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HP VISUALIZE fx5 および fx10コンフィギュレーション ガイド

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HP VISUALIZE fx5 および fx10コンフィギュレーション ガイド
HP VISUALIZE fx5 および fx10
コンフィギュレーション ガイド
Windows NT /Windows 2000
Manufacturing Part Number: A5021-91015
Edition E0700
Printed in Japan
2000 年 7 月
ご注意
1. 本書に記載した内容は、予告なしに変更することがあります。
2. 本書は内容について細心の注意をもって作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤り、記載
もれなど、お気付きの点がございましたら当社までお知らせください。
3. 当社は、お客様の誤った操作に起因する損害については、責任を負いかねますのでご了承く
ださい。
4. 当社では、本書に関して特殊目的に対する適合性、市場性などについては、一切の保証をい
たしかねます。また、備品、パフォーマンス等に関連した損傷についても保証いたしかねま
す。
5. 当社提供外のソフトウェアの使用や信頼性についての責任は負いかねます。
6. 本書の内容の一部または全部を、無断でコピーしたり、他のプログラム言語に翻訳すること
は法律で禁止されています。
7. 本製品パッケージとして提供した本マニュアル、フレキシブル・ディスクまたはテープ・
カートリッジ等の媒体は本製品用だけにお使いください。プログラムをコピーする場合は
バックアップ用だけにしてください。プログラムをそのままの形で、あるいは変更を加えて
第三者に販売することは固く禁じられています。
本書には著作権によって保護されている内容が含まれています。本書の内容の一部または全部を
著作者の許諾なしに複製、改変、および翻訳することは、著作権法下での許可事項を除き、禁止
されています。
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to restrictions as set forth in subparagraph (c) (1) (ii) of the Rights in Technical Data and
Computer Software clause at DFARS 252.227-7013 for DOD agencies, and subparagraphs (c)
(1) and (c) (2) of the Commercial Computer Software Restricted Rights clause at FAR
52.227-19 for other agencies.
HEWLETT-PACKARD COMPANY
3000 Hanover Street
Palo Alto, California 94304 U.S.A.
日本ヒューレット・パッカード株式会社
〒 168-0072 東京都杉並区高井戸東 3 丁目 29 番 21 号
TEL 03-3331-6111( 大代表 )
2
© Copyright 2000 Hewlett-Packard Company
© Copyright 2000 日本ヒューレット・パッカード株式会社
3
出版履歴
マニュアルの出版の日付および部品番号は、現在の版を示します。出版の日付は、最新版ができ
るたびに変更します。内容の小さな変更に対しては、増刷の際に対応し、出版日の変更は行いま
せん。マニュアルの部品番号は、改訂が行われるたびに変更します。
新版の作成は、記載内容の訂正またはドキュメント製品の変更にともなって行われます。お手元
のマニュアルが最新のものか否かは、ご購入先の販売会社の営業に確認してください。
2000 年 7 月 … 初版
原典
本書は、
『HP VISUALIZE fx5 and fx10 Configuration Guide』(HP Part No. A5021-90015) を翻
訳したものです。
4
目次
1. HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバのアップデート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
[About] パネル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
[Options] パネル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
ドライバ設定のカスタマイズ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
[Administration] パネル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
[Gamma Correction] パネル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
[ 設定 ] パネル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
[Customize Video Formats] パネル. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
立体映像 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
トラブルシューティング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
ビデオに関する問題のトラブルシューティング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
診断ツール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
性能の問題についてのトラブルシューティング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
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A. 規制情報および保証
FCC Class B Statement . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
