効 果 的 と い え ま す 。さ ら に 果 物 に は 、ビ タ ミ ン・ミ ネ ラ ル・食 物 繊 維 な ど 身 体 に よ い 成 分 が 多 く 含 ま れ ているので、とても美容と健康に良いといえます。 梨の保存方法 水 分 が 蒸 発 し て カ サ カ サ に な る の を 防 ぐ た め 、ビ ニ ー ル 袋 に 入 れ て 冷 蔵 庫 の 野 菜 室 で 保 存 し ま す 。新 鮮 で 保 存 状 態 が よ け れ ば 7~ 1 0 日 程 は 日 持 ち し ま す 。品 種 に よ っ て 若 干 日 持 ち が 異 な り ま す が 、日 本 の 梨 は 基 本 的 に 追 熟 し な い の で な る べく早く食べましょう。 ◇◆◇果物と冷蔵庫◇◆◇ 果 物 は 、収 穫 後 は 栄 養 分 の 補 充 が な い の で 、蓄 え ら れ た 糖 や 酸 は 呼 吸 に よ っ て 消 費 さ れ て し ま い ま す 。冷 蔵 庫 は こ の 消 費 を 抑 え て く れ ま す 。た だ 冷 蔵 庫 内 は 乾 燥しやすいため、最近は保湿庫などが完備されたものが登場しています。リン ゴ・ミ カ ン・柿・梨 な ど は 低 温 に す る と 蒸 散 が 少 な く な り ま す 。ブ ド ウ・イ チ ゴ な ど は 低 温 で も 蒸 散 し て し ま い ま す 。更 に 低 温 に 強 い も の と 弱 い も の が あ り ま す 。 ア ボ カ ド・バ ナ ナ・パ イ ナ ッ プ ル・メ ロ ン 等 は 低 温 障 害 が お こ り や す く 、リ ン ゴ・ 梨などは低温障害がおこりにくい果物です。 - 5 - 統計資料 【常陸太田市の梨の品種構成(H18)】 二十世紀 栽培面積 収穫量 1 ha 15 t 幸 水 豊 水 10 ha 11 ha 153 t 新 高 その他 0 ha 193 t 3t 1 ha 17 t 【常陸太田市における梨収穫量品種構成(H18)】 合計 その他 17t 4% 23 ha 381 t {資料:茨城農林水産統計年報} 新 高 3t 1% 豊 水 193t 51% 二十世紀 15t 4% 幸 水 153t 40% 【日本なしの主要産地及び主要品種の収穫量・シェア】 茨 城 県 の 日 本 な し の 収 穫 量 は 、千 葉 県 に 次 い で 全 国 第 2 位 の 産 地 で あ り ,赤 梨 と い わ れ る 幸 水・豊 水 が 主 に 栽 培 さ れ て お り ,豊 水 の 全 国 シ ェ ア( 収 穫 量 )で は 全 国 第 1 位 を 誇 り ,主 要 産 地 と し て 歴 史 も 古 く ,そ の 多 く が 首 都 圏 に 向 け て 出 荷 されています。 日本なし合計 幸水 豊水 二十世紀 新高 収穫量 シェア 収穫量 シェア 収穫量 シェア 収穫量 シェア 収穫量 シェア 全国合計 290,900 t 98,300 t 87,300 t 39,000 t 32,300 t 千葉県 34,900 t 12% 14,500 t 15% 12,300 t 14% 217 t 1% 6,000 t 19% 茨城県 29,200 t 10% 12,600 t 13% 12,600 t 14% 15 t 0% 3,000 t 9% 鳥取県 23,400 t 8% 778 t 1% 1,480 t 2% 18,400 t 47% 360 t 1% 福島県 22,300 t 8% 9,000 t 9% 8,390 t 10% 2,620 t 7% 1,220 t 4% 長野県 19,400 t 7% 5,410 t 6% 4,500 t 5% 4,970 t 13% 201 t 1% 栃木県 19,200 t 7% 7,270 t 7% 8,710 t 10% 2t 0% 1,380 t 4% 新潟県 15,500 t 5% 3,370 t 3% 2,480 t 3% 2,290 t 6% 3,130 t 10% 埼玉県 11,900 t 4% 6,600 t 7% 3,620 t 4% 2t 0% 1,180 t 4% 熊本県 11,200 t 4% 2,600 t 3% 3,380 t 4% 227 t 1% 3,840 t 12% 福岡県 10,300 t 4% 4,970 t 5% 3,570 t 4% 303 t 1% 818 t 3% 日本なしの主要産地(2006) 全国の日本なしの品種構成(2006年) 千葉県 34,900t 12% 鳥取県 23,400t 8% 福岡県 10,300t 4% 熊本県 11,200t 埼玉県 4% 11,900t 4% その他 34,000 t 12% 茨城県 2 9 ,2 0 0 t 10% その他 93,600t 31% 福島県 22,300t 8% 新潟県 栃木県 15,500t 19,200t 5% 7% 長野県 19,400t 7% 幸水 98,300 t 34% 新高 32,300 t 11% 二十世紀 39,000 t 13% 豊水 87,300 t 30% ※統計数値は農林水産省統計情報 - 6 - - 7 -