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フモEJョL先ル250 フモEJョ1 Jレ125

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フモEJョL先ル250 フモEJョ1 Jレ125
添付 文書 (案)
日本標準商品分類番号 876131
合成 ペニ シ リン製剤
処方せん医薬 品注0
貯
法 :室温保 存。開封後も
湿気 を避 けて保存す ること。
日本 薬局 方 ア モ キ シシ リンカ プセル
より品質
(本品は高防湿性 の内 ratに
保 持をはか つている。)
使用期限 : 外箱に表示の使用
期限内に使用す ること。
(使用 期 限内であつても開封 後は
なるべ く速やかに使 用すること。)
フモ EJョ1■Jレ
125
EJョ
フモ
L先ル250
「
`澪4F`ど
承認 番 号
AMOLiぽ CAPSuLES 125&250
【原 則 禁 忌 】 ( 次の患者には投与 しないことを原則 とするが、
特に必要 とする場合 には慎重 に投与す ること)
本剤 の成分又はペ ニ シ リン系抗生物質に対 し過敏症 の既往歴
のある患者
組成・
性状】
【
色調 ・剤形
アモ リンカプセル 125
アモ リンカ プセル 250
アモキシシ リン水和物
アモキシシ リン水和物
125 mg(力
250 1ng(力
価)
価)
頭部及び胴部 とも自色の硬カプセル剤
てや 639
ζ
ゞ640
形状 ・号数
長径
短径
再評 価 結 果
2004年 9月
再審査結果
2 0 0 8 年3 月
用法・
用量】
【
禁 忌 】(次の患者には投与しないこと)
【
識別 コー ド
販 売 開始
1 9 7 6 年1 0 月
1 9 7 6 年1 0 月
効 能 i 自加
」
( 1 ) 本 剤 の成分によるシ ョックの既往歴 の ある患者
( 2 ) 伝 染性単核症のある患者
[ 紅斑性 丘疹の発現頻度が高 い との報告がある。]
1 カ プセル 中
の有効成分
薬価 収 載
(51Ell)395 1 9 7 6 年9 月
(51EM)396 1 9 7 6 年9 月
(lull)
(mll)
添加1物:ステアリン酸マグネ シウム、メチルセル ロース、 トウモロコシデ
ンプン、ゼ ラチン、ラウリル硫酸ナ トリウム
[ヘリコパクター ・ピロリ感染を除 く感染症]
成人 :アモキシシ リン水和物 として、通常 1回 250 mg(力価)を
1日 3∼4回 経 日投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
小児 :ア モキシシ リン水和物 として、通常 1日 20∼40“ (力価)
/kgを3∼4回 に分割経 口投与す る。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日 量 として最大
90ng(力価)/睫 を超 えないこと。
[ヘリコパクター ・ピロリ感染症、ヘ リコパクター ・ピロリ感染胃
炎]
○アモキシシリン水和物、クラ リス ロマイシン及びプロ トンポン
プインヒビター併用の場合
通常、
成人にはアモキシシリン水和物 として 1回 750mg(力価)、
クラリスロマイシンとして 1回 200 mg(力価)及 びプ ロ トンポ
ンプイ ンヒビターの 3剤 を同時に 1日 2回 、
7日 間経口投与する。
なお、クラリスロマイシンは、必要に応 じて適宜増量す ること
ができる。ただ し、1回 400 mg(力価)1日 2回 を上限 とする。
○アモキシシリン水和物、クラ リス ロマイシン及びプロ トンポン
プインヒビター併用によるヘ リコパクター ・ピロリの除菌治療
が不成功の場合
成人にはアモキシシ リン水和物 として 1回 750 mg(力
価)、
通常、
びプ ロ トンポンプイ ンヒ
メ トロニダゾール として 1回 250 1ng及
ー
ビタ の 3剤 を同時に 1日 2回 、7日 間経 口投与する。
「
効果】
【
効能・
く
適応菌種〉
本剤に感性 のプ ドウ球菌属、 レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、
淋菌、大腸菌、プロテ ウス ・ミラビリス、イ ンフルエンザ菌、ヘ リ
コバ クター ・ピロリ、梅毒 トレポネーマ
く
適応症〉
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管 ・リンパ節炎、慢
性膿皮症、外傷 ・熱傷及び手術創等の二次感染、び らん 。潰瘍 の二
次感染、手L腺炎、骨髄炎、咽頭 ・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、
性呼吸器病変の二次感染、膀脱炎、腎孟腎炎、前立腺炎 (急
肺炎、1曼
性症、慢性症)、精巣上体炎 (冨
1睾丸炎)、淋菌感染症、梅毒、子官
内感染、子官付属器炎、子官芳結合織炎、涙嚢炎、麦粒腫、中耳炎、
歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、狸紅熱、胃潰瘍 ・十 二指腸演瘍 ・
胃 血LTリ ンパ腫 ・特発性血小板減少性紫斑病 ・早期 胃癌に対する
内視鏡的治療後胃におけるヘ リコバ クター ・ピロリ感染症、ヘ リコ
バ クター ・ピロリ感染胃炎
一一―
―
一 ― <効 能 ・
効果に関連する使用上の注意> 一 一一一―
(1)進行期胃 MALTリンパ腫に対す るヘ リコバクター ・ピロ リ除
菌治療の有効性は確立 していない。
(2)特発性血小板減少性紫斑病に対 しては、ガイ ドライン等を
参照 し、ヘ リコバ クター ・ピロ リ除菌治療が適切 と判断 さ
れ る症例にのみ除菌治療を行 うこと。
(3)早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃以外には、ヘ リコバ ク
ター ・ピロリ除菌治療による胃癌の発症抑制に対する有効
性は確立 していない。
(4)ヘ リコバ クター ・ピロツ感染 胃炎に用 いる際には、ヘ リコ
バ クター ・ピロ リが陽性であること及び内視鏡検査により
ヘ リコバ クター ・ピロ ソ感染胃炎であることを確認す るこ
と。
注 1)処 方せん医薬 品 :注 意― 医師等 の処方せんに より使 用す る こと
-109-
‐
<用 法 ・用量に関連す る使用上の注意>― 一一 ■
(1)高 度 の腎障 害 の ある患者 には、 投与量 ・投 与 間隔 の 適 切 な
調節 をす るな ど慎重 に投与す る こ と。
(2)本 剤 の使用 に あたっ ては 、耐性 菌 の発 現等 を防 ぐた め、原
則 と して感 受性 を確認 し、疾病 の 治療 上必 要 な最少 限 の期
間 の投与 に と どめる こ と。
(3)本 剤をヘ リコバ クター ・ピロ リ感染症、ヘ リコバ クター ・
ピロリ感染 胃炎に対 して用い る場合、プ ロ トンポンプイン
ー
オメプラゾ
│
ヒ ビターはランソプラゾ ル として 1回 30 mg、
│
― ル として 1回 20嘔 、ラ^プ ラゾールナ トリウム として 1
いずれか
はエ ソメプラゾール として 1回 20 1ngの
1
回 10 1ng又
1
1剤
を選択 す る。
【
使用上の注意】
1 慎 重投与 (次の息者には慎重に投与すること)
(1)セ フェム系抗生物質に対 し過敏症の既往歴のある患者
(2)本 人又は両親、兄弟に気管支喘.S、発疹、奪麻疹等のア レ
ルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
(3)高 度の腎障害のある患者 [高い血中濃度が持続す ることが
ある。]
高齢者への投与」の項参照)
(4)高齢者 (「
(5)経 口摂取の不良な患者又は非経 日栄養の患者、全身状態 の
悪い息者 [ビタミン K欠 乏症状があらわれることがあるの
で観察を十分に行 うこと。
2 重 要な基本的注意
(1)シ ヨックがあらわれるおそれがあるので、十分な問診を行
うこと。
(2)本 剤をヘ リコパクター ・ピロリ感染症、ヘ リコパ クター ・
ピロリ感染胃炎に用いる際には、除菌治療に用いられる他
の薬剤の添付文書に記載されてい る禁忌、慎重投与、重大
な副作用等の使用上の注意 を必ず確認す ること。
3 副 作用
ヘ リコパクター ・ピロ リ感染を除 く感染症 :製 造販売後の日│
作用の頻度調査 (1978年 8月 時点)では 525例 中 23例 (44%)
ヘ リコパ クター ・ピロ リ感 染症 、ヘ リコパ クター ・ピロ リ感染 胃
に臨床検査値 の異常を含む副作用が認められ ている。
胃潰瘍 ・十二 指腸漬瘍におけるヘ リコパクター ・ピロリ感染
症 :ア モキシシ リン水和物、 クラリスロマイ シン及びラン ソ
プラゾールの 3剤 投与については、国内で行われ た承認時ま
での試験で 430例 中 217例 (505%)に 、製造販売後の調査
で 3,491例中 318例 (91%)に 臨床検査値の異常 を含む副作
用が認め られている (再審査終了時点)。
また、アモキシシ リン水和物 、メ トロニダ ゾール及びプ ロ ト
ンポンプインヒビターの 3剤 投与については、国内において
臨床試 験等の副作用発現頻度 が明確 となる試験を実施 してい
ない (承認時)。
なお、外国で行われた試験 (ランソプラゾール 、アモキシシ
リン水和物及 びクラ リスロマイシン又はメ トロニ ダゾールの
3剤 投与)で は 680例 中 239例 (351%)に 臨床検査値の異常
を含む副作用が認 め られてい る。
胃 ‖ALTリ ンパ腫 ,特 発性血小板減少性紫斑病 ・早期胃癌に対
する内視鏡的治療後 胃におけ るヘ リコパ クター ・ピロ リ感染
症、ヘ リコパ クター ・ピロリ感染胃炎 :アモキシシ リン水和物、
クラ リスコマイシン又はメ トロニダゾール及びプ ロ トンポンプ
インヒビター の 3剤 投与につい ては、国内において臨床試験等
の副作用発現頻度が明確 となる試験を実施 していない(承認時)。
以下の副作用は上記 の調査あるいは自発報告等で認 められたも
のである。
(1)重 大な副作用
1)シ ョック、アナ フィラキ シー様症状 (0.1%未満)を 起 こ
す ことがあるので、観察を十分に行 い、不快感、 国内異
常感、眩量、便意、耳鳴、発汗、喘鳴、呼吸困難、血管
浮腫、全身の潮紅 ・奪麻疹等の異常が認 められた場合 に
は投与を中止 し、適切な処置を行 うこと。
2)皮 膚粘膜眼症候群 (Stevens―
」ohnsOn症侯群)、中毒性表
皮壊死融解症 (Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(い
ずれ も 01%未 満)、急性汎発性発疹性膿疱症 (頻度不明)
があ らわれることがあるので、観察を十分 に行い、発熱、
頭痛、関節痛、皮膚や粘膜の紅斑 ・水疱、膿疱、皮膚の
緊張感 ・灼熱感 ・疼痛等の異常が認 められた場合には投
与を中止 し、適切な処置を行 うこと。
3)急 性腎不全等の重篤な腎障害 (01%未 満)が あらわれ る
ことがあるので、定期的に検査を行 うなど観察を十分に
行 い、異常が認められた場合には投与を中止 し、適切な
処置を行 うこと。
4)顆 粒球減少 (01%未 満)が あ らわれ ることがあるので、
異常が認 められた場合 には投与を中止す るな ど適切な処
置を行 うこと。
5)偽 膜性大腸炎等の血便を伴 う重篤な大腸炎 (01%未 満)
があ らわれることがある。腹痛、頻回の下痢があ らわれ
た場合には直 ちに投与を中止す るなど適切な処置を行 う
こと。
6)AST(GOT)、ALT(C.PT)の上昇等を伴 う肝機能障害、黄疸
(01%未 満)が あらわれ ることがあるので、観察を十分
に行い、異常が認 められた場合には投与を中止 し、適切
な処置を行 うことも
(2)そ の他の副作用
ヘ リコパ クター ・ピロリ感染を除 く感染症の場合
01%未 満
01∼ 5%未 満
1 ) 過 敏 症注D 発熱、発疹、
、腹痛 、
悪 心 、嘔 p ■
便秘 、日内炎、舌
炎 、日渇、胸や け、
胃食道逆流 、食欲
不振
AST (00T). ALT
(GPT)、 AL―P、
L D H 、γ ―G T P 、ビ
リル ビンの上 昇
好中球減少、好酸
球増多、白血球増
4)過 敏症注D
頭 痛 、眠 気、めま
い 、不眠、 しび れ
感 、 うつ 状態
トリグ リセ ライ
ド、尿酸の上昇、
総 コ レス テ ロー
ルの上昇 ・低下、
尿蛋白陽性、尿糖
陽性
表 中の頻度表示は胃潰瘍又は十二指腸潰瘍 におけるアモキシ
シ リン水和物、クラリスロマイシン及びランソプラゾールの 3
剤投与の試験成績に基づ く。
注4)観 察を十分に行 い、異常が認 められた場合 には投与を中
止す るなど適切な処置を行 うこと。
注 5)こ のよ うな場合には投与を中止すること。
なお、外国で行われた試験で認められている副作用 〈
頻度 1%以
は次 の
1) ,肖化嘱
尋
2)肝
3)過 敏 症
奪麻疹
液
3)肝
臓
好酸球増多、貧血
∞ ぽ
2)血
4) '肖 化 暑=
5)菌 交 代症 注0
の上 昇
下痢、悪心、
食欲不振
ン症
ビ 欠
肇乏
国内炎、大腸 炎 ( カンジ ダ、
非 感 受 性 の ク レブ シ ェ ラ
等 に よる)
ビタミン K 欠 乏症状 ( 低ブ
ロ トロンピン血症、出血l t I
向等) 、 ビタミン B 群 欠乏
症状 ( 舌炎、国内炎、食欲
不振、神経炎等)
注2 ) こ のよ うな場合には投与を中止 し適切な処置を行 うこと。
注3 ) こ のよ うな場合には投与を中止す るなど適切な処置を行
うこと。
臓
7
-110-
であ
5%以 上
1∼5%未 満
下痢 ( 1 3 _ 2 % ) 、 悪心、嘔吐、 国内炎、膳
味覚異常 ( 8 7 % ) 痛、排便回数増加
AST(00T)、 ALT(GPT)の
上昇
発疹
4)精 神
頭痛 、めま し
神経系
表 中の頻度表示は胃潰瘍 又は十二指腸潰瘍 におけるアモキシ
シ リン水和物、クラリス ロマイシン又はメ トロニダゾール及び
ランソプラゾールの 3剤 投与の試験成績 に基づ く。
高齢者 への投与
次 の点に注意 し、用量並びに投与間隔に留意す るなど患者の状
態を観察 しなが ら慎重 に投与す ること。
(1)高 齢者では生理機能が低下 してい ることが多 く副作用が発
現 しやすい。
(2)高 齢者では ビタミン K欠 乏による出血傾向があらわれるこ
とがある。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠 している可能性のある婦人には治療上の有益性が
危険性を上まわると判断 され る場合にのみ投与すること。
[妊娠中の投与に関す る安全性は確立 していない。なお、動物
試験 (ラッ ト)に おいて、アモ キシシ リン水和物 (500 mg/kg/
日)、クラリス ロマイシン (160 1ng/セ
/日)及 びランソプラゾー
ル (50 1ng/kg/日
)を 併用投与すると、母動物での毒性の増強と
ともに胎児の発育抑制の増強が認 められてい る。]
適用上の注意
案剤交付時 :PTP包 装の薬剤は PTPシ ー トか ら取 り出 して服用
するよう指導すること。[PTPシ ー トの誤飲により、
硬い鋭角部 が食道粘膜へ束」
入 し、更には穿孔をお
こして縦隔洞炎等の重篤な合併症 を併発す るこ
とが報告 されてい る。]
その他の注意
(1)ラ ッ トにアモキシシ リン水和物 (2,000 mg/kg/日)、 ラ
ン ソプラゾール (15 mg/kg/日
以上)を 4週 間併用経 口投与
した試験、及びイ ヌにアモキシシ リン水和物 (500 nlg/kg/
)、クラ リス ロマ
日)、ラ ン ソプラゾール (100 mg/kg/日
) を 4週 間併用経 口投与 した試験で、
イシ ン (25 mg/kg/日
アモキシシ リン水和物を単独あるいは併用投与 した動物に
結晶尿 が認められているが、結晶はアモキシシ リン水和物
が排尿後に析出 したものであ り、体内で析出 したものでは
ない ことが確認 されてい る。
( 2 ) ヘ リコバ クター ・ピロリの除菌判定上の注意 : ラ ンソプラ
ゾール等のプロ トンポンプイ ンヒビターやアモキシシ リン
水和物、クラ リスコマイシン等の抗生物質及びメ トロニダ
ゾールの服用中や投与終了直後では、B C ―
尿素呼気試験の判
13c_尿
素呼気試験
定結果が偽陰性 になる可能性があるため、
による除菌判定を行 う場合には、これ らの薬剤 の投与終了
後 4 週 以降の時点で実施することが望ま しい。
【
薬物動態】
アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びランソプラゾール
併用時の築物動態
健康成人 ( 6 例) にアモキシシ リン水和物 として 1 回 1 , 0 0 0 m g ( 力
力 及 びランソ
価) 、クラリスロマイシンとして 1 回 4 0 0 1 n g (価)
プラゾール として 1 回3 0 皿
g の3 剤を同時に経 口投与 した場合注°、
本剤の薬物動態学的バ ラメータは表のとお りである。
絶 食 下
17± 05h
Tm,
T
L1 62μ g/mL
10 05二
0 99=ヒ0 24h
2904± 7 15μ g・h/mL
6例 の平均値 士標準偏差
なお、3剤 投与時の 3剤 各 々の血 中濃度は単独投与時 の血 中濃度
とはぼ同様の推移を示す。
また、健康成人 (7例)に 3剤 を同様の用量で同時に 1日 2回 7
日間反復経 日投与 した時、薬物動態に変化は認 められていない。
注 6)ヘ リコバ クター ・ピロリ感染症、ヘ リコバクター ・ピロリ
用法 用量】
感染胃炎に対する承認用法 ・用量と異なる。(【
の項参照)
価) 及 びランソ
ラリスロマイシンとして 1 回 2 5 0 m g ( 力
3 剤 を 1 日 2 回 、7 日 間経
プラゾール として 1 回 3 0 n g の
日投与
【
薬効薬理】
°
抗菌作用 1∼
(1)大 腸菌、プ ロテ ウス ・ミラビリス、インフルエ ンザ菌等の
グラム陰性菌、ブ ドウ球菌属、 レンサ球菌属、肺炎球菌等
のグラム陽性菌に対 し抗菌作用を示 し、最小発育阻止濃度
(MIC)は アンピシリンとほぼ同等である。
(2)作 用は殺菌的で、殺菌作用はアンピシ リンより強い。
(3)マ ウス実験的感染症 において、経 口投与によリアンピシ リ
ンよりす ぐれた治療効果が認め られてい る。
(4)アンピシ リンと同様、lenicillinaseにより不活化される。
(5)ヘ リコバ クター ・ピロリに対する作用
1)殺 菌的な抗菌作用 を示す。
2)ア モキシシ リン水和物 とクラ リス ロマイシンとの併用
における抗菌力には、相乗又は相加作用が認 められ、い
ずれの菌株において も拮抗作用は認 められていない。
作用機序 う
細菌の細胞壁の合成を阻害す る。
ヘ リコパクター ・ピロリ感染症、ヘ リコバクター ・ピロリ感染
胃炎に対するアモキシシリン水和物、クラ リスロマイシン及び
プロトンポンプインヒビターの 3剤 投与
(1)ア モキシシリン水和物及びクラ リスロマイシンともにラン
ソプラゾール との併用により、経 日投与後の胃組織 中濃度
の上昇が認め られる (ラッ ト)。
(2)プ ロ トンポンプインヒビターの強力な胃酸分泌抑制作用に
より胃内 pHを 上昇させることにより、アモキシシ リン水和
物及びクラリスロマイシンの抗菌活性が高まると考えられる。
【
有効成分に関する理化学的知見】
化学構造式 :
・3H20
【
臨床成績】
ヘ リコバ クター ・ピロ リ陽性の胃潰瘍 ・十二指腸潰瘍 の忠者 を対象
とした除菌の臨床試験 (アモキシシ リン水和物、クラリスロマイシ
ン及びランソプラゾールの 3剤 投与)に おける除菌※率は表の とお
りである。
※培養法及び組織診断法の結果がいずれ も陰性。
各薬剤 の 1回 投 与量
投 与 回数
アモ キシシ リン水 和物 7 5 0 m g ( 力
価)
2回/日
クラ リス ロマ イ シ ン 2 0 0 n g ( 力
価)
ラン ソプ ラゾ ール 3 0 m g
アモ キシシ リン水和物 7 5 0 1 n g ( 力
価)
クラ リス ロマ イシ ン 4 0 0 m g ( 力価)
ー
ラン ソプ ラゾ ル 3 0 m g
2回 /日
除菌率
875%
(84/96例)
892%
(83/93例)
一般名 :アモキシシリン水和物 (Alnoxicillin Hydrate)し
憫〕
略 号 :AMPC
-6-[(2′ )-2-Anino-2-(4-hydroxyphenyl)一
化寺`名 :(2,546め
acetylanino]-3,3-dinlethyl-7-oxo-4-thia-1azabicyclo [3 2 0] heptane-2-carboxylic acid
trihydrate
3H20
分子 式 :CFHpN305S・
分子 量 : 4 1 9 4 5
融 点 : 約 1 9 5 ℃ ( 分解)
性 状 : ア モ キ シ シ リン水 和 物 は 自色 ∼ 淡 黄 白色 の 結 晶 又 は結
ー
晶 性 の 粉末 で あ る。水 又 は メ タ ノ ル に溶 け に くく、 エ
タノー ル ( 9 5 ) に 極 めて溶 けに くい 。
口投 与 )
お け
各薬剤の 1回 投与量
投 与 回数
除菌率
アモ キシシ リン水 和物 7 5 0 m g ( 力
価)
クラ リス ロマ イシ ン 2 0 0 m g ( 力
価)
ー
ラ ン ソプ ラゾ ル 3 0 m g
2回 /日
911°
/o
)
(82/90例
アモ キシシ リン水和物 7 5 0 m g ( 力価)
クラ リス ロマ イシ ン 4 0 0 m g ( 力価)
ラン ソプ ラゾール 3 0 m g
2E]/日
837%
(82/98例)
除菌率は基本解析対象集団を対象 とした。
なお、米国及び英国で行われたヘ リコパクター ・ピロ リ陽性の十二
指腸潰瘍等に対する除菌の臨床試験注つにおいても、同程度の成績
が認められてい る。
注 7)各 薬剤 の投与量、投与期間は下記のとお りであ り、国内の
用法 ・
用量】の項参照)
承認用法 ・用量と異なる。 (【
米国 :アモキシシリン水禾口
物 として 1回 1,000 mg(力価)、ク
ラリスロマイシンとして 1回 500 mg(力価)及 びランソ
3 剤 を 1日 2回 、10日間
プラゾール として 1回 30 1ngの
又は 14日間経 口投与
英国 :アモキシシリン水和物 として 1回 1,000 ng(力価)、ク
- 1 1 1 -
【
包装】
125 mg(力 価 ):100カ
250 mg(力 価 ):100カ
プセル (10カ プセル ×10)
プセル (10カ プセル ×10)
主要文献】
【
1)Neu,H C et al :AntimicrObial Agentsで tChenlotherapy,
407,1970
2) Sutherland,R et al :Antinicrobial Agentsだ tChemOtherapy,
411,1970
3) Acred,P et al : Antimicrobial Agents &ChemOtherapy,
416,1970
をChemotherapy,4:
4)Hunter,RA et al. :Antimicrobial Agents遷
285,1973_
5)上 田 泰 他編 :感 染症学― 基礎 と臨床 ,204,1982
メジカル ビュー 社
【文 献 請 求先 ・製 品情 報 お問 い 合わ せ 先 】
武田薬品工業株式会社 医 薬学術部 く すり相談室
〒1 0 3 - 8 6 6 8 東京都中央区 日本橋二丁 目 1 2 番 1 0 号
フ リー ダイヤル 0 1 2 0 - 5 6 6 - 5 8 7
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製造 販売元
武 田薬品工業株 式会社
〒540-8645大 阪市中央区道修町四丁目1番1号
-4-
-112-
添付文書 (案)
貯
法 :室温保存。開封後 も
湿気 を避 けて保存す ること。
(分包 品は高防 湿性 の 内袋 により
品質保 持をはか つている。)
合成ペニ シ リン製剤
方せん医薬 品注0
日本標準商品分類番号 876131
1
聡
アモリン細粒10%
1
処
使用期 限 : 外 箱 に表示 の使 用
期限内 に使用す ること。
( 使用期 限 内 であ ? て も開封後は
なるべ く速やか に使用すること。)
r`口
0「`ざ 」
[GRANULES
10%AMOLIN° 日‖
アモキシシ リン水和物散 ( 略号 : 鰤P C )
禁 忌 】(次の患者には投与しないこと)
【
( 1 ) 本剤 の成分によるシ ョックの既往歴 のある患者
( 2 ) 伝染性単核症 のある患者
[ 紅斑性 丘疹の発現頻度 が高いとの報告がある。]
す るが 、
原 則 禁 忌 】 欽 の 患者 には投与 しないことを原l l l と
特に必要とす る場合には慎重に投与す ること)
本剤 の成分又 はペニ シ リン系抗生物質に対 し過敏症の既往歴
のある患者
g効
の
分
中成
1有
性
状
組成 ・
性状】
【
アモ キシシ リン水和物 100 ntg(力価)
うすいだいだい色の細粒である。
識 別 コー ド
o 6411
添加物 :黄色 5号 、香料、ヒ ドロキシプロピルセルロース、シ リコー ン樹
脂、精製 白糖
[ヘリコパクター ・ピロリ感染症、ヘ リコパクター ・ピロリ感染胃
炎]
○アモキシシ リン水和物、クラ リス ロマイシン及びプロ トンポン
プインヒビター併用の場合
価)、
通常、
成人にはアモキシシ リン水和物 として 1回750 1ng(力
クラ リスロマ イシンとして 1回 200Щ (力価)及 びプ ロ トンポ
7日間経 口投与する。
ンプインヒビターの 3剤 を同時に 1日 2回 、
なお、クラリスロマイ シンは、必要 に応 じて適宜増量すること
ができる。 ただし、1回 400 1ng(力
価)1日 2回 を上限とする。
○アモキシシ リン水和物、クラ リス ロマイシン及びプロ トンポン
プインヒビター併用によるヘ リコバ クター ・ピロリの除菌治療
が不成功の場合
g(力価)、
通常、
成人にはアモキシシ リン水和物 として 1回750■
メ トロニダゾール として 1回 250四及びプ ロ トンポンプインヒ
ビターの 3剤 を同時に 1日 2回 、7日 間経 口投与す る。
「
効能・
効果】
【
く
適応菌種〉
本剤に感性のブ ドウ球菌属、 レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、
淋菌、大腸菌、プ ロテ ウス ・ミラビリス、インフルエンザ菌、ヘ リ
コバ クター ・ピロリ、梅毒 トレポネーマ
適応症〉
く
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管 ・リンパ節炎、慢
性膿皮症、外傷 ・熱傷及び手術創 等の二次感染、び らん ・潰瘍の二
次感染、子L腺炎、骨髄炎、咽頭 ・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、
肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀洸炎、腎孟腎炎、前立腺炎 (急
性症、1曼
性症)、精巣上体炎 (副睾丸炎)、淋菌感染症、梅毒、子官
内感染、子宮付属器炎、子官芳結合織炎、涙嚢炎、麦粒腫、中耳炎、
歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、狙紅熱、胃潰瘍 ・十二指腸潰瘍 ・
胃 mLTリ ンパ腫 ・特発性血小板減少性紫斑病 ・早期胃癌に対する
内視鏡的治療後 胃におけるヘ リコバ クター ・ピロリ感染症、ヘ リコ
バクター ・ピロリ威婆 冒炎
―
一―一一 <効 能 ・
効果に関連する使用上の注意> 一 一一一-1
(1)進行期胃 MALTリ ンパ腫に対するヘ リコバ クター ・ピロリ除 │
菌治療 の有効性は確立 していない。
(2)特発性血小板減少性紫斑病に対 しては、ガイ ドライン等を
参照 し、ヘ リコバ クター ・ピロ リ除菌治療が適切 と判断さ
れ る症例 にのみ除菌治療を行 うこと。
(3)早期胃癌 に対す る内視鏡的治療後胃以外 には、ヘ リコバ ク
ター ・ピロ リ除菌治療による胃癌の発症抑制に対する有効
性は確立 していない。
(4)ヘ リコバ クター ・ピロリ威準胃芥に用いる際には、ヘ リコ
バ クター ・ピロ リが陽性であること及び内視鏡検査により
ヘ リコバ クター ・ピロリ感染胃炎であることを確認するこ
と。
用法・
用量】
【
クター ・ピロリ感染を除く感染症]
[ヘリコ′`
成人 :ア モキシシ リン水和物 として、通常 1回 250 mg(力価)を
1日 3∼4回 経 口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
小児 :アモキシシ リン水和物 として、通常 1日 20∼40 mg(力価)
/kgを3∼4回 に分割経 口投与す る。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量 として最大
90mg(力 価)/kgを 超えないこと。
注 1)処 方せ ん医薬 品 :注 意一 医師等 の処方せんに よ り使用す る こと
-113-
<用
法 ・用量に関連す る使用上の注意>― 一一一■
高度の腎障害のある患者には、投与量 ・投与間隔の適切な │
調節をす るなど慎重に投与すること。
│
本剤の使用にあたつては、耐性菌の発現等を防 ぐため、原 │
則 として感受性 を確認 し、疾病の治療上必要な最少限の期 │
│
間の投与にとどめること。
本剤をヘ リコバ クター ・ピロ リ感染症、ヘ リコバ クター ・ │
ピロリ感染胃炎に対 して用い る場合、プ ロ トンポンプイン │
ヒビターはランソプラゾール として 1回 30 1ng、
オメプラゾ │
―ル として 1回 20 mg、
ラベ プラゾールナ トリウム として 11
ー
いずれか │
はエ ソメプラゾ ル として 1回 20 mgの
回 10 mg又
1剤 を選択する。
1
【使 用上 の 注 意 】
慎重投与 (次の患者には慎重に投与すること)
(1)セ フェム系抗生物質 に対 し過敏症の既往歴のある患者
(2)本 人又は両親、兄弟 に気管支喘虐、
、発疹、専麻疹等のア レ
ルギー症状を起 こしやすい体質を有する患者
(3)高 度の腎障害のある患者 [高い血 中濃度 が持続す ることが
ある。]
(4)高 齢者 (「
高齢者 への投与」 の項参照)
(5)経 口摂取 の不良な患者又は非経 日栄養の患者、全身状態の
悪い患者 [ビタ ミン K欠 乏症状があらわれることがあるの
で観察を十分に行 うこと。
重要な基本的注意
(1)シ ョックがあらわれ るおそれがあるので、十分な問診を行
うこと。
(2)本 剤をヘ リコパクター ・ピロリ感染症、ヘ リコバ クター ・
ピロリ感染胃炎に用い る際には、除菌治療に用いられる他
の薬剤の添付文書に記載 されている禁忌、慎重投与、重大
なヨl 作用等の使用上の注意を必ず確認すること。
3 . 副 作用
ヘ リコパ クター ・ピロリ感染を除 く感染症 : 製造販売後 の副
作用の頻度調査 ( 1 9 7 8 年8 月 時点) では 5 2 5 例中 2 3 例 ( 4 4 % )
に臨床検査値の異常を含む副作用が認め られている。
胃潰瘍 ・十二 指腸潰瘍におけるヘ リコパクター ・ピロリ感染
症 : アモキシシ リン水和物、クラ リスロマイシン及びランソ
プラゾールの 3 剤 投与については、国内で行われた承認時ま
での試験で 4 3 0 例 中 2 1 7 例 ( 5 0 . 5 % ) に 、製造販売後の調査
で 3 , 4 9 1 例中 3 1 8 例 ( 9 1 % ) に 臨床検査値の異常を含む副作
用が認められている ( 再審査終了時点) 。
また、アモキシシ リン水和物、 メ トロニ ダゾール及びプ ロ ト
ンポンプイ ンヒビター の 3 剤 投与については、国内において
臨床試験等の副作用発現頻度が明確 となる試験を実施 してい
リコパ ク ター ・ビロ リ感染 を除 く
01∼ 5%未 満
01%未 満
1 ) 過 敏 症 江つ 発熱、発疹、
華麻疹
2)血
液
好酸 球増 多、貧血
3)肝
臓
AST(GKIT)、
)」
ALT (GPT) σ
ヒ夢
ネ
4)'肖 化 器
5)菌 交代症 こう
下痢、悪心、
食欲不振
ン症
ビ 欠
外乏
国内 炎、大腸 炎 ( カン ジダ 、
非 感 受 性 の ク レブ シ エ ラ
等 に よる)
ビタミン K欠 乏症状 (低プ
ロ トロンビン血症 、出血傾
向等)、 ビタミン B群 欠乏
症状 (舌炎、国内炎、食欲
不振、神経炎等)
注2)こ のよ うな場合には投与を中止 し適切な処置を行 うこと。
注 3)こ のよ うな場合には投与を中止するなど適切な処置を行
うこと。
ヘ リコパ クター ・ピロリ感染症、ヘ リコバ クター ・ピロリ感染胃
悪心、嘔吐、腹痛、
便秘、国内炎、舌
炎、日渇、胸やけ、
胃食道逆流、食欲
不振
2)月干 臓 注4)
AST (00T)、 ALT
-114-
(GPT)、 AL―P、
L D H 、γ―G T P 、ビ
リル ビンの上 昇
3)血
液 注。
4)過 敏症こつ
5)精 神
神経系
6)そ の他
好 中球減少 、好 酸 血小板減 少
球増 多、白血球 増
多、貧血
発疹
療痒
頭 痛 、眠気 、めま
い 、不眠、 しびれ
感 、 うつ状 態
トリグ リセ ライ ●怠感
ド、尿酸の上昇、
総 コ レステ ロ ー
ルの上昇 ・低下、
尿蛋白陽性、尿糖
陽性
表中の頻度表示は胃潰瘍又は十二指腸潰瘍におけるアモキシ
シリン水和物 、クラリスロマイシン及びランソプラゾールの 3
剤投与の試験成績に基づ く。
注4)観 察を十分に行い、異常が認め られ た場合には投与を中
止す るな ど適切な処置 を行 うこと。
注5)こ のよ うな場合には投与を中止す ること。
なお、外国で行われた試験で認められ ている副作用 (頻度 1%以
上)は 次
1),肖 化 暑
8
2)肝
臓
3)過 敏症
神系
経
精神
ない (承認時)。
なお、外国で行われた試験 (ラン ソプラゾール、 アモキシシ
リン水和物及びクラ リスロマイシン又はメ トロニ ダゾールの
3剤 投与)で は 680例 中 239例 (351%)に 臨床検査値 の異常
を含む副作用が認 められてい る。
胃 ‖ALTリ ンパ腫 ・特発性血小板減少性紫斑病 ・早期 胃癌 に対
する内視鏡的治療後 胃におけるヘ リコパ クター ・ピロ リ感染
症、ヘ リコパ クター ・ピロリ感染胃炎 :アモキシシ リン水和物、
クラ リスロマイシン又はメ トロニダゾール及びプ ロ トンポンプ
イ ンヒビター の 3剤 投与については、国内において臨床試験等
の副作用発現頻度が明確 となる試験を実施 していない (承認時)。
以下の副作用は上記の調査あるいは 自発報告等で認められたも
のである。
(1)重 大な副作用
1)シ ョック、アナ フィラキシー様症状 (01%未 満)を 起こ
す ことがあるので、観察を十分に行い、不快感 、 国内異
常感、眩量、便意、耳鳴、発汗、喘鳴、呼吸困難、血管
浮腫、全身の潮紅 ・華麻疹等の異常が認められた場合に
は投与を中止 し、適切な処置を行 うこと。
2)皮 膚粘膜眼症候群 (Stevens」
。hnsOn症候群)、中毒性表
N l(い
皮壊死融解症 (Toxic Epidemal Necrolysis:π
ずれ も01%未 満)、急性汎発性発疹性膿疱症 (頻度不明)
があ らわれ ることがあるので、観察を十分に行い、発熱、
頭痛、関節痛、皮膚や粘膜 の紅斑 ・水疱、膿疱、皮膚の
緊張感 ・灼熱感 ・疼痛等の異常が認められた場合 には投
与を中止 し、適切な処置を行 うこと。
3)急 性腎不全等の重篤な腎障害 (01%未 満)が あらわれる
ことがあるので、定期的に検査 を行 うなど観察を十分に
行 い、異常が認め られた場合には投与を中止 し、適切な
処置 を行 うこと。
4)顆 粒球減少 (01%未 満)力`
あ らわれることがあるので、
異常が認 められた場合には投与を中止するな ど適切な処
置を行 うこと。
5)偽 膜性大腸炎等の血便を伴 う重篤な大腸炎 (0、
1%未 満)
があ らわれ ることがある。腹痛、頻回の下痢があ らわれ
た場合には直 ちに投与を中止するな ど適切な処置 を行 う
こと。
6)AST(00T)、ALT(GPT)の 上昇等を伴 う肝機能障害、黄疸
(01%未 満)が あらわれ ることがあるので、観察を十分
に行い、異常が認 められた場合には投与を中止 し、適切
な処置を行 うこと。
(2)そ の他の副作用
5%以 上
1∼5%未 満
下痢 ( 1 3 2 % ) 、 悪心、1 厘
吐、 国内炎、腹
味覚異常 ( 8 7 % ) 痛、排便回数増加
AST (00T)、ALT (GPT) の
上昇
発疹
頭痛、めまし
表中の頻度表示は胃潰瘍又は十二指腸潰瘍 にお けるアモキシ
シ リン水和物、クラリス ロマイシン又はメ トロニダゾール及び
ランソプラゾールの 3剤 投与の試験成績 に基づ く。
高齢者 への投与
次の点に注意 し、用量並びに投与間隔に留意す るなど患者の状
態を観察 しなが ら慎重に投与す ること。
(1)高 齢者では生理機能が低下 していることが多 く副作用が発
現 しやすい。
(2)高 齢者では ビタミン K欠 乏による出血傾向があ らわれるこ
とがある。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠 している可能性のある婦人 には治療上の有益性が
危険性 を上まわると判断される場合にのみ投与すること。
[妊娠中の投与に関する安全性は確立 していない。なお、動物
試験 (ラッ ト)に おいて、アモキシシ リン水和物 (500 1ng/kg/
日)、クラリス ロマイシン (160 1ng/kg/日
)及 びランソプラゾー
ル (50 nlg/kg/日
)を 併用投与すると、母動物での毒性の増強 と
ともに胎児の発育抑制の増強が認められ ている。]
その他の注意
(1)ラ ン トにアモ キシシ リン水和物 (2,000略 /kg/日)、 ラ
ン ソプラゾール (15 1ng/kg/日
以上)を 4週 間併用経 回投与
した試験、及びイヌにアモキシシ リン水和物 (500 mg/kg/
日)、ランソプラゾール (100 ng/kg/日)、 クラ リス コマ
イ シン (25瑶 /ヒ/日)を 4週 間併用経 口投与 した試験で 、
アモキシシ リン水和物を単独あるいは併用投与 した動物に
結晶尿が認 められているが、結晶 はアモキシシ リン水和物
が排尿後に析出 したものであ り、体内で析出 したものでは
ない ことが確認 されている。
(2)ヘ リコパクター ・ピロ リの除菌判定上の注意 :ラ ンソプ ラ
ゾール 等のプロ トンポンプインヒビターやアモキシシ リン
水和物、クラリス ロマイシン等の抗生物質及びメ トロニダ
ゾールの服月 中や投与終了直後では、BC―
尿素呼気試験の判
Bc―
定結果が偽陰性になる可能性があるため、
尿素呼気試験
による除菌判定を行 う場合には、 これ らの薬剤 の投与終了
後 4週 以降の時点で実施することが望ま しい。
【
薬物動態】
アモ キ シシ リン水和 物 、ク ラ リス ロマ イシン及びラン ソプラ ゾー ル
併用 時の薬 物動態
健康成 人 ( 6 例) にア モ キシシ リン水和物 と して 1 回 1 , 0 0 0 皿
g(カ
価 ) 及 び ラン ソ
価 ) 、クラ リス ロマ イ シ ン と して 1 回 4 0 0 1 n g ( 力
剤 を同時に経 口投 与 した場合 た゛、
プ ラ ゾー ル と して 1 回 3 0 1 1 1 g3の
本剤 の薬物 動 態学的 パ ラメー タは表 の とお りであ る。
下
ヘリコバクター ・ピロリ感染症、ヘリコパクター ・ピロリ感染
胃炎に対するアモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及び
プロトンポンプインヒビターの3剤投与
29 04± 7 15″ g・h/1DL
(1)ア モ キシ シ リン水 和物及 び ク ラ リス ロマ イ シ ン ともに ラ ン
ソプ ラゾー ル との併 用 に よ り、経 口投与 後 の 胃組織 中濃度
の上 昇 が認 め られ る (ラッ ト)。
ー
(2)プ ロ トンポ ンプ イ ン ヒビタ の強力 な 胃酸分泌抑 制 作用 に
よ り胃内 pHを 上 昇 させ る こ とに よ り、アモ キシシ リン水和
物及びクラ リス ロマ イシンの抗菌活性が高 まると考 えられ る。
絶 食
17± 0.5h
1005± 1 62μ g/mL
T1/2
(5)ヘ リコバ クター ・ピロリに対する作用
1)殺 菌的な抗菌作用を示す。
2)ア モキシシ リン水和物 とクラ リスロマイシ ンとの併用
における抗菌力には、相乗又は相加作用が認められ、い
ずれの菌株において も拮抗作用は認められていない。
作用機序 0
細菌 の細胞壁の合成を阻害する。
0 99」ヒ0 24h
6例 の平均値 ±標準偏差
なお、3剤 投与時の 3剤 各 々の血中濃度は単独投与時の血中濃度
とほぼ同様の推移を示す。
また、健康成人 (7例)に 3剤 を同様の用量で同時に 1日 2回 7
日間反復経 口投与 した時、薬物動態に変化は認められていない。
注 6)ヘ リコバ クター ・ピロリ感染症、ヘ リコバ クター ・ピロリ
用法 ・
感染胃炎に対す る承認用法 ・用量 と異なる。(【
用量】
の項参照)
臨床成績】
【
ヘ リコバ クター ・ピロ リ陽性の胃潰瘍 ・十二指腸潰瘍 の患者を対象
とした除菌の臨床試験 (アモキシシ リン水和物、クラ リスコマイシ
ン及びランソプラゾールの 3剤 投与)に おける除菌X率 は表の とお
りである。
※培養法及び組織診断法の結果がいずれ も陰性。
お け
口
各薬剤 の 1回 投 与量
投与回数
除菌 率
アモ キシシ リン水 和物 7 5 0 m g ( 力
価)
クラ リス ロマ イシ ン 2 0 0 m g ( 力
価)
ー
ン
ラ ソプ ラゾ ル 3 0 1 n g
2 回/ 日
875%
( 8 4 / 9 6 例)
力)
アモ キ シシ リン水 和物 7 5 0 1 n g (価
クラ リス ロマ イシ ン 4 0 0 m g ( 力
価)
ラ ン ソプ ラゾー ル 3 0 、
2回 /日
8920/0
(83/93例)
十二指腸潰瘍における除菌率 (7日 間経 口投与)
各薬剤 の 1回 投与量
投与回数
アモ キシシ リン水 和物 7 5 0 D l g ( 力
価)
クラ リス ロマ イシ ン 2 0 0 皿g ( 力 価 )
ラ ン ソプ ラゾール 3 0 m g
2回 /日
911%
(82/90例)
アモ キシシ リン水和 物 7 5 0 m g ( 力
価)
クラ リス ロマ イシ ン 4 0 0 m g ( 力
価)
ー
ラ ン ソプ ラゾ ル 3 0 m g
2回 /日
837%
(82/98例)
有効成分に関する理化学的知見】
【
化学構造式 :
湖P
J H
一 般 名 :ア モ キシシ リン水和物 (Amoxicillin Hydrate)〔
」ANl
略 号 :AhIPC
化学名 :(25526め -6-[(22)-2 Amino-2-(4■ ydroxyphenyl)―
acetylamino] -3,3-dinethyl-7-oxo-4-thia-1azabicyclo [3 2 0] heptane-2-carboxylic acid
trihydrate
3H20
分子 式 :C loHpN303S・
分子 量 :41945
融 点 :約 195℃ (分解 )
性 状 :ア モ キ シ シ リン 水 和 物 は 自色 ∼ 淡 黄 白色 の 結 晶 又 は結
晶 性 の 粉 末 で あ る。水 又 は メ タ ノー ル に溶 けに くく、 エ
タ ノール (95)に 極 めて溶 けに くい。
除菌 率
除菌率は基本解析対象集団を対象 とした。
なお、米国及び英国で行われたヘ リコバ クター ・ピロ リ陽性の十二
注
指腸潰瘍等に対する除菌 の臨床試験 いにおいても、同程度の成績
が認 められてい る。
注 7)各 薬剤 の投与量、投与期間は下記 のとお りであり、国内の
承認用法 ・用量 と異なる。 (【
用法 ・
用量】の項参照)
米国 :アモキシシ リン水和物 として 1回 1,000 mg(力価)、ク
ラリスロマイシンとして 1回 500 mg(力価)及 びランソ
プラゾール として 1回 30 ngの3剤 を 1日 2回 、10日間
又は 14日 間経 口投与
英国 :アモキシシ リン水和物 として 1回 1,000 mg(力価)、ク
ラリスコマイシンとして 1回 250 mg(力価)及 びランソ
プラゾール として 1回 30 mgの3剤 を 1日 2回 、7日 間経
口投与
包装 】
【
‐
1 0 0 g 、1 2 0 g ( l g ` ) ( ヨ, 4 包 ×3 0 )
主要文献】
【
1)Neu,HC_et al :Antimicrobial Agents&Chemotherapy,
407,1970
セChelnotherapy,
2) Sutherland,R et al : Alltinlicrobial Agentsを
411,1970
3)Acred,P et al :Antinlicrobial Agentsで をChemotherapy,
416,1970
4) Hunter,P A et al. :Antinlicrobial Agents21CheDotherapy,
4:285,1973
5)上 田 泰 他編 :感 染症 学― 基礎 と臨床 ,204,1982
メジカル ビュー 社
文献請求先 ・製品情報お問い合わせ先】
【
武田薬品工業株式会社 医 薬学術部 く す り相談室
〒103-8668東京都中央区 日本橋二丁 目 12番 10号
フリー ダイヤル 0120566-587
9:00∼
17:30(土 日祝 日 ・弊社休業 日を除 く)
受付時間
【
薬効薬瑚
°
1 抗 菌作用 l∼
(1)大 腸菌、プロテクス ・ミラビンス、イ ンフル エンザ菌等の
グラム陰性菌、ブ ドウ球菌属、 レンサ球菌属、肺炎球菌等
のグラム陽性菌に対 し抗菌作用を示 し、最小発育阻止濃度
(MIC)はアンピシリンとほぼ同等である。
(2)作 用は殺菌的で、殺菌作用はアンピシ リンより強い。
(3)マ ウス実験的感染症において、経 口投与によ リアンピシ リ
ンよ りす ぐれた治療効果が認められている。
(4)アンピシリン と同様、penicininaseにより不活化され る。
製造販売 (輸入)元
武 田薬 品工業株 式会社
8645大 阪市中央 区道修町四丁目1番1号
〒540‐
-115-
料2olX tt X月
改訂(第X版 、効能 ・
効果追加に艤 改訂)
*2011年 8月 改訂(使用上の注意等の改訂)
日本標準商品分類番号
貯法 :室温保存
876149
使用期限:外箱に表示
マクロライド系抗生物質製剤
`
日本薬局方 クラリスロマイシン錠
承認番号
薬価収載
わ】 ヨ剛口購語200
処
方
せ
ん
医
品
薬
Ctttcム 脚
3AM-251
1 9 9 1 年5 月
販売開始
1 9 9 1 年6 月
再審査結果
2 0 1 1 年3 月
効能追加
201X tt X月
再評価結果
2CX14年9月
クラリスロマイシン製剤
2非 結核性抗酸菌症
〈
蹴 離 〉
本斉‖こ感性のマイコパクテリウ
ム属
く
適応症〉
マイコバクテリウム ・
アビウム
コンプレックス(MAC)症 を含
組成・
性状】
【
通常、成人にはクラリスロマイシン
として1日 81Xlmg(力
価)を2回 に分
けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減す
る。
む非結核性抗酸菌症
ピロリ感染症
3.ヘ リコバクター・
通常、成人にはクラリスロマイシン
として1回 21Xlmg(力
価)、アモキシ
く
適応菌D
本斉‖こ感性のヘリコパ クター ・ シリン水和物として1回 750mg(カ
ピロリ
く
適応症〉
胃潰 瘍 ・十 二 指 腸 潰 瘍 、胃
MALTリ ンパ腫、特発詢 加1漱
サイズ等
外形・
■l l 形
販売名
上面
○
側面
〇
約 86
約 54
約 2511
聾m
m
財>
m
<
③
下面
>
m
m
<
白色
フィルム
コー ィング錠
径
直
クラリス錠
200
減少性紫斑病、早期 胃癌に対
に応じて適宜増量することができ
る。ただし、1回 400mg(力価)1日2
回を上限とする。
胃炎
効能 口
効果に 関瞳す る使用 上 の注意
1.進 行期胃 MALTリ ンパ腫に対するヘリコパ クター・
ピロリ除菌治療の有
効性は確立していない。
効 果
効 能・
用 量
用 法・
1 -般 感染症
く
適応菌D
本斉‖こ感性のブドウ球菌属、レ
ンサ球菌属、肺炎球菌、モラク
セラ(ブランハメラ)・
カタラーリ
ス、インフルエンザ菌、レジオ
ネラ属、カンピロパクター属、ペ
プトストレプトコッカス属、クラミ
ジア属、マイコプラズマ属
通常、成人にはクラリスロマイシン
として1日 41Dmg(力 価)を2回 に分
けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減す
る。
2特 発性血小板減少性紫斑病に対しては、ガイドライン等を参照し、ヘリ
コパクター・
ピロリ除菌治療が適切と判断される症例にのみ除菌治療を
イ
う こと。
3早 期胃癌に対する内視鏡的治療後胃以外には、ヘリコパクター ・
ピロリ
除菌治療による胃癌の発症抑制に対する有効性は確立していない。
4ヘ リコパクター・
ピロリ感染胃炎に用いる際には、ヘ リコバクター・
ピロ
ピロリ感染
リが陽性であること及び内視鏡検査によリヘリコバ クター・
用法 ・
用量に 関連する使用 上の注意
1_本剤の使用にあたつては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感
受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめるこ
前
室
り
く
奄
Lだ
:〉
●表在性皮膚感染症、深在性
皮膚感染症、リンパ管 ・
リン
と。
2非 結核性抗酸菌症の肺マイコバクテリウム ・
アビウムコンプレックス
(MAC)症及び後天性免疫不全症候群(エイズ)にイ
わ 播種性 MAC症 の
治劇 こ用いる場合、国内外の最新のガイドライン つ
等を参考に併用療法
パ節炎、慢性膿皮症
●外傷 ・
熱傷及び手術創等の
二次感染
●BIF調馴 錫
●咽頭 ・
喉頭炎、扁桃炎、急性
を行うこと。
3非 結核性抗酸菌症に対する本剤の投与期間は、以下を参照すること。
気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢
性呼吸器病変の二次感染
●尿道炎
蟻
名
肺 MAC症
投与期間
排菌陰性を確認した後、1年 以上の投与継
続と定期的な検査を行うことが望ましい。ま
た、再発する可能性があるので治療終了後
においても定期的な検査が必要である。
●子宮頸管炎
●感染性腸炎
●中耳炎、副鼻腔炎
後天性免疫不全症候
●歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎
群 (エイズ)に伴う播
種性 MAC症
炎
注)注意一医師等の処方せんにより使用すること
する内視鏡的治療後 胃におけ
るヘ リコパ クター ・ピロリ感染
ピロリ感染
症、ヘリコパ クター ・
価)及びプロトンポンプインヒビター
の3剤 を同時に1日2回 、7日 間経
口投与する。
なお、クラリスロマイシンは、必要
-1 t1:
臨床的又は細菌学的な改善が認められた
後も継続投与すべきである。
タダラフイル
1左
アドシルカ〕 │が
〔
4免 疫不全など合併症を有さない軽症ないし中等症のレジオネラ肺炎
に対し、1日 4CDmg分 2投 与することにより、通常 2∼5日 で症状は改
善に向う。症状が軽快しても投与は 2∼1週 間継続することが望まし
記薬剤のクリアランス
高度に減少し、その作
用が増強するおそれ が
ある。
い。また、レジオネラ肺炎は再発の頻度が高い感染症であるため、特
に免疫低下の状態にある患者などでは、治療終了後、更に 2∼3週 間
投与を継続し症状を観察する必要がある。なお、投与期間中に症状が
悪化した場合には、速やかにレジオネラに有効な注射剤(キノロン系薬
(2)併用注意 (併用に注意すること)
薬斉J名等
ジゴキシン
斉憶 ど)への変更が必要である。
5ク ラミジア感染症に対する本斉1の投与期間は原則として 14日 間とし、
必要に応じて更に投与期間を延長する。
6本 剤をヘリコパクター・
ピロリ感染症に用いる場合、プロトンポンプイ
臨床症状 ・
措置方法
機序 ・
危険因子
嘔気、嘔吐、不整脈等が
報告されているので、ジ
ゴキシンの血中濃度の
本剤の腸内細菌叢に
対する影響により、ジ
ゴキシンの不活化が
推移、自覚症状、心電図
抑制されるか、もしく
は P―糖蛋白質を介し
等に注意 し、異常が認
められた場合には、投
ンヒビターはランソプラゾールとして1回 311mg、
オメプラゾールとして1
回 20mg、ラベプラゾ=ル ナトリウムとして 1回 lllmg又はエソメプラゾ
ールとして1回 20mgの いずれか 1剤を選択する。
与量を調節する等の適
切な処置を行うこと。
1.慎 重投与 (次の患者には慎重 に投与すること)
(lXtLのマクロライド系薬斉‖こ対して過敏症の既往歴のある患者
副作用」
(2)肝機能障害のある患者[肝機能障害を悪化させることがある(「
の項参照)]
薬物動
(3)腎機能障害のある患者[血中濃度が上昇するおそれがある(「
の項参照
の項参照)、「
態」
相互作用」
ades de pdntesを
含む)、心
(4)い疾患のある患者[QT延 長、心室頻拍(Toぃ
の項参照)]
室細襲 おこすことがある(「
副作用」
の項参周
(D高齢者[「
及び「
薬物動態」
高齢者への投与」
スルホニル尿素系 低血糖 (意識障害に至る
ことがある)が 報告され
血糖降下剤
グリベンクラミド ているので、異常が認
機序は明確ではない
が、本剤との併用によ
め られた場合には 、投
度が上昇する可能性
力`
ある。
等
与を中止し、ブドウ糖の
投与等の適切な処置を
マゼピン
カル′`
左記薬剤の血中濃度上
本剤の CYP3A4に 対
テオフィリン
昇 に伴う作用の増強等
する阻害作用により、
アミノフィリン水和
の可能性が あるの で、 左記薬剤の代謝が阻
物
左記薬斉Jの血中濃度の
コリンテオフィリン
推移等に注意し、異常が
シクロスポリン
認め られた場合には、
タクロリムス水和物
投与量の調節や中止等
ラベプラゾールナトリウム又はエソメプラブールマグネシウム水和物)の添
付文書に記載されている禁忌、慎重投与、重大な副作用等の使用上の注
意を必ず確認すること。
アドルバスタチン
左記薬剤の血中濃度上
カルシウム水和物
昇に伴う横紋筋融解症
が報告されているので、
異常が認められた場合
*3.相
互作用
本斉‖ま、肝代謝酵素■ トクローム P450(CYP)3A4阻 害作用を有すること
から、CYP3A4で 代離 れる薬剤と併用したとき、併用薬剤の代謝が阻害さ
れ血中濃度が上昇する可能性がある。一方、本斉‖まCYP 3A4に よって代
謝睦れることから、CYP3A4を 阻害する薬剤と併用したとき、本剤の代謝が
阻害され未変化体の血中濃度が上昇する可能性があり、また、CYP3A4を
の 適切な処置を行うこ
と。
シンバスタチン
ロバスタチン
(国内未承認)
には、投与量の調節や
中止等の適切な処置を
イ
]うこと。
コルヒチン
併用したとき、本剤の代謝が腱 れ未変化体の血中濃度
誘導する薬斉Jと
の項参照]
が低下する可育
計生がある。[「
薬物動態」
腎機能障害のある患者
には特に注意すること。
コルヒチンの血中濃度
上昇にわ 中毒症状(汎
血球減少、肝機能障害、
筋肉痛、腹痛、嘔吐、下
痢、発熱等)が報告され
ているので、異常が認
められた場合には、投
(1)併 用禁忌(併用眈 いこと)
措置方法
臨床症状 ・
り、左記薬剤の血中濃
有うこと。
要な基本的注 意
ピロリ感染症に用いる際には、アモキシシリン水
本斉Jをヘリコパクター・
和物及びプロトンポンプインヒビター (ランソプラゾール、オメプラゾール、
*2.重
薬剤名等
り、その血中濃度が上
昇する。
使用上の注意】
【
ピモジド
〔
オーラッ三
カ
たジゴキシンの輸送
が阻害されることによ
機序 ・
危険因子
本剤の CYP 3A4に 対
(Torsades de pdntesを する阻害作用により、
含む)等の心血管系副 左記薬剤の代謝が阻
QT延 長、心室性不麹脈
与量の調節や中止等の
適切な処置を行うこと。
なお、肝臓又は腎臓に
障害のある患者で、コル
作用が報告されている。 害され、それらの血中
濃度が上昇する可能
エルゴタミン(エル 血管攣縮等の重篤な副
鰤 ミ
ある。
ゴタミン酒石酸塩、 作用をおこすおそれが
ジヒドロエルゴタミ ある。
ヒチンを投与中の患者
には、本剤を併用しない
こと。
ンメシル酸塩)含有
製剤
〔
クリアミン〕
ジヒデルゴト
〔
ント〕
:lra-
害される。
薬剤名等
ベンゾジアゼピン
系薬剤
(CYP3A4で 代謝
される薬剤)
臨床症状・
措置方法
危険因子
機序。
左記薬剤の血中濃度上
本剤の CYP3A4に 対
する阻害作用により、
の可能性が あるので、 左記薬斉Jの代謝が阻
異常が認められた場合 害される。
昇に伴う作用の増加等
薬剤名等
リフアンピシン
エファビレンツ
ネビラピン
臨床症状・
措置方法
本剤の未変化体の血中
濃度がlETし、活性‖編射 に対する誘導作用に
物の血中濃度が上昇す より、本剤の代謝が促
る可能性がある。本剤
の作用が減弱する可能
性があるので、投与量
には 、投与量の調節や
ι ===3ユ 等 〕 中止 等 の適切な処置を
ジンピラミド
行うこと。
エプレレノン
エレトリプタン臭化
危険因子
機序・
左記薬剤の CYP3A4
進される。
の調節や中止等の適切
な処置を筍 こと。
Ⅲ4.冨明乍用
…
水素酸塩
カルシウム拮抗剤
成人
承認時:総症例 3,894例(成人2,885例、小児 却∞ 例)中、副作用fま
96例 (333%)、小児 21例 (208%)合計 117例(3CXl%)に認められた。副作
用の種類は主に腹痛、下痢等の消化器症状で成人84件、小児20件、合計
104件 (267%)で あつた。臨床検査値の変動は、ALT(GPTl上昇(成人
2■%、小児 2Ю5%)、ASTKGOTl上昇(成人 174%、小児 205%)、 好酸球
(CYP3A4で 代謝
梶
予
ざ
〔]
される薬剤)
ホスホジ エステラ
ーゼ 5阻 害剤
増多(成人 152%、小児 368%)が 主なものであつた。
再審査終了時:製造販売後の使用成績調査において総症例 22,964例
(成人 la897例、小児 6,∞7例 )中、副作用は成人 129例(076%)、小児 54
クマリン系抗凝血
例(089%)合 計 183例 (080%)に認められた。その主なものは発疹 41件
(018%)、下痢 32件 (014%)であつた。また、主な臨床検査値の変動は、
ALT(GPTl■昇 70件 (165%)、ASTKGOつ上昇 63件 (148%)、好酸球増多
40件 (1“%)で あつた。
アビウ
後天性免疫不全症候群(エイズ)に伴う播種性マイコパクテリウム ・
斉J
ムコンプけ
ジエノゲスト
ス(MAC)症
わ 播種性マイ
承認時:国内における後天性免疫不全症候群(エイズ)にイ
コパクテリウム・
アビウムコンプレックス(MAC)症 を対象とした臨床試験で
は総症例6例中、副作用は2例 (333%)に 認められ、副作用の種類は腹痛
ワルフアリンカ
リウム等
フェンタニル/7エン
タこルクエン酸塩
イトラコナゾール
「
lVプロテアーゼ阻
本剤の未変化体の血中
本 剤 と左 記 薬剤 の
濃度上 昇による作用の
CYP3A4に 対する阻害
増強等の可能性があ
作用により、相互に代
謝が阻害される。
る。
また、イトラコナゾール、
;」 〕
蛛
デラビルジンメシル
サキナビルメシル酸塩、
臨
の併 用においては、こ
デラビルジンメシル酸塩
れ らの薬剤の血中濃度
上昇に伴う作用の増強
われた試験では 548例中 179例(327%)に 臨師
用が認められている。
には 、投与量の調節や
中止等の適切な処置を
行うこと。
昇に伴う作用の増強等
本剤の CYP3A4に 対
する阻害作用により、
の可能性がある。
左記薬斉Jの代謝が阻
また、本剤の未変化体
害される。
左記薬斉1の血中濃度上
の血 中濃度が低下し、 ま た 、左 記 薬 剤 の
が上昇し、本剤の作用
CYP3A4に肘 る誘導
作用により、本剤の代
が減弱する可能性があ
謝が促進される。
活性代謝物の血 中濃度
る。
異常が認められた場合
には 、投与量の調節や
中止等の適切な処置を
行うこと。
臨床試験では総症例 496例中、副作用は 181例(365%)に 認められた。副
気(196%)、嘔吐(127%)、味覚倒錯(87%)、腹痛
作用の種類は主に1匡
(73%)、下痢(67%)等 416件であつた。
再審査終了時:製造販売後の使用成績調査において総症例 59例 中、副
作用は 23例 (390%)に 認められた。その主なものは肝機能異常及び下痢
が各 5件 (85%)で あつた。
ピロリー
におけるヘリコパクター・
十…
胃潰瘍・
く
アモキシシリン水和物及びランソプラゾールとの併用の場合〉
承認時:国内で行われた試験では 430例 中 217例 (505%)に 、外国で行
の異乾 含む副作
等の可能性がある。
異常が認められた場合
リファプチン
エトラビリン
及び肝機能検査異常であつた。
海外の臨床試験 :米国における後天性免疫不全症候群(エイズ)に伴う
アビウムコンプレックス(MAC)症 を対象とした
播種性マイコバクテリウム ・
再審査終了時:製造販売後の使用成績調査において総症例 3491例 中
318例 (91%)に 臨床検劃 直の異常を含む副作用が認められている。
く
アモキシシリン水和物及びオメプラゾールとの併用の場合〉
承認時:国内で行われた試験では513例中273例(532%)に 副作用が認
められている。[用法・
用量変更時の製造販売後臨床試験を含む]
再審査終了時:製造販売後の高齢者に対する特定使用成績調査におい
て総症例 473例中40例 (85%)に 臨床検節 の異能 含む副作用が認め
られている。
く
アモキシシリン水和物及びラベプラゾールナトリウムとの併用の場合〉
承認時:国内で行われた試験では 5118例中 205例 (404%)に 副作用
力瑠bら れている。
(1)重大な副作用
1)ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明):ショック、アナフィラキ
シー様症状(呼吸困難、痙攣、発赤等)を起こすことがあるので、観察
を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処
酪 術めこと。
2)QT延 長、心室頻拍CTorsades de pointesを
含む)、心室細画(頻度不
ades de pdntesを
含む)、心室細動があ
明):QT延長、心室頻拍(To“
らわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合
には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、QT延 長等の心疾
慎重投軌 の項参照 。
患のある患者には特に注意すること[「
嗅覚異常渤
思い
食欲不振
口腔内びらんわ
3)劇 症肝炎、肝機能障害、責疸、肝不全 (頻度不明):劇 症肝炎、
AST(GOつ、ALT(GPTp、γ_GTP、LDH、A卜Pの 上昇疑 伴う肝機能障
嘔吐
軟便
口内炎
胸やけ
胃部不快感
害、黄疸、肝不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、
異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を街 こと。
4)血小板減少、汎血球減少、溶血性貧血、自血球減少、無顆粒球症(頻
腹部膨満感
舌炎
腹痛
舌変色
度不明):血小板減少、汎血球減少、溶血性貧血、自血球減少、無顆
粒球症があらわれることがあるので、定期的に検査を待 など観察を
十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置
を行うこと。
hnson醐
5)皮膚粘膜眼症候群(Nveぉ 刊●
、中毒性表皮壊死融解
xic Epide―:NecJい も:TEN)(頻度不明):皮膚粘膜眼症候群
症(T●
消化器
口渇
歯牙変色わ
下痢
嵯
好酸球増多
鵬
AST(GOD上 昇
ALT(GPつ上 昇
γ―GTP_L昇
LDH上 昇
A 卜P 」二
昇
筋肉痛濁
筋・
骨格
倦怠感
その他
浮腫
カンジダ症渤
hnson症候群)、中毒性表皮壊死融解症(ToxにEpdemJ
(Steven"J●
Necdysも:TEN)が あらわれることがあるので、観察を十分に行い、
異常が認められた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の
螺
発熱
CKICPЮ 上昇り
投与等の適切な処置を彿 こと。
6沖嘔症候群・
間質性肺炎(頻度不明):発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線
間質性肺炎があらわれること
異常、好醸球増多等を伴う PIE症 候群 ・
脱毛
頻尿
があるので、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、
副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を`うこと。
7)偽膜性大腸炎、出血性大腸炎(頻度不明):偽膜性大腸炎、出血性大
腸炎等の重篤な大腸炎があらわれることがあるので、腹痛、頻回の
下痢があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処遣を街 こと。
8)横紋筋融解症(頻度不明):筋肉痛、脱力感、CKCCPЮ上昇、血中及び
尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることが
あるので、観療を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中
止し、適切な処置を行うとともに、横紋筋融解症による急性腎不全の
ること。
難 に滞
9)痙攣(頻度不明):痙攣(強直間代性、ミオクロヌス、意識消失発作等)
{岬
わ あらわれた場合には投与を中止すること。
アビ
(3)後天性免疫不全症候群(エイズ)に伴う播種性マイコパクテリウム ・
コ
ス
ンプレ
ク
た試験で認めら
ウム
(MAC)症を対奪とし
れた副作用
5%嘘
1∼ 5%柿
頻度不明わ
不眠症
精神神経系
めまい
池
神経過敏症
感覚異常
があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた
う こと。
場合には、投与を中止し、適切な処遣をそ
暉
難
10怠性腎不全、尿細管間質性腎炎(頻度不明):急性腎不全、尿細管間
質性腎炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、乏尿等
の症状や血中クレアチニン値上昇等の腎機育日氏下所見が認められた
場合には、投与を中止し、適切な処値を街 こと。
11)アレルギー性紫斑病(頻度不明):アレルギー性紫斑病があらわれ
ることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、
投与を中止し、適切な処置を待 こと。
12)薬剤性過敏症症候群 。(頻度不明):初期症状として発疹、発熱がみ
幻覚
運動過多
断 跡
偏執反応
末梢神経炎
精神病
感覚器
味覚減退
耳鳴
味覚喪失
炎
結1莫
皮膚
診
座盾
帯膨
(2)その他の副作用
下記のような副作用があらわれた場合には、症状に応じて、適切な処置
紫斑皮疹
光線過敏性反応
を有めこと。
01∼ 5%未 満
精神神経系
01%未 満
発疹P
発汗
頻度不明
藩痒感
めまい
頭痛
失見当調P
不眠
輻
せんP
躁病わ
が
しびれ(感)濁
味覚異常
( にがみ等)
,肖
化器
幻覚P
眠気
感覚器
癌痒感
斑状丘疹性皮疹
すること。
過敏症
味覚倒錯
帥
られ、さらに肝機能障害、リンパ鋼腫脹、自血球増加、好酸球増多、異
型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれること
があるので、観察を十分に行tヽ、このような症状があらわれた場合に
は、投与を中止し、適切な処置を行うこと。投与中止後も発疹、発熱、
肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意
頭痛
下痢
悪心
錫 畑
食欲不振
消化不良
麟
便秘
嘔吐
おくび
逆流性食道炎
口渇
舌炎
舌変色
雌
白血球減少
貧血
再生不良性貧
耳鳴P
血
聴力低下洵
好中球減少
二120-
5%以 上
骨髄機能不全
肝臓
肝機能異常
昇
γ GTP上
A卜P上 昇
魏
ASIGOTp■ 昇
ALT(GPTl」
二
昇
E十うつ湘 生趙疸
月
ビリルビン上昇
急性腎不全
BUN_L昇
軸
クレアチニン上昇
害
子宮頸部上皮
腟カンジダ症
筋 関
異形成
筋・
骨格
蛎鮎
生殖器
高尿酸血症
低カリウム血
疼痛
症徐脈
発熱
の項参照 。
薬物動態」
おそれがあるので、慎重に投与すること[「
6.妊 婦、産婦、…
の投与
(1)動物実験で、母動物に毒性があらわれる高用量において、胎児毒性
)が報告されているので、妊婦又
(心血管系の異常、口蓋裂、発育遅31E等
しゃつくり
胸痛
さむけ
酵素上昇
頻度は承認時の国内臨床試験及び製造販売後の使用成績調査の合算に
基づいている。
わ 米国の臨床試験でのみ認められた副作用は頻度不明として記載した。
ピロリ感 期日こ対する除菌療法0剤 併用 で認められた
(4いリコ′ヽ
クター・
副作用
1∼5%未 満
5%以 上
過敏症注つ
精神神経系
めまい
眠気
下嶽 1■"
腹痛
口渇
腹部膨満感
悪心
味覚異常
口内炎
舌炎
便秘
胃食道逆流
食道炎
胸やけ
十二指腸炎
体重の胎児がみられたが、外表、内臓、骨格には異常は認められなか
つた。
また、ラットにクラリスロマイシン(160mg/kg/日)、ランソプラゾール
る。
ト母乳中へ移行することが報告されているので、授乳中の婦人には、
(2)ヒ
本剤投与中は授乳を避けさせること。
なお、動物実験(ラット)の乳汁中濃度は、血中濃度の約 25倍 で推移
不眠
うつ状態
軟風 13 5bl
ぞれ母動物に毒性があらわれる最高用量でラット胎児に心血管系異常
並びにマウス胎児に口蓋裂が認められた。また、サル (35∼70mg/kg/
日)において、母動物に毒性があらわれる 70mg/kg/日で9例中1例に低
強が認められている。
さらに、ラットにクラリスロマイシン(【肺gなノ日以上)、ラベプラゾー
以
ルナトリウム(25mg/嘔/日)及びアモキシシリン水和物(4ulmg/kg/日
上)を4週 間併用投与した試験で、雌で栄養状態の悪化が認められてい
輔
しびれ感
,肖
イ
瞬器
は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上
回ると判断される場合にのみ投与すること。
なお、国外における試験で次のような報告がある。SD系 ラツト(15∼
150mgムノ日)及び CD―¬系マウス(15∼軍nhg/嘔 /日)において、それ
(50mg/kg/日)及びアモキシシリン水和物(500mg/ky日)を併用投与し
た試験において、母動物での毒性の増強とともに胎児の発育抑制の増
1%柿
癌痒
発疹
注1)このような場合には投与を中止すること。
注2)観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど
の適切な処覆を街 こと。
5.高 齢者への投与
一般に高齢諸では、生理機能が低下しており、高い血中濃度が持続する
無力感
高脂血症
トリグリセリド アミラーゼ上昇
上昇
カンジダ症
その他
十二指腸潰瘍における除菌療法(3剤 併用:プロ
表中の副作用は胃潰瘍・
トンポンプインヒビターがランソプラゾール、オメプラゾール、ラベプラゾー
ルナトリウムの場合)の承認時の国内臨床試験成績(アモキシシリン水和
用量変更時の製造販売後
物及びオメプラゾールとの併用の場合の用法・
臨薦 嵯 含む)に基づいている。
肝炎
腎臓
1%未 満
1∼%未 満
した。
フ.4現 自
争へ0響ピ手
低出生体重児および新生児に対する安全性は確立していない(使用経
験がない)。
嘔吐
帰亥
21
主
dに
zぼ
好中球減少
疇
肝臓渤
多
ASIGOつ 上昇
ALT(GPTl_上昇
食欲不振
8.適 用上の注意
飩
白血球増多
(1)レ
ジオネラ肺炎の治療において単独で使用することが望ましいが、患者
の症状に応じて併用が必要な場合には以下の報告を参考に併用する薬
血 N臓 減少
剤の特徴を考慮し選択すること。
1)中等症以上の患者にリフアンピシンと併用し有効との報告がある。
“抗菌力の検討において、本剤とレポフロキサシンまたはシプロ
a r77眈
A卜P_L昇
ビリルビン上昇
フロキサシンとの併用効果(本
目乗ないし相加作用)が認められたとの
LDH上 昇
靭
報告がある。
C漱 与時 :健常人での薬物動態試験で天然ケイ酸アルミユウムと併用した
場合、本剤の吸収が低下するとの報告がある。
0藻 剤交付時:PTP包 勢の創 は PTPシ ートから取り出して服用するよう
へ刺入
指導すること。(PTPシ ートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘1莫
蜻
し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが
魏
報告されている)
γ GTP上 昇
その他
尿蛋白陽性
¨
トリグリセリド上昇
総コレステロー ル
倦怠感
上昇 ・
減少
尿酸上昇
QT延 長
9.そ の他の注意
カンジダ症
(1)ラットにアモキシシリン水和物 (卸∞mg/kg/日)とランソプラゾール
(15mg/kg/日以上)の4週 間併用経口投与した試験、及びイヌにアモキ
駆
血圧上昇
-1Zf:
/日)、ランソプラゾール(lCXlmg/kg/日
シシリン水和物(51Xlmg/嘔
)、クラ
/日
リスロマイシン(25mg/し )の4週 間併用経口投与した試験で、アモキ
シシリン水和物を単独あるいは併用投与した動物に結晶尿が認められ
ているが、結晶はアモキシシリン水和物が排尿後に析出したものであり、
体内で析出したものではないことが確認されている。
ピロリの除菌判定上の注意:ランソプラゾール等のプロ
(2)ヘリコパクター・
トンポンプインヒビターやアモキシシリン水和物、クラリスロマイシン等の
抗生物質の服用中や投与終了直後では、"C―尿素呼気試験の判定結果
が偽陰性になる可能性があるため、"C―尿素呼気試験による除菌判定
をイ
う 場合には、これらの薬剤の投与終了後4週以降の時点で実施する
ことが望ましい。
【
薬物動態】
1.血 中濃度
(1麟 成人、小児 a。
400mg(力価)を、また小児に5mg(力 価)/峰 を空
健康成人に 21Xlmg、
腹時単回経口投与したときの平均血中濃度及び各パラメーターの値は
以下のようであつた。なお、個体間のバラツキは少なく、食事による影響
もほとんど認められなかつた。また、アモキシシリン水和物、ランソプラ
ゾール又はオメプラゾールと併用して 400mg(力価)を空腹時単回経ロ
投与したときの平均血中濃度及び各パラメーターの値は以下のようであ
歯
=8)2D電
成人ln=o400m
満
=転
アモキシシリン
水和物、ランソプ
ラゾール併用時
注1 )
)η
κ
′
ブレ
卜==124■
ュ
アモキ シシ リ
ン水和物 、オメ
プラゾー ル併
用時主2
小児 (n=6)
5mg/kg
Crrtax
Tmax
T1/2
AUC
(μ
gttD
(hr)
(hrl
γ
( μg 比イ
0
404
…
B 「― y
224
HPLC
代謝物
HPLC
趨
898
1036
20
Q78
74
134
802
1022
HPLC
081
20
105
14
18
354
黙
HPLC
代謝物
098
537
注1)アモキシシリン水和物 却∞mg、ランソプラゾール 30mg
注2)アモキシシリン水和物 1(旺姉g、
オメプラゾール 20mg
ー
アモキシシリン水和物、ラベプラゾ ルナトリウムと併用して4CXlmζ
力価
「41
成人(PM注1)、
400mg、アモキシシ
リン水和物、ラベプ
ラゾールナトリウム
併用時ロ
HPLC
趨
HPLC
代謝物
AUC。 12
(μ細
(hめ
(μ
24
643
Ccr≒ 1001n=5)
2Ю2
124
238
889
Ccr≒ 501n=5)
215
189
574
2169
Ccr≒ 30Cn=51
255
096
469
1873
Ccr≒ 5(n=5)
354
148
613
3689
(3)高
齢者 。
重篤な基礎疾患のない 66∼82歳 (平均 722歳)の女性3名に200mg(力
価)を空腹時単回経口投与し、その体内動態を検討した結果、健常成人と
比べると Tmax、Tl″
はほぼ同様であつたが、Cmax、AUCは 明らかに高か
: Bioassay)"
Cmax
Tmax
T1/2
AUC
QtchD
(hr)
(hr)
( μg m
高齢者(n=3)
372
23
1920
名
皮膚科領域感染症
有効率(%)
【
有効以上】
767 (355/463)
819 (749/914)
炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染)
082
765
449
lω 3
鉢
HPLC
レ柿D
(μg・
1 7 5Cl
T1/2
(hr)
HPLC
期
AUC
(hめ
呼吸器感染症
(咽頭 ・
喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺
Tmax
233
T1/2
(hの
g・
Crrax
豚
Trlax
(表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リン
パ管・
リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷 ヽ
熱傷及
び手術創等の二次感染)
レm
成人(EM注り
、F15)
411Klmg、
アモキシシ
リン水和物、ラベプ
ラゾールナトリウム
併用時滋)
(mL/min)
疾 患
を 1日 2回 7日 鳳 計 12回 )反復経口投与したときの平均血中濃度及び各
パラメーターの値は以下のようであつた。
測定法
(μgttD
‐鋤
臨床成績】
【
1 皮 膚科領域感染症、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、扁桃炎、中耳
炎、歯科口腔外科領域感染症、後天性免疫不全症候群(エイズ)に伴う
アビウムコンプレックス(MAC)症 に対する二
播種性マイコパクテリウム ・
ピ
重盲検比較試験、及び胃潰瘍・
十二指腸潰瘍におけるヘリコパクタニ・
ロリ感染症に対する二重盲検比較試験、オープン試験で本剤の有用性
力漏め られた。
2下 記の疾患に対する二重盲検比較試験を含む臨床試験により本斉1の
有用性が認められた。
代謝物
期
Cmax
クリアランス
∼
3.Fu謝 ・
搬 al。10
ー
ヒト1薇クロソ ムを用いた わ 瀦ゅ試験において、本剤は主として CYP
3A4で代謝睦れることが報告されている。また、C7YP3A4に対する阻害作用
を村 る。
ヒトにおける主代謝物は 14位 水酸化体であり、血清中には未変化体と
ほぼ同量存在し、尿中には投与後 24時 間はでに 30∼50%が 主に未変イ
ヒ
体及び 14位水酸化体として排泄された。
琳
HPLC
クレアチニン
2030
HPLC
期 LfA
は延長した
検討した結果、腎機能の低下にイ
わ てCmax、AUCは 増加、Tl″
(測定法 :B oassaい
。
10
2.llE●
メ露多行7)∼
健康成人における唾液、また、患者における喀痰、気管支分泌物等への
移行性を測定した結果、それぞれの組織への移行は良好で、血清中濃度
と同等もしくはそれ以上の濃度を示した。また、皮膚、扁桃、上顎洞糊模等
の組織中濃度はほとんどの例で血清中濃度を大きく上まわった。なお、ヒト
血清蛋白結合率は 42∼50%で あつた。
った。
測定法
(2)腎
争61
喘護育日鴫晴事早
腎機能正常者と種々な程度の腎機能障害者に 2CXlmg(力
価)を空腹時単
回経口投与し、クレアチニンクリアランス(Ccr)と
その体内動態との関係を
095
24
代謝物
伝子型
注 1 ) 肝代 謝 酵素チ トクロー ム P 4 5 0 2 C 1 9 遺
EM;extensⅣe metabo‖
zer
PM:poOr metabolzer
注2)ア モキシシリン水和物 750mg、ラベプラゾー ルナトリウム 211mg
846
尿道炎
870(314/361)
子宮頸管炎
846 (121/143)
耳鼻科領域感染症
(中耳炎、副鼻腔炎)
668 (155/232)
歯科口腔外科領域感染症
(歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎)
830(254/3136)
その他の感染症
(肛門周囲膿瘍、感染性腸炎)
後天性免疫不全症候群(エイズ)に伴粥翫重性
マイコ′`クテリウム ・
アビウム コンプレックス
(MAC)症
=1zz-
10Cl(9/9)
疾 患
日本
(米国
十二指腸潰瘍におけるヘリコパクタ
胃潰瘍 ・
ー・
ピロリ感染症(除菌率)
0ン ソプラゾールとの併用の場合)
1400mが 主1)
胃鵬
18αhび
カ
500 ( 2/ 4)
(770 (114/148))
87区 84/96)
892( 83/93)
十二指腸潰瘍 1 4 0 0 mmび
911(82/901
カ
1800mび
(米国:14日間投与澤め
(米国:10日間投与丼9
87α197/220
(英国:7日間投与声。
0メ プラゾールとの併用の場合)
十二指腸潰瘍 C800mぴ詢
胃・
“00m〔
丼0
洋"
C800m」
(海外:十二指腸潰瘍斉D
(海外:胃漬瘍)注0
ー
0ベ プラゾ ルナトリウムとの併用の場合)
詢
K400mグ
胃潰瘍
(8け
用動 の項参照
効能・
効果、用法・
効果、用法 ・
用量と異なる[「
有効率(%)
【
有効以上】
名
。
十二指腸潰瘍 “ 00mが刹
hゼ澪10
18Ⅸ
・
胃 十二指腸潰瘍
(米国:10日間投与丼1つ
(米国:7日間投与丼1つ
(欧州:7日間投与丼")
837(82/98)
837(ll13/123)
9 0 《1 0 3 / 1 1 4 1
78∝ 89/110
【
薬効薬理】
1.抗 菌作用 "渤
(1ソ ドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌の好気性グラム陽性菌、モラク
カタラーリス、インフルエンザ菌、レジオネラ属、百
セラ(プランハメラ)・
菌、ペプトストレプト
日咳菌、カンピロパクター属等の一部のグラム陰1生
コッカス属、クラミジア属、マイコプラズマ属、マイコパクテリウム・
アビウ
ピロリに抗菌作用を示し、
ムコンプレックス(MAC)及 びヘリコバクター・
その作用は他のマクロライド系抗生物質と同等以上である。一方、各種
感染症モデルにおいては、本剤の良好な組織移行性を反映し、更に優
れた防御及び治療効果を示す。
(2)ヒ
ト主代謝物 14位 水酸化体の抗菌力は、ブドウ球菌属割 こ対しては未
アビウムコンプレック
変化体とほぼ同等であるが、マイコパクテリウム・
ピロリに対しては未変化体より弱い。
ス(MAC)及びヘリコバクター・
2.作 用機序 4)
細菌の 70Sリボソームの 50Sサ ブユニットと結合し、蛋白合成を阻害す
る。
811(116/143)
【
有効成分に関する理化学的知見】
一般名:クラリスロマイシン(」
AN)
80αl16/140
96バ106/110
o格品 romyc n(」AN,INN)
792(38/4め
1ヒ学 名 :OR3S 4S5屁
6/78R10屁
1l R 12S 13々 -5く3,4,
一β―レ 豹晟″
6 Ttteoxy 3 dimethylamin。
″
d
oxr3-α
m e t h■
ゾ 6hethy「
h e x o p y r a n o s y b x,y6X司
3eや
―L―
oXyXll,12
″ hexopyranosプ
dihydror6-metho冷″246.31Q12¬ examethyト
9-oxopentadecan-13-olide
877(57/6D
897(61/60
83∝ 45/50
87〔
( 36/41)
(日局に準抑
略 号 :CAM
構造式 :
8601147/171)
84a140/160
938(61/60
注1)クラリスロマイシンとして 1回 2CDmg(力価)、アモキシシリン水和物と
して1回 750mg(力価)及びランソプラゾールとして1回 30mgの 3剤を
同時に1日2回7日 間経口投与。
注2)クラリスロマイシンとして 1回 400mg(力価)、アモキシシリン水和物と
して1回 750mg(力価)及びランソプラゾールとして1回 30mgの 3斉蛯
同時に1日2回7日 間経口投与。
ピロリ感染症患者を対象とし
注3)十 二指腸潰瘍におけるヘリコパクター・
た臨床言
アモキシシ
鍛 (クラリスロマイシンとして 1回 500mg(力価)、
リン水和物として1回 1鰤 g(力価)及びランソプラゾールとして1回
30mgの 3剤 を同時に1日2回 経口投与)。
用
効果、用法・
承認の効能・
量と異なる[「
効能・
効果、用法 ・
用量 の項参照
ピロリ感染症患者を対象と
注4)十二指腸潰瘍等におけるヘリコバクター・
した臨床試験(クラリスロマイシンとして1回 250mg(力価)、アモキシ
シリン水和物として1回 1,000mg(力
価)及びランソプラゾールとして1
回 30mgの 3剤を同時に1日2回経目的 。承認の効能・
効果、用法・
用量と異なる[「
効能・
効果、用法・
用動 の項参照
注5)クラリスロマイシンとして1回 40Clmg(力
価)、アモキシシリン水和物と
して1回 750mg(力価)及びオメプラゾールとして1回 20mgの 3剤を同
時に1日2回7日 間経口投与。
注0ク ラリスロマイシンとして1回 2CDmg(力価)、アモキシシリン水和物と
して1回 75Clmg(力
価)及びオメプラゾールとして1回 20mgの 3剤を同
1日2回7日
時に
間経口投与(国内の製造販売後臨床試験)。
注7)クラリスロマイシンとして1回 41Xlmg(力
価)、アモキシシリン水和物と
して1回 750mg(力価)及びオメプラゾールとして1回 20mgの 3斉Jを同
時に1日2回7日間経口投与(国内の製造販売後臨床試験)。
注8)クラリスロマイシンとして1回 [mmg(力 価)、アモキシシリン水和物と
して1回 lμOng(力 価)及びオメプラゾールとして1回 2Clmgの3剤を
同時に1日2回経口投与。承認の効能・
用量と羹ゝる[「
効
効果、用法・
・
・
の項参照
能 効果、用法 用量」
注9)クラリスロマイシンとして1回 200mg(力価)、アモキシシリン水和物と
して¬回 750mg(力価)及びラベプラゾールナトリウムとして1回 10mg
の3剤睦同時に1日2回7日間経口投与。
注 10)クラリスロマイシンとして1回 400mg(力価)、アモキシシリン水和物と
して1回 750mg(力価)及びラベプラゾールナトリウムとして1回 10mg
の3剤を同時に1日2回7日間経口投与。
ピロリ感染症患渚を対
注 11)胃・
十二指腸潰瘍等におけるヘリコパクター・
象とした臨床試験(クラリスロマイシンとして1回 5CXlmg(力
価)、アモ
キシシリン水和物として1回 lα》ng(力iD及 びラベプラゾールナトリ
ウムとして1回20mgの3剤睦同時に1日2日経口投与)。
承認の効能・
-12!.
