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請求目論見書(PDF/1282KB)

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請求目論見書(PDF/1282KB)
投資信託説明書(請求目論見書)
2017 年2月 21 日
グローバル資源株ファンド
追加型投信/内外/株式
※ 課税上は株式投資信託として取り扱われます。
■本投資信託説明書(請求目論見書)により行う「グローバル資源株ファンド」の募集に
ついては、委託会社は、金融商品取引法(昭和 23 年法律第 25 号)第5条の規定によ
り、有価証券届出書を 2017 年 2 月 20 日に関東財務局長に提出しており、2017 年 2 月
21 日にその届出の効力が生じております。
■当ファンドの基準価額は、当ファンドに組入れられる有価証券等の値動きによる影響の
ほか為替の値動きによる影響を受けるため、変動します。これらの運用による損益はす
べて投資家の皆様に帰属します。したがいまして、投資元金が保証されているものでは
ありません。
本書は金融商品取引法第 13 条の規定に基づく目論見書であり、投資家の請求により交付される請求目論見書です。
委託会社に対する照会先
コ ー ル セ ン タ ー:0120-104-694(受付時間:営業日の午前9時~午後5時)
ホームページアドレス:http://www.am-one.co.jp/
目
次
第一部【証券情報】 ................................................................... 1 第二部【ファンド情報】 ............................................................... 4 第1【ファンドの状況】 ............................................................. 4 第2【管理及び運営】 .............................................................. 32 第3【ファンドの経理状況】 ........................................................ 38 第4【内国投資信託受益証券事務の概要】 ............................................ 79 第三部【委託会社等の情報】 .......................................................... 80 第1【委託会社等の概況】 .......................................................... 80 約款 ............................................................................... 189 発
行
者
名 アセットマネジメントOne株式会社
代 表 者 の 役 職 氏 名 取締役社長 西 惠正
本 店 の 所 在 の 場 所 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号
有価証券届出書の写し
該当事項はありません。
を縦覧に供する場所
第一部【証券情報】
(1)【ファンドの名称】
グローバル資源株ファンド(以下「当ファンド」といいます。
)
(2)【内国投資信託受益証券の形態等】
追加型証券投資信託の振替内国投資信託受益権(以下「受益権」と称することがあります。
)です。
ファンドの受益権は、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振法」といいます。)の規定の適用を受
けることとし、受益権の帰属は、後述の「(11) 振替機関に関する事項」に記載の振替機関および当該振替
機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管理機関」をいい、振替機関を含め、以下「振
替機関等」といいます。)の振替口座簿に記載または記録されることにより定まります(以下、振替口座簿
に記載または記録されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)
。委託会社であるアセット
マネジメントOne株式会社は、やむを得ない事情等がある場合を除き、当該振替受益権を表示する受益証
券を発行しません。
また、当ファンドについて、委託会社の依頼により、信用格付業者から提供され、若しくは閲覧に供され
た信用格付けまたは信用格付業者から提供され、若しくは閲覧に供される予定の信用格付けはありません。
(3)【発行(売出)価額の総額】
5,000 億円を上限とします。
(4)【発行(売出)価格】
取得申込日の翌営業日の基準価額とします。
※
「基準価額」とは、ファンドの資産総額から負債総額を控除して求めた金額(純資産総額)を、計算日にお
ける受益権総口数で除した価額をいいます。ただし、便宜上1万口当たりに換算した価額で表示されること
があります。
基準価額については、販売会社または委託会社にお問い合わせください。なお、委託会社に対する照会は
下記においてできます。
照会先の名称
ホームページアドレス
電話番号※
アセットマネジメントOne株式会社
http://www.am-one.co.jp/
0120-104-694
注:電話番号はコールセンターのものです(以下同じ)
。
※ 電話によるお問い合わせは、営業日の午前9時~午後5時までとさせていただきます。
(以下同じ。
)
(5)【申込手数料】
①
申込手数料(受益権1口当たり)は、取得申込日の翌営業日の基準価額に、販売会社が別に定める率
(以下「手数料率」といいます。)を乗じて得た額とし、手数料率の上限は 3.24%(税抜 3%)です。
なお、申込手数料には、消費税ならびに地方消費税に相当する金額(8%、以下「消費税等相当額」と
いいます。
)が課せられます。
-1-
②
申込手数料については、販売会社にお問い合わせください。
③
「分配金再投資コース」を選択された場合の収益分配金は、毎計算期末の翌営業日に原則として税金
を差し引いた後、自動的に無手数料で再投資されます。
(6)【申込単位】
①
申込単位は販売会社が委託会社の承認を得て別に定める単位とします。
②
申込単位については、販売会社にお問い合わせください。
(注)
「分配金再投資コース」を選択されたお申込者は、収益分配金の再投資に際し、1口の整数倍をも
って取得することができます。
(7)【申込期間】
平成 29 年 2 月 21 日から平成 29 年 8 月 18 日まで
※
申込期間は、上記期間満了前に有価証券届出書を提出することによって更新されます。
(8)【申込取扱場所】
当ファンドの申込取扱場所(以下「販売会社」といいます。)については、下記の委託会社の照会先まで
お問い合わせください。
照会先の名称
ホームページアドレス
電話番号
アセットマネジメントOne株式会社
http://www.am-one.co.jp/
0120-104-694
(9)【払込期日】
取得申込代金は、販売会社が指定する期日までに販売会社にお支払いいただきます。
各取得申込日の発行価額の総額は、追加信託が行われる日に、販売会社により、アセットマネジメントO
ne株式会社(「委託者」または「委託会社」といいます。)の指定する口座を経由して、みずほ信託銀行株
式会社(「受託者」または「受託会社」といいます。
)の指定するファンド口座(受託会社が再信託している
場合は、当該再信託受託会社の指定するファンド口座)に払い込まれます。
(10)
【払込取扱場所】
取得申込代金は、お申込みの販売会社にお支払いください。なお、払込取扱場所については、下記の委託
会社の照会先までお問い合わせください。
照会先の名称
ホームページアドレス
電話番号
アセットマネジメントOne株式会社
http://www.am-one.co.jp/
0120-104-694
-2-
(11)
【振替機関に関する事項】
ファンドの受益権にかかる振替機関は下記の通りです。
株式会社証券保管振替機構
(12)
【その他】
○
投資信託振替制度における振替受益権について
当ファンドの受益権は、社振法の規定の適用を受け、上記「(11) 振替機関に関する事項」に記載の
振替機関の振替業にかかる業務規程等の規則にしたがって取り扱われるものとします。
ファンドの分配金、償還金、換金代金は、社振法および上記「(11) 振替機関に関する事項」に記載
の振替機関の業務規程その他の規則にしたがって支払われます。
投資信託振替制度(以下「振替制度」といいます。)においては、ファンドの受益権の発生、消滅、
移転をコンピュータシステムにて管理します。ファンドの設定、解約、償還等がコンピュータシステム
上の帳簿(
「振替口座簿」といいます。)への記載・記録によって行われます。
-3-
第二部【ファンド情報】
第1【ファンドの状況】
1【ファンドの性格】
(1)【ファンドの目的及び基本的性格】
①
主として「ブラックロック・グローバル・ファンズ
ワールド・マイニング・ファンド(ルクセン
ブルグ籍投資法人)クラスJ投資証券」※1 および「ブラックロック・グローバル・ファンズ
ルド・エネルギー・ファンド(ルクセンブルグ籍投資法人)クラスX投資証券」
※2
ワー
への投資を通じ
て、世界の資源株(鉱山株およびエネルギー関連株)に投資を行い、信託財産の中長期的な成長を
目指します。
※1 以下「BGF ワールド・マイニング・ファンド」または「鉱山株ファンド」という場合があります。
※2 以下「BGF ワールド・エネルギー・ファンド」または「エネルギー株ファンド」という場合があります。な
お、
「BGF ワールド・マイニング・ファンド」および「BGF ワールド・エネルギー・ファンド」を総称して、
または各々を以下「投資対象ファンド」という場合があります。
<資源株とは>
当ファンドにおいて「資源」とは、鉄鉱石・銅・アルミニウム・金などの「鉱物資源」、石油・天然ガ
ス・石炭などの「エネルギー資源」である天然資源のことをいい、「資源株」 ※3 とは、天然資源である
「鉱物資源」や「エネルギー資源」の探査・採掘・加工・販売などを行う企業の株式をいいます。
※3
「資源株」のうち、鉱物資源の探査・採掘・精錬・販売などを行う企業の株式を「鉱山株」、エネルギー資
源の探査・採掘・精製・販売などを行う企業の株式を「エネルギー関連株」という場合があります。
資
源
鉱物資源
鉄鉱石
銅
アルミニウム
エネルギー資源
ニッケル
金
石油
天然ガス
石炭
など
など
(注)上記は主要な資源を記載したものです。
<ファンドの特色>
Ⅰ
世界の資源株を主要投資対象とします。
Ⅱ
ファンド・オブ・ファンズ方式で運用を行います。
・外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行いません。
Ⅲ
ブラックロック・グループが運用を行います。
Ⅳ
年4回の決算時(原則、2月、5月、8月および 11 月の各 20 日。休業日の場合は翌営業日)に、
収益分配を行うことを目指します。
②
5,000 億円を上限に信託金を追加することができます。なお、信託金の上限額については、受託会
-4-
社と合意のうえ変更することができます。
③
一般社団法人投資信託協会が定める分類方法において、以下のように分類・区分されます。
<商品分類>
・商品分類一覧表
(注)当ファンドが該当する商品分類に●を付しています。
単位型・追加型
投資対象資産
(収益の源泉となる資産)
投資対象地域
●株
単位型
●追加型
国
内
海
外
●内
債
式
券
不動産投信
外
その他資産
資産複合
・商品分類定義
該当分類
分
類
の
定
義
追加型
一度設定されたファンドであってもその後追加設定が行われ従来の信託財産
とともに運用されるファンドをいう。
内外
目論見書又は投資信託約款において、国内及び海外の資産による投資収益を
実質的に源泉とする旨の記載があるものをいう。
株式
目論見書又は投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質
的に株式を源泉とする旨の記載があるものをいう。
<属性区分>
・属性区分一覧表
(注)当ファンドが該当する属性区分に●を付しています。
投資対象資産
(実際の組入資産)
株式
一般
大型株
中小型株
債券
一般
公債
社債
その他債券
クレジット属性
不動産投信
●その他資産
(投資信託証券)※1
決算頻度
投資対象地域
投資形態
年1回
●グローバル
(日本を含む)
ファミリーファンド
年2回
日本
●ファンド・オブ・
ファンズ
●年 4 回
年 6 回(隔月)
北米
欧州
アジア
為替ヘッジ※2
オセアニア
年 12 回(毎月)
日々
中南米
アフリカ
中近東(中東)
その他
エマージング
あり
●なし
資産複合
※1 当ファンドが投資信託証券への投資を通じて実質的な投資対象とする資産は、「株式・一般」
です。
※2「為替ヘッジ」は、対円での為替変動リスクに対するヘッジの有無を記載しております。
-5-
・属性区分定義
該当区分
区
その他資産
(投資信託証券)
株式・一般
分
の
定
義
目論見書又は投資信託約款において、主として「株式」、
「債券」及び「不動産投信」以外の資産に投資する旨の記
載があるものをいい、括弧内の記載はその該当資産を表
す。
目論見書又は投資信託約款において、主として株式に投資
する旨の記載があるもので、大型株、中小型株属性にあて
はまらない全てのものをいう。
※当ファンドは、投資信託証券への投資を通じて、株式に
投資を行います。
年4回
目論見書又は投資信託約款において、年 4 回決算する旨の
記載があるものをいう。
グローバル(日本を含む)
目論見書又は投資信託約款において、組入資産による投資
収益が、日本を含む世界の資産を源泉とする旨の記載があ
るものをいう。
ファンド・オブ・ファンズ
「投資信託等の運用に関する規則」第 2 条に規定するファ
ンド・オブ・ファンズをいう。
為替ヘッジなし
目論見書又は投資信託約款において、為替のヘッジを行わ
ない旨の記載があるもの又は為替のヘッジを行う旨の記載
がないものをいう。
(注1)商品分類および属性区分は、委託会社が目論見書または約款の記載内容等に基づいて分類していま
す。
(注2)当ファンドが該当しない商品分類および属性区分の定義につきましては、一般社団法人投資信託協
会のホームページ(http://www.toushin.or.jp/)でご覧いただけます。
(注3)当ファンドは投資信託証券への投資を通じて、株式を主要投資対象とします。したがって、「商品
分類」における投資対象資産と、「属性区分」における投資対象資産の分類・区分は異なります。
(2)【ファンドの沿革】
平成 20 年7月 31 日 信託契約締結、当ファンドの設定・運用開始
平成 28 年 10 月1日 ファンドの委託会社としての業務をみずほ投信投資顧問株式会社からアセッ
トマネジメントOne株式会社に承継
-6-
(3)【ファンドの仕組み】
①
当ファンドの運営の仕組み
投資顧問会社
ブラックロック・
ジャパン
外
契 部
委
約 託
投資家
(受益者)
お
申
込
者
委託会社
(委託者)
販売会社
お申込金
収益分配金
償 還 金
一部解約金
取
扱
販
売
会
社
募集・販売等
契
約
販売会社は委託会社との間で「投資信
託受益権の募集・販売等に関する契約
書」
(募集・販売等契約)を締結し、フ
ァンドに関する主に次の業務を引き受
けます。
(1)受益権の募集の取扱い・販売
(2)受益者の請求に基づく一部解約事務
(3)受益者からの受益権の買取り
(4)受益者に対する一部解約金、買取代
金、収益分配金及び償還金の支払い
(5)受益者に対し交付される収益分配金
の再投資に係る事務
(6)受益者に対する運用報告書等の交付
等
※
アセット
マネジメント
One
運用の指図
受託会社
(受託者)
運用の指図
信託契約
お申込金
収益分配金
償 還 金
一部解約金
委託会社は信託財産の運用の指
図、目論見書・運用報告書の作成
等を行います。ただし、当ファ
ンドにおいては、円の余資運用
以外の信託財産の運用の指図
に関する権限をブラックロッ
ク・ジャパン株式会社に委託し
ます。
み
ず
ほ
信
託
銀
行
主要投資対象
投 資
損 益
投
資
信
託
証
券
※
受託会社は信託契約に基づ
き、信託財産を保管・管理し、
受益権設定にかかる振替機関
への通知等を行います。なお、
信託事務の一部につき資産管
理サービス信託銀行株式会社
に委託することができます。
ただし、外国における資産の
保管は、外国の金融機関が行
います。
投資顧問会社であるブラックロック・ジャパン株式会社は、委託会社
との間の「投資一任契約」(以下「外部委託契約」といいます。)に基
づき、当ファンドに関し、委託会社より運用指図に関する権限の一部
(円の余資運用以外の運用の指図に関する権限)の委託を受けて、投
資判断、発注等を行います。
主要投資対象となる投資信託証券は、
「鉱山株ファンド(BGF ワールド・マイニング・ファンド)
」および「エ
ネルギー株ファンド(BGF ワールド・エネルギー・ファンド)
」の各投資証券です。
-7-
②
ファンド・オブ・ファンズ方式について
当ファンドは、「鉱山株ファンド(BGF ワールド・マイニング・ファンド)」および「エネルギー株フ
ァンド(BGF ワールド・エネルギー・ファンド)
」を主要投資対象とするファンド・オブ・ファンズ方式
で運用を行います。
ファンド・オブ・ファンズとは、当ファンドが直接株式や債券などの資産に投資するのではなく、株
式や債券などに投資を行っている投資信託(ファンド)に投資することにより運用を行う仕組みです。
<当ファンド>
投資家(受益者)
お申込金
グローバル
<主要投資対象>
<実質的な投資対象>
投資割合
2/3程度
鉱山株ファンド
損益
BGFワールド・
マイニング・ファンド
損益
投資割合
1/3程度
エネルギー株
ファンド
投資
損益
BGFワールド・
エネルギー・ファンド
損益
資源株
投資
世界の鉱山株
ファンド
収益分配金
一部解約金等
世界の
エネルギー関連株
世界の資源株
③
委託会社の概況
1.資本金の額
20 億円(平成 28 年 11 月末日現在)
2.会社の沿革
昭和 60 年7月1日
会社設立
平成 10 年3月 31 日
証券投資信託法に基づく証券投資信託の委託会社の免許取得
平成 10 年 12 月1日
証券投資信託法の改正に伴う証券投資信託委託業のみなし認可
平成 11 年 10 月1日
第一ライフ投信投資顧問株式会社を存続会社として興銀エヌダブリ
ュ・アセットマネジメント株式会社および日本興業投信株式会社と合
併し、商号を興銀第一ライフ・アセットマネジメント株式会社とする
平成 20 年1月1日
興銀第一ライフ・アセットマネジメント株式会社からDIAMアセッ
トマネジメント株式会社に商号変更
平成 28 年 10 月1日
DIAMアセットマネジメント株式会社、みずほ投信投資顧問株式会
社、新光投信株式会社、みずほ信託銀行株式会社(資産運用部門)が
統合し、商号をアセットマネジメントOne株式会社に変更
-8-
3.大株主の状況(平成 28 年 11 月末日現在)
名称
住所
株式会社みずほフィナンシャル 東京都千代田区大手町一丁目 5 番 5
号
グループ
第一生命ホールディングス株式 東京都千代田区有楽町一丁目 13 番 1
号
会社
所有株式数
比率
28,000 株※1
70.0%※2
12,000 株
30.0%※2
※1:A種種類株式(15,510 株)を含みます。
※2:普通株式のみの場合の所有比率は、株式会社みずほフィナンシャルグループ 51.0%、第一生命
ホールディングス株式会社 49.0%
2【投資方針】
(1)【投資方針】
①
基本方針
この投資信託は、信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行います。
②
運用方法
1.主要投資対象
外国投資証券である「BGF ワールド・マイニング・ファンド」および「BGF ワールド・エネルギ
ー・ファンド」を主要投資対象とします。
2.投資態度
①
BGF ワールド・マイニング・ファンドおよび BGF ワールド・エネルギー・ファンドへの投資を通
じて、世界の鉱山株およびエネルギー関連株に投資します。
②
各投資信託証券への投資割合は、BGF ワールド・マイニング・ファンドに 3 分の 2 程度、BGF ワ
ールド・エネルギー・ファンドに 3 分の 1 程度とすることを基本とします。ただし、基本投資割合
は、市況動向、ファンドの資金事情、および各投資信託証券の収益性・流動性等を勘案して変更す
ることがあります。
③
投資信託証券の合計組入比率は、高位を維持することを基本とします。
④
外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行いません。
⑤
市況動向、ファンドの資金事情、残存信託期間等によっては、上記のような運用ができない場合
があります。
⑥
運用指図に関する権限の一部(円の余資運用以外の運用の指図に関する権限)を、ブラックロッ
ク・ジャパン株式会社に委託します。
③
ファンドの投資プロセス
1.委託会社より、当ファンドの信託財産の運用における、円の余資運用以外の運用の指図に関する権
限の委託を受けたブラックロック・ジャパン株式会社※は、委託会社から委託された資金状況に応じ
-9-
て、
「BGF ワールド・マイニング・ファンド」および「BGF ワールド・エネルギー・ファンド」への投
資比率を概ね基本投資割合となるよう維持・調整します。ただし、基本投資割合は、市況動向、ファ
ンドの資金事情、および各投資信託証券の収益性・流動性等を勘案して変更することがあります。
※
以下「ブラックロック・ジャパン」または「当ファンドの投資顧問会社」という場合があります。
2.投資信託証券の合計組入比率については高位を維持することを基本とし、円の余資運用にあたって
は、委託会社が適宜、わが国の短期金融商品への投資を行い、効率的な資産運用に努めます。
(ご参考)投資対象ファンドにおける投資プロセス等
投資対象ファンドは、英国にあるブラックロック・グループの拠点(ブラックロック・インベストメ
ント・マネジメント(英国)リミテッド)の株式運用部門の天然資源チームによって運用されています。
<天然資源チームの概要>
■地質学・鉱物探査学等のスペシャリストによるチーム構成
当チームは、1988 年に創設された天然資源専門の運用チームで、地質学・鉱物探査学等のスペシャ
リストにより構成されます。運用資産総額は、約 2.0 兆円です。
(2016 年 9 月末現在)
当チームでは、油田、ガス田、鉱山等をポートフォリオ・マネジャー自らが実地調査し、徹底した
調査活動を行います。
また他の運用チームと情報交換することにより更に広範の投資対象をカバーします。綿密なリサー
チに基づき、長期的に成長が見込まれ、割安と考えられる銘柄に厳選して投資を行っています。
■「財務的視点」と「技術的視点」からのリサーチ
天然資源チームが地質学・鉱物探査学等のスペシャリストにより構成されていることは、資源株に
投資を行ううえで重要な意味を持ちます。
チームのメンバーは、世界中の油田、ガス田、鉱山等を訪れ、その専門的な知識と経験を生かして
情報収集にあたり、資産運用に関する高度な分析力をもって比較、検討、判断を行うことができます。
つまり、資産運用に関する「財務的視点」とエネルギー・鉱業についての「技術的視点」を併せ持
ったリサーチを行うことができるのです。
コアとなる銘柄についてリサーチを実施
技術的視点
財務的視点
油田、ガス田、鉱脈の質
経営者の質
採掘可能年数
期待収益
採掘コスト
流動性
商品価格
カントリ-・リスク
期待埋蔵量
実地調査
ポートフォリオを構築
-10-
■グローバルなリサーチ
天然資源チームでは、グローバルな産業であるエネルギー企業および鉱業企業の株式に投資を行う
にあたっては、世界的規模でリサーチを行うことが重要であると考えます。
また、エネルギー企業および鉱業企業の株式は大きく株価が変動する傾向にあります。投資を行お
うとする全ての企業を詳細にリサーチすることでリスクを管理することが重要であると考えます。
そのため、当チームのメンバーは世界のエネルギー企業および鉱業企業を訪問し、経営トップとの
面談を行い、さらに油田、ガス田、鉱山等へ出向き実地調査を行っています。
■迅速なリサーチ結果の反映
天然資源チームのメンバーは、世界中どこにいてもチームの拠点である英国・ロンドンへリサーチ
の結果を報告し、ミーティングを行います。
全ての情報は共有され、チームで検討、投資判断を行い、迅速に実行します。
常に、世界中のあらゆる油田、ガス田、鉱山等とエネルギー企業および鉱業企業に関するデータベ
ースに基づいて、世界のエネルギー企業および鉱業企業を比較し、市場の選択を行い、価値があると
判断される投資先を見出し、分散投資を行っております。
※なお、上記の運用プロセスについては、変更になることがあります。
《ご参考:ブラックロック・グループおよびブラックロック・ジャパンの概要》
ブラックロック・グループは、1988 年に創業された世界最大級の独立系資産運用グループであり、ブ
ラックロック・ジャパンはその日本法人です。
当グループは、運用リスクの管理に定評があり、グループの運用資産残高は、約 518 兆円に及び、法
人・個人投資家向けに多彩な運用商品を提供しております。(2016 年 9 月末現在)
-11-
(2)【投資対象】
①
投資の対象とする資産の種類
この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第1項で定め
るものをいいます。以下同じ。
)
a.有価証券
b.金銭債権
c.約束手形(a.に掲げるものに該当するものを除きます。
)
2.次に掲げる特定資産以外の資産
a.為替手形
②
有価証券の指図範囲
委託会社(委託会社から運用の指図に関する権限の委託を受けた者を含みます。)は、信託金を、外
国投資証券である「BGF ワールド・マイニング・ファンド」および「BGF ワールド・エネルギー・ファ
ンド」のほか、次の有価証券(金融商品取引法第 2 条第 2 項の規定により有価証券とみなされる同項各
号に掲げる権利を除きます。)に投資することを指図します。
1.コマーシャル・ペーパーおよび短期社債等
2.外国または外国の者の発行する証券または証書で、1.の証券または証書の性質を有するもの
3.国債証券、地方債証券、特別の法律により法人が発行する債券および社債券(新株引受権証券と社
債券とが一体となった新株引受権付社債券の新株引受権証券および短期社債等を除きます。
)
4.外国法人が発行する譲渡性預金証書
5.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 14 号で定める受益証券発行信託の受益証
券に限ります。
)
なお、「BGF ワールド・マイニング・ファンド」および「BGF ワールド・エネルギー・ファンド」の
各投資証券を以下「投資信託証券」といい、3.の証券を以下「公社債」といい、公社債にかかる運
用の指図は買い現先取引(売戻し条件付きの買い入れ)および債券貸借取引(現金担保付き債券借入
れ)に限り行うことができるものとします。
③
金融商品の指図範囲
委託会社は、信託金を、②に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取引法第2条第
2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)により運用することを指
図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第 14 号に規定する受益証券発行信託を除きます。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
-12-
④
投資対象ファンドの概要
ファンド名
形態/商品分類
鉱山株ファンド
(BGF ワールド・マイニング・ファンド)
ルクセンブルグ籍/オープンエンド型/外国投資証券
基準通貨
設定日
エネルギー株ファンド
(BGF ワールド・エネルギー・ファンド)
米ドル
1997 年 3 月 24 日
2001 年 4 月 6 日
存続期間
無期限
投資目的および
投資態度
トータル・リターンを最大化することを目指
します。ファンドは、少なくともその純資産
の 70%を世界各国の金属や鉄や石炭などの一
般非鉄金属の採掘・精錬等を行う企業の株式
に投資します。また、金、貴金属および鉱物
資源を取り扱う企業の株式にも投資します。
ファンドは、現物の金または金属を保有しま
せん。
主な投資制限
・同一発行体の譲渡性のある証券への投資は、原則としてファンドの純資産総額の 10%以下と
します。
・純資産総額の5%を超えて投資しているすべての発行体について、ファンドが保有する譲渡
性のある証券の総額は原則として純資産総額の 40%を超えないものとします。
決算日
トータル・リターンを最大化することを目指
します。ファンドは、少なくともその純資産
の 70%を世界各国のエネルギー資源の探査・
開発・生産・輸送を行う企業の株式に投資し
ます。
年1回、原則として8月末日
収益分配方針
管理報酬
分配を行いません。
ありません。
※なお、投資運用会社への報酬相当額(投資対象ファンドの投資顧問会社への報酬相当額を
含みます。)は、当ファンドの委託会社であるアセットマネジメントOneが受ける委託者
報酬から当ファンドの投資顧問会社であるブラックロック・ジャパンが受ける投資顧問報
酬より支払われます。
その他費用
保管報酬および事務の処理に要する諸費用等がファンドから差し引かれます。
申込手数料
ありません。
解約手数料
ありません。
信託財産留保額
管理会社
投資顧問会社
保管会社
ありません。
ブラックロック(ルクセンブルグ)エス・エー
ブラックロック・インベストメント・マネジメント(英国)リミテッド
ザ・バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(インターナショナル)リミテッド
※上記の投資対象ファンドは、アンブレラ型投資法人である「ブラックロック・グローバル・ファンズ(BGF)」
の中で独立管理されているサブファンドです。
-13-
(3)【運用体制】
a.ファンドの運用体制
計画・実行
検証
<アセットマネジメントOne株式会社>
投資顧問会社
・運用計画の策定、
報告
・売買の実行を指図
・売買執行
・取引内容、運用経
過の報告
②モニタリング
・運用状況をモニタリング
<運用担当部署>
・リスク管理および法令・信託約款
などの遵守状況等のモニタリング
<コンプライアンス・リスク管理担
当部署、リスク管理に関する委員
会等>
③内部管理
等のモニタリ
ング
<内部監査
担当部署>
①運用の指図に関する権限の委託
①
運用の指図に関する権限の委託
当ファンドはブラックロック・ジャパンに運用指図に関する権限の一部(円の余資運用以外の運用
の指図に関する権限)を委託します。
ブラックロック・ジャパンは外部委託契約に基づいて運用計画を策定・報告し、運用指図および売
買執行・管理を行います。
②
モニタリング
委託会社では、各運用担当者が運用の委託先である投資顧問会社の運用状況をモニタリングし、必
要に応じて対応を指示します。
運用担当部署から独立したコンプライアンス・リスク管理担当部署(60~70 人程度)は、運用に関
するパフォーマンス測定、リスク管理および法令・信託約款などの遵守状況等のモニタリングを実施し、
必要に応じて対応を指示します。
定期的に開催されるリスク管理に関する委員会等において運用リスク管理状況、運用実績、法令・
信託約款などの遵守状況等について検証・報告を行います。
③
内部管理等のモニタリング
内部監査担当部署(10~20 人程度)が運用、管理等に関する業務執行の適正性・妥当性・効率性等
の観点からモニタリングを実施します。
b.ファンドの関係法人に関する管理
ファンドの関係法人である受託会社・投資顧問会社に対して、その業務に関する委託会社の管理担当部
署は、内部統制に関する外部監査人による報告書等の定期的な提出を求め、必要に応じて具体的な事項に
関するヒアリングを行う等の方法により、適切な業務執行体制にあることを確認します。
また、投資顧問会社に対しては、運用の外部委託管理に関する社内規程を設け、経営陣・運用担当者と
の面談を含めた、委託継続にかかる点検(デューデリジェンス)を定期的に行います。
-14-
c.運用体制に関する社内規則
運用体制に関する社内規則として運用管理規程および職務責任権限規程等を設けており、運用担当者の
任務と権限の範囲を明示するほか、各投資対象の取り扱いに関して基準を設け、ファンドの商品性に則っ
た適切な運用の実現を図ります。
また、売買執行、投資信託財産管理および法令遵守チェック等に関する各々の規程・内規を定めていま
す。
※運用体制は平成 28 年 11 月末日現在のものであり、今後変更となる場合があります。
<ブラックロック・ジャパンの運用体制>
委託会社から円の余資運用以外の運用の指図に関する権限の委託を受けたブラックロック・ジャパン
は、以下の体制により、投資対象ファンドへの投資の意思決定を行います。
ブラックロック・ジャパンでは、ファンドの運用・管理の各業務の役割分担を社内規程により定めて
おり、ファンドの運用については運用部門が統括しています。また、社内には内部監査を担当する部門、
ファンドの運用状況やリスク状況等をモニターし関連部署にフィードバックする部門、あるいは投資委
員会等開催により、当ファンドの投資方針等に従って運用が行われているか確認する組織、機能が確立
しています。当ファンドの運用は、株式インデックス運用部が担当いたします。
ブラックロック・ジャパンの内部管理およびファンドに係る意思決定については、ブラックロック・
ジャパンの内部監査部(2016 年 9 月末現在3名)が業務執行の適正性・妥当性・効率性等の観点からモ
ニタリングを実施しています。
※
上記の組織の体制等については、今後変更になることがあります。
※
投資対象ファンドの運用会社における意思決定プロセスについては、「(1) 投資方針
-15-
③
ファ
ンドの投資プロセス」をご参照ください。
(4)【分配方針】
①
収益分配方針
第2計算期以降の毎計算期末(原則として毎年2月、5月、8月および 11 月の各 20 日。ただし、休
業日の場合は翌日以降の最初の営業日)に、原則として以下の方針に基づき分配を行います。
1.分配対象額の範囲は、経費控除後の繰越分を含めた配当等収益および売買益(評価益を含みま
す。
)等の全額とします。
2.分配金額は、委託会社が基準価額の水準や市況動向等を勘案して決定します。ただし、分配対象額
が少額の場合には分配を行わないことがあります。
3.収益分配に充てなかった利益については、運用の基本方針に基づいて運用を行います。
※
②
将来の収益分配金の支払いおよびその金額について保証するものではありません。
収益分配金の支払い
1.収益分配金は、原則として毎計算期間終了日から起算して5営業日までに販売会社において支払い
が開始されます。
2.収益分配金の再投資に関する契約に基づいて収益分配金を再投資することにより増加した受益権は、
振替口座簿に記載または記録されます。
※
収益分配金は、決算日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(当該
収益分配金にかかる決算日以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、
当該収益分配金にかかる決算日以前に設定された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義
で記載または記録されている受益権については原則として取得申込者とします。)に対し、お支払い
します。
(5)【投資制限】
①
投資信託証券(約款 運用の基本方針 運用方法 (3)投資制限、および約款第 21 条)
1.投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
2.同一銘柄の投資信託証券への投資割合は、原則として信託財産の純資産総額の 50%以下とします。
ただし、約款または規約においてファンド・オブ・ファンズにのみ取得されることが定められている
投資信託証券(BGF ワールド・マイニング・ファンド
クラスJ投資証券)については、信託財産の
純資産総額の 50%を超えて取得できるものとします。
②
外貨建資産(約款 運用の基本方針 運用方法(3)投資制限、および約款第 23 条)
外貨建資産への投資割合には制限を設けません。ただし、外貨建有価証券への投資については、わが
国の国際収支上の理由等により特に必要と認められる場合には、制約されることがあります。
③
外国為替予約(約款第 24 条)
委託会社は、信託財産に属する外貨建資産について、当該外貨建資産の為替ヘッジのため、外国為替
の売買の予約を指図することができます。
-16-
④
株式(約款 運用の基本方針 運用方法(3)投資制限)
株式への直接投資は行いません。
⑤
公社債(約款第 17 条)
公社債にかかる運用の指図は、買い現先取引(売戻し条件付きの買い入れ)および債券貸借取引(現
金担保付き債券借入れ)に限り行うことができるものとします。
⑥
デリバティブ取引等(約款第 21 条の2)
委託会社は、デリバティブ取引等(この信託財産に属する投資信託証券に係る投資信託において取引
されるデリバティブ取引等(金融商品取引法第2条第 20 項に規定するものをいい、新株予約権証券、
新投資口予約権証券またはオプションを表示する証券もしくは証書に係る取引、選択権付債券売買およ
び商品投資等取引(投資信託及び投資法人に関する法律施行令第3条第 10 号に規定するものをいう。
)
を含みます。以下同じ。))について、一般社団法人投資信託協会の規則に定める合理的な方法により算
出した額が信託財産の純資産総額を原則として超えることとならないよう管理します。
⑦
公社債の借入れ(約款第 22 条)
1.委託会社は、信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をすることができます。
なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めたときは、担保の提供の指図を行
うものとします。
2.前記1.の指図は、当該借入れに係る公社債の時価総額が信託財産の純資産総額の範囲内とします。
3.信託財産の一部解約等の事由により、前記2.の借入れに係る公社債の時価総額が信託財産の純資
