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1. Web受付番号89-1 2. 個人/団体の別 : 個人 3. 氏名/団体名 : 非
1. Web受付番号89-1
2. 個人/団体の別 : 個人
3. 氏名/団体名 : 非公開
4. 該当分野記号 : A
5. 該当ページ : 1
6. ご意見の概要 :
国内外を問わず,人と物余り地域から人と物不足地域への再分配を刺激するデジタル技術を駆使
したシームレスな「再分配地域経済ネットワーク」の構築が必要.
7. ご意見(本文) :
A.デジタル新時代への戦略(案)全般に係る意見 未曾有の経済危機というが,その原因・根
拠、及び,その原因・根拠に日本がどのように関係するのかを提示しないと日本における経済危
機対策も出てこないというのが,実情である.それ故に,未曾有の経済危機とは,大規模な消費
の落ち込み地域,逆に供給過剰地域の不均衡を是正するための国費15.4兆円の投入であり,世界
経済をリードする立場での日本からの景気刺激予算であると見てよいだろう。従って,その予算
支出の方向付けは,国内市場の景気刺激だけに終ってはならず,国際市場への刺激策であること
が前提である.国内外への景気刺激策は,人と物余り状態での国内消費増大だけであってはなら
ず,国際的な人と物不足状態での国外消費増大に寄与する事、すなわち、国内的には,今までに
実現していない日本の強みと言われるデジタル高度技術を駆使した新たな物作り,国外的には,
物余り地域から物不足地域への再分配機能の整備すべき、日本が行なうべき緊急経済対策は,自
ずとその方向が決められる. その方向とは,新たな物作りとしても,人と物余り地域日本から人
と物不足海外地域への再分配を刺激するデジタル技術を駆使したシームレスな「再分配地域経済
ネットワーク」の構築である.「再分配地域経済ネットワーク」はある経済分野に限られること
は無く、情報,人,物の移動を円滑に行なうための,考え,技術,体制の準備・整備である。そ
れは、現在手にするものではないが,2015年を1つの目標年次とした,「再分配地域経済ネットワ
ーク」の準備・構築が期待される.当然,国内での「再分配地域経済ネットワーク」の準備・構
築は、地球(アジア)規模での「再分配地球(アジア)経済ネットワーク」の準備・構築でもあ
る。 なお、現在の日本のネットワーク整備が,光ファイバーを中心に世界最高の普及が見られる
とは言え,もっとも重要なインターネットサービスはアメリカ勢に乗っ取られていて、特にグー
グルとヤフーを何とかしなければ、トヨタでさえ、情報ネットの検索はグーグルを利用している
始末で、インターネットで情報を探ると全てアメリカに筒抜けということを理解することなく,
日本の将来デジタル社会の構想を探る事は出来ないことを忘れてはいけない.
1. Web受付番号89-2
2. 個人/団体の別 : 個人
3. 氏名/団体名 : 非公開
4. 該当分野記号 : B
5. 該当ページ : 2
6. ご意見の概要 :
人と物余り地域から人と物不足地域への回収リサイクル循環と再分配を促がすような、環境資源
節約型、持続可能な経済成長を保証できる「循環社会型の再分配原理」を実現.
7. ご意見(本文) :
B.2015年の我が国とデジタル社会の将来ビジョン わが国から発する「再分配地球・地域経済ネ
ットワーク」は,デジタル技術に裏づけされた日本での多極的なデジタル組織と,やはり,海外
における多極的デジタル組織との組織間ネットワーク連携の充実が必須である.デジタル社会で
は,地域の内外を問わず,円滑な情報交換と人と物の移動が必須である。刻々と変化する,人と
物余り地域と人と物不足地域の情報の交換,それを踏まえての人と物の移動・交換手段の整備が
期待される. 2015年には、そのための考え,技術,体制が整備された状態である事ことをわが国
のデジタル社会の将来ビジョンとするべきである.具体的には,「地球(アジア)・地域経済ネ
ットワーク」における,情報整備はどのようにするべきか,それらを処理するデジタル技術の要
件は,その技術を用いる組織形成がどうあるべきかへの回答である.当然一極集中型の既存の情
報整備は拒否されるべきであり,それに代わって、多極化分散を前提とした新たなソフトウェア
技術が導入されるべきであり,ネットワーク上では全ての人々の平等な移動・交換(人々の生存
権,主張権,移動権の遵守)が摸索されるべきであり,その上で,人と物余り地域から人と物不
足地域への回収リサイクル循環と再分配を促がすような、環境資源節約型、持続可能な経済成長
を保証できる「循環社会型の再分配原理」が展開されるべきである.そのためは、個人と地域の
尊厳を維持できるようなネットワークの仕組み,個人情報処理をデジタル高度技術の基本的観点
に据えなければならない。 なお、以上の展開が,今の日本の技術で可能なのか?を問う必要があ
る.今の技術は表向きだけ!の技術と断言せざるを得ない. ①情報の有効利用は出来ていない、
本当に特定のグループ、おたく族のみが使える程度。 ②情報の有効利用も出来ていないし、逆の
情報の提供も出来ていない。ブログがあるのも、ただ一方的に言いたいことを流しているだけ!
