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平成 25 年 4 月 1 日から鑑定業務が廃止になります

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平成 25 年 4 月 1 日から鑑定業務が廃止になります
(お知らせ)
平成 25 年 4 月 1 日から鑑定業務が廃止になります
~依頼に応じて行う受託評価業務の開始~
平成25年2月27日
日本消防検定協会
(注)誤記訂正 2 月 28 日
平成24年6月27日に消防法が改正され、平成25年3月31日をもって現行の鑑定
業務が廃止となります。代わりに平成25年4月1日から依頼に応じて行う評価業務(以
下「受託評価業務」という。)を開始することとなります。
従来の規程を廃止し、平成25年2月25日に新たに受託評価業務規程(以下「業務規
程」という。
)を制定いたしました。従来の規程の廃止に伴い、既承認の鑑定型式から受託
評価型式への移行に係る措置、現行の鑑定合格表示(NSマーク)のデザインや型式番号
等が変更となりますので、以下にその詳細をお知らせいたします。
目次
1.鑑定業務の廃止について~なぜ廃止するのか?~
2.受託評価業務の開始について
(1)受託評価業務の区分
(2)受託評価業務の対象品目
3.主な変更点 ~何が変更になるのか?~
4.例外措置 ~移行品目について~
5.その他
1.鑑定業務の廃止について
~なぜ廃止するのか?~
当協会が実施している鑑定業務については、平成22年5月に行われた事業仕分けに
おいて、鑑定業務の廃止という仕分け結果が出されました。この結果を受け、平成24
年6月27日に改正された消防法では、鑑定業務が廃止されました。
そこで、当協会の鑑定業務である「鑑定」、「認定」、「性能鑑定」に係る業務規程、細
則等については、平成25年3月31日をもって廃止し、当該業務を廃止することとし
ます。参考までに鑑定業務で取り扱っている品目を表1に掲げます。
-1-
表1
鑑定業務の対象品目
鑑定業務の区分
対
象
品
目
定
音響装置、予備電源、蓄積付加装置、エアゾール式簡易消火具、消
火器の加圧用ガス容器、蓄圧式消火器の指示圧力計、消火器及び消
火器加圧用ガス容器の容器弁、2号消火栓及び補助散水栓、ホース
レイヤー、住宅用スプリンクラー設備、消防用積載はしご、消防用
接続器具、外部試験器、易操作性 1 号消火栓、特殊消防ポンプ自動
車等の特殊消火装置、消火設備用消火薬剤、住宅用防災警報器(附
属装置も含む)、定温式住宅用火災警報器(附属装置も含む)、補助
警報装置、放火監視機器、オーバーホール等整備を行った特殊消防
自動車の特殊消火装置
認 定 鑑 定
非常警報設備の非常ベル及び自動式サイレン、非常警報設備の放送
設備、自動火災報知設備の地区音響装置、総合操作盤、パッケージ
型自動消火設備
性 能 鑑 定
特定消防機器等(閉鎖型泡消火設備、感知器リフター等)
鑑
参考 検定、鑑定、認定等の違いについて
●検定:
火災、消火、人命救助等のために重要な消防用機器等について、総務大臣が技術
上の規格を定め、当該規格に適合するものについて型式承認を行い、当協会などの
検査機関がこれらの機器の出荷前に検査を行うもので、それに合格した表示が付され
たものでなければ販売し、販売の目的のために陳列し、又は工事に使用することがで
きません。対象品目は、消火設備(消火器、消火薬剤、閉鎖型スプリンクラーヘッドなど)、
警報設備(感知器、受信機など)及び避難設備(金属製避難はしご、緩降機)の14品目
です。
→【消防法第 21 条の 2】、【消防法施行令第 37 条】
●鑑定:
検定対象品目以外の消防用機器等のうち重要なものについて告示、通達等により
示された技術上の基準に基づき、依頼に応じて、当協会が試験、検査を行い、基準に
適合するものに合格の表示(NSマーク)を付すものです。対象となる品目は、住宅用
