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Online Help - Schneider Electric

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Online Help - Schneider Electric
Online Help
StruxureWare Data Center Expert
Version 7.2.7
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
StruxureWare Data Center Expert 7.2.x の新機能
StruxureWare Data Center Expert 7.2.x リリースで使用可能な新機能について説明しま
す。
• Web クライアント初期画面: StruxureWare Central サーバー ホーム ページは、
StruxureWare Data Center Expert サーバー Web クライアントに置き換えられまし
た。サーバーのステータス、ログ、および StruxureWare Data Center Expert フ
ル クライアントのダウンロード操作が、Web クライアントから利用できるようにな
りました。
• Web クライアントのカスタム ページ:各ユーザーにとって重要な StruxureWare Data
Center Expert サーバー情報だけを表示する機能が、Web クライアントの [ホーム]
タブで利用できるようになりました。デスクトップ バージョンを使用する場合、カ
スタム ページに次のガジェットを追加して必要なデータを表示し、一目で把握する
ことができます。
• アラームの要約: のアクティブなアラームの数と重大度が表示されます。
StruxureWare Data Center Expert サーバーのアクティブなアラームの数と重
大度、および非表示のアラームを含めるオプションが表示されます。
• アクティブなアラーム: のアクティブなアラームのリストが表示されます。
StruxureWare Data Center Expert サーバーのアクティブなアラームのリスト、
および非表示のアラームを含めるオプションが表示されます。
• センサー: 選択した最大 10 個のセンサーのデータが表示され、数値センサーの
場合は、関連するグラフを表すスパークラインが含まれます。
• カメラ: 選択した目標更新頻度で 1 台のカメラのサムネイル、およびデバイス
の詳細の表示方法が表示されます。
• 全体に対する部分: 最大 10 個の 1 種類のセンサーに対する標準の棒グラフま
たはパレート グラフ (データのパーセント表示) が表示されます。
• 散布図: 最大 75 個の 1 種類のセンサーに対する散布図が表示されます。
• 棒グラフ: 最大 10 個の 1 種類のセンサーに対する標準の棒グラフ (データの単
位表示) が表示されます。
• 折れ線グラフ: 選択した更新頻度と時間範囲で、1 つのセンサーに対する標準
の折れ線グラフが表示されます。
• Web クライアントのグラフ表示とレポート処理: StruxureWare Data Center Expert
サーバーで生成された保存済みのグラフ形式のレポートを表示する機能が、Web ク
ライアントから利用できるようになりました。表示できるグラフは、軸が 2 本以下
で、数値センサーが 25 個未満のグラフに限ります。次の作業を行うことができま
す。
• カーソルを置いてドラッグし、各センサーのデータ ポイントを表示する。
• データを表示する期間を選択する。
• *.png、*.pdf、*.svg、または *.csv 形式でグラフをエクスポートする。
• Web クライアント イベント ログ:システム イベント、ユーザーが開始した制御イベ
ントや設定イベント、およびユーザー認証イベント (ログインの失敗など) を表示す
るためのシステム ログが、Web クライアントからのみ利用できるようになりまし
た。
• Web クライアント検索: 入力したテキストに基づいて StruxureWare Data Center
Expert サーバーのアクティブなアラーム、センサー、デバイス、およびデバイス
グループを検索する機能が、Web クライアントから利用できるようになりました。
検索ビューには、結果をカテゴリ別または属性別にフィルタ処理するクエリ構文の
使用例が表示されます。
注: Web クライアントの検索フィールドには英語しか入力できません。英語にない
アクセント記号付き文字および特殊文字は、検索結果に表示されません。
• デバイス管理者ユーザーによるデバイス検出: デバイス管理者ユーザーは、アクセス
可能なデバイス グループ内のデバイスを検出できるようになりました。
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StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• デバイス グループ内のデバイス検出: デバイス検出ウィザードに画面が追加され、
検出された SNMPv1、Modbus、NetBotz アプライアンスの各デバイスの割り当て先
となる 1 つのデバイス グループを選択できるようになりました。
• 強化された PX サポート: ラック アクセス PX カードは、SNMP を介して
StruxureWare Data Center Expert クライアントから制御できるようになりました。
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StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
ヘルプについて
ヘルプはいつでも表示することができ、さまざまな方法で呼び出すことができます。関連
のトピックは、 [ヘルプ] ブラウザ ウィンドウから印刷できます。
別の [ヘルプ] ブラウザ ウィンドウを開くこともできます。それには、 [ヘルプの目次
(H)] ( [ヘルプ] で選択) でヘルプを開くか、現在選択しているビューの ヘルプ ビュー
( [ヘルプ]メニューの [ダイナミック ヘルプ] を選択するか F1 キーを押す) を開きます。
この ヘルプ ビューでは、選択したビューに直接関連する情報にアクセスできます。また、
別のビューを選択すると、ヘルプ ビューが自動的に更新され、そのビューのヘルプにア
クセスできます。
状況に応じたヘルプも各画面で使用できます。左下隅にある疑問符 (?) のボタンをクリッ
クすると、 ヘルプ ビューが画面に追加され、その画面に直接関連する情報にアクセスで
きます。
[ヘルプ] メニュー
このメニューのオプションを使用すると、別の [ヘルプ] ブラウザに表示されたオンライ
ン ヘルプ、 ヘルプ ビューの検索機能やダイナミック ヘルプ、および著作権やバージョ
ンに関する情報にアクセスできます。
[ヘルプの目次]
別の [ヘルプ] ブラウザ ウィンドウを開いて
オンライン ヘルプを表示します。
ヘルプの検索(S)
ヘルプ ビューで検索機能を開きます。
[ダイナミック ヘルプ]
現在選択しているビューに応じた情報にア
クセスできる ヘルプ ビューを開きます。
バージョン情報 StruxureWare Data Center StruxureWare Data Center Expert の [バー
Expert
ジョン情報] 画面を開き、著作権とバージョ
ンに関する情報、および StruxureWare
Data Center Expert サーバーの MAC アドレ
スとシリアル番号を表示します。
[ StruxureWare Data Center Expert のバージョン情報] 画面
この画面には、 [ヘルプ] メニューの [バージョン情報] を選択してアクセスします。ソフ
トウェアのバージョン番号とビルド番号、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの
MAC アドレスとシリアル番号、および著作権に関する情報が表示されます。
注: APC のサポートにお問い合わせの場合は、ソフトウェアのバージョン番号とビルド番
号、および StruxureWare Data Center Expert サーバーの MAC アドレスとシリアル番号
を用意してください。
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StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
コンソール機能
StruxureWare Data Center Expert サーバーでは、ネットワークの物理インフラ層の状態
を一括表示できます。リアルタイムのデバイス監視、独自レポート作成、プライベート
ネットワーキング、高度なセキュリティ、即時イベント通知のすべての機能が用意されて
いるので、危機的な状況を迅速に確認して解決できます。
StruxureWare コンソールを使用すると、 StruxureWare Data Center Expert クライアント
からサーバー機能にアクセスできます。このコンソールの主な構成要素は次のとおりで
す。
• [モニタリング]、 [監視]、 [アラーム設定]、 レポート(R) 、および [電源管理] パー
スペクティブおよびビューにアクセスできるアプリケーション バー
• 7 つのメイン メニュー ( [ファイル]、 [デバイス]、 [アラーム設定]、 [更新プログラ
ム]、 [システム]、 [ウィンドウ]、 [ヘルプ])
注: パースペクティブとビューでは、右クリック メニューも使用できます。
• 画面の下部のステータス バー
パースペクティブとビュー
コンソールでは、パースペクティブとビューを使用して情報を表示したり、主な機能にア
クセスしたりできます。
コンソールで選択できるパースペクティブは次の 5 つです。
• [モニタリング]: デバイスを監視したり管理したりするためのデータや機能にアクセ
スできます。
• [監視]: 監視対象デバイスの監視機器を監視したり管理したりするためのデータや機
能にアクセスできます。
注: 監視機能については、別途ライセンスが必要です。 StruxureWare Data Center
Expert サーバーで [システム] メニューの [サーバー管理の設定] を選択して [サー
バー管理の設定] 画面を開き、 [ライセンス キー] にライセンスを入力する必要があ
ります。
• [アラーム設定] には、 StruxureWare Data Center Expert サーバーによるアラーム条
件の報告方法の設定に使用されるオプションがあります。
• レポート(R) : StruxureWare Data Center Expert サーバーの監視対象デバイスについ
てのレポートにアクセスできます。
• [電源管理]: PowerLogic™ ION Enterprise WebReach および WebReports にアクセス
できます ( StruxureWare Data Center Expert サーバーとの ION Enterprise 統合が有
効な場合に限り使用できます)。
StruxureWare Data Center Expert サーバーにログオンすると、コンソールが開いて [モ
ニタリング] パースペクティブが表示されます。メイン メニューの下の [モニタリン
グ]、 [監視]、 [アラーム設定]、および レポート(R) の各ボタンを使用してパースペクテ
ィブを切り替えることができます。
モニタリング
このパースペクティブを開くと、デフォルトでは次の 5 つのビューが表示されます。
• デバイス グループ ビュー: 監視対象デバイスを割り当てることができるデバイス グ
ループを作成したり、デバイスを表示または管理するデバイス グループを選択した
りできます。
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StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• デバイス ビュー: デバイス グループ ビューで選択したグループに割り当てられてい
るデバイスの一覧と、それらのデバイスに関する情報が表示されます。また、デバ
イスの管理アプリケーションを起動することもできます。
• マップ ビュー: デバイス グループ ビューで選択したグループ内のデバイスのアイコ
ンが表示されます。各アイコンを使用して、そのセンサー値に関する情報にすばや
くアクセスできます。ユーザー定義可能な背景に表示されているアイコンは、再配
置したりサイズ変更したりできます。
• アクティブなアラーム ビュー: デバイス グループ ビューで選択したグループに割り
当てられているデバイスで発生しているアラームに関する情報が示されます。
• 仮想センサー ビュー: デバイス管理者またはサーバー管理者のアクセス権を持つユ
ーザーが、仮想センサーを作成、変更、および削除できます。
[ウィンドウ] メニューを使用して、その他のビューを [モニタリング] パースペクティブ
に追加できます。
• アラーム履歴ビュー: 選択したデバイス グループ内のすべてのデバイス、またはそ
のグループ内の選択したデバイスで、指定した期間に発生したアラームを確認でき
ます。
• カスタム プロパティ エディタ ビュー: デバイス ビューまたはマップ ビューで選択
されたデバイスおよびセンサーで、カスタム プロパティ キーを追加、編集、または
削除したり、それらの値を変更したりできます。
注: カスタム プロパティ キーの値は、一度に 1 つのデバイスまたはセンサーで変更
する必要があります。
• 保存済み検出結果ビュー: 前に実行したプロセスまたは新しいプロセスを実行または
スケジュールしてデバイスを検出し、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの
監視対象デバイス リストへデバイスを追加することができます。
• ファームウェア更新ステータス ビュー: 監視対象の SNMP デバイスおよび NetBotz
Appliance の進行中の更新プロセスのステータスに関する情報を表示できます。
• デバイス設定ステータス ビュー: 監視対象の SNMP デバイスおよび NetBotz Appliance
の進行中の設定プロセスのステータスに関する情報を表示できます。
• InfraStruxure Manager の移行ステータス ビュー: 進行中の処理の InfraStruxure
Manager のステータスに関するメッセージが表形式で表示されます。
監視
このパースペクティブを開くと、デフォルトでは次の 2 つのビューが表示されます。
注: 特定のビューを監視機能で使用する方法の詳細については、「[監視] パースペクティ
ブ」を参照してください。
• サムネイル ビュー: 監視機器のサムネイルと識別情報が表示されます。
• デバイス グループ ビュー: 主に監視機器のサムネイルを表示するデバイス グループ
を選択するために使用します。
アラーム設定
このパースペクティブを開くと、デフォルトでは次の 2 つのビューが表示されます。
• ナビゲーション ビュー: StruxureWare Data Center Expert サーバーで監視されるデ
バイス グループおよびデバイスのリストが表示されます。また、デバイスごとまた
はデバイス グループごとのしきい値を作成し、それを通知ポリシーに追加できま
す。
• しきい値アラーム設定ビュー: ナビゲーション ビューで選択したデバイス グループ
またはデバイスに関連付けられているしきい値のリストが表示されます。また、タ
イプごとまたはデバイスごとのしきい値を変更し、それを通知ポリシーに追加でき
ます。
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• デバイス アラーム設定ビュー: ナビゲーション ビューで選択したデバイス グルー
プまたはデバイスに関連付けられているデバイス アラームのリストが表示されま
す。また、タイプごとのアラーム、またはアラームを報告するデバイスのアラーム
を変更できます。
• 通知ポリシー ビュー: StruxureWare Data Center Expert サーバーでアラーム通知を
生成する際に使用するポリシーを作成および編集したり、それらのポリシーに追加
されているしきい値を表示したりできます。
レポート(R)
このパースペクティブを開くと、デフォルトでは、センサー履歴レポート、 スナップシ
ョット レポート 、保存済みセンサー レポートなどを含む 使用可能なレポート が表示
されます。使用可能なレポートが生成されると、そのレポートが独自のビューに表示され
ます。
スナップショット レポート には、以下が含まれています。
バッテリ使用年数
デバイス タイプ在庫
環境湿度
環境温度
UPS ランタイム時間
電源管理
このパースペクティブでは、PowerLogic™ ION Enterprise™ WebReach および Web
Reporter にアクセスできます。
StruxureWare Data Center Expert サーバーで ION Enterprise 統合が有効になっている場
合、[ION Enterprise 設定] 画面で選択したバージョンに応じて、ION Enterprise サーバ
ー ビューに、WebReach (バージョン 5.6 以前) が読み取り専用アクセスで権で表示され
るか、PowerLogic ION Enterprise サーバーのログイン ダイアログ (バージョン 6.0 以降)
が表示されます。
メイン メニュー
コンソールのタイトル バーのすぐ下にあるメニュー バーには、 StruxureWare Data Center
Expert の機能を制御または設定するオプションを含む 7 つのメニューがあります。
メニュー
[ファイル]
オプション
[サーバーの変更]: セッションを閉じ、 StruxureWare Data Center Expert ログイン
画面を表示します。
[サーバーの再起動]: StruxureWare Data Center Expert サーバーを再起動します。
注: 再起動が完了すると、ユーザー資格情報に電子メール アドレスが含まれる
StruxureWare Data Center Expert 管理者であるユーザーに電子メールが送信され
ます。
[サーバーのシャットダウン]: StruxureWare Data Center Expert サーバーをシャッ
ト ダウンします
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StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
メニュー
オプション
[クライアントの基本設定]: 使用する StruxureWare Data Center Expert クライアン
トに固有の設定にアクセスします。
[終了]: StruxureWare Data Center Expert クライアントを閉じます。
デバイス
[デバイスの追加]: デバイス検出プロセスで使用するデバイス検出ウィザードを起動
します。
[仮想センサーの作成]: 同じセンサー タイプの複数の数値センサーの平均値または合
計値の監視に使用される仮想センサーを作成するためのオプションにアクセスしま
す。
[SNMP デバイス通信設定]: StruxureWare Data Center Expert サーバーが SNMP デ
バイスと通信する方法および SNMP デバイスを監視する方法に関する各種機能の設
定に使用するオプションにアクセスします。
[Modbus デバイス通信設定]: StruxureWare Data Center Expert サーバーが Modbus
デバイスと通信する方法および SNMP デバイスを監視する方法に関する各種機能の
設定に使用するオプションにアクセスします。
注: Modbus サポートは、別途ライセンスが必要な機能です。
[NetBotz Appliance 通信設定]: StruxureWare Data Center Expert サーバーが NetBotz
Appliance と通信する方法および NetBotz Appliance を監視する方法に関する各種機
能の設定に使用するオプションにアクセスします。
[NetBotz Appliance の設定]: 各監視対象 NetBotz Appliance で生成されるアラート通
知を定義するための [アラート設定] オプション、および監視対象 NetBotz Appliance
の各種機能を設定するためのオプションにアクセスします。
[APC SNMP デバイス設定]: APC SNMP デバイスまたは保存されている設定ファイル
を選択し、それを使用して StruxureWare Data Center Expert サーバーによって監
視されている他の APC SNMP デバイスの設定を指定するための設定にアクセスしま
す。
[カスタム プロパティ キーの管理]: 監視対象デバイスに対するユーザー作成のプロ
パティ キーを作成、変更、および削除するための設定にアクセスできます。
[監視設定]: 監視対象の NetBotz Appliance の監視デバイスの各種機能を指定するた
めの設定にアクセスします。
注: 監視のサポートは、別途ライセンスが必要な機能です。
アラーム設定
StruxureWare Data Center Expert サーバーが、監視対象のデバイスでしきい値およ
びデバイス アラームがトリガされたときに通知を実行する方法を定義します。
[しきい値の作成]: StruxureWare Data Center Expert サーバーの監視対象のデバイ
スのしきい値を定義するためのオプションにアクセスします。
[通知ポリシーの作成]: StruxureWare Data Center Expert サーバーでアラーム通知
を生成する際に使用される通知ポリシーを作成するための設定にアクセスします。
[アラーム アクションの管理]: StruxureWare Data Center Expert サーバーのアラー
ム アクションを作成、変更、および削除するための設定にアクセスします。
[ネットワーク管理システムの統合]: 監視対象の SNMP デバイス、Modbus デバイ
ス、NetBotz Appliance、および関連付けられているデバイスでアラームが発生した
場合に、 StruxureWare Data Center Expert サーバーから定義済みのネットワーク管
理システムのコンソールに SNMPv1/SNMPv3 トラップを送信できるようにするた
めの設定にアクセスします。
[Remote Monitoring Service]: APC から利用できる Remote Monitoring Service (RMS)
のサポートのために StruxureWare Data Center Expert サーバーを登録したり、RMS
で監視するデバイスを選択したりするための設定にアクセスします。
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StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
メニュー
レポート(R)
オプション
センサー履歴レポートおよびスナップショット レポートを生成したり、スケジュー
ルに従ったレポートのエクスポートに使用されるエクスポート設定を管理したりす
るためのオプションがあります。
センサー履歴レポートの生成: センサー履歴レポートおよびカスタム センサー履歴
レポートを生成するための [レポート条件] 画面にアクセスします。
スナップショット レポート: 指定したデバイス グループについて選択したスナップ
ショット レポートを生成します。
エクスポートのスケジューリングの管理: レポートを自動的にエクスポートするとき
にスケジューリングするための画面にアクセスします。
更新プログラ
ム(U)
StruxureWare Data Center Expert サーバーおよびその監視対象の NetBotz Appliance
と SNMP デバイスを更新するためのオプションがあります。
[ファームウェア更新プログラムの適用]: 監視対象の NetBotz Appliance または SNMP
デバイスにファームウェア更新データをダウンロードするための [デバイス更新プロ
グラムの選択] 画面が開きます。
[サーバー更新プログラムの適用]: StruxureWare Data Center Expert サーバーを更
新するための [サーバー更新プログラムの適用] 画面が開きます。
[更新プログラム確認処理のスケジューリング]: APC から提供されるデバイス ファー
ムウェア更新を StruxureWare Data Center Expert サーバーで確認する時間をスケ
ジュールするための設定にアクセスします。
[システム]
[サーバー管理の設定]: StruxureWare Data Center Expert サーバーの各種機能を設
定するためのオプションにアクセスします。
[ユーザーとデバイス グループのアクセス]: [ユーザー グループとデバイス グループ
のアクセス権] 画面にアクセスします。この画面では、ユーザー、それらのユーザー
がデバイス グループに対して持っているモニタリングと監視アクセス権、および
StruxureWare Data Center Expert サーバーへのリモート アクセスを可能にする認証
サーバーを管理します。
[建物管理の設定]: MODBUS TCP 出力モジュール サポートの設定にアクセスします。
このサポートを使用すると、 StruxureWare Data Center Expert サーバーによって管
理されている SNMP デバイスのステータスを建物管理システムで監視できるように
なります。
注: MODBUS TCP 出力モジュール サポートは、別途ライセンスが必要な機能です。
[ION Enterprise 設定]: PowerLogic™ ION Enterprise へのアクセスに使用される設定
を確認します。 WebReach および Web Reporter を ION Enterprise サーバー上で使
用するための設定値を指定できます。
InfraStruxure Manager 移行ユーティリティ: InfraStruxure Manager から新しい
StruxureWare Data Center Expert サーバーに設定を移行するためのユーティリティ
にアクセスします。
ウィンドウ
[デフォルトの画面レイアウトに戻す]: 選択したパースペクティブをデフォルトのビ
ューとレイアウトに戻すオプションと、 [モニタリング] パースペクティブ、 [監視]
パースペクティブ、および [アラーム設定] パースペクティブで使用する同じ名前の
ビューにアクセスする 5 つのオプション カテゴリがあります。
[アラーム]: アクティブなアラームと アラーム履歴
[アラーム設定]: ナビゲーション、 通知ポリシー、 しきい値アラーム設定、および
デバイス アラーム設定
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メニュー
オプション
[デバイス]: デバイス グループ、 デバイス ビュー、 マップ ビュー、 仮想センサ
ー、 保存済み検出結果、 カスタム プロパティ エディタ、 デバイス設定ステータ
ス、および ファームウェア更新ステータス
[監視]: サムネイルのみ
[InfraStruxure Manager の移行]: InfraStruxure Manager の移行ステータスのみ
ヘルプ(H)
このアプリケーションに関するヘルプおよび情報にアクセスするためのオプション
があります。
[ヘルプの目次]: 別のウィンドウにヘルプを開きます。目次の一番上の項目が選択さ
れた状態になっています。
[ヘルプの検索]: ヘルプ ビューで検索機能を開きます。
[ダイナミック ヘルプ]: ヘルプ ビューを開き、 [モニタリング]、 [監視]、 [アラーム
設定]、 レポート(R) 、または [電源管理] の各パースペクティブで選択したビュー
に関する情報を表示します。
StruxureWare Data Center Expert の [バージョン情報]: ソフトウェアのバージョン
番号とビルド番号、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの MAC アドレスと
シリアル番号、および著作権に関する情報を表示する画面を開きます。
ステータス バー
StruxureWare Data Center Expert サーバーに関する情報を報告します。情報の各種類を
クリックすると、関連するビューまたは画面にアクセスできます。
情報
説明
デバイス ステータス
警告状態または致命的な状態のデバイスの数。
この領域をクリックすると、 アクティブな
アラーム ビューが表示されます。
デバイス
StruxureWare Data Center Expert サーバーが監
視しているデバイスの数。
この領域をクリックすると、 デバイス ビュ
ーが表示されます。
進行中のデバイス検出
現在進行中の検出プロセスの数。
この領域をクリックすると、 保存済み検出
結果ビューが表示されます。
ユーザー
ログインに使用したユーザー名と、
StruxureWare Data Center Expert クライアント
のホスト名または IP アドレス。
この領域をクリックすると、[ログイン ユー
ザー] 画面が開き、サーバーにログオンして
いるすべてのユーザーが表示されます。
注: ユーザーが SSL を使用してログインす
ると、ステータス バーにロック アイコンが
表示されます。
進行状況インジケータ
StruxureWare Data Center Expert クライアント
の起動時のデバイス アラーム、センサー、しき
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い値、およびその他のサービスの読み込み状況
が表示されます。
[ログイン ユーザー] 画面
この画面を使用して、ユーザーに関する情報 ( [ユーザー名])、ユーザーの ログオン時間、
および StruxureWare Data Center Expert クライアントのホスト名または IP アドレス
( [クライアント]) を確認できます。
すべてのビューに共通の右クリック オプション
すべてのビューで共有するオプションがあります。これらのオプションには、ビューの上
部の境界を右クリックしてアクセスします。これらのオプションはビューに物理的に影響
するだけで、ビューの情報には影響しません。
オプション
説明
[分離]
ビューを分離し、固定されていない、自由に移
動できるビューを作成します。
復元
現在は使用できません。
[移動]
選択したパースペクティブ内の別の場所にビュ
ーを移動できます。
サイズ
ビューのサイズ変更に使用する辺を、 [右]、
[左]、 [上部]、 [下部] の中から選択します。
注: ビューのサイズ変更に実際に使用できる辺
は、有効になっているオプションだけです。
[列の設定] 画面
この画面を開くには、
アイコンをクリックします。この画面では、各種のビューおよ
び画面に表示される列を指定できます。
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StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
初期設定要件
StruxureWare Data Center Expert サーバーのインストール時に次の操作を行う必要があ
ります。
• サーバーを物理的に設置する。
• サーバーを電源に接続する。
• サーバーでパブリック LAN とプライベート LAN の設定を定義する。
注: これらの設定が正しく定義されていることを確認するには、 [システム] メニュ
ーの [サーバー管理の設定] を選択し、[サーバー管理の設定] 画面で [ネットワーク
の設定] を選択します。
これらの操作を行うと、 StruxureWare Data Center Expert フル クライアントにログオン
し、会社全体の物理インフラ デバイスと、ネットワーク上のその他の APC、NetBotz、お
よびサード パーティのデバイスの監視や管理を行うための StruxureWare Data Center
Expert サーバーの機能をすべて使用するようにサーバーを設定できます。
次に、ブラウザを使用して StruxureWare Data Center Expert サーバーの IP アドレスま
たはホスト名にアクセスし、 StruxureWare Data Center Expert Web クライアントにア
クセスすると、コンピュータ、タブレット、またはモバイル デバイスで該当するサーバ
ーのアクティブなアラームやデバイスの詳細の概要がリアルタイムに表示されます。
最小要件
SNMP デバイスや Modbus デバイス、NetBotz Appliance を監視するために必要となる最
も基本的な機能をサーバーで実行するように設定するには、いくつかの操作を行う必要が
あります。
1. StruxureWare Data Center Expert クライアントがコンピュータにインストールされ
ている場合は手順 3 に進み、それ以外の場合は次の操作を行います。
a. ブラウザを使用して、サーバーの IP アドレスまたはホスト名にアクセスしま
す。
b. デフォルト管理者の ユーザー名 ( apc) と パスワード ( apc) を使用して
StruxureWare Data Center Expert Web クライアントにログインし、右上隅
の [Download Client (クライアントのダウンロード)] をクリックします。
2. [同意します] をクリックしてソフトウェア ライセンス契約を承諾し、画面に表示さ
れる手順に従って StruxureWare Data Center Expert クライアントをインストール
します。
3. クライアントを起動し、デフォルトの管理者の ユーザー名と パスワード ( apc と
apc) を使用して StruxureWare Data Center Expert サーバーにログオンします。
4. 26 台以上のデバイスを監視する場合、または別途ライセンスが必要な監視機能を使
用する場合は、 StruxureWare Data Center Expert のライセンスを入力します。それ
以外の場合は、手順 5 に進みます。
a. 次の手順 [サーバー管理の設定] > [ライセンス キー] を [システム] メニュー
で実行します。
b. ライセンス キーを入力します。
注: 監視機能以外に、別途ライセンスが必要な機能のライセンス番号を入力す
ることもできます。
5. 管理者の資格情報に、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの操作に直接関連
するアラーム条件が発生した場合に通知するユーザーの電子メール アドレスが含ま
れていることを確認します。
12
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
6.
7.
8.
9.
10.
11.
a. [システム] メニューの [ユーザー グループとデバイス グループのアクセス権]
を選択します。
b. [ユーザー] タブの [ユーザーとユーザー グループの詳細] セクションで
StruxureWare Data Center Expert 管理者 (デフォルトでは apc) を選択し、
[ユーザーの編集] をクリックします。
c. 必要に応じて [電子メール アドレス] 資格情報を編集します。
注: [ユーザー名] と [パスワード] のデフォルト値も変更できます。
サーバーの操作に直接関連するアラーム条件が発生した場合に StruxureWare Data
Center Expert サーバーから管理者に電子メールを送信するために使用する電子メー
ル設定を定義します。
a. 次の手順 [サーバー管理の設定] > [電子メール設定] を [システム] メニューで
実行します。
b. 必要に応じて [プライマリ] タブと [セカンダリ] タブの設定を定義します。
必要に応じて SOCKS サーバーの機能を有効にして、プライベート LAN 上の監視対
象デバイスと通信できるようにします。
a. 次の手順 [サーバー管理の設定] > [サーバー アクセス] を [システム] メニュ
ーで実行します。
b. [SOCKS プロキシ] タブで [SOCKS サーバー] オプションを有効にします。
StruxureWare Data Center Expert サーバーでローカル リポジトリの代わりに使用で
きるリモート NFS または Windows の共有リポジトリを追加します。
a. 次の手順 [サーバー管理の設定] > [ストレージ設定] を [システム] メニューで
実行します。
b. [リポジトリ] タブを使用してリモート リポジトリを追加します。
c. [設定の消去] タブを使用して、リポジトリで使用する消去設定を定義します。
StruxureWare Data Center Expert サーバー設定データやリポジトリ データのバック
アップ ファイルに使用する NFS または Windows の共有リポジトリを 1 つ以上定義
します。
a. [システム] メニューの [サーバー管理の設定] を選択します。
b. [サーバー管理の設定] 画面で [サーバーのバックアップ/復元] を選択します。
c. バックアップ ファイルを保存する NFS または Windows の共有リポジトリを
指定します。
d. バックアップ ファイルを自動的に作成する頻度を指定します。
注: デフォルトでは、バックアップ ファイルは毎週金曜日の午前 1 時に作成さ
れます。
サーバーで監視する SNMPv1 デバイス、SNMPv3 デバイス、Modbus デバイス、お
よび NetBotz Appliance を検出します。
注: これらの 4 つのデバイス タイプには、パブリック LAN 上だけでなくプライベ
ート LAN 上でも独自の検出プロセスが必要です。
a. [デバイス] メニューの [デバイスの追加] を選択するか、 デバイス ビューで緑
色のプラス記号アイコンをクリックします。
b. 検出するデバイスのタイプ (SNMPv1、SNMPv3、NetBotz Appliance、または
Modbus TCP) を選択し、 [次へ] をクリックします。
c. 検出プロセスで使用するパラメータを定義します。
d. 検出プロセスを実行します。
e. 必要に応じて a から d までの手順を繰り返して、 StruxureWare Data Center
Expert サーバーで監視するパブリック LAN 上とプライベート LAN 上のすべて
のデバイス タイプ (SNMPv1、SNMPv3、NetBotz Appliance、または Modbus
TCP) を検出します。
手順 9 で検出された SNMPv1 デバイス、SNMPv3 デバイス、および Modbus デバ
イスについて、 StruxureWare Data Center Expert サーバーで使用できるようにする
アラーム通知を定義します。
注: さらに、各 NetBotz Appliance には、その監視対象デバイスのアラーム条件に使
用できる独自のプロファイルがあります (手順 13 を参照してください)。
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StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
StruxureWare Data Center Expert サーバーには [デフォルト] 通知ポリシーがあり
ます。デバイス検出時、すべての監視対象デバイスのデバイス アラームと通信リン
ク ステータスしきい値が、 [デフォルト] 通知ポリシーに含められます。
StruxureWare Data Center Expert サーバーが監視対象の SNMP デバイスおよび
Modbus デバイスで発生する条件でアラーム通知を生成できるようにするには、少
なくとも 1 つのアラーム アクションを作成し、それを [デフォルト] 通知ポリシー、
または自分で作成したその他の通知ポリシーに追加しておく必要があります。
a. [アラーム設定] メニューの [アラーム アクションの管理] を選択します。
b. [作成] をクリックして、アラーム アクション ウィザードにアクセスします。
c. [アラーム アクション タイプの選択] 画面で、作成するアラームのタイプを選
択し、 [次へ] をクリックします。
d. 選択したアクションの [アラーム アクションの設定] 画面で、アクションで使
用する設定を定義し、 [完了] をクリックして、ウィザードを終了します。
12. アラーム アクションを [デフォルト] 通知ポリシーに追加します。
a. [アラーム設定] パースペクティブの 通知ポリシー ビューで、 [デフォルト] 通
知ポリシーを選択します。右クリックして、 [編集] を選択します。
注: 新しい通知ポリシーを作成するには、右クリックするか、または [通知ポ
リシーの作成] アイコンを使用します。
b. [追加] をクリックして、通知ポリシーに追加するアラーム アクションを設定し
ます。 [アクションの管理] をクリックして、 StruxureWare Data Center
Expert サーバーで、アラーム アクションを作成するか、既存のアラーム アク
ションを変更または削除します。
注: [しきい値の選択] をクリックして、選択したデバイス グループまたはデバ
イス用のユーザー作成のしきい値を [デフォルト] 通知ポリシーに追加します。
デバイス検出時、監視対象の SNMP デバイスおよび Modbus デバイス用の通
信リンク ステータスしきい値が [デフォルト] 通知ポリシーに追加されます。
c. 1 つまたは複数のアクションにチェックマークを付けてその通知オプションを
設定し、通知ポリシーに追加するアクションにチェックマークを付け、 [OK]
をクリックします。
13. 監視対象のデバイスでサポートされているタイプのセンサーのしきい値を作成しま
す。
a. しきい値を追加するセンサーのタイプを [アラーム設定] メニューの [しきい
値の作成] オプションから選択します。または、デバイス グループかデバイス
を選択し、右クリックして [しきい値の作成] オプションを選択します。
b. [しきい値タイプの選択] 画面で、追加するしきい値を選択し、 [次へ] をクリッ
クします。
c. [センサーの選択] 画面で、しきい値を追加するセンサーを選択して [次へ] を
クリックします。
d. [しきい値の作成] 画面で、設定を定義し、必要に応じて [しきい値のスケジュ
ーリング] をクリックして、しきい値がアクティブになった場合に StruxureWare
Data Center Expert サーバーが通知を生成するタイミングを設定します。 [次
へ] をクリックします。
e. [通知ポリシーの選択] 画面で、アラームしきい値の追加先とする通知ポリシー
を選択し、 [完了] をクリックして、ウィザードを終了します。
14. 手順 9 で検出された NetBotz Appliance で使用できるようにするアラート アクショ
ンを定義し、アラート通知に使用するアラート プロファイルに関連付けます。各
NetBotz Appliance が、それが監視するデバイスでのアラーム条件に使用できる固有
のプロファイルを持っています。
注: アラート アクションが、 StruxureWare Data Center Expert サーバーと各監視対
象 NetBotz Appliance から、そのアラート プロファイルで使用できるようになって
いる必要があります。
a. [デバイス] メニューの [NetBotz Appliance の設定] > [アラート設定] オプショ
ンである [アラート アクション] を選択します。
b. [アラート アクション タイプの選択] 画面で、アクションを選択します。
14
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
c. [次のアクションの選択] 画面で、 [新しいアラート アクションの作成] を選択
します。
d. [次のアクション デバイスの選択] 画面で、アクションを使用できるデバイスを
選択します。
e. アクション設定を定義します。
f. [次のアクションの選択] 画面で、[別のアラート アクションの設定] を選択し、
必要に応じて b から e までの手順を繰り返して、 StruxureWare Data Center
Expert サーバーおよび監視対象 NetBotz Appliance のすべてのアラート アクシ
ョンを定義します。
15. 各 NetBotz Appliance がアラート通知に使用するアラート プロファイルの 1 つに、
1 つ以上のアラート アクションを追加します。
注: NetBotz Appliance でのプロファイルは、すでに NetBotz Advanced View を使
用して定義されている場合もあります。問題が発生したときに組織内のユーザーに
通知がいくようにプロファイルを編集できます。
a. [デバイス] メニューの [NetBotz Appliance の設定] > [アラート設定] オプショ
ンである [アラート プロファイル] を選択します。
b. [親デバイスの選択] 画面で、設定するプロファイルに関連付けられている親デ
バイス (個々の NetBotz Appliance) を選択します。
c. [アラート プロファイルの選択] 画面で、変更するアラート プロファイルを選
択し、 [次へ] をクリックします。
d. 選択した親デバイスで使用できる 1 つ以上のアラート アクションが含まれる
ようにアラート プロファイルを設定します。
e. a から d までの手順を繰り返して、各監視対象 NetBotz Appliance で使用され
るアラート プロファイルに 1 つ以上のアラート アクションを追加します。
その他のサポートおよび機能設定要件
最小要件を定義したら、 StruxureWare Data Center Expert サーバーをそのすべての機能
を使用するように設定できます。
• デバイス グループ ビューでデバイス グループとサブグループを作成します。この
ビューでは、互いに物理的または論理的に関連付けられている監視対象デバイスを
グループ化して、それらのデバイスに関する情報へのアクセスを容易にすることが
できます。
• デバイス グループ ビューで [未割り当て] を選択し、デバイスを デバイス ビューか
らグループやサブグループにドラッグして、デバイス グループに割り当てます。
• [システム] メニューの [ユーザーとデバイス グループのアクセス] を選択して、サー
バーへのアクセスを許可するローカルおよびリモートのユーザーとユーザー グルー
プを追加し、既存のデバイス グループで StruxureWare 管理者以外のユーザーとユ
ーザー グループに許可するモニタリングと監視アクセス権を定義します。
• マップ ビューの右クリック オプションである マップ設定 および マップ ラベル
設定 を使用して、 デバイス グループ ビューで選択したグループの マップ ビュー
をカスタマイズします。
• StruxureWare Data Center Expert サーバーが監視する NetBotz Appliance に使用す
る新しいアラート アクション、アラートしきい値、およびアラート プロファイルを
定義します。これを行うには、 [NetBotz Appliance の設定] > [アラート設定] オプ
ション ( [デバイス] メニューからアクセス) を使用します。
• 仮想センサー ビューのオプションを使用して、仮想センサーを作成し、同じセンサ
ー タイプの複数の数値センサーの平均値または合計値の表示や監視を行います。
• [アラーム設定] メニューのオプションを使用して、 StruxureWare Data Center
Expert サーバーが監視する SNMP デバイスおよび Modbus デバイスに使用する新し
いアラーム アクション、しきい値、および通知ポリシーを定義します。
• 必要に応じて [システム] メニューの [サーバー管理の設定] を使用して、残りの管
理設定を定義します。
15
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• 必要に応じて、 [デバイス] メニューの [SNMP デバイス通信設定] を使用して、
StruxureWare Data Center Expert サーバーが監視対象 SNMP デバイスと通信するた
めに使用する設定を指定します。
• 必要に応じて、 [デバイス] メニューの [Modbus デバイス通信設定] を使用して、
StruxureWare Data Center Expert サーバーが監視対象 Modbus デバイスと通信する
ために使用する設定を指定します。
• 必要に応じて、 [デバイス] メニューの [NetBotz Appliance 通信設定] を使用して、
StruxureWare Data Center Expert サーバーがその監視対象 NetBotz Appliance と通
信するために使用する設定を指定します。
• [モニタリング] パースペクティブまたは カスタム プロパティ エディタ ビューの
[カスタム プロパティの追加] オプションを使用して、監視対象デバイスを表すカス
タム プロパティ キーを定義します。
• カスタム プロパティ エディタ ビューまたは [デバイス] メニューの [カスタム プロ
パティ キーの管理] オプションを使用して、カスタム プロパティ キーを管理しま
す。
• サムネイル ビューを使用して、監視カメラ (ある場合) のライセンスを設定します。
注: 監視ライセンスは、[サーバー管理の設定] 画面の [ライセンス キー] セクション
で入力する必要があります。
• [デバイス] メニューの [監視設定] を使用して、監視機器の動作に関連する設定を指
定します。
注: これらの設定を行うには、少なくとも 1 台のカメラがライセンス済みとして定
義されている必要があります。
• [ファイル] メニューの [クライアントの基本設定] を使用して、 StruxureWare Data
Center Expert クライアントの設定を定義します。
• [更新プログラム] メニューの [更新プログラム確認処理のスケジューリング] を使用
して、APC から提供されるファームウェア更新を StruxureWare Data Center
Expert サーバーで確認する頻度を定義します。
• デバイス ビューまたは マップ ビューの右クリック オプションである [デバイスの
起動の設定] を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーで監視対象デ
バイスの Web インターフェイスへのログオンに使用する設定を指定します。
• 保存済みレポート ビュー、または デバイス グループ ビュー、 デバイス ビュー、お
よび マップ ビューの右クリック オプションである センサー履歴レポートの生成
を使用して、デバイス センサーに関するグラフ形式または表形式のレポートを作成
したり管理したりします。
• [アラーム設定] メニューの [ネットワーク管理システムの統合] を使用して、監視対
象の SNMP デバイスや Modbus デバイス、NetBotz Appliance、および関連付けられ
ているデバイスでアラームが発生した場合に、 StruxureWare Data Center Expert サ
ーバーから定義済みのネットワーク管理システムのコンソールに SNMPv1 トラップ
および SNMPv3 Inform が送信されるように設定します。
• [デバイス] メニューの [APC SNMP デバイスの設定] を使用して、1 台以上の監視対
象 APC SNMP デバイスの設定を指定します。
• [システム] メニューの [建物管理の設定] オプションを使用して、別途ライセンスが
必要な機能である Modbus サポートを有効にするデバイスを選択します。
• [システム] メニューの [ION Enterprise 設定] オプションを使用して、 StruxureWare
Data Center Expert サーバーと PowerLogic™ ION Enterprise の統合に使用される設
定を指定します。
StruxureWare Data Center Expert Web クライアント
StruxureWare Data Center Expert Web クライアントでは、 StruxureWare Data Center
Expert 7.2.x サーバーのアクティブなアラームおよびデバイスの詳細の概要をリアルタイ
ムに表示できます。 StruxureWare Data Center Expert Web クライアントは、コンピュー
ター、タブレット、またはモバイル デバイス上でインターネット ブラウザ (英語のみ) を
使用して利用できます。
16
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
StruxureWare Data Center Expert Web クライアントにアクセスするには、ブラウザを使
用して StruxureWare Data Center Expert 7.2.x サーバーの IP アドレスまたはホスト名に
アクセスし、該当するサーバーの有効なユーザー名とパスワードを指定します。
注: StruxureWare Data Center Expert Web クライアントにログオンするには、最低でも
ユーザーに、1 つ以上のデバイスを含む 1 つのデバイス グループに対する [アクセスの表
示] が設定されている必要があります。
詳細については、 StruxureWare Data Center Expert Web クライアントのヘルプを参照し
てください。
StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンス
StruxureWare Data Center Expert 7.2.x サーバーは、仮想アプライアンスとして利用で
き、VMware ESXi 4.1.0 でサポートされます。すべての機能を使用できる仮想アプライア
ンスのデモ版では、最大 5 つのデバイス ノードと 1 つの監視ノードを監視できます。製
品版にアップグレードするライセンス キーを購入すると、追加したデバイス ノードの監
視やサポートされているアプリケーションの有効化、または StruxureWare Data Center
Expert サーバー ハードウェア バージョンから StruxureWare Data Center Expert 仮想ア
プライアンスへの移行を行うことができます。
注: VMware ESXi 4.1.0 は、 StruxureWare Data Center Expert 7.2.x 仮想アプライアンス
の開発中にリファレンス仮想化プラットフォームとして使用されていたもので、はじめて
サポート対象となった仮想化プラットフォームです。 StruxureWare Data Center Expert
仮想アプライアンスは、OVA (Open Virtualization Archive, オープン仮想アーカイブ) とし
て提供され、この形式をサポートする仮想化プラットフォーム上で正しく動作するように
なっているか、適切な変換ユーティリティを備えています。
StruxureWare Data Center Expert のすべての機能を使用できる仮想アプライアンスのデ
モ版を使用するには、APC Web サイトから *.ova ファイルをダウンロードし、それをデ
フォルトのハードウェア設定で仮想化プラットフォームに配備します。詳細について
は、 StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスの対応する設定を参照してく
ださい。
デモ版のデフォルトでは、最大 5 つのデバイス ノードと 1 つの監視ノードを監視できま
す。25 のデバイス ノードを監視したり、サポートされているアプリケーションを有効に
するためにライセンス キーを追加するには、 StruxureWare Data Center Expert 仮想アプ
ライアンスのデモ版を製品版にアップグレードする必要があります。
注: OVA テンプレートが配備されたら、さらにネットワーク アダプタを追加してプライ
ベート ネットワークを有効にしたり、さらにハード ディスクを追加してストレージを増
やすことができます。
デモ版を製品版にアップグレードするには、APC の Web サイトでアクティベーション キ
ーを購入して適用する必要があります。追加したデバイス ノードを監視したり、サポー
トされているアプリケーションを有効にするには、 仮想アプライアンスのノード ライセ
ンス キーとアプリケーション ライセンス キーを購入して適用する必要があります。
StruxureWare Data Center Expert ハードウェア サーバーを仮想アプライアンスに移行す
るには、アクティベーション キーを購入して適用する必要があります。仮想アプライア
ンスの新しいノード ライセンス キーおよびアプリケーション ライセンス キーについて
は、APC サポートに問い合わせてください。これらのキーを受け取るには、 StruxureWare
Data Center Expert 仮想アプライアンスおよび置き換える StruxureWare Data Center
Expert ハードウェア サーバーの一意の MAC アドレスとシリアル番号を指定する必要が
あります。
StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスの一意のシリアル番号は、起動時
に生成されます。シリアル番号は StruxureWare Data Center Expert の [バージョン情報]
画面に表示されます。この画面には、 [ヘルプ] メニューからアクセスします。
17
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: StruxureWare Data Center Expert ハードウェア サーバーのシリアル番号は、シリア
ル番号ステッカーにのみ記載されています。
StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスに関するこの項では、 StruxureWare
Data Center Expert 仮想アプライアンスの配備方法、およびアップグレード プロセスと移
行プロセスについて詳しく説明します。なお、この項の印刷可能ドキュメントを APC の
Web サイトで入手できます。
StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスの配備および設定
StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスのデモ版では、最大 5 つのデバイ
ス ノードと 1 つの監視ノードを監視できます。OVA が配備されたら、製品版にアップグ
レードできます。
1. *.ova ファイルを APC Web サイトからダウンロードします。
2. 仮想化プラットフォーム クライアント インターフェイスで、*.ova ファイルの場所
を参照し、OVA を読み込みます。読み込みは、数分かかる場合があります。
あるいは、選択によって、仮想化環境クライアント インターフェイスで *.ova ファ
イルの URL を指定することもできます。
3. 表示されるメッセージに従って、エンド ユーザー ライセンス契約を承諾し、OVA
を設定するために必要なオプションに応答します。
シン プロビジョニング ディスク形式を選択すると、要求に応じてストレージ領域が
割り当てられます。シック プロビジョニング ディスク形式を選択すると、すべての
ストレージ領域がすぐに割り当てられます。
ネットワーク設定の指定
StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスを使用する前に MAC アドレス、IP
アドレス、ホスト名、およびネットワーク設定を指定する必要があります。
1. 作成した StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスを選択し、仮想マ
シン設定を編集するためのオプションを選択します。
2. 仮想アプライアンスの MAC アドレスを手動で指定します。
3.
4.
5.
6.
7.
ごとに一意の MAC アドレスが必要です。 StruxureWare Data Center Expert .仮
想アプライアンスに最初に割り当てられていた MAC アドレスが変更されると、プ
ライマリ インターフェイスでエラーが発生し、仮想アプライアンスは起動しなくな
ります。
仮想アプライアンスの電源をオンにします。
コンソール ビューで、 apcsetup をユーザー名およびパスワードとして使用して、
仮想アプライアンスにログインします。
5 秒以内に、 m キーを押して設定を変更します。
表示されるメッセージに従って、仮想アプライアンスの IP アドレス、ホスト名、サ
ブネット マスク、および DNS サーバーを指定します。
仮想アプライアンスが再起動したら、その IP アドレスまたはホスト名をブラウザに
入力して StruxureWare Data Center Expert クライアントにログインします。
ネットワーク アダプタの追加
さらにネットワーク アダプタを 1 つ追加すると、プライベート ネットワークを有効にす
ることができます。ネットワーク アダプタは、一度追加したら削除できません。
1. 仮想アプライアンスを正常にシャットダウンします。
2. StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスを選択し、仮想マシン設定を
編集するためのオプションを選択します。
3. Ethernet アダプタを追加するためのオプションを選択します。
4. タイプとネットワーク接続を指定します。
18
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
5.
6.
7.
8.
9.
10.
特にプライベート ネットワーク インターフェイス上で DHCP サーバーを有効にす
る場合は、この接続が正しくマッピングされていることを確認します。
仮想アプライアンスの電源をオンにします。
コンソール ビューで、 apcsetup をユーザー名およびパスワードとして使用して、
仮想アプライアンスにログインします。
5 秒以内に、 m キーを押して設定を変更します。
以前に設定した内容をそのまま使用するか、必要に応じて設定を変更します。
y キーを押して、 [プライベート ネットワーク インターフェイスを有効にする] オプ
ションを使用します。
プライベート ネットワーク インターフェイス上で DHCP サーバーを有効にするか
どうかを指定します。
StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスのデモ版から製品版へのアップグ
レード
StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスのデモ版を製品版にアップグレー
ドするには、アクティベーション キーをインストールする必要があります。
1. 仮想アプライアンスのアクティベーション キーを購入します。
2. StruxureWare Data Center Expert クライアントにログインします。 [システム] メニ
ューの [サーバー管理の設定] オプションを選択して [ライセンス キー] 画面を開き、
アクティベーション キーを適用します。
3. APC サポートから受け取った新しい仮想アプライアンス ノード ライセンス キーお
よびアプリケーション ライセンス キーを適用します。
ライセンス キーおよびアプリケーション キーを適用したら、アップグレードは完了
です。仮想アプライアンス設定を変更する場合は、手順 4 に進みます。
4. 仮想化プラットフォーム クライアントで、 StruxureWare Data Center Expert 仮想
アプライアンスを正常にシャットダウンします。
5. StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンス設定を編集するためのオプシ
ョンを選択します。
6. 必要に応じて、ハードウェアを変更します。
StruxureWare Data Center Expert 仮想サーバーの配備や設定、および StruxureWare
Data Center Expert 仮想サーバーの対応する設定については、ヘルプを参照してく
ださい。
7. 仮想アプライアンスの電源をオンにします。
StruxureWare Data Center Expert ハードウェア サーバーから仮想アプライアンスへの
移行
StruxureWare Data Center Expert ハードウェア サーバーを仮想アプライアンスに移行す
るには、アクティベーション キーを購入して適用する必要があります。さらに、仮想ア
プライアンスの新しいノード ライセンス キーおよびアプリケーション ライセンス キー
については、APC サポートに問い合わせてください。
1. [システム] メニューの [サーバー管理の設定] の [サーバーのバックアップ/復元] オ
プションを使用して、 StruxureWare Data Center Expert ハードウェア サーバーの
バックアップを実行します。
2. デモ版の OVA を配備し、移行している StruxureWare Data Center Expert Basic、
Standard、Enterprise の各サーバーの対応するハードウェア設定を使用して、OVA
を設定します。 仮想アプライアンスの使用可能なディスク容量は、ハードウェア サ
ーバーで使用されるディスク容量より大きくなければなりません。
19
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
CPU、ネットワーク アダプタ、RAM、または使用可能なディスク容量がハードウェ
ア サーバーより少ない仮想アプライアンスに復元することはできません。
StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスの配備や設定、および
StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスの対応する設定については、
ヘルプを参照してください。
3. [システム] メニューの [サーバー管理の設定] の [サーバーのバックアップ/復元] オ
プションを使用して、仮想アプライアンス上で復元を実行します。
StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンス以外の仮想マシンに復元する
ことはできません。
4. 仮想アプライアンスにアクティベーション キーを適用します。
5. StruxureWare Data Center Expert クライアントにログインします。[ライセンス キ
ー] 画面で、APC サポートから受け取った新しいノード ライセンス キーおよびアプ
リケーション ライセンス キーを適用します。この画面には、 [システム] メニュー
の [サーバー管理の設定] オプションからアクセスします。
仮想アプライアンスへのディスク容量の追加
仮想アプライアンスのストレージを増やすには、追加ハード ディスクを作成する必要が
あります。
一度ハード ディスクを作成したら、既存のハード ディスクのサイズを変更したり、ハー
ド ディスクを削除したりすることはできません。プライマリ インターフェイスでエラー
が発生し、 StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスは起動しなくなりま
す。
1. 仮想アプライアンスを正常にシャットダウンします。
2. 仮想サーバー コンソールで、ハード ディスクを追加するためのオプションを選択し
ます。
3. ハード ディスク サイズを選択します。
「 StruxureWare Data Center Expert 仮想サーバーの対応する設定」を参照してくだ
さい。
4. シン プロビジョニングまたはシック プロビジョニングを選択します。
5. 仮想アプライアンスの電源をオンにします。
StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスが再起動したら、ディスク容量の
変更が反映されます。ディスク再設定プロセスの実行中は、仮想アプライアンスをシャッ
トダウンしないでください。
[ストレージ設定] 画面には、 [システム] メニューの [サーバー管理の設定] オプションか
らアクセスします。個々のハード ディスクではなく、仮想アプライアンスで使用可能な
ストレージ領域の合計が表示されます。
注: 大量の監視データを保存する場合は、リモート リポジトリを使用することをお勧めし
ます。
StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスのハードウェア リソース設定情
報の修正
OVA を配備した後に、仮想化プラットフォーム クライアント インターフェイスから
StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンス設定を変更できます。
apcsetup をユーザー名およびパスワードとして使用します。
20
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
ネットワークの設定: apcsetup ユーザーとしてまたは StruxureWare Data Center Expert
クライアントを介してプライベート ネットワーク (APC LAN) を有効にするために追加ネ
ットワーク アダプタを設定できます。
MAC アドレスの設定: StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスごとに一意
の MAC アドレスが必要です。プライマリまたはセカンダリ ネットワーク インターフェ
イスに最初に割り当てられていた MAC アドレスが変更されると、プライマリ インターフ
ェイスでエラーが発生し、仮想アプライアンスは起動しなくなります。通常の起動が許可
される前に、想定される MAC アドレスを示すメッセージが表示されます。
ハード ディスクの設定: 仮想アプライアンスのストレージを増やすには、追加ハード ディ
スクを作成できます。一度ハード ディスクを作成したら、既存のハード ディスクのサイ
ズを変更したり、ハード ディスクを削除したりすることはできません。プライマリ イン
ターフェイスでエラーが発生し、 StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンス
は起動しなくなります。
StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスが再起動したら、ディスク容量の
変更が反映されます。
[ストレージ設定] 画面には、 [システム] メニューの [サーバー管理の設定] オプションか
らアクセスします。個々のハード ディスクではなく、仮想アプライアンスで使用可能な
ストレージ領域の合計が表示されます。
注: 大量の監視データを保存する場合は、リモート リポジトリを使用することをお勧めし
ます。
RAM 設定: StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスに RAM を追加できま
す。仮想アプライアンスを正常にシャットダウンして、設定を指定する必要があります。
CPU 設定: StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスに CPU を追加できま
す。仮想アプライアンスを正常にシャットダウンして、設定を指定する必要があります。
注: VMware では、1 CPU のみの仮想マシンの耐障害性がサポートされています。耐障害
性の詳細については、ベンダのマニュアルを参照してください。
ハードウェア リソース設定ガイドライン
次のガイドラインに従って、指定された数のデバイス ノードを監視するために
StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスに必要なハードウェア リソースを
決定します。
ノード
ハードウェア リソース
1 GB RAM
最大 325 のデバイス ノード
1 CPU
2 GB RAM
最大 1025 のデバイス ノード
1 CPU
2 GB RAM
最大 2025 のデバイス ノード
2 CPU
4 GB RAM
最大 4025 のデバイス ノード
4 CPU
注: VMware では、1 CPU のみの仮想マシンの耐障害性がサポートされています。耐障害
性の詳細については、ベンダのマニュアルを参照してください。
21
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
指定された数のデバイス ノードを監視するために必要なディスク容量は、監視されるデ
バイス タイプと保存するデータの量によって異なります。最小ハード ディスク サイズ
は 18 GB です。
別のハード ディスクを追加するかどうかを決定するには、使用可能なディスク容量を [ス
トレージ設定] 画面で表示できます。この画面には、 [システム] メニューの [サーバー管
理の設定] オプションからアクセスします。この画面を定期的に表示すると、仮想アプラ
イアンスでディスク容量の消費速度を確認しやすくなります。
注: 大量の監視データを保存する場合は、リモート リポジトリを使用することをお勧めし
ます。
耐障害性設定ガイドライン
次のガイドラインに従って、 StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスの耐
障害性設定に必要なハードウェア リソースを決定します。
VMware では、1 CPU のみの仮想マシンの耐障害性がサポートされています。耐障害性
の詳細については、ベンダのマニュアルを参照してください。
ノード数
ハードウェア リソース
最大 325 のデバイス ノードのサポート
1 GB RAM
1 CPU
最大 1025 のデバイス ノードのサポート
2 GB RAM
1 CPU
注: 実際にサポートされるデバイス ノード数は、検出されるデバイス タイプによって異
なります。
StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスの最小設定および最大設定
StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスのデモ設定 (最小設定) およびサポ
ートされている最大設定は、次のとおりです。
StruxureWare Data Center Expert Basic、Standard、Enterprise の各サーバーに対応する
サポート済みの設定については、 StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンス
の対応する設定に関する情報を参照してください。
デモ設定 (最小設定)
ハードウェア リソース
最大 5 つのデバイス ノードと 1 つの監視ノード 18 GB ディスク
1 GB RAM
1 CPU
1 つのネットワーク アダプタ
シン プロビジョニング
サポートされている最大設定
22
ハードウェア リソース
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
1 TB ディスク
最大 4025 のデバイス ノード
4 GB RAM
16 CPU
2 つのネットワーク アダプタ
シン プロビジョニングまたはシック プロビ
ジョニング
注: 実際にサポートされるデバイス ノード数は、検出されるデバイス タイプによって異
なります。
注: VMware では、1 CPU のみの仮想マシンの耐障害性がサポートされています。耐障害
性の詳細については、ベンダのマニュアルを参照してください。
StruxureWare Data Center Expert サーバーの対応する設定
StruxureWare Data Center Expert 仮想アプライアンスの対応する設定は、 StruxureWare
Data Center Expert Basic、Standard、Enterprise の各サーバー ハードウェア設定に基づ
きます。
ハードウェア サーバー
仮想アプライアンスの対応する設定
StruxureWare Data Center Expert 基本設定
最大 525 のデバイス ノードのサポート
最大 250 GB ディスク
1 GB RAM
2 CPU
StruxureWare Data Center Expert Standard
最大 2025 のデバイス ノードのサポート
最大 250 GB ディスク
2 GB RAM
2 CPU
StruxureWare Data Center Expert Enterprise
最大 4025 のデバイス ノードのサポート
最大 1 TB ディスク
4 GB RAM
4 ~ 16 CPU
23
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[サーバー管理の設定] ([システム]メニュー])
このメニュー オプションを選択すると、[サーバー管理の設定] 画面のオプションが表示
されます。ここで、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの処理に直接影響する設
定にアクセスできます。
[電子メール設定] オプション
このオプションの項目を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが電子メ
ール通知を送信できるようにします。
このオプションには 2 つのタブがあり (プライマリ SMTP サーバー用の [プライマリ] と
バックアップ SMTP サーバー用の [バックアップ])、それぞれに同じ項目が含まれ、それ
らは StruxureWare Data Center Expert サーバーの電子メール通知で使用される [送信元
アドレス] フィールド定義と同じです。
これらの設定は、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが監視対象 SNMP デバイス
に対する電子メール アラーム通知を送信するとき、および StruxureWare Data Center
Expert サーバー機能 (ストレージ ディスクの状況やリポジトリの消去など) に関連する電
子メール メッセージに使用されます。
StruxureWare Data Center Expert サーバー システム イベントの電子メール通知は、2 分
ごとにバッチ送信されます。こうした通知は、イベントが解除されるまで、最初は 5 分
ごとに、次に 10 分ごとに、その後は 1 時間ごとに繰り返されます。イベントが解除され
ると、通知は送信されなくなります。
注: イベントの発生タイミング、または電子メール通知の送信間隔との関連で、通知を繰
り返すタイミングによっては、通知の送信に最大 2 分の遅延が生じる可能性があります。
項目
説明
送信元アドレス
StruxureWare Data Center Expert サーバーから
電子メールが送信されたことを示すアドレスを
指定します。
SMTP サーバー
StruxureWare Data Center Expert サーバーが使
用する SMTP サーバーのホスト名または IP アド
レスを指定します。
ポート
StruxureWare Data Center Expert サーバーとの
通信に使用する SMTP サーバー上のポート番号
を指定します。
セキュア SMTP (STARTTLS 拡張が必要)
StruxureWare Data Center Expert サーバーと
SMTP サーバーの間の通信で セキュア SMTP プ
ロトコルを使用する場合に選択します。
ログインが必要
StruxureWare Data Center Expert サーバーか
ら SMTP サーバーにログオンするときに使用す
る ユーザー名と パスワード を定義する場合に
選択します。
注: このオプションを有効にするのは、ログオ
ン アクセスが必要な SMTP サーバーを使用して
いるときだけです。
24
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[サーバー SSL 証明書] 画面
この画面を使用して、SMTP サーバ、Active Directory サーバー、OpenLDAP サーバー、
または NetBotz Appliance とのセキュリティで保護された通信に使用する StruxureWare
Data Center Expert サーバーの SSL 証明書を管理します。
この画面には、 [サーバー管理の設定] ( [システム] メニュー オプション) の [サーバー SSL
証明書] オプションからアクセスします。
デバイス検出プロセスで [NetBotz Appliance] を選択し、セキュリティ モードの [SSL を
必要とし、証明書を検証する] オプションを選択する場合は、この画面を使用して、検出
する NetBotz Appliance からの証明書を最初に StruxureWare Data Center Expert サー
バーに追加します。そうしないと、デバイスの検出が正常に完了しません。
サーバー SSL 証明書の追加や削除を行う場合、 StruxureWare Data Center Expert サー
バーを再起動する必要はありません。
項目
説明
所有者:証明書の名前。
リスト
発行先 (組織):証明書の発行先組織の名前。
発行元 (組織):証明書の発行元組織の名前。
発行日時:証明書が発行された日時。
有効期限:証明書の有効期限が切れる日付。
追加
ファイルから証明書をインポートする場合や、
証明書をテキスト フィールドに貼り付ける場合
に使用する画面にアクセスします。
削除
選択した証明書を StruxureWare Data Center
Expert サーバーから削除します。
表示
選択した証明書の詳細を表示します。
[ライセンス キー] オプション
このオプションの項目を使用して、サーバーが監視できるデバイスの数を指定する
StruxureWare Data Center Expert Device Packs、および監視対象デバイスに関する情報に
アクセスする必要がある、サーバー上の任意のアプリケーションに対するライセンス キ
ーを入力します。
MODBUS TCP 出力モジュールおよび監視機能は、 StruxureWare Data Center Expert サー
バーでライセンス キーを入力する必要があるアプリケーションの例です。
項目
説明
リスト
[ライセンス タイプ] によってライセンス キーを
識別します。また、各ライセンスによってサー
バーが監視できるデバイス数 ( [ノード数]) とそ
れらのうちで監視されているデバイス数 ( [使用
されているノード数]) も表示されます。
25
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
ライセンス キーの追加
リストにライセンス キーを追加する場合にクリ
ックします。
ライセンス キーの詳細
選択したライセンス キーに関する情報を表示し
たり、その情報をドキュメントにコピーしたり
する場合にクリックします。
[ライセンス キーの詳細] 画面
この画面を使用して、選択したライセンス キーに関する情報を表示したり、その情報を
ドキュメントにコピーしたりします。
タイプ
説明
ライセンス タイプ
選択したライセンスをタイプによって識別しま
す。
ノード数
ライセンスによってサーバーが監視できるデバ
イスの数。
使用されているノード数
ライセンスを使用している監視対象デバイスの
数。
インストール日
ライセンスがサーバー上にインストールされた
日付。
有効期限
ライセンスがある場合は、その有効期限が切れ
る日付。
期限切れ
ライセンスの有効期限が切れたかどうか。
ライセンス キー
ライセンスに関連付けられている一意のキー。
[ネットワークの設定] オプション
このオプションの項目を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーがパブリ
ック LAN およびプライベート LAN での通信に使用する設定、およびプライベート LAN
でデバイスを検出するときに使用する設定を定義します。 StruxureWare Data Center
Expert サーバーは、マルチホーム サーバーではありません。
注: [パブリック (LAN1)] タブまたは [プライベート (LAN2)] タブでの変更を適用するに
は、サーバーを再起動するかどうかの確認に対して [OK] をクリックします。サーバーの
再起動には数分かかることがあります。その後、ログオンできます。
[パブリック (LAN1)] タブ
このタブを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーがパブリック LAN での
通信に使用する設定を定義します。 StruxureWare Data Center Expert サーバーでは、こ
のためのポートに [1] というラベルが付けられています。
注: 変更は、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの再起動によってのみ適用され
ます。
項目
説明
26
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
ホスト名
StruxureWare Data Center Expert サーバーのホ
スト名を指定します。
IP アドレス
サーバーのパブリック ネットワーク アドレスを
指定します。
[サブネット]
サーバーのローカル ネットワーク セグメント
の TCP/IP サブネット アドレスを指定します。
[ゲートウェイ]
ゲートウェイの IP アドレスを指定します。
[ドメイン]
サーバーが常駐しているネットワーク ドメイン
の名前を指定します。
[プライマリ DNS]
IP アドレスをドメイン名にマッピングするため
に使用されるプライマリ DNS サーバーの IP ア
ドレスを指定します。
[セカンダリ DNS]
プライマリ DNS サーバーがビジーまたはオフラ
インの場合に使用される DNS サーバーの IP ア
ドレスを指定します。
[ターシャリ DNS]
プライマリ DNS サーバーおよびセカンダリ DNS
サーバーがビジーまたはオフラインの場合に使
用される DNS サーバーの IP アドレスを指定し
ます。
[プライベート (LAN2) ネットワーク A] タブ
このタブを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーがプライベート LAN で
の通信に使用する設定を定義します。 StruxureWare Data Center Expert サーバーでは、
このためのポートに [2] というラベルが付けられています。
注: 変更は、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの再起動によってのみ適用され
ます。
[DHCP 検出] タブで [APC デバイスのリセット] が選択されている場合、 StruxureWare
Data Center Expert サーバーの IP アドレスとサブネット マスクで定義されている、ネッ
トワーク A 上のデバイスだけがリセットされます。
StruxureWare Data Center Expert サーバーは、マルチホーム サーバーではありません。
プライベート LAN (LAN2) は、 StruxureWare Data Center Expert サーバーのみにより監
視されているデバイスとの通信に使用されるプライベート ネットワークです。パブリッ
ク LAN や冗長リンクへのルーティングなど、他のネットワーク設定との統合はサポート
されません。
項目
説明
IP アドレス
StruxureWare Data Center Expert サーバーのパ
ブリック ネットワーク アドレスを指定します。
[サブネット マスク]
ローカル ネットワーク セグメントの TCP/IP サ
ブネット アドレスを指定します。
注: [プライベート DHCP LAN を有効化] を選択
している場合、 [サブネット マスク] の選択でこ
のアドレスが定義されます。それ以外の場合は、
サブネット マスクの IP アドレスを入力します。
[ネットワーク A での DHCP の有効化]:
StruxureWare Data Center Expert サーバーをプ
ライベート LAN のネットワーク A 上のデバイス
の DHCP サーバーとして使用する場合に選択し
ます。デフォルトで有効になっています。
27
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[開始 IP アドレス] および [終了 IP アドレス]
DHCP LAN で使用できる IP アドレスの範囲を定
義します。
4 つの部分からなる IP アドレスの最初の 2
つの部分は、 [IP アドレス] の値で定義さ
れ、後の 2 つの部分は、最初は [サブネッ
ト マスク] の選択内容で定義されます。
注: 後の 2 つの IP アドレス値は編集できます。
ただし、[終了 IP アドレス] の値を大きくするこ
とはできません。値を大きくした場合は、 [合計
使用可能アドレス数] が [無効な IP 範囲] に変わ
ります。
[サブネット マスク]
サブネット マスク アドレスのリストです。それ
ぞれが、異なる [開始 IP アドレス] および [終
了 IP アドレス] の範囲を提供します。
[合計使用可能アドレス数]
[開始 IP アドレス] および [終了 IP アドレス] の
範囲に基づく、利用可能なアドレス数を指定し
ます。
[プライベート LAN にサーバーのタイム ゾーン StruxureWare Data Center Expert サーバーのタ
のオフセットを適用]
イム ゾーンのオフセットを、プライベート LAN
上のデバイスに割り当てる場合、チェックマー
クを付けます。
[プライベート (LAN2) ネットワーク B] タブ
このタブを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーがプライベート LAN で
の通信に使用する設定を定義します。 StruxureWare Data Center Expert サーバーでは、
このためのポートに [2] というラベルが付けられています。静的 IP アドレスを持つデバ
イスは、プライベート LAN のネットワーク B で検出できます。
注: 変更は、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの再起動によってのみ適用され
ます。
[DHCP 検出] タブで [APC デバイスのリセット] が選択されている場合、IP アドレスとサ
ブネット マスクで定義されている、プライベート LAN ネットワーク B 上のデバイスはリ
セットされません。
StruxureWare Data Center Expert サーバーは、マルチホーム サーバーではありません。
プライベート LAN (LAN2) は、 StruxureWare Data Center Expert サーバーのみにより監
視されているデバイスとの通信に使用されるプライベート ネットワークです。パブリッ
ク LAN や冗長リンクへのルーティングなど、他のネットワーク設定との統合はサポート
されません。
項目
説明
[プライベート LAN でのネットワーク B の有効
化]
静的 IP アドレスを持つデバイスに、
StruxureWare Data Center Expert サーバーのプ
ライベート LAN のネットワーク B を使用する場
合に選択します。
IP アドレス
StruxureWare Data Center Expert サーバーのプ
ライベート LAN のネットワーク B のプライベー
ト ネットワーク アドレス (デフォルトは
192.168.16.1) を指定します。
[サブネット マスク]
プライベート LAN のネットワーク B セグメント
の TCP/IP サブネット アドレスを指定します。
28
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
デフォルトは 255.255.255.0 です。それ以外の
場合はサブネット マスクの IP アドレスを入力
します。
[プライベート (LAN2) の DHCP サーバーを検出する] タブ
このタブを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが、そのプライベート
DHCP LAN (ネットワーク A) 上で、SNMPv1 デバイス、または APC DCal1 プロトコルを
使用するデバイスの検出に使用する設定を定義します。
注: 変更は、 StruxureWare Data Center Expert サーバーを再起動しなくても適用されま
す。
項目
説明
プライベート検出設定
[プライベート DHCP 検出の有効化]:
StruxureWare Data Center Expert サーバーがプ
ライベート ネットワーク上で自動的に SNMPv1
デバイス、または APC DCal1 プロトコルを使用
するデバイスを検出できるようにする場合に選
択します。その他のすべてのプライベート ネッ
トワーク デバイスは、プライベート ネットワー
クの IP アドレスを検索するデバイス検出プロセ
スで検出できます。
[読み取りコミュニティ名]: SNMPv1 デバイ
スを検出するために使用する名前を定義し
ます (デフォルトは [public])。
トラップ登録
[検出時の優先順位に基づくスキャンの登録
(SNMP Trap Directed Polling)]: StruxureWare
Data Center Expert サーバーを、選択した APC
SNMPv1 デバイスのトラップ レシーバとして登
録する場合に選択します。これによって、該当
デバイスでのエラーに関するサーバーからの報
告が迅速に行われます。トラップ レシーバのサ
ーバーは、該当のデバイスから SNMPv1 トラッ
プを受信するとすぐにデバイスをポーリングし
ます。トラップ レシーバではないサーバーは、
通常のスキャン間隔中にのみデバイス アラーム
を報告します。
注: このオプションが選択された後に、検出さ
れた APC SNMPv1 デバイスに対してのみ、
StruxureWare Data Center Expert サーバーがト
ラップ レシーバとして登録されます。
[コミュニティ名の書き込み]: 検出した APC
SNMPv1 デバイスのトラップ レシーバとし
て StruxureWare Data Center Expert サー
バーを登録する場合に使用できる名前を定
義します (デフォルトは [private])。
APC デバイスのリセット
プライベート LAN APC デバイス (ネットワー
ク A 上のみ) が新しい IP アドレスを使用するよ
うにリセットする場合にクリックします。
注: APC デバイスをリセットするには [書込み
用コミュニティ名] を使用します。
29
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[サーバー アクセス] オプション
このオプションの項目を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバー上で実行
できる 4 種類のネットワーク アクセス可能プロセス (Web サーバー、SSH デーモン、
SNMP デーモン、および SOCKS プロキシ) に関連付けられている設定情報を有効化、無
効化、および指定します。
[Web サーバー] タブ
このタブの上部のセクションでは、HTTP および HTTPS Web 通信を有効または無効にし
たり、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが各タイプの Web 通信で使用する IP
ポートを指定したりできます。[SSL 証明書] セクションでは、HTTPS 通信に現在使用さ
れている Secure Socket Layer (SSL) 証明書を管理 (追加、編集、または削除) できます。
HTTP と HTTPS の設定
注: HTTP または HTTPS アクセスを有効または無効にしたり、使用されるポートを変更
したりすることによって、デバイスが StruxureWare Data Center Expert サーバーにデー
タを提供できなくなる可能性があります。
オプション
説明
[HTTP ポートの有効化]
定義した IP ポートでの Web 通信で、
StruxureWare Data Center Expert サーバーが
HTTP (セキュリティで保護されないインターネ
ット プロトコル) を使用できるようにする場合
に選択します。
[HTTPS ポートの有効化]
定義した IP ポートでの Web 通信で、
StruxureWare Data Center Expert サーバーが
HTTPS (セキュリティで保護されたインターネッ
ト プロトコル) を使用できるようにする場合に
選択します。
注: 有効な IP ポートは 1 ~ 65535 です。ただし、ポート 20、21、22、23、25、123、
161、162、および 389 を除きます。これらのポートは NetBotz Appliance および既知の
プロトコルで使用するために予約されています。これらの予約済みのポートを使用する
と、運用上の問題につながる可能性がある競合が発生します。
SSL 証明書
このセクションでは、現在の SSL 証明書に関する情報が表示され、その証明書を変更で
きます。サードパーティの署名済み証明書を使用している場合は、その証明書を削除でき
ます。
StruxureWare Data Center Expert サーバーは、安全な HTTPS Web 通信に使用できるデ
フォルトの自己署名 SSL 証明書を生成します。この証明書は、次の 2 つのボタンを使用
して管理できます。
• [証明書の変更]: サーバー SSL 証明書の変更ウィザードにアクセスして、新しい証明
書を追加または作成する場合に使用します。
注: このボタンは、デフォルトの自己署名 SSL 証明書を使用している場合にのみ有
効です。
30
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• [署名済み証明書の削除]: サードパーティの署名済み SSL 証明書を削除し、
StruxureWare Data Center Expert サーバーで生成されたデフォルトの SSL 証明書に
戻す場合に使用します。
注: このボタンは、デフォルトの自己署名 SSL 証明書がサードパーティの証明書に
置き換えられている場合にのみ有効です。
SSL 証明書の変更
サーバー SSL 証明書の変更ウィザードを使用して、新しい証明書を作成または追加でき
ます。証明書署名機関に送信する証明書署名要求を作成することもできます。
新しい自己署名証明書の作成:
1. [サーバー管理の設定] 画面の [サーバー アクセス] オプションの [Web サーバー] タ
ブで、 [証明書の変更] をクリックします。
2. [証明書アクションの選択] 画面で、 [新しい自己署名証明書の作成] を選択し、 [次
へ] をクリックします。
3. [証明書パラメータの指定] 画面で、必要に応じてパラメータを編集し、 [次へ] をク
リックします。
注: [国] には、2 文字 (英文字) しか入力できません。
4. [証明書の更新] 画面で [完了] をクリックして、デフォルトの SSL 証明書を、
StruxureWare Data Center Expert サーバーで作成された新しい自己署名 SSL 証明書
で上書きします。
注: 再起動の完了後に再度サーバーにログオンできます。
証明書署名要求 (CSR) の作成:
この手順では、証明書署名機関に送信する証明書署名要求を作成します。
1. [サーバー管理の設定] 画面の [サーバー アクセス] オプションの [Web サーバー] タ
ブで、 [証明書の変更] をクリックします。
2. [証明書アクションの選択] 画面で、 [証明書署名要求 (CSR) の作成] を選択し、 [次
へ] をクリックします。
3. [証明書パラメータの指定] 画面で、必要に応じてパラメータを編集し、 [次へ] をク
リックします。
注: [国] には、2 文字 (英文字) しか入力できません。
4. [証明書署名要求のコピー] 画面で、表示された CSR テキストをテキスト ファイルに
コピーします。
注: テキストを手動で選択して、 Ctrl+C キーを使用するか、またはテキストの任
意の場所を右クリックし、 [すべて選択] オプションと [コピー] オプションを使用し
て CSR テキストをコピーできます。
5. CSR を、署名を得るために適切なサードパーティの認証機関に送信します。
6. [証明書アクションの選択] 画面の [証明書の追加] オプションを使用して、
StruxureWare Data Center Expert サーバーで新しく署名された証明書を追加しま
す。
新しい署名済み証明書の追加:
この手順では、サードパーティの署名済み SSL 証明書をインポートします。
1. [サーバー管理の設定] 画面の [サーバー アクセス] オプションの [Web サーバー] タ
ブで、 [証明書の変更] をクリックします。
2. [証明書アクションの選択] 画面で、 [証明書の追加] を選択し、 [次へ] をクリックし
ます。
31
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
3. [証明書の追加] 画面で、 Ctrl+V キーを使用して証明書のコピーをテキスト ボック
スに貼り付けるか、または [証明書のインポート] をクリックしてテキスト ファイ
ルから証明書をインポートし、 [次へ] をクリックします。
4. [証明書の更新] 画面で [完了] をクリックして、現在の SSL 証明書を新しい SSL 証明
書で上書きします。
注: 再起動の完了後に再度サーバーにログオンできます。
サーバー SSL 証明書の変更ウィザード
このウィザードの画面を使用して、自己署名証明書の作成、 StruxureWare Data Center
Expert サーバーで安全な SSL ベースの HTTPS Web 通信に使用できる署名済み Secure
Socket Layer (SSL) 証明書の追加、および証明書署名機関に送信する証明書署名要求の作
成を行います。
[証明書アクションの選択] 画面:
この画面を使用して、サーバー SSL 証明書の変更ウィザードで実行するアクションを選
択します。
• [新しい自己署名証明書の作成]: デフォルトの SSL 証明書を、 StruxureWare Data
Center Expert サーバーで生成された新しい自己署名証明書に置き換えます。
• [証明書署名要求 (CSR) の作成]: CSR を使用して、 [証明書の追加] オプションでイン
ポートする新しい署名済み証明書のコピーにアクセスします。
• [証明書の追加]: 現在の SSL 証明書を、 [証明書署名要求 (CSR) の作成] オプションで
取得した SSL 証明書に置き換えます。
[証明書パラメータの指定] 画面:
この画面を使用して、自己署名証明書の作成時 ([証明書アクションの選択] 画面で [新し
い自己署名証明書の作成] を選択した場合) または証明書署名要求 (CSR) の作成時 ([証明書
アクションの選択] 画面で [証明書署名要求 (CSR) の作成] を選択した場合) に証明書パラ
メータを編集します。
必要に応じてパラメータを編集します。
注: [国] には、2 文字 (英文字) しか入力できません。
[証明書署名要求のコピー] 画面:
この画面を使用して、表示された CSR テキストをテキスト ファイルにコピーします
( Ctrl+C)。このファイルは、署名を得るために CSR をサードパーティの認証機関に送
信する際に使用します。
注: その結果生成された SSL 証明書は、[証明書アクションの選択] 画面の [証明書の追
加] オプションを使用して StruxureWare Data Center Expert サーバーにインポートでき
ます。
[証明書の追加] 画面:
この画面を使用して、署名済み SSL 証明書のコピーを貼り付けたり ( Ctrl+V)、 [証明書
のインポート] ボタンをクリックして SSL 証明書をインポートしたりします。
32
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[証明書の更新] 画面:
この画面を使用して、現在の SSL 証明書を StruxureWare Data Center Expert サーバーで
作成された自己署名証明書で上書きするか ([証明書アクションの選択] 画面で [新しい自
己署名証明書の作成] を選択した場合)、またはサーバーにインポートされたサードパーテ
ィの証明書で上書きします ([証明書アクションの選択] 画面で [証明書の追加] を選択した
場合)。
注: [完了] をクリックすると、再起動の完了後に再度サーバーにログオンできます。
[SSH サーバー] タブ
このタブを使用して、ネットワークを介して StruxureWare Data Center Expert サーバー
にログオンしてそのサーバーでコマンド ラインからコマンドを実行するときに使用され
る Secure Shell (SSH) を有効にします。SSH は、強力な認証を提供し安全性の低いチャネ
ルで通信の安全を確保するプログラムです。
注: StruxureWare Data Center Expert サーバーは SSH 接続をサポートしていますが、こ
れは、主にデバイスの問題をトラブルシューティングするときに APC サポートの指示の
もとで使用するために用意されています。
オプション
説明
[SSH デーモンは現在実行中]
StruxureWare Data Center Expert サーバーへ
の SSH アクセスを許可する場合に選択します。
[起動時に SSH デーモンを開始]
サーバーの電源がオンになったとき、または再
起動されたときに、SSH を開始する場合に選択
します。
[SNMP サーバー] タブ
このタブを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの SNMP エージェント
の使用を有効または無効にしたり、監視対象デバイスへの SNMP アクセスで使用される
コミュニティ名およびポート設定を指定したり、サーバーの担当者の連絡先および場所に
関する情報を指定したりできます。
項目
説明
[SNMP エージェントの有効化]
SNMP エージェントの設定を有効にします。
[読み取りコミュニティ名]
読み取り専用の SNMP リクエストで使用するコ
ミュニティ名を定義します。.
[読み取り/書き込みコミュニティ名]
読み取りおよび書き込み SNMP リクエストで使
用するコミュニティ名を定義します。.
