...

ソフトウェア デファインド スケールアウトSANデータ シート

by user

on
Category: Documents
10

views

Report

Comments

Transcript

ソフトウェア デファインド スケールアウトSANデータ シート
EMC SCALEIO
ソフトウェア デファインド、スケールアウト
SAN
要点
課題
•
ソフトウェア デファインド ブロック スト
レージ
急速に拡大する大規模なインフラストラクチャの管理は、多くのデータセンター運用チームにおいて常に課
•
オン デマンドのパフォーマンスと容量
題になっています。データ ストレージがそうした課題の中心になっていることは驚くにあたりません。従来
の専用SANおよび専用ワークロードでは、必要な拡張性と柔軟性を常に提供できるとは限りません。容量
のニーズが増加し、データのボトルネックや単一障害点が発生する可能性がある場合でも、ストレージ ア
•
複数の導入オプション
レイは別のSANから容量を借りることはできないのです。IaaS(サービスとしてのインフラストラクチャ)や
•
あらゆるインフラストラクチャに対応
高パフォーマンス アプリケーションを提供する場合、応答の遅延がお客様やユーザーに受け入れられる
ことはありません。
•
柔軟なアーキテクチャ
•
クラスター全体のデータ保護
•
従来型および次世代型アプリケーション
のニーズに対応
EMC SCALEIO:パブリック クラウドの俊敏性とプライベート クラ
ウドの耐障害性
EMC® ScaleIO®は、ローカルのアプリケーション サーバー ストレージからサーバー主体のSANを作成し、
メリット
柔軟で拡張性に優れたパフォーマンスと容量をオン デマンドで提供するソフトウェアです。コモディティ
•
低TCO
容量とパフォーマンスを統合することで、管理を合理化し、数千ノードの規模への拡張性を提供します。従
•
数千ノードに拡張可能
•
数千万のIOPS
ハードウェアのストレージおよびコンピューティング リソースを単一レイヤー アーキテクチャに集約して、
来のSANインフラストラクチャの代替として、ScaleIOでは、HDD、SSD、PCIeフラッシュ カードを組み合
わせ、さまざまなパフォーマンス階層を使用したブロック ストレージの仮想プールを作成します。さらに、
ScaleIOには、エンタープライズ クラスのデータ保護機能、マルチ テナント機能、エンタープライズ クラス
のアドオン機能(QoS、シン プロビジョニング、スナップショットなど)が用意されています。ScaleIOはあら
無料でご試用頂けます!今すぐ無料かつ円
滑なバージョンのScaleIOをダウンロードして
ください!
ゆるハードウェアに対応し、物理/仮想アプリケーション サーバーをサポートします。また、従来のSANに
比べてTCOを大幅に削減できることが実証されています。
極めて高い拡張性
ScaleIOでは、3ノードから数千ノードまで大規模に拡張できます。従来の多くのストレージ システムとは異
なり、ストレージ デバイスの数が増えると、スループットとIOPSも増えます。パフォーマンスの拡張性は、
導入の拡大に対して直線的です。必要に応じて、追加のストレージおよびコンピューティング リソース(追
加のサーバーやドライブなど)をモジュール式に追加できます。このため、リソースを個々にまたは同時に
拡張して、リソースのバランスを維持することができます。したがって、ストレージの拡張は常にアプリケー
ションのニーズに応じて自動的に調整されます。
極限のパフォーマンス
ScaleIOクラスター内のすべてのサーバーがI/O動作の処理に使用され、すべてのI/Oとスループットにク
ラスター内の任意のアプリケーションからアクセスできます。このような大規模I/O並列化により、ボトル
ネックが排除されます。スループットとIOPSはシステムに追加されたサーバーとローカル ストレージ デバ
イスの数に正比例して拡張され、拡張とともにコストの削減とパフォーマンスの向上も実現します。パ
フォーマンスの最適化は自動的に行われます。再構築と再調整が必要になるとバックグラウンドで行われ、
アプリケーションとユーザーへの影響はありません。影響があったとしても最小限に抑えられます。
ScaleIOシステムは、パフォーマンスのホット スポットとデータ レイアウトを自立的に管理します。EMCラ
ボでのテスト結果を以下に示します。
データ シート
エンタープライズおよび
サービス プロバイダーに不
可欠な機能
ワークロード
100%読み取り
70%読み取り/30%書き込み
100%書き込み
IOPS(3 ノード)
IOPS(128 ノード)
約 875,000
約 31,000,000
約 650,000
約 23,750,000
約 375,000
約 12,500,000
•
パーティショニング/保護ドメイン
•
階層化
•
マルチ テナンシー
•
スナップショット
ジ専用」アーキテクチャと呼ばれており、アプリケーションとストレージをScaleIOクラスター内の別々の
•
フォールト セット ドメイン
サーバーにインストール/設置します。このオプションでは効率的な並列化が可能になり、単一障害点が発
•
双方向メッシュ ミラーリング
•
ストレージQoS
•
VMware™ vSphere および
®
OpenStack との統合
圧倒的な柔軟性
ScaleIOには2種類の 柔軟な導入オプションが用意されています。1つ目のオプションは2階層の「ストレー
生しません。もう1つのオプションは「ハイパー コンバージド」アーキテクチャと呼ばれており、アプリケー
ションとストレージをScaleIOクラスター内の同じサーバーにインストール/設置します。このオプションでは
単一階層のアーキテクチャが構築され、設置面積とコスト プロファイルを最小限に抑えることができます。
®
SCALEIO 2.0の重要な新機能
•
未了(in-flight)チェックサム
•
5ノードのMDMクラスター
•
読み取りフラッシュ キャッシュ
