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平成27年3月期 決算説明会

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平成27年3月期 決算説明会
平成27年3月期
決算説明会
平成27年5月20日
2
本資料ご利用上のご注意

本資料において提供される情報は、いわゆる「見通し情報」を含みます。これら見通し情報は現時点で入
手可能な情報に基づく当社の判断によるものであり、既知・未知のリスクや不確実な要素が含まれています。
従って、実際の業績は様々な要因によってこれらの見通しと大きく異なる結果となる可能性があります。

それらのリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一般的
な国内および国際的な経済状況が含まれます。リスクや不確実性は特に製品に関連した見通し情報に存在し
ます。製品のリスク、不確実性には技術的進歩、特許の競合他社による獲得、臨床試験の完了、製品の安全
性ならびに効果に関するクレームや懸念 規制当局からの承認取得 国内外の医療保険制度改革 医療費抑
性ならびに効果に関するクレームや懸念、規制当局からの承認取得、国内外の医療保険制度改革、医療費抑
制への傾向、国内外の事業に影響を与える政府の法規制、新製品開発に付随する課題などが含まれますが、
これらに限定されるものではありません。

また、承認済み製品に関しては、製造およびマーケティングのリスクがあり、需要を満たす製造能力を欠
また、承認済み製品に関しては、製造およびマ
ケティングのリスクがあり、需要を満たす製造能力を欠
く状況、原材料の入手困難、市場の需要が得られない場合などが含まれますが、これらに限定されるもので
はありません。

今後、新しい情報、将来の出来事もしくはその他の事項より、見通し情報に更新・修正が望ましい場合で
あっても、当社はそれを行なう意図を有するものではなく、義務を負うものではありません。

