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第195号 - 日本公認会計士協会北海道会

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第195号 - 日本公認会計士協会北海道会
北海道 CPA ニュース
第 195 号
平成 28 年 11 月 1 日
(1)
発行所
北海道CPAニュース
日本公認会計士協会北海道会
H O K K A I D O C . P. A N E W S
発行人: 会長 富樫 正浩
編集人:広報委員会委員長 池田 裕一
印刷所:株式会社アイワード
札幌市中央区北 1 条西 4 丁目 2-2
札幌ノースプラザ 8 階
TEL:011-221-6622 FAX:011-272-6911
E-mail:[email protected]
URL:http://hokkaido.jicpa.or.jp/
札幌市定山渓「二見吊橋」 撮影 中村力雄会員
監査の眼
Auditing Eye
監査法人のローテーションは度々話題となり、
にくる自らの慣れを改めずにいると、やがてそれ
最近では監査チームにもその議論が及ぶことがあ
はだれとなり、最終的には崩れてしまう。そのよ
ります。確かに関与年数が長くなると多少の慣れ
うな自分自身を省みないものは劇団を去れ。
」と
が生じ、新メンバーを迎えたときに新鮮な視点に
いう厳しいものです。
ハッとする事もあるものです。
自分も気がつけば事務所でも中堅。知らず知ら
慣れに対して厳しい姿勢で臨むことは他の業種
ずのうちに日々の業務や、クライアントとの関係
にもあり、日本を代表する演劇集団である劇団四
の中で、小さな慣れを作ってしまっていることが
季では、稽古場に「慣れだれ崩れ=去れ」という
あるかもしれません。それが、だれや崩れに繋が
言葉が掲げられているそうです。
らないように、日々真摯に取り組んでいきたいと
これは、
「舞台に立つ中で知らず知らずのうち
思います。
HOKKAIDO C. P. A NEWS
(北見昌寛)
(2)
平成 28 年 11 月 1 日
北海道 CPA ニュース
第 195 号
第 37 回日本公認会計士協会研究大会
ふくしま大会 2016 に参加して
名和 幸雄
今年の研究大会は、福島県郡山市での開催でし
た。平成 28 年 9 月 16 日(金)。会場は「迎賓館
グランプラス」。メインテーマは、『東日本大震災
からの復興、そして監査環境の激変の中、私たち
公認会計士はいかに対処すべきか』です。幸いに
して台風等による天候障害もなく、滞りなく開催されました。当日の参加者は、900 名程度とのこと。北
海道会から参加された先生にも多くお会いしました。
開会式直後の午前の部は特別講演です。
講師は、
諏訪中央病院名誉院長で作家の鎌田實先生です。
鎌田先生は、
地域医療にご尽力されたドクターで、
脳卒中死亡率が高く平均寿命が短かった長野県を
長寿の地域に変革させた実績をお持ちです。また、
チェルノブイリ原発事故患者の治療や、IS に迫
害されている難民の医療支援など、国際的にもご
活躍されています。さらに、作家としても、ベス
トセラー「がんばらない」ほか多数の著書を執筆
されています。鎌田先生は、東日本大震災の被災
者支援にも取り組んでおられ、今でも福島県を訪
れています。
記念講演のテーマは、『
「1%の力」~ 1%は誰かのために~』。これは、鎌田先生の著書「1%の力」と
いう著書から採られたテーマです。スティーブ・ジョブス張りの立ち歩きながらの講演。ユーモア・ウィッ
トに富んだ話題を織り交ぜて、医療・健康問題に触れつつ、人生の「1%は誰かのために生きなさい」と
いう主題を鋭く伝える内容でした。会場は笑いで盛り上がったり涙腺が緩んだりと、心が揺さぶられる名
講演だったと思います。講演終了後は、いつまでも拍手が鳴りやみませんでした。
昼食を挟んで午後の部は、研究発表です。
「東
日本大震災を体験した東北の公認会計士の記録、
そして教訓」、「東北の公認会計士による東日本大
震災復興支援」、「国土強靭化、インフラ施設の老
朽化対策と公会計の役割~福島県の復興の現況と
基盤となる公会計の考え方~」、「東日本大震災と
その復興~会計職業人教育の果たす役割の視点か
ら~」など、メインテーマにある「東日本大震災」
と関連させたものが半数を占めていました。参加
者には、東北会作成の「東北の公認会計士による
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平成 28 年 11 月 1 日
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2011.3.11 東日本大震災、そして震災復興支援の記録」という 200 頁弱の冊子が配布されました。忘れ去
られつつある東日本大震災を改めて確認するとともに、そこで得られた教訓を残そうとする意思が色濃く
反映された研究発表だったと思います。
「東日本大震災を体験した東北の公認会計士の
記録、そして教訓」では、実際に東日本大震災に
直面した 3 名の会計士の方々による体験談が語ら
れました。事務所責任者のリーダーシップにより
安心して取り組むことができた事後対応。被災直
後のメール記録からの生々しい当時の状況。通信
手段が遮断された苦境からの脱出。福島原発事故
により眼前が真っ暗となった瞬間。と、そこから
の復活。など、リアルな話しが披露されました。
会計・監査の論点にも触れられていましたが、
「ひ
と」として弱さと強さが垣間見られる率直な話し
が印象深かったです。
研究発表終了後は、