[ポート]
SNMP エージェント通信に使用されるポートの
番号を指定します。
システムの連絡先
StruxureWare Data Center Expert サーバーの担
当者の連絡先を指定します。
システムの場所
StruxureWare Data Center Expert サーバーの場
所を指定します。
33
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[SOCKS プロキシ] タブ
このタブを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの組み込みの SOCKS v5
プロキシ サーバーを有効または無効にします。このプロキシ サーバー (ポート 1080 を
使用) は、プロキシ アクセスを使用しているユーザーが、パブリック LAN から
StruxureWare Data Center Expert サーバーにアクセスすることによって、プライベート
DHCP LAN に常駐するデバイスにアクセスできるようにします。
[サーバーのバックアップ/復元] オプション
このオプションの項目を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの設定デ
ータやリポジトリ データのバックアップ ファイルを、スケジュールに従って自動的に作
成するか、手動で作成することができます。また、必要に応じてバックアップ ファイル
を使用してサーバー データを手動で復元することもできます。
注: サーバーのバックアップが失敗した場合、ユーザー資格情報に電子メール アドレスが
含まれる StruxureWare Data Center Expert 管理者であるユーザーに電子メールが送信
されます。
項目
説明
[リスト]
[バックアップ先サーバー] 別にバックアップ エ
ントリがリストされ、各エントリについての情
報が表示されます。
[バックアップ タイプ]: バックアップ ファ
イルに保存されるデータのタイプを示しま
す。
• [フル]: すべてのサーバー データ (設定
およびリポジトリ) がそれぞれのバッ
クアップ ファイルに保存されます。
• [同期済み]: 最初のバックアップ ファ
イル以降のサーバー データ (設定およ
びリポジトリ) に対する変更が保存さ
れます。
• [設定]: サーバー設定データのみがそれ
ぞれのバックアップ ファイルに保存
されます。
[スケジュール有効]: バックアップ スケジュ
ールが有効かどうかを示します。
[スケジューリングされた曜日]/[スケジュー
リングされた時刻]: いつ自動バックアップ
が行われるかを指定します。
[現在のステータス]: バックアップが進行中
かどうかを示します。
バックアップ詳細情報
リスト内で選択されているバックアップ エント
リに関する情報を示します。
バックアップ進行状況
進行中のバックアップ処理に関する情報を示し
ます。
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StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
バックアップ処理の追加
リストにバックアップ エントリを追加する場合
にクリックします。
バックアップ処理の編集
リスト内で選択されているバックアップ エント
リを編集する場合にクリックします。
バックアップ処理の削除
リスト内で選択されているバックアップ エント
リを削除する場合にクリックします。
バックアップ処理の開始
リスト内で選択されているエントリを使用して
バックアップを手動で開始する場合にクリック
します。
バックアップ処理の終了
手動で開始したバックアップを終了する場合に
クリックします。
注: バックアップのキャンセルについての電子
メールが、ユーザー資格情報に電子メール アド
レスが含まれる StruxureWare Data Center
Expert 管理者に送信されます。
バックアップ データから復元
バックアップ データから復元ウィザードを使用
して、 StruxureWare Data Center Expert サーバ
ーの復元に使用するバックアップ ファイルを選
択する場合に選択します。
バックアップ エントリの管理
スケジュールされたバックアップで StruxureWare Data Center Expert サーバーの設定デ
ータやその設定およびリポジトリ データのバックアップ ファイルを作成するためには、
少なくとも 1 つのバックアップ エントリが定義され、使用されている必要があります。
注: バックアップ エントリを削除するには、それをリスト内で選択し、 [バックアップ処
理の削除] をクリックします。
1. [システム] メニューの [サーバー管理の設定] を選択します。
2. [サーバー管理の設定] 画面で [サーバーのバックアップ/復元] を選択します。
3. バックアップ エントリを編集するか追加するかを選択します。
• バックアップ エントリを編集するには、リストされているエントリを選択
し、 [バックアップ処理の編集] をクリックします。
• バックアップ エントリを追加するには、 [バックアップ処理の追加] をクリッ
クし、[リモート マウント タイプの選択] 画面で [Windows リポジトリ] また
は [NFS] を選択します。
4. 適切な設定の画面で、次の手順を実行します。
a. [Windows 共有] ([Windows バックアップ共有設定] 画面) または [NFS 共有]
([NFS バックアップ共有設定] 画面) の設定を指定します。
b. 各バックアップで、すべてのサーバー設定データとリポジトリ データ ( [満
杯])、サーバー設定データとリポジトリ データに対する変更のみ ( [同期済み])、
または設定データのみ ( [設定]) のどれをバックアップするかを選択します。
c. [マウントのテスト] をクリックします。
注: 共有設定の定義が誤っている場合は、エラー メッセージが表示されます。
d. [次へ] をクリックして、サーバー データの自動バックアップに使用されるスケ
ジュールを編集するか、 [完了] をクリックします。
注: デフォルトのスケジュール設定では、毎週金曜日の午前 1 時にバックアッ
プが実行されます。
5. [バックアップ スケジュール] 画面で、バックアップを実行する曜日と時刻を選択し
ます。
35
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[リモート マウント タイプの選択] 画面
この画面を使用して、保存されているバックアップ ファイルのリモート マウント タイプ
として [Windows 共有] または [NFS] を選択できます。
[Windows バックアップ共有設定] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの設定データやリポジ
トリ データのバックアップに使用する Windows 共有の設定を追加または編集します。
項目
説明
[サーバーのホスト名または IP アドレス]
Windows 共有サーバーのホスト名または IP ア
ドレスを指定します。
ユーザー名
サーバーへのアクセスに必要なユーザー名を指
定します。
パスワード
サーバーへのアクセスに必要なパスワードを指
定します。
パスワードの検証
パスワードを再入力します。
ドメイン
Windows 共有が接続されるドメインを指定しま
す。
共有
Windows 共有の名前を指定します。
下位ディレクトリ
データの保存に使用する、Windows 共有の下位
ディレクトリを指定します。
注: 下位ディレクトリを指定しない場合、デー
タは共有のルート ディレクトリに保存されま
す。
バックアップ タイプ
実行されるバックアップのタイプを選択します。
[フル]: 各バックアップ ファイルには、すべ
てのサーバーの設定データおよびリポジト
リ データが含まれます。
[同期済み]: 最初のバックアップ ファイルには、
すべてのサーバーの設定データおよびリポジト
リ データが含まれ、それ以降のファイルには、
新しいデータまたは変更されたデータだけが含
まれます。
[設定]: 各バックアップ ファイルには、すべ
てのサーバーの設定データが含まれますが、
リポジトリ データは含まれません。
マウントをテスト
Windows 共有設定をテストする場合にクリック
します。
[NFS バックアップ共有設定] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの設定データやリポジ
トリ データのバックアップに使用する NFS 共有の設定を追加または編集します。
項目
説明
36
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[サーバーのホスト名または IP アドレス]
NFS 共有サーバーのホスト名または IP アドレス
を指定します。
共有
NFS 共有の名前を指定します。
下位ディレクトリ
データの保存に使用する、NFS 共有の下位ディ
レクトリを指定します。
注: 下位ディレクトリを指定しない場合、デー
タは共有のルート ディレクトリに保存されま
す。
バックアップ タイプ
実行されるバックアップのタイプを選択します。
[フル]: 各バックアップ ファイルには、すべ
てのサーバーの設定データおよびリポジト
リ データが含まれます。
[同期済み]: 最初のバックアップ ファイルには、
すべてのサーバーの設定データおよびリポジト
リ データが含まれ、それ以降のファイルには、
新しいデータまたは変更されたデータだけが含
まれます。
[設定]: 各バックアップ ファイルには、すべ
てのサーバーの設定データが含まれますが、
リポジトリ データは含まれません。
マウントをテスト
NFS 共有設定をテストする場合にクリックしま
す。
[バックアップ スケジュール] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの設定データやリポジ
トリ データを自動的にバックアップするスケジュールを設定します。
項目
説明
スケジュール有効
StruxureWare Data Center Expert サーバーのデ
ータを [日数] と [時刻] の設定に従って自動的に
バックアップする場合に選択します。
[曜日]
バックアップを実行する曜日を入力します。
[時間]
バックアップを実行する時刻を入力します。
バックアップ データから復元ウィザードの使用
このウィザードを使用して、既存の場所または新しい場所にある、 StruxureWare Data
Center Expert サーバーの設定、または設定およびリポジトリのデータの復元に使用する
バックアップ ファイルを選択します。
1. [システム] メニューの [サーバー管理の設定] を選択します。
2. [サーバー管理の設定] 画面で [サーバーのバックアップ/復元] を選択します。
3. [バックアップからの復元] をクリックし、[バックアップ データ場所タイプの選択]
画面を使用して、既存の場所と新しい場所のどちらにあるバックアップ ファイルに
移動するかを選択します。
37
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
既存の場所にあるバックアップ ファイルへの移動
バックアップ データから復元ウィザードを使用して、 StruxureWare Data Center Expert
サーバーによってバックアップ ファイルが保存された NFS または Windows 共有で、バ
ックアップ ファイルを選択できます。
1. [バックアップ データ場所タイプの選択] 画面で、 [既存のバックアップ データ場
所] を選択します。
2. [既存のバックアップ データ場所] 画面で、リストされている場所を選択します。
3. [バックアップ データからの復元] 画面で、リストされているバックアップ ファイル
を選択し、 [完了] をクリックします。
4. 前回のサーバー復元日のデータを使用するかどうかの問い合わせに対して、 [OK] を
クリックします。
注: 復元プロセスの結果、サーバーが再起動されます。サーバーの再起動には数分
かかることがあります。その後、ログオンできます。
新しい場所にあるバックアップ ファイルへの移動
バックアップ データから復元ウィザードを使用して、 StruxureWare Data Center Expert
サーバーがバックアップ ファイルを保存していない NFS または Windows 共有にあるバ
ックアップ ファイルを選択します。
1. [バックアップ データ場所タイプの選択] 画面で、 [新しいバックアップ データ場
所] と、 [Windows 共有] または [NFS] を選択します。
2. 適切な画面で、バックアップの [Windows 共有] ([新しい Windows バックアップ デ
ータ場所] 画面) または [NFS 共有] ([新しい NFS バックアップ データ場所] 画面) の
場所を指定します。
3. [バックアップ データからの復元] 画面で、リストされているバックアップ ファイル
を選択し、 [完了] をクリックします。
4. 前回のサーバー復元日のデータを使用するかどうかの問い合わせに対して、 [OK] を
クリックします。
注: 復元プロセスの結果、サーバーが再起動されます。サーバーの再起動には数分
かかることがあります。その後、ログオンできます。
バックアップ データから復元ウィザード
このウィザードを使用して、既存または新規の共有場所にあるバックアップ ファイルを
使って StruxureWare Data Center Expert サーバーを復元します。
[バックアップ データ場所タイプの選択] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの設定データやリポジ
トリ データの復元に使用するバックアップ ファイルの場所を選択します。
オプション
説明
[既存のバックアップ データ場所]
StruxureWare Data Center Expert サーバー デー
タの保存に使用されている場所でバックアップ
ファイルを探す場合に選択します。
新しいバックアップ データ場所
アーカイブされている場所 (現在のバックアッ
プ ファイルが保存されていない場所) でバック
アップ ファイルを探す場合に選択します。
38
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[既存のバックアップ データ場所] 画面
この画面を使用して、リストからバックアップ ファイルの場所を選択します。
[バックアップ データから復元] 画面
この画面を使用して、リストされているバックアップ ファイルから、 StruxureWare Data
Center Expert サーバーの復元に使用するファイルを選択します。
注: [バックアップ ソース] 列に、バックアップ ファイルのソースとなったサーバーが示
されます。
[新しい Windows バックアップ データ場所] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの復元に使用するバッ
クアップ ファイルが保存されている、Windows 共有の場所を指定します。
項目
説明
[サーバーのホスト名または IP アドレス]
Windows 共有サーバーのホスト名または IP ア
ドレスを指定します。
ユーザー名
サーバーへのアクセスに必要なユーザー名を指
定します。
パスワード
サーバーへのアクセスに必要なパスワードを指
定します。
パスワードの検証
パスワードを再入力します。
ドメイン
サーバーが接続されているドメインを指定しま
す。
共有
バックアップ ファイルを含む Windows 共有の
名前を指定します。
下位ディレクトリ
バックアップ ファイルを含む Windows 共有の
下位ディレクトリを指定します。
注: 下位ディレクトリを指定しない場合、バッ
クアップ ファイルは共有のルート ディレクトリ
に保存されます。
[新しい NFS バックアップ データ場所] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの復元に使用するバッ
クアップ ファイルが保存されている、NFS 共有の場所を指定します。
項目
説明
[サーバーのホスト名または IP アドレス]
NFS 共有サーバーのホスト名または IP アドレス
を指定します。
共有
NFS 共有の名前を指定します。
下位ディレクトリ
データの保存に使用する、NFS 共有の下位ディ
レクトリを指定します。
注: 下位ディレクトリを指定しない場合、デー
タは共有のルート ディレクトリに保存されま
す。
39
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[サーバー プロキシ設定] オプション
このオプションの項目を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーがプロキ
シ サーバーを通じた通信に使用する必要がある設定を定義します。
注: StruxureWare Data Center Expert サーバーは、ファームウェアの更新プログラムな
どのダウンロード、または Remote Monitoring Service (RMS) サポートなどの目的で、イ
ンターネットを使用して APC と通信する必要があります。
項目
説明
プロキシを使用する
プロキシの設定を有効にする場合に選択します。
[プロキシ ホスト名/IP]
プロキシ サーバーのホスト名または IP アドレ
スを指定します。
ポート
StruxureWare Data Center Expert サーバーがプ
ロキシ サーバーとの通信に使用する、プロキ
シ サーバーのポートを指定します。
ユーザー名
プロキシ サーバーへのアクセスに使用されるユ
ーザー名を指定します。
[パスワード]
プロキシ サーバーへのアクセスに使用されるパ
スワードを指定します。
[プロキシのテスト]
StruxureWare Data Center Expert サーバーが、
定義したプロキシ設定を使用して、指定したプ
ロキシ サーバーにアクセスできることを確認す
る場合にクリックします。
[次のアドレスにプロキシ サーバーを使用しない StruxureWare Data Center Expert サーバーがプ
でください。]
ロキシ サーバーを使用せずに直接通信できるよ
うにするインターネット アドレスをリストしま
す。
[追加]
リストにホストの IP アドレスを追加する場合に
クリックします。
[削除]
選択したホストをリストから削除する場合にク
リックします。
[ストレージ設定] オプション
このオプションの項目を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが使用で
きる [リポジトリ] を指定したり、リポジトリに保存されたデータの [消去設定] を定義し
たり、サーバーが Enterprise Server に接続されている場合に [ディスク アレイのステー
タス] を確認したりできます。
注: 組織内で StruxureWare Data Center Expert サーバーおよびリモート ストレージ用
の Windows または NFS リポジトリ サーバーを複数使用している場合、各 StruxureWare
Data Center Expert サーバーが専用のリポジトリ サーバーを使用する必要があります。複
数の StruxureWare Data Center Expert サーバーが同じリモート リポジトリにデータを保
存してはなりません。
[リポジトリ] タブ
40
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
このタブを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが使用できるリポジト
リを管理したり、選択したリポジトリに関する情報を確認したりできます。
項目
説明
[リスト]
ローカル リポジトリおよびリモート リポジトリ
がリストされ、各リポジトリの [ステータス]、
[タイプ]、 [最大容量]、および [条件] が示され
ます。
詳細
選択したリポジトリの [タイプ]、 [ステータス]、
および [条件] が示されます。
使用
選択したリポジトリの現在の使用量についての
情報、保存できるデータの [タイプ] の詳細、お
よびその タイプごとの割り当て済みの容量 ( [サ
イズ]) と現在の使用量 ( [パーセンテージ]) が表
示されます。
ステータス メッセージ
選択したリポジトリのサーバーで、サーバーが
オフラインになるか、Windows リポジトリの認
証の値 ( [ユーザー名] または [パスワード]) が変
更されるなど、なんらかの変化があった場合に
ステータス情報を表示します。
注: この [ステータス メッセージ] は、選択した
リポジトリのサーバーのステータスが変更され
た場合にのみ表示されます。問題が解決しない
場合は、該当するリポジトリ サーバーの管理者
に問い合わせてください。
リモート ストレージだけを使用
StruxureWare Data Center Expert サーバーがリ
モート リポジトリを使用するように制限する場
合に選択します (利用できるリモート リポジト
リがない場合は無効になっています)。
注: リモート リポジトリがオフラインの場合、
サーバーは、それが利用可能になるまでデータ
をローカル リポジトリに保存します。
リモートに移行
現在ローカル リポジトリに保存されているサー
バーの設定データおよびリポジトリ データをリ
モート ストレージ リポジトリに移行する場合に
クリックします。
注: 使用できるリモート リポジトリがない場合
は無効になっています。
リポジトリの追加
リモート リポジトリを追加する場合にクリック
します。
リポジトリの編集
選択したリモート リポジトリを編集する場合に
クリックします。
リポジトリの削除
選択したリモート リポジトリをリストから削除
する場合にクリックします。
リモート リポジトリの管理
ローカル リポジトリではなく、少なくとも 1 つのリモート リポジトリを定義して、
StruxureWare Data Center Expert サーバーで使用する必要があります。
注: 組織内で StruxureWare Data Center Expert サーバーおよびリモート ストレージ用
の Windows または NFS リポジトリ サーバーを複数使用している場合、各 StruxureWare
Data Center Expert サーバーが専用のリポジトリ サーバーを使用する必要があります。複
数の StruxureWare Data Center Expert サーバーが同じリモート リポジトリにデータを保
存してはなりません。
41
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
ローカル リポジトリではなく、リモート リポジトリの追加、編集、または削除ができま
す。
注: リポジトリを削除するには、 [リポジトリ] タブでそれを選択し、 [リポジトリの削
除] をクリックします。
1. [システム] メニューの [サーバー管理の設定] を選択します。
2. [サーバー管理の設定] 画面で [ストレージ設定] を選択します。
3. [リポジトリ] タブを使用してリポジトリを編集するか追加するかを選択します。
• リポジトリを編集するには、リストされているリポジトリを選択し、 [リポジ
トリの編集] をクリックします。
• リポジトリを追加するには、 [リポジトリの追加] をクリックし、[リポジトリ
タイプの選択] 画面で [Windows リポジトリ] または [NFS リポジトリ] を選択
します。
4. 適切な設定の画面で、次の手順を実行します。
a. [Windows 共有] ([Windows リポジトリ設定] 画面) または [NFS 共有] ([NFS リ
ポジトリ設定] 画面) の設定を指定します。
b. [リポジトリ設定をテスト] をクリックします。
注: 共有設定の定義が誤っている場合は、エラー メッセージに、テストが失敗
した理由が示されます。
c. [ファイル システム] 設定を指定し、 [完了] をクリックします。
5. [消去設定] タブを使用して、エラーまたは読み取りのみの状態ではないすべてのオ
ンライン リポジトリからデータが消去されるタイミングを定義します。
[リポジトリ タイプの選択] 画面:
この画面を使用して、 [Windows リポジトリ] と [NFS リポジトリ] のどちらを追加する
かを選択します。
[Windows リポジトリ設定] 画面:
この画面を使用して、Windows リポジトリの設定を追加または編集します。
この画面には、2 つのセクションと [リポジトリ設定をテスト] ボタンがあります。リポ
ジトリを追加する場合、またはリポジトリの編集時に変更するのが [リポジトリ名] だけ
ではない場合は、このボタンを使用して Windows 共有の設定をテストする必要がありま
す。
テストが成功するまで、 [ファイル システム] の設定を追加または編集することはできま
せん。
注: StruxureWare Data Center Expert サーバーは、テストが失敗した理由を示すエラー
メッセージを生成します。問題が解決しない場合は、使用しようとしているリポジトリ
サーバーの管理者に問い合わせてください。
[Windows 共有] セクション:
Windows リポジトリの場所、およびリポジトリのアクセスに必要なユーザー名とパスワ
ードを設定します。
項目
説明
[リポジトリ名]
リポジトリの名前を示します。
[サーバーのホスト名または IP アドレス]
Windows 共有サーバーのホスト名または IP ア
ドレスを指定します。
42
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[ユーザー名]
Windows 共有にアクセスするために必要なユー
ザー名を指定します。
[パスワード]
Windows 共有にアクセスするために必要なパス
ワードを指定します。
[パスワードの確認]
パスワードを再入力します。
[ドメイン]
Windows 共有が接続されるドメインを指定しま
す。
共有
Windows 共有の名前を指定します。
下位ディレクトリ
データの保存に使用する、Windows 共有の下位
ディレクトリを指定します。
注: 下位ディレクトリを指定しない場合、デー
タは共有のルート ディレクトリに保存されま
す。
[ファイル システム] セクション:
リポジトリのファイル システムが有効かどうか、有効な場合は読み取り専用かどうか、
およびその最大容量を選択します。
項目
説明
[有効]
リポジトリを有効にする場合に選択します。
[読み取り]
リポジトリに対する読み取りアクセスだけを許
可する場合に選択します。
[空きスペース]
リポジトリで利用できる空きスペースの量を示
します。
[最大容量]
利用可能な [空きスペース] に基づいて、リポジ
トリの最大容量を指定します。たとえば、79.85
ギガバイト (GB) が利用できる場合は、 79.85 以
下の数を入力し、ドロップダウン メニューで
[GB] を選択します。
[NFS リポジトリ設定] 画面:
この画面を使用して、NFS リポジトリの設定を追加または編集します。
この画面には、2 つのセクションと [リポジトリ設定をテスト] ボタンがあります。リポ
ジトリを追加する場合、またはリポジトリの編集時に変更するのが [リポジトリ名] だけ
ではない場合は、このボタンを使用して NFS 共有の設定をテストする必要があります。
テストが成功するまで、 [ファイル システム] の設定を追加または編集することはできま
せん。
注: StruxureWare Data Center Expert サーバーは、テストが失敗した理由を示すエラー
メッセージを生成します。問題が解決しない場合は、使用しようとしているリポジトリ
サーバーの管理者に問い合わせてください。
[NFS 共有] セクション:
NFS リポジトリの場所について設定します。
43
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
項目
説明
[リポジトリ名]
リポジトリの名前を示します。
[サーバーのホスト名または IP アドレス]
NFS 共有サーバーのホスト名または IP アドレス
を指定します。
共有
NFS 共有の名前を指定します。
下位ディレクトリ
データの保存に使用する、NFS 共有の下位ディ
レクトリを指定します。
注: 下位ディレクトリを指定しない場合、デー
タは共有のルート ディレクトリに保存されま
す。
[ファイル システム] セクション:
リポジトリのファイル システムが有効かどうか、有効な場合は読み取り専用かどうか、
およびその最大容量を選択します。
項目
説明
[有効]
リポジトリを有効にする場合に選択します。
[読み取り]
リポジトリに対する読み取りアクセスだけを許
可する場合に選択します。
[空きスペース]
リポジトリで利用できる空きスペースの量を示
します。
[最大容量]
利用可能な [空きスペース] に基づいて、リポジ
トリの最大容量を指定します。たとえば、79.85
ギガバイト (GB) が利用できる場合は、 79.85 以
下の数を入力し、ドロップダウン メニューで
[GB] を選択します。
[消去設定] タブ
このタブを使用して、自動消去に影響する設定を定義したり、リポジトリを手動で消去し
たりします。
注: [システム] メニューの [サーバー管理の設定] の [サーバーのバックアップ/復元] オ
プションを使用して作成したバックアップ ファイルに、リポジトリ データを含めること
を選択できます。
[合計リポジトリ使用スペース] セクションには、すべてのリポジトリに保存されているデ
ータの [タイプ] 別に、割り当てられている容量 ( [サイズ]) および現在の使用量 ( [パーセ
ンテージ]) が示されます。ただし、 [リポジトリ] タブで [リモート リポジトリだけを使
用] が選択されている場合を除きます。この場合は、すべてのリモート リポジトリの容量
と使用量だけが示されます。
注: リポジトリでエラー状況になった場合、ユーザー資格情報に電子メール アドレスが含
まれる StruxureWare Data Center Expert 管理者に電子メールが送信されます。
44
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
自動消去設定
このセクションを使用して、リポジトリが自動消去される条件の設定を定義します。
タイプ
説明
[消去開始パーセンテージ]
全体の容量の何パーセントに達したら消去を開
始するかを指定します。
[消去終了パーセンテージ]
全体の容量の何パーセントに達したら消去を終
了するかを指定します。
[消去警告パーセンテージ]
全体の容量の何パーセントに達したらまもなく
消去を実行する可能性があることを警告するか
を指定します。
警告電子メールを送信
[消去警告パーセンテージ] しきい値に達したと
きに、ユーザー資格情報に電子メール アドレス
が含まれる StruxureWare Data Center Expert
管理者に電子メールを送信する場合に選択しま
す。
消去設定の適用
設定に対する変更を保存する場合にクリックし
ます。
手動消去
このセクションを使用して、リポジトリの手動消去を実行します。
タイプ
説明
次の日付以前に作成されたデータを消去
日付を選択します。この日付以前に保存された
データはすべて消去されます。
手動で消去するデータのタイプを選択してくだ
さい
手動消去対象に含めるデータを、 [アラーム履歴
データ]、 [アラーム バイナリ データ]、 [センサ
ー データ]、 [タグなし監視データ]、 [すべての
監視データ]、またはそれらの組み合わせから選
択します。
注: タグ付き監視データが消去されないように
するには、 [すべての監視データ] の代わりに
[タグなし監視データ] を選択します。
手動消去の実行
指定した日付の範囲の選択済みのデータを消去
する場合にクリックします。
[ディスク アレイのステータス] タブ
このタブを使用して、Enterprise Server に関連付けられているディスク アレイの [全体
のステータス] および [個別のディスクのステータス] の情報を表示します。
45
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: ディスク アレイのステータスが低下した場合、ユーザー資格情報に電子メール アド
レスが含まれる StruxureWare Data Center Expert 管理者に電子メールが送信されま
す。
[時刻設定] オプション
このオプションの項目を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの日付と
時刻、または日付と時刻の値を提供する NTP サーバーを指定し、また地域設定を指定し
ます。
注: 設定の変更を有効にするには、 StruxureWare Data Center Expert サーバーを再起動
する必要があります。
[日付] および [時刻] の項目
項目
説明
Enable StruxureWare Data Center Expert を
NTP サーバーとして
指定した Network Time Protocol (NTP) サーバ
ーから StruxureWare Data Center Expert サー
バーの日付と時刻の値を取得する場合にチェッ
クマークを付けます。チェックマークを付けな
い場合、日付と時刻の値は、 [日付] と [時刻] の
項目または [クライアント時刻を使用] によって
設定されます。
リモート NTP サーバーの時刻を使用
これを選択した場合、 StruxureWare Data
Center Expert サーバーの日付と時刻の値は、指
定した Network Time Protocol (NTP) サーバー
から提供されます。選択しない場合、日付と時
刻の値は、 [日付] と [時刻] の項目または [クラ
イアント時刻を使用] によって設定されます。
NTP 時刻の手動設定
これを選択した場合、NTP 時間は、 [日付] と
[時刻] の項目または [クライアント時刻を使用]
によって設定されます。
NTP サーバー 1/NTP サーバー 2/NTP サーバ
ー3
[リモート NTP サーバーの時刻を使用] が選択さ
れたときに、少なくとも 1 つの NTP サーバー
の IP アドレスまたはホスト名を指定します。
日付
[ StruxureWare Data Center Expert を NTP サ
ーバーとして有効化] が選択されていない場合、
または [ StruxureWare Data Center Expert
を NTP サーバーとして有効化] と [NTP 時刻の
手動設定] が選択されている場合は、サーバーが
使用する日付を指定します。
時刻
[ StruxureWare Data Center Expert を NTP サ
ーバーとして有効化] が選択されていない場合、
または [ StruxureWare Data Center Expert
を NTP サーバーとして有効化] と [NTP 時刻の
手動設定] が選択されている場合は、サーバーが
使用する時刻を指定します。
クライアント時刻を使用
[ StruxureWare Data Center Expert を NTP サ
ーバーとして有効化] が選択されていない場合、
または [ StruxureWare Data Center Expert
を NTP サーバーとして有効化] と [NTP 時刻の
手動設定] が選択されている場合に、このオプシ
46
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
ョンをクリックすると、サーバーでクライアン
トの日付と時刻の設定が使用されます。
カレンダー
現在の日付が表示されます。 [ StruxureWare
Data Center Expert を NTP サーバーとして有効
化] が選択されていない場合、または [
StruxureWare Data Center Expert を NTP サー
バーとして有効化] と [NTP 時刻の手動設定] が
選択されている場合は、その日付を定義するた
めに使用できます。
[地域設定] の項目
項目
説明
サーバーのロケール
StruxureWare Data Center Expert サーバーで電
子メールなどのメッセージに使用する言語を選
択します。デフォルトでは、 [サーバーのタイ
ム ゾーン] の設定に関連付けられている言語が
使用されます。その言語がサポートされていな
い場合は、 [英語 (米国)] が使用されます。
注: サーバーの測定単位 (メートル法または米国
標準) および日付の形式が、選択したロケールで
一般的に使用されているものと一致するように
します。
サーバー上で 24 時間形式の時刻を使用
StruxureWare Data Center Expert サーバーで 24
時間形式の時計を使用する場合に選択します。
サーバーのタイム ゾーン
StruxureWare Data Center Expert サーバーがあ
る場所のタイム ゾーンを選択します。
47
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[クライアントの基本設定] ([ファイル] メニュー)
このオプションの画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert クライアントだけ
に適用する設定を定義します。
Advanced View の設定
このオプションを使用して、 デバイス ビューおよび マップ ビューの NetBotz Appliance
の右クリック オプションである [Advanced View を起動] を有効にします。
注: Advanced View 3.1.1 以上のローカル コピーを参照する必要があります (それより前
のバージョンを使用しようとすると、失敗します)。コピーは、NetBotz Support の Web
ページ ( http://www.netbotz.com/support/ ) からダウンロードできます。
Advanced View を StruxureWare Data Center Expert サーバーと関係なく使用してパブリ
ック ネットワーク上の NetBotz Appliance にアクセスできますが、 StruxureWare Data
Center Expert サーバーのプライベート LAN 上にある NetBotz Appliance の Advanced View
インターフェイスにアクセスするには、 [Advanced View を起動] を使用する以外に方法
はありません。このオプションを使用すると、監視対象の NetBotz Appliance が
StruxureWare Data Center Expert サーバーのパブリック LAN 上にあるかプライベート
LAN 上にあるかにかかわらず、そのアプライアンスの Advanced View インターフェイス
にアクセスできます。
注: [Advanced View を起動] オプションを使用してプライベート LAN 上の NetBotz
Appliance の Advanced View インターフェイスにアクセスできるのは、 StruxureWare
Data Center Expert 管理者、または StruxureWare Data Center Expert プロキシの役割
が割り当てられたユーザーだけです。さらに、 StruxureWare Data Center Expert 管理
者または StruxureWare Data Center Expert プロキシ ユーザーがプライベート ネット
ワーク上のデバイスにアクセスするには、 [SOCKS プロキシ] ( [システム] メニューの [サ
ーバー管理の設定] の [サーバー アクセス] オプション) を有効にしておく必要がありま
す。
音声設定
このオプションを使用して、アラートが発生したときに StruxureWare Data Center
Expert クライアントで音声を再生するかどうかを選択します。
項目
説明
[アラート発生時に音声を再生]
クライアントで [音声ファイルの選択] で選択さ
れた音声を再生できるようにする場合に選択し
ます。
[提供されている音声ファイルを選択]
クライアントで再生する音声を、 StruxureWare
Data Center Expert クライアントに提供されて
いるファイルのドロップダウン リストから選択
します。
48
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[カスタムの音声ファイルを選択]
クライアントで再生する AIFF、AU、WAV、ま
たは MID 形式の音声ファイルを参照して選択し
ます。
[音声をテスト]
[提供されている音声ファイルを選択] または
[カスタムの音声ファイルを選択] で選択された
音声を聞く場合に場合にクリックします。
ブラウザの設定
このオプションを使用して、 StruxureWare Data Center Expert クライアントが監視対象
デバイスの Web インターフェイスに接続するために使用する Web ブラウザを選択しま
す。
項目
説明
デフォルトの OS Web ブラウザを使用する
オペレーティング システムのデフォルトの Web
ブラウザを使用して StruxureWare Data Center
Expert クライアントの外部のブラウザ ウィン
ドウを開く場合に選択します (デフォルト)。
別の Web ブラウザを使用する
別の Web ブラウザを使用して StruxureWare
Data Center Expert クライアントの外部のブラ
ウザ ウィンドウを開く場合に選択します。
パス
別の Web ブラウザの実行可能ファイルの場所を
指定します。
参照
必要に応じて、使用する Web ブラウザの実行可
能ファイルを参照し、そのファイルの パス を
選択する場合にクリックします。
ブラウザのテスト
選択したブラウザが APC ホーム ページにアクセ
スできることを確認する場合にクリックします。
デバイスの起動時に内部 Web ブラウザを使用す StruxureWare Data Center Expert クライアン
る
ト Web ブラウザを使用して StruxureWare Data
Center Expert クライアントの内部のビューでブ
ラウザを開く場合にチェックマークを付けます
(デフォルトの選択)。
注: [デバイスの起動の設定] を指定する場合は、
このオプションを選択すると、基本認証を使用
するデバイスの Web インターフェイスに自動的
にログインするようになります。[監視対象デバ
イス] の [デバイスの起動の設定] 画面を参照し
てください。
クライアントの言語の設定
このオプションを使用して、 StruxureWare Data Center Expert クライアントで使用する
言語を選択します。選択した言語は、すべてのオプション、画面、ステータス メッセー
ジ、しきい値、および設定に使用されます。ただし、 StruxureWare Data Center Expert
サーバーから送信される電子メール、監視対象デバイスから送信される識別情報などのメ
ッセージを除きます。
49
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
デフォルト設定は、 [OS のロケールを使用] です。この設定では、クライアントの場所に
関連付けられている言語がサポートされている場合に、その言語が使用されます。サポー
トされていない場合は、英語が [OS のロケールを使用] のデフォルトの言語になります。
注: [サーバーのロケール] ( [システム] メニューの [サーバー管理の設定] のオプションで
ある [時刻設定] を選択) を使用すると、 StruxureWare Data Center Expert サーバーでメ
ッセージに使用する言語を選択できます。
[カスタム プロパティ設定]
このオプションを使用して、カスタム プロパティが追加された場合にポップアップ オプ
ションを表示するかどうか、または、新規作成されたカスタム プロパティの場合は列を
デバイス ビューに自動的に追加するかどうかを選択します。
注: デフォルト設定では、カスタム プロパティ キーが新規に作成されるたびに、ポップ
アップ オプションが表示され、列が デバイス ビューおよび [デバイス センサーを表示]
画面に追加されます。
[デバイス] メニューの [カスタム プロパティ キーの管理] を選択するか、あるいは、 カ
スタム プロパティ エディタ、 デバイス ビュー、または マップ ビューの右クリック メニ
ュー項目の [カスタム プロパティの追加] を選択してカスタム プロパティ キーを作成し
た場合、デフォルトでポップアップ オプションが表示されます。このポップアップ オプ
ションは、新しい カスタム プロパティ キーを デバイス ビューに列として追加するかど
うかを選択できます。デフォルトでチェックマークが付いている [カスタム プロパティ
キーが追加された場合にポップアップ オプションを表示します] オプションを オフにす
ると、ポップアップ オプションを無効にできます。
また、新規カスタム プロパティ キーが作成されるたびに、 デバイス ビューに 自動的に
追加できます。● [新規作成されたカスタム プロパティ キーごとに新しい列をデバイス
ビューに追加します。] チェック ボックスをオフにすることができます。 オフにすると、
新規カスタム プロパティ キーごとに新しい列が作成されないように することができま
す。
カスタム プロパティ キーを追加、修正、または削除するには、 [デバイス] メニューの
[カスタム プロパティ キーの管理] を選択します。
デバイス ビューにカスタム プロパティ キーの列を表示するには、 そのビューの [列の設
定] アイコンを使用します。
カスタマー エクスペリエンス プログラム
Schneider Electric では、カスタマー エクスペリエンス プログラムを通じて、 StruxureWare
Data Center Expert およびよく使用される機能の品質向上を図っています。収集されて
Schneider Electric に送信された使用状況データは、匿名で保存されます。
カスタマー エクスペリエンス プログラムへの参加はデフォルトで有効になっています。
この設定は、 [ファイル] メニューの [クライアントの基本設定] でいつでも変更できま
す。
カスタマー エクスペリエンス プログラムへの参加は、サーバーのパフォーマンスに影響
を与えません。
50
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
StruxureWare Data Center Expert クライアントに関する以下のデータが収集され、セッ
ションごとに 1 回ポストされます。
タイプ
説明
システム情報
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
クライアント情報
場所
製品バージョン
クライアント OS
Java バージョン
クライアント システム メモリ
クライアント アーキテクチャ (32 または
64 ビット)
CPU コア数
ロケール
クライアント画面解像度
使用中のモニター数
画面 DPI
•
•
•
•
•
デバイス グループの合計数
デバイスの合計数
デバイス タイプ数
アクティブなアラーム数
監視カメラ数 ([監視] パースペクティブに
アクセスしたとき)
• マップ ビューの使用の有無 (マップ ビュ
ーにアクセスしたとき)
StruxureWare Data Center Expert クライアント機能に関する以下のデータが収集され、
セッションごとに 1 回、またはクライアントが開いている最初の 24 時間の間に 1 回、
いずれか短い方の間隔でポストされます。
タイプ
説明
クライアント情報
• 使用中の建物管理の設定 (画面にアクセス
したとき)
• 使用中の APC SNMP デバイス設定 (設定を
完了したとき)
• 使用中のラック アクセス制御 (画面を閉じ
たとき)
• 使用中の rPDU 制御 (画面を閉じたとき)
• 使用中の NMS 統合 (トラップ レシーバを
追加したとき)
• 使用中のアラーム確認 ([アラーム確認] 画
面または [アラームの詳細とコメントの表
示] 画面にアクセスしたとき)
• アラート アクションの数 (アラート アク
ションを追加したとき)
• 通知ポリシーの数 (通知ポリシーを追加し
たとき)
• ユーザー数 ([ユーザーとグループのアクセ
ス権] 画面を閉じたとき)
デバイス ビューの設定
51
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
このオプションでは、 [表示可能な最大デバイス数] 設定 (デフォルトでは 500) を使用し
て デバイス ビューに一度に表示できるデバイスの最大数を定義したり、 [優先アラーム
の強調表示] 設定を使用して 致命的、 エラー、および 故障アラームが発生しているデバ
イスを赤で強調表示するように設定したりできます。
注: [表示可能な最大デバイス数] と [優先度アラームを強調表示] の設定が反映されるの
は デバイス ビューだけです。
[表示可能な最大デバイス数] 設定は、 StruxureWare Data Center Expert サーバーで監視
できるデバイス数を制限するのではなく、 デバイス ビューに表示できる数だけを制限し
ます。たとえば、サーバーが 1000 のデバイスを監視し、そのうち 600 のデバイスを 6
種類のデバイス グループに均等に配分しているとします。
• [すべてのデバイス] が選択されている場合、500 のデバイスだけが デバイス ビュー
に表示されます。 [検索] 機能を使用して、リストをデバイスの特定のセットに絞り
込むことができます。
• [未割り当て] が選択されている場合、まだデバイス グループに割り当てられていな
い 400 のデバイスが デバイス ビューにリストされます。
• 他の 6 つのデバイス グループのいずれかが選択されている場合は、そのグループ内
のすべてのデバイスが デバイス ビューにリストされます。
52
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
監視対象デバイス
StruxureWare Data Center Expert サーバーは、APC、MGE、Modbus TCP、NetBotz、お
よびサードパーティのデバイスを監視および管理できます。これらのデバイスが検出され
たら、次の操作を実行できます。
• デバイス ビューおよび マップ ビューでデバイスに関するセンサーとデバイスのス
テータス情報を確認します。
• アクティブなアラーム ビューで既存のデバイス アラーム条件に関する情報を確認し
ます。
• アラーム履歴ビューで履歴デバイス アラーム条件に関する情報を確認します。
• リモートデバイス管理アプリケーションを起動します。
• デバイスのセンサーに関するレポートを生成します。
• デバイス グループ ビューで、デバイスをグループとサブグループに割り当てます。
• デバイス センサーのアラートしきい値を作成します。
サポートされるデバイス
StruxureWare Data Center Expert サーバーは、パブリック LAN およびプライベート LAN
で検出可能な APC、MGE、Modbus TCP、NetBotz、およびサードパーティのデバイスを
監視できます。
• NetBotz Rack Appliance または NetBotz Wall Appliance (300、303、310、400、お
よび 410 モデルを除く)。
• Modbus TCP 出力デバイス
• プライベート LAN でのみ検出が行われる場合の初代の配電ユニット (PDU) と AP76xx
コンセント。
• 3 つのレベルのサポートが提供される、SNMPv1 または SNMP v3 通信を使用して
サーバーと通信可能な APC またはサードパーティのデバイス。
基本の SNMP サポート StruxureWare Data Center Expert サーバーは、 [タイプ] ( SNMP デバ
イスのみ)、オンラインまたは通信が切断されている [ステータス]、
[ホスト名]、および [グループ] に関する情報のみを提供できます。
モデル ID の SNMP サ StruxureWare Data Center Expert サーバーは、基本の SNMP サポー
ポート
トで提供される情報に加え、 [モデル] 情報を報告できます。
完全な SNMP サポート StruxureWare Data Center Expert サーバーは、モデル ID の SNMP サ
ポートで提供される情報に加え、センサー データやアラーム情報を提
供できます。
注: [デバイス] メニューの [SNMP デバイス通信設定] オプションである [補助 OID] を使用し
て、デバイスに追加のセンサーを作成できます。
デバイス定義ファイル (DDF)
DDF ファイルには、 StruxureWare Data Center Expert が SNMP デバイスおよび Modbus
デバイスについて報告できるセンサーに関する情報が含まれています。 StruxureWare
Data Center Expert サーバーには、すべての APC デバイスといくつかの Modbus デバイ
スやサードパーティ デバイスのセンサーを報告するために必要な DDF ファイルが付属し
ています。また、次の点にも注意してください。
53
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• サードパーティ デバイスおよび Modbus デバイスの場合、DDF ファイルは APC テ
クニカル サポートから利用できる場合もあります。
• [デバイス] メニューの [SNMP デバイス通信設定] オプションおよび [Modbus デバ
イス通信設定] オプションである [デバイス定義ファイル] を使用して、APC Web
サイトに新規 DDF または更新された DDF があるか確認し、それらのファイルを
StruxureWare Data Center Expert サーバーにダウンロードできます。
• 3xx 以上の Network Management Card (NMC) バージョンを使用する APC SNMP デ
バイスには、 StruxureWare Data Center Expert が検出時にダウンロードする必要の
ある DDF ファイルが含まれています。この DDF ファイルには、デバイスで報告で
きるアラーム条件に関する情報が含まれています。
[デバイスの起動] 機能
StruxureWare Data Center Expert サーバーには、HTTP/HTTPS Web インターフェイスを
サポートする検出されたデバイスを起動する機能があります。
デバイスの Web インターフェイスにアクセスするには、 デバイス ビューまたは マップ
ビューで次のいずれかのアクションを実行します。
• デバイス ビューでデバイスをダブルクリックします。
• デバイス ビューでデバイスを強調表示し、Enter キーを押します。
• デバイス ビューまたは マップ ビューのいずれかでデバイスを右クリックし、 [デバ
イスの起動] を選択します。
StruxureWare Data Center Expert サーバーでこのデバイスに対して定義されている HTTP/
HTTPS プロトコルまたはポート定義が、そのデバイスに必要なプロトコルおよびポート
定義と一致しない場合、エラーが発生します。HTTP/HTTPS 設定を確認または設定する
には、デバイスを右クリックし、 [デバイスの起動の設定] を選択して、[デバイスの起動
の設定] 画面にアクセスします。
注: デバイス ビューまたは マップ ビューで複数のデバイスを選択して [デバイスの起動
の設定] 画面でそれらのデバイスに同じ HTTP/HTTPS プロトコルおよびポート定義を定
義することができます。
[Advanced View を起動] 機能
StruxureWare Data Center Expert サーバーでは、 デバイス ビューおよび マップ ビュー
の右クリック オプションである [Advanced View を起動] を使用して、監視対象の NetBotz
Appliance の Advanced View インターフェイスに接続できます。
[Advanced View を起動] 右クリック オプションは、 [ファイル] メニューの [クライアン
トの基本設定] のオプションである [Advanced View の設定] を使用して有効にする必要
があります。さらに、NetBotz Appliance が StruxureWare Data Center Expert サーバー
のプライベート ネットワーク上にある場合は、 [SOCKS プロキシ] ( [システム] メニュー
の [サーバー管理の設定] の [サーバー アクセス] オプション) を有効にする必要がありま
す。このとき、 StruxureWare Data Center Expert 管理者であるか、または StruxureWare
Data Center Expert プロキシの役割が割り当てられたユーザーである必要があります。
StruxureWare Data Center Expert サーバーの HTTP/HTTPS プロトコルまたはポートの定
義が、選択した NetBotz Appliance デバイスに必要なプロトコルおよびポートの定義と一
致しない場合、エラーが発生します。HTTP/HTTPS 設定を確認または設定するには、デ
バイスを右クリックし、 [デバイスの起動の設定] を選択して、[デバイスの起動の設定] 画
面にアクセスします。
注: デバイス ビューまたは マップ ビューで複数のデバイスを選択して [デバイスの起動
の設定] 画面でそれらのデバイスに同じ HTTP/HTTPS プロトコルおよびポート定義を定
義することができます。
54
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[デバイスの起動の設定] 画面
この画面では、 StruxureWare Data Center Expert サーバーでインターネット ブラウザを
使用して、 デバイス ビューおよび マップ ビューの右クリック オプションである [デバ
イスの起動の設定] で選択されたデバイスと通信する方法を定義します。
StruxureWare Data Center Expert サーバーでは、これらの設定を使用して、監視対象の
デバイスの Web インターフェイスに接続したり ( デバイス ビューおよび マップ ビュー
の右クリック オプションである [デバイスの起動] を使用します)、監視対象の NetBotz
Appliance の Advanced View インターフェイスに接続します ( デバイス ビューおよび マ
ップ ビューの右クリック オプションである [Advanced View を起動] を使用します)。
次の Network Management Card とファームウェア リビジョンが使用されている APC
SNMP デバイスの Web インターフェイスに自動ログインするためのユーザー名とパスワ
ードを指定します。
• Network Management Card が装着されており、ファームウェアのリビジョンが 3.7.1
以降である rPDU。
• Network Management Card (AP9617、AP9618、または AP9619) が装着されてお
り、ファームウェアのリビジョンが 3.7.0 以降である APC SNMP デバイス。
• Network Management Card (AP9630、AP9631、または AP9635) が装着されてお
り、ファームウェアのリビジョンが 5.1.0 以降である APC SNMP デバイス。
注: NetBotz Appliance バージョン 320、420、または 500 の監視対象である APC SNMP
デバイスの Web インターフェイスには自動ログインできません。
[ファイル] メニューの [クライアントの基本設定] オプションで [デバイスの起動時に内
部 Web ブラウザを使用する] がオンの場合、デバイスをダブルクリックするか、右クリ
ック オプションの [デバイスの起動] を選択すると、資格情報を入力しなくても、基本認
証を使用するデバイスの Web インターフェイスに自動的にログインできます。
項目
説明
HTTP
クリックして、ブラウザ通信に使用する HTTP
プロトコルを選択します。
HTTPS
クリックして、ブラウザ通信に使用する、セキ
ュリティが強化された HTTPS プロトコルを選択
します。
ポート
選択したデバイスでブラウザ通信に使用するポ
ートの番号を示します。 80 は HTTP のデフォ
ルト ポートで、 443 は HTTPS のデフォルト
ポートです。
ユーザー名
デバイスにログインする際に使用されるユーザ
ー名を指定します。
パスワード
デバイスにログインする際に使用されるパスワ
ードを指定します。
55
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
デバイス ビューとマップ ビュー
2 つのビューで監視対象デバイスに関する情報にアクセスできます。1 つは表形式 ( デバ
イス ビュー) で、もう 1 つはグラフィックの背景上に表示されたアイコン形式 ( マップ
ビュー) です。 デバイス グループ ビューの各グループには使用可能な固有の マップ ビュ
ーが 1 つあります。ただし、デフォルトの マップ ビューのみを使用する [未割り当て]
は例外です。
注: どちらのビューもデフォルトで [モニタリング] パースペクティブに含まれ、必要に
応じて [ウィンドウ] メニューからアクセスできます。
[デバイス センサーを表示] 画面
この画面を使用して、選択したデバイスに関するセンサー データを表示します。この画
面には、 デバイス ビュー、 マップ ビュー、 アクティブなアラーム ビュー、または アラ
ーム履歴ビューからアクセスできます。
注: デバイス ビューまたは マップ ビューで複数のデバイスが選択されている場合、 [ホ
スト名]、 [モデル]、 [最終接続日時]、および [セット] 項目は示されません。
項目
説明
ホスト名
選択したデバイスのホスト名または IP アドレス
を指定します。
モデル
選択したデバイスのモデル (わかっている場合)
を指定します。
最終接続日時
StruxureWare Data Center Expert サーバーがデ
バイスでそのセンサー値を最後にスキャンした
日時を指定します。
セット
表示する論理的にグループ化されたセンサーの
セットを選択します。
注: いくつかのデバイスには、論理的にまとめ
ることのできないセンサーが含まれています。
そのような場合は、個々のセンサーが一覧表示
されます。
[検索]
デバイス ラベル、センサー、およびセンサー値
を、またカスタム プロパティ キーがあればそれ
を検索する場合に使用します。
リスト
選択した 1 つまたは複数のデバイスのセンサー
およびセンサー値を表示します。
注: 複数のデバイスが選択されている場合は、
センサー値を報告するデバイスを識別するため
の デバイス ラベル情報が含まれます。
この [デバイス センサーを表示] 画面には、センサーおよびセンサー値のリストを管理す
るための右クリック オプションもあります。
オプション
説明
56
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
カスタム プロパティの編集
選択したセンサーに対して、カスタム プロパテ
ィを追加したり、既存のプロパティの値を変更
したりできます。
センサーの削除
センサー値が未接続を示しているセンサーを削
除できます。このオプションは、SNMP デバイ
スだけに使用できます。
注: センサーを削除すると、そのセンサーの履
歴データもすべて削除されます。
次の状態に変更:
状態の値を報告するセンサーの状態を変更でき
ます。
ユーザーにデバイス グループ モニタリング表示アクセス権以上の権限があり、カメラか
ら [デバイス センサーを表示] 画面にアクセスすると、画面に [カメラ] タブが表示され
ます。
項目
説明
ウィンドウ サイズに自動的に合わせる
画像を画面に合わせる場合にチェックマークを
付けます。
解像度
選択したカメラのリアルタイム フィードを表示
する際の解像度を選択します。
[デバイス タイプの変更] 画面
この画面を使用して、デバイス タイプが定義されていない、サードパーティのデバイス
の適切なデバイス タイプを選択したり、監視対象の SNMP デバイス、Modbus デバイス、
または NetBotz Appliance をより正確に定義したりします。
選択したデバイス タイプおよびその関連アイコンは、 [モニタリング] パースペクティブ
の マップ ビューや、 デバイス ビューの [タイプ] 列、および [アラーム設定] パースペク
ティブの ナビゲーション ビューに表示されます。[デフォルト] 設定を選択すると、アイ
コンおよびデバイス タイプをその元のタイプに戻すことができます。
[デバイスの起動の設定] 画面
この画面では、 StruxureWare Data Center Expert サーバーでインターネット ブラウザを
使用して、 デバイス ビューおよび マップ ビューの右クリック オプションである [デバ
イスの起動の設定] で選択されたデバイスと通信する方法を定義します。
StruxureWare Data Center Expert サーバーでは、これらの設定を使用して、監視対象の
デバイスの Web インターフェイスに接続したり ( デバイス ビューおよび マップ ビュー
の右クリック オプションである [デバイスの起動] を使用します)、監視対象の NetBotz
Appliance の Advanced View インターフェイスに接続します ( デバイス ビューおよび マ
ップ ビューの右クリック オプションである [Advanced View を起動] を使用します)。
57
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
次の Network Management Card とファームウェア リビジョンが使用されている APC
SNMP デバイスの Web インターフェイスに自動ログインするためのユーザー名とパスワ
ードを指定します。
• Network Management Card が装着されており、ファームウェアのリビジョンが 3.7.1
以降である rPDU。
• Network Management Card (AP9617、AP9618、または AP9619) が装着されてお
り、ファームウェアのリビジョンが 3.7.0 以降である APC SNMP デバイス。
• Network Management Card (AP9630、AP9631、または AP9635) が装着されてお
り、ファームウェアのリビジョンが 5.1.0 以降である APC SNMP デバイス。
注: NetBotz Appliance バージョン 320、420、または 500 の監視対象である APC SNMP
デバイスの Web インターフェイスには自動ログインできません。
[ファイル] メニューの [クライアントの基本設定] オプションで [デバイスの起動時に内
部 Web ブラウザを使用する] がオンの場合、デバイスをダブルクリックするか、右クリ
ック オプションの [デバイスの起動] を選択すると、資格情報を入力しなくても、基本認
証を使用するデバイスの Web インターフェイスに自動的にログインできます。
項目
説明
HTTP
クリックして、ブラウザ通信に使用する HTTP
プロトコルを選択します。
HTTPS
クリックして、ブラウザ通信に使用する、セキ
ュリティが強化された HTTPS プロトコルを選択
します。
ポート
選択したデバイスでブラウザ通信に使用するポ
ートの番号を示します。 80 は HTTP のデフォ
ルト ポートで、 443 は HTTPS のデフォルト
ポートです。
ユーザー名
デバイスにログインする際に使用されるユーザ
ー名を指定します。
パスワード
デバイスにログインする際に使用されるパスワ
ードを指定します。
[電源コンセント制御] 画面
この画面を使用して、サポートされている APC 製またはサードパーティ製のラック マウ
ント PDU デバイスの電源コンセントを制御します。
デバイス検出時に、または [デバイス スキャンの設定の編集] 画面 ( [デバイス] メニュー
の [SNMP デバイス通信設定] オプションの [デバイスのスキャンの設定] オプションから
アクセス) でラック マウント PDU デバイスの書込み用コミュニティ名を指定する必要が
あります。
SNMP を介して、またはデバイスにログインして、電源コンセントの遅延パラメータを設
定できます。
ラック マウント PDU デバイスが何らかの理由でコマンドに対応しない場合、たとえば、
[デバイスのスキャンの設定] 画面で指定した書込み用コミュニティ名が正しくない場合
は、"通信エラー" が表示されます。
[デバイス グループのアクセスの変更] 画面 ( [システム] メニューの [ユーザーとユーザ
ー グループ] オプションからアクセス) で定義されたユーザー権限によって、電源コンセ
ントにアクセスできるユーザーが決定されます。 [管理アクセス] または [アクセスの表示
と制御] の監視アクセス権が設定されている StruxureWare Data Center Expert サーバー
58
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
管理者、デバイス管理者、およびデバイス表示者の役割のユーザーが、電源コンセントに
アクセスできます。
注意: 電源コンセント グループに属しているある電源コンセントに対してコマンドを実行
した場合、そのコマンドはその電源コンセント グループ内のすべての電源コンセントに
対して実行されます。 StruxureWare Data Center Expert サーバーでは、どの電源コンセ
ントが電源コンセント グループに属しているかを特定することはできません。
項目
説明
[名前]: 制御する 1 つ以上の電源コンセント
を選択します。
リスト
[ステータス]: 電源コンセントのステータ
ス。
コマンド
選択した電源コンセントに対して実行するコマ
ンドを選択します。
注: 選択したデバイスでサポートされているコ
マンドのみが表示されます。
ステータスを更新
電源コンセントのステータスを更新する場合に
クリックします。
コマンドを実行
選択した電源コンセントに対してコマンドを実
行する場合に選択します。
[ラック アクセス制御] 画面
このオプションの設定画面を使用して、選択した NetBotz Rack Access PX-HID によって、
または選択した NetBotz Appliance に関連付けられているラック アクセス ポッド 170 デ
バイスによって監視されるラックの扉のロックを制御します。
注: NetBotz ラック アクセス装置または NetBotz Appliance を 1 つずつ選択して、[ラッ
ク アクセス制御] を設定する必要があります。
項目
説明
リスト
1 つ以上のロック、1 つ以上の関連するラック
アクセス ポッド 170 デバイス、または NetBotz
Appliance や NetBotz ラック アクセス装置を選
択する場合にチェックマークを付けます。
扉の状態
扉の現在の状態 ( [オープン] または [クローズ])
ハンドルの状態
扉のハンドルの現在の状態 ( [上] または [下])
ロック状態
ロックの現在の状態 ( [ロック] または [ロック解
除])
ロック/ロック解除
選択した扉をロックまたはロック解除する場合
にクリックします。
注: ラック アクセス ポッド 170 を NetBotz Appliance から取り外すと、扉、ハンドル、
またはロックの状態は [未接続] になります。
NetBotz ラック アクセス装置、NetBotz Appliance、またはラック アクセス ポッド 170
を右クリックし、扉のロックのリストを展開表示または縮小表示することができます
( [展開表示] または [縮小表示] オプション)。
59
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
デバイス ビューの機能
このビューでは、テーブル形式で監視対象デイバスに関する情報を提供します。また、デ
バイス グループに割り当てられるデバイスを管理することもできます。これは、 マップ
ビューでは実行できない機能です。
注: [ファイル] メニューの [クライアントの基本設定] のオプションである [デバイス ビ
ュー設定] には、 デバイス ビューに一度に表示できるデバイスの最大数を定義する [表示
可能な最大デバイス数] 設定 (デフォルトでは 500) と、 致命的、 エラー、および 故障ア
ラームが発生しているデバイスを デバイス ビューに赤で強調表示するための [優先度ア
ラームを強調表示] 設定 (デフォルトでは無効) があります。
デバイス グループ内のデバイスの管理以外に、 デバイス ビューには次の機能がありま
す。
• デバイス リストに、 デバイス グループ ビューで選択したデバイス グループ内の各
グループに関する情報が示されます。
• [列の設定] アイコンをクリックすると、ビューに表示する列を定義できます。
• 列のタイトルをクリックして、その列内の情報を基準にリストを昇順または降
順に並べ替えることができます。
• [検索] フィールドと [クリア] ボタンを使用すると、入力したテキストを含む
デバイスだけが表示されるようにデバイス リストをフィルタ処理できます。
• 1 つまたは複数のデバイスを選択して、選択したデバイスのアラームだけが表
示されるように アクティブなアラーム ビューをフィルタリングできます。
注: NetBotz Appliance を選択すると、 アクティブなアラーム ビューに、NetBotz
Appliance が監視するデバイスに関連付けられているすべてのアラームを含む、
選択した NetBotz Appliance のアラームが表示されます。
• デバイスをダブルクリックするか、デバイスの [デバイスの起動] 右クリック
オプションを使用すると、デバイスに Web インターフェイスがある場合に、
その Web インターフェイスにログオンできます。
注: デフォルトでは、基本認証を必要とするデバイスの Web インターフェイ
スは、内部 Web ブラウザを使用するビューとして表示されます。そのビュー
で [外部ブラウザで起動] アイコンを使用すると、外部ブラウザで Web インタ
ーフェイスにログオンできます。
• 右クリック オプションおよびビューの上部にあるアイコン ボタンでは、次の機能を
実行できます。
• StruxureWare Data Center Expert サーバーで監視される SNMP デバイス、
Modbus デバイス、または NetBotz Appliances を追加するために使用するデバ
イス検出プロセスを開始します ( [デバイスの追加] オプション、または緑色の
[+] アイコン)。
• StruxureWare Data Center Expert サーバーで監視する必要がなくなったデバイ
スを削除します ( [デバイスの削除] オプションまたは [x] アイコン)。
注: このオプションは、親デバイスが NetBotz Appliance であるデバイスでは
無効です。
• 選択したデバイスのセンサーの履歴値についてのレポートまたはグラフを作成
します ( センサー履歴レポートの生成 オプションまたは カスタム センサー
履歴レポートの生成 アイコン)。
• アラーム履歴ビューにアクセスし、選択したデバイスの履歴アラーム データを
確認します ( [アラーム履歴を表示] オプション)。
• StruxureWare Data Center Expert サーバーが、監視対象デバイスと通信するた
めに使用するポートとプロトコルの設定、およびユーザー名とパスワードを定
義します ( [デバイスの起動の設定] オプション)。
注: 監視対象の APC SNMP デバイスおよび Modbus デバイスの場合、デフォ
ルトのユーザー名およびパスワード "apc" がデフォルトで表示されます。
60
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• 選択した APC 製またはサポートされているサードパーティ製のラック マウン
ト PDU デバイスで電源コンセントを制御します ( [電源コンセント制御] オプ
ション)。
• 選択したデバイスに Web インターフェイスがある場合は、その Web インター
フェイスにログオンします ( [デバイスの起動] オプション)。
• 選択した NetBotz Appliance の Advanced View インターフェイスにログオンし
ます ( [Advanced View を起動] オプション)。
注: このオプションは、 [ファイル] メニューの [クライアントの基本設定] の
オプションである [Advanced View の設定] で有効にされます。
• StruxureWare Data Center Expert サーバーで選択したデバイスの監視を停止し
ないで、それらのデバイスを共有デバイス グループから削除します ( [デバイ
ス グループからのデバイスの削除] オプション)。
• StruxureWare Data Center Expert サーバーが、選択したデバイスを通常どおり
スキャンするのを待たないで、すぐにそれらのデバイスのセンサー値をスキャ
ンすることを要求します ( [デバイスのスキャンの要求] オプション)。
注: このオプションは、NetBotz Appliances および親デバイスが NetBotz
Appliance であるデバイスには使用できません。
• 選択したデバイスのセンサーから報告されているすべての値を表示します ( [デ
バイス センサーを表示] オプション)。
• サードパーティのデバイスの適切なデバイス タイプを選択したり、SNMP デバ
イスをより正確に定義したりします ( [デバイス タイプの変更] オプション)。
• 選択したデバイスまたはデバイス セットのしきい値を作成します ( しきい値
の作成 オプション)。
注: このオプションの詳細については、「 アラーム設定」の「 しきい値の作
成 オプション」を参照してください。
• 選択した APC SNMP デバイスを、共有設定に同じ値を使用するように設定し
ます( [APC SNMP デバイス設定] オプション)。
注: An [APC SNMP デバイス設定] オプションは、 [デバイス] メニューにもあ
ります。これらのオプションの詳細については、 [APC SNMP デバイス設定]
を参照してください。
• メインの NetBotz Appliance またはその関連するラック アクセス ポッド 170
デバイスに対して [ラック アクセス制御] オプションを使用して、ラックの扉
をロックまたはロックを解除するオプションにアクセスします。
注: [ラック アクセス制御] オプションは、選択した NetBotz Appliance にラッ
ク アクセス ポッド 170 が接続されている場合にのみ使用できます。
• 選択した NetBotz Appliance またはカメラ ポッドの特定の設定オプションにア
クセスします ( [NetBotz アプライアンスの設定] オプション)。
注: [NetBotz Appliance の設定] オプションは、 [デバイス] メニューにもあり
ます。これらのオプションの詳細については、 [NetBotz Appliance の設定] を
参照してください。
• [監視] パースペクティブにアクセスし、 サムネイル ビューに、選択したカメ
ラを強調表示します ( [監視パースペクティブに表示] オプション)。
注: [監視パースペクティブに表示] は、カメラを選択した場合に限り使用でき
ます。複数のカメラを選択すると、 サムネイル ビューでは、 デバイス ビュー
の最上部に最も近いカメラだけが強調表示されます。
• SNMP デバイス、Modbus デバイス、またはデバイス グループの通知を無効に
したり再度有効にしたりします ( [メンテナンス モードに切り替え] オプション
および [メンテナンス モードを終了] オプション)。
• 選択したデバイスまたはセンサーのカスタム プロパティを作成すること、およ
び、既存のカスタム プロパティの値を修正することができます ( [カスタム プ
ロパティの追加] オプション)。
• 選択したデバイスまたはセンサーのカスタム プロパティを追加、変更、または
削除するための カスタム プロパティ エディタ ビューにアクセスできます
( [カスタム プロパティ エディタを開く] オプション)。
• 選択したデバイスまたは一連のデバイスの仮想センサーを作成します ( [仮想セ
ンサーの作成] オプション)。
61
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: このオプションについては、「仮想センサー ビュー」を参照してください。
デバイス ビューの NetBotz Appliance
NetBotz Appliance は、 デバイス ビューには展開可能なリストとして表示されます。展開
されると、監視される各デバイスがメインの NetBotz Appliance リストの下に一覧表示さ
れ、ここにはアプライアンス自体のネットワーク ステータスを報告するエントリも含ま
れます。
• NetBotz Appliance のホスト名または IP アドレスは、NetBotz Appliance および関連
する各デバイスの [親デバイス] 列で報告されます。
• デバイス ビューで NetBotz Appliance のメイン (展開可能な) リスト (または マップ
ビューの NetBotz Appliance アイコン) を右クリックして [デバイス センサーを表
示] を選択すると、NetBotz Appliance およびその監視対象のすべてのデバイスのす
べてのセンサーに関する情報にアクセスできます。
• メインの NetBotz Appliance エントリまたはその関連デバイスをダブルクリックす
ると、アプライアンスの Web インターフェイスを起動できます (または デバイス
ビューか マップ ビューでアプライアンスを強調表示して右クリックし、 [デバイス
の起動] オプションを選択します)。
• メインの NetBotz Appliance エントリを右クリックして [Advanced View を起動] オ
プションを右クリックすると、Advanced View を使用してそのデバイスに接続でき
ます。
注: このオプションは、 [ファイル] メニューの [クライアントの基本設定] のオプシ
ョンである [Advanced View の設定] を使用して有効にする必要があります。さら
に、NetBotz Appliance が StruxureWare Data Center Expert サーバーのプライベー
ト ネットワーク上にある場合は、 [SOCKS プロキシ] ( [システム] メニューの [サー
バー管理の設定] の [サーバー アクセス] オプション) を有効にする必要があります。
このとき、 StruxureWare Data Center Expert 管理者であるか、または
StruxureWare Data Center Expert プロキシの役割が割り当てられたユーザーであ
る必要があります。
• メインの NetBotz Appliance エントリ、またはいずれかのラック アクセス ポッド
170 デバイスを右クリックし、 [ラック アクセス制御] オプションを使用してラック
の扉をロックまたはロック解除することができます。
注: [ラック アクセス制御] オプションは、選択した NetBotz Appliance にラック ア
クセス ポッド 170 が接続されている場合にのみ使用できます。
• アプライアンスを表すデバイスなど、関連する任意のデバイスのコピーを任意の他
のデバイス グループに移動できます。そのデバイスのコピーは、メインの NetBotz
Appliance のリストとの関連を保持します。
情報列
デバイス ビューの列には、一覧表示されているデバイスの情報とステータスが示されま
す。
注: ビューの上部にある [列の設定] アイコンを使用すると、表示される列を定義できま
す。
列
説明
タイプ
デバイスのタイプ。 SNMP デバイスは汎用 ID
として使用されます。
ステータス
デバイスで最も重要なアラーム条件の重大度。
62
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: デバイス ビューでデバイスを選択して、 ア
クティブなアラーム ビューでそのアラームに関
する情報にアクセスできます。
監視対象の SNMP デバイスは、通常次の 3
つのステータス状況を報告します。
[正常]:アラーム条件は存在しません。
[警告]: 重要な状況まで悪化していないか確
認する必要がある状況が発生しています。
たとえば、電源障害中にバッテリで動作す
る UPS では、電源が正常な状態に戻る前に
バッテリ電源が使い果たされると、その負
荷機器がシャットダウンされます。
[致命的]: すぐに対処すべき状況が発生して
います。たとえば、バッテリ消耗によって
電源障害時に UPS の保護が失われる場合が
あります。
NetBotz Appliance は通常、 [標準]に加えて
次の 2 つのステータスを報告します。
[エラー]: すぐに対処すべきセンサーのしき
い値違反が発生しています。たとえば、機
器の破損の原因となる高温違反があります。
[故障]: すぐに対処すべき作動上の故障が発
生しています。たとえば、カメラ ポッドと
の通信が失われたために、検出されないセ
キュリティ違反が発生する可能性がありま
す。
注: アラートしきい値違反で報告されるス
テータスは、各しきい値の重大度の設定で
定義できます。たとえば、開いているドア
について [情報] ステータスを報告するよう
にドアのセンサーを設定できます。
モデル
デバイス モデル (わかっている場合)。たとえば、
ワークステーションの場合は Windows NT
4.0/2000、APC/MGE UPS の場合は Silcon
DP310E です。
ホスト名
監視対象の SNMP デバイスまたは NetBotz
Appliance に対するホスト名。ホスト名が定義さ
れていない場合は IP アドレス。
注: [ホスト名] は、NetBotz Appliances で監視
されている SNMP デバイスに対しては指定され
ますが、センサーやカメラ ポッドなどの非 SNMP
デバイスに対しては指定されません。
親デバイス
StruxureWare Data Center Expert サーバーで直
接監視される SNMP の場合はそのサーバー、ま
たは NetBotz Appliance およびそのサポート対
象デバイスの場合はホスト名か IP アドレスを指
定します。
シリアル番号
デバイスに割り当てられているシリアル番号 (わ
かっている場合)。
IP アドレス
監視対象の SNMP デバイスまたは NetBotz
Appliance で使用される IP アドレス。
63
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: [IP アドレス] は、NetBotz Appliances で監
視されている SNMP デバイスに対しては指定さ
れますが、センサーやカメラ ポッドなどの非
SNMP デバイスに対しては指定されません。
場所
デバイスに関連付けられている場所 (わかってい
る場合)。
アプリケーション バージョン
デバイスのアプリケーションまたはファームウ
ェア バージョン番号 (わかっている場合)。たと
えば、InfraStruxure Manager サーバーの場合
は 4.7.0.250、Smart-UPS 3000 RM の場合は
v2.6.1 です。
ラベル
デバイスに対して定義されているラベル。
[メンテナンス モード]
デバイスがメンテナンス モードでありそのアラ
ーム通知が無効になっている ( [はい]) か、メン
テナンス モードではなくアラーム通知が有効に
なっている ( [いいえ]) ことを示します。デフォ
ルトは後者です。
グループ
デバイスが属しているデバイス グループの名
前。 [すべてのデバイス] や [未割り当て] などが
あります。
MAC アドレス
デバイスの一意のネットワーク インターフェイ
ス識別子。
連絡先名
デバイスに関連付けられている連絡先の名前。
ボタン アイコン (デバイス ビュー)
標準の最小化アイコンと最大化アイコンに加え、特定の デバイス ビュー機能を実行でき
る 4 つのアイコンがあります。
注: [列の設定] アイコンを除き、右クリック オプションでも同じ機能を実行できます。
アイコン
説明
この [デバイス一覧のエクスポート] アイコ
ンを使用して、デバイス リストを *.csv (デ
フォルト選択) または *.txt ファイルとして
保存します。
この [デバイスの追加] アイコンを使用し
て、 StruxureWare Data Center Expert サー
バーで監視される SNMP デバイス、Modbus
デバイス、または NetBotz Appliances の追
加用のデバイス検出プロセスを開始します。
この [デバイスの削除] アイコンを使用し
て、 StruxureWare Data Center Expert サー
バーで監視する必要がなくなったデバイス
を削除します。
この カスタム センサー履歴レポート ア
イコンを使用して、選択したデバイスのセ
ンサーの履歴値を表すレポートまたはグラ
64
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
アイコン
説明
フを作成します (「レポートの機能」を参
照)。
この [列の設定] アイコンを使用して、デバ
イス リストに含める列を識別します。
マップ ビューの機能
このビューでは、デバイスをカスタマイズ可能なグラフィックの背景を持つアイコンとし
て表します。
デバイス グループ ビュー内のグループごとに固有の マップ ビューを作成することがで
きます。各ビューには次の機能があります。
注: [未割り当て] デバイス グループの マップ ビューはカスタマイズできません。
• ニーズに合わせて監視対象デバイスを視覚的な表示にすることができます。
注: デフォルトでは、デバイス アイコンはタイル型の背景を持つ列レイアウトに配
置され、アイコンの下に配置されたラベルで識別されます。
• アイコンの背景、サイズ、および形状をカスタマイズできます。
• デバイスを識別するアイコン ラベルを配置する場所、またはそれらのラベルを
無効にするかどうかを定義できます。
• アイコンの位置は変更できます。
• アイコンの上にマウスを移動すると、デバイスのセンサーに関する情報が表示
されます。
• 1 つまたは複数のデバイス アイコンで 1 つのセンサーの現在の値を表示でき
ます。
• [マップ内のデバイスまたはグループを検索] アイコン、または右クリック オプ
ションを使用して、デバイス グループやセンサーをラベルで選択するか、デバ
イスを IP アドレス、場所、ホスト名、モデル名、またはタイプで検索および
選択できます。
注: ブール演算子はサポートされていません。
注: マップに識別子が表示されているかどうかにかかわらず、デバイス グルー
プ、デバイス、またはセンサーを検索および選択できます。識別子およびその
他のアイコン設定の詳細については、「 マップ設定 」を参照してください。
• 1 つまたは複数のデバイス アイコンを選択して、選択したデバイスのアラームだけ
が表示されるように アクティブなアラーム ビューをフィルタリングできます。
注: NetBotz Appliance を選択すると、 アクティブなアラーム ビューに、NetBotz
Appliance が監視するデバイスに関連付けられているすべてのアラームを含む、選択
した NetBotz Appliance のアラームが表示されます。
• 右クリック オプションと、ビューの上部にあるアイコンを使用して、 マップ ビュ
ーの背景とアイコンの管理に関する機能を実行できます。
• マップ内でのアイコンの位置を変更したり ( [マップの編集] オプションまたは
アイコン)、新しい位置を保存します ( [マップの保存] オプションまたはアイコ
ン)。
• デバイス アイコンをデフォルトの位置に戻すことができます ( [自動配置] オプ
ションまたはアイコン)。
• マップ ビュー内の すべてのデバイスを選択 ( [すべて選択] オプション) または
選択解除します ( [すべて選択解除] オプション)。
• 背景に使用されるグラフィックを選択し、アイコンの表示方法を定義します (
マップ設定 オプションまたはアイコン)。
• アイコンで表示されるセンサー値を選択します ( カスタム ラベル設定 オプシ
ョンまたはアイコン)。
65
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• サードパーティのデバイスの適切なデバイス タイプを選択したり、SNMP デバ
イスをより正確に定義したりします ( [デバイス タイプの変更] オプション)。
• その他の右クリック オプションを使用して、 マップ ビューの管理に直接関係ない
機能を実行できます。
• StruxureWare Data Center Expert サーバーで監視する必要がなくなったデバイ
スを削除します ( [デバイスの削除] オプション)。
注: このオプションは、親デバイスが NetBotz Appliance であるデバイスでは
無効です。
• 選択したデバイスのセンサーの履歴値を表すレポートまたはグラフの作成用の
プロセスを開始します ( センサー履歴レポートの生成 オプションまたはグラ
フィック アイコン)。
• アラーム履歴ビューにアクセスし、選択したデバイスの履歴アラームを確認し
ます ( [アラーム履歴を表示] オプション)。
• StruxureWare Data Center Expert サーバーが、監視対象デバイスと通信するた
めに使用するポートとプロトコルの設定を定義します ( [デバイスの起動の設
定] オプション)。
注: 監視対象の APC SNMP デバイスおよび Modbus デバイスの場合、デフォ
ルトのユーザー名およびパスワード "apc" がデフォルトで表示されます。
• 選択した APC 製またはサポートされているサードパーティ製のラック マウン
ト PDU デバイスで電源コンセントを制御します ( [電源コンセント制御] オプ
ション)。
• 選択したデバイスに Web インターフェイスがある場合は、その Web インター
フェイスにログオンします ( [デバイスの起動] オプション)。
• 選択した NetBotz Appliance の Advanced View インターフェイスにログオンし
ます ( [Advanced View を起動] オプション)。
注: このオプションは、 [ファイル] メニューの [クライアントの基本設定] の
オプションである [Advanced View の設定] で有効にされます。
• StruxureWare Data Center Expert サーバーが、選択したデバイスを通常どおり
スキャンするのを待たないで、すぐにそれらのデバイスのセンサー値をスキャ
ンすることを要求します ( [デバイスのスキャンの要求] オプション)。
注: このオプションは、NetBotz Appliances および親デバイスが NetBotz
Appliance であるデバイスには使用できません。
• 選択したデバイスのセンサーから報告されているすべての値を表示します ( [デ
バイス センサーを表示] オプション)。
• 選択したデバイスまたはセンサーのカスタム プロパティを作成すること、およ
び、既存のカスタム プロパティの値を修正することができます ( [カスタム プ
ロパティの追加] オプション)。
• 選択したデバイスまたはセンサーのカスタム プロパティを追加、変更、または
削除するための カスタム プロパティ エディタ ビューにアクセスできます
( [カスタム プロパティ エディタを開く] オプション)。
• 選択した APC SNMP デバイスを、共有設定に同じ値を使用するように設定し
ます( [APC SNMP デバイス設定] オプション)。
注: An [APC SNMP デバイス設定] オプションは、 [デバイス] メニューにもあ
ります。これらのオプションの詳細については、 [APC SNMP デバイス設定]
を参照してください。
• 選択した SNMP デバイスまたは Modbus デバイス、あるいは SNMP デバイス
セットまたは Modbus デバイス セットのしきい値を作成します ( しきい値の
作成 オプション)。
注: これらのオプションの詳細については、「 [アラーム設定] メニュー」の「
しきい値の作成 」を参照してください。
• SNMP デバイス、Modbus デバイス、またはデバイス グループの通知を無効に
したり再度有効にしたりします ( [メンテナンス モードに切り替え] オプション
および [メンテナンス モードを終了] オプション)。
• メインの NetBotz Appliance またはその関連するラック アクセス ポッド 170
デバイスに対して [ラック アクセス制御] オプションを使用して、ラックの扉
をロックまたはロックを解除するオプションにアクセスします。
66
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
•
•
•
•
注: [ラック アクセス制御] オプションは、選択した NetBotz Appliance にラッ
ク アクセス ポッド 170 が接続されている場合にのみ使用できます。
選択した NetBotz Appliance またはカメラ ポッドの特定の設定オプションにア
クセスします ( [NetBotz アプライアンスの設定] オプション)。
注: これらのオプションの詳細については、「 [デバイス] メニュー」の「 NetBotz
アプライアンスの設定」を参照してください。
選択した NetBotz Appliance、または、NetBotz Appliance を親デバイスとして
いる選択したデバイスに対するアラートしきい値を追加または編集できます
( [NetBotz Appliance の設定] の [アラートしきい値] オプション)。
注: これらのオプションの詳細については、 [デバイス] メニューの [NetBotz
Appliance の設定] の [アラート設定] にある [アラートしきい値] オプションを
参照してください。
選択した NetBotz Appliance、または NetBotz Appliance を親デバイスとしてい
るカメラに対するカメラ設定を編集できます ( [NetBotz アプライアンスの設
定] の [カメラ設定] オプション)。
選択したデバイスまたは一連のデバイスの仮想センサーを作成します ( [仮想セ
ンサーの作成] オプション)。
注: このオプションについては、「仮想センサー ビュー」を参照してください。
ボタン アイコン (マップ ビュー)
標準の最小化アイコン、最大化アイコン、ズーム アイコン、および元に戻す/やり直しア
イコンに加え、特定の マップ ビュー機能を実行できる 5 つのアイコンがあります。
注: 右クリック オプションでも 5 つのボタン アイコンと同じ機能を実行できます。
アイコン
説明
この [マップの編集]/[マップの編集の終
了] アイコンを使用して、マップ内でのデバ
イスの位置を変更したり、新しい位置を保
存したりします。
この [マップ内のデバイスまたはグループ
を検索] アイコンを使用して、デバイス グ
ループやセンサーをラベルで選択するか、
デバイスを IP アドレス、場所、ホスト名、
モデル名、またはタイプで検索および選択
できます。
注: ブール演算子はサポートされていませ
ん。
この マップ設定 アイコンを使用して、背
景の定義、およびアイコンの表示方法の設
定を行います。
この [自動配置] アイコンを使用して、デバ
イス アイコンをデフォルトの位置に戻しま
す。
この カスタム ラベル設定 アイコンを使
用して、 マップ ビューのデバイスの表示さ
れる識別子およびセンサー値を選択します。
67
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
カスタマイズした背景の作成
" マップ設定" 画面を使用して、選択したデバイス グループの マップ ビューのカスタム背
景を作成します。
1. " マップ設定" 画面にアクセスするには、 マップ ビューで、[ マップ設定 ] 右クリッ
ク オプションを選択するか マップ設定 アイコンをクリックします。
2. " マップ設定 " 画面で、 [背景設定をマッピング] オプションを選択し、 [カスタム背
景] をクリックします。
3. [画像の選択] をクリックし、[開く] 画面を使用して背景に使用す
る .jpg、.png、.bmp、または .gif ファイルを参照して開きます。
注: [保存] をクリックし、必要に応じてクライアントに選択したグラフィックのコ
ピーを保存できます。
4. 他のデバイス グループの マップ ビューで、手順 1 ~ 3 を繰り返します。
デバイス アイコンのカスタマイズ
" マップ設定" 画面を使用して、選択したデバイス グループの マップ ビューにデバイス
アイコンがどのように表示されるかをカスタマイズします。
1. " マップ設定" 画面にアクセスするには、 マップ ビューで、[ マップ設定 ] 右クリッ
ク オプションを選択するか マップ設定 アイコンをクリックします。
2. " マップ設定" 画面で、[ マップ設定 ] オプションを選択して、次のいずれかのアク
ションを実行します。
注: [アイコンをプレビュー] には、変更が反映されたアイコンが表示されます。
• [小さいアイコン] または [大きいアイコン] のどちらを使用するか選択します。
• [幅] および [高さ] オプションを使用して、必要に応じてアイコンの形状を変
更します。
• 識別子が有効な場合は、それらのラベルをアイコンの下に水平に表示するか
( [水平方向])、アイコンの右側に垂直に表示するか ( [垂直方向]) を選択します。
3. 他のデバイス グループの マップ ビューで、手順 1 と 2 を繰り返します。
マップ ビューのデバイスに対するセンサー値の選択
" マップ ラベル設定" 画面を使用して、 マップ ビューですべてのデバイスおよびセンサー
の表示する識別子を選択し、センサーを報告するマップですべてのデバイスの表示するセ
ンサー値を選択します。" カスタム ラベル設定 " 画面を使用して、マップで特定のデバ
イスの表示するカスタム識別子またはセンサー値を選択します。
マップでのすべてのデバイスの マップ ラベル設定 の選択
マップ ビューに表示するすべてのデバイスの識別子およびセンサー値を選択できます。
ただし、センサーを報告するデバイスにだけその値が表示されます。
1. [ マップ設定 ] 右クリック オプション、または マップ ビューの上部にある マップ
設定 アイコンを選択します。 マップ ラベル設定 オプションを選択します。
2. [識別子を表示] オプションにチェックマークを付け、リストから識別子を選択しま
す。
3. [値の表示] オプションにチェックマークが付いていることを確認します。
4. 使用するセンサーを使用可能なセンサー リストから選択します。
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StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
選択したデバイスまたは一連のデバイスの カスタム ラベル設定 の選択
マップ ビューで 1 つのデバイスまたは一連のデバイスを選択し、 マップ設定 画面で設
定された識別子の代わりに表示する識別子を選択できます。特定のセンサーに表示するカ
スタム値も定義するために、デバイスを 1 つずつ選択する必要があります。
1. マップ ビュー で 1 つのデバイスまたは一連のデバイスを選択します。
2. [ カスタム ラベル設定 ] 右クリック オプション、または マップ ビューの上部にあ
る カスタム ラベル設定 アイコンを選択します。
3. [識別子の表示] オプションにチェックマークを付け、1 つのデバイスまたは一連の
デバイスの表示する識別子を選択します。
4. 1 つのデバイスを選択した場合、次のオプションのいずれかを選択してデバイスで
表示するセンサー値を定義します。
• マップ設定 画面で定義された設定を選択したデバイスで使用する場合、[ マッ
プ設定 で設定された値を表示] を選択します。
• [特定のセンサー値の選択] を選択し、選択したデバイスでカスタム設定を使用
する場合は使用可能なセンサー リストから使用するセンサーを選択します。
[マップに追加] 画面
この画面を使用して、マップに追加するデバイス グループ、デバイス、およびセンサー
を選択します。
この画面には、 [マップの編集] を選択した後にマップの右クリック メニューからアクセ
スできます。 [センサー]、 [デバイス]、および [デバイス グループ] という 3 つのタブを
使用して、マップに追加するセンサー、デバイス、またはデバイス グループを選択しま
す。
[検索] フィールドを使用して、入力したテキストに基づいて各タブのリストをフィルタリ
ング できます。
注: ブール演算子 AND、OR、および NOT のみをサポートしています。
[センサー] タブと [デバイス] タブの [列の設定] アイコンを選択すると、画面に表示され
る列を指定できます。列の見出しをクリックすると、リストの並べ替え順が昇順または降
順に切り替わります。
[未割り当て] グループは、 [すべてのデバイス] グループのマップに自動的に追加されま
す。作成したデバイス グループ、およびデバイス グループに追加したデバイスはすべて、
選択したデバイス グループのマップに自動的に追加されます。センサーは、手動でマッ
プに追加する必要があります。
選択できるデバイス グループ、デバイス、またはセンサーがすべて既にマップに追加さ
れている場合、 [センサー]、 [デバイス]、 [デバイス グループ] の各タブのリストは空で
す。デバイス グループ、デバイス、またはセンサーは、マップに追加されていない場合
やマップから削除されている場合、該当するタブに表示され、後でマップに追加できま
す。
項目
説明
[センサー] タブ
あらゆるデバイス グループのデバイスの、まだ
マップに追加されていない使用可能なセンサー
がすべて表示されます。
69
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: センサーは、デフォルトではマップに追加
されていないので、この画面から手動で追加す
る必要があります。
[デバイス] タブ
あらゆるデバイス グループの、まだマップに追
加されていないデバイスがすべて表示されます。
注: 選択したデバイス グループにデバイスだけ
が含まれている場合、 [デバイス] タブのリスト
は、最初は空です。デバイスは、デフォルトで
マップに追加されています。
[デバイス グループ] タブ
デバイス グループが 1 つ以上マップから削除さ
れるまで、デバイス グループは表示されませ
ん。
注: 選択したデバイス グループにデバイス グル
ープだけが含まれている場合、 [デバイス グル
ープ] タブのリストは、最初は空です。デバイ
ス グループは、デフォルトでマップに追加され
ています。
[マップ設定] 画面
この画面を使用して、デバイス グループの マップ ビューでの背景およびアイコンの表示
方法を定義するために使用する [マップ ビュー設定] オプションにアクセスします。
[マップ ビュー設定] オプション
このオプションを使用して、 マップ ビューに表示される背景およびアイコンの表示方法
をカスタマイズします。
項目
説明
カスタム背景
カスタム背景として使用するグラフィックを選
択する場合にクリックします。
画像の選択
カスタム背景に使用するグラフィックを参照し
て選択する場合にクリックします。
保存
クリックして、選択した背景画像をファイルと
してローカル マシンに保存します。
背景なし
空の背景を使用する場合にクリックします。
グリッド背景 (デフォルト)
空のタイル型背景 (デフォルト) を使用する場合
にクリックします。
幅
アイコンの右側または左側をドラッグして、ア
イコンの幅を変更します。
高さ
アイコンの上側または下側をドラッグして、ア
イコンの高さを変更します。
小さいアイコン
小さいアイコンを使用する場合にクリックしま
す。
大きいアイコン
大きいアイコンを使用する場合にクリックしま
す。
識別子の方向
[マップ ラベル設定] または [センサー ラベル設
定] で選択した識別子がある場合は、その表示方
法を選択します。
70
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[水平方向] では、識別子はアイコンの下に
水平に表示され、 [垂直方向] では、識別子
はアイコンの右側に垂直に表示されます。
アイコンをプレビュー
マップ ビューでのアイコンの表示方法につい
て、 [サイズ調整] および [アイコンのラベル] 定
義が適用されたアイコンを表示します。
注: センサー値は、必ずアイコンの下に水平に
表示され、[アイコンをプレビュー] では表示さ
れません。
[マップ ラベル設定] オプション
このオプションを使用して、マップ上のすべてのデバイスやセンサーの表示用の識別子お
よびセンサー値ラベルを定義します。
注: NetBotz Appliance で管理されるデバイスのセンサー値は表示できますが、NetBotz
Appliance 自体のセンサー値は表示できません。
項目
説明
ラベルを表示
マップ上のすべてのデバイスやセンサーの表示
用の識別子を選択する場合にチェックマークを
付けます。
値の表示
選択したセンサーを報告する、マップ上のすべ
てのデバイスについてそのセンサーの値を表示
する場合にチェックマークを付けます。
リスト
値を表示するセンサーを選択します。
注: センサーを報告するデバイスにのみ、センサー値が表示されます。
選択したデバイス グループの マップ ビュー内にあるすべてのデバイスのセンサーがすべ
て表示されます。デバイスによって報告されるセンサーが異なるため、特定のタイプのセ
ンサーが複数存在する場合があります。 たとえば、Smart-UPS で報告されるメイン入力
電圧センサーは、Symmetra PX で報告されるメイン入力電圧相 1 センサーとは異なりま
す。したがって、センサーとしてメイン入力電圧を選択すると、該当するセンサーを持つ
デバイスだけが値を報告します。
次の場合を除き、選択したセンサーを報告するデバイスは、センサー値で更新されます。
• センサー値を報告しないデバイス。
• [センサー ラベル設定] 画面で定義されている別のセンサーを含むデバイス。
注: [センサー ラベル設定] 画面では、他のデバイスのセンサー値ラベルに影響する
ことなく、マップ上の 1 つのデバイスに新しいセンサー値ラベルを選択することも
できます。
[センサー ラベル設定] 画面
この画面を使用して、マップ内の選択したデバイスまたはデバイス セットの表示用のカ
スタム識別子を定義します。[マップ ビュー設定] で設定したセンサー値の代わりに表示
する特定のセンサー値も定義するために、デバイスを 1 つずつ選択する必要があります。
注: NetBotz Appliance で管理されるデバイスのセンサー値は表示できますが、NetBotz
Appliance 自体のセンサー値は表示できません。
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StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
項目
説明
識別子を表示
選択したデバイスまたはデバイス セットの表示
する識別子にチェックマークを付けて選択しま
す。
マップ設定で設定された値を表示
選択したデバイスの [マップ設定] オプションで
設定したセンサー値ラベル設定が変更されてい
ないことを確認する場合に選択します。
特定のセンサー値の選択
選択したデバイスの表示する特定のセンサー値
を選択する場合にこれを選択します。
注: 複数のデバイスが選択されている場合は、
センサー値を設定できません。
リスト
使用するセンサーを使用可能なセンサー リスト
から選択します。
72
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
仮想センサー ビュー
このビューでは、デバイス管理者またはサーバー管理者のアクセス権を持つユーザー
が、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの仮想センサーを表示、作成、変更、お
よび削除できます。仮想センサーにより、同じセンサー タイプの複数の数値センサーの
平均値または合計値の表示や監視を行うことができます。
仮想センサーには、 StruxureWare Data Center Expert サーバーで監視されるデバイス グ
ループ内のデバイスの数値センサー (他の仮想センサーを含む) を追加できます。
仮想センサーの履歴データは、仮想センサーの作成時に記録が開始されます。仮想センサ
ーの値は、含まれているセンサーを監視するすべてのデバイスがスキャンされたときにの
み計算され、更新されます。仮想センサーの値は、単一値のデータ ポイントであり、最
後の計算以降に収集されたすべての履歴センサー データの加重平均または加重合計を表
します。
デバイス管理者とサーバー管理者のみが仮想センサーを作成できます。
仮想センサーを作成する場合は、含めるセンサーの平均値または合計値を報告するかどう
かを選択します。次に、使用可能なセンサーのリストをフィルタ処理するためにセンサ
ー タイプ、デバイス グループ、およびデバイスの組み合わせを選択します。選択したセ
ンサー タイプのセンサーを含むデバイス グループとデバイスのみが表示されます。
注: 選択したすべてのセンサーが同じ測定単位を使用している場合にのみ、センサー タイ
プ [他の数値] を選択できます。状態センサー用の仮想センサーを作成することはできま
せん。
仮想センサーに追加するセンサーを選択したら、仮想センサーの名前を指定し、その親の
仮想デバイスを作成するデバイス グループを指定します。
作成した仮想センサーごとに、親の仮想デバイスも作成され、 デバイス ビューおよび マ
ップ ビューに追加されます。親の 仮想デバイスを右クリックし、 [デバイス センサーを
表示] を選択すると、仮想センサーを表示できます。 StruxureWare Data Center Expert
サーバーで監視されるすべての仮想センサーを仮想センサー ビューで表示できます。
注: マップ ビューに手動で追加したセンサーから仮想センサーを直接作成することはで
きません。
デバイス ビュー、および画面下部のステータス バーのデバイス数には、物理デバイスと
仮想デバイスの両方が含まれます。仮想デバイスは、[ライセンス キー] 画面の [使用され
ているノード数] には含まれません。この画面には、 [システム] メニューの [サーバー管
理の設定] オプションからアクセスします。
右クリック オプションおよびビューの上部にあるボタン アイコンでは、次の機能を実行