各自のブログの横のつながりなどありはしない。 ③情報の浄化機能は何処にもない。今のインタ
ーネットの仕掛けでは統制が出来ない。統制を悟られない統制が必要! ④現状のままで、2015年
まで待てば、上記のことができるというのでしょうか?そのための技術もない。特にインターネ
ットの構築を日本独自のものを作らないと。それを何とか実現するとしても、国家的に法を整備
も必要である。そうしないと国としての競争力を高め、世界的な共通課題を克服する、(日本の
競争力を高めること)は出来ないのではないでしょうか?そのためには、グーグルをぎゃふんと
言わせる新しいインターネット構築技術が必要!それもグーグルシステムと併用できて運用して
いるうちにグーグルネットを無力化できる何かを!
1. Web受付番号89-3
2. 個人/団体の別 : 個人
3. 氏名/団体名 : 非公開
4. 該当分野記号 : D
5. 該当ページ : 3
6. ご意見の概要 :
デジタル高度社会は人間の集団、人間の生命,人間の成長・役割に分かれて視野されるものの,
その本質は人々が持ち,受けとり,発する情報の処理に対する戦略である。
7. ご意見(本文) :
D.本戦略のスコープ デジタル高度社会は、人間の人格・尊厳を最高度に活かす社会であると考
えてよい.その社会は,人間の集団としての地域(政府・自治体)、人間の生きる保証としての
医療・健康,人間の成長・役割としての教育・人材各分野に分かれて視野(スコープ)されるも
のの,その本質は,人々が持ち,受けとり,発する情報の処理に対する戦略である.その実現の
ための戦略は,個人に依拠した,個人情報保護,個人認証,情報管理であり,当然、パーソナル
コンピュータが本来志向してきた個人レベルでの最高の機能を発揮するためのソフトウェア機能
を視野ごとに装備する事に尽きる.パーソナルコンピュータのハードウェアは,文句のつけよう
の無い発達を遂げており,「個人情報処理」の欠落したソフトウェアの発達の遅れこそ高度デジ
タル社会実現のための障害となっている。「コンピュータは人間の代理脳(サロゲート)である
べきである」とした、マウスを開発した有名なコンピュータ技術者の言を待つまでもなく、高度
デジタル社会の実現は,コンピュータを如何に人間の脳の代理をさせるかである. そうなれば,
老若男女,弱者強者隔てなく,コンピュータを駆使して,自らの欠点を補う事が出来,又,コン
ピュータの人々が背負っている背景・立脚点(アフォーダンス)に応じた機能を発揮するように
なる. このように、コンピュータに助けられたもしくはコンピュータを駆使した一人一人が「再
分配可能な地球・地域経済ネットワーク」を作るのであって,情報の発信・受理,その加工処
理、それらを含む全てを個人情報として処理する視野ごとの仕掛けの整備、すなわち視野ごとの
「個人情報処理」技術が求められ、その実現が地域から地球(アジア)規模へと普及・拡大する
というのが、デジタル高度社会実現である. ただし、視野ごとに注意すべき観点は,集団(政府
・自治体)においては人と物の再分配であり,人の生きる保証(医療・健康)においては個人の
尊厳そのものであり,集団における人の役割(教育・人財)とは,未知数かつ無尽蔵の可能性で
あり,夫々を「個人情報処理」の観点で注意深く実現しなければならない. としても,すでに、
ABCで述べてきたように、インターネットソフトウェアインフラの欠落は,次なる戦略スコー
プの実現において,決定的な欠落ともなるのである.
