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文学研究科・文学部 ニュース - 北海道大学大学院文学研究科 北方研究

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文学研究科・文学部 ニュース - 北海道大学大学院文学研究科 北方研究
文学研究科・文学部
ニュース
第 54 号
平成22 年12 月
目次
◎ 平成 22 年度文学研究科・文学部公開講座の実施・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
◎ 『北海道大学文学研究科案内』『北海道大学文学部案内』の刊行とウェブサイトのコン
テンツについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
◎ オープンキャンパスの実施・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
◎ 大学院文学研究科説明会の実施・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
◎ 文学研究科主催・共催 シンポジウム・講演会・ワークショップ・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
◎ 北海道大学文学部同窓会第11回(平成 22 年度)総会報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
◎ グローバルCOEプログラム「心の社会性に関する教育研究拠点」並びに「社会科学実
験研究センター」活動報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
◎「共生の人文学プロジェクト」について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
◎ 文部科学省・大学院教育改革支援プログラム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
◎「北方研究教育センター」平成 22 年度活動報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
◎「応用倫理研究教育センター」平成 22 年度活動報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30
◎ 平成 22 年度研究助成金等採択状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
◎ 平成 22 年度各種委員会委員等名簿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42
◎ 人事 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52
◎ 国際学術交流の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53
◎ 外国出張・海外研修・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54
◎ 博士学位授与・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60
◎ 平成 22 年度 FD 報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63
◎ 平成 22 年度文学研究科・文学部公開講座の実施
今年度の公開講座は「ごかい・誤解?」というタイトルのもと、126人の参加者を得て
平成22年5月19日から7月21日まで、新緑のさわやかなキャンパスにおいて、文系
共同棟一階の階段教室で開催されました。講師各自に課された目標は、人の営みの中で誤
解はどのような役割をはたしているのか、誤解の諸相をそれぞれの講師が専門知識をふま
えながら誤解の諸相を紹介していくところにあります。どれだけ、それが成功したかは別
にして、7回以上出席の方々108人に修了証書が授与されました。講座の題目と講師は
以下の通りです。
第1回
近代における日本人の愛国心
教授
第2回
白木沢
言誤学?未知のコトバとの出会い
教授
第3回
津曲
近藤
仲
村松
押野
結城
加藤
重広
永遠に解けない誤解はあるのか?
教授
第10回
雅樹
足下の日本語から考える「ことばの行き違い」
准教授
第9回
武志
表情判断の誤解と文化差
准教授
第8回
正隆
ミステリにおける誤解と誤読
准教授
第7回
真紀子
誤解は「誤解」されている!
准教授
第6回
浩之
思い違いと記憶の誤り―認知心理学の立場から―
教授
第5回
敏郎
名を正すこと―中国古典における誤解の分析と対策―
准教授
第4回
旭児
中戸川
孝治
講師全員と受講者の対話
(文責:
2
中戸川
孝治)
◎ 『北海道大学文学研究科案内』『北海道大学文学部案内』の刊行とウェブサ
イトのコンテンツについて
本年度も、『北海道大学文学研究科案内2011』を5月末に,『北海道大学文学部案内2011』
を7月末に無事に刊行することができました。
両冊子とも、2004年(平成16)年に行なった大きな改定以来、『文学研究科案内』は6
月はじめの大学院進学説明会までに、『文学部案内』は8月はじめのオープンキャンパス
までに,それぞれ発行するために編集作業のスケジュールに余裕がないという事情もあり、
ここ数年は、教員の着退任や年度替わりによる情報の更新などのほかは、あまり手をくわ
えずにきました。しかし,いずれの冊子についても,フォーマットと内容について検討を
加えるべきとの認識に立ち,昨年度から広報のあり方を考えつつ,望ましいあり方につい
て議論を重ねてきました。
議論の結果,大学院志願者は,特にウェブサイトでの情報収集に大きな重点が置かれて
おり,冊子体の『文学研究科案内』は相対的にあまり重視されていないこと,また,対照
的に,文学部志願者はそれほどウェブサイトでの情報収集を行っておらず,他の情報ソー
スを利用する傾向があることを踏まえて,大学院志願者に対してはウェブサイトでの情報
発信を主に,冊子体を従と位置づけて,ウェブサイトのコンテンツも大学院志願者向けの
ものに力点を置くという方針を立てました。大学院志願者は,既に専門・専攻や研究テー
マが確定していることが多く,関心のある教員・専修以外の情報はあまり必要としていな
いこと,関心のある教員・専修に関する新しい情報を冊子では掲載しにくいこと,また,
全教員・全専修を詳細に冊子体で紹介するには,相当なページ増となり,しかもその情報
も陳腐化することが多いことなどから,専修・教員・講座の全面的な紹介はコストパフォ
ーマンスの面でも避けざるをえないと判断しました。結論として,『文学研究科案内』で
は,専修の紹介は,あくまでウェブサイトでの詳細な情報へのきっかけ・入り口と位置づ
けて,専修や教員の詳細情報はサイトで行うことにしました。
合わせて,大学院志願者に対して理解してもらうべきこととして,①具体的な大学院生
の生活,②修士課程(前期博士課程)修了者の半数程度は就職すること,③後期博士課程
に進学して研究者の卵として研究を行うことの意味,を設定し,道外の優秀な学生にアピ
ールする上でも,札幌の生活への不安を打ち消してそのメリットを示し,大学院受験のた
めに何をするべきかの助言など,種々の新たなページを加えることにしました。この改訂
版は,2010年5月末に研究推進室の献身的な協力と,編集とディレクションを担当したスペ
ースタイムさんの適切な業務遂行力を得て,刊行できたもので,改めて感謝を申し上げま
す。改訂方針が全専修に十分に伝達されていなかったこともあり,改善すべき点はあるも
のの,『文学研究科案内2011』も相応の評価を受けていると思われます。経費の節減も目
的の1つであったことから,当面大きくフォーマットを変えずに小改訂で対応できればよ
いと考えていますが,次年度の広報委員会・広報誌部会にあとを託すことになります。
3
さて,『文学部案内2011』は前年度までのものを大きく変えず小改訂したかたちで2010
年7月末に刊行しました。広報誌部会の計画では,単年度で両方の改訂を負担が大きすぎる
ので,『文学研究科案内2011』でまず大改訂を行い,その後,2011年度に刊行する『文学
部案内2012』から大きく改訂して,新しいフォーマットで刊行することとしており,現在
その準備を進めているところです。
文学研究科ウェブサイトは順調にコンテンツが更新され,以前に比べて閲覧数も増え,
月ごとに多少の出入りはあるもののおおむね一定の閲覧者を確保していると言えます。改
修は、2008年度から計画を進め、2009年4月30日にリニューアル・オープンしたもので,
2010年度末で現在の形になってほぼ2年になります。この間,テクニカルな更新なども行
い,研究推進室がこまめにサポートをしてくれていることもあり,全体として順調に推移
していると言ってよいでしょう。
大学院受験者がウェブサイトで情報を収集しているとのアンケート結果を踏まえ、大学
院受験者がおおむね指導を受けることを希望する教員の研究に強い関心を持つことも考慮
して、各教員の研究をわかりやすく発信するという趣旨で始めたのが「Lab.Letters」とい
う企画ですが,平均して毎月4本程度新しいコンテンツを追加しています。2年ほどつづ
けてきたので,このペースで行けば,2011年のうちに文学研究科の現教員は網羅できるだ
ろうと見込んでいます。
Lab.lettersでは、毎月4名程度の教員の研究紹介を更新することにしており、もっとも
アクセスが多いのもこれらのページで,ウェブサイトの牽引役となるコンテンツだと言っ
ていいでしょう。大学教員、特に、文学研究科の教員は、文章で発信することには慣れて
いますが、それが必ずしも一般の方にわかりやすいとは限らないという反省に立ち、プロ
のライターに取材と紹介文作成をしてもらうかたちでつくっていることが最大の特徴であ
ることは,以前の報告でも述べましたが,ウェブサイトも含めて,われわれの広報方針に
おける重要な観点として「わかりやすさ」があることは再度述べておきたいと思います。
このLab.lettersは新任教員の分は作成の必要があるので,今後も一定数は新規に作成しま
すが,現教員分を一通り作成した後で,新たな企画コンテンツを起こすかは次年度の広報
委員会で考えなければなりません。
また、一昨年度からA4版4三つ折りの宣伝用パンフレットを、文学研究科と文学部につ
いて作成していますが,次年度からはこれを『文学研究科案内』『文学部案内』と統一的
にもっと多くの部数で作成することを計画しています。また,説明会や広報すべきイベン
トのデザインもなるべく統一的なイメージをつくっていけるように,作成する方針もたて
ています。
外部の業者さんに委託できる作業がある程度明確になって,研究推進室の献身的な協力
があることから,次年度より広報委員会は人員を減ずることで効率化をはかり,教員負担
の全体量の軽減を図ることになっています。その分,広報委員会・広報誌部会も機動的に
動かなければなりません。『文学研究科案内』『文学部案内』の改訂には精力的に取り組
4
んでいますが,完全な完成形ではもちろんありません。さまざまな方のご意見やご提案を
取り入れて、より一層充実したものにしていきたいと考えています。お気づきの点があり
ましたら、広報委員会への意見として研究推進室までお寄せくだされば幸いです。
( 文責:加藤重広)
( 広報委員会広報誌部会委員: 蔵田伸雄,鈴木幸人、吉開将人、加藤重広、佐
藤淳二、菱谷晋介、結城雅樹、広報委員会デジタルコンテンツ部会委員:川端康
弘、佐藤知己,研究推進室:森岡和子,真弓麻美子)
5
◎オープンキャンパスの実施
平成22年度のオープンキャンパスが、8月1日(日)
、2日(月)の両日に亘って開催
されました。本年度は昨年と同様に A から E までの、計5つのプログラムが実施され、両
日併せて832名の参加者がありました。以下、その概要について報告します。
8月1日(日)
[自由参加プログラム]
●プログラムA(W202)
●プログラムB(W309)
〈午前の部〉9:30~11:50
〈午前の部〉9:30~11:50
学部長挨拶:𢎭
和順
学部長挨拶:𢎭
(司会:冨田康之)
和順(モニターで)
(司会:藤井教公)
学部紹介ビデオ上映
学部紹介ビデオ上映
コース説明
コース説明(モニターで)
体験講義Ⅰ
橋本雄一
(「フィールドで
教員相談コーナー・学生相談コーナー
学ぶ地域科学―地理学とGIS(地理情報シス
及び研究展示へ誘導。
テム)―」)
〈午後の部〉 13:00~15:20
〈午後の部〉 13:00~15:20
学部長挨拶:𢎭
学部長挨拶:𢎭
和順
和順(モニターで)
(司会:谷本晃久)
(司会:冨田康之)
学部紹介ビデオ上映
学部紹介ビデオ上映
コース説明(モニターで)
コース説明
教員相談コーナー・学生相談コーナー
体験講義Ⅱ
後藤康文(「誤写のはなし」
及び研究展示へ誘導。
)
●プログラムD(W205から出発)
●プログラムC(W308)
〈午前の部〉9:30~11:00
文学部案内ツアー
〈午前の部〉10:50~11:50
(教員の引率で講義室、演習室、研究
研究展示
室などを見学)
教員相談コーナー
学生相談コーナー
〈午後の部〉13:00~14:30
文学部案内ツアー
〈午後の部〉14:20~15:20
(教員の引率で講義室、演習室、研
研究展示
究室などを見学)
教員相談コーナー
学生相談コーナー
6
8月 2 日(月)
[高校生限定プログラム]
● プログラム E(W202)
〈午前の部〉9:30~11:50
学部長挨拶:𢎭
和順
(司会:高橋伸幸)
学部紹介ビデオ上映
コース説明
体験講義Ⅲ
藤井教公
(「『西遊記』と玄奘三藏」)
〈午後の部〉12:30~14:30
学部紹介ビデオ上映
体験ゼミの説明と担当講師紹介(4ゼミを同時並行で実施)
体験ゼミ1
守川知子(「アラビア文字にふれてみよう」)
(W205)
〃
2
加藤重広(「いまどきの日本語を科学する」)
(W104)
〃
3
高橋伸幸(「心はどこまで文化普遍的なのか?」)(W515)
〃
4
石川明人(「戦争と軍事の哲学」)
(W517)
以上の5プログラムが2日間に亘って開催されました。
各プログラムにおけるコース説明を担当された方々は、次の通りです。
哲学文化学コース
歴史学・人類学コース
言語・文学コース
人間システム科学コース
8/1 午前
細田典明
午後
細田典明
8/2 午前
細田典明
8/1 午前
川口暁弘
午後
宮武公夫
8/2 午前
守川知子
8/1 午前
野村益寛
午後
野村益寛
8/2 午前
佐藤知己
8/1 午前
田山忠行
午後
高橋泰城
8/2 午前
宮内泰介
また、8月2日の「教員相談コーナー」を担当された方々は、次の通り。
哲学文化学コース
午前
細田典明
午後
細田典明
7
歴史学・人類学コース
言語・文学コース
人間システム科学コース
午前
川口暁弘
午後
宮武公夫
午前
野村益寛
午後
野村益寛
午前
川端康弘
午後
金子
勇
同時並行の「学生相談コーナー」を担当してくれた学生諸君は、
哲学文化学コース
午前
丹野佑香
歴史学・人類学コース
午後
藤原一彰
言語・文学コース
午前
岩瀬さとみ
人間システム科学コース
午後
佐藤浩輔
でした。
「文学部案内ツアー」の実施を担当された方々は、次の通りです。
日本文化論コース
午前
後藤康文
午後
鈴木幸人
午前
近藤浩之
午後
近藤浩之
ヨーロッパ・アメリカ文化論
午前
竹内康浩
コース
午後
長谷川貴彦
午前
加藤博文
午後
加藤博文
午前
松岡昌則
午後
中戸川孝治
アジア・アラブ文化論コース
北方文化論コース
総合文化論コース
(以上、敬称略)
上記のとおり、22年度オープンキャンパスも学生を交えた大勢の教職員によって実施
されました。昨年同様に八百名を超える参加者があり、夏の一大イベントになりつつあり
ます。しかし、今年も参加人数が多かったために廊下や会場が混雑するなど、また研究室
ツアーでは多くの訪問者が一度に一カ所に集中したために対応が困難になった,ツアー形
式では説明時間が限られていて十分な対応ができにくいなど、昨年度同様の問題点も残り
ました。研究室ツアーについてはその実施形態について改善が望まれました。。
しかし、アンケート結果によれば、プログラムの内容は参加者にとってはおおむね満足
のいくものであったようで、とくに体験講義、体験ゼミに対しては昨年度もそうでしたが、
大変好評でした。
(藤井教公記)
8
◎大学院文学研究科進学説明会の実施
平成 22 年度は、大学院文学研究科の進学説明会を全部で8回実施しました。まず、6月
5日(土)に大学祭の期間中に北大会場で行いました。北大会場では、この後 7 月 9 日(金)
と 12 月 10 日(金)の合計 3 回実施しました。また、昨年度から始まった東京と大阪での
説明会を今年度も実施し、大阪では 6 月 26 日(土)と 12 月 4 日(土)
、東京では 6 月 27
日(日)と 12 月 5 日(日)にそれぞれ2回実施しました。これらの研究科主催の進学説明
会とは別に、昨年度から研究科有志の教員によって、藤女子大学においても説明会が行わ
れており、今年度は7月5日(月)に実施しました。
北大会場での説明会では、6 月と 7 月は全体説明の後に個別相談を実施し、参加者は関心
のある専修の教員に直接相談することができるようにしました。さらに 12 月には、これま
での相談会の参加者アンケートで要望が強かった現役院生の体験談を実施し、北大の学部
出身者、他大学出身者、社会人、留学生の院生に進学した理由を始め、現在の研究生活に
ついて、日常生活や今後の進路などについて話しをしてもらいました。この企画と並行し
て、個別相談会も実施しました。
東京と大阪の会場においても全体説明の後で、参加者と個別相談する時間を作りました。
12 月の東京会場では、スカイプを利用して、参加者が北大にいる教員と個別相談する時間
を設けました。藤女子大学の会場では、全体説明の後に、他の説明会と同様に個別相談の
時間を作りました。
広報委員会の先生方を始め、多くの先生方のご協力の下で、充実した説明会を実施する
ことができたと思います。説明会の実施時期に合わせて、参加者が知りたい情報を的確に
把握しながら、説明会の内容を工夫することで、より一層充実した説明会にすることがで
きるのではないかと思います。また、スカイプ等の通信手段をより一層利用するなど、現
在のコミュニケーション状況に相応しい相談会のあり方についても今後検討していく必要
があるかもしれません。
(広報委員会委員長:山本文彦)
9
◎ 文学研究科主催・共催 シンポジウム・講演会・ワークショップ
文学研究科主催・共催
シンポジウム・講演会・ワークショップ(各講座で主催・共催しているものも含む)
開催責任者
開催期間・場所
タイトル
主催・共催
教授 山田 友幸
平成 22 年 4 月 12 日(月)
第 95 回 PHILETH セミナー
哲学講座・倫理学講座
(哲学講座)
Gran Svob (ザグレブ大学准教 共催
人文・社会科学総合教育研 授)
究棟
Leibniz and China: Following
Rumours
教授
仲 眞紀子
平成 22 年 7 月 5 日(月)
講演会「メディア心理学の発展 司法面接法の開発と
と暴力的メディア研究」
(心理システム科 人文・社会科学総合教育研
学講座)
究棟
教授
平成 22 年 8 月 3 日(月)
亀田 達也
(行動システム科 人文・社会科学総合教育研
学講座)
究棟
教授
平成 22 年 8 月 24 日(月)
亀田 達也
訓練プロジェクト主
催
GCOE ス ピ ー カ ー シ リ ー ズ GCOE「心の社会性に
「Neural Processes Undeerlying 関する教育研究拠点」
Social Decisions on Faces」Dr. 主催
Hackjin Kim (Korea University)
第 20 回国際ワークショップ GCOE「心の社会性に
「 Group homophily and the 関する教育研究拠点」
(行動システム科 北海道大学大学院文学研究 emergence
of
学講座)
科
reciprocity 」 Dr.
