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ケーヒン環境報告書2013
Keihin Environmental Report 2013
ケーヒンでは、ホームページ
(http://www.keihin-corp.co.jp/)を通じて、
環境情報を公開しております。
この環境報告書では、ケーヒンの環境への取り組みについて
計画から実績までを正確にお伝えするとともに、
「環境に対する基本的な考え方」、
「将来に向けた環境取り組み目標」、
「各領域で取り組んでいる環境保全活動」などについてご紹介しております。
年間の環境取り組みの一つとして、この報告書を発行し、
みなさまに評価していただくとともに、
コミュニケーションを図るツールとして活用することで、
私たちの環境活動をさらに向上させていきたいと考えております。
ケ ー ヒン の 環 境 情 報 公 開
■■本報告書の対象
○対象期間:2012年度(2012年4月~2013年3月)
○対象地域:ケーヒンの全拠点および国内外すべての関係会社を対象としております。
○対象組織:2012年度の環境保全活動実績についてはケーヒンを中心に以下の国内生産子会社を対象としております。
※なお、国内および海外拠点の関連データについては、当社HPにて公開しております。
ケーヒングループの変化点として、
*1.ケーヒンの国内生産子会社である(株)金津製作所と(株)京浜総業が、2013年1月をもって合併し、
(株)ケーヒンサクラに社名変更
しております。
*2.2011年1月以降新たに、多量の水資源およびエネルギーを使用する熱交換器事業生産関連事業の取り込みによる拡大。
以上の報告書対象範囲での変化があります。
2
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
PROFI L E
IN DEX
ケーヒンは、
■■ケーヒンの環境情報公開
2
■■社長 メッセージ
4
■■環境取り組みへの基本姿勢
5
■■2013年度 国内目標
6
「人間尊重」
、
「5つの喜び」
を
基本理念としております。
「人間尊重」
とは、
■■2012年度 実績と2013年度 目標 7
自由な発想と自らの信念をもった自立した個人が、
■■環境マネジメント
お互いの違いを尊重し、公平に接し、
■■2012年度 環境保全実績
誠意をもって信頼し合いながら
製品開発領域
邁進していくという理念であり、
購買領域
8
13
生産領域
「5つの喜び」
とは、
輸送領域
「社会」
「お客様」
「取引先様」
「株主様」
「私たち」
が
社会貢献活動
喜びを分かち合おうという理念です。
このような基本理念と
「私たちは、常に新しい価値を創造し、
国内外での環境活動
■■第三者意見による評価報告
34
■■会社概要
35
■■関連データ
36
人類の未来に貢献する」
という社是のもとに、
今後も事業活動を行ってまいります。
K e i h i n E n vi ro n m e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
3
社長 メッセージ
持続可能な社会の実現に向けて
社 長 メッセ ー ジ
1992年の地球サミットから20年が経過した2012年6月
システムなどが搭載されました。また、拡大する電気
に、国連持続可能な開発会議(リオ+20)がブラジルの
自動車やハイブリッド車向けの製品として、バッテリーの
リオデジャネイロで開催されました。世界の人口が70億
電圧を監視する電子制御製品などがホンダ「フィット EV」
人を突破し、環境汚染やエネルギー資源の有限性など
および北米仕様ホンダ「アコード プラグイン ハイブリッド」
「地球の限界」が明確になりました。環境保全や持続
に搭載されました。代替燃料製品では、従来製品より
可能な循環型社会を基盤としながらも、経済成長、雇用
も小型化した天然ガス車用インジェクターがインドで発売
創出、技術革新を実現していく
「グリーン経済」への移行
されたマルチ・スズキ「アルト800」に搭載されました。
が喫緊の課題として認識され、ますます環境への意識
このほか、新たに米国のゼネラルモーターズ社へガス燃料
が高まっております。
車両用製品を供給することが決定しました。さらに、自
このようななか、四輪車や二輪車市場においては、
急速に拡大するアジアや中国においても環境性能に
コンデンサーがフォルクスワーゲン「新型 ゴルフ」に搭載
優れた製品・技術へのニーズが高まってきました。四輪車
されました。
や二輪車のエネルギーマネジメントを担う燃料供給製品
また、生産や輸送などでのさまざまな取り組みに加え、
などを開発・生産する私たちは、環境への取り組みを
地域との共生を目指し地域社会への環境活動を継続
責務ととらえ、環境に配慮した事業活動を行ってまいり
して行いました。
ました。
今後も、私たちは、企業理念である「常に新しい価値
2012年は、二輪車・汎用製品では、二輪車需要の
を創造し、人類の未来に貢献する」ことを目指し、事業
急増に伴い、排出ガス規制が強化されるインドネシアに
活動に伴う環境負荷の低減と環境先進技術のさらなる
おいて、ホンダ「ビート」および「CB150Rストリートファイ
革新・創出により、地球環境保護と持続可能な循環型
アー」に小型二輪車用FIシステムが搭載されたほか、
社会の実現に向けて継続的に取り組んでまいります。
地域特性に合わせて新たに開発したFIシステムがヤマハ
「ジュピターZ1」に搭載されました。
四輪車製品では、北米で発売されたホンダ「アコード」
に環境性能に優れた直噴エンジンに対応した電子制御
製品をはじめ、高い静粛性と軽量化を実現した空調
4
動車空調用熱交換器領域において、新たに開発した
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
本報告書は、私たちの環境活動に関する思いと取り
組みをまとめたものです。ご一 読を賜り、みなさまの
ご助言やご感想をお寄せいただければ幸いに存じます。
代表取締役社長
環境取り組み へ の 基 本 姿 勢
基本姿勢
グローバル環境マネジメントを
目指して
環境負荷を低減し、持続可能な社会を実現する
環境保全の行動指針を示した
環境宣言
これまでにも環 境 負 荷 低 減 製 品 の 開 発と、
ために、グローバル環境マネジメントの一元化
生産拠点におけるCO₂排出量や廃棄物の削減
管理を実施し、地球、環境、社会、そして地域の
に取り組んできました。私たちは、環境保全に
ために何をすべきかを常に考え行動しています。
対 する 思 いを「 環 境 宣 言 」としてまとめ ると
将来に向けた環境維持のため、2000年度を
ともに、社員一人ひとりが主体者として自覚を
基準とし2020年度CO₂排出量25%削減目標
もって行動するための「行動指針」を設けており
を設定しております。
ます。
さらに、 全 領 域において2050年 度までに
この環境宣言のもと、私たちはグローバルでの
環境負荷低減や循環型社会の構築に貢献する
半減させ、その先の極小に向け取り組みます。
ための活動に全従業員で取り組んでまいります。
その一端として「使うエネルギー」から「 創る
エネルギ ー 」へ 向 けてシフトしてまいります。
環 境 取 り 組 みへの 基 本 姿 勢
CO₂排出量、廃棄物処分量および水使用量を
私たちは企業の環境保全が、地球環境の良好な維持に
環境宣言
深く関与していることを認識し、社会の責任ある一員として
地球環境保全のためにすべての企業活動を通じて、
環境負荷低減に積極的に取り組みます。
1 地球環境に配慮したクリーンで安全な商品の開発、
提供に努めます。
行動指針
2 事業活動における開発・生産・物流の段階において、
材料のリサイクルおよび資源・エネルギーの節減に努めます。
3 社会の一員として、地球環境の維持にグローバルな取り組みを
積極的に推進することに努めます。
4 企業市民として、地域社会の環境保護に積極的に支援、
協力活動を行い、社会から高い評価をいただけるように努めます。
K e i h i n E n v i ro n m e n t a l R e p o rt 2 0 1 3
5
2013年度 国 内目標
2013年度 環境負荷低減目標
ケーヒンは環境負荷物質低減を図るため、2013年度の目標を定めて活動しております。
2013年度の国内目標は以下のとおりです。
2 013 年 度 国 内 目 標
6
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
2012年度 実 績と2013年 度 目標
領域別環境負荷低減取り組み
2012年 度も前 年 度に引き続き各 領 域において高い目標を設 定し、その達 成に向けてさまざまな取り組み
を行うことで、目標を達成することができました。
次なる目標を設定し、さらなる環境負荷低減に努めます。
達成度判定 ○=95%以上 △=80%以上
取り組 み 項 目
施 策
環境負荷低減
購買領域
達成度
小型二輪車用製品の
投入展開
○
継続展開
四輪
燃費向上
省燃費技術製品の開発
製品の一体化や小型化・
軽量化による燃費向上
○
軽量化による燃費
向上への貢献
四輪
天然ガス車
適用製品の拡大
システム化の開発
○
ハイブリッド車用
製品の投入拡大
CO₂排出量削減
適用製品の拡大
海外向け
空調製品開発
○
適用製品の拡大
化学物質削減
ホルムアルデヒド
揮発量削減
○
適用製品の拡大
100%
○
お取引先
環境マネジメント
運用強化
対象取引先100%把握 100%
○
継続展開
原単位*12008年度比 原単位*12008年度比
△8%以上
△8.1%
○
原単位*12008年度比
△8%以上
○
919トン
(原単位*11.82以下)
四輪
CO₂管理システム
資源循環型
社会取り組み
輸送における
輸送領域
環境負荷低減
廃棄物社外処分量削減
ホルムアルデヒド
揮発量90%削減
(前期モデル比)
1,056トン
1,026トン以下
(原単位*13.0以下) (原単位*11.83)
廃棄物の
埋立処分量ゼロ化
ゼロ
水資源使用量削減
○
ゼロ
原単位*12000年度比 原単位*12000年度比
0.
60以下
0.
56以下
○
原単位*12000年度比
0.
