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平成27年度 小4算数 (PDF:337KB)

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平成27年度 小4算数 (PDF:337KB)
平成27年度
大分市標準学力調査
偏差値
教科全体
基礎
活用
小学校4年
大分市
51.3
51.5
50.5
全国との差
1.3
1.5
0.5
55.0
50.0
45.0
問題の内容別偏差値
億と兆・がい数の表し方
わり算
計算のきまり
角の大きさ
面積
垂直・平行と四角形
折れ線グラフ
算数
大分市
50.3
51.0
50.4
51.6
49.2
53.6
51.2
全国との差
0.3
1.0
0.4
1.6
-0.8
3.6
1.2
55.0
50.0
40.0
教科全体
基礎
活用
45.0
40.0
領域別偏差値
数と計算
量と測定
図形
数量関係
大分市
50.9
50.5
53.6
50.8
全国との差
0.9
0.5
3.6
0.8
55.0
50.0
45.0
40.0
数
と
計
算
図
形
量
と
測
定
観点別偏差値
大分市
51.7
50.7
51.5
50.7
算数への関心・意欲・態度
数学的な考え方
数量や図形についての技能
数量や図形についての知識・理解
数
量
関
係
全国との差
1.7
0.7
1.5
0.7
55.0
50.0
45.0
40.0
心算
・ 数
態
意へ
度
欲の
・ 関
数
学
え
的
方
な
考
に数
つ量
技
いや
能
て図
の形
知に数
識つ量
・ いや
理て図
解の形
数
の
表
し
方
億
と
兆
・
が
い
わ
り
算
計
算
の
き
ま
り
角
の
大
き
さ
面
積
四
角
形
垂
直
・
平
行
と
折
れ
線
グ
ラ
フ
【分析・考察】
○偏差値では、「教科全体」、「基礎」、「活用」のすべてにおい
て、全国を上回っている。
○領域別偏差値では、「数と計算」、「量と測定」、「図形」、「数量
関係」のすべてにおいて、全国を上回っている。
○観点別偏差値では、「算数への関心・意欲・態度」、「数学的な
考え方」、「数量や図形についての技能」、「数量や図形につい
ての知識・理解」のすべてにおいて、全国を上回っている。
○問題の内容別偏差値では、「億と兆・がい数の表し方」、「わり
算」、「計算のきまり」、「角の大きさ」、「垂直・平行と四角形」、
「折れ線グラフ」は全国を上回っている。「面積」は全国を下回っ
ている。特に「身近にあるものの面積を推察することができる」
に課題が見られる。
【改善のポイント】
≪数と計算≫
○わり算の性質を理解し、工夫したわり算の仕方を説明する力を高める指導の充実
・除法についての指導に当たっては、「除数及び被除数に同じ数をかけても、同じ数でわって
も商はかわらない」という除法の性質が、小数の除法、分数の除法の計算の仕方を学習する際
にも用いられる考え方であることから、商が同じになる除法の式を作る活動を取り入れるなど
除法に関して成り立つ性質を児童自身が調べるよう指導するとともに、この性質を用いると計
算が簡単にできるなどの除法の性質の持つよさに気付くよう指導することが必要である。ま
た、授業では友だちの考えを理解させたうえで、その考えを用いて別の問題を解決させるなど
の指導の工夫が必要である。その際、一人一人が自分なりに説明し伝え合う活動などに取り組
ませることで、解釈や表現を徐々に洗練したものにしていくことが大切である。
どのように考えたのか説明しよう
(350÷50の計算を簡単にする方法)
350÷50=□
÷10 ÷10
変わらない
35÷ 5=7
わられる数とわる数を同じ数でわって
も、商は変わりません。だから、350
÷50の答えは7になります。
『(わけ)だから、(答え)である。』
≪数量関係≫
○計算のきまりを理解し、式の意味を読み取る力を高める指導の充実
・計算のきまりについての指導に当たっては、具体的な場面と式とを結び付けて指導することが大切である。例えば「○円のお菓子
が△円安くなって売られています。このお菓子を□ふくろ買います。代金は全部で何円ですか。」と「○円のお菓子が△円安くなっ
て売られています。このお菓子を□人で同じ金がくを出しあって買います。1人分は何円ですか。」の2つの場面を式に表し、式の
表す意味の違いについて話し合うことを通して理解を深めさせるなど指導の工夫が大切である。その際に、乗法と除法を用いて表さ
れた式が1つの事柄や関係を表していることや、1つの数量を表すのに( )を用いることなどを確実に理解させることが重要であ
る。また、式から問題を作り、式と具体的な場面とを結び付けるなど身の回りの事象の中に見つけた数理的な事柄について話し合っ
たり、式を読んだりする活動を低学年から設定し、式の持つ意味や計算の順序等について継続して指導することが必要である。
≪量と測定≫
○身近にあるものの面積を推察する力を高める指導の充実
・面積についての指導に当たっては、面積の基本単位の量感を長さの基本単位の量感と関
連付けて指導することが大切である。例えば、1㎠、1㎡など同じ1でも単位によって面
積が大きく異なることを自分の身の回りの物の中から1㎝×1㎝、1m×1mの正方形を用
いて1㎠、1㎡のそれぞれの面積に相当する物を探し出すとともに、その両者を並べて比
較し、大きさの違いを実感を伴って理解させるなど、身近なものと関連を持たせながら単
位面積のおよその大きさを捉えさせる工夫も必要である。
約1㎡
1㎡
≒新聞紙を
全面に広げ
た2枚分より
も少し大きい
面積
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