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バーゼルⅢ 「第3の柱」

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バーゼルⅢ 「第3の柱」
バーゼルⅢ「第3の柱」
当金庫の自己資本の充実の状況等について
~定性的な開示事項~
1. 自己資本調達手段の概要
(52ページに掲載の
「自己資本の構成に関する事項」
をご覧ください。)
当金庫の自己資本は、
出資金、資本剰余金及び利益剰余金等により構成されております。
なお、
当金庫の自己資本調達手段の概要は次のとおりです。
普通出資
①発行主体:しののめ信用金庫
②コア資本に係る基礎項目の額に算入された額:5,183百万円
非累積的永久優先出資
①発行主体:しののめ信用金庫
②コア資本に係る基礎項目の額に算入された額:6,000百万円
2.自己資本の充実度に関する評価方法の概要
(54ページに掲載の
「自己資本の充実度に関する事項」
をご覧ください。
)
当金庫の平成25年度末(平成26年3月期)
における国内基準による単体自己資本比率は7.63%となりました。金融機関にとって自己資
50
本比率は、健全性・安全性を表す指標として重要視されていますが、監督官庁が定める国内基準である4%を上回っており、経営体質の健
全性・安全性を保っております。
積み上げを自己資本の充実策として予定しております。
当金庫は、今後とも健全経営に徹し、地域の皆さまから信頼される金融機関として
の評価をいただけるよう弛みない経営努力を続ける所存であります。
3. 信用リスク管理に関する項目
(55ページに掲載の
「信用リスクに関する事項」
をご覧ください。
)
信用リスクとは、
お取引先の破綻や財務状況の悪化等により、
当金庫の資産の価値が減少あるいは毀損し、
当金庫が損失を受けるリス
クをいいます。
(1)
リスク管理の方針及び手続きの概要
当金庫では、信用リスクを当金庫が管理すべき最重要のリスクであるとの認識のうえ、与信業務の基本的な理念を明示した
「クレジット
ポリシー」
を制定し、広く役職員に理解と遵守を促すとともに、
信用リスクを確実に認識する管理態勢を構築しております。
信用リスクの評価につきましては、信用リスクの計量化に向け、
現在、
インフラ整備を含め取り組んでおります。
なお、貸倒引当金につきましては、
「資産査定基本規程」
に基づき、
自己査定における債務者区分ごとに計算された貸倒実績率を基に算
定するとともに、
その結果については監査法人の監査を受けるなど、
適正な計上に努めております。
(2)
リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関
「標準的手法」
を採用しておりますが、各エクスポージャー(オフ・バラン
当金庫では、
リスク・アセットの算定においてバーゼルⅢで定める
ス取引を含む)
に使用するリスク・ウェイトの判定については、以下の4社の適格格付機関を採用しております。
なお、
エクスポージャーの種
類ごとに適格格付機関の使い分けは行っておりません。
1. 株式会社 格付投資情報センター(R&I)
2. 株式会社 日本格付研究所(JCR)
3. ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク
4. スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ
4. 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続きの概要
(57ページに掲載の
「信用リスク削減手法に関する事項」
をご覧ください。
)
当金庫は、
リスク管理の観点から、取引先の倒産や財務状況の悪化により受ける損失(信用リスク)
を軽減するために取引先によって
は不動産担保や信用保証協会保証による保全措置を講じております。
ただし、
これはあくまでも補完的措置であり、資金使途、返済原資、
財務内容、事業環境、経営者の資質など、
さまざまな角度から判断を行っております。
また判断の結果、担保又は保証が必要な場合には、
お客さまへの十分な説明とご理解を得たうえで、
ご契約をいただくなど適切な取り扱いに努めております。
当金庫が扱う担保には、
自金庫
預金積金、有価証券、不動産など、保証には人的保証、信用保証協会保証、
しんきん保証基金保証などがありますが、
その手続きについて
は当金庫が定める
「事務取扱要領」
および
「担保評価基準」、
「経営者保証に関するガイドライン
(経営者保証に関するガイドライン研究会
作成)」
などにより、適切な事務の取り扱いと適正な評価および適切な対応に努めております。
またお客さまが期限の利益を失われた場合
には、
すべての与信取引の範囲において預金相殺を用いる場合がありますが、
この場合、
当金庫が定める
「事務取扱要領」
や各種約定書お
よび契約書などに基づいて、法的に有効であることを確認のうえ、
適切な取り扱いに努めております。
なお、
バーゼルⅢで定められている信用リスク削減手法については、適格金融資産担保として自金庫預金積金、保証として国、地方公共
