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【資料】茅ヶ崎市における公共交通の現状とこれまでの取り組み (PDF 5.3

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【資料】茅ヶ崎市における公共交通の現状とこれまでの取り組み (PDF 5.3
資料4
茅ヶ崎市における公共交通の現状と
これまでの取り組み
資料構成(目次)
1.茅ヶ崎市の交通の現状
2.茅ヶ崎市の交通に関する計画
3.公共交通の取り組み
4.コミュニティバスに関する取り組み
5.自転車に関する取り組み
2
1.茅ヶ崎市の交通の現状
1.(1)茅ヶ崎市の市勢
○人口
235,081人(平成22年国勢調査)
うち65歳以上の割合 21.4%
○世帯数 93,445世帯
○面積
35.76k㎡(市街化区域約62%、市街化調整区域約38%)
4
1.(2)茅ヶ崎市の人口
将来人口の推移
実績値
推計値
245,000
実績値
238,586239,407238,035
235,236
235,081
231,803
235,000
11.8% 14.8%
18.3% 21.4%
24.8% 26.2% 26.8% 28.3%
30.7%
80%
70%
228,420
230,000
60%
220,809
50%
220,000
73.0%
71.1% 67.8%
64.6%
40%
215,000
推計値
100%
90%
240,000
225,000
基準年
平成32年をピークに
人口は減少
基準年
人
人口構成比
62.1% 61.8%
62.6% 61.7%
59.3%
212,874
30%
210,000
0~14歳
15~64歳
65歳~
20%
205,000
200,000
195,000
10%
15.2% 14.1% 13.9% 14.0% 13.2% 12.0%
10.6% 10.0% 10.0%
0%
5
1.(3)茅ヶ崎市の位置
【地勢】
北部 丘陵地帯が広がっている
南部
ほぼ平坦な地形
【周辺】
市の南側
市の西側
市の東側
市の北側
る
香川駅
相模線
北茅ヶ崎駅
東海道本線
辻堂駅
湘南海岸(約6km)
相模川流域
藤沢市と隣接
藤沢市及び寒川町と接す
整理する交通モードイメージ
①鉄道
利用者
不特定
②路線バス
③コミュニティバス
④福祉交通
⑤タクシー
利用者
特定
⑥自転車
輸送規模小
※番号順に
次頁より紹介
輸送規模大
8
① 鉄道の状況
 市内に3駅が立地-茅ヶ崎駅、北茅ヶ崎駅、香川駅
 茅ヶ崎駅での端末交通手段分担率は自転車の割合が高い
4,781人
香川駅
45,837人
54,599人
2,601人
茅ヶ崎駅の端末交通手段分担率※2
自動車
(6.2%)
バス
(18.2%)
徒歩
(47.6%)
北茅ヶ崎駅
二輪車
(1.7%)
辻堂駅
茅ヶ崎駅
自転車
(26.3%)
各駅の1日あたりの利用者数※1
※1 出典)茅ヶ崎市統計年報
※2 出典)神奈川県の人の動き~第5回パーソントリップ調査から~、
9
② 路線バスの状況(1)
一般社団法人 茅ヶ崎市観光協会 提供
10
② 路線バスの状況(2)
(本/日)
運行本数(本/日)
系統数
1200
1100
利用者数
65
(千人)
15000
60
14000
55
13000
(系統)
1本あたりの利用者数
(人)
50.00
45.00
1000
40.00
900
50
12000
45
11000
40
10000
800
700
600
16年度 17年度 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度
35.00
30.00
16年度 17年度 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度
③ コミュニティバス(えぼし号)の状況
<その1 整備状況>
《現在運行している路線と車輛》
1.
2.
3.
4.
