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大会参加申込要領(パンフレット)

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大会参加申込要領(パンフレット)
ごあいさつ
日本小売業協会は、流通小売業界の横断的団体として1978年に設立されて以来、人と情
報の交流を主目的として様々な事業活動を行ってきており、その一環として海外流通業界
との連携を活発に行って参りました。
特にアジアではちょうど30年前の1983年に「第1回アジア小売業者大会」を11ヶ国と地
域の参加で東京でスタートして以来隔年に各国で開催され、今回で16回目となりました。
名称も2007年の東京大会より参加国にオセアニア諸国も加わり「アジア太平洋小売業者
大会」と17ヵ国・地域から参加者の集う世界有数の国際会議に発展してきております。
そして、いよいよ今年の9月「第16回アジア太平洋小売業者大会」が初めての国トルコ
のイスタンブールで17ヵ国・地域が参加して開催されることになりました。現在アジアの
経済は世界の中で最も高い成長率を保っており、生産基地だけでなく拡大する中間層を見
据えて世界最大の消費地としても大きな期待を担っております。
9月23日からの3日間に亘るセッションでは講師として、アジア太平洋地域各国から主
要企業経営者や特にヨーロッパとの架け橋を持つ地元のトルコでは欧米か
らもグローバルリテーラー等をはじめ多くの経営者が参加、日本からも錚
々たる流通等企業トップの参加が予定されております。
皆様には、大きく潮流の変わりつつある流通の大きな流れをセッション
より感じていただき、海外流通関係者との交流を深めこれからの経営にお
役立ていただければ幸いです。
日本から一人でも多くの方に是非ともイスタンブール大会に御参加下さ
います様お願い致します。
日本小売業協会
会長
土方 清
この度、トルコ小売業協会は「The New World, The New Retail, The New Consumer」
というテーマで「第16回アジア太平洋小売業者大会」を2013年9月、トルコ・イスタンブ
ールで開催することになりました。
トルコ小売業協会と致しましては、2013年にこの素晴らしいイベントをイスタンブール
で開催することが出来ることを誇りに思っております。この非常に立派なイベントの主催
国であることは私とボードのメンバーにとって大変な名誉です。
目 次
ごあいさつ………………………………… 1
大会の概要………………………………… 2
大会プログラム…………………………… 3
日本人講演者のご紹介…………………… 4
カントリーレポート……………………… 5
イスタンブール市街地マップ…………… 6
イスタンブール大会 会場周辺マップ… 7
トルコ流通業の現状……………………… 8
大会参加申込要領………………………… 9
過去15回のアジア太平洋小売業者大会ヒストリー…10
アジア太平洋小売業協会 加盟国・地域…10
トルコは、既に世界で16番目の経済力のある国になり、アジアと太平洋諸
国及び地域との間で様々な可能性のある戦略的提携のために、より良いイン
フラ社会基盤を整備致しました。
そして、私個人と致しましては、皆様に世界に知られたイスタンブールの
魅力・素晴らしさを自信を持ってお勧めし、この地に皆様を
御招待できることを大変嬉しく思います。
私はまた、今回の大会を契機に新しいビジネスが広がるこ
とを期待しております。本大会を通じてアジアおよび太平洋
のみならず世界的な流通業界との交流が拡大することを期待
し、それが世界経済の発展に寄与できれば幸いです。
是非この3日間を皆様が有意義に過ごされ、トルコ・イス
タンブールを満喫していただけます様願っております。
トルコ小売業協会
会長
Mehmet T.Nane
01
大会の概要
【開 催 期 間】2013年 9 月23日(月)∼25日(水)
【会 場】Lutfi Kirdar Istanbul Convention and Exhibition Center
(リュトフィ・クルダル国際会議展示場)
【主 催】アジア太平洋小売業協会連合会
(Federation of Asia-Pacific Retailers Associations/FAPRA)
トルコ小売業協会(Trade Council Of Shopping Center &Retailers/TCSCR)
【テ ー マ】The New World, The New Retail, The New Consumer
【参加国及び オーストラリア・中国・インド・フィジー・香港・インドネシア・日本・韓国・マレーシア・モンゴル・
地域】ニュージーランド・フィリッピン・チャイニーズタイペイ・シンガポール・タイ・トルコ・ベトナム
【参加予定者】FAPRA加盟国・地域を中心に世界各地から数多くの流通関係者、消費財メーカー関係者等が参加