産総額を超えることとなった場合には、委託会社はすみやかに、その超える額に相当する借り入れた
公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
4.前記1.の借入れに係る品借料は信託財産中から支弁します。
⑧
資金の借入れ(約款第 30 条)
1.委託会社は、信託財産の効率的な運用および運用の安定性に資するため、一部解約に伴う支払資金
の手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返済を含みます。)を目的とし
て、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当てを目的として、資金借入れ(コール市場を
通じる場合を含みます。)の指図をすることができます。なお、当該借入金をもって有価証券等の運
用は行わないものとします。
2.一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日から信託財
産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代金支払開始日から信託
財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間もしくは受益者への解約代金支払開始日から信
託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日までの期間が5営業日以内である場合の当該期間とし、
資金借入額は当該有価証券等の売却代金、解約代金等および償還金の合計額を限度とします。ただし、
資金借入額は、借入指図を行う日における信託財産の純資産総額の 10%を上回らない範囲内とします。
3.収益分配金の再投資にかかる借入期間は信託財産から収益分配金が支弁される日からその翌営業日
までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
4.借入金の利息は信託財産中より支弁します。
-17-
3【投資リスク】
(1) 当ファンドにおける主として想定されるリスクと収益性に与える影響度合い
・当ファンドは、主として投資信託証券への投資を通じて実質的に株式などの値動きのある証券等(外貨
建資産には為替変動リスクもあります。)に投資しますので、ファンドの基準価額は変動します。した
がって、元金や一定の投資成果が保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被るこ
とがあります。
・運用により信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者の皆様に帰属します。
・投資信託は預金商品や保険商品ではなく、預金保険、保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。
・登録金融機関が取扱う投資信託は、投資者保護基金の対象ではありません。
・投資信託は預貯金とは異なります。
・当ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第 37 条の6の規定(いわゆるクーリング・オフ)の
適用はありません。
当ファンドにおいて主として想定されるリスクは以下の通りですが、基準価額の変動要因はこれらに限
定されるものではありません。
①
株価変動リスク
株価変動リスクとは、株式市場および当ファンドが投資信託証券への投資を通じて実質的に投資を行
っている企業の株価が下落するリスクをいいます。
当ファンドが投資対象とする「鉱山株ファンド」および「エネルギー株ファンド」は、世界各国(新
興国を含みます。以下同じ。)の鉱物資源の採掘・精錬等を行う企業の株式、およびエネルギー資源の
探査・開発等を行う企業の株式を主要投資対象とします。鉱物資源の市場動向やエネルギー需要の変動
などにより、これらの株価が下落した場合には、投資信託証券の価格変動を通じて、当ファンドの基準
価額が下落する要因となります。また、投資信託証券を通じて実質的に投資する企業が業績悪化や倒産
等に陥った場合には、当該企業の株価が大きく下落することや無くなることがあり、当ファンドの基準
価額に大きな影響を及ぼすことがあります。
なお、当ファンドは世界各国の資源株を実質的な主要投資対象としますので、世界の株式市場全体の
動きと当ファンドの基準価額の動きは大きく異なる可能性があります。
②
為替変動リスク
為替変動リスクとは、為替変動により外貨建資産の円換算価格が下落するリスクをいいます。
当ファンドでは、外貨建資産への投資にあたり、原則として為替ヘッジは行わないため、投資対象通
貨と円との外国為替相場が円高となった場合には、当ファンドの基準価額が下落する要因となります。
また、当ファンドが投資を行う投資信託証券は、外貨建資産に投資を行いますので、価格は為替変動の
影響を受けます。
③
カントリーリスク
カントリーリスクとは、投資先となっている国(地域)の政治・経済・社会・国際関係等が不安定な
-18-
状態、あるいは混乱した状態等に陥った場合に、当該国における資産の価値や当該国通貨の価値が下落
するリスクをいい、当ファンドの実質的な投資先となっている国(地域)がこうした状態に陥った場合
には、当ファンドの基準価額が下落する要因となります。
なお、当ファンドの投資対象ファンドは新興国の株式に投資を行う場合があります。新興国の市場は
先進国の市場と比較して、経済、情報開示制度や決済システム等のインフラが未発達で、かつ市場規模
も相対的に小さい市場が多く存在します。そのため、急激な金利や為替変動が起きた場合、外国為替取
引規制や資本規制などが実施された場合など、市場に及ぼす影響は先進国以上に大きいことが予想され
ます。このような場合には、各国市場の資産価額の下落を通じ、当ファンドの基準価額を大幅に下落さ
せる要因となる可能性があります。
④
流動性リスク
流動性リスクとは、有価証券を売却(または購入)しようとする際に、需要(または供給)がないた
め、有価証券を希望する時期に、希望する価格で売却(または購入)することができなくなるリスクを
いいます。
一般に規模が小さい市場での売買や、取引量の少ない有価証券の売買にあたっては、流動性リスクへ
の留意が特に必要とされます。また、一般に市場を取り巻く外部環境の急変があった場合には、市場実
勢価格での売買ができなくなる可能性が高まります。
当ファンドが投資信託証券を通じて実質的に投資する株式等の流動性が損なわれた場合には、当ファ
ンドの基準価額が下落する要因となる可能性があります。
⑤
信用リスク
信用リスクとは、公社債等の発行体が財政難、経営不振、その他の理由により、利息や償還金を予め
決められた条件で支払うことができなくなる(債務不履行)リスクをいいます。
一般に債務不履行が生じた場合、またはその可能性が高まった場合には、当該発行体が発行する公社
債および短期金融商品(コマーシャル・ペーパー等)の価格は下落します。また、当該発行体が企業の
場合には、一般にその企業の株価が下落する要因となります。
当ファンドが投資信託証券を通じて実質的に投資する株式の発行企業等がこうした状況に陥った場合
には、当ファンドの基準価額が下落する要因となる可能性があります。
<その他留意点>
・当ファンドが主要投資対象とする外国投資信託は、複数のクラスの資金をまとめて合同運用を行うこ
とができます(外国投資信託は当ファンドが投資するクラス以外にも、合同運用するクラスを将来的
に有することがあります。)。当該方式は、運用の効率化に資するものですが、一方で、あるクラスに
より多額の追加設定・一部解約がなされた場合等によっては、他のクラスの価格や運用が影響を受け
る場合があり、そのため当ファンドの基準価額に影響を及ぼす場合があります。また、外国投資信託
を通じて各国の有価証券等に投資を行う場合、国内籍の投資信託から直接投資を行う場合に比べて、
各国での源泉税率が高くなるなど税制が相対的に不利になることがあります。
・外国投資信託については、ファンドを管轄する国の法律、規制および税制の変更等により運用に制限
が設けられる場合があります。このような場合、外国投資信託の運用成果を通じ、当ファンドの基準
価額が影響を受ける可能性があります。
・当ファンドは、取引所における取引の停止等があるときには、一部解約の実行の請求の受付けを中止
-19-
すること、およびすでに受け付けた一部解約の実行の請求の受付けを取り消すことがあります。
<収益分配金に関する留意点>
・投資信託の分配金は、預貯金の利息とは異なり、投資信託の純資産から支払われますので、分配金が
支払われると、その金額相当分、基準価額は下がります。
・分配金は、計算期間中に発生した収益(経費控除後の配当等収益および評価益を含む売買益)を超え
て支払われる場合があります。その場合、当期決算日の基準価額は前期決算日と比べて下落すること
になります。また、分配金の水準は、必ずしも計算期間におけるファンドの収益率を示すものではあ
りません。
・投資家(受益者)のファンドの取得価額によっては、分配金の一部または全部が、実質的には元本の
一部払戻しに相当する場合があります。ファンド取得後の運用状況により、分配金額より基準価額の
値上がりが小さかった場合も同様です。
(2) リスク管理体制
委託会社におけるファンドの投資リスクに対する管理体制については、以下のとおりです。
・運用リスクの管理:運用担当部署から独立したコンプライアンス・リスク管理担当部署が、運用リス
クを把握、管理し、その結果に基づき運用担当部署へ対応の指示等を行うことにより、適切な管理を
行います。
・運用パフォーマンス評価:運用担当部署から独立したリスク管理担当部署が、ファンドの運用パフォ
ーマンスについて定期的に分析を行い、結果の評価を行います。
・リスク管理に関する委員会等:上記のとおり運用リスクの管理状況、運用パフォーマンス評価等の報
告を受け、リスク管理に関する委員会等は総合的な見地から運用状況全般の管理・評価を行います。
リスク管理に関する委員会等
運用リスクの管理
運用パフォーマンス評価
●法令等・約款・社内基準などの遵守状況の
モニタリング・管理
●投資対象のリスクのモニタリング・管理 等
●運用パフォーマンス等のモニタリング
●運用パフォーマンス等の分析・評価 対応の指示等
運用担当部署
※リスク管理体制は平成 28 年 11 月末日現在のものであり、今後変更になることがあります。
-20-
等
なお、当ファンドにおいて、委託会社より運用に関する権限の委託を受けたブラックロック・ジャパン
は、以下の体制によりリスク管理を行います。
ブラックロック・ジャパンにおける投資リスク管理については、運用チームにおいて定期的にパフォー
マンスやリスク等の確認を行っているほか、リスク・クオンツ分析部による運用及びリスクの分析が行わ
れ、分析結果について運用チームへ助言をしています。リスク&パフォーマンス・レビュー委員会におい
ては、ポートフォリオの分析を行い、ファンドの投資目的と運用状況との整合性などの確認を行います。
投資ガイドラインの遵守状況については、独自のシステムを使って日次でモニタリングを実施します。
上記のリスク管理体制および組織名称等については、変更になることがあります。
-21-
(参考情報) ファンドの値動き・代表的資産クラスとの年間騰落率の比較(2011 年 12 月~2016 年 11 月)
* 各資産クラスの指数
日 本 株:東証株価指数(TOPIX)配当込み
先進国株:MSCI コクサイ・インデックス(配当込み・円ベース)
新興国株:MSCI エマージング・マーケット・インデックス(配当込み・円ベース)
日本国債:NOMURA-BPI 国債
先進国債:シティ世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)
新興国債:JP モルガン GBI-EM グローバル・ディバーシファイド(ヘッジなし・円ベース)
※株式の指数は、配当を考慮したものです。また、海外(先進国・新興国)の指数は、為替ヘッジなしによる投資を想定して、円換算しております。
「東証株価指数(TOPIX)」とは、東京証券取引所第一部に上場されているすべての株式の時価総額を指数化したものです。同指数は、株式会社東京証
券取引所(㈱東京証券取引所)の知的財産であり、指数の算出、指数値の公表、利用など同指数に関するすべての権利は、㈱東京証券取引所が有して
います。
「MSCI コクサイ・インデックス」とは、MSCI インク(以下、MSCI)が開発した株価指数で、日本を除く世界の主要先進国の株価指数を、各国の株式時
価総額をベースに合成したものです。同指数に関する著作権、知的財産権その他一切の権利は MSCI に帰属します。また MSCI は、同指数の内容を変更
する権利および公表を停止する権利を有しています。
「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」とは、MSCI が開発した株価指数で、新興国の株価指数を、各国の株式時価総額をベースに合成した
ものです。同指数に関する著作権、知的財産権その他一切の権利は MSCI に帰属します。また MSCI は、同指数の内容を変更する権利および公表を停止する
権利を有しています。
「NOMURA-BPI 国債」とは、野村證券株式会社が国内で発行された公募利付国債の市場全体の動向を表すために開発した投資収益指数です。同指数の知
的財産権とその他一切の権利は野村證券株式会社に帰属しています。また、同社は当該指数の正確性、完全性、信頼性、有用性を保証するものではな
く、ファンドの運用成果等に関して一切責任を負いません。
「シティ世界国債インデックス(除く日本)」とは、Citigroup Index LLC が開発した債券指数で、日本を除く世界主要国の国債で構成されている時価
総額加重平均指数です。同指数は、Citigroup Index LLC の知的財産であり、指数の算出、数値の公表、利用など同指数に関するすべての権利は、
Citigroup Index LLC が有しています。
「JP モルガン GBI-EM グローバル・ディバーシファイド」とは、JP モルガン・セキュリティーズ・インクが公表している新興国の現地通貨建ての国債
で構成されている時価総額加重平均指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利は JP モルガン・セキュリティーズ・インクに帰属
します。また、同社は同指数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有しています。
-22-
4【手数料等及び税金】
(1)【申込手数料】
①
申込手数料(受益権1口当たり)は、取得申込日の翌営業日の基準価額に、販売会社が別に定める率
(以下「手数料率」といいます。)を乗じて得た額とし、手数料率の上限は 3.24%(税抜 3%)です。
なお、申込手数料には消費税等相当額が課せられます。
②
申込手数料については、販売会社にお問い合わせください。
③
「分配金再投資コース」における収益分配金は、毎計算期間末の翌営業日に原則として税金を差し引
いた後、自動的に無手数料で再投資されます。
<申込手数料を対価とする役務の内容>
商品説明、募集・販売の取扱い事務等の対価
(2)【換金(解約)手数料】
ありません。
(3)【信託報酬等】
①
当ファンドの信託報酬の総額は、計算期間を通じて毎日、信託財産の純資産総額に年 1.8684%(税抜
1.73%)の率を乗じて得た額とします。
信託報酬の配分(税抜)については、以下の通りとします。
②
委託会社
販売会社
受託会社
1.00%
0.70%
0.03%
信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき信託財産中から支弁するものとします。なお、信託報
酬にかかる消費税等相当額を信託報酬支弁の時に信託財産中から支弁します。
③
ブラックロック・ジャパンが受け取る当ファンドの外部委託契約にかかる報酬の額は、円の余資以外
の運用の対価等として、計算期間を通じて毎日、当ファンドの信託財産に属する投資対象ファンドの時
価総額の合計額に年 0.756%(税抜 0.70%)の率を乗じて計算される金額とし、当ファンドの委託会社
が受け取る報酬から支払期日毎に支弁します。
<信託報酬等を対価とする役務の内容>
委託会社
信託財産の運用、目論見書等各種書類の作成、基準価額の算出等の対価
販売会社
交付運用報告書等各種書類の送付、顧客口座の管理、購入後の情報提供等の対価
受託会社
信託財産の管理、委託会社からの運用指図の実行等の対価
(4)【その他の手数料等】
①
信託財産に関する租税、特定資産の価格等の調査に要する費用および当該費用にかかる消費税等相当
額、信託事務の処理に要する諸費用、信託財産の財務諸表の監査に要する費用および当該費用にかかる
-23-
消費税等相当額、外国における資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息および資
金の借入れを行った際の当該借入金の利息は、受益者の負担とし、信託財産中から支弁します。なお、
信託財産の財務諸表の監査に要する費用は、当該費用にかかる消費税等相当額とともに毎計算期末また
は信託終了のとき、信託財産中から支弁します。
②
当ファンドの組入有価証券の売買時の売買委託手数料等およびこれら手数料にかかる消費税等相当額
は、受益者の負担とし、信託財産中から支弁します。
③
投資対象ファンドにかかる保管報酬および事務処理に要する諸費用等が別途投資対象ファンドから支
払われます。なお、投資対象ファンドの投資運用会社への報酬相当額(投資対象ファンドの投資顧問会
社への報酬相当額を含みます。)については、委託会社がブラックロック・ジャパンに支払う外部委託
契約にかかる報酬の額の中から支弁されます。
<主要なその他の手数料等を対価とする役務の内容>
信託財産に関する租税
有価証券の取引の都度発生する有価証券取引税、有価証券
の受取配当金に係る税、有価証券の譲渡益に係る税等
信託事務の処理に要する諸費用
事務処理に係る諸経費
信託財産の財務諸表の監査に要する費用
監査法人に支払うファンドの監査に係る費用
外国における資産の保管等に要する費用
外国における保管銀行等に支払う有価証券等の保管等に要
する費用
組入有価証券の売買時の売買委託手数料
有価証券等の売買の際、金融商品取引業者等に支払う手数料
※投資対象ファンドの売買時には手数料はかかりません。
(5)【課税上の取扱い】
当ファンドは、課税上は株式投資信託として取扱われます。
①
個人、法人別の課税の取扱いについて
1.個人の受益者に対する課税
<収益分配時>
収益分配金のうち課税扱いとなる普通分配金については、配当所得として、20.315%(所得税
15%、復興特別所得税 0.315%、地方税 5%)の税率による源泉徴収が行われ、原則として確定申告
の必要はありません。なお、確定申告を行うことにより、総合課税(配当控除の適用なし)や申告
分離課税も選択できます。
<一部解約時および償還時>
一部解約時および償還時の差益(解約の価額および償還価額から取得費用(申込手数料および当
該申込手数料にかかる消費税等相当額を含みます。)を控除した利益)については、譲渡益として課
税対象(譲渡所得等)となり、20.315%(所得税 15%、復興特別所得税 0.315%、地方税 5%)の税
率による申告分離課税が適用されます。原則として確定申告が必要ですが、特定口座(源泉徴収口
座)をご利用の場合には、源泉徴収され申告不要制度が適用されます。
-24-
<損益通算について>
一部解約時および償還時に損失(譲渡損)が生じた場合には、確定申告することで、他の上場株
式等(上場株式、上場投資信託(ETF)、上場不動産投資信託(REIT)、公募株式投資信託および特定
公社債等(公募公社債投資信託を含みます。)など。以下同じ。)の譲渡益ならびに上場株式等の配
当所得および利子所得の金額(申告分離課税を選択したものに限ります。以下同じ。)との損益通算
ならびに 3 年間の繰越控除の対象とすることができます。また、特定口座(源泉徴収口座)をご利
用の場合には、その口座内において損益通算を行います。この場合、確定申告は不要です。
※少額投資非課税制度をご利用の場合
公募株式投資信託は税法上、少額投資非課税制度の適用対象です。
少額投資非課税制度「愛称:NISA(ニーサ)」、未成年者少額投資非課税制度「愛称:ジュニア NISA
(ジュニアニーサ)」をご利用の場合、毎年、一定額の範囲で新たに購入した公募株式投資信託など
から生じる配当所得および譲渡所得が一定期間非課税となります。ご利用になれるのは、販売会社
で非課税口座を開設するなど、一定の条件に該当する方が対象となります。詳しくは、販売会社に
お問い合わせください。なお、同非課税口座内で少額上場株式等に係る譲渡損失が生じた場合には、
課税上譲渡損失はないものとみなされ、他の口座の上場株式等の譲渡益および上場株式等の配当所
得等の金額との損益通算を行うことはできませんので、ご留意ください。
2.法人の受益者に対する課税
収益分配金のうち課税扱いとなる普通分配金ならびに一部解約時および償還時の個別元本超過額に
ついては、15.315%(所得税 15%、復興特別所得税 0.315%)の税率による源泉徴収が行われます。
なお、当ファンドについては、益金不算入制度の適用はありません。
②
収益分配時における課税上の取扱いについて
追加型株式投資信託の収益分配金には、課税扱いとなる「普通分配金」と、非課税扱いとなる「元本
払戻金(特別分配金)
」(受益者毎の元本の一部払戻しに相当する部分)の区分があります。
受益者が収益分配金を受け取る際、「普通分配金」と「元本払戻金(特別分配金)」は、以下のように
なります。
1.当該収益分配金落ち後の基準価額が当該受益者の個別元本と同額の場合または当該受益者の個別元
本を上回っている場合には、当該収益分配金の全額が普通分配金となります。
2.当該収益分配金落ち後の基準価額が当該受益者の個別元本を下回っている場合には、その下回る部
分の額が元本払戻金(特別分配金)となり、当該収益分配金から当該元本払戻金(特別分配金)を控
除した額が普通分配金となります。
なお、受益者が元本払戻金(特別分配金)を受け取った場合、収益分配金発生時にその個別元本から
当該元本払戻金(特別分配金)を控除した額が、その後の当該受益者の個別元本となります。
③
個別元本について
1.追加型株式投資信託については、受益者毎の信託時の受益権の価額等(申込手数料および当該申込
手数料にかかる消費税等相当額は含みません。)が当該受益者の元本(個別元本)にあたります。
2.受益者が同一ファンドの受益権を複数回に分けて取得した場合、個別元本は、当該受益者が追加信
託を行うつど当該受益者の受益権口数で加重平均することにより算出されます。
3.ただし、同一ファンドを複数の販売会社で取得する場合については、各販売会社毎に個別元本の算
-25-
出が行われます。また、同一販売会社であっても複数の支店等で同一ファンドを取得する場合は当該
支店等毎に、「分配金受取コース」と「分配金再投資コース」の両コースで取得する場合はコース別
に、個別元本の算出が行われる場合があります。
4.受益者が元本払戻金(特別分配金)を受け取った場合、収益分配金発生時にその個別元本から当該
元本払戻金(特別分配金)を控除した額が、その後の当該受益者の個別元本となります。(「元本払戻
金(特別分配金)」については、上記「②
収益分配時における課税上の取扱いについて」を参照く
ださい。
)
※
※
※
上記の内容は平成 28 年 11 月末日現在のものですので、税法が改正された場合等には、変更になる場合がありま
す。
課税上の取扱いの詳細につきましては、税務専門家に確認されることをお勧めいたします。
買取請求制による換金については、販売会社にお問い合わせください。
-26-
5【運用状況】
以下の運用状況は平成 28 年 11 月 30 日現在です。
投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価比率をいいます。なお、小数点第3位を切捨て
ており、端数調整は行っておりません。
(1)【投資状況】
資産の種類
国/地域
投資証券
ルクセンブルグ
現金・預金・その他の資産(負債控除後)
―
時価合計(円)
合計(純資産総額)
投資比率(%)
390,364,217
95.26
19,384,066
4.73
409,748,283
100.00
(2)【投資資産】
①【投資有価証券の主要銘柄】
イ.評価額上位銘柄明細
順
国/地域
位
種類
銘柄名
帳簿価額
単価
(円)
数量又は
額面総額
帳簿価額
金額
(円)
評価額
単価
(円)
評価額
金額
(円)
投資
比率
(%)
1 ルクセン 投資証券 BGF-WORLD MINING FUND-J2
ブルグ
63,608.25
3,989.78
253,783,292
4,159.53
264,581,060 64.57
2 ルクセン 投資証券 BGF-WORLD ENERGY FUND-X2
ブルグ
52,430.56
2,439.51
127,905,085
2,399.04
125,783,157 30.69
ロ.種類別投資比率
種類
国内/外国
投資証券
外国
合計
投資比率(%)
95.26
95.26
②【投資不動産物件】
該当事項はありません。
③【その他投資資産の主要なもの】
該当事項はありません。
-27-
(3)【運用実績】
①【純資産の推移】
平成 28 年 11 月末日及び同日前1年以内における各月末ならびに下記特定期間末の純資産の推移は次の通りです。
純資産総額(百万円)
1 口当たり純資産額(円)
期別
(分配落)
(分配付)
(分配落)
(分配付)
第 1 特定期間末
(平成 20 年 11 月 20 日)
306
306
0.3508
0.3508
第 2 特定期間末
(平成 21 年 5 月 20 日)
488
488
0.4987
0.4987
第 3 特定期間末
(平成 21 年 11 月 20 日)
781
781
0.6320
0.6320
第 4 特定期間末
(平成 22 年 5 月 20 日)
672
672
0.5918
0.5918
第 5 特定期間末
(平成 22 年 11 月 22 日)
723
723
0.6930
0.6930
第 6 特定期間末
(平成 23 年 5 月 20 日)
883
883
0.7266
0.7266
第 7 特定期間末
(平成 23 年 11 月 21 日)
652
652
0.5551
0.5551
第 8 特定期間末
(平成 24 年 5 月 21 日)
554
554
0.4907
0.4907
第 9 特定期間末
(平成 24 年 11 月 20 日)
525
525
0.5241
0.5241
第 10 特定期間末
(平成 25 年 5 月 20 日)
704
704
0.6024
0.6024
第 11 特定期間末
(平成 25 年 11 月 20 日)
473
473
0.5954
0.5954
第 12 特定期間末
(平成 26 年 5 月 20 日)
467
467
0.6182
0.6182
第 13 特定期間末
(平成 26 年 11 月 20 日)
450
450
0.6077
0.6077
第 14 特定期間末
(平成 27 年 5 月 20 日)
515
515
0.5778
0.5778
第 15 特定期間末
(平成 27 年 11 月 20 日)
327
327
0.4078
0.4078
第 16 特定期間末
(平成 28 年 5 月 20 日)
350
350
0.3928
0.3928
第 17 特定期間末
(平成 28 年 11 月 21 日)
394
394
0.4549
0.4549
平成 27 年 11 月末日
321
―
0.3955
―
12 月末日
345
―
0.3691
―
平成 28 年 1 月末日
323
―
0.3410
―
2 月末日
347
―
0.3630
―
3 月末日
337
―
0.3951
―
4 月末日
369
―
0.4190
―
5 月末日
357
―
0.4008
―
6 月末日
388
―
0.4026
―
7 月末日
410
―
0.4350
―
8 月末日
410
―
0.4226
―
9 月末日
426
―
0.4264
―
10 月末日
433
―
0.4337
―
11 月末日
409
―
0.4704
―
(注)表中の末日とは当該月の最終営業日を指します。
-28-
②【分配の推移】
期
計算期間
1 口当たりの分配金(円)
第 1 特定期間
平成 20 年 7 月 31 日~平成 20 年 11 月 20 日
0.0000
第 2 特定期間
平成 20 年 11 月 21 日~平成 21 年 5 月 20 日
0.0000
第 3 特定期間
平成 21 年 5 月 21 日~平成 21 年 11 月 20 日
0.0000
第 4 特定期間
平成 21 年 11 月 21 日~平成 22 年 5 月 20 日
0.0000
第 5 特定期間
平成 22 年 5 月 21 日~平成 22 年 11 月 22 日
0.0000
第 6 特定期間
平成 22 年 11 月 23 日~平成 23 年 5 月 20 日
0.0000
第 7 特定期間
平成 23 年 5 月 21 日~平成 23 年 11 月 21 日
0.0000
第 8 特定期間
平成 23 年 11 月 22 日~平成 24 年 5 月 21 日
0.0000
第 9 特定期間
平成 24 年 5 月 22 日~平成 24 年 11 月 20 日
0.0000
第 10 特定期間
平成 24 年 11 月 21 日~平成 25 年 5 月 20 日
0.0000
第 11 特定期間
平成 25 年 5 月 21 日~平成 25 年 11 月 20 日
0.0000
第 12 特定期間
平成 25 年 11 月 21 日~平成 26 年 5 月 20 日
0.0000
第 13 特定期間
平成 26 年 5 月 21 日~平成 26 年 11 月 20 日
0.0000
第 14 特定期間
平成 26 年 11 月 21 日~平成 27 年 5 月 20 日
0.0000
第 15 特定期間
平成 27 年 5 月 21 日~平成 27 年 11 月 20 日
0.0000
第 16 特定期間
平成 27 年 11 月 21 日~平成 28 年 5 月 20 日
0.0000
第 17 特定期間
平成 28 年 5 月 21 日~平成 28 年 11 月 21 日
0.0000
③【収益率の推移】
期
計算期間
収益率(%)
第 1 特定期間
平成 20 年 7 月 31 日~平成 20 年 11 月 20 日
△64.92
第 2 特定期間
平成 20 年 11 月 21 日~平成 21 年 5 月 20 日
42.16
第 3 特定期間
平成 21 年 5 月 21 日~平成 21 年 11 月 20 日
26.73
第 4 特定期間
平成 21 年 11 月 21 日~平成 22 年 5 月 20 日
△6.36
第 5 特定期間
平成 22 年 5 月 21 日~平成 22 年 11 月 22 日
17.10
第 6 特定期間
平成 22 年 11 月 23 日~平成 23 年 5 月 20 日
4.85
第 7 特定期間
平成 23 年 5 月 21 日~平成 23 年 11 月 21 日
△23.60
第 8 特定期間
平成 23 年 11 月 22 日~平成 24 年 5 月 21 日
△11.60
第 9 特定期間
平成 24 年 5 月 22 日~平成 24 年 11 月 20 日
6.81
第 10 特定期間
平成 24 年 11 月 21 日~平成 25 年 5 月 20 日
14.94
第 11 特定期間
平成 25 年 5 月 21 日~平成 25 年 11 月 20 日
△1.16
第 12 特定期間
平成 25 年 11 月 21 日~平成 26 年 5 月 20 日
3.83
第 13 特定期間
平成 26 年 5 月 21 日~平成 26 年 11 月 20 日
△1.70
第 14 特定期間
平成 26 年 11 月 21 日~平成 27 年 5 月 20 日
△4.92
第 15 特定期間
平成 27 年 5 月 21 日~平成 27 年 11 月 20 日
△29.42
第 16 特定期間
平成 27 年 11 月 21 日~平成 28 年 5 月 20 日
△3.68
第 17 特定期間
平成 28 年 5 月 21 日~平成 28 年 11 月 21 日
15.81
-29-
(注1)収益率は期間騰落率。
(注2)小数点第3位四捨五入。
(注3)各特定期間中の分配金累計額を加算して算出。
(4)【設定及び解約の実績】
期
計算期間
設定口数(口)
第 1 特定期間
平成 20 年 7 月 31 日~平成 20 年 11 月 20 日
916,803,380
44,110,008
872,693,372
第 2 特定期間
平成 20 年 11 月 21 日~平成 21 年 5 月 20 日
189,686,170
82,281,418
980,098,124
第 3 特定期間
平成 21 年 5 月 21 日~平成 21 年 11 月 20 日
448,025,195
192,396,762
1,235,726,557
第 4 特定期間
平成 21 年 11 月 21 日~平成 22 年 5 月 20 日
226,856,806
326,892,504
1,135,690,859
第 5 特定期間
平成 22 年 5 月 21 日~平成 22 年 11 月 22 日
158,335,178
249,894,349
1,044,131,688
第 6 特定期間
平成 22 年 11 月 23 日~平成 23 年 5 月 20 日
494,284,969
322,813,375
1,215,603,282
第 7 特定期間
平成 23 年 5 月 21 日~平成 23 年 11 月 21 日
102,900,637
143,558,989
1,174,944,930
第 8 特定期間
平成 23 年 11 月 22 日~平成 24 年 5 月 21 日
157,440,575
201,618,271
1,130,767,234
第 9 特定期間
平成 24 年 5 月 22 日~平成 24 年 11 月 20 日
27,904,238
156,355,499
1,002,315,973
第 10 特定期間
平成 24 年 11 月 21 日~平成 25 年 5 月 20 日
435,611,566
268,626,535
1,169,301,004
第 11 特定期間
平成 25 年 5 月 21 日~平成 25 年 11 月 20 日
30,015,857
403,974,905
795,341,956
第 12 特定期間
平成 25 年 11 月 21 日~平成 26 年 5 月 20 日
66,857,125
105,649,691
756,549,390
第 13 特定期間
平成 26 年 5 月 21 日~平成 26 年 11 月 20 日
194,971,002
210,742,332
740,778,060
第 14 特定期間
平成 26 年 11 月 21 日~平成 27 年 5 月 20 日
259,165,538
107,129,439
892,814,159
第 15 特定期間
平成 27 年 5 月 21 日~平成 27 年 11 月 20 日
53,808,549
143,756,612
802,866,096
第 16 特定期間
平成 27 年 11 月 21 日~平成 28 年 5 月 20 日
232,092,725
143,113,358
891,845,463
第 17 特定期間
平成 28 年 5 月 21 日~平成 28 年 11 月 21 日
249,978,076
275,435,846
866,387,693
(注)第 1 特定期間の設定口数には、当初設定口数を含みます。
-30-
解約口数(口) 発行済み口数(口)
≪参考情報≫
※当該実績は過去のものであり、将来の運用成果等を示唆、保証するものではありません。
※運用実績については、別途開示している場合があります。この場合、委託会社のホームページにおいて閲覧することが
できます。
-31-
第2【管理及び運営】
1【申込(販売)手続等】
(1) 当ファンドのお申込みは、原則として委託会社および販売会社の営業日の午後3時までにお買付けのお
申込みが行われ、かつ当該お申込みの受付けにかかる販売会社の所定の事務手続きが完了したものを当日
分のお申込みといたします。この時間を過ぎてのお申込みおよび所定の事務手続き完了分については翌営
業日のお取扱いとなります。ただし、取得申込日がルクセンブルグ証券取引所の休業日またはルクセンブ
ルグの銀行の休業日(半日営業日を含みます。)にあたる場合には、お申込みの受付けはいたしません。
(2) 取得申込者は販売会社に、取得申込みと同時にまたはあらかじめ、自己のために開設されたファンドの
受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示すものとし、当該口座に当該取得申込者にかかる口数の
増加の記載または記録が行われます。なお、販売会社は、当該取得申込みの代金の支払いと引換えに、当
該口座に当該取得申込者にかかる口数の増加の記載または記録を行うことができます。委託会社は、追加
信託により分割された受益権について、振替機関等の振替口座簿への新たな記載または記録をするため社
振法に定める事項の振替機関への通知を行うものとします。
(3) お申込みには、収益の分配がなされた場合に分配金を受領する「分配金受取コース」と、分配金は原則
として税金を差し引いた後、自動的に無手数料で再投資される「分配金再投資コース」の2つの申込方法
があります。ただし、販売会社によっては、どちらか一方のコースのみの取扱いとなる場合があります。
詳しくは、販売会社にお問い合わせください。
(4) 申込単位は、販売会社が委託会社の承認を得て別に定める単位とします。申込単位については、販売会
社にお問い合わせください。
(5) 取得申込みにかかる受益権の価額は、取得申込日の翌営業日の基準価額に、販売会社が別に定める申込
手数料および申込手数料にかかる消費税等相当額を加算した価額とします。
(6) 販売会社において金額買付(申込単位が金額にて表示されている場合)によるお申込みをされた場合、申
込手数料および申込手数料にかかる消費税等相当額はお申込代金の中から差し引かれます。
(7) 収益分配金の再投資に関する契約に基づき、収益分配金を再投資する際は、1口単位で購入できるもの
とします。なお、その際の受益権の価額は、原則として各計算期間終了日の基準価額とします。