《路線図》
中海岸南湖循環市立病院線
北部循環市立病院線
鶴嶺循環市立病院線
東部循環市立病院線
日野自動車製ポンチョ
初代ポンチョ
マルチライダー
(H23年3月廃車)
12
えぼし号の利用状況
~これまでの4路線全体利用者数~
項目
北部
中海岸南湖
鶴嶺
東部
計(人)
平成14年度
136,816
136,816
15年度
174,087
174,087
16年度
177,609
177,609
17年度
1,001
177,940
178,941
18年度
36,264
177,812
214,076
19年度
44,270
212,788
5,919
8,318
271,295
20年度
49,653
183,319
22,198
29,111
284,281
21年度
48,841
209,139
28,497
47,164
333,641
22年度
46,799
240,933
47,430
55,517
390,679
合計
226,828
1,690,443
104,044
140,110
2,161,425
13
④ 福祉交通の状況
●茅ヶ崎生きがいふれあい バス運行事業(H19~)
【目的】
【利用実績】
 高齢者の自立した日常生活の支援
 市内の福祉施設利用時に活用
【対象】
 市内居住の高齢者及び障害者
【運行主体】
H19
H20
1,728
1,526
H21
H22
(年度)
1,799
1,603
年間利用者数(人)
 交通事業者へ運行委託
【利用実績】
●福祉有償運送
【事業者】
●社会福祉法人、NPO法人等5団体
計22車輌
【目的】
●障害者、高齢者等の通院、通所、
買い物等移動をサポート
茅ヶ崎市内福祉有償運送事業者実績(平成22年度)
運送する旅客の範囲と数(人)
保有自動車数 身体障害
事業者
要介護者 要支援者 その他
(台)
者
A
10 (3)
20
92
22
2
B
3 (1)
32
11
14
0
C
3 (2)
17
88
38
27
D
4 (1)
24
0
0
0
E
2 (0)
11
0
0
53
計
22 (7)
104
191
74
82
輸送実績
走行距離(㎞) 運送回数
20251
7243
5789
1514.5
3487
38284.5
3396
876
1847
119
576
6814
*保有自動車数の()は軽自動車
*A事業者のみ重複10名あり
14
⑤ タクシーの状況
■延実在車両台数(法人タクシー)
(台)
80000
輸送回数
(千人)
2,600
輸送人員(人)
(千人)
3,400,000
2,400
3,200,000
2,200
3,000,000
2,000
2,800,000
1,800
2,600,000
1,600
2,400,000
1,400
2,200,000
78000
76000
74000
72000
70000
1,200
19年度
20年度
21年度
22年度
2,000,000
19年度
20年度
21年度
22年度
 平成21年度までは実在車両台数は減尐  輸送人員、輸送回数とも減尐傾向にあ
を続けているが、平成22年度は若干増
るが、平成22年度は上昇
加
⑥ 自転車の状況
駐輪場整備
 茅ヶ崎駅 ⇒ 約9000台収納可能
利用率は93.2%(H22)
自転車利用が多い茅ヶ崎駅周辺で
十分な量の駐輪場を供給できている
放置自転車
 茅ヶ崎駅での放置自転車台数
平成17年度 511台(現在は500台以下)※1
自転車利用者が多い一方、
駅周辺での放置自転車は尐ない
※1:出典)平成18年 駅周辺における放置自転車等の実態調査の集計結果
自転車事故の状況
自転車走行空間
(平成22年1月~12月)
 市内全交通事故
1,055件
 うち自転車が関係する事故
400件
 自転車が関係する事故構成率 37.9%
※構成率が県下ワースト2位
 自転車専用レーン設置
 自転車専用道(サイクリングロード)の設置
自転車が関係する事故の割合が高い
自転車専用レーン
(延長900m、路側帯をカラー化)
自転車専用道(サイクリングレーン)
総延長約11km
16
自転車利用促進策
 平成16年11月~平成17年9月
レンタサイクル社会実験
 平成16年度~継続事業
サイクルアンドバスライド事業
 平成20~21年度
レンタサイクル事業
 平成21年度
コミュニティサイクル社会実験
 平成22年度
自転車積載ラックバスの本格運行開始
平成16年度 レンタサイクル事業
平成16年度~ サイクルアンドバスライド
平成22年度~ 自転車積載ラックバス
