真空式下水道収集システム サイバックシステム

2017.2 改訂14版
サイバックシステム
■ 真空式下水道収集システム
耐震と長いライフサイクルを誇る新技術。
人と緑と地域を結ぶ真空ライン。
サイバックシステムが下水道整備をトータルデザインします。
地理・地形、コスト、維持管理を考えたサイバックシステム。
これからの町村整備を効率的にサポートします。
1
く
めに欠
するた
現
実
生活を
都市
豊かな
水道”。
下
“
快適で
設
幹施
現在、
きない基
達し、
に
％
0
ことので
10
はほぼ
ていま
普及率
の
く望まれ
で
強
部
が
期整備
埋設、
での早
は、深
て
い
町 村部
お
村部に
などに
し、町
水対 策
下
地
す。しか
、
の設 置
下水 道
ンプ場
ポ
になり、
継
高
中
割
費が
で す。
渠 工事
が 現状
の
よって管
る
れてい
的に
立 ち遅
を効 率
ン
イ
ラ
整備が
道
イ
た下水
ム“サ
合わせ
に
域
システ
道
地
水
空式下
優れた
きる真
ン管 の
レ
チ
構築で
エ
。ポリ
を収集
ステム”
で汚水
力
の
バックシ
下
、真空
自然流
を活かし
性
震
従来の
耐
、
り
によ
域 にも
ステム
町村地
た
するシ
い
されて
域的
困 難と
地域を広
。
た
式 では
し
なりま
る
るように
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き
で
応
道 をサ
対
水
下
的に
クリーン
、効率
済的で
経
に捉 え
が
テム”
ックシス
します。
“サイバ
きく貢献
大
に
り
づく
な環境
真空ステーション
。
地形に沿った浅層埋設で施工完了。
真空の力とリフト配管に
よって汚水を搬送するた
め、地形に沿った浅層埋設
が可能になります。
サイバックシステムだから
地下埋設物の回避や水路横断がカンタン。
連続的な下り勾配を必要
としないため、配管の途中
に地下埋設物や水路など
があっても、簡単に回避ま
たは横断ができます。
サイバック
システム
施 工
施 工
コス
コスト
ト
環 境
環 境
サイバック
サイバック
管 路
管 路
システム
システム
施 工
施 工
コスト
コスト
環 境
環 境
サイバック
自 然
管 路
管 路
自 然
流下式
自 然
品 質
品 質
流下式
流下式
システム
自 然
流下式
リフト配管
サイバック
システム
自 然
流下式
自 然
サイバック
流下式
システム
施 工
コスト
真空ステーションの電源のみで、真空管路を構築。
施 工
環 境
コスト
管 路
コスト
管 路
環 境
品 質
環 境
品 質
真空弁は電気を使わず作動し、管路にも中継ポンプ場が不要なため、電源は真空ステー
ションだけでよく、 維持管理が簡単です。
施 工
コス
環 境
管 路
施 工
コスト
ト
環 境
管 路
EF接合で耐震性、
水密性に優れたラインが構築可能。
品 質
品 質
継手部の接合には電熱により管と継手を一体化するエレクトロフュージョン
（EF）接合を採用。気密・水密性の高い一体管路を構築します。
ポリエチレン管だから
真空式、圧力・圧送式、自然流下式の理想的な
コンビネーションをご提案
セキスイでは真空式のみでなく、圧力・圧送式、自然流下式を組み合わせた最も
効率のよいトータルシステムをご提案いたしております。例えば、地下水位が高く
軟弱な地盤で、水路や地下埋設物の多い地域には真空式と圧力・圧送式の組み合
わせ。地盤が硬く山が迫っている漁村部には真空式と自然流下式の組み合わせで
対応。地形の起伏、埋設環境、地盤、処理人口などあらゆる要素を検討して、工期の
短縮や、コスト効果の最も高い理想のコンビネーションが可能となります。
空気取入管
真空弁ユニット
点検口
区間弁
点検口
2
真空の力で汚水を確実に
搬送する真空式システム。
汚水搬送システム
自然
汚水流入
流下
各家庭から排出される汚水は、
自然流下式管路によって真空
弁ユニットに流れ込みます。
真空弁ユニット
ユニット内に流れ込んだ汚水が一定量まで貯まると、水位
上昇を自動的にキャッチし、真空弁が開いて約40ℓの汚水を
一気に吸い込みます。