crtO
分子式 :C38H69N010
95
分子量 :747、
性 状 :白色の結晶性の粉末で、においはなく味は苦い。アセトン又はクロ
ロホルムにやや溶けやすく、メタノール、エタノール(95)又はジエチ
ルエーテルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
融 点 :220∼227℃
(コ
"睾
【
与
】
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41)懸り
人ほか :ChemOtherapy 36('3),123(1988)
文献請求先】
【
大正富山医薬品株式会社 お客様相談室
〒17C18635東京都豊島区高田325-1
電話 012卜591818 113-3985-5599
発 売
製造販売
大正富山医薬品端式会社
大正製 薬輔式会
東 京 都 豊 島 区 高 田 3-24-1
東 京 都 豊 轟 区 高 田 3-25-1
:1zq-
701405/RXX
日本標 準商 品分類 番 号
* * 2 0 1 x t t x改訂(
月
第2 対い
* 2 0 1 1 年8 月 改訂
貯 法 : 室 温保存
使用期限 : ラ ベ ル , ケ ー ス に記載
876149
マ ク ロライ ド系抗生物質製剤
日本薬局方 ク ラ リスロマ イシン錠
③
せ
処
方
権鄭測クラリシッ
ド錠200mg
くクラ リスロマイシン錠 〉
③登録商標
( アボ ッ トラボラ トリー ズ所有)
注意―医師等 の処方せんにより使用すること
承認番号
20300淵200254000
薬価収載
1991年5月
販 売開始
1991年6月
再審査結熟
2 0 1 1 年3 月
効能追加 継
201x ttx月
再評価結果
2004年9月
Klaricid°
■禁忌 (次の患者 には投与 しない こと)*
(1沐剤 に対 して過 敏症 の既 往歴 の あ る患者
モ ジ ド,エ ル ゴタ ミン含有製剤 ,タ ダ ラフィル [ア ドシ
(2)ピ
ルカ]を投与 中の患者 〔「
相互作用」の項参照〕
は腎
に障害の
あ る患者 で ,コ ル ヒチ ン を投与 中
(3)肝臓又
臓
の患者 〔「
相互作用」 の項参照〕
■ 組成 ・性 状
売 名 クラリう′ッ ド錠 200mg
・ 量
1錠 中 日局 クラ リスロマ イ シ ン 200mg(力 価)
灰分
冨
販
カルボキシメチル スターチナ トリウム, トウモロコシ
デ ンプン, ヒ ドロキシプ ロピルセル ロース, ス テア リ
ン酸マグネシウム, カ ルナウバロウ, パ ラフィン, シ ョ
添 加 物
糖脂肪酸エステル , ポ リソルベー ト8 0 , ポ リビニル ア
ル コール ( 部分けん化物) , ヒ プ ロメ ロース, 酸 化チタ
ン, 軽 質無水ケイ酸
色 ・剤形 白色 のフ ィル ム コー ト錠
大 き さ
離 価 )1厚 さ(祠
約 86
約 54
重さ亀)
約Q%
外
形
識別コード
○〇 〇
E]12
■ 効能 ・効果,用 法 ・用量 **
1.一般感染症
く適応菌種 >
本剤に感性 のブ ドウ球菌属, レンサ球
菌属,肺 炎球菌,モ ラクセラ(ブランハ
メラ)・カタラー リス,イ ンフルエンザ
菌,レ ジオネ ラ属,カ ンピロバ クター
属,ペ プ トス トレプ トコッカ ス属,ク
ラミジア属,マ イ コプラズマ属
通常, 成 人 には クラ リス ロ
マ イ シ ン と して 1 日佃 m g
( 力価) を 2 回 に分 けて経 口
なお ,年 齢 ,症 状 によ り適
宜増減す る
本剤 に感 性 のマイ コバ クテ リウム属
<適 応症 >
マ イ コバ クテ リウム ・ア ビ ウム コン
レックス (MAC)症を含む非結核性
菌症
<適 応症 >
胃潰瘍 ・十 二指腸 潰瘍,胃 MALTリ ン
パ 腫 ,特 発性血小板減少性紫斑病 ,早
期 胃癌 に対 す る内視 鏡 的 治療 後 胃 に
お け るヘ ソコバ ク タ ー ・ピロ ツ感 染
症 ,ヘ リコバ クター ・ピロ リ感 染 胃炎
用法 ・用量
通常, 成人 には クラ リス コマ
イ シ ン と して 1 回2 0 0 m g ( 力
価) , ア モ キシシ リン水和物
と して 1 回7 5 0 m g ( 力 価 ) 及
びプ ロトンポ ンプ インヒビタ
ー の 3剤 を 同 時 に 1日 2
回,7日 間経 口投与す る.
なお ,ク ラ リス ロマ イ シ ン
は,必要に応 じて適宜 増 量す
る こ とがで き る た だ し,1
回 400m g(力価 )1日 2回 を
上限 とする.
く効能 ・効果に関連す る使用上の注意 〉**
(1)進行期 胃 MALTリ ンパ腫 に対す るヘ リコバ クター ・ピロ リ除菌
治療 の有効性 は確 立 していない
(2)特発性血小板 減少性紫斑病 に対 して は,ガ イ ドライ ン等 を参
照 し,ヘ リコバ クター ・ピロ リ除菌治療 が適切 と判断 され る症
例 にのみ除菌治療 を行 うこと.
(3)早期 胃癌 に対 す る内視鏡 的治療 後 胃以外 には ,ヘ リコバ クタ
ー ・ピロ リ除菌治療 による胃癌 の発症抑制 に対す る有効性 は確
立 していな い.
(4)ヘリコパ クター ・ピロ リ感 染 胃炎 に用 い る際 には ,ヘ リコバ
クター ・ピロ リが陽性であ るこ と及 び内視 鏡検査 によ リヘ リコ
バ クター ・ピロ リ感 染 胃炎で あ るこ とを確認す るこ と
く用法 ・用量に関連す る使用上の注意 〉*
(1)本剤 の使用 にあた つては ,耐 性 菌 の発 現等 を防 ぐた め,原 則
として感受性 を確認 し,疾 病 の 治療 上必要 な最小限 の 期 間 の
投与 に とどめ ること
(2)非結核性抗 酸 菌症 の肺 マ イ コバ クテ リウム ・ア ビ ウム コンプ
レ ックス (MAC)症及び後天性免疫不全症候群 (エイ ズ)に 伴
<適 応症 >
○表在性皮膚感染症,深 在性皮膚感染
症,リ ンパ管 ・リンパ節炎,慢 ↑
生膿皮
症
○外傷 ・
熱傷及び手術創等の二次感染
○肛門周囲膿瘍
pll頭
○咽頭 ・
炎,扁桃炎,急性気管支炎,
肺炎,月市膿瘍,慢 性呼吸器病変の二
次感染
○尿道炎
○子宮頸管炎
○感染性腸炎
○中耳炎,副 鼻腔炎
○歯周組織炎,歯 冠周囲炎,顎 炎
2非 結核性抗酸菌症
く適応菌種 >
効能 ・効果
3ヘ リコバ クター ・ピロリ感染症
<適 応菌種 >
本剤 に感性 のヘ リコバ クター ・ピロ リ
う播種性 MAC症 の治療 に用 い る場合 ,国 内外 の最新 のガ イ ド
ライ ン D等 を参考に併用療 法 を行 うこ と
(3)非結核性抗 酸菌症 に対す る本剤 の投 与期 間 は ,以 下 を参 照す
ること
疾患名
月
市MAC症
通常, 成 人には クラ リス ロ
マイシ ンとして 1 日 8 0 0 m g
( 力価) を 2 回 に分けて経 口
投与す る。なお,年 齢,
状により適宜増減する
投 与期 間
排菌陰性 を確認 した後, 1 年 以上の投
与継続 と定期的な検査 を行 うこ とが
望ま しい ま た, 再 発す る可能性 が
あるので治療終了後にお いて も定期
的な検査が必要である
後天 性 免 疫不 全 症候
群 (エイ ズ )に 伴 う
播種性 mC症
臨床的又は細菌学的な改善が認 め ら
れた後 も継続投与すべ きである
:(4)免
疫不全な ど合併症を有 さない軽症ないし中等症の レジオネ 三
(2)併用注意 (併用 に注意 す る こと)
ラ肺炎に対 し, 1日 400mg分 2投 与す ることにより,通 常 2
∼ 5日 で症 状は改善 に向 う 症 状 が軽快 しても投与は 2∼ 3
週間継続す ることが望ま しい.ま た, レジオネラ肺炎は再発
の頻度 が高 い感染症 であるため,特 に免疫低下の状態にある
患者な どでは,治 療終了後,更 に 2∼ 3週 間投与を継続 し症
状 を観察す る必要がある.な お,投 与期 間中に症状が悪化 し
た場合には,速 や かに レジオネ ラに有効な注射剤 (キノロン
系薬剤な ど)へ の変更が必要である.
(5)クラミジア感染症 に対す る本剤 の投与期間は原則 として 14日
間 とし,必 要に応 じて更に投与期 間を延長す る
(6)本剤 をヘ リコバ クター ・ピロ リ感染症に用 いる場合,プ ロ トン
ポンプインヒビターはランソプラゾール として 1回 30mg,オ
メプラゾール として 1回 20mg,ラベ プラゾールナ トリウム と
して 1回 10mg又はエ ソメプラゾール として 1回 20mgのいず
れか 1剤 を選択す る
薬剤名等
ジゴキシン
スルホ ニル尿素系
血糖降下剤
グ リベ ン ク ラ
ミド 等
■使用上の注意*
者
肝機 能 障害 を悪化 させ るこ とが
(211T機能 障 害 の あ る患者 〔
の
る
参
あ (「
副作用 」 項 照)〕
血 中濃度 が上昇す るおそれがある
機能障害 の ある患者 〔
(3)腎
(「
薬物動態」の項参照),眸目互作用 」の項参照〕
QT延 長 ,心 室頻拍 (Torsades de pointes
疾患のある患者 〔
(4)か
副作用 」の項参
を含 む),心 室細動 をお こす こ とが あ る (「
照)〕
薬物動態」の項参照〕
(5)高齢者 〔「
高齢者 へ の投与」及 び 「
2重 要 な基本 的注意 *
本斉Jをヘ リコバ クター ・ピロ リ感 染症 に用 い る際 には,ア モ
ー
キ シシ リン水 和物及びプ ロ トンポ ンプイ ン ヒビタ (ラ ン ソ
ー
ー
ー
ベ
ルナ
トリウム又
プ ラゾ ル ,オ メプ ラゾ ル ,ラ プ ラ ゾ
は エ ソメプ ラ ゾー ル マ グネ シ ウム水 和物)の添付 文書 に記載
され て い る禁 忌,慎 重投 与 ,重 大 な副作用等 の使用上 の注意
を必ず確認す るこ と.
3相 互作用*
本剤 は,肝 代謝酵素チ トク ロー ム P450(CYP)3A4阻 害作用
を有す るこ とか ら,CYP3A4で 代謝 され る薬剤 と併用 した と
き,併 用薬剤 の代謝 が 阻害 され 血 中濃度 が上昇す る可能性
はCYP3A4に よつて代謝 され るこ とか ら,
が あ る.一方 ,本斉」
CYP3A4を 阻害す る薬剤 と併用 した とき,本 剤 の代謝 が阻害
され未変化 体 の血 中濃度 が上 昇す る可能性 があ り,ま た ,
CYP3A4を 誘 導す る薬剤 と併用 した とき,本 剤 の代謝が促進
薬物
され未 変化 体 の血 中濃 度 が低 下す る可能性 があ る。 〔「
動態」 の項参照〕
(1)併用禁忌 (併用 しない こ と)
ピモジ ド
[オー ラップ]
臨床症状 ・
措置方法
機序 ・危険因子
QT延 長,心 室性不整脈
(Torsades de pointes
を含む)等 の心血管系副
作用が報告 されている
本剤 は CYP 3A4に
対 す る阻害作用 に
よ り,左 記薬剤 の
代 謝 が 阻 害 され ,
エル ゴタ ミン (エル ゴ 血 管攣縮 等 の 重篤 な副 それ らの血 中濃 度
が上昇 す る可能性
タミン酒石酸塩,ジ ヒ 作用 をお こす おそれ が
がある
ロエル ゴ ミン メ ある.
ド
タ
シル酸塩)含 有製剤
[クリア ミン,ジ ヒデ
ル ゴ ッ ト]
タダラフイル
[ア ドシルカ]
機 序 。危 険 因子
本剤 の腸 内細菌叢
に対す る影 響 に よ
り,ジ ゴキ シンの不
活化 が抑 制 され る
か , も しくは P糖
蛋 白質を介 したジ
ゴキシンの輸送が
阻害 され る ことに
よ り,そ の血 中濃度
が上昇す る.
低血糖 (意識 障害 に至 る 機 序 は 明 確 で は な
こ とがあ る)が報告 され いが ,本剤 との併用
てい るので ,異常 が認 め によ り,左 記薬剤 の
られ た場合 には,投与 を 血 中濃 度 が 上 昇 す
中止 し,ブ ドウ糖 の投 与 る可能性 が ある.
等 の 適 切 な処 置 を行 う
こと
1_慎重 投与 (次の患者 には慎重に 投与す る こと)
(1)他のマ ク ロライ ド系薬剤 に対 して過敏症 の既往歴 の ある患
薬剤名等
臨床症状 ・措置方法
嘔気,嘔 吐,不 整脈等が
報告 されてい るので,ジ
ゴキシンの血 中濃度 の
推移,自 覚症状,心 電図
等に注意 し,異 常が認 め
られた場合には,投 与量
を調節す る等の適切な
処置を行 うこと,
左 記 薬 剤 の ク リア ラ
ンスが高度 に減少 し,
そ の作 用 が増 強 す る
お それ がある
_っ■26-
カルバマゼピン
テオ フィリン
アミノフィリン水
和物
コリンテオフィリン
シクロスポ リン
タク ロリムス水和
物
左記薬剤の血中濃度上昇
に伴 う作用の増強等の可
能性があるので,左 記薬
剤 の血中濃度の推移等に
注意 し,異 常が認められ
た場合には,投 与量の調
節や中止等の適切な処置
を行 うこと,
レユ タチンカ 左記薬剤の血中濃度上昇
ア トノ
に伴う横紋筋融解症 が報
ルシウ々 勘
シンバスタチン
告されているので,異常が
ロバスタチン (国 認められた場合には,投
与量の調節や中止等の適
内未承認)
切な処置を行うこと.
腎機能障害のある患者に
は特に注意すること.
コル ヒチ ン
コル ヒチンの血 中濃度上
昇 に伴 う中毒症状 (汎血
球減少,肝 機能障害,筋
肉痛,腹 痛,嘔 吐,下 痢,
発熱等)が 報告 されてい
るので,異 常が認 め られ
た場合には,投 与量の調
節や 中止等 の適切 な処置
を行 うこと.
なお,肝 臓又は腎臓 に障
害 の ある患者で,コ ル ヒ
チ ン を投 与 中 の 患 者 に
は,本 剤 を併用 しない こ
と.
本剤のCYP3A4に対す
る阻害作用により,
左記薬剤の代謝が阻
害される.
薬剤 名等
臨床 症 状 ・措 置 方 法
ベ ンブジアゼ ピン
左記薬剤の血中濃度上昇
に伴 う作用の増3螢
等の可
能性があるので,異 常が
認められた場合には,投
与量の調節や中止等の適
切な処置を行 うこと
系薬剤
(CYP3A4で代謝 さ
れ る薬剤)
機序 ・危険因子
承認 時 :総 症例 3,894例(成人2,885例,小 児 1,009例)中,副 作
用 は成 人96例 (3.33%),小 児 21例 (2.08%),合 計 117例 (3.00%)
に認 め られた.副 作用 の種類 は主 に腹痛 ,下 痢 等 の消化 器症
状 で成 人84件 ,小 児20件 ,合 計 104件 (2.67%)で あった。臨床
検 査値 の変動 は ,ALT(GPT)上 昇 (成人 2.44%,小 児 2.05%),
AST(GOT)上 昇 (成人 1.74%,小 児 2.05%),好 酸球増多 (成人
1.52%,小 児3.68%)が 主 な もので あった.
再 審 査 終 了時 :製 造販 売後 の使 用成績 調 査 にお いて総 症例
22,964例(成人 16,897例,小 児 6,067例)中,副 作用 は成人 129例
(0.76%),小 児 54例 (089%),合 計 183例 (0.80%)に認 め られた.
そ の主な もの は発疹41件 (0.18%),下 痢 32件 (0.14%)で あ つた.
また,主 な臨床 検 査値 の変動 は,ALT(GPT)上 昇 70件 (1.65%),
AST(GOT)上 昇 63件 (1.48%),好 酸球増多 40件 (1.06%)で あ つ
」
gri≧
]
[:メ
ジソピラミド
エプレレノン
エ レトリプタン臭
化水素酸塩
カルシウム#訪請1
(αP3A4で代謝 さ
『1%]
ジエノゲス ト
ホスホジエステラ
クマ リン系抗凝血
斉J
ワル ファリンカ リ
ウム 等
フェンタニル/フ
ェンタニルクエ ン
酸塩
イ トラコナゾール
本剤 の未変化体 の血 中濃 本剤 と左 記薬剤 の
HiVプ ロテァーゼ阻 度上昇 による作用の増強 CYP3A4に 対す る阻
割
等 の可能性が ある
害作用 により,相 互
ン, に代謝 が 阻害 され
また,イ トラコナゾーノ
サキナ ビル メシル酸塩 , る
言
デ ラ ビルジンメシル酸塩
劃
膳
デラビルジンメシル の併用 においては,こ れ
脇
ら薬剤 の血 中濃度上昇 に
伴 う作用 の増強等 の可能
性 がある
異常が認められた場合 に
は,投 与量の調節や中止
等 の適切な処置 を行 うこ
と.
リファブチン
エ トラ ビリン
左記薬剤の血 中濃度上昇
に伴 う作用の増強等 の可
能性 がある.
また,本 剤の未 変化体 の
本剤 の CYP3A4に 対
す る阻 害 作 用 に よ
り,左 記薬剤 の代謝
が阻害 され る
血中濃度が低下 し,活 性 ま た ,左 記薬 剤 の
代謝物 の血 中濃度 が上昇 CYP3A4に 対す る誘
し,本 剤 の作用 が減3]す 導作用 に よ り,本 剤
の代 謝 が 促 進 さ れ
る可能性がある.
異常 が認め られた場合に る
は,投 与量の調節や中止
等 の適切な処置 を行 うこ
と
リファンピシン
エファビレンツ
ネビラピン
本剤 の未変化体 の血 中濃
度が低下 し,活 性代謝物
の血 中濃度が上昇する可
能性がある.本 剤 の作用
が減弱する可能性がある
ので,投 与量の調節や中
止等の適切な処 置を行 う
こと.
4副 イ
乍用*
一般感染症
左記薬剤 の CYP3A4
に対する誘導作用 に
より,本 剤の代謝 が
促進される.
-127-
た。
後天性免疫不全症候群 (エイズ)に伴 う播種性 マイ コバクテ リウ
ム・
ア ビウムコ ンプレックス (MAC)症
承 認 時 :国 内 に お け る後 天 性 免 疫 不 全 症 候 群 (エイ ズ )に
伴 う播 種性 マ イ コバ クテ リウ ム ・ア ビ ウ ム コ ン プ レ ック ス
(MAC)症 を対象 とした臨床試 験 で は総症例 6例 中,副作用 は2
例 (33.3%)に 認 め られ,副 作用 の種類は腹 痛及 び肝機能検査異
常 であった.
海外 の 臨床試 験 :米 国 にお け る後 天性免 疫 不全 症候群 (エイ
ズ)に伴 う播種性 マイ コバ クテ リウム ・ア ビ ウム コ ンプ レ ック
ス (MAC)症 を対 象 とした臨床試 験では総症例 496例 中,副作用
は 181例 (36.5%)に 認 め られ た .冨 1作 用 の 種 類 は 主 に 嘔 気
(19.6%),嘔 吐 (12.7%),下 痢 (6.7%),腹 痛 (7.3%),味 覚倒
錯 (8.7%)等 416件 であつた.
再審査 終 了時 :製 造販 売後 の使用成績調 査 におい て総症例 59
例 中,副 作用 は 23例 (39.0%)に認 め られ た。その主な ものは
(8.5%)で あ った。
十二指 腸 潰瘍 におけるヘ リコバ クター ・ピロリ感染症
胃潰瘍 ・
(アモ キシシ リン水和物及 び ラ ンソプ ラゾール との併用 の場
肝機能 異常及 び 下痢 が 各 5件
合)
承認時 :国 内で行われ た試験では430例中217例 (50.5%)に ,
外国で行 われ た試験 で は548例中179例(32.7%)に臨床検査値
の異 常を含む副 作用 が認 め られ ている.
再審査終 了時 :製 造販 売後 の使用成績調 査 にお いて総症例
3,491例中318例 (9.1%)に臨床 検査値 の異 常 を含 む副作用 が
認 め られてい る.
(アモ キシシ リ ン水 和物及 び オ メプ ラゾー ル との併用 の 場
合)
承認時 :国 内で行 われ た試験 で は513例 中273例 (532%)に
副作用 が認 め られてい る.[用 法 ・用量変 更時 の製造販 売後
臨床試 験 を含 む ]
再審査終 了時 :製 造販 売後 の 高齢者 に対す る特 定使用成績
調査 にお いて総症例473例 中40例 (8.5%)に 臨床 検査値 の異
常を含 む副作用 が認 め られて い る。
(アモ キシシ リ ン水和物及 び ラベ プ ラゾー ルナ トリウム と
の併用 の場合)
承認 時 :国 内 で行 われ た試 験 では508例 中205例 (404%)に
副作用 が認 め られて い る.
0 ) 重大な副作用
1 ) シ ョ ック , ア ナ フ ィ ラキ シ ー 様 症状 ( 頻度 不 明) : シ
ョ ック , ア ナ フ ィ ラ キ シ ー 様 症 状 ( 呼吸 困 難 ,
痙 攣 , 発 赤 等 ) を お こす こ とが あ るの で , 観 察 を十
分 に行 い , 異 常 が認 め られた場合 には, 投 与 を 中止 し,
適 切 な処 置 を行 うこ と.
2)QT延長,心室頻拍(Torsades de pointesを
含む),心室
細 動 ( 頻度不 明) : Q T 延長, 心 室 頻拍 ( T o r s a d e s d e
含む),心 室細動があらわれることがあるの
pointesを
で ,観 察 を十 分 に行 い ,異 常が認 め られ た場合 には,
投 与 を中止 し,適 切 な処置 を行 うこと な お,QT延 長
「
慎重
等 の心 疾 患 の あ る患者 には特 に 注意 す る こ と〔
投 与」の 項参照〕.
3)劇症肝 炎,肝 機能障害,黄 疸,肝 不全 (頻度不明):劇
GTP,LDH,
症月
干炎 , A S T ( G O T ) , A L T ( G P T ) , γ ‐
Al―
Pの 上昇等 を伴 う肝機能障害,黄 疸,肝 不全 があ ら
われ るこ とがあ るので ,観 察 を十分 に行 い ,異 常が認
め られ た場合 には ,投 与 を中止 し,適 切 な処置 を行 う
こ と.
4)血小 板減 少 ,汎 血 球減 少,溶 血性 貧血 ,自 血球 減 少,
無顆 粒球 症 (頻度 不明):血 小板 減少 ,汎 血 球減少 ,溶
血性 貧 血 ,自 血球減少 ,無 顆粒 球症 があ らわれ るこ と
が あ るの で ,定 期 的 に検査 を行 うな ど観 察 を十分 に行
い ,異 常 が認 め られ た場合 には,投 与 を中止 し,適 切
な処 置 を行 うこ と.
」ohnson症候 群),中 毒性
5)皮膚粘 膜 眼 症候 群 (Stevens―
表 皮壊死融解症 (Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)
(頻度不 明):皮 膚 粘膜 眼症候群 (Stevens―
J OhnsOn症候
群 ),中 毒 性 表 皮 壊 死 融 解 症 (Toxic Epidermal
Necrolysis:TEN)が あ らわれ る こ とが あ るので ,観
察 を十分 に行 い ,異 常 が認 め られ た場合 には,投 与 を
中止 し,副 腎皮質 ホル モ ン剤 の投 与等 の適切 な処置 を
行 うこ と.
6)PIE症 候 群 ・
間質性肺炎 (頻度不 明):発 熱 ,咳 嗽 ,呼
吸 困難 ,胸 部 X線 異 常,好 酸 球増 多等 を伴 うPIE症
候群 ・
間質性肺炎 があ らわれ る こ とがあ るので,こ の よ
うな症状 があ らわれ た場合 には,投 与 を中止 し,副 腎
皮質 ホル モ ン斉1の投 与等 の適切 な処置 を行 うこ と.
7)偽膜 性大腸 炎,出 血性 大腸 炎 (頻度不明):偽 膜性 大腸
炎 ,出 血性 大腸炎等 の重篤 な大腸炎 があ らわれ ること
があ るので,腹 痛 ,頻 回 の下痢 があ らわれた場合 には,
投 与 を中止 し,適 切な処置 を行 うこと.
8)横紋 筋融解症 (頻度 不 明):筋 肉痛 ,脱 力感 ,CK(CPK)
上 昇,血 中及 び尿 中 ミオ グ ロ ビン上 昇 を特徴 とす る横
紋 筋融解 症 があ らわれ るこ とがあ るので ,観 察 を十分
に行 い ,異 常 が認 め られ た場 合 には,投 与 を中止 し,
適切 な処 置 を行 うとともに,横 紋 筋融解症 に よる急性
腎不全 の発症 に注意す るこ と.
9)痙攣 (頻度不明):痙 攣 (3会
直間代性 , ミオ ク ロヌス,意
識消失発 作等)が あ らわれ るこ とがあるので,観 察 を十
分 に行 い ,異 常が認 め られ た場合 には,投 与 を中止 し,
適切 な処置 を行 うこ と.
10)急性 腎不 全,尿細 管間質性腎炎 (頻度不明):急性 腎不全,
尿細管 間質性 腎炎 が あ らわれ る こ とが あるので ,観 察 を
十分 に行 い ,乏 尿 等 の症状や血 中 ク レアチ ニ ン値 上昇等
の 腎機能低 下所見 が認 め られ た場合 には,投 与 を中止 し,
適切 な処置 を行 うこ と.
11)ア レルギー 性紫斑病 (頻度不明):ア レル ギー性紫斑病 が
あ らわれ るこ とがあ るので ,観 察 を十分 に行 い ,異 常が
認 め られ た場合 には,投 与 を中止 し,適 切 な処置 を行 う
こ と.
_2■28-
12)薬剤性過敏症症候群 。(頻度不 明):初 期症状 と して発疹 ,
発熱 がみ られ,さ らに肝機 能障害, リ ンパ節腫 脹,自 血
球増加 ,好 酸球増多,異 型 リンパ球 出現等 を伴 う遅発性
の重篤 な過敏症 状 があ らわれ る こ とが あるので ,観 察 を
十分 に行 い ,こ の よ うな症状 が あ らわれ た場合 には,投
与 を中止 し,適 切 な処置 を行 うこ と.投 与 中止 後 も発疹 ,
発 熱 ,肝 機 能障害等 の症状 が 再燃 あるいは遷延化す るこ
とが あるので 注意す ること.
(2)その他 の副作用
以下 の よ うな副作用 があ らわれた場合に は,症 状 に応 じて ,
適切 な処置 を行 うこ と.
01∼ 5%未 満
過敏症
01%未 満
発疹 注)
頻度不明
そ う痒感
めまい
頭痛
不眠
精神神経系
幻覚 濁
失見 当識濁
意識障害Ytl
せん妄澄
躁病 ロ
眠気
振戦 濁
しびれ (感)2Ll
01∼ 5%未 満
味覚異常
(にがみ等)
感覚器
,肖化暑
=
0.1%未 満
嘔気
嘔吐
胃部不快感
食欲不振
軟便
国内炎
舌炎
舌変色
腹部膨満感
腹痛
下痢
血液
好酸球増多
肝臓
AST(GOT)上
昇
ALT(GPT)上
昇
頻 度不明
耳 鳴
注)
聴力低下r L l
嗅覚異常注)
口腔 内び らん注)
胸や け
回渇
歯牙変色注)
γ―GTP上 昇
LDH上 昇
AI P上 昇
筋肉痛2Ll
防 ・骨格
その他
俗怠感
浮腫
カ ンジダ症濁
動悸 濁
発熱
CK(CPK)上 昇fl
脱毛
頻尿
低血糖 洵
注) あ らわれた場合には投与を中止すること。
天性免疫不全症候群 ( エイズ) に伴 う播種性マイ コパ クテ
(3)後
リウム ・アビウム コンプレックス ( M A C ) 症
を対象 と した試験
で認 め ら
5%以 上
晴神神経系
1 ∼5 % 未 満
不眠症
0.1∼ 1%未 満
頭痛
めま い
馳
神経過敏症
感覚異常
痙攣
魏
幻覚
運動過多
躁病反応
偏執反応
末梢神経炎
精神病
5%以 上
感覚器
皮膚
)肖
化器
1∼5%未 満
下痢
,肖化2=
悪心
食欲不振
腹痛
嘔吐
逆流性食道炎
鼓腸放屁
消化不良
便秘
お くび
肝機能異常
GTP上昇
γ―
Al P上昇
急性腎不全
腎機能障害
生殖器
…
滅
口渇
好 中球減少
好酸球増多
肝臓 注0
AST(GOT)上
その他
Blllq上
昇
クレアチニン上昇
異
筐カンジダ症
無力症
ア ミラーゼ上昇
カ ンジダ症
螺
高尿酸血症
疼痛
低カ リウム血症 しゃつくり
徐脈
発熱
胸痛
さむ け
酵素上昇
高脂血症
トリグリセ リド
頻度は承認時の国内臨床試験及び製造販売後の使用成績調査
の合算に基 づいている.
注)米 国の臨床試験でのみ認められた副作用は頻度不明 とし
て記載 した。
(4)ヘリコバ ク タ ー ・ピ ロ リ感 染症 に対す る除菌療 法 (3剤 併
用)で認め られた副作用
5%以 上
1∼5%未 満
発疹
貧血
白血球増多
血小板減少
Al‐
P上昇
ビリル ビン上昇
昇
尿糖 陽性
尿蛋 白陽性
トリグリセ リド 尿酸上昇
上昇
倦怠感
総 コ レステ ロー 熱感
ル上昇 ・減少
動悸
発熱
QT延 長
カ ンジ ダ症
筋肉痛
関節痛
その他
精神神経系
血液注a
LDH■ _昇
GTP■ :詳
γ―
AST(∞T)上 昇
ALT(GPT)上 昇
胆汁 うつ滞性黄
窃 ・骨格
D
過敏症注
嘔吐
痔核
食欲 不振
昇
ALT(GPT)上
疸
腋
ビ リル ビン上昇
腎臓
1%未 満
口渇
悪心
舌炎
胃食道逆流
胸や け
十 二指腸炎
食道炎
白血球減少
貧血
再生不良性貧血
好中球減少
骨髄機能不全
血液
1∼5%未 満
腹痛
腹部膨満感
国内炎
便秘
舌炎
舌変色
肝臓
下痢 (155%)
軟便 (13.5%)
味覚異常
そ う痒撼
斑状丘疹状皮疹
ざ療
帯状疱疹
紫斑皮疹
光線過敏性反応
発汗
発疹
5%以 上
0.1∼1%未 満
味覚倒錯
靭
耳鳴
味覚喪失
結膜炎
味覚減退
1%未 満
そ う痒
頭痛
しびれ感
めま い
眠気
不眠
うつ 状態
-1′
F「
浮腫
血圧 上昇
霧視
表 中 の副 作 月は 胃潰 瘍 ・十
指 腸 潰 瘍 にお け る除菌 療 法 ( 3 剤
併用 :プ ロ トンポンプインヒビターが ランソプ ラゾール,オ メ
プラゾール ,ラ ベ プラゾールナ トリウムの場合)の承認時の国
内臨床試験成績 (アモキシシ リン水和物及びオメプラゾール と
の併用 の場合 の用法 ・用量変更時 の製造販売後臨床試験 を含
む)に基づいてい る.
注1)こ のような場合には投与を中止すること
注2)観 察を十分に行い,異 常が認められた場合には投与を中止する
などの適切な処置を行 うこと
5高 齢者 へ の投与
一般 に高齢者 では ,生 理機能が低 下 してお り,高 い血 中濃
薬
度 が持 続す るおそれがあ るので ,慎 重 に投与す るこ と(「
物動態」の項 参照).
6.妊婦,産 婦 ,授 乳婦等 へ の投与
(1)動物実験 で,母動物 に毒性が あ らわれ る高用量 において,
胎児毒性 (心血管系 の異常, 日蓋裂 ,発 育遅延等)が報告
され てい るので ,妊 婦又は妊娠 してい る可能性 のある婦
人には,治 療上 の有益性 が危 険性 を上回 ると判断 され る
場合 にのみ投与す ること。
なお,国 外 にお ける試 験で次 の よ うな報告 があ る.SD
系 ラ ッ ト(15∼150mg/kg/日)及 び CD l系 マ ウス(15∼
1,000mg/kg/日)にお いて ,そ れぞれ母動物 に毒性 があ ら
われ る最高用量でラ ッ ト胎児 に心血 管系異常な らびに
マ ウス胎児 に 口蓋 裂 が認 め られ た 。 また,サ ル (35∼
70mg/kg/日)にお いて ,母 動 物 に毒性 が あ らわれ る
70mg/kg/日で 9例 中 1例 に低 体重 の胎児 がみ られ たが ,
外表 ,内 臓 ,骨 格 には異 常 は認 め られ なか つ た 。
また,ラ ッ トにクラリスロマイシン(160mg/kg/日
) ,ラ ンソプ
ラゾール (50mg/kg/日)及び アモキシシ リン水和物
(500mg/kg /日)を 併用投与 した試 験 にお い て ,母 動物
での毒性 の増強 とともに胎児 の発育抑制 の増強 が認 め ら
れて い る.
さ らに 、 ラ ッ トに ク ラ リス ロマ イ シ ン (50mg/kg/
日以 上 ),ラ ベ プ ラ ゾー ル ナ トリウム (25mg/kg/日)
及び アモ キ シ シ リン水 和物 (400mg/kg/日以 上 )を 4週
間併用投与 した試験で,雌 で 栄養状態 の悪化 が認 め られ
てい る。
7小 児等 へ の 投与
低 出生体 重児 及 び新 生児 に対す る安全性 は確 立 してい な
い (使用経験 がない).
3.適 用上の注意
(1)レジオネ ラ肺炎 の治療 において単独で使 用す ることが望
ま しいが ,患 者 の症状 に応 じて併用が必要 な場合 には以
下 の報告 を参考 に併用す る薬剤 の特徴 を考慮 し選択す る
こと.
1)中等症以 上の患者 に リフ ァ ン ピシン と併用 し有 効 との
報告 がある.
2)ノ
″ッ″′
ο抗菌 力 の検討 にお いて ,本 剤 と レボ フ ロ キサ
シ ン又 はシプ ロフ ロキサ シ ン との併用 効果 (相乗 ない
し相加 作用)が 認 め られ た との報告 が ある.
(2)投与時 :健常人 で の薬物動態試験 で天然 ケイ酸 アル ミニ
ウム と併用 した場合,本剤 の吸収 が低下す る との報告があ
る
ー トか ら取 り出 し
(3)薬剤交付時 :PTP包 装 の薬剤 は PTPシ
ー
トの誤飲 によ り,
て服用す るよ う指導す ること.〔PTPシ
硬 い鋭 角部 が食道粘 膜 へ刺入 し,更 には穿孔 をお こ して
縦隔洞炎等 の重篤 な合併症 を併発す る こ とが報告 されて
い る。〕
9そ の他 の注意
(1)ラッ トに アモ キシ シ リン水和物 (2,000mg/kg/日)と ラ
ン ソプ ラ ゾー ル (15mg/kg/日以 上)の 4週 間併用経 口投
与 した 試 験 ,及 び イ ヌ に ア モ キ シ シ リ ン 水 和 物
ー
(500mg/kg/日),ラ ン ソプ ラ ゾ ル (100mg/kg/日),ク
ラ リ ス ロマ イ シ ン (25mg/kg/日)の 4週 間併 用経 甲投
与 した試験 で ,ア モ キシシ リン水 和物 を単独 あ るい は併
用投 与 した動物 に結 晶尿 が認 め られ て い るが,結晶は ア
モ キシシ リン水 和物 がおF尿後 に析 出 した ものであ り,体
内で析 出 した ものではない こ とが確認 されて い る.
(2)ヘリコパ クター ・ピロリの除菌判定上の注意 :ラ ン ソプ
ー
ラ ゾー ル 等 の プ ロ トンポ ンプ イ ン ヒ ビ タ や アモ キシ
シ リン水 和物,ク ラ リス ロマ イ シン等 の抗 生物質 の服用
中や投与終了直後 では,BC―尿素呼気 試 験 の判 定結果 が
偽陰性 にな る可能性 があるた め,BC―尿 素呼気試 験 に よ
る除菌 判定 を行 う場合 には,こ れ らの薬 剤 の投 与終了後
4週 以降 の時点で実施す ることが望ま しい.
■薬 物 動 態 *
成人 (n=8) バ オアッセ
イ
イ法
400mg
め に(n=6)
400mg, ア
モキシシリ
ン水和物,
ランソプラ
ゾール併用
時注1)
(n=12)
成メ、
モ
生
001ng,ア
キシシリン
水和物,
オメプラゾー
ノ
И井用F芦"
Tmax
(hr)
898
2030
2.24
HPLC
1036
未 変化 体
HPLC
代謝物
802
HPLC
未変化体
HPLC
代 謝物
AUC
hr/mLl
(μg・
10.22
081
ー
注 1 ) ア モ キシ シ リン水 和物 1 , 0 0 0 m g , ラン ソプ ラ ゾ ル 3 0 m g
注2 ) ア モ キシシ リン水和 物 1 , 0 0 0 m g , オメ プ ラゾ ー ル 2 0 m g
アモ キ シシ リン水和物 ,ラ ベ プ ラゾールナ トリウム と併
用 して400mg(力 価 )を 1日2回 7日 間 (計 12回 )反 復 経 口
ー ー
投 与 した とき の 平均血 中濃度及び各パ ラメ タ の値は
であつた.
のよ
う
以下
測定法
成人(EM圧ヽ
F15)
400mg, ア
モキシシ リ
ン地
ラ
ベ プ ラゾ
ー
ールリ トリ
ウム併用時
成人0「 ヽ
n4)
400mg, ア
モキシシリ
ン水和物,
ラベプラゾ
ールナ トリ
ウム併用時
HPLC
未 変化 体
HPLC
代謝物
Cm籠
Tn鮮
μg / m L
(hr)
酔;
AUC。 12
hr/mL)
( μg ・
233
17.50
082
7.65
HPLC
1403
未 変化 体
HPLC
代謝 物
注 1)肝 代訪f酵素チトクローム P4502C19遺 伝 子
ntl
EM:extensive metabolizer
PM:poOr metabolizer
注 2)アモキシシリン水和物 750mg,ラベプラゾールナ トリウム20mg
健 康成人 に200mg(力 価)を空腹時 に単回経 口投 与 し,高
速 液 体 ク ロマ トグラフ (HPLC)法で測 定 した とこ ろ,血
清 中 には未 変化体及び活性代謝物 の14位水酸化体 がほぼ
同量存在 し, そ の合算値 はバ イオア ッセ イ法で測定 した
濃度 とほぼ一 致 した。.
Cnax
(μg/mL)
124
1"
o96
1.48
3
“ Z ∞ ︲
202
2.15
255
354
>
r
Lh
<
腎機能障害 の程度
(CcrimL/min)
r
‰>
h
<
鬱)腎機 能障害者
腎機 能 障害者 に200m g(力価 )を空腹 時 単 回経 口投 与 し,
バ イ オア ッセイ法で測定 した ところ,腎 機 能 の低 下 に伴
の 上 昇 ,T1/2の延 長及 び へUCの 増加 が認 め られ
ってCn8メ
ため.
r
c ” r
c r
c
C C C C
_て130-
Cm麒
μg/mL
l n = 8 ) バ オアッセイ
威ひ、
イ
法
200mg
・一
・
一
i 一
マ一
一
一
。
1血 中濃度
(1)健康成 人
健康成 人 に 200mg,400mg(力価)を 空腹 時 単回経 口投 与
した時 の血 清 中濃度及 び各 パ ラメー ター の値 は,以 下 の
とお りで あ つた。なお,食 事 に よる影 響 はほ とん ど認 め
られ なか つた め.
ー
また,ア モ キシシ リン水和物,ラ ン ソプ ラ ゾ ル 又 はオ メ
プ ラゾー ル と併用 して 400mg(力価 )を空 腹 時 単回経 口投
ー ー
与 した 時 の 平 均 血 中濃 度及 び 各 パ ラメ タ の 値 は以
下の とお りであつた 。
測定法
/ r
︲
h
T <
(2)ヒト母平L中へ移行す ることが報告 され てい るので ,授 乳
中の婦人 には,本 剤 投与 中は授乳 を避 け させ るこ と.
なお,動 物実験 (ラッ ト)の 平L汁中濃度 は ,血 中濃度 の約
2.5倍 で推移 した.
AUC
(p e.hr,/ml-)
8.89
2169
1873
38 89
Cmax
Tmax
(hr)
( μg / m L )
高齢者200mg
2
/
︲0
T
(3)高齢者
重篤 な基礎疾 患 のない 66∼82歳 (平均 72.2歳 )の女性 3名
に 200mg(力価 )を空腹 時単回経 口投与 し,バ イオア ッセ
イ法で測定 した ところ,健 康成人 と比 べ ,Tmax,T1/2はほ
゛
ぼ同様 であつたが ,Cmax,AUCは
明 らかに高か つた .
AUC
( pg.hr/mL)
372
1920
2組 織内移行
健康成人 にお け る唾液 つ,及 び 患者 にお け る喀 痰 0,気
管支分泌物 9等 へ の 移 行 をバ イ オ ア ッセ イ法 に て測 定 し
た ところ,良好 で ,血清 中濃度 と同等又はそれ以上の濃度 を
示 した.ま た ,皮 膚 Ю),扁 桃,上 顎洞粘膜 0等 の組織 中濃
度 はほ とん どの例 で血 清 中濃度 を大き く上回 つた。
2).
なお,ヒ ト血清 蛋 白結合率 は 42∼50%で あった
3代 謝 ・排泄
ヒ ト肝 ミク ロ ソー ム を用 いたカ ガι
慮 験 において,本 剤
は主 としてCYP3A4で代謝 され ることが報告 され てい るB).
また,CYP3A4に 対す る阻害作用 を有す る141.
健康成人 に200mg(力 価)を空腹 時に単回経 口投与 し,バ イ
オ ア ッセ イ法 で測定 した ところ,投 与後24時間 までに投 与
量 の3813%が 尿 中へ排泄 されため.
尿 中には主に未 変化体及 び活性 代謝物 の14位水酸化体が認
め られ た゛.
■臨 床 成 績 *
二 重 盲検 比 較試 験 を含 む臨床 試 験 での成 績 は次 の とお りで
あ る.
また,肺 炎詢,慢 性呼吸器病変 の二次感染 0,扁 桃炎 0,中 耳炎
0,皮 膚科領域感 染症 191,歯科 口腔 外科領域感染症2のを対象 と
した二重盲検 比較 試験 にお いて,本 剤 の有用性 が認 め られ て
い る.
疾
患
名
有効率(%)
')
ホ
『
』
量
12諸
][;[曇
暑
懺
篇
(ラ
皮膚科領域感 染症
76.7(355/463)
蝙,錮
附鋒
』
片
〔
81.9(749/914)
尿道炎
87.0(314/361)
子官頸管炎
84.6(121/143)
耳鼻科領域感染症 (中耳炎,副 鼻腔炎)
668(155/232)
歯科 日腔外科領域感染症
(歯周組織炎,歯 冠周囲炎,顎 炎)
830(254/306)
呼吸器感染症
その他の感染症
(肛門周囲膿瘍,感 染性腸炎)
100(9/9)
後天性免疫不全症候群 (エイズ)に伴 う播種性マイ コバ クテ リ
ア ビウム コ ンプ レックス(MAC)症に対す る二重盲検比
ウム ・
較試験を含む臨床試験において,本 剤 の有用性 が認められて
い る.成 人を対象 とした試験成績 は次の とお りである.
疾
患
名
有効率 (%)
後天性免疫 不全症候 群 (エイ ズ)に
日ラ
ト 500(2/4)
ア
伴 う播種性 マ イ コバ クテ リウム ・
77.0(114/148)
米国
ビ ウムコンプ レ ック ス(MAC)症
十 二指腸 潰瘍 にお けるヘ リコバ クター ・ピロ リ感染症
胃潰瘍 ・
に対す る二重盲 検 比較試 験,オ ー プン試 験 での本剤 の試験成
績 は次 の とお りで ある.
-1島1「
名
疾 患
・
二
胃潰瘍 十 指腸潰瘍におけるヘ リコバ ク
ター ・ピロ リ感染症 (除菌率)
2つ
(ランソプ ラゾール との併用の場合)a∼
詢
)
胃潰瘍 :400mg投 与
800mg投 与″)
十二指腸潰瘍 :400mg投 与 口)
800mg投与渤
(米国 :14日間投与)瀬)
(米国 :10日間投与)L31
(英国 :7日 間投与)漁〉
胃潰瘍 。十二指腸潰瘍におけるヘ リコバ ク
ター ・ピロリ感染症 (除菌率)
(オメプラゾール との併用 の場合)3 al
・
胃 。十二指腸潰瘍 :800mg投与注
注
400mg投 与 0
800mg投 与瀬)
(海外 :十二指腸潰瘍)渤
(海外 :胃潰瘍)詢)
(ラベ プラゾールナ トリウム との併用 の場
合)
胃潰瘍 :400mg投 与291
800mg投与詢。
●
二
瘍 :400mg投 与 注
十 指jIB潰
。
800mg投与 注
。
胃 十二指腸潰瘍 :
(米国 :10日間投与)諄D
D
(米国 :7日 間投与)瀬
(欧州 :7日 間投与)="
除菌率 (%)
87.5(84/96)
892(83/93)
91.1(82/90)
83.7(82/98)
876(197/225)
83.7(103/123)
904(103/114)
788(89/113)
81.1(116/143)
80.0(116/145)
964(106/110)
79.2(38/48)
87.7(57/65)
89.7(61/68)
83.3“
5/54)
87.8(36/41)
86.0(147/171)
843(140/166)
93.8(61/65)
注 1)ク ラ リス ロマイ シンとして1回200mg(力 価),ア モ キシシ リ
ン水和物 として 1回 750mg(力 価)及 び ラ ン ソプ ラゾ ー ル と
して1回30mgの 3剤 を同時 に 1日 2回 7日 FFD経口投 与
注 2)ク ラ リス ロマイ シン として1回400mg(力 価),ア モ キシシ リ
ン水和物 として1回 750mg(力 価)及 び ラン ソプラ ゾール と
して1回30mgの 3剤 を同時 に 1日2回 7日 間経 日投 与
注 3)十 二指腸潰瘍 におけるヘ リコバ クター ・ピロ リ感染症患者 を
対 象 と した 臨 床 試 験 (ク ラ リス ロ マ イ シ ン と して 1回
500mg(力 価),ア モキシシリン水和物 として1回1,000mg(力価)
及びラ ンソプラゾール として 1回 30mgの 3剤 を同 時 に 1日 2
回経 口投 与)
承認 の効能 ・効果,用 法 ・用量 と異なる [「
効能 ・効果,用
法 ・用量」の項参照]
注 4)十 二指腸潰瘍等におけるヘ リコバ クター ・ピロ リ感染症患者を
対 象 と した 臨 床 試 験 (ク ラ リス ロ マ イ シ ン と して 1回
250mg(力 価),ア モキシシ リン水和物 として1回 1,000mg(カ
価)及び ランソプ ラゾール と して1回30mgの 3剤を同時 に1日
2回経 口投 与)
承認 の効能 ・効果,用 法 ・用量 と異な る [「
効能 ・効果,用
法 ・用量」 の項参照]
注 5)ク ラリス ロマイシンとして1回400mg(力 価),ア モキシシ リン
水和物 と して1回 750mg(力 価)及 びオメプラゾール と して1
回 20mgの 3剤 を同時に1日2回7日間経 口投与
注 6)ク ラリス ロマイシ ン として1回200mg(力 価),ア モキシシ リン
水和物 と して1回750mg(力 価)及びオ メプ ラゾール と して 1
回 20mgの 3剤 を 同 時 に 1日 2回 7日 間経 日投 与 (国内の市販
後臨床試 験)
注 7)ク ラリス ロマイシンとして1回400mg(力 価),ア モキ シシリン
水和物 として1回750mg(力 価 )及びオ メプラゾー ル と して 1
回20mgの 3剤 を同時 に1日2回 7日 間経 口投与 (国内 の 市販後
臨床試 験)
注 8)ク ラリス ロマイ シンと して1回500mg(力価),ア モキシシ リン
水和物 と して 1回 1,000mg(力 価)及 び オ メプ ラゾ ー ル と し
て1回20mgの 3剤 を同時 に 1日2回経 口投与
承認の効能 。効果,用 法 ・用量 と異なる [「
効能 。効果,用 法 ・
用量」の項参照コ
注 9)ク ラリス ロマイ シンとして1回200mg(力 価),ア モキシシ リン
水和物 と して 1回 750mg(力 価)及びラベ プラゾールナ トリウ
ム として1回 10mgの 3剤 を 同 時 に 1日 2回 7日 間経 口投 与
注10)ク ラ リス ロマイ シンとして1回400mg(力 価),ア モキシシ リン
水和物 として1回 750mg(力 価)及 びラベ プラゾールナ トリウ
ム として1回 10mgの 3剤 を 同 時 に1日 2回 7日 間経 口投 与
ー
注11)胃 ・十二指腸潰瘍等におけるヘ リコバクタ ・ピロリ感染症
患者 を対象 とした臨床試験 (クラリス ロマイ シン として1
回500mg
価)及び
(力価),アモキシシリン水和物 として1回1,000mg(力
ラベ プラゾールナ トリウム として1回20mgの3剤を同時に1
日2回経 口投与
効能 ・効果,用 法 ・
承認の効能 ・効果,用 法 ・用量と異なる [「
用量」の参 照]
■薬効薬理 *
1抗 菌作用
29∼
3 0のブ ドウ球菌
0)クラリス ロマイ シンは,グ ラム陽性菌
3 0のモ ラク
29∼
属,レ ンサ球菌属,肺 炎球菌,グ ラム陰性菌
ー
エ
セ ラ(ブランハ メラ)・カタラ リス,イ ンフル ンザ菌,
レジオネ ラ属,カ ンピロバ クター属 な らびにマイ コバ ク
ヽ
テ リウム ・アビウム コンプ レックス(MAC)30,ン、リコバ ク
30の
30,嫌
ー・
コ
ペ プ トス トレプ ト ッカス属
ピロ リ
タ
気性菌
30に
3の
抗菌作用
な らびにクラ ミジア属 ,マイ コプラズマ属
ロ
を示 し,そ の作用は他 のマ ク ライ ド系抗生物質 と同等
ない しはそれ以上である.
υ)クラリスロマイシンのヒ トでの主代謝物14位水酸化体 は,
3の
未変化体 とほぼ同等 の抗菌力 を有す る が,マイ コバ クテ
ア ビウムコンプ レックス (MAC)40及 び ヘ リコバ
リウム ・
クター ・ピロ リ30に対 しては未変化体 より弱い。
2作 用機序
細菌の70Sのリボ ソー ムの50Sサブユニ ッ トと結合 し,蛋 自
4).
合成 を阻害す る
3実 験的感染に対する防御及び治療効果
“.め 下感染 (防御
マ ウスの腹腔 内感染 (防御効果)独∞'認
,皮
に対 し,抗
(治療効果)29.30,3の
吸器感染症
効果)29,32,33,30,呼
菌力 と組織移行性 を反映 した良好な効果 を示す 。
■ 有効 成分 に関す る理 化学 的知 見
n
構 造 式:
( 日局 に準 拠 )
一化
名 名
般 学
号 点 状
略 融 性
: ク ラ リス ロマ イ シン C l a r i t h r o m y c i n
11212,13D-5(3,4,6:(2E3S455E628E10■
Trideoxy-3-dimethylaminO― β―
D Xプ0
methyI
hexopyranosyloxy)3-12,6-dideoxy-3-θ ―
r7bO
heXopyranosyloxy)-11,123-0-methyl―α―
し
dihydroxy-6-methoxy-24Q310,12hexamethyl―
9-oxopentadecan-13-olde(日
局に準拠)
:CAM 分
子 式 :C38H"N013 分 子量 :747.95
5 ) 瀧井 昌 英 ほか : C h e m o t h e r a p y , 3 7 ( 1 ) , 1 5 , 1 9 8 9
6 ) 足立 暁 ほか : C h e m O t h e r a p y , 3 6 ( S - 3 ) , 6 6 0 , 1 9 8 8
7 ) 佐々木次郎 ほか : C h e m O t h e r a p y , 3 6 ( S 3 ) 1 0 5 8 , 1 9 8 8
8 ) 古賀 宏 延 ほか : C h e m O t h e r a p y , 3 6 ( S 3 ) 6 9 8 , 1 9 8 8
9 ) 力富 直 人 ほか : C h e m O t h e r a p y , 3 6 ( S _ 3 ) 7 1 5 , 1 9 8 8
1 0 ) 塙 伸 太郎 ほか : C h e m o t h e r a p y , 3 6 ( s 3 ) 9 5 0 , 1 9 8 8
1 1 ) 宮崎 康 博 , ほ か : C h e m o t h e r a p y , 3 6 ( S - 3 ) 9 2 6 , 1 9 8 8
12)諏言
方t隻
5号 ほか :Chemotherapy,36(S-3),213,1988
13)nki,A,et al.:ulg hbtabい
,1812D,lm a“
1,200
B8,et
al.:Dtt
hetab
Di郷,2191,1∞
14)推
鶏
蕪
15)原 耕 平
16)原 耕 平
17)河村 正 三
18)馬場 駿 吉
19)野原
望
20)佐々木次郎
ほか
ほか
ほか
ほか
ほか
ほか
:Chemotherapy,37(2),200,1989
:ChemOtherapy,37(3),314,1989
:耳 鼻 と臨床 ,35(1),134,1989
:耳 鼻 と臨床 ,35(1),113,1989
i Chemotherapy,37(2),172,1989
s,
:The」apanese Journal of Antibiotに
42(4),983,1989
21)Asaka, M ,et al:HelicobactOer,6(3),254,2001
Ourna1 0f
22)Schwartz, H.,et al : The American 」
Gastroenterol,93(4),584,1998
23)Fennerty, M.,et al:Arch.Intern. Med.,158(15),165,1998
Gut,41(6),735,1997
, e t a:■
2 4 ) M i s i e w i c z ,. 」
2 5 ) L i n d , T . , ∝a l : H e l i c o b a c t e r , 1 ( 3 ) , 1 3 8 , 1 9 9 6
26)Malfertheiner,P ,et al.: Aliment. Pharmacol. Ther.,
13(6),703,1999
27)Kuwayama,H.,et al.: Clin Drug lnvest.,25(5),293,2005
28)Higuchi, K.,et a■: Clin.Drug lnvest.,26(7),403,2006
ほか : C h e m O t h e r a p y , 3 6 ( S 3 ) 1 , 1 9 8 8
ほか : C h e m o t h e r a p y , 3 6 ( S 3 ) 3 5 , 1 9 8 8
ほか :ChemOtherapy,36(S3),591988
ほか :Chemotherapy,36(s3)95,1988
ほか :ChemOtherapy,36(S3)129,1988
al:AntimicrObial agents and
chemotherapy,36(9),1987,1992
ourna1 0f antimicrObial
35)Cederbrant,G.ρ t al.:」
chemOtherapy,34,lo25,1994
36)カ
ロ
藤 直 樹 ほか : C h e m O t h e r a p y , 3 6 ( S _ 3 ) , 7 1 , 1 9 8 8
3 7 ) 吉沢 花 子 ほか : C h e m O t h e r a p y , 3 6 ( S - 3 ) , 1 1 7 , 1 9 8 8
38)洲 山
奇 健 ほ か :ChemOtherapy,36(S-3),111,1988
3 9 ) 長手 尊 俊 ほか : C h e m O t h e r a p y , 3 6 ( S - 3 ) 1 5 6 , 1 9 8 8
2 9 ) 小野 武 夫
3 0 ) 五島瑳智子
31)横 田 健
32)西野 武 志
33)長手 尊 俊
34)Brown,AB,et
40)Cchen,Y.,et al.:Antimicrsbial agents and chemotherapy,
36(10), 2104,1992
│ 1 友人 ほか : C h e m O t h e r a p y , 3 6 ( S 3 ) 1 2 3 , 1 9 8 8
4 1 ) 懸り
■文 献 請 求 先
アボ ッ ト ジ ャパ ン株 式会社 く す り相 談室
〒108-6303東 京都港 区三 田 3-5-27
フリー ダイヤル 0120-964-930
:220∼ 227℃
:白 色 の結晶性 の粉末 で ,味 は苦 い ア セ トン又
ー
は ク ロロホル ム にやや溶 けやす く,メ タノ ル ,
ー
ー
エ タ ノ ル ( 9 5 ) 又は ジ エ チ ル エ テ ル に溶 け
に くく, 水 にほ とん ど溶 けな い。
■包 装
ョ Abb出
100錠(10錠×10)
500錠 (10錠×50)
一9
クラリシッド錠 200mg
アボット ジヤバ ン 株 式会 社
■主要 文献 *
東 京都 港 区 三 日 3-5…27
:All J職
L Criい は ,lL ttL2Ⅱ
1)飩ntDE,et証
2)厚生労働省 :重 篤副作用疾患別対応 マニュアル 薬剤性過
│
敏症症候群
3)諏訪 俊 男 ほか i Cremotherapy,36(12),921,1988
4)諏 訪 俊 男 ほ か :ChemOtherapy,36(12),933,1988
_■■32-
技 術提 携
大 正 製 薬株 式会 社
添付文書(案)
月 ( 第X 版 効 能 ・効果の追加)
※※2 0 1 X t t X改訂
※2 0 1 1 年8 月 改訂
処方せん医薬品 :注 意―医師等 の
処方せ ん に よ り
使用す る こ と
日本標準商品分類番号
876149
マ クロライ ド系抗生物質製剤
日本薬局方 ク ラ リス ロマイシン錠
イ
ラ冽
クラリスロマイシン錠 200mg「 マ
ClarithromycinTab.ZOOmg"Mylan"
承認番 号 21800AMZ10262
2008年 2月
薬価収載
2006年 7月
販売開始
201X tt X月
効能追カロ
貯 法 :室 温保 存
使用期限 :3年
(容器 に表示の使 用期限内
に使 用す ること)
禁忌( 次の患者には投与 しないこと) 】
【
1 . 本剤に対 して過敏症の既往歴のある患者
ル
2.」
フ
カ
ド
つ
ルσ、
イ
ィ
響
五
ご
麿頚ζ
醇
ど
環
罫
膚
堪
象
露
「
轟
コ
3肝 臓又は腎臓 に障害のある患者で、 ル ヒチンを投与中の患者
3相 互作用」の項参照)
(「
【
組成 ・性状】
スロマイシン錠200mg「マ イラン」
成分 ・含景
( 1 錠 中)
キ シプ ロ ビルセ ルロー ス.ク ロ スホ ビ トン、ホ リ
ソルベ ー ト80、 ステ ア リン酸 カル シウム ・1“
質無
チタン
水 ケ イ酸 , ヒプ ロ メロー ス,酸 (ヒ
※※
製剤の性状
マイラ ン」
クラ リスロマイシン錠 200mg「
4(品は FI色の フ ィルム コー テ イング錠 である。
※※ 効能 ・
【
効果】
1 - 般 感染症
〈
適応菌種〉
本剤に感性 のブ ドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モ ラクセ ラ
レエ ンザ菌、レジオネ ラ属、
( ブランハ メラ) ・カタラー リス、イ ンフア
ペ プ トス トレプ トコッカス属、クラミジア属、
カンピロバ クター属、
マイ コプラズマ属
適応症〉
〈
○表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、 リンパ管 ・リンパ節炎、
慢性膿皮症
○外傷 ・熱傷及び手術創等の二次感染
○肛門周囲膿瘍
○咽頭 ・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸
器病変 の二次感染
○尿道炎
○子宮頸管炎
○感染性腸炎
○中耳炎、日1鼻腔炎
○歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎
2非 結核性抗酸菌症
(適応菌種)
本剤に感性 のマイ コバ クテ リウム属
(適応症〉
マイ コバ クテ リウム ・ア ビウムコンプ レックス (blAC)症
を含む非結
核性抗酸菌症
3ヘ リコ′`クター ・ピロリ感染症
(適応菌種〉
本剤 に感性のヘ リコバ クター もピロ リ
〈
適応症〉
胃潰瘍 ・十二指腸潰瘍、胃融LTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑
病、早期胃癌 に対す る内視鏡的治療後胃におけるヘ リコバ クター ・
ピロ リ感染症、人 リコパ クター ・ピロ リ感染胃炎
※※く効能 ・効 果に関連す る使用上の注意 〉
1進 行期 胃 血LTリ ンパ腫 に対す るヘ リコバ クター ピロ リ除菌 :
治療 の有効性 は確 立 してい ない。
2.特発性血小板減少性紫斑病に対 しては、ガイ ドライ ン等を参照
し、ヘ リコバ クター ・ピロ リ除菌治療が適切 と判断 され る症例
にのみ除菌治療を行 うこと。
:
3.早期 胃癌に対す る内視鏡的治療後胃以外には、ヘ リコバ クタ
― ・ピロ リ除菌治療 による胃癌の発症抑制に対す る有効性は確
立 していない。
:
4.ヘ リコバ クター ・ピロリ感染胃炎に用ぃる際には、ヘ リコバ ク
ター ・ピロ リが陽性 であること及び内視鏡検査によリヘ リコバ
:
:
:
:
:
│
※【
用法 ・用量】
1-般 感染症
価)を 2回
通常、成人にはクラ リスロマイシンとして 1日 400mg(力
に分けて経 口投与す る。なお、年齢、症状により適宜増減する。
2非 結核性抗酸菌症
価)を 2回
通常、成人にはクラ リスロマイシンとして 1日 800mg(力
に分けて経 口投与す る。なお、年齢、症状により適宣増減する。
3.ヘ リコバ クター ・ピロリ感染症
価)、アモ
通常、成人にはクラ リスロマイシンとして 1回 200mg(力
価)及びプ ロ トンポンプイン
キシシ リン水和物 として 1回 750mg(力
ヒビターの3 剤を同時に1 日2 回、7 日間経口投与する。なお、ク
ラ リスロマイ シンは、必要 に応 じて適 宜増 量す るこ とがで きる。た
だ し、1 回 4 0 0 m g ( 力価 ) 1 日 2 回 を上限 とす る。
※く用法 ・用量 に関連す る使 用上の注意〉
1本 剤 の使用 にあた つては、耐性菌 の発 現等 を防 ぐため、原則 と
して感受性 を確認 し、疾病 の治療 上必 要 な最小 限 の期 間 の投与
に とどめること。
2.非結核性抗酸菌症 の肺 マイ コバ クテ リウム ・ア ビ ウム コンプ レ
ックス (MAC)症及 び後 天性免 疫不全症 候群 (エイ ズ)に伴 う播種
1)
性 hIAC症の 治療 に用 い る場合 、国内外 の最新 のガイ ドライ ン
等 を参考 に併用療 法 を行 うこ と。
3非 結核性抗酸菌症 に対す る本剤 の投与期 間は、以 下 を参照す る
こと。
疾患名
]市MAC力鍾
投 与期 間
排菌陰性 を確認 した後、1年 以上の投与継
続 と定期的な検査 を行 うことが望ま しい。
また、再発する可能性があるので治療終了
後においても定期的な検査が必要である。
後天性免疫不全症候 臨床 的 又 は細 菌 学 的 な改 善 が認 め られ た
群 (エイズ)に伴 う播 後 も継続投与す べ きであ る。
種性 阻C 症
4.免疫不全 な ど合併 症 を有 さな い軽症 な い し中等症 の レジ オネ
ラ肺炎 に対 し、1日 400mg分 2投 与す ることに よ り、通常 2∼5
日で症状 は改 善 に向 う。症状 が軽 快 して も投与 は 2∼3週 間継
続 す ることが望 ま しい。 また、 レジオ ネ ラ肺 炎 は再発の頻度 が
高 い感染症 であるた め、特 に免疫低下 の状態 にある患者 な どで
は、治療終了後、更に 2∼3週 間投与 を継続 し症状を観 察する i
-133-
薬剤陥等
: や かに レジオネ ラに有 効 な注射剤 ( キノ ロン系薬剤 な ど) への i
: 変 更が必要 である。
:
: 5 . クラミジア感染症 に対する本剤の投与期間は原則 として 1 4 日 :
・
麒
麟
機序 ・危険因子
カル バマゼ ピン
左 記 薬 剤 の血 中濃 度 上 昇 本剤の CYP3A4に対
に 伴 う作 用 の 増 強 等 の 可 る阻害作用により、左
テオフ ィ リン
ア ミノフィ リン水和 能性 があるので、左 記薬剤 記薬剤 の代謝が阻讐
の血 中濃 度 の 推 移 等 に注 さオ
Lる。
: 間 とし、必要 に応 じて更 に投与期 間 を延長す る。
物
※:6.本 剤 をヘ リコバ クター ・ピロ リ感染症 に用 い る場合、プ ロ トン
コ リンテオ フ ィ リン 意 し、異 常 が認 め られ た場
: ポ ンプイ ン ヒビター は ラ ン ソプ ラゾー ル として 1回 30mg、
オメ
シクロスポ リン
合 には、投与量の調節や 中
: プ ラゾー ル として 1回 20mg、ラベ プ ラ ゾールナ トリウム として
タク ロ リムス水和物 止 等 の 適 切 な処 置 を行 う
ー
こ と。
: 1回 10mg又 はエ ソメプ ラゾ ル として 1回 20mgの いずれ か 1
ア トル バ ス タチ ンカ 左 記 薬 剤 の血 中濃 度 上 昇
ル シ ウム水和物
に 伴 う横 紋 筋融 解 症 が 報
※【
使用上の注意】
シ ンバ ス タチ ン
告 され てい るので 、異常 が
こと
1慎 重投与 (次の患者には慎重に投与する
)
ロバ ス タチ ン (国内 認 め られ た場合 には、投与
(1)他のマクロライ ド系薬剤 に対 して過敏症 の既往歴 のある患者
量 の 調 節 や 中止 等 の適 切
未承認)
4
肝機能障害を悪化 させ ることが ある(「
(2)肝機能障害のある患者 〔
な処置 を行 うこ と。
副作用」の項参照)〕
腎機
能 障 害 の あ る患者 に
3
血 中濃度が上昇す るおそれがある(「
(3)腎機能障害 のある患者 〔
は特 に注意す るこ と。
相互作用」の項参照)〕
コル ヒチ ンの 血 中濃 度 上
コル ヒチ ン
QT延 長、心室頻拍 (Torsades de pointesを
(4)心疾患のある患者 〔
に伴 う中毒症 状 (汎血 球
昇
4副 作用Jの項参照)〕
含む)、心室細動をお こす ことがある (「
減少、肝機能障害 、筋 肉痛 、
へ
の
5高
の
齢者
項参照)
投与」
(5)高齢者 (「
腹痛 、嘔 吐、下痢 、発熱等)
※2重 要な基本的注意
が報告 され てい るので、異
本剤をヘ リコバ クター ・ピロ リ感染症 に用 いる際には、アモキシシ
常が認 め られ た場合 には、
リン水和物及びプ ロ トンポンプイ ンヒビター (ランソプラゾール 、
投 与 量 の調 節 や 中 止 等 の
オメプラゾール 、ラベ プラゾールナ トリウム又はエ ソメプラゾール
適切 な処置 を行 うこと。
マグネシ ウム水和物)の添付文書 に記載 されている禁忌、
慎重投与、
なお 、肝臓又は腎臓 に障害
のあ る患者 で、コル ヒチ ン
重大な副作用等の使用上 の注意 を必ず確認すること。
を投 与 中の患者 には、本剤
3相 互作用
を併用 しないこと。
ー
害作用 を有す る
本剤は、肝代謝酵素チ トクロ ム P450(CYP)3A4阻
ベ ンゾジアゼ ピン系 左 記 薬 剤 の血 中濃 度 上昇
ことから、CYP3A4で代謝 され る薬剤 と併用 したとき、併用薬剤 の
に 伴 う作 用 の 増 強 等 の 可
薬剤
一
代謝 が阻 害 され血中濃度 が上昇する可能性がある。 方、本剤 は
が あるので 、異 常 が認
t謝
され
能性
(CYP3A4
でイ
CYP3Mに よつて代謝 され ることから、cYP3A4を阻害する薬剤 と併
め
た場合には、投与量
る薬剤)
られ
用 したとき、本剤 の代謝 が阻害 され未変化体の血 中濃度 が上昇す る
の 調 節 や 中止 等 の 適 切 な
トリアゾラム
可能性があ り、また、CYP3A4を誘導す る薬剤 と併用 した とき、本
処置 を行 うこと。
ミダ ゾラム等
剤 の代謝 が促進 され未変化体の血 中濃度 が低下す る可能性がある。
ジ ソピラ ミ ド
こと)
(1)併用禁忌 (併用 しない
エ プ レレノ ン
機 序 ・危 険因子
薬剤名 等
臨床症状 ・措置方法
エ レ トリプタ ン臭化
ピモジ ド
QT延 長 、 心 室 性 不 整 脈 本剤 の CYP3A4に 対
水素酸塩
含 す る阻 害 作 用 に よ
オー ラップ
(Torsades de pointesを
カル シ ウム措抗剤
む)等 の心血 管系副作用 が報 り、左記薬剤 の代謝
1ン
t謝 さ力
(CYP3A4 でイ
が阻害 され、それ ら
告 されてい る。
る薬剤)
エル ゴタ ミン(エル ニ 血管攣縮等 の重篤な副作用 の血 中濃度 が上昇す
ニ フェジ ピン
る可能性がある。
タミン酒石酸塩、ジヒ をおこすおそれがある。
ベ ラ パ ミル 塩 酸
ドロエル ゴ タ ミンメ
塩等
カ レ蜘ω 含有製剤
ジエ ノゲ ス ト
ク リアミン
ホスホジエス テ ラー
ジ ヒデル ゴッ ト
ゼ 5阻 害剤
左 記 薬 剤 の ク リア ラ ン ス
タグラ フ ィル
シ ル デ ナ フ ィル
が高度 に減 少 し、そ の作用
ア ドシル カ
クエ ン酸塩
が増 強す るおそれ が ある。
タ ダ ラフ ィル ( シ
ア リス) 等
クマ リン系抗凝血剤
(2)併用注意 (併用 に注意 す る こと)
ワル フ ァ リ ン カ
機序 ・危険因子
臨床症状 ・措置方法
緋
等
リウム等
ジ ゴ キシ ン
嘔気 、嘔吐、不整脈 等 が報 本剤 の 腸 内細 菌 叢
ェ
ン タ ニ ル /フ ェ
フ
ゴ
告 され てい るので 、ジ キ に対 す る影 響 に よ
ン タニル クエ ン酸塩
シ ンの血 中濃度 の推移 、自 り、ジゴキシンの不
イ トラ コナ ゾール 本剤 の未 変化体 の血 中濃 本剤 と左記 薬剤 の
覚 症 状 、 心 電 図等 に注意 活化 が抑 制 され る
HIVプ ロテ ア ー ゼ 阻 度 上 昇 に よる作用 の増 強 CYP3A4に対 す る阻
し、異 常 が認 め られ た場合 か、もしくは P ‐
糖蛋
害作用 に よ り、相互
には、投与量 を調節 す る等 白質 を介 した ジ ゴ
等の可能性がある。
害剤
の適 切 な処置 を行 うこ と。 キ シ ンの 輸 送 が 阻
サ キ ナ ビル メ シ また、イ トラコナ ゾール 、 に代謝 が阻害 され
ル 酸塩
サキナ ビル メシル酸塩、デ る。
害 され る こ とに よ
ラ ビル ジンメシル 酸塩 の
り、その血 中濃度 が
リ トナ ビル 等
上昇す る。
デ ラ ビル ジンメシル 併用にお いては、これ ら薬
酸塩
剤 の血 中濃度 上 昇 に伴 う
スル ホ ニル 尿 素系血 低血糖 (意識 障害 に至 るこ 機 序 は 明確 で は な
作用 の増強等 の可能性 が
とが あ る)が報告 され てい いが 、本剤 との併用
糖降下剤
ある。異常が認め られた場
グ リベ ン ク ラ ミ るので 、異常 が認 め られ た に よ り、左記 薬剤 の
合には、投与量の調節や中
ド等
場合 には、投与を中止 し、 血 中濃 度 が 上 昇 す
止 等 の適切 な処置 を行 う
ブ ドウ糖 の 投 与 等 の適 切 る可能性 が ある。
こと.
