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APIS IQ-Tools の優位性

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APIS IQ-Tools の優位性
APIS IQ-Tools の優位性
はじめに
よく次のような質問を受けることがあります:「競合製品に比べ、APIS IQソフトウェアが優れて
いるところは何ですか?」
APIS IQソフトウェアの最新版を見て、他の製品と比べてみてください、というのが正直な回答な
のですが、お客様の特定の要求のシナリオを理解することも重要なことです。短期的、中期的、長
期的なメリットを見ていますか?戦略的メリット、あるいは概念的なメリットに焦点を当てていま
すか?
この文書の目的は、認識できる概念に基づいて APIS IQ の主な機能をハイライトすることです。
各個別のケースにおいて、競合製品がどのような機能を提供しているか、その価格はどうなってい
るかは読者が確認する必要があります。
メリット
APIS IQ ツールのすべての属性は概念から導き出すことができます。次のリストはいくつかの概念
に分けられ、重要な項目順にリストされています。
1. 統合された品質保証 (IQ)

IQ ツールは次のような QM 手法をサポートしています:故障モード影響(及び致命度)解析
(FMEA / FMECA)、コントロールプラン(CP)、プロセスフローダイアグラム(PFD)、
故障モードに基づく設計レビュー(DRBFM)、要求管理(MORE)、メカトロニクスFMEA、
フォルトツリー解析(FTA)、機能安全(FS)

プロジェクトに属するデータは重複なく保存されます。これは、評価カタログ、グラフィカル
なシンボル、テキストカタログのような追加データにも適用されます。不必要な作業を避ける
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ことができ、データの不一致によるリスクがなくなります。

構造ツリー、機能・故障ネットワーク、言語の翻訳とノートやリンクのような追加情報も、保
存されたデータの統合された一部です。

不要な機能は隠すことができます。例えば、FMEA に必要な機能範囲だけを得たい場合など。

統計、期限追跡、その他のコントロールオプションはすべての IQ ツールに統合されています。
2. 文書が中心

–
ファイル単位で作業
ファイル名、保存場所(=ディレクトリ)、アクセス権は MS Excel などの Office ツールと
同じです。

電子メール経由も含む、情報の簡単な移動(ファイル、To-Doリストなど)

操作の概念とユーザーインターフェイスは他の普及しているツールと同様です。これにより、
ユーザーフレンドリーさを最大にし、導入期間を短くします。

インストールやデータ管理での問題がほとんどありません(データ保存、バージョンのアップ
グレード、データの交換)。

衝突回避の手法をとっているため、中央に置かれたデータベースで発生する待ち時間が回避で
きます。インストール、バージョンのアップグレード、企業内やご操作による変更による一貫
性の欠如のような悪夢の状態がありません。
3. FME データ形式

FME データ形式は、品質管理に最適化されているため、作業を素早く行えます。

例外的な要求が発生したときでさえ、要求事項や標準を制限することを考慮しなくても、実現
することができます。

IQ ソフトウェアは、オペレーティングシステムのみ必要で、外部のソフトウェア(データベー
ス)は必要ありません。これは多くの問題を回避し、修正の操作の責任は一ケ所に維持するこ
とができます。
4. 文書の構造

プロジェクトのサイズが大きくなると、FME ファイル内で複数の「ワークシート」(構造)を
使って作業することができます。これは整理されたデータ構造を確立することを可能にします。

構造(ワークシート)は保護することができます。

構造のエクスポートとインポートの機能は分散作業と標準の統合を可能にします。

プロジェクトのサブエリアが互いに非常に類似している場合、少しだけ変更されていますが、
結合されている構造で作業することができます。これらは、「派生」と呼ばれます。
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5. オブジェクト

FMEA を準備するには7種類のオブジェクト形式のみ必要です。さらに、方法論的な要求に従
って、依存関係や相互接続があります。

オブジェクトは作業用ボード(黒板)に渡って使われます。すでに使うことができる様々なソ
フトウェアもオブジェクトベースであるため、処理オプションに関連した既存の知識をすぐに
利用することができます。得ることができる新しい知識は他のソフトウェアに転送することも
できます。