真空弁ユニット
FRP製（敷地内）
汚水を真空の力で
搬送します。
コンクリート製（道路下）
サイバック真空弁
セキスイが独自に改良を重ね
て完成させたサイバック真空
弁は、汚水の水位と真空と
大気の差圧を利用して作動
させるため、
電源が不要です。
サイバック自動吸気弁
真空式下水道システムの流れを
さらにスムーズで、安定させる
ために登場した「サイバック自動
吸気弁」。コンパクトかつ軽量の
ためユニット内に設置すること
ができ、しかも、無電源で作動し
ます。
ン
ショ
オプ
脱臭装置
真空ポンプ
真空ステーション
真空ステーション
圧送ポンプ
公共下水道または
終末処理場へ
3
集水タンク
汚水
汚水
汚水流入
真空弁ユニットの汚水搬送フロー
空気取入管
汚水流入
水位検知管
水位検知管
空気圧縮
真空弁作動時におい
て、真 空 弁 ユ ニ ッ ト
に空気を供給するも
のです。
汚水吸い上げ
■弁閉
■弁開・汚水の吸い上げ
■汚水の吸い込み、弁閉
汚水が一定量貯まるまで、真空弁は
閉じています。
真空管路内の真空が取り入れられて
真空弁が開き、汚水を吸い上げます。
汚水吸引後、一定量の空気を吸い込み
真空弁が閉じます。
真空弁閉
真空
真空弁閉
真空弁開
真空
汚水
汚水
汚水
汚水流入
空気
吸い込み
汚水流入
水位検知管
水位検知管
空気圧縮
真空弁開
水位検知管
汚水吸い上げ
真空
真空弁閉
汚水
汚水
汚水流入
空気
吸い込み
水位検知管
空気圧縮
区間弁
増設工事あるいは真
空漏れ検査時に真空
管路を一部仕切るた
真空弁閉
めのものです。
汚水吸い上げ
真空弁ユニット
空気
吸い込み
水位検知管
真 空 管 路
真空
汚水
真
空 管 路
水位検知管
真空管路内は真空に保たれており、汚水に続いて吸い 汚水を真空の力で
込まれた空気が混ざり合って二相流を形成しています。
搬送します。
この力によって汚水が高速かつスムーズに真空ステーション
へと搬送されます。
真空管路には下水道用ポリエチレン管（JSWAS K-14）
点検口
配管布設時あるいは、
万一の配管破損時の
真空漏れを検査する
ためのものです。
■安心の耐衝撃性
■EF接合
高密度ポリエチレン
管のため耐衝撃性、
偏平強度が高く、浅層
埋設、車道下埋設にも
対応できます。
管および継手の接合
には管材そのものを電
熱で溶かして一体化す
るエレクトロフュージョン
（EF）接合を採用。
システムの生命である
高い気密・水密性を確
保します。
■安心の耐震ライン
ポリエチレン管の可とう
性とEF接合の信頼性に
より安心の耐震ラインを
構築。レベル2の地盤変
動にも対応可能です。
2000年12月、
日本下水道協会規格制定
真空ステーション
下水道用ポリエチレン管の確か
な性能と実績が認められ、2000年
1 2 月 、日 本 下 水 道 協 会 規 格
（JSWAS K-14）
として制定。信頼
がさらに拡がりました。
真空ステーション内に設置された集水タンク内に汚水が
集められ、一定量になると圧送ポンプによって公共下水
道または終末処理場へと送り出されます。
多彩な設備を集中
24 時間無人で運転
集水タンク、真空ポン
プ、圧送ポンプ、脱臭
装 置、制 御 装 置 の 他、
メンテナンス通信シ
ステムまでを組み込
んでいます。
真空ステーション内
のシステムはすべて
自動化されているた
め、無 人 で 運 転 が 行
えます。
汚水を集めて
終末処理場へ
道路下埋設形。
（P7 参照）
4
適　用
さまざまな地域でサイバックシステムが活躍します。
平坦で広い地域に住宅が分散しているところ。
平坦で広い地域では自然流下式だと連 続的な下り勾配に
よって埋設が深くなってしまいます。サイバックシステムな
ら地形に沿った浅層埋設で布設可能。施工が経済的かつ短
平坦で広い地域に住宅が分散しているところ。
平坦で広い地域に住宅が分散しているところ。
期間で完了します。
地下埋設物や水路等の障害のあるところ。
平坦で広い地域に住宅が分散しているところ。
軟弱地盤や地下水位の高いところ。
軟弱地盤や地下水位の高いところ。
軟弱地盤や地下水位の高いところ。
軟弱地盤では埋設が深くなると、住居や建物の地盤が不安定