17
2.茅ヶ崎市の交通に関する
計画
整備、開発又は保全の方針
(都市計画法第7条)
茅ヶ崎市新総合計画
茅ヶ崎市環境基本計画
ちがさき都市マスタープラン(平成20年6月改定)
茅ヶ崎市総合交通プラン(平成14年3月策定)
『ちがさき自転車プラン』
(平成16年3月策定)
将来像である「人と環境にやさしい自転車の
まち 茅ヶ崎」を目指します。
茅ヶ崎市乗合交通整備計画
(平成17年7月策定)
★路線バス、タクシーなど公共交
通とコミュニティバスなどに関する
計画
19
3.公共交通の取り組み
(乗合交通整備計画等)
① 茅ヶ崎市総合交通プランの概要
• 平成12年から策定開始
• 平成14年3月策定
• 学識経験者、国交省等関係行政機
関、交通事業者、公募市民等で検討
し、策定。市全体の交通体系のあり
方を検討する
• 高齢化
• 環境などに対応するかたちで
• 「車よりもバスや自転車の方が便利
なまちに!」という基本方針を定める
(目標年次 平成2020年(平成32年))
21
② 乗合交通整備計画の概要
• 平成14年から策定開始
• 平成17年策定
• 茅ヶ崎市総合交通プランの
個別計画として、市内公共交通のあり
方を検討。
路線バスとタクシーを優先的に考慮
すべき公共交通機関とし、コミュニティ
バスはそれらを補完する手段
• より機能的な乗合交通網を整備する
。
• コミュニティバスは8路線を計画
• (目標年次 平成2020年(平成32年))
22
③ 乗合交通整備計画に基づく取り組み
<その1 これまでの取り組み>
茅ヶ崎市乗合交通整備計画の策定背景
(平成17年7月策定)
■ 茅ヶ崎市総合交通プラン(H14.3)』の実現に向けて策定された個別計画
【茅ヶ崎市総合交通プランの目指す姿は?】
基本方針:車よりもバスや自転車のほうが便利なまち
取り組む課題
・渋滞の緩和
・交通事故を減らす
・高齢社会への対応
・環境の負荷を尐なく
計画の目標
人を優先にすること
車の利用を減らすこと
施策の方針
歩くことが安全・快適で、
バスや自転車が利用
しやすいまちを目指す
【個別計画】
• 乗合交通整備計画
• ちがさき自転車プラン
23
計画の策定経過
■ 平成14~15年度の2箇年にわたって検討
■ 平成14年度は、市民検討会において、乗合交通に対する市民の
考え方を8つの視点から検討
8つの視点
・バス路線網について
・運行頻度について
・運行時間帯について
・運賃について
・定時性について
・車両等について
・バス停について
・その他について(運転手の対応等)
■ 平成15年度は、市民及び庁内関係部課による「乗合交通整備計
画策定委員会」を組織し、整備方針、実施施策の展開プログラ
ム等について検討し、乗合交通整備計画(茅ヶ崎市案)を作成
24
計画の目標
■ 乗合交通の利便性向上のための行政と事業者の目標
① 幹線となる路線の運行頻度を向上させる
② 支線となる新しい路線を運行する
③ バス運行の定時性を確保する
④ 人と環境に配慮した茅ヶ崎の顔となる玄関口、市民が集う空間を確保する
■ 市民の取り組み
これまで以上に乗合交通に対して積極的に関わり、主体的な行動を実施する
計画の基本方針
■ 乗合交通整備の目標を実現するため、以下の方針で必要な施策を実施
① 幹線と支線の設定
② バスターミナルの機能強化
③ 柔軟な移動手段の導入
④ 利用環境の整備
⑤ 体制づくり
25
① 幹線と支線の設定
■ 幹線となる路線の設定

運行頻度は、通勤通学時間帯が10分間隔、昼間の時間帯は 20分
間隔
■ 支線となる路線の設定

一般的に運行されているバスでは運行できない地区(交通空 白地
区)の解消

市民の要望が最も高い、市立病院への連絡を目的に運行(運行頻度
は30分間隔)
② バスターミナルの機能強化
■ 市内全体での運行本数を増やし、駅周辺での集中を緩和して定時性
を確保することを目的に、バスターミナルの機能を強化
■ 茅ヶ崎駅北側地域
市役所周辺を新ターミナルとして整備
■ 茅ヶ崎駅南側地域
循環型シャトルバスを運行し、幹線と循環型シャトルバスを接続
26
③ 柔軟な移動手段の導入
■ 需要対応型交通の導入エリア(タクシー車両等
を活用)
・北部地域など、集落が点在し交通需要が尐ない
地区
需要対応型
・小型のバスで走行が難しい地区 交通の導入
エリア
④ 利用環境の整備
■ 市内全体での運行本数を増やし、駅周辺での集中を緩和して定時性
を確保することを目的に、バスターミナルの機能を強化
■ 茅ヶ崎駅北側地域
市役所周辺を新ターミナルとして整備