団体、政府関係機関、
一般社団法人しんきん保証基金(格付情報は下記のとおり)
が保証している債権、
その他未担保預金が該当しており
ます。
5. 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方法及び手続きの概要
(58ページに掲載の
「派生商品取引の取引相手のリスクに関する事項」
をご覧ください。
)
(1)
リスク管理の方針及び手続きの概要
派生商品取引には、市場リスクや取引相手方の信用リスクが内包されております。
当金庫の派生商品取引については、金利上昇リスクに
備えて信金中央金庫(格付情報は下記のとおり)
を相手方として金利スワップ取引を行っております。金融派生商品取引における与信相当
額については、
カレント・エクスポージャー方式の採用により算出しております。
また、長期決済期間取引は該当ありません。
信金中央金庫の格付情報
格付機関 株式会社 日本格付研究所(JCR) 長期AA
格付機関 株式会社 格付投資情報センター(R&I) 長期A+
6. 証券化エクスポージャーに関する事項
(58ページに掲載の
「証券化エクスポージャーに関する事項」
をご覧ください。
)
(1)
リスク管理の方針及び手続きの概要
証券化取引における役割としては、投資家及びオリジネーターがあります。投資業務については、有価証券取引の一環として捉え、
リスク
管理は市場リスク管理の枠内で行います。
(2)証券化エクスポージャーについて、信用リスク・アセットの額の算出に使用する方式の名称
当金庫では、
「標準的手法」
を採用しています。
7. オペレーショナル・リスク管理に関する事項
(54ページに掲載の
「自己資本の充実度に関する事項」
をご覧ください。
)
オペレーショナル・リスクとは、事務リスク、
システムリスク等を包含しており日々業務活動を遂行するプロセスや災害等の外部要因から
生じる損失に伴うリスクのことで、広い範囲にリスク要因が存在しております。
当金庫では、
お客さまに安心してお取引きいただくために、事務リスクとシステムリスクについては特に重要なリスクであると認識し、担
当部門を設け管理しております。事務リスクとは、事務処理におけるミスや事故、不正等により損失を受けるリスクです。
システムリスクとは
コンピューターシステムやネットワークシステムの障害や誤作動、災害、不正使用等により損失を受けるリスクです。
(1)
リスク管理の方針及び手続きの概要
当金庫では、事務リスクについては内部事務に関する事務取扱要領の整備や事務指導により厳正な事務処理を行うことを基本方針と
しております。
また、
システムリスクについては、
当金庫が保有する情報とその情報を保護するシステムに係る防犯対策、防災対策、障害時
対応を定め適切な管理に努めております。
なお、情報資産については、金融機関としての社会的責任を果たし、保有する情報資産を適切に
保護管理するため
「情報資産保護に関する基本方針」
に基づいて、
厳正な管理に努めております。
(2)
オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称
当金庫では、粗利益をベースに算出する
「基礎的手法」
を採用しています。
8. 出資その他これに類するエクスポージャー又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続きの概要
(59ページに掲載の
「出資等エクスポージャーに関する事項」
をご覧ください。
)
当金庫では株式等について経営体力に見合ったリスク管理により適正な収益を確保することを基本方針としております。
保有する株式等(上場株式等)
については、市場価格の変動によって資産価値が減少した場合に損失を受けるリスク、
いわゆる価格変
動リスクが伴います。
当金庫では、保有する株式の銘柄について日々時価額を把握するとともに、時価額が著しく下落した場合には、内部
規程に基づき適切に処理することとしております。価格変動リスクの状況について定期的に把握し、経営陣に報告しております。
また、非上場株式やファンド等への投資、信金中央金庫等への出資金については、財務諸表や運用報告を基にした評価による定期的な
モニタリングを実施し、適切なリスク管理に努めております。
なお、子会社・子法人等株式及び関連法人等株式については、該当ありません。
51
バーゼルⅢ「 第 3の柱 」
バーゼルⅢ「 第 3の柱 」
将来の自己資本充実策については、年度ごとに策定する事業計画に基づいた業務推進を通じ、
そこから得られる利益による自己資本の
また、信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクの集中に関しては、特に業種やエクスポージャーの種類に偏ることなく分散されてお
ります。
一般社団法人しんきん保証基金の格付情報
格付機関 株式会社 日本格付研究所(JCR) 長期A
バーゼルⅢ「第3の柱」
9. 金利リスクに関する事項
単位:百万円
(59ページに掲載の
「金利リスクに関する事項」
をご覧ください。
)
