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学校課題「学ぶ力」と「思いやり」を重点として

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学校課題「学ぶ力」と「思いやり」を重点として
遠別小学校 学校だより
学校教育目標
みんな笑顔で ひとみ輝く
楽しい学校
○かしこい子 進んで学びよく考える子
○やさしい子 明るく素直で思いやりのある子
○つよい子
健康でたくましい子
平成26年7月25日
発行
第3号
【発行責任者】校長
大水
隆司
学校課題「学ぶ力」と「思いやり」を重点として
校長 大 水 隆 司
新たなスタートを切った4月から3か月が過ぎ、1学期が終わりを迎えました。新1年生や新しい教職
員を迎え、新たな学校課題を設定して始まった1学期。多くの成果をあげることができました。保護者や
地域の皆様に心より感謝申し上げます。
今年度は学校の重点を見直し、学校課題を「学ぶ力」と「思いやり」と設定しました。1学期は以下の
ことを重点として取組を進めてきました。
□「学ぶ力」の向上に関して
○全学年の算数(全時間)と国語(一部)は複数の教員で指導を行っている。
○イナズマタイム(放課後学習会)の実施~火曜日から金曜日 →学習意欲の向上
○全校朝読書・朝学習(毎日15分間)の実施
→基礎学力の定着
○「わかる」授業を行う→校内研究を進め、教師の指導力を高める。
遠別町教育振興会による小中連携の推進を図る。
○学び方の基本となる「学習規律」の徹底を図り、ノート指導を工夫する。
○家庭学習の取組~毎日学習する習慣を身に付ける。→家庭との連携
□「思いやり」の心の育成に関して
学力の向上と並び、豊かな心の育成も重要な課題として取り組んでいます。
○全ての教育活動を通して「思いやり」の心を育んでいく必要があります。
○道徳教育の充実を図る。→年間計画の改善
○縦割り班による給食や遊ぶ活動の継続
○PTAによる愛の一声運動や「交通安全」標語の取組
○「いじめ」を防ぐ子供主体の活動=いじめゼロ児童集会→「いじめ」防止全校集会
これらの取組の反省をもとに、2学期の更なる充実を目指していきたいと考えています。
さて、この1学期の間、地域の皆様には学校支援ボランティアとして子どもたちの学習活動を支えてい
ただきました。図書ボランティアの方々には、読み聞かせだけでなく図書の整理等にもご協力いただきま
した。また、3年生~6年生の書写指導、4年生以上の茶道クラブの指導等をしていただきました。また、
■睡眠時間と記憶、キレやすい子ども
■警察署からのメール
保護者の皆様に、テスト前など、徹夜で勉強した方もいるのではないでし
ょうか。前から言われていてご存じかもしれませんが、脳科学の関係から睡
眠時間を削って勉強しても効果は上がりにくいです。ほんの一時的効果はあ
りますが、それを記憶として後日までしっかり残すということは、脳の仕組
上、難しいそうです。学習した事柄は一時的に「海馬」という脳の場所に一
時的にだけ記憶されます。それが整理されて大脳皮質という場所に移された
場合、忘れない記憶としてできあがるのです。
幼児期から少年期の脳細胞は非常に成長します。
(20代になると成長が急
激に衰えてきます)その仕組みの一環として睡眠している時に、脳の中で、
学習したことを整理し、情報を見付けやすいようにしています。 あわせて、
脳の中に貯められた悪玉の過酸化物質を睡眠によって分解しています。寝不
足だとその働きも弱くなり、脳の神経バランスがとれなくなってしまうので
す。最近増加しているキレやすい子どももそれが原因の一つ(脳内物質セロ
トニンの不足)だと言われています。寝不足というのは、それだけ色々な面
で悪影響を及ぼしかねないのです。
これから夏休みに入り規則正しい時間がとれなくなりがちになります。先
に配布した生活リズムチェックシート等を活用し、睡眠時間が十分とれてい
るか、ご確認され、児童へ励ましの声をかけて上げてください。
つい先日、岡山県倉敷市において、児童が
誘拐・監禁される事件がありました。被害児
童は無事保護されましたが、心の傷はいつま
