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青森県をとことん 知る・見る・味わうツアー

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青森県をとことん 知る・見る・味わうツアー
人口減少克服プロジェクト編
PROJECT 3
青森県をとことん
知る・見る・味わうツアー
弘前大学人文学部
- 33 -
金目ゼミ
橋本
拓也
天坂
舞
阿部
奈々
中村
美咲
花輪
美良
東
拓也
下川原
修斗
工藤
優祐
1
はじめに
(1) 目的
私たちは人口減少問題に着目し、県外流出を防ぐために観光業からの雇用創出を目指
した。外国人とのフィールドツアーを通して、青森県の観光の魅力を知り、政策提案へ
つなげようと考えた。
(2) 現状把握
青森県の人口減少を見てみると、18歳と22歳の県外流出が多いことがわかる。こ
れは進学と就職時期に多くの若者が流出しており、就職場所を求めて移動していること
を表している。
そこで社会的要因としての人口流出を防ぐために地元愛を活かすことのできる観光業
面に着目した。そこで私たちは外国人の観光客を狙った政策を展開してい きたいと考え
た。
- 34 -
日本人にしなかった理由は「県総合戦略」の基本目標の1つである <外国人延べ宿泊者
数5 万 7 千人 泊 か ら8 万人 泊 以 上に >の達 成 に寄 与 で きる た め 、大 韓航 空 の 直通 便 が通
っていることからターゲットを外国人にしぼった。
観光客増加のために、まず自分たちで県の特徴を知り、観光名所を巡ることで魅力や
課題が見えてくるという仮説をたて、また外国人の生の声を訊きたいと考えた。
2.研究内容
(1) 事前調査
①
9/13 青池➡日本キャニオン➡白神山地ビジターセンター ➡暗門の滝手前神山地
青池や白神山地を選んだ理由は自然あふれる有名観光地であったから選んだ。実際
に行ってみて、中国人や台湾人などの外国人の多く訪れていることがわかった。
②
10/11 青森駅➡廣田神社 ➡善知鳥神社➡アスパム➡青森魚菜センター ➡ワ・ラッセ
➡三内丸山遺跡➡帆立小屋➡味の札幌
大西➡青森駅
青森市を選んだ理由は、新しい観光スポット自体を見つけるのは難しいと考えたた
め、有名スポットの近くにある新たな魅力を発見することと、有名スポットの魅力を
再認識したいと思ったからだ。実際に行ってみて、観光案内の多言語表記は多かった
が公共交通機関多言語表記は少ないと感じた。
③
10/18 十和田湖➡ 奥入瀬渓流
十和田湖・奥入瀬を選んだ理由は秋ということできれいな紅葉スポットというこ
とで選んだ。実際に行ってみて十和田湖は雨天でも散策しやすく、奥入瀬はアナウン
スの面でバスが充実し一本道に名所が集中していることがわかった。
④ 10/19 種差海岸 ➡葦毛先展望台 ➡鮫角灯台➡蕪島➡八食センター➡櫛引八幡宮
基準は車で行きやすいところを選んだ。感想は観光名所が集中しているため 1 日
で回ることができ、数日間の滞在には結びつかないといった印象をもった。
(2) フィールドワーク
①
青池➡ねぷた村
青池は天気が悪く魅力を伝えることはできなかったが、ねぷた村での津軽塗体験
は好評だった。自然を伝えることができる場所だが、移動が困難だった。
②
青森➡三内丸山遺跡
青森は食べ物で味噌カレー牛乳ラーメンを勧めたが外国人にとってはハードルが
高すぎたようだった。帆立小屋では釣りは楽しいが、そのあとに食べる生の帆立に抵
抗感があったようだった。ワ・ラッセはねぶたの紙貼、福笑いのようにねぶたの顔を
自由に作成しそれを3 D でみられる体験が好評であり、三国志をモチーフにしたねぶ
たがあることに驚いていた。
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三内丸山遺跡では、無料で案内してくれるガイドさんがおり、ガイドは日本語で
あるが、面白い知識も教えてくれるので、両方を上手く活用できると良いと思った。
ⅲ十和田湖・奥入瀬
十和田湖・奥入瀬はバスは音声案内付のものがありバスで回ることができ、空気
がきれいで都会育ちの韓国人に人気であった。
(3) アンケート・留学生の声
アンケートは弘前大学の留学生計25人を対象 として、以下の 2問について聞いた。
図1・2より自国にいたときにどのようにして日本と青森の情報を得たかという質問
に対して、知人や HP が多く、ブログやサイトが4分の1を占める結果となり、図3より
旅行する時に重視する点は自然と文化が圧倒的に多かった。
