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ニューテック総合カタログNo.13

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ニューテック総合カタログNo.13
ニューテック総合カタログ
2001年 夏&秋 号
More performance for your Server
・・・by NEWTECH
本号の特集コラム
1. RAID装置のコストダウンから始まる
サーバーストレージの分散化
2. ファイバーチャネルは
SCSIを後継するバスで導入も容易
3. システムをラックマウントする
4. SCSIバスをもう一度復習する
5. NASからサーバーアプライアンスの活用
6. バックアップの重要性とテープ装置
7. バックアップソフトの活用
8. ニューテックの検査体制
9. フリーOSサポート情報
10. 1000BaseTの登場で
ギガビットイーサーが身近になった
ニューテックは以下のメーカーとパートナーを組んでいます。
Compaq Solutions Alliance
IBM Partner World for Deveroper プログラム参加
business partner
2
よりハイパフォーマンス、より大容量をもとめて、さらに処理分散が進むサーバー
環境に向け、ストレージからネットワークまでシステムアップに必要な情報を掲載!
コラム
1
RAID装置のコストダウンから始まる
サーバーストレージの分散化
以前RAIDは、高価なイメージが強く複数のサーバーで共有利
用されていましたが、その大幅なコストダウンによって、1台の
サーバーで複数のRAID装置を利用しパフォーマンスアップ行
なう、
従来のシステムイメージ対して逆転現象が始まっています。
P.6
コラム
2
ファイバーチャネルは
SCSIを後継するバスで導入も容易
ファイバーチャネル=ストレージエリアネットワークSANと、難
しいシステムと勘違いされ易いファイバーチャネルですが、実
はSCSIと同様に大変利用し易いシステムバスです。新しいサー
バーのシステムアップなら、
やはり信頼性の高いファイバーチャ
ネルです。
P.9
コラム
3
コラム
6
いかにRAID装置でハードウェアに故障対策しても、データの
消失はRAID装置が関与できない人為的な誤操作もハードウェ
ア障害に匹敵するほど多く、
様々なデータ消失原因があります。
ここでは、バックアップの重要性と、
テープ装置について解説し
ています。
P.30
コラム
7
P.34
8
複数のサーバーを利用する環境では、機器をラックキャビネッ
トにマウントした方が省スペースで、
かつ、
システムの集合によっ
て管理も容易になります。ここではラックキャビネット導入にお
ける要点をまとめて説明しています。
バックアップソフトの活用
データバックアップにはOSの標準コマンドで、その都度手動
で行なえば良いと考えるシステム管理者も多いのですが、バッ
クアップ専用ソフトの利用は、その処理速度や自動化されたバッ
クアップ、そして複数のサーバーバックアップに大きなメリット
があります。
コラム
システムをラックマウントする
バックアップの重要性とテープ装置
ニューテックの検査体制
ストレージの障害は、即、社内業務の停止につながります。い
かに故障の発生を最小限に抑えるか、ニューテックがサーバー
用ストレージメーカーとして、
グレードの高い品質を考え続け
るポリシーは検査体制にも反映されています。
P.12
コラム
4
コラム
SCSIバスをもう一度復習する
9
ハードディスクの実効転送速度は、もう一歩で50MB/sを達
成しようとする現在、
ファイバーチャネルへの移行も進んでい
ます。しかし、
まだまだ現役で主役のSCSIに対する技術情報は、
大変に多くのお客様から要望があったため、それにお応えして
再編集しました。
P.17
コラム
5
P.39
NASから
サーバーアプライアンスの活用
フリーOSは、近年、信頼性グレードが大幅に向上し、実務レベ
ルでの利用が増えています。PCベースのサーバークラスタに
よる基幹サーバーにも一般的に利用されるほど、導入事例も
多くなっています。ここでは、LinuxとFree BSDに関してのサ
ポート情報を載せています。
P.40
コラム
10
単にファイルサーバーとしてのNASから、Webやメールなど
単一サービスを個々に実装するサーバーを総称して、
サーバー
アプライアンスと最近では呼ばれています。今回はサーバー
アプライアンスとして進化するMaxAttach NAS4100をベー
スに、その応用を紹介します。
P.24
フリーOSサポート情報
1000BaseTの登場で
ギガビットイーサーが身近になった
これまでギガビットイーサーといえば光ファイバータイプのみ
の供給であったため、基幹システム以外にはあまり利用されま
せんでしたが、メタルタイプの1000BaseT登場で容易な導
入コストを実現しました。今回はそのテストレポートを掲載し
ています。
P.42
3
2001
保証内容マークについて
RAID関連
弊社出荷日より製品毎の規定年数、
センドバ
無償修理 ックでの無償修理を受けられます。
センドバ
ックとは、弊社もしくは代理店に商品をご返
送いただだいて修理を行うことを指します。
オンサイト
ハードディスク関連
Confidence ATA . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4,5
Confidence ATA/FC . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8
Confidence 2000/2000FC . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
Confidence 2000 ラックマウント. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
フルFC スタッカブルRAIDシステム . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
STORAGEWORKS MA8000/EMA12000 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15
New Duoシリーズ/ソリッドステートディスク NSSシリーズ . . . . . . 16
GLUシリーズ ランチボックスタイプ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
〃
タワータイプ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
弊社より技術員を派遣し、お客様先で修理
を行うことを指します。
表示の年数に応じて、センドバッ
クでの無償修理が受けられます。
NAS関連
TAPE関連
弊社出荷日から1年間(N2は2年
間)は、無償オンサイト修理が受
けられます。
故障発生時、交換の製品または部品の先行
代替サービスが受けられます。
この他、オンサイトの保証期間の延長または付加を行
う「保証オプション」もございます。
詳しくは、P.50「保守・サービスについて」をご参照く
ださい。
検査体制・ホストアダプタ
ネットワーク関連
その他のマーク
製品が対応するホストバスの
SCSI規格を表しています。
表示されている個数が、製品に搭
載されている温度センサーの数
量を表しています。
UPS・CPU切替器
増設用メモリ・OEM機一覧
ケーブル
ディスクドライブ・ホストバ
スそれぞれに採用した規格
を表しています。
保守・サービス
MaxAttach NAS4100/3000 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22,23
NetApp filers®. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25
Sonic WALL . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26,27
LTO Ultrium オートローダ/バックアップ装置 . . . . . . . . . . . . . . . . 28
完全密封型 DDS4 オートローダ/バックアップ装置 . . . . . . . . . . . 29
Super DLT バックアップ装置/DLT8000 バックアップ装置. . . . . . . . 32
DLT1 バックアップ装置/9巻 DLT オートローダバックアップ装置 . . . . 33
NetVault6.0.3 for UNIX/Linux . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 36,37
BackupExec for Windows NT/Windows 2000 v8.5 . . . . . . . . . . . . 38
FC対応カード. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41
Sun対応 SCSIカード . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41
FS524JP. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43
FS510T JP/FS518T JP . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43
GS504T JP . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43
GA622T . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43
UPS 9125シリーズ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 44
PshareMulti . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 45
NTMシリーズ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 46
SunシリーズOEM機一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47
HP 9000シリーズOEM機一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47
ケーブル接続例 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48
ホストマシン別ケーブル対応表 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49
保守・サービスについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50,51
メンテナンスサポート現場から . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 52,53
ホストバスからディスクドライ
ブまで直にSCSIで接続して
います。
ホストバスからディスクドライ
ブまで直にFCで接続してい
ます。
※各製品の仕様、外観は予告なく変更する場
合があります。
営業窓口
お客さまへの窓口紹介コーナー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 54,55
4
コンフィデンス
Confidence ATA
Rack mount モデル
ラックマウントの高密度実装における高信頼性を
実現したRAIDシステム
R
A
I
D
関
連
サーバーの連続稼動における安定性や、パフォーマンスアップの目的から、現在
は分散サーバーによるシステムアップが主流となっています。複数のサーバー利
用においては、19インチラックへ1Uサイズ省スペースサーバーを高密度実装され
ますが、
そのストレージとなるRAID装置は、
これまで十分な実装密度を満足してい
ませんでした。Confidence ATAシリーズのラックマウントモデルは、
こういった分
散サーバー環境における省スペース対応を実現したRAIDシステムです。
2Uラックマウントモデル
容量
仕様
140GB(20.0GB×8内パリティ1)
280GB(40.0GB×8内パリティ1)
7,200回転
420GB(60.0GB×8内パリティ1)
525GB(75.0GB×8内パリティ1)
型番
標準価格
NR140GR2ATA/LUEX
NR280GR2ATA/LUEX
NR420GR2ATA/LUEX
NR525GR2ATA/LUEX
¥840,000
¥920,000
¥980,000
¥1,220,000
型番
標準価格
※ 容量は、RAID5構成時の物理容量で表しています。
1Uラックマウントモデル
容量
仕様
NR60GR1ATA/LUEX
NR120GR1ATA/LUEX
NR180GR1ATA/LUEX
NR225GR1ATA/LUEX
60GB(20.0GB×4内パリティ1)
120GB(40.0GB×4内パリティ1)
7,200回転
180GB(60.0GB×4内パリティ1)
225GB(75.0GB×4内パリティ1)
¥660,000
¥698,000
¥723,000
¥842,000
※ 容量は、RAID5構成時の物理容量で表しています。
ラックマウントモデル予備ディスク(FC兼用)
容量
仕様
型番
7,200回転
NR-20GR/ATA72
NR-40GR/ATA72
NR-60GR/ATA72
NR-75GR/ATA72
20.0GB
HDDのみ
40.0GB
60.0GB
75.0GB
標準価格
¥41,000
¥51,000
¥59,500
¥91,000
ラックマウント高密度実装を実現
ホットスワップ対応二重化電源
徹底した省スペース設計により、1Uサイズでは3.5インチハードディスクを4台、2Uサイズでは8
台を実装しています。RAID-5構成において75GBのディスクベースでは、1Uで225GB、2Uで
525GBと大規模なデータベースアプリケーションにも十分利用可能です。
電源部は背面からの交換を可能するホットスワップ対応です。もちろんハードディスクと同様に、
電源モジュールは個々に取り付けられたLEDによって故障表示されるので、誤った電源モジュー
ルの交換を無くします。
キャッシュメモリー128MB標準搭載
1Uモデル
2Uモデル
故障したハードディスクが一目でわかるフロントスワップベイ
ドアタイプのフロントパネルを開けると、ハードディスクのスワップベイが現れます。このスワッ
プベイは、ハードディスクのトラブル時に交換すべきホルダーが一目でわかるよう、各ホルダー
上部にステータスLEDが取り付けられています。もちろん、ハードディスクはシステムを稼動し
たまま交換可能なホットスワップ対応です。
RAID装置のキャッシュ実装容量は、ベンチマークテスト上に現れ難いのですが、実運用環境
を想定したテストを行なうと、32MBの実装に対して128MB実装した場合では、パフォーマンス
に最大3倍近い開きがあります。一般にアプリケーションを運用するとOSが発行するコマンド
は、64KBのブロックによるランダムアクセスです。また、
アプリケーションにもよりますが、例え
ば100GBのRAIDを接続していたとしても、普段アクセスされるブロックは512MB以下の領域
になります。下のグラフはその条件下でのテスト結果です。
64KBブロック ランダムWrite動作性能
単位(MB/s)
32MB領域
64MB領域
128MB領域
正常時
トラブル時
高密度実装でも充分な冷却機構とラックへの実装強度を実現
アルミベースのディスクホルダー採用と、効率の良いエアフロー構造によって、高密度実装環
境においても強力にハードディスクを冷却します。また、Confidence ATAラックマウントの設
計ポリシーは、
ただ単純に1U/2Uサイズに収めるだけではなく、
ラックマウント実装における
筐体強度も重視しています。特に1Uユニットでは、
ラック実装後に筐体が変形してしまうトラ
ブル例があります。
256MB領域
512MB領域
全領域
20
0
キャッシュ128MB
キャッシュ32MB
全領域
13.06
9.19
40
60
80
100
512MB領域 256MB領域 128MB領域 64MB領域 32MB領域
33.17
59.07
68.01
77.57
77.86
18.61
21.38
26.93
38.7
72.05
グラフの示す通り、32MBのアクセス領域の場合は32MBキャッシュでもシーケンシャルアクセ
ス性能並みのパフォーマンスを維持していますが、
アクセス領域を広げていくと128MBキャッシュ
に比べパフォーマンスダウンが早く発生しているのがわかります。
※このデータは、Pentium 3 800MHzの64ビットPCIのマザーボードおよびアダプテック社SCSIボードAHA29160を使用しWindows NT上のIOmeterにて計測しています。
5
RAIDでバックアップ
キャンペーン中 P37
Desktop モデル
CADシステムなどのエンジニアリング環境を快適に
そしてデータに冗長性を持たせるRAIDシステム
R
A
巨大なデータ処理をともなうCADシステムやシュミレーションシステムにおいてスト I
D
レージの高速性は重視しなければなりません。大半のエンジニアリングシステムは、関
コンピュータのCPU性能よりもストレージのパフォーマンスがシステム性能を大き 連
く左右します。こういったエンジニアリングにおけるローカルディスクとしても、手軽
に導入できるコストをConfidence ATAは実現しました。
デスクトップ
容量
仕様
型番
標準価格
NR140GATA/LUEX
NR280GATA/LUEX
NR420GATA/LUEX
NR525GATA/LUEX
¥778,000
¥839,000
¥899,000
¥1,120,000
仕様
型番
標準価格
7,200回転
NR-20G/ATA72
NR-40G/ATA72
NR-60G/ATA72
NR-75G/ATA72
140GB(20.0GB×8内パリティ1)
280GB(40.0GB×8内パリティ1)
7,200回転
420GB(60.0GB×8内パリティ1)
525GB(75.0GB×8内パリティ1)
※ 容量は、RAID5構成時の物理容量で表しています。
デスクトップモデル予備ディスク(FC兼用)
容量
20.0GB
40.0GB
60.0GB
75.0GB
¥41,000
¥51,000
¥59,500
¥91,000
HDDのみ
騒音を抑える可変速ファンを実装
ハードディスクステータスのLED表示
周辺の環境温度にあわせてクーリングファンの回転数を可変しデスクトップ環境での騒音を
低く抑えています。また、直列実装による二重化で、一方のファンに故障が発生してもクーリ
ング機能は維持しつづけます。
ディスクスワップベイ毎に設けられたLEDが、
ハー
ドディスクの状態をわかりやすく表示しています。
ハードディスクのトラブル時に交換すべきホルダー
をわかりやすく表示し、誤挿抜を防止します。
正常時
トラブル時
アルミベースのデスクホルダーで効率良い冷却設計
ハードディスクを効率良く冷却するために、
アルミベースのホルダー
をこの製品にも採用しています。特にハードディスクのライフタイムは、
この冷却性能に大きく左右されるため、
システムの長期的な安全運
用に効果があります。
ニューテックオリジナル設計でSCSI-IDE型RAID初の3年保証
Confidence ATAシリーズは、SCSIベースのRAIDなみに信頼性を強化することを目的にした
ニューテックのオリジナル設計です。長期的な24時間連続稼動を重視するコンセプトのもと、
コストにとらわれず信頼性の高いパーツを選択しています。電源部では消耗頻度の高い電解
コンデンサを、特別にグレードアップさせたモジュールを電源メーカーに特注し、ハードディスク
もSCSIグレードの製品を標準採用しています。台湾製OEM筺体では得られない高い信頼性
を実現しました。
SCIS-IDE型RAIDでは最強のパフォーマンスを持つ110MB/s以上
RAIDコントローラはデータバスを含め全て64ビット化され、
シーケンシャルアクセスの実効転
送レートで110MB/s以上をたたき出し、Ultra 160 SCSIのパフォーマンスを最大限活かしま
す。この高速性は、
もちろん高品位デジタルビデオ編集にも余裕のパフォーマンスを提供し、
そして高トランザクションのデータベースの情報処理や、CADなどのエンジニアリングに対し、
システムパフォーマンスを大幅に改善します。
※前回のカタログは性能表現を80MB/sと控えめにしておりました。これはベータ版のテストによる評価結果
をもととしていたためで、Confidence ATAのファーストロットから採用されたファームウェアでは110MB/sを
計測しております。したがって、既に導入されたお客様の装置も同等品なのでご安心下さい。
背面ホットスワップ対応の二重化電源
もちろん、
デスクトップモデルもサーバー運用環境にも対応できるよう電源部は二重化しホット
スワップ対応です。
仕 様
型式
使用するコントローラ
外部インターフェース
コネクタ形状
最大転送レート
内部HD用データバス
内部HD用台数
電源
ファン
RAIDレベル
冗長性
キャッシュメモリ
消費電力
動作環境
外形寸法
重量
標準添付品
SCSIなみに信頼性のあがったIBM製IDEハードディスク
IDEは従来、パソコンのみにハードディスクの標準インターフェースとして採用されていま
したが、信頼性強化と高速化によって最近ではUNIX機やサーバー機にも採用されるよ
うになりました。
しかし、ハードディスクの信頼性グレードが、必要な時のみ電源を入れて
使うパソコン用と同程度では、24時間連続稼動するサーバー機では十分な信頼性を確
保できません。こういった背景から設計されたサーバーグレードのIDEハードディスクが
IBM製7200回転モデルです。市場には、
ただコストだけを追求し5400回転ハードディス
クを実装したIDE-RAIDも多く出回っていますが、
ニューテックは、
どうしてもこの点にお
いて妥協できませんでした。
1Uラックマウントモデル
2Uラックマウントモデル
デスクトップモデル
IFT-7200
LVD対応 Ultra 160 SCSI
D-subハーフピッチ68ピン
160MB/s
Ultra DMA 66
4台
8台
8台
300W×2(ホットスワップ対応)
40mm×2(直列)
80mm×2(直列)
120mm×2(直列)
0、1、0+1、5
ディスクエラー検出時オートリビルド
128MB
76VA/74W
107VA/105W
温度:10∼35℃
湿度:20∼80% ただし結露のないこと
448[19"]
(W)×514(D) 448[19"]
(W)×514(D)
194(W)×326(D)
×44[1U]
(H)mm
×88[2U]
(H)mm
×435(H)mm
約11.5kg
約17.5kg
約19kg
ACコード(2p-3p変換コネクタ付属)×1、SCSIケーブル[WW-100]
(ご使用のシステムに合うケー
ブルへ変更可能です「P.48参照」)×1、アクティブターミネータ×1、RS232Cケーブルセット×1
対応OS
Sun
PC Server
Alpha Stastion
Mac
HP
SGI
RS6000
Solaris 2.4以上
FreeBSDカーネル2.2.8以上
Windows NT 4.0以上
Windows 2000
Solaris intel版 2.5.1以上
Linuxカーネル2.2.16以上(条件付P.40参照)
True 64 UNIX(DigitalUNIX)4.0以上
Mac OS 8.1以上(B'sCrew推奨 Mac OS X serverは除く)
HP-UX 10.10以上
IRIX 6.3以上
AIX 4.1以上
6
R
A
I
D
関
連
近年、RAID装置のコストダウンは、SCSI-IDE型RAIDの出現で急速に進んでいます。以前は、高価なイメ
ージの強かったRAID装置は、複数のホストコンピュータでの共有利用も多く、一台のRAIDコントローラが管
理するハードディスクも数十台と大規模なものが主流でした。
しかし、
そのリスクの大きさと、パフォーマンスの
頭打ちに気づき始めたのは最近ではないでしょうか? ここでは、
サーバーとストレージの分散化によるパフ
ォーマンス改善と、
その環境に合わせたシステムアップを解説します。
Confidence ATAシリーズのシステムアップ術
集中処理型サーバーから
分散サーバーへのニーズ移行
インターネットや携帯電話の普及によって、
ますます巨大化
●時代に見合った処理能力に合わせて
最近のトレンド
データベース
サーバー
サーバーの増設が容易
RAID装置
ハイエンドサーバーでは将来見込まれる処理量を見込ん
システムボリューム
だグレードの製品を選定しなければならない(CPU拡張
するデジタルコンテンツの処理には、既にスーパーコンピュー
スロット数など)。
したがって必要以上の先行投資をせざ
タでも処理しきれない程の膨大なトランザクションをかかえ
るを得ない。
データベースボリューム
トランザクションログ
ています。また、処理に対するコストダウン要求も大きく、従
●システム停止など最悪のトラブルに対し
来のように大型の汎用コンピュータや、
ハイエンドのUNIXサー
被害を最小限に抑えられる
インデックスボリューム
バーでは、
システムの初期導入コスト償却や維持管理のた
テンポラリボリューム
集中処理サーバーでは、
システムのどこかにトラブルが
めのランニングコストが大きくかかります。このため、十分な
発生した場合、全てのサービスが被害を受ける。もちろ
処理能力を安価でクライアントに提供する方法として、大
んクラスタリングによる冗長性確保は可能ではあるが、
そ
量生産によってコストダウンされたPCベースのサーバーを
の設備には二倍以上の投資が必要。分散サーバーで
複数台使った負荷分散方式がトレンドになっています。
はトラブルを発生しても、一部のサービスのみに被害が
これは、かなり極端で贅沢な例ですが、個々の目的に応じて
RAID装置ごとにボリュームを分散させた場合、
ランダムアクセ
ス成分が少なくなり、
それに加えRAIDコントローラ一台あたりが
管理するハードディスクも少ないため、
キャッシュヒット率も格段
にアップします。また、SCSIやFCバスも分割すると、
よりパフォー
マンスアップにつながります。
発生するだけなのでリスク分散となる。
大型の集中処理型サーバーとストレージ
Eメール、Web、
データベース等
すべて集中管理
●安価な周辺機器を採用できる
RAID装置を含め、量産されている周辺機器は、
サーバー
分散ストレージのメリット
本体と同様にコスト面で有利である。
●RAIDコントローラの管理するハードディスクが
少ない
ストレージの
分散化へのニーズ
ハードディスクを数十台実装してRAID-50などで巨大ボリュー
これからのトレンド
ムを構成するシステムアップを昨年のカタログでは紹介し
ておりましたが、近年、RAID装置のコストダウンによってト
Webサーバー1
Eメールサーバー
レンドは大きく変化し、
サーバーの分散化と同様に、
ストレー
Webサーバー2
データベースサーバー
においても、目的に応じてボリュームを細分化し、個々に
RAID装置を設置するといった構成です。
で圧倒的に有利。
コントローラ性能が150MB/sを実現するハイエンドシス
テムに対しても、
たとえ50MB/s程度のパフォーマンスし
イエンドシステムのパフォーマンスを超えることが可能。
RAID装置
(Confidence ATAの場合は既にハイエンドRAID並み
の処理性能)
●管理するボリュームサイズが小さいため
トラブル復旧が容易
・トランザクションログ
ボリューム
例えばボリュームに対し、バックアップなどのメンテナン
・インデックスボリューム
スを必要とする場合や、
障害が発生した時の復旧はボリュー
・テンポラリボリューム
受注生産されるハイエンドサーバーと比較して、
コスト面
●処理能力はコントローラの数に比例する
か持たないミッドレンジシステムを複数台利用すればハ
・データベースボリューム
低コスト
されるため、
キャッシュヒット率が格段にアップする。
●大量生産型のミッドレンジRAIDを利用できる
少量の受注生産タイプの大型RAID装置に比較し、
ミッ
・システムボリューム
(起動・仮想メモリ)
●大量生産されるPCベースサーバーであるため
トランザクション内容が目的に応じたRAID装置に集約
ドレンジの量産タイプは低コストを実現する。
データベース
サーバー
分散サーバーのメリット
果パフォーマンスアップにつながる。
●キャッシュメモリーのヒット率アップ
特にストレージの速度性能はシステムパフォーマンスに大
従来型の構成例
ファイルサーバー
成によって、
コントローラオーバーヘッドを削減し、
その結
ジにも分散化のニーズが大きくなっています。
きく影響するため、
例えばデータベース専用の単機能サーバー
分散サーバー群
8台程度の少ないハードディスクによる単純なRAID構
トランザクションの少ないデータベースであれば、従来型の構成
でも十分に機能を満たしますが、大量のトランザクションの処理
が必要になった場合、
メモリー増設が一番有効ですが、次は
CPUのグレードアップよりもストレージのパフォーマンスアップの
方が何倍も効果的です。
ムが大きければ大きいほど手間と時間がかかります。
以上のように分散サーバー化と重複する点も多いのですが、
RAIDのコストダウンに伴いストレージ装置にも同様に分散
化のニーズが増えています。
7
RAID装置のコストダウンから始まる
サーバーストレージの分散化
サーバーの階層化
サーバーの階層化例
負荷分散レイヤー
インターネット
インターネットから要求されるHTTPサービス
(ホームページなど)
を負
荷分散装置が空いているサーバーを選んで処理を分散します。もち
ろん、故障しているHTTPサーバーがあれば、
そのサーバーにはパケッ
トが転送されないので、冗長性が確保されています。
また、
このHTTPをアクセスするユーザーからは、
あたかも1台のサーバー
がサービスしているように見えます。
緑色の線はHTTPパケットの流れです。
分散サーバーから一歩進んだサーバーの階層化も今後のト
負荷分散
ルーター
または
サーバー
レンドです。サーバーの階層化とは、
アプリケーション単位で
の分散化に留まらず、
システムの処理単位でプロセスを分割
R
A
I
D
関
連
−
し、
その階層化によって冗長性の確保と総合パフォーマンス
向上を実現します。右図はHTTPシステムの階層化例です。
アプリケーションレイヤー
ノンストップでのメンテナンスにも有利
HTTP
サーバー
個々の処理は、複数に分散化されたサーバーで並行処理
HTTP
サーバー
HTTP
サーバー
HTTP
サーバー
HTTP
サーバー
HTTP
サーバー
されるため、特定のサーバーに故障があってもサービスを
停止することなくメンテナンスできます。
HTTPサービスなどを分散された処理を複数のサーバーで実行します。
このレイヤーのサーバーが利用するデータは、
ストレージサービスレイ
ヤーにあるData BaseやFileサーバーから読み込みます。また、全て
のHTTPサーバーは、Data BaseやFileサーバーに対し、常に同一の
データを読み込めるようになっています。
オレンジの線はODBC(Data Base)のパケットの流れです。
ブルーの線はNFSのパケットの流れです。
−
−
システム拡張が容易
この数年、速いペースでインターネットが拡張され続けてお
り、
システムアップ当初に見込んだ処理性能が、ほんの1
年で不足してしまう程、短期間での進化を遂げています。
処理分散され、
そして階層化されたサーバー環境であれば、
Backup
サーバー
Data
Base
サーバー
その時点で必要とされる部分のみに、
いつでもシステム拡
Data
Base
サーバー
ストレージサービスレイヤー
File
サーバー
クラスタ
File
サーバー
クラスタ
File
サーバー
File
サーバー
クラスタ
張が容易に行なえます。
安価な導入コスト
大量生産される安価なサーバーによる巨大なクラスタは容
易な導入コストを実現し、
そしてスーパーコンピュータ以上
RAID
RAID
RAID
RAID
RAID
RAID
−
−
のトランザクション処理能力を持つシステム構築も可能です。
分散化の要求コストに応える
SCSI-IDE RAIDの信頼性
このレイヤーのサーバーは冗長性確保のために、複数のサーバーを
クラスタリングします。クラスタリングされるData BaseやFileサーバー
は、
それぞれの組で同一ストレージ(RAID)
をアクセスします。また、
こ
のレイヤーにはバックアップサーバーでの統合されたLANフリーバッ
クアップの設置をお奨めします。
さらに、
このレイヤーでのストレージ増設は、
アプリケーションレイヤー
のサーバーからは全く意識する必要が無いので、
システム拡張も容
易です。
紫色の線は、Data BaseやFileサーバーからのブロックアクセス
です。
茶色の線は、バックアップサーバーからのブロックアクセスです。
部のデータバスがSCSIのRAIDシステムに多く採用されて
ることを、検討内容に含んでいただけるようお願いします。
います。この例では、2CHのSCSIバスにそれぞれ4台ずつ
のハードディスクが接続され、RAIDを構築していますが、一
RAIDシステムの障害は、ディスクや電源などの消耗部品
台のハードディスク故障がSCSIバスを制御するICに起因
が大半を占めますが、
それ以外にはハードディスクを制御す
すると、他のハードディスクのアクセスを阻害し、最悪の場
る、内部データバスのトラブルが多くあげられます。実は、
こ
合はシステムサービス停止につながることもあります。
の内部データバスの信頼性がRAIDシステムの冗長性確
ラックマウント化への
ニーズと注意
サーバーサービスの分散化によって、複数のサーバー機を
保において最も重要といえます。
こういった「バス共有型」の問題点を解決する「バス独立型」
設置する場合に問題となるのは、限られた設置スペースと
一般には、RAID装置導入においてSCSIベースであれば
は、下図に示すようにバスがハードディスク毎に物理的に
なります。従来のようにフロアスタンドタイプやデスクトップ
信頼性が高いと評価されがちですが、本来、RAID装置はディ
独立しています。
スク障害に対する冗長性を持っているので、ディスク障害
タイプでは、
デッドスペースも多く必要以上の設置スペース
バス独立型の場合
がシステムを停止につながることはありません。つまり、信
ホストコンピュータへ
を要するため、EIA規格の19インチラックへのマウントが一
般化しています。ラックマウントする設備の場合は、
その規
頼性の点では、
どのタイプのディスクを採用しているかは、
格に沿った製品が用意されており、サーバー機やストレー
あまり重要ではないのです。
ジ機器もラックマウント専用モデルがあります。その中でも、
RAIDコントローラ
重視すべき点とは、
システム停止につながる障害を、いか
に抑えるかにあります。特に内部データバスにおけるトラブ
特に高さの低い1Uサイズの機器で冷却能力や筐体の強
度の点で問題になる場合が多くあります。
ルは、
その発生率も高くシステム構成によってはシステム
1Uサイズは機器単体に高さが無いために大型ファンの取
ダウンにつながる場合があります。そのシステム構成とは、
り付けられない点や、内部スペースの都合で熱がこもり易
一つのバスを複数のハードディスクで共有している場合で、
その障害内容にもよりますが、一台のディスクトラブルが他
※バスが独立しているため、一台のディスク障害が他のドライブ
アクセスを阻害することがない。
のドライブのアクセスを阻害し、結果的にシステムダウンに
つながるといった点です。
バス共有型の場合 ホストコンピュータへ
RAIDコントローラ
共有バス1
共有バス2
いために、
システムの安定動作が確保できないトラブルが
多くあります。また、機器の単体テストにおけるトラブルはな
くても、
ラックへの実装後に複数台重ね合わせたサーバー
これによって、ハードディスクの障害が他のアクセスの阻害
同士の発熱が影響しあい動作が不安定になってしまうケー
となる事が無く、RAIDシステムの信頼性強化に大きくつな
スもあります。特に1GHz超クラスのCPUとなると、
その冷
がります。
却性能は特に重視しなければなりません。また、薄型となる
このような「バス独立型」はSCSIでも可能なのですが、その
筐体の性質から運搬時に歪んでしまうトラブルも多くあります。
構成にはコストが多くかかるため一部の高級RAIDのみに採
また、
もちろんRAID装置にも、
この冷却性能や筐体強度
用される程度でした。しかし、全てのパソコンに実装され量
は大切です。特にメカニカルなハードディスクを主部品とし
産効果の高いIDEインターフェースが、RAIDの内部データ
て使われるストレージ機器は冷却性能によって、
そのシステ
バスに採用されるようになって、
「バス独立型」の構成も一般
ム寿命に大きく差がでるため、高密度実装における信頼
※ディスク一台の故障が他のディスクに影響する。RAID-5で
は二台に障害が出ればシステムダウンする。
化されるようになりました。ニューテックのConfidence
性テストが十分に行なわれ、
そして運送による歪みが起こ
ATAシリーズも、こういった利点が活かされています。
らない、筐体強度をもった装置の選択が必要です。
RAIDを導入するなら、SCSIベースというお客さまも多いの
ラックマウントに関しては、
コラム3(P.12)
も合わせてご覧
上の図が示す「バス共有型」のシステムは、一般的に内
ですが、SCSI-IDEタイプのRAIDにも、
こういった利点があ
下さい。
おわり
8
コンフィデンス
RAIDでバックアップ
Confidence ATA/FC
キャンペーン中 P37
FC対応のConfidence ATAついに登場!
