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審査登録機関として - 一般社団法人日本能率協会

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審査登録機関として - 一般社団法人日本能率協会
管理№:AA 文書№:215
制定日:94.12. 1
版数:24
倫理規定
頁数:1/10
改訂日:2016.09.01.
非管理版
倫 理 規 定
一般社団法人 日本能率協会
審査登録センター
管理№:AA 文書№:215
制定日:94.12. 1
倫理規定
改定履歴
改訂箇所
(改訂理由)
制 定
全面改訂(内部レビュ-による見直し)
版数:24
頁数:2/10
改訂日:2016.09.01.
版 数
1 初版
2 改訂版
制定/改訂日
1994.12. 1
1995. 3.15
3 改訂版
1995. 5.11
2.3、2.4改訂
(内部監査結果による見直し)
畠山
安倍
池里
4 改訂版
1995. 8. 2
2.3改訂
(JAB指摘による見直し)
山路
安倍
池里
5 改訂版
6 改訂版
1999.10.1
2000.12.28
QAとEA統合(AA)による改訂
2.2、2.4 改訂
(JAB 指摘による見直し)
山路
山路
安倍
大谷
安倍
鈴木
鈴木
7 改訂版
2001.6.13
山路
大谷
鈴木
8 改訂版
2002.9.24
内部レビューによる見直し
2.2(1)および 2.4(2)(委員代理者を
含む)を削除。2.4(1)⑫を追加。
目次、2.4(1)⑪、2.4(2)改訂
様式1~7を追加
(JAB 指摘による見直し)
様式3、4を改訂
(JAB 指摘による見直し)
付属書:倫理遵守事項に係わる細則を
追加(内部レビューによる見直し)
JAB からのクレーム処理に伴う見直
し。追記:2.4.(1)⑬。付属書 1.1.③削
除。1.4 修正
2.5 追記。細則 1.4 追記、目次改訂、
2.1,2.4(1)⑭,⑮,2.5,2.6 追加、付
属書:4.追加
様式改訂(職務離脱後の守秘義務追加
など全面改訂),様式追加(上級経営
管理者、審査員評価委員会)
(内部レビューによる見直し)
2.4(1)①~⑨削除、⑭改訂、以降番号繰
り上げ。2.5 追加、2.6 損害賠償を追加
2.6→2.7 懲戒に追加。
山路
様式 10、11 追加(FSMS)
2.2(2)FSMS 追加
2.4(2)FSMS 追加
付属書1.1①昼食代 1000 円へ変更
HA,ISをAAに統合
(管理文書定期見直しに伴う改訂)
1.5 追加
(日常業務におけるレビュー)
付属書 1.1①昼食:改訂、2.領収書の要
件:削除
2.7:組織変更に伴う改訂
加藤
9 改訂版
10 改訂版
11 改訂版
2002.11.11
2003.6.2
2003.9.01
12 改訂版
2004.12.3
13 改訂版
2005.2.3
14
改訂版
2005.5.30
15 改訂版
2005.11.11
16 改訂版
2006.4.26
承 認 審 査 作 成
三上
安倍
池里
三上
安倍
池里
安倍
山路
大谷
鈴木
安倍
大谷
安倍
杉本
安倍
杉本
安倍
鈴木
加藤
杉本
安倍
鈴木
加藤
杉本
鈴木
山路
山路
鈴木
鈴木
安倍
大谷
武樋
安倍
加藤
大谷
安倍
武樋
加藤
安倍
武樋
指田
管理№:AA 文書№:215
制定日:94.12. 1
倫理規定
目
版数:24
改訂日:2016.09.01.