金利リスクとは、預金や貸出金、有価証券など金融機関が保有
①計測手法 金利ラダー方式
する資産・負債のうち、市場金利の影響を受けるものについて金
②コア預金
利の変動により損失を受けるリスクです。
①コア資本に係る
基礎項目
算定方法:過去5年の最低残高、過去5年の最大年間流出量を現
当金庫では、市場金利の変動やそれに伴う影響について適切な管理
残高から差し引いた残高、
現残高の50%相当額
を行うことを基本方針として、
リスク・コントロールに努めております。
以上3つのうち最小の額を上限
金利リスクの管理については、担当部署において市場リスク管理
満期:5年以内
(平均2.5年以内)
の枠組みの中で対応し、定期的に経営陣に報告しております。
開示している金利リスク量は、保有期間1年、観測期間5年で計測
る資産・負債
変動幅を使用して算定した金利リスク量です。
そのほか、金利リスク
99%タイル又は1%タイル値
⑤リスク計測の頻度
算定の前提は、以下の定義に基づいて算定しております。
土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45%に相当する
額のうち、
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
少数出資金融機関等の対象普通出資等の額
信用金庫連合会の対象普通出資等の額
特定項目に係る10%基準超過額
単位:百万円
平成24年度(第68期)
2013.3.31現在
11,224
6,000
ー
1,500
ー
1,552
10,500
2,016
ー
118
ー
26,675
293
1,337
ー
ー
1,630
28,305
1,686
ー
ー
1,686
ー
28,305
343,228
1,147
23,200
367,576
7.25%
7.70%
●平成24年度については、
「その他有価証券の評価差益」
であったため、
自己資本比率規制の一部を弾力化する特例(平成24年金融庁告示第56号)
に該当しておりません。
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。
)
に関連するものの額
特定項目に係る15%基準超過額
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。
)
に関連するものの額
コア資本に係る調整項目の額(ロ)
自己資本
自己資本の額(イ)
-
(ロ)
=
(ハ) 信用リスク・アセットの額の合計額
③リスク・アセット等
経過措置による不算入額
27,440
12,683
15,179
308
△115
833
833
293
28,567
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
199
199
317
521
53
748
748
28,567
351,316
資産(オン・バランス)項目
350,192
うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額
263
うち、無形固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)
199
うち、繰延税金資産
1,066
うち、前払年金費用
521
うち、他の金融機関等向けエクスポージャー
△2,175
うち、上記以外に該当するものの額
651
オフ・バランス取引等項目
1,099
CVAリスク相当額を8%で除して得た額
24
中央清算機関関連エクスポージャーに係る信用リスク・アセットの額
ー
オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8%で除して得た額
22,883
リスク・アセット等の額の合計額(ニ)
374,199
自己資本比率
自己資本比率(ハ)/(ニ)
7.63%
●自己資本比率の算出方法を定めた
「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫及び信用金庫連合会がその保有する
資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準
(平成18年金融庁告示第21号)
」
が平成25年3月8日に改正され、
平成26年3月31日
から改正後の告示が適用されたことから、
平成24年度においては旧告示に基づく開示、平成25年度においては新告示に基づく開示を行っております。
なお、
当金庫は国内基準を採用しております。
バーゼルⅢ「 第 3の柱 」
バーゼルⅢ「 第 3の柱 」
出資金
うち非累積的永久優先出資
優先出資申込証拠金
資本準備金
その他資本剰余金
利益準備金
特別積立金
繰越金(当期末残高)
その他
処分未済持分(△)
その他有価証券の評価差損
(△)
計 (A)
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%に相当する額
補完的項目
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
補完的項目不算入額(△)
計 (B)