できます。
• 指定したデバイス グループに仮想センサーを作成します ( [仮想センサーの作成] オ
プションまたはアイコン)。
• 仮想センサーの名前を変更し、選択した仮想センサーに対してセンサーを追加また
は削除します ( [仮想センサーの編集] オプションまたはアイコン)。
• 選択した仮想センサーを StruxureWare Data Center Expert サーバーから削除しま
す ( [仮想センサーの削除] オプションまたはアイコン)。
• 選択した仮想センサーの履歴値についてのレポートまたはグラフを作成します ( セ
ンサー履歴レポートの生成 オプションまたは アイコン)。
• 選択した仮想センサーのしきい値を作成します ( [しきい値の作成] オプション)。
注: このオプションの詳細については、 [アラーム設定] の [しきい値の作成] オプシ
ョンを参照してください。
• 選択した仮想センサーを デバイス ビューまたは マップ ビューで指定します ( [仮想
デバイスの選択] オプション)。
73
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
仮想センサーを作成するには、次の 4 つのメニューを使用できます。
• [モニタリング] パースペクティブの デバイス グループ ビューの右クリック メニュ
ーである [仮想センサーの作成]。
• [モニタリング] パースペクティブの デバイス ビューの右クリック メニューである
[仮想センサーの作成]。
• [モニタリング] パースペクティブの マップ ビューの右クリック メニューである [仮
想センサーの作成]。
• [デバイス] メニューの [仮想センサーの作成] オプション。
仮想センサーの作成
1. [仮想センサーの作成] オプションにアクセスします。
• デバイス ビューまたは マップ ビューで 1 つ以上のデバイスを右クリックしま
す。
• デバイス グループ ビューでデバイス グループを右クリックします。
• [デバイス] メニューから [仮想センサーの作成] を選択します。
• 仮想センサー ビューで [追加] アイコンを選択します。
2. 含めるセンサーの 平均値または 合計値を仮想センサーで報告するかどうかを選択し
ます。
3. 仮想センサーのセンサー タイプを選択します。
選択したすべてのセンサーが同じ測定単位を使用している場合にのみ、センサー タ
イプ [他の数値] を選択できます。状態センサー用の仮想センサーを作成することは
できません。
4. 仮想センサーに追加するセンサーが含まれているデバイス グループを選択します。
このオプションは、 [デバイス] メニューから、または 仮想センサー ビューで [追
加] アイコンから [仮想センサーの作成] を選択する場合に利用できます。
選択したセンサー タイプのセンサーを含むデバイス グループのみが表示されます。
5. 仮想センサーに追加するセンサーが含まれているデバイスを選択します。
選択したセンサー タイプのセンサーを含むデバイスのみが表示されます。
6. 仮想センサーに追加するセンサーを選択します。
選択したセンサー タイプのセンサーのみが表示されます。
7. 仮想センサーの名前を指定します。
この仮想センサー名は、親の仮想デバイスと仮想センサーの両方の [ラベル] 列に表
示されます。
8. この画面を使用して、仮想センサーの親の仮想デバイスを作成するデバイス グルー
プを指定します。
9. [完了] をクリックし、親の仮想デバイスと仮想センサーを作成します。
親の仮想デバイスは、アドレス指定できない IP アドレスとともに、 デバイス ビュ
ーおよび マップ ビューに追加されます。右クリック メニューの [デバイス センサ
ーを表示] から、または 仮想センサー ビューから仮想センサーにアクセスします。
仮想デバイスは、デバイス数にのみ加算されます。ノード ライセンスの [使用され
ているノード数] には加算されません。
[デバイス グループの選択] 画面
この画面を使用して、仮想センサーに追加するセンサーが含まれているデバイス グルー
プを選択します。選択したセンサー タイプのセンサーを含むデバイス グループのみが表
示されます。
74
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[デバイスの選択] 画面
この画面を使用して、仮想センサーに追加するセンサーを監視するデバイスを選択しま
す。選択したセンサー タイプのセンサーを監視するデバイスのみが表示されます。
[検索] フィールドと [クリア] ボタンを使用すると、入力したテキストを含むデバイス グ
ループのみが表示されるようにリストをフィルタ処理できます。
[列の設定] アイコンを使用すると、表示される列を定義できます。
列
説明
タイプ
デバイスのタイプ。
ホスト名
監視対象のデバイスまたは NetBotz Appliance
に対するホスト名。ホスト名が定義されていな
い場合は IP アドレス。仮想デバイスの場合は <
アドレス指定不能>。
ラベル
デバイスに対して定義されているラベル。
場所
デバイスに関連付けられている場所 (わかってい
る場合)。
モデル
デバイス モデル (わかっている場合)。
親デバイス
StruxureWare Data Center Expert サーバーで直
接監視されるデバイスの場合はそのサーバーを
指定し、NetBotz Appliance およびそのサポート
対象デバイスの場合はホスト名または IP アドレ
スを指定します。
デバイス グループ
デバイスが属しているデバイス グループの名
前。 [すべてのデバイス] や [未割り当て] などが
あります。
<カスタム プロパティ キー名>
カスタム プロパティ キー。名前で識別されま
す。
[センサーの選択] 画面
この画面を使用して、仮想センサーに追加するセンサーを選択します。選択したセンサ
ー タイプのセンサーのみが表示されます。
[検索] フィールドと [クリア] ボタンを使用すると、入力したテキストを含むセンサーの
みが表示されるようにリストをフィルタ処理できます。
[列の設定] アイコンを使用すると、表示される列を定義できます。
列
説明
センサー
センサーの名前。
現在の表示
最後に報告されたセンサーの値。
ホスト名
センサーを監視するデバイスまたは NetBotz
Appliance に対するホスト名。ホスト名が定義さ
75
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
れていない場合は IP アドレス。仮想デバイスの
場合は <アドレス指定不能>。
測定単位
センサーの測定単位。
デバイス タイプ
センサーを監視するデバイスのタイプ。
デバイス モデル
センサーを監視するデバイスのモデル。
デバイス ラベル
センサーを監視するデバイスに定義されている
ラベル。
親デバイス
StruxureWare Data Center Expert サーバーで直
接監視されるデバイスの場合はそのサーバーを
指定し、NetBotz Appliance およびそのサポート
対象デバイスの場合はホスト名または IP アドレ
スを指定します。
<カスタム プロパティ キー名>
カスタム プロパティ キー。名前で識別されま
す。
[追加先デバイス グループ] 画面
この画面を使用して、仮想センサーの親の仮想デバイスを作成するデバイス グループを
選択します。親の 仮想デバイスは、 [すべてのデバイス] グループには作成できません。
作成した仮想センサーごとに、親の仮想デバイスも作成され、 デバイス ビューおよび マ
ップ ビューに追加されます。
[仮想センサー名] 画面
この画面を使用して、仮想センサーの名前を指定します。
この仮想センサー名は、親の仮想デバイスと仮想センサーの両方の [ラベル] 列に表示さ
れます。
[仮想センサーの編集] 画面
この画面を使用して、選択した仮想センサーを変更します。
注: 仮想センサーに追加されたすべてのセンサーが読み込まれるまで、その仮想センサー
を編集できません。
[名前] フィールドで、選択した仮想センサーの名前を変更できます。
[検索] フィールドと [クリア] ボタンを使用すると、入力したテキストを含むセンサーの
みが表示されるようにリストをフィルタ処理できます。
[列の設定] アイコンをクリックすると、リストに表示する列を定義できます。列には、一
覧表示されているセンサーの情報が示されます。
項目
説明
76
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
リスト
ビューの各仮想センサーに関する情報が表示さ
れます。
センサーの追加
センサーをクリックして、選択した仮想センサ
ーに追加します。
センサーの削除
センサーをクリックして、選択した仮想センサ
ーから削除します。
注: 仮想センサーからすべてのセンサーを削除
することはできません。
77
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
アラームのビュー
監視対象デバイスで発生したアラームに関する情報は、2 つのビューに表示されます。い
ずれも、[ウィンドウ] メニューの [アラーム] からアクセスできます。 アクティブなアラ
ーム ビューは、 [モニタリング] パースペクティブのデフォルト レイアウトの一部で
す。 アラーム履歴ビューには、 デバイス ビュー、 マップ ビュー、または デバイス グル
ープ ビューの [アラーム履歴を表示] 右クリック メニュー オプションを選択してアクセ
スすることもできます。
アラームのビューに表示されるアラーム
アラームのビュー ( アクティブなアラーム ビューまたは アラーム履歴ビュー) にリストさ
れるアラームは、デバイスが デバイス ビューと マップ ビューのどちらで選択されたか
によって異なります。また、一部のデバイスでは、アラームに関連するしきい値が
StruxureWare Data Center Expert サーバーで定義されているかどうかによっても異なり
ます。
• デバイス ビュー、または マップ ビューでデバイスが選択されている場合は、その
デバイスに関連付けられているアラームだけが、アラームのビューにリストされま
す。
• 監視対象デバイスのセンサーに対するアラームしきい値が StruxureWare Data Center
Expert サーバーで定義されている場合、アラームのビューに、同一のセンサー イベ
ントについてのアラームが次のように 2 つリストされる可能性があります。
• 監視対象デバイスから StruxureWare Data Center Expert サーバーに送信され
るアラーム。
• デバイスのセンサーで監視されているデータが、そのセンサーについてサーバ
ーで定義されているアラームしきい値に違反した場合に、 StruxureWare Data
Center Expert サーバーで生成されるアラーム。
注: すべての SNMP デバイスが StruxureWare Data Center Expert サーバーに
アラームを送信できるわけではありません。また、SNMP デバイスのしきい値
は、 StruxureWare Data Center Expert サーバーのアラームしきい値設定とは
無関係です。
[アラームの詳細とコメントの表示] 画面
この画面には、 アクティブなアラーム ビューおよび アラーム履歴ビューの右クリック
オプションである [アラームの詳細とコメントの表示] からアクセスします。この画面を
使用して、アクティブなアラームまたは履歴アラームの [詳細]、およびそれらのアラー
ムの [コメント]、 [クリップ]、および [グラフ] のデータ (利用可能な場合) を表示しま
す。
注: [クリップ] オプションは、アラーム リストの [クリップ] 列にカメラ アイコンがある
アラームでのみ利用できます。 [グラフ] オプションは、アラーム リストの [センサー] 列
にセンサーがリストされている一部のアラームでのみ利用できます。 [センサー] 列にセ
ンサーが指定されていないアラームに対しては使用できません。
78
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[クリップ] オプション
このオプションを使用して、選択したアラームに含まれていたクリップを表示します。
タブには、アラームに関連付けられたクリップがあるカメラが表示されます。クリップ
は、タブの上部に表示されます。また、各フレームの表示に使用されるアイコン、クリッ
プをエクスポートするためのアイコン、およびクリップについての情報は、下部に表示さ
れます。
項目
説明
表示ペイン
[再生] (
ン
クリップの内容が表示されます。
)/[一時停止] (
クリップを開始するには [再生] アイコンを
クリックし、現在の画像の再生を一時停止
) アイコ するには [一時停止] アイコンをクリックし
ます。
読み込みシーケンス中に、必要に応じてク
リップの再生を開始できます。
コントロールを左右にドラッグして、クリ
ップ内の特定のフレームを探します。バー
の右にある数字は、現在表示されているフ
レームを示します。
クリップ スライダ バー
スライダ バーの右にある上下の矢印をクリ
ックして、クリップを 1 フレームずつ先に
進めたり巻き戻したりすることもできます。
スライダ バーの下には、クリップの開始日
時と終了日時が表示されます。
[クリップのエクスポート] アイコン (
[音声] アイコン (
)
現在のクリップに関連付けられている音声があ
る場合は、音声アイコンが黒で表示されます。
音声がない場合は、アイコンはグレーで表示さ
れます。
)
[デジタル署名] アイコン (
このアイコンをクリックすると、[クリップのエ
クスポート] 画面が表示されます。
注: [クリップのエクスポート] 画面の詳細につい
ては、「[監視] パースペクティブ」の「[記録さ
れたカメラ クリップ] 画面」を参照してくださ
い。
クリップにデジタル署名が関連付けられている
場合は、このアイコンが色付きで表示されます。
クリップが署名されていない場合は、アイコン
はグレーで表示されます。
)
[ステータス] 領域
選択されているクリップの読み込みステータス
が表示されます。 [読み込み中] か [読み込み処
理完了] になります。
クリップ情報
現在のクリップに関する次の情報が表示さ
れます。
• 合計フレーム数
• 時間
• 解像度
[コメント] オプション
79
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
このオプションを使用して、選択したアラームに関するコメントの表示、追加、または削
除を行います。
選択したアラームには、最大 25 のコメントを追加できます。アラームが発生した日時、
および各コメントのユーザー名や日時が表示されます。各コメントの横の [X] アイコン
をクリックすると、そのコメントをリストから完全に削除できます。
StruxureWare Data Center Expert サーバーで生成されたイベントは、青の斜体で表示さ
れます。アラームが発生した日時、およびアラームを確認したユーザーの名前 (該当する
場合) が表示されます。システム イベントはリストから削除できません。
StruxureWare Data Center Expert サーバー管理者ユーザーは、アラームのコメントを追
加および削除できます。
デバイス管理者ユーザーは、デバイス グループ内のアクセス可能なデバイスのアラーム
のコメントを追加できますが、削除できるのは自身が追加したコメントだけです。
デバイス表示者ユーザーは、デバイス グループ内のアクセス可能なデバイスのアラーム
のコメントを表示できます。
注: StruxureWare Data Center Expert 管理者以外のユーザー (役割が選択されていないユ
ーザーなど) の場合、アクセス権限は、 [ユーザー] タブにある、そのユーザーおよびその
ユーザーが割り当てられているユーザー グループの [デバイス グループのアクセス] の設
定によって決まります。
[詳細] オプション
このオプションを使用して、選択したアラームに関する情報を表示します。
注: [解決者]、 [解決コメント]、および [アラームの解決] の 3 つの要素は、 [詳細設定]
タブで [正常復帰にはユーザー入力が必要] がオンになっているセンサー アラートしきい
値に関連付けられているために手動で解決する必要があるアラームに対してのみ使用可能
です。
項目
説明
センサー
アラームに関連付けられているセンサー
タイプ
デバイスのタイプ。
アラーム名
アラームの名前。
デバイス
デバイスについてのラベル情報
デバイスの場所
デバイスの場所 (利用可能な場合)
発生日時
アラームが発生した日時
解決日時
アラームが解決された日時。まだアクティブで
ある場合は [未解決] と表示されます。
[解決者]
[アラームの解決] 画面を使用して手動でアラー
ムを解決したユーザー。
[解決コメント]
手動でアラームを解決したときに [アラームの解
決] 画面で入力されたオプションのコメント。
[カスタム URL]
警告センサーに関連付けられているアラートし
きい値設定の [詳細設定] タブの [カスタム
URL] (そのしきい値に対して定義されている場
合)。
80
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: 詳細については、「 アラート設定」( [デバイ
ス] メニュー) の「 アラートしきい値」を参照し
てください。
[カスタム説明]
警告センサーに関連付けられているアラートし
きい値設定の [詳細設定] タブの [カスタム説
明] (そのしきい値に対して定義されている場
合)。
注: 詳細については、「 アラート設定」( [デバイ
ス] メニュー) の「 アラートしきい値」を参照し
てください。
推奨アクション
アラームの解除方法についての情報 (利用可能な
場合)。
アラームの解決
[アラームの解決] 画面を使用して手動でアラー
ムを解決する場合にクリックします。
[グラフ] オプション
このオプションを使用して、センサーに関連付けられたアラームのグラフを表示します。
注: これは、アラーム リストの [センサー] 列にセンサーがリストされている一部のアラ
ームでのみ利用できます。 [センサー] 列にセンサーが指定されていないアラームに対し
ては使用できません。
各グラフの左側には、値の単位のラベルがあり、下部には日付と時刻の値のラベルがあり
ます。
アクティブなアラーム ビュー
このビューには、選択したデバイス グループ内のすべてのデバイス、または デバイス ビ
ューか マップ ビュー内の選択したデバイスでアクティブなアラームについての情報が表
示されます。
ボタン アイコン (アクティブなアラーム ビュー)
標準の最小化アイコンと最大化アイコンに加え、 アクティブなアラーム ビューの特定の
機能を実行できる 4 つのアイコンがあります。
アイコン
説明
[アラームの詳細の非表示] アイコンを使用
すると、 [アラームの詳細] セクションが非
表示になります。
[アラームの詳細の表示] アイコンを使用す
ると、 [アラームの詳細] セクションが表示
されます。
[列の設定] アイコンを使用すると、アクテ
ィブなアラームのリストに表示される列を
81
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
アイコン
説明
指定できます。デフォルトでは使用可能な
列がすべて表示されます。
[非表示のアラームの表示] アイコンを使用
すると、非表示に設定されている確認済み
アラームを表示したり、該当するアラーム
を一度表示した後に非表示にしたりできま
す。
カスタム センサー履歴レポートの生成 ア
イコンを使用すると、アラームのビューで
選択したアラームに関連付けられているデ
バイスのセンサーの履歴値を示すレポート
またはグラフが作成されます (「レポート
の機能」を参照)。
[アクティブなアラーム] リスト
アクティブ アラーム ビュー内のこのセクションには、 デバイス グループ ビュー、 デバ
イス ビュー、または マップ ビュー内で選択されたデバイスのアクティブなアラームのリ
ストが表示され、各アラームについての情報が示されます。
ビューには、入力したテキストと一致するアラームだけを表示できる検索項目、およびそ
のアラームについての情報を示す表があります。
列
説明
クリップ
カメラ アイコン (
) を使用して、監視クリッ
プを含むアラームを識別します。
説明
アラームについての詳しい説明です。
重大度
アラームに関連付けられている重大度レベルに
ついて説明します。
デバイス ホスト名
デバイスのホスト名または IP アドレスを示しま
す。
[アラーム タイプ]
アラームのタイプを示します。
場所
デバイスの場所 (利用可能な場合) を示します。
親デバイス
NetBotz Appliance の場合はその IP アドレスま
たはホスト名、 StruxureWare Data Center
Expert サーバーで監視される SNMP デバイスの
場合は <server_name> (StruxureWare Data
Center Expert) を示します。
発生日時
アラームがいつ発生したかを示します。
センサー
センサーのアラームに対してアラートしきい値
設定が定義されている場合に、アラームに関連
付けられているセンサーを示します。
注: アラートしきい値設定の詳細については、
「アラート設定」の「アラートしきい値」を参照
してください。
通知を非表示
アラームが確認されたときにアラームの通知を
非表示にするかどうかを示します。
82
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
リスト、右クリック オプション、およびボタン アイコンを使用して、以下を実行できま
す。
• [アラームの詳細] セクションを表示または非表示にする ( [アラームの詳細の表示/非
表示] アイコン)。
• リストに表示する列を選択する ( [列の設定] アイコン)。
• 列のタイトルをクリックして、その列内の情報を基準にリストを昇順または降順に
並べ替える。
• 選択したアラームの [アラームの詳細] 画面にアクセスする ( [アラームの詳細とコメ
ントの表示] オプションを使用するか、アラームをダブルクリックする)。
• リストでアラームを選択し、 デバイス ビュー内でそのデバイスを選択する ( [デバ
イスの選択] オプション)。
• 選択したアラームに関連付けられているデバイスのセンサーの履歴値についてのレ
ポートを作成する ( カスタム センサー履歴レポート アイコン)。
注: デバイスに関連付けられているすべてのデバイス センサーと、リストで選択さ
れた該当するアラームのセンサーがリストされます。
• 選択したアラームに関連付けられているデバイスから報告されているすべての値を
表示する ( [デバイス センサーを表示] オプション)。
• 選択したアラームに関連付けられているデバイスに Web インターフェイスがある場
合は、その Web インターフェイスにログオンする ( [デバイスの起動] オプション)。
• 選択したアラームを確認する方法を指定する ( [アラーム確認] オプション)。
• 非表示に設定されている確認済みアラームを表示したり、該当するアラームを一度
表示した後に非表示にしたりする ( [非表示のアラームの表示] アイコン)。
• [アラーム設定] パースペクティブの しきい値アラーム設定ビューまたは デバイス
アラーム設定ビューで選択したしきい値またはデバイス アラームを表示する ( [アラ
ーム設定の検索] オプション)。
注: このオプションは、NetBotz アプライアンスではアクティブ アラームとして使
用できません。
• しきい値またはデバイス アラームの、選択したインスタンスだけの設定、またはそ
れを報告するすべてのデバイス上の該当するしきい値またはデバイス アラームのす
べてのインスタンスを変更する ( [アラーム設定の編集] オプション)。
注: このオプションは、NetBotz アプライアンスではアクティブ アラームとして使
用できません。
[アラームの詳細] セクション
アクティブなアラーム ビュー内にこのセクションが表示される場合は、アクティブなア
ラームのリストで選択されているアラームについての情報が示されます。 [アラームの詳
細の表示/非表示] アイコンをクリックすると、 [アラームの詳細] セクションの表示と非
表示が切り替わります。
注: [アクティブなアラーム] リストの [アラームの詳細の表示] 右クリック メニュー オプ
ションからは、選択したアラームの詳細を報告する画面にアクセスできます。詳細には、
グラフやカメラ クリップが含まれていることがあります。
アラームは、 [詳細] セクションの上部に表示されます。
注: このセクションには、 StruxureWare Data Center Expert サーバーで利用できる、デ
バイスとそのアラームについての情報が報告されます。報告される情報が他よりも多いデ
バイスもあります。
情報
説明
センサー
アラームに関連付けられているセンサー
タイプ
デバイスのタイプ。
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StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
アラーム名
アラームの名前。
デバイス
デバイスについてのラベル情報
デバイスの場所
デバイスの場所 (利用可能な場合)。
発生日時
アラームが報告された日時。
解決日時
アラームが解決された日時。アラームがまだア
クティブである場合は [未解決] と表示されます。
[カスタム URL]
アラーム通知に含まれているカスタム URL。
[カスタム説明]
アラーム通知に含まれているカスタム説明。
推奨アクション
アラームの解除方法についての情報 (利用可能な
場合)。
[アラーム確認] 画面
この画面を使用して、SNMP デバイスや Modbus デバイスの選択したアクティブなアラ
ームを確認する方法を指定します。
タイプ
説明
非表示に設定
StruxureWare Data Center Expert サーバーにロ
グインした StruxureWare Data Center Expert
クライアントの アクティブなアラーム ビューで
アラームを非表示にする場合にチェックマーク
を付けます。
注: [非表示のアラームの表示] アイコンをクリ
ックすると、非表示に設定されている確認済み
アラームを表示できます。該当するアラームの
情報は斜体で表示されます。次に、斜体で表示
されたアラームを選択し、 [非表示に設定] チェ
ック ボックスをオフにすると、該当するアラー
ムをビューに表示できます。
今後表示しない StruxureWare Data Center
Expert 通知
通知ポリシーで指定されたアラーム アクション
を繰り返すように設定されているときに、アラ
ームの通知が送信されないようにする場合にチ
ェックマークを付けます。
注: アラームが解決されると、通知ポリシーで
指定されたアラーム アクションを使用して正常
復帰イベントが送信されます。
コメントを追加
アラームの確認に関する追加情報を入力します。
アラーム履歴ビュー
このビューでは、選択したデバイスまたは一連のデバイスに対して、指定した日付範囲内
に発生したアラームに関する情報を提供します。表示されるのは、アクティブなアラー
ム、または解決済みのアラームです。
アラーム履歴ビューにアクセスする方法は、いくつかあります。
注: ビューのタイトルは、選択したデバイスまたはそのグループを示します。たとえ
ば、 すべてのデバイスに対するアラーム履歴は、 アラーム履歴ビューに対して デバイ
ス グループ ビューの すべてのデバイス グループが選択されたことを示し、 選択したデ
84
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
バイスに対するアラーム履歴は、 アラーム履歴ビューに対して デバイス ビューまたは
マップ ビューの複数のデバイスが選択されたことを示します。
• [ウィンドウ] メニューの [アラーム] オプションである [アラーム履歴]: 選択したデ
バイスに対するアラームを一覧表示します。その際、選択したデバイスが デバイ
ス グループ ビューで選択したグループ内のすべてのデバイスであるか、 デバイス
ビューまたは マップ ビューで選択したデバイスまたは一連のデバイスであるかは問
われません。
注: この [アラーム履歴] オプションは、 アラーム履歴ビューが現在開いていない場
合にのみ機能します。ビューが開いている場合は、このオプションはそのビューに
対しては動作しません。
• デバイス グループ ビューの右クリック オプションである [アラーム履歴を表示]:
デバイス グループ ビューで選択したグループ内のすべてのデバイスに対するアラー
ムを一覧表示します。
• デバイス ビューおよび マップ ビューの右クリック オプションである [アラーム履
歴を表示]: ビューで選択したデバイスまたは一連のデバイスに対するアラームを一
覧表示します。
注: デバイス、一連のデバイス、またはデバイス グループに対するアラームは、 ア
ラーム履歴ビューに一覧表示されると、別のデバイス、一連のデバイス、またはデ
バイス グループを選択してそれに関連する [アラーム履歴を表示] オプションをク
リックするまで、このビューに保持されます。
アラーム履歴ビューには、入力したテキストを含むアラームだけを表示できる [検索] テ
キスト フィールド、アラームの新しい日付範囲を定義できる [開始日時] および [終了日
時] というカレンダー コントロール、および新しい日付範囲に関連するアラームを検索す
るための [検索] ボタンがあります。
アラーム履歴ビューには、選択したデバイスに対する、履歴に残っているアラームについ
ての情報を示す表もあります。
注: このビューを開くと、デフォルトで日付の範囲は過去 24 時間に設定されています。
列
説明
発生日時
アラームがいつ発生したかを示します。
解決日時
アラームがいつ解決されたかを示します。ただ
し、アクティブである場合を除きます。
ステータス
アラームが [アクティブ] か [解決済み] かを示
します。
説明
アラームについての詳しい説明です。
クリップ
カメラ アイコンを使用して、監視クリップを含
むアラームを示します。
重大度
アラームに関連付けられている重大度レベルを
示します。
デバイス ホスト名
そのアラームに関連するデバイスのホスト名ま
たは IP アドレスを指定します。
[アラーム タイプ]
アラームのタイプ。
場所
デバイスの場所 (わかっている場合)。
親デバイス
NetBotz Appliance の場合はその IP アドレスま
たはホスト名、 StruxureWare Data Center
Expert サーバーで監視される SNMP デバイスの
場合は <server_name> (StruxureWare Data
Center Expert) を示します。
センサー
センサーのアラームに対してアラートしきい値
設定が定義されている場合に、アラームに関連
付けられているセンサーを示します。
注: 詳細については、「アラート設定」の「アラ
ートしきい値」を参照してください。
85
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
リスト、右クリック オプション、およびボタン アイコンを使用して、以下を実行できま
す。
• 列のタイトルをクリックして、その列内の情報を基準にリストを昇順または降順に
並べ替える。
• リストに表示する列を選択する ( [列の設定] アイコン)。
• 選択したアラームの [アラームの詳細の表示] 画面にアクセスする ( [アラームの詳細
の表示] 右クリック オプションを使用するか、アラームをダブルクリックする)。
• リストでアラームを選択し、 デバイス ビューでそのデバイスのリストにアクセスす
る ( [デバイスの選択] 右クリック オプション)。
• 選択したアラームに関連付けられているデバイスのセンサーの履歴値についてのレ
•
•
•
•
•
ポートまたはグラフを作成する (
右クリック オプションまたは ( カスタム セン
サー履歴レポートの生成 ) アイコン)。
注: デバイスに関連付けられているすべてのデバイス センサーと、リストで選択さ
れた該当するアラームのセンサーが一覧表示されます。
選択したアラームに関連付けられているデバイスのセンサーから報告されているす
べての値を表示する ( [デバイス センサーを表示] 右クリック オプション)。
[アラーム設定] パースペクティブの しきい値アラーム設定ビューまたは デバイス
アラーム設定ビューで選択したしきい値またはデバイス アラームを表示する ( [アラ
ーム設定の検索] オプション)。
しきい値またはデバイス アラームの、選択したインスタンスだけの設定、またはそ
れを報告するすべてのデバイス上の該当するしきい値またはデバイス アラームのす
べてのインスタンスを変更する ( [アラーム設定の編集] オプション)。
選択したアラームに関連付けられているデバイスに Web インターフェイスがある場
合は、その Web インターフェイスにログオンする ( [デバイスの起動] 右クリック オ
プション)。
リストのコピーを * .csv (デフォルト選択)、または *.txt ファイルとしてエクスポー
トする ( [アラーム履歴のエクスポート] (
) アイコン)。
• 標準スクロール要素 (矢印とページ番号ボックス) を使用して、複数ページに渡って
スクロールする。
注: 1 ページには最高 500 件のアラーム エントリが表示され、それ以降の各ページ
にも 500 件のエントリが表示される。
[アラームの解決] 画面
この画面を表示するには、[アラームの詳細の表示] 画面で [詳細] オプションの [アラー
ムの解決] ボタンを使用します。この画面では、 [詳細設定] タブの [正常復帰にはユーザ
ー入力が必要] がオンになっているセンサー アラートしきい値に関連付けられたアラーム
を手動で解決できます。
注: [正常復帰にはユーザー入力が必要] がオンになっているセンサーしきい値と関連して
いないアラームは、手動で解決できません。 [詳細設定] タブ、およびその他のしきい値
設定の詳細については、 [アラーム設定] の [しきい値の作成] を参照してください。
アラームを解決するときに、 [コメント (オプション)] テキストを追加してから、 [OK] を
クリックすることもできます。
86
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
デバイス検出プロセス
デバイス検出プロセスを作成して実行すると、APC、MGE、NetBotz Appliance、および
サードパーティのデバイスが StruxureWare Data Center Expert サーバーの監視対象デバ
イスのリストに追加されます。検出されたデバイスは、 デバイス グループ ビューの [す
べてのデバイス] と [未割り当て] の各デバイス グループに追加されます。また、どちら
かのデバイス グループを選択すると、 デバイス ビューと マップ ビューに表示され、 し
きい値ビューのナビゲーション ツリーに追加されます。さらに、SNMPv1 デバイス、
Modbus デバイス、および NetBotz アプライアンスを、検出プロセスの実行中に選択する
デバイス グループ (デフォルトでは [未割り当て] デバイス グループ) に割り当てること
ができます。
次のデバイス タイプごとに個別の検出プロセスがあります。
• SNMPv1 デバイス: 基本的な SNMP 通信を使用する APC またはサードパーティ デバ
イス
• SNMPv3 デバイス: セキュリティで保護された SNMP 通信を使用する APC またはサ
ードパーティ デバイス
• NetBotz Appliance (300、303、310、400、および 410 モデルを除く)
• Modbus TCP
検出プロセスを開始するには、次の方法でデバイス検出ウィザードにアクセスします。
• [デバイス] メニューの [デバイスの追加] を選択します。
• デバイス ビューまたは マップ ビューでデバイスを右クリックし、 [デバイスの追
加] を選択します。
•
) をクリックします。
デバイス ビューで緑のプラス記号アイコン (
• 保存済み検出結果ビュー内の任意の場所を右クリックし、 [追加] を選択します。
• 保存済み検出結果ビューに一覧表示されている検出プロセスを右クリックし、 [実
行] を選択してそのプロセスを再実行するか、 [編集] を選択して編集したバージョ
ンを実行します。
検出プロセスの作成
ネットワーク上の SNMPv1 デバイス、SNMPv3 デバイス、NetBotz Appliance、または
Modbus デバイスを検出する検出プロセスを作成できます。
1. デバイス検出ウィザードにアクセスします。
• [デバイス] メニューの [デバイスの追加] を選択します。
•
デバイス ビューでプラス記号アイコン (
) をクリックします。
• デバイス ビューまたは マップ ビューでデバイスを右クリックし、 [デバイス
の追加] を選択します。
• 保存済み検出結果ビュー内の任意の場所を右クリックし、 [追加] を選択しま
す。
2. [検出タイプの選択] 画面で、 デバイス検出タイプ ( [SNMPv1]、 [SNMPv3]、 [NetBotz
Appliance]、または [Modbus TCP]) を選択し、 [次へ] をクリックします。
3. SNMPv1 デバイス、Modbus デバイス、および NetBotz アプライアンスの場合は、
[デバイス グループの選択] 画面で、検出されたデバイスの割り当て先となるデバイ
ス グループを選択し、 [次へ] をクリックします。
4. 検出設定画面で、使用する設定を定義し、 [次へ] をクリックしてプロセスをスケジ
ュールまたは実行する (あるいは両方を行う) か、 [完了] をクリックして、プロセス
を実行したりスケジュールしたりすることなく 保存済み検出結果ビューにプロセス
を追加します。
87
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
Modbus TCP デバイス検出は、 [完了] をクリックするとすぐに実行され、 保存済み
検出結果ビューには表示されません。
• [SNMPv1 検出設定] 画面:
1. [IP アドレスの範囲]: 検出プロセスで検索する IP アドレス。
2. [読み取りコミュニティ名]: SNMPv1 デバイスの情報を読み取るために使
用するコミュニティ名。
3. [コミュニティ名の書き込み]: APC SNMP v1 デバイスを制御する場合や
APC SNMPv1 デバイスのトラップ レシーバとして登録する場合に使用す
るコミュニティ名を指定します。
4. [ポート]: SNMPv1 デバイスが通信に使用するポート番号。
5. [タイムアウト]: StruxureWare Data Center Expert サーバーが、IP アドレ
スをポーリングしたときに、応答を待つ時間 (秒単位)。この時間が経過
すると、ポーリングが失敗したとみなされます。
6. [再試行]: StruxureWare Data Center Expert サーバーが、ある IP アドレ
スのデバイスとの最初の通信に失敗してから、そのアドレスのデバイス
へのアクセスを停止するまでの試行回数を指定します。
7. [優先順位に基づくスキャンの登録]: StruxureWare Data Center Expert サ
ーバーを、検出された APC SNMPv1 デバイスのトラップ レシーバとして
定義できるようにする場合に選択します。
注: 優先度スキャンは、トラップ ベースのポーリング プロセスです。
StruxureWare Data Center Expert サーバーがトラップ レシーバとして定
義されている APC SNMPv1 デバイスからのトラップと APC SNMPv3 デ
バイスからの Inform にのみ反応して実行されます。これにより、
StruxureWare Data Center Expert サーバーは、通常のスキャン間隔を待
たずに、トラップに反応して即座に APC SNMP デバイスをポーリングで
きます。
8. [デバイス ファイルの転送設定]: [デバイス ファイルの転送設定] 画面にア
クセスします。この画面では、SNMP デバイスへの FTP アクセスまたは
SCP アクセスのファイル転送設定を編集、作成、または表示します。
• [SNMPv3 検出設定] 画面:
1. [IP アドレスの範囲]: 検出プロセスで検索する IP アドレス。
2. [ユーザー名]: 検出された SNMPv3 デバイスとのセキュアな通信に使用す
るユーザー名。
3. [認証タイプ]/ [パスワード]: 認証プロトコルとパスワード。
4. [暗号化タイプ]/ [パスワード: 暗号化方式とパスワード。
5. [ポート]: SNMPv3 デバイスが通信に使用するポート番号。
6. [タイムアウト]: StruxureWare Data Center Expert サーバーが、IP アドレ
スをポーリングしたときに、応答を待つ時間 (秒単位)。この時間が経過
すると、ポーリングが失敗したとみなされます。
7. [再試行]: StruxureWare Data Center Expert サーバーが、ある IP アドレ
スのデバイスとの最初の通信に失敗してから、そのアドレスのデバイス
へのアクセスを停止するまでの試行回数を指定します。
8. [優先順位に基づくスキャンの登録]: StruxureWare Data Center Expert サ
ーバーを、検出された APC SNMPv3 デバイスのトラップ レシーバとして
定義できるようにする場合に選択します。
注: 優先度スキャンは、トラップ ベースのポーリング プロセスです。
StruxureWare Data Center Expert サーバーがトラップ レシーバとして定
義されている APC SNMPv1 デバイスからのトラップと APC SNMPv3 デ
バイスからの Inform にのみ反応して実行されます。これにより、
StruxureWare Data Center Expert サーバーは、通常のスキャン間隔を待
たずに、トラップに反応して即座に APC SNMP デバイスをポーリングで
きます。
9. [デバイス ファイルの転送設定]: [デバイス ファイルの転送設定] 画面にア
クセスします。この画面では、SNMP デバイスへの FTP アクセスまたは
SCP アクセスのファイル転送設定を編集、作成、または表示します。
88
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• [NetBotz Appliance 検出設定] 画面:
1. [IP アドレスの範囲]: 検出プロセスで検索する IP アドレス。
2. [ポート]: NetBotz Appliance との通信に使用するポート。
3. [セキュリティ モード]: NetBotz Appliance との通信に使用するセキュリテ
ィ モード。
4. [資格情報]: NetBotz Appliance との通信に使用できる資格情報を管理する
ための画面にアクセスします。
• [Modbus 検出設定] 画面:
1. [1 つの IP アドレス]: 検出プロセスで検索する 1 つの IP アドレス。
2. [デバイス タイプの選択]: StruxureWare Data Center Expert サーバーが
サポートしている Modbus デバイスのタイプの一覧が表示されます。
3. [スレーブ アドレス]: Modbus デバイスのスレーブ アドレスを示します。
4. [ポート]: Modbus デバイスが通信に使用するポート番号。
5. タイムアウト (秒): StruxureWare Data Center Expert サーバーが、IP ア
ドレスをポーリングしたときに、応答を待つ時間 (秒単位)。この時間が
経過すると、ポーリングが失敗したとみなされます。
5. [検出スケジュール] 画面で、次の操作のどちらか一方または両方を行い、 [完了] を
クリックしてプロセスを 保存済み検出結果ビューに追加します。
• [検出スケジュールの有効化] オプションを使用して、検出プロセスを自動的に
実行する日付や時刻をスケジュールします。
注: Modbus TCP デバイスの検出は、スケジューリングできません。
• [すぐに検出を実行する] オプションを使用して、 [完了] をクリックしたときに
検出プロセスを実行します。
デバイス検出プロセスの編集
検出設定、検出された SNMPv1 デバイス、Modbus デバイス、または NetBotz アプライ
アンスの割り当て先のデバイス グループ、および 保存済み検出結果ビューに一覧表示さ
れている SNMPv1 デバイス、SNMPv3 デバイス、または NetBotz アプライアンスのスケ
ジュールを編集できます。プロセスで検出するデバイスのタイプは編集できません。
3 つのタイプの検出プロセスの違いは、プロセスの定義に使用する設定の種類です。
1. [ウィンドウ] メニューの [デバイス] オプションである [保存済み検出結果] を選択
して、 保存済み検出結果ビューにアクセスします。
2. 一覧表示されている検出プロセスを右クリックし、 [編集] を選択します。
3. 検出設定画面で、必要に応じて設定を編集し、 [次へ] をクリックしてスケジュール
の変更または編集したプロセスの実行 (あるいは両方) を行うか、 [完了] をクリック
して、プロセスを実行したりスケジュールしたりすることなく 保存済み検出結果ビ
ューに変更を保存します。
• [SNMPv1 検出設定] 画面:
1. [IP アドレスの範囲]: 検出プロセスで検索する IP アドレス。
2. [読み取りコミュニティ名]: SNMPv1 デバイスの情報を読み取るために使
用するコミュニティ名。
3. [コミュニティ名の書き込み]: APC SNMP v1 デバイスを制御する場合や
APC SNMPv1 デバイスのトラップ レシーバとして登録する場合に使用す
るコミュニティ名を指定します。
4. [ポート]: SNMPv1 デバイスが通信に使用するポート番号。
5. [タイムアウト]: StruxureWare Data Center Expert サーバーが、IP アドレ
スをポーリングしたときに、応答を待つ時間 (秒単位)。この時間が経過
すると、ポーリングが失敗したとみなされます。
6. [再試行]: StruxureWare Data Center Expert サーバーが、ある IP アドレ
スのデバイスとの最初の通信に失敗してから、そのアドレスのデバイス
へのアクセスを停止するまでの試行回数を指定します。
89
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
7. [優先順位に基づくスキャンの登録]: StruxureWare Data Center Expert サ
ーバーを、検出された APC SNMPv1 デバイスのトラップ レシーバとして
定義できるようにする場合に選択します。
注: 優先度スキャンは、トラップ ベースのポーリング プロセスです。
StruxureWare Data Center Expert サーバーがトラップ レシーバとして定
義されている APC SNMPv1 デバイスからのトラップと APC SNMPv3 デ
バイスからの Inform にのみ反応して実行されます。これにより、
StruxureWare Data Center Expert サーバーは、通常のスキャン間隔を待
たずに、トラップに反応して即座に APC SNMP デバイスをポーリングで
きます。
8. [デバイス ファイルの転送設定]: [デバイス ファイルの転送設定] 画面にア
クセスします。この画面では、SNMP デバイスへの FTP アクセスまたは
SCP アクセスのファイル転送設定を編集、作成、または表示します。
• [SNMPv3 検出設定] 画面:
1. [IP アドレスの範囲]: 検出プロセスで検索する IP アドレス。
2. [ユーザー名]: 検出された SNMPv3 デバイスとの通信に使用するユーザー
名。
3. [認証タイプ]/ [パスワード: 認証プロトコルとパスワード。
4. [暗号化タイプ]/ [パスワード]: 暗号化方式とパスワード。
5. [ポート]: SNMPv3 デバイスが通信に使用するポート番号。
6. [タイムアウト]: StruxureWare Data Center Expert サーバーが、IP アドレ
スをポーリングしたときに、応答を待つ時間 (秒単位)。この時間が経過
すると、ポーリングが失敗したとみなされます。
7. [再試行]: StruxureWare Data Center Expert サーバーが、ある IP アドレ
スのデバイスとの最初の通信に失敗してから、そのアドレスのデバイス
へのアクセスを停止するまでの試行回数を指定します。
8. [優先順位に基づくスキャンの登録]: StruxureWare Data Center Expert サ
ーバーを、検出された APC SNMPv3 デバイスのトラップ レシーバとして
定義できるようにする場合に選択します。
注: 優先度スキャンは、トラップ ベースのポーリング プロセスです。
StruxureWare Data Center Expert サーバーがトラップ レシーバとして定
義されている APC SNMPv1 デバイスからのトラップと APC SNMPv3 デ
バイスからの Inform にのみ反応して実行されます。これにより、
StruxureWare Data Center Expert サーバーは、通常のスキャン間隔を待
たずに、トラップに反応して即座に APC SNMP デバイスをポーリングで
きます。
9. [デバイス ファイルの転送設定]: [デバイス ファイルの転送設定] 画面にア
クセスします。この画面では、SNMP デバイスへの FTP アクセスまたは
SCP アクセスのファイル転送設定を編集、作成、または表示します。
• [NetBotz Appliance 検出設定] 画面:
1. [IP アドレスの範囲]: 検出プロセスで検索する IP アドレス。
2. [ポート]: NetBotz Appliance との通信に使用するポート。
3. [セキュリティ モード]: NetBotz Appliance との通信に使用するセキュリテ
ィ モード。
4. [資格情報]: NetBotz Appliance との通信に使用できる資格情報が表示され
る画面にアクセスして、資格情報を管理 (編集、作成、または削除) でき
ます。
4. SNMPv1 デバイス、Modbus デバイス、または NetBotz アプライアンスの場合は、
[デバイス グループの選択] 画面で、必要に応じてデバイス グループを編集し、 [次
へ] をクリックします。
5. [検出スケジュール] 画面で、次の操作のどちらか一方または両方を行い、 [完了] を
クリックしてプロセスを 保存済み検出結果ビューに追加します。
• [検出スケジュールの有効化] オプションを使用して、検出プロセスを自動的に
実行する日付や時刻をスケジュールします。
• [すぐに検出を実行する] オプションを使用して、 [完了] をクリックしたときに
検出プロセスを実行します。
90
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
デバイス検出ウィザード
このウィザードを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーで監視できるデ
バイスの検出に使用するプロセスを作成、編集、および実行します。
検出プロセスは、一度だけ実行したり、必要なときに再実行したり、定期的に実行するよ
うにスケジュールしたりできます。
デバイス検出ウィザードにアクセスするには、次のいずれかの操作を行います。
• [デバイス] メニューの [デバイスの追加] を選択します。
• デバイス ビューまたは マップ ビューでデバイスを右クリックし、 [デバイスの追
加] を選択します。
•
デバイス ビューで緑のプラス記号アイコン (
) をクリックします。
• 保存済み検出結果ビュー内の任意の場所を右クリックし、 [追加] を選択します。
• 保存済み検出結果ビューにリストされている検出プロセスを右クリックし、 [実行]
を選択してそのプロセスを再実行するか、 [編集] を選択して編集したバージョンを
実行します。
このウィザードの使用方法は、検出するデバイスのタイプ (SNMPv1、SNMPv3、NetBotz
Appliance、または Modbus TCP) によって多少異なります。
[検出タイプの選択] 画面
この画面を使用して、検出するデバイスのタイプを選択します。
オプション
説明
SNMPv1
標準の SNMP 通信を使用するデバイスを検出す
る場合に選択します。
SNMPv3
セキュリティで保護された SNMP 通信を使用す
るデバイスを検出する場合に選択します。
NetBotz Appliance
NetBotz Rack Appliance または NetBotz Wall
Appliance (300、303、310、400、および 410
モデルを除く) を検出する場合に選択します。
Modbus TCP
Modbus TCP 通信を使用するデバイスを検出す
る場合に選択します。
[SNMPv1 検出設定] 画面
この画面を使用して、SNMPv1 デバイスの検出に使用する設定を定義します。
項目
説明
IP アドレス (範囲指定可)
検出プロセスで検索する SNMPv1 デバイスの IP
アドレスを指定します。たとえば、次のように
識別します。
xxx.xxx.12.6: 1 つの IP アドレスを検索しま
す。
xxx.xxx.10-13.20-80: サブネット 10、11、
12、および 13 の特定の IP アドレス セッ
ト (20 から 80 まで) を検索します。
91
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
xxx.xxx.14.*: サブネット 14 のすべての IP
アドレスを検索します。
[読み取りコミュニティ]: SNMPv1 デバイス
で情報を読み取るために使用するコミュニ
ティ名を指定します (デフォルト値は
public)。
SNMPv1 設定
[書き込みコミュニティ]: APC デバイスを制
御する場合や、APC SNMPv1 デバイスのト
ラップ レシーバとして登録する場合に使用
されるコミュニティ名を定義します (デフ
ォルト値は private)。
[ポート]: SNMP デバイスが通信に使用する
ポート番号を指定します (デフォルト値は
161)。
[タイムアウト]: StruxureWare Data Center
Expert サーバーが、IP アドレスのポーリン
グを行ったときに、応答を待つ時間を秒単
位で定義します (デフォルト値は 2)。この
時間が経過すると、ポーリングが失敗した
とみなされます。
[再試行]: StruxureWare Data Center
Expert サーバーが、ある IP アドレスのデ
バイスとの最初の通信に失敗してから、そ
のアドレスのデバイスへのアクセスを停止
するまでの試行回数を指定します (デフォ
ルト値は 3)。
トラップ登録
[優先順位に基づくスキャンの登録]:
StruxureWare Data Center Expert サーバーを、
検出された APC SNMPv1 デバイスのトラップ
レシーバとして登録する場合に選択します。
注: 優先度スキャンは、トラップ ベースのポー
リング プロセスです。 StruxureWare Data
Center Expert サーバーがトラップ レシーバとし
て定義されている APC SNMPv1 デバイスからの
トラップと APC SNMPv3 デバイスからの Inform
にのみ反応して実行されます。これにより、
StruxureWare Data Center Expert サーバーは、
通常のスキャン間隔を待たずに、トラップに反
応して即座に APC SNMP デバイスをポーリング
できます。
デバイス ファイルの転送設定
[デバイス ファイルの転送設定] ( [設定] メニュー
の [SMNP デバイス通信設定] オプション) の画
面を使用して、SNMP デバイスへの FTP アクセ
スまたは SCP アクセスに使用するファイル転送
設定を編集、作成、または表示する場合にクリ
ックします。
[SNMPv3 検出設定] 画面
この画面を使用して、SNMPv3 デバイスの検出に使用する設定を定義します。
項目
説明
92
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
IP アドレス (範囲指定可)
検出プロセスで検索する SNMPv3 デバイスの IP
アドレスを指定します。たとえば、次のように
識別します。
xxx.xxx.12.6: 1 つの IP アドレスを検索しま
す。
xxx.xxx.10-13.20-80: サブネット 10、11、
12、および 13 の特定の IP アドレス セッ
ト (20 から 80 まで) を検索します。
xxx.xxx.14.*: サブネット 14 のすべての IP
アドレスを検索します。
SNMPv3 設定
[ユーザー名]: 検出された SNMP デバイスとのセ
キュリティで保護された通信に使用するユーザ
ー名を指定します。
[認証タイプ]/ [パスワード: 認証プロトコ
ル ( [なし]、 [MD5]、または [SHA]) を選択
し、そのプロトコルで使用するパスワード
を指定します。
[暗号化タイプ]/ [パスワード: 暗号化方式
( [なし]、 [DES]、または [AES-128]) を選択
し、 DES または AES-128 方式で使用する
パスワードを指定します。
[ポート]: SNMP デバイスが通信に使用する
ポート番号を指定します (デフォルト値は
161)。
[タイムアウト]: StruxureWare Data Center
Expert サーバーが、IP アドレスのポーリン
グを行ったときに、応答を待つ時間を秒単
位で定義します (デフォルト値は 2)。この
時間が経過すると、ポーリングが失敗した
とみなされます。
[再試行]: StruxureWare Data Center
Expert サーバーが、ある IP アドレスのデ
バイスとの最初の通信に失敗してから、そ
のアドレスのデバイスへのアクセスを停止
するまでの試行回数を指定します (デフォ
ルト値は 3)。
トラップ登録
[優先順位に基づくスキャンの登録]:
StruxureWare Data Center Expert サーバーを、
検出された APC SNMPv3 デバイスのトラップ
レシーバとして登録する場合に選択します。
注: 優先度スキャンは、トラップ ベースのポー
リング プロセスです。 StruxureWare Data
Center Expert サーバーがトラップ レシーバとし
て定義されている APC SNMPv1 デバイスからの
トラップと APC SNMPv3 デバイスからの Inform
にのみ反応して実行されます。これにより、
StruxureWare Data Center Expert サーバーは、
通常のスキャン間隔を待たずに、トラップに反
応して即座に APC SNMP デバイスをポーリング
できます。
デバイス ファイルの転送設定
[デバイス ファイルの転送設定] ( [設定] メニュー
の [SMNP デバイス通信設定] オプション) の画
93
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
面を使用して、SNMP デバイスへの FTP アクセ
スまたは SCP アクセスに使用するファイル転送
設定を編集、作成、または表示する場合にクリ
ックします。
[デバイス ファイルの転送設定] 画面
この画面では、APC SNMPv1 デバイスと SNMPv3 デバイスの FTP (File Transfer Protocol)
または SCP (Secure Copy) アクセス値を管理します。
注: この画面と機能的に同じ画面は、SNMPv1/SNMPv3 デバイス検出ウィザード、ファ
ームウェア更新プログラムの適用ウィザード、APC SNMP デバイス設定ウィザード、お
よび [デバイス ファイルの転送設定] ( [デバイス] メニューの [SNMP デバイス通信設定]
のオプション) で使用されます。1 つの画面で保存された変更は、すべての画面に反映さ
れます。
• APC SNMP デバイス アクセスに FTP を使用するには、そのデバイスで FTP サーバ
ー アクセスを有効にする必要があります。
• APC SNMP デバイス アクセスに SCP を使用するには、そのデバイスで SSHv2 (Secure
Shell version 2) コンソール アクセスを有効にする必要があります。
項目
説明
[リスト]
StruxureWare Data Center Expert サーバー
が監視対象のデバイスへの FTP または SCP
アクセスに使用できるアクセス設定の一覧
が表示されます。
[ユーザー名]: デバイスへのアクセスに使用
されるユーザー名。
注: デフォルトでは、 StruxureWare Data
Center Expert サーバーは、ユーザー名とパ
スワードに apc (小文字) を使用するデバイ
スにのみファームウェアをダウンロードで
きます (デバイス アクセスに使用する実際
のパスワードは、[デバイス ファイルの転送
設定の編集] 画面で指定します)。
[IP アドレス (範囲指定可)]: アクセス設定
で FTP または SCP 通信をサポートする IP
アドレス、または IP アドレスの範囲。
[FTP ポート]: デバイスへの FTP アクセスに
使用されるポート。
[SCP ポート]: デバイスへの SCP アクセスに
使用されるポート。
[タイムアウト]: サーバーがデバイスへのア
クセスを失敗したとみなすまで待機する時
間。
[最大再試行回数]: サーバーがデバイスへの
アクセスに最初に失敗してから、アクセス
94
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
項目
説明
を停止するまでそのデバイスにアクセスす
る 試行回数 (デフォルトでは 1)。
[プロトコル]: 転送設定でデバイスへのアク
セスに使用するプロトコル ( [FTP のみ]、
[SCP のみ]、または [SCP を試行し、FTP に
戻す])。
追加
アクセス設定をリストに追加する場合にク
リックします。
[編集]
選択したアクセス設定を編集する場合にク
リックします。
削除
選択したアクセス設定を削除する場合にク
リックします。
[デバイス ファイルの転送設定の編集] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが APC SNMPv1 デバイ
スと SNMPv3 デバイスへの FTP (File Transfer Protocol) または SCP (Secure Copy) アクセ
スに使用する設定を追加または編集します。
注: この画面と機能的に同じ画面には、ファームウェア更新プログラムの適用ウィザー
ド、SNMPv1/SNMPv3 デバイス検出ウィザード、APC SNMP デバイス設定ウィザード、
および [デバイス ファイルの転送設定] ( [デバイス] メニューの [SNMP デバイス通信設
定] のオプション) で使用される [デバイス ファイルの転送設定] 画面からアクセスできま
す。
項目
説明
ユーザー名
デバイスへのアクセスに使用する名前を指定し
ます。
パスワード
デバイスへのアクセスに使用するパスワードを
指定します。
パスワードの検証
パスワードを再入力します。
IP アドレス (範囲指定可)
アクセス設定で FTP または SCP 通信をサポート
する IP アドレス、または IP アドレスの範囲を
指定します (デフォルトでは *.*.*.*)。
プロトコル
転送設定で FTP を使用するか ( [FTP のみ])、SCP
を使用するか ( [SCP のみ])、または SCP を使用
し、SCP が失敗した場合に FTP に戻るか ( [SCP
を試行し、FTP に戻す]) を指定します。
FTP ポート
サーバーがデバイスへの FTP アクセスに使用す
るポートを選択します (デフォルトでは 21)。
SCP ポート
サーバーがデバイスへの SCP アクセスに使用す
るポートを選択します (デフォルトでは 22)。
タイムアウト
サーバーが、デバイスへのアクセスを失敗した
とみなすまで待機する時間を示します (デフォル
トでは 3000)。
最大再試行回数
サーバーがデバイスへのアクセスに最初に失敗
してから、アクセスを停止するまでそのデバイ
95
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
スにアクセスする試行回数を選択します (デフォ
ルトでは 1)。
[NetBotz Appliance デバイス検出設定] 画面
この画面を使用して、NetBotz Appliance の検出に使用する設定を定義します。
項目
説明
IP アドレスの範囲
検出プロセスで検索する NetBotz Appliance の
IP アドレスを指定します。たとえば、次のよう
に識別します。
xxx.xxx.12.6: 1 つの IP アドレスを検索しま
す。
xxx.xxx.10-13.20-80: サブネット 10、11、
12、および 13 の特定の IP アドレス セッ
ト (20 から 80 まで) を検索します。
xxx.xxx.14.*: サブネット 14 のすべての IP
アドレスを検索します。
ポート範囲
検索プロセスで NetBotz Appliance との通信に
使用するポート番号またはポート番号の範囲を
指定します (デフォルトでは 80)。たとえば、次
のように識別します。
80:ポート 80 のみ使用します。
60-80:ポート 60 ~ 80 までを使用します。
セキュリティ モード
NetBotz Appliance との通信で Secure Sockets
Layer (SSL) プロトコルを使用する方法を次の中
から選択します。
なし
SSL を試行し、[なし] に戻す
SSL を必要とし、証明書を検証しない
[SSL を必要とし、証明書を検証する]
注: このオプションを選択する場合、まず検出
する NetBotz Appliance から証明書を
StruxureWare Data Center Expert サーバーに追
加する必要があります。[サーバー SSL 証明書]
画面で、 [システム] メニューの [サーバー管理
の設定] オプションを使用します。
NetBotz Appliance 資格情報
[デバイス] メニューの [NetBotz Appliance 通信
設定] オプションの [NetBotz Appliance 資格情
報] を使用して、 StruxureWare Data Center
Expert サーバーで NetBotz Appliance との通信
に使用する資格情報を管理する場合にクリック
します。
[Modbus 検出設定] 画面
この画面を使用して、Modbus デバイスの検出に使用する設定を定義します。
96
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
静的 IP アドレスを持つ Modbus TCP デバイスは、パブリック LAN で検出できます。DHCP
検出が無効 (デフォルトでは有効) の場合はプライベート LAN のネットワーク A で検出で
きます。またはプライベート LAN のネットワーク B で定義する 1 つのセグメントで検出
できます。
注: Modbus TCP デバイス検出エントリは、[保存済み検出結果] リストには保存されませ
ん。
項目
説明
[1 つの IP アドレス]
検出プロセスで検索する Modbus デバイスの IP
アドレスを定義します。
[デバイス タイプの選択]
StruxureWare Data Center Expert サーバーがサ
ポートするデバイス タイプのリストから、デバ
イス タイプを指定します。
スレーブ アドレス
マスターに関連するデバイスのアドレスを指定
します。
ポート
Modbus デバイスが通信に使用するポート番号
を指定します (デフォルト値は 502)。
タイムアウト (秒)
StruxureWare Data Center Expert サーバーが、
IP アドレスのポーリングを行ったときに、応答
を待つ時間を秒単位で定義します (デフォルトで
は 5)。この時間が経過すると、ポーリングが失
敗したとみなされます。
[デバイス グループの選択] 画面
この画面を使用して、検出されたデバイスの割り当て先となる 1 つのデバイス グループ
(デフォルトでは [未割り当て] グループ) を選択します。このオプションは、SNMPv1 ま
たは NetBotz アプライアンスのデバイス検出にのみ利用できます。
サーバー管理者ユーザーは、任意のデバイス グループにデバイスを割り当てることがで
きます。デバイス管理者ユーザーは、アクセス可能なデバイス グループにのみデバイス
を割り当てることができます。
詳細については、[デバイス グループのアクセス権] ([ユーザー] タブ) を参照してくださ
い。
[検出スケジュール] 画面
この画面を使用して、検出プロセスを定期的に実行するようにスケジュールしたり、検出
プロセスの定義の完了時にプロセスを実行したり、これらの両方を行うように選択したり
できます。
オプション
説明
検出スケジュールの有効化
検出プロセスを自動的に実行する日付、曜日、
時刻をスケジュールする場合に選択します。
すぐに検出を実行する
ウィザード終了時に検出プロセスを実行する場
合に選択します。
97
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
保存済み検出結果ビュー
デバイス検出プロセスを作成すると、そのプロセスに関する情報がこのビューに表示され
ます。SNMPv1 と NetBotz アプライアンスの検出プロセスの実行中に選択したデバイス
グループに関する情報は表示されません。
注: 検出プロセスがアイドル状態であることが通知されてからからすべてのデバイスを検
出できなかったとみなすまで、数分間待機します。 StruxureWare Data Center Expert サ
ーバーでは、検出されたデバイスのリストを デバイス グループ ビューの [未割り当て]
グループに表示するまでに、検出プロセスでそれらのデバイスの検出にかかった時間より
も長い時間がかかる場合があります。
列
説明
IP アドレスの範
囲
検出プロセスで検索するデバイスの IP アドレス。
定期的な実行
検出プロセスを定期的に実行するかどうかを、 [はい] または [いい
え] で示します。
タイプ
検出プロセスで検出するデバイスを、 [SNMPv1]、 [SNMPv3]、また
は [NetBotz Appliance] で示します。
アクティビティ
検出プロセスが実行中であるかアイドル状態であるかを示します。
最後の実行
最後の検出プロセスが完了した時刻。
この 保存済み検出結果ビューには、検出プロセスを管理するための右クリック メニュー
オプションとボタン アイコンもあります。
オプション
説明
追加
デバイス検出ウィザードにアクセスして、新しい検出プロセスを作成
します。
[編集]
デバイス検出ウィザードにアクセスして、選択した検出プロセスを編
集します。
削除
選択した検出プロセスを削除します。
実行(R)
選択した検出プロセスを実行します。
停止
選択した検出プロセスの実行を停止します。
検出エントリの
インポート
SNMPv1 または NetBotz Appliance 検出エントリをローカル ファイ
ルからインポートします。
検出エントリの
エクスポート
SNMPv1 または NetBotz Appliance 検出エントリをローカル ファイ
ルにエクスポートします。
[検出エントリのエクスポート] 画面
この画面を使用して、選択した保存済みデバイス検出プロセスに関する情報をローカル
ファイルにエクスポートします。
注: SNMPv1 と NetBotz アプライアンスの検出プロセスの実行中に選択したデバイス グ
ループに関する情報は表示されません。
98
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
項目
説明
[ファイルの選択]
デバイス検出プロパティのコピーを *.txt ファイ
ルとして保存する場所を選択します。
[リスト]
保存された検出プロセスの一覧が表示され、
それぞれについて以下の情報が示されます。
[IP アドレス (範囲指定可)]: 検出プロセスで
検索されたデバイスの IP アドレス。
[タイプ]: 検出プロセスで検出されたデバイ
ス ( SNMPv1 または NetBotz Appliance)。
[パラメータ]: 検出プロセスで使用されたネ
ットワーク設定。
エクスポート
選択したデバイス検出をローカル ドライブにエ
クスポートする場合にクリックします。
[検出エントリのインポート] 画面
この画面を使用して、保存済みデバイス検出をローカル ファイルからインポートします。
項目
説明
[ファイルの選択]
*.txt ファイル形式のデバイス検出をインポート
する場所を選択します。
[リスト]
インポートされた検出プロセスの一覧が表
示され、それぞれについての以下の情報が
示されます。
[IP アドレス (範囲指定可)]: 検出プロセスで
検索されたデバイスの IP アドレス。
[タイプ]: 検出プロセスで検出されたデバイ
ス ( SNMPv1 または NetBotz Appliance)。
[パラメータ]: 検出プロセスで使用されたネ
ットワーク設定。
[Device Transfer File Settings]
StruxureWare Data Center Expert サーバーによ
り APC SNMPv1 デバイスへの FTP (File Transfer
Protocol) または SCP (Secure Copy) アクセスに
使用される設定の管理に使用する画面にアクセ
スします。
NetBotz Appliance 資格情報
NetBotz Appliance との通信に使用する資格情報
のリストの管理に使用する画面にアクセスしま
す。
インポート
選択したデバイス検出を [保存済み検出結果] ビ
ューにインポートする場合にクリックします。
検出エントリのファイル形式
このファイル形式は、SNMPv1 および NetBotz アプライアンス デバイスの検出エントリ
を、ローカルの *.txt ファイルから 保存済み検出結果ビューにインポートするために使用
99
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
します。検出プロセスの実行中に選択したデバイス グループに関する情報は表示されま
せん。
注: SNMPv3 または Modbus デバイスの検出エントリはインポートできません。
SNMPv1 の形式:
SNMPv1:<IP アドレスまたは範囲>:<ポート>:<タイムアウト>:<再試行>:<トラップ登録 (true
または false)>:<読み取りコミュニティ>:<書き込みコミュニティ>
例: SNMPv1:10.218.10-15.*:161:2:3:true:public:private
NetBotz アプライアンスの形式:
NetBotz Appliance:<IP アドレスまたは範囲>:<ポート>:<セキュリティ モード (HTTP、
HTTPS_AVAIL_NO_VERIFY、 HTTPS_REQ_NO_VERIFY、または HTTPS_REQ_VERIFY)>
例: NetBotz Appliance:10.218.10.166:80:HTTP
100
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
デバイス ファームウェアとサーバーの更新プログラム
[更新プログラム] メニューには、 StruxureWare Data Center Expert サーバーを更新した
り、APC からファームウェアの更新プログラムをダウンロードしたりするためのオプシ
ョンが用意されています。更新プログラムは、FTP を使用して監視対象 APC SNMP デバ
イスのネットワーク管理カード (NMC) にアップロードしたり、HTTP/HTTPS を使用して
監視対象 NetBotz Appliance にアップロードしたりできます。
更新プログラム確認処理のスケジューリング ([更新プログラム] メニュー)
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが監視対象のデバイス
に使用できるファームウェア更新プログラムがないかどうかを APC 更新用サーバーに確
認する、頻度または特定の時刻のスケジュールを設定します。
適用可能なファームウェア更新プログラムはサーバーにダウンロードされ、デバイス フ
ァームウェアの更新ウィザードの [ファームウェア更新プログラムの読み込み] 画面に一
覧表示されます。
注: 画面の下部には、次にスケジュールされている更新プログラム確認処理が行われる時
刻や確認サービスが無効になっていることを示すメッセージが表示されることがありま
す。
タイプ
説明
更新プログラムの確認
[日付]、 [時刻]、および [頻度] の設定を使用し
て更新プログラムの確認処理をスケジュールす
る場合に選択します。
日付
更新プログラムを確認する日付を指定します。
時間
更新プログラムを確認する時刻を指定します。
頻度
更新プログラムを確認する頻度を、 [1 回だけ]
(指定した日時)、 [1 日に 1 回]、 [週に 1 回]、
[月に 1 回] (指定した日時から開始) の中から選
択します。
ステータス メッセージ: [更新プログラム確認処理のスケジューリング] 画面
[設定] メニューの [更新プログラム確認処理のスケジューリング] 画面を使用する際に、
ステータス メッセージが表示される場合があります。次の 4 つのメッセージがあります。
メッセージ
説明
次回の更新プログラム確認は、<日付> の < 次にスケジューリングされている更新プロ
時刻> に実行されます。
グラム確認の日付と時刻が表示されます。
推奨アクション: なし
スケジューリングされた更新プログラム確 [更新プログラムの確認] オプションが選択
認サービスは、無効になっています。
されていません。
101
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
メッセージ
説明
推奨アクション: スケジューリングを有効に
するオプションを選択します。
指定された更新プログラム確認処理をスケ 予期しないサーバー エラーが発生しまし
ジューリングできませんでした。
た。
推奨アクション: もう一度操作を行ってくだ
さい。問題が解決しない場合は、APC サポ
ート ページ ( http://www.apc.com/
support ) を参照してください。
更新プログラム確認処理をスケジューリン 無効な日付または時刻を使用して更新プロ
グできませんでした。サーバーの時刻設定 グラムの確認処理をスケジューリングしよ
では、選択された日時は既に過ぎています。 うとしました。
推奨アクション: 将来の時刻の設定を使用し
ます。
ファームウェア更新プログラムの適用 ([更新プログラム] メニュー)
このオプションでは、HTTP/HTTPS を使用して NetBotz Appliance のファームウェアを更
新したり、FTP を使用して SNMP デバイスのファームウェアを更新したりできます。
ファームウェア更新処理の実行
[ファームウェア更新プログラムの適用] オプションからアクセスできる [デバイス更新プ
ログラムの選択] 画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの監視対
象の SNMP デバイスおよび NetBotz Appliance のファームウェアを更新します。
1. [更新プログラム] メニューの [ファームウェア更新プログラムの適用] を選択しま
す。
2. [デバイス更新プログラムの選択] 画面で、 StruxureWare Data Center Expert サーバ
ーがインターネットにアクセスできるかどうかに応じて、次のどちらかの操作を行
います。
• インターネットにアクセスできる場合: [更新プログラムの確認] をクリックし
て、現在 StruxureWare Data Center Expert サーバーにインストールされてい
るカタログ (存在する場合) よりも新しい適用可能な更新プログラム (SNMP デ
バイスまたは NetBotz Appliance) が APC 更新用サーバーにないかどうかを確
認します。
• インターネットにアクセスできない場合: [インポート] をクリックして、
StruxureWare Data Center Expert サーバーに SNMP デバイスまたは NetBotz
Appliance のカタログをインポートします。
3. [デバイス ファイル転送設定] 画面 (SNMP デバイスの場合) で、必要に応じて新しい
設定を追加するか既存の設定を編集し、 [完了] をクリックします。
注: [デバイス] メニューの 2 つのオプションを使用すると、 [ファームウェア更新
プログラムの適用] オプションにアクセスすることなく FTP、SCP、および NetBotz
Appliance グローバル資格情報を管理できます。この 2 つのオプションとは、 [デバ
イス] メニューの [SNMP デバイス通信設定] オプションである [デバイス ファイル
の転送設定]、および [デバイス] メニューの [NetBotz Appliance 通信設定] オプシ
ョンである [NetBotz Appliance 資格情報] です。
4. 適用可能な各ファームウェア更新プログラムにリストされているデバイスから更新
するデバイスを選択し、 [更新の適用] をクリックします。
102
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: 適用可能な更新プログラムがない場合は、 [閉じる] をクリックします。
5. [ウィンドウ] メニューで、 [デバイス] オプションである [ファームウェア更新ステ
ータス] を選択します。
6. 更新ステータス ビューで、選択した更新プログラムの進行状況を確認します。
APC 更新カタログのインポート
StruxureWare Data Center Expert サーバーが APC 更新用サーバーにインターネット経由
でアクセスできない場合は、APC 更新カタログ (SNMP デバイス用または NetBotz Appliance
用) のコピーをクライアントにダウンロードし、そのカタログを StruxureWare Central サ
ーバーにインポートできます。
注: この手順では、クライアントが APC 更新用サーバーにインターネット経由でアクセ
スできることを前提としています。アクセスできない場合は、アクセスできるコンピュー
タに更新カタログをダウンロードし、そのファイルをクライアントに転送する必要があり
ます。
1. ソフトウェア/ファームウェアのダウンロード ページ (http://apc.com/tools/
download) にアクセスします。
2. [ハードウェアによる絞り込み] リストで StruxureWare Data Center Expert を選択
してパーツ番号を選択し、 [送信] をクリックします。
3. StruxureWare Data Center Expert のデバイス ファームウェア カタログ ファイルの
リストで、 [ダウンロード] を選択します。
4. [ログイン/登録] ページで、既に登録済みの場合は [ログイン] をクリックし、登録
する場合は [登録] をクリックします。
5. [PersonalPage へのログイン] ページでログインします。
6. ソフトウェア/ファームウェアのダウンロード ページで [Download Now] をクリッ
クします。
7. 更新カタログをダウンロードしたら、 StruxureWare Data Center Expert クライアン
トの [更新プログラム] メニューの [ファームウェア更新プログラムの適用] を選択
します。
8. [デバイス更新プログラムの選択] 画面で [インポート] をクリックします。
9. [開く] 画面で、ダウンロードした APC 更新カタログを参照して選択し、 [開く] をク
リックします。
10.「ファームウェア更新処理の実行」タスクの手順 4 に進み、インポートした APC 更
新カタログを使用してデバイスを更新します。
[デバイス更新プログラムの選択] 画面
この画面を使用して、ファームウェア更新を実行する NetBotz Appliance または SNMP デ
バイスを選択します。
項目
説明
[検索] フィールドを使用して、入力したテ
キストに基づいてリストをフィルタリング
できます。
検索
注: ブール演算子 AND、OR、および NOT のみ
をサポートしています。
[列の設定] アイコン
[列の設定] アイコンを使用すると、リストに表
示される属性列を指定できます。
103
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[リスト]
適用可能な更新プログラムおよび各更新プログ
ラムを使用できるアプライアンスまたはデバイ
スが一覧表示されます。このリストを使用して、
更新するデバイスを選択します。
適用可能な更新プログラムに一覧表示され
ているすべてのデバイスを選択するには、
その更新プログラムを選択します。
すべてではなく一部のデバイスを選択する
には、更新プログラムではなくデバイスを
選択します。
すべて選択/選択解除
すべての更新プログラムのすべてのデバイスを
選択します。
[更新の説明]
リスト内で選択されている更新プログラムに関
する情報を示します。
更新プログラムの確認
StruxureWare Data Center Expert サーバーの監
視対象のデバイスに適用可能なファームウェア
更新プログラムを APC 更新用サーバーからダウ
ンロードする場合にクリックします (サーバーが
インターネットにアクセスできる場合)。
インポート
APC 更新カタログをクライアントからサーバー
にインポートする場合にクリックします (サーバ
ーがインターネットにアクセスできない場合)。
注: APC 更新カタログの zip ファイルのコピー
を APC からクライアントにダウロードしておく
必要があります。
デバイス ファイルの転送設定
APC SNMPv1 デバイスおよび SNMPv3 デバイス
の FTP (File Transfer Protocol) または SCP
(Secure Copy) アクセス値の管理に使用する画面
にアクセスする場合にクリックします。
注: この画面と機能的に同じ画面が、SNMPv1/
SNMPv3 デバイス検出ウィザード、APC SNMP
デバイス設定ウィザード、および [デバイス フ
ァイルの転送設定] ( [設定] メニューの [SNMP
デバイス通信設定] のオプション) で使用されま
す。1 つの画面で保存された変更は、すべての
画面に反映されます。
[更新の適用]
ファームウェア更新処理を実行する場合にクリ
ックします。
[デバイス ファイルの転送設定] 画面
この画面では、APC SNMPv1 デバイスと SNMPv3 デバイスの FTP (File Transfer Protocol)
または SCP (Secure Copy) アクセス値を管理します。
注: この画面と機能的に同じ画面が、SNMPv1/SNMPv3 デバイス検出ウィザード、APC
SNMP デバイス設定ウィザード、 [ファームウェア更新プログラムの適用] ( [更新プログ
ラム] メニューのオプション)、および [デバイス ファイルの転送設定] ( [設定] メニュー
の [SNMP デバイス通信設定] のオプション) で使用されます。1 つの画面で保存された変
更は、すべての画面に反映されます。
• APC SNMP デバイス アクセスに FTP を使用するには、そのデバイスで FTP サーバ
ー アクセスを有効にする必要があります。
104
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• APC SNMP デバイス アクセスに SCP を使用するには、そのデバイスで SSHv2 (Secure
Shell version 2) コンソール アクセスを有効にする必要があります。
項目
説明
リスト
StruxureWare Data Center Expert サーバー
が監視対象のデバイスへの FTP または SCP
アクセスに使用できるアクセス設定の一覧
が表示されます。
[ユーザー名]: デバイスへのアクセスに使用
されるユーザー名。
注: デフォルトでは、 StruxureWare Data
Center Expert サーバーは、ユーザー名とパ
スワードに apc (小文字) を使用するデバイ
スにのみファームウェアをダウンロードで
きます (デバイス アクセスに使用する実際
のパスワードは、[デバイス ファイルの転送
設定の編集] 画面で指定します)。
[IP アドレス (範囲指定可)]: アクセス設定
で FTP または SCP 通信をサポートする IP
アドレス、または IP アドレスの範囲。
[FTP ポート]: デバイスへの FTP アクセスに
使用されるポート。
[SCP ポート]: デバイスへの SCP アクセスに
使用されるポート。
[タイムアウト]: サーバーがデバイスへのア
クセスを失敗したとみなすまで待機する時
間。
[最大再試行回数]: サーバーがデバイスへの
アクセスに最初に失敗してから、アクセス
を停止するまでそのデバイスにアクセスす
る 試行回数 (デフォルトでは 1)。
[プロトコル]: 転送設定でデバイスへのアク
セスに使用するプロトコル ( [FTP のみ]、
[SCP のみ]、または [SCP を試行し、FTP に
戻す])。
追加
アクセス設定をリストに追加する場合にク
リックします。
編集
選択したアクセス設定を編集する場合にク
リックします。
削除
選択したアクセス設定を削除する場合にク
リックします。
105
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[デバイス ファイルの転送設定の編集] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが APC SNMPv1 デバイ
スと SNMPv3 デバイスへの FTP (File Transfer Protocol) または SCP (Secure Copy) アクセ
スに使用する設定を追加または編集します。
注: この画面と機能的に同じ画面に、SNMPv1/SNMPv3 デバイス検出ウィザード、APC
SNMP デバイス設定ウィザード、 [デバイス ファイルの転送設定] ( [更新プログラム] メニ
ューの [ファームウェア更新プログラムの適用] オプションからアクセス)、および [デバ
イス ファイルの転送設定] ( [設定] メニューの [SNMP デバイス通信設定] のオプション)
で使用される [デバイス ファイルの転送設定] 画面からアクセスできます。
項目
説明
ユーザー名
デバイスへのアクセスに使用する名前を指定し
ます。
パスワード
デバイスへのアクセスに使用するパスワードを
指定します。
パスワードの検証
パスワードを再入力します。
IP アドレス (範囲指定可)
アクセス設定で FTP または SCP 通信をサポート
する IP アドレス、または IP アドレスの範囲を
指定します (デフォルトでは *.*.*.*)。
プロトコル
転送設定で FTP を使用するか ( [FTP のみ])、SCP
を使用するか ( [SCP のみ])、または SCP を使用
し、SCP が失敗した場合に FTP に戻るか ( [SCP
を試行し、FTP に戻す]) を指定します。
FTP ポート
サーバーがデバイスへの FTP アクセスに使用す
るポートを選択します (デフォルトでは 21)。
SCP ポート
サーバーがデバイスへの SCP アクセスに使用す
るポートを選択します (デフォルトでは 22)。
タイムアウト
サーバーが、デバイスへのアクセスを失敗した
とみなすまで待機する時間を示します (デフォル
トでは 3000)。
最大再試行回数
サーバーがデバイスへのアクセスに最初に失敗
してから、アクセスを停止するまでそのデバイ
スにアクセスする試行回数を選択します (デフォ
ルトでは 1)。
ファームウェア更新ステータス ビュー
更新ステータス ビューは、 [ファームウェア更新プログラム] オプション( [ウィンドウ] メ
ニューの [デバイス] から表示) を使用して表示します。
項目
説明
[リスト]
ファームウェア更新プロセスの対象として選択
した各デバイスの更新 (実行中の更新または最後
に実行した更新) に関する情報が一覧表示されま
す。
106
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[ホスト名]: デバイスのホスト名または IP
アドレス
[モデル]: デバイス モデル
[場所]: デバイスの場所に関する情報
[ステータス]: 更新のステータス
[アプリケーションのバージョン]: 更新のア
プリケーション バージョン番号
[OS のバージョン]: 更新のオペレーティン
グ システム (OS) バージョン番号
注: SNMP デバイスの更新の場合にのみ表
示されます。
[完了日時]: 更新が完了した日時
ファームウェア更新処理の進行状況
実行中の更新処理、 キャンセルされた更新処
理、 完了した更新処理、および 成功した更新処
理の数が表示されます。
待機中の更新処理のキャンセル
待機中のデバイス更新処理をキャンセルする場
合にクリックします。
注: StruxureWare Data Center Expert サー
バーは、一度に 20 台までのデバイスの更
新を処理できます。このボタンは、20 台を
超えるデバイスが更新対象として選択され
た場合に限り、 ファームウェア更新ステー
タス ビューにのみ表示されます。
たとえば、77 台のデバイスが選択された場
合、最初の 20 台のデバイスの更新処理が
開始すると、 [待機中の更新処理のキャンセ
ル] ボタンが表示されます。この時点で [待
機中の更新処理のキャンセル] ボタンをクリ
ックすると、残りの 57 台のデバイスの更
新処理をキャンセルできます。
待機中の更新処理をキャンセルしない場合、
このボタンは次の 20 台のデバイスおよび
その次の 20 台のデバイスが処理される間
ビューに表示されたままで、最後の 17 台
のデバイスの更新処理が開始すると消えま
す。
ステータス メッセージ: ファームウェアの更新ステータス ビュー (APC SNMP デバイス)
このビューには、 [更新プログラム] メニューの [ファームウェア更新プログラムの適用]
を選択して開始した SNMP デバイス更新処理に関するいくつかのステータス メッセージ
が表示される場合があります。
107
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
メッセージ
説明
<キャンセル済みカウント> ファームウェア キャンセルされた待機中のファームウェア
更新プログラムがキャンセルされました。 更新処理の数が表示されます。
推奨アクション: なし
デバイスに接続しようとしています...
サーバーがデバイスに接続しようとしてい
ます。
推奨アクション: なし
デバイスにログインしようとしています...
サーバーがデバイスにログインしようとし
ています。
推奨アクション: なし
デバイスを更新できませんでした: <ファイ サーバーが更新プログラムをデバイスに正
ル タイプ> <ファイル バージョン> を検証 常に転送した後で、デバイスの更新プログ
できませんでした。
ラムがデバイスに送信された更新プログラ
ムと一致することをサーバーが検証できな
い問題が発生しました。
注意: デバイスの更新プログラムがサーバ
ーから送信された更新プログラムと一致し
ない場合は、デバイスが正しく動作しませ
ん。
推奨アクション: サーバーまたはデバイスで
アクセス設定が変更されていないこと、お
よび適切なファイル転送プロトコルがデバ
イスで有効になっていることを確認します。
デバイスの電源が入っていること、または
デバイスがネットワークから切断されてい
ないことを確認します。
ネットワーク接続の問題を解決します。
問題が解決しない場合は、APC サポート ペ
ージ ( http://www.apc.com/support ) を参
照してください。
注: 問題が解決したら、 [更新プログラム]
メニューの [ファームウェア更新プログラ
ムの適用] を選択してデバイスを更新しま
す。
デバイスのファームウェアを更新できませ 不明なエラーが発生しました。
んでした。
推奨アクション: デバイスの電源が入ってい
てオンラインであること、適切なファイル
転送プロトコルがデバイスで有効になって
いること、および [デバイス ファイル転送
設定] 画面の設定が正しいことを確認しま
す。
ネットワーク接続の問題を解決します。
問題が解決しない場合は、APC サポート ペ
ージ ( http://www.apc.com/support ) を参
照してください。
デバイスを更新できませんでした:接続でき ネットワークまたはファイル転送プロトコ
ませんでした。
ルの通信に問題があります。
108
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
メッセージ
説明
推奨アクション: デバイスの電源が入ってい
てオンラインであること、適切なファイル
転送プロトコルがデバイスで有効になって
いること、およびデバイスへのアクセスに
使用する [デバイス ファイル転送設定] 画面
のポート番号の設定が正しいことを確認し
ます。
ネットワーク接続の問題を解決します。
問題が解決しない場合は、APC サポート ペ
ージ ( http://www.apc.com/support ) を参
照してください。
注: 問題が解決したら、 [更新プログラム]
メニューの [ファームウェア更新プログラ
ムの適用] を選択してデバイスを更新しま
す。
デバイスを更新できませんでした: ログイン サーバーでデバイスへのログインに必要な
できませんでした。
ファイル転送プロトコルの設定が適切でな
いか、接続の確立後に通信が切断されまし
た。
推奨アクション: デバイスへのログインに必
要なアクセス設定が [デバイス ファイル転
送設定] 画面で正しく指定されていること、
および適切なファイル転送プロトコルがデ
バイスで有効になっていることを確認しま
す。
デバイスの電源が入っていること、または
デバイスがネットワークから切断されてい
ないことを確認します。
ネットワーク接続の問題を解決します。
問題が解決しない場合は、APC サポート ペ
ージ ( http://www.apc.com/support ) を参
照してください。
注: 問題が解決したら、 [更新プログラム]
メニューの [ファームウェア更新プログラ
ムの適用] を選択してデバイスを更新しま
す。
デバイスを更新できませんでした: <ファイ サーバーがデバイスに正常にログインした
ル タイプ> <ファイル バージョン> を転送 後で、サーバーが更新プログラムを転送で
できませんでした。
きない問題が発生しました。
推奨アクション: サーバーまたはデバイスで
アクセス設定が変更されていないこと、お
よび適切なファイル転送プロトコルがデバ
イスで有効になっていることを確認します。
デバイスの電源が入っていること、または
デバイスがネットワークから切断されてい
ないことを確認します。
ネットワーク接続の問題を解決します。
109
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
メッセージ
説明
問題が解決しない場合は、APC サポート ペ
ージ ( http://www.apc.com/support ) を参
照してください。
注: 問題が解決したら、 [更新プログラム]
メニューの [ファームウェア更新プログラ
ムの適用] を選択してデバイスを更新しま
す。
デバイスに接続されました。
サーバーはデバイスにログインできるよう
になりました。
推奨アクション: なし
デバイスにログインされました。
サーバーはデバイスに更新プログラムを転
送できるようになりました。
推奨アクション: なし
<ファイル タイプ> <ファイル バージョン> サーバーはデバイスの更新プログラムが更
がデバイスに転送されました。
新に使用されるファイルと一致することを
検証できるようになりました。
推奨アクション: なし
<ファイル タイプ> <ファイル バージョン> サーバーが更新プログラムをデバイスに転
をデバイスに転送しています...
送しようとしています。
推奨アクション: なし
デバイスにログインできませんでした。 再 サーバーは 1 回以上デバイスにログインで
度実行されます...
きませんでしたが、最大再試行回数には達
していません。
推奨アクション: なし
<ファイル タイプ> <ファイル バージョン> サーバーは 1 回以上更新プログラムをデバ
を転送できませんでした。再度実行されま イスに転送できませんでしたが、最大再試
す...
行回数には達していません。
推奨アクション: なし
<ファイル タイプ> <ファイル バージョン> サーバーはデバイスの更新プログラムがサ
を検証できませんでした。再度実行されま ーバーから送信された更新プログラムに一
す...
致することを 1 回以上検証できませんでし
たが、最大再試行回数には達していません。
推奨アクション: なし
更新処理がキャンセルされました。
更新処理がキャンセルされました。
推奨アクション: なし
更新処理が完了しました。
更新処理が正常に完了しました。
推奨アクション: なし
更新処理が待機中です...
更新処理が待機中で開始していません。
推奨アクション: なし
更新処理が開始しました...
更新処理が開始しました。
推奨アクション: なし
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StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
メッセージ
説明
<ファイル タイプ> <ファイル バージョン> サーバーはデバイスの更新プログラムがサ
をデバイスに転送する処理を検証していま ーバーから送信された更新プログラムと一
す...
致することを検証しようとしています。
推奨アクション: なし
<ファイル タイプ> <ファイル バージョン> サーバーはデバイスの更新プログラムがサ
に対する更新処理が検証されました。
ーバーから送信された更新プログラムと一
致することを検証しました。
推奨アクション: なし
<ファイル タイプ> <ファイル バージョン> サーバーはデバイスが転送された更新プロ
が読み込まれるのを待機しています...
グラムを使用して再起動するのを待機して
います。
推奨アクション: なし
待機中のファームウェア更新処理をキャン 少なくとも 1 つの待機中の更新処理をキャ
セルしますか?
ンセルすることを選択しました。
推奨アクション: [はい] をクリックしてキ
ャンセルを続行します。
ステータス メッセージ: NetBotz Appliance の更新ステータス ビュー
このビューには、 [更新プログラム] メニューの [ファームウェア更新プログラムの適用]
を選択して開始した NetBotz Appliance 更新処理に関するいくつかのステータス メッセー
ジが表示される場合があります。
メッセージ
説明
デバイスのファームウェアを更新できませ 不明なエラーが発生しました。
んでした。
推奨アクション: NetBotz Appliance の電源
が入っていてオンラインであること、その
HTTP または HTTPS Web サービスが有効
になっていること、および [NetBotz
Appliance 資格情報] 画面 ( [設定] メニュー
の [サーバー管理] から表示) の [IP アドレ
ス]、 [ポート]、 [ユーザー名]、 [パスワー
ド] の各設定が正しいことを確認します。
ネットワーク接続の問題を解決します。
問題が解決しない場合は、APC サポート ペ
ージ ( http://www.apc.com/support ) を参
照してください。
デバイスを更新できませんでした:接続でき ネットワークまたは HTTP/HTTPS 通信に
ませんでした。
問題があります。
推奨アクション: NetBotz Appliance の電源
が入っていてオンラインであること、その
HTTP または HTTPS Web サービスが有効
111
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
メッセージ
説明
になっていること、および [NetBotz
Appliance 資格情報] 画面 ( [設定] メニュー
の [サーバー管理] から表示) の IP アドレス
とポートの設定が正しいことを確認します。
ネットワーク接続の問題を解決します。
問題が解決しない場合は、APC サポート ペ
ージ ( http://www.apc.com/support ) を参
照してください。
注: 問題が解決したら、 [更新プログラム]
メニューの [ファームウェア更新プログラ
ムの適用] を選択してデバイスを更新しま
す。
デバイスを更新できませんでした: ログイン サーバーにデバイスへのログインに必要な
できませんでした。
FTP アクセス設定がないか、接続の確立後
に通信が切断されました。
推奨アクション: [NetBotz Appliance 資格情
報] 画面 ( [設定] メニューの [サーバー管
理] から表示) で NetBotz Appliance の [ユ
ーザー名] と [パスワード] の設定が正しい
ことを確認します。
デバイスの電源が入っていること、または
デバイスがネットワークから切断されてい
ないことを確認します。
ネットワーク接続の問題を解決します。
問題が解決しない場合は、APC サポート ペ
ージ ( http://www.apc.com/support ) を参
照してください。
注: 問題が解決したら、 [更新プログラム]
メニューの [ファームウェア更新プログラ
ムの適用] を選択してデバイスを更新しま
す。
更新プログラムを転送しています... ({0}%
更新プログラムが転送されています。転送
の進行状況がパーセンテージで示されてい
ます。
更新処理が完了しました。
更新処理が正常に完了しました。
推奨アクション: なし
更新処理が待機中です...
更新処理が待機中で開始していません。
推奨アクション: なし
更新処理が開始しました...
更新処理が開始しました。
推奨アクション: なし
NetBotz Appliance の更新プログラムが読み NetBotz Appliance でまだ更新プログラムを
込まれるのを待機しています...
読み込む必要があります。
推奨アクション: なし
112
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[サーバー更新プログラムの適用] ([更新プログラム] メニュー)
StruxureWare Data Center Expert サーバーの新しいバージョンが利用可能になった場合
は、このオプションを使用してサーバーを更新します。
サーバー更新処理の実行
[サーバー更新プログラムの適用] オプションを選択して、ローカル コンピュータからサ
ーバー更新パッケージ リスト ファイルをインポートし、更新プログラムをインストール
します。
1. この手順を始めるには、APC サポートから更新通知を受け取った後、サポートに連
絡して適切な更新ファイルをダウンロードしておく必要があります。
2. [更新プログラム] メニューの [サーバー更新プログラムの適用] を選択します。
3. [サーバー更新プログラムの適用] 画面で、 [インポート] ボタンをクリックして、ダ
ウンロードした *.lst ファイルに移動します。 [開く] をクリックして、利用可能な更
新プログラムを画面に表示します。
4. 目的の更新プログラムを強調表示し、 [更新プログラムのインストール] をクリック
します。ダイアログ ボックスが開かれ、「この StruxureWare Data Center Expert 更
新プログラムをインストールするとサーバーが再起動します。続行しますか?」と表
示されます。
5. 選択を確認して [はい] をクリックすると、更新処理が開始されます。
6. 更新処理が完了すると、ログインしようとするユーザーに、クライアントとサーバ
ーのバージョンが異なることを通知するメッセージが表示されます。 StruxureWare
Data Center Expert サーバーから更新済みのクライアントをダウンロードするため
のリンクが表示されます。リンクをクリックすると、更新済みのクライアントのダ
ウンロード ページが表示されます。
7. 新しいクライアントをダウンロードしてインストールし、更新済みのサーバーにロ
グインします。
8. [ヘルプ] メニューを開き、 [バージョン情報] StruxureWare Data Center Expert メ
ニュー項目を選択します。画面に新しいサーバー バージョンが反映されるはずで
す。
113
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
デバイス グループの機能
StruxureWare Data Center Expert では、監視対象のデバイスを小さいデバイス グループ
に論理的に編成できます。たとえば、特定の建物内のすべてデバイス、または同じ IP セ
グメント上のデバイスをデバイス グループに編成できます。
• デバイス グループはサブグループを持つことができます。たとえば、ある建物内の
デバイスをフロアごとに編成したり、データセンタ単位で編成することができます。
• デバイス グループおよびサブグループは、アイコンを使用して、それらのデバイス
のステータスを次のように示します。
すべてのデバイスは正常に動作しています。
1 台以上のデバイスが警告状態になっています。
1 台以上のデバイスが、致命的、エラー、または故障状態になっています。
デバイス グループ ビュー
デバイスが割り当てられているグループを示すこのビューは、 [モニタリング] または [監
視] パースペクティブが選択されている場合にデフォルトで表示されます。
注: このビューを [監視] パースペクティブで使用する方法については、「監視」を参照し
てください。
[デバイス グループ] ビューには、次のタイプのグループが階層形式で表示されます。
注: [すべてのデバイス] グループと [未割り当て] グループは、削除したり名前変更した
りできません。
すべてのデバイス
このグループには、ユーザー定義のデバイス グループに割り当てられてい
るグループを含む、検出されたすべてのデバイスが含まれます。
未割り当て
このグループには、ユーザー定義のデバイス グループに割り当てられてい
ない、検出されたすべてのデバイスが含まれます。
ユーザー定義のデバイ 各グループまたはサブグループには、そのグループに割り当てられているデ
ス グループ
バイスが含まれます。
カメラ ビューを除くすべてのビューとやりとりできる デバイス グループ ビューでは、
次の操作を実行できます。
• デバイス ビューで 1 つのグループから別のグループにドラッグ アンド ドロップし
てデバイスをグループに割り当てます。
• アクティブなアラーム ビューで、選択したグループのデバイス アラームに関する情
報にアクセスします。
• サムネイル ビューにカメラ情報を表示するデバイス グループを選択します。
• サムネイル ビューで 1 つのグループから別のグループにドラッグ アンド ドロップ
してカメラ デバイスをグループに割り当てます。
• 右クリックオプションおよびビューの上部にあるボタン アイコンを使用して、次の
機能を実行できます。
• 新しいグループ ( [すべてのデバイス] が選択されている場合) またはサブグル
ープ ( [未割り当て] 以外の他のグループが選択されている場合) を作成できま
す ( [デバイス グループの作成] オプション)。
114
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• [すべてのデバイス] および [未割り当て] 以外の選択したグループの名前を変
更します ( [デバイス グループ名の変更] オプション)。
• [すべてのデバイス] および [未割り当て] 以外の選択したグループの名前を削
除します ( [デバイス グループの削除] オプション)。
• 選択したグループの アラーム履歴ビューにアクセスします ( [アラーム履歴を
表示] オプション)。
• 選択したデバイス グループの最大 50 までの特定のセンサー タイプの 24 時間
形式の グラフ ビューにアクセスします ( [グラフ表示とレポート処理] センサ
ー オプション)。
注: このビューの詳細については、「グラフ表示とレポート処理機能」の「グラ
フ ビュー」を参照してください。
• 選択したデバイスのセンサーの履歴値を表すレポートまたはグラフを作成する
ために使用するプロセスを開始します ( [カスタム デバイス レポート] オプシ
ョンまたはグラフィック アイコン)。
• 選択した NetBotz Appliance の特定の設定オプションにアクセスします
( [NetBotz Appliance の設定] オプション)。
注: [NetBotz Appliance の設定] オプションは、 [デバイス] メニューにもあり
ます。これらのオプションの詳細については、 [NetBotz Appliance の設定] を
参照してください。
• 選択した APC SNMP デバイスを、共有設定に同じ値を使用するように設定し
ます( [APC SNMP デバイス設定] オプション)。
注: An [APC SNMP デバイス設定] オプションは、 [デバイス] メニューにもあ
ります。これらのオプションの詳細については、 [APC SNMP デバイス設定]
を参照してください。
• 選択したデバイスまたはデバイス セットのしきい値を作成します ( [しきい値
の作成] オプション)。
注: このオプションの詳細については、 [アラーム設定] の下の [しきい値の作
成] オプションを参照してください。
• SNMP デバイス、Modbus デバイス、またはデバイス グループの通知を無効に
したり再度有効にしたりします ( [メンテナンス モードに切り替え] オプション
および [メンテナンス モードを終了] オプション)。
• 選択したデバイスまたはセンサーのカスタム プロパティを追加、変更、または
削除するための カスタム プロパティ エディタ ビューにアクセスできます
( [カスタム プロパティ エディタを開く] オプション)。
• 選択したデバイス グループの仮想センサーを作成します ( [仮想センサーの作
成] オプション)。
注: このオプションについては、「仮想センサー ビュー」を参照してください。
デバイス グループの管理
デバイス グループ、およびそれらのグループに割り当てられたデバイスを管理できます。
• デバイス グループ ビューで右クリック メニューを使用して、グループの作成、名
前の変更、および削除を行います。
• デバイス ビューを使用して、どのグループにどのデバイスを割り当てるかを定義し
ます。
デバイス グループの管理
デバイス グループの作成、名前の変更、および削除を実行できます。
デバイス グループの作成
1. デバイス グループ ビューで、次のデバイス グループのいずれか 1 つを右クリック
します。
115
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
2.
3.
4.
5.