次
1.目 的・定 義
2.倫理遵守事項
付属書:倫理規定遵守に係る細則
様式1.「上級経営管理者」(AA215-01)
様式2.「役職員遵守誓約書」(AA215-02)
様式3.「諮問委員会委員遵守誓約書」(AA215-03, -03M)
様式4.「判定委員会委員遵守誓約書」(AA215-04Q,-04E,-04H,-04F,-04S)
様式5.「提訴処理パネル委員遵守誓約書」(AA215-05)
様式6.「苦情処理パネル委員遵守誓約書」(AA215-06)
様式7.「審査員評価委員会委員遵守誓約書」(AA215-07)
様式枝記号の定義
Q:QMS(品質マネジメントシステム、医療機器品質マネジメントシステムを含む)
E:EMS(環境マネジメントシステム)
H:OHSMS(労働安全衛生マネジメントシステム)
S:IMS(情報マネジメントシステム)
F:FSMS(食品安全マネジメントシステム)、FSSC(食品安全システム認証)
枝記号記載のない様式は、Q,E,H,S,F 共通とする。
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管理№:AA 文書№:215
制定日:94.12. 1
倫理規定
版数:24
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改訂日:2016.09.01.
第1章 目的・定義
1.1 目 的
この規定は、一般社団法人日本能率協会審査登録センター(以下、「センター」という)における倫理の遵
守に関する実施方法を定め、センターの審査登録業務を公正かつ円滑に実施することを目的とする。
1.2 定 義
倫理:ここで言う倫理とは、JISQ17021:2015(ISO17021:2015)附属書 D 望ましい個人の行動 a)倫理
的である による。
組織:センターに対する受審申請者、受審組織および登録組織
コンサルティング:マネジメントシステムの確立、実施又は維持に関与すること。
たとえば、
例 1)マニュアル又は手順を準備又は作成すること。
例 2)マネジメントシステムの開発及び実施に向けての固有の助言、指示、又は解
決策を与えること。
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制定日:94.12. 1
倫理規定
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改訂日:2016.09.01.
第2章 倫理遵守事項
2.1 一般
センターの審査登録業務に係わる全ての者は、内外での信頼を維持するため、以下の事項を遵守し、業務
全般について公正・中立・公平かつ良識をもって職務を遂行しなければならない。
なお、ここで記載されている事項(付属書:倫理規定遵守に係る細則を含む)は、審査登録事業活動を行
う際に直面する法的又は倫理的課題の全てを示しているものではない。従って、本規定は、常識及び適切
な判断を加味して使用しなければならない。
2.2 対象
(1)センターの審査登録業務に従事する役職員(派遣社員、パートタイマーを含む)、審査員(オブ
ザーバー、ウイットネス中の審査員などを含む。以下本規定では同じ意味とする)および技術専門
家
(2)諮問委員会委員、判定委員会委員、審査員評価委員会委員、提訴処理パネル委員および苦情処理パ
ネル委員
2.3 全般遵守事項
審査登録業務に係わる全ての者は、次に揚げる事項を遵守しなければならない。
(1)品質マニュアルおよび業務関連規定等を遵守し、公正・中立・公平かつ良識をもってその職務を
遂行すること。
(2)審査登録業務の過程で、コンサルティングを行なわない。
(注)このことを確実に実施するために「審査員監理規定 」(AA220)を定める。
(3)職務を通じて知り得た情報を外部に漏洩しないこと、または盗用しないこと。
(4)組織およびその利害関係者から審査登録の公平性、信頼性、独立性に疑いを生じるような金品の
贈与、便宜の供与あるいは供応を受けないこと。この遵守の詳細は、付属書の「倫理規定遵守に
係る細則」に定める。
(5)特定の組織あるいは関係者を、理由の如何にかかわらず優遇あるいは差別しないこと。
(6)センターの名誉を傷つけあるいは対外的信頼性をそこなうような言動を行なわないこと。
(7)審査登録業務に係わる者は、インサイダー取引に繋がる、あるいは繋がると疑われる行為を行わ
ないこと。重要情報が 2 つ以上の報道機関に公開されてから 12 時間以上経過するかまたは審査
日から 1 年以上経過するまでは、その審査先の有価証券取引は行わないこと。
なお、インサイダー取引とは、会社の重要情報が公開される前に知っていて、それを基にその会
社の株式を売買することをいい、金融商品取引法で規制されている。
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2.4 個別遵守事項
(1)審査員および技術専門家
