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旬菜 - 狛江市

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旬菜 - 狛江市
Monthly
狛江市民活動・生活情報誌
わっこ
狛江市観
毎月 1 日・狛江市発行
格は消費税込み)
。
光協会では、
味わおう狛江の魅力
ジ向上のた
物にすることをめざしています。
江市観光協
どがあり、白米に比べてメチオニン、亜鉛、タンニン、ビ
狛江のイメー
狛江の地域性を表した食品は、贈答用としても多くの人に
喜ばれています。
今回は古代米を使った観光協会推奨品を紹介します(価
夢菓子工房セ・ジュール
こまえ縄文マドレーヌ
狛江通りの狛江市役
古代米は作物化される前の稲の品種で、赤米や黒米な
タミンEなどが多く含まれ、栄養価が高く、食物繊維を多
く含むなど、健康食品として注目を集めています。
問い合わせは☎3430-1111狛江市観光協会事務局
(狛江市市民生活部地域活性課地域振興係)
イタリア食堂Vino
27
◆
会推奨品として選定しています。狛江の特産品を使ったり、
を使ったお菓子やぱん、料理を創作し、新しい狛江の名
◆
め10品を狛
アットホームな雰囲気の居酒屋
現在、市内では菓子店や飲食店、福祉作業所が古代米
所前交差点近くにある
「ます田」
(元和泉1-1-
13)は、アットホームな雰囲気の居酒
屋で、ギターの生演奏で歌も楽しめる
ため、歌好きの人に好評だ。
同店は、店主の増田和子さん(71)
ま す 田
狛江市観光協会推奨品②
産を機に育
児に専念す
る た め50
年に、店を
た。当時は駅の周辺にほとんど カレー屋に
店がなく繁盛した。雨の時は、 変えて、経
商品が濡れないよう駅舎に運ん
営を愰さん
店主の和子さんは当時、狛江
育児がひと区切り付いた58年にお好
だこともあったという。娘で現 に任せた。
増田さん夫妻
第一小学校に通っており、店が
み焼きと立ち飲みの店に変え、再び和
駅前の店は33年頃に本格的
小田急線の高架化にともなって駅前
となった。和子さんが中学校
の場所で新たに居酒屋「ます田」を始
放課後は店番をしたという。中学2年
ニューが好評で、飲めない人や家族連
い火で焼失、再建に合わせて菓子専門
いる。愰さんは流しのギター弾きをして
近いためよく手伝いをした。
の母はるさん(明治38年∼平成6年)
uno こまえ縄文ぱん
やおもちゃなどの販売を始め
NO.125 JAN 2014
が、
終戦前に狛江三叉路一帯の通称「銀
行町」にあった自宅で、おでん屋を始
子さんも店に出るようになった。
な店舗を建て、
「第二増田商店」 の店は従業員に任せ、平成3年に現在
めたのが前身である。戦後になってお
でん屋をやめ、復員してきたはるさん に進学すると、父の仕入れも手伝い、 めた。季節の素材をいかした豊富なメ
の夫の錠之助さん(明治33年∼昭和
昭和57年に開店した洋菓
子店で、自然素材で作るスイ
1個160円
ーツが好評。 創作菓子も多
1箱(6個入り)1,000円
く、狛江スイーツ逸品コンテ
古 代 米を使ったマドレー
ストでは
「天使のミルティーユ」
ヌ。はちみつ
(赤米)
、
ごま
(黒
が優秀作品賞に輝いた。
米)
、抹茶(黒米)の3種類
和 泉 本 町1 - 2 - 8 ☎ 3 4 8 0 があり、古代米のおいしさ
8862
営業時間=午前10時∼午後 と香りをいかし、もちっとし
た食感が味わえる。
7時 火曜・第3月曜定休
こまえ工房こもれび
社会福祉法人足立邦栄会
が運営する、洋菓子の製造な
どを手がける福祉作業所で、
障がい者やスタッフが各種の
クッキーを作っている。
元和泉2-35-1☎3480-1443
販売先=夢(むー)→元和泉
2-35-1あいとぴあセンター内
☎5497-3063、いなげや狛
江東野川店→東野川3-1-6☎
3488-4681
こまえ縄文クッキー
平成15年に開店したイタリ
ア料理店。狛江の新鮮な野
菜を使った料理が人気。石窯
焼きピッツァにも自家製天然
黒米酵母を使っている。
元和泉1-8-12泉の森会館1
階☎3430-4884
営 業 時 間=午 前11時30分
∼ 午 後2時30分/5時30分
∼9時30分 月曜定休(祝
日の場合は火曜)
蛇の目鮨
60年)が菓子などを中心にしたよろ 生の時、銀行町の「増田商店」がもら れのためにおそばや定食なども提供して
ず屋「増田商店」に替えた。はるさん
は、貧しい人にもツケで品物を売った
り、外国人にも親しく接して感謝された
1個740円
★★★
和子さんが「第二増田商店」の経営を
継ぐことになり、お茶漬けとおにぎりの
いるため、
