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販売ツールの設定および管理 - Salesforce.com

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販売ツールの設定および管理 - Salesforce.com
販売ツールの設定および管理
ユーザガイド, Winter ’16
@salesforcedocs
最終更新日: 2015/10/24
本書の英語版と翻訳版で相違がある場合は英語版を優先するものとします。
© Copyright 2000–2015 salesforce.com, inc. All rights reserved. Salesforce およびその他の名称や商標は、salesforce.com,
inc. の登録商標です。本ドキュメントに記載されたその他の商標は、各社に所有権があります。
目次
販売ツールの設定および管理
......................................1
Salesforce システム管理者の皆さん、ようこそ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1
ユーザの営業先の人および組織の管理 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2
販売のオプションの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 155
Salesforce インテグレーションメールの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 343
Work.com の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 447
Work.com 機能の管理 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 481
販売ツールの設定および管理
Salesforce システム管理者の皆さん、ようこそ
このドキュメントセットは、Salesforce とその機能を設定して、ユーザが Salesforce を使用して顧客への営業を成
功につなげられるようにするために使用します。このドキュメントは、組織のニーズに基づいて、実行が必要
な作業に直接移動できるように構成されています。ただし、機能固有の概念については説明していません。そ
れらについては、ユーザ向けのドキュメントセット「顧客への営業」を参照してください。
これら 2 つのドキュメントセットには、ユーザが Salesforce の使用を開始するために、システム管理者が実行す
る必要がある内容が網羅されています。さらにサポートが必要な場合は、Salesforceカスタマーサポートにお問
い合わせください。
1
販売ツールの設定および管理
ユーザの営業先の人および組織の管理
ユーザの営業先の人および組織の管理
取引先の管理
個人取引先の有効化
メモ: 個人取引先は、一度有効化すると無効化できません。
エディション
警告: Lightning Experience では、個人取引先はサポートされていません。統合
された個人取引先レコードではなく、取引先と取引先責任者が別個に表示
されます。組織で個人取引先を使用し、Lightning Experience も使用する場合
は、Salesforce の [ヘルプ & トレーニング] ポータルでケースを申請してくだ
さい。
法人取引先を使用可能な
エディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
法人取引先を使用可能な
エディション:
Database.com Edition 以外
のすべてのエディション
1. Salesforce 組織で、[ヘルプ & トレーニング] > [カスタマーサポートへの連
絡] > [ケースを開く] を選択します。
2. [ヘルプが必要な商品] から、[機能を有効化/無効化] を選択します。
個人取引先を使用可能な
エディション: Salesforce
Classic
3. [商品トピック] から、[Lightning Experience Opt In for Person
Accounts] を選択します。
4. フォームに入力し、[送信] をクリックします。
個人取引先を使用可能な
エディション: Enterprise
Edition、Performance
Edition、Unlimited Edition、
および Developer Edition
Lightning Experience で個人取引先を使用する組織を有効にするには、最長で
1 週間ほどかかります。
操作を開始する前に、必ず次の手順を実行してください。
• 取引先のレコードタイプを少なくとも 1 つ作成します。
• 取引先に対する参照権限を持つプロファイルに取引先責任者に対する参照権
限を付与します。
• 取引先責任者の共有に関する組織の共有設定が「親レコードに連動」に設定
されていることを確認します。
ユーザ権限
事前手順を完了したら、Salesforce に連絡して個人取引先を有効にしてから、次
の手順を実行します。
個人取引先を有効にする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
1. 個人取引先のオブジェクト管理設定から、[レコードタイプ] に移動します。
2. 個人取引先が必要なプロファイルに個人取引先レコードタイプを割り当てます。
メモ: API ではそれぞれの個人取引先は、1 件の取引先と 1 件の取引先責任者から構成されていると考える
ため、個人取引先は、取引先と取引先責任者両方のストレージに計数されます。個人取引先を実装する
と、追加のストレージが必要になることがあるため、ストレージ使用量を確認する必要があります。
個人取引先の有効化は永続的であり変更できません。既存顧客の場合は、Sandbox を作成して個人取引先
が組織に与える影響をプレビューすることをお勧めします。
2
販売ツールの設定および管理
取引先の管理
取引先設定
取引先階層と取引先インサイト機能を有効化または無効化します。
メモ: 取引先インサイトが有効化されると、サードパーティおよびその他
の Salesforce テクノロジが使用されます。これらのテクノロジで提供される
プライバシーおよびセキュリティ保護のレベルはそれぞれ異なります。こ
れらのサービスは、取引先名や Web サイトなど、一部の組織データを保存
または処理できます。Salesforce は、この機能の使用時にサードパーティと
共有されるデータのプライバシーとセキュリティについて責任を負いませ
ん。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「取引先設定」と入力し、[取引先設
定] を選択します。
2. [編集] をクリックします。
3. 必要に応じて設定を変更し、[保存] をクリックします。
エディション
取引先階層が使用可能な
エディション: Salesforce
Classic
取引先インサイトが使用
可能なエディション:
Lightning Experience および
Salesforce1
法人取引先を使用可能な
エディション:
Database.com Edition 以外
のすべてのエディション
ユーザ権限
取引先設定を変更する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
3
販売ツールの設定および管理
リレーショングループの管理
リレーショングループの管理
リレーショングループのインストールと実装
リレーショングループカスタムアプリケーションの取得
リレーショングループカスタムアプリケーションは、大部分の Salesforce for Wealth
Management 組織にあらかじめインストールされています。Salesforce for Wealth
Management 組織にリレーショングループカスタムアプリケーションがない場合
は、Salesforce にお問い合わせください。
リレーショングループカスタムアプリケーションのインストール
の確認
リレーショングループカスタムアプリケーションが組織にインストールされて
いる場合、Force.com アプリケーションメニューに [リレーショングループ] オプ
ションが表示されます。
また、システム管理者は次の手順を使用して、リレーショングループカスタム
アプリケーションが正常にインストールされていることを確認できます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「アプリケーション」と入力して [ア
プリケーション] を選択し、リレーショングループカスタムアプリケーショ
ンが存在していて、 [管理-インストール済み] アイコンが表示されている
ことを確認します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Salesforce for Wealth
Management
ユーザ権限
アプリケーションをイン
ストールする
• 「AppExchange パッ
ケージのダウンロー
ド」
インストール済みアプリ
ケーションを設定および
リリースする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
2. カスタムオブジェクトの管理設定から、リレーショングループおよびリレー
ショングループメンバーのオブジェクトが存在していて、それぞれに [管理-インストール済み]アイコン
が表示されていることを確認します。
リレーショングループカスタムアプリケーションの設定
カスタムアプリケーションを設定するには、次の実装タスクを実行します。リレーショングループカスタムア
プリケーションが Salesforce for Wealth Management にあらかじめインストールされている場合、これらの設定の
一部がすでに組織で指定されている可能性があります。
取引先ページレイアウトのカスタマイズ
取引先のオブジェクト管理設定からページレイアウトに移動し、次の関連リストを該当の取引先ページレ
イアウトから削除します。
• リレーショングループ (プライマリ取引先)
• リレーショングループ (セカンダリ取引先)
個人取引先ページレイアウトのカスタマイズ
個人取引先のオブジェクト管理設定からページレイアウトに移動し、該当の個人取引先ページレイアウト
を編集します。
1. [関連リスト] セクションで、次の関連リストをドラッグアンドドロップして編集します。
4
販売ツールの設定および管理
リレーショングループの管理
• [リレーショングループメンバー] を追加します。
• [リレーショングループ (主取引先)] を削除します。
• [リレーショングループ (二次取引先)] を削除します。
2. 次のように [リレーショングループメンバー] 関連リストを編集します。
• 少なくとも、[リレーショングループ]、[役割]、[優先度]、[積み上げに含める] 項目を含めます。
• [新規] 標準ボタンを削除します。
• [リレーショングループに取引先を追加] ボタンを追加します。
リレーショングループの状況に応じたヘルプの設定
デフォルトでは、リレーショングループページの [このページのヘルプ] リンクをクリックすると、カスタ
ムオブジェクト全般に関するヘルプコンテキストが開きます。これらのリンクを、リレーショングループ
の具体的な説明が記載されたヘルプトピックにリダイレクトする手順は、次のとおりです。
1. カスタムオブジェクトの管理設定に移動します。
2. [リレーショングループ] をクリックし、そのカスタムオブジェクト定義を開きます。
3. [カスタムオブジェクト定義の詳細] セクションで、[編集] をクリックします。
4. [カスタムヘルプの設定] に、[カスタムSコントロールを使ってウィンドウを開く] を選択します。
5. [カスタムSコントロール] に、[リレーショングループヘルプ] を選択します。
6. [保存] をクリックします。
メモ: リレーショングループメンバーのカスタムオブジェクトに対してこの手順を繰り返します。こ
れにより、[リレーショングループメンバー] 関連リストのヘルプリンクに、状況に応じた適切なリダ
イレクト先が設定されます。
リレーショングループの標準ボタンの上書き
リレーショングループの詳細ページのボタンをカスタマイズする手順は、次のとおりです。
1. カスタムオブジェクトの管理設定に移動します。
2. [リレーショングループ] をクリックし、そのカスタムオブジェクト定義を開きます。
3. [標準ボタンと標準リンク] セクションで、[新規] の横にある [上書き] をクリックし、そのボタンを
NewHousehold Sコントロールに置き換えます。
リレーショングループの検索レイアウトのカスタマイズ
リレーショングループの検索レイアウトをカスタマイズする手順は、次のとおりです。
1. カスタムオブジェクトの管理設定に移動します。
2. [リレーショングループ] をクリックし、そのカスタムオブジェクト定義を開きます。
3. [検索レイアウト] セクションで、[編集] をクリックし、該当の検索レイアウトを変更します。少なくと
も検索結果の次の列を設定することをお勧めします。
• リレーショングループ名
• プライマリ取引先
• セカンダリ取引先
• 最終更新者
5
販売ツールの設定および管理
リレーショングループの管理
リレーショングループのページレイアウトのカスタマイズ
リレーショングループの詳細ページのレイアウトをカスタマイズするには、リレーショングループのオブ
ジェクト管理設定からページレイアウトに移動し、該当のページレイアウト名の横にある [編集] をクリッ
クします。次のようにページレイアウトを編集します。
1. 詳細ページから [コピー] ボタンを削除します。
2. 次のように [活動予定] 関連リストを編集します。
• [新規 ToDo] および [新規行動] 標準ボタンを削除します。
• [新規 ToDo] および [新規行動] カスタムボタンを追加します。
3. 次のように [活動履歴] 関連リストを編集します。
• [活動の記録]、[差し込み印刷]、[メールを送信]、[登録情報照会]、[すべて表示] 標準ボタンを削除し
ます。
• [活動の記録]、[差し込み印刷]、および [メールを送信] カスタムボタンを追加します。
4. [リレーショングループメンバー] 関連リストで、少なくとも次の項目を含めます。
• リレーショングループ
• 役割
• 優先度
• 積み上げに含める
リレーショングループメンバーの標準ボタンの上書き
リレーショングループメンバーの詳細ページのボタンをカスタマイズする手順は、次のとおりです。
1. カスタムオブジェクトの管理設定に移動します。
2. [リレーショングループメンバー] をクリックし、そのカスタムオブジェクト定義を開きます。
3. [標準ボタンと標準リンク] セクションで、[新規] の横にある [上書き] をクリックし、[家事メンバーの編
集] Sコントロールのある [編集] ボタンに置き換えます。
リレーショングループカスタムアプリケーションを設定したら、Force.comアプリケーションメニューに [リレー
ショングループ] オプションが表示されていることを確認します。
メモ:
• カスタムアプリケーションおよびそのカスタムオブジェクトでは、「リレーショングループ」ではな
く「家族」という表示ラベルになっている可能性があります。アプリケーションは管理パッケージで
あるため、どのような表示ラベルでも変更することはできません。
• 組織の取引先レコード数が 21 個よりも少ない場合、リレーショングループカスタムアプリケーション
をインストールするとエラーが発生する可能性があります。このエラーを無視して、インストールプ
ロセスを続行できます。
• どのインストールでも、カスタムオブジェクトの API 名は名前空間プレフィックス household__ で
始まります。
• リレーショングループメンバーオブジェクトは、API バージョン 11.0 以降でのみサポートされます。
6
販売ツールの設定および管理
リレーショングループの管理
リレーショングループパッケージのテスト
リレーショングループ管理パッケージには、Sandbox 組織または本番組織にパッ
ケージをインストールするときに実行される単体テストが用意されています。
Apex トリガ、入力規則、ワークフロールール、カスタム項目などのコンポーネ
ントが原因で単体テストが正常に完了しないことがあります。
エディション
単体テストに失敗した場合、テストを再度実行する前に次の作業を行ってくだ
さい。
使用可能なエディション:
Salesforce for Wealth
Management
• 最新バージョンのリレーショングループ管理パッケージをインストールす
る。新しいバージョンの機能は古いバージョンと同じですが、単体テストが
拡張されている点が異なります。Salesforce に問い合わせて、(AppExchange で
は入手できない) 最新バージョンのパッケージを要求してください。
• 取引先、家族、または家族の一員のオブジェクトの編集または削除を妨げて
いるコンポーネントを無効化する。多くの場合、Apexトリガが原因で単体テ
ストに失敗します。
リレーショングループパッケージが組織で正常に実行されるように、一部の
取引先、家族、家族の一員のオブジェクトの編集および削除が単体テストで
試行されます。これらのテストで行われる組織のデータの変更は一時的なも
のです。プラットフォーム要素によって、これらのオブジェクトの編集また
は削除が妨げられると、単体テストに失敗します。
7
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
アプリケーションをイン
ストールする
• 「AppExchange パッ
ケージのダウンロー
ド」
インストール済みアプリ
ケーションを設定および
リリースする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
取引先責任者の設定
取引先責任者の設定
[ソーシャル取引先、取引先責任者、およびリード] の有効化
組織または Salesforce1 で [ソーシャル取引先、取引先責任者、およびリード] 機能
を有効化することで、ソーシャルインテリジェンスへのユーザのアクセスを増
やします。
Spring '12 リリースより後に作成された組織では、[ソーシャル取引先、取引先責
任者、およびリード] 機能と使用可能なすべてのソーシャルネットワークへのア
クセスがデフォルトで有効になります。これより前に作成された組織では、こ
の機能を手動で有効化する必要があります。
メモ: [ソーシャル取引先、取引先責任者、およびリード] 機能がすでに有効
化されているが、1 つ以上のソーシャルネットワークが表示されない場合
は、「ソーシャル取引先、取引先責任者、およびリードのトラブルシュー
ティング」を参照してください。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ソーシャルアカウント」と入力し、
[ソーシャル取引先と取引先責任者の設定] を選択します。
2. [ソーシャル取引先と取引先責任者を有効化] を選択します。
3. 組織のユーザがアクセスできるソーシャルネットワークを選択します。デ
フォルトでは、すべてのソーシャルネットワークが選択されています。
Salesforce Lightning Experience および Salesforce1 モバイルアプリケーションでは、
他のネットワークが有効になっていても、ユーザは Twitter にしかアクセスで
きません。
4. [保存] をクリックします。
5. Salesforce1 モバイルアプリケーションで Twitter にアクセスできるようにするに
は、取引先、取引先責任者、リードのページレイアウトの [モバイルカード]
セクションに Twitter カードを追加します。
6. 各ユーザに、個人で使用するために [ソーシャル取引先、取引先責任者、お
よびリード] を設定できることを伝えます。
関連トピック:
Social Key の有効化
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
法人取引先を使用可能な
エディション:
Database.com Edition 以外
のすべてのエディション
個人取引先を使用可能な
エディション: Enterprise
Edition、Performance
Edition、Unlimited Edition、
および Developer Edition
取引先責任者を使用可能
なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
リードを使用可能なエ
ディション: Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Unlimited Edition、
および Developer Edition
Data.com クリーンアップ
および Data.com Social Key
を使用可能なエディショ
ン: Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、およ
び Unlimited Edition
ユーザ権限
[ソーシャル取引先、取引
先責任者、およびリード]
を有効化、設定、または
無効化する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
8
販売ツールの設定および管理
取引先責任者の設定
取引先責任者と個人取引先に対するカスタマーポータルの有効化
顧客が Salesforce カスタマーポータルにアクセスできるようにするには、顧客の
取引先責任者レコードまたは個人取引先レコードをカスタマーポータルユーザ
として有効化する必要があります。
随時、カスタマーポータルユーザの無効化または非アクティブ化ができます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. [外部ユーザの管理]をクリックして、取引先責任者または個人取引先詳細ペー
ジのドロップダウンボタンから [カスタマーユーザを有効化] ボタンをクリッ
クします。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. 一般情報と地域の設定を確認し、不足している情報は入力します。顧客の
[ユーザ名] は、[メール] にデフォルト設定されます。
ユーザ権限
顧客のカスタマーポータルを有効にする手順は、次のとおりです。
3. [ポータルユーザライセンス] を選択します。選択したユーザライセンスによっ
て、そのカスタマーポータルユーザに対して選択できる権限セット、ユーザ
プロファイル、およびロール階層オプションが決まります。「カスタマー
ポータルユーザライセンス」を参照してください。
4. カスタマーポータルのユーザ名とパスワードを顧客にメールで送信するに
は、[パスワードをリセットしてユーザに通知する] チェックボックスをオン
にします。
組織が複数のカスタマーポータルを使用する場合、ポータルユーザは、プロ
ファイルに割り当てられたすべてのカスタマーポータルに、1 組のユーザ名
とパスワードを使ってアクセスできます。「複数のカスタマーポータルの作
成」を参照してください。
カスタマーポータルユー
ザを有効化する、または
ポータルユーザとしてロ
グインする
• カスタマーポータル
ユーザに関連付けられ
ている取引先に対する
「編集」
および
「セルフサービスユー
ザの編集」
5. [保存] をクリックします。
ポータル設定のトラブルシューティングや確認を行うには、取引先責任者の詳細ページで[外部ユーザの管理]
をクリックし、[ユーザとしてポータルにログイン] を選択します。新規ブラウザウィンドウが開き、パート
ナーユーザとしてポータルにログインできます。
取引先責任者に対するカスタマーポータルの有効化のヒント
取引先責任者のカスタマーポータルを有効化するときに、次の点を考慮してください。
• カスタマーポータルに対して有効化した取引先責任者のアクセス権を表示または編集するには、取引先責
任者の詳細ページで [外部ユーザの管理] をクリックし、[カスタマーユーザの参照] を選択します。
• 取引先責任者の取引先の所有者が、組織内のロールに関連付けられていない限り、カスタマーポータルの
取引先責任者を有効にすることはできません。
• 取引先について、カスタマーポータルの取引先責任者を初めて有効化する場合は、その取引先責任者をポー
タルロールに割り当てることはできません。その取引先責任者は、「カスタマーユーザ」ロールに自動的
に割り当てられ、そこには、取引先責任者の取引先の名前が含まれています。取引先責任者のポータルロー
ルは、後で更新できます。
大規模ポータルユーザにはロールがなく、ロール階層に含まれないため、この動作はそれらのユーザには
適用されません。
9
販売ツールの設定および管理
取引先責任者の設定
• 取引先責任者は、パートナーまたはカスタマーポータルユーザのいずれでもかまいませんが、2 つを兼ねる
ことはできません。ユーザが、パートナーユーザでありかつカスタマーポータルユーザである場合、それ
ぞれのポータル用に個別のユーザ名とパスワードを持つことができるように、そのユーザの取引先責任者
レコードを 2 つ作成する必要があります。
ただし、取引先責任者は、セルフサービスユーザであると同時にパートナーまたはカスタマーポータルユー
ザであることは可能です。セルフサービスユーザが作成または所有するデータは、同じ取引先責任者に関
連付けられているパートナーまたはカスタマーポータルユーザに表示することができます。
メモ: Spring '12 リリース以降、新しい組織ではセルフサービスポータルを利用できません。既存の組
織は、引き続きセルフサービスポータルを使用できます。
• 有効なカスタマーポータルユーザは削除できませんが、そのユーザのカスタマーポータルポータルへのア
クセスを無効または非アクティブにすることはできます。
次の表に、ポータルユーザに関連付けられた取引先責任者を削除できるかどうかを示します。
取引先責任者に関連付けられたポータルユーザの状 取引先責任者を削除できるかどうか
態
有効なポータルユーザ
いいえ。これは、ポータルユーザを再度有効にする
場合に取引先責任者を確保しておくためです。
非アクティブ化されたポータルユーザ
いいえ。これは、ポータルユーザを再度有効にする
場合に取引先責任者を確保しておくためです。
無効化されたポータルユーザ
はい、できます。削除した取引先責任者は、ごみ箱
に送られます。
• 随時、取引先責任者の取引先を変更できます。
• カスタマーポータルの使用が有効になっている取引先責任者をマージできます。
• ユーザの [ニックネーム] は、別のニックネームを指定しない限り、ユーザのメールの別名アドレスにデ
フォルト設定されています。たとえば、ユーザの [メール] が「[email protected]」である場合、[保存] を
クリックすると、ユーザの [ニックネーム] は「jsmith」にデフォルト設定されます。
• 代理管理者は大規模カスタマーポータルライセンスを取引先責任者に割り当てることはできません。
• 取引先責任者からカスタマーポータルユーザを作成する場合、そのユーザに「Chatter アンサーユーザ」権
限が自動的に選択されます。ただし、API からカスタマーポータルユーザを作成する場合、そのユーザに
「Chatter アンサーユーザ」権限は自動的に選択されません。
個人取引先に対するカスタマーポータルの有効化のヒント
個人取引先のカスタマーポータルを有効化するときに、次の点を考慮してください。
• 個人取引先を有効にした後、個人取引先の詳細ページで [外部ユーザの管理] をクリックし、[カスタマー
ユーザの参照] を選択して、カスタマーポータルに対する個人取引先のアクセス権を参照または編集しま
す。
• カスタマーポータルの使用が有効になっている個人取引先は削除できません。
10
販売ツールの設定および管理
取引先責任者の設定
• 個人取引先をインポートしても、カスタマーポータルの使用が自動的に有効化されることはありません。
個人取引先のインポートの詳細は、「私の個人取引先のインポート」を参照してください。
• 個人取引先ユーザは、カスタマーポータルにセルフ登録することはできません。これを実行しようとする
と、ポータル管理者に問い合わせるように指示するメール通知が送信されます。「カスタマーポータルの
ログイン設定の有効化」を参照してください。
• カスタマーポータルの使用が有効になっている個人取引先はマージできません。
関連トピック:
[ソーシャル取引先、取引先責任者、およびリード] の有効化
11
販売ツールの設定および管理
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリード
の取得
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリードの取得
Data.com プロスペクタの実装
Data.com プロスペクタの実装は簡単です。ここでは 基本情報について説明しま
す。
エディション
Data.com のデータを最大限に活用するには、ユーザの組織がData.com プロスペク
タのライセンスを購入し、機能を設定する必要があります。Data.comからデータ
の検索と追加を行うData.com プロスペクタ製品には、Data.com コーポレートプロ
スペクタと Data.com プレミアムプロスペクタという 2 つのバージョンがありま
す。どちらも簡単に設定できますが、Data.comプレミアムプロスペクタでは追加
の手順がいくつか必要です。一部の手順は両方の製品で共通であるため、ここ
ではまずその手順を説明します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタの実装に必要な手順は、次のとおりです。
1. Data.com のライセンス、制限、および製品を理解します。
2. Data.com でユーザを有効にし、各ユーザの種別を割り当て、レコードの追加
制限を割り当てます。
3. ユーザプロファイルに Data.com タブを追加します。
4. 使用するいずれかの Data.com レポートパッケージをインストールします。
5. ご使用の Data.com プロスペクタのバージョンに応じて、さらにいくつかの手
順を実行します。詳細は、次のトピックを参照してください。
ヒント: 組織にある Data.com プロスペクタ製品を確認するには、[設定]
から、[クイック検索] ボックスに「ライセンスと制限」と入力し、[ライ
センスと制限] を選択します。[ライセンスと制限] ページで、Data.com プ
ロスペクタライセンスセクションを確認します。「コーポレート」また
は「プレミアム」と表示されます。
• Data.com コーポレートプロスペクタの設定
• Data.com プレミアムプロスペクタの設定
Data.com プロスペクタを Data.com クリーンアップと一緒に使用する場合は、
「Data.com クリーンアップの実装」 (ページ 41)を参照してください。
実装のヒントとベストプラクティス
メモ: 検索結果の数が大量の場合、10 ページより後のデータは一切表示で
きません。無制限ビューを有効化する場合は、Salesforce カスタマーサポー
トにお問い合わせください。
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Data.com を実装する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
Data.com ユーザを有効化
する
• 「内部ユーザの管理」
AppExchange パッケージ
をインストールする
• 「AppExchange パッ
ケージのダウンロー
ド」
• ユーザが一度に 200 を超えるリードを Salesforce に追加すると、組織で使用しているリード割り当てルール
が実行されません。リード割り当てルールを確実に実行するために、一度に追加するリードを 200 未満に
制限するようにユーザに指示してください。
12
販売ツールの設定および管理
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリード
の取得
• 組織で Data.com に対応付けられた項目に対して入力規則を使用している場合、レコード追加時のエラーを
避けるには、入力規則を非アクティブにするか、該当項目がData.com項目名と一致することを確認します。
関連トピック:
Data.com 製品スイート
Data.com ユーザ種別、ライセンス、およびレコード追加制限のしくみ
Data.com ユーザ種別、ライセンス、およびレコード追加制限のしくみ
ユーザ種別、ライセンス、およびレコード追加制限は、Data.comにアクセスでき
るユーザと、Data.com ユーザが実行できる操作を制御します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
このセクションの内容:
Data.com ライセンス情報、レコード追加残数、制限の確認
ライセンス、レコード追加、および制限に関する重要な情報を、[設定] の
[Data.com ライセンスと制限] ページで確認します。このページには、Data.com
の 1 日あたりの API 制限も表示されます。
Data.com プロスペクタのライセンスはどのように機能しますか?
Data.com プロスペクタユーザライセンスを取得すると、ユーザは Data.com で
取引先や取引先責任者を検索し、レコードとしてSalesforceに追加できます。
ユーザには、Data.com ユーザまたは Data.com リストユーザのいずれかのライ
センスを割り当てることができます。それぞれのライセンスには、独自の特
性があります。
Data.com クリーンアップのライセンスはどのように機能しますか?
組織が Data.com プロスペクタを使用している場合、それらのライセンスを持
つユーザは、アクセス可能な取引先、取引先責任者、およびリードレコード
を手動でクリーンアップできます。組織が Data.com クリーンアップ製品を購
入した場合、自動ジョブを実行してレコードをクリーンアップすることもで
きます。また、すべての Salesforce ユーザ (Data.com プロスペクタライセンスの
ユーザだけでない) は手動でレコードをクリーンアップできます。
関連トピック:
Data.com ユーザの設定
13
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
販売ツールの設定および管理
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリード
の取得
Data.com ライセンス情報、レコード追加残数、制限の確認
ライセンス、レコード追加、および制限に関する重要な情報を、[設定] の [Data.com
ライセンスと制限] ページで確認します。このページには、Data.com の 1 日あた
りの API 制限も表示されます。
ヒント: 各ユーザが追加またはエクスポートしたレコード数は、[すべての
Data.com ユーザ] ページで確認できます。[設定] から、[クイック検索] ボッ
クスに「ユーザ」と入力し、[プロスぺクタユーザ]を選択します。または、
組織でカスタムレポートタイプにアクセスできる場合は、Data.com Usage オ
ブジェクトを使用して、より詳細な使用状況に関する情報を示すレポート
を作成できます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ライセンスと制限」と入力し、[ラ
イセンスと制限] を選択します。
関連トピック:
Data.com ユーザ種別、ライセンス、およびレコード追加制限のしくみ
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Data.com 設定ページを参
照する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
14
販売ツールの設定および管理
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリード
の取得
Data.com プロスペクタのライセンスはどのように機能しますか?
Data.com プロスペクタユーザライセンスを取得すると、ユーザはData.comで取引
先や取引先責任者を検索し、レコードとして Salesforce に追加できます。ユーザ
には、Data.com ユーザまたは Data.com リストユーザのいずれかのライセンスを割
り当てることができます。それぞれのライセンスには、独自の特性があります。
重要: ユーザがData.comからファイルを追加およびエクスポートできるよう
にするには、ライセンスをユーザに直接割り当てる必要があります。
Data.com ユーザ
Data.com ユーザは 1 か月あたりに追加またはエクスポートできる取引先、取引先
責任者、リードのレコード数を制限されています。ライセンスユーザあたりの
デフォルトのレコード数は 300 です。各ライセンスユーザのレコード追加制限
は、契約開始日に関係なく、(組織のタイムゾーンに基づいて) 各月の最初の日の
午前 0 時に更新されます。使用されなかったレコード追加数は各月の月末で期
限切れになります。翌月には繰り越されず、払い戻しされません。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
例: Universal Telco 社の営業部門には 14 人の営業担当者がいます。この部門では 20 個の Data.com プロスペク
タライセンスを購入し、それぞれのレコード追加制限は 300 です。つまり、組織内の Data.com ユーザは 1
か月に 6,000 ものレコードを追加できることになります。Universal Telco 社の管理者は、Data.com ユーザのレ
コード数の月あたりの追加制限を次のように分配しました。
• 10 人の営業担当者にそれぞれ上限 300
• 2 人の営業担当者にそれぞれ上限 500
• 2 人の営業担当者にそれぞれ上限 1,000
Data.com リストユーザ
Data.com List ユーザは 1 か月あたりに追加またはエクスポートできる取引先、取引先責任者、リードのレコード
数を制限されています。使用されなかったレコード追加数は各月の月末で期限切れになります。翌月には繰り
越されません。リストユーザは、1 か月あたりの制限を使用した後に、組織内のすべてのリストユーザが共有
するプールから引き出してレコードを追加できます。未使用のプール追加は、購入から 1 年で有効期限が切れ
ます。組織のプール制限を取得できるのは Data.com リストユーザのみです。Data.com ユーザが組織のプール制
限を取得する場合は、そのユーザを Data.com リストユーザに変更する必要があります。
例: Universal Telco 社のマーケティング部門には 4 人のマーケティング担当者がいます。各担当者は 1 つの
Data.com プロスペクタライセンスを持ち、各担当者が Data.com リストユーザです。Universal Telco 社では、
各 Data.com ユーザのデフォルトの 1 か月あたりの制限が 300 レコードになるように、1 か月あたりのレコー
ド追加数を十分に購入しています。また、5,000 レコードのレコード追加プールも購入しました。マーケ
ティング担当者は、個人の 1 か月あたりの制限を使用した後に、プール制限の使用を開始できます。全体
で、4 人のマーケティング担当者全員でプールから 5,000 レコードを追加できます。1 人の担当者が 2,500
件のレコードを追加したとすると、その他の 3 人のユーザのうち 1 人以上で残り 2,500 件を追加できます。
関連トピック:
Data.com ユーザ種別、ライセンス、およびレコード追加制限のしくみ
15
販売ツールの設定および管理
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリード
の取得
Data.com クリーンアップのライセンスはどのように機能しますか?
組織が Data.com プロスペクタを使用している場合、それらのライセンスを持つ
ユーザは、アクセス可能な取引先、取引先責任者、およびリードレコードを手
動でクリーンアップできます。組織が Data.com クリーンアップ製品を購入した
場合、自動ジョブを実行してレコードをクリーンアップすることもできます。
また、すべての Salesforce ユーザ (Data.com プロスペクタライセンスのユーザだけ
でない) は手動でレコードをクリーンアップできます。
[設定] の [Data.com ライセンスと制限] ページには、レコードをクリーンアップで
きるユーザと、組織で自動クリーンアップジョブを使用可能かどうかが表示さ
れます。
メモ: Data.com プロスペクタのみを購入した組織の場合、ライセンスを持つ
ユーザのみがレコードをクリーンアップできます。
関連トピック:
Data.com ユーザ種別、ライセンス、およびレコード追加制限のしくみ
16
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
販売ツールの設定および管理
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリード
の取得
Data.com ユーザの設定
Data.comの充実したデータベース (取引先、取引先責任者、リード) の利用を開始
できるように、ユーザに Data.com へのアクセスを許可し、レコード追加制限を
設定します。
[すべての Data.com ユーザ] ページでは、ユーザがユーザ種別 Data.com ユーザおよ
び Data.com リストユーザでグループ化されて表示されます。
• Data.com ユーザは 1 か月あたりに追加またはエクスポートできる取引先、取
引先責任者、リードのレコード数に制限があります。また、使用されなかっ
た追加分は各月の月末で期限切れになります。
• Data.com リストユーザは、Data.com ユーザと同じ 1 か月あたりの制限がありま
す。リストユーザは、1 か月あたりの制限を使用した後に、組織内のすべて
のリストユーザが共有するプールから引き出してレコードを追加できます。
未使用のプール追加は、購入から 1 年で有効期限が切れます。リストユーザ
には 1 か月あたりのレコード追加制限があり、かつ、レコードプールにアク
セスできるため、[すべての Data.com ユーザ] ページの両方のユーザ種別セク
ションに表示されます。
各 Data.com ユーザをそれぞれの [ユーザの編集] ページで設定します。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ユーザ」と入力し、[プロスぺクタ
ユーザ] を選択してから、有効化するユーザ名の横にある [編集] をクリック
します。
2. [Data.com ユーザ種別] ドロップダウンで、ユーザ種別を選択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Data.com を実装する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
Data.com ユーザを有効化
する
• 「内部ユーザの管理」
3. Data.com ユーザの場合、[Data.com の 1 か月あたりの追加制限] ドロップ
AppExchange パッケージ
ダウンで、ユーザが 1 か月に追加できる取引先、取引先責任者、リードのレ
をインストールする
コード数を選択します。任意のユーザまたはすべてのユーザに組織の上限以
• 「AppExchange パッ
下の数を選択できますが、1 か月あたりの組織の制限に達すると、ユーザは
ケージのダウンロー
それ以上レコードを追加できなくなります。
ド」
たとえば、組織の月次追加上限が 3,000 レコードの場合、あるユーザに 500 レ
コードの月次追加上限、別のユーザに 1,000 レコードの上限、さらに別のユー
ザに組織上限 (この場合は 3,000 レコード) を割り当てることができます。2 番目のユーザがまず 1,000 レコー
ドをすべて追加した場合、3 番目のユーザが追加できるのは最大 2,000 レコードまでになり、3 番目のユー
ザが追加したレコード数によっては、1 番目のユーザはレコードを追加できなくなる場合があります。
ヒント: 組織の月次追加上限は、[Data.com ライセンスと制限] ページで確認できます。[設定] から、[ク
イック検索] ボックスに「ライセンスと制限」と入力し、[ライセンスと制限] を選択します。
4. [保存] をクリックします。Data.com の他のユーザを設定する場合は、[保存 & 新規] をクリックします。
ヒント: また、Apex データローダを使用して Data.com ユーザを設定し、Data.com ユーザ種別を選択し
て、必要に応じて 1 か月あたりの追加制限を設定することもできます。これを行うには、ユーザレコー
ドを .csv ファイルにエクスポートし、設定するユーザごとに必要な項目を変更してから、その .csv
ファイルを Salesforce にインポートします。ユーザオブジェクトからエクスポートする項目は、
LastName、FirstName、UserPermissionsJigsawProspectingUser、
17
販売ツールの設定および管理
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリード
の取得
JigsawImportLimitOverride、および UserPreferencesJigsawListUser です。ユーザオブジェ
クトについての詳細は、『SOAP API 開発者ガイド』を参照してください。
Salesforce 内またはデータローダ経由で設定できる Data.com ユーザの数は、購入した Data.com ライセン
ス数に応じて異なります。データローダを使用してユーザを設定する場合は、ユーザ数が制限を超え
ないようにしてください。
関連トピック:
Data.com 製品スイート
Data.com ユーザ種別、ライセンス、およびレコード追加制限のしくみ
Data.com プロスペクタユーザの取引先ニュースの有効化 (ベータ)
Data.com プロスペクタユーザの取引先ニュースを有効にすると、ユーザが取引先
に関する重要なニュース記事を取得できます。
エディション
このリリースには、Data.com プロスペクタユーザの取引先ニュースのベータバー
ジョンが含まれています。本番品質ではありますが、既知の制限があります。
使用可能なエディション:
Lightning Experience
Salesforce1 ユーザは、ニュースアプリケーションからすべての記事にアクセス
し、最近参照した取引先の合併、買収、および会社の指導者の変更に関する記
事が入手可能になったときに通知を受け取ることができます。Lightningユーザは
Salesforce1 ユーザと同じ通知を受け取り、[通知] から直接記事にアクセスできま
す。Lightning ユーザはニュースアプリケーションにはアクセスできません。
使用可能なエディション:
Developer Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、およ
び Unlimited Edition
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Salesforce1」と入力し、
[Salesforce1 の設定] を選択します。
ユーザ権限
2. Data.com プロスペクタユーザの取引先ニュースを有効にします。
Data.com プロスペクタ
ユーザの取引先ニュース
を有効または無効にする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
18
販売ツールの設定および管理
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリード
の取得
Data.com プロスペクタに対する Data.com クリーンアップの有効化
Data.com プロスペクタでは、Salesforce 取引先、取引先責任者、およびリードレ
コードが Data.com から追加されたものであるかどうかに関わらず、ユーザはレ
コードを手動でクリーンアップできます。Data.com プロスペクタを使用すると、
クリーンアップが自動的に有効になるため、ユーザはレコードを手動でクリー
ンアップできます。Data.com プレミアムプロスペクタバージョンの製品を使用す
ると、ユーザは取引先またはリードレコードにリンクされている D&B 企業レコー
ドも手動でクリーンアップできます。
メモ:
• Data.com クリーンアップを購入した場合は、取引先、取引先責任者、お
よびリードレコードを手動でクリーンアップしたり、自動化されたジョ
ブでクリーンアップしたりできます。Data.com プレミアムクリーンアッ
プバージョンの製品を購入した場合は、取引先またはリードレコードに
リンクされている D&B 企業レコードも自動化されたジョブでクリーン
アップできます。詳細については、「Data.com クリーンアップの実装」
を参照してください。
• クリーンアップを有効にしても、すぐにレコードがクリーンアップされ
るわけではありません。また、機能をオフにするには、[無効化] をク
リックします。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「クリーンアップ設定」と入力し、
[クリーンアップ設定] を選択します。
2. Data.com クリーンアップが有効化されていることを確認します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Data.com クリーンアップ
を有効化または無効化す
る
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
関連トピック:
Data.com クリーンアップ
Data.com クリーンアップの実装
19
販売ツールの設定および管理
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリード
の取得
Data.com コーポレートプロスペクタの設定
Data.com コーポレートプロスペクタには、[D-U-N-S 番号]、[NAICS コード]、
[取引形態] など、Dun & Bradstreet の取引先とリードの基本セットのデータが用意
されています。ここでは、この製品の実装方法を説明します。
メモ: 組織にある Data.com プロスペクタ製品を確認するには、[設定] から、
[クイック検索] ボックスに「ライセンスと制限」と入力し、[ライセンスと
制限] を選択します。[ライセンスと制限] ページで、Data.com プロスペクタ
ライセンスセクションを確認します。「コーポレート」または「プレミア
ム」と表示されます。
1. Data.com が実装されていることを確認してください。
2. Data.com クリーンアップを有効にして、ユーザが取引先、取引先責任者、お
よびリードレコードを手動でクリーンアップできるようにします。
3. 取引先、取引先責任者、およびリードのページレイアウトに必要なボタンと
項目を設定します。
4. Enterprise Edition、Unlimited Edition、または Performance Edition を使用している場
合は、D&B が提供する項目がユーザに表示されるように項目レベルセキュリ
ティを更新する必要があります。
設定のベストプラクティス
組織でどちらかのバージョンの Data.com プロスペクタを使用している場合、製
品が提供する項目に対して入力規則を作成すると、製品の使用を停止してもそ
の入力規則が引き続き実行されます。その場合は、そのような項目を使用する
入力規則をすべて無効にしてください。Data.com プロスペクタの項目について
は、ヘルプトピック「取引先項目」と「リード項目」を参照してください。
20
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Data.com コーポレートプ
ロスペクタを実装する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリード
の取得
Data.com プレミアムプロスペクタの設定
Data.com プレミアムプロスペクタは、Data.com コーポレートプロスペクタに対す
るアップグレードです。プレミアムプロスペクタでは、コーポレートプロスペ
クタで使用できるすべての機能と項目に加え、Data.com から Salesforce に追加した
取引先とリードについて、70 を超える D&B 項目を追加で使用できます。Data.com
コーポレートプロスペクタユーザと同様に、プレミアムプロスペクタユーザに
は、取引先レコードとリードレコードに関する限定された D&B 項目も表示され
ます。
メモ: 組織にある Data.com プロスペクタ製品を確認するには、[設定] から、
[クイック検索] ボックスに「ライセンスと制限」と入力し、[ライセンスと
制限] を選択します。[ライセンスと制限] ページで、Data.com プロスペクタ
ライセンスセクションを確認します。「コーポレート」または「プレミア
ム」と表示されます。
ここでは、Data.com プレミアムプロスペクタの設定方法を説明します。
1. Data.com プロスペクタが実装されていることを確認してください。
2. Data.com クリーンアップを有効にして、ユーザが取引先レコード、取引先責
任者レコード、およびリードレコードを手動でクリーンアップできるように
します。
3. 取引先、取引先責任者、およびリードのページレイアウトに必要なボタンと
項目を設定します。
4. Enterprise Edition、Unlimited Edition、または Performance Edition を使用している場
合は、D&B が提供する項目がユーザに表示されるように項目レベルセキュリ
ティを更新する必要があります。
5. [D&B 企業情報] タブをユーザプロファイルに追加します。
6. (省略可能) D&B 企業レコードにはデフォルトレイアウトが用意されています
が、必要に応じて高度なページレイアウトエディタを使用してページレイア
ウトをカスタマイズすることもできます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Data.com プレミアムプロ
スペクタを実装する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
設定のベストプラクティス
• D&B 企業レコードの参照と削除をユーザに許可できます。これを行うには、標準プロファイルとカスタム
プロファイルに権限を割り当てます。
標準プロファイルの場合は、事前に割り当てられた「D&B 企業のレコードを参照」権限に加えて、「D&B
企業のレコードを削除」権限を割り当てます。
カスタムプロファイルの場合は、[D&B 企業のレコードを参照] と [D&B 企業のレコードを削除] の両方の
権限を割り当てます。
• 組織でどちらかのバージョンの Data.com プロスペクタを使用している場合、製品が提供する項目に対して
入力規則を作成すると、製品の使用を停止してもその入力規則が引き続き実行されます。その場合は、そ
21
販売ツールの設定および管理
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリード
の取得
のような項目を使用する入力規則をすべて無効にしてください。Data.com プロスペクタの項目については、
ヘルプトピック「取引先項目」と「リード項目」を参照してください。
関連トピック:
Data.com 製品スイート
Salesforce での重複 Data.com レコードの許可に関する考慮事項
共有モデルを使用する組織では、Data.com ユーザが Salesforce に取引先、取引先責
任者、またはリードのレコードを重複して追加できるようにする必要が生じる
場合があります。
重複設定を設定する場合は、次の点に留意してください。
• レコードは、[Data.com キー] 項目に同じ Data.com ID 番号を持っている場
合に重複しているとみなされます。これには、取引先責任者およびリードの
両方として Data.com から追加されたレコードが含まれます。
• 重複は、個人のユーザではなく、組織全体に対して、オブジェクトごとに許
可できます。ただし、ユーザまたはプロファイルが重複レコードを追加でき
ないようにする場合は、トリガを作成できます。
• Salesforceにすでに存在するレコードには、検索結果で緑色のドット ( ) のマー
クが付けられます。組織でそのオブジェクトに対する重複が許可されている
場合、Data.com ユーザはこれらのレコードを再度追加することができます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
• Data.com から Salesforce に追加されたレコードには、検索結果で青色のチェッ
クマーク ( ) が付けられます。組織でそのオブジェクトに対する重複が許可されている場合、Data.com ユー
ザはこれらのレコードを再度追加することができます。レコードの追加は、そのレコードが最初にSalesforce
に追加されるときのみレコード残数に影響を与えます。重複レコードの追加は、レコード残数に影響を与
えません。
• Data.com の設定で重複が許可されている一方で、重複レコードを作成できないようにする重複ルールを組
織が使用している場合、重複レコードを許可するかブロックするかは重複ルールによって決定されます。
関連トピック:
Salesforce での重複 Data.com レコードの許可
22
販売ツールの設定および管理
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリード
の取得
Salesforce での重複 Data.com レコードの許可
Data.com ユーザが Salesforce に取引先、取引先責任者、またはリードのレコードを
重複して追加することや、これらのレコードを他のプログラムにエクスポート
することを許可します。
1. 「Salesforce での重複 Data.com レコードの許可に関する考慮事項」 (ページ 22)
を確認して、重複の意味と重複を許可することによる影響を理解してくださ
い。
2. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「設定」と入力し、[プロスペクタ設
定] を選択します。
3. ページの [重複設定] セクションで、重複を許可するオブジェクトを選択しま
す。
関連トピック:
Data.com プロスペクタの実装
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Data.com を実装する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
Data.com 項目と Salesforce 項目のカスタム対応付けでの考慮事項
カスタム対応付けでは、値が必要な Salesforce 取引先、取引先責任者、リードの
各項目に Data.com 値を入力します。項目を対応付ける前に、対応付けが機能す
るしくみ、必要な準備、および予期される結果について理解しておいてくださ
い。
エディション
すべての Data.com 項目がすべての Salesforce 項目で使用できるわけではありませ
ん。対応付け可能にするには、新しいSalesforce項目をデフォルト項目と同じデー
タ型にしておく必要があります。たとえば、[説明] 項目は 1,000 文字以上を含む
ロングテキストエリア項目に対応付けることができます。
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
カスタム項目の対応付けは、次の場合に適用されます。
• Data.com レコードが Salesforce に追加される場合
• Salesforce レコードが Data.com レコードと照合され、手動で、または自動ジョ
ブを使用してクリーンアップされる場合
項目を対応付ける前に、想定される結果と必要な関連操作について理解してお
いてください。
• 項目を対応付けたり、対応付けを更新したりすると、強制的に Data.com と完
全に同期されます。つまり、有効な CRM オブジェクトのすべてのレコード
(取引先、取引先責任者、およびリード) は変更されたレコードがなくても更
新されます。
23
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
販売ツールの設定および管理
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリード
の取得
• Data.com 項目の対応付けが、取引先、取引先責任者、リード、または D&B 企業レコードに対して行った
Salesforce 項目のカスタマイズ (承認、ワークフロールール、または Apex トリガ) と競合する可能性がありま
す。必要に応じて、カスタマイズの内容を確認して編集し、対応付けによって提供される値に対処できる
ようにします。
• 個々の Data.com 項目の対応付けをスキップすることはできますが、スキップされた項目の値は追加または
エクスポートされず、レコードのクリーンアップ状況を計算する場合に考慮されません。
• Salesforce および Data.com レコードの照合に使用される項目の対応付けをスキップまたは変更すると、一部
のレコードのクリーンアップ状況が [該当なし] に変わる可能性があります。
• 取引先レコードの場合、[D-U-N-S 番号] 項目の対応付けをスキップまたは変更すると、すべての取引先
ジョブで [D-U-N-S 番号] 項目ではなく Data.com マッチングサービスを使用して取引先レコードが再照合
されます。
• 項目の対応付けおよびクリーンアップジョブの設定でフラグの設定、自動入力、Salesforce 項目の上書きを
行う場合、これらの設定を行うときにカスタム対応付け項目を確認します。デフォルトの対応付け (Data.com
[電話] 項目から Salesforce [電話] 項目など) は表示されません。
• Data.com 検索結果をエクスポートすると、Excel ファイルの列ヘッダーに、対応付けされた項目名が表示さ
れます。たとえば、Data.com [電話] 項目を、取引先責任者オブジェクトの [携帯] 項目に対応付けると、
取引先責任者には「電話」ではなく「携帯」というヘッダーが表示されます。
• 値がない Data.com 項目を対応付けると、一部の Salesforce レコードは [該当なし] というクリーンアップ状況
に戻る場合があります。
• Data.com項目をカスタムSalesforce項目に対応付けると、カスタム項目のラベルがクリーンアップの比較ペー
ジに表示されます。
• 項目の対応付けに対する変更を追跡する場合は、設定変更履歴を確認してください。[設定] から、[クイッ
ク検索] ボックスに「設定変更履歴の参照」と入力し、[設定変更履歴の参照] を選択します。
関連トピック:
Data.com から Salesforce D&B 項目へのデフォルトの対応付け
Data.com と Salesforce 間の項目の対応付けのカスタマイズ
クリーンアップの互換性を確保するためのトリガおよびワークフロールールの確認
24
販売ツールの設定および管理
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリード
の取得
Data.com から Salesforce D&B 項目へのデフォルトの対応付け
Data.com プレミアムプロスペクタまたはData.com プレミアムクリーンアップを使
用すると、Dun & Bradstreet (D&B) の 70 項目以上を含む D&B 企業レコードにアクセ
スできます。一部の D&B 項目は、取引先、取引先責任者、リードの各レコード
でも使用できますが、項目名が異なる場合があります。
エディション
このトピックでは、Data.com の D&B 項目と Salesforce の取引先、取引先責任者、
リード項目との間のデフォルトの項目の対応付けについて説明します。
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
システム管理者は、カスタム項目の対応付けを設定できます。
取引先
D&B 項目
取引先項目
[年間売上]* (米ドル)
年間売上
会社の説明
説明
D-U-N-S 番号
D-U-N-S 番号
Fax 番号
Fax
場所種別
取引先 部門
住所(郵送先)
住所(納入先)
従業員数 — 合計
従業員数
所有者種別インジケータ
会社形態
第 1 住所
住所(請求先)
第 1 会社名
取引先名
第 1 NAICS コード
NAICS コード
第 1 NAICS の説明
NAICS の説明
第 1 産業コード
産業コード
第 1 産業区分の説明
産業区分の説明
第 1 取引形態
取引形態
電話番号
電話
株式コード
株式コード
URL
Web サイト
設立年
設立年
25
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
販売ツールの設定および管理
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリード
の取得
ヒント: デフォルトでは、すべての D&B 項目が取引先ページに対応付けられるわけではありません。他の
Data.com項目を取引先項目に対応付けるには、「Data.comとSalesforce間の項目の対応付けのカスタマイズ」
(ページ 27)を参照し、最新のリリースノートで対応付け可能な新しい項目を確認してください。
取引先責任者
D&B 項目
取引先責任者項目
第 1 住所
住所(郵送先)
第 1 会社名
取引先名
リード
D&B 項目
リード項目
[年間売上]* (米ドル)
年間売上
会社の説明
説明
D-U-N-S 番号
会社 D-U-N-S 番号
従業員数 — 合計
従業員数
第 1 住所
町名・番地
第 1 会社名
会社
* 年間売上を決定する D&B 項目は、D&B 企業レコードでアクセスできません。これらは、取引先およびリード
の [年間売上] 項目を入力するためにのみ使用されます。
関連トピック:
Data.com と Salesforce 間の項目の対応付けのカスタマイズ
Data.com から Salesforce D&B 項目へのデフォルトの対応付け
26
販売ツールの設定および管理
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリード
の取得
Data.com と Salesforce 間の項目の対応付けのカスタマイズ
Data.com 項目と、Salesforce 取引先、取引先責任者、およびリードの各項目の間の
カスタム対応付けを作成して、それらが必要な Salesforce 項目で Data.com 値を取
得するようにします。
カスタム項目の対応付けは、次の場合に適用されます。
• Data.com レコードが Salesforce に追加される場合
• Salesforce レコードが Data.com レコードと照合され、手動で、または自動ジョ
ブを使用してクリーンアップされる場合
メモ: すべての Data.com 項目がすべての Salesforce 項目で使用できるわけで
はありません。対応付け可能にするには、新しい Salesforce 項目をデフォル
ト項目と同じデータ型にしておく必要があります。たとえば、[説明] 項目
は 1,000 文字以上を含むロングテキストエリア項目に対応付けることができ
ます。
1. 項目の対応付けを変更する前に、対応付けが機能するしくみ、必要な準備、
および予期される結果について理解しておいてください。
2. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「項目の対応付け」と入力し、[項目
の対応付け] を選択します。
3. 対応付ける Data.com 項目ごとに、Salesforce 項目を選択します。項目を対応付
けない場合は、[対応付けをスキップ] を選択します。
関連トピック:
Data.com から Salesforce D&B 項目へのデフォルトの対応付け
Data.com 項目と Salesforce 項目のカスタム対応付けでの考慮事項
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Data.com を実装する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
Data.com ユーザを有効化
する
• 「内部ユーザの管理」
AppExchange パッケージ
をインストールする
• 「AppExchange パッ
ケージのダウンロー
ド」
27
販売ツールの設定および管理
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリード
の取得
Jigsaw for Salesforce のアンインストール
重要: Jigsaw for Salesforce は新しい組織に使用できなくなり、Summer '14 では
既存の組織でもサポートが停止されます。Jigsaw for Salesforce を使用してい
る場合は、それをアンインストールし、Salesforce に組み込まれている同等
の Data.com 製品 (Data.com コーポレートプロスペクタまたは Data.com プレミ
アムプロスペクタおよび Data.com クリーンアップ) に移行する必要がありま
す。移行についての詳細は、Salesforce パートナー担当営業までお問い合わ
せください。組み込み型 Data.com 製品を Salesforce パートナー担当営業から
購入せずに移行しないでください。
Jigsaw for Salesforce をアンインストールするには、『Jigsaw for Salesforce Uninstall Guide』
の説明に従ってください。
関連トピック:
エディション
使用可能なエ
ディション:
Salesforce
Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Professional Edition、
Performance Edition、およ
び Unlimited Edition
ユーザ権限
Data.com 製品スイート
パッケージをアンインス
トールする
• 「AppExchange パッ
ケージのダウンロー
ド」および「アプリ
ケーションのカスタマ
イズ」
Data.com 検索結果でユーザが実行できる操作の制限
Data.com 検索結果でユーザが実行できる操作を制限するには、[取引先責任者の
検索] タブと [取引先の検索] タブから [Salesforce に追加] ボタンと [エクスポート
の結果] ボタンを削除します。
警告: ボタン設定を変更すると、[取引先責任者の検索] および [取引先の検
索] に関連付けられているすべての機能に影響します。たとえば、[取引先
の検索] で [Salesforce に追加] チェックボックスをオフにすると、取
引先の [追加] 機能が会社階層で無効になります。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「設定」と入力し、[プロスペクタ設
定] を選択します。
2. ページの [ボタン設定] セクションで、[取引先責任者の検索] タブと [取引先の
検索] タブから削除するボタンを選択解除します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Data.com を実装する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
28
販売ツールの設定および管理
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリード
の取得
Data.com 検索結果およびエクスポートでの連絡拒否設定の考慮
Data.com検索結果およびエクスポートファイルでは、特定の取引先責任者情報を
非表示にできます。
エディション
具体的には、次の値をマスクまたは削除できます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
• Salesforce ですでに [電話連絡拒否] または [メール送信除外] がオンになって
いる取引先責任者レコードおよびリードレコードのメールまたは電話番号の
値
• カナダの住所 (カナダのプライバシー要件に対応する) を持つすべての取引先
責任者およびリードレコードのメールの値
たとえば、Salesforce に Sally Larkin に関するリードレコードがあり、そのレコード
では [電話連絡拒否] チェックボックスがオンになっているとします。Data.com
タブで Sally Larkin を取引先責任者として検索すると、彼女のレコードが検索結果
リストに Salesforce にすでに存在するものとしてマーク ( ) が付けられて表示さ
れます。[電話] 項目は検索結果リストでマスクされ、Sally の取引先責任者カー
ドでもマスクされます。レコードをエクスポートすると、その [電話] 項目は
.csv ファイルで空白になります。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「設定」と入力し、[プロスペクタ設
定] を選択します。
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Data.com を実装する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
2. [連絡拒否設定を考慮およびカナダのプライバシー要件] を選択します。
[電話連絡拒否] または [メール送信除外] がオンになっているレコードの場
合、[電話] または [メール] 項目の値は検索結果と取引先責任者カードでマスクされ、レポートをエクス
ポートすると作成される .csv ファイルでは空白になります。カナダの住所があるレコードの場合、[メー
ル] 項目の値は検索結果と取引先責任者カードでマスクされ、レコードをエクスポートすると作成される
.csv ファイルでは空白になります。
29
販売ツールの設定および管理
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリード
の取得
Salesforce1 AppExchange パッケージにある Data.com の [取引先責任者を取得]
のインストールおよび実装
Salesforce1 AppExchange パッケージにある Data.com の [取引先責任者を取得] を使用
すると、Salesforce1 ユーザが電話やタブレットを使用しながら取引先の新規取引
先責任者をすばやく追加できます。これは、外出先でネットワークの拡大や新
規顧客の検索を行う効果的な方法です。
エディション
組織にパッケージをインストールし、Salesforce フルサイトで簡単な設定手順を
実行する必要があります。設定が完了すると、Data.com プロスペクタライセンス
を持つユーザが、取引先レコードの [取引先責任者を取得] をタップして、追加
する取引先責任者を選択するだけで、Data.comの新規取引先責任者を追加できる
ようになります。
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
重要: このパッケージでは次のことが行われません。
• ユーザが取引先責任者をリードとして追加できるようにする。
• 追加した取引先責任者の [リードソース] 項目に入力する。そのため、
この項目に基づいてトリガ、ワークフロールール、その他の自動化を調
整する必要がある場合があります。
• 組織の Data.com 重複設定に従う。つまり、ユーザが Salesforce に重複する
取引先責任者を追加することはできません。
• 購入済みのレコードを表示する (通常は青いチェックマーク が付いて
います)。ユーザが購入済みの取引先責任者を追加した場合にクレジッ
トを失うことはありません。
1. AppExchange の 「Data.com Get Contacts for Salesforce1」 パッケージに移動します。
2. [今すぐダウンロード] をクリックします。
3. パッケージをインストールします。
ブラウザによっては、インストール手順のすべてのステップを表示するため
にズームアウトする必要があります。
4. [ddc_mobilecard_account] Visualforce ページを、Data.com ユーザが使用する取引
先ページレイアウトの [モバイルカード (Salesforce1 のみ)] 領域に追加します。
30
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
パッケージをインストー
ルする
• 「AppExchange パッ
ケージのダウンロー
ド」
ページレイアウトをカス
タマイズする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
Data.com 取引先責任者を
追加する
• 取引先責任者に対する
「作成」
販売ツールの設定および管理
5.
ユーザによる新規取引先、取引先責任者、およびリード
の取得
をクリックして、追加した [ddc_mobilecard_account] Visualforce ページのプロパティを編集します。
6. [高さ] を「55」に変更します。
7. [OK] をクリックします。
8. 変更をレイアウトに保存します。
9. Data.com ユーザに、Salesforce1 で取引先の取引先責任者を取得できることを通知します。
31
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先およびリードの拡張データの取得
ユーザによる取引先およびリードの拡張データの取得
D&B 企業の実装
組織が Data.com プレミアムプロスペクタまたは Data.com プレミアムクリーンアッ
プを購入した場合、ユーザは D&B 企業オブジェクトにアクセスできます。この
タブにはSalesforceに追加した取引先およびリードの D&B データが表示されます。
また、手動や自動ジョブで取引先またはリードレコードをクリーンアップする
と、Salesforce にまだない D&B 企業レコードが作成されます。
[D&B 企業] タブには、Salesforce にあるすべての D&B 企業レコードが表示されま
す。
各 D&B 企業レコードには、D&B 項目の拡張セットが表示されます。Data.com プレ
ミアムクリーンアップを購入した場合は、D&B 企業レコードをクリーンアップす
る自動ジョブも使用できます。D&B 企業レコードを自動的にクリーンアップする
と空白の項目が入力され、古いデータが新しいデータで上書きされます。Data.com
プレミアムプロスペクタを購入しているが、(自動ジョブを含む) プレミアムク
リーンアップを購入していない場合、ユーザは D&B 企業レコードを手動で更新
できます。
D&B 企業の設定は簡単です。「Data.com プレミアムプロスペクタの設定」の手順
を実行し、ここで説明するガイドラインに従うだけです。
ヒント: 組織にある Data.com プロスペクタ製品を確認するには、[設定] か
ら、[クイック検索] ボックスに「ライセンスと制限」と入力し、[ライセン
スと制限] を選択します。[ライセンスと制限] ページで、Data.com プロスペ
クタライセンスセクションを確認します。「コーポレート」または「プレ
ミアム」と表示されます。
実装のガイドライン
• ユーザプロファイルに [D&B 企業] タブが追加されていることを確認します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
D&B 企業情報を実装する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
• [更新] ボタンを D&B 企業ページレイアウトに追加します。
• Data.com クリーンアップ製品を使用して、D&B 企業レコードを自動的に更新
する場合は、その設定を定義します。
• 取引先オブジェクト ([D-U-N-S 番号]、[産業コード]、および [NAICS コード]) にも存在する D&B 項目は、
管理された項目で、手動および自動クリーンアッププロセスによって更新されます。自動クリーンアップ
ジョブは、Data.com クリーンアップ製品を使用している場合に使用できます。
• D&B 企業オブジェクトは参照専用であるため (Data.com クリーンアップの更新を除く)、ToDo および項目自動
更新ワークフロールールを作成することはできません。ただし、他のオブジェクトに作用する D&B 項目の
変更によってトリガされるルールは許可されています。たとえば、D&B 企業レコードが作成されたときに、
取引先レコードのカスタム項目を更新するワークフロールールを作成できます。
• 適切なプロファイル権限を割り当てることにより、ユーザが D&B 企業レコードを参照および削除できるよ
うにできます。標準プロファイルには自動的に「D&B 企業のレコードを参照」権限が設定されていますが、
32
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先およびリードの拡張データの取得
「D&B 企業のレコードを削除」権限は割り当てる必要があります。カスタムプロファイルには、両方の権
限を割り当てる必要があります。
関連トピック:
Data.com プロスペクタおよび Data.com クリーンアップのページレイアウトの設定
リンクされている Salesforce レコードおよび D&B 企業レコードの管理
Data.com プレミアムプロスペクタまたはData.com プレミアムクリーンアップを使
用する場合、取引先またはリードレコードが Data.com から Salesforce に追加され
ると、D&B 企業レコードが自動的に作成され、[D&B 会社] 項目を介してそのレ
コードにリンクされます。
エディション
Salesforce レコードの [D&B 会社] 項目は、70 個以上の追加 D&B 項目が含まれる
D&B 企業レコードにリンクします。また、手動や自動ジョブで取引先またはリー
ドレコードをクリーンアップすると、Salesforce にまだない D&B 企業レコードが
作成されます。取引先またはリードを削除する場合、D&B 企業レコードの削除も
必要になることがあります。
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
重要: 取引先レコードおよびリードレコードの [D&B 企業] 項目は編集可
能であるため、複数のレコードが 1 つの D&B 企業レコードに関連付けられ
ることがあります。複数の取引先レコードまたはリードレコードにリンク
されている D&B 企業レコードは削除しないことをお勧めします。
システム管理者はデフォルトで D&B 企業レコードを削除できますが、他のユー
ザが D&B 企業レコードを削除できるようにする必要がある場合は、最初にその
ための権限セットを作成する必要があります。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
D&B 企業レコードの削除
を有効化する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
33
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先およびリードの拡張データの取得
D&B 企業レコードを削除するための権限セットの作成
システム管理者はデフォルトで D&B 企業レコードを削除できますが、他のユー
ザが D&B 企業レコードを削除できるようにする必要がある場合は、最初にその
ための権限セットを作成する必要があります。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「権限セット」と入力し、[権限セッ
ト] を選択します。
2. [新規] をクリックします。
3. [表示ラベル] 項目に、付与する権限に関連する名前を入力します。たとえ
ば、「D&B 企業情報削除」などです。[ユーザライセンス] 項目で、
Salesforce を選択します。[保存] をクリックします。
4. 権限セットの概要ページで、[アプリケーション権限] をクリックします。
5. アプリケーションの詳細ページで、[編集]をクリックして、[D&B 企業レコー
ドの削除] を選択します。D&B 企業レコードを削除するには「D&B 企業レコー
ドの参照」権限も必要であるため、その権限のチェックボックスも自動的に
オンになります。
6. [保存] をクリックします。
これで、すべての D&B 企業レコードに [削除] ボタンが表示されます。
関連トピック:
D&B 企業レコードの削除
D&B 企業レコードを削除するための権限セットの作成
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
D&B 企業情報を実装する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
権限セットを作成する
• 「プロファイルと権限
セットの管理」
34
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先およびリードの拡張データの取得
D&B 企業レコードの削除
Salesforce レコードの [D&B 会社] 項目は、70 個以上の追加 D&B 項目が含まれる
D&B 企業レコードにリンクします。また、手動や自動ジョブで取引先またはリー
ドレコードをクリーンアップすると、Salesforce にまだない D&B 企業レコードが
作成されます。取引先またはリードを削除する場合、D&B 企業レコードの削除も
必要になることがあります。
1. 削除が必要な場合は、D&B 企業レコードを削除できる権限セットを作成しま
す。
2. 削除する D&B レコードを開き、[削除] をクリックします。
関連トピック:
リンクされている Salesforce レコードおよび D&B 企業レコードの管理
D&B 企業レコードを削除するための権限セットの作成
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
D&B 企業レコードを削除
する
• 「D&B 企業レコードの
参照」および
「D&B 企業レコードの
削除」
35
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先およびリードの拡張データの取得
Data.com API を使用したリードへの重要な組織情報の追加
営業チームとマーケティングチームが最も有望な Salesforce リードを簡単に追跡
し、適切なテリトリーとキャンペーンに割り当てられるようにします。Data.com
API を使用することで、Data.com に一致が見つからない場合でもリードを重要な
組織情報で強化できます。従業員数、年間売上、NAICS の説明、Dun & Bradstreet®
による 50 個を超える追加項目など、多数の優れたデータを取得できます。
組織の新規商談に最適なソースの 1 つとして、Web サイトからのリードがありま
す。ただし、Data.comで一致する取引先責任者を検索するために十分な情報がな
い場合はどうすればよいでしょうか。その場合、追跡する価値があるリードと
そのリードに割り当てるテリトリーまたはキャンペーンを判断するために十分
なデータがありません。
Data.com API を使用することで、この状況を心配する必要がなくなります。
組織に Data.com プレミアムクリーンアップライセンスがあれば、リードに貴重
な組織情報と位置情報を簡単に追加できます。その後、追跡するリードとその
リードに割り当てるテリトリーまたはキャンペーンをこの情報に基づき判断し、
時間とコストを節約できます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プレミアムク
リーンアップライセンス
で使用可能なエディショ
ン: Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、およ
び Unlimited Edition
ユーザ権限
Data.com API を使用する
• 「API の有効化」
リードを追加する
• リードに対する「作
成」
36
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先およびリードの拡張データの取得
1. リードを収集します。
Lead 1: Joe Smith, [email protected]
Lead 2: Clark Kent, [email protected]
2. Data.com マッチング API を使用して、リードが Data.com の取引先責任者と一致するかどうかを確認します。
次の例では、Data.com マッチング API 要求を示します。
{
"entities": [
{
"attributes": {
"type": "DatacloudContact"
},
"Email": "[email protected]",
"FirstName": "Joe",
"LastName": "Smith",
},
{
"attributes": {
"type": "DatacloudContact"
},
"Email": "[email protected]",
"FirstName": "Clark",
"LastName": "Kent"
37
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先およびリードの拡張データの取得
}
],
"fields": [
"City",
"CompanyId",
"CompanyName",
"ContactId",
"Country",
"Department",
"Email",
"FirstName",
"IsInactive",
"LastName",
"Level",
"Phone",
"SocialHandles",
"State",
"Street",
"Title",
"Zip"
]
}
次の例では、Data.com マッチング API 応答を示します。
{
"errorCode": 0,
"errorMessage": null,
"matchRecords": [
{
"entity": {
"attributes": {
"type": "DatacloudContact"
},
"Street": "170 W Tasman Dr",
"Phone": "+1.408.525.4000",
"CompanyId": "211524",
"CompanyName": "Cisco Systems, Inc.",
"LastName": "Smith",
"Country": "United States",
"Title": "Broadband Network Engineer",
"City": "San Jose",
"State": "CA",
"Email": "[email protected]",
"FirstName": "Joe",
"SocialHandles": {
"totalSize": 2,
"done": true,
"records": [
{
"attributes": {
"type": "DatacloudSocialHandle"
},
"Url": "http://facebook.com/joe.smith",
38
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先およびリードの拡張データの取得
"ProviderName": "FACEBOOK",
"SocialId": "jsmith"
},
{
"attributes": {
"type": "DatacloudSocialHandle"
},
"Url": "http://linkedin.com/pub/john-downey/3/b17/85b",
"ProviderName": "LINKEDIN",
"SocialId": "pub/joe-smith/3/b17/85b"
}
]
},
"ContactId": 1147236,
"IsInactive": false,
"Zip": "95134-1700"
},
"matchDiffs": [
"Title"
]
}
]
}
3. Salesforce API を使用して、一致するレコードを新規リードとして Salesforce に追加します。
4. Data.com 検索 API を使用して、Data.com で各不一致レコードを検索します。特に、[名前] および
LocationStatus を使用します。[名前] では、不一致リードのメールアドレス内のドメイン名を使用し
ます。たとえば、[email protected] の場合は BNSF を使用します。LocationStatus では、本社または親会社
の位置情報のみを返す 1 を使用します。
次の例では、Data.com 検索 API SOQL クエリを示します。
SELECT Country, Name, EmployeesHere, SalesVolume, YearStarted, PrimaryNaicsDesc,
PrimarySicDesc
FROM DataCloudDAndBCompany
WHERE LocationStatus IN ('1') AND ( Name LIKE '%BNSF%')
次の例では、Data.com 検索 API SOQL クエリの結果を示します。
Country
Name
EmployeesHere SalesVolume YearStarted PrimaryNaiscDesc PrimarySicDesc
1
アメリカ
Burlington
Northern
Santa Fe, LLC
0.0
2.7969E9
2010
貨物運送手 貨物運送手
配業
配業
2
アメリカ
Bnsf Railway
Company
1800.0
3.541E9
1961
長距離鉄道 鉄道業
5. 不一致リードの名前とメールに対して、Data.com 検索 API の結果から正しい組織情報を追加します。
6. Salesforce API を使用して、このデータを新規リードとして Salesforce に追加します。
39
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
このプロセスを自動化します。
組織による CRM レコードのクリーンアップ
Data.com クリーンアップのベストプラクティス
ここでは、Data.com クリーンアップを実装、監視、および使用するためのヒント
とベストプラクティスを説明します。
エディション
• 一致の仕組みを理解する。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
• ライブデータを使って本番組織で自動クリーンアップジョブを実行する前
に、Sandbox 環境でその機能を試してみる。
Data.com クリーンアップが本番組織にインストールされたら、同じ権限とデー
タが保持されるように Sandbox を更新します。次に、Data.com クリーンアップ
の実装の手順に従って、Sandbox にクリーンアップを設定します。Sandbox 環
境ですべてが問題なく実行する場合、本番組織で同じ実装ステップに従いま
す。
• [クリーンアップの総計値と分析] ページで一致率と更新率を確認する。そこ
で、クリーンアップされたレコードの合計数、一致した数、および更新され
た数の情報を確認します。数値は、(手動クリーンアップ、リストからのク
リーンアップ、自動クリーンアップジョブによるクリーンアップに関係なく)
処理されたすべてのレコード数を表し、組織が Data.com クリーンアップを実
装して以来の率が反映されます。
• 取引先、取引先責任者、およびリードデータの定期的なバックアップをスケ
ジュールする。これは適切な措置であり、バックアップしておくことで、
Salesforce レコードの一致が不適切であった場合は以前のバージョンに戻すこ
とができます。レコードのリストからのクリーンアップや、自動クリーン
アップジョブを使用したクリーンアップでは、空の項目に自動入力できるた
め、バックアップが特に重要です。
• 取引先、取引先責任者、およびリードの項目履歴管理を設定する。項目履歴
管理によって、項目の値への変更を識別し、変更者と変更日時を追跡できま
す。項目履歴管理を使用する場合、[取引先履歴]、[取引先責任者履歴]、[リー
ド履歴] 関連リストをそれらのオブジェクトのそれぞれのページレイアウト
に必ず追加します。
• Data.com レポートをインストールして使用する。
関連トピック:
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Data.com クリーンアップ
を実装する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
データをバックアップす
る
• 「データのエクスポー
ト」
項目履歴管理を設定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
Data.com クリーンアップ
項目レベルセキュリティ
を設定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
40
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
Data.com クリーンアップの実装
ユーザ権限
Data.com クリーンアップを実装する
エディション
「アプリケーションのカスタマイズ」
Data.com クリーンアップユーザを有効化 「内部ユーザの管理」
する
トリガを定義する
「Apex 開発」
ワークフロールールを定義する
「アプリケーションのカスタマイズ」
AppExchange パッケージをインストール 「AppExchange パッケージのダウンロー
する
ド」
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
組織が手動または自動ジョブで取引先、取引先責任者、およびリードレコードを最新の状態を保つことができ
るように、Data.com クリーンアップを実装します。
メモ: Data.com プロスペクタを Data.com クリーンアップと一緒に使用する場合は、「Data.com プロスペク
タの実装」 (ページ 12)を参照してください。
このセクションの内容:
1. Data.com クリーンアップの有効化の確認
組織でレコードを最新の状態に保つようにするため、Data.com クリーンアップを有効化する方法を習得し
ます。
2. Data.com プロスペクタおよび Data.com クリーンアップのページレイアウトの設定
Data.com プロスペクタおよびData.com クリーンアップを実装している場合、ユーザが使用できるように、取
引先、取引先責任者、およびリードのページレイアウトにボタンと項目を追加する必要があります。Data.com
プレミアムプロスペクタまたは Data.com プレミアムクリーンアップを使用する場合、ユーザが D&B 企業レ
コードを更新できるように、D&B 企業ページレイアウトにボタンを追加できます。
3. Data.com の項目レベルセキュリティの設定
組織で Data.com プロスペクタまたは Data.com クリーンアップを使用している場合、取引先レコードに複数
の D&B 項目が表示されます。これらの項目は、ユーザが手動でレコードをクリーンアップするときに含ま
れます。ユーザが D&B 項目とその値を表示して編集できるようにし、D&B 項目が取引先カードに表示され
るようにするには、項目レベルセキュリティを設定する必要があります。
4. Data.com クリーンアップの設定の定義および取引先マッチングサービスの選択
クリーンアップ設定では、クリーンアップするオブジェクトのレコードや、クリーンアップ方法を指定で
きます。これには、取引先をクリーンアップするために使用するマッチングサービスの選択が含まれます。
5. Data.com クリーンアップジョブの設定
組織に Data.com クリーンアップライセンスがある場合は、レコードをクリーンアップする自動ジョブを設
定できます。
41
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
6. クリーンアップの互換性を確保するためのトリガおよびワークフロールールの確認
クリーンアップで有効になっているオブジェクト (取引先、取引先責任者、リード、D&B 企業) に対してト
リガまたはワークフロールールを使用している組織の場合、レコードがクリーンアップされたときにユー
ザに予期しない結果が生じないように、トリガおよびワークフローを確認して、これらを調整またはスキッ
プすることを検討してください。
7. Data.com クリーンアップのリストビューの設定
Data.com クリーンアップユーザがリストからレコードをクリーンアップする前に、[状況をクリーンアップ]
項目を組織のリストビューに追加する必要があります。
8. Data.com レポート AppExchange パッケージのインストールと実装
取引先、取引先責任者、リードデータの分析に役立つその他のレポートにアクセスできるようにします。
9. Data.com クリーンアップの一致結果のレビュー
Data.com クリーンアップの実装と最初のクリーンアップジョブが完了した後は、定期的にData.com クリーン
アップの一致結果をレビューし、レコードが正確に一致していることを確認します。最初に、クリーンアッ
プ状況別取引先レポートを実行します。
10. Data.com クリーンアップのレコード一致率の表示 (Data.com クリーンアップのみ)
Data.com クリーンアップの総計値と分析には、Data.comデータを使用して組織の取引先、取引先責任者、お
よびリードがどのように一致および更新されるかが示されるため、一致率と更新率を定期的に確認するこ
とが重要です。
11. 特定のクリーンアップ状況の Salesforce レコードに関するレポート
特定のクリーンアップ状況 (不一致 など) を持つ Salesforce 取引先、取引先責任者、またはリードレコードを
示すカスタムレポートを作成します。
関連トピック:
Data.com クリーンアップ
42
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
Data.com クリーンアップの有効化の確認
組織でレコードを最新の状態に保つようにするため、Data.com クリーンアップを
有効化する方法を習得します。
エディション
Data.comクリーンアップでは CRM レコードを常に最新の状態に保ちます。クリー
ンアップは、Data.comから追加したものだけでなく、すべての取引先、取引先責
任者、およびリードレコードに使用できます。Data.com製品を購入するとクリー
ンアップが自動的に有効化されるため、自動クリーンアップジョブを設定でき、
ユーザは個々のレコードを手動でクリーンアップしたり、リストビューからレ
コードのグループをクリーンアップしたりできます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
クリーンアップを有効にすると、組織でクリーンアップ機能を使用できるよう
になり、[個人設定] および [ジョブ] リンクが [設定] の [クリーンアップ] セクショ
ンに表示されます。
メモ: クリーンアップを有効にしても、すぐにレコードがクリーンアップ
されるわけではありません。また、機能をオフにするには、[無効化] をク
リックします。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「クリーンアップ設定」と入力し、
[クリーンアップ設定] を選択します。
2. Data.com クリーンアップが有効化されていることを確認します。
関連トピック:
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ユーザ権限
Data.com クリーンアップの実装
Data.com クリーンアップ
を有効化または無効化す
る
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
43
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
Data.com プロスペクタおよび Data.com クリーンアップのページレイアウトの設定
Data.com プロスペクタおよびData.com クリーンアップを実装している場合、ユー
ザが使用できるように、取引先、取引先責任者、およびリードのページレイア
ウトにボタンと項目を追加する必要があります。Data.com プレミアムプロスペク
タまたは Data.com プレミアムクリーンアップを使用する場合、ユーザが D&B 企
業レコードを更新できるように、D&B 企業ページレイアウトにボタンを追加でき
ます。
メモ: 組織で Professional Edition を使用している場合、カスタムページレイア
ウトと項目レベルセキュリティは使用できません。そのため、使用可能な
すべての Data.com 項目とボタンを各オブジェクト (取引先、取引先責任者、
リード、D&B 企業) のページレイアウトに追加する必要があります。
1. 取引先のオブジェクト管理設定から、[ページレイアウト] に移動します。
2. ページレイアウトのリストから、Data.com プロスペクタユーザまたはData.com
クリーンアップユーザが使用するレイアウトの横にある [編集] をクリックし
ます。
3. 取引先レイアウトページのページ要素カテゴリのリストで、[項目] をクリッ
クします。
4. [クリーンアップ状況] 項目をページ上の表示する位置にドラッグします。
5. Data.com コーポレートプロスペクタまたは Data.com プレミアムプロスペクタ
を使用している場合は、ユーザに表示する D&B 項目を追加します。これに
は、[取引先 部門]、[D-U-N-S 番号]、[NAICS コード]、[取引形態] など
があります。取引先レコードで選択可能な D&B 項目すべての一覧について
は、「取引先項目」を参照してください。
ヒント: D&B 項目用のセクションを作成し、項目をグループ化すること
をお勧めします。セクションを作成するには、[項目] グループから [セ
クション] 要素をページ上の場所にドラッグします。
6. ユーザが D&B 企業レコードを更新できるようにする場合、D&B 企業ページレ
イアウトに [更新] ボタンを追加します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
ページレイアウトをカス
タマイズする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
ページレイアウトを参照
する
• 「設定を参照」
7. Data.comレポートの AppExchange パッケージで提供されている「自動更新を行
わない」入力規則を使用する場合は、[Data.com Does Not Auto-Update
(Data.com で自動更新を行わない)] 項目を追加します。
8. ページ要素カテゴリのリストで、[ボタン] をクリックします。[クリーンアップ]、[取引先責任者を取得]、
[プロスペクティングインサイト]、および [会社階層]* ボタンをページ上の場所にドラッグします。
*
Data.com プレミアムプロスペクタライセンスがある場合のみ使用可能
9. [保存] をクリックします。
10. リードのオブジェクト管理設定から、[ページレイアウト] に移動します。
11. この手順を繰り返して、リードのページレイアウトに [クリーンアップ状況] 項目と [クリーンアップ] ボタ
ンを追加します。
44
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
12. Data.com コーポレートプロスペクタを使用している場合は、[会社 D-U-N-S 番号] 項目を追加します。
Data.com プレミアムプロスペクタを使用している場合は、[会社 D-U-N-S 番号] 項目と [D&B 企業] 項目
を追加します。
13. Data.com レポートの AppExchange パッケージで提供されている [自動更新を行わない] 入力規則を使用する場
合は、[Data.com Does Not Auto-Update (Data.com で自動更新を行わない)] 項目を追加します。
14. 取引先責任者のオブジェクト管理設定から、[ページレイアウト] に移動します。
15. この手順を繰り返して、取引先責任者のページレイアウトに [クリーンアップ状況] 項目と [クリーンアッ
プ] ボタンを追加します (取引先責任者には D&B 項目は含まれません)。
16. Data.com レポートの AppExchange パッケージで提供されている「自動更新を行わない」入力規則を使用する
場合は、[Data.com Does Not Auto-Update (Data.com で自動更新を行わない)] 項目を追加します。
17. Data.com プレミアムプロスペクタを使用する場合、D&B 企業のオブジェクト管理設定から、[ページレイア
ウト] に移動します。
18. [グローバル代表企業の D-U-N-S を検索] ボタンを追加します。
関連トピック:
Data.com クリーンアップの実装
Data.com クリーンアップジョブによるレコードの更新の回避
Data.com の項目レベルセキュリティの設定
組織で Data.com プロスペクタまたは Data.com クリーンアップを使用している場
合、取引先レコードに複数の D&B 項目が表示されます。これらの項目は、ユー
ザが手動でレコードをクリーンアップするときに含まれます。ユーザが D&B 項
目とその値を表示して編集できるようにし、D&B 項目が取引先カードに表示され
るようにするには、項目レベルセキュリティを設定する必要があります。
これらの項目の項目レベルセキュリティを設定します。
• 取引先 部門
• [D&B 企業] (Data.com プレミアムプロスペクタのみ)
• D-U-N-S 番号
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、およ
び Unlimited Edition
ユーザ権限
• NAICS コード
項目レベルセキュリティ
を設定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
• NAICS の説明
• 会社形態
• 産業コード
• 株式コード
• 取引形態
• 設立年
項目レベルセキュリティを設定する方法は複数ありますが (プロファイルや権限セットなど)、ここで設定が必
要なのは 10 個の項目の項目レベルセキュリティのみであるため、項目から開始して、Data.comを使用するユー
ザのユーザプロファイルを選択することをお勧めします。
45
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
1. 取引先の管理設定から、[項目] セクションに移動します。
2. 各項目の表示ラベルをクリックして、それぞれの詳細ページを開きます。
3. 各項目の詳細ページで、[項目レベルセキュリティの設定] をクリックします。項目を表示および編集する
必要があるユーザのプロファイルごとに、[参照可能]を選択します。たとえば、[標準ユーザ] プロファイル
のユーザが Data.com クリーンアップを使用する場合、そのプロファイルの [参照可能] を選択します。
メモ: これらの項目は Data.com クリーンアップによって管理されるため、項目レベルセキュリティを [参
照可能] に設定してこれらの項目を編集可能にすると、クリーンアップジョブの実行時に一致しないデー
タが作成される可能性があります。
関連トピック:
Data.com クリーンアップの実装
Data.com クリーンアップの設定の定義および取引先マッチングサービスの選択
クリーンアップ設定では、クリーンアップするオブジェクトのレコードや、ク
リーンアップ方法を指定できます。これには、取引先をクリーンアップするた
めに使用するマッチングサービスの選択が含まれます。
組織に Data.com クリーンアップライセンスがない場合は、ジョブの設定を選択
できません。
1. 「取引先マッチングサービスの選択に関するガイドライン」を確認し、取引
先をクリーンアップするために使用するマッチングサービスを選択します。
2. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「設定」と入力し、[個人設定] を選
択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
3. 取引先をクリーンアップするためのマッチングサービスを選択します。D&B
DUNSRight™ マッチングサービスを選択した場合は、必要に応じて信頼性コー
ドを調整します。
ユーザ権限
D&B の信頼性コードは、レコードとの類似性に基づいて、Data.com の一致候
Data.com を実装する
補を 1 (類似していない) から 10 (同一または酷似) にランク付けします。ここ
• 「アプリケーションの
で選択したコードを下回る Data.com レコードは自動的 に照合されません。選
カスタマイズ」
択したコード以上で複数のレコードが存在する場合は、最も類似したレコー
ドが照合されます。レコードを手動でクリーンアップする場合は、プリセッ
トされた信頼性コード (5) とここで選択されたコード間で一致を選択できることもあります。
4. 「Data.com クリーンアップジョブ設定に関するガイドライン」を確認し、ジョブ設定を選択します。
5. レコードをクリーンアップするオブジェクトごとに [クリーンアップジョブを有効化] チェックボックスが
オンになっていることを確認します。組織に Data.com プレミアムクリーンアップライセンスがあり、D&B
企業レコードをクリーンアップする場合は、[D&B 企業のクリーンアップジョブを有効化] チェックボック
スをオンにします。
6. 有効化したオブジェクトごとに、クリーンアップ設定を選択します。
7. 設定を保存します。
46
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
このセクションの内容:
取引先マッチングサービスの選択に関するガイドライン
Data.com プロスペクタまたはData.com クリーンアップを使用すると、取引先レコードをクリーンアップする
ために組織で使用するマッチングサービスを選択できます。サービスを選択する前に、各サービス、その
クリーンアップ動作、および関連する考慮事項を理解することが重要です。
Data.com クリーンアップジョブ設定に関するガイドライン
Data.com クリーンアップジョブを定義する前に、どのような設定ができるのかを理解しておくことが重要
です。
関連トピック:
Data.com クリーンアップの実装
Data.com クリーンアップジョブの設定
取引先マッチングサービスの選択に関するガイドライン
Data.com クリーンアップジョブ設定に関するガイドライン
取引先マッチングサービスの選択に関するガイドライン
Data.com プロスペクタまたは Data.com クリーンアップを使用すると、取引先レ
コードをクリーンアップするために組織で使用するマッチングサービスを選択
できます。サービスを選択する前に、各サービス、そのクリーンアップ動作、
および関連する考慮事項を理解することが重要です。
エディション
次のマッチングサービスを使用できます。
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com マッチング
Data.com独自のマッチング技術であり、[取引先名]、[住所(請求先)]、[Web
サイト]、および [電話] 項目が照合されます。
有効な [D-U-N-S 番号] がある取引先をクリーンアップする場合は、DUNSRight
マッチングサービスが選択されていても、常に Data.com マッチングサービス
が使用されます。
D&B DUNSRight™ マッチング
D&B 独自のデータ品質技術であり、厳密なプロセスを使用してデータが正規
化され、取引先レコードが D&B 企業レコードと照合されます。このプロセス
では、D&B の信頼性コードも使用されます。信頼性コードは、レコードとの
類似性に基づいて、Data.com の一致候補を 1 (類似していない) から 10 (同一ま
たは酷似) にランク付けします。D&B には、個々の項目について文字でコード
化された Match Grade もあります。D&B DUNSRight マッチングの仕組みについて
は、「D&B Entity Matching」を参照してください。
属性
Data.com マッチング DUNSRight™ マッチン
グ
デフォルトのマッチングサービ
ス
47
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
販売ツールの設定および管理
属性
組織による CRM レコードのクリーンアップ
Data.com マッチング
DUNSRight™ マッチング
D&B の信頼性コードを含む
幅広い国際マッチングをサポート1
英語圏以外の国をサポート
[D-U-N-S 番号] のデフォルトの対応付けが
必要
1
D&B DUNSRight マッチングでは、Data.com マッチングより 200 か国多いレコードを照合できます。DUNSRight マッ
チングでは、次の国または地域はサポートしていません。アドミラルティー諸島、オーランド諸島、南極、ア
センション島、ボネール島、ブーヴェ島、英領インド洋領土、カロリン諸島、ココス (キーリング) 諸島、キュー
バ、キュラソー島、インド洋南部フランス領地域、ガーンジー島、ハード島およびマクドナルド諸島、マン
島、ジャージー島、朝鮮民主主義人民共和国、マイヨット、ミクロネシア、ミクロネシア連邦、ミッドウェー
諸島、モンゴル、ニウエ、パラオ、直轄領パレスチナ、ピトケアン、セント・バーツ島、シントユースタティ
ウス島およびサバ島、サン・マルタン (フランス領)、シントマールテン (オランダ領)、サウスジョージア、サ
ウスサンドイッチ諸島、スヴァールバルおよびヤンマイエン、ティモール・レスチ、トルコ領キプロス、米領
特定範囲外の諸島、ウェーク島、ワリー・エ・フトゥーナ諸島、西サハラ。
関連トピック:
Data.com クリーンアップの実装
Data.com クリーンアップジョブのスケジュールに関する考慮事項
Data.com クリーンアップジョブ設定に関するガイドライン
Data.com クリーンアップジョブの設定
Data.com クリーンアップの設定の定義および取引先マッチングサービスの選択
Data.com クリーンアップジョブ設定に関するガイドライン
Data.com クリーンアップジョブを定義する前に、どのような設定ができるのかを
理解しておくことが重要です。
エディション
• Data.com クリーンアップでは、ジョブでデータをクリーンアップするための
オプションが 3 つ用意されています。ジョブでは次のことができます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
– レコードごとにすべての差異にフラグを設定する: Data.com 値と異なる値を
持つ項目の識別のみを行う
– 差異にフラグを設定し、空白項目に自動入力する: Data.com と値が異なる項
目を識別し、Data.com の値を空白項目に入力する
– [項目別に設定項目をカスタマイズ]。
• オブジェクトの [カスタマイズ] オプションを選択すると、次の操作を実行
できます。
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
– 一致する Data.com レコードと値が異なる Salesforce レコードの項目にフラグを設定する。
48
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
– Salesforce レコードの異なる項目値にフラグを設定し、空白項目に Data.com 値を自動入力する。
– Salesforce レコードの異なる項目値を Data.com 値で上書きする。Salesforce レコード値を上書きする場合、
これらの項目の履歴管理を設定する必要があります。
• レコード全体または項目ごとに、フラグのみを選択したり、フラグと自動入力設定を定義したりすること
ができます。上書きは、項目ごとに設定します。
• Data.com プレミアムクリーンアップを使用すると、取引先およびリードにリンクされている D&B 企業レコー
ドもクリーンアップできます。D&B 企業のクリーンアップジョブでは、D&B 企業レコードの項目の値を自動
的に入力したり、上書きしたりしますが、リンクされている取引先レコードまたはリードレコードのデー
タは変更しません。
• 設定は、次にスケジュールされたクリーンアップジョブが実行されると有効になり、ユーザがレコードを
手動でクリーンアップすると適宜フラグが表示されます。
• マッチングサービスの変更後、新しいマッチングサービスを使用して 1 回限りの再照合を行う場合は、取
引先レコードから [D-U-N-S 番号] を手動で削除して、マッチングサービスでレコードを強制的に再照合
できます。これは、組織の一致率に影響を与える可能性があることに注意してください。
• カスタム項目の対応付けまたは対応付けのスキップは、どちらのマッチングサービスを使用する場合にも
お勧めしません。
• 取引開始済みのリードは、リードクリーンアップジョブから除外されます。
• クリーンアップジョブによって上書きされる項目を選択し、ユーザがレコードのその項目に不正マークを
設定すると、そのレコードの該当項目がジョブで上書きされなくなります。
• 個人取引先は、取引先および取引先責任者のクリーンアップジョブから除外されます。
関連トピック:
Data.com クリーンアップの実装
Data.com クリーンアップジョブの設定
Data.com クリーンアップの設定の定義および取引先マッチングサービスの選択
取引先マッチングサービスの選択に関するガイドライン
Data.com クリーンアップジョブの設定
組織に Data.com クリーンアップライセンスがある場合は、レコードをクリーン
アップする自動ジョブを設定できます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
このセクションの内容:
Data.com クリーンアップジョブのスケジュールに関する考慮事項
ジョブで自動的にレコードをクリーンに保つ前に、次の点に留意してくださ
い。
Data.com クリーンアップジョブのスケジュール設定
レコードのクリーンアップ状況を最新に保つには、レコードを Data.com と比
較する自動ジョブをスケジュール設定します。ジョブは、Data.com クリーン
アップライセンスのある組織のみが使用できます。
49
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
Data.com クリーンアップを使用した Salesforce 取引先レコードの完全同期のスケジュール設定
D&B DUNSRight™ マッチングサービスを使用すると、取引先クリーンアップジョブを次に実行するときに、取
引先レコードと Data.com の完全同期をスケジュール設定できます。完全同期では、すべての取引先レコー
ドが Data.com のレコードと比較され、以前のジョブでは一致しなかったレコードの一致が検出されること
があります。
Data.com クリーンアップジョブによるレコードの更新の回避
自動ジョブの実行時に、個別の取引先レコード、取引先責任者レコード、およびリードレコードがData.com
データで更新されないようにすることができます。
Data.com クリーンアップジョブ履歴の表示 (Data.com クリーンアップのみ)
Data.com クリーンアップジョブ履歴テーブルでは、現在のジョブを確認し、ジョブのエラーログにアクセ
スできます。
Data.com クリーンアップジョブ履歴ログ
Data.com クリーンアップジョブ履歴ログには、クリーンアップジョブに関するすべての情報があります。
Data.com クリーンアップジョブのスケジュールに関する考慮事項
ジョブで自動的にレコードをクリーンに保つ前に、次の点に留意してください。
重要: 取引先レコード、取引先責任者レコード、またはリードレコードの
更新時にトリガを実行するように設定しており、また、トリガで SOQL クエ
リが実行される場合は、クエリによってそれらのオブジェクトに対するジョ
ブが妨げられる可能性があります。Apex トリガ (結合) では、バッチあたり
200 個を超える SOQL クエリを設定することができません。この制限を超え
ると、そのオブジェクトに対するジョブが失敗します。また、トリガが
@future メソッドである場合は、バッチあたり 10 個の @future コールという
制限が適用されます。
• ジョブは、Data.com クリーンアップライセンスのある組織のみが使用できま
す。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
• ジョブを実行するには、ジョブが少なくとも週に 1 日スケジュールされてい
る必要があります。
• ジョブは、有効化されたオブジェクトのレコードのみを処理します。
• 完全同期ジョブでは、クリーンアップ状況に関わらずすべてのレコードがクリーンアップされます。増分
同期ジョブでは、クリーンアップ状況が 未比較 になっているレコードのみがクリーンアップされます。
• 完全同期ジョブは、増分同期ジョブの代わりに実行されます。
• 完全同期ジョブの実行がスケジュールされている場合、このジョブはレコードが変更されていない場合で
も実行されます。
• ジョブ間の所要時間は、前のジョブが完了してから次のジョブが開始するまでの時間です。
• ジョブはスケジュール設定に従ってキューに入れられ、取引先、取引先責任者、リードごとに独立して実
行されます。Data.com Social Key を使用すると、ジョブで取引先責任者とリードのソーシャルハンドルを検出
して関連付けるプロセスも実行されます。
• ジョブの完了までにかかる時間は、選択したマッチングサービス (取引先ジョブの場合)、ジョブでクリー
ンアップするレコード数、全体的な Salesforce パフォーマンスなどのいくつかの要素によって異なります。
50
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
Data.com マッチングを使用する場合、ジョブは約 1 日で 3,000,000 件のレコードをクリーンアップします。
DUNSRight™ マッチングを使用する場合、ジョブは約 1 日で 750,000 件のレコードをクリーンアップします。
• Sandbox 環境でスケジュールされたジョブは、30 日後に期限切れになります。
• 最良の結果を得るには、[国] および [都道府県] 項目に有効な値を含めることをお勧めします。
• ジョブは、個人取引先レコードを処理しません。
関連トピック:
Data.com クリーンアップの実装
Data.com クリーンアップジョブの設定
取引先マッチングサービスの選択に関するガイドライン
Data.com クリーンアップジョブのスケジュール設定
レコードのクリーンアップ状況を最新に保つには、レコードを Data.com と比較
する自動ジョブをスケジュール設定します。ジョブは、Data.com クリーンアップ
ライセンスのある組織のみが使用できます。
1. ジョブをスケジュール設定する前に、「Data.com クリーンアップジョブのス
ケジュールに関する考慮事項」を確認します。
2. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ジョブ」と入力し、[クリーンアッ
プ] セクションの [ジョブ] を選択します。
3. ジョブを実行する曜日を選択します。
4. 希望開始時刻を選択します。
メモ: ジョブは独立して実行されるため、正確な開始時間は変わる場合
があります。
5. [保存] をクリックします。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Data.com クリーンアップ
ジョブをスケジュール設
定し、ジョブ履歴を表示
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
関連トピック:
Data.com クリーンアップの実装
Data.com クリーンアップジョブの設定
Data.com クリーンアップジョブのスケジュールに関する考慮事項
Data.com クリーンアップジョブ履歴の表示 (Data.com クリーンアップのみ)
Data.com クリーンアップジョブ履歴ログ
51
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
Data.com クリーンアップを使用した Salesforce 取引先レコードの完全同期のスケジュール設定
D&B DUNSRight™ マッチングサービスを使用すると、取引先クリーンアップジョブ
を次に実行するときに、取引先レコードと Data.com の完全同期をスケジュール
設定できます。完全同期では、すべての取引先レコードが Data.com のレコード
と比較され、以前のジョブでは一致しなかったレコードの一致が検出されるこ
とがあります。
要求した完全同期の実行が完了すると、このオプションはオフになります。こ
のオプションをオンに戻して、30 日ごとに別の完全同期をスケジュール設定で
きます。完全同期の処理中、または完全同期の最後の実行以降の経過時間が示
されます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ジョブ」と入力し、Data.comの[ジョ
ブ] を選択します。
2. 完全同期を [オン] にするには、[次のジョブで完全同期] の横にあるボタンを
クリックします。
要求した完全同期の実行が完了すると、ボタンは [オフ] になります。
関連トピック:
Data.com クリーンアップの実装
Data.com クリーンアップジョブの設定
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Data.com クリーンアップ
ジョブをスケジュール設
定し、ジョブ履歴を表示
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
Data.com クリーンアップジョブによるレコードの更新の回避
自動ジョブの実行時に、個別の取引先レコード、取引先責任者レコード、およ
びリードレコードがData.comデータで更新されないようにすることができます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
このセクションの内容:
スキップ クリーンアップ状況を使用した Data.com クリーンアップジョブによ
るレコードの更新の回避
[スキップ対象レコード] Data.com クリーンアップジョブスキップ設定を使用
すると、[クリーンアップ状況] が スキップ のレコードはジョブによって更
新されなくなります。ジョブでレコードを更新しないようにするには、この
方法をお勧めします。
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
カスタム項目および入力規則を使用した Data.com クリーンアップジョブによ
るレコードの更新の回避
カスタム項目を使用して、自動更新しないレコードを識別します。次に、それらのレコードをスキップす
るようにジョブに指示する入力規則を作成します。
関連トピック:
Data.com クリーンアップジョブの設定
Data.com クリーンアップの実装
Data.com クリーンアップジョブによってレコードを自動的に更新されないようにすることは可能ですか?
52
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
スキップ クリーンアップ状況を使用した Data.com クリーンアップジョブによるレコードの更新の回
避
[スキップ対象レコード] Data.com クリーンアップジョブスキップ設定を使用する
と、[クリーンアップ状況] が スキップ のレコードはジョブによって更新されな
くなります。ジョブでレコードを更新しないようにするには、この方法をお勧
めします。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「設定」と入力し、[個人設定] を選
択します。
2. 取引先、取引先責任者、およびリードのジョブの [ジョブスキップ設定] から
[スキップ対象レコード] を選択します。
3. 設定を保存します。
4. ジョブで更新しないレコードの [クリーンアップ状況] を [スキップ] に設定
します。
ヒント: Salesforce API、データローダ、または Apex トリガを使用すると、
複数のレコードに対して [クリーンアップ状況] を設定できます。
5. レコードの更新時に スキップ レコードの [クリーンアップ状況] が変更され
ないようにするため、Apex トリガを作成します。
レコードが更新されるときに、このトリガによってレコードの [クリーンアッ
プ状況] は スキップ に戻されます。これにより、ジョブでレコードが更新さ
れなくなります。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
ジョブ設定を定義する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
Apex クラスとトリガを作
成する
• 「Apex 開発」
関連トピック:
カスタム項目および入力規則を使用した Data.com クリーンアップジョブによるレコードの更新の回避
53
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
カスタム項目および入力規則を使用した Data.com クリーンアップジョブによるレコードの更新の回
避
カスタム項目を使用して、自動更新しないレコードを識別します。次に、それ
らのレコードをスキップするようにジョブに指示する入力規則を作成します。
エディション
重要: 自動更新を回避する入力規則を作成する場合は、次のベストプラク
ティスに留意してください。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
入力規則では Data.com クリーンアップジョブのログにエントリおよび関連
メッセージが生成されますが、ユーザのジョブではその他のエントリおよ
びエラーが生成される場合があるため、ジョブのログを注意深く確認して
ください。
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
1. クリーンアップジョブで自動的に更新されないようにするレコードがある各
オブジェクトのカスタム項目を作成します。
次に、カスタム項目の定義方法の例を示します。
ユーザ権限
項目
値または選択
データ型
チェックボックス
項目表示ラベル
Data.com で自動更新しない
デフォルト値
チェックなし
説明
自動クリーンアップジョブによって、
一致する Data.com レコードの値で
項目が更新されないようにします。
ヘルプテキスト
Data.com クリーンアップジョブによ
る自動項目更新からこのレコードを除
カスタム項目を作成また
は変更する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
項目の入力規則を定義ま
たは変更する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
項目の入力規則を表示す
る
• 「設定の参照」
外します。
2. [Data.com Does Not Auto-Update (Data.com で自動更新を行わない)] (または設定したカスタム項
目名) のあるレコードの自動更新をブロックするため、入力規則を作成します。
次に、各オブジェクトの入力規則の定義方法の例を示します。
項目
値または選択
ルール名
Block_autoupdate_from_Data_com
説明
レコードレベルで、自動クリーンアップジョブで項目
値が自動的に更新されないようにします。
(あなたのカスタム項目 API 名 ) &&
($User.Alias = "autocln") && (ISCHANGED(
DunsNumber ) || ISCHANGED(
NumberOfEmployees ) || ISCHANGED(
[エラー条件数式] (取引先)
54
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
項目
値または選択
AnnualRevenue ) || ISCHANGED( TickerSymbol
) || ISCHANGED( Website ) || ISCHANGED(
Industry ) || ISCHANGED( Ownership ) ||
ISCHANGED( BillingCity ) || ISCHANGED(
BillingCountry ) || ISCHANGED(
BillingState ) || ISCHANGED( BillingStreet
) || ISCHANGED( BillingPostalCode ) ||
ISCHANGED( Phone ) || ISCHANGED( Fax ) ||
ISCHANGED( Site ) || ISCHANGED( Tradestyle
) || ISCHANGED( YearStarted ) ||
ISCHANGED( Sic ) || ISCHANGED( SicDesc )
|| ISCHANGED( NaicsCode ) || ISCHANGED(
NaicsDesc ) || ISCHANGED( Description )
)
[エラー条件数式] (取引先責任者)
(あなたのカスタム項目 API 名 ) &&
($User.Alias = "autocln") && (ISCHANGED(
Title ) || ISCHANGED( Email ) ||
ISCHANGED( Phone ) || ISCHANGED(
MailingStreet ) || ISCHANGED( MailingCity
) || ISCHANGED( MailingState ) ||
ISCHANGED( MailingCountry ) || ISCHANGED(
MailingPostalCode ) )
[エラー条件数式] (リード)
(あなたのカスタム項目 API 名 ) &&
($User.Alias = "autocln") && (ISCHANGED(
Company ) || ISCHANGED( Title ) ||
ISCHANGED( Email ) || ISCHANGED( Phone
) || ISCHANGED( Street ) || ISCHANGED(
City ) || ISCHANGED( State ) ||
ISCHANGED( PostalCode ) || ISCHANGED(
Country ) || ISCHANGED(
NumberOfEmployees ) || ISCHANGED(
AnnualRevenue ) || ISCHANGED( Industry
) || ISCHANGED( CompanyDunsNumber ) )
エラーメッセージ
このレコードは、Data.com クリーンアップジョブに
よる自動項目更新から除外されています。
3. 自動更新しない各レコードを開き、[自動更新しない] (または設定したカスタム項目名) を選択します。
自動ジョブを実行すると、更新されないレコードごとに、ジョブログに「This record has been
excluded from automated field updates from Data.com Clean jobs.」というメッセージが表
示されます。
55
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
ヒント: データローダまたはカスタムトリガを使用すると、複数のレコードに対してこのチェックボッ
クスをオンにできます。
関連トピック:
スキップ クリーンアップ状況を使用した Data.com クリーンアップジョブによるレコードの更新の回避
Data.com クリーンアップジョブ履歴の表示 (Data.com クリーンアップのみ)
Data.com クリーンアップジョブ履歴テーブルでは、現在のジョブを確認し、ジョ
ブのエラーログにアクセスできます。
重要: 「自動更新を行わない」入力規則を使用して、Data.com クリーンアッ
プジョブによって選択したレコードが自動更新されないようにしている場
合は、この入力規則のクリーンアップジョブログへの影響を必ず理解して
ください。この入力規則ではジョブログにエントリおよび関連メッセージ
が生成されますが、ユーザのジョブによってその他のエントリおよびエラー
が生成される場合があります。このため、ジョブログを注意深く確認して
ください。この入力規則は、Data.com レポートの AppExchange パッケージで
使用できます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ジョブ」と入力し、[ジョブ] を選
択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
2. [クリーンアップジョブ履歴] セクションにはジョブの詳細が表示されます。
3. レコードの処理時にジョブでエラーが発生した場合は、[バッチエラー] また
は [エンティティエラー] 列のリンクをクリックして、ジョブログの .csv
ファイルをダウンロードします。
21 日間保存されます。
Data.com クリーンアップ
ジョブをスケジュール設
定し、ジョブ履歴を表示
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
次は、テーブル列の定義です。
列ヘッダー
定義
日付
ジョブが実行された日付。
登録時刻
ジョブがジョブキューに送信された時刻。ジョブは独
立して実行されるため、この時刻はジョブが実行され
た正確な時刻ではない場合があります。
ジョブ種別
ジョブの種類 (取引先、D&B 企業、取引先責任者、ま
たはリード用)。
取引先ジョブには複数の種類があります。
取引先 (Data.com マッチング): Data.com マッチング
サービスを使用して取引先レコードが照合されまし
た。
56
販売ツールの設定および管理
列ヘッダー
組織による CRM レコードのクリーンアップ
定義
取引先 (DUNSRight マッチング): DUNSRight マッチン
グサービスを使用して取引先レコードが照合されまし
た。
取引先 (D-U-N-S Number ルックアップ): [D-U-N-S
番号] 項目 (存在する場合) を使用して、取引先レコー
ドが再照合 (検索) されました。
ジョブの状況
ジョブの状況。
キュー: ジョブは実行待ちのキューに入っています。
この状況のジョブでは、[登録時刻] 列にダッシュ (–)
が表示されます。
準備: ジョブは実行の準備中です。
処理中: ジョブは処理中です。
完了: ジョブの実行が終了しました (エラーあり、また
はエラーなし)。
失敗: ジョブの実行が失敗しました。
中止: ジョブは実行前または実行中に中止されました。
レコード数
ジョブで処理された Salesforce レコードの合計数。
一致
ジョブで Data.com レコードに一致した Salesforce レコー
ドの合計数。
不一致
ジョブで Data.com レコードに一致しなかった Salesforce
レコードの合計数。
無効
Data.com で 無効 とマークされた Salesforce レコードの
件数。
バッチエラー
ジョブの実行中に発生したバッチエラーの合計数。
ダッシュは、エラーがないか、データがないことを示
します。バッチエラーのジョブログが作成された場合
は、リンクをクリックし、.csv ファイルをダウンロー
ドして開きます。
エンティティエラー
ジョブの実行中に発生したエンティティエラーの合計
数。ダッシュは、エラーがないか、データがないこと
を示します。エンティティエラーのジョブログが作成
された場合は、リンクをクリックし、.csv ファイルを
ダウンロードして開きます。入力規則のエラーなどが
原因でレコードの保存に失敗したため生成されたエン
ティティエラーの説明を確認できます。通常、エン
ティティエラーは入力規則のエラーまたは必要な項目
57
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
列ヘッダー
定義
の違反の結果発生します。説明がある場合は、表示さ
れます。
ジョブの実行中にエラーが生成されたレコードの一意
の ID。レコードを開くには、Salesforce インスタンスの
URL に 15 桁の ID を追加します。例:
https://na1.salesforce.com/0013000000hKBTq.
関連トピック:
Data.com クリーンアップの実装
Data.com クリーンアップジョブの設定
Data.com Social Key ジョブ履歴の表示
Data.com クリーンアップジョブ履歴ログ
Data.com クリーンアップジョブ履歴ログ
Data.com クリーンアップジョブ履歴ログには、クリーンアップジョブに関するす
べての情報があります。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
列ヘッダー
定義
日付
ジョブが実行された日付。
登録時刻
ジョブがジョブキューに送信された時
刻。ジョブは独立して実行されるた
め、この時刻はジョブが実行された正
確な時刻ではない場合があります。
ジョブ種別
ジョブの種類 (取引先、D&B 企業、取引
先責任者、またはリード用)。
取引先ジョブには複数の種類がありま
す。
取引先 (Data.com マッチング):
Data.com マッチングサービスを使用し
て取引先レコードが照合されました。
取引先 (DUNSRight マッチング):
DUNSRight マッチングサービスを使用し
て取引先レコードが照合されました。
取引先 (D-U-N-S Number ルックアッ
プ): [D-U-N-S 番号] 項目 (存在する場
合) を使用して、取引先レコードが再
照合 (検索) されました。
58
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
列ヘッダー
定義
ジョブの状況
ジョブの状況。
キュー: ジョブは実行待ちのキューに入っています。
この状況のジョブでは、[登録時刻] 列にダッシュ (–)
が表示されます。
準備: ジョブは実行の準備中です。
処理中: ジョブは処理中です。
完了: ジョブの実行が終了しました (エラーあり、また
はエラーなし)。
失敗: ジョブの実行が失敗しました。
中止: ジョブは実行前または実行中に中止されました。
レコード数
ジョブで処理された Salesforce レコードの合計数。
一致
ジョブで Data.com レコードに一致した Salesforce レコー
ドの合計数。
不一致
ジョブで Data.com レコードに一致しなかった Salesforce
レコードの合計数。
無効
Data.com で 無効 とマークされた Salesforce レコードの
件数。
バッチエラー
ジョブの実行中に発生したバッチエラーの合計数。
ダッシュは、エラーがないか、データがないことを示
します。バッチエラーのジョブログが作成された場合
は、リンクをクリックし、.csv ファイルをダウンロー
ドして開きます。
エンティティエラー
ジョブの実行中に発生したエンティティエラーの合計
数。ダッシュは、エラーがないか、データがないこと
を示します。エンティティエラーのジョブログが作成
された場合は、リンクをクリックし、.csv ファイルを
ダウンロードして開きます。入力規則のエラーなどが
原因でレコードの保存に失敗したため生成されたエン
ティティエラーの説明を確認できます。通常、エン
ティティエラーは入力規則のエラーまたは必要な項目
の違反の結果発生します。説明がある場合は、表示さ
れます。
ジョブの実行中にエラーが生成されたレコードの一意
の ID。レコードを開くには、Salesforce インスタンスの
59
販売ツールの設定および管理
列ヘッダー
組織による CRM レコードのクリーンアップ
定義
URL に 15 桁の ID を追加します。例:
https://na1.salesforce.com/0013000000hKBTq.
