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山科区版運動プログラム(PDF:3592KB)

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山科区版運動プログラム(PDF:3592KB)
「世界一安心安全・おもてなしのまち京都
市民ぐるみ推進運動」
山科区版運動プログラム
花と緑で築く安心安全のまち 山科
「世界一安心安全・おもてなしのまち京都
山科区推進協議会
市民ぐるみ推進運動」
目
1
次
山科区版運動プログラム策定に当たって
(1)策定の経緯・背景・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
(2)山科区の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
(3)山科区版運動プログラムの位置付け・・・・・・・・・・
3
(4)これまでの取組・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
(5)山科区内の刑法犯認知件数の推移・犯罪情勢・・・・・・11
2
山科区版運動プログラムについて
(1)運動を推進するための役割・・・・・・・・・・・・・・14
(2)運動の方向性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
(3)取組期間と目標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
3
山科区版運動プログラムの検証及び進化・・・・・・・・・20
世界一安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ運動
山科区版運動プログラム
1 山科区版運動プログラムの策定に当たって
1
策定の経緯・背景
2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック等を見据え,市民や
観光旅行者等の一層の安心安全を目指して,京都市と京都府警察が平成26年7月
に「世界一安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ推進運動」の協定を締結
しました。
これを受けて,山科区においても,地域の皆様と事業者,関係行政機関等との連
携の下,“きずな”を原動力に地域力を結集して,『安心安全のまち 山科』を築
く運動プログラムを策定しました。
「世界一安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ推進運動」
協 定 書
京都市と京都府警察は,相互に連携し,地域との協働の下,市民生活の一層の安心安全の
実現とともに,2020 年の東京オリンピック・パラリンピック等の開催を見据えた観光旅行者
等の安心安全の向上を目指し,「誰もが安心安全に,笑顔で楽しく暮らし,観光できる,や
さしさあふれるおもてなしのまちづくり」に取り組むこととし,このために次のとおり協定
を締結する。
1
京都市及び京都府警察は,「世界一安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ推進
運動」(以下「同運動」という。)として,各行政区において,地域の特性や課題に応じ
た,安心安全の向上のためのソフト・ハード両面の取組を協働して推進する。
2
京都市は,地域の住民,関係団体,事業者等と連携してこれまで全市で取り組んできた,
市民ぐるみの安心安全向上の取組の成果を基に,京都ならではの地域力・人間力を最大限
に引き出しながら,犯罪に強いまちづくりを推進する。
3
京都府警察は,同運動に基づく全市及び各行政区における取組の企画や実施に際し,市
民生活の安心安全を守る専門的知見,実践等をもって,助言,情報提供及び対策を推進す
る。
4
京都市と京都府警察は,同運動を着実かつ効果的に実施するため,連携及び推進体制を
整える。
この協定の締結を証するため,本協定書2通を作成し,京都市長と京都府警察本部長とが
署名して,各自1通を保有する。
平成26年7月31日
京都市長 門川
大作
京都府警察本部長 山下
史雄
1
2
山科区の概要
山科区は,京都の東の玄関口であり,水と緑に恵まれた歴史豊かなまちです。
古くから奈良街道や東海道が走る交通の要衝でしたが,高度成長期までは,田園風
景の広がるのどかなまちでした。その後,活発な都市開発と人口の増加の時期を経て,
おおむね,現在の山科区のまちの姿となり,山科駅前地区の再開発や地下鉄東西線,