致します。
【公 用 語】英語・トルコ語(すべての会議に日本語・英語・中国語・韓国語の同時通訳が用意される予定です)
【公 式 行 事】大会期間中、様々な行事が予定されています(スケジュール表をご参照下さい)。
【展 示 会】100以上の小売業・サプライヤー・サービスプロバイダーが参加致します。
公 式 行 事
9 月23日(月) 18:45∼20:00 FAPRA表彰式
20:00∼22:00 ウェルカムパーティー
フェアウェルパーティー
風景(前回大会より)
9 月24日(火) 8:30∼ 8:50 オープニングセレモニー
19:00∼20:30 日本小売業協会主催歓迎夕食会
9 月25日(水) 19:30∼22:00 フェアウェルパーティー・ガラディナー
展 示 会 案 内
期間: 9 月23日(月)∼25日(水)
展示会 会場外観
場所:リュトフィ・クルダル国際会議展示場内
ルメリホールA
ルメリホールB
詳細は大会ホームページ( http://aprce2013.org)をご確認ください。
日本事務局
協 賛
02
日本小売業協会 http ://w w w .jap an-retail.o r.jp
イスタンブール大会プログラム
9:00∼12:30 現地登録受付
9 月23日(月)
13:45∼17:00 リテールポリシーフォーラム
18:45∼20:00 第 3 回 FAPRA賞 表彰式
20:00∼22:00 ウェルカムパーティー
9 月24日(火)
8:30∼8:50 オープニングセレモニー
8:50∼9:20 基調講演
9:20∼9:30 休 憩
9:30∼9:50 基調講演
9:50∼11:00 全体会議 1 THE NEW WORLD
10:30∼12:00 リテールアジア・ラウンドテーブル
11:00∼11:20 休憩(COFFEE BREAK)
(リテールアジア主催)
11:20∼12:50 全体会議 2
THE NEW RETAIL【講師 2 名】
㈱三越伊勢丹ホールディングス/㈱三越伊勢丹
代表取締役社長執行役員
大西 洋氏(30分)
12:50∼13:50
12:00∼12:50 カクテルパーティー(リテールアジア主催)
昼 食
13:50∼15:30 カントリーレポート【講師 8 名】
THE FOCUS OF INVESTMENT
IN RETAIL【講師 3 名】
SUPPORTING THE RAPID
GROWTH IN RETAIL【講師 3 名】
㈱丸和運輸機関 代表取締役社長
和佐見 勝氏(30分)
15:30∼15:50
休憩(COFFEE
15:50∼17:30 カントリーレポート【講師 8 名】
日本小売業協会 会長
土方 清氏(12分)
BREAK)
DRASTIC IMPACT OF
RESEARCH & FORECASTS
LEADING THE CHANGE AND
BECOMING GLOBAL【講師 3 名】
J.フロントリテイリング㈱ 代表取締役会長
日本百貨店協会 会長
茶村 俊一氏(30分)
18:00∼19:30 ショッピングツアー
19:00∼20:30 日本小売業協会主催歓迎夕食会
9 月25日(水)
9:00∼9:45 GOING POPULAR BY DESIGN IT IS ALL ABOUT EXPERIENCE【講師 2 名】 IADS ROUNDTABLE
& CONCEPT
㈱セブン−イレブン・ジャパン
代表取締役社長COO 井阪 隆一氏(30分)
9:45∼10:30 全体会議 3 THE NEW CONSUMER
10:30∼10:50 休憩(COFFEE BREAK)
10:50∼11:10 基調講演
11:10∼12:20 全体会議 4 THE NEW RETAIL
12:20∼13:20
昼 食
13:20∼15:00 CONSUMER BEHAVIOUR IN ASIA SUSTAINABILITY【講師 3 名】
PACIFIC REGION 【講師 3 名】
ユニーグループ・ホールディングス㈱
㈱カスミ 代表取締役会長CEO
小濱 裕正氏(30分)
15:00∼15:20
代表取締役会長CEO
THE COMPETETIVE EDGE:
TECHNOLOGY &
SOCIAL MEDIA
前村 哲路氏(30分)
休憩(COFFEE
BREAK)
15:20∼17:00 CLOSING SESSION THE FUTURE OF RETAIL【講師 3 名】
イオン㈱ 取締役 兼 代表執行役社長 グループCEO 岡田 元也氏(30分)
19:30∼22:00
フェアウェルパーティー・ガラディナー
03
日本人講演者のご紹介
9 月24日(火) 全体会議 1 11:20∼12:50
経済環境を踏まえた今後の小売業・
百貨店の役割
三越伊勢丹ホールディングスは、三越(1673年創業)と伊勢丹(1886年創業)が2008年に