カタログとフォームは、再利用と QM 文書のための実践的な要求を満たすことを支援する追加
のオブジェクトです。

オブジェクトの属性は追加情報を保存するためのオプションです。
6. 形式&出来

形式カタログへのアクセスを含む、各言語への標準化された命名を採用しています。

各オブジェクトの名前変更、翻訳、生成の作業が効率的に行えます。

用語チェックを使って、保存されたデータが明確に配置されているかを保証する目的で連続し
たマージを行うことができます。
7. アンカリング(依存)&継承

2次情報を持つモジュールが実装されています。

再利用、移動、削除などを行ったとき論理的に所属している各種情報を考慮することができま
す。

責任者、期限、数字のような属性を継承することができます。
8. リンキング(ネットワーク)

相互作用のルールを使ったデータモデリングが可能です(原因―結果)。

任意の数の階層を設定できます。

重複することなく再使用することができます。

クロスの構造を持たせて作業することができます。
9. 追加情報
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
追加情報を文書化するために柔軟なアプローチが可能です。

検索とコントロールを柔軟に行うことができます。

情報の管理が可能です。

ジャンプ記号や写真を持つオブジェクトを使うことができます。
10. エディタ

編集オプションを表示する個別の表示が準備されています。

Office ソフトウェアと同じ操作コンセプトのため、ユーザーフレンドリーです。

独自の要求に適応させることができます。

柔軟で、素早い作業を可能にします。

多くのエディタ画面で素早いフィルタリングができます。
11. QM 文書&報告書

独自のヘッダを付けて報告書として QM 文書を作成できます。

任意の数のレポートを作成することができます。

フォーム内で直接作業することができます。

フォーム内でフィルタリングすることができます。
12. 管理データ&Normal.fmt(テンプレート)

不注意で変更することを防止します。

FME ファイル内の評価カタログを統合することで明確で理解しやすい文で気ができます。

社内標準を簡単に変更したり、リセットすることができます。

書籍について記載するときに、テーブルのヘディングとヘッダ/フッタから、文書の設定と管
理データをコピーするオプションがあります。
13. アプリケーションのウィンドウ&ダイアログ

最も重要なアプリケーションのウィンドウ、パーソナルデスクトップ領域、データマネージャ
内では標準化された操作コンセプトで設計されています。

パーソナルデスクトップ領域は自社の要求に従って構成することができます。

ダイアログは Windows の標準に従っています。アプリケーションウィンドウは実際の使用者
の要望に合わせることができます。
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14. 再利用

コピーなどの代わりにリンクを使うことでデータの重複を回避できます。

オブジェクトやサブエリアを簡単にコピーできるオプションがあります。

カタログに簡単にアクセスできます。

アップデートの機能を持つモジュールを統合しています。

派生の概念を持っています。

同一の情報を複数のレポートで使うことができます。
15. データの交換

Windows クリップボードのサポートにより IQ 環境内の情報の転送ができ、他のソフトウェ
アから取り込んだり、書きだしたりすることができます。

読み書きは標準の外部フォーマットで行うことができます。

企業の一般的な読み書きの要求事項に対応するため XML をサポートしています。

中立の XML(MSR) データ形式に保存することもできます。このフォーマットは読み込むこと
もでき、システム間でデータを交換することを可能にします。
16. コントロール

名前をつけることができる、自由に設定できるクエリフィルタを持つ分析ツールを内蔵してい
ます。詳細な AND、OR、XOR を組み合わせも行うことができます。

エクスポート/インポート可能なクエリフィルタにより、専門家に問い合わせること容易にな
ります。

すべての FME ファイルを企業全体レベルでコントロールすることができます。

機密領域はオペレーティングシステムのアクセス権を使ってコントロールから除外することが
できます。
17. 複数言語をサポート

ユーザーインターフェイスとラベル/タイトルなどをいくつかの言語に切り替えることができ
ます。

データに対して複数の言語をサポートしています。

翻訳の費用を抑えるためにリファレンス言語の概念を採用しています。

CJK 言語などの Unicode もサポートしています。
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18. アクセス保護