関連トピック:
Data.com クリーンアップジョブのスケジュールに関する考慮事項
Data.com クリーンアップジョブの設定
Data.com クリーンアップジョブ履歴の表示 (Data.com クリーンアップのみ)
60
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
クリーンアップの互換性を確保するためのトリガおよびワークフロールールの確認
クリーンアップで有効になっているオブジェクト (取引先、取引先責任者、リー
ド、D&B 企業) に対してトリガまたはワークフロールールを使用している組織の
場合、レコードがクリーンアップされたときにユーザに予期しない結果が生じ
ないように、トリガおよびワークフローを確認して、これらを調整またはスキッ
プすることを検討してください。
たとえば、任意の方法でリードレコードが更新されるたびに ToDo を作成して割
り当てるトリガが組織にあるとします。クリーンアップジョブを使用してリー
ドをクリーンアップすると、想定よりも多くの ToDo がユーザに割り当てられる
可能性があります。そのため、レコードが手動で編集または Salesforce ユーザに
よってクリーンアップされたときにのみ ToDo が作成されて割り当てられるよう
にトリガを調整できます。[最終更新者] 項目を確認して、最後にレコードを更
新したユーザを特定できます。最後にクリーンアップジョブによって更新され
たレコードの場合、その項目に Data.com クリーンアップ と表示され、ユーザ
によって更新されたレコードの場合、ユーザの名と性が表示されます。
1. 手動またはクリーンアップジョブによってクリーンアップされるオブジェク
トに対してトリガを使用している場合、オブジェクトの管理設定から [トリ
ガ] に移動します。
2. 各トリガを開いて調べ、レコードのクリーンアップ時にシステムまたはユー
ザに予期しない結果が生じないことを確認します。1 つまたは 2 つのトリガ
で予期しない結果が生じる可能性があることが判明したら、それらのトリガ
を調整できます。クリーンアップジョブを使用している場合に、予期しない
結果が生じる可能性のあるトリガを複数検出したら、ジョブの実行時にトリ
ガをスキップすることを検討してください。[設定] から、[クイック検索]
ボックスに「設定」と入力し、[クリーンアップ] の [個人設定] を選択して、
[クリーンアップ設定] ページでそのオプションを選択できます。
3. ワークフロールールを使用する場合は、[設定] から [クイック検索] ボックス
に「ワークフロールール」と入力し、[ワークフロールール] を選択します。
4. 各ワークフロールールを開いて調べ、レコードのクリーンアップ時にシステ
ムまたはユーザに予期しない結果が生じないことを確認します。1 つまたは
2 つのワークフロールールで予期しない結果が生じる可能性があることが判
明したら、それらのルールを調整できます。クリーンアップジョブを使用し
ている場合に、予期しない結果が生じる可能性のあるルールを複数検出した
ら、ジョブの実行時にワークフロールールをスキップすることを検討してく
ださい。このオプションは、[クリーンアップ設定] ページで選択できます。
[設定] から、[クイック検索] ボックスに「設定」と入力し、[クリーンアップ]
の [個人設定] を選択して、[クリーンアップ設定] ページでそのオプションを
選択できます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Data.com クリーンアップ
を実装する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
Data.com プロスペクタを
実装する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
トリガを定義する
• 「Apex 開発」
ワークフロールールを定
義する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
5. 使用しているすべてのトリガおよびワークフロールールを対象として、そのオブジェクトに対して次にク
リーンアップジョブが実行された後で、影響を受けるオブジェクトレコードの結果を確認します。
61
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
Data.com クリーンアップのリストビューの設定
Data.com クリーンアップユーザがリストからレコードをクリーンアップする前
に、[状況をクリーンアップ] 項目を組織のリストビューに追加する必要があり
ます。
1. リストからクリーンアップするレコードのオブジェクトのタブ ([取引先]、[取
引先責任者]、または [リード]) をクリックします。
メモ: 取引先レコードをクリーンアップするために組織で DUNSRight マッ
チングを使用している場合、リストビューのクリーンアップは取引先レ
コードには使用できません。
2. ドロップダウンからビューを選択し、[編集] をクリックします。
3. [選択可能な項目] リストをスクロールダウンして [状況をクリーンアップ] 項
目を見つけ、[選択済みの項目] リストに追加します。
リストビューに [クリーンアップ] ボタンが自動的に追加されます。
4. Data.com Social Key を使用している場合は、有効化したソーシャルネットワー
クの項目 (LinkedIn®、Twitter、または Facebook) を取引先責任者のリストビュー
に追加することもできます。
ソーシャルネットワーク項目は、リードのリストビューには使用できませ
ん。
関連トピック:
Data.com クリーンアップの実装
62
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
カスタムリストビューを
作成する
• リストに表示されてい
るレコードタイプに対
する「参照」
公開リストビューを作
成、編集、または削除す
る
• 「公開リストビューの
管理」
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
Data.com レポート AppExchange パッケージのインストールと実装
取引先、取引先責任者、リードデータの分析に役立つその他のレポートにアク
セスできるようにします。
エディション
複数の Data.com レポートパッケージを AppExchange で入手できます。インストー
ルするレポートパッケージは、関心の対象および使用する Data.com 製品によっ
て異なります。さまざまなパッケージのリストと、インストール方法の説明を
次に示します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
利用可能な AppExchange 内容
レポートパッケージ
考慮事項
Data.com プロスペクタレ
ポート
ダッシュボードおよび関
連付けられたレポート
は、取引開始済みのリー
ド数、売上予測、収益に
関して Data.com が提供す
る値を確認するために、
営業マネージャが主に使
用します。
このパッケージをインス
トールするには、組織は
Data.com プロスペクタを
使用する必要がありま
す。
ダッシュボードおよび関
連付けられたレポート
は、営業担当と、
Salesforce データをクリー
ンな状態に保つための操
作を行う担当者が主に使
用します。
このパッケージをインス
トールするには、組織は
Data.com クリーンアップ
を使用する必要がありま
す。
Data.com プレミアムレ
ポート
ダッシュボードおよび関
連付けられたレポートで
は充実した D&B 企業デー
タが活用され、顧客に比
類のない洞察を与えま
す。これによって、販売
計画およびビジネス戦略
が改善されます。
このパッケージをインス
トールするには、組織は
Data.com プレミアムプロ
スペクタまたは Data.com
プレミアムクリーンアッ
プを使用する必要があり
ます。
Data.com データ評価
Data.com でデータを充実
させる方法を説明しま
す。
組織では、30 日ごとに 1
つの評価を要求できま
す。
Data.com クリーンアップ
レポート
1. ダウンロードする Data.com レポートパッケージに移動します。
2. [今すぐ入手] をクリックします。
3. 使用する Data.com レポートパッケージをインストールします。
63
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
パッケージをインストー
ルする
• 「AppExchange パッ
ケージのダウンロー
ド」
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
4. 組織で Professional Edition を使用している場合は、次の項目をページレイアウトに追加します。使用していな
い場合、これらの項目はレポートに表示されません。
ページレイアウト
項目
取引先
Sourced from Data.com
取引先責任者
Sourced from Data.com
リード
Sourced from Data.com
商談
Sourced from Data.com
5. Data.com レポートとダッシュボードが使用可能になったことをユーザに知らせます。
Data.com クリーンアップの一致結果のレビュー
Data.com クリーンアップの実装と最初のクリーンアップジョブが完了した後は、
定期的に Data.com クリーンアップの一致結果をレビューし、レコードが正確に
一致していることを確認します。最初に、クリーンアップ状況別取引先レポー
トを実行します。
重要: 自分のレコードとData.comレコードが誤って一致していると考えられ
る場合、[差異にフラグを設定し、空白項目に自動入力する] をクリーンアッ
プ設定として選択する前に、慎重に検討する必要があります。大量のデー
タで不一致が発生している場合は、Salesforce カスタマーサポートにお問い
合わせください。
1. [ダッシュボード] タブをクリックし、[Data.com アナリティクス] を選択しま
す。クリーンアップ状況別取引先レポートを実行します。
クリーンアップジョブの実行が正常に終了すると、取引先がクリーンアップ
状況値別にグループ化されて表示されます。
2. レポートで、クリーンアップ状況が「不一致」の Salesforce レコードを見つけ
ます。いくつかのレコードを開いて [クリーンアップ] をクリックし、差異を
調べます。
3. クリーンアップ状況が「該当なし」のレコードについて比較プロセスを繰り
返します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
関連トピック:
Salesforce レコードと Data.com レコードの照合方法
ユーザ権限
Data.com クリーンアップ
を実装する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
64
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
Data.com クリーンアップのレコード一致率の表示 (Data.com クリーンアップのみ)
Data.com クリーンアップの総計値と分析には、Data.com データを使用して組織の
取引先、取引先責任者、およびリードがどのように一致および更新されるかが
示されるため、一致率と更新率を定期的に確認することが重要です。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「総計値」と入力し、[クリーンアッ
プ] セクションの [総計値 & 分析] を選択します。
2. 最後にいつ計算されたかは、テーブル上部にある [最終計算日] 項目を確認
してください。
メモ: テーブルのデータは毎日計算されますが、時間を保存してから、
GMT に基づいて日付を計算します。そのため、時間の調整によっては、
表示される日付が計算を実施した日付と異なる場合があります。また、
このデータが計算されるのは 1 日に 1 回であるため、Data.com ダッシュ
ボードおよびレポートのデータとわずかに異なる場合があります。
3. [一致率と更新率] セクションで一致情報と更新情報を確認します。
データは、組織が Data.com を実装してから一致または更新されたレコードを
表します。次は、テーブル列の定義です。
列
定義
レコード数
Data.com クリーンアップが有効なオブ
ジェクト (取引先、取引先責任者、ま
たはリード)。
メモ: Salesforce 組織で個人取引
先を使用している場合には、
[総計] 列と [処理済み] 列の数
値が異なる場合があります。個
人取引先は取引先合計には含ま
れますが、Data.com クリーン
アップジョブでは処理されませ
ん。
合計
Salesforce 内にある組織のオブジェク
ト (取引先、取引先責任者、または
リード) レコード数。
処理済み
Data.comクリーンアップで処理された
種別 (取引先、取引先責任者、または
リード) ごとのSalesforceレコード数。
一致
Data.com レコードと一致する種別 (取
引先、取引先責任者、またはリード)
ごとの処理済みの Salesforce レコード
数。
65
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Data.com クリーンアップ
の一致率を表示する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
列
定義
更新
更新された種別 (取引先、取引先責任者、またはリー
ド) ごとの処理済みの Salesforce レコード数。
列
定義
レコード数
Data.com クリーンアップが有効なオブジェクト (取引
先、取引先責任者、またはリード)。
一致率 (処理済みレコード中)
Data.comレコードと一致する種別 (取引先、取引先責
任者、またはリード) ごとの処理済みの Salesforce レ
コードのパーセント。
更新率 (処理済みレコード中)
更新された種別ごとの処理済みの Salesforce レコード
のパーセント。
関連トピック:
Data.com Social Key の更新率の表示
Salesforce レコードと Data.com レコードの照合方法
取引先マッチングサービスの選択に関するガイドライン
66
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
特定のクリーンアップ状況の Salesforce レコードに関するレポート
特定のクリーンアップ状況 (不一致 など) を持つSalesforce取引先、取引先責任者、
またはリードレコードを示すカスタムレポートを作成します。
エディション
取引先、取引先責任者、またはリードオブジェクトから表示する項目を選択し
ます。付随するクリーンアップ情報オブジェクトのデータを使用して、Salesforce
レコードと Data.com レコードの値を横に並べて表示します。レポート結果は、
レコードが特定のクリーンアップ状況となる一貫した理由を判断するのに役立
ちます。この情報を使用して、組織でのレコードのクリーンアップ方法を管理
します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
たとえば、クリーンアップ状況が 不一致 になっているすべてのレコードと、そ
れに一致する Data.com レコードを横に並べて表示するレポートを作成できます。
この状況の原因となるデータのパターンを判断したら、トリガまたは API カスタ
マイズを作成してデータを調整し、より多くのレコードの状況が 同期済み とな
るようにすることができます。
クリーンアップ状況別取引先責任者レポートを作成してみましょう。
1. クリーンアップ状況別取引先責任者レポートを作成する前に、取引先責任者
オブジェクトを取引先責任者クリーンアップ情報オブジェクトにリンクする
カスタムレポートタイプが組織に存在し、両方のオブジェクトの項目がレ
ポートに使用できることを確認します。
2. レポートを作成します。[レポート] タブをクリックし、[新規レポート] をク
リックします。
3. レポートタイプとして[クリーンアップ状況別取引先責任者] を選択します。
4. [作成] をクリックします。
5. 親オブジェクトである取引先責任者から、レポート対象となる項目を選択し
ます。たとえば、次の項目を選択します。
• 取引先責任者 ID
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
レポートを作成、編集、
および削除する
• 「レポートの作成とカ
スタマイズ」
および
• 状況をクリーンアップ
「レポートビルダー」
• 氏名
• 住所(郵送先)
• 電話
• メール
6. 関連オブジェクトである取引先責任者クリーンアップ情報から、取引先責任者オブジェクトの項目と対応
する項目を選択します。取引先責任者クリーンアップ情報の場合、次の項目を選択します。
• 取引先責任者クリーンアップ ID
• 名
• 姓
• 住所
• 電話
67
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
• メール
• 最終一致日
7. 項目の絞り込みをレポートに追加します。項目には [クリーンアップ状況] を選択します。演算子には [次
の文字列と一致する] を選択し、値には [不一致] を選択します。
8. 残りの項目を定義します。
9. レポートを保存して、実行します。
10. 特定のレコードのクリーンアップ状況が 不一致 となるデータのパターンを判断できるかどうかを、レポー
トで確認します。
関連トピック:
取引先、取引先責任者、リードクリーンアップ情報のカスタムレポートタイプの作成
取引先クリーンアップ情報オブジェクトとは?
取引先責任者クリーンアップ情報オブジェクトとは?
リードクリーンアップ情報オブジェクトとは?
取引先、取引先責任者、およびリードのクリーンアップ情報の利用
取引先クリーンアップ情報オブジェクトとは?
取引先クリーンアップ情報は、取引先レコードのクリーンアップ状況を判断す
るために使用されるメタデータを保存するバックグラウンドオブジェクトです。
エディション
取引先クリーンアップ情報は、Salesforce 取引先レコードと、Salesforce レコードの
クリーンアップ時に一致した Data.com レコードのデータのスナップショットを
提供します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
取引先クリーンアップ情報には、ビットベクトル項目が多く含まれています。
その各コンポーネント項目は個々のオブジェクト項目に対応し、関連データま
たはそれらの項目の状況情報を提供します。たとえば、ビットベクトル項目
IsDifferent には IsDifferentState 項目があります。IsDifferentState
項目の値が False の場合、State 項目の値は、Salesforce 取引先レコードおよび
それと一致する Data.com レコードで同じになります。
次のビットベクトル項目があります。
• CleanedBy: 誰 (ユーザ) または何 (クリーンアップジョブ) が取引先レコード
をクリーンアップしたかを示します。
• IsDifferent: 取引先レコードの項目の値が、一致する Data.com レコードの
対応する項目の値と異なっているかどうかを示します。
• IsFlaggedWrong: 取引先レコードの項目に、Data.comに対して不正フラグを
設定する値があるかどうかを示します。
• IsReviewed: 取引先レコードの項目が レビュー済み 状況 (値はレビュー済み
でも受け入れられていない) になっているかどうかを示します。
68
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
システム管理者は、制限された個数の取引先クリーンアップ情報項目を [取引先クリーンアップ情報] ページで
変更できます。
開発者は、[取引先クリーンアップ情報] 項目を参照するトリガを作成して、取引先レコードのクリーンアップ
処理や関連処理の自動化に役立てることができます。たとえば、取引先オブジェクトの [状況をクリーンアッ
プ] 項目を参照するトリガを作成するとします。取引先レコードの [状況をクリーンアップ] 項目の値が 不一
致 であっても、レコードに [町名・番地(請求先)] 値がなければ、トリガによりレコードの状況を 未比較 に
更新できます。
関連トピック:
http://www.salesforce.com/us/developer/docs/api/index_CSH.htm#sforce_api_objects_accountcleaninfo.htm
取引先責任者クリーンアップ情報オブジェクトとは?
取引先責任者クリーンアップ情報は、取引先責任者レコードのクリーンアップ
状況を判断するために使用されるメタデータを保存するバックグラウンドオブ
ジェクトです。
取引先責任者クリーンアップ情報は、Salesforce 取引先責任者レコードと、Salesforce
レコードのクリーンアップ時に一致した Data.com レコードのデータのスナップ
ショットを提供します。
取引先責任者クリーンアップ情報には、ビットベクトル項目が多く含まれてい
ます。その各コンポーネント項目は個々のオブジェクト項目に対応し、関連デー
タまたはそれらの項目の状況情報を提供します。たとえば、ビットベクトル項
目 IsDifferent には IsDifferentEmail 項目があります。IsDifferentEmail
項目の値が False の場合、Email 項目の値は、Salesforce 取引先責任者レコード
およびそれと一致する Data.com レコードで同じになります。
次のビットベクトル項目があります。
• CleanedBy: 誰 (ユーザ) または何 (クリーンアップジョブ) が取引先責任者レ
コードをクリーンアップしたかを示します。
• IsDifferent: 取引先責任者レコードの項目の値が、一致するData.comレコー
ドの対応する項目の値と異なっているかどうかを示します。
• IsFlaggedWrong: 取引先責任者レコードの項目に、Data.comに対して不正フ
ラグを設定する値があるかどうかを示します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
• IsReviewed: 取引先責任者レコードの項目が レビュー済み 状況 (値はレビュー
済みでも受け入れられていない) になっているかどうかを示します。
開発者は、取引先責任者クリーンアップ情報項目を参照するトリガを作成して、取引先責任者レコードのク
リーンアップ処理や関連処理の自動化に役立てることができます。
関連トピック:
http://www.salesforce.com/us/developer/docs/api/index_CSH.htm#sforce_api_objects_contactcleaninfo.htm
69
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
リードクリーンアップ情報オブジェクトとは?
リードクリーンアップ情報は、リードレコードのクリーンアップ状況を判断す
るために使用されるメタデータを保存するバックグラウンドオブジェクトです。
エディション
リードクリーンアップ情報は、Salesforce リードレコードと、Salesforce レコードの
クリーンアップ時に一致した Data.com レコードのデータのスナップショットを
提供します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
リードクリーンアップ情報には、ビットベクトル項目が多く含まれています。
その各コンポーネント項目は個々のオブジェクト項目に対応し、関連データま
たはそれらの項目の状況情報を提供します。たとえば、ビットベクトル項目
IsDifferent には IsDifferentTitle 項目があります。IsDifferentTitle
項目の値が False の場合、Title 項目の値は、Salesforce リードレコードおよび
それと一致する Data.com レコードで同じになります。
次のビットベクトル項目があります。
• CleanedBy: 誰 (ユーザ) または何 (クリーンアップジョブ) がリードレコード
をクリーンアップしたかを示します。
• IsDifferent: リードレコードの項目の値が、一致する Data.com レコードの
対応する項目の値と異なっているかどうかを示します。
• IsFlaggedWrong: リードレコードの項目に、Data.comに対して不正フラグを
設定する値があるかどうかを示します。
• IsReviewed: リードレコードの項目が レビュー済み 状況 (値はレビュー済み
でも受け入れられていない) になっているかどうかを示します。
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
開発者は、リードクリーンアップ情報項目を参照するトリガを作成して、リードレコードのクリーンアップ処
理や関連処理の自動化に役立てることができます。
関連トピック:
http://www.salesforce.com/us/developer/docs/api/index_CSH.htm#sforce_api_objects_leadcleaninfo.htm
70
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
取引先、取引先責任者、リードクリーンアップ情報のカスタムレポートタイプの作成
取引先、取引先責任者、リードのクリーンアップ情報に関するレポートに対し
てカスタムレポートタイプを作成します。クリーンアップ情報のカスタムレポー
トタイプは、1 つのレポートで複数のレコードのクリーンアップ情報を見やすく
するのに役立ちます。その情報を使用して、データのパターンや動向を識別し
たり、レコードのクリーンアップ方法を管理または変更したりします。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「レポートタイプ」と入力し、[レポー
トタイプ] を選択します。
2. [新規カスタムレポートタイプ] をクリックします。
3. [主オブジェクト] には [取引先]、[取引先責任者]、または[リード] (レポー
ト対象とするオブジェクト) を選択し、他の必須項目を定義します。
4. [カテゴリ] には[取引先と取引先責任者] または [リード] のいずれかを適宜選
択します。
5. [次へ] をクリックします。
6. 付随するクリーンアップ情報オブジェクト (取引先クリーンアップ情報、取
引先責任者クリーンアップ情報、またはリードクリーンアップ情報) を、選
択した主オブジェクトに関連付けます。[A から B の関係] のデフォルトを
受け入れます。
7. リリース状況を選択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
8. [保存] をクリックします。
これで、新しいカスタムレポートタイプに基づいてカスタムレポートを作成で
きるようになりました。
ユーザ権限
関連トピック:
カスタムレポートタイプ
を作成または更新する
• 「カスタムレポートタ
イプの管理」
特定のクリーンアップ状況の Salesforce レコードに関するレポート
カスタムレポートタイプ
を削除する
• 「すべてのデータの編
集」
営業担当者およびマーケティング担当者のレコードへの重要な情報の自動追加
Data.com クリーンアップルールを使用して Salesforce 取引先、取引先責任者、およびリードに最新情報を自動的
に追加し、営業チームとマーケティングチームが顧客との良好な関係を維持し、最も有望な商談を追跡できる
ようにします。
71
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
このセクションの内容:
レコードに情報を自動的に追加する方法
Data.com クリーンアップルールを設定して有効にするだけ簡単に追加できます。これにより、取引先住所
の緯度と経度からリードの組織情報にいたるまでの情報が既存の Salesforce レコードに追加されます。さら
に、新規レコードと更新されたレコードは、保存時にこの情報を取得します。すべてのレコードに情報を
追加する前にテストを実行する場合は、個々のレコードに情報を簡単に手動で追加できます。
レコードへの情報の追加に関する考慮事項
Data.com クリーンアップルールを使用して Salesforce レコードに情報を追加する前に、次の考慮事項を確認
してください。
住所の地理コード情報の自動追加 (ベータ)
近隣の取引先および取引先責任者の検索、テリトリーとキャンペーンの割り当て、市場の区分化、特定分
野への集中、ターゲット層の分析などは、営業担当者とマーケティング担当者にとって役立ちます。地理
コード情報でこれらすべてを簡単に行うことができます。Data.com 地理コードクリーンアップルールを使
用して、既存のすべてのSalesforce取引先、取引先責任者、およびリードに地理コード情報を追加できます。
さらに、新規レコードと更新されたレコードの保存時に地理コード情報を自動的に取得するように、組織
のルールを設定できます。
リードへの重要な組織情報の自動追加 (パイロット)
営業担当者とマーケティング担当者が最も有望なリードを簡単に追跡し、適切なテリトリーとキャンペー
ンにすぐに割り当てられるようにします。Data.com クリーンアップルールを使用して、D-U-N-S Number や従
業員数などの貴重な組織情報を既存のすべての Salesforce リードに追加できます。さらに、新規リードと更
新されたリードの保存時に組織情報を自動的に取得するように、組織のルールを設定できます。
標準 Data.com クリーンアップルール
Salesforce レコードに情報を自動的に追加する場合に役立つ、標準クリーンアップルールの主要な詳細につ
いて説明します。各クリーンアップルールのしくみと更新される項目の説明が含まれています。
72
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
レコードに情報を自動的に追加する方法
Data.comクリーンアップルールを設定して有効にするだけ簡単に追加できます。
これにより、取引先住所の緯度と経度からリードの組織情報にいたるまでの情
報が既存の Salesforce レコードに追加されます。さらに、新規レコードと更新さ
れたレコードは、保存時にこの情報を取得します。すべてのレコードに情報を
追加する前にテストを実行する場合は、個々のレコードに情報を簡単に手動で
追加できます。
クリーンアップルールを使用して、営業チームとマーケティングチームが最新
のデータをリアルタイムで簡単に取得し、主要顧客との関係を維持し、最も有
望な商談を追跡し、適切なテリトリーとキャンペーンにリードをすぐに割り当
てることができます。
これらのクリーンアップルールは、どのように機能するのでしょうか。
そのしくみは簡単です。クリーンアップルールは、Data.com で Salesforce レコード
がクリーンアップされる方法を制御します。
レコードをクリーンアップするときに、データサービスの一致するレコードと
比較します。次に、一致するレコードの値を使用して、レコードを更新します。
更新する項目と使用するデータサービスはどのように決定すればよいでしょう
か。また、クリーンアップ中にトリガが有効化されたりワークフローが実行さ
れたりすることを避けるにはどうすればよいでしょうか。ここでクリーンアッ
プルールが役立ちます。
クリーンアップルールは、レコードがクリーンアップされるたびに、次のよう
な項目を指定するために使用されます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
地理コードクリーンアッ
プルールを使用可能なエ
ディション: Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com プレミアムク
リーンアップライセンス
で他のクリーンアップ
ルールを使用可能なエ
ディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
• クリーンアップに使用するデータサービス (レコードが比較されるソースおよびレコードがデータソースの
レコードと一致するかどうかを確認するプロセスを含む)
• クリーンアップされるオブジェクト
• レコードをデータサービスのレコードと照合するために使用される項目
• 一致が見つかったときに更新される項目
• レコードがクリーンアップされるときの項目の更新方法 (たとえば、Salesforce 項目の値はデータサービスの
データで上書きされる)
• レコードがクリーンアップされるときにトリガおよびワークフロールールを実行するかどうか
ルールを有効にすると、すぐに適用されます。新規レコードと更新されたレコードは、保存時に自動的にク
リーンアップされます。さらに、いつでも個々のレコードを手動でクリーンアップしたり、既存のすべてのレ
コードをクリーンアップするルールを設定したりできます。
例: リードの住所の緯度と経度に基づいてテリトリーにリードを割り当てるアプリケーションがあるとし
ます。1 つの問題として、Salesforce のリードの住所は緯度と経度の値が更新されていません。この場合で
も心配いりません。単に [リードの住所地理情報クリーンアップルール] を設定して有効にします。これに
より、地理コード情報が既存のすべてのリードに追加され、新規リードと更新されたリードは保存時に
地理コード情報を自動的に取得します。このルールの概要を次に示します。
73
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
属性
値
名前
リードの住所地理情報クリーンアップルール
データサービス
Data.com 地理情報
オブジェクト
Lead
クリーンアップされる項目
[住所] 項目に関連付けられた緯度、経度、および
精度項目
• Latitude
• Longitude
• GeocodeAccuracy
メモ: これらの項目はレコードには表示され
ませんが、Salesforce API を使用してアクセスで
きます。
項目の更新方法
上書き
ルールが有効化または保存されたときにすべての
レコードをクリーンアップ
可
トリガをスキップ
可
ワークフロールールをスキップ
可
関連トピック:
営業担当者およびマーケティング担当者のレコードへの重要な情報の自動追加
標準 Data.com クリーンアップルール
レコードへの情報の追加に関する考慮事項
Data.com クリーンアップルールを使用して Salesforce レコードに情報を追加する前に、次の考慮事項を確認して
ください。
このセクションの内容:
レコードへの地理コード情報の追加に関する考慮事項
Data.com 地理コードクリーンアップルールを使用して Salesforce 取引先、取引先責任者、およびリードに地
理コード情報を自動的に追加する前に、次の考慮事項を確認してください。
74
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
リードへの組織情報の追加に関する考慮事項
Data.com クリーンアップルールを使用して Salesforce リードに組織情報を自動的に追加する前に、次の考慮
事項を確認してください。
関連トピック:
レコードに情報を自動的に追加する方法
営業担当者およびマーケティング担当者のレコードへの重要な情報の自動追加
レコードへの地理コード情報の追加に関する考慮事項
Data.com 地理コードクリーンアップルールを使用して Salesforce 取引先、取引先責
任者、およびリードに地理コード情報を自動的に追加する前に、次の考慮事項
を確認してください。
メモ: この機能は、終了したベータプログラムで使用可能です。Salesforceに
連絡して、組織でこの機能を有効にしてください。このドキュメント、プ
レスリリース、または公式声明で参照されている未リリースのサービスま
たは機能は、現在利用できず、提供が遅れたり中止されたりする可能性が
あります。サービスのご購入をご検討中のお客様は、現在利用可能な機能
に基づいて購入をご決定ください。Salesforce カスタマーサポートは、ベー
タ期間中にこの機能を制限付きでサポートします。サポートの依頼とフィー
ドバックの提供は、Salesforce Success コミュニティから行ってください。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、およ
び Unlimited Edition
• Data.com 地理コードクリーンアップルールを使用してレコードに地理コード情報を追加する場合、既存の
値が上書きされます。
• 地理コード情報はレコードには表示されません。ただし、Salesforce API を使用して表示できます。
関連トピック:
住所の地理コード情報の自動追加 (ベータ)
リードへの組織情報の追加に関する考慮事項
Data.com クリーンアップルールを使用して Salesforce リードに組織情報を自動的に
追加する前に、次の考慮事項を確認してください。
メモ: この機能は、終了したパイロットプログラムで使用可能です。Salesforce
に連絡して、組織でこの機能を有効にしてください。このドキュメント、
プレスリリース、または公式声明で参照されている未リリースのサービス
または機能は、現在利用できず、提供が遅れたり中止されたりする可能性
があります。サービスのご購入をご検討中のお客様は、現在利用可能な機
能に基づいて購入をご決定ください。Salesforce カスタマーサポートは、パ
イロット期間中にこの機能を制限付きでサポートします。サポートの依頼
とフィードバックの提供は、Salesforce Success コミュニティから行ってくだ
さい。
• 組織情報は空白項目にのみ追加され、既存の値は上書きされません。
75
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プレミアムク
リーンアップライセンス
で使用可能なエディショ
ン: Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、およ
び Unlimited Edition
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
• グローバル本社の組織情報のみがリードに追加されます。
• クリーンアップルールを使用してリードに組織情報を追加する場合、既存の Data.com クリーンアップジョ
ブの実行には影響しません。
関連トピック:
リードへの重要な組織情報の自動追加 (パイロット)
住所の地理コード情報の自動追加 (ベータ)
近隣の取引先および取引先責任者の検索、テリトリーとキャンペーンの割り当
て、市場の区分化、特定分野への集中、ターゲット層の分析などは、営業担当
者とマーケティング担当者にとって役立ちます。地理コード情報でこれらすべ
てを簡単に行うことができます。Data.com地理コードクリーンアップルールを使
用して、既存のすべての Salesforce 取引先、取引先責任者、およびリードに地理
コード情報を追加できます。さらに、新規レコードと更新されたレコードの保
存時に地理コード情報を自動的に取得するように、組織のルールを設定できま
す。
メモ: この機能は、終了したベータプログラムで使用可能です。Salesforceに
連絡して、組織でこの機能を有効にしてください。このドキュメント、プ
レスリリース、または公式声明で参照されている未リリースのサービスま
たは機能は、現在利用できず、提供が遅れたり中止されたりする可能性が
あります。サービスのご購入をご検討中のお客様は、現在利用可能な機能
に基づいて購入をご決定ください。Salesforce カスタマーサポートは、ベー
タ期間中にこの機能を制限付きでサポートします。サポートの依頼とフィー
ドバックの提供は、Salesforce Success コミュニティから行ってください。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、およ
び Unlimited Edition
ユーザ権限
地理コード情報をレコー
ドに追加する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
重要: 地理コード情報は、Data.com テクノロジを使用してレコードに追加さ
れます。ただし、この機能の使用にData.comライセンスは必要ありません。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「クリーンアップルール」と入力し、[クリーンアップルール] を選
択します。
2. 地理コードルールを編集します。4 つの地理コードクリーンアップルールを使用できます。
3. 既存のすべてのレコードに地理コード情報を追加するには、[このルールが有効化または保存されたときにす
べてのレコードをクリーンアップ] を選択します。
76
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
4. クリーンアップルール設定をカスタマイズします。
5. ルールを保存します。
6. ルールを有効にします。
新規レコードを保存するときに、地理コード情報が自動的に追加されます。すべてのレコードをクリーン
アップすることを選択した場合、地理コード情報は既存のすべてのレコードにも追加されます。
7. 地理コード情報がレコードに追加されたことを確認します。
8. 他の地理コードクリーンアップルールに対してこのプロセスを繰り返します。
9. 地理コードクリーンアップルールが機能しているかどうかテストする必要がある場合は、個々のレコード
に地理コード情報を手動で追加できます。これを行うには、取引先、取引先責任者、およびリードのペー
ジレイアウトに [Data.com によるこのレコードのクリーンアップ] 関連リストを追加します。
個々のレコードに地理コード情報を手動で追加するには、レコードの [このレコードをクリーンアップ] セ
クションで地理コードルールの [クリーンアップ] をクリックします。
77
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
このセクションの内容:
地理コード情報がレコードに追加されたことの確認
地理コード情報はレコードには表示されないため、いくつかのステップを実行して地理コード情報がData.com
地理コードクリーンアップルールによってSalesforceレコードに追加されたことを確認する必要があります。
地理コード情報の項目
地理コード情報では、経度、緯度、および精度評価を使用して場所を識別します。地理コード情報の項目
は、Salesforce の取引先、取引先責任者、およびリードの標準住所で使用できます。地理コード情報の項目
はレコードには表示されませんが、Salesforce API を使用して参照できます。
レコードへの地理コード情報の追加に関するガイドライン
Data.com を使用して Salesforce レコードに地理コード情報を自動的に追加する場合は、いくつかの重要なガ
イドラインに従ってください。
関連トピック:
レコードへの地理コード情報の追加に関する考慮事項
地理コード情報がレコードに追加されたことの確認
地理コード情報の項目
地理コード情報がレコードに追加されたことの確認
地理コード情報はレコードには表示されないため、いくつかのステップを実行
して地理コード情報がData.com地理コードクリーンアップルールによってSalesforce
レコードに追加されたことを確認する必要があります。
メモ: この機能は、終了したベータプログラムで使用可能です。Salesforceに
連絡して、組織でこの機能を有効にしてください。このドキュメント、プ
レスリリース、または公式声明で参照されている未リリースのサービスま
たは機能は、現在利用できず、提供が遅れたり中止されたりする可能性が
あります。サービスのご購入をご検討中のお客様は、現在利用可能な機能
に基づいて購入をご決定ください。Salesforce カスタマーサポートは、ベー
タ期間中にこの機能を制限付きでサポートします。サポートの依頼とフィー
ドバックの提供は、Salesforce Success コミュニティから行ってください。
1. 地理コードルールのクリーンアップ状況を確認します。
a. レコードを開きます。
b. [このレコードをクリーンアップ] セクションで、地理コードルールのク
リーンアップ状況を確認します。
78
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、およ
び Unlimited Edition
ユーザ権限
Salesforce API を使用する
• 「API の有効化」
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
地理コードルールのクリーンアップ状況が 同期済み に設定されている場合、レコードにはデータサー
ビスの最新の地理コード情報が含まれています。
2. Salesforce API を使用して、地理コード項目に値が含まれていることを確認します。
a. レコードの Id 項目の値を取得します。
b. Id を使用して、住所項目と地理コード項目をクエリします (または、すべてのレコードをクエリする
か、オブジェクトの最初の X 件のレコードをクエリできます)。
例: 取引先責任者の Salesforce Object Query Language (SOQL) クエリ
SELECT Name, Email, MailingAddress, MailingCity, MailingState, MailingCountry,
MailingLatitude, MailingLongitude, MailingGeocodeAccuracy
FROM Contact
WHERE Id IN (’003D000000QRoqW’, ‘003R0000001ySoG’, ‘003D000000QRoqU’);
c. 地理コード項目に値が含まれていることを確認します。
関連トピック:
住所の地理コード情報の自動追加 (ベータ)
地理コード情報の項目
地理コード情報の項目
地理コード情報では、経度、緯度、および精度評価を使用して場所を識別しま
す。地理コード情報の項目は、Salesforce の取引先、取引先責任者、およびリー
ドの標準住所で使用できます。地理コード情報の項目はレコードには表示され
ませんが、Salesforce API を使用して参照できます。
オブジェク 標準住所
ト
地理コード項目
Account
• BillingLatitude
住所(請求先)
• BillingLongitude
• BillingGeocodeAccuracy
79
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、およ
び Unlimited Edition
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
オブジェクト
標準住所
地理コード項目
Account
住所(納入先)
• ShippingLatitude
• ShippingLongitude
• ShippingGeocodeAccuracy
Contact
住所(郵送先)
• MailingLatitude
• MailingLongitude
• MailingGeocodeAccuracy
Lead
住所
• Latitude
• Longitude
• GeocodeAccuracy
精度値
精度によって、緯度と経度の位置に関する詳細が示されます。たとえば Zip は、緯度と経度が住所の郵便番
号地域の中心地点を示していることを意味します。この場合、正確な住所の一致が見つからなかったことにな
ります。
精度値
説明
Address
同じ建物内
NearAddress
住所付近
Block
街区の中間点
Street
番地の中間点
ExtendedZip
拡張郵便番号地域の中心
Zip
郵便番号地域の中心
Neighborhood
近隣の中心
City
市区郡の中心
County
郡の中心
State
都道府県の中心
Unknown
住所の一致なし
関連トピック:
住所の地理コード情報の自動追加 (ベータ)
80
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
レコードへの地理コード情報の追加に関するガイドライン
Data.com を使用して Salesforce レコードに地理コード情報を自動的に追加する場合
は、いくつかの重要なガイドラインに従ってください。
メモ: この機能は、終了したベータプログラムで使用可能です。Salesforceに
連絡して、組織でこの機能を有効にしてください。このドキュメント、プ
レスリリース、または公式声明で参照されている未リリースのサービスま
たは機能は、現在利用できず、提供が遅れたり中止されたりする可能性が
あります。サービスのご購入をご検討中のお客様は、現在利用可能な機能
に基づいて購入をご決定ください。Salesforce カスタマーサポートは、ベー
タ期間中にこの機能を制限付きでサポートします。サポートの依頼とフィー
ドバックの提供は、Salesforce Success コミュニティから行ってください。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、およ
び Unlimited Edition
• Data.com地理コードクリーンアップルールを使用して地理コード情報がレコー
ドに追加されるときに、レコードの最終変更情報は更新されません。これにより、組織の自動化プロセス
が影響されるのを防ぐことができます。最終変更情報が更新されるようにするには、地理コードクリーン
アップルールで [最終更新情報を更新しない] を選択解除します。
関連トピック:
住所の地理コード情報の自動追加 (ベータ)
リードへの重要な組織情報の自動追加 (パイロット)
営業担当者とマーケティング担当者が最も有望なリードを簡単に追跡し、適切
なテリトリーとキャンペーンにすぐに割り当てられるようにします。Data.comク
リーンアップルールを使用して、D-U-N-S Number や従業員数などの貴重な組織情
報を既存のすべての Salesforce リードに追加できます。さらに、新規リードと更
新されたリードの保存時に組織情報を自動的に取得するように、組織のルール
を設定できます。
メモ: この機能は、終了したパイロットプログラムで使用可能です。Salesforce
に連絡して、組織でこの機能を有効にしてください。このドキュメント、
プレスリリース、または公式声明で参照されている未リリースのサービス
または機能は、現在利用できず、提供が遅れたり中止されたりする可能性
があります。サービスのご購入をご検討中のお客様は、現在利用可能な機
能に基づいて購入をご決定ください。Salesforce カスタマーサポートは、パ
イロット期間中にこの機能を制限付きでサポートします。サポートの依頼
とフィードバックの提供は、Salesforce Success コミュニティから行ってくだ
さい。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「クリーンアップルール」と入力し、
[クリーンアップルール] を選択します。
2. [リードクリーンアップルールの Data.com 会社] を編集します。
3. 既存のすべてのリードに組織情報を追加するには、[このルールが有効化また
は保存されたときにすべてのレコードをクリーンアップ] を選択します。
81
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プレミアムク
リーンアップライセンス
で使用可能なエディショ
ン: Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、およ
び Unlimited Edition
ユーザ権限
クリーンアップルールを
管理する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
ページレイアウトを編集
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
4. ルールを保存します。
5. ルールを有効にします。
新規リードを保存するときに、組織情報が自動的に追加されます。すべてのレコードをクリーンアップす
ることを選択した場合、組織情報は既存のすべてのリードにも追加されます。
6. クリーンアップルールが機能しているかどうかテストする必要がある場合は、個々のリードに組織情報を
手動で追加できます。これを行うには、リードのページレイアウトに [Data.com によるこのレコードのク
リーンアップ] 関連リストを追加します。
個々のリードに組織情報を手動で追加するには、リードの [このレコードをクリーンアップ] セクションで
[リードクリーンアップルールの Data.com 会社] の [クリーンアップ] をクリックします。
このセクションの内容:
リードへの組織情報の追加に関するガイドライン
Data.com を使用して Salesforce リードに貴重な組織情報を自動的に追加する場合は、いくつかの重要なガイ
ドラインに従ってください。
関連トピック:
リードへの組織情報の追加に関する考慮事項
営業担当者およびマーケティング担当者のレコードへの重要な情報の自動追加
82
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードのクリーンアップ
リードへの組織情報の追加に関するガイドライン
Data.com を使用して Salesforce リードに貴重な組織情報を自動的に追加する場合
は、いくつかの重要なガイドラインに従ってください。
メモ: この機能は、終了したパイロットプログラムで使用可能です。Salesforce
に連絡して、組織でこの機能を有効にしてください。このドキュメント、
プレスリリース、または公式声明で参照されている未リリースのサービス
または機能は、現在利用できず、提供が遅れたり中止されたりする可能性
があります。サービスのご購入をご検討中のお客様は、現在利用可能な機
能に基づいて購入をご決定ください。Salesforce カスタマーサポートは、パ
イロット期間中にこの機能を制限付きでサポートします。サポートの依頼
とフィードバックの提供は、Salesforce Success コミュニティから行ってくだ
さい。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プレミアムク
リーンアップライセンス
で使用可能なエディショ
ン: Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、およ
び Unlimited Edition
• [D-U-N-S 番号] 項目の値を更新する場合、[D&B 企業] および [従業員数]
項目の値を削除していることを確認します。これにより、このレコードに組
織情報を追加するときに、更新された値がこれらの項目に追加され、適切な D&B 企業がリードにリンクさ
れます。
関連トピック:
リードへの重要な組織情報の自動追加 (パイロット)
標準 Data.com クリーンアップルール
Salesforce レコードに情報を自動的に追加する場合に役立つ、標準クリーンアッ
プルールの主要な詳細について説明します。各クリーンアップルールのしくみ
と更新される項目の説明が含まれています。
デフォルト データサー オブジェク 項目の更新 一致項目
名
ビス
ト
方法
更新される
項目
取引先の住 Data.com 地
所(請求先) 理情報
地理情報ク
リーンアッ
プルール
• BillingLatitude
Account
空白の自動
入力
• BillingLongitude
• BillingGeocodeAccuracy
緯度、経
度、および
精度はレ
コードに表
示されませ
ん。
83
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
地理コードクリーンアッ
プルールを使用可能なエ
ディション: Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com プレミアムク
リーンアップライセンス
で他のクリーンアップ
ルールを使用可能なエ
ディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
販売ツールの設定および管理
デフォルト名
データサービス
組織による CRM レコードのクリーンアップ
オブジェクト
取引先の住所(納 Data.com地理情報 Account
入先) 地理情報ク
リーンアップ
ルール
項目の更新方法
一致項目
空白の自動入力
更新される項目
• ShippingLatitude
• ShippingLongitude
• ShippingGeocodeAccuracy
緯度、経度、お
よび精度はレ
コードに表示さ
れません。
取引先責任者の Data.com地理情報 Contact
住所(郵送先) 地理
情報クリーン
アップルール
空白の自動入力
• MailingLatitude
• MailingLongitude
• MailingGeocodeAccuracy
緯度、経度、お
よび精度はレ
コードに表示さ
れません。
リードの住所地
理情報クリーン
アップルール
Data.com地理情報 Lead
空白の自動入力
• Latitude
• Longitude
• GeocodeAccuracy
緯度、経度、お
よび精度はレ
コードに表示さ
れません。
リードクリーン
アップルールの
Data.com 会社*
リードのData.com Lead
会社
空白の自動入力
• 会社
D-U-N-S 番
号
• D&B 企業
• 従業員数
関連トピック:
営業担当者およびマーケティング担当者のレコードへの重要な情報の自動追加
レコードに情報を自動的に追加する方法
84
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードの改善可能性の確認
組織による CRM レコードの改善可能性の確認
Data.com データ評価を使用したデータ品質の分析
Data.comでは、組織の何件のレコードをより多くの適切なデータで強化できるの
でしょうか? Data.com 評価を使用して、これを調べることができます。また、
Data.com で 無効 とマークされたレコード件数を調べることもできます。
また、データ評価では、取引先、取引先責任者、およびリードの項目をリスト
し、レコード内の空白項目の件数や Data.com と異なる値を持つ件数を確認する
こともできます (たとえば、[電話] 項目値が空白である取引先レコードが 10 件、
[取引先名] 項目値が空白である取引先責任者レコードが 5 件など)。この情報
は、空白か値が古い項目を更新する Data.com クリーンアップを購入するかどう
かを判断するのに役立ちます。クリーンアップをすでに使用している場合は、
その製品から取得される値が表示されます。
Data.com データ評価は、無料の AppExchange パッケージです。
1. AppExchange から Data.com 評価アプリケーションをインストールします。
2. 評価を設定および実行します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
3. 評価を表示します。
関連トピック:
Data.com データ評価の表示と理解
ユーザ権限
パッケージをインストー
ルする
• 「AppExchange パッ
ケージのダウンロー
ド」
Data.com データ評価を実
行する
• 権限不要
Data.com データ評価を参
照する
• 権限不要
85
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードの改善可能性の確認
Data.com データ評価の実行
データ評価を実行するには、Data.com データ評価の AppExchange アプリケーショ
ンが組織でインストールされている必要があります。データ評価が必要な場合
は、salesforce.com の営業担当者までお問い合わせください。
Data.com データ評価は、Data.com を使用して組織の何件のレコードをより多くの
適切なデータで強化できるかを示す Salesforce AppExchange パッケージです。ま
た、Data.com で 無効 とマークされたレコード件数を調べたり、必要に応じて
Salesforce 組織で重複していると見られるレコード件数を調べたりすることもで
きます。また、データ評価では、取引先、取引先責任者、およびリードの項目
をリストし、レコード内の空白項目の件数や Data.com と異なる値を持つ件数を
確認することもできます 組織では、30 日ごとに 1 つの評価を要求できます。
1. Force.com アプリケーションメニューから [Data.com Assessment (Data.com 評価)] を
選択して、データ評価アプリケーションを開きます。
2. [Data.com Assessment (Data.com 評価)] タブをクリックし、評価設定を定義しま
す。
3. [自分の評価を開始]をクリックします。予期される所要時間が示されます。
計算の完了は 1 秒あたり 15 件のレコードを基にしており、1 時間単位で切り
上げられます。たとえば、取引先が 200,000 件ある場合は、評価の完了に約 3
時間 45 分かかります。これは 4 時間と推定されます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Data.com データ評価を実
行する
• 権限不要
Data.com データ評価を参
照する
• 権限不要
86
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードの改善可能性の確認
Data.com データ評価の表示と理解
Data.com データ評価が完了すると、Data.com で CRM レコードをどのように強化で
きるかを確認および習得できます。また、組織で自分または他のユーザが実行
した以前の評価を表示することもできます。
ヒント:
• データ評価で提供されるものも含め、クリーンアップ状況の値 (同期済
み、不一致、および 無効) についての詳細は、「Data.comクリーンアップ
状況について」を参照してください。
• Data.com マッチングの仕組みについての詳細は、ホワイトペーパー
『Data.com Record Matching in Salesforce』を参照してください。
1. 必要に応じて、Force.com アプリケーションメニューから [Data.com
Assessments (Data.com 評価)] を選択します。
2. [Data.com Assessment (Data.com 評価)] タブをクリックし、[Assessments (評価)] タブ
をクリックします。
3. 目的の評価の横にある [View Assessments (評価を参照)] をクリックします。
4. 評価タブを順にクリックします。次に、表示内容について説明します。
タブ
表示内容
概要
評価用に分析した一連のレコードを分類します。より多
くの適切なデータで強化できるレコード件数、Data.comで
無効になる可能性のあるレコード件数、要求した場合に
評価を実行できる時期、重複している可能性のあるレコー
ド件数を示します。また、Data.comレコードと一致するレ
コード件数と、一致しないレコード件数も示します。
取引先
一致した取引先レコードを分類し、状況別のレコード数
と比率、および一致率を示します。データ評価には取引
先項目のリストも表示され、特定の項目について、項目
値が空白になっているレコード数と、Data.comと異なる値
を持つレコード数を示します (たとえば、[電話] 項目値が
空白である取引先レコードが 10 件など)。
取引先責任者
一致した取引先責任者レコードを分類し、状況別のレコー
ド数と比率、および一致率を示します。データ評価には
取引先責任者項目のリストも表示され、特定の項目につ
いて、項目値が空白になっているレコード数と、Data.com
と異なる値を持つレコード数を示します (たとえば、[取
引先] 項目値が空白である取引先責任者レコードが 5 件な
ど)。
リード
一致したリードレコードを分類し、状況別のレコード数
と比率、および一致率を示します。データ評価にはリー
87
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Data.com データ評価を実
行する
• 権限不要
Data.com データ評価を参
照する
• 権限不要
販売ツールの設定および管理
タブ
組織による CRM レコードの改善可能性の確認
表示内容
ド項目のリストも表示され、特定の項目について、項目値が空白になっているレ
コード数と、Data.com と異なる値を持つレコード数を示します (たとえば、[タイ
トル] 項目値が Data.com と異なるリードレコードが 12 件など)。
不一致
Data.com の一致アルゴリズムでは、キー項目を使用して一致するレコードを特定
します。このタブには、このような項目が表示され、不一致レコード内の空白項
目の数と比率が示されます。有効なデータをこれらの項目に追加すると、組織の
一致結果が向上することがよくあります。
DUNSRight
D&B DUNSRight マッチングを使用して期待される取引先の一致率が表示されます。
信頼性コードは 1 ~ 10 の数値です。10 の一致信頼性コードは最も正確で、最も
完全な一致です。レコードを [一致] または [一致を選択] として識別する信頼性
コードのしきい値を設定できます。[一致] レコードは、自動クリーンアッププロ
セスに自動的に追加されます。[一致を選択] レコードは、自動クリーンアッププ
ロセスに手動で追加されます。
関連トピック:
Data.com データ評価を使用したデータ品質の分析
88
販売ツールの設定および管理
組織による CRM レコードの改善可能性の確認
Data.com レポートおよびダッシュボード
ビジネスでのData.comデータの影響を分析する必要がありますか? AppExchangeの
無料の Data.com レポートパッケージを使用すれば、取引先、取引先責任者、お
よびリードデータを簡単に分析できます。
複数の Data.com レポートパッケージを AppExchange で入手できます。各レポート
パッケージは、取引先、取引先責任者、リードデータの分析に役立つダッシュ
ボードおよびいくつかの事前設定されたレポートを提供します。
レポートまたはダッシュボードを使用するには、システム管理者がこれをイン
ストールしておく必要があります。利用可能なレポートを確認するには、[レポー
ト] タブをクリックします。レポートを実行するには、該当するフォルダをク
リックし、レポートリストを展開して、目的のレポートを選択します。
利用可能な AppExchange レポートパッ 内容
ケージ
Data.com プロスペクタレポート
ダッシュボードおよび関連付けられた
レポートは、取引開始済みのリード
数、売上予測、収益に関して Data.com
が提供する値を確認するために、営業
マネージャが主に使用します。
Data.com クリーンアップレポート
ダッシュボードおよび関連付けられた
レポートは、営業担当と、Salesforce
データをクリーンな状態に保つための
操作を行う担当者が主に使用します。
Data.com プレミアムレポート
ダッシュボードおよび関連付けられた
レポートでは充実した D&B 企業データ
が活用され、顧客は比類のない洞察を
得られます。これによって、販売計画
およびビジネス戦略が改善されます。
89
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Data.com レポートを実行
する
• 「レポート実行」
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先責任者およびリードのソーシャル
ネットワーク情報の取得
ユーザによる取引先責任者およびリードのソーシャルネットワーク
情報の取得
Social Key の実装
Data.com Social Key は、簡単に実装できます。簡単な手順を実行するだけです。
重要: Spring '16 以降、Data.com Social Key および Data.com ソーシャルプロファ
イルマッチング API は使用できなくなります。その時点で、LinkedIn® などの
ソーシャルプロファイルハンドルは、Data.com を使用してクリーンアップ
されたレコードには追加されなくなります。さらに、ソーシャルプロファ
イルハンドルの検索に Data.com ソーシャルプロファイルマッチング API は使
用できません。
1. Social Key を有効化します。
2. [ソーシャル取引先、取引先責任者、およびリード] を有効化して、ソーシャ
ルプロファイルを取得するソーシャルネットワークを選択します (未設定の
場合)。
3. Social Key の Data.com クリーンアップ設定、個人設定、ジョブスケジュールが
設定されていることを確認します。
4. [状況をクリーンアップ] 項目が取引先責任者リストビューとリードリスト
ビューに追加されていることを確認し、必要に応じて、有効にしたソーシャ
ルネットワークの項目を、取引先責任者リストビューに追加します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Social Key を実装する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
5. ジョブが実行されたら、Social Key ジョブ履歴を確認できます。
Social Key の有効化
組織で Social Key を使用して取引先責任者およびリードレコードのソーシャルハ
ンドルを検出して関連付ける前に、機能を有効にする必要があります。
重要: Spring '16 以降、Data.com Social Key および Data.com ソーシャルプロファ
イルマッチング API は使用できなくなります。その時点で、LinkedIn® などの
ソーシャルプロファイルハンドルは、Data.com を使用してクリーンアップ
されたレコードには追加されなくなります。さらに、ソーシャルプロファ
イルハンドルの検索に Data.com ソーシャルプロファイルマッチング API は使
用できません。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Social Key の設定」と入力し、
[Social Key の設定] を選択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
2. [Social Key を有効化] をクリックします。
ユーザ権限
Social Key を実装する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
90
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先責任者およびリードのソーシャル
ネットワーク情報の取得
[ソーシャル取引先と取引先責任者] を有効化して設定する必要もある場合、Social Key を有効化した後にお知ら
せします。
関連トピック:
Social Key の実装
Social Key の Data.com クリーンアップジョブの設定
Social Key は、Data.com クリーンアップジョブによってソーシャルハンドルを提供
します。クリーンアップジョブが Social Key 用に設定されていることを確認する
必要があります。
重要: Spring '16 以降、Data.com Social Key および Data.com ソーシャルプロファ
イルマッチング API は使用できなくなります。その時点で、LinkedIn® などの
ソーシャルプロファイルハンドルは、Data.com を使用してクリーンアップ
されたレコードには追加されなくなります。さらに、ソーシャルプロファ
イルハンドルの検索に Data.com ソーシャルプロファイルマッチング API は使
用できません。
Social Keyは、ソーシャルネットワークの取引先責任者およびリードを簡単にフォ
ローできるように [ソーシャル取引先と取引先責任者] や Data.com クリーンアッ
プと連動します。[ソーシャル取引先と取引先責任者] で、目的のソーシャルネッ
トワークを選択します。Social Key プロセスは自動クリーンアップジョブ中に実
行されるため、Social Key を使用するには、クリーンアップが有効になっている
ことと、必要なジョブが選択およびスケジュールされていることを確認する必
要があります。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Social Key を実装する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
Social Key を有効にすると、次回にスケジュールされているクリーンアップジョ
ブにより、クリーンアップジョブで有効になっているオブジェクト (取引先責任
者やリードまたはその両方) を対象としたData.comとの完全同期が実行されます。その後、クリーンアップジョ
ブと同時にSocial Keyから定期的にソーシャルハンドルが提供されます。たとえば、クリーンアップジョブを週
に 1 回水曜日に実行する場合、Social Key ジョブによって隔週の水曜日に完全同期が実行されます。
メモ: クリーンアップジョブが失敗すると、Social Key プロセスも失敗します。クリーンアップおよび Social
Keyジョブ履歴を表示するには、[設定] から、[クイック検索] ボックスに「ジョブ」と入力し、[ジョブ]を
選択します。
Data.com クリーンアップの設定や、個人設定または設定の確認についてのガイドが必要な場合、[クリーンアッ
プ] 設定ページの [このページのヘルプ] をクリックしてください。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「クリーンアップ設定」と入力し、[クリーンアップ設定] を選択し
ます。
2. Data.com クリーンアップが有効化されていることを確認してください。
3. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「設定」と入力し、[クリーンアップ] で [個人設定] を選択します。
4. ソーシャルハンドルを取得するオブジェクトのクリーンアップジョブが有効になっていることを確認しま
す。取引先責任者とリードのソーシャルハンドルが提供されます。
5. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ジョブ」と入力し、[ジョブ] を選択します。
91
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先責任者およびリードのソーシャル
ネットワーク情報の取得
6. クリーンアップジョブがスケジュールされていることを確認します。
関連トピック:
Social Key の実装
Social Key の Data.com クリーンアップのリストビュークリーンアップの設定
Social Key は、ユーザがリストから取引先責任者またはリードレコードをクリー
ンアップするときにソーシャルハンドルを提供します。また、組織のリスト
ビューにいくつかの項目を追加する必要があります。
重要: Spring '16 以降、Data.com Social Key および Data.com ソーシャルプロファ
イルマッチング API は使用できなくなります。その時点で、LinkedIn® などの
ソーシャルプロファイルハンドルは、Data.com を使用してクリーンアップ
されたレコードには追加されなくなります。さらに、ソーシャルプロファ
イルハンドルの検索に Data.com ソーシャルプロファイルマッチング API は使
用できません。
Social Keyは、ソーシャルネットワークの取引先責任者およびリードを簡単にフォ
ローできるように [ソーシャル取引先と取引先責任者] や Data.com クリーンアッ
プと連動します。[ソーシャル取引先と取引先責任者] で、目的のソーシャルネッ
トワークを選択します。Social Key プロセスは、ユーザがリストからレコードを
クリーンアップするときに実行されます。
1. レコードをリストからクリーンアップするオブジェクトのタブ ([取引先責任
者] または [リード]) をクリックします。
2. ドロップダウンからビューを選択し、[編集] をクリックします。
3. [状況をクリーンアップ] 項目が [選択済みの項目] に追加されたことを確認し
ます。
この項目を追加すると、自動的に [クリーンアップ] ボタンがリストビューに
追加されます。
4. 必要に応じて、有効にしたソーシャルネットワーク (LinkedIn、Twitter、または
Facebook) の項目を、取引先責任者リストビューに追加します。
ソーシャルネットワーク項目は、リードのリストビューには使用できませ
ん。
関連トピック:
Social Key の実装
92
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Social Key を実装する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
カスタムリストビューを
作成する
• リストに表示されてい
るレコードタイプに対
する「参照」
公開リストビューを作
成、編集、または削除す
る
• 「公開リストビューの
管理」
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先責任者およびリードのソーシャル
ネットワーク情報の取得
Data.com Social Key ジョブ履歴の表示
Data.com Social Key ジョブ履歴では、現在のジョブを確認し、ジョブエラーログに
アクセスできます。
重要: Spring '16 以降、Data.com Social Key および Data.com ソーシャルプロファ
イルマッチング API は使用できなくなります。その時点で、LinkedIn® などの
ソーシャルプロファイルハンドルは、Data.com を使用してクリーンアップ
されたレコードには追加されなくなります。さらに、ソーシャルプロファ
イルハンドルの検索に Data.com ソーシャルプロファイルマッチング API は使
用できません。
Data.com Social Key プロセスは、自動 Data.com クリーンアップジョブ中に実行さ
れ、取引先責任者およびリードのソーシャルハンドルを検出して関連付けます。
[Social Key ジョブ履歴] テーブルには、最近のクリーンアップジョブの一覧と Social
Keyに関連する詳細が表示されます。クリーンアップジョブが失敗すると、Social
Key プロセスも失敗します。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ジョブ」と入力し、[ジョブ] を選
択します。
2. 必要に応じて一般的なクリーンアップジョブ履歴を確認します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Social Key を実装する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
3. [Social Key ジョブ履歴] セクションにはジョブの詳細が表示されます。
4. 1 件以上のレコードを処理してエラーが発生した場合、[エンティティエラー] 列のリンクをクリックする
と、ジョブログの .csv ファイルをダウンロードできます。
7 日間保存されます。
次は、テーブル列の定義です。
列ヘッダー
定義およびトラブルシューティングのガイドライン
日付
ジョブが実行された日付。
登録時刻
ジョブがジョブキューに送信された時刻。ジョブは独
立して実行されるため、この時刻はジョブが実行され
た正確な時刻ではない場合があります。
ジョブ種別
ジョブの種類 (取引先またはリード)。
ジョブの状況
ジョブの状況。
処理中: ジョブは処理中です。
完了: ジョブの実行が終了しました (エラーあり、また
はエラーなし)。
失敗: ジョブの実行が失敗しました。
中止: ジョブは実行前または実行中に中止されました。
レコード数
クリーンアップジョブで処理して一致したSalesforceレ
コードの件数。
93
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先責任者およびリードのソーシャル
ネットワーク情報の取得
列ヘッダー
定義およびトラブルシューティングのガイドライン
ハンドル付きレコード
1 つ以上のソーシャルハンドルで更新された処理済み
Salesforce レコードの件数。
ハンドルなしレコード
ソーシャルハンドルで更新されなかった処理済み
Salesforce レコードの件数。
LinkedIn ハンドル
ジョブがSalesforceレコードを更新しようとしたときに
使用された LinkedIn ソーシャルハンドルの件数。
Twitter ハンドル
ジョブがSalesforceレコードを更新しようとしたときに
使用された Twitter ソーシャルハンドルの件数。
Facebook ハンドル
ジョブがSalesforceレコードを更新しようとしたときに
使用された Facebook ソーシャルハンドルの件数。
エンティティエラー
ジョブの実行中に発生したエンティティエラーの合計
数。ダッシュは、エラーがないか、データがないこと
を示します。エンティティエラーのジョブログが作成
された場合は、リンクをクリックし、.csv ファイルを
ダウンロードして開きます。入力規則のエラーなどが
原因でレコードの保存に失敗したため生成されたエン
ティティエラーの説明を確認できます。通常、エン
ティティエラーは入力規則のエラーまたは必要な項目
の違反の結果発生します。説明がある場合は、表示さ
れます。
ジョブの実行中にエラーが生成されたレコードの一意
の ID。レコードを開くには、Salesforce インスタンスの
URL に 15 桁の ID を追加します。例:
https://na1.salesforce.com/0013000000hKBTq.
関連トピック:
Social Key の実装
Data.com クリーンアップジョブ履歴の表示 (Data.com クリーンアップのみ)
94
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先責任者およびリードのソーシャル
ネットワーク情報の取得
Data.com Social Key の更新率の表示
Data.com Social Key の総計値と分析では、組織の取引先責任者とリードがソーシャ
ルデータで更新された状況を調べることができるため、定期的に更新率を確認
することが重要です。
重要: Spring '16 以降、Data.com Social Key および Data.com ソーシャルプロファ
イルマッチング API は使用できなくなります。その時点で、LinkedIn® などの
ソーシャルプロファイルハンドルは、Data.com を使用してクリーンアップ
されたレコードには追加されなくなります。さらに、ソーシャルプロファ
イルハンドルの検索に Data.com ソーシャルプロファイルマッチング API は使
用できません。
Social Key の更新率は、レコードタイプ (ソーシャルハンドルで更新された組織内
の取引先責任者とリードの数を確認可能) とソーシャルハンドル (最も頻繁に使
用されるハンドルを確認可能) 別に編成されます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「総計値 & 分析」と入力し、[総計
値 & 分析] を選択します。
2. 最後にいつ計算されたかは、テーブル上部にある [最終計算日] 項目を確認
してください。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ユーザ権限
Social Key の更新率を参照
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
メモ: テーブルのデータは毎日計算されますが、時間を保存してから、
GMT に基づいて日付を計算します。そのため、時間の調整によっては、
表示される日付が計算を実施した日付と異なる場合があります。また、
このデータが計算されるのは 1 日に 1 回であるため、Data.com ダッシュ
ボードおよびレポートのデータとわずかに異なる場合があります。
3. [Social Key の更新率] セクションには更新情報が表示されます。
このデータは、組織が Social Key の使用を開始してから更新されたレコードを表します。次は、テーブル列
の定義です。
表 1 : 更新済みレコード
列
定義
レコード数
Social Key ジョブの実行対象になったオブジェクト (取
引先責任者またはリード)。
処理済み
Social Key で処理された Salesforce レコードのタイプ別
件数 (取引先責任者またはリード)。
更新
少なくとも 1 つのソーシャルハンドルで更新された
Salesforceレコードのタイプ別件数 (取引先責任者また
はリード)。
更新率 (処理済みレコード中)
少なくとも 1 つのソーシャルハンドルで更新された
Salesforceレコードのタイプ別パーセント (取引先責任
者またはリード)。
95
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先責任者およびリードのソーシャル
ネットワーク情報の取得
表 2 : 更新済みソーシャルハンドル
列
定義
ソーシャルハンドル
Social Key で有効化されているソーシャルハンドル
(LinkedIn®、Twitter®、または Facebook®)。
取引先責任者
取引先責任者レコードに追加されたソーシャルハン
ドル (LinkedIn、Twitter、または Facebook) の件数。
リード
リードレコードに追加されたソーシャルハンドル
(LinkedIn、Twitter、または Facebook) の件数。
合計
取引先責任者およびリードレコードに追加された
ソーシャルハンドル (LinkedIn、Twitter、または
Facebook) の件数。
表 3 : ソーシャルハンドルの更新率 (ソーシャルネットワーク別)
列
定義
ソーシャルネットワーク
ソーシャルハンドルが提供されているソーシャル
ネットワーク (LinkedIn、Twitter、または Facebook)。
更新率
LinkedIn、Twitter、または Facebook の更新済みソーシャ
ルハンドル合計に対するパーセント。
関連トピック:
Data.com クリーンアップのレコード一致率の表示 (Data.com クリーンアップのみ)
96
販売ツールの設定および管理
システム管理者向け Data.com 製品に関する主要概念の
理解
システム管理者向け Data.com 製品に関する主要概念の理解
Data.com 製品スイート
Data.comは、チームがデータの入力や更新に費やす時間を削減し、ビジネスの成
長により多くの時間を割くことができるように、CRM をクリーンな最新の状態
に保つ製品スイートを提供します。D&B の重要な取引先情報や何百万ものクラウ
ドソーシングの取引先責任者を活用して、ビジネスに必要なデータを取得しま
す。
すべての Salesforce 組織で利用できる Data.com の無料バージョンには、次の機能
が備わっています。
• Professionial Edition 以上を使用する組織では、システム管理者が重複管理ツー
ルを使用して、Salesforce 内に重複レコードを作成することをユーザに許可す
るかどうか、および許可する状況を制御できます。システム管理者は、重複
を識別するために使用するロジックをカスタマイズしたり、ユーザに保存を
許可する重複に関するレポートを作成したりできます。
• すべてのユーザは、Data.com の取引先および取引先責任者データベースをす
べて検索できます。ただし、無料バージョンのユーザは、取引先責任者の電
話番号とメール情報の表示、取引先カードまたは取引先レコードの D&B デー
タの表示、レコードのSalesforceへの追加、レコードのクリーンアップはでき
ません。Data.comのデータを最大限に活用するには、ユーザの組織がData.com
のライセンスを購入し、機能を設定する必要があります。
Data.com 製品スイートには、Data.com プロスペクタと Data.com クリーンアップの
他に、関連するData.com機能であるSocial Key、レポートおよびダッシュボード、
およびデータ評価が含まれています。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
メモ: Performance Edition を使用する組織では、Data.com コーポレートプロスペクタと Data.com コーポレート
クリーンアップがユーザに自動的に提供されます。ユーザは、有料オプションでData.com プレミアムプロ
スペクタと Data.com プレミアムクリーンアップにアップグレードできます。
このセクションの内容:
Data.com プロスペクタ
重要な D&B の企業情報とクラウドソーシングした数百万もの取引先責任者を検索して、ビジネスに必要な
レコードを見つけるには、Data.com プロスペクタを使用します。これらのレコードを新しい取引先、取引
先責任者、およびリードとして Salesforce に追加したり、他のアプリケーションで使用できるようにエクス
ポートしたりします。これは、営業テリトリーの計画、キャンペーンの分割、取引を行う新規取引先の検
索、販売ネットワークの拡大に必要なデータを取得する最適な方法です。
Data.com クリーンアップ
Data.com クリーンアップでは、D&B の企業情報やクラウドソーシングした数百万もの取引先責任者を利用し
て、複数の方法でSalesforce CRM レコードを最新の状態に保つことができます。Data.com クリーンアップ製品
には、コーポレートクリーンアップとプレミアムクリーンアップの 2 つのバージョンがあります。これら
は、取引先レコードまたはリードレコードをクリーンアップするときに使用できる D&B 項目に違いがあり
ます。
97
販売ツールの設定および管理
システム管理者向け Data.com 製品に関する主要概念の
理解
Data.com Social Key
Data.com Social Key は、Salesforce 内またはソーシャルネットワークサイトの取引先責任者やリードの詳細を簡
単に確認できるように [ソーシャル取引先と取引先責任者] や Data.com クリーンアップと連動します。Social
Key を使用するには、組織で Data.com クリーンアップが有効になっている必要があります。
関連トピック:
http://www.salesforce.com/crm/data-editions-pricing/
Data.com プロスペクタ
重要な D&B の企業情報とクラウドソーシングした数百万もの取引先責任者を検
索して、ビジネスに必要なレコードを見つけるには、Data.com プロスペクタを使
用します。これらのレコードを新しい取引先、取引先責任者、およびリードと
して Salesforce に追加したり、他のアプリケーションで使用できるようにエクス
ポートしたりします。これは、営業テリトリーの計画、キャンペーンの分割、
取引を行う新規取引先の検索、販売ネットワークの拡大に必要なデータを取得
する最適な方法です。
すべての Salesforce ユーザは、取引先と取引先責任者に対して Data.com を検索で
きます。Data.com プロスペクタのライセンスを持つユーザは、次のことを実行で
きます。
• Salesforce に取引先および取引先責任者を追加する。また、リードとして取引
先責任者を追加する。
• 取引先の取引先責任者を取引先レコードから直接追加する。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
• Data.com から取引先と取引先責任者をエクスポートする。
• Salesforce 取引先、取引先責任者、およびリードレコードが Data.com から追加されたかどうかに関係なく、
これらを手動でクリーンアップする。
• 取引先の業務、財務、競合会社、業界の詳細にプロスペクティングインサイトを取得する。
• 親子リレーションと取引先情報 (年間売上、会社形態、従業員数など) の会社階層ビューを取得する (Data.com
プレミアムプロスペクタユーザがベータ機能として使用可能)。
Data.com プロスペクタには、コーポレートプロスペクタとプレミアムプロスペクタの 2 つのバージョンがあり
ます。これらは、取引先レコードまたはリードレコードを追加したり、手動でクリーンアップするときに含ま
れる Dun & Bradstreet 項目に違いがあります。プレミアムプロスペクタユーザは、[会社階層] ページにもアクセ
スできます。
Data.com プロスペクタのバージョン
D&B 項目
Data.com コーポレートプロスペクタ
D&B 項目の基本セット。
Data.com プレミアムプロスペクタ
D&B 項目の基本セットと、[D&B 企業] 項目。この項
目は、関連付けられた D&B 企業レコードを、[D&B 企
業] タブからアクセスできる 70 個以上の追加の Dun &
Bradstreet 項目にリンクします。[会社階層] ページに
98
販売ツールの設定および管理
Data.com プロスペクタのバージョン
システム管理者向け Data.com 製品に関する主要概念の
理解
D&B 項目
は、Dun & Bradstreet 企業リレーションの階層ビューが
表示されます。
2011 年 12 月 16 日以前に Data.com を購入した組織では、項目セットが制限された以前のバージョンの製品を引
き続き使用している場合があります。このバージョンは、Summer '14 で停止します。Data.com プロスペクタの
アップグレードについての詳細は、Salesforce のアカウントマネージャにお問い合わせください。Salesforce ヘル
プでは、特に明記していないかぎり Data.com プロスペクタ製品を指します。
Data.com クリーンアップ
Data.com クリーンアップでは、D&B の企業情報やクラウドソーシングした数百万
もの取引先責任者を利用して、複数の方法で Salesforce CRM レコードを最新の状
態に保つことができます。Data.com クリーンアップ製品には、コーポレートク
リーンアップとプレミアムクリーンアップの 2 つのバージョンがあります。こ
れらは、取引先レコードまたはリードレコードをクリーンアップするときに使
用できる D&B 項目に違いがあります。
クリーンアップは、Salesforce の取引先、取引先責任者、およびリードレコード
を Data.com のレコードと比較し、Salesforce レコードと対応する Data.com レコード
間にリンクを作成します。クリーンアップでは、Salesforce の取引先、取引先責
任者、およびリードのクリーンアップ状況情報も提供します。
クリーンアップライセンスを持つユーザは、次のことを実行できます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
• 個々の Salesforce レコードとそれに一致する Data.com レコードを横に並べて手
動で比較し、Salesforce レコードを項目ごとに更新する。
• 取引先、取引先責任者、およびリードレコードをリストから選択し、すべて一度にクリーンアップする。
• 取引先にリンクされている D&B 企業レコードを手動で更新する (プレミアムクリーンアップのみ)。
組織では次の操作も実行できます。
• 項目値が異なる Salesforce レコードにフラグ付けしたり、空白項目に入力したり、項目値を上書きしたりす
るために、自動化されたクリーンアップジョブを設定および実行する。
• Data.com マッチング API を使用して、リードの作成時のクリーンアップやカスタムオブジェクトのクリーン
アップなど、特定の業務を目的としたカスタムソリューションを作成する。
Data.com クリーンアップでは、個人取引先をサポートしていません。
Data.com クリーンアップには、コーポレートクリーンアップとプレミアムクリーンアップの 2 つのバージョン
があります。これらは、取引先レコードまたはリードレコードを手動でまたは自動化されたジョブを使用して
クリーンアップするときに使用できる D&B 項目に違いがあります。
Data.com クリーンアップのバージョン
D&B 項目
Data.com コーポレートクリーンアップ
D&B 項目の基本セット。
99
販売ツールの設定および管理
システム管理者向け Data.com 製品に関する主要概念の
理解
Data.com クリーンアップのバージョン
D&B 項目
Data.com プレミアムクリーンアップ
D&B 項目の基本セットと、[D&B 企業] 項目。この項
目は、関連付けられた D&B 企業レコードを、[D&B 企
業] タブからアクセスできる 70 個以上の追加の D&B 項
目にリンクします。Salesforce レコードの [D&B 企業]
項目が空白の場合は、レコードのクリーンアップ時に
リンクが作成されます (使用可能な場合)。
メモ:
• プロスペクタまたはクリーンアップのコーポレートライセンスは、プロスペクタまたはクリーンアッ
プのプレミアムライセンスがすでにある組織では購入できません。コーポレートライセンスを購入す
るには、プレミアムライセンスを変換する必要があります。
• プロスペクタまたはクリーンアップのプレミアムライセンスは、プロスペクタまたはクリーンアップ
のコーポレートライセンスがすでにある組織では購入できません。プレミアムライセンスを購入する
には、コーポレートライセンスを変換する必要があります。
• Data.com クリーンアップは、Sales Cloud と Service Cloud のシートに対して 1:1 で購入する必要があります。
関連トピック:
Data.com クリーンアップの実装
Data.com クリーンアップの有効化の確認
Data.com データ評価を使用したデータ品質の分析
Data.com Social Key
Data.com Social Key
Data.com Social Key は、Salesforce 内またはソーシャルネットワークサイトの取引先
責任者やリードの詳細を簡単に確認できるように [ソーシャル取引先と取引先責
任者] や Data.com クリーンアップと連動します。Social Key を使用するには、組織
で Data.com クリーンアップが有効になっている必要があります。
重要: Spring '16 以降、Data.com Social Key および Data.com ソーシャルプロファ
イルマッチング API は使用できなくなります。その時点で、LinkedIn® などの
ソーシャルプロファイルハンドルは、Data.com を使用してクリーンアップ
されたレコードには追加されなくなります。さらに、ソーシャルプロファ
イルハンドルの検索に Data.com ソーシャルプロファイルマッチング API は使
用できません。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
クリーンアップジョブが実行されたか、レコードがリストからクリーンアップ
されると、Social Key によって取引先責任者とリードのソーシャルハンドルが検
出されて関連付けられます。現在、Social Keyでは米国のみを対象として取引先責任者およびリードの LinkedIn®、
Twitter®、Facebook® のソーシャルハンドルが提供されています。システム管理者は、ユーザが希望するソーシャ
ルネットワークを選択します。
100
販売ツールの設定および管理
システム管理者向け Data.com 製品に関する主要概念の
理解
ユーザは、取引先責任者またはリードの詳細ページからソーシャルネットワークにログインして、[ソーシャ
ル取引先と取引先責任者] ビューア内またはソーシャルネットワークサイトから、関連付けられているプロファ
イルを表示できます。手動で検索する必要はありません。
メモ: 取引先責任者とリードの非公開設定、取引先責任者とリードの友人またはコネクションごとの権限
セット、およびサイトの利用規約によっては、ソーシャルネットワークアカウントに直接ログインした
場合に表示される情報の一部が表示されないことがあります。
Social Key を使用するには、Data.com クリーンアップを有効にする必要があります。
関連トピック:
Social Key の実装
Data.com クリーンアップ
Salesforce レコードと Data.com レコードの照合方法
Salesforce の取引先、取引先責任者、およびリードデータを Data.com でクリーン
アップする場合、Salesforce レコードが Data.com のレコードとどのように比較、照
合されるのかを理解することが重要です。
ヒント: グラフィックな概要と豊富な例を含む、Data.com マッチングサービ
スの仕組みについての詳細は、ホワイトペーパー『Data.com Record Matching
in Salesforce』を参照してください。
デモビデオを見る:
一致ルールについて
Salesforce レコードと Data.com レコードの比較、照合には 2 つの方法があります。
• 手動。ユーザが個々の取引先、取引先責任者、またはリードレコードで [ク
リーンアップ] をクリックします。
• クリーンアップジョブの使用。自動的にすべての取引先、取引先責任者、ま
たはリードレコードの照合が試みられます。
自動クリーンアップジョブは、Data.com クリーンアップを購入した組織のみが使
用できます。手動クリーンアップは、Data.com プロスペクタのライセンスを持つ
すべてのユーザが使用できます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
ジョブが手動か自動かに関係なく、Salesforce レコードを初めてクリーンアップ
するとき、マッチングサービスはData.comで類似のレコードを検索します。マッ
チングサービスは各レコードの項目値を調べ、2 つのレコードが同じエンティ
ティ (つまり、同じ取引先、取引先責任者、またはリード) を表すことを示すの
に十分な同一または類似の情報を探します。Data.com で一致が見つかると、2 つ
のレコードは [Data.com キー] 項目の数値によってリンクされます。取引先責任者レコードとリードレコー
ドの場合、Salesforceレコードがクリーンアップされるたびに、マッチングサービスを使用してレコードが照合
されます。取引先レコードの場合、Salesforce レコードがクリーンアップされるたびに、[D-U-N-S 番号] 項目
を使用してレコードが照合 (または検索) されます。[D-U-N-S 番号] 項目が空白の場合、マッチングサービス
を使用して一致が検索されます。Salesforce レコードが大幅に変更された場合、次回のクリーンアップ時に、
マッチングサービスが他の Data.com レコードから一致度のより高いレコードを探すことがあります。
101
販売ツールの設定および管理
システム管理者向け Data.com 製品に関する主要概念の
理解
メモ:
• D-U-N-S number が存在するかどうかに関係なく、マッチングサービスを使用して取引先レコードの再照
合を行う場合は、Salesforce カスタマーサポートにお問い合わせください。ただし、この場合、一部の
取引先レコードは、Data.com クリーンアップの状況が 該当なし になる可能性があります。
• [D-U-N-S 番号] 項目を再対応付けしたか、対応付けをスキップした場合、または組織が 2011 年 12 月
16 日よりも前に Data.com を購入している場合、自動的にマッチングサービスを使用して取引先レコー
ドが再照合されます。
取引先責任者とリードの場合、次の重要項目があります。
• 氏名
• メール
理想的には、[email protected] のようなグループアドレスではなく本人用のメールアドレスを使用します ([メー
ル] の値が同一の場合、レコードの他の値が矛盾しない限り、ほとんどは一致となります)。注: Data.com で
は、送信元が Gmail または Yahoo などの個人連絡先情報と思われるメールは保存されません。
• 取引先責任者は [取引先名]、リードは [会社]
• 役職
• 電話
取引先の場合、次の重要項目があります。
• 取引先名
– 取引先名に、数値 (1002)、特殊文字 (!#@#)、関連のない語など、関連のない値が含まれないようにします
(こうした記号が会社名の一部である場合は、許容されます)。
– 国名と都道府県名は、会社名の一部でないかぎり、値にすることは避けます。
– 取引先名に複数の語が含まれる場合 (DSGI Business (PC World Business) など)、両方を試みま
す。
– 取引先名が Web サイトでもある場合 (salesforce.com など)、サブドメイン (.com など) を除外してみ
てください。
• 住所(請求先)
– 可能ならば完全な住所を使用します。
– [国] 項目値の指定を試みます。これにより、一致率が最適化されます。
– [状態] または [郵便番号] 項目値の指定を試みます。
– 町名はわかるが番地はわからない場合、町名のみを使用します。値を指定しないよりも、番地のない町
名を指定した方が役立ちます。
• Web サイト
• 電話
102
販売ツールの設定および管理
システム管理者向け Data.com 製品に関する主要概念の
理解
Data.com の API 制限を定義する方法は?
Data.com コール制限は、購入したData.com ライセンスの数と種類に基づいて計算
されます。リスト情報は参照のみ可能です。この情報を使用して Data.com API
コール利用状況を追跡します。
コール割り当ては Salesforce 組織レベルで適用されます。
制限
定義
合計照合コール数
直近の 24 時間のコール制限時間に利用
可能な API コールの合計。
残りの照合コール数
直近の 24 時間のコール制限時間にこの
API でまだ利用可能な API コールの数。
合計検索コール数
直近の 24 時間のコール制限時間に利用
可能な API コールの合計。
残りの検索コール数
直近の 24 時間のコール制限時間にこの
API でまだ利用可能な API コールの数。
割り当ての計算方法は次のとおりです。1000 x (number of licenses)=(API
call quota)
照合 API のコール割り当ては、所有する Data.com クリーンアップライセンスの数
に基づきます。検索 API のコール割り当ては、所有する Data.com プロスペクティ
ングライセンスの数に基づきます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com API 機能の有効化または無効化
Data.com API 機能は、デフォルトで有効になっています。[Data.com API の有効化] チェックボックスを選択または
選択解除して、Data.com API 機能を有効または無効に切り替えることができます。
Data.com API を無効にする手順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Data.com 管理」と入力し、[API 設定] を選択します。
2. アクセスを無効にするには、[Data.com API アクセス] チェックボックスを選択解除します。
3. 変更を適用して保存するには、[保存] をクリックします。
Data.com API を有効にする手順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Data.com 管理」と入力し、[API 設定] を選択します。
2. アクセスを有効にするには、[Data.com API アクセス] チェックボックスを選択します。
3. [前述の条件を読み、同意します。] チェックボックスを選択し、[確認] をクリックします。
法的通知:
Data.com API では、Data.com プロスペクティング機能およびクリーンアップ機能をカスタマイズおよび構築
し、場合によっては独自のビジネスプロセスとワークフローに統合できます。システム管理者は、これら
の機能の一部としての顧客データの処理とクリーンアップ方法に対する幅広い柔軟性と裁量権を得られる
103
販売ツールの設定および管理
システム管理者向け Data.com 製品に関する主要概念の
理解
ため、Data.comプロスペクティング機能およびクリーンアップ機能を対象とするマスターサブスクリプショ
ン契約書、および help.salesforce.com から入手可能な Data.com のセキュリティ、プライバシー、アーキテク
チャに関するドキュメントに記載されているように、処理やクリーンアップに選択した顧客データ項目は
相互運用を目的として Data.com インフラストラクチャに転送される可能性があることに留意する必要があ
ります。この幅広い柔軟性によって、組織で新たなプライバシーやデータセキュリティ上の懸念が発生す
る場合は、処理およびクリーンアップに選択する顧客データ項目種別を制限するか、[API アクセスを許可]
チェックボックスをオフにして Data.com API へのアクセスを無効にすることをお勧めします。
4. [保存] をクリックして、Data.com API アクセスを有効にします。
Data.com FAQ の管理
システム管理者の Data.com に関するよくある質問 (FAQ) への回答を確認します。
エディション
このセクションの内容:
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
自分の組織が所有する Data.com 製品を確認する方法は?
Data.com クリーンアップの影響を受ける Salesforce 項目は?
取引先、取引先責任者、およびリードレコードをクリーンアップするために
組織で使用する必要がある製品は?
Data.com ユーザが追加上限に達し、より多くの見込み容量が必要な場合はど
うしたらよいですか?
Data.com クリーンアップジョブによってレコードを自動的に更新されないよ
うにすることは可能ですか?
データへのアクセスは制限されているため、このレコードを完全にはクリー
ンアップできません。 というメッセージが表示されるのはなぜですか?
Data.com クリーンアップジョブで私の取引先、取引先責任者、リードがすべ
て更新される頻度は?
関連トピック:
Data.com 製品スイート
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
自分の組織が所有する Data.com 製品を確認する方法は?
[Data.comライセンスと制限] ページにアクセスして確認できます。[設定] から、[クイック検索] ボックスに「ラ
イセンスと制限」と入力し、[ライセンスと制限] を選択します。組織が Data.com コーポレートプロスペクタを
購入した場合、ページのこのセクションのヘッダーに「コーポレート」と表示されます。組織がData.com プレ
ミアムプロスペクタを購入した場合、ヘッダーに「プレミアム」と表示されます。
関連トピック:
Data.com クリーンアップ
104
販売ツールの設定および管理
システム管理者向け Data.com 製品に関する主要概念の
理解
Data.com クリーンアップの影響を受ける Salesforce 項目は?
メモ:
エディション
• 組織でData.com-to-Salesforce項目の対応付けをカスタマイズして使用して
いる場合、これらの項目は異なる可能性があります。
• 取引先、取引先責任者、またはリードレコードに編集できない項目が 1
つ以上あると、データへのアクセスは制限されているため、このレコード
を完全にはクリーンアップできません または 取引先項目へのアクセスは制
限されているため、以下に示すすべての項目を更新できません というメッ
セージが表示される場合があります。この場合は、システム管理者にお
問い合わせください。
Data.com クリーンアップを使用し、手動か自動ジョブで Salesforce レコードをク
リーンアップすると、レコードの項目は Data.com データで更新されます。更新
される項目の一覧を次に示します。
NAICS コード
取引先 部門
NAICS の説明
年間売上
会社形態
住所(請求先)
電話
クリーンアップ状況
産業コード
[D&B 会社] (プレミアムプロスペクタ 産業区分の説明
およびクリーンアップのみ)
Data.com キー
住所(納入先)
D-U-N-S 番号
株式コード
説明
取引形態
従業員数
Web サイト
Fax
設立年
Data.com プロスペクタラ
イセンスを使用可能なエ
ディション: Contact
Manager Edition (リードオ
ブジェクトなし)、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
Data.com クリーンアップ
ライセンスで使用可能な
エディション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、および Unlimited
Edition
取引先項目
取引先名
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
業種
取引先責任者の項目
クリーンアップ状況
住所(郵送先)
Data.com キー
電話
105
販売ツールの設定および管理
メール
システム管理者向け Data.com 製品に関する主要概念の
理解
役職
氏名
リードの項目
住所
メール
年間売上
業種
クリーンアップ状況
氏名
会社名
従業員数
会社 D-U-N-S 番号
電話
[D&B 会社] (プレミアムプロスペクタおよびクリーン 役職
アップのみ)
Data.com キー
取引先、取引先責任者、およびリードレコードをクリーンアップするために組織で使用す
る必要がある製品は?
複数のオプションがあります。Data.com 製品スイートの詳細と、各製品が提供するクリーンアップオプション
の説明は、「Data.com 製品スイート」を参照してください。
組織でクリーンアップを行う際に支援が必要な場合は、Salesforce サポートにお問い合わせください。
関連トピック:
Data.com クリーンアップ
Data.com ユーザが追加上限に達し、より多くの見込み容量が必要な場合はどうしたらよい
ですか?
Data.com ユーザの追加ライセンスを購入する必要がある場合は、Salesforce のアカウントエグゼクティブにお問
い合わせください。
関連トピック:
Data.com ユーザ種別、ライセンス、およびレコード追加制限のしくみ
106
販売ツールの設定および管理
システム管理者向け Data.com 製品に関する主要概念の
理解
Data.com クリーンアップジョブによってレコードを自動的に更新されないようにすること
は可能ですか?
はい、可能です。このリンク先のガイドラインに従ってください。
関連トピック:
Data.com クリーンアップ
Data.com クリーンアップジョブによるレコードの更新の回避
データへのアクセスは制限されているため、このレコードを完全にはクリーンアップできません。 と
いうメッセージが表示されるのはなぜですか?
取引先、取引先責任者、またはリードレコードの 1 つ以上の項目を編集できない場合、Data.com クリーンアッ
プを使用して手動でレコードをクリーンアップすると、このエラーメッセージが表示されます。編集できる項
目はクリーンアップできます。
レコードをクリーンアップするときに影響を受ける Salesforce 項目 (D&B 項目を含む) を編集できるかどうかを確
認するようにシステム管理者に依頼してください。システム管理者による確認方法は、会社で使用している
Salesforce のエディションによって異なります。
• Contact Manager Edition、Group Edition および Professional Edition の場合、各項目が適切なページレイアウトにあ
ることを確認します。
• Enterprise Edition、Performance Edition、Unlimited Edition の場合、各項目の項目レベルセキュリティが 参照可能
に設定されていることを確認します。
Data.com クリーンアップジョブで私の取引先、取引先責任者、リードがすべて更新される
頻度は?