(8) 取引所(金融商品取引法第2条第 16 項に規定する金融商品取引所および金融商品取引法第2条第8項
第3号ロに規定する外国金融商品市場をいいます。以下同じ。)における取引の停止、外国為替取引の停
止、決済機能の停止、その他やむを得ない事情があるときは、販売会社は、受益権の取得申込みの受付け
を中止すること、およびすでに受け付けた取得申込みの受付けを取り消すことができます。
2【換金(解約)手続等】
(1) 受益者は自己に帰属する受益権につき、委託会社に対し1万口単位または1口単位をもって解約を請求
することができます。
※
解約単位は、販売会社およびお申込コースにより異なる場合があります。また、販売会社によっては解約単
位を別に設定する場合があります。
(2) 解約の請求を行う受益者は、振替制度にかかる口座が開設されている振替機関等に対して当該受益者の
請求にかかるこの信託契約の一部解約を委託会社が行うのと引換えに、当該一部解約にかかる受益権の口
数と同口数の抹消の申請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口
-32-
数の減少の記載または記録が行われます。なお、解約の請求を受益者が行う際は、振替受益権をもって行
うものとします。
(3) 解約請求の受付けについては、原則として委託会社および販売会社の営業日の午後3時までに解約のお
申込みが行われ、かつ当該お申込みの受付けにかかる販売会社の所定の事務手続きが完了したものを当日
分のお申込みといたします。この時間を過ぎてのお申込みおよび所定の事務手続き完了分については翌営
業日のお取扱いとなります。ただし、解約請求受付日がルクセンブルグ証券取引所の休業日またはルクセ
ンブルグの銀行の休業日(半日営業日を含みます。)にあたる場合には、解約請求の受付けはいたしませ
ん。
(4) 解約の価額は、解約請求受付日の翌営業日の基準価額とします。詳しくは、販売会社または委託会社に
お問い合わせください。なお、委託会社に対する照会は下記においてできます。
照会先の名称
電話番号※
アセットマネジメントOne株式会社
0120-104-694
※ 電話によるお問い合わせは、営業日の午前9時~午後5時までとさせていただきます。
(以下同じ。
)
(5) 解約代金は、受益者の請求を受け付けた日から起算して、原則として、7営業日目から販売会社におい
て受益者に支払われます。
(6) 信託財産の資金管理を円滑に行うために大口の解約請求には制限を設ける場合があります。
(7) 委託会社は、取引所における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止、その他やむを得ない
事情があるときは、一部解約の実行の請求の受付けを中止すること、およびすでに受け付けた一部解約の
実行の請求の受付けを取り消すことができます。この場合、受益者は当該受付中止以前に行った当日の一
部解約の実行の請求を撤回できます。
ただし、受益者がその一部解約の実行の請求を撤回しない場合には、当該受益権の一部解約の価額は、
当該受付中止を解除した後の最初の基準価額の計算日(この日が前記(3)に規定する一部解約の請求を受
け付けない日であるときは、この計算日以降の最初の一部解約の請求を受け付けることが出来る日としま
す。
)に一部解約の実行の請求を受け付けたものとして、前記(4)の規定に準じた価額とします。
3【資産管理等の概要】
(1)【資産の評価】
①
基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券および借入有価証券を除きます。)
を法令および一般社団法人投資信託協会規則に従って時価評価して得た信託財産の資産総額から負債総
額を控除した金額(「純資産総額」といいます。)を計算日における受益権総口数で除した金額をいいま
す。
<主な投資対象資産の時価評価方法の原則>
外国投資信託証券 :計算日に入手し得る直近の日の純資産価格(基準価額)
外貨建資産の円換算:計算日の国内における対顧客電信売買相場の仲値
-33-
②
当ファンドの基準価額は、委託会社の毎営業日(土曜日、日曜日、「国民の祝日に関する法律」に定
める休日ならびに 12 月 31 日、1月2日および1月3日以外の日とします。
)に計算されます。基準価
額については、販売会社または委託会社にお問い合わせください。なお、委託会社に対する照会は下記
においてできます。基準価額は1万口単位で表示されたものが発表されます。
照会先の名称
ホームページアドレス
電話番号
アセットマネジメントOne株式会社
http://www.am-one.co.jp/
0120-104-694
(2)【保管】
該当事項はありません。
(3)【信託期間】
平成 20 年7月 31 日から平成 30 年5月 20 日までとします。
ただし、委託会社が、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたときは、受託会社と協議のうえ、
信託期間を延長することができます。
(4)【計算期間】
原則として毎年2月 21 日から5月 20 日まで、5月 21 日から8月 20 日まで、8月 21 日から 11 月 20
日までおよび 11 月 21 日から翌年2月 20 日までとします。ただし、第1計算期間は、平成 20 年7月 31
日から平成 20 年8月 20 日までとします。
なお、各計算期間終了日に該当する日(以下「当該日」といいます。)が休業日のとき、計算期間終
了日は、当該日の翌日以降の最初の営業日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるものとします。
ただし、最終計算期間の終了日は、平成 30 年5月 20 日までとします。
(5)【その他】
①
信託契約の解約
1.委託会社は、次のいずれかに該当する場合、受託会社と合意のうえ、この信託契約を解約し、信託
を終了(繰上償還)させることがあります。この場合、委託会社は書面による決議(以下「書面決
議」といいます。)を行います。ただし、当該信託契約の解約についての委託会社による提案につき、
この信託契約に係るすべての受益者が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたときには書面
決議は行いません。また、信託財産の状況に照らし、真にやむを得ない事情が生じている場合であっ
て、書面決議の手続きを行うことが困難な場合にも書面決議は行いません。
a.信託終了前に、この信託契約を解約することが受益者のため有利であると認めるとき。
b.やむを得ない事情が発生したとき。
c.信託契約の一部解約により、受益権の口数が 10 億口を下回ることとなるとき。
2.前記 1.により信託契約を解約する場合には、委託会社はあらかじめ、解約しようとする旨を監督官
庁に届け出ます。
3.委託会社は、次の事象が起きた場合、信託契約を解約し、信託を終了(繰上償還)させます。
-34-
a.委託会社が監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたとき。
b.委託会社が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したとき、または業務を廃止したと
き。ただし、監督官庁が、この信託契約に関する委託会社の業務を他の投資信託委託会社に引
継ぐことを命じたときは、この信託は、「②信託約款の変更等」の書面決議が否決された場合を
除き、当該投資信託委託会社と受託会社との間において存続します。
c.受託会社が辞任した場合、または裁判所が受託会社を解任した場合において、委託会社が新
受託会社を選任できないとき。
②
信託約款の変更等
1.委託会社は、受益者の利益のため必要と認めるとき、またはやむを得ない事情が発生したときは、
受託会社と合意のうえ、この信託約款を変更することまたはこの信託と他の信託との併合(投資信託
及び投資法人に関する法律第 16 条第 2 号に規定する「委託者指図型投資信託の併合」をいいます。
以下同じ。)を行うことができるものとし、あらかじめ、変更または併合しようとする旨およびその
内容を監督官庁に届け出ます。なお、この信託約款は「②信託約款の変更等」および「③書面決議」
に定める以外の方法によって変更することができないものとします。
2.委託会社は、前記 1.の事項(前記 1.の変更事項にあっては、その変更の内容が重大なものに該当
する場合に限り、前記 1.の併合事項にあっては、その併合が受益者の利益に及ぼす影響が軽微なもの
に該当する場合を除きます。以下、「重大な約款の変更等」といいます。)について、書面決議を行い
ます。ただし、当該重大な約款の変更等についての委託会社による提案につき、この信託約款に係る
すべての受益者が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたときには書面決議は行いません。
3.この投資信託において併合の書面決議が可決された場合にあっても、当該併合にかかる一又は複数
の他の投資信託において当該併合の書面決議が否決された場合は、当該他の投資信託との併合を行う
ことはできません。
4.委託会社は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとするときは、上記の規定にし
たがいます。
③
書面決議
1.委託会社は、信託契約の解約または重大な約款の変更等に係る書面決議を行う場合には、あらかじ
め、書面決議の日および当該決議の内容に応じて次の事項をそれぞれ定め、当該決議の日の 2 週間前
までに、この信託契約または信託約款に係る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を
記載した書面決議の通知を発します。
a.信託契約の解約の場合
信託契約の解約の理由など
b.重大な約款の変更等の場合 重大な約款の変更等の内容およびその理由など
2.書面決議において、受益者(委託会社およびこの信託の信託財産にこの信託の受益権が属するとき
の当該受益権に係る受益者としての受託会社を除きます。以下この 2.において同じ。)は受益権の口
数に応じて議決権を有し、これを行使することができます。なお、知れている受益者が議決権を行使
しないときは、当該知れている受益者は書面決議について賛成するものとみなします。
3.書面決議は、議決権を行使することができる受益者の 3 分の 2 以上に当たる多数をもって行います。
4.書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
5.この信託は、受益者が一部解約の実行の請求を行ったときは、委託会社が信託契約の一部の解約を
することにより当該請求に応じ、当該受益権の公正な価格が当該受益者に一部解約金として支払われ
ることとなる委託者指図型投資信託に該当するため、信託契約の解約または重大な約款の変更等を行
う場合において、投資信託及び投資法人に関する法律第 18 条第 1 項に定める反対受益者による受益
-35-
権の買取請求の規定の適用を受けません。
④
償還金の支払い
償還金は、原則として償還日(償還日が休業日の場合には当該償還日の翌営業日)から起算して5営
業日までに、販売会社において支払いが開始されます。
※ 償還金は、償還日に振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(償還日以前において一
部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該償還日以前に設定された受益権で取得申込
代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録されている受益権については原則として取得申込者とし
ます。
)に対し、お支払いします。
⑤
委託会社の事業の譲渡および承継に伴なう取扱い
1.委託会社は、事業の全部または一部を譲渡することがあり、これに伴ない、この信託契約に関する
事業を譲渡することがあります。
2.委託会社は、分割により事業の全部または一部を承継させることがあり、これに伴ない、この信託
契約に関する事業を承継させることがあります。
⑥
関係法人との契約の更改ならびに受託会社の辞任または解任に伴なう取扱い
1.委託会社と販売会社との間の募集・販売等契約は、締結日から原則1年間とし、期間終了の3ヵ月
前までに別段の意思表示のない時は、同一条件にて継続されます。
2.受託会社は、委託会社の承諾を受けてその任務を辞任することができます。また、受託会社がその
任務に違反して信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、委託会社または
受益者は、裁判所に受託会社の解任を申立てることができます。受託会社が辞任した場合、または裁
判所が受託会社を解任した場合、委託会社は、「② 信託約款の変更等」の規定にしたがい、新受託会
社を選任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受託会社を解任することはできな
いものとします。委託会社が新受託会社を選任できないときは、委託会社はこの信託契約を解約し、
信託を終了させます。
3.委託会社と当ファンドの投資顧問会社であるブラックロック・ジャパン株式会社との間の外部委託
契約の契約期間は、当ファンドの信託契約の期間と同一です。ただし、外部委託契約のいずれの当事
者も、3ヵ月前の通知をもって当該契約を解約できます。(なお、当該契約は、日本法を準拠法とし
ます。)
⑦
信託事務処理の再信託
受託会社は、当ファンドにかかる信託事務処理の一部について、資産管理サービス信託銀行株式会社
と再信託契約を締結し、これを委託することがあります。その場合には、再信託にかかる契約書類に基
づいて所定の事務を行います。
⑧
公告
委託会社が受益者に対してする公告は、電子公告の方法により行い、次のアドレスに掲載します。
http://www.am-one.co.jp/
なお、電子公告による公告をすることができない事故その他やむを得ない事由が生じた場合の公告は、
日本経済新聞に掲載します。
-36-
⑨
運用報告書
委託会社は、5月と 11 月の決算時および信託終了時に期中の運用経過のほか、信託財産の内容、有
価証券売買状況などを記載した「運用報告書」を作成します。
・交付運用報告書は、販売会社を通じて交付いたします。
・運用報告書(全体版)は、次のアドレスに掲載します。ただし、受益者から運用報告書(全体版)
の交付の請求があった場合には、交付いたします。
http://www.am-one.co.jp/
4【受益者の権利等】
受益者の主な権利の内容は次のとおりです。
(1) 収益分配金に対する請求権
受益者は、委託会社の決定した収益分配金を、持ち分に応じて請求することができます。ただし、受益
者が収益分配金について支払開始日から5年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、受託会
社から交付を受けた金銭は、委託会社に帰属するものとします。
収益分配金は、決算日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(当該収益
分配金にかかる決算日以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該収
益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で
記載または記録されている受益権については原則として取得申込者とします。)にお支払いします。なお、
「分配金再投資コース」を選択された場合、収益分配金は、原則として、税金を差し引いた後自動的に無
手数料で再投資されますが、再投資により増加した受益権は、振替口座簿に記載または記録されます。
(2) 一部解約の実行請求権
受益者は、一部解約の実行を信託約款の規定および本書の記載にしたがって請求することができます。
(3) 償還金に対する請求権
受益者は、信託約款の規定および本書の記載にしたがって、持ち分に応じて償還金を請求することがで
きます。ただし、受益者が信託終了による償還金について支払開始日から 10 年間その支払いを請求しな
いときは、その権利を失い、受託会社から交付を受けた金銭は、委託会社に帰属するものとします。
(4) 帳簿書類の閲覧・謄写の請求権
受益者は、委託会社に対し、当該受益者にかかる信託財産に関する帳簿書類の閲覧または謄写を請求す
ることができます。
-37-
第3【ファンドの経理状況】
グローバル資源株ファンド
(1)当ファンドの財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 38 年大蔵省
令第 59 号)ならびに同規則第 2 条の 2 の規定により、
「投資信託財産の計算に関する規則」
(平成
12 年総理府令第 133 号)に基づいて作成しております。
なお、財務諸表に記載している金額は、円単位で表示しております。
(2)当ファンドの計算期間は6ヶ月未満であるため、財務諸表は6ヶ月毎に作成しております。
(3)当ファンドは、金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき、当特定期間の財務諸表について、
新日本有限責任監査法人により監査を受けております。
-38-
独立監査人の監査報告書
平成29年1月6日
アセットマネジメント One 株式会社
取
締 役 会
御 中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業務執行社員
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
湯原
尚
印
公認会計士
山野
浩
印
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「フ
ァンドの経理状況」に掲げられているグローバル資源株ファンドの平成28年5月21日から平成
28年11月21日までの特定期間の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益及び剰余金計算書、注
記表並びに附属明細表について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務
諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない
財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用するこ
とが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対す
る意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の
基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないか
どうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施するこ
とを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施され
る。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリス
クの評価に基づいて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意
見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切
な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。ま
た、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積り
の評価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基
準に準拠して、グローバル資源株ファンドの平成28年11月21日現在の信託財産の状態及び
同日をもって終了する特定期間の損益の状況をすべての重要な点において適正に表示しているもの
と認める。
利害関係
アセットマネジメント One 株式会社及びファンドと当監査法人又は業務執行社員との間には、
公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
(注)1.上記は、当社が監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しております。
2.XBRL データは監査の対象には含まれていません。
-39-
1【財務諸表】
(1)【貸借対照表】
(単位:円)
前期
(平成 28 年 5 月 20 日現在)
当期
(平成 28 年 11 月 21 日現在)
資産の部
流動資産
預金
61,490
23
17,014,556
74,311,493
投資証券
340,661,580
376,697,433
流動資産合計
357,737,626
451,008,949
357,737,626
451,008,949
5,876,254
54,980,739
コール・ローン
資産合計
負債の部
流動負債
未払解約金
未払受託者報酬
27,003
33,666
未払委託者報酬
1,530,370
1,907,729
33
163
未払利息
その他未払費用
流動負債合計
負債合計
5,046
5,577
7,438,706
56,927,874
7,438,706
56,927,874
891,845,463
866,387,693
△541,546,543
△472,306,618
5,353,666
3,998,456
350,298,920
394,081,075
350,298,920
394,081,075
357,737,626
451,008,949
純資産の部
元本等
元本
剰余金
期末剰余金又は期末欠損金(△)
(分配準備積立金)
元本等合計
純資産合計
負債純資産合計
-40-
(2)【損益及び剰余金計算書】
(単位:円)
前期
(自 平成 27 年 11 月 21 日
至 平成 28 年 5 月 20 日)
当期
(自 平成 28 年 5 月 21 日
至 平成 28 年 11 月 21 日)
営業収益
受取利息
有価証券売買等損益
為替差損益
営業収益合計
2,436
38
31,249,988
52,399,595
△35,898,296
11,574,775
△4,645,872
63,974,408
営業費用
支払利息
1,389
7,154
受託者報酬
53,757
66,568
委託者報酬
3,046,493
3,772,457
その他費用
185,392
178,304
3,287,031
4,024,483
営業利益又は営業損失(△)
営業費用合計
△7,932,903
59,949,925
経常利益又は経常損失(△)
△7,932,903
59,949,925
当期純利益又は当期純損失(△)
△7,932,903
59,949,925
4,706,787
5,007,930
△475,418,312
△541,546,543
92,009,726
159,875,091
当期一部解約に伴う剰余金増加額又は欠損金減
少額
92,009,726
159,875,091
当期追加信託に伴う剰余金増加額又は欠損金減
少額
-
-
145,498,267
145,577,161
当期一部解約に伴う剰余金減少額又は欠損金増
加額
-
-
当期追加信託に伴う剰余金減少額又は欠損金増
加額
145,498,267
145,577,161
-
-
△541,546,543
△472,306,618
一部解約に伴う当期純利益金額の分配額又は一部解
約に伴う当期純損失金額の分配額(△)
期首剰余金又は期首欠損金(△)
剰余金増加額又は欠損金減少額
剰余金減少額又は欠損金増加額
分配金
期末剰余金又は期末欠損金(△)
-41-
(3)【注記表】
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
当期
(自 平成 28 年 5 月 21 日
至 平成 28 年 11 月 21 日)
項目
1有価証券の評価基準及び評価方法
投資証券
基準価額で評価しております。
2外貨建資産・負債の本邦通貨への換
信託財産に属する外貨建資産・負債の円換算は、原則として、わが国における特
算基準
定期間末日の対顧客電信売買相場の仲値によって計算し、為替予約の評価は特定期
間末日に残高がある場合、原則として、わが国における特定期間末日の対顧客先物
売買相場の仲値によって計算しております。
3収益・費用の計上基準
有価証券売買等損益及び為替差損益
約定日基準で計上しております。
4その他
当ファンドの特定期間は期末が休日のため、平成 28 年 5 月 21 日から平成 28 年
11 月 21 日までとなっております。
(貸借対照表に関する注記)
前期
(平成 28 年 5 月 20 日現在)
1
当期
(平成 28 年 11 月 21 日現在)
特定期間末日における受益権の総数
1
特定期間末日における受益権の総数
891,845,463 口
866,387,693 口
2
元本の欠損金額
2
純資産額は元本を 541,546,543 円下回っております。
元本の欠損金額
純資産額は元本を 472,306,618 円下回っております。
3
特定期間末日における1単位当たりの純資産の額
3
1口当たり純資産の額
0.3928 円
特定期間末日における1単位当たりの純資産の額
1口当たり純資産の額
0.4549 円
(1 万口当たり純資産の額)
(3,928 円)
-42-
(1 万口当たり純資産の額)
(4,549 円)
(損益及び剰余金計算書に関する注記)
前期
(自 平成 27 年 11 月 21 日
至 平成 28 年 5 月 20 日)
当期
(自 平成 28 年 5 月 21 日
至 平成 28 年 11 月 21 日)
1信託財産の運用の指図にかかわる権限の全部または一部を委
託するために要する費用として委託者報酬の中から支弁して
いる額
委託費用
1,194,609 円
2分配金の計算過程
1信託財産の運用の指図にかかわる権限の全部または一部を委
託するために要する費用として委託者報酬の中から支弁して
いる額
委託費用
1,488,793 円
2分配金の計算過程
第 31 期計算期間(平成 27 年 11 月 21 日から平成 28 年 2
月 22 日)末に、費用控除後の配当等収益(0 円)、有価証券
売買等損益(0 円)、収益調整金(32,374,622 円)、分配準備
積立金(6,233,065 円)より、分配対象収益は 38,607,687
円 (1 万口当たり 404 円)でありますが、当期の収益分配
金につきましては、見送りとなりました。
第 32 期計算期間(平成 28 年 2 月 23 日から平成 28 年 5
月 20 日)末に、費用控除後の配当等収益(0 円)、有価証券
売買等損益(0 円)、収益調整金(30,713,080 円)、分配準備
積立金(5,353,666 円)より、分配対象収益は 36,066,746
円 (1 万口当たり 404 円)でありますが、当期の収益分配
金につきましては、見送りとなりました。
第 33 期計算期間(平成 28 年 5 月 21 日から平成 28 年 8
月 22 日)末に、費用控除後の配当等収益(0 円)、有価証券
売買等損益(0 円)、収益調整金(34,421,932 円)、分配準備
積立金(4,882,054 円)より、分配対象収益は 39,303,986
円 (1 万口当たり 404 円)でありますが、当期の収益分配
金につきましては、見送りとなりました。
第 34 期計算期間(平成 28 年 8 月 23 日から平成 28 年 11
月 21 日)末に、費用控除後の配当等収益(0 円)、有価証券
売買等損益(0 円)、収益調整金(31,038,398 円)、分配準備
積立金(3,998,456 円)より、分配対象収益は 35,036,854
円 (1 万口当たり 404 円)でありますが、当期の収益分配
金につきましては、見送りとなりました。
(金融商品に関する注記)
1.金融商品の状況に関する事項
項目
前期
(自 平成 27 年 11 月 21 日
至 平成 28 年 5 月 20 日)
1金融商品に対する取組方針
当期
(自 平成 28 年 5 月 21 日
至 平成 28 年 11 月 21 日)
当ファンドは、投資信託及び投資法人 同左
に関する法律第 2 条第 4 項に定める投資
を目的とする証券投資信託であり、証券
投資信託約款および投資ガイドラインに
基づいて運用しております。
2金融商品の内容及び当該金融商品に
当ファンドが保有する金融商品の種類 同左
係るリスク
は、有価証券、デリバティブ取引、コー
ル・ローン等の金銭債権及び金銭債務で
あります。
なお、詳細は附属明細表をご参照下さ
い。
これらは、市場リスク(価格変動リス
ク、為替変動リスク、金利変動リスク)
、
信用リスク、及び流動性リスクを有して
おります。
また、当ファンドは、外貨建証券の売買
等の決済に伴い必要となる外貨の売買の
ために、為替予約取引を行っておりま
す。
3金融商品に係るリスク管理体制
運用部門がポジション管理を行ってお
運用担当部署から独立したコンプライ
りますが、取引の執行・記録・管理につ アンス・リスク管理担当部署が、運用リ
いては、トレーディング部門が行ってお スクを把握、管理し、 その結果に基づき
ります。また、コンプライアンス・リス 運用担当部署へ対応の指示等を行うこと
ク管理部門においてデリバティブに関す により、適切な管理を行います。
る法令・約款など運用に関する諸規則の リスク管理に関する委員会等はこれらの
遵守状況のチェックを行うとともにポー 運用リスク管理状況の報告を受け、総合
-43-
トフォリオのリスク状況の分析・チェッ
クを行い、上記プロセスを通じ、適正な
リスク管理が行われているかをチェック
し、必要に応じて関連部署へ報告、注
意、勧告を行っております。
なお具体的には以下のリスクの管理を行
っております。
①市場リスクの管理
市場リスクに関しては、資産配分等の状
況を常時、分析・把握し、投資方針に沿
っているか等の管理を行っております。
②信用リスクの管理
信用リスクに関しては、発行体や取引先
の財務状況等に関する情報収集・分析を
常時継続し、格付等の信用度に応じた組
入制限等の管理を行っております。
③流動性リスクの管理
流動性リスクに関しては、必要に応じて
市場流動性の状況を把握し、取引量や組
入比率等の管理を行っております。
4金融商品の時価等に関する事項につ
金融商品の時価には、市場価格に基づ
いての補足説明
く価額のほか、市場価格がない場合に
は、合理的に算定された価額が含まれて
おります。当該価額の算定においては一
定の前提条件等を採用しているため、異
なる前提条件等によった場合、当該価額
が異なることもあります。
また、デリバティブ取引に関する契約額
等については、その金額自体がデリバテ
ィブ取引に係る市場リスクを示すもので
はありません。
的な見地から運用状況全般の管理を行い
ます。
なお、具体的には以下のリスクの管理を
行っております。
①市場リスクの管理
市場リスクに関しては、資産配分等の状
況を常時、分析・把握し、投資方針に沿
っているか等の管理を行っております。
②信用リスクの管理
信用リスクに関しては、発行体や取引先
の財務状況等に関する情報収集・分析を
常時継続し、格付等の信用度に応じた組
入制限等の管理を行っております。
③流動性リスクの管理
流動性リスクに関しては、必要に応じて
市場流動性の状況を把握し、取引量や組
入比率等の管理を行っております。
同左
2.金融商品の時価等に関する事項
項目
前期
(平成 28 年 5 月 20 日現在)
当期
(平成 28 年 11 月 21 日現在)
1貸借対照表日における貸借対照表の
貸借対照表に計上している金融商品
同左
科目ごとの計上額・時価・時価との は、原則として時価評価としているた
差額
め、貸借対照表計上額と時価との差額は
ありません。
2貸借対照表の科目ごとの時価の算定 (1)有価証券
(1)有価証券
方法
投資証券
投資証券
原則として、投資証券の基準価額で評 同左
価しております。
(2)コール・ローン等の金銭債権及び金 (2)コール・ローン等の金銭債権及び金
銭債務
銭債務
コール・ローン等の金銭債権及び金銭 同左
債務は短期間で決済されるため、時価は
帳簿価額と近似していることから、当該
帳簿価額を時価としております。
-44-
(有価証券に関する注記)
① 売買目的有価証券
前期(自 平成 27 年 11 月 21 日 至 平成 28 年 5 月 20 日)
種類
最終の計算期間の損益に含まれた評価差額 (円)
投資証券
41,075,423
合計
41,075,423
当期(自 平成 28 年 5 月 21 日 至 平成 28 年 11 月 21 日)
種類
最終の計算期間の損益に含まれた評価差額 (円)
投資証券
△13,499,584
合計
△13,499,584
(デリバティブ取引等に関する注記)
該当事項はありません。
(関連当事者との取引に関する注記)
前期
(自 平成 27 年 11 月 21 日
至 平成 28 年 5 月 20 日)
当期
(自 平成 28 年 5 月 21 日
至 平成 28 年 11 月 21 日)
市場価格その他当該取引に係る価格を勘案して、一般の取 同左
引条件と異なる関連当事者との取引は行われていないため、
該当事項はありません。
(その他の注記)
期別
項目
前期
(平成 28 年 5 月 20 日現在)
期首元本額
期中追加設定元本額
期中一部解約元本額
802,866,096 円
232,092,725 円
143,113,358 円
-45-
当期
(平成 28 年 11 月 21 日現在)
891,845,463 円
249,978,076 円
275,435,846 円
(4)【附属明細表】
第1 有価証券明細表
(1)株式
該当事項はありません。
(2)株式以外の有価証券
(平成 28 年 11 月 21 日現在)
種類
投資証券
通貨
米・ドル
小計
銘柄
口数
評価額
備考
BGF-WORLD ENERGY FUND-X2
52,430.56
1,137,743.15
BGF-WORLD MINING FUND-J2
63,608.25
2,257,456.79
116,038.81
3,395,199.94
銘柄数:2
(376,697,433)
組入時価比率:95.6%
100.0%
合計
376,697,433
(376,697,433)
(注1)比率は左より組入時価の純資産総額に対する比率、及び各小計欄の合計金額に対する比率であります。
(注2)通貨種類毎の小計欄の( )内は、邦貨換算額であります。
(注3)合計金額欄の( )内は、外貨建有価証券に係わるもので、内書であります。
有価証券明細表注記
外貨建有価証券の内訳
通貨
米・ドル
第2
組入投資証券
時価比率
銘柄数
投資証券
2 銘柄
信用取引契約残高明細表
該当事項はありません。
第3 デリバティブ取引及び為替予約取引の契約額等及び時価の状況表
該当事項はありません。
-46-
100.0%
合計金額に
対する比率
100.0%
(参考)
以下に記載した情報は監査の対象外であります。
当ファンドは、ルクセンブルグ籍の証券投資法人が発行する「BGF ワ-ルド・エネルギ-・ファンド」及び「BGF ワ-
ルド・マイニング・ファンド」
(以下「同ファンドといいます。
)を主要投資対象としております。
貸借対照表の資産の部に計上された「投資証券」は、すべて同ファンドのクラス X 投資証券及びクラス J 投資証券であ
ります。
同ファンドはルクセンブルグ籍の証券投資法人「ブラックロック・グロ-バル・ファンズ」が発行する投資証券(米ド
ル建て)であります。
なお、以下に記載した内容は、同投資証券の中間財務諸表(未監査)から抜粋・翻訳したものであります。
ただし、財務諸表に含まれる「投資明細表」の銘柄については原文通り英語表記で行っております。
純資産計算書
2016 年2月 29 日現在(未監査)
ワ-ルド・エネル
ギ-・ファンド
ワ-ルド・マイニン
グ・ファンド
米ドル
米ドル
注記
資産
投資有価証券-取得原価
1,969,986,315
未実現評価損
(451,533,859)
5,434,317,948
(2,048,320,218)
投資有価証券-時価
2(a)
1,518,452,456
3,385,997,730
銀行預金
2(a)
28,002,747
8,928,365
未収利息および未収配当金
2(a)
8,509,966
10,674,341
売却投資有価証券未収金
2(a)
3,080
-
販売投資証券未収金
2(a)
25,512,256
13,754,926
2(a, c)
1,139,444
-
1,581,619,949
3,419,355,362
その他の資産
資産合計
負債
銀行からの借入金
2(a)
26
15
購入投資有価証券未払金
2(a)
27,118,037
10,035,612
買戻し投資証券未払金
2(a)
3,356,224
5,214,219
2(c)
2,802,483
3,620,957
5, 6,7,
8
2,592,657
5,841,732
35,869,427
24,712,535
1,545,750,522
3,394,642,827
以下に係る未実現評価損:
未決済先渡為替予約
その他の負債
負債合計
純資産合計
添付の注記は、これらの財務書類の不可分の一部である。
-47-
3会計年度末および当中間会計期間末における純資産価額の概要
2016 年2月 29 日現在(未監査)
ワ-ルド・エネルギ-・ファンド
通貨
2016 年
2月 29 日現在
2015 年
8月 31 日現在
2014 年
8月 31 日現在
2013 年
8月 31 日現在
米ドル
1,545,750,522
1,731,221,772
2,226,925,624
2,459,993,791
米ドル
14.08
15.98
26.94
23.33
英ポンド
10.09
10.34
16.19
15.02
米ドル
14.12
16.03
26.99
23.37
豪ドル
5.85
6.63
11.03
-
スイス・
フラン
4.50
5.14
8.86
7.69
ユ-ロ
4.19
4.78
8.16
7.07
香港ドル
6.82
7.76
13.08
11.35
シンガポ-
ル・
ドル
4.13
4.68
7.94
6.89
米ドル
11.72
13.39
22.83
20.02