55以下
輸送バイオ燃料の使用拡大
輸送車両の
バイオ燃料化継続
継続実施
○
継続実施
輸送CO₂排出量削減
2.07トン/億円
(前年度比△1%)
2.15トン/億円
○
継続展開
9.2トン
○
継続展開
梱包資材量削減
適用製品拡大
(5トン以上削減)
ゼロ
2 0 12 年 度 実 績 と 2 0 1 3 年 度 目 標
電子燃料噴射技術の
市場投入
CO₂排出量削減
(輸送CO₂除く)
生産活動に
おける
環境負荷低減
2013年 度 目 標
排出ガス低減
未取得お取引先への
代替認証も含め
環境マネジメント 環境マネジメントシステム
90%以上
構築推進
お取引先のCO₂
排出量把握
生産領域
2012年度実績
二輪
燃費向上
代替エネルギー
製品開発
製品の開発
領 域
2012年度計画
*1.原単位:CO₂総排出量・廃棄物処分量・水資源使用量を付加価値売上高で割った値です。
■■詳細情報は以下のページをご覧ください。
●●製品開発領域
…………………………………………………………………… P13〜P16▶
●●購買領域
………………………………………………………………………… P17〜P18▶
●●生産領域
………………………………………………………………………… P19〜P22▶
●●輸送領域
………………………………………………………………………… P23〜P24▶
K e i h i n E n vi ro n m e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
7
環境マネジメント
体制と役割
ケーヒンでは、環境保全活動の方向性を定めた「環境宣言」を設定し、確実に取り組むために、
四つの委員会を定め全社環境委員会で環境保全活動を行っております。
ここでは、環境保全活動に関わる環境取り組み体制と役割についてご紹介します。
ケーヒンは次のような体制と考え方で環境への取り組み
を行っております。
委員会は「環境会計委員会」、
「商品環境委員会」、
「生産
環境委員会」、
「LCA委員会」を設置し、各委員会は全社を
環境マネジメントシステムをベースに、国内外の動きを的確に
横断的に構成しております。活動および実績については公表
捉え、業界トップレベルの環境マネジメントを実行するため、
することが正しい姿であることを認識しており、その実績は
「全社環境委員会」体制を設置しております。
社会に対して公表していくことを基本としております。
環 境 マ ネ ジ メン ト
全社環境委員会
社会から信頼を得るため、四つの委員会をはじめ全社の環境活動を管理・推進するとともに、
環境報告書などを通じ社会へディスクローズしています。
●環境会計委員会
●商品環境委員会
●LCA委員会
●生産環境委員会
環境保全、改善に要した「環境コスト」を明確にし、社会
に対して環境情報を公表することにより、社会の信頼を得ら
れるよう活動しております。
産・開発に関わる原材料、エネルギー消費、化学物質、
生
廃棄物等の実態を把握し、CO₂排出量削減を含め、環境
負荷低減を図る活動をしております。
8
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
の中の環境ニーズの変化に対し、常に環境に配慮した製品
世
開発を推進して、資源の節約やエネルギー対応等の環境負荷
低減の活動をしております。
環境マネジメントシステムの改善、維持、継続および向上の
ため、生産工程における環境負荷低減活動や、地域貢献
活動を展開しております。
環境マネジメント
各拠点の環境マネジメント取得 ケーヒンは環境負荷の低減を目的とし、
各拠点において国際規格ISO14001の認証取得を推進してきました。
国内においては、各拠点、各社で統一化されていなかった
すでに認証を取得している拠点においては、環境マネジメント
ルールや基準を一本化し、ケーヒンとして統合的な認証取得を
システムの推進とCO₂排出量の削減や資源の有効活用など、
2012年12月に行い、認証拠点が5拠点*1 加わりました。
さらなるスパイラルアップへ向けて環境負荷低減に取り組ん
でまいります。
■■2012年度末現在の環境マネジメントシステム認証取得状況
環 境 マ ネ ジ メン ト
K e i h i n E n vi ro n m e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
9
環境マネジメント
環境監査
環境保全活動は、環境マネジメントシステムのPDCAを確実に回すため、
トップマネジメントが決定する年度目標をもとに、実施計画を立て、
環境活動を実行し、環境監査によって運用の確認を行っております。
環境監査を外部機関により定期的に年1回計画し実施して
います。外部審査においては軽微な不適合、観察事項があり
ましたが、是正処置は全て完了しております。
また、内部監査も同様に実施しています。
■■環境監査の仕組み
環 境 マ ネ ジ メン ト
10
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
環境マネジメント
環境リスクマネジメント
ケーヒンは 「環境宣言」の実現に向け、
各拠点および部門で環境マネジメントシステムの確実な運用を行うほか、
国の基準よりも厳しい自主管理基準を設けコンプライアンスを推進しております。
■■法令遵守
■■緊急事態への対応
コンプライアンスを遵守するための体制として、担当役員が
私たちは、法律で定める排出基準を遵守することはもとより、
コンプライアンスオフィサーをつとめ、定期的に運用をチェックし
環境への負荷が極小になるよう拠点および各部門において、
ております。
汚染の防止、緩和の手順や仕組みを作って、事故への対応に
リスクについても、取り組みを推進する担当役員がリスク
向けた取り組みを行っております。環境設備については、発生
マネジメントオフィサーをつとめ、環 境リスクに取り組んで
する可能性のある事故を想定し、定期的に緊急事態訓練を
おります。
実施し、有事の際に備えております。さらに、工場敷地外へ影響
を及ぼすような事故や、法規制値を逸脱するような事態が
発生した場合は、環境への影響を極小化にするため、
「緊急事態
対応ルート」を定め対応します。
■■緊急事態対応ルート( 夜間・休日)
環 境 マ ネ ジ メン ト
■■環境リスクを含めた事業リスク対応
東日本大震災・タイでの洪水対応の経験から、国内外のリスク対応を行うBCM推進室*を新たに設けました。2013年度からリスク管理
を経営の重要課題として位置づけケーヒングループ内の潜在的または顕在化したリスクを横断的に統括管理することでリスクの未然防止
および危機発生時の迅速な対応を行う。
*BCM
(Business Continuity Management/事業継続管理)
:リスクの発生によって生じる事業の中断に対し、必要な対応
(未然・事後)
を戦略的に決定し、
事業の継続を確保する経営管理手法。
K e i h i n E n vi ro n m e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
11
環境マネジメント
環境会計
■■環境会計
(百万円)
分類
2011年
2012年
投資額
費用額
投資額
費用額
投資額
費用額
9
4
0
31
60
49
120
1
79
51
80
14
廃棄物処理・処分、減量化、リサイクル、資源化、適正処理
0
31
0
50
0
57
上下流コスト
生産用原材料のリサイクル、回収、再生材の利用
0
114
0
148
6
116
管理活動コスト
環境管理業務工数、環境マネジメントシステム運用、従業員への環境教育
0
87
0
83
0
140
研究開発コスト
商品の環境対策、環境負荷低減のための研究、開発、設計
240
9,459
512
8,526
637
10,101
社会活動コスト
クリーン活動、環境出前学習、自然保護活動
0
0
0
2
0
3
環境損傷対応コスト
土壌調査、汚染賦課金
0
1
0
1
0
1
369
9,724
591
8,892
782
10,481
公害防止コスト
事業
エリア内
コスト
主な取り組み内容
2010年
大気汚染防止、水質汚濁防止、土壌汚染防止等
地球環境保全コスト 地球温暖化防止、オゾン層保護活動、その他
資源循環コスト
合計
■■物量効果
環 境 マ ネ ジ メン ト
区分
CO₂排出量
単位
2010 年
2011 年
2012 年
生産
29,260
生産
27,965
生産
27,751
開発
7,792
開発
6,777
開発
7,494
その他*
254
その他*
191
その他*
209
合計
37,306
合計
34,933
合計
35,454
t-CO₂
水使用量
千㎥
324
288
288
廃棄物排出量
トン
1,245
1,335
1,158
利材排出量
トン
525
490
520
PRTR排出量
トン
18
16
21
*管理領域(本社・営業所・厚生施設)
1 環境省より公表されている、環境会計ガイドライン・ガイドブックに沿ってまとめております。
2 本報告書では、減価償却費用および環境設備電力料は含まれておりません。
3 集計範囲は以下のとおりです。
■集計対象会社
株式会社ケーヒン/株式会社ケーヒンサクラ/株式会社那須精機製作所/株式会社ケーヒンワタリ
株式会社ケーヒンエレクトロニクステクノロジー/株式会社ケーヒンバルブ/株式会社ケーヒン・サーマル・テクノロジー
■対象期間:2012年4月1日~2013年3月31日
12
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
2012年度環境保全実績
製品開発領域
低燃費や排ガスのクリーン化、代替燃料やハイブリッド車等の環境に配慮した製品開発に加え、
次世代に向けたエネルギーの多様化に対する製品開発に取り組んでおります。
K e i h i n E n vi ro n m e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
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製品開発領域
二輪車・汎用製品
■■二輪車用電子燃料噴射システム
ケーヒンは排出ガス規制の強化に対応する燃料供給システムの開発に取り組んでおり、さまざまなお客様に採用いただいております。
スロットルボディ
インジェクター