こと
な処 置 を行 う
。
-434-
薬剤名等
麻
狂きリミ
・
引罰置L 方 辛ま
機宇 ・危険因子
リファブチ ン
エ トラビ リン
左 記 薬 剤 の血 中濃 度 上 昇 本剤 の CYP3A4に対
に伴 う作 用 の 増 強 等 の 可 す る阻害作用に よ
り、左記薬剤 の代謝
能性 があ る。
また、本剤 の未 変化体の血 が阻害 され る。
中濃度が低下 し、活性代謝 また、左 記薬剤 の
物 の血 中濃度 が上昇 し、本 CYP3A4に対 す る誘
剤 の 作 用 が減 弱す る可 能 導作用 に よ り、本剤
の代謝 が促進 され
性 があ る。
異 常 が認 め られ た 場 合 に る。
は、投与量の調節や中止等
の適切 な処置 を行 うこと。
リファン ピシン
エ フ ァ ビレンツ
ネ ビラピン
本剤 の未 変化体 の血 中濃 左記薬斉1のCYP3A4
度が低下 し、活性代副f物の に対す る誘導作用
血 中濃 度 が上昇す る可能 により、本剤 の代謝
性がある。本剤 の作用が減 が促進 され る。
弱する可能性があるので、
投与量 の調節や 中止等 の
適切な処置を行 うこと。
-135-
を行
こ と。
頻度
頻度不明
種類
過 敏 症 そう痒感、発疹注"
幻覚 注D、 失見 当識 注D、 意識障害 注D、 せ ん妄注D、 躁
0、
精神神経系 病 注D、眠気 、振戦注1)、しびれ (感)注 めま い 、頭痛 、
不眠
感 覚
,肖 化
耳鳴注D 、聴力低下た゛、嗅覚異常注0 、味覚異常 ( にが
み等)
口腔内び らん注1)、
胸や け、日渇、歯牙変色注"、悪心、
暑= 嘔吐、胃部不快感、腹部膨満感、腹痛、下痢、食欲不
振、軟便、国内炎、舌炎、舌変色
器
血
液
好酸球増多
肝
臓
ヽ
ST(GOT)」 ヒ,7、 ALT(CPT)」 ヒ'手、γ ―GTP■ '手、LDH■ ず肇、
ヽ
1-P上 昇
D
筋 ・骨 格 筋肉痛 注
そ の
他
・
浮腫 、カ ンジ ダ症 注1)、動悸 注1)、発熱 、CK(CPK)上昇
。、脱 毛、頻尿、低 血糖 注D、 倦怠感
注 1)あ らわれ た場合 には投 与 を中止す る こと。
(3)後天性免疫 不全症候群 (エイ ズ)に伴 う播種 性 マ イ コバ クテ リウ
ム ・ア ビウム コ ンプ レックス (MAC)症を対象 とした試験 で認め ら
れた副作用
頻度
頻度不明
種類
頭痛、めまい、激越、神経過敏症、感覚異常、痙攣、
精神神経系 妄想、幻覚、運動過多、躁病反応、偏執反応、末梢
神経炎、精神病、不眠症
感 覚 器
味覚倒 錯、難聴 、耳鳴 、味覚喪失 、結膜炎、味覚滅
退
皮
膚
癌痒感、斑状丘疹状皮疹、座療、帯状疱 疹、紫斑皮
疹、光線過敏性反応、発汗、発疹
,肖 化
暑=
鼓腸放屁、消化不良、便秘、お くび、 口渇 、舌炎、
舌変色 、下痢、悪心 、食欲 不振 、腹痛 、嘔吐、逆流
性食道炎
血
液
白血球減少、貧血、再生不良性貧血、好 中球減少、
骨髄機能不全
肝
臓
腎
臓
生 殖 器
筋 ・骨 格
そ の
他
AST(GOT)上昇 、ALT(CPT)上昇、jIE汁うつ滞性黄疸、
肝炎 、 ビ リル ビン上 昇 、肝機能異常、 γ―GTP上 昇、
Al―P」三,1
B U N 上 昇、 ク レアチ ニ ン上昇、急性 腎不全、腎機能
障害
隆カ ンジダ症、子宮頸部上皮異形成
筋 肉痛 、関節痛
無力症 、ア ミラー ゼ上 昇 、カ ンジ ダ症 、疼痛 、 しゃ
っ く り、発熱 、胸痛 、さむ け、酵 素上昇 、高脂血症、
トリグ リセ リ ド上昇 、高尿 酸血症 、低 カ リウム血症 、
徐脈
(4)ヘリコパ クター ・ピロ リ感染症に対する除菌療法 (3剤併用)で認
め られた副作用
頻度
頻度不明
種類
過
敏 症 =2 発疹、そ う痒、
精神神経系
頭痛 、 しびれ感 、めま い 、眠気 、不眠、う つ状態
,肖 化
器
痢秘け
下便や
4副 作用
本剤 は使 用成績調 査 等 の 副作用発現頻度が明確 とな る調 査 を実施
していない。
(1)重大 な副作用 (頻度不明)
1)ショック、アナ フ ィラキ シー様症状 :シ ョック、 アナ フ ィラキ
シー 様症状 (呼吸 困難、痙攣、
発赤等)を起 こす ことが あるの で、
観 察 を十分 に行 い、異常 が認 め られた場 合 には、投 与 を中止 し、
適切 な処置 を行 うこと。
2)OT延 長、心室頻 拍 (Torsades de pointesを
含む)、心室細動 :
QT延 長 、心室 頻拍 (Torsades de pointesを
含む)、 心室細動 が
あ らわれ るこ とがあるので、観 察 を十分 に行い、異 常が認 め ら
れ た場合には、投与 を中止 し、適切な処 置 を行 うこ と。 なお、
1慎 重
QT延 長等 の心 疾患の ある患者 には特に注意す るこ と(「
投与」の項参 照)。
3)劇症肝 炎、肝機 能障害 、黄疸、肝不全 :劇症肝炎 、AST(GOT)、
ALT(GPT)、γ GTP、 LDH、Alfの 上昇等 を伴 う肝機 能障害 、黄
疸 、肝不金 が あ らわれ る ことが あるので、観察 を十分に行 い 、
異 常が認 め られ た場合 には、投 与 を中止 し、適切 な処置 を行 う
こ と。
4)血小板減少、汎血球減少 、溶血性 貧血 、白血球減 少 、無顆粒球
症 :血小板減少 、汎血球減少、溶 血性貧血 、 白血 球減少、無顆
粒 球症 があ らわれ ることがあるので、定期的に検査 を行 うな ど
観 察 を十分 に行 い、異常 が認 め られた場合 には、投 与 を中止 し、
適切 な処置 を行 うこ と。
5)皮膚粘膜眼症候 群 (Stevens―
」ohnson症候 群)、中毒性表皮壊死
膚粘膜眼症候
融解症 (Toxic Epidermal Necrolysis:TEN):皮
。hnson症 候群)、 中毒性 表皮壊死 融解 症 (Toxic
群 (Stevens」
Epidermal Necrolysis:TEN)が
あ らわれ る ことが あ るので、観
察 を十分 に行 い 、異常 が認 め られた場合 には、投 与 を中止 し、
副 腎皮質 ホルモ ン剤 の投与等 の適切な処置 を行 うこと。
6)PIE症 候群 ・間 質性肺 炎 :発熱 、咳嗽、呼吸困難 、胸部 X線 異
常 、好酸球増 多等 を伴 う PIE症 候群 ・間質性肺炎 があ らわれ る
こ とがあるので 、この よ うな症状 があ らわれた場 合 には、投与
を中止 し、副腎皮質 ホル モ ン剤 の投与等 の適切な処置 を行 うこ
と。
7)偽膜性大腸 炎、出血性 大腸炎 :偽1莫
性大腸炎、出血性大腸炎等
の 重篤 な大月
易炎 があ らわれ るこ とがあるので、腹 痛 、頻回 の下
痢 が あ らわれ た場合 には、投与 を中止 し、適切な処置 を行 うこ
と。
8)横紋筋融解症 :筋肉痛 、脱力感 、CK(CPK)上昇、血 中及び尿 中 ミ
オ グ ロビン上 昇 を特徴 とす る横紋筋融 解症 があ らわれ る こ と
が あ るので、観 察 を十分 に行 い、異常が認 め られ た場合 には、
投 与 を中止 し、適切 な処置を行 うとともに、横紋 筋融解症 によ
る急性腎不全 の発症 に注意す ること。
9)痙攣 :痙攣 (3資
直 間代性 、 ミオ ク ロヌス、意識消失発 作等)が あ
らわれ るこ とが あるので 、観 察 を十分 に行い、異 常 が認 め られ
た場合には、投 与 を中止 し、適切 な処置 を行 うこ と。
10)急性腎不全 、尿細管間質性腎炎 :急性腎不全 、尿細管間質性 腎
炎 があ らわれ ることが あるので、観察 を十分に行 い 、乏尿等 の
症 状や 血 中 ク レアチ ニ ン値上昇等 の腎機 能低下所 見が認 め ら
れ た場合 には、投与 を中止 し、適切な処置 を行 うこ と。
11)アレルギー性紫斑病 :アレルギー性紫斑病があらわれ ることが
あるので、観察 を十分に行が、異常が認 め られた場合には、投
与を中止 し、適切な処置を行 うこと。
12)薬剤性過敏症症候群 ":初 期症状 として発疹、発熱がみ られ、
重月
長、白血球増加、好酸球増多、
さらに肝機能障害、 リンパ節月
異型 リンパ球出現等を伴 う遅発性 の重篤 な過敏症状があ らわ
れ ることがあるので、観察を十分 に行い、このよ うな症状があ
らわれた場合 には、投与を中止 し、適切な処置を行 うこと。投
与中止後 も発疹、発熱、肝機能障害等 の症 状 が再燃 あるいは遷
延化することがあるので注意すること。
(2)その他の副作用
下記 のよ うな副作用があ らわれた場合には、症状に応 じて適切な
軟便、味覚異常、腹痛、腹部膨満感、国内炎、
食道炎、 口渇、悪心、舌炎、胃食道逆流、胸
十二指腸炎、嘔吐、痔核、食欲不振
「
頻度
種類
血
液
肝
臓
頻 度不明
注め好中球減少、好酸球増多、貧血、 白血球増多、血ガ
板減少
―
注め A S T ( G O T ) 上昇 、A L T ( G P T ) 上昇 、 L D H 上 昇 、 γ G T P 上
昇 、 A l P 上 昇 、 ビ リル ビン上 昇
尿蛋 白陽性 、ト リグ リセ リ ド上昇 、総 コ レステ ロー
ル上 昇 ・減少 、尿糖陽性 、尿酸 上昇 、倦怠感 、熱感 、
そ の 他
動悸 、発熱 、QT延 長、カ ンジダ症 、浮腫 、血圧 上昇 、
霧視
注 2)こ の よ うな場合 には投与 を中止す るこ と。
注 3)観察 を十分 に行 い 、異常 が認 め られ た場合 には、投与 を中止す
るな どの適切 な処置 を行 うこと。
5高 齢者 へ の 投与
一 に高齢者 では、生理機 能が低 下 してお り、高 い血 中濃度 が持続
般
す るおそれ があるので 、慎重 に投与す ること。
9そ の他 の注意
(1)ラッ トに アモキシシ リン水 和物 (2,000mg/kg/日)と ラ ン ソプ ラゾ
ー ル (15mg/kg/日以上)の 4週 間併用経 口投与 した試験、及びイ ヌ
に ア モ キ シ シ リン水 和 物 (500mg/kg/日)、 ラ ン ソプ ラ ゾ ー ル
(100mg/kg/日)、 クラ リス ロマ イ シ ン (25mg/kg/日)の 4週 間併用
経 口投与 した試験 で、アモ キシシ リン水和物 を単独 あるい は併用
投与 した動物に結 晶尿 が認 め られ てい るが、結晶は アモ キシシ リ
ン水和物 が排尿後 に析 出 した もので あ り、体 内で析 出 した もので
はない こ とが確認 されて い る。
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ある。
2)in vitrO抗 菌力 の検討 にお いて 、本剤 と レボ フ ロキサ シ ン又
は シプ ロフロキサ シ ン との併用 効果 (相乗 な い し相加 作用)が
認 め られ た との報告 があ る。
(2)投与時 :健常人 での薬物動態試験 で天然 ケイ酸 アル ミニ ウム と併
用 した場 合、本剤 の吸収 が低 下す るとの報告 があ る。
反用す
(3)薬剤 交付時 IPTP包 装 の薬剤 は PTPシ ー トか ら取 り出 して月
PTPシ ー トの誤飲 に よ り、硬 い鋭角部 が食
るよ う指導す るこ と 〔
道粘 膜 へ 刺入 し、 さらには穿孔 を起 こ して縦 隔洞 炎等 の 重篤 な
合併症 を併発す る ことが報告 され てい る。〕
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1 等1 1 が確〔
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8適 用上の注意
(1)レジオ ネ ラ肺炎 の 治療 にお いて 単独 で使 用す るこ とが望 ま しい
が、患者 の症状に応 じて併用が必要 な場合 には以下の報告 を参考
に併用す る薬剤 の 特徴 を考慮 し選択 す ること。
1)中等症 以 上の患者 に ソフ ァ ン ピシン と併 用 し有 効 との報告 が
マ イ ラン」と標` 性
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I
7小 児等 へ の投与
低 出生体重児及 び新 生児 に対す る安全性 は確 立 して い ない (使用経
験 がない)。
薬 物 動 態】
【
1 . 生物学的同等性試験
血 漿中 木変 化体 濃度
6妊 婦 、産婦 、授乳婦 等 へ の 投与
※(1)動物実験 で 、母動 物 に毒性 が あ らわれ る高用 量にお いて 、胎児 毒
性 (心血管系 の異常 、日蓋裂 、発育遅延等)が報告 され てい るので 、
妊婦又 は妊娠 して い る可能性 の ある婦人 には、治療上の有益性 が
危険性 を上回る と判断 され る場合 にのみ投与す ること。
なお 、国外 にお け る試験 で次 の よ うな報告 が ある。 SD系 ラ ッ ト
(15∼150mg/kg/日)及 び CD-1系 マ ウス (15∼1,000mg/kg/日)に
お いて 、それぞれ 母動物 に毒性 があ らわれ る最 高用 量で ラ ッ ト胎
児 に心血管系異 常並び に マ ウス胎 児 に 口蓋裂 が認 め られ た。 ま
た、サル (35∼70mg/kg/日)において、母動物 に毒性 があ らわれ る
70mg/kg/日で 9例 中 1例 に低体重 の胎児 がみ られ たが、外表 、内
臓 、骨格 には異常 は認 め られ なか った。
また、 ラ ッ トにクラ リス ロマイ シン (160ng/kg/日)、 ラ ン ソプ ラ
ゾー ル (50mg/kg/日)及び アモ キシシ リン水和物 (500mg/kg/日)を
併用投 与 した試験 において、母動物 での毒性 の増強 とともに胎児
の発育抑制 の増 強 が認 め られ てい る。
さ らに、ラ ッ トに クラ リス ロマ イ シン (50ng/kg/日以上)、ラベ プ
ラ ゾー ル ナ トリウ ム (25mg/kg/日)及 び ア モ キ シ シ リン水 和 物
(400mg/kg/日以上)を 4週 間併用投与 した試験 で、雌で栄養 状態
の悪化 が認 め られ てい る。
(2)ヒ ト母乳 中へ 移行 す るこ とが報告 されてい るので、授予L中の婦 人
には、本剤投与 中は授孝Lを避 け させ るこ と。
なお、動物実験 (ラッ ト)の乳汁 中濃度 は、血 中濃度 の約 25倍 で
推移 した。
(2)ヘリコパ クター ・ピロリの除菌判定上の注意 :ラ ンソプ ラゾール
等 のプロ トンポンプイ ンヒビターやアモキシシ リン水和物、クラ
リスロマイシン等 の抗生物質 の服用 中や投与終了直後では、BC―
尿素呼気試験の判定結果 が偽 陰性 になる可能性があるため、BC―
尿素呼気試験による除菌判定 を行 う場合 には、これ らの薬剤 の投
与終了後 4週 以降の時点で実施す ることが望ま しい。
1lg。
〈
11/:‖
1_)│
(11)
571i±339131)S2ilSS512 11il_l
1.91=3.51
(11lenn tt sd.n=19)
、 の バラ スー タは 、枝漿 ´υ) 選択 、
“t 漿中濃度並び にA U C 、 C n l a 等
つて 異な る可市
マ“
1 枚 ・‖
敗
がある。
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液 の 採用
1 問等 のl l l t条件によ
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2 溶 出挙動
クラ リスロマ f シ カ ら
1 2 0 0凛
‖「マ ィラン」は 日本書姜1 1 方各条に定め
られた クラ : │ スロマ f シ ン錠 2 0 0 Ⅲ
■の 港出I I 格に適 合して いる ニ
1)。
とが確認 されている
【
薬 効 薬 理】
O S : J ボツー」、
の3 0 S サブユニ ッ トと結合し、たん1 . 1 合
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マ イ コ プ ラ ズマ │ 工、ク ラ ミ シ ア l r t iびル
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【
有効成分に関する理化学的知見】
一般名 :「‖た
い クラリスロマィシン(ClaHthroinydn)
訳 ,ヽ lS.5R.ぼ.訳.l(R、
│IR.12S.13R)-5-(3.1.6∼
化学名 :〈
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分子 式 i C 、H , N ( 〕1 1
分子量 : 7 1 7 . 9 5
-436-
【
製 品 に関す るお 問 い 合わ せ 先 】
つきましてもド記にご甜求 ドさい,
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文献に記機の‖J 勾資r l に
構造式 :
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マ イラン製薬株式会社 カ スタマー サポー トセ ンター
〒 105…
0001 東 京打;港区lJtノ
門 5「 日 tilTr 2号
フ リー ダ イヤ │じ:O120:91701
Fax 1 0120-933-S30
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録商標
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性 状 :本 計│は1'!色σ)紺 1ヽ
Fl性の粉 末で、味は苦い。
本品 はアセ トン又は クロロホル`、にやや溶けやす く,メ タ
ノー ル、エ タノー ル(95)又は ジェチルエ ーテルに溶けに く
く、水には ほ とん ど溶けな い。
融 点 :220∼ 227℃
【
取扱 い上の注意】
安定性試験 : 加嗜壼試験 ( 1 0 で、‖! 対j 1ヽ1 ' 7 5 % . 6 ヵ 月) の結 果、 クラ
マ イラン」はi 画
リスロマ イシ ン錠 2 0 0 m g 「
流通 ドにお いて 3
常 の1 1 j 場
年r l 安, L であることが推I ‖さオl たい。
包
【
PTP i00掟
(10艶 X10)50('比
装
】
(10錠×50)
主 要 文 献】
【
1)G」 “til,D.E、
it.Carct l藁
d..175,367
. et al.:Ain_J.ResPir.Cl・
(2007)
: 川疾患りl 対応マニュアメ
レ 率 却l ll・
2 ) μI : l i 労
l J l 有: 1 1 篤静│ ‖
i過
崚1 1 ,
11:候
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3 ) 社 内資卜I ( 1 1 物 学的同等刊i l 式
駐 資料)
1 ) 社 内資料 〈溶出試駒資卜} )
3 ) 第 1 7 記k l l i l 薬lL本
: 方 解 脱1 卜C ―1 1 2 8 ( 廣
川 書市)
6 ) ‖1 内資│ } ( 安 定1 ■
「
1 験資ヤ} )
製造販売元
マ イラ ン 製 薬 株 式 会 社
大阪市中央区本町2 丁目6 番 8 号
-13Ъ ―
* * 2 0 1 3 年 ●月改訂( 第1 0 版)
日本標準商品分類番号 1 876149
* 2 0 1 1 年 8 月 改訂
‖ⅢⅢⅢⅢⅢlllⅢ
ⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢ‖
ⅢⅢⅢⅢⅢⅢ‖ⅢⅢ!llⅢ
ⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢIIIⅢ
ⅢⅢⅢfⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢIll‖
IⅢIllⅢ
ⅢIIIⅢ
lll‖
貯
法
:室温保存
使用期限 :外箱等 に表示 (3年 )
承 認 番 号
21800AMZ10288
薬 価 収 載
販 売 開 始
2006年 7月
2006年 7月
」
こ
惣瑯識畑
ロラリユ■マイ〕 錠200mgり力角
マクロライ ド系抗生物質製剤
効 能 追 加
2 0 1 3 年● 月
よ り使 用 す る こ と)
日本薬局 方 ク ラ リス ロマ イ シン錠
CLARITHROMYGIN
:‖
l l l l l l l l l l l l l : l l l l l l l l l I l l l l l l l l l l l l l l│ ll ll !! 1: !l !: :l ll ll l: :│ :l ll ll ll ll ll ll ll ll :: ││ ││ ││ ││ ││ │l │l │l ll ll ll ll 1l ll ll ‖
lll!lllll:l!││││
**【
【
効能 ,効果】 用法 ・用量】
*
【禁 忌 (次の 患 者 には投 与 しな い こ と)】
2 ピ モ ジ ド、エル ゴタミン含有製剤、タダラフィル
加
輛↓
3.相互作用」
の項参照)
(アドシルカ)を投与中の患者(「
3 肝 臓又は腎臓 に障害のある患者で、コル ヒチ ンを
3.相互作用」の項参照)
投与 中の患者 (「
【
組成 ・性状】
組成
口m
名
クラ リス ロマイ シン錠200mg「タカタ」
成分 ・分量
1錠 中
クラリス ロマイシン200mg(力価)
添 加
乳糖水和物、ク ロスポ ビ ドン、ステア リ
ン酸マグネシウム、ポ ビ ドン、軽質無水
ケイ酸、 ヒプ E l メロー ス、ポ リビニルア
ル コール ( 部分けん化物) 、酸化チタン、
シ ョ糖脂肪酸エステル、ポ リソルベー ト
8 0 、カリ
レナウバ ロウ、パラフィン
2.製
物
剤 の性状
形
ネ,8.6nln
約 0.25g
約 5. l
面 さ
外
側 厚
白色 のフ ィリ
レム ヨー テ ィング錠
面 さ
状
裏 重
性
面 径
クラ リス ロマ イ シン錠200mg「
タカタ」
表 直
名
識別 コー ド
用法 ・用量
効能 ・効果
1 本 剤 に対 して過敏症の既往歴のある患者
mln
TS-636
-139ゐ
一般感染症
適応菌種)
〈
本 剤 に感性 の プ ドウ球
菌 属 、 レンサ球 菌 属、
肺 炎球 菌 tモ ラクセ ラ
(プ ラ ン ハ メ ラ )・ カ
タラ ー リス、 イ ンフル
エ ンザ 菌 、 レジオ ネ ラ
属 、カ ン ピロバ クタ ー
属 、 ペ プ トス トレプ ト
コ ッカ ス属 、 クラ ミジ
ア属 、 マ イ コプ ラズ マ
通 常 、成 人 には ク ラ リス ロマ
イシンと して 1 日 4 0 0 m g ( 力
価)
(2錠 )を 2回 に分 けて経 口
投与す る。
な お、年齢 、症 状 によ り適 宜
増減す る。
属
〈
適応症〉
表在性 皮膚 感 染症 、深
在性 皮膚 感 染 症 、 リン
パ 管 ・リンパ 節 炎 、慢
性 膿皮症 、外 傷 ・熱傷
及 び手術 創等 の二 次感
染 、肛 門周 囲膿瘍 、咽
頭 。喉 頭炎 、 扁桃 炎 、
急性 気管 支 炎 、肺 炎、
肺膿瘍 、慢 性 呼 吸器病
変の 二 次感 染 、尿道 炎、
子 宮頸 管 炎 、感 染 性腸
炎 、 中耳 炎 、 副鼻 腔 炎、
歯周組織 炎 、 歯冠 周 囲
炎、顎炎
通 常、成 人 には ク ラ リス ロマ
イシンと して 1日 800mg(力価)
(4錠 )を 2回 に分 けて経 口投
与す る。
な お、年齢 、症 状 によ り適宜
〈
適応症 〉
マ イ コバ クテ リウム ・ 増減す る。
ア ビウム コ ンプ レ ック
ス (MAC)症 を含 む非結
核性抗酸菌症
2 非 結核性抗 酸菌症
適応 菌種)
〈
本 剤 に感性 の マ イ コバ
クテ リウム属
用法 ・用量
効能 ・効果
3 ヘ リコバ クタ ー ・ピ
ロ リ感染症
く
適応菌種 〉
本 剤 に感 性 の ヘ リコバ
クタ ー ・ピロ リ
な どでは、治療終了後、更 に 2∼ 3週 間投与 を継続
し症状を観察する必要がある。なお、投与期間中 に
症状が悪化 した場合 には、速やかにレジオネラに有
効な注射剤 (キノロン系薬剤な ど)への変更が必要で
ある。
5.ク ラミジア感染症に対する本剤の投与期間は原則
として14日間 とし、必要 に応 じて更 に投与期間を延
長す る。
6 . 本 剤をヘ リコバ クター ・ピロリ感染症に用 いる場
合 、プロ トンポンプインヒビター はランソプラゾー
, レとして 1 回3 0 m g 、
オメプラゾール として 1 回2 0 m g 、
細爾↓
知螂↓
(適応症〉
胃潰瘍 ・十二指腸潰瘍、
胃 MALTリ ン パ 腫 、 特
発 性 血小板 減 少性 紫斑
病 、 早期 胃癌 に対 す る
内視鏡 的治 療 後 胃にお
ける ヘ リ コバ クタ ー ・
ピロ リ感 染症 、 ヘ リコ
バ ク タ ー ・ピロ リ感染
胃炎
通 常、成 人 には クラ リス 回
マ イ シ ン と して 1回 200mg
(力価 )(1錠 )、 ア モ キ シ
シ リ ン 水 和 物 と して 1回
750mg(力 価 )及 び プ ロ トン
ポ ンプ イ ン ヒ ビタ ー の 3剤
を同時 に 1日 2回 、7日 間
経 口投与す る。
な お、 ク ラ リス ロマイ シ ン
は、必 要 に応 じて適宜増 量
することができる。ただ し、
1回 400mg(力価 )(2錠 )1
日 2回 を上 限 とする。
感染症であるため、特 に免疫低下 の状態にある患者
ラベプラゾールナトリウムとレて1回10mg又
はエソ
のいずれか 1剤 を選択
す る。
**
〈
効 能 ・効果 に関連す る使用 上の注意〉
1.進 行期 胃MALTリ ンパ腫 に対す るヘ リコバ クター ・
*
【使 用 上 の 注 意 】
ピ ロ リ除菌治療 の有効性 は確立 して いな い。
2.特
1.慎
発性 血小板減少性紫 斑病 に対 しては、ガ イ ドラ
イ ン等 を参照 し、ヘ リコバ クタ=,ピ
ロ リ除菌治療
ある患者
が適切 と判 断 される症例 にのみ除菌治療 を行 うこと。
(2)肝 機能 障害 のある患者 [肝機能 障害 を悪 化 させ る こ
期 胃癌 に対す る内視鏡的治療後 胃以外 には、ヘ
リコバ クター ・ピ ロ リ除菌治療 によ る 胃癌 の発症抑
3.早
4.副作 用」の項 参照)
とがある。
](「
(3)腎 機能 障害 のあ る患者 [血中濃 度が上昇す るおそれ
知輛↓
制 に対す る有効性 は確立 していな い。
4.ヘ リコパ クター ・ピ ロ リ感染胃炎 に用いる際には、
3.相互 作用」の項 参照)
が ある。
](「
14)心 疾 患 の あ る患 者 [QT延 長 、 心 室 頻 拍 (Torsades
ヘ リコバ クタ ー ・ピ ロ リが陽性 で あ る こと及 び内視
鏡検査 によ リヘ リコバ クター ・ピ ロ リ感染 胃炎で あ
de pdntesを含む)、心室細動 を起 こす ことがある。
4.
](「
副作用」の項参照)
る ことを確認す る こと。
5.高齢者 へ の投 与」の項 参照)
(0 高 齢者 (「
2.重
要 な基本的注意
本 剤 をヘ リコバ クタ ー ・ピロ リ感染症 に用 いる際 には、
アモ キ シシ リン水和物 及びプ ロ トンポ ンプイ ン ヒビタ ー
*
く
用法 ・用量 に関連 する使用 上の注意〉
゛
1.本 剤 の 使用 にあた っては、耐性 菌 の発現等 を防 く
ため、原 則 として感受性 を確認 し、疾病 の治療上必
要な最小限 の期間 の 投与 にとどめ る こと。
2.非
結核 性抗 酸菌症 の肺 マイ コバ クテ リウム ・ア ビ
輩
(ラ ンソプラゾー ル、オ メプラ ゾール 、 ラ ベ プラ ゾ ール
トリウム又 は エ ソメ プラゾ ー ル マ グネ シウム水和物 )
ナ
の添付文書 に記載 され て いる禁 忌、慎重投与、重大な副
ウム コ ンプ レ ックス (MAC)症 及 び後 天性 免疫 不 全
症 候群 (エイ ズ)に伴 う播 種性MAC症 の 治 療 に用 い
る場合 、 国内外 の最 新 のガ イ ドライ ンD等 を参考 に
作用等 の使用上の注意 を必ず確認す ること。
3.相
作用 を有す る ことか ら、CYP3A4で 代謝 され る薬 剤 と併
結核性抗 酸菌症 に対す る本剤 の投与期間は、以
用 した とき、併用 薬剤の代謝 が 阻害 され血 中濃度 が上昇
す る可能性 があ る。一 方 、本 剤 はCYP3A4に よ つて代謝
下 を参照す る こと。
疾患 名
肺 MAC症
互作用
本 剤 は、肝代謝酵 素チ トク ロー ムP450(CYP)3A4阻 害
併用療法 を行 う こと。
3.非
重投与 (次の患者 には慎重 に投与す ること)
(1)他 のマク ロライ ド系薬剤 に対 して過敏症 の既 往 歴の
投与期 間
され る こ とか ら、CYP3A4を 阻害 す る薬 剤 と併用 した と
排 菌 陰性 を確 認 した 後 、1 年
以 上 の 投 与 継 続 と定 期 的 な検
査 を行 うことが望 ましい。 また
再 発 す る可 能 性 が あ るの で 治
療 終 了後 に お いて も定 期 的 な
き、本剤の代謝が阻害 され未変化体 の血 中濃度が上 昇す
る可 能性が あ り、 また 、CYP3A4を 誘導 す る薬 剤 と併用
した とき、本剤の代謝が促進 され未変化体の血 中濃度が
低 下す る可能性がある。
(1)併 用禁忌 (併用 しな いこと)
検査 が必要 で ある。
後 天 性免疫 不 全 症候 臨床 的 又 は細 菌 学 的 な改 善 が
群 (エイズ )に 伴 う播 認 め られた 後 も継 続 投 与 す べ
きで ある。
種性NllAC症
薬 剤名等
臨床症状 ・措置方法
機 序 ・危険 因子
ピモジ ド
オ ー ラ ップ
Q T 延 長 、心室性
不整 脈 (Torsades
de pdntesを
含む)
等の心血管系副作
用が報告 され て い
る。
本 剤 のCYP3A4に
対 する阻害作用 に
よ り、左記薬剤の
代謝が阻害 され 、
それ らの血 中濃度
が上昇す る可能 性
が ある。
4.免 疫不全な ど合併 症 を有 さな い軽症 な い し中等 症
の レジオ ネ ラ肺炎 に対 し、1日 400mg分 2投 与す る
ことによ り、通常 2∼ 5日 で症状 は改善 に向 う。症
状が軽快 して も投与 は 2∼ 3週 間継続す る こ とが望
ま しい。 また、 レジオネ ラ肺炎 は再発 の頻度が高 い
。140-
薬剤名等
臨床症状 ・措置方法
エ ル ゴ タ ミ ン (エ 血管攣縮等の重篤
リレゴタ ミン酒 石酸 な副作用を起 こす
塩 、 ジヒ ドロエル おそれがある。
ゴ タ ミンメシル酸
塩 )含有製剤
ク リアミン、
ジ ヒデル ゴ ッ ト
タグラフィル
ア ドシルカ
機序 ・危 険因子
薬剤名等
コル ヒチ ン
本 剤 のCYP3A4に
対する阻害作用 に
よ り、左記薬剤の
代謝が阻害 され 、
それ らの血 中濃度
が上昇す る可能性
がある。
左記 薬剤の ク リア
ランスが高度 に減
少 し、その作 用が
増強 す るおそれが
ある。
併用注意 (併用 に注 意する こ と)
臨床症状 ・措置方法
機序 ・危険 因子
ジゴキ シン
嘔気、嘔吐、不整脈
等が報告 され てい
るので 、ジ ゴキシ
ン帥 中巖 帷
自覚症状、心電図
等 に注 意 し、異常
が認 め られた場合
には 、投与量 を調
節す る等の適切な
処置を行うこと。
本剤の腸 内細菌叢
に対する影響 によ
り、 ジゴキ シンの
不活化が抑 制 され
るか、も しくはP―
糖蛋 白質を介 した
ジゴキシンの輸送
が阻害 され ること
によ り、その血 中
濃度が上昇す る。
スルホニル尿素系
血糖降下剤
グ リベ ンクラミ
ド等
低 血 糖 (意 識 障害
に至 ることがある)
が報 告 され て いる
ので 、異常が認め
られ た場合 には、
投与 を中止 し、プ
ドウ糖の投与等の
適切 な処置 を行 う
こ と。
機 序は明確 ではな
いが、本剤 との併
用 によ り、左記薬
剤の血 中濃度が上
昇す る可能性があ
る。
カル バマゼ ピン、
テオ フ ィリン、
ア ミノフ ィ リン水
和物、
コ リンテオ フィ リ
ン、
シクロスポ リン、
タク ロ リムス水和
物
左記 薬剤の血 中濃
度上 昇 に伴 う作用
の増 強等の可能性
があ るので 、左記
薬剤 の血中濃度の
推移 等 に注意 し、
異常 が認め られた
場合 には、投与量
の調 節や中止等の
適切 な処置 を行 う
こ と。
本 剤 のCYP3A4に
対す る阻害作用 に
よ り、左記薬剤の
代謝が阻害 される`
薬剤名等
臨床症状 ・措置方法
コル ヒチ ンの血 中
濃度上昇 に伴 う中
毒症 状 (汎 血 球 減
少、肝機能障害、
筋 肉痛、腹痛 、嘔
吐、下痢、発熱等)
が報告 されて いる
ので、異 常 が認 め
られた場合 には、
投与量 の調節 や中
止等の適 切な処置
を行 うこ と。
なお、肝臓又 は腎
臓 に障害のあ る患
者で、 コル ヒチ ン
を投与 中の患者 に
は、本剤 を併用 し
な いこと。
機序 ・危険因子
本 剤 のCYP3A4に
対 する阻害作用 に
よ り、左記薬剤の
代謝が阻害 され る。
ベ ンゾジアゼ ピン 左記薬剤の血 中濃
度上昇 に伴 う作用
系薬剤
CYP3A4で 代 謝 の増強等 の可能性
があるので 、異常
され る薬剤
トリアゾラム、が認 め られた場合
ミダゾラム等 には、投与量の調
ジソ ピラミ ド、
節や 中止等 の適切
エ プ レレノン、
な処置を行 うこと,
エ レ トリプタ ン臭
化水素酸塩 、
カル シウム措抗剤
CYP3A4で 代 謝
され る薬剤
ニ フェジ ピン、
ベ ラパ ミル塩
酸塩等
ジエ ノゲス ト、
ホスホジエステラー
ゼ 5阻 害剤
シル デナフ ィル
クエ ン酸塩 、
タダ ラフィル
シア リス等
クマ リン系抗 凝 血
剤
ワル フ ァリンカ
リウム等
フェンタニル/フ ェ
イ トラ コナゾール、本剤の未変化体 の
H ! V プロテア ーゼ 血 中濃度上昇 によ
る作用の増強等の
阻害剤
サ キ ナ ビル メ 可能性が あ る。
シル酸塩、
また、イ トラ コナ
ゾール、サキ ナ ビ
りトナ ビル等
デ ラ ビル ジ ン メ ル メシル酸塩 、デ
シル酸塩
ラ ビル ジ ンメシル
ア トルバスタチ ン 左記 薬剤の血 中濃
カル シウム水和物、度上 昇 に伴 う横紋
シンバ スタチ ン、 筋融 解症が報告 さ
ロバ ス タチ ン (国 れて いるので 、異
内未承認)
常が認め られ た場
合 には、投与量の
調節 や中止等 の適
切な処置を行 うこ
と。
腎機 能障害の ある
患者 には、特 に注
意す ること。
酸塩の併用 におい
ては、 これ ら薬剤
の血中濃度上昇 に
伴 う作用 の増強等
の可能性が あ る。
異常が認 め られた
場合 には、投 与量
の調節や 中止等の
適切な処置 を行 う
こと。
410
本剤 と左記薬剤の
CYP3A4に 対 す る
阻書作用 によ り、
相互 に代謝が阻害
され る。
薬剤名等
細姉↓
リファプチ ン、
エ トラ ビリン
臨床症状 ・措置方法
機序 ・危 険因子
左記薬剤の血 中濃
度上 昇 に伴 う作用
の増強等 の可能性
があ る。
また、本剤の未変
化体 の血 中濃度が
低下 し、活性代謝
物 の血 中濃度が上
本剤 のCYP3A4に
対する阻害作用 に
よ り、左記薬剤の
代謝が阻害される(
また、左記薬剤の
CYP3A4に 対す る
TEN)が あ らわれ る ことが あ るので 、観 察 を十分
に行 い、異 常が認め られ た場合 には、投与 を 中止
し、副 腎皮質 ホルモ ン剤 の投与等の適切な処 置 を
行 うこと。
PIE症候群 ・間質性肺炎 発 熱、咳嗽、呼吸困難、
胸 部 X線 異 常、好酸球 増 多等 を伴 うP:E症 候 群 ・
間質性肺炎が あ らわれ る ことが あるので、 このよ
うな症状があ らわれた場合 には、投与 を中止 し、
昇 し、本剤の作用 される。
が減弱する可能性
がある。
異常が認め られた
場合 には、投与量
の調節や中止等の
適切な処置を行 う
こと。
副腎皮質ホル モ ン剤の投与等 の適切な処置 を行 う
こと。
偽膜性大腸炎 、出血性大腸炎 偽 膜性大腸炎 、出
血性大腸炎等 の重篤な大腸炎が あ らわれる ことが
あるので、腹痛 、頻回の下痢が あ らわれた場合 に
は、投与 を 中止 し、適切な処置 を行 うこと。
横紋筋融解症 筋 肉痛 、脱力感 、CK(CPK)上 昇、
リファンピシン、 本剤 の未変化体の 左記薬剤のCYP3川
エ ファビレンツ、 血 中濃度が低下 し、に対 する誘 導作用
活性代謝物 の血 中 によ り、本 剤の代
ネ ビラ ピン
血 中及び尿 中 ミオグ ロ ビン上昇 を特徴 とする横紋
筋融解症が あ らわれ る ことがあ るので 、観察 を十
分 に行 い、異 常が認め られ た場合 には、投与 を中
濃度が上昇す る可 謝が促進される。
能性 がある。本剤
の作用が減弱する
可能性があるので、
投与量 の調節や 中
止等 の適切な処置
を行 うこと。
4
冨」
イ
乍月]
止 し、適切な処置 を行 うとともに、横紋筋融解症
による急性腎不全の発症 に注意する こと。
痙攣 痙 攣 (強直 間代性 、 ミオ ク ロヌス、 意 識消
失発 作等 )が あ らわれ る こ とが あ るので 、観 察 を
十分 に行 い、異常が認め られた場合 には、投 与 を
前
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確 となる
回
雪
中止 し、適切な処置 を行 うこと。
急性腎不全、尿細管 間質性腎炎 急 性 腎不全 、尿
細管間質性 腎炎があ らわれ る ことが あ るので 、観
調査を実施 していな い。
察 を十分 に行 い、 乏尿等 の症状や血 中 ク レアチ ニ
0)重 大な副作用 (頻度不明)
ン値上昇等の腎機能低下所見が認め られた場合 には、
ョック、アナ フ ィラキ シー様症状 シ ョック、
アナフ ィラキ シー様症状 (呼吸困難、痙攣 、発赤
1)シ
投与を中止 し、適切な処置 を行 うこと。
ア レル ギ ー性紫斑病 ア レル ギ ー性 紫斑病が あ ら
等)を起 こす ことがあるので、観察 を十分 に行 い、
われ ることが あるので、観察 を十分 に行 い、異常
な処置を行 うこと。
が認 め られた場合 には、投与 を 中止 し、適切 な処
Q丁延長 、心室頻拍 (Torsades de pointesを
含む)、
置 を行 うこと。
心室細動 QT延 長、心室頻拍 (Torsades de pointes
加姉↓
異常が認め られた場合 には、投与を中止 し、適切
薬剤性過敏 症症候群 "初 期症 状 と して発疹 、発
熱 が み られ 、 更 に肝 機 能 障 害 、 リ ンパ 節 腫 脹、
を含む )、心 室細 動 が あ らわれ る こ とが あ るので、
自血 球 増加 、好 酸球 増 多 、異 型 リンパ 球 出現 等
観 察 を十 分 に行 い 、異 常 が認 め られ た場 合 には、
を伴 う遅 発 性 の 重篤 な 過 敏症 状 が あ らわれ る こ
投 与 を 中 止 し、 適 切 な 処 置 を 行 う こ と。 な お、
とが あ るの で 、観 察 を十 分 に行 い、 この よ うな
QT延 長等 の心 疾 患の あ る患者 には、特 に注意 す
症 状 が あ らわ れ た場 合 には 、投 与 を 中止 し、適
1.慎重投与」の項参照)
る こと。 (「
切 な 処置 を行 う こ と。投 与 中 止後 も発 疹 、発 熱 、
劇症肝 炎、肝機能障害、黄 疸 、肝 不全 劇 症肝炎、
AST(GO丁 )、ALT(GPT)、 γ ―GttP、LDH、 Al―Pの
肝 機 能 障害 等 の症 状 が 再 燃 あ る いは遷 延 化 す る
ことがあるので注 意する こと。
上昇等 を伴 う肝機能障害、黄疸 、肝 不全 が あ らわ
(2)そ の他 の副作用
れ ることが あるので 、観察を十分 に行 い、 異常が
以下 のよ うな副作用が あ らわれ た場合 には、症状 に
認め られ た場合 には、投与 を中止 し、適切 な処置
応 じて、適切な処置 を行 うこと。
を行 うこと。
血小板減少 、汎血球減少、溶血性 貧血、 自血球減
少 、無顆粒球症 血 小板減少、汎 血球減少 、溶血
性貧血、 白血球減少、無顆粒球症 が あ らわれ るこ
め まい、頭痛、不眠、幻覚 、失見 当識、意識
障害、せん妄、躁病、眠気、振戦、 しびれ(感)
とがあるので 、定期 的 に検査 を行 うな ど観 察 を十
分 に行 い、異 常が認 め られた場合 には、投 与 を中
味覚異常 ( にがみ等) 、耳鳴、聴力低下 、嗅覚
異常
止 し、適切な処置 を行 うこと。
」
ohnson症 候群)、中毒
皮膚粘膜 眼症候群 (Stevens―
悪心、嘔吐、胃部不快感 、腹部膨満感、腹痛 、
下痢、食欲不振、軟便、 国内炎、舌炎 、舌変色、
口腔 内び らん、胸や け 、 口渇、歯牙変色
性表皮壊 死融解症 (Toズc Ettdemal Necrolyds:
TEN)皮
Ohnson症候群)、
膚粘膜眼症候群 (Stevens司
中毒性表皮壊死融解症 (ToズcE口demJ Necrolysも:
IⅢ
‖
Ⅲ‖
014
頻
肝 臓
度
不
明
AST(GOT)上 昇、ALT(GPT)上 昇 、 γ―GTP上
P上 昇
昇、LDH上 昇、Al―
嗣姉↓
筋 ‐骨
格わ
筋肉痛
その他
倦怠感 、浮腫 、カ ンジダ症 、動 悸 、発熱 、C K
( C P K ) 上昇 、脱毛、頻尿、低血糖
注 1)症 状(異常)が認められた場合には、投与を中止すること。(太字)
注 2)観 察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止す
るなどの適切な処置を行うこと。(太字)
5 . 高 齢 者 へ の投 与
一 に高齢 者 で は、 生 理 機 能 が低下 して お り、高 い血
般
中濃度 が持 続 す るおそ れ が あ る ので 、慎 重 に投 与 す る こ
注)症 状(異常)が認められた場合には、投与を中止すること。(大字)
(3)後 天性 免疫 不 全 症候群 (エイズ )に伴 う播 種性 マ イ
コバ クテ リウム ・ア ビウム コンプ レ ックス (MAC)症
度
不
6.妊
婦 、産 婦 、授 乳婦等 へ の投 与
( 1 ) 動 物 実験 で 、母 動 物 に毒 性 が あ らわ れ る 高 用 量 にお
いて 、胎 児 毒 性 ( 心血 管 系 の 異 常 、 日蓋 裂 、 発 育 遅 延
等 ) が 報 告 され て い る の で 、妊 婦 又 は 妊 娠 して い る可
能 性 の あ る 婦 人 には 、治 療 上 の 有益 性 が 危 険性 を上 回
を対象 と した試験で認め られた副作用
頻
と。
る と判 断 され る場合 に の み投 与 す る こ と。
明
な お、 国外 にお け る試 験 で 次 の よ うな報 告 が あ る。
輛↓
加
感覚器
味覚減退、味覚倒錯、難聴、耳 鳴、味覚喪失、
結膜炎
皮 膚
発疹、癌痒感、斑状丘疹状皮疹、ざ療、帯状
疱疹、紫斑皮疹、光線過敏性反応、発汗
,肖化器
下痢 、悪 心 、食欲 不振、腹痛 、嘔 吐 、逆流性
食道炎、鼓腸放屁 、消化不良、便秘、お くび、
口渇、舌炎、舌変色
血
白血球減 少 、貧血 、再 生不 良性 貧 血 、好 中球
減少、骨髄機能不全
水 和 物 (500mg/kg/日)を 併用 投 与 した 試験 にお いて 、
が認 め られ て いる。
肝 臓
肝 機 能 異常 、 γ―GTP上 昇 、Al―P上 昇 、AST
(GOT)上 昇 、ALT(GPT)上 昇 、胆汁 うっ滞 性
黄疸 、肝 炎、 ビリル ビン上昇
腎 臓
急性 腎不 全 、腎機 能障害 、B U N 上 昇 、 ク レア
チエ ン上 昇
モ キ シシ リン水和物 (400mg/kg/日
以 上 )を 4週 間併用
生殖器
子宮頸部上皮異形成、腟カンジダ症
筋 ・骨
格
筋 肉痛 、関節痛
加輛↓
精神神
経系
不眠症 、 頭 痛 、め まい、激越 、神経 過敏症 、
感覚 異常 、痙攣 、妄想 、幻 覚 、運動 過多 、躁
病反応 、偏執反応 、末梢神経炎 、精神病
細螂↓ 加櫛↓
液
SD系 ラッ ト(15∼150mg/kg/日
)及びCD-1系 マ ウス (15
∼ 1,000mg/kg/日
)にお いて 、それぞれ母 動物 に毒性が
あ らわれ る最高用量 で ラ ッ ト胎児 に心血 管系異常並 び
にマ ウス胎児 に口蓋 裂 が認 め られた。 また、サ ル (35
∼ 70mg/kg/日)に おいて 、母 動物 に毒性 が あ らわれ る
70mg/kg/日で 9例 中 1例 に低体重 の胎児 がみ られたが、
外表 、内臓 、骨格 には 異常 は認め られなか った。
また、ラッ トにクラ リス ロマイ シン(160mg/kg/日
)、
ラ ンソプ ラゾ ー ル (50mg/kg/日)及 び ア モキ シ シ リン
母動物 での毒性 の増強 とともに胎児の発育 抑制 の増強
細如↓ 加螂↓
更 に、 ラ ッ トにク ラ リス ロマ イ シ ン (50mg/kg/日以
上 )、 ラベ プ ラゾー ル ナ トリウム (25mg/kg/日)及び ア
投与 した試験 で、雌 で栄養状態 の悪 化 が認め られて い
る。
(2)ヒ ト母 乳 中 へ 移行 す る こ とが報告 されて い るので 、
加翻↓
授乳 中の婦人 には、本剤 投与 中は授乳 を避 けさせ る こ
他
の .
そ
高脂血症、ト リグ リセ リ ド上昇、高尿酸血症、
低 カ リウム血症 、徐脈 、無 力症 、 ア ミラー ゼ
上昇、カ ンジダ症 、疼痛、 しゃっ くり、発熱、
胸痛 、 さむ け、酵 素上昇
“)ヘ リコパクター ・ピロリ感染症に対する除菌療法 (3
度
なお、動物実験 (ラッ ト)の乳汁 中濃度 は、血 中濃度
の約 2.5倍で推移 した。
7.小 児等 へ の投与
低 出生体重児及び新生児 に対す る安全性 は確 立 して い
な い。 (使用経験 がな い 。
)
剤併用)で認め られた副作用
頻
と。
不
8_適 用上の注意
明
[
過敏症
発疹 、瘤痒
精神神
経系
頭痛 、 しびれ感 、 め まい 、眠 気 、不 眠、 うつ
状態
には、以 下 の報告 を参考 に併用す る薬剤 の特徴 を考慮
1)中 等症以上 の患 者 に リフ ァンピシ ンと併用 し有効
,肖化器
下痢 、軟 便 、味覚 異常 、腹痛 、腹部 膨満 感
国内炎 、便 秘 、食道炎 、 口渇 、悪心 、舌 炎
胃食道逆流、胸やけ、十二指腸炎 、嘔吐、痔核
食欲不振
a
血績
(1)レ ジオネ ラ肺炎 の治療 にお いて単独 で 使用す る こと
が望 ましいが、患者 の症状 に応 じて併用 が必要 な場合
好中球減少、好酸球増多、貧血、自血球増多、
血小板減少
肝 臓
A S T ( G O 丁) 上昇、A L T ( G P 丁) 上昇 、L D H 上 昇
γ―G T P 上 昇 、 A l ―P 上 昇 、 ビ リル ビ ン上 昇
その他
尿 蛋 自陽性 、 トリグ リセ リ ド上 昇、総 コ レス
テ ロー ル 上昇 ・減 少、尿糖 陽性 、尿 酸 上昇 、
倦怠感 、熱感 、動悸 、発熱、 QT延 長 、カ ンジ
ダ症 、浮腫 、血圧 上昇、霧視
-1430
し選択す る こと。
との報 告 が ある。
2)グ πυ
″
rra抗菌 力の検 討 にお いて、本剤 とレボ フ ロキ
サ シン水和物又は シプ ロフ ロキサ シ ンとの併用効果
(相乗な い し相加作 用)が認 め られた との報告 がある。
(2)投 与 時 :健 常人 での薬物動態試験 で天 然ケイ酸 アル
判 定パ ラメー タ
ミニ ウム と併用 した場 合 、本剤 の吸収 が低下す る との
報告が あ る。
(3 薬 剤交付 時 :PTP包 装 の薬剤 は日Pシ ー トか ら取 り
出 して 服 用 す るよ う指 導 す る こと。 [IIPシ ー トの 誤
飲 によ り、硬 い鋭 角部が食道粘膜 へ 刺入 し、更 には穿
hr/正)
AUCt(ng・
21± 12
37± 26
標準製剤
164020 58406±31123
3506112±
(錠剤、200mg)
1.9±1.4
34± 15
(meanttS.D.)
血漿中濃度並びにA U C 、 C m a x 等 のパラメー タは、被験者の選択、
体液 の採取回数 ・時間等 の試験条件によつて異なる可能性がある。
とが報告 されて い る。]
の他 の注意
2. 溶 出挙動 4)
(1)ラ ッ トにア モキ シシ リン水和物 (2,000mg/kg/日)と
ランソプ ラゾ ー ル (15mg/kg/日以 上)の 4週 間併用経 口
本剤 は、 日本薬局方 医薬品各条 に定 め られた ク ラ リス
ロマ イ シ ン錠 の溶 出規格 に適合 して い る ことが確認 され
投 与 した 試 験 、 及 び イ ヌ に ア モ キ シ シ リ ン水 和 物
(500nlg/kg/日
) 、 ランソプ ラゾール (100mg/kg/日)、 ク
ている。
ラ リス ロマ イ シン (25mg/kg/日)の 4週 間併用経 口投 与
【
薬 効 薬 理】
した試験 で、アモ キシシ リン水和物 を単独 ある いは 併
用投与 した動物 に結晶尿 が認め られて い るが、結 晶は
アモキ シシ リン水和物が排尿後 に析 出 した ものであ り、
体 内で 析 出 した ものではな い ことがIIC認されて いる。
(2)ヘ リコバ クタ ー ・ピロ リの除菌判定上 の注意 :ラ ン
ソプ ラゾ ー ル等 の プ ロ トンポ ンプイ ンヒビターや アモ
キ シシ リン水和物 、ク ラ リス ロマ イ シン等 の抗 生物質
の服用 中や投与終 了直後 で は、BC―尿 素呼気試験 の 判
BC―尿 素呼
定 結果 が偽 陰性 にな る可 能性 が あるため、
気試験 による除菌判定 を行 う場合 には、 これ らの薬剤
の投与終 了後 4週 以降 の 時点 で実施す る ことが望 ま し
い
Cmax(ng/mL) tnlax(hr) t1772(hr)
クラリスロマイシン錠
371445±145273 59021±23037
200mg「
タカタ」
子Lを起 こして 縦 隔洞炎等 の重篤な合併症 を併発す る こ
9.そ
参考パ ラメー タ
。
クラリス ロマイ シンは、細菌 の70Sリボ ソー ムの50Sサ
ブユニ ッ トと結合 し、蛋 白合成を阻害する ことによ り、抗
菌作用を発揮する。
ブ ドウ球菌属、 レンサ球菌属な どの好 気性グラム陽性菌、
モ ラクセ ラ(ブランハメラ)・カタラー リス、インフル エ ン
ザ菌、カンピ ロバ クター属な どの一部 のグラム陰性菌、ペ
プ トス トレプ トコ ッカス属、クラミジア属、マイ コプラズ
マ属及びマィコバクテリウム ・アビウムコンプレックス(MAC)
に対する抗菌作用は他のマクロライ ド系抗生物質 と同等以
上であり、良好な組織移行性を反映 して、各種感染症モデ
ルですぐれた防御及び治療効果を示す。ヒトの主代謝物で
ある1 4 位水酸化体は、ブ ドウ球菌属などに対 して未変化体
とほぼ同等の抗菌力を有するが、マイコバクテリウム ・ア
【薬 物 動 態 】
1.生 物学 的 同等性試験 "
本 剤 と標 準 製剤 (錠剤 、200mg)をク ロスオ ー バ ー 法 に
ビウムコンプレックス ( M A C ) に対 しては未変化体 よりも
]]い。
よ り、健 康 成 人男子 24名 にそれぞれ 1錠 [クラ リス ロマ
イ シ ンと して200mg(力価 )]を空腹時 に単 回経 口投 与 し、
投与前、投 与後 0.5、1、 1.5、2、 2.5、3、 4、 6、 8、
12及び24時 間 に前 腕 静脈 か ら採血 した 。LC/MS/MSに
よ り測定 した クラ リス ロマ イ シンの血 漿 中濃度 の推移及
びパ ラメー タは次 の とお りで あ り、統計解析 にて90%信
【
有効成分 に関する理化学的知見】
一 般名
ク ラ リス ロマ イ シ ン[ 日局 ]
Clarithromycin
略
号
化学名
CAM
(2,3S,4S,5R,解
,誡 ,lllR,lR,12S,1駅
(3,4,6-TrideOxy-3-dimethylamino―
頼 区間を求 めた結果 、判定パ ラメー タ の対数値 の平均値
)-5β―D―″夕rO―
hexopyranosy10xy)-3-(2,6-dideoxy-3-C methyl―
の 差 はlogO.8∼logl.25の範 囲 にあ り、 両 剤 の生 物 学 的
′
bO―hexopyranosyloxy)-11,123-0-methyl― cv―
L―″
い0
0
︲
同等性が確 認 され た。
dihydroxy-6-methoxy-2,4,6,8,10,12-hexamethyl―
9-oxopentadecan-13-olide
―
タカタ」
クラリス ロマイシ ン錠200ng「
一。一 標準製剤〈
錠剤、200mg)
200mg(力 価)(n=24)
m e a n ±S . D .
0
3
分子 式
C38H69NO“
分子量
747.95
性 状
自色 の結 晶性 の 粉 末 で 、味 は 苦 い 。
アセ トン又は ク ロロホル ム にやや溶 けやす く、メ
タ ノー ル、 エ タ ノー ル ( 9 5 ) 又は ジエ チル エ ー テル に
溶 け に くく、水 にほ とん ど溶 けな い。
0144…
旋光度 :〔α淵 :-87∼ -97° (脱水物 に換算 した もの025g、
ク ロロホルム、25mL、 100mln)
1220∼ 227℃
融 点
【
取 扱 い上 の 注 意 】
安定性試験 D
最終包装製品を用 いた長期保存試験 ( 室温、3 6 ヵ月) の
結果 、3 年 間安定で ある ことが確認 された。
【
包
装
】
クラ リス ロマ イ シン錠200mg「タカタ」
PTP包 装 :100錠 (10錠 ×10)
500錠 (10錠 ×50)
*
【主 要 文 献 】
GrifFlth,D.E,et al.:Am.J.Respir.Crit.Care Med.,
加輛↓
175 : 367,2007.
厚生労働省 : 重篤副作用疾患別対応 マニュアル 薬 剤
性過 敏症症候群
3)関 野 久邦他 :医 学 と薬学 ,55(4):525,2006.
4)高 田製 薬欄 社 内資料 (溶出性)
5)高 田製薬欄 社 内資料 (安定性)
【
文献請求先】
主要文 献 に記載 の社内資料 につきま して も下記 にご請求下
さい。
高 田製薬株式会社 学 術部
〒3318588さ いた ま市西区宮前町203番地 1
月日言
舌 048(622)2617
FAX 048(623)3065
高田製薬株式会 社
さ い た ま 市 西 区 宮 前 町 2 0 3 番地 1
-1450
* * 2 0 ● 年●月改訂 ( 第1 2 版 , 医 薬品製造販売承認事項 一部変更承認 に基づ く効能 。効果 の項等 の改訂)
* 2 0 1 2 年8 月 改言
T
抗原虫剤
*
日本 薬局方 メ トロニダゾール錠
[J又
朧節om日
摯ヨゴ釧隔遍
16月
11月
1976年 10月
2 0 ●年 ● 月
細菌性腟症
<適 応菌種>
感性のペ プ トス トレプ トコ ッカス属,パ クテ ロイデ
本■llに
ス ・フラジリス, プ レボテラ ・ビビア,モ ビルンカス属,ガ
*
ー ドネラ ・パジナ リス
<適 応症 >
細菌性腟症
ヘ リコパ クター ・ピロリ感染症
く適応菌種 >
本剤に感性のヘ リコバ クター ・ピロ リ
の項参照]
【
組成 ・性状】
組 成
販 売名
フラジー ル 内服錠 250mg
成分 ・含量
(1錠 中)
メ トロニダゾール 250ng
<適 応症 >
胃潰瘍二 十二指腸潰瘍上 胃 MALTリ ンパ腫上 特発性血小板減
少性紫斑病 ・早期 胃癌に対する内視鏡的治療後 胃におけるヘ
リコパク ター ・ピロリ感染症,ヘ リコパクター ・ピロリ感染
コムギデンプン, グ リセ リン, メ チルセル ロー ス, 水 ア
メ, タルク, ス テア リン酸マグネシウム, 自 糖, デ ンプ
ングリコール酸ナ トリウム, ア ラビア ゴム末, ゼ ラチ
ン, 沈 降炭酸カルシ ウム, 安 息香酸ナ トリウム, カ ルナ
ウバ ロウ
6
胃炎
アメーバ 赤痢
7
ランブル鞭毛虫感染症
性状
2
︷
︺爾
0輌
0麺
販 売名
性 状 ・剤形
フラジー ル 内服錠 250ng
‐本剤 をヘ リコバ クター ・ピロ リ感 染症 に用 い る場合
‐1 プ ロ トンポ ンプイ ンヒビター (ラン ソプ ラゾー ル ,オ メプ ラ
‐ ゾ ール
ー
, ラベ プ ラゾールナ トリウム又 はエ ソメプ ラゾ
白色 の 円形 の 糖 衣錠 で,に お いはな く,味 は甘 し
外形
:
重量
約 06g
識別 コー ド
Oi“
‐3 特 発性血 小板減少性紫斑病 に対 して は,ガ イ ドライ ン等 を参
‐ 照 し,ヘ リコバ クター ・ピロ リ除菌治療 が適 切 と判断 され る
・ 症 例に の み除菌 治療 を行 うこと。
トリコモナス症 (腟 トリコモナスによる感染症)
‐
4.早 期 胃癌 に対す る内視鏡的治療後 胃以外 には,ヘ リコバ クタ
: ― ・ピロ リ除菌治療 による胃癌 の発症抑制 に対す る有効性 は
嫌気性菌感染症
く適応菌種 >
本剤に感性 の ペ プ トス トレプ トコッカス属 ,パ クテ ロイデス
属 ,プ レボテラ属,ポ ル フィロモナス属,フ ソバ クテ リウム
属 ,ク ロス トリジウム属 ,ユ ー パ クテ リウム属
<適 応症 >
在性皮膚感染症
○ 外傷 ・熱傷及び手術創 等 の二次感染
髄炎
O肺
炎,肺 膿瘍
_ _ _ 二望二Z ど彗= = 二三二三4 建受亀重塑羮翼逆麦翼≦曇曇二』雲藝彗曇う≦喜こ. 、_ _
1 ト リコモナス症 (腟 トリコモナスに よる感染症)
通常,成 人には メ トロニダゾールと して,1ク ール として,1
回 250mgを 1日 2回 ,10日 間経 口投与す る。
○ 骨盤 内炎症性疾患
2 嫌 気性菌感染症
通常,成 人には メ トロニダゾール と して 1回 500mgを 1日 3
回又は 4回 経 口投与する。
○ 腹1莫炎,腹 腔 内膿瘍
O肝
確 立 して い ない。
15=ヘ リコバ ク タニ ・ピロ リ感染 胃炎 に用 いる場合 は ,ヘ リコバ
: ク ター :ピ ロ リが陽性であ る こ と及 び内視鏡検査 に よ リヘ リ
:
*
用法 ・用量】
【
O深
O骨
モ キシシ リン水和物及び クラ リス ロマ イ シン併用 に
よ る除菌 治療 が不成功だつた患者 に適用す る こと。
:2 進 行期 胃 MALTリ ンパ腫 に対す るヘ リコバ クター ・ピロ リ除
: 菌 治療 の 有効性 は確 立 して い ない。
効能 ・効果】* * ' *
【
1
ル ),ア
[
直径 約 1 0 8 n l m
厚 さ 約 6 0nn
大きさ
2
2008奮
1961年
注 1)注 意 一医師等 の処 方せんに よ り使 用す るこ と
1 既 往に本剤の成分に対する過敏症 を起 こした患者
2 1 図, 脊 髄に器質的疾患のある患者 ( 脳膿瘍の患者を除 く)
[ 中枢神経系症状があ らわれることがある。]
3 妊 娠 3 ヵ 月以内の婦人 ( 有益性が危険性を上回ると判断され
る疾患の場合は除 く) [ 「 妊婦, 産 婦, 授 乳婦等への投与」
添加物
販売 開始
再評 価 結果
効能 追 加
Flagylm
〃 ギ 製薬
禁忌 ( 次の患者には投与しないこと) 】
【
1
22000AMX00878
承
処方せ ん医薬 品 注D
0シ
日本標 準 商 品分
876419
貯 法 : 気密 容器 ・室温保 存
使用期 限 : 外箱等 に表示 ( 使用期 間 5 年 )
膿瘍
01図 1農
瘍
3 感 染性腸炎
通常,成 人には メ トロニダゾール と して 1回 250mgを 1日 4
回又は 1回 500mgを 1日 3回 ,10∼ 14日 間経 口投与する。
感染性腸 炎
<適 応菌種 >
本剤 に感性のク ロス トリジウム ・デ ィフィシル
4 細 菌性腟症
通常,成 人には メ トロニダゾール と して,1回 250mgを 1日
3回 又は 1回 500mgを 1日 2回 7日 間経 口投与す る。
<適 応症 >
感 染性腸 炎 (偽膜性大腸 炎を含む)
-1471-
5
ヘ リコバ クター ・ピ回り感染症
薬剤名等
アモキシシ リン水和物, ク ラ リス ロマイシン及びプロ トンポ
ンプインヒビター併用によるヘ リコパクター ・ピロ リの除菌
治療が不成功の場合
通常, 成 人には メ トロニダゾール として 1 回 2 5 0 m g , ァモキ
シシリン水和物 と して 1 回 7 5 0 m g ( 力価) 及 びプロ トンポン
プインヒビターの 3 剤 を同時に 1 日 2 回 , 7 日 間経 口投与す
る。
アメーバ赤痢
ッチ ゥム
リチ ウムの血中濃度が
上昇 し, ソチウム中毒
があらわれることがあ
る。
等が認 められた場合には投与を中止 し,適 切な処置 を行 う
こと。 [「重要な基本的注意」の項参照]
回 5 ∼7 日 間経 口投与す る。
2)中 枢神経障害 (頻度不明):痙 攣,意 識障害,構 語障害,
錯乱,幻 覚,小 脳失調等 の中枢神経障害があらわれ ること
があるので,異 常が認められた場合には投与を中止 し,適
1 本 剤 の使用にあた つては,耐 性菌 の発現等を防 ぐため,原
則 として感受性を確認 し,疾 病 の治療上必要な最小限の
期間の投与に とどめること。
2 本 剤 をベ リコバ クター ・ピロ リ感染症 に用いる場合,プ ロ
トンポンプイ ンヒビター はランソプラゾール として 1回
切 な処置を行 うこと。 [「慎重投与」及び 「
重要な基本的
注意」の項参照]
3)無 菌性髄膜炎 (頻度不明):項 部硬直,発 熱,頭 痛,悪 心 ・
嘔吐あるいは意識混濁等 を伴 う無菌性髄膜炎があらわれる
ことがあるので,こ のよ うな症状があ らわれた場合 には投
30mg,オメプラゾール として 1回 20mg,ラベ プラゾール
ナ トリウムとして 1回 10mg又はエ ソメプラゾール として
与を中止 し,適 切な処置を行 うこと。
4)中 毒性表皮壊死融 解症 (Toxic Epidermal Necrolysis:
TEN),皮 膚粘膜眼症候群 (Stevens―
」
。hnson症候群)(頻
1回 20mgのいずれか 1剤 を選択する。
*
度不明):中 毒性表皮壊死融解症,皮 膚粘膜眼症候群があ
らわれ ることがあるので ,観 察 を十分に行い,異 常が認め
られた場合には投与を中止 し,適 切な処置を行 うこと。
5)急 性膵炎 (頻度不明):急 性膵炎があらわれ ることがある
ので,腹 痛,背 部痛,悪 心 ・嘔吐,血 清 ア ミラーゼ値 の上
1 慎 重投与 (次の患者 には慎 重に投与す ること)
(1)血 液疾患 の ある患者 [白血球減少,好 中球減少 があ らわれ
ることがある。 ]
(2)脳 膿瘍 の患者 [中枢神経系症状 が あ らわれ ることがあ
る。]
2 重 要 な基本的注意
(1)本 剤 をヘ リコバ クター ・ピロ リ感染症 に用 い る場合 は,プ
ロ トンポ ンプ イ ン ヒ ビター (ランソプ ラゾー ル ,オ メプ ラ
昇等の異常が認められた場合には投与を中止 し,適 切な処
置 を行 うこと。
6)白 血球減少,好 中球減少 (頻度不明):白 血球減少,好 中球
ゾール ,ラ ベ プラゾール ナ トリウム又 はエ ソメプ ラゾー
減少があらわれることがあるので,異 常が認められ た場合
には投与を中止 し,適 切な処置 を行 うこと。 [「慎重投
与」及び 「
重要な基本的注意」 の項参照]
(2)そ の他の副作用
1)ト リコモナス症 (腟トリコモナス による感染症),嫌 気性
菌感染症,感 染性腸炎 ,細 菌性腟症,ア メーバ赤痢,ラ ン
ル )及 びアモ キシシ リン水和物 の添付文書 に記載 され てい
る禁忌,慎 重投与,重 大 な副作用等 の使用上 の注意 を必ず
確認す ること。
(2)白 血球減少 ,好 中球減少 があ らわれ ることが あるので,定
期的 に血液 検査 を実施す るな ど,患 者 の状態 を十分 に観 察
ブル鞭毛虫感染症
す る こ と。
過敏 症
十分 に観 察 し,構 語障害,′ゝ
灘 失調等 の症状 の発現 に十 分
注意す ること。
注
が あるので,特 に 10日 を超 えて本剤 を投与す る場合や 1500
mg/日以上の高用 量投 与時 には,副 作用 の発現 に十 分注意す
舌苔, 食 欲不振, 悪 心, 胃 不快感, 下 痢, 腹 痛, 味 覚異
常
肝臓
A S T ( 0 0 T ) 上昇, A L T ( C P T ) 上 昇, 総 ビリル ビン上昇,
―GTP」三,肇
Al―
PJ三夕
肇, LDH」二夢
肇, γ
生殖器
`を
′ごfda afbica″
s`DtЦヨ
匙
そ の他
暗赤 色尿 ,発 熱
症状があらわれた場合には投与を中止すること。
2) ヘ リコバ クター ・ピロ リ感染症
注1
用 注 意 ( 併用 に 注 意 す る こ と
リ トナ ビル
発疹
消化器
(4)末 梢神経障害,中 枢 神経障害等 の副作用 があ らわれ ること
ること。
3 相 互作用
5%以 上又は頻度不明
種類\頻度
(3)中 枢神経障害が あ らわれ るこ とがあるので ,患 者 の状態 を
アル コール
不明
(1)重 大な副作用
1)末 梢神経障害 (0_1%未満):末 梢神経障害があらわれ るこ
とがあるので,観 察を十分に行 い,四 肢の しびれ,異 常感
なお, 症 状に応 じて 1 回 7 5 0 m g を1 日 3 回 経 口投与する。
7 ラ ンブル鞭毛虫感染症
通常` 成 人にはメ トロニダゾール として 1 回 2 5 0 m g を1 日 3
薬剤 名等
機 序 ・危 険 因 子
ワル フ ァ リンの 抗凝 血 本剤は ワル ファリンの代謝を阻
作用 を増 強 し,出 血 等 害 し, そ の血 中濃度を上昇 させ
が あ らわれ るこ とが あ る。
る。
4 日J作用
トリコモナス症に対する再評価結果における安全性評価対象
例 968例 中,副 作用は 304例 (31.4%)に 認 め られた 1)。
通常, 成 人にはメ トロニ ダゾール として 1 回 5 0 0 m g を1 日 3
回 1 0 日間経 口投与す る。
使用上の注意】
【
臨床症状 ・措置方法
ワル フ ァ リン
臨床症状 ・措置方法
機 序 ・危 険因子
腹部 の症痛 ,嘔 吐,潮
紅が あ らわれ るこ とが
あ るの で ,投 与期 間 中
は飲酒 を避 け るこ と。
ジスル フ ィ ラ ム ー アル
コー ル反応 を起 こす お
本剤はアル コールの代謝過程に
おいてアルデ ヒ ド脱水素酵素を
阻害 し,血 中アセ トアルデ ヒ ド
濃度を上昇 させ る。
リトナ ビルはエ タノール 1 8 % を
それ が あ る。
ジスル フィフム 精神症状 ( 錯乱等) が
出現す ることがある。
種類\頻度
注:
過敏症
含有するので本剤により血中ア
セ トアルデ ヒ ド濃度を上昇 させ
る。
機序は不明
頻度不明
発疹,そ う痒感
血液 注2
好塩基球増 多
消化器
下痢, 胸 やけ, 悪 心, 上 腹部痛, 味 覚異常, 日 l i アフ
タ, 舌 炎, 出 血性腸炎, 鼓 腸, 黒 色便
注3
月
干1蔵
肝機能障害
精神神経系
そ の他
うつ病,頭 痛,浮 動性めまい,不 安定感
眼精疲 労,疲 労 , し びれ感
注 1 : こ のよ うな症状があ らわれた場合には投与を中止す ること。
注 2 : 投 与中は定期的に血液学的検査を行 うことが望ま しい。また, 異 常
が認め られた場合には投与を中止す るなど適切な処置を行 うこと。
-148=
注 3:定 期的に血液生化学的検査を行 うことが望ましい。また,観 察を十
分に行い,異 常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処
置を行 うこと。
5 高 齢者 へ の投与
一 般 に高齢者 では生理機能 が低下 してい るので , 慎 重 に投与
す る こと。
6 妊 婦 ,産 婦 ,授 乳婦等 へ の投与
(1)胎 児 に対す る安全性 は確 立 していな いの で ,有 益性 が危険
性 を上回 る と判断 され る疾患 の場合 を除 き,特 に妊娠 3ヵ
月以内は経 口投与 を しない こと。 [経口投与に よ り胎盤 関
門 を通過 して胎児 へ移行す るこ とが報告 されて いる。
(「薬物動態 」 の項参照)]
(2)授 乳 中の婦人 に投 与す る場合 には授孝しを中止 させ ること。
[母乳 中へ移行す ることが報告 されてい る。 (「薬物動
態 」 の項参照)]
小児等 へ の投与
低 出生体重児,新 生児 ,乳 児 ,幼 児又は小児 に対す る安全性
は確 立 され て い な い。 [使用経験 がない◇ ]
適用上の注意
薬剤 交付時 :PTP包 装 の薬剤 は PTPシ ー トか ら取 り出 して服
用す るよ う指導す る こ と。 (PTPシー トの誤飲 に よ り,硬 い
鋭 角部 が食道粘膜 へ 刺入 し,更 には穿子Lを起 こ して縦隔洞炎
等 の 重篤 な合併症 を併発す るこ とが報告 され て い る。 )
9 そ の他 の注意
0'0,ま たラッ
( 1 ) マ ウス に長期経 口投与 した場合 , 肺 腫瘍 が
トでは乳房腫瘍 の発 生が報告 され てい るが り, ハ ムス ター
の生涯投与試験 では腫 瘍 はみ られて い な い との報告 が ある
3)。
(2)ヘ リコバ クター ・ピロ リの除菌判 定上の注意 :ラ ンソプ ラ
ゾール 等 のプ ロ トンポ ンプイ ン ヒビターや アモ キシシ リン
水 和物及 び メ トロニ ダ ゾー ル の服 用 中や投 与終了直後 では,
BC尿 素呼気試験 の判 定結果 が偽 陰性 にな る可能性 があるた
め ,13c尿 素呼気試 験 による除菌判定 を行 う場合 には,こ れ
らの薬剤 の投与終 了後 4週 間以降 の時点 で実施す ることが
望 ま しい。
【
薬物動態】
1 血 中濃度
健 康婦人 5 例 にメ トロニ ダゾー ル 内服錠 2 5 0 m g を単回経 口投
与 した ときの血 中濃度 を図 1 に 示す。血 中濃度 は 2 時 間後に
最高値 を示 した 。。
平均年齢 225歳 の母親及 び生後 5日 の新生児 10例 を選び,
母親にメ トロニダゾール内服錠 200mg(承認外用量)を 経 口
投与 し,4時 間 ごとに授平Lして母手L中及び新生児の血中へ の
移行 を測定 した。母乳中の平均濃度は 4時 間 3 4μg/mL,8
時間 2.2μg/mL,12時 間 1.8μg/mLで母親 の血中と同程度
に移行 したが,新 生児 の血 中濃度は痕跡 ∼0.4μg/mLと極 め
て微 量であ つた 。。 (測定法 :polarography)(外 国人 に
よるデー タ)
代謝
主 として肝臓 で代謝 される。
尿中に排泄 された■ トロ基 を含む代謝物中,未 変化 のメ トロ
ニダ ゾール及びそのグル クロン酸抱合体が 30∼40%を 占め,
1-(2-ヒ ドロキシエチル)-2ヒ ドロキシメチル 5-ニ トロイ
ミダゾール及びそのグル クロン酸抱合体が主代謝物で 40∼
50%を 占めた 。。 (外国人 によるデー タ)
排泄
健康婦人 3例 にメ トロニ ダゾール内服錠 250mgを単回経 口投
泄率は,生 物学的測定法
与 したときの 48時 間までの尿中ツト
では 92%で あつた め。
│
その他
血清蛋白結合率 :平衡透析法 にて測定 された血清蛋 白結合率
は lμg/mLの濃度 では 81%,10μ g/mLの濃度では 11.2%で
あった 。。 (外国人によるデー タ)
臨床成績】
【
トリコモナス症 (腟トリコモナスによる感染症)
再評価結果 における有効性評価対象例 337例 中,治 癒率は
96.4%(325例 )で あつた。また,原 虫再出現率は有効性評
Ю)。
価対象例 284例 中,14.1%(40例 )で あつた
ー
胃潰瘍 ・十二指腸潰瘍におけるヘ リコパクタ ・ピロリ感染
症
プ ロ トンポンプインヒビター/ア モキシシ リン水和物/メ ト
ロニ ダゾール併用療法 (PP1/AM療
法)は 承認 の用法 。用量
ー
ロ
ンポンプインヒビタ
常用量 十アモ キシシ リン水和
(プ ト
ー
ロニ
ル
250mgl日2回
750mg+メ
ト
ダゾ
,7日 間)に おい
物
※
が
て,81.7∼ 100%の 除菌効果
得 られ る治療法であることが
報告 されている。
B)に基づ き
※ :評価基準等が異なる複数 の臨床研究成績 11)∼
記載
{“gJ J,)
【
薬効薬理】
10
1 薬 理 作用
10。
ル渤 ∽の′s ′a g i n a i s に 対 し, 抗 原 虫作用 を示す
rf!il {illEiri : bin6s$r})
2 作 用機序
抗原 虫及び抗 菌作用
メ トロニ ダゾール は原 虫又 は菌 体 内 の酸化還 元系 に よつて還
N10
元 を受 け, ニ トロ ソ化合物 ( R N O ) に変化す る。 この R ―
が抗原 虫作用及び抗菌作用 を示す 。 また, 反 応 の途 中で生成
n(lo
ネ
1 2
時間
した ヒ ドロ キシ ラジカル が D N A を切 断 し, D N A ら せ ん構造の
1つ
ヒを招 く ・) ∼
。
不安定イ
図 1 経 口投 与時 の血 中濃度
2 分 布
有効成分に関する理化学的知見】
【
(1)腟 内へ の移行
健 康婦人 5例 にメ トロニ ダゾール 内服錠 250mgを単回経 口
投 与 した場合 ,症 例 によって 多少 の変動 を認 めたが,1時 間
後 まで十分 な抗原 虫濃度 を示 した 。。
(2)胎 児 へ の移行
一般的名称 : メトロニダゾール ( 」
A N ) [ 日 局]
Metronidazole
書名 :
化弓
2-(2-Methyl-5-nitro-1カ ■imidazol-1-yl)ethanOl
分娩開始初期 か らメ トロニ ダゾー ル 内服錠 200mg(承 認外用
)月Fラに:
う
C6H9N303
量)を 3時 間 ごとに投与 して ,母 子の血 中濃度 を測定 した
分子量 :
171.15
とき,胎 盤 関門を通過 して胎児 に移行す ることが認 め られ
た 。。 (外国人 に よるデ ー タ)
(3)母 乳 中へ の移行
化学構 造式 :
02N
°H
鮮
-1493-
性状 :
白
色∼微 黄 白色 の結 晶又 は結晶性 の粉末 である。
酢 酸 (100)│こ溶 けやす く,エ タノール (99.5)又
はアセ トンにやや溶 けに くく,水 に溶 けに くい。
希塩酸 に溶 ける。
光 によつて黄褐 色 にな る。
融点 :
159∼
163℃
分配係数 : 0.81[pH7.4,1オ
クタノール /緩衝液]
【包装】
フ ラジール内月
長錠 2 5 0 m g : P T P 1 0 0 錠 ( 1 0 錠×1 0 )
主要文献】
【
〔
文献請求番号〕
1)塩 野義製薬集 計 :長 峰敏 治 ほか :臨床婦 人科産科,
196100010〕を含む計 23文 献
1961,15(9),769〔
2) Rustia,M.et al. : .」Natl.Cancer lnst.,1972,48(3),721
197200266〕
〔
3) Roe,F.J C et al
1 98302421〕
: Surgery,1983,93(1),158 〔
4) Rustia,M.et al. : 」Natl.cancer lnst.,1979,63(3),863
197901172〕
〔
5 ) 青 河寛治ほか : 産婦人科 の 世界, 1 9 7 1 , 2 3 ( 2 ) , 1 8 3
197100108〕
〔
6) Scott,G.M. :」.ObStet.Gynaecol.Br.COmmonw.,1961,68(5),
723 〔196100046〕
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196100028〕
〔
8) Stambaugh,J E.et al
: J PharmacOI Exp.Ther ,1968,
161(2),373 〔196800111〕
9) Schwartz,D.E.et al. :Chemotherapy,1976,22,19
197600810〕
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1 0 ) 塩 野義製薬集計 ; 網 野栄作 ほか : 産婦 人科 の実際 ,
96400045〕
1 9 6 4 , 1 3 ( 3 ) , 2 4 51〔
を含む計 1 0 文献
11) ShimOyama,T et al. :」
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200701312〕
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2003,p.46, 本公冽
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17) Upcroft,P et al. :Clin.Microbiol.Rev.,2001,14(1),150
200701303〕
〔
文献請求先】
【
塩 野義製薬株式会社 医薬情報 セ ンター
〒5 4 1 - 0 0 4 5 大阪 市中央 区道修 町 3 丁 目 1 番 8 号
電話 0 1 2 0 9 5 6 - 7 3 4
FAX 06-6202-1541
http://mぃ″
.shionogi.co.jp/med/
製造販売元
塩野義製 薬株 式会社
‐
〒 541-0045
大阪市中央区道修町 3丁 目 1書 3号
。: 登 録 商標
FGT 29 DA
-150-
¨
日本標準商品分類番号 176199
処方せん医薬品こ1)
貯 法 : 室温保 存 。開封 後 も
湿 気 を避 け て 保 存 す る こ
と。(本品 は高防 湿性 の内 袋
に よ り品質保 持 を は か っ て
い る。 )
使 用 期 限 :外 箱 に 表 示 の 使 用
期 限 内 に使 用す る こ と。
(使用期限内であつても開封後はな
るべく速やかに使用すること。)
°
ランサ ップ 4 0 0
°
ランサ ップ 800
\
薬価収載
承認番号
販 売開始
21400螂 Z00531
2 0 0 2 年1 2 月 2002年 12月
21400AMZ00530
2 0 0 2 年1 2 月 2 0 0 2 年1 2 月
「タケダ」
400&800
し
ぷ 蛾、
効能追加
再審査結果 2 0 0 8 年3 月
ラ ンソプ ラ ゾールカプセル 、 日本薬局方アモ キシシ リンカプセル
日本薬局方 クラ リス ロマイ シン錠
・
本製品に包装されている個々の製剤を単独、 もしくは本製品の効能 ・効果以外の目的に使用 しないこと。また、用法 用量のとお り、同時に服用すること。
色調 ・剤形
形
クラ リス ロマ イ シン 2 0 0 延 ( 力価)
白色 のフィル ム コー テ ィ ング錠
状
直 径 (llull)
約 86
約 54
性状】
組成・
【
本製 品は以下 の 3 製剤 を組み合わせた ものである。
ランサップ4 0 0
1 シ ー ト( 1 日分) 中
ランサ ップ 800
1シ ー ト(1日分)中
プセル
プセル
プセル
プセル
3製 剤各々の組成 ・
性状は次のとお りである。
タケプロンカプセル 30
1 カ プセル 中
の有 効成分
ラ ン ソプラゾー ル 3 0 皿g
自色 ∼ わずかに褐 色 を帯びた 自色 の腸 溶性顆粒 を
胴部が うす い黄色
色 調 ・剤 形 含む頭部が うすい 橙色の不透 明、
の不透 明 の硬カプ セル剤
識 別 コー ド
(,283
形 状 ・号 数
添加物 : カルボキシメチルスターチナ トリウム、ト ウモロコシデンプン、
ヒドロキシプロピルセルロース、ステア リン酸マグネシ ウム、カルナ ウバ
ロウ、パラフィン、シ ヨ糖脂肪酸エステル、ポ リソルベー ト 8 0 、ポ リビ
ニルアル コール ( 部分けん化物) 、ヒプロメロース、酸化チタン、軽質無
水ケイ酸
効能・
効果】
【
長
径
(nul
短
径
(llu l
形 状 ・号 数
長 径
――- 1
ー・
ンシタ
ロ
ピ
リ
除
争
顧
な
│
鶉 饒 '嘱 fリ
1①
籠:跡蟹労智覧猟離ぶ翻Z艦議を│
l②
ヘ
コ
バ
に
は
リ
ク
タ│
外
轟晶
信
藤
を
胃
以
、
雪
量
鮮 :蜃
│("留
の発症抑制に対す る有効性は
療による胃癌
1
羅 主t l 裂 斑甲ξ
│
│
_ _ │
用法・
用量】
【
アモ キシシ リン水和物 250 mg(力 価)
同部とも白色の硬カプセル剤
色 調 ・剤 形 頭部及び月
ー ド
識 別 コ
―――― く 効能 ・
効果 に関連す る使 用上の 注意 > ―
「
3号
添加物 :炭酸マグネシウム、 トウモロコシデンプン、低置換度 ヒドロキシ
プロピルセルロース、ヒ ドロキシプロ ピルセルロース、精製 白糖、メタク
リル酸 コポリマーLD、タル ク、マク ロゴール 6000、酸化チタン、ポ リソ
ルベー ト80、軽質無水ケイ酸、ゼラチン、ラウリル硫酸ナ トリウム
ア モ リンカ プセル 250
1 カ プセル 中
の有 効成分
胃潰瘍 ・十二指腸潰瘍上 胃 MALTリンパ腫 ・特発性血小板減少性紫
斑病上 早期 胃癌 に対する内視鏡的治療後 胃にお けるヘ リコバ クタ
ー ・ピロリ感染症、ヘ リコバ クター ・ピロ リ感染 胃炎
[ _ _ _
0
側面
く
適 応菌種〉
ー
アモ キシシ リン、クラリス ロマイ シンに感 性 のヘ リコバ クタ ・ピ
ロリ
適 応症〉
く
ペ ニ シ リン系抗生物 質 に対 す る過 敏症 の 既 往歴 の あ る患者
タケプ ロンカ プセル 3 0 2 カ
アモ リンカプセル 2 5 0 6 カ
2錠
クラ リス 錠 2 0 0
タケプ ロンカプセル 3 0 2 カ
アモ リンカプセル 2 5 0 6 カ
4錠
クラ リス 錠 2 0 0
下面
厚 さ (nun)
【原 則 禁 忌 】 ( 次の 患者 には投与 しない ことを原則 とす るが、
特に必要な場合 には慎重 に投与す ること)
,
0
赫
蛹︵
︶
。
2
(1)タケプロン、アモ リン及びクラ リスの成分に対す る過敏症 の
既往歴 のある患者
(2)アタザナ ビル硫酸塩 、 リル ピ ビ リン塩 酸塩 、ピモジ ド、エ
ル ゴタミン含有製剤 、 タグラフィル 〔
ア ドシル カ〕を投与
相互作用」の項参照)
中の患者 (「
(3)肝臓又は腎臓に障害 のある患者 で、 コル ヒチン を投与中の
患者 (「
相互作用」の項 参照)
(4)伝染性単核症 のある患者 [アモ キシシ リン水和物で紅斑性
丘疹の発現頻度 が高い との報告がある。]
(5)高度 の腎障害 のある患者 Eアモ キシシ リン水和物 、クラ リ
ス ロマイシンの血 中濃度が上昇する ことがあ り、本製品で
は各製斉1の投与量を調節できないため、本製品 の使用を避
けること。]
の分
中成
錠効
1有
クラ リス錠 200
禁忌】(次の患者には投与しないこと)
【
アモ キシ シ リ
通常 、成人 にはラ ン ソプ ラゾー ル として 1 回 3 0 m g 、
( 力及び クラ リス ロマ イ シ ンとして 1
ン水和物 として 1 回 7 5 0 1 n g 価)
力 の 3 剤 を同時に 1 日 2 回 、7 日 間経 回投与す る。
回 2 0 0 1 n g (価)
なお、クラ リス ロマ イシ ンは 、必要 に応 じて適宜 増量す ることがで
力 1 日 2 回 を上限 とす る。
きる。 ただ し、1 回 4 0 0 1 n g (価)
使用上の注意】
【
使用上の注意 】は
本製品は 3製 剤を組み合 わせたものであ り、本 【
3製 剤各々の 【
使用上の注意 】 より記載 してい る。
1 慎 重投与 (次の患者 には慎重に投与す ること)
「
:班
塔冽畿覆
@o+o
2号
(llu l)
63
短 径 (mm)
添加物 : ステアリン酸マ グネシウム、メチルセル ロース、 トウモロコシデ
ンプン、ゼラチン、ラウリル硫酸ナ トリウム
注 1)処 方せん医薬 品 :注 意一 医師等 の処方せ んに よ り使 用す る こ と
-151-
(1)薬物過敏症 の既往歴 のある患者
(2)肝障害のある患者 [ランソプ ラゾールの代謝、排泄 が遅延す
ることがある。]
高齢者への投与」の項参照)
(3)高齢者 (「
アモ リン
(1)セフェム系抗生物質に対する過敏症 の既往歴の ある患者
(2)本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、筆麻疹等 のアレル
ギー 症状を起 こしやす い体質を有する患者
(3)高度 の腎障害の ある患者 [高い血中濃度が持続す ることがあ
る。]
(4)高齢者 (「
高齢者 への投与」の項参照)
(5)経口摂取の不良な患者又は非経 口栄養の患者、全身状態の悪
い患者 [ビタ ミンK欠 乏症状があらわれ ることがあるので観
察を十分に行 うこと。]
クラリス
(1)他のマクロライ ド系薬剤に対す る過敏症 の既往歴 のある患者
(2)肝機 能障害のある患者 [肝機能障害を悪化 させ ることがある。
(「
副作用」の項参照)]
(3)腎機能障害のある患者 [クラリスロマイシンの血 中濃度が上
相互作用」の項参照)]
昇す るおそれがある。 (【薬物動態】、「
心室頻拍 (Torsades de pointesを
(4)心疾患のある患者 EQT延長、
副作用」の項参照)]
含む)、心室細動 をおこす ことがある。 (「
(5)高齢者 (「高齢者へ の投与」、【
薬物動態】 の項参照)
2 重 要な基本的注意
アモ リン
ショックがあらわれることがあるので、十分な問診を行 うこと。
3 相 互作用
ラ ン ソプ ラ ゾ ー ル は 主 と して肝薬 物 代 謝酵 素 CYP2C19又 は
CYP3A4で代謝 され る。また、ランソプラゾール の 胃酸分泌抑制作
用によ り、併用薬剤 の吸収 を促進又は抑制す ることがある。
クラ リス ロマ イ シンは CYP3A4阻 害作用 を有す ることか ら 1)、
CYP3A4で 代謝 され る薬剤 と併用 した とき、併用薬剤 の代謝 が阻
一
害 され血 中濃度が上昇す る可能性がある。 方、クラ リスロマイ
シンは CYP3A4によつて代謝 され ることか ら つ、CYP3A4を阻害する
薬剤 と併用 した とき、クラ リス ロマイ シンの代 謝が 阻害 され未変
化体の血 中濃度が上昇する可能性があ り、また、CYP3A4を誘導す る
薬剤 と併用 した とき、クラ リス ロマイ シンの代謝が促進 され未変
化体 の血 中濃度が低下す る可能性がある。
(1)併用禁 忌 (併用 しない こと)
タケプロン
薬剤名等
アタザナ ビル硫 酸塩
( レイア タ ッツ)
リル ピビ リン 塩 酸 塩
( エジュラント)
リル ピビ リン塩 酸塩 の ラ ン ソプ ラ ゾー ルの 胃
作用 を減弱す るお それ 酸 分泌抑 制作用 によ り
が ある。
リル ピビ リン塩 酸塩 の
吸収 が低 下 し、 リル ピ
ビ リンの血 中濃度が低
下す るこ とがあ る。
臨床症状 ・措置方法
ピモジ ド
オーラップ〕
〔
QT延 長、心室性不整脈
(Torsades de pointes
を含 む ) 等 の 心血 管 系
目1 作用 が報告 され て い
る^
エ ル ゴタ ミン
血管攣縮等 の重篤 な目1
(エル ゴタ ミン酒 石酸 作用 を起 こすお それ が
塩 、ジ ヒ ドロエル ゴ タ あ る。
ミンメシル酸塩)含有
製剤
〔ク リア ミン〕
ジ ヒデル ゴ ッ ト]
〔
タダラフイル
ア ドシルカ〕
〔
左記薬剤 のクリアラン
スが高度に減少 し、そ
の作用が増強す るおそ
れがある^
機序 ・危険因子
クラリスロマイシンの
CYP3A4に 対す る阻害
作用により、左記薬剤
の代謝が阻害され、そ
れ らの血中濃度が上昇
す る可能性がある。
臨床症状 ・措置方法
薬剤名等
テオフィリン
タク ロ リムス水和物
ジゴキシン、
メチルジゴキシン
イ トラコナゾール、
ゲフィチニブ
繕 席 ・什 陰 園 子
テオフィリンの血中濃 ランソプラゾールが肝
度が低下す ることがあ 薬物代謝 酵 素 を誘 導
し、テオフィリンの代
る。
謝を促進す ることが考
えられている。
タク ロ リムスの 血 中濃 ランソプラゾールが肝
度 が上昇す るこ とが あ 薬物代謝酵素における
る。
タクロリムスの代謝を
競合的に阻害するため
と考えられている^
左記薬剤 の作用を増強 ランソプ ラゾールの胃
する可能性がある。
酸分泌抑制作用により
ジ ゴキシ ンのカロ
水分
解が抑制 され、ジゴキ
シンの血 中濃度が上昇
する可能性がある^
左記薬剤の作用を減弱 ランソプ ラ ゾール の胃
酸分泌抑制 作用 に よ り
する可能性がある。
左記薬 剤 の血 中濃度 が
低 下す る可 能 性 が あ
る。
メ ト トレキサ ー ト メ トトレキサー トの血 機序は不明である。
中濃度 が上昇すること
がある。高用量 のメ ト
トレキサー トを投与す
る場合は、一時的にラ
ンソプ ラゾールの投与
を中止することを考慮
す ること^
フェニ トイン、
左 記薬剤 の代謝 、排泄 が遅延 す る こ とが類 薬 (オ
ジアゼパム
メプラゾール )で報告 され ている.
