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市民提案型パートナーシップ事業報告 小水力発電によるエネルギーの地

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市民提案型パートナーシップ事業報告 小水力発電によるエネルギーの地
市民提案型パートナーシップ事業報告
小水力発電によるエネルギーの地産地消化推進事業
「富士見の豊かな自然エネルギー資源で地域活性」
富士見商工会
事業概要
【事業1】
平成23年11月に前橋市より取得した小水力発電実証実験設備
(富士見町時沢)を有効活用するための拠点整備事業
【事業2】
小水力発電設備を活用した、市民に対する地域の自然エネルギー
資源の普及啓発活動と、これを守り、育てていく仕組み、体制作り
(
)
実施事業1(小水力発電設備の整備)
前橋市より取得した小水力発電実証実験設備を
より有効活用するために・・
✔ 現在仮設の街路灯をリニューアル
✔ 発電設備の概要をわかりやすく示す案内表示板の設置
実施事業1(小水力発電設備の整備)
○自然エネルギー体験拠点と
して
実用性はもちろん、小水力発
電設備の概要説明表示板を
新設し、富士見地域の地域資
源である自然エネルギーの有
効活用をアピール。
環境教育、自然エネルギーの
普及啓蒙活動に役立ちます。
○自然エネルギーを効率
よく使う
小水力発電によって得られ
た電力を、有効利用するた
め、消費電力の低いLED街
路灯を採用。
自然エネルギーの力で夜
間の地域の安全・安心を守
ります。
○バッテリーによるバックアップシステム
冬季など水量が低下し、発電が不安定になった場
合でも安定して街路灯を点灯させるためバッテリー
によるバックアップシステムを構築。
自然エネルギーの弱点を技術でカバー。
実施事業1(小水力発電設備の整備/案内看板)
事業の効果(小水力発電設備の整備)
商工会のメリット
市民のメリット

夜間の安全・安心が向上
・地域活性化貢献

生きた環境学習教材
・自然エネルギーへの取り組
み・技術力のアピール
エネルギーの地産地消の可能性
を実感
・新たなビジネス創出


さらなる地域資源開発への期待
前橋市のメリット

市民力を生かした新エネ活用

環境学習拠点の整備

新エネ先進地域として魅力アップ

モデルケースとして他地域への
新エネ導入促進
実施事業2(地域の自然エネルギーを守り育てていく仕組み作り)
1.協働事業による地域資源の活用・普及啓発
知る
✔これまでの前橋市、富士見商工会の地域への自然エネルギー導
入を、より広く地域住民に知ってもらい、地域で生み出されるエネ
ルギー(地域資源)の可能性について興味・関心を持ってもらう。
関わる
✔自分たちの地域の資源を自分たちが使い、守り、育てていく意識
を育て、そのための仕組み作り、将来へのビジョン作りを推進す
る。
の募集
富士見商工会
(地域経済団体)
富士見の豊かな自然環境
そこから生み出される
自然エネルギー
前橋市
(行政)
地域資源
富士見自然エネルギー
サポーター
(地域住民)
実施事業2(地域の自然エネルギーを守り育てていく仕組み作り)
についての説明・意見交換
サポーター募集への協力依頼を実施

商工会・前橋市
地元自治会
・自治会役員さんは取り組みに対して大変好意的で、サポーター
募集に関してもアイデア・意見を頂くなど、自然エネルギーに対する
関心の高さ、地域に導入・利用することへの期待感がうかがえた。
募集チラシを作成し、自治会
の協力で富士見町時沢地区に全戸配布

実施事業2(地域の自然エネルギーを守り育てていく仕組み作り)