(A)+(B)=(C)
自己資本総額
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
控除項目
負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの
期限付劣後債務及び期限付優先出資並びにこれらに準ずるもの
控除項目不算入額(△)
控除項目計 (D)
(C)ー(D)=(E)
自己資本額
資産(オン・バランス項目)
リスク・アセット等
オフ・バランス取引等項目
オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額
リスク・アセット等計 (F)
単体Tier1比率
(A)/(F)×100
単体自己資本比率(国内基準)(E)/(F)×100
基本的項目
(Tier1)
うち、上記以外に該当するものの額
前払年金費用の額
Ⅰ.単体における事業年度の開示事項
項 目
うち、外部流出予定額(△)
繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。
)の額
月次(前月末基準)
1.自己資本の構成に関する事項
うち、利益剰余金の額
コア資本に係る基礎項目の額(イ)
無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)の額の合計額
②コア資本に係る
うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額
調整項目
④金利変動(ショック)幅
される金利変動データに基づき、統計処理によって求められた金利
うち、出資金及び資本剰余金の額
うち、一般貸倒引当金コア資本算入額
預金、貸出金、有価証券、
預け金、
その他の金利・期間を有す
金利リスク量は想定する金利変動幅によって結果は異なります。
普通出資又は非累積的永久優先出資に係る会員勘定の額
コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額
③金利感応度資産・負債
(2)
内部管理上使用した金利リスクの算定手法の概要
52
項 目
対象:流動性預金全般(当座、普通、貯蓄等)
(1)
リスク管理の方針及び手続きの概要
平成25年度
(第69期)
バーゼルⅢ「第3の柱」
2.定量的な開示事項
(1)
自己資本の充実度に関する事項
単位:百万円
平成24年度
(2)
信用リスクに関する事項
(証券化エクスポージャーを除く)
リスク・アセット
所要自己資本額
リスク・アセット
所要自己資本額
344,376
13,775
351,316
14,052
344,376
13,775
351,029
14,041
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1,128
45
1,661
66
ー
ー
120
4
53,532
2,141
54,592
2,183
117,142
4,685
119,662
4,786
製造業
中小企業等向け及び個人向け
72,804
2,912
76,073
3,042
農業、林業
抵当権付住宅ローン
20,181
807
19,249
769
不動産取得等事業向け
48,601
1,944
45,269
1,810
3,110
124
1,606
64
イ. 信用リスク・アセット
所要自己資本の額の合計 ※1
①標準的手法が適用されるポートフォリオ
ごとのエクスポージャー ※2
現金
我が国の中央政府及び中央銀行向け
外国の中央政府及び中央銀行向け
国際決済銀行等向け
我が国の地方公共団体向け
外国の中央政府等以外の公共部門向け
国際開発銀行向け
地方公共団体金融機構向け
我が国の政府関係機関向け
地方三公社向け
金融機関及び第一種金融商品取引業者向け
54
平成25年度
法人等向け
取立未済手形
信用保証協会等による保証付
株式会社地域経済活性化支援機構等による保証付
出資等
31
1
28
1
3,184
127
2,834
113
ー
ー
ー
ー
2,447
97
1,003
40
1,003
40
ー
ー
28,928
1,157
3,625
145
2,434
97
出資等のエクスポージャー
重要な出資のエクスポージャー
22,210
上記以外
888
他の金融機関等の対象資本調達手段のうち対象普通
出資等に該当するもの以外のものに係るエクスポージャー
信用金庫連合会の対象普通出資等であってコア資本に係る
調整項目の額に算入されなかった部分に係るエクスポージャー
特定項目のうち調整項目に算入されない部分に係るエクスポージャー
上記以外のエクスポージャー
②証券化エクスポージャー
証券化(オリジネーター)
(うち再証券化)
証券化(オリジネーター以外)
(うち再証券化)
③複数の資産を裏付とする資産(所謂ファンド)のうち、
個々の資産の把握が困難な資産
6,845
273
16,023
640
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
2,438
97
△2,175
△87