1. Web受付番号89-4
2. 個人/団体の別 : 個人
3. 氏名/団体名 : 非公開
4. 該当分野記号 : E
5. 該当ページ : 4
6. ご意見の概要 :
電子政府・電子自治体の構築のためには,最効率の「再配分型の循環社会」の基盤には「個人情
報処理」という戦略整備が不可避であり,その考え,デジタル技術,体制が必須。
7. ご意見(本文) :
E.電子政府・電子自治体分野 政府・自治体も実は,住民個々の情報の上に成立つ,住民が組織
する住民サービス組織である.高度デジタル社会での政府・自治体の役割もこの域を出るもので
はない.ところで,デジタル技術が,将来ビジョンで示した情報の発信・受理,その加工処理、
それらを含む全てを個人情報として処理する仕掛けの整備、すなわち「個人情報処理」が不充分
の状態では、電子政府・電子自治体といえども、デジタル高度社会とは大きくかけ離れた存在で
あると言わざるを得ない. 電子政府・電子自治体で求められるものこそ,「個人情報処理」の将
来ビジョンであり、デジタル高度社会における、典型的実証例(分野)であると言わざるを得な
いし、速やかなその実現が望まれるのである.その典型例は、宇治市個人情報漏洩事件の最高裁
判決が示す通り「市民により市民の情報管理」が前提となる.その上でのデジタル高度社会にお
ける住民サービスである. 電子政府・電子自治体の将来ビジョンもまた、この最高裁判例の域を
出るものではない.従って,電子政府・電子自治体の構築のためには,最効率の「再配分型の循
環社会」、そのための「再配分地域経済ネットワーク」の整備そのものであるが,その基盤には
「個人情報処理」という戦略整備が不可避であり,言い換えれば,その考え,デジタル技術,体
制が期待されるのである. 具体的には,人口1億2千万人の日本列島では,1億2千万人の「個人情
報処理」が、人口10万人の自治体では,10万人の「個人情報処理」が必要となる。「個人情報処
理」は、個人属性はもちろんのこと,個人の意見,個人の環境を含めて処理されることが前提で
あり,その情報量は個人に限っても無尽蔵である.この無尽蔵の情報処理を電子政府・電子自治
体として行ない,行政の住民サービスに資することとなる。 ちなみに、その方策として、 ①行
政窓口改革・オフィス改革、行政見る化が整備されたとしても,「個人情報処理」保証の無い国
民電子私書箱と言った人間の尊厳無視の住民サービスでは、莫大なるゼロミッションを実現する
に等しい.ましてや,国民電子私書箱が希望する住民に配布されると言う偏りもパブリックセク
ターの姿勢ではない。全ての住民が、安心・安全の住民サービスを受ける権利がある前提で,電
子政府・電子自治体は機能すべきである. ②その上で,「再分配循環社会」に資するような「再
配分地域経済ネットワーク」が期待されているのであって,電子政府・電子自治体クラウドの基
盤もそこにある。必要とするのは,セキュリティの堅固な行政窓口・行政オフィスではなくて、
セキュリティの堅固なパーソナルコンピュータの整備とその配備である. ③更には,行政が連携
させるべきデータの種類や範囲を決めるのではなくて,住民が所有,発信,受信すべきデータの
種類や範囲をあきらかにするべきであって、その仕組みが無いならば、その仕組みを早急に整備
すべきである. ④そして,業務プロセスの見直し・改善は,「個人情報処理」を前提として,住
民サービスのあり方を検討するものであり、たとえば、住民基本台帳ネットワークサービスが国
民に浸透しない反省もない、国民電子私書箱等の暴論は避けるべきである. ⑤その上で,組織間
のデータ連携は,夫々に充分な「個人情報処理」が施されている事であり,夫々組織・地域が「
再配分循環社会」、「再配分地域経済ネットワーク」として位置づけされる事が前提である. ⑥
行政システムの運用・管理を監視するのは、第三者機関ででも何でもなく,そのサービスを受け
る住民であり,その監視システムは,住民参加型の「再配分地域経済ネットワーク」の応用に他
ならない. ⑦それであっても,行政の再配分機能は「再配分循環型社会」にとっては不可避であ
り,地域間・組織間のクラウド連携は実現しなければならないが、一部の人間でしか使用できな