微 粒 化した 燃 料を供 給 する
エンジンに微粒化した燃料を
燃料噴射用電磁弁を取り付け
供給する燃料噴射用電磁弁
エンジンへ の 空 気 量を調 整
するスロットルボディ
ヤマハ「ジュピターZ1」
フューエルポンプモジュール
エンジンコントロールユニット
燃 料 タン ク か らス ロットル
運転状態を最適な燃料噴射量
ボディに取り付けられたイン
で制御する小型エンジンコント
ジェクターから燃料を噴射し
ロールユニット
エンジンへ燃料を送るための
燃料ポンプモジュール
■■ケーヒン製品 搭載車両例
2 0 12 年 度 環 境 保 全 実 績 ー 製 品 開 発 領 域
KTM「1190 アドベンチャー」
●●電子制御スロットルボディシステム
ホンダ「CB150Rストリートファイアー」
●●電子燃料噴射システム
■■汎用製品
停電時起動できる自立運転機能付きコージェネレーション
ユニット用ガスミキサーのほか汎用製品に弊社製品が 採用
されています。
ユニット用ガスミキサー
14
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
ホンダ「家庭用ガスエンジン
コージェネレーションユニット」
製品開発領域
四輪車製品
■■電子制御製品
2012 年 9 月 北 米にて販 売されましたホンダ「アコード」
直 噴エンジンは通 常のエンジンよりも燃 料を微 細 化する
には“シリンダー内に直接燃料を噴射する”直噴エンジンが
必要があり、これらを制御するために専用の電子制御が必要
搭載されております。
になります。
この直噴エンジンは、燃費・環境性能を大きく向上させること
ができる技術として今後世界の中でも急速に拡大するとも
今 回はエンジン制 御 用の電 子 製 品と一 体 化することで、
小型化・軽量化を図りました。
言われています。
北米仕様ホンダ「アコード」
エンジン・コントロールユニット
空調システム
マグネシウム製
インテークマニホールド
■■ハイブリッド車向け製品
2012年は新たに、エンジンから電気を発電するジェネレー
ター制御や、家庭などの充電スタンドから電気を充電制御する
ハイブリッド車向け製品の開発実績としては、エンジン制御
ユニットの信号を受け、モーターやバッテリーを制御する電子
機能を付加した電子制御製品が、ホンダ「アコード プラグイン
ハイブリッド」に搭載されました。
制御製品をこれまで開発してきました。
北米仕様ホンダ
「アコード プラグインハイブリッド」
セル電圧センサー
スロットルボディ
2 0 12 年 度 環 境 保 全 実 績 ー 製 品 開 発 領 域
ケーヒンは、環境技術の開発を重要なテーマの一つとして
とらえ、ハイブリッド車向け製品の技術開発を進めております。
モーター・バッテリー制御製品
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製品開発領域
四輪車製品
■■四輪車製品(空調製品)
空調製品は、車室内の冷暖房としての機能だけではなく、
車室内に浮遊する花粉や化学物質の除去を行い、車室内環境
■■四輪車製品(空調用熱交換器領域)
新たに開発したコンデンサーがフォルクスワーゲン「新型
ゴルフ」に搭載されました。
の向上を行っています。
■■CO₂排出量削減
空調製品は1部品の重量が大きい製品です。そのため、製品
を構成する部品の小型・軽量化を行い、製品重量を軽減する
ことで、車両重量の軽減に貢献しています。また、高性能モー
ターやセンサーの採用にて省電力化を図り、燃費向上、CO₂
排出量の削減に取り組んでいます。
また、拡大するハイブリッド車に対応した製品づくりにも
取り組んでいます。
●●北米仕様ホンダ「アコード」向け 空調システム
フォルクスワーゲン「新型 ゴルフ」
内外気切り替え機能を充実し車室内環境の向上。
2008年モデルに対し2012年モデルで重量10%低減。
2 0 12 年 度 環 境 保 全 実 績 ー 製 品 開 発 領 域
16
●●中国仕様ホンダ「アコード」向け コンプレッサー
2008年モデルのコンプレッサーに対して、
2012年モデルで圧縮率3%向上、重量3%低減。
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
2012年度環境保全実績
購買領域
~持続可能な低炭素サプライチェーンの推進~
製造者責任として環境負荷低減はもはや必須の事項です。
その中で購買領域では、厳しい独自基準(ケーヒン化学物質管理基準)を設け
お取引先へ展開し、購入部品・材料等の環境負荷低減を進めております。
K e i h i n E n vi ro n m e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
17
購買領域
購買領域における環境活動
2012年度も前年に引き継き、
「グリーン購買ガイドライン」で定めた基準をもとに環境負荷低減に取り組みました。
さらに、
「低炭素サプライチェーン」の確立に向けグローバルCO₂管理システムを導入し、
2013年度はさらなる環境負荷低減に取り組みます。
■■グリーン購買ガイドライン策定
■■お取引先環境マネジメント
ケーヒンは「地球環境に優しいモノ作り」を目指し、クリーン
地球温暖化への環境対応の認識が高まるなか、ケーヒン
で安全な商品をお客様に提供するため2010年に「グリーン
ではお取 引 先も一 体となった環 境マネジメントを推 進して
購買ガイドライン」を策定し、お取引先と共有を図りながら
おります。自社にて公的認証の取得が困難なお取引先へは、
継続推進しております。
ISO14001認証取得に向け積極的に支援しており、ケーヒン
部品等の調達にあたり、環境負荷物質の管理を行い、ガイド
版ISO14001代替認証制度を設け推進しております。また、
ラインで定めた基準に適合した部品等を優先的に購入し、環境
2012年度は環 境 法 分 野の講 習 会を二 度 実 施し、環 境 法 令
に配慮した製品作りに貢献しております。
の 重要性をお取引先と共有しました。
※ケーヒン版ISO14001代替認証制度とはISO14001に準拠したEMSをケーヒン
版として専用の環境マニュアルを設置し、公的機関EMSの取得が難しいお取引
先へ運用推進をしております。環境プログラムで目標を設定し毎月の進捗把握
■■製品環境対応
当社製品に含まれる化学物質に関し、新規製品はお取引先
から購入する全てのものに対し事前に含有物質調査を展開し
ております。
ケーヒンの化 学 物 質 管 理 基 準は現 在 第7版に改 定され、
と監視を行っています。また、チェックをお取引先相互に年2回内部監査を実施
し、監査結果をフィードバックし運用向上を図っております。
※環境法令および 順守評価講習会(年2回)2012年度は事業活動における環境
法令対応として、各社保有設備・立地等からの関連法令遵守状況の確認と届出
状況の把握も行いました。
独自の厳しい基準を設け環境負荷物質を管理しております。
■■低炭素サプライチェーンの確立
お取引先の生産・物流時のCO₂を含む温室効果ガス排出量
調査を2010年12月より開始しております。
事業活動に伴う排出量の把握を行い、将来的には削減管理
を共同展開してまいります。2012年度は、お取引先と効率化
を進めるためグローバルCO₂管理システムを導入しデータベース
の管理を始めております。集計容易化と双方向でのスムーズな
管理運用が可能になりました。運用に関し、栃木・宮城の両地
区で対象お取引先向けに説明会を2回開催いたしました。
2 0 12 年 度 環 境 保 全 実 績 ー 購 買 領 域
■■グローバルCO₂管理システム導入説明会 9月
宮城開催
栃木開催
18
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
■■お取引先のISO14001認証取得状況
(お取引先環境マネジメント導入率)
2012年度環境保全実績
生産領域
生産活動においては環境負荷低減のため省エネルギー・省資源活動を強力に展開しております。
また、ゼロエミッションはもとより3R
(リデュース・リユース・リサイクル)の拡大展開で
廃棄物発生量の極小化および、化学物質排出量の低減を進めております。
K e i h i n E n vi ro n m e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
19
生産領域
マテリアルフロー
INP UT
資源の投入
●エネルギー投入量 663,136ギガジュール*1
●水資源投入量 289千トン
●物質投入量 材料購入量 4,021トン
●化学物質(PRTR*対象物質)投入量 21トン
*1.ギガジュール:熱量の単位、各エネルギー使用量を熱量に換算して集計
製造・組立
2 0 12 年 度 環 境 保 全 実 績 ー 生 産 領 域
製 品
OUTPUT
●CO₂排出量 28千トン
廃棄物の99.7%は
リサイクルしております。
●化学物質(PRTR*2対象物質)排出量
●大気へ 11トン ●水域へ 0トン
●社外へ 10トン
●廃棄物の総排出量 995トン
●廃棄物の最終処理量(埋立)0トン
*2.PRTR(Pollutant Release and Transfer Register)
「特定化学物質の環境への排出量の把握等および管理の改善の促進に関する規定」
20
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
●使い古したトレーなどは緩衝材にしてリサイクル。
生産領域
省エネルギー・省資源
ケーヒンでは長期ビジョンを定め、使うエネルギーから創るエネルギーに取り組んでいます。
■■CO₂排出量と原単位指数
CO₂排出量は2010年度までに2000年度比6%削減を目標
とし、2007年度に目標達成しております。
■■エネルギーの使用割合
エネルギーの使用割合は、CO₂発生量の少ない電力化が
進み電力依存度が76%となっております。
2010年度以降は原単位(売上げあたりのCO₂排出量)
で
2008年度に比べ毎年1%の削減を目標に展開しております。
■■エネルギーの種類別使用割合
原単位指数は2008年度を100とし、2012年度には7%削減を
達成しました。
■■CO₂排出量と原単位指数(2008年度100とした指数)
■■水資源使用量
水資源は2000年度比で原単位0.
60以下を目標に展開
しておりますが、2012年度は0.