恒例の記念パーティーです。相馬野馬追騎馬会による法螺貝の吹奏でオープニング。
食事は、きりたんぽ、牛タン、ずんだ餅、馬刺し、フルーツや地酒など東北地域名産品によるおもてなし。
日本酒ブースの前には長蛇の列ができていました(私も喜多方市ほまれ酒造の純米大吟醸をいただきまし
た)
。途中のアトラクションは、相馬民謡第一人者の杉本榮一先生による相馬民謡、スパリゾート・ハワ
イアンズのダンシングチームによる優雅なフラダンス。東北カルチャーを一夜にして感じられる内容の
パーティーでした。
次回は北陸金沢市での開催です。テーマは「地方創生 公認会計士の挑戦」。開催日は平成 29 年 9 月
28 日(木)です。カレンダーへの予定登録をお忘れずに。それでは、金沢の地でお会いしましょう。
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平成 28 年 11 月 1 日
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第 38 回 研究大会研究発表の募集について
〈メインテーマ〉地方創生~公認会計士の挑戦~
〈開催日〉平成 29 年 9 月 28 日(木)
〈会 場〉石川県立音楽堂、ホテル日航金沢、ANA クラウンプラザホテル金沢
(石川県金沢市昭和町 20-1、同本町 2-15-1、同昭和町 16-3)
日本公認会計士協会は、第 38 回研究大会を石川県金沢市にて開催いたします。
金沢は今、平成 27 年春の北陸新幹線の開業効果により観光業を中心に賑わっていますが、この
賑わいを観光業以外にも広げるとともに、継続的な成長に結びつける必要があります。
政府が人口減少問題の克服、成長力の確保を目的とした長期ビジョンを基に策定した国・地方の
総合戦略「地方創生」は、具体的な事業の本格的な推進の段階になっています。地方創生は「まち・
ひと・しごと創生」をキーワードとして、地域産業の活性化、創業支援等の施策を一体的に推進す
るものであり、地方公共団体と金融機関との連携や、地域を支えるひとの育成・確保として、プロ
フェッショナル人材の活用が挙げられています。
地方創生の具体的な事業の本格的な推進には、組織内会計士を含む全ての公認会計士がかかわる
ことができるものであり、公認会計士に与えられた課題でもあると考えられます。公認会計士がそ
の持てる専門知識を生かし、地域・産業等あらゆる分野において社会に貢献することが求められて
いる今、「地方創生~公認会計士の挑戦~」をメインテーマとして研究発表を募集いたします。
募集する研究発表は、多様なニーズを考慮し、論文発表やパネルディスカッション、特定のテー
マについて会場内の出席者も自由に発言できるフリーディスカッションなど形式を問いません。
募集要領は以下に記載のとおりです。皆様の積極的なご応募をお待ちしています。
研究発表募集要領
1.応募資格
会員・準会員及び一般有志
2.募集テーマ
原則として、メインテーマ「地方創生~公認会計
士の挑戦~」に関連するテーマとします。
3.募集内容
(1)テーマ及び発表者(パネリスト)の募集
①研究論文による発表
日頃の研究内容を論文にまとめて、研究大会
当日、発表していただきます。ご応募いただく
際は、MS Word ソフトウェアを利用して次のと
おり論文を作成し、電子データをメールに添付
の上、お送りください。
・A4 判 10 頁以内(目次、図表等全てを含みます)
・1 頁の設定 40 字 38 行(フォントサイズは本
文 11 ポイント)
※な お、研究論文については会員からの推薦も
選考の対象とします。応募の際は、推薦する
研究論文(テーマ)及び発表方法に発表者の
住所・氏名・職業・電話番号、発表者の同意
を得ている旨を明記の上、お送りください。
②パネルディスカッション形式による発表
研究内容をスライド資料としてご用意いただ
き、研究大会当日、その内容についてパネリス
ト間でディスカッションを行っていただきます。
ご応募いただく際は、MS Word ソフトウェアを
利用して次のとおりパネルディスカッションの
企画書(テーマ・発表の趣旨、目的・内容の概要・
パネルディスカッション形式とした理由・パネ
リストの略歴を記載)を作成し、電子データを
メールに添付の上、お送りください。
・A4 判の 5 頁程度
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※採用となった方には、当日掲示・配付用のス
ライド資料(MS PowerPoint ソフトウェア利
用)を後日ご提出いただきます。
・人数はパネリスト及びコーディネーター含め 5
名以内(厳守)
(2)テーマの募集
~フリーディスカッション形式による発表
公認会計士制度、業務に関係し、日頃関心を
持っている内容で大会参加者と意見交換してみ
たいと考えるテーマについてのご提案を募集し
ます。ご応募いただく際は、テーマ(例えば「公
認会計士制度のあり方」など)及びテーマ選定
の趣旨、目的を作成いただき、発表者として希
望する者のリストを添えてお送りください。
継続的専門研修制度協議会において、テーマ
に合ったコーディネーター等発表者を選定しま
す。
※ご 応募いただく際は、発表テーマ及び発表方
法を明記の上、住所・氏名・職業・電話番号
を記載の上、ご応募ください。
4.応募及び推薦締切日
平成 29 年 2 月 28 日(火)
(必着)
5.選考
継続的専門研修制度協議会において、研究発表の
テーマとしてふさわしいか否かを基準として審査・
決定します。
また、発表方法(研究論文、パネルディスカッショ
ン形式、フリーディスカッション形式)が偏らない
