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調布市畜犬管理システム更新に係る製品の選定プロポーザル 実施要領

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調布市畜犬管理システム更新に係る製品の選定プロポーザル 実施要領
調布市畜犬管理システム更新に係る製品の選定プロポーザル
実施要領
1
製品選定の概要
(1)
件
名
調布市畜犬管理システム更新に係る製品の選定
(2)
畜犬管理システムを設置する場所及び住所
調布市環境部環境政策課
(調布市小島町2丁目35番地1)
(3)
製品更新の目的
畜犬管理業務について,「狂犬病予防法」,「狂犬病予防法施行規
則」などの法律に基づき,飼い犬の登録処理業務,鑑札の発行,狂犬病
予防注射に関する業務,狂犬病予防注射済票等の発行において,新たな
業務への対応を行うとともに,併せて,機能の充実を図り,より登録者
の把握等の業務の効率化を図るための,製品の選定を目的とする。
(4)
システム等の概要と提案範囲
システムの調達範囲は,「畜犬登録システム」ソフトウェア,ソフト
ウェア稼働に必要なハードウェア,ソフトウェア及びハードウェア保守,
導入作業(データ移行含む),利用者教育,ドキュメント整備とする。
なお,製品選定後の契約方法については,「3
契約期間」によるこ
とを予定している。
ア
システム構成
(ア )
次期システムは,環境政策課の業務担当職員数,業務頻度,利用
時間等の実情を考慮した(コンパクトな)システム構成とすること。
なお,機器は調布市役所内に設置するものとする。
【 平 成 25年 度 実 績 】 担 当 職 員 : 6名
利 用 時 間 : 平 日 9時 ~ 17時
新 規 登 録 数 :649件 , 鑑 札 再 交 付 :89件 , 鑑 札 無 料 交 付 :159件 ,
廃 犬 :1,095 件 (転 出 595件 , 死 亡 681件 )
1
(イ )
システム管理の専門知識がなくとも運用・保守が可能な構成とする
こと
イ
ソフトウェア要件
(ア )
別紙「調布市畜犬管理システム機能要件一覧」が可能な汎用ソフト
とする。
(イ ) そ の 他 , 個 別 業 務 に 対 応 す る た め の カ ス タ マ イ ズ に よ る 機 能 追 加 等
は可能とする。その場合,カスタマイズ等で発生する関連費用も含め
ること。
(ウ )
畜犬管理業務及びシステム構成上必要なオフィスソフト,セキュリ
ティ,管理ツール等を含めて提案すること。
ウ
ハードウェア要件
(ア )
次期システムのソフトウェアを実行,管理するための性能条件を満
たしたコンピュータを提案すること
(イ )
業務上必要な帳票を印刷するプリンタを提案すること
(ウ )
次期システムの業務支援等で必要な拡張・補助機器があれば提案す
ること
(エ )
各ハードウェアについては必要な性能要件を提案書に 明示すること
(オ )
コンピュータ及びプリンタについては,5年間のメーカー保守を提
供できるものを推奨とする
エ
ネットワーク要件
(ア )
システム構成上,調布市役所内の基幹ネットワークに接続が必要な
場合,必要なネットワーク機材を含めること。
(イ )
調布市役所内の基幹ネットワークの接続については調布市の情報管
理の規定に沿った提案をおこなうこと。また必要な要件については提
案者に情報管理者を通じて開示する。
オ
住民記録システムデータとの連携機能
定 期 的 に 住 民 記 録 シ ス テ ム か ら CSVに よ る 個 人 番 号 , 氏 名 , 性 別 , 生
年月日,年齢,異動事由等を取り込み連携できる機能を有すること。また,
2
担当する職員の事務処理に負担が生じないような機能の提案を実施するこ
と。
※ CSVデ ー タ は 市 が 用 意 し , 詳 細 な レ イ ア ウ ト に つ い て は , 別 途 協 議 の
上定める。
カ
導入作業等
(ア )
ソフトウェア及びハードウェアの導入・設定をおこなうこと
(イ )
指定場所への機器の設置・システム調整・動作検証作業をおこなう