オペレーティングシステムを使った安全策を採用しています。

バックドアや落とし穴はありません。

社員管理、権限管理のための追加作業はありません。

文書内の内部アクセス権限という実用的な概念を採用しています。

ルールで示された属性レベルまでの制限のない特別なツールを提供しています。
19. コラボレーション&同時エンジニアリング

任意の数のパートナーが同じプロジェクトに対して同時に作業することができます。

すべてのパートナーが自分自身のファイルを持っているため、制限がありません。

完全なプロジェクトデータを持つクローンファイルを作成できます。

インターフェイス情報/ブラックボックス表示を持つ CI ファイルを持っています(CI = コラ
ボレーション・インターフェイス)。

変更のマージをコントロールします(= クローンファイルや CI ファイルの統合)。

以前のバージョンの状態とリリースのバージョンの比較をすることができます。
20. CARM-Server をサポート

文書中心のアプローチのメリットとサーバー機能のメリットと組み合わせることができます。

ツール環境をステップ・バイ・ステップで拡張することができます。最初はサーバーがなくて
もかまいません。

中央管理の場所としての CARM-Server は異なる場所にあるモジュールとも連携して動作さ
せることができます。
21. CARM-NG-Server をサポート

情報の小さな一部を双方向のデータ交換のためにリレーショナル・データベースに保存するこ
とができます。

Web インターフェイスを使ったアクション、期限、責任の情報を変数することができます。

機能安全領域:一か所でコンポーネントに対する計算戦略をとることができます。
22. プレゼンテーション・マテリアルの Web 公開&印刷
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
印刷用文書を簡単に生成することができます。