56となり目標達成しました。
■■CO₂削減事例
●●外 気 導 入 装 置 に よ る
省エネ
■■水資源使用量と原単位指数(2000年度を100とした指数)
・電力削減効果:107Mwh/年間
・費用効果:1.6百万円/年間
・CO₂削減効果:44t-co₂/年間
個別空 調システムへ の
変更による省エネ
・灯油削減効果:12KL/年間
・費用効果:1.4百万円/年間
・CO₂削減効果:30t-co₂/年間
■■ソーラーシステム導入
栃木開発センター、宮城第一製作所、宮城第二製作所に
■■夏季電力抑制対応
おいてソーラーシステムを導入し、再生可能エネルギーの導入
を展開しております。
2013年度はさらに導入拡大に向けて展開していきます。
2012年度は東京電力・東北電力からの削減要請には数値
2 0 12 年 度 環 境 保 全 実 績 ー 生 産 領 域
●●集 中 空 調システムから
目標はなかったものの、ピーク電力5%削減を目標値として展開
し、7から9月平均で9%削減のピーク電力抑制を図りました。
主な抑制施策
●●試験設備の稼動シフト
●●空調抑制およびクールビズ展開
●●照明抑制
●●使用電力の見える化(デマンドコントローラーの活用)
栃木開発センター
宮城第二製作所
K e i h i n E n vi ro n m e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
21
生産領域
ゼロエミッション/資源の有効活用
ケーヒンは環境負荷低減を2050年までに半減することと共に、更にその極小化に向けて取り組みます。廃棄物削減
は3Rを基本として、積極的に削減展開し、環境への影響を最小化してまいります。
■■廃棄物の削減
■■化学物質の排出
3R推進による廃棄物の削減を実施しております。
化 学 物 質の使 用 量は2 0 0 7 年 度 比で4 6%の削 減となり
ました。
※3R:リデュース・リユース・リサイクル
2000年度
2012年度
削減率
2,701トン
1,158トン
57%
最終処分量は100%リサイクルで埋立て処分ゼロを継続展開
しております。
今後とも化学物質の削減および廃止に向けて努めてまい
ります。
2007年度
2012年度
削減率
39トン
21トン
46%
■■廃棄物処分量と原単位指数
■■PRTR対象物質排出量と排出原単位指数
※廃棄物原単位は2000年度を100とした指数で表示しております。
※集計対象国内グループです。
※PRTR(Pollutant Release Transfer Register)
「特定化学物質の環境への排出量
の把握等および管理の改善の促進に関する規定」
2012年度増加の理由は、法改正により対象物質が増えた
ためです。
2 0 12 年 度 環 境 保 全 実 績 ー 生 産 領 域
■■水溶性廃油社内処理
2012年度は社内処理方法の見直しを実施し、社内処理の拡大を実施しました。
■■産業廃棄物社内処理量
水溶性廃油処理装置
宮城第二製作所
22
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
2012年度環境保全実績
輸送領域
輸送領域では、個装容器のリターナブル化と
収納効率改善および輸送ルート変更などの活動を展開しています。
K e i h i n E n vi ro n m e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
23
輸送領域
輸送領域における環境に対する取り組み
輸送領域では、2050年度までに産業廃棄物処分量半減に向けて取り組んでいます。2012年度は「個装容器の
リターナブル化」と「収納数改善取り組み」および「輸送ルート変更」に取り組んでいます。
「個装容器のリターナ
ブル化」と「収納数改善取り組み」としては、梱包資材の削減とリユースにより産業廃棄物処分量の削減を実施
しました。また、「輸送ルート見直し」により、輸送CO₂の排出量を削減することができました。
■■主な取り組み
■■改善取り組み
梱包資材削減および積載効率向上を目的に収納数改善に
取り組んでいます。梱包方法を工夫することでダンボールサイズ
はそのままに積載率を2.04倍高め、入数は216ヶから440ヶに、
月度使用箱数を332箱から164箱に改善しました。
▶
●●梱包資材削減量
■■製品輸送におけるCO₂排出量
ダンボール
発泡トレー
箱数
重量(t)
重量(t)
2,016
0.8
0.4
■■梱包資材のリユース/リサイクル化
■■個装容器のリターナブル化(再利用)
外装ケースのリターナブル化
を海外輸出向けに導入し、現在
は個装容器のリターナブル化と
※原単位指数は2004年度を100とした指数
※CO₂排出量の計算方法は「燃料法」で再計算しました。
仕切り材も同時にリサイクル化
輸出荷姿
リターナブル荷姿
し、北米向けをはじめ今後は、順次拡大展開に取り組んでいます。
■■製品輸送での環境に対する取り組み
2 0 12 年 度 環 境 保 全 実 績 ー 輸 送 領 域
▶
■■輸送ルート見直しによるCO₂削減
国内拠点の生産品目で生産委託している製品の部品を輸送業者
を通して納入し完成品の引取りを国内拠点まで輸送後、客先(海外)に
輸出していたものを生産委託先の近隣に輸送業者倉庫を新たに
●●資材削減
設置し「①往復便」を削減し「②部品納入代行と輸出梱包」を業務
委託することにより輸送便数削減でのCO₂削減を実施しました。
削減量
ダンボール材
PP材
5.6t
0.9t
■■積載効率改善によるCO₂削減
■■改善取り組み
梱包資材削減および積載効率向上を目的に収納数改善に
取り組んでいます。
▶
(40枚/バケット)
●●輸送CO₂排出量削減
99t-CO₂(合計値のみ)
24
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
(64枚/バケット)
ダンボール
削減量
箱数
重量(t)
4,780
1.9
2012年度環境保全実績
社会貢献活動
清掃活動、復興支援活動など、
地域一体となったさまざまな活動を展開しております。
K e i h i n E n vi ro n m e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
25
社会貢献活動
社会貢献活動の実例
■■地域の環境保全活動
自 然 豊 か な 阿 武 隈 川 の 上 流 から 下 流まで の 清 掃 活 動
■■亘理町復興に向けての支援活動
東 日 本 大 震 災 後 手 付 かず の 状 態になっていた、宮 城 県
には、ケーヒングループの従業員とその家族を含め、157名が
亘理町にある荒浜中学校が復興マラソンの発着点となるため、
参加し、河川周辺の清掃活動を行いました。
ケーヒングループの従業員で校庭の草刈やがれき拾いを行い、
今後も、地域に密着した活動を積極的に参加し、実施して
復興マラソンへの貢献を行いました。
まいります。
■■拠点近隣の清掃活動
■■地元への支援活動
「情報の森とちぎ」連絡協議会の主催で毎月実施している
生産拠点がある宮城県角田市近郊の桜地区で、草刈を地元
環境整備にケーヒンの従業員が参加し、清掃活動を行っており
住民と一 緒に活 動を行いました。人々の暮らしや自然 環境
ます。2012年夏、延べ726名の方が積極的に参加し、地域へ
保護を通して、今後も、積極的に支援してまいります。
貢献をしております。
2 0 12 年 度 環 境 保 全 実 績 ー 社 会 貢 献 活 動
26
環境美化活動の一環として鬼怒川河川敷の清掃を年1回実施
しております。ケーヒンは地元の清流を守るため、環境活動を
積極的に実施しております。
■■環境出前学習
ケーヒンは毎年、宮城県角田市近隣の小学校を訪問し、環境
の大切さを伝えております。
5年生・6年生の小学生を対象に「ケーヒンの環境への取り
組み」と
「エコライフを始めてみよう」を紹介するなど、2012年度
ケーヒングループとして、工場周辺と近隣の歩道の清掃活動
を拠 点ごとに実 施しております。2012 年は14 拠 点で延 べ
2,394名が参加し、空き缶やペットボトルなどを拾い集めました。
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
は、6校の児童173名へ環境の大切さを伝えました。
■■植林後の里山活動
■■環境コミュニケーション
宮城県の拠点近隣で発生した大規模な山火事の跡地に、2010年
宮城県角田市主催の環境フォーラムで、ケーヒンの省エネや
に植林を行いました。その後、毎年下刈りを実施しており、今年は
廃棄物のリサイクルおよび地球温暖化防止の取り組み活動を
従業員とその家族を含め、76名で苗木の育成保護を行いました。
展示パネルにて、分かりやすく紹介を行い、環境活動をアピール
しました。
■■カーブミラー・クリーン清掃活動
地元企業とともに、昨年に引続き宮城県角田市の小学校近辺の
「カーブミラー・クリーン清掃活動」を行いました。児童が安心して登
下校できるよう角田市に設置されている、232箇所のカーブミラーの
汚れや曇りを取り除いたほか、沿道のゴミ拾いを実施しました。
■■エコフォーラム活動
■■角田あぶくまエコフォーラム
角田あぶくまエコフォーラムは、宮城県角田市内にある5つの
企業で構成されており、年度ごとに活動計画を立案して、会議
の中で情報交換を行っております。主な活動の取り組みとして
は、環境負荷低減活動の中で、省エネ活動をはじめ、廃棄物
削減等に取り組み、事例報告を行い、コミュニケーションと情報
の共有化を行っております。
ケーヒンは、2009年度からエコキャップ運動に参加しております。
この取り組みを地域と協力してより大きなものにするため、2012年
度は近隣の小学校6校にご協力をお願いし、共同で取り組みました。
累計実績
キャップ収集個数
ポリオワクチン
1,257,000
1,571人分
※キャップ収集の個数は、ケーヒングループ全体の数量となっています。
