...

実践!ビジネス英語塾! 週刊レポート

by user

on
Category: Documents
6

views

Report

Comments

Transcript

実践!ビジネス英語塾! 週刊レポート
実践!ビジネス英語塾! 週刊レポート
In every life we have some trouble.
(4 スター以外の乗車には気を付けて下さい!面白い広告ですね。)
■ はじめに
こんにちは、中西です。
あなたは今までにこんな経験をしたことはないですか?
いつもは簡単にやっている仕事が、何故かその日だけは進まない...
体にブレーキがかかったように仕事をスタートすることができない。
鉛筆を持って書こうとしているにも関わらず、読書感想文が書けないそんな気分。
(ちなみに、僕は読書感想文はいつも感想から書いていた 笑。)
モチベーションも上がらない、そんな時。
なぜこんな話をしたのかというと、先週の僕がまさにそうだったから。
いつもは簡単にやっている仕事がその日に限ってはなかなか進まない。
週刊レポートにしても何にしてもだいたいスタートを切れば、何となくは進んで行くもの
だけどその日に限ってはスタートを切る事が難しかった。
パソコンの目にいるものの、どうしても先へ進まない、進めない。
そんな時、どうすればいいか?
ブライアン・トレーシーや多くの偉人たちの言葉を借りれば、
そんな時は、
「本当に簡単にできる小さな事」からスタートする事。
(ちなみにこのことを英語で baby-step と言う。)
例えば、まずは机に座ってみる。鉛筆を持ってみる。メールしてみる。
どれも、数十秒~数分で終わる。
2
Copyrightⓒ2010 tommonet.com
All Rights Reserved
大きな仕事を目の前にすると、
果たして、どこから始めればいいのか?
途方にくれてモチベーションが下がることがある。
だから、少しずつ、その仕事を噛み砕いて、baby-step にしてみる。
そして、それを一つずつ片付ける。
こうする事によって着実に大きな『目的』を達成する事ができる。
小さな事を達成していくうちにチェンソーのエンジンがかかった時のように、
いつの間にか『脳のエンジン』もブゥーーンとかかり始める。
どんな大きな目標も、baby-step で噛み砕き、小さな一歩を踏み出してみる。
逆にそうしなければモチベーションを『あげっぱなし』にする事はむずかしい
という事。
小さな事、でも毎日でもできる、そんな小さな一歩をコツコツを積み上げる。
どうも前に進まない時はこの話を
思い出してみてください。
3
Copyrightⓒ2010 tommonet.com
All Rights Reserved
■ コラム
どんなに近い間柄でも距離が近過ぎると仲が悪くなってしまう傾向がありますが、
これは『隣国同士』にも当てはまるそうなんですね。
現に戦争の引き金になる事もありますしね。
それが利害関係のためなのか、それとも本能的に縄張り意識が働くのか、とにかく世
界の至る所でいつの時代もいがみ合っています。
その例のひとつで、アメリカ人がメキシコ人をどれくらい嫌っているか?
というジョークがあるので、今回はその記事をまずは紹介しようと思います。
英語ならではの内容(話)です。
解説は記事の後にざっくり載せておきますので、まずは時間を計って読んで見て下さ
い。制限時間は 2 分です。
それでは、どうぞ!
4
Copyrightⓒ2010 tommonet.com
All Rights Reserved
ざっくりですが、解説すると、
メキシコ人の『ホセ』と『カルロス』は、アメリカのフリーウェイで物乞いをして生計を立
てていました。
しかしホセはいつもベンツを乗り回し、ローンを完済した家に住み、使うお金にもいつ
も余裕があります。
一方、カルロスは、1 日にたった 20~30 ドル程度の稼ぎしかありません。
そこで、カルロスは「おい、ホセ!一体どうやったら、そんな毎日スーツケースいっぱ
いの 10 ドル紙幣を持ち帰ることができるんだ?」と尋ねました。
ホセは言いました。
「君の看板を見てみなよ。こう書いてある。『私には仕事がなく、妻と 6 人の子供を養っ
ていかないといけません』とね。そして僕のを見てみなよ。」
と言ってホセは自分の看板を見せました。
そこに書いてあったのは……。
『私がメキシコに帰るには、あと 10 ドル足りないだけです』
・・・・。
こういう話が外国人は大好きです。
(僕もよく見せられた事がありますが、本当に笑えた事はほとんどないです 苦笑)
参考記事
http://www.laughitout.com/2009/09/americans-just-love-mexicans.html
5
Copyrightⓒ2010 tommonet.com