• [すべてのデバイス]。新しいグループを追加します。
• ユーザー定義グループ。選択したグループにサブグループを追加します。
[デバイス グループの作成] をクリックします。
グループまたはサブグループの名前を入力し、 [終了] をクリックします。
デバイス ビューからデバイスをドラッグ アンド ドロップして新しいグループにデ
バイスを割り当てます。
[デバイス グループのアクセス] をクリックして、ユーザーおよびユーザー グループ
のデバイス グループへのモニタリング アクセスと監視アクセスを編集します。
デバイス グループの名前の変更
1. デバイス グループ ビューで、名前を変更するグループまたはサブグループを右クリ
ックします。
2. [デバイス グループ名の変更] をクリックします。
3. グループまたはサブグループの名前を入力し、 [終了] をクリックします。
デバイス グループの削除
1. デバイス グループ ビューで、削除するグループを右クリックします。
2. [デバイス グループの削除] をクリックします。
3. 確認画面で [はい] をクリックします。
デバイス グループへのデバイスの割り当てまたは移動
デバイスをデバイス グループに割り当てたり、デバイスをあるユーザー定義グループか
ら別のユーザー定義グループに移動してデバイス グループの割り当てを変更したりする
ことや、デバイスを複数のデバイス グループに割り当てることができます。
別のグループへのデバイスの移動
1. デバイス グループ ビューで、現在デバイスが属しているグループ ( [未割り当て] を
含む) を選択します。
2. デバイス ビューで、移動するデバイスを強調表示します。
注: NetBotz Appliance とそのサポート対象のデバイスを移動するには、そのメイン
のリストを強調表示します。NetBotz Appliance に関連付けられているデバイスを強
調表示すると、そのデバイスのコピーが移動し、コピーは NetBotz Appliance のリ
ストに残ります。
3. 選択したデバイスを デバイス ビューから デバイス グループ ビュー内の目的のグル
ープにドラッグします。
注: デバイスがサブグループに割り当てられると、それらのデバイスはその親グル
ープにも含まれます。
複数のグループへのデバイスの割り当て
1. デバイス グループ ビューで、複数のデバイス グループに割り当てる 1 つ以上のデ
バイスを含むグループを選択します。
注: [未割り当て] グループ内のデバイスの場合は、それらのデバイスを割り当て先
のグループのいずれかに移動してから、そのグループを選択します。
2. デバイス ビューで、別のグループにコピーするデバイスを強調表示します。
3. ★ Ctrl キーを押しながら、選択したデバイスのコピーを デバイス ビューから デ
バイス グループ ビューの目的のグループにドラッグします。これには、NetBotz
Appliance のメインのリストを選択したときに NetBotz Appliance に関連付けられて
いたすべてのデバイスが含まれます。
注: NetBotz Appliance に関連付けられているデバイスの場合は、 Ctrl キーを押さ
ずにコピーを別のグループにドラッグできます。
4. すべてのデバイスが正しいデバイス グループに含まれるまで上記の手順を繰り返し
ます。
116
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
デバイス グループからのデバイスの削除
グループからデバイスを削除するには、そのグループから該当のグループをドラッグする
か、 デバイス ビューの [デバイスの削除] 右クリック オプションを使用します。
注: デバイスをグループから削除しても、それらのグループは StruxureWare Data Center
Expert サーバーからは削除されません。
デバイス グループからのデバイスのドラッグ
デバイスが複数のデバイス グループに割り当てられている場合は、デバイス グループご
とにこの手順を繰り返す必要があります。
1. デバイス グループ ビューで、現在デバイスが割り当てられているデバイス グルー
プを選択します。
2. デバイス ビューで、削除するデバイスを強調表示します。
3. デバイスを、 デバイス グループ ビューの [未割り当て] にドラッグします。
注: これらのデバイスを別のグループに割り当てる場合は、それらのグループを [未
割り当て] ではなく該当のグループにドラッグできます。
デバイス ビューでの右クリック オプションの使用
デバイスが複数のデバイス グループに割り当てられている場合は、デバイス グループご
とにこの手順を繰り返す必要があります。
1. デバイス グループ ビューで、現在デバイスが割り当てられているデバイス グルー
プを選択します。
2. デバイス ビューで、削除するデバイスを強調表示します。
3. それらのデバイスのいずれか 1 つを右クリックし、 [デバイス グループからのデバ
イスの削除] オプションを強調表示します。
4. デバイスを移動するグループの名前を選択します。
注: デバイスは [未割り当て] グループに戻ります。
117
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
ユーザー グループとデバイス グループのアクセス権 ([システム]
メニュー)
この画面の [ユーザー グループとデバイス グループのアクセス権] オプションを使用し
て、 StruxureWare Data Center Expert サーバーとその機能へのローカル ユーザーおよび
リモート ユーザーのアクセス権を管理します。また、それらのユーザーが持っている、
デバイス グループ ビューの各デバイス グループで利用可能なモニタリング データおよ
び監視データへのアクセス権を管理します。
注: StruxureWare Data Center Expert サーバーにログオンするには、最低でもユーザー
に、1 つ以上のデバイスを含む 1 つのデバイス グループに対する [アクセスの表示] が設
定されている必要があります。
[ユーザー グループとデバイス グループのアクセス権] 画面には、2 つのタブがあり、そ
れぞれに 2 つのセクションがあります。
ユーザーとユーザー グループの詳細 ([ユーザー] タブ)
[ユーザー グループとデバイス グループのアクセス権] 画面の [ユーザー] タブにあるこの
セクションを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーにアクセスできるユ
ーザーおよびユーザー グループを管理します。
ユーザーとユーザーグループの詳細を次の表に示します。
列
説明
ユーザー名またはユーザー グループ名
デフォルト ユーザー グループ ( デバイス管
理者、 デバイス表示者、 サーバー管理者、
および 未割り当てユーザー) およびユーザ
ー作成のグループを含むユーザー グループ
をリストします。ユーザーは、それが割り
当てられているユーザー グループの下にリ
ストされます (別のグループに割り当てら
れていないローカル ユーザーは [未割り当
てユーザー] の下にリストされます。リモー
ト ユーザーは [リモート ユーザー] の下に
のみリストされます)。
注: この列は、 [ユーザー] タブの [デバイ
ス グループのアクセス権] セクションでも
使用されます。
フル ネーム
[ユーザー設定] 画面で定義されている場合
は、ローカル ユーザーのみフルネームを指
定します。
タイプ
各ユーザーまたはユーザー グループをその
特定のタイプ別に示します。
[ローカル ユーザー]
[リモート ユーザー]
[ローカル ユーザー グループ]
リモート ユーザー グループ
118
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
列
説明
未割り当てユーザー グループ
リモート ユーザー グループ
StruxureWare Data Center Expert 管理者 ユーザーまたはユーザー グループに
StruxureWare Data Center Expert 管理者
の役割が割り当てられているかどうか、つ
まりすべてのサーバー機能にフル アクセス
できるかどうかを示します ( [はい] または
[いいえ])。
ローカルかリモートかに関係なく、ボタンまたは右クリック オプションを使用して、新
しいローカル ユーザーまたはローカル ユーザー グループを追加したり、任意のユーザー
またはユーザー グループを編集または削除したりできます。
注: リモート ユーザーおよびリモート ユーザー グループを追加するには、[ユーザー グ
ループとデバイス グループのアクセス権] 画面の [認証サーバー] タブを使用します。
• ローカル ユーザーを追加するには、[ユーザー設定] 画面を使用します ( [ユーザーの
追加] ボタンまたは右クリック オプション)。
注: 右クリックしてローカル ユーザー グループを選択し、 [選択したグループにユ
ーザーを追加] をクリックすれば、新規ユーザーを選択したグループに直接追加でき
ます (このオプションはリモート ユーザー グループが選択されている場合は使用で
きません)。
• ローカル ユーザー グループを追加するには、[ユーザー グループの設定] 画面を使
用します ( [ユーザー グループの追加] ボタンまたは右クリック オプション)。
• 選択したローカル ユーザーについての資格情報、ユーザー役割、ユーザー グルー
プ メンバを編集するには、[ユーザー設定] 画面を使用します ( [編集] ボタンまたは
右クリック オプション)。
• 選択したローカル ユーザー グループの名前、ユーザー グループ役割、ユーザー グ
ループ メンバを編集するには、[ユーザー グループの設定] 画面を使用します ( [編
集] ボタンまたは右クリック オプション)。
注: [未割り当てユーザー] グループ (その他のローカル ユーザー グループに割り当
てられていないローカル ユーザーを表示するグループ) は編集できません。
• 選択したリモート ユーザーのユーザー役割を編集するには、[ユーザー設定] 画面を
使用します ( [編集] ボタンまたは右クリック オプション)。
• 選択したリモート ユーザー グループのユーザー グループ役割を編集するには、[ユ
ーザー グループの設定] 画面を使用します ( [編集] ボタンまたは右クリック オプシ
ョン)。
注: [リモート ユーザー] グループ ( [認証サーバー] タブを使用して少なくとも 1 つ
の認証サーバーが追加された場合のみ表にリストされる) は編集できません。
• ローカルまたはリモートのユーザーまたはユーザー グループを削除します ( [削除]
ボタンまたは右クリック オプション)。
注: [リモート ユーザー] グループ (少なくとも 1 つの認証サーバーが追加されてい
る場合のみ表にリストされる) と [未割り当てユーザー] グループ (常にリストされ
る) は削除できません。
• [ユーザー] タブの [デバイス グループのアクセス権] セクションにアクセスします
( [デバイス グループのアクセス権] ボタンまたは右クリック オプション)。
ローカル ユーザーの管理
ローカル ユーザーを追加または編集するには、[ユーザー設定] 画面を使用します。
注: ローカル ユーザーを削除するには、 [ユーザー] タブの [ユーザーとユーザー グルー
プの詳細] セクションでそのユーザーを選択し、 [削除] をクリックします。
119
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
1. [ユーザー] タブの [ユーザーとユーザー グループの詳細] セクションで、 [ユーザー
の追加] をクリックしてローカル ユーザーを追加するか、リストされているローカ
ル ユーザーを選択し、 [ユーザーの編集] をクリックして [ユーザー設定] 画面を表示
します。
2. [ユーザー情報] タブで、次の手順を実行します。
a. [ユーザー資格情報] セクションで、資格情報を定義します。
b. [ユーザー役割] セクションで、必要に応じてユーザーの役割を選択します。
注: StruxureWare Data Center Expert 管理者の役割を選択する場合は、
[OK] をクリックして、[ユーザー設定] 画面を閉じます。この役割では、すべて
のサーバー機能、モニタリング機能、監視機能へのフル アクセスが提供されま
す。 [ユーザー グループのメンバ] タブおよび [デバイス グループの権限] タブ
の設定は、ユーザーの権限には影響しません。
c. ユーザーを無効にする場合は、 [このユーザーを有効化] の選択を解除します。
3. [ユーザー グループのメンバ] タブで、必要に応じて、ユーザーを割り当てるローカ
ル ユーザー グループを選択します。
注: [役割] 列に StruxureWare Data Center Expert 管理者の役割が示されているユ
ーザー グループを選択した場合、他のユーザー グループを選択してもユーザーの権
限には影響しません。このユーザー グループでは、すべてのサーバー機能、モニタ
リング機能、および監視機能に全面的にアクセスできます。
ローカル ユーザー グループの管理
ローカル ユーザー グループを追加または編集するには、[ユーザー グループの設定] 画面
を使用します。
注: ローカル ユーザー グループを削除するには、 [ユーザー] タブの [ユーザーとユーザ
ー グループの詳細] セクションでそのグループを選択し、 [削除] をクリックします。
1. [ユーザー] タブの [ユーザーとユーザー グループの詳細] セクションで、 [グループ
の追加] をクリックしてローカル ユーザー グループを追加するか、リストされてい
るローカル ユーザー グループを選択し、 [編集] をクリックして [ユーザー グループ
の設定] 画面を表示します。
2. [ユーザー グループ情報] タブで、次の手順を実行します。
a. グループの名前を定義します。
b. 必要に応じてグループの役割を選択します。
注: StruxureWare Data Center Expert 管理者の役割では、グループに割り当
てられているユーザーに、すべてのサーバー機能、モニタリング機能、および
監視機能へのフル アクセスが提供されます。
3. [ユーザー グループのメンバ] タブで、必要に応じてグループに割り当てるローカル
ユーザーを選択します。
リモート ユーザーの管理
リモート ユーザーに割り当てられているユーザー役割を編集するには、[ユーザー設定]
画面を使用します。
注: リモート ユーザーを追加するには、 [認証サーバー] タブを使用します。また、リモ
ート ユーザーを削除するには、 [ユーザー] タブの [ユーザーとユーザー グループの詳
細] セクションでそのユーザーを選択し、 [削除] をクリックします。
1. [ユーザー] タブの [ユーザーとユーザー グループの詳細] セクションで、リストされ
ているリモート ユーザーを選択し、 [編集] をクリックして [ユーザー設定] 画面を表
示します。
120
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: リモート ユーザーの場合は、 [ユーザー情報] タブの [ユーザー役割] セクショ
ンのみ使用できます。
2. [ユーザー役割] セクションで、必要に応じてユーザーの役割を選択し、 [適用] をク
リックします。
注: StruxureWare Data Center Expert 管理者の役割では、すべてのサーバー機能、
モニタリング機能、および監視機能へのフル アクセスが提供されます。
リモート ユーザー グループの管理
リモート ユーザー グループに割り当てられているユーザー役割を編集するには、[ユーザ
ー グループの設定] 画面を使用します。
注: リモート ユーザー グループを追加するには、 [認証サーバー] タブを使用します。ま
た、リモート ユーザー グループを削除するには、 [ユーザー] タブの [ユーザーとユーザ
ー グループの詳細] セクションでそのグループを選択し、 [削除] をクリックします。
1. [ユーザー] タブの [ユーザーとユーザー グループの詳細] セクションで、リストされ
ているリモート ユーザー グループを選択し、 [編集] をクリックして [ユーザー グル
ープの設定] 画面を表示します。
注: リモート ユーザー グループの場合は、 [ユーザー グループ情報] タブの [ユーザ
ー役割] セクションのみ使用できます。
2. [ユーザー グループ役割] セクションで、必要に応じてユーザー グループの役割を選
択し、 [適用] をクリックします。
注: StruxureWare Data Center Expert 管理者の役割では、すべてのサーバー機能、
モニタリング機能、および監視機能へのフル アクセスが提供されます。
[ユーザー設定] 画面
この画面を使用して、ローカル ユーザーを追加したり、既存のローカル ユーザーまたは
リモート ユーザーの設定を編集したりできます。
[ユーザー グループの設定] 画面には、2 つのタブがあり、それぞれに 2 つのセクション
があります。
ユーザー資格情報 ([ユーザー情報] タブ)
このタブを使用して、ローカル ユーザーのみの資格情報を定義します。
資格情報
定義
ユーザー名
サーバーへのログオンに使用される名前を
指定します。
パスワード
サーバーへのログオンに使用されるパスワ
ードを入力します。
[パスワードの確認]
パスワードを再入力します。
[フル ネーム] (オプション)
ユーザーのフル ネームを指定します。
[電子メール アドレス] ( StruxureWare Data ユーザーの電子メール アドレスを指定しま
Center Expert 管理者以外の場合はオプシ す。
ョン)
注: このアドレスは、監視対象の SNMP デ
バイスまたは Modbus デバイスではなく
StruxureWare Data Center Expert サーバー
121
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
資格情報
定義
自体および監視対象の NetBotz Appliance
に関連する通知の電子メールを
StruxureWare Data Center Expert 管理者
に送信するために使用されます。
[説明] (オプション)
役割、役職、またはユーザーを説明するそ
の他の属性を指定します。
ユーザー役割またはユーザー グループ役割 ([ユーザー情報] タブまたは [ユーザー グループ情報] タ
ブ)
このタブを使用して、ローカルまたはリモートのユーザーやユーザー グループに割り当
てる役割を選択します。
注: StruxureWare Data Center Expert 管理者以外のユーザー (役割が選択されていない
ユーザーなど) の場合、アクセス権限は、 [ユーザー] タブにある、そのユーザーおよびそ
のユーザーが割り当てられているユーザー グループの [デバイス グループのアクセス] の
設定によって決まります。
役割
説明
StruxureWare Data Center Expert 管理者 すべてのデバイス グループのすべてのサー
バー機能、モニタリング機能、および監視
機能へのフル アクセスができます。
注: [ StruxureWare Data Center Expert 管
理者] の役割を選択すると、 StruxureWare
Data Center Expert プロキシが自動的に含
まれます。
StruxureWare Data Center Expert プロキ StruxureWare Data Center Expert サーバー
シ
のパブリック ネットワークから、そのプラ
イベート ネットワーク上のデバイスに
Telnet でアクセスできます。その他の設定
で定義されている場合を除き、サーバー機
能、モニタリング機能、または監視機能に
はアクセスできません。
[ローカル ユーザー]: [ユーザー グループの
メンバ] タブ、および [ユーザー] タブの
[デバイス グループのアクセス] の設定
[リモート ユーザー]: [ユーザー] タブの [デ
バイス グループのアクセス] の設定
[ローカルまたはリモート ユーザー グルー
プ]: [ユーザー] タブの [デバイス グループ
のアクセス] の設定
注: StruxureWare Data Center Expert プ
ロキシ ユーザーが Telnet を使用してプラ
イベート ネットワーク上のデバイスにアク
セスするには、そのデバイスで Telnet を有
効にし、 [SOCKS プロキシ] ( [システム] メ
ニューの [サーバー管理の設定] の [サーバ
122
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
役割
説明
ー アクセス] オプション) を有効にしておく
必要があります。
[ユーザー グループのメンバ] タブ
このタブを使用して、ローカル ユーザーを割り当てるユーザー グループを選択します。
注: ローカル ユーザーをリモート ユーザー グループに追加することはできません。ま
た、リモート ユーザーは、ローカルとリモートのどちらのユーザー グループにも追加で
きません。
このタブには、すべてのローカル ユーザー グループが表示され、ローカル ユーザーを割
り当て先とするユーザー グループを選択できます。デフォルトで、3 つのユーザー グル
ープが用意されています。
注: ユーザーは、[ユーザー グループとデバイス グループのアクセス権] 画面の [ユーザ
ー] タブでユーザー グループの下にリストされます。そのユーザー グループは、ユーザ
ーの [ユーザー グループのメンバ] タブでユーザーが割り当てられているグループです。
• デバイス管理者: デフォルトで、このユーザー グループは、すべてのデバイス グル
ープのモニタリングに [管理者アクセス] を、また監視に [アクセスなし] を設定し
ます。
• デバイス表示者: デフォルトで、このユーザー グループは、すべてのデバイス グル
ープのモニタリングに [アクセスの表示] を、また監視に [アクセスなし] を設定し
ます。
• サーバー管理者: デフォルトで、このユーザー グループは、 StruxureWare Data
Center Expert 管理者ユーザー役割と同じアクセス (すべてのサーバー機能、モニタ
リング機能、および監視機能へのフル アクセス) を設定します。
注: これらのユーザー グループのデフォルトの名前およびアクセス権限は、編集で
きます。
[ユーザー グループの設定] 画面
この画面のタブを使用して、ローカル ユーザー グループをその役割とメンバの定義を含
めて追加または編集したり、リモート ユーザー グループの役割だけを編集したりできま
す。
[ユーザー グループの設定] 画面には、2 つのタブがあり、それぞれに 2 つのセクション
があります。
グループ名 ([ユーザー グループ情報] タブ)
この設定を使用して、ローカル ユーザー グループのみの名前を定義します。
[ユーザー グループのメンバ] タブ
このタブを使用して、ローカル ユーザー グループに割り当てるローカル ユーザーを選択
します。
注: ローカル ユーザーをリモート ユーザー グループに追加することはできません。ま
た、リモート ユーザーは、ローカルとリモートのどちらのユーザー グループにも追加で
きません。.
ユーザー グループに割り当てるユーザーを選択できるように、すべてのローカル ユーザ
ー グループがリストされます。
123
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: このタブで選択したユーザーは、[ユーザー グループとデバイス グループのアクセス
権] 画面の [ユーザー] タブでユーザー グループの下にリストされます。
デバイス グループのアクセス権 ([ユーザー] タブ)
[ユーザー グループとデバイス グループのアクセス権] 画面の [ユーザー] タブにあるこの
セクションを使用して、各デバイス グループでユーザーおよびユーザー グループに許可
するモニタリングと監視アクセス権を管理します。
注: これらの設定にアクセスするには、 デバイス グループ ビューの任意のデバイス グル
ープの右クリック オプションである [デバイス グループのアクセス権] を選択するか、
[ユーザー グループとデバイス グループのアクセス権] 画面の [ユーザー] タブの [デバイ
ス グループのアクセス権] をクリックします。
アクセス設定を管理するには、リストされているユーザーまたはユーザー グループを選
択し、 [デバイス グループのアクセス権の変更] をクリックして、[デバイス グループのア
クセス権] 画面にアクセスします。ただし、このボタンは、次のエントリでは無効です。
• 未割り当てユーザー グループ。
• [リモート ユーザー] グループ
注: このユーザー グループは、 [認証サーバー] タブを使用して少なくとも 1 つの認
証サーバーが追加されている場合のみリストされます。
• プライマリ StruxureWare Data Center Expert 管理者ユーザー (デフォルトでは
apc)。
• 役割として StruxureWare Data Center Expert 管理者が選択されているユーザーま
たはユーザー グループ。
注: この役割は、プライマリ StruxureWare Data Center Expert 管理者ユーザー
(デフォルトでは apc) を除くすべてのユーザーおよびユーザー グループで変更でき
ます。
ユーザー グループのメンバになると、デバイス グループでのユーザーのモニタリングお
よび監視アクセス権が影響を受けることがあります。ユーザーとユーザー グループのど
ちらの [デバイス グループのアクセス権] 設定であっても、最も制限が小さいアクセス権
を提供する設定が、そのユーザーに許可されたアクセス権となります。デバイス グルー
プの監視アクセス権が [アクセスなし] に設定されているユーザーが、同じデバイス グル
ープの監視アクセス権が [アクセスの表示と制御] に設定されているユーザー グループに
属する場合、ユーザーは、そのデバイス グループの [アクセスの表示と制御] 権限を持ち
ます。
列
説明
ユーザー名またはユーザー グループ名
デフォルト ユーザー グループ ( デバイス管理
者、 デバイス表示者、 サーバー管理者、およ
び 未割り当てユーザー) およびユーザー作成の
グループを含むユーザー グループをリストしま
す。ユーザーは、それが割り当てられているユ
ーザー グループの下にリストされます (別のグ
ループに割り当てられていないローカル ユーザ
ーは [未割り当てユーザー] の下にリストされま
す。リモート ユーザーは [リモート ユーザー]
の下にのみリストされます)。
注: この列は、 [ユーザー] タブの [ユーザーと
ユーザー グループの詳細] セクションでも使用
されます。
デバイス グループ
選択したユーザーまたはユーザー グループがそ
のデバイス グループで許可されている モニタリ
ングおよび 監視 アクセス権が報告されます。
124
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
選択したユーザーまたはユーザー グループ
で [デバイス グループのアクセス権の変
更] が有効になっている場合は、デバイス
グループのアクセス設定を編集できます。
注: [すべてのデバイス] グループのアクセス設
定は、他のすべてのデバイス グループの基準と
なります。他のデバイス グループは、最低で
も [すべてのデバイス] と同じアクセス権を使用
します。そして、任意のグループにそれよりも
制限の少ない設定を使用するように指定できま
す。
モニタリング
選択したユーザーまたはユーザー グループがそ
のデバイス グループで許可されているモニタリ
ング アクセス権が報告されます。
監視
選択したユーザーまたはユーザー グループがそ
のデバイス グループで許可されている監視アク
セス権が報告されます。
モニタリング アクセス
ユーザーまたはユーザー グループの選択したデバイス グループのモニタリング アクセス
には、5 つの選択肢があります。
注: StruxureWare Data Center Expert 管理者の役割が割り当てられているユーザー、
またはこの役割を持つユーザー グループに割り当てられているユーザーは、モニタリン
グ機能および監視機能へのフル アクセス、およびすべてのサーバー機能へのアクセスが
許可されます。
モニタリング アクセス
説明
アクセスなし
モニタリング アクセスは提供されません。
アクセス状況を表示 - カ
メラ画像なし
デバイス グループにこのアクセス権が設定されたユーザーは、そのグ
ループのデバイスについて次の操作を実行できます。
アクティブなアラームおよび履歴アラームに関する情報を表示します。
デバイス センサーに関する情報を表示します。
デバイスに関連付けられている選択したセンサー タイプの グラフ ビュ
ーを作成します。
表 (.csv または .txt ファイル) またはグラフ (.bmp、jpg、または .png フ
ァイル) 形式で、保存されたレポートのコピーを表示またはエクスポー
トします。
表 (.csv または .txt ファイル) またはグラフ (.bmp、jpg、または .png フ
ァイル) 形式で、デバイス センサー レポートのコピーを作成またはエク
スポートします。
そのデバイスの Web インターフェイスにアクセスできます。
StruxureWare Data Center Expert サーバーに、選択した SNMP または
Modbus デバイス (または SNMP および Modbus デバイスのセット) の
スキャンを要求し、使用可能な情報を更新します。
125
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
モニタリング アクセス
アクセスの表示
説明
デバイス グループにこのアクセス権が設定されたユーザーは、そのグ
ループのデバイスについて次の操作を実行できます。
アクティブなアラームおよび履歴アラームに関する情報を表示します。
デバイス センサーに関する情報を表示します。
NetBotz Appliance カメラ画像を表示します。
アクティブなアラームおよび履歴アラームのクリップを表示します。
デバイスに関連付けられている選択したセンサー タイプの グラフ ビュ
ーを作成します。
表 (.csv または .txt ファイル) またはグラフ (.bmp、jpg、または .png フ
ァイル) 形式で、保存されたレポートのコピーを表示またはエクスポー
トします。
表 (.csv または .txt ファイル) またはグラフ (.bmp、.jpg、または .png フ
ァイル) 形式で、デバイス センサー レポートのコピーを作成またはエク
スポートします。
そのデバイスの Web インターフェイスにアクセスできます。
StruxureWare Data Center Expert サーバーに、選択した SNMP または
Modbus デバイス (または SNMP および Modbus デバイスのセット) の
スキャンを要求し、使用可能な情報を更新します。
アクセスの表示と制御
デバイス グループにこのアクセス権が設定されたユーザーは、 [アクセ
スの表示] に示されたものと同じモニタリング機能を実行できるだけで
なく、次の追加機能も実行できます。
[デバイス センサーを表示] 画面の右クリック メニューでセンサーの状
態を変更する (可能な場合)。
[電源コンセント制御] 画面で電源コンセントの状態を変更する (可能な
場合)。
管理アクセス
デバイス グループにこのアクセス権が設定されたユーザーは、 [アクセ
スの表示] に示されたものと同じモニタリング機能を実行できるだけで
なく、次の追加機能も実行できます。
デバイス グループに対するカスタムの マップ ビューを作成します。
そのグループのデバイス センサーについて、NetBotz Appliance の [ア
ラートしきい値] および SNMP と Modbus の [しきい値] を設定します。
そのグループの監視対象 NetBotz Appliance で [NetBotz Appliance の設
定] を構成します。
そのグループの SNMP デバイスおよび Modbus デバイスの [デバイス
設定] の設定値を設定します。
[デバイス ファイル転送設定] を構成します。
SNMP デバイスと NetBotz Appliance ファームウェア更新プログラム
(そのグループのデバイス用に StruxureWare Data Center Expert サーバ
ーにダウンロードされたもの) を適用します。
注: StruxureWare Data Center Expert 管理者のみが更新プログラムを
サーバーにダウンロードできます。
126
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
監視アクセス
ユーザーまたはユーザー グループの選択したデバイス グループの監視アクセスには、5
つの選択肢があります。
注: StruxureWare Data Center Expert 管理者の役割が割り当てられているユーザー、
またはこの役割を持つユーザー グループに割り当てられているユーザーには、モニタリ
ング機能および監視機能へのフル アクセス、およびすべてのサーバー機能へのアクセス
が許可されます。
次の表に示されている監視機能に加えて、ユーザーは、デバイス グループに関連付けら
れているモニタリング アクセスのすべての機能を実行できます。デバイス グループに
[アクセスなし] 以外の 監視設定を指定するには、そのグループのモニタリング アクセス
設定として少なくとも [アクセスの表示] が設定されている必要があります。
監視アクセス
アクセスなし
説明
監視アクセスは提供されません。
ライブ映像のみ表示 (カメ デバイス グループにこのアクセス権が設定されたユーザーは、グルー
ラ クリップを表示しない) プのカメラ デバイスの次の機能を実行できます。
サムネイル ビュー内のライセンス済みカメラの カメラ ビューにアクセ
スする。
ユーザーに [アクセスの表示と制御] 監視アクセス権も割り当てられてい
るときに、 カメラ ビュー (利用可能な場合) でセンサーの状態を変更す
る。
アクセスの表示
デバイス グループにこのアクセス権が設定されたユーザーは、グルー
プのカメラ デバイスの次の機能を実行できます。
監視クリップを表示およびエクスポートする。
サムネイル ビュー内のライセンス済みカメラの カメラ ビューにアクセ
スする。
ユーザーに [アクセスの表示と制御] 監視アクセス権も割り当てられてい
るときに、 カメラ ビュー (利用可能な場合) でセンサーの状態を変更す
る。
アクセスの表示と制御
デバイス グループにこのアクセス権が設定されたユーザーは、 [アクセ
スの表示] に示されたすべての機能を実行できるだけでなく、監視クリ
ップにタグを付けることができます。
管理アクセス
デバイス グループにこのアクセス権が設定されているユーザーは、 [ビ
ューおよびタグ アクセス] で許可されるすべての機能を実行できるだけ
でなく、すべてのカメラ デバイスの [監視設定] を指定したり監視クリ
ップを削除したりできます。
[デバイス グループのアクセスの変更] 画面
この画面を使用して、ユーザーまたはユーザーグループに許可する、 [ユーザー] タブの
[デバイス グループのアクセス] 設定セクションで選択したデバイス グループの [モニタ
リング アクセス] および [監視アクセス] を定義できます。
あるデバイス グループに定義されたアクセス権設定が、別のデバイス グループが利用す
る設定に影響することがあります。
127
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• [すべてのデバイス] ではすべての設定を利用できます。ただし、別のデバイス グル
ープに設定が追加されている ( [デバイス グループのアクセス] 設定リストでチェッ
クマークが付いている) 場合を除きます。 [すべてのデバイス] グループの設定では、
他のグループで選択されている最も高い設定を超えることはできません。たとえば、
次のように識別します。
• あるデバイス グループに [アクセスの表示] が設定され、それより高い設定が
選択されたデバイス グループがない場合、 [すべてのデバイス] グループで利
用できるのは、 [アクセスの表示] 設定と [アクセスなし] 設定だけです。
• 任意のデバイス グループで [モニタリング アクセス] が [ビューおよびコント
ロール アクセス] に設定されている場合、 [すべてのデバイス グループ] でそ
のモニタリング アクセスに [管理者アクセス] を利用することはできません。
注: [未割り当て] 以外のグループが [管理者アクセス] に設定されたアクセス
権を持っている場合、 [すべてのデバイス] グループでは、そのモニタリング
アクセス権のすべての設定を利用できます。
• 他のグループで利用できる設定は、その親グループで定義された設定によって異な
ります。親グループ ( [すべてのデバイス]、またはサブグループが割り当てられてい
るグループ) の設定よりも制限の大きい設定は利用できません。たとえば、次のよう
に識別します。
[すべてのデバイス] で、 [デバイス アクセス] として [アクセスの表示] が選択さ
れ、 [監視アクセス] として [ビューおよびタグ アクセス] が選択されている場合、
他のすべてのグループで、 [モニタリング アクセス] に [アクセスなし] を選択する
ことはできません。また、他のすべてのグループで、 [監視アクセス] に [アクセス
なし] および [アクセスの表示] を選択することはできません。
[すべてのデバイス] 以外にも、デバイス グループでのアクセス権設定に影響する要素が
あります。グループが [すべてのデバイス] または親グループから継承したアクセス権と
同じアクセス権を選択することができます。選択されたグループのアクセス権設定はその
ままで変更されませんが、それらのアクセス権設定は継承されたものではなくなるので、
継承される設定が変更されても影響を受けなくなります。たとえば、 [アクセスの表示
(すべてのデバイスからの継承)] の代わりに [アクセスの表示] を選択すると、 [すべての
デバイス] グループでアクセスの選択が変更されても影響を受けなくなります。
[認証サーバー] タブ
[ユーザーとユーザー グループ] オプションのこのタブを使用して、 StruxureWare Data
Center Expert サーバーのリモート ユーザーおよびリモート ユーザー グループを追加す
るために使用される認証サーバーを管理します。
このタブにリストされている各認証サーバーには、 StruxureWare Data Center Expert サ
ーバーでリモート ユーザーおよびリモート ユーザー グループとして割り当てることがで
きるユーザーおよびユーザー グループがあります。これらのユーザーおよびユーザー グ
ループは、認証サーバーの追加ウィザードを使用して認証サーバーをタブに追加するとき
に選択するか、認証サーバーの追加後に認証サーバーの編集ウィザードを使用して選択で
きます。選択したユーザーおよびユーザー グループは、 [認証サーバー] タブと [ユーザ
ー] タブの該当するサーバーの Groups フォルダと Users フォルダにリストされます。
注: リモート ユーザーまたはリモート ユーザー グループに属するユーザーが StruxureWare
Data Center Expert サーバーにログオンしようとすると、ログオン値 (ユーザー名とパス
ワード) はそのユーザーに関連付けられた認証サーバーに送信されます。そのログオンに
ついて認証するのはそのサーバーであり、 StruxureWare Data Center Expert サーバーで
はありません。
認証サーバー、リモート ユーザー、およびリモート ユーザー グループの管理
128
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
認証サーバーの追加ウィザードまたは認証サーバーの編集ウィザードを使用して、リモー
ト ユーザーおよびリモート ユーザー グループをリストする認証サーバーが [認証サーバ
ー] タブに含まれているかどうかに応じて、 StruxureWare Data Center Expert コンソー
ルへのアクセス権を持つリモート ユーザーおよびリモート ユーザー グループを追加でき
ます。
注: リモート ユーザーを編集または削除するには、 [ユーザー] タブを使用します。ま
た、 StruxureWare Data Center Expert コンソールへのアクセス権を持つリモート ユーザ
ー グループを編集または削除するには、 [ユーザー グループ] タブを使用します。
1. [ユーザーとユーザー グループ] オプションの [認証サーバー] タブで、 [認証サーバ
ーの追加] をクリックして認証サーバーの追加ウィザードを開始するか、リストされ
ているサーバーを選択し、 [認証サーバーの編集] をクリックして認証サーバーの編
集ウィザードを開始します。
注: 認証サーバーを削除するには、 [認証サーバー] タブでそのサーバーを選択し、
[削除] をクリックします。
2. [OpenLDAP/Active Directory サーバーの設定] 画面で、必要に応じて設定を指定
し、 [次へ] をクリックします。
3. [OpenLDAP/Active Directory バインドの設定] 画面で、必要に応じて設定を指定
し、 [次へ] をクリックします。
4. [リモート ユーザーとユーザー グループの選択] 画面で、新たに StruxureWare Data
Center Expert コンソールへのアクセス権を許可するユーザーおよびユーザー グルー
プを選択します。
認証サーバーの追加ウィザードまたは認証サーバーの編集ウィザード
このウィザードを使用して、リモート ユーザーおよびリモート ユーザー グループを追加
したり、それらのユーザーおよびユーザー グループが定義されている認証サーバーを追
加または編集したりできます。
[OpenLDAP/Active Directory サーバーの設定] 画面
この画面を使用して、認証サーバーを設定します。
項目
説明
サーバー ラベル
認証サーバーを識別するラベルとして使用
される名前を定義します。
サーバー アドレス
認証サーバーのホスト名または IP アドレス
を指定します。
サーバー タイプ
認証サーバーのタイプとして、 [Active
Directory] または [OpenLDAP] を選択しま
す。
サーバー ポート
認証サーバー通信に使用するポート番号を
指定します (デフォルト値は 389)。
SSL の使用
StruxureWare Data Center Expert と認証サ
ーバーの間の通信で Secure Sockets Layer
(SSL) プロトコルを使用する場合に選択しま
す。
129
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[OpenLDAP/Active Directory バインドの設定] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが認証サーバーへのア
クセスに使用する設定を指定します。
項目
説明
ユーザー DN のバインド
認証サーバーへのアクセスに必要なユーザ
ー DN を指定します。
パスワードのバインド
認証サーバーへのアクセスに必要なパスワ
ードを指定します。
検索ベース
検索範囲を絞り込んで認証サーバーでのデ
ィレクトリ検索時間を短縮できる検索ベー
スを指定します。
[リモート ユーザーとユーザー グループの選択] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーへのログオン アクセス
権を持つリモート ユーザーおよびリモート ユーザー グループを選択します。
130
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[レポート] メニュー
センサー履歴レポートおよびスナップショット レポートを生成したり、スケジュールに
従ったレポートのエクスポートに使用されるエクスポート設定を管理したりするためのオ
プションがあります。
注: [保存済みセンサー レポート] セクションの右クリック オプションの [エクスポート
のスケジューリングの管理] からも [エクスポートのスケジューリングの管理] 画面にアク
セスできます。 [エクスポートのスケジューリングの管理] オプションの詳細については、
「レポートの機能」を参照してください。
131
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[レポート] パースペクティブ
このパースペクティブでは、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの監視対象デバ
イスについての定義済みスナップショット レポート、および作成するセンサー履歴レポ
ートにアクセスできます。
レポート(R) パースペクティブを使用すると、選択したデバイス グループの HTML 形式、
CSV (カンマ区切り) 形式、または PDF 形式のレポートの生成、表示、およびエクスポー
トを行うことができます。
• [使用可能なレポート]: StruxureWare Data Center Expert サーバーの監視対象デバイ
スで使用可能なスナップショット レポート、センサー履歴レポート、および保存済
みセンサー レポートをリストします。また、選択したデバイス グループおよびデバ
イスについてそれらのレポートを生成できます。
• [センサー履歴レポート]: StruxureWare Data Center Expert サーバーの監視対象デ
バイスのセンサー履歴レポートを生成したりカスタマイズしたりできます。センサ
ー履歴レポートは、 [保存済みセンサー レポート] セクションでの保存、グラフ形式
でのエクスポート、表形式や要約形式での表示またはエクスポートを行うことがで
きます。
• スナップショット レポート: StruxureWare Data Center Expert サーバーの監視対
象デバイスについて、レポート生成対象期間のデータが含まれているレポートを生
成できます。スナップショット レポートは、グラフ形式でしか表示できませんが、
HTML、CSV (カンマ区切り)、または PDF にエクスポートできます。
• [保存済みセンサー レポート]: 保存したセンサー履歴レポートの表示、編集、名前の
変更、削除、およびエクスポートを行うことができます。
• [レポート ビュー]: 選択したデバイス グループについて生成されたスナップショッ
ト レポートやセンサー履歴レポートを表示します。また、それらのレポートをエク
スポートできます。詳細については、[スナップショット レポート] および [センサ
ー履歴レポート] を参照してください。
[センサー履歴レポート] オプション
このオプションにより、 デバイス グループ ビューで選択したグループに関連付けられて
いるセンサー タイプの センサー履歴レポート 、および監視対象の SNMP デバイス、
Modbus デバイス、および NetBotz Appliance デバイスに関連付けられているいずれかま
たはすべてのセンサーの カスタム センサー履歴レポート (グラフ形式、表形式、および
要約形式) を作成できます。
• カスタム センサー履歴レポート は、 センサー履歴レポートの生成 の [カスタム]
オプション、 デバイス グループ ビュー、 アクティブなアラーム ビュー、 アラーム
履歴ビュー、または デバイス ビューの右クリック オプションとアイコン (
)、お
よび マップ ビューの右クリック オプションを使用して作成されます。レポートに
含める日付範囲、デバイスとデバイス グループ、センサー タイプ、およびセンサー
を選択します。レポートを作成した後にレポートを変更するには、 [レポート条件の
編集] アイコンを選択します。
• 選択したデバイス グループに関する過去 24 時間の センサー履歴レポート は、
デバイス グループ ビュー、 デバイス ビュー、および マップ ビューの [ センサー
履歴レポート ] 右クリック オプションに含まれているセンサー タイプのリストを使
用して作成されます。レポートを作成した後にレポートに含める日付範囲、デバイ
スとデバイス グループ、センサー タイプ、およびセンサーを変更するには、 [レポ
ート条件の編集] アイコンを選択します。
132
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: また、[レポート] パースペクティブの使用可能なレポート ビューでセンサー履
歴レポートを作成することもできます。
レポートをグラフ形式、表形式、または要約形式で作成して保存すると、そのレポートに
は、 [レポート] パースペクティブの [保存済みレポート] セクションでいつでもアクセス
できます。グラフ形式のレポートを作成した後、データを表形式で表示するには、 [テー
ブル データ] アイコンを選択し、データを要約形式で表示するには、 [要約データ] アイコ
ンを選択します。テーブル データまたは要約データ レポートは .csv または .txt ファイル
として、またグラフ レポートは .bmp、.jpg、または .png ファイルとしてエクスポートで
きます。
注: 保存済みレポート ビューでは スナップショット レポート を保存できません。こう
したレポートは、ローカルに *.HTML、*.CSV (カンマ区切り)、または *.PDF ファイルと
して保存できます。詳細については、「 スナップショット レポート 」を参照してくださ
い。
[レポート条件の編集] 画面
この画面を使用して、 センサー履歴レポート の右クリック メニューの [カスタム] オプ
ション、あるいは デバイス グループ ビュー、 アラーム履歴ビュー、 アクティブなアラ
ーム ビュー、または デバイス ビューの カスタム センサー履歴レポート アイコンをク
リックしたときに選択されていたデバイス グループまたはデバイスのグラフ形式、表形
式、または要約形式のレポートを作成します。さらに、この画面を使用すると、既に作成
した センサー履歴レポート または カスタム センサー履歴レポート のレポート条件を
編集できます。
[レポート条件] 画面にデフォルトで表示されるデバイスとデバイス グループ、センサー
タイプ、およびセンサーは、アクセスに使用したビューによって異なります。
• デバイス グループ ビュー: 選択したデバイス グループのすべてのデバイスのセンサ
ーがすべて表示されます。
• デバイス ビューまたは マップ ビュー: 選択したデバイスのすべてのセンサーがリス
トされます。
• アクティブなアラーム ビュー: 選択したアラームに関連付けられているデバイスの
すべてのセンサー、または一連のアラームに関連付けられているデバイスのすべて
のセンサーがリストされます。
• アラーム履歴ビュー: 選択したアラームに関連付けられているデバイスのすべてのセ
ンサーが表示されます。
レポート条件は、レポートの作成前または後に変更できます。
注: [レポートの生成] をクリックしても、 [保存] アイコンを使用してレポートを保存す
るまで、 保存済みレポート ビューには表示されません。
項目
説明
日付の選択
[基準]: レポートの対象期間をドロップダウン メ
ニュー オプションを使用して選択します。
[日付範囲]:レポートの対象期間の [開始]
と [終了] の日付を定義する場合に使用しま
す。
レポート形式の選択
レポートをグラフ形式 (デフォルト)、要約形式、
または表形式で表示する場合に選択します。
デバイスおよびデバイス グループの選択
レポートに含めるデバイスまたはデバイス グル
ープを選択します。
センサー タイプの選択
レポートに含めるセンサー タイプを選択しま
す。
133
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[検索] および [クリア]: 特定のセンサーを検
索するか、入力したテキストを含むセンサ
ーだけを含むようにリストを絞り込むため
に使用されます。
センサーの選択
[列の設定] アイコン: 画面に表示する列を指
定します。
[センサー リスト]: レポートに含めるデバ
イス センサーを選択します。既存のレポー
トを変更する場合、レポートの作成時また
は最後の編集時に選択されていたデバイス
のすべてのセンサーがリストに含まれます。
また、センサーごとに以下の情報が提供さ
れます。
•
•
•
•
•
[デバイス]: デバイス ラベル
[センサー]: センサー名
[センサー タイプ]: センサー タイプ
[アラーム状態]: 現在のセンサーの状態
[場所]: デバイスの場所 (わかっている
場合)
• [デバイス ステータス]: 現在のデバイ
スの状態
• [ホスト名]: デバイスのホスト名また
は IP アドレス
[すべて選択/選択解除]レポート内のすべて
のセンサーを選択する、または現在選択さ
れているすべてのセンサーを選択解除する
場合に使用します。
[名前およびスケジュール データのエクスポート] 画面
この画面を使用して、レポートに名前を定義したり、必要に応じてレポートの定期的なエ
クスポートの方法およびタイミングを定義したりすることによって、 [保存済みレポー
ト] セクションでレポートからデータをエクスポートします。
この画面を表示するには、 [保存済みレポート] セクションを右クリックして [レポートの
スケジュール設定を編集] を使用するか、保存済みレポートまたは未保存のセンサー履歴
レポートのビューからアクセスできる [レポート条件の編集] アイコンを使用します。[OK]
をクリックしてデータ エクスポート処理をスケジューリングした場合、未保存のセンサ
ー履歴レポートが [保存済みレポート] セクションに保存されます。
項目
説明
レポート名
保存済みレポート ビューに表示されるレポート
名を定義または変更します。
エクスポート処理の有効化
スケジュールに従ってレポート データをエクス
ポートできるようにする場合に選択します。
エクスポート名
既存のエクスポート設定の名前を選択します。
エクスポート処理の追加
エクスポート処理の追加ウィザードを使用して
新しいエクスポート設定を追加する場合にクリ
ックします。
134
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
区切り文字
エクスポートするレポート データの中で使用す
る区切り文字を、 [コンマ]、 [セミコロン]、 [ス
ペース]、 [タブ] の中から選択します。
列の設定
レポートに表示する列とその順序を指定します。
カスタム プロパティ キーを使用して作成した列
も指定できます。
ロケール
レポート データまたは [サーバーのロケールの
使用] (デフォルト) のロケールを指定する場合に
選択します。
スケジューリング
[曜日]: エクスポートを実行する曜日を入力
します。
[最初の日]: エクスポート処理を実行する、
各月の最初の日を選択します。
[時刻]: エクスポートを実行する時刻を入力
します。
レポートのエントリ間の間隔を選択します。
レポート間隔
グラフ形式のレポート
このレポート形式では、グラフ形式のデータ、およびデバイス センサー リスト (デバイ
ス センサーは最大 1026) が表示されます。
注: グラフ形式のレポート ビューには、 [レポート] パースペクティブの [レポートの生
成] をクリックし、レポート形式として [グラフ] を選択するか (デフォルト)、 保存済み
レポート ビューでレポートを選択することでアクセスできます。
名前 (未保存のレポートの場合は [*センサー履歴レポート]) は、各レポートのタブに表示
されます。センサー タイプと対象期間は、各レポートの上部に表示されます。
[傾向線] ボタン アイコンを選択すると、グラフ形式のレポートに含まれる数値センサー
すべてで同じ測定単位が使用されている場合に線形の傾向線を表示できます。傾向線は、
線形回帰モデルと標準最小二乗推定法を使用して計算されます。選択したセンサーに関し
て StruxureWare Data Center Expert サーバーにより返される使用可能なすべてのデータ
と、レポートに指定された時間範囲は、モデルで考慮に入れられます。指定された時間範
囲の 2 倍にデータが拡張されて、傾向線が作成されます。たとえば、時間範囲が 7 日間
のレポートでは、線形回帰は 14 日間で計算されます。つまり、実際のデータ 7 日分と予
測データ 7 日分が使用されます。
デバイス センサー リストの列、右クリック メニュー、およびボタン アイコンを使用し
て、以下の操作を実行できます。
• 列のタイトルをクリックして、その列の情報を基準にリストを昇順または降順に並
べ替える。
• [レポート条件] 画面で、選択したレポートの日付の範囲、レポート形式、またはセ
ンサーを編集する ( [レポート条件の編集] オプションまたはアイコン)。
• [名前およびスケジュール データのエクスポート] 画面で、レポートの名前またはエ
クスポートのプロパティを編集する ( [レポート条件の編集] オプションまたはアイ
コン)。
• レポートのコピーを *.bmp (デフォルト選択)、*.jpg、または *.png ファイルとして
保存する ( [グラフのエクスポート] アイコン)。
• 開いているグラフを自動的に更新する頻度を制御するための [更新頻度の設定] 画面
を表示する ( [最新の情報に更新] アイコン)。
135
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
•
•
•
•
•
•
•
•
注: 更新設定はクライアント固有であり、他の StruxureWare Data Center Expert ク
ライアントで使用される更新設定には影響しません。
グラフに含まれる数値センサーすべてで同じ測定単位が使用されている場合に、数
値センサーのみについて、データの 2 倍の期間の線形の傾向線を表示する ( [傾向
線] アイコン)。
カーソルをグラフ上で移動させたときに表示されるデータのポイントを強調表示す
る ( [マーカー] アイコン)。
グラフをクリックしてドラッグし、特定の領域を表示する ( [パン] アイコン)。
選択したレポートを要約形式で表示する ( [要約データ] アイコンまたは [要約データ
を開く] オプション)。
選択したレポートを表形式で表示する ( [テーブル データ] アイコンまたは [テーブ
ル データを開く] オプション)。
レポートに名前を付けて、 使用可能なレポート ビューの [保存済みレポート] セク
ションに保存する ( [保存] アイコン)。
グラフを拡大および縮小する ( [拡大] または [縮小] オプションおよびアイコン)。
注: クリックしてカーソルをドラッグし、グラフの一部分を選択すると、さらに詳
細に表示できます。
グラフを元の位置にリセットする ( [グラフ位置をリセット] オプション)。
[グラフ] セクション
センサー履歴レポート または カスタム センサー履歴レポート に含まれているデバイ
ス センサーによって報告される、選択された期間にわたる値のグラフを表示します。
• 各デバイス センサーは、デバイス センサー リストで区別できるように固有の色で
表示されます。
• 対象期間はタイトルの下に示され、グラフの下部に沿ってラベルが表示されます。
• センサー履歴レポート の場合、センサーの値の範囲を示すラベルが、グラフの左側
に表示されます。
• 複数の種類のセンサーを対象にできる カスタム センサー履歴レポート の場合、1
つのセンサーの値の範囲を示すラベルがグラフの左側に表示されます。レポートの
その他のセンサーの値の範囲を示すラベルは、グラフの右側に表示されます。
• グラフ形式のレポートには、グラフに含まれる数値センサーですべて同じ測定単位
が使用されている場合に、数値センサーのみについて、データの 2 倍の期間の直線
の傾向線がプロットされます。
[センサー] リスト セクション
センサー履歴レポート に含まれる各デバイス センサーのリストとそれについての情報
(グラフ内で各センサーの値を示すために使用される色を含む) を表示します。
列
説明
色
グラフ内でセンサーの値に使用される色です。
場所
センサーの場所 (わかっている場合)。
親デバイス
SNMP デバイスおよび Modbus デバイスの場合
は StruxureWare Data Center Expert 、または
NetBotz Appliance の監視対象のデバイスの場合
は NetBotz Appliance のホスト名。
監視対象のデバイス
デバイス ラベル。
注: 色の選択を解除するとグラフからセン
サーの値を削除でき、選択すると (デフォ
ルト) センサーの値を含めることができま
す。
136
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
センサー
センサー タイプ (センサーに名前が付いている
場合はその後に名前)。
ユニット
数値センサーのみの測定単位。
最後に認識された値
レポートの期間中に最後に報告された値。
最小値
レポートの期間中に、数値センサーによっての
み測定された最小値。
最大値
対象期間中に、数値センサーによってのみ測定
された最大値。
平均値
対象期間中に数値センサーによってのみ測定さ
れた平均値。
[更新頻度の設定] 画面
この画面を使用して、選択したグラフ形式の センサー履歴レポートまたはカスタム セン
サー履歴レポートを自動的に更新する頻度を制御します。
50,000 データ ポイント未満のグラフを作成する場合は、任意の自動更新設定を使用でき
ます。50,000 ~ 199,999 データ ポイントのグラフを作成する場合、グラフは 5 分以上
の更新間隔を選択した場合のみ更新されます。200,000 データ ポイント以上のグラフを
作成する場合、グラフは更新されません。
注: これらの設定はクライアント固有であり、他の StruxureWare Data Center Expert ク
ライアントで使用される更新設定には影響しません。
項目
説明
グラフの更新を有効にする
グラフ形式のレポートの自動更新を有効 (チェッ
クマーク) または無効 (デフォルト設定) にしま
す。
更新間隔
レポートを更新する間隔を選択します (デフォル
トでは [5 分])。
[センサー テーブル データ] 画面
この画面では、表形式のレポートのデータを要約として表示および保存できます。
データを表として表示するには、 [テーブル データ] アイコンをクリックするか、グラフ
形式の センサー履歴レポートの [テーブル データを開く] オプションを選択します。
[センサー テーブル データ] 画面では、次の例外を除き、表形式の センサー履歴レポート
と同じ機能をすべて利用できます。
• センサー テーブル データは、 [レポート] パースペクティブの [保存済みレポート]
セクションには保存できません。
• テーブル データのレポート条件は変更できません。
• スケジューリングされたデータのエクスポートは利用できません。
レポートの対象センサー数、データ ポイントの合計数、および期間は、各表の上部に表
示されます。検索機能、表の列、およびボタン アイコンを使用して、以下を実行できま
す。
• [検索] フィールドにテキストを入力して、リスト内で特定のデバイスまたはセンサ
ーを探したり、特定のデバイス センサー エントリのリストだけが表示されるように
絞り込む。
137
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• 列のタイトルをクリックして、その列の情報を基準にリストを昇順または降順に並
べ替える。
• 列と、表に表示するその順序を選択し、テーブルの警告センサーを強調表示するか
どうかを選択します ( [レポート オプションの編集] アイコン)。
• センサー テーブル データを *.csv (デフォルトの選択) または *.txt ファイルとして保
存する ( [レポート データの保存] および山形アイコン)。
注: *.txt 形式を選択するには、山形アイコンを使用する必要があります。
• 複数ページのレポートを参照する ( 移動矢印アイコンとページ番号を示すボック
ス)。
列
説明
デバイス
デバイス ラベル。
親デバイス
SNMP デバイスおよび Modbus デバイスの場合
は [<ホスト名>] (StruxureWare Data Center
Expert) 、または NetBotz Appliance の監視対象
のデバイスの場合は NetBotz Appliance の IP ア
ドレスまたはホスト名。
センサー
センサー名。
場所
センサーの場所 (わかっている場合)。
時間
センサー値が最後に変更された日時。
値
指定された日時に測定された値。
ユニットのみ
数値センサーのみの測定単位。
ステータス
センサーのステータス: [アラーム] ( [警告]、 [エ
ラー]、 [致命的]、または [故障] の条件が存在す
る場合)、またはテキストなし (アラーム条件が
存在しない場合)。
注: センサー ステータスは、 [デバイス] メニュ
ーの [NetBotz Appliance の設定] の [アラート
設定] のオプションである [アラートしきい値]
を使用して、 StruxureWare Data Center
Expert サーバーでそのサーバーが直接監視す
る SNMP デバイスと Modbus デバイスに設定さ
れているセンサー、または NetBotz Appliance
でそのアプライアンスが監視するデバイスに設
定されているセンサーについてのみ報告されま
す。
[センサー要約データ] 画面
この画面では、グラフ形式のレポートのデータを要約として表示および保存できます。
データを要約として表示するには、 [要約データ] アイコンをクリックするか、グラフ形
式の センサー履歴レポートの [要約データを開く] オプションを選択します。
[センサー要約データ] 画面では、次の例外を除き、要約形式の センサー履歴レポートと
同じ機能をすべて利用できます。
• センサー要約データは、 [レポート] パースペクティブの [保存済みレポート] セクシ
ョンには保存できません。
• 要約データのレポート条件は変更できません。
• スケジューリングされたデータのエクスポートは利用できません。
データ ポイントの合計数は、各表の上部に表示されます。検索機能、表の列、およびボ
タン アイコンを使用して、以下を実行できます。
138
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• [検索] フィールドにテキストを入力して、リスト内で特定のデバイスまたはセンサ
ーを探したり、特定のデバイス センサー エントリのリストだけが表示されるように
絞り込む。
• 列のタイトルをクリックして、その列の情報を基準にリストを昇順または降順に並
べ替える。
• テーブルに表示する列とその順序を選択し、合計変化値をテーブルに含めるかどう
かを選択し、また、テーブル内でアラーム センサーを強調表示するかどうかを選択
します ( [レポート オプションの編集] アイコン)。
• センサー要約データを *.csv (デフォルトの選択) または *.txt ファイルとして保存す
る ( [レポート データの保存] および山形アイコン)。
注: *.txt 形式を選択するには、山形アイコンを使用する必要があります。
• 複数ページのレポートを参照する ( 移動矢印アイコンとページ番号を示すボック
ス)。
概要形式のレポートでは、次の機能を除き、表形式のレポートと同じ機能をすべて利用で
きます。
• 表形式のレポートでは、レポート時間フレーム中にそれらのセンサーで測定された
値の各変更のエントリが示されます。要約形式のレポートでは、選択されたセンサ
ーごとに、レポート時間フレーム中にセンサーで測定された値を要約した単一のエ
ントリが示されます。
• 表形式のレポートとは異なり、要約形式のレポートには、 [ステータス] 列が含まれ
ません。
注: 要約形式のレポートには、 [最後に認識された値] に関する情報が含まれます。
これは表形式のレポートで報告される [値] とは内容が異なります。
• 要約レポートにだけ含まれる情報は次のとおりです。
列
説明
最小値
レポートの時間フレーム中に記録された
最小値。
最大値
レポートの時間フレーム中に記録された
最大値。
平均値
レポートの時間フレーム中に記録された
値の平均値。
最後に認識された値
レポートの時間フレームが終了する前に
記録された最新の値。
デルタ値
レポートの対象期間内に記録された最小
値と最大値の差。
合計デルタ値
センサーの合計変化値がレポートに表示
されるのは、[レポート オプションの編
集] 画面で [合計デルタ値を表示] を選択
した場合です。
注: [合計デルタ値を表示] オプションを
選択できるのは、レポートに表示される
すべてのセンサーが同じタイプである場
合だけです。
表形式のレポート
このレポート形式では、最高 1,026 台のセンサーのデータがテーブル形式で表示されま
す。テーブルには、レポートに含まれているすべてのデバイス センサーが一覧表示され
ます。
139
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
表形式の センサー履歴レポートは、[レポート条件] 画面で [表] レポート形式を選択する
ことで作成できます。
次のようにして、以前に生成されたレポートの表形式のレポート ビューを表示できます。
• レポート ビューで [レポート条件の編集] アイコンを選択し、 [表] レポート形式を
選択します。
• [レポート] パースペクティブの [保存済みレポート] で右クリック オプションの [レ
ポート条件の編集] を選択し、 [表] レポート形式を選択します。
注: データを表として表示するには、 [テーブル データ] アイコンをクリックするか、グ
ラフ形式の センサー履歴レポートの [テーブル データを開く] オプションを選択します。
「[センサー テーブル データ] 画面」を参照してください。
レポートの対象センサー数、データ ポイントの合計数、および期間は、各表の上部に表
示されます。検索機能、表の列、およびボタン アイコンを使用して、以下を実行できま
す。
• [検索] フィールドにテキストを入力して、リスト内で特定のデバイスまたはセンサ
ーを探したり、特定のデバイス センサー エントリのリストだけが表示されるように
絞り込む。
• 列のタイトルをクリックして、その列の情報を基準にリストを昇順または降順に並
べ替える。
• [レポート条件] 画面で、選択したレポートの日付の範囲、レポート形式、またはセ
ンサーを編集する ( [レポート条件の編集] アイコン)。
• [名前およびスケジュール データのエクスポート] 画面で、レポートの名前またはエ
クスポートのプロパティを編集する ( [レポート条件の編集] オプションまたはアイ
コン)。
• レポートに名前を付けて、 使用可能なレポート ビューの [保存済みレポート] セク
ションに保存する ( [保存] アイコン)。
• 列と、表に表示するその順序を選択し、テーブルの警告センサーを強調表示するか
どうかを選択します ( [レポート オプションの編集] アイコン)。
• センサー テーブル データを *.csv (デフォルトの選択) または *.txt ファイルとして保
存する ( [レポート データの保存] および山形アイコン)。
注: *.txt 形式を選択するには、山形アイコンを使用する必要があります。
• 複数ページのレポートを参照する ( 移動矢印アイコンとページ番号を示すボック
ス)。
列
説明
デバイス
デバイス ラベル。
親デバイス
SNMP デバイスおよび Modbus デバイスの場合
は [<ホスト名>] (StruxureWare Data Center
Expert) 、または NetBotz Appliance の監視対象
のデバイスの場合は NetBotz Appliance の IP ア
ドレスまたはホスト名。
センサー
センサー名。
場所
センサーの場所 (わかっている場合)。
時間
センサー値が最後に変更された日時。
値
指定された日時に測定された値。
ユニットのみ
数値センサーのみの測定単位。
ステータス
センサーのステータス: [アラーム] ( [警告]、 [エ
ラー]、 [致命的]、または [故障] の条件が存在す
る場合)、またはテキストなし (アラーム条件が
存在しない場合)。
注: センサー ステータスは、 [デバイス] メニュ
ーの [NetBotz Appliance の設定] の [アラート
設定] のオプションである [アラートしきい値]
を使用して、 StruxureWare Data Center
140
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
Expert サーバーでそのサーバーが直接監視す
る SNMP デバイスと Modbus デバイスに設定さ
れているセンサー、または NetBotz Appliance
でそのアプライアンスが監視するデバイスに設
定されているセンサーについてのみ報告されま
す。
[レポート オプションの編集] 画面 (表形式)
この画面では、表形式のレポートに表示する列とその順序を指定します。
タイプ
説明
[警告センサーの反転表示]
これを選択すると、 StruxureWare Data Center
Expert サーバー、監視対象の SNMP デバイス
と関連付けられているセンサー、またはセンサ
ーに関連付けられている NetBotz Appliance の
該当アラームに対してしきい値設定が定義され
ている場合に、アクティブなアラーム条件を持
つセンサーの [値] が強調表示 (赤で表示) されま
す。
[使用可能な列]
カスタム プロパティ キーを使用して作成された
列、および、レポートに含まれていないデフォ
ルトの列が一覧表示されます。
[列の追加]/[列の削除]
レポートに含める列を選択できます。
[選択された列]
レポートに含まれている列が一覧表示されます。
[上に移動]/[下に移動]
レポート内での列の表示順序を指定できます。
レポート間隔
レポートのエントリ間の間隔を選択します。
要約形式のレポート
このレポート形式では、最高 4,000 台のセンサーのデータがテーブル形式で表示されま
す。テーブル内では、レポートに含まれているすべてのデバイス センサーを識別できま
す。また、レポートの対象期間内にそれらのセンサーで測定された値の要約が表示されま
す。
要約形式の センサー履歴レポートは、[レポート条件] 画面で [要約] レポート形式を選択
することで作成できます。
次のようにして、以前に生成されたレポートの要約形式のレポート ビューを表示できま
す。
• レポート ビューで [レポート条件の編集] アイコンを選択し、 [要約] レポート形式
を選択します。
• [レポート] パースペクティブの [保存済みレポート] で右クリック オプションの [レ
ポート条件の編集] を選択し、 [要約] レポート形式を選択します。
注: データを要約として表示するには、 [要約データ] アイコンをクリックするか、グラフ
形式の センサー履歴レポートの [要約データを開く] オプションを選択します。「[センサ
ー要約データ] 画面」を参照してください。
概要形式のレポートでは、次の機能を除き、表形式のレポートと同じ機能をすべて利用で
きます。
141
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• 表形式のレポートでは、レポート時間フレーム中にそれらのセンサーで測定された
値の各変更のエントリが示されます。要約形式のレポートでは、選択されたセンサ
ーごとに、レポート時間フレーム中にセンサーで測定された値を要約した単一のエ
ントリが示されます。
• 表形式のレポートとは異なり、要約形式のレポートには、 [ステータス] 列が含まれ
ません。
注: 要約形式のレポートには、 [最後に認識された値] に関する情報が含まれます。
これは表形式のレポートで報告される [値] とは内容が異なります。
• 要約レポートにだけ含まれる情報は次のとおりです。
列
説明
最小値
レポートの時間フレーム中に記録された
最小値。
最大値
レポートの時間フレーム中に記録された
最大値。
平均値
レポートの時間フレーム中に記録された
値の平均値。
最後に認識された値
レポートの時間フレームが終了する前に
記録された最新の値。
デルタ値
レポートの対象期間内に記録された最小
値と最大値の差。
合計デルタ値
センサーの合計変化値がレポートに表示
されるのは、[レポート オプションの編
集] 画面で [合計デルタ値を表示] を選択
した場合です。
注: [合計デルタ値を表示] オプションを
選択できるのは、レポートに表示される
すべてのセンサーが同じタイプである場
合だけです。
レポートの対象データ ポイントの合計数は、各要約の上部に表示されます。検索機能、
列、およびボタン アイコンを使用して、以下のことを実行できます。
• [検索] フィールドにテキストを入力して、リスト内で特定のデバイスまたはセンサ
ーを探したり、特定のデバイス センサー エントリのリストだけが表示されるように
絞り込む。
• 列のタイトルをクリックして、その列の情報を基準にリストを昇順または降順に並
べ替える。
• [レポート条件] 画面で、選択したレポートの日付の範囲、レポート形式、またはセ
ンサーを編集する ( [レポート条件の編集] アイコン)。
• [名前およびスケジュール データのエクスポート] 画面で、レポートの名前またはエ
クスポートのプロパティを編集する ( [レポート条件の編集] オプションまたはアイ
コン)。
• レポートに名前を付けて、 使用可能なレポート ビューの [保存済みレポート] セク
ションに保存する ( [保存] アイコン)。
• テーブルに表示する列とその順序を選択し、テーブル内でアラーム センサーを強調
表示するかどうかを選択し、また、合計変化値をレポートに含めるかどうかを選択
します ( [レポート オプションの編集] アイコン)。
• センサー テーブル データを *.csv (デフォルトの選択) または *.txt ファイルとして保
存する ( [レポート データの保存] および山形アイコン)。
注: *.txt 形式を選択するには、山形アイコンを使用する必要があります。
• 複数ページのレポートを参照する ( 移動矢印アイコンとページ番号を示すボック
ス)。
142
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[レポート オプションの編集] 画面 (要約形式)
この画面を使用して、列とその表示順序を選択すること、アクティブ アラーム (重大、エ
ラー、故障、および警告) を反転表示すること、および、合計変化値をサマリ形式レポー
トに含めることができます。
タイプ
説明
[警告センサーの反転表示]
これを選択すると、 StruxureWare Data Center
Expert サーバー、監視対象の SNMP デバイス
と関連付けられているセンサー、またはセンサ
ーに関連付けられている NetBotz Appliance の
該当アラームに対してしきい値設定が定義され
ている場合に、アクティブなアラーム条件を持
つセンサーの [値] が強調表示 (赤で表示) されま
す。
[合計デルタ値を表示]
合計変化値をレポートに含めるかどうかを指定
します。合計変化値は、レポートに表示される
すべてのセンサーが同じタイプである場合にの
み表示可能です。
[使用可能な列]
カスタム プロパティ キーを使用して作成された
列、および、レポートに含まれていないデフォ
ルトの列が一覧表示されます。
[列の追加]/[列の削除]
レポートに含める列を選択できます。
[選択された列]
レポートに含まれている列が一覧表示されます。
[上に移動]/[下に移動]
レポート内での列の表示順序を指定できます。
スナップショット レポート
このセクションでは、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの監視対象のデバイス
についての定義済みレポートにアクセスできます。
[スナップショット] レポート(R) セクションを使用すると、選択したデバイス グループ
の HTML 形式、CSV (カンマ区切り) 形式、または PDF 形式のレポートの生成、表示、お
よびエクスポートを行うことができます。
項目
説明
[UPS ランタイム時間]
使用可能な UPS ランタイム時間の範囲のカテゴ
リ内 (例: <10 分) にある UPS システムを、IP ア
ドレス別にリストします。
デバイス タイプ在庫
各デバイス タイプの監視対象デバイスの数を、
モデル名別にリストします。
Battery Age
バッテリ使用年数の範囲のカテゴリ内 (例: 2 ~
3 年) にある UPS システムを、IP アドレス別に
リストします。
[環境湿度]
湿度の範囲のカテゴリ内 (例 40 ~ 50) にある湿
度 (%) をセンサー別にリストします。
[環境温度]
温度の範囲のカテゴリ内 (例 60 ~ 80) にある温
度をセンサー別にリストします。
レポートの生成
選択したレポートに含めるデバイス グループを
選択できます。
143
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
スナップショット レポート ビュー
このビューには、スナップショット レポートが表示され、そのレポートをエクスポート
できます。
[移動]矢印アイコンと表示中のページを示すボックスを使用して、複数ページのレポート
を参照できます。
アイコン
説明
この [エクスポート] アイコンに含まれる山形ア
イコンを使用すると、選択したレポートを
*.HTML、*.CSV、または *.PDF 形式で保存でき
ます。
[デバイス グループの選択] 画面
この画面を使用して、スナップショット レポートに含めるデバイス グループを選択しま
す。
項目
説明
デバイス グループ
選択したレポートに含めるグループにチェック
マークを付けます。
注: すべてのデバイス グループ、および [すべて
選択/選択解除] オプションには、デフォルトで
チェックマークが付いています。
レポートの生成
選択されたデバイス グループのレポートを表示
する場合にクリックします。
ボタン アイコン (レポートのビュー)
レポートのビューには、各種機能の実行に使用できるアイコンがあります。
センサー履歴レポートのグラフ形式のアイコン
アイコン
説明
この [レポート条件の編集] アイコンで、選
択したレポートの対象となる期間またはセ
ンサーを編集します。
グラフ上でカーソルを移動させたときに表
示されるデータのポイントを強調表示する
144
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
アイコン
説明
には、この [マーカー] アイコンを使用しま
す。
グラフをクリックしてドラッグし、特定の
領域を表示するには、この [パン] アイコン
を使用します。
グラフを拡大するには、この [拡大] アイコ
ンを使用します。
グラフを縮小するには、この [縮小] アイコ
ンを使用します。
選択したレポートを要約形式で表示するに
は、この [要約データ] アイコンを使用しま
す。
選択したレポートの表形式のバージョンを
表示するには、この [テーブル データ] ア
イコンを使用します。
グラフに含まれる数値センサーすべてで同
じ測定単位が使用されている場合に、数値
センサーのみについて、データと同じ期間
の線形の傾向線を表示するには、この [傾
向線] アイコンを使用します。
レポートを更新する間隔を選択するには、
この [最新の情報に更新] アイコンを使用し
ます。
レポートに名前を付けて、 使用可能なレポ
ート ビューの [保存済みレポート] セクシ
ョンに保存するには、この [保存] アイコン
を使用します。
注: レポート名の先頭のアスタリスク (*)
は、レポートが未保存であることを示しま
す。
レポートのコピーをローカル ドライブに保
存するには、この [エクスポート] アイコン
を使用します。
センサー履歴レポートの表形式および要約形式のレポートのアイコン
これらのレポートのビューには、2 つのアイコンと、複数ページのレポートの参照に使用
できる 移動矢印アイコンおよび表示中のページを示すボックスもあります。
アイコン
説明
この [レポート条件の編集] アイコンで、選
択したレポートの対象となる期間またはセ
ンサーを編集します。
レポートに名前を付けて、 使用可能なレポ
ート ビューの [保存済みレポート] セクシ
145
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
アイコン
説明
ョンに保存するには、この [保存] アイコン
を使用します。
注: レポート名の先頭のアスタリスク (*)
は、レポートが未保存であることを示しま
す。
グラフ形式のレポートの [グラフのコピー
の保存] アイコンを使用して、レポートを
* .bmp、*.jpg、または *.png ファイルとし
て保存します。
表形式または要約形式のレポートの [レポ
ート データの保存] アイコンを使用して、
レポートのコピーを *.txt、または *.csv フ
ァイルとして保存します。
注: *.txt を選択するには、表形式または要
約形式のレポートの [レポート データの保
存] アイコンに含まれている山形アイコンを
使用する必要があります。
この [レポート条件の編集] アイコンで、選
択したレポートの対象となる期間またはセ
ンサーを編集します。
スナップショット レポートのアイコン
スナップショット レポート ビューには、1 つのアイコンと、複数ページのレポートの参
照に使用できる 移動矢印アイコンおよび表示中のページを示すボックスがあります。
アイコン
説明
この [エクスポート] アイコンを使用して、
スナップショット レポートのコピーを
*.html ファイルとしてエクスポートします。
注: *.csv (カンマ区切り) または *.pdf を選
択するには、この [エクスポート] アイコン
に含まれている山形アイコンを使用する必
要があります。
[保存済みセンサー レポート] セクション
使用可能なレポート ビューのこのセクションでは、保存済みレポートの表示、編集、名
前の変更、または削除を行うことができます。
注: レポートは、[名前およびスケジュール データのエクスポート] 画面を使用して保存さ
れます。この画面には、 [レポート条件の編集] アイコンから、またはグラフ形式レポー
トのビューの [保存] アイコンを使用してアクセスします。
右クリック オプションを使用すると、次の機能を実行できます。
• [レポート条件の編集] 画面で、選択したレポートの日付の範囲またはセンサーを編
集する ( [レポート条件の編集] オプション)。
146
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• [名前およびスケジュール データのエクスポート] 画面で、選択したレポートの名前
またはエクスポート プロパティを編集する ( [レポートのスケジュール設定を編集]
オプション)。
• 選択したレポートの名前を変更する ( [名前の変更] オプション)。
• 選択したレポートを削除する ( [削除] オプション)。
[エクスポートのスケジューリングの管理] オプション ([レポート] メニュ
ー)
このオプションを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーから保存済みレ
ポートをエクスポートする際に使用されるスケジュール設定を管理します。
[エクスポートのスケジューリングの管理] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーからスケジューリング
されたエクスポートで使用する保存済みレポートのスケジュール設定のリストを管理しま
す。
項目
説明
リスト
保存済みレポートのエクスポート設定の一覧が
表示され、それぞれについての情報が示されま
す。
[保存済みセンサー レポート]: エクスポート
のスケジューリングされたレポートの名前。
[スケジューリングされた曜日]: エクスポー
トを実行する曜日。
[スケジューリングされた時刻]: エクスポー
トを実行する時刻。
[スケジューリング済み]: レポートのエクス
ポートが有効かどうかを示します。
[要約されたエクスポート]: 要約レポート デ
ータのみをエクスポートするかどうかを示
します。
[エクスポート名]: エクスポート設定の名
前。
[エクスポート タイプ]: エクスポート設定の
タイプ。
アクション設定のエクスポート
StruxureWare Data Center Expert サーバーから
の保存済みレポートのエクスポートに使用され
るアクションを管理するための画面を表示する
場合にクリックします。
レポート条件の編集
選択したレポートのレポート条件を変更するた
めの画面を表示する場合にクリックします。
147
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
スケジュールの編集
選択したレポートのデータのエクスポートの変
更またはスケジューリングに使用する画面を表
示する場合にクリックします。
レポートの削除
StruxureWare Data Center Expert サーバーから
保存済みレポートを削除する場合にクリックし
ます。
[アクション設定のエクスポート] 画面
この画面 ( [レポート] メニューの [エクスポートのスケジューリングの管理] オプション
を使用してアクセス) を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーから保存
済みレポートのスケジューリングされたエクスポートで使用するエクスポート設定のリス
トを管理します。
項目
説明
リスト
保存されているエクスポート アクション設定の
一覧が表示され、それぞれについての情報が示
されます。
[エクスポート名]: エクスポート アクション
に定義された名前。
[エクスポート タイプ]: 使用されるエクスポ
ートのタイプ (電子メール、FTP など)。
[サーバーのホスト名または IP アドレス]:
使用されるサーバーのホスト名または IP ア
ドレス (存在する場合)。
[ユーザー名]: サーバーへのアクセスに使用
されるユーザー名 (存在する場合)。
エクスポート処理の追加
エクスポート処理の追加ウィザードを使用して
エクスポート設定アクションを追加する場合に
クリックします。
エクスポート処理の編集
[エクスポート処理の編集] 画面を使用して、選
択したエクスポート アクション設定を編集する
場合にクリックします。
エクスポート処理の削除
選択したエクスポート アクション設定を削除す
る場合にクリックします。
エクスポート アクション設定の管理
[レポート] メニューの [エクスポートのスケジューリングの管理] オプションから表示可
能な [アクション設定のエクスポート] 画面を使用すると、新しいエクスポート アクショ
ン設定を追加したり、既存の設定を編集することができます。
注: エクスポート アクション設定を削除するには、それをリスト内で選択し、 [エクスポ
ート処理の削除] をクリックします。
148
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
新しいエクスポート アクション設定の追加
1. [レポート] メニューの [エクスポートのスケジューリング管理] オプションから、
[アクション設定のエクスポート] を選択します。または、 [レポート] パースペクテ
ィブの [保存済みセンサー レポート] セクションで [レポートのスケジュール設定を
編集] をクリックするか、グラフ形式のレポートで [レポート条件の編集] アイコン
をクリックし、 [名前およびスケジュール データのエクスポート] オプションにアク
セスします。
2. [アクション設定のエクスポート] 画面で、 [エクスポート処理の追加] をクリックし
て、エクスポート処理の追加ウィザードにアクセスします。または、[名前およびス
ケジュール データのエクスポート] 画面で、 [エクスポート処理の追加] をクリック
して、エクスポート処理の追加ウィザードにアクセスします。
3. [エクスポート タイプの選択] 画面を使用して、追加するエクスポート アクション設
定のタイプを選択します。
4. 選択したエクスポート タイプの設定画面を使用して、設定を定義します。
注: 各エクスポート タイプは、独自の設定画面を使用して、エクスポート設定の追
加または編集を行います。
5. [エクスポート処理をテスト] をクリックして、エクスポート設定をテストします。
注: テストが成功したかどうかを確認する必要があります。たとえば、電子メール
設定の場合は、電子メールが実際に受信されたかどうかを確認します。
エクスポート アクション設定の編集
1. [レポート] メニューの [エクスポートのスケジューリング管理] オプションから、
[アクション設定のエクスポート] を選択します。
2. [アクション設定のエクスポート] 画面で、一覧に表示されているエクスポートを選
択し、 [エクスポート処理の編集] をクリックします。
3. 選択したエクスポート設定の設定画面を使用して、設定を定義します。
注: 各エクスポート タイプは、独自の設定画面を使用してエクスポート設定を追加
または編集します。
4. [エクスポート処理をテスト] をクリックして、編集したエクスポート設定をテスト
します。
注: テストが成功したかどうかを確認する必要があります。たとえば、電子メール
設定の場合は、電子メールが実際に受信されたかを確認します。
エクスポート処理の追加ウィザード
このウィザードを使用して、追加するエクスポート アクション設定のタイプを選択した
り、その設定を定義したりできます。
注: [アクション設定のエクスポート] 画面の [エクスポート処理の編集] をクリックする
と、[エクスポート処理の編集] 画面が表示されます。これは、名前以外はエクスポート設
定を追加するときに使用した画面と同じです。
[エクスポート タイプの選択] 画面
この画面を使用して、追加するエクスポートのタイプを選択します。
オプション
説明
149
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[電子メール エクスポート]
電子メール設定を追加する場合にクリックしま
す。
[FTP エクスポート]
FTP 設定を追加する場合にクリックします。
[HTTP エクスポート]
HTTP 設定を追加する場合にクリックします。
[NFS エクスポート]
NFS 設定を追加する場合にクリックします。
[Windows エクスポート]
Windows 設定を追加する場合にクリックしま
す。
[電子メール エクスポート設定] 画面
この画面を使用して、レポートのデータを指定した電子メール アドレスにエクスポート
するエクスポート アクション設定を追加または編集します。
注: StruxureWare Data Center Expert サーバーから保存済みのレポート データを電子メ
ールで送信するために使用される SMTP サーバーは、[サーバー管理の設定] 画面の [電子
メール設定] で定義されます。
タイプ
説明
エクスポート名
電子メールのエクスポート設定の名前を定義し
ます。
メッセージの件名
生成され送信される電子メール メッセージの件
名を定義します。
メッセージの本文
生成され送信される電子メール メッセージの本
文を定義します。
電子メール アドレス
レポートの送信先の電子メール アドレスがリス
トされます。
追加
電子メール アドレスをリストに追加する場合に
クリックします。
削除
選択した電子メール アドレスをリストから削除
する場合にクリックします。
エクスポート処理をテスト
エクスポート設定をテストする場合にクリック
します。
注: 電子メール メッセージが実際に受信された
ことを確認します。
[FTP エクスポート設定] 画面
この画面を使用して、レポートのデータを指定した FTP サーバーにエクスポートするエ
クスポート アクション設定を追加または削除します。
項目
説明
エクスポート名
FTP エクスポート設定の名前を定義します。
サーバーのホスト名または IP アドレス
レポートを保存できる FTP サーバーのホスト名
または IP アドレスを指定します。
ポート
サーバーが FTP 通信に使用するポート (デフォ
ルトは 21) です。
150
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
パッシブ転送の使用
FTP サーバーと通信するときに、パッシブ FTP
転送を使用する場合に選択します。
注: パッシブ FTP 転送は、 StruxureWare Data
Center Expert サーバーがファイアウォールを介
して通信する場合に便利です。
ユーザー名
FTP サーバーへのアクセスに使用される名前を
指定します。
パスワード
FTP サーバーへのアクセスに使用されるパスワ
ードを指定します。
パスワードの検証
パスワードを再入力します。
ターゲット ディレクトリ
定義したサーバーでレポートの保存に使用する
パスを指定します。ここでは常に、サーバーに
アクセスしたユーザーに関連付けられたデフォ
ルト ディレクトリに相対的なパスを指定する必
要があります。
注: パスで定義したディレクトリが存在しない
場合は、自動的に作成されます。
エクスポート処理をテスト
エクスポート設定をテストする場合にクリック
します。
注: テスト データが実際に FTP サーバーのター
ゲット ディレクトリに保存されたことを確認し
ます。
[HTTP エクスポート設定] 画面
この画面では、HTTP POST を使用して、指定した HTTP アドレスにレポートのデータを
エクスポートするエクスポート アクション設定を追加または削除します。
項目
説明
エクスポート名
HTTP エクスポート設定の名前を定義します。
ターゲット URL
ターゲット サーバーでレポートがポストされる
場所の完全な URL を指定します。
サーバー上で認証処理を行う必要がある
認証された HTTP サーバー アクセスに使用す
る [ユーザー名]、 [パスワード]、および [パス
ワードの検証] 設定を有効にします。
ユーザー名
指定された [ターゲット URL] の HTTP サーバ
ーにデータをポストするために必要な名前を指
定します。
パスワード
指定された [ターゲット URL] の HTTP サーバ
ーにデータをポストするために必要なパスワー
ドを指定します。
パスワードの検証
パスワードを再入力します。
SSL オプション
[検証なし]、 [証明書の確認]、または [証明書と
ホスト名の確認] を選択します。
エクスポート処理をテスト
エクスポート設定をテストする場合にクリック
します。
注: テスト データが実際にターゲット サーバー
にポストされ、保存されたことを確認します。
151
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[NFS エクスポート設定] 画面
この画面を使用して、Network File System (NFS) プロトコルを使用する、指定された UNIX
サーバーにレポートのデータをエクスポートする際のエクスポート アクション設定を追
加または編集します。
項目
説明
エクスポート名
NFS エクスポート設定の名前を定義します。
サーバーのホスト名または IP アドレス
エクスポートされるレポート データを受信す
る、NFS を実行中の UNIX サーバーのホスト名
または IP アドレスを指定します。
共有
サーバーでファイル共有に使用されるディレク
トリの名前を指定します。
下位ディレクトリ
レポートの保存に使用される下位ディレクトリ
を指定します。
注: 下位ディレクトリ フィールドはオプション
です。下位ディレクトリを指定しない場合、デ
ータは [共有] のルート ディレクトリに保存さ
れます。
エクスポート処理をテスト
エクスポート設定をテストする場合にクリック
します。
注: テスト データが実際に NFS サーバーの正し
い [共有] ディレクトリおよび下位ディレクト
リ (指定した場合) に保存されたことを確認しま
す。
[Windows エクスポート設定] 画面
この画面を使用して、レポートのデータを指定した Windows 共有サーバーにエクスポー
トするエクスポート アクション設定を追加または編集します。
項目
説明
エクスポート名
Windows のエクスポート設定の名前を定義しま
す。
[サーバーのホスト名または IP アドレス]
Windows 共有サーバーのホスト名または IP ア
ドレスを指定します。
ユーザー名
Windows サーバーで共有に接続するために必要
な名前を指定します。
パスワード
Windows サーバーで共有に接続するために必要
なパスワードを指定します。
[パスワードの確認]
パスワードを再入力します。
ドメイン
Windows 共有が接続されるドメインを指定しま
す。
共有
Windows サーバーの共有フォルダの名前を指定
します。
152
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
下位ディレクトリ
レポートの保存に使用される下位ディレクトリ
を指定します。
注: 下位ディレクトリ フィールドはオプション
です。下位ディレクトリを指定しない場合、デ
ータは [共有] のルート ディレクトリに保存さ
れます。
エクスポート処理をテスト
エクスポート設定をテストする場合にクリック
します。
注: テスト データが実際に Windows サーバー
の適切なフォルダに保存されたことを確認しま
す。
153
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
アラーム設定の概要
[アラーム設定] パースペクティブには、 StruxureWare Data Center Expert サーバーによ
るアラームおよびしきい値違反の報告方法や、監視対象の SNMP デバイスおよび Modbus
デバイスに対するアラーム アクションの管理方法の設定に使用されるオプションがあり
ます。
[アラーム設定] パースペクティブには、デフォルトでは次の 4 つのビューが表示されま
す。これらのビューで [アラーム設定] メニューの [アラーム アクションの管理] オプシ
ョンを使用して、しきい値やデバイス アラームの設定、および監視対象の SNMP デバイ
スや Modbus デバイスの通知機能を実行できます。
• ナビゲーション ビュー: デバイス グループおよびデバイス グループに関連付けられ
ている監視対象のデバイスのリストがナビゲーション ツリーに表示されます。この
ビューでは、以下を実行できます。
• ナビゲーション ツリーでデバイス グループまたはデバイスを選択し、通知ポ
リシーに設定または追加できるしきい値またはデバイス アラームのリストを表
示する。
• ナビゲーション ツリーでデバイス グループまたはデバイスを選択し、それら
のしきい値を作成する。
• しきい値を編集する。
• 選択したデバイスのデバイス センサーおよび現在のセンサー データを表示す
る。
• メンテナンス モードに切り替えてからメンテナンス モードを終了して、選択
したデバイス グループまたはデバイスのアラーム通知を停止し、再度有効にす
る。
• 通知ポリシーのしきい値を追加および削除する。
• ナビゲーション ツリーでデバイス グループまたはデバイスを選択し、それら
のすべてのデバイス アラームの設定を編集する。
• ナビゲーション ツリーでデバイス グループまたはデバイスを選択し、それら
に関連付けられている通知ポリシーを変更する。
注: デバイスには、一度に 1 つの通知ポリシーにしか関連付けることができま
せん。
• ナビゲーション ツリーのデフォルト ラベルを変更する。
• 通知ポリシー ビュー: デフォルト通知ポリシー、ユーザー作成の通知ポリシー、お
よび通知ポリシーの詳細を表示できます。このビューでは、以下を実行できます。
• 通知ポリシーを作成、変更、および削除する。
• 通知ポリシーをダブルクリックして、それに関連付けられているアクション、
しきい値、およびデバイスを表示する。
注: [デフォルト] 通知ポリシーは編集したり名前を変更したりすることはできます
が、削除はできません。
注: デバイス検出では、SNMP デバイスと Modbus デバイスのアラームが
StruxureWare Data Center Expert サーバーによって監視され、 [デフォルト] 通知ポ
リシーに追加されます。 ナビゲーション ビューの [デバイス アラーム通知ポリシ
ーの変更] 右クリック オプションから、デバイスに関連付けられている通知ポリシ
ーを変更できます。
• しきい値アラーム設定ビュー: 通知ポリシーに対して設定または追加できるしきい値
のリストを表示します。デフォルトでは、 StruxureWare Data Center Expert サー