こと
(ウ )
現システムからのデータ移行作業並びに住民基本台帳の情報とのデ
ータ突き合わせによるデータ整備を実施すること
(エ )
導入作業・データ移行については情報セキュリティを考慮した作業
手順で実施すること
(オ )
現システムからの更新を円滑におこなうことができるような導入作
業計画を明確に提案すること
キ
システム教育
システム利用者並びに管理者に対して事前研修をおこなうこと。研修方
法については提案書に記載すること
ク
ドキュメント整備
導入作業,データ移行,システム運用・保守,住基連携,障害対応等
のドキュメントの整備をおこなうこと。必要なドキュメントは成果物一
覧に記載する。
2
予
算
※ 27年 度 以 降 に つ い て は 概 算 要 求 額 と す る
提出書類「経費見積書」に記載する,製品費用等の見積上限額は以下のと
おりとし,この費用には現事業者からのデータ移行費を含めるものとする。
な お , 下 記 ( 1) は 畜 犬 管 理 シ ス テ ム ソ フ ト ウ ェ ア 開 発 業 者 と の 委 託 契
約 を , ( 2) は 平 成 2 7 年 1 月 1 日 か ら 平 成 3 1 年 1 2 月 3 1 日 ま で , リ
ー ス 会 社 を 通 じ , 5 年 間 の 使 用 賃 貸 借 契 約 を , (3 )は 平 成 2 7 年 1 月 1 日
3
から平成31年12月31日まで,5年間の保守委託契約を予定している。
(1)
「畜 犬 登 録 シ ス テ ム 」ソ フ ト ウ ェ ア 導 入 費 用
ア
896,400円 (税 込 )
データ移行費
※旧システムからのデータ取込,住基データとの突き合わせによるデ
ータ修正を含む。
(2)
製品費用等上限額
2,530,224 円 (税 込 )
※リース料率は含まないものとする。
ア
製品費用(5年間分)
① コンピュータ:次期システムで導入する機材
② プリンタ:業務用帳票を印刷する機材
③ 業 務 支 援 機 材 : バ ー コ ー ド リ ー ダ , UPS等
④ 業務ソフトウェア:「畜犬登録システム」,オフィスソフト等
⑤ セキュリティソフトウェア:ウィルス対策,暗号ソフトウェア等
イ
保守費用(5年間分)
① コンピュータ保守
② プリンタ保守
ウ
(3)
3
(1 )に 含 ま れ な い 導 入 作 業 等 に か か る 費 用
ソフトウェア保守費用(5年間分)
777,600円 (税 込 )
契約期間
(1)
「畜犬登録システム」ソフトウェア導入については,平成26年11
月上旬から平成26年12月31日までを業務期間(予定)とし,委託
契約を予定している。
(2)
製品費用(ハードウエア・ソフトウェアの賃借料のほか,5年間のハ
ー ド ウ ェ ア の 保 守 費 用 , 及 び (1) に 含 ま れ な い 導 入 作 業 等 に か か る 費
用)は,平成27年1月1日から平成31年12月31日まで,リース
会社を通じて5年間の使用賃貸借の契約を予定している。
(3)
ソフトウェアの保守費用については,平成27年1月1日から平成3
4
1年12月31日まで,畜犬管理ソフトウェア開発業者と5年間の保守
委託契約を予定している。
4
プロポーザル方式採用理由
調布市畜犬管理システムは,「狂犬病予防法」,「狂犬病予防法施行規
則」などの法律に基づき,飼い犬の登録処理業務鑑札の発行,狂犬病予防注
射に関する業務,狂犬病予防注射済票の交付を行い,交付後は申請書に基づ
き,犬や飼い主の情報を端末に入力している。そこで,畜犬管理システムと
住基データを連携することにより,転入・転出や死亡届の未届出による住所
不定の登録データを整理でき,狂犬病予防注射案内ハガキ等の作成,発送の
コスト削減が見込まれる。システムの選定には機能や操作性を総合的に判断
し決定する必要がある。そのため,金額の面からのみ優劣をつける競争入札
ではなく,一定の要件を満たした事業者を公募し,その事業者による提案書
及びプレゼンテーションの内容により製品を決定するプロポーザル方式を採
用することとする。
5
実施形式
公募型プロポーザル方式
6
参加資格