Q1.自国にいたときにどのようにして日本と青森の情報を得たか(複数回答可)
図1
図2
Q2.旅行する時に重視する点
図3
- 36 -
留学生の生の声では交通では公共交通機関が不便であること、食べ物はおいしいと言
っていた。景色では自然が豊かできれいという意見が多く、その他として個人だと不安
だという声があった。
(4) ヒアリング調査
私たちは青森県庁と大韓空港にヒアリングを行った。青森県庁では冬季期間の観光、
取り組みについて聞いたところ、たびすけと連携し常設型のイベントとして、スノーハ
イキ ン グ&本 気 のソ リ 遊び ツ ア ーを 行 っ てい ると の 答 えだ っ た 。大 韓航 空 に つい て は月
ごとの利用客数は月の平均が約1千人で夏が多く、仕事や観光が主な利用目的であった。
曜日ごとの利用客数の違いについて聞いてみると、金曜日に出発して日曜日に帰国、ま
た祝日を挟むと日曜日に出発し水曜日に帰国する人が多かった。増便についてはねぶた
の期間増便はしないが座席を増やすといった取り組みを行っているということだった。
3.政策提案
(1) ホームページについて
①
リンク面
青森県庁が作っている「アプティネット」という多言語対応の観光情報サイトがあ
る。このサイトを外国人留学生に見てもらうと、興味・関心はわくが、具体的な手段
や時間などがわからないという意見をいただいた。このサイト内の一番下のたくさん
のリンク先の所に「青森 NAVI」という目的地への手段や時間を検索できるサイトがあ
る。しかし、初めて訪れる人はもちろん、何度もサイトを訪れる人でもこの青森 NAVI
の存在に気が付く人はほぼ居ない。そこで、このサイトの改善点の一つとして、この
「青森 NAVI」を一番上の分かりやすい部分に持って くるべきだと考えた。
図4
次に「青森 NAVI」のリンク先を所要時間と交通手段の所に貼り、バスの時刻表や料
金表のリンク先も載せておくべきだと考えた。ホームページには所要時間と交通手 段
は掲載されているが、何時に青森について、何時に目的地につくのか、わからないよ
- 37 -
うになっているためである。
また、県内の主要な観光地の Wi-Fi マップを示したリンクをホームページのトッ
プページの目立つところに追加するべきだと考える。さらにこの Wi-Fi マップの範
囲を徐々に拡大し、最終的には県内全域を網羅して欲しい。
②
モデルコース
概要として県内を六つにブロック分けして、一日目に青森空港から各ブロックに到
着できるモデルコースを提案するというものである。例えば県内をブロック分けし、
①の西北地域をクリックすると①西北エリアの主な観光地が出てくる。ここで気にな
る観光地、例えば十二湖をクリックするとアプティネットの十二湖の紹介のページに
とぶことが出来る。そしてここの交通のページにリンク先を張り、青森空港からの具
体的な交通手段と時間を例示したモデルコースを紹介する。
図5
青森県の公共交通機関の便の少なさはデメリットと考えがちであるが、それを逆手
に取り、唯一の国際線に合わせたモデルコースを示せると考えた。そこで個人旅行の
方にも気軽に行ける青森の具体的な旅行の流れをイメージしていただきたいと思う。
またアプティネットは多言語対応のホームページであるため、これらの提案も多言語
化してほしい。
(2) 環境整備
①
臨時便
現在、空港から出るバスは国内線に合わせており、12:50 に着いても、13:40 まで
待たなくてはならず、50 分のロスがある。実際に韓国人留学生の方からも、大韓航空
を利用し、1日目の昼頃青森空港に着いてから目的地に移動する際に青森市か弘前市
への移動だけで1日目が終わってしまって時間がもったいないという意見をいただい
た。そのため、私たちは週に3日だけ臨時便を設けることを提案する。これで、ソウ
ル便を利用する観光客の時間のロスがなくなり、1日目も観光する時間として使える。
- 38 -
②
乗り方案内
次に公共交通機関について図に示すという案である。外国人の方は、バスなどの公
共交通機関の乗り方や 料金の払い方が分からないことがある。これは弘南バスの例で
あるが、一目で乗り方が分かるように写真 や図で示すことで、日本語が分からなくて
も個人旅行でも気軽にバスに乗ることができる。このような案内を青森空港や駅など
に設置するべきだと提案する。
図6
(3) レンタコート
青森県の冬時期に観光したいと思っても、地元が雪国でない人は、青森の極寒には耐
えられない。ハブ空港である大韓航空を利用する観光客の中でも、台湾は特に温暖な地
域である。年間最低気温が、冬に当たる12月から1月にかけても13~15℃となっ