審査員および技術専門家は、2.3項に揚げた事項の他に次の事項を遵守しなければならない。
① 組織が機密事項の情報の提供を認めない場合、提供を強要してはならない。
② 利害関係のある組織の内部監査に直接、参画または参加しないこと。
③ 審査員および技術専門家は、次の条件に該当する場合、その旨を申し出てこれを避けること。
当該審査における審査日から起算して過去2年間(JGAP 審査員の場合は前後3年間)において、
また審査日までの間に審査対象組織の当該審査範囲に対して、マネジメントシステムに関するコン
サルティング業務(内部監査に参画することを含む)を含む営業上およびその他の利害関係を有す
る者、又はこのような組織に所属する者、また有する予定のある者と予定組織に所属する者。
④審査員評価(ウィットネス、定期評価、臨時評価)を行う審査員は、業務の重要性を認識し、評価
の公正さ、厳正さに疑いを生ずるような言動、行動は、審査員同士間においても厳しく律すること。
従って、評価行為、審査技術指導にかかわる謝礼、供応などのやり取りを禁止する。
⑤審査員および技術専門家は、センター外のセミナーでの講師、出版物の執筆などで自身の紹介の際、
センターの名称を事前了解なしに使用しないこと。また、業務の一環としてセンターの名称を使用
する際にも、事前にセンターの了解をとること。
センターの名称の使用は、審査員が個人的に作成する名刺についても、上記と同様の扱いとする。
⑥審査員および技術専門家は、遵守誓約書(AA218、HA218、IS218、FS218、GP218)に署名し、セ
ンターへ提出する。審査に際しては、組織から要請があればいつでも遵守誓約書のハードコピーを
提示できるようにする。
(2)委員会委員
諮問委員会委員、判定委員会委員、審査員評価委員会委員、提訴処理パネル委員、苦情処理パネル委
員は当該委員会において入手した情報について守秘義務を負う。なおクレームなどの内容調査確認の
ため各委員は当該委員会委員の遵守誓約書(AA215 様式)に必要事項を記載し、センターへ提出す
る。
センターの役職員が委員として任命されている場合は、役職員の「遵守誓約書」で代替できるものと
する。
なお、守秘義務は委員退任後も継続するため、委員再任時に遵守誓約書の再提出は不要とする。
2.5 機密保持
(1)センターの審査登録業務に従事する役職員、審査員、技術専門家は、センターの機密保持の方針
(AA101 第 7 章 7.3.2)に従い、職務を通じて知り得たセンターの文書及び記録等の情報の守秘を
職務離脱後も継続してその義務と責任を負う。
また、センターの各委員会委員(含、パネル委員)は、当該委員会(含、パネル委員)において入
手した情報を委員退任後も継続して守秘義務を負う。
なお、以下の情報については、立証可能であればその限りではない。
①既に公知のもの。
②開示を受けた後、センターの責によらずに公知となったもの。
③開示を受けた時点で、既に自ら所有していたもの。
④あらかじめ、提供元から同意を得たもの。
(2)特定の組織又は個人に関する情報は、関係する組織又は個人の書面による同意なく第三者に開示し
ない。
また、センターが法律により機密情報を第三者に提供することを要求された場合、関係する組
織又は個人が法律により規制されない限り、当該情報の提供について事前に通知する。
管理№:AA 文書№:215
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2.6 損害賠償
この倫理規定に違反し、センターに損害を与えたときはその損害を賠償させ、または不当利得を返還さ
せることがある。ただし、これによって2.7懲戒を免れるものではない。
2.7 懲戒
この倫理規定(付属書:倫理規定遵守に係る細則を含む)に違反した者は、役職員は JMA の正職員就
業規則第34条又は契約職員就業規則第28条による懲戒の対象、または、センターの「センター要員
評価規定(AA221)」、その他該当する規定により懲戒の対象とする。
また、契約審査員、技術専門家などその他の審査要員については、「審査業務委託契約書(AA218、
HA218,IS218,FS218,GP218)」、または「技術専門家業務委託契約書(AA218,HA218,IS218,
FS218)」、その他該当する規定の該当条項による懲戒の対象とする。
この場合、上級経営管理者、センター長、品質マネジメントシステム管理責任者および運営幹部会議メ
ンバーとで調査委員会を設け、事実を明らかにし、慎重審議のうえ上級経営管理者が処分内容を決定す
る。
処分には、「審査業務委託契約書」、または「技術専門家業務委託契約書」の第 7 条【契約の解消】に
より、契約を解消することも含まれる。
管理№:AA 文書№:215
制定日:94.12. 1
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版数:24
頁数:9/10
改訂日:2016.09.01.