④経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額
⑤他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージャーに
係る経過措置によりリスク・アセットの額に算入されなかったものの額
⑥CVAリスク相当額を8%で除して得た額
24
⑦中央清算機関関連エクスポージャー
ロ. オペレーショナル・リスク ※4
ハ. 単体総所要自己資本額(イ+ロ)※5
粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額) ×15%
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
※5. 単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額 ×4%
÷ 8%
単位:百万円
エクスポージャー区分
業種区分
国内
国外
地域別合計
漁業
鉱業、採石業、砂利採取業
ー
22,883
915
367,576
14,703
374,199
14,967
24年度
25年度
24年度
25年度
デリバティブ
取引
債 券
24年度
25年度
877,561 918,866 422,484 429,911 205,464 209,312
47,832
ー
47,832
67
44,737
ー
925,394 963,604 422,484 429,911 253,296 254,050
67
44,737
ー
24年度
3ヵ月以上延滞
エクスポージャー
その他 ※1
25年度
24年度
※2
25年度
59 249,545 279,583
24年度
25年度
5,562
3,191
ー
ー
ー
59 249,545 279,583
ー
ー
5,562
3,191
80,790
80,175
47,550
46,129
33,161
33,707
ー
ー
77
338
1,646
1,289
1,979
2,159
1,979
2,159
ー
ー
ー
ー
ー
ー
171
7
4
0
4
0
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
431
478
431
478
ー
ー
ー
ー
ー
ー
32
ー
35,264
36,650
33,341
34,611
1,900
2,002
ー
ー
22
36
458
319
電気・ガス・熱供給・水道業
3,906
1,793
449
864
2,801
803
ー
ー
656
125
ー
ー
情報通信業
3,542
4,190
929
863
2,483
3,195
ー
ー
130
131
1
ー
運輸業、郵便業
12,978
12,591
8,278
7,943
4,699
4,607
ー
ー
ー
40
10
18
卸売業、小売業
40,536
39,880
32,323
34,304
8,114
5,405
ー
ー
98
169
406
319
建設業
金融業、保険業
7,649
10,599
26,258
25,963
67
71,033
64,312
64,542
58,927
6,411
5,308
ー
ー
79
76
物品賃貸業
1,878
2,369
1,866
2,358
ー
ー
ー
ー
11
11
ー
ー
学術研究、専門・技術サービス業
1,757
1,605
1,757
1,605
ー
ー
ー
ー
ー
ー
54
42
宿泊業
1,848
1,718
1,848
1,718
ー
ー
ー
ー
ー
ー
194
74
飲食業
5,046
4,939
5,046
4,939
ー
ー
ー
ー
ー
ー
233
190
生活関連サービス業、娯楽業
7,889
7,201
7,287
6,257
601
902
ー
ー
0
42
331
63
836
812
836
792
ー
ー
ー
ー
ー
19
ー
ー
医療、福祉
27,236
30,850
27,236
30,850
ー
ー
ー
ー
ー
ー
95
ー
その他のサービス
11,223
12,430
11,207
12,396
ー
ー
ー
ー
16
34
55
27
国・地方公共団体等
171,644 183,454
48,504
53,977 119,031 127,417
ー
ー
4,108
2,059
ー
ー
個人
119,438 118,157 119,413 118,132
ー
ー
25
25
593
410
ー
20,251
21,488
ー
ー
59 249,545 279,583
5,562
3,191
不動産業
教育、学習支援業
上記以外
258,042 291,606
ー
67
1年以下
213,184 137,409
65,378
63,045
38,866
21,573
ー
ー 108,940
52,791
1年超3年以下
106,354 130,926
26,630
23,351
37,530
41,332
1
ー
42,192
66,242
3年超5年以下
124,892 167,870
期間の定めのないもの
残存期間別合計
ー
47,832
44,737
66,225
ー
ー