Confidence ATAの発売以降、強い希望のあったFC対応モデルの登場です。
SCSIに代わる次世代のストレージシステムバスとして信頼性の高いFCをホスト
バスに採用し、内部ディスクインターフェースをIDEとしました。これまで高価だった
FC対応RAIDも、
これからはSCSI-IDE型RAID程度の導入コストが実現します。
R
A
I
D
関
連
2Uラックマウントモデル
容量
仕様
140GB(20.0GB×8内パリティ1)
280GB(40.0GB×8内パリティ1)
7,200回転
420GB(60.0GB×8内パリティ1)
525GB(75.5GB×8内パリティ1)
型番
標準価格
NR140GR2ATA/FCEX
NR280GR2ATA/FCEX
NR420GR2ATA/FCEX
NR525GR2ATA/FCEX
¥1,040,000
¥1,130,000
¥1,200,000
¥1,420,000
型番
標準価格
NR60GR1ATA/FCEX
NR120GR1ATA/FCEX
NR180GR1ATA/FCEX
NR225GR1ATA/FCEX
¥832,000
¥880,000
¥920,000
¥1,050,000
型番
標準価格
NR140GATA/FCEX
NR280GATA/FCEX
NR420GATA/FCEX
NR525GATA/FCEX
¥985,000
¥1,100,000
¥1,160,000
¥1,380,000
※ 容量は、RAID5構成時の物理容量で表しています。
1Uラックマウントモデル
容量
仕様
60GB(20.0GB×4内パリティ1)
120GB(40.0GB×4内パリティ1)
7,200回転
180GB(60.0GB×4内パリティ1)
225GB(75.0GB×4内パリティ1)
※ 容量は、RAID5構成時の物理容量で表しています。
デスクトップタイプ
容量
仕様
140GB(20.0GB×8内パリティ1)
280GB(40.0GB×8内パリティ1)
7,200回転
420GB(60.0GB×8内パリティ1)
525GB(75.5GB×8内パリティ1)
※ 容量は、RAID5構成時の物理容量で表しています。
※ 予備ディスクにつきましては、ラックマウントモデルはP.4をデスクトップモデルはP.5を参照してください。
仕 様
※ 写真はイメージです。実物とは異なる場合があります。
HDDのみ
型式
1Uラックマウントモデル
2Uラックマウントモデル
ディスクトップモデル
使用するコントローラ
IFT-7200
外部インターフェース
FC 1CH
コネクタ形状
HSSDC(STP)×2(ディージーチェーンタイプ)
最大転送レート
1.0625Gbit
内部HD用データバス
Ultra DMA 66
内部HD用台数
4台
8台
8台
電源
300W×2(ホットスワップ対応)
ファン
40mm×2(直列)
80mm×2(直列)
120mm×2(直列)
RAIDレベル
0、1、0+1、5
冗長性
ディスクエラー検出時オートリビルド
キャッシュメモリ
128MB
消費電力
76VA/74W
107VA/105W
動作環境
温度:10∼35℃、湿度:20∼80%(ただし結露のないこと)
外形寸法
448[19"]
(W)×514(D) 448[19"]
(W)×514(D)
194(W)×326(D)
×44[1U]
(H)mm
×88[2U]
(H)mm
×435(H)mm
重量
約11.5kg
約17.5kg
約19kg
標準添付品
HSSDC-HSSDC 5mメタルケーブル(STP)×1、
ループバックコネクタ×2、ACコード
(2p3p変換コネクタ付属)×1、RS232Cセット×1
※ 対応OSは、FCホストバスアダプタに準じます。
(P.41参照)
信頼性の高いFCバス
全ては高速ネットワークを実現するシステムバスであるため、高度な転送プロトコルによって制
御されています。このため、従来型SCSIのようにホストと周辺機器との間での複雑なフェーズ
を必要とするハンドシェイクがなく、高品質で、
かつ、高速なデータ転送を可能にしています。
また、FCハブを利用したバスの分岐や、FCスイッチを利用したセグメントの分割でネットワーク
転送の効率アップが可能です。
1Gbit/sのバーストデータ転送
1Gbit/sのバースト転送速度を持ち、効率の良いバスアビトレーションによってバスを無駄なく
データ転送に利用できます。このメリットはSCSIバスに比べ、複数のデバイスをホストコンピュー
タに接続する場合に最も有効です。SCSIでは、1つのホストバスアダプタに接続できる機器
は2∼4台程度ですが、FCであれば500GBのRAID装置を20台接続して10TBといった巨大
なボリューム作成も容易です。
デイジーチェーン接続のサポート
最近のFC接続はスター接続が主流となっているため、
スイッチやハブを利用しなければ、ホス
トコンピュータに複数のFC機器を接続できないといった問題があります。このスイッチやハブ
は意外に高価であるため、複数接続の場合には余計なコストを支払わなければなりません。
し
かし、Confidence ATA/FCであれば、3ポートの簡易ハブを内蔵しているため、複数接続の場
合にも、SCSIと同様にデイジーチェーン接続が可能です。
※簡易ハブへの電源供給はRAID装置毎に個々供給するので、そのデイジーチェーン接続に属する全
ての機器の電源がONになっている必要があります。このため、メンテナンスにおいても連続稼動
が条件となるシステムでの複数接続にはハブやスイッチを利用してください。
ループバックアップコネクタ
プロ用高品位デジタルビデオ編集にも
近年、BSデジタルの放送開始により、高品位のデジタルビデオ編集にRAIDが多く採用され
るようになりました。このビデオ編集は、複数のビデオソースから1本の番組へと構成されてい
くのですが、
これまでデジタルビデオ編集で標準的に利用されるFCベースのRAID装置は高
価であるため、
ビデオソース毎にRAIDを1台置くなどといった贅沢な設備導入は一部のスタジ
オに限られました。
しかし、SCSIなみにコストダウンがはかられたConfidence ATA/FCであれ
ば、一般のビデオ編集スタジオにも導入が容易です。また、高品位のデジタルビデオとなると、
非圧縮画像では1分あたり4GBを超える容量を費やしますが、500GBを超えるRAID構成も可
能なので、容量の点においても十分です。
ホストマシンへ
9
R
A
I
D
関
連
ファイバーチャネル(以降FC)はSCSIに比べると導入が難しいと思われがちですが、実はSCSIとほとんど変わら
ないほど手軽に利用できるインターフェースです。既に性能面や互換性の点で、長期展望も難しくなったSCSIバ
スに対し、FCは物理的なインターフェースから見直し置き換えた、つまり次世代のSCSIバスと考える方が適切と
いえます。また、従来ニューテックではFCをFC-ALと称していましたが、機能の強化によって大規模ネットワーク
対応型(ファブリックループ対応:FC-FLとも呼ばれる)
となったためそれらを包括してFCと総称しています。
規格化が先行した
互換性の高いFC
SCSIバス進化は全てSCSIを採用する周辺機器メーカー
FCの場合は、様々な接続形態を持っているように見えます
このハブの原理を一歩奨めると、SCSI機器のように使い
が、実はデバイス同士は、必ず一対一の関係を維持してい
易いデイジーチェーン接続も可能になります。Confidence
るため、同一ループ上にデバイスを追加しても、他のデバイ
ATA/FCがデイジーチェーンを可能としているのは、
この
スへの影響がありません。また、
シールドされたシリアルバ
方式を採用しているためで、複数台利用する時には大変
便利です。
のフライングによって行なわれてきたと言っても過言ではあ
ス
(または光ファイバ)
であるため、パラレルバスのようなデー
りません。そのフライングは今だ続いており、例えば現在の
タパターンによる相互間でのデータ化けが起こりません。こ
Wide SCSIと呼ばれる16bitバスを32bitに拡張したバスも
のためFCでは、ループが成立するか、
しないかで障害の有
出ています。過去から現在までを振り返ると、最初のSCSI
無がハッキリしています。
からWide SCSI、Fast SCSI、Ultra SCSI、Ultra 2 SCSI
(LVD登場)、Ultra 160 SCSIと、全ては先にやったメーカー
のフライングがデファクトスタンダードとなり、規格化が後追
ホスト
ホスト
コンピュータ
コンピュータ
次にFC接続の基本中の基本となるループについて解説
します。
基本的なデータの流れ
シングルループのFC
機器は送信機と受信
機を一 対 持っている
ので、図の通りデータ
はA装置→B装置→
C装置へと順にリレー
され、最後にA装置へ
戻る循環関係が成立
します。
この循環関係をルー
プと呼びます。
いで行なわれているのが実態です。そして、未だにUltra 3
SCSI規格でコマンド系を整理しようとする横でUltra 320
SCSIが産声をあげようとしており、
そのコマンド系の整理も
更に先延ばしになる見込です。こういった経緯から、SCSI
系での互換性確保は非常に難しいのが現状です。このた
A装置
め、様々なUNIX系OSをサポートしているニューテック技術
部門での互換性評価は、大変な仕事の一つになっています。
RAID
RAID
コントローラー
コントローラー
内蔵ハブ
内蔵ハブ
Confidence ATA/FC
RAID
RAID
コントローラー
コントローラー
内蔵ハブ
内蔵ハブ
Confidence ATA/FC
現実に同じ容量のハードディスクだからといって、
メーカー
によっては動作しないのが実態で、
そういったトラブルに対
B装置
RAID
RAID
コントローラー
コントローラー
C装置
FCケーブルは
送受信で一対に
なっています
内蔵ハブ
内蔵ハブ
ループバック
コネクタ
するメーカーへのフィードバックによる対策依頼、
そして再
評価を毎日繰り返している状態です。
さて、
このループが基本となると、
なぜスター型接続を可能
FCの場合は、
規格化が先行して行なわれた点と、
将来サポー
とするハブが存在するのだろうと疑問視されると思いますが、
トする内容を明確にしているために、
コンピュータメーカー
毎のOSもアクセス手順にも互換性が高く、現在、接続性
でのトラブルは見つかっていません。
(TAPE装置でFC-
実は下図の通りループを形成しています。
接続の基本となる
シングルループ
FC機器A
SCSI変換器を使った時のトラブルは何度か聞いていますが。)
また、Linuxの場合は特にSCSI機器の互換性トラブルが
多かったのですが、FCについてはこの様なトラブルが少な
見た目はイーサネット
ハブ同様のスター接
続ですが、結果的に
ループを成立できる
よう内部配線されて
いるのです。
Confidence ATA/FC
この図の通り、デイジーチェーン接続でもループが成立している
のが分かると思います。
ただし、
この接続ではConfidence ATA/FC内部のハブ
を利用することになるので、
メンテナンスなどで1台だけConfidence ATAの電源を切っても、ループが成立しなくなる
ので、
ノンストップを条件とするシステムの場合は、通常の
ハブを外付けします。また、
この場合は個々のConfidence
いのでFCをお奨めします。
ATA/FCの一方のFCコネクタに、ループバックコネクタを
取り付け終端します。
SCSIには検出し難いエラーがあり
FCには中途半端なエラーは無い
FC機器B
FC用の外付ハブ
FC機器C
また、ハブ以外にもFCスイッチがあります。
これは、
イーサネットスイッチと同様に、ループをセグメント分
また、ループ接続で問題となるのは、ループ中にある機器の
割できます。複数のサーバーで一つのFCループを共有す
データ転送の信頼性においてSCSIはデバイスの並列接
どれかに障害があった場合、ループが成立しなくなりますが、
るよりも、
セグメントに分割した方が圧倒的にパフォーマン
続であるため、
データ転送の信頼性は接続するデバイス同
ハブは障害を起こした装置をパスする機能を持っています。
スアップにつながります。
士の相性や、
それらデバイスの総合特性に左右されます。
以上通り、FCは全てデバイス同士が一対一の関係を維持
FC機器A
つまり、今まで使えていたSCSIバスに新しい機器をつなぐ
だけでもデータ転送品質が変化し、
また接続される機器もメー
カーによって特性がまちまちで、
どのSCSI機器がトラブル
の原因になっているのかもハッキリしません。また、
データを
パラレルで転送するために、
そのデータパターンによっても、
障害を検知して
パスする
機器の障害やメンテ
ナンスでFCケーブル
を外した時は、その
ポートをパスし、次の
ポートへデータをリレー
します。
生
発生
害発
障
障害
サによる低いネットワークレイヤーでのエラー訂正などもサポー
トしているため、SCSIのようにバスの不具合がメインCPU
に大きく負担をかけることがありません。
さらに、光ファイバの利用では、ノード間の距離は最大
うまく転送できる時もあれば駄目な時もあり、アナログ的な
10kmと広域ネットワークにも対応できます。
トラブルを多く発生します。つまり、
データーバスのエラーが
非常に発見し難い性質を持っています。
しているためデータ転送の品質も高く、
また専用のコプロセッ
P.11へ
FC機器B
FC用の外付ハブ
FC機器C
10
コンフィデンス
RAIDでバックアップ
Confidence2000/2000FC
キャンペーン中 P37
導入実績No.1のフルSCSI-RAIDシステムに1.6TBモデルを追加
ファイバチャネルモデルは2Gbit/sのバースト転送をサポート開始
最大1.6TBを超えるRAID-5構成を実現したディスクトップタイプのフルSCSIRAIDシステムです。実効転送レートも110MB/s以上と最強のコントローラを実装
し、
クラスタリングサーバー環境においても、余裕のパフォーマンスを発揮します。
R
A
I
D
関
連
Confidence 2000シリーズ
容量
仕様
型番
163GB(18.2GB×10内パリティ1)
NR163G256/LU10KN2
327GB(36.4GB×10内パリティ1) 10,000回転 NR327G256/LU10KN2
657GB(73.0GB×10内パリティ1)
NR657G256/LU10KN2
1.6TB(180GB×10内パリティ1)
7,200回転 NR1.6T256/LU72N2
標準価格
¥1,860,000
¥2,070,000
¥3,060,000
¥6,600,000
※ 容量は、RAID5構成時の物理容量で表しています。
Confidence 2000FCシリーズ
容量
仕様
型番
327GB(36.4GB×10内パリティ1)
NR327G256/FC10KN2
10,000回転
657GB(73.0GB×10内パリティ1)
NR657G256/FC10KN2
1.6TB(180GB×10内パリティ1)
7,200回転 NR1.6T256/FC72N2
標準価格
¥2,480,000
¥3,560,000
¥7,100,000
※ 容量は、RAID5構成時の物理容量で表しています。
Confidence 2000FC
Confidence 2000
Confidenceシリーズ用 予備ディスク
容量
型番
仕様
18.2GB
36.4GB
10,000回転
73.0GB
180GB
7,200回転
NR-18G/LU10K
NR-36G/LU10K
NR-73G/LU10K
NR-180G/LU
標準価格
¥84,000
¥108,000
¥210,000
¥499,000
仕 様
オンサイト修理 2年に延長
連続稼働における耐障害性能を高めた設計
障害状況が一目でわかる
障害発生時にはアラームで警告し、
シリアル接続されたホストマシンから端末エミュレータなど
で詳細を確認できます。また、ハードディスク、電源、
ファンそれぞれのモジュール毎にステータ
スを表示するLEDを配置し、いずれかに障害が発生した場合には、交換すべきモジュールが
一目で確認できます。
ファンモジュール
電源モジュール
固定用ネジ
固定用ネジ
ファン状態LED
電源状態LED
型名
Confidence2000
Confidence2000FC
Dsub9ピン(STP)×2ch(スター接続用2ポート)
外部インターフェース
LVD対応 Ultra 160 SCSI×2ch
※光ファイバーへの接続は別途コンバータが必要です(準備中)。
/コネクタ形状
/D-subハーフピッチ68ピン
2.125Gbit/s×2ch
最大転送レート
160MB/s×2ch
内部ハードディスク用データバス
Ultra 160 SCSI
ファン
120mm×2 + 40mm×10
RAIDレベル
0/1/0+1/5/50
ホットスペア
ディスクエラー検出時オートリビルド
キャッシュ
256MB ECC SDRAM
消費電力(入力)
約326VA/228W(AC100V/50Hz-60Hz)
動作環境
温度:10℃∼35℃
湿度:20%∼80% ただし結露のないこと
外形寸法/重量
212(W)×508(D)×375(H)mm/約29.0Kg
標準添付品
SCSIケーブル[WW-100]
(ご使用の HSSDC-DB9ピン5mメタルケーブル
ループバックコネクタ×2、
システムに合うケーブルへ変更可能 (STP)×2、
です「P.48参照」)×1、アクティブタ RS-232Cケーブルセット×1、ACコー
(2P-3P変換コネクタ付属)×1
ーミネータ×1、RS-232Cケーブルセッ ド
ト×1、ACコード(2P-3P変換コネクタ
付属)×1
Confidence2000対応OS
Confidence
Confidence
Sun
PC Server
後面
固定用ネジ
ハードディスク
モジュール
ドライブ状態LED
ドライブ電源スイッチ
Alpha Stastion
Mac
HP
SGI
RS6000
Solaris2.4以上
Linuxカーネル2.2.16以上 ※ 条件につきましてはP.40を参照してください。
FreeBSDカーネル2.2.8以上
Windows NT4.0以上/2000
Solaris intel版2.5.1以上
True64 UNIX(DigitalUNIX)4.0以上
Mac OS 8.1以上(B'sCrew 推奨、Mac OS X serverは除く)
HP-UX 10.10以上
IRIX 6.3以上
AIX 4.1以上
※ Confidence2000FCの対応OSは、FCホストアダプタに準じます(P.41参照)。
メーカー純正FCホストアダプタにつきましては、評価中です。
ドライブ毎に独立した電源スイッチ
強力な冷却機能
主電源ONのままでホットスワップ可能なSCA2でも、
ドライブ挿入時のピン接触タイミングでト
ラブルが発生する可能性があります。Confidence2000/2000FCはドライブ毎に独立した電
源スイッチを配置し、ホットスワップ時にはドライブスロットへの電源供給を止めて安全に入れ
替え出来る設計です。
背面に120mmの大型ファンを2基、5台のホットスワップファンモジュールには、40mmを2台
ずつ装備し、内部を強力に冷却します。
多重化電源、多重化ファン
障害発生時にもシステムの連続稼動できるよう、ハードディスクだけでなく電源、
ファンも多重
化されています。それぞれのモジュールはホットスワップに対応し、サーバー稼働中でもシステ
ムを停止することなく交換可能です。
温度センサー
4つの温度センサーを搭載し、温度異常時にはアラームとLEDによって警告します。
SCSIホストチャンネルを2CH用意
2台のホストコンピュータからのRAIDアクセスも、個々の独立したSCSIバスによって、パフォ
ーマンスの劣化がなくアクセスできます。
ホストへのデータ転送により信頼性を強化したFCタイプ
ネットワーク並みのプロトコルレイヤーから標準化が先行してきたFC(ファイバチャネル)は、
SCSIの不安定な問題を解決しています。また、SCSIとほぼ同じ手順で容易に増設できるため、
インストールのための特別な知識は不要です。
11
ファイバーチャネルは
SCSIを後継するバスで導入も容易
P.9より
FCのインストールはSCSI並みに簡単
FCのケーブル接続
FCケーブルは、サーバー周辺での配線に適したSTPタイ
本来FCは、SCSI後継のストレージインターフェースとして登場したのですが、ハイエンドのストレージエリアネットワーク
プと、
ビル内配線に適したMMF、
そして最大10Kmの広域
(SAN)の世界の議論が先行しすぎて、
インストールの難しいシステムだと思い違いされていますが、実は非常に手軽
ネットワークをサポートするSMFの3種類が用意されています。
形式 ケーブルタイプ
配線距離 コネクタ形状
STP シールド型ツイストペアメタル線 13m
MMF プラスチックファイバー
200∼500m
SMF グラスファイバー
∼10Km
HSSDCまたはDB9
なインターフェースです。また、今年に入ってFCのホストインターフェースを持つRAID装置も、SCSI並みにコストダウン
が実現したため、
ミッドレンジのサーバー機にもコストの面で十分導入可能な範囲に入って来たともいえます。これから、
新規にサーバーのシステムアップを検討されるのであればFCの採用をお奨めします。
SCコネクタ
※ケーブルタイプによる転送速度の差異はありません。
FCホストバスアダプタの
現状
ジ機器が認識可能になり、
あとは、通常のSCSI機器と同
ビル内や敷地内のバックボーン接続に用いられます。
FCはSCSIコントローラICにAdaptec製やSYMBIOS製が
なお、Sun Blade 1000についてはFCインターフェースが
なお、STP∼MMF/SMFの相互間接続には、
FCスイッチを
あるように、主流となっているQ-Logic製のFCコントローラ
標準実装されているので、
ニューテックのFC製品がそのま
経由してコンバートします。
があります。このコントローラICは、一般には3種類が使わ
ま利用可能です。
また、
システムBootのサポートは、Ultra 5/10以降のモデ
サーバールーム内の配線には、安価なSTPのメタル線が
多く利用され、
また、MMFやSMFなどの光ファイバー線は、
R
A
I
D
関
連
再起動後、NPCI-FC2/STPとそこに接続されるFCストレー
様にformatやnewfsを行なうだけで利用可能になります。
STPには、2タイプのコネクタが用意されており、ホストアダ
れており1Gbit/sサポートのISP2100とその新型ISP2200、
プタに多く採用されるHSSDCと呼ばれる薄型タイプと、
スイッ
1∼2Gbit/sをサポートするISP2300があります。
ルに制限しています。FCのBoot設定は、Solaris 7以降の
チやハブに多く採用されるD-Sub9ピンタイプがあります。
現在、FCをサポートするOSの大半は、
この内1Gbit/sタイ
インストールCDによるCD Bootで自動認識されるので、FC
最近発売されたSun Blade 1000でもSTPのHSSDCタイ
プ F Cコントローラであれば 問 題なく動 作します。1 ∼
のデバイスに対してシステムインストールを行い。システム
プが標準仕様になっています。ケーブル接続時には、機器
2Gbit/sサポートISP2300は最近流通しだしたICなので、
こ
再起動時にBootデバイスをFCに切り替えます。
のFCコネクタ形状に注意が必要なので48ページのケーブ
れからの評価結果待ちの状況です。
ル一覧を参照ください。
また、最近出荷を開始したサン・マイクロシステムズ社の
Windows
Sun Blade 1000でもISP2200が実装されFCを標準でサ
1∼2Gbit/sの
バーストデータ転送
ポートし、
さらにニューテックが新しく発売するConfidence
AT互換機系に限定されますが、Windows 2000では既に
ATA/FCにも同じFCコントローラが採用されています。
ドライバが標準サポートされています。ニューテックのNPCI-
また、
このQ-Logic製ICを採用したホストバスアダプタ
(以
FC2/STPにはFC用のBIOSが実装されているので、
シス
降HBA)
は、
オリジナルのQ-Logic社をはじめ複数のメーカー
テムBootを含めて互換性があります。したがってFCに接
FC-ALのシリアルバス換算での1Gbit/sは、SCSIのパラレ
から出荷されており、現在このFCコントローラは事実上ス
続されたストレージ機器は、ディスクアドミニストレータから
ルバス換算にすると100MB/sとなり、Ultra 160 SCSIに比
タンダードの地位にいます。
SCSI機器と区別無く扱うことができます。
較するとシーケンシャルのバースト転送では一見不利な性
ニューテックでも販売するHBA(NPCI-FC2/STP)
もQ-
なお、NPCI-FC2/STPを後から増設した場合は、
システム
能と思われがちです。
しかし、SCSIの場合、ホストとデバイ
Logic製のISP2100を実装した導入実績の高い製品です。
再起動によって自動認識させるか、
または、ハードウェアウィ
スとが接続を確立するまでの準備に、複雑なフェーズを何
NPCI-FC2/STPは64bit 33MHz PCIバス対応ですが、
ザードによって認識させデバイスドライバを自動インストー
段も通過させる必要があります。また、データ転送以外の
32bitのPCIスロットにも実装可能です。ただし、32bit PCI
ルさせます。
全てのフェーズは5MB/sというSCSIの一番遅いモードで
スロットへの実装では、FCのパフォーマンスを十分生かし
Windows NT4.xの場合は、現在のところシステムBootの
処理が行われるため、
デバイスレスポンス性能が非常に低
切れない場合があります。
サポートは行なっていませんが、増設ディスクとしての利用
いといえます。
この性能はOSにも左右されますが、64bit PCIに比べ3∼
が可能です。また、専用のデバイスドライバは、
ニューテック
FCの場合は、全てのフェーズは高速な1Gbit/sで行なわれ、
4割程度のパフォーマンスダウンが見込まれます。
のホームページからダウンロードが可能です。
また、必要最小限のフェーズしか持ちません。したがって、
バスアビトレーションにおけるバス占有時間が少ないため、
バスを無駄なくデータ転送に利用できる大きなメリットがあ
OSのFCサポート状況
Linux
AT互換機系に限定されますが、
カーネル2.2.16以降を実
ります。
また、SCSIは半二重通信であるため、データ送信中に受
今の所Q-Logicに対する強力なライバルもいないので、最
信することができません。FCは全二重通信をサポートして
近出荷されるOSの大半はQ-Logic製のコントローラをサポー
いるため、データを送信しながら受信することが可能です。
トするデバイスドライバを実装しています。以下のサポート
装したディストリビューションパッケージからシステムBootを
含めて利用可能です。
デバイスドライバは、
システムインストール時にSCSIカード
つまりRAID装置に対してデータ読み込み命令とデータ書
情報は、
ニューテックの販売するFC用ホストアダプタNPCI-
き込み命令を指示した場合、ホストコンピュータは書き込み
FC2/STPが前提となります。
(P.41参照)
また、既に稼動しているシステムの場合は、個々のディスト
データをRAIDに転送しながら、逆にRAID装置から読み込
また、
システムBootはSun SPARC系とインテルCPUベー
リビューションパッケージの手順に従ってください。デバイ
みデータを受信するといった事が出来ます。したがって、
スAT互換機系のサポートとなります。
(BIOSはNPCI-
スドライバはカーネルに標準添付されているQ-logic製の
FCの転送能力が1Gbit/sのバスであっても200MB/sと表
FC2/STPで切り替えます。)なお、AT互換機系でも、
シス
FCドライバを利用します。
現されるのは、送信100MB/s+受信100MB/sの合計値を
テムBootをSCSIに切り替えられないタイプでは、Bootサポー
意味します。
トができません。NPCI-FC2/STPはAT互換機での起動
また、今回のConfidence 2000/FCからは、2Gbit/sのバー
と同じように自動認識されるので、
この方法が一番手軽です。
FreeBSD
時にはSCSIアダプタ扱いでBIOS起動されるためです。
スト転送がサポートされます。バイト単位のバースト転送能
AT互換機系に限定して、FreeBSD
力でいえば、送信200MB/s受信200MB/sの合わせて
Bootを含めてサポートを開始します。インストールに関して
Sun Solaris
はLinuxと同様です。
400MB/sとなります。
さらに、
FCの次世代では10Gbit/sへの速度アップが予定
R4.2からシステム
SunではSolaris 7以降のOSインストールCD-ROMには、
されています。なお、速度の違うFC規格の相互間接続は、
FC用のドライバと追加モジュールの二つが用意されてい
FCスイッチによってコンバートできるので、将来への互換
ます。FCを利用可能な状態にするには、
このパッケージを
出しを希望される場合には、ニューテック営業技術課まで
性の点でも心配ありません。
OSに追加し、Boot -rでシステム再構成を行ないます。OS
ご相談ください。
その他のコンピュータやOSでの評価検証において、貸し
おわり
12
R
A
I
D
関
連
複数のサーバーやストレージでの分散サーバー環境では、
機器をラックキャビネットにマウントした方が省スペー
スで、
かつ、
システムの集合によって管理も容易です。
ラックマウントの規格
度のスペースを空けておくことも大事です。ラックマウント
RAIDの場合、サポートアングルを1U単位に取り付けでき
機器の配線は、通常、背面から行うためです。
ないので、
3∼4段毎にアングルを一つ入れる方法をとります。
19インチラックキャビネットには、EIAとJISの二つの規格が
1キャビネットであまり多くの機器の実装をしない場合は、
キャ
また、ACパワーダクトを利用するとAC配線がキレイに出来
ありますが、
コンピュータ用にはEIA規格のキャビネットを用
スター付きの高さ25Uくらいの低いキャビネットが便利です。
ます。OAタップを利用する人もいますが、
キャビネット筐体
います。もちろん、
サーバー本体から、RAID装置、
ネットワー
この大きさでも中小規模のサーバーシステムには十分とい
にACコンセントが固定されていた方が安全です。また、
ブレー
ク機器も、
この規格のサイズに準拠して設計されています。
えます。サーバーの配線が終われば壁面近くまでキャビネッ
カーを内蔵するとより安全性が高まります。
この約19インチ幅の装置が、
ラックキャビネット内に積み重
トを押し込めるので省スペースにもなります。
ねられるよう実装されます。また、
ラックの基準には横幅以
FANの取り付けは絶対忘れずに!
外にも高さの基準があり、ユニットという単位で扱われます。
キャビネット購入時に忘れがちなオプションがFANです。
1ユニットの高さは約45mmの寸法になります。それぞれの
機器はこの単位を基準に2ユニットなら約90mm、3ユニッ
トなら約135mmと整数倍の高さで設計されています。一
般には1ユニットの高さの装置は1U、2ユニットの高さなら
キャビネットの選択とオプション
コンピュータ機器は消費電力150∼300W程度が一般的
ですから、こういった機器を10台も実装すると、例えば
キャビネットの購入時、
よく注文ミスをされるユーザーが多
100Wの白熱電球を20∼30個箱に密閉して点灯している
いので、注意すべき点を述べておきます。
ようなものです。どれだけの暑さか想像いただけると思いま
2Uと呼ばれています。もちろん1Uサイズ機器の方が、厚さ
す。したがって、
キャビネットには、強力なFANをとりつける
が2Uの半分ですから二倍の台数を実装できるので、最近
実装する機器の奥行きを調べておくこと
必要があります。サーバー機や、RAID装置などのエアーフ
1Uサーバーが流行るのもこういった理由からです。
キャビネットを購入したのだけれど、装置の奥行きが深すぎ
ローは、前面から吸気し背面から排気するのが一般的なの
Confidence ATAをEIAラックにマウントした例
て実装できなかった例が多くあります。最近の1Uサーバー
で、FANの取り付け位置はキャビネット背面の上側が一般
は大体60cm程度の寸法なのですが大きなサーバー機や、
的です。また、
システムの発熱量によっては複数のFANを
テープライブラリなどで70cmクラスのまであります。こういっ
取り付け、
エアーフローを強化する必要があります。
た奥行きの深い装置が実装できなかったという、
トラブルが
多いので注文する際には実装する装置よりも少なくとも
以上の説明の通り、
ラックキャビネットへの実装には、最低
15cm程度は奥行きが深いものを選んでください。
限必要なオプションも合わせて用意する必要があります。
しかし、EIA規格とはいえ、
その互換性は内部寸法のみな
背面は必ず
15cmくらい空ける
ので、各オプションはキャビネットメーカーの純正品を用意し
なければなりません。ニューテックのConfidence ATAラッ
クマウントモデルにサポートアングルを標準添付していない
装置の奥行き
キャビネットを選ぶ時、
この寸法で間違えた
製品を購入する人が
多いので注意!
キャビネットの種類と設置
ラックキャビネットへのAC電源
キャビネット本体は、内部の機器実装寸法の内、横幅と高
さを満足していればEIA規格に準拠していることになるので、
のはこのためです。
ラックキャビネットには、
かなりの台数の装置を実装可能な
フロントパネルをネジ止めするフレーム
ので、少なくともAC電源を単独利用する必要があります。
それ以外の寸法はさまざまなタイプがあります。キャビネット
オフィスの壁コンセントでは不十分な事例も多く、
ラック内
は高さがあれば、ユニットの実装数が多くなります。背の低
サポートアングルとACパワーダクトを用意する
の装置の電源を投入したらブレーカーが落ちるトラブルが
い10U程度のキャビネットから40Uクラスの背の高いタイプ
ネットワークハブなどの軽い機器は、
フロントパネルのネジ
あります。サーバー機に対して、
こういった不安定なAC電
まであります。ニューテックのラックマウントタイプRAID製
止めで十分固定可能ですが、サーバーやRAID装置など、
源を供給することはお奨め出来ません。ブレーカーからダイ
品のセットアップであれば、RAID本体以外に、サーバー、
重量がある機器を搭載する場合は、
それを支えるパーツが
レクトに、一系統のAC電源として単独利用できるよう電気
UPSなどをセットするので、20U(115cm)∼25U(140cm)
必要となります。そのオプションは、サポートアングル、棚板、
工事が必要です。
しかし、電気工事といってもエアコンのコ
の高さのキャビネットが適当です。それ以上のサーバールー
シェルフ、
スライドレール等があります。シェルフは前面のネ
ンセントを増設する程度の作業ですから、近所の電気工事
ムなどに設置する180cmを超える大型のキャビネットの場
ジのみで固定するため、
ラックマウント出来ない軽量な小
業者に相談してみてください。
(電気配線は必要電力に応
合は、耐震対策として、
フロアからアンカーボルトで固定を
物を乗せるのに適しています。スライドレールは、装置を引
じ、複数本、必要になる場合があります。) また、
サーバー
要します。この固定をきちんとしておかないと、地震でキャビ
き出しメンテナンスする場合に必要です。棚板やサポート
ルームに大型のキャビネットを何台も設置する時には、
もっ
ネットが移動し内部配線が切れた例が多くあります。また、
アングルは、重量のある装置の搭載時に必要です。
と大規模な電気工事が必要です。規模にもよりますが
固定する場合には、
キャビネットは壁面から人が通れる程
50Aクラスの幹線工事や、AC電源の冗長性を確保とする
システムには、複数系統の電源を引き込む例もあります。
据置大型キャビネット
32U∼40Uクラス
キャスター付
25U
クラス
ラックキャビネットの取扱い
ACパワーダクト
サポートアングル
アンカーボルト
フロア
ニューテックでは、
キャスター付の低いタイプのラックキャビ
ネットまでの取り扱いを行っております。大型のキャビネット
サポートアングルは写真のように両側にネジ止めし、
このア
の設置は、耐震対策や大容量の電源工事を必要とするの
ングルの上に装置を実装します。ただし、1Uのサーバーや
で、専門の設備工事会社にご依頼ください。
おわり
13
コンフィデンス
Confidence2000ラックマウント
Confidence2000のモンスターパワーを
さらに引き出すラックマウント仕様
高速・高信頼性RAIDとして好評いただいているConfidence 2000をベースに、
大規模ストレージをより高信頼性で使うためのRAID-50システムです。
ハードディスクを多台数使う場合、ディスクを複数のRAID-5グループにわけて、
そ
の分けられたRAID-5にさらにRAID-0でストライピングして、大きなボリュームのま
とめるRAID-50方式がベストです。
最小構成RAID5
容量
182GB
仕様
10,000回転
型番
標準価格
NR182GR256/LU10KN2 ¥1,700,000
ホットスタンバイ設定時容量145GB(36.4GB×6内パリテイ1)
365GB
10,000回転
ホットスタンバイ設定時容量292GB(73GB×6内パリテイ1)
NR365GR256/LU10KN2 ¥2,380,000
※ 容量は、RAID5構成時の容量で表しています。
ディスク6台の最小構成5Uラックマウントモデル。
10UサイズRAID50システム
容量
546GB
仕様
10,000回転
型番
標準価格
NR546GR256/LU10KN2 ¥3,690,000
ホットスタンバイ設定時容量436GB(36.4GB×18内パリテイ3)
1.0TB
10,000回転
NR1.0TR256/LU10KN2 ¥5,480,000
ホットスタンバイ設定時容量876GB(73GB×18内パリテイ3)
※ 容量は、RAID50構成時の容量で表しています。
内部SCSI 3チャンネル、18台のハードディスクを使用し、速度性
能の高いRAID50構成を可能にします。
オンサイト修理 2年に延長
フォルトSCSIバスRAID50システム
15Uラックマウント
容量
873GB
仕様
10,000回転
型番
標準価格
NR873GR256/LU10KN2
ホットスタンバイ設定時容量655GB(36.4GB×30内パリテイ6)
1.7 TB
仕 様
RAIDコントローラ部
RAIDレベル
ホットスペア
キャッシュ
ホストインターフェース
コネクタ形状
外部バスチャンネル
RAID増設バスチャンネル
最大転送レート(SCSIバースト転送)
ハードディスク部
内部インターフェース
筐体毎(5Uユニット)の仕様
ファン(1筐体あたり)
DC電源ユニット
消費電力(入力)
動作環境
外形寸法/重量
標準添付品
10,000回転
オープン
NR1.7TR256/LU10KN2
ホットスタンバイ設定時容量1,314GB(73GB×30内パリテイ6)
0/1/0+1/5/50
ディスクエラー検出時オートリビルド
256MB ECC SDRAM
LVD対応Ultra 160 SCSI
D-Subハーフピッチ68pin
1 or 2ch(構成により異なります)
1∼6ch(構成により異なります)
160MB/s
Ultra 160 SCSI
※ 容量は、RAID50構成時の容量で表しています。
内部SCSI 5チャンネルを使用し、SCSIバスフォルトの高い冗長
性能を実現。30台構成でConfidence2000の高速な転送性能を
引き出す15Uラックマウントシステムです。
20Uラックマウント
容量
1.3 TB
型番
標準価格
NR1.3TR256/LU10KN2
ホットスタンバイ設定時容量1,092GB(36.4GB×42内パリテイ6)
2.6 TB
120mm×2個
332W(83W×4)
約326VA/228W(AC100V±6V/50Hz-60Hz)
温度 : 10℃∼35℃
湿度:20%∼80% ただし結露のないこと
EIA 19インチラック巾×221.5(H)×500(D)mm/約25kg
SCSIケーブル[WW-100]
(ご使用のシステムに合うケーブルへ変更可能で
す「P.48参照」)×1、
アクティブターミネータ×1、RS-232Cケーブルセット×1、
ACコード
(2P-3P変換コネクタ付属)×1∼4
仕様
10,000回転
10,000回転
オープン
NR2.6TR256/LU10KN2
ホットスタンバイ設定時容量2,190GB(73GB×42内パリテイ6)
※ 容量は、RAID50構成時の容量で表しています。
RAID-50時では1.3TBのボリュームを持つConfidenceラックマウ
ント最大構成の20Uシステム。内部SCSI 7チャンネル、ハードディ
スクの同時故障も最大7台まで対応できます。42台のドライブを
搭載したモデルを用意しました。
最強のパフォーマンスを持つコントローラを採用
電源、ハードディスクのホットスワップに対応
RAIDシステム中枢には115MB/sオーバーのConfidence2000コントローラーを採用。ラック
マウントモデルではさらに複数の内部チャンネル、最大42台のドライブ構成で、SCSIバスフォ
ルト、
テラバイトなど様々な構成を可能にします。
システムを稼動したままで、
ディスクや電源の交換がフロントから容易に行なえます。
RAID-50構成へ対応(ディスク18台実装モデル以上)
ディスクを多台数使用しても信頼性の高いRAID-50によって、巨大なボリューム構成を実現
しています。
SCSIバスのフォルトトレーランスに対応(ディスク30台実装モデル以上)
Confidenceラックマウントシリーズは、
ディスク6台毎にSCSIチャンネルを1つ用意し、
ディスク
30台実装モデルではSCSIバス5チャンネル、42台モデルではSCSIバス7チャンネルと多チャ
ンネル構成により、SCSIバスのフォルトトレーランスが実現できます。これによってSCSIバス
に不具合があっても冗長性が確保できます。
ハードディスク部の交換
※ 予備ディスク・電源につきましては弊社までお問い合わせください。
電源部の交換
R
A
I
D
関
連
14
フルFC スタッカブルRAIDシステム
ハイアベイラビリティシステムに対応した
フル二重化ファイバーチャネルRAIDシステム
ハイアベイラビリティなシステム構築に多く採用されるクラスタサーバー用途に向
け、全てのモジュールを二重化可能にしたフルファイバーチャネルタイプのRAI
D
システムです。
E
IA規格19インチラックマウントをベースにユニットあたり2Uサイズ
と省スペースを実現しています。
R
A
I
D
関
連
基本モジュール(RAIDコントローラ搭載)
容量
仕様
511GB (73.0GB×8内パリティ1)
型番
NFCR511GR128/10KN2
ホットスタンバイ設定時容量 438GB
標準価格
¥6,150,000
1,024GB (73.0GB×16内パリティ2)
ホットスタンバイ設定時容量 876GB
10,000回転 NFCR1.0TR128/10KN2 ¥10,500,000
2,555GB (73.0GB×40内パリティ5)
ホットスタンバイ設定時容量2,190GB
NFCR2.5TR128/10KN2 ¥16,800,000
予備ディスク
容量
仕様
型番
73.0GB
10,000回転
NFC-73GR/10K
標準価格
¥285,000
オンサイト修理 2年に延長
オプション
品名
型番
二重化追加コントローラモジュール
NFC-CTRL
標準価格
¥2,080,000
仕 様
FCデュアルループ仕様
ホストバスから内部バスまで信頼性の高いファイバーチャネルを、
さらにデュアルループでシス
テムアップ可能なハイグレードな冗長性を持ったRAI
Dシステム。ホストコンピュータ側での、
ハイエンドクラスタサーバーにおいて要求の高い、FCバスを二重化するデュアルループ接続
を可能。内部ディスクインターフェース側でも、通常運転時はシングルループの二倍の転送速
度をもち、
そして内部FCバスの異常時には、
その回路をループバックでスキップするデュアル
ループ構造を実現。
システムを完全二重化可能なシンプルなスロットインモジュール
RAI
Dコントローラ、電源、
ファン、
FCバス接続ユニットの全てをスロットインモジュールとしてス
ワップ可能にし、容易なメンテナンス性と拡張性を実現しました。
RAI
Dコントローラを実装される基本モジュールも、実装されない増設モジュールも同型筐体を
利用し、
フレキシブルなシステム構成を可能にします。
Loop A
RAIDコントローラ
RAIDコントローラ
(増設時)
ファンモジュール
Loop B
設定モジュール
基本的な構成からハイアベイラビリティシステムへの拡張自在
右図のような最小規模のRAI
D構成から、 1TB構成の基本システム例
クラスタリングサーバーにおける二重化
HBA
されたシステムバス構成にも対応可能
です。各モジュールは個々にオプション
として増設することで、ハイグレードな冗
ホスト
長性をもったシステムへと進化させるこ
とも自在です。
内部FCの
二重化ループ
対応機種
Sun Blade 1000
Sun Ultra 5、10、30、60、80
Sun Ultra Enterprise 250、450、3000∼10000
PC/AT互換機(PCIバス搭載機種)
※ Sun Blade1000以外はFC対応カードが必要です。
対応OS
Solaris7以降
WindowsNT/2000
Linuxカーネル2.2.18以降
FreeBSD4.2以降
基本ユニット
増設ユニット
右下の図は、
クラスタリングサーバーで クラスタサーバーによる二重化FCシステムバス構成例
の二重化されたFCシステムバスの構成
HBA
HBA
例です。この例は、1TBの基本システム
にオプションの二重化追加コントローラ
ホストA
ホストB
モジュールを一台増設しています。
HBA
HBA
クラスタリングされるサーバーにはHBA
(F
Cのホストバスアダプタ)
を2枚ずつセット
基本ユニット
し、一方のHBAやFCバスに障害が発
生すると、
もう一方のFCバスにフェイル
オーバーします。
増設ユニット
NFCR511GR128/10KN2 NFCR1.0TR128/10KN2 NFCR2.5TR128/10KN2
1ユニット
(2U)
2ユニット
(4U)
5ユニット
(10U)
1コントローラ
1コントローラ
1コントローラ
ホストインターフェース
FC/DB9(STP)×4
/コネクタ形状
最大転送レート
1.0625Gbit/s×2ch
内部HD用データバス
FC
電源
350W×2(ホットスワップ対応)
RAIDレベル
0、1、5、0+1、50
冗長性
コントローラフェイルオーバー機能(コントローラ2重化時)
キャッシュ
128MB(ECC)
入力電圧
AC100-240V/50-60Hz(オートセンシング)×2ライン
消費電力
約320W/330VA
約620W/635VA
約1520W/1590VA
動作環境
温度:10∼35℃
湿度:20∼80%(ただし結露なきこと)
外形寸法
448.3[19"]×584.2×88.1 448.3[19"]×584.2×
448.3[19"]×584.2×
(W)×(D)×(H)mm [2U]
176.2[4U]
440.5[10U]
重量
約27kg
約52kg
約127kg
ACコード(2p-3p変換コネク ACコード(2p-3p変換コネクタ ACコード(2p-3p変換コネクタ
標準添付品
タ付き)×2、HSSDC-DB9メ 付き)×2、HSSDC-DB9メタ 付き)×2、HSSDC-DB9メタ
タルケーブル5m(STP)×1、ルケーブル5m(STP)×1、ルケーブル5m(STP)×1、
STPループバックコネクタ×1 DB9-DB9メタルケーブル×1、DB9-DB9メタルケーブル×4、
STPループバックコネクタ×1 STPループバックコネクタ×1
※ コントローラの2重化のためには追加コントローラモジュールが必要です。
※ 対応OSはp.