upstream 主催、北海道大学社会
Yen-Sheng 科学実験研究センタ
Chiang (University of California, ー共催
Irvine)
教授
仲 眞紀子
平成 22 年 9 月 5 日(日)
(心理システム科 人文・社会科学総合教育研
学講座)
究棟
教授
平成 22 年 9 月 10 日(金)
亀田 達也
講演会「北海道大学司法面接プ 司法面接法の開発と
ロジェクト講演会」
訓練プロジェクト主
催
GCOE ス ピ ー カ ー シ リ ー ズ GCOE「心の社会性に
「The Primate Roots of Prosocial 関する教育研究拠点」
(行動システム科 人文・社会科学総合教育研
Behavior」Dr. Sarah F. Brosnan 主催
学講座)
究棟
(Georgia State University)
教授 千葉 恵
平成 22 年 9 月 24 日(金)
第 96 回 PHILETH セミナー
(哲学講座)
高橋久一郎 (千葉大学教授) 共催
ファカルティハウスエンレ 『分析論後書』はどこまで探求
イソウ
の方法の書であるか?
10
哲学講座・倫理学講座
教授 蔵田 伸雄
(倫理学講座)
平成 22 年 10 月 5 日(火)
人文・社会科学総合教育研
究棟
第 97 回 PHILETH セミナー
哲学講座・倫理学講座
池田誠 (北大博士課程)
共催
R.M.ヘアのロールズ批判再考
佐藤岳詩 (北大博士課程、学
振特別研究員)
ハイブリッドな表出主義と指
令主義の再評価
教授
亀田 達也
平成 22 年 10 月 14 日(木)
一般公開ワークショップ「神経 GCOE「心の社会性に
行動学から考える生まれと育 関する教育研究拠点」
(行動システム科 北海道大学大学院文学研究
学講座)
ち」和田和宏(北海道大学)
科
主催、北海道大学社会
科学実験研究センタ
ー共催
教授
亀田 達也
平成 22 年 11 月 5 日(金)
一般公開ワークショップ「テス GCOE「心の社会性に
トステロンとリスク選好:濃度 関する教育研究拠点」
(行動システム科 北海道大学大学院文学研究 変化が重要なのか?」蔵研也 主催、北海道大学社会
学講座)
科
(岐阜聖徳学園大学)
科学実験研究センタ
ー共催
教授 山田 友幸
(哲学講座)
平成 22 年 11 月 24 日(水)
第 98 回 PHILETH セミナー
哲学講座・倫理学講座
西條玲奈 (北大博士課程)
共催
人文・社会科学総合教育研 性質の内在性・選言性・「自然
究棟
性」
―何を内在的性質の基準とす
べきなのか―
教授
仲 眞紀子
平成 22 年 12 月 22 日(水)
(心理システム科 人文・社会科学総合教育研
学講座)
究棟
教授
平成 23 年 1 月 27 日(木)
亀田 達也
講演会「米国における青少年更 司法面接法の開発と
生治療施設の現状」
訓練プロジェクト主
催
一般公開ワークショップ「情報 GCOE「心の社会性に
カスケードは相転移か?」守真 関する教育研究拠点」
(行動システム科 北海道大学大学院文学研究 太郎(北里大学)
学講座)
科
主催、北海道大学社会
科学実験研究センタ
ー共催
教授
津曲敏郎
平成 23 年 2 月 5 日(土)
( 北 方 文 化 論 講 北海道大学大学院文学研究
座)
科
フォーラム「言語で巡るシベリ 北方研究教育センタ
アの旅:極寒の地に暮らす人々 ー主催、北海道民族学
とことば」
11
会後援
教授
亀田 達也
平成 23 年 2 月 17 日(木)
一般公開ワークショップ「実験 GCOE「心の社会性に
哲学と実験経済学」小田宗兵衛 関する教育研究拠点」
(行動システム科 北海道大学大学院文学研究 (京都産業大学)
主催、北海道大学社会
学講座)
科
科学実験研究センタ
ー共催
教授
津曲 敏郎
平成 23 年 2 月 18 日(金)
( 北 方 文 化 論 講 北海道大学大学院文学研究
座)
教授
科
亀田 達也
平成 23 年 2 月 22 日(火)
講演会「ロシアの中の少数言 北方研究教育センタ
語:カムチャッカ先住民のパー ー
ソナルヒストリー」
norms
(行動システム科 北海道大学大学院文学研究 one'sensitivity
科
催
、
北海道民族学会後援
一 般 公 開 ワ ー ク シ ョ ッ プ GCOE「心の社会性に
Cultural
学講座)
主
moderate 関する教育研究拠点」
to
the 主催、北海道大学社会
dissapearance os smiles associated 科学実験研究センタ
with 5.HTTLPR genotypes」石井 ー共催
敬子(神戸大学)
教授 山田 友幸
(哲学講座)
教授 中戸川 孝治
平成 23 年 3 月 10 日(木)
第 99 回 PHILETH セミナー
哲学講座・倫理学講座
新川拓哉 (北大博士課程)
共催
人文・社会科学総合教育研 知覚経験の現象的側面と素朴
究棟
実在論
平成 23 年 3 月 22 日(火)
第 100 回 PHILETH セミナー
哲学講座・倫理学講座
Liu Jingxian (北京大学博士課 共催
(哲学講座)
教授 中戸川 孝治
人文・社会科学総合教育研 程)
究棟
Introduction to Neo-Fregeanism
平成 23 年 3 月 28 日(月)
第 101 回 PHILETH セミナー
哲学講座・倫理学講座
Liu Jingxian (北京大学博士課 共催
(哲学講座)
ファカルティハウスエンレ 程)
イソウ
The
Positive
Grundgesetze
12
Fragment
of
◎ 北海道大学文学部同窓会第11回(平成 22 年度)総会報告
文学部同窓会の平成 22 年度総会は、同年 6 月 12 日(土)午後 3 時より、人文・社会科
学総合教育研究棟 105 室において開催された。その議事・報告の概要は以下の通りである。
総合司会 宇都宮輝夫 代表幹事
会長挨拶
橋場昇
議長選出
橋場昇
議事
報告事項
1.平成 21 年度事業報告
(総務)(1) 第6回楡文賞について。受賞者:石川めぐみ氏(日本と中国をつなぐ社会活
動により)。
(庶務)(1) 第 10 回総会、公開講演会および懇親会の開催について。すべて平成 21 年 6
月 6 日に開催された。三谷純子氏を講師に迎えて公開講演会を開催した。懇親会は W408 室
にて行った。
(2) 役員会の開催について。総会前の平成 21 年6月1日、7月 31 日、卒業修了祝賀会
前の平成 22 年 3 月 18 日に開催した。
(3) 平成 21 年度卒業・修了祝賀会について。9 月卒業修了のさいには行わなかったが、
3 月卒業修了祝賀会は例年どおり行った。詳細は会報『楡文』第 11 号 16 頁を参照。
(広報)(1) 会報『楡文』第 10 号の刊行について。例年どおり刊行した。
(組織)(1) 函館楡文会活動報告 平成 21 年 8 月 22 日に第 6 回総会・懇親会をロイヤル
ホテルにて行った。そのさい小川正樹氏(函館ラ・サール高校)による講演(演題「北海
道華僑の形成について」
)および尾形猛氏の叙勲披露を行った。
(2) 旭川楡文会と釧路楡文会は目下実質的に休止状態にある。なお、釧路楡文会会長
の比良輝夫氏のご逝去にさいして、本部から弔電を送った。
(女性部)(1) 座談会を行い、その内容を小野芳子氏にまとめてもらった。会報『楡文』
第 11 号 8-11 頁を参照。
(e 楡文)(1) 例年どおりホームページの更新を行った。
協議事項
1.平成 22 年度事業計画
(2) 役員の改選について(宇都宮幹事)。会計監査は、新妻篤氏から布施英憲氏に交代
した。
(庶務)(1) 第 11 回総会、公開講演会および懇親会の開催について。
(2) 役員会は年 3 回開催予定(5 月、7-8 月、3 月)。
(3) 平成 22 年度卒業修了祝賀会および楡文賞授与式、および 9 月卒業修了祝賀会の開
13
催について。例年どおり開催の予定。
(広報)(1) 会報『楡文』第 11 号の刊行について。すでに 5 月に刊行済み。
(組織)(1) 支部活動の活性化について。函館楡文会では平成 22 年 8 月 21 日に総会・懇
親会を開催予定。講演会の講師を募集中。
(女性部)(1) e 楡文または会報『楡文』での情報発信について。座談会を企画・実施の予
定。
(e 楡文)(1) ホームページについて。例年どおり更新する。会報『楡文』のバックナンバ
ー公開が滞っているので早めに公開したい。
2.平成 21 年度決算および監査報告、平成 22 年度予算案(別紙資料あり)。平成 22 年6
月 5 日に新妻篤氏と味村隆史氏で会計監査を行い、会計は適正に執行されていることが認
められた。
・講演会の謝礼は講師を道内・道外のいずれから呼ぶかで多少金額を調整したい(宇都宮
幹事)。
3.会員データベースの整備について。学部が調査したここ 8 年分の卒業生のデータを使
って新名簿を作る(それ以前のデータについては廣済堂が調査する)
(宇都宮幹事)。
4.次年度総会について。日程については検討の余地があるので役員会で決める。
5.その他
・連合同窓会に 3 つの同窓会が新たに加わった(公共政策大学院、台湾地区、韓国地区)
(橋
場会長)。
総会終了後、講師に札幌大学文化学部長・本田優子氏による講演「アイヌコタンでの日々と
ウレシパ」が行われた。講演会終了後に、本田氏を囲んで懇親会を催した。
(文学部同窓会代表幹事
14
宇都宮輝夫)
◎ グローバルCOEプログラム「心の社会性に関する教育研究拠点」並びに「社
会科学実験研究センター」活動報告
「心の社会性に関する教育研究拠点」は、新しい人間・社会科学の基盤となる"心の本質
的社会性"の解明を目指す研究の推進と、それらの研究成果を国際発信できる若手人材の育
成を目的として、平成 19 年度に開始した GCOE プログラムです。社会科学実験研究センタ
ーは、この GCOE プログラムの活動を支援するとともに、最先端研究基盤事業「心の先端
研究」をはじめとする大型研究プロジェクトと連携し、日本における実験社会科学の確立
を目指した教育研究活動を行っています。以下にご紹介する本年度の活動の詳細は、web
サイトにおいても公開していますので、ぜひご覧ください。
GCOE「心の社会性に関する教育研究拠点」http://lynx.let.hokudai.ac.jp/CSM/index.html
社会科学実験研究センター(CERSS)http://lynx.let.hokudai.ac.jp/cerss/
1.本年度の活動の概要
GCOEプログラム「心の社会性に関する教育研究拠点」は、亀田達也教授(文学研究科行
動システム科学講座・教授)を拠点リーダーとして、世界をリードする創造的な人材育成
を目標として教育・研究活動を推進している。文学研究科からは人間システム科学専攻・
歴史地域文化学専攻・思想文化学専攻の教員、他研究科からは教育学研究科・経済学研究
科の教員が事業推進担当者として加わっている。さらに、カリフォルニア大学サンタバー
バラ校進化心理学センターの教員2名が事業推進担当者として共同研究教育体制を確立し
ている。
社会科学実験研究センター(CERSS)は、先端的な社会科学実験を展開するための日本
で唯一の専門機関として、北海道大学の戦略的研究展開を担う創成科学研究機構のもとに、
平成 19 年 4 月に発足した。現在は山岸俊男教授(文学研究科行動システム科学講座・教授)
をセンター長として、グローバル COE「心の社会性に関する教育研究拠点」における教育・
研究活動のインフラを提供している。CERSS は、実験社会科学を日本に確立するため、文
部科学省特定領域研究「実験社会科学-実験が切り開く 21 世紀の社会科学-」の中核組織、
および日本学術振興会最先端研究基盤事業のひとつである「心の先端研究のための連携拠
点(WISH)構築」の連携組織として、研究・教育活動を展開している。
今年度は、海外研究者を招いて行うスピーカーシリーズのほか、連携研究拠点である特
定領域研究:「実験社会科学-実験が切り開く 21 世紀の社会科学-」において行われたカ
ンファレンス、国内外の研究者を中心に開催されたワークショップ、研究会、講演会など
を開催し、社会科学実験に関心を持つ研究者間の連携の強化、若手人材の育成のさらなる
推進を行った。加えて、最終年度に向け教育研究体制を強化するため、GCOE 博士研究員と
15
して樋口さとみ、Tom Wisdom, Stephen Le が着任した。また、水谷裕佳(現:北海道大学 ア
イヌ・先住民研究センター博士研究員)にかわり、伊藤圭子(現:本 GCOE 博士研究員)
が着任した。
2.活動
GCOE スピーカーシリーズ
本拠点では、年に数回、心の社会性にかかわる諸領域における第一線の海外の研究者を
ゲストスピーカーとして招聘し、講演を依頼している。本年度は、「心の社会性」を支える
神経科学的基盤の探求に向けた共同教育研究体制づくりの一環として、California Institute of
Technology の元研究員の Hackjin Kim 博士(現:Korea University)と、ヒトの心の社会性の
起源と関連する霊長類の社会行動の研究において著名な Sarah Brosnan 博士(Georgia State
University)を招聘し、第 5 回・第 6 回スピーカーシリーズを開催した。
第 5 回:" Neural Processes Underlying Social Decisions on Faces"
スピーカー:Hackjin Kim (Department of Brain and Cognitive Engineering, Korea University)
日時: 2010 年 8 月 3 日(火)午後 2 時 30 分~4 時 30 分
場所: 北海道大学人文社会科学総合教育研究棟
W409
第 6 回:" The Primate Roots of Prosocial Behavior"
スピーカー:Sarah F. Brosnan (Department of Psychology & Neuroscience Institute, Georgia State
University)
日時: 2010 年 9 月 10 日(金)午後 2 時 30 分~4 時 30 分
場所: 北海道大学人文社会科学総合教育研究棟
W103
国際ワークショップ・一般公開ワークショップ等の開催
本 GCOE 拠点と社会科学実験研究センターは、若手研究者間の交流を深めるため、本学
の内外からすぐれた研究者をスピーカーに招きワークショップを共催している。今年度は
国際ワークショップのほか、5 回にわたり一般公開ワークショップを実施した。また、研究
会・後援会・学会におけるカンファレンスの共催等を行った。
第 20 回国際ワークショップ
スピーカー:Yen-Sheng Chiang (Department of Sociology, University of California, Irvine)
発表タイトル:Group homophily and the emergence of upstream reciprocity
日時: 2010 年 8 月 24 日 (火曜日) 10:00~12:00
場所: 北海道大学大学院文学研究科 E204
16
参加者: 20 名
第 6 回一般公開ワークショップ
スピーカー:和多和宏 准教授(北海道大学理学部生物科学科)
発表タイトル:神経行動学から考える「生まれと育ち」
:何を学べて何を学べないのか?それは
どうやって制御されているのか?