925,394 963,604 422,484 429,911 253,296 254,050
10年超
68,084
ー
59 224,066 254,983
業種別合計
7年超10年以下
ー
928
貸出金、
コミットメン
ト及びその他のデリ
バティブ以外のオフ・
バランス取引
※3
期間区分
0
23,200
信用リスクエクスポージャー期末残高
地域区分
5年超7年以下
※1. 所要自己資本の額=リスク・アセット×4%
※2.「エクスポージャー」
とは、
資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額等のことです。
とは、
元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び
「我が国の中央政府及び中央銀
※3.「3ヵ月以上延滞等」
行向け」
から
「法人等向け」
(
「国際決済銀行等向け」
を除く)
においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。
※4. 当金庫は、
基礎的手法によりオペレーショナル・リスクを算定しています。
〈オペレーショナル・リスク
(基礎的手法)
の算定方法〉
地域別・業種別・残存期間別
37,732
42,136
75,159
84,933
0
1
12,000
40,800
71,009
34,098
31,758
46,647
31,249
3
1
1,000
8,000
78,246 115,139
46,802
50,335
25,438
44,800
5
4
6,000
20,000
250,196 246,229 208,484 216,016
29,654
30,160
56
52
12,000
ー
ー
ー
ー
ー
67,412
91,750
925,394 963,604 422,484 429,911 253,296 254,050
67
81,749
70,769
95,018
3,356
3,268
ー
ー
1,277
425
59 249,545 279,583
※1.「その他」
には、
現金、
預け金、株式、
投資信託、
信金中央金庫等出資金、
有形固定資産、
無形固定資産、繰延税金資産等を計上しております。
※2.「3ヵ月以上延滞エクスポージャー」
とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。
※3. 業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。
55
バーゼルⅢ「 第 3の柱 」
バーゼルⅢ「 第 3の柱 」
3ヵ月以上延滞等 ※3
イ. 信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高
バーゼルⅢ「第3の柱」
二. リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等
ロ. 一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額については、37ページに掲載の
「貸倒引当金の内訳」
をご覧ください。
告示で定めるリスク・ウェイト区分※1
ハ. 業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の額等 ※1
当期減少額
当期増加額
目的使用
25年度
24年度
25年度
24年度
25年度
24年度
25年度
24年度
25年度
354
459
459
2,206
4
122
332
336
459
2,206
565
199
1
1
1
1
ー
1
1
ー
1
1
ー
6
漁業
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
鉱業、採石業、砂 利 採 取 業
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
155
192
192
129
11
54
143
137
192
129
71
43
電気・ガス・熱供 給・水 道 業
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
情報通信業
ー
バーゼルⅢ「 第 3の柱 」
建設業
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
0
運輸業、郵便業
3
3
3
3
ー
ー
3
3
3
3
ー
1
卸売業、小売業
81
71
71
50
13
25
67
46
71
50
17
17
金融業、保険業
ー
0
0
0
ー
ー
3
0
0
0
ー
ー
1,459
298
298
271 1,095
14
359
284
298
271
309
32
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
8
7
7
6
1
1
1
6
7
6
1
24
宿泊業
223
197
197
99
23
5
196
191
197
99
2
21
飲食業
126
125
125
95
12
20
110
104
125
95
4