41の「NPCI-FC2/STP」の対応OSに準じます。
電源モジュール
−ホストAの配線
−ホストBの配線
型番
構成
ユニットあたりディスクを8台実装
ユニットあたり3.5インチハーフハイトのFCディスクを8台実装できるため、73GBディスクでの
RAID-5構成では511GBと、2Uサイズでありながら巨大なボリュームを実現します。また、最大
構成の10ユニットでRAID-5を、
さらにストライピングするRAID-50では、5.1TBのボリュームが
1キャビネットで実現します。
二重化されたACライン
2台の電源ユニットにそれぞれAC入力コードを接続し、ACラインを二重化することが出来ます。
15
STORAGEWORKS MA8000/EMA12000
ENSAの概念を実現に導くための核となる
RAIDサブシステム
ENSAの概念を最新のテクノロジーであるファイバーチャネル及びSANを採用し
R
た高可用性オープン・ストレージ・サブシステム。
全国200個所のコンパックエンジニアによる
1年間の無償オンサイトメンテナンス付き(平日9時∼17時)
※ オプションにより平日以外の土日祝日や24時間保守、
また次年度以降の更新も可能です。
Modular Arrray8000シリーズ
基本筐体モデル 175992-B21 最大搭載ディスク数:42
●ワークグループ向けストレージソリューション。
●キャビネットあたり最大2コントローラー/最大4ホストインタフェース搭載可能。
●キャビネットあたり最大42ディスクドライブ、36GBディスクドライブ使用時には約1.5TBまで
搭載可能。
Enterprise Modular Arrray12000シリーズ
EMA12000
D14モデル
EMA12000
S14モデル
MA8000
D14 モデル 基本筐体モデル 175990-B21 最大搭載ディスク数:126
S14 モデル 基本筐体モデル 175991-B21 最大搭載ディスク数:72
●エンタープライズ・データセンター向けストレージソリューション。
●キャビネットあたり最大6コントローラ/最大12ホストインタフェース搭載可能。
●キャビネットあたり最大126ディスクドライブ、36GBディスクドライブ使用時には約4.5TBま
で搭載可能。
標準価格(MA8000 最小構成54GB)
: ¥7,405,000∼(2001年4月現在)
※ 価格等につきましては、弊社営業課までお問い合わせください。
Tel:
(03)5777−0852 E-mail:[email protected]
Performance & Expandable(性能&拡張性)
内部バスにUltra2 SCSIを6チャンネル採用
MA8000/EMA12000
は内 部 バスにU l t r a 2
SCSIを採用し、サーバ
からのアクセスをコント
ローラあたり6本のバス
に分散してパラレルで
各ディスクにアクセスし
ます。これにより複数プ
ロセスからのアクセス要
求に対応でき、モジュー
ル内の信頼性と性能、
そしてコストパフォーマ
ンスを高めました。
ホスト・インタフェース
合計400MB/秒(100MB/秒×4)
最大キャッシュ容量
1024MB
(512MB×2)
キャッシュA
コントローラA
キャッシュB
コントローラB
内部バス 480MB/秒
(80MB/秒×6)
コントローラあたり最
大72ディスクまで最
大容量2.6TBまで
(キャビネットあたり最
大126ディスクまで最
大容量4.5TBまで)
物理ディスク
キャッシング機能 + ディスクの並列アクセスにより高性能を提供
冗長化コンポーネント搭載
MA8000/EMA12000はコントローラ、電源装置、
ファン等、各コンポーネントを冗長化させ、万
が一の障害時にもシステム稼動を継続します。また、各コンポーネントはEMU(環境監視ユニ
ット)、PVA(電源検証アドレッシングモジュール)によって常に監視されており、障害発生時に
はE-mail、ポケベル等で管理者に通知することが可能です。
大切なデータを保護するMA8000/EMA12000の各冗長コンポーネント
キャッシュ・バッテリA
キャッシュ・バッテリB
ミラー・キャッシュA
コントローラA領域 コントローラB領域
ミラー・キャッシュB
コントローラB領域 コントローラA領域
コントローラA
コントローラB
仕 様
製品名
Enterprise Modular Array 12000
Modular Array 8000
一般呼称
EMA12000 D14モデル EMA12000 S14モデル
MA8000
基本筐体モデル
175990-B21
175991-B21
175992-B21
モデル毎の最大搭載ディスク数
126
72
42
プロトコル
Fibre Channel
ホスト・インタフェース
Optical FC/Optical FC-Switch
RAIDコントローラー
HSG80(最大6コントローラ/キャビネット)
コントローラー・キャッシュ
最大3,072MB/キャビネット
キャッシュのバッテリ・バックアップ
あり
(バッテリ・モジュール・オプション)
ホスト・ポート
2ポート/コントローラペア
ドライブ・インタフェース
16ビットシングルエンディド Ultra SCSI
デバイスチャネル
6チャネル/コントローラペア
最大I/Oレート
(IO/秒)
18000/コントローラペア
最大転送レート
(MB)
100MB/秒(ポートあたり)、200MB/秒(コントローラあたり)
RAIDレベル
0、1、1+0、3/5、JBOD
最大容量
4.5TB/キャビネット
冗長ファン
あり
(ホットスワップ可能)
冗長電源
あり
(ホットスワップ可能)
障害時のディスク交換
ホットスワップ可能
キャビネット形式
RETMA 42U(白)
RETMA 36U(白)
RETMA 22U(白)
コントローラ筐体数
3/キャビネット
1/キャビネット
1/キャビネット
ディスク筐体数
9デュアルバス
6シングルバス
3デュアルバス
14ベイ筐体/キャビネット 14ベイ筐体/キャビネット 14ベイ筐体/キャビネット
208-240V 単相 50/60Hz
電源
省エネ法に基づくエネルギー消費効率
G区分 0.79
サイズ(W×D×H)
602×910×2000mm
602×910×1743mm
602×909×1092mm
重量
346kg
−
−
※エネルギー消費効率とは、省エネ法で定める測定方法により測定された消費電力を省エネ法で定める記憶容量で除したものです。
※この製品は3種類の基本モデルを中心に、
ディスク、
コントローラー等を柔軟に構成変更できます。更なる詳細については、ホー
ムページを参照頂くか、弊社営業課までお問い合わせください。
データ
各種 RAIDレベル
電源装置
電源装置
電源装置
電源装置
冷却装置
冷却装置
冷却装置
冷却装置
環境監視ユニット(EMU)
投資効率の最適化
アップグレード作業はシステムがアクティブな状態で行うことができます。必要なときに必要な
分だけ拡張可能なため、サーバ毎の余分なストレージの増設、
システム導入時における不要
な投資を削減します。
また、MA8000/EMA12000は新しいテクノロジーを取り入れたコンホーネントへの交換にも対
応し、最新の機能をいつでもお客様に提供できる将来性のあるストレージをコンセプトに設計
されています。
StorageWorks Command Console(SWCC)
分散された
ストレージを集中管理
SWCCはWindows環境において、 グ
ラフィカルに各種機能の設定が可能で
す。また、モニターツールにより、
トラブ
ルの集中監視を実現し、
システム管理
者の作業を軽減させます。
A
I
D
関
連
16
デュオ
New Duoシリーズ
SOHOサーバやクライアントPCに最適なRAID-1
もっとも簡単で容易な増設を行なえるミラーリングディスクシステムです。
Ultra DMAのサポートで大幅にパフォーマンスを改善し、SCSIバスもLVD対応に
よって安定したデータ転送を実現しました。
R
A
I
D
関
連
容量
20GB(20.0GB×2)
40GB(40.0GB×2)
60GB(60.0GB×2)
75GB(75.0GB×2)
仕様
型番
7,200回転
N20GDUOK2
N40GDUOK2
N60GDUOK2
N75GDUOK2
標準価格
¥228,000
¥246,000
¥288,000
¥347,000
※ 容量は、
ミラーリング時の物理容量で表しています。
予備ディスク
容量
仕様
型番
7,200回転
N-DUOK2/20G
N-DUOK2/40G
N-DUOK2/60G
N-DUOK2/75G
20GB
40GB
Ultra DMA対応でパフォーマンスアップ
60GB
新たにUltra DMA( 33MHz )に対応したコントローラを新採用し、実効転送レートは
20MB/secを上回り従来の3倍の性能を実現しました。アプリケーションソフトのパフォーマン
ス向上のメリット以外にも、RAID再構成時間が大きく短縮しミラーリング専用システムであり
ながら75GBクラスの大容量メディアをサポートできるようになりました。
75GB
LVD対応Ultra Wide SCSI
SCSI転送モードは最大40MB/secのUltra Wide SCSIとなりますが、LVDエクステンダを標
準搭載しているため、同一バス上に混在する他のUltra 2 SCSI/Ultra 160 SCSI機器の最
速のモードを妨害しません。個々のLVDバスにおける最速モードを利用可能にし、
そして安定
した信頼性の高いデータ転送が実現します。
ミラーリングによる簡単RAID
ミラーリングは2台のドライブに同一のデータを書き込むため、一
方のディスクに障害があっても、
もう一方のディスクからデータを
読み込めるので、
システムを止めることがありません。システムを
稼動したまま、
プリンタのインクリボンを交換する程度の感覚で、
故障したハードディスク交換してください。
(ホットスワップ対応)
あとはシステムが自動的にミラーリング状態へ復旧します。
ニューテック
開発グループ
からの提案
標準価格
¥39,000
¥49,000
¥57,500
¥91,000
仕 様
外部インターフェース/コネクタ形状
最大転送レート(SCSIバースト転送)
内部ハードディスク用データバス
ファン
消費電力
動作環境
外形寸法/重量
標準添付品
LVD対応Ultra Wide SCSI/D-Subハーフピッチ68ピン
40MB/s
Ultra ATA 33MHz
80mm×1
約50W/70VA
温度:10℃∼35℃
湿度:20%∼80% ただし結露のないこと
189(W)×285(D)×172(H)mm/約6.5Kg
SCSIケーブル[WW-100]
(ご使用のシステムに合うケーブルへ変更可能で
す「P.48参照」)×1、
アクティブターミネータ×1、ACコード×1
対応OS
Sun
PC Server
同じ内容を
同時にコピー
HDD
HDD
Solaris 2.4以上
FreeBSDカーネル2.2.8以上、WindowsNT4.0以上/2000、
Solaris、intel版2.5.1以上
※ LinuxにつきましてはP.40を参照してください。
ソリッドステートディスク NSSシリーズ
データストレージで最速のパフォーマンスを実現するソリッドステートディスク
メカニカルな動作機構を持たないソリッドステートディスクは、
フルストロ−クラン
ダムアクセスで13,500 IOPSとハードディスクでは達成不可能な領域をクリア。
高速なRAID装置でも扱いきれない、膨大なトランザクションを要求するシステ
ムに対しNSSシリーズは最終手段です。
無償貸出キャンペーン中
正式リリースに先立ち、無料貸出キャンペーンを実施中です。
ソリッドステートディスクのパフォーマンスを体感してみたいシステム管理者さま
向けに実施しております。なお、貸出機には台数制限があるため、
ご要望に応
じられない場合もあるので予めご了承ください。
最大32GBまでと大容量を実現
標準モデルでは4GB、
そして最大実装では32GBとアプリケーションのニーズに合わせて
モデルを選択できます。
フルストロークランダムアクセスで最大13,500 IOPSと最速性能
データブロック全領域へのフルストロークのランダムアクセスで、13,500IOPSをクリア。メ
カニカルな機構を持つハードディスクの300IOPS∼500IOPSから比較すると27∼45倍の
処理性能も持ちます
SCSIハードディスクと同様の操作性
オペレーションは一般のSCSIハードディスクと同様なので、
インストールから運用管理まで
容易に行なえます。
バックアップHDDを標準搭載
ホストから1秒間アクセスが無いと、
メモリー内のデータをハードディスクへ自動的にバック
アップします。次のシステム起動時にはディスクからデータをリストアします。
仕 様
MODEL
CPU
容量
トランザクション性能
外部インターフェース
最大データ転送レート
メモリーモジュール
データ・バックアップ
NSS8GLW
TMS320C32PCM60
8GB(最大32GB/1GBメモリーモジュール実装時)
最大13,500 IOPS(512Byte転送時)
Ultra 2 Wide SCSI × 2ch(D-Sub 68pin)
バースト転送 :80MB/s
実効転送値 :70MB/s(64Kbyte Block転送時)
最大32モジュール
内蔵18GB SCSI-HDDにストア
冷却機構
監視機構
電源部
システム管理
外形寸法/重量
消費電力
冷却Fan×4個
温度センサーによる超温警報、LED表示基板
二重化DC電源
VT100互換ターミナルにて設定。
430(W)×175(H)×415(D)mm(EIAラック4U)/約22kg
150W
※Hostから1秒間アクセスがない時、
自動的にメモリ内のデータをHDDにバックアップ
17
ハードディスクの実効転送性能は、
もう一歩で50MB/sを達成しようとする現在、
ファイバチャネルへの移行
も進んでいます。
しかし、
まだまだ現役で主役のSCSIに対する技術情報は、非常に多くのお客様からご要
望があったため再編集しました。
SCSIバスの進化の流れ
クションやドメインバリデーション機能が追加されています。
初代シングルエンデッドバス(以下SEバス)のFast SCSI、
CRCによるエラーチェックの強化
フェアネスがある場合
Ultra SCSI、
そしてUltra 2 SCSIで 低電圧差動のLVD
バスへと進化し、現在はUltra 160 SCSIが主流になって
のみで行なっていましたが、Ultra 160 SCSIからは、CRC
Ultra 320 SCSIの登場を予定しています。また、
いずれの
(Cyclic Redundancy Checking)によるエラーチェック機
SCSIバスも8bitのNarrow SCSIと16bitのWide SCSIを
能の追加で、転送データのエラー検出能力が大幅に強化
持ち、変換アダプタを使った互換性を維持しています。
(変
されました。従来は、パラレルの1バイトデータあたり奇数個
換アダプタに関しては後述します)
のエラービットしか検出できませんでしたが、CRCではデー
タブロックあたり32bitまでのエラービット検出が可能になり
320MB/s
全てWide SCSIで表記しています。
Narrowの場合は半分です。
SCSI-ID5
平均能力
21.6MB/s
SCSI-ID4
平均能力
21.6MB/s
SCSI-ID3
平均能力
21.6MB/s
SCSI-ID2
平均能力
21.6MB/s
SCSI-ID1
平均能力
21.6MB/s
SCSI-ID0
平均能力
21.6MB/s
Ultra 2 SCSIまでは、バス上のビットエラー検出をパリティ
います。2001年の末頃には更に二倍の転送レートを持つ
SCSI転送速度
ハ
ー
ド
デ
ィ
ス
ク
関
連
データの信頼性が大幅に向上しています。
ドメインバリデーション機能の追加
※このグラフは64KBブロック単位のシーケンシャルリードを6台の
HDDに同時に行ったテスト結果を表しています。フェアネスを持っ
た場合には、
それぞれの機器のパフォーマンスが平均化している
のがわかります。
以前のSCSIは、
コンピュータ起動時に通信速度が決定
40MB/s
Fast
Ultra
20MB/s
Ultra 2 SCSI
80MB/s
SE
Ultra 160 SCSI
160MB/s
Ultra 320 SCSI
下位互換性維持
下位互換性維持
LVD
されOSによっては、
その転送速度が固定されていました。
簡単にフェアネスを説明すると、個々のSCSI機器が、
自分
しかし、Ultra 160 SCSIからは、運用中にバスエラーが
と他機器のアクセス量を比較し、個々に平等になるようバ
発生すると、機器間で転送速度を自動的に下げ、正常な
ス占有権を得る手法です。この、
フェアネスはハードディス
データ転送を行なうドメインバリデーション機能が追加さ
クなどのターゲット側が個々にサポートしているので、
フェア
れました。
ネス非対応の装置とも混在が可能です。ただし、
フェアネ
ス非対応機器を混在させる場合は、対応している機器に
優先順位の高いSCSI-IDを割り振ります。これはフェアネ
SCSI機器アクセスを
平等にするフェアネス
スに対応していない機器が高い優先権を持つと、他の機
器へのバスの占有権を譲ろうとしないためにフェアネス効
果が得られないためです。もちろん完全なフェアネスを実
最近のSCSI周辺機器は、SCSIバスの能力を大幅に上回
現するには、SCSIバス上の全ストレージ機器の対応を要し
る単体性能を持っているため、例えば、Ultra 160 SCSIで
ます。
(FCでは、
もちろんフェアネスを標準サポート)
※下位互換性を維持しているが、SEとLVDが混在する環境では、
LVD機器が全てSEモードに切り替わるためSEで最速の40MB/s
となる。
も30MB/sの性能を持つ機器が4台あれば、優先順序の低
また、LVDが登場する前は、バス動作安定性を強化す
特有の問題で、
特に複数のプロセスを並行処理するサーバー
るために高電圧差動のHVDバスがありました。これは
において、優先順位の低いSCSI機器を利用するプロセス
幅にダウンしてしまいます。これは、SCSIバスハードウェア
単にシングルエンデッドのSCSIを差動バス化にしただ
の実行を阻害してしまいます。
(最悪の場合そのプロセス
けで、
あまり一般には使われなかったため、LVD標準化
が停止する)
の際に下位互換性が保たれませんでした。
したがって、
フェアネスは、
こういったトラブルを回避するためにUltra
HVDバス対応のSCSI機器は、SEバスはもちろんLVD
160 SCSIの出現と同時期にサポートされ始めた機能です。
バスとも互換性がありません。
フェアネスがない場合
さらに、LVDとSEは、
ダイレクトに接続してしまうと、LVD
機器が全てSEに切り替わってしまうため、転送送度は
SCSI-ID5
最大能力
30MB/s
SCSI-ID4
最大能力
30MB/s
SEの上限40MB/sに落ちてしまいますが、LVDエクス
テンダの利用によって回避する方法もあります。
(LVD
エクステンダは後述します)
SCSIにおける信頼性の強化
優先順位
低い
8
高い
9 10 ∼ 14 15 0
優先順位がもっとも
高いIDは、
もちろん
ホストバスアダプタに使う
(デフォルト)
1
3 ∼ 6
7
Narrow SCSIが使えるIDの範囲
Ultra 160 SCSIを活かすには
64bit PCIスロットが必須
一言にUltra 160 SCSIを活用するにしても、
そのパフォー
マンスを使いきるにはホストコンピュータ側にも十分な処理
SCSI-ID3
最大能力
30MB/s
SCSI-ID2
最大能力
30MB/s
能力がなければUltra 2 SCSI程度のパフォーマンスしか利
用できません。特に影響するのは、SCSIホストバスアダプ
タを実装するI/Oスロットの転送性能です。一般にはPCI規
SCSI-ID1
少し
10MB/s
Ultra 2 SCSIまでは、
むしろ高速化ばかりを狙っていまし
たが、Ultra 160 SCSIからは、
グレードの高いエラーコレ
SCSI-IDの優先順位
い5台目以降のSCSI機器のアクセスパフォーマンスが大
格のスロットが多く使われていますが、33MHz/32bit PCI
では、
そのパフォーマンスを活かし切れません。インテル系
SCSI-ID0
ほとんど動作しない
CPUを実装したサーバー機に、ADAPTEC社のUltra 160
P.18へ
18
SCSIバスをもう一度復習する
P.17より
SCSIカードを実装し、6台のハードディスクのシーケンシャ
を設置する方法があります。
ルアクセス性能合計は、32bit
PCIで64MB/secとUltra
LVDエクステンダは、SCSIバスをSEとLVDに電気的に分離
送を開始できます。
160 SCSIのパフォーマンスの50%も活かせない性能でし
するため、SEとの混在環境でもLVD機器がSEに切り替わる
また、SCSIバスでは非同期の転送モードも用いています。
た。64bitPCIバスでのテストではその合計パフォーマンス
ことがありません。LVD側へ流れるSE機器のデータは、LVD
非同期モードは、ホストコンピュータとストレージなどの機器
が130MB/sをマークしUltra 160 SCSI能力の約81%の
バスのまま、SEに同期する40MB/sの速度で転送されます。
ヒットしているデータは、
ただちにホストコンピュータへの転
実効転送レートを発揮しました。
また、特にUNIX系のOSでは、
そのサーバーの稼動パフォー
マンスがストレージのアクセス性能によって大きく左右します。
純正品に高速なSCSIインターフェースが無いからUltra
160 SCSIは未経験と言うユーザーの声を何度か聞いてい
なわれるため、5∼6MB/s程度の転送能力しかありません。
SCSIバスの実効転送速度と
バースト転送速度の違い
したがって、512∼64KBのデータブロック転送に不向きな
ので、一般的にはデータ転送フェーズには使われていません。
ます。
しかし、
いかにクロックの高いCPUを複数実装し高い
カタログに表記する性能で、最大転送レートが160MB/sと
以上のように、SCSIバスはバースト転送性能で160MB/s
ベンチマーク性能をマークしても、実稼動においてはストレー
あるのに、
その機器が20MB/sしか出なかったという質問が
であっても、実効性能は様々な条件によって変わってきます。
ジのアクセス性能がオーバーヘッドとなるのです。
多くあります。これは、SCSIバスのバースト転送性能と機
器の実効性能の違いです。全ての機器はホストコンピュー
タから命令を受けてからデータを準備し、
それをSCSIバスで
SEバスとLVDバスの混在
現在は、パフォーマンスを重視するハードディスクなどのデ
SCSIバスアクセスまでの順序
従来からのUltra SCSIまでのシングルエンデッドバス
(SE
バースト転送中はSCSIバス
の最速モードを利用する。
Ultra 160 SCSIなら
160MB/sの転送速度。
バス)
と、Ultra 2 SCSI規格から採用されたLVDバスは電
気信号系そのものに互換性がありません。このためSCSI
バスライン上にSEバスの機器が一台でもつながると、
LVDに対応した全てのSCSI機器は自動的にSEバスに切
Narrow SCSIとWide SCSIの混在
転送する動作を行ないます。
コマンド送出SCSIバス
を少しだけ利用する。
5MB/sの非同期モード。
バイスには16bitバスのWide SCSI(68ピンのコネクタタイ
プ)が主流になっていますが、旧式のコンピュータや低速
デバイスには8bitバスのNarrow SCSI(50ピンのコネクタ
タイプ)が多く採用されています。このNarrow SCSIは、
コ
SCSIバスを利用し、
ホストへ再接続を要求。
5MB/sの非同期モード。
ネクタ形状にも統一性がなくメーカーによって様々な形式
り替わってしまい、最大40MB/sの転送レートしか得られま
のものがありますが、基本的には50ピン接点を持つコネク
せんし、
また、SCSIバスの安定性も低くなります。
タです。ニューテックでは、
このコネクタ形状に合わせ様々
ストレージが
メディアから
データを
読み込む
ホストが読込
命令を準備
全てLVD対応の場合
全てLVD対応
ホストバスが
SCSIバスで
高速
データ転送
160MB/s転送
この期間はSCSIバスがほとんど使われない
この期間はSCSIバスがほとんど使われない
可能です。ただし、接続方法は下図にしたがってください。
SCSIバスでデータをバースト転送
LVD
LVD
の手続きを踏んでアクセスを行ないます。特にハードディ
LVDとSEが混在している場合
LVD
転送へ
SE
には、
このバースト転送値を表現しUltra 160 SCSIであれ
LVD
バーヘッドから、SCSIバスのネゴシエーション(コマンドや
このため、Ultra 160 SCSIのパフォーマンスを活用するに
ステータスのやり取りによる転送方法の決定まで)、
そして、
は、SEバスの機器を同一バス上に置くことは避けなければ
SCSI機器側の内部処理オーベーヘッドを平均化した数
なりません。もし、
どうしてもその必要がある場合には、LVD
値です。
01
最大
40MB/s
160MB/s
LVDコネクタ
SEコネクタ ターミネータ
Wide機器
Narrow
ケーブル
01
010
1 0 1 0 1 01 0 1 0 1 0 1 0 1
01
01
01
この接続法はダメ
0
Wideケーブル
速度が
周は
内 落ちる
に
度
01010
01
Wide
機器
Narrowケーブル
Narrowケーブル
Narrow
機器
Wide
機器
ほど
外周 スが
セ
ク
ア
速い
最新型のハードディスクでは実効転送速度で50MB/s、
変換アダプタ
変換アダプタ
ターミネータ
Wide
※ Wideケーブル :W-Wケーブル
Narrowケーブル:A-Hケーブル / H-Hケーブルと変換アダプタセット
RAID装置では120MB/sクラスの実行性能を持つ製品も
SE対応
SCSI機器
ターミネータ
ターミネータ
01
内周に対し
たくさんのデータ
外周に対し
少ないデータ
LVD対応
SCSI機器
LVD対応
SCSI機器
01
SEコネクタ
外置き
LVD
エクステンダ
Narrow機器
Narrow
ケーブル
※ Narrowケーブル:A-Hケーブル / H-Hケーブルと変換アダプタセット
LVDエクステンダを設置した場合
LVD対応
NarrowのバスにWide SCSI機器をつなげる
変換アダプタ ターミネータ
Wide
バスとSEバスの間にSCSIコンバータ
(LVDエクステンダ)
ホスト
ターミネータ
変換アダプタ
Narrow
※ Wideケーブル :W-Wケーブル
Narrowケーブル:A-Hケーブル / H-Hケーブルと変換アダプタセット
ば160MB/sと表現されます。これに対しSCSI機器の実効
転送速度とは、
ホストコンピュータの内部処理におけるオー
LVDコネクタ
Narrow機器
Narrow
ケーブル
転待ち、
そして読み取ったデータのエラーチェックと修正な
どが行なわれ転送準備完了となります。その後、
まとまった
データとしてSCSIバスへバースト転送を行ないます。一般
DOWN
LVD
Wide機器
Wide
ケーブル
スクがメディアからデータを読む時には、ヘッドシークや回
LVDとSEの混在
40MB/s
ホストバスが
WideのバスにNarrow SCSI機器をつなげる
LVD
上図の通り、SCSIバスをアクセスするまでには、いくつか
最大
な変換ケーブルのラインナップを揃えています。
(本カタロ
グにあるケーブル接続例のページをご覧ください。)
また、
Wide SCSI と Narrow SCSI機器は変換アダプタで接続
LVD
外周に
60% 対し
程
ハ
ー
ド
デ
ィ
ス
ク
関
連
間で、
コマンドやステータスのやり取りに使われています。
このモードでは、データ送信1バイト毎にハンドシェイクが行
出現していますが、
これはアクセスするブロック位置によっ
上図のように、Wide機器の間にNarrow機器を接続すると、
ても左右されます。ハードディスクの場合は、上図の通り
Wideのホストコンピュータと末端のWide機器は、
ネゴシエー
外周アクセスでは高いパフォーマンスを持ちますが、内周
ションではWide接続モードを選択してしまいます。しかし、
では60%程度まで処理速度が落ちます。また、RAID装置
実際のデータ転送時には、中間にNarrowケーブルが使わ
では大きなキャッシュメモリーを実装しているので、
キャッシュ
れているため、上位バイトの転送エラーとなります。
P.21へ
19
GLUシリーズ
ランチボックスタイプ GLUシリーズ
常に業界の設計ポリシーを一歩リードする実績
と信頼のシングルハードディスク
ディスクの長期運用時の温度変化へ敏感に検知できる温度管理センサー、
オフ
ィス環境に適した静音化オートファンコントロールの搭載など、GLUシリーズは様々
な環境で広く使えるハードディスクです。
価格表の見方
機種
お使いの機種ごとにフォーマットを行
い出荷いたします。その際には型番
の「*」が右記のように機種ごとに変
わります。
仕 様
外部インターフェース/コネクタ形状
最大転送レート(SCSIバースト転送)
ファン
DC電源ユニット
消費電力(入力)
外形寸法/重量
備考
標準添付品
LVD対応 Ultra160 SCSI/D-subハーフピッチ68ピン(メス) 160MB/s
50mm×2
最大46W
約37W/55VA(AC100V±10V/50Hz∼60Hz)
200.0(W)×250.0(D)×65.0(H)mm/約2.5kg
VCCI準拠
SCSIケーブル[WW-100]
(ご使用のシステムに合うケーブルへ変更可能で
す「P.48参照」)×1、
アクティブターミネータ×1、ACコード(2P-3P変換コネ
クタ付属)×1
対応機種
Sun
DOS/V
NHP
NSG
AlphaStation
PC98
Macintosh
RS6000
HP
SGI
18.2GB
36.4GB
73.0GB
180.0GB
SUN
S
PCserver(Windows/Linux/FreeBSD)
PS
Mac・True64・RS6000
HP(HP-UX)
HP
SGI(IRIX)
SG
仕様
型番
7,200回転
10,000回転
N*18GLU
N*18GLU/10K
N*36GLU/10K
N*73GLU/10K
N*180GLU
10,000回転
7,200回転
標準価格
¥79,000
¥93,000
¥125,000
¥213,000
¥499,000
耐久性抜群のニューテック製ハードディスク
対応OS
型番
NS
NPS
容量
型番
対応OS
Sun OS 4.1.4(9GBモデルのみ)/Solaris2.4以上
WindowsNT4.0以上/2000
Solaris intel版2.5.1以上
FreeBSDカーネルバージョン2.2.8以上
Linuxカーネルバージョン2.2.16以上(条件付P.40参照)
AIX4.1以上
WindowsNT4.0以上/True64(Digital UNIX)4.0以上
Windows98/WindowsNT3.51以上/2000
MacOS8.1以上(B's Crew推奨。MacOS X Serverは除く)
AIX Ver4.1以上
HP-UX10.10以上
IRIX6.2以上
冷却ファンをダブルで実装し最大の効率でハードディスクを冷却できるように設計。
筐体内温度管理センサー/オートファンコントロール搭載。
GLUシリーズ内部構造
SUN内蔵用
SCSIモデルに加えUltra5/10用のIDモデルと
Blade1000に最適なFC-ALモデルを追加!
最新型のドライブは、同回転数のものでも1年前のテクノロジに比べ転送速度は
15%も向上しています。ニューテックでは常に最新のディスクを搭載。システムパ
フォーマンスのさらなる強化に貢献します。
SCSIモデル
容量
SCSI/FCモデル IDEモデル
Bootディスクとしても使用可能
18.2GB
36.4GB
73.0GB
仕様
型番
10,000回転
NS18GLUi/10K
NS36GLUi/10K
NS73GLUi/10K
Sun用に物理フォーマット済みなのでBootディスクとしてもご利用になれます。
FC-ALモデル(SunBlade1000対応)
よりコンパチビリティが高くなったホルダ(SCSI/FC-ALモデル)
容量
Sun内蔵スロットへのコンパチビリティを高め、UltraシリーズやEnterpriseシリーズはもちろん、
最新のFC-AL内蔵モデルへも対応可能にした新型ホルダを採用しました。また、ディスク基
盤面を保護するカバーを装着しています。
18.2GB
36.4GB
73.1GB
仕 様
外形寸法
重量
対応機種
3.5inch 1inchハイト
約0.8kg
SCSIモデル Ultra1/2/30/60/80、Enterprise220R/420R/250/450/3000
FC-ALモデル Blade1000
IDEモデル
Ultra5/10
標準付属品
なし
仕様
型番
10,000回転
NS18GFCi/10K
NS36GFCi/10K
NS73GFCi/10K
標準価格
¥77,000
¥104,000
¥189,000
標準価格
¥86,000
¥137,000
¥270,000
IDEモデル(Ultra5/10対応)
容量
60GB
75GB
仕様
7.200回転
型番
NS60GUAi
NS75GUAi
標準価格
¥51,000
¥76,000
ハ
ー
ド
デ
ィ
ス
ク
関
連
20
GLUシリーズ
タワータイプ GLU2/4/6シリーズ & GFC6
さらに大容量のSCSIモデルとSunBlade1000
に最適なFCモデル 充実のラインナップ
オートファンコントロールでデスクサイドでの稼動音を効率的に抑え、ホットスワッ
プにも対応した耐障害設計のハードディスクタワーに大容量モデルを追加。SunBlade1000に標準装備されているFCインターフェースに最適な、GFC6シリーズ
とLVDエクステンダを備え、FastSCSIからUltra160まで柔軟な接続かつ高い信
頼性を持つGLU4/6など多彩なラインナップを用意しています。
ハ
ー
ド
デ
ィ
ス
ク
関
連
価格表の見方
機種
お使いの機種ごとにフォーマットを行
い出荷いたします。その際には型番
の「*」が右記のように機種ごとに変
わります。
GFC6
型番
SUN
S
PCserver(Windows/Linux/FreeBSD)
PS
Mac・True64・RS6000
HP(HP-UX)
HP
SGI(IRIX)
SG
GLU2シリーズ
容量
仕様
36GB(18.2GB×2)
72GB(36.4GB×2)
146GB(73.0GB×2)
360GB(180GB×2)
GLU2/4/6
型番
標準価格
N*36GLU2/10K
10,000回転 N*72GLU2/10K
N*146GLU2/10K
7,200回転 N*360GLU2
¥250,000
¥286,000
¥478,000
¥990,000
GLU4/6シリーズ(ディスク2台搭載拡張可能モデル・フル実装モデル)
容量
仕様
109GB(18.2GB×6)
218GB(36.4GB×6)
438GB(73.0GB×6)
720GB(180GB×4)
デュアルループ接続が可能(GFC6のみ)
FCインターフェースを搭載したGFC6では、障害時の冗長性が高いデュアルループ接続が可
能。ピアツーピア接続だけでなく将来SAN環境へも対応します。
GFC6シリーズ
80mm径の大型ファン
109GB(18.2GB×6)
218GB(36.4GB×6)
438GB(73.0GB×6)
2基の大型ファンを搭載し、内部のディスクを効率よく冷却します。
(GLU2シリーズは1基)
容量
型番
標準価格
N*109GLU6/10K
¥646,000
10,000回転 N*218GLU6/10K
¥780,000
N*438GLU6/10K ¥1,380,000
7,200回転 N*720GLU4
¥1,990,000
仕様
型番
N109GFC6/10K
10,000回転 N218GFC6/10K
N438GFC6/10K
標準価格
¥720,000
¥990,000
¥1,820,000
※ 障害時の緊急な対処にそなえるための予備ディスクも販売しております。詳細はホームページまたは弊社
営業部へお問い合わせください。
TEL:
(03)5777−0852 E-mail:[email protected]
仕 様
GLU4/6シリーズ内部構造
ホットスワップ機構による素早いディスク交換
ディスクに障害が発生した場合、
システムを止めてメンテナンスを行うのは得策ではありません。
GFC、GLUシリーズに採用されているホットスワップ機構はドライブ毎に電源スイッチを設け、
万が一障害が発生した場合にも、ホストマシン及び稼動中のハードディスクの電源を切ること
なく故障したディスクを短時間で交換することができます。
LVDエクステンダ内蔵(GLU4/6のみ)
LVDエクステンダはSEモードのバスとLVDモードのバスを電気的に分離し、
それぞれのモード
対応したSCSI機器を接続できます。このLVDエクステンダを内蔵したハードディスクサブシス
テムは、SEモードのSCSIアダプタを持ったホストにもLVDのSCSIアダプタを持ったホストにも
対応できます。
ホストバスがLVDの場合
ホストがLVD
ホストバスがSEの場合
GLU4/6
ホストがSE
型番
GFC6
GLU4/6
GLU2
外部インターフェース D-sub9ピン(STP)
LVD対応 Ultra160 SCSI/ LVD対応 Ultra160 SCSI/
/コネクタ形状
(1ループあたり2個、デュア D-subハーフピッチ68ピン(メス) D-subハーフピッチ68ピン(メス)
Ultra Wide SCSI(シングルエンド)/
ルループ仕様)
D-subハーフピッチ68ピン(メス)
LVD動作時:160MB/s、SE動作時:40MB/s
最大転送レート
1.0625Gbit/s
ファン
80mm×1
80mm×2
DC電源ユニット
90W
150W
約86W/120VA
消費電力(入力)
約30W/45VA
約110W/155VA
(AC100V±10V/50Hz∼60Hz)
(AC100V±10V/50Hz∼60Hz)(AC100V±10V/50Hz∼60Hz)
160.0(W)×337.0(D)×278.0(H)mm/約12kg 160.0(W)×337.0(D)×
外形寸法/重量
176.0.0(H)mm/約10kg
HSSDC-DB9メタルケーブ SICIケーブル[WW-100]
(ご使用のシステムに合うケー
標準添付品
ル5m(STP)×2、STPルー ブルへ変更可能です「P.48参照」)×1、ACコード(2Pプバックターミネータ×2、3P変換コネクタ付属)×1
ACコード(2P-3P変換コネ
クタ付属)×1
アクティブターミネータ×3 アクティブターミネータ×1
対応OS
型番
NS
NPS
対応機種
Sun
DOS/V
NHP
NSG
AlphaStation
Macintosh
HP
SGI
GLU4/6
SEテープ装置
Ultra 160のバス性能を
維持したままSE機器を
接続可能。
GLU4/6以降では
LDVバスの接続性能を
利用。12mまで延長
対応OS
Solaris2.4以上
WindowsNT4.0以上/2000
Solaris intel版2.5.1以上
FreeBSDカーネルバージョン2.2.8以上
Linuxカーネルバージョン2.2.8以上(条件付P.40参照)
AIX4.1以上
WindowsNT4.0以上/True64(Digital UNIX)4.0以上
Mac OS 8.1以上(B's Crew推奨。Mac OS X serverは除く)
HP-UX10.10以上
IRIX6.2以上
※ GFC6の対応OSはFCホストアダプタに準じます。
(P.41参照)
21
SCSIバスをもう一度復習する
P.18より
今後のSCSI展望
現行のUltra 160 SCSIから、来年にはUltra 320 SCSI
最近のOSは、複数の命令をSCSI機器にいっきに送って、
でした。次世代の規格はUltra 320 SCSIと称しようとする
SCSI機器側で命令の順序を入れ替え高速化する、
コマン
中で、
この機能が標準となるのかオプションとなるのかが、
ドキューイング機能を使っています。この命令をバッファす
また大きな論争となっているようです。
のリリースが予定され、将来的にはUltra 640 SCSIまで
るキューが、多い方のSCSI機器では1024個ほど持ってい
の展望があります。しかし、Ultra 320 SCSIから期待が
ます。しかし、SCSIバスの一回のアビトレーション(バス占
あった、情報ユニット転送やQASなど、様々な機能拡張
有権の獲得)で送れるコマンドはたったの1命令です。
したがっ
情報ユニット転送
に対し、現在の情報では先送りの可能性が高くなってい
て、
そのキューをフルにするために、
コマンドを1024個送る
るようです。つまり、現行のUltra 160 SCSIをクロックアッ
ためだけでもSCSIバスを占有する合計時間は、
500KBのデー
ロックのようにバースト転送(Ultra 160 SCSIなら160MB/s)
プし、320MB/s転送のみを実現しようとする動きが強くあ
タを転送する以上(場合によっては数倍)に費やしてしまい
で送る機能です。もちろん、データブロックと同様に、CRC
ります。
ます。
しかし、現状SCSIバスがかかえている問題は、
データ転送レー
また、
この非同期モードにおいては、エラー検出機能がバ
トを高速化してもパフォーマンスアップにはならない点です。
スのパリティチェックのみであるため、
コマンドやステータス
Ultra 160 SCSIとはいえ、転送速度が160MB/sとなるの
のやり取りに対する信頼性も不十分です。例えば、1バイト
転送する際に2ビットのデータ化けがあった場合、
そのエラー
確認のやり取りのフェーズは全て、初期のSCSIから引き継
は検出できません。極端な例を述べれば、Readコマンドで
非同期モードでは、
このフェーズを一回実行するだけでも、
デー
タ転送を1ブロック
(512バイト)行なう以上に時間を費やし
ハ
ー
ド
QAS
デ
(Quick Arbitration and Selection) ィ
ス
ク
これは情報ユニット転送が有効な場合に機能しますが、通 関
常のバスアビトレーションよりも時間短縮されます。特に細 連
による強力なエラーチェックが行なわれます。
は、データブロックの転送中のみで、
その他の命令や状態
いだ5MB/sという低速な非同期モード使っています。この
キューイングされた複数のコマンドを一まとめして、データブ
も目的と全く違ったブロックを読み込む可能性もあるのです。
(もちろん、5MB/sと超低速なのでデータ化けは起こりにく
かいブロックアクセスが多い場合に大幅なパフォーマンスアッ
プになります。
いのですが)
その他にも、ハードウェア面での信号品質改善や、非同期
てしまうのですが、複数のタスクを持つサーバーOSでは、
そ
のタスク数に比例してフェーズ数が増加します。
したがって、
このような問題から、Ultra 3 SCSI規格には情報ユニット
モードにおけるエラーチェックの強化などがありますが、
この
このフェーズのオーバーヘッドを改善しない限り、転送速度
転送やQASなどを盛り込む筈でした。本来、
この機能が入
手の機能追加は標準的に盛り込まれると思われます。
を上げても大きなパフォーマンスアップとなりません。
れば現在のUltra 160 SCSIをUltra 3 SCSIと称する予定
コラム
MINI SANとNASどっち?
導入が容易なNAS
①ファイルオープンの
手続き
SANに比べ、
ストレージ本体内にファイルシステムを持つ
イーサーネット
分散サーバー環境の構築において大きな
課題となるストレージデータの共有する手
法をミニコラムとしてまとめました。
おわり
アプリケーション
サーバー
マスター
サーバー
SAN
Software
アプリケーション
サーバー
SAN
Software
SAN
Software
NASの場合、既存のネットワークをそのまま利用できるため
アプリケーション
サーバー
SAN
Software
システムアップが容易で、
さらに、量産タイプであるためコス
トの面でも大きなメリットがあります。SOHO環境の4∼5人
で使う共有ハードディスク的な使い方から、中程度の処理
能力を持つため、
この数年、大きな市場拡大が見込まれて
処理を複数のサーバーに分散する時には、
ストレージに保
ファイバーチャネル
ネットワーク
います。その他NASに関してはP22∼25にNAS製品の紹
FCスイッチ
FCスイッチ
介やコラムも用意しているので合わせてご覧下さい。
存されたデータの共有利用を必要する場合もあります。
②ファイルの読み書き
このようなシステム構築において、
SANにするかNASにす
全ての処理データが
流れるため、
ネットワークトラフック
が大きい。
NAS
るのかは常にシステムエンジニアの話題の中心となります。
そのどちらを利用するかは、
システム要件に応じて選択され
共有ボリューム
イーサーネット
ますが、大きく分けるとデータの処理量に応じて、大規模な
データ処理を必要とするシステムにはSAN、
それ以外の用
上の図は、
SANによる代表的な共有ボリュームのアクセス
途にはNASが採用されています。
手順ですが、①でイーサーネット経由でマスターサーバーか
アプリケーション
サーバー
アプリケーション
サーバー
アプリケーション
サーバー
らファイルオープン権限を獲得し、
その後の②で実際のファ
大規模データ処理向けのSAN
イルアクセスを行ないます。RAID装置自体はSCS
IやFC
機器と同様のDAS
(ダイレクトアッタチドストレージ)方式
NASは上の図の通り、処理に必要なデータは全てネットワー
SANの構築には、
FCに対応したRA
I
D装置などのハードウェ
でアクセスされるため、ハイパフォーマンスでのデータ読み
ク経由して転送されます。Giga bitイーサーネットを利用し
アと、ボリューム共有を可能にするソフトウェアがセットで必
書きが可能となります。このSAN共有ファイルシステムは
ても得られるデータ転送速度は30MB/s程度なので、大容
要になります。このSAN共有ボリュームを利用する全てのサー
NFSを拡張したGFS
(グローバルファイルシステム)
と呼ば
量データを処理するアプリケーションには不向きですが、既
バーには、
SAN用デバイスドライバがインストールされ、
そ
れ、
これと同様の処理系を持つ製品としては、ベリタス社の
存のネットワークに、
そのまま接続するだけで利用できる手
のサーバー機の内、一台がボリュームマスターとなり、
ファ
SAN Point Directがあげられます。
しかし、
ストレージアクセ
軽さと、NASを利用するアプリケーションサーバーにも、専
イルシステムをサービスします。また、共有ボリュームを利用
スに対して高いパフォーマンスを持つ反面、
ソフトウェア部
用ソフトが不要といったメリットは非常に大きいといえます。
する他のサーバー機は、常にボリュームマスターに問い合
分が大変高価であるため、小規模のシステムでは、
なかな
その他NASに関してはP.22∼25にNAS製品の紹介やコ
わせてファイルオープン権限を獲得します。
か導入し難いのが実態です。
ラムも用意しているので合わせてご覧下さい。
22
マックスアタッチ
MaxAttach NAS4100
貸出キャンペーン
実施中
新製品
SCSI搭載、GigabitEther対応、
1Uラックサイズの本格的なネットストレージ登場
期間:8月末まで
かんたんな設定ですぐに使えるMaxAttachに、様々な新機能を追加したMicrosoft Windows2000ベースのNAS専用OSを搭載。従来の1Uラックマウント仕様
に、新たにSCSI、Gigabit Ethernetなどのインターフェースも備え、ハードウェア仕
様も充実しています。
NAS4100(ラックマウントモデル)
容量
仕様
型番
160GB(40GB×4)
320GB(80GB×4)
128MBメモリ
256MBメモリ
E160ABE
E320BBE
標準価格
¥598,000
¥898,000
仕 様
機種
推奨するクライアント数
ネットワーク
対応OS
N
A
S
関
連
対応ネットワークサービス
320GBモデル
Microsoft powered NASでWindowsとの親和性がさらに向上
企業利用の最も多いWindowsクライアントに対して、
ネイティブなCIFSサービスをサポート。
MaxAttachはWindows2000ベースの専用OSを搭載し、LinuxOSをベースとした安価な
NASでは実現できないMicrosoftネットワーク完全互換のネットストレージを提供します。
対応ブラウザ
外形寸法
質量
消費電力
標準添付品
E160ABE
E320BBE
30台まで
10/100Base-Tx2
10/100Base-Tx2 、1000Base-Tx1
Windows95/98/NT/2000
NFSをサポートするUNIX
MacOS(8.x/9.x)
Clients(DFS、DHCP、DNS、WINS)
HTTP1.1、SNMPv3、MIB II、Telnet
Microsoft Internet Explorer 5.0以上
(設定時に必要となります。)
432(W)× 508(D)×45(H)mm 19インチラックマウント
12.3Kg
200W
Ethernetケーブル×1、ACアダプタ×1、MaxNeighborhood(管理ソフト)
×1、
ラックマウント搭載金具×1
UNIX、Macintoshなど様々なOSに対応
新たにRAID5をサポート
もちろん、UNIXで広く使われているNFSやMacintoshのAppletalk ネットワークもサポートしま
す(MacOSXは除く)。様々なOSが混在する複雑な環境にも1台のMaxAttachで対応。シン
プルにネットワークを管理可能です。
データの冗長性を確保するならRAIDは必須です。NAS4100では4台のハードディスクを搭載
し、従来のミラーリング、
スパニングはもちろん、RAID5も構成可能です。
SCSIサポートでMaxAttach単独のテープバックアップが可能
100Baseイーサネットを2ポート標準装備
またGigabit 搭載モデルも用意
10/100Base-Tネットワークポートを標準で2ポート搭載し、異なるセグメント間においてもルー
タに依存することなく共有を容易にします。また、320GBモデルではGigabit ネットワークポー
トを追加。高トランザクションのネットワークでも、100Baseにくらべ実測で5倍のスループットを
実現します。
トランクのサポート
例えば、
この100Base2つのポートをトランクして、200Mbit/sのネットワークとして利用も可能
です。ただし、
この構成はイーサーネットスイッチ側もトランクをサポートしている必要があります。
背面に備えられたSCSIインターフェースへテープドライブを接続することにより、
ネットワークト
ラフィックを意識しないでMaxAttachのバックアップが可能です。必要なソフトウェアはMaxAttachに同梱。Webブラウザからの操作が可能です。
高度なセキュリティ
Webブラウザからのユーザー個々のアクセス制限管理だけでなく、
ADS(Active Directory Service)
/NDS/NISに対応しすでに設置されているサーバーでの一元管理が可能です。
256MBメモリ搭載(320GBモデル)
UP LINK
トランクに対応した
イーサネットスイッチ
オフィス系アプリケーションでも、最近では数MBの大きなファイルを扱うことが普通となってき
ました。サイズの大きい文書ファイルや表計算ファイルのやりとりが頻繁な環境でもオンキャ
ッシュで処理できる256MBのメモリを標準搭載しています。
※160GBモデルは128MBとなります。
100Base×2CH=200Mbit/s
100Base×2CH=200Mbit/s
MaxAttach NAS4100
MaxAttach NAS4100
ディスク交換について
ネットワークを二つのセグメントで利用する
P.24で説明している、
サーバーの階層化にも応用できます。MaxAttachにアプリケーションを
インストールして利用する場合には、
ネットワークセグメントをサービス側とストレージ側に分け
ることもできます。また、1000Base実装モデルなら、
アプリケーション側に100Baseを2Chトラ
ンクで利用し、
ストレージ側に1000Baseを利用すると高速です。
NAS4100/3000共通仕様
MaxAttach NAS4100
アプリケーションサーバー
MaxAttach NAS4100
アプリケーションサーバー
ハードディスクは障害が発生した際に、MaxAttachの電源を切った状態での交換が可能です。
取替え手順についてはPCハードウェアの知識を要しますので、
ニューテック独自のハードウェ
アマニュアルをご覧になりながらの作業を必要とします。また、安価なオンサイトメンテナンス
も用意しておりますので是非、弊社営業部までお問い合わせください。
イーサーネットSW
DFSによって階層化された
DFSによって階層化
階層化された
ファイルサーバー群(サーバーファーム)
もちろん、
MaxAttachでの構成も可能。
ん、MaxAttach
MaxAttachでの構成
構成も可能。
可能。
Windowsでの日本語、ロングファイル名に完全対応
日本のオフィス環境で普段使用されている日本語混在のロングファイル名/ディレクトリ名を
そのまま利用できます。
MaxAttach NAS4100
アプリケーションサーバー
アプリケーションサービス側の
セグメント
ストレージサービス側の
セグメント
※個々のアプリケーションはお客さま側でのインストールなるので、MaxAttachに関するサポートは、NAS機
能(ファイルサーバー)に限定されます。予めご了承ください。
日本語の設定画面、Webブラウザからのかんたん管理
専用の設定メニューがMaxAttachにインストールされており、
ネットワークにつながったWindowsクライアントからWebブラウザでアクセスするだけで、
かんたんに設定可能です。
23
MaxAttach カスタマイズサーバー
ニューテックでは、MaxAttach NAS4100をベースにカスタマイズした、
サーバーモ
デルを発売します。今回紹介するのは、NetVaultベースのバックアップサーバーと、
Confidence ATAをMaxAttachのストレージとして増設した、NAS-RAIDサーバー
です。
MaxAttachバックアップサーバーの標準構成
MaxAttach NAS4100
NetVault
Server
Wide SCSI接続
(サーバー・クライアントの区別無し)
区別無し)
クライアントの区別無
Windows系
Windows系
バックアップ
クライアント
バックアップ
クライアント
バックアップ
クライアント
Windows系
バックアップ
クライアント
NAS4100単体でご購入の場合は、NAS機能のみのサポートとなりますが、
カスタマイズサーバーではMaxAttachと周辺機器を組み合わせたシステムで
のサポートを受けられます。また、別途オンサイトメンテナンスなどの保守オプ
ションも用意しておりますので、
ニューテック営業部までお問い合わせください。
MaxAttachバックアップサーバー
5台までのWindows系OSをバックアップ
Windows系OSをバックアップ
5台までのWindows
Windows系
カスタマイズサーバーのトータルサポートは
ニューテックが承ります
Windows系
オートローダーラックマウントの
DDS4の6巻(1∼3連)
またはLTOの11巻タイプ
バックアップ
クライアント
NetVaultの管理は
Windowsのインターネット
エクスプローラで!