[クリーンアップジョブ] ページを使用して、ジョブの実行時期を選択します。次の 2 種類のジョブがあります。
完全同期ジョブ
クリーンアップ状況に関係なく、すべてのレコードがクリーンアップされます。
メモ: スキップされたレコードを除外するようにジョブが設定されている場合、クリーンアップ状況
が スキップ のレコードはクリーンアップされません。
増分同期ジョブ
クリーンアップ状況が 未比較 のレコードのみがクリーンアップされます。
完全同期ジョブを実行するには、少なくとも 1 つの曜日にジョブをスケジュールしておく必要があります。
取引先責任者とリードの場合、完全同期ジョブはすべての対象レコードに対して 14 日ごとに実行されます。
取引先の場合、完全同期ジョブを実行する頻度は、選択したマッチングサービスと、取引先の [会社 D-U-N-S
番号] 項目に値があるかどうかによって異なります。D-U-N-S 番号がある取引先の場合、完全同期ジョブはマッ
チングサービスに関係なく 14 日ごとに実行されます。D-U-N-S 番号がない取引先の場合は、次の表を確認して
ください。
107
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
マッチングサービス
完全同期ジョブで D-U-N-S 番号がない取引先をクリー
ンアップできる頻度
Data.com マッチング
14 日ごと
DUNSRight マッチング
30 日ごと
メモ: D-U-N-S 番号がない取引先に対して完全同
期ジョブを実行するたびに、[クリーンアップ
ジョブ] ページの [次のジョブで完全同期] オプ
ションを オン に設定する必要があります。完全
同期ジョブの実行後、このオプションは オフ に
変更され、前回の完全同期ジョブが完了してか
ら 30 日間は オン に切り替えることはできませ
ん。
関連トピック:
Data.com クリーンアップジョブのスケジュール設定
Data.com クリーンアップを使用した Salesforce 取引先レコードの完全同期のスケジュール設定
Data.com クリーンアップジョブ履歴ログ
ユーザによるパートナーとの情報の共有
パートナーポータルの概要
パートナーポータルを作成して、パートナーを適切に管理できます。
次の表は、パートナーポータルに関する簡単な説明です。
パートナーポータル
目的
ビジネスパートナーに、使用を許可された Salesforce
データへのアクセス権を与えます。
ユーザインターフェース
クリックスタイルエディタによる高度なカスタマイズ
が可能なユーザインターフェースと、権限、カスタム
オブジェクト、共有ルール、Web タブなど、Salesforce
によく似た機能を備えています。
サポートされているレコードタイプ
取引先、取引先責任者、ドキュメント、アイデア、
リード、商談、ソリューション、およびカスタムオブ
ジェクト
数量
詳細は、Salesforce にお問い合わせください。
108
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
パートナーポータル
システム管理者のコントロール
管理者は、次の操作を実行できます。
• パートナーポータルユーザ名とパスワードを生成
する
• パートナーポータルユーザの情報を管理する
• 権限、ロール、および共有ルールを使用して、パー
トナーポータルユーザを管理する
ユーザのコントロール
パートナーユーザは、自身のユーザ情報を更新できま
す。
関連トピック:
パートナーポータルの有効化
パートナーポータルの設定
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パートナーポータルを設定する手順は、次のとおりです。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. 1 つ以上のポータルを作成します。
各ポータルについて、次の手順を実行します。
ユーザ権限
a. 設定とコミュニケーションテンプレートを指定します。
パートナーポータルを設
定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
最初のポータル設定を初めて保存した後に、カスタマーポータルかパー
トナーポータルかに関係なく、ポータルユーザアクセスの変換ウィザー
ドが自動的に表示されます。このウィザードを使用して、Salesforceユーザ
が所有するレコードとフォルダをポータルユーザと共有しないように設
定できます。
b. フォントと色をカスタマイズします。
c. 選択可能なタブとタブの順序をカスタマイズします。
d. ポータルの言語を設定します。
2. 必要に応じて、Salesforce CRM Content、Salesforce ナレッジ、エンタイトルメント管理、アイデア、またはアン
サーを有効にします。
3. パートナープロファイルを作成します。
109
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
各パートナープロファイルについて、次の手順を実行します。
a. ページレイアウトをカスタマイズします。
b. リストビューをカスタマイズします。
パートナーポータルユーザは、[このビューはすべてのユーザがアクセス可能です] と指定されているリ
ストビューを自動的に参照できます。ポータルユーザがアクセス可能なオブジェクトにリストビューを
作成し、ポータルユーザに表示するものに対してのみポータルユーザを割り当てることをお勧めしま
す。
c. 検索レイアウトをカスタマイズします。
Salesforce組織の検索レイアウトは、パートナーポータルで使用されている検索レイアウトと同じです。
ポータルユーザがアクセスできるオブジェクトの検索レイアウトで、ポータルユーザが検索結果で参照
できる項目のみ選択されていることを確認してください。
4. パートナーポータルにパートナープロファイルを割り当てます。
5. 必要に応じて、シングルサインオンを有効にします。
6. 各パートナーポータルへのログインを有効化します。
7. パートナーユーザを作成します。
関連トピック:
パートナーポータルの有効化
パートナーポータルの作成
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
Salesforce パートナーポータルの有効化を行った後、さまざまなビジネスニーズ
に合わせたパートナーポータルを作成できます。
メモ: 組織で最大 5 個のパートナーポータルを作成できます。この数を増や
すには、製品マネージャの承認が必要となり、詳細な使用事例が求められ
ます。
パートナーポータルを作成する手順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「パートナー」と入力し、[設定]を選
択します。
2. [新規] をクリックします。
3. 次のオプションを設定します。
110
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
パートナーポータルを作
成する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
設定
説明
名前
ポータルの詳細ページと編集ページ、およびパート
ナーポータルの設定ページに表示されるパートナー
ポータルの名前。パートナーポータルの名前は、
ポータルのページではなく、ブラウザのタイトル
バーに表示されます。
ポータルの名前は組織内で一意であり、カスタマー
ポータルまたはパートナーポータルですでに使用さ
れていない名前である必要があります。また、カス
タマーポータルの名前を「パートナーポータル」カ
スタマーポータルに指定するとエラーが発生する場
合があります。
説明
ポータルの詳細ページと編集ページに表示される
パートナーポータルの説明。パートナーポータルの
説明は、ポータルには表示されません。
ログインを有効にする
ユーザがパートナーポータルにログインできるよう
にします。
ポータルの設定を完了してからこのチェックボック
スをオンにすることをお勧めします。
メモ: パートナーポータルを有効化するとき、
デフォルトポータルは [ログインを有効にする]
として設定されます。
ユーザが自分のパスワードをリセットするには、
ユーザがパートナーポータルにログインでき、ユー
ザプロファイルの制限された IP 範囲内であり、指定
のログイン時間内である必要があります。
管理者
ルックアップアイコン ( ) をクリックして、パー
トナーポータルのデフォルトの管理者を選択しま
す。パートナーポータルに関するメール通知は、す
べてこの Salesforce ユーザに送信されます。
パートナーポータルのシステム管理者の選択時に
は、「外部ユーザの管理」および「アプリケーショ
ンのカスタマイズ」ユーザ権限を持ち、パートナー
ポータル[ヘッダー]が含まれているドキュメント
フォルダにアクセスできるユーザのみを選択できま
す。ポータル管理者として選択したユーザを無効に
することはできません。
111
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
ポータルデフォルト設定
設定
説明
ログアウト URL
ユーザがパートナーポータルからログアウトしたと
きに表示される Web ページの URL (http://www.acme.com
など)。ログアウト URL を指定しない場合、ポータル
ユーザがログアウトするとログインページに戻りま
す。
アクションの確認を表示
ユーザがパートナーポータルでのアクションを完了
した後、ユーザに確認メッセージを表示できます。
たとえば、ユーザがパートナーポータルにリードを
作成した後、この設定が有効になっていれば、「リー
ドが作成されました」というメッセージが表示され
ます。
確認メッセージは、パートナーポータルで完了した
アクションをユーザが明確に理解するのに役立ちま
す。
カスタム言語ポータルの HTML メッセージが設定さ
れていないときに、ポータル HTML メッセージの表
示に使用する言語を指定します。この設定は、複数
の言語が有効になっている組織でのみ利用できま
す。
HTML メッセージのデフォルト言語
ユーザ名・パスワード通知用メールの設定
設定
説明
差出人メールアドレス
すべてのパートナーポータルコミュニケーションテ
ンプレートの送信元アドレス ([email protected] な
ど)。Salesforce はメールを自動的に送信しますが、
ポータルユーザに対しては、このメールアドレスか
ら送信されたかのように表示されます。ポータル
ユーザが返信すると、このアドレスに送信されま
す。
差出人名
差出人メールアドレスに関連付ける名前 (Acme Partner
Support など)。
新規ユーザ用 テンプレート
新たに有効になったパートナーポータルユーザに対
してユーザ名と初期パスワードを送信するために使
用されるメールテンプレート。デフォルトでは、自
動的にサンプルテンプレートが選択されます。この
テンプレートは [有効] に設定する必要があります。
112
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
ユーザ名・パスワード通知用メールの設定
設定
説明
パスワードリセット用 テンプレート
ユーザのパスワードをリセットしたときに、既存の
パートナーポータルユーザに新しいパスワードを送
信するために使用されるメールテンプレート。
パスワード忘れ用テンプレート
パートナーポータルのログインページでユーザが[パ
スワードをお忘れですか?] をクリックして自身のパ
スワードをリセットしたときに、既存のパートナー
ポータルユーザに新しいパスワードを送信するため
に使用されるメールテンプレート。
ポータルユーザへの所有者の変更用 テンプレート
パートナーポータルユーザがポータルでレコードの
新しい所有者になったときに、ユーザに通知するた
めに使用されるメールテンプレート。
デザイン
設定
説明
ヘッダー
組織のブランド情報をパートナーポータルのヘッ
ダーに組み込めるテキストまたは HTML ファイル。
ルックアップアイコン ( ) をクリックして [ドキュ
メント] タブで一般にアクセスが可能なフォルダに
アップロードされているファイルを選択します。
[ヘッダー] および [フッター] に組み込むファイル
に許可される合計サイズは、最大で 10 KB です。
正しく表示されないことがあるため、ヘッダーとロ
ゴの両方をポータルに追加しないことをお勧めしま
す。
ログアウトリンクは、「<a
href="/secur/logout.jsp">Logout</a>」とい
う HTML タグを使用して、ヘッダーの任意の場所に
配置できます。
組織のブランド情報をパートナーポータルのフッ
ターに組み込めるテキストまたは HTML ファイル。
フッター
ルックアップアイコン ( ) をクリックして [ドキュ
メント] タブで一般にアクセスが可能なフォルダに
アップロードされているファイルを選択します。
[ヘッダー] および [フッター] に組み込むファイル
に許可される合計サイズは、最大で 10 KB です。
113
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
デザイン
設定
説明
ロゴ
組織のブランド情報をパートナーポータルの左上に
あるヘッダーに組み込む画像ファイル
(.jpg、.gif、.png)。ルックアップアイコン ( ) をク
リックして、[ドキュメント] タブで公開されている
フォルダにアップロードされており、[外部参照可]
とマークされているファイルを選択します。
[ロゴ] に組み込めるファイルは、最大 20 KB です。
正しく表示されないことがあるため、ヘッダーとロ
ゴの両方をポータルに追加しないことをお勧めしま
す。
パートナーポータルのログインページ、[パスワード
をお忘れですか?] ページ、[パスワードの変更] ペー
ジのヘッダーに組織のブランド情報を組み込めるテ
キストファイルまたは HTML ファイル。ルックアッ
ログインメッセージ
プアイコン ( ) をクリックして [ドキュメント] タブ
で一般にアクセスが可能なフォルダにアップロード
されているファイルを選択します。
[ログインメッセージ] に組み込めるファイルは、最
大 2 KB です。
メモ: JavaScript および CSS コードは、ポータル
ログインメッセージとして使用される HTML
ファイルから自動的に削除されます。
4. [保存] をクリックします。
メモ: 組織で有効化できるパートナーポータルの数については、Salesforce までお問い合わせください。
関連トピック:
パートナーポータルの有効化
114
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
パートナーポータルのフォントと色の設定
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
Salesforce パートナーポータルのフォントと色をカスタマイズして、会社のブラ
ンド情報を反映できます。ポータルのフォントと色の設定は、ポータルの「カ
ラーテーマ」で指定します。定義済みのカラーテーマを選択し、必要に応じて、
自社のブランド情報と一致するようにカスタマイズします。[例を参照]リンクを
クリックして、カスタマイズ可能なテーマ属性をすべて参照できます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「パートナー」と入力し、[設定]を選
択します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
パートナーポータルの
フォントと色を設定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
2. パートナーポータルの名前を選択します。
3. [ポータルのフォントと色の変更] をクリックします。
4. [カラーテーマ] ドロップダウンリストからカラーテーマを選択します。独自のテーマを最初から作成する
には、[カラーテーマ] ドロップダウンリストから [カスタム] を選択します。選択したカラーテーマのプレ
ビューが、[プレビュー] セクションに自動的に表示されます。
5. 必要に応じて、選択したテーマの色を次のいずれかの方法でカスタマイズします。
• 任意のテーマ属性に 16 進値を入力する
• テーマ属性の 16 進値をクリックして、ポイント & クリックエディタから色を選択する
テーマをカスタマイズすると、保存したときに自動的に「カスタム」という名前に変更されます。次のオ
プションをカスタマイズできます。カスタマイズされると、[プレビュー] セクションに自動的に表示され
ます。
タブのスタイル
テーマ属性
説明
現在のタブのテキスト
ユーザが選択したタブのテキストの色。
現在のタブの背景
ユーザが選択したタブの背景色。
現在のタブの境界線
ユーザが選択したタブの境界線の色。
その他のタブのテキスト
ユーザが選択していないタブのテキストの色。
その他のタブの背景
ユーザが選択していないタブの背景色。
その他のタブの境界線
ユーザが選択していないタブの境界線の色。
タブバーの背景
すべてのタブの背景色。
115
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
ページのスタイル
テーマ属性
説明
ページ背景
検索、関連リスト、最近使ったデータ、ソリュー
ションカテゴリ、ドキュメントフォルダ、および [新
規作成] ドロップダウンリストを除いたポータルの
背景色。
テキスト
タブ、ボタン、ヘッダー、項目の表示ラベルを除く
すべてのポータル項目のテキストの色、サイズ、
フォント。
必要に応じて、パーセント項目に表示されるパーセ
ントを変更して、すべてのポータル項目のサイズを
増減できます。さらに、ドロップダウンリストか
ら、タブ、ボタン、ヘッダー、項目の表示ラベルを
除くすべてのポータル項目のフォントを変更できま
す。
レコードの項目名のテキストの色。
項目の表示ラベルのテキスト
必要に応じて、ドロップダウンリストからテキスト
のフォントを変更できます。
リンク
すべてのリンクのテキストの色。
リンクのフロート表示
ユーザがマウスポインタを上に置いたときに表示さ
れるすべてのリンクのテキストの色。
項目の区切り文字
レコードの項目を区切る線の色。
下境界線
ポータルの下部にある境界線の色。
セクションのスタイル
テーマ属性
説明
ヘッダー背景
検索、最近使ったデータ、関連リスト、ソリュー
ションカテゴリ、ドキュメントフォルダ、および選
択したタブを含むすべてのヘッダーの背景色。
セクションヘッダーテキスト
検索、関連リスト、最近使ったデータ、ソリュー
ションカテゴリ、およびドキュメントフォルダの
ヘッダーのテキストの色とフォント。
必要に応じて、ドロップダウンリストからテキスト
のフォントを変更できます。
116
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
セクションのスタイル
テーマ属性
説明
左境界線
検索、関連リスト、最近使ったデータ、ソリュー
ションカテゴリ、ドキュメントフォルダ、および [新
規作成] ドロップダウンリストの左側の境界線。
必要に応じて、ピクセル項目の表示されるピクセル
数を変更して、境界の太さを増減できます。さら
に、ドロップダウンリストから、境界として表示さ
れる線のスタイルを選択できます。
検索、関連リスト、最近使ったデータ、ソリュー
ションカテゴリ、ドキュメントフォルダ、および [新
規作成] ドロップダウンリストを除いた右側の境界
線。
右境界線
必要に応じて、ピクセル項目の表示されるピクセル
数を変更して、境界の太さを増減できます。さら
に、ドロップダウンリストから、境界として表示さ
れる線のスタイルを選択できます。
検索、関連リスト、最近使ったデータ、ソリュー
ションカテゴリ、ドキュメントフォルダ、および [新
規作成] ドロップダウンリストの上側の境界線。
上境界線
必要に応じて、ピクセル項目の表示されるピクセル
数を変更して、境界の太さを増減できます。さら
に、ドロップダウンリストから、境界として表示さ
れる線のスタイルを選択できます。
検索、関連リスト、最近使ったデータ、ソリュー
ションカテゴリ、ドキュメントフォルダ、および [新
規作成] ドロップダウンリストの下側の境界線。
下境界線
必要に応じて、ピクセル項目の表示されるピクセル
数を変更して、境界の太さを増減できます。さら
に、ドロップダウンリストから、境界として表示さ
れる線のスタイルを選択できます。
検索、関連リスト、最近使ったデータ、ソリュー
ションカテゴリ、ドキュメントフォルダ、および [新
規作成] ドロップダウンリストの背景色。
セクションの背景
117
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
リストのスタイル
テーマ属性
説明
リストヘッダーのテキスト
リストビューの項目の列ヘッダーとして選択された
項目名のテキストの色。
必要に応じて、ドロップダウンリストからテキスト
のフォントを変更できます。
ヘッダーの下線
関連リストとリストビューの列ヘッダーの下側の線
の色。
区切り文字
リストビューのレコード間の線の色。
行の強調表示
マウスポインタをリストビューの上に置いたときに
表示されるレコードのテキストの色。
6. テーマの値に対する変更をすべて保存するには、[保存] をクリックします。
ヒント: パートナーポータルユーザに対しては、ユーザがブラウザのデータを最新の状態に更新した
ときに変更内容が表示されます。そのため、ユーザがパートナーポータルにアクセスする可能性が低
いときにポータルのカラーテーマを更新することをお勧めします。
関連トピック:
パートナーポータルの有効化
パートナーポータルタブのカスタマイズ
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
カスタムオブジェクトの他、次のタブをパートナーポータルに表示できます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
• 取引先
• アンサー
ユーザ権限
• 記事 (Salesforce ナレッジが必要です)
パートナーポータルのタ
ブをカスタマイズする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
• ケース
• 取引先責任者
• ドキュメント
118
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
• アイデア
• リード
• 商談
• エンタイトルメント
• サービス契約
• ソリューション
• Salesforce CRM Content タブ
• レポート
Salesforceのパートナーポータルにログインしているユーザに表示するタブを選択したり、ポータルユーザに表
示するタブの順序をカスタマイズしたりできます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「パートナー」と入力し、[設定] を選択します。
2. パートナーポータルの名前を選択します。
3. [ポータルタブのカスタマイズ] をクリックします。
4. タブを追加または削除するには、タブ名を選択し、[追加] または [削除] 矢印をクリックして、[選択された
タブ] ボックスのタブを追加または削除します。タブの順序を変更するには、[選択されたタブ] ボックスで
タブ名を選択し、[上へ] または [下へ] 矢印をクリックします。
5. 必要に応じて、[デフォルトの表示タブ] ドロップダウンリストから、ポータルログイン時に表示するタブ
を選択できます。
6. [保存] をクリックします。
ユーザに関連付けられたプロファイルおよび権限セットのタブ設定を編集して、ユーザがアクセスできるタブ
をより詳細に指定できます。
パートナーポータルでのタブのページレイアウトは、そのポータルに割り当てられたプロファイルでのページ
レイアウト設定によって制御されます。
プロファイルのタブレイアウトを編集する手順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「パートナー」と入力し、[設定] を選択します。
2. パートナーポータルの名前を選択します。
3. [割り当てられたプロファイル] 関連リストから、編集するプロファイル名を選択します。
4. 編集する標準オブジェクトまたはカスタムオブジェクトの横のページレイアウトの下の [割り当ての参照]
をクリックします。
5. [割り当ての編集] をクリックします。
6. 編集するプロファイル名の横にある新しいページレイアウトを選択します。
7. [保存] をクリックします。
ホームタブでのカレンダーと行動の有効化
パートナーポータルの [ホーム] で、カレンダーとスケジュール済みの行動一覧を参照することをパートナー
ユーザに許可できます。パートナーポータルのカレンダーと行動の機能は、Salesforce の [ホーム] でのカレン
ダーと行動と同様に機能しますが、パートナーポータルでは、スペルチェック、行動の更新、拡張リスト
119
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
ビュー、ドラッグアンドドロップによるスケジュール、カレンダーの共有、詳細のフロート表示はサポートさ
れていません。
メモ: パートナーは、次のユーザに共有されたカレンダーだけを参照できます。
• 同じ取引先に割り当てられたパートナーユーザ
• 取引先のチャネル管理者
ポータルユーザは、自分のカレンダーから ToDo と行動を参照できます。また、「行動の編集」権限を持つポー
タルユーザは、行動を作成、編集、および削除できます。
ホームタブでの Welcome コンポーネントの有効化
パートナーポータルユーザに割り当てられたホームページレイアウトに[パートナーポータルにようこそ] コン
ポーネントを追加します。ポータルにログインすると、ユーザの名前、チャネル管理者の名前、会社の個人プ
ロファイルへのリンクを示したようこそメッセージが送信されます。リンクの付いたチャネル管理者名をク
リックすると、メールをその人物に送信できます。ポータルユーザが自分自身の情報を変更するとそのユーザ
レコードが自動的に更新されますが、取引先責任者レコードは自動的に更新されることはありません。
メモ: [パートナーポータルへようこそ] コンポーネントはカスタマーポータルホームページでも使用でき
ますが、ユーザ名が記載された「お知らせ」メッセージだけが提供されます。
ポータルユーザへの [レポート] タブの表示の許可
ポータルユーザに [レポート] タブを表示する手順は、次のとおりです。
1. ポータルユーザに、実行するレポートが含まれている Salesforce の [レポート] タブ上のフォルダへのアクセ
スを許可します。
2. ポータルユーザのレポートの対象とするオブジェクトについて、組織の共有設定を「非公開」に設定しま
す。
3. ポータルユーザに「レポート実行」権限を付与します。
パートナーポータルに [レポート] タブを追加すると、ポータルユーザは次のようになります。
• レポートの実行は可能ですが、レポートをカスタマイズしたり、レポート結果を条件検索することはでき
ません。
• 「レポートのエクスポート」権限がある場合は、レポートを Excel にエクスポートできます。
• [未整理公開レポート] フォルダや [私の非公開カスタムレポート] フォルダへのアクセス権はありません。
• 参照権限のないオブジェクトが含まれるレポートを実行すると、エラーになります。
メモ: [レポート] タブは、Gold Partner ライセンスを所有するパートナーユーザのみが利用可能です。
関連トピック:
パートナーポータルの有効化
120
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
パートナーポータル向け多言語 HTML メッセージの設定
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
組織で多言語が有効になっている場合、Salesforce がサポートする言語で HTML
メッセージをアップロードし、そのメッセージをポータルユーザの言語設定に
基づいてポータルで表示するように設定できます。たとえば、フランス語の HTML
メッセージをアップロードしてフランス語設定のポータルユーザの [ホーム] で
表示し、英語の HTML メッセージをアップロードして英語設定のポータルユーザ
の [ホーム] で表示することができます。
多言語 HTML メッセージを設定する前に、次の点に注意してください。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
ポータルの言語を設定す
る
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
• 多言語 HTML メッセージをポータルに追加する前に、[ドキュメント] タブで
HTML 形式のファイルをアップロードする必要があります。
• ポータル HTML メッセージは、設定されていても [アイデア]、[レポート]、[コンテンツ]、[ソリューション]
のタブには表示されません。
多言語 HTML メッセージを設定する手順は、次のとおりです。
1. パートナーポータルの表示言語を設定するには、[設定] から、[クイック検索] ボックスに「パートナー」と
入力し、[設定] を選択します。
2. 編集するポータルの名前をクリックします。
3. [割り当てられた言語] 関連リストで [新規言語の追加] をクリックします。
4. [言語] ドロップダウンリストから言語を選択します。
5. タブ名の横にあるルックアップアイコン ( ) をクリックして、タブに表示する HTML メッセージを選択し
ます。必要に応じて、HTML メッセージを表示するそれぞれのタブに対してこのステップを繰り返します。
6. [保存] をクリックします。
関連トピック:
パートナーポータルの有効化
121
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
パートナーポータルの設定
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パートナーポータルの設定およびコミュニケーションテンプレートを変更およ
び設定する手順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「パートナー」と入力し、[設定]を選
択します。
2. 編集するポータルの名前をクリックします。
3. [編集] をクリックします。
4. 次のオプションを設定します。
設定
説明
名前
ポータルの詳細ページと編集ページ、
およびパートナーポータルの設定ペー
ジに表示されるパートナーポータル
の名前。パートナーポータルの名前
は、ポータルのページではなく、ブ
ラウザのタイトルバーに表示されま
す。
ポータルの名前は組織内で一意であ
り、カスタマーポータルまたはパー
トナーポータルですでに使用されて
いない名前である必要があります。
また、カスタマーポータルの名前を
「パートナーポータル」カスタマー
ポータルに指定するとエラーが発生
する場合があります。
説明
ポータルの詳細ページと編集ページ
に表示されるパートナーポータルの
説明。パートナーポータルの説明は、
ポータルには表示されません。
122
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
パートナーポータル設定
を変更する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
設定
説明
ログインを有効にする
ユーザがパートナーポータルにログインできるよう
にします。
ポータルの設定を完了してからこのチェックボック
スをオンにすることをお勧めします。
メモ: パートナーポータルを有効化するとき、
デフォルトポータルは [ログインを有効にする]
として設定されます。
ユーザが自分のパスワードをリセットするには、
ユーザがパートナーポータルにログインでき、ユー
ザプロファイルの制限された IP 範囲内であり、指定
のログイン時間内である必要があります。
管理者
ルックアップアイコン ( ) をクリックして、パー
トナーポータルのデフォルトの管理者を選択しま
す。パートナーポータルに関するメール通知は、す
べてこの Salesforce ユーザに送信されます。
パートナーポータルのシステム管理者の選択時に
は、「外部ユーザの管理」および「アプリケーショ
ンのカスタマイズ」ユーザ権限を持ち、パートナー
ポータル[ヘッダー]が含まれているドキュメント
フォルダにアクセスできるユーザのみを選択できま
す。ポータル管理者として選択したユーザを無効に
することはできません。
ポータルデフォルト設定
設定
説明
ログアウト URL
ユーザがパートナーポータルからログアウトしたと
きに表示される Web ページの URL (http://www.acme.com
など)。ログアウト URL を指定しない場合、ポータル
ユーザがログアウトするとログインページに戻りま
す。
アクションの確認を表示
ユーザがパートナーポータルでのアクションを完了
した後、ユーザに確認メッセージを表示できます。
たとえば、ユーザがパートナーポータルにリードを
作成した後、この設定が有効になっていれば、「リー
ドが作成されました」というメッセージが表示され
ます。
123
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
ポータルデフォルト設定
設定
説明
確認メッセージは、パートナーポータルで完了した
アクションをユーザが明確に理解するのに役立ちま
す。
カスタム言語ポータルの HTML メッセージが設定さ
れていないときに、ポータル HTML メッセージの表
示に使用する言語を指定します。この設定は、複数
の言語が有効になっている組織でのみ利用できま
す。
HTML メッセージのデフォルト言語
ユーザ名・パスワード通知用メールの設定
設定
説明
差出人メールアドレス
すべてのパートナーポータルコミュニケーションテ
ンプレートの送信元アドレス ([email protected] な
ど)。Salesforce はメールを自動的に送信しますが、
ポータルユーザに対しては、このメールアドレスか
ら送信されたかのように表示されます。ポータル
ユーザが返信すると、このアドレスに送信されま
す。
差出人名
差出人メールアドレスに関連付ける名前 (Acme Partner
Support など)。
新規ユーザ用 テンプレート
新たに有効になったパートナーポータルユーザに対
してユーザ名と初期パスワードを送信するために使
用されるメールテンプレート。デフォルトでは、自
動的にサンプルテンプレートが選択されます。この
テンプレートは [有効] に設定する必要があります。
パスワードリセット用 テンプレート
ユーザのパスワードをリセットしたときに、既存の
パートナーポータルユーザに新しいパスワードを送
信するために使用されるメールテンプレート。
パスワード忘れ用テンプレート
パートナーポータルのログインページでユーザが[パ
スワードをお忘れですか?] をクリックして自身のパ
スワードをリセットしたときに、既存のパートナー
ポータルユーザに新しいパスワードを送信するため
に使用されるメールテンプレート。
ポータルユーザへの所有者の変更用 テンプレート
パートナーポータルユーザがポータルでレコードの
新しい所有者になったときに、ユーザに通知するた
めに使用されるメールテンプレート。
124
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
デザイン
設定
説明
ヘッダー
組織のブランド情報をパートナーポータルのヘッ
ダーに組み込めるテキストまたは HTML ファイル。
ルックアップアイコン ( ) をクリックして [ドキュ
メント] タブで一般にアクセスが可能なフォルダに
アップロードされているファイルを選択します。
[ヘッダー] および [フッター] に組み込むファイル
に許可される合計サイズは、最大で 10 KB です。
正しく表示されないことがあるため、ヘッダーとロ
ゴの両方をポータルに追加しないことをお勧めしま
す。
ログアウトリンクは、「<a
href="/secur/logout.jsp">Logout</a>」とい
う HTML タグを使用して、ヘッダーの任意の場所に
配置できます。
組織のブランド情報をパートナーポータルのフッ
ターに組み込めるテキストまたは HTML ファイル。
フッター
ルックアップアイコン ( ) をクリックして [ドキュ
メント] タブで一般にアクセスが可能なフォルダに
アップロードされているファイルを選択します。
[ヘッダー] および [フッター] に組み込むファイル
に許可される合計サイズは、最大で 10 KB です。
組織のブランド情報をパートナーポータルの左上に
あるヘッダーに組み込む画像ファイル
ロゴ
(.jpg、.gif、.png)。ルックアップアイコン ( ) をク
リックして、[ドキュメント] タブで公開されている
フォルダにアップロードされており、[外部参照可]
とマークされているファイルを選択します。
[ロゴ] に組み込めるファイルは、最大 20 KB です。
正しく表示されないことがあるため、ヘッダーとロ
ゴの両方をポータルに追加しないことをお勧めしま
す。
パートナーポータルのログインページ、[パスワード
をお忘れですか?] ページ、[パスワードの変更] ペー
ジのヘッダーに組織のブランド情報を組み込めるテ
キストファイルまたは HTML ファイル。ルックアッ
ログインメッセージ
プアイコン (
125
) をクリックして [ドキュメント] タブ
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
デザイン
設定
説明
で一般にアクセスが可能なフォルダにアップロード
されているファイルを選択します。
[ログインメッセージ] に組み込めるファイルは、最
大 2 KB です。
メモ: JavaScript および CSS コードは、ポータル
ログインメッセージとして使用される HTML
ファイルから自動的に削除されます。
5. [保存] をクリックします。
関連トピック:
パートナーポータルの有効化
パートナーポータルの設定
パートナーユーザの作成
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パートナー取引先を作成したら、パートナーユーザを取引先責任者レコードと
して取引先に追加できます。パートナーユーザは、機能がリードの管理に制限
されている Salesforce ユーザです。パートナーユーザは、ポータルから Salesforce
にログインします。
パートナーユーザを作成する前にポータルを設定しないと、ポータルの準備が
できる前にパートナーユーザがログインを試行することがあります。
パートナーユーザを作成する手順は、次のとおりです。
1. パートナーユーザを作成するパートナー取引先を表示します。
2. パートナーユーザの新規取引先責任者を作成します。[取引先責任者] 関連リ
ストで [新規] を選択します。該当する詳細を入力し、[保存] をクリックしま
す。
3. 取引先責任者の詳細ページで[外部ユーザの管理]をクリックし、[パートナー
ユーザを有効化] を選択します。
126
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
パートナーユーザを作
成、編集、無効化、また
は非アクティブ化する
• 「外部ユーザの管理」
取引先責任者を作成する
• 取引先責任者に対する
「作成」
取引先責任者を参照する
• 取引先責任者に対する
「参照」権限
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
4. このパートナーのユーザレコードを編集します。
5. [保存] をクリックします。
パートナーユーザが作成されたら、パートナー取引先とパートナーユーザを独立して編集できます。一方に施
された変更がもう一方に反映されることはありません。
問題をトラブルシューティングしたり、ポータルが適切に設定されていることを確認したりするには、取引先
責任者の詳細ページで [外部ユーザの管理] をクリックし、[ユーザとしてポータルにログイン] を選択します。
新規ブラウザウィンドウが開き、パートナーユーザとしてポータルにログインできます。
パートナーユーザの作成のヒント
パートナーユーザを作成するときは、次の点に留意してください。
• ユーザを代理管理者として有効にした場合、少なくとも 1 つのパートナープロファイルが [割り当て可能な
プロファイル] 関連リストに追加され、さらにそのユーザが「外部ユーザの管理」権限を持っていない限
り、そのユーザは外部ユーザを作成できません。
• 取引先責任者を取引先のパートナーユーザまたはカスタマーユーザとして初めて有効にしたときは、[ロー
ル] ドロップダウンは参照のみです。次回、この取引先の取引先責任者をカスタマーユーザまたはパート
ナーユーザとして有効にしたときには、このユーザの [ロール] を選択できます。
• パートナーユーザが利用できるプロファイルは、パートナーユーザプロファイルか、パートナーユーザプ
ロファイルからコピーしたプロファイルに制限されます。標準ユーザとは異なり、パートナーユーザロー
ルは、アカウント名に基づいて自動的に割り当てられます。パートナーユーザロールは、取引先所有者の
ロールの下位ロールであるため、パートナーユーザロールのすべてのデータは、パートナー取引先所有者
のロールに含まれます。ポータルユーザを無効化すると、パートナーユーザロールが無効になり、そのデー
タはパートナー取引先ロールに積み上げ集計されなくなるので、注意してください。
• パートナーユーザと取引先責任者は削除できません。ポータルに対するパートナーユーザのアクセス権を
取り消す場合は、パートナーユーザを無効にします。
• パートナー取引先責任者をパートナー以外の取引先が所有することはできません。
関連トピック:
パートナーポータルの有効化
パートナーポータルの有効化
127
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
パートナーポータルの機能の有効化
パートナーポータルのケースの有効化
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パートナーポータルでケースを有効化すると、ケースをパートナーユーザに直
接割り当てたり、割り当てルールやエスカレーションルールを使って割り当て
たりすることができます。パートナーユーザは、ケースの編集、ケースの新規
作成、ケースコメントの追加、ケースの再割り当て、ケースソリューションの
検索、およびケースチームの作成を行えます。パートナーユーザは、ケースコ
メントの編集、納入商品とケースの関連付け、またはケースの削除は行えませ
ん。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
パートナーユーザに対し
てケースを有効化する
• 「プロファイルと権限
セットの管理」
メモ: パートナーポータルユーザが追加したケースコメントは公開され、
ケースを参照できるすべてのユーザが参照できます。
パートナーポータルでケースを有効にする手順は、次のとおりです。
1. [ケース] タブをパートナーポータルで使用可能なタブのリストに追加します。
2. パートナーユーザプロファイルで、[ケース] タブの設定が [デフォルトで表示] になっていることを確認し
ます。
3. パートナーユーザプロファイルで、ケースに対する「参照」、「作成」、および「編集」オブジェクト権
限を有効化します。
パートナーポータルでケースを有効化した後、次のヒントを考慮してください。
• ケース作成時のテンプレートを指定すると、パートナーユーザはケースに割り当てられた新しい取引先責
任者に対し、通知をメールで送信できます。[設定] から、[クイック検索] ボックスに「サポート設定」と入
力し、[サポート設定] を選択します。
• ケースチーム内の役割を設定すると、パートナーはケースチームのメンバーを追加できます。[設定] から、
[クイック検索] ボックスに「ケースチーム内の役割」と入力し、[ケースチーム内の役割] を選択します。
• ケースに関連付けられたメールを表示している場合は、ポータルユーザは [メールメッセージリスト]、[次
へ]、および [前へ] リンクは使用できません。
関連トピック:
パートナーポータルの有効化
パートナーポータルの設定
128
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
パートナーポータルに対する Salesforce CRM Content の有効化
ユーザ権限
エディション
パートナーポータルを設定および更新す 「アプリケーションのカスタマイズ」
る
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
プロファイルを作成および編集する
「プロファイルと権限セットの管理」
パートナーポータルユーザを管理する
「外部ユーザの管理」
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
Salesforce CRM Content ライブラリ権限を 「Salesforce CRM Content の管理」
作成する
または
「コンテンツ権限の管理」権限
Salesforce CRM Content ライブラリにユー 「Salesforce CRM Content の管理」
ザを追加する
または
ライブラリ権限定義の[ライブラリの管
理]
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、それを使用できません。既存
の組織は、今後も継続してフルアクセスできます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや
情報をパートナーと簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを使用し続けることも、コミュ
ニティに移行することもできます。詳細は、Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせくださ
い。
Salesforce CRM Content は、パートナーポータルで使用できます。Salesforce CRM Content に対するアクセス権とし
て、次の 2 つのレベルをパートナーポータルユーザに付与できます。
• Salesforce CRM Content機能ライセンスを持っていないポータルユーザでも、「ポータルのコンテンツの参照」
ユーザ権限があれば、コンテンツのダウンロード、評価、コメントの追加、および登録を実行できます。
ユーザ名やダウンロード、バージョン、登録者履歴など、機密データを参照することはできません。コン
テンツ配信機能は、ポータルユーザには設計されていません。
• Salesforce CRM Content 機能ライセンスを持っているポータルユーザは、コンテンツの寄稿、ライブラリ間で
のコンテンツの移動と共有、コンテンツの削除など、ライブラリ権限によって付与されているすべての
Salesforce CRM Content 機能にアクセスできます。また、Salesforce CRM Content レポートを参照することもでき
ます。コンテンツ配信機能は、ポータルユーザには設計されていません。
ライセンスを付与していないユーザに対する Salesforce CRM Content の有効化
パートナーポータルを有効にした後、次の手順を完了して、ポータルでSalesforce CRM Contentを有効にします。
ポータルユーザ用のSalesforce CRM Content機能ライセンスを購入していない場合は、次の手順を使用してくださ
い。
1. コピーしたパートナーユーザプロファイルを更新する手順は、次のとおりです。
129
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
a. 「ポータルのコンテンツの参照」ユーザ権限を追加します。
b. [ライブラリ]、[コンテンツ]、[登録] タブの表示を、[タブを隠す] から [デフォルトで表示] に変更します。
c. 必要に応じて、更新プロファイルをパートナーポータルユーザに割り当てます。
2. ライブラリ権限を 1 つ以上作成して、ポータルユーザが各 Salesforce CRM Content ライブラリで持つ権限を決
めます。
メモ: ライブラリ権限のオプションのうち、ユーザの機能ライセンスやプロファイルで許可されてい
る権限のみを付与できます。たとえば、[タグの追加] はライブラリ権限オプションですが、このオプ
ションを選択しても、Salesforce CRM Content 機能ライセンスを持っていないポータルユーザがコンテン
ツにタグ付けできるようにはなりません。
3. ポータルユーザにどのライブラリへのアクセス権を付与するかを決めます。これらのライブラリに機密コ
ンテンツを含めないでください。
4. ライブラリにポータルユーザを追加します。パートナーユーザプロファイルまたはそのプロファイルのコ
ピーに割り当てられているポータルユーザは、公開グループのメンバーとしてのみライブラリに追加でき
ます。
5. 各パートナーポータルに Salesforce CRM Content のタブを追加します。
メモ: [ドキュメント] タブは、Salesforce CRM Content に含まれません。
ライセンスを付与したユーザに対する Salesforce CRM Content の有効化
パートナーポータルを有効にした後、次の手順を完了して、ポータルでSalesforce CRM Contentを有効にします。
ポータルユーザ用の Salesforce CRM Content 機能ライセンスを購入した場合は、次の手順を使用してください。
1. コピーしたパートナーユーザプロファイルを更新する手順は、次のとおりです。
a. ポータルユーザが新しいライブラリを作成および管理できるようにする場合は、必要に応じて、「ライ
ブラリの作成」ユーザ権限を追加します。
b. [ライブラリ]、[コンテンツ]、[登録] タブの表示を、[タブを隠す] から [デフォルトで表示] に変更します。
c. 必要に応じて、更新プロファイルをパートナーポータルユーザに割り当てます。
2. 各パートナーポータルユーザの詳細ページで、[Salesforce CRM Content ユーザ] チェックボックスを
オンにします。
3. ライブラリ権限を 1 つ以上作成して、ポータルユーザが各 Salesforce CRM Content ライブラリで持つ権限を決
めます。
メモ: ライブラリ権限のオプションのうち、ユーザの機能ライセンスやプロファイルで許可されてい
る権限のみを付与できます。たとえば、[タグの追加] はライブラリ権限オプションですが、このオプ
ションを選択しても、Salesforce CRM Content 機能ライセンスを持っていないポータルユーザがコンテン
ツにタグ付けできるようにはなりません。
4. ポータルユーザにどのライブラリへのアクセス権を付与するかを決めます。これらのライブラリに機密コ
ンテンツを含めないでください。
130
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
5. ライブラリにポータルユーザを追加します。パートナーユーザプロファイルまたはそのプロファイルのコ
ピーに割り当てられているポータルユーザは、公開グループのメンバーとしてのみライブラリに追加でき
ます。
6. 各パートナーポータルに Salesforce CRM Content のタブを追加します。
メモ: [ドキュメント] タブは、Salesforce CRM Content に含まれません。
関連トピック:
パートナーポータルの有効化
パートナーポータルのメールの有効化
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パートナーポータルでメールを有効化すると、パートナーユーザはパートナー
ポータルの [活動履歴] 関連リストからメールを送信できます。たとえば、パー
トナーユーザはリードの [活動履歴] 関連リストの [メールを送信] ボタンをク
リックすると、リードにメールを送信し、関連リストにそのメールを記録でき
ます。
パートナーユーザがパートナーポータルからメールを送信できるようにするに
は、「メールの送信」権限を付与します。パートナーユーザがメールテンプレー
トを使用できるようにするには、パートナーユーザが利用できるテンプレート
を作成する必要があります。
関連トピック:
パートナーポータルの有効化
131
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
権限を有効化する
• 「プロファイルと権限
セットの管理」
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
パートナーポータルのアイデアの有効化
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パートナーポータルを設定した後、次の手順に従って、ポータルでアイデアを
有効にします。
1. ポータルに表示されるように設定された有効なアイデアコミュニティを作成
するには、[設定] から、[クイック検索] ボックスに「アイデアのゾーン」と
入力し、[アイデアのゾーン] を選択します。
2. パートナーポータルに [リード] タブを追加します。
3. 組織がアイデアおよびアンサーポータルライセンスを使用している場合は、
パートナーポータルで [レポート] タブを非表示にします。非表示にしない
と、パートナーポータルユーザが [レポート] タブをクリックしたときに、
「アクセス権がありません」というメッセージが表示されます。
関連トピック:
パートナーポータルの有効化
132
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
パートナーポータルを設
定および更新する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
コミュニティを作成する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
パートナーポータルのエンタイトルメント管理の有効化
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
パートナーポータルを使用して、パートナーにエンタイトルメント、サービス
契約、または契約品目へのアクセス権を付与できます。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition (Service
Cloud 付属)
エンタイトルメント管理を設定し、パートナーポータルを有効にしたら、次の
手順に従ってエンタイトルメント管理をポータルに追加します。
ユーザ権限
1. コピーしたパートナーユーザプロファイルを更新する手順は、次のとおりで
す。
a. エンタイトルメント、サービス契約、または契約品目に対する「参照」
権限を含めます。
b. 必要に応じて、パートナーユーザの代理管理者のプロファイルに、エン
タイトルメント取引先責任者に対する「作成」および「削除」権限を含
めます。これにより、外部ユーザの代理管理者はエンタイトルメント取
引先責任者を更新できます。
c. [エンタイトルメント] タブまたは [サービス契約] タブのタブ表示が [デフォ
ルトで表示] になっていることを確認します。契約品目はサービス契約に
表示されます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
パートナーポータルを設
定および更新する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
プロファイルを作成およ
び編集する
• 「プロファイルと権限
セットの管理」
ポータルユーザを管理す
る
• 「外部ユーザの管理」
2. パートナーポータルの詳細ページの下部にある [プロファイルの編集] をクリックして、新しいプロファイ
ルを有効にします。
3. ケースのページレイアウトをカスタマイズして、[エンタイトルメント名] 参照項目を追加します。これに
より、パートナーユーザがエンタイトルメントをケースに追加できます。
ヒント: ポータルユーザは内部サポートプロセスに関する情報にアクセスできないため、ポータルユー
ザのケースページレイアウトにエンタイトルメントプロセス項目 [エンタイトルメント処理開始時刻]、
[エンタイトルメント処理終了時刻]、[中止]、および[中止開始日] を追加しないでください。
4. 取引先と取引先責任者に関連するリストをカスタマイズし、エンタイトルメントを追加します。これによ
り、外部ユーザの代理管理者がケースを作成して適切なエンタイトルメントに自動的に関連付けることが
できます。
5. 各パートナーポータルに [エンタイトルメント] タブまたは [サービス契約] タブを追加します。
6. コピーしたプロファイルをパートナーポータルユーザに割り当てます。
a. 新しいパートナーポータルユーザを作成するには、[外部ユーザの管理] をクリックして、取引先責任者
詳細ページの [パートナーユーザを有効化] を選択します。既存ユーザを更新するには、[外部ユーザの
管理] をクリックし、[パートナーユーザを参照] を選択します。
133
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
b. 新しいユーザの場合、コピーしたプロファイルを[プロファイル]ドロップダウンメニューから選択しま
す。既存ユーザの場合、[編集] を選択して、プロファイルを選択します。
c. [保存] をクリックします。
関連トピック:
パートナーポータルの有効化
パートナーポータルのアンサーの有効化
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パートナーポータルを使用して、パートナーにアンサーコミュニティへのアク
セス権を付与できます。
ポータルでアンサーを有効にする手順は、次のとおりです。
1. パートナーポータルを設定します。
ポータルの文字や色をカスタマイズする場合、アンサーでは次の変更だけを
サポートしています。
• すべてのタブのスタイル
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
パートナーポータルを設
定および更新する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
プロファイルを作成およ
び編集する
• 「プロファイルと権限
セットの管理」
• 次のページスタイル
– ページ背景
– テキスト
アンサーコミュニティを
作成する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
– リンク
– リンクのフロート表示
2. アンサーを設定し、アンサーコミュニティがパートナーポータルに表示され
るよう設定されていることを確認します。
3. パートナーポータルに [アンサー] タブを追加します。
4. パートナーポータルユーザを作成します。
5. パートナーポータルユーザに取引先所有者とは異なるカテゴリグループの表示設定を行う場合、パートナー
ポータルユーザの表示設定を変更します。
デフォルトでは、パートナーポータルユーザは取引先所有者からアクセスできるカテゴリを継承します。
たとえば、取引先所有者に CEO の役割が割り当てられ、CEO の役割にアンサーに割り当てられたカテゴリグ
ループ内のすべてのデータカテゴリに完全なアクセス権がある場合、パートナーポータルユーザはアンサー
134
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
コミュニティ内のすべてのカテゴリにもアクセスできます。パートナーポータルユーザがアクセスできる
カテゴリに制限が必要な場合があります。
6. 組織がアイデアおよびアンサーポータルライセンスを使用している場合は、パートナーポータルで [レポー
ト] タブを非表示にします。非表示にしないと、パートナーポータルユーザが [レポート] タブをクリックし
たときに、「アクセス権がありません」というメッセージが表示されます。
関連トピック:
パートナーポータルの有効化
パートナーユーザの管理
ユーザ権限
パートナーポータルユーザを管理する
エディション
「外部ユーザの管理」
プロファイルを作成、編集、および削除 「プロファイルと権限セットの管理」
する
ページレイアウトを作成、編集、および 「アプリケーションのカスタマイズ」
削除する
項目レベルセキュリティを設定する
「プロファイルと権限セットの管理」
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
および
「アプリケーションのカスタマイズ」
共有ルールを設定する
「共有の管理」
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、それを使用できません。既存
の組織は、今後も継続してフルアクセスできます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや
情報をパートナーと簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを使用し続けることも、コミュ
ニティに移行することもできます。詳細は、Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせくださ
い。
Salesforce パートナーポータルは、Salesforce とよく似た機能を備えているため、Salesforce ユーザを管理するとき
とほぼ同じようにパートナーポータルユーザを管理できます。
次の項目がパートナーポータルユーザの管理方法に及ぼす影響を考慮してください。
パートナーポータルプロファイル
パートナーポータルユーザに割り当てる権限により、ケースやカスタムオブジェクトレコードの参照、作
成、編集など、組織のパートナーポータルでユーザが実行できる機能が決まります。パートナーポータル
を有効にすると、パートナーユーザプロファイルが組織に自動的に作成されます。パートナーユーザプロ
ファイルは、変更できません。
135
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
パートナーユーザがパートナーポータルにログインできるようにするには、パートナーユーザプロファイ
ルをコピーして、パートナー用のプロファイルを作成します。コピーされたプロファイルそれぞれについ
て、「API 限定ユーザ」権限が選択されていないことを確認します。この権限が選択されている場合は、そ
のプロファイルに関連付けられているユーザはパートナーポータルにはログインできません。これらのプ
ロファイルをコピーするか、権限セットを作成すると、ポータルユーザが実行できる操作も指定できます。
パートナーポータルの共有ルール
パートナーポータルを有効にすると、次のグループと共有ルールカテゴリが作成されます。
グループまたはカテゴリ
説明
「すべてのパートナーポータルユーザ」グループ
組織内のすべてのパートナーポータルユーザが含ま
れます。
「すべての組織内ユーザ」グループ
組織内のすべての Salesforce ユーザが含まれます。
「ロール & 内部下位ロール」共有ルールカテゴリ
共有ルールを作成し、ロールによって組織内の特定
のSalesforceユーザとその下位ロール (パートナーポー
タルロールは除く) のすべてのユーザを選択できま
す。
これらのグループと共有ルールカテゴリを使用して、パートナーポータルと Salesforce のユーザ全員に特定
のデータへのアクセスを許可する共有ルールを簡単に作成できます。パートナーポータルユーザとSalesforce
ユーザ間の共有ルールも作成することはできますが、異なるパートナー取引先に関連付けられたパートナー
ユーザ間で共有ルールを作成することはできません。
Salesforce ナレッジがパートナーポータルで有効化されている場合、ポータルユーザはカテゴリグループ表
示設定で許可されたものとして記事を参照できます。
パートナーポータルのロール階層
取引先で初めてパートナーポータルユーザを有効にしたときに、その取引先と取引先責任者のポータルユー
ザロール階層が作成されます。取引先は、その取引先を所有するユーザのすぐ下のロール階層に追加され
ます。その後、取引先責任者をパートナーポータルユーザとして有効にすると、その取引先責任者が取引
先のポータルロール階層でユーザロールに自動的に割り当てられます。ポータル取引先のデフォルトのロー
ル数は 3 です。ロール数を減らしたり、最大 3 個までロールを追加したりできます。パートナーユーザに
は、次の 3 つのロールのいずれかを割り当てることができます。
• エグゼクティブ
• マネージャ
• ユーザ
パートナーエグゼクティブロールは、ロール階層の中でチャネルマネージャのロールのすぐ下にあります。
パートナーマネージャロールは、パートナーエグゼクティブロールのすぐ下にあります。パートナーユー
ザロールは、パートナーマネージャロールのすぐ下にあります。各ロールには、ロール名の一部としてパー
トナー取引先名が入っています。たとえば、パートナー取引先名が Acme の場合、ロールは、Acme パート
ナーエグゼクティブ、Acme パートナーマネージャ、および Acme パートナーユーザの 3 つになります。パー
トナー取引先所有権が別のチャネルマネージャに変更された場合、パートナーユーザロールは、ロール階
層のその場所に移動します。
136
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
メモ: ロール階層の管理を慎重に行ってください。特定のレベルのロールを与えられたパートナーユー
ザは、組織の共有モデルとは無関係に、ロール階層において自分よりも下位のユーザによって所有ま
たは共有されているすべてのデータを参照および編集できます。管理レポートを使用して、パート
ナーロールを管理します。
複数の異なるポータル種別を持つ取引先では、ポータルごとにロール階層が異なります。ロール名には、
関連付けられているポータル種別が含まれます。たとえば、取引先 A にパートナーポータルとカスタマー
ポータルの両方がある場合には、カスタマーポータルのロール名は「取引先 A のカスタマーユーザ」とな
り、パートナーポータルのロール名は「取引先 A のパートナーユーザ」となります。
パートナーユーザロールのすべてのユーザには、取引先責任者の共有モデルが非公開である場合でも、パー
トナー取引先のすべての取引先責任者への参照アクセス権があります。パートナーユーザは、自分がアク
セスできるオブジェクトに関連する ToDo に対する参照・更新アクセス権を持っています。また、自分がア
クセスできるオブジェクトに関連する行動に対する参照アクセス権も持っています。パートナーユーザに
は、取引先所有者と同じ Salesforce ナレッジ記事へのアクセス権があります。
パートナーポータルユーザに割り当てられたロールを参照するには、カスタムレポートを作成し、[管理レ
ポート] を選択し、データ型として [ユーザ] を選択して、レポート列に [ロール] を追加します。
パートナーポータルロールの削除
パートナーポータルロールを削除すると、ロールの名前が変更されて階層が維持されます。たとえば、エ
グゼクティブ、マネージャ、およびユーザという 3 つのロールで構成される階層からマネージャロールが
削除されると、エグゼクティブロールの名前がマネージャに変更されます。ただし、同じ ID が維持されま
す。パートナーポータルロールを作成すると、新しいポータルロールの階層が自動的に判定され、ボトム
アップに作成されます。
パフォーマンスを向上するために複数のロールを一括削除できます。たとえば、ほとんどのユーザにユー
ザロールが割り当てられている場合は、エグゼクティブロールとマネージャロールを削除できます。パー
トナーロールの削除についての詳細は、『SOAP API 開発者ガイド』を参照してください。
スーパーユーザアクセス
ユーザにスーパーユーザアクセスを割り当てると、同じロールに属する他のユーザや下位階層にいるユー
ザが所有するデータにアクセスできます。たとえば、スーパーユーザアクセスを持つパートナーマネージャ
は、パートナーマネージャロールやパートナーユーザロールを持つ他のユーザが所有するデータを表示で
きます。
パートナーポータルユーザライセンス
パートナーポータルユーザは、特殊なユーザライセンスに割り当てられているため、Salesforce ユーザが実
行できるすべての機能を実行できるわけではありません。
関連トピック:
パートナーポータルの有効化
137
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
パートナースーパーユーザアクセスの割り当て
パートナーユーザは、パートナーエグゼクティブ、パートナーマネージャ、パー
トナーユーザ (作業者ロール) の 3 つのロールのいずれかに割り当てることができ
ます。
パートナースーパーユーザのロール
アクセス可能データ
パートナーエグゼクティブ
同じロールを持つすべてのパートナー
ユーザとパートナースーパーユーザ、
および下位階層 (マネージャロールと
ユーザロール) にいるパートナーユー
ザとパートナースーパーユーザが所有
するデータ。
パートナーマネージャ
パートナーユーザ (作業者ロール)
同じロールを持つすべてのパートナー
ユーザとパートナースーパーユーザ、
および下位階層 (ユーザロール) にいる
パートナーユーザとパートナースー
パーユーザが所有するデータ。
同じロール (ユーザロール) を持つすべ
てのパートナーユーザとパートナー
スーパーユーザが所有するデータ。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
ポータルユーザを作成、
編集、無効化、または非
アクティブ化する
• 「外部ユーザの管理」
取引先責任者を作成する
• 取引先責任者に対する
「作成」
取引先責任者を参照する
• 取引先責任者に対する
「参照」権限
メモ: Summer '13 以降、パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
パートナーポータルのパートナースーパーユーザアクセスを有効化するには、「パートナースーパーユーザア
クセスを有効にする」を参照してください。
• スーパーユーザアクセスを割り当てるには、パートナー取引先の取引先責任者詳細ページで、[外部ユーザ
の管理] をクリックし、[スーパーユーザアクセスを有効化] を選択します。
• パートナースーパーユーザアクセスを削除にするには、パートナー取引先の取引先責任者詳細ページで、
[外部ユーザの管理] をクリックし、[スーパーユーザアクセスを無効化] を選択します。
例: 次のガイドラインを考慮してください。
• パートナースーパーユーザは、組織単位のデフォルトが非公開に設定されていても、同じロールを持
つ他のパートナーユーザやパートナースーパーユーザ、またはポータル取引先階層で下位にいるパー
トナーユーザやパートナースーパーユーザが所有するデータにアクセスできます。
138
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
• パートナースーパーユーザアクセスはケース、リード、カスタムオブジェクト、および商談のみに適
用されます。同じ取引先で同じロールを持つ 2 人のパートナースーパーユーザについて検討します。
ユーザ A はいくつかの商談を所有しており、ユーザ B は他の商談を直接共有しています。この場合、
ユーザ A にはユーザ B がアクセス権を持つ商談を含むすべての商談へのアクセス権があります。
関連トピック:
パートナーポータルの設定
パートナーユーザによるミーティングの要請の有効化
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パートナーポータルを有効化し、ミーティング要請機能を設定した後、次の手
順に従ってパートナーユーザが取引先責任者、リード、および個人取引先との
ミーティングを要請できるようにします。
1. カスタムパートナーユーザプロファイルを更新します。
a. 「メールの送信」および「行動の編集」ユーザ権限を含めます。
b. [取引先責任者] タブと [リード] タブのタブ表示が [デフォルトで表示] に
なっていることを確認します。
2. カスタムパートナーユーザプロファイルが有効であり、パートナーユーザに
割り当てられていることを確認します。
関連トピック:
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
パートナーポータルを設
定および更新する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
プロファイルを作成およ
び編集する
• 「プロファイルと権限
セットの管理」
ミーティング要請機能を
設定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
パートナーポータルの有効化
139
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
パートナーユーザの代理管理
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
管理権限のいくつかを、パートナーユーザライセンスを持つ外部ユーザに委譲
することができます。外部ユーザの代理管理者は、各自の取引先に関連付けら
れたユーザ (カスタマーユーザとパートナーユーザの両方を含む) に対して、次
の処理を行うことができます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
パートナーポータルユー
ザを管理する
• 「外部ユーザの管理」
• 外部ユーザの作成
• 外部ユーザの編集
• 外部ユーザのパスワードのリセット
• 既存の外部ユーザの無効化
メモ: 外部ユーザの代理管理者がポータルユーザを非アクティブ化した
場合、システム管理者はそのユーザが所属するチームからポータルユー
ザを削除することはできません。
プロファイルを作成、編
集、および削除する
• 「プロファイルと権限
セットの管理」
パートナーユーザの管理権限を委任するには、元のプロファイルユーザインターフェースを使用する必要があ
ります。拡張プロファイルユーザインターフェースを使用している場合は、ユーザインターフェース設定で一
時的に無効にし、この手順を実行してください。
パートナーユーザの管理権限を委任する手順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「プロファイル」と入力し、[プロファイル] を選択してカスタム
パートナープロファイルをクリックします。
[パートナーユーザ] プロファイルは編集できません。
2. [編集] をクリックします。
3. [外部ユーザの代理管理]を選択します。
4. [保存] をクリックします。
5. [代理外部ユーザプロファイル] 関連リストで、[編集] をクリックします。
6. このプロファイルを持つ外部ユーザが管理できるプロファイルを選択します。外部ユーザの代理管理者は、
カスタマーポータルプロファイル、パートナーポータルプロファイル、またはコミュニティプロファイル
を持つ外部ユーザを管理できます。ただし、プロファイルを持つユーザは、同じ取引先に存在する必要が
あります。
7. [保存] をクリックします。
外部ユーザの代理管理者が編集できるプロファイルを変更する手順は、次のとおりです。
140
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「プロファイル」と入力し、[プロファイル] を選択してカスタム
パートナープロファイルをクリックします。
[パートナーユーザ] プロファイルは編集できません。
2. [代理外部ユーザプロファイル] 関連リストで、[編集] をクリックします。
3. このプロファイルを持つ外部ユーザが管理できるプロファイルを選択します。
4. [保存] をクリックします。
ポータルユーザの代理管理者は、取引先責任者の詳細ページで [外部ユーザの管理]、[パートナーユーザを参
照] の順にクリックしてパートナーポータルユーザの詳細を次のように参照および編集できます。
• パートナーユーザの詳細を編集するには、[編集] をクリックします。
• パートナーユーザのパスワードをリセットするには、[パスワードのリセット] をクリックします。
• [編集] をクリックして、[有効] チェックボックスをオフにしてユーザを非アクティブにします。
メモ: パートナーユーザの代理管理者は、所有権が移行される取引先のポータルユーザを更新できます。
ポータルユーザの代理管理の設定に関するヒント
ポータルユーザの代理管理を設定するときは、次の点に留意してください。
• 代理ポータル管理権限を許可するユーザのプロファイルに対して、次の操作を実行します。
– 取引先責任者に「作成」および「編集」権限を追加して、代理ポータル管理者が自分の取引先に関連す
る取引先責任者を作成および更新できるようにします。
– [取引先] と [取引先責任者] のタブ設定を [デフォルトで表示] に設定して、代理ポータル管理者が、[取引
先] および [取引先責任者] タブを表示して取引先に関連する取引先責任者を簡単に管理できるようにし
ます。
• [取引先と取引先責任者] タブをポータルに追加します。
• ポータルユーザ代理管理者だけが、指定した取引先、取引先責任者、およびケースにアクセスできるよう
に、項目レベルセキュリティとページレイアウトを設定します。
関連トピック:
パートナーポータルの有効化
141
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
パートナーポータルの有効化
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
パートナーポータルを有効にする手順は、次のとおりです。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「パートナー」と入力し、[設定]を選
択します。
ユーザ権限
2. [編集] をクリックします。
3. [パートナーポータルの有効化] チェックボックスをオンにします。
4. [保存] をクリックします。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
パートナーポータルを有
効にする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
メモ: パートナーポータルを有効にした後に無効にすることはできません。
ただし、ユーザがパートナーポータルにログインできないように設定する
ことは可能です。詳細は、「パートナーポータルの設定」 (ページ 143)を参
照してください。
組織でパートナーポータルを有効にした後、顧客のさまざまなビジネスニーズを満たすために、1 つ以上の
パートナーポータルを作成できます。
メモ: 組織で最大 5 個のパートナーポータルを作成できます。この数を増やすには、製品マネージャの承
認が必要となり、詳細な使用事例が求められます。
パートナーポータルを有効にすると、次の項目が組織に自動的に追加されます。
パートナーユーザプロファイル
パートナーポータルユーザを、このプロファイルからコピーされたプロファイルに割り当てることができ
ます。コピーされたプロファイルそれぞれについて、「API 限定ユーザ」権限が選択されていないことを確
認します。この権限が選択されている場合は、そのプロファイルに関連付けられているユーザはパートナー
ポータルにはログインできません。
取引先レコードの [パートナーとして有効化] ボタン
パートナー取引先を作成できます。
取引先責任者レコードの [パートナーポータルユーザの有効化] および [カスタマーポータルユーザの参照] ボタ
ン
新しいパートナーユーザの作成または既存のパートナーユーザの表示ができます。
「すべてのパートナーポータルユーザ」および「すべての組織内ユーザ」グループと「ロール & 内部下位ロー
ル」共有ルールカテゴリ
これらのグループと共有ルールカテゴリを使用して、パートナーポータルと Salesforce のユーザ全員に特定
のデータへのアクセスを許可する共有ルールを簡単に作成できます。
142
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
グループまたはカテゴリ
説明
「すべてのパートナーポータルユーザ」グループ
組織内のすべてのパートナーポータルユーザが含ま
れます。
「すべての組織内ユーザ」グループ
組織内のすべての Salesforce ユーザが含まれます。
「ロール & 内部下位ロール」共有ルールカテゴリ
共有ルールを作成し、ロールによって組織内の特定
のSalesforceユーザとその下位ロール (パートナーポー
タルロールは除く) のすべてのユーザを選択できま
す。
関連トピック:
パートナーポータルの設定
パートナーポータルの設定
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パートナーポータルの作成後、ビジネスニーズに合わせてカスタマイズします。
パートナーポータルをカスタマイズすることにより、さまざまなチャネルのニー
ズを満たすことができます。
パートナーポータルをカスタマイズする手順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「パートナー」と入力し、[設定]を選
択します。
2. カスタマイズするポータルの名前をクリックします。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
パートナーポータルを設
定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
3. ポータル設定とコミュニケーションテンプレートを設定します。
4. ポータルで使用するフォントと色を設定します。
5. ポータルで選択可能なタブを設定します。
6. ポータルにパートナープロファイルを割り当てます。
7. ポータルの言語を設定します。
8. 必要に応じて、ポータルユーザに割り当てられたホームページレイアウトに[パートナーポータルへようこ
そ] コンポーネントを追加します。[パートナーポータルへようこそ] コンポーネントには、ユーザ名、チャ
ネル管理者名、会社および個人プロファイルへのリンクを示したメッセージが表示されます。
9. 必要に応じて、ポータルユーザに割り当てられたホームページレイアウトにパートナーポータルリード受
信箱コンポーネントを追加します。ユーザがポータルにログインすると、リードキューのリードのリスト
143
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
が表示されます。ユーザは、リードの横にある [承認] をクリックしてその所有権を獲得できます。[承認]
をクリックするまで、完全なリードの詳細は表示されません。
関連トピック:
パートナーポータルの設定
パートナープロファイルのパートナーポータルへの割り当て
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ポータルユーザは、自分のプロファイルに割り当てられたパートナーポータル
にのみログインできます。プロファイルをパートナーポータルに割り当てる手
順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「パートナー」と入力し、[設定]を選
択します。
2. パートナーポータルの名前を選択します。
3. [割り当てられたプロファイル] セクションで [プロファイルの編集] をクリッ
クします。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
パートナープロファイル
をパートナーポータルに
割り当てる
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
4. ポータルに割り当てるプロファイルの横にある [有効] チェックボックスを
オンにします。
ポータルユーザは、各自のプロファイルに割り当てられたすべてのパートナーポータルに、ユーザ名とパス
ワードを使ってアクセスできます。
[割り当てられたプロファイル] セクションの [ユーザ] 項目に、パートナーポータルに割り当てられた各プロ
ファイルに関連付けられた有効ユーザ数を表示できます。
関連トピック:
パートナーポータルの設定
144
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
パートナーポータルのベストプラクティス
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
実装のヒント
• ポータルユーザは、自分のプロファイルに割り当てられたパートナーポータルにのみログインできます。
ポータルユーザは、各自のプロファイルに割り当てられたすべてのパートナーポータルに、ユーザ名とパ
スワードを使ってアクセスできます。
[割り当てられたプロファイル] セクションの [ユーザ] 項目に、パートナーポータルに割り当てられた各プ
ロファイルに関連付けられたユーザ数を表示できます。
• 作成する各パートナーポータルのログイン URL には、portalId=060D00000000Q1F などの一意の識別子
が含まれます。この ID は、ポータル詳細ページで検索できます。一意の識別子により、ユーザがアクセス
できる特定のポータルが決まります。ユーザが、一意の識別子がないログイン URL にアクセスすると、最
初に作成したパートナーポータルのログイン URL に自動的に移動します。ポータルユーザは、Salesforce の
ログインページではなく、そのポータルのログインページからのみパートナーポータルにログインできま
す。
• 次の項目の設定は、自分の組織と自分のパートナーポータルの両方に適用されます。
– リストビュー
– 検索レイアウト
– ワークフローアラート
ベストプラクティス
• 作成する各パートナーポータルについてフォント、色、メールテンプレート、およびログインメッセージ
を独自にカスタマイズできるため、組織でサポートする各パートナー組織に合わせて、または、さまざま
なパートナー階層やコミュニティに合わせて、パートナーポータルを構築できます。
メモ: JavaScript および CSS コードは、ポータルログインメッセージとして使用される HTML ファイルか
ら自動的に削除されます。
• パートナーポータルは削除できませんが、[ログインを有効にする] チェックボックスをオフにすることに
より、ユーザがポータルにログインしないようにできます。
• タブに表示されている各オブジェクトにプロファイルがアクセスできる限り、同じプロファイルを使用し
ているユーザに異なるタブを表示できる複数のパートナーポータルを作成できます。
• パートナーポータル取引先のデフォルトのロール数を設定できます。これにより、パートナーポータルは、
未使用のロール数を減らすことができます。
145
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
• パートナーポータルを有効化するとき、デフォルトポータルは [ログインを有効にする] として設定されま
す。デフォルトポータルにパートナーユーザがログインできる状態になったら、この設定を一度無効にし
てから再度有効にしてください。
• パートナーユーザ側のチャネルマネージャをオブジェクトの所有者に設定できることをパートナーユーザ
に通知します。
• 頻繁に使用する機能へのカスタムリンクを設定しているパートナーユーザ用に、ホームページレイアウト
を作成します。
• パートナーポータルユーザに割り当てられたホームページレイアウトに[パートナーポータルにようこそ]
コンポーネントを追加します。ポータルにログインすると、ユーザの名前、チャネル管理者の名前、会社
の個人プロファイルへのリンクを示したようこそメッセージが送信されます。リンクの付いたチャネル管
理者名をクリックすると、メールをその人物に送信できます。ポータルユーザが自分自身の情報を変更す
るとそのユーザレコードが自動的に更新されますが、取引先責任者レコードは自動的に更新されることは
ありません。
• カスタムリンクのホームページコンポーネントをカスタマイズして、パートナーユーザが使用できるリン
クを追加したり、リンクをホームページレイアウトから削除したりします。
• パートナーユーザは、ToDo のアラームを設定できません。パートナーユーザがアラームを使用せずに ToDo
を管理するためのプロセスを作成します。
• パートナーポータルユーザに割り当てられたホームページのページレイアウトにパートナーポータルのリー
ド受信箱コンポーネントを追加できます。パートナーポータルユーザが [会社名] や [リード名] などの重
要なリード項目を表示できないようにし、引き受けるリードを取捨選択しないようにすることをお勧めし
ます。
パートナーポータルのチャネルマネージャの設定のヒント
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
チャネルマネージャは、パートナーを管理する社内ユーザです。ポータルを有
効にする前に、チャネルマネージャがパートナーを管理できるようにチャネル
マネージャに適切な権限が付与されている必要があります。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
チャネルマネージャを設定するための 2 つの主要エリアが、プロファイルとロールです。
チャネルマネージャロール
ロール階層は、ユーザがアクセスできるデータを決めます。ユーザは、自分が所有するレコードをいつでも表
示および編集できます。また、自分のロール階層の中で自分よりも下位のユーザが所有または共有するデータ
を表示、編集、およびレポートすることもできます。チャネルマネージャロールは、階層の中で常にパート
ナーユーザのロールのすぐ上位に位置し、チャネルマネージャに、自身が管理するパートナーが所有するすべ
146
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
てのデータへのアクセス権を与えます。パートナー取引先でパートナーユーザが作成されると、Salesforceはそ
のパートナーユーザのロールを、そのパートナー取引先を所有するチャネルマネージャのロールの下に自動的
に配置します。チャネルマネージャとパートナーユーザを管理しやすくするために、論理チャネルマネージャ
ロール設定を作成します。
チャネルマネージャプロファイル
プロファイルは、ユーザが持てる権限、ユーザに表示されるページレイアウト、ユーザが使用できるタブとレ
コードタイプなどの設定を決めます。一意なプロファイルを作成し、チャネルマネージャに固有の設定にしま
す。このプロファイルを作成するときには、次のヒントを参考にしてください。
次のタブをチャネルマネージャが使用できるようにする
リード、取引先、取引先責任者、商談、ドキュメント、および商品。また、ソリューションまたはカスタ
ムオブジェクトの使用を予定している場合は、チャネルマネージャがそれらを使用できるようにします。
レコードタイプを割り当てる
適切なリードのレコードタイプをチャネルマネージャプロファイルに割り当てます。
ページレイアウトを割り当てる
適切なページレイアウトをチャネルマネージャプロファイルに割り当てます。[パートナーポータルログイ
ンを有効化]と[カスタマーポータルユーザの参照]ボタンが、チャネルマネージャの取引先責任者ページレ
イアウトに含まれていることを確認してください。
「パートナーの管理」権限を有効にする
この権限を有効にすると、チャネルマネージャが新規パートナー取引先とパートナーユーザを有効化でき
ます。
[パートナー取引先] 項目を、リード、取引先、および商談のチャネルマネージャに表示します。
これにより、チャネルマネージャはパートナーユーザの活動を追跡するたのリストビューまたはレポート
を作成できます。
[最終移行日] 項目を、リードのチャネルマネージャに表示します。
これにより、チャネルマネージャはパートナーユーザの活動を追跡するたのリストビューまたはレポート
を作成できます。
その他のヒント
• チャネルマネージャの公開グループを作成します。このグループは、ドキュメントへのアクセス権の絞り
込みと制御に使用できます。
• チャネルマネージャのリードキューを作成します。このキューは、リードの割り当てルールに使用できま
す。
関連トピック:
パートナーポータルの設定
147
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
パートナーポータルのデフォルトのコミュニケーションテンプレート
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
自分のパートナーポータルにデフォルトのコミュニケーションテンプレートを
設定できます。パートナーとの通信には、特定のポータル用のテンプレートを
指定しない限り、デフォルトのコミュニケーションテンプレートが使用されま
す。また、パートナーユーザが複数のポータルに割り当てられている場合、そ
のユーザとの通信にはデフォルトのコミュニケーションテンプレートが使用さ
れます。
パートナーポータルにデフォルトのコミュニケーションテンプレートを設定す
る手順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「パートナー」と入力し、[設定]を選
択します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
デフォルトのパートナー
ポータルコミュニケー
ションテンプレートを変
更する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
2. [すべてのポータルにデフォルトのメールテンプレートを設定] をクリックします。
3. [編集] をクリックします。
4. 次のオプションを設定します。
ユーザ名・パスワード通知用メールの設定
設定
説明
差出人メールアドレス
すべてのパートナーポータルコミュニケーションテ
ンプレートの送信元アドレス ([email protected] な
ど)。Salesforce はメールを自動的に送信しますが、
ポータルユーザに対しては、このメールアドレスか
ら送信されたかのように表示されます。ポータル
ユーザが返信すると、このアドレスに送信されま
す。
差出人名
差出人メールアドレスに関連付ける名前 (Acme Partner
Support など)。
新規ユーザ用 テンプレート
新たに有効になったパートナーポータルユーザに対
してユーザ名と初期パスワードを送信するために使
用されるメールテンプレート。デフォルトでは、自
動的にサンプルテンプレートが選択されます。この
テンプレートは [有効] に設定する必要があります。
148
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
ユーザ名・パスワード通知用メールの設定
設定
説明
パスワードリセット用 テンプレート
ユーザのパスワードをリセットしたときに、既存の
パートナーポータルユーザに新しいパスワードを送
信するために使用されるメールテンプレート。
パスワード忘れ用テンプレート
パートナーポータルのログインページでユーザが[パ
スワードをお忘れですか?] をクリックして自身のパ
スワードをリセットしたときに、既存のパートナー
ポータルユーザに新しいパスワードを送信するため
に使用されるメールテンプレート。
ポータルユーザへの所有者の変更用 テンプレート
パートナーポータルユーザがポータルでレコードの
新しい所有者になったときに、ユーザに通知するた
めに使用されるメールテンプレート。
5. [保存] をクリックします。
関連トピック:
パートナーポータルの設定
パートナーポータルリード受信箱コンポーネントのカスタマイズ
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パートナーポータルユーザに割り当てられたホームページレイアウトにパート
ナーポータルリード受信箱コンポーネントを追加します。ユーザがポータルに
ログインすると、リードキューのリードのリストが表示されます。ユーザは、
リードの横にある[承認]をクリックしてその所有権を獲得できます。[承認]をク
リックするまで、完全なリードの詳細は表示されません。
メモ: リード受信箱は、引き受けるリードがある場合にのみ、ユーザのホー
ムページに表示されます。ユーザがリードを引き受けると、そのリードの
所有者となり、リードはリード受信箱からなくなります。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
パートナーポータルリー
ド受信箱コンポーネント
の有効化とカスタマイズ
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
ポータルユーザに割り当てられたホームページレイアウトにコンポーネントを
追加した後に、表示する列を選択できます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「パートナー」と入力し、[設定] を選択します。
149
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
2. パートナーポータルの名前をクリックします。
3. [リード受信箱のカスタマイズ] をクリックします。
4. [選択済みの項目] リストの項目を追加、削除、または再配置します。
メモ: パートナーポータルユーザが [会社名] や [リード名] などの重要なリード項目を表示できない
ようにし、引き受けるリードを取捨選択しないようにすることをお勧めします。
5. [保存] をクリックします。
関連トピック:
パートナーポータルの設定
パートナーポータルユーザの管理
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パートナーポータルのユーザには、チャネルマネージャとパートナーユーザの
2 種類があります。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
チャネルマネージャは、パートナーを管理する社内ユーザです。ポータルを有
効にする前に、チャネルマネージャがパートナーを管理できるようにチャネルマネージャに適切な権限が付与
されている必要があります。
パートナーユーザは、機能が制限されている Salesforce ユーザです。組織の外部的存在ですが、間接的な販売
チャネルを通じて商品やサービスを販売します。特定のパートナー取引先に関連付けられており、組織のデー
タへの限定アクセスを持ち、パートナーポータルからログインします。
次の表に、ライセンスあたりのストレージ数とパートナーユーザがアクセスできるポータルの機能を示しま
す。
「Gold Partner」ライセンス
ライセンスごとの容量
ユーザあたり 5 MB のデータストレージ
ドキュメント
はい
私の取引先プロファイル
はい
リード
はい
カスタムオブジェクト
はい
150
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
「Gold Partner」ライセンス
承認
はい、できます。ユーザは、レコードの詳細ページに
ある [承認履歴] 関連リストで、承認するレコードの提
出と承認要求の状況の表示はできますが、承認者とし
て割り当てられることはできません。
取引先
はい
商談
はい
Salesforce CRM Content (参照のみ)
はい
レポート
はい
外部ユーザの代理管理
はい
メール
はい
ケース
はい
関連トピック:
パートナーポータルの設定
パートナーポータルロールおよびユーザデフォルトの設定
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
次のパートナーポータルロールおよびユーザデフォルトを設定できます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
• パートナーポータル取引先のデフォルトのロール数を設定する (ページ 152)
• パートナースーパーユーザアクセスを有効にする (ページ 153)
ユーザ権限
ポータル取引先あたりの
ロール数を設定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
関連トピック:
パートナーポータルの設定
パートナースーパーユー
ザアクセスを有効化する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
151
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
パートナーポータル取引先あたりのロール数
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パートナーポータル取引先のデフォルトのロール数を設定できます。これによ
り、パートナーポータルは、未使用のロール数を減らすことができます。最大
3 つのロールを設定できます。また、システムのデフォルトは 3 つです。
たとえば、取引先がパートナーポータルで有効になった時点で 3 つのロールが
作成されているが、新規取引先には 1 つのロールだけが必要である場合、ロー
ル数を 1 に減らすことができます。
パートナーポータル取引先あたりのロール数を設定する手順は、次のとおりで
す。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
ポータル取引先あたりの
ロール数を設定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「パートナー」と入力し、[設定]を選
択します。
2. [ポータルロールおよびユーザデフォルトを設定] をクリックします。
3. [ポータルロールおよびユーザデフォルト] ページで、[編集] をクリックします。
4. [ロール数] ドロップダウンリストで、パートナーポータル取引先あたりのデフォルトのロール数を設定し
ます。
5. [保存] をクリックします。
既存のポータル取引先のロール数はこの設定では変更されません。
関連トピック:
パートナーポータルの設定
152
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
パートナースーパーユーザアクセスを有効にする
メモ: Summer '13 以降、パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パートナースーパーユーザアクセスを使用するには、パートナーポータルを有
効化している必要があります。
パートナースーパーユーザアクセスを有効化する手順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「パートナー」と入力し、[設定]を選
択します。
2. [パートナーリレーション管理の設定] ページで、[ポータルロールおよびユー
ザデフォルトを設定] をクリックします。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
パートナースーパーユー
ザアクセスを有効化する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
3. [編集]をクリックして、[パートナースーパーユーザアクセスを有効化] チェッ
クボックスをオンにします。
[パートナースーパーユーザアクセスを有効化] チェックボックスをオフにすると、パートナースーパーユーザ
アクセスを無効化できます。ただし、この機能を再度有効化すると、機能を無効化する前にスーパーユーザア
クセスを割り当てられていたすべてのユーザにスーパーユーザアクセスが再度自動的に付与されます。詳細
は、「パートナースーパーユーザアクセスの割り当て」を参照してください。
関連トピック:
パートナーポータルの設定
153
販売ツールの設定および管理
ユーザによるパートナーとの情報の共有
パートナー活動の追跡
メモ: Summer '13 以降、 パートナーポータルを現在使用していない組織は、
それを使用できません。既存の組織は、今後も継続してフルアクセスでき
ます。パートナーポータルを持っていないが、レコードや情報をパートナー
と簡単に共有したい場合は、コミュニティを試してください。
エディション
パートナーポータルを使用している既存の組織は、パートナーポータルを
使用し続けることも、コミュニティに移行することもできます。詳細は、
Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パートナーの活動の追跡は、リードと商談を効果的に管理する上で重要です。
リードと商談の [パートナー取引先] 項目を使用して、パートナーユーザが実行
している作業を追跡するのに役立つカスタムレポートとリストビューを作成で
きます。
ヒント: リストビューまたはレポートを作成するときに、パートナー取引
先と関連するすべてのリードまたは商談を含めるには、「パートナー取引
先 次の文字列と一致しない」を使用し、検索条件の 3 番目の項目を空白に
します。
パートナーユーザの活動を追跡するためのヒント
• 先週のパートナーのリードおよび商談活動を表すには、リストビューを作成
します。
• 先週作成されたパートナー所有のリードの数を表示するダッシュボードを作
成します。
• パートナーに割り当てられた、最近更新されていないリードのリストビュー
を作成します。
• パートナーユーザの商談に関する売上予測レポートを作成します。
• リードの [最終転送日] 項目を使用して、適時に実行されていないリードを
検索します。
• カスタマイザブル売上予測を使用している場合は、ユーザを売上予測マネー
ジャとして売上予測階層内の各ロールに割り当てます。売上予測マネージャ
を割り当てると、そのマネージャよりも売上予測階層内で下位に属するユー
ザの売上予測がすべてそのマネージャに合算されます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
カスタムリストビューを
作成する
• リストに表示されてい
るレコードタイプに対
する「参照」
レポートを作成、編集、
保存、および削除する
• 「レポート実行」
および
レポートに表示されて
いるレコードに対する
「参照」
および
「レポートの作成とカ
スタマイズ」
ダッシュボードを作成、
編集、および削除する
• 「ダッシュボードの管
理」
メモ: パートナーポータルユーザの所有権を別の取引先に移行する場合は、次のようになります。
– 各取引先の商談は、組織の売上予測階層で自動的に再計算されます。
– パートナーポータルユーザが所有する商談の所有権は、以前の取引先のままです。
関連トピック:
パートナーポータルの設定
154
販売ツールの設定および管理
販売のオプションの設定
販売のオプションの設定
エンタープライズテリトリー管理
エンタープライズテリトリー管理では、販売する取引先に営業担当者を接続す
る論理的で柔軟な構造に、営業テリトリーをモデル化できます。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。エンタープライズ
テリトリー管理とコラボレーション売上予測は、Salesforce 組織で同時に有
効化して使用できますが、現在、2 つの機能は連動するように統合されて
いません。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
Salesforce の元のテリトリー管理機能では、郵便番号、業種、収益、業務に関連
するカスタム項目などの条件に基づいて、取引先へのアクセス権限をユーザに
付与できます。エンタープライズテリトリー管理には、元の機能に加えて、テ
リトリー種別、テリトリーモデル、テリトリーモデルの状態が導入されました。最適なモデルを有効化および
実装する前に、これらのコンポーネントを使用して、複数のテリトリー構造や戦略を作成およびプレビューで
きます。エンタープライズテリトリー管理では、テリトリー、取引先、商談間で割り当てを簡単に行うことも
できます。カスタムレポートは、最適なカバー率を実現するテリトリーモデルの編成、テリトリーの効果の評
価、および必要に応じてモデルの変更を行うのに役立ちます。テリトリーモデルを設計および作成するとき
に、チームで Chatter を使用してコラボレーションできます。
この機能の実装の包括的な説明については、『Enterprise Territory Management Implementation Guide』(エンタープライ
ズテリトリー管理実装ガイド) を参照してください。
エンタープライズテリトリー管理の概念
エンタープライズテリトリー管理を強力かつ使いやすくするため、機能および
関連する概念について理解します。概念を理解すると、テリトリーをより効率
的にモデル化するのに役立ちます。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
このセクションの内容:
テリトリー種別
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
テリトリー種別は、会社にとって重要な特性でテリトリーを整理するのに役
立ちます。作成するすべてのテリトリーには、テリトリー種別が必要です。
テリトリー種別は、テリトリーの整理および作成にのみ使用され、テリトリーモデル階層には表示されま
せん。
155
販売ツールの設定および管理
エンタープライズテリトリー管理の概念
テリトリー種別の優先度
テリトリー種別の優先度情報の指定と管理は、作成または編集したテリトリーに適切なテリトリー種別を
選択するのに役立ちます。定義済みの優先度オプションは存在しないため、組織で独自の優先度スキーマ
を作成する必要があります。たとえば、001 をテリトリー種別の最も高い優先度または最も低い優先度に
することができます。テリトリー種別をさらに追加した場合にスキーマを拡張できるようにします。
テリトリー
テリトリーにより、取引先のグループおよびその取引先を操作する Salesforce ユーザのグループが編成され
ます。テリトリーは、テリトリー種別に基づいて作成されます。
テリトリーモデル
テリトリーモデルは、組織の完全なテリトリー管理システムを表します。最適なモデルを有効化する前に、
モデル化を使用して、複数のテリトリー構造や、取引先およびユーザの異なる割り当てを作成およびプレ
ビューできます。
テリトリー階層
テリトリー階層には、モデルのテリトリー構造が表示され、メインの操作ポイントとしての役割を果たし
ます。階層から開始して、テリトリーの作成、編集、および削除、テリトリーの割り当てルールの実行、
テリトリーの詳細ページに移動して詳細情報の確認を行います。階層から、商談へのテリトリーの割り当
て、モデルレベルでの割り当てルールの実行、モデルの有効化またはアーカイブを行うこともできます。
テリトリーモデルの状態
テリトリーモデルの状態は、テリトリーが計画、使用中、アーカイブ済みのどのフェーズにあるかを示し
ます。組織では一度に 1 つの 有効 テリトリーしか使用できませんが、計画 または アーカイブ済み 状態の
モデルを複数作成して、他のモデル化または参照に使用できます。
エンタープライズテリトリー管理の機能とデータアクセスに権限が与える影響は?
エンタープライズテリトリー管理を実装する場合は、機能の権限がどのようにシステム管理に影響し、レ
コードおよびデータへのアクセスが提供されるのかを把握する必要があります。
テリトリー種別
テリトリー種別は、会社にとって重要な特性でテリトリーを整理するのに役立
ちます。作成するすべてのテリトリーには、テリトリー種別が必要です。テリ
トリー種別は、テリトリーの整理および作成にのみ使用され、テリトリーモデ
ル階層には表示されません。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
たとえば、「Universal Telco 社の指定取引先」というテリトリー種別を作成
し、その種別から指定取引先を含むテリトリーを作成することがあります。ま
たは、「US Geographic」というテリトリー種別を作成し、その種別から状態
または地域に基づいてテリトリーを作成することもあります。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
テリトリー種別を作成するときに、どのようなテリトリーがこの種別に属するかを表示ラベルと説明で明確に
示します。
156
販売ツールの設定および管理
エンタープライズテリトリー管理の概念
テリトリー種別の優先度
テリトリー種別の優先度情報の指定と管理は、作成または編集したテリトリー
に適切なテリトリー種別を選択するのに役立ちます。定義済みの優先度オプショ
ンは存在しないため、組織で独自の優先度スキーマを作成する必要があります。
たとえば、001 をテリトリー種別の最も高い優先度または最も低い優先度にす
ることができます。テリトリー種別をさらに追加した場合にスキーマを拡張で
きるようにします。
新規テリトリーを作成するときに、[テリトリー種別] 参照項目からテリトリー
種別を選択します。参照項目から、テリトリー種別に割り当てられた優先度を
参照できます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
例: 組織で、その年の営業戦略を反映するテリトリー種別の優先度を使用
します。来年度は US West Coast (西海岸) よりも US East Coast (東海岸) 内での商
談がより多く期待されるため、East Coast (東海岸) テリトリー種別に優先度
001 を割り当て、West Coast (西海岸) テリトリー種別に 005 を割り当てま
す。これらの優先度の割り当てによって、テリトリーレコードの作成で正
しいテリトリー種別を選択できます。ミッドイヤーに、プロジェクトは
Great Lakes (五大湖) 地域で予想以上の商談の増加が見られたため、営業戦略
の変更を反映させて「Great Lakes (五大湖)」という新しいテリトリー種別を
作成し、優先度 003 を割り当てます。
テリトリー
テリトリーにより、取引先のグループおよびその取引先を操作する Salesforce ユー
ザのグループが編成されます。テリトリーは、テリトリー種別に基づいて作成
されます。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
テリトリーレコードには、割り当てられたユーザ、手動で割り当てられた取引
先、取引先を自動的に割り当てるルールが示されます。テリトリーには、上位
テリトリーと下位テリトリーの両方を使用できます。組織での取引先の割り当
て方法に応じて、取引先を複数のテリトリーに割り当てることができます。
157
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
販売ツールの設定および管理
エンタープライズテリトリー管理の概念
テリトリーモデル
テリトリーモデルは、組織の完全なテリトリー管理システムを表します。最適
なモデルを有効化する前に、モデル化を使用して、複数のテリトリー構造や、
取引先およびユーザの異なる割り当てを作成およびプレビューできます。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
各テリトリーモデルには、グラフィカルな階層が備えられています。階層には、
モデルのテリトリー構造 (上位テリトリーと下位テリトリーを含む) が表示され、
テリトリーの作成、編集、削除、および詳細ページの参照を行うことができま
す。組織では最大 4 つの異なるテリトリーモデルを一度に作成および変更でき
ますが、一度に有効化できるのは 1 つのモデルのみです。ユーザおよび取引先
の割り当てを最終決定するために使用するモデルを有効化します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
テリトリー階層
テリトリー階層には、モデルのテリトリー構造が表示され、メインの操作ポイ
ントとしての役割を果たします。階層から開始して、テリトリーの作成、編集、
および削除、テリトリーの割り当てルールの実行、テリトリーの詳細ページに
移動して詳細情報の確認を行います。階層から、商談へのテリトリーの割り当
て、モデルレベルでの割り当てルールの実行、モデルの有効化またはアーカイ
ブを行うこともできます。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
158
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
販売ツールの設定および管理
エンタープライズテリトリー管理の概念
テリトリーモデルの名前とその状態は、階層の最上位ノードに表示されます (1)。親テリトリーと子テリトリー
は、モデル名の下にネストされます (2)。新しい子テリトリーを作成または編集するか、その割り当てルール
を実行します (3)。テリトリーを商談に割り当てる検索条件を実行します (4)。モデル内のすべてのテリトリー
の割り当てルールを実行します (5)。マウスポインタを置くと、ルールの最終実行日が表示されます (6)。モデ
ルの状態を [有効] または [アーカイブ] に設定します (7)。並び替え済みリストビューとツリービューを切り
替えます (8)。
テリトリーモデルの状態
テリトリーモデルの状態は、テリトリーが計画、使用中、アーカイブ済みのど
のフェーズにあるかを示します。組織では一度に 1 つの 有効 テリトリーしか使
用できませんが、計画 または アーカイブ済み 状態のモデルを複数作成して、他
のモデル化または参照に使用できます。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
状態にはテリトリーモデルのライフサイクルが反映されている場合もあれば、
状態が変化したときの処理時のエラーを示すものもあります。
ライフサイクル状態
定義
計画
作成するすべての新規テリトリーモデ
ルのデフォルトの状態です。計画 状態
では、リリースする前にモデルのテリ
トリー階層をプレビューできます。計
画 状態のモデルでは、取引先に対して
テリトリー関連のアクセスはできませ
ん。
有効
テリトリーモデルを有効化し、すべて
の処理が完了した後の状態です。
Salesforce 組織で一度に有効化できるの
は 1 つのモデルのみです。
有効 状態のモデルでは、階層、テリト
リー、割り当て済みのすべての取引先
とユーザなど、モデルの詳細を参照で
きます。有効なモデルのテリトリーに
割り当てられたユーザは、そのモデル
内で割り当てられた取引先にアクセス
し、変更することができます。
アーカイブ済み
テリトリーモデルをアーカイブし、す
べての処理が完了した後の状態です。
アーカイブされたモデルでは、ユーザ
159
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
販売ツールの設定および管理
エンタープライズテリトリー管理の概念
ライフサイクル状態
定義
は取引先にアクセスできませんが、システム管理者
は、モデルを有効化したときに設定された階層とルー
ルの割り当てを参照できます。アーカイブできるのは
有効なモデルのみで、アーカイブされたモデルを再度
有効化することはできません。
テリトリーモデルをアーカイブした場合や有効なモデ
ルのテリトリーを削除した場合は、これらのテリト
リーが割り当てられた商談レコードの [テリトリー]
項目の値が空白にリセットされます。
エラー状態
定義
有効化失敗
有効化中にエラーが発生しました。詳細は、Salesforce
からのメールを確認してください。
アーカイブ失敗
有効化中にエラーが発生しました。詳細は、Salesforce
からのメールを確認してください。
エンタープライズテリトリー管理の機能とデータアクセスに権限が与える影響
は?
エンタープライズテリトリー管理を実装する場合は、機能の権限がどのように
システム管理に影響し、レコードおよびデータへのアクセスが提供されるのか
を把握する必要があります。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
ユーザ権限によりユーザに適切なアクセスレベルが提供されることを確認して
ください。たとえば、営業担当マネージャと選択された営業マネージャがテリ
トリーを管理できるように設定する必要があるとします。この場合は、これら
のマネージャに「テリトリーの管理」権限を割り当てます。また、取引先割り
当てルールを作成する場合は、取引先の「すべて表示」権限も必要です。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
次の操作をするユーザ
これらの権限、ロール、または所有権が必須
• テリトリーモデルとすべての関連レコード (テリ
トリー種別など) を作成する。
「テリトリーの管理」
• 計画中、有効、アーカイブ済み のすべての状態の
テリトリーモデルを参照および管理する。
• テリトリーモデルを有効化、アーカイブ、削除、
またはコピーする。
160
販売ツールの設定および管理
次の操作をするユーザ
エンタープライズテリトリー管理の概念
これらの権限、ロール、または所有権が必須
• すべての状態 (計画中、有効、アーカイブ済み) のモ
デルに含まれるテリトリーのテリトリー割り当て
済み取引先レコードでテリトリー情報を参照す
る。
• 取引先割り当てルールを作成または編集する。
取引先に対する「テリトリーの管理」および「すべて
表示」
メモ: 取引先割り当てルールに使用できる項目
は、設定されていれば、取引先項目レベルセキュ
リティの設定によって異なります。たとえば、
ユーザが取引先割り当てルールを作成する適切
な権限を持っていても、プロファイルによって
取引先オブジェクトの [年間売上] 項目を参照す
ることができないとします。このユーザは、こ
の項目を含むアカウント割り当てルールを作成
できません。
• テリトリー設定を含め、Salesforce 設定ツリーを参 「設定・定義を参照する」
照する。
メモ: 標準ユーザプロファイルでは、「設定・定
• 関連レコード (テリトリー種別や割り当てルール
義を参照する」がデフォルトで有効になってい
ます。
など) およびその他の要素 (テリトリー階層など) を
含め、有効 状態のテリトリーモデルを参照する。
• 有効 テリトリーモデルに含まれるテリトリーに割
り当てられたすべての取引先レコードの名前を参
照する。
• 有効 状態のモデルのみに含まれるテリトリーのテ
リトリー割り当て済み取引先レコードでテリト
リー情報を参照する。
テリトリー、割り当て済みレコード、またはルール 「テリトリーの管理」
を含むレポートで、計画中 および アーカイブ済み 状
態のモデルのデータを参照する。
テリトリーを商談に手動で割り当てる。
商談の取引先への共有アクセス権。取引先への共有ア
クセス権があるユーザは、有効な任意の有効なテリト
リーを商談に割り当てることができます。共有アクセ
ス権がないユーザは、商談の取引先にも割り当てられ
ているテリトリーのみを割り当てることができます。
メモ: テリトリーの手動割り当てでは、テリト
リーの取引先に商談を割り当てることを推奨し
ますが、共有アクセス権があるユーザは、有効
161
販売ツールの設定および管理
次の操作をするユーザ
組織の営業テリトリーの管理
これらの権限、ロール、または所有権が必須
なテリトリーモデルの任意のテリトリーを検索
し、割り当てることができます。
商談にテリトリーを割り当てると、テリトリーモデル
の階層でそのテリトリーより上位のテリトリーに割り
当てられているすべての Salesforce ユーザにその商談が
共有されます。
組織の営業テリトリーの管理
エンタープライズテリトリー管理を使用して、組織の営業テリトリーを管理お
よび保持します。テリトリー種別を作成し、モデルを作成した後、取引先割り
当てルールを追加してテストします。モデルに満足したら、有効化し、ユーザ
と取引先を割り当てます。組織にロールアウトし、レポートを実行してその影
響を評価し、必要に応じて調整します。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
テリトリーモデルの作成を開始する前に、アプローチを計画します。業種、年
間売上、所在地情報など、整理するための特性を選択し、組織の取引先を事業
方法に合う論理区分に振り分けます。
このセクションの内容:
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
テリトリーを管理する
• 「テリトリーの管理」
エンタープライズテリトリー管理の有効化
Winter '15 以降、システム管理者は新しい Salesforce 組織でエンタープライズテ
リトリー管理を有効にできます。Winter '15 より前のリリースで作成された組織は、salesforce.com に連絡して
機能を有効にする必要があります。エンタープライズテリトリー管理は、カスタマイザブル売上予測が有
効になっている既存の組織では有効にできません。
エンタープライズテリトリー管理設定の定義
エンタープライズテリトリー管理を定義および設定します。
Chatter を使用したテリトリーモデルに関するコラボレーション
モデルレコードでのモデル開発で直接コラボレーションするには、テリトリーモデルオブジェクトで Chatter
フィード追跡を有効化します。チームは、投稿、コメントへの返信、ファイルの添付、モデルの状態が変
化したり重要な項目が更新されたりしたときの通知の取得を行うことができます。
テリトリーモデルの作成
テリトリーモデルには、テリトリー階層、取引先割り当て、ユーザ割り当てなど、組織のテリトリー管理
計画のすべての要素がまとめられています。階層を作成している間はモデルを計画状態にしておき、テリ
トリーの割り当てルールを定義し、テリトリーにユーザを追加し、ルールを実行して取引先割り当ての結
果を表示します。
162
販売ツールの設定および管理
組織の営業テリトリーの管理
取引先への 1 つ以上のテリトリーの手動割り当て
1 つ以上のテリトリーを、取引先レコードから取引先に直接割り当てます。取引先に割り当てることができ
るのは、計画 または 有効 状態のモデルに属すテリトリーのみです。
テリトリーへの 1 つ以上の割り当てルールの手動割り当て
1 つ以上のオブジェクト割り当てルールを、テリトリーレコードからテリトリーに直接割り当てます。使用
可能なルールは、テリトリーが属するテリトリーモデルから取得されます。
商談へのテリトリーの手動割り当て
商談レコードでは、その商談を担当する営業担当者に割り当てられたテリトリーを割り当て、追跡するこ
とができます。テリトリーの手動割り当ては、商談の割り当てられた (親) 取引先への共有アクセス権によっ
て制御されます。商談にテリトリーを割り当てると、テリトリーモデルの階層でそのテリトリーより上位
のテリトリーに割り当てられているすべての Salesforce ユーザにその商談が共有されます。
商談テリトリー割り当て検索条件の実行
商談テリトリー割り当て検索条件では、Apex クラスの検索条件ロジックに基づいてテリトリーが商談に自
動的に割り当てられます。
テリトリーモデルのコピー
コピー機能では、テリトリーの異なる特性をテストするために使用できる、テリトリーモデルのコピーを
作成できます。新しいモデルには、元のテリトリー、割り当てルール、ユーザ、手動で割り当てた取引先
が含まれます。コピーできるのは 計画中、有効、または アーカイブ済み 状態のモデルのみです。コピーが
完了すると、新しいモデルは 計画中 状態になります。
テリトリーへのユーザの割り当て
商品およびサービスの販売を行うテリトリーにユーザを割り当てます。有効 または 計画中 状態のモデル
に属するテリトリーにユーザを割り当てることができます。ただし、計画中 状態のモデルで行った割り当
ては、計画のみを目的としており、レコードへのユーザアクセスには影響しません。
テリトリーロール別のテリトリーユーザの特定
テリトリーロールを作成し、必要に応じてテリトリーユーザに割り当てて、テリトリー内のユーザの機能
を追跡します。ユーザは、異なるテリトリーで異なるロールを持つことができます。
テリトリーモデルの有効化
テリトリーモデルの構造およびテリトリー取引先割り当ての設定が終了したら、次にこれを有効化します。
また、さらにモデル化したり、参照したりするために、モデルを計画およびアーカイブ済み状態で保持する
こともできます。
システム管理者とユーザのエンタープライズテリトリー管理での権限およびアクセス設定
エンタープライズテリトリー管理の実装における重要なステップは、正しいテリトリーモデル要素、レコー
ド、レコード要素に適切なユーザが確実にアクセスするということです。
テリトリーの割り当てルールの実行
ルールが定義済みで、計画中 または 有効 状態のテリトリーモデルに属するテリトリーに取引先割り当て
ルールを実行します。テリトリーが計画状態の場合は、ルールを実行すると取引先の割り当てをプレビュー
できます。テリトリーが有効状態の場合は、ルールを実行すると、ルールに従って取引先がテリトリーに
割り当てられます。
163
販売ツールの設定および管理
組織の営業テリトリーの管理
割り当てルールが適用されるテリトリーの確認
ルールを使用して取引先をテリトリーに割り当てる場合は、単一のルールがどのテリトリーに適用される
かを確認すると役立つ場合があります。
関連トピック:
エンタープライズテリトリー管理の概念
エンタープライズテリトリー管理
エンタープライズテリトリー管理の有効化
Winter '15 以降、システム管理者は新しい Salesforce 組織でエンタープライズテリ
トリー管理を有効にできます。Winter '15 より前のリリースで作成された組織は、
salesforce.com に連絡して機能を有効にする必要があります。エンタープライズテ
リトリー管理は、カスタマイザブル売上予測が有効になっている既存の組織で
は有効にできません。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。エンタープライズ
テリトリー管理とコラボレーション売上予測は、Salesforce 組織で同時に有
効化して使用できますが、現在、2 つの機能は連動するように統合されて
いません。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「テリトリー」と入力し、[設定]を選
択します。
2. [企業のテリトリー管理の有効化] をクリックします。
164
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
エンタープライズテリト
リー管理を有効にする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
組織の営業テリトリーの管理
エンタープライズテリトリー管理設定の定義
エンタープライズテリトリー管理を定義および設定します。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
このセクションの内容:
テリトリーレコードのデフォルトのユーザアクセス権の定義
設定した営業テリトリーに関連付けられているレコードにユーザがアクセス
および変更する方法のデフォルト設定を指定します。デフォルトの設定で指
定されたアクセス権は、個々のテリトリーを作成または編集するときに変更
できます。
検索条件に基づく商談テリトリー割り当ての有効化
テリトリーから商談への検索条件に基づく割り当てを有効化し、設定しま
す。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
エンタープライズテリト
リー管理を設定する
• 「設定・定義を参照す
る」
および
「テリトリーの管理」
テリトリーレコードのデフォルトのユーザアクセス権の定義
設定した営業テリトリーに関連付けられているレコードにユーザがアクセスお
よび変更する方法のデフォルト設定を指定します。デフォルトの設定で指定さ
れたアクセス権は、個々のテリトリーを作成または編集するときに変更できま
す。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
標準レコードアクセス設定は、取引先と商談に適用されます。組織で取引先責
任者とケースに「非公開」のデフォルトの内部アクセス権を使用している場合
は、それらのレコードのアクセス権も設定できます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「テリトリー」と入力し、[設定]を選
択します。
2. 取引先と商談のデフォルトのアクセス権を選択します。
3. 該当する場合は、取引先責任者とケースのデフォルトのアクセス権を選択し
ます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
テリトリーモデルを作成
する
• 「設定・定義を参照す
る」
および
4. [保存] をクリックします。
「テリトリーの管理」
165
販売ツールの設定および管理
組織の営業テリトリーの管理
検索条件に基づく商談テリトリー割り当ての有効化
テリトリーから商談への検索条件に基づく割り当てを有効化し、設定します。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「テリトリー」と入力し、[設定]を選
択します。
2. 検索条件に基づく商談テリトリー割り当てを有効化します。
3. Salesforce が提供する Apex コードを組織で使用している場合は、まずクラスを
作成してから、この [設定] ページに戻り、クラス名
「OppTerrAssignDefaultLogicFilter」を入力します。Apex クラスに独
自のコードを使用する場合は、このページに戻り、作成したクラスの名前を
入力します。
4. 検索条件に基づく商談テリトリー割り当てを商談の作成時に実行する場合
は、そのオプションを選択します。
5. 設定を保存します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
エンタープライズテリト
リー管理を有効にする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
Chatter を使用したテリトリーモデルに関するコラボレーション
モデルレコードでのモデル開発で直接コラボレーションするには、テリトリー
モデルオブジェクトで Chatter フィード追跡を有効化します。チームは、投稿、
コメントへの返信、ファイルの添付、モデルの状態が変化したり重要な項目が
更新されたりしたときの通知の取得を行うことができます。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
Chatter フィード追跡を有効にして設定すると、テリトリーモデルレコードへの
アクセス権がある全員が Chatter を使用してそのモデルに関してコラボレーショ
ンできます。レコードをフォローしているユーザは、追跡項目が更新されたと
きに、各自の Chatter フィードで更新を取得します。
1. 組織で Chatter が有効になっていることを確認します。
2. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「フィード追跡」と入力し、[フィー
ド追跡] を選択します。
3. テリトリーモデルオブジェクトを選択します。フィード追跡を有効化してか
ら、追跡するテリトリーモデル項目を選択します。
4. [保存] をクリックします
組織のテリトリーモデルレコードの先頭に Chatter フィードが表示されます。
5. テリトリーモデルを管理する他のユーザに、Chatter を使用してモデルレコー
ドから直接テリトリーモデルをフォローし、コラボレーションできるように
なったことを伝えてください。
166
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
Chatter 項目の追跡を有効
化する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
テリトリーモデルレコー
ドで Chatter 投稿を共有す
る
• 「設定・定義を参照す
る」
および
「テリトリーの管理」
販売ツールの設定および管理
組織の営業テリトリーの管理
テリトリーモデルの作成
テリトリーモデルには、テリトリー階層、取引先割り当て、ユーザ割り当てな
ど、組織のテリトリー管理計画のすべての要素がまとめられています。階層を
作成している間はモデルを計画状態にしておき、テリトリーの割り当てルール
を定義し、テリトリーにユーザを追加し、ルールを実行して取引先割り当ての
結果を表示します。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。エンタープライズ
テリトリー管理とコラボレーション売上予測は、Salesforce 組織で同時に有
効化して使用できますが、現在、2 つの機能は連動するように統合されて
いません。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
このセクションの内容:
1. テリトリー種別の作成
テリトリー種別は、各テリトリーを分類および定義するのに役立ちます。テ
リトリー種別の作成は、Salesforce でテリトリーモデルを作成するうえでの最
初のステップです。
テリトリーモデルを作成
する
• 「設定・定義を参照す
る」
および
「テリトリーの管理」
2. テリトリーモデルレコードの作成
テリトリーモデルの作成の最初のステップは、テリトリー、ユーザ割り当
て、取引先割り当てなど他の要素を結び付けるレコードの作成です。テリト
リーモデルのレコードを作成すると、Salesforce によってレコードのテリトリー階層が生成されます。
3. テリトリーの作成
組織のテリトリーモデルを作成するときにテリトリーを作成します。テリトリーを作成すると、モデルの
テリトリー階層に表示されます。
4. テリトリーの取引先割り当ての作成およびプレビュー
取引先は、自動的に割り当てるルールを作成するか、手動で割り当てるかのいずれかの方法でテリトリー
に割り当てます。ルールは、親テリトリーおよびその子孫の両方に適用されるように設定できます。手動
割り当ては、作成元のテリトリーにのみ適用されます。
167
販売ツールの設定および管理
組織の営業テリトリーの管理
テリトリー種別の作成
テリトリー種別は、各テリトリーを分類および定義するのに役立ちます。テリ
トリー種別の作成は、Salesforce でテリトリーモデルを作成するうえでの最初の
ステップです。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
作成するテリトリー種別の例として、「指定取引先」、「直接取引先」、「オー
バーレイセールス」があります。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「テリトリー種別」と入力し、[テリ
トリー種別] を選択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. [新規テリトリー種別] をクリックします。
ユーザ権限
3. 表示ラベルと説明を入力します。説明では、どのようなテリトリーがこの種
別に属するかを明確に示します。
テリトリー種別を作成す
る
• 「設定・定義を参照す
る」
4. テリトリー種別の優先度を指定します。
5. [保存] をクリックします。
および
「テリトリーの管理」
関連トピック:
テリトリー種別の優先度
テリトリーモデルレコードの作成
テリトリーモデルの作成の最初のステップは、テリトリー、ユーザ割り当て、
取引先割り当てなど他の要素を結び付けるレコードの作成です。テリトリーモ
デルのレコードを作成すると、Salesforce によってレコードのテリトリー階層が
生成されます。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
組織の Salesforce のエディションによって、本番組織および Sandbox 組織で作成で
きるテリトリーモデル数が決まります。この制限には、コピーによって作成さ
れたモデルも含まれます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
エディション
本番組織でのモデル数
Sandbox 組織でのモデル
数
Developer
4
4
Enterprise
2
2
Performance
4
4
および
Unlimited
4
4
「テリトリーの管理」
168
テリトリーモデルレコー
ドを作成する
• 「設定・定義を参照す
る」
販売ツールの設定および管理
組織の営業テリトリーの管理
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「テリトリーモデル」と入力し、[テリトリーモデル]を選択します。
2. [新規テリトリーモデル] をクリックします。
3. 表示ラベル項目と説明項目を定義します。
4. [保存] をクリックします。
テリトリーの作成
組織のテリトリーモデルを作成するときにテリトリーを作成します。テリトリー
を作成すると、モデルのテリトリー階層に表示されます。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
デフォルトでは、各テリトリーモデルに最大 1,000 個のテリトリーを設定できま
す。
1. テリトリーを作成するテリトリーモデルを開きます。
2. 必要な場合は、ドロップダウンで [ツリービュー] を選択して、既存のテリト
リーも含め、モデルのテリトリー階層を表示します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
3. 最上位テリトリーを作成するには、テリトリーモデル名の上にカーソルを置
き、[テリトリーを作成] をクリックします。既存のテリトリーから子テリト
リーを作成するには、テリトリー名の上にカーソルを置き、[テリトリーを作
成] をクリックします。
ユーザ権限
4. [新規テリトリー] ページで、テリトリーを定義します。意味のある表示ラベ
ルを付けて、テリトリー種別を選択します。テリトリーで、取引先と商談へ
のユーザのアクセス権を、これらのレコードへのデフォルトのアクセス権と
異なる設定にする必要がある場合は、テリトリーのユーザのアクセスレベル
を定義します。
および
テリトリーを作成する
• 「設定・定義を参照す
る」
「テリトリーの管理」
5. [保存] をクリックします。
テリトリーの取引先割り当ての作成およびプレビュー
取引先は、自動的に割り当てるルールを作成するか、手動で割り当てるかのい
ずれかの方法でテリトリーに割り当てます。ルールは、親テリトリーおよびそ
の子孫の両方に適用されるように設定できます。手動割り当ては、作成元のテ
リトリーにのみ適用されます。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
モデルの取引先割り当てを確定する前に、モデルが計画状態の間に割り当てルー
ルおよび関連レポートを実行し、割り当てをプレビューします。計画した取引
先割り当てに問題がなければ、モデルを有効状態に変更します。次に、割り当
てルールを再度実行して、有効化プロセス中に作成または更新された、影響を
受ける取引先がテリトリーに含まれるようにします。
169
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
販売ツールの設定および管理
組織の営業テリトリーの管理
このセクションの内容:
ルールを使用した取引先のテリトリーへの割り当て
新規または編集した取引先をテリトリーに自動的に割り当てるルールを作成し実行します。ルールは、該
当するテリトリーの定義に使用される特性を特定し、これらの特性に当てはまる取引先をそのテリトリー
に自動的に割り当てるようにエンタープライズテリトリー管理に指示します。テリトリーが 計画 状態の場
合は、ルールを実行すると取引先の割り当てをプレビューできます。テリトリーが有効状態の場合は、ルー
ルを実行すると、ルールに従って取引先がテリトリーに割り当てられます。
テリトリーへの取引先の手動割り当て
ルールによってテリトリーに割り当てられない取引先は、1 つ以上のテリトリー (一度に 1 つずつ) に手動で
割り当てることができます。手動割り当ては、独特な特徴があるためルールで割り当てることのできない
取引先に使用できます。
テリトリーの取引先割り当てのプレビュー
テリトリーモデルを有効化する前に、テリトリーの取引先割り当てをプレビューし、確認する必要があり
ます。モデルが計画状態のときに割り当てルールを実行して、割り当てをプレビューします。また、手動
割り当ても確認します。
取引先に割り当てられたテリトリー内のユーザの識別
取引先とユーザはテリトリーに別々に割り当てられますが、取引先がテリトリーに割り当てられると、テ
リトリー内のユーザがその取引先にアクセスできます。取引先レコードを調べれば、テリトリー内のユー
ザをすぐに確認できます。
ルールを使用した取引先のテリトリーへの割り当て
新規または編集した取引先をテリトリーに自動的に割り当てるルールを作成し
実行します。ルールは、該当するテリトリーの定義に使用される特性を特定し、
これらの特性に当てはまる取引先をそのテリトリーに自動的に割り当てるよう
にエンタープライズテリトリー管理に指示します。テリトリーが 計画 状態の場
合は、ルールを実行すると取引先の割り当てをプレビューできます。テリトリー
が有効状態の場合は、ルールを実行すると、ルールに従って取引先がテリトリー
に割り当てられます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ヒント: ルールがテリトリーに割り当て済みの別のルールの子である場合
は、ルールをテリトリーに割り当てないことをお勧めします。テリトリー
に適用されるルールを見つけるには、テリトリーのレコード詳細ページを
開き、[このテリトリーに割り当てられた割り当てルール] 関連リストを確
認します。ルールで [子テリトリーに適用] がオンになっている場合は、
ルールを子テリトリーに別個に割り当てないでください。
ユーザ権限
1. テリトリーモデル階層から、ルールを作成するテリトリーを開きます。
テリトリー内でルールを
作成する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
2. 詳細ページの [このテリトリーに定義された割り当てルール] 関連リストで、
[新規] をクリックします。
3. ルールの編集ページで、新しいルールの名前を入力し、選択条件を定義します。
170
「テリトリーの管理」
販売ツールの設定および管理
組織の営業テリトリーの管理
4. ルールを現在のテリトリーの子孫にも適用する場合は、[下位テリトリーへの適用] チェックボックスをオ
ンにします。
5. ユーザが取引先を作成または編集すると自動的にルールが実行されるようにするには、[有効]チェックボッ
クスをオンにします。
6. [保存] をクリックし、ルールを保存してテリトリーの詳細ページに戻ります。
7. (省略可能) [このテリトリーに定義された割り当てルール] 関連リストで、[ルールの実行] をクリックしま
す。
プロセスが完了すると、メールで通知されます。
例: ルールは、テリトリーおよび子テリトリー間で連携して動作します。たとえば、「アメリカ合衆国西
部」というテリトリー、および「ワシントン」、「オレゴン」、「カリフォルニア」という子テリトリー
を作成します。「アメリカ合衆国西部」テリトリーレコードで、ワシントン、オレゴン、カリフォルニ
アの取引先をこのテリトリーに割り当てるルールを作成します。このルールを子テリトリーに割り当て、
次に「カリフォルニア」テリトリーレコードでカリフォルニア最北部の取引先を「オレゴン」テリトリー
に割り当てるルールを作成します。
関連トピック:
割り当てルールの有効化および下位テリトリーへの適用
テリトリーへの取引先の手動割り当て
ルールによってテリトリーに割り当てられない取引先は、1 つ以上のテリトリー
(一度に 1 つずつ) に手動で割り当てることができます。手動割り当ては、独特な
特徴があるためルールで割り当てることのできない取引先に使用できます。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
1. テリトリーモデル階層から、1 つ以上の取引先を割り当てるテリトリーを開
きます。
2. テリトリーの詳細ページの [手動で割り当てた取引先] 関連リストで [取引先
の追加] をクリックし、組織の取引先リストを表示します。必要に応じてリ
ストビューを調整します。
3. [選択可能] 関連リストで、割り当てる各取引先のチェックボックスをオンに
します。レコードをさらに表示する場合は、リストの下の [さらに表示] をク
リックします。
選択した各取引先が、[選択済み] 関連リストに表示されます。
4. [割り当て] をクリックします。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
テリトリー内で取引先を
手動で割り当てる
• 「設定・定義を参照す
る」
および
「テリトリーの管理」
171
販売ツールの設定および管理
組織の営業テリトリーの管理
テリトリーの取引先割り当てのプレビュー
テリトリーモデルを有効化する前に、テリトリーの取引先割り当てをプレビュー
し、確認する必要があります。モデルが計画状態のときに割り当てルールを実
行して、割り当てをプレビューします。また、手動割り当ても確認します。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
重要: データの質を保護するため、ルールが正常に実行されたことを確認
するメールを受信するまではテリトリーを変更できません。ルールが正常
に実行されない場合は、メールの説明に従って特定の問題をトラブルシュー
ティングしてください。
1. プレビューする割り当てられた取引先のテリトリーモデルのレコードを開
き、[階層の表示] をクリックします。
2. モデルが計画状態であることを確認します。
3. [すべてのルールを実行] をクリックします。
ルールの実行が終了したら、メールで通知されます。組織の規模および複雑
性によっては、処理にしばらく時間がかかることがあります。
4. テリトリーモデル階層から、割り当てルールが影響する各テリトリーと子孫
を開きます。また、手動で取引先が割り当てられたテリトリーも開きます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
テリトリーモデルの取引
先割り当てをプレビュー
する
• 「設定・定義を参照す
る」
および
「テリトリーの管理」
5. テリトリー詳細ページで、[取引先の参照] をクリックして、割り当てられた
取引先を表示します。[メソッド] 列は各取引先の割り当て方法 (ルールまた
は手動) を示します。
メモ: テリトリーのルールに変更を加える場合、ルールを再度実行して変更内容を確認する必要がありま
す。この場合、該当するテリトリーのみにルールを実行します。これを行うには、テリトリーの詳細ペー
ジに移動し、[このテリトリーに定義された割り当てルール] 関連リストまでスクロールして [ルールの実
行] をクリックします。
172
販売ツールの設定および管理
組織の営業テリトリーの管理
取引先に割り当てられたテリトリー内のユーザの識別
取引先とユーザはテリトリーに別々に割り当てられますが、取引先がテリトリー
に割り当てられると、テリトリー内のユーザがその取引先にアクセスできます。
取引先レコードを調べれば、テリトリー内のユーザをすぐに確認できます。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
1. テリトリーが割り当てられた取引先レコードを開きます。
2. [割り当て済みテリトリー内のユーザ] 関連リストからユーザを識別します。
メモ: この関連リストの [更新日] 項目には、ユーザのテリトリー関連
付けレコードが最後に変更された日付が示されます。これはユーザがテ
リトリーに割り当てられた日付の場合とそうでない場合があります。
例: 6 人の営業担当者が East Coast (東海岸) テリトリーに割り当てられている
とします。XYZ Publishing も East Coast (東海岸) テリトリーに割り当てられてい
るため、このテリトリー内の 6 人の営業担当者は XYZ Publishing 取引先レコー
ドの [割り当て済みテリトリー内のユーザ] 関連リストに表示されます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
取引先に割り当てられた
有効、計画、アーカイブ
済み テリトリーモデルか
らテリトリー内のユーザ
を参照する
• 「設定・定義を参照す
る」
および
「テリトリーの管理」
取引先に割り当てられた
有効 テリトリーモデルか
らテリトリー内のユーザ
を参照する
• 「設定・定義を参照す
る」
173
販売ツールの設定および管理
組織の営業テリトリーの管理
取引先への 1 つ以上のテリトリーの手動割り当て
1 つ以上のテリトリーを、取引先レコードから取引先に直接割り当てます。取引
先に割り当てることができるのは、計画 または 有効 状態のモデルに属すテリト
リーのみです。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
1. テリトリーを割り当てる取引先を開きます。
2. 取引先の詳細ページの [割り当て済みテリトリー] 関連リストで [テリトリー
の割り当て] をクリックし、組織のテリトリーのリストを表示します。必要
に応じてリストビューを調整します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
3. 関連付けるテリトリーを含むテリトリーモデルを選択します。
ユーザ権限
4. [選択可能] 関連リストで、割り当てる各テリトリーのチェックボックスを
オンにします。レコードをさらに表示する場合は、リストの下の [さらに表
示] をクリックします。
選択した各テリトリーが、[選択済み] 関連リストに表示されます。
取引先内でテリトリーを
手動で割り当てる
• 「設定・定義を参照す
る」
および
5. [割り当て] をクリックします。
「テリトリーの管理」
取引先に割り当てられた
有効、計画、アーカイブ
済み テリトリーモデルか
らテリトリーを参照する
• 「設定・定義を参照す
る」
および
「テリトリーの管理」
取引先に割り当てられた
有効 テリトリーモデルか
ら割り当てられたテリト
リーを参照する
• 「設定・定義を参照す
る」
174
販売ツールの設定および管理
組織の営業テリトリーの管理
テリトリーへの 1 つ以上の割り当てルールの手動割り当て
1 つ以上のオブジェクト割り当てルールを、テリトリーレコードからテリトリー
に直接割り当てます。使用可能なルールは、テリトリーが属するテリトリーモ
デルから取得されます。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
各テリトリーには 15 個までの割り当てルールを指定できます。
1. ルールを割り当てるテリトリーを開きます。
2. テリトリーの詳細ページの [このテリトリーに割り当てられた割り当てルー
ル]関連リストで[ルールの割り当て]をクリックし、モデルで使用できるルー
ルのリストを表示します。
3. [選択可] 関連リストで、使用可能なルールの名前にマウスポインタを置い
て、条件の詳細を表示します。テリトリーに割り当てる各ルールのチェック
ボックスをオンにします。ルールをさらに表示する場合は、リストの下の
[さらに表示] をクリックします。
選択した各ルールが、[選択済み] 関連リストに表示されます。
4. 必要に応じて、選択したルールを子テリトリーに適用します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
ルールをテリトリーに割
り当てる
• 「設定・定義を参照す
る」
および
「テリトリーの管理」
5. [割り当て] をクリックします。
商談へのテリトリーの手動割り当て
商談レコードでは、その商談を担当する営業担当者に割り当てられたテリトリー
を割り当て、追跡することができます。テリトリーの手動割り当ては、商談の
割り当てられた (親) 取引先への共有アクセス権によって制御されます。商談に
テリトリーを割り当てると、テリトリーモデルの階層でそのテリトリーより上
位のテリトリーに割り当てられているすべての Salesforce ユーザにその商談が共
有されます。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
商談の取引先への共有アクセス権があるユーザは、有効なモデルの任意のテリ
トリーを商談に割り当てることができます。共有アクセス権がないユーザは、
商談の取引先にも割り当てられているテリトリーのみを割り当てることができ
ます。テリトリーの手動割り当てでは、テリトリーの取引先に商談を割り当て
ることを推奨しますが、共有アクセス権があるユーザは、有効なテリトリーモ
デルの任意のテリトリーを検索し、割り当てることができます。
1. 商談レコードを開きます。
2. [テリトリー] 項目で、割り当てるテリトリーを指定します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
商談にテリトリーを手動
で割り当てる
• 「設定・定義を参照す
る」
および
「テリトリーの管理」
3. 商談レコードを保存します。
175
販売ツールの設定および管理
組織の営業テリトリーの管理
例: Utel.com という取引先に 6 件の商談があり、East Coast (東海岸) と West Coast (西海岸) という 2 つのテリト
リーがあるとします。この場合、6 件の商談のいずれかまたはすべてに、East Coast (東海岸)、West Coast (西
海岸)、または有効なモデル内の他の任意のテリトリーを割り当てることができます。いずれかの営業担
当には、いずれか 1 件の商談に割り当てられた取引先への共有アクセス権があるため、テリトリーをその
商談に割り当てることができます。他の 5 件の商談については割り当てられた取引先への共有アクセス権
がないため、取引先ごとに、商談の割り当てられた取引先にすでに割り当てられているテリトリーのみ
を割り当てることができます。
商談テリトリー割り当て検索条件の実行
商談テリトリー割り当て検索条件では、Apex クラスの検索条件ロジックに基づ
いてテリトリーが商談に自動的に割り当てられます。
エディション
1. 有効なテリトリーモデルの階層を表示します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
2. [商談検索条件の実行] をクリックして、検索条件を適用するジョブを開始し
ます。商談を含めるオプションを選択します。その他のオプションを表示
し、日付の範囲を入力します。
3. [商談検索条件の実行] をクリックします。
ジョブが完了すると、メールで通知されます。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
商談テリトリー割り当て
検索条件を実行する
• 「設定・定義を参照す
る」
および
「テリトリーの管理」
176
販売ツールの設定および管理
組織の営業テリトリーの管理
テリトリーモデルのコピー
コピー機能では、テリトリーの異なる特性をテストするために使用できる、テ
リトリーモデルのコピーを作成できます。新しいモデルには、元のテリトリー、
割り当てルール、ユーザ、手動で割り当てた取引先が含まれます。コピーでき
るのは 計画中、有効、または アーカイブ済み 状態のモデルのみです。コピーが
完了すると、新しいモデルは 計画中 状態になります。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
コピープロセスが完了すると、作成された新しいテリトリーモデルは 計画中 状
態になります。
1. コピーするテリトリーモデルを開きます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
2. [コピー] をクリックします。
3. 表示ラベル項目と説明項目を定義します。
4. [保存] をクリックします。
Salesforce で要求が処理されている間、モデルの状態は [コピー中] に変更さ
れます。モデルの規模および複雑性によっては、コピーにしばらく時間がか
かることがあります。プロセス完了時にメールで通知されます。
テリトリーモデルをコ
ピーする
• 「設定・定義を参照す
る」
および
「テリトリーの管理」
テリトリーへのユーザの割り当て
商品およびサービスの販売を行うテリトリーにユーザを割り当てます。有効 ま
たは 計画中 状態のモデルに属するテリトリーにユーザを割り当てることができ
ます。ただし、計画中 状態のモデルで行った割り当ては、計画のみを目的とし
ており、レコードへのユーザアクセスには影響しません。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
1. テリトリーモデル階層から、ユーザを割り当てるテリトリーを開きます。
2. テリトリーの詳細ページの [割り当てられたユーザ] 関連リストで、[ユーザの
管理] をクリックします。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
3. [ユーザの割り当て] ページで、追加するユーザを選択または検索します。
ユーザ権限
4. [保存] をクリックします。
ユーザをテリトリーに割
り当てる
• 「設定・定義を参照す
る」
および
「テリトリーの管理」
177
販売ツールの設定および管理
組織の営業テリトリーの管理
テリトリーロール別のテリトリーユーザの特定
テリトリーロールを作成し、必要に応じてテリトリーユーザに割り当てて、テ
リトリー内のユーザの機能を追跡します。ユーザは、異なるテリトリーで異な
るロールを持つことができます。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
例: たとえば、テリトリー所有者、営業マネージャ、製品の専門家、営業
担当などのロールを作成します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
このセクションの内容:
テリトリーユーザレコードの選択リストの定義
テリトリーユーザに対してロールを選択できるようにするため、UserTerritoryAssociation オブジェクトの [テ
リトリー でのロール] 選択リストにテリトリーロールを追加します。定義する [テリトリーでのロール] 選
択リストは、有効 または 計画中 状態のすべてのテリトリーに使用できます。
ユーザへのテリトリーロールの割り当て
テリトリー内でユーザのロールを特定するため、テリトリーロールを割り当てます。
テリトリーユーザレコードの選択リストの定義
テリトリーユーザに対してロールを選択できるようにするため、
UserTerritoryAssociation オブジェクトの [テリトリー でのロール] 選択リストにテ
リトリーロールを追加します。定義する [テリトリーでのロール] 選択リストは、
有効 または 計画中 状態のすべてのテリトリーに使用できます。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
1. ユーザテリトリーの関連付けのオブジェクト管理設定から、項目領域に移動
します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. [テリトリー でのロール] をクリックして、[新規] をクリックします。
3. 必要な選択リスト値を入力し、[保存] をクリックします。
これで、テリトリーの割り当て済みユーザの編集ページで、入力した値を
[テリトリー でのロール] 選択リストから選択できるようになります。
178
ユーザ権限
選択リストを定義する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
組織の営業テリトリーの管理
ユーザへのテリトリーロールの割り当て
テリトリー内でユーザのロールを特定するため、テリトリーロールを割り当て
ます。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
1. テリトリーのロールの選択リストが作成済みで、ユーザが選択するロールが
いくつか存在することを確認します。
2. テリトリーロールを割り当てるテリトリーのレコードを開きます。
3. [割り当てられたユーザ] リストで、テリトリーロールを割り当てるユーザ名
の横にある [編集] をクリックします。
4. [テリトリー でのロール] 選択リストから、ユーザのテリトリーロールを選
択します。
5. [保存] をクリックします
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
テリトリーロールをユー
ザに割り当てる
• 「設定・定義を参照す
る」
および
「テリトリーの管理」
テリトリーモデルの有効化
テリトリーモデルの構造およびテリトリー取引先割り当ての設定が終了したら、
次にこれを有効化します。また、さらにモデル化したり、参照したりするため
に、モデルを計画およびアーカイブ済み状態で保持することもできます。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
重要: 組織で [有効] 状態にできるモデルは一度に 1 つのみで、有効化でき
るのは [計画] 状態のモデルのみです。モデルを有効化すると、[計画] 状
態に設定を戻すことはできません。[アーカイブ済み] 状態にのみ設定でき
ます。
1. 必要な場合は、モデルを有効化する前に取引先割り当てをプレビューできま
す。
2. 有効化するテリトリーモデルのレコードを開き、[階層の表示] をクリックし
ます。
3. [有効化] をクリックします。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
テリトリーモデルを有効
化する
• 「設定・定義を参照す
る」
および
「テリトリーの管理」
179
販売ツールの設定および管理
組織の営業テリトリーの管理
Salesforce で要求が処理されている間、モデルの状態は [有効化中] に変更されます。モデルの規模および複
雑性によっては、有効化にしばらく時間がかかることがあります。プロセス完了時にメールで通知されま
す。
関連トピック:
テリトリーモデルの状態
システム管理者とユーザのエンタープライズテリトリー管理での権限およびア
クセス設定
エンタープライズテリトリー管理の実装における重要なステップは、正しいテ
リトリーモデル要素、レコード、レコード要素に適切なユーザが確実にアクセ
スするということです。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
1. 権限がエンタープライズテリトリー管理のテリトリーモデルおよびレコード
アクセスにどのように影響するのかを把握します。
2. 必要に応じてユーザ権限を割り当てます。
3. [割り当て済みテリトリー] 関連リストを取引先ページレイアウトに追加しま
す。このリストでは、システム管理者が手動で取引先にテリトリーを割り当
て、ユーザが自分の取引先に割り当てられているテリトリーを確認できま
す。システム管理者およびユーザが参照する必要のある標準項目およびカス
タム項目 (ある場合) を含めます。
4. [割り当て済みテリトリー内のユーザ] 関連リストを取引先ページレイアウト
に追加します。このリストでは、システム管理者およびユーザが付与された
権限に応じて、取引先に割り当てられたテリトリーに割り当てられているす
べてのユーザを表示できます。システム管理者およびユーザが参照する必要
のある標準項目およびカスタム項目 (ある場合) を含めます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
ユーザ権限を割り当てる
• 「ユーザの管理」
ページレイアウトを作
成、編集、および削除す
る
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
5. 商談ページレイアウトに [テリトリー] 項目を追加します。この項目では、
システム管理者および営業マネージャが、商談の取引先に割り当てられたテリトリーのリストから手動で
商談にテリトリーを割り当てることができます。[テリトリー名] 項目と [テリトリーの説明] 項目を [商談]
リストビューおよびレポートに追加し、ユーザが割り当てられたテリトリーをそこで確認できるようにし
ます。
6. 作成したカスタムボタン、リンク、またはアクションをテリトリーページレイアウトに追加します。
関連トピック:
エンタープライズテリトリー管理の機能とデータアクセスに権限が与える影響は?