Notice for Canada . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
Notice for Taiwan . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
Notice for Korea . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
ご注意 ( クラス B) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
ハードウェア保証書 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
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目次
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まえがき
このガイドでは、Windows NT または Windows 2000 で HP Visualize fx5 および fx10 グラフィック
ス カードを設定する方法を説明します。
追加情報およびヘルプ
グラフィックス カード、および本製品に使用可能なアクセサリについての詳細は、HP Web サイ
トの以下のページを参照してください。
•
HP Visualize パーソナル ワークステーション製品の仕様
http://www.hp.com/go/visualize ( 英語 )
http://www.jpn.hp.com/CPO_TC/eschome.htm ( 日本語 )
•
HP Visualize パーソナル ワークステーションおよび HP Visualize fx グラフィックス カードのホ
ワイト ペーパー
http://www.hp.com/go/visualize/support/library/literature.html
•
最新のドライバ、よく寄せられる質問、サポート情報
http://www.hp.com/visualize/support/ ( 英語 )
http://www.jpn.hp.com/CPO_TC/eschome.htm ( 日本語 )
静電気放電(ESD)の予防措置
)の予防措置
静電気放電(
静電気放電によってプリント基板上の電子回路が損傷を受けることがあります。このような損傷
を防ぐために、プリント基板の梱包を解いてからインストールするまでは、次の予防措置をとっ
てください。
•
静電気防止マットを下に敷きます。
•
静電気ストラップを着用して、静電気が身体から地面に確実に放電されるようにします。
•
静電気防止マット、静電気ストラップ、ルーチン ノード、および周辺機器を作業対象の装置
に電気的に接続します。
•
インストールされていないプリント基板は、静電気防止バッグに保管します。
•
プリント基板を静電気防止バッグから取り出した後は、縁をつかんで取り扱います。
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安全にお使いいただくために
警告
HP VISUALIZE パーソナル・ワークステーションやディスプレーは、できるだけ
一人で持ち上げないようにして下さい。
安全のために、常にアースされたコンセントに装置を接続して下さい。適切に
アースされたプラグ付の電源コード、例えばこの装置に付属しているコードまた
は国の法令に適合した電源コードを必ず使用して下さい。この HP VISUALIZE
パーソナル・ワークステーションの電源は、誤って電源コードが抜かれないよう
に、できるだけ近くのコンセントから電源をとるようにしてください。
安全のために、コンセントに電源コードが接続されていたり、通信線に接続され
ている状態では、HP
VISUALIZE パーソナル・ワークステーションのカバーを開
ている状態では、
けないで下さい。電源を入れるときは、ワークステーションのカバーを必ず元に
戻して下さい。
感電の危険がありますので、電源装置を開けないで下さい。電源装置内部には、
ユーザーが保守する部品はありません。
この HP VISUALIZE パーソナル・ワークステーションは、クラス 1 のレーザー製
品です。レーザー・ユニットには触らないでください。
HP Visualize fx グラフィックス カードを取り扱う前に、カードが完全に冷却され
るまで待ってください。グラフィックス カードは、使用中は非常に高温になりま
す。
インストールについてのご注意
お客様によるインストールが可能な製品をお求めの場合は、説明書に従ってお客様ご自身でイン
ストールすることができます。インストールを依頼する場合は、ご購入先の販売会社の営業にお
問い合わせください。
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1 HP Visualize fx5 および fx10 グラフィック
ス カード
この章では、HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カードの設定方法、アップデート方
法、およびトラブルシューティングの方法について説明します。
第1章
9
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
概要
概要
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カードは、ハイエンドの OpenGL カードで、最新
の高性能 3D グラフィックス技術を採用しています。OpenGL をサポートしたこれらのグラ
フィックス カードは、3D グラフィックスのデザインと視覚化をスピードアップし、グラフィッ
クスの品質向上を実現します。
HP Visualize fx グラフィックス サブシステムは、パーソナル ワークステーションの
AGP(Advanced Graphics Port) スロットを占有します。このサブシステムには、以下のような
特徴があります。
• PA-RISC 技術に基づいた、専用の浮動小数点プロセッサを使用する卓越したジオメトリ エン
ジン。フル ジオメトリ パイプラインを fx5 は 3 個、fx10 は 6 個実装しています。
• フレーム バッファ メモリとテクスチャ メモリを統合した 64MB SDRAM。
• 完全な OpenGL 1.1 ハードウェア機能および拡張機能をサポート。
• ハードウェアでスピードアップしたテクスチャ マッピング。
• ハードウェア描画テスト (occlusion culling) および描画統計情報。