平成25年2月23日(土) 「自然エネルギー講習会」
知る
前橋市環境政策課と共催で、小水力発電をテーマとした講習会を実施。
○ 地元住民を中心に約40名が参加
○ 「群馬県地球温暖化防止センター」から環境の専門家を招き、環境問
題の基礎知識、現状などを学習
○ 小水力発電設備の専門家による、小水力発電の基礎知識、導入メリッ
ト、今後の展望などを学習
○ 富士見商工会から、自然エネルギー導入における富士見地域の優位
性、これまでの導入の取り組みについて説明
○ 小水力発電設備の見学・質疑応答
○ 自然エネルギーについてのアンケートを実施
実施事業2(地域の自然エネルギーを守り育てていく仕組み作り)
Q1 自然エネルギー全般について
(1)自然エネルギーを導入する目的は?
自然エネルギー活用に関するアンケート
(2)自然エネルギーに関し、知りたいことは?
16
33
42
4
地地地地地地地
環環環環・学学
地地の活活地
電電の地地地地
21%
基基基基
導導導導
行行の支支支支
導導導導
設設・導導導導
16
26
21
18
Q2 富士見町の自然エネルギー活用について
(1)富士見町の特性に合った
自然エネルギーは?
(2)自然エネルギー普及に向け
やってみたいことは?
16
20
36
太太太
42
小小電
地地活地へ 参参
バババ ババ
自自 ( 勉会 ) へ 導導
42
44
勉勉勉へ 参参
実施事業2(地域の自然エネルギーを守り育てていく仕組み作り)
自然エネルギー活用に関するアンケート
Q3 民間による
自然エネルギー導入について
(1)民間で自然エネルギーを
導入する際の課題は?
(2)民間での導入に際し、行政に望むことは?
10
34
37
手手き ( 許許許 )
16
37
採採活
情情情情
資資情情
普普環環活地
情情・窓窓の整設
補補・融資の創設
手手きのき きバババ
3
26
○自由意見(抜粋)
37
○講習会の新聞記事
豊富な水量を生かし小水力発電を推進した方がよい
災害に備え街路灯に積極的に自然エネルギー導入
大沼用水に小水力を導入したい
地域での取り組みの輪を広げることが大切
公共施設・学校への自然エネルギー導入促進
ビニールハウスなど農業施設に使えないか?
豊富な自然エネルギーを有効活用するため、
行政のリーダーシップに期待







実施事業2(地域の自然エネルギーを守り育てていく仕組み作り)
2.地域住民による地域資源の保守・運営・活用
関わる
✔地域住民を主体とし、前橋市、富士見商工会それをサポートする形
で「富士見自然エネルギーサポーター」の募集を開始。
発電設備(水車・街路灯)の日常的な目視点検を行い、異常発見
時は商工会に連絡してもらう体制を構築。
今後
使う
広げる
今後は段階的に、定期的な清掃作業、発電データ収集等も検討。
✔
としての活動を通じ自然エネルギー、地域
資源への理解を深め、現有設備のより有効な活用方法の検討、地
域内外へのさらなる普及啓発活動の推進、今後の地域への自然エ
ネルギー導入に向けた意見交換等を進めていく。
保守・点検
普及啓発
事業の効果(地域の自然エネルギーを守り育てていく仕組み作り)

富士見自然エネルギーサポーターの募集・「自然エネルギー講習会」を
通じ、参加者には自然エネルギー導入、地産地消の意義・重要性をよく
理解してもらうことができた。
今回地域住民の自然エネルギーに対する意識、関心の高さをうかがうこと
ができたので、今後の継続的な情報発信、「知る・学ぶ」機会の創出を通
じ、市民・行政・商工会で地域資源を活用し、守り育てていく意識を共有
することが可能だと考えられる。



地域住民との意見交換・アンケートを通じ、エネルギーの地産地消推進
にあたっての課題(手続き・許認可、情報不足、資金面等)も多いことが
確認できた。 今後サポーター活動を通じ意見交換を活発化させ、その
解決方法の検証をしていきたい
商工会・行政のこれまでの自然エネルギーに対する取り組みを知っても
らい、評価してもらうことができた。 今後の取り組みに対する賛同・協力
を得るうえで貴重
エネルギーの地産地消推進にあたり地域、行政、商工会の連携の重要
さをお互いに認識することができた
事業後の展望(地産エネルギーを地域に還元する仕組み作り)




サポーター活動を通じ市民、地域の
ニーズに合った地産エネルギーの活用
方法検証
太太太
小小電
さらなる地域資源開発・エネルギーの
地産地消推進への基盤作り(サポータ
ー活動の拡充)
自然エネルギー導入先進地域とし
て、他地域、他市、他県からの視察の
増加。 地域活性・新たなビジネス創
出へ
小中規模の自然エネルギー発電施設
をネットワーク化することで、ハイブリッ
ド化し効率を高め利益を確保し、還元し
ていく。
地地エ エエエエの エ の き 等
地地に 還還すす 仕仕み
コ の コの ア 設設なな
非非導電非設設地
電地き アバ ア 自自自なな
地地地地のバ の の の 設設整設
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