になる恐れがあります。こうした地域でも浅層埋設で布設
できるサイバックシステムが最適です。
地下埋設物や水路等の障害のあるところ。
地下埋設物や水路等の障害のあるところ。
工場のようなスピーディな施工が求められるところ。 軟弱地盤や地下水位の高いところ。
工場のようなスピーディな施工が求められるところ。
工場のようなスピーディな施工が求められるところ。
通常の開削ができない狭くて曲りくねったところ。
地下埋設物や水路等の障害のあるところ。
工場の新設や浄化槽からの切替えなどにおける管渠の布設
には、スピーディかつ開削の少ない施工が望まれます。サイ
バックシステムは浅層埋設での障害物回避がカンタンです。
通常の開削ができない狭くて曲りくねったところ。
通常の開削ができない狭くて曲りくねったところ。
工場のようなスピーディな施工が求められるところ。
その他さまざまな地域へも適用可能です。
●リゾート地のように季節によって人口変動が激しいところ。
その他さまざまな地域へも適用可能です。
その他さまざまな地域へも適用可能です。
通常の開削ができない狭くて曲りくねったところ。
●岩盤が多く、埋設深さを深くできないところ。
●景観、自然保護のため大口径管が埋設できないところ。
その他さまざまな地域へも適用可能です。
自 然
流下式
だと…
サイバック
システム
だと…
浅い
真空管路
深い
真空管路
路地が狭い
リフト
自然流下管路
マス
真空弁ユニット
道路面より民家が低い地域
路地が狭く深埋設できない場所
リフト
真空管路
真空管路
真空弁ユニット
道路と民家の間に水路がある場所
5
既設ヒューム管
道路下に大きな埋設物がある場所
下水道用ポリエチレン管
省力施工から管路機能まで
省力施工から管路機能まで
下水道用ポリエチレン管が引きだす
下水道用ポリエチレン管が引きだす
圧力・圧送管路のフルパフォーマンス。
圧力・圧送管路のフルパフォーマンス。
軽量で運搬もラクラク。スピーディな施工でコスト縮減が図れます。
下水道用ポリエチレン管は軽量で運搬、取扱いがラクに行えるとともに、施工作業も簡単でスピーディ。
圧力・圧送管路構築の工期短縮、コスト縮減が図れます。
電熱で確実に融着するEF接合方式を採用。水密性は万全です。
圧送管路に要求される高い水
密性。エスロン下水道用ポリエ
チレン管の接合は、電熱によっ
て融着・接合するEF接合方式
を採用。接合部が強固に一体化
でき、高い水密性を実現しま
す。（最大許容水圧：1.2MPa）
（20℃）
EF接合のメカニズム
継手
［通電前］
パイプ
［通電中］
インジケーター
［通電後］
管体の柔軟性とEF接合の信頼性でレベル2の地盤変動にも対応可能です。
ポリエチレン管は管体そのものが可とう性をもっているとともに、EF
接合による一体管路によって、レベル 2 地震動の地盤変動にも柔軟に対
応できます。また、偏平強度も高く、公道下の浅埋設にも対応。信頼
性の高い耐震管路が構築可能です。
耐摩耗性は塩ビ管の2倍以上。圧送管として長期安定性に優れています。
●ドラム式摩耗試験による比較
0.04
（g/㎝2）
摩耗量
エスロン下水道用ポリエチレン管に使用している材料は高密度ポリエチレン。そのため、
塩ビ管の 2 倍以上という耐摩耗性を誇り、圧送管に求められる耐摩耗性をクリア。長
期にわたって安定してお使いいただけます。
0.03
モルタル板
0.02
塩ビ板
0.01
0
ポリエチレン板
0
5
時　間（HR）
10
耐食性に優れ、汚水や土中の酸・アルカリに侵されません。
管路長が100mを越える場合には、硫化水素の発生が考えられます。そのため、ダクタイル鋳鉄管は15〜25年で腐食による更新が必
要な場合もあります。ポリエチレン管は耐食性に優れており、下水中で発生する硫化水素や土中の酸やアルカリに侵されることがあり
ません。そのため、ダクタイル鋳鉄管等に比べて長いライフサイクル（50年以上）を実現します。
6
施　工
真空弁ユニットから真空ステーションまで、
サイバックシステムならスピーディに施工が完了します。
1
真空弁ユニットの設置
真空弁ユニット本体は敷地
内設置に適した小型のPVC
製と高強度のFRP製、道路