本資料中の医薬品(開発中も含む)の情報は、宣伝・広告や医学的アドバイスを目的としているものではあり
ません。
本資料に関するお問合せ先
持田製薬株式会社 経営企画部 広報室
TEL 03-3225-6303
http://www.mochida.co.jp
平成27年3月期決算説明会
3
平成27年3月期決算
成
算
総括
平成27年3月期決算説明会
4
平成27年3月期の総括
■ 連結業績は減収・減益
● 「レクサプロ」「ディナゲスト」「トラムセット」等の新薬の売上
拡大、後発品事業拡大の寄与もあったが、主力の「エパデール」
デ
「アテレック」が薬価改定と後発品の影響を受けて減少した
ことにより減収
● 利益については経費の減少があったが、売上総利益の減少
により減益
● ヘルスケア事業は消費税率引き上げの影響などにより減収
■ 開発パイプラインは各ステージを計画どおりに進捗
● 「レクサプロ」社会不安障害の効能追加申請(26年11月)
● 関節リウマチ治療薬のエタネルセプトのバイオ後続品に
関節 ウ
治療薬
タネ セプト バイオ後続品に
ついて臨床第Ⅲ相試験を開始
平成27年3月期決算説明会
5
売上高・利益の推移(連結)
(単位 百万円)
(単位:百万円)
26年3月期
実績
(対前期比)
27年3月期
実績
(対前期比)
対前期
増減額
◆ご参考(既 表数値)
◆ご参考(既公表数値)
27年3月期通期予想
5月12日公表
10月31日公表
93,947
(5.3%)
87,252
(▲7.1%)
▲6,694
95,000
(1.1%)
86,500
(▲7.9%)
16,600
(18.4%)
11,689
(▲29.6%)
▲4,911
14,800
14
800
(▲10.8%)
9,400
9
400
(▲43.4%)
17 7%
17.7%
13 4%
13.4%
15 6%
15.6%
10 9%
10.9%
16,799
(18.4%)
11,909
(▲29.1%)
▲4,889
15,000
(▲10.7%)
9,600
(▲42.9%)
当期純利益
9,892
(8.1%)
7,544
(▲23.7%)
▲2,347
10,000
(1.1%)
6,300
(▲36.3%)
研究開発費
11,961
11,777
▲183
12,000
13,000
売上高
営業利益
営業利益率
経常利益
*2015年4月24日にも通期予想の修正を行っています。
平成27年3月期決算説明会
6
売上高の推移(事業別)
(単位:百万円)
26年3月期
実績
(対前期比)
27年3月期
実績
(対前期比)
93,947
(5.3%)
87,252
(▲7.1%)
医薬品関連事業
89,586
(5.2%)
ヘルスケア事業
4,360
4
360
(8.1%)
売上高
平成27年3月期決算説明会
対前期
増減額
◆ご参考(既公表数値)
27年3月期通期予想
5月12日公表
10月31日公表
▲6,694
95,000
(1.1%)
86,500
(▲7.9%)
83,226
(▲7.1%)
▲6,359
90,360
(0.9%)
81,860
(▲8.6%)
4,025
4
025
(▲7.7%)
▲334
4,640
4
640
(6.4%)
4,640
4
640
(6.4%)
主要医薬品の売上高推移
7
(単位:億円、1億円未満切捨)
2 年3 期
27年3月期
26年3月期
売上高
製 品 名
売上高
対前期増減
額
%
高脂血症・閉塞性動脈硬化症治療剤
エパデール
377
289
▲88
▲23%
子宮内膜症治療剤
ディナゲスト
90
96
+6
+7%
持続性Ca拮抗降圧剤
アテレック
117
96
▲21
▲19%
抗うつ剤
レクサプロ
76
86
+10
+13%
慢性疼痛 抜歯後疼痛治療剤
慢性疼痛・抜歯後疼痛治療剤
トラムセット
12
33
+20 +162%
抗ウイルス剤
アラセナ-A
22
19
*アテレックは、アテディオ(バルサルタン/シルニジピン配合錠)を含む
*レクサプロは、自社販売と田辺三菱製薬株式会社への販売の合算
*トラムセットは、平成25年10月より販売を開始
平成27年3月期決算説明会
▲2
▲13%
主要医薬品の売上高推移
8
(単位:億円、1億円未満切捨)
2 年3 期
27年3月期
26年3月期
売上高
製 品 名
売上高
対前期増減
額
%
血液凝固阻止剤
ヘパリンNa
19
18
▲0
▲5%
膵炎・ショック治療剤
ミラクリッド
17
14
▲2
▲15%
真菌症治療剤
フロリード
12
11
▲0
▲7%
速効型食後血糖降下剤
ファスティック
14
10
▲3
▲28%
自律神経調整剤
グランダキシン
12
9
▲2
▲18%
尖圭コンジローマ・日光角化症治療薬
ベセルナ
9
8
▲0
▲2%
子宮内膜症・子宮筋腫治療剤
スプレキュア
9
7
▲2
▲25%
57
80
+22
+40%
後発品
平成27年3月期決算説明会
9
医薬品開発状況
開発番号
製品名
一般名など
開発段階
MLD-55*
レクサプロ
申請中
エスシタロプラム
MD‐0901
適応症
剤型
備考
社会不安障害 経口剤
<効能追加>
デンマ ク ルンドベック社から
デンマーク
ルンドベ ク社から
導入
メサラジン
臨床第Ⅲ相 潰瘍性大腸炎 経口剤
英国 シャイア・ファーマシューティ
カルス ク ル フ社から導入
カルズ・グループ社から導入
MJR-35*
ディナゲスト
ジエノゲスト
シ
ノケ スト
臨床第Ⅲ相 子宮腺筋症
経口剤
<効能追加>
独国 イエナファーム(バイエル・
ファ マAG)から導入
ファーマAG)から導入
LBEC0101*
エタネルセプト
臨床第Ⅲ相 関節リウマチ
注射剤
バイオ後続品
韓国 LGライフサイエンス社か
ら導入
*第2四半期決算発表(10月)以降に変更・追加したもの
平成27年3月期決算説明会
10
連結貸借対照表
(単位:百万円)
前期末
当期末
(26年3月31日)
(27年3月31日)