ように考慮し選考いたします。
ご送付された原稿等は返却いたしませんのでご留
意ください。
6.発表予定テーマ数
今大会(第 38 回研究大会)では、10 テーマの発
表を予定しており、うち 2 テーマは、研究大会開催
地域会である北陸会に割り当てる予定です。
また、学術賞受賞作品の中で研究発表テーマとし
てふさわしいものがあれば、10 テーマの中に含め
ることも検討します。
7.研究発表の決定
平成 29 年 4 月末を目処に、応募された方に選考
結果をご連絡します。
なお、選考経緯等は公表しませんので、あらかじ
めご了承の上ご応募ください。
8.送付先及び問合せ先
〒 102-8264 東京都千代田区九段南 4-4-1
日本公認会計士協会 総務本部研修グループ
TEL:03-3515-1125(直通)/ FAX:050-3737-6397
E-Mail:[email protected]
(企画運営)継続的専門研修制度協議会・北陸会研
究大会実行委員会
平成 28 年 11 月 1 日
(5)
〈参考〉前回の研究発表テーマ一覧(第 37 回研究大会)
【研究発表①】
【パネルディスカッション】
テーマ 1 東日本大震災を体験した東北の公認会計士の記
録、そして教訓
【パネルディスカッション】
中小企業の経営改善計画の策定・モニタリング
テーマ 2 と計画未達成企業への対応と留意点
~地域金融機関と公認会計士・弁護士との効果
的な協働をめざして~
【論文発表】
第 44 回日本公認会計士協会学術賞受賞作品
テーマ 3
会計不正と実験制度会計論~未来の会計をデザ
インする~
【論文発表】
被災資産に関する会計処理及び税務指導の標準
テーマ 4 化への提言
~災害損失引当金及び災害損失特別勘定につい
て~
【パネルディスカッション】
クラウドサービス等で外部委託された IT システ
テーマ 5
ムへの IT 内部統制に関する保証業務による信頼
性の付与
【研究発表②】
テーマ 1
【パネルディスカッション】
東北の公認会計士による東日本大震災復興支援
【パネルディスカッション】
国土強靭化、インフラ施設の老朽化対策と公会
テーマ 2 計の役割
~福島県の復興の現況と基盤となる公会計の考
え方~
【論文発表】
職業的懐疑心の高揚~職業的懐疑心に対する阻
テーマ 3
害要因の検討と会計不正の根本原因への監査対
応について~
【パネルディスカッション】
テーマ 4 東日本大震災とその復興~会計職業人教育の果
たす役割の視点から~
【パネルディスカッション】
テーマ 5 バリュエーション業務の多様な進展と公認会計
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士に求められる変革
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平成 28 年 11 月 1 日
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公認会計士制度説明会
in 北海道大学
平成 28 年 7 月 11 日(月)開催
広報委員長 池田 裕一
平成 28 年 7 月 11 日に北海道大学で「公認会計
士制度説明会」を開催し、私は司会進行役として
説明会に参加させていただきました。最近は、公
認会計士監査に関するネガティブな記事が巷を騒
がせているので、公認会計士を目指す学生にどれ
くらい影響するかが心配でした。当日は前年より
少ないものの 7 名の参加があり、例年より参加者
が少ない分、制度説明会を聞いて公認会計士を目
指してくれる学生確率を増やそう!と内心決意し
ました。
説明会は、富樫会長・春日部会計専門職大学副
院長のご挨拶から始まり、協会本部制作の DVD
視聴に続き、加藤会員による公認会計士業務・試
験制度等の説明、中野会員による業務における珍
しい実務経験談や、今井準会員による受験動機や
試験勉強時代の経験談等、公認会計士の私自身も
非常に興味深いお話を頂きました。
質 疑 応 答 で は、
公認会計士になっ
てからの勤務地に
関 す る 質 問 の 他、
説明会終了後も個
別に受験勉強のポ
イントの質問や待
遇面の質問等、活
発な質疑応答が出
来たと思います。
参加者からのアンケートでは、公認会計士試験
に臨む勇気が湧いた等の感想も頂きましたので、
参加学生の中から我々の会計士仲間が生まれるよ
う心からお祈りしております。
最後になりますが、説明会の機会を頂いた北大
関係者の皆様、南事務局長をはじめとする協会事
務局皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。
会員 加藤 俊尚
平 成 28 年 7 月
11 日に、北海道大
学会計専門職大学
院と共催した「公
認会計士制度説明
会」に日本公認会
計士協会北海道会
広報委員として参
加しました。
私からは、日本
公認会計士協会作成の DVD「CPA Document」
上映後に公認会計士業務及び公認会計士試験制度
並びに平成 27 年度試験合格者と採用状況等につ
いての説明を担当致しました。
事前に配布した「CPA For our Future」や「目
指せ、公認会計士!」を基に、CPA の業務内容
を自身の経験を踏まえて説明した上で、コンサル
ティング業務や企業内会計士等多様な選択肢があ
ることを説明し、公認会計士の資格取得により自
身のキャリプランが大きくひろがることに重点を
置いて説明しました。
公認会計士試験制度の説明では、難関な国家試
験というイメージで敬遠されることが無いよう自
身の受験経験を踏まえ説明しました。
参加した学生は 7 名と例年にくらべ若干寂しい