野球関係者もよく店を訪れる。
狛江駅南
和子さんは酒が飲めないため、飲食業
め、幼なじみや昔からの知り合いが多
年 頃には
店を始めた。店では酒も提供したが、
1袋4本入り200円
箱入り(4袋)800円
古代米50%を使って焼き
上げたクッキー。1袋に赤米
きなこ、 黒米きなこ、 赤米
コーヒー、 緑 米 抹 茶の4種
が入っており、味のバリエー
ションが楽しめる。
東 和 泉1-33-10 ☎34887146
営 業 時 間=午 前11時30分
∼午後11時 出前あり(3,
000円以上)
水曜定休
和子さんは「狛江で生まれ育ったた
側 にもよ に詳しい人に手伝ってもらい、経営の く、こうした人たちに支えられ、感謝し
し ず 張 り コツを覚えるなど、苦労しながらなん
こまえ縄文ちらし
狛江駅前にあった第二増
田商店(昭和38年)=『狛
江の民俗Ⅳ』
(狛江市教育
委員会)より
1個1,050円
赤米の粉と白米で炊いた
すし飯に季節の野菜、松の
実、クコの実、エビ、コハダ、
シジミのつくだ煮など体に
良い10種類以上の具を散ら
した彩り豊かなちらしずし。
注文は5人前以上で要予
ら受け付け。
約。
1月
愰さんが市内の少年野球の指導をして
昭和25
店舗を建
て、 菓 子
その後、趣味の音楽バンドを通じて
知り合った愰さん(68)と結婚し、出
ています」と話している。
ます田☎5497-2275 営業時間=
午後5時∼12時 日曜・祝日休み 新
年は6日から営業
終戦前におでん屋として開業/銀行町と狛江駅前でよろず屋営む
鍋料理や薬味でおなじみ、土寄せて日光防ぐ
昭和54年の開店以来、す
しとウナギの店として親しま
れている。 毎日、卸売市場
に出かけて仕入れてくる新鮮
な魚介類が好評。
いた経験を生かして客の求めに応じて歌
38年に1歳上の兄が死去したため、 の伴奏を務め、
人気を呼んでいる。また、
の簡単な とか店を続けたという。
詳しくはトップペー
を実施する。
ジに掲載されてい
コマエリア掲載店舗ページの「商品」
「メニ
る。
ュー」
「情報・サービス」
「ご案内」欄のなか
正解者の中から抽選
にまぎれこんでいる5文字のひらがなを見
コマエリアがお年玉クイズ
で30人に、コマエ
つけ、その5文字を並び替えてできる言葉
5,000円分の金券プレゼント
と、それらのひらがなが掲載されている5 リア掲載店で使える
狛江の地域総合情報検索サイト「コマエリ つの店舗の名前を答える。クイズのヒント 5,000円分の金券がプレゼントされる。
問い合わせは☎3489-0178狛江市商工
「コ
ア」
(http://www.komaeria.com/) は応募箱設置店で確認できる。参加は
が11日
ら26日
で
「お年玉クイズ」 マエリア」を閲覧できればだれでも可能。 会。
商 店 街
という。
炊いた黒米と石臼挽きの小
麦粉に自家製天然黒米酵母を
練り込んだ生地を焼き上げた
パン。食パン1.5斤分のボリュ
ームがあり、もちもちした食感
と古代米の甘さが生きている。
の店に変わった。
ネ ギ
た。 昨 年、
繁留さんが
旬菜
れる。また、狭い間隔で1
死去したた
め薬味としても欠かせない
本ずつ植え付け、茎の白
め、現在は
い 部 分を長くする
が、元来は冬が旬。狛江
た め、 日 光
約25㌃の農地で母のアサ子
鍋料理などの食材をはじ
ネギは、一年中入手できる
さんと大根、キャベツ、カリ
市内では多くの農家で栽培
されている。
猪方の小川光政
さん(52)は、西
田、夏扇パワー、夏扇2号
の3種類を6㌃の畑で栽培、
11月から3月にかけてJAマ
が 当 たら
ないように土を盛り上
げる「土寄せ」を何度も行
うなど栽培には手間と人手
がかかる。そのため、小川
インズやスーパーに出荷し
さんは植え付けや土寄せな
ネギは植え付けから収穫
保存する場合は表面が乾
ている。
まで8∼10カ月 か かるた
め、
「畑の留守番」と呼ば
★★★
持ちするという。
培している。
小川さん方は江戸時代か
光政さん
ら続く農家。祖父の代はナ
は「機械化
シと米作りを中心にしてい
により、野
年代初めまで米作りを行うほ
時間がかけ
た。父の繁留さんは昭和40
菜の管理に
か、枝豆の栽培で定評があっ ネギを収穫する
小川さん
どを機械で行っている。
た。光政さんは繁留さんが
かないよう新聞紙などで巻い
を10年前に退職し、繁留さ
いたり、庭の土に埋めると長
フラワーなどの野菜と柿を栽
高齢になったため食品会社
んと一緒に農業を続けてき
られ、おい
しい野菜を
作っています。お客様のお
いしいという言葉が励みで
す」と話している。
★★★
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