でも残ってしまいます。このようなことは、
学校、家庭、地域と協力して絶対に防がなけ
ればなりません。
また、夏は行きずりの犯罪が特に増加する
季節です。
さて、学校には「ほくとくん防犯メール」
が入るように設定されています。これは何か
事件や事故があった場合など、北海道警察か
ら直接自動的に送信されてくるメールです。
羽幌警察署、天塩警察署、稚内警察署、名
寄警察署など、近くで起こった様々な事件の
情報がいち早く入ってきます。このシステム
はどの携帯やパソコンにも簡単に登録でき
ます。「ほくとくん防犯メール」で検索し、
ぜひ登録しておいてください。
■修学旅行
6年生が6月26日(木)、27日(金)にかけて、札幌、小樽方面へ修学旅行
に行きました。小樽では水族館を見学し、バックヤードと呼ばれる、飼育員の方か
ら直に説明を受け、普段は入ることのできない場所を見たりする貴重な体験をする
ことができました。
また、札幌市内では青少年科学館の他、自主研修で、各班が事前に見学場所を決
めておいた、大倉山のジャンプ台や、大通りのテレビ塔などに行きました。
児童の作文を代表して2作品掲載しましたので、この楽しさを共有してあげてく
ださい。
KT
最初で最後の小学校での修学旅行で、バスガイドさんやオルゴール作り、自主研
修で、大きく言えば全員での初めての旅行。今回の修学旅行は、とにかく初めての
体験ばかりでした。バスでは、バスガイドさんのゲーム、バスレクのゲームに友達
との話。体験では、人の話をよく聞き、行動をし、団体行動では、団体でかたまっ
て行動をして、バタバタした面が多かったけど、とても楽しくて、時間がすぐに経
ち、とっても良い体験ができたと思いました。
SY
修学旅行の感想は、前にあった宿泊研修の時、ちょうど水疱瘡でいけなかったの
で、その時は、ものすごく悔しかった。でも、修学旅行があったので良かった。そ
して、修学旅行は、思う存分に楽しんだ。
そして、ガトーキングダムに泊まって、プールと温泉に入った。プールにウォータ
ースライダーがあった。飽きるほど乗った。初めてだったので、乗った時は、もの
すごく怖かった。でも、何回も乗っていたら慣れてきて、ものすごく楽しかった。
その時、ものすごくお尻が擦れて痛かった。
生活科や社会科見学等の校外学習でも子どもたちが色々とお世話になりました。遠別農業高校の皆さんに
は学校花壇や1年生のトウモロコシ植え・5年生の田植え等子どもたちへの指導をしていただきました。
■宿泊学習
この紙面をお借りして、皆様のご協力に心から感謝を申し上げます。
7月9日(水)
、10日(木)の2日間、5年生は、小平町の宿泊施設「夕遊創」
で行いました。ここは「ふれあい体験交流空間」として隣には「陶芸つくり体験」や
「海洋スポーツ体験」施設などと隣接しており、多くの学生が研修場所として利用し
ている宿泊施設です。当日は、夕方から雨が降り、次の日の「海洋スポーツ体験」が
雷雨と強風のため、中止となりましたが、宿泊施設の計らいで、夜のレクでは全館を
使った「肝試し」を行い楽しい時間を過ごすことができました。
また、荒天用のプログラムとして、普段行うことのない「そば打ち体験」をするこ
ととなりました。そば粉と小麦粉を混ぜ合わしたり、平らに伸ばしたりと、皆、初め
ての体験でした。
26日から、いよいよ夏休みが始まります。夏休みは、日ごろ時間がなくてできないことや、暑い夏で
なければできないことに挑戦するとても良い機会です。夏休みが楽しく充実したものとなるよう、作品づ
くりや学習の計画を基にしっかり課題に取り組んでほしいと思っています。
夏休み期間中は行楽期と重なり、事故が多発する時期でもあります。保護者の皆様ばかりでなく、地域
の皆様にも子どもたちの姿を見守っていただきたいと思います。子どもたちの気になる行動への注意や励
ましの言葉をどうぞ宜しくお願いいたします。
■ 「愛の一声」「交通安全」
標語コンクール
■ご寄贈ありがとうございました
7月23日、遠別町ライオンズクラブ様(創
立五十周年記念大会長
長
■多くの講師の方に感謝して
本校では、児童の学習活動に多くの方々にご協力いただいてお
ります。読み聞かせ活動、水泳学習、スキー学習、樹音太鼓、お