クラリ不
薬剤名等
ジゴキシン
維 庫 ・鶯 瞼 園 子
アタザナ ビル硫酸塩 の ランソプ ラゾールの胃
作用を減弱するおそれ 酸分泌抑制作用により
アタザナ ビル硫酸塩の
がある。
溶解性が低下し、アタ
ザナビルの血中濃度が
低下することがある。
クラ リス
薬剤名等
用注意 ( 併用に注意すること)
(2)併
│ タケプ■シ│
スルホ ニル尿素
系血糖降下剤
グ リベ ン ク ラ
ミド等
カルバマゼ ピン
テオフィ リン、
ア ミノフィ リン
水和物 、 コ リン
テオフィリン
シクロスポリン
タク ロ リムス水
和物
レ′ヽス タチ
ア トリ
ンカル シウム水
和物、 シンバス
タチン
ロバ ス タ チ ン
( 国内未承認)
-15 2-
嘔気、嘔吐、不整脈等が クラ リスロマイシンの腸
報告 され てい るので、ジ 内細菌叢に対す る影響 に
ゴ キ シ ンの血 中濃 度 の よ り、ジ ゴキシンの不活
推移、 自党症状 、心電図
等 に注 意 し、異常が認 め
られた場合 には、投与量
を調 節 す る等 の 適 切 な
処置 を行 うこ と。
化がr l l 制
されるか、もしく
は P―
糖蛋白質を介 したジ
ゴキシンの輸送が阻害 さ
れることにより、その血中
濃度が上昇する。
低血糖 (意識障害 に至る
ことがある)が報告 され
ているので、異常が認め
られた場合には、投与を
中止 し、ブ ドウ糖 の投与
等の適切な処置 を行 う
こと。
左記薬剤の血 中濃度上
昇に伴 う作用 の増強等
の可能性があるので、左
記薬剤 の血 中濃度 の推
移等に注意 し、異常が認
められた場合には、投与
量の調節や 中止等 の適
切な処置を行 うこと。
左記薬 剤 の血 中濃度上
昇に伴 う横紋筋融解症
が報告 されてい るので、
異常が認 め られ た場合
には、投与量の調節や中
止等の適 切 な処置 を行
うこと。
腎機能障害のあ る患者
には特に注意すること。
機 序 は明確では ないが、ク
ラ リス ロマ イ シ ン との併
用 によ り、
左記 薬剤 の血 中
濃 度 が上 昇す る可能性 が
あ る。
ク ラ リス ロマ イ シ ン の
αP3A4に 対す る阻害作 用
に よ り、左記薬剤 の代謝 が
阻害 され る。
コル ヒチ ンの血 中濃度
上昇に伴 う中毒症状 (汎
血球減少、肝機能障害、
筋内痛、腹痛、嘔吐、下
痢、発熱等)が報告され
ているので、異常が認め
られた場合には、投与量
の調節や 中止等 の適切
な処置を行 うこと。
なお、肝臓又は腎臓に障
害のある患者で、コル ヒ
チ ンを投与 中の患者 に
は、クラリスロマイシン
を併用 しないこと。
ベ ンゾジアゼ ピ 左記薬剤 の血 中濃度上
ン系薬剤
昇 に伴 う作用の増強等
CYP3A4で 代謝 の可能性があるので、異
される薬剤
常が認 め られた場合 に
トリア ゾラム、 は、投与量の調節や中止
ミダゾラム等 等の適切 な処置 を行 う
こと。
ジソピラミド
エプレレノン
エ レ トリプタン
臭化水素酸塩
カルシウム措抗剤
CYP3A4で代謝
される薬剤
ニフェジピン、
ベ ラパ ミル塩
酸塩等
ジエノゲス ト
ホスホジエステ
ラーゼ 5 阻 害剤
シルデナ フィ
ルクエン酸塩、
タダラフィル
シア リス〕等
〔
クマ リン系抗凝
血剤
フル フ ァ リン
カ リウム等
フェンタニル/
フェンタニルク
エン酸塩
イトラコナゾール ク ラ リス ロマ イ シ ンの
HIVプ Elテアー 未 変 化 体 の血 中濃 度 上
ゼ阻害剤
昇 に よ る作 用 の 増 強 等
サキナ ビル メ の可能性 がある。
シル酸塩、
ま た 、 イ トラ コナ ゾ ー
リトナ ビル等 ル 、サ キナ ビル メシル酸
デラビルジンメ 塩、デ ラ ビルジン メシル
シル酸塩
酸塩 の併用 においては 、
リフア ン ピシ ン │ク ラ リス ロマ イ シ ン の 1左 記薬剤 の CYP3A4に 対す
コル ヒチ ン
エファビレンツ、1未 変化体 の血 中濃度 が │る誘導作用により、クラリ
ネ ビラ ピン
下 し、活性代謝 物の血 │ス ロマ イ シ ンの 代謝 が促
中濃度が上昇す る可能 1進 される。
性がある。クラリスロマ
イシンの作用が減弱 す
る可能性があるので、投
与量の調節や 中止等 の
適切な処置を行 うこと。
4 副 作用
胃潰瘍又は十二指腸潰瘍におけるヘ リコパクター ・ピロリ感染症 :
、
国内で行 われた承認時まで の試験では 430例中 217例(50.5%)に
製造販売後の調査 では 3,491例中 318例 (91%)に 臨床検査値の
異常を含 む副作用が認め られてい る(再審査終了時点)。
また、外国で行われた試験では 548例 中 179例 (32.7%)に臨床検
査値 の異常を含む冨1作用が認 め られ てい る。
以下の副作用は、上記の国内で行われ た試験 で認め られ た もので
ある。
5%以 上
1)消化器
2)肝 臓注"
3)血 液注0
4)過 敏症菫"
1∼5%未 満
軟惧
味覚異常 、腹部膨満
(137%)、 感
下痢
(9 1%)
1%未 満
悪心、1 屋吐、腹痛、
便秘 、 国内炎、舌
炎、日渇、胸やけ、
胃食道 逆流 、食欲
不振
AST(00T)、ALT(GPT)、
AL―P、LDH、 ア GTP、
ビリル ビンの上 昇
好 中球 減 少 、 好 酸球
増 多、 白血球 増 多、
會血
血 小 板 rU ・
少
発疹
癌痒
頭痛 、 眠 気 、 めま
い 、不 眠 、 しびれ
感、 うつ 状態
5)精神
神経系
トリグリセライ ド、 僑 怠感
尿酸の上昇、総 コレ
ステロールの上昇 ・
低下、尿蛋白陽性、
尿糖陽性
注 2)観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど
適切な処置を行うこと。
注 3に のような場合には投与を中止すること。
6)そ の他
なお、外 国で行 われた試験 で認 め られ てい る副作用 (頻度 1%以 上)
は次の とお りである。
ク ラ リス ロマ イ シ ン と左
記 薬剤 の αP3A4に 対す る
阻害作用 に よ り、
相互 に代
謝 が阻害 され る。
5%以 上
1)'肖
1ヒ
暑
=
2)そ の他
下痢 (137%)、
味覚異常(99%)
1∼5%禾 満
悪心、日内炎、舌 炎
頭 痛 、 め ま い 、 腟 モ ニ リア症
胃 MALTリ ンパ腫上 特発性血小板減少性紫斑病 ・早期胃癌 に対す る内
ー
視鏡的治療後 胃におけるヘ リコパ クタ ・ピロリ感染…
ター ・ピロリ感染 胃炎 :国内にお いて 臨床試験等 の副作用発現頻度 が
明確 となる試験 を実施 してい ない (承認 時)。
なお、 タケプ ロン、アモ リン、クラ リスで は、他にもそれぞれに次
の副作用 が認 め られてい る。
これ ら薬 剤 の血 中濃 度
上 昇 に伴 う作用 の 増 強
等 の可能性 があ る。異常
が認 め られ た場合 には、
投 与 量 の 調 節 や 中止 等
の 適 切 な処 置 を行 う こ
と。
ケ′■え
│タ
(1)重大な副作用
1)アナ フィラキシー反応 (全身発疹、顔面浮腫 、呼吸困難等 )
(01%未 満)があらわれることがあ り、ショック(0.1%未満)を
起 こした例もあるので、観察を十分に行い、異常が認められた
場合には投与を中止 し、適切な処置を行 うこと。
2)汎血球減少、無顆粒球症、溶血性貧血 (0.1%未満)、また、顆
粒球減少、血小板減少、貧血 (0.1∼5%未 満)があらわれること
があるので、観察を十分に行 い、異常が認められた場合には投
与を中止するなど適切な処置を行 うこと。
3)黄疸、AST(00T)、
ALT(CPT)の上昇等を伴 う重篤な肝機能障害
(0.1%未満)があらわれ ることがあるので、観察を十分に行い、
異常が認められた場合 には投与を中止 し、適切な処置を行 うこ
と。
4)中毒性表皮壊死融解症 (Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、
ohnsOn症候群)(01%未 満)があ
皮膚粘膜眼症候群 (Stevens―
」
らわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められ
た場合には投与を中止 し、適切な処置を行 うこと。
5)間質性肺炎(0.1%未満)があらわれることがあるので、発熱、
咳嗽、呼吸困難、肺音の異常(捻髪音)等があらわれた場合には、
速やかに胸部X線 等 の検査を実施 し、タケプロンの投与を中止
リファ ブチ ン、 左記薬剤 の血 中濃度上 クラ リ ス ロマ イ シ ンの
ニ トラ ビ リン
昇に伴 う作用の増強等 CYP3A4に 対する阻害作用
の可能↑
生がある。
また、クラリスロマイシ
ンの未変化体 の血 中濃
度が低下 し、活性代謝物
の血中濃度が上昇 し、ク
ラ リス ロマイシの作用
が減弱す る可能性があ
る。
異常 が認 め られた場合
には、投与量の調節や中
止等の適切な処置 を行
うこと。
1低
により、左記薬剤の代謝が
阻害され る。また、左記薬
剤の αP3A4に 対す る誘導
作用により、クラリスロマ
イシンの代謝が促進 され
る。
-3-
-153-
し、副腎皮質ホルモン斉Jの投与等 の適切な処置を行 うこと。
6)間質性腎炎 (頻度不明)があらわれ、急性腎不全に至ることもあ
るので、腎機能検査値 (3UN、ク レアチニン上昇等)に注意 し、
異常が認められた場合には投与を中止 し、適切な処置を行 うこと。
(2)その他の副作用
01∼ 5%未 満
1)過 敏 症
`
010/0夫 濡
頻度不明
発 疹 、疼 痒
多形紅斑
2 ) 肝 臓 注υ AST(GOT)、 ALT
(GPT)、 AL―P、
LDH、Y GTP の
上昇
3)血 液
好酸球増 多
4),肖化暑
=
便秘、下痢、日 悪心、1匠吐、食欲 国内炎、舌炎、
渇、腹部膨満感 不振、腹痛、 カン 大腸炎
ジダ症、味覚異常 ( c o l l a g e●
n s。
注り
c o l l t l s 等 を含
む)
5)精 神
神経系
6)その他
毀 踊 、 IIR気
うつ状態、不眠、
めまい、振戦
こり
発熱、総 コ レス 女性化乳房 、浮
テ ロー ル 、尿 酸 腫 、倦 怠感 、舌 ・
の上昇
口唇 の しびれ 感、
四肢 の しびれ感、
筋 肉痛 、脱 毛
かすみ日、脱力
感、関節痛、低
ナ トリウム血
症、低マ グネシ
ウム血症
注 2)観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中l「
するなど
適切な処置を行うこと。
注 3)このような場合には投与を中止すること。
が発現している可能性
*注 4)下痢が継続する場合、col]agenOus colitis等
があるため、速やかに本剤の投与を中止すること。腸管粘膜に縦走
潰瘍、びらん、易出血等の異常を認めることがあるので、下血、血
便が認められる場合には、適切な処置を行うこと。
アモ リン
(1)重大な副作用
1)シ ョック、アナフィラキシー様症状 (01%未 満)を起 こす ことが
あ るので、観察 を十分 に行 い、不 快感 、 国内異 常感 、眩量 、
便意、耳鳴 、発汗、喘鳴、呼吸困難 、血管浮腫 、全身 の 潮 紅 ・
蒙麻疹等 の 異常が認 め られ た場合 には投与 を中止 し、適切 な
処置 を行 うこと。
2)皮 膚粘膜眼症候群 (Stevens―
」ohnsOn症 候群)、 中毒性表皮壊
死融解症 (Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(い
ずれ も 0.1%
未満 )、急性 汎発性発疹性膿疱症 (頻度不 明)があ らわれ るこ と
が あるので 、観察 を十分に行い、発熱 、頭痛、関節痛 、皮膚
や粘膜の紅斑 ・水疱 、膿疱 、皮膚 の緊張感 ・灼熱感 ・疼痛等
の異常が認 め られ た場合 には投与 を中止 し、適 切 な処置 を行
うこ と。
3)急 性 腎不 全等の重 篤な腎障害 (0.1%未 満 )が あ らわれ る こ と
が あるので、定期 的 に検査 を行 うな ど観察を十分 に行 い 、異
常が認め られた場合 には投与を中止 し、適切な処置 を行 うこと。
4)顆粒 球減少 (01%未 満)が あ らわれ ることがあ るので、異常が
認 め られた場合には投与を中止す るな ど適切な処置 を行 うこと。
5)偽膜性大腸 炎等の血 便を伴う重篤な大腸 炎 (01%未 満)が あ ら
われ るこ とがある。腹痛、頻回 の 下痢があ らわれ た場合 には
直 ちに投与 を中止す るな ど適切 な処置 を行 うこ と。
6)AST(00T)、ALT(CPT)の上 昇等 を伴 う肝機能障 害 、黄疸 (01%
未満 )があ らわれ る ことが あるので 、観 察 を十分 に行い、異常
が認 め られた場合 には投与 を中止 し、
適切 な処 置 を行 うこ と。
(2)その他の冨1作用
01∼ 5%未 満
1)過 敏 症
ヒ
01%未
(頻度不明)を起 こす ことがあるので、観察を十分に行い、異
常が認められた場合には、投与を中止 し、適切 な処置を行 う
こと。
2)OT延 長、
心室頻拍 (Torsades de pointesを
含む)、心室細動 (頻
度不明)があらわれ ることがあるので、観察を十分 に行い、異
常が認められた場合には、投与を中止 し、適切な処置を行 う
こと。なお、QT延 長等 の心疾患 のある患者には特に注意す る
こと。 (「慎重投与」の項参照)
3)劇症肝炎、AST(CCIT)、
A LT(GPT)、γ―CTP、LDH、ALfの 上昇
等 を伴 う肝機能障害、黄疸 、肝不全 (頻度不明)があらわれ る
ことがあるので、観察を十分に行 い、異常が認 め られた場合
には 、投与を中止 し、適切な処置を行 うこと。
4)血小 板減少、汎血球減少、溶血性貧血、白血球減少、無顆粒
球症 (頻度不明)があらわれ ることがあるので、定期的に検査
を行 うなど観察を十分に行 い、異常が認められた場合には、
投与を中止 し、適切な処置を行 うこと。
5)皮膚粘膜眼症候群 (Stevens―
hnson症 候群)、中毒性表皮壊
」ο
死融解症 (Toxic Epiderlnal Necrolysis:TEN)(頻
度不明)があ
らわれ ることがあるので、観察を十分に行 い、異常が認め ら
れた場合には、投与を中止 し、副腎皮質ホルモ ン斉Jの投与等
の適切な処置を行 うこと。
6)発熱 、咳嗽、呼吸困難、胸部X線 異常、好酸球増多等を伴 う
Pi[症 候群 ・間質性肺炎 (頻度不明)があらわれ ることがある
ので 、このよ うな症状 があ らわれた場合 には、
投与 を中止 し、
副腎皮質ホルモン剤 の投与等 の適切な処置を行 うこと。
7)偽膜性大腸炎、出血性大腸炎等の重篤な大腸炎 (頻度不明)が
あ らわれる ことがあるので、腹痛、頻回の下痢があらわれた
場合には、投与を中止 し、適切な処置 を行 うこと。
8)筋肉痛 、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中 ミオグロビン上
昇 を特徴 とする横 紋筋融解症 (頻度不明)があらわれることが
あるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、
投与を中止 し、適 切な処置を行 うとともに、横紋筋融解症に
よる急性腎不全の発症に注意すること。
9)痙攣 (強直間代性、ミオクロヌス、意識消失発作等)(頻度不明)
があ らわれ ることがあるので、観察を十分に行 い 、異常が認
められた場合には、投与を中止 し、適切な処置 を行 うこと。
10)急性腎不全、尿細管間質性腎炎 (頻度不明)があ らわれること
があるので、観察を十分に行 い、乏尿等 の症状や血中クレア
チニ ン値 上昇等の腎機能低下所見が認 められた場合には、投
与を中止 し、適切な処置を行 うこと。
11)アレルギー性紫斑病 (頻度不明)があ らわれることがあるので、
観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止
し、適切な処置を行 うこと。
12)初期症状 として発 疹 、発熱 がみ られ 、 さらに肝機能障害、
リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型 リンパ球出現
等を伴 う遅発性 の重篤な薬剤性過敏症症候群 め(頻度不明)が
あ らわれ ることがあるので、観察を十分 に行い、このような
症状があ らわれた場合には、投与を中止 し、適切な処置を行
うこと。投与中止後 も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再
燃あるいは遷延化す ることがあるので注意すること。
の他の副作用
12)そ
次表 の よ うな副作用があらわれた場合には、症状に応 じて、適切
な処置を行 うこと。
01∼ 5%未 満
1)過 敏 症
発疹
01%未
満
饉
2)精神
神経系
めまい、頭痛、 幻覚 こ7′
、失見当
注
不眠
識 つ、意識
3)感 覚 器
味覚異常
(にがみ 等 )
障害注つ、せん
妄注ゆ、躁病=つ、
眠気、振戦とり、
しびれ(感)=。
満
発熱、発疹、
露 薩疹
2)血
3)l■
液
好酸球増多、貧血
臓
AST(GC T)、
ALT(CPT)の上昇
4)'肖化 :=
5)菌 交代症 凝
6)ビタミン欠乏症
頻度不明
痛痒感
耳鳴
L″
.
聴 力低下
嗅 覚異常
下痢 、悪 心 、
食欲不振
4)'肖化場
湯
国内炎、大腸炎 (カンジダ、非
感受性 のクレブシエラ等によ
る)
ビ タ ミンK欠 乏 症 状 (低プ ロ
トロ ン ピン血 症 、 出血 傾 向
等)、 ビ タ ミン B群 欠 乏症 状
(舌炎、国内炎 、食欲不振、神
経 炎等)
好 酸球増 多
6)肝臓
AST(∞T)、
ALT(GPT)上昇
-OTP、LDH、
γ
P上 昇
AL―
7 ) 筋 ・骨 格
注 5)このような場合には投与を中止し適切な処置を行 うこと。
注 6に のような場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
クラ リス
( 1 ) 重大な副作用
1 ) シ ョック、アナフィラキ シー様症状 ( 呼吸困難、痙攣、発赤等)
俗 怠感
注 7)あ らわれ た 場合 に は投 与 を 中止 す る こ と。
-4-
-154-
=°
菫
悪心、嘔 吐、胃部 食 欲 不振 、軟 口腔内びらん
不快感 、腹部膨満 便、 国内炎、舌 月
旬`゛
け、ロヤ
局、
感 、llg痛、下痢
歯牙オ色こう
炎、舌変色
5)血 液
8)そ の他
こう
筋 肉痛 注つ
浮腫、カンジダ
症こう、動悸注つ、
発熱 、CK(CPK)
上昇注り、脱毛、
題 展 イ【血嬉凛7 )
3)タケプ ロンの投与が胃癌による症状を隠薇す ることがあるの
で、悪性でないことを確認 の うえ投与すること。
4)海外における複数の観察研究で、プロ トンポンプイン とビター
による治療において骨粗承症 に伴 う股関節骨折、手関節骨折、
脊椎骨折のリスク増加 が報告 されている。特に、高用量及び長
期間(1年以上)の治療を受けた患者で、骨折 のリスクが増加 し
た。
5)海外における主に入院患者 を対象とした複数の観察研 究で、プ
ロ トンポンプインヒビター を投与 した患者においてク ロス ト
リジウム ・ディフィシルによる胃腸感染の リスク増加が報告 さ
れてい る。
5 高 齢者 へ の 投与
次 の点に注意 し、患者 の状態 を観 察 しなが ら慎重 に投与す ること。
(1)一般 に高齢者では酸分泌能が低下 してお り、そ の他生理機能 の低
下 もあるので慎重 に投与す ること。 (タケプ ロンによる)
(2)一般 に高齢者では生理機能が低下 してお り、アモキシシ リン水和
物による冨」
作用が発現 しやす く、クラ リス ロマイ シンの高 い血 中
濃度が持続す るおそれがある。
(3)高齢者 で は ビタ ミンK欠 乏 に よる出血傾 向があ らわれ ることが
ある。 (アモ リンに よる)
6 妊 婦、産婦 、授手L婦等 への投与
(1)妊婦又 は妊娠 してい る可能性 のある婦人 には治療上 の 有益性 が
危険性 を上 まわる と判断 され る場合にのみ投与す ること。
[クラ リス ロマイ シンでは、母動物に毒性があ らわれ る高用量に
おいて 、胎 児毒性 (′
い血管系 の異常、 日蓋裂、発育遅延等)が報告
されてい る。
【
薬物動態】
! 血 中濃度
アモキシシ
健康成人 (6例)に ランソプラゾール として 1回 30 mg、
'及
リン水和物 として 1回 1,000肥(力価)注 びクラリスロマイ ンン
として 1回 400 mg(力
価)の 3剤 を同時に経 口投与 した場合、ラン
ソプラゾールの未変化体、アモキシシ リン水和物及びクラリスロ
マイシンの血 中濃度は図のとお りである。
なお、国外 における試験で次の ような報告がある。SD系 ラッ ト(15
∼150皿g/kg/日)及び CD l系 マ ウス (15∼1,000鴫 /kg/日)におい
て、それぞれ母動物 に毒性があ らわれ る最高用量でラッ ト胎児に
心血管系異常並びにマ ウス胎児に 日蓋裂 が認 め られた。
また、サル (35∼70 1ng/kg/日
)において、母動物 に毒性があ らわれ
で 9例 中 1例 に低体重の胎児がみ られたが、
外表、
る 70 ng/1Kg/日
内臓 、骨格 には異 常は認め られなかつた。
また、ラン ソプラ ゾールでは 、動物試験 (ラッ ト)において胎児血
°
漿中濃度 は母動物 の血漿中濃度 より高い ことが認 められている。
の
日30
mg/kg/日
が認
め
また、ウサ ギ (経
られて
)で胎児死亡率 増加
い る。'
ー
なお、ラ ッ トにラ ン ソプラゾ ル (50 mg/kg/日
)、アモキシシ リン
/ 日)を
水和物 (500四 /ヒ/日)及び クラ リス ロマイ シン (160 1ng/聴
併用投与 した試験 で、母動物 での毒性 の増強 とともに胎児の発育
抑制 の増強 が認め られてい る。]
(2)授手L中の婦人へ の投与は避 けることが望ま しいが、やむ を得ず投
与す る場合 は、授乳 を避け させ ること。
ー レでは、動物試験 (ラッ ト)で乳汁中へ移行す る
[ランソプ ラゾ タ
ことが報告 されて い る。つ
また、クラ リス ロマイシンでは、動物試験 (ラッ ト)の乳汁 中濃度
は 、血 中濃 度 の約 25倍 で推移 した。]
ランソプラゾールの未変化体
絶
T
C…。
.
AUC
食
´ ロ
下
17■05h
481ng/mL
1,104■
188■188h
5、
218± 6.284ng・h/mL
6例 の 平均値 ±標準偏 差
アモキ シシ リン水和物
絶 食 下
―
T
C__
7 小 児等へ の投与
小児等に対す る安全性 は確立 していない (使用経験 が少ない)。
AUC
1.7■
05h
1005■ 162μ 廠/mL
099■024h
h/mL
2904± 715μ 質・
6例 の平均 値 士標 準偏 差
8 適 用上の注意
(1)投与時 :健 常人で の薬物動態試験 で天然ケイ酸 アル ミニ ウム と併
用 した場合 、クラ リス ロマイ シンの吸収が低下す るとの報告があ
る。
(2)薬剤交付 時 :PTPシ ー トか ら取 り出 して服用す るよ う指導す るこ
と。 [PTPシ ー トの誤飲 によ り、硬い鋭角部が食道粘膜 へ刺入 し、
更 には穿孔 をお こ して縦隔洞炎等 の重篤な合併症 を併発す るこ
とが報告 されている。
]
クラ リス ロマ イシン
絶
\
T
9そ の他の注意
(1)ヘリコバ クター ・ピロリの除菌判定上の注意 :ラ ンソプラゾール
等 のプ ロ トンポ ンプイ ンヒビターやアモ キシシ リン水和物、クラ
BC―
リスロマ イ シン等 の抗生物質 の服用中や投与終了直後 では、
BC―
尿素呼気試 験 の判 定結果が偽陰性 になる可能性があるため、
の
による除菌
を行
には、これ
ら
」
う場合
尿素呼気試験
判定
薬斉 の投
与終了後 4週 以降 の時点で実施す ることが望 ま しい。
T
AUC
未変化体
20■06h
139鶉 64μ g/mL
45■26h
h/mL
10_36±3 84μ g・
食
下
代謝物 一V(14位 水酸化体)
1.8■
08h
0,78JЭ28 μg/mL
74■20h
802± 1_98 μg・
h/mL
6例 の平均値 ±標準偏 差
市 中 崚 嘆
(2)その他
ラ ッ トにアモ キシシ リン水和物 (2,000 mg/kg/日)、ランソプ ラゾ
ール (15 mg/kg/日以上)を 4週 間併用経 口投与 した試験 、及びイ
ヌにア モ キシシ リン水和物 (500 mg/鼈/日)、 ラ ンソプ ラゾール
) 、クラ リス ロマイシン (25鴫/kg/日)を 4週 間併用
(100 1ng/kg/日
経 口投与 した試験 で、アモキシシ リン水和物 を単独 あるい は併用
投与 した動物に結 晶尿が認 め られてい るが、結品はアモ キシシ リ
ン水和物 が排尿後 に析 出 した ものであ り、体内で析出 した もので
はない こ とが確認 されている。
タケ│プ■ ン.‐
1)類薬 (オ メプラ ゾール )で 、視力障害 が発現 した との報告 があ
ri与 後 ′)]ヶ‖j`hリ
る。
2)ラ ッ トに 52週 間強制経 口投与 した試 験で、50皿g/kg/日群 (臨床
用量 の約 100倍 )にお いて 1例 に良性 の精巣 間細胞腫が認 め ら
°さらに、24ヵ 月間強制経 口投与 した試験で 15 mg/
れてい る。
、
1Kg/日以上 の群 において 良性 の精巣 間細胞腫 の発生増加が、ま
た、5 mg/kg/日以上 の群 において胃のカルチ ノイ ド腫瘍 が認 め
られてお り、加 えて、雌 ラ ッ トの 15 1ng/kg/日
以上及び雄 ラッ
トの 50叫 /kg/日以上 の群 において網膜萎縮 の発生頻度 の増加
が認 め られてい る。
精巣間細胞腫及 び網膜萎縮につい ては、マ ウスのがん原性試験、
イヌ 、サルの毒性試験 では認 め られず、ラ ッ トに特有 な変イ
ヒ
と考 え られる。
-5-
-155-
3剤 併用時の 3剤 各 々の血中濃度は単独投与時の血中濃度 とほぼ
同様 の推移 を示す。
また、健康成人 (7例)に ランソプラゾール として 1回 30肥 、アモ
D及
キシシ リン水和物 として 1回 1,000 ng(力
価)注 びクラ リスロマ
価 )の 3剤 を同時に 1日 2回 7日 間反
イ シンとして 1回 400 1ng(力
復経 口投与 した時の薬物動態か らみて、蓄積性 に問題 はない と考
え られ る。
2 尿 中排泄
健康成人 (6例 )に絶食下でラン ソプラゾール として 1回 30 mg、ア
モキシシ リン水和物 と して 1回 1,000四 (力価)注0及 びクラ リス ロ
マ イシンとして 1回 400鳩 (力価)の 3斉」
を同時に経 口投与 した場
合 、尿 中にラ ンソプ ラゾ‐ルの未変化体は検 出 されず、全て代謝
物 であ り、それ らを合 計 した 24時 間ツト
泄率は 164%で ある。 ま
た、アモキシシ リン水和物の 24時 間ツト
泄率は 358%で あ り、ま
た、クラ リス ロマイシンの 24時 間排泄率は未変化体及 び代謝物一
V(14位 水酸化体)の 合計 で 419%で ある。
注 8)ランサップの承認用法 ・用量と異なる。(【用法 ・
用量】の項参照〉
(参考)
クラリスロマイシン単独投与時の腎機能障害者及び高齢者における血中濃度
腎機能正常者と種々な程度の腎機能障害者及び重篤な基礎疾患のない66∼
82歳 (平均 722歳 )の女性 3名 に 200 ng(力
価)を空lla時
単回経口投与した
ときのクラリスコマイシン(未変化体)の血中濃度パラメータは表のとおり
である(測定法 :Bioassay)。
■ 100(n=5)
ヽ5 0 ( n = 5 )
■3 0 ( n = 5 )
■5 ( n = 5 )
02
15
55
54
2
5
4
6
1 24
1 89
0 96
1 48
c_,
p c/nL)
高齢 者 (n=3)
AUC
( μg ・h んL )
38
74
69
13
8 89
21 69
18 73
36 89
﹄ω
L①
②高齢者 0
2
2
2
3
”n
Lm
クレアチニンクリ
c-,
アランス( m L / m i n ) ( u s/nL)
OCH2CF3
臨床成績】
【
2回 /日
892%
(83/93例)
アモキ シシリン水和物
化学構造式 :
投与回 数
除菌 率
2回 /日
911%
(82/90例)
2 回/ 日
3H20
O
・十二指腸潰瘍における除菌率 (7日間経口投与〉
各薬 剤 の 1回 投与量
ラン ソプ ラ ゾー ル 30血g
アモ キ シシ リン水 和物 750延 (力価 )
クラ リス ロマ イ シ ン 200111g(力
価)
ラン ソプ ラゾー ル 3 0 m . ・
アモ キ シシ リン水和物 7 5 0 m g ( 力
価)
クラ リス ロマ イ シ ン 4 0 0 m g ( 力
価)
H H H
875%
(84/96例
)
辞 H
2回 /日
- 般 名 : ラ ンソプ ラゾール
(Lansoprazole)師
螂〕
′
化1 声
笛 : ( 約 2 ( { [ 3 訓e t h y 1 4 ( 2 , 2 , 2 - t r i f l u O r o e t h O x y ) ―
2-pyridyl]methyl〕
sulfinyl)benzinidazole
分子式 :clJ14F3N802S
分子量 :36936
融 点 :約 166℃(分解)
性 状 :ラ ンソプ ラゾール は 白色 ∼帯褐 白色の結 晶性 の粉末 であ る。
″ ル ジメチル ホル ムア ミ ドに溶 けやす く、メタノール にやや
溶 けやす く、エ タノール (995)に やや溶 けに くく、ジエ チル
エ ーテルに極 めて溶 けに くく、水 にほとん ど溶 けない。
離H
ヘ リコバ クター ・ピロ リ陽性 の 胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の患者 を対
象 と した除菌 の臨床試験 (ランソプ ラゾール 、アモキシシ リン水和物
及び クラ リス ロマ イシンの 3剤 療法)における除菌 ※率は表 の とお り
である。
※培養法及び組織診断法の結果がいずれも陰性
・胃潰瘍における除菌率 (7日間経 口投与)
除菌率
S° liゆ
鉗
AUC
(μgohん L)
投与 回数
有効成分に関する理化学的知見】
【
ランソプラゾー ル
化学構造式 :
H
3 72
各薬剤 の 1回 投 与量
ラン ソプ ラゾー ル 3 0 1 n g
アモ キ ンシ リン水 和物 7 5 0 m g ( 力
価)
クラ リス ロマ イ シ ン 2 0 0 1 n g (価力)
ラン ソプ ラゾー ル 30ng
アモ キ シシ リン水 和物 750 1ng(力
価)
クラ リス ロマ イ シ ン 400m質(力価 )
2 作 用機序
アモキシシ リン水和物は細菌の細胞壁合成を阻害す ることにより
効果を発揮 し、また、 クラリスロマイシンは細菌の 70Sリ ボソー
ムの 50Sサ ブユニ ッ トと結合 し蛋白合成を阻害することにより効
果を発揮する。9'101
ランソプラゾールは胃粘膜壁細胞のH+,K+■TPaseのSH基 と結合
し、酵素活性を抑制することにより、酸分泌を抑制 し胃内 pHを上
昇 させる。 n―■)
アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンとの 3剤 療法にお
けるランソプラゾールの役害1は胃内 pHを 上昇 させることにより、
アモキシシ リン水和物及びクラリスロマイシンの抗菌活性を高め
ることにあると考えられる。
837%
( 8 2 / 9 8 例)
除菌率は基本解析対象集団を対象とした。
クラ リス ロマ イシン
化学構造式 :
轡
,
H
C
なお 、米 国及 び英国で行 われ たヘ リコバ クター ・ピロ リ陽性 の十二
指腸潰瘍等に対す る除菌の臨床試験 注9に おいて も、同程度 の成績 が
認 め られてい る。
注 9)各薬剤の投与量、投与期間は下記のとおりであり、国内の承認用法 ・
用量と異なる。(【用法・
用量】の項参照)
米国 :ランソプラゾールとして 1回 30 mg、
アモキシシリン水和物として 1
価)及びクラリスロマイシンとして 1回 500 mg(力
回 1,000 mg(力
価)の
3剤 を 1日 2回 、10日間又は 14日間経 口投与
アモキシシリン水和物として 1
英国 :ランソプラゾールとして 1回 30 mg、
一般名 : アモ キシシ リン水和物
( 飾o x i c i l l i n H y d r a t e )J〔
AN〕
略 号 : 川К
化学名 :(2554606[(20-2飾
ino 2(4-hydrOxyphenyl)―
acetylanino]-3,3-dimethyl-7-oxo-4-thia-1-azabicyc10E3 2 0]heptane-2-carboxylic acid trihydrate
3L0
分子式 :β16Hl鵡05S・
分子量 ,419.45
融 点 :約 195℃ (分解)
性 状 :ア モ キシシ リン水和物 は、 自色 ∼淡黄 白色 の結 晶又は結晶
性の粉末である。水又はメタノールに溶 けに くく、エ タノー
ル (95)に極 めて溶 けに くい。
力 及びクラリスロマイシンとして 1 回 2 5 0 嘔( 力価) の
回 1 , 0 0 0 n g (価)
3 剤 を 1 日 2 回 、7 日 間経 口投与
【
薬効薬理】
1 抗 菌作用
(1)アモキシシリン水和物及びクラ リス ロマイシンはヘ リコバ ク
ター ・ピロリに対 し殺菌的な抗菌作用を示す。
(2)クラリスロマイシンの抗菌力は pllの影響を受 け、酸性では中
性に比べて減弱する。一方、アモキシシリン水和物はクラリス
ロマイ シンと比べて pHの影響は少ない。
(3)アモキシシ リン水和物 とクラリスロマイシンとの併用におけ
る抗菌力 には、相乗又は相加作用が認められ 、いずれ の菌株に
おいても拮抗作用は認められていない。
また、アモキシシリン水和物及びクラ リスロマイシンともにラ
ンソプラゾール との併用投与により、経 口投与後の胃組織中濃
度 の上昇が認められる(ラッ ト)。
一般名 : ク ラ リス ロマ イ シン
( C l a r i t h r O m y c i n )州〕
し
略 号 :鰤
-5-(3,4,66え8え 10411212,13め
化lr′
呂 :(243,4,5月
―
Trideoxy-3-dimethylamino― β一"町 ■ο
hexopyranosyloxy)-3-(2,6-dideoxy-3-6■ nethyl-3-6■
L r■
methyl―α―
b″hexopyranosyloxy)-11,12-dihydroxy―
6-methoxy-2,4,6,8,10,12-hexanethyl-9-oxopentadecan―
13-olide
-6-
-156-
分子式 :C38鴫N13
分子量 :74795
融 点 :220∼227℃
性 状 :クラリス ロマイシンは、白色の結晶性の粉末で、味は苦い。
アセ トン又はクロロホルムにやや溶けやすく、メタノール、
エタノール (95)又はジエチルエーテルに溶けにくく、水にほ
とんど溶けない。
包装】
【
PTP入 り 7シ ー ト(1シー ト×7)、35シ ー ト(1シ ー ト×7×5)
主要文献】
【
1)Mayhew,3 S et al:Drug Metab DispOs,28:1031,2000
tab PharmcOkinet,18:104,2003
2 ) S u z u k i , A e t aulg: DMle・
3)厚 生労働省 :重篤副作用疾患別対応 マニュアル薬剤性過敏症症候群
4)二 輸 清 他 :薬理 と治療,18:3413,1990
5)Schardein,」
L et al :薬理と治療,13(Suppl 10):2773,1990
6)Atkinson,」
. E et al :薬理 と治療,18(Suppl 10):2713,1990
7)瀧 井昌英 他 :Chemotherapy,37:15,1989
8)足 立 暁 他 :Chemotherapy,36(Supp1 3):660,1988
9)上 田 泰 他編 :感染症学 ―基礎 と臨床 ,204,1982メジカル ビュー社
10)懸 川友人 他 :Chelnotherapy,36(Supp1 3):123,1988
11)Satoh,H et al :J PharmacOI Exp Ther,248:806,1989
12) Nagaya,H et al pn
: 」
J Pharmac01 , 55:425,1991
13) Nagaya,II et al :J Pharmaco]Exp Ther , 248: 799,1989
14)Nagaya,H et al :」Plarmacol Exp Tller,252:1289,1990
文献請求先 口製品情報お問い合わせ先】
【
武 田薬品工業株式会社 医 薬学術部 く す り相談室
〒1038668東京都中央区 日本橋二丁 目 12番 10号
フ リー ダイヤル 0120566-587
受付時間 9:00∼17:30(土日祝 日 ・弊社休業日を除く)
製造 販売元
武 田薬品 工業株式会社
〒540-8645大 阪市中央区道修 田
I四丁目1番]号
-7-
-157-
日本標準商品分類番号 876199
注1)
処方せん医薬品
法 :室 温保存。開封 後
も湿気を避 けて保存す るこ
と。(本品は高防湿性 の 内袋
に よ り品質保持 をはか って
い る。)
使 用期限 :外 箱 に表示 の使 用
期限内に使用す ること。
(使用期限内であつても開封後はな
るべく速勲 ヽこ使用すること )
貯
ラ2ご "ツ レドッグ
承認番号
薬価収載 販売開始
010年■1月
2220QttD《(Ю806 2010年■1月 〕
「
` 澪O F ` ぎ 」
LAル 慶10Ⅳ ]Iしck
リ
ロ
"争
ヒ
i自
,ワ
ラ
ラ ンソプ ラ ゾール カプセル 、 日本薬 局方 アモ キシシ リンカプセル 、 日本薬局方 メ トロニ ダ ゾー ル 錠
・
1本製品に包装されている個々の製剤を単独、もしくは本製品の効能 ・効果以外の目的に使用しないこと。また、用法 用量のとおり、同時に服用すること。│
アモ リンカプセル250
禁 忌】(次の患者には投与しないこと)
【
仁) タ ケプ ロン 、 アモ リン及 び フ ラ ジ ー ル の成 分 に対す る
過敏症 の既往歴 のあ る患者
② ア タザナ ビル 硫 酸塩 、 リル ピ ビ リン塩 酸塩 を投 与 中 の
患者 ( 「
相 互 作用」の 項参照)
( 3 ) 伝染性 単核 症 の あ る患者 [ アモ キ シ シ リン水 和 物 で紅
斑性丘疹 の発現頻度 が高 い との報告が ある。]
1 4 ) 高度 の 腎障 害 の あ る患者 [ アモ キ シ シ リン水 和 物 の血
中濃度 が 上 昇す る こ とが あ り、本製 品で は各 製 剤 の 投
与量 を調節 で きないため、本製品 の使 用 を避 ける こと。]
( 5 ) 脳、脊髄 に器 質 的 疾 患 の あ る患者 ( 脳膿 瘍 の 患者 を除
く) [ メ トロニ ダ ゾー ルで 中枢神経系症状 が あ らわれ るこ
とがある。]
妊婦 、産婦 、授 手し婦 等 へ の 投
1 6 ) 妊娠 3 ヵ 月 以 内の婦 人 ( 「
与」の項参 照)
【原 則 禁 忌 】(次の患者 には投与 しない ことを原則 とす るが、
特 に必要 な場合には慎重に投与す るこ と)
ペ ニ シ リン系抗 生物 質 に対す る過敏症 の既往歴 の ある患者
2カ
プセル
6rt1ttu
フラジール 内服 錠250mg 2錠
タケ プロンカプセル3 0
ラン ソプ ラゾー ル 30mg
白色 ∼ わず か に褐色 を帯 び た 白色 の 月
易溶 性 顆粒
・
色調 剤形 を含 む頭 部 が うす い橙 色 の 不透 明、胴 部 が うす
い黄色 の不透 明 の硬カ プセル剤
識 別 コー ド
形状 ・号数
0283
(:三
±
lIIII])
3号
長 径 (llull)
短 径 (llllll)
¨
2号
長 径 (null)
短 径 (llull)
添加物 : ステア リン酸 マ グネシウム、 メチルセル ロー ス、ト ウモロコシデ
ンプン、ゼ ラチ ン、ラ ウリル硫酸ナ トリウム
フラジー ル内服錠250mg
1錠 中 の
メ トロニ ダゾー ル 250mg
有効成 分
色調 ・剤形 白色 の 円形 の糖衣 錠 で、においはな く、味は甘 い。
識別 コー ド
③ 763
形
状
裏面
側面
約 10.8
約 6.0
添加物 : コ ム ギデンプ ン、グリセ リン、メチルセル ロース、水 アメ、タル
ク、ステア リン酸マ グネシウム、白糖 、デ ンプン グリコ, ル 酸ナ トリウム、
アラビア ゴム末、ゼ ラチ ン、沈降炭酸 カルシウム、安息香酸ナ トリウム 、
カルナ ウバ ロ ウ
【
効能・
効果】
3 製 剤各々の組成 “
性状は次 のとお りである。
1 カプセル 中
の有効成分
0640
形状 ・号数
直 径 (llllll)
厚 さ (lnlll)
本製 品は以下 の 3 製 剤 を組 み合 わせた ものである。
タケ プ ロンカ プセル 30
識 別 コー ド
表面
【
組成 ・
性状】
1v*l-(1Ea)+ lr+y>)t/-ttv25o
1カプセル 中
アモ キシシ リン水和物 250mg(力 価)
の有効成分
色調 ・剤形 頭部及 び胴部 とも 白色 の硬 カプセル剤
5.8
添加物 : 炭酸マ グネシウム、ト ウモ ロコシデ ンプン、低置換度 ヒ ドロキシ
プ ロピルセル ロー ス、 ヒドロキシプロピルセル ロー ス、精製 白糖、メタク
リル酸 コポリマーL D 、タル ク、マ クロゴール6 0 0 0 、
酸化チタン、ポ リソル
ベー ト8 0 、軽質無水ケイ酸、ゼ ラチン、ラウリル硫酸ナ トリウム
注 1)処 方せ ん 医薬品 :注 意 ―医師等 の 処方せ ん に よ り使用 †59之
く適応菌種 〉
アモ キシシ リン、 メ トロニ ダゾー ル に感性 のヘ リ コバ クター ・
ピロ リ
.
〈適応症〉
胃潰 瘍 ・十 二指 腸 潰 瘍 ・胃MALTリ ンパ 腫 ・特 発 性 血小 板減
少性 紫斑病 。早期 胃癌 に対す る内視鏡的治療後 胃にお けるヘ リ
コバ クター ・ピロ リ感染症 、ヘ リコバ クター ・ピロ リ感染 胃炎
一――一―
‐ <効 能 ・
効果に関連す る使用上の注意 >一 ‐
「
ー ・ピ
ヘ
コバ
パ
ン
MALTリ
腫
に対
ク
タ
す
る
リ
期
胃
│(1)進行
│ ロ リ除 菌治療 の 有効性 は確 立 していない。
(2)特発性 血小 板減 少性 紫 斑病 に対 して は、 ガイ ドライ ン
等 を参 照 し、 ヘ リコバ ク タ ー ・ピロ リ除菌 治 療 が適 切
と判 断 され る症例 にのみ除 菌治療 を行 うこと。
(3)早期 胃癌 に対 す る内視鏡 的 治療後 胃以外 に は 、ヘ リ コ
バ ク タ ー ・ピロ リ除菌治療 に よる 胃癌 の発 症 抑制 に 対
す る有効性 は確 立 していな い。
(4)ヘリコバ クター ・ピロ リ感染胃炎に用いる際には、ヘ リコバ ク
ター ・ピロリが陽性であること及び内視鏡検査によ リヘ リコバ
クター ・ピロリ感染胃炎であることを確認すること。
用法 ・
用量】
【
プ ロ トンポ ンプ イ ン ヒビター 、アモ キシシ リン水和物及 び クラ
リス ロマ イ シンの 3 剤 投 与 に よるヘ リコバ クター ・ピロ リの除
菌治療 が不成功 の場合
通常 、成人 には ラ ンソプ ラゾール として 1 回 3 0 m g 、ア モ キシシ
リン水和物 として 1 回 7 5 0 m g ( 力価 ) 及び メ トロニ ダ ゾール とし
て 1 回 2 5 0 m g の3 斉1 を同時 に 1 日 2 回 、 7 日 間経 口投与す る。
タ ク ロ リム ス水 和 タ ク ロ リム ス の 血
物
中濃 度 が 上 昇 す る
ことが あ る。
ジ ゴキ シン、
メチル ジゴキシン
【
使用上の注意】
使用 上の注意 】
本製 品は 3 製 剤 を組 み合 わせ た ものであ り、本 【
は 3 製 剤各 々 の 【
使用上 の注意 】 よ り記載 してい る。
1 _ 慎重 投与 ( 次の患者 には慎重 に投与す ること)
タケプ ロン
物過敏症 の既往歴 の あ る患者
(1)薬
泄が遅延
例肝 障害 の ある患者 [ ラ ン ソプ ラゾール の代謝 、ツト
す ることがある。]
高齢者 へ の 投与」の項参照)
0高 齢者 (「
アモ リン
(1)セフェム系抗 生物質 に対 す る過敏症 の既往歴 の ある患者
12)本人又 は両親 、兄弟 に気管支 喘 息、発疹 、奪麻疹等 のア レ
ル ギー症状 を起 こしや す い体質 を有す る患者
(31高齢者 (「
高齢者 へ の 投与」の項参照)
14)経口摂取の不 良な患者 又 は非経 口栄養 の患者 、全 身状態の
悪 い 患者 [ビタ ミンK欠 乏症状 があ らわれ るこ とがあるの
で観察 を十分 に行 うこ と。]
フ ラ ジール
(1)血液疾患 のあ る患者 [白血球減少 、好 中球減少 があ らわれ
ることが ある。]
唸朔蛍膿 瘍 の 患者 [中枢 神 経系症状 があ らわれ るこ とがあ る。]
2重 要な基本的注意
アモ リン
シ ョックが あ らわれ る こ とがあるので、十 分 な問診 を行 うこ
と。
フラジール
血球減少 、好 中球減 少 があ らわれ ることがあ るので 、定
(1)白
期的 に血液検査 を実施 す るな ど、患者 の状態 を十分 に観察
す ること。
枢神経障害 があ らわれ ることがあ るので、患者 の状態 を
(2)中
十分 に観察 し、構語 障害 、小脳失調 等 の症状 の発現 に十 分
注意す る こ と。]
3_相互 作用
′
ラ ン ソプ ラ ゾ ー ル は主 と して 肝 薬 物 代 謝 酵 素 CYP2C19又 は
CYP3A4で 代謝 され る。 ま た、 ラ ン ソプ ラゾール の 胃酸分泌抑
の 吸収 を促進又は抑制す ることがあ る。
制作用 により、併用薬斉」
(J併用禁忌 (併用 しない こ と)
タケプ ロン
薬斉」
名等
臨床 症状 ・措置方法 機序 ・危険因子
アタザナ ビル硫酸塩 ア タ ザ ナ ビル 硫 酸 ランソプ ラゾールの
塩 の 作 用 を減 弱 す 胃酸分泌抑市1作用に
よ リアタザナ ビル硫
るお それ があ る。
酸塩 の溶解性 が低下
し、アタザナ ビルの
血中濃度が低下す る
ことがある。
リル ピビリン塩酸塩 リル ピ ビ リ ン塩 酸 ランソプ ラゾールの
(エジュラン ト)
塩 の 作 用 を減 弱 す 胃酸分泌抑制作用 に
よ リリル ピビリン塩
るお それ があ る。
酸 塩 の 吸 収 が低 下
し、 リル ピビ リンの
血 中濃度 が低下す る
ことがある。
イ トラコナゾール、 左 記 薬 剤 の 作 用 を
ゲフィチニ ブ
減 弱 す る可 能 性 が
ある。
トトレキサー ト
フェニ トイ ン、
ジアゼパ ム
機序 ・危 険因子
メ トロニ ダゾー ル はア
ル コール の代謝過程 に
お いてアルデ ヒ ド脱水
素酵素 を阻害 し、血 中
アセ トアル デ ヒ ド濃度
を上昇 させ る。
ジスル フ ィラ ム ーアル リ トナ ビル はエ タノー
リ トナ ビル
コー ル 反応 を起 こすお ル1 8 % を 含 有す るので
それ が ある。
メ トロニ ダゾール によ
り血 中アセ トアルデ ヒ
ド濃度 を上 昇 させ る。
ジスル フ ィラ 精 神 症 状 (錯乱 等 )が 機序 は不明
ム
出現す ることが あ る。
ワル フ ア リン ワル フ ァ リンの抗凝 血 メ トロニ ダ ゾール は ワ
作用 を増強 し、出血等 ル フ ァ リンの代謝 を阻
があ らわれ るこ とがあ 害 し、そ の血 中濃度 を
る。
上昇 させ る。
リチ ウムの血 中濃度が 機 序 は不 明
リチ ウム
上昇 し、 リチ ウム 中毒
が あ らわれ るこ とがあ
る。
薬剤名等
ア ル コ ーール
テオ フィリン
層 謝 沐 υ 壼 1 犬
・
引獣 置 塾方 γ 去
臨床 症状 ・措置方法
腹部 の癌痛 、嘔 吐、潮
紅 が あ らわれ る ことが
あ るので 、投与期 間中
は飲酒 を避 けるこ と。
4副 作用
胃潰瘍又は十 二 指腸 潰瘍 におけるヘ リコバ クター ・ピロリ感染
症 :ラ ンソプ ラゾニ ル 、アモキ シシ リン水和物及 び メ トロニ ダ
ゾー ル の 3剤 投与 について は、国内において臨床試験 等 の副作
用発 現頻度 が 明確 とな る試験 を実施 していない。外 国 で行 われ
た試験 (ラン ソプ ラゾー ル 、 アモ キシ シ リン水和物 及び メ トロ
ニ ダゾール の 3斉J投与 )では 132例中60例 (45.5%)に臨床検査値
の異 常 を含 む副作用 が認 め られ てお り、その主 な副作用 (頻度
1%以 上 )は次 の とお りであ る。
②併用注意 ( 併用に注意す ること)
タケプ ロン
等
メ ト ト レキ サ ー ト
の 血 中濃 度 が 上 昇
す ることがある。高
用 量 の メ ト トレキ
サ ー トを投 与 す る
場合 は、一 時的 に ラ
ン ソプ ラ ゾ ー ル の
投 与 を 中止 す る こ
とを考慮す るこ と^
左 記薬剤 の代謝 、排泄 が遅延す るこ とが
類薬 ( オメプラゾール) で報告 されてい る。
フ ラ ジー ル
( レイアタ ッツ)
瓢
左 記 薬剤 の作用 を
増 強 す る可 能 性 が
ある。
の代謝 を促 進す る こ
とが考え られている^
ラ ンソプ ラゾール が
肝薬物代謝酵素にお
け るタク ロ リムスの
代謝 を競 合 的に阻害
す るた め と考 え られ
てい る。
ラ ンソプ ラゾール の
胃酸分泌抑制作用 に
よ リジ ゴキ シンの加
水 分解 が 抑 制 され 、
ジ ゴキシ ンの血 中濃
度 が上昇す る可能性
がある。
ラ ンソプ ラゾール の
胃酸分泌抑 制作用 に
よ り左記薬剤 の血 中
濃度 が低 下す る可能
性 がある。
機序 は不明であ る。
5%以 上
,肖化暑
=
下痢 (11.4%)
肝 臓
AST(GOT)
機序 ・危険因子
テ オ フ ィ リ ン の血 ラ ンソプ ラゾール が
中濃 度 が 低 下 す る 肝 薬物代謝 酵素 を誘
ことが あ る。
導 し、テオ フ ィ リン
-460-
1∼ 5%未 満
味 覚異 常 、悪 心 、嘔 吐 、
国内炎 、腹痛 、排便回数
増カロ、 口渇、 口腔カ ンジ
ダ症
ALT(GPT)の 上昇
( 各9 1 % )
過敏 症
精 神
神経 系
その他
発疹
頭痛 (6.8%)
めまい、傾 眠
俗 怠感
胃 MALTリ ンパ 腫 上 特発性血小板減少性 紫斑病上 早期胃癌 に対
す る内視鏡 的治 療後 胃におけるヘ リコパ ク ター ・ピロ リ感染症 、
ヘ リコバ ク ター ・ピロ リ感染 胃炎 :国 内 にお いて 臨床試 験 等 の
副作用発現頻度 が明確 とな る試 験 を実施 していな い (承認 時)。
なお、 タケプ ロン、アモ リン及び フラジー ルでは 、他 に もそれ
ぞれ に次の副作 用 が認 め られている。
タケプ ロン
大 な副作用
(1)重
1)アナ フィラキ シー 反応 (全身発疹、顔 面浮腫 、呼吸困難等)
(0.1%未満 )があ らわれ ることがあ り、シ ョック (0.1%未満)
を起 こ した例 もあるので 、観察 を十分 に行 い 、異常が認 め
られ た場合 には投与を中止 し、適切 な処置 を行 うこ と。
2)汎血球減少 、無顆粒球症、溶血性貧血 (0.1%未満)、ま た、
顆 粒球 減 少 、血小板減少 、貧血 (0.1∼5%未 満 )があ らわ
れ るこ とが あるので、観察 を十分に行 い 、異常 が認 め られ
た場合 には投与 を中止す るな ど適切 な処置 を行 うこ と。
3)黄疸 、 AST(GOT)、 ALT(GPT)の 上 昇 等 を伴 う重 篤 な肝
機 能障害 (0.1%未 満)があ らわれ る こ とが あ るので 、観 察
を十分 に行 い 、異常 が認 め られた場 合 には投与 を中止 し、
適切 な処置 を行 うこと。
4)中 毒 性 表 皮 壊 死 融 解 症 (Toxた Epidermal Necrolysis:
TEN)、 皮 膚粘膜 眼症候群 (Stevens―
。hnsOn症候群)(0.1%
」
未 満)が あ らわれ るこ とが あるので 、観察 を十分に行 い 、
異 常が認 め られ た場合 には投与 を中止 し、適切 な処置 を行
うこ と。
5)間質性肺 炎 (01%未 満)があ らわれ る こ とがあ るので 、発
熱 、咳嗽 、呼吸困難、肺音 の異常 (捻髪音)等 があ らわれた
場合 には、速や かに胸 部 X線 等 の検 査 を実施 し、タケ プ ロ
ンの投与 を中止 し、副腎皮 質 ホルモ ン剤 の投与等 の適切 な
処置 を行 うこと。
6)間質性 腎炎 (頻度不 明)があ らわれ 、急性 腎不全 に至 る こと
もあ るの で 、腎機 能検 査値 (BUN、 ク レアチ ニ ン上 昇 等 )
に注意 し、異常 が認 め られ た場合 には投与 を中止 し、適切
な処置 を行 うこ と。
の他の副作 用
121そ
0.1∼5%未 満
江
過敏 症 ″ 発疹 、癌痒
注紛 AST(GOT)、
肝 臓
0.1%未 満
ALT(GPT)、
その他
0.1%未 満
血 液
好酸 球増多 、貧 血
肝
AST(GOT)、
A L T ( G P T ) の上昇
臓
,肖化:=
在
菌交代症 °
ビタ ミン
欠乏症
下痢 、悪 心 、
食 欲 不振
国内 炎、大腸 炎 ( カンジダ、
非感 受 性 の ク レブ シ エ ラ
等に よる)
ビ タ ミンK 欠 乏症 状 ( 低プ
ロ トロ ン ビ ン血 症 、 出 血
傾 向等 ) 、 ビ タ ミン B 群 欠
乏 症 状 ( 舌炎 、 国内 炎 、食
欲不振 、神 経炎等)
フ ラ ジエ ル
注 注 注
好酸球増多
い、口風 n■
_ 国内炎 、舌炎 、大腸
下痢 、 羅吾′
腹部 膨 食欲不振、腹痛 談: ( c o ‖a g e n o u s
カ ン ジ ダ 症 coltis等注4)を 含
む)
味覚異常
頭痛、眠気
うつ 状 態 、 不
眠 、めまい 、
振戦
= 力 か す み 日、 脱 力
発 熱 、 総 コ レ 女性化乳房
、
ス テ ロ ー ル 、 浮腫 、倦 怠 感 、感 、 関節 痛 、 低
尿 酸 の上 昇
舌 ・口唇 の しび ナ トリウム血症 、
れ 感 、 四 肢 の 低 マ グネ シ ウム
し び れ 感 、 筋 血症
肉痛 、脱毛
秘渇感
便 口満
精 神
神経 系
0.1∼ 5%未 満
発熱 、発疹 、
菫藤疹
注5 ) こ のような場合には投与を中止 し適切な処置を行 うこと。
注6 ) こ のような場合には投与を中止す るなど適切な処置 を行 うこと。
Y GTP(D_上
昇
,肖化暑
=
過敏症「り
頻度不 明
多形紅斑
A L ― P 、L D H 、
血 液
アモ リン
大な副作用
(1)重
1)シ ョック、アナ フ ィラキ シー様症 状 (0.1%未 満)を起 こす
ことが あるので 、観 察を十分 に行 い 、不快感 、国内異 常感 、
眩量、便意、耳呵
島、発汗 、喘鳴 、呼吸困難 、血管浮腫、全
身の潮紅 ・華麻疹等 の異 常が認 め られ た場合 には投与を 中
止 し、適切 な処置 を行 うこ と。
2)皮膚粘 膜 眼症候 群 (Stevens―
。hnson症候 群 )、 中毒 性 表 皮
」
ずれ
壊 死 融 解 症 (Toxic Epidermal Necrolyds:TEN)(い
も01%未 満)、急性汎発性発疹性膿疱症 (頻度不明)があ ら
われ る こ とがあ るので 、観 察 を十分 に行 い 、発熱 、頭痛 、
関節痛 、皮膚や粘膜 の紅斑 ・水疱 、膿疱 、皮 膚 の緊張感 ・
灼熱感 。疼痛等 の 異常 が認 め られ た場 合 に は投 与 を中止
し、適切 な処置 を行 うこ と。
3)急性腎不 全等の重篤な腎障害 (0.1%未 満)が あ らわれ る こ
とがあ るので、定期的に検査 を行 うな ど観察 を十分 に行 い 、
異常が認 め られ た場合 には投与 を中止 し、適切 な処置を行
うこ と。
4)顆粒球 減 少 (0.1%未 満)が あ らわれ るこ とが あるので 、異
常 が認 め られ た場合 には投 与 を 中止 す るな ど適 切 な処置
を行 うこと。
5)偽膜性 大腸 炎等の 血便 を伴 う重篤 な大腸 炎 (0.1%未 満 )が
あ らわれ ることが ある。腹痛 、頻 回 の下痢 が あ らわれた場
合 には直 ちに投 与 を中止す るな ど適切 な処置 を行 うこと。
6)AST(GOT)、 ALT(GPT)の 上昇 等 を伴 う肝 機 能 障 害 、黄
疸 (0.1%未満 )が あ らわれ るこ とが あるので 、観察 を十分
に行 い 、異常 が認 め られ た 場合 には投与 を中止 し、適切 な
処置 を行 うこと。
の他の副作用
(2)そ
このよ うな場合には投与を中止すること。
観察を十分に行 い、異常が認められた場合には投与を中止す るなど
適切な処置を行 うこと。
下痢が継続す る場合、conagenous cohtヽ
等が発現 している可能性が
あるため、速やかに本剤の投与を中止す ること。腸管粘膜 に縦走潰
瘍、び らん、易出血等の異常を認めることがあるので、下血、血便
が認 められ る場合には、適切な処置を行 うこと。
-161レ
大な副作用
(1)重
1)末梢神経障害 (0.1%未
満 )があ らわれ ることが あるので 、観
察を十分 に行 い 、四肢 の しびれ 、異 常感等 が認 め られた場
合 には投与を中止 し、適切 な処置 を行 うこ と。
2)痙攣 、意識障害 、構語障害、錯乱 、幻覚 、小脳失調等 の 中
枢神経障害 (頻度 不明)があ らわれ る こ とが あ るので 、異常
が認 め られた場合 には投与 を中止 し、適切 な処置 を行 うこ
と。 (「
重要 な基本的注意 」 の項参照)
慎重投与」及 び 「
3)項部硬 直、発熱 、頭痛 、悪 心 ・嘔 吐あ るい は意識混濁等 を
伴 う無菌性髄 1莫炎 (頻度 不 明)が あ らわれ る こ とが あ るの
で 、 この よ うな症状 が あ らわれた場合 には投与 を 中止 し、
適切 な処置 を行 うこと。
4)中毒性表皮壊死融解症 (Toxic Epidermal Necrolysis:T酬
)、
眼症候 群 (Stevens―
皮膚粘1莫
」OhnsOn症候 群 )(頻 度不 明)
があ らわれ るこ とがあるので、観察 を十分 に行 い 、異常 が
認 め られた場合 には投与 を中止 し、適切 な処置 を行 うこと。
5)急性膵 炎 (頻度不 明)が あ らわれ る こ とがあ るので 、腹痛 、
背部痛 、悪 心 ・嘔吐、血 清 ア ミラー ゼ値 の上 昇等 の異常 が
認 め られた場合 には投与 を中止 し、適切 な処置 を行 うこ と。
7小 児等 へ の投与
低出生は
、新生児、乳児、現幌又 は′
l颯 に対す る安全性 は確立
して い な い (ランソプラゾールでは使用経験が少ない。メ トロニダ
ゾ=ル では使用経験がない)`
8適 用上の注意
薬剤交付時 :PTPシ ー トか ら取 り出 して 服 用 す る よ う指 導 す
る こ と。 [PTPシ ー トの誤 飲 に よ り、硬 い鋭 角 部
が 食道粘膜 へ刺入 し、更 には 穿孔 をお こ して縦隔
洞炎 等 の重篤 な合併症 を併発す る こ とが報告 され
てい る。]
9そ の他の注意
(1)ヘリコバ クター ・ピロリの除菌判 定上の注意 :ラ ン ソプ ラゾ
ール 等 のプ ロ トンポ ンプイ ン ビター アモ キシシ
リン水 和
や
ヒ
物及 び メ トロニ ダゾー ル の服用 中や投与終 了直後 では 、 BC―
尿 素呼気試験 の判定結果 が偽陰性 にな る可能性 が あ るた め、
BC―
尿素呼気試 験 に よる除菌判 定 を行 う場合 には、 これ らの
薬剤 の 投与終 了後 4週 以 降 の 時点 で 実施す る こ とが望 ま し
6 ) 自血 球減少 、好中球減少 ( 頻度不明) があ らわれ ることがあ
るの で、異常 が認 め られ た場 合 には投与 を中止 し、適切 な
処置 を行 うこ と。 ( 「
慎重投与」及 び 「
重要 な基本的注意」
の項 参照)
の他 の副作用
121そ
1 ) ト リコモ ナ ス症 ( 腟 トリコモナ ス による感 染症 ) 、嫌気性菌
感染症 、感染性腸炎 、細菌性腟症 、アメーバ 赤痢、 ランブル
鞭 毛 虫感染症
過敏 症 圧刀
'肖化暑
=
5%以 上又は頻度不明
発疹
舌 苔 、食 欲 不 振 、悪 心 、胃不 快 感 、下痢 、
腹痛 、味覚異常
肝 臓
AST(GOT)■
昇 、A L T ( G P T ) 」 ■昇 、総
ビ リル ビ ン 上 昇 、 A L ―P 上 昇 、 L D H 上 昇 、
γ―GTPll昇
生殖器
その他
α ″グ〃′θあた∂″sの 出 現
暗赤色尿 、発熱
い
・
過敏症 87
「
血 液 り
,肖化暑
=
神系
経
精神
1の
肝 臓 江
その他
。
(21タケプ ロン
1)類薬 (オメプ ラゾー ル )で、視力障害 が発現 した との報告 が
ある。
2)ラ ッ トに52週 間強制経 口投与 した試 験 で、50mg/kg/日群
(臨床用量 の約 100倍)に お いて 1例 に良性 の精巣 間細胞腫
が認 め られ てい る。め さ らに、24ヵ月 間強制 経 口投与 した
試験 で 、15mg/kg/日以上 の群 において 良性 の精 巣間細胞腫
の発 生増加 が 、また、 5 mg/kg/日以 上の群 において 胃のカ
ル チ ノイ ド月
重瘍 が認 め られ てお り、加 えて、雌 ラ ッ トの 15
mg/kg/日以上及び雄 ラ ッ トの50mg/kg/日以上 の群 におい て
網膜萎縮 の発生頻度 の増加 が認 め られ てい る。
精巣 間細胞腫及 び網膜 萎縮 につい ては 、マ ウスのがん原性
試験 、イヌ、サル の毒性試 験 では認 め られず 、ラ ッ トに特
有 な変化 と考 え られ る。
3)タケプ ロンの投与 が 胃癌 に よる症状 を隠薇す ることがあ る
ので 、悪性 でない ことを確認 の うえ投与す ること。
4)海 外 にお ける複数 の観 察研 究で、プ ロ トンポ ンプイ ン ヒビ
ター による治療 において骨 粗継症 に伴 う股 関節骨 折、手 関
節 骨折 、脊椎 骨折 の リス ク増加 が報 告 され てい る。特 に、
高用量及び長期間 (1年 以上)の治療 を受 けた患者 で、骨折
の リスクカ婆勤日した
5)海 外 にお け る主 に入 院 患者 を対 象 と した 複数 の観察研 究
で 、プ ロ トンポ ンプイ ン ヒビター を投与 した患者 において
ク ロス トリジ ウム ・デ ィ フ ィシル に よる胃月
易感染 の リス ク
増加 が報告 され てい る。
(3)フラジール
マ ウス に長期経 口投与 した場 合 、肺腫瘍 が4,9、また ラッ トで
は平L房腫瘍 の発 生が報告 され てい るが0、 ハ ムス ター の生涯
投与試験 では腫 瘍 はみ られ ていない との報告 があ る。'
四 そ の他
ラッ トにアモ キ シシ リン水 和物 (2,000mg/kg/日)、 ラン ソプ
ラゾール (15mg/kg/日以 上)を 4週 間併用経 口投与 した試 験
で、アモ キシシ リン水和物 を単独 あるいは併用投与 した動物
に結晶尿が認 め られ てい るが、結 晶はアモキ シシ リン水和物
が排尿後 に析 出 した もので あ り、体 内で析 出 した もので はな
い こ とが確認 されてい る。
注7)症 状があらわれた場合には投与を中止すること。
2 ) ヘ リ コバ ク タ ー ・ピロ リ感 染 症
頻度 不明
発疹 、疼痒感
好塩基球増 多
下痢 、胸 や け、悪 心 、上腹 部 痛 、味覚異 常 、
口腔 ア フタ 、舌炎 、 出 血性腸 炎 、鼓腸 、黒
色便
肝機能障害
うつ 病 、頭痛、浮動性 めまい 、不安定感
眼精疲労、疲労 、 しびれ感
注8)こ のような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
注9)投 与中は定期的に血液学的検査を行 うことが望ま しい。また、異常
が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行 うこと。
注10)定期的に血液生化学的検査を行 うことが望ましい。また、観察を
十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切
な処置を行 うこと。
5高 齢者への投与
次 の 点 に注意 し、患 者 の 状 態 を観 察 しな が ら慎 重 に投 与す る こ
と。
(1)一
般 に 高齢 者 で は酸 分 泌 能 が低 下 してお り、そ の 他 生理 機 能
の 低 下 もあ るの で1 真重 に投 与す る こ と。
例 高齢者 で は ビ タ ミンK 欠 乏 に よ る出血傾 向が あ らわれ る こ と
が あ る。 ( アモ リンに よる)
6 妊 婦 、産婦 、授 乳 婦 等 へ の 投与
台児 に対 す る安 全性 は確 立 して い な い ので 、特 に妊 娠 3 ヵ 月
(1湖
以 内 は経 口投 与 を しない こ と。妊 婦 又 は妊娠 して い る可能性
の あ る婦 人 には治 療 上 の 有益性 が危 険性 を上 ま わ る と判 断 さ
れ る場 合 に の み 投 与す る こ と。
1 ) メ トロニ ダゾール では 、妊婦 へ の経 口投 与 に よ り胎盤
関 門 を通 過 して胎児 へ 移 行 す る こ とが報 告 され てい
る。胎児 に対す る安全性 は確 立 して い な い ので 、特 に
4 1 E 娠3 ヵ 月以 内は経 口投与 を しない こ と。( 【
薬物動態】
の項参照)
2 ) ラン ソプ ラゾール では 、動物試験 ( ラッ ト) にお いて胎
児 血漿 中濃 度は母動物 の血 漿 中濃度 よ り高 い こ とが認
め られ てい る。°また、 ウサ ギ ( 経口3 0 m g / k g / 日
) で胎
児死 亡率の増加 が認 め られ てい る。2
【
薬物動態】
ゾ
ダ
″
”
”
ニ
知
ロ
(2)授乳中 の婦人 に投与す る場合 には授 乳 を中止 させ ること。
﹁︱︱︱ ︱IJ
一 る 一 る
でと でと
ル ,﹂ ル ゝ﹂
卜 中 項 ン中
メ 乳 の ラ 汁
FIII IIL
フ ラジー ル
1 胎 児 へ の移行
分娩 開始初期 か らメ トロニ ダ ゾー ル 内服 錠2 0 0 m g を3 時 間 ご
とに投与 して 、母子 の血 中濃度 を沢1 定した とき、胎盤関門 を
通過 して胎 児 に移行す るこ とが認 め られた。つ ( 外国人に よる
デ ー タ)
2 母 乳中へ の移 行
平均年齢 2 2 . 5 歳の母親及 び生後 5 日 の新生児 1 0 例を選び 、母
親 にメ トロニ ダ ゾー ル 内服錠 2 0 0 m g を経 口投 与 し、 4 時 間 ご
とに授 乳 して母 乳 中及 び新生児 の血 中へ の移 行 を測定 した。
母乳 中の平均濃度 は 4 時 間 3 . 4 鱈/ m L 、8 時 間 2 . 2 昭/ m L 、1 2 時
間 1 . 8 昭/ m L で母親 の血 中 と同程度 に移行 したが、新生児 の血
-462-
9級 り
定法 :
中濃度は痕跡∼0 4 饉 / 証と極めて微量であつた。
ー
によるデ
タ)
p o l a r o g r a p h y )国人
(外
薬効薬理】
【
1抗 菌作用
アモ キシシ リン水和物 はヘ リコバ クター ・ピロ リに対 し殺菌
的 な抗菌作用 を示す。
2作 用機序
ア モ キシシ リン水和物 は細菌の細胞壁合成 を阻害す るこ とに
よ り効果 を発揮す る。9
ラ ン ソプ ラゾー ル は 胃粘膜壁細 胞 のH十,K+― ATPaseの SH基
と結合 し、
酵素活性 を抑制す るこ とに よ り、酸分泌 を抑 制 し
10∼
1う
胃内pHを 上昇 させ る。
ー
ヘ
ロニ
ル
は リコバ クター ・ピロ リ菌体内の ニ トロ
メト
ダゾ
還 元酵 素系 の反応 に よって還 元 を受 け、 ニ トロ ソ化合 物 (財
NO)に 変化す る。 このR―NOが ヘ リコバ クター ・ピロ リに対
す る殺菌作用 を示す。 また、反応 の途 中で生成 した ヒ ドロキ
シ ラジカ ル がDNAを 切 断 し、 DNAら せ ん構 造 の 不安 定 化 を
“∼161
招 く。
有効成分に関する理化学的知見】
【
ランソプラゾール
化学構造式 :
:C6H9N303
:171.15
:159∼ 163℃
:メ トロニ ダ ゾール は、 自色 ∼微黄 白色の結晶又は結晶
ー
性 の 粉末 である。酢酸 (100)に 溶 けやす く、エ タノ
ル (99.5)又 はアセ トンにやや溶 けに く く、水 に溶 けに
くい。希塩酸に溶 ける。光 に よつて黄 褐色 にな る。
クタノール /緩衝液]
分配係数 :0.81[pH7 4,1-オ
分子 式
分子 量
融 点
性 状
包 装】
【
PTP入
り 7 シ ー ト ( 1 シ ー ト× 7 )
3 5 シー ト ( 1 シ ー ト× 7 × 5 )
主要文献】
【
1)三 輪 清 他 :薬 理 と治 療 ,18:3413,1990.