■ 茅ヶ崎駅南側地域
循環型シャトルバスを運行し、幹線と循環型シャトルバスを接続
27
⑤ 体制づくり
■ 乗合交通について、住民や利用者による事業者のサービス(運転手の対
応など)チェック制度を設け、丌具合が生じた場合には即時対応が出来
る体制を構築
市 民
必要なサービス内容に
関する協議・調整
行 政
サービス
の提供
バスクオリティコントラクト
(品質契約、品質協定)
サービス内容
のチェック
事業者
*ここでのサービスとは、路線や系統、運賃などバスの
運行に係わる広範な事柄を示す。
※バスクオリティコントラクト
市民生活にとって必要なバスサービスのレベル、これを確保するために必要な方法と費用を市
民、事業者、行政が一体となって検討した上で判断し、事業者の経営努力も含めて、提供される
サービスが、満足出来るかをチェックしながら、事業者への公的補助を行ってバスサービスを確
保していく方法。
28
将来路線網
平成17年 乗合交通整備計画
【目的】
 交通空白地帯の解消
 茅ヶ崎駅、市立病院を核とした
市内交通網の構築
【内容】
 「幹線」と支線の設定
 幹線:既存バス路線を対象
市民の移動を支える基軸
 支線:幹線と一体となって市全
体の乗合交通の利便性を
向上する
出典)茅ヶ崎市乗合交通整備計画 平成17年7月
29
施策の展開プログラム
平成16年
短期
概ね3年程度
平成19年
中期
概ね5年程度
平成21年
平成32年
長期
平成21年度以降
目
標
乗合交通に対する
市民の関心を高め
る
さらなる利便性の
向上を図るととも
に、茅ヶ崎の顔と
なる玄関口を形成
交通とまちづくりが一体となった総合的
な取り組みを実施する
施
策
・バスの増便
・支線及び需要対
応型交通の導入
など
・短期で実施する
施策の見直し改善
・駅前広場周辺を玄
関口として整備
など
・短期、中期で実施する施策の見直し
改善
・幹線・支線バスと鉄道の連絡強化
30
施策の推進にあたって
■ 市民、行政、事業者がそれぞれの役割のもとで、緊密な連携を
図る
■ 実際に現地で試行(社会実験)し、効果を検証しながら進める
■ 計画は必要に応じて柔軟に見直す
31
4.コミュニティバスに関する取り組み
 平成14年5月運行開始
 169万人あまりの利用
 1便平均22人程度
 県内で最も輸送密度が高い
 成功の要因
 1周の短さ
 パターンダイヤ(30分に1本とい
う高頻度)
 路線バスと重複しないルート
 中海岸南湖⇔茅ヶ崎駅の需要
が元々あった(需要充足)
33




平成18年3月運行開始
累計22万6千人あまりの利用
1便平均5人強
市街化調整区域を通っているこ
ともあり、利用者数があまり伸
びない
 利用者数が伸びない原因




居住者が尐ない
1周の長さ
わかりにくいダイヤ
コースが多い
34




平成19年12月運行開始
 改善した点
 大きな一方向循環路線のため、行き帰りで時
10万4千人あまりの利用
間が大きく異なる→南北の往復ルートへ
1便平均4人
 路線バスと重複するルートが多い→重複カット
これまで最も業績の悪い路線から  茅ヶ崎駅北口付近への乗り入れの便
脱却(H22年度改善)
35




平成19年12月運行開始
14万人あまりの利用
1便平均5人
松が丘コースと小和田・松浪
コースの2コースがある
 改善した点
(松が丘コース)
 帰路も茅ヶ崎駅南口に乗り入れ
 路線バスと重複するコースをカット
(小和田・松浪コース)
 便数の減便(12便→6便)
36
●えぼし号の利用者数
●利用者1人あたりの運行コスト
年間利用者数(人)
累計利用者数(人)
250,000
2,500,000
200,000
2,000,000
150,000
1人あたりの運行経費(円)
3,000
2,500
4路線累計
2,000
中海岸南湖循環
市立病院線
北部循環
市立病院線
1,500,000
1,500
100,000
鶴嶺循環
市立病院線
1,000,000
東部循環
市立病院線
1,000
50,000
500,000250,000
225,000
200,000
175,000
150,000
125,000
100,000
75,000
50,000
25,000
0
0
0
1
4
年
度
1
5
年
度
1
6
年
度
1
7
年
度
1
8
年
度
1
9
年
度
2
0
年
度
2
1
年
度
2
2
年
度
4路線合計
500
1
4
年
度
0
1
5
年
度
1
4
年
度
1
5
年
度
1
6
年
度
1
6
年
度
1