火災警報器(住宅用防災警報器)、住宅用スプリンクラー設備、エアゾール式簡易消
火具、消火栓、消防ポンプ自動車の特殊装置など19品目です。
→【消防法第21条の36】
●認定: 消防用設備等に用いられる消防用機器等に係る技術上の基準(消防庁告示基準)
に適合しているかを判定し、当協会が試験、検査を行い、基準に適合するものに合格
の表示(認定マーク)を付すものです。この表示が貼付されたものは、設置時の消防検
査において性能を確認するための試験を省略することができるとされています。対象
品目は、地区音響装置、非常放送設備の非常ベル・放送設備など 5 品目です。
→【消防法施行規則第 31 条の 4】
-2-
●性能鑑定: 法令等に基準がない消防用機器等のうち、従来の消防用機器等と同等の性能等
を有するものや、優れた性能等を有する機器について、依頼に応じて一定以上の
性能を持つものであるか評価し、これらの機器の基準を定めるとともに、検査を行
い、基準に適合したものに合格の表示(NSマーク)を付すものです。これまで評価
したものは、閉鎖型泡消火設備、固定設置型消火機器、インパルス消火銃、火災
感知用ヘッド、火災感知用リフター、緩降装置などです。
●受託試験: ①消防法第21条の16の2に規定される自主表示対象機械器具について、依頼
に応じて、当協会が試験、検査を行い、その構造、性能等が規格省令に適合してい
るかどうかを判定するものです。対象となる品目は、動力消防ポンプ及び消防用吸
管の2品目です。
→【消防法第21条の16】
②放水型ヘッド等スプリンクラー設備について、依頼に応じて、当協会で評価及び
確認試験を行っています。
→【平成 8 年消防庁告示第 6 号】
2.受託評価業務の開始について
平成24年6月27日に改正された消防法の第21条の36第1項第6号は、次のよ
うに改正されました。
(旧)「六 消防の用に供する機械器具等の鑑定を行うこと。」
(新)「六 依頼に応じ、消防の用に供する機械器具等に関する評価を行うこと。」
[施行日
平成25年4月1日]
この改正を受け、平成25年4月1日より受託評価業務を開始します。
(1)受託評価業務の区分
現行の鑑定業務中の「鑑定」は「品質評価」、「認定鑑定」は「認定評価」、「性能鑑
定」は「特定評価」に変更となります。自主表示対象機械器具などの「受託試験」は、
「品質評価」又は「認定評価」に変更となります。
(注)受託試験のうち、動力消防ポンプ、消防用吸管及び可搬消防ポンプ積載車については「品質評価」に、放水
型ヘッド等スプリンクラー設備については「認定評価」に変更となります。
受託評価業務は、評価の内容に応じて、以下の3区分に分類しました(図1参照)。
技術基準等の技術的な事項にかかる変更はありません。
ア 品質評価(現行の鑑定及び自主表示対象機械器具の受託試験)
イ 認定評価(現行の認定鑑定)
ウ 特定機器評価(現行の性能鑑定)
-3-
図1
鑑定業務から受託評価業務への移行
(2)受託評価業務の対象品目
各区分における対象品目は、表2のとおりです。
表2
受託評価業務の対象品目
受託評価業務の区分
対
象
品
目
品 質 評 価
動力消防ポンプ、消防用吸管、音響装置、予備電源、エアゾール式
簡易消火具、消火器の加圧用ガス容器、蓄圧式消火器の指示圧力計、
消火器及び消火器加圧用ガス容器の容器弁、2号消火栓及び補助散
水栓、ホースレイヤー、住宅用スプリンクラー設備、消防用積載は
しご、消防用接続器具、外部試験器、易操作性 1 号消火栓、特殊消
防ポンプ自動車等の特殊消火装置、消火設備用消火薬剤、住宅用防
災警報器(附属装置も含む)、定温式住宅用火災警報器(附属装置
も含む)、補助警報装置、放火監視機器、可搬消防ポンプ積載車、
オーバーホール等整備を行った特殊消防自動車の特殊消火装置
認 定 評 価
非常警報設備の非常ベル及び自動式サイレン、非常警報設備の放送
設備、放水型ヘッド等を用いるスプリンクラー設備、自動火災報知
設備の地区音響装置、総合操作盤、パッケージ型自動消火設備