2)Scharddn,J.L.et d.:薬
理 と治療 ,18(SuppL 10):2773,1990.
3)Athnson,JE.et d.:薬 理 と治療 ,18(Suppl.10):2713,1990
4)Rustia,M.et al.:」.Natl.Cancer lnst.,48:721,1972.
5)Roe,F」 .C.et al.:Surgery,931158,1983.
6)Rustia,M.et al.:」 Natl.Cancer hst,63:863,1979.
7)Scott, G. M.:」 . ObStet. Gynaecol. Br. Commonw., 68:
723,1961.
8)Scott,G.M.et al.:Br.J.Vener.Dis,37:278,1961.
9)上 田 泰 他 編 :感 染症 学 ― 基礎 と臨床 ,204,1982.メ ジカ
ル ビュー 社
S° lЮ
10)Satoh,H.et al.:」 .Pharmacol.Exp.Ther.,248:806,1989.
.Pharmacol,55:425,1991.
11)Nagabra,H.et d.:Jpn」
12)Nagaya,H.et al.:」 .PharmacoL Exp.Ther.,248:799,1989.
帥
OCH2CF3
- 般 名 : ラ ンソプ ラゾール ( L a n s o p r a z o bJ)A〔
N〕
化学名 :儲6)-2-({[3-Methyl-4-(2,2,2-trinuoroethoxy)―
2-pッ
Tidyl]methyl}sulinyl)benzimidazole
分子式 :C16H14F3N302S
分子 量 :369.36
融 点 :約 166℃ (分解)
性 状 :ラ ンソプラゾール は、 白色 ∼帯褐 白色 の結晶性 の粉末
で あ る。 χⅣ―ジ メチル ホル ムア ミ ドに溶 けや す く、
メ タノール にやや溶 けやす く、エ タノール (99.5)にや
や溶 けに くく、ジエ チル エ ー テル に極 めて溶けにくく、
水にほとんとV S けなしゝ
13)Nagtta,H.et al :J.Pharmacol.Exp.Ther.,252:1289,1990.
14)Osato,MS.:Curr.Pharm.Desっ 6:1545,2000.
15)山本 達男 他 :日 本 臨体 ,63(S-11):376,2005
16)Upcro■ ,P.et al.:Clh.Microbiol_Rev.,14:150,2001.
文献請求先 ・製品情報お問い合わせ先】
【
武 田薬 品 工業株 式会社 医 薬学術部 く す り相談 室
〒1 0 3 - 8 6 6 8 東京都 中央 区 日本 橋 二丁 目1 2 番1 0 号
フ リー ダイヤル 0 1 2 0 5 6 6 - 5 8 7
受付時間 9 : 0 0 ∼1 7 : 3 0 ( 土 日祝 日 ・弊社休 業 日を除 く)
アモキ シシ リン水和物
化学構造式 :
一般名 : ア モキシシ リン水和物 ( A m o x i d l h n H y d r a t」
〕
eA)N〔
略 号 :AMPC
)-2-Amino-2-(4-hydroxyphenyl)―
化学名 :(25,口,研)-6-[(2′
acetylamino]-3,3-dimethyl-7-oxo-4-thia-1-azabicyclo―
[3.2.0]heptane-2-carbowhc add tnhydrate
分子式 :C“ HЮN305S・3H20
分子量 :41945
融 点 :約 195℃ (分解)
性 状 :ア モキシシ リン水和物は、 白色 ∼ 淡黄 白色 の結晶又は
結晶性 の粉末である。水又 はメタノールに溶 けに くく、
エ タノール (95)に極 めて溶 けに くい。
メ トロニ ダゾー ル
化学構造式 :
02N
製造販売元
°H
武田薬品工業株式会社
〒540-8645大 阪市中央区道修町四丁目1番1号
韓
一般名 : メ トロニ ダ ゾール ( M e t Ю
nidazob)〔
JAN〕
化学名 :2-(2-Methyl-5-niro-1〃 ―imidazol-1-yl)ethanOl
-163■
(新開発表用)
販売名
,“
一般 名
申請 者 名
4
成分 ・
含量
5
用法 ・
用量
6
効能 ・
効果
7
備考
ゲムシタビン塩酸塩
①②③④⑤
3
① ジェムザール注射用 200mg、同注射用 lg
② ゲムシタビン点滴静注用 200mg「ャクル ト」、同点滴静注用 lg
「
ヤクル ト」
サヮィ」、同点滴静注用 lg「サ
③ ゲムシタビン点滴静注用 200mg「
ワイ」
④ ゲムシタビン点滴静注用 200mg「NK」、同点滴静注用 lg「NK」
ホス ピーラ」、同点滴静注用 lg
⑤ ゲムシタビン点滴静注用 200mg「
「
ホスピーラ」
日本イ ー ライ リリー株式会社
高田製薬株式会社
沢井製薬株式会社
日本化薬株式会社
ホス ピー ラ 。ジ ャバ ン株 式会社
1バ イアル 中 にゲムシタ ビン塩酸塩 228mg又 は H40mg(ゲ ムシタ ビ
ンとして 200mg又 は 1000mg)を 含有す る用時溶解注射剤
非小細胞肺癌 、膵癌 、胆道癌 、尿路上皮癌、がん化学療法後 に増
悪 した 卵巣癌 、再発又 は難 治性 の悪 性 リンパ 腫 の場合
通常、成人 にはゲム シタ ビンとして 1回 1000mg/m2を30分 か け
て点滴静注 し、週 1回 投与 を 3週 連続 し、4週 目は休 薬す る。 こ
れ を 1コ ー ス として投与 を繰 り返す。なお、患者 の状態 によ り適
宜減量す る。
2. 手術不能又 は再 発乳癌 の場合
通常 、 成人 にはゲム シタ ビンとして 1回 1250mg/m2を30分 か け
て点滴静注 し、週 1回 投与 を 2週 連続 し、3週 目は休 薬す る。 こ
れ を 1コ ー ス として投与 を繰 り返す。なお、患者 の状 態 によ り適
宜減量す る。
(下線部 は今 回追加)
非 小細胞肺癌 、膵癌 、胆道癌 、尿路上皮癌 、手術不能 又 は再発乳癌 、
が ん化学療法後 に増悪 した 卵巣癌 、再発又は難治性 の悪 性 リンパ 腫
(下線部 は今 回追加)
本剤は 、代謝拮抗性 の抗悪性腫瘍剤であ り、今 回、薬事 ・食品衛生
審議会薬事分科会医薬品第 二 部会 における事前評価 を受 け、再発又
は難治性 の悪性 リンパ腫 に対す る公知 申請 を行 った ものである。
添付文書 (案)を 別紙 として添付す る。
-165-
日本イ ー ライ リ リー株式会社
-167-
※※20XXttXX月 改訂 (第14版 )
※2011年 2月改訂
劇薬
処方せん医薬品
(注意 ―rA師 等 の処 方 せ ん
によ り使 用す ること)
貯 法 : 室温保存
使用期 限 : 外箱等 に表示
ヽ1ノ
案
日本標準商品分類番号
代謝措抗性抗悪性腫瘍剤
87 4224
闘用200m∫
ジェムリ‐J向
ジェムリJβ湘 1∫
①
21300AMY0040〔
承認番号
GemzarO ItteCtiOn
20ol年 9月
薬価収載
2001年 9月
販売開始
1999年 8月
1999年 8月
再審査結果
2008年 10月
2008年 10月
20XXttXX月
効 能 追力D
注射用ゲムシタビン塩酸塩
②
21300AMY00404
20XXttXX月
組成・
性状】
【
警告】
【
2.胸 部単llEX線写真 で明 らかで、かつ臨床症状 のある間
質性肺炎又 は肺線維症の ある患者 [症状 が増悪 し、致
命的 となることがある。
]
へ
3.胸 部 の放射線療法 を施 行 している患者 [外国の臨床
試験で本剤 と胸部 への根治的放射線療法 との併用 に
より、重篤 な食道炎、肺臓炎が発現 し、死亡 に至 った例
が報告 されている。「
相互作用」の項参照]
4.重 症感染症 を合併 している患者 [感染症 が増 悪 し、致
命的 となることがある。
]
5.本 剤の成分 に対 し重篤な過敏症の既往歴のある患者
6.妊 婦又 は妊娠 している可 能性 の ある婦 人 [動物 実験
(マウス、ウサギ)で催奇形作用及び胎児致死作用 が報
告 されている。]
2
6
1.高 度な骨髄抑制 の ある患者 [骨髄抑制 が増悪 し、致命
的 となることがある。
]
咆鈍越
禁忌飲の患者には投与しないこと) 】
【
0
0
1
7 投 与に際 しては臨床症状 を十分に観 察 し、頻 回に臨床
検査 (血液学的検査 、肝機 能検査、腎機 能検査 等)を、ま
た、定期 的 に胸部X線 検査等 を行い、異常 が認 め られた
場合に は適切 な処 置 を行 うとともに、投与継 続 の可 否
について慎重 に検 討 するこ と。
2
1
6 放 射線 増 感 作用 を期 待 す る胸部 へ の放射 線 療 法 との
同時併用 は避 ける こ と。[外国の臨床試験 において、本
剤 と胸部 へ の根治 的放射線療法 との併用 に よ り、重篤
な食道炎、肺臓 炎 が発現 し、死亡 に至 った例 が報告 さ
れている。「
相 互作用」の項参照]
0
2
5.胸 部単純 X線 写真 で明 らかで、かつ臨床症 状 の ある間
質性肺 炎又 は肺線 維症 の ある患 者 に は投与 しない こ
と。[間質性 肺 炎 に起 因 した と考 え られ る死 亡 例 が報
告 されてい る。]
性状 剤形
D―マンニ トール
無水酢酸ナトリウム
ジェムザール注射用19
グムシタビン鶴腋 塩1140mg
(ゲムシタビンとしてlooomg)
D‐マンニ トール
無水酢酸ナトリウム
pH調節剤
唾晦進
4 高 度 な骨髄 抑制 の あ る患 者 に は投 与 しない こ と。[骨
髄 抑制 は用 量規 制 因子 で あ り、感 染症 又 は出血 を伴
い、重篤化 す る可 能性 が あ る。骨髄抑 制 に起 因 した と
考 えられ る死亡例 が報告 されている。]
ゲムシタビン塩酸11228mg
(ゲムシタビンとして200m贅)
ロ賜
麻︱
カ
3.禁 忌、慎重投与 の 項 を参照 して適応患者の選 択 に十 分
注意す るこ と。
曰
夏ァ
2 週 1回 投 与 を30分 間点滴 静注 に よ ク
ノ行 うこ と。[夕
1国
の臨 床 試 験 に お い て、週2回 以上 あ るい は1回 の点 滴
を60分 以 上 か けて行 うと、副作用 が 増強 した例 が報
告 されてい る。]
ジェムザール注射用200mg
販売名
含 イ
。
分
い州
成
1 本 剤の投 与 は、緊 急時 に十 分対応 で きる医療 施設 に お
い て、が ん化学療 法 に十 分 な知識 ・
経 験 を持 つ 医師 の
もとで、本剤 の投 与 が適切 と判断 される症伊1につぃて
のみ実施 す ること。また、治療開始 に先立 ち、患者又 は
その家族 に有効性 及 び危 険性 を十分説明 し、同意 を得
てか ら投 与 す るこ と。
pH調節剤
白色の軽質の塊又は粉末(凍結乾燥製剤)(注射剤)
pH拿
°
浸透圧比
(生理食塩液
に対する比)
約3
mL(生理食塩液)
ゲムシタビン16mg相当量′
約3
mL(生理食塩液)
ゲムシタビン40mg相当量′
約2
ゲムシタビン16mR相当量/mL(生理食塩液)
約3
mL(生理食塩液)
ゲムシタビン40m“相当量′
*:ゲ
ム シ タ ビ ン16mg相
ダ ムシタビン
当量 /mL(生 理 食塩 液 ):平 均 的 な体 表 面 積 か ら換 算 しス
100mL生 理 食塩 液 )
1∞ mLに 希 釈 した時 の 濃 度 (ゲ ム シ タビ ン16∞ m押 当量′
当量臓L(生 理食塩液):用法・
用量における溶解時最高濃度(ゲム
ゲムシタビン401ng相
シタビン2∞mgオ
5品 生理食塩液又はゲムシタビンlgオ
ロ当畳/25mL生理食塩液)
ロ当量′
X
糞
効能・
効果】
【
非小細胞肺癌、膵癌、胆道癌、尿路上皮癌、手術不能又 は再発乳
癌、がん化学療法後に増悪 した卵巣癌、再発又 は難治性の悪性 リ
ンパ腫
く効能 。
効果 に関連する使用上の注意 >※
胆道癌 の場合
本剤 の術後補助化学療法 における有効性及 び安全性 は確 立
してい ない。
尿路上皮癌の場合
術後補助化学療法 における有効性及び安全性 は
本剤 の術前 ・
確立 していない。
手術不能又は再発乳癌 の場合
1 本 剤 の術前 ・術後補助化学療法 における有効性及び安全
性は確立 してい ない。
2 本 剤 の投与 を行 う場合 には、ア ン トラサ イクリン系抗悪
性腫瘍剤 を含む化学療法後の増悪若 しくは再発例 を対象
とす ること。
がん化学療法後 に増悪 した卵巣癌の場合
本剤 の投与 を行 う場合 には、白金製剤 を含む化学療法施行後
の症例 を対象 とし、白金製剤に対す る感受性 を考慮 して本剤
以外の治療法 を慎重 に検討 した上で、本剤 の投与 を開始す る
こと。
X
蓑
用法。
用量】
【
l.非 小細胞肺癌、膵癌、胆道癌、尿路上皮癌、がん化学療法後 に
増悪 した卵巣癌、再発又は難治性の悪性 リンパ腫の場合
通常、成人 にはゲム シタビンとして1回1000mg/m2を 30分
かけて点滴静注 し、週1回投与 を3週 連続 し、4週 目は休薬す
る。これを1コ ース として投与 を繰 り返す。
なお、
患者の状態により適宜減量する。
2.手 術不能又 は再発乳癌の場合
通常、成人 にはゲム シタビンとして1回1250mg/m2を 30分
かけて点 滴静注 し、週 1回投与 を2週 連続 し、3週 目は休薬す
る。これを1コ ース として投与 を繰 り返す。なお、患者の状態
により適宜減量する。
_1`J―
ジェムザーノ
嚇 用 200mg
ジェムザール注射用 19 (2)
く用法 。
用量に関連する使用上の注意 >
3.相 互作用
尿路上皮癌及 び手術不能又は再発乳癌に本剤を使用す る場
臨床成績」の項の内容を十分に理解 した上で投与方
合には、「
法を選択すること。
(注射液の調製法)
(1)併用禁忌(併用 しないこと)
薬剤名等
臨床症状 ・
措置方法
胸部放射線照射
本剤 の200mgバ イアルは5mL以 上、lgバ イアルは25mL以 上
│の 生理食塩液 に溶解 して用 いること。
X
‡
使用上の注意】
【
l.慎 重投与 (次の患者 には慎重 に投与するこ と)
重要な基本的注意」の項参照]
(1)骨髄抑制のある患者 [「
(2)間質性肺炎又 は肺線維症 の既往歴又 は合併症がある患者 [間質
]
性肺炎等の重篤 な肺毒性 を起 こす ことがある。
(3)肝障害 (肝転移 、肝炎、肝硬変等)、アル コール依存症 の既往又 は
]
合併のある患者 [肝機能の悪化 を引 き起 こす ことがある。
(4)腎障害 のあ る患者 [腎機能が低下 しているので、副作用があ ら
われやす くな ることがある。
]
高齢者へ の投与」の項参照]
(5)高齢者 [「
]
(6)心筋梗塞の既往のある患者 [心筋梗塞がみ られる ことがある。
機序
外 国 の 臨 床 試 験 で 本 剤 基礎 試験 で 本剤 は
(1000mg/m2ノ日を週 1回 放射 濃度依存 的に放射
線照射前に投与)と胸部への 線照射 の効果 を増
根 治的放 射線 療法 (2Gy/日 強 し、本剤による放
を週5回 )を6週連続 して併用 射線 感受性増加が
した場合 に、重篤な食道炎、認められている。
肺臓炎が発現 し、死亡に至っ
た例が報告 されてい る。
放射
線照射 を併 用 した場合 の本
剤の至適用量 は確立 されて
いないので、放射線増感作用
を期待 す る胸部へ の放射線
療法 との同時併用 は避 ける
こと。
(2)併 用注意 (併用 に注意す ること)
臨床症状 ・
措置方法
機序
腹部放射線療法 (体外照射) 基礎 試験 で本剤 は
と同時併用す る場 合、重篤 濃度依存 的に放射
となる局所 の合併症が発現 線照射 の効果 を増
する ことが ある。なお、術中 強 し、本剤による放
放射線照射 と併用 した際の 射線 感受性増加 が
本剤 の安全性 は確 認 されて 認められている。
いない。
他 の抗 悪 性 腫瘍 骨髄抑制が増強 され ること 両剤 とも骨髄抑制
がある。
剤
を有 してい る。
アルキル化剤
代謝拮抗剤
抗生物 質
アルカロイド等
薬剤名等
腹部放射線照射
2.重 要 な基本 的注意
(1)腫瘍 の明らかな増大、新病変の出現等、病態 の進行が認められた
他の適切 な治療法に切 り替 えること。
場合 には投与 を中止 し、
作用が起 こることがあ り、と
(2)骨髄抑制、間質性肺炎等 の重篤な目」
きに致命的な経過 をたどることがあるので、投与 に際 しては臨
床症状 を十分 に観察 し、頻回に臨床検査 (血液学的検査 、肝機能
異常
定期的に胸部聯 検査を行 い、
検査、
腎機能検査等)を、また、
が認められた場合には、
減量、
休薬等 の適切 な処置を行 うこと。
1)骨 髄抑制
本剤 の投与にあたつては、白血球数及び血小板数の変動に十分留
意 し、投与当日の自血球数が2000//L未満又 は血小板 数が7万″L
未満であれば、骨髄機能が回復す るまで投与 を延期すること。ま
た、前治療により、骨髄機能が低下 している患者では、骨髄抑制が
強 くあらわれ ることがあるので、これらの患 者では投与量 を適宜
減量 し、臨床検査値に十分注意す ること。本剤 を週1回3週連続投
与 した場合、白血球数及び好中球数の最低値 は投与開始平均約2
∼3週間後にあらわれ、
最低値発現 日から約1週間で回復す る。
4.副 作用
国内で実施 された本剤の臨床試験 にお いて発現 した副作用 を
記載 した。
<承 認時>
本剤単独投与 の 臨床試験 における全投与例は506例 で あ り、そ
の うち安全性評価対象は481例 であった。これらにおいて、本剤
との因果関係 が完全に否定 で きない死亡例が、全投与例506例
9例の死 因の内訳は、腫瘍死3例、間
中9例 (18%)に 認め られた。
質性肺炎2例 、感染性肺炎1例、敗血症2例及び急性呼吸不全 1例
∼
であつた゛°。
2)間 質性肺炎等 の肺毒性
本剤 の投与にあ たつては、臨床症状 (呼吸状態、咳及 び発熱等 の
有無)を十分 に観察 し、定期的に胸部X線 検査 を行 うこと。また、
必要 に応 じて胸部CT検 査、動脈血酸素分圧 (Pao2)、
肺胞気動脈
aD02)、肺拡散能力 (DLco)な どの検査 を行
血酸素分圧較差 (A‐
い、異常が認め られた場合 には、減量、休薬等 の適切な処置を行
うこと。間質性肺炎等 の肺毒性 の発症 あるいは急性増悪が疑 わ
れた場合には、直 ちに本剤 による治療 を中止 し、ステ ロイ ド治
療等の適切 な処 置を行 うこと。
(3)感染症 の発現又 は増悪 に十分注意する こと。
(4)過敏症状 があ らわれた場合には、直 ちに投与 を中止 し、適切 な
処置 を行 うこと。
(5)本剤投与時 に傾眠が認め られる ことがあるので、この ような症
状が発現 しないことが確認 されるまで、自動車の運転等 は行わ
ない ように注意す ること。
(6)動物実験 (マウス、ウサギ)において、生殖毒性 (先天性異常 、胚
胎発育、妊娠経過、周産期発育あるいは生後発育に対す る影響
等)が 報告 されているので、生殖可能な年齢 の患者に投与す る
必要がある場合 には生殖器に対す る影響 を考慮すること。
医
(7)卵巣癌、悪性 リ ンパ腫 に本剤 を使用する際には、関連文献 (「
適応外薬検討会議 公 知 申請ヘ
療上 の必要性 の高 い未承認薬 ・
の該当性 に係 る報告書 :ゲムシタビン塩酸塩 (卵巣癌)」
、「医療
上の必要性の高 い未承認薬 ・
適応外薬検討会議 公 知申請へ の
難治性悪性 リ
該当性 に係る報告書 :ゲムシタビン塩酸塩 (再発 ・
ンパ腫)」
等)を熟読す ること。
転移 ・再発乳癌 を対象 とした本剤 とパ クリタキセ ルとの併用投
与の臨床試験 にお ける全投与例 は62例 であ り、その うち安全性
評価対象は62例 であ った。本剤及 びパ クリタキセルの因果関係
が否定できない死亡例は認められなかった8
安全性 評価対象62例 にお いて認 め られた臨床検 査値 異常 変
動 を含 む副作用 の うち、主 なものは骨髄抑制 [特 に、自血球減
少 (91.9%)、好 中球減少 (93.5%)、リンパ球減少 (51.6%)、赤血
球 減少 (645%)、 ヘ モ グ ロビン減 少 (774%)及 び血 小 板 減少
(694%)]、AST(GOT)上 昇 (774%)、ALT(GPT)上 昇 (645%)、
、
と
倦怠感(62_90/0)、
脱毛(61.3%)、
悪′
食欲不振 (468%)、
(48.4%)、
血管障害 (4350/0)、
関節痛 (38.7%)、
感覚鈍麻 (355%)、味覚異常
(339%)、筋痛 (32.3%)であつた。
<再 審査終了時>
使用成績調査 (非小細胞肺癌)の結果、安全性評価対象例2110例
の うち副作用発現症例は1581例(749%)で あ り、副作用発現件
数 は4974件であった。
市販後臨床試験 の結果、安全性評価対象例238例の うち副作用
発現症例 は238例 (100%)で あ り、冨」
作用発現件数は4249件で
あった。
(2)
-170-
ジェムザール注射用200m
ジェムザール注射用lg (3)
(1)重大 な副作 用
発現頻度については、国内の本剤単独投与の臨床試験にお いて
認め られた ものを記載 した。
L未 満 の 減少 は
1)骨髄抑制 :白血 球 減少 (726%、 ただ し、2000/μ
17.5%)、好 中球 減 少 (692%、 ただ し、looo/μ
L未 満 の減 少 は
321%)、 血 小 板 減 少 (414%、 た だ し、5万″L未 満 の 減 少 は
42%)、 貧血 [ヘモグロビン減少 (66.5%、
ただし、80g/dL未満の
減少 は13.1%)、赤血球減少 (526%)]等 があらわれることがある
ので、血液学 的検査 を頻回に行 い、異常が認められた場合には、
減量、休薬等適切 な処置を行 うこと。なお、高度な白血球減少に
起因 したと考えられる敗血症による死亡例が報告 されている。
2)間 質性肺炎 (1.0%):間質性肺炎があらわれることがあるので、
胸部X線 検査等 を行 うな ど観察 を十分に行 い、異常が認め られ
た場合には、投与 を中止 し、適切 な処置 を行 うこと。なお、間質
性肺炎 に起 因 した と考えられ る死亡例が報告 されている。
3)ア ナ フィラキシー様症状 (0.2%):呼吸 困難等 のアナフイラキ
シー様症状 があ らわれることがあるので、このような症状があ
らわれた場合 には、
適切な処置を行 うこと。
投与を中止 し、
4)心 筋梗塞 (o2%):心 筋梗塞がみ られることがある。
、
し
5)う っ血性心不全 :うつ血性′
不全があらわれることがある。
6)肺 水腫 :肺水腫 があ らわれる ことがある。
7)気 管支痙攣 :気管支痙攣があらわれることがある。
3)成 人呼吸促迫症候群 (ARDS):成 人呼吸促迫症候群 (ARDS)が
あ らわれることがある。
9)腎 不全 :腎不全があ らわれる ことがある。
10)溶血性尿毒症症候群 (0.2%):溶血性尿毒症症候群 があ らわれ
ることがあるので、血小板減少、ビリル ビン上昇、クレアチニ ン
上昇、BUN上 昇、LDH上 昇 を伴 う急速なヘ モグロビン減少等 の
微小血管症性溶血性貧血の兆候が認め られた場合 には、投与 を
中止 す るこ と。腎不全 は投与 中止によつて も不可逆的であ り、
透析療法が必要 となることもある。
11)皮膚障害 (頻度不明):重篤 な皮膚障害 (紅斑、水疱、落屑等)があ
らわれるこ とがある。
12)肝機能障害、黄疸 (頻度不明):AST(GOT)、 ALT(GPT)、 Al‐
Pの
上昇等の重篤 な肝機能障害、
黄疸があらわれることがある。
(2)そ の他の副 作用
次の ような副作用が認められた場合には、臨床所見等の重篤度
に応 じ、減量、投与中止等 の適切な処置を行 うこと。国内の本剤
単独投与の臨床試験 にお いて認め られたその他 の副作用 をそ
の発 現頻度 に基づ き記載 した。
百J作用分類
10%以 上又は頻度不明
(頻度不明 には*)
1∼10%未 満
腎臓
消化器
肝臓
命蛋 白低下
常、アルプ :
血管障害
その他
乏尿
AST(GOT)上 昇、
ALT(GPT)上 昇、
LDH上 昇 、
Al‐
P上昇
胃部不快感
ビリルビン上昇、
〃G
比低下、ν‐
GTP上 昇、
ウロビリン尿
頭痛、めまい、不 眠、嗜眠、しびれ
ロ
知覚異常
発疹
が
脱毛こ
、
そう痒感
外国で実施 された本剤 とシスプラチ ンとの併用投与に よる、尿
路上皮癌 の化学療法初 回治療例 に対する第 Ⅲ相試験 にお いて
203例が割 り付 けられ、これ らの症例に認め られた有害事象は
以下の とお りであ つた。
グレー ド3
(%)
項 目
貧血
235
血小板減少
285
299
好中球減少
非lal液
毒性
粘 膜炎
220
悪心/嘔吐
脱毛
感染
下痢
肺毒性
血尿
便秘
出血
意識状態共11
(State Of cOnsciousness)
)WHO毒
性基準により判定 し、い
疲 労 感、発 熱、インフ 体 重 減 少、尿 糖 陽 眼底出血、体温低下、
ルエ ンザ 様症状 (倦怠 性、好酸球増 多、関 耳鳴り、
限脂、
無力症、
注力
頭痛、節 痛 、悪寒、味覚 顔面浮腫
感、
無力症、発熱、
;よ
、鼻出血、倦
発汗、鼻炎 共il=り
寒、筋nfl、
注
い
、放 射 線 照 射 リ 怠 感 、浮腫 、CRP
等) 黎
コール反応 *、
血小板増 上 昇、体重増 加 、疼
注
り
カロ
痛 、ほて り、胸 部
不'央感
注2)国内における本剤 とパ クリタキセル との併用投与 の臨床試験 においては30%以 上の
頻度 で認め られて いる
た事 象 の み
5.高 齢者 へ の投与
高齢者では腎機能、肝機能等の生理 機能が低下 していることが
多い ため、高 い血 中濃度が持続するおそれがあるので、骨髄抑
制等の副作用 の発現に注意 し、
慎重 に投与する こと。
6.妊 婦、産婦、授予L婦等 へ の投与
(1)妊婦又 は妊娠 している可能性のある婦人には投与 しない こと。
]
[動物実験 (マウス、ウサギ)で催奇形作 用が報告 されて いる。
(2)授乳婦 に投与する場合 には、授乳 を中止 させる こと。[動物実験
]
(ラッ ト)で乳汁中へ の移行が報告 されている。
7.小 児等 へ の投与
小児等に対する安全性 は確立 されていない。[使用経験がない。
]
8.適 用 上 の注意
皮下、
筋肉内には投 与 しないこと。
(1)30分間で点滴静脈内投与 し、
(2)溶解後 は速やかに投与す ること。溶液 を冷蔵庫 に保存 す る と
結晶が析 出する ことが あるので、保存す る場合で も室温 (15∼
30℃)で保存 し、24時間以内に使用すること。溶解 した残液は使
用 しないこと。
(3)皮膚に薬液が付着 した場合 は直 ちに石けんで よ く洗浄 し、粘膜
に付着 した場合 は直ちに多量 の流水でよく洗 い流すこと。
9.そ の他 の注意
変異原性試験 の うち、マ ウスリンフォーマ細胞を用 いたカ ガ加
遺伝子突然変異試験及 びマウスを用いた小核試験 にお いて、い
ずれ も陽性の結果が報告 されている。
薬物動態】
【
1 血 漿中濃度
( 1 ) 2 コンパー トメン トモデル薬物動態解析
3 0 分間かけて点滴静注 し、高速
膵癌患者1 1 例に本剤1 回1 0 0 o m g / m 2 を
液体クロマ トグラフ( H P L C ) 法にて未変化体 ( ゲムシタビン) の血漿中
濃度を測定 した。第1 コースの第1 投与 日に得 られたゲムシタビンの血
漿 中濃度推移 を以下の図 に示 した。
105
筆麻疹
注射部位反応 (静断
疼痛、
炎、
紅斑)
こり
末梢性血管炎
末梢性壊疸
グレー ド4
(%)
血液毒性
︵
日 ヽ讐 ︶ 楓 瑯 せ ご 熙 米 ■黎 目
注射部位
BllN上 昇、
血
蛋白尿、
クレアチニン上昇
尿、
血圧低下、
狭心痛、
載
心案性J旧
悸、
外収柿 、
発作性上室頻拍、心
電図夕とi「
(ST上昇)
PIE(肺好酸球浸潤)
症候群、喘鳴、喀痰、
忠切れ
悪心・
嘔吐 下痢、便秘、国内炎、歯肉炎
食欲不振、
精神神経系
皮膚
醸 素
呼 吸 困 難、
ガス血症注D
血、
咳嗽
1%未 満
敲轍
呼吸器
異
質 下
解 低
嘔ン
薔
循環器
血圧上昇
頻脈、
尿路上皮癌におけるシスプラチンとの併用時の安全性情報
投 与 開始後 時 間 (hr)
図 膵 癌患者1 1 例での血漿中未変化体濃度推移
ジェムザール注射用 200m
ジェムザール注射用 ℃ (41
算出された未変化体の薬物動態パ ラメータを以下に示 した。
ヾ
ラメータ
9
・
880■ 749(フ m2)
695±226(Vm)
33(4∼82)
4加
・
A
0
856■ 178(Vhr7m2)
中心 コン′`― トメン トの分布容積 (Vl)
末梢 コンパ ー トメン トの分布容積 (V・
)
コンバ ー トメ ン ト間分布 クリアランス(Q)
6
lll漿
クリアランス(CL)
B
223■ 111(b/m2)
345(20∼76)
33
(236)
140
34(4∼ 82)
α相 の消失半減期 (■.。
)
31■ 20(mln)
合計
β湘1の消失半減期 (ti″
′
)
189± 40(min)
この場合、
「
投与 開始後50%以 上の腫瘍縮
mL)
21865±4165(nゴ
12111Cl±
2227(ng hr/mL)
最高血漿 中濃度(C,")
血漿中濃度時間下面積はUCO_)
以前に化学療法を受けたことのある非小細胞肺癌例における有効性
については十分確認されておらず前期第 Ⅱ相試験での16例の検 討 に
おいては、
奏効例は認められなかった゛。
2.骨 髄抑制発現及び回復の期間
析
(2)PopulatiOn Pharmacokinetics解
コ
非小綱胞肺癌患者45例に本剤1回800∼1250mゴぽ を、30分間かけて
‐
2',2'‐
ジフ
デオキシ‐
点滴静注 し、未変化体及びそのウラシル体代謝物(2・
ルオロウリジン:dFdU)の血漿中濃度をHPLC法 により測定 し、本剤の
菜物動態に対する症例背景 (性ヽ
年齢など)の影響 をNONMEM法 を用い
たpopula」
on pharmacohnetlcs解
析 により検討した。
その結果得られた未変化体の薬物動態パ ラメー タを以下に示す。
である。
注)本剤の非小細胞肺癌における1回用量は1000mg/mι
L漿 クリアラ ンス (cL)
子中球減ク
2800
(?00-3900)
17
( 3 ∼3 1 )
4060
(J872-21182\
12022
1989)
(49∼
( 3 ∼3 1 )
19 7min(15∼ 27min)
40 9min(36∼ 44min)
ヘモグロヒ
ン減少
16900■4670
(n『hr′
mL)
血漿 クリアランス (CL)
7 6 4 ■2 7 3
(L/hrlm2)
787± 199
(Lh/m!)
定常状態 における分布谷積
(V“)
1 7 4 ±9 4 4
(Llm2)
159■101
(υm!)
0276± 00531
(hr)
955
( 6 3 ∼1 0 9 )
7
(1∼65)
◇膵癌
“
1.症 状緩和効果(Cilnical Beneit Response)及
び生存期間
本邦における本剤単独投与 による膵癌の化学療法初回治療例に対す
る第 I相 試験 (レベル2の第1コースのみ週1回7週連続投与)において、
疼痛、鎮痛剤の使用量及びLrnofsky PerfOrmance Status(KPS)を
総合的に評価する症状緩和効果を用いて検討を行った結果、症状緩和
効果における評価対象例での有効率は286%(2′7例)であ つたつ。
FU無 効例に対す る第 Ⅱ相
外国における本剤単独投与による膵癌の5‐
試験及び化学療法初回治療例に対する第Ⅲ相試験において (いずれも
第1コースのみ週1回最長7週連続投与)、評価対象例での症状緩和効果
における有効率及 び生存期間は下表のとお りであったり。。
講
第 Ⅱ相試験
(n=63)
FI状緩和効果に
おける有効率ゴ
m
刺
19100■ 9300
(ng hェ
│、L)
・
血漿中濃度時間下面積
(AUC。一)°
8
102∞
3031111±
`n。
′
mTヽ
6
2
単独投与 (8日 目)
33500±18700
(nElmL)
11.7
(e.o-r5.0)
7
( 2 ∼1 3 )
これらの副作用で最低値に至るまでの日数は14∼20日 (中央値)であ
り、回復までの期間はいずれも7日 (中央値)であった。
(4)乳癌患者におけるパクリタキセルとの併用
外国で実施した臨床試験において、転移性乳癌患者に本剤とパクリタキセ
ルを併用投与 (16例)(3週を1コースとして、1日目に本剤1250mg/m2及びパ
い
を投与)した 。
クリタキセル175mg/m′
を投与し、
8日目に本剤1250mg/mツ
本
剤とパクリタキセルを併用投与した1日目及び本剤を単独投与した8日目に
おける本剤の未変化体の薬物動態パラメータを以下に示す。
併用投与 (1日日)
)
7
( 1 ∼2 4 )
**:回 復 は各副作用において、日本癌治療学会の「
副作用様式」グ レー ドo又 は投与 前値の
いずれか低 い値に回復 したとき
血漿 クリアラ ンスは非常に大 きかつた。未変化体の消失半減期 は男
性 よりも女性で長かったが、いず れも1時間以内と速やかであ り男女
間の差 は臨床的に有意ではないと考えられた。なお、1000mg/m2投与
時の血漿中濃度時間下面積 (AUC。 ")は血漿 クリアランス(CL)か ら、
hr/mL・ゴ と算出される。
5347 6ng・
(3)外国での臨床試験におけるPopulalon Pharmacokhelcs解 析
国内での成績とほぼ同様の結果であつたが、
外国における試験では血漿ク
リアランスが年齢によって影響を受けることが示唆されており、高齢者で
は血漿クリアランスが減少する傾向を認めた。しかしながら、血漿クリアラ
ンスは比較的高値のため、
投与量を減じる必要はないものと考えられた。
パラメータ
7万
22.7n
(1o.oF-bi.8F)
(12万 ∼99万
19
ン減 少 」で の単 位
461L(362∼ 853L)
最高血漿中濃度
(C."夭
)・
42
(206)
7
( 1 ∼4 2 )
0 4
2 ”
m/1ヽ
板減少
最低値までの 最低値からの
“
回復期間 [日]
期間[日]
中央値(範囲) 中央/1t(範
囲)
4
・﹁
975フb
332フhr
最低値[″L]`
中央値 (範囲)
6700
(4200-2s8oo)
7
性性
男女
電)
定常状態における分布容積 (ヽ
消失半減期 (62)
131
(642)
自血球減少
2
6
性性
男女
消失半減期 (ti″
)
発現例数 投与前値 [″L]・
中央値 (範囲)
(%)
項目
8
2
・
中心 コンパー トメントの分布容積 ",)
末梢 コンパー トメントの分布容積l171)
コンパー トメント間分布クリアランス(Q)
本剤 の投与後に認めた白血球減少、好中球減少、血小板減少及びヘモ
グロビン減少の最低値、最低値までの期間及び最低値からの回復期間
を下表に示す。本データは国内で実施された臨床試験での肺癌204例
でのデー タであ り、それぞれの副作用を認めた症例における1コース
4コースロまで同様の解析 を行つたが、いずれの副作
目の数値である。
用 もコースを経るに従い増悪する傾向を認めなかった。
母集団平均値の推定値
<>:個 体‖
U変動、():範レ
‖
187υhrく355%>
171Lく694%>
パラメータ
効果が認められる日までの期間[日]
中央値(範囲)
奏効例数
(奏効率:%)
適格例数
蔽
平均士標準偏差
生存期間
中央値
6カ 月生存率
9カ 月生存率
385カ 月
31%
15%
1年生存率
4%
相験
238%
第I l l 試
46%
24%
18%
63)
(n=63)
(15′
の症
での
症状
状緩
緩和
海外
海
外で
和 効 果 ( C l i n l c a l B e n e r l t R e s p、疼
o n s痛、鎮
e ) は 痛 剤 の 使 用 量、
K a r n ぽs k y P e r f o r m a n c e S t a t u s ( K び体重
P S ) 及 を総合 的 に評価 す る評価 方法 であ
る。
`
2 . 外 来 へ の移 行
本邦 での第 I 相 試験 ( レベル2 の第1 コースのみ週1 回7 週連続投与) に
おいて、第1 コースの投与で忍容性にF 」
められない忠者におい
題のi 忍
ては、第2 コース以降は外来での投ノ
」も可 としていたが、第1 コースの
みで試験 を中止又は終了 した4 例を除 く7 例全例で入院から外来へ移
0 3 1 8 ■0 1 0 3
(hr)
平 均 士標 準 偏 差
*:投 与 量 を1250mg/m2に 基 準 化 した値
行 す ることがで きた。
*:本 剤 の承認用法 ・
用量は、
1回投 与
グムシタビンとして1回llllDOmg/n12週
4週 目は休薬する。これを1コースとして投与 を繰 り返す。
を3週連続 し、
2 尿 中排泄
MC‐
進行性癌患者5例に ゲムシタビン塩酸塩looOmg/m2を点滴静注 した
後に、7日間採取 した尿 ・
糞中から92∼98%の 放射活性が回収された。そ
の うち99%以 上が尿に回収 されたので、ゲムシタビンの主な排泄経路
は尿 とされた。尿中総放射活性は未変化体の放射活性 とウラシル体代
謝物の放射活性の和に等 しいことより、ヒ トの主な代謝物はウラシル体
と考えられた。
尿中未変化体量は投与量の10%未 満であった。
3 血 漿中蛋白結合率D
カ デFrOにおけるヒト血漿中蛋白結合率は約10%で あった。
◇胆道癌
講
生存期F E 5
中A r l i
眸蝉
誹
m
効果及び生存期間
腫瘍縮4ヽ
本剤単独投与による局所進行又は遠隔転移がある胆道癌の化学療法
初回治療例に対する第Ⅱ相試験において、適格例での奏効率及び生存
u。
期間は以下のとお りであった
175%(7/40)
内訳
臨床成績】
【
第Ⅱ相試験
初発例 123(乳 頭部癌 Olll、
肝外胆管癌
胆嚢癌 1/18、
(n=40)
◇非小細胞肺癌
76カ 月
′
Э
5)術後再発例 6′
17(乳頭部癌 3′
6、
胆嚢癌 2た、
肝外胆
管癌 1/7)
は「
注瓶 腸縮小効果 1形がん化学療法ず1接効果判定2t準に従って判定した。
1 腫 瘍縮小効果
本剤単独投与による非小細胞肺癌 の化学療法初回治療例に対す る後
期第Ⅱ相試験2試験 (試駆 及 びB)に おける適格例での奏効率及び効
'"。
果が認められるまでの期間は以下のとお りであった
(4)
-172-
250%
ジェムザール注射用200m
ジェムザール注射用19 (5)
◇尿路上皮癌
蜘
鰤
腫瘍縮小効果及び生存期間
外国で実施された局所進行又は遠隔転移を有する尿路上皮癌の化学療
法初回治療例 (Stage Ⅳ
)に対 して、本剤 とシスプラチンとの併用投与
(GC療 法:4週間を1コースとして、本剤1000mg/m2を1日日、8日目及び
15日目に、シスプラチン70mg/m2を2日目に投与)をM VA鏃 法 (メトト
レキサー ト、ビンプラスチ ン硫酸塩、ドキソルビシン塩酸塩及びシスプ
ラチ ン併用療法)と比較 した第Ⅲ相試験において、GC群 203例、M VAC
。
群202例が割り付けられ、
得られた結果は以下のとおりであった 。
llT瘍
増大までの
期間中央値
奏効率(例勢
HR(95%CI)
M‐ヽ
R群
GC群
p値
128カ 月
148カ 月
1.08(0.84-1.40)
1
055・
74カ 月
76カ 月
102(OJ2‐
11受
〕
]
084・
49.4%
457%
051'V
(8u164fr]) (69′
151例
)
・
110g rank検定,・2カ イ2乗検定
◇手術不能又 は再発乳癌
腫瘍縮小効果及び生存期間
外国で実施された術前又は術後にア ン トラサイクリン系抗悪性腫瘍
い
薬を投与 された切除不能、局所再発又は転移性乳癌患者を対象 に本
1日目
剤 とパクリタキセルとの併用投与(GT群 :3週を1コースとして、
に本剤1250mg/m2及びパクリタキセル175mg/mソ
を投与 し、8日目に本
剤 1250mg/m2を投与)をパ クリタキセル単独投与 (T群 :3週 を1コース
として、1日目にパク リタキセル175mg/m2を投与)と比較 した第Ш相
〕
い
試験 を実施 した。その結果は以下のとお りであった 。
注 )臨 床 的 に ア ン トラ サ イ ク リ ン系 抗 悪 性 腫 瘍 薬 の 使 用 が 禁忌 で 他 の 1レ ジ メ ン
の 化 学 療 法 剤 に よ る術 前 術 後 補 助 化学 療 法 後 の 手 術 不 能 又 は再 発 乳 癌 患 者
も対 象患 者 に含 まれ て い る。
GT群
HR(95%Cl)
T群
'1
186カ 月
無増 思
生存期間
5.3hF''
3 . 4 hF "
414%
(110/266)
262%
`Ao′
, Anヽ
奏効率
158カ 月
・
生存期間
0.817
t0.667-1.000)
00489・
074
( 0 6 20‐
88)
0.0008"
`
・
`
奏効率の差 :151%
(95%CI:71232)
薬効薬理】
【
1 抗 腫瘍効果
ゲムシタビン(dFdC)は、非小細胞肺癌や乳癌をはじめとする第1継代
ヒ ト固形腫瘍細胞、並びに他の様 々なマウス及びヒトの腫瘍細胞 に対
い∼
が
して殺細胞作用 を示 し
、その作用は濃度及び時間依存的であっ
"υ
た
odFdCは、
異種移植 ヒト固形腫瘍モデルを用いた試験において も、
H71)及 び他の様々な腫
31、
非小細胞肺癌細胞 (CttU 6)、
乳癌細胞 (H‐
υ
。J 2°
瘍細胞に対 してスケジュール依存的に 抗腫瘍効果を示した
。
すなわち、3∼4日に1回の投与により非致死量で優れた抗腫瘍効果がみ
られるのに対 して、1日1回の投与においては毒性が強く抗腫瘍効果 は
認められなかった。この異種移植 ヒト腫瘍モデルにおいては、従来の抗
74及び
癌剤 には低感受性であることが知られているヒ ト肺癌細胞 (H‐
2J2い
CPH SCLC54B)に も有効性がみられた
。また、ヒト膵癌細胞 (MIA
PaCa 2及びPNCl)J、 ヒト月
旦道癌細胞 (TGBC2TKB及 びHuccTl)及
びヒト尿路上皮癌細胞 (639V、BFrC‐909、
RT4、RT l12)に
おいて も腫
瘍増殖抑制効果が認められた。
2 作 用機序
ダムシタビン(dFdC)は綱胞内で代謝されて活性型のヌクレオチ ドであ
るニリン酸化物 (dFdCDP)及 び三リン酸化物 (dFdCTP)となりり、これ
らがDNA合 成を直接的及び間接的に阻害することにより殺細胞作用を
2つ
示す 。
直接的には、dFdCTPが デオキシシチジン三リン酸 (dCTP)と競
2つ
合 しながら DNAポ リメラーゼによりDN繊 に取 り込まれた後、細胞
あ
ー
ポ
死 (ア ト シス)を誘発する )。
また、dFdCDPは リボヌクレオチ ドレ
ダクターゼを阻害することにより"出 )、
細胞内のdCT帷 度を低下させ
るため、
間接的にDNA合 成阻害が増強される。
有効成分に関する理化学的知見】
【
分子量 : 2 9 9 6 6
融 点 : 約 237℃ (分解)
承認条件】
【
膵癌 に対す る本剤の国内における臨床的有効性及び安全性をより明確に
することを目的として、国内で適切な市販後臨床試験 を行い、その結果を
含めた市販後調査結果 を報告すること。
I包装】
注射剤 200mg:1バ イアル
注射剤 lg :1バ イアル
主要文献及び文献請求先】
【
1)福 岡正博 他 :癌と化学療法,23,1825(1996)
2)横 山晶 他 :癌と化学療法 ,23,1681(1996)
3)田 口鐵 男 他 :癌と化学療法,23,1011(1996)
4)福 岡正博 他 :癌と化学療法,23,1813(1996)
5 ) O k a d a , S e t a l : 」a p a n e s e J o u r n a l o f C l i n i c a 1 0 n c o l o g y 3 1
(1), 7(2001)
6)Okusaka,T et al i Cancer Chemotherapy and Pharmacology・
57, 647(2006)
7)社 内資料 :転移性乳癌患者 におけるゲ ムシタビンとパ ク リタキセル
併用投与時の薬物動態
8)Esumi,Y et al:Xenobiotica,24,957〈1994)
9)ROthenberg,ヽl L etal:Annals of Oncology2 7,347(1996)
10)Burris,H A etal:」
ournal of Clinica1 0ncology7 1 5,2403
(1997)
11)Von der Maase,H et al:」ournal of Clinica1 0ncology 1 7,
3068〈2000)
12)Albain K S et al:」 ournal of Clinica1 0ncO10gュ
2 6,3950
・
'210g‐
・
1中 央 値 、
rank検 定 、 3奏 効 率 の差 :GTtt T群
一 般 名 : ゲ ムシタビン塩酸塩 AN)
(」
Gemdtabine Hydrochlo五 de
略 号 : GEM
‐
Deoxy‐2',2'‐
dlluorocytidine mOnohydroch10五 de
化学 名 :(+)‐ 2・
:
CDHnRN304
HCl
分子式
oH F
性 状 : 白 色 ∼微 黄 白色の結晶性 の粉末で あ る。
水 にやや溶 けやす く、メタノー ルに溶 けに くく、エ タノー ル及 び
エ ー テルにほ とん ど溶けない。
(2008)
13)Von Hoム D D etal:Anti‐ Cancer Drugs,3,143(1992)
ne and Primidu■ e Metabolism in Man
14)Peters,G J etal:Pu五
Ⅶ,Part A,57(1991)
45,32(1992)
15)Bhalla,K et al:Gynecologlc Oncolo[鶴
・ 16)MomparleL R L et al:Al■
ti―
Cancer Drugs,2,49(1991)
17)LVebe■ G et al:Biochemical and Biophysical ReseaК h
Communications,184〈2),551(1992)
18)Rockwell,S et al:Oncology Research,4,151(1992)
19)Hertel,L W etal:Cancer Research,50,4417(1990)
20)Plunkett,ヽV et al:Cancer Research,50, 3675(1990)
21)Braakhuis, B_J M et aliCancer Research, 51, 211(1991)
2 2 ) K r i s ta」
nsen,P E G etal:Annals Onco10ε
賜 4,157(1993)
23)藤 田昌英 他 :癌と化学療法,21(4),517(1994)
24)Peters,G J etal:Semlnars hn Oncology・
22(4),Suppl I,72
(1995)
25)Schultz, R ]` et al:Oncology Rescarch, 5, 223(1993)
26)Plunkett, ヽV et al.:Cancer Research, 48, 4024(1988)
27)Plunkett,W et al:Cancer Research, 51, 6110(1991)
28)Plunkett,W et al:Seminars in Oncolo醸
22(4),Suppl Ⅱ ,19
(1995)
29)Plunkett,W et al:Purme and Pyrlmidhe Metabolism in Man
Ⅶ,Part A,125(1991)
30)Plunkett,Ⅵ たot al:Molecular Pharmacol。 3ち 38,567〈 1990)
主要文献 に記載 の社内資料 につ きまして も下記 にご請求下 さい。
日本 イー ライリリー株式会社
〒6510086神
戸市中央区磯上通7丁 目1番5号
ーアンサーズ
Lilly Answersリ リ
日本イーライリリー医薬情報問合せ窓 口
0120-360-605(医 療関係者向け)
30
受付時間 : 月∼金 8 4 5 ∼1 ■
_1ヂ
b二
①:登録商標
高田製薬株式会社
-175-
※※201●年● 月改訂 (第釧懸
※2011年9月 改訂
法
代謝措抗性抗悪性腫瘍剤
劇薬 ・処方せん医薬品*
保存
ゲムシタビン●消鬱注 ゲムツタビン点蒲静注
脚 mfヤ クルト」 用:∫ヤクルト」
4哺 ム│ン `Hビ じ′点滴翻
レ日
200mg吻
水 認番号
22200AMX∞145 劉 AMX∞ 146
薬 価 収載
販 売 閥姶
2010年 5月
グ ム シ タ ビ ン 点滴議 劇 g` りヽ 詢 ※※ 効 寵 追加
ゲムシタビン塩酸塩点滴静注用
GemCltablne
Gemcltablne
fyatqlrJ
rs rV.htushnzo0E
tu tv.irfiisbnl.rrahftJ
〔
警
告
201●年●月
*注 意 ― 医 師年 の 処 方 せ ん に よ り使用 す る こ と
※〔
組成 。性状〕
〕
1 本 剤 の投 与は、緊急時に十分対応できる医療施設 におい
て、がんイし学療法に十分な知許 経験 を持 つ 医師のも とで、
本剤 の投 与が適切 と判断 され る症例 についての み実施 する
こと=ま た、治療開始 に先立 ち、思者 又はその家族 に有効
性及び危険性 を十分説明 し、同意を得てから投 与すること,
2 週 1回 投 与 を30分間点滴静注 によ り行 うこと,「外国 の
臨床試験 `三お `'て、 週 2回 以上 あるtilI I回f)点滴 ′60分
以上 かけ [行 うと、日J作用 が増 強 した例 が報告 され τli
る:│
3 〔 禁忌〕、 1慎重投 与 1の項を参照 して適応患者の選択 に十
分注意す ること,
4 高 度な骨髄 抑制 のあ る患者 には 投与 しない こと,「骨髄
li用量規制因子 Iあ り、感染症又 ■出血 を伴 ヽヽ■ 篤
I10制
・
起因 したと考 え らitる死
化する可能性 」ある .骨 髄抑制 │「
亡例 が報告 されて14.]
5 胸 部単純X線 写真で明 らかで、かつ臨床症状 のあ る間質
性肺炎又はlt線維症 のあ る患者 には投与 しない こと 1間
質性肺 炎 li起因 した と考 え られる死 亡例 が報告 され こ:
る。1
6 放 射線増 感作用 を期 待す る胸部 への放射線 療法 との同時
併用 は避 け るこ とィ :夕
1国 の 臨床試験 「おい 〔、 本剤 と胸
「ヽ
部 /ヽ
根治 的放射線療法 との併用 │二より 菫 篤 な食道 炎、
肺臓炎 が発 現 し、死 亡「至 ■ た'1が報告 き11(tる ,「オ
ロ
互作用 Iの項参照:
7 投 与 に際 しては臨床症状 を十分に観察 し、頻回に臨床検
査 (血液学的検査、肝機能検査 、腎機能検査等)を、 また、
定期的に胸 部X線 検査等 を行 い 、異常が認 め られた場合 に
は適切 な処置 を行 うとともに、投与継続 の可否について慎
重に検討す ること.