バーで監視されるすべてのデバイスの通信リンク ステータスしきい値が表示されま
す。このビューでは、以下を実行できます。
• しきい値を変更または削除する。
注: 通信リンク ステータスしきい値は削除できません。
• 通知ポリシーに対してしきい値を追加または削除する。
154
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• 選択したしきい値に関連付けられている通知ポリシーを表示する。
• ナビゲーション ビューで選択したしきい値に関連付けられているデバイスを検
索する。
• デバイス アラーム設定ビュー: 通知ポリシーに対して設定または追加できるデバイ
ス アラームのリストを表示します。このビューでは、以下を実行できます。
• アラームの有効化または無効化、重大度や推奨アクションの変更、およびカス
タム説明の追加を行う。
• ナビゲーション ビューで選択したアラームに関連付けられているデバイスを検
索する。
• 複数のデバイス アラームが選択されている場合にリストを展開する。
アラーム通知の作成
[アラーム設定] パースペクティブを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバ
ーが SNMP デバイスと Modbus デバイスの監視に使用できるようにするアラーム通知を
定義します。
StruxureWare Data Center Expert サーバーでアラーム通知を生成できるようにするには、
次の作業を行っておく必要があります。
• 1 つ以上のアラーム アクションを作成する。
• 1 つ以上のアラーム アクションを [デフォルト] 通知ポリシーに追加する。
次の作業を行うことにより、 StruxureWare Data Center Expert サーバーがその他のアラ
ーム通知をどのように生成するかを指定することができます。
•
•
•
•
各デバイスでサポートされているタイプのセンサーのしきい値を作成する。
新しい通知ポリシーを作成する。
作成した各通知ポリシーに 1 つ以上のアラーム アクションを追加する。
しきい値、デバイス、およびその他のアラーム アクションを [デフォルト] 通知ポ
リシーまたは自分で作成した通知ポリシーに追加する。
• SNMP デバイスおよび Modbus デバイスを、作成した通知ポリシーに追加する。
• 必要に応じて、しきい値またはデバイス アラーム設定を変更します。
しきい値、アラーム アクション、および通知ポリシーの作成および設定や、デバイス ア
ラーム設定の変更は、いつでも自由に任意の順序で行うことができます。たとえば、まず
アラーム アクションを作成し、さらにしきい値を作成してから、必要に応じて選択した
アクション、しきい値、およびデバイスを [デフォルト] 通知ポリシーに追加できます。
また、最初に新しい通知ポリシーを作成し、次にアクションまたはしきい値を作成し、そ
れらを任意の通知ポリシーに追加することもできます。
[アラーム設定] メニュー
StruxureWare Data Center Expert サーバーによるアラーム条件の報告方法の設定に使用
されるオプションがあります。
[検索] フィールド
[検索] フィールドを使用して、入力したテキストに基づいてリストをフィルタリングでき
ます。
155
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
ブール演算子 AND、OR、および NOT を使用して、検索条件を広げたり絞り込んだりす
ることができます。たとえば、「UPS AND On バッテリ作動」、 「PDU NOT 相 1」、 「湿
度 OR 温度」 「湿度 OR 温度 NOT UPS」を検索できます。
[検索] フィールドで指定したテキストを含む項目だけが表示されます。検索結果が表示さ
れると、検索フィールドの背景が暗くなります。検索フィールドをクリアすると、背景の
影が削除され、すべての項目が表示されます。
注: [検索] フィールドは、ブール演算子 AND、OR、および NOT のみをサポートしていま
す。
ナビゲーション ビュー
[アラーム設定] パースペクティブのこのビューには、SNMP デバイスおよび Modbus デバ
イスのしきい値やデバイス アラームを設定できるデバイス グループおよびデバイスが表
示されます。
ナビゲーション ビューでデバイス グループまたはデバイスを選択して、それらの通知ポ
リシーに設定または追加できるしきい値またはデバイス アラームを表示できます。しき
い値は、 しきい値アラーム設定ビューに表示され、デバイス アラームは、 デバイス ア
ラーム設定ビューに表示されます。各デバイス グループまたはデバイスに関連付けられ
ているしきい値やデバイス アラームの数は、その横にかっこで囲まれて表示されていま
す。
[検索] のフィールドを使用して、ナビゲーション ビュー、しきい値アラーム設定ビュー、
およびデバイス アラーム設定ビューに入力したテキストに基づいてリストをフィルタリ
ングできます。入力したテキストを含む項目だけがリストされます。
検索結果が表示されると、検索フィールドの背景が暗くなります。検索フィールドをクリ
アすると、背景の影が削除され、すべての項目が表示されます。
注: Ctrl キーを押しながら複数の項目を選択できます。
右クリック オプション、およびビューの上部にあるボタン アイコンを使用して、次のこ
とができます。
• すべてのデバイス グループまたはデバイスから報告されるすべてのセンサー値に対
して、しきい値を作成する ( [しきい値の作成] オプション)。
• 選択したデバイス グループまたはデバイスのしきい値を編集する ( [しきい値の編
集] オプション)
• [デバイス センサーを表示] 画面にアクセスして、選択したデバイスの現在のセンサ
ー データを表示する ( [デバイス センサーを表示] オプション)。
• 選択したデバイス グループまたはデバイスのアラーム通知が発生しないようにす
る ( [メンテナンス モードに切り替え] オプション)。
• 選択したデバイス グループまたはデバイスのアラーム通知を再度有効にする ( [メン
テナンス モードを終了] オプション)。
• 選択したデバイス グループまたはデバイスのしきい値を、指定した通知ポリシーに
追加する ( [通知ポリシーにしきい値を追加] オプション)。
• 選択したデバイス グループまたはデバイスのしきい値を、指定した通知ポリシーか
ら削除する ( [通知ポリシーからしきい値を削除] オプション)。
• 選択したデバイス グループまたはデバイスの 1 つ以上のアラームの有効化または無
効化、重大度や推奨アクションの変更、およびカスタム説明の追加を行う ( [デバイ
ス アラーム設定の編集] オプション)。
• 選択したデバイス グループまたはデバイスのデバイス アラームに関連付けられてい
る通知ポリシーを変更する ( デバイス アラーム通知ポリシーの変更] オプション)
注: すべてのデバイスのデバイス アラームは、デバイス検出時に [デフォルト] 通知
ポリシーに追加されます。
156
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• [ナビゲーション ツリー ラベルの設定] 画面にアクセスして、最大 3 つのラベルを選
択して、ナビゲーション ツリー内の監視対象デバイスの表示方法を指定する ( [ナビ
ゲーション ツリー ラベルの設定] アイコン (
))。
ボタン アイコン (ナビゲーション ビュー)
標準の最小化アイコンと最大化アイコンに加え、 ナビゲーション ビューの特定の機能を
実行できるアイコンが 1 つあります。
アイコン
説明
この [ナビゲーション ツリー ラベルの設
定] アイコンを使用して、ナビゲーション
ツリーに表示されるラベルを 3 つまで指定
します。デバイスのタイプとホスト名はデ
フォルトで表示されます。
[ナビゲーション ツリー ラベルの設定] 画面
この画面を使用して、最大 3 つのラベルを選択して、ナビゲーション ツリー内の監視対
象デバイスの表示方法を指定します。これは、 ナビゲーション ビュー、および 通知ポ
リシー ビューの [しきい値の選択] 画面のナビゲーション ツリーに影響します。
注: デバイスのタイプとホスト名はデフォルトで表示されます。
ラベル
説明
グループ
デバイスが属しているデバイス グループの名
前 (例: [未割り当て])。
タイプ
デバイスのタイプ。
モデル
デバイス モデル (わかっている場合)。例:
"Symmetra PX" (APC/MGE UPS の場合)。
ホスト名
監視対象の SNMP デバイスまたは Modbus デバ
イスに対するホスト名。ホスト名が定義されて
いない場合は IP アドレス。
シリアル番号
デバイスに割り当てられているシリアル番号 (わ
かっている場合)。
IP アドレス
監視対象の SNMP デバイスまたは Modbus デバ
イスで使用される IP アドレス。
場所
デバイスに関連付けられている場所 (わかってい
る場合)。
アプリケーション バージョン
デバイスのアプリケーションまたはファームウ
ェア バージョン番号 (わかっている場合)。たと
えば、Smart-UPS 3000 RM デバイスの場合は
v3.5.8 です。
ラベル
デバイスのラベル。
[メンテナンス モード]
デバイスで通知が無効になっているかどうかを
識別します。
157
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
<カスタム プロパティ キー名>
すべてのカスタム プロパティ キー。名前で識別
されます。
連絡先名
デバイスに関連付けられている連絡先の名前。
[しきい値の作成] オプション
StruxureWare Data Center Expert では、すべてのデバイスから報告されるすべてのセン
サー値に対して、しきい値を作成できます。
各デバイスの使用可能なアラームに加え、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの
しきい値を作成できます。次の 2 種類の基本的なしきい値を利用できます。数値設定を
使用するタイプと状態の設定を使用するタイプがあります。
注: 選択した仮想センサーの [しきい値の作成] オプションを使用して、仮想センサーの
しきい値を作成できます。状態センサー用の仮想センサーを作成することはできません。
詳細については、「仮想センサー ビュー」を参照してください。
• 数値によるしきい値:
• エアー フロー
• オーディオ
• 電流 (A)
• 露点
• 電力量 (kWh)
• 湿度
• その他の数値センサー
• 電力 (VA)
• 電力 (kVA)
• 電力 (W)
• 電力 (kW)
• 温度
• 電圧
• 状態によるしきい値
• ドア
• ドライ接点
• モーション センサー
• その他の状態センサー
どちらのタイプのしきい値を使用しても、次の作業を行うことができます。
• 同じタイプの複数のセンサーのしきい値を一度に作成する (たとえば、すべてが [湿
度] センサーの場合、またはすべてが [ドア] センサーの場合)。
• 定義済みのしきい値に、重大度パラメータおよび正常復帰パラメータを指定する。
• 定義済みのしきい値のカスタム URL およびカスタム説明を提供する。
• [しきい値のスケジューリング] を設定して、定義済みのしきい値をいつアクティブ
にするかを指定する。
• 複数の StruxureWare Data Center Expert 通知ポリシーに任意の定義済みしきい値
を追加する。
アラームしきい値の作成にアクセスするには、次の 5 つのメニューを使用できます。
• [アラーム設定] メニューの [しきい値の作成] オプション。
• ナビゲーション ビューのナビゲーション ツリーの右クリック メニューである しき
い値の作成ビュー。
• [モニタリング] パースペクティブの デバイス グループ ビューの右クリック メニュ
ーである [しきい値の作成]。
• [モニタリング] パースペクティブの デバイス ビューの右クリック メニューである
[しきい値の作成]。
158
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• [モニタリング] パースペクティブの マップ ビューの右クリック メニューである [し
きい値の作成]。
各しきい値オプションを使用すると、 StruxureWare Data Center Expert サーバーで監視
されるセンサーから、選択項目に一致するものを検索できます。それらのセンサーのいず
れかにしきい値を追加したり、同じ設定の複数のしきい値を任意の数のセンサーに同時に
設定したりできます。
右クリック メニューを使用してしきい値を 1 つ以上のセンサーに追加すると、1 つのデ
バイスのセンサーまたはある一連のデバイスのセンサーにしきい値の管理を集中できま
す。
数値しきい値と状態のしきい値の作成
すべての数値しきい値および状態のしきい値は、しきい値設定の作成に、同じ基本的な手
順と画面を使用します。
注: 以下のいずれかで [しきい値の作成] オプションを選択した場合、しきい値の作成に
同じ画面が使用されます。
• [アラーム設定] メニュー
• [アラーム設定] パースペクティブの ナビゲーション ビューのナビゲーション ツリ
ーの右クリック メニュー。
• [モニタリング] パースペクティブの デバイス グループ、 デバイス ビュー、または
マップ ビューの右クリック メニュー
[アラーム設定] メニュー オプションを使用する場合は、すべての監視対象デバイスのし
きい値設定を使用できます。 ナビゲーション ビュー、 デバイス グループ、 デバイス
ビュー、または マップ ビューの右クリック メニューを使用する場合は、選択されたデバ
イス グループまたはデバイスのしきい値設定を使用できます。
1. しきい値を追加するセンサー タイプを選択するには、 [しきい値の作成] オプショ
ンを選択 ( [アラーム設定] メニューからアクセス) します。または、 [アラーム設
定] パースペクティブ、または [モニタリング] パースペクティブのビューで、デバ
イス グループまたはデバイスを選択し、右クリックして [しきい値の作成] オプシ
ョンを選択します。
2. [しきい値タイプの選択] 画面で、追加するしきい値を選択し、 [次へ] をクリックし
ます。
3. [センサーの選択] 画面で、しきい値を追加するセンサーを選択して [次へ] をクリッ
クします。
4. [しきい値の作成] 画面で、設定を定義し、必要に応じて [しきい値のスケジューリ
ング] ボタンを使用して、しきい値がアクティブになった場合に StruxureWare Data
Center Expert サーバーが通知を生成するタイミングを設定し、 [次へ] をクリックし
ます。
5. [通知ポリシーの選択] 画面で、アラームしきい値を追加する通知ポリシーを選択
し、 [完了] をクリックして、ウィザードを終了します。
しきい値とサポートされるデバイス
監視対象デバイスでセンサーに使用できるしきい値は、デバイスの種類によって異なりま
す。
StruxureWare Data Center Expert サーバーで監視されている SNMP 完全サポートのデバ
イスまたは Modbus デバイスの場合は、 StruxureWare Data Center Expert サーバーがそ
のデバイスについて監視するしきい値設定の定義に、 [露点] 以外のすべてのしきい値オ
プションを使用できます。これらのしきい値は、 [しきい値の作成] オプションを使用し
て作成されます。
159
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
SNMP を完全サポートしているデバイスおよび Modbus デバイス:
SNMP を完全にサポートしているデバイスおよび Modbus デバイスに対してしきい値を
作成するとき、定義するしきい値設定は StruxureWare Data Center Expert サーバーで設
定され、それらのデバイスで関連するセンサーの監視に使用されます。
注: そのため、 StruxureWare Data Center Expert サーバーで定義したアラートしきい値
の違反が発生したときに、2 つのアラームが作成されます。1 つは SNMP デバイスで発生
し、もう 1 つは StruxureWare Data Center Expert サーバーでしきい値の違反に対して発
生します。
SNMP デバイスおよび Modbus デバイスに対してしきい値を定義するには、次の手順を
実行します。
• StruxureWare Data Center Expert サーバーがこれらのデバイスを監視するためのし
きい値を設定します。
• StruxureWare Data Center Expert サーバーがそれらのデバイスに関連したアラーム
通知に使用する通知ポリシーを選択します。
NetBotz アプライアンス:
NetBotz Appliance (センサー ポッド、カメラ ポッド、および監視対象の SNMP デバイ
ス) に対するアラートしきい値を作成すると ( [デバイス] メニューの [NetBotz Appliance
の設定] オプション、 [アラート設定] を使用)、そのしきい値は NetBotz Appliance で設定
されます。設定を保持して StruxureWare Data Center Expert サーバーにアラートを送信
するのは、NetBotz Appliance です。
注: NetBotz Appliance のアラート プロファイルはデバイス固有であるため、複数の装置
に対して設定を構成するときに、しきい値設定に対してプロファイルを構成することはで
きません。
ベーシック SNMP サポートおよびモデル ID SNMP サポートのデバイス:
SNMP を完全サポートしていないデバイスの場合、それらのデバイスの数値センサーに対
して補助 OID を定義できます。その場合は、 [デバイス] メニューの [SNMP デバイス通
信設定] オプションである [補助 OID] を使用します。補助 OID を定義すると、そのセン
サーに対するしきい値を作成できます。
数値のアラームしきい値
数値のアラームしきい値は、数値を報告するセンサーに対して定義されるしきい値です。
数値センサーに設定できる数値のしきい値には、次の 9 つの種類があります。
[数値しきい値] オプション:
• NetBotz で、監視している SNMP を完全サポートしているデバイスに対してしきい
値を設定するには、 [その他の数値の設定] オプションと [その他の状態の設定] オプ
ション、および一部のサードパーティ デバイスの場合は [電圧] を使用します。
• SNMP を完全サポートしているデバイスを監視するために StruxureWare Data Center
Expert サーバーが使用するしきい値設定の定義に、 [露点] を除くすべてのしきい値
オプションを使用できます。
しきい値
エアー フロー(F)
値
<n> ft/分
160
説明
空気の流れ (フィート/分) を計
測しているセンサーに対する設
定です。
注: 立法フィート/分 (CFM) な
ど別の計測単位を使用するセン
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
サーは、 [その他の数値の設
定] オプションの下に表示され
ます。
オーディオ
相対数値 (0 ~ 100)
音量を計測しているセンサーに
対する設定です。
電流 (A)(C)
Amps (0.0 - 100.0)
電流 (合計アンペア数) を計測し
ているセンサーに対する設定で
す。
露点(E)
°F (-40.0) ~ 122.0)/ °C
(-40.0 ~ 50.0)
露点 (華氏 (ーF) または摂氏 (ーC))
を計測しているセンサーに対す
る設定です。
電力量 (kWh)
kWh
電力消費 (キロワット時 (kWh))
を計測しているセンサーに対す
る設定です。
湿度
% (0 - 95)
相対湿度 (%) を計測しているセ
ンサーに対する設定です。
その他の数値の設定
それぞれに値が設定されます
他の [しきい値] オプションで
報告されない数値を計測するセ
ンサーに対する設定です。
電力 (VA)
VA および kVA
電力 (合計ボルト アンペア (VA)
またはキロボルトアンペア
(kVA)) を計測しているセンサー
に対する設定です。
注: VA のパーセンテージとして
電力を計測するセンサーは、
[その他の数値センサー] オプシ
ョンの下に表示されます。
電力 (W)
W および kW
電力 (合計ワット (W) またはキ
ロワット (kW)) を計測している
センサーに対する設定です。
温度
°F (-40.0) ~ 122.0)/ °C
(-40.0 ~ 50.0)
温度 (華氏 (ーF) または摂氏 (ーC))
を計測しているセンサーに対す
る設定です。
電圧(V)
V
交流または直流の電圧 (合計ボ
ルト (V)) を計測しているセンサ
ーに対する設定です。
数値しきい値の種類:
設定
説明
最小のしきい値
センサーの値が [最小] の設定を下回ったときに
アラームが発生します。
最大のしきい値
センサーの値が [最大] の設定を上回ったときに
アラームが発生します。
範囲しきい値
センサーの値が、 [最小] から [最大] で定義され
た範囲に含まれないときにアラームが発生しま
す。
時間しきい値よりも下の値
センサーの値が [最小] 設定値を下回り、その差
異が [最小を下回る許容時間] に設定された値よ
り大きい場合に、アラームが発生します。
161
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
時間しきい値よりも上の値
センサーの値が [最大] 設定値を上回り、その差
異が [最大を上回る許容時間] に設定された値よ
り大きい場合に、アラームが発生します。
増加率しきい値
センサーの値を最後にサンプリングしたときか
らの増加が [最大増加] 設定値を超えた場合に、
アラームが発生します。たとえば、アンペアを
計測しているセンサーの計測値が 1 アンペア増
加したときに、このしきい値に [1] が設定され
ているとアラームが発生します。
減少率しきい値
センサーの値を最後にサンプリングしたときか
らの減少が [最大減少] 設定値を超えた場合に、
アラームが発生します。たとえば、合計ワット
(W) を計測しているセンサーの計測値が 100 ワ
ット減少したときに、このしきい値に [100] が
設定されているとアラームが発生します。
その他の数値のしきい値
[その他の数値の設定] オプションでは、9 個の各しきい値固有の数値オプション以外の値
を監視する、数値センサーのしきい値を設定できます。
次に、 [その他の数値の設定] オプションで設定できる一般的な数値センサーの例を示し
ます。実際のセンサーは、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが管理するデバイ
スのタイプによって異なります。
注: 選択したすべてのセンサーで同じしきい値設定を使用できる場合は、検出された複数
のセンサーを [その他の数値の設定] オプションで設定できます。たとえば、バッテリ使
用年数センサーと UPS 使用年数センサーは同じ測定単位を使用するので、ユーティリテ
ィ、入力、および出力電圧センサーと同じように同時に設定できます。
UPS バッテリ センサー:
• バッテリ使用年数
• バッテリのランタイ
ム残り時間
• バッテリ容量
• バッテリ運転時間
その他の UPS センサー:
•
•
•
•
•
UPS 使用年数
入力周波数
出力周波数
出力負荷
出力電力割合 VA
その他のセンサー:
•
•
•
•
出力リレーの最大数
入力接点の最大数
ファンの運転時間
ファンの通風率 (立方
フィート/分)
• 合計通風率 (立方フィ
ート/分)
• ファンの回転速度 (回
転/分)
状態のアラームしきい値
状態のしきい値は、状態を報告するセンサーに対して定義されるしきい値です。
状態センサーに設定できる状態のしきい値には、次の 3 つの種類があります。
[状態のしきい値] オプション:
しきい値
値
162
説明
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
ドア(D)
Open/ Closed
ドアがオープンかクローズかを
判定するセンサーに対する設定
です。
ドライ接点(Y)
[Unknown]、 [No Fault]、また
は [Fault]
ドライ接点の障害状態を判定す
るセンサーに対する設定です。
モーション センサー(M)
[モーションなし]/ [モーション モーションを検出しているセン
検出]
サーに対する設定です。
その他の状態センサー
それぞれに値が設定されます
他の [しきい値] オプションで
報告されない状態を計測するセ
ンサーに対する設定です。
状態のしきい値の種類:
設定
説明
[状態のしきい値]
センサーの状態が [アラームの状態] の設定と一
致したときにアラームが発生します。
状態不一致のしきい値
センサーの状態が [正常状態] の設定と一致しな
いときにアラームが発生します。
注: このしきい値の設定は、3 つ以上の状態を報
告するセンサーに対して役に立ちます。
[時間しきい値の状態]
センサーの状態が [アラームの状態] 設定と一致
し、その持続時間が [アラーム状態の許容時間]
に設定された値より大きい場合に、アラームが
発生します。
[時間しきい値の状態不一致]
センサーの状態が [正常状態] 設定と不一致にな
り、その持続時間が [アラーム状態の許容時間]
に設定された時間よりも長い場合に、アラーム
が発生します。
注: このしきい値の設定は、3 つ以上の状態を報
告するセンサーに対して役に立ちます。
他の状態のしきい値
[その他の状態の設定] オプションでは、3 個の各しきい値固有の状態オプション以外の操
作状態を監視する、状態センサーのしきい値を設定できます。
次に、 [その他の状態の設定] オプションで設定できる一般的な状態センサーの例を示し
ます。実際のセンサーは、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが管理するデバイ
スのタイプによって異なります。
これらのオプションでは、他の状態によるしきい値のオプションと同じ 4 つのしきい値
設定を使用します。
注: 選択したセンサーで同じアラーム状態設定を使用できる場合は、検出された複数のセ
ンサーを [その他の状態の設定] オプションで設定できます。たとえば、 [オン] 状態と
[オフ] 状態を使用するすべてのセンサーを同時に設定できます。これは、 [上へ] と [下
へ] を使用するすべてのセンサーと同様です。
有効/無効:
• ボタン
• 温度は状態に優先
オープン/クローズ:
障害/正常:
• 連絡先
• 入力状態
163
複数のステータス:
• オンライン
• デバイス ステータス
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• 入力接点
• 出力リレー
• バイパス
接続/切断:
• スピーカ
• 外部マイクロフォン
オン/オフ:
はい/いいえ:
• UPS バイパス状態
• スイッチ
• UPS バッテリ状態
• コンセント
• 音声アラーム
• アラーム デバイス
• ロー バッテリ
• テスト リレー
• 過負荷
その他の設定:
• インバータ オフ
• Ethernet リンク
• UPS 過熱
• UPS 入力電圧 (ライン
• 商用電源の故障
と中性線間)
• バッテリ交換が必要
• 現在の出力フェーズ
• バッテリ障害
•
•
•
•
•
•
•
バッテリ ステータス
UPS ステータス
通信ステータス
アラームの状態
セルフ テスト
ランタイム較正
前回のバッテリ運転
への切り替え理由
• バッテリ充電の障害
• ラック ARU のファン
の動作ステータス
• ARU 主電源が存在
[しきい値タイプの選択] 画面
この画面では、アラームを作成するしきい値のタイプを選択できます。
この画面を使用して、デバイス グループまたはデバイスの任意のセンサーで作成するし
きい値のタイプを選択します。使用可能なしきい値のタイプは、選択するセンサーのタイ
プによって異なります。
注: この画面にアクセスしたら、しきい値のタイプを選択して、 [次へ] をクリックする
か、 [キャンセル] をクリックしてウィザードを終了する必要があります。
[センサーの選択] 画面
この画面では、アラームしきい値を作成するセンサーを選択します。
[アラーム設定] メニューの [しきい値の作成] オプションからこの画面を表示した場
合、 StruxureWare Data Center Expert サーバーで監視されているセンサーのうち、選択
したしきい値タイプのセンサーがすべてリストされます。
[アラーム設定] パースペクティブの ナビゲーション ビューの右クリック メニューからこ
の画面を表示した場合は、選択したデバイス グループまたはデバイスのセンサーだけが
リストされます。
[列の設定] アイコンを選択すると、画面に表示される列を指定できます。列の見出しをク
リックすると、リストの並べ替え順が昇順または降順に切り替わります。
列
説明
センサー
選択したしきい値に設定できるセンサーを指定
します。
現在の表示
センサーによって報告された最新の値。
ホスト名
ホスト名または IP アドレス (ホスト名が定義さ
れない場合) でデバイスを識別します。
測定単位
数値センサーのみの測定単位を定義します。
デバイス タイプ
デバイスをタイプで識別しますが、
StruxureWare Data Center Expert サーバーがデ
バイス タイプを判別できない場合は [SNMP デ
バイス] によって識別します。
デバイス モデル
選択したデバイスのモデル番号 (わかっている場
合) を識別します。
164
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
デバイス ラベル
デバイスをラベル、または IP アドレスで識別し
ます。
親デバイス
StruxureWare Data Center Expert サーバーで監
視されるデバイスの <server_name>
(StruxureWare Data Center Expert) です。
<カスタム プロパティ キー名>
カスタム プロパティ キー。名前で識別されま
す。
[センサーしきい値の作成] 画面
この画面を使用すると、指定したしきい値の設定を指定できます。
以下の設定の他に、この画面にはセンサーの名前 ( [センサー名])、センサーのタイプ ( [セ
ンサー タイプ]) とそのセンサーの現在の読み取り値 ( [現在の表示]) が表示され、しきい
値設定の名前 ( [しきい値名]) が示されます。 [しきい値のスケジューリング] ボタンを使
用して、 [しきい値のスケジュール] 画面にアクセスし、しきい値アラーム アクションを
アクティブにするタイミングを設定できます。
注: 複数のセンサーが選択されている場合、画面ではセンサー名は「<複数>」、センサー
によって現在読み取られている値は「<複数の値>」と表示されます。
しきい値の設定:
項目
説明
[しきい値の値]
しきい値に対して基準を定義します。
注: 使用できる値フィールドは、選択したしき
い値が数値によるものか状態によるものかによ
って異なります。
有効
しきい値が無効の場合に選択すると、有効にな
ります。
注: しきい値は、デフォルトで有効です。
重大度
しきい値に関連付ける重大度を選択します。重
大度には、 [情報]、 [警告]、 [エラー]、 [致命
的]、または [失敗] があります。
[正常復帰にはユーザー入力が必要]
これを選択すると、[ 管理者] 権限を持つユーザ
ーがアラーム条件を解決済みとマークした場合
にのみ、しきい値違反が解消されます。
[正常復帰遅延]
しきい値の違反が解消されてからアラーム条件
がクリアされるまでの遅延を秒単位で定義しま
す。この遅延によって、値に対する複数のアラ
ームが問題が最終的に解消されるまでアラーム
状態とそれ以外の状態の間で高速に切り替わる
ことが回避されます。
[カスタム説明]
しきい値のアラーム通知に含める説明です。
[カスタム URL]
しきい値のアラーム通知に含めるインターネッ
ト アドレスを指定します。
[通知ポリシーの選択] 画面
この画面では、選択したしきい値の追加先の通知ポリシーを選択できます。
しきい値を 1 つ以上の既存の通知ポリシーに追加できます。また、ポリシーに追加しな
いこともできます。
165
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: デフォルトで [デフォルト] 通知ポリシーが選択されていますが、選択解除すること
もできます。
[しきい値の編集] オプション
StruxureWare Data Center Expert では、すべてのデバイスから報告されるすべてのセン
サー値に対するしきい値の設定を編集できます。
[アラーム設定] パースペクティブの ナビゲーション ビューのナビゲーション ツリーで
デバイス グループまたはデバイスを選択して、それらのしきい値を表示します。
次の 3 種類の基本的なしきい値を利用できます。数値設定を使用するタイプ、状態の設
定を使用するタイプ、および通信リンク ステータスを監視するタイプです。
• 数値によるしきい値:
• エアー フロー
• オーディオ
• 電流 (A)
• 露点
• 電力量 (kWh)
• 湿度
• その他の数値センサー
• 電力 (VA)
• 電力 (kVA)
• 電力 (W)
• 電力 (kW)
• 温度
• 電圧
• 状態によるしきい値
• ドア
• ドライ接点
• モーション センサー(M)
• その他の状態センサー
• 通信のしきい値
• 通信ステータス
どのタイプのしきい値を使用しても、次の作業を行うことができます。
• StruxureWare Data Center Expert サーバーによって監視されるデバイスで、同じタ
イプの複数のセンサーのしきい値を一度に編集する (たとえば、すべてが [湿度] セ
ンサーの場合、またはすべてが [ドア] センサーの場合)。
• 定義済みのしきい値に、重大度パラメータおよび正常復帰パラメータを指定する。
• 定義済みのしきい値のカスタム説明を提供する。
• [しきい値のスケジューリング] を設定して、定義済みのしきい値をいつアクティブ
にするかを指定する。
[しきい値の編集] オプションにアクセスするには、次の 3 つのメニューを使用できます。
• ナビゲーション ビューのナビゲーション ツリーの右クリック メニューである [し
きい値の編集]: 各オプションにより、選択したデバイス グループまたはデバイスに
対するセンサーのうち、そのオプションに一致する 1 つ以上のセンサーのしきい値
を同時に編集できます。
• しきい値アラーム設定 ビューの右クリック メニューである [しきい値の編集]: 選択
されたしきい値のみを編集できます。また、複数のしきい値が選択されている場合
は、各オプションにより、そのオプションに一致するすべてのセンサーのしきい値
を同時に編集できます。
• [モニタリング] パースペクティブの アクティブなアラーム ビューの右クリック メ
ニューである アラーム設定の編集 : 選択したしきい値のみを編集します。
166
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: [しきい値のフィルタリング] アイコン (
) を使用して しきい値アラーム設定 ビ
ューを変更し、通信リンクのステータス、ユーザー作成のしきい値、[有効] が [いいえ] に
設定されているしきい値、およびすべての重大度のしきい値をビューに表示しないように
することができます。
[しきい値の編集] 画面
この画面を使用すると、指定したしきい値の設定を指定できます。
以下の設定の他に、この画面には、変更するセンサーの数、センサーの名前 ( [センサー
名])、センサーのタイプ ( [センサー タイプ]) とそのセンサーの現在の読み取り値 ( [現在
の表示]) が表示され、しきい値設定の名前 ( [しきい値名]) が示されます。
注: 複数のセンサーが選択されている場合、画面ではセンサー名は [<複数>]、センサーに
よって現在読み取られている値は [<複数の値>] と表示されます。
しきい値の設定:
項目
説明
[しきい値の値]
しきい値に対して基準を定義します。
注: 使用できる値フィールドは、選択したしき
い値が数値によるものか状態によるものかによ
って異なります。
有効
しきい値が無効の場合に選択すると、有効にな
ります。
注: しきい値は、デフォルトで有効です。
重大度
しきい値に関連付ける重大度を選択します。重
大度には、 [情報]、 [警告]、 [エラー]、 [致命
的]、または [失敗] があります。
[正常復帰遅延]
しきい値の違反が解消されてからアラーム条件
がクリアされるまでの遅延を秒単位で定義しま
す。この遅延によって、値に対する複数のアラ
ームが問題が最終的に解消されるまでアラーム
状態とそれ以外の状態の間で高速に切り替わる
ことが回避されます。
[正常復帰にはユーザー入力が必要]
[はい] を選択すると、 [管理者] 権限を持つユー
ザーがアラーム条件を解決済みとマークした場
合にのみ、しきい値違反が解消されます。
[カスタム説明]
しきい値のアラーム通知に含める説明です。
[カスタム URL]
しきい値のアラーム通知に含めるインターネッ
ト アドレスを指定します。
[しきい値のスケジュール] 画面
この画面を使用して、関連付けられたしきい値が無効になる特定の時間を各曜日で定義し
ます (デフォルトでは、スケジュールは 24 時間、365 日有効です)。
注: この画面は、しきい値の設定画面を使用してしきい値が有効および無効になるタイミ
ングのスケジュールを設定するために使用されます。
[アラーム設定] パースペクティブの 2 つのメニューから、[しきい値のスケジュール] 画面
にアクセスできます。
• [しきい値の作成] オプションのしきい値設定画面。
• [しきい値の編集] オプションのしきい値設定画面。
167
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
テーブルには、15 分単位で増分するセルと、曜日を表す列が示されます。次のいずれか
の手順を実行して、アラームしきい値が有効になる時間をスケジュールできます。
• 列のタイトルをクリックして、その曜日のセルをすべて有効または無効にします。
• 列内の 1 つのセルから別のセルへマウスをドラッグし、セルのセットを有効または
無効にします。
• 1 つ列内の 1 つのセルから別の列のセルへマウスをドラッグし、選択した各曜日に
対して同じセルのセットを有効または無効にします。
• 1 つのセルをクリックします。
[しきい値の編集] 画面
この画面を使用すると、選択されたデバイスの既存のしきい値を編集できます。
この画面には、各オプションで現在定義されているすべての設定が一覧表示されます。
項目
説明
[しきい値タイプ]
画面に表示されるしきい値タイプを選択します。
検索
このボックスに入力した的に基づいて、リ
ストをフィルタリングします。入力したテ
キストを含む既存のしきい値のみが一覧表
示されます。ブール演算子 AND、OR、お
よび NOT のみを使用して、検索条件を広げ
たり絞り込んだりすることができます。
検索結果が表示されると、検索フィールド
の背景が暗くなります。検索フィールドを
クリアすると、背景の影が削除され、すべ
ての項目が表示されます。
[リスト]
編集または削除する、定義済みのしきい値にチ
ェックマークを付けます。
一覧表示されるしきい値に対して、次の情
報が表示されます。
[しきい値]: 選択したしきい値に設定できる
センサー。
[現在値]: センサーによって報告された最新
の値。
[パラメータ]: しきい値に対して定義されて
いる設定。
[アラーム状態]: しきい値がアラーム状態で
あるかどうか。
[ホスト名]: ホスト名または IP アドレス (ホ
スト名が定義されない場合)。
[測定単位]: 測定単位。
[名前]: しきい値の名前。
[重大度]: しきい値の重大度。
[ラベル]: デバイス ラベル、または IP アド
レス (ラベルが定義されていない場合)。
[デバイス モデル]: モデル (わかっている場
合)。
168
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[IP アドレス]: デバイスの IP アドレス。
[デバイス タイプ]: デバイスのタイプ。
[通知ポリシー]: しきい値が関連付けられて
いるポリシー。
[編集]
選択したしきい値を編集する場合にクリックし
ます。
[デバイス センサーを表示] オプション
このオプションにより、選択されたデバイスまたはアクティブなアラームに対する現在の
センサー データが表示されます。
デバイスまたはアクティブなアラームを選択して、その選択項目で使用可能な最新のセン
サー データを表示できます。複数のセンサー タイプのデータを使用できる場合は、デフ
ォルトで、すべてのセンサー タイプのデータが表示されます。一部のデバイスでは、現
在のデータを表示するセンサー セットを 1 つ選択できます。
[検索] フィールドを使用して、入力したテキストに基づいてセンサーのリストをフィルタ
リングできます。ブール演算子 AND、OR、および NOT を使用して、検索条件を広げた
り絞り込んだりすることができます。 [検索] フィールドで指定したテキストを含む項目
だけが表示されます。検索結果が表示されると、検索フィールドの背景が暗くなります。
検索フィールドをクリアすると、背景の影が削除され、すべての項目が表示されます。
[列の設定] アイコンを使用して、列およびカスタム プロパティの表示/非表示を切り替え
ることができます。
[デバイス センサーを表示] 画面にアクセスするには、次の 5 つのメニューを使用できま
す。
• [モニタリング] パースペクティブの デバイス ビューまたは マップ ビューの右クリ
ック メニューである [デバイス センサーを表示]。
• [モニタリング] パースペクティブの アクティブなアラーム ビューの右クリック メ
ニューである [デバイス センサーを表示]: 選択したアラームが発生したデバイスで
取得可能な最新のセンサー データを表示できます。
注: アクティブなアラームが複数選択されている場合、カメラ クリップは表示され
ません。
• [アラーム設定] パースペクティブの ナビゲーション ビューのナビゲーション ツリ
ーの右クリック メニューである [デバイス センサーを表示]。
• [ウィンドウ] メニューからアクセスできる アラーム履歴ビューの右クリック メニ
ューである [デバイス センサーを表示]。
[メンテナンス モードに切り替え]/[メンテナンス モードを終了] オプション
これらのオプションを使用して、デバイスまたはデバイス グループの通知を無効にした
り再度有効にしたりします。
[メンテナンス モードに切り替え] オプションは、 選択したデバイスまたはデバイス グル
ープの通知を、 [メンテナンス モードを終了] オプションが選択されるまで、無期限に無
効にします。
通知が無効の場合:
• [アクティブなアラーム] ビューおよび [アラーム履歴] ビューに、通知が無効になっ
た日時および通知が再度有効になった日時が表示されます。
169
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• デバイス ビュー、 マップ ビュー、 [アラーム設定] パースペクティブの ナビゲー
ション ビューでは、該当するデバイスの情報は斜体で表示され、通常のステータ
ス アイコンが置き換えられます。
• デバイスをクリックすると、そのステータスが アクティブなアラーム ビューに表示
できます。通知が無効になっている場合でも、すべてのアラーム状態が表示されま
す。
[通知ポリシーにしきい値を追加] オプション
このオプションにより StruxureWare Data Center Expert サーバーでアラーム通知を生成
する際に使用する既存のポリシーに、選択したデバイス グループ、デバイス、またはし
きい値に対するしきい値を追加できます。
[アラーム設定] パースペクティブでは、デバイス グループ、デバイス、またはしきい値
を選択し、それらのしきい値を既存の通知ポリシーに追加できます。選択内容のすべての
しきい値が、選択した通知ポリシーに追加されます。
注: 通知ポリシーに追加されたしきい値を表示し、どのしきい値を含めたり除外したりす
るかを選択できます。アラーム アクションを追加し、それらのアクションのオプション
を設定できます。
[アラーム設定] パースペクティブの 2 つのメニューから [通知ポリシーにしきい値を追
加] オプションにアクセスできます。
• ナビゲーション ビューの右クリック メニューである 通知ポリシーにしきい値を追
加ビュー。
• しきい値アラーム設定ビューの右クリック メニューである 通知ポリシーにしきい値
を追加ビュー。
[通知ポリシーからしきい値を削除] オプション
このオプションにより、 StruxureWare Data Center Expert サーバーでアラーム通知を生
成する際に使用するポリシーから、選択したデバイス グループまたはデバイスのしきい
値を削除できます。
[アラーム設定] パースペクティブで、デバイス グループ、デバイス、またはしきい値を
選択し、その選択項目のしきい値を既存の通知ポリシーから削除できます。1 つ以上のデ
バイス グループまたはデバイスが選択されている場合は、その選択項目のすべてのしき
い値が、選択された通知ポリシーから削除されます。
[アラーム設定] パースペクティブの 2 つのメニューから、 [通知ポリシーからしきい値を
削除] オプションにアクセスできます。
• ナビゲーション ビューの右クリック メニューである [通知ポリシーからしきい値
を削除]。
• しきい値アラーム設定ビューの右クリック メニューである [通知ポリシーからしき
い値を削除]。
[通知ポリシーの表示] オプション
このオプションにより、選択したしきい値の追加先の通知ポリシーの名前を表示できま
す。
[アラーム設定] パースペクティブのしきい値アラーム設定ビューで、しきい値を選択し、
その追加先となっている通知ポリシーを表示できます。
注: 複数のしきい値を選択した場合は、それらのしきい値の追加先の通知ポリシーがすべ
て表示されます。
170
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
しきい値アラーム設定ビューの右クリック メニューから [通知ポリシーの表示] オプショ
ンにアクセスできます。
[ナビゲーション ツリー内のデバイスを検索] オプション
このオプションにより、しきい値を選択して、それに関連付けられているデバイスを ナ
ビゲーション ビュー内で検索できます。
[アラーム設定] パースペクティブの ナビゲーション ビューでデバイス グループを選択
し、リスト内でしきい値を選択し、それに関連付けられているデバイスを検索します。
しきい値アラーム設定ビューの右クリック メニューから [ナビゲーション ツリー内のデ
バイスを検索] オプションにアクセスできます。
しきい値アラーム設定ビュー
[アラーム設定] パースペクティブのこのビューには、 ナビゲーション ビューで選択した
デバイス グループおよびデバイスに設定できるユーザー作成のしきい値アラームおよび
通信リンク ステータス アラームが表示されます。
ナビゲーション ビューでデバイス グループまたはデバイスを選択して、それらの通知ポ
リシーに設定または追加できるしきい値を しきい値アラーム設定ビューに表示できます。
各デバイス グループまたはデバイスに関連付けられているしきい値の数は、しきい値タ
イプまたはしきい値の横にかっこで囲まれて表示されています。
[検索] のフィールドを使用して、ナビゲーション ビューまたはしきい値アラーム設定ビ
ューに入力したテキストに基づいてリストをフィルタリングできます。入力したテキスト
を含む項目だけがリストされます。
検索結果が表示されると、検索フィールドの背景が暗くなります。検索フィールドをクリ
アすると、背景の影が削除され、すべての項目が表示されます。
注: Ctrl キーを押しながら複数の項目を選択できます。
右クリック オプション、およびビューの上部にあるボタン アイコンを使用して、次のこ
とができます。
• 選択したデバイス グループまたはデバイスのしきい値を編集する ( [しきい値の編
集] オプション)
• リストから 1 つ以上のしきい値を削除する ( [しきい値の削除] オプション)。
• 新規通知ポリシーを作成し、選択したデバイス グループまたはデバイスに 1 つ以上
のしきい値を追加する ( [新規の通知ポリシーにしきい値を追加] オプション)。
• 選択したデバイス グループまたはデバイスの 1 つ以上のしきい値を既存の通知ポリ
シーに追加する ( [通知ポリシーにしきい値を追加] オプション)。
• 選択したデバイス グループまたはデバイスの通知ポリシーからに 1 つ以上のしきい
値を削除する ( [通知ポリシーからしきい値を削除] オプション)。
• しきい値の割り当て先の通知ポリシーを表示する ( [通知ポリシーの表示] オプショ
ン)。
• しきい値リストで、ナビゲーション ツリー内のデバイスを検索する ( [ナビゲーショ
ン ツリー内のデバイスを検索] オプション)。
• [列の設定] 画面にアクセスして、リストに表示される属性列を選択する ( [列の設
定] アイコン (
))。
• さまざまなしきい値タイプとしきい値属性を非表示にするフィルタを有効にする
( [しきい値のフィルタリング] アイコン (
171
))。
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
しきい値の変更中
すべてのしきい値が、しきい値設定の変更に同じ基本手順と同じ画面を使用します。
注: 次のどちらのオプションを選択しても、しきい値の設定の変更には同じ画面が使用さ
れます。
• [アラーム設定] パースペクティブの右クリック オプションである [しきい値の編
集]。
• [モニタリング] パースペクティブの アクティブなアラーム ビューの右クリック オ
プションである [アラーム設定の編集]。
[アラーム設定] パースペクティブのしきい値の変更
1. [アラーム設定] パースペクティブで、デバイス グループ、デバイス、またはしきい
値を選択し、右クリックして [しきい値の編集] を選択してから、選択内容に定義さ
れたタイプから変更するしきい値タイプを選択します。
注: [その他の数値センサー] または [その他の状態センサー] を選択した場合、複数
のしきい値を同時に変更するためには、選択したすべてのしきい値の測定単位が同
じであることが必要です。
2. [しきい値の編集] 画面で、しきい値設定を定義し、 [OK] をクリックします。
アクティブなアラーム ビューのしきい値の変更
1. [モニタリング] パースペクティブの アクティブなアラーム ビューで、アラームを選
択し、右クリックして [アラーム設定の編集] を選択します。
2. 選択したアラームを報告しているデバイスのしきい値のみを変更する場合は、 [この
インスタンス] を選択します。または、デバイスが現在アラームを報告しているかど
うかにかかわらず、定義されたすべてのデバイスのしきい値を同時に変更する場合
は、 [すべてのインスタンス] を選択します。
3. [OK] をクリックします。
[しきい値の削除] オプション
このオプションにより、すべてのデバイスのすべてのセンサーに対するしきい値を削除で
きます。
[アラーム設定] パースペクティブの ナビゲーション ビューでデバイス グループまたは
デバイスを選択して、それらのしきい値を しきい値アラーム設定ビューに表示します。
次に、通信リンク ステータスしきい値を除く任意のしきい値を選択し、それをしきい値
リストから削除できます。しきい値は、それが追加されていたすべての通知ポリシーから
も削除されます。
注: リストをフィルタリングすると、特定のしきい値だけを表示できます ( [しきい値のフ
ィルタリング] アイコン)。
しきい値アラーム設定ビューの右クリック メニューから [しきい値の削除] オプションに
アクセスします。しきい値を 1 つ選択した場合は、そのしきい値だけが削除されます。
複数のしきい値を選択した場合は、それらが一度に削除されます。
注: 削除できるのはユーザー作成のアラームしきい値だけです。通信リンク ステータスし
きい値は、選択内容に含まれているかどうかにかかわらず削除できません。
172
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
ボタン アイコン (しきい値アラーム設定ビュー)
標準の最小化アイコンと最大化アイコンに加え、 しきい値アラーム設定ビューの特定の
機能を実行できる 2 つのアイコンがあります。
アイコン
説明
この [列の設定] アイコンを使用して、 し
きい値アラーム設定ビューに表示される属
性列を指定します。
この [しきい値のフィルタリング] アイコン
を使用して、通信リンクのステータス、ユ
ーザー作成のしきい値、[有効] が [いいえ]
に設定されているしきい値、およびすべて
の重大度のしきい値が、リストに表示され
ないようにします。
[しきい値属性列の設定] 画面
この画面を使用して、 しきい値アラーム設定ビューに表示される列を指定します。
セクション
説明
[しきい値属性列]
ビューに表示できるすべてのしきい値属性列を
リストします。
[しきい値]: しきい値を示します。
[重大度]: しきい値に関連付けられている重
大度。
[ラベル]:デバイスのラベル。
[ホスト名]:ホスト名、または IP アドレス
(ホスト名が定義されていない場合)。
[有効]: しきい値が有効かどうかを示しま
す。
[デバイス モデル]: デバイス モデル (わかっ
ている場合)。例: Symmetra PX (APC/MGE
UPS の場合)。
[デバイス タイプ]: デバイスのタイプ。
[名前]: しきい値の名前。
[IP アドレス]: デバイスの IP アドレス。
[通知ポリシー]: アラームが追加されている
通知ポリシーの名前。
[センサー]: アラームに関連付けられている
センサー。
[センサー タイプ]: センサーのタイプ。
173
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[パラメータ]: センサーに定義されている設
定。
[フィルタしきい値] 画面
この画面を使用して、 しきい値ビューから除外するしきい値のタイプを選択します。
デバイス アラーム設定ビュー
[アラーム設定] パースペクティブのこのビューには、ナビゲーション ビューで選択した
デバイス グループおよびデバイスに設定できるデバイス アラームが表示されます。
ナビゲーション ビューでデバイス グループまたはデバイスを選択し、それらに設定でき
るデバイス アラームを デバイス アラーム設定ビューに表示します。各デバイス グルー
プまたはデバイスに関連付けられているデバイス アラームは、アラーム タイプ、アラー
ム名、デバイスの順に分類されて表示されます。各デバイス グループまたはデバイスに
関連付けられているデバイス アラーム数は、アラーム タイプまたはアラームの横にかっ
こで囲まれて表示されています。
1 つ以上のデバイス アラーム タイプ、アラーム名、またはアラームをデバイス別に選択
し、アラーム設定を変更できます。アラームの無効化または有効化、重大度の変更、カス
タム説明の追加、および推奨アクションの変更を行うことができます。
注: その他のアラーム設定については、デバイスの Web インターフェイスにアクセスし
てください。
すべてのデバイスのデバイス アラームは、デバイス検出時に [デフォルト] 通知ポリシー
に追加されます。 ナビゲーション ビューの右クリック メニューの [デバイス アラーム通
知ポリシーの変更] オプションを使用して、デバイスに関連付けられている通知ポリシー
を変更します。
通知ポリシー ビューの [編集] オプションからアクセスする [通知ポリシーの編集] 画面を
使用して、通知ポリシーに対してデバイス グループまたはデバイスを追加および削除で
きます。選択したデバイス グループまたはデバイスの使用可能なすべてのデバイス アラ
ームが、同時に追加または削除されます。
[検索] のフィールドを使用して、ナビゲーション ビューまたはデバイス アラーム設定ビ
ューに入力したテキストに基づいてリストをフィルタリングできます。入力したテキスト
を含む項目だけがリストされます。
検索結果が表示されると、検索フィールドの背景が暗くなります。検索フィールドをクリ
アすると、背景の影が削除され、すべての項目が表示されます。
注: Ctrl キーを押しながら複数の項目を選択できます。
右クリック オプション、およびビューの上部にあるボタン アイコンを使用して、次のこ
とができます。
• 選択したデバイス グループまたはデバイスの 1 つ以上のアラームの有効化または無
効化、重大度や推奨アクションの変更、およびカスタム説明の追加を行う ( [デバイ
ス アラーム設定の編集] オプション)。
• デバイス アラーム リストで、ナビゲーション ビュー内のデバイスを検索する ( [ナ
ビゲーション ツリー内のデバイスを検索] オプション)。
• 選択したアラーム タイプのすべてのデバイス アラームを表示する ( [選択項目の展
開] オプション)。
• [列の設定] 画面にアクセスして、リストに表示される属性列を選択する ( [列の設
定] アイコン (
))。
174
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• さまざまなデバイス アラーム属性を非表示にするフィルタを有効にする( [デバイス
アラームのフィルタリング] アイコン (
))。
デバイス アラームの変更
デバイス アラーム設定の変更には、すべてのデバイス アラームで、同じ基本的な手順と
画面を使用します。
注: 次のどのオプションを選択しても、デバイス アラーム設定の変更には同じ画面が使用
されます。
• [アラーム設定] パースペクティブの ナビゲーション ビューの右クリック オプショ
ンである [デバイス アラーム設定の編集]。
• [アラーム設定] パースペクティブの デバイス アラーム設定 ビューの右クリック
オプションである [デバイス アラーム設定の編集]。
• [モニタリング] パースペクティブの アクティブなアラーム ビューの右クリック オ
プションである [アラーム設定の編集]。
[アラーム設定] パースペクティブのデバイス アラームの変更
1. パースペクティブの ナビゲーション ビューでデバイス グループまたはデバイスを
選択するか、 [アラーム設定] パースペクティブの デバイス アラーム設定ビューで
デバイス アラーム タイプ、アラーム名、またはデバイス別のアラームを選択しま
す。右クリックして [アラーム設定の編集] を選択します。
2. [デバイス アラーム設定の編集] 画面で、アラーム設定を定義し、 [OK] をクリック
します。
アクティブなアラーム ビューのデバイス アラームの変更
1. [モニタリング] パースペクティブの アクティブなアラーム ビューで、アラームを選
択し、右クリックして [アラーム設定の編集] を選択します。
2. 選択したアラームを報告しているデバイスのデバイス アラーム設定のみを変更する
場合は、 [このインスタンス] を選択します。または、デバイスが現在アラームを報
告しているかどうかにかかわらず、そのアラームが定義されたすべてのデバイスの
設定を同時に変更する場合は、 [すべてのインスタンス] を選択します。
3. [OK] をクリックします。
[デバイス アラーム設定の編集] 画面
この画面では、監視対象の SNMP デバイスまたは Modbus デバイスから報告されるデバ
イス アラームを StruxureWare Data Center Expert でどのように表示するかを指定できま
す。選択したデバイス グループ、デバイス、またはデバイス アラームに対する重大度お
よび推奨アクションの変更、カスタム説明の追加、およびデバイス アラームの無効化ま
たは再有効化を行うことができます。
この画面には、 [アラーム設定] パースペクティブの デバイス アラーム設定ビューまた
は ナビゲーション ビューの右クリック メニューからアクセスします。
ナビゲーション ビューからこの画面にアクセスすると、選択したデバイス グループまた
はデバイスに関連付けられているすべてのデバイス アラームが同時に設定されます。
175
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
デバイス アラーム設定ビューからこの画面にアクセスすると、 ナビゲーション ビューで
選択したデバイス グループまたはデバイスに関連付けられているデバイス アラームのう
ちの設定するデバイス アラームを指定できます。選択した項目を展開し、デバイス アラ
ームをアラーム タイプ別、アラーム名別、またはそのアラームを報告する 1 つ以上のデ
バイス別に表示および設定できます。
注: [有効] オプションを除き、変更するデバイス アラーム設定は、アクティブなアラー
ムには適用されません。変更された設定は、次回アラームがトリがされたときに適用され
ます。
項目
説明
[有効]
無効になっているデバイス アラームを有効にす
る場合に選択します。
注: デバイス アラームは、デフォルトで有効で
す。
重大度
デバイス アラームに関連付ける重大度を選択し
ます。重大度には、 [情報]、 [警告]、 [エラ
ー]、 [致命的]、または [失敗] があります。
説明
デバイスによって設定されるアラームの説明で
す。この説明は変更できません。
[カスタム説明]
デバイス アラーム通知に含める説明です。
推奨アクション
デバイスによって設定される推奨アクションで
す。推奨アクションを変更して、デバイス アラ
ーム通知に必要な手順を含めることができます。
[デフォルトにリセット]
推奨アクションが変更されている場合、それを
デフォルトにリセットします。
ボタン アイコン (デバイス アラーム設定ビュー)
標準の最小化アイコンと最大化アイコンに加え、 デバイス アラーム設定ビューの特定の
機能を実行できる 2 つのアイコンがあります。
アイコン
説明
この [列の設定] アイコンを使用して、 デ
バイス アラーム設定ビューに表示される属
性列を指定します。
[デバイス アラームのフィルタリング] アイ
コンを使用して、フィルタリングを有効に
します。これにより、[有効] が [いいえ] に
設定されているデバイス アラーム、および
すべての重大度のデバイス アラームが、リ
ストに表示されなくなります。
[デバイス アラームのフィルタリング] 画面
この画面を使用して、 デバイス アラーム設定ビューから除外するデバイス アラームのタ
イプを選択します。
176
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[デバイス アラーム属性列の設定] 画面
この画面を使用して、 デバイス アラーム設定ビューに表示される列を指定します。
セクション
説明
デバイス アラーム属性列
ビューに表示できるすべてのデバイス アラーム
属性列をリストします。
[デバイス アラーム]:デバイス アラームを示
します。
[重大度]: デバイス アラームに関連付けられ
ている重大度。
[ラベル]:デバイスのラベル。
[ホスト名]:ホスト名、または IP アドレス
(ホスト名が定義されていない場合)。
[有効]:デバイス アラームが有効かどうかを
示します。
[デバイス モデル]:デバイス モデル (わかっ
ている場合)。例: Symmetra PX (APC/MGE
UPS の場合)。
[デバイス タイプ]:デバイスのタイプ。
[IP アドレス]:デバイスの IP アドレス。
[通知ポリシー]:アラームが追加されている
通知ポリシーの名前。
[デバイス定義ファイル]: StruxureWare
Data Center Expert サーバーが、サポート
されている SNMP デバイスおよび Modbus
デバイスの環境、電源、冷却の各アラーム
に関する情報にアクセスするために使用す
るファイル。
通知ポリシー ビュー
[アラーム設定] パースペクティブのこのビューには、デフォルトの通知ポリシーおよびユ
ーザー作成の通知ポリシーが表示されます。
StruxureWare Data Center Expert サーバーのカスタム通知ポリシーを独自に作成したり
既存のポリシーを編集したりして、アラーム通知の生成に使用できます。 StruxureWare
Data Center Expert サーバーには [デフォルト] 通知ポリシーがあります。このデフォル
ト通知ポリシーは削除できませんが、編集したり名前を変更したりすることはできます。
注: 通知ポリシーを使用してアラーム通知を生成する前に、通知ポリシーに 1 つ以上のし
きい値またはデバイスと、1 つのアラーム アクションを含める必要があります。
ビューの上部にあるボタンおよび右クリック オプションを使用して、次の機能を実行で
きます。
177
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• 新しい通知ポリシーを作成し、選択したデバイス グループまたはデバイスに対す
る 1 つ以上のアラーム アクション、および 1 つ以上のしきい値とデバイスを追加す
る ( [作成] オプションおよびアイコン
)。
• 選択した通知ポリシーのしきい値、デバイス、およびアラーム アクションを編集す
•
る ( [編集] オプションおよびアイコン
)。
選択した通知ポリシーを削除する ( [削除] オプションおよびアイコン
)。
• [アラーム アクションの管理] 画面を使用して、選択した通知ポリシーのアラーム ア
クションを追加、編集、削除、テストする ( [アラーム アクションの管理]
).
ボタン アイコン (通知ポリシー ビュー)
標準の最小化アイコンと最大化アイコンに加え、 通知ポリシー ビューの特定の機能を実
行できる 4 つのアイコンがあります。
アイコン
説明
新しい通知ポリシーを作成するには、 [通知
ポリシーの作成] アイコンを使用します。
注: 通知ポリシーを使用してアラーム通知
を生成する前に、通知ポリシーに 1 つ以上
のしきい値またはデバイスと、1 つのアラ
ーム アクションを含める必要があります。
[通知ポリシーの編集] アイコンを使用する
と、追加または削除するしきい値やデバイ
スを選択したり、選択した通知ポリシーで
アラーム アクションを追加、編集、または
削除できます。
[通知ポリシーの削除] アイコンを使用する
と、選択した通知ポリシーを削除できます。
[アラーム アクションの管理] アイコンを使
用すると、選択した通知ポリシーのアラー
ム アクションを追加、編集、削除、テスト
できます。
[通知ポリシーの作成] オプション
このオプションにより、 StruxureWare Data Center Expert サーバーでアラーム通知を生
成する際に使用されるポリシーを作成できます。
[アラーム設定] パースペクティブの 通知ポリシー ビューで、新規通知ポリシーを作成し、
しきい値、SNMP デバイス、および Modbus デバイスを選択して新規ポリシーに含める
ことができます。また、追加したしきい値やデバイスを表示したり、アラーム アクショ
ンを追加してそれらのアクションのオプションを設定したりできます。
注: 通知ポリシーを使用してアラーム通知を生成する前に、通知ポリシーに 1 つ以上のし
きい値またはデバイスと、1 つのアラーム アクションを含める必要があります。
178
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[通知ポリシー名] リストの右クリック メニューである [作成]、および 通知ポリシー ビュ
ーの [通知ポリシーの作成] アイコン (
クセスします。
) により、[通知ポリシーの新規作成] 画面にア
新しい通知ポリシーの作成
[アラーム設定] パースペクティブでは、 通知ポリシー ビューで、新しい通知ポリシーを
作成できます。既存の通知ポリシーを選択するか、 [通知ポリシーの作成] アイコン (
をクリックして新しい通知ポリシーを作成します。
)
通知ポリシーを使用してアラーム通知を生成する前に、通知ポリシーに 1 つ以上のしき
い値またはデバイスと、1 つのアラーム アクションを含める必要があります。新規通知
ポリシーには、デフォルトでしきい値またはアクションは含まれません。
1. [通知ポリシーの作成] アイコン、または 通知ポリシー ビューの右クリック オプシ
ョンを選択します。
2. [通知ポリシーの新規作成] 画面で、ポリシー名を指定し、しきい値、デバイス、お
よびアクションを選択して通知ポリシーに追加します。
a. [追加] をクリックして、通知ポリシーに追加するアラーム アクションを設定し
ます。 [アクションの管理] をクリックして、 StruxureWare Data Center
Expert サーバーで、アラーム アクションを作成するか、既存のアラーム アク
ションを変更または削除します。1 つまたは複数のアクションにチェックマー
クを付けてその通知オプションを設定し、通知ポリシーに追加するアクション
にチェックマークを付け、 [OK] をクリックします。
b. [しきい値] タブで、 [しきい値の選択] をクリックして、通知ポリシーに追加す
るしきい値を指定します。[しきい値の選択] 画面で、デバイス グループまたは
デバイスを選択し、通知ポリシーに追加するしきい値を選択し、 [選択したし
きい値を追加] ボタンをクリックします。 [選択したしきい値の削除] を使用し
て、リストに手を加えます。 [OK] をクリックして、画面を閉じます。
注: [アラーム設定] パースペクティブの しきい値アラーム設定ビューでしきい
値を変更できます。
c. [デバイス] タブで、 [デバイスの選択] をクリックして、通知ポリシーに追加す
るデバイスを指定します。[デバイスの選択] 画面で、通知ポリシーに追加する
デバイス グループまたはデバイスを選択し、 [OK] をクリックします。
注: 選択したデバイスまたはデバイス グループにより報告されたすべてのデバ
イス アラームが通知ポリシーに追加されます。 [アラーム設定] パースペクテ
ィブの デバイス アラーム設定ビューで、アラーム タイプまたは個々のデバイ
ス アラームのアラーム設定を変更できます。
3. 必要に応じて、通知ポリシーに追加したアラーム アクション、しきい値、またはデ
バイスを変更するか、 [OK] をクリックして、画面を閉じます。
[通知ポリシーの新規作成]/[通知ポリシーの編集] 画面
これらの画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーでアラーム通知を
生成する際に使用される、新しい通知ポリシーを作成したり既存の通知ポリシーを編集し
たりします。
StruxureWare Data Center Expert サーバーには [デフォルト] 通知ポリシーがあります。
このデフォルト通知ポリシーは削除できませんが、編集したり名前を変更したりすること
はできます。
注: 通知ポリシーを使用してアラーム通知を生成する前に、通知ポリシーに 1 つ以上のし
きい値またはデバイスと、1 つのアラーム アクションを含める必要があります。
179
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[アラーム設定] パースペクティブの 3 つのメニューおよび 1 つのボタン アイコンから、
[通知ポリシーの新規作成] 画面にアクセスできます。
• 通知ポリシー ビューの [通知ポリシー名] ペインの右クリック メニューである [作
成]。
•
通知ポリシー ビューの [通知ポリシーの作成] ボタン アイコン (
)。
• ナビゲーション ビューの右クリック メニューである 通知ポリシーにしきい値を追
加ビュー。
• しきい値アラーム設定ビューの右クリック メニューである 通知ポリシーにしきい値
を追加ビュー。
[通知ポリシー] パースペクティブの 1 つのメニューおよび 1 つのボタン アイコンから、
[通知ポリシーの編集] 画面にアクセスできます。
• [通知ポリシー名] ペインの右クリック メニューである [編集]。
•
)。
[通知ポリシーの編集] ボタン アイコン (
項目
説明
ポリシー名
通知ポリシーの名前を指定します。
アクション
通知ポリシーに含まれるアクションおよびアク
ションのオプションを表示します。
列の見出し ( [アクション]、 [遅延 (分)]、
[繰り返し]、または [間隔 (分)]) をクリック
すると、リストを並べ替えることができま
す。
追加
通知ポリシーにアクションを追加する場合にク
リックします。
注: アラーム アクションを追加するには、 [アク
ションの管理] ボタンから表示される [アラーム
アクションの管理] 画面を使用します。
[編集]
選択したアラーム アクションのオプションを編
集する場合にクリックします。
注: アラーム アクションを編集するには、 [アク
ションの管理] ボタンから表示される [アラーム
アクションの管理] 画面を使用します。
削除
通知ポリシーからアクションを削除する場合に
クリックします。
注: アクションは通知ポリシーからのみ削除さ
れます。後で使用できるように StruxureWare
Data Center Expert サーバーには残されていま
す。 StruxureWare Data Center Expert サーバー
からアラーム アクションを削除するには、[アラ
ーム アクションの管理] 画面を使用します。こ
の画面にアクセスするには、[アラーム アクショ
ンの追加] 画面および [アラーム アクションの編
集] 画面の [アクションの管理] ボタン、または
[アラーム設定] メニューの [アラーム アクショ
ンの管理] オプションを使用します。
しきい値
通知ポリシーに含まれるしきい値を表示します。
[しきい値の選択]
通知ポリシーに含めるしきい値を選択する場合
にクリックします。
機器
通知ポリシーに含まれるデバイスを表示します。
デバイスの選択
通知ポリシーに含めるデバイスを選択する場合
にクリックします。
180
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[アラーム アクションの追加]/[アラーム アクションの編集] 画面
この画面では、選択した通知ポリシーに対するアラーム アクションを作成または修正で
きます。
項目
説明
リスト
StruxureWare Data Center Expert サーバー上で
作成されているアラーム アクション。
[アクションの管理]
[アラーム アクションの管理] 画面が開きます。
この画面で、 StruxureWare Data Center
Expert サーバー上でアラームの作成、および、
作成済みアラームの修正または削除を行うこと
ができます。
オプション
[遅延 (分)]: StruxureWare Data Center
Expert サーバー上でアラームが認識されて
から通知が生成されるまでの時間を指定し
ます。
[繰り返し (回)]: 通知ポリシーにおけるアラ
ーム アクションの繰り返し回数を指定しま
す。
[アラームが解除されるまで繰り返す]: アラ
ーム状態が解消されるまで通知を繰り返す
かどうかを指定します。
[間隔 (分)]: 通知ポリシーにおけるアラーム
アクションの繰り返し間隔を指定します。
[グラフを含める (対応している場合)]: 通知
にグラフを追加するかどうかを指定します。
なお、グラフを追加できるのは、しきい値
アラームの場合だけです。
[しきい値の選択] 画面
この画面では、新規または既存の通知ポリシーに含めるしきい値を選択できます。
ナビゲーション ツリーでデバイス グループまたはデバイスを選択して、その通知ポリシ
ーに追加できるしきい値を表示します。
すべてのしきい値を追加することも、いくつかのしきい値を選択して通知ポリシーに追加
することもできます。
注: ナビゲーション ツリーおよびしきい値リストでは、Ctrl キーを押しながら複数の項目
を選択できます。
通知ポリシー内のしきい値の数が表示されます。 変更内容を適用するには、[しきい値の
選択] 画面と [通知ポリシーの作成] 画面または [通知ポリシーの編集] 画面で [OK] をクリ
ックします。
検索機能、表の列、およびボタン アイコンを使用して、以下を実行できます。
• [検索] フィールドにテキストを入力して、ナビゲーション ツリーまたはしきい値リ
ストをフィルタリングする。ブール演算子 AND、OR、および NOT を使用して、検
索条件を広げたり絞り込んだりすることができます。 [検索] フィールドで指定した
テキストを含む項目だけが表示されます。検索結果が表示されると、検索フィール
181
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
ドの背景が暗くなります。 [検索] フィールドをクリアすると、背景の影が削除され、
すべての項目が表示されます。
注: [検索] フィールドでは、ブール演算子 AND、OR、および NOT だけがサポート
されています。
• [ナビゲーション ツリー ラベルの設定] 画面にアクセスし、最大 3 つのラベルを選択
して、ナビゲーション ツリー内の監視対象デバイスの表示方法を指定する ( [ナビゲ
ーション ツリー ラベルの設定] アイコン
)。
注: この画面でナビゲーション ツリー ラベルを変更すると、 ナビゲーション ビュ
ーのナビゲーション ツリーに影響します。
• [列の設定] 画面を表示して、リストに表示される属性列を選択できます。( [列の設
)。
定] アイコン
注: この画面で列を変更すると、 しきい値ビューの列に影響します。
• フィルタを有効にして、リストに表示されるしきい値属性を指定する ( [しきい値の
フィルタリング] アイコン
)。
• 列のタイトルをクリックして、その列の情報を基準にリストを昇順または降順に並
べ替える。
[選択したしきい値の追加] ボタンおよび [選択したしきい値の削除] ボタンを使用すると、
通知ポリシーでしきい値を追加したり削除したりできます。通知ポリシーのしきい値を追
加する場合、apos;プラス記号' アイコン
でどのしきい値が追加されたかを示します。
通知ポリシーからしきい値を削除すると、アイコンは削除されます。
注: 通知ポリシーからしきい値を削除しても、しきい値はデバイス グループまたはデバイ
スのリストに残るので、必要に応じて再度追加できます。
[デバイスの選択] 画面
この画面では、新規または既存の通知ポリシーに含めるデバイスを選択できます。
ナビゲーション ツリーでデバイス グループまたはデバイスにチェックマークを付けて選
択し、それらのデバイスから報告されるすべてのアラームを通知ポリシーに追加します。
次に、 デバイス アラーム設定ビューで個々のデバイス アラームの設定を変更できます。
注: StruxureWare Data Center Expert サーバーで監視されるすべてのデバイスは、デバ
イス検出時に [デフォルト] 通知ポリシーに追加されます。
注: 変更内容を適用するには、[デバイスの選択] 画面と [通知ポリシーの作成] 画面また
は [通知ポリシーの編集] 画面で [OK] をクリックします。
検索機能を使用して、以下を実行できます。
• [検索] フィールドにテキストを入力して、ナビゲーション ツリーまたはしきい値リ
ストをフィルタリングする。ブール演算子 AND、OR、および NOT を使用して、検
索条件を広げたり絞り込んだりすることができます。 [検索] フィールドで指定した
テキストを含む項目だけが表示されます。検索結果が表示されると、検索フィール
ドの背景が暗くなります。 [検索] フィールドをクリアすると、背景の影が削除され、
すべての項目が表示されます。
注: [検索] フィールドでは、ブール演算子 AND、OR、および NOT だけがサポート
されています。
[通知ポリシーの編集] オプション
このオプションにより、 StruxureWare Data Center Expert サーバーでアラーム通知を生
成する際に使用される通知ポリシーを編集できます。
182
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[アラーム設定] パースペクティブの 通知ポリシー ビューでは、通知ポリシーを選択して
から、ポリシーの名前を変更したり、その通知ポリシーに含めるしきい値とデバイスを選
択したり、アラーム アクションの追加、編集、削除などを行ったりできます。
注: 通知ポリシーを使用してアラーム通知を生成するには、その前に通知ポリシーに 1 つ
以上のしきい値またはデバイス、および 1 つのアラーム アクションを含めておく必要が
あります。
[通知ポリシー名] リストの右クリック メニューである [編集]、および 通知ポリシー ビュ
ーの [通知ポリシーの編集] アイコン (
スします。
) により、[通知ポリシーの編集] 画面にアクセ
[通知ポリシーの削除] オプション
[アラーム設定] パースペクティブのこのオプションにより、アラーム通知を生成するため
に StruxureWare Data Center Expert サーバーで使用されている通知ポリシーを削除で
きます。
[通知ポリシー名] リストの右クリック メニューである [削除]、および 通知ポリシー ビュ
ーの [通知ポリシーの削除] アイコン (
す。
) により、選択した通知ポリシーを削除できま
注: [デフォルト] 通知ポリシーは削除できません。
183
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[アラーム アクションの管理] オプション ([アラーム設定] メニュ
ー)
このオプションによって、 StruxureWare Data Center Expert サーバーがアラーム通知の
生成に使用する通知ポリシーに含めることができるアラーム アクションを作成、変更、
削除、およびテストできます。
アラーム通知は、次のイベントが発生したときに、ユーザーと組織内の他のメンバにアラ
ートを通知します。
• StruxureWare Data Center Expert サーバーが監視しているセンサーでのしきい値違
反。
• 監視対象の SNMP デバイスまたは Modbus デバイスでのアラーム。
アラーム アクションに適用されるさまざまな重大度の割り当てなどそれぞれ固有の設定
に 1 つずつ、複数のバージョンのアラーム アクションを作成できます。
アラーム アクションを作成したら、アラーム通知を生成するために、少なくとも 1 つの
アクション、および 1 つのアラームまたはしきい値を少なくとも 1 つの通知ポリシーに
追加する必要があります。
注: 検出時、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが監視するすべてのデバイスの
デバイス アラームが [デフォルト] 通知ポリシーに追加されます。 StruxureWare Data
Center Expert サーバーでこのポリシーを使用してアラーム通知を生成するには、このポ
リシーに手動でアラーム アクションを追加しておく必要があります。
通知ポリシー ビューの 2 つの画面 ([アラーム アクションの追加] および [アラーム アク
ションの編集]) からも、 [アラーム アクションの管理] 画面にアクセスできます。
[アラーム アクションの管理] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーがアラーム通知を生成
する際に使用するポリシーに含めることができるアラーム アクションを作成、変更、削
除、またはテストできます。
タイプ
説明
[リスト]
StruxureWare Data Center Expert サーバーで現
在設定されているアラーム アクションを表示し
ます。
列見出し ( [アクション] または [アクショ
ン タイプ]) をクリックすると、リストを並
べ替えることができます。
[作成]
新しいアラーム アクションを作成する場合にク
リックします。
[編集]
選択したアラーム アクションを編集する場合に
クリックします。
[削除]
選択したアラーム アクションを StruxureWare
Data Center Expert サーバーから削除する場合
にクリックします。
テスト
選択したアラーム アクションをテストする場合
にクリックします。
184
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
アラーム アクションの管理
アラーム アクション ウィザードを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバー
がアラーム通知に使用する通知ポリシーに含めることができるアラーム アクションを作
成できます。
アラーム アクションの作成
StruxureWare Data Center Expert サーバーでアラーム通知を生成するには、1 つ以上の
アラーム アクションを作成し、それを通知ポリシーに追加しておく必要があります。
すべてのアラーム アクションは、同じ基本手順を使用して作成されます。
1. [アラーム設定] メニューの [アラーム アクションの管理] を選択します。
2. [作成] をクリックして、アラーム アクション ウィザードにアクセスします。
3. [アラーム アクション タイプの選択] 画面で、作成するアラーム アクションのタイ
プを選択し、 [次へ] をクリックします。
4. 選択したアクションの [アラーム アクションの設定] 画面で、アクションで使用する
設定を定義し、 [完了] をクリックして、ウィザードを終了します。
注: 作成しているアクションの設定については、そのアクションとその設定画面の
ヘルプ セクションを参照してください。
アラーム アクションの変更
同じ基本手順を使用してアラーム アクションのどのタイプでも変更できます。
すべてのアラーム アクションは、同じ基本手順を使用して変更されます。
1. [アラーム設定] メニューの [アラーム アクションの管理] を選択します。
2. 変更するアラーム アクションを選択し、 [編集] をクリックして、そのアクションの
設定画面を表示します。
3. アクションで使用する設定を定義し、 [完了] をクリックして、ウィザードを終了し
ます。
注: 作成しているアクションの設定については、そのアクションとその設定画面の
ヘルプ セクションを参照してください。
アラーム アクションの削除
同じ基本手順を使用してアラーム アクションのどのタイプでも削除できます。
すべてのアラーム アクションは、同じ基本手順を使用して削除されます。
1. [アラーム設定] メニューの [アラーム アクションの管理] を選択します。
2. 削除するアラーム アクションを選択し、 [削除] をクリックします。
3. [完了] をクリックして、ウィザードを終了します。
注: [アラーム アクションの管理] 画面でアラーム アクションを削除すると、そのア
クションが StruxureWare Data Center Expert サーバーから削除されます。
185
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
アラーム アクションのテスト
StruxureWare Data Center Expert サーバーでアラーム通知を生成できることを確認する
ために、アラーム アクションをテストできます。
すべてのアラーム アクションは、同じ基本手順を使用してテストされます。
1. [アラーム設定] メニューの [アラーム アクションの管理] を選択します。
2. テストするアクションを選択して、 [テスト] ボタンをクリックし、 [OK] をクリッ
クします。
注: テストが成功したかどうかを確認する必要があります。たとえば、 [SNMPv1
Trap の送信] の場合は、トラップ レシーバでトラップが受信されたかどうかを確認
し、 [電子メールの送信] の場合は、電子メールが受信されたかどうかを確認します。
[アラーム アクション タイプの選択] 画面
この画面を使用して、作成するアクションのタイプを選択します。
アラート アクション
説明
電子メールの送信
標準の電子メール形式を使用するメッセージを
送信します。
ショート メッセージ電子メールの送信
ショート メッセージ電子メールを使用するメッ
セージを送信します。
FTP サーバーへのデータ送信
FTP サーバーにデータを送信します。
HTTP POST の送信
HTTP POST を送信します。
SNMPv1 Trap の送信
SNMPv1 Trap を送信します。
SNMPv3 Inform の送信
SNMPv3 Inform を送信します。
[アラーム アクション] 画面
アラーム アクションの各タイプにはそれぞれ独自の設定画面があります。
共通のアラーム アクション設定
すべてのアラーム アクション タイプは、名前フィールド、重大度の選択および [アラー
ム アクションのスケジューリング] 画面を共有します。
アラーム アクションの重大度の設定
すべてのアラーム アクション タイプで、最大 5 つの重大度を選択できます。アラーム ア
クションは、一致する重大度のアラームしきい値に結合されている通知ポリシーで使用さ
れた場合にのみ発生します。
次の例では、User1 は致命的重大度のしきい値に違反したときにのみ sms メッセージを
受信します。
186
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• "send_user1_sms" という名前のアラーム アクションが作成され、致命的なイベント
が発生した場合にのみ User1 に SMS 電子メールを送信するように定義されていま
す。
• "send_user1_sms" アクションが、"sms messaging" という名前の通知ポリシーに追
加されています。
• "sms messaging" 通知ポリシーには、さまざまなしきい値およびデバイス アラーム
を含んでいます。各アラームはそれぞれ重大度が異なり、致命的に設定されている
ものもあれば、警告に設定されているものもあります。アラームが発生すると、
User1 は致命的として定義されているしきい値およびデバイス アラームの SMS メ
ッセージだけを受信します。
1 つ以上の重大度を選択する必要があります。
重大度
説明
情報
通常は、重要ではないが、発生した場合にアラ
ート通知が必要となる程度の重要度とみなされ
るイベントに反応するようにアラーム アクショ
ンを設定する場合に使用されます。
警告
通常は、致命的な状況まで悪化していないか確
認する必要がある状況が発生していることを示
すために SNMP デバイスで使用されます。たと
えば、電源障害中にバッテリで動作している UPS
は、電源が正常な状態に戻る前にバッテリ電源
が使い果たされると、その負荷機器がシャット
ダウンします。
エラー
通常は、すぐに確認する必要のあるセンサーし
きい値違反を示すために使用されます。たとえ
ば、機器の破損の原因となる高温違反がありま
す。
致命的
通常は、すぐに確認する必要のある稼動時の故
障を示すために SNMP デバイスで使用されま
す。たとえば、電源障害が発生した場合、交換
が必要なバッテリが原因で UPS の負荷機器でデ
ータが失われることがあります。
故障
通常は、すぐに確認する必要のある稼動時の故
障を示すために使用されます。たとえば、カメ
ラ ポッドとの通信が失われたために、検出され
ないセキュリティ違反が発生する可能性があり
ます。
[アラーム アクションのスケジュール] 画面
この画面を使用して、関連付けられたアクティビティが無効になる特定の時間を各曜日で
定義します (デフォルトでは、スケジュールは 24 時間、365 日有効です)。
注: この画面は、アクションの設定画面を使用して、アラーム アクションが有効および無
効になるタイミングのスケジュールを設定するために使用されます。
テーブルには、15 分単位で増分するセルと、曜日を表す列が示されます。次のいずれか
の手順を実行して、アラーム アクションが有効なる時間をスケジュールできます。
• 列のタイトルをクリックして、その曜日のセルをすべて有効または無効にします。
• 列内の 1 つのセルから別のセルへマウスをドラッグし、セルのセットを有効または
無効にします。
187
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• 1 つ列内の 1 つのセルから別の列のセルへマウスをドラッグし、選択した各曜日に
対して同じセルのセットを有効または無効にします。
• 1 つのセルをクリックします。
[電子メールの送信] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーでの [電子メールの送
信] アラーム アクションの設定を定義します。
すべてのアラーム アクション タイプに共通の名前フィールド、重大度の選択、および
[アラーム アクションのスケジュール] 画面も使用できます。
注: StruxureWare Data Center Expert サーバーの SMTP 設定がすべて正しく定義されて
いることを確認してください。
[電子メール] タブ
項目
説明
追加
電子メール アドレスをアドレス リストに追加す
る場合にクリックします。
削除
選択した電子メール アドレスをアドレス リスト
から削除する場合にクリックします。
[サーバーの電子メール設定]
StruxureWare Data Center Expert サーバーの
SMTP 設定を定義する場合に選択します。
ロケール
電子メール メッセージの送信時、または [サー
バーのロケールの使用] (デフォルト) に使用する
ロケールを指定する場合に選択します。
[詳細設定オプション] タブ
電子メールに含めることができる内容を詳細に定義する項目、およびアラーム アクショ
ンが有効になるタイミングを選択できる (デフォルトではすべての期間が有効になってい
ます) [アラーム アクションのスケジュール] ボタンがあります。
項目
説明
正常復帰メッセージを送信しない
しきい値違反またはアラーム条件が正常復帰し
たときに電子メールを受信しない場合は選択し
ます。
ヘッダーの使用を最小化する
電子メール ヘッダーのサイズを最小化する場合
は選択します。
[ショート メッセージ電子メールの送信] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーでの [ショート メッセ
ージ電子メールの送信] アラーム アクションの設定を定義します。
すべてのアラーム アクション タイプに共通する名前フィールド、重大度の選択、および
[アラーム アクションのスケジュール] 画面も使用できます。
注: StruxureWare Data Center Expert サーバーの SMTP 設定がすべて正しく定義されて
いることを確認してください。
188
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[電子メール] タブ
項目
説明
追加
電子メール アドレスをアドレス リストに追加す
る場合にクリックします。
削除
選択した電子メール アドレスをアドレス リスト
から削除する場合にクリックします。
所有者
メッセージの件名を入力します。マクロを使用
できます。
メッセージ
メッセージを入力します。マクロを使用できま
す。
[サーバーの電子メール設定]
StruxureWare Data Center Expert サーバーの
SMTP 設定を定義する場合に選択します。
ロケール
電子メール メッセージまたは [サーバーのロケ
ールの使用] (デフォルト) のロケールを指定する
場合に選択します。
[詳細設定] タブ
電子メールに含めることができる内容を詳細に定義する項目、およびアラーム アクショ
ンが有効になるタイミングを選択できる (デフォルトではすべての期間が有効になってい
ます) [アラーム アクションのスケジュール] ボタンがあります。
項目
説明
正常復帰メッセージを送信しない
しきい値違反またはアラーム条件が正常復帰し
たときに電子メールを受信しない場合は選択し
ます。
ヘッダーの使用を最小化する
電子メール ヘッダーのサイズを最小化する場合
は選択します。
HTML とテキスト メッセージを送信する
プレーン テキストのメッセージに加えて、HTML
形式のメッセージを含める場合は選択します。
メッセージ サイズ制限 (バイト)
メッセージに使用される最大バイト数を指定し
ます。
[FTP サーバーへのデータ送信] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーでの [FTP サーバーへ
のデータ送信] アラーム アクションの設定を定義します。
すべてのアラーム アクション タイプが共有する名前フィールド、重大度の選択、および
[アラーム アクションのスケジュール] 画面も使用できます。
[プライマリ] タブと [バックアップ] タブ
[プライマリ] タブ項目は必ず定義する必要があります。
注: 2 つのタブの違いは、 [バックアップ] タブにはバックアップ設定が含まれているとい
う点です。
189
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
設定
説明
FTP サーバー ホスト名
データを受信する FTP サーバーのホスト名また
は IP アドレスを指定します。
ユーザー ID
FTP サーバーへのログオンに必要なユーザー ID
を指定します。
パスワード
FTP サーバーへのログオンに必要なパスワード
を指定します。
パスワードの検証
パスワードを再入力します。
ターゲット ディレクトリ
FTP サーバーのデータを保存する際に使用する
相対的なディレクトリ パスを指定します。この
値には常に、FTP サーバーへのログオンに使用
されるユーザー ID に関連付けられたデフォル
ト ディレクトリに相対的なパスを指定する必要
があります。
パスのディレクトリが存在しない場合は、
自動的に作成されます。
注: この [ターゲット ディレクトリ] フィールド
はマクロを受け入れます。
ベース ファイル名
FTP サーバーにデータを保存する際に使用する
ベース ファイル名を指定します。
アラーム データは、この名前に
*.nbalert.xml ファイル拡張子の付いたファ
イルに保存されます。
注: この [ベース ファイル名] フィールドは
マクロを受け入れます。
[HTTP POST の送信] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーでの [HTTP POST の送
信] アラーム アクションの設定を定義します。
すべてのアラーム アクション タイプが共有する名前フィールド、重大度の選択、および
[アラーム アクションのスケジュール] 画面も使用できます。
[プライマリ] タブと [バックアップ] タブ
[プライマリ] タブ項目は必ず定義する必要があります。
注: 2 つのタブの違いは、 [バックアップ] タブにはバックアップ設定が含まれているとい
う点です。
項目
説明
ターゲット URL
HTTP POST データがポストされるシステムの
Web アドレス、ポート、およびパラメータを指
定します。
ターゲット ユーザー ID
指定された [ターゲット URL] のサーバーに HTTP
データをポストするために必要なユーザー ID を
指定します。
190
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
ターゲット パスワード
指定された [ターゲット URL] のサーバーに HTTP
データをポストするために必要なパスワードを
指定します。
パスワードの検証
パスワードを再入力します。
[詳細設定] タブ
HTTP POST に含めることができる内容を詳細に定義する項目、およびアラーム アクショ
ンが有効になるタイミングを選択できる (デフォルトではすべての期間が有効になってい
ます) [アラーム アクションのスケジュール] ボタンがあります。
設定
説明
SSL 検証オプション
HTTP POST に対して、 [検証なし]、 [証明書の
確認]、または [証明書とホスト名の確認] を選
択します。
[SNMPv1 Trap の送信] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーでの [SNMPv1 Trap の
送信] アラーム アクションの設定を定義します。
すべてのアラーム アクション タイプが共有する名前フィールド、重大度の選択、および
[アラーム アクションのスケジュール] 画面も使用できます。
項目
説明
ターゲット ホスト アドレス
トラップが送信されるネットワーク管理システ
ム (NMS) のホスト名または IP アドレスを指定
します。
コミュニティ文字列
トラップをターゲットの NMS に送信していると
きに使用するコミュニティ文字列を指定します。
トラップ ポート番号
ターゲットの NMS で SNMP トラップの受信に
使用するポートの番号を選択します。
ロケール
SNMP トラップの送信時、または [サーバーの
ロケールの使用] (デフォルト) に使用するロケー
ルを指定する場合に選択します。
[SNMPv3 Inform の送信] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーでの [SNMPv3 Inform
の送信] アラーム アクションの設定を定義します。
すべてのアラーム アクション タイプが共有する名前フィールド、重大度の選択、および
[アラーム アクションのスケジュール] 画面も使用できます。
項目
説明
191
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
ターゲット ホスト アドレス
Inform が送信されるネットワーク管理システ
ム (NMS) のホスト名または IP アドレスを指定
します。
認証ユーザー ID
SNMPv3 Inform をターゲットの NMS に送信し
ているときに使用するユーザー ID を指定しま
す。
認証プロトコル
SNMPv3 Inform をターゲットの NMS に送信し
ているときに使用するプロトコルとして
SHA-1 または MD5 を指定します。
認証パスワード
SNMPv3 Inform をターゲットの NMS に送信し
ているときに使用するパスワードを指定します。
暗号化プロトコル
SNMPv3 で暗号化を使用するかどうかを選択し
ます。使用する場合は、プロトコルとして [な
し]、 [DES]、または [AES-128] を選択します。
暗号化パスワード
SNMPv3 Inform を送信するときに使用する暗号
化パスワードを指定します。
ポート番号を通知する
[プライマリ] タブで指定されたターゲットの NMS
で SNMPv3 Inform の受信に使用するポートの
番号を選択します。
ロケール
SNMP v3 通知の送信時、または [サーバーのロ
ケールの使用] (デフォルト) に使用するロケール
を指定する場合に選択します。
アラーム アクション設定のマクロ
[ショート メッセージ電子メールの送信] および [FTP サーバーへのデータ送信] アラー
ム アクション設定には 3 つの基本タイプのマクロを使用できます。
場所マクロ
場所マクロは、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの監視対象である SNMP デバ
イスおよび Modbus デバイスに対するアラーム アクション設定を定義するときに使用で
きます。
マクロ
${LOCATION}
定義
例
StruxureWare Data Center
テスト ラボ
Expert サーバーの監視対象であ
る SNMP デバイスまたは
Modbus デバイスの場所。
ID マクロ
ID マクロは、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの監視対象である SNMP デバイ
スおよび Modbus デバイスに対するアラーム アクション設定を定義するときに使用でき
ます。
マクロ
定義
例
${SERIAL}
デバイスのシリアル番号。
WA0450111525
${IP}
デバイスのドット区切りの IP
アドレス。
192.168.2.23
192
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
${HOSTNAME}
デバイスのホスト名。
device.apc.com
${MODEL}
デバイスのモデル。
Symmetra 80K
${SERVERIP}
StruxureWare Data Center
Expert サーバーのドット区切
りの IP アドレス。
192.168.2.10
${SERVERHOSTNAME}
StruxureWare Data Center
Expert サーバーのホスト名。
isxc.apc.com
${SERVERMODEL}
StruxureWare Data Center
