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CSRへの取り組み

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CSRへの取り組み
CSRへの取り組み
CSR
みずほフィナンシャルグループは、CSR(企業の社会的責
これまでの出版物
任)活動を「新たな企業価値の創造と発展に向けた企業行
● 砂川・川北・杉浦著『日本企業のコーポレー
動の主軸 」と位置付け、事業戦略においても中長期的な観
トファイナンス 』
( 日本経済新聞出版社)
点から重点的に取り組む事項を明確にし、具体的な施策を
京都大学大学院での共同研究成果を発表し
たものです。日本企業のケースを使ってコーポ
各分野で実施しています。
当社は、その方針の下、会社を取り巻くお客さま・株主・
社員・地域社会に対する「コミットメント」を、金融サービス
という日々の事業活動やさまざまな社会貢献活動を通じて
レートファイナンスを 解 説し、国 内 の 学 生 が
コーポレートファイナンスを身近に感じながら
学べる内容になっています。学生だけでなく若
手ビジネスマンにも適した一冊です。
実践し、経営理念に基づく経営を進めています。
● 田村俊夫著『MBAのための M&A 』
( 有斐閣)
■ 金融教育支援
第3回 M&Aフォーラム賞「RECOF奨励賞 」受賞作
当社では、将来を担う次世代のため、本来業務において蓄積
一橋大学商学研究科 MBAコースの寄付講
してきた金融に関する幅広い実務知識やノウハウを活かし、金
義「M&Aの理論と実務 」の講義内容を収録し
融教育の支援に取り組んでいます。
た、大学院レベルの教科書です。実務によって
裏 付 けされた 体 系 的 な 理 論 書 で、M&A が
大学・大学院向け寄付講座の開設
当社では、2004年度より大学・大学院に寄付講座を開設
「コーポレートファイナンスの総合芸術」と言わ
れる理由が分かる一冊です。
し、コーポレートファイナンス全般にかかわる講義を継続実施し
ています。実務経験豊かな社員が講師をつとめ、金融教育によ
る「理論と実務の橋渡し」を通じた社会貢献を目指しています。
シンポジウム共催・後援
講座運営で築いたネットワークを活かし、大学が主催するシ
ンポジウムの共催・後援なども行っています。産学双方の強み
2011年度の寄付講義・寄付講座
を活かして時宜に適ったテーマを取り上げ、幅広い観点から議
国内
海外
大学・学部名
講座名・主要テーマ
京都大学経営管理大学院
京都大学経済学部
企業金融のフロンティア、金融資本市
場改革論、財務戦略論 等
東京大学公共政策大学院
事例研究(資本市場と公共政策)
等
一橋大学大学院
商学研究科経営学修士コース
M&A の理論と実務
証券分析とポートフォリオマネジメント
金融リスクマネジメントの理論と実務
2009年度・2010年度に共催・後援したシンポジウム
一橋大学 商学部
企業金融の理論と実務
● 京都大学経営管理大学院
(共催)
明治大学大学院
グローバル・ビジネス研究科
コーポレートファイナンス(特論)
慶應義塾大学 経済学部
企業金融論
早稲田大学
オープン教育センター
企業金融と投資銀行ビジネスの
フロンティア(概論、実践・応用)
復旦大学(上海)
日本研究センター
マクロコントロールと資本市場
論を行うことにより、課題解決の一助となる場を提供すること
を目指しています。
「国際会計基準への日本の対応と課題 」
( 2009年5月)
「企業年金と退職一時金の制度を再考する」
( 2010年3月)
「医療は成長産業となりうるか」
( 2010年7月/9月)
● 一橋大学商学研究科
(共催)
「グローバル金融の新秩序とアジア金融・資本市場発展への期待」
共同研究・書籍出版
(2011年2月)
寄付講義で取り上げたテーマをさらに深め、より多くの人に
お伝えするため、共同研究、研究支援、書籍出版などにも取り
組み、実務の観点から大学教育・研究をサポートしています。
● 東京大学公共政策大学院
(協力)
「コーポレートガバナンスと日本経済 」
( 2010年9月)
● 明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科
(後援)
「21世紀サービス化社会への飛 躍∼サービス・イノベーションの構
図∼」
( 2009年11月)
「グローバルM&Aと事業リスクマネジメント」
( 2010年11月)
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みずほ証券株式会社 アニュアルレポート 2011
早稲田大学での講義
京都大学シンポジウム
■ 社会貢献活動
明治大学シンポジウム
東日本大震災復興支援への取り組み
地域社会とともに歩む「良き企業市民 」としての役割を果た
金融商品を通じた支援
すべく、多くの社員が参加して、チャリティやボランティアなどの
株式投資信託の信託報酬の一部を特定非営利活動法人ピー
社会貢献活動を積極的に行っています。
スウインズ・ジャパンに寄付し、同団体の被災地における活動
を支援しています。
FIT チャリティ・ラン
寄付を通じた取り組み
金融サービスおよび関連事業を展開する企業で働く有志が
みずほフィナンシャルグループでは、グループ全体で6億6千万
設立し、運営するチャリティ・イベント「FIT(Financial Industry
円、社 員による募金およびみずほ社 会貢 献ファンドから合計
in Tokyo)チャリティ・ラン」に2007年よりスポンサーとして参
6,847万円を日本赤十字社に寄付しています。
加しています。同イベントは、地域に根付いた、社会的に意義あ
また当社は、社内有志より集めた衣類や文房具等を、宮城
る活動をしているものの、認知度等の問題により十分な活動を
県女川町の子供たちに寄付しました。
確保できない団体への寄付を通じて社会貢献を行うものであ
社員によるボランティア
り、毎年多くの社員がランナー・ウォーカーやボランティアとし
6月∼7月にかけて被災地におけるボランティア活動に社員が
て参加しています。
参加し、ガレキ撤去や泥の掻き出し、家財道具の運び出しの
活動を行いました。
富士山クリーンアップ
富士山の美しい自然環境は日本の誇りでもあります。この自
然環境を次の世代に残していくため、社員・社員家族が一体と
なって、社会的責任を果たしていこうと考え、NPO 法人富士山
クラブと協力し、「富士山クリーンアップ」として富士山周辺に
不法投棄されているゴミの回収に取り組んでいます。
みずほ証券株式会社 アニュアルレポート 2011
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