い,国民私書箱が有効な機能を発揮するわけではない.むしろ,「再配分地域経済ネットワー
ク」の小さなクラウド(草の根)の積み上げが必須となる. 更に具体的な実現可能性について言
えば,国民電子私書箱を実現するとすれば,情報共有と情報丸秘化の両立は必要!システムの最
適化を行うには異種分野の関係者のプライドを捨てた協力が必要!通常は不可能!そういう大そ
れたことをやって失敗するよりも、最適化の自動を考えた方が良い。すなわち、強烈な整理手段
が必要、人間の海馬のような!サーバを含む合成情報システムの共同利用や統合・集約を進め
る、とは気の遠くなるような提案!ということは今のシステムを全て捨てて再構築をする、とい
うことになる。そんなバカなことを考えるわけではなく、今のシステムをそのままにして各シス
テムを自動統合し、情報をシームレスにする画期的な技術を持ってくるしかない。それに、企業
コードをひも付けし相互運用可能とする仕組みもそれは難しい! 結局、今のシステムを全て捨て
て作り変える、ということ。作りかえるとしてもリンク付けを人の手で組み込む必要があるがそ
れより、自分で整理・リンク付けをやれるようなシステムを構築すべき! 作り変えないで、相互
運用できる仕掛けを持ってこなければ無理だ。 相互に連携させるべきデータの種類や範囲を明ら
かにさせる、ルール化する。 これも気の遠くなるような作業になる。ここはやはり自動整理だろ
う。そのとき、必要に応じて視点を変えるとまとめなおすことが出来るようにしたい。行政事務
の電子的処理のルール化、これも上記と同じルールを作ったのはいいが作業が大変! オペレータ
の指示でシステムが自動整理するようじゃないと。アクセス手段の選択、これでは素人が使うの
は無理!日本語の自由対話を導入しなければならない。それには頭の良いアドバイス(情報を推
論、予測するようなシステム)をするようにしなければならない。センタが組織と同じようにハ
イアラキーで構成できるシステムが必要!町内会→町→区→市→県→国→圏→世界(地球)→太
陽系→・・というようにハイアラキーに情報をまとめるということ!標準化の共通化・・・これ
は絶対無理、まとまるはずがない!各省・各部署は自分のスタイルで情報を自由に構築して・・
・各省・各部署の間はシステムが自動で整理調整するようにする必要がある。
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Web受付番号89-5
個人/団体の別 : 個人
氏名/団体名 : 非公開
該当分野記号 : F
該当ページ : 7
6. ご意見の概要 :
日頃の人々の高度,一般医療機関との接点を深めるには「個人情報処理」に基づいた情報を、医
療機関に集中管理するのではなくて,住民一人一人を管理する仕組みが必要である.
7. ご意見(本文) :
F.医療・健康分野 医療・健康分野は、最も「個人情報処理」を期待される分野であるが、「個
人情報処理」としては最も遅れた分野である.医療・健康分野での個人情報は、日々刻々と変化
する人々の命に係わる情報であり,「個人情報処理」が最も必要とされる分野である.たとえ、
その情報整備が遅れているとしても,医療・健康分野は,電子政府・電子自体がその行政サービ
スの1分野として,真っ先に取り組むべき分野であり、「個人情報処理」技術の未発達は、電子政
府・電子自治体が最も憂慮すべき課題でもある. ただ、民間の医療機関に限れば,患者数は限定
されており,「個人情報処理」の展開としては限りなく,個人に収斂されるものであるから,複
雑なものではなくなる.としても,刻々変化する患者の「個人情報処理」は、膨大なデジタルデ
ータを提供するものであり,「個人情報理」を伴わない従来型のデジタル技術では処理できるも
のではない. ただし、この分野での処理は、患者と医者の対面が基本となるので,その対面をサ
ポートする,ピー(人)ツー(と)(シー「コンピュータ」)、シーツーシー、シーツーピー,
最終的にはピーツーピーの「個人情報処理」を実現するという典型例を実証することであり、複
雑な電子政府・電子自治体の「個人情報処理」よりは、より速やかに実現が期待される分野でも
ある.従って,地域に広がる医者不足は日頃の人々の医療機関との接点を深めるべきであり,「