7
年
度
1
7
年
度
1
8
年
度
1
8
年
度
1
9
年
度
2
0
年
度
1
9
年
度
2
1
年
度
2
2
年
度
2,500,000
※中海岸南湖循環市立 2,000,000
1,500,000
病院線は車両を3台入 1,000,000
れ替えたため、費用が増500,000
0
加しています。
2
2
2
0
1
2
年
年
年
度
度
度
37
これまでに延べ約216万人の利用
◎交通空白・不便地区解消
◎高齢者や障害者等の移動支援
→通院、買い物、余暇支援等
◎人の移動に伴う商業の活性化 など
地域活性化、市民の生活の質向上
• 誰もが安心して自由に外出できる社会の創出
• コミュニティバス=地域のバス
38
◇アンケート調査(平成19年度)
→ 行き先、運行ルートについての要望が高い
◇グループインタビュー調査(平成20年度)
→ 茅ヶ崎駅への乗り入れ、路線の分離を議論
再編前
・循環形式で、路線長が長い
路線再編を実施
・路線の分離
・茅ヶ崎駅付近への乗入れ
再編後
・路線を分離し、所要時間を短縮
39
◆えぼし号
これまでの経緯
 平成14年度
(1) 中海岸・南湖ルート運行開始
 平成18年度
(1) 北部循環市立病院線ダイヤ改正(時間短縮)
(2) 中海岸・南湖ルートを市立病院まで延伸し、中海岸南湖循環市立
病院線に路線名変更)
(3)市立病院での南・北ルートの乗継制度開始
(4)北部循環市立病院線堤八王子原コース導入
 平成19年度
(1)鶴嶺循環市立病院線、東部循環市立病院線運行開始
40
 平成20年度
(1) 北部循環市立病院線ダイヤ改正(全便5分前倒し)
(2) 東部循環市立病院線松が丘コースルート変更(復路も茅ヶ崎駅
南口へ乗り入れ)
 平成21年度
(1) 中海岸南湖循環市立病院線の休日コースを平日コースに統合
(2) 北部循環市立病院線の堤八王子原及び芹沢台田両コースを統
合した「小出循環コース」を導入(平日最終便と休日全便で運行)
(3) 東部循環市立病院線
・松が丘コースの一部路線バスとの重複コース廃止
・小和田・松浪コースを1日12便から6便に変更
 平成22年度
(1) 鶴嶺循環市立病院線のコースを南コースと北コースに分けた往
復路線とし、茅ヶ崎駅北口付近までの乗り入れ
41
 乗継券(平成18年度~)
(1) 市立病院
(2) 茅ヶ崎駅南口
 専用回数券(平成19年度~)
50円券、40円券(各22枚)
 1日自由乗車券(平成20年度~)
大人1枚500円、小人250円
42
 イベント(利用喚起策)
(平成20年度)
(1)「えぼし号のある風景」写真コンテスト
(2)「コミバス乗って地域再発見!観光農園をめぐろう」
(3)「コミバス乗ってちがさき丸ごとふるさと発見!」
(期間中1日自由乗車券施行実施)
(4)「コミバス1日自由乗車券発売記念 さくらめぐり」
(平成21年度)
(1)「バスもアロハビズ!」
運転士がアロハシャツ(茅ヶ崎アロハ」着用
(2)「えぼし号に乗って観光農園に行こう」
(3)「えぼし号で訪ねる 春が舞う」
(平成22年度)
(1) 「バスもアロハビズ!」
(2)「コミュニティバスでめぐる 秋風にふかれて」
(3)バスロケーションシステムの運用開始
43
③ 乗合交通整備計画に基づく取り組み
<その2 今年度の取り組み>
・東部循環市立病院線(小和田・松浪コース)の
調査
・北部循環市立病院線(北部地区)の調査
↓
両調査とも、資料2で詳細を紹介
44
5.自転車に関する取り組み
①茅ヶ崎自転車プラン
『茅ヶ崎自転車プラン』の「はじめに」より
茅ヶ崎市では「自転車利用の促進」を、まちづくりを進めていく上で重要な施策として位置
付け、平成14年3月に策定した『茅ヶ崎市総合交通プラン』の「人を中心に考え、徒歩・自転
車・公共交通を主体にしたバランスある交通体系の構築」の基本方針に基づき、自転車利用
促進のための具体的な施策を示す『ちがさき自転車プラン』を策定しました。
プランの構成
【将来像】
「人と環境にやさしい
自転車のまち 茅ヶ崎」
6つの
【基本方針】
12の
【テーマ】
22の
【実施施策】
現在の推進体制
ちがさき自転車プラン推進連絡協議会(策定委員会が引き続き実施組織として活動)
•平成16年8月に発足。平成21年度は、3回の会議開催。
•市民・関係団体・行政など、相互の連絡、報告、事業協力依頼・調整の場としての活動。
ちがさき自転車プラン
・アクション22
・平成18年8月発足。市民(11名)と市
が、協働でプランを実行するための
組織。
