Comments
Description
Transcript
点付け施工 [壁面工法]
施工方法 点付け施工 アーストン裏面にエポキシ樹脂系接着剤を点状に盛り付け、面調節をしな がら施工していく工法です。面外への倒れ防止のため、 アーストン上部およ び側面には速硬性セメントまたは速硬性エポキシ樹脂系接着剤を用いて 仮固定します。 〈適用石材〉 矩形、乱形、エレガントマーブル、 ライムストーン、mabストーン、エレガント グラニット、チャイナグラニット、 日本の銘石(大谷石)、 スレート 〈注意点〉 :内壁のみに適用されます。 :矩形・乱形の施工高さは3mまでとしてください。 :仮並べを行い、面として見てからの施工をお願いします。 :接着剤の混練不良がある場合は、使用条件によってシミが発生する場合 があります。十分に混練してください。 :接着剤によるシミの防止を図るために、裏面およびコバ面シーラー処理を 施してください。 シーラーはアーストンシーラー (ESK-SINA/T) をおすすめし ます。 :目地幅はエレガントマーブル・エレガントグラニット・チャイナグラニット・ ライムストーン・mabストーンが3mm以上、 日本の銘石が5mm以上、矩形・ 乱形・スレートが6mm以上を目安としてください。 :接着剤の盛り付け方は図を参照してください。上段への積上げは、仮固定 用接着剤が硬化した後に行ってください。 :目地詰めの際は事前に幅広テープなどでアーストンを養生してからの施工 をおすすめします。 目地跡が残る場合があります。 また、 目地材が乾燥する 前に丁寧に拭き取ってください。 としてください。 :乱形の目地材は現場調合目地(セメント:砂=1:2) :磨き品は面段差があると目立ちますので、十分面調整を行なってください。 :施工前、施工後の酸洗いは絶対にしないでください。 :目地材は目地詰め後直ちに拭き取ってください。また目地材は共色の目 地をおすすめします。 [壁面工法] 仮固定用接着剤 コンクリート躯体 アーストン エポキシ樹脂系 接着剤 仮固定用接着剤 スペーサー(目地棒) 点付け施工 概略図 仮固定用接着剤 モルタル下地 エポキシ樹脂系接着剤 300角、400角の場合 1∼3 点付け施工 断面図 600角の場合 300×150角の場合 点付けの方法 ※ボード下地の例は「アーストン技術資料(タ-ES111-10) 」 をご参照ください。 矩形(くけい) 施工上のご注意 ●層状に剥離した空隙が存在する場合には、 施工時に強制的に剥がしてください。 ●表面に凹凸がありますので、塗り目地後は直ちにスポンジで拭き取りくだ さい。 乱形 施工上のご注意 ●突きつけ目地・空目地施工はしないでください。剥離やカケの原因になります。 ●接着面の汚れ・石粉・泥等を落としてから施工いただけるようお願いします。剥離の原 因になります。 ●層状に剥離した空隙が存在する場合には、 施工時に強制的に剥がしてください。 ●酸に弱い石種の壁面への施工は一本目地を推奨します。 ●目地幅の取り方により、㎡あたりの必要数が変化します。 ●目地幅が15mmを超える場合は、セメント:砂比が1:2の現場調合目地をご 使用ください。 エレガントマーブル 施工上のご注意 ●白系大理石の場合、下地躯体面から異質物がシミ出すと大変目立ちますの で、施工の際は裏面シーラー処理を施すことをおすすめします。 ●大理石はやわらかい素材ですので、過度の叩き押さえにより石材が破損する 場合があります。 ●アーストン リビングセレクションのP/N11・P/N37は、壁には使用できません のでご承知ください。 ライムストーン 施工上のご注意 ●下地躯体面から異質物がシミ出すと大変目立ちますので、施工の際は裏面 シーラー処理を施すことをおすすめします。 mabストーン 施工上のご注意 ●水が浸入しやすい場所へ施工する場合は、下地側で防水処理を必ず行って ください。 ●アーストン リビングセレクションのP/N2212とP/N2217は、壁には使用でき ませんのでご承知ください。 エレガントグラニット 施工上のご注意 ●アーストン リビングセレクションのP/N138は、壁には使用できませんのでご 承知ください。 チャイナグラニット 施工上のご注意 ●アーストン リビングセレクションのP/N764は、壁には使用できませんのでご 承知ください。 スレート 施工上のご注意 ●表面に凹凸がありますので、塗り目地後は直ちにスポンジで拭き取りくだ さい。 ●層状に剥離した空隙が存在する場合には、 施工時に強制的に剥がしてください。 149