• フル スクリーンでのアンチエイリアシングおよびハードウェア アキュームレーション。
• 立体映像をサポート。
• 高速の DirectDraw および Direct3D をサポート。
• ビデオ オーバーレイをサポート。
10
第1章
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバ
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバ
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード用のドライバは、ご使用のパーソナル ワー
クステーションにプリロードされています。
ドライバを再インストール、またはアップデートする必要がある場合は、以下の HP の Web サ
イトに最新バージョンのドライバがあります。
http://www.hp.com/visualize/support/ ( 英語 )
http://www.jpn.hp.com/CPO_TC/eschome.htm ( 日本語 )
詳細は、次項の「HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバのアップデート」を参照してくださ
い。
インターネットにアクセスできない場合は、パーソナル ワークステーションに付属の HP 製
CD-ROM に収録されている、HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバのバックアップ コピーを
使用できます。このドライバのバージョン番号は、ご使用のパーソナル ワークステーションに
プリロードされたドライバの番号とは異なることがあります。可能な場合は上記の Web サイト
から最新バージョンのドライバをダウンロードすることをお勧めします。
第1章
11
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバのアップデート
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバのアップデート
機能の追加および性能の向上、または特定のアプリケーションの実行時に見つかった問題を修復
するため、HP では必要に応じて HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバをアップデートしてい
ます。
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバは、以下の HP の Web サイトからダウンロードできま
す。
http://www.hp.com/go/visualize ( 英語 )
http://www.jpn.hp.com/CPO_TC/eschome.htm ( 日本語 )
HP Visualize Support の Web サイトにアクセスし、HP Visualize P クラスまたは X クラスを選
択してから、ドライバのセクションに移動します。
注記
ドライバには、README ファイルが付属します。このファイルにはドライバを
インストールする手順が記載されているので、よくお読みください。また、
README ファイルの情報は、このマニュアルの情報に優先します。
ドライバをアップデートするには、以下の手順に従ってください。
1. HP の Web サイトからドライバをダウンロードして、ハードディスクのフォルダに一時的に保
存します。例えば、C:¥TEMP¥fxDRV¥フォルダに保存します。
2. 実行可能ファイルをダブルクリックして、ファイルを展開します。
3. ドライバに付属する、README ファイルに記載された手順に従います。
12
第1章
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバの設定
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバの設定
[ 画面のプロパティ ] ダイアログ ボックスを使用して、HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバ
を設定することができます。
[ 画面のプロパティ ] ダイアログ ボックスを表示するには、[ スタート ] ボタンを押し、[ 設定 ]
にポインタを置いて [ コントロール パネル ] をクリックします。コントロール パネルで、[ 画面
] をダブルクリックします。Windows 2000 では、更に [ 設定 ] をクリックしてから、[ 詳細 ] を
クリックする 2 つのステップが必要です。
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバをインストールすると、[ 画面のプロパティ ] ダイアロ
グ ボックスに以下の 5 つのパネルが追加されます。
About
Options
Administrator
Gamma Correction
Customize Video Formats
ダイアログ ボックスの上部にある “?” をクリックしてヘルプを表示し、該当項目をクリックして
詳細を表示します。
ポップアップ ウィンドウを閉じるには、ウィンドウの内側をクリックします。
第1章
13
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバの設定
[About] パネル
下の [About] パネルには、ドライバのバージョン、OpenGL のバージョンと拡張機能、およびフ
レーム バッファ メモリ容量と使用可能なテクスチャ メモリ容量などの役に立つ情報が表示され
ています。
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第1章
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバの設定
[Options] パネル
ドライバの基本設定
[Application] グループ ボックス ( 上図参照 ) からアプリケーション名を選択して、使用している
アプリケーションに対してドライバを設定します。
アプリケーションがリストにない場合は、[Compatibility Mode] を選択します。
[ 設定 ] グループ ボックスのオプションは、いずれも変更する必要はありません。アプリケー
ションを選択すると、選択したアプリケーションに対して [ 設定 ] グループ ボックスのオプショ
ンが自動的に設定されます。
第1章
15
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバの設定
ドライバの高度な設定
[Application] ボックス