Expert サーバーのモデル。
StruxureWare Data Center
Expert
${TIMESTAMP}
現在の UTC 時間 (1970 年 1
月 1 日以降の秒数)。
998885130
${DATE}
現在の日付 (年-月-日)。
2010-03-27
${YEAR}
現在の年。
2010
${MONTH}
現在の月 (2 桁の数字、1 月 =
01)。
03
${DAY}
現在の日付 (2 桁の数字)。
27
${TIME}
現在の時刻 (24 時間形式、時
間-分-秒)。
23-30-01
${HOUR}
現在の時間 (2 桁、24 時間形式 23
の時間)。
${MIN}
現在の分。
30
${SEC}
現在の秒。
01
アラーム マクロ
アラーム マクロは、 StruxureWare Data Center Expert サーバーでアラーム アクションの
設定を定義するときに使用できます。
マクロ
定義
例
${ALERTTYPE}
アラームのタイプ。
${ALERTTYPENAME}
StruxureWare Data Center
値が高すぎます
Expert サーバーのロケールに適
した言語で表示される $
{ALERTTYPE} 値。
${SENSORTYPE}
アラームを生成するセンサーの TEMP
タイプ。
${SENSORVAL}
アラームを生成しているセンサ 60
ーが報告する値。
${ALERTTIME}
アラーム通知が生成された日
時。
${ALERTSEV}
アラームを生成しているセンサ ERR、WARN-RTN
ーが報告する重大度の値 (ERR、
WARN、INFO など)。アラーム
の状態が正常復帰すると、重大
値の値の後ろに "-RTN" (WARNRTN など) が付きます。
${ALERTSEVNAME}
StruxureWare Data Center
エラー、警告 (正常復帰済み)
Expert サーバーのロケールに適
193
HIGHERR
2009 年 4 月 2 日 13:01:45
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
した言語で表示される $
{ALERTSEV} 値。
${SENSORNAME}
アラームに関連付けられている 建物 3 ドア
センサーの名前。
${NOTIFPOLICY}
アラームの生成に使用された通 デフォルト、ポリシー #1
知ポリシーの名前。
${ALERTTITLE}
アラーム タイトル。
${ALERTDESC}
アラームの説明、および推奨ア 少なくとも 1 台の不良バッテリ
クション (存在する場合)。
があります。
バッテリ交換が必要です
推奨アクション:障害が発生
しているすべてのバッテリを
交換してください。APC セ
レクタ (http://
www.apc.com/go/direct/
index.cfm?tag=selectors) の
ページを使用して、新しいバ
ッテリを注文できます。
${ISACTIVE?yes?no}
カスタムのアクティブ テキスト "アクティブ" および "クリア済
または正常復帰テキストを指定 み"
します。文字列 "yes" および
"no" は、ユーザー指定の文字列
に置き換えることができます。
たとえば、"yes" と "no" の値
に "アクティブ" と "クリア済み
" を指定し、マクロを変換する
と、アラートがアクティブな場
合は "アクティブ" という単語が
表示され、正常復帰した場合
は "クリア済み" という単語が表
示されます。
${USERURL}
しきい値の設定内で定義できる http://www.mysite.com
ユーザー指定の URL。
${USERDESC}
しきい値の設定内で定義できる "高すぎ"
ユーザー指定の説明の値。
${START_TIME}
アラーム条件が最初に検出され 13:01:45
た時間。
${RESOLVE_TIME}
アラーム条件が正常復帰した時 13:07:13
間。
${SENSORLUID}
アラームを生成するセンサーの TEMP1
ローカルで固有な ID。
${SENSORGUID}
アラームを生成するセンサーの B000113_TEMP1
グローバルに固有な ID。
${EVENTID}
1 つのアラーム通知イベントの 3E4512C0FE03440F
結果として生成されるすべての
メッセージで共有される 16 文
字の固有 ID。たとえば、アプラ
イアンスで内部の温度センサー
しきい値を超えたときにアラー
ム通知が生成され、温度が上限
しきい値を下回ったときに "正
常復帰" メッセージが生成され
る場合、これらの両方のメッセ
ージに同じイベント ID 番号が
使用されます。ただし、温度が
再上昇し、しきい値を超えてい
194
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
ることを示す 2 つ目のアラーム
が生成されると、2 つ目のアラ
ームには新しいイベント ID が
使用されます。
${DEVICELABEL}
アラームを報告したセンサーを マイ デバイス
含むデバイス、またはセンサー
が接続されているデバイスの値
のラベル。
${ALERTPOD}
アラームを報告したセンサーを マイ ポッド
含むポッド、またはセンサーが
接続されているポッドの値のラ
ベル。
${ALERTPODSERIAL}
アラームを報告したセンサーを NB007100730114
含むポッド、またはセンサーが
接続されているポッドのシリア
ル番号。
${ALERTPORT}
アラームを報告した外部センサ Ext1
ーが接続されている外部のセン
サー ポートのラベル値。
${CURRENT_ALERT_NUM}
アラーム アクションが繰り返さ 0, 1, 2
れる回数。0 からアラーム アク
ションの [繰り返し] に指定され
ている値までの値を指定できま
す。
${RESOLVEUSERID}
アラームを手動で解決するユー joeuser
ザー ID (このオプションが適用
される場合)。
${RESOLVECOMMENT}
アラームを手動で正常復帰す
"A/C がオンになりました"、"漏
る (しきい値を設定するたびに 出が解決されました"
選択できるオプション) 必要が
ある場合に、[ユーザー指定の説
明] フィールドに必ず入力され
るテキスト。
195
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[アラート設定] オプション
NetBotz Appliance によるアラーム条件の報告方法の設定に使用されるオプションがあり
ます。
NetBotz Appliance のアラート通知の概要
StruxureWare Data Center Expert サーバーによって監視される NetBotz Appliance は、監
視しているデバイスで発生したアラートしきい値違反に応じて、それぞれ独自のアラート
通知を生成します。
NetBotz Appliance が、そのしきい値設定を保持して StruxureWare Data Center Expert
サーバーにアラート通知を送信します。 [デバイス] メニューの [NetBotz Appliance の設
定] オプション内の [アラート設定] オプションでは、通知の実行方法を定義します。
• [アラート アクション]: アラーム条件をユーザーに通知する方法を定義するアラー
ト アクションの作成、編集、または削除に使用されます。
注: NetBotz Appliance でアラート通知を生成するには、1 つ以上のアラート アクシ
ョンを作成しておく必要があります。
• [アラート プロファイル]: しきい値がトリガされたときに発生する通知シーケンスを
定義するアラート プロファイルの作成、編集、または削除に使用されます。
注: NetBotz Appliance がアラート通知を生成できるようにするには、デフォルト プ
ロファイルを編集するか新しいプロファイルを追加して、1 つ以上のアラート アク
ションを含めておく必要があります。
• [アラートしきい値]: NetBotz Appliance がセンサー値の監視に使用するしきい値設定
の定義に使用されます。
[アラート アクション] オプション
このオプションを選択すると、アラート アクション ウィザードが表示されます。このウ
ィザードを使用して、監視対象の NetBotz Appliance に対するアラート通知で使用するア
ラート プロファイルに含めることができるアクションを作成および編集します。
アラート通知は、センサーしきい値違反、またはその他のアラーム違反が監視対象の
NetBotz Appliance で発生した場合に、ユーザーと組織内の他のメンバにアラートを通知
します。
注: 各 NetBotz Appliance に関連付けられている通知には、デフォルトのアラート プロフ
ァイルがあります。
アラート アクションに適用される重大度など、異なる設定を持つ複数のバージョンのア
ラート アクションを作成できます。
アラート アクションの管理
アラート アクション ウィザードを使用して、監視対象の NetBotz Appliance のみで使用
されるアラート通知の一部としてアラート プロファイルで使用されるアラート アクショ
ンを作成、変更、または削除できます。
196
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
アラート アクションの作成
NetBotz Appliance でアラート通知を生成するには、1 つ以上のアラート アクションを作
成しておく必要があります。
すべてのアラート アクションは、同じ基本手順を使用して作成されます。
1. [デバイス] メニューの [NetBotz Appliance の設定] オプション内の [アラート設定]
オプションで、 アラート アクションを選択します。
2. [アラート アクション タイプの選択] 画面で、作成するアラートのタイプを強調表示
し、 [次へ] をクリックします。
3. [次のアクションの選択] 画面で、新しいアクションを作成することを選択し、 [次
へ] をクリックします。
4. [デバイスの選択] 画面で、アラート アクションに関連付ける親デバイスを 1 つ以上
選択し、 [次へ] をクリックします。
• NetBotz Appliance でアラート アクションを作成すると、そのアラート アクシ
ョンは選択した NetBotz Appliance のすべてのプロファイルで使用できるよう
になります。
5. 選択したアクションの [アラート アクション] 画面で、アクションで使用する設定を
定義し、 [次へ] をクリックします。
注: 作成中のアクションの設定については、そのアクションの設定画面のヘルプ セ
クションを参照してください。
6. [アクションのテスト] 画面で、アクションをテストせずに [完了] をクリックする
か、テストするアクションを選択するか、 [アクションのテスト] をクリックしてか
ら [完了] をクリックします。
注: テストが成功したかどうかを確認する必要があります。たとえば、 [SNMPv1
Trap の送信] の場合は、トラップ レシーバでトラップが受信されたかどうかを確認
し、 [電子メールの送信] の場合は、電子メールが受信されたかどうかを確認します。
7. [次のアクションの選択] 画面で、追加のアクションを設定するか、アクションをア
ラート プロファイルに追加するか、またはアラート アクション ウィザードを終了
するかを選択し、 [OK] をクリックするか、または [キャンセル] をクリックしてウ
ィザードを終了します。
アラート アクションの削除
同じ基本手順を使用してアラート アクションのどのタイプでも変更できます。
1. [デバイス] メニューの [NetBotz Appliance の設定] オプション内の [アラート設定]
オプションで、アラート アクションを選択します。
2. [アラート アクション タイプの選択] 画面で、変更するアラートのタイプを強調表示
し、 [次へ] をクリックします。
3. [次のアクションの選択] 画面で、アクションを変更することを選択し、 [次へ] をク
リックします。
4. [デバイスの選択] 画面で、変更するアラート アクションに関連付けられている親デ
バイスを 1 つ以上選択し、 [次へ] をクリックします。
5. [アラート アクションの選択] 画面で、編集するアラート アクションだけを選択しま
す。
注意: 複数のアラート アクションを変更すると、変更によってそれらのアクション
は同じ設定と名前を使用するようになります。
6. 選択したアクションの [アラート アクション] 画面で、必要に応じて設定を編集
し、 [次へ] をクリックします。
7. [アクションのテスト] 画面で、アクションをテストせずに [完了] をクリックする
か、テストするアクションを選択するか、 [アクションのテスト] をクリックしてか
ら [完了] をクリックします。
197
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: テストが成功したかどうかを確認する必要があります。たとえば、 [SNMPv1
Trap の送信] の場合は、トラップ レシーバでトラップが受信されたかどうかを確認
し、 [電子メールの送信] の場合は、電子メールが受信されたかどうかを確認します。
8. [次のアクションの選択] 画面で、追加のアクションを設定するか、アクションをア
ラート プロファイルに追加するか、またはアラート アクション ウィザードを終了
するかを選択し、 [OK] をクリックします。
アラート アクションの削除
同じ基本手順を使用してアラート アクションのどのタイプでも削除できます。
1. [デバイス] メニューの [NetBotz Appliance の設定] オプション内の [アラート設定]
オプションで、アラート アクションを選択します。
2. [アラート アクション タイプの選択] 画面で、削除するアラートのタイプを強調表示
し、 [次へ] をクリックします。
3. [次のアクションの選択] 画面で、アクションを変更することを選択し、 [次へ] をク
リックします。
4. [デバイスの選択] 画面で、削除するアクションに関連付けられている親デバイスを
1 つ以上選択し、 [次へ] をクリックします。
5. [アラート アクションの選択] 画面で、削除する 1 つ以上のアクションを選択し、
[削除] をクリックします。
6. [キャンセル] をクリックして、アラート アクション ウィザードを終了します。
アラート アクション ウィザード
このウィザード ( [デバイス] メニューの [NetBotz Appliance の設定] オプションの [アラ
ート設定] からアクセス可能) を使用して、NetBotz Appliance に対するアラート アクショ
ンを管理します。
アラート アクション ウィザードでは、いずれかのアラート アクション タイプを作成、
変更、または削除する際に次の画面のいくつかまたはすべてを使用します。
[アラート アクション タイプの選択] 画面
この画面を使用して、作成、変更、または削除するアクションのタイプを選択します。
アラート アクション
説明
電子メールの送信
標準の電子メール形式を使用するメッセージを
送信します。
ボタン出力の有効化
NetBotz Appliance が管理するデバイスでボタン
出力を有効化します。
SNMPv3 Inform の送信
SNMPv3 Inform を送信します。
SNMPv1 Trap の送信
SNMPv1 Trap を送信します。
ショート メッセージ電子メールの送信
ショート メッセージ電子メールを使用するメッ
セージを送信します。
HTTP POST の送信
HTTP POST を送信します。
FTP サーバーへのデータ送信
FTP サーバーにデータを送信します。
無線 SMS メッセージの送信
NetBotz Appliance に接続されている無線モデル
から無線 SMS メッセージを送信します。
出力状態切り替えの設定
NetBotz Appliance が管理するデバイスで出力切
り替えの状態を設定します。
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StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[次のアクションの選択] 画面
この画面を使用して、既存のアクションを編集するか、新しいアクションを作成するかを
選択します。
[デバイスの選択] 画面
この画面を使用して、アラート アクションの親デバイスを選択します。
注: 各 NetBotz Appliance は、監視対象のカメラ ポッド、センサー ポッド、およびその他
のデバイスの親デバイスです。
親デバイス
説明
NetBotz Appliance
監視対象のカメラ ポッド、センサー ポッド、お
よびその他のデバイスで使用できるアラート ア
クションを作成、編集、または削除するには、
1 つまたは複数の NetBotz Appliance オプション
を選択します。
[アラート アクションの選択] 画面
この画面を使用して、変更または削除するアラート アクションを選択して、選択したア
クションを変更する場合は [次へ] をクリックし、削除する場合は [削除] をクリックしま
す。
注: 複数のアクションを変更するする場合、それらのアクションは同じ設定と名前を使用
します。
[アラート アクション] 画面
アラート アクションの各タイプにはそれぞれ独自の設定画面があります。
共通のアラート アクション設定:
すべてのアラート アクション タイプで、名前フィールド、重大度の選択および [アラー
ト アクションのスケジューリング] 画面が共有されます。
アラート アクションの重大度の設定:
すべてのアラート アクション タイプで、最大 5 つの重大度を選択できます。アラート ア
クションは、一致する重大度のアラートしきい値に結合されているアラート プロファイ
ルで使用された場合にのみ発生します。
次の例では、User1 は致命的重大度のしきい値に違反したときにのみ sms メッセージを
受信します。
• "send_user1_sms" という名前のアラート アクションが作成され、致命的なイベント
が発生した場合にのみ User1 に SMS 電子メールを送信するように定義されていま
す。
• "send_user1_sms" アラート アクションが、"sms messaging" という名前のアラー
ト プロファイルに追加されています。
• "sms messaging" アラート プロファイルは、さまざまなアラートしきい値で選択さ
れています。各アラートしきい値はそれぞれ重大度が異なり、致命的に設定されて
いるものもあれば、警告に設定されているものもあります。アラームが発生すると、
199
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
User1 は致命的として定義されているアラートしきい値の SMS メッセージだけを受
信します。
1 つ以上の重大度を選択する必要があります。
重大度
説明
[情報]
通常は、重要ではないが、発生した場合にアラ
ート通知が必要となる程度の重要度とみなされ
るイベントに反応するようにアラート アクショ
ンを設定する場合に使用されます。
警告
通常は、致命的な状況まで悪化していないか確
認する必要がある状況が発生していることを示
すために使用されます。
エラー
通常は、すぐに確認する必要のあるセンサーし
きい値違反を示すために NetBotz Appliance で
使用されます。たとえば、機器の破損の原因と
なる高温違反があります。
致命的
通常は、すぐに確認する必要のある稼動時の故
障を示すために使用されます。
故障
通常は、すぐに確認する必要のある稼動時の故
障を示すために NetBotz Appliance で使用され
ます。たとえば、カメラ ポッドとの通信が失わ
れたために、検出されないセキュリティ違反が
発生する可能性があります。
[アラート アクションのスケジューリング] 画面:
この画面を使用して、関連付けられたアクティビティが無効になる特定の時間を各曜日で
定義します (デフォルトでは、スケジュールは 24 時間、365 日有効です)。
注: この画面は、アクションの設定画面でアラート アクションを有効または無効にする時
間をスケジュールしたり、[監視設定] 画面でカメラを有効または無効にする時間をスケジ
ュールしたりするために使用します。
テーブルには、15 分単位で増分するセルと、曜日を表す列が示されます。次のいずれか
の手順を実行して、アラート アクションまたはカメラが有効になる時間をスケジュール
できます。
• 列のタイトルをクリックして、その曜日のセルをすべて有効または無効にします。
• 列内の 1 つのセルから別のセルへマウスをドラッグし、セルのセットを有効または
無効にします。
• 1 つ列内の 1 つのセルから別の列のセルへマウスをドラッグし、選択した各曜日に
対して同じセルのセットを有効または無効にします。
• 1 つのセルをクリックします。
注: カメラの監視アクティビティも、直接 NetBotz Appliance で、または
StruxureWare Data Center Expert サーバーの [監視] パースペクティブでスケジュ
ールできます。カメラは、 StruxureWare Data Center Expert サーバーまたは NetBotz
Appliance のいずれかの監視が無効な場合はデータをキャプチャせず、どちらの監視
も有効になっている場合にデータをキャプチャします。
[電子メールの送信] 画面:
この画面を使用して、NetBotz Appliance で [電子メールの送信] アラート アクションの
設定を定義します。
200
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
すべてのアラート アクション タイプで共有される名前フィールド、重大度の選択、およ
び [アラート アクションのスケジューリング] 画面も使用できます。
注: 監視対象の NetBotz Appliance の SMTP 設定が正しく定義されていることを確認して
ください。
[電子メール] タブ:
項目
説明
追加
電子メール アドレスをアドレス リストに追加す
る場合にクリックします。
削除
選択した電子メール アドレスをアドレス リスト
から削除する場合にクリックします。
しきい値固有のアドレスを含める
NetBotz Appliance アラートしきい値で定義され
ている電子メール アドレスに電子メールを送信
する場合に選択します。
しきい値固有のアドレスの例:
• "generic_send_email" アラート アクションは、電子メール アドレスを含めずに作成
されています。
• この "generic_send_email" アクションに対して [しきい値固有のアドレスを含め
る] が選択されています。
• "generic_send_email" アラート アクションが、"alert_profile1" という名前のアラー
ト プロファイルに追加されています。
• "alert_profile1" プロファイルは、2 つのしきい値 "temp_too_high" と
"humidity_too_high" に対して指定されています。
• “temp_too_high” しきい値には User1 と User2 の [しきい値固有のアドレス] が設定
されてあり、“humidity_too_high” しきい値には User3 と User4 の [しきい値固有
のアドレス] が設定されています。
• "temp_too_high" がトリガされると、User1 と User2 だけが電子メールを受信
します。
• "humidity_too_high" がトリガされると、User3 と User4 だけが電子メールを
受信します。
[詳細設定] タブ:
電子メールに含めることができる内容を詳細に定義する項目、およびアラート アクショ
ンが有効になるタイミングを選択できる (デフォルトではすべての期間が有効になってい
ます) [アラート アクションのスケジューリング] ボタンがあります。
項目
説明
最大カメラ画像
電子メールに含めることができる画像の最大数
を選択します。
アラートにグラフを含める
電子メールにグラフを含める場合は選択します。
アラートに関連マップを含める
電子メールに関連マップを含める場合は選択し
ます。
アラートに音声クリップを含める
電子メールに関連の音声クリップを含める場合
に選択します (NetBotz Appliance の場合のみ)。
注: 音声がサポートされていない NetBotz
Appliance では無効です。
201
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
正常復帰メッセージを送信しない
しきい値違反が正常復帰したときに電子メール
を受信しない場合は選択します。
ヘッダーの使用を最小化する
電子メール ヘッダーのサイズを最小化する場合
は選択します。
画像エクスポート形式
電子メールと共に送信される画像に使用する形
式を選択します。
注: エクスポート オプションは、NetBotz
Appliance の設定方法に応じて変わります。
[ボタン出力の有効化] 画面:
この画面を使用して、NetBotz Appliance で [ボタン出力の有効化] アラート アクション
の設定を定義します。
すべてのアラート アクション タイプが共有する名前フィールド、重大度の選択および
[アラート アクションのスケジューリング] 画面も使用できます。
項目
説明
ボタン出力デバイス
NetBotz Appliance で有効化されるボタン出力デ
バイスを選択します。
注: ボタン出力をサポートするデバイスが
NetBotz Appliance で監視されていない場合、
[該当なし] が唯一の選択肢になります。
正常復帰を有効にする
しきい値の状態が正常復帰したときにボタン出
力を有効にする場合は選択します。
[SNMPv1 Trap の送信] 画面:
この画面を使用して、NetBotz Appliance で [SNMPv1 Trap の送信] アラート アクション
の設定を定義します。
すべてのアラート アクション タイプが共有する名前フィールド、重大度の選択および
[アラート アクションのスケジューリング] 画面も使用できます。
項目
説明
ターゲット ホスト アドレス
トラップが送信されるネットワーク管理システ
ム (NMS) のホスト名または IP アドレスを指定
します。
コミュニティ文字列
トラップをターゲットの NMS に送信していると
きに使用するコミュニティ文字列を指定します。
トラップ ポート番号
ターゲットの NMS で SNMP トラップの受信に
使用するポートの番号を選択します。
[SNMPv3 Inform の送信] 画面:
この画面を使用して、NetBotz Appliance で [SNMPv3 Inform の送信] アラート アクショ
ンの設定を定義します。
202
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
すべてのアラート アクション タイプが共有する名前フィールド、重大度の選択および
[アラート アクションのスケジューリング] 画面も使用できます。
[プライマリ] タブ:
項目
説明
ターゲット ホスト アドレス
Inform が送信されるネットワーク管理システ
ム (NMS) のホスト名または IP アドレスを指定
します。
認証ユーザー ID
SNMPv3 Inform をターゲットの NMS に送信し
ているときに使用するユーザー ID を指定しま
す。
認証パスワード
SNMPv3 Inform をターゲットの NMS に送信し
ているときに使用するパスワードを指定します。
パスワードの検証
パスワードを再入力します。
認証プロトコル
SNMPv3 Inform をターゲットの NMS に送信し
ているときに使用するプロトコルとして
SHA-1 または MD5 を指定します。
[詳細設定] タブ:
SNMPv3 Inform の送信方法を詳細に定義する項目、およびアラート アクションが有効に
なるタイミングを選択できる (デフォルトではすべての期間が有効になっています) [アラ
ート アクションのスケジューリング] ボタンがあります。
項目
説明
ポート番号を通知する
[プライマリ] タブで指定されたターゲットの NMS
で SNMPv3 Inform トラップの受信に使用する
ポートの番号を選択します。
暗号化プロトコル
SNMPv3 で暗号化を使用するかどうかを選択し
ます。使用する場合は、プロトコルとして [な
し]、 [DES]、または [AES-128] を選択します。
暗号化パスワード
SNMPv3 Inform を送信するときに使用する暗号
化パスワードを指定します。
パスワードの検証
パスワードをもう一度入力します。
[ショート メッセージ電子メールの送信] 画面:
この画面を使用して、NetBotz Appliance で [ショート メッセージ電子メールの送信] ア
ラート アクションの設定を定義します。
すべてのアラート アクション タイプで共有される名前フィールド、重大度の選択、およ
び [アラート アクションのスケジューリング] 画面も使用できます。
注: 監視対象の NetBotz Appliance の SMTP 設定が正しく定義されていることを確認して
ください。
[電子メール] タブ:
項目
説明
追加
電子メール アドレスをアドレス リストに追加す
る場合にクリックします。
203
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
削除
選択した電子メール アドレスをアドレス リスト
から削除する場合にクリックします。
しきい値固有のアドレスを含める
NetBotz Appliance アラートしきい値に定義され
ている電子メール アドレスに電子メールを送信
する場合に選択します。
所有者
メッセージの件名を入力します。マクロを使用
できます。
メッセージ
メッセージを入力します。マクロを使用できま
す。
しきい値固有のアドレスの例:
• "generic_send_SMS_email" アラート アクションは、電子メール アドレスを含めず
に作成されています。
• この "generic_send_SMS_email" アクションに対して [しきい値固有のアドレスを含
める] が選択されています。
• "generic_send_SMS_email" アラート アクションが、"alert_profile1" という名前のア
ラート プロファイルに追加されています。
• "alert_profile1" プロファイルは、2 つのしきい値 "temp_too_high" と
"humidity_too_high" に対して指定されています。
• “temp_too_high” しきい値には User1 と User2 の [しきい値固有のアドレス] が設定
されてあり、“humidity_too_high” しきい値には User3 と User4 の [しきい値固有
のアドレス] が設定されています。
• “temp_too_high” がトリガされると、User1 と User2 だけがショート メッセー
ジ電子メールを受信します。
• "humidity_too_high" がトリガされると、User3 と User4 だけがショート メッ
セージ電子メールを受信します。
[詳細設定] タブ:
電子メールに含めることができる内容を詳細に定義する項目、およびアラート アクショ
ンが有効になるタイミングを選択できる (デフォルトではすべての期間が有効になってい
ます) [アラート アクションのスケジューリング] ボタンがあります。
項目
説明
正常復帰メッセージを送信しない
しきい値違反が正常復帰したときに電子メール
を受信しない場合は選択します。
ヘッダーの使用を最小化する
電子メール ヘッダーのサイズを最小化する場合
は選択します。
HTML とテキスト メッセージを送信する
プレーン テキストのメッセージに加えて、HTML
形式のメッセージを含める場合は選択します。
メッセージ サイズ制限 (バイト)
メッセージに使用される最大バイト数を指定し
ます。
[HTTP POST の送信] 画面:
この画面を使用して、NetBotz Appliance で [HTTP POST の送信] アラート アクションの
設定を定義します。
204
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
すべてのアラート アクション タイプが共有する名前フィールド、重大度の選択および
[アラート アクションのスケジューリング] 画面も使用できます。
[プライマリ] タブと [バックアップ] タブ:
[プライマリ] タブ項目は必ず定義する必要があります。
項目
説明
ターゲット URL
HTTP POST データがポストされるシステムの
Web アドレス、ポート、およびパラメータを指
定します。
ターゲット ユーザー ID
指定された [ターゲット URL] のサーバーに HTTP
データをポストするために必要なユーザー ID を
指定します。
ターゲット パスワード
指定された [ターゲット URL] のサーバーに HTTP
データをポストするために必要なパスワードを
指定します。
パスワードの検証
パスワードを再入力します。
[詳細設定] タブ:
HTTP POST に含めることができる内容を詳細に定義する項目、およびアラート アクショ
ンが有効になるタイミングを選択できる (デフォルトではすべての期間が有効になってい
ます) [アラート アクションのスケジューリング] ボタンがあります。
設定
説明
最大カメラ画像
HTTP POST に含めることができる画像の最大数
を指定します。
アラートにグラフを含める
HTTP POST にグラフを含める場合に選択しま
す。
アラートに関連マップを含める
HTTP POST に関連マップを含める場合に選択し
ます。
アラートに音声クリップを含める
HTTP POST に音声クリップを含める場合に選択
します。
注: 音声がサポートされていない NetBotz
Appliance では無効です。
SSL 検証オプション
HTTP POST に対して、 [検証なし]、 [証明書の
確認]、または [証明書とホスト名の確認] を選
択します。
[FTP サーバーへのデータ送信] 画面:
この画面を使用して、NetBotz Appliance で [FTP サーバーへのデータ送信] アラート ア
クションの設定を定義します。
すべてのアラート アクション タイプが共有する名前フィールド、重大度の選択および
[アラート アクションのスケジューリング] 画面も使用できます。
[プライマリ] タブと [バックアップ] タブ:
[プライマリ] タブ項目は必ず定義する必要があります。
205
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: 2 つのタブの違いは、 [バックアップ] タブにはバックアップ設定が含まれているとい
う点です。
設定
説明
FTP サーバー ホスト名
データを受信する FTP サーバーのホスト名また
は IP アドレスを指定します。
ユーザー ID
FTP サーバーへのログオンに必要なユーザー ID
を指定します。
パスワード
FTP サーバーへのログオンに必要なパスワード
を指定します。
パスワードの検証
パスワードを再入力します。
ターゲット ディレクトリ
FTP サーバーのデータを保存する際に使用する
相対的なディレクトリ パスを指定します。この
値には常に、FTP サーバーへのログオンに使用
されるユーザー ID に関連付けられたデフォル
ト ディレクトリに相対的なパスを指定する必要
があります。
パスのディレクトリが存在しない場合は、
自動的に作成されます。
注: この [ターゲット ディレクトリ] フィールド
はマクロを受け入れます。
ベース ファイル名
FTP サーバーにデータを保存する際に使用する
ベース ファイル名を指定します。アラートから
の画像は、この名前の後に *.n.jpg ファイル拡張
子が付いたファイルに保存されます。この n は
画像番号 (1、2、3 など) になります。
アラート データは、この名前に *.nbalert
ファイル拡張子の付いたファイルに保存さ
れます。
データに含まれている画像は、この名前の
後に *.n.jpg ファイル拡張子が付いたファイ
ルに保存されます。この n は画像番号 (1、
2、3 など) になります。
注: この [ベース ファイル名] フィールドは
マクロを受け入れます。
[詳細設定] タブ:
電子メールに含めることができる内容を詳細に定義する項目、およびアラート アクショ
ンが有効になるタイミングを選択できる (デフォルトではすべての期間が有効になってい
ます) [アラート アクションのスケジューリング] ボタンがあります。
設定
説明
最大カメラ画像
FTP サーバーに送信されるデータに含めること
ができる画像の最大数を指定します。
アラートにグラフを含める
FTP サーバーに送信されるデータにグラフを含
める場合は選択します。
アラートに関連マップを含める
FTP サーバーに送信されるデータに関連マップ
を含める場合は選択します。
206
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
アラートに音声クリップを含める
FTP サーバーに送信されるデータに関連の音声
クリップを含める場合に選択します。
注: 音声がサポートされていない NetBotz
Appliance では無効です。
画像エクスポート形式
FTP サーバーに送信されるデータとともに送信
される画像に使用する形式を選択します。
注: エクスポート オプションは、NetBotz
Appliance の設定方法に応じて変わります。
[無線 SMS メッセージの送信] 画面:
この画面を使用して、無線モデムが構成されている NetBotz Appliance での [無線 SMS
メッセージの送信] アラート アクションの設定を定義します。
注: このアラート アクションは、NetBotz Appliance にインストールされている SMS メッ
セージングまたはそのアプライアンスに接続されている SMS メッセージングをサポート
するモデムを使用する NetBotz Appliance でのみ使用できます。
すべてのアラート アクション タイプで共有される名前フィールド、重大度の選択、およ
び [アラート アクションのスケジューリング] 画面も使用できます。
[基本設定] タブ:
項目
説明
追加
無線 SMS メッセージ アラート通知が送信され
る受信者の送信先アドレスを次の形式で追加し
する場合はクリックします。
sms:sms_device_address
sms:sms_device_addres は、SMS 対応
デバイスに関連付けられている電話番号ま
たは電子メール アドレスです。たとえば、
次のように識別します。
sms:5123334444 または
sms:[email protected]
削除
選択した送信先をリストから削除する場合にク
リックします。
しきい値固有の SMS 送信先を含める
NetBotz Appliance アラートしきい値の [電子メ
ール] タブに追加されている送信先アドレスに無
線 SMS メッセージを送信する場合に選択しま
す。
注: 送信先アドレス リストが空で、 [しきい値固
有の SMS 送信先を含める] が選択されていない
場合、無線 SMS メッセージは送信できません。
送信先アドレス リストが空で [しきい値固有の
SMS 送信先を含める] が選択されている場合、
無線 SMS メッセージは、[しきい値固有のアド
レス] リストで SMS 送信先アドレスが指定され
ているしきい値の場合に限り送信できます。
メッセージ
アラートのメッセージを入力します。マクロを
使用できます。
207
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
しきい値固有のアドレスの例:
• "generic_send_wireless_SMS" アラート アクションが作成されていますが、SMS 送
信先は含まれていません。
• この "generic_send_wireless_SMS" アクションに対して [しきい値固有の SMS 送信
先を含める] が選択されています。
• "generic_send_wireless_SMS" アラート アクションが、"alert_profile1" という名前
のアラート プロファイルに追加されています。
• “alert_profile1” プロファイルは、2 つの NetBotz Appliance しきい値 “temp_too_high”
と “humidity_too_high” に対して指定されています。
• “temp_too_high” しきい値には User1 と User2 の [しきい値固有のアドレス] が設定
されてあり、“humidity_too_high” しきい値には User3 と User4 の [しきい値固有
のアドレス] が設定されています。
• “temp_too_high” がトリガされると、User1 と User2 だけが SMS メッセージ
を受信します。
• “humidity_too_high” がトリガされると、User3 と User4 だけが SMS メッセー
ジを受信します。
[詳細設定] タブ:
無線 SMS メッセージに含めることができる内容を詳細に定義する項目、およびアラート
アクションが有効になるタイミングを選択できる (デフォルトではすべての期間が有効に
なっています) [アラート アクションのスケジューリング] ボタンがあります。
項目
説明
正常復帰メッセージを送信しない
しきい値の状態が正常復帰したときに無線 SMS
メッセージを送信しない場合は選択します。
メッセージ最大文字数 (1 ~ 160)
メッセージに使用できる文字数を指定します。
メッセージ検査期間
メッセージを検証する期間を、 5 分 ~ 3 日間
の範囲から選択します。
[出力状態切り替えの設定] 画面:
この画面を使用して、NetBotz Appliance で [出力状態切り替えの設定] アラート アクシ
ョンの設定を定義します。
すべてのアラート アクション タイプが共有する名前フィールド、重大度の選択および
[アラート アクションのスケジューリング] 画面も使用できます。
注: [アラート アクションのスケジューリング] ではデフォルトですべての期間がアラー
ト アクションに対して有効になっています。
項目
説明
出力デバイスの切り替え
選択した NetBotz Appliance で使用するように
定義されているすべての切り替えリレー デバイ
スのリストから、アラート アクションでトリガ
される切り替えリレー デバイスを選択します。
注: 切り替え出力をサポートするデバイスが
NetBotz Appliance で監視されていない場合、
[該当なし] が唯一の選択肢になります。
208
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
アラート状態の切り替え
アラートが発生したときに、選択した切り替え
リレー デバイスが設定される状態 ( [オン] また
は [オフ]) を選択します。
解除状態の切り替え
違反したしきい値が正常復帰したときに、選択
した切り替えリレー デバイスが設定される状
態 ( [変更なし]、 [オン] または [オフ]) を選択し
ます。
アラート アクション設定のマクロ:
[ショート メッセージ電子メールの送信]、 [FTP サーバーへのデータ送信]、および [無
線 SMS メッセージの送信] アラート アクション設定には 3 つの基本タイプのマクロを使
用できます。
ID マクロ:
ID マクロは、NetBotz Appliance のアラート アクションの設定を定義するときに使用でき
ます。
マクロ
定義
例
${SERIAL}
デバイスのシリアル番号。
5A0902V00025
${IP}
デバイスのドット区切りの IP
アドレス。
192.168.2.23
${HOSTNAME}
デバイスのホスト名。
isxc.apc.com
${MODEL}
デバイスのモデル。
WallBotz 500
${TIMESTAMP}
現在の UTC 時間 (1970 年 1
月 1 日以降の秒数)。
998885130
${DATE}
現在の日付 (年-月-日)。
2009-03-27
${YEAR}
現在の年。
2009
${MONTH}
現在の月 (2 桁の数字、1 月 =
01)。
03
${DAY}
現在の日付 (2 桁の数字)。
27
${TIME}
現在の時刻 (24 時間形式、時
間-分-秒)。
23-30-01
${HOUR}
現在の時間 (2 桁、24 時間形式 23
の時間)。
${MIN}
現在の分。
30
${SEC}
現在の秒。
01
${VER}
NetBotz Appliance の現在のフ
ァームウェア バージョン。
2_6_2-20071031_1658
場所マクロ:
場所マクロは、NetBotz Appliance のアラート アクションの設定を定義するときに使用で
きます。
マクロ
${LOCATION}
定義
NetBotz デバイスの場所設定
209
例
テスト ラボ
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
${ENCLOSURE}
筐体 ID
RACK1234
${SLOT}
筐体内スロット
A23
${ENCRELLOC}
筐体内位置
ATUPS
${ROOM}
部屋番号
C-100
${ROOMROW}
部屋の横列
AA
${ROOMCOL}
部屋の縦列
25
${HEIGHT}
床からの高さ
60
${BLDG}
建物
205
${FLOOR}
フロア番号
3
${COMPANY}
会社名
APC
${ADDRESS1}
住所 1
132 Fairgrounds Road
${ADDRESS2}
住所 2
建物 1
${CITY}
市
W. Kingston
${STATE}
都道府県
RI
${COUNTRY}
国
米国
${CONTACT}
主要連絡先
J. Smith
${SITE}
サイト名
West Campus
${NOTES}
注
IT クローゼット、サーバー ル
ーム
${LATITUDE}
緯度 (GPS ポッドが接続されて
いるユニットの場合)
30° 18’ N
${LONGITUDE}
経度 (GPS ポッドが接続されて
いるユニットの場合)
97° 42’ W
${GPSLOC}
アラートが発生したときの現在 30° 18’ N / 97° 42’ W
の緯度と経度データ (GPS ポッ
ドが接続されているユニットの
場合)
アラート マクロ:
アラート マクロは、NetBotz Appliance でアラート アクションの設定を定義するときに使
用できます。
マクロ
定義
例
${ALERTTYPE}
アラートのタイプ。
${SENSORTYPE}
アラートを生成するセンサーの TEMP
タイプ。
${SENSORVAL}
アラートを生成しているセンサ 60
ーが報告する値。
${ALERTTIME}
アラート通知が生成された日
時。
${ALERTSEV}
アラートを生成しているセンサ ERR、WARN-RTN
ーが報告する重大度の値 (ERR、
WARN、INFO など)。アラート
の状態が正常復帰すると、重大
210
HIGHERR
2009 年 4 月 2 日 13:01:45
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
値の値の後ろに "-RTN" (WARNRTN など) が付きます。
${SENSORNAME}
アラートに関連付けられている 建物 3 ドア
センサーの名前。
${ALERT_PROFILE}
アラートの生成に使用されたア デフォルト、プロファイル #1
ラート プロファイルの名前。
${ALERT_LEVEL}
アラートが生成される原因とな 第 1 アラート レベル、第 2 ア
った特定のアラート シーケンス ラート レベル
の名前。アラート シーケンス
の [ラベル] 値と一致します。
${ISACTIVE?yes?no}
カスタムのアクティブ テキスト "アクティブ" および "クリア済
または正常復帰テキストを指定 み"
します。文字列 "yes" および
"no" は、ユーザー指定の文字列
に置き換えることができます。
たとえば、"yes" と "no" の値
に "アクティブ" と "クリア済み
" を指定し、マクロを変換する
と、アラートがアクティブな場
合は "アクティブ" という単語が
表示され、正常復帰した場合
は "クリア済み" という単語が表
示されます。
${USERURL}
しきい値の設定内で定義できる http://www.mysite.com
ユーザー指定の URL。
${USERDESC}
しきい値の設定内で定義できる "高すぎ"
ユーザー指定の説明の値。
${START_TIME}
アラート条件が最初に検出され 13:01:45
た時間。
${RESOLVE_TIME}
アラート条件が正常復帰した時 13:07:13
間。
${SENSORLUID}
アラートを生成するセンサーの TEMP1
ローカルで固有な ID。
${SENSORGUID}
アラートを生成するセンサーの B000113_TEMP1
グローバルに固有な ID。
${EVENTID}
1 つのアラート通知イベントの 3E4512C0FE03440F
結果として生成されるすべての
メッセージで共有される 16 文
字の固有 ID。たとえば、アプラ
イアンスで内部の温度センサー
しきい値を超えたときにアラー
ト通知が生成され、温度が上限
しきい値を下回ったときに "正
常復帰" メッセージが生成され
る場合、これらの両方のメッセ
ージに同じイベント ID 番号が
使用されます。ただし、温度が
再上昇し、しきい値を超えてい
ることを示す 2 つ目のアラート
が生成されると、2 つ目のアラ
ートには新しいイベント ID が
使用されます。
${ALERTPOD}
アラートを報告したセンサーを マイ ポッド
含むポッド、またはセンサーが
接続されているポッドの値のラ
ベル。
211
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
${ALERTPODSERIAL}
アラートを報告したセンサーを NB007100730114
含むポッド、またはセンサーが
接続されているポッドのシリア
ル番号。
${ALERTPORT}
アラートを報告した外部センサ Ext1
ーが接続されている外部のセン
サー ポートのラベル値。
${CURRENT_ALERT_NUM}
アラート シーケンスが繰り返さ 0, 1, 2
れる回数。0 からアラート シー
ケンスの [繰り返し] に指定され
ている値までの値を指定できま
す。
${RESOLVEUSERID}
アラートを手動で解決するユー joeuser
ザー ID (このオプションが適用
される場合)。
${RESOLVECOMMENT}
アラートを手動で正常復帰す
"A/C がオンになりました"、"漏
る (しきい値を設定するたびに 出が解決されました"
選択できるオプション) 必要が
ある場合に、[ユーザー指定の説
明] フィールドに必ず入力され
るテキスト。
[アクションのテスト] 画面
この画面を使用して、作成または変更されたアラート アクションをテストします。
注: テストが成功したかどうかを確認する必要があります。画面には、テストの失敗は示
されません。たとえば、 [SNMPv1 Trap の送信]の場合は、トラップ レシーバでトラップ
が受信されたかどうかを確認し、 [電子メールの送信] の場合は、電子メールが受信され
たかどうかを確認します。
[次のアクションの選択] 画面
この画面を使用して、アラート アクション ウィザードで別のアラート アクションを作
成、変更、または削除するか、アラート プロファイル ウィザードにアクセスしてアラー
ト プロファイルを管理するか、ウィザードを終了するかを選択します。
[アラート プロファイル] オプション
このオプションを選択すると、アラート プロファイル ウィザードが表示されます。この
ウィザードを使用して、NetBotz Appliance でアラート通知を生成する際に使用するプロ
ファイルを作成および編集できます。
各 NetBotz Appliance にはデフォルトのアラート プロファイルがあります。 このデフォ
ルト プロファイルは削除できませんが、編集したり、名前を変更したりすることはでき
ます。デフォルト プロファイルに加え、各 NetBotz Appliance で独自のカスタム アラー
ト プロファイルを作成できます。
注: NetBotz Appliance に設定されているアラート アクション、アラート プロファイル、
およびアラートしきい値は、実際に NetBotz Appliance に保存され、NetBotz Appliance
からトリガされます。これは、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの [アラーム
設定] パースペクティブで作成され、 StruxureWare Data Center Expert サーバーに保存
されるアラーム アクション、しきい値、および通知ポリシーとは完全に分離されていま
す。
212
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
次の表に、各アラームで使用できるアラート プロファイルを示します。
アラーム タイプ
プロファイル
NetBotz Appliance からのアラートしきい値 NetBotz Appliance で定義されたプロファイ
違反
ル。各アプライアンスには独自のプロファ
イルのセットがあります。
注: アラート プロファイルを使用してアラート通知を生成する前に、アラート プロファ
イルに 1 つ以上のアラート アクションを含める必要があります。
アラート プロファイルのシーケンス
アラート プロファイルには、1 つ以上のアラート アクションが定義されている 1 つ以上
のシーケンスが必要です。プロファイルがアラートしきい値またはその他のアラーム条件
に関連付けられると、アラーム条件に対応して NetBotz Appliance によって生成されるア
ラート通知が、アラート プロファイルのシーケンスおよびその関連のアラート アクショ
ンによって制御されるようになります。
これらのシーケンスによって、アラーム条件に対して行われる動作、およびそのタイミン
グを識別します。たとえば、ユーザー 1 に電子メールを送信するシーケンスの場合、次
の操作を実行できます。
• アラームが発生してからユーザー 1 に電子メールが送信されるまでの待機時間 (分)
を定義します。
• アラームがアクティブな間ユーザー 1 に電子メールを継続して送信するか、または
電子メールを特定の数に制限するかを選択します。また、電子メールの送信間隔も
指定します。
• NetBotz Appliance から送信される電子メールに含めることができる [グラフ]、 [画
像]、および [マップ] のキャプチャの設定を選択します。
• ユーザー 1 に電子メールを送信するように定義されているアラート アクションを選
択します。
アラート プロファイルには複数のアラート シーケンスを含めることができます。これに
より、トリガされるアラート アクションおよびそのタイミングをカスタマイズできます。
たとえば、ユーザー 1 に電子メールを送信しても 20 分以内にアラームが通常の状態に戻
らない場合は、ユーザー 2 への電子メールの送信および FTP サーバーへのデータの送信
を開始することができます。
使用するアラート プロファイルのシーケンスの数や使用するアクションは、アラート プ
ロファルに関連付けられているアラーム条件 (アラートしきい値違反を含む) に対する動
作とそのタイミングにより厳密に異なります。
アラート プロファイルの管理
アラート プロファイル ウィザードを使用して、一度に 1 つのプロファイルを追加、変
更、または削除します。
1. [デバイス] メニューの [NetBotz Appliance の設定] オプション内の [アラート設定]
オプションで、アラート プロファイルを選択します。
2. [親デバイスの選択] 画面で、設定するプロファイルに関連付けられている親デバイ
ス (個々の NetBotz Appliance) を強調表示し、 [次へ] をクリックします。
注: 選択できるのは 1 つの親デバイスだけです。各 NetBotz Appliance は、センサ
ー、カメラ、その他のシリアル デバイス、およびそのアプライアンスが監視する
SNMP デバイスの親デバイスになります。
213
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
3. [アラート プロファイルの選択] 画面で、次のいずれかを実行します。
• 既存のプロファイルを選択し、 [次へ] をクリックして、プロファイルの設定を
変更します。
• [プロファイルの追加] をクリックし、 [次へ] をクリックして、新しいプロファ
イルを設定します。
• プロファイルを選択し、 [プロファイルの削除] をクリックします。
注: アラートしきい値に関連付けられているプロファイルを削除した場合、そ
のアラートしきい値はデフォルト プロファイルを使用します。
4. [アラート プロファイルの設定] 画面で、次のいずれかを実行し、 [完了] をクリック
します。
• プロファイルの名前を編集します。
• [アラート通知の非表示期限] 設定を編集します。
• [シーケンスの削除] ボタンを使用して、プロファイルで使用する必要がなくな
ったシーケンスを削除します。
• [シーケンスの追加] および [シーケンスの編集] ボタンを使用して [アラート プ
ロファイル シーケンスの編集] 画面にアクセスし、プロファイルで使用するシ
ーケンスを設定します。
アラート プロファイル ウィザード
このウィザードでは、一連の画面を使用して、アラート プロファイルを追加、編集、ま
たは削除する手順を示します。
[親デバイスの選択] 画面
この画面を使用して、アラート プロファイルを使用できる親デバイスを選択します。
注: 各 NetBotz Appliance は、センサー、カメラ、その他のシリアル デバイス、およびそ
のアプライアンスが監視する SNMP デバイスの親デバイスになります。
親
説明
NetBotz Appliance
アラート プロファイルを、選択した NetBotz
Appliance に関連付けて、そのアラートしきい値
で使用できるようにします。
[アラート プロファイルの選択] 画面
この画面を使用して、管理するプロファイルを選択します。
項目
説明
リスト
選択した親デバイス上の既存のアラート プロフ
ァイルを一覧表示します。
プロファイルの追加
クリックして、新しいプロファイルを追加しま
す。
プロファイルの削除
クリックして、プロファイルを削除します。ア
スタリスクで示されるデフォルト プロファイル
は削除できません。
注: アラートしきい値に関連付けられているプ
ロファイルを削除した場合、そのアラートしき
い値にはデフォルト プロファイルが使用されま
す。
214
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[アラート プロファイルの設定] 画面
この画面を使用して、アラート シーケンスを管理します。
各アラート シーケンスを使用して、アラート アクションの新しいセットを追加できます。
アラート シーケンスを使用すると、アラーム条件の期間に基づいて通知をずらすことが
できます。
注: アラート プロファイルを使用するためには、アラートしきい値と関連付ける必要があ
ります。
項目
説明
[プロファイル名]
プロファイルの名前を示します。
[リスト]
プロファイルに関連付けられているアラート シ
ーケンスを、 [シーケンス名]、およびそれらの
[遅延 (分)]、 [繰り返し]、 [間隔 (分)] の値で識
別します。
シーケンスの追加
クリックして、新しいアラート シーケンスを追
加します。
シーケンスの編集
クリックして、選択したアラート シーケンスを
編集します。
シーケンスの削除
クリックして、選択したアラート シーケンスを
削除します。
アラート通知の非表示
プロファイルを使用するアラートしきい値の定
義済み期間の通知を非表示にする場合は選択し
ます。
[アラート プロファイル シーケンスの追加]/[アラート プロファイル シーケンスの編集] 画面
この画面を使用して、プロファイルで使用するアラート シーケンスを追加または編集し
ます。
注: アラート通知はイベントのトリガが解除されるとすぐに停止します。アラート アクシ
ョンの設定画面の [詳細設定] タブでアラート アクションに対して [正常復帰メッセージ
を送信しない] が選択されていない限り、解除された通知はアラート アクションごとに送
信されます。
項目
説明
ラベル
シーケンスの名前を示します。
[遅延 (分)]
NetBotz Appliance が、アラート プロファイル
に関連付けられているしきい値違反、またはそ
の他のアラームに気付いてからアラート通知を
生成するまでの待機時間を定義します。
間隔 (分)
シーケンスがアラート通知を繰り返すまで待機
する時間を定義します。
繰り返し (回)
シーケンスが自身を繰り返す回数を示します。
アラートが解除されるまで繰り返す
シーケンス自体を継続して繰り返す場合は選択
します。
キャプチャの設定
シーケンスのアラート通知に含むことができる
[グラフ]、 [画像]、および [マップ] のキャプチ
ャの設定を選択します。 [要求時にキャプチャす
215
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
る]、 [常にキャプチャする]、または [キャプチ
ャしない] のいずれかを選択します。
アクション
[アクションの追加]: クリックすると、アラート
シーケンスのアクション リストに使用可能なア
ラート アクションを追加できます。
注: アラート プロファイルに対して選択されて
いる親デバイスで使用できるアラート アクショ
ンだけが表示されます。
[アクションの削除]: クリックして、アラー
ト シーケンスから選択したアラート アクシ
ョンを完全に削除します。
[アクションの表示]: クリックして、選択し
たアラート アクションの設定を確認または
変更します。
[アクションのテスト]:クリックして、選択
したアラート アクションをテストします。
[アラートしきい値] オプション
StruxureWare Data Center Expert では、監視対象の NetBotz Appliance から報告されるす
べてのセンサー値に対して、アラートしきい値設定を作成できます。
利用できる基本的なアラートしきい値の 2 つのタイプには、数値設定を使用するタイプ
と状態の設定を使用するタイプがあります。
• 数値によるしきい値:
• エアー フロー
• オーディオ
• 電流 (A)
• 露点
• 湿度
• その他の数値センサー
• 電力 (VA)
• 電力 (W)
• 温度
• 電圧
• 状態によるしきい値
• ドア
• ドア (ハンドル)
• ドア (ロック)
• ドライ接点
• モーション センサー
• その他の状態センサー
どちらのタイプのしきい値を使用しても、次の作業を行うことができます。
• StruxureWare Data Center Expert サーバーが監視する NetBotz Appliance で、同じ
値を監視する複数のセンサーに一度にアラートしきい値を作成します (たとえば、す
べてが [湿度] センサーの場合、またはすべてが [ドア] センサーの場合)。
• NetBotz Appliance アラート プロファイルをそのプロファイルを作成した NetBotz
Appliance の特定のセンサーに割り当てたり、そのデバイスで監視しているすべての
センサーに割り当てたりします。
• 定義されたしきい値に対して重大度を指定します。
[デバイス] メニューの [NetBotz Appliance の設定] オプションの [アラート設定] からアラ
ートしきい値にアクセスできます。各 [アラートしきい値] オプションを使用すると、
216
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
StruxureWare Data Center Expert サーバーで監視されている一部またはすべての NetBotz
Appliance から、選択したオプションに一致するセンサーを検索できます。1 つまたは複
数のセンサーのしきい値を編集または追加したり、任意の数のセンサーに同時に同じしき
い値を設定したりできます。
アラートしきい値とサポートされるデバイス
監視対象デバイスでセンサーに使用できるしきい値には、デバイスの種類によって異なり
ます。
• NetBotz Appliance の場合は、カメラ ポッド、センサー ポッド、およびその他の
NetBotz Appliance が管理するデバイスのアラートしきい値の定義には、すべてのア
ラートしきい値オプション ( [電力 (VA)] および [電力 (ワット)] を除く) を使用でき
ます。
NetBotz アプライアンス
NetBotz Appliance (センサー ポッド、カメラ ポッド、および監視対象の SNMP デバイ
ス) に対するアラートしきい値を作成するとき、そのしきい値は NetBotz Appliance で設
定されます。設定を保持して StruxureWare Data Center Expert サーバーにアラートを送
信するのは、NetBotz Appliance です。
注: NetBotz Appliance のアラート プロファイルはデバイス固有であるため、複数の装置
に対して設定を構成するときに、しきい値設定に対してプロファイルを構成することはで
きません。
数値のアラートしきい値
数値のアラートしきい値は、数値を報告するセンサーに対して定義されるしきい値です。
数値センサーに設定できる数値のしきい値には、次の 9 つの種類があります。
[数値しきい値] オプション
• [電力 (VA)] および [電力 (ワット)] を除くすべてのアラートしきい値オプションを使
用して、NetBotz Appliance でそれ自体、センサー ポッドとカメラ ポッド、および
その他の NetBotz Appliance が管理するデバイスのしきい値を設定できます。
• NetBotz で、監視している SNMP を完全サポートしているデバイスに対してしきい
値を設定するには、 [その他の数値の設定] オプションと [その他の状態の設定] オプ
ション、および一部のサードパーティ デバイスの場合は [電圧] を使用します。
しきい値
値
説明
エアー フロー(F)
<n> ft/分
空気の流れ (フィート/分) を計
測しているセンサーに対する設
定です。
注: 立法フィート/分 (CFM) な
ど別の計測単位を使用するセン
サーは、 [その他の数値の設
定] オプションの下に表示され
ます。
オーディオ
相対数値 (0 ~ 100)
音量を計測しているセンサーに
対する設定です。
電流 (A)(C)
Amps (0.0 - 100.0)
電流 (合計アンペア数) を計測し
ているセンサーに対する設定で
す。
217
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
露点(E)
ーF (-40.0 ~ 122.0)/ ーC (4.5 ~ 露点 (華氏 (ーF) または摂氏 (ーC))
50.0)
を計測しているセンサーに対す
る設定です。
湿度(H)
% (0 - 95)
相対湿度 (%) を計測しているセ
ンサーに対する設定です。
その他の数値の設定
それぞれに値が設定されます
他の [アラートしきい値] オプ
ションで報告されない数値を計
測するセンサーに対する設定で
す。
電力 (VA)(P)
VA
電力 (合計ボルト アンペア (VA))
を計測しているセンサーに対す
る設定です。
注: VA のパーセンテージとして
電力を計測するセンサーは、
[その他の数値センサー] オプシ
ョンの下に表示されます。
電力 (ワット)(W)
W
電力 (合計ワット (W)) を計測し
ているセンサーに対する設定で
す。
温度
ーF (-40.0 ~ 122.0)/ ーC (4.5 ~ 温度 (華氏 (ーF) または摂氏 (ーC))
50.0)
を計測しているセンサーに対す
る設定です。
電圧(V)
V
交流または直流の電圧 (合計ボ
ルト (V)) を計測しているセンサ
ーに対する設定です。
数値しきい値の種類
設定
説明
最小のしきい値
センサーの値が [最小] の設定を下回ったときに
アラームが発生します。
最大のしきい値
センサーの値が [最大] の設定を上回ったときに
アラームが発生します。
範囲しきい値
センサーの値が、 [最小] から [最大] で定義され
た範囲に含まれないときにアラームが発生しま
す。
時間しきい値よりも下の値
センサーの値が [最小] 設定値を下回り、その差
異が [最小を下回る許容時間] に設定された値よ
り大きい場合に、アラームが発生します。
時間しきい値よりも上の値
センサーの値が [最大] 設定値を上回り、その差
異が [最大を上回る許容時間] に設定された値よ
り大きい場合に、アラームが発生します。
増加率しきい値
センサーの値を最後にサンプリングしたときか
らの増加が [最大増加] 設定値を超えた場合に、
アラームが発生します。たとえば、アンペアを
計測しているセンサーの計測値が 1 アンペア増
加したときに、このしきい値に [1] が設定され
ているとアラームが発生します。
減少率しきい値
センサーの値を最後にサンプリングしたときか
らの減少が [最大減少] 設定値を超えた場合に、
アラームが発生します。たとえば、合計ワット
(W) を計測しているセンサーの計測値が 100 ワ
ット減少したときに、このしきい値に [100] が
設定されているとアラームが発生します。
218
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
その他の数値のしきい値
[その他の数値の設定] オプションでは、9 個の各しきい値固有の数値オプション以外の値
を監視する、数値センサーのしきい値を設定できます。
次に、 [その他の数値の設定] オプションで設定できる一般的な数値センサーの例を示し
ます。実際のセンサーは、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが管理するデバイ
スのタイプによって異なります。
注: 選択したすべてのセンサーで同じしきい値設定を使用できる場合は、検出された複数
のセンサーを [その他の数値の設定] オプションで設定できます。たとえば、バッテリ使
用年数センサーと UPS 使用年数センサーを、ユーティリティ、入力、および出力電圧セ
ンサーと同じしきい値を使用するように設定できます。
UPS バッテリ センサー:
• バッテリ使用年数
• バッテリのランタイ
ム残り時間
• バッテリ容量
• バッテリ運転時間
その他の UPS センサー:
•
•
•
•
•
その他のセンサー:
UPS 使用年数
入力周波数
出力周波数
出力負荷
出力電力割合 VA
•
•
•
•
出力リレーの最大数
入力接点の最大数
ファンの運転時間
ファンの通風率 (立方
フィート/分)
• 合計通風率 (立方フィ
ート/分)
• ファンの回転速度 (回
転/分)
状態のアラートしきい値
状態のしきい値は、状態を報告するセンサーに対して定義されるしきい値です。
[状態のしきい値] オプション
しきい値
値
説明
扉
Open/ Closed
ドアがオープンかクローズかを
判定するセンサーに対する設定
です。
ドア (ハンドル)
[上] または [下]
ドア ハンドルが上か下かを判定
するセンサーに対する設定で
す。
ドア (ロック)
[ロック] または [ロック解除]
ドア ロックがロックされている
かロック解除されているかを判
定するセンサーに対する設定で
す。
ドライ接点
[Unknown]、 [No Fault]、また
は [Fault]
ドライ接点の障害状態を判定す
るセンサーに対する設定です。
モーション センサー(M)
[モーションなし]/ [モーション モーションを検出しているセン
検出]
サーに対する設定です。
219
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
その他の状態センサー
それぞれに値が設定されます
他の [アラートしきい値] オプ
ションで報告されない状態を計
測するセンサーに対する設定で
す。
状態のしきい値の種類
設定
説明
アラート状態のしきい値
センサーの状態が [アラート状態] の設定と一致
したときにアラームが発生します。
状態不一致のしきい値
センサーの状態が [正常状態] の設定と一致しな
いときにアラームが発生します。
注: このしきい値の設定は、3 つ以上の状態を報
告するセンサーに対して役に立ちます。
[時間しきい値のアラート状態]
センサーの状態が [アラート状態] 設定と一致
し、その持続時間が [アラート状態の許容時間]
に設定された値より大きい場合に、アラームが
発生します。
[時間しきい値の状態不一致]
センサーの状態が [正常状態] 設定と不一致にな
り、その持続時間が [異常状態の許容時間] に設
定された時間よりも長い場合に、アラームが発
生します。
注: このしきい値の設定は、3 つ以上の状態を報
告するセンサーに対して役に立ちます。
ラック アクセスの状態のしきい値の種類
設定
説明
扉不法侵入回数しきい値
ハンドルが下になっており、施錠されている際
に扉を開くと、アラートが発生します。このし
きい値は、デフォルトで有効です。
注: [扉が開いているときにハンドル押し下げを
許可] オプションが選択されている場合は、扉が
開いている際にハンドルを下に戻しても、アラ
ートは生成されません。
ハンドル不法侵入回数しきい値
ハンドルが上になっており、施錠されている際
に扉を開くと、アラートが発生します。このし
きい値は、デフォルトで有効です。
スケジュール外アクセス回数しきい値
カード、鍵、またはリモート コマンドを使用し
てスケジュール外のラック アクセスが行われる
と、アラートが発生します。このしきい値は、
デフォルトで有効です。
注: その他の "スケジュール外" アクセスしきい
値のいずれか (カード、鍵、またはリモート) を
使用する場合は、このしきい値をロック センサ
ーから削除する必要があります。
スケジュール外リモート アクセス回数しきい値 NetBotz Appliance Advanced View または Basic
View、あるいは StruxureWare Data Center
Expert コンソールから発行されたリモート コマ
ンドを使用してスケジュール外のラック アクセ
スが行われると、アラートが発生します。
注: アラートを生成せずにリモート アクセスで
きるようにするには、しきい値のスケジュール
を変更し、対象となる期間のしきい値を無効に
して、デフォルトの [スケジュール外アクセス回
220
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
数しきい値] を無効にする必要があります。ロッ
ク解除イベントは、NetBotz Appliance イベン
ト ログに生成されます。
スケジュール外カード アクセス回数しきい値
カードを使用してスケジュール外のラック アク
セスが行われるか、カードで扉が開かれ、その
カードのアクセス スケジュールを過ぎても開か
れたままになると、アラートが発生します。
スケジュール外鍵アクセス回数しきい値
鍵を使用してスケジュール外のラック アクセス
が行われると、アラートが発生します。
注: アラートを生成せずに鍵でアクセスできる
ようにするには (通常の就業時間中など)、しき
い値のスケジュールを変更し、対象となる期間
のしきい値を無効にして、デフォルトの [スケジ
ュール外アクセス回数しきい値] を無効にする必
要があります。鍵ロック解除イベントは、
NetBotz Appliance イベント ログに生成されま
す。
他の状態のしきい値
[その他の状態の設定] オプションでは、3 個の各しきい値固有の状態オプション以外の操
作状態を監視する、状態センサーのしきい値を設定できます。
次に、 [その他の状態の設定] オプションで設定できる一般的な状態センサーの例を示し
ます。実際のセンサーは、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが管理するデバイ
スのタイプによって異なります。
これらのオプションでは、他の状態によるしきい値のオプションと同じ 4 つのしきい値
設定を使用します。
注: 選択したセンサーで同じアラート状態設定を使用できる場合は、検出された複数のセ
ンサーを [その他の状態の設定] オプションで設定できます。たとえば、 [オン] 状態と
[オフ] 状態を使用するすべてのセンサーを、 [上へ] と [下へ] を使用するすべてのセンサ
ーと同じしきい値を使用するように設定できます。
有効/無効:
• ボタン
• 温度は状態に優先
オープン/クローズ:
• 入力接点
• 出力リレー
• バイパス
障害/正常:
• 連絡先
• 入力状態
接続/切断:
• スピーカ
• 外部マイクロフォン
はい/いいえ:
• UPS バイパス状態
• スイッチ
• UPS バッテリ状態
• コンセント
• 音声アラーム
• アラーム デバイス
• ロー バッテリ
• テスト リレー
• 過負荷
その他の設定:
• インバータ オフ
• Ethernet リンク
• UPS 過熱
• UPS 入力電圧 (ライン
• 商用電源の故障
と中性線間)
• バッテリ交換が必要
• 現在の出力フェーズ
• バッテリ障害
オン/オフ:
221
複数のステータス:
•
•
•
•
•
•
•
•
•
オンライン
デバイス ステータス
バッテリ ステータス
UPS ステータス
通信ステータス
アラームの状態
セルフ テスト
ランタイム較正
前回のバッテリ運転
への切り替え理由
• バッテリ充電の障害
• ラック ARU のファン
の動作ステータス
• ARU 主電源が存在
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
数値アラートしきい値と状態のアラートしきい値の管理
すべての数値しきい値および状態のしきい値は、しきい値設定の追加、編集、または削除
に、同じ基本的な手順と画面を使用します。
注: アラートしきい値設定の管理には同じ画面が使用されます。これは、 [デバイス] メニ
ュー、 デバイス ビューの右クリック メニュー、および マップ ビューの右クリック メニ
ューのどれで [NetBotz Appliance の設定] オプションを選択した場合でも共通ですが、
[デバイスの選択] 画面は [デバイス] メニューのオプションを使用した場合にしか表示さ
れません。
1. [デバイス]メニュー、または デバイス ビューの右クリック メニューの [NetBotz
Appliance の設定] で、管理するセンサーの種類を選択します。
• [デバイス] メニューのオプションの場合は、手順 2 に進みます。
• 右クリック メニューのオプションの場合は、手順 3 に進みます。
2. [デバイスの選択] 画面で、選択したセンサーの種類と一致するしきい値設定を検索
するデバイスを選択し、 [OK] をクリックします。
3. [しきい値の選択] 画面で、 [しきい値] ドロップダウン メニューから管理するしきい
値の種類を選択すると、画面にはメニューで選択したしきい値に対して定義済みの
アラートしきい値が一覧表示されます。
• [追加] をクリックして手順 4 に進み、新しいしきい値の設定を定義します。
• 一覧表示された 1 つまたは複数の設定を選択し、 [編集] をクリックして、手
順 5 に進んでそれらの設定を編集します。
• 既存の 1 つまたは複数のしきい値を選択し、 [選択項目の削除] をクリックす
ると、それらのしきい値設定が削除されます。
注: [アラートしきい値] オプションとして [その他の数値センサー] または
[その他の状態センサー] を選択した場合は、一度に編集または削除できるしき
い値は 1 つだけです。
4. [センサーの選択] 画面で、アラートしきい値を追加するセンサーを選択して [OK]
をクリックします。
注: 選択したセンサーの種類に対して使用できるセンサーがない場合は、[センサー
が見つかりませんでした] 画面が表示されます。
5. [設定] 画面で、 [基本設定] タブ、 [詳細設定] タブ、および [電子メール] タブの設
定を定義し、 [OK] をクリックします。
6. [しきい値の選択] 画面で、 [しきい値] ドロップダウン メニューの別の選択肢に対す
る設定を編集または追加するには必要に応じて手順 3 ~ 5 を繰り返し、ウィザード
を終了するには [OK] をクリックします。
[デバイスの選択] 画面
この画面は、 [デバイス] メニューで [NetBotz Appliance の設定] オプション、 [アラート
設定] オプション、 [アラートしきい値] の順に選択すると表示されます。ここではアラー
トしきい値を作成、編集、または削除するデバイスを選択します。
この画面には、検出された NetBotz Appliance によって監視されるすべてのデバイスが一
覧表示されます。列の見出しをクリックすると、リストの並べ替え順が昇順または降順に
切り替わります。
列
説明
親デバイス
StruxureWare Data Center Expert サーバーで監
視される NetBotz Appliance の場合は IP アドレ
スまたはホスト名。
ホスト名
ホスト名または IP アドレス (ホスト名が定義さ
れない場合) でデバイスを識別します。
222
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
タイプ
デバイスをタイプで識別します。
モデル
選択したデバイスのモデル番号 (わかっている場
合) を識別します。
場所
選択したデバイスの場所 (わかっている場合) を
識別します。
[しきい値の選択] 画面
この画面を使用して、既存のアラートしきい値を編集または削除するか、新しいアラート
しきい値を作成します。
この画面には、 [しきい値] の選択肢に対して現在定義されているすべての設定が一覧表
示されます。
項目
説明
しきい値
画面に表示されるアラートしきい値を選択しま
す。
フィルタ
このボックスに入力したテキストに基づいて、
リストをフィルタ処理します。ここで入力した
テキストを含む既存のしきい値のみが一覧表示
されます。
リスト
編集または削除する、定義済みのしきい値設定
を選択します。
一覧表示されるしきい値設定に対して、次
の情報が表示されます。
[しきい値名]: しきい値設定の名前です。
[親デバイス]: カメラ ポッド、センサー ポ
ッド、およびその他のデバイスを監視する
NetBotz Appliance のホスト名の IP アドレ
スです。
[監視対象のデバイス]: アラートしきい値が
表示されるデバイスです。
[センサー]: それらの定義が設定されたセン
サーです。
追加
選択したセンサーにアラートしきい値を追加す
る場合にクリックします。
[編集]
クリックして、選択したアラートしきい値を編
集します。
選択項目の削除
選択したアラートしきい値をリストから削除す
る場合にクリックします。
[センサーの選択] 画面
この画面では、アラートしきい値を設定するセンサーを選択します。
項目
説明
フィルタ
このボックスに入力したテキストに基づいて、
リストをフィルタ処理します。ここで入力した
テキストを含むセンサーのみが一覧表示されま
す。
223
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[リスト]
アラートしきい値を定義するセンサーを選択し
ます。
一覧表示されるセンサーに対して、次の情
報が表示されます。
[親デバイス]: デバイスが NetBotz Appliance
で監視されていることを示します。
[監視対象のデバイス]: センサー値を報告す
るデバイスです。
[現在の読み取り値]: 現在のセンサーの値で
す。
[センサー]:センサーの名前です。
[センサーが見つかりませんでした] 画面
選択したアラートしきい値設定を使用するセンサーがない場合に、この画面が表示されま
す。 [キャンセル] をクリックすると、[しきい値の選択] 画面に戻ります。
[設定] 画面
この画面を使用すると、指定したしきい値の [基本設定] タブの内容を設定できます。 [詳
細設定] タブと [電子メール] タブの設定はオプションです。
この 3 つのタブによる設定の他に、この画面にはセンサーの名前 ( [センサー タイプ]) と
そのセンサーの現在の読み取り値 ( [現在の表示]) が表示され、しきい値設定の名前 ( [し
きい値名]) を定義できます。
しきい値の [基本設定] タブ:
項目
説明
しきい値の値
アラートしきい値に対して基準を定義します。
注: 使用できる値フィールドは、選択したしき
い値が数値によるものか状態によるものかによ
って異なります。
有効
無効になっているアラートしきい値を有効にす
る場合に選択します。
注: しきい値は、デフォルトで有効です。
重大度
アラートしきい値に関連付ける重大度を選択し
ます。重大度には、 [情報]、 [警告]、 [エラ
ー]、 [致命的]、または [失敗] があります。
プロファイル
アラートしきい値違反に対して生成される通知
に使用する、 [アラート プロファイル] を選択し
ます。
プロファイルの表示
選択した アラート プロファイルを表示または編
集する場合にクリックします。
注: アラート プロファイルに対するすべての編
集は、そのプロファイルが使用されているすべ
ての場所に影響します。
224
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
しきい値の [詳細設定] タブ:
項目
説明
正常復帰遅延
しきい値設定の違反が解消されてからアラーム
条件がクリアされるまでの遅延を秒単位で定義
します。この遅延によって、値に対する複数の
アラームが問題が最終的に解消されるまでアラ
ーム状態とそれ以外の状態の間で高速に切り替
わることが回避されます。
正常復帰にはユーザー入力が必要
これを選択すると、 [管理者] 権限を持つユーザ
ーがアラート条件を解決済みとマークした場合
にのみ、しきい値違反が解消されます。
[しきい値のスケジュール]
各曜日で、関連付けられたしきい値が無効にな
る特定の時間を定義します。
[操作するカメラ]
NetBotz アプライアンスによってアラート通知
に含まれる画像を取得するカメラ ポッド (複数
可) を選択します。
注: これは、NetBotz アプライアンスのポッドま
たはデバイスで作成されたアラートしきい値だ
けに適用されます。
[カスタム URL]
アラートしきい値としてアラート通知に含める
インターネット アドレスを指定します。
[カスタム説明]
しきい値のアラート通知に含める説明です。
しきい値の [電子メール] タブ:
項目
説明
しきい値固有のアドレス
アラートしきい値に関連付ける、電子メールま
たは無線 SMS の宛先のリストの一覧を管理しま
す。
すべての電子メール アドレスは標準の電子
メール形式を使用します。
[email protected]
無線 SMS の宛先は、SMS 対応のモデムが
インストールされている任意の NetBotz
Appliance によって使用されますが、その
アプライアンスと接続して SMS 対応のデバ
イスにメッセージを送信することもできま
す。無線 SMS に使用するアドレスでは、次
の形式を使用します。
sms:sms_device_address
"sms_device_address" は、SMS 対応デバイ
スに関連付けられている電話番号または電
子メール アドレスです。たとえば、次のよ
うに識別します。
"sms:5123334444" または
"sms:[email protected]"
225
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: 電子メール アドレスおよび SMS 宛先ア
ドレスは、 [電子メールの送信]、 [ショー
ト メッセージ電子メールの送信]、および
[無線 SMS メッセージの送信] アラート ア
クションでのみ使用されます。これらは、
しきい値固有のアドレスを使用できます。
また、アラート アクションでは [しきい値
固有のアドレスを含める] が選択されていま
す。
たとえば、次のようになります。
• generic_send_email アラート アクシ
ョンは、電子メール アドレスを含め
ずに作成されています。
• この "generic_send_email" アクション
に対して [しきい値固有のアドレスを
含める] が選択されています。
• "generic_send_email" アラート アクシ
ョンが、"alert_profile1" という名前の
アラート プロファイルに追加されて
います。
• "alert_profile1" プロファイルは、2 つ
のしきい値、"temp_too_high" と
"humidity_too_high" に対して指定さ
れています。
• "temp_too_high" しきい値には User1
と User2 の [しきい値固有のアドレ
ス] が設定されてあ
り、"humidity_too_high" しきい値に
は User3 と User4 の [しきい値固有
のアドレス] が設定されています。
• "temp_too_high" がトリガされる
と、User1 と User2 だけが電子
メールを受信します。
• "humidity_too_high" がトリガさ
れると、User3 と User4 だけが
電子メールを受信します。
追加
新しい電子メール アドレスまたは SMS アドレ
スをリストに追加する場合にクリックします。
削除
選択したアドレスをリストから削除する場合に
クリックします。
[しきい値のスケジュール] 画面:
この画面を使用して、関連付けられたしきい値が無効になる特定の時間を各曜日で定義し
ます (デフォルトでは、スケジュールは 24 時間、365 日有効です)。
各しきい値の [設定] 画面の [詳細設定] タブには、 [アラートしきい値] オプション
( [NetBotz Appliance の設定] > [アラート設定] ) からアクセスし、そこから [しきい値の
スケジュール] 画面にアクセスできます。
テーブルには、15 分単位で増分するセルと、曜日を表す列が示されます。次のいずれか
の手順を実行して、アラームしきい値が有効になる時間をスケジュールできます。
226
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• 列のタイトルをクリックして、その曜日のセルをすべて有効または無効にします。
• 列内の 1 つのセルから別のセルへマウスをドラッグし、セルのセットを有効または
無効にします。
• 1 つ列内の 1 つのセルから別の列のセルへマウスをドラッグし、選択した各曜日に
対して同じセルのセットを有効または無効にします。
• 1 つのセルをクリックします。
227
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[ネットワーク管理システムの統合] オプション
このオプションにより、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが SNMPv1 トラップ
および SNMPv3 Inform を送信する宛先となるトラップ レシーバ (ネットワーク管理シス
テムのコンソール) を指定できます。
このオプションにより、監視対象の SNMP デバイスや NetBotz Appliance およびそれらの
アプライアンスに関連付けられているデバイスでアラームが発生した場合に、
StruxureWare Data Center Expert サーバーから定義済みのネットワーク管理システムの
コンソールに SNMPv1 トラップや SNMPv3 Inform を送信できるようにするための設定
にアクセスします。
注: StruxureWare Data Center Expert サーバーから送信できる SNMPv1 トラップおよ
び SNMPv3 Inform の詳細については、最新バージョンの APC PowerNet MIB のガイドを
参照してください。このガイドは、APC の FTP サイト (ftp://ftp.apc.com/apc/public/
software/pnetmib/mib/) で入手できます。
[ネットワーク管理システムの統合] 画面
この画面では、監視対象の SNMP デバイス、Modbus デバイス、NetBotz Appliance、お
よびそれらのアプライアンスに関連付けられているデバイスでアラームが発生した場合
に、 StruxureWare Data Center Expert サーバーから SNMPv1 トラップおよび SNMPv3
Inform を送信するトラップ レシーバ (ネットワーク管理システムのコンソール) を管理し
ます。
注: StruxureWare Data Center Expert サーバーから送信できる SNMPv1 トラップおよ
び SNMPv3 Inform の詳細については、最新バージョンの APC PowerNet MIB のガイドを
参照してください。このガイドは、APC の FTP サイト ( ftp://ftp.apc.com/apc/public/
software/pnetmib/mib/ ) で入手できます。
項目
説明
[すべてのトラップを有効化]
SNMPv1 トラップまたは SNMPv3 Inform
を StruxureWare Data Center Expert サー
バーからリストに表示されているレシーバ
に送信できるようにする場合に選択します
(チェックマークを付けます)。
[リスト]
SNMPv1 トラップまたは SNMPv3 Inform
の送信先レシーバを管理する場合に使用し
ます。
[トラップ レシーバ]: ネットワーク管理シス
テムのコンソールの IP アドレス。
[ポート]: SNMPv1 トラップまたは SNMPv3
Inform の送信先レシーバのポート。
[タイプ]: 使用する SNMP 通信のタイプ
( [SNMPv1] または [SNMPv3])。
[重大度]: SNMPv1 トラップまたは SNMPv3
Inform の送信先レシーバのポート。 [故
228
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
項目
説明
障]、 [エラー]、 [致命的]、 [警告]、および
[情報] です。
注: 1 つ以上の重大度を選択する必要があ
ります。各重大度の意味については、「アラ
ーム アクションの重大度の設定」を参照し
てください。
追加
トラップ レシーバの追加ウィザードにアク
セスする場合にクリックします。
削除
選択したトラップ レシーバをリストから削
除する場合にクリックします。
[編集]
トラップ レシーバの編集ウィザードにアク
セスして、選択したトラップ レシーバを編
集する場合にクリックします。
テスト トラップを送信
選択したトラップ レシーバにテスト トラッ
プまたは Inform を送信する場合にクリッ
クします。
注: StruxureWare Data Center Expert サー
バーでは、トラップまたは Inform が受信
されたかどうかを確認できません。その確
認はトラップ レシーバで行う必要がありま
す。トラップ テストが失敗する原因につい
ては、「テスト トラップの失敗」を参照し
てください。
[トラップ レシーバを追加] または [トラップ レシーバを編集] 画面
この画面を使用して、新しいトラップ レシーバ ( 追加の場合) または既存のトラップ レシ
ーバ ( 編集の場合) に送信する トラップ タイプ ( [SNMPv1 Trap] または [SNMPv3
Inform]) を選択します。
[SNMPv1 Trap の設定] 画面
この画面では、新しいトラップ レシーバの SNMPv1 設定を定義したり、既存のトラッ
プ レシーバの SNMPv1 設定を編集したりします。
項目
説明
IP アドレス
ネットワーク管理システムのコンソールの IP ア
ドレス を指定します。
ポート
ネットワーク管理システムのコンソールで
SNMPv1 トラップの受信に使用するポート番号
を選択します。
読み取りコミュニティ名
SNMPv1 トラップをネットワーク管理システム
のコンソールに送信するときに使用する読み取
りコミュニティ文字列を指定します。
重大度
監視対象の SNMP デバイス、NetBotz
Appliance、またはそれらのアプライアンスに関
連付けられているデバイスから重大度が報告さ
れた場合に、 StruxureWare Data Center
229
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
Expert サーバーからネットワーク管理システム
のコンソールに送信する SNMPv1 トラップの重
大度を 1 つ以上選択します (チェックマークを
付けます)。
注: 各重大度の意味については、「アラーム アク
ションの重大度の設定」を参照してください。
[SNMPv3 Inform の設定] 画面
この画面では、新しいトラップ レシーバの SNMPv3 設定を定義したり、既存のトラッ
プ レシーバの SNMPv3 設定を編集したりします。
項目
説明
IP アドレス
ネットワーク管理システムのコンソールの IP ア
ドレス を指定します。
ポート
ネットワーク管理システムのコンソールで
SNMPv3 Inform の受信に使用するポート番号を
選択します。
ユーザー名
SNMPv3 Inform をネットワーク管理システムの
コンソールに送信するときに使用するユーザー
ID を指定します。
認証タイプ/パスワード
SNMPv3 Inform に使用する認証プロトコルとし
て [SHA-1] または [MD5] を選択し、選択した
プロトコルのパスワードを入力します。
注: [なし] (デフォルト) を選択した場合、パス
ワードは必要ありません。
暗号化タイプ/パスワード
SNMPv3 Inform に使用する暗号化プロトコルと
して [DES] または [AES-128] を選択し、選択し
たプロトコルのパスワードを入力します。
注: [なし] (デフォルト) を選択した場合、パス
ワードは必要ありません。
重大度
監視対象の SNMP デバイス、NetBotz
Appliance、またはそれらのアプライアンスに関
連付けられているデバイスから重大度が報告さ
れた場合に、 StruxureWare Data Center
Expert サーバーからネットワーク管理システム
のコンソールに送信する SNMPv3 Inform の重
大度を 1 つ以上選択します (チェックマークを
付けます)。
注: 各重大度の意味については、「アラーム アク
ションの重大度の設定」を参照してください。
テスト トラップの失敗
[ネットワーク管理システムの統合] 画面にトラップ レシーバとして表示されているネッ
トワーク管理システムは、使用されている設定やネットワークに問題がある場合に、テス
ト トラップの受信に失敗することがあります。
注: 問題が解決しない場合は、APC サポート ページ ( http://www.apc.com/support ) を
参照してください。
230
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
問題
推奨アクション
設定(S)
ターゲットのネットワーク管理システムの
コンソールに関連付けられている、
[SNMPv1 Trap の設定] 画面または [SNMPv3
Inform の設定] 画面の設定が正しく定義さ
れていることを確認します。
ターゲットのネットワーク管理システムの
コンソールで SNMP 設定が変更されていな
いことと、そのコンソールで適切な SNMP
サービスが有効になっていることを確認し
ます。
ネットワーク
テスト トラップの送信時に、デバイスの電
源が入っていたこと、またはデバイスがネ
ットワークから切断されていなかったこと
を確認します。
ネットワーク接続の問題を解決します。
231
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[Remote Monitoring Service] オプション
このオプションの項目を使用して、APC で利用できる Remote Monitoring Service (RMS)
サポートに StruxureWare Data Center Expert サーバーを登録したり、RMS に登録され
ている監視対象デバイスのリストを表示したりできます。
[Remote Monitoring Service] オプションには、2 つのタブがあります。
注: RMS が提供する機能や利点については、次の RMS Web サイトにアクセスしてくださ
い: http://rms.apc.com
[RMS の設定] タブ
このタブを使用して、APC Remote Monitoring Service (RMS) に StruxureWare Data Center
Expert サーバーを登録したり、登録後に RMS 登録を変更したり、既存の RMS アカウン
トを StruxureWare Data Center Expert サーバーに結合したりします。
RMS は StruxureWare Data Center Expert サーバーとそれが管理するデバイスをリモー
トで監視して、電子メール、ポケットベル、電話を利用してイベントを通知できます。
項目
説明
登録設定
RMS の顧客を StruxureWare Data Center
Expert サーバーに登録するか、既存の RMS の
顧客の設定を編集する場合にクリックします。
[RMS の有効化]
サーバーがこのサポートに登録された後、これ
を選択すると RMS が有効になり、選択を解除す
ると RMS が無効になります。
注: デフォルトでは RMS は無効になっていま
す。
テスト イベントの送信
StruxureWare Data Center Expert サーバーが
RMS と通信していることを確認するために、
RMS 登録に関連付けられているユーザー アカウ
ントにイベントを送信する場合にクリックしま
す。
http://rms.apc.com
この機能の詳細について確認するか、登録済み
の RMS 顧客としてログインするために RMS Web
サイトにアクセスする場合にクリックします。
[RMS デバイス] タブ
このタブを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーのどのデバイスが RMS
によって監視されているかを確認します。
項目
説明
リスト
StruxureWare Data Center Expert サーバーが監
視しているデバイスを、 [ホスト名]、 [ラベ
ル]、 [シリアル番号]、 [RMS 識別子]、 [モデ
ル]、および [場所] で指定します。 [監視対象]
232
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
列は、RMS によって監視されているデバイスを
示します。
[デバイスの再登録]
デバイスを RMS に再登録する場合にクリックし
ます。
[デバイス一覧の更新]
RMS の監視対象のデバイスを変更した場合に、
これをクリックしてデバイス一覧を更新します。
RMS サポートへの登録
[RMS の設定] タブを使用して、APC Remote Monitoring Service でアカウントを作成
し、 StruxureWare Data Center Expert サーバーを RMS に登録します。
1. [アラーム設定] メニューで、 [Remote Monitoring Service] を選択します。
2. [RMS の設定] タブで、 [登録設定] をクリックします。
3. [RMS 設定タイプの選択] 画面で、 [新規のお客様] を選択し、 [次へ] をクリックしま
す。
4. [RMS 連絡先情報] 画面で、必要な情報を入力し、 [次へ] をクリックします。
5. [RMS 会社情報] 画面で、必要な情報を入力し、 [完了] をクリックします。
6. StruxureWare Data Center Expert サーバーとその監視対象デバイスの登録を完了す
る方法については、RMS に問い合わせてください。
注: 次の RMS Web サイトの [Contact Us] リンクをクリックすると電話番号が表示
されます。 http://rms.apc.com
RMS の顧客設定の編集
連絡先情報または会社情報が変更された場合は、登録設定ウィザードを使用して、RMS
の顧客の設定を編集できます。
注: 以下の RMS Web サイトにログオンして既存の RMS の顧客の設定を編集することも
できます。 http://rms.apc.com .