経営統合し持株会社として設立。三越伊勢丹グループは、国内に26店舗、海外にアジアやヨー
ロッパを中心に38店舗を展開し、連結売上高は1兆2,000億円を超える百貨店グループです。
2013年3月には、グループ最大の店舗である伊勢丹新宿本店を『世界最高のファッション
ミュージアム』としてリモデルオープンしました。三越伊勢丹グループは、常に上質であたらしい
ライフスタイルを創造し、お客さまのお役に立つことを通じて、生涯にわたるマイデパートメント
ストアを目指して、問いつづけ、変わりつづけてまいります。
9 月24日(火) 分科会 2 13:50∼15:30
新しき価値創造で「小売業への利益支援」
∼AZ-COM 3PL→7PLの活用∼
丸和運輸機関は、
「お客様第一義」の会社です。顧客である小売業界は、環境変化に強い
経営に向けて今以上に生活者と向き合うべく、更なる本業回帰が必要不可欠となりました。
小売業が必要とするロジスティクスを構築すべく、当社は、3PL(サードパーティー・ロジス
ティクス)では果たせなかったお客様の課題を解決するためサービスの次元を高めた7PLを展開
しています。1970年の創業以来、
「商人道」を中心に磨き高めてきた桃太郎文化(企業文化)
をベースに高い倫理観と、丸和ロジスティクス大学(社内大学校)で学び実践で身につけた
専門知識を兼ね備えた人財を強みとし、3PL業界のカテゴリーリーダーを目指しています。
9 月24日(火) 分科会 3 15:50∼17:30
百貨店ビジネスモデルの革新と
JFRグループの成長戦略
J. フロントリテイリング(JFR)は、2007年に百貨店の大丸(1717年創業)と松坂屋(1611
年創業)が経営統合を行う際、共同持株会社として設立されました。
JFRグループは、百貨店を主力とする売上規模約1兆1,000億円の小売業グループです。
百貨店事業は、子会社の大丸松坂屋百貨店が、国内主要都市に19店舗を展開しています。
JFRでは、百貨店ビジネスモデルの革新に取り組むとともに、ショッピングセンター「PARCO」
を国内主要都市に19店舗展開するパルコを2012年8月に子会社化するなど、マルチリテイラ
ーとしての発展に取り組んでいます。
9 月25日(水) 分科会 2 9:00∼9:45
㈱三越伊勢丹ホールディングス
㈱三越伊勢丹
代表取締役社長
おおにし ひろし
大西 洋氏
1979年3月 慶應義塾大学
商学部 卒業
1979年4月 ㈱伊勢丹入社
2006年2月 同 執行役員
営業本部立川店長 兼 立
川店営業統括部長
2008年3月 ㈱三越 常務執行役員 百貨店事業本部 MD
統括部長/㈱伊勢丹 常務執行役員
2009年6月 ㈱伊勢丹 代表取締役社長執行役員
2011年4月 ㈱三越伊勢丹ホールディングス 取締役
㈱三越伊勢丹 代表取締役社長執行役員 兼 営業本部長
2012年2月 ㈱三越伊勢丹ホールディングス 代表取締役社
長執行役員/㈱三越伊勢丹 代表取締役社長執行役員
㈱丸和運輸機関
代表取締役社長
わ
さ
み
まさる
和佐見 勝氏
1964年 青果の小売・仲介業として独立
1970年1月 小売業経験を基に今までにない商人道を追求し
た物流事業者として創業
1973年8月 ㈱丸和運輸機関設立
現 在 ㈱丸和運輸機関 代表取締役社長
丸和グループ13社のCEO
J. フロントリテイリング㈱
代表取締役会長
日本百貨店協会 会長
さ むら しゅんいち
茶村 俊一氏
1969年3月 京都大学経済
学部 卒業
1969年3月 ㈱松坂屋入社
1999年5月 同社 取締役
2006年5月 同社 代表取
締役社長執行役員
2006年9月 ㈱松坂屋ホールディングス 代表取締役社長
2007年9月 J. フロントリテイリング㈱ 取締役
㈱松坂屋 代表取締役社長執行役員/㈱大丸 取締役
2008年5月 ㈱松坂屋 代表取締役社長
2010年3月 J. フロントリテイリング㈱ 代表取締役社長
2013年4月 同社 代表取締役会長(現任)
日本百貨店協会 会長(2012年5月 就任・現任)
㈱セブン−イレブン・ジャパン
代表取締役社長COO
い さか りゅういち
セブン−イレブン・ウェイ
セブン−イレブンは1974年、国内消費が「売り手市場」から「買い手市場」に大きくシフトす
る中、苦境に立たされていた中小小売店の経営を近代化し、高い生産性と成長を実現すること
を理念として誕生しました。
以来、加盟店様との信頼関係に基づいた独自のフランチャイズシステムや世界最大規模の
情報ネットワーク、優れた商品開発力などで、常に変革への挑戦を続け、「近くて便利」な店
舗の拡大を目指して、国内42都道府県に15,000店、世界16の国と地域に50,000店を超える
店舗を展開しています。
04
井阪 隆一氏
1980年3月 青山学院大学
法学部 卒業
1980年3月 ㈱セブン−
イレブン・ジャパン 入社
1990年4月 SEVENELEVEN(HAWAII), INC.