京都高速道路(新十条通)の整備等によって,生活利便性は高まってきています。
その一方で,高度成長期の急速な宅地化により,十分な歩道整備がされないまま,
交通量が増加したため,通学路の安全確保や,高齢者にとっても安心して通行できる
道路環境の整備が必要とされています。現下の交通問題を根本的に解消するハード整
備は望みにくいことから,今後は,必要な基盤整備を行いつつ,ハード整備からソフ
ト施策へ,修復型・修正型のまちづくりに重心を移し,観光面,防災面,交通環境,
都市の快適性等を中心に,住みやすいまちづくりの推進を図っていくことが必要であ
り,地域が一体となった継続的なソフト面の安全対策等が喫緊の課題となっています。
また,全国的な傾向である少子高齢化や核家族化は山科区においても例外ではなく,
高齢化率は,市内他区と比較して,急速に進み,現在では,東山区に次いで市内2番
目となっています。核家族化も年々進んでいることから,より一層,地域と行政機関
が連携・協力し,子育て世帯や高齢世帯を孤立させず,安心して生活ができるよう,
地域での声掛け,見守り等の支え合いが求められる状況となっています。
さらに,山科区全体を安心・安全なまちにするためには,区内に在住する方々はも
ちろんのこと,区内に立地する事業所・高校・大学に通勤・通学する方々も含めた安
心・安全のまちづくりを進める必要があります。今後は,事業者や高校・大学等との
連携をより一層深め,山科区に所縁のある方々全てが安心・安全と感じていただける
取組を進めて行くことが求められています。
2
世界一安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ運動
山科区版運動プログラム
3
山科区版運動プログラムの位置付け
区民が主役のまちづくりの計画である「第2期 山科区基本計画(平成23年3月
策定)」では,山科区が目指す「誇りの持てるまち」,「住み続けたいまち」の将来
像の一つとして,「確かな自治の気風がつくる,あんしんのまち」を掲げており,そ
の実現に向けた基本方針として,「地域ぐるみで暮らしの安心を守る」ことを謳って
います。
今後,山科区では,「世界一安心安全・おもてなしのまち京都
市民ぐるみ推進運
動」を通じて,各学区や各種関係団体がこれまでから取り組まれていた活動を基本と
しつつ,花づくりや門掃きの実施による犯罪に強い,防犯の環境づくり等,防犯に対
する新たな視点も取り入れた取組を区全体で実施することによって,区民一人ひとり
に防犯意識を高めていただき,区役所,警察署,消防署との連携のもと,山科区全体
で安心・安全なまちの実現を目指していきます。
水・緑が彩る,うるおいのまち
魅力と元気がいっぱいの
かがやきのまち
確かな自治の気風がつくる,
あんしんのまち
3
4
これまでの取組
山科区では,これまでから,各学区における子どもの登下校の見守りや銀河隊
による夜間のパトロール活動をはじめ,自治連合会,地域防犯推進委員協議会や
少年補導委員会,交通安全対策協議会,PTA等の地域の皆様による安心安全に
向けた各種取組が活発に行われてきました。
また,行政においても,防犯カメラの設置促進補助をはじめとする各種事業を
通じて,地域の防犯に関する取組を支援しています。
【各学区での安心安全に向けた主な取組】
勧修学区
登下校時の子ども見守り活動
歩車分離信号が区内で初めて設置され,
子どもの横断がより安全になりました
ふれあい文化祭での振り込め詐欺防止寸劇
(敬老のつどいでも披露しました)
山階学区
3
「大晦日のつどい」
での準備風景
12月に開催される
4
天ぷら油の回収
「大晦日のつどい」
毎週火曜日に実施する天ぷら油の
大晦日に一人ぼっちではなく,
回収では,高齢者等の安否確認も
みんなで明るく,楽しく新年
行っています
を迎えます
世界一安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ運動
山科区版運動プログラム
鏡山学区
青少年健全育成パレード
六兵ヱ池公園と鏡山小学校校門前には,
各戸に設置されたイエロープレート
夜間照明も付いた大型のプレートを設置し
ています
音羽学区
小金塚地域における倒木の伐採作業
登下校時の子ども見守り活動
安朱学区
毎週月曜日の朝に行われる「山科駅前
セーフティネット」によるマナーアッ
地域安心安全マップ作成に向けた
プ活動(路上駐輪一掃と清掃)
まち歩き
5
陵ヶ岡学区
交通安全対策協議会による
高齢者に対する年末見守り活動
無灯火自転車に対する注意喚起
大宅学区
高齢者に対する振り込め詐欺防止
ミュージカル