All Rights Reserved
■ ashamed or embarrassed?
次の日本語を瞬間的に英語にして声にだして見て下さい。
状況は、彼/彼女におにぎりを作ってあげた、そんな一場面。
仕事で忙しくしている彼/彼女におにぎりを持たせて、余分に作っておいたおにぎりを
食べて塩と砂糖を間違えて混ぜてしまっていた事に気が付くあなた。
そんな時に、こんな一言
「恥ずかしくてもう彼/彼女と会えない。」
恥ずかしくて会えない。「~し過ぎて~もう無理だ~」と伝えたい時は、too~to 構文を
使うと便利です。
日本語では、「合わせる顔がない。」と言ったりしますが、ashamed、embarrassed が使
えるかどうかが今回のポイントです。
「恥ずかしくてもう彼/彼女と会えない。」
いつものように声に出したら次項へお進み下さい。
6
Copyrightⓒ2010 tommonet.com
All Rights Reserved
今回用意した英文はこの2つです。
・I am too ashamed to see him.
・I am too embarrassed to see him.
それでは、解説です。
日本語では、
『雨』に関しての言葉が多いのと同じように、『恥』に関する言葉も
たくさんありますよね。
たとえば、英語塾でよく使うのが『恥はかき捨て』ですし、
他にも『恥知らず』、『恥さらし』、『末代の恥』、『恥の上塗り』
などがそうです。
こういう言葉を見ていると日本が恥を意識し、美徳とされる文化を
築いてきたのかなと考えたりします。
話が飛びましたが、
日本語の『恥ずかしい』とか『恥ずかしい思いをする』という表現には2つの意味があ
ります。
1つは、何か悪い事をして、他人の軽蔑の対象になったり、自分のしたことに対して罪
の意識を感じた時の恥ずかしさで、
もう1つは、偶然公衆の前でへまをやったり、決まりの悪い思いをした時の恥ずかしさ、
です。
7
Copyrightⓒ2010 tommonet.com
All Rights Reserved
英語では、これらをはっきり区別し、
前者は ashamed
後者は embarrasses
と表現します。
例えば、友達に嘘をついてしまったり、テストでカンニングをするなど、
反道徳的なことをしてしまった事に対して、恥ずかしく思うのは、ashamed で、
女性が人前で体重や年齢を聞かれたり、『偶然』大勢の前でこけたり、階段から落ち
たり、レジで財布を忘れてしまった事に気が付いたりした時などに感じるのが、
embarrassed という事になります。
なので、
今回の冒頭のシーンのような「恥ずかしさ」というのは、
他人の目に触れていない公衆の前での恥ではなく、
自分がしたことに対して「悪いなー」と感じてしまう事からの恥ずかしさなので、
ashamed を使って、
8
Copyrightⓒ2010 tommonet.com
All Rights Reserved
I am too ashamed to see him
となります。
それから、これは補足となりますが、
ashamed の名詞は shame で、
I felt shame at having told a lie.
「嘘をついたことを恥ずかしく思った」や
Shame on you!
「恥を知りなさい!」
などのように恥の意味で使われますが、
次のように『残念な気持ち』を表す事もあります。
What a shame you didn't win!
「勝てなかったのは残念だったね」
Isn't it a shame the rain spoiled our picnic?
「雨でピクニックが台無しになったのは残念でしたね。」
という具合ですね。
合わせて使えるように、必ず口に出して覚えておいて下さい。
ポイントは、新しい英単語、知識はあなたの経験(イメージ)とリンクさせる、です。
それでは、また次回!
9
Copyrightⓒ2010 tommonet.com
All Rights Reserved
■ 最後に
In every life we have some trouble.
Bobby McFerrin
「どういう人生にも何らかのトラブルはある。しかしあなたが心配すると、それは倍にな
る。心配しないで、ハッピーにいこう。」
make it double:倍にする
Don't Worry,Be Happy
口笛でお馴染みのあの曲です。
気分転換に聞いて見て下さい。
Bobby McFerrin。いいですよね。
http://www.youtube.com/watch?v=l9K4BKkLaCI
『トモネット英語塾』
塾長 中西
智裕
10
Copyrightⓒ2010 tommonet.com
All Rights Reserved
Fly UP