130,669
127,557
▲3,112
流動資産
93,842
91,904
▲1,937
固定資産
36,827
35,652
▲1,175
130,669
127,557
▲3,112
流動負債
29,041
22,443
固定負債
7,939
93,688
資産合計
負債純資産合計
純資産
平成27年3月期決算説明会
増減額
主な変動要因
項目
現金・預金
現金
預金
受取手形・売掛金
棚卸資産
増減額概数
▲ 21億円
億円
▲ 19億円
22億円
有形・無形固定資産
投資その他の資産
▲
▲
8億円
4億円
▲6,598
支払手形・買掛金
未払法人税等
▲
▲
13億円
39億円
6,443
▲1,496
退職給付に係る負債
▲
13億円
98,670
4,982
利益剰余金
自己株式
その他有価証券
評価差額金
11億円
25億円
13億円
11
平成28年3月期
成
業績予想
平成27年3月期決算説明会
平成28年3月期の展望と課題
■ 医薬品関連事業は新薬を拡大して増収を目指す
・ 「レクサプロ」は抗うつ剤トップシェアに向け、さらに売上拡大
・ 「ディナゲスト」「トラムセット」の売上高拡大
・ 「エパデール」は循環器領域での地位を堅持
・ 「アテレック」 は「アテディオ」と合わせて地位を維持
・ 後発品事業の売上高拡大
■ 開発パイプラインの推進
・ 「レクサプロ」社会不安障害の承認取得を目指す
・ 潰瘍性大腸炎治療剤 「MD‐0901」の承認申請を目指す
・ 「ディナゲスト」子宮腺筋症の承認申請を目指す
デ
」 宮腺筋
認申請を 指す
■ 開発品目の拡充
■ ヘルスケア事業は販売拡大と各ブランドの確立
ケア事業 販売拡大 各 ラ
確
平成27年3月期決算説明会
12
13
主要医薬品の売上高予想
(単位:億円、1億円未満切捨)
27年3月期
売上高
製 品 名
28年3月期予想
売上高
対前期増減
額
%
289
250
▲39
▲13%
レクサプロ
86
140
+54
+62%
子宮内膜症治療剤
ディナゲスト
96
101
+5
+5%
持続性Ca拮抗降圧剤
アテレック
96
91
▲5
▲5%
慢性疼痛・抜歯後疼痛治療剤
慢性疼痛
抜歯後疼痛 療剤
トラムセット
ラ
33
49
+16
+45%
%
血液凝固阻止剤
ヘパリンNa
18
19
+1
+5%
高脂血症・閉塞性動脈硬化症治療剤
エパデール
抗うつ剤
*アテレックは、アテディオを含む
*レクサプロは、自社販売と田辺三菱製薬株式会社への販売の合算
*トラムセットは、平成25年10月より販売を開始
平成27年3月期決算説明会
14
主要医薬品の売上高予想
(単位:億円、1億円未満切捨)
27年3月期
売上高
製 品 名
28年3月期予想
売上高
対前期増減
額
%
抗ウイルス剤
アラセナ-A
19
18
▲1
▲6%
膵炎・ショック治療剤
ミラクリッド
14
13
▲1
▲7%
真菌症治療剤
フロリード
11
11
▲0
▲6%
速効型食後血糖降下剤
ファスティック
10
9
▲1
▲13%
自律神経調整剤
グランダキシン
9
9
▲0
▲9%
尖圭コンジローマ・日光角化症治療薬
ベセルナ
8
9
+1
+9%
子宮内膜症・子宮筋腫治療剤
スプレキュア
7
6
▲1
▲4%
80
90
+10
+13%
後発品
平成27年3月期決算説明会
15
売上高予想(事業別)
(単位:百万円)
26年3月期実績
(対前期比)
27年3月期実績
(対前期比)
28年3月期予想
(対前期比)
93,947
93
947
(5.3%)
87,252
87
252
(▲7.1%)
90,000
90
000
(3.1%)
医薬品関連事業
89,586
(5.2%)
83,226
(▲7.1%)
85,820
(3.1%)
ヘルスケア事業
4,360
(8.1%)
4,025
(▲7.7%)
4,180
(3.8%)
売上高
平成27年3月期決算説明会
16
売上高・利益予想(連結)
(単位:百万円)
26年3月期実績
(対前期比)
27年3月期実績
(対前期比)
28年3月期予想
(対前期比)
93,947
93
947
(5.3%)
87,252
87
252
(▲7.1%)
90,000
90
000
(3.1%)
16,600
(18 4%)
(18.4%)
11,689
(▲29 6%)
(▲29.6%)
10,000
(▲14 5%)
(▲14.5%)
17.7%
13.4%
11.1%
16,799
(18.4%)
11,909
(▲29.1%)
10,200
(▲14.4%)
当期純利益
9,892
(8.1%)
7,544
(▲23.7%)
7,000
(▲7.2%)
研究開発費
11,961
11,777
14,000
売上高
営業利益
営業利益率
経常利益
平成27年3月期決算説明会
17
2015-2017年度
中期経営計画
平成27年3月期決算説明会
18
2015-2017年度 中期経営計画
■ 中期経営計画方針
研究・開発から製造・販売までのグループ総合力を結集し、
医療
医療ニーズ・健康ニーズに応えることで、持続的成長に向けた
ズ 健康
ズに応える とで 持続的成長に向けた
安定的収益基盤を再構築する
● 重点課題
重点
・ 営業力強化による新薬等への注力
・ 戦略的なリソースコントロールの強化
・ 次世代の柱構築のための継続的な投資
● 2017年度 経営目標数値(連結)
売上高
営業利益
研究開発費
社員一人当り生産性
社員
人当り生産性
平成27年3月期決算説明会
950億円
95億円
135億円
5,200万円以上
医薬事業戦略
2015-2017年度 中期経営計画
● 循環器、産婦人科、皮膚科、救急、精神科にリソースを集中し、
スペシャリティファーマを目指す
● アライアンスを活用し、製品と開発品パイプラインを充実させる
● LCMにより、開発品と製品の品目価値向上を図る
● 顧客重視のマーケティング・営業戦略を推進
開発