日時: 2010 年 10 月 14 日(木) 13:30~15:00
場所: 北海道大学文学研究科 E204
参加者: 27 名
第 7 回一般公開ワークショップ
スピーカー: 蔵
研也 准教授(岐阜聖徳学園大学経済情報学部)
発表タイトル: テストステロンとリスク選好:濃度変化が重要なのか?
日時: 2010 年 11 月 5 日(金) 15:00~16:30
場所: 北海道大学文学研究科 E204
参加者: 20 名
第 8 回一般公開ワークショップ
スピーカー: 守真太郎講師(北里大学理学部物理学科)
発表タイトル: 情報カスケードは相転移か?
日時: 2011 年 1 月 27 日(木) 10:00~12:00
場所: 北海道大学文学研究科 E204
参加者: 24 名
第9回一般公開ワークショップ
スピーカー: 小田宗兵衛教授(京都産業大学)
発表タイトル: 実験哲学と実験経済学:Knobe 効果の哲学実験の経済実験化
日時: 2011 年 2 月 17 日(木) 10:00~12:00
場所: 北海道大学文学研究科 E204
参加者: 22 名
第 10 回一般公開ワークショップ
スピーカー: 石井敬子准教授(神戸大学)
発表タイトル: Cultural norms modulate one’s sensitivity to the disappearance of smiles associated with
5-HTTLPR genotypes.
日時: 2011 年 2 月 22 日(火) 10:00~12:00
17
場所: 北海道大学文学研究科 E204
参加者: 24 名
第 10 回発達性ディスレクシア研究会
主催:発達性ディスレクシア研究会、共催:本 GCOE 拠点、後援:北海道教育委員会・札幌市
教育委員会、および北海道大学教育学研究院
・4 日(日)
日時: 2010 年 7 月 3 日(土)
場所: 北海道大学学術交流会館
講演会「学習障害のある子どもの学習援助」
主催:教育学研究院(特殊教育・臨床心理学研究グループ)
、共催:本 GCOE 拠点
日時:2010 年 8 月 26 日(木)18:30~20:00
場所:北海道大学人文社会科学総合教育研究棟 W203
スピーカー:正高信男(京都大学霊長類研究所 教授)
第 14 回実験社会科学カンファレンス・パネルディスカッション「実験社会科学の未来」
共催:文部科学省特定領域研究「実験社会科学」、日本学術会議「心理学と社会科学分科
会」、本 GCOE 拠点
日時: 2010 年 9 月 12 日(日) 16:00~16:50
場所: 一橋大学東キャンパス マーキュリータワー 7 階会議室
スピーカー:西條辰義(大阪大学社会経済研究所
教授)
、山岸俊男(北海道大学文学研究
科)、亀田達也(北海道大学文学研究科)
日本社会心理学会 2010 年度大会ワークショップ「社会行動と内分泌系」
主催:日本社会心理学会、共催:本 GCOE 拠点
スピーカー:坂口菊恵(東京大学教養学部)、高橋泰城(北海道大学文学研究科)
、清成透
子(青山学院大学社会情報学部)
企画・司会:
犬飼佳吾(北海道大学経済学研究科)、品田 瑞穂(北海道大学社会科学実
験研究センター)
指定討論者:
高橋英彦(京都大学大学院医学研究科)、亀 田達也(北海道大学文学研究
科)
日時: 2010 年 9 月 18 日(月) 11:00~12:30
場所: 広島大学大学院教育学研究科 K 棟 K203 教室
アウトリーチング活動
大学教育改革プログラム合同フォーラム
平成 22 年 1 月 7 日・8 日にかけて、東京ビッグサイトにおいて、文部科学省が支援する
18
大学の取り組みについて広く社会へ好評することを目的として、大学教育改革プログラム
合同フォーラムが開催された。1 月 7 日に行われた「大学院教育改革の現在(いま)」分科会
において、当センターが支援する GCOE プログラム「心の社会性に関する教育研究拠点」
の拠点リーダーである亀田達也教授が、当センターの活動と GCOE プログラムの成果につ
いて発表した。
九州大学・北海道大学合同活動報告会
平成 22 年 12 月 7 日、都市センターホテル(東京都千代田区)において、第 6 回「九州
大学・北海道大学合同活動報告会『知と創造のフロンティアを探る』
」が開催された。報告
会では、両大学における人文・社会科学分野における先進的な取組を紹介し,人文・社会
科学研究の新たな展開と発展に資することを担う南北の知として,同分野の更なる可能性
の創出を社会に向けて積極的に発信している。当センターからは亀田達也教授が「心の社
会性と実験社会科学」と題して研究発表を行った。また当日はセンターの活動実績のポス
ター展示を行った。
GCOE 院生セミナー
GCOE プログラムの一環として、大学院生が主体となって運営・開催する大学院生セミナ
ーを実施している。GCOE プログラムに属する各講座の学生が、最新の研究成果をもとに活
発な意見交換を行い、交流を深めることが主な目的で、ランチタイム(12:00~13:30)に昼食
をとりながらのインフォーマルな形式をとっている。本年度は第 16 回から第 21 回まで 6
回のセミナーを実施した。
第 16 回 GCOE 院生セミナー
日時: 2010 年 5 月 26 日
話者 1: 松山直樹(経済学研究科・専門研究員)
「経済学者アルフレッド・マーシャルの心理学研究」
話者 2: 佐藤剛介氏(文学研究科行動システム科学講座)
「幸福感の源泉を左右する社会生態学的要因の検討-準実験手法を用いて-」
第 17 回 GCOE 院生セミナー
日時: 2010 年 6 月 23 日
話者 1: 杉野佑太(文学研究科心理システム科学講座)
「声の記憶と言葉の記憶
-発話の有意味性が声の記憶に及ぼす影響の検討-」
話者 2: 小野田竜一(文学研究科行動システム科学講座)
「内集団ひいき行動の進化 -集団内一般交換の成立-」
19
第 18 回 GCOE 院生セミナー
日時: 2010 年 7 月 21 日
話者 1: 小西達也(文学研究科宗教学インド哲学専修)
「人間文化における不死(Immortality)概念と終末期患者ケア」
話者 2: 森 康浩(文学研究科行動システム科学専修)
「地域活動が参加者のエンパワメントに与える効果:中学校での事例調査」
第 19 回 GCOE 院生セミナー
日時: 2010 年 10 月 27 日
話者 1: 足立明夏(教育学院
特殊教育・臨床心理学研究グループ)
「自閉症スペクトラムにおける文脈変化時の意味ネットワーク活性化~事象関連電位を用
いた検討~」
話者 2: 豊川
航(文学研究科行動システム科学専修)
「豊かさか平等か-分配選好の類型を探る-」
第 20 回 GCOE 院生セミナー
日時: 2010 年 11 月 24 日
話者 1: 竹谷隆司(教育学院
「数計算時の主観的輪郭知覚
特殊教育・臨床心理学研究グループ)
-ERP を用いた検討-」
話者 2: 会津祥平(文学研究科行動システム科学専修)
「他者からの排斥と受容による自尊心変動の日米差―社会生態学的アプローチからの検
討」
第 21 回 GCOE 院生セミナー
日時: 2011 年 1 月 26 日
話者 1: 滝
澄子(文学研究科歴史地域文化学専攻)
「認知症高齢者はグループホームで笑いのある暮らしをしているのか?」
話者 2: 佐々木超悦(文学研究科行動システム科学専修)
「共感と自己投影は区別できるか?」
研究・教育成果
本年度の研究成果として、著書・論文(印刷中も含む。学位論文を含まない)約 100 編
(うち約 50 編が英文)が刊行され、学会発表約 150 編(うち国際学会が約 40 編)が報告
された。また、教育成果として、大学院生(日本学術振興会特別研究員含む)による著書・
論文(印刷中も含む)が 30 編以上(うち約半数が英文)、学会発表が 100 編以上(うち国
際学会が約 30 編)刊行・報告された。さらに今年度は、将来、我が国の学術研究の発展に
20
寄与することが期待される優秀な大学院博士課程学生として高岸治人が第 1 回日本学術振
興会育志賞を受賞した。また、2010 年度生活総研賞、北海道大学大塚賞、第二回北海道大
学サステナビリティ研究ポスターコンテスト北海道大学総長賞(最優秀賞)、Society for
Personality and Social Psychology Graduate Student Poster Award Runner-up 等、多くの大学院生
が競争的資金や学会賞を得ている。
実験の遂行状況
本拠点の研究活動の多くは、人文・社会科学総合研究棟の 6 階に設立された国際ネット
ワーク実験室、集団実験室及び感覚システム実験室の 3 つの実験室における実験実施を通
して行われている。本年度の実験参加者名簿の登録者数は 1700 人以上、延べ参加者数は 3300
人を超える。加えて、今年度には約 200 名の一般市民が実験に参加した。これらの実験に
よる研究成果の多くは、大学院生や事業推進担当者による学術論文や国際学会発表として
報告されている。
謝辞
本 GCOE 拠点、社会科学実験研究センターにおける研究・教育活動では、人間を対象とす
る実験が中核になっているため、実験の参加者が集まらなければ研究活動そのものが滞っ
てしまいます。今年度も多くの実験研究を行うことができましたが、これもひとえに、ご
参加いただいた学生の皆様、そして授業における実験参加者の募集に、貴重な時間を割い
てくださった先生方のご協力の賜物です。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。
21
◎「共生の人文学プロジェクト」実施報告
1
プロジェクト実施の概容
共生の人文学プロジェクトは、大学院生の研究支援を目的に、国内外における学会等へ
の参加旅費支援と、国際学会予稿集への投稿・研究科の英文ジャーナル投稿・国際学会誌
への投稿論文の校閲費用を支援するものです。
平成 17 年度から 6 年を経過し、助成額・件数共に伸びてきております。平成 22 年度は約
300 万円の予算で 4 期に分けて募集を行い、各期とも選考を行い、およそ半分の応募者を採
択しております。
資料調査は例年年度末に学会等が少なくなる時期に、研修・資料調査等も可能な計画を受
け付けており、これも 2-3 倍の競争率で採択がされております。
共生の人文学
国際学会
全国学会
資料調査
合計
平成 17 年度
5
14
19
平成 18 年度
10
19
29
平成 19 年度
14
23
37
平成 20 年度
13
15
28
平成 21 年度
10
16
30
56
平成 22 年度
7
19
10
36
外国語論文校閲費支援
平成 18 年度
5
平成 19 年度
6
平成 20 年度
7
平成 21 年度
5
平成 22 年度
4
今年度は、共生の人文学プロジェクトに、GCOE「心の社会性に関する教育研究拠点」研
究と共同で「心の社会性と人文学」というプロジェクトを行い、およそ 200 万円相当の旅
費支援を可能にしました。
心の社会性と人文学
平成 22 年度
国際学会
全国学会
資料調査
合計
6
8
6
20
22
2
プロジェクトの課題
応募件数が増え、競争率が高くなるために選抜のための資料も、従来の学会の規模や評
価、学会発表内容に加えて、学会発表や研修内容の研究者自身の研究プランニングにおけ
る位置づけといった項目も新たに加え、審査事項としました。また、研究業績の記載も厳
密になっております。
その結果として、評価すべき点は、応募者の申請書の水準が少しずつ上がってきている
ことで、このプロジェクト以外の学振や民間財団の助成にも功を奏するのではないかと考
えております。
他方で、修士課程の大学院生は、研究経歴・業績の諸点で博士課程の大学院生、年次が上
のものになかなかかなわない、したがって、採択されることが少ないという問題も出てき
ております。学振の DC1,2,に採択されるためには、修士課程における研究業績が必要です。
また、PD,海外特別研究員等に採択されるためには、修士課程・博士課程共に漏れのない研
究業績の出し方が肝要になります。そう考えたときに、修士課程の大学院生がプロジェク
トに採択されにくい状況は改善の必要があります。
具体的には、今後、修士枠・博士枠を1対2のようにあらかじめ確保しておき、研究意欲・
能力のある大学院生を早くから引き上げる工夫が求められるのではないでしょうか。
(研究推進委員会
23
委員長
櫻井義秀)
◎ 文部科学省・大学院教育改革支援プログラム(組織的な若手研究者等海外派
遣プログラム)平成 22 年度活動報告
1
プログラムの目的
本プログラムの主目的は、既に人間システム科学専攻の GP、GCOE 等によって研究協力
関係にある海外の拠点大学との協同により、大学院生を含む若手研究者の共同研究、研修、
フィールドワーク等を支援し、学位取得、キャリアパスとしての PD・助教等の専門職への
就職を促進することにあります。また、人間システム科学の教育的経験を元にこの国際水
準の研究を早期に経験するというプログラムを文学研究科全体に拡大することによって、
人文学・社会科学の国際化を加速化することをめざします。
人文学・社会科学における国際化とは、画一的・単眼的な視角と方法によって対象を認
識・分析し、考察を行うことではなく、自分が生まれ育った時代・地域の歴史・社会・文
化に立ちながら、世界の研究者と多文化的に開かれた地平において議論していくというこ
とかと考えます。
文学研究科の大学院生・若手研究者の皆さんに、是非、若い時期に研究のスタンダード
を確立し、世界の研究者とのネットワークを構築する経験をしていただきたいと思います。
このような研究・学問の共同体に参画することで皆さん自身の研究の幅、人生の幅も広が
りますし、それが日本における人文学・社会科学の厚い蓄積となります。
2
プログラムの実施体制
①海外派遣支援室の設置
文学研究科プロジェクト室を活用して、事務補佐員 2 名、英文
校閲支援員 1 名の体制でスタートしました。主な業務は、年 4 回の募集手続き(短期 4 回、
中長期 3 回)と派遣業務(派遣に係る書類整理、派遣者との連絡、報告書の整理等)と、
派遣者を含めた希望者への学会発表サマリーの英文校閲等です。
②海外派遣者の選考は、研究計画の着想・準備状況、研究能力を証明する業績を元になさ
れました。人間システム科学専攻の担当教員 4 名と研究推進委員会委員長の 5 名が予備審
査にあたり、研究推進委員会において最終的な候補者の決定を行いました。特に、中長期
派遣者には、一人 15 分程度のプレゼンテーションを課し、どの程度の準備と自身の研究計
画をうったえる力量があるかどうかをチェックしました。申請書を執筆すること自体が自
らの研究を冷静に振り返り、今後の展望を構想することにつながるでしょう。
24
3
プログラムの実績
2010 年度は、計 13 名に対して 3,898,779 円の派遣費用を出しました。そのうち、3 名が
2011 年度にかかる長期派遣ですので、実質は約 1000 万円相当の派遣を行ったことになりま
す。詳細は下記の表を参照ください。
若手研究者等海外派遣
整理簿(平成 22 年度現在)
(組織的な若手研究者等海外派遣プログラム)
職位
博士
学生
博士
学生
ポス
ドク
ポス
ドク
渡航先の
渡航先の国
派遣先の研究
地域名
等
機関・組織等名
アジア
韓国
韓国天理教
派遣開始日
派遣日数
H22.3.9
8
H22.4.6
32
H22.4.29
6
H22.6.21
7
H22.8.1
36
H22.10.18
8
ルクセンブルク大学
H22.12.1
365
ニューカレドニア大学
H23.2.5
67
カリフォルニア州立大学ロサン
北米
アメリカ
ゼルス校&サンフランシスコ州
立大学
アジア
アジア
台湾
台湾大学、中央研究院
シンガポー
International Communication
ル
Association
博士
ヨーロッ
学生
パ
修士
ヨーロッ
学生
パ
博士
ヨーロッ
ルクセンブ
学生
パ
ルク
修士
オセアニ
ニューカレ
学生
ア
ドニア
北米
アメリカ