ユ-ロ
3.78
4.34
7.50
6.58
米ドル
14.17
16.02
27.08
23.38
英ポンド
10.22
10.44
16.38
15.16
米ドル
15.23
17.22
28.77
24.73
スイス・
フラン
4.61
5.25
8.98
7.73
ユ-ロ
4.44
5.04
8.54
7.35
シンガポ-
ル・ドル
4.24
4.79
8.05
6.93
クラスE無分配投資証券
米ドル
13.11
14.92
25.24
21.97
クラスEユ-ロ・ヘッジ無
分配投資証券
ユ-ロ
4.02
4.59
7.88
6.86
クラスI無分配投資証券
米ドル
15.01
16.96
28.25
24.22
クラスIユ-ロ・ヘッジ無
分配投資証券
ユ-ロ
4.50
5.09
8.60
7.38
クラスX無分配投資証券
米ドル
17.48
19.65
32.41
27.50
純資産合計
以下の1口当たり純資産価額:
クラスA毎年分配型投資証
券
クラスA毎年分配英国報告
型投資証券
クラスA無分配投資証券
クラスA豪ドル・ヘッジ無
分配投資証券
クラスAスイス・フラン・
ヘッジ無分配投資証券
クラスAユ-ロ・ヘッジ無
分配投資証券
クラスA香港ドル・ヘッジ
無分配投資証券
クラスAシンガポ-ル・ド
ル・ヘッジ無分配投資証券
クラスC無分配投資証券
クラスCユ-ロ・ヘッジ無
分配投資証券
クラスD毎年分配型投資証
券
クラスD毎年分配英国報告
型投資証券
クラスD無分配投資証券
クラスDスイス・フラン・
ヘッジ無分配投資証券
クラスDユ-ロ・ヘッジ無
分配投資証券
クラスDシンガポ-ル・ド
ル・ヘッジ無分配投資証券
価格は各投資証券クラスの取引通貨で設定される。2種類以上の取引通貨が入手可能な当該投資証券クラスでは、各投
資証券クラスの基準通貨が表示されている。追加の取引通貨額は評価時点の関連する直物為替レ-トで当該額を換算す
ることによって算定される。
-48-
3会計年度末および当中間会計期間末における純資産価額の概要
2016 年2月 29 日現在(未監査)
ワ-ルド・マイニング・ファンド
純資産合計
通貨
2016 年
2月 29 日現在
米ドル
3,394,642,827
米ドル
2015 年
8月 31 日現在
2014 年
8月 31 日現在
2013 年
8月 31 日現在
3,513,263,319
7,657,065,351
7,678,605,638
22.16
23.79
46.10
43.95
英ポンド
15.51
15.03
27.04
27.62
米ドル
22.68
24.34
46.85
44.51
4.93
5.34
10.23
-
3.46
3.75
7.43
7.08
2.06
2.24
4.39
4.17
4.10
4.41
8.50
8.09
3.55
3.83
7.37
6.86
2.18
2.35
4.57
4.36
米ドル
18.43
19.91
38.80
37.33
ユ-ロ
1.86
2.03
4.03
3.88
英ポンド
15.53
14.99
27.07
27.64
米ドル
24.46
26.16
49.96
47.12
3.55
3.84
7.54
7.13
2.18
2.36
4.60
4.34
3.64
3.92
7.47
6.90
3.25
3.48
4.64
4.39
14.31
15.40
29.44
27.70
以下の1口当たり純資産価額:
クラスA毎年分配型投資証券
クラスA毎年分配英国報告型
投資証券
クラスA無分配投資証券
クラスA豪ドル・ヘッジ無分
豪ドル
配投資証券
クラスAスイス・フラン・ヘ
スイス・
ッジ無分配投資証券
フラン
クラスAユ-ロ・ヘッジ無分
ユ-ロ
配投資証券
クラスA香港ドル・ヘッジ無
香港ドル
分配投資証券
ク ラ ス A ポ - ラ ン ド ・ ズ ロ ポ-ランド・
ズロチ
チ・ヘッジ無分配投資証券
ク ラ ス A シ ン ガ ポ - ル ・ ド シンガポ-
ル・ドル
ル・ヘッジ無分配投資証券
クラスC無分配投資証券
クラスCユ-ロ・ヘッジ
無分配投資証券
クラスD毎年分配英国報告型
投資証券
クラスD無分配投資証券
クラスDスイス・フラン・ヘ スイス・フラ
ン
ッジ無分配投資証券
クラスDユ-ロ・ヘッジ
ユ-ロ
無分配投資証券
ク ラ ス D ポ - ラ ン ド ・ ズ ロ ポ-ランド・
ズロチ
チ・ヘッジ無分配投資証券
ク ラ ス D シ ン ガ ポ - ル ・ ド シンガポ-
ル・ドル
ル・ヘッジ無分配投資証券
クラスD英ポンド・ヘッジ無
英ポンド
分配英国報告型投資証券
クラスE無分配投資証券
米ドル
20.90
22.49
43.50
41.53
クラスEユ-ロ・ヘッジ
無分配投資証券
ユ-ロ
1.98
2.15
4.24
4.05
クラスI無分配投資証券
米ドル
24.06
25.70
48.98
46.07
クラスIユ-ロ・ヘッジ
無分配投資証券
ユ-ロ
2.22
2.40
4.67
4.39
クラスJ無分配投資証券
米ドル
26.41
28.07
52.94
49.30
クラスX無分配投資証券
米ドル
28.02
29.78
56.17
52.31
クラスXユ-ロ・ヘッジ無分
配投資証券
ユ-ロ
2.31
2.49
4.78
4.46
価格は各投資証券クラスの取引通貨で設定される。2種類以上の取引通貨が入手可能な当該投資証券クラスでは、各投
資証券クラスの基準通貨が表示されている。追加の取引通貨額は評価時点の関連する直物為替レ-トで当該額を換算す
ることによって算定される。
-49-
損益および純資産変動計算書
2016 年2月 29 日に終了した会計期間(未監査)
ワ-ルド・エネル
ワ-ルド・マイニン
ギ-・ファンド
グ・ファンド
注記
期首純資産
米ドル
米ドル
1,731,221,772
3,513,263,319
-
-
収益
預金利息
債券利息
-
5,882
88,569
208,697
21,113,957
40,199,088
集団投資スキ-ムによる収益
配当金、源泉徴収税控除後
有価証券貸付
933,455
974,091
2(b)
22,135,981
41,387,758
17,329
6,170
管理事務代行報酬
7
1,976,277
3,901,014
保管および預託報酬
8
100,163
380,987
販売報酬
6
315,696
399,441
税金
9
356,565
700,005
投資運用報酬
5
13,444,617
26,981,744
16,210,647
32,369,361
5,925,334
9,018,397
収益合計
費用
銀行利息
費用合計
純利益/(損失)
以下に係る実現純評価益/(損)
:
投資有価証券
2(a)
(318,272,132)
先渡為替予約
2(c)
その他の取引に係る外国通貨
2(i)
(325,730)
(843,625)
当期実現純評価損
以下に係る未実現評価益/(損)の純変動
額:
投資有価証券
2(a)
(316,062,887)
(735,828,596)
102,248,688
486,519,186
2,534,975
先渡為替予約
2(c)
(6,124,616)
その他の取引に係る外国通貨
2(i)
(213,405)
当期未実現評価益/(損)の純変動
(735,625,133)
640,162
(5,265,633)
118,705
95,910,667
481,372,258
(214,226,886)
(245,437,941)
609,854,653
552,767,172
(581,099,017)
(425,949,723)
28,755,636
126,817,449
1,545,750,522
3,394,642,827
運用成績による純資産の増加/(減少)
資本の変動
投資証券発行による正味受取額
投資証券買戻しによる正味支払額
資本の変動による純資産の増加
期末純資産
添付の注記は、これらの財務書類の不可分の一部である。
-50-
発行済投資証券口数変動表
2016 年2月 29 日現在(未監査)
ワ-ルド・エネルギ-・ファンド
期首発行済
投資証券口数
当期発行
投資証券口数
当期買戻し
投資証券口数
期末発行済
投資証券口数
クラスA毎年分配型投資証券
589,849
151,731
109,134
632,446
クラスA毎年分配英国報告型投資証券
292,505
72,396
26,262
338,639
78,687,253
26,976,950
25,859,227
79,804,976
1,052,898
2,648,411
434,962
3,266,347
692,633
909,899
1,005,873
596,659
20,968,524
3,287,607
14,607,383
9,648,748
クラスA香港ドル・ヘッジ無分配投資証券
891,487
605,421
20,248
1,476,660
クラスAシンガポ-ル・ドル・ヘッジ無分
配投資証券
13,657,403
2,464,804
1,184,216
14,937,991
1,710,978
258,814
258,644
1,711,148
338,606
127,001
33,577
432,030
61,149
4,798
-
65,947
966,758
485,665
147,603
1,304,820
6,167,544
2,939,208
1,509,132
7,597,620
245,834
944,112
116,955
1,072,991
1,138,176
2,429,379
233,260
3,334,295
948
1,954
-
2,902
クラスE無分配投資証券
3,662,157
772,503
458,116
3,976,544
クラスEユ-ロ・ヘッジ無分配投資証券
2,674,460
1,170,542
367,482
3,477,520
152,026
3,249,457
746,596
2,654,887
8,452,220
847
8,452,220
847
716,118
173,159
75,032
814,245
クラスA無分配投資証券
クラスA豪ドル・ヘッジ無分配投資証券
クラスAスイス・フラン・ヘッジ無分配投
資証券
クラスAユ-ロ・ヘッジ無分配投資証券
クラスC無分配投資証券
クラスCユ-ロ・ヘッジ無分配投資証券
クラスD毎年分配型投資証券
クラスD毎年分配英国報告型投資証券
クラスD無分配投資証券
クラスDスイス・フラン・ヘッジ無分配投
資証券
クラスDユ-ロ・ヘッジ無分配投資証券
クラスDシンガポ-ル・ドル・ヘッジ無分
配投資証券
クラスI無分配投資証券
クラスIユ-ロ・ヘッジ無分配投資証券
クラスX無分配投資証券
-51-
発行済投資証券口数変動表
2016 年2月 29 日現在(未監査)
ワ-ルド・マイニング・ファンド
期首発行済
投資証券口数
当期発行
投資証券口数
当期買戻し
投資証券口数
期末発行済
投資証券口数
クラスA毎年分配型投資証券
602,444
207,572
126,511
683,505
クラスA毎年分配英国報告型投資証券
416,581
24,154
43,152
397,583
126,805,661
17,522,432
16,177,613
128,150,480
クラスA豪ドル・ヘッジ無分配投資証券
1,401,015
1,836,238
855,452
2,381,801
クラスAスイス・フラン・ヘッジ無分配投
資証券
2,684,384
295,981
731,336
2,249,029
17,432,548
8,607,081
3,527,386
22,512,243
539,522
6,159,337
6,105,844
593,015
2,487,874
4,895,308
4,645,468
2,737,714
18,178,003
1,326,751
2,103,975
17,400,779
クラスC無分配投資証券
999,400
93,528
100,903
992,025
クラスCユ-ロ・ヘッジ無分配投資証券
872,413
224,431
120,729
976,115
クラスD毎年分配英国報告型投資証券
950,782
129,877
32,034
1,048,625
3,620,366
754,884
679,743
3,695,507
18,137
615,866
17,015
616,988
8,346,696
2,673,764
1,054,187
9,966,273
1,796
-
-
1,796
1,686
20,874
1,475
21,085
8,631
15,845
2,872
21,604
クラスE無分配投資証券
4,680,665
1,299,150
1,048,755
4,931,060
クラスEユ-ロ・ヘッジ無分配投資証券
7,543,507
2,324,544
1,194,864
8,673,187
197,910
2,568,576
-
2,766,486
2,012
-
-
2,012
クラスJ無分配投資証券
67,158
17,128
10,993
73,293
クラスX無分配投資証券
613,694
95,886
53,075
656,505
537
-
-
537
クラスA無分配投資証券
クラスAユ-ロ・ヘッジ無分配投資証券
クラスA香港ドル・ヘッジ無分配投資証券
クラスAポ-ランド・ズロチ・ヘッジ無分
配投資証券
クラスAシンガポ-ル・ドル・ヘッジ無分
配投資証券
クラスD無分配投資証券
クラスDスイス・フラン・ヘッジ無分配投
資証券
クラスDユ-ロ・ヘッジ無分配投資証券
クラスDポ-ランド・ズロチ・ヘッジ無分
配投資証券
クラスDシンガポ-ル・ドル・ヘッジ無分
配投資証券
クラスD英ポンド・ヘッジ無分配英国報告
型投資証券
クラスI無分配投資証券
クラスIユ-ロ・ヘッジ無分配投資証券
クラスXユ-ロ・ヘッジ無分配投資証券
-52-
ワ-ルド・エネルギ-・ファンド
投資有価証券明細表 2016 年2月 29 日現在(未監査)
公認の証券取引所に上場されているまたはその他の規制市場で取引されている譲渡可能な有価証券および短期金融商
品
時価
純資産比率
保有高
銘柄
(%)
(米ドル)
ファンド
21,710,058
アイルランド
Institutional Cash Series Plc -
Dollar Liquidity Fund~
Institutional US
ファンド合計
21,710,058
1.40
21,710,058
1.40
11,526,283
0.75
43,929,859
2.84
普通株式
バミュ-ダ
2,489,478
Kosmos Energy Ltd*
カナダ
1,260,265
Enbridge Inc*
2,469,298
Encana Corp
9,795,245
0.63
851,217
Mitra Energy Inc
94,495
0.01
1,072,100
TransCanada Corp
39,433,807
2.55
93,253,406
6.03
129,300,418
8.36
50,956,661
3.30
33,840,800
2.19
29,792,483
1.93
15,211,183
0.98
64,098,668
4.15
キュラソ-島
1,794,842
Schlumberger Ltd
フランス
1,138,790
TOTAL SA
イタリア
2,425,000
Eni SpA
パプアニュ-ギニア
6,239,538
Oil Search Ltd*
スウェ-デン
977,947
Lundin Petroleum AB
英国
13,186,300
BP Plc
8,079,711
Cairn Energy Plc
7,549,772
Royal Dutch Shell Plc 'A'*
18,160,854
1.17
172,635,522
11.17
254,895,044
16.49
Anadarko Petroleum Corp
28,141,876
1.82
Cabot Oil & Gas Corp
25,852,615
1.67
米国
759,155
1,342,993
98,779
309,600
1,175,700
500,930
2,193,902
California Resources Corp
46,920
0.00
6,548,040
0.42
Chevron Corp
99,675,846
6.45
Cimarex Energy Co
42,809,478
2.77
ConocoPhillips
74,526,851
4.82
Carrizo Oil & Gas Inc
-53-
公認の証券取引所に上場されているまたはその他の規制市場で取引されている譲渡可能な有価証券および短期金融商
品
時価
純資産比率
保有高
銘柄
(米ドル)
(%)
米国
664,235
Devon Energy Corp
13,191,707
0.85
1,053,535
EOG Resources Inc
68,658,876
4.44
629,500
34,616,205
2.24
146,940,523
9.51
Halliburton Co
16,619,036
1.08
1,265,940
Hess Corp
54,194,892
3.51
1,844,576
Hyperdynamics Corp
830,059
0.05
1,410,600
Marathon Oil Corp
11,397,648
0.74
Noble Energy Inc
23,071,440
1.49
Occidental Petroleum Corp
74,076,102
4.79
759,176
Phillips 66
60,559,470
3.92
445,149
Pioneer Natural Resources Co
54,855,711
3.55
122,500
Tesoro Corp
10,020,500
0.65
506,400
Valero Energy Corp
1,798,978
513,726
792,833
1,066,150
EQT Corp
Exxon Mobil Corp
30,596,688
1.98
877,230,483
56.75
普通株式合計
1,496,006,761
96.78
公認の証券取引所に上場されているまたはその他の規制市場で取引されている
譲渡可能な有価証券および短期金融商品合計
1,517,716,819
98.18
その他の譲渡可能な有価証券
保有高
時価
(米ドル)
銘柄
純資産比率
(%)
普通株式およびワラント
カナダ
350,000
Connaught Oil And Gas Ord Shares
735,637
0.05
Caithness Petroleum Ltd
-
0.00
Energy Inc (Wts 19/12/2016)
-
0.00
-
0.00
普通株式およびワラント合計
735,637
0.05
その他の譲渡可能な有価証券合計
735,637
0.05
1,518,452,456
98.23
27,298,066
1.77
1,545,750,522
100.00
米国
4,502,180
909,091
投資有価証券合計
その他の純資産
純資産合計(米ドル)
~
*
関連当事者ファンドに対する投資。詳細については注記 11 を参照のこと。
貸付有価証券。詳細については注記 13 を参照のこと。
添付の注記は、これらの財務書類の不可分の一部である。
-54-
未決済先渡為替予約
通貨
2016 年2月 29 日現在
買予約
通貨
売予約
取引相手
期日
未実現評価益/(損)
(米ドル)
ヘッジを使用した豪ドル建投資証券クラス
AUD
20,797,970
USD
14,789,726
BNY Mellon
15/3/2016
USD
1,063,253
AUD
1,481,401
BNY Mellon
15/3/2016
66,921
5,049
71,970
未実現純評価益
ヘッジを使用したスイス・フラン建投資証券クラス
CHF
9,529,592
USD
9,760,419
BNY Mellon
15/3/2016
(219,141)
USD
1,865,506
CHF
1,827,902
BNY Mellon
15/3/2016
35,367
(183,774)
未実現純評価損
ヘッジを使用したユ-ロ建投資証券クラス
EUR
76,373,459
USD
85,665,348
BNY Mellon
15/3/2016
USD
5,325,810
EUR
4,817,996
BNY Mellon
15/3/2016
(2,430,888)
75,021
(2,355,867)
未実現純評価損
ヘッジを使用した香港ドル建投資証券クラス
HKD
10,859,048
USD
1,394,633
BNY Mellon
15/3/2016
USD
87,902
HKD
683,117
BNY Mellon
15/3/2016
2,417
17
2,434
未実現純評価益
ヘッジを使用したシンガポ-ル・ドル建投資証券クラス
SGD
67,190,855
USD
48,136,320
BNY Mellon
15/3/2016
USD
3,423,808
SGD
4,812,226
BNY Mellon
15/3/2016
453
(337,246)
未実現純評価損
未実現純評価損合計
(米ドル建の基礎となるエクスポ-ジャ--168,453,832 米ドル)
(2,802,483)
注:当該取引による未実現純評価損は、純資産計算書に含まれている(注記2c 参照)
。
未実現評価損
(米ドル)
金融デリバティブ商品の要約
未決済先渡為替予約
業種別内訳
(337,699)
(2,802,483)
2016 年2月 29 日現在
純資産比率
(%)
総合石油・ガス
41.56
石油・ガスの探査・生成
33.89
石油・ガスの設備・サ-ビス
9.44
石油・ガスの精製・販売
6.55
石油・ガスの貯蔵・輸送
5.39
投資ファンド
1.40
その他の純資産
1.77
100.00
添付の注記は、これらの財務書類の不可分の一部である。
-55-
ワ-ルド・マイニング・ファンド
投資有価証券明細表 2016 年2月 29 日現在(未監査)
公認の証券取引所に上場されているまたはその他の規制市場で取引されている譲渡可能な有価証券および短期金融商
品
時価
純資産比率
保有高
銘柄
(%)
(米ドル)
ファンド
114,475,215
850,000
アイルランド
Institutional Cash Series Plc - Institutional US
Dollar Liquidity Fund~
Source Physical Gold P-ETC - ETF*
ファンド合計
114,475,215
3.37
102,875,500
3.04
217,350,715
6.41
普通株式
オ-ストラリア
6,996,397
Equatorial Resources Ltd
18,880,396
Iluka Resources Ltd
13,163,682
Metals X Ltd
10,809,490
Newcrest Mining Ltd
1,500,284
0.04
90,824,700
2.68
8,797,652
0.26
135,213,813
3.98
27,702,840
0.82
7,689,816
OZ Minerals Ltd
1,325,318
Sandfire Resources NL
5,390,266
0.16
3,700,000
Western Areas Ltd*
5,501,016
0.16
274,930,571
8.10
10,712,962
0.32
ベルギ-
14,612,171
6,000,000
500,000
Nyrstar NV*
Nyrstar NV (Right 1/3/2016)*
Umicore SA*
1,699,434
0.05
22,482,098
0.66
34,894,494
1.03
25,854,930
0.76
バミュ-ダ
20,000,000
Petra Diamonds Ltd
カナダ
1,350,000
10,000,000
Agnico Eagle Mines Ltd*
Barrick Gold Corp*
1.39
4.05
7,900,324
0.23
Dominion Diamond Corp
29,768,125
0.88
21,643,998
Eldorado Gold Corp*
64,072,918
1.89
21,000,000
First Quantum Minerals Ltd*
76,309,360
2.25
500,000
2,900,000
Detour Gold Corp
47,227,656
137,500,000
2,020,307
Franco-Nevada Corp*
120,601,473
3.55
6,100,000
Goldcorp Inc*
85,278,356
2.51
6,880,000
HudBay Minerals Inc*
19,501,330
0.57
1,101,663
Ivanhoe Mines Ltd 'A'
562,568
0.02
53,668,000
Katanga Mining Ltd
8,142,285
0.24
31,981,589
Lundin Mining Corp*
88,284,791
2.60
5,682,252
Mountain Province Diamonds Inc
20,605,995
0.61
1,463,107
Nevsun Resources Ltd
4,786,030
0.14
9,230,000
OceanaGold Corp
25,274,376
0.75
1,500,000
Potash Corp of Saskatchewan Inc
25,485,000
0.75
1,487,838
Reservoir Minerals Inc
4,459,516
0.13
-56-
公認の証券取引所に上場されているまたはその他の規制市場で取引されている譲渡可能な有価証券および短期金融商
品
時価
純資産比率
保有高
銘柄
(米ドル)
(%)
カナダ
12,992,500
Sierra Metals Inc
9,807,762
0.29
7,000,000
Tahoe Resources Inc*
63,876,063
1.88
3,775,000
Teck Resources Ltd 'B'*
21,707,759
0.64
861,151,687
25.37
24,583,302
0.73
Glencore Plc*
239,074,700
7.04
Randgold Resources Ltd ADR
288,931,521
8.51
528,006,221
15.55
Grupo Mexico SAB de CV 'B'
59,796,494
1.76
Industrias Penoles SAB de CV
28,428,949
0.84
88,225,443
2.60
88,617,056
2.61
4,388,287
0.13
93,005,343
2.74
120,200,000
3.54
African Rainbow Minerals Ltd
28,939,509
0.85
Gold Fields Ltd ADR
54,015,000
1.59
82,954,509
2.44
53,018,670
1.56
267,148,983
7.87
中国
17,500,000
China Shenhua Energy Co Ltd 'H'
ジャ-ジ-
130,000,000
3,188,034
メキシコ
28,750,000
2,401,045
ペル-
5,182,284
38,671,963
Sociedad Minera Cerro Verde SAA
Volcan Cia Minera SAA 'B'
ロシア連邦
10,000,000
MMC Norilsk Nickel PJSC ADR
南アフリカ
5,280,000
13,000,000
スウェ-デン
3,550,000
Boliden AB*
英国
26,700,000
BHP Billiton Plc
6,970,530
Fresnillo Plc*
96,893,852
2.85
9,900,000
Rio Tinto Plc
259,541,796
7.65
623,584,631
18.37
米国
1,100,000
Albemarle Corp*
62,755,000
1.85
2,000,000
Alcoa Inc*
17,900,000
0.53
1,100,000
Mosaic Co/The
29,238,000
0.86
5,500,000
Newmont Mining Corp
142,615,000
4.20
4,340,000
Southern Copper Corp*
105,722,400
3.11
358,230,400
10.55
3,168,640,201
93.34
3,385,990,916
99.75
普通株式合計
公認の証券取引所に上場されているまたはその他の規制市場で取引されている
譲渡可能な有価証券および短期金融商品合計
-57-
その他の譲渡可能な有価証券
保有高
時価
(米ドル)
銘柄
純資産比率
(%)
ワラント
アイルランド
7,474,039
Kenmare (Wts 16/11/2019)
-
0.00
-
0.00
6,813
0.00
1
0.00
債券合計
6,814
0.00
その他の譲渡可能な有価証券合計
6,814
0.00
3,385,997,730
99.75
8,645,097
0.25
3,394,642,827
100.00
ワラント合計
債券
ブラジル
BRL 6,750
Vale SA FRN 29/9/2049 (Perpetual)
ジャ-ジ-
USD 10,800,000
London Mining Jersey Plc (Defaulted) 12% 30/4/2019
投資有価証券合計
その他の純資産
純資産合計(米ドル)
関連当事者ファンドに対する投資。詳細については注記 11 を参照のこと。
*
貸付有価証券。詳細については注記 13 を参照のこと。
~
添付の注記は、これらの財務書類の不可分の一部である。
-58-
未決済先渡為替予約
通貨
2016 年2月 29 日現在
買予約
通貨
売予約
取引相手
期日
未実現評価益/(損)
(米ドル)
ヘッジを使用した豪ドル建投資証券クラス
AUD
12,714,979
USD
9,038,501
BNY Mellon
15/3/2016
USD
709,079
AUD
991,140
BNY Mellon
15/3/2016
44,212
1,079
45,291
未実現純評価益
ヘッジを使用したスイス・フラン建投資証券クラス
CHF
10,691,930
USD
10,951,499
BNY Mellon
15/3/2016
USD
764,555
CHF
755,689
BNY Mellon
15/3/2016
(246,457)
7,946
(238,511)
未実現純評価損
ヘッジを使用したユ-ロ建投資証券クラス
EUR
92,088,092
USD
103,614,066
BNY Mellon
15/3/2016
USD
5,799,605
EUR
5,235,897
BNY Mellon
15/3/2016
(3,253,120)
93,372
(3,159,748)
未実現純評価損
ヘッジを使用した英ポンド建投資証券クラス
GBP
336,405
USD
487,868
BNY Mellon
15/3/2016
USD
39,243
GBP
27,885
BNY Mellon
15/3/2016
(20,222)
478
(19,744)
未実現純評価損
ヘッジを使用した香港ドル建投資証券クラス
HKD
2,547,207
USD
327,054
BNY Mellon
15/3/2016
652
USD
15,333
HKD
119,267
BNY Mellon
15/3/2016
(11)
641
未実現純評価益
ヘッジを使用したポ-ランド・ズロチ建投資証券クラス
PLN
10,224,306
USD
2,606,507
BNY Mellon
15/3/2016
USD
129,772
PLN
515,020
BNY Mellon
15/3/2016
(47,913)
890
(47,023)
未実現純評価損
ヘッジを使用したシンガポ-ル・ドル建投資証券クラス
SGD
40,058,440
USD
28,698,777
BNY Mellon
15/3/2016
(201,770)
USD
1,457,681
SGD
2,049,199
BNY Mellon
15/3/2016
(93)
(201,863)
未実現純評価損
未実現純評価損合計
(米ドル建の基礎となるエクスポ-ジャ--160,768,618 米ドル)
注:当該取引による未実現純評価損は、純資産計算書に含まれている(注記2c参照)
。
添付の注記は、これらの財務書類の不可分の一部である。
-59-
(3,620,957)
業種別内訳
2016 年2月 29 日現在
純資産比率
(%)
各種金属・鉱業
47.45
金
32.65
貴金属・鉱物
7.82
投資ファンド
6.41
特殊化学品
2.51
肥料・農薬
1.61
石炭・消耗燃料
0.73
アルミニウム
0.53
鉄鋼
0.04
その他の純資産
0.25
100.00
未実現評価損
(米ドル)
金融デリバティブ商品の要約
未決済先渡為替予約
(3,620,957)
添付の注記は、これらの財務書類の不可分の一部である。
-60-
財務書類に対する注記
1.組織
ブラックロック・グロ-バル・ファンズ(以下「当社」という。)は、オ-プンエンド型の変動資本投資法人(変動
資本を有する会社型投資信託)としてルクセンブルク大公国の法律に基づき設立された公開有限責任会社(societe
anonyme)である。当社は、金融監督委員会(Commission de Surveillance du Secteur Financier、以下「CSS
F」という。
)により、2010 年 12 月 17 日付の法律(随時、改正される)パ-トⅠの規定に準拠した譲渡可能な有価
証券への集合投資事業(以下「UCITS」という。
)として認可され、当該法律によって規制されている。
当社は、分離された負債を有する個別の構成要素からなるアンブレラ構造である。各構成要素は他の構成要素から
分離された負債を有し、当社は各構成要素の負債について第三者に対し全体として責任を負わない。各構成要素は、
構成要素に該当する投資目的に従い管理され投資される個別の投資有価証券の組合せによって組成されている。
2016 年2月 29 日現在、当社は 68 のサブファンド(以下それぞれを「ファンド」という。
)における投資証券を発
行しており、以下総称して「当ファンド」という。各ファンドは、それぞれ個別の資産プ-ルである。各ファンドは、
アペンディクスⅠに詳述のとおり投資証券クラスに分類されており、それぞれ個別の投資証券により表象されている。
各投資証券クラスは当社に対して同等の権利を有しているが、特徴および手数料体系はそれぞれ異なる。これにつ
いては当社の英文目論見書において詳述されている。
ファンドの併合と閉鎖
2015 年9月 25 日付で、グロ-バル・エクイティ・ファンドはグロ-バル・オポチュニティ-ズ・ファンドと併合
した。損益および純資産変動計算書、発行済投資証券口数変動表ならびに3会計年度末および当中間会計期間末にお
ける純資産価額の概要は、グロ-バル・エクイティ・ファンドについて表示されている。当該ファンドの純資産計算
書は、資産および負債が新たに併合された事業体であるグロ-バル・オポチュニティ-ズ・ファンドに移転されたた
め、表示されていない。
2015 年 12 月 21 日付で、エマ-ジング・マ-ケッツ・インベストメント・グレ-ド・ボンド・ファンドは終了した。
2016 年2月 29 日に終了した期間に生じた重要な事象
2015 年9月 30 日付で、ワ-ルド・エネルギ-・ファンドのパフォ-マンス・ベンチマ-クが、MSCIワ-ル
ド・エネルギ-・インデックスからMSCIワ-ルド・エネルギ-・10/40 ネット・ト-タル・リタ-ン・インデッ
クスに、およびワ-ルド・マイニング・ファンドのパフォ-マンス・ベンチマ-クが、ユ-ロマネ-・グロ-バル・
マイニング・インデックスからユ-ロマネ-・グロ-バル・マイニング・コンストレインド・ウェイツ・ネット・ト
-タル・リタ-ン・インデックスに変更された。
2015 年 11 月6日付で、当社の改訂英文目論見書が発行された。英文目論見書の改訂を知らせる通知書が投資主に
送付された。
2015 年 11 月 11 日付で、スイス・スモ-ル・アンド・ミッドキャップ・オポチュニティ-ズ・ファンドは、新規お
よび既存の投資主に対する投資証券販売を以後の通知があるまで中止した。投資主は、従来通り払戻しはできる。
2016 年1月 18 日付で、ブラックロック・インベストメント・マネジメント(ユ-ケ-)リミテッドが、ブラック
ロック(チャネル・アイランズ)リミテッドに代わって当社の主要販売会社になった。
2016 年1月 20 日付で、米ドル建のアジアン・マルチアセット・グロ-ス・ファンドが設定された。
投資証券クラスの設定と再開
当期に設定または再開された投資証券クラスはアペンディクスⅠに開示されている。
2.重要な会計方針の要約
この財務書類は、ルクセンブルグの投資法人のためにルクセンブルグの関係官庁が規定した財務書類の作成に関連
する法律および規制上の要件に準拠して作成されており、以下の重要な会計方針を含む。
(a)投資有価証券およびその他の資産の評価
当社の投資有価証券およびその他の資産は以下のとおり評価されている。
・ 公認の証券取引所に上場されているまたはその他の規制市場で取引されている譲渡可能な有価証券は、評価日
における最新の入手可能な市場価格に基づき評価される。当該投資有価証券またはその他の資産が複数の証券
取引所または規制市場で上場または取引されている場合、取締役会はその裁量により、評価目的でかかる証券
取引所または規制市場のいずれか1つを選択することができる。一部のファンドの純資産価額の計算時に該当
する市場が終了している場合、または政府が外国投資に財務または取引費用を課す場合に有価証券価額の相違
が生じることがある。そのため、取締役は、これらの投資有価証券の公正価値を見積るために公正価値の評価
技法を利用した。かかる有価証券およびデリバティブは、適格者(取締役)が決定する実現性の高い価額で評
価される。公正価値評価プロセスに固有の不確実性により、これらの見積価額は、当該有価証券にとっての整
備された市場が存在する場合に使用されたであろう価額や最終的に回収されうる価額と著しく異なる可能性が
ある。
・ 上場されてない有価証券、またはいかなる証券取引所もしくはその他の規制市場において売買もしくは取引さ
れていない有価証券(クロ-ズドエンド型ファンドの有価証券を含む)および評価額が入手できないその他の