表 1- 1
オプション
説明
Compatibility
Mode*
[Compatibility Mode] の設定では、Microsoft の仕
様に反して OpenGL と Windows GDI によるレン
ダリングをダブル バッファ ウィンドウで併用する
アプリケーションに対して最大限の互換性を提供
します。リストにアプリケーション名がない場合
は、このオプションを選択します。
Max Performance
Mode*
[Max Performance Mode] の設定では、グラ
フィックスの処理能力が最大になります。ただし、
アプリケーションによっては表示が異常になるこ
ともあります。
Custom*
[Custom] の設定は、1 つ以上の設定を手作業で修
正したときに機能します。詳細は、次項の「ドラ
イバ設定のカスタマイズ」を参照してください。
Application Name
使用しているアプリケーション ソフトウェア ( 例
えば、SoftImage、Solidworks) を選択します。
注記
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アスタリスクが付いた上記のオプションは、システム管理者を含め、いずれの
ユーザーも削除することはできません。
第1章
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバの設定
[Performance] ボックス
表 1- 2
オプション
説明
No Tearing
[No Tearing] は、垂直方向のリフレッシュで中央部
を描画するときに見られるテアリング イフェクトを
防止します。このオプションをオンにすると、垂直
方向のリフレッシュが完了するのを待ってからレン
ダリングするため、性能が低下することがあります。
特に、大きなウィンドウではこの傾向が見られます。
Fast Buffer
Swapsa
[Fast Buffer Swaps] では、HP のマルチ バッファ
ハードウェアを利用します。このハードウェアには、
高速スワップが可能な物理フロント バッファと物理
バック バッファがあります。いくつかのアプリケー
ションと互換性を保つため、このオプションをオフ
にできますが、この場合、バック バッファはフロン
ト バッファにコピーされます。
Fast Clearsa
このオプションをオンにすると、以下の状態で、可
能な場合は常に OpenGL の glClear() の実行が高速
になります。
• 24-bit RGBカラー モード( デスティネーション ア
ルファ プレーンなし )
• [Fast Buffer Swaps]はオン(SWAP_EXCHANGE)
• ステレオはオフ
• GL_SCISSOR_TEST はオフ
第1章
17
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバの設定
表 1- 2
( 続き )
オプション
説明
Object Space
Lighting
デフォルトでは、ライティングは可能であればオブ
ジェクト座標 (OC) 空間で行われます。通常、OC ラ
イティングは最良の総合性能を示します。OC ライ
ティングは、光源定義またはモデルビュー配列との
間の変換で多くの (8 個以上の ) 頂点がある場合に良
い結果が得られます。アプリケーションが、頻繁に
モデルビュー配列または光源定義を (glLight() を使
用して ) 変更するか、フォギングまたは球面テクス
チャ座標生成のオンオフを頻繁に切り替える場合は、
OC ライティングをオフにした方がよい場合がありま
す。このオプションをオフにすると、ライティング
は視点座標 (EC) 空間で行われます。いずれのライ
ティング モードも同じように表示されますが、性能
には差があります。
Optimize DL
Execution
このオプションをオンにすると、ディスプレイ リス
トを作成する性能を犠牲にして、OpenGL のジオメ
トリ ディスプレイ リストの実行時の性能を向上させ
ます。
RasterPos
Performance
このオプションをオンにすると、即時モードの
modeglColor*()、glNormal*()、および
glTexCoord*() の性能を犠牲にして、glRasterPos*()
と glPushAttrib() をより高速に実行します。
a. Windows 2000 のみ。Windows 2000 のデフォルトのカーソル
を使用しているときは、これらのオプションによりカーソルと
OpenGL を使用するアプリケーションとの間に問題が発生する
ことがあります。これらのオプションを使用する場合は、ス
タート ボタンをクリックし、設定にポインタを移動してコンロ
トール パネルをクリックします。更にコントロール パネルで、
マウスをダブルクリックし、ポインタ タブをクリックして [ ポ
インタの影を有効にする ] をオフにします。
18
第1章
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバの設定
[Features] ボックス
表 1- 3
オプション
説明
Multi Buffer GDI
このオプションでは、GDI (NT Graphics Device
Interface) により物理フロント バッファと物理
バック バッファとの両方に描画が行われます。こ
のオプションは、GDI を使用して OpenGL ウィ
ンドウに描画するアプリケーションで、
[Fast Buffer Swaps] オプションがオンになってい
る場合に有効です。
このオプションは、2D ベンチマークを行う場合
はオフにします。
Stereo Sync
Enabled
このオプションを設定すると、ビデオ出力ポート
のステレオ タイミングが有効になり、アプリケー
ションでステレオ ピクセル フォーマットが使用
可能になります。ステレオ タイミングは、解像度
1600×1200 未満の True Color スクリーン フォー
マットでのみサポートされます。更に、リフレッ
シュ レートを上げる ( 例えば 120Hz) と、立体効
果がかなり向上します。ただし、専用の立体画像
用の眼鏡またはヘッドセットを使用しないと立体
効果を体感することはできません。
第1章
19
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバの設定
表 1- 3
( 続き )
オプション
説明
Hardware
Accumulation
このオプションでは、ハードウェアによるアキュ
ムレーション バッファが使用可能となります。こ
れにより、アンチエイリアシングやモーション ブ