イェール大学
H22.1.30
124
アジア
モンゴル
モンゴル国立大学
H23.2.21
21
アジア
中国
北京大学、湖北省荊門市博物館
H23.2.25
13
北米
カナダ
ブリティッシュ・コロンビア大学
H23.3.2
294
博士
学生
博士
学生
ポス
ドク
博士
学生
イギリス
イタリア
Kensington Trust, Social
Council, PENHA, London Citizens
International Society for
Psychophysics
25
博士
学生
4
北米
アメリカ
Cognitive Neuroscience Society
H23.3.31
8
プログラム実施上の課題
まだ、1 年目を終えたばかりなので途中経過でしかありませんが、課題があります。
平成 22 年度は海外派遣計画を作成するにあたり,平成21年度の後期に派遣可能な者を
調査し,派遣計画を立てましたが、実際は、予定していた大学院生および PD の就職・進学・
異動が決定したことなどから,事実上海外派遣が不可能となったものが複数人見られまし
た。また,派遣対象の専攻は北海道大学大学院文学研究科の一専攻である「人間システム
科学専攻」に所属する大学院生および PD に限定せず、文学研究科の全ての専攻から幅広く
募集しました。実施取り組み責任者が、文学研究科の専門研究員(学位取得者でキャリア
パスとして研究員の身分を付与されているものが文学研究科では 40-50 名いる)を候補者の
プールと考えていたところ、専門研究員の多くは、すでに非常勤講師をはじめとした職を
持っており,2 ヶ月以上海外に出張するためには,それらの辞職をも考えねばならない場合
がありました。常勤職がなかなか得難い状況を考えると、中長期の海外出張はチャンスで
もあるがリスクも高いと受け取られた可能性が否めません。その結果、大学院生には中長
期派遣を希望するものが多いが、専門研究員・PD 相当のものは短期の派遣を希望するとい
うミスマッチが生じ、平成 22 年度において中長期派遣の実績を上げられなかったことは認
めざるを得ません。
平成 23 年度は、本プログラムの活動が周知され、また、専門研究員・PD に限って派遣
旅費の宿泊費・日当単価をあげる措置などをとることにしたことなどから、中長期計画での
出張を希望する PD の数も増加することが見込まれ,彼らを積極的に派遣対象としていくこ
とを考えております。さらに、研究科全体で若手研究者の派遣を推進するべく、研究推進
委員会委員長、同委員会国際交流専門部会部会長の 2 名に対応策の協議に参加してもらい、
派遣の書面審査・面接にも加わってもらうなど、派遣体制の強化を図っていく予定です。
(実施取組責任者
26
櫻井義秀)
◎「北方研究教育センター」平成 22 年度活動報告
平成19年(2007年)4月、文学研究科に設置された「北方研究教育センター」(Center for
Northern Humanities)の活動も4年目を迎えた。21年度末をもって森永貴子助教が転出したこ
とを受け、22年4月から永山ゆかり助教が着任した。また、22年9月末をもって加藤博文准
教授が、北海道大学アイヌ・先住民研究センター教授として転出した。これにより、22年
度は次のような体制で活動にあたった。
センター長:津曲敏郎(北方文化論講座・教授)
運営委員:
池田
透(地域システム科学講座・教授)
北村清彦(芸術学講座・教授)
佐藤知己(言語情報学講座・教授)
谷本晃久(日本史学講座・准教授)
加藤博文(北方文化論講座・准教授、22年9月まで)
事務局:
永山ゆかり(北方研究教育センター・助教)
以下では、センターとしての22年度の研究・教育および普及活動について、紹介する。
なお、本年度、本センターに対して文学研究科から評価反映経費の配分があり、『北方人
文研究』刊行費等にあてることができた。
22 年度活動の概要
本センターとしてフォーラム1件、講演会1件を主催した(ともに北海道民族学会後援)。
いずれも永山助教の企画・運営によるところが大きかった。このうちフォーラム「言語で
巡るシベリアの旅:極寒の地に暮らす人々とことば」では、シベリアとその隣接地域で言
語学のフィールドワークを行っている5名の若手研究者を学外から招き、永山助教も加えて
6件の報告と、パネルディスカッションで構成された。クリッカー(回答発信用の小型端末)
によってクイズ形式で双方向のやり取りが盛り込まれ、また質問コーナーを設けるなど、
聴衆の積極的な参加を意識した内容で、大変好評であった。
フォーラムでのパネルディスカッション
27
また、講演会「ロシアの中の少数言語:カムチャッカ先住民のパーソナルヒストリー」
では、少数民族アリュートルの言語・文化伝承者を招き、貴重な話を聞く機会を提供した。
センターとしては、昨年度もサハリンからウイルタ語などの伝承者3名を迎え、講演とミ
ニ・コンサートを実施して、学生・市民に好評を博したところであるが、それに続き、今
年度もこのような北方民族文化に関する有意義な行事を主催できたことは喜ばしいことで
あった。なお、これら2件の催しについては、『北方人文研究』4号で永山助教が報告記事
を書いているので、参照されたい。
教育に関する活動としては、昨年度準備期間として非開講とした大学院共通科目「北方
研究の最前線」を、2年ぶりに開講した。複数の研究科・研究院から意欲的な受講生の参加
を得て、センター担当教員(転出した加藤教員も含めて上記7名)が多方面から講義を展開
した。
センター設立の19年度に創刊した学術研究紀要『北方人文研究』(Journal of Northern
Humanities)は順調に号を重ねて、年度末に第4号を刊行した。本誌は内外の研究機関に配
布されるとともに、北大学術成果コレクション(HUSCAP)に登録され、バックナンバーが
オンライン上でも公開されていることなどによって、徐々に学術誌としての存在が認知さ
れてきたと考えている。出版活動としては、21年度末にセンター編『知里真志保―人と学
問』、北村清彦編『北方を旅する―人文学でめぐる九日間』(研究科ライブラリ)の2冊が、
研究科の出版助成を得て北大出版会から刊行されたところである。これらの書評・紹介が
やはり『北方人文研究』4号に掲載されている。
これら本センターの活動については、センターのホームページで随時、情報を更新しつ
つ発信・公開している(http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~b20232/framepage1.html)。同ページ
からは、永山助教による「シベリアの民具と暮らし」に関するツイッター(写真と解説)
も随時更新・公開されている。なお、新年度4~5月にセンターの企画として、こうした民
具の実物や写真を中心に、研究科1階の展示スペース「書香の森」で展示を行うことが予定
されている。
22年度センター活動記録
○22.4 永山助教着任、
『北方人文研究』第3号を北大学術成果コレクション(HUSCAP)に
登録、公開。
○22.9.30 加藤准教授転出。
○23.2.5
フォーラム「言語で巡るシベリアの旅:極寒の地に暮らす人々とことば」(本セ
ンター主催、北海道民族学会後援)
。
○23.2.7-10 大学院共通科目「北方研究の最前線」開講。
○23.2.18 講演会「ロシアの中の少数言語:カムチャッカ先住民のパーソナルヒストリー」
(本センター主催、北海道民族学会後援)。
28
○23.3.31 『北方人文研究』第4号刊行。
フォーラム(23.2.5)ポスター
講演会(23.2.18)ポスター
(津曲敏郎)
29
◎「応用倫理研究教育センター」平成 22 年度活動報告
はじめに
応用倫理研究教育センター
(Center for Applied Ethics and Philosophy: CAEP) は、平成 19
年 4 月に、応用倫理の教育研究にかかわる、国立大学では初の常設機関として本研究科内
に設立され、平成 22 年に 4 年目を迎えました。
前年度に引き続き、本センターでは①応用倫理学の諸領域およびジェンダー学に関する
研究・教育を推進すること、②世界トップレベルの研究成果を発信すること、③アジアに
おける応用倫理研究・教育の拠点となることを目標として掲げ、活動してきました。また
本年度は応用哲学会第 2 回年次研究大会共催校として、150 名強の参加者と学問的交流を深
めることができました。
運営体制
センター長:
新田孝彦
運営委員:
宇都宮輝夫(宗教学インド哲学講座・教授)
蔵田伸雄
(倫理学講座・教授)
(倫理学講座・教授)
瀬名波栄潤(西洋文学講座・准教授)
瀧川哲夫
(心理システム科学講座・教授)
宮内泰介
(社会システム講座・教授)
村松正隆
(倫理学講座・准教授)
山田友幸
(哲学講座・教授)
事務局長:
眞嶋俊造
(応用倫理研究教育センター・准教授)
事務局員:
中地美枝
(応用倫理研究教育センター・准教授)
増渕隆史
(倫理学講座・助教)
1.応用倫理研究会
本センターでは 1~2 ヶ月に 1 回程度、学内外の応用倫理研究者や実務家を招いて応用倫
理研究会を開催し、学術交流に努めております。平成 22 年度の研究会は全 8 回、下記の通
り行われました。
回
1
日時
5 月 27 日
講演題目
講師・所属
功利主義はビジネス倫理の原理とな
増渕 隆史(倫理学講座)
りうるか
2
6 月 24 日
民間人保護の倫理
眞嶋 俊造(応用倫理研究教育セ
ンター)
30
3
7 月 15 日
4
8月6日
5
8 月 26 日
6
7
11 月 8 日
8
1 月 27 日
2 月 25 日
北海道大学医学研究科・学部・病院で
寺沢 浩一(医学研究科 社会医療
の医療倫理教育の取り組みの概略
管理学講座)
テクノエンハンスメントと人間改造
粟屋
The Challenges of Confucian Ethical
Po-Keung IP(國立中央大學哲學研
Leadership in Modern Chinese firm
究所)
Priority Setting and The Identified vs
ノーマン・ダニエルズ(ハーヴァ
Statistical Victim Problem
ード大学)
プラグマティックな客観性と客観報
栗山雅俊(応用倫理研究教育セン
道
ター)
座談会「応用倫理学に未来はある
河野哲也(立教大学)
か?」
伊勢田哲治(京都大学)
剛(岡山大学)
奥田太郎(南山大学)
2.応用哲学会第 2 回年次研究大会の開催
平成 22 年 4 月 24 日~25 日の 2 日間、応用哲学会と共催により応用哲学会第 2 回年次研
究大会を開催しました。国内における応用倫理の第一人者を含む 150 名強の参加となり盛
況のうちに幕を閉じました。
3.第5回応用倫理国際会議の開催
平成 22 年 11 月 5 日~7 日にかけて、第 5 回応用倫理国際会議を開催しました。7 本の基
調講演、シンポジウム、50 本の一般研究発表があり、世界 11 カ国から 120 名余りの参加が
ありました。基調講演は、ケアの倫理、戦争倫理、専門職倫理、環境倫理、公衆衛生倫理、
ジェンダー・セクシャリティ研究と多岐わたりました。基調講演者として、ハーヴァード
大学教授のノーマン・ダニエルズ博士、ニューヨーク市立大学教授のヴァージニア・ヘル
31
ド博士、ジョージ・メイソン大学教授のアンドリュー・ライト博士、ヴァンダービルト大
学教授のラリー・メイ博士、マンチェスター大学教授のゼーレン・ホルム博士、ジュネー
ヴ大学教授のベルナール・ベルッシ博士、アメリカ史研究家のリッキー・ソーリンジャー
氏、同志社大学教授の荻野美穂博士、立教大学教授の河野哲也博士を迎えました。
4.シンポジウム 「性差研究の作る道:老いとテクノロジー」の開催
平成 23 年 1 月 26 日には、大学院共通科目「性差研究入門」の授業の一環として企画さ
れたシンポジウム 「性差研究の作る道:老いとテクノロジー」を主催しました。阿達まさ
子氏(北海道の高齢社会をよくする女性の会会長)、但野茂氏(本学工学研究院教授)、金
子勇氏(本研究科教授)をパネリストとして招き、高齢化社会における介護の問題と高齢
者の自立支援と、介護におけるテクノロジーの役割ついて報告していただきました。討論
会では会場の参加者を交えて活発な議論が交わされました。
5.ワークショップ「発達障害者支援における専門家の役割と倫理」の開催
平成 23 年 2 月 9 日には、科学研究費補助金 H21~24「専門職倫理の統合的把握と再構築」
によるプロジェクトの一環として、東京大学大学院准教授の石原孝二氏をコーディネイタ
32
ーにしたワークショップ「発達障害者支援における専門職の役割と倫理」を開催しました。
今回は発達障害者支援の現場で支援する側と当事者の双方からパネリストを、両者の立場
やものの見方の違いを踏まえ、どのような支援が望ましいかについて議論を深めることが
できました。60 名以上の参加がありました。
6.英語論文集 Applied Ethics: Life Environment and Society、英文学術誌 Journal of Applied
Ethics and Philosophy、和文学術誌『応用倫理』の刊行
平成 21 年 11 月に開催された第 4 回応用倫理国際会議の発表をもとにした英語論文集
Applied Ethics: Challenges for the 21st Century、査読付き英文学術誌 Journal of Applied Ethics
and Philosophy Vol. 2、査読付き和文学術誌『応用倫理』第 4 号を冊子体およびウェブ上で刊
行いたしました。電子媒体はセンターウェブページより閲覧、ダウンロード
(http://ethics.let.hokudai.ac.jp/)できます。
平成 23 年度に向けて
本センターのモットーは「理論と実践を架橋する応用倫理研究教育の展開」です。現代
社会の抱える様々な問題を「倫理」という観点から読み解き、哲学的・倫理学的に分析、
解決策を模索するということは、きわめて困難な課題ですが、私たちは、諸科学や実務家
と連携しつつこの課題に立ち向かってゆきたいと考えております。今後も皆様のご協力と
ご支援をお願いいたします。
33
◎ 平成 22 年度研究助成金等採択状況
《平成22年度科学研究費補助金交付決定関係》
特定領域研究
申請件数 2
課題番号
職
研究代表者
(継続 2
名
研
新規 0)→採択件数 2 (継続 2
究
課
題
新規 0)
平成 22
平成 23
平成 24
年度
年度
年度
平成 25
山岸
俊男
教
授
社会行動の文化・制度的基盤
13,400
13,400
11,700
-
19046006
亀田
達也
教
授
集団行動と社会規範
10,300
10,300
8,700
-
平 成 25
申請件数 1
課題番号
職
研究代表者
(継続 1
名
研
新規 0)→採択件数 1 (継続 1
究
課
備
考
備
考
23,700
2件
基盤研究(A)
考
年度
19046005
計
備
題
新規 0)
平成 22
平成 23
平成 24
年度
年度
年度
4,300
-
-
年度
アダプティブ・ガバナンスと市
20243028
宮内
泰介
教
授
民調査に関する環境社会学的
5,300
研究
計
5,300
1件
基盤研究(B)
申請件数 13
課題番号
職
研究代表者
19330139
山岸
俊男
20401022
石塚
晴通
21320001
新田
(継続 6
名
教
研
究
新規 7)→採択件数 8
課
題
授
集団拘束的行動の適応的基盤
名誉教
漢文典籍の国際交流に関する
授
実証的研究
専門職倫理の統合的把握と再
孝彦
教
授
構築
(継続 6
新規 2)
平成 22
平成 23
平成 24
平成 25
年度
年度
年度
年度
3,800
4,100
-
-
-
-
-
-
3,100
3,000
3,500
1,700
2,100
700
2,200
2,300
2,700
-
フランス啓蒙思想における<戦
21320060
佐藤
淳二
教
授
争>表象と<平和>表象の包括的
研究
