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商標が付される位置を構成要素とする商標の特定の問題点

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商標が付される位置を構成要素とする商標の特定の問題点
参考資料2
商標が付される位置を構成要素とする商標の特定の問題点
願書に記載され登録を受けようとする商標は、付さ
れるものの形状が直方体であり(点線)、付すもの
(標章)は星形である。
願書に記載
された商標
付されるものの形状が登録を受けようとする商標に 図1
おいて点線で示された形状と同じ形状の場合
E
A
D
付されるものの形状が登録を受けようとする商標において
点線で示された形状と異なる形状(右に長い場合)
図2
C
F
B
付されるものの形状が同じであり、付すもの(標章)が同じ位置
にあると考えられる(A点~F点から星までの長さの比率が登録
を受けようとする商標と同じであることから、相似形で全体の形
状に対して同じ位置にあるものと考えられる)。
付されるものの形状が登録を受けようとする商 図3
標において点線で示された形状と異なる形状
(縦に長い)
E
A
D
E
A
B
D
C
F
付されるものの形状が異なることから、付すもの(標章)が同じ位置にあるもの
と考えられない。(A点~F点から星までのそれぞれの長さの比率が登録を受
けようとする商標と同じではない。相似形で考えて、全体の形状に対して同じ
位置にあるものとは考えられない)。
付されるものの形状が登録を受けようとする商標において
点線で示された形状と異なる形状(左に長い場合)
図4
E
A
D
B
F
C
付されるものの形状が異なることから、付すもの(標
章)が同じ位置にあるものと考えられない。(A点~
F点から星までのそれぞれの長さの比率が登録を
受けようとする商標と同じではない。相似形で考え
て、全体の形状に対して同じ位置にあるものとは考
えられない)。
B
F
C
付されるものの形状が異なることから、付すもの(標章)が同じ位置にあるもの
と考えられない。(A点~F点から星までのそれぞれの長さの比率が登録を受
けようとする商標と同じではない。相似形で考えて、全体の形状に対して同じ
位置にあるものとは考えられない)。
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