ラーなどの高度な機能の実行速度が向上します。
ハードウェア アキュムレーションには、標準的な
アキュムレーション バッファに比べて以下のよう
な違いがあります。
• カラー コンポーネント 1 つあたり、8 ビットの
解像度を提供します。
• アキュムレーション バッファには符号なしの
値が含まれます。
• アキュムレーションの結果は、それぞれ
GL_ACCUM 処理結果がカラー バッファに自
動的に返されます。そのため、GL_RETURN
は無視されます。
• GL_ADD は無視されます。
このような違いが許容できれば、アキュムレー
ション バッファの使用時には性能がかなり向上し
ます。
Shared Back Buffer
20
この機能をオンにすると、OpenGL はウィンドウ
が隠れている場合でもそれを無視して、ウィンド
ウの境界までレンダリングします。このオプショ
ンは、OpenGL を利用するアプリケーション間で
予期しない干渉を引き起こす恐れがあるため、通
常は設定しないでください。3D Studio MAX や
Autocad 2000 で、「ウィンドウが現れたときに再
描画しない」オプションを使用する場合だけ、こ
のオプションを設定してください。
第1章
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバの設定
表 1- 3
( 続き )
オプション
説明
Legacy Quad
Behavior
このオプションでは、凹状および自己交差する四
辺形を OpenGL のドライバが処理する方法を変更
します。デフォルトではオフになっています。四
辺形はすべて、頂点 0 と頂点 2 との間で単に分割
されて三角形になります。これは、ほとんどのグ
ラフィックス カードも同様で、多角形はすべて凸
状であるという OpenGL の制限に一致します。以
前の HP Visualize fx グラフィックス カードとの
互換性を保つため、このオプションをオンにする
ことができます。こうすると、凹状および自己交
差する四辺形を適切な三角形に分解する拡張ロ
ジックが有効になります。ただし、このオプショ
ンをオンにしていても、非平面の四辺形が正しく
描画される保証はありません。
ドライバ設定のカスタマイズ
[Option] パネルでは、HP Visualize fx グラフィックス カードのドライバの設定をカスタマイズ
することができます。これらの設定は、[Application] グループ ボックスに表示されます。
カスタマイズしたプロファイルを作成するには、以下の手順に従ってください。
1. [ 設定 ] グループ ボックスで、オプションを設定します。設定すると、[Application] グループ
ボックスの [Custom] 設定が選択されます。
2. 現在の設定を保存するために [Save As] ボタンをクリックすると、プロファイル名を入力する
よう要求されます。
3. [Save Configuration] ダイアログ ボックスに、設定の名前をタイプします。この名前は、
[Application] グループ ボックスに表示されます。
[Save As] ボタン
現在のカスタムの設定を、名前の付いたユーザー指定の設定として保存することができます。
[Delete] ボタン
カスタムの設定を削除できます。
第1章
21
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバの設定
[Administration] パネル
[Administration] パネルは、システムの管理者特権がなければ使用できません。このパネルで、
システム管理者はユーザーが [Gamma Correction] パネルや [Option] パネルへアクセスできる
ようにしたり、HP Visualize fx のカスタム設定の変更と保存をユーザーに許可したりできます。
[Gamma Correction] パネル
ガンマ補正は、モニターの、蛍光体の明るさの非直線性を補正するために使用します。このオプ
ションを使用すると、アンチエイリアス処理された線、シェーディングされたグラフィック画
像、またはスキャンしたガンマ補正されていない写真画像の表示品質が向上します。
[ 設定 ] パネル
[ 設定 ] パネルを使用して、スクリーンの解像度、表示色の数、およびリフレッシュ レートを変
更できます。[ モードの一覧 ] をクリックすると、HP Visualize fx グラフィックス カードに現在
設定されている、色のすべての組み合わせ、デスクトップ領域、およびリフレッシュ レートの
周波数が表示されます。モードを選択した場合は、[Test] をクリックし、選択したモードがモニ
ターに適合するかどうかを確認します。Windows 2000 では、設定パネルを使用してスクリーン
の解像度、表示色の数を変更できます。リフレッシュ レートを変更するには、[ 詳細 ] をクリッ
クしてから [ モニタ ] タブをクリックします。[ モードの一覧 ] ボタンを表示するには、[ 設定 ]
パネルで [ 詳細 ] をクリックしてから [ アダプタ ] タブをクリックします。
スクリーンには、最大 1920×1200 の解像度、True Color、ダブル バッファ モードで表示するこ
とができます。
22
第1章
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバの設定
[Customize Video Formats] パネル
[Customize Video Formats] タブでは、システムに記録されているビデオ フォーマットのリスト
を操作することができます。新しいフォーマットの作成、インストールされているフォーマット
や調整済みフォーマットのリストを変更できます。
注記
左側の列に表示されたフォーマット名を見ると、タイミング情報の供給元が分か
るようになっています。「VESA」は、Video Electronic Standards Association
が提供している標準タイミングです。「Stereo」は、立体表示に使用するためのタ
イミングです。
「Standard」は、PC の標準タイミングです。
「OEM」は、ディス
プレイ ベンダが定義した標準外のタイミングです。
[Installed Video Formats]
このウィンドウには、現在システムに「インストール済み」のビデオ フォーマットのリストが
表示されます。ビデオ フォーマットは解像度とリフレッシュ レートで、[ 画面のプロパティ ]1 の
下の [ 設定 ] パネルにある [ モードの一覧 ] ボタンを押すとリストされます。すべてのビデオ
フォーマットで、True Color モード (32 ビット / ピクセル ) と 65536 色モード (16 ビット / ピク