21320061
辺境と異境-非中心における
望月
恒子
教
授
ロシア文化の比較研究
34
-
-
21401036
フレデリック・スターの東アジ
宮武
公夫
教
授
ア調査に関する総合的研究
2,600
2,800
2,200
2,400
2,200
2,600
4,700
5,000
4,300
-
北東アジア危機言語の記述と
22320075
津曲
敏郎
教
授
類型に関するネットワーク構
2,200
築
26 年度
2,600
ポストグローバル時代の東ア
22402034
櫻井
義秀
教
授
ジアにおける階層分化と宗教
文化再編
計
8件
基盤研究(C)
申請件数 33
課題番号
職 名
研究代表者
(継続 15
研
究
新規 18)→採択件数 23
課
題
言語行為のダイナミクスの動的
19520002
山田
19520086
北村
-
友幸
教 授
様相論理による研究
「ヨネ・ノグチの美学」の比較
清彦
教 授
受容史的研究
(継続 15
新規 8)
平成 22
平成 23
平成 24
平成 25
年度
年度
年度
年度
600
700
-
-
-
-
-
-
800
-
-
ディアスポラとしてのニューヨ
20510222
准
村田
勝幸
ークのハイチ系住民に関する学
教授
900
際的研究
20520001
信の哲学-ヘレニズムとヘブラ
千葉
惠
教 授
イズムの絆
量子搖動の論理-圏論による記
20520002
中戸川孝治
20520152
押野
20530448
樽本
20530563
結城
20530654
阿部
21520121
応
教 授
述:時空の起源からの考察
准
1960 年代日本における文学概念
教授
の変容についての総合的研究
准
トランスナショナリズムと市民
教授
権制度の変容
准
高関係流動性社会における適応
教授
デバイスとしての自尊心
教 授
発話の非字義的理解の認知過程
准
中国第6世代映画・「新記録映
教授
画」に関する総合的研究
武志
英樹
雅樹
純一
雄
35
800
-
700
-
700
-
700
-
800
-
-
-
1,000
-
-
-
900
-
-
-
500
-
-
-
-
-
700
600
備
考
21520122
21520310
鈴木
准
近世・近代の「菅公イメージ」
教授
形成と変容の研究
幸人
ヨーロッパと『イリアス』理解
安西
眞
教 授
の研究
1,000
700
-
-
700
900
-
-
800
600
フリジア語研究のドイツ語学・
21520425
清水
誠
教 授
英語学への貢献と研究成果の継
600
500
承
21520659
井上
21520731
長谷川貴彦
名誉
日清戦争時、日本軍の朝鮮甲午
教授
農民軍討滅作戦に関する研究
勝生
准
産業革命期イギリスの貧困と福
教授
祉に関する社会史的研究
500
500
600
600
-
-
600
500
専 門
22500239
発話意図の推論に関与する神経
柴田みどり
研 究
基盤の検討
1,100
900
900
-
員
22520120
22520381
1950年代日本映画と日本文
中村
三春
教授
学との相関研究
藤田
准
ロマンス語における冠詞の対照
教授
研究
健
1,100
1,100
900
-
600
600
600
-
1,300
1,100
700
-
1,200
1,100
800
-
800
800
800
1,200
1,000
1,100
日本語の語彙と構文の分析から
22520382
准
加藤
重広
体系化する語彙推意と構文推意
教授
の理論
字書記述と実用例との対比から
22520454
池田
証壽
教授
見た漢字字体規範の形成―『類
聚名義抄』を中心に―
植民地後和解の人類学的研究―
22520813
准
小田
博志
ドイツと旧アフリカ領との関係
教授
500
を事例として
社会的ジレンマ場面における手
22530667
准
大沼
進
続き的公正の共益的視点導入効
教授
-
果:札幌市廃棄物政策事例
公立ミュージアムでの評価導
22601001
佐々木
亨
教授
入・運用の検証と「評価パッケ
700
ージ」の提案
計
19,200
23 件
36
500
700
900
26 年度
500
挑戦的萌芽研究
申請件数 3
課題番号
職 名
21652005
研究代表者
(継続 1
研
新規 2)→採択件数 3 (継続 1
究
課
題
限界<寺院・神社・教会>の地域
櫻井
義秀
教 授
研究
新規 2)
平成 22
平成 23
平成 24
平成 25
年度
年度
年度
年度
1,200
900
1,300
1,400
600
500
-
-
-
-
-
-
備
考
備
考
備
考
秩序問題への学際的アプローチ
22653071
准
高橋
伸幸
-認知的制約と社会ネットワー
教授
ク構造の効果の解明
大学教育効果をめぐる卒業生調
22653105
准
平澤
和司
査と大規模社会調査の統合的分
教授
析に関する研究
3件
計
若手研究(A)
申請件数 1
課題番号
職
研究代表者
(継続 1
名
研
新規 0)→採択件数 1 (継続 1
究
課
題
新規 0)
平成 22
平成 23
平成 24
平成 25
年度
年度
年度
年度
1,500
-
シーア派イスラーム社会を中
20682005
守川
知子
准教授
心とした聖地巡礼の比較史的
1,400
-
研究
計
1件
若手研究(B)
申請件数 28
課題番号
職
研究代表者
名
(継続 12
研
究
新規 16)→採択件数 14
課
題
(継続 12
新規 2)
平成 22
平成 23
平成 24
平成 25
年度
年度
年度
年度
800
240
600
-
600
600
600
-
アリュートル語音声資料による
19720085
永山 ゆかり
助教
テキスト資料データベース構築
とそれにもとづく記述研究
20700236
意志決定の神経化学基盤に関
高橋
泰城
准教授
する神経経済学的研究
-
-
疑似科学的信念の獲得と維持
21700781
眞嶋
良全
助
教
に関わる心内情報処理過程の
基礎的研究
37
-
-
21700838
森口
眞衣
専門
研究員
21710266
猪瀬
優理
助
21720001
村松
21720025
江尻
21720130
21720219
21720220
アーユルヴェーダ文献・仏教経
典を用いた古代インド精神医
学史の研究
宗教系学校の性教育における
教
政治・文化的葛藤
ルヌーヴィエの実践哲学の構
正隆
准教授
造とフランス自由主義の哲学
専門
清初以降の清代詩経学におけ
研究員
る思想的連続性に関する研究
徹誠
漢語文法史の視点による早期
松江
崇
准教授
漢訳仏典言語研究
川口
暁弘
准教授
雄
准教授
昭和戦前期の憲法観の研究
室町幕府の外交儀礼と唐物文
橋本
化に関する基礎的研究
600
600
500
500
500
-
600
500
-
500
200
-
600
500
-
500
500
600
800
-
-
-
-
-
500
900
-
-
北東アジアにおける押圧細石
21720280
髙倉
純
助
教
刃剥離方法の出現と展開に関
1,000
1,000
-
-
する比較研究
視覚的,触運動覚的,運動的な
21730582
森本
琢
助
教
情報を包含するワーキングメ
500
500
500
700
500
500
600
500
400
モリモデルの構築
-
武力紛争における民間人犠牲
22720001
眞嶋
俊造
准教授
者への回復的正義についての
応用倫理学的研究
22720031
専門研
西
郭店楚簡と戦国諸子思想の研
信康
究員
究
計
申請件数 9
課題番号
職
研究代表者
名
専門研
22800001
松永理恵
22820001
亀谷
究員
専門研
研
新規 9)→採択件数 2 (継続 0
究
課
題
Bi-musical な聞き手の音楽認知
処理とその神経基盤
パピルス文書による初期イス
学
究員
計
(継続 0
-
8,700
14 件
研究活動スタート支援
-
ラーム時代行政制度研究
2件
38
新規 2)
平成 22
平成 23
平成 24
平成 25
年度
年度
年度
年度
1,050
-
-
810
-
-
1,180
890
備
考
アイヌ・先住民研究センター
申請件数 1
基盤研究(B)
課題番号
研究代表者
職
(継続 1
名
研
新規 0)→採択件数 1 (継続 1
究
課
題
新規 0)
平成 22
平成 23
平成 24
年度
年度
年度
備
考
備
考
備
考
備
考
世界遺産知床における先住民
20320121
加藤
博文
准教授
4,700
族考古学の創成と文化資源開
発
計
-
-
1件
申請件数 1
挑戦的萌芽研究
課題番号
-
研究代表者
職
(継続 1
名
研
新規 0)→採択件数 1 (継続 1
究
課
題
新規 0)
平成 22
平成 23
平成 24
年度
年度
年度
文化遺産との関係から見た先
21650232
加藤
博文
准教授
1,400
住民族の権利に関する国際比
較研究
計
申請件数 1
若手研究(B)
課題番号
22710242
研究代表者
職
名
博士研
水谷
(継続 0
研
1,400
新規 1)→採択件数 1
(継続 0
究
課
題
-
新規 1)
平成 22
平成 23
平成 24
年度
年度
年度
米国の都市先住民とまちづく
1,000
り
計
-
1件
裕佳
究員
-
-
-
1件
1,000
新規 0)→採択件数 1
(継続 1
-
社会科学実験研究センター
申請件数 1
若手研究(B)
課題番号
21730488
研究代表者
職
名
博士
楊
慧蘭
研究員
計
(継続 1
研
究
課
題
Conversational Game Across
Cultures
平成 22
平成 23
平成 24
年度
年度
年度
1,400
1,400
2件
39
新規 0)
-
-
-
〈教育・研究支援資金〉
「大学間協定校交流事業(派遣・招へい)」
事業責任者
池田
協定大学名・事業名・派遣期間
透
配分決定額
(千円)
オークランド大学(ニュージーランド)
420
「外来生物問題教育プログラムの構築に向けた研究打ち合わせの
ための教員派遣」
平成23年3月26日~平成23年4月1日
「新規大学間交流促進事業(派遣・招へい)」
事業責任者
谷古宇
協定大学名・派遣期間
尚
配分決定額
650 (千
ミラノ・ビコッカ大学(イタリア)
平成23年2月6日~平成23年2月16日
円)
「海外教育支援事業(派遣)」
事業責任者
交流大学名・事業名・派遣期間
北村清彦
配分決定額
ライデン大学(オランダ)
1,000(千
「学生及び引率教員の海外語学研修への参加」
円)
平成22年6月13日~平成22年6月20日
蔵田伸雄
ライデン大学(オランダ)
1,000
「学生及び引率教員の海外語学研修への参加」
平成22年6月13日~平成22年6月20日
新田孝彦
ライデン大学(オランダ)
1,050
「2010 年度第 2 回ライデン大学英語研修」
平成22年11月28日~平成22年12月5日
〈研究者の派遣・受入れ関係〉
北海道大学国際交流事業基金第四種
(国内外で開催される国際会議等出席促進事業)(派遣)
氏
開
期
催
名
下 茂
英 輔
地
ルイジアナ州、ニューオーリンズ(アメリカ)
間
平成22年11月17日
40
~
平成22年11月21日
国際学会等派遣事業平成22年度
氏
滞
期
在
名
安達
真由美
地
北京(中国)
間
平成22年7月31日~平成22年8月7日
二国間交流事業ロシア(RFBR)との共同研究
氏
名
立澤史郎
採 用 期 間
平成21年4月1日~平成23年3月31日
研 究 課 題
東部シベリアにおける野生トナカイの大規模移動と個体群動態
に関する生態学的研究
日本学術振興会外国人特別研究員(受入れ)
氏名(国籍)
ARTIMOVA, Jozefa (スロバキア)
所 属 ・ 職
プレソフ大学・助教
受 入 期 間
平成21年4月1日~平成23年9月30日
(研究中断期間:平成21年10月1日~平成22年3月31日)
研 究 課 題
古典文献学および翻訳の問題と文化接触
受入責任者
教
氏名(国籍)
JANSSEN, Stephanus (オランダ)
所 属 ・ 職
デューク大学・ポスドク研究員
受 入 期 間
平成21年10月28日~平成23年10月27日
研 究 課 題
自伝的記憶におけるレミニセンス・バンブの生起要因:ライフス
授
安
西
眞
クリプトと作業記憶
受入責任者
教
授
氏名(国籍)
李
賢京(LEE, H.)(韓国)
所 属 ・ 職
なし
受 入 期 間
平成22年9月1日~平成24年8月31日
研 究 課 題
宗教の階層的展開に関する日韓比較研究
受入責任者
教
授
仲
櫻
眞紀子
井 義
秀
41
北海道大学中国人材育成事業研修員(受入れ)
氏名(国籍)
黄
世権(HUANG, Shi Quan)
所 属 ・ 職
広西師範学院・副教授
受 入 期 間
平成21年11月21日~平成22年11月15日
受入責任者
教
授
氏名(国籍)
張
雲雲(ZHANG, Yunyun)
所 属 ・ 職
広西師範学院・講師
受 入 期 間
平成22年10月26日~平成23年4月3日
受入責任者
教
武
授
中
田 雅
村 三
哉
春
アイヌ・先住民研究センター
〈教育・研究支援資金〉
「大学間協定校交流事業(派遣・招へい)」
事業責任者
佐々木
利和
協定大学名・事業名・派遣期間
配分決定額
(千円)
ハワイ大学マノア校(米国)
「先住民社会をとりまく環境復元に関する国際比較研究事業」
770
招へい:平成 22 年 10 月 26 日~平成 22 年 11 月 3 日
派遣:平成 23 年 3 月 9 日~平成 23 年 3 月 13 日
北原
次郎太
(千円)
オクラホマ大学(米国)
「先住民文化遺産と知的財産権問題にかかる国際比較研究事業」
900
平成22年9月18日~平成22年10月3日
「新規大学間交流促進事業(招へい)」
事業責任者
加藤
博文
協定大学名・派遣期間
配分決定額
520(千円)
アバディーン大学(英国)
平成23年1月31日~平成23年2月11日
42
◎ 平成 22 年度各種委員会委員等名簿
〈全
学〉
委
員
会
名
等
教育研究評議会
委
員
名
任
期
研
究
科
長
22.4.1~24.3.31
櫻
井
義
秀
22.4.1~24.3.31
研
究
科
長
22.4.1~24.3.31
櫻
井
義
秀
20.4.1~24.3.31
役員補佐(総長補佐,企画・経営室)
新
田
孝
彦
19.5.1~23.3.31
役員補佐(評価室)
山
田
貞
三
21.4.1~23.3.31
研究戦略室室員
山
田
友
幸
発令日~23.3.31
教育改革室室員
仲
部局長等連絡会議
代理者
眞紀子
佐々木
教育改革室 WG
櫻
教育改革室大学院教育検討 WG
仲
井
国際交流室室員
瀬名波
施設・環境計画室
安達
学生委員会
学生相談専門委員会
教務委員会
2.4.1~)
22.4.1~23.3.31
秀
21.4.1~任期の定め無し
眞紀子
21.4.1~任期の定め無し
21.4.1~23.3.31
真由美
21.4.1~23.3.31
眞紀子
22.4.1~24.3.31
櫻
井
義
秀
22.5.10~23.3.31
研
究
科
長
22.4.1~24.3.31
白木沢
旭児
佐々木
教職課程専門委員会
細
田
大学院専門委員会
白木沢
教務委員会留学生教育専門委員会委員
佐々木
北海道大学 OCW 連絡責任者
橋
本
研
究
典
再任(21. 4. 1~)
21.4.1~23.3.31
栄潤
仲
考
副研究科長再任(2
亨
義
備
安藤先生後任,任期は
2年でなく~23.
3.31と決まってい
る
(→室員である限り)
22.4.1~23.3.31
亨
22.4.1~24.3.31
明
21.4.1~23.3.31
高等教育推進機構副
機構長
教務委員会委員長によ
る決済日から2年
旭児
啓
22.4.1~23.3.31
雄
一
21.4.1~24.3.31
科
長
22.4.1~24.3.31
佐々木
亨
22.4.1~23.3.31
副機構長
佐々木
亨
22.10.1~23.3.31
前センター長補佐
22.4.1~24.