企画担当マネジャ−
2002年5月 取締役商品本部食品部長
2006年5月 取締役常務執行役員商品本部食品部長
2006年7月 SEVEN-ELEVEN(HAWAII), INC. 取締役
〔現職〕
2007年1月 取締役常務執行役員商品本部長 兼 食品部長
2009年5月 代表取締役社長〔現職〕
2011年1月 SEVEN-ELEVEN, INC. 取締役〔現職〕
9 月25日(水) 分科会 1 13:20∼15:00
株式会社カスミ
代表取締役会長CEO
ローカルスーパーマーケットはソーシャルシフトに
いかに効果的に対処すべきか
カスミは1961年に茨城県土浦市で創業。以来、地域密着の食品スーパーチェーンとして、
茨城、千葉、埼玉、群馬、栃木の5県に約150店舗を展開しています。
企業理念は「お客さまのために」。事業同様、環境活動や社会貢献活動にも注力し、地域
の皆様から「いいね!」と共感される“共感創造企業”を目指しています。
2011年に創業50周年を迎え、2013年からは生活者との対話・交流による新しい価値創造で
持続可能な成長を目指す「ソーシャルシフトの経営」に挑戦しています。
9 月25日(水) 分科会 2 13:20∼15:00
ひろまさ
神戸商科大学商経学部卒業
(現兵庫県立大学)
1965年4月
㈱ダイエー入社
1986年5月
同社 取締役 就任
1987年6月 ㈱マルエツ
代表取締役副社長 就任
1997年5月 ㈱ダイエー 専務取締役 就任
2000年10月 ㈱カスミ 執行役員副社長 就任
2001年5月 同社 代表取締役副社長 就任
2002年3月 同社 代表取締役社長 就任
2010年3月 同社 代表取締役会長 就任
ユニーグループ・
ホールディングス㈱
代表取締役会長CEO
総合小売業とコンビニエンスストアの
相乗効果により新たなグループ成長を図る
まえむら
てつ ろ
前村 哲路氏
ユニーグループ・ホールディングスは、創業100年の歴史を持つ総合小売業のユニーとコン
ビニエンスストアのサークルKサンクスを中心に、専門店、金融、サービス、ディベロッパーな
ど計42社の企業グループの純粋持株会社として2013年2月にスタート致しました。
総売上高約2兆円、全国47都道府県下に8,000店舗を有する企業グループとして、昨今の
国内消費環境の変化に対応すべく、商品開発やIT・物流などでグループシナジーを発揮し、
お客さまと地域社会へ新しい商品やサービスを提供することを目指します。
こ はま
小饌 裕正氏
9 月25日(水) クロージング 15:20∼17:00
1972年3月 鹿児島大学 卒業
1972年3月 ユニー㈱入社
2001年2月 同社 北陸本
部長
2001年5月 同社 取締役北陸本部長
2003年2月 同社 取締役住関本部長
2005年2月 同社 取締役営業本部長
2006年2月 同社 常務取締役営業本部長
2007年2月 同社 代表取締役社長
2013年2月 ユニーグループ・ホールディングス㈱ 代表取締
役会長 最高経営責任者(CEO)〔現職〕
イオン㈱ 取締役 兼
代表執行役社長
グループCEO
イオン、真のグローカル企業を目指して
おか だ
もと や
岡田 元也氏
イオンは純粋持株会社イオン株式会社を中心に約200社の企業からなるグループです。ブラ
ンド認知を高めるための“1業態1ブランド”化、商品や物流、IT等のグループ共通機能の
集約に続き、各事業および会社間の重複や分散の解消による各事業会社の“専業化”、地域
のお客さまに支持されるための“地域密着”経営により各事業の競争力を強化しています。
また、これらを支える機能会社の活用によりグループシナジーを創出し、強い業態・事業が
結集した「総合グループ」として企業価値の向上を図っています。2012年2月期の営業収益
は、5兆2,061億円、営業利益1,956億円。日本の小売業でNo.1の営業収益を達成すること
ができました。
1975年 早稲田大学卒業後、
米国バブソン大学大学院経営
学修士課程を修了。1979年
ジャスコ㈱(2001年 イオン㈱
に商号変更)に入社する。
1990年 取締役に就任。国際担当、商品担当などを歴任し、
1997年 代表取締役社長就任。2003年 イオン㈱取締役兼代
表執行役社長就任。2012年 グループ経営全般を統括するグ
ループCEOを新設し、就任(現任)。
2000年日本チェーンストア協会 会長就任。2001年 同副会
長就任(現任)。2001年 CIES−フード・ビジネス・フォーラム
(現・コンシューマー・グッズ・フォーラム)理事就任(現任)
。
日本小売業協会 会長
9 月24日(火) 13:50∼17:30
カントリーレポート
アジア太平洋小売業協会連合会加盟17カ国・地域の代表者が各国の小売業の現状、