販売
 重点領域をすべて一人でカバーできるMR育成とMR750 名体制の維持・継続
 eプロモーション等の推進により営業力を強化
「レクサプロ」はさらに売上拡大し 日本での抗うつ剤トップシ アへ
「レクサプロ」はさらに売上拡大し、日本での抗うつ剤トップシェアへ
「ディナゲスト」「ベセルナ」で産婦人科、皮膚科領域を強化
「トレプロスト」の特徴を踏まえて医療現場への密な情報提供により適正使用を推進
「トラムセット」により内科/循環器領域を化
「アテレック」は配合剤「アテディオ」投入により地位を維持
「エパデール」EBM情報の最大活用により循環器領域でのさらなる地位を堅持
「 パデ
EBM情報の最大活用により循環器領域 のさらなる地位を堅持
 得意分野の製品を複数導入
 後発品事業は売上高100億円を達成し、さらなる拡大へ
「エパデール」スイッチOTC薬についてEPA製剤のリーディングカンパニーとして取り組む
研究
 グローバルに通用する創薬の推進と、開発候補品3品目導出
グローバルに通用する創薬の推進と 開発候補品3品目導出
 中枢神経疾患と糖尿病・肥満領域にリソース集中
MD-0901、「レクサプロ」社会不安障害、「ディナゲスト」子宮腺筋症の製造販売承認取得
MD
0901 「レクサプロ 社会不安障害 「デ ナゲスト 子宮腺筋症の製造販売承認取得
LBEC0101の製造販売承認申請
開発品と製品の育薬
導入戦略によるパイプラインの充実
医療ニーズ・顧客ニーズに応える付加価値型製剤の導入・開発
フィルグラスチムやエタネルセプトに続くバイオ後続品の開発推進
グ
プ
続くバ
後続
推進
敗血症診断薬の開発推進
平成27年3月期決算説明会
19
20
トピックス
平成27年3月期決算説明会
21
抗うつ剤ナンバ ワンを目指す『レクサプロ』
抗うつ剤ナンバーワンを目指す『レクサプロ』
■ 持田/田辺三菱/吉富の販売体制で売上高拡大を継続
■ 治療ニーズにマッチする本剤の特徴が理解され、さらに浸透
治療
ズ
す 本剤 特徴が 解され さ
透
140
売上高推移
医療現場・患者ニーズ
120
当社売上高(億円)
効果と治療の継続性
寛解から社会復帰
向精神薬の多剤併用の回避
100
80
60
『レクサプロ』の特徴
40
「効果」「忍容性」「簡便性」
不安症状を伴ううつ病への高い効果
20
0
2011
2012
2013
平成27年3月期決算説明会
2014
2015
(年度)
22
持田製薬の後発品・バイオ後続品事業
持田製薬の後発品
バイオ後続品事業
100億円規模事業へ
バイオシミラー
「フィルグラスチム」
ODフィルム
「ボグリボース」他
自社技術GEMTAB
「バラシクロビル粒状錠」他
抗がん剤GE
「ゲムシタビン」他
バイオシミラー
抗がん剤GE
付加価値型GE
その他のGE
2010
2011
平成27年3月期決算説明会
2012
2013 2014
・・・・・・
2017
(年度)
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