安全安心マップ作成に向けた
京都橘大学の学生との夜間まち歩き
山階南学区
警察署,消防署,区役所も
参加する交通安全・防火・
防犯パレード
交通安全女性の会による自転車のル
ール・マナー向上に向けた寸劇
6
世界一安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ運動
山科区版運動プログラム
百々学区
街頭啓発活動
毎月第3金曜日に実施している
登下校時の子ども見守り活動
銀河隊パトロール
(百々交番も参加)
大塚学区
緊急時における一時避難場所の提供及び
怪我人の手当等について洛和会音羽病院と
学区での防災訓練
協定を締結(平成22年11月)
小野学区
京都橘大学の学生が作成した
学区内で活動している
安全安心マップで危険箇所を確認
青色防犯パトロール車
7
音羽川学区
7
愛のパレード
少年補導委員会の主催で,
「こども110番のいえ」と
学区内のすべての団体が
の交流を深めるために実施
されたスタンプラリー
自転車安全教室
参加して行われています
西野学区
学区の防災訓練の後に開催される
安心安全パレード
8
西野まつり
世界一安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ運動
山科区版運動プログラム
【山科区フラワーロード推進事業】
花と緑のまちづくりサポーター(ボランティア)の皆さんが中心となって,
山科区役所,東部文化会館及びJR山科駅前スタンディングバスケットの花壇
に四季折々の花を植栽しています。
山科区では,平成28年に山科区制40周年を迎えるに当たり,「笑顔と花い
っぱいプロジェクト」を展開します。
春の花ポット上げ作業
区役所前花壇への植栽
JR山科駅前のスタンディングバスケット花壇
【防犯カメラの設置】
京都市防犯カメラ設置促進事業を活用して,平成23年度から設置されています。
設置年度
団体数
設置台数
平成23年度
(モデル事業)
1
2
平成24年度
2
6
平成25年度
5
19
平成26年度
7
19
平成27年度
3
7(予定)
計
18(のべ)
53
区内に設置された防犯カメラ
9
【安心安全ネットワーク継続応援事業】
京都市では,「地域の安心安全ネットワーク形成事
業」として,地域の安心・安全に係るネットワーク
づくりを支援してきました。
事業終了後も地域の取組を継続応援していくため
に,平成23年度から防犯パトロール用品の購入等
に係る費用の一部を交付しています。
9
事業を活用して
設置された電柱幕
【青色防犯パトロール車によるパトロールの実施】
山科地域防犯推進協議会が中心となり,青色防犯
パトロール車によるパトロールを行っています。
平成28年1月末現在,4団体計21台が青色
防犯パトロール車として登録されています。
青色防犯パトロール車
【防犯モデル地区の選定】
山科警察署では,防犯意識が高いことを示すイエ
ロープレートを住居の門などに設置する「防犯モデ
ル地区」の取組を進めています。
山科区では,安朱学区と鏡山学区を「防犯モデル
地区」に選定し,地域と警察が連携して自主防犯活
動を支援しています。
【その他】
イエロープレート
山科消防団では,各消防分団において防火のため
の見回り活動を行っています。
また,保護司会では罪を犯した人が再び過ちを犯
さないよう,社会復帰への支援をしています。
地域の多くの団体が安心・安全なまちづくりのた
めの活動に日々取り組んでいます。
消防団による見回り活動
10
世界一安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ運動
山科区版運動プログラム
5
山科区内の刑法犯認知件数の推移・犯罪情勢
【山科区における刑法犯認知件数の推移(平成23年~平成27年)】
山科区における平成27年中の犯罪件数(刑法犯認知件数)は1,234件で,平
成23年と比較して約41.0%減少しています。
これは,京都市全体における減少割合である約36.7%より大きくなっています。
◆
刑法犯認知件数の推移
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
平成27年
山科区
2,091件
1,691件
1,605件
1,413件
1,234件
京都市
25,174件
21,693件
21,326件
19,146件
15,934件
※平成27年は暫定値
100.0%
◆100%
刑法犯認知件数の減少率(京都市及び山科区,平成23年との比較)
100.0%
100%
90%
90%
約36.7%減少
84.7%
86.2%
山科区は
約41.0%減少!