1. [アラーム設定] メニューの [Remote Monitoring Service] を選択します。
2. [サーバー管理の設定] 画面で、 [リモート モニタリング] オプションを選択します。
3. [RMS の設定] タブで、 [登録設定] をクリックします。
4. [RMS 設定タイプの選択] 画面で、 [登録済みのお客様] を選択し、 [次へ] をクリック
します。
5. [RMS ログイン設定] 画面で、RMS の顧客の [ユーザー名]、および [パスワード] を
入力し、 [次へ] をクリックします。
6. [RMS 連絡先情報] 画面で、必要に応じて情報を編集し、 [次へ] をクリックします。
7. [RMS 会社情報] 画面で、必要に応じて情報を編集し、 [完了] をクリックします。
注: RMS の顧客設定を変更する際に RMS に連絡する必要はありません。
登録設定ウィザード
このウィザードの画面では、RMS の顧客を StruxureWare Data Center Expert サーバー
に登録するプロセス、または既存の RMS の顧客の設定を編集するプロセスの手順が示さ
れます。
233
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[RMS 設定タイプの選択] 画面
この画面を使用して、RMS の顧客を StruxureWare Data Center Expert サーバーに初め
て登録するか ( [新規のお客様])、または既存の RMS の顧客の設定にアクセスするか ( [登
録済みのお客様]) を選択します。
注: 複数の RMS の顧客を StruxureWare Data Center Expert サーバーまたは他のデバイ
スに登録することはできません。
[RMS ログイン設定] 画面
この画面を使用して、既存の RMS の顧客の設定にアクセスします。顧客が StruxureWare
Data Center Expert サーバーと他のデバイスのどちらに登録されている場合でも、ここで
その顧客の [電子メール] アドレスと [パスワード] を入力します。
注: この画面は、[RMS 設定タイプの選択] 画面で、[登録済みのお客様] を選択している場
合のみ表示されます。
[RMS 連絡先情報] 画面
この画面を使用して、新規または既存の RMS 顧客の連絡先情報 (ログオン値を含む) を設
定します。
注: [役職] を除くすべての情報を入力する必要があります。APC は、新規または既存の
RMS 顧客のサポート以外の目的で連絡先情報を使用することはありません。
[RMS 会社情報] 画面
この画面を使用して、新規または既存の RMS 顧客の会社情報を入力します。
注: APC は、RMS 顧客のサポート以外の目的で会社情報を使用することはありません。
[住所 2] を除くすべての情報を入力する必要があります。
234
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[SNMP デバイス通信設定] ([デバイス] メニュー)
StruxureWare Data Center Expert サーバーがその監視対象の SNMP デバイスとの FTP お
よび SNMP 通信に使用する設定を指定するためのオプションが示されます。
[デバイス ファイルの転送設定] オプション
このオプションを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが APC SNMPv1
デバイスと SNMPv3 デバイスへの FTP (File Transfer Protocol) または SCP (Secure Copy)
アクセスに使用する設定を管理するための [デバイス ファイルの転送設定] 画面にアクセ
スします。
[デバイス ファイルの転送設定] 画面
この画面では、APC SNMPv1 デバイスと SNMPv3 デバイスの FTP (File Transfer Protocol)
または SCP (Secure Copy) アクセス値を管理します。
注: この画面と機能的に同じ画面は、SNMPv1/SNMPv3 デバイス検出ウィザード、ファ
ームウェア更新プログラムの適用ウィザード、APC SNMP デバイス設定ウィザード、お
よび [デバイス ファイルの転送設定] ( [デバイス] メニューの [SNMP デバイス通信設定]
のオプション) で使用されます。1 つの画面で保存された変更は、すべての画面に反映さ
れます。
• APC SNMP デバイス アクセスに FTP を使用するには、そのデバイスで FTP サーバ
ー アクセスを有効にする必要があります。
• APC SNMP デバイス アクセスに SCP を使用するには、そのデバイスで SSHv2 (Secure
Shell version 2) コンソール アクセスを有効にする必要があります。
項目
説明
リスト
StruxureWare Data Center Expert サーバー
が監視対象のデバイスへの FTP または SCP
アクセスに使用できるアクセス設定の一覧
が表示されます。
[ユーザー名]: デバイスへのアクセスに使用
されるユーザー名。
注: デフォルトでは、 StruxureWare Data
Center Expert サーバーは、ユーザー名とパ
スワードに apc (小文字) を使用するデバイ
スにのみファームウェアをダウンロードで
きます (デバイス アクセスに使用する実際
のパスワードは、[デバイス ファイルの転送
設定の編集] 画面で指定します)。
235
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
項目
説明
[IP アドレス (範囲指定可)]: アクセス設定
で FTP または SCP 通信をサポートする IP
アドレス、または IP アドレスの範囲。
[FTP ポート]: デバイスへの FTP アクセスに
使用されるポート。
[SCP ポート]: デバイスへの SCP アクセスに
使用されるポート。
[タイムアウト]: サーバーがデバイスへのア
クセスを失敗したとみなすまで待機する時
間。
[最大再試行回数]: サーバーがデバイスへの
アクセスに最初に失敗してから、アクセス
を停止するまでそのデバイスにアクセスす
る 試行回数 (デフォルトでは 1)。
[プロトコル]: 転送設定でデバイスへのアク
セスに使用するプロトコル ( [FTP のみ]、
[SCP のみ]、または [SCP を試行し、FTP に
戻す])。
追加
アクセス設定をリストに追加する場合にク
リックします。
編集
選択したアクセス設定を編集する場合にク
リックします。
削除
選択したアクセス設定を削除する場合にク
リックします。
[デバイス ファイルの転送設定の編集] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが APC SNMPv1 デバイ
スと SNMPv3 デバイスへの FTP (File Transfer Protocol) または SCP (Secure Copy) アクセ
スに使用する設定を追加または編集します。
注: この画面と機能的に同じ画面には、ファームウェア更新プログラムの適用ウィザー
ド、SNMPv1/SNMPv3 デバイス検出ウィザード、APC SNMP デバイス設定ウィザード、
および [デバイス ファイルの転送設定] ( [デバイス] メニューの [SNMP デバイス通信設
定] のオプション) で使用される [デバイス ファイルの転送設定] 画面からアクセスできま
す。
項目
説明
ユーザー名
デバイスへのアクセスに使用する名前を指定し
ます。
パスワード
デバイスへのアクセスに使用するパスワードを
指定します。
パスワードの検証
パスワードを再入力します。
IP アドレス (範囲指定可)
アクセス設定で FTP または SCP 通信をサポート
する IP アドレス、または IP アドレスの範囲を
指定します (デフォルトでは *.*.*.*)。
プロトコル
転送設定で FTP を使用するか ( [FTP のみ])、SCP
を使用するか ( [SCP のみ])、または SCP を使用
236
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
し、SCP が失敗した場合に FTP に戻るか ( [SCP
を試行し、FTP に戻す]) を指定します。
FTP ポート
サーバーがデバイスへの FTP アクセスに使用す
るポートを選択します (デフォルトでは 21)。
SCP ポート
サーバーがデバイスへの SCP アクセスに使用す
るポートを選択します (デフォルトでは 22)。
タイムアウト
サーバーが、デバイスへのアクセスを失敗した
とみなすまで待機する時間を示します (デフォル
トでは 3000)。
最大再試行回数
サーバーがデバイスへのアクセスに最初に失敗
してから、アクセスを停止するまでそのデバイ
スにアクセスする試行回数を選択します (デフォ
ルトでは 1)。
[デバイス スキャン設定] オプション
このオプションを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが監視対象の
SMNP デバイスとの SNMPv1 および SNMPv3 通信に使用する設定、およびサーバーがそ
れらのデバイスに関連付けているアラーム設定を管理します。
監視対象の SNMP デバイスは、 ホスト名 (または IP アドレス) 別に一覧表示され、各デ
バイスの次の情報が提供されます。
• デバイス タイプ
• [通知ポリシー]: StruxureWare Data Center Expert サーバーが APC SNMP デバイス
のアラームに関連付ける通知ポリシー。
• [場所]: デバイスの場所 (わかっている場合)。
• [プロトコル]: [SNMPv1] または [SNMPv3]。
• [ポート]、 [タイムアウト]、 [再試行]: SNMP 通信設定。
• [最終スキャン日時]: StruxureWare Data Center Expert サーバーがデバイスのステー
タス情報を最後にスキャンした日時。
[通知ポリシー]、 [ポート]、および [タイムアウト]、および [再試行] の設定、およびリ
ストに示されていない設定についても、一覧表示されている 1 つまたは複数のデバイス
を選択し、 [デバイス スキャン設定の編集] をクリックして編集できます。次の編集可能
な設定は、リストに示されていません。
• スキャン間隔 (分)
• 優先度スキャン
注: 優先度スキャンは、トラップ ベースのポーリング プロセスです。 StruxureWare
Data Center Expert サーバーがトラップ レシーバとして定義されている APC SNMPv1
デバイスからのトラップと APC SNMPv3 デバイスからの Inform にのみ反応して実
行されます。
• [SNMPv1]: [コミュニティ名の読み取り] および [コミュニティ名の書き込み]
• [SNMPv3]: [ユーザー]、 [認証プロトコル]、 [暗号化アルゴリズム]、および [認証パ
スワード] と [暗号化パスワード]
注: SNMPv1 デバイスと SNMPv3 デバイスの編集を同時に選択すると、[デバイス
スキャンの設定の編集] 画面には、 [優先度スキャン]、SNMPv1 固有の設定、また
は SNMPv3 固有の設定は表示されません。
[デバイス スキャン設定の編集] 画面
237
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
この画面では、 StruxureWare Data Center Expert サーバーがその監視対象の SNMP デバ
イスで使用する通知ポリシーおよび SNMP 通信設定を編集します。
この画面には、SNMPv1 デバイスと SNMPv3 デバイスが共有する項目、および各プロト
コルに固有の [SNMP 設定] 項目が含まれています。
注: SNMPv1 デバイスと SNMPv3 デバイスの両方を選択すると、 [SNMP 設定] セクショ
ンはこの画面に表示されません。
共有項目
説明
ホスト名
1 つのデバイスだけが選択されている場合に、
その SNMP デバイスのホスト名または IP アド
レスを示します。
注: 複数のデバイスが選択されている場合 [ホス
ト名] は示されません。
スキャン間隔 (分)
StruxureWare Data Center Expert サーバーが、
選択した SNMP デバイスのステータス情報をス
キャンする間隔を選択します。 1 ~ 60 分の値
を指定します。 [デフォルト] は、 [グローバル
SNMP 設定] オプションの [スキャン間隔] 設定
で定義されている値 (分) になります。
注: StruxureWare Data Center Expert サーバー
が管理するデバイス数が多い場合は、スキャン
間隔をデフォルトの 5 分より短く設定すると、
パフォーマンスが低下する可能性があります。
ポート
選択した SNMP デバイスとの SNMP 通信に使用
されるポートの番号。
タイムアウト (秒)
StruxureWare Data Center Expert サーバーが、
応答を待つ時間を選択します。この時間が経過
すると、選択された SNMP デバイスとの通信の
試行が失敗したとみなされます。 1 ~ 60 分の
値を指定します。
再試行
StruxureWare Data Center Expert サーバーが、
選択した SNMP デバイスとの最初の通信に失敗
してから、現在のスキャン プロセス中にそのデ
バイスへのアクセスを停止するまでの試行回数
を定義します。
SNMPv1 固有の SNMP 設定
項目
説明
優先度スキャン
StruxureWare Data Center Expert サーバーを、
選択した APC SNMPv1 デバイスのトラップ レ
シーバとして登録する場合にこのオプションを
選択します。これにより、サーバーの該当デバ
イスでのエラーに関する報告が迅速に行われま
す。
APC SNMPv1 デバイスのトラップ レシーバ
のサーバーは、該当のデバイスからトラッ
プを受信するとすぐにデバイスをポーリン
グします。
238
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
トラップ レシーバではないサーバーは、通
常のスキャン間隔中にのみデバイス アラー
ムを報告します。
注: 優先度スキャンは、トラップ ベースの
ポーリング プロセスです。StruxureWare
Central サーバーがトラップ レシーバとし
て定義されている APC SNMPv1 デバイスか
らのトラップと APC SNMPv3 デバイスから
の Inform にのみ反応して実行されます。
読み取りコミュニティ
サーバーが SNMPv1 デバイスからの情報を読み
取るために使用するコミュニティ名を編集しま
す。
書き込みコミュニティ
サーバーが、選択した SNMPv1 デバイスで自身
をトラップ レシーバとして定義するときに使用
するコミュニティ名を編集します。
SNMPv3 固有の SNMP 設定
項目
説明
優先度スキャン
StruxureWare Data Center Expert サーバーを選
択した APC SNMPv3 デバイスのトラップ レシ
ーバとして登録する場合にこのオプションを選
択します。これにより、サーバーの該当デバイ
スでのエラーに関する報告が迅速に行われます。
APC SNMPv3 デバイスのトラップ レシーバ
のサーバーは、該当のデバイスから Inform
を受信するとすぐにデバイスをポーリング
します。
トラップ レシーバではないサーバーは、通
常のスキャン間隔中にのみデバイス アラー
ムを報告します。
注: 優先度スキャンは、トラップ ベースのポー
リング プロセスです。APC SNMPv1 デバイスか
らのトラップと APC SNMPv3 デバイスからの
Inform にのみ反応して実行されます。
ユーザー
サーバーが、選択した SNMPv3 デバイスとの安
全な通信に使用するユーザー名を示します。
認証プロトコル
必要に応じて、選択した SNMPv3 デバイスとの
通信に使用するためにサーバーで選択されてい
るプロトコル ( [MD5] または [SHA-1]) を変更し
ます。
認証パスワード/検証
選択した [認証プロトコル] の新しいパスワード
を必要に応じて入力および検証します。
暗号化アルゴリズム
必要に応じて、サーバーが選択した SNMP デバ
イスとの通信に使用するために選択されている
暗号化方式 ( [なし]、 [DES]、または [AES128])
を変更します。
暗号化パスワード/検証
選択した [暗号化アルゴリズム] の新しいパスワ
ードを必要に応じて入力および検証します。
239
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[デバイス定義ファイル] オプション
このオプションを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが、サポートさ
れる SNMP デバイスの環境、電源、空調センサーに関する情報にアクセスするために使
用するデバイス定義ファイル (DDF) を管理します。
各 DDF ファイルは、特定の製造業者が提供する特定の製品セットのセンサーに関する情
報を提供するように設計されており、その製品の機能に直接関連する OID のみが含まれ
ています。
項目
説明
デバイス定義ファイル
StruxureWare Data Center Expert サーバー
にインストール済みの DDF の一覧が表示さ
れます。
削除
選択した DDF をリストから削除する場合に
クリックします。
注: DDF を削除すると、その DDF に関連す
る SNMP デバイスが報告するセンサーに影
響します。
定義の追加/更新
APC から利用可能な DDF ファイルを追加
または更新する際に使用するウィザードに
アクセスする場合にクリックします。
デバイス定義ファイル (DDF) の追加または更新
定義の追加/更新ウィザードを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーによ
りサポートされる SNMP デバイスで利用可能な DDF を追加または更新します。新しい
DDF または更新された DDF は、ローカル ファイルまたは APC Web サイトから
StruxureWare Data Center Expert サーバーにアップロードすることができます。
1. [デバイス] メニューの [SNMP デバイス通信設定] オプションである [デバイス定義
ファイル] を選択します。
2. [SNMP デバイス通信設定] 画面で [デバイス定義ファイル] を選択します。
3. [デバイス定義ファイル] タブの [定義の追加/更新] をクリックします。
4. [更新方法の選択] 画面で、DDF の追加または更新に使用するオプションを選択し、
対応する手順に従います。
• APC からのファイルを使用する場合は、手順 5 を参照してください。
• 以前にローカル コンピュータにダウンロードしたファイルを使用する場合は、
手順 6 を参照してください。
5. APC からファイルをダウンロードするには、次の手順を実行します。
a. [APC Web サイトの確認] を選択し、 [次へ] をクリックします。
b. [DDF ファイルの選択] 画面で、ダウンロードするファイルを選択し、 [次へ] を
クリックして、手順 7 に進みます。
6. ローカル ファイルを使用するには、次の手順に従います。
a. [ローカル ファイル] を選択し、 [参照] をクリックします。
b. [開く] 画面で、使用するファイルに移動し、そのファイルをダブルクリックし
ます (またはファイルを 1 回クリックし、 [開く] をクリックします)。
c. [更新方法の選択] 画面で、正しいファイルが指定されていることを確認し、
[次へ] をクリックして、手順 7 に進みます。
240
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
7. [インストール済み/更新済み DDF ファイル] 画面で、選択したファイルが一覧表示
されていることを確認し、 [完了] をクリックしてウィザードを終了するか、 [前へ]
をクリックして、[更新方法の選択] 画面に戻ります。
定義の追加/更新ウィザード
このウィザードに従って、新しいデバイス定義ファイル (DDF) を追加したり、既存のフ
ァイルを更新したりするためのプロセスを実行できます。
[更新方法の選択] 画面
この画面を使用して、新しいまたは更新された DDF ファイルのソースを選択します。
項目
説明
APC Web サイトの確認
APC に新しいまたは更新された DDF ファイルが
あるかどうかを確認します。
ローカル ファイル
DDF ファイルをローカル コンピュータに保存す
る場合にクリックします。
参照
ローカル コンピュータ上の DDF ファイルを参
照する場合にクリックします。
[DDF ファイルの選択] 画面
この画面を使用して、APC からダウンロードする DDF ファイルを選択します。
項目
説明
[リスト]
APC からダウンロードする DDF ファイルを、使
用可能な DDF のリストから選択します。
各リストには、現在インストールされてい
るバージョンと、新規または更新されたバ
ージョンがあるかどうかが示されます。
[インストール済み]: DDF のバージョンは、
サーバーのファイルと一致します。
[更新済み]: DDF は、サーバーのファイルの
更新バージョンです。
[新規]: DDF ファイルはサーバーにインストール
されていません。
[次へ]
選択した DDF ファイルをダウンロードする場合
に、クリックします。
[インストール済み/更新済み DDF ファイル] 画面
この画面を使用して、すべての DDF ファイルが正しくダウンロードされていることを確
認します。
241
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[グローバル スキャン設定] オプション
このオプションを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーがその監視対象
の SNMP デバイスとの通信に使用するグローバル スキャン設定を定義します。
項目
説明
スキャン間隔
[SNMP デバイス通信設定] 画面の [Device
Settings] オプションの [スキャン間隔 (分)] 設定
で、監視対象の SNMP デバイスに対して [デフ
ォルト] を選択している場合に、 StruxureWare
Data Center Expert サーバーがそのデバイスの
ステータス情報をスキャンする間隔を選択しま
す。
注: StruxureWare Data Center Expert サーバー
が管理するデバイス数が多い場合は、スキャン
間隔をデフォルトの 5 分より短く設定すると、
パフォーマンスが低下する可能性があります。
[補助 OID] オプション
このオプションを使用して、監視対象 SNMP デバイスの数値センサーを定義する補助 OID
を追加します。
補助 OID を追加すると、 StruxureWare Data Center Expert サーバーは、すべての SNMP
デバイスに対して補助 OID を要求します。その際、OID に関連付けられているセンサー
を報告できる SNMP デバイスによってのみ報告された補助 OID 値を使用します。これに
より、サーバーは SNMP デバイスの他のセンサーに対する方法と同じ方法で、補助 OID
のアラート通知を監視したり生成したりできます。
[その他の数値センサー] しきい値オプションを使用して、補助 OID に関連付けられてい
る数値センサー タイプを持つ SNMP デバイスのアラートしきい値設定を指定します。
注: 補助 OID を追加するには、SNMP デバイスで使用できる OID を定義する Management
Information Base (MIB) にアクセスする必要があります。
項目
説明
OID
既存の補助 OID を示します。
[センサー タイプ]: OID によって報告される
データに最適な数値センサーのタイプ (温
度、湿度、エア フローなど)。
[測定単位] ( [センサー タイプ] で [汎用] を
選択した場合のみ使用可能): センサー デー
タを報告するときに使用する適切な測定単
位 (度、秒、ボルトなど)。
[OID]: SNMP デバイスの監視対象 OID の定
義 (たとえば、.1.3.6.1.4.1.318.1.1.1.2.2.2)。
[説明]: OID の説明 (たとえば「UPS
Temperature」)。
242
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
追加
新しい補助 OID を追加する場合にクリックしま
す。
削除
選択した補助 OID を削除する場合にクリックし
ます。
[追加] 補助 OID 画面
この画面を使用して、SNMP デバイスの補助 OID を追加します。
注: 補助 OID を追加するには、SNMP デバイスで使用できる OID を定義する Management
Information Base (MIB) にアクセスします。
項目
説明
センサー タイプ
センサー タイプを選択します。
測定単位
[センサー タイプ] で [Generic] を選択した場合
に、測定単位を選択します。
OID
OID を指定します。たとえば、次のように識別
します。
.1.3.6.1.4.1.318.1.1.1.2.2.2
注: .1.3.6.1 で始まる OID が有効とみなさ
れます。
説明
デバイス ビューと マップ ビューの [デバイス
センサーを表示] 右クリック オプションの画面
に表示する OID の説明を入力します。たとえ
ば、 「UPS Temperature」と入力します。
243
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[Modbus デバイス通信設定] ([デバイス] メニュー)
StruxureWare Data Center Expert サーバーがその監視対象の Modbus デバイスとの通信
に使用する設定を指定するためのオプションが示されます。
[Modbus デバイス定義ファイル] オプション
このオプションを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが、サポートさ
れる Modbus デバイスのセンサーに関する情報にアクセスするために使用するデバイス
定義ファイル (DDF) を管理します。
各 DDF ファイルは、特定の製造業者が提供する特定の製品セットのセンサーに関する情
報を提供するように設計されており、その製品の機能に直接関連する登録マッピングのみ
が含まれています。
項目
説明
[デバイス定義ファイル]
StruxureWare Data Center Expert サーバー
にインストール済みの DDF の一覧が表示さ
れます。
[削除]
選択した DDF をリストから削除する場合に
クリックします。 StruxureWare Data
Center Expert サーバーにプリインストール
されている DDF は削除できません。
注: DDF を削除すると、その DDF に関連す
る Modbus デバイスが報告するセンサーに
影響します。
定義の追加/更新
APC から利用可能な DDF ファイル、また
はローカル コンピュータに保存されてい
る DDF ファイルを追加または更新する際に
使用するウィザードにアクセスする場合に
クリックします。
定義の追加/更新ウィザード
このウィザードに従って、新しいデバイス定義ファイル (DDF) を追加したり、既存の DDF
を更新したりするためのプロセスを実行できます。
[更新方法の選択] 画面
この画面を使用して、新しいまたは更新された DDF ファイルのソースを選択します。
244
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
項目
説明
APC Web サイトの確認
APC に新しいまたは更新された DDF ファイルが
あるかどうかを確認します。
ローカル ファイル
DDF ファイルをローカル コンピュータに保存す
る場合にクリックします。
参照
ローカル コンピュータ上の DDF ファイルを参
照する場合にクリックします。
[DDF ファイルの選択] 画面
この画面を使用して、APC からダウンロードする DDF ファイルを選択します。
項目
説明
[リスト]
APC からダウンロードする DDF ファイルを、使
用可能な DDF のリストから選択します。
各リストには、現在インストールされてい
るバージョンと、新規または更新されたバ
ージョンがあるかどうかが示されます。
[インストール済み]: DDF のバージョンは、
サーバーのファイルと一致します。
[更新済み]: DDF は、サーバーのファイルの
更新バージョンです。
[新規]: DDF ファイルはサーバーにインストール
されていません。
[次へ]
選択した DDF ファイルをダウンロードする場合
に、クリックします。
[インストール済み/更新済み DDF ファイル] 画面
この画面を使用して、すべての DDF ファイルが正しくダウンロードされていることを確
認します。
[デバイス スキャン設定] オプション
このオプションを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが監視対象の
Modbus デバイスとの通信に使用する設定、およびサーバーがそれらのデバイスに関連付
けているアラーム設定を管理します。
監視対象の Modbus デバイスは、 ホスト名 (または IP アドレス) 別に一覧表示され、各
デバイスの次の情報が提供されます。
• スレーブ アドレス
• デバイス タイプ
• [通知ポリシー]: StruxureWare Data Center Expert サーバーが Modbus デバイスの
アラームに関連付ける通知ポリシー。
• [場所]: デバイスの場所 (わかっている場合)。
• ポート
• タイムアウト
245
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[通知ポリシー]、 [ポート]、および [タイムアウト] の設定、およびリストに示されていな
い設定についても、一覧に表示されている 1 つまたは複数のデバイスを選択し、 [デバイ
ス スキャン設定の編集] をクリックして編集できます。次の編集可能な設定は、リストに
示されていません。
• スキャン間隔 (分)
[デバイス スキャン設定の編集] 画面
この画面では、 StruxureWare Data Center Expert サーバーがその監視対象の Modbus デ
バイスで使用する通知ポリシーおよび通信設定を編集します。
共有項目
説明
ホスト名
1 つのデバイスだけが選択されている場合に、
その Modbus デバイスのホスト名または IP アド
レスを指定します。
注: 複数のデバイスが選択されている場合 [ホス
ト名] は示されません。
スレーブ アドレス
選択した Modbus デバイスに関連付けるスレー
ブ アドレスを選択します。
注: 複数のデバイスが選択されている場合、ス
レーブ アドレスを設定できないことがありま
す。
[デバイス定義ファイル]
デバイスに関連付けられているデバイス定義フ
ァイル (DDF)。
注: Modbus デバイスに関連付けられている DDF
は変更できません。
スキャン間隔 (分)
StruxureWare Data Center Expert サーバーが、
選択した Modbus デバイスのステータス情報を
スキャンする間隔を選択します。 1 ~ 60 分の
値を指定します。 [デフォルト] は、 [グローバ
ル スキャン設定] オプションの [スキャン間隔]
設定で定義されている値 (分) になります。
注: StruxureWare Data Center Expert サーバー
が管理するデバイス数が多い場合は、スキャン
間隔をデフォルトの 5 分より短く設定すると、
パフォーマンスが低下する可能性があります。
ポート
選択した Modbus デバイスとの Modbus 通信に
使用されるポートの番号。
タイムアウト (秒)
StruxureWare Data Center Expert サーバーが応
答を待つ時間を選択します。この時間が経過す
ると、選択された Modbus デバイスとの通信の
試行が失敗したとみなされます。
[グローバル スキャン設定] オプション
このオプションを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーがその監視対象
の Modbus デバイスとの通信に使用するグローバル スキャン設定を定義します。
246
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
項目
説明
スキャン間隔 (分)
[Modbus デバイス通信設定] オプションの [デバ
イス スキャン設定] 画面の [スキャン間隔 (分)]
設定で、監視対象の Modbus デバイスに対して
[デフォルト] を選択している場合に、
StruxureWare Data Center Expert サーバーがそ
のデバイスのステータス情報をスキャンする間
隔を選択します。
注: StruxureWare Data Center Expert サーバー
が管理するデバイス数が多い場合は、スキャン
間隔をデフォルトの 5 分より短く設定すると、
パフォーマンスが低下する可能性があります。
デバイス定義ファイル (DDF) の追加または更新
定義の追加/更新ウィザードを使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーによ
りサポートされる Modbus デバイスで利用可能な DDF を追加または更新します。新し
い DDF または更新された DDF は、ローカル ファイルから StruxureWare Data Center
Expert サーバーにアップロードすることや、APC Web サイトからダウンロードすること
ができます。
1. [デバイス] メニューの [Modbus デバイス通信設定] オプションである [デバイス定
義ファイル] を選択します。
2. [Modbus デバイス通信設定] 画面で [デバイス定義ファイル] を選択します。
3. [デバイス定義ファイル] タブの [定義の追加/更新] をクリックします。
4. [更新方法の選択] 画面で、DDF の追加または更新に使用するオプションを選択し、
対応する手順に従います。
• APC からのファイルを使用する場合は、手順 5 を参照してください。
• 以前にローカル コンピュータにダウンロードしたファイルを使用する場合は、
手順 6 を参照してください。
5. APC からファイルをダウンロードするには、次の手順を実行します。
a. [APC Web サイトの確認] を選択し、 [次へ] をクリックします。
b. [DDF ファイルの選択] 画面で、ダウンロードするファイルを選択し、 [次へ] を
クリックして、手順 7 に進みます。
6. ローカル ファイルを使用するには、次の手順に従います。
a. [ローカル ファイル] を選択し、 [参照] をクリックします。
b. [開く] 画面で、使用するファイルに移動し、そのファイルをダブルクリックし
ます (またはファイルを 1 回クリックし、 [開く] をクリックします)。
c. [更新方法の選択] 画面で、正しいファイルが指定されていることを確認し、
[次へ] をクリックして、手順 7 に進みます。
7. [インストール済み/更新済み DDF ファイル] 画面で、選択したファイルが一覧表示
されていることを確認し、 [完了] をクリックしてウィザードを終了するか、 [前へ]
をクリックして、[更新方法の選択] 画面に戻ります。
247
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[NetBotz Appliance 通信設定] ([デバイス] メニュー)
StruxureWare Data Center Expert サーバーがその監視対象の NetBotz Appliance との通信
に使用する設定を指定するためのオプションが示されます。
[NetBotz Appliance 資格情報] オプション
このオプションの項目を使用して、NetBotz Appliance との通信に使用する資格情報のリ
ストを管理します。
注: [ファームウェア更新プログラムの適用] 画面では、NetBotz Appliance を更新する際
にこのオプションの項目が使用されます。
項目
説明
[リスト]
使用可能な資格情報をリストし、 [ユーザー
名]、 [パスワード]、 [IP 範囲]、および [ポート
範囲] の各値を指定します
注: デフォルトの NetBotz 資格情報と、プライ
ベート LAN 上の NetBotz Appliance との通信に
使用するデフォルトの APC 資格情報が用意され
ています。
追加
新しい資格情報を追加する場合にクリックしま
す。
[編集]
選択した資格情報を編集する場合にクリックし
ます。
削除
選択した資格情報を削除する場合にクリックし
ます。
[NetBotz Appliance 資格情報の追加] 画面および [NetBotz Appliance 資格情報の編集] 画
面
この画面を使用して、NetBotz Appliance との通信に使用する資格情報を追加または編集
します。
この画面には、 [デバイス] メニューの [NetBotz Appliance 通信設定] オプションの [NetBotz
Appliance 資格情報] オプションからアクセスします。
項目
説明
ユーザー名
NetBotz Appliance へのアクセスに使用するユー
ザー名を指定します。
パスワード
NetBotz Appliance へのアクセスに使用するパス
ワードを指定します。
パスワードの検証
パスワードを再入力します。
248
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
IP アドレスの範囲
NetBotz Appliance との通信に資格情報を使用で
きる IP アドレスの範囲を指定します。たとえ
ば、次のように識別します。
xxx.xxx.12.6: 資格情報を 1 つの IP アドレ
スに割り当てます。
xxx.xxx.10-13.20-80: 資格情報をサブネッ
ト 10、11、12、および 13 の特定の IP ア
ドレス セット (20 ~ 80) に割り当てます。
xxx.xxx.14.*: 資格情報をサブネット 14 の
すべての IP アドレスに割り当てます。
ポート範囲
資格情報で NetBotz Appliance へのアクセスに
使用するポートの範囲を指定します。たとえば、
次のように識別します。
80:ポート 80 だけを使用します (デフォル
ト値)。
60-80:ポート 60 ~ 80 までを使用します。
[NetBotz Appliance ポーリング] オプション
このオプションの項目を使用して StruxureWare Data Center Expert サーバーが、センサ
ーおよびアラーム データ ( [データ コレクション]) およびデバイス ステータス ( [モニタ
リング]) について、監視対象の NetBotz Appliance のポーリングを新たに開始する頻度を
指定します。または手動でポーリングを開始することもできます。
[データ コレクション] セクションの [開始] をクリックすると、センサーおよびアラー
ト データについて NetBotz Appliance をポーリングします。 [監視] セクションの [開始]
をクリックすると、デバイス ステータスについて、NetBotz Appliance をポーリングしま
す。
249
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
NetBotz Appliance の設定 ([デバイス] メニュー)
監視対象 NetBotz Appliance の設定は、 [NetBotz Appliance の設定] のオプションを使用
するか、または各 NetBotz Appliance で NetBotz Advanced View を使用して定義できま
す。 [NetBotz Appliance の設定] のオプションを使用すると、設定を必要に応じて変更で
きます。
注: ソフトウェア モジュールを追加しなくても [NetBotz Appliance の設定] のすべてのオ
プションがサポートされるのは、5xx モデルの NetBotz Appliance だけです。 [NetBotz
Appliance の設定] のオプションを使用して 3xx や 4xx などの特定のモデルの NetBotz
Appliance を設定できるかどうかについては、その NetBotz Appliance の NetBotz Advanced
View にアクセスしてください。
StruxureWare Data Center Expert サーバーは、監視対象のデバイスで StruxureWare Data
Center Expert サーバーのアラームしきい値がトリガされたときに、ユーザーに通知でき
ます。さらに、 [NetBotz Appliance の設定] の [アラート設定] オプションでは、監視対
象の NetBotz Appliance が、監視しているデバイスで発生したアラートしきい値違反に応
じてそれぞれ独自のアラート通知を生成する方法を定義できます。
[カメラ設定]、 [シリアル デバイス設定]、 [SMS 設定]、 [ポッド共有設定] の各オプショ
ンを除く [NetBotz Appliance の設定] のオプションでは、同時に複数の NetBotz Appliance
に同じ設定を指定できます。複数のアプライアンスで [ラック アクセス設定] を設定する
には、NetBotz Appliance を選択して、 [NetBotz Appliance の設定] オプションを選択す
る必要があります。
注: [アラート設定] および [アラート データ送信の設定] のオプションを除くこれらの設
定オプションにアクセスするには、 デバイス ビュー、 マップ ビュー、および デバイス
グループ ビューの [NetBotz Appliance の設定] 右クリック オプションを使用します。 サ
ムネール ビューで使用できる右クリック オプションの [NetBotz Appliance カメラ設定]
を使用すると、 [カメラ設定] にアクセスできます。
[NetBotz Appliance の設定] オプションの使用
[NetBotz Appliance の設定] のすべてのオプションで同じ基本的な設定手順を使用します
が、 [バックアップ/復元]、 [カメラ設定]、 [ラック アクセス設定]、および [アラート設
定] は別です。
注: [アラート設定] および [ラック アクセス設定] オプションの詳細については、それら
のオプションのリンクを使用してヘルプを参照してください。
1. [デバイス] メニューで、 [バックアップ/復元] または [カメラ設定] を除く [NetBotz
Appliance の設定] のオプションを選択します。
注: [バックアップ/復元] および [カメラ設定] オプションの詳細については、それ
らのオプションのリンクを使用してヘルプを参照してください。
2. [NetBotz Appliance の選択] 画面で、設定する NetBotz Appliance を選択し、 [次へ]
をクリックします。
注: [シリアル デバイス設定]、 [SMS 設定]、および [ポッド共有設定] の各オプショ
ンで、一度に 1 つのオプションを設定できます。
3. オプションの設定画面で、選択した NetBotz Appliance で使用する設定を指定し、
[次へ] をクリックします。
4. [結果] 画面で設定の結果を確認し、その設定が [進行中] であるという報告がない場
合は [完了] をクリックします。
250
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: 可能性がある結果のステータスについては、[結果] 画面の説明を参照してくださ
い。
[NetBotz Appliance の選択] 画面
この画面では、選択した [NetBotz Appliance の設定] オプションに対して設定する NetBotz
Appliance を選択します。
注: [カメラ設定] オプションでは、この [NetBotz Appliance の選択] 画面ではなく、[カメ
ラの選択] 画面を使用します。
この画面には、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが監視しているすべての
NetBotz Appliance の一覧が表示されます。
[結果] 画面
この画面では、選択した [NetBotz Appliance の設定] オプションに対する設定操作の結果
を確認します。
各 NetBotz Appliance に対する 4 つの設定結果を報告できます。
注: ポストのみモードの NetBotz Appliance の復元中に無効なパスワードを使用すると、
復元が行われることもエラーが発生することもなく、ステータスは [完了] に変わります。
結果
説明
進行中
設定が実行されています。
完了
設定は正常に終了しました。
不明
既知の結果を提示できません。
推奨アクション:
再度、NetBotz Appliance を設定します。そ
れでも問題が解決しない場合は、そのアプ
ライアンスから NetBotz 詳細設定ビューに
ログオンして設定が正常に適用されている
かどうか確認し、必要な場合は再度設定し
ます。
権限がありません
復元操作に対して提供されたパスワードが
正しくありません。
注: アプライアンスで設定を復元しようと
すると、 [権限がありません] と報告される
ことがあります。
[バックアップ/復元] オプション
このオプションを使用すると、選択した NetBotz Appliance (複数可) に対する
StruxureWare Data Center Expert サーバーのデータベースにバックアップ ファイルを保
持したり、それらのバックアップ ファイルを使用して選択した NetBotz Appliance の構成
を復元したりできます。
251
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
バックアップ/復元ウィザードには 3 つの画面があり、その中の 2 つは他の [NetBotz
Appliance の設定] オプションと共有で、もう 1 つはパスワードのポップアップ画面です。
1. NetBotz Appliance をバックアップするか復元するかを選択するときは、[バックア
ップまたは復元の選択] 画面を使用します。
2. [カメラ設定] を除くすべての [NetBotz Appliance の設定] オプションで共有される
[NetBotz Appliance の選択] 画面を使用して、バックアップまたは復元する NetBotz
Appliance を選択します。
3. バックアップ設定を暗号化するためのパスワードを定義したり、設定を復元するた
めにバックアップ ファイルにアクセスしたりするときは、[バックアップ パスワー
ド] または [復元パスワード] ポップアップ画面を使用します。
注: ポストのみモードの NetBotz Appliance の復元中に無効なパスワードを使用する
と、復元は行われず、エラーも報告されません。有効なパスワードを使用して復元
手順を繰り返す必要があります。
4. バックアップまたは復元の処理結果を確認するには、共有の [結果] 画面を使用しま
す。
[バックアップまたは復元の選択] 画面
1 つまたは複数の NetBotz Appliance で、設定を [バックアップ] するか [復元] するかを
選択します。
[カメラ設定] オプション
このオプションを使用して、すべての監視対象 NetBotz Appliance にあるカメラを構成す
るときに使用するカメラ設定ウィザードにアクセスします。
注: カメラ設定ウィザードにアクセスするには、 デバイス グループ ビューおよび デバイ
ス ビューの右クリック メニュー オプション ( [NetBotz Appliance の設定] メニューの [カ
メラ設定])、および サムネイ ビューの右クリック メニュー オプション ( [NetBotz Appliance
カメラ設定] オプション) も使用できます。
カメラ設定ウィザードには 2 つの画面があります。
注: リストのすべてのカメラの設定を 1 つずつ設定できます。1 つのカメラの設定を終了
したら、[カメラの選択] 画面で別のカメラを選択します。
[カメラの選択] 画面
この画面では、関連する NetBotz Appliance に対して設定するカメラを選択します。
リストに含まれるカメラは、使用した [カメラ設定] オプションによって異なります。
注: リストのすべてのカメラの設定を 1 つずつ設定できます。1 つのカメラの設定を終了
したら、[カメラの選択] 画面で別のカメラを選択します。
• [カメラ設定] ( [デバイス] メニューの [NetBotz Appliance の設定] オプション): すべ
ての監視対象 NetBotz Appliance にあるすべてのカメラ。
• [カメラ設定] ( デバイス グループ ビューの右クリック オプションである [NetBotz
Appliance の設定] メニュー): 選択したデバイス グループに割り当てられているすべ
ての監視対象 NetBotz Appliance にあるすべてのカメラ。
• [カメラ設定] ( デバイス ビュー の右クリック オプションである [NetBotz Appliance
の設定] メニュー): 選択したすべてのカメラ、または選択した NetBotz Appliance に
対するすべてのカメラ。
252
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: カメラ デバイスを 1 つだけ選択した場合、[カメラ設定] 画面に直接アクセスで
きます。カメラが関連付けられた NetBotz Appliance が選択されていない場合、 [カ
メラ設定] オプションは無効です。
• [NetBotz Appliance カメラ設定] ( サムネイル ビュー の右クリック オプション): 選択
したサムネイルに対するすべてのカメラ。
注: 1 つのカメラのサムネイルを選択した場合、[カメラ設定] 画面が直接表示されま
す。
[カメラ設定] 画面
この画面を使用して、選択したカメラに関連付けられている NetBotz Appliance の設定を
構成します。
アラーム キャプチャ データ
選択したカメラがアラーム中にデータのキャプチャを開始するタイミング、およびアラー
ムのカメラで生成されるクリップの画質を定義するときに、このオプションを使用しま
す。
注: [アラーム キャプチャ データ] 設定は、通常の監視アクティビティでのクリップの生
成方法には関係しません。監視クリップに影響する設定の詳細については、「監視機能」
の「監視設定オプション」を参照してください。
項目
説明
カメラ解像度
カメラがキャプチャする画像の解像度を設定し
ます。使用できるサイズは、選択したカメラの
性能によって異なります。画像の解像度が大き
くなると、必要になるディスク空き容量も増加
します。
最大レート
クリップをキャプチャしたときにディスクに記
録される秒あたりのフレーム数の最大値を設定
します。この設定のデフォルト値は 1 フレー
ム/秒です。
画質
キャプチャした画像に適用される圧縮の程
度を指定します。圧縮率が大きくなるとフ
ァイル サイズは減少しますが、同時に画質
も低下します。
使用できる値は、最高の画質/最大のファイ
ル サイズから最低の画質/最小のファイル
サイズまで、次のようになります。 [高画
質]、 [通常画質]、 [通常圧縮]、および [高
圧縮] です。
注: イメージ プロセッサが使用できる実際
のフレーム レートは、生成された画像の解
像度と画質によって異なります。
最高のフレーム レートである 30 フレー
ム/秒は、[通常画質] かそれより低い圧縮率
で、最大 640x480 までの解像度でのみ使
用できます。 640x480
[通常画質] 以下の圧縮率で、解像度
800x600、1024x768、および
253
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
1280x1024 (使用可能な場合) に対する最
高のフレーム レートは、10 フレーム/秒で
す。
たとえば、Camera Pod 120 が [高画質] で
画像をキャプチャするように設定する場合、
各解像度に対する [最大レート] は次のよう
になります。
• 640x480 以下の解像度では、最高フ
レーム レートは 30 フレーム/秒から
20 フレーム/秒に低下します。
• 800x600 では、最高フレーム レート
は変わりません (10 フレーム/秒のま
ま)。
• 1024x768 および 1280x1024 では、
最高フレーム レートは 10 フレーム/
秒から 8 フレーム/秒に低下します。
アラート通知に含まれる画像についてのイ
ベントが、そのアラートによってトリガさ
れてからの合計の秒数を指定します。
アラート後キャプチャ時間 (秒)
キャプチャされるアラート後画像の数は
[アラート後キャプチャ時間] に [最大レー
ト] の値を乗算した数と等しくなります。個
々のアラート アクションの [最大カメラ画
像] には、1 つのアラートに対応してキャプ
チャされる画像の数より少ない値を設定で
きます
カメラがキャプチャする画像 (アラート後
キャプチャとアラート前キャプチャの両方
を含む) の合計数が、1 つのアラート アク
ションに対する [最大カメラ画像] の設定よ
り大きい場合、最近キャプチャした画像が
優先的にアラート通知に含まれます。
注: [最大カメラ画像] 設定は、次の 3 つの
アラート アクションに設定されます。それ
は、 [電子メールの送信]、 [HTTP POST の
送信]、および [FTP サーバーへのデータ送
信] です。
アラート通知に含まれる画像のイベントが、
そのアラートによってトリガされるまでの
合計の秒数を指定します。
アラート前キャプチャ時間 (秒)
キャプチャされるアラート前画像の数は
[アラート前キャプチャ時間] に [最大レー
ト] の値を乗算した数と等しくなります。個
々のアラート アクションの [最大カメラ画
像] には、1 つのアラートに対応してキャプ
チャされる画像の数より少ない値を設定で
きます
カメラがキャプチャする画像 (アラート後
キャプチャとアラート前キャプチャの両方
を含む) の合計数が、1 つのアラート アク
ションに対する [最大カメラ画像] の設定よ
254
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
り大きい場合、最近キャプチャした画像が
優先的にアラート通知に含まれます。
注: [最大カメラ画像] 設定は、次の 3 つの
アラート アクションに設定されます。それ
は、 [電子メールの送信]、 [HTTP POST の
送信]、および [FTP サーバーへのデータ送
信] です。
キャプチャ前待機時間 (秒)
アラートから最初の画像キャプチャまでの秒数
を指定します。
音声を追加
アラート通知が継続している間の音声をキ
ャプチャしてそれをアラートに追加するた
めに、デバイスが統合されたマイクロフォ
ンと外部のマイクロフォン (ポッドの外部
マイクロフォン ジャックに接続されている
場合) のどちらを使用するかを指定します。
注意: このオプションは、音声をキャプチャ
できるように NetBotz Appliances が設定さ
れている場合にのみ使用できます。
音量
音声をキャプチャするための音量を指定します。
アラーム キャプチャ データの要約
現在選択されている [キャプチャの設定] を使用
して、カメラによって生成されるファイルにつ
いての各種の情報を表示します。このフィール
ドの情報は、新しい設定が指定または選択され
ると自動的に更新されます。
画像設定
このオプションを使用して、アラームおよび監視のアクティビティで選択したカメラに使
用する画質やそのほかの設定 ( [タイムスタンプの位置] など) を定義します。
項目
説明
輝度 (0 ~ 255)
キャプチャした画像の輝度を設定します。 0 か
ら 255 までの値を設定できます。
ガンマ補正
カメラ画像の全体的な輝度を調整します。 [ガン
マ補正] を使用すると、キャプチャした画像をよ
り正確にコンピュータ画面に表示できます。適
切に補正されていない画像は、白っぽくなった
り暗すぎたりします。
画像を 180°回転
カメラでキャプチャした画像を 180°回転する
ときに選択します。これは、アラート通知およ
び NetBotz Advanced View に含まれる画像キャ
プチャの向きを補正するときに (設置場所の制限
のためにデバイスが逆にマウントされていた場
合)、役に立ちます。
注: このオプションは、CCTV アダプタ ポッド
に対する [キャプチャの設定] が設定されている
場合は使用できません。
照明の種類
カメラが使用する色バランスの設定を指定
します。次の 4 つの事前設定された色バラ
ンスから選択できます。
蛍光灯: 蛍光灯照明の場所に対する最高の色
バランス設定です。
255
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
白熱灯: 白熱灯照明の場所に対する最高の色
バランス設定です。
昼光: 日光に照らされた場所に対する最高の
色バランス設定です。
自動検出: 現在の照明状態を分析して、最適
な設定を自動的に選択します。
カスタム: [赤色バランス] コントロールと
[青色バランス] コントロールを使用して、
指定したとおりに画像を調整します。
赤色バランス (1 ~ 254)
クリップの照明の影響を相殺するように画像の
色バランスを調整します。
青色バランス (1 ~ 254)
クリップの照明の影響を相殺するように画像の
色バランスを調整します。
タイムスタンプの位置
画像キャプチャ内のタイムスタンプの位置
を指定します。選択肢は、 [None]、
[Bottom righ]、 [Bottom center]、 [Bottom
left]、 [Top right]、 [Top center]、および
[Top left] です。
マスキング
このオプションを使用して、アラームおよび監視のアクティビティで選択したカメラに対
して、ユーザーが指定した画像の領域のモーションを無視するマスク ( [モーション マス
ク])、または画像の中のユーザーが指定した領域が見えないようにするマスク ( [ブロック
アウト マスク]) を作成します。
注意: [モーション マスク] タブと [ブロックアウト マスク] タブを切り替えると、表示さ
れる カメラ ビューのサイズまたは解像度が変わることがあります。 [ブロックアウト マ
スク] には、カメラ ビューのフィールド全体を表示しますが、 [モーション マスク] では
カメラ ビューのうち現在設定されている範囲を表示します。表示される画像上で拡大に
よってカメラ ビューを制限する場合 (デバイスの Web インターフェイスまたは NetBotz
Advanced View アプリケーションによって)、 [モーション マスク] タブには設定されてい
る範囲のみが表示されます。
モーション マスク:
このタブを使用すると、画像キャプチャの指定された領域で検出された動きをカメラのモ
ーション センサーが無視するように設定できます。
注: モーション マスクを指定すると、カメラはマスクされた範囲で検出されたすべてのモ
ーションを無視します。通常はクリップ生成の原因になるようなモーションを検出した場
合、モーション マスクがある場合はどんなアクションも発生しません。これらのマスク
は、カメラの動きを一定の範囲に限定する場合に役に立ちます。たとえば、多くの人が利
用する廊下に隣接する通路の監視などです。モーション マスクを使用すると、その廊下
についてはブロックして、隣接の通路のモーションのみのクリップが生成されるようにで
きます。
項目
説明
[描画モード] を選択します。
描画モード
256
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[マスキング]: 表示されている カメラ ビュ
ーを横切ってマウスをドラッグすると、緑
色の四角形のマスキング範囲が表示されま
す。マウス ボタンを放すと、マスキング範
囲は明るい青色になります。この青色の四
角形に覆われたところで何かのモーション
が発生しても、クリップはトリガされませ
ん。
[マスキング解除]: 表示されている カメラ
ビューを横切ってマウスをドラッグすると、
紫色の四角形が表示されます。マウス ボタ
ンを放すと、この四角形は表示されなくな
り、それと共にマスキング範囲の明るい青
色で紫色の四角形に覆われていた部分も表
示されなくなります。
この 2 つのモードを何度でも切り替えて、
必要な形状のモーション マスクを定義する
ことができます。終了したら、 [適用] をク
リックして変更内容を保存します。
現在のマスクを削除する場合は、 [マスクを
元に戻す] をクリックします。これは、既
に [適用] ボタンで保存したマスクには影響
しません。適用済みのマスクを削除する場
合は、 [マスキング解除] モードを使用しま
す。
画像の変化が動作であるとみなされるため
には画像の一定の範囲が変化 ( [感度] の値
で決定) する必要がありますが、その範囲
の大きさを指定します。
モーション領域
[モーション領域] の値が小さいと、小さい
範囲の動きでも変化とみなされます。
画像の変化が動作であるとみなされるため
には画像の部分がある程度変化する必要が
ありますが、動作とみなされずに黙認され
る変化量を指定します。
感度
[感度] の値が小さいと、画像同士の変化が
小さい場合でも変化とみなされます。 つま
り、わずかな動きでも変化とマークされま
す。
カメラ モーションの有効化
カメラ モーション センサーを有効にします。
モーションの輪郭を表示
キャプチャされた画像のモーションを示すと判
定された領域の輪郭が点線で示されます。
ブロックアウト マスク:
このタブを使用すると、選択したカメラが Premium Software Module を持つ NetBotz
Appliance で監視されているときに、画像の中の指定した領域が表示されなくなるように
カメラを設定できます。
257
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
項目
説明
[描画モード] を選択します。
描画モード
[マスキング]: 表示されている カメラ ビュ
ーを横切ってマウスをドラッグすると、緑
色の四角形のマスキング範囲が表示されま
す。マウス ボタンを放すと、マスキング範
囲は明るい青色になります。監視フィード
が表示されているとき、マスクされた領域
は明るい灰色の四角形で覆われます。この
灰色の四角形に覆われたところで何かのモ
ーションが発生しても、クリップはトリガ
されません。
[マスキング解除]: 表示されている カメラ
ビューを横切ってマウスをドラッグすると、
紫色の四角形が表示されます。マウス ボタ
ンを放すと、この四角形は表示されなくな
り、それと共にマスキング範囲の明るい青
色で紫色の四角形に覆われていた部分も表
示されなくなります。
この 2 つのモードを何度でも切り替えて、
必要な形状のモーション マスクを定義する
ことができます。終了したら、 [適用] をク
リックして変更内容を保存します。
現在のマスクを削除する場合は、 [マスクを
元に戻す] をクリックします。これは、既
に [適用] ボタンで保存したマスクには影響
しません。適用済みのマスクを削除する場
合は、 [マスキング解除] モードを使用しま
す。
[時計設定] オプション
選択した NetBotz Appliance で日付と時刻の設定を編集するとき、または NTP サーバー
の日付と時刻の設定と同期するときに、このオプションの設定画面を使用します。
項目
説明
NTP サーバーの有効化
これを選択すると、選択したアプライアンスの
日付と時刻には Network Time Protocol (NTP)
サーバーが値を提供し、選択しない場合は [日
付] 要素と [時間] 要素で定義されます。
[NTP サーバー 1]/[NTP サーバー 2]/[NTP サー
バー 3]
[NTP サーバーの有効化] が選択されたときに、
少なくとも 1 つの NTP サーバーの IP アドレス
またはホスト名を指定します。
サーバーの時刻を使用
[NTP サーバーの有効化] が選択されていない場
合に、選択したアプライアンスで StruxureWare
Data Center Expert サーバーの日付と時刻の設
定を使用するときにクリックします。
258
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
日付
[NTP サーバーの有効化] が選択されていないと
きに、選択したアプライアンスで使用する日付
を定義します。
[時間]
[NTP サーバーの有効化] が選択されていないと
きに、選択したアプライアンスで使用する時刻
を定義します。
カレンダー
[NTP サーバーの有効化] が選択されていないと
きに、選択したアプライアンスで現在定義され
ている日付を表示し、その日付を定義するため
に使用できます。
[DNS 設定] オプション
選択した NetBotz Appliance が常駐するドメイン名、およびそのドメインで使用できる
[プライマリ DNS]、および [セカンダリ DNS サーバー] または [ターシャリ DNS サーバ
ー] またはその両方の、ホスト名または IP アドレスを指定するときに、このオプションの
設定画面を使用します。
[電子メール設定] オプション
このオプションの設定画面を使用して、選択した NetBotz Appliance が使用する電子メー
ル通知を設定します。
注: このオプションの表示項目は、[サーバー管理の設定] 画面の [電子メール設定] オプ
ションで使用される項目と同じです。
[場所設定] オプション
このオプションの設定画面を使用して、選択した NetBotz Appliance の場所の設定を編集
します。
項目
説明
ポッド/センサー
[場所データ] を編集するデバイスまたはセンサ
ーをリストから選択できます。
1 つのアプライアンスが選択されている場
合、リストには次のエントリが含まれます。
•
•
•
•
•
NetBotz Appliance
センサー ポッド
出力リレー ポッド
個別のセンサーを持つカメラ ポッド
Ethernet リンク ステータス
複数のアプライアンスが選択されている場
合、リストには次のエントリのみが含まれ
ます。
• NetBotz Appliances
• センサー ポッド
• 個別のセンサーを持たないカメラ ポ
ッド
259
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: 出力リレー ポッドや Ethernet リ
ンク ステータスのエントリは提供さ
れません。
場所データ
標準の場所に基づく広範な値から、編集する値
を選択できます。
注: デフォルトでは、ポッドと Ethernet リンク
ステータスはそれ自体の NetBotz Appliance の
設定を継承し、センサーはポッドの設定を継承
します。
[編集]
選択した場所の値を編集する場合にクリックし
ます。
[ポッド共有設定] オプション
選択した NetBotz 500 または 550 Appliance が、リモートの NetBotz Appliance、一部
の Pelco カメラ、および AP9361 APC NetBotz Rack Access PX - HID デバイスに対する仮
想ポッドをホストするように設定するときに、このオプションの設定画面を使用します。
項目
説明
リモート デバイス
[リモート デバイスの更新] 画面を使用して新し
いリモート デバイスを追加したり既存のものを
編集または削除することで、選択した NetBotz
500 または 550 Appliance とポッドを共有する
リモート デバイスを指定します。
共有ポッド
[リモート デバイス] リストで選択したリモート
デバイスとともに、その 1 つまたは複数のポッ
トを [共有ポッド] リストで強調表示します。次
に、 [リモート ポッドの共有] をクリックして、
選択したポットを NetBotz 500 または 550 のホ
ストと共有したり、 [ポッドの共有の中止] をク
リックしてそれらのポッドの共有を中止します。
注: NetBotz Appliance のエントリによって、そ
のアプライアンスで統合ポッドを共有するかど
うかを選択できます。
ポッド共有の概要
ポッド共有を使用すると、NetBotz 500 または 550 Appliance を、NetBotz Appliance や
特定の Pelco カメラ、AP9361 APC NetBotz Rack Access デバイスと統合されているかま
たはこれらのデバイスに接続されているポッド デバイスに接続して、そこから直接デー
タを受信できます。これらの共有ポッドは、カメラやセンサー ポッドと統合したり、外
部接続されたポッドと統合したりできます。
ポッド共有では、1 つの NetBotz 500 または 550 Appliance が設備のホストになって、
他の多くの (ネットワーク上に分散された) NetBotz Appliance、特定の Pelco カメラ、お
よび AP9361 APC NetBotz Rack Access デバイスからのアラートを管理します。1 つのポ
ッドがホストの NetBotz 500 または 550 Appliance と共有されると、その NetBotz
Appliance と直接接続しているように機能します。1 つの NetBotz 500 は合計で最高 16
個の共有ポッドをホストできます。共有ポッドの内、最高 4 個の Camera Pod 120 また
は CCTV Adapter のポッドを指定できます。共有ポッドは、最高 8 つのターゲット デバ
イスと物理的に接続できます。
260
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
NetBotz 500 または 550 のホストは、RackBotz および WallBotz 320、350、420、450、
500、および 550 NetBotz Appliance、さらに旧来の BotzWare 1.x を実行する NetBotz デ
バイス (RackBotz および WallBotz 300、303、310、400、410 デバイスなど) とポッド
を共有できます。NetBotz 500 がこれらの従来型のモデルにアクセスするように設定され
ると、それらは他の共有ポッドまたはデバイスとまったく同じように処理され、NetBotz
500 と直接接続しているようにアラートとセンサーのデータも提供されます。
ポッド共有については、次のことに留意することが重要です。
• ポッド共有は、一度に 1 つのデバイスでのみ実行できます。
• NetBotz 500 v2.6 以降、または NetBotz 550 は、リモート ポッドをホストできま
す。NetBotz 500 以前のバージョンではポッド共有に必要とされたオプションの
Premium Software Module を使用する必要はありません。
• デバイスと物理的に接続されたポッドは、NetBotz Appliance モデルで使用できる
USB に接続されたデバイスの合計数には含まれません。
• NetBotz 420 は、追加で、カメラ ポッドを 1 つ、カメラ ポッド以外のポッド
を最高 4 個サポートします。
• NetBotz 500 または 550 は、カメラ ポッドを 4 個、カメラ ポッド以外のポッ
ドを最高 17 個サポートします。
• リモートでホストされたカメラ ポッドからのフレーム レートは、1 秒当たり 10 フ
レームに制限されます。
• ホストされたカメラ ポッドで使用可能な画像解像度は、ポッドに物理的に接続され
たデバイスが使用できる最高の解像度によって決定します。たとえば、NetBotz 500
に接続された Camera Pod 120 の最大解像度は、1280 × 1024 です。ただし、
Camera Pod 120 が NetBotz 420 に接続されている場合、最大解像度は 640 × 480
になります。
[リモート デバイスの更新] 画面
ポッド共有ホストとリモート デバイスの間の HTTP または HTTPS 通信に使用する設定
に、この画面を使用します。
項目
説明
ホスト名/IP アドレス
ホスト NetBotz Appliance と共有するポッドを
持つリモート デバイスのホスト名または IP ア
ドレスを指定します。
ポート
通信に使用されるポートを指定します。デフォ
ルトは、HTTP の場合は 80、HTTPS の場合は
443 です。
SSL オプション
リモート デバイスとの通信に関する Secure
Sockets Layer (SSL) プロトコルの使用方法を選
択します。 [なし]、 [SSL 必須 (検証なし)]、 [SSL
必須 (証明書を検証)]、または [SSL 必須 (証明書
とホスト名を検証)] を選択できます。
ユーザー ID
リモート デバイスにアクセスするためのユーザ
ー ID を入力します。
注: [管理者] 権限のないユーザー アカウントに
対するユーザー ID の場合には、一部のリモー
ト ポッド機能を使用できないことがあります。
パスワード
リモート デバイスにアクセスするユーザー ID
と共に使用するパスワードを入力します。
パスワードの確認
パスワードを再入力します。
261
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
タイムアウト (秒)
ホストの NetBotz Appliance が、選択したリモ
ート デバイスとの通信を失敗したとみなすまで
応答を待機する時間 (秒) を定義します。
[アラート データ送信の設定] オプション
このオプションの設定画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーによ
って監視される NetBotz Appliance がアラート データを送信する先の IP またはアドレス
を指定します。
StruxureWare Data Center Expert によって NetBotz Appliance が検出されると、
StruxureWare Data Center Expert のホスト名が NetBotz Appliance に追加されます。これ
によって、 StruxureWare Data Center Expert は NetBotz Appliance からのアラート ポス
トを受信できるようになります。サーバーで DNS が使用されていない場合、NetBotz
Appliance のアラート ポストのエントリを StruxureWare Data Center Expert サーバー
の IP アドレスに変更する必要があります。
注: この画面にアクセスするには [ネットワークの設定] ( [システム] メニューの [サーバ
ー管理の設定] オプション) を使用して、 [パブリック (LAN1)] タブの [ホスト名] または
[IP アドレス] 設定を変更します。NetBotz Appliance のポスト設定を変更するかどうか確
認された場合は、 [はい] をクリックします。
項目
説明
現在の StruxureWare Data Center Expert ホス [ネットワーク設定] オプションの [パブリック
ト名
(LAN1)] タブで定義した [ホスト名]。
現在の StruxureWare Data Center Expert IP
アドレス
[ネットワーク設定] オプションの [パブリック
(LAN1)] タブで定義した [IP アドレス]。
アラート データの送信に使用するアドレスの選 ドロップダウン リストから IP アドレスまたは
択
ホスト名を選択するか、監視対象の NetBotz
Appliances がアラート データのポストに使用す
るホスト名または IP アドレスを入力します。
注: StruxureWare Data Center Expert サーバー
で監視する NetBotz Appliance で DNS サービス
を使用できない場合は、サーバーの IP アドレス
を使用するように選択します。そうしないと、
アプライアンスはデータをサーバーにポストで
きないため、ステータスはポーリングへのレス
ポンスでのみ取得可能になります。
ラック アクセス設定
[NetBotz Appliance の設定] オプションからアクセスできるこのオプションを使用して、
ラック アクセス ポッド 170 デバイスを監視する NetBotz Appliance の監視下にあるラッ
クの扉へのアクセスを設定します。
[ラック アクセス設定] を設定するには、 StruxureWare Data Center Expert 管理者である
か、選択したデバイス グループまたは選択した NetBotz Appliance を含むデバイス グル
ープのデバイス管理者である必要があります。
262
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
選択した NetBotz Appliance でラック アクセス ポッド 170 デバイスが監視されていない
場合、[ラック アクセス設定] 画面は使用できません。
[NetBotz Appliance ラック アクセス設定] 画面は、選択した NetBotz Appliance の [ラッ
ク アクセス設定] オプションに初めてアクセスしたときに表示されます。この画面では、
選択したアプライアンスのサポート対象カード タイプおよび自動ロック タイムアウトを
指定できます。必要に応じて、[ラック アクセス設定] 画面の [NetBotz Appliance 設定]
リンクからもう一度この画面にアクセスできます。カード タイプが既に指定されている
場合は、 [自動ロック タイムアウト] のみ変更できます。サポート対象カード タイプを変
更するには、最初にアプライアンスに関連付けられているすべてのカードを削除する必要
があります。
ラック アクセス ポッド 170 デバイスで読み取られた 1 つ以上のラック アクセス カード
が、関連する NetBotz Appliance に登録されていない場合は、 [未登録カードを表示しま
す] リンクが表示されます。このリンクから [未登録カード] 画面にアクセスして、登録す
るラック アクセス カードを選択するか、登録しないカードをリストから削除します。
選択したデバイス グループまたは NetBotz Appliance のリストに最大 200 のラック アク
セス カードを追加できます。カード ID #、ユーザー名、説明、および扉にアクセスする
際のカードに別のカードからの承認カードの読み取りが必要かどうかを指定します。各カ
ードの設定の変更、リストからの 1 つずつのカードの削除、またはあるカードから別の
カードへのスケジュール済みアクセス情報のコピーを行うことができます。
注: リストからカードを削除する場合は、 [適用] または [OK] をクリックして変更を保存
する必要があります。
左側のペインでカードを選択すると、そのカード ID #、ユーザー名、説明、および承認
要件 (該当する場合) が右側のペインの上に表示されます。右側のペインで扉を選択し、
その扉に対してデフォルトでは 24 時間、365 日そのカードのアクセスを有効または無効
にすることができます。NetBotz Appliance、ラック アクセス ポッド 170、または扉を選
択し、 [アクセス設定情報を編集] をクリックすると、週間アクセス スケジュールを変更
できます。
注: 扉アクセスを有効または無効にする場合は、 [適用] または [OK] をクリックして変更
を保存する必要があります。
カードの扉アクセスは 1 つずつ設定する必要があります。次に、あるカードから別のカ
ードにスケジュール済みアクセス情報をコピーできます。
[ラック アクセス設定] にアクセスするには、次の 4 つのメニューを使用できます。
• [NetBotz Appliance の設定] オプション ( [デバイス] メニューからアクセス)。
• [モニタリング] パースペクティブの デバイス ビューおよび マップ ビューの右クリ
ック メニューである [NetBotz Appliance の設定]。
• デバイス グループ ビューの右クリック メニュー。
[モニタリング] パースペクティブの デバイス ビューおよび マップ ビューの右クリック
メニューである [NetBotz Appliance の設定] から [ラック アクセス設定] 画面にアクセス
すると、選択した NetBotz Appliance とその関連するラック アクセス ポッド 170 デバイ
スが右側のペインに表示されます。
[NetBotz Appliance の設定] オプション ( [デバイス] メニューからアクセス) から、[ラッ
ク アクセス設定] 画面にアクセスすると、ラック アクセス ポッド 170 デバイスを監視し
ている NetBotz Appliance を含むデバイス グループとその関連するアプライアンスおよび
デバイスが右側のペインに表示されます。
[モニタリング] パースペクティブの デバイス グループ ビューの右クリック メニューであ
る [NetBotz Appliance の設定] から [ラック アクセス設定] 画面にアクセスすると、ラッ
ク アクセス ポッド 170 デバイスを監視している NetBotz Appliance を含む選択したデバ
イス グループとその関連するアプライアンスおよびデバイスが右側のペインに表示され
ます。
263
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[ラック アクセス設定] 画面
この画面を使用して、カードを追加してそのカードにユーザーを割り当てたり、選択した
デバイス グループまたは NetBotz Appliance に関連付けられているラック アクセス ポッ
ド 170 デバイスで監視されるラックの扉へのアクセスを設定したりします。
この画面の左側のペインで、選択したデバイス グループまたは NetBotz Appliance に最
大 200 のラック アクセス カードを追加したり、それらのカードにユーザーを割り当てた
りします。次に、左側のペインでカードを選択し、右側のペインでデバイス グループ、
NetBotz Appliance、ラック アクセス ポッド 170、または扉を選択して、そのカードのラ
ック アクセスを有効/無効にしたり、スケジューリングしたりします。
選択した NetBotz Appliance の HID 非接触カードが登録されていない場合は、 [ラック ア
クセス設定] オプションにアクセスすると、[NetBotz Appliance 設定] 画面が表示されま
す。この画面では、選択したアプライアンスのサポート対象カード タイプおよび自動ロ
ック タイムアウトを指定できます。
[NetBotz Appliance 設定] リンクから [NetBotz Appliance 設定] 画面にアクセスして、 [自
動ロック タイムアウト] だけを変更できます。サポート対象カード タイプを変更するに
は、最初にアプライアンスに関連付けられているすべてのカードを削除する必要がありま
す。
ラック アクセス ポッド 170 デバイスで読み取られた 1 つ以上のラック アクセス カード
が、関連する NetBotz Appliance に登録されていない場合は、 [未登録カードを表示しま
す] リンクが表示されます。このリンクから [未登録カード] 画面にアクセスして、登録す
るラック アクセス カードを選択するか、登録しないカードをリストから削除することが
できます。
左側のペイン:
項目
説明
[カード ID #]: カードに割り当てられている
識別番号。
リスト
[ユーザー名]: カードに割り当てられている
ユーザー名。
追加
ラック アクセス カードをリストに追加する場合
に選択します。
編集
選択したカードのユーザー名、説明、または承
認レベルを変更する場合に選択します。
削除
カードをリストから削除する場合に選択します。
注: [適用] または [OK] をクリックして変更を
保存する必要があります。
コピー
選択したカードのスケジュール済みアクセス情
報を 1 つ以上の別のカードにコピーする場合に
選択します。
右側のペイン:
項目
説明
264
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
カード ID #
左側のテーブルで選択したカード ID #、関連す
るユーザー名、説明、およびラック アクセスを
承認するために別のカードからの読み取りが必
要かどうかが表示されます。
注: 別のカードでは、承認カードの読み取りは
必要ありません。
リスト
[扉]: デバイス グループ、NetBotz
Appliance、またはラック アクセス ポッド
170 デバイスを選択するか、1 つ以上の扉
にチェックマークを付けて選択したカード
のアクセスをスケジューリングします。
[スケジュール済みアクセス情報]: アクセス
のスケジューリングを 24 時間、365 日 (全
部緑のアイコン)、ときどき (半分緑のアイ
コン)、または無効 (白のアイコン) に設定す
るかどうかを示す各扉のアイコン。
有効
選択したデバイス グループ、NetBotz
Appliance、ラック アクセス ポッド 170 デバイ
ス、または扉に対して 24 時間、365 日扉のア
クセスをスケジューリングする場合に選択しま
す。
無効
選択したデバイス グループ、NetBotz
Appliance、ラック アクセス ポッド 170 デバイ
ス、または扉に対して 24 時間、365 日扉のア
クセスを無効にする場合に選択します。
アクセス設定情報を編集
選択したデバイス グループ、NetBotz
Appliance、ラック アクセス ポッド 170 デバイ
ス、または扉に対して毎週の扉のアクセスを変
更する場合に選択します。
右側のペインの右クリック オプションを使用して、以下を実行できます。
• 選択したデバイス グループ、NetBotz Appliance、ラック アクセス ポッド 170 デバ
イス、または扉に対して 24 時間、365 日ラック アクセスを有効または無効にする
( [有効] または [無効] オプション)。
• 選択したデバイス グループ、NetBotz Appliance、ラック アクセス ポッド 170 デバ
イス、または扉に対して毎週のラック アクセスをスケジューリングする ( [編集] オ
プション)。
• 選択したデバイス グループ、NetBotz Appliance、またはラック アクセス ポッド 170
デバイスのリストを展開表示または縮小表示する ( [展開表示] または [縮小表示] オ
プション)。
• リストの NetBotz Appliance ごとにすべての扉を選択する ( [すべての扉を選択] オプ
ション)。
• 選択した項目に対してすべての扉 (1) の扉を選択する ( [すべての扉 (1) を選択] オプ
ション)。
• 選択した項目に対してすべての扉 (2) の扉を選択する ( [すべての扉 (2) を選択] オプ
ション)。
注: 扉をロックまたはロック解除するには、 [ラック アクセス制御] オプションを使用し
ます。このオプションは、選択した制御可能な NetBotz Appliance または NetBotz ラッ
ク アクセス装置の デバイス ビューまたは マップ ビューの右クリック メニューから使用
できます。
265
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[NetBotz Appliance ラック アクセス設定] 画面
この画面を使用して、選択した NetBotz Appliance に使用される HID 非接触カード タイ
プを指定し、自動ロック タイムアウトを指定します。NetBotz Appliance に登録されてい
るすべてのカードに同じカード タイプを使用する必要があります。
[NetBotz Appliance ラック アクセス設定] 画面は、選択した NetBotz Appliance の [ラッ
ク アクセス設定] オプションに初めてアクセスしたときに表示されます。サポートされて
いる 4 つの HID 非接触カードタイプのいずれかを指定できます。
• H10301 - 標準 26 ビット
• H10302 - 37 ビット、機能コードなし
• H10304 - 37 ビット、機能コードあり
• CORP1000 - Corporate 1000
必要に応じて、[ラック アクセス設定] 画面の [NetBotz Appliance 設定] リンクからもう
一度この画面にアクセスできます。 [自動ロック タイムアウト] のみ変更できます。サポ
ート対象カード タイプを変更するには、最初にアプライアンスに関連付けられているす
べてのカードを削除する必要があります。
[自動ロック タイムアウト] では、カード、鍵、またはリモート コマンドを使用してラッ
クの扉のロックを解除した後に自動的にロックされるまでのデバイスの待ち時間 (10 ~
60 秒) が決定されます。タイムアウトになった後も扉が開いている場合やハンドルが上
がっている場合は、デバイスからロック コマンドが発行され、扉が閉じられ、ハンドル
が下げられます。
さらに、 [自動ロック タイムアウト] では、承認を必要とするラック アクセス カードが読
み取られた後にデバイスでの別の承認カードの読み取り待ち時間が制限されます。
項目
説明
カード タイプ
選択した NetBotz Appliance に登録されている
HID 非接触カードのタイプ。カード タイプは一
度だけ指定できます。
自動ロック タイムアウト
カード、鍵、またはリモート コマンドを使用し
てラックの扉のロックを解除した後に自動的に
ロックされるまでのデバイスの待ち時間 (10 ~
60 秒) を指定します。
[未登録カード] 画面
ラック アクセス ポッド 170 デバイスで読み取られた 1 つ以上のラック アクセス カード
が、関連する NetBotz Appliance に登録されていない場合に、この画面を使用して該当す
るカードを登録します。
注: [ラック アクセス設定] 画面の [未登録カードを表示します] リンク (選択した項目に対
してデバイスで読み取られたラック アクセス カードが登録されていない場合にのみ使用
可能) から、この画面にアクセスします。
項目
説明
[カード ID #]: カードに割り当てられている
識別番号。
リスト
[タイムスタンプ]: ラック アクセス カード
が読み取られた日付と時刻。
登録
選択したラック アクセス カードを登録する場合
に選択します。
266
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
削除
選択した未登録のラック アクセス カードをリス
トから削除する場合に選択します。
すべて削除
未登録のラック アクセス カードすべてをリスト
から削除する場合に選択します。
[ラック アクセス カードを追加] 画面
この画面を使用してラック アクセス カードを追加し、その承認レベルを指定します。
項目
説明
カード ID #
カードに割り当てられている番号を、表示され
る形式で指定します。
ユーザー名
カードに割り当てられているユーザー名を指定
します。
説明
必要に応じて、カードの説明を指定します。
承認カードの読み取りが必要
ラック アクセスを承認するために別のカードか
らの読み取りが必要かどうかを指定します。
[ラック アクセス カードを編集] 画面
この画面を使用して、ラック アクセス カードのカード ID # 以外の設定を変更します。
項目
説明
カード ID #
ラック アクセス カードに割り当てられている番
号は変更できません。
注: [ラック アクセス カードを追加] 画面を使用
して別のカードを追加し、そのカードに設定を
コピーできます。
ユーザー名
カードに割り当てられているユーザー名を変更
します。
説明
説明を変更します。
承認カードの読み取りが必要
ラック アクセスを承認するために別のカードか
らの読み取りが必要かどうかを指定します。
[ラック アクセス カードをコピー] 画面
この画面を使用して週間アクセス スケジュールを、選択したラック アクセス カードか
ら 1 つ以上のカードにコピーします。
項目
説明
ソース カード
週間アクセス スケジュールのコピー元カードの
カード ID # およびユーザー名。
承認カードの読み取り属性を含める
ラック アクセスを承認するために別のカードか
らの読み取りを必要とする場合にチェックマー
クを付けます。
267
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
週間アクセス スケジュールのコピー先とな
る 1 つ以上のラック アクセス カードにチ
ェックマークを付けます。
リスト
[アクセスをスケジューリング] 画面
この画面を使用して、選択したカード、および [ラック アクセス設定] 画面で選択したデ
バイス グループ、NetBotz Appliance、ラック アクセス ポッド 170 デバイス、または扉
のラック アクセスを有効または無効にする特定の時間を各曜日で定義します。
テーブルには、15 分単位で増分するセルと、曜日を表す列が示されます。次のいずれか
の手順を実行して、ラック アクセスを有効にする時間をスケジュールできます。
• 列のタイトルをクリックして、その曜日のセルをすべて有効または無効にします。
• 列内の 1 つのセルから別のセルへマウスをドラッグし、セルのセットを有効または
無効にします。
• 1 つ列内の 1 つのセルから別の列のセルへマウスをドラッグし、選択した各曜日に
対して同じセルのセットを有効または無効にします。
• すべてのセルを有効または無効にします ( [すべて有効] または [すべて無効] ボタ
ン アイコン)。
• 無効にされたセルをダブルクリックまたは右クリックし、選択した曜日のアクセス
をスケジューリングします ( [新しいスケジュール] オプション)。
• 有効にされたセルをダブルクリックまたは右クリックし、選択した曜日のスケジュ
ール済みアクセス情報を変更します ( [スケジュールの編集] オプション)。
• 有効にされたセルを右クリックし、選択した曜日のスケジュール済みアクセス情報
を無効にします ( [スケジュールを削除] オプション)。
[地域設定] オプション
このオプションの設定画面を使用して、選択した NetBotz Appliance の地域設定を編集し
ます。
項目
説明
ロケール
選択したアプライアンスの物理的な場所を示す
最適なロケールを選択します。選択した NetBotz
Appliance の測定単位 (メートル法または米国標
準) および日付/時刻の形式が、その地域で一般
的に使用されているものと一致するようにしま
す。
[ 24 時間形式の時刻を使用]
選択したアプライアンスで 24 時間制の時刻表
示を使用する場合に選択します。
タイム ゾーン
選択したアプライアンスの場所のタイム ゾーン
を選択します。
[シリアル デバイス設定] オプション
268
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
選択した NetBotz Appliance の各シリアル ポートに対する [ポート ラベル] と、それらの
ポートに接続するデバイスを指定します。
デバイスが NetBotz Appliance から切断されたときは、 [削除] を選択するとポートのデバ
イス参照を削除できます。
[SMS 設定] オプション
このオプションの設定画面を使用して、選択した NetBotz Appliance が使用する ShortMessage Service (SMS) 通信を設定します。
[基本設定] タブ
項目
説明
SIM PIN
SIM (加入者識別モジュール) を使用するモデム
の場合に、その SIM のロックを解除するため
の PIN (個人識別番号) を指定します。
注: SIM がないモデムの場合は、このフィール
ドには何も入力しません。
SIM PIN の確認
SIM PIM を再度を指定します。
サービス センタ (SMSC)
使用する SMS サービスのショート メッセージ
サービス センタ (SMSC) のアドレスを指定しま
す。
SMSC は、メッセージを送信する SMS サー
バーには不可欠です。SMSC のアドレスは、
通常は SIM にプログラムされているため、
通常はこのフィールドを空白のままにでき
ます。
注: このフィールドに値を入力すると、自動選
択された SMSC を上書きします。
送信先
SMS が電子メール送信先に送信するためのアド
レスを指定します。
SMS メッセージを送信先アドレスに送信す
る必要がある場合、NetBotz Appliance はそ
の電子メール アドレスをメッセージの最初
に設定して、[送信先] アドレスに送信しま
す。SMSC はメッセージを受信し、その電
子メール アドレスを抽出して、それ以外の
部分をそのアドレスに送信します。
注: このフィールドのデフォルト値は
0000000000 で、AT&T Wireless で使用される
番号です。
SMS アラート発生時に PPP 処理に割り込み
モデムが SMS 通信と Point-to-Point Protocol
(PPP) 通信の両方をサポートしている場合にこ
のオプションを選択すると、SMS 通信は必要な
場合に PPP 通信より優先されます。
NetBotz Appliance が SMS アラートを送信
する必要があるときに PPP ダイヤルアウト
269
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
が有効になっている場合、SMS メッセージ
の送信中は PPP が中断されます。
SMS メッセージの送信が終了すると、PPP
通信が再確立されます。
[詳細設定] タブ
項目
説明
デバッグ メッセージを Syslog に送信
デバッグ メッセージを Syslog ホストに転送する
場合に選択します。
デフォルトの SMS 設定を使用
SMS 対応のモデムにデフォルトの SMS 値を使用
する場合に選択します。
注: カスタム設定を使用する場合は、このオプ
ションを選択解除して、 [プロトコル記述子ユニ
ット (PDU) を使用]、 [文字セット]、および [初
期化コマンド] を使用して、カスタム設定を指定
します。
プロトコル記述子ユニット (PDU) を使用
SMS メッセージを送信するためにモデムと通信
するときに、PDU モードを使用する場合に選択
します。
注: PDU モードはデフォルトの SMS テキスト設
定モードより用途が広いのですが、一部のモデ
ムは一方しかサポートしません。
文字セット
SMS メッセージを送信するためにモデムと通信
するときに使用する文字セットを指定します。
初期化コマンド
SMS メッセージを送信するモデムに使用する初
期化文字列を指定します。
[SNMP 設定] オプション
このオプションの設定画面を使用して、選択した NetBotz Appliance が SNMP ベースのネ
ットワーク管理サーバー (NMS) と通信するために使用する Simple Network Management
Protocol (SNMP) の設定を指定します。
注: 設定するには、 [SNMP エージェントの有効化] を選択する必要があります。
[バージョン 1/バージョン 2c] タブ
このタブを使用して、NetBotz Appliance との SNMPv1/SNMPv2c 通信に使用する NMS
の設定を定義します。
項目
説明
SNMP エージェントの有効化
SNMP エージェントの設定を有効にします。
[読み取りコミュニティ名]
読み取り専用の SNMP リクエストで使用するコ
ミュニティ名を定義します。.
名前の確認
新規または編集した [読み取りコミュニティ名]
定義を確認します。
270
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
読み取り/書き込みコミュニティ名
読み取りおよび書き込み SNMP リクエストで使
用するコミュニティ名を定義します。.
名前の確認
新規または変更した [読み取り-書き込みコミュ
ニティ名] 定義を確認します。
ポート
SNMP エージェント通信に使用されるポートの
番号を指定します。
[バージョン 3] タブ
このタブを使用して、NetBotz Appliance との SNMPv3 通信に使用する NMS の設定を指
定します。
項目
説明
ユーザー
選択した NetBotz Appliance で SNMPV3 Agent
に接続するために NMS が使用できるアカウント
を選択します。
認証プロトコル
SNMPv3 Inform をターゲット デバイスに送信
しているときに使用するプロトコルとして
[SHA-1] または [MD5] を指定します。
暗号化アルゴリズム
SNMPv3 で暗号化を使用するかどうかを選択し
ます。使用する場合は、プロトコルとして [な
し]、 [DES]、または [AES-128] を選択します。
[ユーザー設定] オプション
このオプションの設定画面では、選択した NetBotz Appliance でユーザーを管理し、ログ
イン失敗の重大度とそれぞれの失敗に対するアラート通知で使用するアラート プロファ
イルを選択します。
ユーザー
[ユーザー] リストにはユーザーの [名前]、 [ユーザー名]、および [権限セット] が表示さ
れ、 [追加]、 [編集]、および [削除] ボタンを使用してそのリストを管理できます。
[ユーザーの追加] 画面と [ユーザーの編集] 画面には、標準アカウントの [名前] とログイ
ン用の値 ( [ユーザー名]、 [パスワード]、および [パスワードの確認]) が表示されます。
また、 [権限セット] ドロップダウン メニューを使用して、選択した NetBotz Appliance
でのユーザーのアクセス権を選択できます。
注: [ゲスト アカウント] は削除できず、その 権限セットの編集のみ実行可能です。デフ
ォルト管理者の [名前]、 [ユーザー名]、および [パスワード] の値は編集できますが、デ
フォルト管理者を削除したり、その 権限セットを変更したりすることはできません。
権限
説明
なし
どの機能にもアクセスできません。
管理者
選択したアプライアンスですべての情報と設定
タスクにアクセスできます。
271
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
センサー (カメラなし)
[ナビゲーション] ペイン、 [センサー データ] ペ
イン、 マップ ビュー (有効な場合)、および
[NetBotz Advanced View] の情報ビューまたはア
クション ビューの選択した部分にアクセスしま
す。また、 グラフ ビューと バージョン情報ビ
ューも表示できます。
この 権限セットでは、 カメラ、 アラー
ト、 設定の各ビューにはアクセスできませ
ん。
センサー
[センサー ( カメラなし)] アクセス権に加え
て、 カメラ ビューにアクセスできます。
この権限セットでは、 アラート ビューと
設定 ビューにはアクセスできません。
アプリケーション
[ナビゲーション] ペイン、 [センサー データ] ペ
イン、 マップ ビュー (有効な場合)、および
[NetBotz Advanced View] の情報ビューおよびア
クションビューの選択した部分にアクセスでき
ます。また、 カメラ ビュー、 グラフ ビュー、
アラート ビュー、および バージョン情報 ビュ
ーにアクセスできます。
この 権限セットでは、 設定ビューにはアク
セスできません。また、 [詳細設定] で [正
常復帰にはユーザー入力が必要] が選択され
たしきい値に対して、アラート条件を解決
することもできません。
アプリケーション (アラート更新あり)
[アプリケーション] アクセス権に加えて、
[詳細設定] で [正常復帰にはユーザー入力
が必要] が選択されたしきい値設定に対し
て、アラート条件を解決できます。
この 権限セットでは、 設定ビューにはアクセス
できません。
ログイン時のアラート
2 つのドロップダウン メニューがあります。一方のメニューでは、選択した NetBotz
Appliance (複数の NetBotz Appliance が選択されている場合は淡色表示) でログイン失敗
のアラート通知に使用されるアラート プロファイルを選択します。もう一方のメニュー
では、選択した NetBotz Appliance でのログイン失敗に割り当てる重大度を [情報]、 [警
告]、 [エラー]、 [致命的]、 [故障] の中から選択します。
注: [ログイン失敗アラートのプロファイル] では [デフォルト]、および [ログイン失敗ア
ラートの重大度] では [故障] がデフォルト設定です。
[Web サーバー設定] オプション
このオプションの設定画面では、選択した NetBotz Appliance が Web ベースの通信に使
用する [HTTP] プロトコルと [HTTPS] プロトコルのどちらかまたは両方を選択し、それ
ぞれの [ポート] 番号を定義します。
272
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[APC SNMP デバイス設定] ([デバイス] メニュー)
このオプションを使用して、リストに表示されているデバイスから 1 台以上の 監視対象
APC SNMP デバイスを選択したり、それらのデバイスを、選択した APC SNMP デバイス
と共有されている設定またはテンプレートとして保存されている設定を使用するように設
定できます。
注: このオプションを使用して、APC 以外の SNMP デバイス、NetBotz Appliance、それ
らの監視対象デバイス、および一部の古い APC SNMP デバイスの設定を行うことはでき
ません。
APC SNMP デバイス設定機能では、APC SNMP デバイス設定ウィザードの画面および 設
定ステータス ビューが使用されます。
[設定アクションの選択] 画面
APC SNMP デバイス設定ウィザードのこの画面では、実行するアクションを選択します。
[デバイスを設定] アクション
監視対象 APC SNMP デバイスの設定を使用して、他の監視対象 APC SNMP デバイスに同
じ設定を指定したり適用したりできます。
注: このアクションを使用して 1 台の APC SNMP デバイスを設定する場合は、デバイス
を送信元および送信先の両方のデバイスとして選択し、そのデバイスの変更する設定を編
集します。
1. [デバイスを設定] を選択し、 [次へ] をクリックします。
2. [設定ソースの選択] 画面で、設定ソースとして使用する APC SNMP デバイスを選択
し、 [次へ] をクリックします。
3. [送信先デバイスの選択] 画面で、選択した送信元 APC SNMP デバイスの設定を使用
して設定する APC SNMP デバイスを選択し、 [次へ] をクリックします。
4. [デバイスの設定] 画面で、[送信先デバイスの選択] 画面で選択した APC SNMP デバ
イスに同じ設定を指定するために使用する送信元 APC SNMP デバイスを選択し、必
要に応じて編集します。終了したら [完了] をクリックして、設定処理を開始しま
す。
5. 設定ステータス ビューで設定処理の経過を確認します。
[テンプレートを作成] アクション
監視対象 APC SNMP デバイスの設定を使用して、他の監視対象 APC SNMP デバイスの設
定に使用できるテンプレートを作成できます。
1. [テンプレートを作成] を選択し、 [次へ] をクリックします。
2. [設定ソースの選択] 画面で、テンプレート ソースとして使用する APC SNMP デバイ
スを選択し、 [次へ] をクリックします。
273
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
3. [デバイスの設定] 画面で、テンプレートに保存する設定を選択して必要に応じて編
集し、 [次へ] をクリックします。
4. [設定テンプレートの保存] 画面で、テンプレートに名前を付け、 [完了] をクリック
してテンプレートを保存します。
[テンプレートを編集] アクション
監視対象 APC SNMP デバイスの設定に使用できる既存のテンプレートの名前変更、削除、
またはその設定の編集を行うことができます。
1. [テンプレートを編集] を選択し、 [次へ] をクリックします。
2. [設定ソースの選択] 画面で、リストからテンプレートを選択し、必要に応じて次の
操作を行います。
• テンプレートの名前を変更するには、 [名前の変更] をクリックします。
• テンプレートをリストから削除するには、 [削除] をクリックします。
• [デバイスの設定] 画面を使用して、テンプレートに保存する設定を選択し、必
要に応じて編集するには、 [次へ] をクリックします。
注: [デバイスの設定] 画面で [次へ] をクリックすると、[設定テンプレートの保
存] 画面が表示され、編集した設定を選択したテンプレートに保存するか、新
しいテンプレートとして保存できます。
[テンプレートからデバイスを設定] アクション
前に保存したテンプレートを使用して、監視対象 APC SNMP デバイスを設定できます。
1. [テンプレートからデバイスを設定] を選択し、 [次へ] をクリックします。
2. [設定ソースの選択] 画面で、設定ソースとして使用するテンプレートを選択し、 [次
へ] をクリックします。
3. [送信先デバイスの選択] 画面で、選択したテンプレートを使用して設定する APC
SNMP デバイスを選択し、 [次へ] をクリックします。
4. [デバイスの設定] 画面で、[送信先デバイスの選択] 画面で選択した APC SNMP デバ
イスに同じ設定を指定するために使用するソース テンプレート設定を選択し、必要
に応じて編集します。終了したら [完了] をクリックして、設定処理を開始します。
5. 設定ステータス ビューで設定処理の経過を確認します。
[設定ソースの選択] 画面
APC SNMP デバイス設定ウィザードのこの画面では、設定処理のソースとして使用する
APC SNMP デバイスまたは設定テンプレートを選択します。
[設定アクションの選択] 画面で選択したアクションによって、[設定ソースの選択] 画面で
使用できる項目が変わります。
[デバイスを設定] または [テンプレートを作成] アクションの画面
この [設定ソースの選択] 画面では、他の APC SNMP デバイスの設定に使用する APC SNMP
デバイスを選択したり ([デバイスを設定] アクションの場合)、テンプレートを作成した
り ([テンプレートを作成] アクションの場合) します。
274
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
項目
説明
フィルタ
入力したとおりのテキストを含むエントリ
だけが表示されるように、表をフィルタ処
理します。
[リスト]
新しいテンプレートの作成または他の APC
SNMP デバイスの設定に使用する APC
SNMP デバイスを選択します。
StruxureWare Data Center Expert サーバー
の監視下にあるすべての APC SNMP デバイ
スが表示されます。
注: 標準の識別情報 ( [ホスト名]、 [タイ
プ]、 [モデル]、 [場所]、 [IP アドレス]) 以
外に、最後にデバイスの設定が
StruxureWare Data Center Expert サーバー
によって取得された日 ( [最終取得日] 列)、
取得されていない場合は ( [未取得]) も表示
されます。
デバイス ファイルの転送設定
APC SNMPv1 デバイスおよび SNMPv3 デ
バイスの FTP (File Transfer Protocol) また
は SCP (Secure Copy) アクセス値の管理に
使用する [デバイス ファイルの転送設定] 画
面にアクセスする場合にクリックします。
デバイス設定の取得
選択したデバイスの最新の設定を、
StruxureWare Data Center Expert サーバー
で強制的に取得する場合にクリックします。
ヒント: [最終取得日] のステータスが [未
取得] のデバイスを使用する前に、そのデバ
イスの設定を取得しておく必要があります。
注: ポップアップ ステータス メッセージが
表示された場合は、下にある関連情報リン
クの「ステータス メッセージ: 設定ステー
タス ビュー」をクリックすると、そのメッ
セージの詳細を確認できます。
次へ
[送信先デバイスの選択] 画面 ( [デバイスを
設定] アクションの場合) または [デバイス
の設定] 画面 ( [テンプレートを作成] アクシ
ョンの場合) にアクセスする場合にクリッ
クします。
戻る
[設定アクションの選択] 画面に戻る場合に
クリックします。
[テンプレートを編集] アクションの画面
この [設定ソースの選択] 画面では、既存の設定テンプレートの名前変更、削除、または
その設定の編集を行います。
275
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
項目
説明
フィルタ
入力したとおりのテキストを含むエントリ
だけが表示されるように、表をフィルタ処
理します。
リスト
名前変更、削除、または編集するテンプレ
ートを選択します。
名前の変更
選択したテンプレートの名前を変更する場
合にクリックします。
削除
選択したテンプレートを削除する場合にク
リックします。
次へ
[デバイスの設定] 画面を使用して、選択し
たテンプレートを編集する場合にクリック
します。
戻る
[設定アクションの選択] 画面に戻る場合に
クリックします。
終了
[名前の変更]または [削除] を使用して行っ
た変更を保存し、APC SNMP デバイス設定
ウィザードを終了する場合にクリックしま
す。
注: このボタンは、リスト内の少なくとも
1 つのテンプレートの名前変更または削除
を終了した場合にのみ有効になります。
[テンプレートからデバイスを設定] アクションの画面
この [設定ソースの選択] 画面では、監視対象 APC SNMP デバイスの設定に使用するテン
プレートを選択します。
項目
説明
フィルタ
入力したとおりのテキストを含むエントリ
だけが表示されるように、表をフィルタ処
理します。
リスト
使用するテンプレートを選択します。
次へ
[送信先デバイスの選択] 画面を使用して設
定する APC SNMP デバイスを選択する場合
にクリックします。
戻る
[設定アクションの選択] 画面に戻る場合に
クリックします。
[送信先デバイスの選択] 画面
APC SNMP デバイス設定ウィザードのこの画面では、別の APC SNMP デバイス ( [デバイ
スを設定] アクションの場合) または選択した設定テンプレート ( [テンプレートからデバ
イスを設定] アクションの場合) を使用して設定する APC SNMP デバイスを選択します。
276
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: どの設定アクションを使用してこの画面にアクセスしても、画面の使用方法は同じで
す。
項目
説明
フィルタ
入力したとおりのテキストを含むエントリ
だけが表示されるように、表をフィルタ処
理します。
リスト
StruxureWare Data Center Expert サーバー
の監視下にあるすべての APC SNMP デバイ
スのリストから、設定するデバイスを選択
します (チェックマークを付けます)。すべ
て同じモデル (Smart-UPS 750) のデバイス、
すべて同じタイプ (UPS) のデバイス、また
は任意の組み合わせのデバイス (たとえば、
Symmetra 80K、Integrated EMU、および
APC Rack Manager) を選択できます。
注: 標準の識別情報 ( [ホスト名]、 [タイ
プ]、 [モデル]、 [場所]、 [IP アドレス]) 以
外に、デバイスの設定が StruxureWare
Data Center Expert サーバーによって最後
に取得された日 ( [最終取得日] 列)、または
取得されていないこと ( [未取得]) も表示さ
れます。
デバイス ファイルの転送設定
APC SNMPv1 デバイスおよび SNMPv3 デ
バイスの FTP (File Transfer Protocol) また
は SCP (Secure Copy) アクセス値の管理に
使用する [デバイス ファイルの転送設定] 画
面にアクセスする場合にクリックします。
デバイス設定の取得
リストで強調表示されている (現在選択さ
れている) デバイスの最新の設定を、
StruxureWare Data Center Expert サーバー
で強制的に取得する場合にクリックします。
ヒント: [最終取得日] のステータスが [未
取得] のデバイスを、選択した設定ソース
(APC SNMP デバイスまたはテンプレート)
を使用して設定するには、そのデバイスの
設定を取得しておく必要があります。ただ
し、同じモデルおよびファームウェアの複
数のデバイスが [未取得] の場合は、いずれ
かのデバイスの設定を取得すると、それら
のすべてのデバイスの [最終取得日] のステ
ータスが更新されます。 StruxureWare
Data Center Expert サーバーでは、同じデ
バイス (モデルおよびファームウェア バー
ジョンが同じデバイス) は使用可能な設定
が同じであると見なされます。
注: ポップアップ ステータス メッセージが
表示された場合は、下にある関連情報リン
クの「ステータス メッセージ: 設定ステー
タス ビュー」をクリックすると、そのメッ
セージの詳細を確認できます。
277
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
項目
説明
次へ
[デバイスの設定] 画面にアクセスする場合
にクリックします。
戻る
[設定ソースの選択] 画面に戻る場合にクリ
ックします。
[デバイスの設定] 画面
APC SNMP デバイス設定ウィザードのこの画面では、[送信先デバイスの選択] 画面で選択
した APC SNMP デバイスについて、[設定ソースの選択] 画面で選択した設定ソースの設
定を選択、編集、および適用します。
通常、この画面には、選択したすべての送信先デバイスで使用できる設定ソースの設定情
報だけが表示されます。これは、 [共有設定のみ表示] が選択されている (チェックマーク
が付いている) ためです。 [共有設定のみ表示] を無効にすると、設定ソースのすべての設
定が表示され、次のように示されます。
注: 選択したすべての送信先デバイスで使用できるソース設定がない場合は、 [共有設定
のみ表示] がデフォルトで無効になります。
• 黒のテキストは、すべての送信先デバイスで共有できる設定のみを含む設定カテゴ
リと、共有できる個々の設定を示します。
• 茶色のテキストは、すべての送信先デバイスで共有できるとは限らない 1 つ以上の
設定を含む設定カテゴリと、共有できない個々の設定を示します。
• 赤のテキストは、値が定義されていない 1 つ以上の設定を含む選択設定カテゴリと、
値が定義されていない個々の設定を示します。
注: 設定が選択されていない場合、またはすべての送信先デバイスで共有できると
は限らない設定や現在値が定義されていない設定が選択されている場合、設定処理
を開始できません ( [終了] は無効になります)。
項目
説明
リスト
選択したデバイスで共有する設定ソース値
を含む設定を選択する場合に使用します。
編集
選択した設定の値を編集する場合にクリッ
クします。
注: 値が現在定義されていない設定を選択
した場合は、選択したデバイスでその設定
を共有する前に、設定を編集して値を定義
する必要があります。
戻る
[送信先デバイスの選択] 画面に戻る場合に
クリックします。
終了
選択した設定を送信先デバイスに適用し、
APC SNMP デバイス設定ウィザードを終了
する場合にクリックします。
注: 設定処理のステータスが 設定ステータ
ス ビューに表示されます。
[設定テンプレートの保存] 画面
278
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
APC SNMP デバイス設定ウィザードのこの画面では、既存のテンプレート ( [テンプレー
トを編集] アクションの場合) または新しいテンプレート ( [テンプレートを作成] アクショ
ンの場合) の編集した設定を保存します。
項目
説明
設定名
必要に応じてテンプレートの名前を編集す
るか ( [テンプレートを編集] アクションの
場合)、新しい名前を入力します ( [テンプレ
ートを作成] アクションの場合)。
フィルタ
入力したとおりのテキストを含むエントリ
だけが表示されるように、表をフィルタ処
理します。
リスト
リストからテンプレートを選択して、編集
した設定を、編集対象として選択したテン
プレートではなく、リストから選択したテ
ンプレートに保存するか ( [テンプレートを
編集] アクションの場合)、または新しいテ
ンプレートに保存します ( [テンプレートを
作成] アクションの場合)。
戻る
[デバイスの設定] 画面に戻る場合にクリッ
クします。
終了
変更を保存し、APC SNMP デバイス設定ウ
ィザードを終了する場合にクリックします。
注: 新しいテンプレートを作成する場合、
[設定名] テキスト ボックスに情報を入力す
るまで、 [終了] は無効になっています。
[デバイス ファイルの転送設定] 画面
この画面では、APC SNMPv1 デバイスと SNMPv3 デバイスの FTP (File Transfer Protocol)
または SCP (Secure Copy) アクセス値を管理します。
注: この画面と機能的に同じ画面は、SNMPv1/SNMPv3 デバイス検出ウィザード、ファ
ームウェア更新プログラムの適用ウィザード、APC SNMP デバイス設定ウィザード、お
よび [デバイス ファイルの転送設定] ( [デバイス] メニューの [SNMP デバイス通信設定]
のオプション) で使用されます。1 つの画面で保存された変更は、すべての画面に反映さ
れます。
• APC SNMP デバイス アクセスに FTP を使用するには、そのデバイスで FTP サーバ
ー アクセスを有効にする必要があります。
• APC SNMP デバイス アクセスに SCP を使用するには、そのデバイスで SSHv2 (Secure
Shell version 2) コンソール アクセスを有効にする必要があります。
項目
説明
リスト
StruxureWare Data Center Expert サーバー
が監視対象のデバイスへの FTP または SCP
279
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
項目
説明
アクセスに使用できるアクセス設定の一覧
が表示されます。
[ユーザー名]: デバイスへのアクセスに使用
されるユーザー名。
注: デフォルトでは、 StruxureWare Data
Center Expert サーバーは、ユーザー名とパ
スワードに apc (小文字) を使用するデバイ
スにのみファームウェアをダウンロードで
きます (デバイス アクセスに使用する実際
のパスワードは、[デバイス ファイルの転送
設定の編集] 画面で指定します)。
[IP アドレス (範囲指定可)]: アクセス設定
で FTP または SCP 通信をサポートする IP
アドレス、または IP アドレスの範囲。
[FTP ポート]: デバイスへの FTP アクセスに
使用されるポート。
[SCP ポート]: デバイスへの SCP アクセスに
使用されるポート。
[タイムアウト]: サーバーがデバイスへのア
クセスを失敗したとみなすまで待機する時
間。
[最大再試行回数]: サーバーがデバイスへの
アクセスに最初に失敗してから、アクセス
を停止するまでそのデバイスにアクセスす
る 試行回数 (デフォルトでは 1)。
[プロトコル]: 転送設定でデバイスへのアク
セスに使用するプロトコル ( [FTP のみ]、
[SCP のみ]、または [SCP を試行し、FTP に
戻す])。
追加
アクセス設定をリストに追加する場合にク
リックします。
編集
選択したアクセス設定を編集する場合にク
リックします。
削除
選択したアクセス設定を削除する場合にク
リックします。
[デバイス ファイルの転送設定の編集] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが APC SNMPv1 デバイ
スと SNMPv3 デバイスへの FTP (File Transfer Protocol) または SCP (Secure Copy) アクセ
スに使用する設定を追加または編集します。
注: この画面と機能的に同じ画面には、ファームウェア更新プログラムの適用ウィザー
ド、SNMPv1/SNMPv3 デバイス検出ウィザード、APC SNMP デバイス設定ウィザード、
280
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
および [デバイス ファイルの転送設定] ( [デバイス] メニューの [SNMP デバイス通信設
定] のオプション) で使用される [デバイス ファイルの転送設定] 画面からアクセスできま
す。
項目
説明
ユーザー名
デバイスへのアクセスに使用する名前を指定し
ます。
パスワード
デバイスへのアクセスに使用するパスワードを
指定します。
パスワードの検証
パスワードを再入力します。
IP アドレス (範囲指定可)
アクセス設定で FTP または SCP 通信をサポート
する IP アドレス、または IP アドレスの範囲を
指定します (デフォルトでは *.*.*.*)。
プロトコル
転送設定で FTP を使用するか ( [FTP のみ])、SCP
を使用するか ( [SCP のみ])、または SCP を使用
し、SCP が失敗した場合に FTP に戻るか ( [SCP
を試行し、FTP に戻す]) を指定します。
FTP ポート
サーバーがデバイスへの FTP アクセスに使用す
るポートを選択します (デフォルトでは 21)。
SCP ポート
サーバーがデバイスへの SCP アクセスに使用す
るポートを選択します (デフォルトでは 22)。
タイムアウト
サーバーが、デバイスへのアクセスを失敗した
とみなすまで待機する時間を示します (デフォル
トでは 3000)。
最大再試行回数
サーバーがデバイスへのアクセスに最初に失敗
してから、アクセスを停止するまでそのデバイ
スにアクセスする試行回数を選択します (デフォ
ルトでは 1)。
デバイス設定ステータス ビュー
このビューには、進行中の APC SNMP デバイス設定処理のステータスに関する情報、ま
たは最近完了した処理 (ある場合) の結果が表示されます。
注: デバイスについて報告される ステータスの詳細については、「ステータス メッセー
ジ: デバイス設定ステータス ビュー」を参照してください。
項目
説明
フィルタ
入力したとおりのテキストを含むエントリ
だけが表示されるように、表をフィルタ処
理します。
リスト
設定処理の対象になった各デバイスを、 [ホ
スト名]、 [モデル]、 [場所]、 [ステータス]、
および [完了日時] で示します。
設定進行状況
設定処理の [進行中]、 [完了]、および [成
功] ステータスが表示されます。
設定結果
選択したデバイスの [設定結果] 画面にアク
セスする場合にクリックします。[設定結
果] 画面には、日時 ( [完了日時]) と、 [設定
281
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
項目
説明
が正常に終了しました] 以外の ステータス
が表示されます。
注: このボタンは、設定に成功したデバイ
スまたは設定が進行中のデバイスでは無効
です。
ステータス メッセージ: デバイス設定ステータス ビュー
設定処理の進行中または完了時に、デバイスの ステータスとして次のエラー メッセージ
が報告される場合があります。
注: ここでは、3 つの進行状況メッセージ ( [設定を取得しています]、 [設定を転送してい
ます]、および [設定が読み込まれるのを待機しています]) または [設定が正常に終了しま
した] メッセージについては説明しません。
メッセージ
説明
設定が完了していません
設定処理は終了しましたが、正常に適用さ
れなかった設定があります。適用された設
定が送信先デバイスでサポートされていな
いか、設定処理で既存の設定値の上書きに
失敗しました。
推奨アクション: このエラーは、送信元と送
信先のデバイスに異なる種類のデバイス
(たとえば、ラック PDU と Smart-UPS) が選
択されている場合に発生する可能性があり
ます。同じ種類のデバイスを選択し、もう
一度実行してください。
適用された値が許容される値の範囲/リスト
でない場合 (最大長を超える文字列、 [有
効] ではなく [False] など) にも発生する可
能性があります。
注: デバイスを選択して [設定結果] をクリ
ックすると、[設定結果] 画面が表示され、
設定処理に失敗した設定を確認できます。
エラー: 接続できませんでした
ネットワークまたはファイル転送プロトコ
ルの通信に問題があります。
推奨アクション: デバイスの電源が入ってい
てオンラインであること、適切なファイル
転送プロトコルがデバイスで有効になって
いること、およびデバイスへのアクセスに
使用する [デバイス ファイル転送設定] 画面
のポート番号の設定が正しいことを確認し
ます。
ネットワーク接続の問題を解決します。
注: 問題が解決しない場合は、APC サポー
ト ページ ( http://www.apc.com/support )
を参照してください。
282
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
メッセージ
説明
エラー: ログインできませんでした。
StruxureWare Data Center Expert サーバー
で、デバイスへのログインに必要なファイ
ル転送プロトコルの設定が適切に指定され
ていないか、接続の確立後に通信が切断さ
れました。
推奨アクション: デバイスへのログインに必
要なアクセス設定が [デバイス ファイル転
送設定] 画面で正しく指定されていること、
および適切なファイル転送プロトコルがデ
バイスで有効になっていることを確認しま
す。
デバイスの電源が入っていること、または
デバイスがネットワークから切断されてい
ないことを確認します。
ネットワーク接続の問題を解決します。