下埋設用のコンクリート製を
ラインアップ。工場製作品の
ため、高品質であり、施工もス
ピーディに完了します。
1弁式1型小型真空弁ユニット
2
1弁式3型コンクリート製真空弁ユニット
真空管路の布設
EF接合による施工
3
1弁式２型FRP製真空弁ユニット
障害物の回避
リフト部
真空ステーションの施工
真空ステーションは省スペースに役立つ半地下式を標準としています。
さらに、
コンパクト設計のため早期設置が可能です。
また、小型で公道下の設置が可能なCP型ミニ真空ステーションもラインアップ。
用地買収が不要で低コストなサイバックシステムが構築可能です。
CP型ミニ真空ステーション
7
CPW300施工中
名古屋港　イタリア村
合流部
維持管理システム
サイバックシステムのパフォーマンスをフルに
引きだすための維持管理体制も万全です。
適 切 な 維 持 管 理
サイバックシステムを構築している管路および
機器の最適な状態を維持するための維持管理
体制が整っています。
定期点検と保守、
適 切 な 維
持 管 理 真空弁
の定期的なメンテナンスがシステムのフルパフォー
サイバック情報管理システム
マンスを引きだします。
サイバック情報管理システム
真空ステーション
真空ステーションでの日常点検
（週1回）
真空ステーションでの機器点検
（年1回）
真空弁ユニット点検（年1回）
維持管理の効率化、また異常発生時の迅速な対応を可能とする“サイバック情報
管理システム”もオプションとしてご用意しています。
（株）清流メ
（メンテナン
メンテナンス通信システム
一般公衆回線
管理部署
メンテナンス通信システム概要
真空ステーションの運転状況をセンサーと情報端末でつねに把握。
トラブル発生もリアルタイムでお知らせします。
真空ステーション
特　長
1. リアルタイムに通報
真空ステーション
異常が発生すると直ちに管理部署に通報します。
（株）清流メンテナンス
2. ビジュアルに確認
システムの稼働状況を制御盤のイメージで確認できます。
（メンテナンス担当企業）
一般公衆回線
管理部署
3.NTT 回線利用で簡単な施工
既設の回線を利用でき、
特別な工事を必要としません。また、
管理部署のみでなく公衆電話
などからも監視できます。
（株）清流メンテナンス
（メンテナンス担当企業）
一般公衆回線
ユニット監視システム
管理部署
真空ステーション
真空弁ユニットの動作状況など維持管理における様々なデータ
を蓄積・管理し、維持管理の効率化を図ることで、ユニットの最適
状態を確保します。また、万一のトラブル発生時にもリアルタイ
ムでお知らせします。
通信ケーブル
管理部署に通報
弁動作回数
弁開放
NTT回線
真空管路
真空弁ユニット
アラーム音
ランプ表示
水位異常
（メンテナンス通信システム）
NTT
異常通報
真空弁異常警報システム
弁開放
通気管内蔵タイプ
真空弁の異常を警報で知らせる通気管タイプと、無線通報
タイプをラインアップしています。
水位異常
メンテナンス通信システム
無線通報タイプ
真空ステーション
弁動作回数
真空弁ユニット異常
弁開放
アラーム音
真空弁ユニット異常
ランプ表示
真空ステーション
NTT回線
管理部署に通報
NTT回線
管理部署に通報
水位異常
（メンテナンス通信システム）
（メンテナンス通信システム）
NTT
異常通報
定期点検のお知らせ
サイバック
維持管理
フロー
弁開放
サイバックシステム
（真空ステーション）
ご使用者
（真空弁ユニット）
真空弁ユニットの
異常発生
対応︵点検・修理︶
定期点検の実施
運転状況把握
異常発生通報
サイバックを常に最適な状
真空弁ユニット異常
態でお使いいただくために、
メンテナンス体制を整えて
（メンテナンス通信システム）
います。
水位異常
メンテナンス通信システム
真空ステーション
NTT回線
管理部署に通報
事 業 体
（管理部署）
・メンテナンス会社
修理依頼
消耗品依頼
技術支援依頼
修理品送付
消耗品供給
技術者派遣
（株）
清流メンテナンス
サイバックサービスセンター 技術支援
情報支援
部品供給
積水化学工業
（株）
8
規　格
120145
103
VP50