■■ペットボトルキャップ推進「感謝状」授与式
授与式には、ペットボトルキャップの収集活動にご協力をいた
だいている、近隣の小学校6校の代表児童、父兄、来賓者を
■■エコフォーラム幹事企業連絡会
ケーヒンは、宮城県庁主催のエコフォーラム幹事企業連絡会
に参加し、1年間の活動報告を行い、幹事企業17社とのコミュ
ニケーションと情報の共有化を図っております。
含め、51名が参加され、NPO法人エコキャップ推進協会の
専務理事より、感謝状を贈呈し、講演を行っていただきました。
2 0 12 年 度 環 境 保 全 実 績 ー 社 会 貢 献 活 動
■■世界の子供たちの命救うために
これからも、地域の小学校と連携をとり、世界中のより多くの
子供たちへポリオワクチンを届ける活動を推進して行きます。
K e i h i n E n vi ro n m e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
27
社会貢献活動
生物多様性の取り組み
■■ケーヒンの生物多様性ガイドライン
基本的
考え方
ケーヒングループは事業活動が及ぼす生態系への影響を認識し、自然環境との
調和を図り、良好な環境保全の持続継続とその利用のために具体的な取り組み
を行っていきます。
1 環境負荷低減活動
●●省エネルギー、廃棄物削減を通して環境負荷が極小となるよう努めます。
具体的
取り組み
2 社会貢献活動
●●ステークホルダーと連携、協力し生態系の保護に努めます。
3 地域の環境活動
●●企業市民として地域に根ざした自然保護活動を推進します。
4 社員による環境教育活動
●●地域の子供たちへ社員による環境教育を行い環境意識の啓蒙を図ります。
5 情報共有
●●活動成果を開示し、社会との情報共有を図ります。
2 0 12 年 度 環 境 保 全 実 績 ー 社 会 貢 献 活 動
ふ る さと の 森 づ くり
ケーヒンはふるさとの森を大切にし、次世代に残していくためにも
健全な森の整備や小動物が棲みつきやすい環境の維持に貢献していきます。
今後は、適切な間伐や剪定、除草などを行うとともに、外来種の駆除等を積極的に行っていくことで、
森の活力と生物多様性の維持をしていきます。
間伐実施
28
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
鳥の巣箱設置
2012年度環境保全実績
国内外での環境活動
国内外の関係会社においても環境保全活動に積極的に取り組み、
各拠点で地域との共生を目指しております。
K e i h i n E n vi ro n m e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
29
国内外での 環境活動
グローバルケーヒングループの環境負荷実績
ケーヒンは、グローバルで環境負荷低減を目指し、生産拠点だけでなく、非生産拠点まで含めた省エネルギー、
廃棄物処分量削減および、水資源使用量削減などの取り組みを実施しております。また原単位*で体質評価を実施
し、低炭素社会の構築に向けて取り組んでおります。国内外の環境負荷については新規業種での業容拡大により
増加しておりますが、情報の一元化管理を実施し、蓄積してきた削減技術の拡大を展開しております。
*原単位とはCO₂排出量を付加価値売上で割った値です。
2 0 12 年 度 環 境 保 全 実 績 ー 国 内 外 で の 環 境 活 動
30
■■CO₂排出量
■■水資源使用量
集計範囲:ケーヒン連結会社・関係会社すべて
原単位指数は2008年度の原単位を100としたときの指数です。
2011年1月より、自動車空調用熱交換器事業の取り込みにより、水資源および
エネルギーの使用増加となり削減展開中。
集計範囲:ケーヒン連結会社・関係会社すべて
原単位指数は2008年度の原単位を100としたときの指数です。
2011年1月より、自動車空調用熱交換器事業の取り込みにより、水資源および
エネルギーの使用増加となり削減展開中。
■■廃棄物処分量
■■化学薬品取扱量
集計範囲:ケーヒン連結会社・関係会社すべて
原単位指数は2008年度の原単位を100としたときの指数です。
2011年1月より、自動車空調用熱交換器事業の取り込みにより、水資源および
エネルギーの使用増加となり削減展開中。
集計範囲:ケーヒン連結会社・関係会社すべて
原単位指数は2008年度の原単位を100としたときの指数です。
2011年1月より、自動車空調用熱交換器事業の取り込みにより、水資源および
エネルギーの使用増加となり削減展開中。
■■地域別環境負荷実績
CO₂排出量
(千トン)
■■欧州
■■日本
■■北米
■■アジア
■■中国
■■南米
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
水資源
(千㎥)
■■合計
廃棄物
(トン)
国内外での 環境活動
関係会社の環境負荷実績
ケーヒンは生産領域において循環型社会を目指して省エネルギーや廃棄物削減等の取り組みをグローバルで展開して
おります。環境負荷低減に向けた削減目標を掲げ着実に低減を行なっておりますが、2011年度以降についてはエネル
ギー負荷の高い関係会社が加わり増加となっておりますので、今後更なる環境負荷低減に積極的に取り組みます。また、
2012年度は国内外関係会社のCO₂排出量についてグローバル管理システムにて運用管理を行っています。
国 内 関 係 会 社 の 取り組 み
■■CO₂排出量
2012年度国内子会社におけるCO₂排出量は2005年度比で
132%増加となりました。
これは、生産量の増加および関係会社数の増加によるものです。
海 外 関 係 会 社 の 取り組 み
■■CO₂排出量
2012年度の海外CO₂排出量は2005年度比で21%増加と
なりました。
これは、生産量の増加および関係会社数の増加によるものです。
■■CO₂排出量とCO₂排出量原単位指数(2005年度を100とした指数)
■■CO₂排出量とCO₂排出量原単位指数(2005年度を100とした指数)
■■廃棄物処分量
■■廃棄物処分量
2012 年 度 国 内 子 会 社の廃 棄 物 処 分 量は431トンとなり
2005年度比で50%削減となりました。
2012 年 度の海 外 廃 棄 物 処 分 量は2005 年 度 比で16%
減少となりました。
これは、生産量の増加および関係会社数の増加によるものです。
■■廃棄物処分量と原単位指数(2005年度を100とした指数)
■■水資源使用量
■■水資源使用量
2012年度国内子会社の水資源使用量は1,158千トンとなり
大幅に増加しております。
2012年度の海外廃棄物処分量は2005年度比で29%減少と
なりました。
これは、生産量の増加および関係会社数の増加によるものです。
■■水資源使用量と原単位指数(2005年度を100とした指数)
■■水資源使用量と原単位指数(2005年度を100とした指数)
K e i h i n E n vi ro n m e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
2 0 12 年 度 環 境 保 全 実 績 ー 国 内 外 で の 環 境 活 動
■■廃棄物処分量と原単位指数(2005年度を100とした指数)
31
国内外での 環境活動
世界各地での社会貢献活動
2 0 12 年 度 環 境 保 全 実 績 ー 国 内 外 で の 環 境 活 動
32
■■中国での活動
■■タイでの活動
中国・大連にある四輪車製品を製造・販売する「京濱大洋
タイ・ランプーンにある二輪車・汎用製品を製造・販売する
「ケー
冷暖工業(大連)有限公司」では、4月20日に環境活動を行い
ヒン(タイランド)カンパニー・リミテッド」では、ボランティア活動
ました。
として7月に従業員50名が参加し、1500本の植樹を行いました。
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
■■ブラジルでの活動
ブラジル・マナウスにある二輪車・汎用製品を製造・販売
する「ケーヒンテクノロジア・ド・ブラジル・リミターダ」では、
3月22日の水の日にちなんで、環境システムのメンバーが、
マナウスにある現地小学校に出向き、水の大切さなどを伝える
■■台湾での活動
台湾・台中にある二輪車・汎用製品を製造・販売する「台灣
京濱化油器股份有限公司」では、盲学校への支援や、サッカー
活動への支援をはじめ、高齢者見守り活動など、各種支援活動
を行っています。
6月22日の環境の日に公園内に小学生を集め、地球環境に
ついての説明を行ったあと、CO₂削減を促すための植林活動を
行いました。
K e i h i n E n v i ro n m e n t a l R e p o rt 2 0 1 3
2 0 12 年 度 環 境 保 全 実 績 ー 国 内 外 で の 環 境 活 動
環境広報活動を行いました。
33
第三者意見による評 価 報 告
ケーヒン環境報告書2013の第三者意見
石橋 純一
内閣府認証NPO法人 環境・安全・教育支援機構 理事長
同 NPO法人 低炭素社会戦略推進センター代表理事
「執筆にあたり、本報告書内容、関係者の方々へのヒアリングでの情報に基づき、感想を含め意見を述べます。」
全体を通して
貴社の積極果敢な地球環境保全への取り組み活動の姿をテーマ別に分かり易く開示され、読み易い報告書です。
◆経営者による環境取り組みへの力強いメツセージと共に、地球環境に優しい「先端技術や革新技術」による
多くの環境配慮型商品群の開発.生産と事業活動全体を通して、長期を見据えながら継続的な活動を「力強く」
展開している。環境取り組みへの「志」が高く、グローバルに、業界をリードする環境先進企業と言えます。
◆国の最優先課題であるべきエネルギー政策、温暖化対策の削減目標の方向性は未だ定まっていません。
今般、国による「省エネ」や「耐震」規制強化の動きが出始めてきましたが、貴社は既に事業に連動した環境取り
組み方針に基づき、