市場における上場または非上場有価証券、または取締役が、市場価格が公正市場価格を反映していないと判断
-61-
・
・
・
・
・
した有価証券に関しては、取締役が、処分価格または取得価格の予測額に基づき、慎重かつ誠実に価値を決定
する。
有価証券貸付:有価証券は貸付代理店の指示により第三者ブロ-カ-に受渡しされるが、当ファンドのポ-ト
フォリオの一部として引き続き評価される。
短期金融商品は、額面金額に利息を加えた金額か償却原価に基づいて評価され、その評価額は公正価値に近似
している。
現金、預金、要求払手形ならびにその他の債務および前払費用は、入手できる見込みがない場合を除き額面金
額で評価される。
主として未収利息および未収配当金、売却投資有価証券未収金ならびに販売投資証券未収金を含む資産は、入
手できる見込みがない場合を除き額面金額で評価される。
特に未払利息、未払収益分配金、購入投資有価証券未払金および買戻し投資証券未払金を含む負債は、それら
の額面金額で評価される。
(b)投資有価証券からの収益
当社は以下の方法で投資有価証券からの収益を認識している。
・ 受取利息は毎日発生し、定額法によるプレミアムの償却およびディスカウントの増加を含む。
・ 預金利息、定期預金、集団投資スキ-ムによる収益および短期金融預金の利息は、発生主義で認識されている。
・ 受取配当金は、配当落ち日に発生し、源泉徴収税が控除された額で表示されている。
・ 有価証券貸付による収益は週次で発生する。
・ 社債がデフォルトしていることが確認された場合、デフォルトした有価証券にかかる利息の計上はその時点で
停止される。関連当事者からデフォルトの確認をとった上で、未収金は償却される。
・ 投資有価証券明細表において、永久債の銘柄に含まれる日付は、当該債券の次回の繰上償還可能日である。投
資有価証券明細表の銘柄の欄に開示されている利率は期末における適用利率であるが、これらの債券は変動利
付債であるため、情報提供の目的のみで表示されている。
保有資産のマイナス実効金利により生じる利息に関連するマイナス利回りに係る費用は、毎日計上され、基礎と
なる商品の残存期間にわたって損益および純資産変動計算書の「銀行利息」において認識される。
(c)デリバティブ商品
当期において、当ファンドは複数の先渡為替予約・先物取引を締結している。未決済の先渡為替予約・先物取引
は、評価日に当該取引を決済した場合の金額で評価される。当該未決済取引から生じる利益/損失は未実現評価益
/(損)に計上され、純資産計算書の資産または負債に(適宜)含められる。
当ファンドはカバ-ド・コ-ル・オプションおよびプット・オプションの売却、コ-ル・オプションおよびプッ
ト・オプションの購入を実施できる。当ファンドはまたスプレッド・オプションにも投資することができる。スプ
レッド・オプションは、2つ以上の資産の価格の差異から価値が生じる種類のオプションである。当ファンドがオ
プションを売却および/または購入する時点で、当ファンドによる受取または支払プレミアムと同額が負債または
資産として反映される。その後、売建オプションに係る負債および買建オプションに係る資産は、現在価値を反映
するよう時価評価される。見積実現価額を最もよく反映する方法として、取締役は最終取引価格ではなく仲値また
は決済値に基づいて、市場で取引されるオプションを評価することに合意している。市場で取引されていないオプ
ションは第三者の値付機関から入手する日次価格に基づいて評価している。有価証券がオプション行使によって売
却される場合、受取(支払)プレミアムが売却有価証券から控除(に加算)される。オプションが失効する場合
(または当ファンドが決済取引を行った場合)、当ファンドはオプションに係る損益を、受取または支払プレミアム
の分だけ(もしくは決済取引のコストが受取または支払プレミアムを超過する分だけ)実現する。
当ファンドは1つの商品から発生する利益を他の投資より発生する利益と交換するために、スワップ契約を締結
している。クレジット・デフォルト・スワップの場合、信用事由の発生による偶発的な支払い(当該契約にあらか
じめ定義されている)の見返りとして、いくつかのプレミアムがプロテクションの売り手に支払われる。スワップ
は可能な限り、第三者の値付機関から入手し、実際のマ-ケット・メ-カ-に確認した日々の価格に基づいて時価
評価される。こうした時価が入手できない場合、スワップはマ-ケット・メ-カ-から入手する日々の相場に基づ
いて値付される。いずれの場合も、価格の変動は損益および純資産変動計算書に未実現評価益/(損)の純変動額
として計上される。スワップの満期または解約時における実現損益およびスワップに関連して稼得または負担した
利息は、損益および純資産変動計算書上に表示される。
当期において、グロ-バル・マルチアセット・インカム・ファンドは複数の株式連動債への投資を開始した。一
度または複数回の固定ク-ポンの支払いと引き換えに、元本をブロ-カ-に支払う。満期時に、ファンドは当該元
本に基礎となる株式の価値の変動を加減算した金額を受け取ることになる。
事後通告証券(To Be Announced Securities)(以下「TBA」という。)は、米国政府系機関が発行するモ-ゲ
-ジ担保証券に関連するものである。これらの機関は通常、モ-ゲ-ジ・ロ-ンをプ-ルし、組成されたプ-ルの
持分を販売する。TBAは、将来の決済に関して購入または売却される、これらの機関の将来のプ-ルに関連して
おり、金利または償還日のいずれかが確定していない。TBAは、投資有価証券明細表に個別に開示されている。
当ファンドは通常、有価証券取得の目的でTBA購入契約を締結するが、適切と思われる場合は決済前に契約を
処分することがある。TBAの売却による手取金は、契約上の決済日まで受領しない。TBA売却契約が残存して
いる間、当該取引をカバ-するために、相応の交付可能有価証券または相殺対象となる(売却契約日以前に交付可
能な)TBA購入契約を保有する。
-62-
TBA売却契約が、相殺対象である購入契約の取得により終了する場合、ファンドは、裏付けとなる有価証券の
未実現利益または損失にかかわらず契約の利益または損失を実現する。ファンドが、契約に基づき有価証券を交付
する場合、ファンドは、契約が締結された日に設定された価格で有価証券の売却による利益または損失を実現する。
2016 年2月 29 日現在、当ファンドは未決済のTBAを有していた。これは、純資産計算書の「売却投資有価証
券未収金」および「購入投資有価証券未払金」に含まれている。
(d)為替換算
各ファンドの基準通貨以外の通貨建の投資有価証券の取得原価は、購入時の為替レ-トで換算されている。各フ
ァンドの基準通貨以外の通貨建の投資有価証券およびその他の資産は、2016 年2月 29 日におけるルクセンブルグ
でのファンドの評価時の為替レ-トで換算される。
(e)結合財務書類
各ファンドの財務書類はファンドの基準通貨で表示されている。
2016 年2月 29 日現在、以下のファンドはクロス・アンブレラ型投資有価証券を保有しており、その時価は結合
純資産総額の 0.09%に相当する。これらの投資有価証券は、結合経営成績の表示目的のために消去されていない。
ファンド
評価額
(単位:米ドル)
クロス・アンブレラ型投資有価証券
ア ジ ア ン ・ マ ル チ ア セ ッ ト ・ グ ロ - ブラックロック・グロ-バル・ファンズ-イン
ディア・ファンズ
ス・ファンド(1)
1,820,153
エマ-ジング・マ-ケッツ・ボンド・
ファンド
ブラックロック・グロ-バル・ファンズ-エ
マ-ジング・マ-ケッツ・コ-ポレ-ト・ボ
ンド
59,360,000
グロ-バル・マルチアセット・インカ
ム・ファンド
ブラックロック・グロ-バル・ファンズ-ア
ジアン・タイガ-・ボンド・ファンド
562
グロ-バル・マルチアセット・インカ
ム・ファンド
ブラックロック・グロ-バル・ファンズ-米
ドル・ハイ・イ-ルド・ボンド・ファンド
48,093,318
(1)当期において設定されたファンド。詳細については注記1を参照のこと。
当社の結合数値は米ドルで表示されており、各ファンドの財務書類の合計を含んでいる。純資産計算書の換算レ
-トは、2016 年2月 29 日におけるルクセンブルグでのファンドの評価時の為替レ-トである。
通貨
米ドル
ユ-ロ
0.9180
英ポンド
0.7194
日本円
112.7350
スイス・フラン
0.9995
オフショア
中国人民元
6.5518
損益および純資産変動計算書の換算レ-トは、期中にわたり算定された平均レ-トである。
通貨
米ドル
ユ-ロ
0.9081
英ポンド
0.6780
日本円
118.5112
スイス・フラン
0.9920
オフショア
中国人民元
6.5028
これらの数値は情報提供の目的のみで表示されており、小数第5位を四捨五入している。財務書類においては、
小数第9位までの為替レ-トを適用している。
-63-
(f)為替レ-ト
下記の為替レ-トは、2016 年2月 29 日現在、当ファンドの基準通貨以外の通貨建の投資有価証券およびその他
の資産およびその他の負債を換算するために使用された。
通貨
英ポンド
米ドル
ユ-ロ
日本円
スイス・
フラン
オフショア
中国人民元
UAEディルハム
0.1959
0.2722
0.2499
30.6920
0.2721
1.7837
アルゼンチン・ペソ(公式レ
-ト)
0.0463
0.0643
0.0590
7.2498
0.0643
0.4213
アルゼンチン・ペソ(非公式
レ-ト)
0.0460
0.0640
0.0587
7.2140
0.0640
0.4193
豪ドル
0.5142
0.7148
0.6561
80.5817
0.7144
4.6831
ブルガリア・レフ
0.4006
0.5569
0.5112
62.7821
0.5566
3.6487
ブラジル・レアル
0.1815
0.2523
0.2316
28.4444
0.2522
1.6531
ボツワナ・プラ
0.0632
0.0878
0.0806
9.9037
0.0878
0.5756
カナダ・ドル
0.5324
0.7401
0.6794
83.4326
0.7397
4.8488
スイス・フラン
0.7198
1.0005
0.9184
112.7918
1.0000
6.5551
チリ・ペソ
0.0010
0.0014
0.0013
0.1630
0.0014
0.0095
オフショア中国人民元
0.1098
0.1526
0.1401
17.2068
0.1526
1.0000
中国人民元
0.1099
0.1527
0.1402
17.2191
0.1527
1.0007
コロンビア・ペソ
0.0002
0.0003
0.0003
0.0339
0.0003
0.0020
キプロス・ポンド
1.3390
1.8612
1.7085
209.8243
1.8603
12.1943
チェコ・コルナ
0.0290
0.0403
0.0370
4.5383
0.0402
0.2637
ドイツ・マルク
0.4007
0.5570
0.5113
62.7909
0.5567
3.6492
デンマ-ク・クロ-ネ
0.1051
0.1460
0.1340
16.4624
0.1460
0.9567
ドミニカ共和国・ペソ
0.0159
0.0221
0.0203
2.4911
0.0221
0.1448
エストニア・クロ-ン
0.0501
0.0696
0.0639
7.8488
0.0696
0.4561
エジプト・ポンド
0.0919
0.1277
0.1172
14.3978
0.1276
0.8367
ユ-ロ
0.7837
1.0894
1.0000
122.8114
1.0888
7.1374
英ポンド
1.0000
1.3900
1.2760
156.7073
1.3894
9.1073
グルジア・ラリ
0.2924
0.4065
0.3731
45.8269
0.4063
2.6633
ガ-ナ・セディ
0.1833
0.2548
0.2339
28.7223
0.2546
1.6692
香港ドル
0.0925
0.1286
0.1181
14.5023
0.1286
0.8428
クロアチア・ク-ナ
0.1028
0.1428
0.1311
16.1038
0.1428
0.9359
ハンガリ-・フォリント
0.0025
0.0035
0.0032
0.3947
0.0035
0.0229
インドネシア・ルピア
0.0001
0.0001
0.0001
0.0084
0.0001
0.0005
イスラエル・シェケル
0.1844
0.2564
0.2353
28.9029
0.2563
1.6797
インド・ルピ-
0.0105
0.0146
0.0134
1.6476
0.0146
0.0958
アイスランド・クロ-ナ
0.0055
0.0077
0.0071
0.8679
0.0077
0.0504
イタリア・リラ
0.0004
0.0006
0.0005
0.0634
0.0006
0.0037
日本円
0.0064
0.0089
0.0081
1.0000
0.0089
0.0581
ケニア・シリング
0.0071
0.0098
0.0090
1.1096
0.0098
0.0645
韓国ウォン
0.0006
0.0008
0.0007
0.0912
0.0008
0.0053
-64-
通貨
英ポンド
米ドル
ユ-ロ
日本円
スイス・
フラン
オフショア
中国人民元
カザフスタン・テンゲ
0.0021
0.0029
0.0026
0.3221
0.0029
0.0187
クウェ-ト・ディナ-ル
2.3909
3.3235
3.0508
374.6737
3.3218
21.7748
スリランカ・ルピ-
0.0050
0.0069
0.0063
0.7794
0.0069
0.0453
モロッコ・ディルハム
0.0727
0.1010
0.0927
11.3879
0.1010
0.6618
メキシコ・ペソ
0.0397
0.0552
0.0507
6.2211
0.0552
0.3616
メキシコUDI
0.2157
0.2999
0.2753
33.8054
0.2997
1.9647
マレ-シア・リンギット
0.1711
0.2378
0.2183
26.8096
0.2377
1.5581
ナイジェリア・ナイラ
0.0036
0.0050
0.0046
0.5658
0.0050
0.0329
ノルウェ-・クロ-ネ
0.0826
0.1148
0.1054
12.9465
0.1148
0.7524
ニュ-ジ-ランド・ドル
0.4745
0.6595
0.6054
74.3534
0.6592
4.3212
オマ-ン・リアル
1.8688
2.5977
2.3846
292.8561
2.5964
17.0198
ペル-・新ソル
0.2041
0.2837
0.2604
31.9814
0.2835
1.8587
フィリピン・ペソ
0.0151
0.0210
0.0193
2.3709
0.0210
0.1378
パキスタン・ルピ-
0.0069
0.0096
0.0088
1.0771
0.0095
0.0626
ポ-ランド・ズロチ
0.1801
0.2503
0.2298
28.2160
0.2502
1.6398
カタ-ル・リアル
0.1976
0.2747
0.2522
30.9671
0.2746
1.7997
ル-マニア・レイ
0.1752
0.2435
0.2235
27.4521
0.2434
1.5954
ロシア・ル-ブル
0.0095
0.0132
0.0122
1.4925
0.0132
0.0867
サウジ・リアル
0.1918
0.2666
0.2448
30.0591
0.2665
1.7469
スウェ-デン・クロ-ネ
0.0841
0.1169
0.1073
13.1743
0.1168
0.7656
シンガポ-ル・ドル
0.5119
0.7116
0.6532
80.2187
0.7112
4.6620
スロベニア・トラ-ル
0.0033
0.0045
0.0042
0.5125
0.0045
0.0298
スロバキア・コルナ
0.0260
0.0362
0.0332
4.0765
0.0361
0.2369
タイ・バ-ツ
0.0202
0.0281
0.0258
3.1640
0.0281
0.1839
新トルコ・リラ
0.2431
0.3380
0.3102
38.1014
0.3378
2.2143
台湾ドル
0.0216
0.0301
0.0276
3.3924
0.0301
0.1972
ウクライナ・グリブナ
0.0267
0.0372
0.0341
4.1909
0.0372
0.2436
ウルグアイ・ペソ
0.0224
0.0311
0.0286
3.5098
0.0311
0.2040
米ドル
0.7194
1.0000
0.9180
112.7350
0.9995
6.5518
ベネズエラ・ボリバル・フエ
ルテ
0.0533
0.0741
0.0680
8.3507
0.0740
0.4853
ベトナム・ドン
0.0000
0.0000
0.0000
0.0051
0.0000
0.0003
南アフリカ・ランド
0.0453
0.0629
0.0578
7.0925
0.0629
0.4122
-65-
人民元は、外国為替制限を受けており、自由に換金できる通貨ではない。中国人民元ボンド・ファンドに使用さ
れている為替レ-トは、オフショア中国人民元(以下「CNH」という。)に関連するものであり、オンショア中国
人民元(以下「CNY」という。)に関連するものではない。CNHの価値は、中国政府により随時適用される外国
為替管理政策および還流制限ならびにその他外部の市場原理を含むがこれらに限定されない複数の要因により、C
NYの価値と大幅に異なる可能性もある。
(g)希薄化
取締役は、ファンドの投資証券1口当たり純資産価額を調整して当該ファンドが受ける「希薄化」の影響を軽減
することがある。希薄化は、ファンドの原資産を購入または売却する実際のコストが、取引費用、税金および原資
産の購入価格と売却価格間のスプレッドにより、当該ファンドの評価における原資産の帳簿価額を逸脱している場
合に生じる。希薄化は、ファンドの価値に悪影響を及ぼし、その結果投資主に影響を与える可能性がある。投資証
券1口当たり純資産価額を調整することにより、この影響を軽減または回避して、既存の投資主を希薄化による影
響から保護することができる。いずれかの取引日において、当該ファンドの全投資証券クラスの総取引によって、
当該ファンドに対して取締役が(当該ファンドの市場取引費用に関連して)随時設定する基準値を超える投資証券
の純増減が生じた場合、取締役は当該ファンドの純資産価額を調整することがある。
英文目論見書のアペンディクスBの 17(c)に従い、2016 年2月 29 日現在、かかる希薄化調整はASEANリ-ダ
-ズ・ファンド、ヨ-ロピアン・フォ-カス・ファンドおよびワ-ルド・テクノロジ-・ファンドに適用されてい
る。
投資証券1口当たりの公表/取引純資産価額は、3会計年度末および当中間会計期間末における純資産価額の概
要に開示されており、希薄化調整が含まれている場合がある。この調整は、純資産計算書および損益および純資産
変動計算書では認識されていない。
(h)取引費用
取引費用は有価証券の取得、発行または処分に直接帰属する増分コストである。増分コストは事業体が有価証券
を取得、発行または処分しなかった場合には発生していなかったであろうコストである。有価証券の当初認識時に、
有価証券は、その取得または発行に直接帰属する取引費用を加えた時価で測定される。
有価証券の購入または売却にかかる取引費用は、保管銀行の取引手数料を除いて、各ファンドの純資産計算書の
実現純評価益/(損)または未実現評価益/(損)の純変動額に含まれる。保管銀行の取引手数料はファンドの損
益および純資産変動計算書の保管および預託報酬に含まれている。
(i)その他の取引に係る外国通貨
その他の取引に係る外国通貨は、現金残高およびスポット取引に係る実現評価損益および未実現評価損益に関連
している。
3.子会社
インディア・ファンドは、その投資目的および投資方針に従い、当社の完全所有子会社であるブラックロック・イ
ンディア・エクイティズ(モ-リシャス)リミテッド(以下「子会社」という。)のみを通じて、その総資産の少なく
とも 70%を在インド企業または主たる経済活動をインドで営んでいる企業の株式に投資している。
当子会社の資産および負債、収益および費用はすべて、当社の純資産計算書ならびに損益および純資産変動計算書
において結合されている。当子会社が保有する投資有価証券はすべて、インディア・ファンドの投資有価証券明細表
において開示されている。当子会社は、モ-リシャス法に基づいて 2004 年9月1日に設立された。
現在、当子会社は、インド/モ-リシャスの二重課税条約により税金免除の恩恵を受けている。子会社は、インド
市場で取引される有価証券に投資しており、子会社は二重課税条約による恩恵を受けることを見込んでいる。子会社
は毎年一定の検査を受け、モ-リシャスの納税者居住性の確立および関連要件を含む条件を満たしていなければなら
ない。子会社は、モ-リシャス歳入庁(Mauritian Revenue Authorities)から納税者居住証明を取得しており、かつ、
インドに支店または恒久的施設を有していないことから、有価証券の売却時にインドのキャピタル・ゲイン税は課さ
れないが、インドの有価証券に係る受取利息について 20.6%(2015 年:20.6%)のインドの源泉徴収税が課される。
-66-
4.運用会社
ブラックロック(ルクセンブルグ)エス・エ-は、運用会社として従事するよう当社により任命されている。運用
会社はルクセンブルグの公開有限責任会社(societe anonyme)であり、2010 年法第 15 章に従い、ファンドの運用会
社として従事するよう権限を与えられている。
当社は、運用会社との間で運用会社契約を締結した。当該契約に基づき、運用会社は当社の日々の管理を委任され
ており、これにより当社の投資運用、管理事務および当ファンドのマ-ケティングに関連するすべての業務を直接ま
たは委任して行う責任を有する。
当社の合意のもと、運用会社は、英文目論見書に詳述されているとおり、その業務の一部を委任することを決定し
た。
ブラックロック(ルクセンブルグ)エス・エ-は、ブラックロック・グル-プ内の完全所有子会社である。同社は、
CSSFにより規制されている。
5.投資運用報酬
当期において、当社は運用会社であるブラックロック(ルクセンブルグ)エス・エ-に対して投資運用報酬を支払
った。
英文目論見書のアペンディクスEに記載されているとおり、当社は年率の投資運用報酬を支払う。投資運用報酬の
水準は 0.00%から 1.75%の間であり、投資家が購入するファンドおよび投資証券クラスに応じて異なる。これらの報
酬は、該当ファンドの純資産価額に基づき毎日発生し、毎月支払われる。投資顧問会社への報酬を含む特定の費用お
よび報酬は、投資運用報酬より支払われる。クラスJおよびクラスX投資証券について請求される投資運用報酬はな
い。
投資運用報酬の減額は、損益および純資産変動計算書の投資運用報酬から別掲で開示されている。当期において、
以下のファンドは投資運用報酬が減額されている。
ユ-ロ・リザ-ブ・ファンド
USドル・リザ-ブ・ファンド
2016 年2月 29 日現在、未払投資運用報酬は、純資産計算書においてその他の負債に含まれている。
6.販売報酬
英文目論見書のアペンディクスEに記載されているとおり、当社は年間販売報酬を支払う。販売報酬の水準は、
0.00%から 1.25%の間である。クラスA、D、I、J、S、XおよびZ投資証券では、販売報酬を支払わない。ユ-
ロ・リザ-ブ・ファンドおよびUSドル・リザ-ブ・ファンドのクラスA、C、D、I、J、SおよびX投資証券で
は、販売報酬を支払わない。当該報酬は、該当ファンドの純資産価額(該当する場合、アペンディクスB第 17(c)項
に記載されているとおり、該当ファンドの純資産価額への希薄化調整を反映している)に基づき毎日発生し、毎月支
払われる。
当社は、損益および純資産変動計算書において詳述されているとおり、販売報酬を支払う。
2016 年2月 29 日現在、未払販売報酬は、純資産計算書においてその他の負債に含まれている。
-67-
7.管理事務代行報酬
当社は管理事務代行報酬を運用会社に支払っている。
管理事務代行報酬の水準は、運用会社との合意に基づく取締役の裁量によって変更される場合があり、当社が発行
する様々なファンドと投資証券クラスのそれぞれに異なる比率で適用されることになる。ただし、取締役と運用会社
の間で、現在支払われている管理事務代行報酬の上限を年率 0.25%とすることが合意されている。管理事務代行報酬
は、該当する投資証券クラスの純資産価額に基づき毎日発生し、毎月支払われる。
取締役および運用会社は、各ファンドの市場部門および競合他社と比較したファンドの業績といった複数の基準を
考慮に入れ、ファンドの投資家が入手可能な類似する投資商品の市場全体について比較した場合に各ファンドの総費
用比率が確実に優位性を保てることを目標とした料率で、管理事務代行報酬の水準を設定している。
管理事務代行報酬は、保管報酬、販売報酬、有価証券貸付手数料、欧州連合の源泉徴収税還付請求に関連する法的
費用とその税金ならびに投資レベルまたは当社レベルで課される税金を除き、当社が負担したすべての固定および変
動の営業費用および管理費に充てる目的で運用会社が使用する。
当社は、欧州連合の源泉徴収税還付請求に関連する法的費用を支払い、関連するファンドに(その税金と併せて)
対等かつ公正に配分する。当社の還付請求が認められる確率が高く、回収される税金は、当該還付請求提訴のための
関連法的費用を大幅に上回ったため、関連法的費用は、2015 年7月 20 日以降は、管理事務代行報酬から支払われな
い。
また、管理事務代行報酬は、監査ならびに投資家による税金報告およびその他の税金に係る順守事項に関連するサ
-ビスに対してルクセンブルグにあるプライスウォ-タ-ハウスク-パ-ス・ソシエテ・コ-ペラティブ(以下「プ
ライスウォ-タ-ハウスク-パ-ス」という。)に支払われる報酬に充てるために使われる。プライスウォ-タ-ハウ
スク-パ-スによって提供されている投資家による税金報告に関連するサ-ビスは、特定の課税管轄に居住する投資
家に要求されている税金報告に関わるものである。当社に提供されているサ-ビスについてプライスウォ-タ-ハウ
スク-パ-スに支払っている報酬はこれ以外にない。
これらの営業費用および管理費には、すべての第三者費用と、当社が、または当社が代行して随時負担したその他
の回収可能な費用が含まれる。この費用には、ファンド経理報酬、名義書換事務代行報酬(副名義書換事務代行会社
および関連するプラットフォ-ムとの取引費用を含む)、コンサルタント、法律、税金および監査報酬等のすべての専
門家費用、取締役報酬(ブラックロック・グル-プの従業員でない取締役に対する報酬)
、交通費、合理的な範囲の立
替経費、印刷費、公告費、翻訳費用および投資主への報告に関連するその他すべての費用、規則当局への届出および
ライセンス手数料、コルレスおよびその他の銀行手数料、ソフトウエアのサポ-トおよび維持、営業費用およびイン
ベスタ-・サ-ビス・チ-ムおよび様々なブラックロック・グル-プ会社によって提供されたその他のグロ-バル管
理サ-ビスに帰属する費用が含まれるが、これらに限定されない。
運用会社は、ファンドの総費用比率の競争優位性を維持する財務リスクを負っている。したがって、すべての期間
において当社が運用会社に支払った管理事務代行報酬の金額のうち、期中に発生した実際の費用を超える額について
運用会社は返還する義務を負わず、一方で期中に発生した実際の費用のうち、当社が運用会社に支払った管理事務代
行報酬を超える額については、運用会社または他のブラックロック・グル-プ会社が負担しなければならない。
ブラックロック・グル-プの従業員でない取締役に、遂行した業務の報酬として税込みで年間 55,000 ユ-ロ支払わ
れた。会長の報酬が税込みで年間 60,000 ユ-ロである。ブラックロック・グル-プの従業員である取締役は、取締役
報酬を受ける権利を有していない。
特定の管轄地域に適用される税金も、ファンドに直接請求される(注記9参照)
。
2016 年2月 29 日現在、未払管理事務代行報酬は、純資産計算書においてその他の負債に含まれている。
8.保管および預託報酬
当期における当社の保管銀行は、ザ・バンク・オブ・ニュ-ヨ-ク・メロン(インタ-ナショナル)リミテッド、
ルクセンブルグ支店である。保管銀行は、英文目論見書において詳述される取引手数料に加えて、有価証券の価額に
基づき毎日発生する年間報酬を受領する。両カテゴリ-の報酬および手数料の料率は、投資先の国によって異なり、
場合によっては資産クラスに応じて異なる。債券や先進国の株式市場に対する投資は上記の幅の下限となり、新興市
場に対する一部の投資は、上記の幅の上限となる。そのため、各ファンドの保管費用は、その時点における資産配分
により左右されることになる。
保管および預託報酬はファンドに直接請求される。2016 年2月 29 日現在、未払いである保管および預託報酬は純
資産計算書においてその他の負債に含まれている。
RQFII保管銀行
保管銀行は、香港上海銀行(中国)株式会社を、人民元適格外国機関投資家(以下「RQFII」という。)保管銀
行として指名した。RQFIIへの割当の潜在的な影響は英文目論見書において詳述されている。2016 年2月 29 日
に終了した期間において、RQFII保管銀行は当社業務に関与していなかった。
-68-
9.税金
ルクセンブルグ
現在のルクセンブルグの法律および慣習に基づき、当社はルクセンブルグにおける所得税もしくはキャピタル・ゲ
イン税が課されず、また、当社が支払う配当金はルクセンブルグの源泉徴収税の対象となっていない。しかし、当社
は、純資産価額に対して年率 0.05%のルクセンブルグにおける税金、またはリザ-ブ・ファンド、クラスI、クラス
JおよびクラスXの投資証券の場合には純資産価額に対して年率 0.01%の税金が課される。当該税金は、各ファンド
の該当四半期末(暦年)の純資産価額に基づき、四半期毎に支払われる。ルクセンブルグにおいて、投資証券の発行
に伴う印紙税またはその他の税金は支払われない。2016 年2月 29 日に終了した期間において、ルクセンブルグの税
金に関連する 25,459,125 米ドルが費用計上された。
ベルギ-
当社は金融市場に関する 2012 年8月3日法第 154 条に基づき、ベルギ-の金融サ-ビス市場機構に登録されている。
ベルギ-において一般向け販売のために登録されたファンドには、前年の 12 月 31 日現在、ベルギ-の仲介業者を通
じてベルギ-で販売された口数の純資産価額に対して年率 0.0925%の税金が課される。2016 年2月 29 日に終了した
期間において、ベルギ-の税金に関連する費用は計上されなかった。
英国
報告型ファンド(Reporting Funds)
当社では英国報告型ファンドの形態が適用されている。このファンド形態に基づき、英国報告型ファンドの投資家
は、分配のあるなしにかかわらずその保有高に応じた英国報告型ファンドの収益持分について課税されるが、その保
有高の売却益にはキャピタル・ゲイン税が課される。現在、英国報告型ファンドであるファンドのリストは、
https://www.gov.uk/government/publications/offshore-fundslist-of-reporting-funds.より入手可能である。
その他の取引税
他の管轄地域において、当ファンドが保有する特定の資産に対し、金融取引税(以下「FTT」という。)またはそ
の他の取引税といった税金が課される場合がある(例えば、英国の印紙税、フランスのFTT)
。
源泉徴収税
当社が受け取る投資に係る配当金および利息は、その支払元の国において源泉徴収税が課せられる場合がある。当
社が所得税を免除されているため、かかる源泉徴収税は通常、回収できない。しかしながら、最近の欧州連合におけ
る判例法によって、そのような回収不能の税金が減額される可能性が出てきた。市民権を有する国、居住国、あるい
は住所を登録している国の法律に基づいて、投資証券の販売、購入、保有、買戻し、転換、売却において課せられる
可能性がある税金について、投資家は熟知するとともに、専門家に適時に相談すべきである。投資家は、課税の水準
および課税の標準ならびに課税の軽減が変更される可能性があることに留意する必要がある。源泉徴収税の負担の可
能性については、英文目論見書においてさらに説明されている。
10.投資顧問会社
運用会社であるブラックロック(ルクセンブルグ)エス・エ-は、同社の投資運用機能を、英文目論見書に記載の
とおり、以下の投資顧問会社(以下それぞれを「投資顧問会社」という。)に委託している。ブラックロック・フィナ
ンシャル・マネジメント・インク(ユ-エス)(以下「BFM」という。)、ブラックロック・インベストメント・マネ
ジメント・エル・エル・シ-(ユ-エス)(以下「BIMLLC」という。)、ブラックロック・インベストメント・マ
ネジメント(ユ-ケ-)リミテッド(以下「BIMUK」という。)およびブラックロック(シンガポ-ル)リミテッ
ド(以下「BSL」という。
)
。
すべての投資顧問会社は、ブラックロック(ルクセンブルグ)エス・エ-により直接任命されている。すべての副
投資顧問会社は関連する投資顧問会社により任命されている。これらのうちの数社は、投資顧問会社として以下の会
社に業務の一部を再委託している。ブラックロック・ジャパン株式会社(以下「BLKJap」という。)、ブラック
ロック・アセット・マネジメント・ノ-スアジア・リミテッド(以下「BAMNA」という。)およびブラックロッ
ク・インベストメント・マネジメント(オ-ストラリア)リミテッド(以下「BLKAus」という。
)
。
-69-
ファンド
投資顧問会社
副投資顧問会社
ASEANリ-ダ-ズ・ファンド
BIMUK
BAMNA
アジア・パシフィック・エクイティ・インカム・ファンド
BIMUK
BAMNA
アジアン・ドラゴン・ファンド
BIMUK
BAMNA
アジアン・グロ-ス・リ-ダ-ズ・ファンド
BIMUK
BAMNA
アジアン・ロ-カル・ボンド・ファンド
BSL
BAMNA
BSL、BIMUK、
BIMLLC
BAMNA、
BLKAus
BSL
BAMNA
チャイナ・ファンド
BIMUK
BAMNA
コンチネンタル・ヨ-ロピアン・フレキシブル・ファンド
BIMUK
-
アジアン・マルチアセット・グロ-ス・ファンド(1)
アジアン・タイガ-・ボンド・ファンド
エマ-ジング・ヨ-ロッパ・ファンド
BIMUK
-
エマ-ジング・マ-ケッツ・ボンド・ファンド
BSL、BIMUK、
BFM
-
エマ-ジング・マ-ケッツ・コ-ポレ-ト・ボンド・ファ
ンド
BSL、BIMUK、
BFM
-
エマ-ジング・マ-ケッツ・エクイティ・インカム・ファ
ンド
BIMUK、BIMLLC
-
エマ-ジング・マ-ケッツ・ファンド
BIMUK、BIMLLC
-
BSL、BIMUK、
BFM
BAMNA
ユ-ロ・ボンド・ファンド
BIMUK
-
ユ-ロ・コ-ポレ-ト・ボンド・ファンド
BIMUK
-
ユ-ロ・リザ-ブ・ファンド
BIMUK
-
ユ-ロ・ショ-ト・デュレ-ション・ボンド・ファンド
BIMUK
-
ユ-ロ・マ-ケッツ・ファンド
BIMUK
-
ヨ-ロピアン・エクイティ・インカム・ファンド
BIMUK
-
ヨ-ロピアン・フォ-カス・ファンド
BIMUK
-
ヨ-ロピアン・ファンド
BIMUK
-
ヨ-ロピアン・ハイ・イ-ルド・ボンド・ファンド(1)
BIMUK
-
ヨ-ロピアン・スペシャル・シチュエ-ションズ・ファン
ド
BIMUK
-
ヨ-ロピアン・バリュ-・ファンド
BIMUK
-
BSL、BIMUK、
BFM
BLKAus
BIMUK
-
BIMLLC
-
BIMUK、BFM
BLKAus
BIMLLC
-
グロ-バル・エンハンスト・エクイティ・イ-ルド・ファ
ンド
BIMUK
-
グロ-バル・エクイティ・インカム・ファンド
BIMUK
-
エマ-ジング・マ-ケッツ・ロ-カル・カレンシ-・ボン
ド・ファンド
フィクスド・インカム・グロ-バル・オポチュニティ-
ズ・ファンド
フレキシブル・マルチアセット・ファンド
グロ-バル・アロケ-ション・ファンド
グロ-バル・コ-ポレ-ト・ボンド・ファンド
グロ-バル・ダイナミック・エクイティ・ファンド
-70-
ファンド
投資顧問会社
グロ-バル・ガバメント・ボンド・ファンド
BIMUK、BFM
BLKAus
BSL、BIMUK、
BFM
-
BFM
BLKAus
BSL、BIMUK、
BFM
-
BIMUK、BIMLLC
-
BIMLLC
-
インディア・ファンド
BIMUK
BAMNA
ジャパン・フレキシブル・エクイティ・ファンド
BIMUK
BAMNA
ジャパン・スモ-ル・アンド・ミッドキャップ・オポチュ
ニティ-ズ・ファンド
BIMUK
BLKJap
BIMLLC
-
BIMLLC、BIMUK
-
BIMUK
-
BIMLLC
-
BIMUK
BAMNA
BSL、BIMUK
BAMNA
スイス・スモ-ル・アンド・ミッドキャップ・オポチュニ
ティ-ズ・ファンド
BIMUK
-
ユナイテッド・キングダム・ファンド
BIMUK
-
USベ-シック・バリュ-・ファンド
BIMLLC
-
BSL、BIMUK、
BFM
-
USドル・ハイ・イ-ルド・ボンド・ファンド
BFM
-
USドル・リザ-ブ・ファンド
BFM
-
USドル・ショ-ト・デュレ-ション・ボンド・ファンド
BFM
BLKAus
BIMLLC
-
BFM
-
BIMLLC
-
BIMUK、BIMLLC
-
BIMUK
-
BIMUK、BFM
BLKAus
ワ-ルド・エネルギ-・ファンド
BIMUK
-
ワ-ルド・フィナンシャルズ・ファンド
BIMUK
-
ワ-ルド・ゴ-ルド・ファンド
BIMUK
-
BIMUK、BIMLLC
-
BIMUK
-
BSL、BIMUK、
BIMLLC
-
BIMUK
-
グロ-バル・ハイ・イ-ルド・ボンド・ファンド
グロ-バル・インフレ-ション・リンクド・ボンド・ファ
ンド
グロ-バル・マルチアセット・インカム・ファンド
グロ-バル・オポチュニティ-ズ・ファンド(2)
グロ-バル・スモ-ルキャップ・ファンド
ラテン・アメリカン・ファンド
ナチュラル・リソ-シス・グロ-ス・アンド・インカム・
ファンド
ニュ-・エネルギ-・ファンド
ノ-スアメリカン・エクイティ・インカム・ファンド
パシフィック・エクイティ・ファンド
中国人民元ボンド・ファンド
USドル・コア・ボンド・ファンド
USフレキシブル・エクイティ・ファンド
USガバメント・モ-ゲ-ジ・ファンド
USグロ-ス・ファンド