京都市全体では
86.2%
84.7%
80%
80.9%
80%
80.9%
70%
76.1%
76.8%
山科区
76.1%
京都市
76.8%
70%
60%
67.6%
63.3%
67.6%
58.9%
63.3%
60%
59.0%
山科区
京都市
50%
50%
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
平成27年
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
平成27年
◆平成27年
刑法犯認知件数(人口10万人当たり)
2,000 件
山科区
1,708
1,537
1,500
京都市
1,472
1,246
1,448
1,302
1,186
1,045
1,000
1,085
916
500
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
平成27年
11
11
【山科区における主な犯罪と課題(平成27年中)】
山科区の犯罪件数(刑法犯認知件数)の半数以上(690件,約55.9%)を
街頭犯罪が占めています。
その中で,最も多く発生しているのが自転車盗(236件)であり,山科区の犯
罪件数の約19.1%を占めており,自転車盗被害のうち約58.5%が無施錠で
した。
また,車上ねらいや部品ねらいといった車両をねらった犯罪が多発しており,空
き巣等の住宅侵入窃盗が増加しています。
※街頭犯罪とは,様々な犯罪の中で自転車盗など身近な街頭で発生する11の罪種の総称です。
街頭犯罪を減らすためには,防犯意識の向上に加え,犯罪が行われにくい環境整備が必要です。
◆平成27年 山科区の犯罪件数
(刑法犯認知件数)
1,234件
うち街頭犯罪件数
その他
690件
544件
自転車盗
オートバイ盗
車上ねらい
器物損壊等
部品ねらい その他(ひったくり・強盗等)
236件
121件
107件
103件
78件
施錠なし
自転車盗
施錠あり
自転車盗
138件
236件
98件
236件
◆施錠の有無
12
◆被害者内訳
45件
世界一安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ運動
山科区版運動プログラム
【平安なでしこ交番による性犯罪被害防止の取組】
山科警察署では,椥辻交番と百々交番が平安なで
しこ交番(※)として運用が開始されることを受け,
性犯罪被害の防止に向けた取組を強化すべく,管内
の犯罪情勢を分析しました。
その結果,平成26年中の山科区内における
性犯罪の発生は,地下鉄椥辻駅及びJR山科駅周辺
に集中していることがわかりました。
また,京都橘大学生の多くが,通学に地下鉄
椥辻駅を利用している状況を踏まえ,年間を通じて,
防犯ボランティアや京都橘大学生等と共同して,
性犯罪被害の防止に向けた取組を推進しています。
平安なでしこ交番シンボルマーク
※
ストーカー・DV,性犯罪被害に的確に対応するため,
女性警察官が24時間常駐する交番として,平成27年3月から運用。
◆性犯罪の認知状況(山科区)
13
2 山科区版運動プログラムについて
1
運動を推進するための役割
【 区 民 】
・ 自らの安全を確保するために必要な措置を
講じ,地域における安心安全に対する活動
に取り組みます。
・ 自らの創意工夫により,日頃から防犯性の
高い環境づくりに努めるとともに,地域,
区役所,警察署,消防署等が実施する施策
に協力するよう努めます。
【 行政(区役所,消防署,
【 事業者 】
・ 事業活動において,地域における犯罪を
際し,市民生活の安心安全を守る専門
もに,地域,区役所,警察署,消防署等
的知見,実践等をもって,助言,情報
が実施する施策に協力するよう努めま
提供及び対策を推進します。
・ 従業員に対して,安全を確保するために
・ 安心安全に関する区民の意識の啓発
や自主的な活動への支援に努めると
必要な措置を講じるとともに,安心安全
ともに,安全な地域づくりのための環
について必要な情報を提供するよう努め
境の整備に努めます。
ます。
14
・ 山科区における取組の企画や実施に
防止するために必要な措置を講じるとと
す。
14
土木事務所等)及び警察署 】
世界一安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ運動
山科区版運動プログラム
2
運動の方向性
本プログラムでは,全市版運動プログラムを踏まえて,下記のとおり3つの取組の柱
を設定します。
み
ん
な
で
支
え
る
~
地
柱
1
~地域のあらゆる主体の活動による犯罪の予防~
み
ん
な
で
支
え
る
区民一人ひとりが安心安全に対する関心を持ち,自らを守る意識を高めるととも
に,普段から挨拶や声掛けにより地域のきずなを強めることで,犯罪を未然に防
止します。
【具体的な取組】
New!