「省エネ」をはじめ「廃棄物」
「水資源」等の、中・短期活動計画での削減目標の取り組み実積
は、全体として既に前倒しで達成されている。但し、グループ企業にエネルギー大量消費型事業の会社が編入
され、
「関連会社管理実積」が悪化している。サプライチェーン・グループ企業含めて、国内外一元化グリーン
マネジメントの強化運用の中で、仕事量増は必然的ですが、
「体質」管理を更に強くする見直し、改革が必要です。
◆長期的には、省エネルギーから創エネルギーへの置換とベストミックス展開を描かれ、グローバルでの全領域
のCO₂排出量半減や廃棄物発生量半減、水資源使用量半減への力強い取り組みの方向付けがされています。
◆東日本大震災から2年以上経過しました。本報告書内で被災と事業・環境リスク対応をされたその後の総括や
水平展開等が特集テーマとして紹介されることも好ましいとも思います。次回に期待します。
当時、貴社もひどい被災に遭われました。貴社のリスク対応模範実態を学びに、全国より研修事業者が今でも
訪問されているとのことです。事業所間での製品補完体制や、緊急事態対応体制の強化・人的安全確保体制の
強化訓練等を定期的に検証され、独自の対応管理手法が従来より確立されている。
その後のタイ洪水被害時にも、他社に相当先行して生産復旧を果たされた。企業リスク対応のモデル企業と
言えます。今般の、国による「耐震」への規制強化対応に対しても2007年度に既に実施されています。
今後への提言
貴社の売上げ比率は既に海外6割.国内4割で、事業に伴う海外でのCO²発生量は現在でも国内の4倍強です。
海外比率は益々高まり、地球規模での環境影響と環境面より捉えた事業と環境リスク対応も大きな課題です。
第 三 者 意 見による 評 価 報 告
■事業スピードと真に連動したケーヒングローバルグリーンマネジメント
(全世界一元管理)体質の早期構築と
適確でスピーディーな世界規模での運用を是非とも具体的に早急に、力強く推進されることが望まれます。
■世界の地域別環境負荷量・情報データでの「視える化」システムは既に構築済ですので、グローバルカーボン
ニュートラル・グローバルゼロエミッション体質等の構築への着実な展開と共に、今後は地球規模での環境影響・
環境リスクゼロへのタイムリーな取り組みが急務となります。海外全拠点で検証中とのことですので、全世界の、
事業と環境リスクゼロに向けた最適な仕組みの構築と素早い確実な運用の進展が望まれます。
■日本で蓄積されている環境管理ノウハウを、世界の拠点での地域特性上の「知恵」や「工夫」と組合わせて、
伝授され、世界規模でのケーヒングループのあるべき姿に向けて、最適な環境戦略の方向付けが望まれます。
■最後に、全世界を見据えた力強い環境取り組みが世界各地で躍進.加速されることを今後も期待致しております。
第三者意見をいただいて
本年度も、内閣府認証NPO法人「環境・安全・教育支援機構」理事長の石橋純一様に第三者意見をいただき
ありがとうございました。当社の基本姿勢である環境宣言および行動指針を実践するために取り組みを展開して
おりますが、今回いただいた提言のように海外の環境対応については、未だ十分とは言えない状況であり、リスク
対応を含めた展開を地域に合った形で推進し、あるべき姿に向けて広範囲で積極的な活動で、グローバル競争に
打勝つ事業体質の確立を実現すべく、活動してまいります。
34
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
(株)ケーヒン
会社概要
会社概要
社
名:株式会社 ケーヒン
本
社:〒163-0539
東京都新宿区西新宿1丁目26-2
新宿野村ビル
設
製品紹介
二輪車・汎用製品(主な製品)
TEL.03-3345-3411(代表)
立:1956年(昭和31年)12月19日
代表者:代表取締役社長 田内 常夫
資本金:69億32百万円
燃料供給システム製品
電子制御システム製品
四輪車製品(主な製品)
燃料供給システム製品
空調システム製品
電子制御システム製品
■■売上高
■■経常利益
会社概要
■■従業員数
K e i h i n E n v i ro n m e n t a l R e p o rt 2 0 1 3
35
2012年度環境保全実績
関連データ
36
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
関連データ
温室効果ガス排出量・地下水測定データ
■■温室効果ガス排出量の公表
ケーヒンでは、地球環境保護のため、企業活動における温室効果ガス(スコープ1,
2)の排出量削減はもとより、スコープ3の15の
カテゴリーにおける温室効果ガスについても2012年度より実績を把握しております。
今後も、自動車部品製造業として、地球環境保護のための責務と捉え、環境負荷低減に取り組んでまいります。
■■グローバルケーヒングループにおける温室効果ガス排出量 (単位:万トン-CO₂)
区分
スコープ1
0.4%
2012年度実績
スコープ1
企業活動における直接排出量
スコープ2
エネルギー使用による間接排出量
スコープ3*1
その他間接排出量
3
22
813
合計
2012年度実績
838万t-CO₂
838
*1.スコープ3集計カテゴリー
スコープ2
2.6%
上流:カテゴリー1~7
(一次取引先のCO₂排出、廃棄物処分によるCO₂排出、社有車・従業員通勤車両のCO₂排出など)
下流:カテゴリー9~15
(物流によるCO₂排出、販売した製品の加工・使用・破棄によるCO₂排出など)
スコープ3
97%
■■地下水測定データ
ケーヒンは、各生産工場において地下水を汚染する物質を観測井戸で継続的に監視しており、問題はありません。
測定項目
法基準値
宮 城 第 一 製 作 所*2
宮 城 第 一 製 作 所*3
宮 城 第 二 製 作 所*4
宮 城 第 二 製 作 所*5
全シアン
検出されないこと
ー
ー
ー
ー
六価クロム
0.05mg/ℓ以下
0.005未満
0.005未満
0.005未満
ー
鉛
0.01mg/ℓ以下
ー
ー
ー
ー
1.1-ジクロロエチレン
0.02mg/ℓ以下
ー
ー
ー
ー
1mg/ℓ以下
0.1未満
0.1未満
0.1未満
0.001未満
ジクロロメチレン
1.1.1-トリクロロエタン
0.02mg/ℓ以下
ー
ー
ー
ー
シス1.2ジクロロエチレン
0.04mg/ℓ以下
ー
ー
ー
ー
0.004mg/ℓ以下
ー
ー
ー
ー
トリクロロエチレン
1.2-ジクロロエタン
0.03mg/ℓ以下
ー
ー
ー
ー
テトラクロロエチレン
ー
ー
ー
ー
0.8mg/ℓ以下
ー
ー
ー
ー
ホウ素
1mg/ℓ以下
ー
ー
ー
ー
※(―)については使用経歴がないため、測定対象外です。
※未満については定量限界値以外であります。
*2.所在地:宮城県角田市梶賀字高畑南213
*3.所在地:宮城県伊具郡丸森町字寺内前97
*4.所在地:宮城県角田市佐倉字宮谷地3
*5.所在地:宮城県角田市佐倉字宮谷地4-3
K e i h i n E n vi ro n m e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
関連データ
0.01mg/ℓ以下
フッ素
37
関連データ
国内拠点データ
宮城第一製作所
宮城第一製作所
所 在 地:宮城県角田市梶賀字高畑南213
主要製品:二輪・汎用製品・四輪燃料供給システム製品
所 在 地:宮城県伊具郡丸森町字寺内前97
主要製品:四輪燃料供給システム製品(インジェクター)
■ ■ 大気
■ ■ 大気
№
1
2
3
規制項目
単位
ばいじん濃度
g/N㎥
硫黄酸化物量
N㎥/h
窒素酸化物量
ppm
対象施設
規制値
測定値
対象施設
規制値
測定値
No.1ボイラー
0.1以下
0.01未満
No.1ボイラー
0.3以下
0.01
No.2ボイラー
0.1以下
0.01未満
No.2ボイラー
0.3以下
0.01
No.3ボイラー
0.1以下
0.01未満
アルミ溶解炉
0.2以下
0.01
No.4ボイラー
0.1以下
0.01未満
冷温水発生器
0.1以下
0.01
反射炉
0.2以下
0.01未満
No.1ボイラー
0.53以下
0.50
冷温水発生器
0.1以下
ー
No.1ボイラー
3.53以下
0.02
No.2ボイラー
3.67以下
No.3ボイラー
1
規制項目
単位
ばいじん濃度
g/N㎥
No.2ボイラー
0.53以下
0.50
アルミ溶解炉
6.2以下
0.01
0.02
冷温水発生器
0.53以下
0.01
3.53以下
0.02
No.1ボイラー
180以下
67
No.4ボイラー
3.53以下
0.02
No.2ボイラー
180以下
64
反射炉
6.25以下
3.69
アルミ溶解炉
180以下
36
冷温水発生器
1.90以下
0.01
冷温水発生器
150以下
54
No.1ボイラー
150以下
27
No.2ボイラー
150以下
34
No.3ボイラー
150以下
34
No.4ボイラー
150以下
34
反射炉
180以下
71
冷温水発生器
150以下
35
単位
規制値
測定値
№
単位
規制値
測定値
pH
5.8~8.6
7.2
1
水素イオン濃度
pH
5.8~8.6
6.7
30
4.6
2
生物化学的酸素要求量
mg/ℓ
30
0.9
3
浮遊物質量
■ ■ 水質
2
3
硫黄酸化物量
N㎥/h
窒素酸化物量
ppm
■ ■ 水質
№
項目
1
水素イオン濃度
2
生物化学的酸素要求量
mg/ℓ
3
浮遊物質量
mg/ℓ
70
40
4 ノルマルヘキサン抽出物質
mg/ℓ
5以下
1未満
5 クロム含有量
mg/ℓ
2以下
0.1未満
■ ■ エネルギー
№
項目
mg/ℓ
70
1
4 ノルマルヘキサン抽出物質
mg/ℓ
5以下
1未満
5 クロム含有量
mg/ℓ
2以下
0.1未満
■ ■ エネルギー
項目
1
電気使用量
2
燃料使用量
3
燃料ガス使用量
4
5
単位
実績値
№
MWH
11,670
1
電気使用量
項目
関連データ
㎘
174
2
燃料使用量