際 忌(次の愚者には投与しないこと)〕
(1)高 度な骨髄抑制のある思者
[骨髄抑制が増悪 し、致命的となることがある。
]
12)胸 部単純X線写真で明らかで、かつ臨床症状のある間
質性肺炎又は肺線維症のある患者
随 状が増悪し、致命的となることがある。
]
“)胸 部への放射線療法を施行 している患者
[夕
1国の臨床試験で本剤 と胸部への根治的放射線療法
との併用 により、重篤な食道炎、肺臓炎が発現 し、死
亡に至った例が報告されている。 「
相互作用」の項参照]
(→ 重症感染症を合併している思者
[感染症が増悪 し、致命的 となることがある。
]
に)本 剤の成分に対 し重篤な過敏症の既往産のある患者
0)妊 ll又は妊振している可能性のある婦人
〔
動物実験 (マウス、ウサギ)で催奇形作用及び胎児致
死作用が報告されている。
]
i
類
成
名
成分 含 量
1′ヽイアル中
グムシタビン点滴静注用
節蹴 grヤタル ト」
ゲ ム ン タ ビ ン塩 酸 塩
ゲムシタビン点滴静注用
l grヤ
クルト」
228mg
(ゲムシタビンとして 2almp
2∞
D―マ ンニ トー ル
mg
無水酢酸ナ トリウム 12 5mg
添加物
ニコチ ン酸アミ ド 25mg
1′ヽイア,レ
中
量
塩酸
適
i
水酸化ナ トリウム
適
う
[瞥 絣
後勇じ
D―マ ンニ トー ル 10omg
無水酢酸ナ トリウム 62 5mg
ニコチ ン酸 アミ ド 125mg
塩酸
最
適
水酸化ナ トリウム
量
適
製剤の性状
色
性状
自色 の粉末を含 む軽質 の塊で ある。
約3
ダムン タビン1衡鴨相 当1/m(生
理食塩濁
約3
グムンタ ビン4防 g相 当ニア
龍 (生産 食塩濁
`
浸透 圧 比
(生産 食塩 液
に対 す る比)
約2
ゲムシタビン16nlg4E当
量んt(生理食塩濁
ゲムシタビ ン40m菱
約3
当1/mL(生 産食塩濁
キ :ダ ムシ タビ ン16mg4H当 量/mL(生 理 食塩液)平 均 的な体表面積 か ら換
算 した投与量 をК勧記 に希釈 した時の濃度 (ダムシタビン16∞輔
当量
/Ю∝t生 理食塩液)
ゲムシタビン40m押 当量んt(生 理食塩濁 :用 法 用 量における溶解時
最高濃度(ダムシタビ ン2ulmg4E当 量/5記 生理食塩 液又 はゲムシタビン
1醐 当量/25nt生 理食塩 液)
※※働 能 ・効果〕
非小細胞肺痛、膵癌、胆道癌、尿路上皮癌、手術不能又は再発
乳癌、がん化学療法後に増悪 した卵巣癌、再発又 は難治性の悪性
リンパ腫
<効 能 ・効果に関連する使用上の注意>
胆道癌の場合
本剤の術後補助化学療法 における有効性及び安全性は確立 し
ていない。
尿路上皮痛の場合
本剤の術前 術 後補助化学療法における有効性及び安全性は
確立 していない。
手術不能又は再郷 癌の場合
1 本 剤の術前 .術後補助化学療法における有効性及び安全
性は確立 していない。
2 本 剤の投与を行う場合には、アン トラサイクリン系抗悪
性腫房剤を合む化学療法後の増悪若しくは再発例を対象 と
すること。
がん化学療法後に増悪 した卵巣病の場合
本剤の投与を行う場合には、白金製剤を合む化学療法施行後
の症例を対象とし、白金製剤に対する感受性を考慮して本剤以
外の治療法を慎重に検討 した上で、本剤 の投与を開始すること
靭
け¨ N…輸制… 勁
雷 F∞
-177-
組
※※〔
用 法 ・用量〕
非小細胞肺癌、1幸
旦道癌、尿路上皮痛、がん化学療法後
痛、月
に増悪した卵巣痛、再発又は難治性の悪性リンパ腫の場合
通常、成人にはグムシタビンとして 1回1000mg/m2を30分
かけて点滴静注し、週 1回投与を3週 連続し、4週 目は休薬す
る。これを1コ ースとして投与を繰り返す。なお、息者の状態
により適宣減量する。
2 手 術不能又は再発乱癌の場合
通常、成人にはゲ ムシタビンと して 1回 12511mg/m2を30分
かけて点滴静注 し、週 1回 投与を 2週 連続し、 3週 目は休菜す
る。 これを 1コ ースとして投与を繰 り返す。なお、患者の状態
により適宜減量する。
│
法 ・用量に関連する使用上の注意>
│
<用
1 尿 路上皮病及び手術不能又は再発乳癌に本剤 を使用する場合 │
臨床成績」の項 の内容を十分に理解 した上で投与方法を │
│には、「
1選択すること。
│
. │
│(注射液の調製法)
イアルは25mL以 │
1 本 剤 の200mgバ イ アルは 5 mL以 上、 l g7ヾ
1上の生理食塩液に溶解 して用いること。
│
使 用 上 の注意 〕
〔
1 慎 重投与(次の患者には慎重に投与すること)
(1)骨 髄抑制のある患者
重要な基本的注意」の項参照]
[「
0)間 質性肺炎又は肺線維症の既往歴又は合併症がある患者
[間質性肺炎等の重篤な肺毒性を起 こすことがある。
]
13)肝 障害(肝転移、肝炎、肝硬変等)、アルコール依存症の既
往又は合併のある患者
[肝機能の悪化を引き起 こすことがある。]
(4)腎 障害のある患者
あらわれやすくなる
[腎機能力ゞ
低下 しているので、副作用力`
ことがある。
]
僣)高 齢者
高齢者へ の投与」の項参照]
[「
")心 筋梗塞の既往のある患者
ある。]
[心筋腱塞がみられること力`
2 重 要な基本的注意
(1)腫 瘍の明らかな増大、新病変の出現等、病態の進行が認め
られた場合には投与 を中止 し、他の適切な治療法に切 り替え
ること。
(2)骨 髄抑制、間質性肺炎等の重篤な副作用が起こることがあ
り、ときに致命的な経過をたどることがあるので、投与に際
しては臨床症状を十分 に観察 し、頻回に臨床検査(血液学的
検査、肝機能検査、腎機能検査等)を、また、定期的に胸部
X線 検査 を行 い、異常が認められた場合には、減量、体薬等
の適切な処置を行 うこと。
① 骨 髄抑制
本剤 の投与にあたっては、白血球数汲 び血小板数の変動
に十分留意 し、投与当日の白血球数力2000″ L未満又 は血
小板数が 7万 //zL未満 であれば、骨髄機能が回復するまで
投与を延期すること。また、前治療により、骨髄機能が低
下している患者では、骨髄抑制が強くあらわれることが あ
るので、これらの息者では投与量を適宣減量 し、臨床検査
値 に十分注意すること。本剤を週 1回 3週 連続投与 した場
合、白血球数及び好中球数の最低値は投与開始平均約 2∼
3週 間後にあらわれ、最低値発現 日から約 1週 間で回復す
る。
② 間 質性肺炎等の肺毒性
本剤 の投与にあたっては、臨床症状(呼吸状態、咳及び
発熱等 の有無)を十分に観察 し、定期 的に胸部X線 検査 を
行 うこと。また、必要に応 じて胸部CT検 査、動脈血酸素
分圧(Pa02)、肺胞気動脈血酸素分圧較差 (A―aDOD、 肺拡
散能力(DLco〉などの検査を行い、異常が認められた場合
には、減量、休菜等の適切な処置を行うこと。問質性肺炎
等の肺毒性 の発症あるいは急性増悪が疑われた場合 には、
直ちに本剤による治療を中止 し、ステロイ ド治療等の適切
な処置を行 うこと。
0)感 染症の発現又 は増悪に十分注意すること。
14)過 敏症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止 し、適
切な処置を行 うこと。
(5)本 剤投与時に傾眠が認められることがあるので、このよう
な症状が発現 しないことが確認されるまで、自動車の運転等
は行わない ように注意すること。
(0 動 物実験(マウス、 ウサギ)において、生殖毒性(先天性異
常、胚胎発育、妊娠経過、周産期発育あるいは生後発育に対
す る影響等)が報告 されているので、生殖可能な年齢の患者
に投与する必要がある場合には生殖器に対する影響を考慮す
ること。
(つ卵 巣痛、悪性 リンパ腫に本剤を使用する際には、関連文献
医療上 の必要性の高い未承 認薬 ・適応外薬検討会議 公
(「
知申請へ の該当性 に係る報告書 :ゲ ムシタビン塩酸塩(卵巣
を熟読するこ
3 相 互作用
( 1 ) 併用禁忌( 併用 しないこと)
に) 併 用注意( 併用に注意すること)
薬剤名等
腹部放 射線照 射
臨床症状 措 置方法
機 序 危 険 因子
腹部放射線療法 (体外照射)
と同時併用する場合、重篤 と
なる局所 の合 併症が発現する
ことが ある。なお、術 中放射
線照射 と併用 した際の本剤 の
安全 性は確認 されていない。
奉確認 で本剤 は
濃度依存 的に放射線
照 射 の 効 果 を増 強
し、本剤 による放射
線感受性増加 が認 め
られてい る。
他 の抗悪性腫瘍
が増強されること 両剤 とも骨髄抑制
骨髄抑市
」
がある。
剤
を有 して いる。
アルキル化剤
代謝措抗剤
抗生物質
アルカロイ ド等
4 副 作用
本剤は使用成績調査等の副作用の発現頻度が明確 となる調査
を実施 していない。
11)重 大な副作用(頻度不明)
① 骨 髄抑制
白血球減少、好中球減少、血小板減少、貧血 (ヘモグロ
ビン減少、赤血球減少)等があらわれることが あるので、
血液学的検査を頻回に行 い、異常が認められた場合には、
減量、休薬等適切な処置を行 うこと。なお、高度な白血球
減少に起因したと考えられる敗血症による死亡例が報告さ
れている。
② 間 質性肺炎
間質性肺炎があらわれることがあるので、胸部X線 検査
等を行 うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合に
は、投与を中止 し、適切な処置を行 うこと。なお、間質性
肺炎に起因したと考えられる死亡例が報告されている。
③ ア ナフィラキシー様症状
呼吸困難等のアナフィラキシー様症状があらわれること
があるので、このような症状があらわれた場合には、投与
を中止 し、適切な処置を行 うこと。
④ 心 筋梗塞
心筋横墜 がみられることがある。
③ う っ血性心不全
うっ血性心不全があらわれることがある。
③ 肺水腫
肺水腫があらわれることがある。
② 気 管支痙撃
気管支痙攣があらわれることがある。
③ 成 人呼吸促迫症候群 (ARDS)
成人呼吸促迫症候群 (ARD9が あらわれることがある。
-2-
ONγい制―l12/10/23D
嶼つめ御
「
,178-
⑨ 腎 不全
腎不全があらわれることがある。
① 溶血性尿毒症症候群
溶血性尿毒症症候群があらわれることがあるので、m/j`
板減少、ビリルビン上昇、クレアチニン上昇、BUN上 昇、
LDH上 昇を伴 う急速なヘモグロビン減少等の微小血管症
性溶血性貧血の兆候が認められた場合には、投与を中止す
ること。腎不全は投与中止によっても不可逆的であり、透
析方法が必要となることもある。
① 皮 膚障害
重篤な皮膚障害(紅斑、水疱、落屑等)があらわれること
がある。
② 肝 機能障害、黄疸
AST(GOつ 、ALT〈GPTl、 ALPの 上昇等の重篤な肝機
能障害、責疸があらわれること力`
ある。
{2)そ の他の副作用
次表のような副作用が認められた場合には、臨床所見等の
重篤度に応 じ、減量、投与中止等の適切な処置を行うこと。
種
副作用発現頻度
類
頻 度 不明
環
器
頻脈、血圧上昇、血圧低下、狭心痛、動悸、心室性期外
収縮、発作ヒ上室頻拍、心電図鶏 (Sr上
昇)
呼
吸
器
呼 吸困難、高炭酸ガス血症、低酸素血、咳嗽、PIE(肺 野
酸球没 潤)症候群 、1誌
鳴、略痰、息切れ
臓 ,
循
腎
化
器
食欲不振、悪心 嘔 吐、下痢、使秘、回内炎 、胃部不快感、
歯肉炎
臓
ASTCOT)上
昇、ALT(CPT)上 昇、LDH上 昇、
昇 、ビリルビン上昇、A/C比 低下、 γく TP上 昇、
リン尿
発 疹 、脱毛 、癌 嫌
膚
注 射 部位 反応 (静脈炎 、 疼痛 、紅斑 )
血 管 障害
末 梢 性 血管炎 、末梢 性壊 疸
の
8 適 用上の注意
(1)30分 間で点滴静脈内投与 し、皮下、筋肉内には投与 しない
こと。
12)溶 解後は速やかに投与すること。溶液を冷蔵庫に保存する
と結晶が析出することがあるので、
保存する場合でも室温(15
∼30℃)で保存 し、24時間以内に使用す ること。溶解 した残
液は使用 しないこと。
“)皮 膚に薬液が付着 した場合は直ちに石けんでよく洗浄 し、
粘膜に付着 した場合は直ちに多量の流水でよく洗い流す こと。
臨床成績〕
〔
、意麻 疹
注 射 部位
そ
7 小 児等への投与
小児等に対する安全性は確立されていない。
[使用経験がない。
]
頭 痛 、 めま い、 不 眠、知党 異 常 、嗜 眠 、 しび れ
精 神神経 系
皮
6 妊 婦、産婦、授乳婦等への投与
(1)妊 婦又は妊娠 している可能性のある婦人には投与 しないこ
と。
[動物実験(マウス、ウサギ)で催奇形作用が報告 されてい
る。
]
12)授 乳婦に投与する場合には、授乳を中止 させること。
[動物実験 (ラツト)で乳汁中への移行が報告 されている。
]
9 そ の他の注意
変異原性試験 の うち、マウスリンフォーマ細胞を用いたシ
""遺 伝子突然変異試験及びマウスを用いた小核試験におい
て、いずれも陽性の結果が報告されている。
上 ピ
肝
昇、
研”
消
ぼ蛋 自低 下 、 電解 質 異常 、 アル プ ミ ン低 下 、BUN■
蛋 自尿 、血 尿 、 ク レアチ ミ ン上昇 、 乏尿
5 高 齢者への投与
高齢者では腎機能、肝機能等の生理機能が低下 していること
が多いため、高い血中濃度が持続するおそれがあるので、骨 髄
抑制等の副作用の発現 に注意 し、慎重に投与す ること。
尿路上皮癌
腫瘍縮小効果及び生存期間
外国で実施 された局所進行又は遠隔転移を有する尿路上皮痛
の化学療法初回治療例(S■rⅣ )に対 して、グムシタビン塩酸
GC療 法 :4週 間を1コ ースと
塩とシスプラチ ンとの併用投与〈
して、ゲムシタビン1000m」ミ を1日 日、8日 目及び15日目に、
シスプラチン70mg/ポ を2日 目に投与)をM―VAC療 法(メトト
レキサー ト、 ビンプラスチン硫酸塩、 ドキソルビシン塩酸塩及
びシスプラチ ン併用療法)と比較 した第Ⅲ相試験において、CC
群203例、M―VAC群 202例が割 り付けられ、得 られた結果は以
下のとお りであつた。
(ジェムザール鮮L射用200mg・ lgの 添付文書による)
疲労 感、発熱、イ ンフルエ ンザ様症状 (倦怠 感、無力症、
発熱、頭痛、署寒、筋痛、発汗、鼻炎等)、放射線照射 リ
コー ル反応、血小薇増加、体重減少、尿糖陽性、好醸球
増 多、関節痛 、悪寒、味覚異常、鼻出血、倦怠 感、浮腫、
CRP上 昇、体重増加、疼痛、ほて り、胸部不快感、眼底
出血、体温低下、耳鳴 り、眼脂、無力症、顔面浮腫
他
尿路上皮癌におけるシスプラチンとの併用時の安全性情報
外国で実施されたゲムシタビン塩酸塩 とシスプラチンとの
併用投与による、尿路上皮癌の化学療法初回治療例に対する
第Ⅲ相試験において203例が割 り付けられ、 これ らの症例に
認められた有害事象は以下のとお りであつた。
(ジェムザール料L射用200mg・ lgの 添付文書 による)
項 目
グレー ド3
(%)
CC群
グレー ド4
(%)
血液毒性
貧血
285
好 中球減少
"9
非血液毒性
粘 膜炎
10
0
'E吐
悪 心ノ
0
脱毛
0
感染
下痢
0
肺を 性
鰊
0
使秘
0
出血
0
意識状態異常
(State Of cmsclalsness)
HR(95%CI)
p値
128か 月
148か 月
108⑩ 84-1401
腫瘍 増 大 まで の
期 間 中輿 宮
74か 月
76か 月
1 0 2 ( 0 8 2 - 1 2 8 ) 084・1
055° 1
457%
494%
051+2
奏 効 率 (例紛
(81/1649)(69/151例)
11■og―
rank/t定
,+2:カ イ2乗検定
手術不能又は再発浮L癌
腫瘍縮小効果及び 生存期間
外 国で実施 された術 前又 は術 後に アン トラサイク リン系抗 悪
性腫瘍薬 を投与 された切除不能、局所再発又 は転移性乳癌患者
を対象 わにゲ ムシタビン塩 酸塩 とパ クリタキセル との併 用投与
(GT群 :3週 を 1コ ースとして、 1日 目にゲ ムシタビン1250mg/
m2及 びパ クリタキセル175mg/m2を 投与 し、 8日 目にグ ムシタビ
ン125m鴨 ノ
げ を投 与)をパ クリタキセル単独投与 (T群 :3週 を 1
コース として、1日 目にパ クリタキセル175mゴ 耐 を投与)と比較
した第 Ⅲ相試験 を実施 した。その結果は以下のとお りであった。
注)臨床的にアントラサイクリン系抗悪性腫瘍薬の使用が禁忌で他の1
レジメンの化学寡法剤による術前 術 後補助化学療法後の手術不能
又は再発乳痛患者も対象患者に含まれている。
( ジェムザ ー ルq L 射 用2 0 0 m g ・ l g の添付 文書 による)
23 5
血小 板 減少
M―VAC群
生 存期 間
中 央値
0
投与 群 に お い て
た 事 象 のみ 記 載
-3-
中り
軸翻―l12/10/231
い7500N…
「
-179-
GT群
_E
53か 月
生存期 間
`
158か 月 拿l
34か 月 ■
414%
(110/266N
奏効率
∽
瑯
鐵
T群
1 8 6 か 月 °1
生存期 間
HR(95%CIl
つ値
0817
00489'2
1 0 6 6 7 1 ∞の
0 74
00∞ 8`′
0 6 2 Ю8 8 )
°
も
:15196
奏効率の差
●596C171つ 32)
。1中 央値,42 1orra詠検 定,ウ3奏 効率の差 im群 ―
T群
有効成分に関する理化学的知見〕
〔
一般名 :ゲムシタビン塩酸塩(Gm五 tabhe Hydr∝
blo五
deD
AヽD
(」
略 号 GEM
化学名 (+)2'―Deoxy2',2'dnuorOcyt遍ne
monohydrochloride
構造式
Hcl
憫
OH
F
HCl
分子式 i C9HllF2N304・
分子量 129966
性 状 :本 品は白色∼微黄白色の結晶性の粉末である。本品は水
にやや溶けやす く、メタノールに溶けにくく、アセ トン
又 はエ タノール(995)に ほとんど溶けない。
融 点 :約 260℃ (分解)
取扱い上の注意〕
〔
1 安 定性試験"
最終包装製品を用 いた加速試験(40℃、75%RH、 6か 月)の
結果、本剤 は通常の市場流通下において 3年 間安定であること
が推測 された。
ほ 認条件〕
It癌に対する本剤の国内における臨床的有効性及び安全性をよ
り明確にすることを目的として、国内で適切な市販後臨床試験を
行い、その結果を合めた市販後調査結果を報告すること。
包 装 〕
〔
ビン麒―
ヽ経ゝ:1バ イアル
″
物レ
F」 :1バ イアル
タムシタビン麒腕輛1=「
※〔
主要文献〕
1)高 田製薬 :安定性試験 (社内資料)
文献請求先〕
〔
主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求下さい。
株式会社ヤクル ト本社 医 薬安全性情報部
医薬学術部 く すり相談室
〒10401161 東京都中央区銀座 7-16-21
銀座木携 ビル
電話 :O120も89601
FAX:03-3544-8081
株式会社ヤワルト本社
〒104KX161東
京都中期X銀座卜1621銀 座木挽●ウ
製造販売元
合 豪理畢藉醜蕊鷹蘇
用
―l12/10/231
……射7500N…
申続
「
-180-
沢井製薬株 式会社
〇年○月改訂 ( 第○版)
2 0 1 1 年 1 1 月作成
代闘拮抗性抗悪性腫瘍剤
日本標準商品分類番号
劇薬 ・処方せん医薬ぽ
ゲムシタビン繭締劇酸00mg「サワイ」
ゲムシタビンmlg「
サワイ」
GEMCITABINE
注射用 ゲ ムシタ ビン塩酸塩
貯 法 :室 温保存
使用期限 :外 箱等に表示
874224
200mg
承認 番 号
22300AlaO1059〔 OC
22300却
薬価 収載
2011年 11月
2 0 1 1 年1 1 月
鷹 売 開 始 2 0 1 1 年1 1 月
2 0 1 1 年1 1 月
/D ‐
能 追 カロ 〇年 ○月
〇年○月
薗
1∞ otloo
※注意― 医師等 の処方せ んに よ り使用す ること
告】
品
名
有効成分
含量
添加 物
ゲ ムシタビン点滴静注用
2 0 0 m g 「 サ ワイJ
グ ムシタ ビン点滴静注用
l g 「サ ワイ」
1バ イアル中
グムシタ ビン塩酸塩 228mg
(ゲムシタビン として 200mgl
1パイアル中
グムシタ ビン塩酸塩 1140mg
(グムシタビンとして 1000mg)
D‐マ ンニ トール
酢酸ナ トリウム水和物
pH調 節剤
性状
剤形 ・
嚇
晦
1)本用の投与は、緊急時に十分対応できるE燎 施設 におい
て、がん化学凛法に十分な知繊 ・mを 持つ医師のもとで、
本‖の投与が■切と判断 される症側についてのみ実施する
こと。また、治凛開始 に先立ち、患者又はその家族に有効
性及び危険性を十分餞明 し、同意を得てから投与すること。
a遍 1回 投与を 30分 間点滴静注により行うこと.〔 外目の出
床試験において、通 2回 以上 あるいは 1回 の点滴を 60分 以
上かけて行 うと、副作用が増強 した例が報告されている。〕
0『 熱患」、 「
慎重投与Jの 項を参照 して適応患者の選択 に
十分注意する こと。
0宙 魔な骨腱抑鋼のある患者 には投与 しないこと。 〔
骨■抑
制は用量規綱因子であり、感彙症又は出血を伴い、重=化
する可能性がある。骨腱抑偶に起因 したと考えられる死亡
倒が報告されている。〕
D胸 部単純 X線 写真で明 らかで、かつ臨床壼状のある間質性
肺費又は肺線艤症のある患者には投与 しないこと。 〔
同質
性肺共に起因 したと考えられる死亡例が報告されている。〕
0放 射線増書作用を期待する詢部への放射線薇溝 との同時併
用は■ける こと。 〔
外目の臨床試験において、本剤 と胸部
への根治的放射饉薇法 との併用により、■協な食道炎、肺
臓表が発現 し、死亡に至った例が報告されている。 (『
相互
作用Jの I● 照)〕
D投 与に際 しては臨床庄状を十分に観察 し、頻回に臨床検査
(血液学的検査、肝機能検壺、腎機能検査等)を、また、定
期的に胸部 X線 検費等を行い、異常が凛められた場合には
適切な処置を行 うとともに、投与継籍の可否について慎菫
に検討する こと。
―ル
D・マ ンニ ト‐
1000mg
酢酸ナ トリウム水和物 103.7mg
p H 調 節剤
白色の軽質の塊又は粉末、凍結乾燥品
用時溶解 して用いる注射剤
約3
( ゲムシタ ビン 1 6 m g 相 当量た也 生理食塩液)
pH#
浸透 圧 比#
性 理食塩液
に対す る比)
ム シ タ ビン 16m
約3
(ゲムシタ ビン 40mg相 当量たI生 理食塩液)
約2
( ゲムシタ ビン 1 6 m g 相 当量ノ
m L 生 理食塩液)
約3
(ゲムシタ ビン 40mg相 当量/mL生 理食塩 液)
な体表 面稽 か ら榛 算
た投与量を 100mLに 希釈 した時の濃度 (ゲムシタ ビン 1600mg相 当量ノ
100mL生 理食塩液)
グ ムシタ ビン 40mg相 当量/mL生 理食塩液 :用 法 ・用量における溶解時最
5mL生 理食塩液又はゲムシタビン lg
高濃度 (ゲムシタ ビン 2∞ mg相 当量ノ
相 当量ゴ25mL生 理食塩液)
*【効能 ・効果】
非小錮胞肺癌、膵癌、胆遭癌、尿路上皮癌 、手術不能又は再発
乳癌、がん化学凛義後に増懸 した卵粗
再発又は難治性の悪
性 リンパ證
〈効能 ・効果 に関連す る使用 上の注意 〉
胆道癌 の場合
本剤 の術後補 助化学療法 にお ける有 効性及 び安全性 は確
立 していない。
尿路 上皮癌 の場合
本剤 の術前 。
術後補助化学療法 におけ る有効性及び安全性
は確立 して いない。
手術不能又は再発乳癌 の場合
1)本剤 の術前 。
術後補助化学療法 にお ける有効性及び安全
性 は確立 していない。
2)本 剤 の投与 を行 う場合には、ア ン トラサイ ク リン系抗悪
性腫 瘍剤 を含 む化 学療法後 の増悪若 しくは再 発例 を対
象 とす ること。
がん化学療法後 に増悪 した卵巣癌 の場合
本剤 の投与 を行 う場合には、白金製剤 を含む化学療法施行
後 の症例を対象 とし、白金製剤 に対す る感受性 を考慮 して
本剤以外 の治療法を慎重 に検討 した上で、
本剤 の投与を開
始す ること。
【
熱忌】 飲 の患者には投与 しないこと)
1)高度な骨髄抑制 のある患者 〔
骨髄抑制が増悪 し、致命的 とな
ることがある。〕
2)胸部単純 X線 写真で明 らかで、かつ 臨床症状 のある間質性
肺炎又は肺線維症 の あ る患者 〔
症 状 が増悪 し、致命的 とな
ることがある。〕
3)胸部へ の放射線療法を施 行 してい る患者 〔
外国の臨床試験 で
本剤 と胸部へ の根治的放射線療法 との併用 により、重篤 な
食道炎、月
市臓 炎が発現 し、死亡 に至 った例が報告 されてい
る。 (「
相 互作用」の項参照)〕
4)重症感染症 を合併 してい る患者 〔
感染症が増悪 し、致命 的 と
なることがある。〕
5)本剤 の成分 に対 し重篤 な過敏症 の既往歴 の ある患者
6)妊婦又は妊娠 してい る可能性 の あ る婦人 〔
動物実験 (マウ
ス、 ウサ ギ)で催奇形作用及 び胎児致死作用 が報告 されてい
る。〕
1
-183-
1.非小細胞肺癌、膵癌、胆道癌、尿路上皮癌、がん化学療法後
に増悪した卵巣癌、再発又は難治性の悪性 リンパ腫の場合
通常、成 人 にはゲ ム シタビンとして 1回 1000mg/m2を 30分
か けて点滴静 注 し、 週 1回 投与を 3週 連続 し、4週 日は休薬
す る。 これ を 1コ ー ス として投与を繰 り返す。 なお、患者 の
状態 によ り適 宜減量す る。
2.手術不能又は再発¥し
癌 の場合
通常、成人 にはゲム シタビン として 1回 1250mg/m2を 30分
かけて点滴 静注 し、週 1回 投与を 2週 連続 し、3週 目は休薬
ー
す る。 これ を 1コ ス として投与を繰 り返す。 なお、患者 の
状態 によ り適 宜減量す る。
〈
用法 ・用量 に関連する使用上の浦
尿路上皮癌及び手術不能又は再発乳癌に本剤を使用する場合
には、 「
臨末成績」の項の内容を十分に理解 した上で投与方法
を選択すること。
(注射液の調製法)
本剤の200mgバ イアルは 5mL以 上、lgバイアルは25mL以
上の生理食塩液に溶解して用いること。
4)過敏症状があ らわれた場合には、直ちに投与 を中止 し、適切
な処置を行 うこと。
5)本剤投与時 に傾眠 が認 め られ ることがあるので、この よ うな
症状が発現 しない ことが確認 され るまで、自動車の運転等は
行 わない よ うに注意す る こと。
6)動物実験 (マウス、ウサ ギ)において、生殖毒性 (先天性異常、
胚胎発育、妊娠経過、周産期発育あるい は生後発育に対す る
影響等)が報告 されてい るので 、生殖 可能な年齢の患者 に投
与す る必要が ある場合 には生殖器 に対 す る影 響 を考慮す る
こと。
*7)卵 巣癌 、悪性 リンパ腫 に本剤 を使用す る際には、関連 文献
(「
医療 上の必要性 の高 い未承認薬 。
適応外薬 検討会議 公知
申請 へ の該 当性 に係 る報告 書 :ゲ ム シ タ ビン塩酸塩 (卵巣
癌)」、 「
医療上 の必要性 の高 い未承認薬 。適応 外薬検討会議
公知 申請へ の該 当性 に係 る報告書 :ゲ ムシ タ ビン塩酸塩 (再
発 ・難治性悪性 リンパ腫)」等)を熟読す ることc
3.相 互作用
1)併用禁忌 (併用 しない こと)
薬剤名等
胸部放射線照射
【
使用上の注意】
1.慎 重投与(次の患者には慎重に投与すること)
1)骨髄抑制 の ある患者 (1重要 な基本的注意」の項参照)
間
2)間質性肺炎 又は肺線維 症 の既往歴又は合併症がある患者 〔
こ
の
ことがある。〕
な肺毒性
を起
す
重篤
肺炎等
質性
3)肝障害 (肝転移 、肝炎 、肝硬変等)、アル コー 炒憔 存症 の既往
肝機 能 の悪 化 を引 き起 こす ことがあ
又 は合併 の あ る患者 〔
る。〕
4)腎障害の ある患者 〔
腎機能が低下 しているので、副作用があ
らわれやす くなる ことがある。〕
5)高齢者 (「
高齢者 へ の投与」 の項参照)
心筋 梗塞 がみ られ ることが あ
6)心 筋梗塞 の既往 のあ る患者 〔
る。〕
2.重 要な基 本的注意
1)腫瘍 の明 らかな増大、新病変 の出現等、病態 の進行 が認 め ら
れ た場合 には投与を中止 し、他 の適切 な治療法 に切 り替 える
こと。
2)骨髄抑制、間質性肺炎等 の重篤 な副l作用が起 こることがあ り、
ときに致命的 な経過 をた どる ことが あるので、投与 に際 して
は臨床症状 を十分 に観察 し、頻 回に臨床検査 (血液学的検査、
肝機能検査 、腎機能検査等)を、また、定期的に胸部 X線 検
査 を行 い 、異常 が認 め られ た場合には、減量、休薬等 の適tJJ
な処置を行 うこと。
(1)骨■lW制
本剤 の 投与にあたつては 、 自血球数及 び血小板数 の変動
に十分 留意 し、投 与 当 日の 自血球数 が 2000/ル 未満又は
L未 満 であれば、骨髄機 能が回復す るま
血小板数 が 7万 /μ
で投与 を延期す ること。 また、前治療 に よ り、骨髄機能
が低下 してい る患者 では 、骨髄抑制 が強 くあ らわれ る こ
とがあ るので、 これ らの患者 では投与量 を適宜減量 し、
臨床検査値 に十分 注意す ること。本剤 を週 1回 3週 連続
投与 した場合 、自血球数及び好 中球数 の最低値 は投 与開
始平均約 2∼3週 間後 にあ らわれ、最低値発現 日か ら約 1
週間で回復す る。
(2)間質性肺 炎等の肺毒性
本剤 の投与 にあた つては、臨床症状 (呼吸状態、咳及 び発
熱等 の有無)を十分 に観察 し、定期的に胸部 X線 検 査 を行
うこと。 また、必要 に応 じて胸部 CT検 査 、動脈 血酸素
aD02)、 月
市
分圧 (Pa02)、 肺胞気動脈 血酸素分圧較差 (A・
拡散能力 (DLo)な どの検 査を行 い、異常 が認 め られた場
合には、減 量、体薬等 の適切 な処置 を行 うこと。 間質性
市毒性 の発症 あるい は急性増悪 が疑 われ た場合
肺炎等 の月
には、 直 ちに本剤 に よる治療 を中止 し、 ステ ロイ ド治療
等 の適切 な処置を行 うこと。
3)感染症の発現 又は増悪に十分注意す る こと。
臨床症状 ・措置方法
外 国の臨床試験 で本剤
(1000hノm2/日を週 1回 放
射線 照射 前 に投 与)と胸 部
へ の根 治 的 放 射 線 療 法
(2Gyノ
日を週 5回 )を 6週 連
続 して併用 した場合 に、重
篤 な食道炎 、肺臓炎 が発 現
し、死亡に至 つた例が報 告
されている。放射線照射 を
併用 した場合 の本剤 の至 適
用量は確 立 されていないの
で、放射線増感作 用を期待
す る胸 部へ の放射線療法 と
の同時併用は避 けること。
機 序 ・危険因子
基礎 試験で木剤 は
濃度 依存 的 に放射
線 照 射 の効果 を増
強 し、本剤 に よ
放射 線感 受性増力ぃ
が 認 め られ て い
る。
2)併 用注意 (併用に注意す る こと)
薬剤名等
臨床症状 ・措置方法
機序 ・危険因子
腹 部放 射線照射
腹部放射線療法 (体外照射 )
と同時併用す る場合 、重篤
となる局所 の合併症が発現
す ることがある。 なお、術
中放射線照射 と併用 した際
の本剤 の安全性 は確認 され
ていない。
が増強 され るこ と
骨髄抑市」
がある。
基礎 試験で本剤 は
濃度 依存 的 に放射
線 照射 の効果 を増
強 し、本剤 に よる
放射 線感受性増加
が 認 め られ て い
る。
他 の抗悪性腫瘍
剤
アルキル化剤
代謝拮抗剤
抗生物質
アルカ ロイ ド
等
両Z l l とも骨 髄 抑 制
を有 してい る。
4.副 作用
本剤 は使用成績調 査等 の コl作用発現頻度 が 明確 となる調 査 を
実施 していない。
1)重大な副作用 (頻度不明)
(1)骨籠抑制 :白血球減少、好 中球減少、血小板減少、貧 血 (ヘ
モ グロビン減少、赤血球減少)等があ らわれ ることがある
ので、血液学的検査 を頻 回 に行 い、異常が認 め られ た場
合には、減 量、休薬等適切 な処置 を行 うこ と。 なお、高
度な自血球 減少 に起 因 した と考え られ る敗血症に よる死
亡例 が報告 されてい る。
(2)間質性肺炎 :間 質性肺炎 が あ らわれ ることがあるので、
胸部 X線 検査等 を行 うな ど観察 を十 分 に行 い、異常 が認
め られた場合 には、投 与 を中止 し、適切な処置 を行 うこ
と。 なお、間質性肺炎 に起 因 した と考え られ る死亡例が
報告 されてい る。
-184-
(3)アナ フィラキシー様症状 :呼 吸困難等 のアナフ ィラキシ
―様症状 が あ らわれ ることがあるので、 この よ うな症状
があ らわれ た場合 には、投与を中止 し、適切 な処置 を行
うこと。
(4)心筋榎塞 :心 筋梗塞 がみ られ ることがある。
(5)う つ血 性心不全 :う っ血性心不全 があ らわれ ることがあ
る。
(6)肺水腱 :肺 水腫があ らわれ ることがある。
(7)気管支痙● :気 管支痙攣 があらわれ ることがある。
(8)威人呼吸促迫症候群 鰤 騒 騰 成人呼吸促迫症候群 KARDS)
があ らわれ ることが ある。
(9)腎不全 :腎 不全があ らわれ ることがある。
(10)澤血性尿轟症症候群 :溶 血性尿毒症症候群 があ らわれる
ことが あるので、 血小板減少 、 ビ リル ビン上昇、 クレア
チエ ン上昇、BUN上 昇、DH上
昇 を伴 う急速 なヘモ グ
ロ ビン減 少等 の微 小 血管 症性溶血性 貧 血の兆候 が認 め ら
れた場合 には、投 与 を中止す ること。 腎不全 は投与中止
によつて も不可逆 的 であ り、透析療法が必要 となること
もある。
(11)皮膚障害 :重 篤 な皮 膚障害 (紅斑、水疱、落屑等)が あ ら
われ ることがある。
Pの 上
(12)肝機能障害、貴疸 :AST(GOT)、 ALT(GPT)、 Al‐
昇等 の重篤 な肝機能 障害、黄疸 があ らわれ ることが ある。
2)そ の他の罰作用
次 の よ うな副1作用が認 められた場合 には、臨床所見等 の重篤
度 に応 じ、減量、投与 中止等の適切な処置 を行 うこと。
頻度不明
"環
曇
頻脈、血圧 上昇、 血圧低 下、狭心痛 、動悸 、心室
性期外収 縮、発作性上室頻拍、心電図異常 (ST上
昇)
呼
腎
吸 暑
臓
消 化 彗
PIE(肺
呼吸困難、高炭酸ガス血症、
低酸素血、咳嗽、
好酸球浸潤)症候群、喘鳴、喀痰、息切れ
総蛋 白低 下、電解質異常、 アル ブ ミン低 下、BUN
上昇、蛋 白尿、血尿、 ク レアチニ ン上昇、乏尿
吐、下痢 、便秘、 国内炎 、胃
食欲不振 、悪心 ・1風
部不快感 、歯肉炎
肝
臓
AST(GOT)上 昇、ALT(GPT)上 昇、LDH上 昇、
Al‐
P上 昇、 ビ ツル ビン上昇、AIG比 低下、γ・
GTP
上昇、 ウ ロビリン尿
霧神神経系
頭痛、め まい、不眠、知覚異常、嗜眠、 しびれ
皮
発疹、脱 毛、癌痒感 、奪麻 疹
膚
注 射都 位
注射部位 反応 (静脈炎、疼痛、紅斑)
血 管陣書
末梢性血管炎、末梢性壊疸
そ の 他
疲労感 、発熱、インフル エ ンザ様症状 (俗怠感 、無
力症、発熱、頭痛、悪寒 、筋痛、発汗、鼻炎等)、
放射線照射 リコール反応、血小板増加 、体重減少、
尿糖陽性 、好酸球増多、関節痛、悪寒、味覚異常、
鼻出血 、倦怠感 、浮腫、CRP上 昇、体重増 加 、疼
痛、ほて り、胸部不快感 、眼底 出血 、体温低下、
耳鳴 り、眼脂、無力症、顔面浮腫
尿路上皮癌におけるシスプラチンとの併用時の安全檀情報
外国で実施 されたゲ ムシタ ビン塩酸塩 とシスプ ラチ ン との
併用投与による、尿路 上皮癌 の化学療法初回治療例 に対す
る第Ⅲ相試験において 203例 がfllり
付けられ、 これ らの症
例 に認められた有害事象 は以下のとお りであつた。(ジェム
ザール注射用 200mg。 lgの添付文書による)
血液毒性
貧血
235
血小板減少
285
28.5
好中球減少
41.2
299
非 血液毒性
粘膜炎
悪心順 吐
220
0
感染
下痢
肺毒性
血尿
45
項 目
(%)
l
レー ド4
(%)
-1 859
0
便秘
0
出血
0
意識状 態異常
0
(State Of cOllLSCiOuslless)
注) W H O 毒 性基準により判定 し、いずれかの投与群にお いて 2 % を 超 え
た事象のみ記載
5.高 齢者へ の投与
高齢者では腎機能、肝機能等 の生理機能が低下 してい ることが
多いため、高い血 中濃度が持続す るおそれがあるので、骨髄抑
制等 の副作用 の発現 に注意 し、慎重 に投与す ること。
6.妊 婦、産籠、授乳帰等への投与
1)妊婦又は妊娠 している可能性 の ある婦人 には投与 しない こ
と。 〔
動物実験 (マウス、ウサ ギ)で催奇形作用が報告 され て
い る。〕
2)授 乳婦 に投与す る場合 には、授 孝Lを中止 させ ること。 〔
動物
実験 (ラッ ト)で乳汁中へ の移行 が報告 されてい る。〕
7.小 児等へ の投与
小児等に対す る安全性は確立 され ていない (使用経験がな い)。
3.適 用上の注意
1)30分 間で点滴静脈内投与 し、皮下、筋肉内には投与 しない
ことc
2)溶 解後 は速やかに投与す るこ と。溶液 を冷蔵庫 に保存す る と
結晶が析 出す る ことがあるの で、保存する場合でも室温 (15
∼ 30℃ )で保存 し、24時 間以 内に使用す ること。溶解 した残
液 は使用 しない こと。
3)皮膚 に薬液が付 着 した場合は直ちに石けんでよく洗浄 し、粘
膜 に付着 した場合 は直ちに多量 の流水 でよく洗 い流す こ と。
9.そ の他の注意
変異原性試験 の うち、 マ ウス リンフォー マ細胞 を用 い た L
宙ι
lo遺 伝子突然変異試験及び マ ウスを用いた小核試験におい
て、いずれ も陽性の結果が報告 されてい る。
饉 床 成 績】
【
○尿路上皮癌
E● ●小効果及び生存期間
外 国 で実施 された局所進行又は遠 隔転移 を有す る尿路上皮癌 の化学
)に対 して 、ゲムシタ ビン塩酸塩 とシスプ ラ
療法初回治療例 (Stage Ⅳ
チ ンとの併用投与 (GC療 法 ;4週 間 を 1コ ー ス として、ゲムシタ ビン
1000mg/m2を 1日 日、8日 目及び 15日 目に、シスプ ラチ ン 70mg/m2
を 2日 目に投与)を M・ヽ弧C療 法 (メ トトレキサー ト、ビンブラスチ ン
硫酸塩、ド キソル ビシン塩酸塩及 び シスプ ラチ ン併用療法)と比較 し
た第Ⅲ相試験にお いて、GC群 203例 、M・VAC群 202例 が■llり
付け
られ、得 られた結果 は以下の とお りであった。 (ジェムザール注射用
200mg。 lgの 添付文書 による)
GC群
グ レー ド3 1 グ
0
脱毛
生存期間
中央値
128ヵ
M‐VAC群
月
148ヵ
HR(95%CI)
月
108(084‐ 140)
p値
055× ]
腫瘍増大まで の
期間 中央値
7.4ヵ 月
7.6ヵ 月
494%
奏効率 (例数)
1.02(082‐ 128)
45_7%
0 84Xl
0.5lx2
(81/1641珂
) (69/151例 )
X2:カ
ank検
乗検定
検 定、
○手 術不籠又は再発乳癌
風瘍鱚小効果及 び生存期間
外 国で実施 され た術 前又 は術 後 にア ン トラサイ ク リン系抗悪性腫瘍
薬 を投与 された切除不能、局所再発又は転移性乳癌患者 を対象注)にゲ
ムン タ ビン塩酸塩 とパ ク リタキセル との併用投与 (GT群 :3週 を 1コ
ー ス として、 1日 目にゲムシ タビン 1250mg/m2及 びパ ク リタキセル
175mg/m2を 投与 し、8日 目にゲムシ タ ビン 125Clmgノ
m2を 投与)をパ
ク リタキセル単独投与 (T群 :3週 を 1コ ー ス として、1日 目にパ ク リ
タキセル 175mgノm2を 投与)と比較 した第Ⅲ相試 験 を実施 した。 その
結果は以下 の とお りで あつた。(ジェムザー ル注射用 200mg。 lgの 添
付文書に よる)
注)臨床的にアン トラサイクリン系抗悪性腫瘍薬の使用が禁忌で他の 1レ
ジメンの化学療法剤 による術前 ・術後補助化学療法後の手術不能又は
主要文献及び文献麟求先】
【
・主要文献
1)、2)沢 井製薬 (株)社内資料 [安定性試験]
・文献請求先 〔
主要文献 (社内資料 を含む)は下記に ご請求下さい〕
沢井製薬株式会社 医 薬品情報セ ンター
〒532・
0003大 阪市淀川区宮原 5丁 目2・
30
T E L : 0 1 2 0 ・3 8 1 ‐
9 9 9 F A X : 0 6 ‐6 3 9 4 ‐
7355
再発乳癌患者 も対象患者 に含 まれている。
GT群
ⅡR(95%CI)
T群
生存期 間
186ヵ 月 ×1 1 5 8 ヵ 月 ※I
無増悪
生存期間
53ヵ 月 ×1
奏効率
41.4%
(110/266)
1 中 央値 、本2 1og‐ra遺
log
0.817
( 0 6 6 7 ・1 0 0 0 )
074
(062‐088)
3.4ヵ 月Xl
00489× 2
0.0008x2
X3:151%
262%
(69/263)
定 、 ス3 奉
p値
奏効率 の 差
(95%CI:71・ 232)
効 率 の 井 :GT群
・
T群
【
薬 効 率 理】
ゲ ムシ タビンはデオキシシチジンの誘導 体で、細胞 内に取 り込まれた後
に活性型 の ゲ ムシ タ ビンニ リン酸 (dFdCDP〉及び ゲムンタビン三 リン酸
(dFdCTP)に 代謝 され る。dFdCTPは デオキシシチ ジン三 リン酸 (よ理P)
と競合 して DNA鎖 へ 取 り込まれ ることで直接的に DNA合 成 を阻害 し、
dFdCDPは DNA合 成経路 に関わる リボヌクレオチ ドレダクターゼ を抑
制す ることで dCTP濃 度 を低下 させて間接的 に DNA合 成阻害作用 を増
強す ると考 え られて い る。
一般名
略 号
化学名
分子 式
分子量
構造式
性 状
【
有効 成分に関する理化学的知見】
: ゲムシタビン塩酸塩 (Gttdtabhe Hydroch10ride)
: GEM
‐
: (+)‐2夕‐
Deoxy‐ 2′
de
,2′dfluorocytidhe monohydrochlo減
: C9HllF2N304・ Hα
: 29966
:
0H F
ゲ ム シ タ ビン塩 酸塩 は 白色 ∼ 微 黄 白色 の粉末 又 は結 晶性 の粉
末 で あ る。水 にやや溶 けやす く、 メタノー ル に溶 けに くく、 エ
タノ ー ル ( 9 5 ) 又はア セ トンにほ とん ど溶 けな い。
取扱い上の注意】
【
・安定性試験
バ イアルに 充 てん した ものを用 いた加 速試験 (40℃75%RH、 6ヶ 月)
の結果、通 常 の市場流通下にお いて 3年 間安定である ことが推測 され
た。 Dヽυ
承 認 条 件】
【
膵癌 に対する本剤の国内における臨床的有効性及び安全性をより明確に
することを 目的 として、国内で適切な市販後臨床試験を行 い、その結果
を含めた市販後調査結果を報告すること。
包
【
装
】
ゲムシタビン点滴静注用 2 0 0 m g 「サフイ」 : 1 バイアル
ゲムシタビン点滴静注用 l g 「サワイ」 : 1 バ イアル
-18も
―
製造販売元
沢井製薬株式会社
大阪市測 :I区
富原 5丁 目 2-30
日本化薬株式会社
ヽ 日本化薬株式会社
ゲムシタビン点滴静注用 200mg・ lg「NK」
※※20●年 ●月改訂 6
※2011年 8月 改訂 5
く
規制区分〉
*
劇薬、処方せん医薬品
く貯 法 〉
室温保存
く
使用期限〉
3年 (バイアル及び外箱に表示)
く取扱い上の注意)
【
取扱い上の注意】の項参照
代謝拮抗性抗悪性腫瘍剤
ゲムシタ ビン点滴静注用2 0 0 m g 「 N K 」
ゲムシ タビン点滴静注用l g 「N K 」
Gelncitabine for I.V. Infusio■
200mg'lg 「NK」
点滴静注用ゲム シタ ビン塩酸塩
※※
*注 意―医師等の処方せんにより使用すること
ク
フ
!′
″%う
う
llllllll′
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ウ
う
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フ
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ツ
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ア
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グみ
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Zみ
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ウ
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ク
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フ
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ル
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ウ
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ウ
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%ク
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ウ
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ウ
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ク
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″ン
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ク
ソ
ン
ljll′
ク
│││││lfll′
ウ
ウ
ウ
ウ
Zみ
ウ
性状】
【
組成・
【警 告】
(1)本剤 の投与は、緊急時 に十分対応できる医療施設 において、
がん化学療法に十分な知識 ・
経験を持つ医師のもとで、本剤の
投与 が 適切 と判断され る症例についてのみ実 施すること。ま
た、治療開始に先立ち、患者又 はその家族に有効性及び危険
成
M 」 及びゲ ムシタ ビン点滴静
ゲ ムシタ ビン点滴静注用 2 0 0 m g 「
注月 lgINK」は、1バ イ アル 中にそれぞれ次 の成 分
成分
有効成分
[外国 の臨床試験 において、週 2回 以上あるいは 1回 の点滴を
60分 以上かけて行うと、副作用が増強した例が報告されてい
る。]
( 3 ) 禁忌、慎重投与 の項を参照して適応患者の 選択に十分注意す
例が報告されている。]
200mg
ゲムシタ ビン塩酸塩
(ゲムシタ ビン として)
200mg
1000mg
12.5mg
62.5mg
pH調 節剤
適量
適量
l'_--":./=l-)V
添加物
1 140nlg
(1000mg)
無水酢酸ナトリウム
ること。
(4)高度な骨髄抑制 のある患者には投与しないこと。
[骨髄抑制は用量規制因子であり、感染症又は出血を伴 い、重
篤化する可能性 がある。骨髄抑制に起因したと考えられる死亡
る
含有量
m m
性を十分説明し、同意を得てから投与すること。
(2)週1回 投与を 30分 間点滴静注により行うこと。
1組
2.製 剤 の性状
NK」及びゲ ムンタ ビン点滴静
ゲ ムシタビン点滴静注用 200mg「
注 用 lg lNKJは
、 自色 の軽 質 の塊 又 は粉 禾 で あ
(5)胸部単純 X線 写真 で明らかで、かつ臨床症状のある間質性肺
炎又 は肺線維症のある患者には投与しないこと。
約3
ゲムシタ ビン 16mg相当量/証 (生理食塩液 )
[間質 性肺炎に起 因したと考えられる死亡例が報告され てい
約3
ゲムシタビン 40mg相 当量/mL(生 理食塩液)
る。]
(6)放射 線増感作用を期待する胸部 へ の放射線療法との同時併
用は避けること。
[外国 の臨床試験 において、ゲムシタビン塩酸塩と胸部 へ の根
治的放射線療法との併用により、重篤な食道 炎、肺臓 炎が発
3相 互作用」の項
現 し、死亡に至つた例 が報告されている。「
参照]
浸透圧比*
(生理食塩液
に対す る比)
糸'2
グ ム シタ ビン 1 6 m g 相 当量/ 此 ( 生理食塩液 )
約3
ゲ ムシタビン 40mg相当量/血 (生理食塩液 )
*:ゲ ムシタビン 16mg相当量/mL(生 理食塩液):平 均的な体表
面積 か ら換算 した投与量 を 100mLに希釈 した時の濃度 (ゲム
(7)投与に際しては臨床症状を十分に観察し、頻回に臨床検査 (血
液学 的検査 、肝機能検査 、腎機能検査等)を、また、定期的に
シタビン 1600mg相当量/100血生理食塩液)
ゲムシタ ビン 40mg相 当量/mL(生 理食塩液):用 法 ・用量に
おける溶解時最高濃度 (ゲムシタ ビン 200mg相 当量んmL生
胸部 X線 検査等を行い、異常が認められた場合には適切な処
置を行うとともに、投与継続 の可否 について慎重に検討するこ
理食塩液又はゲ ムシタ ビン lg相 当量/25mL生理食塩液)
と。
※※【
効能 ・
効果】
非小細胞肺癌 、膵癌、胆道癌 、尿路上皮癌、手術不能又は再発
乳癌、がん化学療法後 に増悪 した卵巣癌、再発又は難治性 の悪
【禁 忌 】 (次 の 患 者 に は投 与 しない こ と)
(1)高 度 な骨髄抑制 のある患者
性 リンパ 腫
[骨髄抑制 が増悪 し、致命的 となることがある。]
(2)胸 部単純 X線 写真で明 らかで、かつ臨床症状 のある間質
性肺炎又は肺線維症 のある患者
[症状が増悪 し、致命的 となることがある。]
(3)胸 部への放射線療法 を施行 している患者
[外国の臨床試験でゲ ムシ タ ビン塩酸塩 と胸部へ の根治
的放射線療法 との併用により、重篤な食道炎、肺臓炎 が発
3.相 互作用」
現 し、死 亡に至 つた例 が報告 されている。 「
の項参照]
(4)重 症感染症 を合併 している患者
[感染症 が増悪 し、致命的となることがある。]
〈
効果に関連する使用上の注意〉
効能 ・
胆道癌 の場合
本剤 の術後補助化 学療法にお ける有効性及び安 全性 は確 立 し
てい ない。
尿路上皮癌 の場合
本剤 の術前 ・術後補助化学療法における有効性及び安全性 は確
立 していない。
手術不能又は再発乳癌 の場合
1.本 剤 の術前 ・術 後補助化学療法 における有効性及び安全性
は確立 していない。
2 本 剤 の投与 を行 う場合には、アン トラサイ ク リン系抗悪性
腫瘍剤 を含 む化 学療法後 の増悪若 しくは再発例 を対象 と
(5)本 剤 の成分 に対 し重篤 な過敏症の既往歴 のある患者
(6)妊 婦又は妊娠 している可能性 のある婦人
[動物実験 (マウス、ウサギ)で 催奇形作用及び胎児致死
作用 が報告 されてい る。]
-1
す ること。
がん化学療法後 に増悪 した卵巣癌の場合
―
Q凡
ゲムシタ ビン点 滴 静注用 200mg・ lg「 NK」
1本 剤 の投与を行 う場合には、白金製剤 を含む化学療法施行後の │
1症 例を対象 とし、白金製剤に対する感受性を考慮 して本剤以外 │
│の 治療法を慎重に検討 した上で、本剤 の投与を開始す ること。│
:_________‐
2)間 質性肺炎等の肺毒性
本剤 の投与にあた っては、臨床症状 (呼吸状態、咳及 び発
熱等 の有無)を 十分に観察 し、定期的に胸部 X線 検査 を行
うこと。また、必要に応 じて胸 部 Cr検 査、動脈血酸素分
圧 (PaQ)、 肺胞気動脈血酸素分圧較差 (A―
aDOz)、 肺拡
散能力 (DLco)な どの検査 を行い、異常が認 め られ た場合
‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ― ― ‐ ‐ ‐ ‐‐ ‐ ― ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ―‐ ‐‐ ‐ ‐― ‐ ‐‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ― ‐ ‐ ‐ 1
※※【
用法 ・
用量】
1.非 小細胞肺癌、膵癌、胆道癌、尿路上皮癌、がん化学療法後
には、減量、休薬等 の適切 な処置 を行 うこと。間質性肺炎
等 の肺毒性 の発症 あるいは急性増悪 が疑 われた場 合 には、
直ちに本剤 による治療 を中止 し、ステロイ ド治療等 の適切
に増悪 した卵巣 癌、再発又 は難治性 の悪性 リンパ腫 の場合
通常、成人には グ ムシタ ビン として 1回 1000mg/m2を30分
かけて点滴静注 し、週 1回 投与を 3週 連続 し、4週 目は休薬
す る。 これ を 1コ ー ス と して投与 を繰 り返す。
なお、患者 の状 態 によ り適宜減量す る。
な処置を行 うこと。
(3)感 染症 の発現又は増悪に十分注意す ること。
(41過 敏症状 が あ らわれた場合 には、直ちに投 与を中止 し、適
2.手 術不能又は再発乳癌 の場合
通常、成人には ゲ ムシ タビン として 1回 1250mg/m2を30分
か けて点滴静注 し、週 1回 投与を 2週 連続 し、3週 目は休薬
す る。 これ を 1コ ー ス として投与を繰 り返す。
なお、患者 の状 態 によ り適宜減量す る。
用法 ・
用量に関連 する使用上の注意〉
〈
尿路上皮癌及 び手術不能又は再発乳癌 に本剤を使用する場合 に
は、「
臨床成績 」の 項 の内容を十分に理解 した上で投与方 法を選
択すること。
(注射液 の調製法)
本剤 の 200mgバ イアルは 5mL以 上 、lgバ イアルは 25正 以 上の生
理食塩液 に溶解 して用 いること。
切な処置 を行 うこと。
(5)本剤投与時に傾眠 が認め られ ることがあるので、この よう
な症状が発現 しない ことが確認 され るまで、自動車 の運転
等は行 わない よ うに注意す ること。
(6)動 物実験 (マウス、 ウサギ)に お いて、生殖毒性 (先天性
異常、胚胎発育、妊娠経過、周産期発育あるいは生 後発育
に対す る影響等)が 報告 されているので、生殖可能 な年齢
の患者 に投与す る必要があ る場 合 には生殖器 に対す る影
響を考慮す ること。
(7)卵 巣癌、悪性 リンパ腫 に本剤 を使用す る際には、関連文献
(「医療 上 のZ、要性 の高 い未承認薬 ・適応外薬検討 会議
公知 申請 へ の該 当性 に係 る報告書 :ゲ ムシ タ ビン塩 酸塩
(卵巣癌)」 、 「
医療上の必要性 の高い未承認薬 ・適応外
薬検討会議 公 知 申請 へ の該 当性 に係 る報告書 :グ ムシタ
ビン塩酸塩 (再発 ・難治性悪性 リンパ腫)」 等)を 熟読す
ること。
【
使用上の注意】
1.慎 重投与 (次の患者 には慎重に投与す ること)
(1)骨髄抑制 の あ る患者
3相
互 作用
( 1 ) 併用禁忌 ( 併用 しない こと)
[「2.重 要 な基本的注意」 の項参照]
(2)間質性肺炎又 は肺線維症 の既往歴又 は合併症 がある患者
[間質性肺炎等 の重篤 な肺毒性 を起 こす ことがある。]
(3)肝障害 (肝転移 、肝炎 、肝硬変等)、 アル コール依存症 の
薬剤名等
陶部放射線照射
既往又 は合併 のある患者
[肝機能 の悪 化 を引き起 こす ことがある。]
(4)腎 障害 のある患者
[腎機 能 が低 下 しているので、冨1作用があ らわれやす く
なることがある。]
(5)高齢者
E「5.高 齢者 へ の投与」の項参照]
(6)心 筋梗塞 の既往 のある患者
[心筋梗塞 がみ られ ることがある。]
※ ※ 2重 要な基本 的注意
(1)腫瘍 の明 らかな増大、新病変の出現等、病態 の進行が認 め
られた場合 には投与を中止 し、他 の適切 な治療法に切 り替
休薬等 の適切 な処置 を行 うこと。
1)骨 髄抑制
本剤 の投与 にあた つては、白血球数及び血小板数 の変動 に
十分留意 し、投与 当 日の 自血球数が 2000/μL未 満又 は血
Jであれば、骨髄機能 が回復す るまで
小板数 が 7万 /μ L tti■
投与を延期す ること。 また、前治療 によ り、骨髄機 能 が低
下 している患者では、骨髄抑制が強 くあ らわれ ることがあ
るので、これ らの患者では投与量を適宜減量 し、臨床検査
値に十分注意す ること。本剤 を週 1回 3週 連続投与 した場
合 、自血球数及び好 中球数 の最低値 は投与開始 平均約 2∼3
最低値発現 日か ら約 1週 間で回復す る。
週間後にあ らわれ 、
外国の臨床試験でゲムシタビ 基礎試験 で本剤 は濃
ン (1000ng/mZ/日
を適 1回 放射 度依 存的 に放射線照
線照射前に投与)と胸部への相 射 の効果 を増強 し、
治的放射線療法 (2Gv/日を週 〔本剤 に よる放射線感
回)を 6週 連続 して併用 した場 受性増カロが認 め られ
合に、重篤な食道炎、肺臓炎が てい る。
発現 し、死亡に至った例が報告
されている。放射線照射を併用
した場合の本剤の至適用量は
確立されていないので、
放射絲
増感作用を期待す る胸部 への
放射線療法 との同時併用は避
けること。
薬剤名等
臨床症状 ・措 置方 法
機序 ・危険因 子
唄部放射線照射
腹部放射線療法 (体外照射)と 基礎試験で本剤は濃
同時併用する場合、重篤となる 度依存的に放射線照
局所の合併症が発翼することが 射の効果を増強 し、
ある。なお、術 中放射線照射と 本剤による放射線感
譲ヽ した際の本剤の安全性は確 受性増加が認められ
ている。
認されていない。
他の抗悪性腫瘍剤
アルキル化剤
代謝拮抗剤
抗生物質
アルカロイ ド
等
骨 髄抑 制 が増 強 され ることがあ 両剤 とも骨髄抑制を
る。
有 している。
作用 が起 こることがあ
(2)骨髄抑制、間質 性肺炎等 の重篤な冨」
り、 ときに致命的 な経過 をたどることがあるので、投与 に
に胸部 X線検査 を行 い 、
減量、
異常が認め られた場合 には、
機序 ・危険因 子
2)併 用注意 (併用
併 用 に注意す る
えるこ と。
際 しては臨床症状 を十分 に観察 し、頻回に臨床検査 (血液
学的検査、肺 機能検査、腎機能検査等)を 、また、定期的
臨床症状 ・措 置方法
4.副 作 用
本剤 は使用成績調査等 の副作用発現頻度が明確 となる調査 を
実施 していない。
(1)重大な副作用 (頻度不明)
1)骨 髄抑制 :白血球減少、好中球減少、血小板減少、貧血
[ヘモ グロビン減少、赤血球減少]等 があ らわれる こと
があるので、血液学的検査を頻回に行い、異常が認めら
れた場合には、減量、休薬等適切な処置を行 うこと。な
―fぐo―
ゲムシ タビン点滴 静注用 200mg・ 19「 NK」
お 、高度 な 白血球減少 に起因 した と考 え られ る敗血症 に
項 目
よる死亡例が報告 されている。
2)間 質性肺炎 :聞 質性肺炎があ らわれ る ことがあ るので、
胸部 X線 検査等 を行 うなど観察 を十分に行 い、異常が認
血小板減少
好中球減少
と。
4)心 筋梗塞 :心 筋梗塞がみ られ ることがあ る。
5)うつ血性心不全 :うつ血性心不金があ らわれ ることがある。
6)肺 水腫 :肺 水腫があ らわれ ることがある。
7)気 管支痙攣 :気 管支痙攣 が あ らわれることがあ る。
8)成 人呼吸促迫症候群 (ARDS):成 人呼吸促迫症候群 (ARDS)
があ らわれ ることがある。
9)腎 不全 :腎 不全があ らわれることがある。
10)溶 血性尿毒症症候群 :溶血性 尿毒症症候群があ らわれ る
こ とがあるので、血小板減少 、 ビ リル ビン上昇 、ク レア
チ ニ ン上昇、BUN上 昇、LDH上 昇 を伴 う急速なヘ モ グ ロビ
ン減少等 の微 小血管症性溶血性貧血の兆候が認 め られた
場合 には、投与 を中止す ること。腎不全 は投与 中止 によ
つて も不可逆 的で あ り、透析療法が必要 となる こともあ
る。
11)皮 膚障害 :重 篤 な皮膚障害 (紅斑、水疱 、落屑等)が あ
らわれ ることがある。
12)肝 機能障害、黄疸 :AST(00T)、 ALT(GPT)、 Al―
Pの 上
昇等 の重篤 な肝機能障害、黄疸があらわれ ることがある。
(%)
28.5
28.5
非血液 毒性
粘膜炎
0
悪心/嘔 吐
0
脱毛
0
感染
0.5
下痢
0
肺毒性
0.5
血尿
0
便秘
0
出血
0
意識 状 態異常
(State Of cOnsciousness)
0
注)Ⅷ O毒 性基準によ り判定 し、いずれかの投与群において 2%
を超 えた事象のみ記載
5高 齢者への投与
高齢者では腎機能、肝機 能等 の生理機能 が低下 していること
が多 いため、高い血 中濃度 が持続す るおそれがあるので、骨
髄抑制等 の副作用 の発現に注意 し、慎重 に投与す ること。
6.妊 婦、産婦、授乳婦等 への投与
(1)妊婦又は妊娠 してい る可能性 のある婦人には投与 しない こ
と。
[動物実験 (マウス、ウサギ)で 催奇形作用が報告 されてい
(2)そ の他の副作用
レし
次 の よ うな副作用 が認め られた場合には、臨床所見等 の
(%)
貧血
と。 なお 、間質性肺炎 に起因 した と考 え られる死亡例が
らわれた場合 には、投与を中止 し、適切 な処置 を行 うこ
グ レー ド4
血液毒性
め られた場合 には、投与を中止 し、適切 な処置 を行 うこ
報告 されてい る。
3)ア ナフィラキシー様症状 :呼吸困難等 のアナ フィラキシー様
症状があ らわれ ることがあるので、 この ような症状があ
グ レー ド3
る。]
循環器
頻脈、血圧上昇、血圧低下、狭心痛、動悸 、心室性
期外収縮 、発作性上室頻拍、心電図異常 (ST上昇)
(2)授 乳婦に投与す る場合には、授乳 を中止 させ ること。
[動物実験 (ラッ ト)で 乎L汁中へ の移行が報告 されている。]
7小 児等への投与
小児等に対す る安全性 は確立 されていない。
呼吸器
呼吸困難、高炭酸ガス血症、低酸素血、咳嗽、PIE
(肺好酸球浸潤)症 候群、喘鳴、喀痰、息切れ
[使用経験がない。]
8適 用上の注意
腎臓
総蛋 白低下、電解質異常、アルブ ミン低下、BUN上
昇、蛋 白尿、血尿、クレアチニン上昇、乏尿
(1)30分 間で点滴静脈 内投与 し、皮下、筋肉内には投与 しない
こと。
,肖
化器
食欲不振 、悪心 ・嘔吐、下痢、便秘、日内炎、胃割
不快感 、歯 肉炎
(2)溶 解後 は速やかに投与す ること。 溶液 を冷蔵庫 に保存す る
肝臓
へ
ST (GOT) 」ヒ夢
肇、ALT (CPT)」 ヒj肇、LDH」三夕
肇、Al―F
上昇 、 ビ リル ビン上 昇 、A / G 比 低 下 、 γ―G T P 上 昇、
ウ ロ ビ リン尿
重篤度 に応 じ、減 量 、投与 中止等
処
を行
頻度不明
精神神経系 頭痛、 めまい、不眠、知覚異常、嗜眠、し びれ
皮膚
溶解 した残液 は使用 しない こと。
(3)皮 膚 に薬液が付着 した場合 は直ちに石 けんで よく洗浄 し、
粘膜に付着 した場合は直ちに多量 の流水で よく洗 い流す こ
と。
楚疹、脱 毛、癌痒感 、華麻疹
注射部位
注射部位反応 (静脈炎、疼痛、紅斑)
血管障害
末梢性血管炎、末梢性壊疸
その他
と結晶が析 出す ることがあるので、保存す る場合で も室温
(15∼30℃)で 保存 し、24時 間以内に使用す ること。
9 そ の他の注意
疲労感 、発熱、イ ンフル エ ンザ様症状 (倦怠感、無
力症、発熱 、頭痛、悪寒 、筋痛、発汗、鼻炎等)、
放射線照射 リコール反応、血小板増加、体重減少、
尿糖 陽性、好酸球増多、関節痛、悪寒、味覚異常、
鼻出血 、倦怠感、浮腫、CRP上昇、体重増加 、疼痛、
ほて り、胸部不快感、眼底 出血、体温低下、耳鳴 り、
眼脂 、無力症、顔面浮腫
尿路 上皮癌におけるシスプラチンとの併用時の安全 性情報
外国で実施 された ゲムシタビン塩酸塩 とシスプ ラチ ン との併用
投与による、尿路 上皮癌 の化学療法初回治療例 に対す る第Ⅲ相試
験 において 20o例 が割 り付 けられ、これ らの症例 に認 め られた有
害事象は以下の とお りであつた。
(ジェムザール①注射 用 200mg・lgの添付文書 に よる)
変異原性試験 の うち、マ ウス リンフォーマ細胞 を用いた in
vitro遺 伝子突然変異試験及びマ ウス を用いた小核試験に
お いて、いずれ も陽性 の結果 が報 告 されてい る。
【
臨床成績】
◇尿路上皮癌
腫瘍縮小効果及び生存期間
外 国で実施 された局所進行又は遠 隔転移 を有す る尿路上皮癌
の化学療法初回治療例 (Stage Ⅳ
)に 対 して、ゲ ムシタ ビン塩
酸塩 とシスプ ラチ ン との併用投与 (OC療法 ;4週 間 を 1コ ー ス
として、ゲムシタビン 1000mg/mZを1日 日、8日 目及び 15日 目
に、 シスプラチン 70鴫/m2を2日 目に投与)を M―VAC療 法 (メ
トトレキサー ト、 ビンブ ラスチ ン硫酸塩 、 ドキソル ビシン塩酸
塩及 びシスプ ラチ ン併用療法)と 比較 した第Ⅲ相試験において 、
GC群 203例 、卜VAC群 202例が割 り付 け られ、得 られた結果 は
以下 のとお りであつた。
(ジェムザール°注射 用 200mg。lgの添付 文書による)
-19九―
ゲムシタビン点 滴静注用 200mg・19「NK」
M―VAC群
CC君羊
生存期 間
中央値
12.8カ
148ヵ
月
HR(95%CI)
p値
膵癌 に対す る本剤 の 国 内にお ける臨床 的有効性及 び安全性 を
よ り明確 にす ることを 目的 として、国 内で適切 な市販後臨床試
1.08(0 84-1 40)
月
験 を行 い 、そ の結果 を含 めた市販後調査結果 を報告す る こと。
腫瘍増 大 ま
耕鋤
での期間 中
※【
承認条件】
76ヵ
7.4カ 月
1 02(0.82-1 28)
月
0.84*'
【
包装】
央値
ゲ ムシ タビン点滴静 注用 2 0 0 m g 「
N K 」 : 1 バ イアル
グ ムシ タ ビン点滴静注用 l g 「N K 」 : 1 バ イアル
457%
49 4°
/O
(81/164例
)
(69/151例)
*1:lo魔 rank検 定,*2:カ
イ 2乗 検定
◇手術不能又は再発 乳癌
腫瘍縮小効果及び 生存期間
外 国で実施 され た術 前又 は術 後に ア ン トラサイ ク リン系抗悪
性腫瘍薬 を投与 され た切 除不能、局所再発又は転移性乳癌 患者
を対象お にゲムシ タ ビン塩酸塩 とパ ク リタキセル との併用投
与 (GT群 :3週 を 1コ ー ス と して、1日 目にゲ ム シタ ビン
1250mg/辞及びパ ク リタキセル 175mg/m2を投与 し、8日 目にグ
ムシタ ビン 1250mg/♂を投与)を パ ク ツタキセル 単独 投与 (T
群 :3週 を 1コ ー ス として、1日 目にパ ク リタキセル 175mg/m2
を投与)と 比較 した第Ⅲ相試験 を実施 した。そ の結果 は以下の
とお りであつた。
(ジェムザール°注射 用 200mg。lgの添付文書に よる)
【主要 文献及 び文献 請 求 先 】
主要文献〉
く
1)日 本化薬株式会社 社 内資料 :安定性試験
く
文献請求先〉
主要文献に記載の社内資料につ きま しては下記 にご請求下
さい。
日本化薬株式会社 医 薬事業本部
営業本部 医 薬品情報センター
(住所)〒 1028172東 京都千代田区富士見一丁 目 11番 2号
(TEL)0120-505282(フ リー ダイヤル)
注)臨 床的にア ン トラサイク リン系抗悪性腫瘍薬 の使用 が禁
忌 で他の 1レ ジメンの化学療法剤 に よる術前 ・術後補助
03-3237-5051
化学療法後 の手術 不能又 は再発浮L癌患者 も対象患者 に含
まれてい る。
GT洒羊
生存期間
無増悪
生存期間
18.6,,8
53ヵ
月
*1
158ヵ
34カ
(110/266)
*2 1ogiank検
央値 、
月
月
Ⅲl
HR (950/OCI)
p値
0 817
0 0489*
(0 667-1 000)
0.74
*l
0_0008率
(0 62-0 88)
262%
41.4°
/O
奏効率
*1中
T群
*r
(69/263)
定、
*3奏
効率 の差 :GT群 ―T群
【
有効成分に関する理化学的知見】
一般名 :ゲ ムシタビン塩酸塩 (Cemcitabine Hydrochloride)
略 号 :GEM
difluOrocytidine
Deoxy-2',2'一
化う
1名 :(+)-2'一
monohydrochloride
分7式 :CuHl凸N304・HCl
分子量 :299.66
構造式 :
性 状 :ゲ ムシタ ビン塩酸塩 は、 自色 ∼微黄 白色 の結晶性 の粉
末である。
水にやや溶けやす く、メタノール に溶 けに くく、エ タノ
ール (95)又 はジエ チル エー テル にほ とん ど溶 けない。
【取 扱 い上 の 注 意 】
安定性試験 :最終包装製品 を用 いた加 速試験 (40℃、相対湿度
75%、 6ヵ 月)の 結果 、グ ムシ タ ビン点滴 静注用 200mg「NK」
及 びゲ ムシ タ ビン点滴静注用 lg「NK」は通 常 の市場流 通下 に
お いて 3年 間安定 であ ることが推沢1され た。 1)
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製
造
販
売
元
1:]J」
壇
[1111:な
嘗
ぶSIl墓
―子
ぐ2-
F-3-ODK
ホス ピー ラ ・ジ ャバ ン株式会社
-193-
※ ※ 2 0 1 2 年X X 月改訂 ( 第5 版)
※ 2 0 1 2 年1 0 月改訂
日本標準商品分類番号
肉
874224
代謝措抗性抗悪性腫瘍剤
劇薬、処方せん医薬品詢
ゲムシタビン点滴静注用 200mg「 ホスピーラ」
ゲムシタビン点滴静注用 lg「ホスピーラ」
Hospira
forlV.Infusion
200m9
Gemcitabine
1gHospira
forlV.Infusion
Gemcitabine
200mg
(ゲムシタビン塩酸塩 ・凍結乾燥注射剤)
承認番号
貯 法 :室温保存
使用期限 :直接容器及び外箱 に表示
注)注 意 ―医師等の処方せんにより使用すること
※※
警告】
【
1 本 斉」
の投与は、緊急時に 十分対応できる医療施設において、が
ん化学療法 に 十分 な知識 経 験を持つ医lTのもとで`本 剤の投 与
が適切 と判断 される症側についてのみ実施す ることぅ また、治療
開始 に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を 十分説明
し、同意を得 てか ら投与す ること,
2_1坦 1回投与を30分間点滴静注により行 うこと:[外 国の臨床試
験において、週 2回以 上あ るいは 1回 の点滴 を60分以 上かけて行
うと、副作用が増強 した例が報告 されている。]
3 「 禁忌J、1′
l _E重
投与│の 項 を参照 して適応患者の選択に 1分注
意することし
4 高 度な骨髄抑制のある患者には投 与1´
ないこと 1骨 髄抑制は
用量規制因子であ り、感染 症又は出血を伴い、重篤化する可能性
がある.骨 髄抑制に起因 したと考えられる死亡,1が報告 されてい
る。〕
5 1旬 部単純X線 写真で明 らかで、かつ臨床症状 のある間質性肺炎
ないこと→[問質性肺炎 に起
又は肺線維症のある患者 には投与 lン
たと考 えられる死亡`」
が報告 されている。
]
因l´
6 放 射線増感作用を期待す る胸部への放射線療法との同時併用は
避けること,「外国の臨床試験において、グムシタビン塩酸塩 と
1匈
部への根治的放射線療法 との併用 により、重篤な食道炎、lll臓
ヽ死亡に至った[1が繋告 されている。1「
炎が発現lン
相互作用」の
項参照)]
7.投 与 に際 lで は臨床 症状 を 十分 に観察 l、 頻国 に臨床検査
i血
l液学的検査、肝機能検査、腎機能検査等,を 、 また、定期 的
に胸部X線検査等を行い、 異常が認められた場合には適切 な処置
を行 うととt)に、投与継続の可否について慎重に検討すること.
薬価収載
2010年11月
2010年11月
販売開始
2 0 1 0 年1 1 月
2010年‖月
効能追加
2012年
XX月
2012年 XX月
組成 。性状】
【
1.組 成
本剤は1バイアル中に下記成分を含む。
販 売 名
ゲムシタビン点滴静注用
20Klmg「
ホスピーラ」
ゲムシタビン点滴静注用
lg「ホスピーラ」
成分 ・含量
ゲ ム シ タビン塩酸 塩
228mg
(ゲム シ タビ ン として
200mg)
ゲ ム シ タ ビ ン塩酸塩
l1401ng
( ゲム シ タ ビ ン と して
1000mg)
添 加 物
マ ンニ トール 2∞mg
D‐
酢酸ナ トリウム水和 物
2Q75mg
p H 調 節剤
マ ンニ トー ル 1000mg
D・
酢酸ナ トリウム水和 物
103.75mg
pH調 節剤
2 製 剤 の性状
本剤 は白色 ∼微黄 白色 の粉末 の凍結乾燥注射剤 で、pH及 び浸透
圧比 は次の とお りであ る。
pH*
:2.7∼ 33
浸透圧比 *:約 3(生 理食塩液 に対す る比)
*ゲ ムシタビン200mg相 当量/5m蛙 理食塩液又 はゲムシタビ ン
lg相当量/25m姓 理食塩液
※ ※
効能 ・効果】
【
非小細胞肺癌、膵癌、胆道癌、尿路上皮癌、手術不能又は再発乳癌、
がん化学療法後に増悪 した卵巣癌、再発又は難治性の悪性 リンパ腫
(効能 。効果に関連する使用上の注意)
胆道癌の場合
本剤の術後補助化学療法におけ る有効性及び安全性は確立 し
ていない。
尿路上皮癌の場合
本剤の術前 ・術後補助化学療法 におけ る有効性及 び安全性 は
確立 していない。
禁忌 (次の患者には投与しないこと)】
【
1.高 度な骨髄抑制のある患者 [骨髄抑制が増悪し、致命的となる
ことがある。
]
2.胸 部単純瀬 写真で明 らかで、かつ臨床症状のある間質性肺炎
又は肺線維症のある患者 [症状が増悪し、致命的となることがあ
手術不能又は再発乳癌の場合
1.本 剤の術前 ・術後補助化学療法 にお ける有効性及 び安全性
は確立していない。
2.本 剤の投 与を行 う場合には、ア ン トラサイクリ ン系抗悪性
腫瘍剤を含む化学療法後の増悪若 しくは再発例 を対象 とす る
こと。
る。]
3.胸 部への放射線療法を施行 している息者 [外国の臨床試験でゲ
ムシタビン塩酸塩 と胸部へ の根治的放射線療法 との併用により、
重篤な食道炎、肺臓炎が発現 し、死亡に至った例が報告 されてい
る。 (「
相互作用」の項参照)]
4.重 症感染症を合併 している患者 [感染症が増悪し、致命的 とな
ることがある6]
5.本 剤の成分に対 し重篤 な過敏症の既往歴のある患者
6.妊 婦又は妊娠 している可能性のある婦人 [動物実験 (マウス、
ウサギ)で 催奇形作用及 び胎児致死作用が報告 されている。
]
がん化学療法後に増悪 した卵巣癌の場合
本剤 の投与を行 う場合 には、白金製剤 を含む化学療法施行後
の症例 を対象 とし、白金製剤 に対す る感受性 を考慮 して本剤以
外の治療法を慎重に検討した上で、本剤の投与を開始すること。
-1-
-195-
辛, = : 用
法 ・用量】
1
非 小細胞肺癌、膵癌 、胆道癌 、尿路上皮癌、がん化学療法後に増
悪 した卵果層 、再発又jま
難治性の悪性 リンパ腫の場合
通常、成人 に`ま
ゲ ム シタビンと して1回1000mg/m2を 30分 かけて
点滴静注 し.週 1回 投 与 を3週 連 続 し.4週 目は休 薬す る。これ を1
コー ス として投与 を繰 り返す。なお、患者の状態により遠宜減量する4
2.手 術不能又は再発早L癌の場合
通常、成人にはゲムシタビンとして1回1250mg/m2を30分かけて
点滴静注 し、週1回投 与を2週連続 し、3週目は休薬する.こ れを1
コースとして投与を繰 り返すらなお、患者の状態により通官減量するc
(用法 ・用量に関連する使用上の注意)
咲r各l:〕
イ
と乳晰に本剤を使1:する場合
セ痛 及び手術イt能又は1リ
には、「
出l水
l容を 1分に「
j解 した Lで投与方法を
成議」の項 のll・
選択すること。
('ti射
鷲の調褒法)
※※ (7),「巣癌、悪性 リンパ腫に本剤を使用する際には、関連文献 (「医
療上の必要性の高い未承認薬 ・適応外薬検討会議 公 知申請への該
当性に係 る報告書 :ゲ ムシタ ビン塩酸塩 (卵巣癌)」 、 「
医療上の
必要性の高い未承認薬 ・適応外薬検討会議 公知申請 への該当性に
係 る報告書 :ゲムシタビン塩酸塩 (再発 ・難治性悪性 ソンパ腫)J
等)を 熟読すること。
3.相
互作用
( 1 ) 併 用禁忌 (併用
T しない
瓦 こと)
而孫洒¬輛「
1
〕
i
Ⅲ 押1 名等
: 胸割: 蚊射神照射
,餞│:試験 で 'ム シ) 彗 礎試験 で 1 ( 刺は
1ツト11′
lr,(l叩 nnl..m2.‖を週1 I A , ■
1た
, 的 に放鋼
サ
Ц l r I 線I Ⅲ
lll嗜
U に1 1 与) ヒ
絆雌O J の効果む "
" J : ´`4)ア' ( 治的故綱 線蒙法 強 し, 本 刷に よる
│ ■1 ド‖ を週3 F l ) を` 理連 枚樹 紳毬′
■I I 増加│
らていろ
載 してl t F ,した場
‖
合: 1 、重 が認 l l l れ
餞な 食遺ケ、瞬, 崚炎がそJ l
し、電亡に至 ジた岡 7 7 t , ( r l l
` れ ている。彙鋼線I 1 1 1 を
, ギ適
の 本却│ √
件" 〕した場 r す
用
, 儲は│ │ ■され てぃないの
で, 表 蜘繰i 璃感作用 を期待
: こ′
鞠“へ●' 彙" 燎 │ “
法と
1 以́ i l 、l g パイ アルは2 5 1 , I . 1:■
1の
本剤の2 0 0 :、
g】バ イア ルは5 n 、
生理 責壇液に溶解 して用 いるこ と,
:使用上の注意】
1 慣 fll投
与 (次の患者には慎重に投与すること)
( 1 ) 1 1 髄 抑1 1 のある恵者 ` ' 重
: 要な基本“
ヽ
iヒ
意」 のl F t 参
11)
( 2 ) ‖り質ギ「‖i 炎えは師燎維症 の既イ
1 1 1 ては合, i 症がある患者 [ ‖
l
Iく
り
1■
1 炎 ■の 1 1 施な小
性を起こす ことがある。]
F'卜
( 3 ) ‖r 障害 ( 1 子
転移、l T 炎, U T π変等) 、アルコー ルt / K 症
存の既イ
ト
機能の1 」
又は合l l l の
ある患者 E " 「
化をり│ き起 こすことがあろり
]
1 1 ) 腎 障害の あ る患者 〔
) で、静l 作月」
があ
野機能が低 ドしている″
らわれゃす くなることがある. 〕
1 5 ' 出綸者 ( 「
高ル, 者へ の投 与」 の」( 参照)
( 5 , 心i f 7 使
塞の 既■ の あ る思十 [ 心ヽ
ちl u 率がみ られ るこ とが多,
ろぃ]
2 霊 要な基本的注意
人 711変
の1 1 現等、病態の進行が認め ら
( 1 ) l l l rの
l瘍
明 らかなr t r J、'
t た場合には投 与を〕
、他の適 L I J な
るこ
ブ
治燎法 にU J りl l l え
l:llし
と,,
12, 11髄
抑1 り
、‖
" 作川が起こることがあ り、
" 質性肺炎■の 1 篤な‖
ときに致命的な経過 をた どる ことがあるので、投 与に際 しては
臨床症状 を 「分に観察 し、事
1 液ザ: 的検 作、‖
“卜
1 : = 臨床影ミ
↑ (■
機i ヒ
性書、7 千
機能検 ■1 ' ) を、 また、定り1 的に胸観: ヽ
靭l i 査を
イ
i い、プ
( 1 = が認め られた場合には、減職、1 1 ( 薬
等の適 l J J な
処置
を`,う■ ‐
し,
1)骨 髄抑制
ネ刺の投 りにあたっては、rJ ttt球
故及び前1小"ta/t171た
IIllJに
数が"()o″l.未
は11小や〔
li/1く
│●留意 し、投 り当Hの r111■
数
が7ノ
′
Iン
」′
未満であれば、十髄 lt能が国`[するまで│力りを7tr i‖
てい る患
より、′
がllt Fし
すること,ま た、前治1ltに
‖髄llt能
tることがあるので,こ れら
ららわメ
1が強 くて
絆では、1)itll■
のせ者では,たり景を通■裁磯 し、臓床険■■1に1分'F意する
こと な IFlを
IL社1'与したjl合、「unl,求
1」
l阿31彎
数及び11:│:
t,t
球数の tt,lriは
I好:14均約2∼3,塁
‖l後にあらわれ、キ
lt rJ‖
ili`=現
l復1‐ろ
││から│りliurJ〔Ⅲ
」l 間 質性肺 炎等の肺毒性
Jl状 (Hチ
│〔
吸状態、咳及び発
本剤の投 与にあたっては、商′
ルl的(1胸劇へ縁検査を行 う
熱等の rl無'を 1分 に観察 し、,こ
こ と,ま た、必 要 に,さして 胸 部C´
「検 奮.動 脈1“
l西
セ素 分'I
lJJtt it離
,Iヤ
( )2)、
素か け較 洋:{A■002)、‖j拡“
t能力
川テ
胞気」
│[)Lcて
は、減猛、
,)等の検■ を行い、 異常が認められた場 合│こ
t 墨'ケ
の適切な処Ftを,「
1,ケ
うこと―‖l質‖miメ
ニ等trJ蹴
‖:の発
│イ
ブ
i:あるいは急性増忠が託われた場合には,F「ちになた
1:Iよろ
1,1'υ
)a lJJ=処
iし、ス テ:コ
, 1爆
イドi台
lrをイfうこと,
を中嗜
,デ
(3`感 染■の発現 又は'僣
想 に 卜分IL意すること
`1, 1む
敏Jll状
があ らわれた場合 には、Fiちに1セリを中111し
、適切
なイ
4階 をイテうこと.
1 5 , 本剤投 り時 に1 4 1 1 K認
がめ らi t ることがあるので、このような
きされらまで、自l l J :のド
症法が発現 しないことが確お
選韓 等は行
わないようにゞ
主まするこ ヒ
' 6 ) 」7 J 物
入性 只
実験 f マウス. ウ サギ) に おいて, ■ ザ1 ′
サl l i ( 先
, あるいは1 1 後発古に対す
「F i t r、妊娠藩j
む
l・
、用産期発イ
常、り
“
│:噴
る: 夕
れているので、′
警1 , が l t i t さ
! 能な1 1 齢の1 1 者: i l ,
、
l
l
J / i l =生殖器に対する影警
は
を考慮す ること,
要がある
与すると
-196-
____■
`Ⅲ
■1 堕1 1 1 型
ittli_1__
併用注意 ( 併用に注意す ること)
薬剤名"
│
t lヤ
よ
IⅢ
口
簿夕│
1 他のお
, ア ルキル` L A l l
は
,I,1:状IA「I方法
脚7 ・仕漁四「]
基質●
t 崚て 本刺は 1
ほ 1■
Fヶ
、政篤と 濃, ■
i t ,を1 1
依 存1 つ
l t 同 3 ) f 1 1すら
,手
:「
が■J ■
する 組照n l ●効 R を 増
Tf「
:″
i な るl J ●
│ こ と= : ある. な お. 府 中放0 1 強 し、 な用に よる
1 澤1 雌
0 1 ヒf l ‖
l した靡r ' 本・
7 1 の 政l l 繰惑 1 1 ■
増加
が認めら1 ヽ
ていろ
西剤 とも骨傲抑lも
1
を 作 して い ろ
lt剤
, ft謝:吉
l l t l (質
物
1 , 1 , ロ イド
│_笠 _
4. 副`乍
用
卜剤は使月: 成績f 彎
1 1 発現噸1 ■
査等の‖り
(ヤ
力■月l l ■
となる調 l t を実ι
L
していない。
( 1 ) 笙 大な副作用 ( 颯度 イ
ヽ
明'
│ ) 骨 働 抑 8 1 1 1 F l l血減少. 1 1 1 1 : , ホ
減 少、1 1 小牧減 少、 ` ヤ
“:
ヽモ グロビン減少、│ ホ
(′
1 1 球減少 ) 崎 i があ らわれる ことがあ る
I に行 い、 異常ヵ= 認め られ たj 1 7 合
の で、山l 液学的検 1 4を
‐t l li「
l‐
は, 減 無、f l藁
ゞ等適切 な処 1 / 1 を
行 うこ と。 なお、 ち│ ■
な│ ' ll“
球 減少に起 H し た と孝え られ る敗 m [ 症に よる死亡例が 1 1 1 「
さ
t てい ろ
ま
2 1 問 質性肺 炎 : に
1 質1 1 晴炎が rl・らわれ るこ とがあるので、鴨
を うな な観察 を 1 分 に行 い . 巽 ‖がごめ ら l l
訂へ繰検 l l r l 行
'1111し
i l 場合{ : は、1 1 l J を
、通 L I J な
処│ │ を行 うこ と な わ、
I L Iした
● ヒ考え られ る0 こ
間質1 l l l l iに炎
亡例が報" i されてぃる.
3 ) ア ナ フ ィラキシ ー様症状 : 呼 吸‖ 難》の アナ フ ィラキ シー
様l i 状があ らわれる ことが あるので、 この ような・
i 状 があ ら
r tうこ
を と
われ た場 合には, 投 りを' 1 ::‖
し、1 壼
切 なl t l t i 行
4 1 心 筋梗塞 : 心 筋崚媒が み られる ことが ある。
、
5, う っmFL心 不全 : うっ lilヤ
,21る こと力`■
があ らオ
11,と
イ“ヽ
,ろt
6 , 肺 水腫 : 晰h 水臓があ らわれる ことが あるぃ
7 , 気 管支度撃 : i t t l え1 1 1 摯
があ らわれるこ とがあるて
S ' 成 人呼吸促迫症候群 ( A R D S ) i l l t‖
人
f 戦f t J l , 1 :群
餞(ARDS)
があ らわれることがある.
9 ) 腎 不全 : 瞥 不0 が あ らわれ ることがあ る.
1 0 ) 溶 血性 尿毒症 症 候群 : 溶 前l 伴尿 l l J 症
症候 群があ らわオとるこ
とがあるので、前1 1 ヽ
リル ビン l i 昇、 クレ アチエ ン
に減少、 t 」
! ■ 、3 1 : ヽ1 , ′、‖〕
:11■
1 を1 1 う急速 な′、モ グロビン減f J , ■
わ 厳小血性 l l l 性
藩 1 l l l ` iキn l ,( J′L ' 1 が認め られた場 合 に: よ
、投
りを中 1 1 すること 腎 不全 は投 り中 J ち
に よって もィ■l 辿的 〔
あ り、通│ : 療法が と, 要となること もある.
1 1 ) 皮 膚障害 : 1 1 期な皮膚眸 7 f ( 辛I I l l 、
水J O , 落 ヤl り, 力 ` あら
われることがある.