特定機器評価
特定消防機器等
-4-
3.主な変更点
~何が変更になるのか?~
技術基準、試験方法等に変更はありませんが、製品に表示される型式番号(表示するスペー
スの関係上、表示されない品目もあります。)及び合格表示のデザインが変更になります。鑑定
等から受託評価への移行について、以下の経過措置をとります。
(1)型式番号に係る経過措置
当協会が既に付与した型式番号(平成25年3月31日以前に承認されたもの)に
ついては、表3のように読み替えるものとします。番号部分(表3の赤字以外の部分)
についての変更は、ありません。表3により読み替えた製品は、従来の型式と同一の
製品になります。
型式番号を表示するもので、新規に型式適合評価(個別鑑定、個別認定等の名称を変
えたものをいう。以下同じ。)を受検するものについては、原則として平成26年3月
31日までの間に銘板等の変更が行われます。
当協会が既に付与した動力消防ポンプ、消防用吸管及び放水型ヘッド等を用いるス
プリンクラー設備の構成装置に係る試験番号については、従前の例によるものとしま
す。(表3及び図2参照)
読
み
替
え
る
も
の
表3
移行予定品目以外のものに係る型式番号等
現
行
受託評価開始後
【鑑定】 「鑑○第○~○号」
(例)放火監視センサー
「鑑放第24~1号」
【品質評価】 「品評○第○~○号」
(例)放火監視センサー
「品評放第24~1号」
【認定】 「鑑認○第○~○号」
(例)地区音響装置
「鑑認音第24~1号」
【認定評価】 「認評○第○~○号」
(例)地区音響装置
「認評音第24~1号」
【性能鑑定】 「鑑特第○○○号」
(例)「鑑特第101号」
【特定機器評価】 「特評第○○○号」
(例)「特評第101号」
-5-
図2
型式番号に係る移行措置
(2)合格表示に係る経過措置
鑑定業務の廃止に伴い、現行のNSマークのデザインを以下のように変更いたしま
す。新NSマークは、原則として、平成25年4月1日以降に型式適合評価に適合した
ものに貼付いたしますが、移行期間として平成26年3月31日までの一年間、現行の
NSマークを貼付する場合もあります。技術基準や試験方法等に係る変更はありません
ので、新旧どちらの合格表示も合格の効力は、同じです(図3参照)。合格表示のある
製品は、新旧の合格表示に関わらず安心してお使いいただけます。
(現行の認定以外の合格表示)
(新NSマーク)
-6-
(現行の認定合格表示)
図3
4.例外措置
(新NSマーク)
合格表示に係る移行措置
~移行品目について~
平成25年4月1日の受託評価業務開始以後、受託評価対象品目から検定品目、認定品
目等への移行が予定されている品目(以下「移行予定品目」という。
)があります。
具体的には、住宅用防災警報器及び定温式住宅用火災警報器が検定へ、エアゾール式簡
易消火具が自主表示へ、易操作性1号消火栓、2号消火栓及び補助散水栓並びに閉鎖型泡
消火設備等が認定評価へ、補助警報装置が当協会で自主基準を作成した後、品質評価へ移
行する予定です(表4参照)。
-7-
表4
品目名
平成 25 年 3 月 31 日迄
住宅用防災警報器
定温式住宅用火災警報器
補助警報装置
エアゾール式簡易消火具
易操作性1号消火栓、2
号消火栓、補助散水栓
閉鎖型泡消火設備等
(注1)表中の【
移行予定品目の一覧
平成 25 年 4 月 1 日~
平成 26 年 3 月 31 日
平成 26 年 4 月 1 日以後
【鑑定】
【品質評価】
[現行の規格省令]
[現行の規格省令]
【鑑定】
【品質評価】
[通知基準]
[通知基準]
【鑑定】
【品質評価】
【品質評価】
[現行の規格省令]
[現行の規格省令]
[検定協会の自主基準]
【鑑定】
【品質評価】
[通知基準]
[通知基準]
【鑑定】
【品質評価】
【認定評価】
[通知基準]
[通知基準]
[新告示基準]
【性能鑑定】
【特定機器評価】
【検
定】
[新規格省令]
【自主表示品に対する
品質評価】
[新規格省令]
【認定評価】