付属書:倫理規定遵守に係る細則
倫理規定 2 章 3 項の「全般遵守事項」の細則を以下に定める。この細則は、倫理規定の遵守に係る実施
細目を定めることにより、センターの実施する審査登録サービスの公平、公正、信頼性を確保すること
を目的とする。
1.遵守対象者
審査登録業務に係わる全ての者は、該当する関係法令、本倫理規定、その他規定規則、誓約書および該
当する場合は就業規則または業務委託契約書等での定めに従って、次の詳細事項を遵守しなければなら
ない。ここで審査時の遵守対象者は、工数外参加のオブザーバー、ウイットネス評価者、ウイットネス
対象者、技術専門家など審査チームに同行するセンター関係者を全て含む。
1.1 審査時における遵守事項
①昼食
審査時における昼食費の詳細は、「審査支払報酬基準(AA405)」を参照する。
なお、昼食時は審査員の打合せを兼ねており、受審組織と同席することを避け、別室ですませるよう
受審組織に審査開始前に前もって依頼する。
②夕食
審査において、組織と夕食を共にすることを原則として禁止する。止むを得ず、食事を共にする場合
は、要した費用を自己負担すると共に、領収書を取得し、そのコピーを添えてセンターに報告しなけ
ればならない。これができない場合は、いかなる場合も夕食を共にしてはならない。また国、地方自
治体などの行政組織とはいかなる場合も夕食は共にしてはならない。
なお、夕食(飲物を含む)は、全て自己負担とする。
1.2 審査における便宜供与
①宿泊のある場合は、センターから組織に依頼して受諾され定められた宿泊ルールに従う。
②組織に自動車等の送迎を強要してはならないが、組織の業務効率上、また費用軽減などの理由から送
迎がある場合はそれに従う。(メール送付される「審査指示書」及び添付資料で審査当日の移動方法
を事前に確認)
1.3 審査以外の場における組織からの飲食等の接待
①審査登録業務に係わる全ての者は、組織から飲食等の接待を受けてはならない。
②役職員が業務上の理由で止むを得ず組織と飲食を共にする場合は、全部の費用または役職員の費
用の正当な額をセンターまたは役職員が負担する。
③組織の業界団体等が主催するパーティ等で、他の不特定多数の出席者と共に招待される場合は例外と
して許容する。
管理№:AA 文書№:215
制定日:94.12. 1
倫理規定
版数:24
頁数:10/10
改訂日:2016.09.01.
1.4 贈答品、金品、土産品の受領
審査登録業務に係わる全ての者は、組織から贈答品(歳暮、中元を含む)、金品を受領してはならな
い。直送された場合は、丁重なお断りの手紙を添えて返送するとともに、その旨をセンターに報告す
る。なお、審査員が組織に土産を含む贈答品を持参、直送することも禁止する。ただし、次のような
場合は禁止対象から除外する。
①土産等、社会的儀礼、習慣の一環として行なわれるもののうち、社会通念上の常識の範囲内で、且
つセンターの事業の公平性に影響がないと判断される場合で、かつ受領者が個人ではなく、センター
である場合。
②組織が不特定多数を対象に配付している記念品や拡販品等。
1.5 審査における自家用車利用
「JGAP 製品認証」を除き、組織まで自家用車利用は原則として認めないが、止むを得ず利用する場
合で、組織の駐車場を使用する際は事前に管理部門長の許可を得た上で、組織の同意を得ておく。な
お、次のような事態が発生した場合は、速やかにセンターに報告する。
①組織の敷地内で事故を起こした場合、事故に巻き込まれた場合。
②組織の敷地内の設備、機器などを破損した場合。
③その他、自家用車利用が原因で組織に迷惑をかけた場合。
これらの原因で、センターが損害を生じた場合は、本倫理規定の2.6および2.7に従い処置を検
討する。
2.本細則の改廃訂
文書管理規定(AA201)に従う。
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