MaxAttach NAS4100にラックマウント型のテープオートローダーをセットアップし、NetVault
バックアップサーバーをプレインストールしたサーバー製品です。
特にテープ装置とバックアップソフトは、
サーバー機との互換性やインストールパラメータ設定
など難しいとの指摘が多いのですが、
ニューテックでプレインストールされたバックアップサー
バーであれば、
システムアップも容易ですし、互換性トラブルの心配もありません。あとは、バッ
クアップサーバーをラックに実装し、バックアップクライアントとなる他のサーバーへNetVault
エージェントをインストールするだけです。
※ NetVaultの3年間保守が付属しています。詳細はP.36をご覧ください。
ライセンスキーは固定IPアドレスが確定後の申請となります。
5Uラック LTO 11巻 オートローダーインクルードモデル
標準インストールモデルは図の通りの構成となりますが、Open Clientオプション
の追加でLinuxやSolarisなどの、
さまざまなOSをバックアップクライアントとしてサ
ポート可能です。
また、バックアップクライアントも5台分の追加オプションが用意され、最大10台の
サーバーやクライアントをバックアップできます。
その他、バーチャルライブラリなどのオプションも用意されています。
(NetVaultの詳細はP.36を参照してください。)
MaxAttach NAS-RAID
MaxAttachにデータベースサーバーなどをインストールする場合で、特に重要なデータを配置
するボリュームにはハードウェアRAIDを設置したいといった要求にはMaxAttach NAS-RAID
をお奨めします。MaxAttachからRAIDを利用可能な設定にし、Confidence ATAのラックマ
ウントシリーズとシステムアップして出荷しています。
仕様
型番
NAS4100 (40GB×4)
LTO(2.2TB)計6U
〃
(80GB×4)
NLTOAR-E160
NLTOAR-E320
標準価格
オープン
※ このモデルにはNV6-BLDGRPL が同梱されます。
(P.37参照)
2Uラック DDS4 6巻×3ドライブ オートローダーインクルードモデル
仕様
型番
NAS4100 (40GB×4)
DDS4(720GB)計3U
〃
(80GB×4)
NDDS4AR3-E160
NDDS4AR3-E320
標準価格
オープン
※ このモデルにはNV6-BLDGRPLとドライブ台数分のNV6-ASLDAが同梱されます。
(P.37参照)
また、1ドライブや2ドライブのモデルも用意しておりますので、
お問い合わせください。
MaxAttachには、基本OS やアプリケーションソフトの実行モジュールを配置し、RAID装置の
ボリュームには、データベースの実データやログ、
テンポラリを配置し、データベースの処理性
能と、ディスクトラブル時のメンテナンス性を向上します。
(データベースサーバーは別途購入
が必要です。)
また、P.37で紹介しているNetVaultのバーチャルテープライブラリをインストールすれば、
RAIDバックアップサーバーの構築も可能です。
ConfidenceATA 2Uラック(60GB×8)インクルードモデル
仕様
型番
標準価格
NAS4100 (40GB×4) ConfidenceATA
NR420ATA-E160
〃
(80GB×4) 420GBモデル 計6U NR420ATA-E320
¥1,510,000
¥1,786,000
容量
型番
標準価格
160GB(80GB×2)
A1602BE
MaxAttach NAS3000
¥398,000
仕 様
推奨するクライアント数
ネットワーク
対応OS
対応ネットワークサービス
対応ブラウザ
外形寸法
質量
消費電力
標準添付品
10台まで
10/100Base-T x1
Windows95/98/NT/2000
NFS をサポートするUNIX
Clients(DHCP、DNS、WINS)
Microsoft Internet Explorer 5.0以上(設定時に必要となります。)
280(W)×230(D)×65(H)mm
3.5Kg
約60W/100VA
10/100Base-T ケーブル(RJ45)×1、ACアダプタ×1、MaxNeighborhood
(管理ソフト)×1、Reflect-It 英語版×1
ミラーリングが可能
ハードディスクを2台搭載しているモデルではミラーリング設定が可能です。
クライアントライセンス無制限
Windows/UNIX に対応
多くの商用サーバーOSにあるクライアントライセンス制限はありません。またMaxAttachを快
適なパフォーマンスで使用するためのクライアント数については、
それぞれのモデルの仕様「推
奨する利用クライアント数」をご参照ください。
UNIXにはNFSに対応しmountコマンドなど使用可能、WindowsではSMBに対応しエクスプ
ローラから利用可能です。
※ NFS・SMBでの同一ディレクトリの共有はできません。
簡易セキュリティ
E-mailによる障害通知機能
万一障害が発生した場合にも、E-Mailで障害状況を管理者へ自動的に知らせることができます。
Windowsクライアントへのみ、ユーザーレベルまたは共有レベルの簡易セキュリティ機能を使
用できます。またWindwosドメインサーバー上でユーザー/パスワード管理を行えるパススル
ーモード設定も可能です。
N
A
S
関
連
24
単にファイルサーバーとしてのNASから、Webやメールなど単一サービスを個々に実装するサーバーを総称
して、
サーバーアプライアンスと最近では呼ばれています。今回はサーバーアプライアンスとして進化する
MaxAttach NAS4100をベースに、
その応用を紹介します。
N
A
S
関
連
サーバーアプライアンス
MaxAttach NAS4100
分散ファイルシステムDFS
(Distributed File System)
バーへダイレクトアクセスします。つまり、
この時のアクセスデー
タは、全社のPublicサーバー、管理部用サーバーなどを経由
することがなく、
アクセスするサーバーのみの負荷となります。
ネットワーク上に複数配置される、MaxAttach NAS4100
したがって、
こういった分散ファイルシステムは、
クライアン
Windows 2000ベースのNAS専用OS、Windows Pow-
や他のWindows系サーバーのボリュームをネットワーク上
ト数の多い環境でもパフォーマンスの改善につながり、
そし
eredに変更になりました。このため、Windowsクライアント
でロジカルに統合する分散ファイスシステムDFSを標準サ
てまた、容易なボリューム拡張を可能にします。
のアプリケーションから利用する、
ネットワークストレージとし
ポートしています。ネットワーク上に配置される複数のサーバー
今回のMaxAttach NAS4100からは、
マイクロソフト社の
ての親和性が高まりました。また、Windows Poweredは、
は、個々が所有するストレージの物理ボリュームを、
ネットワー
基本的にはディスプレイとキーボードが接続されない無コン
クユーザーへ公開していますが、
サーバー数が多くなると目
DFS共有ホルダ
ソール環境に対応したWindows 2000です。
的のサーバーを探すのも困難になります。DFSは、
こういっ
複数のDFSサーバーに共有ホルダを設けると、
そのホルダ
このWindows Poweredのコンソールは、Windowsクライ
た複数サーバーを階層ディレクトリと同様に、
ロジカルな関
を共有するサーバー間でファイルの内容が同期し更新され
アントのインターネットエクスプローラが、
その役割を代行し
連付けて階層化する技術です。
したがってDFSを導入する
ます。また、
この同期には、任意の時間設定が可能です。
ます。
と、複数サーバー環境であっても、
ネットワークユーザーから
この機能は全社の共通情報が、部門毎のサーバーに同一
MaxAttachの管理画面
の見かけ上は、1つのサーバーの任意ディレクトリをアクセ
情報が配置されるため、情報のマスターとなるサーバーへ
スしているように感じます。
のアクセス集中を回避することが出来ます。特にユーザー
図の通りDFSでは、複数のサーバーをロジカルに階層化し、
数が多い環境下において、
ファイルサービスのレスポンス
操作性は階層ディレクトリと同一になります。また、階層化し
低下が見られる場合に有効です。また、DFSのRootに対
ていても下位のサーバーアクセスが、上位サーバーの負荷
してもホルダ共有が可能です。この機能は、一種のクラス
になることがありません。例えば、Rootのサーバーから階層
タサーバー動作に似ており、例えば一方のDFS Rootサー
を下がって経理課のサーバーにたどり着き、
そのサーバーを
バーがダウンしても、
もう一方のRoot共有するサーバーがファ
アクセスしても、
そのクライアントコンピュータは経理課のサー
イルサービスを補います。
DFSの例
MaxAttach 経理課 用
MaxAttach 管理部 用
MaxAttach 総務課 用
MaxAttach 全社 Public Root
基本的なNASとしてのストレ−ジやセキュリティ・ネットワー
MaxAttach 営業1課 用
ク設定などの操作は全てWeb上で行なわれ、
その他詳細な
サーバー設定は、Windowsターミナル画面が起動します。こ
MaxAttach 営業部 用
MaxAttach 営業2課 用
の例では一般のWindows 2000と同様のコントロールパネ
ルを開いた状態を表示しています。このターミナルウィンドウ
からであれば、MaxAttachにさまざまなサーバーアプリケーショ
ンを実装できます。
したがって、バックアップサーバーや、
デー
タベースサーバーなど目的に応じた機能追加が可能です。
追加されたI-Oポートの利用
ニューテックでは、MaxAttach NAS4100にバックアップソ
デバイスドライバなどのソフトウェアがインストールされます。
(SCSIポートにシステムBoot可能なデバイスを接続する場
フトとラックマウントのテープ装置をインクルードしたMaxAt-
MaxAttach NAS4100からUltra 160 SCSIが標準実装さ
合には、BIOSの設定変更を必要とします。)
tachバックアップサーバーなどの、付加価値販売を開始い
れています。シングルのテープ装置やDVD/CDなど、
さま
また、
シリアルポートはUPSからのシャットダウン信号の入
たします。
(P.23参照)
ざまなSCSIデバイスが利用出来るようになりました。接続
力が可能になりました。停電に備えるためのUPS利用は、
されたSCSIデバイスは、Windows 2000の標準サポート機
安全なシステム運用には欠かせない機能であるため、是非、
器であれば、ハードウェアウイザードによって自動認識され
導入されることをお奨めいたします。
おわり
25
NetApp filers®(米国 Network Appliance,lnc.製)
リモートストレージとしても利用できるNAS
のハイグレードモデル
NASはファイルサーバーとしてのニーズ以外にも、
データベースサーバーなど様々
なサーバーアプリケーションのリモートストレージとしてのニーズも高くなっています。
こういったリモートストレージとしてのハイパフォーマンスと、
テラバイトをオーバーす
る拡張性を備えたシステムです。
NetApp Filers : ¥5,024,000∼
(F85タワーCIFS・NFS 最大構成ディスク容量 216GB、ユーザー容量 121.2GB)
※ 価格や仕様につきましては、顧客営業課までお問い合わせください。
Tel:
(03)5777−0887 E-mail:[email protected]
仕 様
NetApp F85タワー
NetApp F85ラック
NetAppF740 NetAppF820 NetAppF840 NetAppF85タワー NetAppF85ラック
NetAppファイラー
Network Appliance Data ONTAP
OS
256MB
3GB
1GB
512MB
メモリ
64MB
128MB
32MB
不揮発性メモリ
−
ネットワーク×1
10
12
6
PCI拡張容量
ネットワークポート
(標準)
10/100×1、100×1
10/100×1
ネットワークポート(オプション可能数)
1000Base SX ×1
−
6
4
3
テープバックアップ用SCSIポート FWD標準
LVD×2
オプション
オプション
FWD又はLVD×1 FWD又はLVD×2
1.5TB
648GB(シェルフ追加時)
最大ファイルシステムサイズ
216GB
1TB
最大データ容量
648GB
3TB
6TB
216GB
1TB
サポートハードディスク
FC-AL
SCSI
電源
90∼254VAC
110/220V
90∼250VAC
消費電力
300W
330W
240W
温度(度)
10∼40
10∼35
湿度(%)
10∼90
8∼80
重量
29.03kg
25kg
29.03kg
22.67(H)×44.45(W)
ファイラー本体
6U
5U
×59.69(D)cm
−
3U
ディスクシェルフ
3U
−
340W
ディスクシェルフ(FC9)
300W
WAFLログ構造化ファイルシステム
WAFLログ構造化ファイルシステムで書き込み性能を最適化し、動的inodeを割り当て、
スナ
ップショット機能でファイルシステムのオンラインバックアップを行います。また最大31のスナッ
プショットを保持可能です。
クオータ管理が可能
FileViewでWebブラウザーからの管理が可能です。ユーザ、
グループに対し容量やファイル
数での制限が可能です。また、障害時のE-Mailによる通知、週単位でのステータス通知をサ
ポートしています。
独自OS DataONTOAPを搭載
NetApp F840
40,000KBと巨大なOSであるWindows2000に対し、約500KBと身軽でかつレスポンスのよ
い独自OSを搭載しています。シンプルながら50個のコマンドをサポートし、
リブート時間3分弱
と短時間で起動します。
※ 基本モジュールとドライブシェル8台の構成例です。
高速バックアップのサポート
静的バックアップもNetVault(P.36参照)のネットアップオプションによりLANを経由せず高
速バックアップが可能です。
クラスター構成でノンストップ動作
小∼中規模向け低価格版登場
F85は省スペース設計ながら、
ラックモデルで最大648GB(実効約535GB)、
タワ
ータイプで最大216GB(実効約157GB)
までサポートの新機種です。
機能は上位機種と同じDataONTOAPをOSとして採用しています。
各機種は、最大データサイズとサポートネットワークインターフェースの数に違いが
あり、使用環境に合わせて選択できます。各機種それぞれが最大構成でのパフォ
ーマンスを出すためにメモリ等ハード構成が最適化されています。
購入時にはソフトオプション(必須)
としてCIFS、NFSのどちらかか、
もしくは両方
を選べます。
CIFSは、Windows用ファイルサーバー機能であるNTFSに相当するセキュリティ
機能を提供します。ユーザー管理は、
ドメインコントローラーに対してパススルー機
能が利用できます。
NFSは、UNIX用ファイルサーバー機能で、NFSのバージョンv2/v3をサポートし、
NISでのユーザー管理も可能です。
CIFSとNFS両方を選択するとUNIX、Windows間のファイルの共有も可能にな
ります。また、ディスクを増設しRAIDグループに追加する作業のみで、最大ファイ
ルシステムまでの拡張がシステム稼動を続けたまま行えます。
2台のNetAPP本体をクラスターケーブルで接続し、
それぞれのディスクをFCで接続、
かつクロ
スに接続します。お互いに相手の動作を監視しあい、一方に障害が発生するともう一方がハ
ードディスクのコントロールとネットワーク構成を引継ぎ、ユーザーからは障害復旧中も意識す
ることなくサービス提供を継続できます。
スナップミラー(オプション)
オプションでスナップミラーを搭載することによりLAN/WAN経由のデータのミラーリングも
可能になります。
したがってトラブル発生時のデータリストアがネットワーク越しのミラーボリュ
ームから可能となるディザスタリカバリ構成も可能です。
オプションのネットワークインターフェース
10/100Baseを1または4ポート
ギガビットイーサー(SX)
FDDI
ATM(OC-3/12)
740/820/840
740/820/840/F85ラック
740/840
740/840
保守に関して
標準で1年間のハードウエアオンサイト保守と1年間のソフトウエアの保守が含まれます。また、
F8××シリーズとF85は3年間のパーツ保証、F7××シリーズは1年間のパーツ保証が含ま
れます。
これ以降に関しては個別保守契約となるので、別途お問い合わせください。
N
A
S
関
連
26
Sonic WALL
堅牢、確実なハードウェアファイアウォールを
1ボックスボディで実現
無法地帯とも言えるインターネットからの不法
侵入者から内部ネットワークを守ります
従来のファイアウォールには、
コンピュータを用意し専用のソフトウェアを導入して
ファイアウォールを実現していたため、
その導入から運用までは専門のシステム管
理者を必要とし、
コンピュータのため障害復旧には、時間がかかりました。
SonicWALLは、ハードウェアファイアウォール(ステートフルインスペクション技術)
のため障害に強くノンストップ動作を実現します。ファームウェのバージョンアップ
により順次最新のサービスや攻撃にも対応可能です。
ディスクトップタイプ
( TELE2 / SOHO2 / XPRS2 )
デスクトップタイプ
N
A
S
関
連
ラックマウントタイプ
( PRO / PRO-VX )
スタンダードモデル
製品名
型番
SonicWALL SOHO TELE2
NSW-SOHO5TEL2 ¥170,000
コンテンツフィルタ1年間ライセンス付
標準価格
型番
標準価格
−
−
サテライトオフィス向け5ユーザー、5セッションVPN付
SonicWALL SOHO2 10
NSW-SOHO10-2 ¥140,000 NSW-SOHO10-2/CF1Y ¥188,000
小規模オフィス向け10ユーザー、
コンテンツフィルタサポート可
SonicWALL SOHO2 50
NSW-SOHO50-2 ¥300,000 NSW-SOHO50-2/CF1Y ¥348,000
中規模オフィス向け50ユーザー、
コンテンツフィルタサポート可
SonicWALL XPRS2
NSW-XPRS2
¥420,000 NSW-XPRS2/CF1Y
¥498,000
高トラフィックタイプ、無制限ユーザー、
コンテンツフィルタサポート可、DMZポート付、VPNオプション
現在、
インターネットでは悪意利用のためのポートスキャンが頻発しています。
しか
も、
この種の攻撃は定期的にネット上の複数サーバーに行われており、
セキュリテ
ィホールのあるプログラムを発見するとサーバーの乗っ取りを行います。そして、
そ
のサーバーを経由してまた他のサイトへ攻撃を再開します。
インターネット側に配置するサーバー上で、
プログラムがセキュリティホールの無い
状態に保つことは非常に困難です。現在、安全と思われているプログラムでも、
将来まで安全かどうかは保証されません。このようなプログラムに対し、SonicWALLを使用することで、必要なサービスのみアクセス可能な状態とすれば、
アク
セス不可能な部分にセキュリティホールが存在しても、サーバーは攻撃を回避す
ることが可能です。
サーバーの乗っ取りが目的と考えられる攻撃が主ですが、最近ではサーバー上の
サービスの動作を停止する目的の攻撃も増加してきています。これらの攻撃の対
処する方法としてファイアウオールが有効です。SonicWALLはハードウエアにフ
ァイアウオールとしての機能をオールインワンで実装しているため、簡単な設定と
ノンストップでの動作を提供します。
ラックマウントタイプ
スタンダードモデル
コンテンツフィルタ1年間ライセンス付
製品名
型番
標準価格
SonicWALL PRO
NSW-PRO
¥650,000 NSW-PRO/CF1Y ¥728,000
型番
標準価格
高トラフィックタイプ、無制限ユーザー、
コンテンツフィルタサポート可、DMZポート付、
100セッションVPN付
SonicWALL PRO VX
NSW-PROVX
¥1,400,000
−
−
高トラフィックタイプ、無制限ユーザー、
コンテンツフィルタサポート可、DMZポート付、
1000セッションVPN付、VPN暗号化アクセラレータ付
ハードウエアファイアウォールのため停電等でもメンテナンスフリー
ログ、
フィルタ、
アクセス詳細設定項目などは、必要に応じて個別に設定することも可能で、
エ
ラー発生時にsyslog出力やメールでの障害通知を行います。
また、
デフォルトセキュリティとして機能停止攻撃(Syn Flood、Ping of Death、IP Spoofing、
Land Attack、Smurf Attach)
からDMZ、内部ネットを守ります。
機能
ブラウザからの簡単な設定・管理ツール
Web上から全項目の設定や、ヘルプを日本語環境で提供。ヘルプは全設定項目について詳
細説明が閲覧でき、設定時の不明点などを分かりやすくサポートします。
また、
ファームウェアのアップグレードや以前設定した内容の書き出しおよび読み込みといっ
た作業を簡単に行える設計で、
メンテナンスの際の負担も軽減できます。
基本動作モードは、標準・NAT有効・DHCPクライアント・PPPoEクライアントの4種類があり
ます。
標準
SonicWALLはフィルターブリッジとして動作します。グロバールアドレスのみの環境で部分的
にセキュリティを確保したい用途に適しています。
仕 様
ハードウエア仕様
製品名
CPU
RAM
フラッシュメモリ
電源
インターフェース
WAN
DMZ
LAN
外形寸法(W×D×H)
重量
最大同時セッション数
LAN側ユーザー数
VPNセッション数
コンテンツフィルタ
ハイアベイラビリティ機
標準付属品
ラックマウントタイプ
SonicWall PRO-VX
SonicWall PRO
233Mhz-StrongARM RISC
16MB
4MB
電源内蔵、84VAC-264VAC
SonicWall XPRS2
デスクトップタイプ
SonicWall SOHO2 50
SonicWall SOHO2 10
Toshiba TX3927 133Mhz
8MB
3MB
付属ACアダプター入力、出力5VDC、2.0A
SonicWall TELE2
10/100Mbpsイーサーネット
(RJ45)×1
10/100Mbpsイーサーネット
(RJ45)×1
44.4×20.4×4.4 cm
2.7kg
30000
1000
6144
無制限
100
○
オプション
ACケーブル×1、LANケーブル(クロス、
ストレート)×各1
※ VPNセッション数欄は、最大登録数を表します。
( )内はVPNアップグレード使用時の数値です。
ハイアベイラビリティ機能は、2台のソニックウオールでリダンダント構成をくむことです。
LAN側ユーザー数は、IPアドレスがついた端末の数です。
無し
10/100Mbpsイーサーネット
(RJ45)×1
20.9×16.5×5.1 cm
0.48kg
3072
3072
3072
50
10
(25)
(10)
オプション
−
ACアダプタ×1、LANケーブル(クロス、
ストレート)×各1
3072
5
5
27
本社
支社A
LANポート
WANポート
WANポート
SonicWALL PRO-VX
ハブ
ハブ
ルータ
ルータ
SonicWALL PRO-VX
LANポート
ルータ
ルータ
ハブ
ハブ
イントラネット
サーバ
Eコマース
サーバ
DMZポート
SSL
アクセラレータ
Web
サーバ1
VAN
ロード
バランサ
インターネット
ハブ
ハブ
DBサーバ
FTP
サーバ
Web
サーバ2
WANポート
LANポート
ルータ
ルータ
Mail
サーバ
ハブ
ハブ
SonicWALL TELE2
N
A
S
関
連
支社B
NAT有効
SonicWALLはWAN/DMZ側をグローバルなネット用に、LAN側をプライベートなネットの一
般的なプロバイダー接続用にと使い分けます。
一般のプロバイダーに接続する場合、最近ではグローバルアドレスとして8または16個のアド
レスを支給されるます。社内の接続したい端末数がこれよりも多い場合、NAT(ネットワークア
ドレストランスレーション)
を使用して内部アドレスにインターネットで 割りあてられないプライ
ベートアドレスを使用してネットワークを組み、
ファイアーウオールでIPアドレス変換をさせてイ
ンターネットにアクセス可能とします。
プライベートアドレスは以下の通りです。
クラスA
クラスB
クラスC
10.0.0.0
172.16.0.0
192.168.0.0
−10.255.255.255
−172.31.255.255
−192.168.255.255
インターネット接続を考慮した場合、
これらのアドレスを使用して内部ネットワークを組めば、
イ
ンターネット接続のための使用アドレスの変更等が発生しずらくなり、管理にかかる手間も軽
減します。
ルータ
ルータ
WANポート
DMZポート
SonicWALL PRO-VX
LANポート
DNS、MAIL、WWW
WWW
キャッシュサーバ
社内ネットワーク
プライベートアドレス
VPN(バーチャルプライベートネットワーク)
DHCPクライアントとPPPoEクライアントでのNAT
CATVやxDSL等のサービスプロバイダーに接続する用途で使われます。
これらの接続の場合、接続時にプロバイダーからアドレスを1つ割り当てられます。これは動的
マッピングで常に同じアドレスが割り当てられるとは限りません。アドレスを動的に取得する手
段としてDHCPやPPPoEがあり、
これに対応するNAT機能をSonicWALLは備えています。
コンテンツフィルター搭載
標準ではドメインとURL内のキーワードによりアクセスの可否を設定可能ですが、年単位ライ
ンセンスのコンテンツフィルターオプションを購入するとインターネットCyberNOTリストを使用
して、
さらに高度なフィルター制御が可能となります。
以下のようなサイトに対して項目に分類され項目別に許可、不許可の設定が可能です。
暴力(精神的/肉体的)、性的描写、差別、麻薬関係、
アルコール、
タバコ等。
ユーザー認証により、
フィルター機能のON/OFFの設定ができます。また、内部WWWサー
バーと連携したフィルターコントロールも可能です。
アクセスルール
SonicWALLはバージョン5.11Jにバージョンアップし、ルールに対し曜日と時間での動作を設
定可能になりました。また、ルールを変更する際には、SonicWALL本体の再起動は必要あり
ません。
さらに、
サービスの追加に関してもポート番号の範囲指定が可能になりました。
* 工場出荷時には主要なサービスが登録されています。
最近のWAN接続の分野では、競争の激しいインターネット接続料金の方が拠点間接続の
専用線料金よりやすくなっています。
NTT 1.5M専用線
OCNスタンダート
15km
1.5M
319,000円/月(回線スピード保証)
230,000円/月(回線スピードは保証されない)
また、xDSLやFTTH等地域により安くて速い回線のサービスも開始されつつあります。
( 2001/3 調査 )
社内ネットを専用線接続しているなら拠点ごとに近接のプロバイダー経由でインターネット接
続し、
かつ距離が短くなる分費用が安くなるので、
その分を回線スピードを増やすことが可能
になります。インターネット接続された拠点間をSonicWALLのVPN機能により内部LAN間を
接続します。この間の通信は暗号処理されたパケットでのやりとりとなるためセキュリティ上か
らも安心です。
暗号化複合化処理にはCPUパワーを必要とするため、VPNアクセラレータ内蔵のSonicWALL PROVXを本社に導入し複数拠点を接続すればサーバー関係を本社側で一括管理
可能となります。
支社側は規模に合わせてPRO、TELE2又はこれ以外の機種を設置した場合でも、VPNオプ
ションの追加により、本社側のSonicWALL PROVXへの接続が可能です。
ホスティングサービスにおいても、SonicWALL経由でホスティングサーバーを設置する事によ
り、
リモートVPNクライアントサーバーより安全にホスティングサーバーのメンテナンスが可能と
なります。
全国に散らばったSonicWALLの一括管理には、
オプションのSonicWALL Global Management Systemにより複数拠点のSonicWALLをイベントモニタリング、ポリシー管理、負担管
理、
ファームのアップデート、
グループ化しての設定変更等が可能になります。
もちろん、IPSecに準拠しており、
ファイアーウオール-1互換モードにも対応しているため、他
社製品との接続も可能です。
ハイアベイラビリティ(2重化)
SonicWALL VX(標準)、
プロ(オプション)
では、2台使用して行うクラスタ動作をサポート可
能となりました。
2台をネットワークに並列に接続してハイアベイラビリティ設定をしておくと、2台がそれぞれプ
ライマリとバックアップとして動作します。プライマリ用の1台に障害が発生した場合でも、バッ
クアップ用に設定されたもう1台が動作を引き継ぎます。その間に故障した一台を交換でき、
運用を止めることなく安全にサービスを提供します。
インターネット接続システムの構築アドバイス
LANのスピードとくらべるとどうしてもWAN回線のスピードは遅くなります。利用頻度の高い
WWWサイトへのアクセスを快適にするために、
キャッシュサーバーの導入をお勧めします。専
用のアプライアンスサーバーもいろいろな機種が発売されている上、余っているPCにPCUNIXを入れてSQUID等の使用も比較的優しくなりました。この用途のサーバーとしては、
メ
モリとハードディスクがあればパソコンで十分作成可能です
28
LTO Ultrium オートローダ
1ユニットで2.2TB(2:1圧縮時)の
LTO Ultriumオートローダが登場
大容量・高度なバックアップシステムに最適です
LTOテクノロジーを駆使した高速・大容量のUltriumドライブを実装した11巻オー
トローダの登場が、今まで煩わしかったデータ保護をバックアップソフトウェアと組
み合わせることで、曜日ごとの差分、増分バックアップと週末のフルバックアップと
をフル活用できるソリューションを提供します。2:1圧縮で200GB容量のテープが
11巻、32MB/sの高速ドライブで環境に合わせたスケジューリングが可能です。
容量
仕様
標準価格 キャンペーン価格
型番
バーコードリーダー無し N2.2TLTOA/LW-C ¥2,320,000 ¥1,990,000
LTO Ultrium1
(200GB×11巻)
バーコードリーダー付き N2.2TLTOABR/LW オープン キャンペーン準備中
2.2TB
仕 様
規格
ドライブ数
スロット数
記憶容量
バックアップ速度
●搭載しているUltriumドライブが業界最速の115.2GB/hを達成。
T
A
P
E
関
連
●19インチラック
(5U)に実装可能なラックマウントキットオプションを用意。
●バーコードリーダーオプションでより高速なテープローディングが可能。
●11巻マガジンによるバルクローディングでテープをまとめて管理可能。
別売オプション
仕様
型番
ラックマウントキット
N200×11LTOA/LW用 11巻マガジン
バーコードラベル
標準価格
NSTUQ
NSTUZ11
NSTUL
オープン
LTO Ultrium1
1
マガジン11
2.2TB(2:1圧縮時)/1.1TB(非圧縮時)
115.2 GB/h=32MB/s(2:1圧縮時)
57.6GB/h=16MB/s(非圧縮時)
外部インターフェース/コネクタ形状 LVD対応Ultra2WideSCSI/D-subハーフピッチ68ピン(メス)
外形寸法/重量
438(W)×514.3(D)×203(H)mm/20.9kg
MTBF(ドライブ)
250,000時間(100%デューティーサイクル)
ヘッド寿命(ドライブ)
30,000時間
バッファメモ(ドライブ)
64MB
消費電力
約126W/180VA
備考
VCC
I準拠
標準添付品
SCSIケーブル[WW-100]
(ご使用のシステムに合うケーブルへ変更可能で
す「P.48参照」)×1、
アクティブターミネータ×1、Ultriumデータテープ×11、
クリーニングテープ×1、ACコード
(2P-3P変換アダプタ付き)×1
この製品はバックアップソフトが必須です。 詳細はp37及びp38の「バックアップソフト早見表」をご覧ください。
LTO Ultrium バックアップ装置
Seagate製 LTO Ultriumバックアップ装置が
115.2GB/hの転送速度と200GBの大容量を実現
AIT-2の2.5倍速32MB/s
(2:1圧縮時)の転送速度を達成。他メーカーのLTO
U
l
t
r
i
umと比較しても最高速を誇ります。
1巻あたり200GB
(2:1圧縮時)の大容
量がメディア管理を簡素化します。リニアテープ採用がテープパスをシンプルで短
くし、外部の影響を受けにくい品質を維持します。メディアもDDSなどで実績のあ
るMP(MetalParticle)が採用され、長期保存に優れています。既存のテープ装
置の長所を生かし、新たなテクノロジーを付加することでこれらを実現しています。
NetVault for UNIX 45日評価版添付 p.36
BackupExec for Windows NT/Windows 2000 60日間評価版添付 p.38
●圧縮アルゴリズム内に記録境界・ファイルマークを埋め込みファイル境界で無駄なスペー
スなく、最大限のデータを書き込みます。
●非接触無線方式の高信頼性カートリッジメモリー(LTO-CM)にメディア情報を記録する高
速ローディングタイプ。
対応OS
Sun OS 4.1.4以上、Solaris2.4以上
WindowsNT4.0SP3以上
Windows2000
※ LinuxにつきましてはP.40を参照してください。
HP
SiliconGraphics
HP-UX10.20以上
IRIX6.2以上
仕様
200GB
LTO Ultrium1 NLTO200G/LW-C
型番
標準価格
キャンペーン価格
オープン
¥848,000
仕 様
●データの性質を自己判断し圧縮・非圧縮を自動的に切り替えデータを保存。
SUN
Intelサーバ
容量
規格
記憶容量
バックアップ速度
LTO Ultrium1
200GB(2:1圧縮時)/100GB(非圧縮時)
115.2 GB/h=32MB/s(2:1圧縮時)
57.6GB/h=16MB/s(非圧縮時)
外部インターフェース/コネクタ形状 LVD対応Ultra2WideSCSI/D-subハーフピッチ68ピン(メス)
外形寸法/重量
190.5(W)×304.8(D)×171.4(H)mm/約5.44kg
MTBF(ドライブ)
250,000時間(100%デューティーサイクル)
ヘッド寿命(ドライブ)
30,000時間
バッファメモリ
(ドライブ)
64MB
消費電力
約29W/41VA
標準添付品
SCSIケーブル[WW-100]
(ご使用のシステムに合うケーブルへ変更可能で
す「P.48参照」)×1、
アクティブターミネータ×1、Ultriumデータテープ×1、
ク
リーニングテープ×1、ACコード
(2P-3P変換アダプタ付き)×1
LTO Ultrium サプライ品一覧
仕様
LTO Ultrium用200GBデータテープ(Ultrium1)5本/1パック
型番
N200G/LTO-5
標準価格
オープン
仕様
LTO Ultrium用クリーニングテープ5本/1パック
型番
NT-CL/LTO-5
標準価格
オープン
29
完全密封型 DDS4 オートローダ
大容量・高速転送システムをDDS4で実現した
3連装オートローダのラックマウントモデルが新登場
デスクトップ
シール構造の完全密封メカ、
サファイヤブレードの採用が、DDS4装置ではひとつ
上の信頼性グレードを実現した製品です。シングル装置、
オートローダ単体に加え、
3連装ラックマウント型オートローダの追加で選択肢が広がりました。19.8GB/hの
転送速度、DLTに迫る40万時間のMTBFでサーバ用途でも安心して使用できる
ドライブで、
システム構成を柔軟に行えます。
ラックマウント
容量
仕様
型番
240GB(40GB×6巻)
480GB(40GB×12巻) 2Uラックマウント
720GB(40GB×18巻)
240GB(40GB×6巻) ディスクトップ
1ドライブ搭載
2ドライブ搭載
3ドライブ搭載
1ドライブ搭載
標準価格
N240×1DDS4AR/LW ¥714,000
N240×2DDS4AR/LW ¥1,150,000
N240×3DDS4AR/LW ¥1,590,000
オープン
N240DDS4A/MP
仕 様
熱に強い完全密封ドライブ
環境温度が35℃でも安定動作する、発熱の少ないドライブメカを搭載。さらに完全密封で外
部からのホコリの進入をカットし、MTBF4万時間を実現。障害発生率を大幅に抑え長期間の
運用を可能にします。
完全密封ドライブ
ケースが密閉されている
ため、対流が発生しない
テープ挿入口から
放熱のための通風向へ
空気の対流が発生する
非密封ドライブ
冷却ファンへ
冷却ファンへ
リ
ホコホ
コリ
リ
コ
ホ
リ
ホコホ
コリ
ホコリ
シリンダー キャプスタン
テープに付着した汚れを取り除く
サファイアブレード
サファイヤプレード
テープ自体に付着する汚れをドライブに引き込まれる前に除
去する、サファイヤブレードを採用することにより、古いテープ
を使用した場合でもリードエラーの発生を抑え4万時間のヘ
ッド寿命を実現しています。
汚れ
型式
規格
ドライブ数
スロット数
記憶容量
バックアップ速度
デスクトップ
ラックマウント
DDS4
1
1∼3
マガジン6巻
マガジン6∼18巻
720GB(2:1圧縮時)/360GB(非圧縮時) 240GB(2:1圧縮時)/120GB(非圧縮時)
57.9GB/h=5.5MB/s×3ドライブ(2:1圧縮時) 19.3GB/h=5.5MB/s(2:1圧縮時)
28.8GB/h=2.75MB/s×3(非圧縮時)
9.6GB/h=2.75MB/s(非圧縮時)
外部インターフェース/コネクタ形状
LVD対応 Ultra2 SCSI/D-subハーフピッチ68ピン(メス)
ファン
80mm×1
DC電源
83W×2(ホットスワップ対応)
−
外形寸法/重量
449[19"]
(W)×509(D)×
245(W)×295(D)×118(H)mm
88[2U]
(H)mm/約14.3kg
/約5.3kg
MTBF(ドライブ毎)
483,000時間(12%デューティーサイクル)
ヘッド寿命(ドライブ毎)
6,000時間
バッファメモリ
(ドライブ毎)
10MB
消費電力
約53W/80VA
約29W/41VA
SCSIケーブル[WW-100]
(ご使用のシステムに合うケーブルへ変更可能です「P.48
標準添付品
参照」)×1、アクティブターミネータ×1、ACコード(2P-3P変換コネクタ付属)×1
DDS4データテープ×6∼18、
クリーニ DDS4データテープ×1、
クリーニング
ングテープ×1∼3
テープ×1
この製品はバックアップソフトが必須です。 詳細はp37及びp38の「バックアップソフト早見表」をご覧ください。
完全密封型 DDS4 バックアップ装置
300万台の実績*1があるSeagate社製密封型DDS4ドライブ
エントリーモデルからミッドレンジモデルまでをカバーします
*1:WorldWideでのSeagate社製DDS4の販売実績です。
故障の原因になる塵を寄せ付けない密封型メカ、
テープメディア上に付着した汚
れを除去するサファイアブレードの採用で信頼度が向上。
容量
仕様
型番
40GB
DDS4
N40DDS4/X13MPEX
標準価格
オープン
仕 様
規格
記憶容量
バックアップ速度
外部インターフェース/コネクタ形状
外形寸法/重量
MTBF
ヘッド寿命
バッファメモリ
消費電力
標準添付品
NetVault for UNIX 45日評価版添付 p.36
BackupExec for Windows NT/Windows 2000 60日間評価版添付 p.38
対応OS
SUN
Intelサーバ
SunOS4.1.4以上、Solaris2.4以上
WindowsNT4.0SP3以上
Windows2000
※ LinuxにつきましてはP.40を参照してください。
HP
SiliconGraphics
HP-UX10.20以上
IRIX6.2以上
DDS4
40GB(2:1圧縮時)/20GB(非圧縮時)
19.3GB/h=5.5MB/s(2:1圧縮時)、9.6GB/h=2.75MB/s(非圧縮時)
LVD対応 Ultra2 Wide SCSI/D-subハーフピッチ68ピン(メス)
175(W)×254(D)×85(H)mm/約2.2kg
483,000時間(12%デューティーサイクル)
6,000時間
10MB
約16W/23VA
SCSIケーブル[WW-100]
(ご使用のシステムに合うケーブルへ変更可能で
す「P.48参照」)×1、
アクティブターミネータ×1、DDS4データテープ×1、
ク
リーニングテープ×1、ACコード
(2P-3P変換コネクタ付属)×1
DDSサプライ品一覧
仕様
DDS4用150mデータテープ(40GB)5本/1パック
DDS3用125mデータテープ(24GB)5本/1パック
型番
NT-150m-5
NT-125m-5
標準価格
¥28,000
¥14,900
仕様
DDS2用120mデータテープ(8GB)5本/1パック
DDS用ヘッドクリーニングテープ5本/1パック
型番
NT-120m-5
NT-CL-5
標準価格
¥9,200
¥6,800
T
A
P
E
関
連
30
いかにRAID装置でハードウェアに故障対策しても、
データの消失はRAID装置が関与できない人為的な誤
操作もハードウェア障害に匹敵するほど多く、
その他にもソフトウェアのバグやネットワークトラブル、
コンピュー
タウィルスなど様々な消失原因があります。ここでは、バックアップの重要性と、最終的なバックアップメディア
であるテープ装置について解説しています。
なぜデータバックアップが
必要なのか
T
A
P
E
関
連
かデータを救う手段が残されるため、特に重要なデータのバッ
プも可能とするので、
ネットワーク化されたストレージ機器の
クアップには静的なメディアへのバックアップを奨めます。
データの集合バックアップ管理にも適しています。
また。どのメディアにバックアップするのかは、
そのデータの
現在のように、
コンピュータを中心としてビジネスが成り立
重要度とシステム要件により選択も可能ですが、一次バッ
つ社会では、
データの消失は企業の存続をも左右するほど
クアップメディアとして高速なRAID装置などを利用し、二
の大きな問題であり、
それだけにデータバックアップを重要
次バックアップメディアとしてテープ装置を利用する手法も
視しなければなりません。データの消失につながる原因は様々
今後のトレンドになる可能性が高いと言えます。
ですが、
そもそも実体のないデータを保護するには、運用シ
(P.34 コラム7:バックアップソフトの活用を参照)
テープ装置の駆動方式
静的なメディアを代表するテープ装置には様々な規格があ
ステムの障害対策だけでは十分ではありません。データは日々
ります。大きく分けるとリニアスキャン方式とヘリカルスキャ
刻々と更新され、
システムオペレーションの中でも思い違い
ン方式の二つの駆動方式に分類できます。
によるデータ削除や、
ソフトウェアトラブルによるデータ消
滅の危機にさらされています。ニューテックの行なったアン
ケート調査でも、意外に人為的なミスによるデータ消失は
多く、
その約4割を占めています。
したがって運用環境にRAID装置を採用しても、
これはあく
RAID装置など
動的なメディアを使う利点
ヘッド
従来、
テープ装置を使ったバックアップを行なっていたユー
までシステムの冗長性確保を目的に行なうものでデータバッ
ザーで多く取り上げられた問題は、
シングルのテープドライ
クアップとは異なります。いかなるハードウェア障害対策も、
ブにメディアを挿入したまま、
日次・周次でのバックアップを
人為的なミスやソフトウェアのバグ、
そしてコンピュータウィ
自動的に行っていたため発生したトラブルです。シングルテー
ルスが存在する限り、常にデータ消失の危険性にさらされ
プドライブの場合、装置を利用していない時はメディアを取
ているのです。
り外しておかないとメディアが損傷する場合があります。特
データ消失の主な原因
ヘリカルスキャン方式
カセット
ヘッド
にこういったトラブルはDDSで多く、いざストレージの損傷
1.9%
0.5%
でバックアップデータをリストアしようとした時に、
メディアに
:ハードディスクの故障で消失
:人為的なミスで消失
:消失の経験無し
11.8%
:その他
:未回答
書かれたデータが読み込めなくなるといった障害が発生し
テープ
ています。こういった静的なメディアを動的なメディアと同
等に扱うことは非常に危険です。
46.8%
39.0%
データバックアップを、
この方法で行なうのであれば、RAID
トラック
装置などをバックアップ装置として利用した方がむしろ安
全です。もちろん、
テープ装置に比べると数倍∼20倍程度
AIT、DDS、Exabyte、MAMMOTHなど
の転送速度もつRAID装置であれば、バックアップでのサー
※ 2000年1月のニューテック
(回答数:374件)
アンケート調査より
バーメンテナンス時間も大幅に短縮できます。
(P.37参照)
リニアスキャン方式
ヘッド
動的なメディアと
静的なメディア
テープ装置など
静的なメディアを使う利点
動的なメディアへのバックアップは常に稼動状態にあるため、
データバックアップ先には、ハードディスクなどのように常に
コンピュータウィルスのファイル破壊ターゲットにもなりかね
コンピュータとオンライン状態で存在する動的なメディアと、
ません。また、先にも述べたように、装置からメディアを取り
不必要な時はデータが保存されたメディアを機器から取り
外せる利点は災害時に有効です。特に、企業の存続をも
外しのできる磁気テープなどの静的なメディアがあります。
左右する重要なデータは、定期的なフルバックアップをとっ
動的なメディアは高速なバックアップを可能とし管理も容
たメディアを銀行の貸金庫へ保管しても良い程です。つま
易ですが、ハードウェア障害の危険性を残しています。静
り、静的なメディアへのバックアップとは、
コンピュータネット
的なメディアへのバックアップは、必要の無い時は装置か
ワークからデータを完全に切り離して、データを保管できる
ら取り出し、金庫などに保管できるといったメリットがあります。
唯一の手段であり、最大のメリットなのです。
したがって火災などの最悪な事態に追い込まれても、何と
また、
ライブラリ装置の利用では巨大なデータのバックアッ
カセット
ヘッド
テープ
トラック
DLT、LTOなど
31
RAID装置のコストダウンから始まる
サーバーストレージの分散化
リニアスキャン方式は歴史が古く代表的な製品にはDLT
用しているため、最大8巻のメディアを実装できる小型オー
の装置のサプライ品を入手するにも苦労してしまうこともあ
があげられます。歴史が長い分、
過去から蓄積された磁気テー
トローダータイプの製品も用意され、専用ソフトの利用で
り、
テープでのデータ長期保存も目的とするユーザーにとっ
プとの互換性を前提にするシステムに多く採用されています。
240GBクラスのバックアップも可能です。
(オートローダー
ては大きな問題です。また、
テープとして唯一生き残った統
テープは単純な経路を通過するだけで記録されるので、
テー
オプション付きのバックアップソフトが必須です。)
一規格のDDSもありますが、現時点、次世代製品への計
プは何度も繰り返してデータを上書きする耐久性に優れ、
ただし、
グラフの通りヘッド寿命が短いので、毎日のバックアッ
画は中止となりました。こういった混乱した市場の中、互換