USスモ-ル・アンド・ミッドキャップ・オポチュニティ
-ズ・ファンド
ワ-ルド・アグリカルチャ-・ファンド
ワ-ルド・ボンド・ファンド
ワ-ルド・ヘルスサイエンス・ファンド
ワ-ルド・マイニング・ファンド
ワ-ルド・リアル・エステ-ト・セキュリティ-ズ・ファ
ンド
ワ-ルド・テクノロジ-・ファンド
-71-
副投資顧問会社
(1)当期において設定されたファンド。詳細については注記1を参照のこと。
(2)ファンドの併合。詳細については注記1を参照のこと。
11.関連当事者との取引
運用会社、主販売会社、投資顧問会社および副投資顧問会社の最終的な持株会社は、米国デラウェア州で設立され
たブラックロック・インクである。PNCファイナンシャル・サ-ビシズ・グル-プ・インクがブラックロック・イ
ンクの主要株主となっている。当社のために有価証券の取引を手配する際、PNCグル-プの会社が、通常の条件で
有価証券仲介、外国為替、銀行業務およびその他のサ-ビスを提供していた、もしくは本人として取引をしていた可
能性があり、差益が生じる可能性がある。かかる取引は、通常の業務過程において標準的な取引条件に基づいて行わ
れる。ブロ-カ-およびエ-ジェントに対する手数料は市場の慣例に従って支払われており、手数料がブロ-カ-お
よびエ-ジェントによって一括されている、あるいはその他の手法によって割り引かれたり、現金により手数料が割
り戻された場合、その差益は当社に還元されている。PNCグル-プのサ-ビスは、手数料および取引条件が投資市
場においてブラックロックと関連が無いその他のブロ-カ-およびエ-ジェントとほぼ同様であることを前提として
適切であると判断された場合に投資顧問会社によって利用可能であり、このことは、最高の成績を達成するという上
述の方針と一貫性がある。当期において、運用会社、投資顧問会社、副投資顧問会社または当社の取締役の関連当事
者であるブロ-カ-を通じて当社に影響を及ぼす取引はなかった。
当期において、当社、運用会社、投資顧問会社、副投資顧問会社、当社の取締役、あるいはこれらの者またはこれ
らの関連当事者が重要な利害関係を有する企業との間で、通常の業務範囲外のあるいは標準的な取引条件外の取引は
行われていない。
当期において、取締役によるファンドの投資証券の購入はなかった。
有価証券貸付契約に従って任命された有価証券貸付の代理人は、当社の関連当事者であるブラックロック・アドバ
イザ-ズ(ユ-ケ-)リミテッドである。ブラックロック・アドバイザ-ズ(ユ-ケ-)リミテッドは有価証券貸付
取引に直接関連するすべての運用費用を負担する。
当ファンドは、ブラックロック・インクが提供している借手のデフォルトに対する補償から利益を得ている。当該
補償により、全貸付有価証券の差替えが可能となる。ブラックロック・インクは、借手のデフォルトに対する補償費
用を負担する。
詳細については注記 13「効率的なポ-トフォリオ管理」を参照のこと。
12.コミッションの使用
1社または複数の投資顧問会社は、適用される法律または規制により認められている場合、コミッション・シェア
リング契約または同様の契約を締結することがある。これらの契約は、契約を通じて入手するリサ-チまたは売買執
行サ-ビスが投資顧問会社の投資に係る意思決定能力または売買執行力を向上させ、それにより投資収益増加の見込
みが高まると投資顧問会社が判断する場合にのみ締結されることになる。投資顧問会社は主要な国際ブロ-カ-とこ
れらの契約を締結し、ブロ-カ-は投資顧問会社に対して提供するリサ-チおよび売買執行サ-ビスの支払いにおい
て、投資顧問会社からの売買により発生するコミッションを使用するか、または投資顧問会社に提供される第三者リ
サ-チに関して支払うことに同意する。すべての売買は引き続き最善の執行の要件に準拠しており、契約は継続して
見直されている。
13.効率的なポ-トフォリオ管理
当社は効率的にポ-トフォリオを管理する目的でデリバティブ契約を締結している。詳細については注記 14「デリ
バティブ商品」および当ファンドの投資有価証券明細表を参照のこと。
当期において、当社は有価証券貸付の契約を締結している。当社は、有価証券貸付の代理人であるブラックロッ
ク・アドバイザ-ズ(ユ-ケ-)リミテッドは、その活動に関連して報酬を受け取る。当該報酬は、当該活動からの
純収益の 37.5%を超えてはならず、すべての営業費用はブラックロックの取り分から支払われる。
ブラックロック・アドバイザ-ズ(ユ-ケ-)リミテッドは、高格付の専門的金融機関(以下「取引相手方」とい
う。)と有価証券貸付の契約を締結する裁量を有している。かかる取引相手方には、ブラックロック・アドバイザ-ズ
(ユ-ケ-)リミテッドの関連会社が含まれる場合がある。当期に行われた有価証券貸付において、貸付有価証券を
受け取った借主は次のとおりである。バ-クレイズ・バンクplc、バ-クレイズ・キャピタル・セキュリティ-
ズ・リミテッド、BNPパリバ、シティグル-プ・グロ-バル・マ-ケッツ・リミテッド、クレディ・スイス・セキ
ュリティ-ズ(ヨ-ロッパ)リミテッド、ドイツ銀行AG、ゴ-ルドマン・サックス・インタ-ナショナル、香港上
海銀行Plc.、JPモルガン・セキュリティ-ズplc.、マッコ-リ-銀行リミテッド、メリルリンチ・インタ-
ナショナル、モルガン・スタンレ-・アンド・カンパニ-・インタ-ナショナルplc.
、野村インタ-ナショナルp
lc.、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドPlc、スカンジナビア・エンスキルダ銀行AB、ソシエテ・ジェネ
ラル、ノヴァ・スコシア銀行およびUBS AGである。担保は、毎日時価評価され、有価証券貸付は要求時に返済さ
れる。当該貸付は、ETFおよびその他のUCITSの発行に関する欧州証券市場監督局(以下「ESMA」とい
う。
)のガイドラインを編入している、修正後のCSSF通達 08/356 の要件を反映した英文目論見書の規定を遵守し
ている場合にのみ可能である。
有価証券貸付プログラムからの投資収益は損益および純資産変動計算書に個別に開示されている。
当該受入担保は、規制市場で上場が認められているまたは取引されている有価証券で構成される。この担保は保管
銀行またはその代理店が保有している。受領した有価証券担保は基本財務書類には反映されていない。
2016 年2月 29 日現在、関連するファンドの投資有価証券ポ-トフォリオにおいてアスタリスクで記されている貸
-72-
付有価証券のファンドレベルでの評価額および保有担保の評価額は以下の表のとおりである。
2016 年2月 29 日現在、貸付有価証券の評価額合計は 9,683,515,309 米ドルであり、有価証券担保の時価は
10,706,982,036 米ドルである。
(単位:米ドル)
ファンド
貸付有価証券の評価額
担保の時価
アジア・パシフィック・エクイティ・インカム・ファンド
51,127,227
54,993,382
アジアン・ドラゴン・ファンド
72,134,391
78,111,046
アジアン・グロ-ス・リ-ダ-ズ・ファンド
45,593,178
49,633,695
アジアン・タイガ-・ボンド・ファンド
187,937,446
211,819,380
チャイナ・ファンド
116,224,262
158,548,238
コンチネンタル・ヨ-ロピアン・フレキシブル・ファンド
160,038,287
175,478,529
37,911,549
40,057,746
296,795,929
325,628,515
エマ-ジング・マ-ケッツ・コ-ポレ-ト・ボンド・ファンド
1,707,114
2,042,909
エマ-ジング・マ-ケッツ・エクイティ・インカム・ファンド
13,934,917
15,151,095
エマ-ジング・マ-ケッツ・ファンド
18,154,140
19,582,745
エマ-ジング・マ-ケッツ・ロ-カル・カレンシ-・ボンド・フ
ァンド
46,956,908
50,272,172
747,818,499
827,174,101
63,540,822
71,120,101
1,209,650,951
1,374,018,597
ユ-ロ・マ-ケッツ・ファンド
189,165,649
199,717,687
ヨ-ロピアン・エクイティ・インカム・ファンド
268,800,968
296,730,576
ヨ-ロピアン・フォ-カス・ファンド
182,747,648
199,532,550
56,822,257
62,457,661
1,332,586
1,787,767
129,278,675
139,299,806
78,892,512
84,221,928
エマ-ジング・ヨ-ロッパ・ファンド
エマ-ジング・マ-ケッツ・ボンド・ファンド
ユ-ロ・ボンド・ファンド
ユ-ロ・コ-ポレ-ト・ボンド・ファンド
ユ-ロ・ショ-ト・デュレ-ション・ボンド・ファンド
ヨ-ロピアン・ファンド
ヨ-ロピアン・ハイ・イ-ルド・ボンド・ファンド
ヨ-ロピアン・スペシャル・シチュエ-ションズ・ファンド
ヨ-ロピアン・バリュ-・ファンド
-73-
(単位:米ドル)
ファンド
貸付有価証券の評価額
フィクスド・インカム・グロ-バル・オポチュニティ-ズ・ファ
ンド
担保の時価
580,139,101
638,565,107
13,085,222
14,340,928
2,247,785,635
2,441,599,477
グロ-バル・コ-ポレ-ト・ボンド・ファンド
84,794,017
96,453,779
グロ-バル・ダイナミック・エクイティ・ファンド
57,139,216
62,778,821
グロ-バル・エンハンスト・エクイティ・イ-ルド・ファンド
50,449,064
55,206,161
202,705,596
234,012,439
73,321,395
80,721,360
123,886,439
135,402,089
グロ-バル・インフレ-ション・リンクド・ボンド・ファンド
32,342,326
35,334,886
グロ-バル・マルチアセット・インカム・ファンド
97,014,602
112,398,396
グロ-バル・オポチュニティ-ズ・ファンド(1)
11,410,367
12,276,771
グロ-バル・スモ-ルキャップ・ファンド
33,209,343
39,722,197
ジャパン・フレキシブル・エクイティ・ファンド
57,261,021
71,104,170
139,186,594
152,761,862
22,693,802
23,904,601
1,261,162
1,343,387
115,145,084
124,727,509
2,155,602
2,363,506
23,782,454
26,009,755
299,139
318,751
スイス・スモ-ル・アンド・ミッドキャップ・オポチュニティ-
ズ・ファンド
37,235,355
40,428,149
ユナイテッド・キングダム・ファンド
33,058,179
36,166,863
USベ-シック・バリュ-・ファンド
72,405,083
78,556,776
USドル・コア・ボンド・ファンド
27,051,223
29,702,196
157,764,045
186,762,100
98,556,199
107,778,362
USフレキシブル・エクイティ・ファンド
9,293,940
10,156,966
USグロ-ス・ファンド
8,640,770
17,402,283
USスモ-ル・アンド・ミッドキャップ・オポチュニティ-ズ・
ファンド
5,235,421
7,869,113
ワ-ルド・アグリカルチャ-・ファンド
5,802,099
6,198,415
178,851,175
199,806,809
36,332,068
38,345,448
フレキシブル・マルチアセット・ファンド
グロ-バル・アロケ-ション・ファンド
グロ-バル・エクイティ・インカム・ファンド
グロ-バル・ガバメント・ボンド・ファンド
グロ-バル・ハイ・イ-ルド・ボンド・ファンド
ジャパン・スモ-ル・アンド・ミッドキャップ・オポチュニティ
-ズ・ファンド
ラテン・アメリカン・ファンド
ナチュラル・リソ-シス・グロ-ス・アンド・インカム・ファン
ド
ニュ-・エネルギ-・ファンド
ノ-スアメリカン・エクイティ・インカム・ファンド
パシフィック・エクイティ・ファンド
中国人民元ボンド・ファンド
USドル・ハイ・イ-ルド・ボンド・ファンド
USドル・ショ-ト・デュレ-ション・ボンド・ファンド
ワ-ルド・ボンド・ファンド
ワ-ルド・エネルギ-・ファンド
-74-
(単位:米ドル)
ファンド
貸付有価証券の評価額
ワ-ルド・フィナンシャルズ・ファンド
担保の時価
11,355,054
12,176,659
ワ-ルド・ゴ-ルド・ファンド
238,088,481
254,040,138
ワ-ルド・ヘルスサイエンス・ファンド
249,451,667
270,096,155
ワ-ルド・マイニング・ファンド
555,104,185
598,239,726
121,638
128,548
13,535,631
14,401,152
ワ-ルド・リアル・エステ-ト・セキュリティ-ズ・ファンド
ワ-ルド・テクノロジ-・ファンド
(1)ファンドの併合。詳細については注記1を参照のこと。
14.デリバティブ商品
当ファンドはデリバティブ商品を売買することがある。詳細については各ファンドの投資有価証券明細表を参照の
こと。
投資有価証券明細表で開示されているとおり、基礎となるエクスポ-ジャ-はESMAが公表したガイドラインに
従って算定されており、各金融商品の基礎となる資産における同等ポジションの市場価額を表している。債券先物の
基礎となるエクスポ-ジャ-は、譲渡有価証券の最安値ではなく債券の市場価額に基づいて算定されている。
15.差入れた有価証券または保証として引渡した有価証券および保証として受取った有価証券
ファンドが担保として差入れた、または保証として引渡した有価証券は当ファンドの投資有価証券明細表において
開示されている。当該有価証券はファンドの投資有価証券明細表において「†」で記されており、2016 年2月 29 日
現在、その評価額は 288,197,888 米ドルである。
グロ-バル・エンハンスト・エクイティ・イ-ルド・ファンドについて、売建コ-ル・オプションの担保は、ブラ
ックロック・インベストメント・マネジメント(ユ-ケ-)リミテッド、メリルリンチ・インタ-ナショナルおよび
バンク・オブ・ニュ-ヨ-ク・メロン(インタ-ナショナル)リミテッドの三者間契約に基づき差入れられる。担保
はファンドの投資有価証券明細表において「^」で記されており、2016 年2月 29 日現在、その評価額は 52,762,831
米ドルである。
ファンドが保証として受取った有価証券の詳細は、以下の表のとおりである。2016 年2月 29 日現在、これらの有
価証券の評価額は 5,977,790 米ドルである。
ファンド
額面金額
評価額
(単位:米ドル)
銘柄
エマ-ジング・マ-ケッツ・ボン
ド・ファンド
2,444,000
United States Treasury
Bond 3.625% 15/2/2021
Note/
ユ-ロ・ボンド・ファンド
1,040,000
Netherlands
Government
'144A' 0.25% 15/7/2025
Bond
フィクスド・インカム・グロ-バ
ル・オポチュニティ-ズ・ファンド
2,000,000
Federal Home Loan Mortgage Corp
3.5% 1/2/2026
599,339
フィクスド・インカム・グロ-バ
ル・オポチュニティ-ズ・ファンド
1,000
Federal Home Loan Mortgage Corp
3.5% 1/6/2043
785
フィクスド・インカム・グロ-バ
ル・オポチュニティ-ズ・ファンド
274,000
United
Kingdom
7/9/2039
フレキシブル・マルチアセット・フ
ァンド
100,000
France Government Bond OAT 1%
25/5/2019
111,181
グロ-バル・ダイナミック・エクイ
ティ・ファンド
27,400
Bank of America Corp
343,048
USドル・ハイ・イ-ルド・ボン
ド・ファンド
235,000
HCA Inc 6.5% 15/2/2020
195,287
ワ-ルド・ボンド・ファンド
425,000
Italy
Buoni
Poliennali
Tesoro 3.5% 1/6/2018
-75-
Gilt
4.25%
Del
2,644,997
1,087,265
502,529
493,359
16.現金担保
当ファンドはさまざまな取引相手とデリバティブの取引を行っている。デリバティブの取引相手は、投資有価証券
明細表に示されている。デリバティブの取引相手は以下のとおりである。バンク・オブ・アメリカ、バンク・オブ・
アメリカ・メリルリンチ、バ-クレイズ、BNYメロン、BNPパリバ、ブラウン・ブラザ-ズ・ハリマン・アン
ド・カンパニ-、シティグル-プ、シティバンク、オ-ストラリア・コモンウェルス銀行、クレディ・スイス、ドイ
ツ銀行、ゴ-ルドマン・サックス、香港上海銀行Plc、JPモルガン、メリルリンチ、モルガン・スタンレ-、野
村、ノ-ザン・トラスト、RBS Plc、ロイヤルバンク・オブ・カナダ、ソシエテ・ジェネラル、スタンダ-ドチ
ャ-タ-ド銀行、ステ-ト・ストリ-ト、トロント・ドミニオン、UBSおよびウェストパックである。スワップ契
約、先物取引、売建オプション(プットおよびコ-ル)、買建オプション(プットおよびコ-ル)およびスワップショ
ンに係る担保/証拠金について、取引相手が当社へのエクスポ-ジャ-を補う場合、担保/証拠金が支払われ、当社
が取引相手へのエクスポ-ジャ-を補う場合、担保/証拠金が受取られる。「ブロ-カ-に対する債権」は、ポ-トフ
ォリオのクリアリング・ブロ-カ-およびさまざまな取引相手から受取った現金担保からなる。「ブロ-カ-に対する
債務」は、ポ-トフォリオのクリアリング・ブロ-カ-およびさまざまな取引相手に支払った現金担保からなる。
2016 年2月 29 日現在の保有スワップ契約、店頭オプション取引および先物取引に関連するブロ-カ-からの/
(に対する)現金担保および証拠金残高は、以下の表のとおりである。
ブロ-カ-に対
ブロ-カ-から
ブロ-カ-
ブロ-カ-に
するスワップ契
のスワップ契約
対する
約および
からの
および店頭
ファンド
通貨
店頭オプション
先物取引
先物取引
オプション取引
取引
証拠金残高
証拠金残高
現金担保残高
現金担保残高
アジアン・ロ-カル・ボン
米ドル
ド・ファンド
26,000
-
-
-
アジアン・タイガ-・ボン
米ドル
ド・ファンド
4,248,000
-
-
-
米ドル
-
-
2,032,698
-
コンチネンタル・ヨ-ロピア
ユ-ロ
ン・フレキシブル・ファンド
-
-
2
-
エマ-ジング・マ-ケッツ・
米ドル
ボンド・ファンド
4,760,000
(1,960,000)
582,138
-
エマ-ジング・マ-ケッツ・
ロ-カル・カレンシ-・ボン 米ドル
ド・ファンド
720,000
-
222,086
-
ユ-ロ
-
(1,090,000)
12,409,000
-
ユ-ロ・コ-ポレ-ト・ボン
ユ-ロ
ド・ファンド
-
(365,000)
1,789,631
-
ユ-ロ・ショ-ト・デュレ-
ユ-ロ
ション・ボンド・ファンド
-
(1,990,000)
28,375,091
-
ヨ-ロピアン・ハイ・イ-ル
ユ-ロ
ド・ボンド・ファンド
-
-
143,360
-
フィクスド・インカム・グロ
- バ ル ・ オ ポ チ ュ ニ テ ィ - 米ドル
ズ・ファンド
4,480,000
(11,167,662)
65,137,698
-
フレキシブル・マルチアセッ
ユ-ロ
ト・ファンド
-
(270,000)
4,705,063
-
グロ-バル・アロケ-ショ
米ドル
ン・ファンド
1,985,000
(7,859,898)
-
(3,210,682)
グロ-バル・コ-ポレ-ト・
米ドル
ボンド・ファンド
510,000
-
9,944,957
-
チャイナ・ファンド
ユ-ロ・ボンド・ファンド
-76-
ファンド
通貨
ブロ-カ-から
のスワップ契約
および店頭
オプション取引
現金担保残高
ブロ-カ-に対
するスワップ契
約および
店頭オプション
取引
現金担保残高
ブロ-カ-
からの
先物取引
証拠金残高
ブロ-カ-に
対する
先物取引
証拠金残高
グロ-バル・ダイナミック・
米ドル
エクイティ・ファンド
2,747,000
(549,089)
-
(170,064)
グロ-バル・エンハンスト・
エクイティ・イ-ルド・ファ 米ドル
ンド
-
-
-
(182,256)
グロ-バル・ガバメント・ボ
米ドル
ンド・ファンド
-
-
2,121,000
-
グロ-バル・ハイ・イ-ル
米ドル
ド・ボンド・ファンド
840,000
(1,240,000)
12,778,933
-
-
-
240,753
-
13,390,000
-
6,081,224
-
米ドル
-
-
5,664,751
-
ナチュラル・リソ-シス・グ
ロ-ス・アンド・インカム・ 米ドル
ファンド
-
-
97,310
-
USドル・コア・ボンド・フ
米ドル
ァンド
-
-
1,351,213
-
USドル・ハイ・イ-ルド・
米ドル
ボンド・ファンド
5,130,000
(1,370,000)
17,872,798
-
USドル・ショ-ト・デュレ
米ドル
-ション・ボンド・ファンド
-
(364,943)
1,817,622
-
USフレキシブル・エクイテ
米ドル
ィ・ファンド
-
-
463,823
-
USガバメント・モ-ゲ-
米ドル
ジ・ファンド
-
-
422,328
-
ワ-ルド・ボンド・ファンド
-
-
5,810,501
-
グロ-バル・インフレ-ショ
ン・リンクド・ボンド・ファ 米ドル
ンド
グロ-バル・マルチアセッ
米ドル
ト・インカム・ファンド
インディア・ファンド
米ドル
17.配当金
配当金の支払いに関連する取締役の現行の方針は投資証券クラスによって異なる。無分配投資証券クラスに関する
現行の方針はすべての純投資利益を留保し再投資することである。そのため、当該利益は純資産価額に留保され、該
当クラスの投資証券1口当たり純資産価額に反映される。分配型投資証券クラスの場合、当期の投資収益の純額また
は全額を分配する投資証券クラスについては当期の費用控除後のほぼすべての投資収益を分配する方針であり、総額
を分配する投資証券クラスについては分配に費用控除前の資本金の一部が含まれることがある。取締役は、実現およ
び未実現キャピタル・ゲイン(純額)の両方からの配当金を含めて配当を行うか否か、またどの程度含めるかについ
て決定することもできる。当ファンドの一部および/または投資証券クラスの一部(例えば、安定分配型投資証券、
金利差分配型投資証券および基準額以上分配型投資証券)は、収益、実現および未実現キャピタル・ゲイン(純額)
だけでなく資本金からも分配を行うことができる。分配型投資証券クラスが実現または未実現キャピタル・ゲイン
(純額)からの配当金を含めて配当を行う場合、もしくは費用控除前の総収益を分配するファンドの場合は、配当金
に当初の資本金が含まれる可能性がある。ファンドの資本金から配当金が支払われる場合、資本金が減額されること
になり、追加の増資が必要になる可能性がある。
ファンドが英国報告型であり報告収益が分配額を超過する場合は、当該剰余金がみなし配当金として処理され、投
資家の税務上の立場に応じて課税されることになる。
分配型投資証券を発行するファンドについては、ファンドの種類により、配当金の支払頻度が決定され、通常、配
当金は以下のとおりに支払われる。
・ 債券分配型ファンドについては、配当原資となる収益がある場合、月次。
・ アジア・パシフィック・エクイティ・インカム・ファンド、アジアン・タイガ-・ボンド・ファンド、エマ-ジ
-77-
ング・マ-ケッツ・ボンド・ファンド、エマ-ジング・マ-ケッツ・コ-ポレ-ト・ボンド・ファンド、エマ-
ジング・マ-ケッツ・エクイティ・インカム・ファンド、エマ-ジング・マ-ケッツ・ロ-カル・カレンシ-・
ボンド・ファンド、ユ-ロ・ボンド・ファンド、ユ-ロ・コ-ポレ-ト・ボンド・ファンド、ヨ-ロピアン・エ
クイティ・インカム・ファンド、ヨ-ロピアン・ハイ・イ-ルド・ボンド・ファンド、フィクスド・インカム・
グロ-バル・オポチュニティ-ズ・ファンド、グロ-バル・コ-ポレ-ト・ボンド・ファンド、グロ-バル・エ
ンハンスト・エクイティ・イ-ルド・ファンド、グロ-バル・エクイティ・インカム・ファンド、グロ-バル・
ハイ・イ-ルド・ボンド・ファンド、グロ-バル・マルチアセット・インカム・ファンド、ナチュラル・リソ-
シス・グロ-ス・アンド・インカム・ファンド、ノ-スアメリカン・エクイティ・インカム・ファンドおよび中
国人民元ボンド・ファンド(および、取締役が随時決定するその他のファンド)については、配当原資となる収
益がある場合、四半期毎。
・ 株式分配型ファンドについては、取締役の裁量により、年次。
毎月配当金を支払う分配型ファンドは、更に以下のとおりに分類される。
・ 配当金が日次で算定される毎日分配型投資証券
・ 配当金が月次で算定される毎月分配型投資証券
・ 配当金が予想総収益額をもとに月次で算定される安定分配型投資証券
・ 配当金が通貨ヘッジ投資証券クラスから生じる予想総収益額および金利差をもとに月次で算定される金利差分配
型投資証券
投資家は、毎日分配型投資証券、毎月分配型投資証券、安定分配型投資証券または金利差分配型投資証券のいずれ
を保有するか選択できる。
毎四半期分配型投資証券および基準額以上分配型投資証券については、四半期毎に配当金が支払われる。
毎年分配型投資証券については、年次で配当金が支払われる。
配当金の宣言および支払ならびに投資主が利用可能な再投資の選択については、英文目論見書に記載されている。
18. 下引受けに係る収益
当社は、保管銀行の同意のもと下引受契約を締結することがある。下引受契約により、当社は報酬と引き換えに他
の引受人による投資に先立ち、株式発行が担保される。当期において、受託引受契約に係る収益を受け取ったファン
ドはなかった。
19.後発事象
重要な後発事象はなかった。
2【ファンドの現況】
以下のファンドの現況は平成 28 年 11 月 30 日現在です。
【純資産額計算書】
Ⅰ
資産総額
412,294,041円
Ⅱ
負債総額
2,545,758円
Ⅲ
純資産総額(Ⅰ-Ⅱ)
409,748,283円
Ⅳ
発行済口数
871,064,546口
Ⅴ
1 口当たり純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
0.4704円
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第4【内国投資信託受益証券事務の概要】
(1)受益証券の名義書換手続等
当ファンドの受益権は、振替制度における振替受益権であるため、委託会社は、この信託の受益権
を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を取り消された場合または当該指定が効力
を失った場合であって、当該振替機関の振替業を承継する者が存在しない場合その他やむを得ない事
情がある場合を除き、当該振替受益権を表示する受益証券を発行しません。ファンドの振替受益権に
は無記名式や記名式の形態はありません。
なお、受益者は、委託会社がやむを得ない事情等により受益証券を発行する場合を除き、無記名式
受益証券から記名式受益証券への変更の請求、記名式受益証券から無記名式受益証券への変更の請求、
受益証券の再発行の請求を行わないものとします。
(2)受益者名簿の閉鎖の時期
委託会社は受益者名簿を作成しません。
(3)受益者に対する特典
ありません。
(4)譲渡制限及び譲渡の対抗要件
譲渡制限はありません。ただし、受益権の譲渡は、振替口座簿への記載または記録によらなければ、
委託会社および受託会社に対抗することができません。
(5)受益権の譲渡
①
受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載
または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等に振替の申請をするものとします。
②
前記①の申請のある場合には、前記①の振替機関等は、当該譲渡にかかる譲渡人の保有する受益権
の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座簿に記載また
は記録するものとします。ただし、前記①の振替機関等が振替先口座を開設したものでない場合には、
譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振替機関等の上位機関を含みます。)に社
振法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載または記録が行われるよう
通知するものとします。
③
前記①の振替について、委託会社は、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載または記録され
ている振替口座簿にかかる振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替機関等が異なる場合等に
おいて、委託会社が必要と認めたときまたはやむを得ない事情があると判断したときは、振替停止日
や振替停止期間を設けることができます。
(6)受益権の再分割
委託会社は、受託会社と協議のうえ、社振法に定めるところにしたがい、一定日現在の受益権を均
等に再分割することができます。
(7)質権口記載又は記録の受益権の取り扱いについて
振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金の支払い、
一部解約の実行の請求の受付け、一部解約金および償還金の支払い等については、約款の規定による
ほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われます。
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第三部【委託会社等の情報】
第1【委託会社等の概況】
1【委託会社等の概況】
(1) 資本金の額(平成 28 年 11 月末日現在)
資本金
20 億円
発行する株式の総数※
発行済株式の総数
100,000 株(普通株式 上限 100,000 株、A種種類株式 上限 30,000 株)
40,000 株(普通株式 24,490 株、A種種類株式 15,510 株)
※種類株式の発行が可能
過去5年間における資本金の額の増減はありません。
(2) 会社の機構(平成 28 年 11 月末日現在)
①
会社の意思決定機構
業務執行上重要な事項は、取締役会の決議をもって決定します。
取締役は株主総会で選任されます。取締役(監査等委員である取締役を除く。)の任期は、その選任
後1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までとし、任期の満
了前に退任した取締役(監査等委員である取締役を除く。)の補欠として選任された取締役(監査等委
員である取締役を除く。)の任期は、現任取締役(監査等委員である取締役を除く。
)の任期の満了の時
までとします。
また、監査等委員である取締役の任期は、その選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のも
のに関する定時株主総会の終結の時までとし、任期の満了前に退任した監査等委員である取締役の補欠
として選任された監査等委員である取締役の任期は、退任した監査等委員である取締役の任期の満了の
時までとします。
取締役会は、決議によって代表取締役を選定します。代表取締役は、会社を代表し、取締役会の決
議にしたがい業務を執行します。
また、取締役会の決議によって、取締役社長を定めることができます。
取締役会は、法令に別段の定めがある場合を除き、原則として取締役社長が招集します。取締役会
の議長は、原則として取締役社長があたります。
取締役会の決議は、法令に別段の定めがある場合を除き、議決に加わることができる取締役の過半
数が出席し、出席取締役の過半数をもって行います。
②
投資運用の意思決定機構
1.投資環境見通しおよび運用方針の策定
経済環境見通し、資産別市場見通し、資産配分方針および資産別運用方針は月次で開催する「投
資環境会議」および「投資方針会議」にて協議、策定致します。これらの会議は運用本部長・副本
部長、運用グループ長等で構成されます。
2.運用計画、売買計画の決定
-80-
各ファンドの運用は「投資環境会議」および「投資方針会議」における協議の内容を踏まえて、
ファンド毎に個別に任命された運用担当者が行います。運用担当者は月次で運用計画書を作成し、
運用本部長の承認を受けます。運用担当者は承認を受けた運用計画に基づき、運用を行います。
2【事業の内容及び営業の概況】
「投資信託及び投資法人に関する法律」に定める投資信託委託会社である委託会社は、投資信託の設定を
行うとともに「金融商品取引法」に定める金融商品取引業者としてその運用(投資運用業)ならびにその受
益証券(受益権)の募集又は私募(第二種金融商品取引業)を行っています。また、
「金融商品取引法」に
定める投資助言・代理業を行っています。
平成 28 年 11 月 30 日現在、委託会社の運用する投資信託は以下の通りです。
(親投資信託を除く)
基本的性格
本数
純資産総額(単位:円)
追加型公社債投資信託
38
1,006,120,079,038
追加型株式投資信託
861
11,455,085,737,414
単位型公社債投資信託
57
341,865,599,519
単位型株式投資信託
102
714,083,798,992
1,058
13,517,155,214,963
合計
-81-
3【委託会社等の経理状況】
1.委託会社であるDIAMアセットマネジメント株式会社(以下「委託会社」という。
)の財務諸表は、
「財
務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和 38 年大蔵省令第 59 号)ならびに同規則第 2 条の
規定に基づき、
「金融商品取引業等に関する内閣府令」(平成 19 年 8 月 6 日内閣府令第 52 号)により作成し
ております。
また、中間財務諸表は、
「中間財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和 52 年大蔵省令第
38 号)、ならびに同規則第 38 条及び第 57 条の規定に基づき、
「金融商品取引業等に関する内閣府令」
(平成
19 年 8 月 6 日内閣府令第 52 号)により作成しております。
2.財務諸表及び中間財務諸表の金額は、千円未満の端数を切り捨てて記載しております。
3.委託会社は、第 31 期事業年度(自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日)の財務諸表について、新日
本有限責任監査法人の監査を受け、第 32 期中間会計期間(自平成 28 年 4 月 1 日至平成 28 年 9 月 30 日)の
中間財務諸表について、新日本有限責任監査法人の中間監査を受けております。
※DIAMアセットマネジメント株式会社は、平成 28 年 10 月 1 日にみずほ投信投資顧問株式会社、新光投信
株式会社及びみずほ信託銀行株式会社の資産運用部門と統合し、商号をアセットマネジメント One 株式会社に
変更いたしました。
委託会社の財務諸表及び中間財務諸表に引き続き、みずほ投信投資顧問株式会社の第 53 期事業年度の財務
諸表及び第 54 期中間会計期間の中間財務諸表並びに新光投信株式会社の第 56 期事業年度の財務諸表及び第 57
期中間会計期間の中間財務諸表を参考として添付しております。
-82-
独立監査人の監査報告書
平成28年5月31日
DIAMアセットマネジメント株式会社
取 締 役 会
御 中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業 務 執 行 社 員
公認会計士
山内
正彦
印
指定有限責任社員
業 務 執 行 社 員
公認会計士
山野
浩
印
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「 委 託 会 社 等
の経理状況」に掲げら れ ているDIAMアセッ ト マネジメント株式会社 の 平成27年4月1日か ら平
成 2 8 年 3月 3 1日 まで の 第 3 1期 事 業年 度 の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資
本等変動計算書、重要な会計方針及びその他の注記について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し
適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表
示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明
することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を
行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得る
ために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続
は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択
及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当
監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と
適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並
びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、
DIAMアセットマネジメント株式会社の平成28年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事
業年度の経営成績をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
強調事項
追加情報に記載されているとおり、会社は平成27年9月30日付の「統合基本合意書」に基づき、平成2