課題等について、最新レポートを行います。日本からは、日本小売業協会 会長 土方 清
が報告します。
オーストラリア小売業協会/中国商業連合会/チャイニーズタイペイ小売業協会
フィジー小売業協会/香港小売業協会/インド商工会議所連合会
インドネシア小売業協会/日本小売業協会/韓国小売業協会/マレーシア小売業協会
モンゴル商工会議所/ニュージーランド小売業協会/フィリッピン小売業協会
シンガポール小売業協会/トルコ小売業協会/タイ小売業協会/ベトナム小売業協会
ひじかた きよし
土方 清氏
1969年3月 中京大学商学部 卒業
1969年3月 ㈱西川屋チェン(現ユ
ニー㈱)入社
1986年3月 サークルケイ・ジャパン
㈱取締役
1990年4月 同社 常務取締役
1996年4月 同社 専務取締役
2000年5月 同社 代表取締役専務
2001年7月 同社 代表取締役社長
2004年9月 ㈱サークルKサンクス 代表取締役社長
2007年5月 同社 取締役会長
2008年5月 日本フランチャイズチェーン協会 会長
2011年5月 日本小売業協会 会長(現任)
05
イスタンブール市街地マップ
旧
市
街
︵
世
界
遺
産
地
域
︶
蘆
イスティニェSC
N
0
750
m.
シシリ
カンヨンSC
蘆
ジュヴァヒルSC蘆
蘆
アクメルケズSC
軍事博物館蘆
リュトフィ・クルダル
国際会議展示場
蘆
ド
ル
マ
バ
フ
チ
ェ
宮
殿
ドルマバフチェ宮殿
タクシム広場蘆
ベイオール
ボスポラス海峡
金角湾
ウスキュダル
ト
プ
カ
プ
宮
殿
蘆
スレイマニエ・ジャミイ
エミノニュ
グランド・バザール
トプカプ宮殿
蘆
蘆
アヤソフィア蘆
ブルー・モスク蘆
ア
ヤ
ソ
フ
ィ
ア
マルマラ海
06
グ
ラ
ン
ド
・
バ
ザ
ー
ル
ブ
ル
ー
・
モ
ス
ク
イスティニェSC
トルコ共和国文化観光省 広報総局
General Directorate of Information狡
カンヨンSC
ジュヴァヒルSC
アクメルケズSC
イスタンブール大会 会場周辺マップ
会
場
外
観
N
蘆軍事博物館
ジ
ェ
ム
フ
レ
ェ
ッ
ト
通
り
ド
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通
り
︿
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2
﹀
イェ
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通り
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和
食
レ
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り
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ル
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ポ
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テ
ル
タクシム駅
ギ
ム
シ
ュ
通
り
ヒルトン
H
︵
和
食
レ
ス
ト
ラ
ン
あ
り
︶
リュトフィ・クルダル
国際会議展示場
タ
シ
ュ
ク
シ
ュ
ラ
通
り
マ
チ
カ
通
り
分
科
会
会
場
マチカ公園
デ
ィ
バ
ン
ホ
テ
ル
H
H グランド・ハイヤット(和食レストランあり)
アスケ
ル・オジ
ャウ通
り
H ゼイラン・インターコンチネンタル
(大会会場より徒歩10分)
メ
テ
通
り
展
示
会
場
内
H
カ
ド
ゥ
ル
ガ
ラ
ル
通
り
ス
イ
ス
ホ
テ
ル
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ボ
ス
フ
ォ
ラ
ス
ュ通り
イノニ
蘆タクシム
広場
タクシム駅
全
体
会
議
会
場
エ
イ
タ
ム
通
り
〈地
〉ス
ァイ ラ
ムヴ
セ
ラ
〈ト
ル
ヴ
ィ
レ
ル
通
り
ヒルトンホテル(講師宿泊ホテル)
下ケ
ーブ
ル〉
カバタシュ駅
ゼイランインターコンチネンタルホテル
日本小売業協会主催歓迎夕食会会場
(日本小売業協会歓迎夕食会開催ホテル)
大会会場入口
07
トルコ流通業の現状
■トルコは順調に経済成長を続けています。
その要因は3つ挙げられます。
①輸出の伸び(02年の輸出総額は300億
米ドル→現在1,400億米ドル)。
②国内市場の成長。GDPの70%は国内
消費。
③観光業の成長。12年の観光客数は2,600
万人、総収入は130億米ドル。
■トルコの小売業も経済の発展と共に大きく
成長しています。