プロポーザルに応募する事業者は,申込み時において,次の各号に掲げる
要件をすべて満たす事業者とする。
(1)
調布市での競争入札参加資格を有し,営業種目「情報処理業務」の登
録を行っていること。
(2)
調布市指名停止等措置要綱(平成18年調布市要綱第220号)によ
る指名停止を受けていないこと。
(3)
地方自治法施行令(昭和22年号外政令第16号)第167条の4第
1項の規定に該当しないこと。
5
(4)
競争入札参加資格審査申請において,提出された書類の記載事項に虚
偽がないこと。
(5)
平成25年4月1日現在,いずれかの自治体で畜犬管理システムを導
入していること。
(6)
調布市契約における暴力団等排除措置要綱(平成25年調布市要綱第
8号)に基づく入札参加排除措置をうけていないこと。
7
募集内容
(1)
募集方法
ホームページ,市報を通じて募集する。
(2)
参加方法
参加事業者は,期限内に,以下の書類を必要部数提出すること。
ア
参加申込関係書類
(ア )
提出書類・必要部数
a
参加申込書(様式1)
b
会社案内(既存の会社案内パンフレット等で業務概要が把握で
きるもの)
1部
1部
c 製品導入実績調書(様式2) 1部
(イ )
提出方法
電話連絡のうえ,調布市環境部環境政策課(市役所8階)へ持参す
ること。
(ウ )
提出期限
平成26年9月29日(月)
イ
午後5時
企画提案関係書類
(ア )
提出書類・必要部数
a
見積書(様式3)
1部
(ⅰ ) 「 畜 犬 管 理 シ ス テ ム 」 ソ フ ト ウ ェ ア 導 入 費 用
(ⅱ )
製品費用等(ハードウエア・ソフトウェアの賃借料のほか,
6
5 年 間 の ハ ー ド ウ ェ ア の 保 守 費 用 , 及 び (ⅰ )に 含 ま れ な い 導 入
作業等にかかる費用)の総額
(ⅲ )
b
5年間のソフトウェア保守費用
企画提案書(様式4)
11部
製本10部,原稿1部(綴じていないもの)
※製本は,11部のうち少なくとも7部は事業者名,所在地等がわ
からないようにすること。
(イ )
提出方法
電話連絡のうえ,調布市環境部環境政策課(市役所8階)へ持参す
ること。
(ウ )
提出期限
平成26年10月14日(火)
(3)
質
午後5時
疑
質 疑 に つ い て は , 一 定 期 間 電 子 メ ー ル ( kankyou@w2 .
city.chofu.tokyo.jp ) に て 受 付 け , 市 ホ ー ム ペ ー ジ 上 に 回 答 す る 。
ア
参加申込関係についての質疑
質問期間:公募開始から平成26年9月22日まで
回答期日:平成26年9月24日まで
イ
企画提案関係についての質疑
質問期間:公募開始から平成26年10月3日まで
回答期日:平成26年10月6日まで
(4)
プロポーザル審査
ア
一次審査
参加資格をみたす事業者が4事業者未満の場合,すべての事業者
を一次審査通過とし,4事業者以上であった場合,参加申込関係書
類及び企画提案関係書類による書類審査を行い,得点の高い順に上
位3事業者までを一次審査通過事業者とする。
7
(ア )
一次審査結果通知
一次審査の結果は,全応募事業者に対し,平成26年10月20
日(月)までに書面にて通知する。なお,一次審査通過事業者に
ついては,二次審査の日程を併せて通知する。
(イ )
結果に関する問い合わせ
参加事業者は,審査結果について,平成26年10月24日
(金)までに説明を求めることができるものとする。
イ
二次審査
一次審査通過事業者に対して,平成26年10月27日(月)に,
二次審査としてプレゼンテーションを実施する。
なお,二次審査への参加は,当該業務の主たる担当技術者を含め
6名以内とし,提案内容の説明と質問への回答を行うものとする。
8
プロポーザル審査概要
(1)
審査委員会
調布市畜犬管理システム更新に係る製品の選定プロポーザル審査委員会
(以下「委員会」という。)を設置し,企画提案書等の審査を行う。
(2)
委員構成
審査に携わる委員は以下の5人で構成し,委員長及び副委員長を置く。
ア
調布市総務部情報管理課長補佐
イ
調布市福祉健康部高齢者支援室介護保険料係長
ウ