ており、青森県の気候と違いがあることが分かる。
雪国に ならで はの 観光 対策は 既に行 われ てい る。弘 前市
の“長靴貸出”である。期間は、12 月初旬~ 3 月下旬で、金
額は無料 であ る。サ イ ズは、 20cm ~27c m と幅広く 用意
されてお り、 また、 長 靴といっ ても かなり お しゃれな もの
であるた め、 観光客 の 利用しや すさ も考慮 さ れている 。一
方、寒さ 対策 はまだ さ れていな いと いう点 で 、防寒具 の買
い渋りか ら、 冬の青 森 県観光を あき らめて し まう方々 もい
るのではないかと考えた。
しかし 、その よう な温 暖な地 域の方 もぜ ひ冬 の青森 を体
験してほしい。そこで、私たちは、防寒具、コートの貸し出
しをすべきだと考えた。すなわち、
“レンタコート”の採用
を提案するということだ。
“レンタコート”とは、レンタル
図7
弘前市長靴貸出
とコートを掛け合わせた造語である。
レンタコートは購入初期に高い費用がかかる。実際に、初期費用はどのようなもので
- 39 -
あろうか。ネット調査によると、メンズが 2980 円(D COLLECTION ダッフルコート参照)
であり、レディースが 1990 円(GU チェスターコート参照)と安いものもあり、選択次
第で実現可能性も高まる。
レンタコートが実現すれば、海外の人にとっても青森県への来やすさは向上し、冬観
光拡大の一歩を踏み出せると考える。私は、政策提案のキーワードである“個人で気軽
に行ける AOMORI”へのアプローチになる案であると主張する。
(4) “冬観光”魅力 UP
①
ちょい足し企画
上述のネット調査において、四季別主要イベントの観光客において、青森県の場合、
冬時期の観光客数が圧倒的に少ない。そこで、青森県の冬観光を拡大する1つの案と
して、既存のイベントへ1つの新たなブース・企画を盛り込むような“ちょい足し企
画”を提案する。なぜ既存のイベントへ“ちょい足し”しようと考えたかというと、
新たなイベントを1つ創りだすよりも、既存のイベントに乗っかって、そのイベント
の魅力 UP を図る方が、費用的にはるかに実現可能であるからである。また、既存のイ
ベントの認知度を利用して、新設である“ちょい足し企画”の PR を拡大しやすいとの
理由も挙げられる。
今回、私たちは、主に2つのちょい足し企画を考えた。
「アイ酒ガーデン」と「 AOMORI
雪上相撲大会」である。この2つの企画については後述する。ちょい足し企画を考え
るにあたって、考慮した点が3つある。1つ目が、青森ならではの色を持つという点
(=“A”OMORI’s Original)、2つ目が、費用面において、実現可能であり、既存の資
源を最大活用しようという点( =“C”ost)、最後に、参加者が体験出来るという点( =
“E”xperience)である。この3つの点のイニシャルをとった ACE(エース)の原則に
あった企画を考案した。
これから、考案した「アイ酒ガーデン」と「 AOMORI 雪上相撲大会」についての説明
をしていく。
ちょ い 足し 企 画案 の 1 つ目 で ある 「 アイ 酒
ガーデン」とは、
“雪製”のテーブルとイスを
イベ ント 場 所に 設け 、 青森 県な ら では のお 酒
を飲んでもらおうという企画である。
「アイ酒
ガーデン」とは、
“アイス”と“お酒”、
“ビア
ガーデン”の3つの語を組み合わせた新語だ。
この案には、モデルとなった企画が存在する。
冬観光で有名な北海道ニセコ町で設けられて
図8
ニセコ町“Bar the Ice”
いる“Bar the Ice”である。“Bar the Ice”とは、秋田県のかまくらのように、雪と
氷で覆われたバーでしっとりとドリンクが飲めるというお店で、観光客も多く訪れる
というお店である。この案を参考にし、かつ、青森ならではのお酒を飲むことが出来
るという案が、「アイ酒ガーデン」である。
また、
「アイ酒ガーデン」は先述の ACE の原則をすべて叶えるものだ。青森ならでは
のお酒が飲める点(“A”OMORI’s Original)、豪雪地域青森県の雪を活用できる点(“ C”
- 40 -
ost)、参加者が雪に触れ合い、お酒を味わえる点(“ E”xperience)がそのメリットで
あるからである。
企画案の2つ目は、「AOMORI 雪上相撲大会」は、その名の通り、既存のイベント中
に時間を設け、極寒・豪雪の青森県 で、雪上相撲をしようという案である。行司には
特別ゲスト“決め手くん”を任命し、終わった後はみんなでちゃんこ鍋ならぬ青森な