トルコの小売業界は主にショッピングモールと
その中に出店する小売企業の2つの業態か
ら成り立っています。それぞれが消費者にサ
ービスを提供しており、両者が協調する形で
一つの「生態系(エコシステム)」を形成して
います。
■トルコの小売市場
蘆小売分野ではヨーロッパで7位、世界で10
位(2010年)
蘆トルコの小売市場規模
約1,900億米ドル
(2011年)(表1)
・その内近代化された小売企業
約800億米ドル
・伝統的な個人商店の売上
約1,100億米ドル
蘆ショッピングセンターは2010年で263ヶ所
→2012年では332ヶ所(図1)(表2)
蘆近代化された小売店 5万店舗
従業員数67万人
■小売市場の過去 5 年間の平均成長率 9 %
蘆07年 10%、08年 7%、09年 8%、
10年 4%、11年 9%(表3)
蘆小売業の総売場面積
06年 1,200万㎡ → 11年末 2,600万㎡
■小売市場の高成長の要因
・トルコの人口7,500万人はヨーロッパでドイツ
に次いで2位
・人口のうち50%は29歳以下でヨーロッパで
は最も若年層の多い国
・毎年73万人の高校卒業者と45万人の大学
(143)の卒業者
表 1 トルコ小売のマーケットシェア(2011年)
2011年 シェア カテゴリー内シェア
単 位
億ドル
%
伝統的商店 1,100
58
810
42
近代的小売
合計
1,910
伝統的商店
820
43
71
近代的小売
330
17
29
小計 食品
1,150
60
100
伝統的商店
280
15
37
近代的小売
480
25
63
760
40
100
小計 非食品
08
%
図 1 トルコのショッピングセンター 開発状況
表 2 タイプ別 トルコのショッピングセンター内訳
年
2012年
数
タイプ
面 積
シェア
%
sqm
%
50
21.1
1,902,971
33.0
単 位
リージョナルセンター
ネイバーフッドセンター
2011年
シェア
シェア
面 積
%
sqm
%
59
21.9
2,243,842
33.1
数
シェア
128
54.0
1,677,810
29.1
142
52.6
1,887,032
27.8
スーパーリージョナルセンター
12
5.1
1,097,187
19.0
15
5.6
1,413,187
20.8
アウトレットセンター
37
15.6
969,397
16.8
42
15.6
1,079,097
15.9
パワーセンター
1
0.4
42,217
0.7
1
0.4
42,217
0.6
ライフスタイルセンター
6
2.5
50,678
0.9
8
3.0
86,678
1.3
テーマ/フェスティバルセンター
3
1.3
30,673
0.5
3
1.1
30,673
0.5
合 計
237
5,770,933
6,782,726
270
表 3 トルコ小売業(近代化された小売)の成長率
2006年 実数
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2011年 実数
売 上
480億$
10%
7%
8%
4%
9%
810億$
従業員数
30万人
24%
10%
10%
15%
12%
58万人
売場面積
12百万㎡
25%
19%
14%
16%
16%
26百万㎡
・一人当たりの所得の増加
06年 7,000米ドル → 11年末 11,000米ドル
・トルコの11年のGDP成長率8.5%は中国に
次いで世界第2位
・政治的・経済的に安定している。10年間
一党政治で政権安定
■近代化された外資小売業
カルフール(フランス)・メトロ(ドイツ)・テ
スコ(イギリス)等の外資は既に進出していま
すが、日本からは無印良品など一部の小売は
進出しているものの大手小売業で進出してい
るところはありません。
■国内食品小売市場の動向
食品スーパーは3つのタイプに分類されます。
蘆グロサリー・ハイパーパーケット(HM)
蘆スーパーマーケット(SM)
蘆ミニマーケット(MM)
小売市場の売上の半分はグロサリーの売上、
うち40%が近代化された小売業の売上でEU
平均の85%と比較すると今後現在の2倍以
上に拡大できる余地があります。
■トルコ基礎データ
■外資直接投資
対外直接投資(FDI)の受入に関しては、
トルコは大変開かれている国です。海外から
の直接誘致をするための政府機関もあり、イン
センティブを与えられるよう首相と直接相談して
海外投資を受け入れています。外資小売の
投資に関しても大きな規制はありません。
海外直接投資指標(開放度の高さのランキ
ング)では10年23位→11年13位と大きくランク
アップしています。
2000年 投資額 17億米ドル
→ 11年 157億米ドル(9倍)人
国名:トルコ共和国