120
真空弁ユニット
TSフランジ50
●樹脂製（PVC製）真空弁ユニット
●樹脂製（FRP製）真空弁ユニット
〈1弁式1型50㎜〉
1100
φ650
φ450
500×500
540
550∼850
（1275）
600
394
500
（1500）
800
395
単位：㎜
425
500
500×500
195 240
単位：㎜
370
38
800
〈1弁式1型　50㎜コンパクト〉
（参考図）
（参考図）
φ450
φ710
65
240
汚水流入管
●
●
φ350の塩ビ管ユニットにより省スペース化。
従来の小型ユニットに比べ製品及び設置費の低コスト化が可能。
●樹脂製（FRP製）真空弁ユニット
〈1弁式2型75㎜〉
●
真空弁の後設置、自動吸気弁の取付が可能。
●コンクリート製真空弁ユニット
〈1弁式3型75㎜〉
110
1189
295
900
汚水流入管
900
65
100
100
1100
800
600
110
712
500×500
HWL
φ1050
φ900
φ600
500
500×500
単位：㎜
φ1054
φ900
φ600
（708）
500
1100
800
単位：㎜
60°
汚水流入管
●
（参考図）
貯留容量が大きいため、20戸までの敷地内接続に対応。
130
φ500
φ860
●
●
●
公道下設置に対応。
高品質な工場生産品。
2弁式、多弁式の生産も可能。
真空ステーション
●CP型ミニ真空ステーション
●
9
真空ポンプを正逆回転運転させることにより、管路の真空圧の発生と汚水の圧送を1台の
ポンプで行います。
●
2号〜4号人孔タイプで公道下の設置が可能なため、用地買収が不要です。
●
エジェクタ式に比べ、収集範囲が広く、低維持管理費です。
（当社比）
●
コンパクトで低コストな小規模下水道システムが構築できます。
（参考図）
真空弁
●75㎜真空弁
●50㎜真空弁
単位：㎜
0
単位：㎜
404
248
0
φ2
φ50
φ93
φ89
φ75
45
1戸～20戸対応
50
45
355
コンパクトな1戸用
498
250
φ60
37
φ1
45°
50
313
サイバック自動吸気弁
単位：㎜
φ107
後付けにてエアロックを解消。
設計時圧力損失の低減が可能。
● 真空ステーションの省エネ運転にも対応可能。
183.5
●
38
221.5
●
223
空気取入管
●通常タイプ　φ100,φ150
●寒冷地タイプ
事例 1（擬木タイプ）
事例 2（塩ビタイプ）
H=1100
事例 1（VPFW褐色タイプ）
H=1100
事例 2（擬木タイプ）
H=2000
H=2200
区間弁（φ75～250）、仕切弁（φ50）
単位：㎜
T
PCD
φD
φd1
φd
H1
（全開時）
H
（全開時）
W
呼び径
50
75
100
150
200
250
L
180±1.5
200±1.5
230±1.5
270±1.5
290±1.5
380±1.5
d1
50
75
100
150
200
247
d
50
75
100
128
168
210
T
20
22
24
27
33
30
D
155
185
210
280
330
400
単位：㎜
PCD n-φh
H1
H
W
120 4-19 447 369 151
150 8-19 465 557 184
175 8-19 557 662 227
240 8-23 690 830 275
290 12-23 847 1,020 341
355 12-25 1,085 1,285 360
備考：フランジはJIS B 2210　鉄鋼製管フランジ10kgf/cm2に準じています。
L
関連製品
●塩ビ製内フタ（弁きょう用）φ200
●鋳鉄製防護ハット　φ300,φ200
●鋳鉄製防護ハット用台座リング
φ500
（φ400）
70
70 130（150）
φ390
（φ290）
216
φ400
（φ300）
※
（ ）
はφ200
10
規　格
共通寸法
●EF受口
●直管部
t
D
d
D
1
d1
D1
2
t
インジケーター
電熱体
ターミナルピン
t1
単位：㎜
呼び径
75
100
150
200
250