•
ESRS(EMCセキュア リモート サービス)
•
インスタント メンテナンス モード
•
ソフトウェア コンポーネントの検証
•
CoreOSのサポート
•
Ubuntuのサポート
•
OpenStackのサポート
ScaleIOには、これらの導入オプションに対する優れた選択肢が用意されています。ScaleIOは、あらゆる
インフラストラクチャに対応できる真のソフトウェア デファインド ストレージ製品です。また、混在するサー
バー ブランド、オペレーティング システム(物理および仮想)、ストレージ メディア タイプ(HDD、SSD、
PCIeフラッシュ カード)で使用できます。さらに、お客様はストレージおよびコンピューティング ノード用に
OpenStackのコモディティ ハードウェアを使用することもできます。
優れた柔軟性
ScaleIOを使用すると、ストレージとコンピューティングのリソースを必要に応じて増減できます。システム
は、ダウンタイムなしでデータのバランスを「稼働中に」自動で再調整します。追加と削除は、小容量でも
大容量でも自在に実行できます。相互運用性の制約によるキャパシティ プランニングや複雑な再構成は
不要であるため、複雑さとコストが低減します。ScaleIOシステムは、基盤となるリソースが変更されると、
システム自身を再構成します。データはサーバー上で再配置され、均一に分散されるのでパフォーマンス
が最適化されて復旧性が強化されます。これらすべてがオペレーターの介入なしで自動的に行われるた
め、システム停止を伴う高コストのデータ移行が不要になります。
エンタープライズおよびサービス プロバイダーに不可欠な機能
ScaleIOには、パフォーマンス、容量、データの場所を完全に管理するための一連の機能が用意されてい
ます。プライベート クラウド データセンターとサービス プロバイダーの両方に対して、これらの機能はシス
テムの制御と管理性を強化し、QoS(サービス品質)が満たされるようにします。ScaleIOでは、特定のお
客様が使用できるパフォーマンス(IOPSまたは帯域幅)の量を制限できます。また、リソースの分散を制
約または規制して、アプリケーションが「独占」されるシナリオを防ぎます。データ マスキングを使用して、
機密性の高い顧客データのセキュリティを高めることができます。ScaleIOは、データ バックアップ用の書
き込み可能スナップショットを瞬時に作成できます。
読み取りパフォーマンスの向上のため、DRAMキャッシュにより、SDSサーバーRAMを使用して、読み取
りアクセスを向上させることができます。フォールト セット(ともに停止する可能性のあるSDSの1つのグ
「当社のラボにおいて、ScaleIO
ループ)は、データ ミラーリングがグループ外で行われるように定義できます。これにより、ビジネス継続
ほど高速なパフォーマンスのHA
性が強化されます。シン プロビジョニングでボリュームを作成して、オン デマンド ストレージを提供すると
ともに、構成および起動時間を短縮します。
共有ストレージは見たことがあり
ません。ScaleIOはあらゆる状
況においてこれまでの記録を塗
り替え、当社のテスト用インフラ
ストラクチャで測定できる限界の
数値を記録しました」
StorageReview Enterprise Lab 「EMC VxRack Node powered by
ScaleIO Review」、2016 年 2 月
ScaleIOでは、保護ドメインとストレージ プールを介してマルチ テナント機能を提供することもできます。保
護ドメインにより、特定のサーバーおよびデータセットを分離できます。これは、お客様単位で実行できる
ため、お客様ごとに異なるSLAを使用できます。データの分離、階層化、パフォーマンス管理にストレージ
プールを使用できます。たとえば、非常に頻繁にアクセスするデータは、レーテンシーを最低にするために
フラッシュのみのストレージ プールに格納し、それほど頻繁にアクセスしないデータは低コストの回転ディ
スクの高容量プールに格納できます。
適切なソリューションを選択可能
SDSに関して言えば、「自分自身で構築」するアプローチと「ターンキー」アプローチのどちらを選択しても、
ScaleIOなら、目標を迅速かつ効率的に達成するのに役立つ消費スタイルを実現できます。ScaleIOは、
次の3つのモデルで使用できます。
•
ScaleIOソフトウェア:最大レベルの柔軟性を備えています。標準のx86サーバー ハードウェアおよ
びインフラストラクチャに直接インストールします。
•
VxRack Node:x86コモディティ サーバーとScaleIOソフトウェアをバンドルしているため、すべて設
計済みのソフトウェア デファインド スケールアウト サーバーSANをすばやく導入できます。
•
VxRack System 1000 FLEX:完全に統合されたターンキー型のハイパー コンバージド ソリューショ
ン。ScaleIOを利用して、すぐに運用を開始できます。
お問い合わせ
お客様のビジネスやITに関する問題の解決に
役立つEMCの製品、サービス、およびソリュー
ションの詳細については、EMCセールス担当
者またはEMC認定リセラーまでお問い合わせ
いただくかhttp://japan.emc.com をご参照くだ
さい。あるいは、EMCストアで製品を探したり、
比較していただくこともできます。
EMC2、EMC、EMCのロゴ、ScaleIOは、EMC Corporationの登録商標または商標です。© Copyright 2016, 2015 EMC
Corporation. All rights reserved. Published in the USA. データシートH12713.5-J 07/15
VMwareおよびvSphereは、VMware, Inc.の登録商標または商標です。その他のすべての名称ならびに製品についての商標
は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。
Fly UP