注: 問題が解決しない場合は、APC サポー
ト ページ ( http://www.apc.com/support )
を参照してください。
エラー: 設定を転送できません
サーバーがデバイスに正常にログインした
後で、サーバーが設定を転送できない問題
が発生しました。
推奨アクション: サーバーまたはデバイスで
アクセス設定が変更されていないこと、お
よび適切なファイル転送プロトコルがデバ
イスで有効になっていることを確認します。
デバイスの電源が入っていること、または
デバイスがネットワークから切断されてい
ないことを確認します。
ネットワーク接続の問題を解決します。
注: 問題が解決しない場合は、APC サポー
ト ページ ( http://www.apc.com/support )
を参照してください。
エラー: 設定を取得できません
問題が発生し、 StruxureWare Data Center
Expert サーバーが設定をデバイスに正常に
転送した後で、設定のコピーをデバイスか
ら取得して設定が正常に終了したことを、
サーバーが検証できませんでした。
推奨アクション: サーバーまたはデバイスで
アクセス設定が変更されていないこと、お
よび適切なファイル転送プロトコルがデバ
イスで有効になっていることを確認します。
デバイスの電源が入っていること、または
デバイスがネットワークから切断されてい
ないことを確認します。
ネットワーク接続の問題を解決します。
283
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
メッセージ
説明
注: 問題が解決しない場合は、APC サポー
ト ページ ( http://www.apc.com/support )
を参照してください。
エラー: 接続タイムアウトが発生しました
ネットワークまたはファイル転送プロトコ
ルの通信に問題が発生したため、
StruxureWare Data Center Expert サーバー
は [デバイス ファイルの転送設定] 画面で指
定された タイムアウト時間が経過する前に
ログインできませんでした。
推奨アクション: デバイスの電源が入ってい
てオンラインであることと、適切なファイ
ル転送プロトコルがデバイスで有効になっ
ていることを確認します。
また、[デバイス ファイルの転送設定] 画面
に、デバイスへのアクセスに必要な正しい
アクセス設定が含まれていることと、 [タイ
ムアウト] の値がネットワーク トラフィッ
ク要件に合っていることを確認します。
ネットワーク接続の問題を解決します。
注: 問題が解決しない場合は、APC サポー
ト ページ ( http://www.apc.com/support )
を参照してください。
[設定結果] 画面
この画面には、設定中に、選択したデバイスに対する更新に失敗した設定に関する情報が
表示されます。
注: 選択したデバイスについて報告される ステータスの詳細については、「ステータス メ
ッセージ: 設定ステータス ビュー」を参照してください。
項目
説明
セクション名
ソース設定を使用するように指定できなか
った設定が含まれるセクションを示します。
たとえば、 [詳細設定] カテゴリには、
SystemModem、 EventLog、および
DataLog の 3 つのセクションがあります。
キー名
ソース設定を使用するように指定できなか
った設定の名前を示します。
想定値
設定処理後に設定について報告されると考
えられる値を示します。
実際の値
設定処理後にデバイスから実際に報告され
た値を示します。
注: 送信元と送信先で設定を共有できなか
ったり ( [想定値] に [サポートされていま
せん] と表示されます)、2 台のデバイスで
異なる値が許可されたり、原因不明で設定
284
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
項目
説明
に失敗する場合があります。 [デバイスの起
動] ( デバイス ビューおよび マップ ビュー
の右クリック オプション) を使用してデバ
イスにアクセスし、そのイベント ログにエ
ラーに関する情報がないか確認したり、使
用可能な設定や許可されている値をデバイ
スのユーザー インターフェイスで確認した
りできます。
APC SNMP デバイスの監視に使用するプロトコルの変更
SNMPv1 として検出された APC デバイスを監視するために StruxureWare Data Center
Expert サーバーで使用されるプロトコルを SNMPv3 に変更できます。
注: SNMPv3 をサポートする APC SNMPv1 デバイスでのみプロトコルを変更できます。
APC SNMP デバイスが SNMPv3 をサポートするかどうかについては、デバイスのマニュ
アルを参照してください。
開始する前に、[デバイスのスキャンの設定] 画面で SNMPv1 から SNMPv3 にで変換する
デバイスを表示して確認することをお勧めします。この画面には、 [デバイス] メニュー
の [SNMP デバイス通信設定] オプションからアクセスします。
1. [デバイス] メニューの [APC SNMP デバイス設定] オプションを選択します。
2. [デバイスを設定] を選択します。
3. ソースとして使用する APC SNMPv3 デバイスを選択します。
4. [デバイス設定の取得] をクリックします。
5. [次へ] をクリックして、SNMPv3 に変換するデバイスを選択します。
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
SNMPv3 に変換するデバイスのみが選択されるようにするには、 [すべて選択/選択
解除] のチェックマークをクリアし、含めるデバイスにチェックマークを付けて選択
します。
[SNMPv1 設定] を展開し、 [アクセス] オプションにチェックマークを付けます。
[SNMPv1 設定] の [アクセス] オプションをダブルクリックするか、 [アクセス] オ
プションを選択して [編集] をクリックし、必要に応じてその設定を [無効] に変更
します。
必要に応じて、 [認証 1] ~ [認証 4] のオプションのチェックマークを外します。
[SNMPv3 設定] オプションを展開します。
[SNMPv3 設定] の [アクセス] オプションをダブルクリックするか、 [アクセス] オ
プションを選択して [編集] をクリックし、必要に応じてその設定を [有効] に変更
します。
使用する [認証 1] ~ [認証 4] のオプションを展開し、各オプションの [アクセス] オ
プションを選択して [編集] をクリックし、必要に応じてその設定を [有効] に変更
します。
必要に応じて、他の使用可能なオプションにチェックマークを付け、その設定を変
更します。
一部のターゲット デバイスのセキュリティ設定では、デバイス ユーザー インター
フェイスでユーザー パスワード、認証フレーズ、および暗号化フレーズを手動で設
定する必要があります。
13. [完了] をクリックします。
選択したデバイスに対する設定の適用の進捗状況を デバイス設定ステータス ビューで監
視できます。このビューには、 [ウィンドウ] メニューの [デバイス] オプションからアク
セスします。
285
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
監視設定 ([デバイス] メニュー)
このオプションの画面を使用して、すべてのデバイス グループの監視対象の NetBotz
Appliance のカメラに対する StruxureWare Data Center Expert サーバーの影響および応
答方法を構成します。
注: サムネイル ビューと デバイス グループ ビューで使用可能な [監視設定] オプショ
ン ( [監視] パースペクティブで表示) の詳細については、「監視機能」の「監視設定オプシ
ョン」を参照してください。
286
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
カスタム プロパティ キーの管理 ([デバイス] メニュー)
このオプションにより、デバイスまたはセンサーに対するユーザー作成のプロパティ キ
ーを作成、変更、および削除できます。
このオプションを使用して、デバイスまたはセンサーに対するユーザー作成のプロパテ
ィ キーの追加、変更、および削除に使用される画面にアクセスできます。カスタム プロ
パティ キーが作成されると、 デバイス ビュー、 カスタム プロパティ エディタ ビュー、
および [デバイス センサーを表示] 画面に、カスタム プロパティ キーが列見出しとなって
いる新しい列が表示されます。
注: [デバイス センサーを表示] 画面には、 デバイス ビューおよび マップ ビューの右ク
リック オプションからアクセスします。
この画面では、カスタム プロパティ キーのみを管理できます。カスタム プロパティ キ
ーに関連付けられている値を識別するには、 デバイス ビュー、 マップ ビュー、または
カスタム プロパティ エディタ ビューの右クリック メニューから [カスタム プロパティ
の追加] 画面を使用します。プロパティ キーの値を識別するまで、そのプロパティ キー
列のフィールドは空白になります。
デバイス ビューまたは [デバイス センサーを表示] 画面で、 [列の設定] アイコンを使用
してカスタム プロパティの列を表示したり非表示にしたりできます。
[デバイス] メニューの [カスタム プロパティ キーの管理] オプション、および カスタム
プロパティ エディタ ビューの [カスタム プロパティ キーの管理] アイコンから、 [カス
タム プロパティ キーの管理] 画面にアクセスできます。
[カスタム プロパティ キーの管理] 画面
この画面を使用して、カスタム プロパティ キーを作成、変更、および削除します。
注: この画面では、カスタム プロパティ キーのみを管理できます。カスタム プロパテ
ィ キーに関連付けられている値を識別するには、 デバイス ビュー、 マップ ビュー、ま
たは カスタム プロパティ エディタ ビューを右クリックし、 [カスタム プロパティの追
加] 画面を使用します。
新しいカスタム プロパティ キーを、デバイス ビューに列として表示できます。また、後
で [列の設定] 画面で、デバイス ビューに表示するよう選択することもできます。
項目
説明
追加
カスタム プロパティ キーの名前を指定します。
注: プロパティ キーは空白にできません。
[編集]
選択したカスタム プロパティ キーの名前を修正
します。
削除
選択したカスタム プロパティ キーを削除しま
す (複数選択可)。
287
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
ION Enterprise™ 設定 ([システム] メニュー)
このオプションでは、ION Enterprise を StruxureWare Data Center Expert サーバーと統
合するための設定を指定できます。
[ION Enterprise 設定] 画面
ION Enterprise サーバーを StruxureWare Data Center Expert サーバーと統合するための
設定を指定します。
この画面を使用して、ION Enterprise サーバー上の PowerLogic™ ION Enterprise
WebReach および Web Reporter にアクセスする設定を指定できます。ION Enterprise 設
定をテストし、ION Enterprise 統合を有効にしたら、アプリケーション バーに [電源管
理] ボタンが表示されるように、 StruxureWare Data Center Expert クライアントを再起
動する必要があります。 [電源管理]パースペクティブから、 ION Enterprise ビューにアク
セスできます。
WebReach バージョン 5.6 は、 ION Enterprise ビューから直接開くことができます。
WebReach バージョン 6.0 を使用するには、ログインする必要があります。WebReach の
画面は、どちらのバージョンでも参照専用です。Web Reporter はバージョン 6.0 でのみ
使用できます。編集権限を持つユーザーとしてログインした場合にのみ、レポートを編集
できます。
項目
説明
[ION Enterprise 統合の有効化]
StruxureWare Data Center Expert サーバーと
の ION Enterprise 統合を有効にする場合にチェ
ックマークを付けます。デフォルトではオフに
なっています。
注: ION Enterprise 統合を有効または無効にする
には、 StruxureWare Data Center Expert クライ
アントを再起動する必要があります。
[ION Enterprise バージョン]
WebReach にアクセスする場合は、バージョン
5.6 を選択します。
PowerLogic ION Enterprise WebReach およ
び Web Reporter にアクセスする場合は、
バージョン 6.0 を選択します。
[ION Enterprise ホスト名]
ION Enterprise サーバーのホスト名。
テスト
ION Enterprise サーバーに接続して、適用前の
統合設定をテストする場合にクリックします。
注: 設定を変更する場合は、設定を適用する前
にテストする必要があります。
ボタン アイコン (ION Enterprise ビュー)
ION Enterprise の特定の機能を実行できる 4 つのアイコンがあります。
288
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
3 つのアイコンが ION Enterprise サーバーに固有のアイコンであり、1 つのアイコン ([ION
Enterprise 設定] アイコン) が StruxureWare Data Center Expert に固有のアイコンです。
アイコン
説明
この [戻る] アイコンを使用すると、タブ形式の
レポート内を移動したり、画面を開いたりでき
ます。
この [ION Enterprise ホーム] アイコンを使用す
ると、 StruxureWare Data Center Expert サーバ
ーとの ION Enterprise 統合のホームページに移
動します。
この [進む] アイコンを使用すると、タブ形式の
レポート内を移動したり、画面を開いたりでき
ます。
この [ION Enterprise 設定] アイコンを使用する
と、 StruxureWare Data Center Expert の [ION
Enterprise 設定] 画面にアクセスできます。
289
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[建物管理の設定] ([システム] メニュー)
StruxureWare Data Center Expert サーバーの MODBUS TCP 出力モジュール サポートを
建物管理システム (BMS) 用に設定するために使用できる、別途ライセンスが必要な機能
にアクセスできます。
注: ポート 502 を使用して、BMS を StruxureWare Data Center Expert サーバーの
MODBUS TCP 出力モジュール サポートに接続します。
MODBUS TCP 出力モジュール サポートの設定には 3 つの画面が使用されます。
• [建物管理の設定] は、Modbus のサポートを有効にするデバイスを選択し、スレー
ブ アドレスを割り当てる場合に使用します。
• [デバイス設定を修正] は、選択したデバイスのスレーブ アドレスを指定し、センサ
ーを登録内容にマッピングする場合に使用します。
• [登録マップのコピー] は、登録マップのコピー先デバイスを選択する場合に使用し
ます。
注: MODBUS TCP 出力モジュールのライセンスを購入して StruxureWare Data Center
Expert サーバーに追加するまでは ( [システム] メニューの [サーバー管理の設定] のオプ
ションである [ライセンス キー] を使用)、建物管理システムのサポートを設定できませ
ん。
[建物管理の設定] 画面
この画面では、監視対象デバイスに割り当てられているスレーブ アドレスを管理したり、
選択したデバイスのセンサーに割り当てる登録のマッピングに使用される [デバイス設定
を修正] 画面にアクセスします。
注: MODBUS TCP 出力モジュールのライセンスを購入して StruxureWare Data Center
Expert サーバーに追加するまでは ( [システム] メニューの [サーバー管理の設定] のオプ
ションである [ライセンス キー] を使用)、[建物管理の設定] 画面には [ライセンス キー
の追加] ボタンしか表示されません。このボタンをクリックすると、 [ライセンス キー] オ
プションにアクセスできます。MODBUS TCP 出力モジュール サポートの詳細について
は、『 StruxureWare Data Center Expert v5.x Addendum: Building Management System
Integration』を参照してください。このドキュメントは、 StruxureWare Data Center
Expert 製品の次の APC Application Notes Web ページにあります。 http://www.apc.com/
prod_docs/results.cfm?DocType=App%20Note&Query_Type=10
最大 247 台の監視対象デバイスに一意のスレーブ アドレスを割り当てることができま
す。一度に 1 台のデバイスの設定 (そのデバイスのいずれかまたはすべてのセンサーの 登
録値など) を変更できます。
項目
説明
フィルタ
入力したとおりのテキストを含むエントリ
だけが表示されるように、表をフィルタ処
理します。
リスト
1 台以上のデバイスを選択して、スレーブ
ID ( [スレーブ アドレス]) を生成するか削除
します。または、1 台のデバイスを選択し
て、そのセンサーのデバイス設定を変更し
ます。
290
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
項目
説明
列の見出し ( [スレーブ アドレス]、 [ホスト
名]、 [親デバイス]、 [場所]、 [デバイス タ
イプ]、または [モデル]) をクリックする
と、リストを並べ替えることができます。
注: フィルタ処理しなければ、すべての監
視対象デバイスが表示されます。ただし、
スレーブ アドレスを割り当てることができ
るのは最大 247 台のデバイスです。
すべて選択/選択解除
すべてのデバイスを選択 (チェックマーク
を付ける) または選択解除します。
デバイス設定を修正
選択したデバイスの [デバイス設定を修正]
画面を表示する場合にクリックします。
注: 複数のデバイスが選択されている場合
は無効になります。
スレーブ ID の生成
選択したデバイスに スレーブ アドレスを割
り当てる場合にクリックします。
注: この設定は、既に スレーブ アドレスが
割り当てられているデバイスには影響しま
せん。
スレーブ ID の削除
選択したデバイスの スレーブ アドレスの割
り当てを解除する場合にクリックします。
[デバイス設定を修正] 画面
この画面では、選択したデバイスのセンサーに割り当てられている登録アドレスを管理し
ます。たとえば、登録マップの設定を外部の *.csv ファイルとしてインポートまたはエク
スポートしたり、登録マップの設定を他のデバイスにコピーしたりします。
項目
説明
フィルタ
入力したとおりのテキストを含むエントリ
だけが表示されるように、表をフィルタ処
理します。
デバイスのスレーブ アドレスを選択
必要に応じて、デバイスの新しいスレーブ
アドレスを選択します。
注: 別のデバイスにマッピングされていな
い 1 ~ 247 のスレーブ アドレスだけが表
示されます。デバイスにスレーブ アドレス
が割り当てられていない場合は [スレーブ
マッピングがありません] が選択されていま
す。これを使用して、デバイスのスレーブ
アドレスの割り当てを解除することもでき
ます。
リスト
登録値をマッピングしたりリストから削除
するセンサーを 1 台以上選択します。また
は 登録値を変更する 1 台のセンサーを選択
します。
291
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
項目
説明
列の見出し ( [登録]、 [センサー]、 [ユニッ
ト]、または [詳細]) をクリックすると、リ
ストを並べ替えることができます。
注: フィルタ処理しなければ、選択したデ
バイスのすべてのセンサーが表示されます。
すべて選択/選択解除
すべてのセンサーを選択 (チェックマーク
を付ける) または選択解除します。
登録値を修正
選択したセンサーの 登録値を編集または削
除する場合にクリックします。
注: 複数のセンサーが選択されている場合
は無効になります。
登録の削除
選択した 1 台以上のセンサーの 登録値を削
除する場合にクリックします。
登録マップを生成
選択したセンサーに 登録値をマッピングす
る場合にクリックします。
1 台のセンサーには 31000 ~ 39999 の任
意の値を使用できます。センサーが複数台
の場合、 登録値の範囲の開始値に 31000
以上の値を使用できます。ただし、その値
から最大値 39999 までの範囲で、すべて
のセンサーに値をマッピングできる場合に
限ります。
1 台のセンサーを選択する場合、そのセン
サーが既にマッピングされているかどうか
にかかわらず、値は新しい値にマッピング
されます。ただし、その値が別の登録に割
り当てられている場合を除きます。その場
合は、次に大きい使用可能な値が使用され
ます。たとえば、31009 を値として定義
し、31009 から 31058 までの値が他のセ
ンサーに割り当てられている場合は、
31059 がそのセンサーに割り当てられま
す。
注: センサーを別の登録に割り当てられて
いる値にマッピングするには、別の登録に
割り当てられているその値を変更するか削
除する必要があります。
複数のセンサーを選択する場合、センサー
はリストの一番上のセンサーから一番下ま
で順にマッピングされます。ただし、次の
場合を除きます。
• 選択されていないセンサーに割り当て
られている値はスキップされます。
• 開始値が選択されていないセンサーに
割り当てられている場合、マッピング
は次に大きい使用可能な値から開始さ
れます。たとえば、31105 を選択し、
31105 から 31050 までの値が既に割
り当てられている場合は、31051 が
292
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
項目
説明
最初に割り当てられる 登録値となり
ます。
登録マップのインポート
前に保存した登録マップの *.csv ファイル
の内容をリストに適用する場合にクリック
します。
登録マップのエクスポート
設定した登録マップのコピーを *.csv ファ
イルとして保存する場合にクリックします。
注: エクスポートした登録マップの .csv フ
ァイルは編集しないでください。編集中に
エラーが発生すると、そのファイルをイン
ポートするときに MODBUS TCP 出力モジ
ュール サポートが影響を受ける可能性があ
ります。
登録マップのコピー
登録マップを、[登録マップをデバイスにコ
ピー] 画面を使用して設定どおりに 1 台以
上のデバイスにコピーする場合にクリック
します。
[登録マップをデバイスにコピー] 画面
この画面では、登録マップ設定を、[デバイス設定を修正] 画面で選択したコピー元か
ら、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの監視下にある 1 台以上のデバイスにコ
ピーします。
注: 選択したデバイスの設定に一致する登録マップ設定だけがそのデバイスにコピーされ
ます。
項目
説明
検索
入力したとおりのテキストを含むエントリ
だけが表示されるように、表をフィルタ処
理します。
[リスト]
[デバイス設定を修正] 画面で選択したコピ
ー元から登録マップ設定をコピーするデバ
イスを選択します。
列の見出し ( [スレーブ アドレス]、 [ホスト
名]、 [デバイス タイプ]、 [モデル]、また
は [場所]) をクリックすると、リストを並
べ替えることができます。
注: フィルタ処理しなければ、監視されて
いるすべてのデバイスが表示されます。
すべて選択/選択解除
すべてのデバイスを選択 (チェックマーク
を付ける) または選択解除します。
293
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
InfraStruxure Manager 移行ユーティリティの概要
InfraStruxure Manager 移行ユーティリティは、設定とデータを InfraStruxure Manager
v4.7 から StruxureWare Data Center Expert サーバーに移行するために使用します。移行
が完了すると、InfraStruxure Manager により管理されていたデバイスは、 StruxureWare
Data Center Expert により管理されます。
注: InfraStruxure Manager 移行ユーティリティでは、InfraStruxure Manager v4.7 のみ
サポートされます。
InfraStruxure Manager 移行ユーティリティを使用すると、InfraStruxure Manager v4.7
を使用したデバイスの管理から StruxureWare Data Center Expert サーバーを使用したデ
バイスの管理に、段階的に移行できます。InfraStruxure Manager 移行ユーティリティを
使用し始める前に、InfraStruxure Manager v4.7 から StruxureWare Data Center Expert
サーバーへの移行を準備することをお勧めします。詳細については、「はじめる前に」を
参照してください。
InfraStruxure Manager 移行ユーティリティでは、InfraStruxure Manager の移行を実行す
る前に、必要に応じて StruxureWare Data Center Expert サーバーのデータと設定をバッ
クアップするように求められます。
InfraStruxure Manager 移行ユーティリティを、 StruxureWare Data Center Expert クライ
アントの [システム] メニューから起動し、設定とデータの移行元の InfraStruxure Manager
v4.7 の管理者ログオン資格情報を指定します。次に、パブリック LAN 上およびプライベ
ート LAN 上の デバイスおよびグループ、 データ ログ、 サーバー設定、 時刻設定、 通
知設定、InfraStruxure Manager の イベント ログをエクスポートするオプションなど、
InfraStruxure Manager から StruxureWare Data Center Expert サーバーに移行する設定
とデータを選択します。
ライセンス キーを追加すると、必要に応じて追加のロールを監視したり、別途ライセン
スが必要なアプリケーションで使用可能な機能にアクセスすることができます。一部のラ
イセンス キーを使用するには StruxureWare Data Center Expert サーバーを再起動する必
要があるため、InfraStruxure Manager 移行ユーティリティを使用する前に必要なライセ
ンス キーを追加することをお勧めします。
設定とデータが InfraStruxure Manager から StruxureWare Data Center Expert サーバー
に移行されない場合 (データが既に StruxureWare Data Center Expert サーバーに存在し
ている場合や、エラーが発生した場合など)、理由を参照して選択内容を変更したり、移
行の続行を選択することができます。最終確認の後、選択内容を確認して移行を開始しま
す。
StruxureWare Data Center Expert クライアントの [ウィンドウ] メニューからアクセスす
る StruxureWare Data Center Expert の InfraStruxure Manager の移行ステータス ビュ
ーには、進行中の移行処理に関する詳細な情報が表示されます。
InfraStruxure Manager のデータ ログが移行に含まれている場合、最大数のノードを監視
しながら、完全に設定された InfraStruxure Manager を移行するには、完了までに 24 時
間以上かかる可能性があります。データ ログが含まれていない場合、移行には最大 1 時
間かかります。プライベート LAN 上のデバイスが含まれている移行が完了すると、
InfraStruxure Manager が無効になります。
はじめる前に
294
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
InfraStruxure Manager 移行ユーティリティを使用し始める前に、InfraStruxure Manager
v4.7 から StruxureWare Data Center Expert サーバーへの移行を準備することをお勧めし
ます。
注: InfraStruxure Manager 移行ユーティリティでは、InfraStruxure Manager v4.7 のみ
サポートされます。
• 接続速度と StruxureWare Data Center Expert クライアントを実行しているシステ
ムが、移行の実行に必要な次の最小要件を満たしていることを確認します。
a. 100 MB/秒以上のネットワーク速度
b. 2 GHz 以上の CPU
c. 2 GB 以上の RAM
• StruxureWare Data Center Expert サーバーのノード ライセンスが、InfraStruxure
Manager v4.7 から移行するデバイスの要件を満たすことを確認します。
• StruxureWare Data Center Expert MODBUS TCP 出力モジュールは、別途ライセン
スが必要な機能です。この機能が必要な場合、 StruxureWare Data Center Expert サ
ーバーに建物管理システムのライセンスがあることを確認してください。
注: StruxureWare Data Center Expert デバイスの監視に使用される建物管理システ
ムでは、Modbus TCP がサポートされている必要があります。InfraStruxure Manager
により提供される Modbus RTU は、 StruxureWare Data Center Expert サーバーで
はサポートされません。
• 別途ライセンスが必要な StruxureWare Data Center Operation には、InfraStruxure
Manager の電源ゾーン、物理レイアウト、ラック プロパティの各機能と同様の機能
や、 StruxureWare Designer ソリューションをインポートする機能があります。こ
の機能が必要な場合は、 http://www.apc.com/site/software/index.cfm にアクセス
して StruxureWare Data Center Operation 製品群の詳細を確認してください。
• InfraStruxure Manager のプライベート LAN と StruxureWare Data Center Expert
サーバーのプライベート LAN の間に IP の競合がないことを確認します。
a. StruxureWare Data Center Expert サーバーと InfraStruxure Manager は、同じ
物理および論理プライベート ネットワーク上にある必要があります。
b. StruxureWare Data Center Expert サーバーのプライベート LAN IP アドレス
は、InfraStruxure Manager のプライベート LAN IP アドレスと競合していては
なりません。
c. StruxureWare Data Center Expert サーバーのプライベート LAN IP アドレス
が、InfraStruxure Manager のプライベート LAN IP 上のどのデバイスとも競合
していてはなりません。
d. StruxureWare Data Center Expert サーバーのプライベート LAN の DHCP は、
無効にする必要があります。
• 移行に、InfraStruxure Manager のパブリック LAN のデバイスが含まれている場合、
パブリック LAN を使用して StruxureWare Data Center Expert サーバーに接続し、
移行を実行する必要があります。
• StruxureWare Data Center Expert サーバーでは RADIUS はサポートされません。セ
キュリティで保護されたログオンが必要な場合、OpenLDAP 認証または Active
Directory 認証を使用する準備をします。
• 移行する APC プロトコル デバイスの SNMP コミュニティ名が、InfraStruxure
Manager デバイス アクセス リストに含まれていることを確認します。
注: 移行にプライベート LAN 上のデバイスが含まれている場合、移行が完了する
と InfraStruxure Manager が無効になります。
• InfraStruxure Manager により監視されている NetBotz アプライアンスは、
StruxureWare Data Center Expert サーバーに移行されません。 StruxureWare Data
Center Expert サーバーにより監視される NetBotz アプライアンスのホスト名と IP
アドレスのリストを準備します。[デバイス] メニューの StruxureWare Data Center
Expert デバイス検出サーバーを使用すると、検出する NetBotz アプライアンスを指
定できます。
• StruxureWare Data Center Expert サーバーにより監視される NetBotz アプライアン
スのアラートしきい値と通知設定を作成する準備をします。[デバイス] メニューの
295
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
StruxureWare Data Center Expert NetBotz アプライアンス設定オプションを使用で
きます。
• 移行中、 StruxureWare Data Center Expert クライアントを開いたままにできること
を確認します。
注: InfraStruxure Manager 移行ユーティリティのステータス ビューに "保存済み設
定の適用中" メッセージが表示されたら、クライアントを閉じることができます。
• InfraStruxure Manager のデータと設定の移行先の StruxureWare Data Center
Expert サーバーが既に使用中の場合、 StruxureWare Data Center Expert サーバー
のバックアップを作成します。
InfraStruxure Manager 移行ユーティリティ ([システム] メニュー)
このオプションを選択すると、 InfraStruxure Manager 移行ユーティリティが表示されま
す。このユーティリティを使用して、設定およびその他の重要なデータを InfraStruxure
Manager から StruxureWare Data Center Expert サーバーに移行します。移行が完了する
と、InfraStruxure Manager により管理されていたデバイスは、 StruxureWare Data Center
Expert により管理されます。移行にプライベート LAN 上のデバイスが含まれている場
合、InfraStruxure Manager が無効になります。
InfraStruxure Manager による移行の実行
1. [フル システム バックアップを最近作成しましたか?] という質問に対する回答を次
のように選択します。
• [いいえ、バックアップが必要です]: [システム] メニューの [サーバー管理の設
定] オプションである [サーバーのバックアップ/復元] 画面にアクセスし、
InfraStruxure Manager による移行を実行する前に、 StruxureWare Data Center
Expert サーバーのデータおよび設定をバックアップできます。
• [はい、バックアップしました]:InfraStruxure Manager 移行ユーティリティに
直接アクセスできます。
注: StruxureWare Data Center Expert サーバーの最新のバックアップ ファイ
ルがある場合、または StruxureWare Data Center Expert サーバーが新しく、
移行するデータや設定がない場合に、このオプションを選択します。
2. 設定とデータの移行元である InfraStruxure Manager v4.7 のホスト名または IP アド
レス、およびログイン資格情報を指定し、 [次へ] をクリックします。
3. InfraStruxure Manager から StruxureWare Data Center Expert サーバーに移行する
設定とデータを選択し、必要に応じて [ライセンス キーの追加] を選択してライセ
ンス キーを追加し、InfraStruxure Manager から移行するノードを管理して、 [次
へ] をクリックします。
4. 必要に応じて、InfraStruxure Manager の SMTP "送信元" アドレスの形式を変更し
(たとえば、 [email protected] など)、 [次へ] をクリックします。
5. 該当する場合は、InfraStruxure Manager から StruxureWare Data Center Expert サ
ーバーに移行されない設定とデータを表示し、 [同意する] を選択して [次へ] をクリ
ックします。
6. 各オプションをクリックして、InfraStruxure Manager から StruxureWare Data
Center Expert サーバーに移行する設定とデータを確認し、必要に応じて [戻る] を
クリックして選択内容を変更し、 [終了] をクリックします。
InfraStruxure Manager 移行ユーティリティのステータス ビューに "保存済み設定の
適用中" メッセージが表示されるまで、移行中 StruxureWare Data Center Expert ク
ライアントを開いたままにする必要があります。
296
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
移行が完了すると、InfraStruxure Manager で管理されるデバイスは StruxureWare
Data Center Expert サーバーで管理され、InfraStruxure Manager が無効になりま
す。
StruxureWare Data Center Expert サーバー バックアップ オプション
InfraStruxure Manager による移行を実行する前に、重要なデータや設定が格納されてい
る StruxureWare Data Center Expert サーバーのフル システム バックアップを作成する
ことをお勧めします。
[フル システム バックアップを最近作成しましたか?] という質問に対する回答を次のオプ
ションから選択します。
• [いいえ、バックアップが必要です]: [システム] メニューの [サーバー管理の設定] オ
プションである [サーバーのバックアップ/復元] 画面にアクセスし、InfraStruxure
Manager による移行を実行する前に、 StruxureWare Data Center Expert サーバー
のデータおよび設定をバックアップできます。
• [はい、バックアップしました]:InfraStruxure Manager 移行ユーティリティに直接ア
クセスできます。
注: StruxureWare Data Center Expert サーバーの最新のバックアップ ファイルが
ある場合、または StruxureWare Data Center Expert サーバーが新しいため移行す
るデータや設定がない場合に、このオプションを選択します。
[このメッセージを再表示しないでください] を選択すると、今後メッセージが表示されな
いようにして、InfraStruxure Manager 移行ユーティリティに直接アクセスできます。
注: 詳細については、[サーバー管理の設定] ([システム] メニュー) の [サーバーのバック
アップ/復元] オプションを参照してください。
[InfraStruxure Manager 管理者資格情報] 画面
この画面を使用して、設定とデータの移行元である InfraStruxure Manager v4.7 のログオ
ン資格情報を指定します。
注: InfraStruxure Manager でファームウェアの更新または一括設定が進行中の場合は、
ログオンできません。
設定とデータの移行元である InfraStruxure Manager で [RADIUS、ローカルの順] または
[RADIUS のみ] の認証方法が使用されている場合、RADIUS 管理者のログオン資格情報を
InfraStruxure Manager 移行ユーティリティで指定できます。
注: RADIUS ユーザーは、InfraStruxure Manager から StruxureWare Data Center Expert
サーバーに移行されません。
項目
説明
ホスト名/IP アドレス
設定とデータの移行元である InfraStruxure
Manager のホスト名または IP アドレス。
[InfraStruxure Manager の管理者ユーザー]
InfraStruxure Manager の管理者ユーザー名。
[InfraStruxure Manager の管理者パスワード]
InfraStruxure Manager の管理者パスワード。
[移行オプション] 画面
この画面を使用して、InfraStruxure Manager v4.7 から StruxureWare Data Center
Expert サーバーに移行する設定とデータを選択します。
297
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
項目
説明
[デバイスおよびグループ]
パブリック デバイスおよびデバイス グループ、
プライベート デバイスおよびデバイス グルー
プ、データ ログ、またはこれらすべてを
InfraStruxure Manager から StruxureWare Data
Center Expert サーバーに移行するかどうかを指
定します。
注: StruxureWare Data Center Expert サーバー
にインストールされたライセンス キーが、移行
するすべてのデバイスの要件を満たさない場合、
メッセージが表示されます。必要な場合は追加
のノード ライセンス キーを購入し、移行を続行
する前に StruxureWare Data Center Expert に
追加できます。
[サーバー設定]
SMTP、FTP、ユーザー、サーバー プロキシ、
SOCKS プロキシの各設定情報 (またはこれらの
設定情報すべて) を InfraStruxure Manager か
ら StruxureWare Data Center Expert サーバー
に移行するかどうかを指定します。
[時刻設定]
NTP、タイム ゾーン設定、またはこれらすべて
を InfraStruxure Manager から StruxureWare
Data Center Expert サーバーに移行するかどう
かを指定します。
[通知設定]
通知設定を InfraStruxure Manager から
StruxureWare Data Center Expert サーバーに移
行するかどうかを指定します。
注: 移行するパブリック デバイスまたはプライ
ベート デバイスがない場合、通知の受信者のみ
が移行されます。
[イベント ログのエクスポート]
ローカル ドライブ上の指定した場所にイベン
ト ログを *.csv ファイルとしてエクスポートし
ます。
ライセンス キーの追加
必要な場合は、[ライセンス キー] 画面で [シス
テム] メニューの [サーバー管理の設定] オプシ
ョンにアクセスしてライセンス キーを追加し、
InfraStruxure Manager から移行されるノードを
管理したり、別途ライセンスが必要なアプリケ
ーションで使用可能な機能にアクセスします。
注: 別途ライセンスが必要なアプリケーション
にライセンス キーを追加すると、 StruxureWare
Data Center Expert サーバーが再起動される可
能性があります。 InfraStruxure Manager 移行
ユーティリティを使用する前に必要なライセン
ス キーを追加することをお勧めします。
[移行オプション] の詳細
[移行オプション] 画面には、InfraStruxure Manager v4.7 から StruxureWare Data Center
Expert サーバーに移行する設定とデータの選択に関する詳細が表示されます。
項目
説明
[デバイスおよびグループ}
• StruxureWare Data Center Expert サーバ
ーにインストールされたライセンス キー
が、移行するすべてのデバイスの要件を満
たさない場合、メッセージが表示されま
す。必要な場合は追加のノード ライセン
ス キーを購入し、移行を続行する前に
298
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
StruxureWare Data Center Expert に追加
できます。
• プライベート LAN 上のデバイスが移行さ
れる場合、移行が完了すると InfraStruxure
Manager が無効になります。
• 通知設定を移行するには、パブリック LAN
またはプライベート LAN 上のデバイスを
移行する必要があります。移行しないと、
受信者のみが移行されます。
• データ ログを移行するには、パブリック
LAN またはプライベート LAN 上のデバイ
スを移行する必要があります。
注: デバイスが既に StruxureWare Data
Center Expert サーバーにより監視されて
いる場合、そのデバイスのデータ ログは
移行されません。
[サーバー設定]
• [SOCKS プロキシ] を移行するには、 [ユー
ザー] を移行する必要があります。
[サーバー設定] > [ユーザー]
• 移行後に有効になった InfraStruxure
Manager ユーザーは、 StruxureWare Data
Center Expert サーバーの InfraStruxure
Manager から移行ユーザー グループに作
成され、すべてのデバイス グループの表
示アクセス権が付与されます。
• 移行後に無効になった InfraStruxure
Manager ユーザーは、 StruxureWare Data
Center Expert サーバーの 未割り当てユー
ザー グループに作成されます。パスワー
ドは移行されません。ユーザーを有効にす
るときに、パスワードを指定できます。
• InfraStruxure Manager RADIUS ユーザー
は、 StruxureWare Data Center Expert サ
ーバーに移行されません。
• InfraStruxure Manager SOCKS プロキシ
ユーザーがローカル ユーザーではない場
合、移行時に StruxureWare Data Center
Expert ローカル ユーザーが作成され、有
効になります。
• SOCKS プロキシ ユーザーが InfraStruxure
Manager のローカル ユーザーでもある場
合、 StruxureWare Data Center Expert プ
ロキシ ユーザーが作成されます。パスワ
ードは移行されず、ユーザーは無効になり
ます。
InfraStruxure Manager 移行ユーティリティ
で指定した InfraStruxure Manager 管理者
ユーザーの資格情報:
• InfraStruxure Manager の認証方法が
[RADIUS のみ] の場合、管理者ユーザ
ーの資格情報は移行されません。
• InfraStruxure Manager の認証方法が
[RADIUS、ローカルの順] の場合、ロ
ーカル管理者の資格情報が
StruxureWare Data Center Expert サ
ーバーにまだ存在していなければ、移
行時に StruxureWare Data Center
Expert 管理者ユーザーが作成されま
す。パスワードは移行されず、ユーザ
ーは無効になります。
299
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• InfraStruxure Manager の認証方法が
[ローカルのみ] の場合、
StruxureWare Data Center Expert 管
理者ユーザーの資格情報が
StruxureWare Data Center Expert サ
ーバーにまだ存在していなければ、移
行時にその管理者ユーザーが作成され
ます。パスワードは移行され、ユーザ
ーは有効になります。
[時刻設定]
• NTP が StruxureWare Data Center
Expert サーバーでは無効になっていて、
InfraStruxure Manager では有効になって
いる場合、InfraStruxure Manager の NTP
とタイム ゾーンの設定を移行できます。
• NTP が StruxureWare Data Center
Expert サーバーと InfraStruxure Manager
の両方で有効になっている場合、
InfraStruxure Manager のタイム ゾーンの
設定のみ移行できます。
• NTP が StruxureWare Data Center
Expert サーバーで有効になっていて、
InfraStruxure Manager で無効になってい
る場合、InfraStruxure Manager のタイム
ゾーンの設定のみ移行できます。
• NTP が StruxureWare Data Center
Expert サーバーと InfraStruxure Manager
の両方で無効になっている場合、
InfraStruxure Manager の時刻とタイム ゾ
ーンの設定を移行できます。
StruxureWare Data Center Expert の時刻
は、InfraStruxure Manager の時刻に合わ
せて設定されます。
注: StruxureWare Data Center Expert サーバー
と InfraStruxure Manager の時刻の差が 1 分未
満の場合、時刻は移行できません。
[通知設定]
• 通知設定を移行するには、パブリック LAN
またはプライベート LAN 上のデバイスを
移行する必要があります。移行しないと、
受信者のみが移行されます。
• StruxureWare Data Center Expert 通知ポ
リシーは、InfraStruxure Manager から移
行されたデバイス グループごとに作成さ
れます。そのとき、その通知設定を持つ受
信者ごとにアラーム アクションが作成さ
れます。
注: デバイスが含まれていないグループに
は、通知ポリシーが作成されません。
• APC Remote Monitoring Service (RMS) の
資格情報は移行されません。RMS の資格
情報は、 StruxureWare Data Center
Expert クライアントで手動で入力する必
要があります。
[イベント ログのエクスポート]
イベント ログ機能は、 StruxureWare Data
Center Expert サーバーでは使用できません。
InfraStruxure Manager イベント ログは、ロー
カル ドライブの指定した場所に *.CSV ファイル
または *.txt ファイルとしてエクスポートできま
す。
300
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[ライセンス キーの追加]
必要な場合は、ライセンス キーを追加し、
InfraStruxure Manager から移行されるノードを
管理したり、別途ライセンスが必要なアプリケ
ーションで使用可能な機能にアクセスすること
ができます。
注: 別途ライセンスが必要なアプリケーション
にライセンス キーを追加すると、 StruxureWare
Data Center Expert サーバーが再起動される可
能性があります。 InfraStruxure Manager 移行
ユーティリティを使用する前に必要なライセン
ス キーを追加することをお勧めします。
[SMTP 設定の編集] 画面
この画面を使用して、 StruxureWare Data Center Expert サーバーの要件に合わせて
InfraStruxure Manager の SMTP 電子メール設定を変更します。
InfraStruxure Manager 移行ユーティリティでは、 StruxureWare Data Center Expert サ
ーバーに移行する SMTP 設定が検証されます。 StruxureWare Data Center Expert サー
バーに移行するには、InfraStruxure Manager の電子メールに表示される "送信元" アドレ
スが有効な形式になっている必要があります (たとえば、 [email protected] など)。
[一部の項目は移行されません] 画面
この画面を使用して、InfraStruxure Manager v4.7 から StruxureWare Data Center
Expert サーバーに移行されない設定とデータを表示します。
設定とデータ、およびその設定とデータが InfraStruxure Manager から StruxureWare
Data Center Expert サーバーに移行されない理由を表示するには、各タブをクリックしま
す。必要な場合は [戻る] をクリックして、選択内容を変更できます。または、 [同意す
る] を選択して続行します。
InfraStruxure Manager から StruxureWare Data Center Expert サーバーに移行されない
項目は次のとおりです。
• NetBotz アプライアンス。
• InfraStruxure Manager との通信が切断されたデバイス。
• SNMP コミュニティ名が InfraStruxure Manager デバイス アクセス リストに含まれ
ていない InfraStruxure プロトコル デバイス。これらのデバイスは、 StruxureWare
Data Center Expert サーバーが監視するデバイスのリストに手動で追加する必要が
あります。
• メンテナンスの通知の無効化設定。メンテナンスの通知が無効なデバイスは、通知
が有効な StruxureWare Data Center Expert サーバーに移行されます。
• InfraStruxure Manager および StruxureWare Data Center Expert サーバーの両方に
より監視されているデバイス、または InfraStruxure Manager により監視されなく
なったデバイスからの履歴データ。たとえば、接続されていないセンサーからのデ
ータ ログは移行されません。
• APC Remote Monitoring Service の資格情報。既存の (RMS) 顧客は、 StruxureWare
Data Center Expert サーバーにより監視されるようになったデバイスで RMS を更新
するには、移行が完了したときに StruxureWare Data Center Expert クライアント
で RMS 資格情報を手動で入力する必要があります。
注: InfraStruxure Manager および RMS により監視されている、移行されなかった
デバイスは、まず StruxureWare Data Center Expert デバイス検出ウィザードを使
301
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
用して StruxureWare Data Center Expert サーバーが監視するデバイスのリストに
追加する必要があります。
[確認] 画面
この画面を使用して、詳細を確認し、InfraStruxure Manager から StruxureWare Data
Center Expert サーバーへの移行を開始します。
InfraStruxure Manager から StruxureWare Data Center Expert サーバーに移行する設定
とデータを確認するには、各オプションをクリックします。必要な場合は [戻る] をクリ
ックすると、選択内容を変更できます。
InfraStruxure Manager の移行ステータス ビュー
InfraStruxure Manager の移行ステータス ビューは、 [ウィンドウ] メニューからアクセス
できる [InfraStruxure Manager の移行ステータス] オプションを使用して表示できます。
InfraStruxure Manager の移行ステータス ビューのデータは、前回実行された移行に関す
るものです。このデータはビューに表示されるだけで、エクスポートできません。次に移
行を試みると、 InfraStruxure Manager の移行ステータス ビューに表示されていたデータ
が消去されます。
項目
説明
リスト
進行中の処理の InfraStruxure Manager の移行
ステータスに関する情報が表示されます。
[メッセージ]: 移行に関する進捗の情報。
[ステータス]: 移行のステータス。
InfraStruxure Manager と StruxureWare Data Center Expert サーバーの違
い
InfraStruxure Manager v4.7 と StruxureWare Data Center Expert サーバーの間には、
大小さまざまな違いがあります。 StruxureWare Data Center Expert サーバーでは付加機
能を使用できますが、InfraStruxure Manager で使用できる一部の機能は StruxureWare
Data Center Expert サーバーでは使用できません。
小さな違い
ユーザー インターフェイスのメイン ビューは、InfraStruxure Manager では [デバイス ス
テータス] ですが、 StruxureWare Data Center Expert クライアントでは [モニタリン
グ] パースペクティブです。
302
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[デバイス検出]: デバイス検出は、 StruxureWare Data Center Expert サーバーに保存さ
れます。ポート、タイムアウト、再試行、読み取り/書き込みコミュニティ名、および優
先度スキャンを登録するかどうかは、検出エントリで設定されます。検出は、特定の時間
に実行されるようにスケジュールでき、曜日の組み合わせも指定できます。次のデバイ
ス タイプごとに個別の検出プロセスがあります。
• SNMPv1 デバイス: 基本的な SNMP 通信を使用する APC またはサードパーティ デバ
イス
• SNMPv3 デバイス: セキュリティで保護された SNMP 通信を使用する APC またはサ
ードパーティ デバイス
• NetBotz Appliance (300、303、310、400、および 410 モデルを除く)
• Modbus TCP
[ファームウェア更新プログラム]: StruxureWare Data Center Expert サーバーには、ネ
ットワーク管理カードと NetBotz Appliance を使用した APC SNMP デバイス用のファー
ムウェア更新プログラムが用意されています。
StruxureWare Data Center Expert サーバーは、適用可能な更新プログラムを自動的に確
認しません。ファームウェア更新プログラムを定期的に確認するスケジュールを使用でき
ます。
StruxureWare Data Center Expert サーバーが APC 更新用サーバーにインターネット経由
でアクセスできない場合は、APC 更新カタログ (SNMP デバイス用または NetBotz Appliance
用) のコピーを StruxureWare Data Center Expert クライアントにダウンロードし、その
カタログを StruxureWare Central サーバーにインポートできます。
小さな違い
列の名前
InfraStruxure Manager
StruxureWare Data Center
Expert
システム名
ラベル
モデル名
モデル
エージェント ファームウェア
アプリケーション バージョン
連絡先
連絡先名
の新しい列 StruxureWare Data
Center Expert
親デバイス
デバイス グループ
タイプ
メンテナンス モード
で使用できない列
StruxureWare Data Center
Expert
トラップ レシーバ
モデル番号
製造日
ファームウェア
ハードウェア
エージェントのモデル名
エージェントのモデル番号
エージェントのシリアル番号
エージェントのハードウェア
エージェント製造日
ラック
303
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
イベントの重大度
情報、警告、致命的
情報、警告、致命的、障害、エ
ラー
注: ユーザーはイベントの重大
度をカスタマイズできます。
メンテナンスの通知の無効化
有効/無効。通知を自動的に有 有効/無効のみ。
効にするまで無効にする期間の
長さを定義する、理由と期間も
含まれます。
トラップ転送
設定が必要です。
プライベート LAN での自動ト
ラップ転送は無効にできませ
ん。
NTP サーバー (サーバー時刻)
2つ
3つ
注: StruxureWare Data Center
Expert サーバーを NTP サーバ
ーとして有効にできます。
SNMPv1 エージェント
デフォルトで SNMPv1 エージ
ェントとして設定されます。
SNMPv1 エージェントとして設
定できますが、デフォルトでは
無効です。
SNMPv3
サポートされていません。
サポートされています。
SOCKS 5 プロキシ アクセス
1 人のユーザー
任意のユーザー
サーバー プロキシ
有効/無効のみ。
有効 (指定したアドレスで無効
にするオプションあり) および
無効。
FTP 設定
APC SNMPv1 デバイスと
SNMPv3 デバイスの FTP (File
Transfer Protocol) または SCP
(Secure Copy) アクセス値を管
理します。
全般タイムアウト
不要になりました。個々の
SNMP デバイスで設定されま
す。
イベント ログ
使用できなくなりました。アラ
ーム履歴ビューに置き換えられ
ました。
大きな違い
製品の更新: StruxureWare Data Center Expert サーバーの製品の更新には、サポート契
約が必要です。更新ファイルの URL を入手するには、APC サポートに問い合わせ、
StruxureWare Data Center Expert クライアントを使用して更新処理を実行する必要があ
ります。
ローカライズ: StruxureWare Data Center Expert サーバーおよびクライアントは、10 の
言語にローカライズされています。
BMS サポート: StruxureWare Data Center Expert サーバーでは、建物管理システム (BMS)
のサポートを有効にするためにライセンス キーが必要です。MODBUS TCP 出力モジュー
ルへの BMS の接続には、ポート 502 が使用されます。MODBUS RTU を介した直接シリ
アル接続はサポートされません。
BMS レジスタは、異なる倍率を使用して多くの値と再マッピングされます。たとえば、
InfraStruxure Manager では値を 100 で除算、 StruxureWare Data Center Expert では値
を 10 で除算します。さらに、レジスタ マップをカスタマイズできます。
304
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
通知: アラーム通知は、別途ライセンスが必要な StruxureWare Data Center Expert サー
バー機能ではありません。
[アラーム設定] パースペクティブには、 StruxureWare Data Center Expert サーバーによ
るアラームおよびしきい値違反の報告方法や、監視対象の SNMP デバイスおよび MODBUS
デバイスに対するアラーム アクションの管理方法の設定に使用されるオプションがあり
ます。
通知ポリシーは、InfraStruxure Manager のエスカレーション ポリシーを置き換えるもの
ですが、アラームのエスカレートや確認ができないという大きな違いがあります。
注: 監視対象 NetBotz Appliance のアラート通知は、 [デバイス] メニュー オプションの
[NetBotz Appliance の設定] で設定します。
[レポート]: StruxureWare Data Center Expert クライアントの [レポート] パースペクテ
ィブには、InfraStruxure Manager で使用できる 13 の定義済みレポートではなく、5 つ
の定義済みスナップショット レポート、18 のセンサー固有のセンサー履歴レポート、お
よびカスタム センサー履歴レポートを作成する機能が用意されています。 [レポート] パ
ースペクティブでは、次のことを実行できます。
• スナップショット レポートとセンサー履歴レポートを生成および表示する。
• センサー履歴レポートをグラフ形式、要約形式、または表形式で表示する。
• センサー履歴レポートとレポート条件を保存する。
• 電子メール、FTP、HTTP、NFS、および Windows 共有などのエクスポート アクシ
ョンを設定する。
• データ エクスポートのスケジュールを管理する。
アラーム履歴: StruxureWare Data Center Expert クライアントの [アラーム履歴] ビュー
では、InfraStruxure Manager で使用できるアラーム履歴ではなく、アラームのより詳細
なビューがデバイス別に用意されており、次のことを実行できます。
• 日付範囲を指定してリストを拡大または縮小したり、ブール演算子 AND、OR、およ
び NOT を指定して検索機能を使用したりする。
• アラーム履歴を *.txt ファイルまたは *.CSV ファイルとしてエクスポートする。
• 選択したアラームについて報告する、デバイスごとのセンサー履歴レポートを生成
する。
APC SNMP デバイス設定: StruxureWare Data Center Expert クライアントでは、 [デバ
イス] メニューの [APC SNMP デバイス設定] オプションを使用して、デバイスを一括設
定できます。
ある監視対象デバイスから設定をコピーして別の監視対象デバイスに送信できます。この
とき、設定の特定の部分を送信対象に指定したり、除外したりすることができます。ある
いは、あるデバイスから設定を取得して、保存済み設定テンプレートを作成することもで
きます。テンプレートは StruxureWare Data Center Expert サーバーに保存され、後で
デバイスに送信できます。このとき、一部の設定を適用するか、すべての設定を適用する
かを選択できます。
InfraStruxure 専用プロトコル デバイス: StruxureWare Data Center Expert サーバーで
は、SNMP デバイスとして InfraStruxure 専用プロトコル デバイスがサポートされます。
ただし、初代の配電ユニット (PDU) と AP76xx コンセントは除きます。
InfraStruxure Manager では、InfraStruxure プロトコルとも呼ばれる APC 専用プロトコ
ルを使用して、APC LAN (プライベート LAN) 上の配電ユニット (PDU) およびラック マウ
ント PDU の監視や、ユーザー LAN (パブリック LAN) 上の新しいラック マウント PDU バ
ージョンへのアクセスの認証が行われます。
新しいラック マウント PDU バージョンを除き、APC 専用プロトコル デバイスは通常プ
ライベート LAN 上にのみ存在します。
注: InfraStruxure プロトコル デバイスの SNMP コミュニティ名が InfraStruxure Manager
デバイス アクセス リストに含まれていない場合、これらのデバイスは StruxureWare
Data Center Expert サーバーに正常に移行されません。
305
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
大きな違い
InfraStruxure Manager
StruxureWare Data Center
Expert
サーバーのバックアップ/復元
FTP サイトにのみバックアップ NFS 共有または Windows 共有
にバックアップ
ユーザー認証
RADIUS、ローカル ユーザー
OpenLDAP、Active Directory、
ローカル ユーザー
管理者アカウント
管理者は 1 人
管理者ユーザーは複数
LAN 設定 - パブリック
LAN
LAN1
注: ターシャリ DNS サーバーを
使用できます。DHCP サーバー
を使用して設定することはでき
ません。
LAN 設定 - プライベート
APC LAN
LAN2
静的 IP アドレスを持つプライ
ベート LAN 上のデバイスには、
第 2 のプライベート ネットワ
ーク (LAN 2 ネットワーク B) を
使用できます。
IP アドレス、サブネット マス
ク、および IP アドレス範囲を
設定します。
DHCP の有効化/無効化の切り替
え
DHCP 検出の有効/無効を切り替
えます。
プライベート デバイスにタイ
ム ゾーンのオフセットを DHCP
経由で適用します。
読み取り/書き込みコミュニテ
ィ名を変更します。
通知
再起動時に APC デバイスをリ
セットします。
APC デバイスを手動でリセット
します。
電子メールまたは SMS
電子メール、SMS、FTP サーバ
ーへのデータ、HTTP Post、
SNMPv1 Trap、または
SNMPv3 Inform
受信者は、通知の受信が可能ま アラーム アクションは、通知の
たは不可能としてスケジュール 送信が有効または無効としてス
されます。
ケジュールされます。
InfraStruxure Manager にはあるが StruxureWare Data Center Expert にはない機能
InfraStruxure Manager の次の機能は、 StruxureWare Data Center Expert では使用でき
ません。
• グローバルしきい値
• イベント ログ
• ハード ドライブ ステータス
• FTP サーバー
• APC InfraStruxure プロトコル デバイスのユーザー インターフェイスへのアクセス
306
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• InfraStruxure Designer ソリューションのインポート オプション ( StruxureWare
Data Center Operation )
• 電源ゾーン (同様の機能は StruxureWare Data Center Operation )
• 物理レイアウト (同様の機能は StruxureWare Data Center Operation )
• ラック プロパティ (同様の機能は StruxureWare Data Center Operation )
307
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
監視機能
監視機能は、 StruxureWare Data Center Expert サーバーで使用するように設計されたラ
イセンス キー ベースのアップグレードです。この機能を使用すると、監視対象の NetBotz
Appliance に関連付けられたカメラ ポッドや CCTV アダプタ ポッドを使用して、高度な
監視を行うことがでるようになります。
注: この機能のヘルプでは、監視ライセンスが StruxureWare Data Center Expert サーバ
ーに登録され、ライセンスが各カメラに対して有効になっていることを前提としていま
す。
アクティブなアラームおよび履歴アラームで NetBotz Appliance カメラ画像およびクリッ
プを表示するには、ユーザーにデバイス グループ モニタリング表示アクセス権以上を割
り当てる必要があります。
監視クリップを表示およびエクスポートするには、ユーザーにデバイス グループ監視カ
メラ表示アクセス権以上を割り当てる必要があります。
監視機能とカメラのライセンスが設定されていれば、次の操作を行うことができます。
• デバイス グループ ビューで選択したグループ内の NetBotz Appliance に関連付けら
れているすべてのカメラのライブ フィードを サムネイル ビューで表示できます。
• サムネイル ビューで選択したカメラのライブ フィードを カメラ ビューで表示でき
ます。
• 記録されたクリップを取得、表示、およびエクスポートできます。
• クリップのキャプチャと記録を設定できます。
• 設定されているカメラとの間で音声を正しく送受信できます。
監視とカメラのライセンス
監視機能を使用する前に、 StruxureWare Data Center Expert サーバーで監視ライセンス
を登録する必要があります。さらに、カメラの監視機能を使用する前に、そのカメラに対
してライセンスを有効にする必要があります。
注: 監視対象の NetBotz Appliance のカメラに十分な監視ライセンスがない場合は、 [監
視設定] 画面の上部にメッセージが表示されます。
各 StruxureWare Data Center Expert サーバーには、1 ノード用の監視ライセンスが付属
しています。このライセンスを使用して、追加のライセンスを購入する前に、監視機能を
評価できます。1 ノード用の監視ライセンスに有効期限はありません。追加の監視ライセ
ンスの期限が切れると、次のような状態になります。
• 記録されているクリップは削除されませんが、監視ライセンスを登録しなければ表
示できません。
• 新しいクリップを生成できません。
• カメラのライブ フィードを使用できません。
監視ライセンスの登録
1. [システム] メニューの [サーバー管理の設定] オプションの [ライセンス キー] を選
択します。
2. [ライセンス キーの追加] をクリックします。
308
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
3. [ライセンス キーの追加] 画面で、監視ライセンス キーを入力し、[OK] をクリック
します。
カメラに対するライセンスの有効化
ライセンスは、各カメラに対して有効にしたり無効にしたり (デフォルトの状態) できま
す。
注: この手順に従って、1 つまたは複数のカメラの 監視設定を指定できます。
1. [デバイス] メニューの [監視設定] を選択して同時に複数のカメラを有効にするか、
サムネイルを右クリックして [監視設定] オプションを選択し、そのサムネイルのカ
メラだけを有効にします。
2. 複数のカメラを同時に有効にするには、[監視設定] 画面でライセンスを有効にする
カメラを選択します。
3. 画面の上部にある [カメラのライセンス] オプションを有効にします。
監視カメラの配備および StruxureWare Data Center Expert サーバーのパフ
ォーマンス
監視用のライセンス済みカメラの台数、およびそうしたカメラの監視設定によっては、
StruxureWare Data Center Expert サーバーのパフォーマンスが低下する場合があります。
[監視カメラ設定] 画面の [監視カメラ有効化設定] セクションで指定する [カメラ解像度]
および [ターゲット画像キャプチャ レート] (フレーム/秒) で、生成されるデータ量が決
定されます。大量の監視データをサポートするための監視用のライセンス済みカメラの推
奨最大数、および監視カメラ有効化設定は、次のとおりです。
• 基本サーバー: 最大 15 台の 10 フレーム/秒のカメラ (すべてのカメラで合計 150
fps) および 640x480 の解像度。
• 標準サーバー: 最大 125 台の 2 フレーム/秒のカメラ (すべてのカメラで合計 250
fps) および 640x480 の解像度。
• エンタープライズ サーバー: 最大 250 台の 2 フレーム/秒のカメラ (すべてのカメラ
で合計 500 fps) および 640x480 の解像度。
ライセンス済みカメラの数が推奨最大値になると、次の場合に StruxureWare Data Center
Expert サーバーのパフォーマンスが低下するおそれがあります。
• SNMP または Modbus デバイスも StruxureWare Data Center Expert サーバーで監
視されます。
• StruxureWare Data Center Expert サーバーは、[監視カメラ設定] 画面の [サーバー
設定] セクションで指定した SSL を使用してカメラに接続します。
• サーバーのバックアップやパージの実行、または大規模なレポートのエクスポート
のようなシステム アクティビティが発生しています。
StruxureWare Data Center Expert 監視カメラの配備を計画する方法の詳細については、
アプリケーション ノート #135 『 StruxureWare Data Center Expert
Surveillance:Performance Tuning and Remote Storage』を参照してください。このドキュ
メントは、 StruxureWare Data Center Expert 製品に関する次の APC Application Notes
Web ページにあります。 http://www.apc.com/prod_docs/results.cfm?DocType=App
%20Note&Query_Type=10
[監視] パースペクティブ
309
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
このパースペクティブでは、監視のビュー、機能、および設定にアクセスできます。この
パースペクティブにアクセスするには、 [アラーム設定] メニューのすぐ下にある [監視]
ボタンをクリックします。
注: すべての監視機能は [モニタリング] パースペクティブからも実行できます。そのた
めには、 [ウィンドウ] メニューの [監視] オプションである [サムネイル] を選択して、
サムネイル ビューをこのパースペクティブに追加します。
[監視] パースペクティブには、デフォルトでは 2 つのビューが表示されます。これらのビ
ューで [デバイス] メニューの [監視設定] オプションを使用すれば、 StruxureWare Data
Center Expert サーバーのすべての監視機能を実行できます。
• デバイス グループ ビュー: 関連付けられている NetBotz Appliance カメラに関する
情報をサムネイル ビューに表示するデバイス グループを選択できます。
• サムネイル ビュー: 選択したデバイス グループに関連付けられているすべてのカメ
ラのライブ フィードが表示されます。
注: 各サムネイルからは、選択したサムネイルのカメラのライブ フィードだけが表
示される カメラ ビューにアクセスできます。
[監視] パースペクティブ内のデバイス グループ ビュー
[監視] パースペクティブ内のデバイス グループ ビューは、 [モニタリング] パースペクテ
ィブ内のデバイス グループ ビューとは動作が少し異なります。
• サムネイルをあるグループの サムネイル ビューから デバイス グループ ビューの別
のグループにドラッグして、そのサムネイルのカメラの場所を管理できます。
注: デバイス グループ ビューで、Ctrl キーを押しながら、カメラをあるグループ
の サムネイル ビューからの別のグループのサムネイル ビューにドラッグすると、
サムネイル ビューに表示されているグループからカメラを削除する必要がなくなり
ます。
• [監視] パースペクティブ内のデバイス グループ ビューには、 [モニタリング] パース
ペクティブでは使用できない 2 つの右クリック メニュー オプションがあります。
注: [モニタリング] パースペクティブ内のいくつかの右クリック メニュー オプショ
ン ( [メンテナンス モードに切り替え]/[メンテナンス モードを終了]、 しきい値の
作成 、および [アラーム履歴を表示]) は、 [監視] パースペクティブでは使用できま
せん。
• [監視設定]: 選択したデバイス グループのカメラを設定できます。
注: [デバイス] メニューの [監視設定] を選択した場合は、すべてのデバイス
グループのカメラを設定できます。 サムネイル ビューで [監視設定] を選択し
た場合は、そのビューで選択したカメラを設定できます。
• [クリップの取得]: 選択したデバイス グループのすべてのカメラの [記録された
カメラ クリップ] 画面にアクセスできます。
サムネイル ビュー
サムネイル ビューには、選択したデバイス グループに割り当てられているすべてのカメ
ラが表示されます。各サムネイルは、カメラからの低フレーム レートのリアルタイム フ
ィードを示します。サムネイルは新しいフレームを受け取ると強調表示され、そのフレー
ムで発生したカメラのアクティビティを表示します。
注: NetBotz Appliance が外部共有ドライブにマッピングされている場合は、そのアプラ
イアンスに関連付けられている各カメラの [監視設定] 画面で [NetBotz Appliance にデー
タを格納] オプションを使用できます。カメラに対してそのオプションを選択すると、サ
ムネイル データを StruxureWare Data Center Expert サーバーに送信できないため、 サ
ムネイル ビューを更新できなくなります。ただし、その カメラ ビューには引き続きリア
310
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
ルタイム ビデオが表示され、NetBotz Appliance の外部共有ドライブに格納されているク
リップ データに StruxureWare Data Center Expert サーバーからアクセスできます。
監視に影響するあらゆる設定も含めてすべての監視機能に、このビューのサムネイル、右
クリック オプション、およびボタン アイコンを使用してアクセスできます。
注: 表示されるサムネイルは、 デバイス グループ ビューで選択したグループによって異
なります。また、ライセンスされていないカメラはグレーの画像で表示されます。この画
像は、カメラを向けている場所と、ライセンスを有効にするまではカメラが動作しないこ
とを意味する禁止マークを示します。 StruxureWare Data Center Expert サーバーとカメ
ラの通信が切断されると、サムネイルは黒色になり、グレーの x マークが表示されます。
• 1 つまたは複数のカメラを設定するには、[監視設定] 画面にアクセスします (選択し
たカメラのサムネイルを右クリックし、 [監視設定] を選択)。
注: [デバイス] メニューの [監視設定] を選択した場合は、すべてのデバイス グル
ープのカメラを設定できます。 デバイス グループ ビューで [監視設定] を選択した
場合は、選択したデバイス グループのカメラを設定できます。 カメラ ビューで
[監視設定] を選択した場合は、選択したデバイス グループの 1 つのカメラを設定で
きます。
• 監視対象の NetBotz Appliance のカメラを設定するには、[カメラ設定] 画面にアクセ
スします (選択したカメラのサムネイルを右クリックし、 [NetBotz Appliance カメラ
設定] を選択)。
• 選択したカメラのクリップを取得、表示、およびタグ付けするには、[記録されたカ
メラ クリップ] 画面にアクセスします (サムネールを右クリックして [クリップの取
アイコンを使用)。
得] を選択するか、
• カメラ ビューにアクセスするには、サムネイルをダブルクリックするか、サムネイ
ルを右クリックして [カメラ ビューを開く] を選択します。
• 表示を小さいサムネイル ( 160x120) または大きいサムネイル ( 320x240) に切り替
) を使用します。
えるには、 [解像度の変更] アイコン (
• サムネイルに境界線を付けるかどうかを選択するには、 [追加のサムネイル境界を切
) を使用します。
り替え] (
• サムネイルと一緒に含める情報を定義するには、 [サムネイルの詳細の設定] アイコ
ン(
) をクリックします。
• サムネイルは、サムネイルの情報の種類を基準にして並べ替えることができます
アイコンを使用して [監視サムネイルの並べ替え] 画面にアクセスします)。
(
• 入力したテキストを含むサムネイルだけが表示されるように サムネイル ビューをフ
ィルタ処理するには、 [検索] と [クリア] を使用します。
• 選択したカメラの NetBotz Appliance の Web インターフェイスにアクセスするため
の設定を定義するには、[デバイスの起動の設定] 画面にアクセスします (サムネイル
を右クリックして [デバイスの起動の設定] を選択)。
• 選択したカメラの NetBotz Appliance の Web インターフェイスにアクセスできま
す (サムネイルを右クリックして [デバイスの起動] を選択)。
• [モニタリング] パースペクティブに、選択したカメラのデバイス ビュー リストを表
示します (サムネイルを右クリックして [モニタリング パースペクティブに表示] を
選択)。
• 選択したカメラの NetBotz Appliance の Advanced View インターフェイスにログオ
ンします (サムネイルを右クリックして [Advanced View を起動] を選択)。
注: このオプションを有効にするには、 [ファイル] メニューの [クライアントの基
本設定] のオプションである [Advanced View の設定] を使用します。
ボタン アイコン (サムネイル ビュー)
標準の最小化アイコンと最大化アイコンに加え、特定の サムネイル ビュー機能と監視機
能を実行できる 5 つのアイコンがあります。
311
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
アイコン
説明
表示を小さいサムネイル ( 160x120) また
は大きいサムネイル ( 320x240) に切り替
えるには、このアイコンに関連付けられて
いる山形をクリックします。
サムネイルに境界線を付けるかどうかを選
択するには、この [サムネイルの境界線の
切り替え] アイコンをクリックします。
表示されているサムネイルの並べ替え基準
を選択できる [監視サムネイルの並べ替え]
画面を表示するには、この [並べ替え] アイ
コンをクリックします。
選択したカメラの [記録されたカメラ クリ
ップ] 画面を表示するには、この [クリップ
の取得] アイコンをクリックします。
各サムネイルの下に表示する、カメラに関
連付けられているデータを選択するには、
この [サムネイル ラベルの設定] アイコン
をクリックします。
• ポッド ラベル
• ホスト名
• 場所
• ステータス
• ライセンス済み
• モデル
• デバイス グループ
• カメラ ラベル
[監視サムネイルの並べ替え] 画面
この画面を使用して、 サムネイル ビューのサムネイルを並べ替えます。表示されている
サムネイルは、選択した並べ替えカテゴリに基づいて、英数字順に並べ替えられます。
表示されているサムネイルの並べ替えに使用する基準の横にあるラジオ ボタンを選択し
ます。
カテゴリ
説明
ポッド ラベル
ポッド ラベルを基準に並べ替えます。
場所
場所を基準に並べ替えます。
ステータス
ステータスを基準に並べ替えます。
カメラ ラベル
カメラ ラベルを基準に並べ替えます。
モデル
カメラの NetBotz Appliance のモデル番号を基
準に並べ替えます。
ホスト名
IP アドレスまたはホスト名を基準に並べ替えま
す。
最後のモーション
モーションを検出しているカメラと、その
長さを基準に並べ替えます。たとえば、3
312
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
つのカメラ (X、Y、および Z) がモーション
を検出しており、カメラ X が 5 秒、カメ
ラ Y が 4 秒、カメラ Z が 3 秒であったと
します。
ここでカメラ X は [サムネール] ビューの 1
番目、カメラ Y が 2 番目、カメラ Z が 3
番目に位置しますが、カメラ X がモーショ
ンの検出を停止した場合、カメラ X は最後
の順位に移動します。ここでカメラ Y は 1
番目になり、カメラ Z は 2 番目になりま
す。
注: これがデフォルトのオプションで、現
在アクティビティを表示しているカメラに
注意を向けることができます。
ライセンス済み
ライセンス ステータスを基準に並べ替えます。
デバイス グループ
カメラが割り当てられているデバイス グループ
を基準に並べ替えます。カメラが複数のグルー
プに割り当てられている場合、カメラはリスト
内の最初のデバイス グループを基準に並べ替え
られます。
[サムネイルの詳細の設定] 画面
この画面を使用して、 サムネイル ビューの各サムネイルの下に表示するカメラ関連デー
タを選択します。
項目
説明
ポッド ラベル
ポッドを識別するラベル。
場所
カメラの場所 (わかっている場合)。
ステータス
カメラのステータス ( [オンライン] または [オフ
ライン])。
カメラ ラベル
カメラを識別するラベル。
モデル
カメラの NetBotz Appliance のモデル番号。
ホスト名
IP アドレスまたはホスト名。
ライセンス済み
ライセンスのステータス。
デバイス グループ
カメラが割り当てられているデバイス グルー
プ。
カメラ ビュー
カメラ フィードのリアルタイム ビューが、選択した NetBotz Appliance に関する情報と
共に表示されます。
[カメラ] ビューは、選択したデバイスからのリアルタイム フィードが表示される領域と
[カメラ情報] 領域で構成されています。
313
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[カメラ情報] 領域には、カメラの ポッド ラベル、 カメラ ラベル、 ホスト名、 場所、 ス
テータス、 ライセンス済み、 モデル、および デバイス グループの各情報が表示されま
す。
ビューの右上には次のアイコンがあります。
アイコン
説明
選択したデバイスの音声ストリームを聞く
には、この [聞く] アイコンをクリックしま
す。
注: 音声が使用できない場合は無効になっ
ています。
デバイスで再生される音声を送信するには、
この [話す] アイコンをクリックします。
注: この機能は特定のモデルでのみ使用で
き、ユーザー側にはマイクロフォン、デバ
イス側には外付けスピーカが必要です。
選択したカメラのリアルタイム フィードの
表示に使用する解像度を選択するには、こ
の [解像度の変更] アイコンに関連付けられ
ている山形をクリックします。
この [クリップの取得] アイコンを使用し
て、既存の監視クリップの表示、タグ付け、
エクスポート、削除ができます。
リアルタイム フィード領域の右クリック メニューを使用して、以下の操作を実行できま
す。
• [記録されたカメラ クリップ] 画面を表示して、カメラのクリップの取得、表示、お
よびタグ付けを行う ( [クリップの取得] オプション、または
アイコンを使用)。
• [監視設定] 画面を表示して、カメラを設定する ( [監視設定] オプション)。
注: [デバイス] メニューの [監視設定] を選択すると、すべてのデバイス グループ
のカメラを設定できます。 デバイス グループ ビューで [監視設定] を選択した場合
は、選択したデバイス グループのカメラを設定できます。 サムネイル ビューで
[監視設定] を選択した場合は、選択したデバイス グループの選択したカメラを設定
できます。
• [デバイスの起動の設定] 画面にアクセスして、カメラの NetBotz Appliance の Web
インターフェイスにアクセスするための設定を定義する ( [デバイスの起動の設定]
オプション)。
• カメラの NetBotz Appliance の Web インターフェイスにアクセスする ( [デバイスの
起動] オプション)。
• カメラの NetBotz Appliance の Advanced View インターフェイスにログオンしま
す ( [Advanced View を起動] オプション)。
注: このオプションを有効にするには、 [ファイル] メニューの [クライアントの基
本設定] のオプションである [Advanced View の設定] を使用します。
• [モニタリング] パースペクティブに、カメラのデバイス ビュー リストを表示する
( [モニタリング パースペクティブに表示] オプション)。
• [カメラ設定] 画面を表示して、監視対象の NetBotz Appliance のカメラを設定する
( [NetBotz Appliance カメラ設定] オプション)。
双方向音声
音声をキャプチャしたりブロードキャストしたりできるデバイスに接続すると、
StruxureWare Data Center Expert サーバー経由でデバイスと音声を送受信できます。
314
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[カメラ] ビューのコントロールを使用して、マイクロフォン付きのカメラ ポッドから音
声を聞いたり、システムに接続されているマイクロフォンを使用してスピーカが接続され
ているカメラ ポッドに音声を送信したりすることもできます。
注: 双方向音声をサポートするには、パブリック ネットワーク上のクライアントに直接カ
メラを接続できる必要があります。
• 現在選択しているカメラ ポッド (使用可能な場合) からストリーミング音声を聞くに
は、 ボタンをクリックします。
注: 複数のクライアントから同時に音声ストリームを聞くことができます。
• システムから選択したカメラ ポッドに接続されているスピーカに音声を送信するに
•
•
•
は、システムのマイクロフォンに向かって話しながら
音声は
ボタンをクリックします。
ボタンを押している間のみ送信されます。
ボタンを押している間は、送信先カメラ ポッドからの音声ストリーミングを聞
くことはできません。
ボタンを押している間は、音声送信がロックされるので、選択したカメラ ポッ
ドに音声を送信できるのは自分のクライアントだけです。
[NetBotz Appliance カメラ設定] オプション
この サムネイル ビューの右クリック メニュー オプションを使用して、[カメラ設定] 画
面 ( [デバイス] メニューの [NetBotz Appliance の設定] オプションの [カメラ設定]) にア
クセスします。 [カメラ設定] ( デバイス グループ ビューの右クリック メニュー オプショ
ン [NetBotz Appliance の設定] オプション) も使用できます。
[NetBotz Appliance カメラ設定] オプションには、次の 2 つの画面があります。
• [カメラの選択] 画面: サムネイル ビューで複数のカメラが選択されている場合に
[NetBotz Appliance カメラ設定] オプションでアクセスできます。この画面では、設
定するカメラを選択します。
• [カメラ設定] 画面: サムネイル ビューで複数のカメラを選択している場合は [選択
されたカメラの設定] 画面から、カメラを 1 つだけ選択している場合には直接、ア
クセスできます。この画面には 3 つの設定オプションがあり、そのうちの 2 つは監
視アクティビティ中のカメラの操作に影響します。
• [アラーム キャプチャ データ]: アラームに関連する画像のキャプチャにのみ影
響します。
• [画像設定]: アラームおよび監視のアクティビティで使用される画質やその他の
設定を指定します。
• [マスキング]: アラームおよび監視のアクティビティで、ユーザーが指定した、
画像の領域のモーションを無視するマスク、および画像の中のユーザーが指定
した領域が見えないようにするマスクを指定します。
注: このカメラの設定は選択したカメラと関連する NetBotz アプライアンスで
設定されていますが、これは監視機能には影響しません。 [カメラ設定] ( [デバ
イス] メニューおよび デバイス グループ ビューの [NetBotz Appliance の設
定] オプション) は、監視ライセンスがなくても使用できます。これらの設定の
詳細については、[デバイス] メニューの [NetBotz Appliance の設定] の [カメラ
設定] オプションを参照してください。
[監視設定] オプション
315
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[監視設定] 画面には、4 つのオプションを使用してアクセスできます。この画面では、監
視対象の NetBotz Appliance のカメラに対する StruxureWare Data Center Expert サーバ
ーの影響および応答方法を設定します。
• サムネイル ビューでカメラのサムネイルを 1 つだけ選択し、そのサムネイルを右ク
リックして [監視設定] を選択します。
• サムネイル ビューで選択したカメラの複数のサムネイルを選択して右クリック
し、 [監視設定] を選択します。これにより、選択したサムネイルのカメラを設定で
きます。
• デバイス グループを選択して右クリックし、 [監視設定] を選択します。これによ
り、選択したデバイス グループのカメラを設定できます。
• [デバイス] メニューの [監視設定] を選択します。これにより、すべてのデバイス グ
ループのカメラを設定できます。
[監視設定] 画面
この画面では、監視対象の NetBotz Appliance のカメラに対する StruxureWare Data Center
Expert サーバーの影響および応答方法を設定します。
全般監視設定
これらの設定は、選択したカメラを管理するために StruxureWare Data Center Expert サ
ーバーによって使用されます。カメラに関するサーバーの動作を設定します。
項目
説明
カメラのライセンス
使用可能な監視ライセンスを選択した各カメラ
に適用するには、このオプションを選択します。
このオプションの選択を解除すると、選択
したカメラの監視機能は無効になり、その
ライセンスを使用して別のカメラの監視機
能を有効にすることができます。
注: 選択されたカメラに対して使用可能な監視
ライセンスが十分にない場合に表示されるステ
ータス メッセージ。
サムネイル有効化処理がタイムアウトになるま
での時間 (秒)
モーション検出時に、選択したカメラのサムネ
イルを強調表示してから通常表示に戻すまでの
時間を定義します。最小値は 10、最大値は
120、デフォルト値は 30 です。
音声を追加
音声ストリームの関連画像クリップが保存され
ているカメラから音声ストリームを追加する場
合に選択します (デフォルトでは選択されていま
せん)。
注: カメラが音声を送信するように設定されて
いる必要があります。音声を送信するように設
定されていない場合、このオプションは無効に
なります。
カメラが常に音声を送信するように設定さ
れていない場合に [音声の追加] を選択する
と、ホワイト ノイズだけが記録されます。
カメラ設定にアクセスするには、APC
NetBotz Advanced View アプリケーション
を使用します。
316
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
デジタル署名の生成
ムービー クリップをアーカイブするときにデジ
タル署名を生成する場合に選択します。
注: デジタル署名は、署名したメディアが一切
変更されないようにするために設計されていま
す。
NetBotz Appliance にデータを格納
StruxureWare Data Center Expert サーバーでは
なく、カメラの NetBotz Appliance でマッピン
グされている共有ドライブにカメラのデータを
格納する場合に選択します。
このオプションを選択すると、リアルタイ
ム フィードが表示される カメラ ビューは
引き続き正常に動作し、 StruxureWare
Data Center Expert サーバーから NetBotz
Appliance の外部共有ドライブに格納され
ているクリップ データにアクセスできま
す。ただし、このオプションが選択されて
いる間はカメラの サムネイル ビューを更新
できません。
注: このオプションを使用できるのは、ス
トレージとして外部共有ドライブの使用を
サポートする NetBotz Appliance が外部共
有ドライブにマッピングされている場合の
みです。
サーバー設定
この設定は、選択されているカメラからデータを送信する StruxureWare Data Center
Expert サーバー (既定では、現在のサーバー) を識別し、そのサーバーとの通信に使用す
る ポートと SSL オプションを定義するのに使用します。
注: [監視設定] 画面で複数のカメラを設定するときに、このセクションに表示されるの
は、カメラがパブリック ネットワーク (LAN1) とプライベート ネットワーク (LAN2) の両
方にある場合には使用できないサーバー設定です。カメラは、プライベート LAN 上にあ
るか、パブリック LAN 上にあるかになります。プライベート LAN サーバー設定をパブリ
ック LAN カメラに割り当てることも、その逆の割り当てもできません。
項目
説明
StruxureWare Data Center Expert サーバー
選択したカメラからのデータの送信先となる
StruxureWare Data Center Expert サーバーの名
前を指定します。
注: デフォルト値は、現在の StruxureWare
Data Center Expert サーバーの名前です。
ポート
選択したカメラに接続するためにサーバーで使
用するポートを指定します。
[SSL を使用して接続] オプションが無効に
なっている場合の HTTP 通信のデフォルト
値は 80 です。
[SSL を使用して接続] オプションが有効に
なっている場合の HTTPS 通信のデフォル
ト値は 443 です。
注: ポート番号は、指定されている
StruxureWare Data Center Expert サーバーの
317
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[サーバー アクセス] の [Web サーバー] タブ
( [システム] メニューの [サーバー管理の設定])
で定義されているポート番号と一致している必
要があります。一致していない場合、選択した
カメラに関連付けられている NetBotz Appliance
は、そのサーバーに監視データを送信できませ
ん。
SSL を使用して接続
サーバーが選択したカメラと通信するときに、
Secure Sockets Layer (SSL) プロトコルを使用す
る場合に選択します (デフォルトでは選択されて
いません)。
SSL オプション
ライセンス済みカメラが SSL プロトコルを使用
してサーバーに接続するときに使用する検証方
法を選択します。
[検証なし]: サーバーで SSL がサポートされ
ている必要がありますが (サポートがなけ
ればデータは送信されません)、サーバーか
ら送信されたすべての証明書を受け付けま
す (自己署名付き証明書も許可されます)。
これがデフォルト設定です。
[証明書の確認]: サーバーで SSL がサポート
されている必要があり (サポートがなけれ
ばデータは送信されません)、信頼できる証
明機関によって署名された証明書のみ受け
付けます (自己署名付き証明書は許可され
ませんが、Verisign などの証明書は、ホス
ト名が証明書内のホストと一致しない場合
でも受け付けられます)。
[証明書とホスト名の確認]: サーバーで SSL
がサポートされている必要があり (サポー
トがなければデータは送信されません)、信
頼できる証明機関によって署名され、サー
バーへのアクセスに使用するホスト名と一
致するホスト名が含まれている証明書のみ
受け付けます (信頼できるソースから発行
され、サーバーへのアクセスに使用するホ
スト名と同じホスト名が含まれている証明
書だけが受け付けられます)。
注: [SSL を使用して接続] が選択されていない
場合は、無効になっています。
監視有効化設定
これらの設定は、 StruxureWare Data Center Expert サーバーが、選択されているカメラ
で検出されたモーションに対してどのように応答するかを制御します。
項目
説明
ポスト モード
カメラのクリップ画像 (およびオプションで音
声) をサーバーに格納するタイミングを選択しま
す。
[モーション検出に応じて送信]: カメラは、
モーション センサーが作動するたびに、ア
318
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
ーカイブするクリップを送信します (デフ
ォルトの選択)。
アラートの発生時に継続的に送信 :カメラ
は、アラートがカメラをトリガするたびに、
格納するクリップ画像を送信します。
アラートの発生時にモーション検出に応じ
て送信 :カメラは、アラート時にモーション
が検出された場合に、アーカイブするクリ
ップ画像を送信します。
[無効]: 監視データは自動的に格納されませ
ん。
注: アラートでカメラをトリガする必要がある
ポスト モードを使用する場合は、そのカメラ
を、アラートしきい値の [設定] 画面の [詳細設
定] タブにある、しきい値の [操作するカメラ]
オプションで選択する必要があります。詳細に
ついては、「[アラート設定] オプション」を参照
してください ([NetBotz Appliance の設定] オプ
ション)。
イベント送信再試行までの待機時間 (秒)
カメラがクリップを StruxureWare Data Center
Expert サーバーに送信しても応答がない場合に、
クリップを再送信するまで待機する秒数を指定
します (最小値はデフォルト設定の 5、最大値
は 60)。
カメラ解像度
カメラがキャプチャする画像の解像度を選択し
ます。
注: 使用可能なサイズは、選択したカメラ
の機能によって異なります。画像の解像度
が大きいほど、多くのストレージ領域が必
要になります。
ターゲット画像キャプチャ レート
クリップをキャプチャしたときに記録される秒
あたりのフレーム数を設定します (デフォルトで
は、秒あたり 1 フレーム)。
イベント時間トリガ (秒)
イベントが発生してからクリップ キャプチャを
開始するまでの遅延時間を設定します。
[監視のスケジューリング]
[監視のスケジューリング] 画面を使用して、カ
メラを有効または無効にする時間 (デフォルトで
は常に有効) を指定する場合にクリックします。
ポスト モードの使用:
[ポスト モード] の 4 つの設定オプションを使用して、カメラからのデータのキャプチャ
をトリガする条件を指定します。
注意: アラートでカメラをトリガする必要があるポスト モードを使用する場合は、そのカ
メラを、アラートが対応するアラートしきい値の [操作するカメラ] オプションで選択す
る必要があります。 デバイス ビューまたは マップ ビューでデバイスを右クリックし、
[アラートしきい値] オプションを使用して、既存のしきい値を編集するか新しいしきい値
を追加します。
319
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
無効:
[無効] オプションを選択すると、アラート時でもカメラのデータはアーカイブされませ
ん。
カメラに対するキャプチャを特定の時間だけ一時的に無効にする必要がある場合は、カメ
ラを [無効] に設定できます。
注意: キャプチャを一定間隔で無効にする必要がある場合は、[監視設定] 画面の [監視の
スケジューリング] オプションを使用します。
アラートの発生時に継続的に送信 :
カメラをトリガするアラートの間に発生したすべてのアクティビティ (アクティビティ以
外も含む) の完全な監査可能記録を作成する必要がある場合は、このオプションを選択し
ます。
注: アラートが発生すると、カメラの監視データが継続的に送信されます。ただし、その
アラートが対応するアラートしきい値の [操作するカメラ] オプションでそのカメラが選
択されている場合に限ります。
アラートの発生時に継続的に送信 モードで生成された監視イベントは、検出された動き
に依存することなく画像をキャプチャして監視クリップに追加するかどうかを決定しま
す。したがって、その結果生成されたクリップは、時間連続性に関しては一貫性があるた
め、カメラ ビューで発生した動きの間の経過時間を容易に把握できます。
注意: この設定は、 [正常復帰にはユーザー入力が必要] に設定されたアラートでは使用で
きません。この設定を使用すると、アラートが解決されるまでに遅延が発生した場合に、
非常に大きなクリップが生成される可能性があるからです。
アラートの発生時に継続的に送信 モードは、次のような状況で使用できます。
• すべてのタイムスタンプ付きの画像 (検出可能な変更がない画像を含む) の完全な監
査記録が必要になるセキュリティの高い環境で、ドア スイッチ、カメラ モーショ
ン センサー、外部ドライ接点などのセンサーが作動する状況。
• 画像の変化のレートまたはサイズが小さすぎてデバイス カメラのモーション センサ
ー機能で確実に検出できない状況を監視する必要がある場合 (小さなライトの点滅、
カメラから離れた場所で非常にゆっくり動く人など)。
• アラートのフレーム数制限がなく、フレーム間の時間間隔が可変 (モーション ベー
スの場合と同様) ではなくほぼ一定 (より「リアルタイム」) となることを望む場合。
送信モーションが検出されました:
設置場所で発生した動きの記録を作成する必要があり、検出されたモーション間の経過時
間の映像記録が不要な場合は、このオプションを選択します。
[モーション検出に応じて送信] 設定は、次の場合に使用できます。
• 機器ルームを利用するすべての人の映像記録を作成する必要がある場合。
• 特定のドアから出入りするすべての人の映像記録を作成する必要がある場合。
アラートの発生時にモーション検出に応じて送信 :
カメラをトリがするように設定されたアラートの間に設置場所で発生した動きの記録を作
成し、検出されたモーション間の経過時間の映像記録が不要な場合に、このオプションを
選択します。
320
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注: アラートが発生すると、モーション検出時にカメラの監視データが送信されます。た
だし、そのアラートが対応するアラートしきい値の [操作するカメラ] オプションでその
カメラが選択されている場合に限ります。
[モーション検出に応じて送信] モードに設定されたデバイスで生成された監視イベントと
は違って、このモードに設定されたデバイスは、アラートがデバイスによって報告されて
いる間に発生しなかったモーションを無視します。
アラートの発生時にモーション検出に応じて送信 モードは、次の場合に使用できます。
• 特定の時間帯に、特定のドアを開けて部屋に出入りしたすべての人の映像記録を作
成する場合。 [監視のスケジューリング] オプションを使用すると、たとえば午後 8
時から午前 6 時までの間に施設に出入りした人の記録を作成し、通常の業務時間中
の出入りを無視することができます。
• ドライ接点のガラス破損センサーが取り付けられている窓を割ったり、非常口にの
み使用できるドアを開けるなどして、不法侵入された部屋の映像記録を作成する場
合。
• 透明なラックまたは機器ルームのドアが開いている (そのためドア センサー アラー
トが作動している) 間は画像を記録し、ドアが閉まっている間はドアから見える動き
を記録しない場合。
[監視のスケジューリング] 画面:
この画面を使用して、関連付けられたアクティビティが無効になる特定の時間を各曜日で
定義します (デフォルトでは、スケジュールは 24 時間、365 日有効です)。
注: この画面は、アクションの設定画面でアラート アクションを有効または無効にする時
間をスケジュールしたり、[監視設定] 画面でカメラを有効または無効にする時間をスケジ
ュールしたりするために使用します。
テーブルには、15 分単位で増分するセルと、曜日を表す列が示されます。次のいずれか
の手順を実行して、アラート アクションまたはカメラが有効になる時間をスケジュール
できます。
• 列のタイトルをクリックして、その曜日のセルをすべて有効または無効にします。
• 列内の 1 つのセルから別のセルへマウスをドラッグし、セルのセットを有効または
無効にします。
• 1 つ列内の 1 つのセルから別の列のセルへマウスをドラッグし、選択した各曜日に
対して同じセルのセットを有効または無効にします。
• 1 つのセルをクリックします。
注: NetBotz Appliance では、カメラの監視アクティビティのスケジュールを設定す
ることもできます。カメラは、 StruxureWare Data Center Expert サーバーまたは
NetBotz Appliance のいずれかの監視が無効な場合はデータをキャプチャせず、どち
らの監視も有効になっている場合にデータをキャプチャします。
監視クリップ
監視クリップは、各カメラの監視設定に応じて、検出されたモーション、アラーム、また
はモーションとアラームの結果として生成されます。
監視クリップは、アラームのカメラ キャプチャ クリップよりも長くしたりサイズを大き
くしたりできます。監視クリップ設定 (解像度、フレーム レートなど) は、アラームのカ
メラ キャプチャ設定とは無関係です。
• 動作のない (モーションなし) 状態が 10 秒以上続いた場合、次のモーションが検出
されたときに新しいクリップが作成されます。
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StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
• 動作のない状態が 10 秒未満の場合、新しいフレームは現在の監視クリップに追加
されます。
監視クリップの生成を制御する設定は、[監視設定] 画面にあります。この画面にアクセス
するには、 [デバイス] メニュー、 デバイス グループ ビューの右クリック メニュー、ま
たは サムネイル ビューの右クリック メニューの [監視設定] オプションを使用します。
注: アラーム クリップの生成を制御する設定は、[キャプチャの設定] 画面の [アラーム
キャプチャ データ] オプションで指定します。この画面にアクセスするには、 [デバイ
ス] メニューおよび デバイス グループ ビューの右クリック メニューの [NetBotz Appliance
の設定] オプションである [カメラ設定] を使用するか、 サムネイル ビューの [NetBotz
Appliance カメラ設定] 右クリック メニュー オプションを使用します。
監視クリップは StruxureWare Data Center Expert サーバーに格納されます。メタデータ
でクリップにタグを付けると、特定のクリップを検索できるようになります。クリップを
格納する場所は、 [システム] メニューの [サーバー 管理の設定] オプションである [スト
レージ設定] を使用して定義します。
監視クリップのサイズは、そのクリップを生成したカメラの解像度とフレーム レートに
基づきます。これらの設定は、カメラの [監視設定] 画面の設定で制御します。
クリップは、AVI、署名付き AVI、または MPEG-1 形式でエクスポートできます。現在表
示されている画像を JPG ファイルとしてエクスポートすることもできます。クリップの
音声データがある場合は、そのデータを別のファイルとしてエクスポートする必要があり
ます。
デジタル署名
NetBotz デバイスには、生成されたクリップにデジタル署名を付加する機能が用意されて
います。この署名は、検証ユーティリティによって、クリップが改ざんされていないかど
うかを確認するために使用されます。クリップにデジタル署名が付加されている場合は、
[記録されたカメラ クリップ] 画面のクリップ リスト ペインにある [署名付き] 列に、 [は
い] と表示されます。また、[クリップ ビューア] 画面に、デジタル署名アイコン (
色付きで表示されます。
)が
StruxureWare Data Center Expert には、クリップのデジタル署名を確認できる Windows
バッチ ファイルと Linux スクリプトが付属しています。これらのファイルは StruxureWare
Data Center Expert アプリケーションのルート ディレクトリにあります。両方とも次の同
じ構文構造を使用して実行します。
Windows: avivrfy.bat avi1 avi2 avi3
Linux: avi-verify avi1 avi2 avi3
この構文では、コマンド ラインに各ファイル名をスペースで区切って入力することで、
複数の AVI ファイルを確認できます。
検証ユーティリティを実行すると、各ファイルについてデジタル署名が有効かどうかを示
すメッセージが返されます。
音声のサポート
音声センサーが搭載されているカメラ デバイスから音声をキャプチャできます。
音声データは OGG Vorbis コーデック ファイル形式で格納され、.ogg というファイル拡
張子で保存されます。エクスポートしたファイルを再生するには、このファイル形式をサ
ポートするオーディオ プレーヤーが必要です。
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StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
注意: メディア プレーヤーで .ogg ファイル形式を再生できない場合は、この音声ファイ
ル形式をサポートする追加コーデックをダウンロードする必要があります。追加コーデッ
クのインストール方法の詳細については、メディア プレーヤーのヘルプまたはマニュア
ルを参照してください。
[記録されたカメラ クリップ] 画面
この画面を使用して、日付またはタグ/説明でクリップを取得したり、既存の監視クリッ
プを表示、タグ付け、エクスポート、削除したりします。
この画面では、 [クリップの取得] 右クリック メニュー オプションまたはそのアイコン
(
) に関連付けられているカメラのクリップのみが取得されます。
• [クリップの取得] オプションまたはそのアイコンが使用されたときに、 サムネイル
ビューで選択されているカメラ (選択されているカメラを示す説明が表示されます)。
• [クリップの取得] オプションまたはそのアイコンが使用されたときに、 デバイス グ
ループ ビューで選択されているグループ内のカメラ (選択されているデバイス グル
ープを示す説明が表示されます)。
この画面には 3 つの領域があり、各領域には特定の機能に関する要素が表示されます (ク
リップ取得セクション、クリップ選択セクション、 [概要])。
[クリップの取得] セクション
このセクションには、 [日付の選択] で指定された期間のクリップを識別および取得した
り、 [タグで検索] が有効になっているときに、指定されている [タグ/説明] 情報と一致
するクリップだけに制限するための項目が含まれています。
項目
説明
現在の時間を基準にした時間でクリップを
検索できます。使用可能な値は、 [過去 1
時間]、 [過去 6 時間]、 [過去 12 時間]、
[昨日]、 [先週]、 [先月]、 [今日]、 [今週]、
および [今月] です。
日付の選択: 基準
「過去」または「先」で始まる値と [昨日]
は、現在の日時を基準にして、指定した期
間だけ逆方向に検索します。
「今」で始まる値は、現在の日付を基準にし
て、条件に一致する該当期間を検索します。
たとえば、現在の日時が 2 月 22 日の午後
4 時で、 [先月] を選択した場合、1 月 22
日の午後 4 時以降に記録されたすべての監
視クリップを取得できます。 [今月] を選択
した場合は、2 月 1 日の午前 0 時以降に記
録されたすべてのクリップを取得できます。
[基準] 設定のデフォルト値は [過去 1 時
間] です。
注意: 週の始まりは日曜日の午前 0 時、終
わりは土曜日の午後 11 時 59 分です。
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StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[開始日] から [終了日] までの範囲内に記録
されたクリップの検索を実行できます。
日付の選択: 範囲
[開始日] は、クリップを確認する最も早い
日付です。
[終了日] は、クリップを確認する最も遅い
日付です。
注: [開始日] と [終了日] のデフォルト値は、両
方とも現在の日付です。
[記録されたカメラ クリップ] 画面が表示さ
れたときに選択されていたカメラで、[日付
の選択] で指定された期間内に記録されたク
リップのうち、入力したタグ データまたは
クリップ説明が含まれるクリップのみを検
索する場合に選択します。
タグ/説明
たとえば、「fan」と入力すると、「fans」、
「cooling fans」
、「heating fan」などを含む
タグまたは説明を持つクリップのうち、選
択されたカメラで記録され、指定された期
間内のクリップのみが取得されます。
テキスト フィールドの右にあるドロップダ
ウン メニューには、選択されたカメラの記
録クリップに追加されているすべてのタグ
が表示されるので、ここからタグを選択す
ることができます。
クリップの取得
[クリップの取得] をクリックすると、リポジト
リから現在選択している条件に一致するすべて
のクリップが検索されます。
[クリップの選択] セクション
このセクションには、現在の検索結果として取得されたクリップが表示され、ここから、
クリップを 1 つずつ表示、タグ付け、エクスポートしたり、1 つ以上のクリップを一度に
削除したりできます。
列の見出しをクリックすると、クリップを並べ替えることができます。
アクション ボタン
説明
取得されたクリップに関する情報を示しま
す。
リスト
カメラ: クリップに関連付けられているカメ
ラ。
開始日時: クリップの開始日時。
時間: クリップの長さ (時間)。
フレーム: クリップのフレーム数。
タグ: クリップに割り当てられているタグ。
署名付き: クリップが署名付きかどうか。
音声あり: クリップに音声が関連付けられて
いるかどうか。
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StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
表示
[クリップ ビューア] 画面を使用して、リス
ト内で選択されているクリップを表示した
り、タグ付けしたり、エクスポートしたり
する場合にクリックします。
タグ
[クリップ タグおよび説明の編集] 画面を使用し
て、リスト内で選択されているクリップの [タ
グ] フィールドと [説明] フィールドに情報を入
力する場合にクリックします。
エクスポート
[クリップのエクスポート] 画面を使用して、リ
スト内で選択されているクリップを MPEG-1、
AVI、 署名付き AVI、 現在の画像、または オー
ディオ形式でエクスポートする場合にクリック
します。
削除
リスト内で選択されている 1 つ以上のクリップ
を削除する場合にクリックします。
[概要] セクション
この領域には、リスト内で選択されているクリップのサムネイルが表示され、そのクリッ
プに関連付けられているタグまたは説明が示されます。
領域
説明
クリップ サムネイル
リスト内で選択されているクリップの最初
のフレームの縮小版が表示されます。
タグ
タグの情報 (存在する場合) が表示されます。
説明
説明情報 (存在する場合) が表示されます。
[クリップ ビューア] 画面
この画面を使用して、選択したクリップを表示したり、タグ付けしたり、エクスポートし
たりします。
項目
説明
画面の上部にあるこの領域には、次の情報
が表示されます。
カメラ情報
• [ポッド ラベル]: ポッドを識別するラ
ベル。
• [カメラ ラベル]: カメラを識別するラ
ベル。
表示ペイン
クリップの内容が表示されます。
再生/一時停止 (
クリップを開始するには [再生] アイコンを
クリックし、現在の画像の再生を一時停止
するには [一時停止] アイコンをクリックし
ます。
および
)
読み込みシーケンス中に、必要に応じてク
リップの再生を開始できます。
コントロールを左右にドラッグして、クリ
ップ内の特定のフレームを探します。バー
クリップ スライダ バー
325
StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
の右にある数字は、現在表示されているフ
レームを示します。
スライダ バーの右にある上下の矢印をクリ
ックして、クリップを 1 フレームずつ先に
進めたり巻き戻したりすることもできます。
スライダ バーの下には、クリップの開始日
時と終了日時が表示されます。
[エクスポート] アイコン (
[タグ] アイコン (
)
[音声] アイコン (
)
[デジタル署名] アイコン (
このアイコンをクリックすると、[クリップのエ
クスポート] 画面が表示されます。
)
このアイコンをクリックすると、[タグおよび説
明の編集] 画面が表示されます。
現在のクリップに関連付けられている音声があ
る場合は、このアイコンが黒で表示されます。
音声がない場合は、アイコンはグレーで表示さ
れます。
クリップにデジタル署名が関連付けられている
場合は、このアイコンが色付きで表示されます。
クリップが署名されていない場合は、アイコン
はグレーで表示されます。
)
[ステータス] 領域
選択されているクリップの読み込みステータス
が表示されます。 [読み込み中] か [読み込み処
理完了] になります。
クリップ情報
現在のクリップに関する次の情報が表示さ
れます。
•
•
•
•
合計フレーム数
時間
タグ
説明
[クリップ タグおよび説明の編集] 画面
この画面を使用して、テキスト文字列を タグまたは 説明として監視クリップに追加しま
す。
[タグ] フィールドまたは [説明] フィールド内のテキストは、特定のクリップを取得する
際に検索条件として使用できます。
テキスト フィールド
説明
タグ
選択したクリップにデータをメタデータとして
関連付けるには、 [タグ] フィールドにテキスト
を入力します。このデータは、適切なキーワー
ドを含むクリップだけに検索を絞り込むために
使用できます。
[説明]
[説明] フィールドは、クリップの内容また
はコンテキストに関する長い説明を入力す
るために使用できます。このフィールドの
内容は、[記録されたカメラ クリップ] 画面
から検索条件として使用できますが、使用
可能なタグのドロップダウン リストには表
示されません。
注意: [説明] フィールドには、65536 文
字 (半角) まで入力できます。
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StruxureWare Data Center Expert 7.2.7
[クリップのエクスポート] 画面
この画面を使用して、選択したクリップを MPEG-1、 AVI、 署名付き AVI (デジタル署名
オプションが有効な場合)、 現在の画像、または オーディオ形式でエクスポートします。
注: この画面には、[クリップ ビューア] 画面から、または アクティブなアラーム ビュー
と アラーム履歴ビューで使用できる [アラームの詳細の表示] 画面の [クリップ] オプショ
ンから、 [クリップのエクスポート] アイコン (
項目
) を使ってアクセスできます。
説明
出力タイプとして次の中から目的の形式を
選択します。
データ形式
• [MPEG-1]
注: クリップが 1 フレーム構成である
場合は無効になります。
• [AVI]
• [署名付き AVI] (以下参照)
• 現在の画像
• オーディオ
[署名付き AVI] 形式は、[監視設定] 画面の
[デジタル署名の生成] オプションが有効に
なっているカメラでクリップをキャプチャ
した場合にのみ使用できます。
注意: [署名付き AVI] オプションは、
NetBotz Appliance にオプションの
Premium Software Module がインストール
されている場合にのみ使用できます。
[現在の画像] オプションを選択した場合は、
現在表示されているフレームが JPG ファイ
ルとして保存されます。
クリップを記録するときに、画像と音声は
別々のファイルとして保存されます。した
がって、エクスポートしたクリップに画像
データと音声データの両方を含めることは
できません。音声は、 [音声] オプションを
選択して別のファイルに保存できます。
注意: クリップに音声データが含まれ、リモ
ート デバイスの音声キャプチャ オプション
が無効になっている場合は、ホワイト ノイ
ズだけが記録されます。
ファイル名
エクスポートしたクリップの場所とファイル名
を設定します。
327
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