8年3月3日付で新会社に係わる一部主要事項を内定している。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注1)上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管
しております。
(注2)XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。
-83-
独立監査人の中間監査報告書
平成28年12月13日
アセットマネジメント One 株式会社
取 締 役 会
御 中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業 務 執 行 社 員
指定有限責任社員
業 務 執 行 社 員
公認会計士
湯原
尚
印
公認会計士
山野
浩
印
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「 委 託 会 社 等
の経理状況」に掲げられているアセットマネジメント One 株式会社(旧社名:DIAMアセットマネ
ジメント株式会社)の 平 成28年4月1日から 平 成29年3月31日ま で の第32期事業年度の 中間
会 計 期間(平成28年4月1日から平成28年9月30日まで)に係る中間財務諸表、すなわち、中間貸借
対照表、中間損益計算書、中間株主資本等変動計算書、重要な会計方針及びその他の注記について中間監査を
行った。
中間財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる中間財務諸表の作成基準に準拠して中間財務
諸表を作成し有用な情報を表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない中間財
務諸表を作成し有用な情報を表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含ま
れる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した中間監査に基づいて、独立の立場から中間財務諸表に対する意
見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる中間監査の基準に準
拠して中間監査を行った。中間監査の基準は、当監査法人に中間財務諸表には全体として中間財務諸表の有
用な情報の表示に関して投資者の判断を損なうような重要な虚偽表示がないかどうかの合理的な保証を得るた
めに、中間監査に係る監査計画を策定し、これに基づき中間監査を実施することを求めている。
中間監査においては、中間財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するために年度監査と比べて監
査手続の一部を省略した中間監査手続が実施される。中間監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤
謬による中間財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて、分析的手続等を中心とした監査手続に必
要に応じて追加の監査手続が選択及び適用される。中間監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明す
るためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な中間監査手続を立
案するために、中間財務諸表の作成と有用な情報の表示に関連する内部統制を検討する。また、中間監査には、
経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め中間財務諸表
の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、中間監査の意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
中間監査意見
当監査法人は、上記の中間財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる中間財務諸表の作成基
準に準拠して、アセットマネジメント One 株式会社(旧社名:DIAMアセットマネジメント株式会社)
の平成28年9月30日現在の財政状態及び同日をもって終了する中間会計期間(平成28年4月1日から平
成28年9月30日まで)の経営成績に関する有用な情報を表示しているものと認める。
強調事項
重要な後発事象に記載されているとおり、アセットマネジメント One 株式会社(旧社名:DIAMアセッ
ト マ ネ ジメ ン ト株 式 会社) は 、 平成28年7月13日付の「統合契約書」に基づき、平成28年10月1
日にみずほ投信投資顧問株式会社、みずほ信託銀行株式会社及び新光投信株式会社と統合した。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注1)上記は中間監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途
保管しております。
(注2)XBRLデータは中間監査の対象には含まれておりません。
-84-
(1)【貸借対照表】
(単位:千円)
第 30 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
第 31 期
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
(資産の部)
流動資産
現金・預金
12,051,921
12,951,736
金銭の信託
14,169,657
13,094,914
57,309
44,951
未収委託者報酬
4,622,292
4,460,404
未収運用受託報酬
1,737,052
1,859,778
前払費用
未収投資助言報酬
※2
312,206
※2
277,603
未収収益
260,845
205,097
繰延税金資産
411,797
341,078
46,782
40,689
33,669,865
33,276,255
432,933
658,607
その他
流動資産計
固定資産
有形固定資産
建物
※1
138,967
※1
29,219
車両運搬具
※1
941
※1
549
器具備品
※1
243,908
※1
184,683
建設仮勘定
49,116
444,155
無形固定資産
1,912,472
1,706,201
商標権
※1
101
※1
7
ソフトウエア
※1
1,702,633
※1
1,645,861
ソフトウエア仮勘定
電話加入権
電信電話専用施設利用権
※1
投資その他の資産
202,399
53,036
7,148
7,148
188
※1
146
4,343,365
6,497,772
投資有価証券
613,137
458,701
関係会社株式
2,316,596
3,229,196
繰延税金資産
582,861
679,092
差入保証金
733,907
2,040,945
96,862
89,835
6,688,771
8,862,580
40,358,637
42,138,836
その他
固定資産計
資産合計
-85-
(単位:千円)
第 30 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
第 31 期
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
(負債の部)
流動負債
預り金
1,605,579
966,681
未払金
2,515,377
2,055,332
未払償還金
49,873
49,873
未払手数料
1,836,651
1,744,274
628,852
261,185
その他未払金
未払費用
※2
2,196,267
※2
3,076,566
未払法人税等
1,539,263
1,223,957
未払消費税等
671,243
352,820
賞与引当金
722,343
728,769
30,000
-
9,280,074
8,404,128
退職給付引当金
868,928
997,396
役員退職慰労引当金
110,465
154,535
979,394
1,151,932
10,259,468
9,556,060
資本金
2,000,000
2,000,000
資本剰余金
2,428,478
2,428,478
2,428,478
2,428,478
25,417,784
28,000,340
123,293
123,293
19,480,000
22,030,000
研究開発積立金
300,000
300,000
運用責任準備積立金
200,000
200,000
5,314,491
5,347,047
29,846,262
32,428,818
252,905
153,956
252,905
153,956
純資産合計
30,099,168
32,582,775
負債・純資産合計
40,358,637
42,138,836
その他
流動負債計
固定負債
固定負債計
負債合計
(純資産の部)
株主資本
資本準備金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
別途積立金
繰越利益剰余金
株主資本計
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等計
-86-
(2)【損益計算書】
(単位:千円)
第 30 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
第 31 期
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
営業収益
委託者報酬
28,170,831
30,188,445
運用受託報酬
7,064,021
7,595,678
投資助言報酬
1,032,659
993,027
828,240
724,211
その他営業収益
営業収益計
37,095,752
39,501,363
営業費用
支払手数料
12,416,659
12,946,176
広告宣伝費
527,620
468,931
公告費
288
258
調査費
6,317,052
7,616,390
調査費
4,129,778
4,969,812
委託調査費
2,187,273
2,646,578
委託計算費
385,121
412,257
営業雑経費
488,963
548,183
通信費
34,089
34,855
印刷費
414,215
436,756
協会費
24,177
23,698
諸会費
支払販売手数料
37
40
16,443
52,833
営業費用計
20,135,705
21,992,198
一般管理費
給料
役員報酬
給料・手当
5,260,910
5,382,757
242,666
242,446
4,378,307
4,431,015
賞与
639,936
709,295
交際費
37,625
43,975
寄付金
2,697
2,628
旅費交通費
242,164
254,276
租税公課
127,947
180,892
不動産賃借料
686,770
1,128,367
退職給付費用
218,863
226,460
固定資産減価償却費
628,056
902,248
福利厚生費
33,310
36,173
修繕費
13,807
31,617
賞与引当金繰入額
722,343
728,769
役員退職慰労引当金繰入額
50,327
49,320
役員退職慰労金
25,501
5,250
87
140
231,303
251,913
67,208
70,839
機器リース料
事務委託費
事務用消耗品費
器具備品費
諸経費
一般管理費計
営業利益
5,869
14,182
135,032
214,532
8,489,827
9,524,346
8,470,220
7,984,819
-87-
(単位:千円)
第 30 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
第 31 期
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
営業外収益
受取配当金
17,346
25,274
2,404
2,079
時効成立分配金・償還金
974
-
為替差益
652
3,996
1,822
6,693
受取利息
雑収入
営業外収益計
23,200
38,044
営業外費用
金銭の信託運用損
時効成立後支払分配金・償還
金
外国税支払損失
163,033
305,368
65
-
47,515
-
営業外費用計
経常利益
210,614
305,368
8,282,806
7,717,494
特別利益
投資有価証券売却益
-
特別利益計
3,377
-
3,377
特別損失
固定資産除却損
※1
12,988
※1
624
固定資産売却損
※2
-
※2
2,653
ゴルフ会員権売却損
1,080
-
ゴルフ会員権評価損
-
6,307
関係会社株式評価損
202,477
-
特別損失計
216,547
9,584
税引前当期純利益
8,066,259
7,711,286
法人税、住民税及び事業税
2,969,684
2,557,305
法人税等調整額
△ 29,428
27,424
法人税等合計
2,940,256
2,584,730
当期純利益
5,126,003
5,126,556
-88-
(3)【株主資本等変動計算書】
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金
資本金
当期首残高
利益
準備金
資本準備金
2,000,000
2,428,478
別途積立金
123,293
利益剰余金
その他利益剰余金
運用責
研究開発
任準備
積立金
積立金
17,130,000
300,000
200,000
会計方針の変更
による累積的影
響額
会計方針の変更を
反映した当期首残
高
2,000,000
2,428,478
123,293
17,130,000
300,000
200,000
繰越利益
剰余金
利益剰余金
合計
株主資本
合計
4,735,451
22,488,744
26,917,222
131,037
131,037
131,037
4,866,488
22,619,781
27,048,259
当期変動額
剰余金の配当
△2,328,000 △2,328,000 △2,328,000
別途積立金の
積立
2,350,000
当期純利益
△2,350,000
-
-
5,126,003
5,126,003
5,126,003
株主資本以外の
項目の当期変動
額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
-
-
-
2,350,000
-
-
448,003
2,798,003
2,798,003
2,000,000
2,428,478
123,293
19,480,000
300,000
200,000
5,314,491
25,417,784
29,846,262
評価・換算
差額等
その他
有価証券
評価差額金
当期首残高
243,159
会計方針の変
更による累積
的影響額
会計方針の変更を
反映した当期首残
高
純資産
合計
27,160,381
131,037
243,159
27,291,419
当期変動額
剰余金の配当
△2,328,000
別途積立金の
積立
-
当期純利益
5,126,003
株主資本以外
の項目の当期
変動額(純額)
9,746
9,746
当期変動額合計
9,746
2,807,749
252,905
30,099,168
当期末残高
-89-
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金
資本金
当期首残高
利益
準備金
資本準備金
別途積立
金
利益剰余金
その他利益剰余金
運用責
研究開発
任準備
積立金
積立金
繰越利益
剰余金
利益剰余金
合計
株主資本
合計
2,000,000
2,428,478
123,293
19,480,000
300,000
200,000
5,314,491
25,417,784
29,846,262
2,000,000
2,428,478
123,293
19,480,000
300,000
200,000
5,314,491
25,417,784
29,846,262
△2,544,000
△2,544,000
△2,544,000
△2,550,000
-
-
5,126,556
5,126,556
5,126,556
会計方針の変
更による累積
的影響額
会計方針の変更を
反映した当期首残
高
当期変動額
剰余金の配当
別途積立金の
積立
2,550,000
当期純利益
株主資本以外
の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
-
-
-
2,550,000
-
-
32,556
2,582,556
2,582,556
2,000,000
2,428,478
123,293
22,030,000
300,000
200,000
5,347,047
28,000,340
32,428,818
評価・換算
差額等
その他
有価証券
評価差額金
当期首残高
純資産
合計
252,905
30,099,168
252,905
30,099,168
会計方針の変
更による累積
的影響額
会計方針の変更
を反映した当期
首残高
当期変動額
剰余金の配当
△2,544,000
別途積立金の
積立
-
当期純利益
5,126,556
株主資本以外
の項目の当期
変動額(純額)
△98,949
△98,949
当期変動額合計
△98,949
2,483,607
153,956
32,582,775
当期末残高
-90-
重要な会計方針
項目
第 31 期
(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
1. 有価証券の評価基準及び評 (1)子会社株式及び関連会社株式
価方法
:移動平均法による原価法
(2)その他有価証券
時価のあるもの:決算日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法
により算定)
時価のないもの: 移動平均法による原価法
2. 金銭の信託の評価基準及び
時価法
評価方法
3. デリバティブの評価基準及
時価法
び評価方法
4. 固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産
定率法によっております。
(2)無形固定資産
自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5
年)に基づく定額法によっております。それ以外の無形固定資産につい
ては、定額法によっております。
5. 外貨建の資産及び負債の本
邦通貨への換算基準
6. 引当金の計上基準
外貨建金銭債権債務は、期末日の直物等為替相場により円貨に換算し、
換算差額は損益として処理しております。
(1)貸倒引当金は、一般債権は貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定
の債権は個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しておりま
す。
(2)賞与引当金は、従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、
将来支給見込額を計上しております。
(3)退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末
における退職給付債務の見込額に基づき、当事業年度末において発生し
ていると認められる額を計上しております。また、退職給付債務の算定
にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法
については、給付算定式基準によっております。数理計算上の差異及び
過去勤務費用の費用処理方法は以下のとおりであります。
数理計算上の差異:各事業年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間
以内の一定の年数(5 年)による定額法により按分した額を、それぞ
れ発生の翌事業年度から費用処理
過去勤務費用:発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数
(5 年)による定額法により按分した額を費用処理
(4)役員退職慰労引当金は、役員の退職慰労金の支払に備えるため、内
規に基づく期末要支給額を計上しております。
7.消費税等の処理方法
税抜方式によっております。
-91-
未適用の会計基準等
第 31 期 (自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」
(企業会計基準適用指針第 26 号 平成 28 年 3 月 28 日)
(1)概要
本適用指針は、主に日本公認会計士協会監査委員会報告第 66 号「繰延税金資産の回収可能性の判断に関す
る監査上の取扱い」において定められている繰延税金資産の回収可能性に関する指針について基本的にその
内容を引き継いだ上で、一部見直しが行われたものです。
(2)適用予定日
平成 28 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度の期首から適用予定であります。
(3)当該会計基準等の適用による影響
当該適用指針の適用による影響は、評価中であります。
会計上の見積りの変更
第 31 期 (自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
当社は、追加情報に記載のとおり、当社、みずほ信託銀行株式会社、みずほ投信投資顧問株式会社及び新光
投信株式会社間の統合基本合意書に基づき、資産運用機能の統合に向けた協議・準備を進めております。こ
れに伴い、当事業年度において、本社オフィスに係る内部造作物等の有形固定資産及び無形固定資産の見積
り耐用年数の見直しを行い、将来にわたり変更しております。
また、本社オフィスの不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務として資産除去債務の合理的な見積りが可能と
なったため、見積額の変更を行っております。なお、資産除去債務の負債計上に代えて、不動産賃貸借契約
に関する敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、当事業年度の負担に属する
金額を費用計上する方法によっております。
これにより、従来の方法と比べて、当事業年度の減価償却費が 161,916 千円、不動産賃借料が 42,917 千円
増加し、営業利益、経常利益及び税引前当期純利益はそれぞれ 204,834 千円減少しております。
追加情報
第 31 期 (自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
当社は、平成 27 年 9 月 30 日付で締結した当社、みずほ信託銀行株式会社(取締役社長 中野 武夫)
、みず
ほ投信投資顧問株式会社(取締役社長 中村 英剛)及び新光投信株式会社(取締役社長 後藤 修一)間の統
合基本合意書に基づき、資産運用機能の統合に向けた協議・準備を進めてまいりましたが、平成 28 年 3 月
3 日付で新会社に係わる以下事項につき内定いたしました。
1.商号
:アセットマネジメント One 株式会社
2.代表者
:西 惠正(現 DIAMアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長)
3.本店所在地
:東京都千代田区丸の内 1‐8‐2
4.統合日
:平成 28 年 10 月 1 日
-92-
注記事項
(貸借対照表関係)
※1.固定資産の減価償却累計額
(千円)
第 30 期
第 31 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
建物
582,075
767,802
3,981
4,374
735,461
562,853
836
930
2,015,473
2,613,791
1,408
1,451
車両運搬具
器具備品
商標権
ソフトウエア
電信電話専用施設利用権
※2. 関係会社項目
関係会社に関する資産及び負債には区分掲記されたもののほか次のものが含まれております。
(千円)
第 30 期
第 31 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
流動資産
未収投資助言報酬
311,994
276,211
流動負債
未払費用
492,035
622,004
(損益計算書関係)
※1.固定資産除却損の内訳
(千円)
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
器具備品
ソフトウエア
至 平成 28 年 3 月 31 日)
0
182
12,988
442
※2.固定資産売却損の内訳
(千円)
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
器具備品
-
-93-
至 平成 28 年 3 月 31 日)
2,653
(株主資本等変動計算書関係)
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
発行済株式の種類
当事業年度期首
当事業年度
当事業年度
当事業年度末
株式数(株)
増加株式数(株)
減少株式数(株)
株式数(株)
普通株式
24,000
-
-
24,000
合計
24,000
-
-
24,000
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の
配当金の
1 株当たり
種類
総額
配当額
(千円)
(円)
平成 26 年 6 月 30 日
普通
定時株主総会
株式
2,328,000
97,000
基準日
効力発生日
平成 26 年 3 月 31 日
平成 26 年 7 月 1 日
(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
決議
株式の 配当の
種類
配当金の
1 株当たり
総額
配当額
(千円)
(円)
原資
平成 27 年 6 月 29 日
普通
利益剰
定時株主総会
株式
余金
2,544,000
106,000
基準日
効力発生日
平成 27 年 3 月 31 日
平成 27 年 6 月 30 日
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
発行済株式の種類
当事業年度期首
当事業年度
当事業年度
当事業年度末
株式数(株)
増加株式数(株)
減少株式数(株)
株式数(株)
普通株式
24,000
-
-
24,000
合計
24,000
-
-
24,000
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の
種類
平成 27 年 6 月 29 日
普通
定時株主総会
株式
配当金の
1 株当たり
総額
配当額
(千円)
(円)
2,544,000
106,000
-94-
基準日
効力発生日
平成 27 年 3 月 31 日
平成 27 年 6 月 30 日
(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
平成 28 年 6 月 29 日開催予定の定時株主総会において、以下のとおり決議を予定しております。
決議
株式の 配当の
種類
原資
平成 28 年 6 月 29 日
普通
利益剰
定時株主総会
株式
余金
配当金の
1 株当たり
総額
配当額
(千円)
(円)
2,544,000
106,000
基準日
効力発生日
平成 28 年 3 月 31 日
平成 28 年 6 月 30 日
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
資金運用については短期的な預金等に限定しております。
デリバティブ取引は、後述するリスクを低減する目的で行っております。取引は実需の範囲内でのみ利用す
ることとしており、投機的な取引は行わない方針であります。
取引の方針については社内会議で審議のうえ個別決裁により決定し、取引の実行とその内容の確認について
はそれぞれ担当所管を分離して実行しております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
投資有価証券の主な内容は、政策投資目的で保有している株式であります。
金銭の信託の主な内容は、当社運用ファンドの安定運用を主な目的として資金投入した投資信託及びデリバ
ティブ取引であります。金銭の信託に含まれる投資信託は為替及び市場価格の変動リスクに晒されておりま
すが、デリバティブ取引を利用して一部リスクを低減しております。
長期差入保証金の主な内容は、本社オフィス等の不動産賃借契約に基づき差し入れた敷金等であります。
金銭の信託に含まれるデリバティブ取引は為替予約取引、株価指数先物取引及び債券先物取引であり、金銭
の信託に含まれる投資信託に係る為替及び市場価格の変動リスクを低減する目的で行っております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
為替相場及び株式相場の変動によるリスクを有しておりますが、取引先は信用度の高い金融機関に限定し
ているため、相手方の契約不履行によるリスクはほとんどないと認識しております。
②市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
組織規程における分掌業務の定めに基づき、リスク管理担当所管にて、取引残高、損益及びリスク量等の
実績管理を行い、定期的に社内委員会での報告を実施しております。
③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
取引実行担当所管からの報告に基づき、資金管理担当所管が資金繰計画を確認するとともに、十分な手許
流動性を維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含
まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用する
ことにより、当該価額が変動することがあります。
-95-
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注 2)参照)
。
第 30 期(平成 27 年 3 月 31 日現在)
貸借対照表計上額
時価
差額
(千円)
(千円)
(千円)
(1)現金・預金
12,051,921
12,051,921
-
(2)金銭の信託
14,169,657
14,169,657
-
532,891
532,891
-
26,754,470
26,754,470
-
1,539,263
1,539,263
-
1,539,263
1,539,263
-
(3)投資有価証券
その他有価証券
資産計
(1)未払法人税等
負債計
第 31 期(平成 28 年 3 月 31 日現在)
貸借対照表計上額
時価
差額
(千円)
(千円)
(千円)
(1)現金・預金
12,951,736
12,951,736
-
(2)金銭の信託
13,094,914
13,094,914
-
381,005
381,005
-
26,427,656
26,427,656
-
1,223,957
1,223,957
-
1,223,957
1,223,957
-
(3)投資有価証券
その他有価証券
資産計
(1)未払法人税等
負債計
(注 1)金融商品の時価の算定方法
資
産
(1)現金・預金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によってお
ります。
(2)金銭の信託
有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用されている有価証券
について、投資信託は基準価額によっております。また、デリバティブ取引は取引相手先金融機関よ
り提示された価格によっております。
(3)投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっており、投資信託は基準価額によっております。
負
債
(1)未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によってお
ります。
-96-
(注 2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(千円)
区分
第 30 期
第 31 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
80,246
77,696
2,316,596
3,229,196
733,907
2,040,945
①非上場株式
②関係会社株式
③差入保証金
①非上場株式は、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時価
を把握することが極めて困難と認められるため、「(3)投資有価証券 その他有価証券」には含めてお
りません。
②関係会社株式は、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時
価を把握することが極めて困難と認められるため、記載しておりません。
前事業年度において、関係会社株式について 202,477 千円の減損処理を行っております。
③差入保証金は、本社オフィス等の不動産賃借契約に基づき差し入れた敷金等であり、市場価格がな
く、時価を把握することが極めて困難と認められるため、記載しておりません。
(注 3)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
第 30 期(平成 27 年 3 月 31 日現在)
(1)預金
合計
1 年以内
1 年超 5 年以内
5 年超 10 年以内
10 年超
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
12,051,921
-
-
-
12,051,921
-
-
-
第 31 期(平成 28 年 3 月 31 日現在)
(1)預金
合計
1 年以内
1 年超 5 年以内
5 年超 10 年以内
10 年超
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
12,951,736
-
-
-
12,951,736
-
-
-
(注 4)社債、新株予約権付社債及び長期借入金の決算日後の返済予定額
該当事項はありません。
(有価証券関係)
1.売買目的有価証券
該当事項はありません。
2.満期保有目的の債券
該当事項はありません。
3. 子会社株式及び関連会社株式
関係会社株式(第 30 期の貸借対照表計上額 2,316,596 千円、第 31 期の貸借対照表計上額 3,229,196 千円)
は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。
-97-
4. その他有価証券
第 30 期(平成 27 年 3 月 31 日現在)
(千円)
区分
貸借対照表日における
貸借対照表計上額
取得原価
差額
貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
①株式
516,710
146,101
370,608
②債券
-
-
-
16,181
13,000
3,181
532,891
159,101
373,789
①株式
-
-
-
②債券
-
-
-
③その他(投資信託)
-
-
-
小計
-
-
-
合計
532,891
159,101
373,789
③その他(投資信託)
小計
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
(注)非上場株式(貸借対照表計上額 80,246 千円)については、市場価格がなく、時価を把握すること
が極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
第 31 期(平成 28 年 3 月 31 日現在)
(千円)
区分
貸借対照表日における
貸借対照表計上額
取得原価
差額
貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
①株式
365,683
146,101
219,581
②債券
-
-
-
15,322
13,000
2,322
381,005
159,101
221,903
①株式
-
-
-
②債券
-
-
-
③その他(投資信託)
-
-
-
小計
-
-
-
合計
381,005
159,101
221,903
③その他(投資信託)
小計
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
(注)非上場株式(貸借対照表計上額 77,696 千円)については、市場価格がなく、時価を把握すること
が極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
-98-
5.当該事業年度中に売却した満期保有目的の債券
該当事項はありません。
6.当該事業年度中に売却したその他有価証券
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
区分
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
(千円)
(千円)
(千円)
その他有価証券
5,927
3,377
-
7.減損処理を行った有価証券
該当事項はありません。
(金銭の信託関係)
1.運用目的の金銭の信託
第 30 期 (平成 27 年 3 月 31 日現在)
貸借対照表日における
当事業年度の損益に含まれた
貸借対照表計上額(千円)
評価差額(千円)
運用目的の金銭の信託
14,169,657
2,544,066
第 31 期 (平成 28 年 3 月 31 日現在)
貸借対照表日における
当事業年度の損益に含まれた
貸借対照表計上額(千円)
評価差額(千円)
運用目的の金銭の信託
13,094,914
2.満期保有目的の金銭の信託
該当事項はありません。
3.その他の金銭の信託
該当事項はありません。
(デリバティブ取引関係)
1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