静的な Web ページを簡単に生成することができます。
23. ライセンスモデルとNLX

ライセンスモデル:ローカル、ドングル付ローカル、ネットワーク・フローティング同時ユー
ザがあります。

一時的なレンタルや素早いスタートのための Network License Extension (NLX) が用意さ
れています。
24. 標準の準拠

VDA、ISO、DIN、AIAG 標準に基づいたユーザが使用するすべての機能をサポートしていま
す。

数千のインストールベースとユーザの実績があります。
その他の考察
APIS IQ ツールは多くのメリットを提供し、すべてを表示するか、一部を表示するか、あるいは詳
細機能のレベルをより多くするか、少なくするかで示すことができます。APIS IQ ツールのメリッ
トが正確には何か、という質問に意味のある回答をするためには、最初にお客様が何に興味がある
か、また知識のレベルはどうかを知る必要があります。例えば、お客様が実際にアクティブなユー
ザの数を数えるフローティングライセンスでのインストールにより興味があるかもしれないし、
FMEA と DRBFM の分析手法の間を問題なく切り替えることを重要だと考えているかもしれま
せん。
同様に、この質問はカテゴリ的な表現にブレークダウンすることができません。例えば、「この観
光地の優位性は何か?」「この自動車が他の自動車に比べて何が優れているか?」などです。 観光
地というのは人工的な創造物であり、独自に範囲を広げたり、型にはめたり、動かすことができま
す。自動車の例を考えると、どこかで妥協が必要です。
APIS IQ ツールでは状況は全く異なります。ここではソフトウェアについて話しています。APIS IQ
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ツールは数千のユーザとの議論の結果であり、数百年にわたる開発努力の基礎の上に形成されてい
ます。これは、原理的には、実際の使用現場での要求事項を満たすことができることを意味してい
ます。いくつかのケースにおける例では、ユーザは FMEA のリリースを文書化し、リリースの状
態をアーカイブする時は、常に組織のルールに従う必要があります。選択したコンセプトとツール
の柔軟性に依存し、唯一の「黄金の道」というのは存在しません。
多くの場合、ある回答がすべての質問に答えることができるということは、要求を満たす以上のも
のとなります。観光地のたとえを使うならば、お客様はすべてのものを同時に経験できるというこ
とです。雪をかぶった山、澄み渡った、温かい水のある海岸、博物館や劇場のある風情ある街並み、
その他さまざまなものです。
リスク・マトリックス – 偶発的ユーザ – カスタマイズされたツール – 最新さ
次に「リスク・マトリックスはありますか?」というタイプ、あるいは「ツールはあまり複雑であ
っては困ります。偶発的に使うことになるユーザでも使いこなせますか?」という他の形式の質問
に移って行きましょう。ここでも、説得力のある回答があります。ここでは表現はもう少し複雑に
はなりますが。最後には、どこまで複雑な設定ができるかという能力とカスタマイズしたツールの
違いをすぐに把握することができる人はいるのでしょうか?という質問になります。設定の能力は
すべての IQ ツールで提供されていますが、カスタマイズされたツールの場合、何かを特定し、別
に購入しなければなりません。
文書に多数の回答を含められたとしても、公開されたらすぐに、それはもはや完全なものとはいえ
なくなります。継続的な開発と向上のプロセスでは、新機能が常に追加され、お客様や他の関連組
織から提起された問い合わせは開発部門にフィードバックされ、それらをどのように扱うかが検討
されます。
ファイル – データベース – マトリックス – Web アクセス
一般的な議論から離れて、多くの先入観をもたらすかもしれない用語について説明したいと思いま
す。「ファイル」「データベース」「Web アクセス」という概念がこのカテゴリに入ります。
APIS IQ ソフトウェアは「文書が中心」です。これは Microsoft Office、例えば、Word、Excel、
Access、PowerPoint と同じようにファイルを扱うことを意味しています。この概念を拒否する
方、つまり中央のデータベースにテキストのみを入力することを好む方、すべてを Web 経由で編
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集(Wikipedia のようなもの)したい方は、これの本当のモチベーションが何であるかを自分に尋
ねる必要があります。
この概念に対する基本的な疑問によって、APIS IQ ソフトウェアのメリットを説明しているときに、
異なるアプローチをとることになります。最初のポイントは、中央のデータベースに対する要求が
情報やレポートなどに対する保護やアクセスを示しているかということです。これはファイルで作
業することによっても満たす頃ができます。次のポイントは、完全に保守不要なパッケージを使い
たいという方向性を強調しているかということです。これは表面上は Web ベースのソリューショ
ンを導き出そうとする理由の一つです。多くの場合、過去にインストールとその後の保守が複雑だ
ったソフトウェアの経験によるもので、もっとも単純なソリューションを探そうとすることになり
ます。
詳細さのレベル – 目的
各シチュエーションにおいて、あまりに多くの詳細を列挙することは、意思決定プロセスにおいて
マイナスの影響を与えることもあります。適切なのか必要なのかが明確ではない数十のメリットを
説明するよりも、最も重要なメリットを5つあげることが望ましいでしょう。
最後に、意味のない、シチュエーションをより複雑にする情報を考えることが重要です。お客様が
「マトリックス FMEA」や「DRBFM」のような概念を明確に理解していない場合、あるいは SAP
環境においてコンサルタント・ベースのソリューションを探している場合、ソフトウェアを使用す
る背景となる QM 手法や目的の基本的な理解に関する質問となるでしょう。
オプションは、特定の要求を満たすように選んで購入することができるツールを購入するときに考
慮するべきものです。例えば、リストに APIS IQ ソフトウェアが QM 手法、FMEA、CP、PFD、
DRBFM などをサポートしていると記載されている場合、APIS は FMEA のみを含むソフトウェ
ア・パッケージも提供しています。極端な場合、機能は1つの部分的に編集可能な FMEA フォー
ムに集約できるかもしれません。
株式会社ヒューリンクス APIS IQ 製品ページ
http://www.hulinks.co.jp/netscience/software/APIS_IQ/index.html
APIS 社ホームページ
http://www.apis.de/
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