: 2 , R T 機能障害 、黄疸 : A S T { G 0 1 ` , 、: ヽ
`ヽ卜P の L
L′
「 ( G I ' )1 、
1 7 ■′, 1 1 ヽな, 「
機l l L い
1年
、 t l l iあ
が らわオιる ことが ある
(2)そ の他の副作用
次のような副作用が認められた場合には、臨床所見等の重篤
度に応じ、減量、投与中止等の適切な処置を行うこと。
循 環
呼
器
吸
腎
器
臓
消 化
肝
器
頻度不明
頻脈、血圧上昇、血圧低下、狭心痛、動悸、心室性期外収
縮、発作性上室頻拍、心電図異常 (ST上昇)
呼吸困難、高炭酸 ガス血症、低酸素血、咳嗽、PIE(肺 好酸
球浸潤)症 候群、喘鳴、喀痰、息切れ
総蚤 白低下、電解質異常、アルブミン低下、BllN上昇、蛋
白尿、血尿、クレアチニン上昇、乏尿
食欲不振、悪心 ・嘔吐、下痢、便秘、国内炎、胃部不快感、
歯肉炎
AST(GOT)上
昇、ALT(GPT)上
P上
昇、LDH上 昇、Al‐
昇、 ビ リル ビン上 昇、A/G比 低下、ァ CTP上 昇、 ウロ ビ リ
ン尿
臓
精神神経系
頭痛、めまい、不眠、知覚異常、嗜眠、しびれ
皮
発疹、脱毛、癌痒感、奪麻疹
注射部位反応 (静脈炎、疼痛、紅斑)
膚
注射 部位
血管 障害
そ の
他
末梢性血管炎、末梢性壊疸
疲労感、発熱、血小板増加、体重減少、尿糖陽性、好酸球
増多、関節痛、悪寒、味覚異常、鼻 出血、倦怠感、浮腫、
CRP上 昇、体重増加、疼痛、ほて り、胸部不快感、眼底出
血、体温低下、耳鳴 り、眼脂、無力症、顔面浮腫、イ ンフ
ルエ ンザ様症状 (倦怠感、無力症、発熱、頭痛、悪寒、筋
痛、発汗、鼻炎等)、放射線照射リコール反応
尿路上皮癌におけるシスプラチンとの併用時の安全性情報
外国で実施 されたゲムシタビン塩酸塩 とシスプラチ ンとの併
用投与による、尿路上皮癌の化学療法初回治療例 に対する第 Ⅲ
相試験 において203例が割 り付けられ、 これ らの症例に認められ
た有 害事象 は以下 の とお りであ った (ジェムザ ー ル注射用
200mg・lgの添付文書による)。
グ レー ド3(%)
項 目
グ レー ド4(%)
血液毒性
貧血
235
血小板減少
285
285
299
好中球減少
非血液毒性
粘膜炎
悪心/嘔吐
220
0
脱毛
105
0
感染
20
9.そ の他の注意
変異原性試験 の うち、マウスリンフォーマ細胞 を用 いた力 "ゎ
遺伝子突然変異試験及びマウスを用 いた小核試験において、いずれ
も陽性の結果が報告されている。
臨床成績】
【
1.尿 路上皮癌
腫瘍縮小効果及び生存期間
外国で実施 された局所進行又 は遠隔転移 を有する尿路上皮癌の
化学療法初回治療例 (Stage Ⅳ
)に 対 して、ゲムシタビン塩酸塩
とシスプラチ ンとの併用投与 (GC療法 :4週間を1コースとして、
ゲムシタビンlooomg/m2を 1日 日、8日 目及 び15日 目に、 シス プ
ラチ ン70mg/m2を2日 目に投 与)を M―VAC療 法 (メ ト トレキ
サー ト、 ビンプラステ ン硫酸塩、ド キソル ビシン塩酸塩及びシス
プラチ ン併用療法)と 比較 した第Ⅲ相試験 において、CC群 203例、
M‐VAC群 202例が割 り付けられ、得 られた結果は以下のとお りで
あった (ジェムザール注射用200mg・lgの添付文書による)。
CC群
128カ 月
148カ 月
腫 瘍 増 大 まで の
期 間 中央 値
74カ 月
76カ 月
奏効率
(例数)
494,ろ
(81/16431)
生存期間
186カ 月*1
15_8カ月 Ⅲl
肺毒性
無増悪生存期間
5 3 カ 月* 1
34カ 月 ・1
T群
0
出血
0
意識状 態異常
(State of consciousness)
より判定 し
05
ずれかの投与群
0
ないて2%を 超 えた
象のみ記載
高齢者 への投与
高齢者 では腎機能、肝機 能等の生理機能が低 下 して いるこ とが多
いた め、高い血 中il■
度が持続す るおそれが あ るので、骨髄抑制等 の
副作用の発現 に注意 し、慎重 に投与す ること。
妊婦 ・産婦 。授乳婦等 への投与
(1)妊 婦又 は妊娠 している可能性のある婦人 には投与 しない こと。
[動物 実験 (マウス、 ウサ ギ)で 催奇形 作 用 が報告 されて い
る。]
(2)授 乳婦に投与す る場合 には、授乳を中止 させること。
[動物実験 (ラット)で 乳汁中への移行が報告 されている。
]
7.小 児等への投与
低 出生体重児、新生児、乳児、幼児又 は小児 に対す る安全性は確
立 していない (使用経験がない)。
8.適 用上の注意
(1)30分 間で点滴静脈内投与 し、皮下、筋肉内には投与しないこと。
(2)溶 解後は速やかに投与すること。溶液を冷蔵庫に保存すると結
30℃)
晶が析出することがあるので、保存する場合 でも室温 (15∼
で保存 し、24時間以内に使用すること。溶解 した残液は使用 しな
いこと。
(3)皮 膚 に薬液が付着 した場合は直ちに石 けんでよく洗浄 し、粘
膜 に付着 した場合は直ちに多量の流水でよく洗い流す こと。
奏効率
414%
(110/266)
彰
“
0
便秘
p値
055オ1
102(082・ 128)
457%
(69/151例)
0
峨
HR(95%CI)
108(084140)
0.51*2
*l log‐
rank検
定、*2ヵィ2乗検定
手術不能又は再発乳癌
腫瘍縮小効果及び生存期間
外国で実施 された術前又は術後にアントラサイクリン系抗悪性
腫瘍薬を投与 された切除不能、局所再発又は転移性乳癌患者 を対
象注)に ゲムシタビン塩酸塩 とパ クリタキセルとの併用投与 (GT
群 :3週を1コース として、1日日にゲムシタビン1250mg/m2及び
パ ク リ タキ セ ル175mg/m2を 投 与 し、8日 日にゲ ム シ タ ビ ン
125Klmg/m2を
投 与)を パ ク リ タキセル単独投与 (T群 :3週 を
1コース として、1日目にパクリタキセル175mg/m2を投与)と 比
較 した第Ш相試験を実施 した。その結果は以下のとお りであった
(ジェムザール注射用200mg・lgの添付文書による)。
注)臨 床的にアン トラサイクリン系抗悪性腫瘍薬の使用が禁忌
で他の1レジメ ンの化学療法剤による術前 ・術後補助化学
療法後の手術不能又は再発乳癌息者 も対象患者に含 まれて
いる。
GT群
下痢
M‐VAG酢
生存期間中央値
HR(95%CI)
0817
(0667-1000)
074
`062088)
p値
00489オ 2
00008=2
*:中央値、 *21。
giank検定、 *3奏効率の差 :G衛卜T群
有効成分に関する理化学的知見】
【
一般名 : ゲムシ タビン塩酸塩 ( C e m d t a b i n e H y d r o c l l l o n d e )
化学名 :(+)-2LDeoxy212Ldinuorocyidine monohydrochloride
構造式 :
分子式 i C9Hll「
2 N304・HCl
分子量 :299.66
性 状 :ゲ ムシ タビン塩酸塩は自色 ∼微黄 白色の結晶性の粉末であ
る。本 品は水 にやや溶けやす く、メタノー ルに溶けに くく、
エ タノー ル (9Q5)又 は アセ トニ トリルにほ とん ど溶 けな
(分解)
取扱い上の注意】
【
安定性試験
加速試験 (40℃、相 対湿度75%、 6カ 月)の 結果、ゲムシタビン
点滴静注用200mg「 ホ ス ピー ラ」及 びゲムシタビン点滴静注用lg
「ホスピー ラ」は通常 の市場流通下において3年間安定であることが
推測 された0。
承認条件】
【
膵癌 に対する本剤の 国内における臨床的有効性及び安全性 をより
明確 にすることを目的 として、国内で適切な市販後臨床試験を行い、
その結 果 を含めた市販 後調査結果を報告すること。
│
│
1
【
包装】
200mg ilバ
イ アル
レ
lgilバ ィ ァリ
主要文献】
【
1)ホ スピー ラ ・ジヤパ ン株式会社社内資料 (安定性試験)
※【
文献請求先 ・製品情報お問い合わせ先】
主要文献 に記載の社内 資料 につ きまして も下記 に ご請求 くだ さい。
田製薬株式会社 学 術
___ 持
‐‐■ 東
京都新宿区四谷1丁 目7番地 〒 160-8515
日
■■口
■●
TEL 03-5229-3906 0120-189-522 さ ヽX03-5229-3955
継
⑫祓 甜瀾
H屁 う児 瓢 ぼ已塾矛ィIパ
-4-
-198-
ン株 式会社
(新開発表用)
①タキソール注射液30mg、同注射液 100mg
1
2
3
4
販
一
売
名
般
名
② パ ク リタ キセル 注 30mg/5mL「 NK」 、 同注 100mg/16.7mL「 NK」
③ パ ク リタ キセル 注射 液 30mg「 サ ワイ 」、同注射 液 100mg「 サ ワイ 」、同注射 液 150mg
「
サ フイ 」
パ ク リタキセル
マイヤーズ株式会社
①ブリス トル・
② 日本化薬株式会社
③沢井製薬株式会社
① o② lバイアル 中にパ ク リタキセル 30mg又 は 100mgを含有す る注射剤
成分 ・
含量
③ lバ イアル中にパ クリタキセル 30mg、100mg、又は 150mgを含有す る注射剤
申請 者 名
非小細胞肺癌、胃癌及び子官体癌 には A法 を使用す る。
乳癌 には A法 又は B法 を使 用す る。
卵巣癌 には A法 又 はカルボプ ラチ ン との併用 で C法 を使用す る。
再発 又は難治性 の胚細胞腫瘍 には他 の抗悪性腫瘍剤 と併用 で A法 を使用す る。
再発又は遠 隔転移 を有す る頭頸部癌、再発又は遠 隔転移 を有す る食道癌、血 管 肉腫 に
は B法 を使用す る。
進行又は再発 の子宮頸癌 には シスプラチ ン との併用 にお いて、D法 を使用す る。
5
用法・
用量
A法 :通 常、成人にはパ ク リタキセル として、1日 1回 210mg/m2(体表面積 )を 3時 間
か けて点滴静注 し、少 な くとも 3週 間体薬す る。 これ を 1ク ー ル として 、投与 を繰 り
返す。
B法 :通 常、成人 にはパ ク リタキセル として 、1日 1回 100mノm2(体表面積 )を 1時 間
かけて点滴静注 し、週 1回 投与 を 6週 連続 し、少 な くとも 2週 間休薬す る。 これ を 1
クー ル として、投与 を繰 り返す。
C法 :通 常、成人 にはパ ク リタキセル として、1日 1回 80mノm2(体表面積 )を 1時 間 か
けて点滴静注 し、週 1回 投与 を 3週 連続す る。 これ を 1ク ー ル として 、投与 を繰 り返
す。
D法 :通 常、成人 にはパ ク リタキセル として 、1日 1回 135可 ぜ (体表面積 )を 24時 間
かけて点滴静注 し、少な くとも 3週 間休薬す る。 これ を 1ク ール と して 、投与 を繰 り
返す。
なお、投与量は、患者 の状態 によ り適宜減量す る。
(下線部追加)
6
効能 ・
効果
卵巣癌、非小細胞肺癌、乳 癌 、胃癌、子官体癌、再発 又 は遠 隔転移 を有す る頭頸部癌、
再発 又は遠 隔転移 を有す る食道癌 、血 管肉腫 、進行又は再発 の子官頸癌ゝ 再発 又は難
治性 の胚細胞腫瘍 (精巣腫瘍、卵巣 腫瑳1性 腺外腫瘍)
(下線部追加)
7
備
本剤 は、抗悪性腫瘍化合物 であるパ ク リタキセル の 注射 剤 である。
添付文書 ( 案) を 別紙 として添付
考
-199-
1 添 付 文書
( 案)
日本標準商品分類番号
改訂 (第21版)
※※20XX tt X月
87424
※2012年 3月 改訂
ール注身
交30mg
寸お
タキソ
貯 法 :遮光 ・室温保存
使用期限 :3年 (使用期限の年月は外箱に記載 され
ています。
)
取扱い上の注意】の項参照
【
21700′口νEK00177000
承認番 号
ール注射液 100mg
タキソ
21700加
EK00178000
薬価 収載
2006年 6月
2006年 6月
販売 開始
1997年 10月
2000年 4月
再審査結果
2008年 6月
効能 追加
20XX tt X月
国際誕 生
1992年 12月
※※
毒薬 , 処 方せ ん 医薬 品
注意―医師等 の処 方せん によ り使用す る こ と
抗悪性腫瘍剤
タキソール①注射液 30mg
タキソール③注射液100mg
TAXOL° lNJECTiON
(パク リタキセル注 射液)
警 告】
【
( 1 ) 本斉Jを含むがん化学療法は,緊急時 に十分対応できる医
禁忌 ( 次の患者には投与 しないこと) 】
【
( 1 ) 重 篤な骨髄抑制のある患者[ 骨髄抑制は用量規制因子で
あ り,感 染症 を伴 い,重 篤化す る可能性 がある。]
項参照)
【
組成 ・性状】
1
組 成
ー
タキ ソール注射液 30mg,タ キ ソ ル注射液 100mgは 1
バイアル (5,16.7mL)中 に下記 の成分を含有す る。
販 売
成
有効
成分
動物
療施設 において ,が ん化学療法に十分な知識 ・経験 を持
つ医師 の もとで,本療法が適切 と判断され る症例につい
てのみ実施す ること。また,治 療開始に先立ち,患 者又
はその家族 に有効性及び危険性を十分説明 し,同意 を得
てか ら投与す ること。
本剤 の骨髄抑制 に起因 した と考 えられ る死亡例 (敗血
症,脳 出血)あ るいは高度の過敏反応 に起因 した と考え
られ る死亡例が認 め られている。骨髄抑制等 の重篤な副
作用 が起こることがあるので,頻 回に臨床検査 (血液検
査,月千機能検査,腎 機能検査等)を 行 うな ど,患 者 の状
態を十分 に観 察す ること。
本剤 に よる重篤 な過敏症状 の発現 を防止す るため,本
剤投与前 に必ず前投薬 を行 うこと (<用 法 ・用量に関
連す る使用上 の注意 >の 項参照)。 また,前 投薬 を実
施 した患者 においても死亡例が報告 され ているので,
患者 の状態 に十分 に注意 し,重 篤な過敏症状が発現 し
た場合 は,本 剤 の投与を直ちに中止 し,適 切な処置を
行 うこと。なお ,重 篤な過敏症状が発現 した症例には,
本剤 を再投与 しないこと (重大な副作用 の項参照)。
また,【 禁忌 】,【 慎重投与1の 項を参照 して適応患
者 の選択に十 分注意す ること。
なお,本 剤使用にあたつては,添 付文書 を熟読のこと。
② 感 染症を合併 してい る患者 [骨髄抑制に より,感 染症を
増悪 させ るおそれがある。]
o 本 剤又はポ リオキシエチ レンヒマシ油含有製剤 (例えば
シクロスポ リン注射液等)に対 し過敏症 の既往歴 の ある
患者
④ 妊 婦又は妊娠 している可能性の ある婦人 (【使用上の注
6.妊婦,産 婦,授 平L婦等へ の投与」の項参照)
意】 「
の
薬剤 を投与中の患者 :ジスル フィラム,シアナ ミド,
(5)次
相互作用」の
カルモフール ,プ ロカルバ ジン塩酸塩 (「
名
分
パ ク リタキセル
ポ リオ キ シ エ チ
レンヒマシ油 (商
品名 :ク レモホー
ルPEL)
無水 エ タノール
タキ ソー
ル 注射 液
30mg
タ キ ソー
ル 注射 液
100mg
1バ イアル中の分量
5mL
16 7mL
3Omg
100mg
25mL
835mL
適量
適量
製剤の性状
外観
pH
浸透圧
比
て投与す ること。
し
│
3) 点 滴用 セ ッ ト等 で本剤 の溶解液が接触す る部分
に ,可
と し て
DEHP
塑 剤
‐
dif‐
C t h y l h e x y l ) p h t h aタル酸ジ
late:フ
〔
2 ‐エ チル
ヘ キシノ
L / mを含有
〕
しているものの使用を避 けるこ
と。
4) 輸 液ポ ンプ を使用 して本剤 を投与す る場合は,チ
ュー プ内にろ過網(面積 の小 さなフィル ター)が組
み込まれた輸液セ ッ トを使用す ると,ま れ にポン
プの物理的刺激 によ り析 出す るパ ク リタキセル
の結晶がろ過網を詰まらせ,ポ ンプの停止が起 こ
ることがあるので,ろ 過網 が組み込まれた輸液 セ
ッ トは使用 しないこと。
5) 本 剤は非水性注射液であ り,輸 液で希釈 された薬
液 は表面張力が低下 し,1滴 の大きさが生理食塩
液な どに比べ小 さくなるため,輸 液セ ッ トあるい
は輸液ポ ンプ を用いる場合 は以下の点に十分注
意す ること。
① 自 然落下方式で投与す る場合 ,輸 液 セ ッ
トに表示 されている滴数で投与速度 を設
定す ると,日 標 に比 べ投与速度が低下す
るので,滴 数 を増加 させて設定す る等の
調整が必要である。
② 滴 下制御型輸液ポ ンプ を用いる場合 は,
流量 を増加 させて設定す る等の調整 が必
要である。
② 前 投薬
本剤投与による重篤 な過敏症状 の発現 を防止す る
ため,本 剤投与前に必ず前投薬 を行 うこと。
1) A法
本剤投与約 12∼14時 間前及び約 6∼7時 間前 の 2
回,も しくは本剤投与約 30分 前までに投与 を終
了す るように,1回 デキサメタゾン リン酸エステ
ル ナ トリウ ム 注 射 液 (デ キサ メ タ ゾ ン と して
20moを 静脈 内投与,本斉J投与約 30分 前までに投
与を終了す るよ うに,ジ フェンヒ ドラミン塩酸塩
錠(ジフェンヒ ドラミン塩酸塩 として 50mDを 経
口投与,本 剤投与約 30分 前までに投与を終了す
るよ うに,ラ ニチジン塩酸塩注射液 (ラニチジン
として 50mD又 は注射用 フ ァモ チジン(ファモ チ
ジンとして 20mglを静脈内投与すること。
2) B法 ,C法 及び D法
① 本 剤投与約 30分 前までに投与を終了す る
ように,デ キサメタゾン リン酸エステル
ナ トリウム注射液(デキサメタゾンとして
8mD及 び ラニチジン塩酸塩注射液(ラニチ
ジン として 50mD又 は注射用 ファモ チジ
ン(ファモ チジンとして 20mDを 静脈 内投
与,ジ フェンヒ ドラミン塩酸塩錠(ジフェ
ン ヒ ドラミン塩酸塩 として 50mDを 経 由
投与す ること。
② デ キサメタゾンは初回投与時 8mgと し,
次回投与時までに過敏症状の発現がみ ら
れ なかった場合又は臨床上特 に問題 のな
い過敏症状の場合は,2週 目の投与 よ り半
量“mglに減量 し投与 してもよい。以降の
投与週にお いて も同様 の場合,半 量ず つ
最低 lmgま で減量 し投与 してもよい。
の
っては,投 与法毎 に下記 に留意
投与にあた
剤
(3)本
し,必 要に応 じ休薬,減 量を実施す ること。
:白血球及び好中球の変動に十分留意 し,
1) A法
投与前の臨床検査で白血球数が 4,000/-3未 満
│
無 色 ∼微黄色澄明の粘稿性 の油液
43∼ 63(10v/v%水 溶液)
約 4(本 剤 50mLを 生理食塩液又は 5%ブ
ドウ糖液 500mLで 希釈時)
約 3(本 剤 33.3mLを 生理食塩液又は 5%
ブ ドウ糖液 500mLで 希釈時)
浸透圧 比 :生理食塩液に対す る
※※ 【
効能又は効果】
卵巣癌,非 小細胞肺癌,事L癌,胃 癌 ,子 宮体癌,再 発又は
遠隔転移 を有する頭頸部癌,再 発又は遠隔転移 を有する食
道癌,血 管肉腫,進 行又は再発の子宮頸癌,再 発又は難治
<効 能 ・効果 に関 連す る使用 上の注意 >
子宮体癌での本剤 の術後補助化学療法 にお ける有効性及
び安全性は確立 していない。
※※ 【
用法及び用量 】
非小細胞肺癌,胃 癌 及び子宮体癌には A法 を使用する。
手L癌には A法 又は B法 を使用する。
卵巣癌 にはA法 又 はカルボプラチンとの併用で C法 を使用
す る。
再発又は難治性の胚 細胞腫瘍には他の抗悪性腫瘍剤 と併用
でA法 を使用する。
再発又は遠隔転移 を有する頭頸部癌,再 発又は遠隔転移を
有する食道癌,血 管肉腫には B法 を使用する。
進行又は再発の子宮頸癌にはシスプラチンとの併用 におい
て,D法 を使用す る。
A法 :通 常,成 人にはパ ク リタキセル と して,1日 1回
210mg/m2(体表面積 )を 3時 間かけて点滴静注 し,少 な くと
も 3週 間休薬する。 これ を 1ク ール として,投 与を繰 り返
す。
B法 :通 常,成 人にはパ ク リタキセル と して,1日 1回
loOmg/m2(体
表面積 )を 1時 間かけて点滴静注 し,週 1回 投
与を 6週 連続 し,少 な くとも 2週 間休薬する。 これ を 1ク
ール として,投 与 を繰 り返す。
C法 :通 常,成 人にはパ ク リタキセルと して,1日 1回
80mg/m2(体表面積)を 1時 間かけて点滴静注 し,週 1回 投与
を 3週 連続す る。これ を 1ク ールと して,投与を繰 り返す。
D法 :通 常,成 人にはパ ク リタキセル と して,1日 1回
135mg/m2(体
表面積)を 24時 間かけて点滴静注 し,少 な く
とも 3週 間休薬する。 これ を 1ク ー ルと して,投 与 を繰 り
返す。
なお,投 与量は,患 者の状態によ り適宜減量する。
(1)投 与時
1) 本 剤投与時,A法 では 500mLの 5%ブ ドウ糖注射
液又は生理食塩液 に混和 し,3時 間かけて点滴静
注す ること。B法 及び C法 では 250mLの 5%ブ ド
ウ糖注射液又は生理食塩液 に混和 し,1時 間かけ
て点滴静注す るこ
量 を 2 5 0 m L の 5 % ブ ドウ糖注射液又は生理食塩液
に混和 し,12時 間かけて点滴 静注する。 これを 1
回分 として,2回 連続 して投与す る。
2) 本 剤 の希釈液は,過 飽和状態にあるためパ ク リタ │
キセルが結晶 として析出す る可能性があるので, │
│
L____N鶉 裂蹟聾盤皇皿1
本剤 投与時 には, 022ミ ク ロン以下 の メ ンプ ラン │
フ ィル ター を用 しヽ
たイ ン ライ ンフ ィル ター を通 │
2
-202-
薫
丁冠慕
嚢漱藝璽文豪歴齋
「
1
2) B法
:各 クール を開始す る際(初回クール を含
む),投 与前の臨床検査 で自血球数が 3,000/mm3
未満又は好 中球数 が 1,500/-3未 満 であれば,
骨髄機能 が回復す るまでは投与 を延期す るこ
と。同― クール内での本剤の投与にあた つては,
投与前の臨床検査で自血球数が 2,000/mm3未満
又は好中球数 が 1,0011/-3未満 であれば,骨 髄
機能が回復す るまでは投与を延期す ること。投
与後,自 血球数が 1,000/mm3未満 となった場合
には次回の投与量を減量す ること。
目
投与方法
A法
減量段階
投与量
通 常投 与 量
210mぼ ぜ
1段 階減量
2段 階減量
180mgh`
3段 階減 量
135mノ mι
50m角 輛
Z
100mピぜ
通常投与量
80m」ぼ
l段 階減量
60mゴm2
2段 階減量
また,重篤 な末梢神経障害 が発 現 した場合には,
次回の投与量を骨髄抑制 の減量 の 目安に従い,
減量 して投与することを考慮す る。
B法
使用上の注意】
【
1. 慎 重投与 (次の患者には慎重に投与すること)
(1)骨 髄抑制 のある患者 [骨髄抑制 を増悪 させ るおそれ が
ある。]
障害 のある患者 [代謝機能等 が低下 しているので,
2)肝
副作用 が強 くあらわれ るおそれがある。]
(3)腎 障害のある患者 [腎機能が低下 しているので,副 作
用が強 くあらわれ るおそれがある。]
5高 齢者への投与」の項
使用上の注意 】「
←)高 齢者 (【
参照)
ー
エ
(5)ア ル コ ルに過敏 な患者 [本剤は溶剤 として無水 タ
レを含有す るため,アル コールの中枢神経系への
ノータ
影響 が強 くあらわれるおそれがあるので,本剤 を投与
す る場合 には間診 に よ り適 切 か ど うか判 断す るこ
と。]
(6)間 質性肺炎又は肺線維症 のある患者 [症状 を増悪 させ
るおそれがあるも]
2
重 要な基本的注意
(1)骨 髄抑制等の重篤な目1作用が起 こることがあるので,
頻回 に臨床検査 (血液検査,肝 機能検査,腎 機能検査
等)を 行 うなど,患 者 の状態 を十分に観察す ること。
異常が認められた場合 には減量,休薬等の適切な処置
を行 うこと。また,使 用 が長期間にわたる と副作用が
強 くあらわれ,遷 延性 に推移す ることがあるので,投
与は慎重に行 うこと。A法 では,自 血球及び好中球減
少 の最低値までの期間 (中央値)は それぞれ投与開始
後 11日後,13日 後 にあらわれ,最 低値発現 日から白
血球,好 中球 ともに 7日 間 (中央値)で 回復 した。ま
た ,B法 では,自 血球及び好中球減少 の最低値 までの
期間 (中央値)は ともに投与開始後 22日 後にあらわ
れ,最 低値発現 日か ら白血球,好 中球はそれ ぞれ 14
日間 (中央値),13日 間 (中央値)で 回復 した。なお,
自血球減少 が軽度であつて も著明な好 中球減少 を発
現す る症例を認 めていることか ら,血液検査の際には,
自血球分画の測定を実施すること。また,本 剤 の投与
にあたつては GCSF製 剤 の適切な使用に関 しても考
慮す ること。
重篤な過敏反応が起 こることがあるので,観察 を十分
に行 い,重 篤な過敏症状 (呼吸困難,胸 痛,低 血圧,
頻脈,徐 脈,潮 紅,血 管浮腫,発 汗等)が あらわれた
場合 には,直 ちに投与を中止 し,適 切な処置を行 うこ
と。本剤投与開始後 1時 間は頻回にバイタルサイ ン
(血圧,脈 拍数)の モ ニタリングを行 うな ど,患 者 の
状態 を十分に観察す ること。
低血圧,高 血圧,徐 脈等が起 こることがあるので,本
剤投与開始後 1時 間は頻回にバイタルサイ ン (血圧,
脈拍数)の モニタ リングを行 うなど,患 者 の状態 を十
分 に観察す ること。重篤な刺激伝導障害 があらわれた
場合 には,適 切な処置を行い,そ の後 の本剤投与に際
しては継続的に心電図のモニタ リングを行 うな ど,患
者 の状態を十分 に観察すること。
関節痛及び筋肉痛が高頻度に起 こるので,観察 を十分
“)
に行 い,症状 があらわれた場合 には鎮痛剤投与等の適
一
切な処置 を行 うこと。症状 は 般に,投 与開始後 2,
ー
3日 後 にあ らわれ,ま た,早 期 のクール (1∼3ク ル
ので
ること。
る傾
,十分注意す
り
向にある
日)よ 発現す
発熱が高頻度 に起 こるので,観 察を十分に行 い,症 状
があ らわれ た場合 には感染に対す る管理 を十分 に行
一
い,解 熱剤投与等 の適切な処置 を行 うこと。発熱 は
般 に,投 与開始後約 6∼10日後にあらわれ,ま た,1
クール ロの発現頻度 が高い傾向にあるので,十分注意
す ること。
(6)末 梢神経障害が高頻度に起 こるので,観察 を十分 に行
い,症 状 (しびれ等)が あらわれた場合には減量,体
一
薬等 の適切な処置を行 うこと。症状は 般に,投 与開
た,使
用が長期間に
3∼5日
らわれ,ま
後にあ
始後約
わたると発現頻度 が高 くなる傾 向にあるので,投与は
用法 ・用量 に関連す る使用上 の注
慎重 に行 うこと (く
意>の 項参照)。
(7)感 染症,出血傾向の発現又は増悪に十分注意す ること。
(8)投 与初期又 は比較的低用量 の投与で も副作用 が あら
われ ることがあるので,使用上の注意 に十分注意す る
こと。
(9)小 児及 び生殖可能 な年齢 の患者 に投与す る必要があ
る場合 には,性 腺に対する影響 を考慮す ること。
ー
(10)本 剤 は無水エ タノ ルを含有す るため,前投薬で投与
ー
され るジフ ェンヒ ドラミン塩酸塩錠 とアル コ ルの
の
の
可能性が
相互作用 による中枢神経抑制作用 増強
あるので,本 剤投与後の患者 の経過 を観察 し,ア ル コ
ール等の影響が疑われる場合 には,自動車の運転等危
険 を伴 う機械 の操作 に従事 させ ない よ う注意す るこ
と。
※※(11)頭頸部癌,食 道癌,血 管肉腫,子 宮頸癌,卵 巣癌 (C
法),胚 細胞腫瘍に本剤を使 用す る際には,関 連文献
医療上の必要性 の高い未承認薬 ・適応外薬検討会
(「
1つ
議 公知 申請への該 当性に係 る報告書」 等)を 熟読
すること。
3
相
互作用
併用禁忌 (併用 しないこと)
薬剤名等
臨床症状 ・措置方法
ジスル フ ィ
ラム
シアナ ミ ド
カ ル モ フー
ル
プ ロカル バ
これ らの薬剤 とのアル コ
ール反応 (顔面潮紅,血 圧
降下,悪 心,頻脈,め まい,
呼吸困難,視力低下等)を
起 こすおそれがあ る。
ジ ン塩酸塩
3
-203-
機序 ・危 険因
子
本剤 は エ タノ
ー ル を含 有 し
てい るた め。
併用注意 (併用に注意す る こ と
薬剤名等
放射線照射
抗悪性腫瘍
斉J
シス プ ラチ
ン
臨床症状 ・措置方法
(1)胸部へ の放射線照射 を
併用 した場合 に,重篤な食
道炎又 は肺臓 炎 が発 現 し
た との報告がある。併用す
る場合には,患者 の状態に
注意 し,食道炎や肺陰影等
が出現 した場合には,本剤
の投 与及び放射線照射 を
直ちに中止 し,適切 な処置
を行 うこと。
o)骨 髄抑制等を増強す る
こ とがあるので,併用す る
場合 には,患者 の状態を観
察 しなが ら,本剤を減量す
るか又 は投 与 間隔 を延長
す ること。
併用 に よ り骨髄抑制等 の
副作用 が増 強す るおそれ
がある。併用療法を行 う場
合 には,患者 の状態を観察
しなが ら,減量す るか又は
投与間隔を延長すること。
(1)併 用時,本 剤をシスプ
ラチ ンの後 に投与 した場
合,逆 の順序 で投与 した場
合 よ り骨髄抑 制 が増 強す
るおそれがある。併用療法
を行 う場合 には,本剤 をシ
スプ ラチ ンの 前 に投与す
ること。
薬剤名等
機序 ・
危 険因
子
ア ゾール 系
抗 真 菌剤 (ミ
コナ ゾ ー ル
機 序 は不 明
であるが,動
物試験(マウ
ス)で本剤 に
よ る放 射 線
感受性増加
が認 め られ
ている。
等),
マ ク ロ ライ
ド系 抗 生 剤
(エ リス ロマ
イシン等),
ス テ ロイ ド
系 ホル モ ン
剤 ( エチ ニル
エ ス トラ ジ
オール 等),
ジヒ ドロピ
リジン系カ
ル シ ウムチ
ャンネルブ
ロツカー(ニ
フェジピン
等),
シ ク ロス ポ
リン,ベ ラパ
ミル塩酸塩 ,
キ ニ ジ ン硫
酸塩水和物 ,
ミダゾラム,
フ ェナ セ チ
ン, ラ ノくチニ
ブ トシ ル 酸
塩水和物
ト メチル テ
トラ ゾ ー ル
チ オ メチル
基 を有 す る
セ フェム系
抗生物質
セ フメ ノ
キ シ ム塩
酸塩,セフ
オペ ラ ゾ
ン ナ トリ
ウム,セ フ
ブペ ラ ゾ
ン ナ トリ
ウム,セ フ
ミノ クス
ナ トリ ウ
ム水和物,
セ フメタ
ゾール ナ
トリウム,
ラ タモ キ
セ フナ ト
リウム
メ トロ ニ ダ
ゾール
骨髄抑 制等
の予 想 され
る副 作 用 項
目が 重 複 し
ている。
骨髄抑 制等
の 予想 され
る副 作 用 項
目が 重 複 し
ている。
本剤 をシス
プ ラチ ンの
後 に投 与 し
た場合,パク
リタキセ ル
の ク リア ラ
ンス が 低 下
し,パク リタ
キ セル の 血
中濃 度 が 上
昇す る。
末 梢神 経 障
害 が予 想 さ
れ る副 作 用
と して 重 複
している。
(2)併用によ り末梢神経障
害 が増 強す るおそれ があ
る。併用療法を行 う場合 に
は,患者の状態を観察 しな
が ら,減量す るか又は投与
間隔を延長す ること。
ドキ ソル ビ (1)併用時,本 剤を ドキソ 本 剤 を ドキ
シン塩 酸塩
ル ビシンの 前 に投与 した ソル ビ シ ン
場合,逆 の順序 で投与 した の 前 に 投 与
場合 よ り骨髄 抑制 が増強 した場合 ,ド
するおそれがある。併用療 キ ソル ビ シ
法 を行 う場合 には,本剤 を ン の ク リア
ドキ ソル ビシ ンの後 に投 ラ ン ス が 低
与す ること。
下 し,ド キ ソ
ル ビシ ンの
血 中濃 度 が
上昇 す る。
12)併用によ り心毒性が増
強す るおそれがある。併用
療法を行 う場合 には,患者
の状態 を観察 しなが ら,減
量す るか又 は投与間隔 を
延長すること。
ビタ
ンA,
併用 に よ り骨髄抑制等 の
胆汁排 泄 の
競合 により,
ドキ ソル ビ
シ ン及 び そ
の代 謝 物 で
あ る ドキ ソ
ル ビシ ノ ー
ル の血 中濃
度 が上昇 す
る。
併用薬剤が
4
危 険因
機序 ・
子
副作用 が増強す るおそれ P450‐CYP2C
がある。併用療法を行 う場 8, CYP3A4
合 には,患者 の状態を観察 等 を阻害 し,
しなが ら,減量す るか又は パ ク リタキ
投与間隔 を延長す ること。 セル の代謝
が阻害 され,
パ ク リタキ
セル の血 中
濃度 が上昇
す る。
臨床症状 。措置方法
これ らの薬剤 とのアル コ
ール反応 (顔面潮紅,悪心
,
頻脈,多 汗,頭 痛等)を起
こすおそれがある。
本剤はエ タ
ノール を含
有 している
ため。
副 作用
<国 内副作用の概要 (再審査終了時及び効能追加時の集計)
>
A法 (再審査終了時及び効能追加時の集計))
総症例 3,817例体 認時 500例 ,使 用成績調査 3,169例及び
4
-204-
市販後臨床試験 148例)における日1作用及び臨床検査値異常
3,817例)であ り,主 な副作用は
の発現率は 833%o,181例 ノ
末梢神経障害o76%),関 節痛o35%),筋 肉痛(187%)及 び
悪心o13%),嘔 吐(150%)等 の消化器症状 であ り,そ の他
脱毛o05%),発 熱(110%)等 が認 められた。臨床検査値異
常は 自血球数減少 1485%),好 中球数減少“38%),ヘ モグ
ロビン減少(166%),血 小板数減少(106%)等 の骨髄抑制 が
主であ り,ASTKGO⊃ 上昇 (80%),ALT(GPT)上 昇o4%)等
の肝機能検査値異常,BUN上 昇件 0%)等 の腎機能検査値異
常 が認 められた。また,臨 床試験 における間質性肺炎 の発
現率は,A法 では 16%(6例 /373例)であつた。
B法 (用法追加時)
効能 。効果」に対す る臨
安全性評価対象 181例体 認外の 「
された主な副作用及び
の
おいて報告
112例を
む
床試験
含 )に
臨床検査値異常変動 は下表のとお りである。 また,臨 床試
験における間質性肺炎の発現率は,B法 では 2.2%(4例 /181
例)であつた。
総投与量(中央D
臨床検査値異常変
動項 目
賜銘“
総蛋自減少
血 中ナ トリウム減
少
血中カ リウム増カロ
/o
768°
50%
110%
06%
702%
171%
122%
悪心
嘔吐
下痢
便秘
食欲不振
国内炎
39.2%
22%
18.2%
17%
11%
1770/o
0%
筋痛
関節痛
431%
0%
39.8%
00/●
298%
221%
210%
39%
17%
%﹄
6
・
0
00/0
鼻咽頭炎
1270/c
体重減少
1050/o
体重増加
11%
12.70/●
血圧
高
NCI‐
CTC vettion 2」
判定基準 :「
a NCI‐CTCで は Gradc3∼4の 評価基準 がない
b し びれ等の末梢神経障害
18.20/o
主な臨床検査値異常 (10%以 上の臨床検査値異常
1,l0Omg/m'z
総投与量(中央匈
臨床検査値異常変
Crrade3以上
全体
動項 目
白血球数減少
779%(141/181)
好 中球数減少
75.1%(136/181)
ヘ モ グロビン減少
740%(134/181)
赤血球数減少
血小板数増加
181)
62.4%(113ノ
ALT(GPT)上
AST(GOT)上
24.3%
144/181)
315%
(57/181)
4.4%(8/181)
160%o9/181)
昇
昇
381%(69/181)
287%(52/181)
1.1%O/181)
11%c2/181)
LDH上 昇
Al‐
P上 昇
26_5%148/181)
106%(19/180)
06%(1/180)
CRP増 カロ
血 中アル ブ ミン減
526%oO/171)
276%(50/181)
11%o/181)
22.2%140/180)
1 6 . 7 % o O / 1 8 0 ) 39%(7/180)
<海 外臨床試験成績 >
外国の第 Ⅱ相試験においては,本 剤 との因果関係が完全に
は否定できない死亡例が 9例 (敗血症 7例 ,低 血圧 1例 ,
肺炎/肺 ・腎機能不全 1例)に 認められ た。本剤投与による
・
安全性評価症例 1,106例中,主 な副作用は筋肉痛 関節痛,
の
であり
他脱毛,無力症,
,そ
末梢神経障害及 び消化器症状
発熱等 が認 められた。臨床検査値異常は 自血球減少,好 中
球減少,ヘ モグロビン減少,血 小板減少等 の骨髄抑制 が主
上昇等 の肝機能検査
であ り,AST(GOT),ALT(GPT)の
値異常,BIIN上 昇等 の腎機能検査値異常が認 められた。
(1)重 大な副作用
1) シ ヨツク,ア ナ フィラキシー様症状 :シ ョック
ー
(02%),ア ナ フ イラキシ 様症状 (03%)を
起 こす ことがあるので観察を十分に行 い,呼 吸
困難,胸 痛,低 血圧,頻 脈,徐 脈,潮 紅,血 管
浮腫,発 汗等 の異常が認 められ た場合 には投与
を中止 し,適 切 な処置を行 うこ と。
2) 自 血球減少等の骨髄抑制 :白血球減少 (614%),
好 中球減少 (55.5%),貧血 [ヘモグロビン減少
(30.7%),ヘ マ トクリッ ト値減少 (5.0%),赤
血球減少 (11.2%)等],血 小板減少 (■7%),
汎血球減少等があらわれ ることがあるので,末
梢血液の観察を十分に行 い,異 常が認 められた
場合には,減量,休薬等適切 な処置を行 うこと。
また,骨 髄抑制 の持続 により,感 染症 [尿路感
染 (23%),上 気道感染 (48%),敗 血症 (09%),
帯状疱疹 (10%),肺 炎 (11%)等 ]の併発が報
告 されている。
3) 末 梢神経障害,麻 痺 :しびれ 等 の末梢神経障害
(438%),麻 痺 (01%),片 麻痺 (01%未 満),
あ らわれることがある
不全麻痺 (頻度不明)力 `
ので,こ のよ うな症状があ らわれた場合には,
減量,休 薬等適切 な処置を行 うこと。
間質性肺炎,肺 線維症 :間質性肺炎 (05%),肺
線維症 (頻度不明)が あ らわれ ることがあるの
で,観 察を十分 に行 い,発 熱 ,咳 嗽,呼 吸困難
及び胸部 X線 検査異常等が認 め られた場合には
投与を中止 し,副 腎皮質 ホルモ ン剤 の投与等 の
適切な処置を行 うこと。
急性呼吸窮迫症候群 :急性呼吸窮迫症候群 (0.1%
未満)が あらわれ ることがあるので,観 察を十
分 に行い,急速に進行す る呼吸困難,低酸素症,
両側性びまん性肺浸潤影等の胸部 X線 異常等 が
認 められた場合 には投与を中止 し,適 切な処置
を行 うこと。
心筋梗塞,う つ血性心不全,心 伝導障害,肺 塞
栓,血 栓性静脈炎,脳 卒中,肺 水腫 :心筋梗塞
/。
(01°
n満 ), うつ血性心不全 (0,1%未満),心
伝導障害 (頻度不明),肺 塞栓 (01%),血 栓性
静脈炎 (0.4%),脳卒中 (0.1%未満),肺水腫 (01%
未満)が あらわれ ることがあるので,観 察を十
11%
127%
Gradc3以上
1 5 . 6 % 1 2 8 / 1 8 0 )1 1 % 1 2 / 1 8 0 )
1 2 7 % o 2 / 1 7 3 ) 0.6%(1/173)
尿中蛋 白陽性
H6%o1/181)
BIJN上昇
NCI‐
CTC versiOn 2」
判定基準 :「
秘咄賜
労腫熱
疲浮発
感覚減退 b
味覚異常
浮動性 めまい
全体
少
主な副作用発現率 (10%以 上の
1,100mνbι
総投与量(中央値)
Grade3以 上
全体
副作用
脱毛症
発疹
爪 の障害
l,100mg/m2
5
-205-
蔭
雛
分 に行 い,異 常が認められた場合には投与を中
止す ること。
7)難 聴,耳 鳴 :難聴 (02%),耳 鳴 (05%)が あ
らわれ ることがあるので,観 察 を十分に行 い,
異常が認められた場合には投与を中止す ること。
8) 消 化管壊死,消 化管穿孔,消 化管出血,消 化管
潰瘍 :消化管壊死 (頻度不明),消化管穿孔 (01%
未 満),消 化管出血 (01%未 満),消 化管潰瘍
(01%)が あらわれ ることがあるので,観 察を
十分 に行い,異 常が認め られた場合には投与を
中止 す るなど適切な処置を行 うこと。
9) 重 篤な腸炎 :出血性大腸炎 (01%未 満),偽 膜性
大腸炎 (頻度不明),虚 血性大腸炎 (頻度不明)
等 があ らわれることがあるので,観 察 を十分 に
行 い,激 しい腹痛 ・下痢等があ らわれた場合 に
は投与を中止 し,適 切な処置を行 うこと。
10)腸 管閉塞,腸 管麻痺 :腸管閉塞 (16%),腸 管麻
痺 (01%)(食 欲不振,悪 心 ・嘔吐,著 しい便秘 ,
腹痛,腹 部膨満 あるいは腹部弛緩及び腸内容物
の うつ滞等)を 来 し,麻 痺性イ レクス に移行す
ることがあるので,腸 管閉塞,腸 管麻痺 があ ら
われ た場合 には投与を中止 し,腸 管減圧法等 の
適切 な処置を行 うこと。
11)肝 機能障害,黄 疸 :肝 機能障害 (4.0%),黄 疸
(01%未 満)が あ らわれ ることがあるので,観
察 を十分に行 い,異 常が認 められた場合には投
与を中止す ること。
12)膵 炎 :膵 炎 (01%未 満)力 `あ らわれ ることがあ
るので,観 察を十分 に行い,血 清 ア ミラーゼ値
等 に異常が認 められた場合には投与を中止す る
な ど適切な処置を行 うこと。
13)急 性腎不全 :急性 腎不全 (02%)力 `あらわれ る
ことがあるので,観 察を十分に行 い,BIJN,血
清 ク レアチニ ン,ク レアチニ ン ・ク リアランス
値等 に異常が認 め られた場合には投与を中止す
るな ど適切な処置を行 うこと。
c E p d e 叩J
14)中 毒 性表皮壊死 融解症 (Toガ
N e c r o Sッも: T E N ) , 皮
膚 粘 膜 眼 症 候 群
Johnson症 候群):中毒性表皮壊死融
(SteVens‐
解症 (頻度不明),皮 膚粘膜眼症候群 (頻度不明)
があ らわれ ることがあるので,観 察 を十分に行
い,異 常が認められた場合には投与 を中止 し,
適切 な処置を行 うこと。
15)播 種性血管内凝固症候群 (D!C):播 種性血管内
凝 固症候群 (DIC)(01%)が あ らわれることが
あるので,観 察 を十分 に行い,血 小板数,血 清
FDP値 ,血 漿 フィブ リノゲ ン濃度等 の血液検査
に異常が認 められた場合には投与を中止 し,適
切な処置を行 うこと。
そ
その他の副作用
20%以 上
又は
頻度不 明
過敏症注)
50/0∼
2 0%
未満
発赤
低血圧
不 整 脈 ,頻 脈 ,徐
脈,期 外収縮,高 血
圧,心 悸克進,心 電
図異常,心 房細動,
心室細動,心 肥大,
狭 心症
消化 不 良 ,鼓 腸 放
屁,胃 炎,腹 部膨満
感,直 腸疼痛,廉 下
・
悪
,肖化暑
=
心
嘔
吐o 5 1 り
下痢,食欲
不振,国内
炎,便 秘
20%以 上
又は
頻度不明
-200/。
50/●
未満
AST(GOT
)上昇 ,
Al‐
P上 昇 ,
LDH上
昇,
肝 臓
5%未 満
障害,歯 肉炎,直 腸
障 害 ,日 唇 炎 ,舌
苔,歯 肉痛
ビリル ビン上昇
ALT(GPD
上昇
泌尿器
皮 膚
電解 質異
常 ,BllN
上昇
ク レアチニ ン上昇,
蛋 白尿,排 尿困難,
血尿,尿 失禁,尿
閉,出 血性膀眺炎
そ う痒,皮 膚疾患,
爪 の障害,皮 膚潰
瘍 奪麻疹,皮 膚炎,
色素沈着,皮 膚乾
燥,表 皮剥離,皮 膚
腫脹,爪 変色
めまい,不 眠,不 安,
うつ病,傾 眠,思 考
異常,振 戦,失 神,
激 越 ,神 経 学 的 疾
患 ,痙 攣 ,運 動 失
調,健 忘症,緊 張低
下 ,意 識 障 害 ,寡
動,言 語障害,緊 張
克進,精 神症状,誘
妄,眼 振,不 随意運
動,項 声,気 分変動
味覚倒錯,味 覚喪
失,視 力異常,眼 疾
患,結 膜炎,耳 痛,
眼痛,霧 視,流 涙増
カロ
,眼 精疲労,飛 蚊
症,眼 乾燥,角 膜炎,
舌異常感,結 膜出
血,光 視症
呼吸困難
低酸素症,咳 増加 ,
喀痰増加 ,咽 頭 不快
感
無力症 ,腹
痛 ,倦 怠
感,頭 痛
浮腫,疼 痛,イ ンフ
ルエ ンザ様症候群,
腹部腫脹, さむけ,
体重増加,体 重減少
頸部痛,腰 痛
脱毛
“53り ,
斑状丘疹
性皮疹中
,
強皮症様
変化 *
精神神
経系
暗点Ⅲ
感覚器
呼吸器
全身症
状
50/OH満
発疹
循環器
種類\
頻度
筋骨格
関 節 痛
(323%),
筋 肉 痛
骨痛,背部
痛
988%),
筋力低 下
発熱,潮紅
その他
6
-206-
胸痛,出 血 ,注 射部
反応,末 梢性浮腫,
総蛋 白減少,ア ルブ
ミン減少,骨 盤痛,
発汗,吃 逆,日 渇,
不正 出血,無 月経,
注射部痛,酪 酎感,
高血糖,低 血糖 ,脱
水
キ:頻度不明
注)投 与を中止す ること。
「
その他 の副作用」 の発現頻度は,
重大な副作用」及 び 「
の
Ⅱ相試験
(国内 681例 ,海 外 1,106
安全性解析対象例
第
例),使 用成績調査 (3,169例)及 び市販後 臨床試験 (148
例)の 5,104例による集計
5
高 齢者へ の投与
1
血
中濃度 の'D
(1)各種悪性腫瘍患者 に本剤 105∼270mg/m2を 3時 間か
けて点滴静注 した ときの血漿中濃度は 2相 性 の消失
を示 し,半 減期 は 99∼ 16.0時間であった。AUC及 び
傾向を示 した。血 中動態 は
Cmaxは 用量依存的な増カロ
非線形性 を示 し,AUC及 び Cmaxは 投与量の増加に
比例す る以上の増加傾向を示 した。(注)本剤 の承認 さ
れ た A法 の用量は 210mg/m2で ぁる。
0 0 ■ □ ▲ △
高齢者 では一 般 に生理機能 が低下 していることが多 く
骨髄抑制等 があ らわれやすいので,用 量並びに投与間隔
に留意 し,頻 回に臨床検査 (血液検査,肝 機能検査,腎
機能検査等)を 行 うなどして注意すること。
【
薬物動態】
6. 妊 婦,産 婦,授 乳婦等への投与
(1)妊婦又は妊娠 してい る可能性 のある婦人には投与 し
ない こと。 [動物実験 (ラッ ト)で 催奇形作用 が報告
されている。]
o授 子L中の婦人には,授 手Lを中止 させ ること。 [動物実
験 (ラッ ト)で 平L汁中へ の移行 が報告 されてい る。]
7
1 0 5 n g2 んC n - 3 )
2 (■
=3)
135■g/饉
1 8 1鵬
1電
/口
m2(PF=3)
210■
ゴm21FD
加O mg/m'IF7)
270叱/ma Cn―
F・
I
小 児等へ の投与
低出生体重児,新 生児,手L児,幼 児又は小児 に対す る安
全性 は確立 していない (使用経験がない)。
8. 適 用上の注意
(1)調製時
1)本 剤 は 5%ブ ドウ糖注射液及び生理食塩液 を除
く他 の薬剤 とは混注 しないこと。
2)本 剤 は細胞毒性 を有す るため,調 製時には手袋
を着用す ることが望ま しい。皮膚 に薬液 が付着
した場合 は,直 ちに多量 の流水 でよく洗 い流す
こと。
3)調 製時に,注 射針に塗布 されてい るシ リコー ン
油に よ り不溶物 を生 じることが ある。調製後 に
薬液 中に不溶物がないか 目視で確認す る こと。
不溶物 が認められた場合は使用 しないこと。
2)投 与経路 :必ず点滴静脈内投与 とし,皮 下,筋 肉内に
は投与 しない こと。
(3)投与時
1)静 脈 内投与に際 し,薬 液が血管外に漏れ ると,
注射部位 に硬結 ・壊死を起 こす ことがあるので,
薬液 が血管外に漏れない ように投与す ること。
また,以 前に同反応 を発現 した注射部位 とは異
なる部位 に本剤 を再投与 した場合 ,以 前 の注射
部位 に同反応 を再発す る とい つた,い わゆ る
「
Rccdl現 象」が認 められたとの報告がある。
2)本 剤 は,輸 液 に混和後,で きるだけ速やかに投
与す ること。
036 12
03
1 1
の他の注意
点滴終 了後 〈
ゆ
点 溝 中 fbp
パ ク リタキセル 3時 間点滴静注時の血漿中濃度
o)非 小細胞肺癌患者 に本剤 80∼120mノm2を 1時 間かけ
て点滴静注 した とき,半 減期は 85∼ 116時 間であつ
た。AUC及 び Cmaxは 用量依存的な増カロ
傾 向を示 し
た。血中動態は非線形性 を示 し,AUC及 び Cmaxは
投与量 の増加 に比例す る以上の増加Ith向を示 した。ま
た,6週 間投与 においても蓄積はなく,薬 物動態 に変
化 はみ られなか った。(注)本 剤 の B法 の承認は,乎L
癌 に 100mg/m2の 用量である。
パクリタキセル 1時 間点滴静注時の血漿中濃度
与時の平均値)
血漿中濃度バラメータ(100mg/m2投
C罐
9. そ
24
AUC
t:/2
CLT
Vss
h/EL 8.5t 211.5mL/nin辞".OL/ma
1週目投与時 5.9μ
g/d 8.lμ
g・
(1)使 用成績調査 において,重篤 な間質性肺炎等 の肺障害
の発現率は,体薬期間が承認用法の 3週 間以上の症例
では 027%(5例 /1,862例
)で あつたが,3週 間 より短
かった症例では 1.41%(12例 /852例)で あった。
(2)放 射線療法 に関連 した照射部位の皮膚異常を発現 し
た既往 のある患者に本剤 を投与 した場合,同部位 に同
様 の 皮 膚 異 常 を再 発 す る とい つ た ,い わ ゆ る
「
Radiation recdl現
象」が認められた との報告がある。
剤 と他 の抗悪性腫瘍剤や放射線療法 を併用 した患
o)本
者 で,急 性 白血病 ,骨 髄異形成症候群oDS)が 発生 し
た との報告がある。
-207-
h/d
6週 目投与時 5.9μ
g/m 3.印g・
1 2 . O b208.lmLん
iJぽ 71.OL/m2
'0
分 布力
HC標
ラッ ト│こ
識体を単回静注 した後の組 織内放射能
濃度は,脳 ,中 枢神経系を除 く各臓器 ・組織 に速やか
に移行 し,特 に,肝 臓,消 化管,胸 腺,腎 臓,唾 液腺,
膵臓,肺 ,牌 臓で高値を示 した。投与後 120時 間後 に
おいて も胸腺では比較的高濃度 の放射能が検 出 された
が,こ の時点での放射能 の体内残存率は 1%未 満であつ
た。
ヒ ト血清 を用いて 加ッ
プ
わ で蛋 白結合率を測定 した結果,
01∼501tg/mLの
906%で あつた。
濃度範囲で 88.4∼
代
謝
n卜
151
【
有効成分に関す る理化学的知見】
一般名 :パ ク リタキセル
(Paclitaxcl)
化学名 :
3R,4ュ5R,7鳥8,10R,13o4,10‐Diacetoxy‐
2‐
bcnzoyl
(―)‐
(1ユ賢ら
oxy‐
5,20‐
cptty_1,7-dibydrox■
9‐
oxotax‐
11‐
13‐
cn‐
bcnzoylalnho‐
2‐
hydr
yloR,38‐3‐
oxy‐
3‐
phcnylprop10nate
構造式 :
動物 (ラッ ト,イ ヌ)に おいて本剤 は主 として肝臓 で
代謝 され胆汁 中へ排泄 された。代謝反応 としては水 酸
化,脱 アセチル 化,エ ピ化,加 水分解が確認又 は推定
され たが,未 変化体及 び代謝物の抱合体は検 出 されな
かつた。 ヒ トにおける主代謝物はタキサ ン環 6位 の水
酸化及び 31位フ ェニル 基 の水酸化体 で,これ らの代謝 に
は P450‐
C YP2C8,CYP3A4等 の分子種 が関与 している
ことが知 られて い る。
排 泄η
各種悪性腫瘍患者に本剤 105∼270mg/m2を3時 間かけ
て点滴静注 した ときの未変化体 の尿 中排泄率は,投 与
後 75時 間 まで で 6∼12%であった。 (注)本 剤 の承認 さ
れた A法 の用量は 210mg/m2でぁる。
14
【
臨床成績】
日本 国内における本剤 単独 3時 間点滴静注の A法 による臨
床第 II相試験は,卵 巣癌患者 66例 ,非 小細胞肺癌患者 122
例,乳 癌患者 65例 ,胃 癌患者 107例,子 宮体癌 23例 を対
象 として実施 され た。また,1時 間点滴静注 の B法 による
臨床第 Ⅱ相試験は,乳癌患者 69例を対象 として実施 された。
外国での検討 として本斉J単独 3時 間点滴静注について卵巣
癌患者 195例,手L癌患者 471例を対象 として実施 された。
1 国 内臨床試験 成績 16")
2
分子式 :C47H51N014
分子量 :85391
融点 :220∼223℃
性状 ッヾクリタキセルは 白色∼微黄 白色の粉末 である。NN―
ジメチル アセ トア ミ ドに溶 けやす く,ア セ トニ トリ
ル ,メタノール又はエ タノール(95)に
やや溶 けやす く,
水にほとん ど溶 けない。
日本国内における本剤単独 3時 間点滴静注の A法 によ
る第 Ⅱ 相試験 において適格例に対す る奏効率は,卵 巣
癌 266%(17/64),非 小細胞肺癌 350%(42/120),乳 癌
339%(21/62),胃 癌 23.4%(25/107),子官体癌 304%
あつた。本剤単独 1時 間点滴静注の B法 によ
(7/23)で
る第 II相試験 において,有 効性評価対象例に対す る奏
効率は,乳 癌 449%(31/69)で あった。
海 外臨床試験成績 2Q2つ
【
取扱い上の注意】
1. 本 剤 は輸液 と混和 した後,できるだけ速やかに使用す
ること。
2. 包 装開封後 もバイアル を箱に入れて保存す ること。
3. 調 製時には手袋を着用す ることが望ま しい。皮膚に薬
液が付着 した場合は,直ちに多量の流水でよく洗い流
す こと。
海外 における本剤単独 3時 間点滴静注 の 3週 間隔投与
(用量 175可ヾ 又は 135帽総 )に よる第 Ⅱ相試験に
おいて全症例に対す る奏効率は,卵巣癌 149%(29/195),
乳癌 24.6%(116/471)であつた。 (注)本 剤 の承認 され
た A法 の用量は 210mg/m2でぁる。
【
包装】
タキ ソール注射液 30mg:5mL(パ ク リタキセル 30mg含 有)
1バ イアル
タキ ソール注射液 100mg:16 7mL(パ
ク リタキセル 100mg
含有)
1バ イアル
薬効薬理】
【
1 抗 腫瘍作用 28"0
主要文献及び文献請求先】
【
マ ウス 可移植性 ヒ ト卵巣癌 (A2780),非 小細胞肺癌
1,L2987,H2981),予L癌 (MCF‐
7,M藩 1),胃 癌
(LX‐
( M K N ‐1 , Ⅳ “N ‐4 5 , Ⅳ郎N ‐7 4 , S t 4 ) , 子 宮 体 癌
1‐
JCK)に 対 し,腫 瘍退縮効果 あるいは腫 瘍増殖
(EC‐
抑制効果が認 め られている。
″"%の 試験で,シ スプラチン (CDDP)感 受性 ヒ ト卵
巣癌培養細胞 KFlと その cDDP耐 性株 KFrbに 対 し,
腫瘍増殖抑制効果が認 め られている。
また,cDDP耐 性株 (A2780卵巣癌)で の検討において,
パ ク ソタキセルは交叉耐性 を示 さなかつた。
D
2作 用機序 37声
※※主要文献
1) 医 療上 の必要性 の高い未承認薬 ・適応外薬検討会
議 公知 申請へ の該当性 に係 る報告書 :パ クリタキ
セル (頭頸部癌)
2) 医 療上の必 要性 の高い未承認薬 ・適応外薬検討会
議 公知 申請へ の該当性 に係 る報告書 :パ クリタキ
セル (食道癌)
3) 医 療上の必要性 の高い未承認薬 ・適応外薬検討会
議 公知 申請へ の該当性 に係 る報告書 :パ クリタキ
セル (血管肉腫)
4) 医 療上 の必要性 の高い未承認薬 ・適応外薬検討会
議 公知 申請へ の該当性 に係 る報告書 :パ ク リタキ
セル (子宮頸癌)
5) 医 療上 の必 要性の高い未承認薬 ,・
適応外薬検討会
議 公知 申請へ の該当性 に係 る報告書 :パ クリタキ
セル (卵巣癌 の週 1回 投与の用法 ・用量 の追加)
6) 医 療上の必要性の高い未承認薬 ・適応外薬検討会
議 公知 申請へ の該 当性 に係 る報告書 :パ クリタキ
セル (再発又は難治性 の胚細胞腫瘍)
7) T Tamurち et al.:」
pn J Cancer Res.,8Q1203(1995)
8) 西 條 長宏:社 内資料 (2006)
瀬 英志 他:基 礎 と臨床,28o),695(1994)
9 間
微小管蛋 白重合 を促進す るこ とに よ り微 小管 の安 定
化 ・過剰形成 を引き起 こし,紡 錘体 の機能 を障 害す る
ことによ り細胞分裂 を阻害 して抗腫瘍活性 を発揮す る。
また,パ ク リタキセル処理培養癌細胞 (HcLa細胞)を
用いて染色体の動態を検討 したところ,経 時的に G2+
M期 細胞 の増カロとGl期 細胞の減少が認 められ ,薬剤添
カロ18及び 27時 間後にはほとん どの細胞が G2+M期 で
あ り,4倍 体 の染色体を示 した。 この結果 より,パ ク リ
タキセル は細胞周期 をG2+M期 でブ ロックすると考え
られた。
8
-208-
10)中 名生 宏 他 :基 礎 と臨床,28o,707(1994)
11)J W HttiS,ct al.:Cancer RcscarcL 54,5543(1994)
12)D S Sonnichsen,ct al:J.Pharmacol Exp.Thet,275,
566(1995)
13)RC.Gavet ct d:社 内資料 (1994)
14)R Mayol,∝ 」.:社内資料 (1994)
15)R.C Gavct et J:社 内資料 (1993)
16)野 田起一郎 他 :癌 と化学療法,23o),317(1996)
17)古 瀬 清行 他:新 薬 と臨体,46(5),487(1997)
18) Sckine,et ali Clin.Cancer Rcs.,2,941(1996)
19)伊 藤 良則 他 :新 薬 と臨体,46(5),476(1997)
2の 国 口 鐵男 :社 内資料 (1999)
21)大 津 敦:社 内資料 (2000)
22)坂 田 優:社 内資料 (2000)
23)野 澤 志朗:社 内資料 (2003)
24)福 岡 正博 :社 内資料 (2005)
25)田 島 知郎:社 内資料 (2005)
26)E Eiscnhaucr9 ct d:社
内資料 (1992)
27)D.M Nalnet et d:社 内資料 (1994D
28) ヽ lC.Rosc Anticancer Dmgs,3,311(1992)
29)T Yamori,ct al.:Jpn J Cancer Res,88,1205(1997)
30)■ KubotL ct al.:J Surg Oncol,64,H5(1997)
31)吉 崎 陽 他:日 本癌治療学会誌,30(5),730(1995)
32)吉 崎 陽 他 :産 婦人科治療,69o,234(1994)
33)C.R FJrchild:社 内資料 (1992)
34)C R Fairchild:社 内資料 (1993)
35)矢 守隆夫 他 :社 内資料 (2000)
36)吉 村ますみ :社 内資料 (2002)
20(11),3247(1981)
37)R B Schit etal:Blochemis"ん
24(19,5254(1985)
38)L.Wilson,ct al.:Blochcmist弔
39) N Kumar:J Blol.Chem,25620),10435(1981)
40)J Parncss,ct al.:J Ccll Biol,91,479(1981)
41)RB.SChitt et al:PrOc Natl.Acad.Sci.USへ 776),
1561(1980)
文献請求先
ブ リス トル ・マイヤー ズ株式会社 メ ディカル情報部
1
5‐
(住所)東 京都新宿 区西新宿 6‐
507
(TEL)
0120‐093‐
0:登録商標
.1螢
器 朧 跳鸞嘲源評
9
-209-
100mg/16.7mL「
レ注30mg/5mL・
パクリタキセリ
ヽ 日本化薬株式会社
※※20●年●月改訂 10
※2012年 3月 改訂 9
NK」
87424
抗 悪 性 腫 瘍 剤
t(DU 9+t, l, ii 3omg/5mL fNKl
fNKl
t(5UD+Erl, ii1oomg/l6.7m1
〈
規制区分〉
キ
毒薬、処方せ ん医薬品
貯 法 〉
く
遮光、室温保存
く
使用期限〉
3年 (バイアル 及び外箱 に表示)
Paclhaxe‖ni.30mgノ5mL・ 100mg/16.7mL「 NK」
パ ク リタキセル製剤
取扱い上の注意〉
〈
【
取扱 い上の注意】の項参照
※※
*注 意―医師等の処方せんにより使用すること
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2 . 製 剤の性状
パ ク リタ キセ ル 注 30mg/5mL「
NK」及 び パ ク リタキセル 注
K」は、無色∼微黄色澄 明の粘桐性 の油液 であ
100mg/16.7mL N「
【警 告 】
(1)本 剤を含むがん化学 療法は、緊急時 に十分対応できる医療
・
施設 において、がん化学療法に十分な知識 経験を持つ医師
る。
のもとで、本療法が適 切と判断される症例 についてのみ実施
すること。また、治療 開始に先立ち、患者又はその家族に有効
性及び危険性を十分説 明し、同意を得てから投与すること。
(2)本 剤の骨髄抑制に起 因したと考えられる死 亡例 (敗血症、脳
出血)あるいは高度 の過敏反応に起因したと考えられる死亡
例が認められている。骨髄抑制等 の重篤な副作用が起こるこ
とがあるので、頻回 に臨床検査 (血液検査、肝機能検査 、腎
機能検査等)を行うなど、患者 の状態を十分に観察すること。
本剤 による重篤な過敏症状の発現を防止するため、本剤投与
用量に関連する使用上の
用法 ・
前に必ず前投薬を行 うこと[く
30∼ 7.0(10v/v%水 溶液)
浸透圧 比
生理食塩液又 は 5%ブ ドウ糖
的 4(本 剤 501nLを
夜 500mLで希釈時)
約 3(本 剤 33 3mLを生理食塩液又は 5%ブ ドウ
階液 500mLで希釈時)
(浸透圧比 :生 理食塩液に対す る比)
※※【
効能 ・効果】
卵巣癌、非小細胞肺癌、平L癌、胃癌、子宮体癌、再発又は遠隔
転移を有す る頭頸部癌、再発又は遠隔転移 を有す る食道癌、血
管肉腫、進行又は再発 の子宮頸癌、再発 又は難治性 の胚細胞腫
注意〉の項参照]。
また、前投薬を実施 した患者においても死亡例が報告され て
いるので、患者の状態 に十分に注意し、重篤な過敏症状が発
現した場合は、本剤 の投与を直ちに中止し、適切な処置を行
‐
うこと。なお、重篤な過敏症状 が発現した症例には、本剤を再
の項参照]。
重大な副作 用」
投与しないこと[「
また、「
慎重投与」の項を参照して適応患者の選択に
禁忌」、「
:全 性 は確 立 してい な い 。
十分注意すること。
なお、本斉1使用にあたつては、添付文書を熟読 の こと。
す る可能性がある。]
(2)感 染症を合併 してい る患者
[骨髄抑制によ り、感染症 を増悪 させ るおそれがある。]
(3)本 剤又はポ リオキ シエチ レンヒマシ油含有製剤 (例えば シ
ク ロスポ リン注射液等)に 対 し過敏症の既往歴 のある患者
(4)妊 婦又は妊娠 してい る可能性 のある婦人
6.妊 婦、産婦 、授手し
婦等への投与」の項参照]
[「
(5)次 の薬剤 を投与中 の息者 :ジ スル フ ィラム、 シアナ ミ ド、
カルモフール 、プ ロカルバ ジン塩 酸塩
3 相 互作用」 の項参照]
E「
【
組 成 ・性 状 】
1.組 成
パ ク リタ キセル 注 3 0 m g / 5 m LN「
K 」及 び パ ク リ タ キセ ル 注
100mg/16.7mL「NK」は、1バ イアル (5mL、16 7mL) 中にそれぞ
れ次の成分 を含有す る:
含有量
パ ク リタキセル
添加物
ポリオキシエチ レンヒマシ油
無水 クエ ン酸
ー
無水 エ タ ノ ル
100mg/16 7ml
30mg
100mg
融
獅恥
有効成分
30mg/5mL
― ヽ
:
※ ※ 【用法 ・用量 】
【禁 忌 】 (次の 患 者 に は投 与 しな い こ と)
(1)重 篤な骨髄抑制 のある患者
[骨髄抑制は用量規制因子であ り、感染症 を伴 い 、重篤化
成分
― ―
―
:〈効能 ・効果に関連す る使用上の注意〉
:
:子 官体癌 での本剤 の術 後補助化学療法 にお ける有効性及び安
非小細胞肺癌、胃癌及 び子宮体癌には A法 を使用する。
乳癌には A法 又は B法 を使用す る。
卵巣癌 には A法 又はカルボプラチ ンとの併用 で C法 を使用する。
再発又は難治性 の胚細胞腫瘍 には他の抗悪性腫瘍剤 と併用で A
法を使用す る。
再発又は遠隔転移 を有す る頭頸部癌、再発又は遠隔転移を有す る
食道癌、血 管肉腫 には B法 を使用す る。
進行又は再発の子宮頸癌 にはシスプラチ ンとの併用にお いて、D
法 を使用す る。
A法 :通常、成人にはパ ク リタキセル として、1日 1回 210mg/m2
(体表面積)を 3時 間かけて点滴静注 し、少な くとも 3週
ー
間休薬す る。 これ を 1ク ル として、投与を繰 り返す。
B法 :通 常、成人 にはパ ク リタキセル として、1日 1回 100ng/m2
(体表面積)を 1時 間かけて点滴静注 し、週 1回 投与を 6
ー
週連続 し、少 な くとも 2週 間休薬す る。 これ を 1ク ル と
して、投与を繰 り返す。
C法 :通常、成人 にはパ ク リタキセル として、1日 1回 80mg/1n2
(体表面積)を 1時 間かけて点滴静注 し、週 1回 投与を 3
週連続す る。 これ を 1ク ール として、投与を繰 り返す。
D法 :通 常、成人にはパ ク リタキセル として、1日 1回 135mg/m2
点滴静注 し、少なくとも 3
(体表面積)を 24時 間かけて′
週間休薬す る。 これ を 1ク ール として、投与を繰 り返す。
なお、投与量は、患者 の状態に より適宜減量する。
8 35mL
33.4mg
適量
-211-
レ注30mg/5mL・
パクリタキセリ
100mg/16.7mL「
NK」
※く用法 ・用量に関連す る使用上の注意〉
もよい。
(3)本 剤 の投与にあたっては、投与法毎に下記に留意 し、必要
(1)投 与時
1)本 斉り
投与時、A法 では 5001nLの5%ブ ドウ糖注射液又は生
に応 じ休薬、減量 を実施すること。
理食塩液 に混和 し、3時 間かけて点滴静注す ること。3法
及び C法 では 2501nLの5%ブ ドウ糖注射液又は生理食塩液
1)A法
に混和 し、1時 間かけて点滴静注す ること。D法 では 12
:白血球及び好 中球の変動 に十分留意 し、投与前 の
臨床検査 で 自血球数 が 4,000/mm3未満又は好 中球数 が
2,000/mll13未
満 であれば、
骨髄機能 が回復す るまでは投与
時間毎の 2回 に分 けて調製及び投与すること。本斉J投与
量の半量を250mLの5%ブ ドウ糖注射液又は生理食塩液に
混和 し、12時 間かけて点滴静注する。 これ を 1回 分 とし
を延期す ること。投与後、自血球数が 1,000んぼ 未満 と
なった場合 には次回の投与量を減量すること。
2)B法 :各 クール を開始する際 (初回クール を含む)、 投
て、2回 連続 して投与す る。
2)本 剤 の希釈液 は、過飽和状態 にあるためパ ク リタキセル
が結晶 として析 出す る可能性があるので、本斉」
投与時に
は、022ミ ク ロン以下の メンブランフィル ター を用 いた
イ ンライ ンフ ィル ター を通 して投与す ること。
与前の臨床検査で 白血球数が 3,000/mm3未
満又は好 中球
数が 1,500/nl n3未
満であれば、骨髄機能が回復す るまで
は投与を延期す ること。同一 クール内での本剤 の投与に
あたつては、投与前の臨床検査で 白血球数 が 2,000/mm3
未満又は好 中球数が 1,000/1nll13未
満であれば、骨髄機能
が回復す るまでは投与を延 期す ること。投与後、白血球
3)点 滴用セ ッ ト等 で本剤 の溶解液が接触す る部分に、可塑
剤 として DEHP〔di― (2 ethylhexyl)phthalate:フタル
酸 ジー (2-エチルヘ キシル)〕 を含有 しているものの使用
数が 1,000/mln3未
満 となった場 合には次回の投与量を減
量すること。
を避 けること。
4)輸 液 ポンプを使用 して本斉」を投与す る場合は、チ ュー ブ
内にろ過網 (面積 の小 さなフィル ター)が 組み込まれた
輸液セ ッ トを使用す ると、まれにポンプの物理的刺激 に
よ り析 出す るパ ク リタキセルの結 晶が ろ過網 を詰 ま ら
〈
減量の 目安〉
投与方法
A法
せ 、ポンプの停止が起 こることがあるので、ろ過網が組
み込まれた輸液セ ッ トは使用 しないこと。
5)本 剤 は非水性注射液であ り、輸液で希釈 された薬液 は表
面張力が低下 し、1滴 の大 きさが生理食塩液な どに比べ小
さくなるため、輸液セ ッ トあるいは輸液ポ ンプを用 い る
B法
減量段階
投与量
通常投与量
l0ng/n'
1段 階減量
1801ng/n12
2段 階減量
150mg/ゴ
3段 階減 量
35mg/m2
通 常投 与 量
100tng/m2
1段 階減量
80m巳
ぼ
ノ
2段 階減量
60ng/n12
また、重篤な末梢神経障害が発現 した場合には、次回 の投
与量を骨髄抑制 の減量 の 目安に従い、減量 して投与す る
場合は以下 の点に十分注意すること。
① 自然落下方式 で投与す る場合、輸液セ ッ トに表示 されて
い る滴数で投与速度を設定す ると、日標 に比べ投与速度
ことを考慮す る。
が低下す るので、滴数 を増加 させて設定す る等の調整が
必要である。
【
使 用 上 の 注意 】
1.慎 重投与 (次の患者 には慎重に投与す ること)
② 滴下制御型輸液 ポンプを用いる場合は、流量を増カロさせ
て設定す る等の調整が必要である。
(1)骨 髄抑制のある患者
[骨髄抑制を増悪 させ るおそれがある。コ
(2)前 投薬
本剤投与に よる重篤な過敏症状 の発現を防止す るため、本
(2)肝 障害のある患者
[代訪ナ
機能等 が低下 しているので 、副作用が強 くあ らわれ
剤投与前 に必ず前投 薬を行 うこと。
1)A法
るおそれがある。]
本剤投与約 12∼14時 間前及び約 6∼7時 間前の 2回 、も
しくは本剤投与約 30分 前までに投与を終了す るよ うに、
1回 デキサメタゾン リン酸エステルナ トリウム注射液 (デ
(3)腎 障害 のある患者
[腎機能が低下 しているので、副作用が強 くあ らわれ るお
それがある。]
キサメタゾンとして 20mg)を 静脈内投与、本斉J投与約 30
分前までに投与を終了す るよ うに、 ジフェン ヒ ドラ ミン
(4)高 齢者
5.高 齢者へ の投与」の項参照ヨ
[「
(5)ア ル コールに過敏 な患者
塩酸塩錠 (ジフェンヒ ドラ ミン塩酸塩 として 50mg)を 経
日投与 、
本剤投与約 30分 前までに投与を終了す るよ うに、
ラニチジン塩酸塩注射液 (ラニチジンとして 50mg)又 は
注射用ファモ チジン (ファモチジンとして 20mg)を 静脈
内投与す ること。
2)B法 、C法 及び D法
① 本剤投与約 30分 前までに投与を終了す るよ うに、デキ
サメタゾン リン酸 エステルナ トリウム注射液 (デキサメ
タゾンとして 8mg)及 び ラニチジン塩酸塩注射液 (ラニ
[本剤は溶斉」として無水エ タノール を含有するため、アル
コールの 中枢神経 系へ の影響が強 くあ らわれ るおそれ が
あるので、本斉Jを投与す る場合には間診 により適切か どう
か判断す ること。]
(6)間 質性肺炎又 は肺線維症 のある患者
[症状 を増悪 させ るおそれがあ る。コ
※※ 2重 要な基本的注意
(1)骨髄抑制等 の重篤な副作用が起 こることがあるので、頻回
チジンとして 50mg)又 は注射用ファモ チジン (ファモ
チジンとして 20mg)を 静脈内投与、 ジフェン ヒ ドラ ミ
に臨床検査 (血液検査、肝機能検査、腎機能検査等)を 行
うな ど、患者 の状態を十分に観察す ること。異常が認 め ら
ン塩酸塩錠 (ジフェンヒ ドラミン塩酸塩 として 50mg)
を経 口投与す ること。
② デキサメタゾンは初回投与時 8mgと し、次回投与時まで
に過敏症状 の発現がみ られ なかった場合又は臨床 上特
れた場合には減量、休薬等 の適切な処置を行 うこと。また、
使用が長期間にわたると副作用が強 くあ らわれ、遷延性に
推移す ることがあるので 、投与は慎重に行 うこと。 A法 で
に問題のな い過敏症状の場合は、2週 目の投与 より半量
(4mg)に 減量 し投与 して もよい。以降の投与週にお い
て も同様 の場合、半量ずつ最低 lmgま で減量 し投与 して :
2/5
-212-
は、白血球及び好 中球減少の最低値までの期間 (中央値)
はそれぞれ投与開始後 11日 後、 13日 後にあらわれ、最低
値発現 日か ら白血球、好中球 ともに 7日 間 (中央値)で 回
パクリタキセル注30mg/5mL・
復 した。 また、3法 では、 白血球及び好中球減少の最低値
までの期 間 (中央値)は ともに投与開始後 22日 後にあ ら
われ、最低値発現 日か ら白血球、好 中球 はそれぞれ 14日
敗射線照射
間 (中央値)、 13日 間 (中央値)で 回復 した。なお、白血
球減少 が軽度 であっても著明 な好 中球減少を発現 す る症
例を認 めていることか ら、血液検査 の際には、自血球分画
の測定 を実施す ること。 また、本剤 の投与にあ たつては