受口内径（電熱体部）電熱体部長さ 受口寸法 受口長さ 受口部管厚
1 最小）ℓ（
2 最小） ℓ（最大） t（
1 最小）
d1 許容差 ℓ（
5
90.7 ＋0.8 13
78
8.0
5
125.9 ＋0.9 16
86 11.0
5
181.4 ＋1.0 21
108 15.8
5
251.7 ＋1.3 33
140 22.0
5
316.8 ＋1.6 39
173 27.6
単位：㎜
管外径 受口外径
重量
D1
D
9.04
90 117
125 163 17.03
37.3
180 214
250 297 72.59
315 374 116.39
外 径
呼び径
D
50 -J 60.0
90.0
75
100 125.0
150 180.0
200 250.0
250 315.0
厚 さ
許容差
t
許容差
4.4 ＋0.6
±0.2
6.7 ＋0.9
＋0.6
9.2 ＋1.1
＋0.8
＋1.2 13.3 ＋1.5
＋1.5 18.4 ＋2.1
＋1.8 23.2 ＋2.5
参 考
近似内径d
50
76
105
152
211
266
重量
質量（㎏/m）（kg/本）
0.792 3.96
1.812 9.06
3.433 17.17
7.131 35.65
13.709 68.50
21.715 108.60
直 管
●プレーンエンド管
単位：㎜
呼び径
t
L
t
D
L
50-J
75
100
150
200
250
300
●片受け直管
品 番
プレーン
片受け
エンド
PES505
PIS755
PIS1H5
PIS1F5
PIS2H5
PIS2F5
PIS3H5
−
PKS755N
PKS1H5N
PKS1F5N
PKS2H5N
PKS2F5
−
D
60
90
125
180
250
315
355
t
L
4.4
6.7
9.2
13.3 5000
18.4
23.2
26.1
備考：呼び径50-J、
300はプレーンエンド直管のみです。
曲 管（θ=11 1/4、22 1/2度、45度、90度）
θ
単位：㎜
S
L
L
θ
R
S
L
S
L
R
呼び径
品 番
50 -J
75
100
150
200
250
PE□B50
PK□B75X
PK□B1HX
PK□B1FX
PK□B2HX
PK□B2F
L
S（最小） R（参考）
θ=11 1/4°θ=22 1/2° θ=45° θ=90°
305
225
185
55 150
175
400
260
210
100 225
190
495
310
245
110 300
215
700
410
310
135 450
265
890
510
380
175 600
325
1150
625
460
215 750
385
備考：1. 呼び径50-JはEF受口のない製品となります。
2. □の数字は9＝90°、4＝45°、2＝22 1/2°、1＝11 1/4°を記入します。
急傾斜曲管
θ
L
単位：m
S
R
S
呼び径
品 番
150
200
250
300
PI□R1F
PI□R2H
PI□R2F
PI□R3H
有効長L（参 考）
θ=11 1/4 θ=22 1/2 θ=45
1.5
2.0
2.5
1.5
2.0
3.0
2.0
2.5
4.0
2.0
3.0
−
R（参考）
2.5
3.0
4.0
4.5
備考：□の数字は4=45°、
2=22 1/2°、
1=11 1/4°を記入します。
11
S（最小）
（㎜）
250
300
400
500
S字曲管
単位：㎜
R
R
H
呼び径
100
150
200
250
100
150
S
L
H S（最小） R（参考）
L
110 300
860
135 450
1050
300
175 600
1250
215 750
1500
110 300
1060
450
135 450
1250
品 番
PKS1HNX
PKS1FNX
PKS2HNX
PKSB2FN
PKS1HLX
PKS1FLX
リフト用曲管セット
単位：㎜
L1
R
L2
θ
D
t
S
呼び径
75
100
150
200
品 番
PKLB75X
PKLB1HX
PKLB1FX
PKLB2HX
D
t
90.0 6.7 ＋0.9
−0
125.0 9.2 ＋1.1