状況ではありましたが、半数が女性でしたので公
認会計士になるために様々なルートがあることも
説明しました。
説明会後の質問では、勉強方法や就職先など具
体的な質問もあり、今回の制度説明会参加者の中
から公認会計士を目指してくれる学生がいらっ
しゃれば幸いです。
最後に、公認会計士制度説明会の開催にご尽力
頂きました北海道大学会計専門職大学院の先生、
事務の皆様、富樫会長をはじめ、協会事務局・広
報委員会の皆様に厚く御礼申し上げます。
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平成 28 年 11 月 1 日
(7)
会員 中野 哲行
平成 28 年 7 月 11 日に北海道大学にて開催され
た「公認会計士制度説明会」に参加させて頂きま
した。
参加者の皆様に公認会計士の業務内容を具体的
にイメージして頂けるよう、これまで私が経験し
てきた業務のなかでも特に印象的なものをご紹介
するとともに、その業務にどのような意味があっ
たのか、もし実施しなければどのようなリスクシ
ナリオがあるのかを説明しました。「へぇ~」と
うなずいたり、時には笑ったりという反応をして
頂き、参加者の皆様の公認会計士という職業への
関心の高さを肌で感じることができ、私自身も公
認会計士というプロフェッショナルな職業のやり
がいを再認識致しました。
ご参加頂いた皆様のなかには、受験するか検討
中の方も、すでに受験勉強を始めている方もい
らっしゃいました
が、今回の説明会
が「よし、公認会
計士を目指してみ
よ う!」「 受 験 勉
強を頑張ってみよ
う!」というきっ
かけとなれば幸い
です。
最後になります
が、公認会計士制度説明会の開催にご尽力頂いた
関係者の皆様に厚く御礼申し上げるとともに、今
後もこのような説明会を継続して開催すること
で、一人でも多くの同志と一緒に働くことが出来
ることを楽しみにしております。
会計専門職大学院 春日部光紀副院長
準会員 今井由里子
この度、北海道大学
で開催されました「公
認会計士制度説明会」
にて、試験合格者体験
談をお話しする機会を
いただきました。
近年の試験受験者数
減 少 に つ き ま し て は、
私も大変残念に感じて
おりましたので、私自身が会計士を志して試験勉
強を始めてから、合格証をいただくまで、そして
現在の仕事の状況等をお話しすることで、会計士
を志す方たちに会計士の魅力と価値を少しでも感
じ取っていただければと思い、誠心誠意お話しを
させて頂きました。
拙い私の経験ではありますが、地道に努力をす
れば必ずや門は開かれるということを身をもって
体験させていただきましたので、これをお伝えす
ることができただけでもお話しする意義はあった
のではないかと思います。
この度の経験は、私自身にとりましても、今後
もお仕事をさせていただく上で大変貴重な資とな
るものと思います。
最後に、このような有意義な機会を与えてくだ
さいました協会関係者の皆様、そして本説明会の
開催にご尽力いただきました北海道大学関係者の
皆様に心より御礼を申し上げます。新たに会計士
を目指される方たちのお役に少しでも立てました
ならば大変幸いです。
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北海道 CPA ニュース
平成 28 年 11 月 1 日
第 195 号
東京実務補習所札幌支所「閉講式」
東京実務補習所札幌支所運営委員長 田辺 拓央
平成 28 年 8 月 26 日(金)日本公認会
計士協会北海道会研修室において、東京
実務補習所札幌支所の閉講式が行われま
した。閉講式には 2013 年期生として 3
年間の補習課程を終えた 9 名のうち 6 名
が参加しました。
札幌支所運営委員長である私の挨拶に
続き、北海道会富樫会長のご挨拶では、
会計士は幅広く世の中から求められてお
り、今後さらに勉強して様々な分野で活躍して欲しいという激励がありました。また、平成 27 年度修了
考査に合格した先輩として濱朋美さんと檜山通之さんからは、時間が限られている中の計画的な勉強方法
を中心とした体験談が激励を交えて披露され、出席した補習生は穏やかな表情で耳を傾けていました。
閉講式終了後、記念撮影を行いました
式終了後は北海道会主催の慰労会が札幌グランドホテル「ビッグジョッキ」で開催されました。慰労会は閉講
式出席者全員と業務の都合で慰労会から参加になった補習生も加わり、総勢 20 名の会となりました。
北海道会篠河副会長のご挨拶から始まり、終始和やかな雰囲気の中、補習生と運営委員をはじめとする先輩会
計士、事務局が一緒に歓談し、大変楽しい時間を過ごすことができたと思います。
北海道会のユニークな取り組みとして今後もアットホームなイベントを開催し続けていきたいと考えています。
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平成 28 年 11 月 1 日
(9)
BeerParty
ビアパーティー
会員 鴨志田 星矢
準会員 中西 玄一
7 月 29 日(金)に北海道会のビアパーティー
が開催されました。開催当日は天候にも恵まれ、
この度、7 月 29 日(金)に開催されたビアパー
ティーに参加させて頂きました。
まさにビール日和でした。
札幌に住んでまだ長くないということもあり、
私は本ビアパーティーへの参加は初めてでした。
どのような先生方が何人程度参加されるかも全く
わからない状態でしたので、店に着く前は楽しみ
であった一方、少し不安もありました。しかし、
いざ会が始まるとその不安はすぐに消えていまし
た。
座席はくじ引きにより決まりましたが、同じ