[新告示基準]
】及び[]は、それぞれ評価の区分及び評価に使用する基準を表します。
(注2)消防用ホース、結合金具及及び漏電火災警報器の検定品目については、平成 26 年 4 月 1 日より自主表示対象品
目となります。これに伴い、当協会では依頼に応じて行う「品質評価」を開始いたします。
移行予定品目については、鑑定等から受託評価への移行に伴う型式番号や合格表示の
変更を実施した場合、移行後にも型式番号や合格表示の変更が必要なため、ユーザーに対
する混乱や製造者の負担が予想されます。そこで、移行予定品目については、型式番号及
び合格表示について、移行するまでの期間、従前の例によるものとします。以下に移行品
目別の詳細を記載します。なお、移行後に関する情報については、別途、お知らせする予
定です。
(1) 住宅用防災警報器、定温式住宅用火災警報器及び補助警報装置に係る措置について
住宅用防災警報器及び定温式住宅用火災警報器(附属装置も含む。以下「住警器」と
いう。)並びに補助警報装置に係る鑑定は、平成25年3月31日をもって終了いたしま
す。平成25年4月1日から平成26年3月31日までは、住警器及び補助警報装置に
ついて品質評価を実施いたします。平成26年4月1日より、住警器については検定を、
補助警報装置については品質評価を開始する予定となっています。品質評価から検定へ
の移行につきましては、別途お知らせいたします。
ア
型式番号に係る措置
① 既に付与した鑑定型式番号については、検定に移行する平成26年3月31日ま
での間、従前通りとします。
② 平成25年4月1日以後に型式評価されたものに係る型式番号は、
「品評住○~○
号」となります。
-8-
③ 平成25年4月1日以後に型式変更評価されたものに係る型式番号は、親型式が
「鑑住第○~○号」の場合にあっては「鑑住第○~○~○号」、
「品評住○~○号」の
場合にあっては「品評住○~○~○号」となります(表5及び図4参照)。
イ
合格表示に係る措置
現在、貼付しているNSマークについては、平成26年3月31日まで従前通りと
します(表5及び図4参照)。
表5
対
象
住警器及び補助警報装置に係る型式番号及び合格表示
期
間
既承認型式 (注1)
平成 25 年 3 月 31 日までに
個別鑑定に合格したもの
平成 25 年 4 月 1 日から
平成 26 年 3 月 31 日までの期
間に型式適合評価に合格した
もの
平成 26 年 4 月 1 日以降、
型式適合検定に合格したもの
新規取得型式 (注2)
平成 25 年 4 月 1 日から
平成 26 年 3 月 31 日までの期
間に型式評価に合格したもの
平成 25 年 4 月 1 日から
平成 26 年 3 月 31 日までの期
間に型式変更評価 (注3) に合
格したもの
製品認証
の種類
鑑
定
品質評価
検
定
住警器及び補助警報装
置に表示する型式番号
合格表示
【住警器】
鑑住第○~○号
【補助警報装置】
鑑住補第○~○号
別途、お知らせします。
品質評価
【住警器】
品評住第○~○号
【補助警報装置】
品評住補第○~○号
品質評価
鑑住第○~○~○号
又は
品評住第○~○~○号
別途、お知
らせします
(注1) 「既承認型式」とは、平成 25 年 3 月 31 日までに型式鑑定試験に合格し、型式番号が付与された型式をいう。
(注2)
「新規取得の型式」とは、平成 25 年 4 月 1 日から住警器が検定に移行するまでの期間に型式評価に合格し、
型式番号を付与された型式をいう。
(注3) 新規取得の型式変更評価に合格したものに係る型式番号については、親型式が型式鑑定の場合にあっては「鑑
住第○~○~○号」
、親型式が評価型式の場合にあっては「品評住第○~○~○号」とする。
(注4)
附属装置についても、上記の例に準ずるものとする。
-9-
図4
住警器に係る移行措置
(2) エアゾール式簡易消火具に係る措置について
エアゾール式簡易消火具の鑑定は、平成25年3月31日をもって終了いたします。