−0
180.0 13.3 ＋1.5
−0
250.0 18.4 ＋2.1
−0
L1
260
310
400
450
L2
600±50
500±50
800±50
750±50
S（最小） R（参考）θ
（参考）
45
400 225
45
300 300
30
550 450
30
400 600
備考：2ヶ組合わせてS字曲管（H＝450∼600）を作成する。
※1. 30cmのリフトを標準とします。
2. 30cm以上のS字配管は曲管と短管、カラーの組み合せで対応します。
3. 45cm∼60cmのリフトはリフト用曲管セットが使えます。（φ100∼200）
Y形分岐管
●同径Y形分岐管（EF片受け）
H
L3
単位：㎜
45
°
S
L1
呼び径
100
150
200
250
品 番
PKY1HX
PKY1FX
PKY2HX
PKY2FN
L（
1 参考）
275
380
495
620
L2
365
500
705
880
L3
365
500
705
880
H
（参考） S
（最小）
110
259
135
355
175
500
215
624
L2
●異径Y形分岐管
H
L3
単位：㎜
45
°
S
L1
呼び径
100× 75
150×100
200×150
250×200
品 番
L1（参考）
PKY1H1X 280
PKY1F1X
385
PKY2H1X 495
PKY2F1X
620
L2
370
515
705
880
L3
325
530
710
900
H（参考） S（最小）
261 110
367 135
480 175
620 215
備考：250×100、250×150、200×100については
片落ち管との組み合わせとなります。
L2
カラー
ストッパー
D
単位：㎜
L
呼び径
50 -J
75
100
150
200
250
品 番
L（参考）
PEWS50M 107
PIWS75N
134
PIWS1HN
165
PIWS1FN
204
PIWS2HM
254
PIWS2FN
290
D
80
117
163
234
310
374
12
Y形支管（75分岐）
D
単位：㎜
t
45
°
H
L
S
呼び径
品 番 W（最小）L（参考）ℓ₁（最小）（最小）R
t
（参考）H（参考）S（最小）
100×75 PYP1H1M 166 160 20 6.7 63 113 85
150×75 PYP1F2M 166 170 20 6.7 90 120 85
200∼250×75 PYP2H3M 166 180 20 6.7 125 127 85
ℓ1
R
W
T形支管（50分岐）
t
D
単位：㎜
R
ℓ
呼び径
品 番
100×50J PIT1H2N
150×50J PIT1F3N
200∼250×50J PIT2H4N
L（参考）ℓ
（最小）R（参考）
62.5
60.0
＋0.6 156 100 90
±0.20 4.4−0
125
D
t
L
片落ち管
単位：㎜
S2
S1
L
L
S1
呼び径
75× 50-J
100× 75
150×100
200×150
250×200
品 番
P I I501
PKI751X
PKI1H1X
PKI1F1X
PKI2H1X
L
265
310
370
470
540
S（
1 最小）S（
2 最小）
100 100
110 110
135 135
175 175
215 215
呼び径 75×50-J
呼び径 100×75∼250×200
フランジ短管
単位：㎜
呼び径
Dw
Do
JIS 10K
50-J PEF50N
75 PIF75N
100 PIF1HN
150 PIF1FN
200 PIF2HN
250 PIF2FN
R
t
品 番
L
L
上水
（7.5K）
PEF50W 180
PIF75W 225
PIF1HW 225
PIF1FW 275
PIF2HW 325
PIF2FW 370
Dw Do
100
125
147
207
266
328
66.4
93.8
129.0
193.0
251.5
317.0
t
R
16
19
25
30
32
35
3
3
3
3
3
3
備考：フランジはJIS 10Kフランジ形と上水フランジ形があります。
