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初めてのクルーズ 地中海8日間 その3

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初めてのクルーズ 地中海8日間 その3
初めてのクルーズ
地中海8日間
その3
2014 年 6 月 13 日~23 日
カンヌ・モナコ
6 月 20 日
救命ボートの内部です。表示によれば救命ボート
としての定員は350人程ですが、テンダーボー
イタリアからフランスはカンヌ港への移動です。
トとしては150人位が乗船しました。
救命ボートの
窓から見たエ
ピック号の正
この写真はトリミングしたのではなく、カメラの
面です。10
「パノラマモード」で撮影した地中海の入日です。
分ほどで上陸
午後 9 時ころに日が暮れます。日の出は 6 時ごろ
できます。
ですから、16 時間の昼間です。それにしても遅い
です。どこの時間を使っているのでしょうか?
カンヌはこの船が接岸できる埠頭はありません。
カンヌからモナコへ
テンダーボートで上陸です。エピック号では救命
ボートが使われます。
コート・ダジュールを東へ向かいます。好い天気
で海もきれいです。
右上のコーナーがモナコです。モナコの東はすぐ
外が騒がしいのでバルコニーへ出てみると、なん
イタリア国境です。
と、救命ボートを下ろしています。緊急時は7F
モナコまでの往路は海岸線を復路は高速道路でカ
の散歩道から乗船して、海上へ下ろすのでしょう
ンヌまで戻ります。
が、今回はまず海上にボートを下ろし、4階の特
別口からボートに乗り移るのです。
ニース海岸の風景です。朝10時ころですが、も
う裸で寝転んでいます。ドイツや北欧からのバカ
ンス客が多いようです。時々ヌードで日光浴の人
がいるので、カメラを向けるときは気をつけろ!
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初めてのクルーズ
地中海8日間
その3
2014 年 6 月 13 日~23 日
との事でした。
角に出る仕掛けです。3万人強の国民に対して大
金持ちを含めて、多くの外国人が住んでいるので
しょう。バス駐車場が地下なら、道路もトンネル
だらけトンネルの中にロータリーや信号がありま
す。そういえばモナコグランプリもトンネル走行
がありますね。要するに土地がないのです。
王宮の古い屋敷で
す。ポールに旗が
あるときは王様が
在宅だそうです。
エズ
鷹の巣村からの地中海遠望です。とてもき
れいです。
F1フランプリやカジノで有名なモナコの街で昼
食です。これはサラダ、写真はありませんがメイ
この近くに、王子、
王女(グレースケ
リーのお子さん)
の屋敷もあります。
カジノと観光、タ
ックスヘブン、つまり、上流階級は高級ヨットや
自家用ジェットでの避暑避寒に来て、カジノでの
散財、我々庶民はバスで来て落とす多少の小遣い、
で国が成り立っているのです。なんだか変ですが
これも国の形の一つです。
帰りは高速道路、出港時間が迫っていて、添乗員
と運転手はチョット焦ったようですが、なんとか
ンは子牛のステーキだったような?これにパンが
間に合いました。
つきます。大変展望のよいレストランで、モナコ
の街が一望できます。
迎えに来た救命ボートです。この日の出港は1
8:00
レストランのテラスから豪華ヨットが並ぶモナコ
最後の寄港地
スペインのマヨルカ島
へ向かいます。
ハーバーです。眺望も料金の内でしょう。
モナコの市内散策は地下駐車場にバスを置き、エ
レベータとエスカレータで水族館、王宮のある一
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初めてのクルーズ
地中海8日間
その3
2014 年 6 月 13 日~23 日
カンヌーマヨルカ島
6月21日
大きな楽しみです。
入港は早朝と決まっていたのに、マヨルカ島パル
マ港へは13:00の入港です。船上で朝食、昼
食をすませてから上陸します。
この日の朝食です。亭主はパン2枚、オムレツは
この日は午前中船上でした
15Fのプールサイ
オニオン、トマト、チーズ入りです。サーモンと
ドデッキではサルサ講習会がありました。カミサ
ポテト、オレンジジュースにコーヒー牛乳です。
ンも参加しました。
右側はカミサン、パンが2個、サーモン、ゆで卵、
船上では昼も夜もなんだかんだと催し物はありま
後はバナナ、スイカ2切れトマト、リンゴと紅茶、
す。前日の夜配られる新聞ではこのような細かい
リンゴジュースと果物中心です。毎朝これ位食べ
行事も、何時からどこで何をする
るので、好いやら悪いやら。
ます。日本語版があります。
と書いてあり
大がかりなショーは乗船時のスケジュールに記載
があり、予約が必要です。呼び物の「ブルーマン
ショー」と「そっくりサンショー」
「モダンクラシ
ック」をシアター(数百人入れます。)で楽しみま
した。
フィリピン人らしい給仕の兄さんにシャッターを