また、記録密度が低い分ビット単位面積が大きくなり、磁
プを必要とするシステムでは、AITやDLT・LTOクラスの製
性維持しながら性能面でも他社に遅れることなく、進化を
気保持力も大きいため、長期に安定した保持品質を維持
品の方が適しているといえます。
し続けたQuantum社のDLTが一人勝ちしているのも当然
の結果とも言えます。
できます。ヘリカルスキャン方式は、テープが回転ヘッドを
半周する複雑な経路を通過するために、
テープの繰り返し
AIT
使用に耐久性が低いのではと考えられていましたが、ハイ
エンドのAITなどは高度なテープテンションコントロールやテー
AIT規格は、ヘリカルスキャン方式で高信頼性・長寿命を
プとヘッドの摩擦を最小限に抑えるエアフィルム機構など
実現しているので、サーバ機での毎日の自動バックアップ
が搭載されたため、
この問題点も解決していると言えます。
に適しています。AIT-1では70GB、AIT-2では100GBの容
また、記録密度が高いため省スペースといった点も大きな
量までをサポートできます(容量は2:1圧縮時)
メリットです。
もちろん、DDSと同様にコンパクトであるため小型オートロー
DLTの世代と互換性
Super DLT
最大220GB
グレード
DLT-8000
最大80GB
ダーも用意されており、
4巻搭載モデルのAIT-1製品では280GB、
AIT-2モデルでは400GBの容量をサポートします。
DLT-7000
最大70GB
しかし、次世代製品の大幅な開発遅延が、LTOやSuper
テープ装置の導入検討
DLTとの容量アップ・速度競争に追いつかず、規格として
T
A
P
E
関
連
は一世代遅れています。なお、
AI
T製品は、本カタログに掲
基本的には二種類の駆動方式がありますが、導入したい
載されていませんが取り扱いは継続しておりますので、
ご入
システムの要求するパフォーマンスと信頼性、
そして予算
用の際にはお問い合わせください。
DLT-4000
最大40GB
DLT1
最大80GB
によって選択できます。
要求に対するテープ装置の仕様は、やはりハイグレードな
DLT
ものほど信頼性や高速性を確保できますが、機種別に耐
常に互換性を維持してきたDLTは、
これまでバックアップ装
久性能の目安となるようグラフを作成しました。
置では事実上のスタンダードの地位を確保してきました。
3年間を耐久目標とした場合の1日分の
バックアップ可能容量(毎日)
現行のDLT-8000では80GB(2:1圧縮時)の容量をサポー
トし、DLT-Ⅳ規格のテープフォーマットを利用する前モデル
DLT-4000(2:1圧縮時40GB)/DLT-7000(2:1圧縮時70GB)
容量(GB)
1578.08
1600
Read互換
世代
Read/Write互換
※1. 表示される最大容量値は2:1圧縮時。
※2. 互換性は下位の装置に対する表現なので、例えばDLT-7000
が最大70GBのフォーマットで書いたメディアはDLT-4000で読
むことはできません。
とのREAD/WRITE互換モードを持っています。また、
リニ
1500
ア方式はヘリカルスキャン方式に比べるとコンパクトでな
1400
い分、
どうしてもオートローダーは大きな装置となってしまい
DLT1の採用によって転送速度と容量のアップを実現し
1300
ますが、逆に100巻クラスの大きなライブラリ装置ではサポー
ました。もちろん従来DLT-4000∼8000シリーズに採用
トメーカーが多くバリエーションが豊富で、
テラバイト級の大
されていたDLT tape Ⅳメディアに対しRead互換を維
きな容量のバックアップに適しています。
持しています。
1200
1084.93
1100
986.3
1000
最新型のSuper DLTは、 新型のテープメディアSuper
986.3
DLT1
900
一方、
こういったDLTの一人勝ちに対抗するために、複数
のメーカーの協力体制よって統一規格化されたテープフォー
800
ハイエンドのバックアップ市場におけるスタンダードともい
700
641.55
600
295.89
300
200
100
75
54.25
50
25
S社 DDS-4
新AIT-1 AIT-2
DDS-3 密封
DLT1
DLT
8000
Super
DLT
LTO
としたバックアップ市場において、
エンドユーザーから十分
しては、やはりリニアテープを選びたいというユーザーへ向
な信頼を得ること難しくなっているためです。つまり、
その製
けて、DDS並みのコストを実現しています。DLT-Ⅳ規格の
品のシリーズ継続性や、サプライ品の供給体制が特に重
テープを利用しますが、独自のフォーマットによりDLT-
要なのです。こういった市場背景からメーカー間の協力体
8000と同容量の80GBを実現します。バックアップ性能は
制が生まれ、
さらに後発メーカーがいつでも参入できるよう、
DLT-8000の半分の6MB/s(2:1圧縮時)
とDDS-4程度で
リニアテープのオープンフォーマットとして公開されました。
40GB
70GB 100GB 80GB
80GB 220GB 200GB
8.6
GB/h
19.8
GB/h
28.1
GB/h
43.2
GB/h
43.2
GB/h
21.6
GB/h
72.5
GB/h
換が取れる点が大きなメリットです。
LTO規格のテープフォーマットには二種類のメディアが用
Super DLTとLTO Ultriumに関しては次項に特記します。
アに対応した製品のみ出荷されています。Ultriumタイプ
意されていますが、一方のUltriumタイプと呼ばれるメディ
容量 24GB
速度
マットの非互換メディアを供給していては、長期保存を目的
プ装置として市場投入されました。テープバックアップに対
す。また、DLT-4000で書き込まれたテープに対しRead互
7.89
0
マッ
トがLTOです。これは、
従来のようにメーカー毎に独自フォー
えるDLTのメディアを利用し、一般にも導入し易いリニアテー
115.2
GB/h
のメディアはDLTテープに対しサイズ・形状がほぼ同一で、
DLT用のテープライブラリ装置の流用が可能です。
したがっ
2:1 圧縮時記録速度(GB/h)×ヘッド寿命の50%(時間)÷1095(日)
=1日分バックアップ要領(GB)
て、LTO対応製品の開発が短期間に行なわれ出荷される
新世代テープフォーマット
Super DLT と LTO Ultrium
見込みです。
これまでのテープ装置は、
さまざまなメーカーから独自規格
アを採用したため、将来はテラバイトオーダーへの展望もあ
で可能とします。
のテープフォーマットが出現し混乱してきた業界で、一時的
り、今後のバックアップシステムの長期的な運用を考えて
ヘリカルスキャン方式ならではのコンパクトなメディアを利
にトレンドとなった装置もいつの間にか消滅してしまい、
そ
いく上で、採用検討の中心となりうるテープ装置です。
DDS
少ない予算で40GB(2:1圧縮時)
クラスのバックアップま
Super DLTもLTO Ultriumの双方とも、最新技術のメディ
おわり
32
Super DLT バックアップ装置
DLT4000/7000/8000とリード互換のあるSuperDLT
過去の資産を継承する高速・大容量バックアップ装置
既に業界標準と化したDLT規格、
これらの資産とリード互換のある、高速・大容量
なデバイス、
それがSuperDLTです。SuperDLTの登場は新たなステージの第一
ステップの始まりです。長年培った耐障害性、耐久性はもちろん、
そのテクノロジは、
巨大化するデータのバックアップに必要不可欠なバックアップ装置を提供します。
容量
仕様
型番
標準価格
キャンペーン価格
220GB
SuperDLT
N220SDLT/LW-C
オープン
¥874,000
仕 様
規格
記憶容量
バックアップ速度
NetVault for UNIX 45日評価版添付 p.36
BackupExec for Windows NT/Windows 2000 60日間評価版添付 p.38
T
A
P
E
関
連
●220GB*1の大容量、22MB/s*1の高速転送を実現。メディアの裏面には特殊被膜が施さ
れ光学式サーボ・
トラックを使用して業界最高のトラック密度を実現。MRCヘッドは同じサ
イズの従来型磁気ヘッドより高速なデータ転送速度と高密度記録を実現。
●DLT8000、DLT7000、DLT4000及びDLT1でDLTtapeⅣフォーマットのテープに書かれた
データを読み込み可能な下位リード互換を実現。
●SuperDLTテクノロジはロードマップで1カートリッジ2TB*1の計画があります。Quantum社
が貫いてきた下位互換が、
トータルの投資費用を抑えることでしょう。
*1 2:1圧縮時。
SuperDLT
220GB(2:1圧縮時)/110GB(非圧縮時)
79.2GB/h=22MB/s(2:1圧縮時)
39.6GB/h=11MB/s(非圧縮時)
外部インターフェース/コネクタ形状 LVD対応 Ultra 2 Wide SCSI/D-subハーフピッチ68ピン(メス)
外形寸法/重量
175.26(W)×325.12(D)×160.02(H)mm/約6.27kg
MTBF
250,000時間(100%デューティーサイクル)
ヘッド寿命
30,000時間
バッファメモリ
32MB
消費電力
約26W/37VA
備考
VCCI準拠
標準添付品
SCSIケーブル[WW-100]
(ご使用のシステムに合うケーブルへ変更可能で
す「P.48参照」)×1、
アクティブターミネータ×1、SuperDLTtape1×1、ACコ
ード
(2P-3P変換コネクタ付属)×1
SuperDLT/DLT8000/DLT1共通 対応OS
SUN Sparcシリーズ
SUN Ultraシリーズ
Intelサーバ
SolarisIntel版2.5.1以上
HPシリーズ
SiliconGraphicsシリーズ
Sun OS 4.1.4
Solasis2.4以上
WindowsNT4.0 SP3以上、Windows2000、
SolarisIntel版2.5.1以上
※ Linux、FreeBSDにつきましてはP.40を参照してください。
HP-UX10.10以上
IRIX6.2以上
DLT8000 バックアップ装置
DLT8000は標準の過去の資産を継承し、
耐障害性に優れたバックアップシステム
メディア5巻
添付キャンペーン
添付キ
長期にわたって互換性を維持してきたDLTは、
コンピュータのバックアップテープ
として開発され、業界スタンダードのバックアップ装置です。リニアトラッキング方
式を採用するDLTは、
もっとも単純なテープパスを経由し巻き取られるため、テー
プの巻き込みによるデータテープへのダメージが発生せず、
また、
メカ的にも故障
が起こりにくい機構です。
容量
仕様
型番
80GB
DLT8000
N80DLT/LW-C
標準価格
オープン
仕 様
規格
記憶容量
バックアップ速度
NetVault for UNIX 45日評価版添付 p.36
BackupExec for Windows NT/Windows 2000 60日間評価版添付 p.38
●リード/ライトにおいて、既存のDLTtapeのフォーマットと下位互換性を保持。
●パフォーマンスを最大限に引き出すため、ホストのスループットに適合する、バリアブル・スピ
ード・レコーディング方式を適用。
●50,000時間のレコーディング・ヘッド寿命、1,000,000パスのメディアの耐久性、100%の
デューティサイクルで250,000時間のMTBFを実現。
●圧縮時80GBの容量と12MB/sの転送速度を実現。
DLT-5
80GB(2:1圧縮時)/40GB(非圧縮時)
43.2GB/h=12MB/s(2:1圧縮時)
21.6GB/h=6MB/s(非圧縮時)
外部インターフェース/コネクタ形状 LVD対応 Ultra Wide SCSI/D-subハーフピッチ68ピン(メス)
外形寸法/重量
175(W)×325(D)×165(H)mm/約6.35kg
MTBF
250,000時間(100%デューティーサイクル)
ヘッド寿命
50,000時間
バッファメモリ
8MB
消費電力
約28W/40VA
備考
VCCI準拠
SCSIケーブル[WW-100]
(ご使用のシステムに合うケーブルへ変更可能です
標準添付品
「P.48参照」)×1、アクティブターミネータ×1、DLTtapeⅣデータテープ×1、
DLT1専用クリーニングテープ×1、ACコード(2P-3P変換コネクタ付属)×1
※対応OSについてはSuperDLT、DLT8000及びDLT1が共通となります。SuperDLTの対応OS表をご参
照ください。
SuperDLT/DLT サプライ品一覧
仕様
SuperDLT用データテープ(SuperDLTtapeⅠ)5本/1パック
DLT8000/7000/4000/DLT1用データテープ(DLTtapeⅣ)5本/1パック
型番
N220G/SDLT-5
N80G/DLT-5
標準価格
オープン
仕様
型番
標準価格
DLT8000/7000/4000用クリーニングテープ5本/1パック
NT-CL/DLT-5
オープン
NT-CL/DLT1-5
DLT1用クリーニングテープ5本/1パック
※SuperDLTはクリーニング不要です。また、DLT用クリーニングテープはSuperDLTでは使用できません。
33
DLT1 バックアップ装置
メディア3巻
添付キャンペーン
添付キ
リニアテープを身近にしたDLT1バックアップ装置
新たな規格がDDS4並のコストパフォーマンス
を発揮
DLT4000とのリード互換を確保しながら、80GBの大容量を実現したDLT1は、
DLTテクノロジを拡張した新たな規格のバックアップ装置です。DLTと同様、
リニ
アトラッキング方式を採用した、非常にコストパフォーマンスの優れた製品です。小・
中規模サーバシステムで高いコスト比率をもつバックアップ装置を一新するデバ
イスになり得ます。ローコストのPCサーバなどに最適なバックアップ装置です。
容量
仕様
型番
80GB
DLT1
N80DLT1/LW-C
標準価格
オープン
仕 様
NetVault for UNIX 45日評価版添付 p.36
BackupExec for Windows NT/Windows 2000 60日間評価版添付 p.38
●DLT4000/7000/8000で広く使用されているDLTtape Ⅳテープが利用可能です。
DLTtapeⅣテープで80GB*1のバックアップが可能。6MB/s*1の転送速度でDDS4並の
パフォーマンス。
●DLT8000との互換性はなく、DLT4000で書かれたデータの読込みのみ可能(DLTtapeⅣ
テープに限る)。
●DLT1は新たなテクノロジの採用で部品点数を減らし低価格化、省電力化を実現しました。
●ロードマップではDLT1.5(5.25インチハーフハイトでDLT1と同パフォーマンス)のリリース
や大容量のDLT2、3が開発予定となっていて投資コストを削減できることでしょう。
*1 2:1圧縮時。
規格
記憶容量
バックアップ速度
DLT1
80GB(2:1圧縮時)/40GB(非圧縮時)
21.6GB/h=6MB/s(2:1圧縮時)、
10.8GB/h=3MB/s(非圧縮時)
外部インターフェース/コネクタ形状 LVD対応 Ultra Wide SCSI/D-subハーフピッチ68ピン(メス)
外形寸法/重量
212.85(W)×277.88(D)×100.08(H)mm/3.94kg
MTBF
200,000時間(100%デューティーサイクル)
ヘッド寿命
30,000時間
バッファメモリ
2MB
消費電力
約25W/36VA
VCCI準拠
VCCI準拠
標準添付品
SCSIケーブル[WW-100]
(ご使用のシステムに合うケーブルへ変更可能で
す「P.48参照」)×1、
アクティブターミネータ×1、DLTtapeデータテープ×1、
DLT1専用クリーニングテープ×1、ACコード
(2P-3P変換コネクタ付属)×1
※対応OSについてはSuperDLT、DLT8000及びDLT1が共通となります。SuperDLTの対応OS表をご参
照ください。
T
A
P
E
関
連
9巻 DLT オートローダバックアップ装置
DLT8000
搭載モデル
&
DLT1
搭載モデル
DLTテープ9巻で720GBのバックアップ容量
DLT8000モデルとDLT1モデルでシステム
構築の幅が広がります
長期にわたるデータ資産を簡便に管理し、
そしてより大きなデータのバックアップ
に手頃なオートローダです。ユーザーとシステム管理者の両者が簡単に操作でき
る設計で、
システム診断および状況レポートがフロントパネルに表示され、迅速か
つ簡単なテープローディングを可能にしています。既存のDLT8000モデルに加え、
DLT1モデルが登場。バックアップ容量やスケジュール、
テープローテーション
など、バックアップ運用にあわせて機器を選択することが可能です。
※DLT8000モデルは既存のDLTtapeフォーマットとリード/ライトの下位互換性を保持。
DLT1モデルはDLT4000でDLTtape IVテープに書かれたデータを読み込み可能。
容量
仕様
720GB(80GB×9巻)
DLT8000/1ドライブ搭載 N80×9DLTA/LW
DLT1/1ドライブ搭載
NDLT1×9A/LW
型番
標準価格
オープン
仕 様
●720GB*1の大容量、DLT8000モデルでは43.2GB/h*1、DLT1モデルでは21.6GB/h*1の
転送速度。データの更新が少ないシステムやバックアップ時間を十分に確保できるシステ
ムにはDLT1モデルが適しています。
●筐体にDLTテープ9巻収納(6巻マガジン+固定スロット3)
●6巻マガジンによるバルクローディングを採用
●メディアローテーションに最適
9巻のテープを曜日毎に割り当て、バックアップソフトウェアによるスケジュール設定により、
自動バックアップが可能です。例えば月曜日から金曜日は差分または増分バックアップで5
巻使用、土曜日にフルバックアップを週ごとに1巻使用すれば、
メディア9巻で4週分作成す
ることが可能です。
*1 2:1圧縮時。
型番
規格
ドライブ数
スロット数
記憶容量
バックアップ速度
N80×9DLTA/LW
DLT-8000
NDLT1×9A/LW
DLT1
1
マガジン6巻+固定3巻
720GB(2:1圧縮時)/360GB(非圧縮時)
43.2GB/h=12MB/s(2:1圧縮時) 21.6GB/h=6MB/s(2:1圧縮時)
10.8GB/h=3MB/s(非圧縮時)
21.6GB/h=6MB/s(非圧縮時)
外部インターフェース/コネクタ形状
LVD対応Ultra2WideSCSI/D-subハーフピッチ68ピン(メス)
外形寸法/重量
229(W)×660(D)×235(H)mm/約25kg
MTBF
200,000時間
ヘッド寿命
30,000時間
50,000時間
バッファメモリ
2MB
8MB
消費電力
約120W/158VA
備考
VCCI準拠
対応メディア
DLTtapeIV
DLTtapeIV、DLTtapeIIIXT
標準添付品
SCSIケーブル[WW-100]
(ご使用のシステムに合うケーブルへ変更可能で
クリーニン
す「P.48参照」)×1、
アクティブターミネータ×1、DLTTapeⅣ×9、
グテープ×1、ACコード
(2P-3P変換コネクタ付属)×1
この製品はバックアップソフトが必須です。 詳細はp37及びp38の「バックアップソフト早見表」をご覧ください。
34
近年、
ますます巨大化する様々なデジタルデータに合わせてストレージ機器の大容量化が進んでいます。
また、
サーバーやストレージの分散化による複雑なデータ配置はバックアップを煩雑にしてしまいます。バック
アップ管理を容易にし、複数に分散化したサーバーを確実に、
かつ高速にバックアップするには、専用のバ
ックアップソフトの利用を奨めます。
高速化が要求される
データバックアップ
ありとあらゆるコンテンツがデジタル化される現在、
ストレー
ジ機器の大容量化に伴ってデータバックアップの高速化は、
T
A
P
E
関
連
システム運用における最大の課題となっています。例えば
6MB/sのバックアップ性能を持つテープ装置を利用した場
合、毎時21.6GBのデータをバックアップ可能ですが、
ミッド
インクリメンタルバックアップ時の注意
台数に反比例してバックアップ時間を短縮することができ
インクリメンタルバックアップを継続し続けると、管理するテー
ます。単体で24時間かかるバックアップも、2台利用すれば
プの数が増え過ぎ、
かえって管理し辛くなる場合もあるので、
2分の1の時間、3台利用すれば3分の1で済みます。
定期的にテープのセットを新しいものに代え、
フルバックアッ
最近トレンドとなりつつあるのは、バックアップ容量にも有
プから再スタートします。また、少なくとも前回のインクリメン
利なオートローダータイプテープ装置の複数利用です。オー
タルバックアップのテープセットは、
しばらく保管しておくと、
トローダータイプは、
テープを複数(4∼10巻程度)
ローディ
再スタート時のフルバックアップより前のデータへも復旧
ング可能とするため、例えばDDS4の40GBテープメディア
可能なので、特にお奨めします。
でも6本あれば240GBの容量をバックアップ可能です。
レンジのRAID装置でも500GBを超える製品も一般化して
※ 数値は2:1圧縮時の
性能を表しています。
月間スケジュールでの増分バックアップ例
いる現在、
そのフルバックアップには丸一日近くもの時間を
サーバー
費やしてしまいます。現実、バックアップ装置として主に利
用されるテープ装置は、
こういったハードディスクを主体とし
たストレージ機器の容量アップに十分追いついていないの
が実態といえます。
しかし、
テープなどの静的メディアへのデー
バ
ッ
ク
ア
ッ
プ
容
量
月始めに
フルバックアップ
普段は差分を
バックアップ
タバックアップは、貴重なデータをバックアップする上で最
善の手段であるため、
この低速装置へいかに高速でバック
アップするか、
さまざまな手法がとられるようになりました。
DDS4
オートローダ
新しいテープセット
でフルバックアップ
から再スタート
月始め
月末
翌月
バックアップパフォーマンスを改善
1台の時
2台目
3台目
4台目
240GB 5.5MB/s 480GB 11MB/s 720GB 16.5MB/s 960GB 22MB/s
必要時にいつでも増設できるメリッ
必要時にいつでも増設で
でも増設できるメリットが大
トが
必要時に
バックアップソフトを使う価値
特に、
テープ装置をバックアップメディアとして使った場合、
パフォーマンスに大きく影響するのが、UNIXのバックアッ
数Tバイト級のストレージをバックアップするには、大型のラ
データバックアップは、
テープ装置やRAIDへ、
ただのファイ
プでよく使われる"tar"コマンドです。テープ装置は高速なも
イブラリ装置をつかうことができますが、導入コストも大きく、
ルコピーをすれば良いと考えるユーザーも多いと思います。
のでは非圧縮16MB/sの処理性能があっても、
こういった
容量やパフォーマンスの拡張も容易には行えません。
しかし、
しかし、
ファイルコピーではシステム運用によって書き換えら
OSの標準コマンドでは、2∼5MB/s程度の処理速度しか
日々、
デジタル化される様々なコンテンツに対応できるよう、
れる、
ファイルの更新履歴を管理できないことと、
常にフルバッ
発揮できないケースが多くあります。これは、OS標準コマ
将来のストレージ拡張を見越した容量とパフォーマンスアッ
クアップ処理となるので時間もかかります。
ンドが、他のアプリケーションの運用を阻害せず、必要最
プのため、導入時点で必要とされるグレードの装置よりも
インクリメンタルバックアップ
(差分バックアップ)
小限のリソースで機能が果たせるよう、非常にコンパクトに
高いグレードの装置を選ぶ必要があり、余分な先行投資と
プログラムされているためです。つまり、
どんな少ないメモリー
なります。
で、
かつ処理性能が非力の旧式コンピュータであっても、
そ
のOSがサポートするかぎり、
そのコマンドが動作することの
ConfidenseATA
更新履歴を持たないフルバックアップでは、例えばアプリケー
方が重視されているのです。
ConfidenseATA
ションソフトのバグなどで修復の効かなくなったファイルや、
これに対しバックアップソフトは、
アプリケーションソフトとし
コンピュータウィルスに感染したファイルをも、上書き保存
て機能するため、
そのシステム要件にあわせた、パフォーマ
してしまう危険性もあります。この点、バックアップソフトを
ンスと機能実現が優先されます。処理を高速に行うために
利用したインクリメンタルバックアップでは、最初のフルバッ
メモリーを多く使ったキャッシングや、モジュール化したタス
クアップを基点に、
日次バックアップでのファイルの差分が
クによるパイプラインでの最適化が行われています。例えば、
日々履歴に残るので、後でファイル破壊が発覚しても、数
Sun Ultra 5クラスでの"tar"では、LTOを使っても2MB/s程
日前のファイルをリストアすることが可能です。
度の転送性能しかありませんが、NetVaultの利用では圧
ConfidenseATA
ConfidenseATA
必要に
必要に応じて
ストレージと一緒に
ストレージと一緒に増設
一緒に増設
増設
ConfidenseATA
ConfidenseATA
縮で32MB/sのパフォーマンスを余裕で引き出せます。
(容
差分バックアップ1から更新されたデータのみ
量の大きいファイル転送時)
フルバックアップから更新されたデータのみ
しかし、
オートローダーならストレージと同様にラックマウント
差分の1から
更新されたデータ
丸ごと
テープ
更新された
データ
データ
フルバックアップ
データ
差分の
バックアップ1
データ
データ
差分の
バックアップ2
していけば、
ストレージの拡張に合わせて買い足すだけで
テープ装置への並行
バックアップとオートローダー
もなく、
また、
その時代に合わせた、最速のテープ装置を選
単体性能が5.5MB/sのテープ装置でも複数台利用すれば、
買い足した分だけ比例して向上します。
容易に拡張できます。
したがって、余計な先行投資も必要
ぶことができます。もちろん、バックアップパフォーマンスも、
35
バックアップソフトの活用
さまざまなOS環境に
対応するNetVault
NetVault エンタープライズバックアップシステム構築例
NetVault
Server
バックアップ
サーバー
今回は、
さまざまなOSに対応可能なバックアップソフトとし
て好評のバックボーンソフトウェア社製NetVaultを紹介し
全バックアップデータ
高いネットワーク負荷
ます。なお、NetVaultの基本モジュールには、
ストレージの
制御命令のみ
低いネットワーク負荷
TAPE
ライブラリ
管理セグメントの規模に合わせ、4種類のグレードが用意さ
れていますが、本カタログには紹介しきれないボリュームで
あるため、小規模の基本モジュールと、要求の多いオプショ
NetVault
Client
ンモジュールのみを掲載しています。導入検討においては、
Smart
Client
NetVault
Client
Smart
Client
規模に応じたシステム相談も受けておりますので、
その際
には、
ニューテックの営業技術課までお問い合わせください。
File
サーバー
Web
サーバー
メール
サーバー
データベース
サーバー
また、
ここではNetVaultの特徴と、最近の分散サーバー環
ストレージ
境に適したオプションについて述べています。
NetVaultの特徴
インクリメンタルバックアップやスケジュールバックアップな
どの基本機能、
そしてオートローダーやライブラリのオプショ
ンサポートは、他のバックアップソフトと同様です。
ストレージ
ストレージ
ストレージ
システム説明
日々更新データの多いメールサーバーやデータベースサーバーにはSmart
Clientを追加し、
ローカルのSCSIバスにテープ装置を設置し、Dynamically
Shared Drivesで共有します。このため、バックアップデータはネットワークを
経由しないので高速です。
日々、更新データの少ないサーバーのデータは、バックアップサーバー上のテー
プ装置にバックアップします。
Dynamically
shared Drive
TAPE
ライブラリ
SCSIで共有テープ専用の
バスを用意。バックアップデータは
ネットワークを経由しないので高速。
(LANフリーバックアップ)
NetVaultの最大の特徴は、UNIX系からWindowsサーバー
系まで幅広い日本語OSサポートにあります。
(P.36を参照
クアップなど拡張性に優れています。
ります。その利点とは、特にバックアップサーバーへのデー
Smart Client オプション
クアップ可能というメリットで、
す。
したがって、分散されたサー
ください。)もちろんバックアップクライアントもサーバー側
と同一OSをサポートし、漢字ファイル名や漢字ディレクトリ
タ転送が不要になるため、
ネットワーク負荷をかけずにバッ
名など完全な日本語対応を実現しています。また、
バックアッ
バックアップソフトは、全てのバックアップを統合管理するバッ
バー環境の中で、特にバックアップすべきデータの多いア
プサーバー側のOSがSolarisで、バックアップクライアント
クアップサーバー本体と、
ストレージを有するアプリケーショ
プリケーションサーバーには、Smart Clientのインストール
OSがWindowsといった、OS混在環境での統合バックアッ
ンサーバー内にインストールするバックアップクライアントに
が有効です。
(Smart Clientはクライアント単位のライセン
プを実現するオプションもあります。
分けられます。
(別名バックアップエージェントとも呼ばれて
スです。)
第二の特徴は、分散サーバー環境における最速のバックアッ
います。)従来のバックアップクライアントは、
バックアップサー
Dynamically Shared Drives オプション
プ速度を持つソフトウェアである点です。ネットワークでのバッ
バーの指示に従い、
アプリケーションサーバー内にあるファ
クアップデータ圧縮転送機能やテープ装置に対するアク
イルステータス情報やデータの実体を、サーバーへ転送す
Smart Clientの利用でバックアップをネットワーク負荷かけ
セスの最適化によって、本来テープ装置が持っているアク
るだけの役割でした。
したがって、全てのデータはネットワー
ることなく行えても、個々のサーバーにテープデバイスを設
セス速度を最大限活かしています。
クかファイバチャネルを利用してバックアップサーバーへ転
置するのは、余計な設備コストの負担になります。
第三の特徴は、小規模な分散サーバー環境から大規模な
送され、
そのサーバー上のテープ装置にバックアップされる
Dynamically Shared Drivesは、
こういった場合に、
テープ
環境まで、
システム拡張に合わせ必要最小限の投資でグレー
方式でした。
デバイスを共 有するオプションです。
(Dynamically
ドアップ可能な点と、豊富なオプションによる新デバイスの
これに対し、Smart Clientオプションを追加すると、
アプリケー
Shared Drivesはデバイス単位のライセンスです。)
サポート、
ファイバーチャネルネットワークによるLANフリーバッ
ションサーバー側にテープ装置を設置することが可能にな
NetVaultの
ファイバーチャネル標準サポート化
ファイバーチャネルでのテープ共有におけるLANフリーバックアップのシステム例
NetVault
Server
バックアップ制御のみ
を個々のクライアントや
共有テープへ行ないます
SAN(ストレージエリアネットワーク)におけるLANフリーバッ
バックアップ
サーバー
クアップに関しては、
システムの供給形態が変更になりまし
制御命令のみ
低いネットワーク負荷
た。ファイバーチャネルネットワークをSANとして特別扱い
するのではなく、SCSIバスと同列に利用できるシステムイ
ンターフェースとします。
したがって、
テープライブラリがファ
Smart
Client
イバーチャネルに接続されていても、特別なSANオプション
必要としないので、通常のライブラリサポートオプション(SCSI用と同一製品)のみで利用可能になります。
右図は、NetVaultワークグループ基本パッケージにSmart
Smart
Client
File
サーバー
Smart
Client
Web
サーバー
Smart
Client
メール
サーバー
データベース
サーバー
ストレージ
ストレージ
ストレージ
ストレージ
ClientとDynamically shared Drivesオプションを追加し
て、LANフリーバックアップを構成した例です。
FCスイッチ or ハブ
将来、FC対応
ライブラリが出荷
されると不要
バックアップ
データの流れ
FC∼SCSIルーター
Dynamically
shared Drive
TAPE
ライブラリ
Dynamically
shared Drive
TAPE
ライブラリ
T
A
P
E
関
連
36
NetVault6.0.3 for UNIX/Linux
マルチプラットホームでの多様性、バックアップでの
柔軟性を備えたバックアップソリューション
NetVaultは、巨大化するディスクボリュームの資産保護を効率的かつ拡張性をも
って管理するための有効なツールであり、
スタンドアローンから大規模なネットワー
ク環境までのストレージを統合的に管理するバックアップソリューションです。
UNIXからWindowsNT/2000そしてLinuxと広範囲のOSを同一のビジュアルユ
ーザーインターフェースを提供します。NetVaultはモジュール方式の設計となって
いるため、機能の追加を柔軟に行うことができ、SANやNASといった最新ストレー
ジへも適時、対応されています。幅広い種類のプラットフォーム、データベース・ア
プリケーション、
テープドライブやライブラリをサポートします。追加したテープドライ
ブやライブラリは、
自動検出で設定が簡単に行え、操作性に優れています。
シェアードメモリーを有効活用するTurboVault
サーバ内にデータ転送用のメモリーを確保し、
ディスクやネットワークから送られてくるデータを一時的にメモリ
ー展開します。このメモリーからバックアップデバイスに最適な転送レートでデータを送り、デバイスの待ち時
間を減少させパフォーマンスを最大限発揮させます。このメモリーのサイズとデータ転送ブロック・サイズはサ
ーバのグレードに合わせて管理者がカスタマイズ可能です。
ネットワークを効率よく利用するPowerPress
バックアップクライアントからのデータは、
このクライアント側のNetVaultエージェントによって圧縮されネットワ
ークで転送されます。一般にNFSなどを経由するファイル転送よりもスループットが2倍(平均)
と、
ネットワーク
リソースを効率的に利用し、分散サーバ環境でのバックアップパフォーマンスを向上します。
T
A
P
E
関
連
低速ネットワークに対応するDiskStaging
テープデバイスをハイパフォーマンスで利用するには、適切な転送レートで連続的にデータを送る必要があり
ます。ネットワーク経由のバックアップでは、
その利用状況により極端にパフォーマンスが低い場合があります。
DiskStagingは、
ネットワーク経由のデータをローカルディスクに保存し、TurboVaultとの併用から最適パフォ
ーマンスでバックアップデバイスにアクセスします。
バックアップの統合 ConsolidatedBackup
データ・コピー(DataCopyPlugin)
バックアップテープの複製をジョブ設定することで簡単に自動生成されます。バックアップテープの冗長化、
遠隔地へのオフサイト保管に役立ちます。この機能を使用するためには読み込み側/書き込み側の2ドライ
ブが必要です。
クリーニング・カートリッジ
今までサポートされていなかったクリーニング機能が追加されました。ヘッドクリーニングのスケジュールは日数、
データ転送量、使用時間、
リード/ライトエラー数の設定が可能です。クリーニングの使用回数を設定します
ので、
自動管理が可能です。
※ LUNを使用したオートローダには対応しておりません。
コマンドラインレポーティングツール
テキストベースのレポート機能でジョブの内容、履歴、
スケジュールの確認が可能です。UNIX環境でコンソー
ルからジョブのステータスを表示させることが可能です。
NDMPサポート
NAS(Network Attached Storage)
で標準化が進められているNDMP(NetworkDataManagementProtocol)
をサポートしています。NetAppのOnTap ver5.3.6以上、
もしくはver6.0.1以上に対応しています。ファ
イラーに接続されているテープライブラリは勿論のこと、他にも別のファイラーに接続されているライブラリや
NetVaultのバックアップサーバやクライアントに接続されたライブラリなどへもバックアップが可能です。
※ この機能を使用するには専用オプションが必要です。
ファイルシステムプラグインのバックアップ時にコンソリデーション設定を行うと、最新のフル・バックアップに
複数のインクリメンタル・バックアップを統合して、新しいフル・バックアップを生成することが可能です。大容
量ボリュームのバックアップに有効です。この機能を使用するためには読み込み側/書き込み側の2ドライブ
が必要ですが、バーチャルライブラリとの併用も可能なのでバックアップ時間の短縮が可能です。
データの書き込み方式
テープへの書き込みは、UNIX ではCPIO 、Windows NTではMTF を採用。バックアップ・サーバの損失時に
もデータの可用性を保証します。
NetVaultの製品構成
NetVaultはスタンドアローンからエンタープライズまでのパッケージを提供しています。本カタログではワークグループ及びニューテック製品向けの専用パッケージを説明いたしますので、
その他
のスタンドアローン/オフィス/エンタープライズ パッケージについては弊社、営業課までお問い合わせください。
ワークグループ゜
基本パッケージ
このパッケージには標準で同一OSを使用した5台のバックアップクライアント
(バックアップサーバーを含む)、
4台のメディアドライブ(ライブラリ、
オートローダ及びスタンドアローンのトータルのドライブ数)、1台のライブラ
リ又はオートローダまでがサポートされています。
基本パッケージ名
NetVault6 ワークグループ
型番
NT/Linux/FreeBSD UNIX/Solaris(含×86)
NV6-BLDGRP
¥270,000
¥540,000
必須追加オンラインスロット(AdditionalOnlineSlots)
使用するテープライブラリのスロット数にあわせてオンラインスロットを追加する必要があります。ライブラリを
複数使用する場合は、全スロット分のオプションが必要です。ワークグループ基本パッケージでは追加10オン
ラインスロットを2つ購入することで最大20スロットまで追加可能です。それ以上のクライアント増設には基本
パッケージのグレードアップを必要とします。
オプションライセンス名
追加10オンラインスロット
型番
NT/Linux/FreeBSD UNIX/Solaris(含×86)
NV6-ASL10
¥216,000
¥330,000
複数のクライアントをサポート
ワークグループ基本パッケージでは、標準で5クライアント、追加5クライアントで合計10クライアントまで拡張
が可能です。バックアップサーバのデータバックアップは、1クライアントとしてカウントされます。それ以上のク
ライアント増設には基本パッケージのグレードアップを必要とします。
オプションライセンス名
追加5クライアント・サポート
型番
NV6-ACL5
¥135,000
NV6-ORO
NV6-SYB
NV6-DB2
NV6-NOT
NV6-SQL
NV6-EXC
NV6-NAP
¥135,000
¥360,000
※ クライアントOSに応じたライセンスが必要です。
¥216,000
OS混在環境(OpenClient)
バックアップサーバと異なるOSのクライアントをバックアップするときオープンクライアントオプションが必要で
す。NetVaultがサポートする全OSの混在環境を統合バックアップが可能です。もちろん、Solarisのファイル
をWindowsクライアントにリストアするなど便利な使い方もできます。
オプションライセンス名
オープンクライアントサポート
Open Client
オプション追加無し
NV6-CLOP
バックアップ
可
¥216,000
¥270,000
Open Client
バックアップサーバー
オプション追加後 & Open Client
バックアップ
サーバー
Solaris
Solaris
Solaris
Solaris
NT/Linux/FreeBSD UNIX/Solaris(含×86)
型番
Windows
Windows
バックアップ
可
バックアップ
不可
Solaris
Solaris
バックアップ不可
Linux
Linux
Solaris
Solaris
Solaris
Solaris
Windows
Windows
バックアップ
可
バックアップ可
バックアップ可
Solaris
Solaris
Linux
Linux
¥780,000
¥900,000
¥135,000
−
¥1,480,000
NetVaultクライアント側にテープ装置を接続する場合に必要なライセンスです。バックアップサーバ以外に
接続されたライブラリも同一バックアップドメインのデバイスとして利用可能になります。
型番
¥108,000
NT/Linux/FreeBSD UNIX/Solaris(含×86)
スマートクライアント(SmartClient)
NV6-SCL
NV6-DSD
バックアップ可
*1 NDMPモジュールが対応しているパッケージは、
ワークグループパッケージ、
オフィスパッケージ及びエンタープライズパッケージ
のみです。このモジュールにはSmartClientが1ライセンス含まれます。
オプションライセンス名
スマートクライアントオプション
NT/Linux/FreeBSD UNIX/Solaris(含×86)
型番
※ バックアップサーバOSに応じたライセンスが必要です。
¥216,000
データベースを24時間連続稼動状態でバックアップするデータベースへのプラグインオプションです。
プラグインモジュールはそのアプリケーションがインストールされているクライアント数、必要となります。
型番
オプションライセンス名
動的共有ドライブ
NT/Linux/FreeBSD UNIX/Solaris(含×86)
データベースサポート/プラグインモジュールサポート
オプションライセンス名
Oracle(Online)
Sybase
DB2
Lotus Notes
MS SQL Server
MS Exchange Server
NDMP for Network Appliance*1
動的共有ドライブ(DynamicallySyaredDrives)
テープ装置を2台のNetVaultサーバ、
クライアントで共有する場合、
そのドライブに対して必要なライセンスで
す。スマートクライアントと組み合わせて共有使用が可能になります。
NT/Linux/FreeBSD UNIX/Solaris(含×86)
¥135,000
¥270,000
対応OS
NT/Linux/FreeBSD
MS Windows WindowsNT4.0+SP5、Windows2000
Windows95/98(クライアントのみ)
(Intel)
Linux
TurboLinux 6.0/6.1/6.5、Red Hat 6.0/6.1/6.2/7.0
Laser5 6.0、Vine 2.0/2.1、Miracle Linux 1.0
Free BSD
Free BSD4.2
UNIX/Solaris(含×86)
Solaris 2.6/7/8
SUN
HP-UX10.20/11.00
HP
IRIX 6.5
SGI
AIX 4.2/4.3
IBM
Tru64 4.0d∼5.0
Compaq
年間ソフトウェア保守契約
NetVaultは、パーマネントキー発行後から90日間は電話・FAX・e-mailによるソフトウェアサポートを無償で受
けられます。その後のソフトウェアサポートを受けるためには、保守契約が必要になります。保守契約を結ぶと
契約期間内のバージョンアップによるCD-ROMサービスを無償で受けられます。保守費用は1年単位の契約
で、全ソフトウェアモジュールの定価総額の20%となります。また、90日間の無償保証期間+9ヶ月間保守契
約の専用パッケージが設けられました。詳細は弊社、営業課までお問い合わせください。
37
ニューテック製品向けのライトパッケージ
オートローダやライブラリ装置にあわせた特別パッケージです。既に専用オンラインモジ
ュールを含んでおりますので、
ライト基本パッケージのみでバックアップシステムを運用で
きます。
※ 専用パッケージのため対応機種以外の機種には一切対応できません。
DDS/DLT1/AITオートローダ(4∼9スロット)専用ワークグループライト
このパッケージには標準で同一OSを使用した5台のバックアップクライアント
(バックアップサーバーを含
む)、1台のオートローダがサポートされています。バーチャルライブラリは利用できません。
※ DLT8000オートローダもご利用できません。
基本パッケージ名
ワークグループライト1
型番
NT/Linux/FreeBSD UNIX/Solaris(含×86)
NV6-BLDGRPL
¥290,000
¥590,000
ライト1専用追加オプション
専用増設ライセンス
NT/Linux/FreeBSD UNIX/Solaris(含×86)
¥100,000
¥180,000
専用オープンクライアント
異OS間のバックアップにはこのオプションが必要です。
オプションライセンス名
オープンクライアントサポートライト
型番
NT/Linux/FreeBSD UNIX/Solaris(含×86)
NV6-CLOPL
¥157,000
¥236,000
専用追加5クライアント
ライト1ではバックアップサーバを含む5クライアントまでが標準サポートされています。
このオプションで最大10クライアントまで拡張可能です。
オプションライセンス名
追加5クライアントサポートライト
型番
NT/Linux/FreeBSD UNIX/Solaris(含×86)
NV6-ACL5L
¥118,000
¥189,000
LTO(11巻)AIT(12巻)ライブラリ/オートローダ専用
ワークグループライト2
このパッケージには標準で同一OSを使用した5台のバックアップクライアント
(バックアップサーバーを含
む)、1台のAIT(12巻)
ライブラリもしくはLTO(11巻)オートローダがサポートされています。最大10クラ
イアントまで拡張できます。バーチャルライブラリは利用できません。
基本パッケージ名
ワークグループライト2
型番
Confidenceシリーズセット販売キャンペーン実施中
今回からNetVault製品に新たに加わるバーチャルライブラリは、
サーバーに直結されるハー
ドディスクやRAI
Dをはじめ、
ネットワーク上のNASなどのストレージ機器を仮想的にテープ
ライブラリ装置としてデータバックアップに利用する、統合バックアップソリューションです。
動的なストレージ機器をバックアップに使うメリット
テープライブラリ装置でのバックアップは、保存時にはそれほど感じませんが、特定のファイルを検索して
リストアするには非常に不便です。このため、
テープを利用してバックアップされたデータは、
ほとんど再利
用されることがありませんでした。これは、
ライブラリ装置でのテープ交換や巻き戻しなどに、多くの時間を
費やしてしまうためで、
こういった取り出しの手間がデータの再利用を妨げていました。
データのヒストリー管理になる差分バックアップ
オートローダーを複数台接続する場合はこのオプションが必要です。
オプションライセンス名
型番
オートローダ用追加オンラインスロット NV6-ASLDA
RAIDでバックアップしよう!