14
75
75
75
114
20
6
68
69
75
114
42
416
ー
ー
ー
2
ー
ー
ー
ー
ー
2
ー
ー
医療、福祉
126
6
6
5
93
ー
33
6
6
5
ー
ー
その他のサービス
467
858
858
858
3
5
469
853
858
858
9
0
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
291
275
275
216
15
15
287
260
275
216
32
39
3,375
2,573
2,573
4,061 1,294
271
2,080 2,302
2,573
4,061
1,056
818
不動産業
物品賃貸業
学術研究、専門・技術サービス業
生活関連サービス業 、娯 楽 業
教育、学習支援 業
国・地方公共団 体 等
個人
合 計
ー
46,805
48,267
20%
ー
50,414
216,518
20,224
269,373
ー
58,324
ー
55,587
70,692
2,593
67,133
1,843
2,001
ー
ー
ー
ー
93,931
ー
97,397
13,214
153,465
2,613
166,023
ー
869
ー
526
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
※1. 当金庫は、
国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、
「地域別」
の区分は省略しております。
※2. 業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。
150%
250%
1,250%
合 計
234,611
963,604
925,394
※1. 格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。
国債、
地方債、
政府保証債、
財投機関債、
金融機関、
中央政府及び中央銀行、
国際開発銀行等が発行した債券
については、格付適用無しに区分しております。
※2. エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。
※3. コア資本に係る調整項目となったエクスポージャー
(経過措置による不算入分を除く)、
CVAリスクおよび中央清算機関関連エクスポージャーは含まれておりません。
(3)
信用リスク削減手法に関する事項
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー ※1
ポートフォリオ
信用リスク削減手法
単位:百万円
適格金融資産担保
24年度
保 証
25年度
24年度
クレジット・デリバティブ
25年度
24年度
25年度
9,860
10,093
68,804
66,116
ー
ー
①ソブリン 向 け※2
ー
ー
7,739
10,220
ー
ー
② 金融機関及び第一種金融商品取引業者向け
③法人等向け
ー
ー
ー
ー
ー
ー
2,325
2,833
10,366
9,100
④中小企業等向け及び個人向け
ー
ー
6,730
6,531
49,118
45,742
ー
ー
21
12
16
12
ー
ー
657
616
95
129
ー
ー
16
0
1,214
620
ー
ー
107
99
253
290
ー
ー
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
⑤ 抵 当 権 付 住 宅ローン
⑥不動産取得等事業向け
⑦ 3ヵ月 以 上 延 滞 等
⑧ そ の 他 ※3
※1. 当金庫は、
適格金融資産担保について簡便手法を用いています。
※2.「ソブリン」
とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、我が国の政府関係機関、土地開発公社、地方住宅供給公社、地方道路公社、外国の中央政府以外の公共部
門
(当該国内の自己資本比率規制においてソブリンとして扱われているもの)、
国際復興開発銀行、
国際決済銀行、国際通貨基金、
欧州中央銀行、欧州共同体、信用
保証協会等のことです。
※3.「その他」
には、
「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫及び信用金庫連合会がその保有する資産等に照らし自
己資本の充実の状況が適当であるかを判断するための基準
(平成18年金融庁告示第21号)
」
の第71条においてリスク・ウェイトを100%と定めているエクスポージャー
を計上しております。
57
バーゼルⅢ「 第 3の柱 」
24年度
農業、林業
214,056
100%
25年度
格付適用無し
ー
70%
貸出金償却
期末残高
その他
格付適用有り
2,506
75%
24年度
製造業
56
期首残高
平成25年度
格付適用無し
0%
50%
個別貸倒引当金
平成24年度
格付適用有り
10%
35%
単位:百万円
業種区分 ※2
単位:百万円
エクス ポ ー ジャー の 額※2※3
バーゼルⅢ「第3の柱」