テーブルの皆様は初参加の私にも気さくに話しか
けてくださいました。監査法人勤務、独立開業、
一般事業会社勤務と皆様それぞれが異なる業務を
行っておられたため、様々なお話を聞くことがで
き大変刺激を受けました。
会計業界で働く仲間たちとこのような規模で集
まる機会はなかなか無いと思います。また、何よ
その日は暑く、ビールが美味しく飲めそうな日
和でした。会場の座席はくじ引きで決められてお
りまして、折しも私の席は、富樫会長の隣という
幸運なポジションでした。新人の私が慣れない手
つきでジンギスカンを焼いておりますと、光栄に
も富樫会長がサッと取り仕切り焼いてくださいま
して、嗚呼、なんて気さくで素晴らしい会長なの
だろうと感激しておりました。
また、今回は会計教育研修機構から理事の新井
武広様と副グループ長の三舩展彰様が参加してく
ださいました。地方の交流会に参加されることは
非常に珍しいということで貴重な機会を得られた
のだなあと幸運を噛みしめておりました。ビア
パーティーのはじめの挨拶は、新井様がしてくだ
さったのですが、会計教育研修機構は会計士合格
者にとっては実務補習機関として、また会計士に
りビールとジンギスカンは期待通り相性抜群で最
高に美味しかったです。このような貴重な場を設
とっては継続的専門研修として係わりがありまし
て、会計士にとってはとても重要な役割を担って
けて頂き、
誠にありがとうございます。
幹事の方々
やご協力頂いた北海道会事務局の皆様にもお礼申
し上げます。来年のビアパーティーにも是非参加
させて頂きたいと思います。
くれている機関であると再認識致しました。
このビアパーティーは色々な業種・業態で働く
会計士の方がいらっしゃいまして、皆様のお話を
聞くことはとても楽しかったですし、自身の為に
なったと感じております。また来年も是非参加し
たいと思います。このような楽しく、為になる催
しを準備してくださった皆様に本当に感謝してお
ります。ありがとうございました。
HOKKAIDO C. P. A NEWS
(10) 平成 28 年 11 月 1 日
秋
の
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親睦ゴル
第 195 号
フ大会
田中 祥孝
(優勝者の弁)
総務委員長の田中です。いやー優勝しちゃいま
した。すみません(笑)。表彰式で順位を発表し
ているときに、厚生委員長の浅利さんが何度もこ
ちらを見るので、もしかしてと密かに期待してい
たのですがズバリでした。スコアは 95 と極々平
凡で、ダブルぺリア方式のハンデに恵まれた優勝
であることは否定しようがありませんが、最近コ
ンペで上位に絡むようなことがあまり無かったの
で素直にうれしかったです。ありがとうございま
した!
ともっと盛り上がって良いなと思います。私自身
は 20 代の頃から参加させていただいておりまし
て、最初のうちは自分がへたくそなのと周りが偉
い先生方ばかりでとても恐縮・緊張していました
が、実際に同じ組でラウンドした方々はどなたも
本当に優しい方ばかりで、良い思い出だけが記憶
に残っています。
ゴルフは気心知れた仲間と回るのもとても楽し
いですが、たまにこういう会に参加していろいろ
な方と知り合うのもまた良いものだと感じます。
まだ参加されたことのない会員の先生方、春の総
会コンペともどもお待ちしておりますので、お誘
い合わせの上是非ご参加くださいますようお願い
します。
今年の「秋の親睦ゴルフ大会」は、札幌エルム
カントリークラブ西コースにて、 9 月 10 日(土)
に開催されました。当日は曇りで時折
小雨が混じる天候となり、残念ながら
秋の親睦ゴルフ大会 成績表
秋晴れ絶好のコンディションとはなり
※順位は特別ルールによる(富樫会長任期期間中は優勝 1 回まで)
ませんでしたが、17 名のゴルフ好き
順 位
氏 名
OUT
IN
GROSS
H.D.CP
NET
会員が参加し、それぞれのレベルでゴ
優 勝
田中 祥孝
49
46
95
24.0
71.0
ルフを楽しみました。
準優勝
大石 一良
43
45
88
13.2
74.8
今回は優勝候補の石若先生が庭作業
3位
三浦 正範
46
47
93
18.0
75.0
4位
田中 裕之
50
42
92
16.8
75.2
中の負傷により欠場となり、富樫会長
5位
富樫 正浩
43
42
85
9.6
75.4
の独走かと思われましたが、そこはダ
★ベスグロ 大石一良、浅利昌克 88
ブルぺリアの妙で幸運にも私に優勝が
転がり込み、準優勝には大石
先生、3 位には三浦先生と実
力者がともに上位に食い込み
ました。
ホームコースでの出場と
なった富樫会長は、表彰台こ
そ逃したもののベスグロのス
コアで上がってくるあたりは
さすがでした(大会規定によ
り BG 賞は大石先生と浅利厚
生委員長が受賞)
。
今大会は 17 名の参加でし
たが、より多くの会員の参加、
特に若手会員の方々が増える
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第 195 号
平成 28 年 11 月 1 日 (11)
六士会
新人歓迎会
檜山 通之
平成 28 年 8 月 31 日(水)
、京王プラザホテルで
開催された
「六士会新人歓迎会」
に参加致しました。
弁護士/税理士/不動産鑑定士/土地家屋調査
士/司法書士/公認会計士の本年度資格登録者、
総勢 52 名の若手が一堂に集まり「過疎化・高齢
化する社会において各資格者ができること」につ
いて、事例に沿ったグループディスカッションを
行いました。
① 掛金は、
②
③
④
⑤
全額所得控除!