茶クラブ、習字教室と様々な講師の方にかかわっていただくこと
で、子どもたちが生き生きと活動しています。その道の専門家の
一言はどれも心に響き、活動へ臨む大きな力となっています。
教職員一同、本当に感謝しております。
(右上段の写真は別段先
生のお茶クラブの様子、右下段の写真は大坪先生の習字教室、上
の写真は「ぐうちょきぱぁ」の皆様による、読み聞かせ活動の一
コマです。
■スタンリーさんとお別れ
七
■月の行事は盛りだくさんでした。
今まで、英語の先生(ALT)として、お世話に
なっていた、スタンリーさんが8月をもって、遠別
町を去ることになりました。
7月16日(水)全校児童とのお別れ会を行いま
した。スタンリーさんは、休み時間なども児童と一
緒に遊ぶなど、いつも色々なことにかかわってくれ
ました。カナダに帰ってしまうのはとても悲しいで
すが、これからも日本とカナダの架け橋となって、
ご活躍されることを願っています。
7月17日(木)にキャッスルガーの生徒が、本校を見学しに来ました。1、2年生の児童と自己紹介をした
り、一緒にゲームをしたりしました。
「とても楽しかった」
「遠別小学校の児童はとても良い子だと思います」と
いう生徒の感想をいただきました。7月18日は、同じく1、2年生学級と特別支援学級が遠足を行いました。
天候にもとても恵まれ、みなくるビーチには嬉しそうな児童の声が響きました。
遠別小学校PTAでは、毎年「愛の一声」「交通安全」
の啓発の一つとして、子どもたちから標語を募集してい
ます。今年度もすばらしい作品が多くありました。その
中でも、厳正なる審査結果を経て、次の標語が選ばれた
ので、ご報告いたします。
ここで書かれている言葉を守って児童が生活していく
ことを強く望んでいます。
萩谷泰夫
高橋豊
様
実行委員
様)より、設立五十周年記念ア
クティビティ(活動)として、フットサル用サ
ッカーゴールを寄贈いただきました。
ライオンズクラブ様には、入学式にも学用品
を頂戴しております。
また、町内の峯田健一様より、スポーツバッ
クや学用品を寄贈いただきました。
行事をはじめとした、学校活動に大切に使用
■「愛の一声」部門
<特選>
あいさつは
みんなの心を
5年
させていただきます。
あたためる
SM
<入選>
こんにちは
地域の方にも あいさつを
6年 KS
あいさつは 心と心を つなぐもの
4年 IN
あいさつは いつもニコニコ 自分から
3年 SI
どうしたの やなことあったら おしえてね
2年 KS
愛のかね またあそぼうね またきてね
1年 ML
■「交通安全」部門
<特選>
飛び出して
<入選>
歩道では
けがするあなた 泣く家族
6年 KM
スピードダウン
6年 KT
気をつけて みんなの命は ただ一つ
2年 IT
自転車は すぐに止まれる スピードで
2年 WM
自転車は 車と同じ 飛び出さない
2年 KK
自転車で スピード出すな あぶないよ
1年 NR
■ベルマークを集めています!
PTA活動の一環で、ベルマークを学校で集
めています。集めたベルマークは、PTAベル
マーク委員会で集計し、ベルマーク財団へ送付
し、その分の学用備品が学校へ送られてきます。
昨年度は学級で使用する電動鉛筆削りを揃えま
した。ベルマークにつきましては、直接、学校
へご持参いただくか、または、友愛苑、きらり、
Aコープ、いながき旅館、栄館、ふじや旅館様
にも多大なる協力を得、回収箱をご用意させて
いただいております。
本校では、ベルマークの他に、使用済みのプ
リンター用インクカートリッジも集めていま
す。こちらもベルマーク同様、貯めることで、
学用備品と交換することができます。
ご面倒をおかけいたしますが、ご協力をよろ
しくお願いします。
8月の主な
歩行者優先
1日(金)ゆかりの地訪問到着式(役場前)
19日(火)職員会議・イナズマ夏合宿
20日(水)2学期始業式
21日(木)児童会
22日(金)身体測定
23日(土)~24日 6年 PTA 学年レク
27日(水)クラブ
28日(木)~29日特支合同宿泊学習会
30日(土)3年 PTA 学年レク
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