個人情報処理」に基づいた「再配分地域経済ネットワーク」の機能としても位置づける事ができ
る.また、電子カルテ(EHR)についても、医療機関に情報が集中管理するのではなくて,住
民一人一人が電子カルテを管理する仕組みへと改めるべきである. ちなみに、その方策として,
①医者と患者との問診・対面を遠隔にも実現できる事は重要で、そのための個人の医療・健康情
報は個人管理に委ねると同時に,見える化範囲での電子カルテ管理が必要である.②医師不足,
医師訓練不足についても,地域での日常的な治療行為がこれらを補うのであって,草の根的な「
再配分地域経済ネットワーク」は欠かせない. ③「再配分地域経済ネットワーク」はASPなど
高度なネットワークを必要とするのではなく,極簡単に日常的な健康情報を人々が自ら管理し,
医者に見てもらうことができるというものである。 ④それにしても,医者,看護婦以外の医療・
健康サービス従事者の繁雑な業務は眼を見張るものがあるが,それは医療・健康サービスそのも
のよりは,医療・健康分野におけるサービスの情報よりはその管理の情報によるもので,電子政
府・電子自治体が持っている複雑さと同じものであるので,その改善は業務プロセスを一極集中
型の管理から分散個人管理のもととすれば解決できる. ⑤特に上掲の複雑さの起因は厚生労働省
年金管理の複雑さに示されるような,個人情報の二重三重の使い回しであり,本来は「個人情報
処理」で単純に整備されるべき問題である. ⑥医療機関等における情報の安全性とは,「個人情
報処理」が完全であることであって、それ以上のことではない。とりもなおさず,このことは,
個人の医療・健康情報が個人の管理に委ねる事である.これは、国民IDでもないし,個人の情
報管理のもとで,個人が信頼できる医者に直接提供できるネットワークシステムの事である. そ
れでは、その具体的な実現可能性について述べる. 現状のデジタル技術・情報が寄与し、医療の
一層の向上が見られるというけれども、伝送路のみの提供で、生のデータ(例えば、画像)だけ
の転送のみ。表示のための判断や図の中身の判断など到底出来ない。人の判断をリアルタイムに
知識データとして記憶し、それを基に整理・推論をする機能が必要である。電子的な情報の活用
にしても、単なる登録データを提供するだけでは本当の意味で役に立たない。データの深層心理
を探り他の情報とのリンクも張ってその情報を提供すべき!ドクタ・看護婦・患者の間の解釈の
微妙な違いをどう処理するのか、今の技術では良い方法はない。日本版EHRだけではなく、医学書
(いろいろな先生が書いている)の知識化を行い、それがドクタとなるような仕掛けが必要!ま
たリアルタイムに地方の先生の耳元に検索の結果をささやくようなシステム(ホームドクタと呼
ぶ)が必要!教科書と先生の経験データのDB化、それの有効利用(これをリアルCAIと名付け
る)。画像と経験データ、医学書DBなどの有機的結合が必要!遠隔教育を整えるには、リアルC
AI、医学書ドクタ、ホームドクタが欲しい。リアルCAIとは、教科書DBと先生の指導の経験
データのDBとの間にリンクを張り、生徒は上記両方のDBの恩恵を受ける。その際、DBから試験
問題を自動で作り生徒の回答を採点し、生徒の弱みを調べて、その部分を更に教育するシステ
ム、医学書ドクタとは、複数の医学博士の書いた医学書をDB化し、オペレータ(この場合、地方
の先生たち)質問に答えるシステム、ホームドクタとは、医学書DBを基に地方の先生の耳元にリ
アルタイムにアドバイスを出すシステム。地域医療連携をするためには、いろいろな異なった部
署のシステムを統合化するシステムが必要である。リアルCAI、医学書DB、各ドクタの経験DB
、ホームドクタなどは必要!これらは運用中でもレベルアップが可能であるようにする.レセプ
トが改定された時もリアルタイムに反映させるサポートが必要であり、知識の共有化と丸秘化の
両立が必要である。個人データ保護のセキュリティ、薬の副作用を世の中にある全薬でチェッ
ク、完璧な丸秘化(ファイアウォールのことで、あらゆる情報の単位でも、ファイアウォールの
条件も自由に指摘できる)、知識DB化とそのデータからの推論・第六感の検索等など課題は多
い.