平成25年4月1日から平成26年3月31日までは、品質評価を実施いたします。平
成26年4月1日の自主表示に移行後につきましては、別途お知らせいたします。
ア
型式番号に係る措置
既に付与した鑑定型式番号については、自主表示に移行する平成26年3月31日
までの間、従前通りとします。平成25年4月1日以後に型式評価されたものに係る
型式番号は、
「品評消第○~○号」となります(表6及び図5参照)。
イ
合格表示に係る措置
現在、貼付しているNSマークについては、平成26年3月31日まで従前通りと
します。自主表示対象機械器具等への移行後、型式適合評価に合格したものについて
は、新NSマークを貼付します(表6及び図5参照)。
- 10 -
表6
対
象
期
エアゾール式簡易消火具の型式番号及び合格表示
製品認証
の種類
間
平成 25 年 3 月 31 日までに
個別鑑定に合格したもの
鑑
合格表示
定
平成 25 年 4 月 1 日から
平成 26 年 3 月 31 日までの期
間に型式適合評価に合格し
たもの
品質評価
平成 26 年 4 月 1 日以降、自
主表示対象機械器具等に係
る型式適合評価に合格した
もの
自主表示対象
機械器具等に
係る品質評価
図5
エアゾール式簡易消火具
に表示する型式番号
鑑消第○~○号
届出番号
エアゾール式簡易消火具に係る移行措置
(3) 易操作性1号消火栓、2号消火栓及び補助散水栓に係る措置について
易操作性1号消火栓、2号消火栓及び補助散水栓(以下「消火栓等」という。)の鑑定
は、平成25年3月31日をもって終了いたします。
平成25年4月1日から平成26年3月31日までは、品質評価を実施いたします。
平成25年10月1日の告示基準施行後は、新たに導入される予定の2号消火栓より設
置間隔の長い消火栓(以下「広範囲2号消火栓」という。
)についてのみ認定評価を実施
し(図6参照)、平成26年4月1日より消火栓等についても認定評価を実施いたします。
- 11 -
図6
広範囲2号消火栓に係る措置
ア
型式番号に係る措置
既に付与した鑑定型式番号については、認定に移行するまでの間、従前通りとしま
す。認定への移行後は、新たに型式番号を付与する予定です(表7及び図7参照)。
イ
合格表示に係る措置
現在、貼付しているNSマークについては、平成26年3月31日まで従前通りと
します。認定への移行後、型式適合評価に合格したものについては、新NSマークの
入った認定合格表示を貼付します(表7及び図7参照)。
表7 消火栓等の型式番号及び合格表示
対
象
期
間
平成 25 年 3 月 31 日までに
個別鑑定に合格したもの
消
火
栓
等
広
範
囲
2
号
製品認証
の種類
鑑
消火栓等に表示する
型式番号
定
平成 25 年 4 月 1 日から
平成 26 年 3 月 31 日までの期間
に型式適合評価に合格したも
の
品質評価
平成 26 年 4 月 1 日以降、認定
評価に係る型式適合評価に合
格したもの
認定評価
認評栓第○~○号
認定評価
認評栓第○~○号
平成 25 年 10 月 1 日以降、認定
評価に係る型式適合評価に合
格したもの
鑑栓第○~○号
(注)平成 25 年 10 月 1 日以前に、広範囲
2号消火栓の製品認証は行いません。
- 12 -
合格表示
図7
消火栓等(易操作性1号消火栓、2号消火栓
及び補助散水栓)に係る移行措置
(4) 閉鎖型泡消火設備等に係る措置について
閉鎖型泡消火設備の性能鑑定は、平成25年3月31日をもって終了いたします。平
成25年4月1日から新告示基準が施行される日までの間は、特定機器評価を実施いた
します。新告示基準施行後は、認定評価を実施します(図8参照)。
図8
閉鎖型泡消火設備等に係る移行措置
- 13 -
5.その他
(1)放水型ヘッド等スプリンクラー設備等に係る認定評価の開始
放水型ヘッド等スプリンクラー設備等に係る評価については、当協会の受託試験と