3.31
高等教育推進機構
運営委員会
副機構長(全学教育部長)
43
全学教育専門委員会
中戸川
孝治
22.10.8~25.3.31
前全学教育委員会委
総合教育教務専門委員会
中戸川
孝治
22.10.8~25.3.31
員
総合教育移行専門委員会
中戸川
孝治
22.10.8~24.3.31
4.3.31
高等教育開発研究専門委員会
中
村
三
春
22.10.8~23.3.31
生涯学習計画研究専門委員会
松
岡
昌
則
22.10.8~23.3.31
予算・施設・安全管理委員会
宮
武
公
夫
22.10.8~24.3.31
入学者選抜研究専門委員会
科学技術コミュニケーション
教育研究専門委員会
仕様策定委員会
北海道大学 全学教
(企画責任者)
育科目責任者
清
新
水
田
細
田
ープ学内ディレクター
彦
亨
再任(21. 4. 1~)
22.10.8~24.5.31
22.10.8~24.10.7
(任期確認中)
典
明
21.4.1~23.3.31
思索と言語
錫
永
21.4.1~23.3.31
歴史の視座
安 達
真由美
21.4.1~23.3.31
芸術と文学
高
橋
伸
幸
21.4.1~23.3.31
社会の認識
田
山
忠
行
21.4.1~23.3.31
科学・技術の世界
和
田
博
美
17.4.1~23.3.31
心理学実験 (再任2
1.4.1~)
宮
武
公
夫
22.4.1~24.3.31
外国語演習
小
田
博
志
22.4.1~24.3.31
人文・社会科学の基礎
啓
21.4.1~23.3.31
人間と文化
志
21.4.1~23.3.31
教養科目
輝 夫
18.4.1~24.3.31
再任(22.4.1~)
佐々木
押
フロンティア基金マネージメントグル
孝
佐々木
権
(担当責任者)
誠
22.4.1~2
野
宇都宮
保健管理センター運営委員会
金
ハラスメント防止等対策室員
仲
ハラスメント相談員
水
武
勇
21.4.1~23.3.31
眞紀子
19.4.1~23.3.31
溜
真由美
22.4.1~24.3.31
武
田
雅
哉
21.4.1~23.3.31
ジェンダーに関する研究教育体制整備
望
月
恒
子
18.11.2~
検討 WG
瀬名波
栄 潤
18.11.2~
附属図書館副館長
宇都宮
輝 夫
19.10.1~23.3.31
再任(21. 4. 1~)
20.10.1~23.3.31
再任(21. 4. 1~)
図書館委員会
千
子
葉
惠
再任(21. 4. 1~)
文書館副館長
白木沢
旭 児
20.4.1~23.3.31
再任(21. 4. 1~)
総合博物館運営委員会
津
敏
17.4.1~23.3.31
再任(21. 4. 1~)
埋蔵文化財運営委員会
小杉
アイヌ・先住民研究センター運営委員会
桒
曲
郎
17.10.20~23.3.31 再任(21. 4. 1~)
康
山
敬
己
44
20.4.1~23.3.31
再任(21. 4. 1~)
社会科学実験研究センター長
山
岸
俊
男
19.4.1~23.3.31
社会科学実験研究センター運営委員会
櫻
井
義
秀
21.4.1~23.3.31
大
西
郁
夫
22.4.1~24.3.31
村
田
勝
幸
22.4.1~24.3.31
リテラポプリ編集員
村
松
正
隆
22.4.1~23.3.31
男女共同参画推進員
佐
藤
錬太郎
22.4.1~24.3.31
スラブ研究センター運営委員会
津
曲
敏
郎
22.4.1~24.3.31
スラブ研究センター協議員会
津
曲
敏
郎
22.4.1~24.3.31
須
藤
洋
一
21.4.1~23.3.31
薬学研究院生命倫理委員会委員
蔵
田
伸
雄
21.4.1~24.3.31
情報セキュリティ委員会委員
望
月
恒
子
21.4.1~23.3.31
菱
谷
晋
介
22.4.1~24.3.31
再任(21. 4. 1~)
観光学高等研究センター運営委員会
情報基盤センター
教育情報システム学内共同利
用委員会
情報ネットワークシステム学
内共同利用委員会
北方生物圏フィールド科学センター運
営委員会委員
環境ナノ・バイオ工学研究センター運
営委員会委員
再任(22.4.1~)
サステイナビリティ学教育研究センター
運営委員会委員
サステイナビリティ学教育プ
ログラム専門委員会委員
池
田
透
20.4.1~24.3.31
池
田
透
22.4.1~24.3.31
蔵
田
伸
雄
22.4.1~24.3.31
増
渕
隆
史
22.4.1~24.3.31
研究調査専門委員会委員
蔵
田
伸
雄
22.4.1~24.3.31
人材育成本部人事選考委員会委員
冨
田
康
之
22.4.1~24.3.31
情報環境推進本部員
宇都宮
歴史的資産活用タスク・フォース
小
杉
北海道大学国際本部副本部長
新
田
留学生センター長
新
運営委員会委員
研
国際担当教員
佐々木
輝 夫
21.10.1~23.9.30
康
22.6.1~23.3.31
孝
彦
22.7.1~24.6.30
田
孝
彦
22.7.1~任期の定め無し
究
科
長
22.7.8~24.6.30
啓
~任期の定め無し
郎
22.11.15~25.3.31
北海道大学国際本部
創成研究機構評価委員会
津
曲
敏
45
再任(22.4.1~)
〈研究科・学部〉
委員会名等
副研究科長
委
櫻
員
井
名
義
(任期2年)
20.4.1~24.3.31
旭児
22.4.1~24.3.31
再任(22.4.1~)
科
長
22.4.1~24.3.31
櫻
井
義
秀
20.4.1~24.3.31
(副研究科長)再任(22.4.1~)
旭児
22.4.1~24.3.31
(副研究科長)
眞紀子
20.4.1~24.3.31
委員長
再任(22.4.1~)
山
本
文
彦
22.4.1~24.3.31
研
究
科
長
22.4.1~24.3.31
委員長
櫻
井
義
秀
20.4.1~24.3.31
(副研究科長)再任(22.4.1~)
旭児
22.4.1~24.3.31
(副研究科長)
眞紀子
20.4.1~24.3.31
(総務委員会委員) 再任(22.4.1~)
文
22.4.1~24.3.31
(総務委員会委員)
白木沢
仲
山
本
事
入学試験委員会
考
究
仲
(任期2年)
備
研
白木沢
点検評価委員会
期
秀
白木沢
総務委員会
任
彦
務
長
22.4.1~
研
究
科
長
22.4.1~24.3.31
櫻
井
義
秀
20.4.1~24.3.31
委員長
副委員長
(副研究科長)
再任(22.4.1~)
白木沢
仲
教務委員会
旭児
22.4.1~24.3.31
(副研究科長)
眞紀子
22.4.1~24.3.31
(総務委員会委員)
山
本
文
彦
22.4.1~24.3.31
(総務委員会委員)
山
田
友
幸
22.4.1~23.3.31
(思想文化学専攻長)
太
田
敬
子
22.4.1~23.3.31
(歴史地域文化学専攻長)
高
橋
英
光
22.4.1~23.3.31
(言語文学専攻長)
池
田
透
22.4.1~23.3.31
(人間システム科学専攻長)
旭児
22.4.1~24.3.31
白木沢
委員長(副研究科長)
副委員長(地域システム科学講座)
(任期2年)
宮
内
泰
介
19.4.1~23.3.31
再任(21. 4. 1~)
中戸川
孝治
22.4.1~24.3.31
副委員長(哲学講座)
村
松
正
隆
22.4.1~24.3.31
(倫理学講座)
細
田
典
明
21.4.1~23.3.31
(宗教学インド哲学講座)
鈴
木
幸
人
22.4.1~24.3.31
(芸術学講座)
川
口
暁
弘
22.4.1~24.3.31
(日本史学講座)
守
川
知
子
21.4.1~23.3.31
(東洋史学講座)
22.4.1~24.3.31
(西洋史学講座)
長谷川
貴彦
46
宮
武
公
佐々木
夫
22.4.1~23.3.31
(歴史文化論講座)
亨
22.10.1~23.3.31
(北方文化論講座)
彦
20.4.1~24.3.31
(スラブ社会文化論講座)
宇
山
智
再任(22.4.1~)
野
村
益
寛
22.4.1~24.3.31
(西洋言語学講座)
竹
内
康
浩
21.4.1~23.3.31
(西洋文学講座)
佐
藤
知
己
21.4.1~23.3.31
(言語情報学講座)
後
藤
康
文
21.11.16~23.3.31
(日本文化論講座)
近
藤
浩
之
21.4.1~23.3.31
(中国文化論講座)
押
野
武
志
21.4.1~23.3.31
(映像・表現文化論講座)
川
端
康
弘
20.4.1~24.3.31
(心理システム科学講座)
再任(22.4.1~)
学生委員会
(任期2年)
高
橋
泰
城
22.4.1~23.3.31
(行動システム科学講座)
松
岡
昌
則
22.4.1~24.3.31
(社会システム科学講座)
眞紀子
22.4.1~24.3.31
委員長(総務委員会委員)
仲
大
西
郁
夫
21.4.1~23.3.31
副委員長(言語文学専攻)
高
幤
秀
知
21.4.1~23.3.31
(思想文化学専攻)
川
口
暁
弘
21.4.1~23.3.31
(歴史地域文化学専攻)
和
田
博
美
21.4.1~23.3.31
(人間システム科学専攻)
村
松
正
隆
22.4.1~23.3.31
(クラス担任)
橋
本
22.4.1~23.3.31
(
〃
)
和
田
博
美
22.4.1~23.3.31
(
〃
)
守
川
知
子
22.4.1~23.3.31
(
〃
)
貴彦
22.4.1~23.3.31
(クラス副担任)
雄
長谷川
竹
内
康
浩
22.4.1~23.3.31
(
〃
)
李
連
珠
22.4.1~23.3.31
(
〃
)
安達
真由美
22.4.1~23.3.31
(
〃
)
47
委員会名等
委
員
研究推進委員会
櫻
井
千
葉
名
義
任
期
秀
22.4.1~24.3.31
惠
19.4.1~23.3.31
備
考
委員長(副研究科長)
副委員長,図書・出版専門部会長
(任期2年)
再任(21. 4. 1~)
佐々木
啓
21.4.1~23.3.31
副委員長,国際交流専門部会長
橋
本
雄
22.4.1~23.3.31
(山本後任)
津
曲
郎
21.4.1~23.3.31
松
江
崇
21.4.1~23.3.31
藤
田
健
22.4.1~24.3.31
(押野後任)
22.4.1~23.3.31
(田山後任)
敏
池
田
透
広報委員会
安
達
真由美
21.4.1~23.3.31
山
本
文
彦
22.4.1~24.3.31
加
藤
重
広
19.4.1~23.3.31
委員長(総務委員会委員)
副委員長(広報誌専門部会長)
(任期2年)
再任(21. 4. 1~)
藤
井
教
21.4.1~23.3.31
副委員長(学部・大学院公開専門部会長)
孝治
21.4.1~23.3.31
副委員長(公開講座・地域連携専門部会長)
副委員長(デジタルコンテンツ専門部会長)
中戸川
公
川
端
康
弘
22.4.1~24.3.31
蔵
田
伸
雄
22.4.1~24.3.31
(思想文化学専攻)
鈴
木
幸
人
21.4.1~23.3.31
〃
吉
開
将
人
19.4.1~23.3.31
(歴史地域文化学専攻)
再任(21. 4. 1~)
村
田
勝
幸
22.4.1~24.3.31
佐
藤
淳
二
22.4.1~22.9.30
水
溜
真由美
22.10.1~23.3.31
〃
佐
藤
淳
二
23.4.1~24.3.31
〃
冨
田
康
之
21.4.1~23.3.31
(言語文学専攻)
松
江
崇
21.4.1~23.3.31
(言語文学専攻)
結
城
雅
樹
22.4.1~24.3.31
(人間システム科学専攻)
菱
谷
晋
介
21.4.1~23.3.31
谷
本
晃
久
21.4.1~23.3.31
(歴史地域文化学専攻)
高
橋
伸
幸
21.4.1~23.3.31
(人間システム科学専攻)
赤
司
道
和
21.4.1~23.3.31
(歴史地域文化学専攻)
池
田
透
22.4.1~23.3.31
(人間システム科学専攻)
佐
藤
己
21.4.1~23.3.31
(研究科長指名)
知
48
〃
(言語文学専攻)
〃
古河講堂「旧標本庫」 研
究
科
長
20.4.1~
人骨問題調査特別
櫻
井
義
秀
20.4.1~
(副研究科長)
委員会
白木沢
旭児
22.4.1~
(副研究科長)
眞紀子
20.4.1~
(総務委員)
文
彦
22.4.1~
(総務委員)
錫
永
16.4.1~
仲
山
本
権
委員長
◎防火対策委員会
委員会名等
委
防火対策委員会
研
員
究
名
科
長
任
期
備
20.4.1~
考
文系4部局長
◎文系共同教育研究
棟利用委員会
委員会名等
委
員
名
任
期
備
考
文系共同教育研究棟
櫻
井
義
秀
22.4.1~24.3.31
副研究科長
利用委員会
◎クラス担任(兼安全主任者)・副担任
委員会名等
クラス担任
クラス副担任
委
員
村
松
橋
本
和
田
守
川
名
正
内
李
安
達
期
備
考
隆
22.4.1~23.3.31
1クラス
雄
22.4.1~23.3.31
2クラス
博
美
22.4.1~23.3.31
3クラス(クラス担任代表者)
知
子
22.4.1~23.3.31
4クラス
貴彦
22.4.1~23.3.31
1クラス
長谷川
竹
任
康
浩
22.4.1~23.3.31
2クラス
連
珠
22.4.1~23.3.31
3クラス
真由美
22.4.1~23.3.31
4クラス
◎専攻長
委員会名等
専攻長(任期1年)
委
員
名
任
期
備
山 田 友 幸
22.4.1~23.3.31
思想文化学専攻
太 田 敬 子
22.4.1~23.3.31
歴史地域文化学専攻
高 橋 英 光
22.4.1~23.3.31
言語文学専攻
池 田
22.4.1~23.3.31
人間システム科学専攻
透
49
考
◎講座主任(兼安全主任者)
委員会名等
委
員
名
任
期
備
考
講座主任
山 田 友 幸
22.4.1~23.3.31
哲学講座
(任期1年)
新 田 孝 彦
18.4.1~23.3.31
倫理学講座・再任(22.4.1~)
藤 井 教 公
21.4.1~23.3.31
宗教学インド哲学講座・再任(22.4.1~)
北 村 清 彦
16.4.1~23.3.31
芸術学講座・再任(22.4.1~)
谷 本 晃 久
22.4.1~23.3.31
日本史学講座
三 木
聰
22.4.1~23.3.31
東洋史学講座
砂 田
徹
22.4.1~23.3.31
西洋史学講座
太 田 敬 子
21.4.1~23.3.31
歴史文化論講座・再任(22.4.1~)
津 曲 敏 郎
15.4.1~23.3.31
北方文化論講座
宇 山 智 彦
20.4.1~23.3.31
スラブ社会文化論講座・再任(22.4.1~)
高 橋 英 光
22.4.1~23.3.31
西洋言語学講座
安 西
眞
21.4.1~23.3.31
西洋文学講座・再任(22.4.1~)
池 田 証 壽
22.4.1~23.3.31
言語情報学講座
後 藤 康 文
21.4.1~23.3.31
日本文化論講座・再任(22.4.1~)
佐 藤 錬太郎
22.4.1~23.3.31
中国文化論講座
中 村 三 春
22.4.1~23.3.31
映像・表現文化論講座
菱 谷 晋 介
22.4.1~23.3.31
心理システム科学講座
大 沼
進
20.8.1~23.3.31
行動システム科学講座・再任(22.4.1~)
金 子
勇
19.10.1~23.3.31
社会システム科学講座・再任(22.4.1~)
池 田
透
19.4.1~23.3.31
地域システム科学講座・再任(22.4.1~)
再任(22.4.1~)
◎応用倫理研究教育センター
委員会名等
委
員
名
任
期
備
センター長
新 田 孝 彦
19.4.1~23.3.31
再任(22. 4. 1~)
事務局長
眞 嶋 俊 造
20.4.1~23.3.31
再任(22. 4. 1~)