もちろん、基本的なスケジュールバックアップや差分バックアップ機能をもっていますから、
日々、
自動的にバ
ックアップされたデータは、
そのユーザーが意識せずとも更新履歴として残って行きます。ユーザーがある時、
過去のデータをどうしても読み返す必要に迫られた時、
この機能は大いに役に立ちます。特に日々のデータ
更新によって進行するプロジェクトとなる、
コンピュータプログラミングや、CADシステムを利用するエンジニ
アリング環境には、
こういったデータの履歴管理と、過去のデータをいつでも利用できる環境が重要です。
非圧縮30MB/sのハイパフォーマンス
データバックアップ速度は、非圧縮で30MB/sと高速です。特にテープ装置との違いは、
ファイルとファイ
ルのつなぎ目にファイルマークスペースを置かないため、細かいファイルのバックアップにも大幅な速度
低下はありません。なお、圧縮モードでのバックアップは、ホストコンピュータの内部性能に依存し、
その処
理能力によっては逆にパフォーマンスダウンする場合もあります。
(圧縮時の例のデータ)
テープ装置への二次バックアップはアップグレードキットで対応
テープ装置をサポートするNetVaultワークグループへのアップグレードキットが用意されています。アップ
グレードでテープ装置サポートが可能になると、
プロジェクトの終わったデータはテープ装置に二次バック
アップできます。こうして空いた領域で、新たなプロジェクトをスタートできます。また、
この二次バックアッ
プは、
スケジューリング可能なので、
自動で週一・月一のテープへのバックアップも可能です。さらに、
この
アップグレードでは、
これまでのNetVault製品の豊富なオプションも追加できるようになります。例えば、
追加オンラインスロットを増設すればテープライブラリ装置にも対応可能です。
NT/Linux/FreeBSD UNIX/Solaris(含×86)
NV6-BLDGRPL2
¥529,000
¥936,000
※ 追加オプションについてはP.36を参照してください。
出し入れに容易な
一次バックアップ
あとで完璧な
テープバックアップ
テープバックアップ装置
サーバー
RAID
NetVaultをインストールするなら
ニューテックへ依頼しませんか ?
バックアップシステムの新規導入をストレージのプロであるニューテックにおまかせください。
ハードとソフトをセットで購入いただいたお客様には、有償インストールをお請けしております。
これからの分散サーバー環境において、複雑に配置されたストレージの統合管理は、
さま
ざまなオプションの追加やパフォーマンス調整など専門的な知識も必要です。そして将来
的なシステム拡張へのアドバイスがなければ、
システムの長期利用も難しくなります。
システムのインストールから運用管理におけるコンサルティング、
さらにトラブル時のオン
サイトメンテナンスといった要求に応える、
さまざまな有償サービスが用意されています。
詳しくはP.51∼52を参照ください。
仮想テープライブラリ
今ならニューテックのRAIDシステムConfidenceシリーズと一緒に注文すると、
お買い得なバーチャルライブラリがキャンペーン価格で購入できます。
NT/Linux/FreeBSD UNIX/Solaris(含×
×86)
キャンペーン価格
キャンペーン価格
サポート容量
型番
最大500GB
最大1TB
無制限
NV6-VTL500G
NV6-VTL1000G
NV6-VTL1TUP
¥257,000
¥325,000
¥397,000
¥482,000
¥580,000
¥692,000
※ このキャンペーンは、Confidenceシリーズ製品のユーザー登録済みのお客さまにも対応しています。
バックアップソフト早見表
テープ装置を稼動させるための最小構成です。データベース、
クライアントバックアップ対応は別途オプションが必要です。
ニューテック製品型番
N240DDS4A/MP
N240×1DDS4AR/LW
NDLT1×9A/LW
N240×2DDS4AR/LW
N240×3DDS4AR/LW
N2.2LTOABR/LW
N80×9DLTA/LW *1
最小構成
必須オンライン
基本パッケージ
スロットライセンス
標準機能
NT/Linux/FreeBSD
セット価格
UNIX/Solaris(含×86)
セット価格
オートローダ/
ライブラリ数
ドライブ数
なし
1オートローダ
1
¥290,000
¥590,000
NV6-ASLDA×1
NV6-ASLDA×2
2
3
1ライブラリ
2
3
1
4
¥390,000
¥490,000
¥529,000
¥486,000
¥770,000
¥950,000
¥936,000
¥870,000
NV6-BLDGRPL
NV6-BLDGRPL2
NV6-BLDGRP
なし
NV6-ASL10×1
*1 この製品は専用のライトパッケージを用意しておりません。P.36のワークグループ基本パッケージが必要です。
※ UN
I
XはSolaris、HP-UX、IRIX、AIX、Digital UNIXのサポート、Linuxはディストリビューションパッケージでのサポートとなりますが、バージョン制限があるので詳細はニューテックのホームペー
ジを参照ください。
※ アップグレードキットやその他オプションなど、価格に関する詳細は弊社営業部までお問い合わせください。
T
A
P
E
関
連
38
BackupExec for Windows NT/Windows 2000 v8.5
Windows NT/2000環境の
世界標準バックアップソリューション
Windowsを中心とした、サーバ・クライアント環境における世界標準のバックアッ
プソフトです。Windowsネットワークにおけるアクティブディレクトリや分散ファイル
システム、新バージョンのNTFSなどWindows 2000の最新技術をいち早くサポー
トしています。
Windowsクライアントのバックアップを標準サポート
ネットワークに配置されたWindowsクライアントのバックアップをライセンスフリーで標準サポートしています。
(Windows95/98/NTworkstation/2000Professionalクライアントのみ)
その他、WindowsNT/2000サーバやNetwareはオプションでのサポートしています。各エージェントアクセラレ
ータは、1つのパッケージで1台もしくは3台のライセンスが含まれます。
Windowsエクスプローラとの統合
Windowsのエクスプローラ内のフォルダ選択上でマウスを右クリックするとバックアップJOBを実行可能。取
りたいときにすぐ取れる簡単便利な機能。
SAN(ストレージエリアネットワーク)対応
SAN共有デバイスオプション(別売)
を使用することにより、SAN環境上ファイバーチャネル接続された個々
のテープドライブやライブラリを、Backup Execサーバ間で共有使用が可能。テープドライブ利用の効率性が
向上し、バックアップ運用にかかるコスト削減します。
オプションパッケージ名
WindowsNT/Windows2000リモートエージェント(3ライセンス)
WindowsNT/Windows2000リモートエージェント(1ライセンス)
NetWareリモートエージェント
(3ライセンス)
NetWareリモートエージェント
(1ライセンス)
バックアップの実行前にZIP形式の圧縮ファイルを含めて、全てのファイルに対してウィルススキャンし、
ウィル
スが発見された場合には除去します。
T
A
P
E
関
連
クラスタサーバでのフェイルオーバー(アドバンスドサーバ版)
Windows 2000 Advanced serverのクラスタリングで、バックアップ中にサーバがダウンしても、
自動的に別
のサーバへバックアップジョブをフェイルオーバーします。
Windows 2000 Advanced Server
Windows 2000 Server
Windows 2000 Professional
Windows 95/98
Windows NT4.0 Server
Windows NT4.0 Workstation
NetWare ※現在までのバージョンと、将来のバージョンでもNovell Stor-
テープ・フォーマットの互換性
BackupExec製品の選び方
基本パッケージの選択
BackupExecはサーバ版かアドバンスドサーバ版の基本パッケージだけで、
シングルテープドライブからオート
ローダや1ドライブまでのライブラリ装置をサポートしており、
スロット数による制限がありません。バックアップ
サーバに使用するOSの種類に合わせてパッケージを選択します。ただし、バックアップサーバがWindowsNT
であっても、バックアップクライアントにWindows2000 Advanced Serverが存在する場合は、
アドバンスドサ
ーバ版の基本パッケージを選択してください。アドバンスドサーバ版は下位のサーバ版でサポートするOSでも
動作します。
BackupExec for Windows NT/Windows 2000
※ 旧バージョンからのアップグレードに関しましては別途お問い合わせください。
2ドライブ以上搭載のライブラリに必須
ライブラリで2台以上のドライブを搭載した装置では、1ドライブ毎に以下のオプションの追加が必要です。
(例
えば2ドライブでは1つ、4ドライブでは3つ必要です)
型番
SBE-NTLE-0006
¥118,000
SAN環境でバックアップを行うにはSAN共有デバイスオプションが必須です。バックアップデバイスの共有使
用により資産コストを、LANフリーバックアップによる運用コストを削減。
型番
標準価格
SBE-NTSS-0027
¥208,000
テクニカルサポート
BackupExecは年間保守契約を用意しておりません。
製品をご購入されたお客様は、Veritas社のテクニカルサポート
(電話・FAX・E-Mail)が無償で受けられます。
バックアップソフト早見表
基本パッケージ名
BackupExec 基本パッケージ
サーバ版
アドバンスドサーバ版
×
△
△
△
○
○
○
○
△
△
○
○
○
○
○エージェントを標準添付 △オプションのエージェントが必要 ×サポート不可
IDRによるOSを含んだ素早い復旧
OSのブートディスクを含んだシステムクラッシュでは、
その復旧に大変な手間と時間がかかります。ディスクパ
ーティション、細かいシステムパラメータ、ユーザー情報、
アプリケーション及びバックアップソフト本体までも、
クラッシュ前に状態に復元しなければなりません。こういった問題を解決するIDRオプションは、FDやCDR/RWをブートディスクとしてローカル、
リモートのWindowsNT4.0/Windows2000サーバのOS、
アプリケーシ
ョンを確実にインストール状態へ復元できます。
オプションパッケージ名
IDR オプション
IDR オプション追加リモートライセンス
型番
SBE-NTDR-0023
SBE-NTDR-0024
標準価格
¥58,000
¥28,000
完全なバックアップを行なうためには、
オープンファイルオプションが必須です。多くのユーザーをかかえるサー
バでは、頻繁なファイルアクセスが不規則に行なわれています。バックアップ開始時間を全てのユーザーに通
知し、
ファイルクローズを指示していても、中々時間通りにはいきません。こういった環境ではオープンファイル
オプションが強い味方となります。ファイルバックアップは、通常、
オープン中のファイルに対してはバックアッ
プをスキップするため、
そのファイルが保存されません。オープンファイルオプションを追加したシステムでは、
バックアップ中にオープンファイルを検出すると、
そのファイルがクローズするまで待たせることができます。そ
の他にスナップショットもソフトでサポートされます。
オプションパッケージ名
オープンファイルオプション(WindowsNT4.0/2000対応)
型番
SBE-NTOF-0010
標準価格
¥88,000
標準価格
SAN環境上でのバックアップ
製品型番
¥88,000
¥38,000
¥88,000
¥38,000
オープン中のファイルもバックアップ
基本パッケージ名
型番
標準価格
サーバ版 Windows 2000サーバ、Windows NT 4.0(要SP4) SBE-NTSR-0072
¥138,000
¥198,000
アドバンスドサーバ版 Windows 2000 Advanced server用 SBE-NTAS-0086
オプションパッケージ名
SAN共有デバイスオプション
標準価格
age Management Systemに互換があればサポート。
WindowsNT/Windows2000のバックアップアプレットを使用してデータ
(読み込み/書き込み)
を交換できま
す。また、CA ARCserve v6.xおよびARCserve 2000 for Windows NT/Windows2000で作成したバック
アップメディアをBackup Execで読み込むことが可能です。
オプションパッケージ名
ライブラリエクスパンションオプション
SBE-NTNT-0017
SBE-NTNT-0018
SBE-NTNW-0023
SBE-NTNW-0024
バックアップクライアントサポートOS一覧
バックアップクライアントのOS
ウィルス対策を強化
型番
データベースやグループウェアには専用エージェントを追加
データベースやグループウェア(Lotus Dominoなど)は、特殊なトランザクションでファイルをアクセスするた
め、通常のバックアップではデータに不整合が生じます。これらアプリケーションは再起動の際、
データ自体に
不整合が発見されれば少し前の時間にさかのぼるロールバック機能を持ちます。
しかし、
このロールバックでは、
不整合データ自体が消去されてしまうので、
その状況によっては何枚か伝票が消えてしまうことになります。こ
の問題を解決するのが、個々のアプリケーション専用に用意されたエージェントです。
オプションパッケージ名
Microsoft SQL Serverエージェント(v6.5/7.0/2000に対応)
Microsoft Exchange Serverエージェント(v5.x/2000に対応)
Lotus Dominoエージェント(v4.5/4.6/5.0に対応)
ORACLE for Windows NTエージェント(v7.3.4/8.0.x/8iに対応)
型番
SBE-NTSQ-0018
SBE-NTEX-0017
SBE-NTLD-0010
SBE-NTOR-0014
標準価格
¥88,000
テープ装置を稼動させるための最小構成です。
必須オプション
N240DDS4A/MP
SBE-NTSR-0072(サーバ用)
NDLT1×9A/LW
N2.2TLTOA/LW
なし
N240×1DDS4AR/LW
SBE-NTAS-0086(Win2000アドバンスサーバ用)
N80×9DLTA/LW
N2.2TLTOABR/LW
セット価格
¥138,000
製品型番
基本パッケージ名
必須オプション
SBE-NTSR-0072(サーバ用)
SBE-NTLE-0006
N240×2DDS4AR/LW
SBE-NTAS-0086(Win2000アドバンスサーバ用) (ライブラリエクスパンション)×1
SBE-NTSR-0072(サーバ用)
SBE-NTLE-0006
N240×3DDS4AR/LW
SBE-NTAS-0086(Win2000アドバンスサーバ用) (ライブラリエクスパンション)×2
セット価格
¥256,000
¥316,000
¥374,000
¥434,000
¥198,000
※ 弊社で販売しているシングルテープ装置は各サポートOSにて標準コマンドでバックアップが可能ですが、高度なバックアップを行いたい場合はソフトウェアの購入をお奨めします。
バックアップシステム有償
インストールのご案内
バックアップシステムのハードウェアとソフトウェアを、ニューテックから納入させていただいたお客さまには、有償にてインストールをお受けしておりま
す。また、ニューテックによってインストールされたバックアップシステムには、運用管理サポート&コンサルティングのオプションも用意しておりますので、
ニューテック営業窓口までお問い合わせください。
39
ストレージの障害は、即、社内業務の停止につながります。いかに故障の発生を最小限に抑えるか、
ニュー
テックがサーバー用ストレージメーカーとして、
グレードの高い品質を考え続けるポリシーは検査体制にも反映
されています。
検査の流れ
主な検査装置
採用評価試験
恒温ブース/恒温槽
プロダクトの採用評価には細心の注意がはらわれます。
ストレージメーカーとして培った長い経験から、ハードディスクの特性に対する的確な厳しい
検査が行なわれています。
槽内温度を一定勾配で上下さ
せたり一定の温度に保つ装置
です。ニューテックのエージン
グ検査では恒温ブース内を40
℃に設定し、
エージング試験を
行っています。
環境試験
環境テストは、恒温槽内で行なわれ、規定範囲の温度勾配上昇・下降時の動作、高温維
持状態での連続動作、低温状態からの再起動、高温動作後の室温までの自然放熱後の
再起動などの試験が行われます。
(上昇・下降の温度勾配は10℃/H以下で行われます。)
動作試験
SCSI/FC検査装置(3000台/月の検査設備)
市場で発生した問題などのノウハウも反映し、ディスクへの負荷の与え方を特別にプログ
ラミングした検査装置での動作試験を行っています。
全SCSIディスクの受入検査、全製品の出荷検査時に使
用されます。検査パラメータの作成・実行が行える世界
的に認知されている検査装置です。ニューテックでは長
い経験に加え、HDDメーカー各社からも協力を得て、実
運用環境での接続検査では発見しにくい障害もみつけ
るための検査プログラムを独自に作成し、受入検査・出
荷検査の目的別に組み合わせて使用しています。
接続性検査
機種依存した問題が発生しないかどうか、
コンピュータやOSの特徴についても考慮した独
自の評価項目に基づいた実機での接続試験が行われます。
受入検査(ハードディスク単体検査)
メーカーより入荷したハードディスク全数に受入検査を実施しています。恒温ブース内に設
置された検査装置によって40℃環境でエージングされ特性の悪い単体をふるい落とします。
G-list ゼロ!
!
ディスクの記録媒体上には、利用できないエラーブロックが存在します。このブロックの発
生は、ハードディスクの性質上さけられないため、生産時に使用不可能なブロックとしてPlist(primary list)に登録されます。この生産時に設定されたP-listに対し、工場出荷後に
発見されるエラーブロックに対し記録されるG-list(grown list)があります。このG-listが検
査中に発見された場合も不合格としています。
なお、P-list、G-list に登録されたブロックには代替ブロックが割り当てられるため、仕様上
の記憶容量を確保しています。
出荷エージング検査
受入検査を通過したディスクは製品に実装され、LED点灯検査などの電気的検査工程の
後、再度、恒温ブース内での長時間エージング
(8時間以上)が行なわれます。これによって、
さらに特性の悪いディスクをふるい落とします。
検
査
体
制
・
ホ
ス
ト
ア
ダ
プ
タ
IDE検査装置(2000台/月の検査設備)
全てのIDEハードディスクの受入検査に使用されます。
国内ハードディスク輸入代理店によって、50万台を超え
るハードディスクの検査実績をもつ装置を採用しています。
ニューテックでは、
さらにSCSI検査装置なみの負荷を与
える検査プログラムを独自に追加し、
より高度な検査を実
施しています。
ディスクの情報管理
ハードディスクは、製造番号、
ファームウェアリビジョン・製造ロットコードなど、様々な情報を
持ちますが、検査の際には、
その検査結果とともにディスク情報をダウンロードしています。
ダウンロードしたデータはデータベース管理されるので、製品の出荷後にメーカーから通知
されたバグ情報に対する早い対応が可能です。ニューテックは、
このような情報管理も徹
底しているので、
ぜひ、ユーザー登録をお忘れなくお願いいたします。
各ホストマシン実機
実機検査
ニューテック製品は、接続されるコンピュータに合わせて個々に型番が設定されています。
そのコンピュータでの互換性試験が最終的なハードディスクの検査となります。また、
この
時に各OSに対応したフォーマット・ファイルシステム生成を行います。製品は外観検査の後、
この状態で出荷されるので、
お客様への到着後には面倒な設定を行うことなく、
すぐにマウ
ントして使用することもできます。
※ただし、
マルチプラットホーム対応モデルは、個々にパーティション設定、
ファイルシステム生成が必要で
す。
Verified SCSI Bare Hard Disk Package
ニューテックのノウハウで厳しい検査を通過したハードディスクドラ
イブを単体でも販売しております。単体ハードディスクで購入したく
ても、品質やOS互換性が心配だというお客様や、自社の少量生
産品へ搭載するハードディスクに対して、受入検査体制、時間・費
用をかけられないお客様に最適で、現在も、SI様が受注する特注シ
ステムに向けディスクとして、
また、
メンテナンス会社様の保守用と
して好評を得ております。
・各OSへのインストレーションマニュアルを添付(一部OSは個別
対応)
・保証期間1年間
・その他、
ジャンパースイッチやLED配線等の設定資料を添付
SCSIベアドライブ
容量
仕様
型番
BN18GLUW
68PIN
18.2GB(1インチ) 7,200回転
BN18GLUW/10K
80PIN(SCA) BN18GLUC/10K
68PIN
BN36GLUW/10K
36.4GB(1インチ)
80PIN(SCA) BN36GLUC/10K
10,000回転
68PIN
BN73GLUW/10K
73.0GB(1インチ)
80PIN(SCA) BN73GLUC/10K
68PIN
BN180GLUW
180GB(1.6インチ) 7,200回転
80PIN
BN180GLUC
IDEベアドライブ
容量
仕様
20GB(1インチ)
40GB(1インチ)
7,200回転 40PIN
60GB(1インチ)
75GB(1インチ)
型番
BN20GIDE
BN40GIDE
BN60GIDE
BN75GIDE
※ベアハードディスクは希望小売価格を設定しておらず流動的で
す。最新価格(ニューテックからの直接販売価格)はホームペ
ージをご覧いただくか弊社営業部までお問い合わせください。
また、代理店経由でのお取引の場合は差額が生じますので予
めご了承ください。
40
フリーOSは、近年、信頼性グレードが大幅に向上し、実務レベルでの利用が増えています。PCベースのサー
バークラスタによる基幹サーバーにも一般的に利用されるほど、導入事例も多くなっています。ここでは、LinuxとFree BSDに関してのサポート情報を載せています。
フリーOS利用における前提
Linux のディストリビューション
パッケージって何が違う?
ニューテックのサポートでAHA-2940U2Wが正式にサポートできる
SCSIカードとして判断されるようになってきたバージョンですが、
まだ
2.2.12∼2.2.15
フリーOSの宿命
Linuxのディストリビューションが盛んになり始めた頃はグラフィカルユー
フリーOSは世界中の有志(プログラムを行なう人や費用を負担す
ザーインターフェースやインストーラの操作性程度の違いでした。
(日
HDDメーカーでもUltra 2 SCSIでのネゴシエーションに問題あるデ
る人全てを含む)によって改良されており、
その利用者全ての環境
本では特に漢字サポートにおけるディストリビューションの違いがあり
バイスがありました。
(Quantum社Atrus・シリーズ)この時点で、
に対して、誰かが動作保証を約束して くれているわけではありません。
ました) しかし、最近は目的に応じてアプリケーションレベルでのサ
AHA-29160がそろそろ組み込まれていましたが、
まったく正常動作
全てがボランティアによって構築されたフリーOSは、仮に大きな問
ポートへと変化しています。例えば、
データベースの運用管理を前提
できませんでした。
しかし、AHA-29160はUltra 160 SCSIモードを
題があったとしても、誰にもその修正に対する責任はありません。つ
とするディストリビューション、
インターネットサーバーの運用管理を簡
SCSI BIOS上で禁止すれば使えました。
(SCSI BIOSはシステム立
まり、雑誌などに無料で添付されているプログラムを自分の責任でイ
単にしたディストリビューション、科学数値の並列演算用のパッケージ、
ち上げ時、CTRL-Aで起動するSCSIカードのパラメータ設定画面)
ンストールし、 自分の責任で運用しているのと同等であることを、導
インストールするCPUのサポートレベルなど様々です。
「Linuxなら、
2.2.16
入に先立って理解していなければなりません。
(もちろん、
その運用
どこのディストリビューションを選んでも一緒」ではなく、個々のディス
Ultra 2 SCSIでネゴシエーションエラーを起こしたHDDも正常に
を代行してくれる会社もあります) この責任の範囲は、
もちろんLi-
トリビュータによって、
そのサポート・メンテナンス・得意とするアプリケー
80MB/sの接続ができるようになりました。
しかし、AHA-29160のUl-
nuxなどのディストリビュータも含めるので、仮にカーネルの致命的
ションに対するサービス体制が全て違うので、自社の運用目的を明
tra 160 SCSIモードに関しては、
まだ、OKできません。そのためPC起
なバグを見つけ指摘したとしても、ディストリビュータが自社の負担で
確にして、
その管理をどのように行なうかを検討した上で、採用するディ
動時のSCSI-BIOSでUltra 160モードを禁止しておく必要があります。
カーネルを修正する義務そのものがないのです。
したがってLinuxな
ストリビューションを決定すべきです。
その他には、
テープ装置を使用中に、原因不明のSCSIバスリセット
どのフリーOSを使っていく以上、状況に応じてハードウェアやOSを
が定期的に発生して、バックアップソフトが異常終了してしまうといっ
検 含めてソフトウェアの変更を必要とするを、あらかじめ理解しておか
査 なければなりません。ニューテック製品でも、周辺機器側で、可能な
体 限りの対応処置を行なっていますが、処置不可能な問題がある場
制 合には、お客様のシステム内容の変更をお願いせざるをえない事を
・
ホ 予めご理解ください。特にSCSIカードなどの変更をお願いするケー
ス スや、OSを最新バージョンにアップデートしていただくケースが多く
ト あります。
ア
ダ フリーOSの実務利用には
プ
タ メンテナンス技術者の配置を要します
た現象を発生しているシステムもあり、Linux共通の問題なのか調査
Linuxの周辺機器サポートに関して
中です。
最近多いテープ装置のトラブル
Linuxの新SCSIドライバ
現在、Linuxはテープ装置においてカーネルがデッドロックするトラブ
以前のSCSIドライバはLinuxのサポートを非常に困難にしていまし
ルが多く出ています。これはLinux機に実装されている、SCSIカード
たが、やっと信頼性の高いSCSIドライバのリリースが始まりました。
のデバイスドライバの機能不足やバグが原因となっているようです。
現時点(2001年4月)
では、FTPサイトからのダウンロードして組み込
しかし、周辺装置側での対応が可能なため、現在は必要に応じて、
む必要がありますが、5月頃から新SCSIドライバを搭載したディストリ
装置のファームウェアアップグレードや、設定変更での対応を行なっ
ビューションパッケージのリリースが始まります。
(現在リリース表明さ
ております。実際に起こっている障害は、"tar"コマンドの終了時にカー
れているのはRed hat Linux 7.1) このドライバは今後カーネル
フリーOSが実務レベルで十分使えると評価される時代となった現在、
ネルがデッドロック状態におちいってしまう問題ですが、
こういった障
2.4.xのディストリビューションに標準搭載されることになりますが、
こ
このOSの利用には大きなメリットがあります。例えば、
メーカー製OS
害にはテープ装置のディップスィッチ設定変更で対応できています。
のドライバはカーネル2.2.xにも対応しているので、
カーネルの再構築
ベースのアプリケーションサーバー(データベースなど)が数百万円
しかし、最近、LinuxのSCSIドライバが全く新しいモジュールに変更さ
を可能なユーザーであれば、
インストールも可能です。また、
ドライバ
しても、
フリーOSベースなら数十万円、場合によっては数万円で利
れたので、可能であれば新モジュールへの変更が適切ともいえます。
用できるなどのメリットがあります。こういった利益を活用するには、
がどの程度変更されたのか確認してみたところ、全て書き直されたモ
ジュールというよりも、Free BSDのSCSIドライバがLinuxと共有ソー
OSのメンテナンス技術者を確保する必要があります。これは前記の
Linuxのハードウェア互換性の評価
通り、状況に応じてハード・ソフトのシステム変更を要する場合がある
Linuxは新しいカーネルバージョンが出荷される度に、
その時点で新
BSDでのトラブルは少なく、
ニューテックの評価でも、以前のドライバ
ためです。
しかし、
自社内に技術者を配置するのもコストがかかるので、
しいSCSIカード への対応を行なわれていますが、様々なハードウェ
が抱えていた問題を、
ほぼ全面的にクリアしているので大変好感を持っ
ソリューションプロパイダとなる技術系会社とのコンサルティング&メ
アが出荷されるPC市場における信頼性評価には限界もあります。ニュー
ています。
(評価したカーネル2.4.0-0.99.11)
ンテナンス契約を結ぶことも合理的といえます。例えば、サーバーや
テックでも、
できるだけ多くのLinuxディストリビュータと技術提携を行
ストレージをはじめとするハードウェアおよびソフトウェア一式で供給
い周辺装置の動作検証していますが、自作機をも含めて無限の組
するベンダーからシステム導入し、
メンテナンス契約を行なう方法が
み合わせで構成されるPCに対する動作保証は現実的に不可能です。
SCSI に代わる次世代のシステムバスとしてFC-ALの導入が盛んに
あります。
なるべく基準となるハードウェアをベースにサポートしておりますが、種々
なりつつありますが、現時点でニューテックの販売するファイバーチャ
スでコンパイルできるよう移植されたもののようです。以前からFree
ファイバーチャネルカードのサポート(NPCI-FC2/STP)
の事情によりSCSIカードの変更やインストールするLinuxパッケージ
ネルカードのサポートは、Linuxカーネルのバージョン2.2.14から開始
変更を、
どうしてもお客様にお願いせざるを得ない場合もあります。
しています。RAIDなどのシーケンシャルアクセス性能は、確かにUltra
アダプテック社のSCSIカードでのトラブル状況
クセスではランダムアクセスも多く入り、
こういったデバイスのレスポ
ののプログラムソースが、全て公開されているといった点です。非公
近年、一般的に入手可能で、
かつ、
日本語対応Linuxのディストリビュー
ンス性能を含めての総合評価ではファイバーチャネルの方が勝って
開のメーカー製OSに比べ、OS自体をシステムの要求するニーズ合
ションで利用可能といえばアダプテック社のSCSIカードとなるのです
いるといえます。また、
システムインストールはSCSI と大きく変わらず
わせて、
いくらでも改造可能とするメリットは、最大限のシステム最適
が、本来、
このトラブルはアダプテック製SCSIカードだけの問題では
簡単で、
ファイバーチャネルカードをPCI スロットに実装した状態でLi-
化や、
さまざまなハードウェアの追加サポート、一般には反則技とされ
ありません。根本的にはSCSIドライバ全体の問題ともいえるのですが、
nuxをインストールすると、SCSI カードと同様に自動認識されるので
フリーOSを使うメリット
フリーOSの利用は、ハイレベルな技術者がバックグランドに付いて
いる場合、最強のシステム構築が可能です。その理由は、OSそのも
160 SCSI の方がピーク性能で勝っていますが、実際のストレージア
る標準システムコールを無視したハードウェアアクセスなど、全てはプ
ニューテックがこれまで、Linux用のSCSIカードとしてサポートして来
非常に簡単です。
(Bootはインテル系CPUに限ります) ファイバー
ログラマのやりたい放題なのです。
(今だ、
自由なプログラミングが出
たため、
ここでは分かりやすく表記しました。
くれぐれもアダプテック社
チャネルの採用は、
システムバスのデータ転送における信頼性向上
来たMS-DOSが、一番良かったというプログラマも多くいると思いま
製SCSIカードの品質に問題があると誤解が無いようお願いします。
も含めて検討することをお奨めいたします。
す) 我々の知る範囲ではFreeBSDベースで構成された、大手携
さて、Linuxのカーネルバージョン2.2.xまでに標準実装されていた
帯電話会社の百万人分のメールを処理する巨大なサーバークラス
SCSIドライバですが、非常に多くのバグを抱えておりLinuxの信頼性
タです。もちろん、
こういった特殊なシステムの運用管理は、
その開
グレードがFreeBSDに比べ低いものと評価される原因にもなってい
発会社に一貫して、
メンテナンスから管理サービスまでを依頼する必
ました。
しかし、やっと品質の良いSCSIドライバの供給が始まってい
Free BSDの
周辺機器サポートに関して
要があります。従来、
メーカー製のOSでこういった特殊なシステムを
ます。その内容については後述しますが、
ここには以前トラブルとなっ
組む時には、
そのOSの非公開部分を自由に操れるOSメーカーへ、
ていた内容を記しておきます。
Free BSDに関しては、従来からトラブルが少ないので、以前からカー
高いコストで開発依頼しなければなりませんでしたが、
フリーOSの信
2.2.11以前(2.0.x以前は除きます)
ネル2.2.8以降からサポートしています。また、Ultra 160 SCSIやファ
頼性グレードが大きく上がった将来は、
さまざまに特異な技術を持っ
カーネル2.2.11以前はAHA-2940U2Wでも多くの問題をかかえてい
イバーチャネルカードを含んでのサポートは、パッケージリビジョンで
た開発会社が現れることになると思います。
たため、実際、多く使われているSCSIカードはAHA-2940UWです。
Free BSD 4.2R以降とさせていただいています。
おわり
41
FC対応カード
NPCI-FC2/STP
仕様
型番
メタルケーブル対応
NPCI-FC2/STP
標準価格
¥108,000
仕 様
Sun Ultra 5、10、30、60,80
Sun Ultra Enterprise 250、450
Sun Ultra Enterprise 3000-10000
PC/AT互換機(PCIバス搭載機種)
Linux 2.2.18以上
対応OS
FreeBSD R4.2以上
Solaris7∼8(OS標準のデバイスドライバを使用)
Windows NT
(ドライバはホームページからダウンロード)
Windows 2000
(OS標準のデバイスドライバを使用)
外部インターフェース ANSI X3T11 Fibre Channel for copper links
(STP:メタル)/HSSDC×1ch(シングルループ)
/コネクタ形状
64Bit/33MHz(32bitバスにも実装可。但しピー
PCIバス仕様
ク性能は半減)
なし。
(ケーブルは別売です)
標準添付品
対応機種
これからのストレージ導入にはFCがおすすめ
FCは既にSunBlade1000などのホストマシンでも導入され、
SCSIの次世代バスとして各社で採用されはじめています。
FCはSCSI同様に手軽な接続が可能な上、従来のようにケ
ーブル長やデバイス数を意識することもありません。また、将
来的には、複数ホストマシンからストレージ共有を行うSANへ
のシステムアップも容易になります。
SunBlade1000に採用された
HSSDCコネクタタイプ
ファイバーチャネルで多く採用されるSTP(メタル)
タイプのフ
ァイバーチャネルインターフェースです。SunBlade1000と互
換のHSSDCコネクタでConfidenceATA/FCなどにダイレク
トに接続できます。
Solaris標準のドライバで動作、Bootも可能
NPCI-FC2/STPは、Solaris7以降に標準添付されているド
ライバで動作します。また、Windows2000、Linuxカーネル
2.2.16以降、FreeBSD4.2でも標準のデバイスアダプタとし
てサポートされています。もちろんこれらのOSでは、接続され
たFCデバイスからのBootも可能となります。
Sun対応 SCSIカード
NPCI-160LVDV
PCI-Bus対応 Ultra 160 SCSI 2chモデル
型番
標準価格
¥137,600
NPCI-160LVDV
仕 様
Sun Ultra Enterprise 3000∼10000
対応機種
Sun Ultra Enterprise 220R、250、420R、450
(PCI拡張バス
搭載機種)Sun Ultra 5、10、30、60、80
Solaris2.6/7/8(Solaris2.5.x以前のバージョン
対応OS
には対応できません。)
外部インターフェース/コネクタ形状 LVD対応 Ultra 160 SCSI/VHDCI(V型)×2
SCSI最大転送レート 160MB/s×2ch
64bit 33MHz PCIバス
(ショートサイズ)
PCIバス仕様
Sunのパフォーマンスアップに!