180
販売ツールの設定および管理
組織の営業テリトリーの管理
テリトリーの割り当てルールの実行
ルールが定義済みで、計画中 または 有効 状態のテリトリーモデルに属するテリ
トリーに取引先割り当てルールを実行します。テリトリーが計画状態の場合は、
ルールを実行すると取引先の割り当てをプレビューできます。テリトリーが有
効状態の場合は、ルールを実行すると、ルールに従って取引先がテリトリーに
割り当てられます。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
ユーザ権限
テリトリー内でルールを
実行する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
および
「テリトリーの管理」
1. テリトリーモデルが属するテリトリーモデル階層を開きます。
2. ツリービューまたはリストビューで、ルールを実行するテリトリーを見つけ
ます。
3. リストビューでは、[ルールの実行] をクリックします。ツリービューでは、テリトリー名にマウスポイン
タを置いて、[ルールの実行] をクリックします。割り当てられたルールなどテリトリーレコードの詳細を
参照する場合は、ルールを実行する前に、レコードを開き、[このテリトリーに割り当てられた割り当て
ルール] 関連リストの [ルールの実行] ボタンをクリックします。
割り当てルールが適用されるテリトリーの確認
ルールを使用して取引先をテリトリーに割り当てる場合は、単一のルールがど
のテリトリーに適用されるかを確認すると役立つ場合があります。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「テリトリーモデル」と入力し、[テ
リトリーモデル]を選択して、組織のテリトリーモデルの一覧を参照します。
2. ルールを処理するモデルを見つけたら、[ルールの表示] をクリックして、モ
デルおよびそのテリトリーに関連付けられているすべてのルールの一覧を表
示します。
3. ルール名をクリックして、[割り当て済みテリトリー] 関連リストで適用され
るテリトリーを確認します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
ユーザ権限
割り当てルールの詳細を
参照する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
および
「テリトリーの管理」
181
販売ツールの設定および管理
エンタープライズテリトリー管理レポートのカスタムレ
ポートタイプの作成
エンタープライズテリトリー管理レポートのカスタムレポートタイ
プの作成
エンタープライズテリトリー管理を使用している組織は、取引先割り当て、ユー
ザ割り当てなどを示すレポートを実行できます。営業マネージャおよび他のユー
ザが必要なレポートを作成できるように、カスタムレポートタイプを設定しま
す。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
1. 各カスタムレポートタイプおよびカスタムレポートタイプの作成と管理の一
般的な手順を把握します。
2. これらのオブジェクトに関連するカスタムレポートタイプを作成し、必要に
応じて設定します。すべての項目をレポートで選択可能になるように設定し
ます。各レポートを [テリトリー管理] レポートタイプカテゴリに追加しま
す。レポートを作成するユーザがニーズに合わせてどれを使用すべきかがわ
かるように、各レポートタイプの明確な名前と説明を入力します。
レポート (選択さ A (主オブジェク
れたレポートのト ト)
ピックはリンクさ
れています)
B
テリトリーに割り 取引先
当てられた取引先
テリトリー
テリトリーに割り 取引先
当てられていない
取引先
テリトリー
C
–
[「A」レコードに
は関連する「B」
レコードが必要で
す] を選択しま
す。
–
[「A」レコードに
は関連する「B」
レコードの有無は
問いません] を選
択します。
取引先が割り当て テリトリーモデル テリトリー
られたテリトリー
テリトリーが割り
当てられたレコー
ド
[「B」レコードに
は関連する「C」
レコードが必要で
す] を選択しま
す。
182
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
カスタムレポートタイプ
を作成または更新する
• 「カスタムレポートタ
イプの管理」
カスタムレポートタイプ
を削除する
• 「すべてのデータの編
集」
販売ツールの設定および管理
エンタープライズテリトリー管理レポートのカスタムレ
ポートタイプの作成
レポート (選択されたレ A (主オブジェクト)
ポートのトピックはリン
クされています)
B
C
取引先が割り当てられて テリトリーモデル
いないテリトリー
テリトリー
テリトリーが割り当てら
れたレコード
[「B」レコードには関連
する「C」レコードの有無
は問いません]を選択しま
す。
テリトリーに割り当てら ユーザ
れたユーザ
テリトリー
テリトリーに割り当てら ユーザ
れていないユーザ
テリトリー
ユーザが割り当てられた テリトリーモデル
テリトリー
テリトリー
ユーザが割り当てられて テリトリーモデル
いないテリトリー
テリトリー
テリトリーごとの集計可 取引先
能な取引先情報
テリトリー
–
[「A」レコードには関連
する「B」レコードが必要
です] を選択します。
–
[「A」レコードには関連
する「B」レコードの有無
は問いません]を選択しま
す。
ユーザ
[「B」レコードには関連
する「C」レコードが必要
です] を選択します。
ユーザ
[「B」レコードには関連
する「C」レコードの有無
は問いません]を選択しま
す。
–
[各「A」レコードには関
連する「B」レコードが 1
つ以上必要です]を選択し
ます。
3. ユーザが使用できるようにするレポートタイプをリリースします。
4. ユーザがこれらのカスタムレポートタイプを使用してレポートを作成できることをユーザに知らせます。
183
販売ツールの設定および管理
テリトリーに割り当てられた取引先のレポート
テリトリーに割り当てられた取引先のレポート
テリトリーに割り当てられた取引先のレポートを作成することで、営業テリト
リーへの取引先の割り当てを管理します。どの取引先がどのテリトリーに割り
当てられているかを確認します。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
1. 取引先オブジェクトとテリトリーオブジェクトをリンクするカスタムレポー
トタイプが、組織に存在することを確認します。カスタムレポートタイプで
は、関連するテリトリーレコードが取引先オブジェクトに存在する必要があ
ることが指定され、これらのオブジェクトのすべての項目がレポートに使用
できるようになっている必要があります。
2. レポートを作成します。[レポート] タブをクリックし、[新規レポート] をク
リックします。
3. [テリトリー管理] カテゴリで、このレポート用に作成されているカスタムレ
ポートタイプを選択します。
4. [作成] をクリックします。
5. [取引先] 項目の [取引先名]と [テリトリー] 項目の [表示ラベル] がレポート
に表示されることを確認します。表示されない場合は、追加します。
6. (省略可能) レポートの結果を絞り込みます。有効 状態のテリトリーモデルか
らのみデータを表示する場合は、[絞り込み条件] ドロップダウンリストから
[項目の絞り込み] を選択します。「テリトリーモデル: 表示ラベルは <有効
なテリトリーモデルの名前>」が表示されるように検索条件オプションを設定
し、[OK]をクリックします。[表示]項目から取引先の所有権で絞り込むには、
[私の取引先]、[私のチームの取引先]、または [私のテリトリーチームの取引
先] を選択します。ユーザテリトリー割り当てで絞り込むには、[私のテリト
リーの取引先] を選択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
レポートを実行する
• 「レポート実行」
レポートをスケジュール
する
• 「レポートのスケ
ジュール」
レポートを作成、編集、
および削除する
• 「レポートの作成とカ
スタマイズ」
および
「レポートビルダー」
重要: 異なるテリトリーモデルを後で有効化する場合は、このレポートのテリトリーモデル名の変数
を必ず更新してください。
7. このレポートに便利な他の項目を追加します。
8. レポートを保存して、実行します。
9. (省略可能) 各取引先に割り当てられているテリトリー数を表示するには、[取引先] 項目の [取引先名] で情
報を集計します。
184
販売ツールの設定および管理
取引先が割り当てられていないテリトリーのレポート
取引先が割り当てられていないテリトリーのレポート
取引先が割り当てられていないテリトリーモデルのテリトリーのレポートを作
成することで、営業テリトリーへの取引先の割り当てを管理します。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
1. テリトリーモデルオブジェクト、テリトリーオブジェクト、テリトリーに割
り当てられたレコードオブジェクトをリンクするカスタムレポートタイプ
が、組織に存在することを確認します。カスタムレポートタイプでは、関連
する割り当てられたテリトリーレコードがテリトリーオブジェクトに存在す
るかしないかが指定され、これらのオブジェクトのすべての項目がレポート
に使用できるようになっている必要があります。
2. レポートを作成します。[レポート] タブをクリックし、[新規レポート] をク
リックします。
3. [テリトリー管理] カテゴリで、このレポート用に作成されているカスタムレ
ポートタイプを選択します。
4. [作成] をクリックします。
5. [テリトリーモデル] 項目の [表示ラベル] と [テリトリー] 項目の [表示ラベル]
がレポートに表示されることを確認します。表示されない場合は、追加しま
す。
6. [条件] ドロップダウンリストから、[クロス条件] を選択します。「テリト
リーが割り当てられたレコードが関連しないテリトリー」が表示されるように
検索条件オプションを設定し、[OK]をクリックします。「オブジェクト 次の
文字列に一致する 取引先」が表示されるように検索条件オプションを設定し
ます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
レポートを実行する
• 「レポート実行」
レポートをスケジュール
する
• 「レポートのスケ
ジュール」
レポートを作成、編集、
および削除する
• 「レポートの作成とカ
スタマイズ」
および
「レポートビルダー」
7. 有効 状態のテリトリーモデルからのみデータを表示する場合は、[条件] ド
ロップダウンリストから [項目の絞り込み] を選択します。「状態が有効」が表示されるように検索条件オ
プションを設定し、[OK] をクリックします。
8. このレポートに便利な他の項目を追加します。
9. レポートを保存して、実行します。
185
販売ツールの設定および管理
テリトリーに割り当てられていないユーザのレポート
テリトリーに割り当てられていないユーザのレポート
テリトリーに割り当てられなかったユーザのレポートを作成することで、営業
テリトリーへのユーザの割り当てを管理します。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. ユーザオブジェクトとテリトリーオブジェクトをリンクするカスタムレポー
トタイプが、組織に存在することを確認します。カスタムレポートタイプで
は、関連するテリトリーレコードがユーザオブジェクトに存在するかしない
かが指定され、これらのオブジェクトのすべての項目がレポートに使用でき
るようになっている必要があります。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. レポートを作成します。[レポート] タブをクリックし、[新規レポート] をク
リックします。
ユーザ権限
3. [テリトリー管理] カテゴリで、このレポート用に作成されているカスタムレ
ポートタイプを選択します。
レポートを実行する
• 「レポート実行」
4. [作成] をクリックします。
5. [ユーザ] 項目の [氏名] と [テリトリー] 項目の [表示ラベル] がレポートに表
示されることを確認します。表示されない場合は、追加します。
6. [条件] ドロップダウンリストから、[クロス条件] を選択します。「テリト
リーが関連しないユーザ」が表示されるように検索条件オプションを設定し、
[OK] をクリックします。
7. 有効 状態のテリトリーモデルからのみデータを表示する場合は、[条件] ド
ロップダウンリストから [項目の絞り込み] を選択します。「テリトリーモデ
ル: 表示ラベルは <有効なテリトリーモデルの名前>」が表示されるように検
索条件オプションを設定し、[OK] をクリックします。
レポートをスケジュール
する
• 「レポートのスケ
ジュール」
レポートを作成、編集、
および削除する
• 「レポートの作成とカ
スタマイズ」
および
「レポートビルダー」
重要: 異なるテリトリーモデルを後で有効化する場合は、このレポートのテリトリーモデル名の変数
を必ず更新してください。
8. このレポートに便利な他の項目を追加します。
9. レポートを保存して、実行します。
186
販売ツールの設定および管理
ユーザが割り当てられたテリトリーのレポート
ユーザが割り当てられたテリトリーのレポート
ユーザが割り当てられたテリトリーモデルのテリトリーを見つけることで、営
業テリトリーへのユーザの割り当てを管理します。割り当て済みのどのユーザ
がどのテリトリーに属しているかを確認します。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
1. テリトリーモデルオブジェクト、テリトリーオブジェクト、ユーザオブジェ
クトをリンクするカスタムレポートタイプが、組織に存在することを確認し
ます。カスタムレポートタイプでは、関連するユーザレコードがテリトリー
オブジェクトに存在する必要があることが指定され、これらのオブジェクト
のすべての項目がレポートに使用できるよになっている必要があります。
2. レポートを作成します。[レポート] タブをクリックし、[新規レポート] をク
リックします。
3. [テリトリー管理] カテゴリで、このレポート用に作成されているカスタムレ
ポートタイプを選択します。
4. [作成] をクリックします。
5. [テリトリーモデル] 項目の [表示ラベル]、[テリトリー] 項目の [表示ラベル]、
および [ユーザ] 項目の [氏名] がレポートに表示されることを確認します。
表示されない場合は、追加します。
6. 有効 状態のテリトリーモデルからのみデータを表示する場合は、[条件] ド
ロップダウンリストから [項目の絞り込み] を選択します。「状態が有効」が
表示されるように検索条件オプションを設定し、[OK] をクリックします。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
レポートを実行する
• 「レポート実行」
レポートをスケジュール
する
• 「レポートのスケ
ジュール」
レポートを作成、編集、
および削除する
• 「レポートの作成とカ
スタマイズ」
および
「レポートビルダー」
7. このレポートに便利な他の項目を追加します。
8. レポートを保存して、実行します。
9. (省略可能) ユーザが割り当てられた各テリトリーを表示するには、テリトリーオブジェクト項目の [表示ラ
ベル] で情報を集計します。
187
販売ツールの設定および管理
テリトリーで集計可能な取引先のレポート
テリトリーで集計可能な取引先のレポート
年間売上や従業員数など、集計可能な取引先データのレポートを作成すること
で、テリトリーのサイズを判断します。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. 取引先オブジェクトとテリトリーオブジェクトをリンクするカスタムレポー
トタイプが、組織に存在することを確認します。カスタムレポートタイプに
は、取引先オブジェクトに 1 つ以上のテリトリーオブジェクトが存在する必
要があることが指定され、これらのオブジェクトのすべての項目がレポート
に使用できるようになっている必要があります。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. レポートを作成します。[レポート] タブをクリックし、[新規レポート] をク
リックします。
ユーザ権限
3. [テリトリー管理] カテゴリで、このレポート用に作成されているカスタムレ
ポートタイプを選択します。
レポートを実行する
• 「レポート実行」
4. [作成] をクリックします。
5. レポートの「マトリックス形式」を選択します。
6. [テリトリー] 項目リストから、「表示ラベル」項目を選択します。それをド
ラッグして行グルーピングを作成します。
7. [取引先] 項目リストから、「取引先名」項目を選択します。それをドラッグ
して行グルーピングを作成します。
8. [取引先] 項目リストから、「年間売上」や「従業員数」など、集計可能な項目
を選択して合計を表示します。それを集計可能項目領域にドラッグします。
プロンプトが表示されたら、[合計] チェックボックスをオンにします。
レポートをスケジュール
する
• 「レポートのスケ
ジュール」
レポートを作成、編集、
および削除する
• 「レポートの作成とカ
スタマイズ」
および
「レポートビルダー」
9. (省略可能) レポートの結果を絞り込みます。[表示] 項目から取引先の所有権
で絞り込むには、[私の取引先]、[私のチームの取引先]、または [私のテリトリーチームの取引先] を選択
します。ユーザテリトリー割り当てで絞り込むには、[私のテリトリーの取引先] を選択します。
10. このレポートに便利な他の項目を追加します。
11. レポートを実行し、目的のデータおよび配置が表示されることを確認します。
12. [テリトリー] 項目の「表示ラベル」で情報を集計し、すべての項目値をテリトリー別に合計します。
13. レポートを保存します。
188
販売ツールの設定および管理
テリトリーモデルのアーカイブ
テリトリーモデルのアーカイブ
テリトリーモデルをアーカイブすると組織では無効化されますが、テリトリー
モデルリストには残るため、関連付けられた割り当てルールや、ルールで生成
された取引先からテリトリーへの割り当ては参照できます。アーカイブできる
のは、[有効] 状態のモデルのみです。アーカイブしたモデルを [有効] 状態ま
たは [計画] 状態に戻すことはできません。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「テリトリーモデル」と入力し、[テ
リトリーモデル] を選択します。
2. アーカイブするテリトリーモデルの横にある [編集] をクリックします。
3. [状態] ドロップダウンから [アーカイブ] をクリックします。
Salesforce で要求が処理されている間、モデルの状態は [アーカイブ] に変更
されます。処理が完了すると、モデルの状態が [アーカイブ済み] に変更し、
確認メールが送信されます。組織の規模および複雑性によっては、この処理
にしばらく時間がかかることがあります。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
テリトリーモデルをアー
カイブする
• 「テリトリーの管理」
テリトリーモデルの削除
テリトリー管理および参照用に組織でモデルを積極的に使用しなくなった場合
は、テリトリーモデルを削除します。有効なテリトリーは削除できません。モ
デルは 計画 または アーカイブ済み 状態である必要があります。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
テリトリーモデルを削除すると、関連付けられているテリトリーと取引先割り
当てもすべて削除されます。削除処理をキャンセルしたり、削除したモデルを
復元したりすることはできません。処理には数時間かかることがあるため、処
理の完了時にメールが送信されます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「テリトリーモデル」と入力し、[テ
リトリーモデル] を選択します。
2. リストでモデルを見つけます。[状態]列の値から、モデルが 計画 または アー
カイブ済み 状態であることを確認します。
3. [削除] をクリックします。
4. 最後に、削除処理が完了したことをメールで確認します。
189
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
テリトリーを削除する
• 「テリトリーの管理」
販売ツールの設定および管理
テリトリーモデルレベルでの割り当てルールの参照およ
び管理
テリトリーモデルレベルでの割り当てルールの参照および管理
割り当てルールを上位のレベルで参照および管理することも可能です。テリト
リーモデルレコードから開始して、モデルのテリトリーのルールを作成、編集、
または参照します。モデルレベルのルールのリストから、ルール条件を参照す
るか、ルールレコードを開いて、ルールがどのテリトリーに割り当てられてい
るか (割り当てられている場合) を確認します。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「テリトリーモデル」と入力し、[テ
リトリーモデル] を選択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. 管理するルールのテリトリーモデルの横にある [ルールの表示] をクリックし
ます。
ユーザ権限
3. [割り当てルール] リストビューで、新しいルールを作成したり、ルールレコー
ドを開いて詳細を入力したり、ルール名にマウスポインタを置いてその条件
を参照したりできます。
テリトリールールを作成
または管理する
• 「設定・定義を参照す
る」
および
「テリトリーの管理」
関連トピック:
割り当てルールが適用されるテリトリーの確認
割り当てルールの有効化および下位テリトリーへの適用
割り当てルールを下位テリトリーに適用する機能は、テリトリーレベルでのみ
使用できます。テリトリーモデルレベルで、割り当てルールを下位テリトリー
に割り当てることはできません。そのため、個々のテリトリーからルールレコー
ドにアクセスした場合は、ルールを下位テリトリーに適用するオプションしか
表示されません。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
190
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
販売ツールの設定および管理
エンタープライズテリトリー管理の無効化
この制限を念頭に置き、適切な場所からルールレコードを作成または編集してください。テリトリーレコード
から開始すると、最も多くのオプションを使用できます。使用する割り当てルールをすべて有効にしてくださ
い。無効なルールは、関連テリトリーまたは割り当てルールが適用された下位テリトリーには影響しません。
例: たとえば、「アメリカ合衆国」というテリトリーモデルがあり、その階層に「合衆国東部」および
「合衆国西部」という 2 つのテリトリーがあるとします。「合衆国東部」テリトリーには、「合衆国東部
取引先」というルールが割り当てられています。テリトリーモデル「アメリカ合衆国」のレコードを開
き、[ルールの表示] をクリックし、そこで [編集] をクリックして「合衆国東部取引先」ルールレコード
を編集すると、最後のステップでルールを有効にすることができます。
「合衆国東部」テリトリーレコードから開始する場合は、「合衆国東部取引先」ルールレコードの横に
ある [編集] をクリックすると、ルールを有効または無効にするステップに加えて、ルールを「合衆国東
部」テリトリーの下位テリトリーに適用できる追加のステップが表示されます。
エンタープライズテリトリー管理の無効化
必要に応じて、組織のエンタープライズテリトリー管理を無効にし、レコード
共有に別の手段を使用できます。
メモ: この情報は、エンタープライズテリトリー管理にのみ適用され、以
前のバージョンのテリトリー管理には適用されません。
重要: エンタープライズテリトリー管理を無効にすると、ユーザはテリト
リー割り当てに基づくレコードへのアクセス権を失い、組織はテリトリー
管理データへのアクセス権を失います。エンタープライズテリトリー管理
を再度有効にすると、以前に機能で使用可能であったデータが失われる可
能性があります。
1. 有効なテリトリーモデルのアーカイブをまだ行っていない場合は、エンター
プライズテリトリー管理を無効にする前にアーカイブしてください。
2. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「テリトリー」と入力し、[設定]を選
択します。
3. [テリトリー管理 2.0 を無効化] をクリックします。
191
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
エンタープライズテリト
リー管理を無効にする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーのカスタマイ
ズ
テリトリー管理の有効化
メモ: この情報は、元のテリトリー管理機能にのみ適用され、エンタープ
ライズテリトリー管理には適用されません。
Salesforce では、テリトリー管理がデフォルトで有効化されていません。組織で
テリトリー管理をご利用になる場合は、弊社サポートまでお問い合わせくださ
い。
メモ: テリトリー管理はカスタマイザブル売上予測でのみ使用可能で、Winter
'12 リリースの売上予測ではサポートされていません。テリトリー管理が有
効になっている場合、Winter '12 リリースの売上予測は使用できません。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
テリトリー管理を有効にする前に、次の前提条件を満たす必要があります。
• テリトリー管理を有効にするためには、カスタマイザブル売上予測を使用し
ている必要があります。カスタマイザブル売上予測の利用の可否が不明な場
合は、「カスタマイザブル売上予測が有効か?」を参照してください。
前提条件を満たすと、テリトリー管理を有効にする準備が整います。
ユーザ権限
テリトリー管理を有効化
する
• 「テリトリーの管理」
1. Salesforceの [設定] から、[クイック検索] ボックスに「テリトリー」と入力し、
[テリトリーの設定] を選択します。
2. 必要に応じて、組織レベルのテリトリー管理の設定を変更します。この設定は、テリトリーの設定ページ
から変更可能です。「テリトリー管理の設定」 (ページ 194)を参照してください。
3. テリトリー管理を有効化するには 2 種類のオプションがあり、どちらを使用するかは、既存の売上予測デー
タを保持するか消去するかによります。[テリトリー管理の有効化] または [新規作成のテリトリー管理の有
効化] のどちらかをクリックします。
[テリトリー管理の有効化] ボタンの処理内容
このボタンをクリックすると、組織の現在の売上予測階層と売上予測データが、テリトリー階層に次の
ように自動的にコピーされます。
• 組織の名前は、自動的にテリトリー階層の最上位に自動的に設定されます。
• 売上予測階層内の各ロールに対して、対応するテリトリーが新しいテリトリー階層で作成されます。
• ロールに対する売上予測の共有の直接設定が、新規テリトリーにコピーされます。売上予測の共有
を手動で設定する方法についての詳細は、「売上予測の共有の直接設定」 (ページ 339)を参照してく
ださい。
• 有効な Salesforce ユーザが、ロールに基づいてテリトリーに追加されます。
• 商談は、商談の所有者のテリトリーに割り当てられます。
• 取引先は、テリトリー階層内のどこにも割り当てられません。
• テリトリーを追加または編集するまで、売上予測はテリトリー管理を有効にする前と同様に機能し
ます。
192
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
[新規作成のテリトリー管理の有効化] ボタンの処理内容
このボタンをクリックすると、次の処理が実行されます。
• すべての既存の売上予測データが削除されます。
• 空のテリトリー階層が作成されます。
このボタンは、既存の売上予測階層がなく、Salesforceで完全に新規の組織を設定する場合にのみ使用す
ることをお勧めします。
警告: [新規作成のテリトリー管理の有効化] をクリックすることは、回復不可能なデータ損失につ
ながります。
4. テリトリー関連項目、ページレイアウト、およびユーザ権限を設定します。
• 取引先のオブジェクト管理設定から
– 項目領域に移動して、[テリトリー] および [テリトリーの割り当てルールから除外] 項目の項目レベ
ルセキュリティを設定します。
– [ページレイアウト] に移動して、これらの項目を取引先ページレイアウトに追加します。また、取引
先ページレイアウトごとに、ユーザが取引先を保存したときに取引先割り当てルールを実行できる
ようにするかどうか、および取引先が保存されるたびにデフォルトで取引先割り当てルールが実行
されるようにするかどうかも設定できます。
• 商談のオブジェクト管理設定から
– 項目領域に移動して、[テリトリー] 項目の項目レベルセキュリティを設定します。
– [ページレイアウト] に移動して、項目を商談ページレイアウトに追加します。
• 権限セットまたはプロファイルを使って、テリトリー階層の管理者となるユーザに「テリトリーの管
理」権限を与えます。テリトリー管理を有効にする前に「アプリケーションのカスタマイズ」権限を
持っていたユーザには、自動的に「テリトリーの管理」権限が与えられます。
5. 新しいテリトリー階層で作業を開始するには、[設定] から、[クイック検索] ボックスに「階層」と入力し、
[テリトリー階層] を選択します。「テリトリー階層の構築」 (ページ 195)を参照してください。
関連トピック:
テリトリー管理の設定
193
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
テリトリー管理の設定
メモ: この情報は、元のテリトリー管理機能にのみ適用され、エンタープ
ライズテリトリー管理には適用されません。
新しいテリトリーに対して、取引先、取引先責任者、商談およびケースのデフォ
ルトのアクセス権を設定できます。また、テリトリー階層で下位に位置する売
上予測マネージャにテリトリーを管理させるかどうかも設定できます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「テリトリー」と入力し、[テリトリー
管理設定] を選択します。
2. 取引先、取引先責任者 (組織の共有設定に応じて)、商談およびケースに対す
るデフォルトのアクセス権を選択します。これは、新規テリトリーが作成さ
れたときに、デフォルトで選択されるアクセス権になります。これらの項目
の詳細は、「テリトリーの項目」 (ページ 199)を参照してください。
メモ: これらの設定は、既存のテリトリーには影響しません。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
テリトリーを設定する
• 「テリトリーの管理」
テリトリーを個別に作成または編集する場合には、このデフォルトのア
クセス権を上書きできます。「テリトリーの作成」 (ページ198)を参照し
てください。
3. 必要に応じて、[売上予測マネージャのテリトリー管理] チェックボックスをオンにします。このチェック
ボックスをオンにすると、売上予測マネージャが下位テリトリーを管理できます。つまり、自分より下の
テリトリーに属するユーザの管理、取引先の手動追加、取引先割り当てルールの管理ができます。また、
下位テリトリーを、自身のテリトリーと下位テリトリーの両方に追加できます。売上予測マネージャにつ
いての詳細は、「売上予測階層内の売上予測マネージャの割り当て」 (ページ 337)を参照してください。
関連トピック:
テリトリー管理の有効化
テリトリーの表示および編集
テリトリー階層の構築
194
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
テリトリー階層の構築
メモ: この情報は、元のテリトリー管理機能にのみ適用され、エンタープ
ライズテリトリー管理には適用されません。
メモ: [テリトリー管理の有効化]ボタンをクリックしてテリトリー管理を有
効にした場合には、既存の売上予測階層がテリトリー階層の基盤として使
用されました。
組織のテリトリー階層で作業するには、[設定] から、[クイック検索] ボックス
に「階層」と入力し、[テリトリー階層]を選択します。階層内のテリトリーを参
照する場合は、次の用語を使用します。
上位テリトリー
階層内で上位層に位置するテリトリー。テリトリーには、参照先のない最上
位のテリトリーを除いて、必ず 1 つの上位テリトリーを持ちます。
下位テリトリー
階層内で下位層に位置するテリトリー。上位テリトリーは、いくつでも下位
テリトリーを持てます。
同階層テリトリー
同一の上位テリトリーを共有する下位テリトリー。
ドロップダウンリストからオプションを選択すると、テリトリー階層の表示方
法を変更できます。
ツリー形式で表示
自分のテリトリー間の親子関係が表示されます。[すべて展開] をクリックす
ると、すべてのテリトリーを確認できます。または、[すべて折りたたむ] を
クリックすると、最上位のテリトリーのみ確認できます。個々のノードを展
開したり折りたたんだりするには、プラス (+) アイコンまたはマイナス (-) ア
イコンをクリックします。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
テリトリーを参照する
• 「設定・定義を参照す
る」
テリトリーを編集する
• 「テリトリーの管理」
または
売上予測マネージャで
あり、[売上予測マ
ネージャのテリトリー
管理] が選択されてい
て、テリトリー階層で
自分の階層よりも下位
で作業しているユー
ザ。
リスト形式で並び替え表示
テリトリーが一覧表示されます。この一覧は、テリトリー名、上位テリトリー ([上位テリトリー]) または説
明でアルファベット順に並び替えできます。
項目の絞り込みリストを表示するには、[ビュー] ドロップダウンリストから事前定義済みのリストを選択
するか、[新規ビューの作成] をクリックして、自分専用のカスタムビューを定義します。作成したビュー
を編集または削除するには、[ビュー] ドロップダウンリストからビューを選択し、[編集] をクリックしま
す。
リスト形式で表示
最上位のテリトリーの名前でアルファベット順にグループ化された、テリトリーとその下位テリトリーの
リストを確認します。列の並び替えはできません。このビューは、1,000 を超えるテリトリーのある階層で
は使用できません。
各ビューには、テリトリーの作成、編集、削除のリンクがあります。
関連トピック:
テリトリーの表示および編集
195
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
テリトリーの表示および編集
メモ: この情報は、元のテリトリー管理機能にのみ適用され、エンタープ
ライズテリトリー管理には適用されません。
テリトリー詳細ページでは、そのテリトリーに関連するテリトリーや割り当て
られたユーザ、含まれる取引先など、テリトリーをさまざまな方向から参照ま
たは編集できます。
テリトリーの表示
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「階層」と入力し、[テリトリー階層]
を選択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. 表示するテリトリーの名前をクリックします。
ユーザ権限
関連テリトリーの一覧表示
テリトリーを参照する
• 「設定・定義を参照す
る」
テリトリー詳細ページの上部にある [階層] リストでは、テリトリー階層内で、
このテリトリーと上位テリトリーとの関連性が一覧表示されます。このテリト
リーと同一の上位テリトリーを共有する、別のテリトリーの名前を確認するに
は、直下の [同階層] の一覧表示を参照します。どちらの一覧表示からでも、テ
リトリー名をクリックすると、そのテリトリーを参照できます。テリトリー詳
細ページには、[下位テリトリー] 関連リストがあります。「テリトリー関連リス
トでの作業」 (ページ 197)を参照してください。
テリトリーの編集
既存のテリトリーを更新するには、[編集]をクリックしてから、編集する項目を
変更します。詳細は、「テリトリーの項目」 (ページ 199)および「カスタムテリ
トリー項目の作成」 (ページ 201)を参照してください。
テリトリーを編集する
• 「テリトリーの管理」
または
売上予測マネージャで
あり、[売上予測マ
ネージャのテリトリー
管理] が選択されてい
て、テリトリー階層で
自分の階層よりも下位
で作業しているユー
ザ。
テリトリーの編集が多量のデータに影響する場合には、その処理が完了したと
きに確認のメールが送信されます。
メモ: グループ、ロール、およびテリトリーを編集すると、共有ルールが自動的に再評価され、必要に応
じてアクセス権が追加または削除されます。
テリトリーのコピー
[コピー]をクリックすると、現在のテリトリーと同じ標準項目の値とカスタム項目の値を持つ新規テリトリー
が作成できます。コピーされたテリトリーは、元のテリトリーと同じ上位テリトリーを持ちます。ただし、割
り当てられたユーザと取引先割り当てルール、手動で割り当てた取引先はコピーされません。
メモ: 項目に対するアクセス権が「参照のみ」の場合、その項目の値はコピーしたレコードには引き継が
れません。
196
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
テリトリーへの取引先割り当ての一覧表示
[取引先の参照]をクリックすると、このテリトリーと、テリトリー階層内で下位にあるテリトリーに割り当て
られた取引先の一覧を確認できます。この一覧には、手動で割り当てられた取引先と、ルールによって割り当
てられた取引先が含まれています。
テリトリー関連リストでの作業
各テリトリー詳細ページには、次の関連リストがあります。
• 割り当てられたユーザ - テリトリー内のユーザリスト。「テリトリーにおけるユーザの管理」 (ページ 203)
を参照してください。
• 継承された取引先割り当てルール - 上位テリトリーで定義された、このテリトリーの取引先割り当てルー
ルのリスト。「取引先割り当てルールの管理」 (ページ 208)を参照してください。
• このテリトリー内で定義された取引先割り当てルール - このテリトリーの取引先割り当てルールのリスト。
「取引先割り当てルールの管理」 (ページ 208)を参照してください。
• 手動で割り当てた取引先 - このテリトリーに手動で追加された取引先のリスト。「手動による取引先のテ
リトリーへの割り当て」 (ページ 217)を参照してください。
• 下位テリトリー - テリトリー階層でこのテリトリーの真下に位置するテリトリーのリスト。[テリトリーの
追加]をクリックすると、このテリトリーの新しい下位テリトリーが作成されます。下位テリトリーの名前
をクリックすると、そのテリトリーの詳細ページを参照できます。
関連トピック:
テリトリー階層の構築
テリトリー管理の有効化
テリトリーへの売上予測マネージャの追加
テリトリーの作成
197
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
テリトリーの作成
メモ: この情報は、元のテリトリー管理機能にのみ適用され、エンタープ
ライズテリトリー管理には適用されません。
エディション
組織で最大 500 テリトリーを作成できます。新しいテリトリーを作成する手順
は、次のとおりです。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「階層」と入力し、[テリトリー階層]
を選択します。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. [テリトリーの追加]をクリックします。または、テリトリー詳細ページの [下
位テリトリー] 関連リストから、[テリトリーの追加]をクリックすることもで
きます。
3. 項目を編集または変更して、新規テリトリーを定義します。テリトリー項目
の詳細は、「テリトリーの項目」 (ページ 199)を参照してください。
テリトリーに必要な標準項目は、[表示ラベル]、[テリトリー名]、および [上
位テリトリー] です。また、テリトリーにはカスタム項目を加えることもで
きます。詳細は、「カスタムテリトリー項目の作成」 (ページ201)を参照して
ください。
4. [保存] をクリックして終了するか、[保存 & 新規] をクリックしてテリトリー
の作成を続行します。
関連トピック:
テリトリーの項目
カスタムテリトリー項目の作成
テリトリー階層の構築
198
ユーザ権限
テリトリーを作成する
• 「テリトリーの管理」
または
売上予測マネージャで
あり、[売上予測マ
ネージャのテリトリー
管理] が選択されてい
て、テリトリー階層で
自分の階層よりも下位
で作業しているユー
ザ。
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
テリトリーの項目
メモ: この情報は、元のテリトリー管理機能にのみ適用され、エンタープ
ライズテリトリー管理には適用されません。
テリトリーには、アルファベット順に表示される次の項目があります。
項目名
説明
取引先のアクセス権
このテリトリーの取引先に対して、テ
リトリーのメンバーにどの程度のアク
セスを許可するか (「参照のみ」、「参
照と編集」、または「参照、編集、転
送と削除」) を設定します。
ケースのアクセス権
このテリトリーの取引先のケースに対
して、そのケースの所有者に関わら
ず、テリトリーのメンバーにどの程度
のアクセスを許可するか (「アクセス
権限なし」、「参照のみ」、または
「参照と編集」) を設定します。
商談を固定
このチェックボックスをオンにして、
取引先割り当てルールが実行されとき
に、このテリトリー内の商談が、テリ
トリーおよびその下位テリトリーから
持ち出されれることを防止します。
取引先責任者のアクセス権
テリトリーの取引先の取引先責任者に
対して、その取引先責任者の所有者に
関わらず、どの程度のアクセス権を許
可するかを設定します。選択肢は、
「アクセス権限なし」、「参照のみ」
または「参照と編集」です。
売上予測マネージャ
下位のテリトリーの売上予測が集約さ
れるユーザ。テリトリー詳細ページの
[変更] をクリックした場合にのみ編集
できます。テリトリーの設定ページか
ら有効にした場合には、売上予測マ
ネージャに対して階層内で下位にある
テリトリーの管理を許可することもで
きます。
表示ラベル
ユーザインターフェースページで、テ
リトリーを参照するために使用する名
前。
199
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
テリトリーを編集する
• 「テリトリーの管理」
または
売上予測マネージャで
あり、[売上予測マ
ネージャのテリトリー
管理] が選択されてい
て、テリトリー階層で
自分の階層よりも下位
で作業しているユー
ザ。
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
項目名
説明
商談のアクセス権
このテリトリーの取引先の商談に対して、その商談の
所有者に関わらず、テリトリーのメンバーにどの程度
のアクセスを許可するか(「アクセス権限なし」、「参
照のみ」または「参照と編集」) を設定します。
上位テリトリー
テリトリー階層内で、このテリトリーの上位にあるテ
リトリー。上位テリトリーは、既存のテリトリーであ
る必要があります。上位テリトリーを選択するには、
ルックアップアイコンを使用します。
共有グループ
テリトリー詳細ページにのみ表示される、参照のみの
項目。各テリトリーには共有グループが 2 つ作成され
ます。1 つはテリトリー用で、もう 1 つはテリトリー
およびその下位テリトリー用です。[テリトリー]をク
リックすると、テリトリーの共有グループ内のユーザ
が確認できます。[テリトリーおよび下位テリトリー]
をクリックすると、テリトリーおよびその下位テリト
リー内のユーザを確認できます。
メモ: グループが共有ルールまたはレコード共
有の直接設定で使用されている場合に限り、ユー
ザはグループメンバーとして一覧されます。
テリトリー名
この一意の名前は API および管理パッケージで使用さ
れます。
テリトリーの説明
テリトリーの説明です。
関連トピック:
カスタムテリトリー項目の作成
テリトリーの表示および編集
テリトリーの作成
200
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
カスタムテリトリー項目の作成
会社独自の要件に応じて最大 500 個のカスタムテリトリー項目を追加可能です。
メモ: この情報は、元のテリトリー管理機能にのみ適用され、エンタープ
ライズテリトリー管理には適用されません。
テリトリーのオブジェクト管理設定から、項目領域に移動します。この領域か
ら、標準項目の詳細の参照や、カスタム項目の作成または編集、項目の連動関
係の定義を実行できます。
メモ: テリトリーには、カスタマイズ可能なページレイアウトがありませ
ん。新しいカスタム項目は、テリトリー詳細ページの下部に追加されます
(アルファベット順)。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
関連トピック:
カスタムテリトリー項目
を作成または編集する
• 「テリトリーの管理」
テリトリーの表示および編集
テリトリーの作成
または
テリトリーの項目
売上予測マネージャで
あり、[売上予測マ
ネージャのテリトリー
管理] が選択されてい
て、テリトリー階層で
自分の階層よりも下位
で作業しているユー
ザ。
201
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
テリトリーの削除
メモ: この情報は、元のテリトリー管理機能にのみ適用され、エンタープ
ライズテリトリー管理には適用されません。
エディション
下位テリトリーを持たないテリトリーのみ削除できます。テリトリーが削除さ
れると、次のアイテムとそのテリトリーとの関連付けが解除されます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
• すべてのユーザ ([テリトリーで有効] チェックボックスがオンであるかどう
かに関係なく)
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
• すべての取引先 (割り当て方法が手動か取引先割り当てルールによるかに関
係なく)
• すべての商談
テリトリーを削除する手順は、次のとおりです。
ユーザ権限
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「階層」と入力し、[テリトリー階層]
を選択します。
テリトリーを削除する
• 「テリトリーの管理」
2. 階層のテリトリーの横にある [削除] をクリックします。または、テリトリー
の名前を選択し、[削除] をクリックします。
メモ: 取引先または商談をごみ箱から復元するとテリトリーの割り当てが
元に戻りますが、取引先割り当てルールの評価は実行されません。レコー
ドがごみ箱に入っていたときに取引先割り当てルールが変更された場合に
は、復元したレコードに新規ルールに一致しないテリトリーが存在する場
合があります。
関連トピック:
テリトリーの表示および編集
テリトリー階層の構築
202
または
売上予測マネージャで
あり、[売上予測マ
ネージャのテリトリー
管理] が選択されてい
て、テリトリー階層で
自分の階層よりも下位
で作業しているユー
ザ。
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
テリトリーにおけるユーザの管理
メモ: この情報は、元のテリトリー管理機能にのみ適用され、エンタープ
ライズテリトリー管理には適用されません。
テリトリーに追加できるユーザ数に制限はありません。また、ユーザが割り当
てられるテリトリー数にも制限はありません。
特定のテリトリーと関連したユーザには、[有効] および [テリトリーで有効] の
両方の状況を持ちます。
有効
有効なユーザは、Salesforce にログインできます。
無効になったユーザも商談を所有したままにし、売上予測とテリトリーで集
計表示できます。ユーザが無効化されると、そのユーザの商談からの売上予
測の上書き、売上予測レベルでの売上予測の上書き、およびマネージャのに
よる直属部下の売上予測の上書きがロックされます。ただし、無効化された
ユーザのマネージャは、直属部下の売上予測の上書きが可能です。集計金額
は現在のままになります。無効化されたユーザが後に再有効化されると、そ
のユーザは以前と同様の処理を再開できます。無効になったユーザの「売上
予測を許可」が無効の場合、ユーザは、ユーザが割り当てられているテリト
リーから削除されます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
ユーザをテリトリーに割
り当てる
• 「テリトリーの管理」
および
「ユーザの管理」
ユーザは、個人設定の個人情報ページを変更して有効な状況を設定できま
す。
テリトリーで有効
テリトリー詳細ページで [テリトリーで有効] がオンのユーザは、進行中の商談や完了した商談を所有する
か、そのテリトリー内で商談を 1 つも所有しないユーザです。[テリトリーで有効] がオフのユーザは、そ
のテリトリーから移動または削除されたユーザですが、以前のテリトリー内にある商談の所有権は引き続
き保持します。
ユーザが属するテリトリーを参照するには、個人情報ページの [テリトリー] 関連リストを参照します。任意の
ユーザのこの関連リストを参照するには、[設定] から、[クイック検索] ボックスに「ユーザ」と入力し、[ユー
ザ] を選択します。
テリトリーへのユーザの追加
ユーザをテリトリーに追加する手順は、次のとおりです。
1. テリトリー詳細ページから、[ユーザを追加] をクリックします。
2. 項目の絞り込みリストを表示するには、[表示] ドロップダウンリストから事前定義済みのリストを選択す
るか、[新規ビューの作成] をクリックして、自分専用のカスタムビューを定義します。
3. [アクション] 列のチェックボックスをクリックして、「選択可」エリアおよび「選択済み」エリア間でユー
ザを移動します。また、次の操作も実行できます。
• 文字をクリックすると、その文字に対応するユーザが表示されます。
• [すべて] をクリックすると、現在のビューの検索基準に一致するすべてのユーザが表示されます。
203
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
• [表示の選択] をクリックすると、現在のリストページに表示されているユーザはすべて、下にある「選
択済み」エリアに移動されます。
• [表示の選択解除] または [すべて選択解除] をクリックすると、ユーザは「選択済み」エリアから「選択
可」エリアに移動されます。
メモ: すでにテリトリーに割り当てられているユーザは、リストビュー条件を満たしていても、[選択
可能なユーザ] リストに表示されません。
4. テリトリーに割り当てるユーザがすべて「選択済み」エリアに含まれている場合は、[割り当て] をクリッ
クします。
テリトリーからのユーザの削除
ユーザをテリトリーから削除して、進行中の商談を受信する人を選択できます。
1. テリトリー詳細ページの [割り当てられたユーザ] 関連リストで、ユーザ名の横にある [削除] をクリックし
ます。
2. [新規所有者] ルックアップアイコン (
を選択します。
) をクリックして、そのユーザが所有できる進行中の商談の受信者
3. または、[新規所有者] 項目を空白のままにしておきます。次のいずれかの結果になります。
• 上位テリトリーに売上予測マネージャがいる場合は、その売上予測マネージャが、そのユーザの進行中
の商談の所有権を取得します。また、売上予測マネージャは、[テリトリーで有効] チェックボックスが
オフにされた状態でそのテリトリーに割り当てられます。
• 上位テリトリーに売上予測マネージャがいない場合、そのユーザは、[テリトリーで有効] チェックボッ
クスがオフにされた状態でそのテリトリーに残ります。
4. [保存] をクリックします。
非常に多くのデータが影響を受ける場合には、処理が完了したときに確認のメールが送信されます。
テリトリー間でのユーザの移行
ユーザ移行ウィザードを使用すると、あるテリトリーから別のテリトリーへのユーザの移行、ユーザが引き続
き所有する進行中の商談の選択、およびユーザが手放した進行中の商談の受信者の指定ができます。
ユーザをテリトリーから別のテリトリーに移行する手順は、次のとおりです。
1. テリトリー詳細ページの [割り当てられたユーザ] 関連リストで、ユーザ名の横にある [転送] をクリックし
ます。
2. ユーザの移行先のテリトリーの横にある [選択] をクリックします。必要に応じて、目的の移行先のテリト
リーを表示するテリトリー階層内のノードを展開するか、折りたたみます。
3. [新規所有者] ルックアップアイコン ( ) をクリックして、移行したユーザが手放した進行中の商談の所有
権を取得するユーザを選択します。[次へ] をクリックして続行します。
この手順を飛ばして受信者を選択しなかった場合は、ユーザが所属していたテリトリーの上位テリトリー
に所属する売上予測マネージャが、ユーザが手放した進行中の商談の所有権を取得します。ユーザが所属
204
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
していたテリトリーの上位テリトリーに売上予測マネージャがいない場合、その商談の所有権は、移行す
るユーザに維持されます。
4. ユーザの進行中の商談のリストビューを選択します。
5. [選択] および [選択解除] をクリックして、「選択可」および「選択済み」エリア間で商談を移動します。
また、次の操作も実行できます。
• 文字をクリックすると、その文字に対応する商談を参照します。
• [すべて] をクリックすると、現在のビューの検索基準に一致するすべての商談が表示されます。
• [表示の選択] をクリックすると、現在のリストページに表示されたすべての商談が「選択済み」エリア
の下側に移動されます。
• [表示の選択解除] または [すべて選択解除] をクリックすると、商談は「選択済み」エリアから「選択
可」エリアに移動されます。
6. 移行後もユーザに保持させる商談が「選択済み」エリアに表示されている場合は、[転送] をクリックしま
す。
非常に多くのデータが影響を受ける場合には、処理が完了したときに確認のメールが送信されます。
メモ: 売上予測マネージャをテリトリーの外に移行すると、そのテリトリーの売上予測は存在しなくな
り、そのテリトリーに対してテリトリー階層の上位にいる売上予測マネージャが作成した商談の上書き
は削除されます。「カスタマイザブル売上予測の上書き」を参照してください。
関連トピック:
テリトリーの表示および編集
テリトリーへの売上予測マネージャの追加
205
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
割り当てられたユーザリストの参照
メモ: この情報は、元のテリトリー管理機能にのみ適用され、エンタープ
ライズテリトリー管理には適用されません。
割り当てられたユーザリストページでは、選択したテリトリーに割り当てられ
たユーザの一覧が表示されます。このページで、ユーザの詳細情報を表示し、
テリトリーからユーザを削除し、テリトリー間でユーザを移行し、関連する他
の情報にアクセスできます。
• 項目の絞り込みリストを表示するには、[表示] ドロップダウンリストから
事前定義済みのリストを選択するか、[新規ビューの作成] をクリックして、
自分専用のカスタムビューを定義します。デフォルトの[表示]は、最後に選
択したユーザビューです。
• ユーザ名をクリックすると、ユーザの詳細が表示されます。
• テリトリーからユーザを削除するには、ユーザ名の横にある [削除] をクリッ
クします。
• ユーザ名の横にある [転送] をクリックして、テリトリー間でユーザを移行し
ます。
関連トピック:
取引先割り当てルールの管理
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
割り当てられたユーザを
参照する
• 「設定・定義を参照す
る」
ユーザを削除または移行
する
• 「テリトリーの管理」
および
「ユーザの管理」
206
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
テリトリーへの売上予測マネージャの追加
メモ: この情報は、元のテリトリー管理機能にのみ適用され、エンタープ
ライズテリトリー管理には適用されません。
テリトリーに売上予測マネージャを割り当てる前に、次の事柄を考慮します。
• 1 つのテリトリーが持つことができる売上予測マネージャは 1 人のみです。
「売上予測階層内の売上予測マネージャの割り当て」 (ページ337)を参照して
ください。
• 下位テリトリーによる売上予測は、売上予測マネージャに計上されます。
• テリトリーに売上予測マネージャが存在しない場合、そのテリトリーには売
上予測も存在しません。
• 売上予測マネージャは、ユーザがテリトリーの外へ移行された場合や、テリ
トリーから削除された場合、商談を受け入れることができます。
• 売上予測マネージャは、取引先割り当てルールの実行時に、商談を受け入れ
ることができます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
売上予測マネージャをテ
リトリーに割り当てる
• 「ユーザの管理」
• テリトリー設定ページでは、階層内で下位にいる売上予測マネージャに、テ
リトリーの代理管理者の役割を受け持つことを許可できます。
および
テリトリーに売上予測マネージャを割り当てる手順または変更する手順は、次
のとおりです。
および
1. テリトリー詳細ページで、[売上予測マネージャ] 項目の横にある [変更] をク
リックします。
「テリトリーの管理」
「アプリケーションの
カスタマイズ」
2. ドロップダウンリストから名前を選択して、テリトリーの売上予測マネー
ジャを指定します。
右側にあるテリトリー階層のツリービューでは、その売上予測マネージャに集約される売上予測のある下
位テリトリーを確認できます。
3. [保存] をクリックして終了します。
関連トピック:
売上予測階層内の売上予測マネージャの割り当て
テリトリーの表示および編集
テリトリー管理の設定
207
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
取引先割り当てルールの管理
メモ: この情報は、元のテリトリー管理機能にのみ適用され、エンタープ
ライズテリトリー管理には適用されません。
取引先割り当てルールを作成すると、郵便番号、都道府県、業種、収益や従業
員数などの標準項目またはカスタム取引先項目に基づいて、取引先および取引
先に関連する商談とケースをテリトリーに自動的に移動することができます。
各ルールは、複数の検索基準で構成されます。取引先割り当てルールは、次の
ように適用されます。
取引先割り当てルールは、次のように適用されます。
• テリトリーには、継承された取引先割り当てルールを適用できます。この
ルールは、テリトリー階層の上位階層で作成されているため、このテリト
リーにも影響があります。
• テリトリーには、ローカルで定義済みの取引先割り当てルールを適用できま
す。このルールは、このテリトリーで作成されたものです。
• 継承された取引先割り当てルールまたはローカルで定義済みの取引先割り当
てルールのどちらも適用されないテリトリーには、手動で追加した取引先の
みが含まれます。
• 階層の同じ分岐上にある複数のテリトリーで継承された取引先割り当てルー
ルとローカルで定義済みの取引先割り当てルールの両方に一致する取引先
は、そのテリトリーの最下位テリトリーに割り当てられます。
• テリトリーに継承された取引先割り当てルールと一致して、テリトリーの
ローカルで定義済みの取引先割り当てルールに一致しないルールがある取引
先は、そのテリトリーには割り当てられませんが、その下位テリトリーに対
しては評価されます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
取引先割り当てルールを
管理する
• 「テリトリーの管理」
または
売上予測マネージャで
あり、[売上予測マ
ネージャのテリトリー
管理] が選択されてい
て、テリトリー階層で
自分の階層よりも下位
で作業しているユー
ザ。
たとえば、次の 3 つのテリトリーがあるとします。
• テリトリー A には「子テリトリーに適用」とマークされたルールが 4 つあり、テリトリー B の親です。
– テリトリー B には「子テリトリーに適用」とマークされていないルールが 3 つあり、テリトリー C の親
です。
• テリトリー C には 2 つのルールがあります。
テリトリー A とテリトリー C のすべての規則を満たし、テリトリー B のルールは 1 つだけ満たす取引先を割り
当てると、その取引先はテリトリー C に割り当てられます。ただし、テリトリー B のルールが「子テリトリー
に適用」とマークされている場合、取引先はテリトリー A だけに割り当てられます。
取引先割り当てルールとの連動
テリトリー詳細ページの[ルールの実行]をクリックすると、組織内の既存の取引先すべてに対して、ページ上
に表示されている有効で継承されたローカルに定義済みのルールを評価できます。その下位テリトリーのルー
ルもすべて評価されます。つまり、最上位テリトリーに対してルールを実行すると、階層全体のすべてのルー
ルが評価されます。[ルールの実行] をクリックすると、影響を受けるすべてのテリトリーのボタンの横に、
208
販売ツールの設定および管理
ルールが処理中であることを示すアイコン (
れます。
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
) が表示されます。処理が完了すると、確認のメールが送信さ
メモ: データの質を保護するため、処理中アイコンの表示中はテリトリーを変更できません。
テリトリー詳細ページの[ルールの管理]をクリックすると、取引先割り当てルールを作成、編集、プレビュー
および実行することが可能な [取引先割り当てルールの管理] ページにアクセスできます。
• [新規]をクリックすると、新しいルールを作成できます。また、[編集]をクリックすると、既存のルールを
編集できます。「取引先割り当てルールの作成および編集」 (ページ 214)を参照してください。
• ローカルで定義済みのルールを有効または無効に設定する場合は、[有効] チェックボックスを使用しま
す。
有効な取引先割り当てルールによって、次のタイミングで取引先が自動的に分類され、テリトリーに割り
当てられます。
– Salesforce ユーザインターフェース、Force.com API、または Connect Offline などのクライアントを使用して取
引先が作成されたとき
– インポートウィザードを使用して取引先がインポートされたとき
– リードの変換によって取引先が作成されたとき
– [レイアウトのプロパティ]の [保存時にテリトリールールに照らしてこの取引先を評価] オプションの [デ
フォルトで選択] チェックボックスがオンにされている場合に、取引先が編集して保存されたとき 取引
先割り当てルールによって商談の所有権が変更になる場合は、商談に対する転送アクセス権が必要で
す。
– Force.com API 経由で取引先が編集および保存されたとき
– 取引先の [テリトリーの割り当てルールから除外] チェックボックスがオフになっている場合に、テリト
リーの詳細ページで [ルールの実行] がクリックされたとき
– 取引先の [テリトリーの割り当てルールから除外] チェックボックスがオフになっている場合に、テリト
リーの [取引先割り当てルールの管理] ページで [ルールの保存 & 実行] がクリックされたとき
– 重複する取引先がマージされたとき
• ルール名をクリックすると、有効な状況および検索基準など、そのルールの詳細が確認できます。ルール
詳細ページでは、ルールを編集、削除またはコピーできます。
• [プレビュー] をクリックすると、現在「有効」とマークされているルールが実行されたときに、このテリ
トリーおよびその下位テリトリーに割り当てられる取引先を確認できます。「取引先割り当てのプレビュー」
(ページ 215)を参照してください。
• [保存] をクリックすると、ローカルで定義済みのルールの現在の活動状況を保存できます。
• [ルールの保存 & 実行]をクリックすると、ローカルで定義済みのルールの現在の活動状況を保存して、ペー
ジに表示された継承されたルールおよびローカルで定義済みのルールを、組織に既存のすべての取引先を
対象に評価できます。取引先割り当てルールの実行は、ごみ箱内の取引先にも影響します。
テリトリーの詳細ページで [編集] をクリックして、[商談を固定] チェックボックスのオン/オフを切り替えま
す。チェックボックスがオンの場合は、取引先割り当てルールを実行しても、テリトリーの商談はそのテリト
リーまたはその下位テリトリーに残ります。次の例外が適用されます。
209
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
• 商談の取引先がそのテリトリーの下位テリトリーの 1 つにのみ移動した場合、その商談はその取引先に従っ
て、その取引先の新規テリトリーに再割り当てされます。この処理は、取引先が複数のテリトリーに移動
し、新規テリトリーの 1 つだけが元のテリトリーの子である場合に実行されます。
• 商談の取引先がそのテリトリーの複数の下位テリトリーに移動した場合、その商談のテリトリー項目は空
白に設定されます。
• 商談の取引先がそのテリトリーと下位テリトリーの外に完全に移動した場合、その商談のテリトリー項目
は空白に設定されます。
ヒント: 取引先割り当てルールは、データローダまたはWeb サービス API を使用して管理することもでき
ます。
取引先割り当てルールと商談
取引先割り当てルールによりテリトリーに商談を割り当てる方法は、次を含むいくつかの要素で決まります。
• 商談に関連付けられた取引先が 1 つ以上のテリトリーに割り当てられているかどうか
• 商談所有者が取引先と同じテリトリーのメンバーかどうか
• テリトリーに割り当てられたユーザ数
• 売上予測マネージャがテリトリーに割り当てられているかどうか
メモ: テリトリー管理の一部である取引先割り当てルールをトリガする取引先を更新する場合は、取引先
割り当てルールにより商談の所有者の変更が開始される場合、商談へのアクセス権を転送する必要があ
ります。
1 つのテリトリーが関連する取引先
商談に関連付けられた取引先が 1 つのテリトリーにのみ割り当てられている場合、次の表を使用して商談のテ
リトリーが割り当てられる方法を確認します。
取引先と同じテリ テリトリーに割り当 売上予測マネージャが
トリーに属する商 てられたユーザ数
テリトリーに割り当て
談所有者
済み
結果
はい
1
なし
商談は取引先と同じテリトリーに割り当て
られます。商談所有者は変更されません。
いいえ
1
なし
商談は取引先と同じテリトリーに割り当て
られ、商談所有者がテリトリーの唯一のメ
ンバーです。
いいえ
0
なし
商談は取引先と同じテリトリーに割り当て
られ、商談所有者がテリトリーの無効なメ
ンバーとして追加されます。商談所有者は
変更されません。
はい
>1
はい
商談は取引先と同じテリトリーに割り当て
られ、売上予測マネージャが商談所有者に
なります。
210
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
取引先と同じテリ テリトリーに割り当 売上予測マネージャが
トリーに属する商 てられたユーザ数
テリトリーに割り当て
談所有者
済み
結果
はい
>1
いいえ
商談は取引先と同じテリトリーに割り当て
られます。商談所有者のテリトリー詳細
ページで [テリトリーで有効] が選択され
ている場合、商談の所有者は変更されませ
ん。
いいえ
>1
はい
商談はテリトリーの売上予測マネージャに
割り当てられます。
いいえ
>1
いいえ
商談は取引先と同じテリトリーに割り当て
られ、商談所有者がテリトリーの無効なメ
ンバーとして追加されます。商談所有者は
変更されません。
複数のテリトリーが関連する取引先
商談に関連付けられた取引先が複数のテリトリーに割り当てられている場合、次の表を使用して商談のテリト
リーが割り当てられる方法を確認します。
商談所有者のテリトリーメンバーシップ
結果
商談所有者が取引先と 1 つのテリトリーを共有
商談はテリトリーには割り当てられませ
ん。商談所有者が取引先と共有するテリト
リーに商談を割り当てることができます。
商談所有者が取引先と複数のテリトリーを共有
商談はテリトリーには割り当てられませ
ん。商談所有者は、商談を取引先と共有す
るテリトリーに割り当てることができま
す。
商談所有者が取引先とテリトリーを共有しない
商談はテリトリーには割り当てられませ
ん。商談所有者は、テリトリーに商談を割
り当てることはできません。
標準ユーザへのテリトリー割り当て
商談を作成するユーザが標準ユーザで、ユーザと取引先がテリトリーを 1 つだけ共有する場合にのみ、Salesforce
によって自動的にテリトリーが新規商談に割り当てられます。たとえば、Westlake テリトリーのみに割り当て
られた標準ユーザである James が Filmore, Inc. 取引先で商談を作成するとします。Filmore, Inc. は Westlake テリト
リーともう 1 つ別のテリトリーに属します。James と Filmore, Inc. はテリトリーを 1 つだけ共有するため、新規商
談は Westlake テリトリーに割り当てられます。James が取引先の他のテリトリーに属している場合、商談はテ
リトリーには割り当てられません。
次の表を使用して、標準ユーザが作成した商談にテリトリーが割り当てられる条件を確認してください。
211
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
ユーザに割り当てられたテ 取引先に割り当
リトリー数
てられたテリト
リー数
取引先と同じテ
リトリーに属す
る商談所有者
結果
1
1
はい
商談は共有するテリトリーに割り当てられ
ます。
>1
1
はい
ユーザが同じテリトリーに属する場合、商
談は取引先のテリトリーに割り当てられま
す。
1
>1
はい
取引先が同じテリトリーに割り当てられて
いる場合、商談はユーザのテリトリーに割
り当てられます。
>1
>1
はい
商談はテリトリーには割り当てられませ
ん。商談所有者は、商談を取引先と共有す
るテリトリーに割り当てることができま
す。
なし
なし
いいえ
商談はテリトリーには割り当てられませ
ん。
管理者へのテリトリー割り当て
システム管理者または「テリトリーの管理」権限を持つユーザは、すべてのテリトリーを参照できます。
ユーザが管理者、テリトリーの代理管理者、または「テリトリーの管理」権限を持つユーザで、管理者、取引
先、および取引先の親取引先がテリトリーを 1 つだけ共有する場合にのみ、Salesforce によって自動的にテリト
リーが新規商談に割り当てられます。たとえば、Jennifer が Northlake テリトリーと Westlake テリトリーを管理す
る管理者だとします。Jennifer が Richmond Brothers 取引先で商談を作成します。Richmond Brothers は Northlake テリ
トリーと Southlake テリトリーに関連付けられています。Richmond Brothers には 1 つの親取引先である Zyman Products
があり、Zyman Products は Northlake テリトリーと Eastlake テリトリーに割り当てられています。Jennifer、Richmond
Brothers、Zyman Products は Northlake テリトリーのみを共有するため、新規商談は Northwest テリトリーに割り当
てられます。Richmond Brothers または Zyman Products が Westlake テリトリーにも属している場合、商談はテリト
リーには割り当てられません。
次の表を使用して、管理者が作成した商談にテリトリーが割り当てられる条件を確認してください。
管理者が管理 取引先に割り当 取引先の親取引 取引先および親 結果
するテリト
てられたテリト 先に割り当てら 取引先と同じテ
リー数
リー数
れたテリトリー リトリーを管理
数
する商談所有者
1
1
1
はい
商談は共有するテリトリーに割り当てら
れます。
>1
1
1
はい
商談は共有するテリトリーに割り当てら
れます。
212
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
管理者が管理 取引先に割り当 取引先の親取引 取引先および親 結果
するテリト
てられたテリト 先に割り当てら 取引先と同じテ
リー数
リー数
れたテリトリー リトリーを管理
数
する商談所有者
1
>1
1
はい
商談は共有するテリトリーに割り当てら
れます。
1
1
>1
はい
商談は共有するテリトリーに割り当てら
れます。
>1
>1
1
はい
管理者と取引先が共有するテリトリーが
他にない場合、商談は親取引先のテリト
リーに割り当てられます。商談所有者
は、商談を取引先と共有するテリトリー
に手動で割り当てることができます。
1
>1
>1
はい
取引先と取引先の親取引先が共有するテ
リトリーが他にない場合、商談は管理者
のテリトリーに割り当てられます。商談
所有者は、商談を取引先と共有するテリ
トリーに手動で割り当てることができま
す。
>1
1
>1
はい
管理者と取引先の親取引先が共有するテ
リトリーが他にない場合、商談は取引先
のテリトリーに割り当てられます。商談
所有者は、商談を取引先と共有するテリ
トリーに手動で割り当てることができま
す。
>1
>1
>1
はい
管理者、取引先、取引先の親取引先が共
有するテリトリーが他にない場合、商談
は管理者のテリトリーに割り当てられま
す。商談所有者は、商談を取引先と共有
するテリトリーに手動で割り当てること
ができます。
なし
なし
なし
いいえ
商談はテリトリーには割り当てられませ
ん。
関連トピック:
取引先割り当てルールの作成および編集
取引先割り当てのプレビュー
テリトリーの表示および編集
213
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
取引先割り当てルールの作成および編集
メモ: この情報は、元のテリトリー管理機能にのみ適用され、エンタープ
ライズテリトリー管理には適用されません。
エディション
テリトリーには、有効・無効合わせて最大 15 の取引先割り当てルールを指定で
きます。取引先割り当てルールを作成または編集する手順は、次のとおりです。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「階層」と入力し、[テリトリー階層]
を選択します。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. 修正するテリトリーを選択します。
3. [取引の先割り当てルール] 関連リストから[ルールの管理]をクリックします。
4. [新規] をクリックして、新しい取引先割り当てルールを作成します。既存の
取引先割り当てルールを編集するには、[編集] をクリックします。
5. ルールの名前を入力します。必ず 80 文字以内で固有のルール名にします。
6. 検索条件を定義します。この条件に一致した取引先がテリトリーに含められ
ます。
組織で複数の言語を使用している場合は、条件を指定するときに、組織のデ
フォルトの言語を使用します。選択リストを使用して検索条件を指定する
と、選択した値が組織のデフォルト言語で保存されます。既存の検索条件を
編集またはコピーする場合は、最初に [組織情報] ページの [言語のデフォル
ト値] を、元の検索条件の設定に使用したものと同じ言語に設定します。一
致していないと、検索条件が期待どおりに評価されない可能性があります。
7. 必要に応じて、[下位テリトリーへの適用] チェックボックスをオンにする
と、下位テリトリーにルールが適用されます。
ユーザ権限
取引先割り当てルールを
作成または編集する
• 「テリトリーの管理」
または
売上予測マネージャで
あり、[売上予測マ
ネージャのテリトリー
管理] が選択されてい
て、テリトリー階層で
自分の階層よりも下位
で作業しているユー
ザ。
8. 必要に応じて、ルールを有効にする場合は、[有効] チェックボックスをオ
ンにします。無効なルールが実行されることはありません。
有効な取引先割り当てルールによって、次のタイミングで取引先が自動的に分類され、テリトリーに割り
当てられます。
• Salesforce ユーザインターフェース、Force.com API、または Connect Offline などのクライアントを使用して取
引先が作成されたとき
• インポートウィザードを使用して取引先がインポートされたとき
• リードの変換によって取引先が作成されたとき
• [レイアウトのプロパティ]の [保存時にテリトリールールに照らしてこの取引先を評価] オプションの [デ
フォルトで選択] チェックボックスがオンにされている場合に、取引先が編集して保存されたとき 取引
先割り当てルールによって商談の所有権が変更になる場合は、商談に対する転送アクセス権が必要で
す。
• Force.com API 経由で取引先が編集および保存されたとき
• 取引先の [テリトリーの割り当てルールから除外] チェックボックスがオフになっている場合に、テリト
リーの詳細ページで [ルールの実行] がクリックされたとき
214
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
• 取引先の [テリトリーの割り当てルールから除外] チェックボックスがオフになっている場合に、テリト
リーの [取引先割り当てルールの管理] ページで [ルールの保存 & 実行] がクリックされたとき
• 重複する取引先がマージされたとき
9. [保存] をクリックして終了するか、[保存 & 新規] をクリックしてルールを保存し、その他のルールの定義を
開始します。
ヒント: 下位テリトリーに適用されるテリトリー階層の最上位で取引先割り当てルールを 1 つ以上作成す
ることにより、すべての取引先が最上位の条件に一致し、下位テリトリーがより具体的な条件で取引先
を区別する階層を作成できます。
同様に、組織でディビジョンを使用している場合には、ディビジョン別に取引先を絞り込み、下位テリ
トリーに適用されるテリトリー階層の最上位でルールを作成します。
関連トピック:
取引先割り当てルールの管理
取引先割り当てのプレビュー
テリトリーの表示および編集
取引先割り当てのプレビュー
メモ: この情報は、元のテリトリー管理機能にのみ適用され、エンタープ
ライズテリトリー管理には適用されません。
取引先割り当てルールを実行する前に、現在有効に設定されたルールが実行さ
れた場合のテリトリーと、階層内でそのテリトリーの下位にあるテリトリーに
割り当てる取引先の一覧をプレビューします。
1. テリトリー詳細ページで、[ルールの管理] > [プレビュー]をクリックします。
2. [保存]をクリックしてルールの活動状況を保存します。[ルールの保存 & 実行]
をクリックして、ルールの活動状況を保存して、組織にあるすべての既存の
取引先に対してルールを評価します。
メモ: 取引先割り当てルールの実行は、ごみ箱内の取引先にも影響します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
テリトリーの取引先割り
当てをプレビューする
• 「テリトリーの管理」
関連トピック:
取引先割り当てルールの管理
または
取引先割り当てルールの作成および編集
売上予測マネージャで
あり、[売上予測マ
ネージャのテリトリー
管理] が選択されてい
て、テリトリー階層で
自分の階層よりも下位
で作業しているユー
ザ。
テリトリーの表示および編集
215
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
継承されたルールのリストの参照
メモ: この情報は、元のテリトリー管理機能にのみ適用され、エンタープ
ライズテリトリー管理には適用されません。
継承されたルールのリストページでは、選択されたテリトリーにより継承され
た取引先割り当てルールの一覧が表示されます。このページから、ルールの詳
細情報を参照し、個々のルールに関する情報にアクセスできます。
• 項目の絞り込みリストを表示するには、[表示] ドロップダウンリストから
事前定義済みのリストを選択するか、[新規ビューの作成] をクリックして、
自分専用のカスタムビューを定義します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
• ルール名をクリックして、ルールの詳細を表示します。
ユーザ権限
関連トピック:
継承されたルールを参照
する
• 「設定・定義を参照す
る」
手動による取引先のテリトリーへの割り当て
216
販売ツールの設定および管理
ユーザによる取引先管理を支援するためのテリトリーの
カスタマイズ
手動による取引先のテリトリーへの割り当て
メモ: この情報は、元のテリトリー管理機能にのみ適用され、エンタープ
ライズテリトリー管理には適用されません。
エディション
取引先割り当てルールを作成して実行する代わりに、手動で取引先をテリトリー
に割り当てることができます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. テリトリー詳細ページで、[手動で割り当てた取引先] 関連リストから[取引先
の追加] をクリックします。
2. ドロップダウンリストからビューを選択するか、[新規ビューの作成]をクリッ
クして、新規カスタムビューを作成します。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
3. [選択] および [選択解除] をクリックして、「選択可」および「選択済み」エ
リア間で取引先を移動します。また、次の操作も実行できます。
ユーザ権限
• 文字をクリックすると、その文字に対応する取引先を参照します。
• [すべて]をクリックすると、現在のビューの検索基準に一致するすべての
取引先が表示されます。
• [表示の選択]をクリックすると、現在のリストページに表示されたすべて
の取引先が「選択済み」エリアの下側に移動されます。
• [表示の選択解除] または [すべて選択解除] をクリックすると、「選択済
み」エリアから「選択可」エリアに取引先が移動されます。
4. 手動でテリトリーに追加する取引先がすべて「選択済み」エリアに含まれて
いる場合は、[割り当て] をクリックします。
メモ: 手動による取引先割り当てルールの追加と実行は、完全に独立して
います。手動で追加された取引先は、手動で削除されるまでテリトリーに
残ります。割り当てルールによってテリトリーに取引先が追加されるのを
妨げるものは何もありません。
関連トピック:
テリトリーの表示および編集
217
取引先をテリトリーに手
動で追加する
• 「テリトリーの管理」
および
取引先に対する「編
集」
または
売上予測マネージャで
あり、[売上予測マ
ネージャのテリトリー
管理] が選択されてい
て、テリトリー階層で
自分の階層よりも下位
で作業していて、取引
先に対する「編集」権
限を持つユーザ。
販売ツールの設定および管理
販売のオプションのカスタマイズ
販売のオプションのカスタマイズ
商談品目に対する価格と数量の編集の制限
商談品目が関連付けられた価格表からの価格を確実に使用するには、商談品目
のページレイアウトから [販売価格] 項目を削除します。
エディション
商談品目のいずれかの数量を商談品目すべてに使用するには、商談品目のペー
ジレイアウトから [数量] 項目を削除します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
メモ: これらの項目をページレイアウトから削除できない場合は、Salesforce
に連絡して、このオプションを有効にします。
関連トピック:
商品価格の自動的な有効化および無効化
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
価格と単位の編集を制限
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
大規模商談アラートのカスタマイズ
取引金額が大きい商談に関する通知メールを自動的に送信するアラートを使用
できます。商談がしきい値に達したときにメールを送信するこのアラートをカ
スタマイズします。しきい値は、商談金額と確度で構成されます。たとえば、
$500,000 の商談の確度が 90% に達したというメールをチームに送信できます。
関連トピック:
大規模商談アラートの有効化
大規模商談アラートの有効化
商談アラートは、組織で 1 つだけ有効にできます。このアラートメッセージは、
選択したユーザのためのページレイアウトと言語が含まれる商談詳細ページに
似ています。操作を開始する前に、すべてのアラートに含めるページレイアウ
トと言語が設定されているユーザを決めます。対象となるユーザは、「すべて
のデータの参照」権限を持っている必要があります。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「大規模商談アラート」と入力し、
[大規模商談アラート] を選択します。
2. アラートの名前を入力します。
218
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
大規模商談アラートを有
効にする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
販売のオプションのカスタマイズ
3. [トリガとなる確度] と [トリガとなる金額] をマスタ通貨で入力します。商談アラートは、確度と金額が指
定された値かそれを超える商談で送信されます。アラートは、トリガとなる確度と金額の両方がそれぞれ
のしきい値の設定と一致する商談でのみ送信されます。
メモ: 商談の通貨がマスタ通貨とは異なる場合でも、商談は大規模商談アラートを起動できます。商
談の [金額] はマスタ通貨に変換されて [トリガとなる金額] と比較されます。高度な通貨管理を使用
している場合、期間指定換算レートが使用されます。
4. 設定の保存後に新しいアラートをすぐに有効にする場合は、[有効] チェックボックスをオンにします。
5. [差出人名] を入力します。
6. [差出人メールアドレス] を入力します。
7. メールの内容として適切な商談のページレイアウト、言語、および通貨が設定されたユーザを選択します。
対象となるユーザは、「すべてのデータの参照」権限を持っている必要があります。
マルチ通貨を使用している組織では、すべてのアラートで金額が商談の通貨で表示されます。商談の通貨
とこの手順で選択したユーザの通貨が異なる場合、メールには両方の通貨が表示されます。
メールの受信者をカンマで区切って入力します。CC 受信者と BCC 受信者も指定できますが、すべてのメー
ルアドレスが有効である必要があります。
BCC: 項目は、組織でコンプライアンス BCC メールを有効にしている場合は選択できません。
8. 商談の所有者をアラートメールに含める場合は、[商談 所有者へ通知する] チェックボックスをオンにしま
す。
9. [保存] をクリックします。
メモ: 商談が初めてしきい値に達したときに、商談のアラートにより通知が送信されます。したがって、
90 % の確度でしきい値に達した商談は、確度がその後さらに高くなった場合でも、追加のアラートのト
リガとなることはありません。ただし、すでにアラートのトリガとなり、その後確度がしきい値より下
がった商談は、再びしきい値に達したときに 2 回目のアラートのトリガとなります。
Connect Offlineをリモートで使用すると、アラートのトリガとなった商談を変更できます。データを更新す
るときに、アラートメッセージが送信されます。
関連トピック:
大規模商談アラートのカスタマイズ
219
販売ツールの設定および管理
販売のオプションのカスタマイズ
商談アップデートリマインダーの有効化
更新された商談が的確かどうかによって、売上予測の正確さが左右されます。
そのため、マネージャが商談アップデートリマインダーをスケジュールできる
ようにして、商談を最新のものに保ちます。商談アップデートリマインダーは
自動化された商談レポートであり、マネージャがチーム用にカスタマイズでき
ます。たとえば、この四半期の間にチームのメンバーが所有するすべての商談
のウィークリーレポートをスケジュールして、そのレポートをチーム全員に配
布できます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「アップデートリマインダー」と入力
し、[アップデートリマインダー] を選択します。
2. [編集] をクリックします。
3. [組織にアップデートリマインダーを有効にする] を選択します。選択解除す
ると、機能は無効になります。
4. 必要に応じて、[直属の部下を持つユーザに対するリマインダーを自動的に有効
にする] を選択し、直属の部下を持つすべてのユーザに商談アップデートリ
マインダーをスケジュール設定します。
メモ: エグゼクティブロールに割り当てられたパートナーとカスタマー
ポータルユーザは、取引先所有者の直属の部下であるとみなされます。
取引先所有者が商談アップデートリマインダーを受け取るように有効化
されている場合、その取引先に対してエグゼクティブに割り当てられて
いるパートナーとカスタマーポータルユーザは、商談へのアクセス権を
持っていなくても、商談アップデートリマインダーを受け取ります。こ
れらのユーザにリマインダーが送信されないようにするには、エグゼク
ティブロールからユーザを削除してください。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
商談の自動アップデート
リマインダーを有効化す
る
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」または
「ユーザの管理」
商談アップデートリマイ
ンダーを有効または無効
にする
• 「ユーザの管理」
5. [保存] をクリックします。
6. 有効にするユーザの横にあるチェックボックスをオンにして、[有効化]をクリックします。必要に応じて、
現在表示されているものすべてを選択するには列のヘッダーにあるチェックボックスをオンにします。有
効にされたユーザは、商談アップデートリマインダーをスケジュール設定できます。直属の部下を持つユー
ザはすべて有効にすることができます。ユーザを無効にするには、ユーザを選択して、[無効化] をクリッ
クします。
関連トピック:
商談の商品の入力の要求
220
販売ツールの設定および管理
販売のオプションのカスタマイズ
類似商談の有効化と設定
類似商談機能では、現在参照している商談の属性に一致する成立した商談を検
索して、その商談のレコードの [類似商談] 関連リストに見つかった商談を追加
できます。この機能を有効化し、設定すると、現在取り組んでいる案件に役立
つ可能性のある過去の商談の情報にユーザがすばやくアクセスできます。また、
Salesforceが [類似商談] 関連リストに表示されている類似商談および商談レコード
項目の特定に使用する検索条件を変更することもできます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「類似商談」と入力し、[類似商談]
を選択します。
2. [編集] をクリックします。
3. [類似商談の有効化] をオンにして、[類似商談] 関連リストを商談詳細ページ
に追加します。
4. 類似商談の検索時に突き合わせる 3 ~ 10 個の商談項目または関連リストを選
択し、[追加] をクリックします。複数の項目を個々に選択するには Ctrl キー
を押しながらクリックします。連続した複数項目を選択するには Shift キーを
押しながらクリックします。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
類似商談を有効化する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
メモ: 類似商談検索は OR 検索です。そのため、指定された属性のいずれかを含む成立した商談に一致
します。選択する検索条件が多いほど、検索で特定される類似商談が増えます。
5. [類似商談] 関連リストに表示する最大 15 個の商談項目を選択します。選択された項目は列としてリストに
表示されます。これは、[最上位へ]、[上へ]、[下へ]、[最下位へ] 矢印を使用して整列できます。
重要: 表示する商談項目を決定するときは、[類似商談] 関連リストに共有ルールおよび権限により通常
はアクセスできないレコードが含まれている場合でも、このリストに表示されるすべての情報をユー
ザが参照できるように考慮してください。
6. [保存] をクリックします。
7. [類似商談] 関連リストを商談ページレイアウトに追加します。
類似商談検索条件の定義
組織で類似商談機能を使用する場合は、検索条件として使用する商談項目また
は関連リストを選択する必要があります。
エディション
次の標準項目および関連リストを使用できます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
標準項目
標準関連リスト
取引先名
競合
完了予定日
取引先責任者の役割
リードソース
パートナー
商談所有者
商品
221
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
販売ツールの設定および管理
販売のオプションのカスタマイズ
標準項目
標準関連リスト
主キャンペーンソース
商談チーム
非公開
確度(%)
数量
種別
また、任意のカスタム商談項目も選択できますが、例外として次のデータ型を持つ項目は選択できません。
• 自動採番
• 通貨
• 数式
• 選択リスト (複数選択)
• 積み上げ集計
• テキスト (暗号化)
• テキストエリア
関連トピック:
類似商談の有効化と設定
商談の商品の入力の要求
Salesforce をカスタマイズして、商談の作成時に商品を選択することをユーザに
要求するようにします。このオプションを有効にすると、ユーザは商談の作成
時に商品の追加を容易に実行できます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「商談の設定」と入力し、[商談の設
定] を選択します。
2. [商品を商談に追加するようユーザに促す] をオンにすると、Salesforce は、商
談の作成時に商品を選択するようユーザに要求します。
3. [保存] をクリックします。
4. 商談の [金額] 項目を参照のみにして、商談の金額が商品から導き出される
ようにすることをお勧めします。
メモ: 有効な場合は、商談の作成ページの [保存] ボタンを [保存 & 商品の追
加] ボタンに置き換えます。
222
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
商品の要求を有効にする
• 「すべてのデータの編
集」
販売ツールの設定および管理
販売のオプションのカスタマイズ
商品価格の自動的な有効化および無効化
商品を無効にしたときに、その商品に関連する価格もすべて自動的に無効にす
ることができます。同様に、商品を有効にしたときには、その商品のすべての
価格を自動的に有効にすることができます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「商品設定」と入力し、[商品設定]
を選択します。
2. 商品レコード上の有効フラグを変更した際に... をオンにすると、Salesforce
は、関連する商品の有効フラグが変更されるたびに、関連するすべての価格
に対する有効フラグを自動的にその値に変更します。
ユーザが商品を有効にしても無効にしても、関連する価格を現在の状況のま
まにする場合は、この項目をオフにします。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
3. [保存] をクリックします。
商品価格を自動的に有効
にする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
商品ファミリを使用
商品を分類するには、[商品ファミリ] 選択リストを使用します。たとえば、会
社がハードウェアとソフトウェアの両方を販売している場合は、ハードウェア
とソフトウェアという 2 つの商品ファミリを作成できます。
組織でカスタマイザブル売上予測を使用している場合、ユーザは、ハードウェ
アとソフトウェアそれぞれの売上目標を設定することができます。また、ユー
ザは、ソフトウェア商品を扱う商談とは別に、ハードウェア商品を扱う商談の
売上予測を参照することもできます。
商品ファミリの使用を開始する手順は、次のとおりです。
• 販売する商品について複数のカテゴリを含む [商品ファミリ] 選択リストを
カスタマイズします。
• 価格表に掲載されている各商品について、商品を編集し、適切な [商品ファ
ミリ] 値を選択します。
• 組織でカスタマイザブル売上予測を使用している場合は、ユーザの各商品
ファミリに対して、異なる目標を設定できます。
• 組織でカスタマイザブル売上予測を使用している場合は、ユーザが [売上予
測] タブをクリックしたときに特定の売上予測ファミリ値をデフォルトで表
示するように売上予測設定を変更することを検討してください。
223
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
商品ファミリを編集する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
商品スケジュールの有効化
一定期間に配送または支払が行われる商品のデフォルトの収益スケジュールと
数量スケジュールを作成します。さらに、システム管理者は、スケジュール設
定を有効にして、商談時にユーザが個々の商品のスケジュールを作成できるよ
うにします。
エディション
組織のスケジュールを有効にする手順は、次のとおりです。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「商品スケジュール」と入力し、[商
品スケジュール設定] を選択します。
2. 組織の数量と収益によるスケジュールを有効にするには、適切なチェック
ボックスをオンにします。スケジュール種別を無効にすると、すべての既存
のスケジュール情報が商品から自動的に削除されます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
各スケジュール種別の定義については、「商品、価格表、およびスケジュー
ルの概要」を参照してください。
3. 有効にしたスケジュール種別に対して、そのスケジュール種別を価格表のすべての商品で自動的に有効に
するかどうかを選択します。このオプションでは、価格表にあるすべての商品の [数量スケジュールの有
効] または [収益スケジュールの有効] チェックボックスが自動的に選択されます。
4. [保存] をクリックします。
スケジュールを商品ごとに詳細に管理するため、管理者はユーザが各商品に設定できるスケジュール種別を決
定できます。
メモ: スケジュールの有効化または無効化は、アーカイブ済み商品には影響しません。
Apex でスケジュールを参照している場合、無効にできるスケジュール種別 (数量または収益) は 1 つのみで
す。たとえば、Apex でスケジュールオブジェクト (コード内の OpportunityLineItemSchedule) を参照
している場合、片方のスケジュール種別を無効にすることはできますが、両方を無効にすることはでき
ません。
営業担当のミーティングと ToDo の支援
営業担当の活動のカスタマイズ
営業担当がSalesforceで行動、カレンダー、および ToDo を管理できる方法を最適化します。Lightning Experience、
Salesforce Classic、および Salesforce1 のカスタマイズオプションは異なります。
このセクションの内容:
行動と ToDo を一緒に管理するオプションのカスタマイズ
営業担当がリード、取引先責任者、商談、取引先に関してより正確な観点を得られるようにします。営業
担当は組み合わせた活動設定を使用して、ミーティングと ToDo を全体的に管理および追跡できます。Lightning
Experience、Salesforce Classic、および Salesforce1 のオプションは異なります。
224
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
行動およびカレンダーのオプションのカスタマイズ
営業担当がミーティングとスケジュールを管理する方法を最適化します。Lightning Experience、Salesforce
Classic、および Salesforce1 のオプションは異なります。
ToDo のカスタマイズオプション
営業担当が作業を管理する方法を最適化します。Lightning Experience、Salesforce Classic、および Salesforce1 のオ
プションは異なります。
Salesforce Classic でのメール追跡
HTML メールテンプレートを Salesforce Classic で使用する場合、Salesforce でアウトバウンド HTML メールを追跡
できます。このオプションを無効にすると、メール追跡情報がSalesforceで保存されなくなります。ただし、
メール追跡レポートは [レポート] タブに残ります。メール統計情報をユーザに表示するには、[HTML メール
の状況] 関連リストを関連するページレイアウトに追加します。
行動と ToDo を一緒に管理するオプションのカスタマイズ
営業担当がリード、取引先責任者、商談、取引先に関してより正確な観点を得られるようにします。営業担当
は組み合わせた活動設定を使用して、ミーティングと ToDo を全体的に管理および追跡できます。Lightning
Experience、Salesforce Classic、および Salesforce1 のオプションは異なります。
設定または機能
説明
設定とヘルプ
Lightning
Experience
活動アラームの
有効化
小さなブラウザ
ウィンドウに行
動と ToDo のア
ラームを表示す
る個々の設定を
ユーザが設定で
きるようにしま
す。
[設定] から、[ク
イック検索] ボッ
クスに「活動設
定」と入力し、
[活動アラームの
有効化]を選択し
ます。「Salesforce
Classic での活動ア
ラームの設定に
関する考慮事
項」 (ページ 227)
および「Salesforce
Classic での活動ア
ラーム」も参照
してください。
複数の取引先責
任者を許可
(Shared Activities)
ユーザが複数の
取引先責任者 (最
大 50 件) を行動
または ToDo に関
連付けられるよ
うにします。行
動および ToDo の
ページレイアウ
[設定] から、[ク
イック検索] ボッ
クスに「活動設
定」と入力し、
[ユーザが複数取
引先責任者を
ToDoと行動に関
連付けられるよ
225
Salesforce Classic Salesforce1
販売ツールの設定および管理
設定または機能
営業担当のミーティングと ToDo の支援
Lightning
Experience
説明
設定とヘルプ
トに [名前] 関連
リストが含まれ
ていない場合
は、その追加を
検討してくださ
い。Shared
Activities を有効化
した場合、また
は Salesforce 組織
で Shared Activities
がデフォルトで
有効化されてい
る場合、無効に
することはでき
ません。
うにする]を選択
します。「Shared
Activities の有効化
の考慮事項 (活動
に複数の取引先
責任者がある場
合)」 (ページ 227)
および「Shared
Activities の有効化
のガイドライン
(活動に複数の取
引先責任者があ
る場合)」 (ページ
229)も参照してく
ださい。
Salesforce Classic Salesforce1
このセクションの内容:
Lightning Experience での活動タイムラインのカスタマイズに関するガイドライン
活動タイムラインでは、行動および ToDo のコンパクトレイアウトを使用して、行動、ToDo、および活動ロ
グの項目の表示と順序をカスタマイズできます。ただし、コンパクトレイアウトから期日、日時、または
ToDo の状況項目を削除した場合でも、行動の開始日時、ToDo チェックボックス、ToDo の期日、活動の記録
日はタイムラインの活動に表示されたままになります。行動の説明項目と ToDo のコメント項目はコンパク
トレイアウトでは使用できませんが、タイムラインには常に表示されます。タイムラインに表示されるの
残りの項目は、コンパクトレイアウトに含まれる項目を反映します。
Salesforce Classic での活動アラームの設定に関する考慮事項
小さなブラウザウィンドウに行動と ToDo のアラームを表示する個々の設定をユーザが設定できるようにし
ます。アラームを無効にすると、すべてのアラームの表示が停止し、ユーザの設定が消去されます。アラー
ムを後で再び有効にすると、ユーザは設定を再有効化した後に作成または更新された活動についてのみア
ラームを受け取ります。
Shared Activities の有効化の考慮事項 (活動に複数の取引先責任者がある場合)
Shared Activities を使用すると、ユーザが複数 (最大 50 件) の取引先責任者を各行動または ToDo に関連付ける
ことができます。この機能により、行動と ToDo に関する情報 (活動予定と活動履歴) を取引先責任者詳細
ページに追加できます。Shared Activities を有効化する場合には、次の考慮事項について注意してください。
たとえば、[活動設定] で Shared Activities を無効にすることはできません。活動ページレイアウトに [名前]
関連リストを追加することをお勧めします。また、Shared Activities を無効のままにすると、活動のカスタム
参照や送信済みメールに関する重複 ToDo の作成がサポートされないなどの制限もあります。
Shared Activities の有効化のガイドライン (活動に複数の取引先責任者がある場合)
行動詳細および ToDo 詳細と一緒に関連する取引先責任者を含めるには、[名前] 関連リストを行動詳細お
よび ToDo 詳細ページレイアウトに含めます。
226
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
Lightning Experience での活動タイムラインのカスタマイズに関するガイドライン
活動タイムラインでは、行動および ToDo のコンパクトレイアウトを使用して、
行動、ToDo、および活動ログの項目の表示と順序をカスタマイズできます。た
だし、コンパクトレイアウトから期日、日時、または ToDo の状況項目を削除し
た場合でも、行動の開始日時、ToDo チェックボックス、ToDo の期日、活動の記
録日はタイムラインの活動に表示されたままになります。行動の説明項目と ToDo
のコメント項目はコンパクトレイアウトでは使用できませんが、タイムライン
には常に表示されます。タイムラインに表示されるの残りの項目は、コンパク
トレイアウトに含まれる項目を反映します。
関連トピック:
エディション
Lightning Experience で使用
可能なエディション:
Developer Edition、
Enterprise Edition、Group
Edition、Performance
Edition、Professional
Edition、および Unlimited
Edition
Lightning Experience での ToDo リストのカスタマイズのガイドライン
Salesforce Classic での活動アラームの設定に関する考慮事項
小さなブラウザウィンドウに行動と ToDo のアラームを表示する個々の設定を
ユーザが設定できるようにします。アラームを無効にすると、すべてのアラー
ムの表示が停止し、ユーザの設定が消去されます。アラームを後で再び有効に
すると、ユーザは設定を再有効化した後に作成または更新された活動について
のみアラームを受け取ります。
エディション
Salesforce Classic で使用可
能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
Shared Activities の有効化の考慮事項 (活動に複数の取引先責任者がある場合)
Shared Activities を使用すると、ユーザが複数 (最大 50 件) の取引先責任者を各行動
または ToDo に関連付けることができます。この機能により、行動と ToDo に関す
る情報 (活動予定と活動履歴) を取引先責任者詳細ページに追加できます。Shared
Activities を有効化する場合には、次の考慮事項について注意してください。たと
えば、[活動設定] で Shared Activities を無効にすることはできません。活動ページ
レイアウトに [名前] 関連リストを追加することをお勧めします。また、Shared
Activities を無効のままにすると、活動のカスタム参照や送信済みメールに関する
重複 ToDo の作成がサポートされないなどの制限もあります。
Shared Activities を有効化する場合には、次の考慮事項について注意してください。
[活動設定] で無効にできない
Shared Activities を有効化した場合、または Salesforce 組織で Shared Activities がデ
フォルトで有効化されている場合、無効にすることはできません。
エディション
Lightning Experience で使用
可能なエディション:
Contact Manager Edition、
Personal Edition、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、Unlimited Edition、
および Developer Edition
Salesforce Classic で使用可
能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
Shared Activities の有効化プロセス
Salesforce 組織の活動量によっては、Shared Activities の有効化プロセスに最大 48
時間かかる場合があります。このプロセスの間も、ユーザは引き続き行動と
ToDo を使用することができます。プロセスが完了しなかった場合は、[設定]
の [活動設定] ページに、その状況と必要な処置に関するメッセージが表示されます。
227
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
関連する取引先責任者とその他の活動詳細を一緒に表示
ToDo 詳細ページと行動詳細ページに関連する取引先責任者のリストを追加するには、[名前] 関連リストが
行動および ToDo ページレイアウトに含まれていることを確認します。一部の Salesforce 組織では、[名前]
関連リストはデフォルトでレイアウトに含まれています。
[名前] 関連リストの内容は、項目で構成されていないため、項目レベルセキュリティ設定は適用されませ
ん。
Visualforce での行動の表示
Visualforce ページに Shared Activities の行動を表示するのに標準コントローラを使用する場合は、API バージョ
ン 26.0 以降を使用します。
Shared Activities を無効のままにする場合は、次の考慮事項があります。
1 つの活動につき取引先責任者は 1 つのみ
Shared Activities が有効化されていない場合、活動を複数の取引先責任者に関連付けることはできません。
活動リレーションに基づいたカスタムレポートの制限
Shared Activities が有効化されていない場合、活動リレーションに基づいたカスタムレポートは次のように動
作します。
• 行動への招待者のみが表示され、主催者は表示されない
• 誰も招待されていない行動は表示されない
活動のカスタム参照がサポートされない
Shared Activities が有効化されていない場合、活動のカスタム参照項目リレーションを使用するカスタムレ
ポートタイプはサポートされません。
メールの重複レコード
Shared Activities が有効化されていない場合、複数の取引先責任者にメールを送信すると、Salesforce によって
取引先責任者ごとに完了 ToDo が作成されます。つまり、Salesforce は、メールに対応する ToDo 1 件のみでは
なく、重複レコードを作成します。
活動へのアクセスには「親レコードに連動」共有モデルが必要
「親にレコード連動」共有モデルを関連レコードタイプに適用しない限り、ユーザは別のユーザに割り当
てられた活動にアクセスできません。たとえば、ユーザが取引先責任者の行動を表示するとします。「親
レコードに連動」共有モデルを取引先責任者に適用しない限り、そのユーザは行動を表示できません (Shared
Activities が有効化されているかどうかに関係なく、ユーザには、取引先責任者に対するオブジェクトレベル
の「すべての参照」権限が必要です)。
228
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
Shared Activities の有効化のガイドライン (活動に複数の取引先責任者がある場合)
行動詳細および ToDo 詳細と一緒に関連する取引先責任者を含めるには、[名前]
関連リストを行動詳細および ToDo 詳細ページレイアウトに含めます。
行動およびカレンダーのオプションのカスタマイズ
営業担当がミーティングとスケジュールを管理する方法を最適化します。Lightning
Experience、Salesforce Classic、および Salesforce1 のオプションは異なります。
設定または 説明
機能
設定とヘル Lightning
Experience
プ
Salesforce
Classic
複数日の行 ユーザが開 [設定] か
動を許可
始から 1 日 ら、[ク
(24 時間) を イック検
経過した後 索] ボック
に終了する スに「活動
行動を作成 設定」と入
できるよう 力し、[複数
にします。 日の行動の
Salesforce1
エディション
Lightning Experience で使用
可能なエディション:
Contact Manager Edition、
Personal Edition、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、Unlimited Edition、
および Developer Edition
Salesforce Classic で使用可
能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
有効化] を
選択しま
す。
定期的な行 ユーザが指 [設定] か
動を許可
定された間 ら、[ク
隔で繰り返 イック検
される行動 索] ボック
を作成でき スに「活動
るようにし 設定」と入
ます。この 力し、[定期
設定を無効 的な行動の
にすると、 作成の有効
ユーザはこ 化] を選択
れまでどお します。
り既存の定
期的な行動
の間隔を編
集できます
が、新しい
定期的な行
動は作成で
きません。
229
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
Lightning
Experience
設定または機能
説明
設定とヘルプ
[ホーム] タブのカ
レンダーのフ
ロート表示リン
クを許可
ユーザがマウス
ポインタを行動
の上に置いたと
きに行動の詳細
を表示します。
[設定] から、[ク
イック検索] ボッ
クスに「ユーザ
インターフェー
ス」と入力し、
[ホームページの
行動のフロート
表示を有効化]を
選択します。
ドラッグアンド
ドロップによる
カレンダーの編
集を許可
ユーザが自分の
カレンダーの日
表示または週表
示で行動をド
ラッグして再ス
ケジュールでき
るようにしま
す。
[設定] から、[ク
イック検索] ボッ
クスに「ユーザ
インターフェー
ス」と入力し、
[カレンダー
ビューでのド
ラッグアンドド
ロップ編集を有
効化]を選択しま
す。
ユーザのカレン
ダー内のクリッ
クによる行動の
作成を許可
ユーザがカレン
ダー内の時間枠
をクリックして
行動を作成でき
るようにしま
す。
[設定] から、[ク
イック検索] ボッ
クスに「ユーザ
インターフェー
ス」と入力し、
[カレンダー
ビューでのク
リック作成行動
を有効化]を選択
します。
リストビューで
のドラッグアン
ドドロップによ
るスケジュール
を許可
取引先責任者お
よびリードのリ
ストビューで、
ユーザがカレン
ダーに取引先責
任者またはリー
ドをドラッグし
て行動をスケ
ジュールできる
ようにします。
ユーザが行動の
[設定] から、[ク
イック検索] ボッ
クスに「ユーザ
インターフェー
ス」と入力し、
[リストビューで
のドラッグアン
ドドロップスケ
ジュール設定を
有効化]を選択し
ます。「ページ
230
Salesforce Classic Salesforce1
販売ツールの設定および管理
設定または機能
営業担当のミーティングと ToDo の支援
Lightning
Experience
説明
設定とヘルプ
詳細を入力する
フロート表示の
ミニページレイ
アウトをカスタ
マイズできま
す。
レイアウトおよ
び項目レベルセ
キュリティの概
要」も参照して
ください。
ユーザが最後に
使用したカレン
ダービューへの
リンク ( ) を [最
近使ったデータ]
の上のサイド
バーに表示しま
す。
[設定] から、[ク
イック検索] ボッ
クスに「ユーザ
インターフェー
ス」と入力し、
[サイドバーカレ
ンダーショート
カットを有効化]
を選択します。
私の ToDo 一覧の ユーザがマウス
リンクのフロー ポインタを ToDo
ト表示を有効化 の上に置いたと
きに、[ホーム] タ
ブにポップアッ
プで ToDo の詳細
を表示します。
[設定] から、[ク
イック検索] ボッ
クスに「ユーザ
インターフェー
ス」と入力し、
[私の ToDo 一覧
のリンクのフ
ロート表示を有
効化]を選択しま
す。
マルチユーザカ
レンダービュー
での行動の詳細
の表示
すべてのユーザ
の日表示、週表
示、月表示のカ
レンダーのフ
ロート表示とし
てではなく、画
面上に行動の詳
細を表示しま
す。この設定を
有効にしても、
カレンダー共有
設定は上書きさ
れません。
[設定] から、[ク
イック検索] ボッ
クスに「活動設
定」と入力し、
[マルチユーザカ
レンダービュー
に行動の詳細を
表示]を選択しま
す。
公開カレンダー
およびリソース
マーケティング
行動、商品のリ
「Salesforce Classic
での公開カレン
サイドバーカレ
ンダーショート
カットを有効化
231
Salesforce Classic Salesforce1
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
Lightning
Experience
設定または機能
説明
設定とヘルプ
カレンダーの作
成
リース、トレー
ニングコース、
チームの休暇な
どのグループ活
動や、会議室な
どの共有リソー
スを管理するカ
レンダーを作成
します。
ダーまたはリ
ソースカレン
ダーの作成およ
び管理」 (ページ
237)を参照してく
ださい。
ミーティング要
請の設定 (Cloud
Scheduler)
ユーザが顧客と
のミーティング
を要請できるボ
タンを取引先責
任者、リード、
および個人取引
先の [活動予定]
関連リストに表
示します。
「Salesforce Classic
での Cloud
Scheduler の設
定」 (ページ 233)
を参照してくだ
さい。
[ホーム] タブに
Cloud Scheduler
ミーティング要
請を表示
[ホーム] タブのカ
レンダーに [要請
済みミーティン
グ] サブタブを表
示します。この
サブタブには、
ユーザが要請
し、まだ確認さ
れていないミー
ティングの一覧
が表示されま
す。
[設定] から、[ク
イック検索] ボッ
クスに「活動設
定」と入力し、
[ホーム] タブの
[カレンダー] セ
クションの [要請
済みミーティン
グを表示]を選択
します。
Cloud Scheduler
ミーティング要
請にカスタムロ
ゴを表示
ミーティング要
請などのコミュ
ニケーションで
カスタムロゴを
表示します。行
動に招待するか
ミーティングを
要請すると、招
待者に対してロ
[設定] から、[ク
イック検索] ボッ
クスに「活動設
定」と入力し、
[ミーティングの
お願いにカスタ
ムロゴを表示]を
選択します。
232
Salesforce Classic Salesforce1
販売ツールの設定および管理
設定または機能
説明
営業担当のミーティングと ToDo の支援
設定とヘルプ
Lightning
Experience
Salesforce Classic Salesforce1
ゴが表示されま
す。
このセクションの内容:
Salesforce Classic での Cloud Scheduler の設定
[新規ミーティング要請] ボタンは、ページレイアウトでデフォルトで有効になっています。ユーザは Cloud
Scheduler を使用して、顧客とのミーティングを要請できます。有効になっている場合、このボタンは取引
先責任者、リード、および個人取引先の詳細ページの [活動予定] 関連リストに表示されます。
Salesforce Classic での公開カレンダーまたはリソースカレンダーの作成および管理
公開カレンダーを使用すると、グループ活動を管理できます。たとえば、マーケティング行動、商品のリ
リース、トレーニングなどのグループの行動を追跡したり、チームの休暇などの共通の活動をスケジュー
ルしたりできます。リソースカレンダーを使用すると、会議室やオーバーヘッドプロジェクターなどの共
有リソースの使用をスケジュールできます。
行動の項目
行動レコードには、行動の詳細を追跡して記録するための標準項目があります。
Salesforce Classic での Cloud Scheduler の設定
[新規ミーティング要請]ボタンは、ページレイアウトでデフォルトで有効になっ
ています。ユーザは Cloud Scheduler を使用して、顧客とのミーティングを要請で
きます。有効になっている場合、このボタンは取引先責任者、リード、および
個人取引先の詳細ページの [活動予定] 関連リストに表示されます。
次のメソッドは、単独で使用するか、詳細ページレイアウトに[新規ミーティン
グ要請]ボタンを表示するかどうかの制御と組み合わせて使用できます。また、
このボタンは、[要請済みミーティング] サブタブが有効で該当する追加または削
除アクションに影響されない場合は、[ホーム] タブの [カレンダー] セクションで
も使用できます。
Cloud Scheduler 簡易設定
複数のページレイアウトに [新規ミーティング要請] ボタンを追加または削除す
る手順は、次のとおりです。
エディション
Salesforce Classic で使用可
能なエディション:
Personal Edition および
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
ユーザ権限
ページレイアウトと活動
設定をカスタマイズする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Cloud Scheduler」と入力し、
[クラウドスケジューラ] を選択します。
2. ボタンを追加するときに、新しいユーザインターフェースのテーマがまだ有効になっていない場合は、[設
定] の [ユーザインターフェース] ページで有効にします。
3. [[追加] ボタン]をクリックして、すべての対象のページレイアウトの [活動予定] 関連リストに[新規ミーティ
ング要請] ボタンを追加します。対象レイアウトでは、[活動予定] 関連リストに 3 個までボタンを表示でき
233
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
ます (ボタンが多すぎて窮屈にならないようにするため)。[[削除] ボタン] をクリックすると、現在のすべて
のページレイアウトからボタンが削除されます。
メモ: 個別のページレイアウトにボタンを表示するかどうかをより詳細に設定する場合は、簡易方法を使
用したり簡易方法と組み合わせるのではなく、手動の設定方法を使用することを検討してください。
Cloud Scheduler 手動設定
個々のページレイアウトに [新規ミーティング要請] ボタンを追加または削除する手順は、次のとおりです。
1. ボタンを追加するときに、新しいユーザインターフェースのテーマがまだ有効になっていない場合は、[設
定] の [ユーザインターフェース] ページで有効にします。「ユーザインターフェース設定のカスタマイズ」
を参照してください。
2. 希望するページレイアウトで、[活動予定] 関連リストに [新規ミーティング要請] ボタンを追加または削除
します。
• 取引先責任者
• リード
• 個人取引先 (有効な場合)
ユーザが個人取引先とのミーティングを要請する前に、ページレイアウトに [メール] 項目を追加する
必要があります。個人取引先のオブジェクト管理設定から、[ページレイアウト] に移動します。
メモ: 複数のページレイアウトがあり、そのすべてまたはほとんどに影響を及ぼすようなものにする場合
は、手動による方法を使用したり手動による方法と組み合わせるのではなく、簡易設定方法を検討して
ください。
Cloud Scheduler の任意の設定
次の設定は、Cloud Scheduler がさらに使いやすいものになるよう、必要に応じて有効化できます。
• ユーザに Salesforce for Outlook をインストールするように依頼します。
ユーザが Salesforce と Outlook で行動を同期して、Salesforce のカレンダーに表示されているユーザ自身の予定
に基づいてミーティング時間を提案できるようにすることをお勧めします。
• 招待者に送信するミーティング要請に会社のロゴを追加します。
• [ホーム] タブの [カレンダー] セクションに要請済みのミーティングを表示します。
[要請済みミーティング] サブタブは、デフォルトで表示されます。[新規ミーティング要請]ボタンをすべて
のページレイアウトから削除する場合、ユーザがミーティングを要請できなくなるため、[要請済みミー
ティング] サブタブも削除することをお勧めします。
• Cloud Scheduler を使用して、パートナーユーザがミーティングを要請できるようにします。カスタムパート
ナーユーザプロファイルに適切なユーザ権限 (ページ 235)があり、有効で、パートナーユーザに割り当てら
れている必要があります。
234
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
ユーザ権限要件
ユーザがミーティングを要請するには、「メールの送信」と「行動の編集」権限が必要です。これらの権限
は、ほとんどの標準プロファイルで自動的に選択されています。
ユーザに必要な権限がないと、次の問題が発生します。
• [活動予定] 関連リストに [新規ミーティング要請] ボタンを表示できない
• 要請したミーティングの編集、再スケジュール、キャンセルができない
項目レベルセキュリティの要件
ほとんどの場合、ユーザにミーティングの要請を許可するのに項目レベルセキュリティ設定を変更する必要は
ありません。ただし、Salesforce 組織で特定のプロファイルについてデフォルトの項目レベルセキュリティ設定
を変更した場合は、次の表を参照し、変更してもユーザがミーティングを要請できることを確認します。
メモ: 権限セットと拡張プロファイルユーザインターフェースでは、設定の表示ラベルが元のプロファイ
ルユーザインターフェースや項目をカスタマイズするための項目レベルのセキュリティページとは異な
ります。
オブジェ
クト
項目
Event
名前
必要な項目レベルセキュリティ設定
説明
権限セットと拡張
プロファイルユー
ザインターフェー
ス
元のプロファイル
ユーザインター
フェースおよび項
目ページのカスタ
マイズ
[参照] と [編集]
[参照可能] ([参照 この項目を参照できない場合、[活動
のみ] が選択され 予定] 関連リストには[新規ミーティン
ていない)
グ要請] ボタンが表示されず、ユーザ
が要請済みミーティングを変更 (確認
または再スケジュール) または表示し
ようとすると「アクセス権がありませ
ん」というメッセージが表示されま
す。
この項目を参照できるが編集できない
場合、[活動予定] 関連リストには [新
規ミーティング要請] ボタンが表示さ
れず、要請済みミーティングは参照の
みとして表示されます (ユーザはミー
ティングを確認または再スケジュール
できません)。
説明
参照
参照可能
235
デフォルトでは、要請されたミーティ
ングが確認されると、ミーティング主
催者から最後に送信されたメッセージ
販売ツールの設定および管理
オブジェ
クト
項目
営業担当のミーティングと ToDo の支援
必要な項目レベルセキュリティ設定
権限セットと拡張
プロファイルユー
ザインターフェー
ス
説明
元のプロファイル
ユーザインター
フェースおよび項
目ページのカスタ
マイズ
が新しい行動の [説明] 項目に表示さ
れます。
ただし、[説明] 項目の項目レベルセ
キュリティが参照可能でない場合、後
で項目レベルセキュリティを参照可能
に設定しても [説明] 項目に最後の
メッセージは表示されません。
このセクションの内容:
Salesforce Classic でのミーティング要請へのカスタムロゴの追加に関するガイドライン
ミーティング要請などのコミュニケーションで、カスタムロゴを表示できます。カスタムロゴ画像に関す
る次のガイドラインを使用してください。
Salesforce Classic でのミーティング要請へのカスタムロゴの追加に関するガイドライン
ミーティング要請などのコミュニケーションで、カスタムロゴを表示できます。
カスタムロゴ画像に関する次のガイドラインを使用してください。
エディション
カスタムロゴは、次の場所に表示されます。
Salesforce Classic で使用可
能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
• ミーティングを要請するか、行動をスケジュールするときに招待者に送信す
るメール要求
• 招待者が都合のよいミーティング時間を選択するミーティング回答ページ
• 招待者が行動を承認または拒否する行動の回答ページ
カスタムロゴを使用するときは、次の点に注意してください。
• 画像は 20 KB 未満であり、ファイル形式は .gif、.jpeg、または .png である必要
があります。
• 最良の結果を得るには、幅は 130 ピクセル未満、高さは 100 ピクセル未満、1
インチあたり 72 ピクセルの画像を使用します。自動サイズ調整により、一部
のメールクライアントで大きい画像が正しく表示されない場合があります。
ユーザ権限
活動設定をカスタマイズ
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
• 最初にロゴを [ドキュメント] タブにアップロードしてから、外部で参照できるようにする必要があります。
メモ:
– ロゴが共有ドキュメントフォルダにある場合、他のユーザはロゴを置き換えることができます。不
要な変更を回避するため、システム管理者のみがアクセスできるフォルダを作成し、ロゴをそこに
アップロードします。
236
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
– [私の個人ドキュメント] フォルダに保存されているか [社外秘フラグ] とマークされたロゴは使用
できません。
• ミーティング要請で使用されている場合、[ドキュメント] タブからカスタムロゴを削除することはできま
せん。まず、ロゴとして使用する別の画像を選択するか、ミーティング要請のカスタムロゴを表示するオ
プションを解除する必要があります。
Salesforce Classic での公開カレンダーまたはリソースカレンダーの作成および管理
公開カレンダーを使用すると、グループ活動を管理できます。たとえば、マー
ケティング行動、商品のリリース、トレーニングなどのグループの行動を追跡
したり、チームの休暇などの共通の活動をスケジュールしたりできます。リソー
スカレンダーを使用すると、会議室やオーバーヘッドプロジェクターなどの共
有リソースの使用をスケジュールできます。
作成できるカレンダーの数に制限はありません。
エディション
Salesforce Classic で使用可
能なエディション:
Personal Edition および
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
• 既存の公開カレンダーとリソースカレンダーの参照および編集
[設定] から、[クイック検索] ボックスに「公開 & リソースカレンダー」と入
力し、[公開 & リソースカレンダー] を選択します。
• 公開カレンダーまたはリソースカレンダーの作成
1. [新規] をクリックしてカレンダーの名前を指定し、[有効] を選択してカレ
ンダーを保存します。
2. [共有] をクリックします。カレンダーを共有させる公開グループ、ロー
ル、またはユーザを追加します。
3. [カレンダーのアクセス権] で、次のいずれかを選択して、カレンダーを
共有する方法を指定します。
詳細を非表示
他のユーザには、所定の時間が使用可能かどうかが表示されますが、
カレンダーの行動についてそれ以外の情報は表示されません。
ユーザ権限
公開カレンダーを管理す
る
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
リソースカレンダーを管
理する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
行動の関連レコードを参
照する
• ユーザには「参照」権
限が必要
詳細の非表示、新規行動の追加
他のユーザには、所定の時間が使用可能かどうかが表示されますが、行動の詳細は表示されません。
カレンダーに行動を追加できます。
詳細の表示
他のユーザに、カレンダーの行動についての詳細情報が表示されます。
詳細の表示、新規行動の追加
他のユーザには、カレンダーの行動についての詳細情報が表示され、カレンダーに行動を追加でき
ます。
フルアクセス
他のユーザには、カレンダーの行動についての詳細情報が表示され、カレンダーに行動を追加した
り、カレンダーの既存の行動を編集できます。
• 公開カレンダーの削除
237
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「公開 & リソースカレンダー」と入力し、[公開 & リソースカレ
ンダー] を選択します。
2. カレンダーの名前の横にある [削除] をクリックします。
ユーザは、適切な「参照」または「編集」権限を持つようにしてください。たとえば、商談に対する「参照」
権限を持っていない招待者は、その予定と関連付けられている商談を参照できません。
行動の項目
行動レコードには、行動の詳細を追跡して記録するための標準項目があります。
このセクションの内容:
Lightning Experience の行動の項目
Lightning Experience では、行動の詳細を追跡して記録するための次の標準項目を使用できます。
Salesforce Classic の行動の項目
Salesforce Classic では、行動の詳細を追跡して記録するための次の標準項目を使用できます。
Lightning Experience の行動の項目
Lightning Experience では、行動の詳細を追跡して記録するための次の標準項目を
使用できます。
項目
説明
通貨
活動内のすべての通貨金額項目のデ
フォルト通貨を示します。金額は活動
通貨で表示されます。また、ユーザの
個人設定の通貨にも変換されます。マ
ルチ通貨を使用する組織でのみ表示さ
れます。
終日の行動
このチェックボックスをオンにする
と、ユーザは行動が終日継続すること
を指定します。
割り当て先
行動に割り当てられた所有者を示しま
す。デフォルトでは、行動は作成者に
割り当てられます。
行動の詳細ページまたはリストビュー
の [割り当て先] は行動の作成者を表
します。ただし、行動の招待者が取引
先責任者に関連する活動レポートを参
照している場合、[割り当て済み] はそ
の参照者を招待者として表します。
238
エディション
Lightning Experience で使用
可能なエディション:
Developer Edition、
Enterprise Edition、Group
Edition、Performance
Edition、Professional
Edition、および Unlimited
Edition
販売ツールの設定および管理
項目
営業担当のミーティングと ToDo の支援
説明
この項目は、Personal Edition では使用できません。
作成者
行動を作成したユーザ (作成日時を含む) を示します。
参照のみ。
日付
行動の予定日を示します。この項目は、複数日の行動
が無効になっている場合にのみ表示されます。
説明
行動を説明するメモが含まれます。この項目には 32
KB までのデータを入力できます。
ディビジョン
活動が属するディビジョンを示します。この値は、関
連付けられている取引先、リード、ケース、カスタム
オブジェクト (存在する場合) から自動的に継承されま
す。存在しない場合、活動はグローバルディビジョン
に属します。ディビジョンを使用してデータを分割し
ている組織でのみ使用できます。
所要時間
終日よりも短い範囲の行動の長さ (時間と分) を表しま
す。この項目は、複数日の行動が無効になっている場
合にのみ表示されます。
メール
行動に関連付けられている取引先責任者またはリード
のメールアドレスが含まれます。この項目には、関連
付けられている取引先責任者またはリードレコードの
値が自動的に設定されます。
終了
行動の終了予定日時を示します。この項目は、複数日
の行動が有効になっている場合にのみ表示されます。
行動レコードタイプ
どのような選択リスト値がそのレコードで使用可能か
を決定する項目名が含まれます。Enterprise Edition、
Unlimited Edition、Performance Edition、および Developer
Edition で使用できます。
最終更新者
行動を最後に変更したユーザの名前、および変更日時
が含まれます。参照のみ。
名前
行動に関連付けられている取引先責任者またはリード
の名前が含まれます。組織で Shared Activities が有効化
されている場合は、最大 50 件の取引先責任者を非定
期的な行動に関連付けることができます。この項目
は、取引先責任者およびリードに対する「参照」権限
を持つユーザにのみ表示されます。取引先責任者を行
動に関連付けると、Salesforceが行動を関連付ける取引
先に影響を与える場合があります。[関連先] 項目を
参照してください。
239
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
項目
説明
場所
行動の場所を示します。
電話
行動に関連付けられている取引先責任者またはリード
の電話番号が含まれます。この項目には、関連付けら
れている取引先責任者またはリードレコードの値が自
動的に設定されます。
非公開
行動の所有者以外のユーザが、行動の所有者のカレン
ダーを表示した場合に、行動の詳細を表示できるかど
うかを示します。ただし、「すべてのデータの参照」
または「すべてのデータの編集」権限を持つユーザ
は、レポートや検索、または他のユーザのカレンダー
を参照したときに非公開行動の詳細を参照できます。
エクスポートされたデータファイルには常に非公開の
行動が含まれます。招待者を含む行動と、他のユーザ
のカレンダーで追加または変更された行動は非公開に
はできません。非公開の行動を他のレコードに関連付
けることはできません。
公開
メモ: Summer '13 より前では、この項目は [セル
フサービスに公開] と呼ばれていました。
このチェックボックスは、過去の行動をセルフサービ
スポータルで表示するかどうかを指定します。
メモ: Spring '12 リリース以降、新しい組織ではセ
ルフサービスポータルを利用できません。既存
の組織は、引き続きセルフサービスポータルを
使用できます。
組織でコミュニティが有効になっている場合、この項
目の値により、行動をコミュニティの外部ユーザに表
示するかどうかを指定します。行動が外部ユーザに
よって所有されている場合は、行動が公開とマークさ
れているかどうかに関係なく、そのユーザにはコミュ
ニティで行動が表示されます。
この項目は、デフォルトでは表示されません。Salesforce
システム管理者は、この項目を公開できます。
関連先
行動が関連付けられているレコード (取引先、商談、
カスタムオブジェクトなど)を表します。この項目は、
ユーザが行動をリードではなく取引先責任者に関連付
けた場合にのみ使用できます。レコードは、行動が関