人口:7,563万人(2012年)
平均年齢:30.1歳
面積:78万58㎡(日本の2.1倍)
首都:アンカラ 人口 489万人
(イスタンブール:1,362万人 2011年)
民族:トルコ人・クルド人等
宗教:イスラム教が90%以上
言語:トルコ語
GDP:7749億ドル(2011年)
一人当たりGDP:10,363ドル
GDP成長率:8.5%
通貨:新トルコリラ(1ドル=1.8164 TL)
1TL=約43円
観光客:3,000万人
識字率:88.7%
在留邦人:1,485名(うち1,275名はイスタン
ブール在住)
邦人旅行客:20万人
大会参加申込要領
1
大会参加登録料(含む大会関係諸費用)
7 月 1 日(月)
までにお申し込みの場合(早期申込特別価格)
7 月 2 日(火)以降にお申し込みの場合(通常登録)
同伴者登録料(ご夫人およびご家族の方に限ります)
2
59,800円
64,800円
25,800円
※海外での登録料に消費税は賦課さ
れません。
※同伴者登録の方は、セッションには
参加できません。3回のパーティ参
加及び昼食、展示会場への入場と
なります。
申込方法
①旅行会社主催のツアーでご参加の方
各ツアーの参加申込書が大会参加登録申込書を兼ねております。
なお、大会参加登録料の支払いについては、旅行会社が代行して申し受けますので、各旅行社のパンフレットをご参照下さい。
「大会参加登録申込書」に必要事項をご記入のうえ、下記申込
先へお送り下さい。
(英文の欄も必ずご記入下さい)〈FAX可〉
また、参加申し込みと同時に登録料を下記にお振込み下さい。早期登録ご希望の方は 7 月 1 日(月)
まで、それ以外の方は、 9 月
②個人(旅行会社主催のツアー以外)でご参加の方
13日(金)
までにお願い致します。
入金確認時点で、申し込み完了とさせていただきます。
●申込先
〒100−0005 東京都千代田区丸の内3−2−2 東商ビル3階
●振込先
日本小売業協会 アジア太平洋小売業者大会 事務局
TEL. 03−3283−7920 FAX. 03−3215−7698
3
三菱東京UFJ銀行 本店
普通預金 7659200
口 座 名 日本小売業協会
申込締切日
平成25年9月13日(金)
締切日以降のお申込みについては事務局までお問い合せ下さい。
蘆参加お申込みの方へは、事前に大会の詳細をご案内する「しおり」を配布致します。
4
キャンセル条項
お申し込み後のキャンセルの場合、下記の通りキャンセル料を申し受けます。
平成25年 9 月13日(金)以前に
キャンセルの場合
〈 9 月13日
(金)
を含みます〉
32,400円
(50%返金)
平成25年 9 月14日(土)以降に 64,800円
(返金なし)
キャンセルの場合
ツ
ア
ー
取
扱
旅
行
会
社
紹
介
※ただし、早期登録の方のキャンセルにつきましては、登録料の払い戻しは出来ませんのでご承知
下さい(登録者名の変更も出来ません)。
※同伴登録の方のキャンセルは、平成25年 9 月13日(金)以前の場合12,900円、平成25年 9 月
14日(土)以降の場合25,800円のキャンセル料を申し受けます。
※通常登録の方
( 7 月 2 日以降のお申し込み)のキャンセルの場合は、同一会社・団体の、他の
蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆
参加者と変更が可能です。
蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆蟆
※上記キャンセル日は、日本小売業協会に文書での連絡が到着した日とさせていただきます。
■㈱PTS コーポレート事業部
担当:近藤・國重
〒171−0033 東京都豊島区高田3−13−2 高田馬場TSビル1F
電話:03−5950−5921 FAX:03−5950−6191
■近畿日本ツーリスト㈱ ECC営業本部 第2営業支店
担当:篠原・高橋
〒101−0024 東京都千代田区神田和泉町1−13 住友商事神田和泉町ビル14F
電話:03−6891−9302 FAX:03−6891−9402
■㈱エイチ・アイ・エス 東日本法人団体専門店事業部団体旅行営業グループ
担当:大田原
〒163−6011 東京都新宿区西新宿6−8−1 新宿オークタワー11F
電話:03−5908−3225 FAX:03−5908−3028
09
過去15回のアジア太平洋小売業者大会ヒストリー
第 1 回 東京大会
第 2 回 ソウル大会
第 3 回 香港大会
第 4 回 シンガポール大会
第 5 回 バンコク大会
第 6 回 マニラ大会
第 7 回 クアラルンプール大会
第 8 回 アデレード大会
第 9 回 台北大会
第10回 ジャカルタ大会
第11回 クライストチャーチ大会