様々なサービスをマルチタスクで実行するSolarisなど
のUNIX系OSにはSCSIハードディスクが最適です。
SCSIタイプのハードディスクは、複数の命令を同時に
受付け効率良く実行するTagged Command Queuing機能を持っているため、
マルチタスク環境における
パフォーマンスを向上します。Sun Ultra 5やUltra 10
はIDEタイプのハードディスクが実装されているため、
SCSIインターフェースの増設が必要です。
※32bit PCIバスにも実装可能ですが、
ピーク性能が半減します。
標準添付品
NPCI-80LVD
なし
Open Bootをサポート
PCI-Bus対応 Ultra 2 SCSI 1chモデル
型番
NPCI-80LVD
標準価格
¥86,000
仕 様
Sun Ultra Enterprise 3000∼10000
対応機種
Sun Ultra Enterprise 220R、250、420R、450
(PCI拡張バス
搭載機種)Sun Ultra 5、10、30、60、80
Solaris2.6/7/8(Solaris2.5.x以前のバージョン
対応OS
には対応できません。)
外部インターフェース LVD対応 Ultra 2 SCSI
/コネクタ形状 /D-Subハーフピッチ68ピン(メス)
SCSI最大転送レート 80MB/s
32bit 33MHz PCIバス
(ショートサイズ)
PCIバス仕様
なし
標準添付品
NPCI-40UW
PCI-Bus対応 Ultra Wide SCSI 1chモデル
型番
NPCI-40UW
標準価格
¥55,000
仕 様
Sun Ultra Enterprise 3000∼10000
対応機種
Sun Ultra Enterprise 220R、250、420R、450
(PCI拡張バス
搭載機種)Sun Ultra 5、10、30、60、80
Solaris2.5.1/2.6/7/8
対応OS
外部インターフェース Ultra Wide SCSI(SE)
/コネクタ形状 /D-Subハーフピッチ68ピン(メス)
SCSI最大転送レート 40MB/s
32bit 33MHz PCIバス
(ショートサイズ)
PCIバス仕様
なし
標準添付品
添付のドライバをインストールするだけでRAID装置や外付け
ハードディスクなどからのBootを可能にします。なお、NPCI80LVDおよびNPCI-160LVDVの二製品は、SolarisのCDROMにあるOSインストーラからサポートされていないので、
Bootの設定方法に関しては弊社HPをご参照ください。
SCSIのグレードアップによって
パフォーマンスを改善
SCSIバスのグレードによって40MB/s∼160MB/sのデータ
転送速度が変わりますが、UNIX系のOSでは特にストレージ
へのアクセス速度が、
システムパフォーマンスに大きく影響し
ます。いかに高速なCPUを搭載したサーバーでも、
ストレージ
へのアクセス速度が遅い場合には、
これがシステムパフォー
マンスのオーバーヘッドとなるため、SCSIカードのグレードア
ップがお奨めです。
(もちろんSCSI機器側も高速なモードを
サポートしている必要があります。)
LVD対応インターフェース
SCSIインターフェースは、Sun純正品にはラインナップされて
いないLVD対応品です。
(NPCI-160LVDVとNPCI-80LVDの二製品)
周辺装置が高速のSCSIバスをサポートしていても、ホストの
SCSIアダプタにLVDサポートがなければ、
そのパフォーマン
スや機能を十分に利用することができません。高速かつ高
信頼データ転送を実現するためには、LVD対応SCSIインタ
ーフェースの採用が必須です。
※ S-Bus対応製品につきましては、
お問い合わせください。
検
査
体
制
・
ホ
ス
ト
ア
ダ
プ
タ
42
これまでギガビットは、光ファイバー製品のみ供給されていたため、バックボーンにおける基幹のボトルネック
解消や高速演算クラスターシステムの通信用などでしか使われておらず、
まだまだ一般的ではなかったギガ
ビットイーサーネットですが1000BaseT規格の登場により安価にギガビットのスピードが手にはいるようになり
ました。
CPUの高速化、
そして100Mイーサーの普及により、
サーバー
実際のテストでの検証
21.4MBのファイル
だけでなくクライアントも100Mイーサーでの接続が一般的
になってきました。
しかし、サーバーとクライアントが同規格
テスト方法
2.75MBのファイル
になると、サーバー側でボトルネックが発生しクライアントも
100Mイーサーの能力を発揮できません。これは、
10Mイーサー
ftpを使用しファイル転送をして、表示される転送レートを記
から100Mイーサーへの移行時にも起きた問題で、再びネッ
録しました。1度目はサーバーもディスク内から読み込みます。
トワークの高速化への転換期がきていると言えます。
20Mbit/s
20Mbit/s
メモリ − ディスク
30.16MB/s
メモリ − メモリ
39.68MB/s
続けて同じファイル転送を指定すると、今度はサーバーの
FreeBSD
GIGABIT
サーバー
クライアント
クロスケーブル
サーバー
FreeBSD4.2R
クライアントA
WIN2000プロ
ちなみに100Mのファイルでは下記のような結果が実測で
クライアントB
FreeBSD4.2R
計測されました。
クライアントAとBは同じマシンに2種類のOSをインストール
スイッチ
100M SW
して試しました。サーバー、
クライアント共に1000BaseT-
100MBのファイル
NICとしてGA620Tを使用。接続はクロスケーブルで直結
クライアント
クライアント
100M
100M
36.88MB/s
環境
サーバー 100M
20Mbit/s
クライアント
クライアント
100M
100M
22.70MB/s
メモリ − メモリ
FreeBSD
メモリ内にあるキャッシュされたファイルを転送します。
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
関
連
メモリ − ディスク
クライアント
クライアント
100M
100M
メモリ − ディスク
20MB/s
メモリ − メモリ
38MB/s
しました。UNIXクライアントでは出力先に/dev/nullを指
100Mイーサーで接続したFreeBSD同士では80Mbit/s=
定してサーバー内のメモリへの転送としました。
10MB/sが実測で計測されました。
※ スピードの単位は全てバイト表記です。
サーバー、
クライアント共100Mの場合では、2台以上同時にサー
バーにアクセスするとサーバーのスループットをクライアントの台
数で割った分のスピードしかクライアントには提供できない。
テスト1
サーバー内の転送性能テスト
今回は連立する規格はなくギガビットイーサーの規格は1
本化されています。また、1000BaseT-NICは、10/100/
21.4MBのファイル
1000Baseのどれにも互換性があり、現在のHubでも接続・
継続使用することが可能です。
2.75MBのファイル
低価格な1000BaseT-NICとスイッチの登場によりサーバー
メモリ − ディスク
45.35MB/s
メモリ − メモリ
94.58MB/s
メモリ − ディスク
55.80MB/s
メモリ − メモリ
94.29MB/s
を1000BaseTにアップグレードしてサーバーのボトルネック
これよりこのサーバーの実効転送性能は約94MB/sと判断
を解消しましょう。
します。
1000BaseT
ネットワークケーブルに関して
1000BaseT規格のネットワークケーブルは100Mイーサーと
同じカテゴリ
(CAT)5以上で、100Mイーサーが4芯2ペアを
使用していたのに対し8芯4ペアを使用します。最近は、
より
品質のよいCAT6ケーブルも入手しやすい価格になってき
ました。より長く距離を伸ばすならCAT6ケーブルをおすすめ
します。
(もちろん光ファイバーの方がもっと安定しています)
100Mイーサーでのスループットは実質50∼70Mくらいが
テスト2
製品仕様上での違いは、CAT5ケーブルが100MHzの特
限界ですが、最近ではペンティアム3の1Ghzクラスサーバー
でも1000BaseTを使用することにより、簡単に100Mイーサー
クライアントAからサーバーへのファイルコピーテスト
の2∼3倍のスループットを出すことが可能です。
21.4MBのファイル
サーバー 1G
60Mbit/s
2.75MBのファイル
60Mbit/s
60Mbit/s
ディスク − ディスク
メモリ − ディスク
1.2MB/s
2.75MB/s
性に対し現在CAT6ケーブルとして市販されているものは
250MHzの特性を持っています。
ストレート
−
メモリ − ディスク
FreeBSD
16.89MB/s
Windows
12345678
スイッチ
クライアント
サーバー
GIGABIT
クライアント
クライアント
100M
100M
クライアント
クライアント
100M
100M
テスト3
サーバーをギガビットにすると3∼4台のクライアントまでは最速
のスループットを維持できます。
クロス
クロスケーブル
クライアント
クライアント
100M
100M
クライアントBからサーバーへのファイルコピーテスト
12345678
1
2
3
6
4
5
7
8
1
2
3
6
4
5
7
8
1
2
3
6
4
5
7
8
3
6
1
2
7
8
4
5
12345678
12345678
おわり
43
FS524JP
NETGEAR FastEther/Stackable Switch
オートセンス10/100Mポートを24ポートとスタック用
フルデュプレックス2Gbpsx2のスタック専用ポートを
もちスタック接続により増設が可能。スタック接続時は、
スイッチ間の最短経路による2本のリンクをロードバ
ランスし最適な通信を提供します。オートフェイルオー
バープロテクションでスタック接続時のスタックケーブ
ルやスイッチの障害発生により他のスイッチが影響
を受けることなく動作し続けます。
今後リリースされるNETGEARスタッカブル製品の互
換性があます。
型番
標準価格
FS524JP
¥70,000
スタック接続で最大192ポート
まで拡張可能なスイッチ登場
仕 様
ネットワークポート オートセンス10/100MBPS RJ-45×24
スタックポート 全2重2Gbpsスタック専用ポート×2
14800パケット/s(10Mbps)
転送レート
148000パケット/s(100Mbps)
10マイクロ秒
レイテンシ
8000
MACアドレス
バッファメモリ 128KB/ポート
最大40W
消費電力
AC100∼240W 50/60Hz
電源
外形寸法/重量 330(W)×207(D)×43(H)mm/2.6Kg
温度:0℃∼40℃
動作環境
湿度:最大90%(結露なきこと)
ACコード×1
標準付属品
FS510T JP/FS518T JP NETGEAR FastEther/Gigabit Ether Switch
NETGEAR FS510T/518T Fast Ethernetスイッ
チは、
ツイストペア・ギガビットEthernetポートを装備し
た10/100Mbps Fast Ethernetスイッチで、
プラグ
&プレイで簡単にサーバやバックボーンへのアクセス
を高速化できます。ファイバ・ケーブルよりも低コスト
で配線が簡単なツイストペア・ケーブルを使用するこ
とができ、既存のケーブル配線やデスクトップ環境を
変更する必要はありません。
型番
標準価格
FS510TJP
FS518TJP
GS504T JP
¥90,000
¥118,000
仕 様
FS518T
FS510T
型番
ネットワークポート 10/100Mbps RJ-45ポート×8 10/100Mbps RJ-45ポート×8
100/1000Mbps RJ-45ポート×2 100/1000Mbps RJ-45ポート×2
スイッチング能力
7.2Gbps
9.6Gbps
14,800パケット/秒(10Mbps)
転送能力
148,000パケット/秒(100Mbps)
1,480,00パケット/秒(1000Mbps)
8,000
MACアドレス
バッファメモリ 10/100Mbps、1000Mbps 10/100Mbps、1000Mbps
ともに4MB
ともに8MB
消費電力
29W
45W
電源
AC100∼240V 50/60Hz
330(W)×207(D)×43(H)mm/2.3Kg
外形寸法/重量
温度:0℃∼40℃
動作環境
湿度:最大90%(結露なきこと)
ACコード×1
標準付属品
NETGEAR FastEther/Gigabit Ether Switch
NETGEAR GS504Tギガビット・スイッチは、パワー・
ワークグループ、データ・センタ、およびサーバ・ファー
ムの高速バックボーンとしてご利用いただける高性
能ネットワーク・スイッチです。ファイバ・ケーブルより
も配線が簡単なツイストペア・ケーブルを使用し、
プ
ラグ&プレイでインストールできるので、SOHOユーザ
も簡単にギガビットEthernetのパフォーマンスを利用
することができます。
型番
GS504TJP
GA622T
標準価格
¥158,000
仕 様
ネットワークポート 100/1000Mbps RJ-45 4ポート
パフォーマンス (64バイト・パケット)
スイッチング能力 9.6Gbps
148,000パケット/秒(100Mbps)
転送レート
1,480,000パケット/秒(1000Mbps)
8μ秒以下
レイテンシ
(100から1000Mbps)
18,000
8MB
25W
AC100∼240V 50/60Hz
ユニット :Power
ポート毎:Link、Activity、全二重、Collision
外形寸法/重量 330(W)×207(D)×43(H)mm/約2.4Kg
温度:0℃∼40℃
動作環境
湿度:最大90%(結露なきこと)
ACコード×1
標準付属品
MACアドレス
バッファ・メモリ
消費電力
電源
ステータスLED
NETGEAR/Copper Gigabit Ether Card
現在普及している100Mイーサーと互換を保ちつつス
イッチハブの交換によりギガパワーをサーバーに導入
しサーバーボトルネックを解消。
●添付ドライバーはサーバーパフォーマンスを引き出すチュー
ニング済み。
●自動ケーブル認識(クロスorストレート)
●ジャンボフレーム対応
型番
GA622T
標準価格
¥27,500
ギガビットNICが
大幅コストダウンで再登場
仕 様
標準/互換性
IEEE 802.3u 100BASE-TX FastEthernet
IEEE 802.3ab 1000BASE-T Gigabit
ネットワークポート RJ-45
PC PCI rev2.2 32 or 64Bitコネクタ
ホスト接続
ステータスLED 1000Mbps,100Mbps,Data
ドライバーサポート Windows 2000/NT4.0(SP4以降)/Me/98
/95 OSR2
Novell NetWare 4.2/5.0/5.1
Red Hat Linux 6.1/6.2
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
関
連
44
UPS 9125シリーズ
ラックマウントにも対応した常時インバータの
進化形ラインアダプティブ方式UPS
さまざまな電源トラブルへの耐障害性が高い、常時インバータ方式なみの高品質
な電源供給(AC100V±3%以内)
と、
ラインインタラクティブ方式なみの高効率
運転(最大力率93%)
を実現しました。さらにABM Plusバッテリ管理機構で、バ
ッテリの寿命を二倍以上に引き伸ばします。さらにフロアスタンドやラックマウント
などフレキシブルな設置形態に対応しています。
2Uラック搭載時
仕様
型番
1.25KVA
1.5KVA
DL9125-1250J
DL9125-1500J
標準価格
¥168,000
¥248,000
注 意 1.5KVAモデルは入力コンセント形状が通常のものとは異なり、
右図のようになります。
また、
右図形状のコンセントが無い場合はご連絡ください。
仕 様
常時インバータ方式の進化形ラインアダプティブ方式を新採用
さまざまな電源トラブルへの耐障害性が高い、常時インバータ方式なみの高品質な電源供給
(AC100V±3%以内)
と、
ラインインタラクティブ方式なみの高効率運転(最大力率93%)
を
実現しました。さらにABM Plusバッテリ管理機構で、バッテリの寿命を二倍以上に引き伸ば
します。さらにフロアスタンドやラックマウントなどフレキシブルな設置形態に対応しています
常時インバータ方式なみのパワープロテクション
近年、
コンピュータなどのOA機器の設置台数を大幅に伸ばしたオフィスでは、
それら機器に搭
載されたスイッチング電源や、
コピーやFAX機などの可変速モータの影響で、電源サージや高
調波歪み、電圧降下など、電力供給の品質が大きく劣化しています。こういった電源トラブル
は、実はユーザーの意識しないところで「原因が不明だけどコンピュータがハングアップした」
などの問題を起こしています。電源トラブル対策とは、
ただ、停電への対策をすればよいので
はなく、電力供給ラインからのトラブル要因をできる限り排除しなければなりません。UPS
9125シリーズは常時インバータ方式なみの、優れたパワープロテクション能力を持ちます。
主な電源トラブル
U
P
S
・
C
P
U
切
替
器
●停電
落雷などの自然災害や人為的なミスによって、
コンピュータへの電源供給を止めてしまう停電。
●電源サージ・サグ
電力消費が大きな機器の電源OFF時などに発生する電圧サージと、
その反対に電源ON時
に発生する電源サグによる瞬間的な電圧変動。
●電圧降下
オフィスの電力消費が大きくなりすぎて、供給電圧が低くなる現象。
●電源ノイズ
他の接続機器が発生するノイズが、電源供給ライン全てに影響する現象。
●高調波歪み
コンピュータなどスイッチング電源を搭載する機器を接続しすぎた場合や、
コピーやFAX機など
の可変速モータによる影響で、
きれいなAC正弦波を供給できない現象で力率が悪化する。
●周波数変動
発電機が不安定な場合に起きる現象。
●高電圧スパイク
落雷などによる6000Vを超える高電圧。
常時インバータ方式は、パワープロテクションに優れた反面、低力率といった短所を持ってい
ます。交流で供給された電力を完全に直流に変換し、
インバータでAC100Vを生成しなおすた
め、力率は85%程度と低いものとなっています。
(例えば全機器の合計で100Wを消費してい
る場合15WをUPSが消費してしまう。)
ラインアダプティブ方式では、バッテリ充電時とバッテ
リ運転時のみ、常時インバータ方式と同じ動作となりますが、通常運転中は準直流変換(全
波整流波形)
された電力から、AC100Vを生成しますから力率93%以上と高効率運転が実現
しました。
バッテリ充電中(常時インバータ方式と同等)
AC-DC
直流
DC-AC
AC出力
DC-AC
AC出力
バッテリ
通常運転時
AC入力
AC-DC
ABM Plusによるバッテリ管理
ABM Plusはバッテリに対し以下の4つのモード
で運用します。
15
ABM Plus方式のUPS
従来の方式のUPS
12
①急速充電モード
②フロート充電モード
③充電休止モード
④放電モード
これらモードの組み合わせによる独自の3ステー
ジ充電手法により、バッテリの二倍以上の長寿
命化と、バッテリの寿命や故障検出、
そして充
電時間の短縮化が実現しました。
9
6
0
6 12 18 24 30 36 42 48 54 60 66 72
バッテリ使用期間(月)
参考値
フレキシブルな設置形態
フロアスタンド設置のための縦置き用スタンドやEIA規格のラックに搭載するための取り付け
金具などを全て標準添付しています。
(EIA規格ラックへの搭載サイズは2Uです。)
93%の高い力率を実現
AC入力
DL9125-1250J
DL9125-1500J
商用同期常時インバータ方式(ラインアダプティブ方式)
1.25kVA
1.5kVA
単相2線
80V∼132V
50Hz−60Hz ±5%
12.5A
15A
単相2線
100V
±3%
正弦波
シール形鉛蓄電池
12V9Ah×4個
約3時間(90%充電時まで)
9分
8分
DSUB 9spin RS-232Cインターフェース
周囲温度:0∼40℃、相対湿度:5∼95%(無結露のこと)
45dB以下
強制空冷
UL1778準拠
FCC、VCCI 各規格に準拠
89(W)×432(H)×494(D)/23kg
RS-232Cケーブル×1、LansafeⅢ/FailsafeⅢ電源監視ソフト×1、
縦置き用スタンド×1、
ラックマウント用金具×1
バッテリバックアップ時間(分)
LansafeⅢ/FailsafeⅢ 標準付属
形式
給電方式
定格出力容量
交
流 相数・線数
入 電圧範囲
力 周波数
相数・線数
交 定格容量
流 電圧
出
力 電圧精度
波形
種類
バ 容量
ッ
テ 充電時間
リ
バックアップ時間
通信機能
使用環境
騒音
そ 冷却方式
の
他 安全規格
EMC
外形寸法/質量
標準添付
準直流
二分割給電をサポート
負荷セグメントを二つに分けて、
それぞれにバックアップ時間を設定できます。
特に一方のセグメントが、停電発生時からシャットダウンまでの時間がかかるような場合は、
こ
のセグメントのバックアップ時間を長く設定します。
増設バッテリモジュールで給電時間を延長
(オプション)
オプションの増設バッテリモジュール(最大3ユニット)で給
電 時 間を延 長できます 。増 設モジュール 一 台あたり
1.25KVAタイプへの増設では9分、1.5KVAタイプでは8分
の時間延長可能です。
切り離し
パワーマネージメント管理ツール(LansafeⅢ/FailsafeⅢ標準添付)
バッテリ
様々なOSからUPS管理を実現します。
全波整流波形
バッテリ運転中(常時インバータ方式と同等)
停電
AC-DC
直流
バッテリ
DC-AC
AC出力
シリアル接続(FailsafeⅢ)Windows95/98/NT
LAN接続(LansafeⅢ)Windows95/98/NT/2000、RedHat Linux6.1、Turbo Linux6.0、
LASER5 Linux6.0Rel.2、AIX4.3、Solaris2.6/7/8、HP-UX10.20/11.00
45
PshareMulti
SUN、Mac、Dos/Vの混在環境で、モニター
やキーボードマウスを共有 !
外部電源不要 !
Product by Plat Home
サーバールームなどのコンピュータが密集した環境において、1台のモニターで複
数台のSun、DOS/V、Macintoshを切り替えて使用できるCPU切替スイッチの登
場です。
PshareMulti8
PshareMulti4
1台で、複数のホストマシンを切替
Sun、Macintosh、DOS/Vの
混在環境に対応
DOS/V
Sun
SunやMacintosh, DOS/V混在の環境で
も1つのキーボードとマウスで接続されたホ
ストマシンを切り替えて使用できます。また、
キーボード/マウスはそれぞれのホストの規
格に準じたものを同時に、
または選択して
接続することができます。
切り替えて使える
SUN
Mac
DOS/V
切替器前面のボタンだけでなく、接続されたキーボードからホットキー
(「Ctrl+Alt+Shift」
「Scroll Lock2連続押下」
「Num Lock2連続押下」を選択可能)による切替が可能です。
Ctrl
Alt
Shift
Ssroll
Lock
各ポートに専用のMPUを搭載
●選択・接続されたPCのみキーボード/マウスの操作が有効となり、
その他のPCにはキーボー
ド/マウスの操作情報は送信されませんが、PCからのコマンド処理は常時行われ、各種のモー
ド、(キーコードモード、LED状態、
マウス出力モード等)は切替内部のMPUが保持し選択・接
続時に反映されます。
●すべてのホストマシンの電源OFF状態からは、最初に電源をONしたホストが自動的に選
択されます。 (ホストから電源が供給されれば、他のOFF状態のホストマシンも選択可能で
す。)
●各ポート毎にMPUを搭載していることにより、
それぞれの状態を保持していますので、シン
グルMPUのCPU切替器でよく発生する、切替時のハングアップから回避でき、 安定した
動作が実現出来ます。
他社製品
ポート
ポート
型番
8ポートCPU切替器
4ポートCPU切替器
SUN用
1.8mケーブル PC/AT用
Mac用
SUN用
3mケーブル
PC/AT用
Mac用
SUN用
5mケーブル
PC/AT用
Mac用
Sun用モニタ変換アダプタ HDB15メス>13W3オス
専用ACアダプタ
NC14003-T803
NC14003-T403
NC14003-T042#HG
NC14003-T046#HG
NC14003-T044#HG
NC14003-T042#3
NC14003-T046#3
NC14003-T044#3
NC14003-T042#5
NC14003-T046#5
NC14003-T044#5
AP-300
AP-960N
標準価格
¥158,000
¥99,800
¥5,000
¥7,500
¥9,500
オープン
仕 様
Mac
ホットキーで快適な切替環境
ポート
仕様
ポート
切替
切替時にハングアップ
操作不能
MPU
MPU
型番
対応ホスト/コネクタ
Pshare Multi 8
Pshare Multi 4
DOS/V(PC/AT互換機)
PS/2キーボード、
マウスポート:ミニDIN 6pin
モニターコネクタ:HDB 15pin
Macintosh
ADBキーボード、
マウスポート:ミニDIN 4pin
モニターコネクタ:DB 15pin
SUN WS
キーボード、
マウスポート:ミニDIN 8pin
Type4以降モニターコネクタ;DB 15pin
※ DB13W3形状のコネクタへ接続する場合はSun純正の変換アダプタ
(X3872A)
をお買い求めください。
対応モニタ
DOS/V互換CRTモニタ
DOS/V互換液晶モニタ
※ SUN製CRTモニタを接続する場合はAP-300をお買い求めください。
対応キーボード
PS/2準拠キーボード
(101∼109キー)
※ USBおよびシリアルマウスには対応しません。
Macintosh JISキーボード
SUN JISキーボード
対応マウス
PS/2準拠2ボタン、3ボタンマウス
・富士通高見澤コンポーネント製:FID677(マルチスクロールマウス)
・Microsoft(Logitech)
:Intellimouse、MouseMan+、MouseMan96、
MouseMan、PilotMousePort
・IBM:Scroll Point Mouse
※ ホイールを使用する場合はOSが対応している必要があります。
Macintosh用マウス
(ミニDIN 4pin ADB)
SUN用マウス
(ミニDIN 8pin)
接続台数
最大8台
最大4台
(全ポート:DOS/V、Macintosh、SUN対応)
(全ポート:DOS/V、Macintosh、SUN対応)
選択方式
セレクトボタン、
キーボード
(ホットキーモード)、
フットスイッチ(別途問い合わせ)
モニター解像度
最大1600×1200(75Hz)、200MHz
電源
DC+5V±5%(PCのキーボードコネクタから供給)
消費電流
最大125mA(ホスト1台接続時)
最大120mA(ホスト1台接続時)
最大260mA(ホスト4台接続時)
外部電源
DC9V/0.5A以上
キーボード、
マウス供給電流 最大150mA(ホストからの電源使用時) 最大100mA(ホストからの電源使用時)
最大300mA(別売外部電源使用時) 最大300mA(別売外部電源使用時)
外形寸法
437(W)×200(D)×42(H)mm
300(W)×120(D)×42(H)mm
重量
2.8kg
1.45kg
標準添付品
なし
U
P
S
・
C
P
U
切
替
器
カスケード接続では、最大32台までのホストマシンを接続
5台のPshareMulti8を使用して、最大32台のホストマ
シンを前面のボタンまたはホットキーで切り替えること
が可能です。
※ PshareMulti4を使用した場合、最大16台まで。
※ Pshareどうしの接続には、PC/ATケーブルをご使用ください。
ハングアップ
本製品
ポート
ポート
ポート
ポート
MPU
MPU
MPU
MPU
切替
MPU
MPU
MPU
MPU
切替時のハングアップなし
安定動作
SUN
Mac
DOS/V
最大32台接続可
DOS/V
外部電源不要
各PCから電源供給を受けて動作しますので、通常使用形態では、外部電源を必要としません。
46
NTMシリーズ
5年保証について
コンピュータの処理能力向上に伴い、
メモリICも技術革新が常に繰り返され、
メモリ
バスの仕様も高速化されてます。数年前の製品はすでに生産中止になっている場
合も多くあり、
たとえメモリ自体の不良でも、修理も交換もできない状況に陥る可能
性がでてきます。
ニューテックはこのような開発・流通市場の変遷等を考慮し、
メモリの保証期間=修
理可能期間を確実な5年としています。
※ 価格は全てオープン価格です。
Sun 対応
機 種
Ultra1(140・140E・170・170E・200E), Sun Enterprise1(140・170170E)/150(170),
Netra i1(140・150・170E)
Ultra2(1170・1200・1300・2170・2200・2300)/20(167・200・250・300)/30(250・300)
/60(1300・1360・1450・2300・2360・2450), UltraEnterprise2(1200・1300・2170・2200・
2300)/150(170)/250/450, Netra j2(1200)/t(1120・1125)/ft(1800), Enterprise 220R
NTM64-128/U1
NTM128-256/U1
NTM64-256/U2
型 番
容 量
128MB
256MB
256MB
構 成
64MB×2
128MB×2
64MB×4
純正パーツ番
X7003A/JM
X7004A/JM
X7003A/JM(2set)
NTM128-512/U2
512MB
128MB×4
X7004A/JM(2set)
1GB
256MB×4
X7005A/JM(2set)
128MB
256MB
512MB
1GB
2GB
1GB
4GB
256MB
512MB
64MB×2
128MB×2
256MB×2
128MB×8
256MB×8
256MB×4
1GB×4
256MB×1
512MB×1
X7037A/JM
X7038A/JM
X7039A/JM
X7023A/JM
X7026A/JM
X7053A
X7052A
X6992A
X6993A
容 量
256MB
512MB
構 成
128MB×2
256MB×2
純正パーツ番
A3483A,A4177A
A3737A
NTM128-256/Bclass
NTM256-512/Jclass
NTM256-512/L
NTM512-1G/L
NTM1G-2G/L
NTM256-512/N
NTM512-1G/N
NTM1G-2G/N
NTM128-256/Rclass
NTM256-512/Rclass
256MB
512MB
512MB
1GB
2GB
512MB
1GB
2GB
256MB
512MB
128MB×2
256MB×2
256MB×2
512MB×2
1024MB×2
256MB×2
512MB×2
1GB×2
128MB×2
256MB×2
A4517A
A4984A
A5797A
A5798A
A6115A
A3763A
A4923A
A5864A
A3564A
A3717A
NTM256-256/J7
NTM512-512/J7
NTM1G-1G/J7
NTM128-256/A
NTM256-512/A
256MB
512MB
1GB
256MB
512MB
256MB×1
512MB×1
1GB×1
128MB×2
256MB×2
A4994A
A4995A
A6115A
A5792A
A5808A
型 番
NTM128-256/O2
NTM128-256/OCT
NTM256-512/OCT
NTM256-512/ORG
容 量
256MB
256MB
512MB
512MB
構 成
128MB×2
128MB×2
256MB×2
256MB×2
純正パーツ番
MEM-256HD-O2
HU-MEM256
HU-MEM512
H4-N512D
NTM256-4G/ORG
4096MB
256MB×16
※Ultra30, Netra t1120/1125については2枚でも使用できますが、パフォーマンス上4枚が推奨されています。
Sun Enterprise450, 420R, Ultra80, Netra(1400・1405)
NTM256-1G/U80-4P
※全て4CPU対応
Ultra5, 10
Enterprise Ultra5s, 10s
Ultra10, Enterprise Ultra10s
Enterprise10000/3000/3500/4000/4500/5000/5500/6000/6500, Netra j 4000/5000
Ennterprise3000/3500/4000/4500/5000/5500/6000/6500/10000
Blade1000, SunFire280R
Blade100
NTM64-128/U5-360
NTM128-256/U5-360
NTM256-512/U10-360
NTM128-1G/6000
NTM256-2G/6000
NTM256-1G/BL
NTM1G-4G/BL
NTM256-256/BL100
NTM512-512/BL100
HP9000 対応
機 種
B132L/160L, C160/160L/180/180XP,
K100/200/210/220/250/260/260-EG/360/370/380/400/410/420/450/460/460-EG/
460-XP/570/580
B132L+/180L, C200/240/360, J2240/282/282/2
J2240, B132L+ /180L
L1000/2000/3000, A400/500
N4000
増
設
用
メ
モ
リ
・
O
E
M
機
一
覧
Dクラス, R380(1・2)/390(1・2)
B132L /132L+/160L /180L, C160 /160L /180/180-XP/200/240/360, Dクラス,
R380(1・2)/390(1・2)
B1000/2000, C3000/3600, J5000/5600/7000
B1000/2000, C3000/3600, J5000/5600/6000/7000
A180/180C, R380/390
型 番
NTM128-256/C
NTM256-512/C
SGI IRIS 対応
機 種
O2(R10000/R12000/R5000/RM5200)
OCTANE(R10000, R12000,R12000A)
CrayOrigin2000, Onyx2, Origin200, Origin2000 Deskside(R10000・R12000)/Rack(R10000・
R12000), SGI2100(R10000)/2200(R12000)/2400(R10000・R12000)/2800(R10000・
R12000), WebFORCEOrigin200 DualTower(R10000・R12000)/SingleTower(R10000・R12000),
WebFORCEOrigin2000 Deskside(R10000・R12000)/RackSystem(R10000・R12000)
※ 上記以外にも取り扱い製品が多数ございますので、弊社営業部までお問合せください。
TEL:
(03)5777−0852 E-Mail:[email protected]
HIUP4GB
47
SunシリーズOEM機一覧
東芝 ASシリーズ
/UXシリーズ
AS7000 U1
Ultra1model 140
AS7000 U1
Ultra1model 170
Ultra1 Creator 3D170E,200E AS7000 U1E
AS7000 U2
Ultra2
AS7000 U5
Ultra5
AS7000 U10
Ultra10
AS7000 U30
Ultra30
AS7000 U60
Ultra60
AS7000 U80
Ultra80
−
Ultra450
AS7000 U1
Enterprise 1
AS7000 U2
Enterprise 2
UX7000 E/150
Enterprise 150
UX7000 E/250
Enterprise 250
UX7000 E/450
Enterprise 450
UX7000 E/3000
Enterprise 3000
UX7000 E/3500
Enterprise 3500
UX7000 E/4000
Enterprise 4000
UX7000 E/4500
Enterprise 4500
UX7000 E/5000
Enterprise 5000
UX7000 E/5500
Enterprise 5500
UX7000 E/6000
Enterprise 6000
UX7000 E/6500
Enterprise 6500
UX7000 E/10000
Enterprise 10000
AS7000 U5S
Enterprise Ultra5s
AS7000 U10S
Enterprise Ultra10s
UX7000 E220R
Enterprise 220R
UX7000 E420R
Enterprise 420R
−
Netra t1
AS7000 B1000
Brade 1000
AS7000B100
SunBlade100
UX7000 F/3800
SunFire3800
UX7000 F/ 4800
SunFire4800
UX7000 F/4810
SunFire4810
UX7000 F/6800
SunFire6800
Netra X1
Netra X1
SUN SPARCシリーズ
富士通/GP-Sファミリ−
2001年4月現在
ユニシス/US family
120U-140
120U-170
120U-172,200E
120U-202
GP300S model 2
U5
GP400S model 5
U10
GP400S model 10
U30
−
U60
GP400S model 60
−
GP400S model 80
−
GP400S model 450
120U-140S
−
120U-170xS,20xS
−
120U-170xS
−
U250
GP7000S model 25
U450
GP7000S model 45
1000U-A
−
GP7000S model 350 U3500
1000U-B
−
GP7000S model 450 U4500
1000U-C
−
GP7000S model 550 U5500
1000U-S
−
GP7000S model 650 U6500
GP7000S model 1000 U10000
U5(サーバータイプ)
GP7000S model 5
U10(サーバータイプ)
GP7000S model 10
GP7000S model 22R U220
GP7000S model 42R U420
U5T1
GP7000S model t1
GP5005S model 1000 B1000
−
SunBlade100
−
Sun Fire 3800
−
Sun Fire 4800
−
Sun Fire 4810
−
Sun Fire 6800
−
−
−
−
新日鉄/NS/SUN
UL/1 model 140
UL/1 model 170
UL/1 model 170E,200E
UL/2
UL/5
UL/10
UL/30
UL/60
UL/80
UL/450
UL/1
UL/2 UL/150
UL/250
UL/450
UL/3000
UL/3500
UL/4000
UL/4500
UL/5000
UL/5500
UL/6000
UL/6500
UL/10000
UL/5 UL/10 UL/220R
UL/420R
−
BL/1000
BL/100
FR/3800
FR/4800
FR/4810
FR/6800
−
松下/Pana siation
SS-UA11 model 140
SS-UA11 model 170
SS-UA12
SS-UA2
SS-UA5
SS-UA10
SS-UA30
SS-UA60
SS-UA80
−
SS-UA1
SS-UA2
SS-UE150
SS-UE250
SS-UE450
SS-UE3000
SS-UE3500
SS-UE4000
SS-UE4500
SS-UE5000
SS-UE5500
SS-UE6000
SS-UE6500
SS-UE10000
SS-UE5
SS-UE10
SS-UE220R
SS-UE420R
Netrat1
SS-UB1000
SS-UB100
−
−
−
−
Netra X1
OKITAC/Sシリーズ
−
−
−
−
U5
U10
−
U60
U80
−
−
−
−
UE250
UE450
−
UE3500
−
UE4500
−
UE5500
−
UE6500
UE10000
−
−
UE220R
UE420R
N1
BL1000
−
−
−
−
−
−
HP 9000シリーズOEM機一覧
HP9000
シリーズ
A180
A180C
A400
A500
B132L
B132L +
B160
B180L
B1000
B2000
C100
C110
C160
C160L
C180
C200
C240
C360
C3000
C3600
D210
D220
D230
D250
D260
D270
D280
D310
D320
D330
D350
D360
D370
D380
三菱
MEシリーズ
SA180
SA180C
SA400
SA500
RB132L
RB132L+
RB160L
RB180L
RB1000
RB2000
RC100
RC110
RC160
RC160L
RC180
RC200
RC240
−
RC3000
RC3600
−
SD220
SD230
−
−
SD270
SD280
−
SD320
SD330
−
−
SD370
SD380
日立
Vシリーズ
A180
A180C
A400
A500
VI132L
VI132L+
VI160L
VI180L
B1000
B2000
−
VJ110
VJ160
VJ160L
VJ180
VJ200
VJ240
VJ360
C3000
C3600
VK210
VK220
VK230
VK250
VK260
VK270
VK280
VK310
VK320
VK330
VK350
VK360
VK370
VK380
NEC
NX7000シリーズ
−
−
A400
A500
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
22
23
−
−
27
D280
−
32
33
−
−
37
D380
沖電気
OKITAC9000シリーズ
A180
A180C
A400
A500
−
B132L+
−
B180L
B1000
B2000
−
−
−
−
−
C200
C240
−
C3000
C3600
−
D220
D230
−
−
D270
D280
−
D320
D330
−
−
D370
D380
HP9000
シリーズ
D390
J200
J210
J210XC
J280
J282
J2240
J5000
J5600
J6000
J7000
K200
K220
K260
K260-EG
K360
K370
K380
K420
K460
K460-XP
K570
K580
N4000
R380
R390
T600
V2200
V2250
V2500
V2600
L1000
L2000
L3000
三菱
MEシリーズ
SD390
RJ200
RJ210
RJ210XC
RJ280
RJ282
RJ2240
RJ5000
RJ5600
−
RJ7000
−
SK220
SK260
RK260-EG
SK360
SK370
SK380
SK420
SK460
RK460-XP
SK570
SK580
SN4000
SR380
SR390
−
−
SV2250
SV2500
SV2600
SL1000
SL2000
SL3000
日立
Vシリーズ
VK390
−
−
VQ210XC
−
VQ282
VQ2240
J5000
J5600
−
−
VR200
VR220
VR260
VR260-EG
VR360
VR370
VR380
VR420
VR460
VR460-XP
VR570
VR580
N4000
R380
R390
VT600
VC2240
VC2250
VC2500
VC2600
L1000
L2000
L3000
NEC
NX7000シリーズ
D390
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
220
260
−
K360
K370
K380
420
460
−
K570
K580
N4000
−
−
T600
V2200
V2250
V2500
V2600
L1000
L2000
L3000
沖電気
OKITAC9000シリーズ
−
−
−
−
−
−
J2240
J5000
−
J6000
−
−
K220
K260
−
K360
K370
K380
K420
K460
−
K570
K580
N4000
R380
R390
−
V2200
V2250
V2500
V2600
V1000
V2000
L3000
この一覧表は各シリーズ
に対応する各メーカ ー
のOEM機を表していま
す。機種に互換がある場
合は同一のメモリ・同一
のSCSIインタフェース
が使用可能です。
その他の機種については、
弊社営業部
TEL:
(03)5777−0852
E-mail:
[email protected]
へお問い合わせください。
増
設
用
メ
モ
リ
・
O
E
M
機
一
覧
48
ケーブル接続例
製品に同梱されているSCSI/FCケーブルの交換について
製品に同梱されているSCSI/FCケーブルではホストマシンへの接続ができない場合に、
ご使用のホストマシンに合ったケーブルへ交換することができます。ご注文の際
には必ずケーブルの型番を明記してください。また、増設ディスクへ接続する場合のケーブル交換にも柔軟に対応を行っておりますので、弊社営業部へご相談ください。
TEL:
(03)5777−0852 E-mail:[email protected]
●SCSI用
A型
アンフェノールフルピッチ 50ピン
PC98、DOS/Vの旧タイプで採用 一般的な周辺機器
品 名
W-Wケーブル
H型 D-subハーフピッチ(ラッチ式)50ピン
一般的なNarrowSCSI-2コネクタ
ケーブルの形状
SCSI製品のコネクタ
A-Hケーブル
AH-70
サイズ:65(W)×12(L)mm
ホストマシンのコネクタ
WW
H型
A型
オス
¥4,000
WW-10
¥6,500
WW-100
¥4,000
WW-250
¥8,000
オス
W型
W型
オス
オス
WH-70CS
WH-70CS
H型
オス
¥8,000
H型 W型
オス
オス
A-Nケーブル
サイズ:35(W)×8(L)mm
N型 アンフェノールハーフピッチ(ラッチ式)50ピン
NEC EW4800、PC-98シリーズの旧機種で採用
AN-60
N型
A型
オス
¥4,000
オス
WN-60CS
WN-60CS
N型
オス
¥8,000
H型 W型
オス
オス
WM-60CS
サイズ:35(W)×7(L)mm
W型 D-subハーフピッチ(ネジ式)68ピン
UltraWideSCSI-3で標準的に採用
WM-60CS
M型
オス
¥8,000
H型 W型
オス
オス
M-Aケーブル
MA-60
M型
A型
オス
¥4,000
オス
A-Aケーブル
サイズ:47(W)×6(L)mm
M型 D-subフルピッチ(ネジ式)25ピン
Apple Macintoshシリーズ
AA-50
A型
A型
オス
¥4,000
オス
WA-70CS
WA-70CS
A型
オス
¥8,000
H型 W型
オス
オス
VWケーブル
サイズ:39(W)×9(L)mm
V型
VHDCI 68ピン
新型SCSIコネクタ
VW-100
V型
W型
オス
¥7,500
オス
HHケーブル
HH-70
H型
H型
オス
¥4,000
オス
MHケーブル
ケ
ー
ブ
ル
サイズ:32(W)×4(L)mm
MH-60
M型
H型
オス
¥4,000
オス
●ファイバーチャネル用
品 名
HSSDC型
HSSDC-HSSDC
メタルケーブル
FC-HH-5M ¥13,000
サイズ:20(W)×10(L)mm
HSSDC-DB9
メタルケーブル
DB9型 D-Sub 9ピン
FC-DH-5M ¥13,000
DB9-DB9
メタルケーブル
サイズ:33(W)×15(L)mm
FC-DD-5M ¥13,000
ホストマシンのコネクタ
ケーブルの形状
HSSDC型
オス
HSSDC型
オス
DB9型
オス
FC製品のコネクタ
HSSDC型
オス
DB9型
オス
DB9型
オス
※ その他のケーブル、
ターミネータ・変換コネクタにつきましては弊社営業部へお問い合わせください。
49
ホストマシン別ケーブル対応表
表中の「標準」が付いたケーブルは、各製品の標準添付ケーブルのことです。
既に増設されたSCSIデバイスへ接続する場合は左ページの表を参考にケーブルをご指定く
ださい。
記号の説明
対応する機種にはケーブルの型番マークを表示しています。
対応表は、本体内蔵SCSI機器(HDD、CD-ROMも含む)が1台のみ接続された場合です。
SCSI規格に関して
最大転送
速度
呼称
Fast SCSI
10MB/秒
Fast Wide SCSI
20MB/秒
Ultra SCSI
Ultra Wide SCSI
* :増設SCSIバスでの使用が望ましい。特にディスクサイドサーバーは内部引き回しが長いため注意。
◆ :増設SCSIボードを使用。
× :弊社サポート外または対応不可。
8ビット
8台
16ビット
16台
8ビット
80MB/秒
SE*
最大SCSIバス長
HVD*
LVD*
3m
25m
非サポート
4台まで3m、8台まで1.5m
40MB/秒
Ultra 2 SCSI
Ultra 160 SCSI
最大接続デバイス数
(SCSIホットバスアダプタも含む)
データ幅
16ビット
16台
160MB/秒
非サポート
12m
* SEはシングルエンデッドバス、HVDはディファレンシャル、LVDは低電圧ディファレンシャルのことです。
※上記はSCSI規格の仕様ですが、
ホストコンピュータのメーカーごとに独自の使用制限が設定されている場合もあります。
Sun SPARCstation/Ultra/Enterpriseシリーズ
製 品
機 種
SCSI規格
GLU/2/4/6、Confidence 2000/ATA
DLT、LTO、DDS4
New Duo、AIT
Ultra 160 SCSI
Ultra 2 SCSI
Ultra Wide SCSI
D-subハーフピッチ 68ピン(W型)
コネクタ
SPARCstation5/10/20、SPARCserver1000/2000、
Ultra 1 Model 140/170 、
Sun Enterprise 150/3000/4000/5000/6000/10000
Ultra 1 Model 140E/170E/200E、
Ultra 2 Model 1200/1300/2170/220/2300、
Sun Enterprise 220R/420R
Ultra 30/60/80/450、Ultra5、10、5s、10s
Sun Enterprise 250、450、3500、4500、5500、6500、
10000(増設ボード必須)
Sun Enterprise3000、10000、220R、250、420R、450、
Ultra5、10、30、60、80(増設ボード必須)
D-subハーフピッチ
50ピン(H型)
Fast SCSI
Fast Wide SCSI
Ultra Wide SCSI(NPCI-40UW使用時)
Ultra 2 SCSI(NPCI-80LVD使用時)
Ultra 160 SCSI
(NPCI-160LVD使用時)
WH-70CS
WW100
標
準
◆
WW100
標
準
◆
VW-100
D-subハーフピッチ
68ピン(W型)
VHDCI 68ピン(V型)
HP 9000 700/800シリーズ
製 品
機 種
SCSI規格
GLU/2/4/6、Confidence 2000/ATA
DLT、DDS4
New Duo、AIT
Ultra 160 SCSI
Ultra 2 SCSI
Ultra Wide SCSI
D-subハーフピッチ 68ピン(W型)
コネクタ
C100/110/160L、B132L/160L、D2xx(増設ボード必須)、
J2240、R380/390
C160/180/180-XP、J200/210/210XP、J280、282、
P280/282
D-subハーフピッチ
50ピン(H型)
Fast SCSI
WH-70CS
×
Fast Wide Differenial
Kシリーズ、D3xx、Tシリーズ、V2200/2250
Ultra Wide SCSI
B132L+/B180L/C200/C240/C360、S/Xシリーズ
B1000、B2000(増設ボード必須)、C3000/3600、J5000/6000
SCSI 2
D-subハーフピッチ
68ピン(W型)
◆(A/Vシリーズ、B2000)
Ultra 2 SCSI
A180/180C/400/500、V2500/2600(増設ボード必須)
WW100
標
準
WW100
標
準
(A/Vシリーズ、B2000増設ボード使用時)
L1000/2000/3000
VW-100
VHDCI 68ピン(V型)
IBM RS/6000シリーズ
製 品
機 種
SCSI規格
7248-43P-133、7248-43P-133
Fast SCSI
B50、H70、170、260、270
Ultra 2 SCSI
コネクタ
D-subハーフピッチ
50ピン(H型)
D-subハーフピッチ
68ピン(W型)
GLU/2/4/6、Confidence 2000/ATA
New Duo
Ultra 160 SCSI
Ultra Wide SCSI
D-subハーフピッチ 68ピン(W型)
WH-70CS
WW100
標
準
COMPAQ Alphaシリーズ
機 種
製 品
GLU/2/4/6、Confidence 2000/ATA
コネクタ
D-subハーフピッチ 68ピン(W型)
SCSI規格
Digital Personal Wrokstation 200i/266i/400i/433a/433au/
500a/500au/533a/533au600a/600au/333it
Alpha Station500-300、333、400、500
600-5/233、5/333、600A-5/500
Ultra Wide SCSI
Fast Wide SCSI
Ultra 160 SCSI
D-subハーフピッチ
68ピン(W型)
WW100
標
準
Sillicon Graphicsシリーズ
製 品
機 種
SCSI規格
O2、OCTANE、Origin2000、ONYX2
Ultra Wide SCSI
Indigo2、POWER Indigo2
Indy
Fast SCSI
Indigo、Crimson
SCSI
ONYX、POWER ONYX、Origin200、Challenge、
POWER Challenge
Fast Wide SCSI(増設ボード)
GLU/2/4/6、Confidence 2000/ATA
DLT、LTO、DDS4
NewDuo、AIT
Ultra 160 SCSI
Ultra 2 SCSI
Ultra Wide SCSI
D-subハーフピッチ 68ピン(W型)
コネクタ
D-subハーフピッチ
68ピン(W型)
D-subハーフピッチ
50ピン(H型)
アンフェノールフルピッチ
50ピン(A型)
D-subハーフピッチ
68ピン(W型)
WW100
*
標
準
WH-70CS
WA-70CS
◆
WW100
標
準
SCSIカード DOS/V 対応製品
製 品
メーカー
adaptec
機 種
ASC-39160
ASC-29160
AHA-3950U2
AHA-2940U2W
AHA-2930U2
ASC-29160N
ASC-19160
バス形状
PCI
SCSI規格
GLU/2/4/6、Confidence 2000/ATA
DLT、LTO、DDS4
NewDuo、AIT
Ultra 160 SCSI
Ultra 2 SCSI
Ultra Wide SCSI
D-subハーフピッチ 68ピン(W型)
Ultra 160 SCSI
コネクタ
VHDCI 68ピン(V型)× 2
Ultra 2 SCSI
D-subハーフピッチ
68ピン(W型)
WW100
D-subハーフピッチ
50ピン(H型)
WH-70CS
Ultra SCSI
VW-100
標
準
SCSIカード Macintosh 対応製品
製 品
メーカー
機 種
バス形状
Power Domain 39160
adaptec
Power Domain 2940U2W
Power Domain 2940UW
Power Domain 29160N
Macintosh標準アダプターで接続
SCSI規格
Ultra 160 SCSI
PCI
Ultra 2 SCSI
Ultra SCSI
SCSI/Fast SCSI
コネクタ
VHDCI
68ピン(V型)
D-subハーフピッチ
68ピン(W型)
D-subハーフピッチ
50ピン(H型)
D-subフルピッチ
25ピン(M型)
GLU/2/4/6、Confidence 2000/ATA
New Duo
Ultra 160 SCSI
Ultra Wide SCSI
D-subハーフピッチ 68ピン(W型)
VW-100
WW100
標
準
WH-70CS
WM-60CS
FC-AL 対応製品
製 品
製 品
Confidence ATA/FC
STPメタルケーブル対応
コネクタ
Sun Blade1000、NPCI-FC2/STP
D-Sub9ピン
HSSDC
FC-DH-5M
D-Sub9ピン(DB9型)
FC-DD-5M
STPメタルケーブル対応
DB9タイプのHUB/スイッチ
FC-AL対応HDD、
Confidence 2000FC、
フルFC-AL RAID
規 格
HSSDC
標
準
FC-HH-5M
FC-DH-5M
標
準
ケ
ー
ブ
ル
50
保守・サービスについて
ニューテックでは、様々なお客様のシステム要件にあわせた要望にお応えすべく、以下の保守体制をとっております。
故障発生時には下記の内容を予めご確認ください
オンサイト修理
●製品の型番とシリアル番号、出荷日をご確認ください。
それぞれは、製品に添付された保証書に記載されていますが、保証書を紛失してしまっ
た場合には、製品の背面または下面に貼り付けられているラベルを確認します。
オンサイト修理とは、お客様の製品設置場所での部品交換による修理です。なお、現
地作業となるため次の通りオンサイトにおける条件があることを予めご了承ください。
●故障状況に関するできるだけ詳しい情報をメモしてください。
LCDでエラー表示のある製品はLCD表示内容をメモし、LEDなどで障害通知する製
品はLED点灯状態(点滅する場合はその点滅状態も)
メモしてください。
●オンサイト修理は、製品単体の機能復旧までを作業範囲とさせていただきます。
ホストコンピュータ上のアプリケーション運用での動作検証は作業範囲外となります。
また、装置に記録されているデータの復旧に関しても作業範囲外となります。重要
なデータを運用しているシステムは、必ずデータバックアップを行なうようお願いします。
●製品のホストコンピュータへの接続方法を確認してください。
ホストコンピュータで使っているSCSIカードなどの品名や、同じSCSIバスに接続され
ているデバイス品名、
デバイスが接続されている順序、使っているケーブルの状態など。
●オンサイト修理は、人員や交通機関の状況から、即時対応できない場合があります。
障害によるシステム停止が業務に支障をきたす場合には、RAID装置やクラスタリ
ングサーバなどの設置で冗長性対策をお願いいたします。
●ホストコンピュータで出力されたエラーメッセージを用意してください。
ホストコンピュータ毎にエラー情報と取得する方法があるので、P.53の「エラーメッセ
ージやエラーログの取得法」を参照ください。
●RAID装置の場合は、
ディスクのホットスペア設定が条件です。
前記の通り、即時対応できない場合と、RAIDの再構成に最大8時間近く要する場
合もあり、
こういった障害ではオンサイト当日中の復旧が不可能となるためです。 ●保守契約を結ばれている場合には、予め契約内容をご確認ください。
ニューテックの障害受付窓口へ連絡する
障害の連絡は下記いずれかの方法で、
ニューテックのメンテナンス・フィールド・サービス
課まで、
ご連絡ください。
1.FAXでの連絡 FAX:(03)5777−0871
製品添付の冊子やマニュアルの巻末に「障害内容連絡票」フォームがあるので、
そ
のページをコピーして、各項に必要事項を記入しFAXしてください。
2.インターネットでの連絡 ホームページ:http://www.newtech.co.jp
ホームページから「サポート依頼」のボタンをクリックして、表示された入力フォームに
必要事項を記入し送信ボタンを押してください。
3.電話での連絡 TEL:(03)5777−0885
受付時間 10:00∼12:00/13:00∼17:30 土・日・祝祭日は除きます。
修理の受付は原則的にFAX またはインターネットによる受付となっていますが、緊急の
場合や現場の都合にあわせて電話による受付も可能です。ただし、電話連絡の場合、
障害状況が整理されていない状態でのお問い合わせが多く、結果的にFAXやインター
ネットでの受付の方が迅速な対応ができる事が多くあります。
したがいまして一度目の連
絡はFAX もしくはインターネットの利用をお奨めします。
障害受付から修理完了まで
お客様の障害通知よりニューテックの技術員より連絡させていただきます。その連絡の
上で、
まずは障害内容の切り分け方法と一時的な対処方法を案内いたします。実際の
障害通知では、操作ミスやホストコンピュータ側のトラブルによる場合もあり、
その障害が
機器の故障によるものかの切り分けを必要とします。その上で製品の故障と判断された
場合、
その保証内容によって下記の手順で対応いたします。
障害発生
オンサイト保証付き製品?