ton
632
3
燃料ガス使用量
水使用量(上水)
㎥
91,649
4
水使用量(地下水)
㎥
52,884
5
単位
実績値
№
■ ■ 廃棄物
№
単位
実績値
MWH
20,013
㎘
203
ton
459
水使用量(上水)
㎥
14,274
水使用量(地下水)
㎥
23,212
■ ■ 廃棄物
項目
単位
実績値
1
発生量
ton
391
1
発生量
ton
356
2
最終処分量
ton
0
2
最終処分量
ton
0
移動量
移動量
下水道
拠点以外
■ ■ PRTR対象物質
(単位:kg)
№
項目
取扱数量
大 気
排出量
1
ニッケル化合物
2,951
ー
ー
873
2
ホウ素化合物
1,217
ー
ー
1217
3
メチルナフタレン
2,165
11
ー
ー
6,333
11
0
2,090
合計
38
№
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
項目
■ ■ PRTR対象物質
(単位:kg)
№
項目
取扱数量
大 気
排出量
下水道
拠点以外
1
メチルナフタレン
3,112
0
ー
ー
3,112
0
0
0
合計
宮城第二製作所
宮城第二製作所
所 在 地:宮城県角田市佐倉字宮谷地3
主要製品:四輪燃料供給システム製品、空調システム製品
所 在 地:宮城県角田市佐倉字宮谷地4-3
主要製品:二輪・汎用製品・四輪用電子制御システム製品 ■ ■ 大気
■ ■ 大気
(スロットルボディ、樹脂製インテークマニホールド、コンプレッサーなど)
№
1
2
3
規制項目
単位
ばいじん濃度
g/N㎥
硫黄酸化物量
N㎥/h
窒素酸化物量
ppm
対象施設
規制値
測定値
小型ボイラー
0.3以下
0.01未満
No.1溶解炉
0.2以下
0.035
小型ボイラー
4.37以下
0.300
No.1溶解炉
3.16以下
0.097
小型ボイラー
180以下
70
No.1溶解炉
180以下
37
■ ■ 水質
№
1
2
3
規制項目
単位
ばいじん濃度
g/N㎥
硫黄酸化物量
窒素酸化物量
N㎥/h
ppm
対象施設
規制値
測定値
No.1ボイラー
0.3以下
0.016
No.2ボイラー
0.3以下
0.017
No.1ボイラー
1.4以下
0.15
No.2ボイラー
1.4以下
0.19
No.1ボイラー
180以下
100
No.2ボイラー
180以下
100
単位
規制値
測定値
pH
5.8~8.6
7.5
■ ■ 水質
№
項目
単位
規制値
測定値
№
pH
5.8~8.6
6.9
1
水素イオン濃度
生物化学的酸素要求量
mg/ℓ
30
20
2
生物化学的酸素要求量
mg/ℓ
160
51
浮遊物質量
mg/ℓ
70
4
4 ノルマルヘキサン抽出物質
mg/ℓ
5以下
1
3
浮遊物質量
mg/ℓ
200
27
5 クロム含有量
mg/ℓ
2以下
0.1未満
mg/ℓ
30以下
3
1
水素イオン濃度
2
3
■ ■ エネルギー
№
項目
4 ノルマルヘキサン抽出物質
■ ■ エネルギー
項目
単位
実績値
単位
実績値
1
電気使用量
MWH
14,082
№
1
電気使用量
MWH
7,660
2
燃料使用量
㎘
534
2
燃料使用量
㎘
44
3
燃料ガス使用量
ton
280
4
水使用量(上水)
㎥
46,064
3
燃料ガス使用量
ton
11
5
水使用量(地下水)
㎥
38,367
4
水使用量
㎥
16,137
単位
実績値
№
■ ■ 廃棄物
№
項目
■ ■ 廃棄物
項目
単位
実績値
1
発生量
ton
827
1
発生量
ton
116
2
最終処分量
ton
0
2
最終処分量
ton
0
大 気
排出量
移動量
取扱数量
大 気
排出量
移動量
下水道
6,544
ー
ー
576
8,063
1,774
ー
6,288
14,607
1,774
0
6,864
■ ■ PRTR対象物質
№
項目
(単位:kg)
取扱数量
下水道
拠点以外
2,438
ー
ー
1,877
合計
2,438
0
0
1,877
■ ■ PRTR対象物質
№
1
項目
HCFC-25
2 トルエン
合計
(単位:kg)
拠点以外
K e i h i n E n vi ro n m e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
関連データ
アンチモンおよび
1
その化合物
項目
39
関連データ
国内拠点データ
狭山工場
鈴鹿工場
所 在 地:埼玉県狭山市大字中新田字平野下481-1
主要製品:空調システム製品(HVAC)
所 在 地:三重県鈴鹿市国府町字市ヶ谷3361-1
主要製品:空調システム製品(HVAC)
■ ■ エネルギー
■ ■ エネルギー
№
項目
1
電気使用量
2
燃料使用量
3
燃料ガス使用量
4
水使用量
単位
実績値
№
1
電気使用量
㎘
ー
2
燃料使用量
ton
2.3
3
燃料ガス使用量
㎥
2,357
4
水使用量
単位
実績値
№
MWH
1,216
■ ■ 廃棄物
№
単位
実績値
MWH
1,005
㎘
ー
ton
2.3
㎥
3,922
■ ■ 廃棄物
項目
単位
実績値
1
発生量
ton
10.5
1
発生量
ton
7.7
2
最終処分量
ton
0
2
最終処分量
ton
0
栃木オフィス・栃木開発センター
項目
宮城オフィス・角田開発センター
所 在 地:栃木県塩谷郡高根沢町宝積寺2021-8
事業内容:栃木地区の本社機能、事業統括、研究開発
所 在 地:宮城県角田市角田字流197-1
事業内容:宮城地区の本社機能、研究開発
■ ■ エネルギー
■ ■ エネルギー
№
項目
1
電気使用量
2
燃料使用量
3
燃料ガス使用量
4
水使用量
単位
MWH
実績値
17,161
№
1
電気使用量
㎘
ー
2
燃料使用量
ton
36.6
3
燃料ガス使用量
㎥
39,316
4
水使用量
単位
実績値
№
■ ■ 廃棄物
№
項目
単位
実績値
㎘
14.0
MWH
2,266
ton
7.1
㎥
7,577
■ ■ 廃棄物
項目
単位
実績値
1
発生量
ton
88.8
1
発生量
ton
10.9
2
最終処分量
ton
0
2
最終処分量
ton
0
取扱数量
大 気
排出量
移動量
拠点以外
取扱数量
移動量
下水道
大 気
排出量
下水道
拠点以外
1 トルエン
3,513
3,281
ー
232
1,580
300
ー
1,280
2 キシレン
1,396
1,276
ー
120
1,580
300
0
1,280
合計
4,909
4,557
0
352
■ ■ PRTR対象物質
№
関連データ
40
項目
項目
(単 位:kg)
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
項目
■ ■ PRTR対象物質
№
項目
1 トルエン
合計
(単 位:kg)
関連データ
国内拠点データ(国内子会社)
(株)那須精機製作所
(株)ケーヒンワタリ
所 在 地:栃木県那須烏山市神長818
主要製品:二輪車・汎用製品および四輪車製品
所 在 地:宮城県亘理郡亘理町逢隈高屋字堂田1-5
主要製品:二輪・汎用製品・四輪用燃料供給システム製品
■ ■ エネルギー
■ ■ エネルギー
№
項目
1
電気使用量
2
燃料使用量
3
燃料ガス使用量
4
水使用量
単位
実績値
№
1
電気使用量
㎘
ー
2
燃料使用量
ton
65
3
燃料ガス使用量
㎥
2,625
4
水使用量
単位
実績値
№
MWH
3,968
■ ■ 廃棄物
№
項目
単位
MWH
実績値
8,016
㎘
6.8
ton
137
㎥
54,701
■ ■ 廃棄物
項目
単位
実績値
1
発生量
ton
36
1
発生量
ton
169
2
最終処分量
ton
0
2
最終処分量
ton
0
(株)ケーヒンサクラ
項目
(株)ケーヒンバルブ
所 在 地:宮城県角田市佐倉字諏訪脇南13-1
事業内容:二輪車・汎用製品および四輪車製品
所 在 地:神奈川県横浜市磯子区丸山1-9-1
事業内容:電磁弁・モーター弁・自動弁
■ ■ エネルギー
■ ■ エネルギー
№
項目
1
電気使用量
2
燃料使用量
3
燃料ガス使用量
4
水使用量
単位
実績値
№
1
電気使用量
㎘
25
2
燃料使用量
ton
8.0
3
燃料ガス使用量
㎥
9,473
4
水使用量
単位
実績値
№
MWH
2,271
■ ■ 廃棄物
№
項目
単位
MWH
実績値
221
㎘
ー
ton
5.7
㎥
1,700
■ ■ 廃棄物
項目
単位
実績値
1
発生量
ton
21
1
発生量
ton
3.0
2
最終処分量
ton
0
2
最終処分量
ton
0
(株)ケーヒン・サーマル・テクノロジー
(株) ケーヒンエレクトロニクステクノロジー
所 在 地:宮城県仙台市宮城野区榴岡5-1-12 仙萩ビル2F
事業内容:二輪車・汎用製品および四輪車製品の研究開発
■ ■ エネルギー
■ ■ エネルギー
項目
1
電気使用量
2
燃料使用量
3
燃料ガス使用量
4
水使用量
単位
MWH
実績値
12,954
№
1
電気使用量
㎘
ー
2
燃料使用量
ton
ー
3
燃料ガス使用量
㎥
1,090,254
4
水使用量
単位
実績値
№
■ ■ 廃棄物
№
項目
単位
MWH
実績値
114
㎘
ー
ton
ー
㎥
ー
単位
実績値
関連データ
所 在 地:栃木県小山市犬塚1-480
事業内容:空調システム製品(熱交換器)
№
項目
■ ■ 廃棄物
項目
項目
1
発生量
ton
202
1
発生量
ton
ー
2
最終処分量
ton
0
2
最終処分量
ton
ー
K e i h i n E n vi ro n m e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
41
関連データ
海外拠点データ
アメリカ
Keihin Thermal Technology of America, Inc.
Keihin Carolina System Technology, LLC.