1. Web受付番号89-6
2. 個人/団体の別 : 個人
3. 氏名/団体名 : 非公開
4. 該当分野記号 : G
5. 該当ページ : 10
6. ご意見の概要 :
教育分野、人財分野限らず,その学力・実力の客観的な判定は,基本的には対面判定されるもの
であり、個人の特性を直ちに処理できる,「個人情報処理」サポートツールが有効になる。
7. ご意見(本文) :
G.教育・人財分野 医療分野・健康分野ほどの「個人情報処理」の難しさ・複雑さは無いが,そ
の次に「個人情報処理」が期待される分野と見なしてよい.個人の能力またその評価は,基本的
には人と人とが対面する中で,もしくは人と周囲の環境と接点で確保されるものであるが,対面
する間にも刻々変化する無尽蔵の情報に接するし,その情報の取り扱いは,対面する相手の特徴
を決め切れないと言う困難が生じる.しかも,それは、医療分野・健康分野にも勝る個人の将来
を占う問題であり,「個人情報処理」の厳しさかは逃れる事は出来ない.この刻々変化する情報
は,「個人情報処理」で示したように,その対面をサポートする,ピー(人)ツー(と)(シー
(コンピュータ)、シーツーシー、シーツーピー,最終的にはピーツーピーの「個人情報処理」
を実現することになる。 特に,教育分野では,特定個人の成長が著しいこともあり,その学力・
実力の客観的な判定は殆ど不可能に近い.更に,その教育・指導は複雑・困難であって、教育現
場における混乱も伝えられる.その場合には,共に成長できるパートナーが必要であり,現実に
は集団教育であるが、基本的には対面教育であり、個人の特性を直ちに処理できる,「個人情報
処理」サポートツールが有効になる。 たとえば、教科書理解チェック,技術習得チェックなどが
教育分野でも最大の関心事であり,そのサポートは不可避となる.教育現場の延長線上にある人
材分野においても評価方法において,この機能は欠かせない. ちなみにその方策について, ①
教員のデジタル技術は,デジタル技術が成長著しい分野である事から,一定の年齢を超えては高
度なレベルでの取得不可能であることを考慮すれば,子供もしくは対面相手としてのパートナー
を見つけることは不可能である。 ②むしろ、学習するソフトウェアが、パーソナルコンピュータ
に実装され、保幼小中高の成長するに従い,進歩・発展を遂げるパートナーとしてのソフトウェ
アが必要となる. ③デジタル技術の取得は,その経験次第である事を鑑みれば,生涯を通じて,
デジタル技術と共に歩める情況を提供するべきであり,そのためには、携帯電話における普及・
拡大を含めて,それ以上の普及・拡大を獲得することが必要であり,身近な日常的なデジタル技
術に接する事のできる「再配分地域経済ネットワーク」の存在は欠かせない。 以上,その具体的
な実現可能性について述べる. 人財のミスマッチが生じないためには、5次元ネットの構築が必
要である。5次元ネットとは、情報の提供者と情報の受領者を一致させる時のネット。情報提供者
は勝手に情報を提供、情報受領者は必要とする条件を勝手に入力する。すると5次元ネットがその
マッチングをしてくれる、という仕掛けを持つ。5次元とはたて・よこ・高さ・時間と偶会(偶
然に会うという次元)のこと。実践的な教育拠点の展開には、他にリアルCAI、双方向の授業
の実現、異システムの統合化システム、Web2.0を利用したリアルCAIが必要となる。
1. Web受付番号89-7
2. 個人/団体の別 : 個人
3. 氏名/団体名 : 非公開
4. 該当分野記号 : H
5. 該当ページ : 14
6. ご意見の概要 :
地域の活性化は,物過不足地域間の再配分問題を解決することにある.それは、国内国外問わ
ず,「再配分型地球(アジア)地域経済ネットワーク」の構築に依存する事が大きい.