1.オンサイト修理を無償サービスで受けられる製品
ニューテック製品には、ハイエンドRAIDシステムなどに、
はじめから無償オンサイト修
理付きの製品があります。この製品には製品型番の末尾に『N1』∼『N2』の記号
が付けられ、記号の数値で表された部分が製品出荷日から無償オンサイトを受けられ
る年数となります。ただし、無償オンサイトには上記条件に下記条件が付加されます。
●お客様での交換可能な部品(ディスクや電源など)
はセンドバック修理となります。
●予めオンサイトユーザーとしての登録が必要です。
無償オンサイトサービスの付く製品には、
「オンサイトユーザー登録書」が添付さ
れているので、必要事項を記入の上 FAX してください。
(FAX:(03)5777-0871)
●無償オンサイトサービス対象は下記「表1」の指定地域内となります。
指定地域外は保証オプションでの対応となりますので、右ページを参照ください。
表1
対象地域
上記以外での
対応可能な地域
【関東】東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬 【中部】山梨・
静岡・長野・愛知・岐阜 【京阪神】大阪・京都・神戸市内 【東北】
福島・宮城
国内で、且つ鉄道・バス・乗用車などの交通手段を利用できる地域
です。離島などの地域は対応できない場合があります。
2.保守契約
ニューテックの製品は、お客様の要望される保守期間や保守条件に柔軟に対応
するために、個別の保守契約が可能です。保守は年間契約となるので、締結時に
契約期間分一括の請求となります。なお、保守の途中解約はできません。なお、
オ
ンサイト修理は、
この契約書の内容に従い実施されます。また、製品の性質上、保
守契約をお受けできない場合もあります。運用のためにソフトウェアとセットで稼動
を条件とするテープライブラリなど、
ニューテックが製品にソフトウェアを含めて供給
しインストールしたシステムでない場合は、保守契約をお受けできません。
3.スポットオンサイト修理
YES
オンサイト修理
技術員を派遣します
NO
オンサイト保守契約品?
●障害内容によって、現場での修理が不可能な場合があることを予めご了承ください。
特に、機密データを運用しているシステムでは、
そのストレージが現場で修理不可能
と判断した場合には、修理をお断りすることになります。
YES
オンサイト修理が適用されない場合でも、
お客様がオンサイトを要望される場合には、
スポットでのオンサイト修理を受け付けております。なお、
オンサイト費用は有償とな
るので、
その都度の見積もりを行なっております。また、費用のご請求はニューテッ
ク代理店経由となりますので、
オンサイトの見積書が届いた時点で、
ニューテック代
理店へ注文書の発行をお願いいたします。ご注文後にニューテックから技術員の
派遣日時などをお打ち合わせのご連絡を申し上げます。
NO
オンサイト修理を依頼する?
保
守
・
サ
ー
ビ
ス
YES
NO
有償オンサイト費用をお見積
オンサイト修理を注文する?
NO
センドバック修理(故障品を返送)
YES
保証期間内? 保証規定内?
センドバック修理
YES
無償修理
NO
有償修理費用をお見積
YES
有償修理を注文する?
修理完了後に返却
NO
返 却
有償修理の見積は無償です。見積り額がお客様の意に
添わず、故障品を修理せずに返却する場合も検査料費
用の請求はありませんので。お気軽にご依頼ください。
センドバック修理とは、
お客様から故障した製品を預かり、修理後にお客様に返送する
方法の一般的な修理受付です。故障品は原則的に、製品をお買い上げいただいた
販売店経由での受付となりますが、合理性や安全性の面から、
ニューテックへの宅急
便直送による受け渡し方法が一般的な対応となっております。修理は、製品毎に設定
されている保証期間と保証規定の範囲内であれば無償となります。
有償の場合には、原因調査の結果により修理費用の見積りを行い販売店経由にて
お客様にお知らせします。お客様が見積り金額を確認の上で修理依頼される場合は、
代理店へ修理の注文をお願いいたします。ニューテックでは注文いただいてから修理
を開始いたします。なお、修理意志がない場合にはニューテック障害受付窓口へご連
絡ください。また、有償修理では部品生産中止などの諸事情により、修理をお断わりす
る場合もありますので予めご了承ください。
51
カスタマー・ケア課は
本社へ移転しました
保証オプション
修理における特別サービス
ユーザー登録を条件に、下記の特別サービスを実施しております。
先行代替サービス
型番の末尾記号に「EX」が付く製品は、故障時に先行代品サービスを実施してお
ります。
先行代品対象製品の中で、RAID製品などは、
お客さまで交換可能なディスクや電
源部分に対して、
テープ装置やMaxAttachなどは本体での先行代品となります。
障害通知された製品の故障が確認された時点で、
その交換品(または部品)
をお
客様に先送りいたします。この際保証書の必要項目に記入漏れがないか確認の上、
障害受付窓口へFAX での送信をお願いします。ニューテックでは保証書を確認後、
販売店との先出手続きを交わした後に代品発送となります。当日16 時までに手続
きが終われば当日発送が可能です。
修理期間中の代品貸し出しサービス
製品の修理期間中、
お客様に不便がないよう、
その代替機を無償修理・有償修理
に関わりなく貸し出ししております。代品貸し出しをご希望の場合は、障害受付窓
口の担当者にお伝えください。販売店との貸出手続きを交わした後に代品の発送
となります。なお、貸出品に在庫がない場合は、
ご希望に添えない場合もありますの
で予めご了承ください。
ニューテック製品は購入時に、保証内容をオプションで追加することができます。
保証内容の追加を希望される場合は、注文の前に販売店へ見積もり書をご依頼くだ
さい。これは保証の追加オプションは注文時のみの対応となるためです。その後、
ご希
望にあわせて、保証を追加した製品の価格見積が販売店経由で発行されますので、
お客さまは、
その見積書の型番で製品をご注文ください。また、保証内容が追加された
製品には、型番の末尾に保証内容を示す記号が付加されます。
保証期間の延長(センドバック修理での無償修理期間延長)
保証期間が1年の製品は出荷日より4年、保証期間が3年の製品には出荷日より4
年*1または6年までの保証期間の延長が可能です。この保証期間を延長した製品
には、型番末尾に「/(年数を表す数字)」の記号が付加されます。
*1:Confidence ATAシリーズは保証期間を3年としていますが、保証延長は最大4年としております。
後述の「無償オンサイト期間の延長」も同様に4年までとしています。
無償オンサイトが付く製品で指定地域外を対応とするオプション
無償オンサイト修理が付加されている製品には、通常、型番末尾の記号に「N1」な
どの記号が付加されています。Nはオンサイトを示しそれに続く数字は年数を表して
います。この記号の前に「F」が追加され、指定地域外もオンサイトの対象となります。
(例.FN1)ただし、一般的な交通手段のない地域は対象外です。
無償オンサイト期間の延長
上記説明の「N」に続く数字が、
その年数に応じて変更され出荷されます。
据付調整(システムインストール)
製品の据付調整(システムインスト−ル)は、保守契約や無償サービスに例外なく有
償となります。据付調整費用はシステムの設置場所・設備内容・設置台数・設置日時
(休業日や深夜など)によって異なるため、お客様の条件に合わせた見積りを個々に
行なっております。
ソフトウェアを含めたハードウェアの据付調整(バックアップシステムなど)
ソフトウェアおよびハードウェアともにニューテックから供給された製品に限り、据付
調整をお受けしております。作業内容は、ハードウェアの設置および接続作業を実
施し、
システム運用に必要なソフトウェアをインストール後、基本的な稼動状態まで
のシステム設定および基本動作試験としています。
なお、
システム稼動後の運用管理における管理者のコンサルティングや、
システム
設定の変更および技術サポートに関しては、別途、保証オプションの追加が必要で
す。保証オプションの「システムのトータルサポート&コンサルティングオプション」項
をご覧ください。
また、
ソフトウェアに対するバージョンアップなどの保守に関しては、別途ソフトウェア
メーカーとの保守契約を要します。
ハードウェアのみの据付調整
ニューテックが供給したハードウェアのみ、据付調整をお受けしております。作業内
容は、ハードウェアの設置および接続作業を実施し、OS上でのシステム設定および
基本動作試験としています。
据付調整のメリット
イエローページほどもあるバックアップソフトのマニュアルを読むのは大変なことです。
RAID装置のホットスワップオペレーションは、
いざ行うときには腰が引けるものです。
ホスト本体を開けて接続・実装する装置は、作業に手間もかかり、作業ミスなどで正
常動作しなかったり、物理的な事故を起こす可能性もあります。このようなことはで
きるだけ避けたいものです。
ニューテックの据付調整は稼動状態までのシステム設定および基本的な動作試験、
ご使用方法について設置現場でお客様へのレクチャーも行わせていただいております。
据付調整をプロに依頼し、必要な機能に関して説明を受け、必要な事項を質問する。
これが運用管理費用を確実に安くする方法です。
安定稼動までのご安心!
!
ニューテックで据付調整を行った装置には、据付調整日より6ヶ月間の無償オ
ンサイト修理サービスが受けられます。
いちばん大切な安定稼動まで安心のサポートをお約束します。
値下げしました!
!
据付調整費用を一般を値下げしました。
よりご用命いただきやすくなりましたのでご利用ください。
システムの運用コンサルティング&サポートオプション
バックアップシステムなど運用に専門知識を要するシステムに向けてのオプション
です。運用管理・
トラブル対応・システム拡張/変更などに対するコンサルティング
に応じます。このオプションが追加された装置には、出荷型番の末尾に「T」の記
号と契約期間の数字が付加されます。
●サービス内容
・ オンサイトによるソフトウェア・ハードウェアの不具合の調査および対応。必要とな
る部品費用。
・オンサイトによるソフトウェアのバージョンアップ作業
・オンサイトによる機器構成およびソフトウェア設定の変更作業
・ 電話・FAX・E-Mailでの問い合わせによるサポート。
・ 稼動開始後の運用管理上のご相談
・ 管理者変更に伴う現地での再教育
●適用条件
・ ユーザー登録されていること。
・ 対象の装置とソフトウェアは全てニューテックで納入し、
ニューテックの技術員によ
り据付調整したものであること。
・ ハードウェア本体のオンサイト希望年数と同じ期間のソフトウェアのメーカー保守
契約を行うこと。
必ずユーザー登録をお願いします
製品に添付された「ユーザー登録はがき」か、ホームページにある「ユーザー登録」フ
ォームをご利用ください。
ユーザー登録のメリット
保証書の紛失時
お客様が保証書を紛失されましても、製品の保証期間内は無償修理が受けられます。
様々な情報提供
万が一製品に不具合があった場合の対処情報をはじめ、機能変更・追加などのア
ップグレード情報を提供しております。
先行代品サービス
先行代品サービスが適用される製品の場合、予めユーザー登録をいただいている
お客様が対象となります。
(詳細は、修理における特別サービスの項をご覧ください。)
故障品修理中の代品貸し出しサービス
問合せ先 :ニューテック営業部
〒105−0012 東京都港区芝大門1−7−7 浜松町Kビル
TEL:
(03)5777−0852 FAX:
(03)5777−0853
E-mail:[email protected]
保
守
・
サ
ー
ビ
ス
52
メンテナンスサポート現場から Vol.2
システム改造や
規格外の利用について
システム改造や規格外の利用は、いざトラブルが
発生すると原因の追求が難しく、
カスタマサポートと
しては大変残念な結果となることが多い問題です。
ニューテック製品の改造はもちろんのことですが、
コ
ンピュータ本体においてもCPUのクロックアップなど、
保証規定から外れた改造を行なった製品でのシス
テム運用は大変危険です。
こういったシステムで発生する障害は、
その調査に
も非常に多くの時間を必要とし、場合によっては現
地調査かかる費用負担を、お客さまへのお願いせ
ざるを得ないこともあります。
また、改造にいたらない自作コンピュータでも、各パ
ーツを組み合わせている内に、いつの間にか電源
スペックなどが満足できなくなり、
とんでもない爆弾
を抱えてしまうことがあります。それを気づかずに運
用した結果、最後には大事なデータを失ってしまっ
た例もありました。
特に見逃し易い問題は、
システムの運用環境にお
ける検討不足の点で、
サーバー機器への電力供給
や設置環境温度の維持・管理で多くのトラブルを
私達は多く経験しています。最近では、
ラックキャビ
ネットを利用した、
サーバーの高密度実装がトレンド
になっていますが、
キャビネットへの廃熱用ファンの
付け忘れで、サーバー内のハードディスクがことごと
くクラッシュしてしまった例や、不十分な電源設備に
よるえたいの知れないエラーの多発で、
ファイルシ
ステムを最後には破壊してしまったなどのトラブルも
ありました。
知らず知らずの内に、
システムを規格外の環境で
運用しているユーザーも多く、
こういったトラブルを
避けるためには、
やはり、
システムアップの際に専門
家への相談が必要不可欠です。
最近特に多い
ファイル名のトラブル
保
守
・
サ
ー
ビ
ス
最近、
さまざまなOSで稼動するサーバーが混在す
る時代になっていますが、
この環境で多くのトラブ
ルを抱えているのはファイル名やディレクトリ名の
互換性です。
ネットワーク上のファイルサーバーのOSやバージョ
ンによって禁止されている文字は異なりますが、記
号(ギリシャ文字や「 」
「 」など)や半角カタカ
ナをファイル名に使っている環境で多くのトラブル
があります。以前は、ネットワークサーバーを使う人
達といえば、
エンジニアが主体でしたが、現在のよう
に、
さまざまな業務をネットワークコンピュータでこな
す時代では、
ワープロで打てる文字は、全てファイ
ル名に使えると考えるユーザーが多くなっています。
比較的日本語のサポートが良いサーバー上では、
何のトラブルも無く動作していても、
ある日OSの違
うサーバーへデータを移動したら消滅してしまう可
能性も考えられます。
今後、
さまざまなOSへの移行も考えられる時代に
おいて、無秩序にファイル名やディレクトリ名をつけ
ることが無いよう、
システム管理者はクライアントユ
ーザーへ伝えていく必要があります。
また、階層が深くなりすぎたディレクトリでも同じよう
な問題があります。コンピュータ上で動作するプロ
グラムは、
ファイルをディレクトリ名付きのフルパス
で扱う場合も多く、
そのプログラムによっては、多く
の文字数をサポートできずに、深いディレクトリのフ
ァイルを読めないといったトラブルもあります。
フルパスの長いファイル名は、OSのサポート範囲
であっても、
プログラム個々の性質によってアクセ
スできないこともあるので、
システム管理者はこの
点においても注意が必要です。
意外なところにあった
故障の原因−加湿器編
ユーザーから修理依頼があったテープ装置で発覚
したトラブルです。このテープ装置は、市場での障
害発生率が非常に低いはずなのですが、何故かそ
のユーザーからの修理依頼が短い間隔で多いので
す。障害は一般的なリードライトエラーなので、通常
はヘッドクリーニング程度で機能を回復させていま
したが、
あまりに修理依頼が多いので現地に出向
いてみたところ、
その原因は加湿器にありました。
加湿器は、水を超音波によって噴霧するタイプが多
く利用されていますが、
この加湿器から噴霧された
水には不純物が多く、水が気化した後に不純物が
粉末として、
その周辺に散布されてしまいます。この
粉末がテープ装置に吸い込まれ、
テープメディアや
ヘッドに付着していたのです。テープ装置以外にも、
近くに設置してあったコピー機で紙が詰まっていな
いのに、紙詰まり状態になるトラブルも多いそうで、
特に、
コンピュータディスプレイの画面は、
こういっ
た粉末をよく引き寄せるので、
すぐに画面が白くなっ
ていたようです。このユーザーには、
その後システム
の設置場所を変更していただいたのですが、
その
後のトラブルは落ち着いたようです。
加湿器は静電気対策にもなるので、一概に悪者扱
いはできないのですが、
どうしても必要とするのであ
れば、水を沸騰させて蒸気で加湿するタイプの方が
良いと思います。
テープクリーニング
その後
最近のテープ装置は、内蔵するヘッドクリーニング
機構がかなり良くなっている点と、記録密度の向上
によってクリーニングテープを使用しない方がデー
タ品質を保てる装置も出てきています。最新の
Super DLTでは、既にクリーニングテープを廃止し
ていますし、AITでも特別にエラーが出たときのみ利
用する程度です。LTOに関しては、今のところクリ
ーニングテープを用意していますが、いずれSuper
DLTと同じ方針が打ち出されることになると思います。
あとは、最後のDDS規格と呼ばれるDDS4ですが、
テープを走行させながら、
テープそのものをクリーニ
ングしてしまうという機構によって、ヘッドクリーニン
グの手間がかなり軽減されています。しかし、DDS
の場合は旧規格ということもあって、古いテープを
利用されるケースが多くあります。この古いテープ
の利用は、DDSのヘッドをかなり汚してしまうので、
なるべく最新のDDS4テープを利用すべきです。
また、DDS製品のクリーニング不足による修理依
頼が相変わらず多いのですが、大半の場合、
スケジ
ュールバックアップのシステムとして、長期に何のメ
ンテナンスもされずに使われ、最終的にはクリーニ
ング程度では済まない状態までメカが痛んでしまっ
ている装置が多いのです。もちろん、
この装置で書
き込まれたデータ品質が良いはずも無く、将来、何
らかのトラブルでデータをリストアする時に、別の
DDS装置で読み込もうとしてもエラーが出てしまう
ケースがあります。
したがって、DDSのテープ装置に対しては、
まめに
ヘッドクリーニングを行なうようお願いします。
ファイルシステムの破壊
RAID装置は何の障害も無く稼動しているのに、
あ
る時OSから全くマウントできなくなり、調べてみると
ファイルシステムのスーパーブロックが読めなくなっ
ているといったトラブルがあります。RAID装置は、
あ
くまでホストコンピュータの指示によって、装置内の
ハードディスクにデータを書き込みます。
しかし、OS
に何らかのトラブルがあり正常にデータを書き込め
ずに異常終了したり、停電によって突然システムダ
ウンしたり、
さまざまな障害発生の可能性があります。
いかにRAIDといっても、
こういったトラブルにおける
ファイルシステムのリカバリー機能は持っていない
ので、
ファイルシステムそのものを管理するOS側で
の処置が必要です。もちろん、
こういったトラブルに
対する日頃からのデータバックアップも必要ですが、
OSから管理されるファイルシステムに対し異常が
ないか、定期的に"fsck"などのコマンドでチェックを
すべきです。長期的に何のサーバーメンテナンスも
せずに、放置状態でシステムの稼動を続けると、
こ
ういったトラブルにいつ遭遇するかもわかりません。
最近では、
こういったファイルシステムのトラブルを
避けるために、
ジャーナリングファイルシステムがあ
ります。
(ベリタス社の製品が多く使われています。)
Windows系は、既にジャーナリングファイルシステ
ムを標準採用しているのですが、UNIX系のOSでは、
まだオプションとしての扱いが多いので、導入に関
してはニューテックへご相談ください。
53
エラーメッセージや
エラーログの取得法
コンピュータシステムでトラブルが起こった際は、
OSで記録されるデバイスのエラーログが障害内容
を把握する上で大きく役立ちます。日頃から、
このエ
ラーログを参照することで、万が一の障害発生を未
然に防ぐこともできるので、ニューテックではシステ
ム管理者の皆様にログの参照をお奨めしております。
今回は、
そのエラーログの取得方を説明いたします。
Windows NT/2000では何らかのハードウェアエラ
ーが発生した場合は、ポップアップウインドウでトラ
ブルを通知するので、
その内容を後から確認するに
は下記の手順で行ないます。
Windows NT
「スタートメニュー」→「プログラム」→「管理ツール」
→「イベントビューア」
でツールを起動します。その内容を保存する場合
には、プルダウンメニューの「ファイル」→「名前を
つけて保存」を選択しファイル名を指定します。
(拡
策することも可能です。
同じようなリカバードエラーが多く発生している場合
は、運用環境に何らかの問題をかかえている可能
性が高く、
コンピュータの周辺温度やホコリ、電源
環境に異常がないかのチェックが必要です。ハード
ディスクやテープなどのメカニカルなデバイスは、特
にこういった周辺環境の影響を受けやすく、消耗部
品である性質上、製品のライフタイムが短くなって
しまいます。例えば運用基準となる20℃の周辺環
境温度が10℃上昇すれば、
ライフタイムは半分に
なると考えてよいと言われています。
張子は".evt")
UNIX環境でのエラーログを取得
Windows 2000
UNIX環境で何らかのトラブルが発生した場合に通
知されるエラーメッセージには、GUIアプリケーショ
ン内のものとコマンドを実行させたシェル内ものと
に分けられます。GUIアプリケーション内では、
メッ
セージがポップアップウインドウに表示されるものと、
ダイアログボックスウインドウ内に表示されるものと
あります。シェル内では、エラー発生のたびにその
内容が返されスクロールアップしていくタイプです。
これらのエラーメッセージは、アプリケーション実行
に関係するエラーのみを出力しており、
システムの
状態を全ては把握することができません。
GUI環境で特にハードウェア関連のエラーをウォッチ
するには、
コンソールウインドウをオープンしておく必
要があります。ここには、
ハードウェアアクセスに関す
るエラーも含めて全てのメッセージがレポートされる
ため、サーバーでも日頃からこのウィンドウは開けて
おくと、
システムに何らかの障害がある時にすぐにわ
かります。ただし、ハードウェアエラーが一つ出たから
と言って何もあわてることはありません。通常、
このよ
うなハードウェアエラーの大半は、ホストからのリトラ
イ処理で自動的に修復されるので、
このようなエラー
の場合はデバイスの故障ではありません。
しかし、頻
繁に同じエラーが発生する傾向の場合は、
デバイス
やデータバスのいずれかに何らかの問題をかかえて
おり、修復不可能なエラーに発展する可能性があり
ます。このような時は、
データバックアップを行なった
上でニューテックのサポート窓口へご相談ください。
また、普段コンソールウインドウをオープンしていなく
ても、UNIXでは以下のファイルにメッセージがテキ
ストファイルとして記録されるので、
トラブル時のお
問い合わせの際には、
このファイルをメールやFAX
で送っていただけると障害状況の確認が早くなります。
なお、
ログサイズが大きい場合にはFAXの送信ペ
ージ数も多くなるので、時系列で表示されているロ
グで最近の部分のみでもかまいません。
マイコンピュータ」を右クリックし「管理」を選択し
OS毎のログファイル
Solaris
/var/adm/messages
HP-UX
/var/adm/syslog/syslog.log
SGI IRIX /var/adm/SYSLOG
Linux
/var/log/messages
WindowsNT/2000環境での
エラーログを取得
Windows NT/2000においてはイベントログが、ハ
ードウェアを含めたシステムエラーを記録します。
て開きます。
「ツリー」の中の「コンピュータの管理」
→「システムツール」→「イベントビューア」でツー
ルを起動します。イベントビューア内は種類別に3
つのカテゴリがツリー表示されます。
ログの保存は、それぞれのカテゴリの上でマウスの
右クリックで表示されるメニューから「ログファイル
に名前をつけて保存」を選択し保存します。
これらハードウェアエラーは、UNIXと同様にホストか
らのリトライ処理によって自動的に復旧されるもの
が大半ですが、同一のエラーが頻発しているようで
したらログをメールなどに添付の上、
ニューテックの
サポート窓口へご相談ください。もちろん、
この状況
下では修復不可能へ発展する可能性があるので、
システムバックアップを行なうことをお奨めいたします。
修復不可能なエラーの予知と対策
ハードウェアエラーの大半はホストからのリトライで
復旧可能です。このようなエラーをリカバードエラー
と呼んでいます。これに対して、
リトライしても復旧
不可能なエラーをアンリカバードエラーと呼びます。
この内、
リカバードエラーはコンピュータの運用にお
いては基本仕様の一部です。これはシステム全体
において、パーフェクトな環境条件を満たしきれない
場合の対処や、事故に対する回避策であるため用
意されました。周辺の温度環境や電源からのノイズ、
偶発的な機器トラブル、
このような問題でデータ化
けが発生する度にコンピュータを止めていては実用
的ではありません。再度、
その一部のプログラムを
実行しなおすことで、
データを正常に戻すことができ
るのであれば、
この機能を自動化した方が合理的
でシステムの連続稼動における信頼性も向上します。
ハードウェアエラーには、
データ転送をするためのバ
スエラーやハードディスクのメディアエラー、
メモリー
のデータ不正(ECC訂正エラー)などがあります。
それぞれ、
リカバードエラーである場合は、
システム
は何ら影響なく稼動し続けることができますが、
アン
リカバードエラーの場合は、
そのハードウェアを利用
しているプログラムが停止します。もちろん、
そのエ
ラーがカーネル実行に影響する場合には、
システム
ダウンにつながる場合があります。
このようなシステム稼動において重要なアンリカバ
ードエラーは、突然発生する場合もあるのですが、
リ
カバードエラーの発生頻度から事前に予知して対
アンリカバードエラーへの悪化
(システム管理者必読!)
ここで、ハードディスクがリカバードエラーからアンリ
カバードエラー悪化する経過を例にあげて説明しま
す。ハードディスクは、実際のデータが記録される磁
気円盤をメディアと呼んでおり、最近では1枚のメデ
ィアに20GBの容量を持つ製品もあります。これは
十年前の記録密度と比較すると数千倍に達してお
り、
それゆえに何の欠陥もないメディアの生産は、現
実不可能な領域ともいえます。
したがって、
メディア
全面に均一な磁気特性の実現は不可能であるこ
とを前提に、特性の悪い領域(0.1%以下)
を使用
不可とし、
その機種が仕様としているディスク容量
を確保しています。
しかし、
メディアには実際に利用
される領域以外にも数%の余裕をもっており、
これ
らを運用開始後に発生する磁気特性劣化時に代
替するための予備として割り当てています。ハード
ディスクは運用開始時、
この代替部分を多く持って
いますが、OSからの書き込み命令で指定ブロック
にデータを書き、
その後の読み込みチェックでデー
タ特性が悪ければ、別の代替領域にデータを書き
直します。
(この動作はOSが指示する場合と、ハー
ドディスクが自動で行なう場合とがあります。)
この
処理をリアサインブロックと呼び、ハードディスクの
代替領域が消費されて行きます。また、
メディアの
磁気特性は高い温度環境では特に劣化するため、
こういった環境で動作していた場合はその消費量
も大きくなります。
(読めないブロックが出てエラー
になった時は、ディスクを冷やしてから読んでみるの
は一つの手です。そして読めたらバックアップ!)
最終的には、
この代替領域がなくなりリアサインブ
ロックが効かなくなります。OSはこの場合、
その領
域を使用禁止として別ブロックにデータを書き込み
ますが、
ファイルシステムの使える領域としての全
容量が減ることになります。
通常、
こういった処理でハードディスクの使えない
保
領域が管理されながら使える部分を利用してシステ
守
ム稼動を続けていますが、
このリアサインブロックが ・
サ
多発している場合には、周辺環境に問題がある可 ー
能性やハードディスクの消耗が進んでいる可能性 ビ
が考えられます。そのため、特にシステム管理者の ス
方には、定期的なエラーログの参照をお願いしてい
ます。重要なデータを保存しているハードディスクが、
ある時、当然、故障してしまった!では既に遅いのです。
日頃からのデータバックアップ、
エラーログの参照は、
安全なシステム運用における必須作業の一つとお
考えください。
54
お客さまへの窓口紹介コーナー
いつでも気軽にお問い合わせいただけるニューテックとして、今回は、お客さまへの窓口紹介とし
て、各部門長からのコメントを掲載させていただきました。お客さまからのお電話やメールをいつ
でもお待ちしております。
営業技術部
営 業 お客様にダイレクトに接する技術者集団です
ニューテックの営業技術部は、
お客さまの声を直接お聞きする技術スタッフです。
さまざまなシステム要件に対する、
お客さまのご要望を具現化し、
そしてシステムアップからメンテナンス、運用コンサルティングまでを
お手伝いしております。
特に、現場のシステム管理者さまから直接得られた意見は、
ニューテック製品を進化させていく上で必要不可欠です。お客さまか
らのシステムアップの相談や障害対応の全てを、開発・設計の技術部門へダイレクトにフィードバックし次期製品に活かすことも、私
たちの業務の一つです。ニューテックの障害対応が、出来る限り外部の業者へ委託することなく弊社で直接行っているのも、
こう
いった考えを重視しているためです。
また、近年、B to Bと流通コストの削減ばかりが重視される傾向ですが、私たちの供給するシステムは、単にハードウェアを売り切り
すれば良いという製品ではありません。複雑化するサーバー環境へのインストールやメンテナンス、
そして将来のシステム拡張と、
こ
ういった長期的なシステム運用には、
どうしても専門家のアドバイスが必要です。私たち営業技術部は、
ストレージやネットワークを中
心とした専門知識を充実し、
お客さまの良き相談役となれるよう今後も努力いたします。
営業技術部 部長 柴田 裕信
営業技術課
TEL: 03-5777-0880
E-mail : [email protected]
お客様のシステム構築・運用の技術相談窓口です
カスタマー・ケア課
TEL: 03-5777-0885
E-mail : [email protected]
よりサービスの拡充を目指して新体制でスタート
ストレージ技術、バックアップ技術、ネットワーク技術の各エキスパート
本年3月1日より、旧「メンテナンス・フィールドサービス課」から「カス
が、
お客様の望むシステムの具現化に向けてのトータルサポートを行っ
タマー・ケア課」に名称変更し、サービスの拡充を目的に大船テクノセ
ています。
ンターから、東京の本社へ課ごと引越しました。本社は東京駅・上野駅・
お客さまとの技術的な打合せがある時には営業担当に同行し、お会い
羽田空港等、各交通機関の中心に近いので、全国のお客様へお伺いす
する機会も何かと多いと思いますので、その際にはどうぞよろしくお
るのに便利です。より迅速な対応が可能になります。
願いいたします。
さて、
「カスタマー・ケア」の新体制とは、従来の「メンテナンス・フィー
また、各コンピュータメーカーやOS、
ソフトメーカー、ユーザグループ
ルドサービス」における弊社製品のみの障害対応を主業務にするので
とのホットラインにより、最新の技術情報を入手し製品企画や動作検証
はなく、
ホストコンピュータやOS、運用管理方法、周辺環境等について
を行い、
これらから得た情報をお客さまや営業部門にいち早くフィード
も、問題となりうる点の改善提案を行なうことだと考えております。
バックし、
より良い製品およびシステム提案できるよう技術情報を提供
これは、
システム管理者の方には専門家のアドバイスが重要と考えてい
しています。また、
システム導入からシステム運用コンサルティングま
るからです。昨今、システム自体の高機能・低価格化がすすみ、多種の
で幅広く行うサービスや、
コンサルティング契約によってストレージ、
ネッ
コンピュータやOSの混在したオープンなシステム導入が多くなってお
トワークのプロとしてのサポートも開始しています。
り、
システム導入・管理が分業化する傾向があり、運用管理費の増大や、
製品情報よりも技術情報を重視した本カタログ作成も、実は私たちの
システム管理者の方々の負担が増加することを招いています。ストレ
仕事のひとつで、日頃、多くのシステム管理者様や、
システム構築担当
ージ部分だけを見ても、分散化されるサーバー環境において複雑に配
者様とのお付き合いが全ての情報源となっています。つまり現場の技
置された機器の高度な運用・管理が要求されるようになってきました。
術者が、現場の技術者や営業担当に向け、その思い入れを精一杯表現
私達は、
このように責任ばかりが重くのしかかっているシステム管理者
し、でき上がったのが本カタログです。
の方々の負荷を軽減するベストパートナーでありたいと願っています。
ストレージやネットワーク、そしてサーバーシステムの構築には、
きっと
業務の特質上、残念ながらお客様とお会いできる機会は障害時になる
役に立つので、営業活動やシステム構築の打合せの際には、是非、必携
ことが多いことと思いますが、エンドユーザーの方と直に接する窓口
していただけることを願っています。もちろん、
営業技術課は電話、
メー
として、いざというときに頼れる存在を目指しています。
ルでのお問い合わせも受けておりますので、お気軽にご相談ください。
ニューテック製品が、価格だけではなく運用性・管理性・保守性を含めて
本当の意味でお客様にとって費用対効果の高い製品であるよう、一層の
努力をしてまいりますので、是非今後ともご愛顧をよろしくお願いします。
営
業
窓
口
営業技術課 課長 佐々木 功
カスタマー・ケア課 課長 浦木 大介
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本 部
営業部 レイドディスクを中心にさまざまなストレージソリューションを提供
現在ネットワークコンピューティングの中心はもはやCPUではなく高性能ストレージの時代へ突入したといっても過言ではありません。
そのストレージソリューションをいかに提供して行くかがキイポイントになっています。
当営業部ではその提供方法が大きく二つに分けられることに着目し二課体制をとっています。多少奇を衒った名称としておりま
すが、個客営業課及びBBB営業課の二課体制としました。双方の営業課ともエンドユーザー様に十分に満足のいく様、個々のシ
ステム構成にあわせて最適な商品を提供していくことを主眼としております。
当社は15年間のUNIX業界での継続的な経験及びノウハウの蓄積をベースにストレイジメーカーとして、
さまざまなレイドディスク装
置を提供しております。又現在ネットワークコンピューティングには欠かせないNAS(Network Attached Storage)商品、
および
SAN(Storage Area Network)商品を提供しております。
また、
これらの装置の中にある重要なデータの運用、管理に対応すべく
バックアップソリューションをも提供しております。
なお、
エンドユーザー様に満足していただく為に、営業技術課にて機器の導入前の検討、事前打ち合わせ等のアドバイスができる
体制及び、カスタマーケアー課にて導入後の機器の運用、修理等が迅速に行える体制を整えております。
またエンドユーザー様の
導入機器についてのデータベース等も整備されており、
あらゆる面でサポート体制が充実しております。この様にストレージソリュー
ションの提供を通してエンドユーザー様のシステム構築にお役に立てるべく貢献してまいる所存ですので今後ともご愛顧の程お願
い申し上げます。
営業部 部長 足立 清
個客営業課
TEL: 03-5777-0887
E-mail : [email protected]
個人の【個】から始まる営業です
お客様のニーズが多様化する今日、お客様個々のニーズをタイムリー
に把握し、商品やサービスに反映させることが求められています。各ユ
BBB営業課
TEL: 03-5777-0852
E-mail : [email protected]
お客様へのソリューションを協業によって提供するBBB営業課です
「BBB」私たちの新しい課の基本コンセプトです。
現在、B to Bという産地直送型営業がもてはやされています。しかし
ーザ様と【1対1】のきめ細かなご提案をさせていただくことが目的の
ながら、ITなどの設備投資には、
システムインテグレーションからメン
個【顧】客営業課です。
テナンスまで、総合的なソリューション提供によって成り立つシステム
これまでは、サーバー向けストレージをメーカーとしてご提供してまい
ではないでしょうか。B to Bといういわゆる「中抜き」という言葉がト
りましたが、ネットワーク環境の急激な変化から、単にストレージを供給
レンドになっていますが、私たちが提供するIT関連の製品は、SI販社や
するだけでは弊社製品のパフォーマンスを活かしきれなくなっていま
ソリューションを提供する販社、そしてメンテナンス会社、全ての協業
す。これまでは各クライアントにローカルSCSI接続されていたストレ
によって、はじめてシステムとしての高い価値が得られるのです。
ージですが、今後はファイルサーバー・バックアップサーバーに接続さ
そこで、世の中がB to Bなら、あえてBBBを狙います。つまり、真中の
れたストレージを、ネットワーク経由で各クライアントから共有する形
BがSI販社様であり、
ソリューション販社様であり、そしてメンテナンス
態になるためです。
会社様であり、それぞれのベンダー様と協業戦略を持とうとする営業
こういった市場背景から個客営業課は、ニューテック製品をベースに、
部隊がBBB営業課です。
サーバー、バックアップ、ネットワーク(LAN・WAN)などの機器選定、
さて、
ここで私たちの成すべきことは、ベンダー様のシステム提案にお
販売、
インストール、導入後のサポートを含め、
トータルソリューション
いて、いかにニューテック製品を組み込んでいただける体制を、
どうと
のご提供させていただく部門として新設されました。
るかにかかってきます。
SAN(Storage Aria Network)、
NAS(Network Attached Storage)
最新技術、最新価格、そして納期情報をWebやメールを駆使し一歩で
製品、Gigabit Ethernetなどの高速なインフラや、
インターネット接
も早く、ベンダー様やエンドユーザー様に、
フィルターのかからないス
続環境におけるセキュリティー製品など、お客様はサーバー・クライア
リムな情報提示が必須となります。
ントの構築の際に、多くの問題を考慮に入れた検討が必要となります。
「顧客満足度の向上」これは最大限の努力をなくしては実現しない企
その際の検討項目に対し、幅広い経験から適切なシステムを提案いた
業の理想形です。導入検討時における事前期待をはるかに超える導入
します。
後の評価を目指し、BBBの掲げる協業戦略が効果的な選択肢となる
個客営業課に聞けば、全ての答えを見つけられるよう体制を整えてい
べく努力いたします。
きますので、お客さまからのお問い合わせを心よりお待ち申し上げて
是非、
システムアップのご検討時にはBBB営業課までお問い合わせく
おります。
ださい。
個客営業課 課長 宮垣 順彦
BBB営業課 課長 上野 寛
営
業
窓
口
会社概要
商号
株式会社ニューテック
英字名
Newtech Co,Ltd.
設立
1982年(昭和57年)3月
資本金 1億5425万円
代表取締役
笠原康人
社員 64名
事業所
【本社】
〒105−0012 東京都港区芝大門1丁目7−7 浜松町Kビル
TEL(03)5777−0852 FAX(03)5777−0853
国
道
15
号
線
︵
第
一
京
浜
︶
株式会社ニューテック
浜松町Kビル
芝大神宮
主要取引銀行 東京三菱銀行
あさひ銀行
三井住友銀行
三和銀行
千葉銀行
中央三井信託銀行
あさひ
銀行
芝大門
秋葉原支店
神田支店
新橋支店
秋葉原支店
秋葉原支店
神田支店
出
出
都営大江戸線
赤
レ
ン
ガ
通
り
至
新
橋
出
大
門
駅
大門通り
世界貿易
センタービル
交番
都
営
浅
草
線
伊藤忠テクノサイエンス(株)、(株)SRA、(株)NTTデータ、
(株)大塚商会、カテナ(株)、(株)カナモト、
兼松エレクトロニクス(株)、関東電子(株)、キヤノン販売(株)、
協立電機(株)、シーティーシー・エスピー(株)、新光商事(株)、
(株)ジャパンコンピュータサービス、ソニー(株)、
ソフトバンク・コマース(株)、ダイワボウ情報システム(株)、
TIS(株)、東芝エンジニアリング(株)、東芝情報システム(株)、
日製産業(株)、日本システム技術(株)、日本電子計算(株)、
日本電信電話(株)、(株)ネットワールド、富士写真フイルム(株)、
富士ゼロックス(株)、(株)富士通ビジネスシステム、
富士通サポート・アンド・サービス(株)、富士電機総設(株)
ぷらっとホーム(株)、マイクロデバイス(株)、
松下コンピュータシステム(株)、松下電器産業(株)、
丸紅ソリューション(株)、(株)リョーサン、菱電商事(株)、
菱洋エレクトロ(株)
(五十音順)
官公庁、大学 一般競争(指名競争)資格 取得済み
全省統一 発行番号:010221020046
理化学研究所 登録番号:20010534
関係会社
北
口
南
口
主要事業内容 ●コンピュータ周辺機器、電子産業開発支援機器、
カスタムICの開発、研究、設計、製造、販売
●ソフトウェアの開発
●その他電子部品の開発、設計及び販売
主要取引先
出
出
JR浜松町駅より
徒歩 約6分(約450m)
JR
浜
松
町
駅
至
田
町
【大船テクノセンター】〒247−0066 神奈川県鎌倉市山崎1085−1
TEL(0467)42−3831 FAX(0467)42−3832
至 国道1号線
JR
大船
402
沢
至藤
線
海道本
JR東
駅
駅
JR
横
須
賀
線
402
302
株式会社ニューテック
ル
レー
大船テクノセンター 湘南モノ
301
町
富士見
大船体育館
日本シービーケミカル
大船
至
北
鎌
倉
至
鎌
倉
街
道
日本初のマイクロタービン発電機を本社ビルに設置
(株)カナモト
(東証一部)
ニューテックの全製品及び
右記のマイクロタービン発電機はレンタル可能
ニュ−テックの本社ビルには、環境にやさしい低排出物特性に優れた米国Capsotne
Turbine社製のマイクロタービン発電機を設置しています。電源供給トラブル時の無
停電電源への対応と、通常時でも30%程度の電力をまかない、電力コストの削減とも
に環境への影響を最小限に抑えています。さらに電話回線でのリモート制御や省スペー
スにも優れた、ハイテク分散電源システムです。
外形寸法:714(W)×1344(D)×1900(H)mm
重 量:490kg
(株)カナモトへお問い合わせください。 http://www.kanamoto.co.jp
担当部署:情報機器事業部営業課 TEL(03)5408−5611 FAX(03)3438−4466
担当者: 課長 峯田 康弘
Mail : [email protected]
松崎 義信
Mail : [email protected]
米国Capstone Turbine社 日本代理店
株式会社アクティブパワー
主任 浅石 秋秀
Mail : [email protected]
TEL:
(03)5419−8080
ホームページ:http://www.activepower.co.jp
代理店
株式会社
ニューテック
〒105−0012 東京都港区芝大門1丁目7−7 浜松町Kビル
http://www.newtech.co.jp
営業的なご相談
【BBB営業課】
【個客営業課】
は
ア課
ー・ケ した
タマ 転しま
ス
カ へ移
本社
TEL(03)5777−0852(代) FAX(03)5777−0853
TEL(03)5777−0887(代) FAX(03)5777−0853
E-mail:[email protected]
製品ご購入後の障害対応
【カスタマー・ケア課】
TEL(03)5777−0885(代) FAX(03)5777−0871
E-mail:[email protected]
製品に関する技術的なご質問
【営業技術課】
TEL(03)5777−0880(代) FAX(03)5777−0853
総務・経理関連のお問い合わせ
【管理本部】
TEL(03)5777−0888(代) FAX(03)5777−0881
●保証期間はすべて製品出荷日より開始とさせていただきます。 ●製品価格および据付調整費に消費税は含まれておりません。 ●一般に、各商品名は各社の登録商標または商標です。
0105(SK)40K
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