第1章
23
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバの設定
セル ) が使用できます。
このパネルでフォーマットを選択すると、[Test]、[Remove]、および [Edit] ボタンがアクティブに
なります。[Test] ボタンを押すと、現在のビデオ フォーマットを一時的に選択したビデオ フォー
マットに変更します。[ 設定 ] パネルでビデオ フォーマットを選択する前に、そのビデオ フォー
マットが自分のディスプレイ デバイスで動作するか確認することが重要です。[Test] ボタンで変
更されたフォーマットは、15 秒後に現在のビデオ フォーマットに自動的に戻ります。
[Remove] ボタンを押すと、選択したビデオ フォーマットをインストール済みのリストから削除
し、使用可能リストに移します。これが必要になるのは、既定のビデオ フォーマットと同じ解
像度、同じリフレッシュ レートのビデオ フォーマットを新規に作成したいが、ビデオ タイミン
グのパラメータを修正したい場合です。また、[ 設定 ] パネルで選択できないようにするため、
使用しないフォーマットを削除しても構いません。
[Edit] ボタンでは、選択したビデオ フォーマットを修正することができます。既定のビデオ
フォーマットはドットクロックしか変更できませんが、カスタムのビデオ フォーマットはいず
れのタイミング パラメータも変更できます。
[Available Video Formats]
このボックスには、定義済みだがインストールされていない、使用可能なすべてのビデオ
フォーマットが表示されます。例えば、1024x768、70Hz のフォーマットを使用する必要がある
場合は、先にこのフォーマットを選択してから、[Add] ボタンを押します。フォーマットは、使
用可能なフォーマットのリストからインストール済みのフォーマットのリストに移動します。こ
うして、フォーマットをテストして自分のディスプレイで動作するか確認できます。また、この
フォーマットは [ 設定 ] パネルで使用できるようになります。
既定のビデオ フォーマットはいずれも、[Available Video Formats] のリストから削除すること
はできませんが、カスタムのビデオ フォーマットはいずれも削除できます。
1. Windows 2000 では、[ 設定 ] パネルの [ 詳細 ] をクリックしてから、[ アダプタ ] タ
ブをクリックして [ モードの一覧 ] ボタンを表示します。
24
第1章
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバの設定
[New Video Format]
[New] ボタンを押すと、[New Video Format] ダイアログ ボックスが表示されます。このダイア
ログ ボックスにより、上級ユーザーはカスタムなビデオ タイミングを作成できます。この機能
は、新しいまたは独特なディスプレイ デバイスを持っているか、特有のビデオ タイミングが必
要な場合に使用します。
VESA は、GTF(General Timing Formula) を定義しています。この規定では、ディスプレイの
幅と高さ、および垂直方向のリフレッシュ、水平方向のリフレッシュまたはピクセル クロック
のうちの 1 つの合計 3 つのパラメータを指定します。この情報から、基本的なビデオ タイミン
グ情報が生成されます。GTF をサポートするデバイスは、表示能力の範囲内であればその
フォーマットを表示できます。表示できない場合、GTF はタイミング情報をカスタマイズして
いくためのヒントとなるタイミング情報を提供します。
第1章
25
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
HP Visualize fx5 および fx10 用ドライバの設定
注記
このダイアログ ボックスでは、グラフィックス カードの表示能力を超えるビデオ
フォーマットを入力することはできません。
[Custom] モードを選択し、[Customize] ボタンを押すと、上のダイアログ ボックスが表示されま
す。このダイアログ ボックスで、必要なビデオ タイミングの属性を正確に指定することができ
ます。使用法としてはディスプレイ ベンダが提供するタイミング情報を参照してカスタムなビ
デオ フォーマットを作成することを想定しています。こうすることにより、ディスプレイ デバ
イスのさまざまなフォーマットをすぐに使用することができます。
26
第1章
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
立体映像
立体映像
立体モードでは、連続したリフレッシュ周期で右と左の画像を交互に表示します ( 従って、120
Hz のリフレッシュ レートでは、1 秒間に右と左の画像を 60 個ずつ表示 )。立体モードにするに
は、Windows NT の画面のプロパティで、オプション パネルの [Stereo Sync Enabled] チェック
ボックスをオンにします。更に、スクリーンの解像度とリフレッシュ レートを立体映像に適し
たフォーマットに変更する必要があります。[Customize Video Formats] パネルで、立体表示に
適合する、スクリーンの解像度とリフレッシュ レートの組み合わせのリストを参照できます。
立体画像を表示するには、立体画像に適したデバイスが必要です。このデバイスには、VESA
1.0P 互換のステレオ コネクタが付いてます。通常、デバイスは液晶を内蔵した眼鏡です。この
レンズは、左が透明で右が不透明な状態、またその反対の状態をスクリーンのリフレッシュ
レートと同じ速度で繰り返すことにより、右の画像は右目で、左の画像は左目で見ることができ
ます。この結果、画像に奥行きがあるように見えます。
第1章
27
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
トラブルシューティング
トラブルシューティング
この項では、グラフィックス サブシステムに生じる可能性のある問題を究明し、解決する方法
を説明します。また、グラフィックス性能を向上させるためのいくつかのヒントも記載されてい
ます。
28
第1章
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
トラブルシューティング
ビデオに関する問題のトラブルシューティング
問題 : ブート時に、スクリーンに何も ( エラー メッセージも ) 表示されない。
表 1- 4
解決策
説明
コンピュータとディスプレイの電源が入って