New!
○ タクシー事業者等が,夜間のコンビニに立ち寄るなど,仕事をしながらのパトロー
ル活動を実施
○ 地域ぐるみの薬物乱用防止啓発の強化
○ 門掃き等を通じて,常日頃から地域での挨拶や声掛けを行うことによる地域コミュ
ニティの活性化
○ 地域での活動に進んで参加し,防犯に対する情報を入手
○ 戸締りの確認,自転車の2ロック等,自らできる防犯対策
○ 家の周りに燃えやすい物を置かない,住宅用火災警報器の設置等による防火対策
個々人が防火に努めるとともに地域が力を合わせ,放火火災からまちを守る。
◆ 家の周りに燃えやすいものを置かないようにしましょう。
◆ ごみなどは,決められた日の朝に出しましょう。
◆
車やバイクのボディカバーも,放火されやすいアイテムです。
「防炎品」を使用しましょう。
◆ 何に放火されたか
◆ 放火箇所付近の監視状況
監視機器あり
8%
不明
24%
監視機器なし
68%
センサーライト,防犯カメラ等の設置
は,放火火災の抑止に大変有効です。
不明
6%
可燃物の
持ち込み
28%
そこにあったもの
66%
家のまわりに
燃えやすいものを置かない!
15
み
ん
な
で
支
え
る
~
地
柱
2
~子どもや女性,高齢者の安心安全,学生や観光旅行者の安心安全の確保~
み
ん
な
で
守
る
これまでから取り組んでいる見守り活動や,まち歩きによる危険箇所の確認等を
強化し,子どもや女性,高齢者など特に犯罪被害者になりやすい人の安心安全を
地域で守る取組を進めます。
【具体的な取組】
<子ども>
○ 銀河隊パトロールの実施
○
○
○
○
まち歩きによる通学路における危険個所の確認及び安心安全マップの作成
こども110番のいえスタンプラリーの実施等による交流活動
防犯教室の開催
少年非行防止対策
○ 自転車の乗り方安全教室の開催
銀河隊パトロール
安心安全マップ作成に向けた地域での
話し合い
16
少年非行防止パレード
世界一安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ運動
山科区版運動プログラム
<女性>
○ 平安なでしこ交番(椥辻交番,百々交番)の活用
○ 痴漢等性犯罪多発場所における撲滅強化活動
平安なでしこ交番では,24時間女性警官
が常駐し,ストーカーや性犯罪等の相談に
<学生>
対応しています
○ 京都橘大学の学生防犯ボランティア
「京都子ども守り隊~守るんジャー~」と警察との
共同による通学路における安全安心マップの作成
○ 自転車マナー向上活動
京都府警察シンボルマスコット
安全安心マップのクリアファイル
ポリスまろん
ポリスみやこ
<高齢者>
New!
○ やましな新聞屋さん見守りネットワーク
区内12箇所の新聞販売所の協力の下,新聞配達員による高齢者の見守り活動を実施
○ 詐欺被害撲滅に向けた広報,啓発活動
○ 各種団体による見守り活動
金融機関における振り込め詐欺防止
ポスター及びカレンダーの配布
地域包括支援センターと連携した啓発活動
17
京都橘大学,地域防犯推進委員協議会,山科警察署,山科区役所による夜間まち歩きで作成した安全安心マップ
18
世界一安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ運動
山科区版運動プログラム
み
ん
な
で
支
え
る
~
地
域
柱
3
~地域の身近な環境整備による犯罪の防止~
み
ん
な
で
変
え
る
防犯カメラを多数設置することで,地域の死角をなくし,街頭犯罪の抑止に努
めます。また,「泥棒は花が嫌いでごみが好き」と言われることから,地域ぐ
るみで花と緑あふれる美しいまちを築くことにより,犯罪に強いまちの実現を
目指します。
【具体的な取組】
New!
New!