今回の事例においては、公認会計士は事業承継
のスキームや税制に目がいくところ、土地家屋調
査士は相続準備として土地境界の明確化、不動産
鑑定士は相続不動産や資産除去債務の評価、司法
書士は成年後見や家族信託、税理士は後継者支援、
弁護士は個人顧問となり日々の相談といった出来
ることの違いからくる、各士業の目の付け所の違
いに驚きました。「三人寄れば文殊の知恵」と言
い ま す が、 士 業 6 人 集 ま
れば依頼者個人を幸せに
するために難しい問題も
解決出来るのではないか
と感じる事が出来ました。
その後の懇親会/二次
会も盛り上がり、士業連
携に向けた有意義な機会
を与えていただき大変感
謝しております。準備段
階から六士会開催にご尽
力いただきました各士業
協会関係の皆様には厚く
御礼申し上げます。誠に
ありがとうございました。
加入・紹介
将来受け取る年金は、公的年金等控除
キャンペーン
の対象と税制面で大変おトクです。
実施中!
基本は終身年金。だから一生涯お受取り。
年金額が確定。掛金も一定。
ライフプランに合わせて掛金を自由に設定。
万一の時は、遺族の方に一時金が支払われます(B型を除きます)。
★国民年金保険料を納めている20歳以上60歳未満の方、または、国民年金に任意加入
されている60歳以上65歳未満の方が 基金にご加入いただけます。
詳細は、国民年金基金までお問い合わせください。
Tel:03(3515)1170
http://kokunen.jicpa.or.jp
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優香
北海道 CPA ニュース
(12) 平成 28 年 11 月 1 日
第 195 号
新会員ご紹介
いたがき
ひろやす
さくらば
ひろゆき
会 員 板垣 博靖
会 員 櫻庭 弘幸
平成 28 年 7 月 12 日(東京会より転入)
平成 28 年 7 月 27 日(東京会より転入)
新日本有限責任監査法人 札幌事務所
新日本有限責任監査法人 札幌事務所
たま い
のぶひこ
の もと
ひろ み
会 員 玉井 信彦
準会員 野本 裕美
平成 28 年 8 月 3 日(北陸会より転入)
平成 28 年 9 月 21 日登録
有限責任監査法人トーマツ 札幌事務所
会員消息
❖
❖
準会員より資格変更者
転 出
会 員 平良 麗奈
会 員 片岡 直彦
(平成 28 年 8 月 25 日)
有限責任あずさ監査法人 札幌事務所
会 員 荒木 祐子
有限責任あずさ監査法人 札幌事務所
会 員 横幕 敦彦
新日本有限責任監査法人 札幌事務所
❖
会 員 小島 久人
(東京会へ 平成 28 年 7 月 27 日)
(東京会へ 平成 28 年 8 月 16 日)
会 員 林 誉治
(平成 28 年 9 月 21 日)
清明監査法人 札幌事務所
(東京会へ 平成 28 年 8 月 23 日)
会 員 植松 純
会 員 前田 敬洋
(東京会へ 平成 28 年 7 月 27 日)
会 員 荒井 秀美
(平成 28 年 8 月 25 日)
会 員 石坂 亮
会 員 植木 謙治
(平成 28 年 8 月 25 日)
(東京会へ 平成 28 年 7 月 27 日)
(平成 28 年 9 月 21 日)
(東京会へ 平成 28 年 9 月 12 日)
準会員 浅井 昇平
札幌監査法人
❖
退 会
(東京会へ 平成 28 年 9 月 23 日)
弔 事 謹んでお悔やみを申し上げます
会 員 鈴木 請一
会 員 西村 進 氏
ご母堂 西村美智恵 様
平成 28 年 8 月 12 日 ご逝去 90 歳
(業務廃止 平成 28 年 7 月 21 日)
会 員 宮﨑 幸一
(業務廃止 平成 28 年 8 月 25 日)
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北海道 CPA ニュース
第 195 号
平成 28 年 11 月 1 日 (13)
北海道会会員分布状況
会員
公認会計士 監査法人
平成 28 年 9 月 30 日現在
準会員
計
在住会員
一号準会員 二号準会員 三号準会員 四号準会員 五号準会員
計
道央地区
326
5
331
0
0
0
42
0
42
道北部会
12
0
12
0
1
0
1
0
2
道東部会
15
1
16
0
1
0
0
0
1
計
353
6
359
0
2
0
43
0
45
従たる
公認会計士 監査法人 事務所
7
1
3
0
0
1
3
7
(注)1.一号準会員は、公認会計士及び外国公認会計士となる資格を有する者
2.二号準会員は、会計士補
3.三号準会員は、会計士補となる資格を有する者
4.四号準会員は、公認会計士試験に合格した者(一号準会員に該当する者を除く)