連付けられているレコードタイプに対する「参照」権
限を持つユーザにのみ表示されます。
240
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
項目
説明
行動を取引先以外のオブジェクトに関連付ける場合、
Salesforceは、行動の取引先を次のように判断します。
• 行動を商談、契約、または取引先に属するカスタ
ムエンティティに関連付けるとします。Salesforce
は、そのオブジェクトの取引先を行動の取引先と
して使用します。
• 行動を他の種別のオブジェクトに関連付け、その
行動を取引先責任者にも関連付けるとします。
Salesforce は、主取引先責任者の取引先を行動の取
引先として使用します。
• [関連先] 項目が空のままの場合、Salesforce では、
取引先は行動に関連付けられません。
予定の公開方法
選択リスト。別のユーザがカレンダーを参照した場合
に行動がどのように表示されるか(予定あり、外出中、
空き時間など) を決定します。
開始
行動の開始予定日時。この項目は、複数日の行動が有
効になっている場合にのみ表示されます。
件名
行動の件名 (「ミーティング」など) が含まれます。
ユーザは、件名を入力するか、すでに定義されている
件名のリストから選択することができます。
時間
行動予定の開始時間を示します。この項目は、複数日
の行動が無効になっている場合にのみ表示されます。
種類
メールやミーティングなど、行動の種別を示します。
選択リストの値の最大文字数は 40 文字です。
Salesforce Classic の行動の項目
Salesforce Classic では、行動の詳細を追跡して記録するための次の標準項目を使用
できます。
項目
説明
通貨
活動内のすべての通貨金額項目のデ
フォルト通貨を示します。金額は活動
通貨で表示されます。また、ユーザの
個人設定の通貨にも変換されます。マ
ルチ通貨を使用する組織でのみ表示さ
れます。
241
エディション
Salesforce Classic で使用可
能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
招待者が関連する行動が
使用できないエディショ
ン: Personal Edition
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
項目
説明
終日の行動
このチェックボックスをオンにすると、ユーザは行動
が終日継続することを指定します。
割り当て先
行動に割り当てられた所有者を示します。デフォルト
では、行動は作成者に割り当てられます。
行動の詳細ページまたはリストビューの [割り当て先]
は行動の作成者を表します。ただし、行動の招待者が
取引先責任者に関連する活動レポートを参照している
場合、[割り当て済み] はその参照者を招待者として
表します。
この項目は、Personal Edition では使用できません。
定期的な行動を作成
このチェックボックスをオンにすると、ユーザは一連
の定期的な行動を設定できます。
作成者
行動を作成したユーザ (作成日時を含む) を示します。
参照のみ。
日付
行動の予定日を示します。この項目は、複数日の行動
が無効になっている場合にのみ表示されます。
説明
行動を説明するメモが含まれます。この項目には 32
KB までのデータを入力できます。
ディビジョン
活動が属するディビジョンを示します。この値は、関
連付けられている取引先、リード、ケース、カスタム
オブジェクト (存在する場合) から自動的に継承されま
す。存在しない場合、活動はグローバルディビジョン
に属します。ディビジョンを使用してデータを分割し
ている組織でのみ使用できます。
所要時間
終日よりも短い範囲の行動の長さ (時間と分) を表しま
す。この項目は、複数日の行動が無効になっている場
合にのみ表示されます。
メール
行動に関連付けられている取引先責任者またはリード
のメールアドレスが含まれます。この項目には、関連
付けられている取引先責任者またはリードレコードの
値が自動的に設定されます。
終了
行動の終了予定日時を示します。この項目は、複数日
の行動が有効になっている場合にのみ表示されます。
行動レコードタイプ
どのような選択リスト値がそのレコードで使用可能か
を決定する項目名が含まれます。Enterprise Edition、
Unlimited Edition、Performance Edition、および Developer
Edition で使用できます。
242
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
項目
説明
最終更新者
行動を最後に変更したユーザの名前、および変更日時
が含まれます。参照のみ。
名前
行動に関連付けられている取引先責任者またはリード
の名前が含まれます。組織で Shared Activities が有効化
されている場合は、最大 50 件の取引先責任者を非定
期的な行動に関連付けることができます。この項目
は、取引先責任者およびリードに対する「参照」権限
を持つユーザにのみ表示されます。取引先責任者を行
動に関連付けると、Salesforceが行動を関連付ける取引
先に影響を与える場合があります。[関連先] 項目を
参照してください。
場所
行動の場所を示します。
電話
行動に関連付けられている取引先責任者またはリード
の電話番号が含まれます。この項目には、関連付けら
れている取引先責任者またはリードレコードの値が自
動的に設定されます。
非公開
行動の所有者以外のユーザが、行動の所有者のカレン
ダーを表示した場合に、行動の詳細を表示できるかど
うかを示します。ただし、「すべてのデータの参照」
または「すべてのデータの編集」権限を持つユーザ
は、レポートや検索、または他のユーザのカレンダー
を参照したときに非公開行動の詳細を参照できます。
エクスポートされたデータファイルには常に非公開の
行動が含まれます。招待者を含む行動と、他のユーザ
のカレンダーで追加または変更された行動は非公開に
はできません。非公開の行動を他のレコードに関連付
けることはできません。
公開
メモ: Summer '13 より前では、この項目は [セル
フサービスに公開] と呼ばれていました。
このチェックボックスは、過去の行動をセルフサービ
スポータルで表示するかどうかを指定します。
メモ: Spring '12 リリース以降、新しい組織ではセ
ルフサービスポータルを利用できません。既存
の組織は、引き続きセルフサービスポータルを
使用できます。
組織でコミュニティが有効になっている場合、この項
目の値により、行動をコミュニティの外部ユーザに表
示するかどうかを指定します。行動が外部ユーザに
243
販売ツールの設定および管理
項目
営業担当のミーティングと ToDo の支援
説明
よって所有されている場合は、行動が公開とマークさ
れているかどうかに関係なく、そのユーザにはコミュ
ニティで行動が表示されます。
この項目は、デフォルトでは表示されません。Salesforce
システム管理者は、この項目を公開できます。
関連先
行動が関連付けられているレコード (取引先、商談、
カスタムオブジェクトなど)を表します。この項目は、
ユーザが行動をリードではなく取引先責任者に関連付
けた場合にのみ使用できます。レコードは、行動が関
連付けられているレコードタイプに対する「参照」権
限を持つユーザにのみ表示されます。
行動を取引先以外のオブジェクトに関連付ける場合、
Salesforceは、行動の取引先を次のように判断します。
• 行動を商談、契約、または取引先に属するカスタ
ムエンティティに関連付けるとします。Salesforce
は、そのオブジェクトの取引先を行動の取引先と
して使用します。
• 行動を他の種別のオブジェクトに関連付け、その
行動を取引先責任者にも関連付けるとします。
Salesforce は、主取引先責任者の取引先を行動の取
引先として使用します。
• [関連先] 項目が空のままの場合、Salesforce では、
取引先は行動に関連付けられません。
返答
省略可能な項目。行動に招待されたユーザが行動を承
諾または拒否するときにメモを入力できるようにしま
す。この項目は、Personal Edition では使用できません。
招待者を選択
最大 1,000 人のユーザ (招待者) およびリソースを行動
に関連付けることができます。行動に招待する人また
はリソースを検索すると、[選択可能] リストに最大
300 の結果が表示されます。
予定の公開方法
選択リスト。別のユーザがカレンダーを参照した場合
に行動がどのように表示されるか(予定あり、外出中、
空き時間など) を決定します。
開始
行動の開始予定日時。この項目は、複数日の行動が有
効になっている場合にのみ表示されます。
件名
行動の件名 (「ミーティング」など) が含まれます。
ユーザは、件名を入力するか、すでに定義されている
件名のリストから選択することができます。
244
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
項目
説明
時間
行動予定の開始時間を示します。この項目は、複数日
の行動が無効になっている場合にのみ表示されます。
種類
メールやミーティングなど、行動の種別を示します。
選択リストの値の最大文字数は 40 文字です。
ToDo のカスタマイズオプション
営業担当が作業を管理する方法を最適化します。Lightning Experience、Salesforce Classic、および Salesforce1 のオプ
ションは異なります。
設定または機能
説明
設定とヘルプ
Lightning
Experience
ToDo の割り当て
のメール通知を
受信するかどう
かをユーザが選
択
ToDo が割り当て
られたときに、
一部制限付きで
メール通知を受
信するかどうか
をユーザが決定
できる設定を表
示します。
[設定] から、[ク
イック検索] ボッ
クスに「活動設
定」と入力し、
[ToDo 割り当て通
知に関するユー
ザ制御を有効化]
を選択します。
「Salesforce Classic
での ToDo 割り当
てのメール通知
の考慮事項」
(ページ 249)も参
照してくださ
い。
ToDo リストのア ToDo リストの横
クションのカス に表示されるア
タマイズ
クションバーを
カスタマイズし
ます。
「Lightning
Experience での
ToDo リストのカ
スタマイズのガ
イドライン」
(ページ 247)を参
照してくださ
い。
定期的な ToDo を ユーザが指定さ
許可
れた間隔で繰り
返される ToDo を
作成できるよう
にします。この
設定を無効にす
[設定] から、[ク
イック検索] ボッ
クスに「活動設
定」と入力し、
[定期的な ToDo
245
Salesforce Classic Salesforce1
販売ツールの設定および管理
設定または機能
説明
営業担当のミーティングと ToDo の支援
Lightning
Experience
設定とヘルプ
ると、ユーザは の作成の有効化]
これまでどおり を選択します。
既存の定期的な
ToDo の間隔を編
集できますが、
新しい定期的な
ToDo は作成でき
ません。
ユーザによる
ユーザが新規
ToDo のコピーの ToDo の独立した
割り当てを許可 コピーを複数の
ユーザに割り当
てできるように
します。
[設定] から、[ク
イック検索] ボッ
クスに「活動設
定」と入力し、
[グループ ToDo
を有効化]を選択
します。
簡単な [新規
[新規 ToDo] ペー
ToDo] ページを
ジで重要な ToDo
Salesforce1 に表示 の項目を最初に
表示します。
[設定] から、[ク
イック検索] ボッ
クスに「活動設
定」と入力し、
[簡単な新規 ToDo
フォームを
Salesforce1 に表
示] を選択しま
す。
メール統計情報
の追跡および表
示
[設定] から、[ク
イック検索] ボッ
クスに「活動設
定」と入力し、
[メール追跡を有
効にする]を選択
します。
「Salesforce Classic
でのメール追
跡」 (ページ 257)
も参照してくだ
さい。
HTML メールテン
プレートを使用
している場合
に、Salesforce で
の送信 HTML メー
ルの追跡を有効
にします。
246
Salesforce Classic Salesforce1
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
このセクションの内容:
Lightning Experience での ToDo リストのカスタマイズのガイドライン
ToDo リストの ToDo の項目およびアクションをカスタマイズできます。
行動および ToDo レイアウトの考慮事項 (レコードタイプ)
レコードタイプによってレコードのレイアウトと選択リスト値が決まります。1 つ以上のレコードタイプを
定義して、ユーザが行動または ToDo を作成するときに選択できるようにします。
Salesforce Classic での ToDo 割り当てのメール通知を受信するユーザオプションの表示
ユーザの個人設定に [私に todo が割り当てられた場合にメール送信] オプションを表示します。このオプ
ションにより、他のユーザから ToDo が割り当てられたときにメール通知を受信するかどうかをユーザが選
択できます。
ToDo の項目
ToDo レコードには、ToDo の詳細を追跡して記録するための標準項目があります。
Lightning Experience での ToDo リストのカスタマイズのガイドライン
ToDo リストの ToDo の項目およびアクションをカスタマイズできます。
ToDo リスト項目の項目
ToDo リストでは、ToDo のコンパクトレイアウトを使用して、個々の ToDo の
項目の表示と順序をカスタマイズできます。ただし、コンパクトレイアウト
から状況および期日項目を削除した場合でも、ToDo チェックボックスと期日
はリストの ToDo に表示されたままになります。リストに表示されるの残り
の項目は、コンパクトレイアウトに含まれる項目を反映します。
ToDo のアクション
ToDo リストの横にあるアクションバーをカスタマイズするには、ToDo のペー
ジレイアウトの [Salesforce1 および Lightning Experience アクション] セクションを
使用します。
関連トピック:
Lightning Experience での活動タイムラインのカスタマイズに関するガイドライン
247
エディション
Lightning Experience で使用
可能なエディション:
Developer Edition、
Enterprise Edition、Group
Edition、Performance
Edition、Professional
Edition、および Unlimited
Edition
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
行動および ToDo レイアウトの考慮事項 (レコードタイプ)
レコードタイプによってレコードのレイアウトと選択リスト値が決まります。1
つ以上のレコードタイプを定義して、ユーザが行動または ToDo を作成するとき
に選択できるようにします。
エディション
Lightning Experience で使用
可能なエディション:
Contact Manager Edition、
Personal Edition、Group
Edition、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、Unlimited Edition、
および Developer Edition
Salesforce Classic で使用可
能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
Salesforce Classic での ToDo 割り当てのメール通知を受信するユーザオプションの表示
ユーザの個人設定に [私に todo が割り当てられた場合にメール送信] オプション
を表示します。このオプションにより、他のユーザから ToDo が割り当てられた
ときにメール通知を受信するかどうかをユーザが選択できます。
Salesforce はデフォルトで、ユーザの個人設定にこのオプションを表示します。
組織でこのオプションを表示した場合と削除した場合の影響については、
「Salesforce Classic での ToDo 割り当てのメール通知の考慮事項」 (ページ 249)を参
照してください。
エディション
Salesforce Classic で使用可
能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
• ユーザの個人設定からこのオプションを削除するには、[設定] から、[クイック検索] ボックスに「活動設
定」と入力して、[ToDo 割り当て通知に関するユーザ制御を有効化] を選択解除します。
このセクションの内容:
Salesforce Classic での ToDo 割り当てのメール通知の考慮事項
[設定] で [ToDo 割り当て通知に関するユーザ制御を有効化] 設定が有効になっているときは、ユーザの個人
設定に [私に todo が割り当てられた場合にメール送信] オプションが表示されます。この設定とオプション
はどちらもデフォルトで有効になっています。[設定] でこの設定を無効にすると、Salesforce がオプションを
ユーザに非表示にします。設定を有効にした場合も無効にした場合も、Salesforce1 および Salesforce Classic の
ユーザ、コミュニティユーザ、パートナーポータルユーザ、ワークフロー ToDo ルールによって ToDo が割
り当てられたユーザ、API および Apex で ToDo が割り当てられたユーザに独自の影響が及びます。Salesforce
組織を移行するときは、過剰なメール通知を回避するために、移行中は [設定] で [ToDo 割り当て通知に関
するユーザ制御を有効化] を無効にすることを検討します。
248
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
Salesforce Classic での ToDo 割り当てのメール通知の考慮事項
[設定] で [ToDo 割り当て通知に関するユーザ制御を有効化] 設定が有効になって
エディション
いるときは、ユーザの個人設定に [私に todo が割り当てられた場合にメール送
信]オプションが表示されます。この設定とオプションはどちらもデフォルトで
Salesforce Classic で使用可
有効になっています。[設定] でこの設定を無効にすると、Salesforce がオプション
能なエディション:
をユーザに非表示にします。設定を有効にした場合も無効にした場合も、
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
Salesforce1 および Salesforce Classic のユーザ、コミュニティユーザ、パートナーポー
タルユーザ、ワークフロー ToDo ルールによって ToDo が割り当てられたユーザ、
API および Apex で ToDo が割り当てられたユーザに独自の影響が及びます。Salesforce
組織を移行するときは、過剰なメール通知を回避するために、移行中は [設定] で [ToDo 割り当て通知に関する
ユーザ制御を有効化] を無効にすることを検討します。
[設定] でこの機能を有効および無効にした場合の影響
影響を受けるユーザ
[設定] でこの機能を有効にした場合 [設定] でこの機能を無効にした場合
の影響
の影響
コミュニティユーザを含む
Salesforce1 ユーザ
[私の設定] > [通知] に、[あなたに
[私の設定] > [通知] に、[あなたに
ToDo を割り当て]チェックボックス ToDo を割り当て]チェックボックス
が表示されます。
が表示されません。
コミュニティユーザを含むSalesforce • [ToDo を作成] ページに、[メール • [ToDo を作成] ページに、[メール
Classic ユーザ
通知を送信] および [この設定を
通知を送信] および [この設定を
デフォルトにする]チェックボッ
デフォルトにする]チェックボッ
クスが表示されません。
クスが表示され、チェックボッ
クスがオンかどうかに応じて
• ユーザの個人設定の [アラーム &
メール通知が送信されます。
アラート] ページに、[私に todo
が割り当てられた場合にメール • [私に todo が割り当てられた場
送信]チェックボックスが表示さ
合にメール送信]チェックボック
れ、デフォルトでオンになって
スが表示されません。
います。
パートナーポータルユーザ
[ToDo を作成] ページに、[メール通
知を送信]および[この設定をデフォ
ルトにする] チェックボックスが表
示され、チェックボックスがオン
かどうかに応じてメール通知が送
• 他のユーザから ToDo が割り当て
信されます。
られるたびに、ユーザにメール
通知が送信されます (パートナー
ポータルには、システム管理者
またはユーザ用の設定ページが
ありません)。
• [ToDo を作成] ページに、[メール
通知を送信] および [この設定を
デフォルトにする]チェックボッ
クスが表示されません。
249
販売ツールの設定および管理
影響を受けるユーザ
営業担当のミーティングと ToDo の支援
[設定] でこの機能を有効にした場合 [設定] でこの機能を無効にした場合
の影響
の影響
ワークフロー ToDo ルールで生成さ • ワークフロー ToDo の [新規 ToDo] ワークフロー ToDo ルールに従っ
れた ToDo を割り当てられたユーザ
て、ToDo を割り当てられたユーザ
ページに、[任命先へ通知]
チェックボックスが表示されま にメール通知が送信されます。
せん。
• この機能がリリースされた Winter
'15 より前に Salesforce システム管
理者が [任命先へ通知] チェック
ボックスをオンにしていても、
ToDo を割り当てられたユーザが
メール通知を受信するオプショ
ンを選択解除した場合は、通知
を受信しません。
API で ToDo が割り当てられたユーザ API を使用して、
• triggerUserEmail が true の場
合は、ToDo が割り当てられたと
必要があります。
きにすべてのユーザにメール通
triggerUserEmail のデフォルト
知が送信されます。
値は false です。
• triggerUserEmail が false の場
• triggerUserEmail が true の場
合は、ToDo が割り当てられたと
合は、個々のユーザの設定に
きにメール通知が送信されませ
従って通知が送信されます。
ん。
• triggerUserEmail が false の場
合は、ToDo が割り当てられたと
きにメール通知が送信されませ
ん。
triggerUserEmail 値を設定する
Apex で ToDo が割り当てられたユー Apex を使用して送信される通知は、 要求ヘッダー内のいずれかの値が
ザ
要求ヘッダーのコンテキスト内で メール通知を送信するように設定
送信されます。
されている場合は、ToDo が割り当
てられたときにユーザにメール通
知が送信されます。Apex は、ヘッ
ダーを最初の行から最後の行まで
順次処理します。要求ヘッダー内
のステートメントで ToDo 通知が必
要であることが示されている場合
は、ステートメントがヘッダーの
後半にある場合でもメール通知が
送信されます。
250
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
ToDo の項目
ToDo レコードには、ToDo の詳細を追跡して記録するための標準項目があります。
このセクションの内容:
Lightning Experience の ToDo の項目
Lightning Experience では、ToDo の詳細を追跡して記録するための次の標準項目を使用できます。
Salesforce Classic の ToDo の項目
Salesforce Classic では、行動の詳細を追跡して記録するための次の標準項目を使用できます。
Lightning Experience の ToDo の項目
Lightning Experience では、ToDo の詳細を追跡して記録するための次の標準項目を
使用できます。
項目
説明
通貨
ToDo のすべての通貨金額項目のデフォ
ルト通貨を示します。金額は ToDo 通貨
で表示され、ユーザの個人設定の通貨
にも変換されます。マルチ通貨を使用
する組織でのみ表示されます。
割り当て先
ToDo に割り当てられた所有者を示しま
す。デフォルトで、ToDo は作成者に割
り当てられます。この項目は、Personal
Edition では使用できません。
通話時間
通話時間を秒単位で示します。
通話オブジェクト ID
サードパーティのテレフォニーシステ
ムとの Salesforce コンピュータテレフォ
ニーインテグレーション (CTI) 経由で
Salesforce にログされた通話の ID を示し
ます。この項目には通常、テレフォ
ニーシステムに保存されている ID が自
動入力されます。最大 255 文字です。
通話結果
「コールバックします」や「呼び出し
に失敗しました」など、通話の結果を
示します。最大 255 文字です。Salesforce
システム管理者は、選択リストの選択
肢をカスタマイズできます。
通話種別
通話種別 (着信、内線、発信) を示しま
す。Salesforce システム管理者は、選択
251
エディション
Lightning Experience で使用
可能なエディション:
Developer Edition、
Enterprise Edition、Group
Edition、Performance
Edition、Professional
Edition、および Unlimited
Edition
販売ツールの設定および管理
項目
営業担当のミーティングと ToDo の支援
説明
リストの選択肢をカスタマイズできます。
コメント
ToDo の説明が含まれます。このテキスト項目には 32
KB までのデータを入力できます。組織でスペルチェッ
カーが有効になっている場合は、ユーザがこの項目の
コンテンツをスペルをチェックできます。
作成者
ToDo を作成したユーザとその作成日時を示します。
参照のみ。
ディビジョン
ToDo が属するディビジョンを示します。この値は、
関連付けられている取引先、リード、ケース、カスタ
ムオブジェクト (存在する場合) から自動的に継承され
ます。存在しない場合、ToDo はグローバルディビジョ
ンに属します。ディビジョンを使用してデータを分割
している組織でのみ使用できます。
期日
ToDo の期日を示します。
メール
ToDo に関連付けられている取引先責任者またはリー
ドのメールアドレスが含まれます。この項目には、関
連付けられている取引先責任者またはリードレコード
の値が自動的に挿入されます。
最終更新者
ToDo を最後に変更したユーザとその変更日時を示し
ます。この項目は参照のみです。
名前
ToDo に関連付けられている取引先責任者またはリー
ドの名前が含まれます。組織で Shared Activities が有効
になっている場合は、ユーザが最大 50 件の取引先責
任者を非定期的な ToDo に関連付けることができます。
この項目は、取引先責任者およびリードに対する「参
照」権限を持つユーザにのみ表示されます。取引先責
任者を ToDo に関連付けると、Salesforce が ToDo を関連
付ける取引先に影響する場合があります。[関連先]
項目を参照してください。
電話
ToDo に関連付けられている取引先責任者またはリー
ドの電話番号が含まれます。この項目には、関連付け
られている取引先責任者またはリードレコードの値が
自動的に挿入されます。
優先度
高、中、低など、ToDo の緊急度を示します。Salesforce
システム管理者は、選択リストの選択肢をカスタマイ
ズできます。
252
販売ツールの設定および管理
項目
営業担当のミーティングと ToDo の支援
説明
公開
メモ: Summer '13 より前では、この項目は [セル
フサービスに公開] と呼ばれていました。
このチェックボックスをオンにすると、ユーザが、完
了した ToDo をセルフサービスポータルに表示するこ
とを指定できます。
メモ: Spring '12 リリース以降、新しい組織ではセ
ルフサービスポータルを利用できません。既存
の組織は、引き続きセルフサービスポータルを
使用できます。
組織でコミュニティが有効になっている場合は、この
項目で、コミュニティの外部ユーザに ToDo を表示す
るかどうかを指定します。ToDo が外部ユーザによっ
て所有されている場合は、ToDo が公開とマークされ
ているかどうかに関係なく、コミュニティでそのユー
ザに ToDo が表示されます。
この項目はデフォルトで表示されないため、Salesforce
システム管理者が表示する必要があります。
関連先
取引先や商談など、ToDo を関連付けるレコードを示
します。この項目は、ユーザが ToDo をリードではな
く取引先責任者に関連付ける場合にのみ使用できま
す。このレコードは、ToDo を関連付けるレコードタ
イプに対する「参照」権限を持つユーザにのみ表示さ
れます。
ユーザが ToDo を取引先以外のオブジェクトに関連付
ける場合、Salesforceは、ToDo の取引先を次のように判
断します。
• ユーザが ToDo を取引先に属する商談、契約、カス
タムエンティティに関連付ける場合、Salesforceは、
そのオブジェクトの取引先を ToDo の取引先として
使用します。
• ユーザが ToDo を他のオブジェクト種別と取引先責
任者に関連付ける場合、Salesforce は、主取引先責
任者の取引先を ToDo の取引先として使用します。
• ユーザが [関連先] 項目を空のままにした場合、
Salesforce は取引先を ToDo に関連付けません。
状況
「未開始」や「完了」など、ToDo の状況を示します。
Salesforceシステム管理者は、選択リストの選択肢をカ
スタマイズできます。
253
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
項目
説明
件名
「顧客に見積をメールで送信」など、ToDo の件名が
含まれます。ユーザは件名を入力することも、以前に
定義した件名の選択リストから選択することもできま
す。
ToDo レコードタイプ
どのような選択リスト値がそのレコードで使用可能か
を決定する項目名が含まれます。Enterprise Edition、
Unlimited Edition、Performance Edition、および Developer
Edition で使用できます。
種類
メールやミーティングなど、ToDo の種別を示します。
選択リストの値の最大文字数は 40 文字です。
Salesforce Classic の ToDo の項目
Salesforce Classic では、行動の詳細を追跡して記録するための次の標準項目を使用
できます。
項目
説明
通貨
ToDo のすべての通貨金額項目のデフォ
ルト通貨を示します。金額は ToDo 通貨
で表示され、ユーザの個人設定の通貨
にも変換されます。マルチ通貨を使用
する組織でのみ表示されます。
割り当て先
ToDo に割り当てられた所有者を示しま
す。デフォルトで、ToDo は作成者に割
り当てられます。この項目は、Personal
Edition では使用できません。
通話時間
通話時間を秒単位で示します。
通話オブジェクト ID
サードパーティのテレフォニーシステ
ムとの Salesforce コンピュータテレフォ
ニーインテグレーション (CTI) 経由で
Salesforce にログされた通話の ID を示し
ます。この項目には通常、テレフォ
ニーシステムに保存されている ID が自
動入力されます。最大 255 文字です。
通話結果
「コールバックします」や「呼び出し
に失敗しました」など、通話の結果を
示します。最大 255 文字です。Salesforce
システム管理者は、選択リストの選択
肢をカスタマイズできます。
254
エディション
Salesforce Classic で使用可
能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
販売ツールの設定および管理
営業担当のミーティングと ToDo の支援
項目
説明
通話種別
通話種別 (着信、内線、発信) を示します。Salesforce シ
ステム管理者は、選択リストの選択肢をカスタマイズ
できます。
コメント
ToDo の説明が含まれます。このテキスト項目には 32
KB までのデータを入力できます。組織でスペルチェッ
カーが有効になっている場合は、ユーザがこの項目の
コンテンツをスペルをチェックできます。
定期的なToDoを作成
このチェックボックスをオンにすると、ユーザは一連
の定期的な ToDo を設定できます。このチェックボッ
クスをオンにした場合、定期的な ToDo はそれぞれ期
日が異なるため、[期日] 項目が自動的に無効になり
ます。
作成者
ToDo を作成したユーザとその作成日時を示します。
参照のみ。
ディビジョン
ToDo が属するディビジョンを示します。この値は、
関連付けられている取引先、リード、ケース、カスタ
ムオブジェクト (存在する場合) から自動的に継承され
ます。存在しない場合、ToDo はグローバルディビジョ
ンに属します。ディビジョンを使用してデータを分割
している組織でのみ使用できます。
期日
ToDo の期日を示します。
メール
ToDo に関連付けられている取引先責任者またはリー
ドのメールアドレスが含まれます。この項目には、関
連付けられている取引先責任者またはリードレコード
の値が自動的に挿入されます。
最終更新者
ToDo を最後に変更したユーザとその変更日時を示し
ます。この項目は参照のみです。
名前
ToDo に関連付けられている取引先責任者またはリー
ドの名前が含まれます。組織で Shared Activities が有効
になっている場合は、ユーザが最大 50 件の取引先責
任者を非定期的な ToDo に関連付けることができます。
この項目は、取引先責任者およびリードに対する「参
照」権限を持つユーザにのみ表示されます。取引先責
任者を ToDo に関連付けると、Salesforce が ToDo を関連
付ける取引先に影響する場合があります。[関連先]
項目を参照してください。
電話
ToDo に関連付けられている取引先責任者またはリー
ドの電話番号が含まれます。この項目には、関連付け
255
販売ツールの設定および管理
項目
営業担当のミーティングと ToDo の支援
説明
られている取引先責任者またはリードレコードの値が
自動的に挿入されます。
優先度
高、中、低など、ToDo の緊急度を示します。Salesforce
システム管理者は、選択リストの選択肢をカスタマイ
ズできます。
公開
メモ: Summer '13 より前では、この項目は [セル
フサービスに公開] と呼ばれていました。
このチェックボックスをオンにすると、ユーザが、完
了した ToDo をセルフサービスポータルに表示するこ
とを指定できます。
メモ: Spring '12 リリース以降、新しい組織ではセ
ルフサービスポータルを利用できません。既存
の組織は、引き続きセルフサービスポータルを
使用できます。
組織でコミュニティが有効になっている場合は、この
項目で、コミュニティの外部ユーザに ToDo を表示す
るかどうかを指定します。ToDo が外部ユーザによっ
て所有されている場合は、ToDo が公開とマークされ
ているかどうかに関係なく、コミュニティでそのユー
ザに ToDo が表示されます。
この項目はデフォルトで表示されないため、Salesforce
システム管理者が表示する必要があります。
関連先
取引先や商談など、ToDo を関連付けるレコードを示
します。この項目は、ユーザが ToDo をリードではな
く取引先責任者に関連付ける場合にのみ使用できま
す。このレコードは、ToDo を関連付けるレコードタ
イプに対する「参照」権限を持つユーザにのみ表示さ
れます。
ユーザが ToDo を取引先以外のオブジェクトに関連付
ける場合、Salesforceは、ToDo の取引先を次のように判
断します。
• ユーザが ToDo を取引先に属する商談、契約、カス
タムエンティティに関連付ける場合、Salesforceは、
そのオブジェクトの取引先を ToDo の取引先として
使用します。
• ユーザが ToDo を他のオブジェクト種別と取引先責
任者に関連付ける場合、Salesforce は、主取引先責
任者の取引先を ToDo の取引先として使用します。
256
販売ツールの設定および管理
項目
営業担当のミーティングと ToDo の支援
説明
• ユーザが [関連先] 項目を空のままにした場合、
Salesforce は取引先を ToDo に関連付けません。
状況
「未開始」や「完了」など、ToDo の状況を示します。
Salesforceシステム管理者は、選択リストの選択肢をカ
スタマイズできます。
件名
「顧客に見積をメールで送信」など、ToDo の件名が
含まれます。ユーザは件名を入力することも、以前に
定義した件名の選択リストから選択することもできま
す。
ToDo レコードタイプ
どのような選択リスト値がそのレコードで使用可能か
を決定する項目名が含まれます。Enterprise Edition、
Unlimited Edition、Performance Edition、および Developer
Edition で使用できます。
種類
メールやミーティングなど、ToDo の種別を示します。
選択リストの値の最大文字数は 40 文字です。
Salesforce Classic でのメール追跡
HTML メールテンプレートを Salesforce Classic で使用する場合、Salesforce でアウト
バウンド HTML メールを追跡できます。このオプションを無効にすると、メール
追跡情報が Salesforce で保存されなくなります。ただし、メール追跡レポートは
[レポート] タブに残ります。メール統計情報をユーザに表示するには、[HTML
メールの状況] 関連リストを関連するページレイアウトに追加します。
257
エディション
Salesforce Classic で使用可
能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
販売ツールの設定および管理
生産性の向上
生産性の向上
メモの設定
ユーザがリッチテキストのメモを取れるようにするには、拡張されたメモ取り
ツールである「メモ」を設定します。
エディション
メモを設定する前に、次の点を考慮してください。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
• 組織で「メモ」を有効にすると、新しいメモは「メモ」を使用して作成され
ます。従来のメモ取りツールで作成されたメモは、その従来のツールで開き
ます。
• 「メモ」を無効にすると、「メモ」で作成されたメモにユーザがアクセスで
きなくなります。
• パートナーポータルおよびカスタマーポータルライセンスを持つユーザは、
「メモ」を使用できません。
段階的な手順
1. [メモ] 関連リストがページレイアウトに含まれていることを確認します。
2. Chatter が有効になっていることを確認します。[設定] から、[クイック検索]
ボックスに「Chatter 設定」と入力し、[Chatter 設定] を選択します。Chatter
設定で [有効化] を選択します。
3. メモが有効になっていることを確認します。[設定] から、[クイック検索]
ボックスに「メモの設定」と入力し、[メモの設定]を選択します。次に、[メ
モを有効化] が選択されていることを確認します。
4. ユーザが Chatter パブリッシャーと Salesforce1 アクションバーからメモを取れ
るようにするため、グローバルパブリッシャーレイアウトの Salesforce Classic
パブリッシャーの [クイックアクション] と Salesforce1 および Lightning Experience
アクションセクションに [新規メモ] クイックアクションを追加します。
5. いずれかのオブジェクトページレイアウトでグローバルパブリッシャーレイ
アウトを上書きした場合は、[新規メモ] クイックアクションをカスタムレイ
アウトにも追加します。
使用可能なエディション:
Contact Manager Edition、
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
ページレイアウトを参照
する
• 「設定を参照」
ページレイアウトを編集
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
アクションレイアウトと
ページレイアウトをカス
タマイズする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
6. ユーザが Salesforce1 で簡単にメモを取れるようにするため、次の操作を実行します。
a. ユーザが Salesforce1 のメモから ToDo を作成できることを確認します。[設定] から、[クイック検索] ボッ
クスに「活動設定」と入力し、[活動設定] を選択します。[メモからの ToDo の作成を可能にする] を選
択します。
b. 組織の Salesforce1 ナビゲーションメニューに [メモ] が表示されていることを確認します。[設定] から、
[クイック検索] ボックスに「ナビゲーション」と入力し、[Salesforce1 ナビゲーション] を選択し、[メモ]
を [利用可能なリスト] から [選択されたリスト] に移動します。[スマート検索項目] の上に置くことをお
勧めします。
258
販売ツールの設定および管理
リードのオプションのカスタマイズ
メモのページレイアウトの設定
Winter '16 より前から Salesforce を使用している場合、ユーザがメモを表示できる
ようにページレイアウトを少し調整する必要があります。
エディション
1. この手順を実行するには、ページレイアウトの編集に慣れている必要があり
ます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
2. オブジェクトを選択し、ユーザが使用するレイアウトを選択します。
3. ページ要素カテゴリのリストで、[関連リスト] を選択します。
4. [メモ] 関連リストをページ上の表示場所にドラッグします。
ユーザが従来のメモ取りツールを使用している場合、以前のメモにアクセス
できるようにするため [メモ & 添付ファイル] 関連リストを保持します。拡張
バージョンの「メモ」で取ったメモは、[メモ] 関連リストに表示されます。
5. レイアウトを保存して、ユーザの関連リストのカスタマイズを上書きするこ
とを確認します。
使用可能なエディション:
Contact Manager Edition、
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
6. 「メモ」を使用する他のオブジェクトについてこの手順を繰り返します。
ユーザ権限
関連トピック:
ページレイアウトをカス
タマイズする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
メモの設定
ページレイアウトを参照
する
• 「設定を参照」
リードのオプションのカスタマイズ
リード管理の設定
営業上の成功は、強力なリードのパイプラインの作成から始まります。リード
とは、自社に興味を持つ見込み客のことです。
エディション
リードを使用して、営業スタッフは最新の見込み客に瞬時にアクセスでき、す
べてのリードに適切に対応できているか確認できます。リードを正しく管理す
ることにより、営業とマーケティングが受信リード処理を管理し、リードソー
スを追跡し、マーケティングのための投資に対するリターンを分析することが
できます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
リード管理の使用を開始するには、[設定] から次の操作を実行します。
• リードのオブジェクト管理設定に移動します。[項目] セクションから、自社
に固有の情報を追跡するカスタムリードを作成します。また、リードのカス
タム項目を、取引先、取引先責任者、および商談の各項目に対応付けて、
ユーザがリードの取引を開始するときにデータが変換されるようにします。
[リード状況] 選択リストを編集して、新規リードと取引開始後のリードのデ
フォルトの状況を選択します。
259
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
販売ツールの設定および管理
リードのオプションのカスタマイズ
• [クイック検索] ボックスに「リードの設定」と入力し、[リードの設定]を選択してデフォルトのリード設定
を指定します。
• [クイック検索] ボックスに「割り当てルール」と入力し、[リードの割り当てルール]を選択して、自動的に
リードを割り当てるリード割り当てルールを設定します。
• [クイック検索] ボックスに「Web-to-リード」と入力し、[Web-to-リード]を選択して、Web サイトからリー
ドを自動的に取り込みます。
リードまたはカスタムオブジェクトに対する営業キューを作成するには、[設定] から [クイック検索] ボック
スに「キュー」と入力し、[キュー] を選択します。
リードの管理
組織でリードの使用を開始する前に、次の設定を実行できます。
エディション
• デフォルトのリードの設定をカスタマイズする。
• リードの分配を管理しやすいように、リードのキューを作成する。
• 自動的にリードを割り当てることができるように、リードの割り当てルール
を設定する。
• Web サイトから自動的にリード情報を取得できるように、Web-to-リードを設
定する。
• 組織にある既存のリードデータをインポートする。
• リードのカスタム項目を作成する。
• リードの取引を開始するために、リードのカスタム項目を他のカスタム項目
に対応させる。
• [リード状況] 選択リストを編集して、新規リードと取引開始後のリードのデ
フォルトの状況を選択します。
260
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
販売ツールの設定および管理
リードのオプションのカスタマイズ
リード作成のデフォルト設定の定義
営業チームのリード管理機能を最適化し、リードを取引先責任者、取引先、お
よび商談に変換することになったときにリードを効率的に導き、重複レコード
を回避できるようにします。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「リードの設定」と入力し、[リード
の設定] を選択して [編集] をクリックします。
2. デフォルトのリード所有者とリードの取引開始設定を定義します。
3. 設定を保存します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
リード設定を変更する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
リードの取引開始に対するリードのカスタム項目の対応付け
リードのカスタム項目を取引開始後のレコードの項目に対応付けて、取引開始
済みのリードから作成されるレコードを最大限に活用します。
エディション
評価済みのリードの取引を開始する際、標準のリード項目の情報は、標準の取
引先、取引先責任者、商談の各項目に表示されます。リードのカスタム項目を
設定する場合は、そのカスタム情報を取引先、取引先責任者、商談のカスタム
項目に対応させる方法を指定します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. リードのオブジェクト管理設定から、[項目] セクションに移動し、[リードの
項目の対応付け] をクリックます。
2. リードの各カスタム項目について、取引を開始したときに情報が入力される
取引先、取引先責任者、商談の各カスタム項目を選択します。
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
3. 作業を保存します。
ユーザ権限
関連トピック:
リードの取引開始に対するリードのカスタム項目の対応付けに関するガイド
ライン
261
リード項目を対応付ける
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
リードのオプションのカスタマイズ
リードの取引開始に対するリードのカスタム項目の対応付けに関するガイドライン
取引先、取引先責任者、および商談のカスタム項目にリードのカスタム項目を
対応付ける場合のベストプラクティスについて説明します。カスタム項目の対
応付けは、営業担当者が評価済みリードの取引を開始して見込みのある新規案
件を追跡するときに、重要な情報を保持する場合に役立ちます。
確認事項
備考
リードのカスタム項目は、同 特に、数値のリード項目は他の数値項目に対応
じデータ型の他のカスタム項 付け、ロングテキストエリア項目は他のロング
目に対応付ける。
テキストエリア項目に対応付けます。次に一部
の例外を示します。
• テキスト項目と選択項目は対応付けることが
できます。ただし、対応付けられたテキスト
項目のデータ長がリードの選択リスト値を格
納できるほど長くない場合は、データが切り
捨てられます。
• テキスト項目、テキストエリア項目はロング
テキストエリア項目に対応付けることができ
ます。
• 自動採番項目はテキスト、テキストエリア、
選択リスト型の項目に対応付けることができ
ます。
• カスタム数式項目は他の数式項目またはその
他のどの型の項目にも対応付けることはでき
ません。
数値、通貨、パーセント型の
リードのカスタム項目は、
データ長と小数点以下の桁数
が同じ他の数値、通貨、また
はパーセント型の項目に対応
付ける。
たとえば、データ長が 3 桁で小数点以下の桁数
が 2 桁のリードの通貨項目を使用している場合、
データ長が 3 桁で小数点以下の桁数が 2 桁の他
のカスタム通貨項目にその項目を対応付けま
す。
リードのカスタム項目のデー カスタム項目のデータ型を変更すると、それら
タ型は変更しない。
のカスタム項目に対するリードの対応付けが削
除されます。
関連トピック:
リードの取引開始に対するリードのカスタム項目の対応付け
262
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
販売ツールの設定および管理
リードのオプションのカスタマイズ
Web 生成リードの概念
Web-to-リードを使用して、自社の Web サイトから情報を収集し、1 日あたり最
大 500 件の新規リードを自動的に生成します。
エディション
見込み客が連絡先情報を入力するフォームがすでに会社にある場合は、見込み
客がキャンペーンへのレスポンスを行うジャンプページの作成を検討してくだ
さい。HTML コードを少し追加するだけで、その情報を Salesforce にリダイレクト
してリードを作成できます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
関連トピック:
リード作成のデフォルト設定の定義
リードの取引開始に対するリードのカスタム項目の対応付けに関するガイド
ライン
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
リードの取引開始に対するリードのカスタム項目の対応付け
Web-to-リードの設定に関するガイドライン
自社の Web サイトから情報を収集し、1 日あたり最大 500 件の新規リードを自動
的に生成できるようにシステムを準備します。
実行する処理
確認事項
Salesforce のリードの標準 カスタムリード項目を作成し、リードの取引開始時
項目に適合しない特殊な に取引先、取引先責任者、および商談のカスタム項
リード情報の追跡
目に対応付ける方法を指定する。
Web サイトから情報を送 公開メールテンプレートを作成する。送信された情
信した見込み客に対する 報に応じて異なるメールテンプレートを使用するよ
メールの自動送信
うにメールレスポンスルールを設定する予定の場合、
どのレスポンスルールも適用されないときに送信す
るためのデフォルトのテンプレートを 1 つ作成しま
す。
新規リードと取引開始済 [リード状況] 選択リストを使用してこの処理を実行
みのリードのデフォルト する。
状況の設定
営業担当者およびキュー • 個々の営業担当者ではなくキューにリードを割り
へのリードの割り当て
当てる場合は、リードキューを作成する。
• リード設定のカスタマイズを使用して、割り当て
ルールの条件を満たさない場合のリードのデフォ
ルトの所有者を指定する。
• リードの割り当てルールを作成して有効化し、
Web 生成リードがユーザまたはキューに割り当て
られる方法を決定する。ルールが無効な場合は、
263
ユーザ権限
Web-to-リードを設定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
実行する処理
リードのオプションのカスタマイズ
確認事項
[リードの設定] で指定したデフォルトの所有者にすべての Web 生成
リードが割り当てられます。
関連トピック:
Web 生成リードの概念
営業チームの Web サイトからのリードの生成
営業チームの Web サイトからのリードの生成
会社の Web サイトの訪問者の見込み客データを使用して、最大 500 件/日のリー
ドを自動的に生成します。Web-to-リードを設定すると、Salesforce は、連絡先情
報を提供する見込み客を取得します。さらに、見込み客をキャンペーンの成功
に不可欠な他の Web ページにリダイレクトすることもできます。
エディション
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Web-to-リード」と入力し、[Web-toリード] を選択します。
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. [編集] をクリックして、Web-to-リードの設定を有効にしたり、変更したりし
ます。
3. 見込み客に自動的にメールを返信する場合、デフォルトのレスポンス用テン
プレートを選択します。見込み客が提供する情報に応じて異なるメールテン
プレートを使用するようにレスポンスルールを設定している場合、適用され
る自動レスポンスルールがないときにはデフォルトのレスポンス用テンプ
レートが使用されます。このテンプレートは「有効」に設定する必要があり
ます。
4. 変更内容を保存します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
Web-to-リードを設定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
5. Web サイトで見込み客の詳細を取得するフォームを作成するには、[Web-toリードフォームの作成] をクリックし、含める項目を選択します。
6. Web-to-リードフォームに含める項目を選択します。[選択可能な項目] と [選択済みの項目] との間で項目を
移動するには、[追加] 矢印と [取り消し] 矢印を使用し、フォームの項目の順序を変更するには、上下矢印を
使用します。
• Web-to-リードをキャンペーンの一部として使用する場合は、[キャンペーン] 項目を選択します ([キャン
ペーンメンバーの状況] 項目も追加で選択できます)。
• マルチ通貨を使用している組織で、通貨金額の項目を追加する場合は、[リード 通貨] 項目を追加しま
す。この項目を追加しなかった場合、すべての金額はマスタ通貨で取り込まれます。
• カスタム複数選択リストを使用すると、顧客は複数の商品への興味を示すことができるようになりま
す。
• リードにレコードタイプを使用している組織で、[リードレコードタイプ] 項目を選択すると、ユーザが
Web 生成のリードに対してレコードタイプを選択できます。
264
販売ツールの設定および管理
営業チームのカスタマイズ
7. 組織でトランスレーションワークベンチを使用している場合、またはタブを名称変更した場合は、Web-toリードフォームに表示されるフォームラベルで使用する言語を選択します。Web-to-リードフォームのソー
スは常にその個人の言語になっています。
8. ユーザが情報を送信した後に移動する完全 URL (「ありがとうございました」などを表示する会社のホーム
ページ) を指定して、[作成] をクリックします。
9. 生成された HTML コードをコピーし、それを Web マスタが Web サイトに組み込みます。
10. [完了] をクリックします。
Web サイトから生成されたリードは、初期値として [リード状況] 選択リストで指定した「状況のデフォルト
値」が設定されます。キャンペーンの一部として生成される Web-to-リードでは、新しいリードのメンバー状
況にはフォームで指定した [メンバーの状況] の値が設定されます。フォームに [メンバーの状況] 項目が含ま
れていない場合は「デフォルト」のメンバー状況が設定されます。
また、すべての新規リードは「未読」に設定され、リード所有者が参照または編集したときに「既読」に設定
されます。ユーザは、[未読のデータ] リストビューを選択して、新規リードの一覧を表示できます。
関連トピック:
Web-to-リードの設定に関するガイドライン
Web 生成リードの概念
営業チームのカスタマイズ
商談チームのカスタマイズ
ユーザ権限
エディション
チームセリングを有効にする
「アプリケーションのカスタマイズ」
カスタム項目を作成または変更する
「アプリケーションのカスタマイズ」
項目の入力規則を定義または変更する
「アプリケーションのカスタマイズ」
ワークフロールールを作成する
「アプリケーションのカスタマイズ」
チーム内の役割を設定する
「アプリケーションのカスタマイズ」
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
カスタムボタンまたはカスタムリンクを 「アプリケーションのカスタマイズ」
追加する
ページレイアウトを編集する
「アプリケーションのカスタマイズ」
Apex トリガを定義する
「Apex 開発」
商談チームとは、商談を担当するユーザで構成されるチームです。一般的な商談チームには、パートナー担当
営業、営業担当、およびプリセールスコンサルタントが含まれます。
チームセリングが有効の場合は、組織の商談チームをカスタマイズできます。
265
販売ツールの設定および管理
営業チームのカスタマイズ
• 商談チームのカスタム項目を作成して、商談チームメンバーのページに表示され、商談チームレポートに
組み込めるようにします。最大 50 個のカスタム項目を作成できます。
メモ: カスタム項目を削除すると、そのカスタム項目を使用する検索条件も削除され、カスタム項目
のデータに依存する割り当てまたはエスカレーションの結果が変わる場合があります。
• レコードを保存するには、商談チームデータが満たす必要のある入力規則を定義および有効化しておく必
要があります。
• ワークフロールールを作成します。
• 組織の商談チーム内の役割を定義します。
• 既存のチーム内の役割をグローバルに置き換えます。
• 商談チームにカスタムボタンまたはカスタムリンクを追加します。
• カスタム項目、ボタン、リンク、カスタマイズ可能な関連リストなどを追加して、商談チームメンバーの
ページレイアウトをカスタマイズします。
• 各ページレイアウトの [商談チーム] 関連リストのプロパティを編集します。
親ページに商談チームメンバーの情報を表示するには、チームメンバーと親とのリンクを作成する必要が
あります。たとえば、関連する取引先詳細ページにチームメンバーの情報を表示するには、「取引先」と
いうカスタム参照項目を商談チームエディタ (ページ 268)に追加して、商談チームメンバーごとにこの項目
を親取引先に設定します。
• 商談チームのカスタムレポートタイプを作成します。
• 商談チームレコードがデータベースに挿入される前や、レコードが削除された後など、特定のデータ操作
言語 (DML) イベントが発生する前後に実行される Apex コードを定義および有効化します。
メモ: 商談チームにはいくつか制限事項があります。
• 取引先などのオブジェクトから商談チームメンバーへの参照を作成できません。
• ユーザによってデフォルトの商談チームが商談に追加された場合、入力規則および Apex トリガはサ
ポートされません。
関連トピック:
チームセリング設定の有効化
266
販売ツールの設定および管理
営業チームのカスタマイズ
チームセリング設定の有効化
チームセリングを有効にすると、商談に対する商談チームの作成および使用の
アクセス権をユーザに与えることになります。
エディション
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「商談チームの設定」と入力し、[商
談チームの設定] を選択します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
2. [チームセリング設定の有効化] を選択して、[保存] をクリックします。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
3. 新しい [商談チーム] 関連リストを表示する商談ページレイアウトを選択しま
す。
4. カスタマイズされたページレイアウトを持つユーザが関連リストを表示でき
るようにするには、[ユーザのカスタマイズされた関連リストに追加] を選択
します。
5. [保存] をクリックします。
チームセリングが有効化されている場合、カスタム項目、カスタムボタン、カ
スタムリンク、入力規則、ワークフロールール、Apex トリガを商談チームに追
加できます。また、商談チームページレイアウトを編集したり、商談チームの
カスタムレポートタイプを作成したり、商談分割を有効化したりできます。
ユーザ権限
チームセリングを有効に
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
関連トピック:
商談チームのカスタマイズ
商談チーム内の役割のカスタマイズ
商談チームの各メンバーには、パートナー担当営業や営業担当者など、その商
談での役割があります。次の手順で、組織における商談チーム内の役割はカス
タマイズできます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「チーム内の役割」と入力し、[チー
ム内の役割] を選択します。
2. 既存のチームの役割の選択リスト値を編集します。「商談所有者」ロールが
存在する場合、商談分割で必要になるため、変更せずにそのままにしてくだ
さい。
メモ: 商談チームは、取引先チームと役割を共有します。したがって、
商談チーム内の役割を削除すると、その役割は、取引先チーム内の役割
として表示されなくなります。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
チーム内の役割を設定す
る
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
関連トピック:
商談チームのカスタマイズ
267
販売ツールの設定および管理
営業チームのカスタマイズ
商談チーム内の役割の置き換え
商談チーム内の役割を変更した場合、選択リスト値を置き換えることにより、
既存のすべてのレコード内の値を一括更新できます。[設定] から、[クイック検
索] ボックスに「チーム内の役割の置き換え」と入力し、[チーム内の役割の置き
換え] を選択します。
エディション
「商談所有者」ロールが存在する場合、商談分割で必要になるため、変更せず
にそのままにしてください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
メモ: 商談チームは、取引先チームと役割を共有します。したがって、商
談チーム内の役割を削除すると、その役割は、取引先チーム内の役割とし
て表示されなくなります。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
関連トピック:
チーム内の役割を設定す
る
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
商談チームのカスタマイズ
商談チームの複数行レイアウトの編集
[商談チームメンバー] の複数行ページに表示される項目を指定できます。この
ページを表示するには、商談チームに新しいメンバーを追加します。
エディション
1. 商談チームのオブジェクト管理設定から、[ページレイアウト] に移動します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
2. 商談チームページレイアウトの名前の横の [編集] をクリックします。
3. 右上角にある [複数行レイアウトの編集] をクリックします。
4. [選択可能な項目] および [選択済みの項目] 間で項目を移動します。
• レイアウトに表示する項目をカスタマイズするには、[選択可能な項目] で
1 つ以上の項目を選択して、[追加] または [削除] をクリックします。
• レイアウトで項目を並び替えるには、[選択済みの項目] で 1 つ以上の項目
を選択して、[上へ] または [下へ] をクリックします。
• 複数の項目を個別に選択するには、Ctrl キーを押しながらクリックしま
す。
• 複数の項目をグループとして選択するには、Shift キーを押しながらクリッ
クします。
5. 変更内容を適用するには、[保存] をクリックします。
関連トピック:
商談チームのカスタマイズ
268
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
商談チームの複数行レイ
アウトを編集する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
営業チームのカスタマイズ
チームセリング設定の無効化
メモ: 商談分割が有効になっている場合、チームセリングを無効にするに
は、まずその機能を無効にする必要があります。商談分割を無効にすると、
組織からすべての分割データが完全に削除されます。
1. 商談チームに追加したカスタム項目、カスタムボタン、カスタムリンク、
ページレイアウト、入力規則、ワークフロールール、Apexトリガを削除しま
す。また、商談チーム情報を含むすべてのカスタムレポートを削除し、商談
チームを使用するすべての Apex パッケージをアンインストールする必要があ
ります。
2. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「商談チームの設定」と入力し、[商
談チームの設定] を選択します。
3. [チームセリング設定の無効化] を選択して、[保存] をクリックします。
4. プロンプトで [はい] を選択し、[OK] をクリックします。商談に割り当てら
れたすべての商談チームおよびすべてのデフォルトの商談チームが完全に削
除されます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
チームセリングを無効に
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
メモ: チームメンバーが Apex で参照されている場合、チームセリングを
無効にすることはできません。Apexコードの場合、[チームメンバー] 項
目は OpportunityTeamMember として表されます。
関連トピック:
商談チームのカスタマイズ
商談分割の有効化の前提条件
商談分割を有効にする前に、確認および評価すべき条件がいくつかあります。
適切な時間帯
商談分割を有効にすると、組織内の進行中の商談だけでなく、すべての商談
で分割を設定するプロセスが開始します。処理する商談レコード数によって
は、このプロセスに数時間かかる場合があります。この処理中でも Salesforce
で他の作業を行うことはできますが、1 日の最後にプロセスを開始して、夜
間に実行し続けるのが望ましい場合があります。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
無効な通貨
過去に有効であっても現在は無効な通貨が組織に存在する場合、このような
通貨を使用する商談レコードが存在する可能性があります。これらのレコー
ドは分割の有効化プロセスの一部ではありますが、通貨が無効であるためプロセスが失敗する原因になり
ます。失敗を回避したり、失敗した場合に修正するため、次のような措置を実行できます。
• 関連する商談レコードの無効な通貨を、有効な通貨に変更する。
• 分割の有効化中に無効な通貨を有効にする (プロセスの完了後に再び無効にできます)。
• 無効な通貨を含む商談を削除する。無効な通貨を含む商談が組織にわずかしかなく、レポートや履歴に
不要な場合は、この方法が最適です。
269
販売ツールの設定および管理
営業チームのカスタマイズ
処理中の一括操作
一括移行やチームメンバーの一括再割り当てなどの一括操作を実行している場合、商談分割を同時に有効
にすると、有効化に失敗することがあります。これを回避するには、一括操作がすべて完了してから、商
談分割の有効化を開始します。
商談分割と分割種別の有効化
商談分割を有効にすると、組織内の既存の商談レコードが変更されます。レコー
ド数によっては処理に時間がかかりますが、すべての商談で分割が使用可能に
なります。
メモ: 商談分割を有効にするには、チームセリングを有効化する必要があ
ります。
商談分割を有効にすると、スクリプトに変更が適用されます。組織に多数の商
談がある場合、スクリプトの完了に数時間かかる場合があります。この処理中
でも、Salesforce で他の作業を行うことができます。自動化されたメール通知に
よって、スクリプトの状況が最新に保たれます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
次に、商談分割を有効にした場合に、商談レコードがどのように変更されるか
を示します。
ユーザ権限
• 各商談チームには商談所有者が含まれます。商談所有者のロールは分割に不
可欠であるため、削除することはできません。
商談分割を有効にする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
• 合計で 100% になる分割種別を有効化した場合、新しい商談分割レコードに
は、所有者 (初期値として分割金額の 100% を受け取る) のデフォルトエント
リが含まれます (これらの追加レコードには、データストレージがさらに必要です。この余分なストレージ
量による組織への影響については、Salesforce ヘルプで「リソースの監視」を検索してください)。
メモ: このスクリプトによって、商談チームレコードのトリガ、ワークフロー、入力規則や、商談チーム
メンバーの一括再割り当て、および取引先と商談の一括移行が一時的に無効になります。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「商談の分割」と入力し、[設定] を選択します。
2. [商談の分割の設定] をクリックします。
3. ビジネスプロセスを適切に反映するには、次のいずれかの操作を実行します。
• [商談 - 金額] 項目に基づくデフォルトの収益分割およびオーバーレイ分割の名前を変更するか、無効化
します (デフォルトの分割種別は削除できません)。
• [新しい分割種別を追加] をクリックして別の通貨項目を分割し、分割の合計をその項目の 100% にする
必要があるかどうかを指定します。
ヒント: 無効な分割種別を含め、5 個を超える分割種別を指定することはできません。[商談分割] 設定
ページに戻って [分割種別を編集] をクリックすれば、いつでも商談分割の名前の変更、一時的な無効
化、完全な削除ができます。分割種別を削除すると分割データも削除されますが、無効化では削除さ
れません。
4. [保存] をクリックします
5. [商談分割] 関連リストを表示するページレイアウトを選択します。
270
販売ツールの設定および管理
営業チームのカスタマイズ
6. カスタマイズされたページレイアウトを持つユーザが関連リストを表示できるようにするには、[ユーザの
カスタマイズされた関連リストに追加] を選択します。
7. [保存] をクリックします。
8. 分割が有効化されたことを示すメッセージが表示された後、[分割の編集中にユーザが商談チームにメン
バーを追加できるようにする] をクリックすると、チームに変更をすばやく加えることができます (このオ
プションが選択解除されている場合、ユーザを商談分割に追加するには [商談チーム] に追加済みである必
要があります)。
ヒント: ユーザが売上予測に分割を含められるようにする方法は、「コラボレーション売上予測の売上予
測種別の有効化」を参照してください。
商談の分割のカスタム分割種別の作成
業務を適切に反映するため、商談通貨項目でカスタム商談分割を作成します。
エディション
組織でカスタム分割種別を有効にするには、Salesforceにお問い合わせください。
メモ: 商談分割種別への変更は、バックグラウンドプロセスで実行されま
す。プロセスが完了すると、メールで通知されます。変更が完了するまで、
商談の分割は編集しないことをお勧めします。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
2. [+ 新しい分割種別を追加] をクリックします。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Unlimited Edition、
Performance Edition、およ
び Developer Edition
3. ユーザがまだ分割種別を参照できないようにするには、[有効] を選択解除し
ます。
ユーザ権限
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「商談の分割」と入力し、[設定]を選
択して、[分割種別を編集] をクリックします。
4. 分割種別の名前を入力します。分割種別が有効になると、名前が参照可能に
なります。
5. 分割する項目を選択します。カスタム通貨項目および積み上げ集計項目を含
む、商談に作成されたほとんどの通貨項目を分割することはできますが、数
式通貨項目は分割できません。
6. この種別の分割の合計を 100% にするには、[合計 100%] を選択します。
商談を直接担当するチームメンバーのクレジットは通常、合計 100% にします。
7. [保存] をクリックします。
271
商談のカスタム分割種別
を作成する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
営業チームのカスタマイズ
商談分割の複数行レイアウトの編集
ユーザが商談分割を編集するときに Salesforce で表示される項目をカスタマイズ
します。
メモ: リッチテキスト項目または複数選択リストを商談分割の複数行レイ
アウトに追加することはできません。リッチテキスト項目と複数選択リス
トは、商談分割の詳細ページでのみ編集できます。
1. 商談の分割のオブジェクト管理設定から、[ページレイアウト] に移動します。
2. レイアウト名の横にある [編集] をクリックします。
3. 右上隅で [複数行レイアウトの編集] をクリックし、表示する項目を追加し、
配置します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
4. [保存] をクリックします。
レイアウトを編集する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
•
分割種別の無効化または削除
分割種別を一時的に非表示にするか、完全に削除します。
分割種別を無効化すると、Salesforce インターフェースからは削除されますが、
基盤となるデータは保持されるため、後からすばやく再有効化することができ
ます。
分割種別を削除すると、すべての関連データが完全に削除されます。通常、分
割種別が最大 5 つになり、1 つの分割種別を別のものと置き換える場合に、分割
種別を削除します。ただし、あまり使用しない分割種別を削除して、組織のス
トレージ量を削減することもあります。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「商談の分割」と入力し、[設定]を選
択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
2. [分割種別を編集] をクリックします。
3. 次のいずれかの操作を実行し、[保存] をクリックします。
• 分割種別を無効化するには、[有効] 列のチェックボックスをオフにしま
す。
• 分割種別を削除するには、[削除] 列の をクリックします (組織に多数の
商談がある場合、分割を削除するスクリプトの処理に数時間かかる場合
があります)。
関連トピック:
商談分割の無効化
商談分割と分割種別の有効化
272
分割種別を無効化または
削除する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
営業チームのカスタマイズ
商談分割の無効化
組織で商談分割を使用していない場合は、完全に無効にすることができます。
ただし、無効にすると、一部の関連データも削除され、この処理は元に戻すこ
とができません。
商談分割を完全に無効にすると、次のようになります。
• 組織のすべての商談の分割が削除される。
• 分割レポートが削除される。
• 分割レポートテンプレートを使用して作成されたカスタムレポートは [レポー
ト] タブに引き続き表示されるが、アクセスはできなくなる。
警告: 商談分割の無効化は元に戻せないため、失われた分割データを取得
することはできません。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「商談の分割」と入力し、[設定]を選
択します。
2. [商談の分割を無効化] をクリックします。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
商談分割を無効にする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
組織に多数の商談がある場合、分割を無効化するスクリプトの処理に数時間か
かる場合があります。
複数のレコードでのチームメンバーの再割り当て
組織が取引先チームまたは商談チームを使用している場合、同時に複数のレコー
ドにある 1 人のチームメンバーに対して変更を加えることができます。Salesforce
を使用して、そのチームメンバーを含むレコード上のチームメンバーを追加、
削除、または置き換えることができます。
エディション
• 複数のレコードへのチームメンバーの追加
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
• 複数レコードからのチームメンバーの削除
• 複数のレコードでのチームメンバーの置換
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
関連トピック:
商談チームのカスタマイズ
ユーザ権限
チームメンバーを一括し
て移行する
• 「チーム再割り当て
ウィザードの使用」
273
販売ツールの設定および管理
営業チームのカスタマイズ
複数のレコードへのチームメンバーの追加
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「一括再割り当て」と入力し、[取引
先チームの一括再割り当て] または [商談チームの一括再割り当て] を選択し
ます。
2. [追加] オプションを選択して、[次へ] をクリックします。
3. 検索条件を入力し、変更するレコードを検索します。
4. [次へ] をクリックします。
5. 変更するレコードの横にあるチェックボックスをオンにします。
6. [次へ] をクリックします。
7. 選択したレコードに追加するチームメンバーを選択し、新しいチームメン
バーのロールを選択します。
• 取引先チームの場合、適切な取引先、取引先責任者、ケース、および商
談のアクセス権を選択します。
• 商談チームの場合、適切な商談のアクセス権を選択し、表示されている
すべてのカスタム項目に入力します。カスタム項目は、それらの項目が
定義済みであり、商談チームのページレイアウトに追加されている場合
にのみ表示されます。
8. [追加] をクリックします。
9. 変更されたレコードの数を確認したら、[完了] をクリックします。
関連トピック:
商談チームのカスタマイズ
274
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
チームメンバーを一括し
て移行する
• 「チーム再割り当て
ウィザードの使用」
販売ツールの設定および管理
営業チームのカスタマイズ
複数レコードからのチームメンバーの削除
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「一括再割り当て」と入力し、[取引
先チームの一括再割り当て] または [商談チームの一括再割り当て] を選択し
ます。
[設定] にこれらのオプションが表示されない場合は、[取引先] ページの下部
にある [ツール] セクションから [取引先チームの一括再割り当て] をクリック
するか、[商談] ページの下部にある [ツール] セクションから [商談チームの一
括再割り当て] をクリックします。
2. [削除] を選択して、[次へ] をクリックします。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
3. 検索条件を入力し、変更するレコードを検索します。
4. [次へ] をクリックします。
ユーザ権限
5. 変更するレコードの横にあるチェックボックスをオンにします。
チームメンバーを一括し
て移行する
• 「チーム再割り当て
ウィザードの使用」
6. [次へ] をクリックします。
7. 削除する既存のチームメンバーを選択します。
メモ: [商談分割] が有効になっている場合、合計が 100% になる必要があ
る分割に割り当てられたチームメンバーを削除すると、削除されたチー
ムメンバーの割合は商談所有者に移行されます。商談所有者は削除でき
ません。
8. 役割を選択します。チームメンバーは、その役割を持つ場合のみ削除されます。または、役割に関係なく
チームメンバーを削除するために [すべての役割] を選択します。
9. 再割り当てオプションを選択して、活動、商談、ケース、取引先責任者を所有者に割り当てます。
10. [削除] をクリックします。
関連トピック:
商談チームのカスタマイズ
275
販売ツールの設定および管理
営業チームのカスタマイズ
複数のレコードでのチームメンバーの置換
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「一括再割り当て」と入力し、[取引
先チームの一括再割り当て] または [商談チームの一括再割り当て] を選択し
ます。
[設定] にこれらのオプションが表示されない場合は、[取引先] ページの下部
にある [ツール] セクションから [取引先チームの一括再割り当て] をクリック
するか、[商談] ページの下部にある [ツール] セクションから [商談チームの一
括再割り当て] をクリックします。
2. [置換] を選択して、[次へ] をクリックします。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
3. 検索条件を入力し、変更するレコードを検索します。
4. [次へ] をクリックします。
ユーザ権限
5. 変更するレコードの横にあるチェックボックスをオンにします。
チームメンバーを一括し
て移行する
• 「チーム再割り当て
ウィザードの使用」
6. [次へ] をクリックします。
7. 現在のチームメンバーを選択し、置き換えるチームメンバーを選択します。
単純にチームメンバーの役割を変更するには、チームメンバーを置き換える
チームメンバーとして選択します。
メモ: [商談分割] が有効になっている場合、置き換えるチームメンバーは以前のメンバーの分割を継承
します。商談所有者を置き換えることはできません。
8. チームメンバーの役割を選択します。新しいメンバーがその役割を保持する場合は、[置き換えるチームの
メンバーの役割を使用] を選択します。
取引先チームの場合、適切な取引先、取引先責任者、ケース、および商談のアクセス権を選択します。商
談チームの場合、適切な商談のアクセス権を選択し、表示されているすべてのカスタム項目に入力します。
カスタム項目は、それらの項目が定義済みであり、商談チームのページレイアウトに追加されている場合
にのみ表示されます。
9. 必要に応じて、新しいメンバーの再割り当てオプションを選択します。
10. [置換] をクリックします。
関連トピック:
商談チームのカスタマイズ
276
販売ツールの設定および管理
通貨の管理
通貨の管理
マルチ通貨の管理
商談、売上予測、見積、レポート、およびその他のデータでマルチ通貨を使用
するように組織を設定できます。
エディション
1. 組織で使用するマルチ通貨を有効にします。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
2. マスタ通貨を指定するには、[設定] から、[クイック検索] ボックスに「通貨
の管理」と入力し、[通貨の管理] を選択して、[マスタ通貨の設定] をクリッ
クします。
3. 組織で使用する他の通貨を有効にするには、[有効な通貨] 関連リストの [新
規] をクリックします。
4. 期間指定換算レートを使用するには、高度な通貨管理を有効にします。
5. 新しい通貨の変換レートを設定します。「換算レートの編集」を参照してく
ださい。高度な通貨管理を有効にしてある場合は、「期間指定換算レートの
編集」 (ページ 285)を参照してください。
マルチ通貨の使用
国際的な企業では、商談、売上予測、レポート、見積、およびその他の通貨項
目でマルチ通貨を使用できます。システム管理者は、本社が使用する通貨であ
る「マスタ通貨」を設定します。システム管理者はまた、有効な通貨とマスタ
通貨に対する相対換算レートのリストも管理します。有効な通貨は、組織が事
業を行っている国を表します。通貨金額項目に使用できるのは有効な通貨のみ
です。
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、
Developer Edition、および
Database.com Edition
ユーザ権限
通貨を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
通貨を変更する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
各ユーザには個人設定の通貨があり、目標、売上予測(使用する売上予測バージョンによって異なる)、商談、
見積、レポートのデフォルト通貨として使用されます。ユーザは、商談を作成し、他の有効な通貨を使用して
金額を入力することもできます。
通貨項目を含む標準およびカスタムオブジェクトレコードのすべてに、そのレコードのすべての金額項目で使
用する通貨を指定する項目があります ([編集] をクリックすると、レコードのこの編集可能な [通貨] 項目が表
示されます)。たとえば、[取引先通貨] を「USD」(アメリカドル) に設定し、アメリカの取引先のいずれかで
[年間売上] がドルで表示されるようにすることができます。すべての通貨金額は、レコードのデフォルト通
貨で表示されます。ユーザの個人設定の通貨がレコードの通貨と異なる場合、システム管理者は括弧内に個人
設定の通貨による金額も表示するかどうかを指定できます。レコードのデフォルト通貨を変更した場合、通貨
金額は換算されません。新しい通貨コードが表示されるだけです。
メモ: 組織で高度な通貨管理を使用している場合、商談完了日によって、通貨金額を表示するときに使用
される換算レートが決まります。
使用する売上予測バージョンに応じて、売上予測通貨金額は、ユーザの個人設定の通貨に換算されます。さら
に、マネージャの場合、チームの商談、売上予測、見積、およびその他のデータがマネージャの個人設定の通
貨に換算されて積み上げ集計されます。マネージャは、ドリルダウンしてデータを本来の通貨で表示すること
もできます。すべての換算と積み上げ集計は自動的に行われます。
277
販売ツールの設定および管理
通貨の管理
レポートの金額はそれぞれのオリジナルの通貨で表示されますが、有効な通貨であれば表示することができま
す。[表示] > [通貨]から通貨を選択して、レポートの合計に使用する通貨を変更できます。デフォルト値はユー
ザの個人設定の通貨です。すべての金額に対して、[変換済み] 列を表示するように選択できます ([変換された
年間売上] など)。[変換済み] 列には、選択した通貨で金額が表示されます。
カスタム数式項目は、特定の通貨に関連付けられていません。数式項目の結果が通貨金額の場合、関連付けら
れたレコードの通貨で表示されます。このルールは、さまざまな通貨の項目を使用する差し込み項目を参照す
るクロスオブジェクト数式や、ワークフロールールおよび承認プロセスの数式にも適用されます。ただし、数
式ではなく検索条件を使用するワークフロールールおよび承認プロセスでは、すべての通貨値はマスタ通貨に
換算されます。
Apexで通貨項目が参照される場合、組織のマルチ通貨を無効にできません。たとえば、Apexコードで [取引先
通貨] 項目 (コードでは CurrencyIsoCode として表される) が参照される場合、マルチ通貨を無効にすること
はできません。
関連トピック:
マルチ通貨の有効化
マルチ通貨の有効化
組織でマルチ通貨を有効化する手順は、次のとおりです。
エディション
1. マルチ通貨の有効化による影響についてよく理解します。
2. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「組織情報」と入力し、[組織情報]
を選択して、[編集] をクリックします。選択した通貨のロケールが、現在お
よび将来のレコードに使用するデフォルトの通貨になることを確認します。
[マルチ通貨の有効化のサポートを許可] を有効にして、変更を保存します。
メモ: この設定は、マルチ通貨の有効化の承認対象となる特定の組織を
検証するために使用されます。Salesforceに要求が送信されることはあり
ません。通常のサポートプロセスを通じて要求を送信します。
3. マルチ通貨を有効にするには、Salesforce に連絡します。次の情報を提供する
準備をしておきます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、
Developer Edition、および
Database.com Edition
• 組織 ID (本番または Sandbox)
• 現在の通貨のロケールが現在および将来のレコードで使用するデフォルトの通貨スタンプ (USD、EUR、
GBP など) になることを理解していることの確認
• マルチ通貨をいったん有効化すると、無効化できないことを理解していることの確認
• マルチ通貨の有効化を組織に代わって要求できる権限が与えられたシステム管理者であることの確認
• 組織のデータ使用量に応じてこの組織が特定期間ロックアウトされることに同意することの確認
278
販売ツールの設定および管理
通貨の管理
メモ: 大規模な組織の場合、平日のパフォーマンス上の問題を避けるため、週末にマルチ通貨を有
効化することがあります。
関連トピック:
マルチ通貨の有効化による影響
マルチ通貨の管理
高度な通貨管理について
マルチ通貨の有効化による影響
マルチ通貨を有効化すると、組織で永続的な変更が実行されます。組織の移行
を円滑に行うため、有効化する前にこれらの影響に留意してください。
エディション
• 組織でマルチ通貨を有効化すると、無効化できません。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
• Salesforce の担当者と連携して、マルチ通貨の有効化に最も適した時間帯を決
定します。有効化処理では、組織が一時的にロックされ、インテグレーショ
ン処理およびユーザログインができなくなります。ロックアウト期間は、組
織で使用するデータ容量によって異なります。次の表に、ロックアウト期間
および有効化に推奨される時間帯を示します。
使用するデータ容量
(ファイルを除く)
組織の予測ロックアウト 有効化に推奨される時間
期間
帯
100 MB 未満
2 分未満
任意の時間
100 MB ~ 2 GB
1 時間以内
午後 5 時以降 (ローカル
時間)
2 GB 超
数時間
金曜日の午後 5 時以降
(ローカル時間)
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、
Developer Edition、および
Database.com Edition
• 有効化を行うと、有効化要求で指定したデフォルトの通貨コードを使用して、既存のすべてのレコードに
スタンプが付けられます。たとえば、USD および EUR を使用するレコードが組織に含まれている場合、有効
化を行う前にそれらのレコードをすべて同じデフォルト通貨に切り替えます。Salesforce の有料実装サービ
スでは、このような変換のサポートもご利用いただけます。
• 取引先、リード、ケース、商談、商談商品、商談商品スケジュール、キャンペーン商談などの標準オブジェ
クトとカスタムオブジェクトには、マルチ通貨がサポートされる通貨項目があります。これらのオブジェ
クトと項目に関連するレポートでもマルチ通貨がサポートされます。デフォルトでは、これらのオブジェ
クトのページレイアウトにマルチ通貨と互換性のある項目があります。この項目により、レコードの通貨
を指定できます。通常、これらの項目は、レコードの作成時または既存レコードの編集時にのみ使用でき
ます。選択した通貨は、主金額項目に使用されます。
• 有効化の後、主通貨は通常どおり表示され、必要に応じてその後に第 2 通貨金額が括弧内に表示されます。
通常、レコードレベルで上書きしない限り、主通貨がデフォルトのマスタ通貨になります。括弧内に表示
される金額は、ユーザの個人設定のデフォルト通貨であり、組織で定義された換算レート設定に基づいて
279
販売ツールの設定および管理
通貨の管理
計算されます。換算した通貨金額を表示するかどうかを制御するには、[通貨の管理] ページから括弧内の
通貨換算を有効化または無効化します。
• レポートでは、デフォルトのマスタ通貨またはレコード用に選択された通貨のどちらかが主通貨に反映さ
れます。第 2 通貨には、レポートを実行しているユーザの個人設定のデフォルト通貨またはレポート条件
で使用された通貨が反映されます。
• ユーザは [個人情報] ページで個人設定のデフォルト通貨を指定できます。括弧内の通貨換算が有効な場合、
個人設定のデフォルト通貨は第 2 通貨金額 (換算後の金額) として表示されます。個人設定のデフォルト通
貨を変更すると、換算後の金額がリアルタイムで更新されます。
• 組織でサポートする通貨リストに通貨を追加した後は、その通貨が無効になっていてもシステム管理者の
通貨リストから削除できません。システム管理者のリストに無効な通貨が表示されても、外見上の問題で
あり、エンドユーザに影響はありません。無効にされた通貨は、エンドユーザには表示されませんが、シ
ステム管理者には引き続き表示されます。テスト時にはこの問題に注意し、最終的に組織で使用する予定
の通貨のみを使用することをお勧めします。
• 有効化の後、すべての通貨項目には、通貨の ISO コードが金額の前に表示されます。たとえば、$100 は USD
100 と表示されます。
メモ: マルチ通貨組織が 1 つの通貨のみを使用する場合は、ISO コードではなく通貨記号を表示するよ
うに設定できます。通貨記号を表示するには、[設定] でユーザインターフェースを検索し、[ユーザイン
ターフェース設定] ページの [通貨表示設定] セクションで [ISO コードではなく通貨記号を表示する] を
選択します。組織で後から他の通貨も有効にすると、ISO コードが表示され、この設定が使用できなく
なります。この設定は、標準の Salesforce ユーザインターフェースにのみ適用されます。
• デフォルトでは、組織内の換算後の金額はすべて、組織で定義された現在の換算レートに依存します。換
算レートの設定および更新は、手動で行う必要があります。換算レートを変更すると、完了した商談を含
む、すべてのレコードの換算金額が自動的に更新されます。
高度な通貨管理を使用して換算レートの履歴を追跡し、期間指定換算レートを使用することを選択できま
す。高度な通貨管理では、日付範囲別換算レートのリストを管理できます。商談の換算後の通貨金額は、
商談のフェーズに関係なく、指定された完了予定日に基づいて表示されます。完了予定日が別の換算レー
ト期間に変更された場合、換算後の金額に影響が及びます。
メモ: 期間指定換算レートは、売上予測、他のオブジェクト内の通貨項目、または他の種別のレポー
トの通貨項目では使用されません。
関連トピック:
マルチ通貨の有効化
マルチ通貨の管理
高度な通貨管理について
280
販売ツールの設定および管理
通貨の管理
通貨の有効化と無効化
マルチ通貨を有効化している組織は、サポートする通貨を指定する必要があり
ます。
エディション
• 有効な通貨 — これは、組織が業務を行っている通貨を表します。商談、売
上予測などの項目には、有効な通貨のみ入力できます。通貨を有効にする
と、完全に削除することはできません。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
• 無効な通貨 — これは、組織が過去に使用していた通貨です。無効な通貨を
使用している既存のレコードがあっても、無効な通貨で新規に金額を入力す
ることはできません。
新しい通貨を有効にする手順は、次のとおりです。
1. [設定] から [クイック検索] ボックスに「通貨の管理」と入力し、[通貨の管理]
を選択します。
2. [有効な通貨] 関連リストの [新規] をクリックします。
3. 通貨を選択します。通貨は、ISO 通貨コード順に並んでいます。
4. マスタ通貨に対する通貨の変換レートを入力します。
5. この通貨を使用して金額を表示するときの小数点以下の桁数を指定します。
6. [保存] をクリックします。
無効な通貨のリストにある通貨を有効にするには、通貨の横にある [有効化] を
クリックします。
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、
Developer Edition、および
Database.com Edition
ユーザ権限
通貨を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
通貨を変更する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
通貨を無効にするには、通貨の横にある [無効化] をクリックします。通貨を無
効にしても、その通貨を使用している品目の金額は変更されません。ただし、無効にした通貨を使用して新し
い金額を入力することはできなくなります。
メモ: ユーザの個人設定の通貨に設定された通貨を無効化すると、ユーザの通貨は自動的にマスタ通貨に
再設定されます。
関連トピック:
マルチ通貨の管理
換算レートの編集
高度な通貨管理について
281
販売ツールの設定および管理
通貨の管理
高度な通貨管理について
高度な通貨管理では、Salesforce を使用する商談において、期間指定換算レート
を管理することができます。期間指定換算レートによって、特定の日付範囲に
換算レートを割り当てることができます。たとえば、1 月 1 日の換算レートが 1
USD に対し 1.39 AUD だったものが、2 月 1 日には 1 USD が 1.42 AUD に変わったとし
ます。1 月 1 日から 2 月 1 日までの間に完了した商談は、最初の換算レート (1 =
1.39) を使用しますが、2 月 1 日以降に完了した商談は、次の換算レート (1 = 1.42)
を使用します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
期間指定換算レートは、開始日と換算レートを使用して定義します。それぞれ
のレートは、終了時刻またはその通貨の次の開始日の前日のどちらかになるま
では有効です。開始日から次の開始日までの期間を、換算レートの日付の範囲
と呼びます。こうした範囲は、短期では 1 日、長期では常時となります。
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
高度な通貨管理の有効化または無効化についての詳細は、「高度な通貨管理の
有効化または無効化」 (ページ 283)を参照してください。
ユーザ権限
高度な通貨管理が初めて有効になると、既存の換算レートは自動的に期間指定
換算レートの最初のセットになります。こうしたレートは、別の換算レートの
セットを定義するまで有効です。詳細は、「期間指定換算レートの編集」 (ペー
ジ 285)を参照してください。
高度な通貨管理を有効に
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
高度な通貨管理を無効化すると、すべての換算で静的な換算レートが使用され
ます。「換算レートの編集」 (ページ 284)を参照してください。
通貨を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
メモ: 期間指定換算レートは Lightning Experience と Salesforce1 ではサポートさ
れませんが、一部の機能は制限付きで使用できます。[CloseDate] 項目が商談
のページレイアウト上にある場合は、商談に正しい金額が表示されます。
誰にどのオブジェクトレコードを表示するかはページレイアウトで制御さ
れるため、このページレイアウトが割り当てられているユーザにのみ正し
い金額が表示されます。それ以外の場合、表示される金額には、期間指定
換算レートが適用される前の元の金額が反映されます。
通貨を変更する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
高度な通貨管理の考慮事項
• 期間指定換算レートは、商談、商談品目、商談品目スケジュール、キャンペーン商談項目、商談分割、お
よびこれらのオブジェクトと項目に関連するレポートに使用されます。期間指定換算レートは、売上予測、
他のオブジェクト内の通貨項目、または他の種別のレポートの通貨項目では使用されません。
• 高度な通貨管理を使用する組織では、2 つの高度な通貨管理オブジェクトの間での積み上げ集計項目の使用
をサポートしています。たとえば、積み上げ集計項目は、これら 2 つのオブジェクトで高度な通貨管理が
有効になっているため、商談品目オブジェクトから商談オブジェクトに対してサポートされています。た
だし、高度な通貨管理を有効化すると、取引先オブジェクトに合算される商談オブジェクト上に通貨を計
算する積み上げ集計項目は作成できません。また、取引先オブジェクトの商談通貨項目を検索条件にはで
きません。商談オブジェクト上の既存の通貨関連の積み上げ集計項目はすべて無効になり、その値は以後、
計算されなくなります。組織で高度な通貨管理を有効化すると、商談と取引先、または商談とカスタムオ
ブジェクトを使用する積み上げ集計項目は削除する必要があります。
282
販売ツールの設定および管理
通貨の管理
• キャンペーン商談項目は、キャンペーン通貨の金額を計算するときに期間指定換算レートを使用しますが、
こうした金額をユーザ通貨に変換するときには使用されません。
• クロスオブジェクト数式では、常に静的換算レートを使用して通貨換算を行います。
• [高度な通貨管理] が有効である場合、<apex:inputField> コンポーネントまたは <apex:outputField>
コンポーネントを使用する Visualforce ページを [高度な通貨管理] をサポートする通貨項目にバインドするこ
とはできません。
関連トピック:
マルチ通貨の管理
通貨の有効化と無効化
高度な通貨管理の有効化または無効化
高度な通貨管理を有効にする手順は、次のとおりです。
1. 組織で使用するマルチ通貨を有効にします。詳細は、「マルチ通貨の管理」
(ページ 277)を参照してください。
2. [設定] から [クイック検索] ボックスに「通貨の管理」と入力し、[通貨の管理]
を選択します。
3. [有効化] をクリックします。
4. 確認メッセージが表示されたら、[はい。高度な通貨管理を有効にします。]
を選択し、[有効化] をクリックします。
高度な通貨管理が初めて有効になると、既存の換算レートは自動的に期間指定
換算レートの最初のセットになります。こうしたレートは、別の換算レートの
セットを定義するまで有効です。
高度な通貨管理を無効にする手順は、次のとおりです。
1. [設定] から [クイック検索] ボックスに「通貨の管理」と入力し、[通貨の管理]
を選択します。
2. [無効化] をクリックします。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
高度な通貨管理を有効に
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
3. 確認メッセージが表示されたら、[はい。高度な通貨管理を無効にします。]
を選択し、[無効化] をクリックします。
高度な通貨管理を無効化すると、すべての換算で静的な換算レートが使用されます。「換算レートの編集」
(ページ 284)を参照してください。
高度な通貨管理が有効になっている場合は、Visualforce の <apex:inputField> and <apex:outputField> コ
ンポーネントで通貨項目を表示することはできません。
関連トピック:
高度な通貨管理について
283
販売ツールの設定および管理
通貨の管理
換算レートの編集
換算レートを編集することによって、有効な通貨と無効な通貨およびマスタ通
貨の間の静的換算レートを管理できます。これらの換算レートは、ユーザの組
織で使用されるすべての通貨項目に適用されます。組織によっては、これらの
換算レートの他に、商談および商談品目用の期間指定換算レートが使用されて
いる場合があります。
1. [設定] で [通貨の管理] を検索します。
2. 高度な通貨管理を使用する場合は、[通貨の管理] をクリックします。
3. [有効な通貨] リストまたは [無効な通貨] リストで、[換算レートの編集] をク
リックします。
4. マスタ通貨と他の通貨の間の換算レートを入力します。
5. [保存] をクリックします。
換算レートを変更すると、通貨金額は新しいレートを使用して更新されます。
前の換算レートは保存されません。商談、売上予測、およびその他の金額の中
で行われる変換では、現在の換算レートが使用されます。
組織で高度な通貨管理を有効にしている場合は、商談および商談品目の通貨項
目の期間指定換算レートも管理できます。
メモ:
• 通貨の変動による収益の増減は把握できません。
• 換算レートを変更すると、積み上げ集計項目の一括再計算が実行されま
す。この再計算には、影響を受けるレコードの件数によって、最長 30
分かかります。
• API を使用して換算レートを変更することもできます。ただし、同じ通
貨項目で別の積み上げ集計の再計算が進行中の場合は、そのジョブの経
過時間がトリガした再計算ジョブに影響を与えます。API を使用して通
貨レートの変更を要求したときに関連ジョブが進行中の場合は、次のよ
うになります。
– 同じ通貨項目の別の再計算が 24 時間以内に開始された場合、通貨
レートの変更は保存されません。ジョブを後から再試行するか、[設
定] の [通貨の管理] から通貨レートを変更します。[設定] から変更を
開始すると、古いジョブが停止し、再計算の実行がトリガされます。
– 同じ通貨項目の別の再計算が 24 時間以上前に開始された場合、通貨
レートの変更を保存して、ジョブを開始できます。
再計算ジョブの状況を確認するには、[設定] で [バックグラウンドジョブ]
ページを表示します。
関連トピック:
マルチ通貨の管理
通貨の有効化と無効化
284
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、
Developer Edition、および
Database.com Edition
ユーザ権限
通貨を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
通貨を変更する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
通貨の管理
期間指定換算レートの編集
新しい期間指定換算レートを追加する手順は、次のとおりです。
1. [設定] から [クイック検索] ボックスに「通貨の管理」と入力し、[通貨の管理]
を選択します。
2. [期間指定換算レートの管理] をクリックします。
3. [新規換算レート] をクリックします。
4. 換算レートが有効になる日付を入力します。
5. 換算レートを入力します。
メモ: 換算レートのデフォルトは、現在の換算レートです。通貨の新し
い換算レートを設定したくなければ、換算レートを削除します (項目を
空白にしておきます)。
6. 新しい期間指定換算レートを保存するには、[保存] をクリックします。
既存の期間指定換算レートを表示する手順は、次のとおりです。
1. [設定] から [クイック検索] ボックスに「通貨の管理」と入力し、[通貨の管理]
を選択します。
2. [期間指定換算レートの管理] をクリックします。
3. 表示する日付の範囲を、日付を入力して [Go!] をクリックするか、[前の期間]
または [次の期間] をクリックして選択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
通貨を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
通貨を変更する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
特定の通貨の期間別変換レートを削除する手順は、次のとおりです。
1. [設定] から [クイック検索] ボックスに「通貨の管理」と入力し、[通貨の管理] を選択します。
2. [期間指定換算レートの管理] をクリックします。
3. 編集する通貨の名前をクリックします。
4. 削除する日付の範囲の [削除] をクリックします。
希望する日付の範囲が表示されない場合は、[開始日の定義が次の範囲内にあるすべての換算レートを表示:]
項目に日付を入力し、[Go!] をクリックします。
特定の通貨の期間別変換レートを編集する手順は、次のとおりです。
1. [設定] から [クイック検索] ボックスに「通貨の管理」と入力し、[通貨の管理] を選択します。
2. [期間指定換算レートの管理] をクリックします。
3. 編集する通貨の名前をクリックします。
4. 編集したい日付の範囲の[編集]をクリックします。希望する日付の範囲が表示されない場合は、[開始日の
定義が次の範囲内にあるすべての換算レートを表示:] 項目に日付を入力し、[Go!] をクリックします。
285
販売ツールの設定および管理
見積のオプションのカスタマイズ
5. 換算レートを編集して、日付の範囲の新しい値に設定し、[保存] をクリックします。
関連トピック:
高度な通貨管理について
マルチ通貨の管理
通貨の有効化と無効化
見積のオプションのカスタマイズ
見積の有効化
組織の見積を有効にする手順は、次のとおりです。
エディション
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「見積設定」と入力し、[見積設定]
を選択します。
2. [見積の有効化] を選択します。
3. [保存] をクリックします。
4. [商談のレイアウト] を選択して、商談の標準ページレイアウトで見積関連リ
ストを表示します。
5. 必要に応じて、[ユーザのカスタマイズされた関連リストに追加] を選択して、
ユーザがカスタマイズしたすべての商談ページレイアウトに見積関連リスト
を追加します。
6. [保存] をクリックして終了します。
見積の無効化
組織の機能を無効にするには、[見積の無効化] を選択します。
重要: レコードに数式項目、トリガ、ワークフロールール、承認プロセス
など、アプリケーションのカスタマイズから見積、見積品目、または見積
PDF への参照がある場合は、見積を無効にすることはできません。見積を
無効にする前に、これらの参照を削除する必要があります。見積と商談が
同期している場合、見積を無効にできません。この機能を無効にする前に、
すべての見積の同期を停止する必要があります。
関連トピック:
見積テンプレートの概要
286
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
見積を有効または無効に
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
見積のオプションのカスタマイズ
見積テンプレートの概要
見積テンプレートを使用して、顧客に送信する見積用のカスタムテンプレート
の設計、プレビュー、有効化を行います。
エディション
見積オブジェクトと見積関連オブジェクト (取引先や商談など) から標準項目と
カスタム項目を選択し、データをグループやテーブルに整理します。また、リッ
チテキストコンテンツ (署名ブロックや契約条件など) の追加や書式設定を行っ
たり、会社のロゴやその他の画像を表示したり、繰り返しヘッダーとフッター
を作成したりすることもできます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザは、見積レコードから見積テンプレートを選択し、見積 PDF を生成して
顧客にメールで送信できます。
見積テンプレート機能の外観と機能は、高度なページレイアウトエディタとほ
ぼ同じであるため、ページレイアウトの編集に慣れていれば、テンプレートエ
ディタも同じように簡単に使用できます。
重要:
• 組織に Developer Sandbox または Developer Pro Sandbox を作成する場合、[テ
キスト/画像] 項目を含むテンプレートを開いて Sandbox 内で編集するこ
とはできません。
関連トピック:
見積の有効化
287
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
見積テンプレートを作成
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
見積テンプレートを表示
する
• 「設定・定義を参照す
る」
販売ツールの設定および管理
見積のオプションのカスタマイズ
見積テンプレートの作成
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「テンプレート」と入力し、[見積] で
[テンプレート] を選択します。
エディション
2. [新規] をクリックし、[標準テンプレート] など、新規テンプレートの基本に
する既存のテンプレートを選択します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
3. 新規テンプレートに名前を付けます。
• 関連オブジェクトから 1 つ以上の見積項目が必要な場合は、セクションを
使用して項目をセクションに追加します。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
• 契約条件など、編集や書式設定が可能なテキストが必要な場合は、[テキ
スト/画像項目] を使用します。
ユーザ権限
4. テンプレートエディタで、必要な要素をドラッグし、詳細を入力します。追
加する場合は、次のように行います。
• 会社のロゴなどの画像が必要な場合は、[テキスト/画像項目] を使用しま
す。
• 見積項目や別のオブジェクト (見積品目名など) の項目のテーブルが必要
な場合は、リストを使用します。
5. 変更を保存してテンプレートの作業を続行するには、[適用] をクリックしま
す。
6. [保存してプレビュー] をクリックして、テンプレートをプレビューします。
見積テンプレートを作成
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
見積テンプレートを表示
する
• 「設定・定義を参照す
る」
7. 終了したら、[保存] をクリックします。
8. [見積テンプレート] ページに戻って [有効化] をクリックします。
ヒント: Chatter を使用する場合、更新を投稿してテンプレート使用準備が整ったことを伝えます。
関連トピック:
見積テンプレートの概要
見積テンプレートの表示と編集
見積テンプレートのプレビュー
288
販売ツールの設定および管理
見積のオプションのカスタマイズ
見積テンプレートを使用した見積 PDF のカスタマイズ
見積テンプレートを使用して、顧客に送信する見積用のカスタムテンプレート
の設計、プレビュー、有効化を行います。
エディション
メモ: 見積 PDF では、右から左へ記述される言語はサポートされません。テ
キストは右揃えではなく左揃えで表示されます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
見積テンプレートエディタの操作
見積テンプレートエディタは、上部のパレットと下にあるテンプレートレイ
アウトの 2 つの部分で構成されます。
パレットには、リストやセクション、セクションに追加可能な項目など、レ
イアウトに追加できる要素が含まれています。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
• パレットの下にある
ることができます。
ユーザ権限
をクリックして、展開したり折りたたんだりす
• 左側の列でオブジェクトを選択すると、パレットにその項目が表示され
ます。
• [クイック検索] を使用すると、パレット上の項目を簡単に検索できます。
見積テンプレートエディタの使用
• テンプレートに要素を追加するには、要素をパレットからレイアウトに
ドラッグします。見積オブジェクトから項目を追加して配置するには、
セクションを使用します。見積品目名など別のオブジェクトの項目でテー
ブルを作成するには、リストを使用します。[テキスト/画像項目] で、テ
キストを入力したり、会社のロゴなどの画像をアップロードしたりでき
ます。
見積テンプレートを作成
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
見積テンプレートを表示
する
• 「設定・定義を参照す
る」
• 複数の項目を選択するには Ctrl キーを押しながら、範囲を選択するには Shift キーを押しながらクリック
します。
• レイアウトから要素を削除するには、要素をパレットにドラッグするか、要素のタイトルバーにマウス
を置いて をクリックします。
• セクションをドラッグするとき、テンプレートや PDF にセクションのタイトルを表示しない場合は、[タ
イトルを非表示] を選択します。
• どのセクションでも (ヘッダーやフッターも含めて)、列数の変更、項目の配置の調整、項目の表示ラベ
ルの表示/非表示が可能です。
をクリックして、必要な変更を行います。
• 前後に行った操作を戻すには、それぞれ [元に戻す] ボタンと [やり直し] ボタンをクリックします。
• レイアウト上の任意のコンポーネントのプロパティを変更するには、そのタイトルバーをダブルクリッ
クするか、
をクリックします。
• テンプレートの名前を変更するには、[見積テンプレートのプロパティ] をクリックします。
• テンプレートをプレビューするには、[保存してプレビュー] をクリックします。
• 変更を保存してテンプレートの編集を続行するには、[適用] をクリックします。
289
販売ツールの設定および管理
見積のオプションのカスタマイズ
• 変更を保存してテンプレートの編集を終了するには、[保存] をクリックします。[保存] をクリックする
前にテンプレートから移動しないでください。変更が失われます。
関連トピック:
見積テンプレートの概要
見積テンプレートの作成
見積テンプレートの表示と編集
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「テンプレート」と入力し、[見積] で
[テンプレート] を選択します。
エディション
2. 目的のテンプレートの横にある [編集] をクリックします。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
3. テンプレート名の編集が必要な場合は、[見積テンプレートのプロパティ] を
クリックし、[テンプレート名] 項目に新しい名前を入力します。[OK] をク
リックします。
メモ: Salesforce Professional Edition を使用している場合、見積テンプレート
の名前を変更できません。
4. 実行できる操作
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
• 必要に応じて、(項目の) セクション、テキスト、画像、およびリストを追
加または編集します。
ユーザ権限
• テンプレートのヘッダーやフッターを再設計します。
見積テンプレートを作成
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
• セクション、リスト、ヘッダー、またはフッターのタイトルを配置後に
変更したり、非表示/表示を指定したりするには、 をクリックします。
タイトルを編集し、[タイトルを非表示] を選択または選択解除します。
• セクションやヘッダー/フッターで、項目の表示ラベルを非表示にします。
• セクションの列数 (1 または 2) を変更します。
• セクションの項目の配置 (左または右) を変更します。
見積テンプレートを表示
する
• 「設定・定義を参照す
る」
5. 終了したら、[保存] をクリックします。
または、[別名で保存] をクリックすると、元のテンプレートのコピーに変更を保存できます。
メモ: [別名で保存] オプションは、Salesforce Professional Edition では利用できません。Professional Edition で
テンプレートのコピーを作成するには、[見積テンプレート] ページで [新規] をクリックし、複製する
既存のテンプレートを選択します。
関連トピック:
見積テンプレートへの項目の追加
見積テンプレートへのリッチテキストの追加
見積テンプレートでのヘッダーおよびフッターの使用
290
販売ツールの設定および管理
見積のオプションのカスタマイズ
見積テンプレートへの項目の追加
この見積テンプレートでは、見積オブジェクトの標準項目とカスタム項目、ま
た、それらの関連オブジェクトである取引先、取引先責任者、商談、組織、ユー
ザを表示できます。[テキスト/画像項目] を使用して、会社のロゴなどの画像
や、署名ブロックなどの書式設定可能なテキストを表示できます。所定の位置
に項目をドラッグするだけで、ヘッダーやフッターに項目を追加できます。テ
ンプレート内容に項目を追加するには、まずセクションコンポーネントをドラッ
グします。
メモ: 状況によって、項目が見積テンプレートのパレットや、テンプレー
トから作成した PDF に表示されないことがあります。
• 項目レベルセキュリティ設定によって表示や更新ができない項目は、テ
ンプレートにその項目が含まれている場合でも、テンプレートから作成
した PDF 上に表示されません。PDF には参照のみの項目が表示されます。
• 見積ページレイアウト上に表示されていて、特定の見積の値がない項目
は、見積テンプレートのパレットに表示されますが、その見積から作成
した PDF には表示されません。
• データが含まれていない見積品目名の項目は、テンプレートにその項目
が含まれていても、PDF 作成時にはリストに列として表示されません。
たとえば、割引を提供する見積品目名がない場合、リストに [割引] 項
目が含まれていても、[割引] 列は表示されません。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
見積テンプレートを作成
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
見積テンプレートを表示
する
• 「設定・定義を参照す
る」
• 見積ページレイアウト上に関連するリストが含まれていない場合、テン
プレートパレットまたはそのページレイアウトを使用する見積の PDF に
表示されません。
ヘッダーとフッターへの項目の追加
1. ヘッダーまたはフッターの列数を変更する必要がある場合は、
2) を選択します。
をクリックして、必要な数 (1 または
2. 必要な項目をヘッダーやフッターにドラッグします。複数の項目を選択するには Ctrl キーを押しながら、
範囲を選択するには Shift キーを押しながらクリックします。
3. リッチテキストや画像を追加する場合は、[テキスト/画像項目] をドラッグします。
4. 列内で項目の配置を変更する必要がある場合は、
5. 項目表示ラベルを非表示にする場合は、
す。
をクリックして、左または右の配置を選択します。
をクリックして、[非表示] チェックボックスをオンにしま
6. [空白スペース] 項目を使用して、テンプレート上の任意の場所に垂直方向のスペースを追加します。
テンプレートの内容への項目の追加
1. パレットからセクションコンポーネントをテンプレートにドラッグします。
2. セクションのタイトルを入力します。テンプレートや PDF にタイトルを表示しない場合は、[タイトルを
非表示] を選択します。[OK] をクリックします。
3. パレットからオブジェクトを選択すると、オブジェクトの項目が表示されます。
291
販売ツールの設定および管理
見積のオプションのカスタマイズ
4. 必要な項目をセクションにドラッグします。複数の項目を選択するには Ctrl キーを押しながら、範囲を
選択するには Shift キーを押しながらクリックします。
5. リッチテキストや画像を追加する場合は、[テキスト/画像項目] をドラッグします。
6. 列内で項目の配置を変更する必要がある場合は、
7. 項目表示ラベルを非表示にする場合は、
す。
をクリックして、左または右の配置を選択します。
をクリックして、[非表示] チェックボックスをオンにしま
8. [空白スペース] 項目を使用して、テンプレート上の任意の場所に垂直方向のスペースを追加します。
関連トピック:
見積テンプレートを使用した見積 PDF のカスタマイズ
見積テンプレートの表示と編集
見積テンプレートでのヘッダーおよびフッターの使用
見積テンプレートへのリストの追加
見積テンプレートに、見積品目名や、見積オブジェクトと参照関係を持つ他の
標準またはカスタムオブジェクトから項目を配置して表示するには、リストを
使用します。リストはテーブルと似ていますが、項目名が列として表示されま
す。リストは、見積テンプレート内容に追加できますが、ヘッダーやフッター
には追加できません。
メモ: 状況によって、項目が見積テンプレートのパレットや、テンプレー
トから作成した PDF に表示されないことがあります。
• 項目レベルセキュリティ設定によって表示や更新ができない項目は、テ
ンプレートにその項目が含まれている場合でも、テンプレートから作成
した PDF 上に表示されません。PDF には参照のみの項目が表示されます。
• 見積ページレイアウト上に表示されていて、特定の見積の値がない項目
は、見積テンプレートのパレットに表示されますが、その見積から作成
した PDF には表示されません。
• データが含まれていない見積品目名の項目は、テンプレートにその項目
が含まれていても、PDF 作成時にはリストに列として表示されません。
たとえば、割引を提供する見積品目名がない場合、リストに [割引] 項
目が含まれていても、[割引] 列は表示されません。
• 見積ページレイアウト上に関連するリストが含まれていない場合、テン
プレートパレットまたはそのページレイアウトを使用する見積の PDF に
表示されません。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
見積テンプレートを作成
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
見積テンプレートを表示
する
• 「設定・定義を参照す
る」
1. リストをパレットからテンプレートにドラッグします。
2. リストのタイトルを入力します。テンプレートや PDF にタイトルを表示しない場合は、[タイトルを非表示]
を選択します。
3. [オブジェクト] 項目で、リストに表示する項目を持つオブジェクトを選択します。
292
販売ツールの設定および管理
見積のオプションのカスタマイズ
4. [追加] および [削除] 矢印を使用して、[選択可能な項目] リストから [選択済みの項目] リストに列を移動しま
す。[上へ] と [下へ] 矢印を使用して、列の順序を変更します。リストには最大 10 項目を入れることができ
ます。
5. [OK] をクリックします。
関連トピック:
見積テンプレートの概要
見積テンプレートの表示と編集
見積テンプレートへのリッチテキストの追加
会社のアドレスや契約条件など、書式設定可能なテキストを追加するには、見
積テンプレートのテキスト/画像項目を使用します。また、会社のロゴなどの画
像も挿入できます。テキスト/画像項目は、テンプレート本体でも、また、ヘッ
ダーやフッターでも使用できます。
エディション
リッチテキストの制限
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
[テキスト/画像項目]では、アラビア語や日本語などの Unicode 言語のテキス
トの書式設定はできません。これらの言語をプレーンテキストで表示できる
ようにするには、Salesforce に連絡し、見積 PDF のリッチテキストエリア項目
で外部文字をサポートする機能を有効にするように依頼してください。
見積テンプレートの[テキスト/画像項目]で使用できる最大文字数は、32,000
文字です。その中には、テキストの書式設定に使用し、表示はされない HTML
文字も含まれます。
1. [テキスト/画像項目] をヘッダー、フッター、その他本文の中の任意のセク
ションにドラッグします。
2. 項目にテキストを入力または貼り付けしてから、任意の書式設定を行いま
す。
3. [OK] をクリックします。
ヒント: 署名ブロックの作成にも、テキスト/画像項目を使用します。
293
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
見積テンプレートを作成
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
見積テンプレートを表示
する
• 「設定・定義を参照す
る」
販売ツールの設定および管理
見積のオプションのカスタマイズ
見積テンプレートへの画像の追加
会社のロゴなどの画像を挿入するには、見積テンプレートのテキスト/画像項目
を使用します。テキスト/画像項目は、テンプレート本体でも、また、ヘッダー
やフッターでも使用できます。
アップロードする画像は、独自のファイルシステムか、Salesforce CRM Content に
保存できます。
[ドキュメント] タブまたは [静的リソース] ページに画像を保存する場合は、Web
アドレスを取得し、それを使用して画像を挿入できます。
メモ: Salesforce アプリケーションの外部 (たとえば、自社 Web サイトなど) に
ある公開 Web アドレスから画像を挿入する必要がある場合、お客様の組織
の公開 URL をホワイトリストに登録するよう、Salesforceにご連絡ください。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
画像サイズの考慮事項
挿入する画像のサイズが大きすぎると、ユーザがテンプレートから見積 PDF
を作成するときに、トリミングされます。トリミングされないようにするに
は、画像を挿入してから [保存してプレビュー] をクリックし、必要に応じて
画像サイズを変更してください。
ユーザ権限
アップロード済みの画像の挿入
見積テンプレートを表示
する
• 「設定・定義を参照す
る」
1. Salesforce CRM Content に保存されている画像を使用するには、画像の場所を
探して、ダウンロードし、ローカルファイルディレクトリに置きます。
見積テンプレートを作成
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
2. [テキスト/画像項目] をヘッダー、フッター、その他本文の中の任意のセ
クションにドラッグします。
3. テンプレートや PDF にタイトルを表示しない場合は、[タイトルを非表示] を選択します。
4. 画像アイコンをクリックしてから、[参照...]をクリックし、ファイルディレクトリ内の画像を探します。
5. [開く] をクリックすると、画像がその項目に表示されます。サイズ変更ハンドルをドラッグすると、画
像サイズを変更できます。サイズ変更ハンドルでは、画像の縦横のサイズがピクセル単位で示されま
す。
6. [OK] をクリックします。
7. [保存してプレビュー] をクリックし、テンプレートから作成した PDF では画像がどのように表示される
か確認します。
Salesforce Web アドレスからの画像の挿入
1. 必要に応じて、[ドキュメント] タブに画像をアップロードするか、静的リソースを定義します。
2. [テキスト/画像項目] をヘッダー、フッター、その他本文の中の任意のセクションにドラッグします。
3. テンプレートや PDF にタイトルを表示しない場合は、[タイトルを非表示] を選択します。[OK] をクリッ
クします。
4. [ドキュメント] タブまたは [静的リソース] ページで、画像の詳細ページを開き、[ファイルを表示] をク
リックしてその URL をコピーします。
5. 見積テンプレートエディタに戻り、テキスト/画像項目のタイトルバーにある
6. 画像アイコンをクリックし、次に、[Web アドレス] タブをクリックします。
294
をクリックします。
販売ツールの設定および管理
見積のオプションのカスタマイズ
7. その URL を [URL] 項目に貼り付けたら、[挿入] をクリックします。項目に画像が表示されます。サイズ変
更ハンドルをドラッグすると、画像サイズを変更できます。サイズ変更ハンドルでは、画像の縦横のサ
イズがピクセル単位で示されます。
8. [OK] をクリックします。
9. [保存してプレビュー] をクリックし、テンプレートから作成した PDF では画像がどのように表示される
か確認します。
重要: 画像が保存されている [ドキュメント] タブまたは [静的リソース] ページから画像を削除すると、
テンプレートにはその画像が使用できないというメッセージが表示されます。画像を再保存してから
テンプレートを開き、エラーメッセージ画像を削除して URL を貼り付け直します。
関連トピック:
見積テンプレートを使用した見積 PDF のカスタマイズ
見積テンプレートの表示と編集
見積テンプレートでのヘッダーおよびフッターの使用
見積テンプレートでのヘッダーおよびフッターの使用
会社のロゴ、会社住所、見積作成日、見積番号など標準的な繰り返し表示され
る情報を表示するには、ヘッダーとフッターを使用します。ヘッダーおよびフッ
ターはテンプレートの左から右に渡って表示されるようにしたり、2 つの等幅の
列に分割したりすることができます。
エディション
ヘッダーまたはフッターは基本的には 1 つのセクションであり、項目を追加し
たり、タイトルを表示または非表示にしたりすることができます。ヘッダーま
たはフッターを削除したり、セクションを追加したりすることはできません。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
メモ: 状況によって、項目が見積テンプレートのパレットや、テンプレー
トから作成した PDF に表示されないことがあります。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
• 項目レベルセキュリティ設定によって表示や更新ができない項目は、テ
ンプレートにその項目が含まれている場合でも、テンプレートから作成
した PDF 上に表示されません。PDF には参照のみの項目が表示されます。
ユーザ権限
• 見積ページレイアウト上に表示されていて、特定の見積の値がない項目
は、見積テンプレートのパレットに表示されますが、その見積から作成
した PDF には表示されません。
見積テンプレートを作成
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
• データが含まれていない見積品目名の項目は、テンプレートにその項目
が含まれていても、PDF 作成時にはリストに列として表示されません。
たとえば、割引を提供する見積品目名がない場合、リストに [割引] 項
目が含まれていても、[割引] 列は表示されません。
見積テンプレートを表示
する
• 「設定・定義を参照す
る」
• 見積ページレイアウト上に関連するリストが含まれていない場合、テン
プレートパレットまたはそのページレイアウトを使用する見積の PDF に
表示されません。
295
販売ツールの設定および管理
見積のオプションのカスタマイズ
1. ヘッダーまたはフッターの列数を変更する必要がある場合は、
選択します。
をクリックして、必要な数 (1 または 2) を
ヒント: ページの左から右にまたがる画像を表示するには、1 列のヘッダーまたはフッターを使用しま
す。契約条件テキストの場合は、1 列のフッターを使用します。
2. オブジェクトを選択して、ヘッダーまたはフッターに項目をドラッグします。複数の項目を選択するには
Ctrl キーを押しながら、範囲を選択するには Shift キーを押しながらクリックします。
会社のロゴなどの画像を使用する場合、または、契約条件などの拡張情報を含む場合は、[テキスト/画像
項目] 項目を使用します。
3. 列内で項目の配置を変更する必要がある場合は、
4. 項目表示ラベルを非表示にする場合は、
をクリックして、左または右の配置を選択します。
をクリックして、[非表示] チェックボックスをオンにします。
5. テンプレートや PDF にタイトルを表示しない場合は、[タイトルを非表示] を選択します。
6. [OK] をクリックします。
関連トピック:
見積テンプレートの概要
見積テンプレートを使用した見積 PDF のカスタマイズ
見積テンプレートの表示と編集
見積テンプレートのプレビュー
見積りテンプレートをプレビューして、ユーザが作成する見積り PDF がどのよ
うに表示されるかを確認します。
メモ: プレビューは、システム管理者プロファイルビューにテンプレート
を表示します。プレビューおよびテンプレートは、追加したリッチテキス
トおよび画像が表示されます。その他のデータがシミュレーションされま
す。
見積 PDF の関連リストに表示されるテキスト項目は、256 文字未満に切り捨
てられます。この制限は、リッチテキストエリア項目、他のタイプのテキ
スト項目、標準項目、カスタム項目に適用されます。
1. プレビューするテンプレートを開きます。必要に応じてテンプレートを編集
します。
2. [保存してプレビュー] をクリックします。
重要: [保存してプレビュー] はテンプレートへの変更を保存するため、
プレビュー後、変更を基に戻すことはできません。
3. [テンプレートのプレビュー] オーバレイで、コンテンツおよびレイアウトが
正しいことを確認します。
296
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
見積テンプレートを作成
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
見積テンプレートを表示
する
• 「設定・定義を参照す
る」
販売ツールの設定および管理
見積のオプションのカスタマイズ
4. [閉じる] をクリックします。
関連トピック:
見積テンプレートの概要
見積テンプレートの使用のヒント
見積テンプレートを習得して、見積の品質を高めます。
エディション
テンプレート項目名について
テンプレートの項目選択時、取得する情報が理解しやすいように、一部の項
目名にはテンプレートから作成する PDF には表示されない追加の情報が含ま
れています。
オブジェクト
オブジェクト項目 テンプレートの項 PDF の項目名
目名
ユーザ
姓、名
担当営業 (名前)
担当営業
ユーザ
メール
担当営業 (メー
メール
ル)
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
ユーザ
電話
担当営業 (電話)
電話
ユーザ
Fax
担当営業 (Fax)
Fax
組織情報
住所
組織 (住所)
会社住所
見積ドキュメント 非表示。PDF が生 見積 PDF (作成
成されて見積ド 日)
キュメントオブ
ジェクトに保存さ
れた日付。
作成日
見積テンプレートを作成
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
見積テンプレートを表示
する
• 「設定・定義を参照す
る」
合計セクションの作成
見積の総額を表示するには、合計セクションを使用します。
1. セクションを作成します。1 組のオプションがあります。
• 新規テンプレートを作成する場合は、[標準テンプレート] を選択します。標準テンプレートには合
計セクションが含まれており、必要に合わせて変更できます。
• セクションをテンプレートのレイアウトにドラッグしてから、合計関連の項目 ([小計] や [総計] な
ど) をセクションの右半分にドラッグします。リストのすぐ下にセクションを配置する場合は、タイ
トルを非表示にします。
2.