いることをチェックします ( 電源ランプが点
灯しているはずです )。
日常的にチェックするようにします。特にコ
ンピュータを移動した場合はチェックが必要
です。
ディスプレイのコントラストおよび明るさの
設定をチェックします。
すべてのケーブルおよび電源コードが差し込
まれていることを確認します。
電源コンセントが通電されていることを確認
します。
可能な場合は、他のモニターと他のケーブル
のセットを接続してみます。
パーソナル ワークステーションの液晶スク
リーンをチェックします。液晶スクリーンに
「Error-No Video」と表示されている場合は、
HP Visualize fx グラフィックス カードを取
り外し、もう 1 度取り付けます。グラフィッ
クス カードが AGP スロットに適正に差し込
まれていることを確認してください。
AGP スロットに、カードが完全に差し込ま
れていない可能性があります。
液晶スクリーンにエラーが表示されていない
場合は、可能であれば他のグラフィックス
カードを取り付けてみます。カードが HP
Visualize fx グラフィックス カードではない
場合でも、VGA 規格のドライバを使用した
ブート シーケンスが表示されます。
交換したグラフィックス カードを使用して
ブート シーケンスが適正に表示される場合
は、HP Visualize fx グラフィックス カード
が故障している可能性があります。
第1章
29
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
トラブルシューティング
問題 : コンピュータは VGA モードでブートするが、スクリーンが何も表示しなくなるか、ハイ
レゾリューション モードに切り替えるときに異常が発生する。
表 1- 5
解決策
説明
この問題は、モニターを交換した場
選択した HP Visualize fx グラ
合に発生することがあります。
フィックス カードの解像度とリフ
レッシュ レートをお使いのモニ
ターがサポートしていることを確
認します。選択した解像度をモニ
ターがサポートしていない場合は、
VGA モードでブートしてから設定
を変更します。
診断ツールを起動します。
診断ツールの詳細については、「診
断ツール」の項を参照してくださ
い。
適正なビデオ ドライバを使用して
いることをチェックします。ビデ
オ ドライバのバージョンは
[About] パネルに表示されます。
HP Visualize fx 用ドライバを不適
切なバージョンにアップデートして
いる可能性があります。「HP
Visualize fx5 および fx10 用ドライ
バのアップデート」の項を参照して
ください。
30
第1章
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
トラブルシューティング
問題 : コンピュータは VGA ハイレゾリューション モードでブートするが、アプリケーションの
使用時に表示が異常になる。
表 1- 6
解決策
説明
使用したアプリケーションに対し、
ドライバが最適化されていない可
能性があります。画面のプロパ
ティを開き、[Options] パネルを選
択して、適切なアプリケーション
を選択します。詳細は、「ドライバ
の基本設定」の項を参照してくだ
さい。
[Options] パネルでアプリケーショ
ンの設定を選択すると、そのアプ
リケーションに最適な性能で、快
適に表示されるよう自動的にドラ
イバが設定されます。
HP の Web サイトで、使用してい
るアプリケーション用の最新のド
ライバをチェックします。
HP は、機能の追加および性能の向
上、または特定のアプリケーショ
ンの実行時に生じる問題を解決す
るため HP Visualize fx 用ドライバ
のアップデートを頻繁に行ってい
ます。
http://www.hp.com/visualiz
e/support/ ( 英語 )
http://www.jpn.hp.com/CPO_
TC/eschome.htm ( 日本語 )
診断ツール
出荷時にプリロードされたソフトウェアには、HP Visualize fx グラフィックス カードをテスト
するための診断ツールがあります。ツールはパーソナル ワークステーションに付属する HP 製
CD-ROM に収録されています。また、以下の HP の Web サイトから入手できます。
http://www.hp.com/visualize/support/ ( 英語 )
http://www.jpn.hp.com/CPO_TC/eschome.htm ( 日本語 )
診断テストには、グラフィックス ASICS およびフレーム バッファの詳細なチェックがありま
す。
診断ツールを起動するには、以下の手順に従います。
1. [ スタート ] ボタンをクリックします。
2. [ プログラム ] にポインタを移動します。
第1章
31
HP Visualize fx5 および fx10 グラフィックス カード
トラブルシューティング
3. [HP Diagnostics] にポインタを移動します。
4. [HP Visualize fx Diagnostics] をクリックします。
性能の問題についてのトラブルシューティング
問題 : グラフィックスの性能が予想を下回っている。
表 1- 7
解決策
説明
HP の Web サイトで、使用しているア
プリケーション用の最新のドライバを
チェックします。
HP は、機能の追加および性能
の向上、または特定のアプリ
ケーションの実行時に生じる
問題を解決するため HP
Visualize fx 用ドライバのアッ
プデートを頻繁に行っていま
す。
http://www.hp.com/visualize/s
upport/ ( 英語 )
http://www.jpn.hp.com/CPO_TC/
eschome.htm ( 日本語 )
使用するアプリケーションに対し、ド
ライバが最適化されていない可能性が
あります。[ 画面のプロパティ ] を開
き、[Options] パネルを選択して、適切
なアプリケーションを選択します。詳
細は、「ドライバの基本設定」の項を参
照してください。
32
アプリケーションを選択する
と、アプリケーションに最適
な性能で、快適に表示される
よう自動的にドライバが設定
されます。
第1章
A 規制情報および保証
付録 A
33
規制情報および保証
Declaration of Conformity
according to ISO/IEC Guide 22 and EN 45014
Manufacturer:
Declares that the:
Product Number:
Model Number:
Product Options:
Hewlett-Packard Co,
3404 E. Harmony Rd.
Fort Collins, CO 80528
U.S.A
graphics cards
A1264A / A1265A / A1298A
all
Conforms to the following specifications:
Safety:
IEC 950:1991+A1+A2+A3 +A4 / EN 60950:1992+A1+A2+A3+A4
China GB4943-1995
Russia GOST R 50377-92
EMC:
CISPR 11: 1997 / EN 55011: 1998 Class B
CISPR 22: 1993+A1+A2 / EN 55022: 1994+A1+A2 Class B
EN 50082-1:1992
Also compliant with…
IEC 1000-3-2:1994 / EN 61000-3-2:1998
IEC 1000-4-2:1995+A1 / EN 61000-4-2:1999 - 4 kV CD, 8 kV AD
IEC 10à00-4-3:1995 / EN 61000-4-3:1996 - 10 V/m
IEC 1000-4-4:1995 / EN 61000-4-4:1995 - 2 kV Signal, 4 kV Power Lines
Australia/New Zealand AS/NZS 2064.1/2:1992, AS/NZS 3548:1995, and AS/NZS
4251.1:1994
China GB9254-1988
Japan VCCI Class B
Russia GOST R 29216-94
Taiwan CNS13438 Class A
US FCC Part 15, Class B
and is certified by:
UL Listed to UL1950, 2nd edition
cUL Listed to CSA 22.2 No.950-M93
Certified to EN60950 2nd edition with A1+A2+A3+A4+A11
T
HP Fort Collins CCQD HTC
Supplementary information:
The product herewith complies with the requirements of the following Directives and carries the CE marking
accordingly:
- the EMC directive 89/336/EEC, 92/31/EEC and 93/68/EEC
- the Low Voltage Directive 73/23/EEC and 93/68/EEC
This product was tested in a typical Hewlett Packard workstation configuration.
Fort Collins, CO, USA
For Compliance Information ONLY, contact:
European Contact: Your local Hewlett-Packard Sales and Service Office or Hewlett-Packard GmbH, Department
HQ-TRE Standards Europe, Herrenberger Straße 130, D-71034 B 喘 lingen (FAX: +49-7031-14-3143)
Americas Contact: Hewlett-Packard, Fort Collins Site Quality Manager, mail stop 64, 3404 E. Harmony Rd., Ft.
Collins, CO 80528, USA
34
付録 A
規制情報および保証
FCC Class B Statement
FCC Class B Statement
NOTE: This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class B
digital device, pursuant to Part 15 of the FCC rules and the Canadian Department of
Communications. These limits are designed to provide reasonable protection against harmful
interference in a residential installation. This equipment generates, uses, and can radiate
radio frequency energy and, if not installed and used in accordance with the instructions, may
cause harmful interference to radio communications. However, there is no guarantee that
interference will not occur in a particular installation. If this equipment does cause harmful
interference to radio or television reception, which can be determined by turning the
equipment off and on, the user is encouraged to try to correct the interference by one or more
of the following measures
1. Reorient or relocate the receiving antenna.
2. Increase the separation between the equipment and receiver.
3. Connect the equipment into an outlet on a circuit different from that to which the receiver
is connected.
4. Consult the dealer or an experienced radio/TV technician for help.
Hewlett-Packard's FCC Compliance Tests were conducted with HP-supported peripheral
devices and HP shielded cables, such as those you received with your system. Changes or
modifications not expressly approved by Hewlett-Packard could void the user's authority to
operate the equipment.
Operation of this device is subject to the following conditions:
1. This device may not cause harmful interference.
2. This device must accept interference received, including interference that may cause
undesired operation
Cables used with this device must be properly shielded to comply with the requirement of the
FCC.
You are cautioned that any changes or modifications not expressly approved in this manual
could void your authority to operate this equipment.
Notice for Canada
This Class B digital apparatus complies with Canadian ICES-003.
Cet appareil numérique de la Class B est conforme à la norme NMB-003 du Canada.
付録 A
35
規制情報および保証
FCC Class B Statement
Notice for Taiwan
Notice for Korea
ご注意 ( クラス B)
36
付録 A
規制情報および保証
ハードウェア保証書
ハードウェア保証書
この HP 製アクセサリは、最初に購入した日から 1 年間の製品保証サービスの対象です。故障の
場合は、当社または代理店サービスセンターへの持ち込み修理となります。
当社の判断により、欠陥を有するアクセサリは修理、または同じ製品か同等の製品の新しいユ
ニットと交換されるものとします。
このアクセサリを購入し、HP Visualize パーソナル ワークステーションに使用している場合は、
アクセサリは同じサービス条件および同じ期間において、このコンピュータまたはワークステー
ションの保証の対象となります。
保証制限、ユーザー責任、ならびに他の規定および条件については、HP Visualize パーソナル
ワークステーションに付属する保証書を参照してください。
豪州およびニュージーランドのお客様との取引 この保証書記載の保証条件は、法的に認められ
る場合を除き、この製品の販売に適用される強制的法律上の権利を除外、制限または修正するも
のではなく、その権利に追加されるものです。
付録 A
37
規制情報および保証
ハードウェア保証書
38
付録 A
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