5.五号準会員は、特定社員(地域会には所属しない)
会員登録情報の変更手続について(お願い)
会員情報(事務所・勤務先所在地、ご自宅の住所、電話・FAX 番号、その他資
格等の登録・届出事項)に変更が生じた場合は、すみやかに協会本部会員登録
グループへご連絡ください。
※協会ウェブサイト http://www.jicpa.or.jp または「会員マイページ」より届
出用紙を取得できますのでご活用ください。
《問い合わせ先》
日本公認会計士協会 総務本部 会員登録グループ
〒 102-8264 東京都千代田区九段南4-4-1
電話:03-3515-1122 / E-mail:[email protected]
慶弔関係の手続きについて
北海道会では「慶弔細則」に基づき、会員・準会員及びご家族の慶弔に際し、
給付金の支給等を行っております。
給付金等の支給を申請される場合は、北海道会ホームページ会員専用ページ
「各種資料・様式」から様式をダウンロードできますので、必要事項をご記入・
押印の上、必要となる提出書類を添付して北海道会事務局へご提出ください。
※北海道会の規程において、ご家族は配偶者・一親等の血族及び同居の一親等
の姻族が対象となります。
《問い合わせ先》
日本公認会計士協会北海道会事務局
電話:011 - 221 - 6622 FAX:011 - 272 - 6911
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(14) 平成 28 年 11 月 1 日
北海道 CPA ニュース
第 195 号
CPE 協議会からの重要なお知らせ
[必須単位数の指定内容の変更]
法定監査業務に従事する会員に係る必須単位数について
監査強化策の一環として、平成 28 年度(平成 28 年 4 月 1 日~平成 29 年 3 月 31 日)から、継続的専門
研修制度に関する細則(以下「CPE 細則」という。)第 22 条の規定によって CPE 協議会が指定する法定
監査業務に従事する会員に係る必須単位数について、以下のとおり変更することとなりました。
会員の皆様におかれましては、以下の必須単位数の履修及び申告をお願いいたします。
〈平成 28 年度以降の必須単位数について〉
全会員 「職業倫理」に関する研修科目 2 単位
「税務」に関する研修科目
2 単位
加えて、
法定監査業務に従事する会員「監査の品質及び不正リスク対応」に関する研修科目 6 単位
うち 2 単位以上は、不正事例研究(研修コード 3192)に該当する研修を履修しなければならない。
CPE 細則第 21 条及び第 22 条に定める研修科目については、
「CPE カリキュラム一覧表(平成 28 年度版)」
に記載されております(次頁参照)
。
CPE カリキュラム一覧表は CPE ONLINE(https://secure.cpe.jicpa.or.jp/doc/curriculum/)に掲載し
ておりますのでご確認ください。
■「監査の品質及び不正リスク対応」に関する研修科目の対象について
研修コード 3001 から 3999 に該当する研修コードが対象です。
平成 28 年度から研修コード 3192 が追加されます。
3.監査
30 総論【必須・監査の品質及び不正リスク対応】
3109 内部統制監査
3110 業種別監査
必要単位数 6 単位のうち
2 単位以上は、不正事例
研究(研修コード 3192)
に該当する研修を履修す
る必要があります。
3001 監査制度
3111 非営利監査
3002 監査の目的及び基本原則
3112 公監査
3003 国際監査基準
3191 監査事例研究
3004 国別監査基準
3192 不正事例研究
3099 その他
3199 その他
31 監査業務【必須・監査の品質及び不正リスク対応】
32 監査以外の保証業務等【必須・監査の品質及び不正リ
スク対応】
3101 監査の品質管理
3201 監査以外の保証業務フレームワーク
3102 監査計画
3202 監査以外の保証業務等各論
3103 リスク評価
3203 四半期レビュー
3104 実証手続
3299 その他
3105 連結財務諸表の監査手続
3106 中間監査の監査手続
3107 監査意見の形成及び監査報告
39 その他【必須・監査の品質及び不正リスク対応】
3999 その他
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北海道 CPA ニュース
第 195 号
平成 28 年 11 月 1 日 (15)
■「CPE カリキュラム一覧表(平成 28 年度版)」より抜粋
〈CPE 細則第 21 条及び第 22 条に定める研修科目について〉
6.