New!
New!
New!
○ 防犯カメラの大幅な増設支援
○ 区内の主な幹線道路にプランターを設置する「笑顔と花いっぱいプロジェクト」
○
○
○
○
青色防犯パトロール活動に対する支援
防犯モデル地区の全学区への拡大
振り込め詐欺撃退電話の導入
「山科区2万人まち美化作戦」における区内一斉美化活動
○
○
○
○
○
○
山科区美化推進企業協議会による河川一斉清掃
学区の安心安全ネットワーク継続応援事業
防災訓練の実施による災害に強いまちづくり
継続的な追い払い活動の実施による野生鳥獣に強いまちづくり
空き家対策事業の推進
不良な生活環境を解消するための支援等の推進
2万人まち美化作戦
京都市総合防災訓練
(毎年6月第1日曜日実施)
(平成27年山科区にて実施)
(
19
3
取組期間と目標
◆ 取組期間
平成28年度 ~ 平成32年度
◆ 目指すべきまちの姿
誰もが安心安全に,笑顔で楽しく暮らせる,やさしさあふれるおもてなしのまち
◆ 具体的な目標
① 山科区における刑法犯認知件数
平成26年:1,413件 ⇒
平成32年:1,000件未満
② 市民生活実感調査 : 安心して暮らせるまちであると思う山科区民の割合
平成27年度:46.6%
⇒
平成32年度:50%以上
③ 外国人観光客満足度調査 : 治安に関し「大変満足」,「満足」と感じた
外国人観光客の割合<全市版運動プログラムと共通>
平成26年度:91.9%
⇒
平成32年度:95%以上
3 山科区版運動プログラムの検証及び進化
プログラムの取組期間(平成28年度~32年度)において,具体的目標の達成状況や,取
組・施策の推進状況を随時検証し,必要に応じて取組内容の見直しを行います。
また,取組期間の中間地点である平成30年度には,その間の社会情勢の変化を踏まえた
取組期間前半の総括を行い,プログラムの点検,検証を行い,状況に合わせた取組に進化さ
せていきます。
20
世界一安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ運動
山科区版運動プログラム
「世界一安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ推進運動」
山科区推進協議会
20
構成団体
勧修自治連合会
山科防犯協会
山科区保育園協議会
山階学区自治会連合会
山科少年補導委員会
京都市私立幼稚園協会山科地区
鏡山学区自治連合会
山科区交通安全対策協議会
京都市児童館学童連盟山科地区
音羽学区自治連合会
山科交通安全協会
山科おやじの会連絡会
安朱学区自治連合会
山科消防団
山科区「人づくり」ネットワーク実行委員会
陵ヶ岡学区自治連合会
山科区更生保護協会
京都薬科大学
大宅学区自治連合会
山科地区更生保護女性会
京都橘大学
山階南自治連合会
山科区保護司会
京都府立洛東高等学校
百々学区自治連合会
山科区地域女性連合会
京都市小学校長会山科支部
大塚学区自治連合会
山科区老人クラブ連合会
京都市立中学校長会東山・山科支部
小野学区自治連合会
山科区社会福祉協議会
山科青少年活動センター
音羽川学区自治連合会
山科区民生児童委員会
東部土木事務所
西野学区自治会連合会
山科区身体障害者団体連合会
山科警察署
山科地域防犯推進委員協議会
京都市小学校 PTA 連絡協議会山科支部
山科消防署
山科経済同友会
京都市中学校 PTA 連絡協議会東山・山科支部
山科区役所
21
10
21
8
8
お問合せ先
・本プログラムに関する問合せ
山科区役所地域力推進室
電話
13
075-592-3088
FAX 075-502-8881
・不審者等に関する情報提供・警察安全相談
山科警察署
・防火等に関する問合せ
山科消防署
電話
075-575-0110
FAX
075-571-8410
電話 075-592-9755
FAX 075-591-1999
編集・発行
「世界一安心安全・おもてなしのまち京都
山科区推進協議会(事務局
平成28年3月発行
市民ぐるみ活動」
山科区役所地域力推進室)
京都市印刷物第 273263 号
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