イヌにダニやノミがどうしてつくの

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学研教育情報資料センター
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資料番号１３９７
イヌにダニやノミがどうしてつくの
け
なか
ち
す
い
●ノミやダニは、毛の中で血を吸って生きている
ご や
ま
げ
イヌ小屋のゆかのすき間などには、イヌのぬけ毛やほこりがたまっています。ノミやダニ
なか
たまご
ようちゅう
せいちゅう
せいちょう
は、このほこりの中で、 卵 から 幼虫 、 成虫 、と 成長 します。
せいちゅう
からだ
くち
ひ
ち
成虫 になったノミやダニは、イヌの 体 にくっつき、するどい口で皮ふをつきさし、血を
す
い
からだ
うえ
たまご
う
たまご
うご
まわ
吸って生きていきます。イヌの 体 の上で 卵 を産み、その 卵 は、イヌがあちこち動き回る
につれて、そこらじゅうにばらまかれます。
じ ぶ ん
からだ
ばい
たか
あ
ノミは、自分の 体 の２００∼３００倍もの高さまでとび上がれます。とぶきょりも、ひ
さ ん ぽ
ととびで３０センチメートルくらいまでとべます。ですから、散歩のとちゅうで、においを
うつ
かぎあったほかのイヌにも、ノミはとび移れるのです。
ち
す
にんげん
ノミやダニに血を吸われると、
イヌはかゆくてたまりません。
おまけに、イヌのノミは人間
うつ
ち
す
にんげん
からだ
にも移って血を吸います。でも、人間の 体 では、イヌノミがふえることはありません。
たいじほう
●ノミやダニの退治法
ご や
たまご
ようちゅう
のこ
イヌ小屋のゆかなどを、
ひんぱんにそうじして、卵 や 幼虫 を残さないようにしましょう。
からだ
め
こま
と
よう
イヌの 体 は、シャンプーでこまめに、よくあらってやります。目の細かいノミ取り用くし
け
ほうほう
め
で、毛をすいてやる方法もあります。くしの目にはさまったノミを、すばやくつぶしてやる
しっぱい
じ ぶ ん
うつ
ようじん
のですが、失敗すると、自分にノミが移ってきますから、ご用心。
こ う か
よう
と
く び わ
か
イヌ用ノミ取り首輪を買ってきて、つけてやることでしょう。
かんたんで効果があるのは、
く じ ょ
せんようやくひん
う
ほかに、ノミやダニを駆除する専用薬品も売っています（監修・今泉 忠明）。
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