(必須研修)
(1)
継続的専門研修制度に関する細則第 21 条第一号に定める職業倫理に関する研修科目は、研修コー
ド 1001 に該当するものとする。
(2)
継続的専門研修制度に関する細則第 21 条第二号に定める税務に関する研修科目は、研修コード
4001 から 4999 に該当するものとする。
(3)
継続的専門研修制度に関する細則第 22 条に定める監査の品質及び不正リスク対応に関する研修
科目は、研修コード 3001 から 3999 に該当するものとする。
うち 2 単位以上は、不正事例研究(研修コード 3192)に該当する研修を履修しなければならない。
〈不正事例研究(研修コード 3192)の例示について〉
大分類
小分類(“研修コード”)
92 不正事例研究
31 監査業務
   (“3192”)
【必須・監査の品質及び
不正リスク対応】
研修項目の例示
○ 品質管理向上のための不正事例研究
会計不正、誤謬、違法行為等
○ 監査提言集
■ 申告方法について
従来の他の申告方法と同様に集合研修、自己学習、著書等執筆及び研修会講師による単位の申告が可能
です。
Q&A
Q1 不正事例研究(研修コード 3192)に該当する研修とはどういうものですか?
A1 「CPE カリキュラム一覧表(平成 28 年度版)」に研修項目の例示が記載されておりますのでご確
認ください。
Q2 不正事例研究(研修コード 3192)に該当する研修だけ 6 単位履修及び申告した場合も、法定監
査業務に従事する会員に係る必須単位数を取得したことになりますか?
A2 取得したことになります。
Q3 これまでどおり「監査の品質及び不正リスク対応」に関する研修科目 6 単位以上を履修及び申告
すれば、不正事例研究(研修コード 3192)に該当する研修科目を申告しなくても問題ないですか?
A3 必要単位数 6 単位以上の中に、不正事例研究(研修コード 3192)に該当する研修科目 2 単位以
上が含まれている必要があります。
例)
○⇒ 3001 監査制度 3 単位+ 3104 実証手続 1 単位+ 3192 不正事例研究 2 単位= 6 単位
×⇒ 3001 監査制度 5 単位+ 3104 実証手続 2 単位+ 3192 不正事例研究 1 単位= 8 単位
合計が 8 単位でも、不正事例が 1 単位では必須単位数を取得したことになりません。
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北海道 CPA ニュース
(16) 平成 28 年 11 月 1 日
第 195 号
研 修 会・行 事 の ご 案 内
これからの
中小監査事務所連絡協議会研修会
新春講演会・新年交礼会
(本部との共催)
(北海道会主催)
開催日
平成 28 年 11 月 10 日(木)
開催日
平成 29 年 1 月 13 日(金)
会 場
札幌グランドホテル
会 場
札幌グランドホテル
※詳しくは 10 月 3 日付の開催通知をご参照ください。
※詳しくは追ってご案内いたします。
新春全国研修会(本部主催 ライブ中継)
税務事例研修会
(税務業務部会北海道分会との共催)
開催日
開催日
平成 28 年 11 月 30 日(水)
会 場
会 場
札幌グランドホテル
※詳しくは 11 月 1 日付の開催通知をご参照ください。
開催日
平成 28 年 12 月 9 日(金)
会 場
札幌グランドホテル
※詳しくは 11 月 1 日付の開催通知をご参照ください。
冬季全国研修会(本部主催 ライブ中継)
会 場
札幌:北海道会研修室
旭川:‌旭川リサーチセンター 交流サロン室
帯広:‌監査法人フロンティアパートナー
クラウド「会議室」
※詳しくは
「CPE 研修会のご案内」
または協会本部ホームペー
ジ「CPE ONLINE」にてご確認ください。
IT 研修会(北海道会主催)
開催日
平成 29 年 1 月 20 日(金)
忘年会(北海道会主催)
開催日
平成 28 年 12 月 2 日(金)
会 場
北海しゃぶしゃぶ
※詳しくは追ってご案内いたします。
平成 28 年 12 月 14 日(水)
~平成 28 年 12 月 16 日(金)
札幌:北海道会研修室
旭川:‌旭川リサーチセンター 交流サロン室
帯広:‌監査法人フロンティアパートナー
クラウド「会議室」
※詳しくは
「CPE 研修会のご案内」
または協会本部ホームペー
ジ「CPE ONLINE」にてご確認ください。
今年は北海道でも
しかし、依然として国道 274 号線(日勝峠)の
台風 10 号等で人命・
復旧目途は立っておらず、北海道内の交通網の正
農作物・交通網等に
常化にはまだまだ時間を要するようです。日頃何
甚大な被害をもたらしました。台風による被害を
気なく利用している JR や交通網のありがたみを
受けた皆様に心からお見舞い申し上げます。
実感するとともに、現在も復旧作業に携わってい
編集後記
台風 9 号によって一部区間運休していた JR 北
る皆様に心から感謝申し上げます。
海道の石北線が 10 月 1 日から 40 日ぶりに全線で
今年も残り 2 か月となりましたが、皆様が良い
運転を再開し、札幌・網走間を結ぶ「特急オホー
年を迎えられますよう心よりお祈り申し上げます。
ツク」も運転再開しました。
HOKKAIDO C. P. A NEWS
(広報委員長 池田 裕一)
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