...

旅行業法に基づく営業開始のためにする供託は,どの - 法務局

by user

on
Category: Documents
10

views

Report

Comments

Transcript

旅行業法に基づく営業開始のためにする供託は,どの - 法務局
○旅行業法に基づく営業開始のためにする供託は,どのようにし
たらよいですか。
(情報番号5114
1
全2頁)
旅行業法に基づく営業開始のためにする供託
旅行業者と取引をする者が,当該業者の営業活動による取引により被る可能
性のある損害等を担保するために,旅行業を行う者は,当該旅行業者が国土交
通大臣又は都道府県知事に新規登録の申請をした際に添付した書類に記載した
年間取引見込額に応じ,旅行業法第4条第1項第4号の業務の範囲の別ごとに
国土交通省令で定める額を,主たる営業所の最寄りの供託所に供託しなければ
なりません(旅行業法第7条第1項,同法施行規則第7条)。
旅行業者は,第一種旅行業務にあっては国土交通大臣から,また,第二種及
び第三種旅行業務にあっては都道府県知事から,それぞれ旅行業の登録をした
旨の通知を受けた日から14日以内に,上記の供託を行い,供託書正本の写し
を添付して,国土交通大臣又は都道府県知事に所定の届出をした後でなければ,
業務を開始することはできません(旅行業法第7条,同法施行規則第一条)。
2
供託手続
供託をする場合には,営業保証金の金銭供託用の供託書(各供託所に備え付
けられています)に必要事項を記載し,これに供託物を添えて主たる事務所の
最寄りの供託所において供託手続を行う必要があります(定められた有価証券
又は振替国債を供託することもできます。なお,インターネットを利用して供
託することも可能です。詳しくは,法務省ホームページの「オンラインによる
供託手続について」
( http://www.moj.go.jp/MINJI/minji67.html )を御覧ください。)。
供託金の提出方法等については,各供託所にお問い合わせください(供託所一
覧表については,情報番号8051で御案内しています。)。
3
供託書の記載方法
(1) 「申請年月日」欄
供託所に供託書を提出する年月日を記載します。
(2) 「供託所の表示」欄
供託所(法務局・地方法務局の本局・支局又は法務大臣が指定するこれら
の出張所)の名称を記載します。
(3) 「供託者の住所氏名」欄
旅行業者の住所・氏名を記載します。旅行業者が法人である場合には,法
人の名称(商号)及び主たる事務所並びに代表者の資格・氏名を記載します
(代表者の住所を記載する必要はありません。)。
-1-
なお,代理人によって供託する場合には,供託者の住所・氏名の下に代理
人の住所及び資格・氏名を記載します。
(4) 「官庁の名称及び件名等」欄
国土交通大臣又は都道府県知事から交付される登録証の登録番号を記載し
ます。
(5) 「供託金額」欄
供託金額を記載します(供託金額の記載の訂正はできませんので御注意く
ださい。)。
(6) 「法令条項」欄
旅行業法に基づく営業開始のために供託する場合には,法令条項として「旅
行業法第7条第1項」を記載します。
(7) 「供託の原因たる事実」欄
旅行業の免許を受けた者が,営業開始に当たり,所定の営業保証金を供託
する旨の記載をします。
なお,記載内容の詳細については各供託所にお尋ねください。
(8) 「備考」欄
該当欄に記載事項の全部を記載することができないときは,備考欄に記載
することができます。
4
供託に必要な提示書面,添付書類
(1) 会社等登記された法人が供託しようとするときは,登記所の作成した代表
者の資格を証する書面を提示してください。
(2) 代理人が供託しようとするときは,代理人の権限を証する書面(委任状等)
を提示してください。
(3) 上記(1)及び(2)の書面で登記所その他官公署の作成したものは,作成後3
ヶ月以内のものでなければなりません。
(4) 供託所が,当該法人の登記を取り扱う供託所と同一の法務局(東京,大阪
及び名古屋の各法務局を除く 。)又は地方法務局の本局,支局又は出張所の
場合には,上記(1)及び(2)の書面に代え ,「簡易確認」の方法によることが
できます 。「簡易確認」の手続については,情報番号5108の3「提示又
は添付する書面の省略」で御案内しています。
-2-
Fly UP