運営委員
宇都宮 輝 夫
19.4.1~23.3.31
再任(22. 4. 1~)
藏 田 伸 雄
19.4.1~23.3.31
再任(22. 4. 1~)
瀬名波 栄 潤
20.4.1~23.3.31
再任(22. 4. 1~)
瀧 川 哲 夫
21.4.1~23.3.31
再任(22. 4. 1~)
宮 内 泰 介
20.4.1~23.3.31
再任(22. 4. 1~)
村 松 正 隆
20.4.1~23.3.31
再任(22. 4. 1~)
山 田 友 幸
20.4.1~23.3.31
再任(22. 4. 1~)
50
考
◎北方研究教育センター
委員会名等
委
員
名
任
期
備
センター長
津 曲 敏 郎
19.4.1~23.3.31
再任(21. 4. 1~)
運営委員
北 村 清 彦
19.4.1~23.3.31
再任(21. 4. 1~)
谷 本 晃 久
21.4.1~23.3.31
池 田
透
19.4.1~23.3.31
再任(21. 4. 1~)
佐 藤 知 己
19.4.1~23.3.31
再任(21. 4. 1~)
考
◎各専門部会
専 門 部 会 名
委
員
名
任
期
備
考
教務委員会
全学教育専門部会
認定審査・教育評価
専門部会
学芸員教育専門部
会
中戸川
22.4.1~24.3.31
部会長(教務委員会副委員長)
細 田 典 明
21.4.1~23.3.31
(全学教育科目責任者:思索と言語)
権
錫 永
21.4.1~23.3.31
(
:歴史の視座)
安 達 真由美
21.4.1~23.3.31
(
:芸術と文学)
高 橋 伸 幸
21.4.1~23.3.31
(
:社会の認識)
田 山 忠 行
21.4.1~23.3.31
(
:科学・技術の世界)
和 田 博 美
17.4.1~23.3.31
(
:心理学実験)
宮 武 公 夫
22.4.1~24.3.31
(
:外国語演習)
小 田 博 志
22.4.1~24.3.31
(
:人文・社会科学の
佐々木
啓
21.4.1~23.3.31
(
:人間と文化)
押 野 武 志
21.4.1~23.3.31
(
:教養科目)
宮 内 泰 介
21.4.1~23.3.31
部会長(教務委員会副委員長)
中戸川
孝治
孝治
基礎)
21.4.1~23.3.32
(思想文化学専攻)
守 川 知 子
22.4.1~23.3.31
(歴史地域文化学専攻)
押 野 武 志
22.4.1~23.3.31
(言語文学専攻)
川 端 康 弘
21.4.1~23.3.31
(人間システム科学専攻)
鈴 木 幸 人
17.4.1~
浅 沼 敬 子
22.4.1~
谷古宇
17.4.1~
尚
白木沢
旭 児
17.4.1~
小 杉
康
17.4.1~
佐々木
亨
17.4.1~
51
部会長
学生委員会
進路開拓専門部会
大 西 郁 夫
21.4.1~23.3.31
部会長(学生委員会副委員長)
高 幣 秀 知
21.4.1~23.3.31
(思想文化学専攻)
川 口 暁 弘
21.4.1~23.3.31
(歴史地域文化学専攻)
和 田 博 美
21.4.1~23.3.31
(人間システム科学専攻)
千 葉
惠
21.4.1~23.3.31
津 曲 敏 郎
21.4.1~23.3.31
橋 本
雄
22.4.1~23.3.31
池 田
透
22.4.1~23.3.31
佐々木
啓
22.4.1~23.3.31
藤 田
健
22.4.1~24.3.31
松 江
崇
21.4.1~23.3.31
安 達 真由美
21.4.1~23.3.31
加 藤 重 広
21.4.1~23.3.31
蔵 田 伸 雄
22.4.1~24.3.31
鈴 木 幸 人
21.4.1~23.3.31
吉 開 将 人
22.4.1~24.3.31
村 田 勝 幸
22.4.1~24.3.31
佐 藤 淳 二
22.4.1~22.9.30
水 溜 真由美
22.10.1~23.3.31
〃
佐 藤 淳 二
23.4.1~24.3.31
〃
結 城 雅 樹
22.4.1~24.3.31
(人間システム科学専攻)
菱 谷 晋 介
21.4.1~23.3.31
学部 ・大学院公開
藤 井 教 公
21.4.1~23.3.31
専門部会
冨 田 康 之
21.4.1~23.3.31
谷 本 晃 久
21.4.1~23.3.31
(歴史地域文化学専攻)
高 橋 伸 幸
21.4.1~23.3.31
(人間システム科学専攻)
研究推進委員会
図書・出版専門部会
国際交流専門部会
部会長(研究推進委員会副委員長)
部会長(研究推進委員会副委員長)
広報委員会
広報誌専門部会
公開講座・地域連携
専門部会
中戸川
孝治
21.4.1~23.3.31
部会長(広報委員会副委員長)
(思想文化学専攻)
〃
(歴史地域文化学専攻)
〃
(言語文学専攻)
〃
部会長(広報委員会副委員長)
(言語文学専攻)
部会長(広報委員会副委員長)
赤 司 道 和
21.4.1~23.3.31
松 江
21.4.1~23.3.31
(言語文学専攻)
透
22.4.1~23.3.31
(人間システム科学専攻)
デジタルコンテンツ専
川 端 康 弘
22.4.1~24.3.31
門部会
佐 藤 知 己
21.4.1~23.3.31
池 田
崇
52
(歴史地域文化学専攻)
部会長(広報委員会副委員長)
(言語文学専攻)
◎ 人事
平成22年1月1日以降の人事異動は,次のとおりです。
採用
22.
4.
1
准教授(日本文化論講座)
金
英 之
仏・ストラスブー
ル第二大学客員研究員から
仁 平 尊 明 筑波大学大学院生命
環境科学研究科講師から
橋 本 圭 史
22. 4. 1 准教授(地域システム科学講座)
22.10. 1 事務職員(庶務担当)
転入
22. 4. 1
事務長
沢
大
井 芳 美
工学系事務部経理課
長から
押 田 亜 希
理学・生命科学事務
部事務課主任から
武 田 靖 恵
医学研究科図書担当
から
髙 山 大 樹
国立日高青少年自然
の家から
22. 4. 1 主任(会計担当)
22. 4. 1 事務職員(図書担当)
22.10. 1 事務職員(庶務担当)
転出
22. 4. 1 事務職員(教務担当)
笹
本 和 矢
法学研究科・法学部
(教務担当)へ
石 原 壮太郎
施設部施設企画課(施
設予算担当)へ
平 野
知
工学研究院(図書担
当)へ
22. 4. 1 事務職員(会計担当)
22. 4. 1 事務職員(図書担当)
昇任
22. 4. 1 教授(宗教学インド哲学講座) 佐々木
啓
22. 4. 1 教授(心理システム科学講座) 川 端 康 弘
准教授から
准教授から
退職
22.
22.
22.
22.
22.
定年
定年
定年
定年
定年
3.31
3.31
3.31
3.31
3.31
教授(心理システム科学講座)
教授(西洋文学講座)
教授(地域システム科学講座)
教授(日本文化論講座)
事務長
辞職
22. 3.31 助教(西洋史学講座)
阿
安
関
身
奥
宮
22. 3.31 助教(北方研究教育センター) 森
部 純 一
藤
厚
孝 敏
﨑
壽
村 丈 東
野
裕
岐阜聖徳学園大学教
育学部准教授へ
永 貴 子
立命館大学文学部准
教授へ
以上
53
◎ 国際学術交流の状況
今年度の国際学術交流の状況は、スタンフォード大学やザグレブ大学などとの教員レ
ベルでの交流に加え、国際交流専門部会を中心とする活動として、①国際交流協定の締結、
②部局間協定校への学生の派遣および受け入れ、③国際交流実績の調査および管理、の三
つの分野をあげることができます。以下において、この三つの分野での活動状況を報告い
たします。
①国際交流協定の締結
平成 22 年度には、昨年 21 年度に本部会で作成した「国際交流協定の基本方針」にもと
づき、ソウル市立大学と文学研究科との間で新たに部局間交流協定が結ばれました。また、
22 年度中に締結されたベオグラード大学ならびにハワイ大学マノア校との大学間交流協定
に本研究科は関係部局として参加しています。さらに、ロシア連邦の北東連邦大学(旧ヤ
クーツク大学)および香港中文大学との大学間交流協定の締結に向けて、本研究科はそれ
ぞれ責任部局として参加する準備を進めています。
②部局間協定校への学生の派遣および受け入れ
22 年度は、これまであまり組織的に行なわれてこなかった部局間協定校との交換留学生
の派遣や受け入れ作業を、昨年 21 年度に定められた日程や手続きにもとづいてさらに整備
しました。それにより、すでに派遣が決定されていた3名の学部学生のうち2名を 22 年秋
にマンチェスター大学に派遣しました。この2名の学生の留学期間は当初半年間の予定で
したが、本人たちのたっての希望もあり、先方との交渉のすえ1年間に延長できました(も
う1名は、23 年秋から半年間派遣予定)。また、23 年度にマンチェスター大学に派遣する
学生(修士)1名を決定しました。さらに、本年度新たに部局間協定を結んだソウル市立
大学に派遣する学生1名を決定しました(23 年秋学期から1年間派遣予定)。
部局間協定校からの交換留学生の受け入れに向けて、昨年 21 年度に本部会と留学生セン
ターの間で行なわれた協議などにもとづき、具体的な手続きや日程を定めたうえで必要書
類の様式を作成し、それらを掲載した日本語と英語のページを研究科 HP にリンクしました。
今後、部局間協定校からの交換留学生の申し込み受付は、基本的にこの HP を通して行なわ
れることになります。そのようにして応募してきたマンチェスター大学からの2名の学部
学生は 23 年度2学期から半年間(ただし HUSTEP のプログラムによる)、ソウル市立大学
からの2名の学生(修士1名、学部1名)は同じく1学期から半年間、研究科として責任
を持って受け入れる予定です。
③国際交流実績の調査および管理
22 年度は、昨年 21 年度に決定された通りに、2回にわたり全教員に対して国際交流実績
調査を行ない、そのデータを研究推進室で整理しました。それによって、国際交流の実績
データが徐々に蓄積されつつあり、必要に応じて研究推進室からその情報を入手すること
ができるようになりました。
54
平成 22 年度は、昨年 21 年度に決定された「国際交流の基本方針」や同じく整備された
留学生の派遣・受け入れ態勢にもとづき、部局間協定による交換留学生制度をより組織的
に実施しました。また、新規の国際学術交流への対応をより明確にしたことによって、協
定締結までの手続きの透明性が増し、具体的な作業も容易になってきました。しかし、次
のステップとして、特に交換留学生を実際に派遣し、また受け入れる際には、さまざまな
細かい問題があることも分かってきました。今後、各協定校との交流が進展して行くにつ
れ、そういった問題も徐々に解決されていくと思われますが、よりいっそうきめ細かい対
応が求められてくることも確実です。また、部局間協定と大学間協定との兼ね合いについ
ても、今後議論していく必要があるでしょう。全体として、以前より改善されたとはいえ、
国際学術交流に関しては、いろいろな意味で特定の教員の働きによる場当たり的な対応に
なりがちです。以上のような諸点を考慮しつつ、これからも研究科全体として、国際学術
交流がより充実したものになっていくように、さらに組織的な対応を目指していくことが
必要だと思われます。
(研究推進委員会国際交流専門部会長
55
佐々木啓)
◎ 外国出張・海外研修
外国出張
池田 証壽
(言語情報学講座)
22. 1.17~21. 1.25
イギリス
瀬名波 栄潤
(西洋文学講座)
22. 1.24~21. 1.27
フィリピン
谷古宇 尚
(芸術学講座)
22. 1.31~21. 2. 5
ロシア
李 連珠
(言語情報学講座)
22. 2. 5~21. 2. 9
韓国
瀬名波 栄潤
(西洋文学講座)
22. 2. 5~21. 2.10
インド
亀田 達也
(行動システム科学講座)
22. 2. 5~21. 2.14
アメリカ
池田 透
(域システム科学講座)
22. 2. 6~21. 2.14
ニュージーランド
立澤 史郎
(域システム科学講座)
22. 2. 6~21. 2.14
ニュージーランド
安藤 厚
(西洋文学講座)
22. 2. 8~21. 2.11
シンガポール
応 雄
(映像・表現文化論講座)
22. 2.13~21. 3.21
中国
瀬名波 栄潤
(西洋文学講座)
22. 2.14~21. 2.20
アメリカ
水溜真由美
(映像・表現文化論講座)
22. 2.17~21. 2.21
韓国
眞嶋 俊造
(応用倫理研究教育センター) 22. 2.17~21. 2.22
アメリカ
権 錫永
(歴史文化論講座)
22. 2.18~21. 2.23
韓国
樽本 英樹
(社会システム科学講座)
22. 2.19~21. 2.27
イタリア
村松 正隆
(倫理学講座)
22. 3.14~21. 3.21
フランス、ギリシア
仲 眞紀子
(心理システム科学講座)
22. 3.17~21. 3.22
アメリカ
高幤 秀知
(哲学講座)
22. 3.17~21. 3.30
ドイツ
眞嶋 俊造
(応用倫理研究教育センター) 22. 3. 2~21. 3. 7
アメリカ
藤井 教公
(宗教学インド哲学講座)
22. 3. 6~21. 3.15
フランス
守川 知子
(東洋史学講座)
22. 3. 6~21. 3.23
ギリシア
近藤 浩之
(中国文化論講座)
22. 3. 7~21. 3.11
中国
太田 敬子
(歴史文化論講座)
22. 3. 7~21. 3.13
シリア
村田 勝幸
(歴史文化論講座)
22. 3. 7~21. 3.14
アメリカ
中戸川 孝治
(哲学講座)
22. 3. 8~21. 3.21
イギリス、フラン
ス、ギリシア
橋本 雄
(日本史学講座)
22. 3. 9~21. 3.13
中国
高倉 純
(埋蔵文化財調査室)
22. 3. 9~21. 3.14
ロシア
千葉 惠
(哲学講座)
22. 3.24~21. 3.31
イギリス
権 錫永
(歴史文化論講座)
22. 4. 1~22. 9.29
韓国
眞嶋 俊造
(応用倫理研究教育センター) 22. 4. 1~22. 4. 7
タイ
山岸 俊男
(行動システム科学講座)
22. 4. 8~22. 4.14
アメリカ
守川 知子
(東洋史学講座)
22. 4. 9~22. 4.16
イギリス
56
山田 友幸
(哲学講座)
22. 4.16~22. 4.17
ポルトガル
望月 恒子
(西洋言語学講座)
22. 4.24~22. 6. 6
ロシア
村松 正隆
(倫理学講座)
22. 4.25~22. 5.15
フランス
浅沼 敬子
(芸術学講座)
22. 4.26~22. 5. 7
ドイツ
千葉 惠
(哲学講座)
22. 5.12~22. 5.18
イギリス
谷古宇 尚
(芸術学講座)
22. 5.13~22. 5.26
イタリア・トルコ
中戸川 孝治
(哲学講座)
22. 5.23~22. 6. 1
イギリス
守川 知子
(東洋史学講座)
22. 5.26~22. 6. 1
アメリカ
仲 真紀子
(心理システム科学講座)
22. 5.28~22. 6. 6
イスラエル
宮武 公夫
(歴史文化論講座)
22. 6.11~22. 6.19
イギリス
眞嶋 俊造
(応用倫理研究教育センター) 22. 6.12~22. 6.20
オランダ
仲 真紀子
(心理システム科学講座)
デンマーク・スウェ
22. 6.12~22. 6.26
ーデン・ノルウェー
亀田 達也
(行動システム科学講座)
22. 6.16~22. 6.21
アメリカ
髙橋 伸幸
(行動システム科学講座)
22. 6.16~22. 6.22
アメリカ
小田 博志
(歴史文化論講座)
22. 6.18~22. 6.21
中国
李 連珠
(言語情報学講座)
22. 6.12~22. 6.28
韓国
大沼 進
(行動システム科学講座)
22. 6.23~22. 7. 3
ドイツ
櫻井 義秀
(社会システム科学講座)
22. 6.24~22. 6.28
韓国
瀬名波 栄潤
(西洋文学講座)
22. 6.24~22. 6.29
リトアニア