押してもらいました。ココは15階、船首の窓際
これは操舵室のパノラマです。見学室があります。
です。大海原を見ながらの朝食は素晴らしいもの
こちらは船
です。
尾のクライ
ミングウオ
ールです。
靴を貸して
もらい、ハ
ーネスをつ
けてチャレンジできます。もう少し若かったらや
ってみたかったなあ。
料理カウンターこんな感じが8面あって、混雑す
この日の午前中は船内散策で楽しみました。
ることは殆どありません。食事は船旅のもっとも
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初めてのクルーズ
地中海8日間
その3
2014 年 6 月 13 日~23 日
マヨルカ島上陸
6月21日
言っても、ガイドの男性は黙っています。つまり
通訳にはガイドの資格が無いだけのことです。こ
マヨルカ島はスペインです。
の通訳の女性
とても丁寧で好い感じでした。
入港した時はすでに先客がいました。
「夏場はヨー
ロッパ全体から避暑客(暑いところへ避暑に来る
とはチョットおかしな表現です。)がとても多いが、
これはラセオ大聖堂、大きな建物です。
冬場観光客はほとんど来ない。」と日本人ガイドが
マヨルカ島はこの旅行に行くまで名前も知りませ
説明してくれました。
んでした。ココはスペインと言うことも島に着い
てから知りました。半日観光ですからほんの少し
の訪問でした。通訳さんの話では日本人観光客は
とても少ないので、こうして案内できることはと
てもうれしいとの事でした。
観光地と言っても、見学はこのお城と大聖堂です。、
予算と時間がなかったのかどちらも外観だけの見
学でした。
パルマ市の目抜き通りでは観光馬車も客を待って
います。
エピック号は
0
8:00
に出港
翌日
5:0
にバルセロナに入港して船旅が終わります。
左が現地人ガイド、右は日本人通訳です。通訳と
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初めてのクルーズ
地中海8日間
その3
2014 年 6 月 13 日~23 日
下船
6月22日
ンも交え、バリエーション豊かです。フロントに
は日本人係員もいます。デイリーニュースの日本
バルセロナに
早朝5:00に帰港すると、9:
語版は彼女が翻訳しているのでしょう。
00までに下船しなければなりません。12:0
0には新しい乗客が乗船してくるからです。
日本へ
トランクタグの色分けで、下船時間が区分けされ
るので下船窓口が混雑することもない、賢い方法
下船が9時、バルセロナ空港での搭乗が3時です
です。我々は最終組の9:00下船で、最後の朝
からずいぶん時間があるなあ!と思っていたので
食をゆっくり頂きました。
す。軽い昼飯を食べたり、売店を覗いたりしてい
トランクは昨夜ドアの前に出して預けてあるので、
ると思いのほか時間の経過が早く、持て余すとい
当日は殆どやることがありません。
うことはありませんでした。
No
1
2
3
4
5
6
7
8
項目
サー ビスチャ ー ジ
ドリンク
ドリンク
ドリンク
ドリンク
ドリンク
ショ ップ
水購入
9
合計
金額
12.00
17.50
6.57
13.13
6.88
8.44
27.23
27.44
数量
14
1
2
1
8
2
1
1
計
168.00
17.50
13.14
13.13
55.04
16.88
27.23
27.44
備考
ハイネケン*2
スコ ッチ*2
ワイン*2
ハ ゙ト ゙ワイザー *8
スコ ッチ
Tシャ ツ
1L *6
帰りの便も
A380-800
今度は最新鋭ら
しく、デスプレイが大型でクリアです。
338.36
勘定書が深夜に届けられました。
サービスチャージの
12$/Day・人
は約
束事で原則チップ不要の代償です。ショップと水
以外は旦那の酒代しめて$115.69 ¥12,000 です。
高いのか安いのか?この船では「飲み放題プラン
があって、$59/day で中級ワインまで飲み放題で
す。私の酒量ではとてもペイできません。
ただ、疲れのせいか、映画等を見つめる元気がな
かったので、ボーとして「サイモンとガーファン
クル」のヒットメロディーを聞いていました。
ドバイからは
B777-300
チョットくた
びれた機体で、前方カメラも汚れ液晶画面もイマ
イチでしたが、うとうとしているうちに窓の下に
淡路島と明石大橋が見えてきました。関空到着で
す。
事の終わり
見送ってくれる乗組員です。
エピック号の従業員はほぼ一カ月契約だそうです。
4回の航海をするわけです。どんな階級になって
いるのかわかりませんが、皆たいそう愛想が良く、
親切です。この娘達もアジア系、若い子もベテラ
バルセロナ往復で約30時間はホント大変ですが、
遠くへ行く実感があります。苦労して行くからこ
そゆったり航海を楽しめる。苦労して登るからこ
そ山頂の景観をより楽しめることもあるのです。
今度はもっと上手に楽しめそうです。
おしまい
5
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