をクリックして、項目の配置を右に選択します。
297
販売ツールの設定および管理
見積のオプションのカスタマイズ
メモ: セクション内の項目の配置はリスト内の列とは異なるため、リストの下に合計セクションを配
置すると、項目値が右端のリストの値の下に並びません。
たとえば、テンプレートに見積品目名のリストがあり、最も右にある [合計金額] 列に各品目名の合
計が表示されているとします。リストの下に合計セクションを追加し、[小計]、[合計金額]、[総計]
の各項目を含めると、それぞれの値にはすべての品目名の合計が表示されますが、金額はリストの
[合計金額] 列の下に並びません。
署名ブロックの作成
顧客が見積を承認できるよう、署名ブロックを使用して、署名と日付の行を作成します。
1. [テキスト/画像項目] をテンプレートのフッターにドラッグします。署名ブロックを右揃えにしたり、
ブロックを 2 つ作成したりするには、フッターで列を 2 つ使用します。
2. 作成する各行の表示ラベルを入力します。例:
• 署名
• 名前
• 役職
• 日付
3. アンダースコアキーを使用して、各表示ラベルの後に行を作成します。
4. [OK] をクリックします。
項目の表示ラベルの非表示
見積テンプレートのセクション、ヘッダー、フッターに、表示ラベルを付けずに項目内容を表示できます。
をクリックして、[非表示] チェックボックスをオンにするだけです。見積テンプレートエディタでは
項目名がグレーで表示されますが、見積 PDF には表示されません。PDF でどう見えるかを確認するには、[保
存してプレビュー] をクリックします。
見積テンプレートの Sandbox での制限
組織に Developer Sandbox または Developer Pro Sandbox を作成する場合、[テキスト/画像] 項目を含むテンプ
レートを開いて Sandbox 内で編集することはできません。
関連トピック:
見積テンプレートの概要
298
販売ツールの設定および管理
契約のオプションのカスタマイズ
契約のオプションのカスタマイズ
契約の設定のカスタマイズ
社内契約管理プロセスを処理するよう Salesforce をカスタマイズします。契約の
設定ページにアクセスするには、[設定] から [クイック検索] ボックスに「契約
の設定」と入力し、[契約の設定] を選択します。[契約の設定] ページでは次の操
作を実行できます。
契約終了通知の有効化
契約の期限が切れたときに、取引先と契約の所有者に対して自動的にメールで
通知を送信するオプションを設定します。この終了通知を有効にする手順は、
次のとおりです。
1. [契約終了通知メールを取引先…] オプションを選択します。
2. [保存] をクリックします。
終了通知の送信を停止するには、このオプションをオフにして、[保存]をクリッ
クします。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
契約を使用可能なエディ
ション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、Unlimited Edition、
および Developer Edition。
承認を使用可能なエディ
ション: Professional
Edition、Enterprise
Edition、Performance
Edition、Unlimited Edition、
および Developer Edition
契約終了日の自動計算の無効化
契約に終了日がないか、ユーザに終了日を手動で入力してもらう場合がありま
す。その場合は、契約終了日の自動計算を無効にします。
1. [契約終了日の自動計算] オプションをオフにします。
2. [保存] をクリックします。
ユーザ権限
契約設定を変更する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
3. [契約終了日]、[契約開始日]、および [契約 期間] のページレイアウトと項
目レベルセキュリティ設定を確認して、必要に応じてユーザが設定の読み取
りまたは編集を実行できるようにします。
• 自動計算を有効にするには、このオプションをオンにして [保存] をクリックします。Salesforce が自動計
算した [契約終了日] は、契約編集ページには表示されません。
メモ: [契約終了日の自動計算] を有効にして、[契約開始日] または [契約 期間] を指定しないと、[契約
終了日] は空白になります。
すべての状況の履歴の追跡
デフォルトでは、状況が [承認処理中] または [有効] の契約の履歴が追跡されます。すべての状況の契約履歴を
追跡する手順は、次のとおりです。
1. [すべての状況の履歴管理] オプションを選択します。
299
販売ツールの設定および管理
注文書のオプションのカスタマイズ
2. [保存] をクリックします。
関連トピック:
注文設定のカスタマイズ
注文書のオプションのカスタマイズ
注文設定のカスタマイズ
社内注文管理プロセスを処理するよう Salesforce をカスタマイズします。
エディション
[設定] の [注文の設定] ページから次の注文設定を指定します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
このセクションの内容:
注文の有効化
ユーザが顧客からの商品またはサービスの要求を追跡および管理できるよう
にするには、組織で注文を有効化します。
削減注文の有効化
有効化された注文で返品や削減をユーザが処理できるようにするには、組織
の削減注文を有効化します。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
注文商品の負の数量の有効化
ユーザ権限
ユーザが 0 未満の数量の注文商品を追加できるようにするには、組織で負の
数量を有効化します。
注文の設定を変更する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
注文の有効化
ユーザが顧客からの商品またはサービスの要求を追跡および管理できるように
するには、組織で注文を有効化します。
エディション
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「注文の設定」と入力し、[注文の設
定] を選択します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
2. [注文を有効化] が選択されていない場合は、選択します。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
3. [保存] をクリックします。
4. [注文] 関連リストを表示するページレイアウトを選択して保存します。
5. プロファイルまたは権限セットを使用して、ユーザおよびオブジェクト権限
を該当のユーザに割り当てます。
ユーザ権限
注文の設定を変更する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
300
販売ツールの設定および管理
注文書のオプションのカスタマイズ
後で注文を無効化すると、既存のすべての注文関連データがビューに表示されなくなります。何らかの理由で
そのデータに再度アクセスする必要がある場合、注文をもう一度有効化すれば表示できます。
関連トピック:
注文設定のカスタマイズ
削減注文の有効化
削減注文の有効化
有効化された注文で返品や削減をユーザが処理できるようにするには、組織の
削減注文を有効化します。
エディション
この設定を有効化する前に、組織で注文が有効化されている必要があります。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「注文の設定」と入力し、[注文の設
定] を選択します。
2. [注文を有効化] が選択されていない場合は、選択します。
3. [削減注文を有効化] を選択します。
4. [保存] をクリックします。
5. プロファイルまたは権限セットを使用して、必要な権限を該当のユーザに割
り当てます。
削減注文を作成するには、「削減注文の作成」ユーザ権限が必要です。注文
商品を削減注文に追加するには、[開始日]、[終了日]、および [元の注文商
品] の注文商品項目への項目レベルのアクセス権が必要です。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
注文の設定を変更する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
[削減注文商品] 関連リストを注文商品のページレイアウトに追加することを検討
してください。
この設定を後で無効化すると、「削減注文の作成」権限がすべてのプロファイルまたは権限セットに表示され
なくなりますが、ビューにはデータが表示されます。ユーザは、削減注文の作成または有効化を行うことがで
きなくなりますが、既存の削減注文の表示および編集は引き続き行うことができます。削減注文を無効化した
場合、削減注文に固有のレコードタイプまたはページレイアウトも無効化します。レコードタイプを使用して
いない場合、削減注文に固有の項目をページレイアウトから削除します。注文オブジェクトの [元の注文] や
[削減注文]、注文商品オブジェクトの [元の注文商品] や [利用可能な数量]、およびカスタム項目がこれに該
当します。
関連トピック:
注文設定のカスタマイズ
301
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
注文商品の負の数量の有効化
ユーザが 0 未満の数量の注文商品を追加できるようにするには、組織で負の数
量を有効化します。
エディション
この設定を有効化する前に、組織で注文が有効化されている必要があります。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「注文の設定」と入力し、[注文の設
定] を選択します。
2. [注文を有効化] が選択されていない場合は、選択します。
3. [負の数量を有効化] を選択します。
4. [保存] をクリックします。
この設定を後で無効化すると、ユーザは負の数量の注文商品を追加したり、負
の数量の注文商品がある注文を有効化したりできなくなります。ただし、既存
の負の数量の注文商品は引き続き表示および編集できます。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
注文の設定を変更する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
関連トピック:
注文設定のカスタマイズ
コラボレーション売上予測の設定
売上予測設定の概要
ユーザ権限
エディション
売上予測設定を参照する
「設定・定義を参照する」
売上予測設定を編集する
「アプリケーションのカスタマイズ」
売上予測ユーザを有効にする
「内部ユーザの管理」
および
「アプリケーションのカスタマイズ」
目標を管理する
「アプリケーションのカスタマイズ」
および
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition (商談分
割またはカスタム項目の
売上予測を除く)、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
「目標を管理」
Salesforce に目標データをアップロード
する
「目標を管理」
および
「すべての売上予測の参照」
コラボレーション売上予測を設定する場合、売上予測ユーザの有効化、売上予測階層の定義、1 つ以上の売上
予測種別の選択、他の売上予測設定の指定を行います。
302
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
重要:
• この情報は、[コラボレーション売上予測] に適用され、[カスタマイザブル売上予測] には適用されませ
ん。
• 売上予測機能を正しく機能させるために、組織の新しいユーザインターフェースのテーマを無効にし
ないでください。また、テリトリー管理とカスタム会計年度を無効にしておく必要があります。
• 最良の表示結果を得るには、コラボレーション売上予測を使用する場合に [タブバーオーガナイザ] を
有効にしたままにしてください。
組織がコラボレーション売上予測に移行する場合は、「カスタマイザブル売上予測からコラボレーション売上
予測への移行の計画」を参照してください。売上予測機能を設定するには、次を行う必要があります。
• 売上予測を使用する必要のあるユーザを有効にする。
• 組織内で売上予測を積み上げ集計する方法と売上予測を表示および調整できるユーザを決定するために、
売上予測階層を設定する。これを行うには、[設定] から [クイック検索] ボックスに「売上予測階層」と入
力し、[売上予測階層] を選択します。売上予測階層は完全にロール階層に基づきますが、売上予測マネー
ジャになるユーザも指定します。
• 1 つ以上の売上予測種別を有効化する。組織の売上予測種別を 4 個まで有効にできます。
• 売上予測種別ごとに商談ペインに表示される項目を選択する。
• 目標を有効化するするため、組織でこの機能を使用できるようにする。
• 組織および特定のユーザプロファイルで売上予測の調整を有効化する。
• 個別の売上予測分類積み上げ集計を使用するかどうかを選択 (ページ 316)するか累積売上予測積み上げ集計
を有効化する。
• 売上予測範囲を定義する。組織の期間およびデフォルトの範囲を選択できます。
• 組織が特定の用語を使用する場合、売上予測の分類をカスタマイズする。
• 組織でマルチ通貨を使用している場合は、売上予測通貨を設定する。組織のマスタ通貨または売上予測所
有者の個人設定の通貨を選択できます。
• 売上予測を行うユーザが [売上予測] タブを表示できるようにする。
関連トピック:
売上予測の設定の定義
コラボレーション売上予測機能の無効化
303
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
売上予測の設定の定義
ユーザ権限
エディション
売上予測設定を参照する
「設定・定義を参照する」
売上予測設定を編集する
「アプリケーションのカスタマイズ」
売上予測ユーザを有効化する
「内部ユーザの管理」
および
「アプリケーションのカスタマイズ」
目標を管理する
「アプリケーションのカスタマイズ」
および
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition (商談分
割またはカスタム項目の
売上予測を除く)、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
「目標を管理」
Salesforce に目標データをアップロード
する
「目標を管理」
および
「すべての売上予測の参照」
営業担当が販売パイプラインから収益と数量の予測を確認できるようにするため、組織に必要な売上予測種別
と、[売上予測] タブに表示される詳細を選択します。
重要:
• この情報は、[コラボレーション売上予測] に適用され、[カスタマイザブル売上予測] には適用されませ
ん。
• 売上予測機能を正しく機能させるために、組織の新しいユーザインターフェースのテーマを無効にし
ないでください。また、テリトリー管理とカスタム会計年度を無効にしておく必要があります。
• 最良の表示結果を得るには、コラボレーション売上予測を使用する場合に [タブバーオーガナイザ] を
有効にしたままにしてください。
カスタマイザブル売上予測を使用する既存の組織で、コラボレーション売上予測の使用を希望する場合は、
Salesforce の担当者にお問い合わせください。
また、Salesforce では、コラボレーション売上予測を設定する前にドキュメントを確認することをお勧めしま
す。特定の設定を後から変更すると、一部のデータが失われることがあります。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「売上予測の設定」と入力し、[売上予測の設定] を選択します。売
上予測がまだ有効になっていない場合は、[売上予測を有効化] を選択します。
2. 組織で売上予測種別がまだ有効になっていない場合は、[売上予測種別を追加] をクリックします。追加の
売上予測種別を有効にする場合は、[別の売上予測種別を追加] をクリックします。
3. 追加する売上予測種別を選択します。組織の他の設定に応じて、商談、商談分割、オーバーレイ分割、商
品ファミリ、カスタム商談通貨項目を選択することができます。
304
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
4. 使用する売上予測単位 ([収益] または [数量]) を選択します。両方の売上予測単位の売上予測を使用する場合
は、それぞれに別個の売上予測種別を追加します。
すべての売上予測種別が両方の売上予測単位をサポートしているわけではありません。たとえば、商談分
割の売上予測は収益に対してのみ実行できます。
5. 売上予測ページの商談ペインに表示される項目を選択します。
売上予測種別ごとに異なる項目のセットを選択できます。
6. [OK] をクリックします。
7. 必要に応じて、組織および特定のユーザに対して、売上予測の調整を有効化します。
8. 必要に応じて、累積売上予測積み上げ集計を有効化します。
9. [デフォルトの売上予測表示の設定] では、[売上予測の期間] で、毎月または毎四半期のいずれかを選択しま
す。*
10. [デフォルトの売上予測表示の設定] では、ドロップダウンリストを使用して、開始期間および表示する期
間数を選択します。
11. 必要な場合は、売上予測分類をカスタマイズします。
12. 組織でマルチ通貨を使用している場合は、売上予測で使用する通貨を選択します。
13. 必要に応じて、組織の目標を有効化します。
14. [保存] をクリックします。
これで、売上予測を使用する必要のあるユーザを有効化し、売上予測階層を設定して、組織内で積み上げ集計
される売上予測および売上予測を参照および調整できるユーザを決定できます。
* [売上予測の設定] ページに戻り、変更を加えることができます。ただし、変更を加えるとデータに影響を及
ぼすことがあります。
• 調整を無効にすると、調整データが消去されます。
• 売上予測期間を変更すると、目標と調整データの両方が消去されます。
• データソース設定を変更すると、目標と調整データの両方が消去されます。
• 収益または数量のいずれかの売上予測を無効にすると、目標と調整データの両方が消去されます。
関連トピック:
売上予測設定の概要
コラボレーション売上予測機能の無効化
305
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
売上予測ユーザの有効化
メモ: この情報は、[コラボレーション売上予測] に適用され、[カスタマイ
ザブル売上予測] には適用されません。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ユーザ」と入力し、[ユーザ] を選
択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
また、売上予測階層を設定するときに、追加ユーザを有効化したり、すでに有
効化されたユーザを無効化したりすることもできます。
使用可能なエディション:
Professional Edition (商談分
割またはカスタム項目の
売上予測を除く)、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
関連トピック:
ユーザ権限
2. 有効化するユーザごとに、[編集] をクリックします。
3. [一般情報] で、[売上予測を許可] を選択します。
4. [保存] をクリックします。
有効化されたユーザは予測売上階層で使用できます。
パートナーポータルユーザを有効化してコラボレーション売上予測商談に追
加する
売上予測設定の概要
売上予測ユーザを有効に
する
• 「ユーザの管理」
および
「アプリケーションの
カスタマイズ」
306
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
パートナーポータルユーザを有効化してコラボレーション売上予測商談に追加
する
メモ: この情報は、[コラボレーション売上予測] に適用され、[カスタマイ
ザブル売上予測] には適用されません。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
操作を開始する前に、次の点を確認してください。
• 組織に対してパートナーポータルが有効であり、パートナーポータルが作成
されている。
• パートナープロファイルが作成されており、パートナーポータルに割り当て
られている。
• 取引先がパートナーとして有効であり、その取引先の取引先責任者のパート
ナーポータルログインが有効である。
組織がパートナーと連携している場合、パートナーユーザの商談の数値をユー
ザの売上予測に含めることができます。次の手順に従って、パートナーポータ
ルユーザを売上予測階層に追加します。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ユーザ」と入力し、[ユーザ] を選
択し、作成したパートナーポータル取引先責任者を選択します。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
売上予測ユーザを有効に
する
• 「内部ユーザの管理」
および
2. [有効] および [売上予測を許可] チェックボックスがオンになっていることを
確認します。
「アプリケーションの
カスタマイズ」
3. 売上予測階層のパートナーポータルユーザを有効にし、そのユーザが有効な
売上予測マネージャに割り当てられていることを確認します。
パートナープロファイル
をパートナーポータルに
割り当てる
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
パートナーポータルユーザが作成する商談は、取引先所有者の売上予測に積み
上げることができます。売上予測に商談を積み上げるには、取引先所有者が売
上予測階層のユーザの売上予測マネージャである必要があります。たとえば、
Gordon Johnson の場合を考えます。
• Acme というパートナー取引先を所有している
• Anne Smith という名前の Acme 取引先責任者がいる
• Anne はパートナーポータルユーザである
• 売上予測階層で Anne は Gordon の部下である
Anne が Anne のポータルに商談を加えると、Gordon はそれらの商談を Gordon の売上予測で確認します。Gordon
は Anne の売上予測マネージャであるため、Gordon は Anne の商談に基づいて売上予測金額を調整したり、Anne
が目標に対してどのように進んでいるかを確認したりできます。ただし、パートナーポータルユーザは [コラ
ボレーション売上予測] タブやその機能のいずれにもアクセスできません。
関連トピック:
売上予測設定の概要
307
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
売上予測階層の設定
売上予測階層では、すべての売上予測ユーザが一覧表示され、組織でユーザの
売上予測がどのように合算されるかが決定されます。売上予測階層を最新の状
態に保ち、売上予測マネージャが部下全員の売上予測金額を確認できるように
します。
メモ: この情報は、[コラボレーション売上予測] に適用され、[カスタマイ
ザブル売上予測] には適用されません。
ユーザを売上予測マネージャとして割り当てる場合は、階層でのマネージャの
部下からのすべての売上予測および調整はマネージャの売上予測に集計されま
す。売上予測マネージャは必ず売上予測階層の最上位レベルに割り当てる必要
があります。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「売上予測階層」と入力し、[売上予
測階層] を選択します。組織で使用可能なロールを表示するには、[すべて展
開] をクリックします。
2. [選択可能なユーザ] リストと [有効ユーザ] リストの間でユーザを移動するに
は、[ユーザの有効化] をクリックして、[追加] と [削除] をクリックします。
[設定] から [クイック検索] ボックスに「ユーザ」と入力し、[ユーザ] を選択
し、売上予測を許可するユーザページを編集してユーザを以前に有効化して
いる場合は、[有効ユーザ] リストに名前がすでに表示されています。
3. 階層内のマネージャロールごとに売上予測マネージャを選択する必要がある
場合、ロールの横にある [マネージャの編集] をクリックして、[売上予測マ
ネージャ] ドロップダウンリストから名前を選択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition (商談分
割またはカスタム項目の
売上予測を除く)、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
売上予測ユーザを有効に
する
• 「ユーザの管理」
および
「アプリケーションの
カスタマイズ」
4. [保存] をクリックします。
メモ: 部下を持つ各営業マネージャが、売上予測階層内で売上予測マネージャとして指定されていること
を確認する。これにより、売上予測の表示で階層の各レベルにまで積み上げ集計されます。
売上予測の調整をユーザに許可する場合は、次に調整を有効化 (ページ 315)します。
関連トピック:
売上予測の調整の有効化
売上予測ユーザの有効化
308
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
売上予測の目標の有効化
ユーザ権限
エディション
売上予測設定を参照する
「設定・定義を参照する」
売上予測設定を編集する
「アプリケーションのカスタマイズ」
売上予測ユーザを有効にする
「内部ユーザの管理」
および
「アプリケーションのカスタマイズ」
目標を管理する
「アプリケーションのカスタマイズ」
および
「目標を管理」
Salesforce に目標データをアップロード
する
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
使用可能なエディション:
「API の有効化」権限のあ
る Professional Edition
「目標を管理」
および
「すべての売上予測の参照」
API アクセスが可能な組織は、コラボレーション売上予測ユーザの目標をアップロードして、その目標をユー
ザの売上予測金額と並べて表示できます。組織の目標を単に有効化するだけであれば、API アクセスは必要あ
りません。
メモ: この情報は、[コラボレーション売上予測] に適用され、[カスタマイザブル売上予測] には適用され
ません。
目標は月別または四半期別にユーザに割り当てられる売上目標です。マネージャの売上目標は、マネージャお
よびチーム全体の目標金額と等しくなります。目標の積み上げ集計はユーザおよびマネージャが手動で実行
し、収益または数量のいずれかのデータを使用できます。組織で複数の売上予測種別を有効にしている場合、
売上予測種別ごとに別個に独自の目標情報が保存されます。次の手順に従って、組織のコラボレーション売上
予測の目標を有効にします。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「売上予測の設定」と入力し、[売上予測の設定] を選択します。
2. [目標] の下の [目標を表示] を選択します。
3. [保存] をクリックします。
メモ: コラボレーション売上予測を無効にすると、目標も無効になります。また、データソースを変更す
るか、収益または数量の売上予測を無効にすると、関連する目標が消去されます。
関連トピック:
売上予測の目標データの読み込み
売上予測設定の概要
309
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
売上予測の目標データの読み込み
ユーザ権限
エディション
売上予測設定を参照する
「設定・定義を参照する」
売上予測設定を編集する
「アプリケーションのカスタマイズ」
売上予測ユーザを有効にする
「内部ユーザの管理」
および
「アプリケーションのカスタマイズ」
目標を管理する
「アプリケーションのカスタマイズ」
および
「目標を管理」
Salesforce に目標データをアップロード
する
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
使用可能なエディション:
「API の有効化」権限のあ
る Professional Edition
「目標を管理」
および
「すべての売上予測の参照」
データローダまたは API を使用した売上予測の目標データの読み込み
メモ: この情報は、[コラボレーション売上予測] に適用され、[カスタマイザブル売上予測] には適用され
ません。
組織のユーザの目標をアップロードするには、データローダアプリケーションか Salesforce API を使用します。
データローダでは、簡単なポイント & クリックで組織のデータを追加、調査、および編集できます。API の方
が柔軟性は高くなりますが、コードを作成する必要があります。どちらの方法を使用する場合でも、組織で
API アクセスが有効になっている必要があります。データローダについての詳細は、「データローダ」を参照
してください。
データローダを使用した目標の追加
目標をアップロードする前に、使用するデータローダのバージョンを考慮します。データローダ v.30 以降の場
合は、アップロードする目標ごとに売上予測種別を指定する必要があります。
データローダ v.30 以降を使用する場合
データローダ v.29 以前を使用する場合
1. User オブジェクトをクエリして、ユーザの ID を取得 1. User オブジェクトをクエリして、ユーザの ID を取得
します。
します。
2. 目標をアップロードするユーザの名前と ID を記録し 2. 目標をアップロードするユーザの名前と ID を記録し
ます。
ます。
3. ForecastingType オブジェクトをクエリして、売上予測 3. ユーザ名、ID、目標 (金額または数量)、および各目
種別の ID を取得します。
標の売上予測期間の開始日が含まれる .csv ファイルを
準備します。収益と数量の両方の売上予測を使用する
310
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
データローダ v.30 以降を使用する場合
データローダ v.29 以前を使用する場合
場合は、.csv ファイルの別々の行に各目標を指定しま
す。
4. 組織で使用する売上予測種別の ID を記録します。
4. データローダを使用して、目標の .csv ファイルをアッ
プロードします。
5. ユーザ名、ユーザ ID、売上予測種別名、売上予測種
別 ID、目標 (金額または数量)、および各目標の売上予
測期間の開始日が含まれる .csv ファイルを準備しま
す。
6. データローダを使用して、目標の .csv ファイルをアッ
プロードします。
1. User オブジェクトをクエリして、ユーザの ID を取得します。
データローダを使用して、ユーザの ID を取得します。
a. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「データローダ」と入力し、[データローダ] を選択します。
b. データローダアプリケーションをダウンロードしてインストールします。
c. データローダを起動します。
d. [エクスポート] をクリックします。
e. ユーザ名とパスワードを入力し、[ログイン] をクリックします。
f. [次へ] をクリックします。
g. リストから User オブジェクトを選択します。
h. エクスポートするデータのファイル名とエクスポート先を選択します。
i. [次へ] をクリックします。
j. ID および [名前] 項目を選択します。
k. [完了] をクリックし、さらに [はい] をクリックします。
l. [抽出を表示] をクリックします。
m. [外部プログラムで開く] をクリックします。
n. .csv 形式でファイルを保存します。アップロードする前にユーザ名および ID を目標のスプレッドシート
に追加します。
2. データローダ v.30 以降を使用する場合は、ForecastingType オブジェクトをクエリして、売上予測種別の ID を
取得します。
a. データローダアプリケーションをまだダウンロードおよびインストールしていない場合は、[設定] から
[クイック検索] ボックスに「データローダ」と入力し、[データローダ] を選択して、これを行います。
b. データローダを起動します。
c. [エクスポート] をクリックします。
311
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
d. ユーザ名とパスワードを入力し、[ログイン] をクリックします。
e. [次へ] をクリックします。
f. [Salesforce のすべてのオブジェクトを表示] をクリックします。
g. リストから売上予測種別オブジェクトを選択します。
h. エクスポートするデータのファイル名とエクスポート先を選択します。
i. [次へ] をクリックします。
j. Id および DeveloperName 項目を選択します。
k. [完了] をクリックし、さらに [はい] をクリックします。
l. [抽出を表示] をクリックします。
m. [外部プログラムで開く] をクリックします。
n. .csv 形式でファイルを保存します。
o. 有効な各売上予測種別の DeveloperName および Id の値を記録します。結果に表示される売上予測種
別の一部のみを組織で使用している場合もあります。特定の DeveloperName で参照される売上予測種
別がわからない場合は、次のリストを参照してください。
• OpportunityRevenue: 商談 - 収益
• OpportunityQuantity: 商談 - 数量
• OpportunitySplitRevenue: 商談収益分割 - 収益
• OpportunityOverlayRevenue: 商談オーバーレイ分割 - 収益
• OpportunityLineItemRevenue: 商品ファミリ - 収益
• OpportunityLineItemQuantity: 商品ファミリ - 数量
• 売上予測種別として有効化されているカスタム商談分割種別の名前。カスタム分割種別は、収益金
額のみを保存できる通貨項目に基づいています。
p. DeveloperName と Id の列を目標のスプレッドシートに追加し、目標の売上予測種別の名前と ID を各
行に追加します。名前は、目標のアップロードに必要ありませんが、各行で操作する売上予測種別を把
握しやすくなります。
3. アップロードする目標のスプレッドシートを準備します。
• データローダ v.30 以降を使用する場合は、ユーザ名、ユーザ ID、売上予測種別名、売上予測種別 ID、目
標金額、目標数量、通貨コード、および売上予測期間の開始日 [YYYY-MM-DD] の列がある .csv ファイルを
作成します。
• データローダ v.29 以前を使用する場合は、ユーザ名、ユーザ ID、目標金額、目標数量、通貨コード、お
よび売上予測期間の開始日 [YYYY-MM-DD] の列がある .csv ファイルを作成します。収益と数量の両方の売
上予測を使用する場合は、.csv ファイルの別々の行にこの 2 つの目標を指定します。
実際には、ユーザ名または売上予測種別名の列は必要ありませんが、これらの列を追加することで、.csv
ファイルの内容がずっとわかりやすくなります。
312
販売ツールの設定および管理
ユーザ名
ユーザ ID
コラボレーション売上予測の設定
売上予測種別名 売上予測種別 ID
(データローダ (データローダ v.30
v.30 以降の場合)
以降の場合)
目標金
額
Kevin Bailey 00599000000Hofh OpportunityRevenue 0DbD00000001eQBKAY
目標数
量
通貨
コード
開始日
250000
USD
2012–03–01
Kevin Bailey 00599000000Hofh OpportunityRevenue 0DbD00000001eQBKAY
250000
USD
2012–04–01
Kevin Bailey 00599000000Hofh OpportunityRevenue 0DbD00000001eQBKAY
250000
USD
2012–05–01
Kevin Bailey 00599000000Hofh OpportunityQuantity 0DbD00000001eQAKAY
500
2012–03–01
Kevin Bailey 00599000000Hofh OpportunityQuantity 0DbD00000001eQAKAY
500
2012–04–01
Kevin Bailey 00599000000Hofh OpportunityQuantity 0DbD00000001eQAKAY
500
2012–05–01
売上予測 [データソース] が商品ファミリである場合、[商品ファミリ] の列も含めてください。
ユーザ名
ユーザ ID
売上予測種別名 売上予測種別 ID 商品 目標金 目標数 通貨
(データローダ v.30 (データローダ ファミ
額
量
コード
以降の場合)
v.30 以降の場
リ
合)
開始日
Kevin Bailey 00599000000Hofh OpportunityLineItemRevenue 0DbD00000001eQ9KAI ハード 250000
ウェア
USD
2012–03–01
Kevin Bailey 00599000000Hofh OpportunityLineItemRevenue 0DbD00000001eQ9KAI ソフト 150000
ウェア
USD
2012–03–01
Kevin Bailey 00599000000Hofh OpportunityLineItemRevenue 0DbD00000001eQ9KAI サービ
ス
USD
2012–03–01
50000
Kevin Bailey 00599000000Hofh OpportunityLineItemQuantity 0DbD00000001eQ8KAI ハード
ウェア
500
2012–03–01
Kevin Bailey 00599000000Hofh OpportunityLineItemQuantity 0DbD00000001eQ8KAI ソフト
ウェア
300
2012–03–01
Kevin Bailey 00599000000Hofh OpportunityLineItemQuantity 0DbD00000001eQ8KAI サービ
ス
100
2012–03–01
4. データローダを使用して、目標情報を Salesforce にアップロードします。
a. まだデータローダを起動していない場合は、起動します。
b. [挿入] をクリックします。
c. ユーザ名とパスワードを使用してログインします。
d. [次へ] をクリックします。
e. [Salesforce のすべてのオブジェクトを表示] をクリックします。
f. リストから売上予測目標オブジェクトを選択します。
313
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
g. [参照] をクリックして、アップロードする .csv ファイルを選択します。
h. [次へ] をクリックします。
i. 表示される [Data Selection (データ選択)] ダイアログボックスで [OK] をクリックします。
j. [対応付けを作成または編集する] をクリックします。
k. 次の表のように、これらの列を ForecastingQuota オブジェクトの項目に対応付けます。
CSV ファイルの列ヘッダー
ForecastingQuota の項目
ユーザ ID
QuotaOwnerID
目標金額
QuotaAmount
目標数量
QuotaQuantity
通貨コード
CurrencyIsoCode
開始日
StartDate
商品ファミリ (売上予測データソースが商品ファミ ProductFamily
リのときのみ必要)
売上予測種別 ID (データローダ v.30 以降にのみ必要) ForecastingTypeID
l. [OK] をクリックします。
m. [次へ] をクリックします。
n. [参照] をクリックして、アップロードの成功または失敗に関するメッセージを格納するログファイルの
保存先となるディレクトリを選択します。
o. [完了] をクリックします。
p. [はい] をクリックして、アップロードを続行します。
q. [OK] をクリックします。
ベストプラクティスとして、目標所有者の 個人設定の通貨で目標データを読み込みます。[目標を表示] が無
効である場合でも、API を使用すると、目標データをアップロードできます。データローダのタイムゾーン設
定が目標所有者のタイムゾーンより先の場合、1 か月ずれることがあります。この問題を回避するには、目標
を挿入するときに月の 3 日以降の日付を使用します。
API を使用した目標のアップロード
API を使用して目標情報をアップロードする場合、操作する目標データの種類に応じて、正しい API バージョン
を使用してください。組織で複数の売上予測種別を有効にしている場合、売上予測種別ごとに別個に独自の目
標情報が保存されます。
インポートするタイミング
使用する API バージョン
商談ベースの売上予測の収益目標
25.0 以降
商談ベースの売上予測の数量目標
28.0 以降
314
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
インポートするタイミング
使用する API バージョン
商談分割ベースの売上予測の収益目標
29.0 以降
商品ファミリベースの売上予測の収益目標または数量 29.0 以降
目標
複数の売上予測種別が有効になっている組織の目標
30.0 以降
売上予測の調整の有効化
システム管理者は、マネージャが部下の売上予測を調整可能にすることや、す
べての売上予測ユーザが各自の売上予測を調整可能にすることや、この両方を
可能にすることができます。
メモ: この情報は、[コラボレーション売上予測] に適用され、[カスタマイ
ザブル売上予測] には適用されません。
調整を有効化する前に、売上予測階層が設定済みであることを確認します。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「売上予測の設定」と入力し、[売上
予測の設定] を選択します。
2. 売上予測マネージャが部下の売上予測金額を調整できるようにするには、[売
上予測調整を有効化] で [マネージャによる調整を有効化] を選択します。
3. すべての売上予測ユーザが各自の売上予測金額の調整できるようにするに
は、[売上予測調整を有効化] で [所有者による調整を有効化] を選択します。
メモ: 組織で商品ファミリの売上予測を使用している場合、ユーザが各
自の商品ファミリの売上予測金額を調整することはできません。
4. [保存] をクリックします
5. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「プロファイル」と入力し、[プロファ
イル] を選択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition (商談分
割またはカスタム項目の
売上予測を除く)、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
売上予測ユーザを有効に
する
• 「ユーザの管理」
および
「アプリケーションの
カスタマイズ」
6. 調整を有効化するプロファイルを検索します。
7. 拡張プロファイルユーザインターフェースを使用している場合、[アプリケー
ション権限]、[編集] の順にクリックします。
8. [売上予測の上書き] を選択して、[保存] をクリックします。
組織で複数の売上予測種別を有効にしている場合、売上予測種別ごとに別個に独自の調整が保存されます。
関連トピック:
売上予測設定の概要
組織の売上予測日付範囲の定義
315
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
売上予測調整の無効化
売上予測マネージャが部下の売上予測金額を調整しないようにする場合、また
は売上予測の所有者が自分の売上予測を調整しないようにする場合は、売上予
測調整をオフにします。
メモ: この情報は、[コラボレーション売上予測] に適用され、[カスタマイ
ザブル売上予測] には適用されません。
警告: すべての売上予測種別で売上予測調整を無効にすると、既存の調整
が消去されます。調整を無効にする前に、「調整消去の説明」を参照して
ください。特定の機能を無効化すると目標および調整データが消去される
可能性があるため、無効化する前にデータのエクスポートを検討してくだ
さい。設定の変更を完了したら、データを Salesforce にインポートし直すこ
とができます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition (商談分
割またはカスタム項目の
売上予測を除く)、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「売上予測の設定」と入力し、[売上
予測の設定] を選択します。
ユーザ権限
2. 売上予測マネージャが部下の売上予測金額を調整できないようにするには、
[売上予測調整を有効化] で [マネージャによる調整を有効化] を選択解除しま
す。
売上予測ユーザを有効に
する
• 「ユーザの管理」
3. すべての売上予測ユーザが自分の売上予測金額を調整できないようにするに
は、[売上予測調整を有効化] で [所有者による調整を有効化] を選択解除しま
す。
および
「アプリケーションの
カスタマイズ」
4. [保存] をクリックします 組織全体の調整が無効になったため、ユーザ権限を
更新する必要はありません。
例: 一部の直属部下の売上予測金額を調整した売上予測マネージャがいたとした場合、組織の調整を無効
にすると、マネージャがそれぞれの売上予測積み上げ集計を表示しようとしても、調整は表示されませ
ん。
累積売上予測積み上げ集計の概要
システム管理者は、商談を営業チームの売上予測に積み上げ集計する場合、その方法を 2 つから選択できま
す。
• 個別の売上予測金額積み上げ集計。分類ごとにそれぞれの個別の売上予測分類を、別個の積み上げ集計金
額にまとめます。
• 累積売上予測積み上げ集計。複数の売上予測分類の商談を、累積売上予測金額にまとめます。
組織のデフォルトの積み上げ集計設定は、個別の売上予測分類積み上げ集計です。[設定] で [累積売上予測積
み上げ集計] を選択した場合は、商談が売上予測金額に積み上げ集計される方法が異なります。また、[売上予
測] タブの列名も異なります。違いをご自身で確認してみてください。
売上予測分類の積み上げ [売上予測] タブでの列名
集計方法
積み上げ集計される商談
個別
パイプライン
パイプライン
316
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
売上予測分類の積み上げ [売上予測] タブでの列名
集計方法
累積
積み上げ集計される商談
最善達成予測
最善達成予測
達成予測
達成予測
完了
完了
進行中のパイプライン
• パイプライン
• 最善達成予測
• 達成予測
最善達成予測の売上予測
• 最善達成予測
• 達成予測
• Closed
達成予測の売上予測
• 達成予測
• Closed
完了のみ
完了
累積売上予測積み上げ集計の利点
売上予測分類ごとの積み上げ集計では、それぞれの合計と小計は、1 つの売上予測分類のみの商談を表しま
す。この種類の積み上げ集計では、売上予測ユーザが 1 か月または 1 四半期の実際の合計を求める場合に、最
善達成予測、達成予測、完了の売上予測金額を自分で合計する必要があります。
例: 個別の売上予測積み上げ集計
売上予測金額
商談
完了
達成予測
最善達成予測
パイプライン
$50
$100
$150
$200
完了
達成予測
最善達成予測
パイプライン
$50
• $50
• $50
• $50
• $50
• $50
• $50
• $50
• $50
• $50
累積売上予測積み上げ集計では、指定された売上予測分類および販売段階の以降の売上予測分類の商談から累
積金額が売上予測列に表示されます。この表示により、営業チームが求める合計金額が見やすくなり、分類合
計を自分で計算する必要がなくなります。
317
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
たとえば、次の表に、4 つのパイプライン、3 つの最善達成予測、2 つの達成予測、1 つの完了商談があり、そ
れぞれが $50 の場合の累積売上予測積み上げ集計金額を示します。
例: 累積売上予測積み上げ集計
売上予測金額
商談
完了のみ
達成予測の売上予測 最善達成予測の売上 進行中のパイプライ
予測
ン
$50
$150
$300
$450
完了
達成予測
最善達成予測
パイプライン
$50
• $50
• $50
• $50
• $50
• $50
• $50
• $50
• $50
• $50
メモ: 累積売上予測積み上げ集計を使用する組織では、売上予測の履歴トレンドを使用できません。
営業担当および営業マネージャの累積売上予測積み上げ集計の有効化
組織で、累積売上予測積み上げ集計列または個別の売上予測分類列を使用でき
ます。
ユーザ権限
売上予測列の表示を変更すると、[達成予測] および [最善達成予測] の売上予測金
額へのすべての調整が消去されますが、目標データは消去されません。
売上予測設定を参照する
• 「設定・定義を参照す
る」
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「売上予測の設定」と入力し、[売上
予測の設定] を選択します。
2. [累積売上予測積み上げ集計] を有効にします。
318
売上予測設定を編集する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
売上予測通貨の選択
メモ: この情報は、[コラボレーション売上予測] に適用され、[カスタマイ
ザブル売上予測] には適用されません。
エディション
売上予測通貨を選択する前に、売上予測でのマルチ通貨の操作方法の情報を確
認します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「売上予測の設定」と入力し、[売上
予測の設定] を選択します。
使用可能なエディション:
Professional Edition (商談分
割またはカスタム項目の
売上予測を除く)、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. [売上予測 通貨] で、売上予測の通貨のオプションを選択します。
3. [保存] をクリックします。
ユーザ権限
売上予測ユーザを有効に
する
• 「ユーザの管理」
および
「アプリケーションの
カスタマイズ」
売上予測種別の概要
ユーザは 4 つまでの売上予測種別を柔軟に使用して、複数の観点から売上を予
測できます。
メモ: この情報は、[コラボレーション売上予測] に適用され、[カスタマイ
ザブル売上予測] には適用されません。
ユーザが選択できる売上予測種別は、次のとおりです。
売上予測種別
積み上げ集計の計算方法
商談 - 収益
商談の [金額] 項目に基づいて積み上げ
集計されます。
商談 - 数量
商談の [数量] 項目に基づいて積み上げ
集計されます。
商品ファミリ - 収益
商談の [金額] 項目に基づいて積み上げ
集計され、売上予測金額は商品ファミ
リで分類されます。商品ファミリの売
上予測を使用するには、組織で商談商
319
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition (商談分
割またはカスタム項目の
売上予測を除く)、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
販売ツールの設定および管理
売上予測種別
コラボレーション売上予測の設定
積み上げ集計の計算方法
品と商品ファミリを使用している必要もあります。
商品ファミリ - 数量
商談の [数量] 項目に基づいて積み上げ集計され、売上
予測金額は商品ファミリで分類されます。商品ファミ
リの売上予測を使用するには、組織で商談商品と商品
ファミリを使用している必要もあります。
商談分割 - 収益
商談の [金額] 項目と各営業チームメンバーの分割率に
基づいて積み上げ集計されます。商談分割 - 収益売上
予測の場合、各商談の分割率の合計は 100% になる必
要があります。商談分割の売上予測を使用するには、
商談チーム、商談分割、および収益分割種別が有効化
されている必要があります。
オーバーレイ分割 - 収益
商談の [金額] 項目と各オーバーレイ営業チームメン
バーの分割率に基づいて積み上げ集計されます。オー
バーレイ分割 - 収益売上予測の場合、分割率の合計は
100% にならなくても問題ありません。オーバーレイ
分割の売上予測を使用するには、商談チーム、商談分
割、およびオーバーレイ分割種別が有効化されている
必要があります。
カスタム商談通貨項目 - 収益
指定したカスタム商談通貨項目の金額に基づいて積み
上げ集計されます。カスタム商談通貨項目の売上予測
を使用するには、商談チームおよび商談分割が有効化
されている必要があります。項目金額のクレジットを
分割しない場合でも、項目のカスタム分割種別も有効
化されている必要があります。
期待収益 - 収益
商談の [期待収益] 項目の金額に基づいて積み上げ集計
されます。[期待収益] 項目で売上予測を行うには、商
談チームおよび商談分割が有効化されている必要があ
ります。項目金額のクレジットを分割しない場合で
も、項目のカスタム分割種別も有効化されている必要
があります。
商談
商談の金額項目を売上予測する場合、商談収益の売上予測を使用します。商談の数量項目を売上予測する場
合、商談数量の売上予測を使用します。
商品ファミリ
組織が商品とサービスをファミリにグループ化していて、それらのファミリに基づく売上予測が必要な場合
は、商品ファミリ売上予測を使用します。商品ファミリを使用する場合は、次の点に留意してください。
320
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
• [金額] 列は、[売上予測] ページの商談リスト内に表示されます。
• 売上予測は、収益、数量、またはその両方に基づいて行うことができます。
• 売上予測ユーザは、売上予測階層で自分より下位の営業担当ごとに個人の商品ファミリ売上予測を表示で
きます。
• 組織で商談商品と商品ファミリを使用している必要があります。
• ユーザは、商品レコードごとに [商品ファミリ] 項目を入力する必要があります。[商品ファミリ] 値が存在し
ない商品の売上予測は、[分類されていない商品] という売上予測行に表示されます (商談に品目がない場
合、商談の金額または数量もこの行に表示されます)。
• 営業担当の商品ファミリの売上予測を調整できますが、すべての商品ファミリの合計売上予測を直接調整
することはできません。
• 営業担当者ごとに個別の商品ファミリの目標を設定できますが、営業担当者ごとに単一の目標を設定する
ことはできません。
商談分割
販売組織がチームセリングと商談分割を使用している場合、商談分割の収益売上予測を使用します。商談分割
を使用する場合は、次の点に留意してください。
• [売上予測金額] 列と [分割率] 列は、[売上予測] ページの商談リスト内に表示されます。
• 収益に基づく売上予測はできますが、数量に基づく売上予測はできません。
• 組織でチームセリング、商談分割、収益分割種別が有効化されている必要があります。
オーバーレイ分割
オーバーレイ分割を使用すれば、商談の成立に貢献したけれども、直接担当していない営業チームメンバーの
収益を追跡できます。
• 特定の商談のオーバーレイ分割の合計は 100% にならなくても問題ありません。
• 収益に基づく売上予測はできますが、数量に基づく売上予測はできません。
• 組織でチームセリング、商談分割、オーバーレイ分割種別が有効化されている必要があります。
カスタム商談通貨項目
組織でカスタム通貨項目を商談に使用している場合、これらの項目の金額に基づいて売上予測を行うことがで
きます。
• 項目はカスタム通貨項目である必要があるため、収益に基づく売上予測はできますが、数量に基づく売上
予測はできません。
• 商談分割が含まれているかどうかに関係なく、カスタム項目に基づいて売上予測を行うことができます。
• 項目で分割が使用されているかどうかに関係なく、組織でこの項目のチームセリング、商談分割、および
カスタム分割種別が有効化されている必要があります。
321
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
期待収益
商談の [期待収益] 項目は、[金額] 項目の値と商談による実際の収益の値に差があることが多い場合に役立ちま
す。営業チームがこの差を予測できる場合、[期待収益] 項目に基づいて売上予測を行うことができます。
• 収益に基づく売上予測はできますが、数量に基づく売上予測はできません。
• [期待収益] 項目で商談分割が使用されているかどうかに関係なく、[期待収益] 項目に基づいて売上予測を行
うことができます。
• [期待収益] 項目で分割が使用されているかどうかに関係なく、組織でこの項目のチームセリング、商談分
割、およびカスタム分割種別が有効化されている必要があります。
複数の売上予測種別を有効にすると、売上予測種別ごとに表示される商談情報をカスタム売上予測ビューでカ
スタマイズできます。
たとえば、営業チームが、商談と商品ファミリの両方から収益を予測するとします。この場合は、収益に基づ
いた商談と商品ファミリの両方を有効にします。
売上予測積み上げ集計ごとに各営業担当者の総収益を示す商談収益の売上予測ページが表示されます。
次に示す売上予測種別メニューを使用して、各ユーザは、ある売上予測種別から別の売上予測種別に売上予測
ビューを変更できます。
322
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
売上予測種別を [商品ファミリ収益] に変更すると、商品ファミリごとに各営業担当者の総収益が表示されま
す。
323
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
コラボレーション売上予測の売上予測種別の有効化
メモ: この情報は、[コラボレーション売上予測] に適用され、[カスタマイ
ザブル売上予測] には適用されません。
売上予測種別は特定のデータ型を使用するように設定された売上予測です。商
談の [金額] 項目、商談分割、オーバーレイ分割、カスタム商談項目、商品ファ
ミリを使用できます。各売上予測種別ではまた、単位として収益または数量を
指定します。商談と商品ファミリでは、数量と収益の両方に対して売上予測種
別を設定できます。商談分割では、収益のみを選択できます。売上予測種別を
追加する前に、それぞれの詳細を理解する必要があります。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「売上予測の設定」と入力し、[売上
予測の設定] を選択します。
2. 組織で次の操作を実行します。
• 売上予測種別がまだ有効になっていない場合は、[売上予測種別を追加]を
クリックする。
• 少なくとも 1 つの売上予測種別が有効になっている場合は、[別の売上予
測種別を追加] をクリックする。
3. [売上予測種別] メニューで、売上予測に使用するデータソースを選択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition (商談分
割またはカスタム項目の
売上予測を除く)、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
売上予測種別を有効にす
る
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
4. 使用する売上予測単位 ([収益] または [数量]) を選択します。両方を使用する
場合は、売上予測単位ごとに別個の売上予測種別を追加します。
5. 売上予測種別の [売上予測] タブで関連商談リストに表示する列を選択します。
売上予測データソースが商談または商品ファミリの場合、デフォルトで [金額] 項目が表示されます。売上
予測データソースが商談分割の場合、デフォルトで [売上予測金額] 項目と [分割率] 項目が表示されます。
有効にした後でも、売上予測種別ごとに選択した項目を変更することができます。売上予測種別で収益単
位または数量単位のいずれを使用するかに応じて、[金額] または [数量] をペインに追加することを検討
してください。
6. [OK] をクリックし、[保存] をクリックします。
追加する売上予測種別ごとに、この手順を繰り返します。売上予測種別を有効にすると、組織の商談、ユー
ザ、および商品ファミリの数に応じて、新しい売上予測の初回の計算に少し時間がかかる場合があります。
警告: 売上予測種別を無効にすると、関連するすべての目標と調整情報が消去されます。
関連トピック:
売上予測設定の概要
[コラボレーション売上予測] 商談ペインに表示される項目の選択
324
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
営業マネージャの収益分割売上予測の有効化
組織に収益分割売上予測を追加する場合に、営業チームが複数の営業担当の商
談から収益を追跡するのに役立ちます。
メモ: この情報は、[コラボレーション売上予測] に適用され、[カスタマイ
ザブル売上予測] には適用されません。
収益分割売上予測を有効にする前に、次を有効にする必要があります。
• コラボレーション売上予測
• チームセリングと商談分割
• 収益商談分割種別
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Performance Edition、
Unlimited Edition、
Enterprise Edition、および
Developer Edition
これらの機能が有効になっていれば、オーバーレイ分割売上予測を有効にでき
ます。
ユーザ権限
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「売上予測の設定」と入力し、[売上
予測の設定] を選択します。
売上予測設定を参照する
• 「設定・定義を参照す
る」
2. 組織で次の操作を実行します。
• 売上予測種別がまだ有効になっていない場合は、[売上予測種別を追加]を
クリックする。
売上予測設定を編集する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
• 少なくとも 1 つの売上予測種別が有効になっている場合は、[別の売上予
測種別を追加] をクリックする。売上予測種別を最大 4 つまで有効にでき
ます。
3. [売上予測種別] メニューで、[商談収益分割]を選択します。収益は、オーバーレイ分割で使用可能な唯一の
売上予測単位です。
4. オーバーレイ売上予測の [売上予測] タブで関連商談リストに表示する列を選択します。[分割] 列を含める
と、売上予測ユーザにとって、各商談の分割金額が見やすくなります。
5. [OK] をクリックし、[保存] をクリックします。
325
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
営業マネージャのオーバーレイ分割売上予測の有効化
組織にオーバーレイ売上予測を追加する場合に、営業チームがオーバーレイ営
業ロールからの収益を追跡するのに役立ちます。
メモ: この情報は、[コラボレーション売上予測] に適用され、[カスタマイ
ザブル売上予測] には適用されません。
オーバーレイ売上予測を有効にする前に、次を有効にする必要があります。
• コラボレーション売上予測
• チームセリングと商談分割
• オーバーレイ商談分割種別
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Performance Edition、
Unlimited Edition、
Enterprise Edition、および
Developer Edition
これらの機能が有効になっていれば、オーバーレイ分割売上予測を有効にでき
ます。
ユーザ権限
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「売上予測の設定」と入力し、[売上
予測の設定] を選択します。
売上予測設定を参照する
• 「設定・定義を参照す
る」
2. 組織で次の操作を実行します。
• 売上予測種別がまだ有効になっていない場合は、[売上予測種別を追加]を
クリックする。
売上予測設定を編集する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
• 少なくとも 1 つの売上予測種別が有効になっている場合は、[別の売上予
測種別を追加] をクリックする。売上予測種別を最大 4 つまで有効にでき
ます。
3. [売上予測種別] メニューで、[商談オーバーレイ分割]を選択します。収益は、オーバーレイ分割で使用可能
な唯一の売上予測単位です。
4. オーバーレイ売上予測の [売上予測] タブで関連商談リストに表示する列を選択します。[分割] 列を含める
と、売上予測ユーザにとって、各商談の分割金額が見やすくなります。
5. [OK] をクリックし、[保存] をクリックします。
326
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
営業マネージャのカスタム項目売上予測の有効化
カスタム項目売上予測を有効にするには、項目のカスタム分割種別を有効にし
てから、項目に売上予測を追加します。
メモ: この情報は、[コラボレーション売上予測] に適用され、[カスタマイ
ザブル売上予測] には適用されません。
営業チームが売上予測を実行する各カスタム商談項目で、項目に分割が含まれ
ていない場合でも、最初にカスタム分割種別を有効にします。営業担当者が商
談を作成すると、この担当者は有効にされた 100% 検証済みのカスタム分割種別
に対し、自動的に 100% 分割を受け取ります。カスタム項目を分割しない場合で
も、売上予測積み上げ集計には、必ずカスタム項目の金額の 100% が含まれま
す。
カスタム項目売上予測を有効にする前に、次を有効にする必要があります。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Performance Edition、
Unlimited Edition、
Enterprise Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
商談分割種別を有効にす
る
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
• コラボレーション売上予測
• 少なくとも 1 つのカスタム商談通貨項目
• チームセリングと商談分割
• カスタム項目に基づくカスタム商談分割種別 (分割種別の有効化についての
詳細は、「商談分割と分割種別の有効化」 (ページ 270)を参照してください)
これらの機能が有効になっていれば、カスタム項目売上予測を有効にできます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「売上予測の設定」と入力し、[売上
予測の設定] を選択します。
売上予測設定を参照する
• 「設定・定義を参照す
る」
売上予測設定を編集する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
2. 組織で次の操作を実行します。
• 売上予測種別がまだ有効になっていない場合は、[売上予測種別を追加] をクリックする。
• 少なくとも 1 つの売上予測種別が有効になっている場合は、[別の売上予測種別を追加]をクリックする。
売上予測種別を最大 4 つまで有効にします。
3. [売上予測種別] メニューで、カスタム商談項目に基づいて作成したカスタム商談分割種別の名前を選択し
ます。収益は、カスタム項目売上予測で使用可能な唯一の売上予測単位です。
4. カスタム項目売上予測の [売上予測] タブで関連商談リストに表示する列を選択します。[分割] 列を含める
と、売上予測ユーザにとって、各商談の分割金額が見やすくなります。
5. [OK] をクリックし、[保存] をクリックします。
327
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
組織の売上予測日付範囲の定義
メモ: この情報は、[コラボレーション売上予測] に適用され、[カスタマイ
ザブル売上予測] には適用されません。
[コラボレーション売上予測]積み上げ集計テーブルには、組織のコラボレーショ
ン売上予測設定に基づいて、月または四半期ごとの、複数の月または複数の四
半期にわたる売上予測の金額が表示されます。デフォルトは 6 か月または 4 四半
期です。過去または将来の 12 か月または 8 四半期までの売上予測が可能です。
売上予測範囲に当月または四半期が含まれている場合、[売上予測] ページの積み
上げ集計テーブルでデフォルトで選択されている期間は当月または四半期で
す。 含まれていない場合、最初の月または四半期が積み上げ集計テーブルでデ
フォルトで選択されます。
組織の売上予測日付の範囲が、すべてのコラボレーション売上予測ユーザのデ
フォルトになります。ユーザはこのデフォルト値を使用するか、自分の売上予
測用に異なる日付範囲表示を設定できます。ユーザが個々の売上予測日付範囲
表示を変更した場合、システム管理者はそれを上書きできません。ただし、期
間の表示を [毎月] から [毎四半期] または [毎四半期] から [毎月] に変更した場合
は、すべてのユーザの売上予測に変更内容が反映されます。
警告: 期間の設定を [毎月] から [毎四半期] または [毎四半期] から [毎月] に変
更するか、標準会計年度を変更すると、すべての調整および目標が消去さ
れます。これらの変更により、売上予測の再計算がトリガされます。組織
のデータ量に応じて、この再計算にかなりの時間がかかる場合があります。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition (商談分
割またはカスタム項目の
売上予測を除く)、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
売上予測ユーザを有効に
する
• 「ユーザの管理」
および
「アプリケーションの
カスタマイズ」
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「売上予測の設定」と入力し、[売上
予測の設定] を選択します。
2. [デフォルトの売上予測表示の設定] では、ドロップダウンリストを使用して、開始期間および表示する期
間数を選択します。
3. [保存] をクリックします。
関連トピック:
売上予測設定の概要
328
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
[コラボレーション売上予測] 商談ペインに表示される項目の選択
メモ: この情報は、[コラボレーション売上予測] に適用され、[カスタマイ
ザブル売上予測] には適用されません。
ヒント: 商談項目を商談ペインに追加しても売上予測ユーザに表示されな
い場合は、特定のユーザプロファイルおよび項目の項目レベルセキュリティ
設定を確認します。売上予測がその項目に基づいている場合、項目レベル
セキュリティに関係なく、[売上予測金額] 列にはその項目の値、または売
上予測に占めるその項目の分割の値が表示されます。
ユーザが積み上げ集計テーブルの売上予測金額を選択すると、その金額に積み
上げ集計する商談のリストがテーブルの下に表示されます。システム管理者は、
最大 15 個の標準項目とカスタム項目を選択します。これらの項目は、有効化さ
れた売上予測種別ごとに、商談ペインに表示されます。ユーザには、項目レベ
ルのセキュリティ設定に基づいて選択された項目が表示されます。[商談名] は
必須項目です。また、[売上予測分類] をペインに追加することをお勧めします。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition (商談分
割またはカスタム項目の
売上予測を除く)、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
項目を選択するとき、売上予測積み上げ集計で使用した項目に留意してくださ
商談ペインをカスタマイ
い。商談数量の売上予測は商談の [数量] 項目に基づいて積み上げ集計されるの
ズする
に対して、商談収益の売上予測は商談の [金額] 項目に基づいて積み上げ集計さ
• 「アプリケーションの
れます。商談分割の収益売上予測の場合、商談の [金額] 項目と営業担当者に割
カスタマイズ」
り当てられた分割率に基づいて積み上げ集計されます。カスタム商談項目の売
設定および定義を参照す
上予測の場合、カスタム項目の金額に基づいて積み上げ集計されます。商品ファ
る
ミリの収益売上予測の場合、その商品ファミリのすべての商談品目の [合計金
• 「設定・定義を参照す
る」
額] 項目の総和に基づいて積み上げ集計されます。一方、商品ファミリの数量
売上予測の場合、その商品ファミリのすべての商談品目の [数量] 項目に基づい
て積み上げ集計されます。商談の品目を持たないか、商品ファミリが指定され
ていない品目を持つ商談の場合、合計は [売上予測] ページの [分類されていない商品] 行に集計されます。売上
予測種別で収益単位または数量単位のいずれを使用するかに応じて、[金額] または [数量] をペインに追加す
ることを検討してください。
売上予測データソースが商談または商品ファミリの場合、デフォルトで [金額] 項目が表示されます。売上予測
データソースが商談分割の場合、デフォルトで [売上予測金額] 項目と [分割率] 項目が表示されます。有効にし
た後でも、売上予測種別ごとに選択した項目を変更することができます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「売上予測の設定」と入力し、[売上予測の設定] を選択します。
2. 商談項目を編集する売上予測種別の名前をクリックします。
3. [関連商談のリストに表示する項目を選択します] の下で、項目を選択し、[追加] および [削除] をクリックし
て、[選択可能な列] リストと [選択された列] リストの間で項目を移動します。レイアウトで項目の順番を決
めるには、項目を選択して、[上へ]、[下へ]、[最上位へ]、または [最下位へ] をクリックします。
4. [OK] をクリックします。
関連トピック:
売上予測設定の概要
329
販売ツールの設定および管理
コラボレーション売上予測の設定
売上予測分類のカスタマイズ
メモ: この情報は、[コラボレーション売上予測] に適用され、[カスタマイ
ザブル売上予測] には適用されません。
売上予測分類は、商談が商談フェーズに基づいて割り当てられる営業サイクル
内のカテゴリです。標準の売上予測分類は、[パイプライン]、[最善達成予測]、
[達成予測]、[売上予測から除外]、および [完了] です。組織の売上予測分類名は
カスタマイズできます。
1. 商談の管理設定から、[項目] に移動します。
2. [売上予測分類] をクリックします。
3. 売上予測分類選択リスト値にある編集対象の値に対応する [編集] をクリック
します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition (商談分
割またはカスタム項目の
売上予測を除く)、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
4. 売上予測分類名を入力します。
5. [保存] をクリックします。
ユーザ権限
新規売上予測分類名が商談レコードおよび売上予測に表示されます。
関連トピック:
売上予測設定の概要
売上予測ユーザを有効に
する
• 「ユーザの管理」
および
「アプリケーションの
カスタマイズ」
コラボレーション売上予測機能の無効化
コラボレーション売上予測を無効にするには、まず Salesforce にお問い合わせく
ださい。
エディション
メモ: この情報は、[コラボレーション売上予測] に適用され、[カスタマイ
ザブル売上予測] には適用されません。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
コラボレーション売上予測またはそのいずれかの機能を無効化する前に、売上
予測データが受ける影響を把握してください。
使用可能なエディション:
Professional Edition (商談分
割またはカスタム項目の
売上予測を除く)、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ヒント: 特定の機能を無効化すると目標および調整データが消去される可
能性があるため、無効化する前にデータのエクスポートを検討してくださ
い。設定の変更を完了したら、データを Salesforce にインポートし直すこと
ができます。期間の設定を [毎月] から [毎四半期] または [毎四半期] から [毎
月] に変更すると、既存の値が新しい期間と連携しなくなるため、目標デー
タまたは調整データを Salesforce にインポートし直すことはできません。
無効化する対象
消去される項目
コラボレーション売上予測
調整
売上予測階層はそのまま残ります。
330
販売ツールの設定および管理
カスタマイザブル売上予測の設定
無効化する対象
消去される項目
売上予測種別
売上予測種別の目標および調整
調整
調整
[毎四半期] 期間を使用する [毎月] 期間の設定
目標および調整
または
[毎月] 期間を使用する [毎四半期] 期間の設定
調整が売上予測から消去されても、売上予測が基づく基本データには影響しません。
関連トピック:
売上予測の設定の定義
カスタマイザブル売上予測の設定
カスタマイザブル売上予測の設定
メモ: この情報は、[カスタマイザブル売上予測] に適用され、[コラボレー
ション売上予測] には適用されません。
売上予測は、四半期で達成可能な売上の最善の見積額を表します。売上予測か
ら、マネージャと役員は、営業チームの分散状況に関係なく、業務の全体像を
把握できます。
売上予測は極めて普遍的なため、カスタマイザブル売上予測は、もっとも高度
な要求にも対応できる柔軟性の高いソリューションです。カスタマイザブル売
上予測の使用を開始するには、[設定] から [クイック検索] ボックスに「カスタ
マイザブル売上予測」と入力し、[カスタマイザブル売上予測] を選択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
• 組織のデフォルト設定をカスタマイズするには、[売上予測の設定編集] をク
リックします。「カスタマイザブル売上予測設定の定義」を参照してくださ
い。
• 一括保存を設定するには、[ユーザに売上予測を一括で設定します] をクリックします。「カスタマイザブ
ル売上予測の一括保存」を参照してください。
• 最初の売上予測の階層を設定するには、[売上予測階層の設定]をクリックします。「売上予測階層の設定」
を参照してください。
関連トピック:
カスタマイザブル売上予測の一括保存
商品ファミリを使用
331
販売ツールの設定および管理
カスタマイザブル売上予測の設定
カスタマイザブル売上予測設定の定義
組織でカスタマイザブル売上予測を有効にしたら、ビジネスを行ううえで最適
な設定を指定する必要があります。
メモ: この情報は、[カスタマイザブル売上予測] に適用され、[コラボレー
ション売上予測] には適用されません。
組織に対して次の設定を行います。
• [売上予測データの設定] で、売上予測に表示されるデータの種別を決定しま
す。
• [売上予測概要のデフォルトビュー] で、デフォルトの商品ファミリ、デフォ
ルトの売上予測用に、開始日、日付の範囲、および売上予測番号を決定しま
す。
• [売上予測データの共有] で、売上予測データを共有可能にするかどうかを決
定します。
売上予測オプションを設定する手順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「売上予測」と入力し、[売上予測の
設定] を選択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
売上予測設定を定義する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
2. 売上予測に収益を含める場合は、[収益ベースの売上予測] をオンにします。この設定を無効にすると、売
上予測に対するすべての収益の上書きが失われます。
3. 売上予測に数量合計を含める場合は、[数量ベースの売上予測] をオンにします。この設定を無効にすると、
売上予測に対するすべての数量の上書きが失われます。
4. [売上予測の期間] を選択します。カスタム会計年度が有効にされていない場合は、組織の売上予測サイク
ルに合わせて、月次または四半期次を選択します。月または四半期の開始日は、グリニッチ標準時間 (GMT)
に基づいています。カスタム会計年度を有効にしている場合は、会計年度による売上予測または四半期ご
との売上予測を選択できます。選択した売上予測期間により、目標と売上予測を表示する範囲が変わりま
す。月を選択した場合は、四半期ごとの合計も確認できますが、四半期を選択した場合は、月ごとの売上
合計を確認することはできません。この設定を変更すると、すべての売上予測履歴も含めて、すべての上
書きと売上予測が失われます。
5. 商談金額が売上予測にどのように加算されるかを決める [売上予測の計上日付] を選択します。
• この日付が範囲に入る売上予測期間に商談金額すべてを売上予測に加算する場合は、[商談 完了日] を
選択します。組織で商品を使用していない場合、選択可能なオプションはこれだけです。
• 商談の商品金額を [商品 提供日] に対応する売上予測期間に加算する場合は、[商品 提供日] を選択し
ます。商談に商品が存在しない場合や商品の提供日が空白の場合、Salesforceは、代わりにユーザの売上
予測の [商談 完了日] を使用します。
• 個々の収益スケジュール金額を、スケジュール日に応じて売上予測期間に加算する場合は、[スケジュー
ル日] を選択します。商品に収益スケジュールが存在しない場合、Salesforce は、代わりにユーザの売上
予測の [商品 提供日] を使用します。
6. 期間中にユーザが登録する売上予測の件数を決める [売上予測種別] を選択します。
332
販売ツールの設定および管理
カスタマイザブル売上予測の設定
• 組織で商品を使用していない場合は、[一括で予測] を選択します。ユーザの各期間の売上予測と目標は
1 つずつになります。組織で商品を使用していない場合、選択可能なオプションはこれだけです。
• それぞれの商品ファミリに対するユーザの目標と売上予測が 1 つずつの場合は、[商品ファミリ単位で予
測] を選択します。「商品ファミリを使用」を参照してください。
7. ユーザのデフォルトビューを選択します。この設定により、ユーザが [売上予測] タブを最初にクリックし
たときに表示される、売上予測の商品ファミリ、開始日、日付の範囲、および売上予測合計が決まります。
ユーザは、自分のビューを変更できますが、デフォルトのビューは、ユーザ全員変わりません。
8. [売上予測共有の有効化] を選択または選択解除して、売上予測の共有を有効または無効にします。
9. [保存] をクリックします。
売上予測共有を有効にした場合、既存の売上予測ビューを共有できるユーザを選択するように要求されま
す。選択肢は次のとおりです。
• 売上予測の共有にはシステム管理者のサポートが必要 - システム管理者のみが既存の売上予測データを共
有できます。
• 売上予測マネージャは自分の売上予測データを共有可能 - システム管理者は、既存の売上予測データを共
有でき、既存の売上予測マネージャも自分のビューを共有できます。
メモ: この選択は、既存の売上予測ビューにのみ適用されます。組織のデフォルト設定ではありませ
ん。ロール階層で売上予測マネージャの編集または割り当てを行うたびに、そのビューを共有する
ユーザを定義する必要があります。
売上予測共有を無効にした場合には、選択を確認するように要求されます。
カスタマイザブル売上予測には 5 つの標準レポートタイプが含まれます。カスタマイザブル売上予測では、
カスタムレポートタイプを作成できません。
関連トピック:
カスタマイザブル売上予測の設定
売上予測の共有の直接設定
会計年度の設定
333
販売ツールの設定および管理
カスタマイザブル売上予測の設定
会計年度の設定
メモ: この情報は、[カスタマイザブル売上予測] に適用され、[コラボレー
ション売上予測] には適用されません。
標準会計年度は、毎月または毎四半期の売上予測サイクル、開始する月、[会計
年度]名を年度初めまたは年度末のどちらにするかを指定できます。たとえば、
会計年度が 2015 年 4 月に始まり、2016 年 3 月に終わる場合は、会計年度を 2015
と 2016 のどちらにも設定できます。
カスタマイザブル売上予測の会計年度を設定する手順は、次のとおりです。
1. 最初にデータをアーカイブします。設定を変更すると商談データおよび売上
予測データに影響するため、会計年度を設定する前に週次または月次データ
のエクスポートを実行することをお勧めします。
2. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「会計年度」と入力し、[会計年度]
を選択します。
3. 組織の売上予測サイクルに合わせて、毎月または毎四半期の [売上予測の期
間] を選択します。月または四半期の開始日は、グリニッチ標準時間 (GMT)
に基づいています。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
会計年度を設定する手順
は、次のとおりです。
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
選択した売上予測期間により、目標と売上予測を表示する範囲が変わりま
す。月を選択した場合は、四半期ごとの合計も確認できますが、四半期を選択した場合は、月ごとの売上
合計を確認することはできません。
4. 組織の会計年度初めを表す [会計年度期首月] を選択します。
5. 組織が会計年度を参照する方法を表す、[会計年度の表記] オプションを選択します。たとえば、2015 年 4
月に始まり、2016 年 3 月に終わる会計年度を 2016 会計年度とする場合は、[期末月に合わせる: 注意 期首月
が 1 月の場合は、必ずこちらに設定してください。] を選択します。期末月によって、組織での会計年度の
呼び方が決まります。
6. カスタマイザブル売上予測を有効にする前に作成された売上予測の会計年度設定を変更する場合以外は、
[すべての売上予測と目標に適用する] をオフにしてください。このオプションをオンにすると、売上予測
データの履歴が変更されます。
7. [保存] をクリックします。
関連トピック:
カスタマイザブル売上予測の設定
334
販売ツールの設定および管理
カスタマイザブル売上予測の設定
売上予測階層の設定
売上予測階層では、すべての売上予測ユーザが一覧表示され、組織でユーザの
売上予測がどのように合算されるかが決定されます。売上予測階層を最新の状
態に保ち、売上予測マネージャが部下全員の売上予測金額を確認できるように
します。
メモ: この情報は、[カスタマイザブル売上予測] に適用され、[コラボレー
ション売上予測] には適用されません。
売上予測は、デフォルトではロール階層に基づき、組織でテリトリー管理を採
用している場合はテリトリー階層に基づきます。
組織でカスタマイザブル売上予測を有効にすると、組織のロール階層を基にし
て、売上予測階層が自動的に生成されます。テリトリー階層に基づいて売上予
測階層が生成されるのは、テリトリー管理が有効になっている場合のみです。
売上予測階層をカスタマイズする手順は、次のとおりです。
• 適切なすべてのユーザが売上予測階層内に存在することを確認します。ユー
ザが存在しない場合は、「ユーザに対するカスタマイザブル売上予測の有効
化」を参照してください。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
売上予測階層を設定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
• 売上予測階層内の 1 つのロールまたはテリトリーに複数のユーザが存在する
場合は、売上予測マネージャに割り当てられているユーザが適切なことを確認します。売上予測階層の一
番下の各ユーザを売上予測マネージャになります。ただし、それより上の階層でも、売上予測マネージャ
としてユーザを 1 人選択することで、そのユーザに売上予測が合算されるようにする必要があります。「売
上予測階層内の売上予測マネージャの割り当て」を参照してください。
• 売上予測マネージャビューを他のユーザと共有します。「売上予測の共有の直接設定」を参照してくださ
い。
部下を持つ各営業マネージャが、売上予測階層内で売上予測マネージャとして指定されていることを確認す
る。これにより、売上予測の表示で階層の各レベルにまで積み上げ集計されます。
売上予測階層内のロールまたはテリトリーの横に [売上予測がありません] と表示されている場合は、そのロー
ルまたはテリトリーに売上予測マネージャが割り当てられていないことを表しています。
メモ: 売上予測階層またはロール階層からユーザを削除すると、そのすべての目標および上書きデータは
完全に削除されます。
関連トピック:
カスタマイザブル売上予測の設定
売上予測階層の設定
売上予測の共有の直接設定
335
販売ツールの設定および管理
カスタマイザブル売上予測の設定
ユーザに対するカスタマイザブル売上予測の有効化
メモ: この情報は、[カスタマイザブル売上予測] に適用され、[コラボレー
ション売上予測] には適用されません。
エディション
組織でテリトリー管理を使用していない場合に、ユーザに対してカスタマイザ
ブル売上予測を有効にする手順は、次のとおりです。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「売上予測階層」と入力し、[売上予
測階層] を選択します。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. 特定のレベルに割り当てられているユーザの一覧を参照するには、ロールの
横にある [ユーザの有効化] をクリックします。
3. ユーザを選択し、[追加] をクリックして、そのユーザに対してカスタマイザ
ブル売上予測を有効にします。ユーザを無効にするには、ユーザを選択し、
[削除] をクリックします。
4. [保存] をクリックします。
メモ: 売上予測階層またはロール階層からユーザを削除すると、そのすべ
ての目標および上書きデータは完全に削除されます。
ユーザ権限
売上予測階層を設定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
組織でテリトリー管理を使用している場合に、ユーザに対してカスタマイザブ
ル売上予測を有効にする手順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ユーザ」と入力し、[ユーザ] を選択します。
2. ユーザ名の横にある [編集] をクリックします。
3. [売上予測を許可] を選択します。
4. [保存] をクリックします。
5. ユーザをテリトリーに追加します。
カスタマイザブル売上予測には 5 つの標準レポートタイプが含まれます。カスタマイザブル売上予測では、カ
スタムレポートタイプを作成できません。
メモ: テリトリーに属するユーザの一覧を参照するには、テリトリー階層からテリトリー名を選択する
か、テリトリーレポートを選択します。テリトリーレポートについての詳細は、「テリトリーレポート」
を参照してください。
2 人以上のユーザをロールまたはテリトリーに追加する場合は、該当ユーザがそのロールまたはテリト
リーに対して割り当てられた売上予測マネージャであることを確認します。「売上予測階層内の売上予
測マネージャの割り当て」を参照してください。
関連トピック:
カスタマイザブル売上予測の設定
カスタマイザブル売上予測の設定
テリトリー管理の有効化
売上予測の共有の直接設定
336
販売ツールの設定および管理
カスタマイザブル売上予測の設定
売上予測階層内の売上予測マネージャの割り当て
メモ: この情報は、[カスタマイザブル売上予測] に適用され、[コラボレー
ション売上予測] には適用されません。
カスタマイザブル売上予測に対してユーザを有効にした後、ユーザを売上予測
マネージャとして売上予測階層内の各ロールに割り当てます。売上予測マネー
ジャを割り当てると、そのマネージャよりも売上予測階層内で下位に属するユー
ザの売上予測がすべてそのマネージャに合算されます。下位に属するすべての
売上予測がそのマネージャまで合算されるため、たとえば、売上予測階層では、
仮にマネージャとアシスタントのロールが同じでも、マネージャが割り当てら
れた売上予測マネージャとなります。マネージャとアシスタントの両者が売上
予測を登録することもできますが、他のユーザの売上予測はアシスタントまで
合算されません。
売上予測階層内に売上予測マネージャがいない場合、そのロールとすべての下
位ロールが売上予測から除外されます。
売上予測階層内のロールまたはテリトリーの横に [売上予測がありません] と表
示されている場合は、そのロールまたはテリトリーに売上予測マネージャが割
り当てられていないことを表しています。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
売上予測階層を設定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「カスタマイザブル売上予測」と入力し、[売上予測階層] を選択し
ます。
2. ユーザを特定のロールの売上予測マネージャに割り当てるには、そのロールの横にある[マネージャの割り
当て] または [マネージャの編集] をクリックします。
全レベルでの売上予測マネージャをサポートするテリトリー管理を持つ組織を除き、下位にロールがない
ロールには売上予測マネージャを指定できません。
3. 選択したロールの売上予測マネージャとして割り当てるユーザを選択します。そのロールに対して割り当
て可能なユーザが存在しない場合は、適切なユーザを有効化します。「ユーザに対するカスタマイザブル
売上予測の有効化」を参照してください。
4. 売上予測共有が有効になっている場合、共有設定を選択します。
• [売上予測の共有にはシステム管理者のサポートが必要] を選択すると、このビューの売上予測共有をシ
ステム管理者に制限できます。これは、デフォルトのオプションです。
• [売上予測マネージャは自分の売上予測ビューを共有可能] を選択すると、システム管理者や売上予測マ
ネージャは、このビューを共有できます。
5. [保存] をクリックします。
関連トピック:
カスタマイザブル売上予測の設定
売上予測階層の設定
売上予測の共有の直接設定
337
販売ツールの設定および管理
カスタマイザブル売上予測の設定
カスタマイザブル売上予測の有効化
メモ: この情報は、[カスタマイザブル売上予測] に適用され、[コラボレー
ション売上予測] には適用されません。
組織でカスタマイザブル売上予測を有効にすることにより、売上予測ユーザが、
カスタマイザブル売上予測設定に基づいて [売上予測] タブからカスタマイザブ
ル売上予測を表示および登録できるようになります。カスタマイザブル売上予
測には 5 つの標準レポートタイプが含まれます。カスタマイザブル売上予測で
は、カスタムレポートタイプを作成できません。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「売上予測階層」と入力し、[売上予
測階層] を選択します。
2. [カスタマイザブル売上予測の有効化] をクリックします。このオプションを
選択できない場合は、組織でカスタマイザブル売上予測がすでに有効になっ
ています。カスタマイザブル売上予測を有効にすると、次の 3 つのユーザ権
限が新たに使用できるようになります。
権限
説明
売上予測の上書き
ユーザが、自分の売上予測と、売上
予測階層において自分より下位に属
するユーザの売上予測を上書きでき
るようになります。「参照のみ」権
限を除くすべての標準プロファイル
にこの権限が与えられます。
自分の目標の編集
ユーザが、自分自身の目標を変更で
きるようになります。「参照のみ」
権限を除くすべての標準プロファイ
ルにこの権限が与えられます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
カスタマイザブル売上予
測を有効にする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
「ユーザの管理」権限を持つユーザ
は、いつでも目標を編集できます。
ユーザは、自分を直属の上司とする
ユーザの目標をいつでも編集できま
す。
すべての売上予測の参照
ユーザが、売上予測階層内の自分の
位置に関係なく、どの売上予測でも
参照できるようになります。システ
ム管理者プロファイルにこの権限が
与えられます。
3. 新しい [商談売上予測] 関連リストに含める商談ページレイアウトを選択します。ユーザが関連リストをカ
スタマイズしている場合は、[添付...] オプションを選択して、この関連リストをページレイアウトに追
加します。
338
販売ツールの設定および管理
カスタマイザブル売上予測の設定
4. [保存] をクリックします。
5. 必要に応じて、これらの権限を有効または無効にします。
メモ: カスタマイザブル売上予測を使用した場合でも、売上予測は、[商談フェーズ] 選択リスト値が「売
上予測分類」にどのように対応付けられるかに依存します。
関連トピック:
カスタマイザブル売上予測の設定
テリトリー管理の有効化
売上予測の共有の直接設定
売上予測の共有の直接設定
メモ: この情報は、[カスタマイザブル売上予測] に適用され、[コラボレー
ション売上予測] には適用されません。
システム管理者が組織の売上予測階層を定義します。この階層により、売上予
測データを参照できるユーザが決まります。それに対し、システム管理者が売
上予測データの共有権限を手動で拡張でき、ユーザ自身も自分の売上予測デー
タの共有権限を手動で拡張できます。売上予測の共有設定によって売上予測デー
タへのアクセス権を拡大することはできますが、すでにアクセス権を持ってい
るユーザのアクセス権を制限することはできません。売上予測の共有を直接設
定するには、システム管理者か売上予測データを共有する権限を与えられた売
上予測マネージャである必要があります。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
売上予測を参照できるユーザを確認、または売上予測データを共有するには、
次のいずれかの手順を実行します。
• [設定] から、[クイック検索] ボックスに「売上予測階層」と入力し、[売上予測階層] を選択してから、共有
するビューの横にある [共有] をクリックします。
• 売上予測データを共有するには、売上予測のホームページの [共有] をクリックします。
[ユーザとグループの共有] 一覧に、現在この売上予測データへのアクセス権を持っているすべてのユーザが表
示されます。また、ユーザが持っているアクセス権、売上予測を登録できるかどうか、そのアクセス権を持っ
ている理由の詳細も表示されます。ユーザが売上予測データへのアクセス権を持っている理由は、次のとおり
です。
理由
説明
管理者
システム管理者であるか、「すべてのデータの編集」
権限を持っているユーザです。
代理売上予測マネージャ
売上予測の[共有]ボタンによって与えられた売上予測
データへのアクセス権を持つユーザです。
売上予測マネージャ
売上予測階層の売上予測マネージャであることから、
アクセス権を持つユーザです。
339
販売ツールの設定および管理
カスタマイザブル売上予測の設定
理由
説明
所有者
所有者は、自分の売上予測データをいつでも参照でき
ます。
すべての売上予測権限の参照
ユーザに「すべての売上予測の参照」権限がありま
す。
売上予測共有の詳細ページから、次の作業を実行できます。
• 項目の絞り込みリストを表示するには、[ビュー] ドロップダウンリストから事前定義済みのリストを選択
するか、[新規ビューの作成] をクリックして、自分専用のカスタムビューを定義します。作成したビュー
を編集または削除するには、[ビュー] ドロップダウンリストからビューを選択し、[編集] をクリックしま
す。
• 売上予測データへの他のユーザまたはグループのアクセスを許可するには、[追加] をクリックします。
メモ: 共有の直接設定が、売上予測を構成する商談データまで拡張されます。ユーザが売上予測デー
タを上書きする権限を持っている場合、そのユーザは、商談売上予測データを上書きする権限も持っ
ています。
• 売上予測データへのアクセス権を持つすべてのユーザを表示するには、[リストの拡張]をクリックします。
• 自分で作成した共有の直接設定ルールについては、リスト内の項目の横にある [編集] か [削除] をクリック
すると、アクセスレベルを編集または削除できます。
関連トピック:
カスタマイザブル売上予測の設定
カスタマイザブル売上予測の一括保存
売上予測を保存することにより、売上予測データのスナップショットを撮り、
そのデータを売上予測履歴とレポートで使用できます。複数の売上予測を一度
に保存することで、時間が節約されます。
メモ: この情報は、[カスタマイザブル売上予測] に適用され、[コラボレー
ション売上予測] には適用されません。
複数の売上予測を一度に保存する手順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「一括保存」と入力し、[売上予測の
一括登録] を選択します。
2. 売上予測期間を選択します。
3. 保存する売上予測を持つユーザを選択し、[追加] をクリックして、ユーザを
[一括登録対象として選択したユーザ] リストに追加します。一度に 2 人以上
選択するには、[CTRL] を押しながらクリックします。
4. [送信] をクリックします。
5. [OK] をクリックします。
340
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
売上予測を一括して保存
する
• 「すべてのデータの編
集」
販売ツールの設定および管理
組織間のコラボレーションのためのビジネスネットワー
クの有効化
ユーザは、自分の売上予測から[送信]をクリックすることにより、自分の売上予測を個別に保存することもで
きます。
関連トピック:
カスタマイザブル売上予測の設定
組織間のコラボレーションのためのビジネスネットワークの有効化
Salesforce to Salesforce の有効化
警告: Salesforce to Salesforce を一度有効にすると元に戻すことはできません
が、共有する情報やその情報を共有する接続先を管理できます。共有の停
止および共有設定の変更は、随時行えます。Salesforce to Salesforce を有効に
することにより、他の組織と共有したお客様の組織内の情報に対して
salesforce.com が自動更新処理を行うことに同意したことになります。Salesforce
to Salesforce を使用すると、データをサードパーティの受信者と共有するこ
とができます。また、これらの受信者は、Salesforce to Salesforce を使用して、
お客様が知らない他のサードパーティの受信者とデータを共有することが
できます。お客様と、受信者との間で適切な契約または法的な同意を締結
し、これらの受信者による共有データの使用および公開を制限する必要が
あります。
Salesforce to Salesforce を有効化する手順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Salesforce to Salesforce 設
定」と入力し、[Salesforce to Salesforce 設定] を選択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Contact Manager Edition、
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
Salesforce to Salesforce を
有効化する
• 「すべてのデータの編
集」
2. [編集] をクリックします。
3. [有効化] を選択します。
4. [保存] をクリックします。
Salesforce to Salesforce を有効にすると、「接続ユーザ」という名前の新規ユーザが
作成されます。このユーザは、組織の使用ライセンス数に数えられず、どのユーザ管理ビューにも表示されま
せん。
ビジネスパートナーが共有レコードを更新すると、組織のレコードの [最終更新者] が [接続ユーザ] に表示さ
れるため、ビジネスパートナーが行ったすべての変更を簡単に追跡できます。
接続ユーザは自動的に、パートナーネットワークプロファイルに割り当てられます。パートナーネットワーク
プロファイルは変更できず、プロファイル管理ビューに表示されません。
Salesforce to Salesforce を有効化した後、次の処理を行います。
1. 「接続の管理」権限が有効で [接続] タブを [参照可能] に設定した権限セットを作成し、Salesforce to Salesforce
接続を使用するユーザにその権限セットを割り当てます。
「接続の管理」ユーザ権限を持つすべてのユーザに「キューの管理」ユーザ権限を付与することもお勧め
します。これにより、「接続の管理」ユーザ権限を持つすべてのユーザが接続のキューを作成および管理
する場合に、システム管理者からのサポートが不要になります。
341
販売ツールの設定および管理
組織間のコラボレーションのためのビジネスネットワー
クの有効化
2. ビジネスパートナーに招待状を送信するためのコミュニケーションテンプレートなど、Salesforce to Salesforce
設定を定義します。
3. [外部共有] 関連リストを、該当するプロファイルのページレイアウトに追加します。
メモ: この関連リストは、「接続の管理」権限を持つユーザだけでなく、ユーザ全員が使用できます。
4. 必要に応じて、[外部共有] 関連リストにカスタムリストビューを作成し、適切なユーザが共有レコードを
表示し、引き受けられるようにアクセス権を付与します。
5. 必要に応じて、[受信接続名] 列および [送信接続名] 列を対象オブジェクトのページレイアウトの関連リスト
に追加できます。
6. ビジネスパートナーと接続を作成して管理します。
Salesforce to Salesforce の設定
ビジネスパートナーと対話するためのコミュニケーションテンプレートを使用
するように Salesforce to Salesforce を定義できます。さらに、テンプレートで使用
するメールアドレスと名前を定義できます。これらの定義を行う手順は、次の
とおりです。
エディション
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Salesforce to Salesforce 設
定」と入力し、[Salesforce to Salesforce 設定] を選択します。
使用可能なエディション:
Contact Manager Edition、
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. [編集] をクリックし、次の設定を変更します。
設定
説明
差出人メールアドレス
すべての Salesforce to Salesforce コミュニケーショ
ンテンプレートの送信元アドレス
([email protected] など)。Salesforce がメールを自動
的に送信しますが、取引先責任者に対しては、
このメールアドレスから送信されたかのように
表示されます。取引先責任者が返信すると、こ
のアドレスに送信されます。
差出人名
差出人メールアドレスに関連付ける名前 (Acme
チャネルマネージャなど)。
招待テンプレート
招待を送信する場合に使用します。
無効化テンプレート
接続を無効にしたことをビジネスパートナーに
通知する場合に使用します。
招待受入テンプレート
招待を受諾したことをビジネスパートナーに通
知する場合に使用します。
招待辞退テンプレート
招待を受諾しなかったことをビジネスパートナー
に通知する場合に使用します。
342
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
Salesforce to Salesforce を
定義する
• 「すべてのデータの編
集」
販売ツールの設定および管理
Salesforce インテグレーションメールの設定
設定
説明
接続プロファイル更新テンプレート
有効な接続プロファイルに対する変更をビジネスパートナーに通知
する場合に使用します。
3. [保存] をクリックします。
Salesforce インテグレーションメールの設定
メールリレーの設定
メールリレーは、メールサーバを使用して、そのメールサーバ上で作成された
のではないメールを送信します。次の目的でメールリレーを設定します。
エディション
• Salesforce によるメールのなりすましに見えないように、独自のメールサーバ
経由ですべてのメールを送信する。メールのなりすましとは、メッセージが
あたかも実際の送信元ではない他者からきたもののように見せかけるために
メールヘッダーを偽造することです。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
• 各種業界の政府の規制の要請に応じて、すべてのメールのコピーを保管す
る。
• 会社のメールから送信することを許可されていないデータとコンテンツがな
いかメッセージをスキャンする既存のコンテンツフィルタを適用する。
• メールを顧客に送信する前に、アンチウイルスソフトウェアに通す。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
• 会社規模の免責事項などのデータをメールメッセージの末尾に付加する。
メールを自動的に自社の Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) サーバを経由させるよう
にSalesforceを設定することによって、Salesforceが作成したメールのメールリレー
を設定できます。組織のメールリレーを有効にするには、Salesforce にお問い合
わせください。
メールリレーを設定する
• 「すべてのデータの編
集」
警告: メールリレーと不達管理の両方を使用する場合は、メールサーバで Salesforce のメールのリレーを許
可しているかどうか、メール管理者に確認してください。許可していない場合、Salesforceから送信される
メールが配信されない可能性があります。不達管理についての詳細は、「送信設定の定義」 (ページ 347)
を参照してください。
メールリレーを設定する手順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「メールリレーの有効化」と入力し、[メールリレーの有効化] を選
択します。
2. 次の設定を行います。
343
販売ツールの設定および管理
メールリレーの設定
設定
説明
メールホスト
自社の SMTP サーバのホスト名または IP アドレス。
この情報は、自社のメール管理者から入手してくだ
さい。
重要: この接続で Transport Layer Security (TLS) を使
用する場合は、IP アドレスの代わりにホスト
名を入力します。TLS では、証明書を検証する
のにホスト名が必要です。
ホスト名は、次の形式で指定してください。
<mail server>.<domain>.<domain extension>
次に例を示します。
mail.acme.com
ポート
自社の SMTP サーバのポート番号。この情報は、自
社のメール管理者から入手してください。メールリ
レーは、ポート番号 25、587、10025、および 11025 で
サポートされます。
TLS 設定
Salesforce が SMTP セッションに対して TLS を使用する
かどうかを指定します。次のオプションから 1 つ選
択します。
• 任意 (デフォルト): リモートサーバが TLS に対応し
ている場合、Salesforce は現在の SMTP セッション
をアップグレードして TLS を使用します。TLS に
対応していない場合、Salesforce は TLS なしでセッ
ションを続行します。
• 必須: Salesforce は、リモートサーバが TLS に対応し
ている場合にのみセッションを続行します。TLS
に対応していない場合、Salesforceは、メールを配
信せずにセッションを終了します。
• 検証して任意: リモートサーバが TLS に対応してい
る場合、Salesforceは現在の SMTP セッションをアッ
プグレードして TLS を使用します。セッション開
始前に、Salesforceは証明書に正規の認証機関の署
名があるかを確認し、証明書に示された一般名
が現在の接続のドメインまたはメール交換と一
致することを確認します。TLS は有効だが、証明
書に署名がないか一般名が一致しない場合、
Salesforceはセッションを切断し、メールを配信し
ません。TLS に対応していない場合、Salesforce は
TLS なしでセッションを続行します。
344
販売ツールの設定および管理
メールリレーの設定
設定
説明
• 検証して必須: Salesforce は、リモートサーバが TLS
に対応し、証明書に正規の認証機関の署名があ
り、証明書に示された一般名が Salesforce が接続
したドメインまたはメール交換と一致する場合
にのみセッションを続行します。これらの条件
のどれかが一致しないと、Salesforceはメールを配
信せずにセッションを終了します。
ドメインを限定してリレー
メールリレー機能を特定のドメインに制限するかど
うかを指定します。このオプションをオンにした場
合、その下のテキスト項目に、ドメイン名をカンマ
で区切って入力します。(アスタリスク (*) ワイルド
カードを使用できます。たとえば、
「*.subdomains.com」は
「[email protected]」と
「[email protected]」に一致しますが、
「[email protected]」には一致しません)。こうす
ると、指定されたドメインのいずれかが宛先となっ
ている場合のみ Salesforce はメールの経路を自社の
SMTP サーバに設定します。チェックボックスをオン
にしてもドメインを指定しないと、Salesforce はすべ
てのメールの経路を自社の SMTP サーバに設定しま
す。
有効
組織のメールリレーを有効にします。このチェック
ボックスをオフにすると、Salesforce はメールリレー
の設定は保持しますが、メールの経路を自社のメー
ルサーバに設定しません。
3. [保存] をクリックします。
Salesforceメールリレー設定を変更するたびに、テストメッセージを送信することをお勧めします。
関連トピック:
メールのテスト送信
コンプライアンス BCC メールの有効化
送信設定の定義
組織の共有アドレス
345
販売ツールの設定および管理
[メール to Salesforce] の有効化
[メール to Salesforce] の有効化
会社から支給された、またはサードパーティのメールアカウントを使用してい
る場合は、[メール to Salesforce] を使用して、Salesforce 内のリード、取引先責任
者、商談、およびその他のレコードにメールを割り当てることができます。メッ
セージを作成、転送、または返信するときに、[メール to Salesforce] アドレスを
[BCC] 項目または受信者項目に入力するだけです。Salesforce はメールのコピーを
受信し、設定に応じて、そのメールを一致するレコードの活動履歴関連リスト
に追加するか、[私の未解決の項目] ページ (このページでは、ユーザは手動でメー
ルを割り当てることができます) に追加します。
1. 個人設定から、[クイック検索] ボックスに「メール to Salesforce」と入
力し、[私のメール to Salesforce] を選択します。
2. [編集] をクリックします。
3. [有効] チェックボックスをオンにします。
4. 必要に応じて、[高度なメールセキュリティ設定] チェックボックスをオンに
して、メッセージを処理する前に送信元サーバの正当性を確認するように
[メール to Salesforce] を設定します。[メール to Salesforce] では、次の認証プロト
コルを使用して、送信者の正当性を確認します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience の両方
使用可能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
ユーザ権限
[メール to Salesforce] を有
効化または無効化する
• 「すべてのデータの編
集」
• SPF
• SenderId
• DomainKeys
送信元サーバがこのようなプロトコルの少なくとも 1 つにパスし、エラーになるプロトコルがない場合、
[メール to Salesforce] はそのメールを受け付けます。送信元サーバが 1 つのプロトコルに違反しているか、こ
れらのプロトコルのいずれもサポートしていない場合、[メール to Salesforce] はそのメールを無視します。
ヒント: [高度なメールセキュリティ設定] を選択する前に、[メール to Salesforce] を使用している送信者
が上記の認証プロトコルの少なくとも 1 つをサポートしていることを確認します。
5. [保存] をクリックします。
6. 必要に応じて、[メールで通知する] をクリックして [メール to Salesforce] が有効化されたことをユーザに通知
するか、[スキップ] をクリックします。
[メール to Salesforce] が有効化されると、Salesforce によって、ユーザ固有の [メール to Salesforce] アドレスが生成
されます。ユーザ固有の [メール to Salesforce] アドレスを参照し、その設定をカスタマイズするには、ユーザの
個人設定で [私のメール to Salesforce] ページに移動します。詳細は、「[メール to Salesforce] とは?」を参照してく
ださい。
346
販売ツールの設定および管理
コンプライアンス BCC メールの有効化
コンプライアンス BCC メールの有効化
組織ですべての送信メールメッセージのコンプライアンスを評価する場合に、
コンプライアンス BCC メールが、ユーザの指定したメールアドレスに、各送信
メールのコピーを非表示で自動的に送信するようすることができます。コンプ
ライアンス BCC メールを有効にすると、すべてのメールについてユーザによる
BCC 項目の編集を防止され、ユーザの [私のメール設定] の下にある [自動 Bcc]
の設定が無効化されます
組織でコンプライアンス BCC メールを有効にする手順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「コンプライアンス BCC メール」と
入力し、[コンプライアンス BCC メール] を選択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. [有効化] チェックボックスをオンにします。
3. コンプライアンスメールアドレスを入力します。
ユーザ権限
4. [保存] をクリックします。
メモ: ユーザが送信したメールに対して指定したアドレスに BCC メールが自
動的に送信されます。ただし、パスワードリセットやインポート完了通知
などのシステムメールは除外されます。
コンプライアンス BCC
メールを有効または無効
にする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
送信設定の定義
Salesforce から送信するメールの到達性を改善するには、組織のメール送信設定
を定義します。メールの到達性とは、会社または個人のメールが対象の受信者
に到達する見込みのことです。この可能性は、以下の影響を受けます。
不達メール
無効な受信者に送信され、送信者に返送されるメール。不達となるメールを
何度か送信すると、メールサーバが、その送信者からのすべてのメール送信
を減速またはブロックする場合があります。
非準拠メール
Sender Policy Framework (SPF) などの受信者のメールセキュリティフレームワー
クに準拠していないメール。セキュリティフレームワークでは、メールメッ
セージの [差出人] のアドレスがなりすましでないことを確認します。
警告: メールリレーと不達管理の両方を使用する場合は、メールサーバで
Salesforce のメールのリレーを許可しているかどうか、メール管理者に確認
してください。許可していない場合、Salesforce から送信されるメールが配
信されない可能性があります。メールリレーについての詳細は、「メール
リレーの設定」 (ページ 343)を参照してください。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
使用可能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
ユーザ権限
メール送信を設定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
組織のメール送信設定を定義する手順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「送信」と入力し、[送信] を選択します。
347
販売ツールの設定および管理
送信設定の定義
2. 組織で送信するメールのタイプを制御するには、[メールを送信するためのアクセス権] セクションで [アク
セス権] を変更します。組織でこの設定を変更する機能が Salesforce によって制限されている場合、アクセ
ス権を編集できない可能性があります。
• アクセス権限なし: ユーザへの送信メールやユーザからの送信メールをすべてブロックします。
• システムメールのみ: 新しいユーザやパスワードのリセットメールなどの自動生成メールのみを許可しま
す。
• すべてのメール: すべてのタイプの送信メールを許可します。新しい非 Sandbox 組織の場合、これがデフォ
ルトになります。
ヒント: [システムメールのみ] 設定は、テスト作業や開発作業でテストメールがユーザに送信されな
いように Sandbox から送信されるメールを制御する場合に特に便利です。
• 新しく作成された Sandbox は、デフォルトで [システムメールのみ] になります。
• Spring '13 より前に作成された Sandbox は、デフォルトの [すべてのメール] になります。
3. [不達管理の有効化] チェックボックスをオンにして、取引先、リード、個人取引先のメールアドレスが正
しいことを確認し、また、ユーザが無効なアドレスに送信したことによる過剰なメール返送処理を回避し
ます。
不達管理が有効に設定されている場合、無効なメールアドレスを使用して、取引先責任者、リード、また
は個人取引先にメールを送信すると、そのメールアドレスの横にアラートが表示され、アドレスが更新ま
たは確認されるまで、ユーザはそのアドレスにメールを送信できなくなります。また、不達メールを、送
信者の個人メールアカウントではなく Salesforce に返送します。
ヒント: 不達の対象となった取引先責任者またはリードの標準レポートを使用して、不達となったメー
ルアドレスのリストを参照できます。このレポートには、メールが不達となった理由、日付、および
取引先責任者、リード、または個人取引先が記載されています。
4. [メールアドレスの横の送信エラーアラートを表示] チェックボックスをオンにして、メールが届かないメー
ルアドレスのインスタンスのすべてのリード、取引先責任者、および個人取引先レコードを検索し、各イ
ンスタンスの横に不達アラートを表示するように Salesforce を設定します。このオプションを選択していな
い場合は、Salesforceメールが送信されなかったレコードについてのみ不達アラートを表示します。
5. [不達メールを送信者に返す] チェックボックスをオンにして、Salesforce が不達メールのヘッダーのコピー
を送信者に送信するように設定します。このオプションを選択していない場合は、Salesforce のみが、不達
メールのヘッダーを受信します。いずれの場合も、セキュリティ上の理由から、不達メールの本文は送信
者に返送されません。このオプションは、組織内のすべてのユーザに適用され、ユーザごとやメールごと
に有効にすることはできません。
6. [標準メールセキュリティのメカニズムへの準拠を有効化] チェックボックスをオンにすると、Salesforce から
送信したすべてのメールのエンベロープの [差出人] アドレスを自動的に変更して、SPF など、受信者が実
装している可能性のあるメールセキュリティフレームワークに準拠するようにします。
受信者のメールシステムの多くが、SPF を実行してメールが正当なものかどうかを確認します。SPF は着信
メールのエンベロープの [差出人] アドレスをチェックして、正当性を確認します。この機能が有効化され
ていると、Salesforce はエンベロープの [送信元] アドレスを Salesforce メールアドレスに変更して、送信者の
正当性を確認します。ヘッダーの [送信元] アドレスは、送信者のメールアドレスが設定されたままです。
348
販売ツールの設定および管理
送信設定の定義
メモ: SPF についての詳細は、www.openspf.orgを参照してください。
7. [送信者 ID 準拠を有効化] チェックボックスをオンにすると、送信者 ID フレームワークに準拠します。
Sender ID 準拠を有効化すると、Salesforce から送信するすべてのメールのエンベロープの [送信者] 項目に
は、自動的に no-reply@Salesforce が設定されます。このようにすると、Sender ID メール認証プロトコ
ルを使用する受信メールサーバは、着信メールの [送信者] と [送信元] ヘッダーを DNS ルックアップによ
り検証し、メールの送信者を確認することができます。すべての返信が、送信者のメールアドレスに送信
されます。このチェックボックスをオンにしていない場合、[送信者] 項目は null に設定され、受信者の
メールシステムが送信者 ID チェックを実行する場合、メール送信はできません。
メモ:
• 受信者が広く使用されていない送信者 ID メール認証プロトコルを使用している場合に限り、送信
者 ID 準拠を有効化することをお勧めします。
• 送信者 ID 準拠を有効化すると、受信者のメールクライアント (Salesforce 以外) は、「代理送信」とい
う語句を、Salesforce から受信したメールの [差出人] 項目に追加します。
• 送信者 ID の詳細は、www.microsoft.com/mscorp/safety/technologies/senderid/default.mspxを参照してくださ
い。
8. 一括メール送信が完了したときに、Salesforceからユーザにステータスメールが送信されるようにするには、
[一括メール送信が完了したら、送信者に通知する] をオンにします。
9. SMTP セッションで安全なメール通信を行うために Salesforce での Transport Layer Security (TLS) の使用方法を指定
するには、次のいずれかを選択します。
• 任意 (デフォルト): リモートサーバが TLS に対応している場合、Salesforce は現在の SMTP セッションをアッ
プグレードして TLS を使用します。TLS に対応していない場合、Salesforce は TLS なしでセッションを続行
します。
• 必須項目: Salesforce は、リモートサーバが TLS に対応している場合にのみセッションを続行します。TLS に
対応していない場合、Salesforce は、メールを配信せずにセッションを終了します。
• 検証して任意: リモートサーバが TLS に対応している場合、Salesforce は現在の SMTP セッションをアップグ
レードして TLS を使用します。セッション開始前に、Salesforce は証明書に正規の認証機関の署名がある
かを確認し、証明書に示された一般名が現在の接続のドメインまたはメール交換と一致することを確認
します。TLS は有効だが、証明書に署名がないか一般名が一致しない場合、Salesforce はセッションを切
断し、メールを配信しません。TLS に対応していない場合、Salesforce は TLS なしでセッションを続行しま
す。
• 検証して必須: Salesforce は、リモートサーバが TLS に対応し、証明書に正規の認証機関の署名があり、証
明書に示された一般名がSalesforceが接続したドメインまたはメール交換と一致する場合にのみセッショ
ンを続行します。これらの条件のどれかが一致しないと、Salesforceはメールを配信せずにセッションを
終了します。
メモ: Preferred (デフォルト設定) 以外の設定を選択する場合は、[TLS を次のドメインに限定する]
をオンにして、カンマ区切りのドメインリストを指定します。アスタリスク (*) ワイルドカードを使用
できます。たとえば、「*.subdomains.com」は「[email protected]」と
「[email protected]」には一致しますが、「[email protected]」には一致しません。ドメイン
349
販売ツールの設定および管理
組織の共有アドレス
を指定しない場合、Salesforce はすべての送信メールに対して、指定した TLS 設定を使用します。この
ため、メールが配信されない場合があります。
10. [保存] をクリックします。
関連トピック:
コンプライアンス BCC メールの有効化
メールリレーの設定
メールのテスト送信
組織の共有アドレス
組織で、ユーザが共通のメール別名を共有する必要がある場合、各ユーザプロ
ファイルで組織の共有アドレスのリストを定義できます。組織の共有アドレス
は、ユーザプロファイルで使用できる共通のメールアドレスを定義します。
Salesforceからメールを送信するとき、そのようなプロファイルを持つユーザは、
自分が定義したメールアドレスとは異なる [送信者] アドレスを選択できます。
返信は、組織の共有アドレス宛てに配信されます。
たとえば、組織の 1 つのサポートプロファイルに複数のユーザがいるとします。
サポートプロファイルを、メールアドレス [email protected] および Acme
Support の [表示名] と関連付けることができます。サポートプロファイルユー
ザが Salesforce を使用して発信メールを送信する場合、[送信者] アドレスに、自
分の Salesforce メールアドレスではなく [email protected] を表示するように
選択できます。
組織の共有アドレスを検証したら、メールまたはメールアラートを送信すると
きに [送信者] アドレスとして使用できます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
ユーザ権限
組織の共有アドレスを設
定する
• 「すべてのデータの編
集」
定義済みの組織の共有アドレスのリストを表示するには、[設定] から、[クイッ
ク検索] ボックスに「組織のアドレス」と入力し、[組織のアドレス]を選択します。このページでは、次の操作
を実行できます。
• 組織の共有アドレスを新規作成するには、[追加] をクリックします。
• 別名に関連付ける項目を変更するには、[編集] をクリックします。
– [表示名] は、メールを受け取るユーザに、そのメールの送信者として表示される語句です。
– [メールアドレス] は、送信メールを送信するときに使用されるメールアドレスです。
– [許可されたプロファイル] には、そのメールアドレスを別名として使用するプロファイルが一覧表示さ
れます。
– [状況] には、検証の現在のフェーズが表示されます。新しい組織の共有アドレスを追加する場合、使
用可能にする前に有効なメールアドレスかどうかを検証する必要があります。検証のメールを受け取っ
ていない場合は、[再送] をクリックして、もう 1 通送信します。
• 別名を削除するには、[削除] をクリックします。
350
販売ツールの設定および管理
組織の共有アドレス
メモ: 組織の共有アドレスは、一括メール送信または登録情報照会の送信には使用できません。メールア
ラートで使用される組織のメールアドレスは、削除または変更できません。組織の共有アドレスは、ス
ケジュール済みレポート、ダッシュボードの更新のスケジュール、差し込み印刷メールの送信、取引先
責任者およびリードへのミーティング要請の送信には使用できません。
関連トピック:
組織のメールフッター
組織の共有アドレスの定義
ユーザプロファイルの組織の共有アドレスを定義する手順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「組織のアドレス」と入力し、[組織
のアドレス] を選択します。
2. [追加] をクリックします。
3. [表示名] を入力します。表示名とは、送信メールに表示されるあなたの名前
です。最大文字数は 300 文字です。
4. 別名アドレスとして使用するアドレスを [メールアドレス] に入力します。標
準的なメールアドレスを指定できます。最大文字数は 270 文字です。
5. 組織内のすべてのユーザプロファイルがこの新しい [差出人] アドレスを使
用できるようにする場合、[すべてのプロファイルにこの送信元アドレスの使
用を許可] をオンにします。そうでない場合は、[選択したプロファイルのみ
この送信元アドレスを使用できるようにする] をオンにして、既存のユーザプ
ロファイルから選択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
ユーザ権限
組織の共有アドレスを設
定する
• 「すべてのデータの編
集」
6. [保存] をクリックして変更を保存するか、[保存 & 新規] をクリックして、こ
の組織の共有アドレスをもう 1 つ作成します。新しいメールアドレスに、確認メールがその場で送信され
ます。このメールにはリンクが記載されており、クリックすると、確認処理が完了します。[差出人] アド
レスは、メールにアクセスし、このリンクをクリックするまで使用できません。[キャンセル] をクリック
すると、保存せずに前のページに戻ります。
メモ: 組織の共有アドレスは、スケジュール済みレポート、ダッシュボードの更新のスケジュール、差し
込み印刷メールの送信、取引先責任者およびリードへのミーティング要請の送信には使用できません。
組織の共有アドレスを使用するには、メールを送信またはメールアラートを設定するときに、ドロップダウン
リストから組織の共有アドレスを選択します。
351
販売ツールの設定および管理
組織のメールフッター
組織のメールフッター
Salesforce または API から送信される送信メールメッセージの下部に表示される
フッターや免責事項をカスタマイズできます。文字コードごとに異なるメール
フッターを作成して、単一メール送信および一括メール送信のデフォルトのフッ
ターを選択できます。送信メールの文字コードに一致するフッターがない場合、
デフォルトが使用されます。
メールフッターの作成
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「メールフッター」と入力し、[メー
ルフッター] を選択します。
2. [新規] をクリックします。
3. 名前を入力します。
4. 単一メール送信、一括メール送信、またはその両方でフッターを使用できる
ようにするかを選択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
使用可能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
ユーザ権限
メールフッターを作成お
よび編集する
• 「すべてのデータの編
集」
5. メールの文字コードを選択します。メールの文字コードによって、フッター
が表示されるメールが決まります。文字コードごとに、有効な単一メール送
信のフッターと一括メール送信のフッターを設定できます。
6. フッターのテキストを入力します。
メモ: フッターはテキストのみで、HTML タグは表示されません。最大 32 KB です。
メールフッターの編集
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「メールフッター」と入力し、[メールフッター] を選択します。
2. メールフッターを編集するには、フッターの横またはフッターの詳細ページにある [編集] をクリックしま
す。
3. フッターの情報を編集し、[保存] をクリックします。
デフォルトのメールフッターの選択
デフォルトのフッターは、単一メール送信と一括メール送信に対しそれぞれ 1 つずつ選択できます。送信メー
ルの文字コードに一致するフッターがない場合、これらのデフォルトが使用されます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「メールフッター」と入力し、[メールフッター] を選択します。
2. [単一メール送信のデフォルト] および [一括メール送信のデフォルト] を使用して、デフォルトのフッター
を選択します。
3. [保存] をクリックします。
メモ: [保存] をクリックしないでページを移動すると、デフォルトのフッターの選択が失われます。
352
販売ツールの設定および管理
メールのテスト送信
メールフッターの無効化
メールフッターを、削除することなく無効にすることができます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「メールフッター」と入力し、[メールフッター] を選択します。
2. フッターの横にある [単一] および [一括] チェックボックスをオフにします。
3. [保存] をクリックします。
メールのテスト送信
Salesforce では、多くの異なる IP アドレスからメールを送信します。アドレス数
はデータセンターによって異なります。[テスト送信] ページには、このアドレス
数が表示されます。組織がこれらの IP アドレスの 1 つでもブロックしている場
合は、Salesforceから送信されたメールの一部が受信されない可能性があります。
組織が Salesforce のすべての IP アドレスからのメールを受信しているかどうかを
確認できます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「テスト送信」と入力し、[テスト送
信] を選択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
使用可能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
2. ビジネスメールアドレスを入力します。
3. [送信] をクリックします。Salesforce は、テストメッセージを、すべての IP ア
ドレスからビジネスメールアドレスに送信します。各テストメッセージに、
送信元の IP アドレスを指定します。
4. テストメッセージをすべて受け取ったことを確認するには、ビジネスメール
アカウントをチェックします。
ユーザ権限
メールをテスト送信する
• 「すべてのデータの編
集」
テストメッセージをすべて受け取らなかった場合、メール管理者は、Salesforceの IP 範囲を組織のメールサーバ
のホワイトリストに登録する必要があります。IP アドレスをホワイトリストに登録すると、メールサーバは、
通常であればブロック対象となる IP アドレスからのメールを受信できます。Salesforce IP 範囲の最新のリスト
は、「What are the Salesforce IP Addresses to whitelist?」を参照してください。
Salesforce では、受信メールと送信メールに別個の IP アドレスが保持されます。送信メールに使用される IP アド
レスは、受信メール接続を受け入れません。
関連トピック:
送信設定の定義
コンプライアンス BCC メールの有効化
353
販売ツールの設定および管理
リンクとして送信されたメール添付ファイルの削除
リンクとして送信されたメール添付ファイルの削除
リンクとして送信された添付ファイルを検索および削除できます。後でメール
受信者が添付ファイルのリンクをクリックすると、添付ファイルを表示するた
めにメールの送信者に連絡するよう求めるメッセージが表示されます。組織の
メール保存期間内であれば検索できます。この期間は通常 30 日ですが、組織の
詳細は、Salesforce サポートにお問い合わせください。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
リンクとして送信されたメール添付ファイルを検索および削除する手順は、次
のとおりです。
使用可能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「添付ファイル」と入力し、[リンク
として送信した添付ファイルを削除] を選択します。
ユーザ権限
2. 次のいずれかを入力します。
• ファイル名 (省略可能)、ユーザ名、および日付の範囲
– ThisYearResults.pdf など、ファイル拡張子付きの添付ファイル名
(省略可能)。ワイルドカードを使用できます。たとえば、
「ThisYearRes」を指定すると、「ThisYearResults.pdf」が見つ
かります。
リンクとして送信された
メール添付ファイルを削
除する
• 「すべてのデータの編
集」
– 送信者のユーザ名
– メールが送信された日付の範囲
• 添付ファイルの URL: メールの添付ファイルのリンク (.html) をクリックしてブラウザで開き、URL をコ
ピーして貼り付けます。
3. [検索] をクリックします。
• 検索結果には、一致するエントリが最大 100 個表示されます。
• 添付ファイルが一括メール送信を使用して送信された場合、検索結果には、送信されたメール 100 個ご
とに 1 つのエントリが表示されます。添付ファイルを削除するには、これらのエントリのいずれかを削
除します。
4. [検索結果] で、削除する添付ファイルの横にある [削除] をクリックします。後でメール受信者が添付ファ
イルのリンクをクリックすると、添付ファイルを表示するためにメールの送信者に連絡するよう求めるメッ
セージが表示されます。
メモ: 削除した添付ファイルをごみ箱から元に戻すことはできません。
354
販売ツールの設定および管理
一括メール送信キューの監視
一括メール送信キューの監視
一括メール送信キューを使用し、必要に応じて、スケジュールされた一括メー
ル送信の状況の表示と一括メール送信のキャンセルができます。
エディション
個人設定の [一括メール送信] ページでスケジュールした一括メール送信を参照
できます。組織のすべての一括メール送信の参照権限がある場合は、[設定] から
[クイック検索] ボックスに「一括メール送信」と入力し、[一括メール送信]を選
択します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
これらのページから、次の操作が可能です。
• [キャンセル] をクリックして、待機中の一括メール送信をキャンセルする。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、およ
び Unlimited Edition
• [停止]をクリックして、Salesforceが処理している一括メール送信を停止する。
• [削除] をクリックして、キューから送信またはキャンセルされた一括メール
送信のレコードを削除する。
• 一括メールの名前をクリックして、個々の一括メールに関する詳細を表示す
る。
一括メール送信キューには、一括メールがアドレス指定され、送信された受信
者数が示されます。これらの数は、次の要因によって変わる可能性があります。
• 一括メール送信により、組織の 1 日の一括メール送信制限を超過する。この
場合、Salesforce はいずれの受信者にもメッセージを送信しません。
• 一括メール送信がスケジュールされた後、送信処理が実行される前に、選択
した 1 人以上の受信者が一括メールの受信を拒否した。
ユーザ権限
一括メールを参照する、
または待機中の一括メー
ル送信をキャンセルする
• 「一括メール送信」
組織内のすべての一括
メール送信を参照する、
または待機中の一括メー
ル送信をキャンセルする
• 「すべてのデータの編
集」
• 一括メール送信がスケジュールされた後、送信処理が実行される前に、選択
された 1 人以上の受信者メールアドレスが取引先責任者またはリードから削
除された。
• 一括メール送信がスケジュールされた後、送信処理が実行される前に、一括メール送信を行ったユーザが
無効になった。Salesforceは、無効になったユーザによってスケジュールされたメールを一括送信しません。
DKIM 鍵の作成
DKIM (DomainKeys Identified Mail) 鍵機能を使用して、Salesforce が組織に代わって送信
されるメールに署名できるようにします。有効な署名によって、受信者は、組
織が承認する方法で Salesforce などのサードパーティによってメールが処理され
たことを確信できます。
エディション
DKIM 鍵を作成するときに、Salesforceで公開鍵と非公開鍵のペアが生成されます。
公開鍵は DNS に公開して、ドメインの所有者がこの鍵を使用したメールの署名
を承認していることを受信者に知らせる必要があります。Salesforce は秘密鍵を
使用して、送信メールに DKIM 署名ヘッダーを作成します。メールの受信者は、
署名ヘッダーと DNS の公開鍵を比較して、メールが承認された鍵を使用して署
名されたかどうかを判断します。ドメインで DMARC (Domain-based Message
Authentication, Reporting & Conformance) ポリシーも公開されている場合は、受信者が
DKIM 署名を使用して、メールが DMARC に準拠していることを確認できます。
使用可能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
355
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
ユーザ権限
DKIM 鍵を管理する
• アプリケーションのカ
スタマイズ
販売ツールの設定および管理
DKIM 鍵の作成
新しい鍵を作成する手順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「DKIM 鍵」と入力し、[DKIM 鍵] を選択します。
2. [鍵を新規作成] をクリックします。
3. セレクタで、一意の名前を入力します。
4. ドメイン名を入力します。
5. 使用するドメイン一致の種類を選択します。
6. [保存] をクリックします
• 鍵はデフォルトの無効な状態に設定されます。鍵を有効にする前に、公開鍵を DNS レコードに追加してあ
ることを確認します。DKIM 署名は、有効なドメイン鍵がある場合は常に有効です。
• 1 つのドメイン名に有効な DKIM 鍵を複数使用することはできません。組織が複数のドメインからメールを
送信する場合、または組織ドメインに subdomains を使用し、subdomain レベルでドメインの一致を指
定している場合は、有効な DKIM 鍵が複数存在する可能性があります。
• ドメイン鍵を挿入または更新したときに、既存の DKIM 鍵が変更の影響を受ける可能性があります。たとえ
ば、example.com ドメインの DomainMatch を DomainAndSubdomains に設定し、mail.example.com ドメイン
の DomainMatch を SubdomainsOnly に設定した場合、どちらの鍵も使用される可能性があります。ドメ
イン鍵が重複する場合、競合がどのように解決されるかを次に示します。
1. 同一ドメインの 2 つの鍵で一致に関する具体性が等しい場合、新しい鍵が既存の鍵に置き換えられ、既
存の鍵は無効化されます。
2. 新しい鍵の一致に関する具体性が既存の鍵よりも高い場合、新しい鍵が使用され、既存の鍵は変更され
て新しい鍵の適用対象にはなりません。たとえば、DomainOnly と SubdomainsOnly は
DomainAndSubdomains よりも具体的であるため、新しい DomainOnly 鍵によって既存の
DomainAndSubdomains 鍵の DomainMatch は SubdomainsOnly に変更されます。
3. 複数の鍵に送信ドメインに一致する異なるドメインがある場合、ドメイン名が最も長い鍵が使用されま
す。長さが同じ場合は、最も具体的な鍵が使用されます。
DKIM についての詳細は、「DKIM 鍵の作成」 を参照してください。
356
販売ツールの設定および管理
DKIM 鍵のインポート
DKIM 鍵のインポート
DKIM (DomainKeys Identified Mail) 鍵機能を使用して、Salesforce が組織に代わって送信
されるメールに署名できるようにします。
エディション
一部の会社には Salesforce 組織が複数あり、それらの組織のユーザがメールアド
レスで同じドメイン名を共有します。そのため、これらのユーザが送信するメー
ルを Salesforce で署名するようにする会社では、DKIM 鍵を共有できるようにしま
す。このページを使用して共有を行います。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
最初に、鍵を作成して、1 つの組織でその鍵が機能することを確認します。その
鍵を別の組織にインポートして使用するには、機能する鍵からセレクタ名、ド
メイン名、公開鍵と非公開鍵のデータをコピーする必要があります。このデー
タは、インポートする鍵の詳細ページから取得できます。鍵のデータをコピー
したら、対象組織にログインし、次の手順に従って鍵をインポートします。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「DKIM 鍵」と入力し、[DKIM 鍵] を
選択します。
使用可能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
ユーザ権限
DKIM 鍵を管理する
• アプリケーションのカ
スタマイズ
2. [鍵をインポート] をクリックします。
3. 元の組織からコピーしたものと同じセレクタ名を入力します。
4. 元の組織からコピーしたものと同じドメイン名を入力します。
5. 公開鍵と非公開鍵のデータをそれぞれ対応する項目に貼り付けます。
6. 使用するドメイン一致の種類を選択します。ほとんどの場合、元の組織で鍵に選択した値と同じ値を使用
します。
7. [保存] をクリックします。
元の組織で公開鍵と非公開鍵のデータが機能しているため、対象組織でも鍵をすぐに有効化できます。
メモ: 非公開鍵のデータは、メールの署名に使用する実際の非公開鍵のデータを暗号化したものです。
メールに署名するときにこのデータが内部的に復号化されます。そのため、Salesforce内でのみ使用できま
す。たとえば、公開鍵と非公開鍵のデータを取得して、外部のメールシステムに挿入することはできま
せん。
357
販売ツールの設定および管理
差し込み印刷テンプレートの使用
差し込み印刷テンプレートの使用
差し込み印刷テンプレートの管理
差し込み印刷テンプレートは、定型レターの内容やその他の差し込み印刷ドキュ
メントを定義します。差し込み印刷テンプレートには、作成されたドキュメン
トに、取引先責任者の名前や住所など、自分のレコードのデータを表示する差
し込み項目と呼ばれる変数があります。
システム管理者には、Microsoft Word で差し込み印刷テンプレートを作成し、そ
れを Salesforce にアップロードして、ユーザが利用できるようにする責務があり
ます。次のトピックを参照してください。
• 新規差し込み印刷テンプレートの作成では、空の Word ドキュメントから新
しい差し込み印刷テンプレートを作成する方法を説明します。
• 既存の差し込み印刷テンプレートの変更では、サンプルテンプレートをダウ
ンロードして、固有のビジネスニーズに合わせて変更する方法を説明しま
す。
• 差し込み印刷テンプレートのSalesforceへのアップロードでは、完成した差し
込み印刷テンプレートを Salesforce にアップロードする方法を説明します。
ヒント: 開始にあたっては、差し込み印刷テンプレートのサンプルをダウ
ンロードして参考にしてください。
関連トピック:
差し込み印刷テンプレートの差し込み項目
358
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
使用可能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
ユーザ権限
差し込み印刷テンプレー
トをアップロードする
• 「公開テンプレートの
管理」
差し込み印刷テンプレー
トを編集する
• 「公開テンプレートの
管理」
販売ツールの設定および管理
差し込み印刷テンプレートの使用
Visualforce メールテンプレートの作成
1. 次のいずれかの操作を実行します。
エディション
• 公開テンプレートの編集権限がある場合は、[設定] から [クイック検索]
ボックスに「メールテンプレート」と入力し、[メールテンプレート] を選
択します。
• 公開テンプレートを編集する権限がない場合は、個人設定に移動します。
[クイック検索] ボックスに「テンプレート」と入力し、[メールテンプレー
ト] または [私のテンプレート] の表示された方を選択します。
2. [新規テンプレート] をクリックします。
3. [Visualforce] を選択し、[次へ] をクリックします。
Visualforce メールテンプレートを使用して一括メール送信はできません。
4. テンプレートを保存するフォルダを選択します。
5. ユーザがメールを送信するときにこのテンプレートを使用できるようにする
には、[有効] チェックボックスをオンにします。
6. [メールテンプレート名] を入力します。
7. 必要に応じて、[テンプレートの一意の名前] を変更します。この名前は、
Force.com API の使用時にコンポーネントを参照するために使用される一意の
名前です。管理パッケージでは、この一意の名前により、パッケージのイン
ストール時に名前が競合することを防ぎます。この名前は、アンダースコア
と英数字のみを含み、組織内で一意の名前にする必要があります。最初は文
字であること、スペースは使用しない、最後にアンダースコアを使用しな
い、2 つ続けてアンダースコアを使用しないという制約があります。[テンプ
レートの一意の名前] 項目を使用すると、開発者は管理パッケージで特定の
コンポーネント名を変更できます。この変更は、登録者の組織に反映されま
す。
8. [文字コード] 設定を選択し、テンプレートの文字セットを指定します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Contact Manager Edition、
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
一括メール送信が使用不
可能なエディション:
Personal Edition、Contact
Manager Edition、および
Group Edition
ユーザ権限
Visualforce メールテンプ
レートを作成または変更
する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
公開メールテンプレート
フォルダを作成または変
更する
• 「公開テンプレートの
管理」
9. テンプレートの [説明] を入力します。テンプレートの名前と説明は、内部
的にのみ使用されます。
10. [メール件名] にテンプレートの件名を入力します。
11. [受信者種別] ドロップダウンリストで、メールテンプレートを受け取る受信者の種別を選択します。
12. [関連先種別] ドロップダウンリストで、テンプレートが差し込み項目データを取得するオブジェクトを必
要に応じて選択します。
13. [保存] をクリックします。
14. [メールテンプレートの表示] ページで、[テンプレートを編集] をクリックします。
15. [テンプレートの編集] をクリックし、Visualforceメールテンプレートのマークアップテキストを入力します。
359
販売ツールの設定および管理
差し込み印刷テンプレートの使用
メモ: 画像を含める場合は、サーバ上にある画像のコピーを参照できるように [ドキュメント] タブに
アップロードすることをお勧めします。例:
<apex:image id="Logo" value="https://na7.salesforce.com/servlet/servlet.ImageServer?
id=015D0000000Dpwc&oid=00DD0000000FHaG&lastMod=127057656800"
height="64" width="64"/>
16. [バージョン設定] をクリックして、このメールテンプレートで使用する Visualforce および API のバージョン
を指定します。組織で AppExchange の管理パッケージをインストールしている場合は、このメールテンプ
レートで使用する各管理パッケージのバージョンも指定できます。通常は、すべてのバージョンにデフォ
ルト値を使用してください。デフォルトでは、メールテンプレートは Visualforce、API、および各管理パッ
ケージの最新のバージョンに関連付けられます。特定の動作を維持するには、Visualforce および API の古い
バージョンを指定できます。最新バージョンのパッケージのものとは異なるコンポーネントや機能にアク
セスする場合は、管理パッケージの古いバージョンを指定することもできます。
17. [保存]をクリックし、変更を保存してテンプレートの詳細を参照するか、[適用]をクリックし、変更を保存
してテンプレートの編集を続行します。テンプレートを保存するには、Visualforceマークアップが有効になっ
ている必要があります。
メモ: Visualforce メールテンプレートの最大サイズは、1 MB です。
Visualforce メールテンプレートを使用して一括メール送信はできません。差し込み項目の
{!Receiving_User.field_name} と {!Sending_User.field_name} は、一括メールでのみ機能
し、Visualforce メールテンプレートでは使用できません。
ヒント:
• 選択したレコードのデータが入力されたテンプレートのサンプルを表示し、テストメールを送信する
には、[テストの送信と差し込み項目の検証] をクリックします。メールテンプレートに暗号化された
データが含まれる場合、生成されるメール内、および Visualforce テンプレートページを表示すると、
データは暗号化されて表示されます。セキュリティのため、プレーンテキストでは表示されません。
• 受信者または関連オブジェクトの言語に基づいて Visualforce メールテンプレートを翻訳するには、
<messaging:emailTemplate> タグの language 属性を使用します (有効な値は、「en-US」などの
Salesforce サポート言語キー)。言語属性は、メールテンプレートの recipientType および
relatedToType 属性の差し込み項目を受け取ります。差し込み項目で使用するカスタム言語項目を
作成します。メールテンプレートの翻訳には、トランスレーションワークベンチが必要です。
関連トピック:
HTML メールテンプレートの作成
カスタム HTML メールテンプレートの作成
360
販売ツールの設定および管理
差し込み印刷テンプレートの使用
カスタム HTML メールテンプレートの作成
1. 次のいずれかの操作を実行します。
エディション
• 公開テンプレートの編集権限がある場合は、[設定] から [クイック検索]
ボックスに「メールテンプレート」と入力し、[メールテンプレート] を選
択します。
• 公開テンプレートを編集する権限がない場合は、個人設定に移動します。
[クイック検索] ボックスに「テンプレート」と入力し、[メールテンプレー
ト] または [私のテンプレート] の表示された方を選択します。
2. [新規テンプレート] をクリックします。
3. [カスタム HTML(レターヘッドを使用しない)] を選択し、[次へ] をクリック
します。
4. テンプレートを保存するフォルダを選択します。
5. ユーザがメールを送信するときにこのテンプレートを使用できるようにする
には、[有効] チェックボックスをオンにします。
6. [メールテンプレート名] を入力します。
7. 必要に応じて、[テンプレートの一意の名前] を変更します。この名前は、
Force.com API の使用時にコンポーネントを参照するために使用される一意の
名前です。管理パッケージでは、この一意の名前により、パッケージのイン
ストール時に名前が競合することを防ぎます。この名前は、アンダースコア
と英数字のみを含み、組織内で一意の名前にする必要があります。最初は文
字であること、スペースは使用しない、最後にアンダースコアを使用しな
い、2 つ続けてアンダースコアを使用しないという制約があります。[テンプ
レートの一意の名前] 項目を使用すると、開発者は管理パッケージで特定の
コンポーネント名を変更できます。この変更は、登録者の組織に反映されま
す。
8. [文字コード] 設定を選択し、テンプレートの文字セットを指定します。
9. テンプレートの [説明] を入力します。テンプレートの名前と説明は、内部
的にのみ使用されます。説明は、大量のメール送信時にログに記録される、
メール活動のタイトルとして使用されます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
使用可能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
一括メール送信が使用不
可能なエディション:
Personal Edition、Contact
Manager Edition、および
Group Edition
HTML および Visualforce
メールが使用不可能なエ
ディション: Personal
Edition
ユーザ権限
カスタム HTML メールテン
プレートを作成または変
更する
• 「HTML テンプレート
の編集」
公開メールテンプレート
フォルダを作成または変
更する
• 「公開テンプレートの
管理」
10. [次へ] をクリックします。
11. 送信するメールに表示される件名を [件名] に入力します。
12. 送信する本文中に表示されるテキストの HTML ソーステキストを入力します。これには、すべての HTML タ
グが含まれます。
メモ: 画像を含める場合は、サーバ上にある画像のコピーを参照できるように [ドキュメント] タブに
アップロードすることをお勧めします。例:
<img src="https://na2.salesforce.com/servlet/servlet.ImageServer?