材質はいずれもSUS304です。
フランジ付分岐管（空気弁用）
H
H
呼び径 150×75
呼び径 75×75、100×75
L
L
※色は濃いブルーとなります。
13
呼び径
75× 75
100× 75
150× 75
品 番
PIST75
PIST1H1
PIST1F2
L
810
835
800
単位：㎜
H
260
280
280
マンホール継手
●砂付き短管
（特許出願中）
●砂付きくら型マンホール継手
（特許出願中）
L
●ゴム製マンホール継手
単位：㎜
L
短 管
呼び径
50-J
75
100
150
200
250
300
※1.くら型マンホール継手は1号マンホールです。水圧試験タイプもあります。
2.ゴム製マンホール継手をお求めの際は各営業所へご相談ください。
くら型
品 番
L
品 番
PIS50ST
PIS75ST
PIS1HST
PIS1FST 600
PIS2HST
PIS2FST
−
−
PIKS75
PIKS1H
PIKS1F
−
−
−
ゴム製
L
品 番
−
532 PIAN75
562 PIAN1H
582 PIAN1F
PIAN2H
PIAN2F
PIAN3H
被覆付ポリエチレン管
単位：㎜
呼び径
50-J
75
100
150
200
250
※お求めの際は各営業所へご相談ください。
地域対応
施工用キャップ
Oリング
●仮止めキャップ（差し口用）
D
d
単位：㎜
Ls
L
呼び径
50-J
75
100
150
品 番
PESC50
PISC75
PISC1H
PISC1F
L
69
75
88
145
Ls
50
50
60
60
呼び径
75
100
150
200
250
300
品 番
PISH75Ｖ
PISH1HV
PISH1FV
PISH2HV
PISH2FV
PISH3HV
d1
73
97
148
196
252
282
D
90
120
170
230
285
325
D d（最小）
70 60.5
102 91.1
138 126.3
195 181.0
●サイバックキャップ（気密テスト用）
呼び径 300
W
呼び径 75∼250
T
W
単位：㎜
T
3-M16
M16
D
d
d1
D1
D
d
d1
3-取手
注.供用時には使用しないでください。
●EFキャップ
T
2.3
2.3
2.3
2.3
2.3
3.2
単位：㎜
呼び径 250
呼び径
75
100
150
200
250
d
呼び径 75∼200
W
35
35
35
60
50
60
品 番
PKC75
PKC1H
PKC1F
PKC2H
PIEFC2F
d
90.7
125.9
181.4
251.7
316.8
L
230
250
320
173
207
L
フタ付短管
φD1
全周C2
＋20
＋20
500 又は1000
−0
−0
t1
D）
C.
P.
2
D（
6-蝶ボルト、平ワッシャ
Oリング
ヘリサートネジM6
（工具締め付け不可）
D
t
内面ビート仕上げ
単位：㎜
呼び径
75
100
150
200
250
品 番
高さ500mm 高さ1000mm
PCP75SN PCP75LN
PCP1HSN PCP1HLN
PCP1FSN PCP1FLN
PCP2HSN PCP2HLN
PCP2FSN PCP2FLN
D1
t1
125
147
207
266
328
16
16
16
21
21
D
D2
t
Oリング 蝶ボルト
（P.C.D）
90 6.7 110 P80
125 9.2 132 P110
180 13.3 190 G165
250 18.4 240 G210
315 23.2 310 G280
M6×25
M6×25
M6×25
M6×30
M6×30
備考：真空下水用途専用とする。
14
宮城県仙台市青葉区中央4-6-1
022
（217）
0617
〒980-6010
東 北 事 業 所
仙台市青葉区中央4-6-1（住友生命仙台中央ビル10階）
〒980-6010　☎022
（217）
0616
中 部 事 業 所
1996年
2017年
9月　初　版
2月　改訂14版
積水化学工業株式会社
管材事業部
ツールコード
No. 06711
2017. 2. 5HU TX