らでは“せんべい汁”でも食べようとすることで、青森県の魅力も活用できる。また、
青森県は、日本一の相撲王国であり、県内出身の力士は数多い。そこで、有名力士を
ゲスト出演させることで、多くの観光客を呼び込めると考える。
先ほどに続き、「AOMORI 雪上相撲大会」も ACE の原則を満たしている。相撲王国青
森県ならではの企画であるという点(“ A”OMORI’s Original)、豪雪地域青森県の雪
を利用できる点(“ C”ost)、また、決め手くんやせんべい汁を活用でき、参加者が楽
しく相撲体験できる点(“E”xperience)を兼ね備えた案と言えるからである。
こ れら の 案 を 現実 化 す れ ば、 青 森 県 の既 存 の イ ベン ト の 魅 力は 向 上 し 、海 外 か ら、
「ぜひ青森県ならではのイベントに参加したい!」という人も増えると考える。
②
常設型企画
私たちは、「冬でも気軽に楽しめる AOMORI」の実現を目指している。現在、青森県
では冬時期にも様々なイベントが各地域で行われているが、開催期間は極めて短く、
既存のイベントだけでは集客 数に限界がある。また、開催期間が短いことに関しては
予算などの制約も考えられる。そこで私たちは冬期間でも容易にかつ青森に少しでも
興味が持て、冬でも時期に限らず青森県を堪能してもらえるような常設型の面白企画
を提案する。
企画をするうえで青森の名産品である「りんご」に着目し、さらに冷凍りんごがひ
そかに人気だという情報を得た。そこで私たちは常設型面白企画として「冷凍りんご
早食い企画」を提案する。
この企画のメリット・特徴としては、
a
青森県の名産品であるりんごをうまく活用できる
(“A”OMORI’s Original)
b
青森県内のりんごは安く、またいろんな種類のりんごを用意できる
(“C”ost)
c
主役は参加者ということを意識し、青森県の真冬の寒空の下冷凍りんごを食べて
もらうことで青森県の自然をじかに味わってもらう
(“E”xperience)
といった点があげられる。
私たちは実際に冷凍りんごを外で食べてみたが、想像以上に固く、冷たかった。し
かし、このような あえてつらいが実際にやると楽しいとも思える企画を体験してもら
うことで、それまで経験したことのない思い出として青森を強く印象に残してもらう
ことができる。
- 41 -
4.まとめ
以上のような政策提案を実現できれば、外国からの観光を中心に青森県の観光産業が拡
大していく。そして観光産業の活性化により、観光に関連した産業が拡大し、拡大した産
業の雇用面は改善される。以上のプロセスを踏むことで人口減少問題が縮小へと向かって
いく。
今回私たちはフィールドワークを外国人留学生の方たちと行ったが、全員から青森県は
魅力のある良い場所だ という感想をもらうことができた。私たちの政策提案が少しでも青
森県の活性化のために活用され、その後の青森県の明るい未来へとつなげていってもらい
たい。
○
橋本
調査研究に参加しての感想
拓也
私は、今回のプロジェクトに参加し、青森県が持っている数多くの魅力、チームで目的
に向かい活動する大変さ、時には他人に頼ることの大切さなど多くのことを学んびました。
準備期間も長く、かなりの労力が必要で、楽しいばかりの活動ではありませんでしたが、
辛い経験だからこそ学んだことも一つ一つが大きく、これからの人生で活きてくるような
“学び”であったと感じます。特に、大学生活にて住むことになってから3年も経つ青森
県の魅力や課題、展望についてここまで真剣に考え、調査する機会を持てたことは、3年
目にして発見した新たな魅力もあり 、有意義なものでした。
来年もその次も、当プロジェクトに参加した学生が、様々な困難を乗り越え、費やした
労力以上の“学び”を得ていけるような活動をしていってほしいと願っています。
阿部
奈々
今回のプロジェクトで、青森県の現状や課題を知り、調査をすることで多くの新たな発
見や、魅力を感じました。また、フィールドワークはデータだけでは知りえなかった青森
県のことを知れたいい機会になりました。課題・現状を把握・調査し、課題解決の道を考
え発表するという貴重な経験を学生のうちに出来て良かったと思います。
- 42 -
工藤
優祐
私はこの県庁プロジェクトに取りくんでよかったと思うことが 3 つあります。私自身、
弘前市しか観光しておらず、青森県は何もないというイメージでしたが、このプロジェク
トを機に、白神山地の青池、十和田湖や八戸市などに行くなどして、青森県の魅力・いい
所を実際に感じることが出来ました。またこのように、青森県の魅力・いい所を実感でき
たと同時に、ゼミの仲間とともに青森県の課題である人口減少について考えて、それに取
