（仮称）神戸市北野1丁目介護付有料老人ホーム新築工事（PDF形式

（仮称）神戸市北野１丁目介護付有料老人ホーム新築工事
計画の概要
１ 景観影響建築行為予定者の氏名及び住所
三井住友ファイナンス＆リース株式会社 代表取締役社長 川村 嘉則
東京都千代田区丸の内１丁目３番２号
２ 設計者の氏名及び住所
大和ハウス工業株式会社 西日本中高層一級建築士事務所 圓野 謙治
大阪市北区梅田３丁目３番５号
３ 計画名称
（仮称）神戸市北野１丁目介護付有料老人ホーム新築工事
４ 景観影響建築行為の概要
(1) 所在及び地番 神戸市中央区北野町１丁目２番６，２番７
(2) 敷地面積
約1,816.57平方メートル
(3) 建築面積
約669.07平方メートル
(4) 延べ面積
約2,543.83平方メートル
(5) 高さ
約12.97メートル
(6) 構造
鉄骨造
(7) 階数
地上４階
(8) 建物用途
老人ホーム
完成予想図
協議の経過及び内容（計画段階）
１．計画段階デザイン協議の申出年月日
平成 28 年 10 月４日
２．景観アドバイザー専門部会の開催年月日
平成 28 年 10 月 14 日
３．良好な景観の形成に関する意見を神戸市長から通知した年月日及び内容
平成 28 年 10 月 21 日
①
配置計画にあたっては、北側の通りに面して外壁の位置を下げる等空間の確保に努
め、積極的な緑化を図ってください。また、北側立面について、住まいの賑わいが感じ
られるよう、玄関ホールやカフェコーナーを設ける等、開口部が多くとれるプランを検
討してください。
②
外壁の色彩については、緑が映えるよう明度を下げ、サイン計画についても、緑に調
和するよう配慮してください。
③
夜間景観については、北側の通りに面した部分は、庭園灯・ブラケット照明を設置す
る等、周辺に配慮したものとしてください。また、色温度については、温かみのある電
球色となるよう検討してください。
４．神戸市長からの意見に対する景観影響建築行為予定者からの回答年月日及び内容
平成 28 年 10 月 28 日
①
配置計画にあたっては、北側の通りに面している外壁を南側に 500mm 移動し、空間の
確保に努めます。
（敷地の南側には兵庫県施工擁壁のアースアンカーが導入されており、
敷地の安全性も考慮しています。
）空間の確保を考えて、北側の通りに面した部分の植
栽を極力中木・高木の植栽を（オリーブ）を植えることで奥行き感を考えます。また、
北側立面については賑わいを演出する為に、開口部を多く設置します。
②
外壁の色彩は、10YR7/2 を基調にし、上述のオリーブの木など緑が映える様に計画し
ます。また、サイン計画は、緑に調和するように配慮します。
③
夜間の景観について、道路面には庭園灯・ブラケット照明などを適宜設置、電球色で
温かみのある計画とします。また、建物内の照明を極力電球色で計画します。
（高齢者
の顔色など安全確認が必要な部屋は除きます。
）
協議の経過及び内容（設計段階）
１．設計段階デザイン協議の申出年月日
平成 28 年 11 月７日
２．設計段階デザイン協議の申出があった旨の公告年月日
平成 28 年 11 月 18 日
３．設計段階デザイン協議の申出に係る書面等の縦覧期間及び場所
平成 28 年 11 月 18 日から同年 12 月１日まで
神戸市住宅都市局計画部まちのデザイン課 窓口
４．景観形成市民団体へ説明した日時及び場所
平成 28 年 11 月 16 日 19 時から 浄福寺
５．景観形成市民団体への説明結果の提出年月日及び主な内容
平成 28 年 11 月 18 日
・屋根面に人工芝等を設置してほしい。眺望の観点から、緑に配慮して下さい。
→屋根防水の色を緑等で対応を考えます。
・防水だけでは、汚れ等汚くなるので人工芝等で目立たない工夫をして下さい。
→屋根は通常入れないようになっていますが、落ち葉の目詰まり等のメンテナンスでは上
がれるようになっていますので、必要なメンテナンスは行います。
・建物から出るゴミの管理に留意して下さい。
→留意します。
・計画敷地前面にゴミの集積所があると思いますので、留意して下さい。
→神戸市役所等と協議し留意します。
・消火栓は設置をされないのですか。
→今回の計画では、消防からの指導により、設置は考えていません。
６．景観アドバイザー専門部会の開催日時
平成 28 年 12 月９日
７． 良好な景観の形成に関する意見を神戸市長から通知した年月日及び内容
平成 28 年 12 月 21 日
①
植栽については、現在の計画に加えランドマークとなる高木を配置するとともに低木
を密植する等、ボリューム感のある計画を検討してください。
８． 神戸市長からの意見に対する景観影響建築行為予定者からの回答年月日及び内容
平成 28 年 12 月 26 日
①
ランドマークとなる高木（エゴノキ・ヤマボウシ）を配置します。また、地域の要望
にこたえて中低木（オリーブ）を多く植えるようにします。
（地域貢献活動：小学校の
課外活動等）足元には、クリスマスローズ等を計画し、ボリューム感のある四季の変化
を感じられる様にします。
９．協議の成立年月日
平成 29 年１月４日