第12回 北京大会
第13回 東京大会
第14回 ソウル大会
第15回 シンガポール大会
会 期
1983年4月26日貂∼29日貊
1985年10月15日貂∼18日貊
1987年9月8日貂∼10日貅
1989年9月19日貂∼22日貊
1991年11月5日貂∼9日貍
1993年10月5日貂∼8日貊
1995年9月19日貂∼21日貅
1997年10月28日貂∼31日貊
1999年9月7日貂∼9日貅
2001年9月4日貂∼6日貅
2003年9月23日貂∼25日貅
2005年9月6日貂∼10日貍
2007年10月10日貉∼12日貊
2009年10月14日貉∼16日貊
2011年10月10日豺∼13日貅
蘆第16回 イスタンブール大会(予定)
参加国
11ヶ国・地域
11ヶ国・地域
11ヶ国・地域
11ヶ国・地域
11ヶ国・地域
12ヶ国・地域
12ヶ国・地域
14ヶ国・地域
14ヶ国・地域
14ヶ国・地域
14ヶ国・地域
17ヶ国・地域
17ヶ国・地域
17ヶ国・地域
14ヶ国・地域
参加者
テーマ
流通業の未来戦略 IN ASIA
521名(内、日本249名) アジア小売業を取り巻く環境の変化とそれに対応する戦略
577名(内、日本335名) アジア小売業のダイナミックス
1,180名(内、日本616名) 1990年代におけるアジア小売業の新たなる広がりと躍進
1,281名(内、日本574名) 変動する世界の中のアジア小売業
1,295名(内、日本275名) 21世紀に向けての小売業の飛躍
1,757名(内、日本750名) 流通業の未来と2020年のビジョン
1,322名(内、日本633名) 新時代に向けての小売業の挑戦
1,698名(内、日本633名) 21世紀に向けての小売業の挑戦
1,115名(内、日本621名) 変貌するグローバル市場における小売業の対応
1,390名(内、日本608名) リフレッシュ
2,690名(内、日本997名) 革新と協力
3,156名(内、日本1,914名) ADVANCE AND BALANCE
3,403名(内、日本511名) Retail for the Future of Life & Economy
1,900名(内、日本623名) Discover Differentiate Deliver !
660名(内、日本262名)
第12回 北京大会蘆
第 2・14回 ソウル大会
蘆第 1・13回 東京大会
蘆第 9 回 台北大会
第 3 回 香港大会蘆
蘆第 6 回 マニラ大会
第 5 回 バンコク大会蘆
第 7 回 クアラルンプール大会蘆
蘆第 4・15回 シンガポール大会
第10回 ジャカルタ大会蘆
蘆第 8 回 アデレード大会
第11回 クライストチャーチ大会蘆
10
アジア太平洋小売業協会
加盟国・地域 (英文協会名アルファベット順)
オーストラリア小売業協会
中国商業連合会
Australian Retailers Association
Chaina General Chamber of Commerce
インド商工会議所連盟
フィジー小売業協会
香港小売業協会
Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry
Fiji Retailers Association
Hong Kong Retail Management Association
インドネシア小売業協会
日本小売業協会
韓国小売業協会
Indonesian Retail Merchants Association
Japan Retailers Association
Korea Retailers Association
マレーシア小売業協会
モンゴル商工会議所
ニュージーランド小売業協会
Malaysia Retailers Association
Mongolian National Chamber of Commerce & Industry
New Zealand Retailers Association
フィリッピン小売業協会
チャイニーズタイペイ小売業協会
シンガポール小売業協会
Philippine Retailers Association
Retailers Association of Chinese Taipei
Singapore Retailers Association
タイ小売業協会
トルコ小売業協会
ベトナム小売業協会
Thai Retailers Association
Turkish Council of Shopping Centers & Retailers
Vietnam Retailers Association
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