ちがさき自転車プラン庁内推進会議
・平成16年度に発足。庁内関係14課(平成22
年3月末)で組織しており、主に自転車プラン
の進行管理と庁内での連絡・調整を行ってい
る。
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② 主な自転車施策一覧表
自転車利用システムの検討
自転車利用の適正化
○レインウェアプロジェクト(H20~H22)
○オリジナル自転車止まれステッカー(H22)
自転車利用システムの検討
○ちがさき方式レンタサイクル(H20)
○コミュニティサイクル(H21、H22)
自転車走行空間の整備
○ちがさき走行環境調査(H20)
○ちがさき自転車走行環境社会実験(H20)
○サイクルアンドバスライド(H16~)
○ラック付きバス、アシスト付き自転車充電設備(H22)
各施策の紹介
○自転車システムに関する主な取り組み(1)
2)サイクルアンドバスライド(H16~継続実施)
 バス停まで自転車で来た方が、付近に設置してあるサイクルポートに駐輪し、中心市街地
まではバスで移動してもらうことを目的に実施。
•
•
市内6箇所のバス停付近にある市有地で実施。計147台のラック設置。(平成23年12月1日現在)
社会実験後、現在も継続して事業として実施中。
⑤湘南みずきバス停 24台
④堤坂下バス停付近 15台
★
★
平成23年12月、
「浜見平地区」に
新規設置
(40台分)
★
②松風台バス折り返し場 18台
①古川バス停付近 35台
★
★
③鶴嶺小学校前バス停 15台
★
⑥浜見平団地バス停 40台
神奈川中央交通(株)製作
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各施策の紹介
○自転車システムに関する取り組み(2)
4)ちがさき方式レンタサイクル事業(平成20年度~継続実施)
 内閣府が平成20年5月に募集を行った「地方の元気再生事業」に採択された事業。
これまで企業活動において促進されていなかった自転車利用について、市が準備した自
転車を一括貸付し、車利用から転換して利用してもらうことにより、環境負荷の低減と利用
者(従業員等)の健康増進を目指す。
• 自転車:100台(新車)(シティサイクル60台、スポーツタイプ20台、電動アシスト20台)
• 貸出先:32団体(平成21年度末)
• 自転車利用者へルールブックの配布を実施し、併せて「自転車利用促進フォーラム」
を開催し、ルール・マナーの啓発を実施した。
• 自転車を統一のホワイトで塗装し、統一プレート設置
貸し出ししている自転車
統一プレートを前カゴに設置
49
各施策の紹介
○自転車システムに関する取り組み(3)
5)コミュニティサイクル社会実験(H21~H22)
【目的】 パリの「ヴェリブ」に代表される「コミュニティサイクル」システムについて、日本での
導入を検討するため、国土交通省が全国に募集を行い、選定を受けた7都市(千
代田区、横浜市、茅ヶ崎市、名古屋市、広島市、松山市、北九州市)でケーススタ
ディ実証実験を行った。
【期間】 茅ヶ崎市=平成21年12月15日~平成22年2月15日
【概要】 ・ ポート数19箇所(貸出場所は18箇所)
•
•
自転車合計51台(シティサイクル48台、3人乗り自転車3台)
1台1回 300円
サイクルポートの風景
【特徴】 ・ 他都市では、電磁ロック式自転車ラックやICカード等を導入したデジタル方式での実験を
行ったが、茅ヶ崎市ではアナログ方式(有人管理、利用登録も記載方式など)での実験を
行った。
• アナログ方式でのポートを繋ぐ方法として、また情報管理として、コールセンターを設置
し、貸出返却情報・故障情報・問い合わせ対応・再配置指示など、情報の一元化を図っ
た。
• 道交法等の改正により可能となった、3人乗り自転車(幼児2人同乗基準適合車)を準備
し、そのニーズと効果検証を行った。
【実績】 利用回数(総数)345回
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各施策の紹介
○自転車システムに関する取り組み(4)
3)自転車積載ラックバス(H21)
 神奈川中央交通㈱が、自転車を積載できる路線バスの本格運行開始(9月)
自転車を積載したイメージ
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以上です。
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