近藤 浩之
(中国文化論講座)
22. 6.27~22. 7. 1
アメリカ
瀬名波 栄潤
(西洋文学講座)
22. 7. 4~22. 7.10
中国
結城 雅樹
(行動システム科学講座)
22. 7. 6~22. 7.11
オーストラリア
山岸 俊男
(行動システム科学講座)
22. 7. 6~22. 7.15
オーストラリア
平澤 和司
(社会システム科学講座)
22. 7. 9~22. 7.18
スウェーデン
眞嶋 良全
(心理システム科学講座)
22. 7. 9~22. 7.18
オーストラリア
和田 博美
(心理システム科学講座)
22. 7. 9~22. 7.25
フランス・スペイン
大沼 進
(行動システム科学講座)
22. 7.10~22. 7.17
オーストラリア
樽本 英樹
(社会システム科学講座)
22. 7.10~22. 7.19
スウェーデン
唐 煒
(言語情報学講座)
22. 7.27~22. 7.30
中国
安達 真由美
(心理システム科学講座)
22. 7.31~22. 8. 7
中国
櫻井 義秀
(社会システム科学講座)
22. 8. 6~22. 8. 9
韓国
津曲 敏郎
(北方文化論講座)
22. 8. 7~22. 8.11
ロシア
中地 美枝
(応用倫理研究教育センター) 22. 8. 7~22. 8.14
ロシア
浅沼 敬子
(芸術学講座)
22. 8. 7~22. 8.16
中国
野村 恭史
(哲学講座)
22. 8.10~22. 8.17
オーストリア
57
守川 知子
(東洋史学講座)
22. 8.11~22. 8.21
眞嶋 俊造
(応用倫理研究教育センター) 22. 8.11~22. 8.22
タイ
唐 煒
(言語情報学講座)
22. 8.14~22. 8.17
中国
櫻井 義秀
(社会システム科学講座)
22. 8.14~22. 8.23
カナダ
煎本 孝
(北方文化論講座)
22. 8.14~22. 8.26
カナダ
白木沢 旭児
(日本史学講座)
22. 8.18~22. 8.25
中国
安達 真由美
(心理システム科学講座)
22. 8.20~22. 8.31
アメリカ
大沼 進
(行動システム科学講座)
22. 8.21~22. 8.26
カナダ
村田 勝幸
(歴史文化論講座)
22. 8.22~22. 8.29
アメリカ
仲 真紀子
(心理システム科学講座)
22. 8.22~22. 8.29
アメリカ
宮内 泰介
(地域システム科学講座)
22. 8.23~22. 8.28
韓国
松下 憲一
(東洋史学講座)
22. 8.25~22. 9. 1
台湾
櫻井 義秀
(社会システム科学講座)
22. 9. 7~22. 9.10
タイ
三木 聰
(東洋史学講座)
22. 9.16~22. 9.27
中国
樽本 英樹
(社会システム科学講座)
22. 9.16~22. 9.30
イギリス
櫻井 義秀
(社会システム科学講座)
22. 9.20~22. 9.25
中国
中地 美枝
(応用倫理研究教育センター) 22. 9.20~22. 9.25
アメリカ
津曲 敏郎
(北方文化論講座)
22. 9.22~22. 9.29
ロシア
亀田 達也
(行動システム科学講座)
22. 9.29~22.10. 5
ドイツ
瀬名波 栄潤
(西洋文学講座)
22.10.10~22.10.15
アメリカ
樽本 英樹
(社会システム科学講座)
22.10.28~22.11. 2
韓国
宮内 泰介
(地域システム科学講座)
22.10.28~22.11. 6
アメリカ
櫻井 義秀
(社会システム科学講座)
22.11. 3~22.11. 8
中国
池田 証壽
(言語情報学講座)
22.11.10~22.11.14
韓国
樽本 英樹
(社会システム科学講座)
22.11.11~22.11.16
ドイツ
山田 友幸
(哲学講座)
22.11.14~22.11.21
フランス
中戸川 孝治
(哲学講座)
22.11.14~22.11.21
アメリカ
中地 美枝
(応用倫理研究教育センター) 22.11.17~22.11.24
アメリカ
松江 崇
(中国文化論講座)
22.11.20~22.11.24
中国
高幣 秀知
(哲学講座)
22.11.21~22.12. 2
ドイツ・ハンガリー
守川 知子
(東洋史学講座)
22.11.24~22.11.30
ドイツ
眞嶋 俊造
(応用倫理研究教育センター) 22.11.25~22.11.30
オランダ
横濱 雄二
(映像・表現文化論講座)
22.11.26~22.11.30
台湾
北村 清彦
(芸術学講座)
22.11.27~22.12. 7
イギリス
池田 証壽
(言語情報学講座)
22.11.28~22.12. 5
フランス
櫻井 義秀
(社会システム科学講座)
22.11.29~22.12. 2
中国
58
イギリス
眞嶋 俊造
(応用倫理研究教育センター) 22.12.15~22.12.19
イギリス
守川 知子
(東洋史学講座)
22.12.23~22.12.31
ベトナム
唐 煒
(言語情報学講座)
23. 1. 2~23. 1. 9
中国
結城 雅樹
(行動システム科学講座)
23. 1.26~23. 1.31
アメリカ
中地 美枝
(応用倫理研究教育センター) 23. 1.29~23. 2. 8
ロシア
李 連珠
(言語情報学講座)
23. 2.14~23. 2.25
韓国
櫻井 義秀
(社会システム科学講座)
23. 2.17~23. 2.20
中国
猪瀬 優理
(社会システム科学講座)
23. 2.17~23. 2.20
中国
谷古宇 尚
(芸術学講座)
23. 2.18~23. 2.24
ロシア
村松 正隆
(倫理学講座)
23. 2.19~23. 2.27
スイス
瀬名波 栄潤
(西洋文学講座)
23. 3. 1~23. 3. 5
ベトナム
亀田 達也
(行動システム科学講座)
23. 3. 3~23. 3.15
アメリカ
眞嶋 俊造
(応用倫理研究教育センター) 23. 3. 3~23. 3. 8
アメリカ
仁平 尊明
(地域システム科学講座)
23. 3. 6~23. 3.23
ブラジル
守川 知子
(東洋史学講座)
23. 3. 7~23. 3.23
イタリア
押野 武志
(映像・表現文化論講座)
23. 3. 9~23. 3.12
台湾
吉開 将人
(東洋史学講座)
23. 3.13~23. 3.19
中国
村田 勝幸
(歴史文化論講座)
23. 3.13~23. 3.20
アメリカ
中地 美枝
(応用倫理研究教育センター) 23. 3.14~23. 3.31
アメリカ
小田 博志
(歴史文化論講座)
23. 3.15~23. 3.31
ドイツ
亀田 達也
(行動システム科学講座)
23. 3.25~23. 4. 1
アメリカ
池田 透
(地域システム科学講座)
23. 3.26~23. 3.31
ニュージーランド
安達 真由美
(心理システム科学講座)
23. 3.30~23. 3.31
カナダ
吉開 将人
(東洋史学講座)
22. 3. 9~22. 3.18
中国
谷古宇 尚
(芸術学講座)
22. 8. 8~22. 8.12
中国
谷古宇 尚
(芸術学講座)
22. 8.21~22. 9. 1
アメリカ
谷古宇 尚
(芸術学講座)
22. 9. 5~22. 9.12
アメリカ
中戸川 孝治
(哲学講座)
22.11.23~22.11.29
オランダ
安達 真由美
(心理システム科学講座)
23. 3.17~23. 3.25
アメリカ
横濱 雄二
(映像・表現文化論講座)
23. 3. 9~23. 3.14
台湾
谷古宇 尚
(芸術学講座)
23. 3.12~23. 3.21
イタリア
海外研修
59
◎ 博士学位授与
課程博士論文題目一覧
氏名
種類
学位論文題目
佐藤
岳詩
博士(文学) R.Mヘアの道徳哲学
見附
陽介
博士(文学)
徹
博士(学術)
天野
尚樹
博士(学術)
大野
裕司
博士(文学)
秋山
象徴機能と物象化
-人間と社会の時代診断
に向けて-
クルグス遊牧社会におけるロシア統治の成立
と展開 -部族首長層マナプの考察から-
境界における帝国の論理:帝政期サハリンの
イメージと実態
出土術數文獻の研究 -『日書』と『周易』
を中心にして-
修了年月日
平成 22 年 3 月 25 日
平成 22 年 3 月 25 日
平成 22 年 3 月 25 日
平成 22 年 3 月 25 日
平成 22 年 3 月 25 日
明代後期内閣政治史研究 -十六世紀後半の
城地
孝
博士(文学) 「北虜」問題をめぐる政治過程分析を中心と
平成 22 年 3 月 25 日
して-
ナラントヤ
博士(文学)
モンゴル語の取り立て小辞 mini, cini, ni,
cü, le, bol -日本語との対照を中心に-
平成 22 年 3 月 25 日
1860 年代後半のロシア帝国におけるオストゼ
山本
健三
博士(学術)
イ問題の浮上と隠蔽-バルト・ドイツ人批判
とロシア・ナショナリズムの相関関係に関す
平成 22 年 3 月 25 日
る考察
東シベリア~太平洋石油パイプライン建設と
劉
旭
博士(学術) 石油資源開発 -その成果及び問題点の検証
平成 22 年 3 月 25 日
を中心に-
河原
サディグル
ス
法子
エルド
ラキムジャン
髙木
維
博士(文学) 都市の近代化とドストエフスキー作品
博士(文学)
博士(文学)
日本語とカザフ語のオノマトペ語彙の対照研
究
平仮名の淘汰・収斂の研究 -手書き字にお
ける平仮名の多様性と活字の影響-
平成 22 年 3 月 25 日
平成 22 年 3 月 25 日
平成 22 年 3 月 25 日
A Cognitive Linguistic Study of Implicit
Theme Resultative Constructions and Their
對馬
康博
博士(文学) Related Constructions(主題非明示型結果構 平成 22 年 3 月 25 日
文とその関連構文に関する認知言語学的研
究)
60
李
賢京
博士(文学)
石田
容士
博士(文学)
大野
拓恵
博士(文学)
宗教文化交流による日韓宗教市場の再編 -
日本の新宗教と韓国のキリスト教を事例に-
アイロニー理解に影響を及ぼす言語テキスト
内要因に関する実験的検討
日本語を母語とする英語学習者の文章読解に
おける音韻符号化
平成 22 年 3 月 25 日
平成 22 年 3 月 25 日
平成 22 年 3 月 25 日
生活環境史と自然保護政策のあいだ -地域
武中
桂
博士(文学) の自然環境をめぐる主体形成と正当性/正統
平成 22 年 3 月 25 日
性に関する環境社会学的研究-
瀧川
真也
博士(文学)
谷田
林士
博士(文学)
西原
進吉
博士(文学)
人見
泰弘
博士(文学)
貴代美
博士(文学)
俊鎬
博士(文学)
籔
崔
小野瀨 知美
高橋
啓太
長谷川 功一
クルプラントン
ティラポン
菅原(庄司)知恵
子
博士(文学)
自伝的記憶の想起における懐かしさ感情の働
き
眼球運動測定装置を用いた1回限りの囚人の
ジレンマ研究
触空間情報処理に対する視覚処理経路の関与
-二重課題法を用いた認知心理学的研究-
滞日ビルマ系難民の移住過程に関する国際社
会学的研究
失語症の音韻性錯語の出現機序に関する実験
的研究
近代日本における朝鮮・韓国表象と自他認識
の変容-歴史と文学の狭間-
『源氏物語』研究
-明石中宮を中心にして
-
博士(文学) 戦後文学研究 -<戦後>の来歴
博士(文学)
機械と運動-アメリカ映画におけるカーチェ
イスの表象についての考察
平成 22 年 3 月 25 日
平成 22 年 3 月 25 日
平成 22 年 3 月 25 日
平成 22 年 3 月 25 日
平成 22 年 3 月 25 日
平成 22 年 6 月 30 日
平成 22 年 9 月 24 日
平成 22 年 9 月 24 日
平成 22 年 9 月 24 日
日本に滞在するタイ人の生活構造とソーシャ
博士(文学) ル・サポート -留学生・国際結婚定住者・
平成 22 年 9 月 24 日
労働者を事例に-
博士(文学)
地域課題解決における村落対応の今日的展開
-高齢化する農村における生活維持の営み-
鹿島
美里
博士(文学) 山東京伝の研究
横川
大輔
博士(文学)
15世紀神聖ローマ帝国における国制の変動
に関する研究 -選定候の活動を中心に-
61
平成 22 年 9 月 24 日
平成 22 年 12 月 24
日
平成 22 年 12 月 24
日
論文博士論文題目一覧
氏名
天野
哲也
種類
博士(文学)
学位論文題目
古代の海洋民オホーツク人の世界 -アイヌ
文化をさかのぼる-
修了年月日
平成 22 年 3 月 25 日
Crime on Dickens and Dostoevsky: A Feature
及川
陽子
博士(文学) of Crime Writers(ディケンズとドストエフ
平成 22 年 3 月 25 日
スキーにおける罪:犯罪小説家としての本質)
呉人
惠
三重野 卓
博士(文学) コリャーク言語民族誌
博士(文学)
福祉政策の社会学-共生システム論への計量
分析
平成 22 年 6 月 30 日
平成 22 年 12 月 24
日
62
◎ 平成 22 年度文学研究科 FD 研修会「ハラスメント~教員または教員組織と
して留意したいこと」実施報告
去る平成 23 年3月2日(水)、文学研究科FDが開催されました。文学研究科では、昨年
度より文学研究科・文学部学生相談室を設け、学生のメンタルヘルスやハラスメント問題
への対応を強化しているところです。今年度の文学研究科FDは、ハラスメント問題をテ
ーマとして、学外の専門家をお招きしての講演会を企画しました。
講師は吉武清實氏(東北大学教授、高等教育開発推進センター学生相談所副所長)にお
願いし、「ハラスメント~教員または教員組織として留意したいこと」という題目の講演を
行っていただきました。吉武先生は、ご専門はコミュニティ心理学・臨床心理学であり、
1999 年から東北大学学生相談所カウンセラーを務め、近年ではセクシュアル・ハラスメン
ト、アカデミック・ハラスメントなどハラスメント被害の相談にもあたっておられる、こ
の分野の専門家です。関連する共著に東北大学高等教育開発推進センター編『大学におけ
る学生相談・ハラスメント相談・キャリア支援-学生相談体制キャリア支援体制をどう整
備・充実させるか-』東北大学出版会、2008 年、日本学生相談会 50 周年記念誌編集委員会
『学生相談ハンドブック』2010 年などがあります。
当日は、文学研究科教員 41 名が出席し、熱心に講演に耳を傾けました。吉武先生は、文
系研究科・学部で起こりがちな教員と学生との間のハラスメントについて、豊富な事例を
踏まえて明快に話を進められました。そのなかで、教員に求められる態度として、
「研究室・
分野・学科をマネジメントする姿勢」ということを指摘されていたのが印象的でした。ま
た、大学院重点化によって、大学院生数は急増したことに加えて、多様な学力、多様な経
歴の大学院生が存在していることにも注意を促しておられました。また、「叱責、叱ること
について」「脅すようなことば」など具体的に示しながらのお話しも大変有意義なものでし
た。これらを踏まえて、先生のことばを借りると「生産性の高い研究室文化を作っていき
たい」ものだと思います。
講演後には質疑応答の時間を設け、北大文学研究科教員との率直な意見交換も行ってい
ただきました。ハラスメントに対応するための体制は、大学によって異なり、東北大学の
あり方は大変よくわかりました。北大との違いも見受けられ、今後の体制づくりに大いに
参考になりました。また、吉武先生も中心的な役割を果たしておられる日本学生相談学会
の活動についてもご案内をいただきましたので、今後とも文学研究科としてこの方面にお
ける情報収集と研鑽に努めていきたいと考えています。
(文学研究科教務委員長
63
白木沢旭児)
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