して実施してきたところです。受託評価業務の開始に伴い、放水型ヘッド等スプリン
クラー設備等については、平成25年4月1日より認定評価を開始します。既に評価
済みのものについては、認定評価移行後も引き続き認定評価されたものとみなします。
詳細については、別途、お知らせいたします。
(2)外部試験器の校正
外部試験器の校正については、品質評価中の確認評価として、引き続き校正を実施
いたします。校正の方法等、技術的な事項に係る変更は、ありません。ただし、校正
済証のデザインが、図8のように変更となります。なお、現行の校正済証についても、
次期校正年月までの間、引き続き効力は有効です。
現行
新
図8
外部試験器の校正済証
(3)今後の改正予定
今後、以下の改正が予定されています。概要等につきましては、改めてご案内させて
いただきます。
○消防用ホースと結合金具の装着部の受託評価
○広範囲2号消火栓の認定(仮称)
○特定駐車場用泡消火設備の認定
○住宅用防災警報器の検定
○消防用ホース、結合金具、漏電火災警報機及びエアゾール式簡易消火具の受託評価
○易操作性1号消火栓、2号消火栓及び補助散水栓の認定
○補助警報装置の受託評価等
- 14 -
■問い合わせ先
日本消防検定協会 業務企画室
〒182-0012
東京都調布市深大寺東町 4-35-16
TEL 0422-44-7471(代表)
e-mail: [email protected]
- 15 -
鑑定業務の廃止に伴う対応について
~依頼に応じて行う受託評価業務の開始~
日本消防検定協会
1.鑑定業務の廃止、受託評価業務の開始
消防法第21条の36第1項第6号が改正され、平成25年4月1日より施行されます。これにより、平成25年3月31日
をもって鑑定業務を廃止し、平成25年4月1日より依頼に応じて行う受託評価業務を開始します。
[イメージ]
【法第21条の36】〔協会の業務〕
[旧] 「六 消防の用に供する機械器具等の鑑定を行うこと。」
鑑定
受託評価
[新] 「六 依頼に応じ、消防の用に供する機械器具等に関する
評価を行うこと。」
H25.4.1
鑑定等の実施品目例(「認定」は、鑑定業務に含まれます。)
【鑑定】 住宅用防災警報器、エアゾール式簡易消火具、易操作性1号消火栓、2号消火
栓、特殊消防ポンプ自動車等の特殊消火装置、補助警報装置等
【認定】 非常警報設備の非常ベル及び自動式サイレン、非常警報設備の放送設備、自
非常警報設備 非常ベ
び自動式 イ
非常警報設備 放送設備 自
動火災報知設備の地区音響装置、パッケージ型自動消火設備等
(注)放水型ヘッド等SP設備については、平成25年4月1日より認定を開始します。
住宅用
防災警報器
非常ベル
2号消火栓
2.主な変更点
【型式番号】
品評○第○~○号
鑑○第○~○号
1.型式番号の表記方法の変更
鑑
定
2.合格表示(NSマーク)のデザイン変更
合格の効力は、どちらも有効
【合格表示】
又は
又は
○上記二点について、平成25年4月1日より順次変更
○移行期間は、平成25年4月1日より1年間
(移行期間中は、旧表示の場合もあります。)
【型式番号】
【注意】
今回の改正において 技術基準に係る変更は
今回の改正において、技術基準に係る変更は
ありません。したがって、 合格表示の効力 は、
新旧ともに有効
です。
認
定
鑑認○第○~○号
認評○第○~○号
【合格表示】
3.例外措置
以下に掲げる鑑定品目は、平成26年4月1日より品目移行する予定です。
住宅用防災警報器 定温式住宅用火災警報器
住宅用防災警報器、定温式住宅用火災警報器
エアゾール式簡易消火具
→【自主表示対象機械器具】
易操作性1号消火栓、2号消火栓、補助散水栓
補助警報装置
→【検定】
→【認定】
鑑定
【型式番号】
受託評価
鑑○第○~○号
【合格表示】
又は
品目移行
品目移行に係る
対応等について
は、別途お知ら
せします。
→【検定協会の自主基準による受託評価】
閉鎖型泡消火設備(性能鑑定)
→【認定】(施行日は未定)
H25.4.1
H26.4.1