り組むことは忙しい反面、政策課題が完成した時には、達成感を味わうことが出来、この
プロジェクトをやってよかったなと 感じることが出来ました。
下川原
修斗
私自身青森県について詳しく知りませんでしたが、このプロジェクトに参加しフィール
ドワークを行う中で、自然、食、そして青森県民の人柄など行ってみなくては気づかない
青森の魅力にたくさん触れることができました。私たちの今回の活動が、青森県の魅力を
さらに知ってもらうために活用されてほしいと感じています。
天坂
舞
はじめは手探りで大変なことばかりでした。今回のような経験はなかなかできないこと
だと感じ、経験できたことはこれから社会に出たとき力になると思いました。フィールド
ワーク等を通じ県内の魅力を新たに感じたり発見できたりできとても良かったです。
中村
美咲
この「学生発未来を変える挑戦プロジェクト」の中でも「人口減少プロジェクト」に参
加させていただきまして、これまでしてこなかった様々な経験をする事が出来ました。約
半年に渡り青森県の人口減少の要因・課題を調査し、課題解決に向け取り組む中で様々な
方々に協力していただきま した。インターネットなどの事前調査で我々自身が考えたこと
と、現地に赴いたりヒアリングやアンケートを行ったりして得られた情報は、実際に見た
り会ったりして会話をしなければ判らなかったことだととても感じました。
また普段人前で発表する機会がないため、最終報告に向け自分たちの活動をいかにわか
りやすく、論理的に、限られた時間で報告できるか非常に悩みました。しかし一人では壁
にぶつかることも、ゼミナールの仲間の協力や先生の助言をいただき、最終報告では半年
間の活動の締めくくりとして満足の出来る発表が出来たと思います。このよ うな機会を与
えてくださりありがとうございました。
花輪
美良
今回のプロジェクトに参加し、たくさんフィールドワークを行うことで青森県も美しい
自然がたくさんあり、今まで知らなかった様々な魅力について知ることができました。ま
た学生生活のなかで、地域について詳しく調査し、仲間と協力して課題を解決していくと
いう貴重な体験ができ、とてもプラスとなりました。今後の青森県のさらなる発展のため
に私達の今回の活動が少しでも力添えできればよいと思います。ありがとうございました。
- 43 -
東
拓也
生まれてからずっと青森県に住んでいましたが、知らないスポット、食べ物があること
に気づきました。また知っていたスポットであっても、行く時間、季節によって大きく印
象が違い研究を通じて改めて魅力を感じることができました。そしてこの私達の研究が外
国人旅行者の不安を取り除ければと切に願っています。
○
○
参考文献
青森県企画政策部「平成 25 年青森県の人口」
http://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kikaku/kikaku/files/promo2015_2.pdf
○
青森県企画政策部「外国人延べ宿泊客数(都道府県別・ 2014 年)
http://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kikaku/kikaku/files/promo2015_2.pdf
○
JR バス株式会社 HP
http://www.jrbustohoku.co.jp/
○
青森県観光情報サイト HP”「アプティネット」
○
Appliv〔アプリヴ〕
○
弘南バス HP
○
FlyTeam
○
あおもりの農業情報サイト
http://www.aptinet.jp/
http://app-liv.jp/
http://www.konanbus.com/
http://flyteam.jp
http://www.applenet.jp/~syoku-anzen/kankyounougyou/
○
りんごを冷凍すると激ウマらしい・・・!
http://matome.naver.jp/odai/2142061580580991301
○
弘前観光コンベンジョン協会「長靴無料貸し出し」
http://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/edit.html?id=boots
○
ニセコ町“Bar the Ice”
http://sotoasobi.net/1/1/6/blog/winter -niseko-sightseeing
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Fly UP