(4)派生商品取引の取引相手のリスクに関する事項
単位:百万円
平成24年度
与 信 相 当 額 の 算 出に用 いる方 式
カレント・エクスポージャー方式
グロス再 構 築コストの額の合 計 額
ー
ー
グロス再構築コストの額の合計額及びグロスのアドオン合計額から担保による
信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額を差し引いた額
ー
ー
担保による信用リスク削減手法の
効果を勘案する前の与信相当額
平成24年度
派 生 商 品 取 引 合計
67
平成25年度
59
※1
イ. 出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額等
単位:百万円
その他有価証券で時価のあるもの
担保による信用リスク削減手法の
効果を勘案した後の与信相当額
平成24年度
平成25年度
67
59
ー
ー
ー
59
67
59
( iii)金関連取引
ー
ー
ー
ー
(iv)株式関連取引
ー
ー
ー
ー
( v )貴金属(金を除く)関連取引
ー
ー
ー
ー
(vi)その他コモディティ関連取引
ー
ー
ー
ー
(vii)クレジット・デリバティブ
ー
ー
ー
ー
上場株式等
うち損
うち益
24年度
25年度
24年度
25年度
24年度
25年度
24年度
25年度
24年度
25年度
1,090
839
913
834
△176
△5
16
27
△193
△32
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1,090
839
913
834
△176
△5
16
27
△193
△32
非上場株式等
合 計
評価差額
※1. 貸借対照表計上額は、
期末日における市場価格に基づいております。
※2. 売買目的有価証券は該当ありません。
単位:百万円
その他有価証券で時価のないもの等
区 分
賃借対照表計上額
平成24年度
上場株式等
非上場株式等
※3
バーゼルⅢ「 第 3の柱 」
合 計
平成25年度
ー
ー
2,584
2,585
2,584
2,585
59
バーゼルⅢ「 第 3の柱 」
ー
貸借対照表
計上額
取得原価
(償却原価)
区 分 ※2
67
( i )外国為替関連取引
( ii )金利関連取引
58
平成25年度
(6)
出資等エクスポージャーに関する事項
※3. 非上場株式等には、
信金中央金庫出資金及び非上場株式等を計上しております。
(5)証券化エクスポージャーに関する事項
ロ. 子会社・子法人株式及び関連法人等株式の貸借対照表計上額等
子会社・子法人株式及び関連法人等株式の貸借対照表計上額等は該当ありません。
イ. オリジネーターの場合
証券化エクスポージャーに関するオリジネーターの場合は該当ありません。
ハ. 出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額
単位:百万円
売却額
ロ. 投資家の場合
証券化エクスポージャーに関する投資家の場合は該当ありません。
売却益
24年度
25年度
24年度
25年度
24年度
25年度
24年度
25年度
781
1,178
86
99
176
74
ー
ー
出資等エクスポージャー
(7)
金利リスクに関する事項
※1
単位:百万円
運用勘定
24年度
貸出金
有価証券等
預け金
その他
運用勘定合計
銀 行 勘 定 の 金 利リスク
調達勘定
金 利リスク量
区 分
※3
株式等償却
売却損
25年度
1,903
2,255
1,284
1,841
403
584
5
0
3,597
4,681
1,839
4,333
金 利リスク量
区 分
24年度
定期性預金
要求払預金
※2
その他
調達勘定合計
25年度
△1,077
△88
△506
△111
△175
△147
△1,758
△346
(例えば、貸出金、有価証券、預金等)
が、金利ショックにより発生するリスク量を見
※1.金利リスクは、金融機関の保有する資産・負債のうち、市場金利に影響を受けるもの
るものです。当金庫では金利ショックを保有期間1年、観測期間5年で計測される金利変動データに基づき統計的処理によって求められた金利変動データ
(99%タイ
ルまたは1%タイル値)
に基づいて金利リスクを算出しております。
※2.要求払預金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、預金者の要求によって随時払い出される要求払預金のうち、
引き出されることなく長期間金融機関に滞留
する預金をコア預金と定義し、当金庫では、普通預金等の額の50%相当額を0~5年の期間に均等に振り分けて
(平均2.5年以内)
リスク量を算定しています。
※3.銀行勘定の金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定します。
銀行勘定の金利リスク
(4,333百万円)
=運用勘定の金利リスク量(4,681百万円)
+調達勘定の金利リスク量(△346百万円)
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