■ ■ エネルギー
№
項目
単位
実績値
1
電気使用量
MWH
9,920
2
燃料使用量
㎘
113
3
天然ガス使用量
4
水使用量
1000㎥
119
㎥
5,557
■ ■ 廃棄物
№
項目
単位
実績値
1
発生量
ton
25
2
社外処分量
ton
25
3
埋立処分量
ton
25
■ ■ エネルギー
№
電気使用量
2
燃料使用量
3
燃料ガス使用量
4
水使用量
実績値
28,000
㎘
ー
ton
ー
㎥
150,000
№
項目
単位
実績値
1
発生量
ton
240
2
社外処分量
ton
240
3
埋立処分量
ton
ー
ブラジル
Keihin Tecnologia do Brasil Ltda.
■ ■ エネルギー
■ ■ エネルギー
単位
実績値
№
単位
実績値
1
電気使用量
項目
MWH
62,690
1
電気使用量
MWH
4,109
2
燃料使用量
㎘
ー
2
燃料使用量
㎘
2.4
3
天然ガス使用量
1000㎥
3,602
3
燃料ガス使用量
ton
221
4
水使用量
㎥
106,428
4
水使用量
㎥
19,795
単位
実績値
■ ■ 廃棄物
№
項目
■ ■ 廃棄物
単位
実績値
№
1
発生量
項目
ton
3419
1
発生量
ton
656
2
社外処分量
ton
3419
2
社外処分量
ton
656
3
埋立処分量
ton
ー
3
埋立処分量
ton
ー
Keihin Michigan Manufacturing, LLC.
■ ■ エネルギー
№
関連データ
42
単位
MWH
■ ■ 廃棄物
Keihin IPT Manufacturing, LLC.
№
項目
1
単位
実績値
1
電気使用量
項目
MWH
5,368
2
燃料使用量
㎘
ー
3
都市ガス使用量
1000㎥
132
4
水使用量
㎥
9,700
単位
実績値
■ ■ 廃棄物
№
項目
1
発生量
ton
137
2
社外処分量
ton
137
3
埋立処分量
ton
ー
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
項目
タイ
Keihin Thermal Technology (Thailand) Co., Ltd.
■ ■ エネルギー
Keihin Asia Bangkok Co., Ltd.
№
■ ■ エネルギー
№
項目
単位
実績値
1
電気使用量
MWH
107
2
燃料使用量
㎘
ー
3
燃料ガス使用量
4
水使用量
ton
ー
㎥
822
■ ■ 廃棄物
№
項目
単位
実績値
1
発生量
ton
ー
2
社外処分量
ton
ー
3
埋立処分量
ton
ー
単位
実績値
1
電気使用量
MWH
5,025
2
燃料使用量
㎘
ー
3
燃料ガス使用量
ton
ー
4
水使用量
㎥
34,999
単位
実績値
■ ■ 廃棄物
№
項目
1
発生量
ton
255
2
社外処分量
ton
255
3
埋立処分量
ton
ー
インド
Keihin (Thailand) Co., Ltd.
Keihin Panalfa Ltd.
■ ■ エネルギー
№
項目
■ ■ エネルギー
単位
実績値
№
単位
実績値
1
電気使用量
項目
MWH
32,938
1
電気使用量
MWH
873
2
燃料使用量
㎘
5.8
2
燃料使用量
㎘
30
3
燃料ガス使用量
ton
1,069
3
燃料ガス使用量
4
水使用量
㎥
254,911
4
水使用量
■ ■ 廃棄物
№
項目
ton
ー
㎥
4,103
単位
実績値
■ ■ 廃棄物
単位
実績値
№
1
発生量
項目
ton
2,255
1
発生量
ton
144
2
社外処分量
ton
2,255
2
社外処分量
ton
144
3
埋立処分量
ton
ー
3
埋立処分量
ton
ー
単位
実績値
Keihin Auto Parts (Thailand) Co., Ltd.
Keihin FIE Pvt. Ltd.
■ ■ エネルギー
№
項目
■ ■ エネルギー
項目
単位
実績値
№
項目
電気使用量
MWH
6,743
1
電気使用量
MWH
8,781
2
燃料使用量
㎘
ー
2
燃料使用量
㎘
1,167
3
燃料ガス使用量
ton
5.3
3
天然ガス使用量
4
水使用量
㎥
41,160
4
LPG
5
水使用量
■ ■ 廃棄物
№
単位
実績値
1
発生量
項目
ton
461
2
社外処分量
ton
461
3
埋立処分量
ton
ー
1000㎥
162
ton
116
㎥
178,442
単位
実績値
■ ■ 廃棄物
№
項目
1
発生量
ton
916
2
社外処分量
ton
916
3
埋立処分量
ton
ー
K e i h i n E n vi ro n m e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
関連データ
1
43
関連データ
海外拠点データ
インドネシア
中国
P.T. Keihin Indonesia
東莞京濱汽車電噴装置有限公司
■ ■ エネルギー
№
■ ■ エネルギー
項目
1
電気使用量
2
燃料使用量
3
燃料ガス使用量
4
水使用量
単位
実績値
№
MWH
11,210
1
電気使用量
単位
実績値
MWH
13,989
㎘
ー
2
燃料使用量
㎘
63
ton
348
3
天然ガス
1000㎥
522
㎥
64,400
4
水使用量
㎥
82,110
単位
実績値
№
単位
実績値
■ ■ 廃棄物
№
項目
■ ■ 廃棄物
項目
項目
1
発生量
ton
387
1
発生量
ton
1,390
2
社外処分量
ton
387
2
社外処分量
ton
1,390
3
埋立処分量
ton
ー
3
埋立処分量
ton
ー
台湾
南京京濱化油器有限公司
■ ■ エネルギー
台灣京濱化油器股份有限公司
№
■ ■ エネルギー
№
項目
単位
実績値
1
電気使用量
MWH
2,858
2
燃料使用量
㎘
1.9
3
燃料ガス使用量
4
水使用量
ton
134
㎥
38,432
■ ■ 廃棄物
№
項目
単位
実績値
1
発生量
ton
92
2
社外処分量
ton
92
3
埋立処分量
ton
ー
単位
実績値
1
電気使用量
項目
MWH
9,822
2
燃料使用量
㎘
49
3
燃料ガス使用量
ton
621
4
水使用量
㎥
118,523
単位
実績値
■ ■ 廃棄物
№
項目
1
発生量
ton
119
2
社外処分量
ton
119
3
埋立処分量
ton
ー
京濱電子装置研究開発(上海)有限公司
■ ■ エネルギー
№
関連データ
44
単位
実績値
1
電気使用量
項目
MWH
775
2
燃料使用量
㎘
ー
3
燃料ガス使用量
ton
ー
4
水使用量
㎥
2,671
単位
実績値
■ ■ 廃棄物
№
K e i hi n E nv i ro nm e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
項目
1
発生量
ton
4.0
2
社外処分量
ton
4.0
3
埋立処分量
ton
ー
ドイツ
京濱大洋冷暖工業(大連)有限公司
■ ■ エネルギー
№
項目
単位
実績値
1
電気使用量
MWH
11,674
2
燃料使用量
㎘
ー
3
燃料ガス使用量
ton
ー
4
水使用量
㎥
65,719
■ ■ 廃棄物
№
項目
単位
実績値
1
発生量
ton
50
2
社外処分量
ton
50
3
埋立処分量
ton
ー
イギリス
Keihin Sales and DevelopmentEurope GmbH
■ ■ エネルギー
№
単位
実績値
電気使用量
MWH
34
2
燃料使用量
㎘
4.0
ton
ー
㎥
ー
単位
実績値
3
燃料ガス使用量
4
水使用量
■ ■ 廃棄物
№
項目
1
発生量
ton
0.5
2
社外処分量
ton
0.5
3
埋立処分量
ton
ー
Keihin Europe Ltd.
Keihin Thermal Technology Czech, s.r.o.
■ ■ エネルギー
№
項目
1
■ ■ エネルギー
単位
実績値
№
単位
実績値
1
電気使用量
項目
MWH
1,398
1
電気使用量
MWH
8,182
2
燃料使用量
㎘
ー
2
燃料使用量
㎘
ー
3
LNG
㎥
91
3
燃料ガス使用量
ton
ー
4
水使用量
㎥
2,347
4
水使用量
㎥
22,605
単位
実績値
■ ■ 廃棄物
№
項目
■ ■ 廃棄物
単位
実績値
№
1
発生量
項目
ton
81
1
発生量
項目
ton
100
2
社外処分量
ton
81
2
社外処分量
ton
100
3
埋立処分量
ton
ー
3
埋立処分量
ton
ー
関連データ
K e i h i n E n vi ro n m e n t a l R e p o r t 2 0 1 3
45
■■内容に関するお問合せ先
株式会社ケーヒン 生産本部環境保全部
T EL. 0 2 2 4 - 6 3-18 3 4
■■本レポートのお申込み先
T EL. 0 3 - 3 3 4 5-34 1 1
森林環境を守るため、FSC(Forest
大 気 汚 染 の 原 因 の 一 つで ある
できるだけ多くの人にご利用い
Stewardship Council:森林管理
VOC(揮発性有機化合物)を削減
ただけるよう、視認性・判読性・
水が 不要な水なし印刷を採用し
協議会)が、適切に管理された森林
し、大豆油等の植物由来の油およ
可読性に優れたユニバーサルデ
ています。
から生産された木材を原材料として
び、それらが主体の廃食用油等をリ
ザインフォントを使用しています。
使用しているかなどを世界的な厳し
サイクルした再生油を用いたインキ
い基準で審査しています。
を採用しています。
印刷時に有害な物質を含む浸し
2013年8月発行
Fly UP