※平成26年3月31日までの期間、型式番号及び合格表示(NSマーク)については、前項の例によらず、引き続き従前どおりとします。
4.今後の改正予定
今後 改 予定
●平成25年中
(時期は未定)
消防法施行令第11条第3項第2号ロに規定される消火栓、特定駐車場用泡設備の認定に係る改正、消防用
ホースの装着部に係る受託評価に係る改正
●平成26年4月1日
住宅用防災警報器及び定温式住宅用火災警報器の検定に係る改正、消防用ホース、消防用結合金具、漏電
火災警報器、エアゾール式簡易消火具の受託評価に係る改正、易操作性1号消火栓、2号消火栓、補助散水栓
の認定に係る改正、補助警報装置の受託評価に係る改正
以上に係る対応等ついては、別途お知らせします。
【参考資料】 鑑定等の業務から受託評価業務への移行に伴うNSマークの新旧対照表
改正前(平成25年3月31日まで)
消防機器の種別
表示の様式
住宅用防災警報器等
改正後(平成25年4月1日移行)
表示方法
消防機器の種別
住宅用防災警報器等
証票又は
印刷等
補助警報装置
補助警報装置
表示の様式(☆)
住警器の検定移行までの
期間、従前の例による。
住宅用防災警報器等に係る
附属装置
住宅用防災警報器等に係る
附属装置
予備電源
音響装置
放火監視センサー
同受信装置等
予備電源
音響装置
放火監視センサー
放火監視受信装置・補助装置
エアゾール式簡易消火具
エアゾール式簡易消火具
蓄積付加装置
易操作性1号消火栓
2号消火栓・補助散水栓
住宅用スプリンクラー設備
消火設備用消火薬剤
外部試験器
※「蓄積付加装置」は最近の生産実績がないため、品質評価の品目から削除した。
易操作性1号消火栓
認定移行までの
期間、従前の例による。
2号消火栓・補助散水栓
住宅用スプリンクラー設備
消火設備用消火薬剤
外部試験器
証票
鑑定
住警器の検定移行までの
期間、従前の例による。
自主表示移行までの
期間、従前の例による。
証票
外部試験器(校正)
外部試験器(校正)
蓄圧式消火器の指示圧力計
蓄圧式消火器の指示圧力計
消火器の加圧用ガス容器
消火器の加圧用ガス容器
消火器及び消火器加圧用容器の容器弁
消火器及び消火器加圧用容器の容器弁
消防用接続器具
消防用接続器具
ホースレイヤー
刻印
消防用積載はしご
刻印
消防用積載はしご
オーバーホール整備を行った特殊消火装置
オーバーホール整備を行った特殊消火装置
特殊消防ポンプ自動車の特殊消火装置
特殊消防ポンプ自動車等の特殊消火装置・
可搬ポンプ積載車
捺印 刻印
住宅用スプリンクラー設備の構成部品
証票
初期拡大抑制機器(インパルス消火銃等)
性能鑑定
証票又は
刻印
警報避難機器(感知器リフター、緩降具等)
動力消防ポンプ
住宅用スプリンクラー設備の構成部品
初期拡大抑制機器(インパルス消火銃等)
特定機器評価
刻印
受託試験
証票 刻印
警報避難機器(感知器リフター、緩降具等)
動力消防ポンプ
捺印又は
刻印
証票又は
刻印
刻印
品質評価
消防用吸管
熱加硫
放水型ヘッド等
消防用吸管
熱加硫
放水型ヘッド等スプリンクラー設備
証票
スプリンクラー設備
評価・確認試験
証票
証票 捺印 刻印
同構成部品
鑑定認定
証票又は
印刷等
証票
品質評価
ホースレイヤー
表示方法
非常ベル及び自動式サイレン
放送設備
地区音響装置
パッケージ型自動消火設備
パッケ ジ型自動消火設備
総合操作盤
NS表示:別途定める。
証票等
証票又は
印刷等
印刷等表示:別途定める。
証票
パッケージ型自動消火設備
認定評価
非常ベル及自動式サイレン
放送設備
地区音響装置・地区音響装置構成部品
パッケージ型自動消火設備
パッケ ジ型自動消火設備
総合操作盤
パッケージ型自動消火設備
NS表示:別途定める。
の構成部品
同構成部品
証票等
の構成部品
証票
捺印・刻印
証票又は
印刷等
証票
証票 捺印 刻印
証票
捺印・刻印
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