id=015D0000000Dpwc&oid=00DD0000000FHaG&lastMod=1270576568000" alt="Company Logo"
height="64" width="64"/>
361
販売ツールの設定および管理
差し込み印刷テンプレートの使用
13. テンプレートの件名と本文中に差込み項目を入力することもできます。メールを送信するとき、これらの
項目は、リード、取引先、取引先責任者、商談、ケース、またはソリューションに置き換えられます。
14. [次へ] をクリックします。
15. 必要に応じて、テキストのみのメールを入力するか、[HTML 版からテキストのコピー] をクリックして、
HTML 版から HTML タグを付けないテキストを自動的に貼り付けます。テキスト版は、HTML メールを表示で
きない受信者が使用できます。
警告: テキストのみの形式のメールは空白のままにしておくことをお勧めします。テキスト版メール
を空白のままにした場合は、現在の HTML 版に基づいてテキスト版の内容が自動的に作成されます。
テキスト版メールを空白にせずに手動で内容を入力した場合、HTML 版メールへの以降の編集はテキス
ト版には反映されません。
16. [保存] をクリックします。
ヒント: 選択したレコードのデータが入力されたテンプレートのサンプルを表示し、テストメールを送信
するには、[テストの送信と差し込み項目の検証] をクリックします。
メモ: メールの利用にカスタム HTML テンプレートを選択した場合、ユーザはカスタム HTML テンプレート
の内容を変更できません。
関連トピック:
HTML メールテンプレートの作成
Visualforce メールテンプレートの作成
362
販売ツールの設定および管理
差し込み印刷テンプレートの使用
HTML メールテンプレートの作成
HTML メールテンプレートを作成する手順は、次のとおりです。
エディション
1. 次のいずれかの操作を実行します。
• 公開テンプレートの編集権限がある場合は、[設定] から [クイック検索]
ボックスに「メールテンプレート」と入力し、[メールテンプレート] を選
択します。
• 公開テンプレートを編集する権限がない場合は、個人設定に移動します。
[クイック検索] ボックスに「テンプレート」と入力し、[メールテンプレー
ト] または [私のテンプレート] の表示された方を選択します。
2. [新規テンプレート] をクリックします。
3. [HTML(レターヘッドを使用する)] を選択し、[次へ] をクリックします。
4. テンプレートを保存するフォルダを選択します。
5. ユーザがメールを送信するときにこのテンプレートを使用できるようにする
には、[有効] チェックボックスをオンにします。
6. [メールテンプレート名] を入力します。
7. 必要に応じて、[テンプレートの一意の名前] を変更します。この名前は、
Force.com API の使用時にコンポーネントを参照するために使用される一意の
名前です。管理パッケージでは、この一意の名前により、パッケージのイン
ストール時に名前が競合することを防ぎます。この名前は、アンダースコア
と英数字のみを含み、組織内で一意の名前にする必要があります。最初は文
字であること、スペースは使用しない、最後にアンダースコアを使用しな
い、2 つ続けてアンダースコアを使用しないという制約があります。[テンプ
レートの一意の名前] 項目を使用すると、開発者は管理パッケージで特定の
コンポーネント名を変更できます。この変更は、登録者の組織に反映されま
す。
8. [レターヘッド] を選択します。レターヘッドによって、メールのロゴ、ペー
ジの色、およびテキストの設定を決定します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
使用可能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
一括メール送信が使用不
可能なエディション:
Personal Edition、Contact
Manager Edition、および
Group Edition
HTML および Visualforce
メールが使用不可能なエ
ディション: Personal
Edition
ユーザ権限
HTML メールテンプレート
を作成または変更する
• 「HTML テンプレート
の編集」
公開メールテンプレート
フォルダを作成または変
更する
• 「公開テンプレートの
管理」
9. [メールレイアウト] をクリックします。メールレイアウトは、本文の列と
ページレイアウトを決定します。サンプルを確認するには、[メールレイアウトオプションの表示]をクリッ
クします。
10. [文字コード] 設定を選択し、テンプレートの文字セットを指定します。
11. テンプレートの [説明] を入力します。テンプレートの名前と説明は、内部的にのみ使用されます。説明
は、大量のメール送信時にログに記録される、メール活動のタイトルとして使用されます。
12. [次へ] をクリックします。
13. 送信するメールに表示される件名を [件名] に入力します。
14. 送信するメールの本文中に表示されるテキストを入力します。任意のセクションをクリックし、本文のテ
キストを入力します。このテンプレートを使用しているときにユーザがセクションを編集できないように
するには、錠アイコンをクリックします。
363
販売ツールの設定および管理
差し込み印刷テンプレートの使用
15. テキストを選択し、書式設定ツールバーを使用して、テキストのスタイルを変更します。
16. テンプレートの件名と本文中に差込み項目を入力することもできます。メールを送信するとき、これらの
項目は、リード、取引先、取引先責任者、商談、ケース、またはソリューションに置き換えられます。
17. [次へ] をクリックします。
18. 必要に応じて、テキストのみのメールを入力するか、[HTML 版からテキストのコピー] をクリックして、
HTML 版から HTML タグを付けないテキストを自動的に貼り付けます。テキスト版は、HTML メールを表示で
きない受信者が使用できます。
警告: テキストのみの形式のメールは空白のままにしておくことをお勧めします。テキスト版メール
を空白のままにした場合は、現在の HTML 版に基づいてテキスト版の内容が自動的に作成されます。
テキスト版メールを空白にせずに手動で内容を入力した場合、HTML 版メールへの以降の編集はテキス
ト版には反映されません。
19. [保存] をクリックします。
ヒント: 選択したレコードのデータが入力されたテンプレートのサンプルを表示し、テストメールを送信
するには、[テストの送信と差し込み項目の検証] をクリックします。
関連トピック:
カスタム HTML メールテンプレートの作成
Visualforce メールテンプレートの作成
メールテンプレートの差し込み項目
差し込み項目は、メールテンプレート、メールの差し込みテンプレート、カス
タムリンク、またはレコードの値を投入する数式を入力できる項目です。
エディション
カスタム HTML テンプレートの件名と本文中に差し込み項目を使用できます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
構文および書式設定
構文は、開き中括弧と感嘆符の後にオブジェクト名、ピリオド、項目名、およ
び閉じ中括弧と続く形式で構成されます。たとえば、受信者の取引先番号を含
める場合、ID: {!Account.AccountNumber} を入力すると、受信者のメール
には ID: 001234567890123 と表示されます。
差し込み項目の構文は、Salesforce のどこで使用するかによって異なります。確
実に正しい構文を使用するには、差し込み項目を使用しているエディタのドロッ
プダウンリストから差し込み項目を選択します。メールテンプレートの大部分
の差し込み項目は、メールテンプレート項目に直接対応します。
重要:
• 標準オブジェクトとカスタムオブジェクトが名前や表示ラベルと一致す
る場合、[使用可能な差し込み項目] から選択するときに標準オブジェク
トの項目のみが表示されます。
364
使用可能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
一括メール送信が使用不
可能なエディション:
Personal Edition、Contact
Manager Edition、および
Group Edition
HTML および Visualforce
メールが使用不可能なエ
ディション: Personal
Edition
販売ツールの設定および管理
差し込み印刷テンプレートの使用
たとえば、Quote と呼ばれるカスタムオブジェクトおよび標準オブジェクトを使用している場合、カ
スタムオブジェクトは選択できません。どちらのオブジェクトからでも差し込み項目を選択できるよ
うにするには、カスタムオブジェクトの名前および表示ラベルを Quote2 などのように、一意になる
ように 1 文字を追加します。
• 複数のカスタムオブジェクトが名前や表示ラベルと一致する場合、[使用可能な差し込み項目] から選
択するときにオブジェクトの 1 つのみが表示されます。どのオブジェクトからも差し込み項目を選択
できるように、すべてのカスタムオブジェクトの項目名と表示ラベルが一意であるようにしてくださ
い。
ヒント
一般的なヒント
• メールテンプレートの件名またはテキストメールテンプレートの本文には、ハイパーリンク数式項目を
使用しないでください。
• メールテンプレートでは、差し込み項目に代替テキストを追加できます。その項目に対するデータが差
し込みレコードに含まれていない場合、送信されたメールで代替テキストが表示されます。代替テキス
トを追加するには、項目名の後ろにカンマを入れ、閉じ括弧の前にテキストを入力します。たとえば、
Dear {!Contact.FirstName, Valued Customer} のようになります。テンプレートを保存すると、
差し込み項目が Dear {!BLANKVALUE(Contact.FirstName, "Valued Customer")} のようにテン
プレートに表示されます。この例では、取引先責任者レコードの [名] 項目に情報がない場合、テンプ
レートを使用して作成したメールは「Dear Valued Customer (ご利用のお客様へ)」で開始します。
• 差し込み項目の {!Receiving_User.field_name} と {!Sending_User.field_name} は、一括メー
ルでのみ機能し、Visualforce メールテンプレートでは使用できません。
• ユーザ項目は、システム管理者および「ユーザの管理」権限を持つユーザ用の [送信ユーザ] 項目とし
ても知られています。この項目は、メールの送信者を参照するときにメールテンプレートで使用しま
す。
• システム管理者、および「ユーザの管理」権限を持つユーザは、受信ユーザの差し込み項目をメールテ
ンプレートの代わりに使用して、メールの受信者を参照できます。
• [作成日] 項目と [最終更新日] 項目には、日付と時間の両方ではなく、日付のみが表示されます。
• 特定のレコードに対するデータがない差し込み項目がテンプレートに存在する場合、その項目は送信し
たメールには表示されません。空白の項目を検索するには、テンプレートで使用している差し込み項目
を検索するように受信者リストのビューを編集し、検索条件に「<項目>」「次の文字列と一致する」と
入力し、検索条件値を空白のままにします。メールを送信する前に、空白項目のあるレコードを編集し
てください。
取引先
取引先の差し込み項目がメールテンプレートに用意されており、取引先責任者が [宛先] 項目に追加され
た後にこのテンプレートを選択すると、取引先の差し込み項目には、ケースの取引先ではなく、取引先責
任者の取引先から情報が入力されます。
承認
• 承認プロセスの差し込み項目は、メールテンプレートでは使用できますが、差し込み印刷テンプレート
では使用できません。
365
販売ツールの設定および管理
差し込み印刷テンプレートの使用
• {!ApprovalRequest.Comments} を除き、メールテンプレートにある
{!ApprovalRequest.field_name} という名前の承認差し込み項目では、承認プロセスの承認割り当
てメールおよびメールアラートでのみ値が返されます。ワークフロールールのメールアラートなど、他
のメールで承認差し込み項目を使用すると、null が返されます。
• {!ApprovalRequest.Comments} 差し込み項目は、複数の承認者全員からの承認が必要な承認ステッ
プのメールでは、最後に入力されたコメントのみを返します。
• 承認プロセスを作成する場合は、プロセスの現在のユーザまたは作成者が申請者を指定できます。差し
込み項目があるカスタムメールテンプレートを使用する場合、現在のユーザと申請者が同じユーザでな
い可能性があることを考慮する必要があります。たとえば、現在のユーザの参照 {!User.<field_name>}
を指定の申請者の参照 {!ApprovalRequestingUser.<field_name>} に変更しなければならない場
合があります。
キャンペーン
• キャンペーンおよびキャンペーンメンバーの差し込み項目は、メールテンプレートでは使用できます
が、差し込み印刷テンプレートでは使用できません。
• キャンペーンメンバーの差し込み項目は、同じメールテンプレートの他のタイプの差し込み項目と一緒
には使用できません。たとえば、キャンペーンメンバーの差し込み項目を使用してメールテンプレート
を作成し、受信者の役職を含める場合、{!Lead.Title} または {!Contact.Title} の代わりに
{!CampaignMember.Title} を使用します。
ケース
メール-to-ケースまたはオンデマンドメール-to-ケースを有効化している場合、サポートエージェントがケー
スのメールに返信するために使用できるメールテンプレートを作成できます。これらのテンプレートには、
返信元のメールの情報を表示する差し込み項目を入れることができます。
接続ファインダ
カスタムメールテンプレートには調査 URL を含める必要があります。テンプレートの作成時に、
{!Contact.PartnerSurveyURL} が取引先の差し込み項目として使用可能です。
取引先責任者
取引先責任者の差し込み項目テンプレートは、リード向けのメールドキュメントの作成に使用できます。
同様に、リードテンプレートは、取引先責任者メールおよびドキュメントの作成に使用できます。
メモ: 標準項目は、リードまたは取引先責任者向けのメールの作成に使用できます。
商談
商談品目の差し込み項目は、商品を有効にしている組織でのみ使用可能で、差し込み印刷テンプレートで
は使用できますが、メールテンプレートでは使用できません。
ワークフロー
メールテンプレートのユーザレコードの差し込み項目を使用する場合、次の差し込み項目の種別から選択
します。
• ユーザの項目 — これらの差し込み項目は、送信ユーザを表すために使用します。{!User.field_name}
という名前の差し込み項目では、ワークフロールールをトリガしたレコードを作成または更新したユー
ザのユーザレコードの値が返されます。
• ワークフロー対象ユーザ項目 — これらの差し込み項目は、ユーザオブジェクトのワークフロールール
のメールテンプレートでのみ使用します。{!Target_User.field_name} という名前の差し込み項目
366
販売ツールの設定および管理
差し込み印刷テンプレートの使用
では、ワークフロールールをトリガするために作成または更新されたユーザレコードの値が返されま
す。
このリリースには、User オブジェクトのワークフローのベータバージョンが含まれています。本番品質で
はありますが、既知の制限があります。フィードバックや提案を送信する場合は、「IdeaExchange」に移動
してください。
Visualforce メールテンプレートの差し込み項目
差し込み項目は、メールテンプレート、メールの差し込みテンプレート、カス
タムリンク、またはレコードの値を投入する数式を入力できる項目です。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
構文および書式設定
Visualforce メールテンプレートの差し込み項目は、数式と同じ表現の言語を使用
します。
使用可能なエディション:
Contact Manager Edition、
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
一括メール送信が使用不
可能なエディション:
Personal Edition、Contact
Manager Edition、および
Group Edition
{!Object_Name.Field_Name}
たとえば、メールテンプレートを Hello, {!Contact.FirstName} から開始できます。このテンプレートを
送信すると、各受信者が受信したメールには差し込み項目の代わりに受信者の名前が表示されます。受信者の
名前が John である場合、メールを開くと Hello, John! と表示されています。
ヒント
• Visualforceメールテンプレートを使用して一括メール送信はできません。{!Receiving_User.field_name}
と {!Sending_User.field_name} は一括メールに使用され、Visualforce メールテンプレートには使用でき
ません。
• 受信者または関連オブジェクトの言語に基づいて Visualforce メールテンプレートを翻訳するには、
<messaging:emailTemplate> タグの言語属性を使用します。有効な値は、Salesforce がサポートする言語
キー (英語 (US) を示す「en-us」など) です。言語属性は、メールテンプレートの recipientType および
367
販売ツールの設定および管理
差し込み印刷テンプレートの使用
relatedToType 属性の差し込み項目を受け取ります。差し込み項目で使用するカスタム言語項目を作成
します。メールテンプレートの翻訳には、トランスレーションワークベンチが必要です。
関連トピック:
Visualforce メールテンプレートの作成
差し込み印刷テンプレートの差し込み項目
差し込み項目は、メールテンプレート、メールの差し込みテンプレート、カス
タムリンク、またはレコードの値を投入する数式を入力できる項目です。
エディション
構文および書式設定
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
差し込み印刷テンプレートは、ドキュメントをデスクトップからSalesforceにアッ
プロードして作成します。これらの差し込み項目の構文は、OBJECT_FIELD_NAME
または FIELD_NAME です。差し込み印刷テンプレートの差し込み項目は、次の
条件を満たす必要があります。
• 一意である
使用可能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
• 文字、数字、アンダースコア (_) 文字のみが含まれている
• 40 文字以下である
例: AccountNumber 確実に正しい構文を使用するには、Connect for Office を使用して差し込み項目を差し込み印
刷テンプレートに挿入します。
他の機能との互換性
• 商談の差し込み印刷では、取引先責任者の差し込み項目を使用して、関連する取引先責任者についての付
加的な情報を差し込むことができます。
• 商談に関する製品の差し込み項目は、有効な製品を所有している組織のみが使用できます。
• 承認プロセスの差し込み項目は、メールテンプレートでは使用できますが、差し込み印刷テンプレートで
は使用できません。
• キャンペーンおよびキャンペーンメンバーの差し込み項目は、差込印刷テンプレートでは使用できません。
ヒント
取引先責任者の差し込み項目テンプレートは、リード向けの差し込み印刷ドキュメントの作成に使用できま
す。同様に、リードテンプレートは、取引先責任者のドキュメントの作成に使用できます。
メモ: 標準項目は、リードまたは取引先責任者対する差し込み印刷ドキュメントの作成に使用できます。
368
販売ツールの設定および管理
差し込み印刷テンプレートの使用
Visualforce メールテンプレートのバージョン設定の管理
下位互換性を持たせるため、各 Visualforce メールテンプレートは特定のバージョ
ンの Visualforce および API のバージョン設定で保存されます。Visualforce メールテ
ンプレートがインストール済みの管理パッケージを参照する場合、Visualforce コ
ンポーネントが参照する各管理パッケージのバージョン設定も同時に保存され
ます。そのため、Visualforce、API、および管理パッケージのコンポーネントが次
のバージョンにアップグレードされても、Visualforce メールテンプレートは、特
定の、既知の動作のバージョンにこれまでどおりバインドされます。
パッケージバージョンは、パッケージでアップロードされる一連のコンポーネ
ントを特定する番号です。バージョン番号の形式は
majorNumber.minorNumber.patchNumber (例: 2.1.3) です。メジャー番号とマ
イナー番号は、メジャーリリース時に選択した値に増えます。patchNumber
は、パッチリリースにのみ生成および更新されます。公開者は、パッケージバー
ジョンを使用して、パッケージを使用する既存の連携に影響を与えることなく
後続のパッケージバージョンをリリースすることにより、管理パッケージのコ
ンポーネントを発展させることができます。
既存の Visualforce メールテンプレートに Salesforce API および Visualforce のバージョ
ンを設定する手順は、次のとおりです。
1. 次のいずれかの操作を実行します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Contact Manager Edition、
Group Edition、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
一括メール送信が使用不
可能なエディション:
Personal Edition、Contact
Manager Edition、および
Group Edition
ユーザ権限
• 公開テンプレートの編集権限がある場合は、[設定] から [クイック検索]
ボックスに「メールテンプレート」と入力し、[メールテンプレート] を選
択します。
• 公開テンプレートを編集する権限がない場合は、個人設定に移動します。
[クイック検索] ボックスに「テンプレート」と入力し、[メールテンプレー
ト] または [私のテンプレート] の表示された方を選択します。
Visualforce メールテンプ
レートのバージョン設定
を行う
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
2. Visualforce メールテンプレートの [メールテンプレート名] をクリックします。
3. [テンプレートを編集] をクリックし、さらに [バージョン設定] をクリックします。
4. Salesforce API の[バージョン]を選択します。このバージョンは、このテンプレートで使用する Visualforce の
バージョンでもあります。
5. [保存] をクリックします。
Visualforce メールテンプレートのパッケージバージョンの設定を行う手順は、次のとおりです。
1. 次のいずれかの操作を実行します。
• 公開テンプレートの編集権限がある場合は、[設定] から [クイック検索] ボックスに「メールテンプレー
ト」と入力し、[メールテンプレート] を選択します。
• 公開テンプレートを編集する権限がない場合は、個人設定に移動します。[クイック検索] ボックスに
「テンプレート」と入力し、[メールテンプレート] または [私のテンプレート] の表示された方を選択し
ます。
2. Visualforce メールテンプレートの [メールテンプレート名] をクリックします。
3. [テンプレートを編集] をクリックし、さらに [バージョン設定] をクリックします。
369
販売ツールの設定および管理
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
4. Visualforce メールテンプレートから参照される各管理パッケージの [バージョン] を選択します。管理パッ
ケージのこのバージョンは、管理パッケージのより新しいバージョンがインストールされても、バージョ
ン設定を手動で更新しない限り、Visualforce メールテンプレートで引き続き使用されます。インストール済
み管理パッケージを設定リストに追加するには、使用可能なパッケージのリストからパッケージを選択し
ます。リストは、Visualforceメールテンプレートにまだ関連付けられていないインストール済み管理パッケー
ジがある場合にのみ表示されます。
5. [保存] をクリックします。
パッケージバージョン設定を使用する場合は、次のことに注意してください。
• 管理パッケージのバージョンを指定せずに、管理パッケージを参照する Visualforce メールテンプレートを保
存する場合、Visualforce メールテンプレートは、デフォルトで、管理パッケージの最新のインストールバー
ジョンに関連付けられます。
• パッケージを Visualforce メールテンプレートで参照している場合は、Visualforce メールテンプレートのバー
ジョン設定は [削除] できません。
関連トピック:
Visualforce メールテンプレートの作成
HTML メールテンプレートの作成
カスタム HTML メールテンプレートの作成
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
Exchange Sync の管理 (ベータ)
Exchange Sync (ベータ) による Microsoft® 項目の同期
Microsoft® Exchange サーバと Salesforce 間で、ソフトウェアのインストールおよび保
守を行わずに、ユーザが取引先責任者や行動を同期できるようにします。
エディション
メモ: Exchange Sync は現在ベータ機能として使用可能です。機能の品質は高
いですが、既知の制限があります。会社でこの機能を設定するには、
『Exchange Sync Implementation Guide』を参照してください。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience の両方
会社のメールシステムと Salesforce 間でユーザの取引先責任者と行動を同期する
ように設定すると、2 つのシステムで作業を重複する必要がなくなるため、ユー
ザの生産性が高まります。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザが取引先責任者と行動の両方を同期するかどうかは、Salesforce の同期設
定で定義します。また、ユーザのレコードを Exchange サーバと Salesforce 間の双
方向で同期するか、一方向で同期するかも定義できます。
ユーザは、作成および管理するレコードを、自分のデスクまたはモバイルデバイスのいずれかで同期できま
す。
370
販売ツールの設定および管理
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
現時点で、Exchange Sync は次のことを実行しません。
• 定期的な行動の同期
• 行動に含まれる招待者の同期
• ユーザが 1 つのアクションで両システムからレコードを削除
ただし、ユーザは今までどおり手動で定期的な行動を更新したり、行動の招待者を追加したり、両システムか
らレコードを削除したりすることができます。
Exchange Sync のシステム要件
ユーザに Exchange Sync を使用した取引先責任者および行動の同期を設定する前
に、Microsoft® Exchange ベースのサーバが次のシステム要件を満たしていることを
確認します。
必要なソフトウェア
有効化する設定
Exchange Server 2010 - Service Pack 3
• SSL 接続での Exchange Web サービス
(EWS)
Exchange Server 2013 - Service Pack 1
Exchange Online、Office 365® - Enterprise
Edition
• Exchange 自動検出サービス
• 基本認証
371
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience の両方
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
販売ツールの設定および管理
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
Exchange Sync の設定の全体像の把握
組織に Exchange Sync を設定して、ユーザが会社の Microsoft® Exchange サーバと
Salesforce 間で取引先責任者および行動を同期できるようにします。Exchange サー
バと Salesforce の両方で、システムが通信するよう準備するいくつかの手順を実
行します。
組織に Exchange Sync を設定するには、次の手順を実行します。
1. いくつかの設定を有効にして、Exchange Sync の Exchange サーバを準備します。
2. Exchange サービスアカウントを設定して、サーバが Exchange Sync と通信でき
るようにします。
3. Exchange Sync パラメータを使用して Microsoft® Remote Connectivity Analyzer を実行
し、Exchange サーバを正しく設定しているかどうかテストします。
4. Exchange Sync を有効にし、Salesforce にサービスアカウントのログイン情報を
入力して、Salesforce が Exchange と通信するように設定します。
5. 同期の対象外にするカレンダーの行動を管理するようユーザに指示します。
6. Exchange Sync 設定でユーザの同期設定を定義します。
7. メール情報を同期の対象にする取引先責任者を管理するようユーザに指示し
ます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience の両方
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
Exchange サーバが
Salesforce と通信するよう
に準備する
• 会社の Microsoft®
Exchange サーバへの管
理者アクセス権
関連トピック:
Exchange Sync (ベータ) による Microsoft® 項目の同期
https://success.salesforce.com/_ui/core/chatter/groups/GroupProfilePage?g=0F9300000009M90CAE
Exchange Sync 用の Microsoft® Exchange サーバの準備
Exchange Sync を設定する最初のステップは、Exchange Web サービス、Exchange 自
動検出サービス、基本認証など、いくつかの設定を Exchange サーバで有効にす
ることです。
次の手順は、会社で使用する Microsoft® Exchange のバージョンによって異なりま
す。詳細は、Microsoft のサポート Web サイトにアクセスしてここで示すキーワー
ドを検索し、ご使用の Exchange バージョンの手順に従ってください。
Exchange サーバで、次の手順を実行します。
1. SSL 接続で Exchange Web サービス (EWS) を有効にします。
• Salesforce が承認したいずれかの証明機関の署名証明書が Exchange サーバに
あることを確認します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience の両方
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
• 組織でファイアウォールが設定されている場合は、ポート 80 および 443
を経由した Exchange クライアントアクセスサーバへの受信接続を許可します。
2. Exchange 自動検出サービスを有効にします。
3. 基本認証を有効にします。その他の認証方法を有効にすることもできますが、Exchange Sync では基本認証を
実行する必要があります。
372
販売ツールの設定および管理
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
これで、Exchange サービスアカウントを設定する準備ができました。
Exchange Sync と通信する Microsoft® Exchange サービスアカウントの設定
Exchange サーバの Exchange Web サービスおよび Exchange 自動検出サービスを有効
にした後、各 Exchange Sync ユーザのメールボックスに対する偽装権限のあるサー
ビスアカウントを作成します。
Exchange サービスアカウントを設定する前に、Exchange Sync を設定する Exchange
サーバの適切な設定が有効になっていることを確認します。
Exchange サービスアカウントを設定するには、Exchange サーバで次の手順を実行
します。
デモを見る:
•
Set Up an Exchange Sync Service Account from the Exchange Admin Center (Exchange
管理センターからの Exchange Sync サービスアカウントの設定)
•
Set Up an Exchange Sync Service Account at the Command Line (コマンドラインか
らの Exchange Sync サービスアカウントの設定)
メモ: さらなるサポートが必要な場合は、Microsoft® のサポート Web サイト
にアクセスして、ここに記載されているキーワードを検索し、使用してい
る Exchange バージョン向けの説明に従ってください。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience の両方
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
サービスアカウントを設
定して Exchange Sync と通
信する
• 会社の Exchange サー
バへの管理者アクセス
権
1. Exchange ユーザを作成し、メールボックスがサービスアカウントとして機能
するようにします。このメールボックスのメールアドレスを使用して、サー
ビスアカウントに Exchange の偽装を設定します。
2. Exchange 管理シェルに、Exchange の使用しているバージョンに対するサービスアカウントの偽装を有効にす
るコマンドを入力します。パイプラインエラーメッセージを受信した場合は、サーバが要求を処理するま
で数分間待機してから、コマンドを再入力します。
• Exchange 2010 または 2013 を使用している場合は、次の手順を実行します。
a. すべてのクライアントアクセスサーバで、ms-Exch-EPI-Impersonation の Active Directory 拡張権限を
有効にします。
Get-ExchangeServer | where {$_IsClientAccessServer -eq $TRUE} | ForEach-Object
{Add-ADPermission -Identity $_.distinguishedname -User (Get-User -Identity
<EnterExchangeSyncServiceAccountEmailAddress> | select-object).identity
-extendedRight ms-Exch-EPI-Impersonation}
b. ms-Exch-EPI-May-Impersonate の Active Directory 拡張権限を有効にして、サービスアカウントが
Exchange サーバのすべてのアカウントを偽装できるようにします。後から検索条件を設定して、サービ
スアカウントが Salesforce と同期させるユーザを制限できます。
Get-MailboxDatabase | ForEach-Object {Add-ADPermission -Identity $_.distinguishedname
-User <EnterExchangeSyncServiceAccountAddress> -ExtendedRights
ms-Exch-EPI-May-Impersonate}
• Microsoft Office 365™ が提供する Exchange Online を使用している場合は、次の手順を実行します。
373
販売ツールの設定および管理
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
a. Exchange サーバのカスタマイズを有効にします。
Enable-OrganizationCustomization
3. Exchange 管理シェルに次のコマンドを入力して、Exchange Sync と同期させるユーザのグループを偽装する
サービスアカウントを設定します。
a. 管理範囲を作成して、Exchange Sync と同期させる Exchange ユーザをグループ化する検索条件を定義しま
す。たとえば、営業担当者のみを同期して、営業担当者全員の Exchange メールボックスの絞り込み可能
プロパティ Department に Sales という同じ値を設定する場合は、<ChooseRecipientFilter> の
代わりに「Department -eq 'Sales'」と入力します。
New-ManagementScope -Name:<ChooseExchangeSyncScopeName>
-RecipientRestrictionFilter:{<ChooseRecipientFilter>}
b. サービスアカウントの偽装を、管理範囲で定義されたユーザに限定する管理ロールの割り当てを作成し
ます。
New-ManagementRoleAssignment -Name:<ChooseExchangeSyncRoleAssignmentName>
-Role:ApplicationImpersonation -User:<EnterExchangeSyncServiceAccountAddress>
-CustomRecipientWriteScope:<EnterExchangeSyncScopeName>
サービスアカウントを設定したら、Exchange Sync パラメータを使用して Microsoft® Remote Connectivity Analyzer を実
行し、Exchange Sync の サーバを設定していることを確認します。これらの操作を完了後、Exchange サーバが変
更を処理するまで数分間待機することをお勧めします。待機しない場合、正しい設定を行っても Remote Connectivity
Analyzer のテスト概要に失敗と表示されることがあります。
Exchange Sync パラメータを使用した Microsoft® Remote Connectivity Analyzer の実行
Exchange Sync ユーザが各自の項目を同期できない場合は、Remote Connectivity Analyzer
を実行して、Exchange 管理者がサーバを正しく設定していることを確認します。
Remote Connectivity Analyzer は、接続をテストして設定の問題をトラブルシューティ
ングする Microsoft® の無料の Web ベースツールです。
Remote Connectivity Analyzer を実行する前に、Exchange サーバの適切な設定が有効
になっていることを確認して、Exchange サービスアカウントを設定します。これ
らの操作を完了後、Exchange サーバが変更を処理するまで数分間待機することを
お勧めします。待機しない場合、正しい設定を行っても Remote Connectivity Analyzer
のテスト概要に失敗と表示されることがあります。
1. Microsoft の Web サイトにアクセスして、Remote Connectivity Analyzer を検索しま
す。
2. [Exchange サーバ] タブで、[サービスアカウントのアクセス権 (開発者)] を
選択します。
3. [次へ] をクリックします。
4. テスト項目に入力します。
374
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience の両方
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
テストの実行に必要なパ
ラメータを取得する
• 会社の Microsoft®
Exchange サーバへの管
理者アクセス権
販売ツールの設定および管理
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
テスト項目
入力するパラメータ
対象メールボックスのメールアドレス
同期接続をテストする Exchange Sync ユーザの Exchange
のメールアドレス
サービスアカウントのユーザ名 (ドメイン\ユーザ名
Exchange Sync に設定したサービスアカウントのドメ
イン/ユーザ名または UPN
または UPN)
Exchange Sync に設定したサービスアカウントのパス
ワード
サービスアカウントのパスワード
5. [サーバ設定を検出するために Autodiscover を使用] を選択します。
6. [定義済みのフォルダをテスト] を選択します。
7. このユーザの取引先責任者の同期接続をテストする場合は [取引先責任者]、このユーザの行動の同期接続
をテストする場合は [カレンダー] を選択します。
8. [Exchange Impersonation を使用] をオンにします。
9. [擬似ユーザ] 項目で、[対象メールボックスのメールアドレス] に指定したものと同じ Exchange のメールア
ドレスを入力します。
10. [擬似ユーザの ID] で [SMTP アドレス] を選択します。
11. [有効なアカウントのログイン情報を使用する必要があることを理解し同意します...] の承認のチェックボッ
クスをオンにします。
12. アナライザーの確認コードを入力して、[確認] をクリックします。
13. ページの上部で、[テストを実行] をクリックします。
テストの所要時間は通常 30 秒未満です。テストが完了するとアナライザーに、指定した Exchange ユーザの
同期接続の評価の概要が表示されます。
14. テスト結果に基づいて対応策を実施します。
• テストの概要に「Connectivity Test Successful (接続テストに成功しました)」または「Connectivity Test Successful
with Warnings (接続テストは成功しましたが警告が発生しました)」が表示された場合は、サービスアカウ
ントが正しく設定されている可能性が高く、Salesforceにサービスアカウントのログイン情報を入力でき
る状態です。
• テストの概要に「Connectivity Test Failed (接続テストに失敗しました)」が表示された場合は、テストの詳
細を確認して、設定の問題をトラブルシューティングします。必要に応じて、Exchange Sync を正しく設
定する方法の説明に戻ります。
• Exchange Sync を依然として設定できない場合、または設定を正常に完了したのにユーザが引き続きレコー
ドを同期できない場合は、再度テストを実行して、テストの詳細を HTML 形式で保存します。ケースを
登録する必要がある場合は、この詳細をSalesforceカスタマーサポートに提供して設定の評価を依頼でき
ます。
375
販売ツールの設定および管理
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
Microsoft® Exchange と通信するための Salesforce の設定
リモート接続アナライザーを実行したら、Salesforce にログインし、Exchange Sync
を有効にして、Exchange で作成したサービスアカウントのログイン情報を入力し
ます。この作業により、Exchange と Salesforce 間で通信できるようになります。
1. Salesforce の [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Exchange Sync」と入
力し、[Exchange Sync の設定] を選択します。
2. [Exchange Sync の有効化] で、[編集] をクリックします。
エディション
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
3. [Exchange Sync の有効化] をオンにして、[保存] をクリックします。
4. Exchange で作成したサービスアカウントのユーザ名 (会社のドメインおよび最
上位レベルドメインを含む) を入力します。たとえば、ユーザアカウントの
メールボックスとして動作する svcacct という Exchange ユーザを作成した
場合、会社のドメイン名が yourcompany、会社の最上位レベルドメインが
.com だとすると、次のいずれかの形式のユーザ名を入力します。
ユーザ権限
Salesforce で Exchange Sync
設定にアクセスする
• 「設定・定義を参照す
る」
• [email protected]
• yourcompany.com\svcacct
会社のネットワーク設定によっては、Exchange Sync を正常に設定するために両方の形式をテストする必要が
生じる場合があります。
5. サービスアカウントのパスワードを入力します。
6. [保存] をクリックします。
次に、同期しない行動を選択する時期になったことをユーザに示します。
カレンダーの行動を Salesforce と同期しないようにする方法についてのユーザへの指示
Exchange Sync ユーザに、Salesforce と同期する必要がない Exchange のカレンダーの
行動を選択するように通知します。ユーザを Exchange Sync 設定に追加して同期
プロセスを開始する前に、対象外の行動をユーザが選択しておくことをお勧め
します。
ユーザの行動をSalesforceから Exchange にのみ同期するよう設定している場合は、
このステップを省略して、ユーザの同期設定の定義を開始できます。
ユーザがカレンダーの一部の行動 (個人的な行動など) を Salesforce と同期したく
ないことがあります。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience の両方
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
次のステップでは、Exchange Sync 設定でユーザの同期設定を定義し、ユーザの項
目の同期が開始されるようにします。その時点で、ユーザの行動を Exchange か
ら Salesforce に同期する、または双方向に同期するよう設定している場合、ここ
で行動を管理するようユーザに指示しておかなければ、ユーザのすべての行動が自動的にSalesforceと同期され
ます。
ユーザに、各自のカレンダーアプリケーションで一部の行動に非公開オプションを割り当てれば、それらの行
動が Exchange から Salesforce への同期の対象外になることを知らせてください。
同期が開始される前にユーザが行動に非公開オプションを割り当てていない場合、ユーザが行動をSalesforceか
ら削除できますが、これらの行動を手動で削除する必要が生じます。
376
販売ツールの設定および管理
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
同期の対象外にする行動にユーザが非公開オプションを割り当てたことが確認できている場合は、ユーザの同
期設定を定義して同期プロセスを開始することができます。
Exchange Sync ユーザの同期設定の定義
ユーザが Salesforce と同期させる行動を準備したら、Exchange Sync 設定で一連の
ユーザの同期設定を定義します。このステップは、ユーザの同期プロセスの出
発点です。
Exchange Sync 設定の同期設定を定義する前に、Exchange 管理者が Exchange Sync パ
ラメータを使用して Microsoft® Remote Connectivity Analyzer を実行していることを確
認します。
同期設定を定義することで、どのユーザが取引先責任者および行動を同期でき
るかを制御できます。また、ユーザが同期する方向を制御したり、同期の対象
を一定のレコードを絞り込む検索条件を作成したりすることができます。
1. Salesforce の [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Exchange Sync 設定」
と入力し、[Exchange Sync 設定] を選択します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience の両方
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
Salesforce で Exchange Sync
設定にアクセスする
• 「設定・定義を参照す
る」
Exchange Sync 設定を作
成、編集、または削除す
る
• 「メールクライアント
設定の管理」
2. [新規 Exchange 設定] をクリックします。
3. 設定の名前を入力します。たとえば、特定の地域のユーザの設定を作成している場合は、その一意の名前
を入力して、[有効] を選択します。
377
販売ツールの設定および管理
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
4. ユーザおよびプロファイルをこの設定に割り当てます。
5. ユーザの取引先責任者の同期方向を指定します。
6. Salesforce と Exchange 間で取引先責任者の項目の対応付けを変更する必要がある場合は、[項目の対応付けの
編集] をクリックします。
7. ユーザの行動の同期方向を指定します。
8. Salesforce と Exchange 間で行動の項目の対応付けを変更する必要がある場合は、[項目の対応付けの編集] をク
リックします。
9. [保存] をクリックします
378
販売ツールの設定および管理
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
10. 検索条件を設定して、ユーザが同期できる取引先責任者を指定します。検索条件は、ユーザのレコード所
有権に基づいて設定する必要があります。次の点について選択します。
• ユーザが同期する取引先責任者をユーザが所有する取引先責任者に制限する場合は、[選択された取引
先責任者] を選択してから [ユーザのレコード] を選択します。必ずこれらの設定の両方を選択します。
両方とも選択していないと、この設定のユーザの取引先責任者が同期されません。
• ユーザが Salesforce で表示可能なすべての取引先責任者を同期できるようにする場合は、[すべての取引
先責任者] を選択します。
必要に応じて、追加の同期検索条件を設定します。たとえば、ユーザのテリトリー外の取引先責任者が同
期されないように、ユーザの取引先責任者レコードの特定の項目に同期検索条件を作成します。取引先責
任者の検索条件は、Exchange から Salesforce に同期する取引先責任者には適用されません。
11. ユーザが Salesforce から Exchange に同期できる特定の行動を指定します ユーザが同期できる行動を次のタイ
ムフレームに制限する検索条件を >= 項目に入力します。
• 今日: 今日または今日以降終了する行動を同期します。開始時刻は、午前 12:00 です。
• 先月: 先月の初日または初日以降に終了する行動を同期します。
• 過去 N 日間: 過去 30 日間など、指定の日数の間、またはそれ以降に終了する行動のみを同期します。
最大 180 日前に終了した行動を同期できます。
12. [保存] をクリックします
この Exchange Sync 設定のユーザの取引先責任者および行動の同期が開始されます。
379
販売ツールの設定および管理
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
これで、ユーザにSalesforceと同期させる取引先責任者のメールアドレスを選択して、メールアプリケーション
の Salesforce_Sync フォルダに移動するように通知できます。
関連トピック:
Exchange Sync による Salesforce for Outlook との同期の競合の対処方法
Salesforce 組織間でデータの同期を回避する方法は?
取引先責任者のメール情報を Salesforce と同期させる方法についてのユーザへの指示
Exchange Sync ユーザに、Salesforce と同期させる Exchange の取引先責任者のメール
情報を管理するように通知します。
エディション
ユーザが取引先責任者を Salesforce から Exchange にのみ同期するよう設定してい
る場合は、ユーザの取引先責任者および行動がすでに同期しているため、この
ステップを省略できます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience の両方
ユーザを Exchange Sync 設定に追加して同期設定を定義し、この設定を有効にす
ると、Exchange Sync で、各ユーザのメールアカウントの取引先責任者ディレクト
リに Salesforce_Sync というフォルダがサブディレクトリとして作成されます。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
取引先責任者を Exchange から Salesforce に同期しているユーザまたは双方向に同
期しているユーザは、Salesforce と同期させる取引先責任者のメールアドレスを
選択して Salesforce_Sync フォルダに移動します。
この時点で取引先責任者を Salesforce_Sync フォルダに移動するようにユーザに指示します。
380
販売ツールの設定および管理
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
Exchange Sync ユーザの管理
Exchange Sync 設定へのユーザの割り当て
Exchange Sync ユーザの取引先責任者および行動を同期させるには、Exchange Sync
設定にユーザを追加する必要があります。Salesforce では、個々のユーザを追加
するか、ユーザプロファイルを使用して複数のユーザを追加することができま
す。
ユーザのレコードがすでに別の設定に含まれている場合は、Exchange Sync 設定に
ユーザを割り当てる前に、そうしたレコードをどのように同期させるかを検討
します。
• あるユーザを 2 つの Exchange Sync 設定に割り当てると、そのユーザは最初の
設定から自動的に削除され、新しい設定に割り当てられます。
• ユーザを 2 つの Exchange Sync 設定のどちらにも個々のユーザとしてプロファ
イルを使用して割り当てた場合は、いずれの設定からもユーザが削除されま
せんが、ユーザのレコードがユーザを個別にリストする設定に従って同期さ
れます。
• ユーザを 1 つの Exchange Sync 設定と 1 つの設定に割り当てた場合は、どちら
の設定からもユーザが削除されませんが、ユーザのレコードが Exchange Sync
設定に従って同期されます。
次回 Exchange Sync で同期サイクルが実行されたときに、システム管理者が作成、
追加、または削除した割り当てをユーザが確認します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience の両方
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
設定を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
設定を作成、編集、また
は削除する
• 「メールクライアント
設定の管理」
Exchange Sync にユーザを割り当てる手順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Exchange Sync 設定」と入力し、
[Exchange Sync 設定] を選択します。
2. 既存の Exchange Sync 設定を変更する場合は、変更する設定の横にある [編集] をクリックします。変更しな
い場合は、[新規 Exchange 設定] をクリックして、必須項目に入力します。
3. [ユーザとプロファイルの割り当て] セクションの、[検索] ドロップダウンリストで [プロファイル] または
[ユーザ] のいずれかを選択します。
4. 追加するメンバーが見つからない場合は、検索ボックスにキーワードを入力し、[検索]をクリックします。
5. [選択可能なユーザ] ボックスからメンバーを選択し、[追加]をクリックすると、そのメンバーがグループに
追加されます。選択可能なすべてのユーザがこの設定に割り当てられている場合は、[ユーザ] リストを空
白にして、プロファイルのみを割り当てることができます。
6. メンバーを削除するには、それらのメンバーを選択して [削除] をクリックします。
7. [保存] をクリックします
関連トピック:
Exchange Sync による Salesforce for Outlook との同期の競合の対処方法
Salesforce 組織間でデータの同期を回避する方法は?
381
販売ツールの設定および管理
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
Salesforce 組織間でデータの同期を回避する方法は?
会社が複数の Salesforce 組織で Exchange Sync を使用している場合は、Exchange Sync
設定がどのように行われているかに注意して組織間でデータが確実に分離され
るようにします。
次のいずれかの場合は、複数の組織を使用しています。
• 本番組織で機能を設定する前に、Sandbox 組織で新機能をテストする。
• 会社の異なる部門に対して別個の Salesforce 組織を維持する。
Exchange Sync によりSalesforce組織間で取引先責任者と行動が同期されないように
するには、複数の組織で同じユーザを Exchange Sync 設定に追加しないようにし
ます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience の両方
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
Salesforce 組織間でのデータの同期を回避するため、Exchange Sync 設定を無効とし
てマークすることはお勧めしません。設定を無効としてマークするとユーザデー
タの同期は回避できますが、そのユーザが複数の Exchange Sync 設定に含まれていることを忘れて、後で設定を
有効としてマークする危険性があります。
例: Exchange Sync 機能を Sandbox 組織でテストしており、Marianne Schumacher というユーザを Sandbox 組織の
Exchange Sync 設定に追加します。Marianne の Exchange Sync 機能の設定に問題がないため、そのユーザを本
番組織の Exchange Sync 設定に追加する準備が整いました。
Marianne を本番組織の Exchange Sync 設定に追加する前に、Sandbox 組織の設定から削除します。この削除を
行わないと、Marianne のメールアプリケーション、Sandbox 組織、および本番組織間で取引先責任者と行
動を Exchange Sync で同期でき、テストデータと本番データがこれら 3 つのデータソースで保存されること
になります。
Exchange Sync ユーザの同期の問題の修正
Exchange Sync ユーザの Microsoft® Exchange と Salesforce の間の同期で問題が発生した
場合、ユーザの同期状況をチェックするか、Exchange Sync エラーレポートを実行
して、同期の問題をトラブルシューティングできます。見つかった同期の問題
をユーザが解決できない場合は、ユーザに代わって同期プロセスをリセットで
きます。
エディション
• Exchange Sync ユーザの同期状況の確認
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
• Exchange Sync エラーレポートの作成と実行
• Exchange Sync ユーザの同期のリセット
382
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience の両方
販売ツールの設定および管理
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
Exchange Sync ユーザの同期状況の確認
ユーザが同期できない場合は、ユーザの同期状況および Exchange Sync 設定の同
期状況を確認して、同期に失敗する場所を調べることができます。
エディション
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Exchange Sync の状況」と入力
し、[Exchange Sync の状況] を選択します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience の両方
2. 同期状況を確認するユーザの名前を入力し、[状況の確認]をクリックします。
そのユーザの同期状況が表示されます。
同期状況の解釈または同期問題の修正に関する推奨事項については、「Exchange
Sync の状況」を参照してください。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
関連トピック:
ユーザ権限
ユーザの同期をリセットする必要がある場合もあります。
Exchange Sync エラーレポートの作成と実行
Exchange Sync 状況にアク
セスする
• 「設定・定義を参照す
る」
Exchange Sync ユーザの同期のリセット
Exchange Sync エラーレポートの作成と実行
Exchange Sync ユーザが同期できない場合は、エラーレポートを作成および実行し
て、組織で同期に失敗する理由と、どのユーザに対して失敗するかを調べるこ
とができます。レポート詳細には、同期問題のトラブルシューティングに役立
つ提案が示されます。
まず、Salesforceで設定された Exchange Sync エラーレポートカスタムオブジェクト
を使用して、カスタムレポートタイプを作成します。次に、Exchange Sync エラー
レポートを作成します。最後に、レポートを実行して、ユーザが直面している
同期エラーの解決に役立てます。
1. カスタムレポートタイプを作成します。[主オブジェクト] を
[ExchangeSyncError] に設定します。
2. Exchange Sync エラーレポートを作成します。[レポート] タブから、[新規レポー
ト] をクリックします。[レポートタイプ] をステップ 1 で作成した Exchange
Sync レポートタイプに設定し、[作成] をクリックします。
3. Exchange Sync エラーレポートを保存し、実行します。保存されていないレポー
トで [保存] をクリックし、必須項目を入力し、[レポートを保存して実行] を
クリックします。
組織で検出された同期エラーのリストが生成されるか、同期エラーをレポー
トで特定できない場合は「総計 (0 レコード)」と表示されます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience の両方
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
カスタムレポートタイプ
を作成または更新する
• 「カスタムレポートタ
イプの管理」
レポートを作成、編集、
および削除する
• 「レポートの作成とカ
スタマイズ」
および
「レポートビルダー」
383
販売ツールの設定および管理
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
レポートでエラーを特定できず、ユーザが引き続き同期できない場合は、Salesforceにお問い合わせください。
関連トピック:
Exchange Sync の状況
Exchange Sync ユーザの同期のリセット
ユーザの Microsoft Exchange と Salesforce 間の同期に問題が発生した場合は、ユーザ
の同期プロセスをリセットできます。このリセットプロセスでは、ユーザの
Exchange と Salesforce のレコード間の接続がクリアされ、その後復元されます。
同期プロセスをリセットしても、これらのレコードに保存されている情報に影
響はありません。
エディション
1. ユーザの Salesforce_Sync フォルダにユーザが Salesforce と同期したい取引
先責任者のみが含まれていること、およびユーザのカレンダーアプリケー
ションでユーザが同期したくない行動が [個人用] とマークされていること
を確認します。
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. Salesforce の [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Exchange Sync の状
況」と入力し、[Exchange Sync の状況] を選択します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience の両方
3. ユーザの名前を入力して、[同期のリセット] をクリックします。
次回の同期サイクル時に、Exchange Sync によって次のとおり同期されます。
• ユーザの Salesforce_Sync フォルダのすべての取引先責任者を Exchange から Salesforce に同期。ただ
し、ユーザの Exchange 設定で定義した検索条件に該当しない取引先責任者は除外されます。
384
販売ツールの設定および管理
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
• ユーザのカレンダーのすべての行動を Exchange から Salesforce に同期。ただし、ユーザの Exchange 設定で
定義した検索条件に該当しない行動、およびユーザが Exchange で [個人用] とマークした行動は除外さ
れます。
Exchange Sync の状況
Exchange Sync の状況を理解しておくと、Salesforce の [Exchange Sync の状況] ページ
に表示される Exchange Sync のエラーの評価や修正に役立ちます。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
システムの同期状況
表 4 : 設定の状況
条件
次の状況を指定
指定された Microsoft
Exchange サービスアカウ
ント:
サービスアカウントのユー サービスアカウントのロ
グイン情報を Salesforce に
ザ名
保存済みで、Exchange Sync
が有効なサービスアカウ
ントを認識しています。
この状況では必ずしも、
Exchange Sync を使用して
同期するようサービスア
カウントが設定されてい
るわけではありません。
同期エラーが引き続き発
生する場合は、Microsoft®
のRemote Connectivity
Analyzer ツールを使用して
接続をテストし、設定の
問題をトラブルシュー
ティングすることをお勧
めします。
なし
この状況の意味
Exchange Sync がサービス
アカウントのログイン情
報を保存できませんでし
た。サービスアカウント
の正しい ID とパスワード
を指定していること、お
よび Microsoft Exchange に有
効なサービスアカウント
を設定していることを確
認します。
385
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
販売ツールの設定および管理
条件
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
次の状況を指定
Salesforce が Microsoft Exchange サービ
スアカウントを認識:
この状況の意味
Exchange Sync が、指定したサービス
アカウントが有効であることを認
識しています。この状況では必ず
しも、Exchange Sync を使用して同期
するようサービスアカウントが設
定されているわけではありません。
同期エラーが引き続き発生する場
合は、Microsoft® のRemote Connectivity
Analyzer ツールを使用して接続をテ
ストし、設定の問題をトラブル
シューティングすることをお勧め
します。
Exchange Sync がサービスアカウント
のログイン情報を認識できません
でした。Microsoft Exchange に有効な
サービスアカウントを設定してい
ることを確認します。
有効な Salesforce Exchange 設定のユー Exchange Sync ユーザの正確な数
ザ:
有効な Exchange 設定に、すべての
Exchange Sync ユーザが存在します。
Exchange Sync ユーザの不正確な数
有効な Exchange 設定に、一部の
Exchange Sync ユーザが存在しませ
ん。
0
有効な Exchange Sync 設定に、ユーザ
が 1 人も存在しません。
Microsoft Exchange と Salesforce のメー 期待どおりの Exchange Sync ユーザ数 ユーザの Microsoft Exchange メールア
ルアドレスがリンクされているユー
ドレスがすべて、対応するSalesforce
ザ:
メールアドレスに正しく対応付け
られています。
期待どおりでない Exchange Sync ユー ユーザの Microsoft Exchange メールア
ザ数
ドレスの一部が、対応するSalesforce
メールアドレスに正しく対応付け
られていません。Exchange と
Salesforceでユーザのアドレスを比較
して、一致していることを確認し
ます。
0
ユーザの Microsoft Exchange メールア
ドレスが 1 つも、対応する Salesforce
メールアドレスに対応付けられて
386
販売ツールの設定および管理
条件
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
次の状況を指定
この状況の意味
いません。Salesforce カスタマーサ
ポートにお問い合わせください。
表 5 : 取引先責任者の状況
条件
次の状況を指定
この状況の意味
最後の同期活動:
取引先責任者の同期時刻が過去数
分以内
この日時に組織で取引先責任者が
Exchange Sync と最後に同期されまし
た。一般に、Exchange Sync はレコー
ドを期待どおり同期しています。
この状況が表示されていて、個々
のユーザが依然として取引先責任
者が期待どおりに同期されないと
報告している場合は、Exchange サー
バまたは Exchange Sync 設定で、この
特定のユーザに関連する設定を確
認します。
取引先責任者の同期時刻が数時間
以内
この日時に組織で取引先責任者が
最後に同期されました。取引先責
任者を初めて同期するときは完了
までに数時間かかることがあるた
め、組織に Exchange Sync を最近設定
したものと思われます。組織で取
引先責任者を同期したのが初めて
ではない場合、この状況は組織で
の取引先責任者の同期に問題があ
ることを示している可能性があり
ます。今後 24 時間にわたって最後
の同期活動を監視し、同期が再開
されるかどうか確認します。
取引先責任者の同期時刻が過去の
日付
この日時に組織で取引先責任者が
最後に同期されました。24 時間以
内に組織で同期が再開されない場
合は、Exchange サービスアカウント
の正しいログイン情報を入力した
こと、Salesforceがサービスアカウン
トを認識したこと、および Microsoft
の Remote Connectivity Analyzer を使用
して Exchange サーバが Exchange Sync
と通信可能であることを検証済み
であることを確認します。接続が
387
販売ツールの設定および管理
条件
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
次の状況を指定
この状況の意味
確立されていることをアナライザー
が示している場合は、Salesforceカス
タマーサポートにご連絡ください。
過去 60 分間に同期されたレコード: 組織で過去 60 分間に同期された取 過去 60 分以内に、組織でこの数の
引先責任者の数
取引先責任者が最後に同期されま
した。
過去 60 分以内に、組織で取引先責
任者が 1 人も同期されていません。
今後 24 時間にわたってレコードの
同期活動を監視し、同期が再開さ
れるかどうか確認します。同期が
再開されない場合は、Microsoft の
Remote Connectivity Analyzer を使用し
て、Exchange サーバが Exchange Sync
と通信可能であることを確認しま
す。接続が確立されていることを
アナライザーが示している場合は、
Salesforceカスタマーサポートにご連
絡ください。
0
過去 24 時間に同期されたレコード: 過去 24 時間に組織で同期された取 過去 24 時間以内に、この数の取引
引先責任者の数
先責任者が最後に同期されました。
0
過去 60 分以内に、組織で取引先責
任者が 1 人も同期されていません。
Microsoft の Remote Connectivity Analyzer
を使用して、Exchange サーバが
Exchange Sync と通信可能であること
を確認します。接続が確立されて
いることをアナライザーが示して
いる場合は、Salesforceカスタマーサ
ポートにご連絡ください。
表 6 : 行動の状況
条件
次の状況を指定
この状況の意味
最後の同期活動:
行動の同期時刻が過去数分以内
この日時に組織で行動が Exchange
Sync と最後に同期されました。一般
に、Exchange Sync はレコードを期待
どおり同期しています。この状況
が表示されていて、個々のユーザ
が依然として行動が期待どおりに
388
販売ツールの設定および管理
条件
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
次の状況を指定
この状況の意味
同期されないと報告している場合
は、Exchange サーバまたは Exchange
Sync 設定で、この特定のユーザに関
連する設定を確認します。
行動の同期時刻が過去数時間以内
この日時に組織で行動が最後に同
期されました。行動を初めて同期
するときは完了までに数時間かか
ることがあるため、組織に Exchange
Sync を最近設定したものと思われま
す。組織で行動を同期したのが初
めてではない場合、この状況は組
織での行動の同期に問題があるこ
とを示している可能性があります。
今後 24 時間にわたって最後の同期
活動を監視し、同期が再開される
かどうか確認します。
行動の同期時刻が過去の日付
この日時に組織で行動が最後に同
期されました。24 時間以内または
それ以上経っても組織で同期が再
開されない場合は、Exchange サービ
スアカウントの正しいログイン情
報を入力したこと、Salesforceがサー
ビスアカウントを認識したこと、
および Microsoft の Remote Connectivity
Analyzer を使用して Exchange サーバ
が Exchange Sync と通信可能であるこ
とを検証済みであることを確認し
ます。接続が確立されていること
をアナライザーが示している場合
は、Salesforceカスタマーサポートに
ご連絡ください。
過去 60 分間に同期されたレコード: 過去 60 分間に組織で同期された行 過去 60 分以内に、組織でこの数の
動の数
行動が最後に同期されました。
0
過去 60 分以内に、組織で行動が 1
つも同期されていません。今後 24
時間にわたってレコードの同期活
動を監視し、同期が再開されるか
どうか確認します。同期が再開さ
れない場合は、Microsoft の Remote
Connectivity Analyzer を使用して、
Exchange サーバが Exchange Sync と通
389
販売ツールの設定および管理
条件
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
次の状況を指定
この状況の意味
信可能であることを確認します。
接続が確立されていることをアナ
ライザーが示している場合は、
Salesforceカスタマーサポートにご連
絡ください。
過去 24 時間に同期されたレコード: 過去 24 時間に組織で同期された取 過去 24 時間以内に、この数の取引
引先責任者の数
先責任者が最後に同期されました。
0
過去 60 分以内に、組織で行動が 1
つも同期されていません。Microsoft
の Remote Connectivity Analyzer を使用
して、Exchange サーバが Exchange
Sync と通信可能であることを確認し
ます。接続が確立されていること
をアナライザーが示している場合
は、Salesforceカスタマーサポートに
ご連絡ください。
ユーザの同期状況
表 7 : 設定の状況
条件
次の状況を指定
ユーザの有効な Exchange 設定への割
り当て:
この状況の意味
このユーザは、有効な Exchange Sync
設定で同期が設定されています。
このユーザは、有効な Exchange Sync
設定で同期が設定されていません。
Exchange サービスアカウントによる
ユーザの認識:
このユーザは、Exchange に設定した
サービスアカウントによって表さ
れ、Exchange Sync が Exchange サービ
スアカウントと通信できます。
このユーザは、Exchange に設定した
サービスアカウントによって表さ
れていないか、Exchange Sync が指定
した Exchange サービスアカウントと
通信できません。Exchange サービス
アカウントの設定を確認して、有
効なサービスアカウントを設定し
ていること、およびこのユーザを
正確に表していることを確認しま
す。
390
販売ツールの設定および管理
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
条件
次の状況を指定
この状況の意味
ユーザの同期のリセット状況
リセットの対象にマーク済み
このユーザの同期をリセットしま
したが、リセットが開始されてい
ません。リセット要求がシステム
のキューにあり、システムが使用
可能になったときにリセットが実
行されます。
リセット処理中
同期のリセットプロセスを処理中
です。リセットが完了すると、こ
のページに「ユーザの同期のリセッ
ト状況」が表示されなくなります。
表 8 : 取引先責任者の状況
条件
次の状況を指定
この状況の意味
Salesforce_Sync フォルダの検出:
このユーザのメールアカウントの
取引先責任者ディレクトリに
Salesforce_Sync フォルダが見つかり
ました。
Exchange Sync が、Exchange サーバで
Salesforce_Sync フォルダを検出でき
ないか、このユーザのフォルダを
自動的に作成できません。このユー
ザの Salesforce_Sync フォルダは、こ
のユーザのメールアカウントの取
引先責任者ディレクトリにサブディ
レクトリとして作成できます。
Salesforce と Exchange のメールアドレ
スのリンク:
このユーザの Microsoft Exchange メー
ルアドレスが、同ユーザのSalesforce
メールアドレスに正しく対応付け
られています。
このユーザの Microsoft Exchange メー
ルアドレスが、同ユーザのSalesforce
メールアドレスに正しく対応付け
られていません。このユーザの同
期をリセットします。
Salesforce から Exchange への同期状況: 未開始
このユーザの取引先責任者の
Salesforce から Exchange への同期が開
始されていません。
391
販売ツールの設定および管理
条件
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
次の状況を指定
この状況の意味
初回同期中
このユーザの取引先責任者を
Salesforce から Exchange に初めて同期
しています。この初回同期には数
時間かかることがあります。
初回同期の完了
このユーザの取引先責任者の
Salesforce から Exchange への初めての
同期が完了しました。
同期中
現在、このユーザの取引先責任者
を Salesforce から Exchange に同期し
ています。
同期済み
このユーザの取引先責任者の
Salesforce から Exchange への同期が完
了しました。
Exchange 設定の同期が未設定
このユーザは、有効な Exchange Sync
設定で、取引先責任者を Salesforce
から Exchange に同期するよう設定さ
れていません。
Exchange から Salesforce への同期状況: 未開始
このユーザの取引先責任者の
Exchange から Salesforce への同期はま
だ開始されていません。
初回同期中
このユーザの取引先責任者を
Exchange から Salesforce に初めて同期
しています。この初回同期には数
時間かかることがあります。
初回同期の完了
このユーザの取引先責任者の
Exchange から Salesforce への初めての
同期が完了しました。
同期中
このユーザの取引先責任者を
Exchange から Salesforce に同期してい
ます。
同期済み
このユーザの取引先責任者の
Exchange から Salesforce への同期が完
了しました。
Exchange 設定の同期が未設定
このユーザは、有効な Exchange Sync
設定で、取引先責任者を Exchange か
ら Salesforce に同期するよう設定さ
れていません。
392
販売ツールの設定および管理
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
条件
次の状況を指定
この状況の意味
同期済みのレコード
このユーザが同期している取引先
責任者数
このユーザは、この数の取引先責
任者を Exchange と Salesforce 間で同
期しています。このユーザの取引
先責任者が期待どおり同期されて
いる場合は、この数が、同ユーザ
の Salesforce_Sync フォルダの取引先
責任者数と一致します。
表 9 : 行動の状況
条件
次の状況を指定
カレンダーフォルダの検出:
この状況の意味
このユーザのメールアカウントで
カレンダーフォルダが検出されま
した。
Exchange Sync が、Exchange サーバで
ユーザのカレンダーフォルダを検
出できません。
Salesforce と Exchange のメールアドレ
スのリンク:
このユーザの Microsoft Exchange メー
ルアドレスが、同ユーザのSalesforce
メールアドレスに正しく対応付け
られています。
このユーザの Microsoft Exchange メー
ルアドレスが、同ユーザのSalesforce
メールアドレスに正しく対応付け
られていません。このユーザの同
期をリセットします。
Salesforce から Exchange への同期状況: 未開始
このユーザの行動の Salesforce から
Exchange への同期は開始されていま
せん。
初回同期中
このユーザの行動を Salesforce から
Exchange に初めて同期しています。
この初回同期には数時間かかるこ
とがあります。
初回同期の完了
このユーザの行動の Salesforce から
Exchange への初めての同期が完了し
ました。
同期中
現在、このユーザの行動をSalesforce
から Exchange に同期しています。
393
販売ツールの設定および管理
条件
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
次の状況を指定
この状況の意味
同期済み
このユーザの行動の Salesforce から
Exchange への同期が完了しました。
Exchange 設定の同期が未設定
このユーザは、有効な Exchange Sync
設定で、行動を Salesforce から
Exchange に同期するよう設定されて
いません。
Exchange から Salesforce への同期状況: 未開始
同期済みのレコード
このユーザの行動の Exchange から
Salesforceへの同期は開始されていま
せん。
初回同期中
このユーザの行動を Exchange から
Salesforceに初めて同期しています。
この初回同期には数時間かかるこ
とがあります。
初回同期の完了
このユーザの行動の Exchange から
Salesforceへの初めての同期が完了し
ました。
同期中
このユーザの行動を Exchange から
Salesforce に同期しています。
同期済み
このユーザの行動の Exchange から
Salesforceへの同期が完了しました。
Exchange 設定の同期が未設定
このユーザは、有効な Exchange Sync
設定で、行動を Exchange から
Salesforceに同期するよう設定されて
いません。
このユーザが同期している取引先
責任者数
このユーザはこの数の行動を
Exchange と Salesforce 間で同期してい
ます。このユーザが一部の行動の
同期に問題があると報告している
場合は、ユーザの Exchange Sync 設定
で行動の同期が期待どおりに設定
されていること、およびユーザが
行動に private オプションを割り
当てていないことを確認します。
また、この時点で Exchange Sync は終
日行動、定期的な行動、または行
動の招待者を同期しません。
394
販売ツールの設定および管理
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
Salesforce App for Outlook の管理
Salesforce App for Outlook の管理
チームメンバーが Microsoft® Outlook® Web App (OWA) または Outlook 2013 を Microsoft
Office 365™ と共に使用することで、営業チームは重要な商談の状況を常に把握で
きます。Salesforce App for Outlook では、チームメンバーが社内にいるか外出して
いるかに関わらず、Salesforceの取引先責任者の作成や、取引先責任者、リード、
取引先、個人取引先、商談、ケースの表示をすべて営業担当のメールアプリケー
ションから直接行うことで、営業をより効率的に管理できます。
Salesforce は営業チームに真のクラウドベースのメールインテグレーション環境
を提供するように取り組んでいます。初期の取り組みの結果が Salesforce App for
Outlook です。営業チームが OWA および Outlook 2013 メールで送受信者に関連する
Salesforce取引先責任者を作成し、営業関連のレコードを参照することで、Salesforce
のコンテンツにより近づくことができます。Salesforce サイドパネル (Salesforce コ
ンテンツを Outlook で使用可能にする非常に好評な Salesforce for Outlook 機能) を利
用したことがある場合は、今後の方向性がわかるかと思います。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
Salesforce App for Outlook を有効化して営業チームメンバーが簡単な設定手順を完了すると、チームメイトが OWA
および Outlook 2013 (1) でメールを選択してから Salesforce タブ (2) を選択するたびに、そのメールに関連する
Salesforceレコードが表示されます。その後チームメイトは取引先責任者、リード、ユーザだけでなく、関連取
引先、商談、ケースを 1 回のクリックまたはスワイプだけで表示できます (3)。
395
販売ツールの設定および管理
クラウドベースのメールインテグレーションの管理
Salesforce のレコードを Microsoft® Outlook® Web アプリケーションおよび Outlook 2013 で表
示する営業チームの設定
営業チームが Outlook Web アプリケーション (OWA) および Outlook 2013 から直接
Salesforce の取引先責任者を作成し、取引先責任者、リード、個人取引先、ユー
ザを関連取引先、商談、ケースと共に表示できるようにします。
1. Salesforce の [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Salesforce App for
Outlook の設定」と入力し、[Salesforce App for Outlookの設定] を選択しま
す。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
Salesforce App for Outlook
を有効にする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
2. [有効化] オプションを選択し、変更内容を保存します。
ホワイトリストおよび対応付けセクションが表示されたら、変更を加える必要はありません。
396
販売ツールの設定および管理
メールインテグレーション製品の選択
メールインテグレーション製品の選択
適切な Microsoft® メールインテグレーション製品の選択
Exchange Sync と Salesforce App for Outlook を搭載した最新のメールインテグレーショ
ン製品 Email Connect の導入に伴い、Salesforce for Outlook やメール to Salesforce など
従来の製品と比較した Email Connect の機能について説明します。 製品のシステム
要件を比較して、会社に最適な製品、あるいは製品の組み合わせを確認してく
ださい。
Connect for Outlook などの廃止される製品からの移行の準備をしている場合でも、
Salesforce のメールインテグレーションを初めて検討している場合でも、Email
Connect、Salesforce for Outlook、メール to Salesforce のいずれかを設定すれば Microsoft
ベースのメールと Salesforce 間で営業担当者が行う業務が合理化されます。
どのメールインテグレーション機能も独特で、互換性のある Microsoft 製品が異
なります。会社のニーズに合致させるために、ユーザにこれらの機能のいずれ
かを導入することも、機能を組み合わせて導入することも可能です。
メールアプリケーションと Salesforce の同期
エディション
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
Email Connect を使用可能
なエディション: Enterprise
Edition、Performance
Edition、Unlimited Edition、
および Developer Edition
Salesforce for Outlook を使
用可能なエディション: す
べてのエディション
メール to Salesforce を使用
ユーザがメールアプリケーションで作業している場合でも、Salesforce で作業し
可能なエディション: すべ
ている場合でも、そのレコードが最新の状態であることを確信できます。選択
てのエディション
したメールインテグレーション製品の組み合わせにより、ユーザは Microsoft の
メールと Salesforce 間で取引先責任者、行動、ToDo を常に同期させることができ
ます。ユーザが項目を同期するように設定するには、Exchange Sync または Salesforce for Outlook の同期を検討しま
す。
メールアプリケーションから直接 Salesforce を操作
ユーザがメールアプリケーション内から Salesforce のレコードを参照および作成したり、Salesforce にメールを追
加したりできるように設定します。ユーザがメールから直接Salesforceのレコードを操作できるように設定する
には、Salesforce App for Outlook、Salesforce for Outlook サイドパネル、メール to Salesforce のいずれかを検討します。
Microsoft メールインテグレーション製品の比較
自分と自分のチームに最適な機能を判断します。最初に、システム要件を比較して、社内のコンピューティン
グ環境に適合する機能を確認します。次に、機能の概要に目を通し、各機能の役割を確認します。
使用している製品
メールアプリケー
メールを Salesforce 取引先責任者および ToDo を同期可能に
ションから直接
のレコードに追加可 行動を同期可能にす する製品
Salesforce を操作可 能にする製品
る製品
能にする製品
Exchange Online
(Office 365)
Salesforce App for
Outlook
Salesforce App for
Outlook
および
または
または
397
Exchange Sync
または
Salesforce for Outlook 同
期
販売ツールの設定および管理
メールインテグレーション製品の選択
使用している製品
メールアプリケー
メールを Salesforce 取引先責任者および ToDo を同期可能に
ションから直接
のレコードに追加可 行動を同期可能にす する製品
Salesforce を操作可 能にする製品
る製品
能にする製品
Outlook 2013
Salesforce for Outlook サ Salesforce for Outlook サ Salesforce for Outlook 同
イドパネル
イドパネル
期
Exchange 2013 (社内)
Salesforce App for
Outlook
および
Outlook 2013
Salesforce for Outlook サ Exchange Sync
イドパネル
または
または
Salesforce for Outlook 同
期
Salesforce for Outlook サ
イドパネル
Exchange 2010
および
Salesforce for Outlook サ Salesforce for Outlook サ Exchange Sync
イドパネル
イドパネル
または
• Outlook 2013
および
Salesforce for Outlook サ Salesforce for Outlook サ Salesforce for Outlook 同 Salesforce for Outlook 同
イドパネル
イドパネル
期
期
• Outlook 2013
• Outlook 2010
• Outlook 2007
Mac OS X
および
Salesforce App for
Outlook
メール to Salesforce
Exchange Sync
メール to Salesforce
Exchange Sync
Exchange Online
(Office 365)
および
Outlook Web App (OWA)
Mac OS X
Salesforce for Outlook 同
期
Salesforce for Outlook 同
期
• Outlook 2010
Exchange 2007
Salesforce for Outlook 同
期
および
• Exchange 2013
• Exchange 2010
398
販売ツールの設定および管理
使用している製品
複数のメールインテグレーション機能の同時実行
メールアプリケー
メールを Salesforce 取引先責任者および ToDo を同期可能に
ションから直接
のレコードに追加可 行動を同期可能にす する製品
Salesforce を操作可 能にする製品
る製品
能にする製品
モバイル
メール to Salesforce
Exchange Sync
関連トピック:
Email Connect と Salesforce for Outlook を同時に実行する場合の考慮事項
Exchange Sync (ベータ) による Microsoft® 項目の同期
Salesforce App for Outlook の管理
複数のメールインテグレーション機能の同時実行
Email Connect と Salesforce for Outlook を同時に実行する場合の考慮事項
会社のコンピューティング環境や、ユーザが求めるメールインテグレーション
ソリューションによっては、Email Connect と Salesforce for Outlook の両方の機能を
設定して、これらのニーズを満たすことができます。設定を開始する前に、機
能の制限についてすばやく確認し、Salesforceが 2 つのシステム間の同期の競合を
どのように管理しているのかを学習します。
このセクションの内容:
Email Connect と Salesforce for Outlook を同時に実行する場合の制限事項
同じ組織で Email Connect 機能の Salesforce App for Outlook と Salesforce for Outlook サ
イドパネルの両方を有効にすることはできますが、ユーザは両方の Outlook イ
ンテグレーション機能を同時に使用することはできません。
Exchange Sync による Salesforce for Outlook との同期の競合の対処方法
両方の機能で同一のレコードを同期するようにユーザが割り当てられている
場合に、Salesforce で同期の競合にどのように対処するかについて説明しま
す。
399
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
Email Connect を使用可能
なエディション: Enterprise
Edition、Performance
Edition、Unlimited Edition、
および Developer Edition
Salesforce for Outlook を使
用可能なエディション: す
べてのエディション
販売ツールの設定および管理
複数のメールインテグレーション機能の同時実行
Email Connect と Salesforce for Outlook を同時に実行する場合の制限事項
同じ組織で Email Connect 機能の Salesforce App for Outlook と Salesforce for Outlook サイ
ドパネルの両方を有効にすることはできますが、ユーザは両方の Outlook インテ
グレーション機能を同時に使用することはできません。
ユーザが複数のメールインテグレーション機能を同時に使用しないように、ユー
ザが Salesforce App for Outlook に接続すると、Salesforce for Outlook サイドパネルが
Salesforce によって自動的に切断されます。Salesforce App for Outlook ユーザは、引き
続き Salesforce for Outlook のダウンロード、インストール、および同期を行うこと
ができますが、Salesforce App for Outlook は Outlook でのみ実行できます。
関連トピック:
適切な Microsoft® メールインテグレーション製品の選択
Exchange Sync による Salesforce for Outlook との同期の競合の対処方法
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
Email Connect を使用可能
なエディション: Enterprise
Edition、Performance
Edition、Unlimited Edition、
および Developer Edition
Salesforce for Outlook を使
用可能なエディション: す
べてのエディション
Exchange Sync による Salesforce for Outlook との同期の競合の対処方法
両方の機能で同一のレコードを同期するようにユーザが割り当てられている場
合に、Salesforce で同期の競合にどのように対処するかについて説明します。
エディション
メモ: Exchange Sync は現在ベータ機能として使用可能で、機能の品質は高い
ですが、既知の制限があります。会社でこの機能を設定するには、『Exchange
Sync Implementation Guide』を参照してください。
設定可能なエディション:
Salesforce Classic と
Lightning Experience の両方
ユーザを Salesforce for Outlook から Exchange Sync に移行する場合、または Exchange
Sync ユーザがSalesforceサイドパネルを使用するように設定している場合に、ユー
ザを両方の製品の設定に割り当てていることがあります。
Exchange Sync を使用可能
なエディション: Enterprise
Edition、Performance
Edition、Unlimited Edition、
および Developer Edition
Outlook 設定と Exchange Sync 設定が競合し、その両方で同一のレコードを同期す
るようにユーザを割り当てた場合、Salesforce では、Exchange Sync 設定でその種の
レコードに定義した設定が自動的に優先されます。
Salesforce では、設定ではなく、レコードによって優先性が決定されるため、両
方の機能を使用して同期するように設定されたユーザが、結果的にある種のレ
コードには Salesforce for Outlook を使用し、別のレコードには Exchange Sync を使用
することになることがあります。
Salesforce for Outlook を使
用可能なエディション: す
べてのエディション
たとえば、ユーザが Outlook 設定では取引先責任者、行動、および ToDo を同期するように割り当てられ、Exchange
Sync 設定では取引先責任者および行動を同期するように割り当てられている場合、ユーザの ToDo は
Salesforce for Outlook で同期され、ユーザの取引先責任者および行動は Exchange Sync で同期されます。
こうした競合は Salesforce によって対処されますが、Exchange Sync ユーザの Salesforce for Outlook 同期設定を無効化
することをお勧めします。
このベストプラクティスは、時間の経過と共に設定が複雑化している場合に、どのユーザがどの機能で同期し
ているのかを把握しておくことです。
400
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
メモ: Salesforce サイドパネルは Salesforce for Outlook の機能ですが、Exchange Sync ユーザもこのパネルを使用
してレコードを操作するように設定できます。この設定を行う場合は、対象の Exchange Sync ユーザを、同
期を無効化した Outlook 設定に追加して、[サイドパネル] オプションを有効化します。
関連トピック:
適切な Microsoft® メールインテグレーション製品の選択
Email Connect と Salesforce for Outlook を同時に実行する場合の制限事項
Salesforce for Outlook の管理
Salesforce for Outlook のシステム要件
Salesforce for Outlook をダウンロードしてインストールする前に、次のシステム要
件を満たしていることを確認してください。
対象
次のいずれかのデスクトップバージョンが必要
デフォルトの Microsoft Exchange Online (Office 365™ と連携する、Microsoft がホスト
メールプログ するサービス) または Microsoft Exchange Server を使用する、最新
ラム
のホットフィックスが適用された Microsoft® Outlook®
• 2013
• 2010
• 2007
Salesforce for Outlook は、クイック実行 (Microsoft Office のストリー
ミングインストーラ) を使用してインストールされた Outlook 2013
をサポートしています。
オペレーティ 最新のホットフィックスが適用された Microsoft Windows®
ングシステム • Windows 10
• Windows 8.1 (Pro および Enterprise)
• Windows 7
• Windows Vista® (32 ビットのみ)
Apple® Mac OS® での Salesforce for Outlook の使用はサポートしてい
ません。
その他の要件
対象
重要事項
Salesforce サイドパネ Microsoft® Internet Explorer® 9 以降が必要です。
ルパブリッシャーを
401
エディション
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
使用可能なエディション:
すべてのエディション
販売ツールの設定および管理
対象
Salesforce for Outlook の管理
重要事項
使用したレコードの
作成
サーバ設定
プロキシサーバ経由でインターネットに接続する次のシステムの使用をサポートして
います。
• プロキシの自動検出
• 手動プロキシ
• NTLM プロキシ認証
次の使用はサポートしていません。
• IMAP および POP3 メールサーバ
• Citrix® サーバなどのターミナルサーバ
• プロキシ自動設定ファイル (.pac)
インストーラ
システム管理者が .msi インストーラを使用する場合、次のツールを追加でインストー
ルする必要がある場合があります。
• Microsoft .NET Framework 4
• Microsoft Visual Studio® 2010 Tools for Office Runtime
• 使用するバージョンの Microsoft Outlook 用プライマリ相互運用機能アセンブリ (PIA) 再
配布可能パッケージ
Microsoft® Windows Vista® および Windows 7 の .msi ユーザは、システム管理者としてコマ
ンドプロンプトを実行し、コマンドラインから、msiexec /i
SalesforceForOutlook.msi などのコマンドを使用してインストーラを起動する必
要があります。
シングルサインオン 次のいずれかの使用をサポートしています。
• 代理認証
• [私のドメイン] での Security Assertion Markup Language (SAML)
シングルサインオン用の個別のオンライン ID プロバイダの使用はサポートしていませ
ん。
Salesforce エディション別の使用可能な Salesforce for Outlook 機能
使用している Salesforce エディションによって、使用可能な機能が異なります。
一部の機能は、手動で有効化する必要があります。
402
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
Contact Manager Edition、Group
Edition
取引先責任者、行動、および ToDo
が、ユーザの Salesforce と Microsoft®
Outlook® 間で同期する。
システム管理者は、同期方向、検
索条件、Outlook 設定で有効化され
た機能を設定できる。
ユーザにサイドパネルへのアクセ
ス権がある。
ユーザはサイドパネルパブリッ
シャーを使用して、新しいレコー
ドをサイドパネルパブリッシャー
で直接作成できる。
システム管理者は、他のパブリッ
シャーレイアウトに影響を与えず
に、サイドパネル固有のパブリッ
シャーレイアウトメニューを作成
できる。
システム管理者は、複数のサイド
パネルパブリッシャーレイアウト
を作成して、異なるユーザプロファ
イルに割り当てることができる。
403
Professional Edition、Enterprise
Edition、Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
Outlook 設定および Outlook パブリッシャーレイアウト
ニーズの異なるユーザのグループに別個の設定を作成して、Salesforce for Outlook
ユーザが Microsoft® Outlook® と Salesforce 間で自分のレコードを簡単に管理できるよ
うにします。これを行うには、[設定] から、[クイック検索] ボックスに「Outlook
設定」と入力し、[Outlook 設定] を選択します。
Salesforce for Outlook の設定
Salesforce for Outlook 設定には、Salesforce for Outlook ユーザが Microsoftョ Outlookョ と
Salesforce 間で同期できるデータの設定が含まれます。システム管理者は、ユー
ザ種別ごとに個別の設定を作成し、各自の設定の一部を編集する権限をユーザ
に付与することができます。たとえば、商談チームはすべてを同期させる必要
がありますが、マネージャは行動のみを同期します。
また、Outlook の Salesforce サイドパネルから直接 Salesforce レコードを作成、表示
および操作するようにユーザを設定することもできます。サイドパネルでは、
Outlook のメール、イベント、および仕事を関連する Salesforce レコードに簡単に
追加できます。
Outlook パブリッシャーレイアウト
エディション
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
使用可能なエディション:
すべてのエディション
ユーザ権限
設定を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
設定を作成、編集、また
は削除する
• 「メールクライアント
設定の管理」
ユーザはサイドパネルパブリッシャーを使用して、取引先、ケース、リード、
商談、およびカスタムオブジェクトをサイドパネルから直接作成できます。サイドパネルパブリッシャーを使
用するユーザを設定するには、ユーザのパブリッシャーメニューに表示するクイックアクションを作成し、そ
のクイックアクションを適切なパブリッシャーレイアウトに追加し、パブリッシャーレイアウトを正しいユー
ザに割り当てます。
関連トピック:
Salesforce for Outlook 設定の作成
Salesforce for Outlook のデータセットの定義
デフォルトの Salesforce for Outlook の設定
Salesforce サイドパネルからレコードを直接作成するユーザの設定
404
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
Salesforce for Outlook 設定の作成
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Outlook 設定」と入力し、[Outlook
設定] を選択します。
エディション
2. [新規 Outlook 設定] をクリックします。
4. [有効] を選択して、その設定を有効にします。
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
5. [商品の更新の通知] を選択して、Salesforce for Outlook のアップグレードがダウ
ンロード可能であることをユーザが確認できるようにします。
使用可能なエディション:
すべてのエディション
3. 設定の名前と説明を入力します。
6. 設定に応じて、次の設定の一部またはすべてを定義する必要が生じます。
ユーザ権限
• 割り当てられたユーザとプロファイル
• メール追加とケース作成のためのメール関連オプション
• 同期方向
• 競合動作
設定を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
設定を作成、編集、また
は削除する
• 「メールクライアント
設定の管理」
• 項目の対応付け
• 一致条件
• 変更権限
• 高度な設定
7. [保存] をクリックします。
8. データセットを定義します。
ユーザが Salesforce for Outlook 設定ウィザードから Salesforce にログインすると、これらの設定がすぐに有効にな
ります。設定を無効にし、割り当てられたユーザがプロファイルを通して他の有効な設定にリストされると、
その有効な設定は次に Outlook を開くときに使用されます。
関連トピック:
デフォルトの Salesforce for Outlook の設定
405
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
ユーザの Salesforce for Outlook 設定への割り当て
Salesforce for Outlook 設定の基本情報を定義した後、構成設定が適用される
Salesforce for Outlook ユーザを選択します。
エディション
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Outlook 設定」と入力し、[Outlook
設定] を選択します。
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
2. 既存の Outlook 設定を変更する場合は、変更する設定の横にある [編集] をク
リックします。変更しない場合は、[新規 Outlook 設定] をクリックして、必
須項目に入力します。
3. [ユーザとプロファイルの割り当て] セクションの、[検索] ドロップダウンリ
ストで [プロファイル] または [ユーザ] のいずれかを選択します。
4. 追加するメンバーが見つからない場合は、検索ボックスにキーワードを入力
し、[検索] をクリックします。
5. [共有可能なユーザ] ボックスからメンバーを選択し、[追加] をクリックする
と、そのメンバーがグループに追加されます。選択可能なすべてのユーザが
この設定に割り当てられると、[ユーザ] リストが空白となり、プロファイル
のみを割り当てることができます。
使用可能なエディション:
すべてのエディション
ユーザ権限
設定を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
設定を作成、編集、また
は削除する
• 「メールクライアント
設定の管理」
6. メンバーを削除するには、それらのメンバーを選択して [削除] をクリックし
ます。削除されたユーザがプロファイルを介して別の有効な設定に割り当て
られると、次回 Outlook を開いたときにその別の設定が使用されます。リスト
されていない場合、削除されたユーザは Salesforce for Outlook を使用することはできません。
7. [保存] をクリックします。すべての変更は、次回ユーザがこの設定でデータを同期するときに有効になり
ます。すでに割り当てられているユーザを他の設定に割り当てると、割り当てられている設定からそのユー
ザは削除され、該当する設定に割り当てられます。割り当てユーザが、別の有効な設定に割り当てられた
プロファイルの一部である場合、ユーザを表示している設定が直接使用されます。
関連トピック:
Salesforce for Outlook 設定の作成
Outlook 設定および Outlook パブリッシャーレイアウト
Salesforce for Outlook のメールオプションの設定
406
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
Salesforce for Outlook のデータ設定の定義
データ設定により、Salesforce for Outlookの同期の動作とメール機能を制御します。
Salesforce for Outlook 設定の [データ設定] 項目を使用して、次の設定を定義できま
す。
• メール追加とケース作成のためのメール関連オプション
• 同期方向
• 競合動作
エディション
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
使用可能なエディション:
すべてのエディション
• 項目の対応付け
• 一致条件
• 変更権限
ユーザ権限
設定を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
設定を作成、編集、また
は削除する
• 「メールクライアント
設定の管理」
407
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
Salesforce for Outlook のメールオプションの設定
営業チームが Salesforce 取引先責任者およびリードに関連する重要な
Microsoft® Outlook® メールを追跡するのに役立ちます。また、これらの取引先責任
者およびリードを取得して、Outlook に直接表示することもできます。
Outlook 設定のメールオプションから、次の操作を行うようにユーザを設定でき
ます。
• Microsoft® Outlook® に Salesforce サイドパネルを表示する
• Outlook のメール、添付ファイル、行動を Salesforce レコードに追加する
• 営業チームの設定 (取引先責任者または取引先のいずれか) に基づいて、営業
チームが個人取引先にメールを追加する方法を指定する
• Outlook メールから Salesforce ケースを作成する
エディション
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
使用可能なエディション:
すべてのエディション
ユーザ権限
設定を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
Salesforce サイドパネルの有効化
Salesforce サイドパネルを有効にすると、Outlook でメールまたは行動を選択し、
そのメールまたは行動に関連付けられているSalesforceの取引先責任者およびリー
ドを表示できます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Outlook 設定」と入力し、[Outlook
設定] を選択します。
2. 既存の Outlook 設定を変更する場合は、変更する設定の横にある [編集] をク
リックします。変更しない場合は、[新規 Outlook 設定] をクリックして、必
須項目に入力します。
設定を作成、編集、また
は削除する
• 「メールクライアント
設定の管理」
メールおよびサイドパネ
ルの追加とケース作成を
有効にする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
3. [サイドパネル] を選択します。
4. [保存] をクリックします。
メール、添付ファイル、行動、ToDo をレコードに追加するためのサイドパネルユーザの有効化
ユーザに対してサイドパネルを有効にすると、[メールを追加] 設定により、Outlook のメールと添付ファイル
( )、行動 (
)、ToDo ( ) を Salesforce レコードにサイドパネルから直接追加できます。また、[ユーザに添付
ファイルの選択を許可する] (
) を有効にして、すべての添付ファイルを自動的に選択するのではなく、Salesforce
に追加する特定の添付ファイルをユーザが選択できるようにすることもできます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Outlook 設定」と入力し、[Outlook 設定] を選択します。
2. 既存の Outlook 設定を変更する場合は、変更する設定の横にある [編集] をクリックします。変更しない場合
は、[新規 Outlook 設定] をクリックして、必須項目に入力します。
3. [サイドパネル] を選択します。
4. [メールを追加] を選択します。
5. [保存] をクリックします。
6. Salesforce に追加する特定の添付ファイルをユーザが選択できるようにするには、[ユーザに添付ファイルの
選択を許可する] を選択します。
408
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
サイドパネルを使用せずにメールと添付ファイルをレコードに追加するためのユーザの有効化
ユーザに対してサイドパネルを有効にしていない場合、[メールを追加] 設定により [メールを追加] ボタンと
[送信と追加] ボタンが Outlook リボンに追加され、ユーザは最大 10 件のメールを同時に Salesforce に追加できま
す。
Salesforce for Outlook を使用して追加するメールは Salesforce に保存され、[私のメール to Salesforce] 設定に基づいて
他のレコードに割り当てられます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Outlook 設定」と入力し、[Outlook 設定] を選択します。
2. 既存の Outlook 設定を変更する場合は、変更する設定の横にある [編集] をクリックします。変更しない場合
は、[新規 Outlook 設定] をクリックして、必須項目に入力します。
3. [サイドパネル] をオフにします。
4. [メールを追加] を選択します。
5. [保存] をクリックします。
6. [私のメール to Salesforce] を有効にしていない場合は、ポップアップメッセージ内の [有効化] をクリックする
と、機能が有効になります。
サイドパネルを使用せずに Outlook からケースを作成するためのユーザの有効化
ユーザに対してサイドパネルを有効にしていない場合、[ケースを作成] 設定によりドロップダウンリストが
Outlook に追加され、ユーザは Salesforce ケースを Outlook のメールから作成できます。ユーザに対してサイドパ
ネルを有効にした場合は、サイドパネルパブリッシャーにユーザを設定することで、さまざまな Salesforce レ
コードをサイドパネルから直接作成できます。
メモ: ケース作成機能を有効にする前に、「Salesforce for Outlook ユーザのケース作成の設定」 (ページ 410)
の手順を確認して実行します。完了したら、このトピックに戻って次の手順を完了します。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Outlook 設定」と入力し、[Outlook 設定] を選択します。
2. 既存の Outlook 設定を変更する場合は、変更する設定の横にある [編集] をクリックします。変更しない場合
は、[新規 Outlook 設定] をクリックして、必須項目に入力します。
3. [サイドパネル] をオフにします。
4. [ケースを作成] を選択します。次のいずれかのリンクを選択します。
• 推奨: [既存のケースの作成先を選択]。既存の作成先を選択できます。1 つの Outlook 設定につき、最大 10
個の作成先を選択できます。
• [新しいケースの作成先を作成]。新しい作成先を作成する必要がある場合、まず作業内容を保存し、新
しい作成先を作成してから、[Outlook 設定] ページに戻ってケース作成設定に必要な作業を完了します。
5. [保存] をクリックします。
関連トピック:
Salesforce for Outlook 設定の作成
ユーザの Salesforce for Outlook 設定への割り当て
Salesforce サイドパネルからレコードを直接作成するユーザの設定
409
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
定期的な行動の有効化がユーザに与える影響に関する説明
Salesforce for Outlook の定期的な行動機能を有効化した後、Salesforce および API ユー
ザは、次の変更を期待できます。
対象
把握する必要のある内容
Salesforce
ユーザ
定期的な行動を変更しても、過去の行動には影響を与えません。
定期的な行動の次の項目を変更すると、単独の行動に対する以前
の変更が上書きされます。
• 行動の開始時刻と終了時刻
• 終日の行動
• 頻度
エディション
設定に使用可能なエディ
ション: Salesforce Classic
と Lightning Experience の
両方
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
• 繰り返し開始日 (ユーザが招待者に更新を送信する場合)
さらに、ユーザがこのいずれかの項目を変更すると、定期的な行
動のすべての行動が削除されて再作成されます。その結果、すべ
ての招待者の状況は [未決定] にリセットされます。
API ユーザ
ユーザが定期的な行動の同期を開始すると、次の参照のみ API オ
ブジェクトが API に表示されます。
• EventRecurrenceException
• TaskRecurrenceException
関連トピック:
Salesforce for Outlook のメールオプションの設定
Outlook 設定および Outlook パブリッシャーレイアウト
Salesforce for Outlook ユーザのケース作成の設定
Salesforce for Outlook のケース作成機能では、Microsoft® Outlook® のメールから Salesforce
にケースを作成できます。管理者としては、Outlook に [ケースを作成] ドロップ
ダウンリストボタンに表示されるメール-to-ケースの作成先を作成できます。作
成先ごとに、個人ユーザまたはキューのいずれかの割り当て先を選択します。1
つの Outlook 設定につき、最大 10 個の作成先を追加できます。ユーザがケースを
作成すると、作成先ごとに同時に 10 件のメールを追加できます。
エディション
Salesforce for Outlook ユーザが Outlook からケースを作成する前に、次の手順を実行
しておく必要があります。
使用可能なエディション:
すべてのエディション
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
1. まだ実行していない場合は、オンデマンドメール-to-ケースを有効化して、
設定します。
2. メール-to-ケースの作成先 (メールルーティングアドレスとも呼ばれる) を定義します。
3. 組織でケースの作成機能を有効にします。これにより Outlook の [ケースを作成] ドロップダウンリストボタ
ンに追加されます。
410
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
Salesforce for Outlook は、Salesforce for Outlook ユーザが Salesforce にケースとして追加するメールにカテゴリを割り
当てます。この [Salesforce にケースとして追加] カテゴリによって、Salesforce にケースとして追加したメールを
簡単に検索できます。
関連トピック:
Salesforce サイドパネルからレコードを直接作成するユーザの設定
Salesforce for Outlook 設定の作成
Salesforce for Outlook のメールオプションの設定
Salesforce for Outlook ユーザの同期方向の定義
Microsoft® Outlook® と Salesforce 間で取引先責任者、行動、および ToDo を同期する
ユーザに同期方向を設定します。
エディション
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Outlook 設定」と入力し、[Outlook
設定] を選択します。
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
2. 設定を作成または編集し、同期をとる各オブジェクトの [データ設定] の下
で、次の同期方向の 1 つを選択します。
• 同期しない: Outlook と Salesforce のレコードの同期をとりません。また、設
定ウィザードでは同期をとる Outlook フォルダは選択できません。
• Salesforce から Outlook: データを初めて同期するとき、Salesforce に
あるレコードから、Outlook のレコードを作成または更新します。以降の
同期の途中で、Outlook 側のレコードに変更があったかどうかに関係なく、
Salesforce レコードに対する変更が Outlook に反映されます。また、同期し
たレコードを Salesforce で削除すると、Outlook 側のレコードも削除されま
す。Outlook での変更が Salesforce に送られることはありません。このオプ
ションに必要な競合動作設定は、「Salesforce が常に優先」です。
使用可能なエディション:
すべてのエディション
ユーザ権限
設定を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
設定を作成、編集、また
は削除する
• 「メールクライアント
設定の管理」
• Outlook から Salesforce: 初めて同期するとき、Outlook にあるレコー
ドから、Salesforceのレコードを作成または更新します。以降の同期の途中
で、Salesforce 側のレコードに変更があったかどうかに関係なく、Outlook
レコードに対する変更が Salesforce に反映されます。また、同期したレコードを Outlook で削除すると、
Salesforce 側のレコードも削除されます。Salesforce での変更が Outlook に送られることはありません。この
オプションに必要な競合動作設定は、「Outlook が常に優先」です。このオプションは、取引先責任
者については使用できません。
• 双方向同期: レコードを同期するとき、Outlook レコードへの変更が Salesforce に反映され、またその逆に、
Salesforce.com への変更が Outlook に反映されます。レコードが競合する場合は、競合の動作設定によりど
ちらのレコードを優先するかが決まります。
3. [保存] をクリックします。すべての変更は、次回ユーザがこの設定でデータを同期するときに有効になり
ます。
411
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
4. 同期方向を定めた各オブジェクトのデータセットを定義します。
関連トピック:
Outlook 設定および Outlook パブリッシャーレイアウト
Salesforce for Outlook のメールオプションの設定
Salesforce for Outlook 設定の作成
Salesforce for Outlook のデータセットの定義
Salesforce for Outlook の競合動作の定義
競合の動作設定は、データの双方向同期時に Salesforce for Outlook で競合した場合
の動作を決定します。競合は、同じレコードが Salesforce および Outlook の両方で
更新された場合またはレコードが一方で更新され、もう一方で削除された場合
に発生します。
エディション
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Outlook 設定」と入力し、[Outlook
設定] を選択します。
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
2. 設定を編集し、取引先責任者、行動、ToDo の [データ設定] で、次のいずれか
の競合動作を選択します。
使用可能なエディション:
すべてのエディション
• Salesforce が常に優先
ユーザ権限
• Outlook が常に優先
3. [保存] をクリックします。すべての変更は、次回ユーザがこの設定でデータ
を同期するときに有効になります。
関連トピック:
Outlook 設定および Outlook パブリッシャーレイアウト
Salesforce for Outlook 設定の作成
営業担当が Salesforce と Outlook 間で同期する項目のカスタマイズ
Salesforce for Outlook ユーザの同期方向の定義
412
設定を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
設定を作成、編集、また
は削除する
• 「メールクライアント
設定の管理」
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
営業担当が Salesforce と Outlook 間で同期する項目のカスタマイズ
[Outlook 設定] で営業担当の項目の対応付けを編集して、営業担当が
Salesforce for Outlook で同期する項目をカスタマイズできます。営業担当に同期さ
せる Outlook または Salesforce のカスタム項目を追加することもできます。
項目の対応付けでは、Salesforce と Outlook のどの項目を対応させ、2 つのシステ
ム間で項目の同期をいつ行うかを定義します。Salesforceには、対応付けのデフォ
ルトセットがあります。ユーザに合わせて一部を変更できます。また、ユーザ
が個人設定で自分の項目の対応付けを編集できるのか、システム管理者のみが
編集できるのかを決定することもできます。
さらに、Salesforce または Outlook のシステムですでに作成してある Outlook 項目を
同期するように Salesforce for Outlook を設定することもできます。
次のカスタム項目のデータ型を対応付けできます。
エディション
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
使用可能なエディション:
すべてのエディション
ユーザ権限
設定を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
• Outlook テキスト項目
• Salesforce テキスト項目
• 一部の Salesforce 選択リスト項目
デフォルトの項目の対応付けを編集したり、Salesforce for Outlook ユーザのカスタ
ム項目の対応付けを設定したりする手順は、次のとおりです。
設定を作成、編集、また
は削除する
• 「メールクライアント
設定の管理」
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Outlook 設定」と入力し、[Outlook
設定] を選択します。
2. 編集する Outlook 設定を選択するか、新しい Outlook 設定を作成します。
3. [データ設定] の [取引先責任者]、[行動]、または ToDo で [項目の対応付けの編集] をクリックして、その
オブジェクトのレコードのすべての項目を表示します。
4. どの Salesforce 項目が各 Outlook 項目に対応付けられているのかを確認します。
5. 変更する Salesforce または Outlook 項目の対応付けを編集するか、カスタム項目の対応付けを作成します。
Salesforce for Outlook では、選択リストで任意の項目の対応付けを編集できます。リストの下部で対応付けを
追加できます。対応付けの横にある [X] をクリックして対応付けを削除できます。
警告: 必須のカスタム項目を対応付ける場合、エラーを回避するため、必ずデフォルト値を設定して
ください。また、Salesforce による検証が必要となるカスタム項目を対応付けると、同期エラーが発生
する場合があります。たとえば、一意な値を必要とするカスタム Salesforce 項目を対応付ける場合、
Outlook 項目で一意でない値を入力すると同期エラーが発生することがあります。
6. [保存] をクリックします。Salesforce または Outlook のいずれかで次回項目が更新されると、項目の対応付け
によって項目の同期が開始されます。
関連トピック:
Salesforce for Outlook 設定の作成
Outlook 設定および Outlook パブリッシャーレイアウト
Salesforce for Outlook の一致条件の定義
Salesforce for Outlook の競合動作の定義
413
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
Salesforce for Outlook の一致条件の定義
Outlook から連絡先 (取引先責任者) を初めて同期するときに、Salesforce for Outlook
で一致する取引先責任者を複数検出した場合は、ここで定義する一致条件に基
づいて Salesforce の取引先責任者を選択します。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Outlook 設定」と入力し、[Outlook
設定] を選択します。
2. 設定を編集し、取引先責任者の [データ設定] の下で、次の一致条件オプショ
ンのなかから 1 つ選択します。
• 最近の活動: 取引先責任者の活動履歴関連リストに示されるように、最後
にの活動 (電話やメールなど) があるSalesforce取引先責任者を選択します。
これは、デフォルトの一致オプションです。
• 最終更新: 最後に変更された Salesforce 取引先責任者を選択します。
• 最古: 作成日が最も古い Salesforce 取引先責任者を選択します。
3. [保存] をクリックします。すべての変更は、次回ユーザがこの設定でデータ
を同期するときに有効になります。
Salesforce 内に一致する取引先責任者が見つからない場合、Outlook の連絡先との
同期をとる新しい取引先責任者を作成します。その後で、同期した取引先責任
者を Salesforce の取引先に自動的に割り当てるか、そのまま割り当てないでおく
か、または、手動で割り当てるためにユーザの [私の未解決の項目] ページに置
きます。
関連トピック:
Salesforce for Outlook 設定の作成
Outlook 設定および Outlook パブリッシャーレイアウト
営業担当が Salesforce と Outlook 間で同期する項目のカスタマイズ
414
エディション
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
使用可能なエディション:
すべてのエディション
ユーザ権限
設定を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
設定を作成、編集、また
は削除する
• 「メールクライアント
設定の管理」
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
ユーザによる Salesforce for Outlook 設定の変更
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Outlook 設定」と入力し、[Outlook
設定] を選択します。
エディション
2. 設定を編集し、同期する各オブジェクトの [データ設定] の下で、次のオプ
ションから任意のオプションを選択します。次の項目について、ユーザによ
る変更を許可できます。
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
• オブジェクトを同期するかどうか
使用可能なエディション:
すべてのエディション
• 同期方向
• 競合動作
• 項目の対応付け
ユーザ権限
3. [保存] をクリックします。すべての変更は、次回ユーザがこの設定でデータ
を同期するときに有効になります。
設定で [ユーザが行った設定変更を上書き] を選択することにより、ユーザによ
る変更をいつでも上書きできます。更新した設定を保存した後、その設定のユー
ザが次回データを同期するときに、既存の設定は新しい設定に置き換わります。
設定を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
設定を作成、編集、また
は削除する
• 「メールクライアント
設定の管理」
Microsoft® Outlook® でのユーザの同期フォルダの割り当て
Salesforce for Outlook ユーザの取引先責任者、行動、ToDo の同期フォルダを Outlook
で割り当てると、設定プロセスが簡略化され、会社全体で同期フォルダの一貫
性を保持できます。Outlook 同期フォルダは、Salesforce Outlook の設定から指定で
きます。
デフォルトでは、Salesforce for Outlookシステムトレイの [設定] メニューからSalesforce
の取引先責任者、行動、ToDo を同期する Outlook フォルダをユーザが変更できま
す。取引先責任者、行動、ToDo のデフォルト設定をクリアし、特定の Outlook 同
期フォルダをユーザの Outlook 設定から割り当てると、ユーザが Outlook 同期フォ
ルダを変更できなくなります。
メモ: Outlook 同期フォルダを割り当てると、すべてのユーザの Outlook ディ
レクトリが Outlook 設定に作成されることがあります。Salesforce for Outlook で
は、ディレクトリの作成後にユーザの Outlook ディレクトリから Outlook 同期
フォルダを削除することはできません。異なるフォルダを後から再割り当
てすると、元のフォルダはユーザが削除するまでユーザのローカル Outlook
ディレクトリに残ります。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Outlook 設定」と入力し、[Outlook
設定] を選択します。
2. Outlook 設定を開きます。
415
エディション
設定に使用可能なエディ
ション: Salesforce Classic
と Lightning Experience の
両方
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
Outlook の設定を作成およ
び編集する
• 「アプリケーションの
設定」
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
3. ユーザが取引先責任者を同期するフォルダを割り当てるには、[データ設定] の [ユーザに次の設定の変更を
許可する:] 設定で [取引先責任者を同期するための Outlook フォルダ] をオフにします。
4. 表示されるテキストボックスに、ユーザの取引先責任者を Salesforce と同期する、Outlook フォルダの名前を
入力します。デフォルトの Outlook 連絡先フォルダと同じディレクトリレベルで、ユーザごとに Outlook ディ
レクトリに存在する共通フォルダの名前を入力します。フォルダ名では大文字と小文字が区別されます。
各ユーザのそのレベルに存在しないフォルダ名を入力すると、Salesforce によりそのユーザの Outlook にフォ
ルダが作成されます。ネストされた Outlook フォルダを Salesforce for Outlook で同期するには、バックスラッ
シュ (\) を含めたファイルパスを入力します。
たとえば、「sfdc_sync_contacts」という Outlook フォルダをユーザのデフォルト Outlook 連絡先フォルダの下
にネストされたディレクトリとして割り当てるには、[取引先責任者を同期するための Outlook フォルダ]
テキストボックスに Contacts\sfdc_sync_contacts と入力します。取引先責任者 はユーザのデフォル
ト取引先責任者フォルダであり、sfdc_sync_contacts は同期するユーザの Salesforce 取引先責任者フォル
ダです。
ユーザの Outlook ディレクトリにフォルダが存在する場合は、Salesforce for Outlook により取引先責任者が同期
されます。存在しない場合は、「Contacts\sfdc_sync_contacts」にフォルダが作成されます。
5. [保存] をクリックします
6. システムに加えた変更を確認するため、Salesforce for Outlook設定を再度保存するようにユーザに指示します。
そのためには、次の手順を実行するようユーザに指示します。
a. 設定ウィザードで、システムトレイの Salesforce for Outlook アイコン (
リックします。
b. [同期方向を確認] で [次へ] をクリックします。
c. [同期する Outlook 項目を制御] で [次へ] をクリックします。
416
) を右クリックして、[設定] をク
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
d. [非公開の項目を同期中] で [保存] をクリックします。
Salesforce for Outlook により、ユーザの Outlook ディレクトリに存在する Outlook フォルダが検索されるか、存
在しない場合はフォルダが作成されます。
7. 同期する Outlook 連絡先を、指定したフォルダに移動するようにユーザに指示します。
ユーザが行動と ToDo を Salesforce と同期する Outlook フォルダの場所を変更するには、行動セクションと ToDo セ
クションで手順 3 から 7 を繰り返します。
Salesforce for Outlook の高度な設定の定義
Salesforce for Outlook 設定の高度な設定を使用して、同期ログの最大サイズ設定な
ど、Salesforce for Outlook のデフォルトの動作をカスタマイズします。高度な設定
の値を変更するには [編集] を、設定から値を削除するには [削除] をクリックし
ます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Outlook 設定」と入力し、[Outlook
設定] を選択します。
エディション
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
2. 既存の Outlook 設定を変更する場合は、変更する設定の横にある [編集] をク
リックします。変更しない場合は、[新規 Outlook 設定] をクリックして、必
須項目に入力します。
使用可能なエディション:
すべてのエディション
3. Outlook 設定の [高度な設定] セクションで、[高度な設定の追加] をクリックし
ます。
ユーザ権限
4. これらの設定のいずれかを選択して、値を入力します。
高度な設定
この設定が示す内容
HTTPTimeout
Salesforce との HTTP 接続を確立するまで Salesforce for Outlook
が待機する秒数。15 秒から 360 秒までの値を指定してくだ
さい。デフォルトは 30 です。
MaxLogFileSize
保存する同期ログの最大ファイルサイズ。1 から 128 MB ま
での値を指定してください。デフォルトは 1 です。
MaxRetries
Salesforce for Outlook が Salesforce への接続を試行する回数。0
から 10 までの値を指定してください。デフォルトは 3 で
す。
5. [OK] をクリックします。
417
設定を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
設定を作成、編集、また
は削除する
• 「メールクライアント
設定の管理」
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
6. [保存] をクリックします。すべての変更は、次回ユーザがこの設定でデータを同期するときに有効になり
ます。
関連トピック:
Salesforce for Outlook 設定の作成
Outlook 設定および Outlook パブリッシャーレイアウト
Salesforce for Outlook のデータセットの定義
デフォルトの Salesforce for Outlook の設定
組織で Contact Manager または Group Edition のいずれかを使用している場合、デフォ
ルトの Salesforce for Outlook 設定を使用します。これには、次のユーザ設定が含ま
れます。
設定
説明
メールを 有効
追加
• 検索条件
Contacts: User's Records
Contacts on Accounts: User's Records
Contacts in Chatter: Records User is Following
• 項目の対応付け — デフォルト設定
• 一致条件 — [最近の活動]
• 同期方向 — 双方向同期
• 競合の動作 — Outlook が常に優先
• 検索条件
User's Records
Date greater or equal to LAST 30 DAYS
• 項目の対応付け — デフォルト設定
ToDo
設定に使用可能なエディ
ション: Salesforce Classic
と Lightning Experience の
両方
使用可能なエディション:
Contact Manager Edition、
Group Edition
取引先責 • 同期方向 — 双方向同期
任者
• 競合の動作 — Outlook が常に優先
行動
エディション
• 同期方向 — 双方向同期
• 競合動作 — Salesforce が常に優先
• 検索条件
User's Records
Due date greater or equal to LAST 30 DAYS
418
販売ツールの設定および管理
設定
Salesforce for Outlook の管理
説明
• 項目の対応付け — デフォルト設定
Salesforce サイドパネルからレコードを直接作成するユーザの設定
ユーザが Microsoft® Outlook® で作業中に販売見込み客を生成する場合は、サイドパ
ネルからレコードを直接作成できるようにSalesforceサイドパネルパブリッシャー
を設定します。
サイドパネルパブリッシャーを使用して取引先、ケース、リード、商談、およ
びカスタムオブジェクトレコードをサイドパネルから直接作成する
Salesforce for Outlook ユーザを設定できます。外観は次のとおりです。
エディション
この機能を使用して管理
が可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
サイドパネルパブリッシャーを使用するユーザを設定するには、ユーザのパブ
リッシャーメニューに表示するクイックアクションを作成し、そのクイックア
クションを適切なパブリッシャーレイアウトに追加し、パブリッシャーレイア
ウトを正しいユーザに割り当てます。
Salesforce エディションによって、ユーザがアクセスできるサイドパネル機能、
およびサイドパネルパブリッシャーを使用するユーザの設定方法が決まります。
1. ユーザのサイドパネルパブリッシャーメニューで使用可能なアクションごと
に、[レコードを作成] グローバルアクションを設定したことを確認します。
2. アクションを適切なパブリッシャーレイアウトに追加します。
Salesforce サイドパネルを
表示する
• Outlook 設定の「サイ
ドパネル」
アクションを作成してサ
イドパネルパブリッ
シャーレイアウトをカス
タマイズする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
サイドパネルパブリッ
シャーレイアウトを表示
する
• 「設定を参照」
• Contact Manager または Group Edition では、グローバルパブリッシャーレイ
アウトエディタを使用してアクションをユーザのサイドパネルパブリッ
シャーメニューに追加します。他の Salesforce 機能のグローバルパブリッ
シャーレイアウトをすでに使用している場合は、サイドパネルに追加し
たアクションがすべての機能に表示されます。ただし、サイドパネルパブリッシャーには、アクション
種別が [レコードを作成] のアクションしか表示されません。
• Professional Edition、Enterprise Edition、Performance Edition、Unlimited Edition、または Developer Edition では、サイ
ドパネルパブリッシャーレイアウトエディタを使用してアクションをユーザのサイドパネルパブリッ
シャーメニューに追加します。また、複数のサイドパネルパブリッシャーレイアウトを作成して、異な
るサイドパネルパブリッシャーメニューに異なるユーザがアクセスできるようにすることもできます。
3. サイドパネルパブリッシャーレイアウトをユーザに割り当てます。
419
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
• Contact Manager または Group Edition では、グローバルパブリッシャーレイアウトをユーザプロファイルに
割り当てて、ユーザにアクセス権を付与します。
• Professional Edition、Enterprise Edition、Performance Edition、Unlimited Edition、または Developer Edition では、サイ
ドパネルパブリッシャーレイアウトをユーザプロファイルに割り当てて、ユーザにアクセス権を付与し
ます。
関連トピック:
Salesforce サイドパネルパブリッシャーのクイックアクションの作成
Salesforce for Outlook ユーザに応じたサイドパネルパブリッシャーメニューレイアウトのカスタマイズ
ユーザプロファイルへの Salesforce サイドパネルパブリッシャーレイアウトの割り当て
Salesforce サイドパネルパブリッシャーのクイックアクションの作成
Salesforce for Outlook ユーザの準備の最初のステップを実行して、Salesforce サイド
パネルからレコードを直接作成します。ユーザのサイドパネルパブリッシャー
メニューに表示するレコードタイプごとに、[レコードを作成] グローバルクイッ
クアクションを設定します。
Salesforceサイドパネルパブリッシャーは、取引先、ケース、取引先責任者、リー
ド、商談またはカスタムオブジェクトレコードをサイドパネルから直接作成で
きるメニューです。レコードタイプごとに [レコードを作成] グローバルアク
ションを作成して、ユーザのサイドパネルパブリッシャーメニューに表示する
クイックアクションを選択します。
メモ: グローバルアクションは、ホームページや Chatter タブのメニューの
ように、Salesforce にある複数の種別のパブリッシャーメニューに使用でき
ます。ユーザが使用可能なレコードタイプに [レコードを作成] グローバル
アクションが設定済みの場合は、アクションを再度設定する必要はありま
せん。これらのアクションは、すべてのパブリッシャーアクションにすで
に追加できるようになっています。
ユーザが使用可能なレコードタイプに [レコードを作成] グローバルアクション
がまだ作成されていない場合は、この時点で作成する必要があります。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「グローバルアクション」と入力し、
[グローバルアクション] を選択します。
エディション
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
使用可能なエディション:
すべてのエディション
ユーザ権限
グローバルクイックアク
ションを設定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
Salesforce サイドパネルを
表示する
• Outlook 設定の「サイ
ドパネル」
2. [新規アクション]をクリックします。
3. [アクション種別][レコードを作成] を選択します。
サイドパネルパブリッシャーメニューに表示されるのは [レコードを作成] アクションのみです。
4. このアクションでユーザが使用可能なレコードタイプに対して [対象オブジェクト] を選択します。
[対象オブジェクト] に [レコードタイプ] が必要な場合は、このアクションの割り当て対象ユーザがそのレ
コードタイプにもアクセスできることを確認してください。
5. 新しいアクションの内容をユーザに示す [表示ラベル] を入力します。
6. [保存] をクリックします。
420
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
7. アクションレイアウトエディタから、サイドパネルパブリッシャーのレコード詳細ページに表示する項目
をドラッグします。
これらの項目が組織の他の場所でこのレコードタイプに必須とマークされている場合は、その項目もこの
アクションに必ず含めます。これは、必須項目がレコード詳細に含まれていないと、Salesforce でユーザが
サイドパネルパブリッシャーからレコードを保存できないからです。アクションレイアウトエディタで、
必須項目の横に赤いアスタリスクが表示されます。
[レコードを作成] アクションを作成したら、ユーザのサイドパネルパブリッシャーを設定する次のステップ
で、グローバルアクションを適切なサイドパネルパブリッシャーレイアウトに追加します。Contact Manager ま
たは Group Edition では、グローバルパブリッシャーレイアウトエディタを使用してアクションをユーザのサイ
ドパネルパブリッシャーメニューに追加します。Professional Edition、Enterprise Edition、Performance Edition、Unlimited
Edition、または Developer Edition では、サイドパネルパブリッシャーレイアウトエディタを使用してアクション
をユーザのサイドパネルパブリッシャーメニューに追加します。
関連トピック:
Salesforce サイドパネルからレコードを直接作成するユーザの設定
Salesforce for Outlook ユーザに応じたサイドパネルパブリッシャーメニューレイアウトのカスタマイズ
Salesforce for Outlook ユーザに応じたサイドパネルパブリッシャーメニューレイアウトのカ
スタマイズ
Salesforce for Outlook ユーザの準備の 2 番目のステップを実行して、Salesforce サイ
ドパネルからレコードを直接作成します。異なるセットのグローバルクイック
アクションを使用して複数のパブリッシャーレイアウトをカスタマイズするこ
とで、ユーザに応じた異なるサイドパネルパブリッシャーメニューを設定しま
す。
ユーザのサイドパネルパブリッシャーレイアウトをカスタマイズする前に、サ
イドパネルパブリッシャーメニューに表示するレコードタイプごとに[レコード
を作成] グローバルクイックアクションを設定したことを確認します。
一部のSalesforceエディションでは、複数のパブリッシャーレイアウトを作成し、
担当業務が異なるユーザが異なるセットのクイックアクションを使用してパブ
リッシャーメニューにアクセスできるようにします。これにより、種別の異な
るユーザが、自分の担当業務に適用するレコードのみを作成できるようになり
ます。たとえば、営業担当者は取引先責任者と商談のみを作成できれば十分で
あっても、営業マネージャは取引先責任者、商談、ケース、リードを作成する
必要があるという場合があります。
ユーザグループごとに異なるセットのグローバルアクションを使用してパブリッ
シャーレイアウトをカスタマイズすることで、営業担当者と営業マネージャに
異なるサイドパネルパブリッシャーメニューを設定できます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Outlook 設定」と入力し、[Outlook
設定] を選択します。
2. [Outlook パブリッシャーレイアウト] 関連リストから、[新規] をクリックしま
す。新しいレイアウトに名前を付け、[保存] をクリックします。
421
エディション
この機能を使用して管理
が可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
Salesforce サイドパネルを
表示する
• Outlook 設定の「サイ
ドパネル」
サイドパネルパブリッ
シャーレイアウトを表示
する
• 「設定を参照」
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
3. [Outlook 設定] ページで、[編集] をクリックしてグローバルアクションを新しいレイアウトに追加します。
4. Outlook サイドパネルパブリッシャーレイアウトエディタから、使用するグローバルアクションを [Salesforce
Classic パブリッシャーのクイックアクション] セクションにドラッグします。パブリッシャーレイアウトエ
ディタ機能についての詳細は、「グローバルパブリッシャーレイアウトへのアクションの追加」を参照し
てください。
アクションをパブリッシャーレイアウトに追加したら、ユーザのサイドパネルパブリッシャーを設定する最後
のステップで、パブリッシャーレイアウトを適切なユーザプロファイルに割り当ててユーザにアクセス権を付
与します。Contact Manager または Group Edition では、グローバルパブリッシャーレイアウトをユーザプロファイ
ルに割り当てて、ユーザにアクセス権を付与します。Professional Edition、Enterprise Edition、Performance Edition、
Unlimited Edition、または Developer Edition では、サイドパネルパブリッシャーレイアウトをユーザプロファイル
に割り当てて、ユーザにアクセス権を付与します。
関連トピック:
Salesforce サイドパネルからレコードを直接作成するユーザの設定
ユーザプロファイルへの Salesforce サイドパネルパブリッシャーレイアウトの割り当て
ユーザプロファイルへの Salesforce サイドパネルパブリッシャーレイアウトの割り当て
一部の Salesforce エディションでは、担当業務が異なるユーザが種類の異なるレ
コードを Salesforce サイドパネルから直接作成できるようにするため、複数のサ
イドパネルパブリッシャーメニューレイアウトをカスタマイズできます。レイ
アウトを作成したら、ユーザプロファイルに割り当てることでレイアウトへの
アクセス権をユーザに付与できます。
Contact Manager または Group Edition では、グローバルパブリッシャーレイアウト
をユーザプロファイルに割り当てて、ユーザにアクセス権を付与します。Salesforce
の Professional Edition、Enterprise Edition、Performance Edition、Unlimited Edition、または
Developer Edition では、Salesforce サイドパネルパブリッシャーレイアウトを次の手
順でユーザプロファイルに割り当てます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Outlook 設定」と入力し、[Outlook
設定] を選択します。
2. [Outlook パブリッシャーレイアウト] 関連リストで、[パブリッシャーレイ
アウトの割り当て] > [割り当ての編集] をクリックします。
3. テーブルで該当する行の任意の場所をクリックし、ユーザプロファイルを選
択します。
4. [使用するパブリッシャーレイアウト] ドロップダウンから、強調表示したプ
ロファイルに割り当てるレイアウトを選択します。
5. [保存] をクリックします。
422
エディション
この機能を使用して管理
が可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
Salesforce サイドパネルを
表示する
• Outlook 設定の「サイ
ドパネル」
サイドパネルパブリッ
シャーレイアウトを表示
する
• 「設定を参照」
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
Salesforce for Outlook のデータセットの定義
データセットは、Salesforce for Outlook ユーザが同期できる Salesforce レコードのサ
ブセットです。同期するレコードを限定する条件で構成されています。ユーザ
が Outlook との同期をとるため、各設定にはデータセットが必要です。
[Outlook 設定] 詳細ページには、設定の現在の条件に関する概要が表示されます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Outlook 設定」と入力し、[Outlook
設定] を選択します。
エディション
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
使用可能なエディション:
すべてのエディション
2. Outlook 設定の名前をクリックします。
3. [データセット] 関連リストで、[編集] をクリックします。
4. 条件を指定します。
ユーザ権限
5. 同期をとる項目がいくつあるかを把握するため、データセットサイズを確認
できます。
6. [保存] をクリックします。
関連トピック:
Exchange Sync および Salesforce for Outlook のサンプルデータセット
Salesforce for Outlook の取引先責任者条件
Outlook 設定および Outlook パブリッシャーレイアウト
Salesforce for Outlook データセットのサイズの確認
設定を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
設定を作成、編集、また
は削除する
• 「メールクライアント
設定の管理」
データセットを作成、編
集、または削除する
• 同期方向は 同期しな
い にはできません
423
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
Salesforce for Outlook のデータセットに関する説明
データセットは、Salesforce for Outlook ユーザが同期できる Salesforce レコードのサ
ブセットです。同期するレコードを限定する条件で構成されています。
エディション
同期の内容
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
Salesforce for Outlook は、データセット内の定義に基づくレコードとそれに関連す
るレコードを同期します。
使用可能なエディション:
すべてのエディション
データセットの制限について
データセットを使用する場合、ユーザは Microsoft® Outlook® と Salesforce 間で、1 回
の条件につき最大 5000 件のレコードを同期できます。つまり、データセットの
設定に基づいて同期できるレコードが 5000 件以上ある場合、Salesforce for Outlook
はその一部を同期しません。さらに、これらの大量のレコードを同期すると、
同期処理の速度が遅くなる場合があります。ただし、同期できるレコード件数
を増加することができます。同期処理の速度に影響する可能性を低減すること
はできません。
データセットの制限の拡張
ユーザ権限
設定を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
設定を作成、編集、また
は削除する
• 「メールクライアント
設定の管理」
データセットを作成、編
5000 件以上のレコードを使用している場合、データセットがより大量のレコー
集、または削除する
ド数を同期できるように設定できます。このように設定するには、データセッ
• 同期方向は 同期しな
トに条件を追加します。たとえば、[取引先責任者条件] セクションにある [所有
い にはできません
者別に絞り込み] で、[選択された取引先責任者]を選択します。次に、[取引先責
任者]、[商談の取引先責任者]、および [取引先の取引先責任者] で[ユーザのレコー
ド] を選択します。データセットには、3 つの条件が適用されたため、最大 15000 件のレコードを同期できるよ
うになりました。
設定したこれらのさまざまな条件によって、必ずしも相互に排他的なレコードが選択されるとは限りません。
したがって、同期プロセスが 15000 件のレコードを同期しない場合があります。この状況を回避するために、
同期する取引先責任者のグループをさらに絞り込むことができます。[追加オブジェクトおよび項目別に絞り
込み] のパラメータを追加定義してください。
条件を定義したら、[データセットのサイズ] セクションにユーザのレコード数を取得できます。これを行うに
は、ユーザを入力して[レコード件数を取得]をクリックします。それでも、設定した条件で同期制限に達する
場合、同期処理のレコード選択が無作為であるように見受けられます。
個人取引先について
組織が個人取引先を有効にしており、Salesforceで 5000 件以上のレコードを使用している場合、データセットの
動作は異なります。具体的には、Salesforceは、まず検索条件に一致する個人取引先で問い合わせを実行してか
ら、これらの取引先に割り当てられた取引先責任者を問い合わせます。つまり、同期処理が 5000 件レコード
424
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
の制限 (個人取引先と取引先責任者を含む) に達する可能性があり、ユーザが同期しようと考えている取引先責
任者が含まれない場合があります。
関連トピック:
Salesforce for Outlook の取引先責任者の条件の設定
Exchange Sync および Salesforce for Outlook の行動条件の入力
Salesforce for Outlook の ToDo 条件の作成
Salesforce for Outlook データセットのサイズの確認
Salesforce for Outlook の取引先責任者の条件の設定
ユーザ権限
エディション
設定を表示する
「設定・定義を参照する」
設定を作成、編集、または削除する
「メールクライアント設定の管理」
商談チームで取引先責任者を絞り込む
「商談チームセリング」
取引先チームで取引先責任者を絞り込む 「取引先チーム」
データセットを作成、編集、または削除 同期方向は 同期しない にはできません
する
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
使用可能なエディション:
すべてのエディション
データセットは、Salesforce for Outlook ユーザが同期できる Salesforce レコードのサブセットです。同期するレコー
ドを限定する条件で構成されています。特定のユーザをすべての取引先責任者と同期するけれども、他のユー
ザを商談チームに関連する取引先責任者のみに同期する場合などが挙げられます。また、ユーザを特定の取引
先または商談に関連する取引先責任者に同期するなど、レコードの項目で絞り込むことができます。
[Outlook 設定] 詳細ページには、設定の現在の条件に関する概要が表示されます。
1. 設定のデータセットを定義します。
2. [所有者別に絞り込み] で、ユーザが同期できる取引先責任者を指定します。
3. [選択された取引先責任者] を選択すると、ユーザが同期する取引先責任者をさらに絞り込むことができま
す。
対象
ユーザが同期できる対象
選択
取引先責任者
ユーザが所有するすべての取引先責任者
ユーザのレコード
ロール階層のユーザとその部下が所有す
るすべての取引先責任者
ユーザのチームのレコード
商談の取引先責任 ユーザの商談に関連する取引先責任者
者
ロール階層のユーザとその部下が所有す
る商談に関連する取引先責任者
425
ユーザのレコード
ユーザのチームのレコード
販売ツールの設定および管理
対象
Salesforce for Outlook の管理
ユーザが同期できる対象
選択
ユーザが所有する商談ではなく、ユーザ
が商談チームのメンバーである商談に関
連する取引先責任者
ユーザの商談チームのレコード
取引先の取引先責 ユーザの取引先に関連する取引先責任者
任者
ロール階層のユーザとその部下が所有す
る取引先に関連する取引先責任者
ユーザが所有する取引先ではなく、ユー
ザがチームメンバーである取引先に関連
する取引先責任者
ユーザのレコード
ユーザのチームのレコード
ユーザの取引先チームのレコード
4. [追加オブジェクトおよび項目別に絞り込み] で、必要な項目レベルの条件を追加します。
a. 該当するオブジェクト内のオブジェクトおよび項目を選択します。
b. 適切な検索条件の演算子を選択します。
c. 選択した項目の値を入力します。
5. 新しい条件を追加するには[行を追加]をクリックします。リストの最後の条件を削除するには、[行を削除]
をクリックします。
6. [含めるその他の取引先責任者] で、Chatter取引先責任者がこの設定のユーザを自動的に同期するように選択
できます。これを行うには、[Chatter でフォローしている取引先責任者ユーザを同期] を選択します。
関連トピック:
Salesforce for Outlook の取引先責任者条件
Salesforce for Outlook のデータセットの定義
Salesforce for Outlook データセットのサイズの確認
Exchange Sync および Salesforce for Outlook のサンプルデータセット
Salesforce for Outlook の取引先責任者条件
取引先責任者条件によって、Salesforce for Outlook ユーザが Outlook と Salesforce との
間で同期できるレコード数を制御します。取引先責任者条件を使用するときに、
次の点に注意してください。
• 指定する条件は、基本的に AND 演算子が使われます。つまり、複数の検索条
件を指定した場合は、それらの検索条件をすべて満たすデータのみがレポー
トに表示されます。
• 日付を入力する場合は、[ロケール] の設定で規定されている形式で入力しま
す。[今日]、[来週]、[来年]、[過去 N 日間] などの特別な日付値も使用できま
す。
426
エディション
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
使用可能なエディション:
すべてのエディション
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
• カンマを含む数値やその他のデータは、引用符で囲みます。たとえば、「金額 次の文字列と一致する
"10,000"」と指定すると金額が $10,000 のレコードが返されますが、「金額 次の文字列と一致する 10,000」
と指定すると金額が $10,000、$10 および $0 のレコードが返されます。
• 数値を持つ項目で「<」、「>」、「<=」、または「>=」演算子を使用するとき、値が空白または
「null」であるレコードは、値がゼロ (0) であるものとして返されます。
• 特定の項目が空白か、項目に「null」値が含まれているデータだけをレポートに表示する場合は、対象とな
る項目および「次の文字列と一致する」か「次の文字列と一致しない」演算子を選択し、検索条件値を空
白のままにします。たとえば、「金額 次の文字列と一致する」と指定すると、金額の項目が空白のレコー
ドが返されます。空白の値の検索と他の指定値の検索を、同時に実行することができます。たとえば、「金
額 次の文字列と一致する 1,,2」と指定すると、[金額] が空白か、値が「1」または「2」となっているレ
コードが返されます。たとえば、「年間売上 < 100000」という条件を持つ取引先に対してワークフロー
を作成した場合、[年間売上] が空白である取引先レコードは条件に一致します。
• 電話番号を検索する場合は、「電話 次の文字列で始まる (561)」のように、電話番号の形式を正確に入力
します。
• 複数の値で絞り込むには、検索条件をカンマで区切ります。カンマ、空白も含めて 80 文字まで入力できま
す。たとえば、東京、大阪、愛知のいずれかにいる取引先を検索する場合は、「都道府県 次の文字列を含
む 東京, 大阪, 愛知」と入力します。
• [説明] などの標準のロングテキストエリア項目をフィルタリングする場合、項目の最初の 1000 文字のみを
検索します。
• [レコード件数を取得] ボタンを使用すると、設定の条件に基づいたサンプルの Salesforce for Outlook ユーザに
同期するレコード数を確認します。
• 取引先責任者条件でユーザ情報を参照する必要がある場合、次の差し込み項目を追加できます。
差し込み項目
説明
$User.ID
ユーザの ID を参照します。この差し込み項目は、
ユーザ参照項目に適用できます。この差し込み項目
に対して有効な演算子は [次の文字列と一致する] と
[次の文字列と一致しない] です。所有者項目を参照
するモバイルビューの条件を作成する場合は、
$User.ID 差し込み項目のみを使用できます。
$User.Username
ユーザのユーザ名を参照します。この差し込み項目
は、選択リストを除くテキスト系またはルックアッ
プ系の項目に適用できます。この差し込み項目に対
して有効な演算子は [次の文字列と一致する]、[次の
文字列と一致しない]、[>]、[>=]、[<]、[<=]、[次の文
字列を含む]、[次の文字列を含まない]、および [次の
文字列で始まる] です。
$User.Firstname
ユーザの名を参照します。この差し込み項目は、選
択リストを除くテキスト系またはルックアップ系の
項目に適用できます。この差し込み項目に対して有
効な演算子は [次の文字列と一致する]、[次の文字列
427
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
差し込み項目
説明
と一致しない]、[>]、[>=]、[<]、[<=]、[次の文字列を
含む]、[次の文字列を含まない]、および [次の文字列
で始まる] です。
$User.Lastname
ユーザの姓を参照します。この差し込み項目は、選
択リストを除くテキスト系またはルックアップ系の
項目に適用できます。この差し込み項目に対して有
効な演算子は [次の文字列と一致する]、[次の文字列
と一致しない]、[>]、[>=]、[<]、[<=]、[次の文字列を
含む]、[次の文字列を含まない]、および [次の文字列
で始まる] です。
$User.Fullname
ユーザの姓名を参照します。この差し込み項目は、
選択リストを除くテキスト系またはルックアップ系
の項目に適用できます。この差し込み項目に対して
有効な演算子は [次の文字列と一致する]、[次の文字
列と一致しない]、[>]、[>=]、[<]、[<=]、[次の文字列
を含む]、[次の文字列を含まない]、および [次の文字
列で始まる] です。
関連トピック:
Salesforce for Outlook の取引先責任者の条件の設定
Salesforce for Outlook のデータセットの定義
Salesforce for Outlook データセットのサイズの確認
428
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
Exchange Sync および Salesforce for Outlook の行動条件の入力
データセットは、Salesforce for Outlook ユーザが同期できる Salesforce レコードのサ
ブセットです。同期するレコードを限定する条件で構成されています。たとえ
ば、ユーザの多くは、現在と将来の行動のみの同期をとりますが、ユーザによっ
ては過去の行動の同期が必要な場合もあります。Salesforce for Outlook では、開始
日ではなく終了日を基準に行動の同期をとります。たとえば、現在と将来の行
動のみの同期をとる場合、昨日開始した 2 日間にわたる行動も同期の対象にな
ります。
[Outlook 設定の詳細] ページの [データセット] セクションには、設定の現在の行動
条件の概要が示されます。
1. 設定のデータセットを定義します。
エディション
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
使用可能なエディション:
すべてのエディション
ユーザ権限
2. [行動] の下で、[>=] 項目に次の条件の 1 つを入力します。
• 今日: 今日または今日以降終了する行動を同期します。開始時刻は、午前
12:00 です。
• 先月: 先月の初日または初日以降に終了する行動を同期します。
• 過去 N 日間: 過去 30 日間など、指定の日数の間、またはそれ以降に終
了する行動のみを同期します。
3. [レコード件数を取得] ボタンを使用すると、設定の条件に基づいたサンプル
の Salesforce for Outlook ユーザに同期するレコード数を確認します。
4. データセットを保存します。
設定を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
設定を作成、編集、また
は削除する
• 「メールクライアント
設定の管理」
データセットを作成、編
集、または削除する
• 同期方向は 同期しな
い にはできません
メモ: 同期すると設定した最初の日に開始する終日の行動、および行動の
被招集者は同期しません。複数日の行動は、いずれかの方向で 1 つの行動
として同期します。複数日の行動は同期します。
関連トピック:
Exchange Sync および Salesforce for Outlook のサンプルデータセット
Salesforce for Outlook データセットのサイズの確認
429
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
Salesforce for Outlook の ToDo 条件の作成
営業チーム用に Microsoft® Outlook® と Salesforce 間でどの ToDo を同期するかを指定
します。
エディション
データセットは、Salesforce for Outlook ユーザが同期できる Salesforce レコードのサ
ブセットです。同期するレコードを限定する条件で構成されています。たとえ
ば、ユーザの多くは、期限を過ぎた ToDo を同期しますが、その他のユーザは現
在と将来の ToDo のみを同期します。Salesforce for Outlook では、開始日ではなく終
了日を基準に ToDo の同期をとります。たとえば、現在と将来の ToDo のみの同期
をとる場合、昨日開始した ToDo も同期の対象になります。
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
[Outlook 設定の詳細] ページの [データセット] セクションには、設定の現在の ToDo
条件の概要が示されます。
1. 設定のデータセットを定義します。
2. [ToDo] の下で、[>=] 項目に次の条件の 1 つを入力します。
• 今日 — 今日または今日以降に終了する ToDo を同期します。開始時刻は、
午前 12:00 です。
• 先月 — 先月の初日または初日以降に終了する ToDo のみを同期します。
• 過去 N 日間 — 過去 30 日間など、指定した日数を遡る過去の日または
それ以降に終了する ToDo (タスク) を同期します。
3. Salesforce の定期的な ToDo を Outlook と同期するかどうかを選択します。
使用可能なエディション:
すべてのエディション
ユーザ権限
設定を表示する
• 「設定・定義を参照す
る」
設定を作成、編集、また
は削除する
• 「メールクライアント
設定の管理」
データセットを作成、編
集、または削除する
• 同期方向は 同期しな
い にはできません
4. [レコード件数を取得] ボタンを使用すると、設定の条件に基づいたサンプルの Salesforce for Outlook ユーザに
同期するレコード数を確認します。
5. データセットを保存します。
メモ: Salesforce for Outlook では、すべての種類の ToDo が同期されるわけではありません。次の種類の ToDo
が同期されることはありません。
• Salesforce に対する Outlook の定期的な ToDo (タスク)
• 完了した ToDo (Salesforce for Outlook で同期する前に完了とマークされた場合)
430
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
• フォローアップ用にメールまたは取引先責任者にフラグを設定したときに自動的に作成された ToDo
関連トピック:
Outlook 設定および Outlook パブリッシャーレイアウト
Exchange Sync および Salesforce for Outlook のサンプルデータセット
Exchange Sync および Salesforce for Outlook のサンプルデータセット
通常、同じ役割のユーザはデータの同期要件が似ていることから、システム管
理者の多くは、同期設定を組織の役職に基づいて作成します。以下に示すサン
プルデータセットは、Salesforce グループに共通のものです。Salesforce for Outlook
および Exchange Sync ユーザには固有のニーズがありますが、Outlook 設定
(Salesforce for Outlook ユーザの場合) や Exchange Sync 設定 (Exchange Sync ユーザの場
合) の作成を開始するにあたっては、この例が参考になります。
エディション
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
営業マネージャ
使用可能なエディション:
通常、営業マネージャは、所有するレコードと直属の部下のレコードを確認
すべてのエディション
する必要があります。また、パイプラインにある重要商談に関連付けられて
いるユーザの最新の取引先責任者情報や、これらの商談に関連する可能性の
ある次回のミーティングも確認する必要があります。さらに、Outlook で Chatter 取引先責任者が必要になる
こともあります。
営業マネージャの Outlook 設定のサンプル:
Contacts
Contacts: User's Records, User's Team's Records
Contacts on Opportunities: User's Team's Records
Contacts on Accounts: User's Team's Records
Contacts in Chatter: Records User is Following
Events
Events: User's Records
Date greater or equal TODAY
Tasks
Tasks: User's Records
Date greater or equal TODAY
営業担当技術者
通常、営業担当技術者には、自分や商談チームの他のメンバーが所有する取引先責任者しか必要ありませ
ん。ただし、Chatter 取引先責任者、過去月のミーティングの記録、および将来のすべてのミーティングの
スケジュールも必要になることがあります。
営業担当技術者の Outlook 設定のサンプル:
Contacts
Contacts: User's Records
Contacts on Opportunities: User's Opportunity Teams' Records
Contacts in Chatter: Records User is Following
Events
431
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
Events: User's Records
Date greater or equal LAST MONTH
Tasks
Tasks: User's Records
Date greater or equal LAST MONTH
アカウントエグゼクティブ
アカウントエグゼクティブは、取引先および商談に関連する取引先責任者を確認する必要があります。商
談は、確度が 40% を超える進行中の商談に関連する取引先責任者のみが同期されるように絞り込まれます。
また、Chatter 取引先責任者、将来のすべてのミーティング、および過去 2 か月のすべてのミーティングも
同期する必要があります。
アカウントエグゼクティブの Outlook 設定のサンプル:
Contacts
Contacts on Opportunities: User's Records
(Probability (%) greater than 40) AND (Stage not equal to Closed Won,Closed Lost
Contacts on Accounts: User's Records
Contacts in Chatter: Records User is Following
Events
Events: User's Records
Date greater or equal LAST 60 DAYS
Tasks
Tasks: User's Records
Date greater or equal LAST 60 DAYS
関連トピック:
Salesforce for Outlook のデータセットの定義
432
販売ツールの設定および管理
Salesforce for Outlook の管理
Salesforce for Outlook データセットのサイズの確認
[レコード件数を取得] ボタンを使用すると、設定の条件に基づいたサンプルの
Salesforce for Outlook ユーザに同期するレコード数を確認します。数が多すぎる、
または少なすぎる場合、条件を調整して、サイズを再確認します。オブジェク
トあたりの最大レコード件数は 5000 です。
1. 設定のデータセットを定義します。
2. [データセットサイズ] の下で、[ユーザ] 項目の横にあるルックアップアイコ
ンをクリックします。
3. ユーザを選択します。最大サイズをテストするには、今は設定に割り当てら
れていないユーザでもよいため、多数のレコードを持つユーザを選択しま
す。
4. [レコード件数を取得] をクリックします。そのユーザについて、Outlook と
Salesforce との間で同期をとるレコード数が表示されます。
5. 必要に応じて、条件または選択するユーザを調整して、データセットを再テ
ストします。[保存] をクリックするまでは、何も保存されません。
関連トピック:
Salesforce for Outlook のデータセットの定義
エディション
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
使用可能なエディション:
すべてのエディション
ユーザ権限
Outlook データセットを表
示する
• 「設定・定義を参照す
る」
Outlook データセットをテ
ストする
• 「メールクライアント
設定の管理」
ユーザが実行する Salesforce for Outlook のバージョンの追跡
ログイン履歴レポートから、ユーザが実行している Salesforce for Outlook のバー
ジョンをすばやく確認できます。
エディション
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ログイン履歴」と入力し、[ログイ
ン履歴] を選択します。
この機能を管理可能なエ
ディション: Salesforce
Classic および Lightning
Experience の両方
使用可能なエディション:
すべてのエディション
ユーザ権限
レポートを実行する
• 「レポート実行」
433
販売ツールの設定および管理
Connect for Outlook のアンインストール
2. [アプリケーション] および [クライアントのバージョン] 列に、各ユーザの Salesforce for Outlook のバージョン
が表示されます。
Connect for Outlook のアンインストール
Connect for Outlook の終了
重要: Connect for Outlook は、Winter '16 をもって終了しました。つまり、Connect for Outlook でメールの保存
や、Microsoft® Outlook® と Salesforce 間の取引先責任者、行動、ToDo の同期が行われることはありません。た
だし、ご安心ください。Connect for Outlook をアンインストールし、最新のメールインテグレーション機能
である Email Connect または Salesforce for Outlook のいずれかに移行すると生産性が向上します。どちらの機
能に環境との互換性があるかについては、Salesforce システム管理者にお問い合わせください。
従来のメールインテグレーションアプリケーション Force.com Connect for Microsoft Outlook では、Microsoft® Outlook®
2007 以前で Salesforce とやりとりができます。
関連トピック:
https://help.salesforce.com/HTViewSolution?id=000204943
Connect for Outlook のアンインストール方法は?