調布市福祉健康部高齢者支援室計画係長
エ
調布市環境部環境政策課生活環境担当課長
オ
調布市環境部環境政策課職員
(3)
一次審査の手順
「調布市畜犬管理システム更新に係る製品の選定プロポーザル審査要
項」に基づき行う。
8
(4)
二次審査の手順
ア
委員は,応募事業者から企画提案書によるプレゼンテーションを受
け,「同プロポーザル審査要項」の評価項目及び配点などに基づき,
企画提案内容を総合的に評価する。
イ
応募事業者の評価は,加点方式により行う。
ウ
事業者ごとの得点を合計し,最高の評価点となった事業者の製品を
候補製品とする。なお,最高の評価点となった事業者が複数となった
場合は,参加委員の投票により決定するものとし,さらに,同数とな
った場合は,委員長が決定するものとする。
エ
応募があった事業者の製品は,第2位以下についても順位を決める
ものとする。
オ
製品の選定後,上位の事業者が辞退又は失格となったときは,下位
の事業者の順位を繰り上げて,順位を定めるものとする。
カ
選定の対象となる事業者数が1事業者の場合は,別の方式による評
価を行うことができるものとする。
キ
評価には最低基準点を設け,委員のうち1人でも基準点以下の点数
をつけた場合,選定しない。
(5)
選定結果の報告
委員会は,選定結果を速やかに市長に報告するものとする。
(6)
候補製品の決定
市長は,前項の報告に基づき調布市畜犬管理システム更新に係る候補
製品を決定する。
(7)
選定結果の通知
プロポーザル審査に参加した全応募事業者に対し,平成26年10月
31日(金)までに選定結果を書面にて通知する。
(8)
結果に関する問い合わせ
プレゼンテーション審査により選定されなかった応募事業者は,審査
結果について,平成26年11月7日(金)までに説明を求めること
9
ができるものとする。
9
日
程(予定)
事
平 成 26年 9 月 上 旬
市ホームページ公開(公募)
9月 20日 ( 土 )
市報掲載
9月 29日 ( 月 )
参加申込関係書類提出締切り
10月 14日 ( 火 )
企画提案関係書類提出締切り
10月 17日 ( 金 )
第2回審査委員会開催(一次審査)
10月 20日 ( 月 )
事業者へ一次審査結果の通知
10月 27日 ( 月 )
第3回審査委員会開催(二次審査)
10月 29日 ( 水 )
市長へ報告,候補製品決定
10月 31日 ( 金 )
事業者へ選定結果の通知
平 成 27年 1月
(1)
第1回審査委員会開催
9月8日(月)
11月 上 旬 か ら 12月 下 旬
10
項
製品の導入(予定)
運用開始(予定)
情報公開及び提供
基本方針
調布市情報公開条例(以下「公開条例」という。)に基づき,プロポー
ザル実施に関する情報について,情報公開及び情報提供するものとする。
ただし,公開条例第7条第2号及び第3号により,個人に関する情報
及び事業者その他の団体に関する情報を公にすることにより,事業者な
どの事業活動上の正当な利益を害するものについては,非公開とする。
(2)
情報提供の内容,方法等
本件プロポーザルの募集内容,選定結果について,ホームページ等によ
り,適宜,市民に情報提供する。
10
11
その他
(1)
応募事業者から提出された書類等は,返却しないものとする。
(2)
応募に際して要した費用は,応募事業者の負担とする。
(3)
本プロポーザルは,システムの更新に係る製品を選定するものであり,
詳細の仕様については,候補製品決定後,双方協議のうえ,要件・提案
内容を加味し定めるものとする。
(4)
次に掲げるいずれかに該当する場合は,本件の参加を無効とする。
ア
「6 参加資格」の条件を満たさなくなった場合。
イ
提出書類が,提出期限後に提出された場合。
ウ
必要な提出書類がそろっていない場合(必要書類が未記入,押印がな
いものを含む)
エ
提出書類に虚偽の記載があった場合。
オ
見積書が,見積限度を超える場合。
カ
見積書と内訳書の金額が一致しない場合。
キ
談合,その他の不正行為があった場合。
11
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