7. ご意見(本文) :
H.産業・地域の活性化及び新産業の育成 地域の活性化は,物過不足地域間の再配分問題を解決
することにある.物余り地域から,物不足地域への人と物の移動は,それは、国内ではもちろん
のこと,国外でも「再配分型地球(アジア)地域経済ネットワーク」の構築に依存する事が大き
い.特に、産業の活性化は,在庫縮小,消費拡大が契機となるのであるから,「再配分型地域経
済ネットワーク」の考え,デジタル技術,体制を地域毎に徹底させる必要がある.特に,通常の
ネットワークと言えば、一極集中的な情報ネットワークを示すのであるが、産業・地域活性化
は,個人個人の対面を前提とした草の根ネットワークであり,そのためのデジタル技術が期待さ
れるのである.新産業の育成は,地域に埋もれた技術の発掘とそれへの協業、こうした個人情報
処理、ピーツーシー、シーツーシー、シーツーピー,最終的にはピーツーピーの実現次第であ
る.すなわち,地域毎に局地化された情報の累積と発信,むしろ,その為のデジタル技術の提案
が期待される. 具体的に,産業の革新、活性化は,既存の産業マップ(需要,供給)であって
は,その循環的不況の繰り返しであり,むしろ,第1次,第2次,第3次産業との人と物の再分配,
地域語との再分配、静脈産業と動脈産業の循環とした新たな産業構造にその活路を見出すべきで
ある。特に,地球規模での環境問題が叫ばれる時、再分配・循環型の産業育成は不可避であり,
もちろん,これは、「再分配型の地球・地域経済ネットワーク」による、人と物の再分配・循環
でもある.その実現が、デジタルネットワーク技術の整備に依存している事は明らかである.そ
れは,地域のもしくは個人の一方的な情報・その分析の提供ではなくて,双方の情報の提供・そ
の分析を実現する事になる.特に,地域の活性化は,往々にして,過疎化地域の活性化として提
示されるが,むしろ、その事実は逆で,過疎化地域こそ,都会における潜在化した技術に飽きら
れることなく,埋もれた産業技術の宝庫であり,その発掘,再配分こそが求められる.極論すれ
ば,現在の技術の発展・動向は、過疎化地域における,農業,林業,漁業に纏わる総合的な技術
の発掘,その再配分の実現にある.グローバル展開,連携とは,国内における地域差の解決を同
じく,その地域格差を利用した,再配分,循環にあるのである。 その具体的な方策として, ①
中小企業等の事業基盤整備が提唱されるが,中小企業とは,デジタル技術開発企業に代表され
る,将来型の企業であって,埋もれた技術を保有する企業でもある.そこでのデジタル技術導入
の難しさは,将来デジタル技術の展開にとって本質的であり,その複雑さ・困難さをクリアでき
ないで,デジタル技術の発達も無い.その結果としての,ASP・SaaSであって、最初AS
P・SaaSありきではないのである. ②又,その展開のためには,その多岐多様複雑さゆえ
に,総数600万社と言われる中小企業でのBPRの収集・蓄積も欠かせない。当然,個人・企業に
おける,「個人情報処理」が行なわれるので,人材の再配分においても同様である. ③とりわ
け、クリエイティブな産業が,現在都市に集中したサービス産業に偏りがあるのは間違いで,地
方での自然,人材,技術、産業などの資源情報の有効な発掘が成されず,その情報クラウドの存
在に気がついていないことの証左であり,その根本的な見直しが必要である.そのためには,情
報・発掘と蓄積,発信という、本来のネットワーク,クラウドコンピューティングのありようが
問われる.
1. Web受付番号89-8
2. 個人/団体の別 : 個人
3. 氏名/団体名 : 非公開
4. 該当分野記号 : I
5. 該当ページ : 18
6. ご意見の概要 :
高度デジタル社会における「個人情報処理」、「循環型情報処理」を基本とする、クラウドコン
ピューティングを準備するためには超分散型のソフトウェアの整備が必要である.