適切な Microsoft® メールインテグレーション製品の選択
434
販売ツールの設定および管理
Connect Offline
Connect for Outlook のアンインストール方法は?
重要: Connect for Outlook は、Winter '16 をもって終了しました。つまり、Connect for Outlook でメールの保存
や、Microsoft® Outlook® と Salesforce 間の取引先責任者、行動、ToDo の同期が行われることはありません。た
だし、ご安心ください。Connect for Outlook をアンインストールし、最新のメールインテグレーション機能
である Email Connect または Salesforce for Outlook のいずれかに移行すると生産性が向上します。どちらの機
能に環境との互換性があるかについては、Salesforce システム管理者にお問い合わせください。
1. Microsoft® Outlook® を終了します。
2. Windows® で、コントロールパネルを開きます。
3. プログラムをアンインストールするオプションを選択します。
4. Salesforce Outlook Edition にスクロールし、プロンプトに従ってアンインストールします。
関連トピック:
https://help.salesforce.com/HTViewSolution?id=000204943
適切な Microsoft® メールインテグレーション製品の選択
Connect Offline
デスクトップクライアントアクセス
Connect Offline および Connect for Office は、Salesforce とご使用の PC を統合するデス
クトップクライアントです。管理者として、更新が可能な場合に自動的にユー
ザに通知されるかどうか、ユーザがどのデスクトップクライアントにアクセス
できるかを制御できます。Salesforce for Outlook の権限を設定するには、メールク
ライアント設定の管理権限を使用します。
プロファイルを編集することでデスクトップクライアントへのユーザのアクセ
スを設定できます。
デスクトップクライアントアクセスのオプションは次のとおりです。
オプション
意味
オフ (アクセス拒否)
ユーザの個人設定の各クライアントのダウン
ロードページは表示されません。また、ユー
ザはクライアントからログインできません。
オン、更新なし
ユーザの個人設定の各クライアントのダウン
ロードページは表示されません。ユーザはク
ライアントからログインできますが、現在の
バージョンからアップグレードできません。
オン、アラートなしの更新
ユーザはクライアントのダウンロード、ログ
イン、アップグレードを実行できますが、新
435
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
販売ツールの設定および管理
オプション
Connect Offline
意味
しいバージョンを使用できるときのアラートは表示されません。
オン、アラートありの更新
ユーザはクライアントのダウンロード、ログイン、アップグレー
ドを実行できます。更新アラートが表示され、このアラートを
フォローまたは無視できます。
オン、更新必須 (アラートあり)
ユーザはクライアントのダウンロード、ログイン、アップグレー
ドを実行できます。新しいバージョンを使用できるようになる
と、更新アラートが表示されます。アップグレードされるまで、
クライアントからログインできません。
Connect Offline は、Developer Edition と併用できる唯一のクライアントです。Personal Edition、Group Edition、Professional
Edition では、すべてのユーザにすべてのクライアントの「オン、通知なし、更新可」がデフォルトで付与され
ています。
メモ:
• デスクトップクライアントアクセスは、「API の有効化」権限がプロファイルに設定されたユーザのみ
が使用できます。
ユーザがアラートを確認できる場合、過去にクライアントからSalesforceにログインしたことがあれば、新しい
バージョンが使用できるようになったときにアラートバナーが自動的に [ホーム] タブに表示されます。バナー
をクリックすると、[更新の確認] ページが表示され、ユーザはインストーラファイルをダウンロードし、実行
できます。アラートが発生したかどうかに関係なく、ユーザは個人設定から[更新の確認]ページにアクセスす
ることもできます。
436
販売ツールの設定および管理
Connect Offline
Connect Offline のインストール
エディション
Connect Offline ライセンスの割り当て
Performance Edition、Unlimited Edition、Enterprise Edition、Developer Edition を使用して
いる組織には、Salesforce ライセンス 1 つにつき Connect Offline ライセンスが 1 つ提
供されます。Professional Edition を使用している組織は、Connect Offline ライセンス
を別途購入する必要があります。Connect Offlineライセンスを持たないユーザは、
30 日間のトライアル期間中使用できます。
Connect Offline ライセンスを組織内のユーザに割り当てるには、ユーザのレコー
ドを編集し、[オフラインユーザ] チェックボックスをオンにします。Force.com
Connect Offline を使用するには、ユーザはこのチェックボックスがオンになって
いる必要があります。
システム要件の確認
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
有料オプションで使用可
能なエディション:
Professional Edition
ユーザ権限
Connect Offline のシステム要件は次のとおりです。
• Microsoft® Internet Explorer® 6、7、または 8 (Mozilla® Firefox®、Apple® Safari®、および
Google Chrome™ などの他のブラウザはサポートされません)
• Microsoft Windows® 2000、Windows XP、Windows Vista®、または Windows 7
メモ: Windows 2000、Windows XP、Windows Vista、または Windows 7 の 64
ビットのバージョンを使用できますが、これらのいずれかと併用して、
互換性のある表示機能を持つ Internet Explorer 8 の 32 ビットのバージョン
を使用する必要があります。
• 256 MB の RAM (推奨: 512 MB)
• 最低 20 MB のハードディスク空き容量 (ブリーフケースのサイズによっては最
低 250 MB を推奨)
Connect Offline でレコード
を参照する
• 取引先や取引先責任
者、商談など、該当す
るレコードタイプに対
する「参照」
Connect Offline でレコード
を更新する
• 取引先や取引先責任
者、商談など、該当す
るレコードタイプに対
する「作成」、「編
集」または「削除」
• Intel® Pentium® II プロセッサ、500 MHz 以上
個々のクライアントのインストール
Connect Offline クライアントをダウンロードし、インストールする手順は、次のとおりです。
1. [個人設定] から、[クイック検索] ボックスにConnect Offlineと入力し、[Connect Offline] を選択します。
2. [今すぐインストール] をクリックします。
メモ: Connect Offline をインストールするコンピュータに対して、管理者権限を持っている必要があり
ます。
3. クライアントをインストールして実行するかどうかの確認メッセージが表示されたら、[はい] をクリック
します。
4. 設定ウィザードの指示に従ってインストールを完了します。
5. インストールを確認するため、Connect Offline にログインします。
437
販売ツールの設定および管理
Connect Offline
Connect Offline を全システムに展開
組織で Windows を使用している場合、ネットワーク管理者は一度に数台のコンピュータに Connect Offline をイン
ストールできます。一括して展開するには、個人設定のConnect Offlineページに移動し、リンクをクリックして
ZIP 圧縮された MSI パッケージをダウンロードします。
ヒント: ログイン履歴には、各ユーザが使用する Connect Offline のバージョンが一覧表示されます。
Connect Offline の更新
Salesforce では、定期的に Connect Offline のアップデートをリリースし、ユーザのプロファイルの設定に応じて
ユーザに通知しています。
オフラインデータセットのサンプル
通常、同じグループのユーザはデータのオフライン要件が似ていることから、システム管理者の多くは、ブ
リーフケース設定を組織の機能グループに基づいて作成します。以下に示すサンプルデータセットは、Salesforce
グループに共通のものです。Connect Offlineユーザには固有のニーズがありますが、ブリーフケース設定でデー
タセットの使用を開始するにあたっては、この例が参考になります。
営業マネージャ
営業マネージャは、通常、自分が所有するレコードの他に部下のレコードも参照する必要があります。また、
パイプラインにある重要商談を細かく監視する傾向にあります。
このブリーフケース設定により営業マネージャが参照できるレコードは次のとおりです。
• 自分が所有する商談
• ロール階層内でその営業マネージャに報告するユーザが所有する商談
• $100,000 を超える金額の現四半期中に完了予定のすべての商談
• 商談に関連するすべての取引先
• 取引先責任者レコードと活動レコードのサブセット
営業担当技術者
営業担当技術者のブリーフケース設定は、そのユーザの商談チームの他のメンバーが所有する商談を検索しま
すが、ユーザのレコードは含まれません。ブリーフケースに含まれるすべての取引先と取引先責任者がその商
談に関連するため、営業担当技術者のブリーフケース設定は商談ベースです。営業担当技術者が参照できるレ
コードは次のとおりです。
• 自分が所有する商談 5000 件まで、および商談チームのリストに名前がある商談 5000 件まで。これらの商談
は、進行中か、または完了予定日が今月、過去 2 か月、24 か月先までのどれかになります。5000 件を超え
るレコードがある場合は、最近変更した 5000 件のレコードが同期化されます。
• それらの商談に関連するすべての取引先、取引先責任者、および商談品目
• これらの商談に関連する ToDo と行動のサブセット
438
販売ツールの設定および管理
メールの監視
アカウントエグゼクティブ
アカウントエグゼクティブのブリーフケース設定は、取引先ベースです。つまり、ブリーフケースには、ユー
ザの取引先と、その取引先に関連する商談が含まれます。商談は、条件検索により、現四半期中に完了予定の
進行中の商談のみが同期化されます。[ToDo と行動] の子データセットでは、ユーザの活動だけでなく、それら
の商談に関連するすべての活動を取得します。2 か月ウィンドウから、未完了の ToDo と行動のみがブリーフ
ケースに送られます。[ToDo と行動] 親データセットは、ユーザの活動だけを取り出し、その活動も次の 30 日
間に予定されている未完了の ToDo と行動に限定します。取引先責任者データセットは、ユーザの取引先責任
者レコードを配布しますが、レコードは、最近アクティブな取引先責任者 500 件に制限されます。
メールの監視
メールログとは?
メールログは CSV ファイルで、過去 30 日間に Salesforce 経由で送信したすべての
メールに関する情報が含まれています。ログには、次のようなデータが含まれ
ています。
• 各メールの送信者および受信者のメールアドレス
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
• 各メールの送信日時
• 各メールの配信状況
• 各メールに関連付けられたエラーコード
メールログを使用して、発生したエラーのトラブルシューティングを行えます。
メールログを管理するには、[設定] から [クイック検索] ボックスに「メールロ
グファイル」と入力し、[メールログファイル] を選択します。
• 組織の新しいメールログを要求には、[メールログのリクエスト]。Salesforce
で処理されるメールのボリュームによって、要求は、受信された順にキュー
されます。メールログは、要求から 30 分以内に使用できます。
ユーザ権限
メールログへのアクセス
• 「すべてのデータの編
集」
• 待機中のメールログ要求リストには、まだ完了していないメールログ要求の状態について記載されていま
す。待機中のログのリクエストは随時 3 つまで持つことができます。
• メールログエラーリストには、失敗した要求の説明が記載されています。
– 失敗した要求を再送信するには、[再送信] をクリックします。
– 失敗した要求を削除するには、[削除] をクリックします。
警告: 30 日間の制限を超えたデータを要求した場合、またはすでに 3 つの待機中のログの要求を行っ
た場合、失敗した要求を再送信することはできません。
• メールログをダウンロードするには、[ダウンロード (.zip)] をクリックします。メールログは、圧縮ファイ
ルに含まれた CSV ファイルで、最大で 100,000 件のレコードが格納されています。メールログ要求では、最
大 500,000 件のレコードが返されるため、ダウンロードする .zip ファイルは最大で 5 つになります。ログは、
ファイルストレージ全体の制限に貢献します。
• メールログを削除するには、[削除] をクリックします。
メールログから返された情報の概要は、「メールログの表示」 (ページ 440)を参照してください。
439
販売ツールの設定および管理
メールの監視
メールログのリクエスト
組織の新しいメールログを要求する手順は、次のとおりです。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「メールログファイル」と入力し、
[メールログファイル] を選択します。
2. [メールログのリクエスト] をクリックします。
待機中のログのリクエストは一度に 3 つまで持つことができます。すでに 3
つの待機中のリクエストがある場合、そのうちの少なくとも 1 つが完了する
まで、次のログを要求できません。
3. 取得するメールログの [開始時刻] と [終了時刻] の範囲を入力します。メー
ルログは、リクエストに先立つ過去 30 日間の範囲内に送信されたメッセージ
について利用可能です。
メモ: 各メールログは、最大 7 日間の範囲で指定できます。7 日間を超
える範囲のメールログデータを参照するには、複数のリクエストを作成
します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
ユーザ権限
メールログへのアクセス
• 「すべてのデータの編
集」
4. 必要に応じて、メールログに条件を設定し、[受信者] や [メッセージ ID ヘッダー] などの項目に特定の
ドメイン名やメールアドレスがある行のみを含めることができます。条件語を複数入力するには、カンマ
で各値を区切ります。この項目を空白にしておくと、ログに条件を設定せずに指定した期間内のすべての
メールアドレスが返されます。
5. メールログリクエストが完了したときに通知を受け取るメールアドレスを入力します。各メールアドレス
をカンマで区切ります。
リクエストをクリアしてログの概要ページに戻るには、[キャンセル] をクリックします。
関連トピック:
メールログの表示
メールログの表示
次の表示は、ログファイルの形式と、項目の例について記載しています。
列
項目
説明
A
日付/時間
各メールの送受信 3/06/2009 13:37
日時 (GMT)。
B
例
内部メッセージ ID メッセージの一意 16/A4-20983-88E21E84
の内部 ID。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
ユーザ権限
メールログへのアクセス
• 「すべてのデータの編
集」
440
販売ツールの設定および管理
メールの監視
列
項目
説明
例
C
メールイベント
メールサーバの最後のメー T
ル行動を示します。行動
は、次の値のいずれかと
なります。
R - 受信
メールが正常に受信さ
れました。
D - 送信
メールが正常に送信さ
れました。
T - 一時的な障害
メールの送受信が遅れ
ました。Salesforce は、
24 時間、送信を再試行
します。1 回目の再試
行は、最初の一時的障
害から 5 分後に行わ
れ、2 回目の再試行は
その 10 分後、3 回目は
その 20 分後となり、そ
の後も続きます。
P - 永続的な障害
メールを送信できませ
んでした。
D
受信者
メールを送信する個人の
メールアドレス。
[email protected]
E
送信者
メールを送信した個人の
メールアドレス。
[email protected]
F
リモートホスト
メールをメールサーバに
配信したアプリケーショ
ンサーバの IP アドレス。
10.0.0.1
G
転送バイト数
メールのサイズ。
11856
H
ユーザ ID
メールを送信したユーザ
の Salesforce ID。
00540000000rSXT
I
メッセージ ID ヘッダー
すべてのメールの最初に
ある ID ヘッダー。
21749386.
106091224027705044.
JavaMail.
sfdc@na2-app4-2-sjl.
ops.sfdc.net
441
販売ツールの設定および管理
メールの監視
列
項目
説明
例
J
再試行回数
メール送信の試行回数。
11
K
キューの秒数
配信前にメールが待機し
た秒数。
300
L
送信フェーズ
記録される前の送信の最 during RCPT TO
終フェーズ。以下はフェー
ズの値です (SMTP シーケン
スの表示順)。
BANNER
SMTP 接続のレスポン
ス。
EHLO
メールサーバとのセッ
ションの開始。
STARTTLS
メールサーバとの安全
な通信セッションを確
立。
MAIL FROM
メールの送信者を通
知。
RCPT TO
メールの受信者を通
知。
DATA
後続のテキストがメー
ルメッセージであるこ
とを通知。
BODY
メールの本文が受信者
に送信されているとき
の状況。
RSET
セッション終了時に、
サーバの状態をリセッ
ト。
また、レスポンスが送信
シーケンスの任意の時点
で表示される場合があり
ます。
442
販売ツールの設定および管理
列
メールの監視
項目
説明
例
接続されていない場合
クライアントは接続を
確立しようとしていま
す。
アイドル時
クライアントは接続し
ましたが、コマンドの
送受信は行っていませ
ん。
読み取り確認
コマンドが送信され、
クライアントは応答を
待っています。
TLS のハンドシェーキング
安全な接続の確立時に
エラーが発生しまし
た。
帯域外の不達
受信サーバはコマンド
を受信しましたが、不
明な理由で拒否されま
した。
不明な状態
不明なエラーが発生し
ました。
M
リレーアドレス
指定されたリレーシステ
ムのホスト名。
relay.my.org
N
リレーポート
指定されたリレーシステ
ムのポート。
587
443
販売ツールの設定および管理
メールの監視
列
項目
説明
O
送信ステータス通知
すべての送信フェーズの 421 no adequate
後、3 桁のレスポンスコー servers
ドがメールサーバから送
信されます。最初の数値
は、コマンドが成功した
かどうかを、2 桁目はエ
ラーの種類、3 桁目は問題
を解決するための追加情
報を示します。
1 桁目の値は次の 5 とおり
です。
1xx - 肯定的な事前の返信
コマンドは受け入れら
れましたが、応答は送
信されていません。
2xx - 肯定的な完了の返信
要求されたアクション
は正常に完了しまし
た。
3xx - 肯定的な中間の返信
コマンドは受け入れら
れましたが、要求され
たアクションにはより
多くの情報が必要で
す。
4xx - 一時的に否定的な完
了の返信
コマンドは受け入れら
れず、要求されたアク
ションは実行されませ
んでした。ただし、エ
ラーの状況は一時的
で、アクションをもう
一度要求することがで
きます。
5xx - 永続的に否定的な完
了の返信
コマンドは受け入れら
れず、要求されたアク
ションは実行されませ
んでした。
444
例
販売ツールの設定および管理
列
メールの監視
項目
説明
例
すべてのメールサービス
プロバイダは、それぞれ
のコードを実装している
ため、2 桁目や 3 桁目が示
す内容の完全な一覧はあ
りません。
これらのコードの詳細は、
SMTP の公式ドキュメント
の 4.2.1 のセクション (http://
www.ietf.org/rfc/rfc2821.txt
?number=2821) を参照して
ください。
関連トピック:
メールログとは?
受信メールスナップショットによるトラブルシューティング
受信メールエラーをより簡単にトラブルシューティングできるように、受信メー
ルメッセージのスナップショットを取得します。
エディション
受信メールのスナップショットでは受信メールメッセージのコピーを取得しま
す。このスナップショットはメール to Salesforce、メール-to-ケース、Apex メール
サービスなどのメールサービスに関する問題の診断に役立ちます。メールの宛
先および送信元アドレスの条件を指定して、スナップショットを要求します。
受信メッセージがその条件に一致した場合、参照およびダウンロード可能な 1
つのコピーが記録されます。メール自体は変更されることなく通常どおりに処
理されます。スナップショットには次のものが含まれています。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic および
Lightning Experience
• 送信者のアドレス
ユーザ権限
• 受信メールサービスのアドレス
• スナップショットの日時
• ヘッダーおよび添付ファイルを含む、メッセージのフルコンテンツ
受信メールスナップショットにアクセスするには、[設定] から [クイック検索]
ボックスに「メールスナップショット」と入力し、[メールスナップショット] を
選択します。
使用可能なエディション:
Database.com Edition を除
くすべてのエディション
メールのスナップショッ
トを要求、表示、ダウン
ロードおよび削除する
• 「すべてのデータの編
集」
• 受信メールスナップショットを要求するには、宛先アドレス (必須) および送信元アドレス (オプション) の
条件を入力します。次に、[スナップショットを要求] をクリックします。
要求されたスナップショットは [待機中および完了スナップショット] リストに追加されます。受信メッセー
ジが指定条件に一致するとすぐに、スナップショットが取得されて要求は完了します。
• 完了したスナップショットを表示するには、次の操作を実行します。
445
販売ツールの設定および管理
メールの監視
オプション
説明
スナップショットの詳細を表示
スナップショットの取得日時、送信者のアドレス、
受信メールサービスアドレスを表示するには、[詳細
の表示] をクリックします。詳細セクションを折り
たたむには、[詳細を非表示] をクリックします。
スナップショットをダウンロード
[ダウンロード]をクリックして、メールを .txt ファイ
ルとして開くか、コンピュータに保存します。
受信メールのスナップショットを使用するときには、次のヒントを考慮してください。
• 待機中および完了したスナップショットを合わせて最大 25 個まで保持できます。新しいスナップショット
を作成する場合は、領域を解放するためいくつかのスナップショットを削除します。最初に他のユーザが
要求したスナップショットであっても、待機中または完了したスナップショットは削除できます。
• 削除されたスナップショットは完全に削除されます。ごみ箱には移動されません。
• 宛先アドレスの条件を指定する場合、次の点に留意してください。
– この条件は、メールの [To]、[CC]、[BCC] 項目 ([To] 項目のみではない) で指定されるアドレスのいずれかに
適用されます。
– 受信メールサービスアドレスの末尾は必ず salesforce.com です。
– 組織が使用しているアドレスを確認することをお勧めします。次の表に、これらのアドレスがわかる場
所をまとめています。
受信メールアドレスのタイプ
アドレスがわかる場所
ユーザの一意の [メール to Salesforce] アドレス
ユーザの個人設定から、[クイック検索] ボックス
に「メール to Salesforce」と入力し、[メール
to Salesforce] を選択して、[メール to Salesforce] で割
り当てられている一意のアドレスを参照します。
メール-to-ケースまたはオンデマンドメール-to-ケー [設定] から、[クイック検索] ボックスに「メール
スのメールルーティングアドレス
-to-ケース」と入力し、[メール-to-ケース]を選択
して、メール-to-ケースの設定ページを開きます。
[ルーティングアドレス] セクションを表示します。
組織のメールサービスアドレス
[設定] から、[クイック検索] ボックスに「メール
サービス」と入力し、[メールサービス] を選択し
て、メールサービス名を選択します。
• メールアドレスのローカル部分 (@ 記号の前の部分) およびドメイン部分 (@ 記号の後の部分) の両方でアスタ
リスク (*) ワイルドカードを使用できます。スペース、カンマおよびセミコロンは有効な文字ではありませ
ん。各アドレス項目には、255 文字まで含めることができます。
• 同じ条件で複数のスナップショット要求する場合は、[スナップショットを要求] を複数回クリックできま
す。
446
販売ツールの設定および管理
Work.com の設定
• スナップショットが完了したことを確信できる場合でも、[待機中] 状況が表示されている場合はページを
更新してください。
• スナップショットに有効期限はありません。受信メールが指定の基準に一致しない場合、要求されたスナッ
プショットが永続的に [待機中] 状況で保持される場合があります。完了したスナップショットは削除され
るまで保持されます。
Work.com の設定
Work.com 実装の概要
Work.com は、マネージャやチームがより短期間でスキルを習得し、よりよいパ
フォーマンスを実現できるようにする販売管理およびサービス管理のツールで
す。
Work.com には、営業チームやサービスチームに役立つさまざまな機能が用意さ
れています。たとえば、実際の報奨に関連するレコグニション、詳細な目標と
リアルタイムコーチング、完全機能を備えたパフォーマンスレビューなどが挙
げられます。
Work.com ライセンスを受け取ったら、次の操作を実行して Work.com を設定する
必要があります。
• Work.com 管理者を指定して、設定プロセスを完了する。
• Work.com 機能の設定を有効にする。
• プロファイルまたは権限セットを使用して Work.com 機能への権限を設定す
る。
• Work.com ライセンスをユーザに割り当てる。
• 組織の Work.com 機能を設定する。
関連トピック:
前提条件
Work.com 管理者の指定
Work.com 機能の有効化
Work.com 機能へのアクセス
Work.com ライセンスの種類
Work.com 機能の概要
447
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Work.com は、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Unlimited
Edition、または Developer
Edition のアドオンライセ
ンスとして取得できま
す。また、Performance
Edition には含まれていま
す。
販売ツールの設定および管理
前提条件
前提条件
ユーザ権限
エディション
Work.com 機能を有効にする
「アプリケーションのカスタマイズ」
権限セットを割り当てる
「権限セットの割り当て」
プロファイルを割り当てる
「ユーザの管理」
項目レベルセキュリティを設定する
「プロファイルと権限セットの管理」
および
「アプリケーションのカスタマイズ」
[調整] タブを参照する
「Work.com 調整の有効化」
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Work.com は、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Unlimited
Edition、または Developer
Edition のアドオンライセ
ンスとして取得できま
す。また、Performance
Edition には含まれていま
す。
組織で Work.com を有効にする前に、実装計画を立てます。
実装プロセスを開始する前に、Salesforceで、Work.com権限を有効にして、Work.com
ライセンスを組織にプロビジョニングします。Salesforceの担当者がシステム管理者と協力してライセンスや権
限を調整しますが、組織に使用可能な Work.com ライセンスがあるかどうはシステム管理者自身がチェックで
きます。[設定] で、[クイック検索] ボックスに「組織情報」と入力して、[組織情報] を選択し、[機能ライセン
ス] で Work.com の有無を確認します。
メモ: 組織で使用しているエディションに関係なく、Chatter を有効にすることをお勧めします。Work.com
の多くの機能は、Chatterフィードを使用してユーザへの通知ややりとりを行います。Chatterが有効である
ことを確認するには、[設定] から、[クイック検索] ボックスに「Chatter 設定」と入力して、[Chatter 設
定] を選択し、Chatter 設定が有効であることを確認します。
関連トピック:
Work.com 管理者の指定
448
販売ツールの設定および管理
Work.com の有効化
Work.com の有効化
Work.com 管理者の指定
組織で Work.com を有効にする前に、Work.com ユーザ機能ライセンスを、システ
ム管理者として組織の Work.com の設定を担当するユーザに割り当てる必要があ
ります。
自分自身が Work.com を設定する管理者である場合は、自分にライセンスを割り
当てます。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ユーザ」と入力し、[ユーザ] を選
択します。
2. システム管理者になるユーザの名前を検索して、名前の横にある [編集] をク
リックします。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
3. 右側の列で、[Work.com ユーザ] チェックボックスをオンにします。
4. [保存] をクリックします
ユーザ権限
通常の Salesforce システム管理者プロファイルは権限が極めて高いため、アクセ
ス権が制限された Work.com 管理者プロファイルを別途作成することを強くお勧
めします。
Work.com 管理者を指定す
る
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
関連トピック:
Work.com 機能の有効化
Work.com 機能の有効化
システム管理者は [Work.com設定] ページで、Work.com機能の設定を有効化できま
す。
エディション
[感謝設定] および [スキル設定] 以外のすべての設定には、Work.com ライセンスが
必要です。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Work.com 設定」と入力し、
[Work.com の設定] を選択します。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. 有効にする Work.com 機能を選択します。
Spring '15 リリースより前に Work.com を購入しているユーザの場合、表示され
る機能は、Work.com Motivate、Work.com Align、Work.com Perform のどのアド
オンライセンスを所有しているかによって異なります。
ユーザ権限
Work.com 機能を有効にす
る
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
449
販売ツールの設定および管理
Work.com の有効化
機能
セクション
説明
感謝の有効化
感謝設定
感謝を有効にし、Chatter フィードで感謝バッジによっ
て他のユーザを表彰できるようにします。
この設定を無効にすると、ユーザにはChatterパブリッ
シャーの [感謝] アクションが表示されなくなります。
ただし、それより前に作成された感謝投稿は引き続き
表示されます。
カスタムバッジの作成者 感謝設定
の制限
デフォルトでは、すべてのユーザがカスタムバッジを
作成できます。この設定は、報奨オブジェクトに対す
る「作成」権限を持つユーザに、バッジの作成を制限
します。
評価設定
報奨を有効にして、具体的な報奨をバッジに関連付け
ます。報奨の作成者は、ギフトコードをアップロード
して報奨資金を作成できます。報奨の作成についての
詳細は、「報奨資金」トピックを参照してください。
報奨の有効化
コーチングのマネージャ コーチング設定
グループの有効化
マネージャグループを有効にして、部下のユーザの
コーチングスペースへのアクセス権をマネージャに付
与します。この設定を有効にするには、最初に [設定]
の [共有設定] にある [マネージャグループ] 設定を有効
にする必要があります。
目標のマネージャグルー 目標設定
プの有効化
マネージャグループを有効にして、部下のユーザの目
標へのアクセス権をマネージャに付与します。この設
定を有効にするには、最初に [設定] の [共有設定] にあ
る [マネージャグループ] 設定を有効にする必要があり
ます。
実行設定
調整を有効にして、チームまたは複数のユーザにまた
がってパフォーマンスを表示および更新します。
調整の有効化
メモ: Performance Edition 組織の場合、契約管理
者、マーケティングユーザ、参照のみ、ソリュー
ション管理者の各プロファイルでは調整を使用
できません。
スキル設定
スキルを有効にして、ユーザが自分のプロファイルに
スキルを追加したり、他のユーザのスキルを支持した
りできるようにします。この設定を有効化すると、
Chatter プロファイルの [知識のある分野] ウィジェット
が置き換えられます。
レコード詳細ページでの スキル設定
スキルと支持の編集の制
限
Chatter プロファイルのスキルと支持のインライン編集
を無効にし、レコード詳細ページの編集を制限しま
スキルの有効化
450
販売ツールの設定および管理
機能
Work.com の有効化
セクション
説明
す。カスタム必須項目でこれらのオブジェクトをカス
タマイズした場合にお勧めします。
メモ: Chatter プロファイルのスキルを使用する場
合は、この設定を有効化しないでください。
スキルの自動フィード投 スキル設定
稿の有効化
ユーザが新しいスキルを追加したときに、Chatterフィー
ド投稿を自動的に作成できるようにします。
スキル設定
推奨スキルを有効にして、スキルウィジェットがChatter
でのトピック活動に基づいてユーザが追加するスキル
を提案するようにします。
推奨スキルの有効化
3. [保存] をクリックします。
関連トピック:
Work.com 機能へのアクセス
Work.com 機能へのアクセス
組織でWork.comを有効にしたら、プロファイルまたは権限セットを使用してユー
ザに Work.com 機能へのアクセス権を付与します。
エディション
システム管理者は、権限セットとプロファイルのいずれかを使用して、ユーザ
に Work.com 機能へのアクセス権を付与できます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
メモ: Professional Edition 組織では、既存のプロファイルを使用してアクセス
権を付与する必要があります。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
• プロファイルには、組織内でユーザが実行できる内容を制御するユーザ権限
およびアクセス設定が含まれます。どのユーザも 1 つのプロファイルしか設
定できません。プロファイルの作成についての詳細は、「推奨されるWork.com
プロファイル」を参照してください。
• 権限セットは、さまざまなツールと機能へのアクセス権をユーザに付与する
設定と権限のコレクションです。権限セットは、ユーザのプロファイルを変更せずにユーザの機能アクセ
ス権を拡張します。適切な権限セットの作成についての詳細は、「推奨される Work.com 権限セット」を参
照してください。
451
販売ツールの設定および管理
Work.com の有効化
組織が Work.com 限定ユーザライセンスをプロビジョニングしている場合、このライセンスに標準の Work.com
限定プロファイルが付属しています。標準プロファイルは変更できませんが、このプロファイルをコピーし
て、コピーされたプロファイルを変更することは可能です。
関連トピック:
推奨される Work.com 権限セット
Work.com 権限セットの割り当て
推奨される Work.com プロファイル
Work.com プロファイルの割り当て
Work.com ライセンスの種類
Work.com 権限セットの割り当て
[設定] で Work.com アクセス権のある権限セットをユーザに割り当てます。
エディション
権限セットをユーザに割り当てる前に、Work.com アクセス権のある権限セット
を作成する必要があります。詳細は、「推奨される Work.com 権限セット」を参
照してください。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ユーザ」と入力し、[ユーザ] を選
択します。
2. ユーザを選択します。
3. [権限セットの割り当て] 関連リストで、[割り当ての編集]をクリックします。
4. 権限セットを割り当てるには、[選択可能な権限セット] ボックスから権限セッ
トを選択して [追加] をクリックします。権限セットの割り当てを削除するに
は、[有効な権限セット] ボックスから権限セットを選択して [削除] をクリッ
クします。
メモ:
• [権限セットの割り当て] ページには、関連するライセンスのない権限
セットと、ユーザのライセンスに一致する権限セットが表示されま
す。たとえば、ユーザのライセンスが Chatter 限定である場合、その
ユーザには Chatter 限定ライセンスに関連する権限セットおよび割り
当てられているライセンスがない権限セットを割り当てることがで
きます。
関連するユーザライセンスのない権限セットを割り当てる場合は、
有効化されているすべての設定および権限がユーザのライセンスで
許可されている必要があります。許可されていない場合、割り当て
は失敗します。
• 権限の中には、ユーザに権限を付与する前に、ユーザが権限セット
ライセンスを所有している必要のあるものがあります。たとえば、
「Identity Connect を使用」権限を「Identity」権限セットに追加する場
452
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
権限セットを割り当てる
• 「権限セットの割り当
て」
販売ツールの設定および管理
Work.com の有効化
合は、Identity Connect 権限セットライセンスのあるユーザにのみ「Identity」権限セットが割り当てら
れます。
5. [保存] をクリックします。
Work.com プロファイルの割り当て
[設定] で Work.com アクセス権のあるプロファイルをユーザに割り当てます。
エディション
プロファイルをユーザに割り当てる前に、Work.com アクセス権のあるプロファ
イルを作成する必要があります。詳細は、「推奨されるWork.comプロファイル」
を参照してください。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ユーザ」と入力し、[ユーザ] を選
択します。
2. ユーザの横にある [編集] をクリックします。
3. [プロファイル] ドロップダウンリストから、割り当てるプロファイルを選択
します。
4. [保存] をクリックします
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
プロファイルを割り当て
る
• 「ユーザの管理」
Work.com ライセンスの種類
権限セットまたはプロファイルを使用して Work.com 機能へのアクセスを許可し
た後、ユーザに Work.com ライセンスを割り当てます。
エディション
Work.com には 2 種類のライセンスがあります。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
• Work.com 限定ユーザライセンスは、Salesforce ライセンスがなく、組織で
Work.com 機能のみを使用するユーザを対象とします。
メモ: Work.com 限定ユーザライセンスは、システム管理者の機能が制限
されています。パフォーマンスサマリーサイクルまたは他のWork.com機
能を管理するユーザには、代わりにWork.comユーザ機能ライセンスを割
り当てます。
• Work.com ユーザ機能ライセンスは、Salesforce ラインセンスも所有するユーザ
を対象とします。
453
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
販売ツールの設定および管理
Work.com の有効化
ライセンスをすべてのユーザに割り当てる前に、Work.com 機能の設定が必要になることがあります。たとえ
ば、最初はライセンスを Work.com システム管理者に制限して、特定の機能がリリース日前に公開されるのを
避ける場合があります。
関連トピック:
Work.com 限定ユーザライセンスの割り当て
Work.com ユーザ機能ライセンスの割り当て
Work.com 機能の概要
Work.com 限定ユーザライセンスの割り当て
Work.com 限定ユーザライセンスを、Salesforce ライセンスがなく、Work.com のみを
使用するユーザに割り当てます。
エディション
Work.com限定ユーザライセンスは、システム管理者の機能が制限されています。
パフォーマンスサマリーサイクルまたは他の Work.com 機能を管理するユーザに
は、代わりに Work.com ユーザ機能ライセンスを割り当てます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ユーザ」と入力し、[ユーザ] を選
択します。
2. ユーザの横にある [編集] をクリックします。
3. [ユーザライセンス] ドロップダウンリストから、[Work.com 限定] を選択しま
す。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
4. [保存] をクリックします
ユーザ権限
関連トピック:
ユーザライセンスを割り
当てる
• 「ユーザの管理」
Work.com ライセンスの種類
Work.com ユーザ機能ライセンスの割り当て
454
販売ツールの設定および管理
Work.com 機能の設定
Work.com ユーザ機能ライセンスの割り当て
Work.comユーザ機能ライセンスを、Salesforceライセンスも所有するユーザに割り
当てます。
エディション
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ユーザ」と入力し、[ユーザ] を選
択します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
2. ユーザの横にある [編集] をクリックします。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
3. 右側の列で、[Work.com ユーザ] チェックボックスをオンにします。
4. [保存] をクリックします
関連トピック:
Work.com ライセンスの種類
ユーザ権限
Work.com 限定ユーザライセンスの割り当て
ユーザ機能ライセンスを
割り当てる
• 「ユーザの管理」
Work.com 機能の設定
Work.com 機能の概要
ほとんどの Work.com 機能には Work.com アドオンが必要ですが、Sales Cloud ユーザ
は一部のアドオンを無料で利用できます。
エディション
ユーザは Work.com なしでスキルおよび感謝機能 (報奨を除く) にアクセスできま
す。その他の機能には Work.com アドオンが必要です。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
表 10 : Work.com で使用可能な機能
機能
Work.com アドオンが必要
レコグニション: 感謝バッジの作成およ
び付与
レコグニション: 報奨バッジの作成およ
び付与
スキル: スキルの共有および支持
目標: 仕事の定義および追跡
コーチング: リアルタイムコーチングの
実施
フィードバック: フィードバックの提供
455
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
販売ツールの設定および管理
機能
Work.com 機能の設定
Work.com アドオンが必要
パフォーマンス: パフォーマンスデータの追跡
調整: パフォーマンスデータの視覚化および変更
メモ: 組織で使用しているエディションに関係なく、Chatter を有効にすることをお勧めします。Work.com
の多くの機能は、Chatterフィードを使用してユーザへの通知ややりとりを行います。Chatterが有効である
ことを確認するには、[設定] から、[クイック検索] ボックスに「Chatter 設定」と入力して、[Chatter 設
定] を選択し、Chatter 設定が有効であることを確認します。
[目標] や [フィードバック] などのさまざまなタブが Work.com アプリケーション内やユーザプロファイル上に表
示される場所をカスタマイズできます。[設定] から、[クイック検索] ボックスに「アプリケーション」と入力
して、[アプリケーション]を選択し、目的のアプリケーションとサブタブアプリケーションを変更します。詳
細は、Salesforceヘルプの「アプリケーションプロパティの編集」または「サブタブアプリケーションの管理」
を参照してください。
関連トピック:
Work.com 実装の概要
感謝およびスキル機能
目標およびコーチング機能
パフォーマンスサマリーおよび調整機能
Work.com のレポートおよびダッシュボードの概要
感謝およびスキル機能
感謝およびスキル機能を設定するには、Chatterパブリッシャーで感謝を設定し、
パブリッシャーレイアウトをプロファイルに割り当てます。
エディション
感謝やレコグニションを設定する前に、目的の機能が有効になっていることを
確認します。[設定] から、[クイック検索] ボックスに「Work.com 設定」と入力
して、[Work.com の設定] を選択し、関連する設定を有効にします。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
報奨の作成についての詳細は、Salesforce ヘルプの「報奨資金」を参照してくだ
さい。また、スキルのカスタマイズについての詳細は、「スキルのカスタマイ
ズ」を参照してください。
関連トピック:
Work.com 機能の概要
Chatter パブリッシャーと Salesforce1 アクションバーの感謝の設定
プロファイルへのパブリッシャーレイアウトの割り当て
456
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
販売ツールの設定および管理
Work.com 機能の設定
Chatter パブリッシャーと Salesforce1 アクションバーの感謝の設定
Chatter パブリッシャーと Salesforce1 アクションバー内の [感謝] アクションの位置
を変更したり、特定のプロファイルで非表示にしたりできます。
エディション
Chatter パブリッシャーを変更するには、パブリッシャーのアクションを有効に
する必要があります。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Chatter 設定」と入力し、[Chatter
設定] を選択します。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. [パブリッシャーのアクション] セクションで [パブリッシャーのアクションを
有効化] が選択されていることを確認します。有効ではない場合は、[編集]
をクリックして [パブリッシャーのアクションを有効化] を選択し、[保存] を
クリックします。
3. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「パブリッシャーレイアウト」と入力
し、[パブリッシャーレイアウト] を選択します。
4. グローバルパブリッシャーレイアウトの横にある [編集] をクリックします。
5. [感謝] アクションを Chatter パブリッシャーまたは Salesforce1 アクションバー
で表示する場所にドラッグします。
ユーザ権限
アクションを設定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
6. [保存] をクリックします
プロファイルの表示設定を変更して、特定のユーザに対して感謝を非表示にすることもできます。
関連トピック:
感謝およびスキル機能
プロファイルへのパブリッシャーレイアウトの割り当て
457
販売ツールの設定および管理
Work.com 機能の設定
プロファイルへのパブリッシャーレイアウトの割り当て
感謝が設定されたパブリッシャーレイアウトをユーザプロファイルに割り当て
ます。これらのプロファイルを使用するユーザは、パブリッシャーから直接同
僚に感謝することができます。
組織でこの機能を使用するユーザを限定する場合は、感謝が設定されていない
別のレイアウトを作成してプロファイルに割り当てます。このプロファイルを
使用するユーザは、各自のパブリッシャーに感謝が表示されません。
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「パブリッシャーレイアウト」と入力
し、[パブリッシャーレイアウト] を選択します。
2. [パブリッシャーレイアウトの割り当て] をクリックします。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
3. [割り当ての編集] をクリックします。
4. テーブルで該当する行の任意の場所をクリックし、ユーザプロファイルを選
択します。
グローバルパブリッシャーレイアウトを複数のプロファイルに割り当てる場
合、連続するプロファイルを選択するには Shift キーを押しながらクリック
し、連続しないプロファイルを選択するには Ctrl キーを押しながらクリック
します。
ユーザ権限
クイックアクションを設
定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
5. [使用するパブリッシャーレイアウト] ドロップダウンから、強調表示したプロファイルに割り当てるグロー
バルパブリッシャーレイアウトを選択します。
6. [保存] をクリックします。
関連トピック:
感謝およびスキル機能
Chatter パブリッシャーと Salesforce1 アクションバーの感謝の設定
目標およびコーチング機能
フィード追跡や履歴管理を有効にすると、目標やコーチングを詳しく追跡でき
ます。
エディション
メモ: 目標およびコーチング機能を設定する前に、組織の Chatter を有効に
します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
フィード追跡では、関連する変更の Chatter フィード更新がユーザに表示されま
す。履歴管理では、重要な項目の変更を追跡できます。目標、総計値、および
コーチングオブジェクトの変更を追跡することをお勧めします。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
458
販売ツールの設定および管理
Work.com 機能の設定
主要な会社目標を明示して、全従業員が全社的な目標を認識できるようにします。
関連トピック:
Work.com 機能の概要
目標のフィード追跡の有効化
コーチングのフィード追跡の有効化
総計値のフィード追跡の有効化
目標項目の履歴管理の有効化
コーチング項目の履歴管理の有効化
総計値項目の履歴管理の有効化
主要な会社目標の設定
目標のフィード追跡の有効化
目標の更新を追跡して、ユーザが重要な変更に関する通知を受信できるように
します。
エディション
どの目標の更新をユーザに通知するかを判断して、追跡する関連項目を選択し
ます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「フィード追跡」と入力し、[フィー
ド追跡] を選択します。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. 目標オブジェクトをクリックします。
3. [フィード追跡の有効化] チェックボックスをオンにします。
4. 追跡する項目を選択します。
ヒント: 目標の場合は、[完了日]、[期日]、[所有者氏名]、[進行状況]、[す
べての関連オブジェクト] を追跡すると役立ちます。
ユーザ権限
フィードの項目追跡をカ
スタマイズする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
5. [保存] をクリックします。
関連トピック:
目標およびコーチング機能
コーチングのフィード追跡の有効化
目標項目の履歴管理の有効化
コーチング項目の履歴管理の有効化
主要な会社目標の設定
459
販売ツールの設定および管理
Work.com 機能の設定
コーチングのフィード追跡の有効化
コーチングスペースの更新を追跡して、ユーザが重要な変更に関する通知を受
信できるようにします。
エディション
どのコーチングの更新をユーザに通知するかを判断して、追跡する関連項目を
選択します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「フィード追跡」と入力し、[フィー
ド追跡] を選択します。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. コーチングオブジェクトをクリックします。
3. [フィード追跡の有効化] チェックボックスをオンにします。
4. 追跡する項目を選択します。
ヒント: コーチングの場合は、[無効] と [すべての関連オブジェクト] を
追跡すると役立ちます。
ユーザ権限
フィードの項目追跡をカ
スタマイズする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
5. [保存] をクリックします。
関連トピック:
目標およびコーチング機能
目標のフィード追跡の有効化
目標項目の履歴管理の有効化
コーチング項目の履歴管理の有効化
主要な会社目標の設定
総計値のフィード追跡の有効化
目標の更新を追跡して、ユーザが重要な変更に関する通知を受信できるように
します。
エディション
どの総計値の更新をユーザに通知するかを判断して、追跡する関連項目を選択
します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「フィード追跡」と入力し、[フィー
ド追跡] を選択します。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. 総計値オブジェクトをクリックします。
3. [フィード追跡の有効化] チェックボックスをオンにします。
4. 追跡する項目を選択します。
ヒント: 総計値の場合は、[コメント]、[完了日]、[現在の値]、[期日]、[目
標]、[初期値]、[所有者氏名]、[状況]、[目標値]、[すべての関連オブジェ
クト] を追跡すると役立ちます。
460
ユーザ権限
フィードの項目追跡をカ
スタマイズする
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
Work.com 機能の設定
5. [保存] をクリックします。
関連トピック:
目標およびコーチング機能
目標項目の履歴管理の有効化
監査の目的で目標オブジェクトへの変更を管理します。
[完了日]、[期日]、[所有者 氏名]、[進行状況]、[開始日]、[状況]、[説明] の各項目
を追跡することをお勧めします。
1. 目標のオブジェクト管理設定から、項目領域に移動します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. [項目履歴管理の設定] をクリックします。
3. 追跡する項目を最大 20 件選択します。
4. [保存] をクリックします。
関連トピック:
目標およびコーチング機能
ユーザ権限
目標のフィード追跡の有効化
追跡する項目を設定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
コーチングのフィード追跡の有効化
コーチング項目の履歴管理の有効化
主要な会社目標の設定
コーチング項目の履歴管理の有効化
監査の目的でコーチングオブジェクトへの変更を管理します。
[コーチング]、[無効]、[所有者氏名]、[コーチングを受けているユーザ] の各項目
を管理することをお勧めします。
1. 目標のオブジェクト管理設定から、項目領域に移動します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. [項目履歴管理の設定] をクリックします。
3. 追跡する項目を最大 20 件選択します。
4. [保存] をクリックします
関連トピック:
目標およびコーチング機能
ユーザ権限
目標のフィード追跡の有効化
追跡する項目を設定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
コーチングのフィード追跡の有効化
目標項目の履歴管理の有効化
主要な会社目標の設定
461
販売ツールの設定および管理
Work.com 機能の設定
総計値項目の履歴管理の有効化
監査の目的で総計値オブジェクトへの変更を管理します。
[コメント]、[完了日]、[現在の値]、[期日]、[目標]、[初期値]、[所有者 氏名]、[状
況]、[目標値]、[加重]、[説明] の各項目を追跡することをお勧めします。
1. 総計値のオブジェクト管理設定から、項目領域に移動します。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
2. [項目履歴管理の設定] をクリックします。
3. 追跡する項目を最大 20 件選択します。
4. [保存] をクリックします。
関連トピック:
目標およびコーチング機能
ユーザ権限
追跡する項目を設定する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
主要な会社目標の設定
主要な会社目標を掲げることで、組織の全員が全社的な目標を認識できます。
Work.com 管理者およびアクセス権が付与されているユーザは、主要な会社目標
を作成できます。
または、権限セットを使用して項目レベルセキュリティを設定することもでき
ます。
1. 目標のオブジェクト管理設定から、項目領域に移動します。
2. [主要な会社目標] 項目表示ラベルをクリックします。
3. [項目レベルセキュリティの設定] をクリックします。
4. 目標へのアクセス権があるすべてのプロファイルの [参照可能] チェックボッ
クスがオンになっていることを確認します。
5. 主要な会社目標を作成可能なプロファイルの [参照のみ] チェックボックスが
オンになっていないことを確認します。
6. [保存] をクリックします
関連トピック:
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
項目レベルセキュリティ
を設定する
• 「プロファイルと権限
セットの管理」
および
目標およびコーチング機能
「アプリケーションの
カスタマイズ」
目標のフィード追跡の有効化
コーチングのフィード追跡の有効化
目標項目の履歴管理の有効化
コーチング項目の履歴管理の有効化
462
販売ツールの設定および管理
Work.com 機能の設定
パフォーマンスサマリーおよび調整機能
組織のパフォーマンス評価を比較および更新するには、調整レポートを設定し
ます。
エディション
Work.com パフォーマンスサマリーでは、カスタム質問表を使用して組織内の人
についてのフィードバックを収集します。パフォーマンスサマリーサイクルを
管理して、組織全体のさまざまなパフォーマンスサマリーを作成、リリース、
および共有できます。ユーザがパフォーマンスサマリー詳細を送信すると、調
整機能を使用して、組織全体のパフォーマンスの評価を表示および更新するこ
とができます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
パフォーマンスサマリーサイクルは、[パフォーマンスサイクル]タブで作成およ
びリリースします。パフォーマンスサイクルマネージャの権限セットまたはプ
ロファイルのあるユーザは、[パフォーマンスサイクル] タブにアクセスできま
す。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パフォーマンスサマリーサイクルの作成およびリリースについての詳細は、Salesforceヘルプの「パフォーマン
スサマリーサイクルの概要」を参照してください。調整機能についての詳細は、「調整の概要」を参照してく
ださい。
関連トピック:
Work.com 機能の概要
調整レポートの設定
調整レポートの設定
調整レポートには、パフォーマンスサマリーサイクルのデータが入力されます。
このレポートは、マネージャおよび役員がチームまたは組織の全体的なパフォー
マンスを確認するために設計されています。調整機能を使用する前に、パフォー
マンスサマリーデータを読み込むレポートを作成する必要があります。
エディション
独自の調整レポートを定義するか、[パッケージのインストール] ページから調整
レポートパッケージをダウンロードします。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
• 本番用調整レポートパッケージ
• Sandbox 用調整レポートパッケージ
1. [調整] タブで、ドロップダウンリストから調整レポートを選択します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
2. [レポートを表示/編集] をクリックします。
ユーザ権限
3. [別名で保存] をクリックします。
4. 名前、説明 (省略可能)、一意の名前を入力し、レポートフォルダを指定しま
す。
[調整] タブを参照する
• 「Work.com 調整の有
効化」
レポートが公開フォルダに保存された場合、フォルダの参照権限があるユー
ザすべてにこのレポートは表示されますが、各ユーザに表示されるのは、ア
クセス権があるパフォーマンスサマリーのみです。レポートが [私の非公開カスタムレポート] に保存され
た場合、本人のみが調整レポートを表示できます。
463
販売ツールの設定および管理
Work.com レポートの設定
5. [保存してレポートに戻る] をクリックします。
ヒント: 新規レポートを作成することもできます。レポートが特定の条件を満たすと、自動的に [調整]
ドロップダウンリストに表示されます。
• レポートは、[Work.com 調整] レポートタイプである必要があります。
• レポートは[サマリーの形式]であり、フィードバック質問名でグループ化された後、さらにフィー
ドバックでグループ化されている必要があります。
• レコードには次の列が表示される必要があります。
– パフォーマンスサイクル ID
– フィードバック要求 ID
– フィードバック ID
– 件名: ユーザ ID
– 件名: フルネーム (または「件名: 名」と「件名: 姓」)
• レポートは、1 つのパフォーマンスサマリーサイクルのみが表示されるように絞り込まれている必
要があります。
パッケージをダウンロードするか、条件を満たすレポートを作成すると、自動的に [調整] ドロップダウンに表
示されます。
関連トピック:
パフォーマンスサマリーおよび調整機能
Work.com レポートの設定
Work.com のレポートおよびダッシュボードの概要
レポートおよびダッシュボードを使用して、組織における Work.com 機能の使用
状況を確認します。
エディション
Salesforce のレポートおよびダッシュボードは、すべての Work.com ユーザが使用
できます。システム管理者は、各自のWork.comエディションに適用されるレポー
トパッケージをインストールします。Work.com のレポートパッケージには、次
の内容が含まれます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
• Work.com オブジェクトのカスタムレポートタイプ
• Work.com オブジェクトのカスタム項目
• ダッシュボードの例
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
購入した Work.com エディションに基づいて、次のいずれかのパッケージをイン
ストールします。たとえば、組織で Work.com Align を所有している場合は、Align
パッケージのみをインストールします。製品の契約書で、所有している Work.com エディションを確認してく
ださい。
464
販売ツールの設定および管理
Work.com レポートの設定
メモ:
• パッケージをインストールする前に、使用する Work.com エディションに関連する機能が有効化されて
いることを確認します。事前に機能が有効化されている場合にのみ、パッケージは正しくインストー
ルされます。
• Spring '15 リリースより後で Work.com を購入した場合は、Work.com Perform パッケージをインストールし
ます。
• パッケージをすべてインストールことはできず、その必要もありません。
本番パッケージ:
• Work.com Motivate
• Work.com Align
• Work.com Perform
• 感謝とスキルのレポートおよびダッシュボード
Sandbox パッケージ:
• Work.com Motivate
• Work.com Align
• Work.com Perform
• 感謝とスキルのレポートおよびダッシュボード
関連トピック:
Work.com 実装の概要
Work.com 機能の概要
Work.com のレポートおよびダッシュボードの詳細
Work.com のレポートおよびダッシュボードの詳細
Work.com のレポートおよびダッシュボードは、レポートパッケージに含まれ、
開始ポイントとして適しています。次の例を参考に、組織にとって有益なレポー
トおよびダッシュボードを作成します。
エディション
レポート
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
Work.comのレポートは、機能別のフォルダにまとめられています。組織のWork.com
のエディションに応じて、通常は次の数種類のレポートフォルダが存在します。
• Work.com Coaching Reports
• Work.com Goal Reports
• Work.com Recognition Reports
• Work.com Skills Reports
465
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
販売ツールの設定および管理
Work.com レポートの設定
表 11 : Work.com Coaching Reports
レポート名
説明
Coaching Activities (Tasks and Events)
コーチングスペースに関連する ToDo と行動
Coaching Activities Team - Last 30 Days
過去 30 日間のチームのコーチング活動
Coaching Activity Last 30 Days
過去 30 日間の部門別のコーチング活動
Coaching Coverage Report
部門別のコーチングスペースのあるユーザの割合
Coaching Events by Relationship
コーチングスペースに関連する行動
Coaching Feed Activity
コメントやいいね! を含むコーチングフィード活動
Coaching Relationships
組織内のすべてのコーチングスペース
表 12 : Work.com Goal Reports
レポート名
説明
All Goals
組織内のすべての目標
All Metrics
組織内のすべての総計値
Goals Created by Date
作成日別に並び替えられた目標
Key Company Goal Progress
主要な会社目標、その状況、その他の詳細
Metrics Flagged as Behind or Critical
状況が遅延または重大の総計値
Stale Goals
30 日間変更されなかった目標
Work.com Team Goals Progress
チームの目標とその進行状況
表 13 : Work.com Recognition Reports
レポート名
説明
Active Badges
設定された期間内のすべての有効なバッジ数
Badges Given - By Date Given
付与された感謝バッジ数を各バッジの付与日別に分類
Breakdown of Badges Given
付与された感謝バッジを個々のバッジおよびバッジ付
与者の役割別に分類
Breakdown of Badges Received
受け取った感謝バッジを個々のバッジおよびバッジ受
領者の役割別に分類
Reward Funds Given
各報奨資金の配布額
Reward Funds Remaining
各報奨資金の残額
Reward Fund Statistics
付与された報奨資金とその他の報奨資金の詳細
466
販売ツールの設定および管理
Work.com レポートの設定
レポート名
説明
Reward Recipients
報奨の受信者とその他の詳細
Rewards Transaction Report
組織内で付与されたすべての報奨
Thanks by Giver
各ユーザ別の付与された感謝バッジ数
Thanks Given - Recipient Data
各ユーザ別の受領した感謝バッジ数
Thanks Received by Department
部門別の受け取った感謝数
Thanks Received by Role
各役割別の受け取った感謝バッジ数
WM All Active Badges
組織内のすべての有効なバッジ数
表 14 : Work.com Skills Reports
レポート名
説明
Most Endorsed People
スキル支持が最も多いユーザ
Most Skilled People
関連付けられたスキルレコードが最も多いユーザ
New Skill Creation By Date
作成日別に並び替えられたスキル
Skill Endorsements By Date
作成日別に並び替えられた支持
Skills Added To Profiles By Date
さまざまなユーザプロファイルに関連付けられた日付
別のスキル
Top Skills
スキルのあるユーザの人数順に並べ替えられたスキル
ダッシュボード
組織の Work.com のエディションに応じて、通常は次の数種のダッシュボードフォルダが存在します。
• Work.com Coaching Dashboards
• Work.com Recognition Dashboards
• Work.com Skills Dashboards
表 15 : Work.com Coaching Dashboards
レポート名
説明
Company Coaching Dashboard
会社全体のコーチングのカバー率と活動を表示
Company Goals Dashboard
主要な会社目標と作成された目標の数を表示
Manager Coaching Dashboard
チームに関連するコーチングと目標を表示
467
販売ツールの設定および管理
推奨される Work.com 権限セット
表 16 : Work.com Recognition Dashboards
レポート名
説明
Recognition Dashboard
バッジの統計とユーザが付与および受領したバッチを
表示
Recognition with Rewards Dashboard
バッジおよび報奨の統計と、ユーザが付与および受領
したバッチを表示
表 17 : Work.com Skills Dashboards
レポート名
説明
Skills Dashboard
組織のスキルの統計を表示
関連トピック:
Work.com のレポートおよびダッシュボードの概要
推奨される Work.com 権限セット
Work.com ユーザの種別ごとに異なる権限セットを作成します。
エディション
Work.com ユーザの種別ごとに新しい権限セットを作成します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
段階的な手順: 権限セットを作成、編集、および割り当てる
次の表を参考にして、各権限セットに適切なオブジェクト設定およびシステム
権限を割り当てます。
標準ユーザ
標準ユーザの権限セットは、ユーザに Work.com の基本的な全機能の使用を許可
します。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
表 18 : 標準ユーザのオブジェクト設定
オブジェクト名
選択可能/参照可能 参照
バッジ (タブ)
選択可能
作成
参照可能
コーチング (オブジェク
ト)
468
編集
削除
すべての
データの
参照
(VAD)
すべて
のデー
タの編
集
(MAD)
販売ツールの設定および管理
推奨される Work.com 権限セット
オブジェクト名
選択可能/参照可能 参照
コーチング (タブ)
選択可能
作成
参照可能
ドキュメント
支持
フィードバック (オブ
ジェクト)
フィードバック (タブ)
選択可能
参照可能
フィードバック質問
フィードバック質問セッ
ト
フィードバック要求
目標リンク
目標 (オブジェクト)
目標 ([完了日] 項目)
目標 ([主要な会社目標] 項
目)
目標 (タブ)
選択可能
参照可能
総計値データリンク
総計値
パフォーマンス (タブ)
選択可能
参照可能
パフォーマンスサイクル
469
編集
削除
すべての
データの
参照
(VAD)
すべて
のデー
タの編
集
(MAD)
販売ツールの設定および管理
推奨される Work.com 権限セット
オブジェクト名
選択可能/参照可能 参照
レコグニション (タブ)
選択可能
作成
編集
削除
すべての
データの
参照
(VAD)
すべて
のデー
タの編
集
(MAD)
参照可能
報奨資金
報奨資金種別
報奨
スキル (タブ)
選択可能
参照可能
スキル
スキルユーザ
表 19 : 標準ユーザのシステム権限
システム権限
有効
API の有効化
行動の編集
ToDo の編集
パフォーマンスサイクルマネージャ
パフォーマンスサイクルマネージャの権限セットは通常、パフォーマンスサマリーを作成して従業員にリリー
スする場合に使用します。
メモ: この権限セットは、標準ユーザの権限セットがあるユーザに割り当てます。
470
販売ツールの設定および管理
推奨される Work.com 権限セット
表 20 : パフォーマンスサイクルマネージャのオブジェクト設定
オブジェクト名
選択可能/参照可能 参照
調整 (タブ)
選択可能
作成
編集
削除
すべての
データの
参照
(VAD)
すべて
のデー
タの編
集
(MAD)
参照可能
フィードバック (オブ
ジェクト)
フィードバック質問
フィードバック質問セッ
ト
フィードバック要求
パフォーマンスサイクル
表 21 : パフォーマンスサイクルマネージャのシステム権限
システム権限
有効
Work.com 調整の有効化
設定・定義を参照する
カスタムバッジ作成者
カスタムバッジ作成者の権限セットのあるユーザは、カスタムバッジを作成できます。
メモ:
• [カスタムバッジ作成者の制限] 設定が有効になっている場合は、ユーザが Reward オブジェクトの [作成]
も有効する必要があります。
• この権限セットは、標準ユーザの権限セットがあるユーザに割り当てます。
表 22 : カスタムバッジ作成者のシステム権限
システム権限
有効
カスタムバッジ定義の作成
Chatter のモデレート
471
販売ツールの設定および管理
推奨される Work.com 権限セット
報奨作成者
報奨作成者の権限セットは、バッジを具体的な報奨に関連付けることができるユーザが使用します。
メモ: この権限セットは、標準ユーザの権限セットがあるユーザに割り当てます。
表 23 : 報奨作成者のオブジェクト設定
オブジェクト名
参照
作成
編集
削除
すべての
すべての
データの参 データの
照 (VAD)
編集
(MAD)
報奨資金
報奨資金種別
報奨
表 24 : 報奨作成者のシステム権限
システム権限
有効
カスタムバッジ定義の作成
Work.com 管理者
Work.com管理者の権限セットは、ユーザにWork.comのすべてのオブジェクトおよび機能への完全な管理者アク
セス権を付与します。この権限セットは、標準ユーザの権限セットがないユーザに割り当てます。
表 25 : 標準ユーザのオブジェクト設定
オブジェクト名
選択可能/参照可能 参照
バッジ (タブ)
選択可能
作成
参照可能
調整 (タブ)
選択可能
参照可能
コーチング (オブジェク
ト)
472
編集
削除
すべての
データの
参照
(VAD)
すべて
のデー
タの編
集
(MAD)
販売ツールの設定および管理
推奨される Work.com 権限セット
オブジェクト名
選択可能/参照可能 参照
コーチング (タブ)
選択可能
作成
参照可能
ドキュメント
支持
フィードバック (オブ
ジェクト)
フィードバック (タブ)
選択可能
参照可能
フィードバック質問
フィードバック質問セッ
ト
フィードバック要求
目標リンク
目標 (オブジェクト)
目標 ([完了日] 項目)
目標 ([主要な会社目標] 項
目)
目標 (タブ)
選択可能
参照可能
総計値データリンク
総計値
パフォーマンス (タブ)
選択可能
参照可能
パフォーマンスサイクル
473
編集
削除
すべての
データの
参照
(VAD)
すべて
のデー
タの編
集
(MAD)
販売ツールの設定および管理
推奨される Work.com 権限セット
オブジェクト名
選択可能/参照可能 参照
レコグニション (タブ)
選択可能
作成
編集
参照可能
報奨資金
報奨資金種別
報奨
スキル (タブ)
選択可能
参照可能
スキル
スキルユーザ
表 26 : Work.com 管理者のシステム権限
システム権限
有効
API の有効化
カスタムバッジ定義の作成
行動の編集
ToDo の編集
Work.com 調整の有効化
Chatter のモデレート
設定・定義を参照する
関連トピック:
Work.com 機能へのアクセス
Work.com 権限セットの割り当て
474
削除
すべての
データの
参照
(VAD)
すべて
のデー
タの編
集
(MAD)
販売ツールの設定および管理
推奨される Work.com プロファイル
推奨される Work.com プロファイル
Work.com ユーザの種別ごとに異なるプロファイルを作成します。
エディション
Work.com ユーザの種別ごとに新しいプロファイルを作成します。プロファイル
の作成についての詳細は、[拡張プロファイルユーザインターフェースを有効化]
設定が有効かどうかに応じて、「元のプロファイルインターフェースでのプロ
ファイルの操作」または「拡張プロファイルユーザインターフェース概要ペー
ジでの操作」のいずれかを参照してください。
メモ: Professional Edition 組織では、既存のプロファイルを使用してアクセス
権を付与する必要があります。Work.com 限定ユーザ、Chatter 限定ユーザ、
標準ユーザのプロファイルは、Work.com オブジェクトへの基本的なアクセ
ス権を付与します。システム管理者のプロファイルは、ユーザに Work.com
の全機能への完全な管理者アクセス権を付与します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
次の表を参考にして、各プロファイルの適切なオブジェクト設定およびシステム権限を割り当てます。
標準ユーザ
標準ユーザのプロファイルは、ユーザに Work.com の基本的な全機能の使用を許可します。
表 27 : 標準ユーザのオブジェクト設定
オブジェクト名
選択可能/参照可能 参照
バッジ (タブ)
選択可能
作成
参照可能
コーチング (オブジェク
ト)
コーチング (タブ)
選択可能
参照可能
ドキュメント
支持
フィードバック (オブ
ジェクト)
フィードバック (タブ)
選択可能
参照可能
475
編集
削除
すべての
データの
参照
(VAD)
すべて
のデー
タの編
集
(MAD)
販売ツールの設定および管理
オブジェクト名
推奨される Work.com プロファイル
選択可能/参照可能 参照
作成
フィードバック質問
フィードバック質問セッ
ト
フィードバック要求
目標リンク
目標 (オブジェクト)
目標 ([完了日] 項目)
目標 ([主要な会社目標] 項
目)
目標 (タブ)
選択可能
参照可能
総計値データリンク
総計値
パフォーマンス (タブ)
選択可能
参照可能
パフォーマンスサイクル
レコグニション (タブ)
選択可能
参照可能
報奨資金
報奨資金種別
報奨
スキル (タブ)
選択可能
参照可能
スキル
スキルユーザ
476
編集
削除
すべての
データの
参照
(VAD)
すべて
のデー
タの編
集
(MAD)
販売ツールの設定および管理
推奨される Work.com プロファイル
表 28 : 標準ユーザのシステム権限
システム権限
有効
API の有効化
行動の編集
ToDo の編集
パフォーマンスサイクルマネージャ
パフォーマンスサイクルマネージャのプロファイルは通常、パフォーマンスサマリーを作成して従業員にリ
リースする場合に使用します。
表 29 : パフォーマンスサイクルマネージャのオブジェクト設定
オブジェクト名
選択可能/参照可能 参照
バッジ (タブ)
選択可能
作成
参照可能
調整 (タブ)
選択可能
参照可能
コーチング (オブジェク
ト)
コーチング (タブ)
選択可能
参照可能
ドキュメント
支持
フィードバック (オブ
ジェクト)
フィードバック (タブ)
選択可能
参照可能
フィードバック質問
477
編集
削除
すべての
データの
参照
(VAD)
すべて
のデー
タの編
集
(MAD)
販売ツールの設定および管理
オブジェクト名
推奨される Work.com プロファイル
選択可能/参照可能 参照
作成
フィードバック質問セッ
ト
フィードバック要求
目標リンク
目標 (オブジェクト)
目標 ([完了日] 項目)
目標 ([主要な会社目標] 項
目)
目標 (タブ)
選択可能
参照可能
総計値データリンク
総計値
パフォーマンス (タブ)
選択可能
参照可能
パフォーマンスサイクル
レコグニション (タブ)
選択可能
参照可能
報奨資金
報奨資金種別
報奨
スキル (タブ)
選択可能
参照可能
スキル
スキルユーザ
478
編集
削除
すべての
データの
参照
(VAD)
すべて
のデー
タの編
集
(MAD)
販売ツールの設定および管理
推奨される Work.com プロファイル
表 30 : パフォーマンスサイクルマネージャのシステム権限
システム権限
有効
API の有効化
行動の編集
ToDo の編集
Work.com 調整の有効化
設定・定義を参照する
Work.com 管理者
Work.com管理者のプロファイルは、ユーザにWork.comのすべてのオブジェクトおよび機能への完全な管理者ア
クセス権を付与します。
表 31 : Work.com 管理者のオブジェクト設定
オブジェクト名
選択可能/参照可能 参照
バッジ (タブ)
選択可能
作成
参照可能
調整 (タブ)
選択可能
参照可能
コーチング (オブジェク
ト)
コーチング (タブ)
選択可能
参照可能
ドキュメント
支持
フィードバック (オブ
ジェクト)
フィードバック (タブ)
選択可能
参照可能
479
編集
削除
すべての
データの
参照
(VAD)
すべて
のデー
タの編
集
(MAD)
販売ツールの設定および管理
オブジェクト名
推奨される Work.com プロファイル
選択可能/参照可能 参照
作成
フィードバック質問
フィードバック質問セッ
ト
フィードバック要求
目標リンク
目標 (オブジェクト)
目標 ([完了日] 項目)
目標 ([主要な会社目標] 項
目)
目標 (タブ)
選択可能
参照可能
総計値データリンク
総計値
パフォーマンス (タブ)
選択可能
参照可能
パフォーマンスサイクル
レコグニション (タブ)
選択可能
参照可能
報奨資金
報奨資金種別
報奨
スキル (タブ)
選択可能
参照可能
スキル
スキルユーザ
480
編集
削除
すべての
データの
参照
(VAD)
すべて
のデー
タの編
集
(MAD)
販売ツールの設定および管理
Work.com 機能の管理
表 32 : Work.com 管理者のシステム権限
システム権限
有効
API の有効化
カスタムバッジ定義の作成
行動の編集
ToDo の編集
Work.com 調整の有効化
Chatter のモデレート
設定・定義を参照する
関連トピック:
Work.com 機能へのアクセス
Work.com プロファイルの割り当て
Work.com 機能の管理
Work.com 設定の有効化または無効化
Work.com の [設定] ページでは、感謝、報奨、調整、スキルなど、組織の機能を
有効化および無効化することができます。
エディション
[感謝設定] および [スキル設定] 以外のすべての設定には、Work.com ライセンスが
必要です。Work.com は、Professional Edition、Enterprise Edition、または Unlimited
Edition のアドオンライセンスとして取得できます。また、Performance Edition に
は含まれています。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「Work.com 設定」と入力して、
[Work.com の設定] を選択します。
2. 有効にするWork.com機能を選択するか、無効にする機能を選択解除します。
機能
セクション
説明
感謝の有効化
感謝設定
感謝を有効にし、Chatter フィードで感
謝バッジによって他のユーザを表彰で
きるようにします。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
ユーザ権限
この設定を無効にすると、ユーザには
Chatter パブリッシャーの [感謝] アク
ションが表示されなくなります。ただ
481
Work.com 設定を編集する
• 「アプリケーションの
カスタマイズ」
販売ツールの設定および管理
機能
Work.com 設定の有効化または無効化
セクション
説明
し、それより前に作成された感謝投稿は引き続き表示
されます。
カスタムバッジの作成者 感謝設定
の制限
デフォルトでは、すべてのユーザがカスタムバッジを
作成できます。この設定は、報奨オブジェクトに対す
る「作成」権限を持つユーザに、バッジの作成を制限
します。
評価設定
報奨を有効にして、具体的な報奨をバッジに関連付け
ます。報奨の作成者は、ギフトコードをアップロード
して報奨資金を作成できます。報奨の作成についての
詳細は、「報奨資金」トピックを参照してください。
報奨の有効化
コーチングのマネージャ コーチング設定
グループの有効化
マネージャグループを有効にして、部下のユーザの
コーチングスペースへのアクセス権をマネージャに付
与します。この設定を有効にするには、最初に [設定]
の [共有設定] にある [マネージャグループ] 設定を有効
にする必要があります。
目標のマネージャグルー 目標設定
プの有効化
マネージャグループを有効にして、部下のユーザの目
標へのアクセス権をマネージャに付与します。この設
定を有効にするには、最初に [設定] の [共有設定] にあ
る [マネージャグループ] 設定を有効にする必要があり
ます。
実行設定
調整を有効にして、チームまたは複数のユーザにまた
がってパフォーマンスを表示および更新します。
調整の有効化
メモ: Performance Edition 組織の場合、契約管理
者、マーケティングユーザ、参照のみ、ソリュー
ション管理者の各プロファイルでは調整を使用
できません。
スキル設定
スキルを有効にして、ユーザが自分のプロファイルに
スキルを追加したり、他のユーザのスキルを支持した
りできるようにします。この設定を有効化すると、
Chatter プロファイルの [知識のある分野] ウィジェット
が置き換えられます。
レコード詳細ページでの スキル設定
スキルと支持の編集の制
限
Chatter プロファイルのスキルと支持のインライン編集
を無効にし、レコード詳細ページの編集を制限しま
す。カスタム必須項目でこれらのオブジェクトをカス
タマイズした場合にお勧めします。
スキルの有効化
メモ: Chatter プロファイルのスキルを使用する場
合は、この設定を有効化しないでください。
482
販売ツールの設定および管理
機能
Work.com のエディションおよび権限
セクション
説明
スキルの自動フィード投 スキル設定
稿の有効化
ユーザが新しいスキルを追加したときに、Chatterフィー
ド投稿を自動的に作成できるようにします。
スキル設定
推奨スキルを有効にして、スキルウィジェットがChatter
でのトピック活動に基づいてユーザが追加するスキル
を提案するようにします。
推奨スキルの有効化
3. [保存] をクリックします。
関連トピック:
Work.com 実装の概要
パフォーマンスサマリーサイクルの概要
Work.com のエディションおよび権限
調整の概要
スキルのカスタマイズ
Work.com サポートへの連絡
Work.com のエディションおよび権限
ほとんどの Work.com 機能には Work.com アドオンが必要ですが、Sales Cloud ユーザ
はスキルおよび感謝機能 (報奨を除く) を無料で利用できます。各タスクで必要
な権限と設定は、機能エリア別に分けられています。
一般的な Work.com 管理者タスク
これには、Work.com の管理と実装に関するタスクが含まれます。
管理者タスク
必要な設定とユーザ権限
Work.com 機能を有効化する
「アプリケーションのカスタマイズ」
Work.com 管理者を割り当てる
「アプリケーションのカスタマイズ」
権限セットを割り当てる
「権限セットの割り当て」
プロファイルを割り当てる
「ユーザの管理」
ユーザライセンスを割り当てる
「ユーザの管理」
ユーザ機能ライセンスを割り当てる
「ユーザの管理」
アクションを設定する
「アプリケーションのカスタマイズ」
483
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
Work.com は、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Unlimited
Edition、または Developer
Edition のアドオンライセ
ンスとして取得できま
す。また、Performance
Edition には含まれていま
す。
販売ツールの設定および管理
Work.com のエディションおよび権限
管理者タスク
必要な設定とユーザ権限
フィードの項目追跡をカスタマイズする
「アプリケーションのカスタマイズ」
項目レベルセキュリティを設定する
「プロファイルと権限セットの管理」
「アプリケーションのカスタマイズ」
感謝および報奨タスク
これには、感謝バッジおよび報奨の参照や作成など、Work.com エンドユーザのタスクが含まれます。
エンドユーザタスク
必要な設定とユーザ権限
[バッジ] タブを参照する
追加のユーザ権限は必要ありません
バッジを作成する
ドキュメントに対する「作成」
[カスタムバッジの作成者の制限] 設定はデフォルトで
無効になっています。この設定が有効になっている場
合は、ユーザに「カスタムバッジ定義を作成」権限が
必要です。
報奨資金を参照する
報奨資金に対する「参照」
報奨資金を作成する
報奨に対する「作成」
報奨資金に対する「作成」
報奨資金種別を参照する
報奨資金種別に対する「参照」
報奨資金種別を作成する
報奨資金種別に対する「作成」
報奨資金に対する「参照」および「作成」
報奨に対する「参照」および「作成」
スキルタスク
これには、スキルを使用する Work.com エンドユーザのタスクが含まれます。
エンドユーザタスク
必要な設定とユーザ権限
スキルを追加する
スキルおよびスキルユーザに対する「作成」
スキルを削除する
スキルに対する「参照」
スキルユーザに対する「削除」
スキルへの支持を追加する
支持に対する「作成」
スキルおよびスキルユーザに対する「参照」
484
販売ツールの設定および管理
Work.com のエディションおよび権限
目標タスク
これには、目標を使用する Work.com エンドユーザのタスクが含まれます。
エンドユーザタスク
必要な設定とユーザ権限
目標を参照する
目標および目標リンクに対する「参照」
目標を作成する
目標および目標リンクに対する「作成」
目標を編集する
目標および目標リンクに対する「編集」
目標を削除する
目標および目標リンクに対する「削除」
総計値タスク
これには、総計値を使用する Work.com エンドユーザのタスクが含まれます。
エンドユーザタスク
必要な設定とユーザ権限
総計値を参照する
総計値に対する「参照」権限
総計値を作成する
総計値に対する「作成」権限
レポートに総計値をリンクする
総計値データリンクに対する「作成」権限
コーチングタスク
これには、コーチングスペースを使用する Work.com エンドユーザのタスクが含まれます。
エンドユーザタスク
必要な設定とユーザ権限
コーチングスペースを参照する
コーチングに対する「参照」
コーチングスペースを作成する
コーチングに対する「作成」
コーチングを無効に設定する
コーチングに対する「編集」
フィードバックタスク
これには、フィードバックを使用する Work.com エンドユーザのタスクが含まれます。
エンドユーザタスク
必要な設定とユーザ権限
フィードバックを参照する
フィードバック、フィードバック質問、フィードバッ
ク質問セット、フィードバック要求に対する「参照」
フィードバックを作成する
フィードバック、フィードバック質問、フィードバッ
ク質問セット、フィードバック要求に対する「作成」
485
販売ツールの設定および管理
Work.com のエディションおよび権限
エンドユーザタスク
必要な設定とユーザ権限
フィードバックを編集または送信する
フィードバック、フィードバック質問、フィードバッ
ク質問セット、フィードバック要求に対する「編集」
フィードバックを削除する (MAD/VAD 権限を持つ管理 フィードバック、フィードバック質問、フィードバッ
者のみ)
ク質問セット、フィードバック要求に対する「削除」
パフォーマンスサマリータスク
これには、パフォーマンスサマリーを使用する Work.com エンドユーザのタスクが含まれます。
エンドユーザタスク
必要な設定とユーザ権限
パフォーマンスサマリーを参照する
パフォーマンスサイクルに対する「参照」
パフォーマンスサマリーを作成する
パフォーマンスサイクルに対する「作成」
パフォーマンスサマリーに回答して送信する
フィードバック、フィードバック質問、フィードバッ
ク質問セット、フィードバック要求に対する「作
成」、「参照」、および「編集」
パフォーマンスサイクルに対する「参照」
パフォーマンスサマリーにピアを追加する
フィードバック、フィードバック質問、フィードバッ
ク質問セット、フィードバック要求に対する「作
成」、「参照」、および「編集」
パフォーマンスサイクルに対する「参照」
パフォーマンスサマリーサイクルタスク
これには、パフォーマンスサマリーサイクルを管理する Work.com 管理者のタスクが含まれます。
管理者タスク
必要な設定とユーザ権限
パフォーマンスサマリーサイクルを作成する
フィードバック、フィードバック質問、フィードバッ
ク質問セット、フィードバック要求、パフォーマンス
サイクルに対する「作成」、「参照」、「編集」、
「削除」、「すべての参照」、および「すべての編
集」
パフォーマンスサマリーサイクルにユーザを追加する 「設定・定義を参照する」
フィードバック、フィードバック質問、フィードバッ
ク質問セット、フィードバック要求、パフォーマンス
サイクルに対する「作成」、「参照」、「編集」、
「削除」、「すべての参照」、および「すべての編
集」
486
販売ツールの設定および管理
Work.com オブジェクトのトリガとワークフロー
管理者タスク
必要な設定とユーザ権限
パフォーマンスサマリーサイクルからユーザを削除す フィードバック、フィードバック質問、フィードバッ
る
ク質問セット、フィードバック要求、パフォーマンス
サイクルに対する「作成」、「参照」、「編集」、
「削除」、「すべての参照」、および「すべての編
集」
パフォーマンスサマリーサイクルを編集する
フィードバック、フィードバック質問、フィードバッ
ク質問セット、フィードバック要求、パフォーマンス
サイクルに対する「作成」、「参照」、「編集」、
「削除」、「すべての参照」、および「すべての編
集」
[調整] タブを参照する
「Work.com 調整の有効化」
パフォーマンスの評価を編集する
フィードバック、フィードバック質問、フィードバッ
ク質問セット、フィードバック要求に対する「作
成」、「参照」、および「編集」
パフォーマンスサイクルに対する「参照」
「Work.com 調整の有効化」
関連トピック:
Work.com 設定の有効化または無効化
Work.com 実装の概要
Work.com オブジェクトのトリガとワークフロー
多くの Work.com オブジェクトでは、トリガとワークフローがサポートされてい
ます。
オブジェクト
使用可能な機能
バッジ、受け取ったバッジ、感謝、報 トリガ、ワークフロー
奨、報奨資金、報奨資金種別
目標リンク
トリガ
目標、総計値、コーチングメモ
トリガ、ワークフロー
フィードバック、フィードバック質
トリガ、ワークフロー
問、フィードバック要求、フィード
バック質問セット、パフォーマンスサ
イクル
487
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
販売ツールの設定および管理
Work.com サポートへの連絡
オブジェクト
使用可能な機能
スキル、スキルユーザ、支持
トリガ、ワークフロー
関連トピック:
Work.com 設定の有効化または無効化
Work.com サポートへの連絡
特定の権限を有効にする必要がある場合や技術的な問題が生じた場合は、Work.com
サポートにチケットを登録します。
エディション
1. [ヘルプ & トレーニング] ページで、[カスタマーサポートへの連絡] をクリッ
クします。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
2. [ケースを開く] をクリックします。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
まだログインしていない場合は、Salesforce ログイン情報を入力して、前の手
順を繰り返す必要のある場合があります。
3. [ヘルプが必要な商品]ドロップダウンから[追加の商品 (Work.com、Data.com、
Buddy Media)] を選択します。
4. [商品トピック] ドロップダウンから [Work.com] を選択します。
5. [件名]、[説明]、[重大度レベル]、[ビジネスへの影響] に入力します。
6. [登録] をクリックします。
関連トピック:
Work.com 設定の有効化または無効化
488
販売ツールの設定および管理
パフォーマンスサマリーサイクルの概要
パフォーマンスサマリーサイクルの概要
Work.com パフォーマンスサマリーサイクルを使用して、会社全体でパフォーマ
ンスサマリーを作成、リリース、および共有します。
エディション
一般的なパフォーマンスサマリーサイクルでは、次の操作を実行できます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. 計画 — パフォーマンスサマリーサイクルを作成し、レビュー対象のユーザ
を追加します。
2. リリース — ユーザがパフォーマンスサマリーを完了できるようにします。
3. 評価 — パフォーマンスサマリーに記入して送信します。
4. 調整 — 調整機能を使用して、送信されたパフォーマンスサマリーを必要に
応じて比較および更新します。
5. 共有 — 送信されたパフォーマンスサマリーを、サマリーの対象者と共有し
ます。
6. 完了 — パフォーマンスサマリーサイクルを終了します。
最近参照したパフォーマンスサイクルのリストを表示するには、[パフォーマン
スサイクル] タブをクリックします。
メモ: [パフォーマンスサイクル] タブが表示されない場合は、右上にある
Force.com アプリケーションドロップダウンメニューから Work.com を選択す
るか、現在のタブの右側にある をクリックして [すべてのタブ] ページか
ら [パフォーマンスサイクル] タブを選択します。
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パフォーマンスサマリー
には、Work.com のライセ
ンスが必要です。このラ
イセンスは、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Unlimited
Edition、または Developer
Edition のアドオンライセ
ンスとして取得できま
す。また、Performance
Edition には含まれていま
す。
[新規]をクリックしてパフォーマンスサイクルを作成するか、サイクルの名前をクリックして詳細を表示しま
す。
489
販売ツールの設定および管理
パフォーマンスサマリーサイクルの概要
このページでは、次の操作を実行できます。
• パフォーマンスサマリーサイクルに関する詳細を参照する。
• サイクルで操作を実行する。実行可能な操作はサイクルの状態によって決まり、[コピー]、[編集]、[リリー
ス]、[削除]、[すべて共有]、[完了] という操作があります。
• パフォーマンスサイクルに関連する質問にアクセスする。
• パフォーマンスサマリーのフィードバック要求のリストを表示する。また、対象者を個別に追加したり、
CSV ファイルをアップロードして一括で追加したりできます。
490
販売ツールの設定および管理
パフォーマンスサマリーサイクルの概要
• パフォーマンスサイクルで実行されたジョブ (サイクルのリリースやパフォーマンスサマリーの共有など)
のリストを表示する。
関連トピック:
パフォーマンスサマリーサイクルの作成
パフォーマンスサマリーサイクルへのユーザの追加
パフォーマンスサマリーサイクルからのユーザの削除
パフォーマンスサマリーサイクルのリリース
パフォーマンスサマリーサイクルのアクション
491
販売ツールの設定および管理
パフォーマンスサマリーサイクルの概要
パフォーマンスサマリーサイクルの作成
[パフォーマンスサイクル] ページから Work.com パフォーマンスサマリーサイク
ルを作成して、組織のユーザに関するフィードバックを収集します。
エディション
1. [パフォーマンスサイクル] タブをクリックします。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
[パフォーマンスサイクル] タブが表示されない場合は、右上にある Force.com
アプリケーションドロップダウンメニューからWork.comを選択するか、現在
のタブの右側にある
をクリックして [すべてのタブ] ページから [パフォー
マンスサイクル] タブを選択します。
2. [新規] をクリックします。
メモ: 別のパフォーマンスサイクルの詳細ページで [コピー] をクリック
してパフォーマンスサイクルを作成することもできますが、サイクルの
コピーでは、サイクル名、活動開始日、および活動終了日のみがコピー
されます。質問セット、期日、およびその他の詳細はコピーされませ
ん。
3. サイクル名、活動開始日、活動終了日を入力します。
4. [保存] をクリックします。
5. [新規フィードバック質問セット] をクリックします。
6. 質問セット名、フィードバック種別、および期日を入力します。
質問セットにより、対象者に応じて質問がグループ化されます。たとえば、
Bill Jones に関するパフォーマンスサマリーには、最大 4 つの異なる対象者を
指定できます。
• マネージャサマリー — Bill のマネージャへの質問。デフォルトでは、どの
サイクルにもマネージャサマリーが含まれます。
• セルフサマリー — Bill への質問
• ピアサマリー — Bill のピアへの質問
• スキップレベルサマリー — Bill の直属部下への質問
7. [保存] をクリックします。
8. [新規フィードバック質問] をクリックします。
9. 質問の詳細を入力します。
各質問にルールを指定できます。
• 省略可能 — サマリーに記入するユーザは、この質問に回答する必要はあ
りません。
• 機密 — サマリーの対象者には、送信された回答は表示されません。この
ルールは、セルフサマリーには使用できません。
また、各質問の先頭に説明を追加してもかまいません。
10. [保存] をクリックします。
11. 必要に応じて、他の質問セットや質問を追加します。
492
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パフォーマンスサマリー
には、Work.com のライセ
ンスが必要です。このラ
イセンスは、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Unlimited
Edition、または Developer
Edition のアドオンライセ
ンスとして取得できま
す。また、Performance
Edition には含まれていま
す。
ユーザ権限
パフォーマンスサマリー
を参照する
• パフォーマンスサイク
ルに対する「参照」
パフォーマンスサマリー
サイクルを作成する
• フィードバック、
フィードバック質問、
フィードバック質問
セット、フィードバッ
ク要求、パフォーマン
スサイクルに対する
「作成」、「参照」、
「編集」、「削除」、
「すべての編集」、お
よび「すべての参照」
販売ツールの設定および管理
パフォーマンスサマリーサイクルの概要
質問の追加が完了したら、ユーザをパフォーマンスサマリーサイクルに追加します。
関連トピック:
パフォーマンスサマリーサイクルの概要
パフォーマンスサマリーサイクルへのユーザの追加
パフォーマンスサマリーサイクルのリリース
493
販売ツールの設定および管理
パフォーマンスサマリーサイクルの概要
パフォーマンスサマリーサイクルへのユーザの追加
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パフォーマンスサマリー
には、Work.com のライセ
ンスが必要です。このラ
イセンスは、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Unlimited
Edition、または Developer
Edition のアドオンライセ
ンスとして取得できま
す。また、Performance
Edition には含まれていま
す。
494
販売ツールの設定および管理
パフォーマンスサマリーサイクルの概要
ユーザをパフォーマンスサマリーサイクルに手動または CSV ファイルを使用し
て追加します。
ユーザ権限
ユーザを追加できるのは、状況が [設定] または [処理中] のサマリーサイクルの
みです。
パフォーマンスサマリー
を参照する
• パフォーマンスサイク
ルに対する「参照」
1. [パフォーマンスサイクル] タブをクリックします。
[パフォーマンスサイクル] タブが表示されない場合は、右上にある Force.com
アプリケーションドロップダウンメニューからWork.comを選択するか、現在
のタブの右側にある
をクリックして [すべてのタブ] ページから [パフォー
マンスサイクル] タブを選択します。
2. パフォーマンスサマリーサイクルをクリックします。
3. [フィードバック要求] セクションで、パフォーマンスサイクルにユーザを追
加します。
• 対象ユーザを手動で入力するには、[対象ユーザを追加] をクリックしま
す。ユーザの名前を入力して、[保存] をクリックします。
• 対象ユーザを CSV ファイルを使用してアップロードするには、[対象ユー
ザの CSV をアップロード] をクリックして、[ファイルを選択] を選択しま
す。CSV ファイルを選択して、[アップロード] をクリックし、変更を保存
します。
パフォーマンスサマリー
サイクルにユーザを追加
する
• 「設定・定義を参照す
る」
および
フィードバック、
フィードバック質問、
フィードバック質問
セット、フィードバッ
ク要求、パフォーマン
スサイクルに対する
「作成」、「参照」、
「編集」、「削除」、
「すべての編集」、お
よび「すべての参照」
CSV ファイルには 1 列目にユーザ ID (例: 005R0000000DjZW) またはユーザ名
(例: [email protected]) のいずれかのリストが記載されています。1 行目はヘッ
ダー行として表示され、アップロードされないため、データは 2 行目以降に記載します。
ヒント: 多くの組織では、パフォーマンスサマリーサイクルへの追加に関して固有の要件がありま
す。ユーザレポートを使用して、パフォーマンスサマリーに追加するユーザのリストを絞り込み、
そこからユーザ名を取得します。
ジョブトラッカーに CSV のアップロード状況が表示されます。また、[フィードバック要求] セクションでパ
フォーマンスサマリーに追加されているユーザを確認できます。
関連トピック:
パフォーマンスサマリーサイクルの概要
パフォーマンスサマリーサイクルのリリース
パフォーマンスサマリーサイクルからのユーザの削除
495
販売ツールの設定および管理
パフォーマンスサマリーサイクルの概要
パフォーマンスサマリーサイクルからのユーザの削除
評価する必要のないユーザを追加した場合、パフォーマンスサマリーサイクル
から削除できます。
エディション
ユーザを削除できるのは、状況の値が [設定] のサマリーサイクルのみです。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
1. [パフォーマンスサイクル] タブをクリックします。
[パフォーマンスサイクル] タブが表示されない場合は、右上にある Force.com
アプリケーションドロップダウンメニューからWork.comを選択するか、現在
のタブの右側にある
をクリックして [すべてのタブ] ページから [パフォー
マンスサイクル] タブを選択します。
2. パフォーマンスサマリーサイクルをクリックします。
3. [フィードバック要求] セクションで、削除する対象ユーザの [アクション] 列
にある [削除] をクリックします。
関連トピック:
パフォーマンスサマリーサイクルの概要
パフォーマンスサマリーサイクルのリリース
パフォーマンスサマリーサイクルへのユーザの追加
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パフォーマンスサマリー
には、Work.com のライセ
ンスが必要です。このラ
イセンスは、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Unlimited
Edition、または Developer
Edition のアドオンライセ
ンスとして取得できま
す。また、Performance
Edition には含まれていま
す。
ユーザ権限
パフォーマンスサマリー
を参照する
• パフォーマンスサイク
ルに対する「参照」
パフォーマンスサマリー
サイクルからユーザを削
除する
• フィードバック、
フィードバック質問、
フィードバック質問
セット、フィードバッ
ク要求、パフォーマン
スサイクルに対する
「作成」、「参照」、
「編集」、「削除」、
「すべての編集」、お
よび「すべての参照」
496
販売ツールの設定および管理
パフォーマンスサマリーサイクルの概要
パフォーマンスサマリーサイクルのリリース
パフォーマンスサマリーサイクルをリリースして、ユーザがサマリーを完了で
きるようにします。
メモ: パフォーマンスサマリーサイクルのリリース後には、質問またはサ
イクルの詳細を編集することはできませんが、他のユーザを追加すること
はできます。
1. [パフォーマンスサイクル] タブをクリックします。
[パフォーマンスサイクル] タブが表示されない場合は、右上にある Force.com
アプリケーションドロップダウンメニューからWork.comを選択するか、現在
のタブの右側にある
をクリックして [すべてのタブ] ページから [パフォー
マンスサイクル] タブを選択します。
2. パフォーマンスサマリーサイクルをクリックします。
3. [リリース] をクリックします。
無効ユーザは、サイクルのリリース前に自動的に削除されます。リリースが
完了すると、サイクルのリリースおよび削除されたユーザの詳細が記載され
たメールが送信されます。必要に応じて、削除されたユーザを後で追加し直
すことができます。
リリースすると、サイクルに追加された各ユーザのマネージャにマネージャサ
マリーが割り当てられます。サイクルにセルフサマリーが含まれる場合は、関
連付けられているユーザにセルフサマリーが割り当てられます。サマリーが割
り当てられている各ユーザにはメール通知が送信され、自分のサマリーで作業
を開始できます。
関連トピック:
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パフォーマンスサマリー
には、Work.com のライセ
ンスが必要です。このラ
イセンスは、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Unlimited
Edition、または Developer
Edition のアドオンライセ
ンスとして取得できま
す。また、Performance
Edition には含まれていま
す。
ユーザ権限
パフォーマンスサマリー
サイクルを編集する
• フィードバック、
フィードバック質問、
フィードバック質問
セット、フィードバッ
ク要求、パフォーマン
スサイクルに対する
「作成」、「参照」、
「編集」、「削除」、
「すべての編集」、お
よび「すべての参照」
パフォーマンスサマリーサイクルの概要
パフォーマンスサマリーサイクルの作成
497
販売ツールの設定および管理
パフォーマンスサマリーサイクルの概要
パフォーマンスサマリーサイクルのアクション
パフォーマンスサイクルの詳細ページで使用できるアクションは、サイクルの
状態によって異なります。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
アクション
使用可能な状況
説明
編集
設定
ユーザがサイクルの名前、活動開始日、
活動終了日を入力できます。
リリース
設定
サマリーサイクルおよび関連サマリー
をリリースします。サマリーサイクル
の状況を [処理中] に変更します。
削除
設定
サマリーサイクルおよび関連サマリー
を削除します。
完了
処理中
パフォーマンスサマリーサイクルを完
了し、サマリーの状況を [完了] に変更
します。また、却下されたサマリーや
送信されなかったサマリーを削除しま
す。
コピー
設定、処理中、完了
サマリーサイクルをコピーします。サ
イクルの名前、活動開始日、活動終了
日がコピーされます。ただし、質問セッ
ト、期日、ユーザ、その他の詳細はコ
ピーされません。
すべて共有
処理中
送信されたパフォーマンスサマリーを、
サマリーの対象者と共有します。「機
密」とマークされた質問は含まれませ
ん。
関連トピック:
パフォーマンスサマリーサイクルの概要
パフォーマンスサマリーサイクルの作成
パフォーマンスサマリーサイクルのリリース
498
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
パフォーマンスサマリー
には、Work.com のライセ
ンスが必要です。このラ
イセンスは、Professional
Edition、Enterprise
Edition、Unlimited
Edition、または Developer
Edition のアドオンライセ
ンスとして取得できま
す。また、Performance
Edition には含まれていま
す。
販売ツールの設定および管理
調整の概要
調整の概要
会社全体のパフォーマンスの評価を可視化、比較、更新するには、Work.com の
調整レポートを使用します。
メモ: Performance Edition 組織の場合、契約管理者、マーケティングユー
ザ、参照のみ、ソリューション管理者の各プロファイルでは調整を使用で
きません。
調整レポートには、パフォーマンスサマリーサイクルのデータが入力されます。
このレポートは、マネージャおよび役員がチームまたは組織の全体的なパフォー
マンスを確認するために設計されています。パフォーマンスの優劣をすばやく
把握し、ユーザ権限に応じて個人のパフォーマンスの評価を調整レポートで直
接変更できます。
独自の調整レポートを作成するか、[パッケージのインストール] ページから調整
レポートパッケージをダウンロードします。
• 本番用調整レポートパッケージ
• Sandbox 用調整レポートパッケージ
調整レポートには、[調整] タブからアクセスします。一度に参照できるのは、1
つのパフォーマンスサマリーサイクルの結果のみです。
分布グラフには、複数選択肢の質問ごとに評価の分布が表示されます。関連す
る評価の分布を参照するには、ドロップダウンリストで異なる質問を選択しま
す。
[従業員数のグラフ] セクションには、パフォーマンスレビューに含まれるユーザ
のパフォーマンスサマリー詳細が表示されます。各列は、絞り込みおよび並び
替えすることができます。列を絞り込むと、分布グラフも更新されます。また、
カスタム列を追加して、場所、部署、その他の手段でパフォーマンスサマリー
詳細を絞り込むこともできます。個々のパフォーマンスサマリーを参照するに
は、[参照] 列をクリックします。
関連トピック:
Work.com 設定の有効化または無効化
調整レポートの作成
調整レポートのカスタマイズ
パフォーマンスサマリー詳細の更新
調整レポートの詳細のエクスポート
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
調整には、Work.com ライ
センスが必要です。この
ライセンスは、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Unlimited Edition、または
Developer Edition のアドオ
ンライセンスとして取得
できます。また、
Performance Edition には
含まれています。
ユーザ権限
[調整] タブを参照する
• 「Work.com 調整の有
効化」
パフォーマンスの評価を
編集する
• フィードバック、
フィードバック質問、
フィードバック質問
セット、フィードバッ
ク要求に対する「作
成」、「参照」、およ
び「編集」
および
パフォーマンスサマリーサイクルの概要
パフォーマンスサイク
ルに対する「参照」
499
販売ツールの設定および管理
調整の概要
調整レポートの作成
既存のレポートをコピーするか、適切な条件を満たす新規レポートを作成して、
調整レポートを作成します。
エディション
または、[パッケージのインストール] ページから調整レポートパッケージをダウ
ンロードできます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
• 本番用調整レポートパッケージ
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
• Sandbox 用調整レポートパッケージ
1. [調整] タブで、ドロップダウンリストから調整レポートを選択します。
2. [レポートを表示/編集] をクリックします。
3. [別名で保存] をクリックします。
4. 名前、説明 (省略可能)、一意の名前を入力し、レポートフォルダを指定しま
す。
レポートが公開フォルダに保存された場合、フォルダの参照権限があるユー
ザすべてにこのレポートは表示されますが、各ユーザに表示されるのは、ア
クセス権があるパフォーマンスサマリーのみです。レポートが [私の非公開
カスタムレポート] に保存された場合、本人のみが調整レポートを表示でき
ます。
5. [保存してレポートに戻る] をクリックします。
ヒント: 新規レポートを作成することもできます。レポートが特定の条
件を満たすと、自動的に [調整] ドロップダウンリストに表示されます。
調整には、Work.com ライ
センスが必要です。この
ライセンスは、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Unlimited Edition、または
Developer Edition のアドオ
ンライセンスとして取得
できます。また、
Performance Edition には
含まれています。
• レポートは、[Work.com調整]レポートタイプである必要があります。
ユーザ権限
• レポートは[サマリーの形式]であり、フィードバック質問名でグルー
プ化された後、さらにフィードバックでグループ化されている必要
があります。
[調整] タブを参照する
• 「Work.com 調整の有
効化」
• レコードには次の列が表示される必要があります。
– パフォーマンスサイクル ID
– フィードバック要求 ID
– フィードバック ID
– 件名: ユーザ ID
– 件名: フルネーム (または「件名: 名」と「件名: 姓」)
• レポートは、1 つのパフォーマンスサマリーサイクルのみが表示され
るように絞り込まれている必要があります。
関連トピック:
調整の概要
調整レポートのカスタマイズ
500
販売ツールの設定および管理
調整の概要
調整レポートのカスタマイズ
列および検索条件を追加して、調整レポートを拡張します。
調整レポートでは、Salesforce レポートが使用されます。調整レポート用に、追
加のカスタム列の絞り込みおよび指定を行うことができます。列は指定した順
に表示されます。ただし、レポートの並び替え順は、調整レポートでは適用さ
れません。
1. [調整] タブで、ドロップダウンリストから調整レポートを選択します。
2. [レポートを表示/編集] をクリックします。
3. [カスタマイズ] をクリックします。
4. 必要に応じて、検索条件および列をレポートに追加します。
• 次の列は必須であり、調整レポートから削除できません。
– パフォーマンスサイクル ID
– フィードバック要求 ID
– フィードバック ID
– 件名: ユーザ ID
– 件名: フルネーム (または「件名: 名」と「件名: 姓」)
5. [保存] をクリックします。
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
調整には、Work.com ライ
センスが必要です。この
ライセンスは、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Unlimited Edition、または
Developer Edition のアドオ
ンライセンスとして取得
できます。また、
Performance Edition には
含まれています。
例: いくつかの一般的な使用法を次に示します。
• 必要なパフォーマンスサマリーサイクルに対して、パフォーマンスサマ
リーサイクルで絞り込む
• 部門で絞り込んで、部門のレポートを作成する
• 場所で絞り込んで、その場所のレポートを作成する
関連トピック:
調整の概要
調整レポートの作成
501
ユーザ権限
[調整] タブを参照する
• 「Work.com 調整の有
効化」
販売ツールの設定および管理
調整の概要
パフォーマンスサマリー詳細の更新
調整レポートで、パフォーマンスサマリー詳細を簡単に直接更新します。
更新できるのは、アクセス権があるパフォーマンスサマリーのみです。パフォー
マンスサマリーに対して「すべてのデータの編集」または「すべてのデータの
参照」権限がある場合は、パフォーマンスサマリーを送信する前にその評価を
確認できます。編集可能な項目は、ユーザのマネージャが回答する複数選択肢
の質問のみであり、ピアサマリー、セルフサマリー、スキップレベルサマリー
は含まれません。最終決定し、ユーザと共有するパフォーマンスサマリーでは、
回答を編集できません。
1. [調整] タブで、ドロップダウンリストから調整レポートを選択します。
2. [従業員数のグラフ] セクションで、変更する評価をダブルクリックします。
評価を変更できるのは、送信済みのパフォーマンスサマリーのみです。
3. 新しい値を選択します。
4. [保存] をクリックします
関連トピック:
調整の概要
調整レポートの作成
エディション
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
調整には、Work.com ライ
センスが必要です。この
ライセンスは、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Unlimited Edition、または
Developer Edition のアドオ
ンライセンスとして取得
できます。また、
Performance Edition には
含まれています。
ユーザ権限
[調整] タブを参照する
• 「Work.com 調整の有
効化」
パフォーマンスの評価を
編集する
• フィードバック、
フィードバック質問、
フィードバック質問
セット、フィードバッ
ク要求に対する「作
成」、「参照」、およ
び「編集」
および
パフォーマンスサイク
ルに対する「参照」
502
販売ツールの設定および管理
調整の概要
調整レポートの詳細のエクスポート
パフォーマンスサマリーデータは、基本となる調整レポートを使用してエクス
ポートできます。
エディション
1. [調整] タブで、調整レポートを選択します。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
2. [レポートを表示/編集] をクリックします。
3. [詳細のエクスポート] をクリックします。
4. ファイルの文字コードとファイル形式を選択します。
5. [エクスポート] をクリックします。
関連トピック:
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
調整には、Work.com ライ
センスが必要です。この
ライセンスは、
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Unlimited Edition、または
Developer Edition のアドオ
ンライセンスとして取得
できます。また、
Performance Edition には
含まれています。
調整の概要
調整レポートの作成
ユーザ権限
[調整] タブを参照する
• 「Work.com 調整の有
効化」
パフォーマンスの評価を
編集する
• フィードバック、
フィードバック質問、
フィードバック質問
セット、フィードバッ
ク要求に対する「作
成」、「参照」、およ
び「編集」
および
パフォーマンスサイク
ルに対する「参照」
503
販売ツールの設定および管理
スキルのカスタマイズ
スキルのカスタマイズ
組織のニーズに合わせてスキルオブジェクトおよび支持オジェクトのオブジェ
クト権限を変更できます。
エディション
スキルオブジェクトと支持オジェクトを、他のオブジェクトと同じ方法でカス
タマイズします。これには、カスタム項目の追加、ページレイアウトの変更、
トリガ、ワークフローおよび入力規則の追加が含まれます。また、スキルでの
フロート表示をカスタマイズして、特定の標準項目およびカスタム項目を表示
することもできます。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
システム管理者は、組織のニーズに合わせてスキルオブジェクトおよび支持オジェクトのオブジェクト権限を
変更できます。たとえば、ユーザがスキルを作成できないようにオブジェクト設定を定義して、システム管理
者が作成したスキルのみを他のユーザに割り当てられるように指定できます。デフォルトで、サポートされて
いるユーザプロファイルではスキルの参照、作成、編集、削除が可能で、システム管理者には「すべてのデー
タの編集」権限と「すべてのデータの参照」権限が割り当てられています。
さらに、システム管理者は、Work.comの [設定] ページで一部のスキルの設定を変更できます。[設定] から、[ク
イック検索] ボックスに「Work.com 設定」と入力し、[Work.com の設定] を選択します。
レコードの詳細ページを使用したスキルと支持の編集
Chatter プロファイルのスキルと支持のインライン編集を無効にします。カスタム必須項目でこれらのオブ
ジェクトをカスタマイズした場合にお勧めします。
メモ: Chatter プロファイルのスキルを使用する場合は、この設定を有効化しないでください。
新規スキル追加時のフィード投稿の生成
ユーザが新しいスキルをプロファイルに追加すると、Chatter フィード投稿が自動的に作成されます。
504
販売ツールの設定および管理
スキルのカスタマイズ
推奨スキルの有効化
ユーザの Chatter トピックに基づいてスキルが自動的に推奨されます。
感謝機能とスキル機能の追加レポートおよびダッシュボードを含むパッケージをインストールすることもでき
ます。
• 感謝とスキルのレポートおよびダッシュボード (本番パッケージ)
• 感謝とスキルのレポートおよびダッシュボード (Sandbox パッケージ)
関連トピック:
スキルの制限事項
Work.com 設定の有効化または無効化
Work.com のレポートおよびダッシュボードの概要
スキルの制限事項
スキルおよび支持の動作は特殊であり、制限があります。
エディション
次の制限に注意してください。
• スキル機能はコミュニティではサポートされていません。
• すべてのスキルレコードは、スキルに対して「参照」権限を持つユーザに表
示されます。
• スキルユーザレコードと支持レコードを削除できるのは、所有者および「す
べてのデータの編集」権限を持つユーザのみです。
• 削除したスキルに関連付けられているユーザおよび支持を復元するには、ス
キルをごみ箱から取得します。同じ名前でスキルを作成すると、以前の関連
付けが復元されません。
使用可能なエディション:
Salesforce Classic
使用可能なエディション:
Professional Edition、
Enterprise Edition、
Performance Edition、
Unlimited Edition、および
Developer Edition
• ユーザは、ユーザ自身ではなく他のユーザのみを支持できます。同じ人が同
じスキルについてユーザを複数回支持することはできません。
システム管理者は、API を介して他のユーザに代わってユーザを支持することができます。
• Chatter が有効であり、スキルおよびスキルユーザに対して「参照」権限がユーザになければ、Chatter プロ
ファイルページにスキルウィジェットを表示できません。
関連トピック:
スキルのカスタマイズ
Work.com 設定の有効化または無効化
505
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