こと。重篤な束1激伝導障害があらわれた場合には、適切 な
処置を行 い、その後の本剤投与に際 しては継続的に心電図
(2)骨髄抑制等を増強することが 骨髄抑制等 の予想 さ
あるので 、併 用する場 合 には、 れる副作用項 目が重
患者 の状態 を観 察しながら、本 複 している。
剤を減量するか又は投 与 間隔を
延長すること。
売悪性腫瘍剤
シスプラチン
のモ ニ タ リングを行 うなど、患者の状態 を十分に観察す る
こと。
(4)関節痛 及び筋肉痛が高頻度に起 こるので、観察を十分 に行
い、症状があ らわれた場合には鎮痛剤投与等の適切な処置
を行 うこと。症状は一般に、投与開始後 2、3日 後 にあ ら
われ、また、早期のクール (1∼3ク ール ロ)よ り発現す る
ドキ ソル ビシ ン
塩酸塩
が高い傾 向にあるので、十分注意す ること。
( 2 ) 併用 により心毒性 が増強
するおそれ がある。併 用療法
を行う場合 には、患者 の状態
を観 察しながら、減 量 す るか
又 は投 与 間 隔を延 長 す るこ
(7)感 染症、出血傾向の発現又は増悪に十分注意す ること。
(8)投 与初期又は比較的低用量 の投与 で も副作用 が あ らわれ
るこ とがあるので、使用上 の注意 に十分注意す ること。
事 させ ないよう注意す ること。
(11)頭頸部癌、食道癌、血管肉腫、子官頸癌、卵巣癌 (C法)ニ
胚細胞腫瘍に本剤を使用する際 には、関連文献 (「医療 上
の必要性 の高い未承認薬 ・適応外薬検討会議 公知申請 ヘ
の該 当性 に係 る報告書」D 61等 )を 熟読す ること。
3.相 互作用
1)併
用禁 忌
薬剤名 等
(併 用 しな し
機序 ・危険因子
ー
これ らの薬剤 とのアル コ ル 本剤はエ タノール を
反応 (顔面潮紅、血圧降下、悪 含有 してい るため。
臨床症状 ・措置方法
ジスルフ ィラ ム
シアナ ミ ド
心、頻 脈、 めまい、呼吸困難 、
カルモフー ル
プ ロ カル バ ジ ン端 視力低下等)を起 こすおそれが
ある。
酸塩
す るか又 は投 与 間隔 を延 長
すること^
(1)併用時 、本剤をドキソルビ
シンの前 に投与した場 合 、逆
の順序で投 与した場合 より骨
髄 抑制 が増 強す るお それ が
ある。併用 療法を行 う場 合 に
は、本剤をドキソルビシンの後
に投与すること。
日後にあ らわれ、また、使用が長期間にわたると発現頻度
が高 くなる傾向にあるので、投与は慎重 に行 うこと。
用法 ・用量に関連す る使用上の注意〉 の項参照]
[〈
による中枢神経抑制作用の増強の可能性 があるので、本剤
ー
投与後 の患者 の経過を観察 し、アル コ ル等の影響が疑わ
れる場合には、自動車の運転等危険を伴 う機械 の操作に従
(1)併用時、本剤をシスプラチ
ンの後に投 与した場 合 、逆の
順 序で投 与 した場合 より骨髄
抑 制 が増 強 す るお それ があ
る。併 用 療 法 を行 う場 合 に
は、本剤 をシスプラチ ンの前
( 2 ) 併用 により末梢神 経 障害
が増強す るおそれがある。併
用療法を行 う場合 には、患者
の 状態を観 察しながら、減量
(6)末 梢神経障害 が高頻度に起 こるので、観察を十分に行 い 、
症状 (しびれ等)が あ らわれた場合には減量、休薬等の適
切な処置を行 うこと。症状は一般に、投与開始後約 3∼5
(9)小 児及 び生殖可能な年齢の患者に投与す る必要がある場
合には、性腺 に対す る影響 を考慮す る こと。
ー
(10)本剤 は無水 エ タノ ル を含有す るため、前投薬 で投与 され
るジフ ェンヒ ドラ ミン塩酸塩錠 とアル コール の相互作用
併用 により骨髄抑制等 の副作用 骨髄抑制等 の予想 さ
が増 強するおそれ がある。併用 れ る副作用項 目が重
療法 を行う場 合には、患者 の状 複 している。
態を観 察しながら、減 量す るか
又は投与間隔を延長すること。
に投与すること。
傾向にあ るので、十分注意す ること。
(5)発熱 が高頻度 に起こるので、観察を十分 に行 い、症状があ
らわれた場合には感染に対す る管理 を十分に行 い、解熱剤
一
投与等 の適切な処置を行 うこと。発熱 は 般に、投与開始
ー
ル ロの発現頻度
1ク
後約 6∼10日 後にあ らわれ、また、
(1)胸部へ の放射線照射 を併用 機 序 は 不 明 で あ る
した場合に、重篤な食道 炎又は が、動物試験 (マウ
肺臓 炎 が発 現 した との報 告 が ス)で 本剤 による放
ある。併用す る場合には、患者 射線感受性増カロが認
の状態 に注意 し、食道炎や肺陰 め られてい る。
と。
タリングを行 うな ど、患者の状態 を十分 に観察す ること。
(3)低 血圧 、高血圧、徐脈等が起こることがあるので 、本剤投
与開始後 1時 間は頻回にバイ タルサイ ン (血圧、脈拍数)
のモ ニ タ リングを行 うなど、患者 の状態 を十分に観察す る
と。
ビタ ミン A 、
ア ゾー ル 系 抗 真
菌剤 (ミコナ ゾー
ル等)、
マ ク ロ ライ ド系
抗生斉」(エリスロ
マ イシ ン等)、
ステ ロイ ド系 ホ
ルモ ン剤 (エチ ニ
併用により骨髄抑制等 の副作
用 が増 強す るおそれ がある。
併 用療法を行う場合 には、息
者 の状態 を観察しながら、減
量するか 又 は投 与 間 隔 を延
長すること。
末梢神経 障害が
予 想 され る副 作
用 と して 重 複 し
てい る。
本 剤 を ドキ ソル
ビ シ ン の 前 に投
与 した場合、 ドキ
ソル ビシ ン の ク
リア ラ ン ス が 低
下 し、 ドキ ソル ビ
シ ン の 血 中濃 度
が上昇す る。
胆汁排泄 の競合
によ り、 ドキ ソル
ビ シ ン及 び そ の
代 謝物で あ る ド
キ ソル ビ シ ノー
ル の血 中濃 度 が
上昇する。
併用薬剤 が P450CYP2C8、 CYP3A4
等 を阻害 し、パ ク
リタ キセ ル の 代
謝が阻害 され 、パ
ク リタ キ セ ル の
血 中濃 度 が 上 昇
す る。
ピン等)、
シクロスポ リン、
ベ ラ パ ミル 塩 酸
塩 、キニジン硫酸
塩水和物、ミダ ゾ
ラム、フェナセチ
ン、ラバ チ ニ ブ ト
シル酸塩水和物
-211-
本剤 をシスプ ラ
チ ン の後 に 投 与
した場合、パ ク リ
タ キセ ル の ク リ
ア ラ ンスが 低 下
し、パ クリタキセ
ル の 血 中濃 度 が
卜塁キ ス_
ル エ ス トラ ジオ
ール等 )、
ジ ヒ ドロ ピ リジ
ン 系 カル シ ウ ム
チ ャ ンネ ル プ ロ
ッカー (ニフェジ
ト メチ ル テ トラ
ゾ ー ル チ オ メチ
ル 基 を有 す る セ
(併用に注意す ること)
NK」
影等 が出現 した場合には、本斉1
の投与及び 放射線 照射 を直 ち
に中止 し、適切な処置 を行 うこ
針CSF製 剤 の適切な使用に関 しても考慮すること。
(2)重篤な過敏反応が起 こることがあるので、観察を十分 に行
い、重篤 な過敏症状 (呼吸困難、胸痛、低血圧、頻脈、徐
脈、潮紅、血 管浮腫、発汗等)が あ らわれた場合 には、直
投与開始
ちに投与 を中止 し、適切な処置を行 うこと。本斉」
後 1時 間は頻回にバイタルサイン (血圧 、脈拍数)の モ ニ
100mg/16.7mL「
これらの薬剤 とのアル コー ル
反 応 (顔 面 潮 紅 、悪 心 、頻
脈 、多汗 、頭痛等)を起 こすお
ー
本剤はエ タ ノ
ル を含 有 して い
ス7 ‐
ム
パクリタキセル注30mg/5mL・
100mg/16.7mL「
NK」
フ ェ ム 系 抗 生 物 │そ れがある。
質 :
セ フメノキシ
ム塩酸塩
セ フ ォペ ラ ゾ
適切な処置を行 うこと。
10)腸 管閉塞 、腸管麻痺 :腸 管 閉塞、腸 管麻痺 (食欲不振、
悪心 ・嘔吐、著 しい便 秘、腹痛、腹部膨満 あるいは腹部
弛緩及び腸内容物 の うっ滞等)を 来 し、麻痺性 イ レ ウス
に移行す ることがあるので、腸 管閉塞、腸管麻痺 があ ら
ンナ トリウム
セ フ ブペ ラ ゾ
ンナ トリウム
セ フ ミノ ク ス
われた場合 には投与を 中止 し、腸管減圧法等 の適切 な処
置 を行 うこと。
11)肝 機能障害、黄疸 :肝機能障害、黄疸があ らわれ ること
ナ トリウ ム 水
和物
セ フ メ タ ゾー
ルナ トリウム
ラ タモ キ セ フ
ナ トリウム
トロ ニ ダ ゾ ー
があるので、観察 を十分に行い、異常が認 め られた場合
には投与 を中止す ること。
12)膵 炎 :膵 炎があ らわれ るこ とがあるので、観 察 を十分に
行 い、血 清 ア ミラーゼ値等 に異常が認 められ た場合 には
メ ル
投与を中止す るな ど適切な処 置を行 うこと。
13)急 性腎不全 :急 性 腎不全が あ らわれ ることがあるので 、
観察を十分 に行 い 、BUN、血 清 ク レアチニン、 クレアチ
ニ ン ・ク リアランス値等に異常が認 め られた場合には投
4 副 作用
与 を中止す るな ど適切な処 置 を行 うこと。
14)中毒性表皮壊死融解症 (Toxic Epiderma!Necro!ysis:TEN)、
」
ohnson症候群):中 毒性表
皮膚粘膜眼症候群 (Stevens―
本剤 は使用成 績調査等 の副作用発現頻度 が明確 となる調査 を
実施 していない。
(1)重 大な副作用 (頻度不明)
1)シ ョック、アナ フィラキ シー様症状 :シ ョック、アナ フ
ィラキシー様症状 を起 こす ことがあるので観察を十分に
皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群があ らわれ ることがあ
るので、観 察を十分に行い、異常が認 め られ た場合 には
行 い、呼吸困難 、胸痛 、低 血圧 、頻脈 、徐脈、潮紅 、血
管浮腫 、発汗等 の異常が認 め られた場合には投与を中止
投与を中止 し、適 切な処置 を行 うこと。
15)播 種性血管内凝固症候群 (DIC):播 種性血管 内凝固症候
し、適切 な処置 を行 うこと。
2)白 血球減少等の骨髄抑制 :白血球減少、好 中球減少、貧
血 (ヘモ グ ロビン減少 、ヘマ トク リッ ト値減少、赤血球
群 (DIC)があ らわれることがあるので、観察を十分に行
い、血小板数、血清 FDP値 、血漿 フ ィブ リノゲン濃度等
の血液検査 に異常が認 め られた場合 には投与 を中止 し、
適切な処置 を行 うこと。
(2)そ の他の副作用
減少等)、 血小板減少 、汎血球減少等があ らわれ ること
があるので、末梢血液 の観察を十分に行 い、異常が認 め
頻度不明
られた場合には、減量、休薬等適切な処置 を行 うこと。
また、骨髄抑制 の持続 に よ り、感染症 (尿路感染、上気
道感染、敗血症 、帯状疱疹、肺炎等)の 併発 が報告 され
ている。
過敏症 D 発 疹 、 発 赤
循環器
低血圧 、不整脈 、頻脈、徐脈 、期外収縮、高血圧、心悸売進、
心電図異常、心房細動、心室細動 、心肥大、狭 心症
,肖化器
悪心 ・嘔吐、下痢、食欲不振、 国内炎、便秘、消化不良、ヨ
腸放屁、 胃炎、腹部膨満感 、直腸疼痛 、哺下障害、歯肉炎、
直腸障害、 日唇炎、舌苔、歯 内痛
肝臓
ST(00T)上 昇 、Al■ 上昇 、LllH上昇、ALT(CPT)上 昇 、 ビ
リル ビン上昇
泌尿器
電解質異常、BUN上 昇、ク レアチニン上昇、蛋白尿、ツト
尿困
難、血尿、尿失禁、尿閉、出血性膀脱炎
皮膚
脱毛、斑状丘疹性皮疹、強皮症様変化、療痒、皮膚疾患、爪
の障害、皮膚潰瘍、事麻疹、皮膚炎、色素沈着、皮膚乾燥、
表皮剥離、皮膚腫脹、爪変色
精神神経系
めまい、不眠、不安 、 うつ病 、傾眠、思考異常、振戦、失神 、
激越 、神経学的疾患、痙攣 、運動夫調 、健忘症 、緊張低 下、
意識障害、寡動 、言語障害、緊張売進 、精神症状 、諸妄 、眼
振、不随意運動、頃声、気分変動
感覚器
暗点、味覚倒錯、味覚喪失 、視力異常、眼疾患 、結膜炎、耳
痛、眼痛、霧視、流涙増加 、眼精疲労、飛蚊症 、眼乾燥 、角
膜炎、舌異常感 、結膜 出血 、光視症
3)末 梢神経障害、麻痺 :し びれ等の末梢神経障害、麻痺 、
片麻痺 、不全麻痺があ らわれ ることがあるので、この よ
うな症状があ らわれた場合には、減量、休薬等適切 な処
置を行 うこと。
4)間 質性肺炎、肺線維症 :間 質性肺炎、肺線維症 があ らわ
れ ることがあるので、観 察を十分に行 い、発熱、咳嗽、
呼吸困難及び胸部 X線 検査異常等が認 められた場合 には
投与を中止 し、副腎皮質 ホルモン剤 の投与等 の適切な処
置を行 うこと。
5)急 性呼吸窮迫症候群 :急 性 呼吸窮迫症侯群があ らわれ る
ことがあるので 、観察 を十分に行い、急速 に進行す る呼
吸困難 、低酸素症、両側性びまん性肺浸潤影等の胸部 X
線異常等 が認 め られた場合 には投与を中止 し、適切 な処
置 を行 うこと。
6)心 筋梗塞 、 うっ血性心不全、心伝導障害、肺塞栓、血栓
性静脈炎、脳卒中、肺水腫 :心筋梗塞、うっ血性心不全、
心伝導障害、肺塞栓、血栓性静脈炎、脳卒 中、肺水腫 が
あ らわれ ることがあるので、観察を十分に行 い、異常が
呼吸器
全身症状
認 められた場合 には投与 を中止す ること。
7)難 聴、耳鳴 :難 聴、耳鳴があ らわれ ることがあるので、
観察 を十分に行 い、異常が認 め られた場合 には投与 を中
止すること。
消化管壊死、消化管穿孔、消化管出血、消化管潰瘍 :消
呼吸困難、低酸素症、咳増加、喀痰増加、咽頭不快感
無力症 、腹痛、倦怠感 、頭痛 、浮腫、疼痛、イ ンフルエ ンザ
様症候群、腹部腫脹、 さむ け、体重増カロ、体重減少
筋骨格
関節痛、筋肉痛 、筋力低下、骨痛 、背部痛、頸部痛、腰痛
その他
着熱、潮紅、胸痛、出血 、注射部反応 、末梢性浮腫、総 蛋 白
成少、アルブ ミン減少 、骨盤痛、発汗 、吃逆、 日渇、不 正 出
h、 無月経 、注射部痛 、酪酎感 、高血糖 、低血糖 、脱水
注)投 与を中止すること。
化管壊 死、消化管穿孔 、消化管出血 、消化管潰瘍 があ ら
われることがあるので、観察を十分に行 い、異常 が認 め
られた場合 には投与を中止す るな ど適切な処置を行 うこ
5 高 齢者への投与
高齢者では一般 に生理 機能 が低下 していることが
多 く骨髄抑
制等があ らわれやす いので、用量並びに投与間隔に留意 し、頻
と。
重篤な腸炎 :出血性大腸炎、偽膜性大腸炎、虚血性大腸
炎等 があ らわれ ることがあるので、観察を十分に行 い、
激 しい腹痛 ・下痢等があ らわれた場合には投与を中止 し、
回に臨床検査 (血液検査、肝機能検査、腎機能検査等)を 行 う
な どして注意す ること。
4/5
-214-
パクリタキセル注30mg/5mL・
100mg/16.7mL「
NK」
6.妊 婦`産 婦、授乳婦等への投与
(1)妊婦又は妊娠 している可能性のある婦人には投与 しないこ
と。
E動物実験 (ラッ ト)で 催奇形作用が報告 されている。]
(2)授 乎L中の婦人には、授手Lを中止 させ ること。
[動物実験 (ラッ ト)で 乳汁中へ の移行が報告 されてい る。コ
フ.小 児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は
確立 していな い (使用経験がない)。
8.適 用上の注意
(1)調 製時
1)本 剤 は 5%ブ ドウ糖注射液及 び生理食塩液 を除 く他 の薬
剤 とは混注 しない こと。
2)本 斉Jは細胞毒性 を有す るため、調製時には手袋を着用す
ることが望 ま しい。皮膚 に薬液が付着 した場合は、直ち
に多量の流水でよく洗 い流す こと。
3)調 製時に、注射針に塗布 されてい るシ リコー ン油によ り不
溶物 を生 じることがある。調製後に薬液中に不溶物がない
か 日視で確認す ること。不溶物が認められた場合は使用 し
ないこと。
(2)投 与経路 :必ず点滴静脈 内投与 とし、皮下 、筋肉内には投
与 しないこと。
(3)投 与時
1)静 脈内投与 に際 し、薬液 が血管外に漏れ ると、注射部位
に硬結 ・壊死を起 こす ことがあるので、薬液が血 管外に
漏れない よ うに投与す ること。 また、以前に同反応 を発
現 した注射 部位 とは異 なる部位 に本剤 を再投与 した場合、
以前 の注射部位に同反応 を再発す るといつた、いわ ゆる
「
Recall現象」が認 め られた との報告がある。
2)本 剤 は、輸液 に混和後、 できるだけ速やかに投与する こ
と。
9 そ の他の注意
(1)放射線療法に関連 した照射部位 の皮膚異常を発現 した既往
の ある患者に本剤 を投与 した場合、同部位 に同様の皮膚異
Radiation recall現
常 を再発す るといった、いわゆる 「
象」
が認 められた との報告がある。
(2)本 剤 と他の抗悪性腫瘍斉Jや放射線療法を併用 した患 者 で、
急性 白血病、骨髄異形成症侯群 (MDS)が 発生 した との報
告がある。
性 状 :パ ク リタキセルは白色∼微黄 白色の粉末である。Iル
ジメチルアセ トアミ ドに溶けやす く、アセ トニ トリル 、
メタノール又はエ タノール (95)にやや溶けやす く、水
にほとん ど溶 けない。
※【
取扱い上の注意】
1 . 本 剤は輸液と混和した後、できるだけ速やかに使用するこ
と。
2.包 装開封後 もバイアルを箱 に入れて保存す ること。
3 調 製時 には手袋 を着用す ることが望ま しい。皮膚 に薬液 が
付着 した場合は、直ちに多量 の流水 でよく洗い流す こと。
4.安 定性試験 :最終包装製品を用 いた長期保存試験 (25℃、相
対湿度 60%、 3年 間)の 結果、外観及び含量等は規格 の範囲
NIK」
内であ り、パ ク リタキセル注 30mg/5mL「
及びパ ク リタ
NK」は通常 の市場流通下において 3
キセル注 100mg/16 7mL「
年間安定 であることが確認 された。つ
【包 装 】
30mg/5記 :1バ イアル
100mg/16 7mL:1バ
イアル
※※【
主要文献及び文献請求先】
主要文献〉
く
1)医 療上の必要性 の高い未承認薬 ・適応外薬検討会議 公知 申請
へ の該 当性に係 る報告書 :パ クリタキセル (頭頸部癌)
2)医 療上の必要性 の高 い未承認薬 ・適応外薬検討会議 公知 申請
へ の該 当性に係 る報告書 :パ ク リタキセル (食道癌)
3)医 療上の必要性 の高 い未承認薬 ・適応外薬検討会議 公知 申請
全 の該当性 に係 る報告書 :パ クリタキセル (血管肉腫)
4)医 療上の必要性 の高い未承認薬 ・適応外薬検討会議 公知 申請
へ の該 当性に係 る報 告書 :パ クリタキセル (子宮頸癌)
5)医 療上の必要性 の高 い未承認薬 ・適応外薬検討会議 公知 申請
へ の該 当性に係 る報告書 :パ ク リタキセル (卵巣癌 の週 1回
投与の用法 ・用量の追加)
6)医 療上の必要性 の高 い未承認薬 ・適応外薬検討会議 公知 申請
へ の該 当性 に係 る報告書 :パ クリタキセル 〈
再発又は難治性
の胚細胞腫瘍)
有効成分に関する理化学的知見】
【
一 般名 : パ ク リタキセル
(Paclitaxel)
化 学名 : ( ―) ―( 1 ■2 , 3 4 4 5 5 え 7 5 8 , 1 0 ぇ 1 3 め
-4,10-Diacetoxy-2-benzoy10xy 5,20-epOxy l,7dihydroxy-9-oxotax-11-en-13-yl(243S)
-3-benzoylaninO-2-hydroxy-3-phenylpropionate
う)1こデに:C47H51N014
分子量 : 8 5 3 9 1
日本化薬株式会社 社 内資料 :安定性試験
文献請求先〉
〈
主要文献に記載の社内資料につ きま して も下記 にご請求下 さい
日本化薬株式会社 医 薬事業本部
営業本部 医 薬品情報セ ンター
8172東 京都千代 田区富士見一丁 目 11番 2号
(住所)〒 102■
(TEL)0120505282(フ リー ダイヤル)
03-3237-5051
κ
4ク
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71111■
構 造式 :
製
造
販
売
元
lJiri[穐
1:』
層
堪
ぶSII慕
-2f6-
●―●―●DK
**
年
月 改訂 (第 版 )
*2012年 3月 改訂
抗悪性腫瘍斉J
本標準商 品分類番
※
毒薬 ・処方 せん医薬品
87424
li9りリキセル注射液30mg「サワイ」
ノ
パフリグキセル注射液100mg「サワ魂
′
ヾ
グリタキセル注射液150mg「リワ約
PACLITAXEL
パクリタキセル注射液
**
貯 法 :進 光室温保存
使用期限 :外箱等に表示
注 意 :「取扱い上の注意」の項参照
150mg
1001rg
30mg
承 認 番 号 21800AMZ10244000
21900AMX00596000
21900AMX005970o0
薬 価 収 載 2007年 7月
2oo7年 7月
2007年 7月
販 売 開 始 2007年 8月
2007年8月
2007年 8月
効能追加
年 月
年 月
年 月
※注意―医師等の処方せんにより使用すること
組成 ・性状】
【
【
警
告
】
1)本剤 を含むがん化学療法は、緊急時 に十分対応で きる医療
施設 において、がん化学療法 に十分な知識 経 験 を持つ 医
師 の もとで、本療法が適切と判断 される症例についてのみ
実施す ること。 また、治薫開始に先立ち、患者又はその家
性 を十分説り]し、同意 を得てか ら投 与
族 にイF効性及 び危1険
すること。
2)本斉1の骨髄抑希1に起 区│した と考え られる死亡例 (敗血症、
脳出血)あ るいは高度の過敏反応に起因 した と考 え られる
死亡例が認め られている。骨髄抑制等の重篤な副作用が起
こるこ とがあるので、頻回に臨床検査(血液検査、lT機能
検査、腎機能検査等)を行 うな ど、思者の状態 を十分 に観
察す るこ と。
症状 の発現 を防止す るため、本剤投
本剤 による重篤な過ll■
用法 用 量 に関連する使用
与前 に必ず前投薬 を行 うこと(「
上 の注意」の項参照)。また、前投薬を実施 した患者にお い
て も死亡例が報告 されているので、忠者の状態に十分に注
意 し、rl篤な過敏症状が発現 した場合は、本剤 の投与を口I
ちに中止 し、適切 な処置 を行 うこと。 なお、重篤 な過敏症
重大な
状が発現 した症例 には、本剤 を再投与 しないこと(「
副作用」の項参照)。
また、「
慎重投与」の項を参照 して適応患者の選択
禁忌」、「
に十分注意す るこ と。
なお、本剤使用 にあたっては、添付文書 を熟読の こと。
禁忌】(次の憲者には投与 しないこと)
【
1)重篤な骨髄抑制のある患者〔
骨髄抑制は用量規制因子であ
〕
り、感染症を伴い、重篤化する可能性がある。
2)感染症を合併 している患者 〔
骨髄抑制により、感染症を増
悪 させるおそれがある。
〕
3)本剤又はポリオキシエチレンヒマシ油含有製剤 (例えばシ
クロスポリン注射液等)に対 し過敏症の既往歴のある患者
4)妊婦又は妊娠 している可能性のある婦人(「
妊婦、産婦、授
乳婦等へ の投与」の項参照)
5)次の薬剤を投与中の患者 :ジスルフィラム、シアナミド、
カルモフール、プロカルバジン塩酸塩 (「
相互作用」の項参
照)
パ ク リタキセル
品 名
注射液3 0 1 n g
サヮイ」
「
有効成分
含量
添加物
性
パ クリタキセル
注射液150電
サ ヮイ」
「
1 バイアル( 1 6 . 7 m L l 中
1 バイアル( 2 5 m L ) 中
1 バイアル( 5 i n L ) 中
パ ク リタキセル
パ クリタキセル
パ ク リタキ セル
100mg
150mg
30mg
油 ポリオキシエチレンヒマシ油
ポリオキシエチレンヒマシ油 ポリオキシエチレンヒマシ
12.51nL
2.5mL
8.35mL
無水エタノール 遠 量 無水エタノール 適量 無水エタノール 通 量
無色 ∼微黄色澄明の粘網な油液
状
浸透圧比
パ クリタキセル
注射波 1 0 0 曜
サワイ」
「
約4(本剤50mLを生理食塩液又は5%ブ ドウ糖液500mLで希釈時)
希釈時)
約3(本剤33.3mLを生理食塩波又は5%プ ドウ糖瀬 lXlmLで
(浸透圧比 :生 理食塩波 に対 す る比 )
*‡
効能・
効果】
【
卵巣癌、非小細胞肺癌、乳癌、胃癌、子宮体癌、再発又は遠隔転
移を有する頭頸部癌、再発又は還隔転移を有する食道癌、血管肉
腫、進行又は再発の子宮頸癌、再発又は難治性の胚細胞腫瘍(精
巣腫瘍、卵巣腫瘍、性腺外腫瘍)
′
lnにはA法 を使用す る。
非小細胞肺癌、 胃癌及び子宮体・
を使用す
る。
又はB法
乳癌にはA法
,日巣癌にはA法 又 はカルボプラチ ンとの併用でC法 を使用す る。
再発又は難治性 の胚細胞腫瘍 には他 の抗悪性腫瘍剤 と併用でA法
を使用す る。
再発又は遠隔転移 を有す る頭頸部癌、再発又 は遠隔転移 を有す る
食道癌、血管 肉腫 にはB法 を使用す る。
進行又は再発 の子宮頸癌 にはシスプラチ ンとの併用 において、D
法 を使用する。
A法 :通 常、成人にはパ クリタキセル として、1日 1回 210mg/m2
(体表面積)を 3時 間かけて点滴静注 し、少な くとも3週 間休薬す
る。これを 1ク ー ル として、投与 を繰 り返す。
B法 :通常、成人にはパ クリタキセル として、1日 1回 100mg/m2
(体表面積)を 1時 間か けて点滴静 注 し、週 1回 投 与 を 6週 連続
し、少な くとも2週 間体薬す る。 これを 1ク ール として、投 与 を
繰 り返す。
C法 :通 常、成人 にはパ ク リタキセ ル として、1日 1回 80mg/m2
(体表面積)を 1時 間かけて点滴静注 し、週 1回 投与を 3週 連続 す
る。これを 1ク ール として、投与 を繰 り返す。
- 1 -
-217-
│││││口
││ lllllll
D法 :通常、成人にはパ ク リタキセル として、1日 1回 135ng/n12
ン塩酸塩錠 (ジフェンヒ ドラ ミン塩酸塩 として50mg)を
経口投与す ること。
②デキサ メタゾンは初回投与時 8 mgとし、次回投与時 ま
でに過敏症状 の発現がみ られなかった場合又は臨床上
特 に問題のない過敏症状の場合は、2週 目の投与 よ り
半量 (4 mg)に減量 し投与 して もよい。以降の投与週 に
お いて も同様の場合、半量ずつ最低 l mgまで減量 し投
(体表面積)を24時間かけて点滴静注 し、少な くとも3週 間休薬す
る。 これを 1ク ー ル として、投 与 を繰 り返す。
なお、投与量 は、患者の状態によ り適宜減量す る。
(用法 ・用量 に関連する使用 上の注意〉
1)投与 時
(1)本
剤投与時、A法 で は500mLの 5%ブ ドウ糖注射液又は
生理食塩液 に混和 し、 3時 間かけて点滴静注す ること。
B法 及 びC法 では250mLの 5%ブ ドウ糖 注射液又 は生理
与 してもよい。
3)本剤 の投与 にあたっては、投与法毎 に下記 に留意 し、必要
に応 じ休薬、減量 を実施すること。
(1)A法:自血球及び好中球 の変動 に十分留意 し、投与前 の
臨床 検 査 で 自血 球 数が4,000/mm3未
満 又 は好 中球 数 が
3未
2,000/血 満 であれば、骨髄機能が 回復 す るまで は投
食塩液 に混和 し、1時 間かけて点滴静注す ること。D法
では12時間毎 の 2回 に分 けて調製及 び投与す ること。本
剤投与量 の半量 を250mLの 5%ブ ドウ糖注射液又は生理
食塩液 に混和 し、12時間かけて点滴静注す る。これを 1
満
与 を延期 す る こと。投与後、 自血 球 数が1,000/mm3未
となった場合には次回の投与量を減量す ること。
(2)B法:各 クー ルを開始する際 (初回クー ル を含む)、投与
回分 として、2回 連続 して投与する。
(2)本
剤の希釈液 は、過飽和 状態にあるためパ ク リタキセル
が結晶 として析 出す る可 能性があるので、本剤投与時 に
は、0.22ミクロン以下のメ ンプ ランフ ィルターを用いた
イ ンライ ンフ ィル ター を通 して投与す ること。
前 の臨床検査 で 自血球数が3,000/ntn3未
満又 は好 中球 数
が1,500/Flm未
満 であれば、骨髄機 能が 回復す る まで は
投与 を延期す ること。同一 クー ル内での本剤の投与 にあ
たっては、投与前の臨床 検査 で 自血 球 数が2,000/mm3未
(3)点
滴用 セ ッ ト等 で本剤 の溶解液が接触す る部分に、可塑
ethyhexyl)phthalate:フ タル酸
剤 としてDEHP〔 d―(2‐
エチルヘ キシル)〕を含有 している ものの使用 を避
ジ‐(2‐
満又 は好 中球数が1,000/Fr未満 であれ ば、骨髄 機能が
回復するまでは投与 を延期すること。投与後、自血球数
が1,00ゝ
(未 満 となった場合 には次 回の投与量 を減量
■
す ること。
けること。
ー
(4)輸
液ポ ンプを使用 して本剤 を投与す る場合は、チ ュ プ
ー
内にろ過網 (面積 の月ヽさなフィルタ )が組み込まれた輸
液 セッ トを使用す ると、 まれにポ ンプの物理的刺激 によ
り析出す るパ クリタキセルの結晶が ろ過網 を詰 まらせ、
ポ ンプの停止が起 こることが あるので、ろ過網が組み込
まれた輸液 セ ッ トは使用 しないこと。
(減量の目安〉
投与方法
A法
(5)本
剤は非水性注射液であ り、輸液で希釈 された薬液 は表
面張力が低下 し、1滴 の大 きさが生理食塩液などに比べ
小 さくなるため、輸液 セ ッ トあるい は輸液ポ ンプを用 い
る場合は以下の点 に十分注意す ること。
① 自然落下方式で投与す る場合、輸液 セ ッ トに表示 され
ている滴数で投与速度 を設定する と、 目標 に比 べ投与
B法
剤投与前 に必 ず前投薬 を行 うこと。
(1)A法
本剤投与約 12∼14時間前及び約 6∼ 7時 間前 の 2回 、 も
しくは本剤投与約30分前 までに投与 を終了す るように、
1回 デキサ メタゾ ン リン酸 エ ステルナ トリウム注射液
(デキサ メタゾンとして20嘔)を静脈内投 与、本剤投与約
30分前 までに投与 を終了す るように、ジフェンヒ ドラミ
ン塩酸塩錠 (ジフェンヒ ドラミン塩酸塩 として50mg)を経
口投与、本剤投与約30分前 までに投 与 を終了す る よ う
に、ラニチジ ン塩酸塩注射液 (ラニチジ ンと して50mg)又
は注射用 ファモチジ ン(ファモチジンとして20mg)を静脈
内投与す ること。
(21B法、C法 及 びD法
①本剤投与約30分前 までに投与 を終了す るように、デキ
サ メタゾンリン酸 エステルナ トリウム注射液 (デキサ
メタゾンとして 8 mg)及びラニチジ ン塩酸塩注射液 (ラ
ニチジ ンと して50mg)又は注射用 ファモチジン(ファモ
チジ ンと して20mg)を静脈 内投与、 ジフェ ンヒ ドラ ミ
投与量
210mg/nt2
1段 階減量
180電/m2
2段 階減堤
150mg/m2
3段 階減量
135ng/n12
通常投与量
100mg/m2
1段 階減量
80mg/m2
2段 階減量
60mg/m2
また、重篤 な末梢神経障害が発現 した場合には、次回の投
与量 を骨髄抑制の減量の目安に従 い、減量 して投与す るこ
とを考慮す る。
速度が低下す るので、滴数 を増加 させて設定する等 の
調整が必要であ る。
②滴下制御型輸液 ポ ンプを用 いる場合は、流量 を増加 さ
せて設定す る等 の調整が必要である。
2)前投薬
本剤投与による重篤 な過敏症状 の発現 を防止す るため、本
減量段階
通常投与量
使用上の注意】
【
1.慎 重投与(次の患者には慎重に投与すること)
1)骨髄抑制のある患者 〔
骨髄抑制を増悪させるおそれがある。
〕
2)肝障害のある患者 〔
代謝機能等が低下 しているので、副作用
が強 くあらわれるおそれがある。
〕
3)腎障害のある患者〔
腎機能が低下 しているので、副作用が強
くあらわれるおそれがある。
〕
4)高齢者 (「
高齢者への投与」の項参照)
5)アルコールに過敏な患者〔
本剤は溶剤 として無水エ タノール
ー
を含有するため、アルコ ルの中枢神経系への影響が強 くあ
らわれるおそれがあるので、本剤を投与する場合には間診に
より適切かどうか判断すること。
〕
6)間質性肺炎又は肺線維症のある患者 〔
症状を増悪させるおそ
れがある。
〕
2.重 要な基本的注意
1)骨髄抑制等の重篤な副作用が起 こることがあるので、頻回に
臨床検査(血液検査、肝機能検査、腎機能検査等)を行 うな
ど、患者の状態を十分に観察すること。異常が認められた場
合には減量、休薬等の適切な処置を行うこと。また、使用が
長期間にわたると副作用が強 くあらわれ、遷延性に推移する
ことがあるので、投与は慎重に行 うこと。A法 では、自血球
-2-
-218-
及び好 中球減少 の最低値 までの期間(中央値)はそれぞれ投与
開始後 11日後、13日後 にあ らわれ、最低値発現 日か ら白血
球、好 中球 ともに 7日 間 (中央値)で回復 した。 また、B法 で
は、 自血球及 び好中球減少の最低値 までの期F・
l(中央値)は と
もに投 与 開始後22日後 にあ らわれ、最低値発現 日か ら白血
球、好 中球 はそれぞれ14日間 (中央値)、13日間 (中央値)で回
復 した。なお、自血球減少が軽 度であ っても著明な好中球減
少 を発現す る症例 を認 めていることか ら、血 液検査 の際 に
は、 自血球分画 の測定 を実施す ること。 また、本剤 の投与 に
あた ってはG‐CSF製 剤 の適切 な使用 に関 して も考慮す る こ
3.相互作用
1)併用禁忌(併用 しないこと)
薬 剤 名 等
臨床症状 ・措置方法
機序 ・危険因子
これ らの薬剤 とのアル コー 本剤はエタノール
ジスルフィラム
ル反応
ックビン)
(顔面潮紅、rl圧降 を含有 しているた
(ノ
い、頻脈、めまい、 め。
シアナ ミド
下、悪′
Flll、 低下等)を
(シアナマイ ド) 呼 lB4困 411カ
カルモフー ル
起 こすおそれがある。
プ ロカルバ ジン塩
酸塩
2)併用注意(併用に注意すること)
と。
2)重篤 な過敏反応が起 こることが あるので、観察 を十分 に行
い、重篤な過敏症状 (呼吸困難、胸痛、低血圧、頻脈、徐脈、
薬 剤 名 等
放射線照射
潮紅、血管浮腫、発汗等)があ らわれた場合 には、直 ちに投
与 を中止 し、適切 な処置 を行 うこと。 本剤投与開始後 1時 間
は頻回にバ イ タルサイ ン(血圧、脈拍数)のモニ タリングを行
うな ど、患者の状態 を十分に観察する こと。
3)低血圧、高血圧、徐脈等が起 こることが あるので、本剤投与
開始後 1時 間は頻回 にバ イタルサイ ン(血圧、脈拍数)のモニ
タリングを行 うな ど、患者の状態を十分に観察す ること。重
篤 な刺激伝導障害があ らわれた場合 には、適切 な処置 を行
い、その後の本剤投与 に際 しては継続的に心電図のモニ タリ
は、 自動車 の運転等危険 を伴 う機械 の操作 に従事 させ ない よ
う注意す ること。
*‡11)頭
頸 部癌、食道癌、血管肉腫、子宮頸癌、卵 巣癌 (C法)、胚
医療上の必要
細胞腫瘍 に本剤 を使用す る際には、関連文献 (「
性 の 高 い未承認薬 ・適応外薬検討会議 公知申請へ の該 当性
い
に係 る報告書」1)∼
等)を熱読す ること。
機序は不明 である
-3-
る放射線感受性増
加が認 め られてい
る。
の副 骨髄抑制等の予想
併用によ り骨髄抑lll等
作用が増強す るおそれがあ される扁U作用項 目
る。俳用療法 を行 う場合に が重複 している。
は、患者の状態を観察 しな
が ら、減量す るか又 は投与
間隔を延長す ること。
シス プラチ ン
1)llF用
時、本剤をシスプラ
チ ンの 後 に投 与 した場
合、逆 の順序で投与 した
が増強
場合 より骨髄抑ltl」
す るおそれがある。9F用
療法を行 う場合 には、本
剤 をシスプラチンの11に
投与す ること。
本剤 をシスプラチ
ンの後 に投 与した
場合、 パ クリタキ
2)併用により末梢神経障害
がお1強す るおそれがあ
る。併用療法を行う場合
には、患者の状態を観察
しなが ら、減量するか又
は投与間隔を延長するこ
末梢神経障 害が予
想 される‖J作用 と
して 重 複 して い
セルの クリアラン
スが低下 し、パ ク
リタキセルの血 中
濃度が 上昇す る。
る。
と。
ドキソルビシ ン塩 1)併用時、本剤を ドキソル 本剤 を ドキソル ビ
ビシンの前 に投与 した場 シンの前 に投与 し
合、逆 の順序で投与 した た場合、ド キソル
場合 より骨髄抑制が増強 ビシ ンのクリアラ
藤
す るおそれがある。'F用
療法を行 う場合 には、本
剤 を ドキソルビシンの後
に投与すること。
2)'F用により心毒性 が増強
す るおそれがある。併用
療法を行 う場合 には、患
者 の状態 をIJl察しなが
ら、減量するか又は投与
間隔を延長すること。
-219-
が、動 物 試 験 (マ
ウ ス)で 本剤 に よ
抗悪性腫瘍剤
す る使用上 の注意」の項参照)。
7)感染症、出血傾向の発現又は増悪 に十分注 意す ること。
8)投与初期又 は比較的低用量の投与 で も副作用があ らわれるこ
と力`
あるので、使用上の注意 に十分注意す ること。
9)小児及び生殖可能な年齢 の患者 に投与する必要がある場合に
は、性腺 に対する影響 を考慮す ること。
10)本剤 は無水 エ タノー ルを含有す るため、前投薬 で投与 される
ジフェンヒ ドラミン塩 酸塩錠 とアルコールの相互作用 による
中枢神経抑制作用 の増強 の可能性があ るので、本剤投与後 の
患者の経過 を観察 し、アルコー ル等 の影響が疑われ る場合 に
1)胸部への放射線照射 を俳
用 した場合に、重篤な食
道炎又は肺臓炎が発現 し
たとの報告がある。併用
す る場合 には、息者の状
態に注意 し、食道炎や肺
陰影等が出現 した場合に
は、本剤の投与及び放射
線照射を直ちに中止 し、
行うこと。
適切な処irtを
観察 しなが ら、本剤 を減
量す るか又は投与間隔を
延長すること。
5)発熱が高頻度 に起 こるので、観察 を十分 に行い、症状があ ら
われた場合 には感染に対する管理 を十分に行い、解熱剤投与
一
等 の適切な処置を行 うこと。発熱は 般に、投与開始後約 6
∼10日後にあ らわれ、 また、1ク ール ロの発現頻度が高 い傾
向にあ るので、十分注意す ること。
6)末梢神経障害 が高頻度に起 こるので、観察を十分 に行 い、症
状 (しびれ等)があ らわれた場合 には減量、休薬等の適切 な処
置を行 うこと。症状 は一般に、投与開始後約 3∼ 5日 後 にあ
らわれ、 また、使用が長期間にわたると発現頻度が高 くなる
用法 ・用量 に関連
傾向 にあるので、投与 は慎重に行 うこと(「
機序 ・危険因子
2)骨髄抑制等 を増強す るこ 骨髄抑制等の予想
作用りiH
とがあるので、併用する される‖じ
場合 には、患者の状態を が重複 している。
ングを行 うなど、患者 の状態を十分に観察する こと。
4)関節 痛 及 び筋 肉痛が高頻度 に起 こるので、観察 を十分 に行
い、症状があ らわれた場合には鎮痛剤投与等 の適切な処置 を
行 う こと。症状 は一 般 に、投与 開始 後 2、 3日 後 にあ らわ
れ、 また、早期のクー ル (1∼ 3ク ー ル ロ)よ り発現す る傾向
にあるので、十分注意す ること。
臨床症状 ・措置方法
ンスが低下 し、ド
キソル ビシンの血
中濃 度が 上 昇 す
る。
胆汁排泄の競合に
より、ド キソルビ
シン及びその代謝
物である ドキソル
ビシノールの血中
濃度が上昇す る。
薬 剤 名 等
臨床症状 ・措置方法
機序 ・危険囚子
こと。
(5)急
性呼吸窮迫症候群 :急 性呼吸窮迫症候群があ らわれるこ
とがあ るので、観察 を十分に行い、急速に進行する呼吸困
ビタ ミンA
併用により骨髄抑tu等の副 併 用 薬 剤 がP 4 5 0
アゾール系抗真菌剤 作用が増強するおそれがあ CYP2C8、 CYP3
ミコナゾー ル等 る。併用療法を行うJ//J合
に A4等 を 置t書 し、
マクロライド系抗生剤 は、恵者の状態をFlll察
しな パ ク リタキセルの
エリスロマイシン等 がら、減量するか又は投与
ステロイ ド系 ホル 間隔を延長すること。
モ ン剤
エ チ ニ ルエ ス ト
ラジオール等
難、低酸素症、両側性 びまん性肺浸潤影等 の胸部X線 異常
等が認 め られた場合 には投与 を中止 し、適切 な処置を行 う
こと。
代謝が11書され、
パ クリタキセルの
(6)b筋梗塞、うつ血悔 b不 金、心伝導障害、肺塞栓、血栓性
静脈炎、脳卒中、肺水腫 :心 筋梗塞、 うつ血性心不全、心
血 中濃度が上昇す
る。
伝導障害、肺塞栓、血栓性静脈炎、脳卒中、肺水腫があ ら
われることがあるので、観察を十分 に行い、異常が認め ら
れた場合 には投与 を中止す ること。
(7)難
聴、耳鳴 :難 聴、耳鳴があ らわれることがあるので、観
ジヒ ドロピ リジ ン
系 カル シウムチ ャ
ンネル プロ ッカー
ニ フェジピ ン等
察 を十分に行 い、異常が認め られた場合には投与 を中止す
ること。
侶》肖化冒壊死、'削ヒ管穿孔、:削ヒ管出血、消化管漬瘍 :消 化
シクロスポ リ ン
ベ ラパ ミルぶi藤凱1
キニ ジン硫酸塩 水
、消化管出血、消化管 潰瘍 があ らわれ
管壊死、消化管穿子し
ることがあるので、観察を十分 に行い、異常が認め られた
場合には投 与 を中止す るなど適切 な処置を行 うこと。
(9)重
篤 な腸炎 :出 血性大腸炎、偽膜性大腸炎、虚血性大腸炎
和物
ミダゾ ラム
フェナセチ ン
ラバ チ ニ ブ トシル
等があ らわれることがあるので、観察 を十分 に行い、激 し
い腹痛 ・下痢等があ らわれた場合 には投与 を中止 し、適切
な処置 を行 うこと。
⑩腸管閉塞、陽管麻痺 :腸 管閉塞、腸管麻痺 (食欲不振、悪
心 ・嘔吐、著 しい便秘、腹痛、腹部膨満あ るいは腹部弛緩
酸塩水和物
N―メ チ ル テ トラ これ らの薬剤 とのアル コー 本剤 はエ タノー ル
ゾー ルチオ メチル ル反応 ( 顔面潮紅、悪心、 を含有 して い るた
基 を有す るセ フェ 頻 l F t 、
多汗、頭痛等) を起 め。
ム系抗 生物 質
こすおそれがある。
セ フメノキ シム
及 び腸内容物 の うっ滞等)を来 し、麻痺性 イ レウスに移行
す ることがあるので、腸管閉塞、腸管麻痺があ らわれた場
合 には投与を中止 し、腸管減圧法等の適切な処置を行 うこと。
01肝機能障害、黄疸 :肝 機能障害、黄疸があ らわれることが
塩酸塩
セ フ オペ ラゾ ン
ナ トリウム
セ フブペ ラゾ ン
あるので、観察を十分 に行い、異常が認 め られた場合 には
投与 を中止す ること。
l121膵
炎 :膵 炎があ らわれ ることが あるので、観察 を十分に行
い、血清ア ミラーゼ値等に異常が認め られた場合には投 与
を中止するな ど適切 な処置を行 うこ と。
0急 性腎不全 :急 性腎不全があ らわれることがあるので、観
察 を十分 に行 い、BllN、血清 ク レアチ ニ ン、 ク レアチ ニ
ン ・クリアラ ンス値等 に異常が認 め られた場合 には投与 を
ナ トリウム
セ フ ミノクスナ
トリウム水和 物
セ フメタゾ ー ル
ナ トリウム
ラタモキセ フナ
トリウム
メ トロニ ダゾー ル
中止す るなど適切 な処置を行 うこと。
00中毒 性表皮壊 死融解症 (Toxic Eplderma:Necrolysis:
丁EN)、 皮膚粘膜眼症候群(Stevens‐ 」ohnson症 候群):
.副作用
本剤 は使用成績調査等 の副作用発現頻度が明確 となる調査 を実
施 して い ない。
1)重大な副作用 (頻度不明)
(1)ショック、アナフィラキシー様症状 :シ ョック、アナフイ
ラキシー 様症状 を起 こす こ とがあるので観察 を十分 に行
い、呼吸困難、胸痛、低血圧、頻脈、徐脈、潮紅、血管浮
中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群があ らわれるこ
とがあるので、観察 を十分に行い、異常が認め られた場合
には投 与 を中止 し、適切な処置を行 うこと。
0播 種性血管内凝固症候群(D:C):播 種性血管内凝固症候群
(DIC)があ らわれるこ とがあるので、観察 を十分 に行い、
血 小板数、血清FDP値 、血漿 フィプ リノゲ ン濃度等 の血
液検査に異常が認め られた場 合には投与 を中止 し、適切な
処置 を行 うこと。
腫、発汗等の異常が認め られた場合には投与 を中止 し、適
切 な処置 を行 うこと。
(2)自
血球減少等の骨髄抑制 :白 血球減少、好中球減少、貧血
(ヘモグロビ ン減少、ヘマ トク リッ ト値減少、赤血球減少
等)、血小板減少 、汎血球減少等があ らわれ ることが ある
ので、末梢血液の観察を十分 に行 い、異常が認め られた場
合 には、減量、休薬等適切な処置を行 うこと。 また、骨髄
抑制 の持続 によ り、感染症 (尿路感染、上気道感染、敗血
症、帯状疱疹、肺炎等)の併発が報告 されている。
2)その他の副作用
(3床梢神経障害 、麻痺 :し びれ等の末梢神経障害、麻痺 、片
麻痺、不全麻痺があ らわれることがあるので、 このよ うな
症状があ らわれた場合には、減量、休薬等適切 な処置 を行
うこと。
)間
に 質性肺炎、肺線維症 :間 質性肺炎、肺線維症があ らわれ
ることが あるので、観察を十分に行い、発熱、咳嗽、呼吸
困難及び胸部X線 検査異常等が 認 め られた場合 には投与 を
中止 し、副腎皮質ホルモ ン剤 の投与等 の適切 な処置を行 う
-4-
-220-
頻度不 明
週 敏 症注) 発疹、発赤
循 環
器
低血圧、不整脈、頻脈、徐脈、期外収縮、高血圧、
心悸充進、心電図異常、心房細動、心室細動、心肥
大、狭心症
,肖 化
器
悪心 ・嘔吐、下痢、食欲不振、国内炎、便秘、消化
不良、鼓腸放屁、胃炎、腹部膨満感、直lll疼
痛、喋
下障害、歯肉炎、直腸障害、日唇炎、舌苔、歯肉痛
肝
臓
A S T ( G O T ) 上 昇、A l ‐
P 上昇、L D H 」昇、A L T ( G P T )
上昇、 ビリルビン上昇
││lll口
││ lllllll
9.そ の他の注意
1)他社製剤 において、重篤 な間質性 肺炎等 の肺 障害 の発現 率
は、休薬期 間が承 認用法 の 3週 間以上 の症例 で は0.27%で
電解質異常、BUN上 昇、ク レアチ ニ ン上昇、蚤 白
血尿、尿失禁、尿閉、出血性勝洸炎
尿、排尿困14L、
あったが、3週 間 よ り短かった症例では1.41%で あった とさ
れている。
2)放射線療法 に関連 した照射部位の皮膚異常 を発現 した既往の
あ る患者に本剤 を投与 した場合、同部位 に同様の皮膚異常 を
脱毛、斑状丘疹性皮疹、強皮症様変化、癌痒、皮膚
疾患、爪の障害、皮膚潰瘍、専麻疹、皮膚炎、色素
沈着、皮膚乾燥、表皮剥離、皮膚腫脹、爪変色
めまい、不眠、不安、 うつ病、傾眠、思考異常、振
戦、失神、激越、神経学的疾患、痙撃、運動失調、
健忘症、緊張低下、意識障害、寡動、言語障害、緊
張先進、精神 症 状、諸妄、眼振、不随意運 動、頃
声 、気分変動
Radiation recal現
象」が認め ら
再発す るといった、いわゆる「
れた との報告がある。
3)本剤 と他の抗悪性腫瘍剤や放射線療法 を併用 した患者で、急
性 自血病、骨髄異 形成症候群 (MDS)が 発生 した との報告が
ある。
暗点、搬
錯、味覚喪失、視力異常、限疾患、結
1莫
炎、耳痛、眼痛、霧視、流涙増加、眼精疲労、飛
1血、光視症
蚊症、眼乾燥、角膜炎、舌異常感、結膜口
薬 効 薬理】
【
頭不決感
呼吸困難、低酸素症、咳増加、略痰増加、1因
パクリタキセルはタキサ ン化合物である。 タキサ ン化合物は微小管 を
形成するチュプ リンの重合 を促進 して微小管 を過剰形成 。安定化 させ、
無力症、腹痛、倦怠感、頭痛、浮腫、疼痛、 インフ
ルエ ンザ様症候群、lll部
腫脹、さむけ、体重増加、
脱重合を抑制す ることによって細胞分裂を阻害 し、抗腫瘍効果を発揮
す る。
体重減少
有効成分に関する理化学的知見】
【
一般名 パ ク リ タキ セ ル ( P a c l i t a x e l )
化学名
発熱、潮紅、胸痛、出血、注射 部 反応、末梢性浮
腫、総蛋自減少、アルプミン減少、骨盤痛、発汗、
吃逆、日渇、不 正 出血、無 月経、注射都痛 、酪酎
(―)―(lS,2S,3R,4S,5R,7S,8S,10R,13S)-4,10Diacetoxy‐ 2-benzoyloxy-5,20‐ epoxy-1,7-dihydroxy-9oxotax‐11-en-13‐ yl(2R,3S)‐ 3‐benzoylamino‐ 2‐hydroxy―
感、高血糖、低血糖、脱水
3-phenylpropionate
H51NO“
分子式 C 4 ア
注)投与を中止すること。
5.高 齢者への投与
高齢者では一般に生理機能が低下 していることが多 く骨髄抑制
分子量 8 5 3 . 9 1
等があ らわれやす いので、用量並びに投与間隔に留意 し、頻回
に臨床検査 (血液検査、肝機能検査、腎機能検査等)を行 うな ど
して注意すること。
6.妊 婦、産婦 、授乳婦等への投与
1)妊婦叉は妊娠 して い る可 能性 のあ る婦人 には投与 しない こ
〕
と。〔
動物実験 (ラッ ト)で催奇形作用が報告 されている。
2)授乳 中の婦人 には、授乳 を中止 させ ること。〔
動物実験 (ラ ッ
へ
いる
の
されて
。
〕
ト)で乳汁中
移行が報告
0
‖
CH■C― (
構造式
家 た1 1 , 」
:、
191F
li:―
:
〈
[二
ヽ
性 状
パ クリタキセル は自色 ∼徴黄 白色 の粉 末であ る。 アセ トニ ト
リル、メ タノー ル 又はエ タノー ル ( 9 5 ) にやや溶 けやす く、水
にほ とん ど溶 けない。
7.小 児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児 、幼児又は小児 に対す る安全性 は
確 立 していない (使用経験 が ない)。
8.適 用上の注意
1)調製時 :
(1)本
剤は 5%ブ ドウ糖注射液及び生理食塩液 を除 く他 の薬剤
とは混注 しないこと。
(2)本
剤は細胞毒性 を有す るため、調製時には手袋 を着用する
ことが望 ましい。皮膚 に薬液が付着 した場合は、直 ちに多
量の流水でよ く洗 い流す こと。
(3)調
製時 に、注射針に塗布 されているシ リコー ン油 により不
溶物を生 じることが ある。調製後に薬液中 に不溶物 がない
か目視で確認す ること。不溶物が認め られた場合は使用 し
ないこと。
2)投与経路 :必 ず点滴静脈内投与 とし、皮下、筋肉内 には投与
しないこと。
3)投与時 :
脈内投与 に際 し、薬液が血管外に漏れると、注射部位 に
(1)静
硬結 ・壊死 を起 こす ことが あるので、薬液が血管 外 に漏れ
【
取扱い上の注意】
・取扱 い上の注意
1.本 剤は輸液 と混和 した後、できるだけ速やかに使用す ること。
2.包 装開封後 もパ イアルを箱に入れて保存すること。
3.調 製時には手袋を着用す ることが望 ま しい。皮膚に薬液が付着
した場合は、直ちに多量の流水でよく洗い流すこと。
・安定性試験
バ イアルに充てん した ものを用 いた長期保存試験 (25℃60%RH、 3
年間)の結果、通常 の市場流通下にお いて 3年 間安定である ことが
7)
確認された。
包 装 】
【
パクリタキセル注射液 301Dg「
サヮイ」:1バ イアル
パクリタキセル注射液100mg「
サワイ」:1バ イアル
パクリタキセル注射液150mg「
サワイ」:1バ イアル
ないように投与す ること。 また、以前 に同反応を発現 した
注射部位 とは異 なる部位 に本剤 を再投与 した場合、以前の
Recall
注射部位 に同反応 を再 発す る といった、 い わゆ る「
られたとの報告がある。
が認め
現象」
(2沐剤 は、輸液 に混和後、で きるだけ速やかに投与す ること。
-5-
-221-
*華・
主要文献
主要文献及び文献請求先】
【
1)医療上の必要性 の11い未承認薬 ・逮応外薬検討会議 公知申請へ の
該当性 に係る報告書 :パ クリタキセル(頭頭部癌)
2)医療上の必要性の高い未承認薬 ・適応外薬検討会議 公知中請へ の
該当性 に係る報告書 :パ クリタキセル(食道癌)
3)医療上の必要性 の高い未承認薬 ・適応外菜検討会議 公知申請へ の
該当性 に係る報告書 :パ クリタキセル(血管肉腫)
4)医療上の必要性の高い未承認薬 ・適応外築検討会議 公知申請へ の
該当性に係 る報告書 :パ クリタキセル (子宮頭癌)
5)医療上の必要性の高い未篇 認菜 ・適応外薬検討会議 公知申請へ の
該当性 に係る報告書 :パ ク リタキ セル ('F巣癌の過 1回 投与 の用
法 ・用量の追加)
6)医療上の必要性 の高い未承認薬 ・適応外薬検討会議 公知申請へ の
該当性 に係る報告書 :パ クリタキセル (再発又は難治性 の胚細胞腫
場)
7)沢非製薬 (株)社内資料 [安定性試験]
・文献請求先 〔
主要文献 (社内資料 を含む)は下記にご請求下 さい〕
沢井製薬株式会社 │べ業lfll市
報 センター
〒532‐
0003大 阪市淀川区宮原 5丁 目2■0
TEL:0120-381-999
FAX:06-6394-7355
製造販売元
沢丼製薬株i t 会社
大阪市淀川区宮原 5丁 目 2‐30
K10A120908
-6-
-222-
(報道発表用)
1
販 売
名
① ロイナーゼ注用 5000
② ロイナーゼ注用 10000
2
一 般
名
L¨ア スパ ラギナ ーゼ
3
申 請 者 名
協和発酵 キ リン株式会社
4
成 分 ・分 量
アスパラギナーゼを 5,000K.U.含
有する凍結乾燥製剤
①l瓶 中にL‐
ー
アスパ ラギナ ゼを 10,000K.U.含
有す る凍結乾燥製剤
②l瓶 中にL―
煮
(静脈 内投与)通 常,1日 量体重 l kgあた り50∼200K単 位 を連 日または隔 日に′
滴 で静脈 内に注入す る。
年齢 ,全 身状態 によ り適宜増減す る.
5
用 法 ・用 量
(筋肉内投与)通 常,1日
1回 体表面積 l m2ぁ た り10型Ш奎帥難ノ
型塾週ヒ重 左
は1日1回体表 面積 l m2ぁ た り25000K単 位 を週 1回 ,筋 肉内 に注入 す る.な お
患者 の 状 態 に よ り適 宜減ず る.
(下線部 は今 回変更又 は追加)
6
効 能 。効 果
7
備
考
急性 白血病 (慢性 白血病の急性転化例を含む),悪 性 リンパ腫
添付文書 (案)を 別紙 として添付
-223-
別紙
※※201●年●月改訂 (用法 ・用量追カロ、下線部分)〈第 7版 〉
※2009年10月改訂 (薬事法改正に伴 う 「
指定医薬品」の規制区分の廃止)
貯 法 :冷 所保存
使用期限 :包 装に表示の期限内に使用すること
抗悪性腫瘍酵素製剤
※
を
ん
秀
医
薬
品・]
1配
ロイナーゼ①注用 5000
ロイナーゼ⑪注用 10000
LEUNASE。 :可●ctiOn
注射用アスパラギナーゼ
*注 意―医師等の処方せんにより使用すること
※※ 【 警
告
】
は、緊急時に十分対応できる医療施設において、造血器悪性
本斉」
腫 瘍 の 治 療 に対 して 十 分 な知 識 ・経験 を持 つ 医 師 の も とで 、本 斉J
の投 与 が
につい て の
こ と^ ■ た
こよ る治 療 開始 に 先 立 ち 、患 者 又 は そ の家 族 に有
に 効性及び
険性 を十 分 に説 明 l ン
、 同音 を得 てか ち枠 卑 を 開 始す る こ と^
本剤 の成 分 に対 し重 篤 な過敏 症 の既 往 歴 の あ る患者
組成 ・性状】
【
1.組 成
ロイナ ーゼ 注 用 5000、 ロイナ ーゼ 注用 10000は 、1瓶 中に次 の成
分を含有す る、用時溶解 して用いる注射製剤 である
有効成 分
ロイ ナ ー ゼ
注用 5 0 0 0
名
L ―ア スパ ラギナ
ー ゼ 凍 結 乾燥 品
5000K.U.
ロイナ ー ゼ
注用 1 0 0 0 0
10000K.U.
アスパ ラギ ンを3 7 ℃で分解 し、1 分間
( l K . U . はロイナ ーゼが L ―
l e のp l H 3発生する時
の量 とす る。)
にl p m 。
を
ロイナ ー ゼ
涯ヒ月]5000
ロイナ ー ゼ
週L月
ヨ10000
10000K.U。主ヒ
21700AMX00049
21700AllX00051
薬価収 裁
2005年 12月
2005`手 12月
販売 開始
1 9 7 1 年9 月
1 9 7 1 年9 月
※ ※
用 法 追 カロ
201● 年●月
2 0 1 ●年 ● 月
※ ※
警告設 定
201● 年●月
201● 年●月
1)'υ
※※く用法 ・用量 に 関連 す る使用 上 の注意〉
l . 静脈内投与時は、最初に2 ∼5 m L の日局注射用水により溶解 し、
そ の 溶液 を更 に補液 で200∼500mLに 希釈 して使 用す るこ と。
2.筋 肉 内投与時 は 、本剤 5000K.U.あた り日局 注射用 水 又 は5%ブ
ドウ糖液 0.5∼ 1.OmLに溶解す る こ と。
3.日 局 生理食塩 液 で 直接溶解す る と塩析 の た め 自濁す る こ とが │
あ る ので 、 日局生理食塩液 での溶解 は避 け るこ と。
│
【
使用上の注意】
【
禁忌( 次の患者には投与 しないこと) 】
品
5000K.U.こ
と
承認番 号
自色 の 粉 末 又 は
多孔質 の軽 い 塊
(凍結 乾燥製剤 )
:結晶 の 状態 で は熱 、pH、光等 に対 して
水溶液 の 安定 なpH域 は6.0∼8.5で あ る。
【
効能 口効果 】
急性 自血病 (慢性 自血病 の急性 転化例 を含 む)
悪性 リンパ 腫
※※ 【
用法 口用量】
(静脈内投与)通 常、 1日量 体重lkgあた り50∼200K.U.を連 日ま
たは隔 日に点滴 で静脈内に注入す る。
年齢、全身状態 によ り適宜増減する。
(笠内内投与)通 常、 1日1回体表面積 lm2ぁた り10000K.U.を週3
回、または1日1回体表面積 lm2ぁた り25000K.U.を週1回、筋肉内
に 注入す る。 なお、患者 の状態 により適宜減 ず る。
(溶液調製法)
「
用法 ・用量に関連す る使用上 の注意」 の項参照
…225-
,
1.慎 重 投与 (次の患者 に は慎 重 に投 与す る こ と)
1)膵炎 又は膵 炎 の既 往 の ある患者 [膵炎 が再発 した り悪化 す
るおそれ が あ る。]
2)肝 障害 の あ る患者 [高ア ンモ ニ ア血症 が あ らわれや す い。]
3)腎障害 の あ る患者 [高窒素 血症 があ らわれ るこ とが あ る。]
4)骨 髄機 能 抑制 の あ る患者 [骨髄機能 を よ り強 く抑制す るお
それ が あ る。 ]
5)感 染症 を合併 してい る患者 [骨髄機 能 抑 制 に よ り感 染症 を
悪 化 させ るおそれ があ る。 ]
6)水痘 患者 [致命 的 な全身 障害 があ らわれ るおそれ が あ る。]
2.重 要 な基本 的注意
1)脳 出血 、脳 梗 塞 、肺 出 血等 の 重篤 な凝 固異 常 が起 こ る こ と
が あ るの で 、投 与 中は頻 回 にフ イブ リノ ー ダ ン、 プ ラ ス ミ
ノ ーゲ ン 、AT―Ⅲ 、 プ ロテイ ンC等の検 査 を行 い 、異 常 が認
め られ た場 合 には休 薬又 は投与 を中止 す るな ど適切 な処置
を行 うこ と。
2)重篤 な急 性 膵炎 が起 こるこ とが あるの で 、本剤投与 中は患
者 の状 態 を十 分 に観 察 し、腹痛 、嘔 吐 、 ア ミラー ゼ 等 の膵
酵 素 の上 昇 等 の症状 が あ らわれ た場 合 には投与 を中止 し、
適 切 な処置 を行 うこと。
ま た、重篤 な糖尿病 が起 こるこ とが あ るので 、本剤 投与 中
は患者 の 状 態 を十 分 に観 察 し、 口渇感 、多飲 多尿等 の症状
が あ らわれ た場合 には休 薬又 は投与 を 中止 し、適切 な処置
を行 うこ と。
3)骨 髄機 能抑 制 等 の重篤 な副作用 が起 こ るこ とが あ るので 、
頻 回 に臨床検 査 (血液検査 、肝機能 ・腎機 能検査 等)を 行
うな ど患者 の 状態 を十分 に観 察す る こ と。 異常 が認 め られ
た場 合 に は減 量 、休薬 等 の適切 な処 置 を行 うこ と。 また使
用 が長期 間 にわた る と副作用が強 くあ らわれ 、遷延 性 に推
移 す るこ とが あ るので、投与 は慎重 に 行 うこと。
4)感 染症 、 出血傾 向 の発 現又 は悪化 に十 分 注意す るこ と。
5)ガヽ
児 では副 作用 の発現 に特 に注意 し、慎 重 に投与す る こ と。
6)小 児及 び 生殖 可能 な年齢 の患者 に投 与す る必要 が あ る場合
に は、性 腺 に対す る影 響 を考慮す る こ と。
※※2過 去に抗生物質等の筋肉内注射により、筋拘縮症が発現し
た との事 例 が 報告 され てい るので 、筋 肉 内注射 に際 して は
適 用 上 の 注意 を守 り、十分 に注意す る こ と。 (「適 用 上 の
注 意 」 の項 参照)
※※8)急 性 白血病 及 び悪性 リンパ 腫 に本剤 の 筋 肉内投与 を行 う際
には、関連文献 (「医療上 の必 要性 の 高 い未承認薬 ・適応
外薬検討会議 公 知 申請 へ の該当性 に係 る報告書 :L―ア ス
パ ラギナ=ゴ (急性 白血病及び悪性 2と が厘の笠肉白注射
に関す る用法 ・用量の追加)1等 )を 熟読す ること^
(※3.副 作用
静 脈 内投 与 の 承認 時 188例 にお け る副 作用 及 び 臨床 検 査値 異
常 の発 現例 は128例 (発現率 68.1%)で あ っ た。 また静脈 内投
与 の承 認 時及 び 1976年5月 1日 ま での 副作用 頻度調査 を含む調
査対 象例 302例の主 な副 作用 は嘔気 103件 (34.1%)、嘔 吐89件
(29.5%)、食 欲不振 63件 (20.9%)、発熱 43件 (14.2%)、高
ア ンモ ニ ア血症 12/96(12.5%)、 シ ョック6件 (2.0%)等 で あ
った。
1)重大 な副作 用
(1)ショック、ア ナ フ ィ ラ キ シー 様 症 状 が あ らわれ ることが あ
る ので 、観 察 を十分 に行 い 、葦麻疹 、血 管浮腫 、悪寒 、嘔
吐 、呼吸 困難 、意識 混 濁 、痙攣 、血圧 低 下等 の症状 が あ ら
われ た場合 には 直 ち に投 与 を中止 し、適切 な処置 を行 うこ
と。
(2)脳出血 、脳 梗塞 、肺 出 血 等 の 重篤 な凝 固異 常 (フィブ リノ
ー ゲ ン減少 プ ロ トロ ン ビン
、
減少 、プ ラス ミノー ゲ ン減少 、
AT―Ⅲ減少 、プ ロテイ ンC減 少 等)が あ らわれ る こ とがあ る
ので 、頻 回 に検 査 を行 うな ど観 察 を十分 に行 い 、異常 が認
め られ た場 合 に は休 薬 又 は 投 与 を 中止 す るな ど適 切 な処
置 を行 うこ と。
(3)重篤 な急性 膵炎 が あ らわれ る こ とがあ るので 、観 察 を十 分
に行 い 、腹痛 、嘔 吐、ア ミラー ゼ 等 の 膵酵 素 の上 昇等 の症
状 が あ らわれ た場合 には投 与 を中止 し、適切 な処置 を行 う
こ と。
また、膵 内 分泌機 能障 害 (膵ラ ングル ハ ンス 島炎 )に よ る
糖 尿病 が あ らわれ る こ とが あ るので、観 察 を十 分 に行 い 、
口渇感 、多欽 多尿等 の症 状 が あ らわれ た場 合 には休薬又 は
投 与 を中止 し、適切 な処置 を行 うこ と。
(4)意識 障 害 を伴 う高 ア ンモ ニ ア血 症 が あ らわれ る こ とが あ
るので 、定期 的 に検査 を行 うな ど観 察 を十 分 に行 い 、異 常
が認 め られ た場 合 に は休 薬 あ る い は投 与 を 中止 す るな ど
適切 な処置 を行 うこ と。
(5)昏睡 、意識 障 害 、見 当識 障 害等 の症状 が あ らわれ る こ とが
あ るので 、観 察 を十分 に行 い 、異 常が認 め られ た場合 には
休 薬 あ るい は投 与 を 中止 す るな ど適 切 な処置 を行 うこ と。
(6)肝不全等 の 重篤 な肝 障害 が あ らわれ る こ とが あ るので、肝
機 能検査 を行 うな ど患者 の状 態 を十分 に観 察 し、異常 が認
め られ た場 合 には投 与 を 中止 し、適切 な処置 を行 うこ と。
(7)広範 な脳 の器 質 的障 害 を来 し、死 亡 した症 例 が あ る。
発熱
そ の他
4.高 齢者 へ の投 与
高齢者 で は生理 機 能 が 低 下 してい る こ とが 多 く、特 に肝 障害
が あ らわれや す い の で 、用量 に留意 して患 者 の 状態 を観 察 し
なが ら慎 重 に投与 す る こ と。
5.妊 婦 、産 婦 、授乳 婦 等 へ の投 与
1)妊婦 又 は妊 娠 して い る可能性 の あ る婦人 には投 与 しない こ
とが望 ま しい。 [動物 実験 (マウス及 び ラ ッ ト)で 脳 ヘ ル
ニ ア 、胸 椎及 び肋 骨 異 常、化骨化 遅延等 が 報告 され て い る
3)。
5 % 以上
6 . 小 児 等 へ の投 与
「
重要 な基本 的注 意 」 の 項 5 ) 6 ) 参照
※※ 7 . 適 用上 の 注意
1 ) 投与 時
血 小板減少
肝臓
月
月
旨Ll」
干
投 与部位
貧血
肝機 能 障害
浮腫 、
高窒素 血症
腎臓
精神
神経 系
頻度 不 明
発疹
血液
消化 器
0 . 1 ∼5 % 未 満
蛋 白尿 、
利 尿不全
食欲不振 、
悪 心、嘔 吐、
下痢
倦 怠感
]
2 ) 授乳 婦 に投 与す る場 合 には 、授 乳 を中止 させ る こ と。 [ 授
乳 中 の投 与 に 関す る安 全性 は確 立 していない。 ]
2)その 他 の副 作 用
下記 の よ うな副作 用が あ らわれ る こ とが あ るので 、観 察 を
十分 に行 い 、異常 が認 め られ た場合 には減 量 ・
休薬 等 の適切
な処置 を行 うこ と。
過敏症
血 管 痛 、耐 糖
能 異 常 、 高脂
血 症 、唾 液 腺
炎 、耳 下腺 炎
傾 眠 、不安 、
頭痛
投 与部位 反応
( 硬結 、疼痛 、
出血 、 血 腫 、
膿 瘍 等)
…226-
(1)皮
内反応試験 [ショックがあらわれるおそれがあるので、
本剤投与に先立って実施す ることが望ま しい。]
[本剤 5000K.U.を日局注射用水2mLで溶解後、日局生理食塩
液 にて全 量5mLとす る。 この うち0.lmLを注射筒 で分取 し、
日局生理食塩液で全量lmLとした後、 この0.lmLを皮内注
射す る (投与量 :10K.U.)。
。
皮内注射後15∼30分間異常がないこ とを確認す る。]
(2)溶解後速やかに使用す ること。
(3)筋肉内注射にあたっては、組織 。ネ
申経な どへ の影響 を避 け
るため、下記 の点に注意すること。
①同一部位 へ の反復注射は行わ生い こ と⊆特に平L児、
幼児 、
小児には注意す ること。
②神経走行 部位 を避 けること。
した とき、
③注射針をFll入
神経に当たつた と思われ るよ う
な激痛を訴えた場合は直 ちに針 を抜 き、部位 を変 えて注
射す ること。
④注射器 の内筒 を軽 くひ き、
血波の逆流⊇主
ないこ とを確か
めて注射す る こ とQ
⑤本剤 の投与液量及び患者 の状態を考慮 した上で 、必要に
応 じて複数箇所 へ分割投与す ること。
2)投与経路
点滴静注又は筋肉内注射 にのみ使用すること。
3)その他
本剤 は諸外国で製造 ・
使用 されている他 のL―アスパ ラギナ ー
ゼ製剤に比 べ生 体内活性が高 いとの報告Dが あるので、海外
の治療法を参考に使用す る場合には、投与量に留意す ること。
主要文献及び文献請求先】
※※ 【
薬物動態】
【
1.血 中濃度0
リンパ 肉腫患者にL―アスパ ラギナ ーゼ1回量 11000K.U.(200K.U./kg)
を6日間連続静脈 内注射 した場 合 の血 中濃度推移は下図の とお りであ
る。
文 献請 求 No.)
〈主要文献 〉
〈
10000K.U)溶解後の安定性
1)社内資料 :土屋智子,他 ;ロイナーゼ注〈
安定性試験
2)社内資料 :三浦重三,他 ;ロイナーゼ注溶解後の追カロ
血●濃度
3)大黒友路,他 :山 口医学,18,(2,3),271,(1969)
4)土屋 純 ,他 :臨床検査,32,(2),205,(1988)
5)NoTak-Oottl U.,et al. :Haematologica,81,127,(1996)
6)藤田 浩 ,他 :癌 と化学療法,1,(2),215,(1974)
7)根岸嗣治,他 :応用薬理,4,(4),593,(1970)
8)山田一正,他 :最新医学,25,(5),1064,(1970)
9)蓑島 章 ,他 :小児科,11,(1),81,(1970)
10〉
長村重之,他 :癌の臨床,16,(10),1032,(1970)
11)Kidd 」 G :Recent Results in Cancer Research
Experimental and Clinical Effects of L Asparaginase
Verlag, P. 3, (1970)
Springer―
2.分 布 (参考 :ラ ッ トでのデー タ)つ
ラッ トにL―アスパ ラギナ ーゼ2500K.U./kgを
静脈 内注射15分後の主要
組織内濃度を測定 した ところ、肝1蔵>牌 臓 >肺 >腎 臓 >胃 >小 腸 の順
での分布 が認 められた。
3.排 泄 (参考 :ラ ッ トでのデー タ)つ
100000K.U./kg)静
アスパ ラギナ ーゼ を大量 (50000∼
ラ ッ トにL―
脈内
注射 した場合 、
投与後24時間以内 の尿に投与量の0.014∼0.032%しか回
収 されず 、
尿 中へ活性体 のまま排泄 されることは極めて少な い。なお、
少量投与では尿中に活性は検出 されなかった。
10
臨床成績】0 ∼
【
国内36施設 において、主 として造血器腫瘍を対象に行われた臨床試験の
成績概要は次 のとお りである。なお、効果判定には木村 らの急性 自血病
の治療効果判定基準、悪性 リンパ腫 の治療効果判定基準及び各施設毎 の
判定基準に基づ き、完全寛解例、部分寛解例 を有効例 として算出した。
種 男lJ
病 型名
急 性 白血 病
44.4%(4/9)
ホジキン氏病
重
悪性 リンパ 月
く文 献 請 求 先 ・製 品 情 報 お 問 い合 わ せ 先 〉
主 要 文献 に記 載 の 社 内資 料 に つ きま して も下記 に ご請 求 下 さい。
協 和 発 酵 キ リ ン株 式 会 社 く す り相 談 室
〒100-8185 東京都千代 田区大手町16-1
ータ・
イ
ヤル0120-850-150
電話 03(3282)0069 フ リ
FAX
03 (3282)0102
受付時間 9 : 0 0 ∼1 7 : 3 0 ( 土。日 ・祝 日を除く)
75.0%(51/68)
40.8%(29/71)
そ の他
細網 肉腫
リンパ 肉腫
計
011-347
12)Burchenal 」. H., et al. : Recent Results in Cancer
Research Experimental and Clinical Effects of
011-349
L Asparaginase Springer― Verlag, P.102, 〈 1970)
13)PattersOn 」r M. K. : Recent Results in Cancer
Research Experimental and Clinical Effects of
011-350
L Asparaginase Spriiger― Verlag, P.22,(1970)
14)Broonle .」 D : Recent Results in Cancer Research
Asparaginase
Experinlental and Clinical Effects of L―
011-348
Springer―Verlag, P.15, (1970)
有効 率
リンパ性 白血病
骨髄性 白血病
001-404
015-461
013-015
002-454
001-419
002-449
002-442
002-447
36.4%(4/11)
53.8%(7/13)
68.9%(13/19)
56.5%(108/191)
【
薬効 薬理】
10
1.抗腫瘍性 10∼
マ ウスの リンパ芽球腫L5178Y、マ ウスの リンパ腫 6C3HED、ラッ トの肉
月
劃 alker 256等 に抗腫瘍性 を示す。
2.作用機序8)10
血中のL―アスパ ラギ ンを分解 し、アスパ ラギン要求性腫瘍細胞を栄養
欠乏状態 にす ることによ り抗腫瘍効果を発揮す る。
【
有効成分に関する理化学的知見】
321のア ミノ酸か ら成 るサブユニ ッ ト4つで構成 され る蛋白質
一般名 :L―アスパ ラギナーゼ L―Asparaginase
方法 による)
分子量 :141,000(Yhantisの
性 状 :柱 状あるいは針状 の単斜 晶型に属す る白色の結晶
溶解性 :水 に極めて溶 けやすいが 、メタノール 、アセ トン又はクロロホ
ル ムにはほ とん ど溶 けない。
【包装 】
ロイナ ー ゼ 注用5 0 0 0 : 1 瓶
ロイナ ー ゼ 注用 1 0 0 0 0 : 1 瓶
協 和発 酵 キ リン株 式会社
東京都 千代 田区大手町 16-1
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