7. ご意見(本文) :
I.デジタル基盤の整備 デジタル基盤で緊急を要する問題はハードウェアにあるというよりはソ
フトウェアの基盤整備にある.現状のソフトウェアは一極集中型に偏り,データ配信・管理は
人々にとって過剰気味であり,それはデジタル技術が切り開こうとしている超分散型の基盤整備
に逆行し,従来のマスメディアに変わるだけの技術整備に終っている.それでは、爆発的な情報
量,安心・安全な情報処理のニーズを充たすことは出来ない.高度デジタル社会におけるデジタ
ル技術に求められているのは、超分散型のデータの配信・管理技術である.その内容は,個人も
しくは地域に押し込められたデータの処理,「個人情報処理」、「循環型情報処理」を基本とす
る、クラウドコンピューティングを準備するためには超分散型のソフトウェアの整備が必要であ
る. そのための技術開発の方策は,今まで多くの人々によって挑戦はされているが,あくまでも
部分的である.特に「個人情報処理」、「循環型情報処理」に到っては皆無に等しい.その総合
的なソフトウェア技術の開発は,人の社会に相応しい,高信頼型のネットワーク,その上での容
易なアクセスを可能とするサロゲート(人間脳の代理)を務めるソフトウェア技術の整備であ
る. その具体的な技術内容を羅列すると,以下の通りである. ①会話技術・・・・・・・・・
知識を見ながらアドバイスをする会話 ②認識技術・・・・・・・・・アフォーダンス認識(経験
則認識) ③整理技術・・・・・・・・・海馬に似たインデックス自動生成 ④知識活性化技術・
・・情報の活性化時に起動、統計学・認知科学などを使った方法 ⑤高度の自然文解釈と意味解釈
・・・業界情報をプロダクションルールとした高速認識 ⑥テレパシ技術・・・・・・分散協調、
同時性一致、情報共有と丸秘化の通信技術 ⑦成長技術・・・・・・・・・アクタ処理と自動RD
B構築の二つ ⑧システム統合技術・・スキーマ進化を使ったシステム統合 ⑨インターネット新
構築技術・・・分散したセンタ方式 ⑩推論検索技術・・・・・情報の活性化時に起動 ⑪知識モ
デル技術・・・サロゲイト構造(スキーマのセミストラクチャ構造) ⑫高速技術・・・・・・・
・・ファンネル技術(中間リンク方式)を使ったリンク方法 ⑬善悪判断技術・・・・・ハイアラ
キー制約を使った環境判断技術 ⑭情報共有と丸秘化技術・・・テレパシ(OFC)を使った情報共
有(+情報丸秘化) ⑮上記機能のソフトウェア技術
1. Web受付番号89-9
2. 個人/団体の別 : 個人
3. 氏名/団体名 : 非公開
4. 該当分野記号 : J
5. 該当ページ : 21
6. ご意見の概要 :
属人性の強いソフトウェアの研究・開発は、ソフトウェア・モラルの確立、すなわち、ソフトウ
ェア憲章の制定,それに基づく従来の規制・制度・慣行の見直しが必要である.
7. ご意見(本文) :
J.規制・制度・慣行の「重点点検」 現在、日本におけるソフトウェア整備が充分に展開されて
いない理由には,外国のソフトウェアの普及・拡大の影響も見られるが,むしろ,日本における
ソフトウェア・モラルの停滞にあることが指摘される.即ち,属人性の強いソフトウェアの研究
・開発は大規模組織中心の研究・開発には馴染まないことが明々白々であり,日本における中小
ソフトウェア企業の凋落は、こうした情況に鑑みた配慮,ソフトウェア・モラルの確立の欠如に
あると言わざるを得ない. ソフトウェア・モラルの確立のためには,ソフトウェア研究開発にお
ける,実績主義の排除,効率的と思われる1プロジェクト・1ジョブを止めて1プロジェクト・
複数ジョブとすること,技術よりは資本重視の姿勢排除などなど,従来の規制、制度、慣行の修
正・廃棄なくしては、新たなデジタル技術の受け皿にはならない。そのためにも,その受け皿と
してのソフトウェア憲章の制定,それに基づく従来の規制・制度・慣行の見直しが必要である.
1. Web受付番号89-10
2. 個人/団体の別 : 個人
3. 氏名/団体名 : 非公開
4. 該当分野記号 : K
5. 該当ページ : 21
6. ご意見の概要 :
ソフトウェア憲章を前提として,デジタルグローバルビジョン,アジアワイドのシームレスな経
済圏の創設の発火点として日本列島を位置づけ、日本列島が果たすべき役割が期待される.
7. ご意見(本文) :
K.「デジタルグローバルビジョン(仮称)」の策定 地域の,もしくは日本でのソフトウェアの
あるべき姿を示さずして、即ち,ソフトウェア憲章を持たずして,デジタルグローバリゼーショ
ンビジョン(仮称)は存在しない.日本におけるソフトウェア憲章とは,高度デジタル社会に向
けたデジタル技術(ソフトウェア技術に限って)の有様を示すものであり,ソフトウェア技術の
個人属人性、その保護もしくはその引き抜き等の禁止,オープンソースの普及とその保護、中小
ソフトウェア企業の連携とその保護,実績主義・資本依存主義の排除等が基軸となって「個人情
報処理」、「循環型情報処理」、「再分配型経済ネットワーク」として策定されるべきである.
この憲章を前提として,デジタルグローバルビジョンとしての,アジアワイドのシームレスな経
済圏の創設の発火点として日本列島を位置づけ、地球上の格差,不況、戦争の停止に向けて、日
本列島が果たすべき役割が期待される.
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