該当事項はありません。
2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
該当事項はありません。
-99-
825,986
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付型の制度として退職一時金制度(非積立型制度であります)を、また、確定拠出型の制度と
して確定拠出年金制度を採用しております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(千円)
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
至 平成 28 年 3 月 31 日)
1,079,828
973,035
△203,600
-
退職給付債務の期首残高
会計方針の変更による累積的影響額
会計方針の変更を反映した期首残高
876,227
973,035
勤務費用
128,297
134,944
利息費用
7,798
8,660
10,345
21,441
△49,633
△ 51,531
-
-
973,035
1,086,550
数理計算上の差異の発生額
退職給付の支払額
過去勤務費用の発生額
退職給付債務の期末残高
(2)退職給付債務の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表
(千円)
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
至 平成 28 年 3 月 31 日)
973,035
1,086,550
非積立型制度の退職給付債務
未積立退職給付債務
973,035
1,086,550
未認識数理計算上の差異
△89,550
△ 79,449
未認識過去勤務費用
△14,556
△ 9,704
貸借対照表に計上された負債と資産の純額
868,928
997,396
退職給付引当金
868,928
997,396
貸借対照表に計上された負債と資産の純額
868,928
997,396
(3)退職給付費用及びその内訳項目の金額
(千円)
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
至 平成 28 年 3 月 31 日)
128,297
134,944
勤務費用
利息費用
数理計算上の差異の費用処理額
過去勤務費用の費用処理額
確定給付制度に係る退職給付費用
-100-
7,798
8,660
33,455
31,542
4,852
4,852
174,402
179,999
(4)数理計算上の計算基礎に関する事項
当事業年度末における主要な数理計算上の計算基礎
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
至 平成 28 年 3 月 31 日)
0.89%
0.89%
割引率
3.確定拠出制度
当社の確定拠出制度への要拠出額は、第 30 期事業年度 43,461 千円、第 31 期事業年度 44,193 千円でありま
す。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
第 30 期
第 31 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
繰延税金資産
(千円)
(千円)
118,238
79,702
5,527
5,581
239,095
224,898
30,557
28,395
2,650
2,500
15,727
-
-
13,244
2,158
3,389
130,844
136,503
2,710
1,339
281,232
305,591
役員退職慰労引当金
35,724
47,318
ゴルフ会員権評価損
1,940
3,768
関係会社株式評価損
176,106
166,740
-
1,196
1,042,515
1,020,171
47,855
-
47,855
-
994,659
1,020,171
未払事業税
未払事業所税
賞与引当金
未払法定福利費
未払確定拠出年金掛金
外国税支払損失
資産除去債務
減価償却超過額(一括償却資産)
減価償却超過額
繰延資産償却超過額(税法上)
退職給付引当金
その他有価証券評価差額金
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
繰延税金負債合計
差引繰延税金資産の純額
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主要な項目別の内訳
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の 100 分の 5 以下である
ため、注記を省略しております。
-101-
3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」
(平成 28 年法律第 15 号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法
律」
(平成 28 年法律第 13 号)が平成 28 年 3 月 31 日に公布され、平成 28 年 4 月 1 日以後に開始する事業年
度から法人税率の引下げが行われることになりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算
に使用する法定実効税率は従来の 32.34%から、平成 28 年 4 月 1 日に開始する事業年度から平成 29 年 4 月
1 日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異については 30.86%に、平成 30 年 4 月 1 日に開始する
事業年度以降に解消が見込まれる一時差異については 30.62%となります。
この変更により、当事業年度末の繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)は 53,300 千
円減少し、当事業年度に計上された法人税等調整額は 57,117 千円増加し、その他有価証券評価差額金は
3,816 千円増加しております。
(資産除去債務関係)
当社は建物所有者との間で不動産賃貸借契約を締結しており、賃借期間終了時に原状回復する義務を有して
いるため、契約及び法令上の資産除去債務を認識しております。
なお、当該賃貸借契約に関連する長期差入保証金(敷金)が計上されているため、資産除去債務の負債計上
に代えて、当該敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、そのうち当期の負担
に属する金額を費用計上し、直接減額しております。
(セグメント情報等)
1.セグメント情報
当社は、投資信託及び投資顧問を主とした資産運用業の単一事業であるため、記載を省略しております。
2.関連情報
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
(1)サービスごとの情報
投資信託
投資顧問
その他
合計
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
営業収益
28,170,831
8,096,680
828,240
37,095,752
(注)一般企業の売上高に代えて、営業収益を記載しております。
(2)地域ごとの情報
①営業収益
当社は、本邦の外部顧客に対する営業収益に区分した金額が損益計算書の営業収益の 90%を超えるため、
記載を省略しております。
②有形固定資産
当社は、本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の 90%を超えるた
め、記載を省略しております。
(3)主要な顧客ごとの情報
特定の顧客に対する営業収益で損益計算書の営業収益の 10%以上を占めるものがないため、記載を省略し
ております。
-102-
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
(1)サービスごとの情報
投資信託
投資顧問
その他
合計
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
営業収益
30,188,445
8,588,706
724,211
39,501,363
(注)一般企業の売上高に代えて、営業収益を記載しております。
(2)地域ごとの情報
①営業収益
当社は、本邦の外部顧客に対する営業収益に区分した金額が損益計算書の営業収益の 90%を超えるため、
記載を省略しております。
②有形固定資産
当社は、本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の 90%を超えるた
め、記載を省略しております。
(3)主要な顧客ごとの情報
特定の顧客に対する営業収益で損益計算書の営業収益の 10%以上を占めるものがないため、記載を省略し
ております。
(関連当事者との取引)
(1)親会社及び法人主要株主等
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
資 本 金 事 業 の 議決権等
属 会社等の 住所 又 は 出 内 容 又 の所有
資金
は職業 (被所有)
性 名称
割合
関係内容
役員の
事業上
兼任等
の
取引の内
取引金額
容
(千円)
資産運用
の 保険株式 千代田
他 会社
区
期末残高
(千円)
関係
そ 第一生命 東京都 3,431 生命保 (被所有) 兼務 2 名, 資産運
億円 険業
科目
直接
出向 3 名, 用の助
の助言の
50%
転籍 2 名 言
顧問料の
の
受入
関
係
会
社
-103-
862,448 未収投資 237,575
助言報酬
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
資 本 金 事 業 の 議決権等
属 会社等の 住所 又 は 出 内 容 又 の所有
資金
は職業 (被所有)
性 名称
割合
関係内容
役員の
事業上
兼任等
の
取引の内
取引金額
容
(千円)
資産運用
の 保険株式 千代田
億円 険業
区
期末残高
(千円)
関係
そ 第一生命 東京都 3,431 生命保 (被所有) 兼務 2 名, 資産運
他 会社
科目
直接
出向 3 名, 用の助
の助言の
50%
転籍 2 名 言
顧問料の
の
795,405 未収投資 207,235
助言報酬
受入
関
係
会
社
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注 1)資産運用の助言の顧問料は、一般的取引条件を定めた規定に基づく個別契約により決定しております。
(注 2)上記の取引金額には消費税等が含まれておりません。期末残高には、消費税等が含まれております。
(2)子会社等
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
資本金又は 事業の 議決権
会社等の名称
住所
出資金
内容又 等の所
属
は職業 有(被
性
所有)
割合
DIAM
関係内容
取引の
内容
役員 事業上
取引
科目 期末残高
金額
(千円)
(千円)
の兼 の関係
任等
London
4,000
資産の (所有) 兼務 当社預
当社預り資 658,756 未払
International United
千 GBP
運用
2 名 り資産
産の運用の
の運用
顧問料の支
Ltd
直接
100%
kingdom
235,583
費用
払
子 DIAM U.S.A., New York 4,000
U.S.A.
千 USD
会 Inc.
資産の (所有) 兼務 当社預
当社預り資 383,980 未払
運用
2 名 り資産
産の運用の
の運用
顧問料の支
直接
100%
社
173,074
費用
払
DIAM
Central
SINGAPORE
Singapore 千円
PTE.LTD.
1,100,000 資産の (所有) 兼務 当社預
運用
直接
2 名 り資産
100%
-104-
の運用
増資の引受 400,000 -
-
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
資本金又は 事業の 議決権
会社等の名称
住所
出資金
内容又 等の所
属
は職業 有(被
性
所有)
割合
DIAM
関係内容
取引の
内容
役員 事業上
取引
科目 期末残高
金額
(千円)
(千円)
の兼 の関係
任等
London
9,000
資産の (所有) 兼務 当社預
当社預り資 800,617 未払
International United
千 GBP
運用
2 名 り資産
産の運用の
の運用
顧問料の支
Ltd
直接
100%
kingdom
308,974
費用
払
子
会
増資の引受 912,600 -
-
社
DIAM U.S.A., New York 4,000
資産の (所有) 兼務 当社預
当社預り資 473,948 未払
Inc.
運用
2 名 り資産
産の運用の
の運用
顧問料の支
U.S.A.
千 USD
直接
100%
費用
払
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注 1)資産運用の顧問料は、一般的取引条件を勘案した個別契約により決定しております。
(注 2)上記の取引金額及び期末残高には免税取引のため、消費税等は含まれておりません。
(注 3)増資の引受は、子会社が行った増資を引き受けたものであります。
-105-
157,130
(3)兄弟会社等
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
資本金 事業の 議決権
会社等の
属
住所
又は出 内容又 等の所
資金 は職業
名称
性
有(被
所有)
割合
株式会社 東京都 14,040 銀行業
みずほ銀 千代田
行
関係内容
-
億円
取引の内容 取引金額
役員
事業上
の兼
の関係
科目
期末残高
(千円)
(千円)
任等
- 当社設定投 投資信託の 2,217,439 未払
資信託の販 販売代行手
306,365
手数料
売、預金取 数料
区
引
預金の預入
551,351 現金・ 11,276,198
(純額)
そ
の
受取利息
他
預金
2,139 未収
71
収益
の
関 みずほ第 東京都 2 億円 金融
係 一フィナ 千代田
技術
会 ンシャル 区
研究等
-
兼務 当社預り資 当社預り資
1 名 産の助言
407,531 未払
産の助言の
240,725
費用
顧問料の支
社 テクノロ
払
の ジー株式
子 会社
業務委託料
会
の支払
社
資産管理 東京都
500
サービス 中央区
億円 理等
資産管
-
8,540 未払金
6,501
- 当社信託財 信託元本の 3,500,000 金銭の 14,169,657
産の運用
信託銀行
追加
信託
(純額)
株式会社
信託報酬の
支払
-106-
8,254
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
資本金 事業の 議決権
会社等の
属
住所
又は出 内容又 等の所
資金 は職業
名称
性
有(被
所有)
割合
株式会社 東京都 14,040 銀行業
みずほ銀 千代田
行
関係内容
-
億円
取引の内容 取引金額
役員
事業上
の兼
の関係
科目
期末残高
(千円)
(千円)
任等
兼務 当社設定投 投資信託の 3,023,040 未払
1 名 資信託の販 販売代行手
372,837
手数料
売、預金取 数料
区
引
預金の預入
879,733 現金・ 12,155,931
(純額)
そ
の
受取利息
他
預金
1,787 未収
123
収益
の
関 みずほ第 東京都 2 億円 金融
係 一フィナ 千代田
技術
会 ンシャル 区
研究等
-
兼務 当社預り資 当社預り資
1 名 産の助言
557,013 未払
産の助言の
292,861
費用
顧問料の支
社 テクノロ
払
の ジー株式
子 会社
業務委託料
会
の支払
社
資産管理 東京都
500
サービス 中央区
億円 理等
資産管
-
-
当社信託財 信託元本の
産の運用
信託銀行
8,540 未払金
7,581
700,000 金銭の 13,094,914
払戻
信託
(純額)
株式会社
信託報酬の
8,336
支払
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注 1)投資信託の販売代行手数料は、一般的取引条件を勘案した個別契約により決定しております。
(注 2)資産の助言の顧問料は、一般的取引条件を勘案した個別契約により決定しております。
(注 3)上記の取引金額には消費税等が含まれておりません。期末残高には、消費税等が含まれております。
(注 4)預金取引は、市場金利を勘案した利率が適用されております。
(注 5)信託報酬は、一般的取引条件を勘案した料率が適用されております。
-107-
(1 株当たり情報)
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純利益金額
至 平成 28 年 3 月 31 日)
1,254,132 円 02 銭
1,357,615 円 66 銭
213,583 円 46 銭
213,606 円 51 銭
(注 1)潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在していないため記載しており
ません。
(注 2)1 株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
当期純利益
至 平成 28 年 3 月 31 日)
5,126,003 千円
5,126,556 千円
普通株主に帰属しない金額
-
-
普通株式に係る当期純利益
5,126,003 千円
5,126,556 千円
24,000 株
24,000 株
期中平均株式数
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
-108-
(1)中間貸借対照表
(単位:千円)
第 32 期中間会計期間末
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
(資産の部)
流動資産
現金・預金
11,605,537
金銭の信託
11,792,364
前払費用
122,161
未収委託者報酬
4,755,701
未収運用受託報酬
2,465,934
未収投資助言報酬
261,221
未収収益
181,959
繰延税金資産
329,236
その他
122,804
流動資産計
31,636,922
固定資産
有形固定資産
1,541,889
建物
※1
6,517
器具備品
※1
152,176
建設仮勘定
1,383,196
無形固定資産
1,613,174
ソフトウエア
1,421,245
ソフトウエア仮勘定
184,656
電話加入権
7,148
電信電話専用施設利用権
124
投資その他の資産
6,281,765
投資有価証券
441,519
関係会社株式
3,229,196
繰延税金資産
713,716
差入保証金
1,808,323
その他
89,010
固定資産計
資産合計
9,436,830
41,073,753
-109-
(単位:千円)
第 32 期中間会計期間末
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
(負債の部)
流動負債
預り金
1,080,224
未払金
2,651,649
未払償還金
49,873
未払手数料
1,865,871
その他未払金
735,905
未払費用
2,673,720
未払法人税等
907,554
未払消費税等
69,484
賞与引当金
724,711
訴訟損失引当金
30,000
その他
21,000
流動負債計
8,158,344
固定負債
退職給付引当金
1,027,049
固定負債計
負債合計
1,027,049
9,185,394
(純資産の部)
株主資本
資本金
2,000,000
資本剰余金
2,428,478
資本準備金
2,428,478
利益剰余金
27,317,845
利益準備金
123,293
その他利益剰余金
別途積立金
24,580,000
研究開発積立金
300,000
運用責任準備積立金
200,000
繰越利益剰余金
2,114,551
株主資本計
31,746,323
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
142,035
評価・換算差額等計
142,035
純資産合計
31,888,358
負債・純資産合計
41,073,753
-110-
(2)中間損益計算書
(単位:千円)
第 32 期中間会計期間
(自平成 28 年 4 月 1 日至平成 28 年 9 月 30 日)
営業収益
委託者報酬
14,454,974
運用受託報酬
3,732,759
投資助言報酬
456,986
その他営業収益
323,793
営業収益計
18,968,513
営業費用
支払手数料
6,111,449
広告宣伝費
108,789
公告費
428
調査費
3,764,163
調査費
2,639,714
委託調査費
1,124,449
委託計算費
216,712
営業雑経費
278,529
通信費
17,844
印刷費
212,004
協会費
11,277
諸会費
18
支払販売手数料
37,384
営業費用計
10,480,072
一般管理費
給料
2,330,263
役員報酬
124,419
給料・手当
2,205,843
交際費
16,973
寄付金
13,268
旅費交通費
100,973
租税公課
148,041
不動産賃借料
1,329,821
退職給付費用
121,590
固定資産減価償却費
※1
353,322
福利厚生費
11,020
修繕費
10,082
賞与引当金繰入額
724,711
役員退職慰労金
63,072
機器リース料
146
事務委託費
182,857
事務用消耗品費
37,442
器具備品費
236,524
諸経費
58,359
一般管理費計
5,738,473
営業利益
2,749,968
-111-
(単位:千円)
第 32 期中間会計期間
(自平成 28 年 4 月 1 日至平成 28 年 9 月 30 日)
営業外収益
受取配当金
7,882
受取利息
341
為替差益
32,301
雑収入
4,836
営業外収益計
45,361
営業外費用
金銭の信託運用損
59,768
営業外費用計
59,768
経常利益
2,735,561
特別損失
固定資産除却損
2,820
固定資産売却損
1,780
訴訟損失引当金繰入額
30,000
特別損失計
34,601
税引前中間純利益
2,700,960
法人税、住民税及び事業税
856,976
法人税等調整額
△17,520
法人税等合計
839,455
中間純利益
1,861,504
-112-
(3)中間株主資本等変動計算書
第 32 期中間会計期間(自平成 28 年 4 月 1 日至平成 28 年 9 月 30 日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
当期首残高
利益
準備金
資本準備金
2,000,000
2,428,478 123,293
別途積立金
研究開発
積立金
22,030,000
300,000
運用責
任準備
積立金
200,000
繰越利益
剰余金
5,347,047
利益剰余金
合計
28,000,340
株主資本
合計
32,428,818
当中間期変動額
剰余金の配当
△2,544,000 △2,544,000 △2,544,000
別 途積立金 の
積立
△2,550,000
-
-
1,861,504
1,861,504
1,861,504
- △3,232,495
△682,495
△682,495
27,317,845
31,746,323
2,550,000
中間純利益
株 主資本以 外
の 項目の当 中
間期変動額
(純額)
当 中間 期変動 額
合計
当中間期末残高
-
2,000,000
-
-
2,550,000
-
2,428,478 123,293
24,580,000
300,000
評価・換算差額等
その他有価証券評
価差額金
当期首残高
153,956
純資産
合計
32,582,775
当中間期変動額
剰余金の配当
△2,544,000
別 途積立金 の
積立
-
中間純利益
1,861,504
株 主資本以 外
の 項目の当 中
間期変動額
(純額)
△11,921
△11,921
当 中間 期変動 額
合計
△11,921
△694,416
当中間期末残高
142,035
31,888,358
-113-
200,000
2,114,551
重要な会計方針
項目
第 32 期中間会計期間
(自平成 28 年 4 月 1 日 至平成 28 年 9 月 30 日)
1.有価証券の評価基準及び評価 (1)子会社株式及び関連会社株式
:移動平均法による原価法
方法
(2)その他有価証券
時価のあるもの:中間決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は
全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの:移動平均法による原価法
2. 金銭の信託の評価基準及び評 時価法
価方法
3.デリバティブ取引の評価基準 時価法
及び評価方法
4.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産:定率法
ただし、平成 28 年 4 月 1 日以降に取得した建物附属設備については、
定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物
…
6~18 年
車両運搬具 …
6年
…
3~20 年
器具備品
(2)無形固定資産:定額法
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期
間(5 年)に基づく定額法を採用しております。
5.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金:一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権
等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込
額を計上しております。
(2)賞与引当金:従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、将
来支給見込額を計上しております。
(3)退職給付引当金:従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末に
おける退職給付債務の見込額に基づき、当中間会計期間末において発
生していると認められる額を計上しております。また、退職給付債務
の算定にあたり、退職給付見込額を当中間会計期間末までの期間に帰
属させる方法については、給付算定式基準によっております。数理計
算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法は以下のとおりでありま
す。
数理計算上の差異:各事業年度の発生時の従業員の平均残存勤務期
間内の一定の年数(5 年)による定額法により按分した額を、それ
ぞれ発生の翌会計期間から費用処理
過去勤務費用:発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年
数(5 年)による定額法により按分した額を費用処理
(4)訴訟損失引当金:訴訟に対する損失に備えるため、将来発生する可
能性のある金額を見積り、必要と認められる額を計上しております。
6.外貨建の資産及び負債の本邦
通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、中間決算日の直物為替相場により円貨に換算
し、換算差額は損益として処理しております。
7.その他中間財務諸表作成のた
めの基本となる重要な事項
消費税等の会計処理:消費税及び地方消費税の会計処理は税抜方式によ
っております。
-114-
会計方針の変更
第 32 期中間会計期間
(自平成 28 年 4 月 1 日 至平成 28 年 9 月 30 日)
法人税法の改正に伴い、「平成 28 年度税制改正に係る減価償却方法の変更に関する実務上の取扱い」(実務
対応報告第 32 号 平成 28 年 6 月 17 日)を当中間会計期間に適用し、平成 28 年 4 月 1 日以後に取得した建
物附属設備に係る減価償却方法を定率法から定額法に変更しております。
なお、当中間会計期間において、中間財務諸表への影響額はありません。
追加情報
第 32 期中間会計期間
(自平成 28 年 4 月 1 日 至平成 28 年 9 月 30 日)
1.「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」
(企業会計基準適用指針第 26 号
平成 28 年 3 月 28 日)
を当中間会計期間から適用しております。
2.当社は、平成 28 年 9 月 7 日開催の臨時株主総会において、退任となる取締役及び監査役に対して、在任
中の労に報いるため、当社所定の基準による相当額の範囲内で役員退職慰労金を支給することを決議しま
した。
これに伴い、当中間会計期間末日までに 217,608 千円を支給し、役員退職慰労引当金全額を取り崩してお
ります。
注記事項
(中間貸借対照表関係)
項目
第 32 期中間会計期間末
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
※1.有形固定資産の減価償却累計額
建物
…
790,504 千円
器具備品
…
596,199 千円
(中間損益計算書関係)
項目
第 32 期中間会計期間
(自平成 28 年 4 月 1 日 至平成 28 年 9 月 30 日)
※1.減価償却実施額
有形固定資産
…
57,752 千円
無形固定資産
…
295,570 千円
-115-
(中間株主資本等変動計算書関係)
第 32 期中間会計期間(自平成 28 年 4 月 1 日 至平成 28 年 9 月 30 日)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
発行済株式の種類
当事業年度期首
当中間会計期間
当中間会計期間
当中間会計期間末
株式数(株)
増加株式数(株)
減少株式数(株)
株式数(株)
普通株式
24,000
-
-
24,000
合計
24,000
-
-
24,000
2.配当に関する事項
配当金支払額
決議
平成 28 年 6 月 29 日
定時株主総会
株式の
配当金の
1 株当たり
種類
総額
配当額
(千円)
(円)
普通株式
2,544,000
106,000
基準日
効力発生日
平成 28 年 3 月 31 日
平成 28 年 6 月 30 日
(金融商品関係)
第 32 期中間会計期間末(平成 28 年 9 月 30 日現在)
金融商品の時価等に関する事項
平成 28 年 9 月 30 日における中間貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであり
ます。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注 2)参照)
。
中間貸借対照表計上額
時価
差額
(千円)
(千円)
(千円)
(1)現金・預金
11,605,537
11,605,537
-
(2)金銭の信託
11,792,364
11,792,364
-
(3)投資有価証券
その他有価証券
資産計
(1)未払法人税等
負債計
363,823
363,823
-
23,761,725
23,761,725
-
907,554
907,554
-
907,554
907,554
-
-116-
(注 1)金融商品の時価の算定方法
資 産
(1)現金・預金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(2)金銭の信託
有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用されている有価証券につい
て、投資信託は基準価額によっております。また、デリバティブ取引は取引相手先金融機関より提示された
価格によっております。
(3)投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっており、投資信託は基準価額によっております。
負 債
(1)未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(注 2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
中間貸借対照表計上額
(千円)
区分
77,696
①非上場株式
3,229,196
②関係会社株式
1,808,323
③差入保証金
①非上場株式は、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時価を把握
することが極めて困難と認められるため、
「(3)投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
②関係会社株式は、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時価を把
握することが極めて困難と認められるため、時価開示の対象としておりません。
③差入保証金は、本社オフィスの不動産賃借契約に基づき差し入れた敷金等であり、市場価格がなく、時価
を把握することが極めて困難と認められるため、時価開示の対象としておりません。
-117-
(有価証券関係)
第 32 期中間会計期間末
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
1.満期保有目的の債券
該当事項はありません。
2. 子会社株式及び関連会社株式
関係会社株式(中間貸借対照表計上額 3,229,196 千円)は、市場価格がなく、時価を把握することが
極めて困難と認められることから、記載しておりません。
3. その他有価証券
区
分
中間貸借対照表
取得原価
差額
計上額(千円)
(千円)
(千円)
中間貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
①株式
349,644
146,101
203,542
②債券
-
-
-
14,179
13,000
1,179
363,823
159,101
204,721
①株式
-
-
-
②債券
-
-
-
③その他(投資信託)
-
-
-
小計
-
-
-
合計
363,823
159,101
204,721
③その他(投資信託)
小計
中間貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
(注)非上場株式(中間貸借対照表計上額 77,696 千円)については、市場価格がなく、時価を把握す
ることが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
(金銭の信託関係)
第 32 期中間会計期間末
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
1.満期保有目的の金銭の信託
該当事項はありません。
2.その他の金銭の信託(運用目的及び満期保有目的以外)
該当事項はありません。
-118-
(資産除去債務関係)
当社は建物所有者との間で不動産賃貸借契約を締結しており、賃借期間終了時に原状回復する義務を有して
いるため、契約及び法令上の資産除去債務を認識しております。
なお、当該賃貸借契約に関連する長期差入保証金(敷金)が計上されているため、資産除去債務の負債計上
に代えて、当該敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、そのうち当期の負担
に属する金額を費用計上し、直接減額しております。
(セグメント情報等)
第 32 期中間会計期間(自平成 28 年 4 月 1 日 至平成 28 年 9 月 30 日)
1.セグメント情報
当社は、投資信託及び投資顧問を主とした資産運用業の単一事業であるため、記載を省略しております。
2.関連情報
(1)サービスごとの情報
営業収益
投資信託
投資顧問
その他
合計
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
14,454,974
4,189,745
323,793
18,968,513
(注)一般企業の売上高に代えて、営業収益を記載しております。
(2)地域ごとの情報
①営業収益
当社は、本邦の外部顧客に対する営業収益に区分した金額が中間損益計算書の営業収益の 90%を超え
るため、記載を省略しております。
②有形固定資産
当社は、本邦に所在している有形固定資産の金額が中間貸借対照表の有形固定資産の金額の 90%を超
えるため、記載を省略しております。
(3)主要な顧客ごとの情報
営業収益
顧客の名称又は氏名
(千円)
第一生命グループ
1,928,739
(注)第一生命グループには、第一生命保険株式会社及び第一フロンティア生命保険株式会社が含まれてお
ります。
-119-
(1 株当たり情報)
第 32 期中間会計期間
(自平成 28 年 4 月 1 日 至平成 28 年 9 月 30 日)
1 株当たり純資産額
1 株当たり中間純利益金額
1,328,681 円
62 銭
77,562 円
67 銭
なお、潜在株式調整後 1 株当たり中間純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりま
せん。
(注)1 株当たり中間純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
第 32 期中間会計期間
(自平成 28 年 4 月 1 日 至平成 28 年 9 月 30 日)
中間純利益
1,861,504 千円
普通株主に帰属しない金額
-
普通株式に係る中間純利益
1,861,504 千円
期中平均株式数
24,000 株
-120-
(重要な後発事象)
第 32 期中間会計期間
(自平成 28 年 4 月 1 日 至平成 28 年 9 月 30 日)
当社(以下「DIAM」という)は、平成 28 年 7 月 13 日付で締結した、DIAM、みずほ投信投資顧問株式会社
(以下「MHAM」という)、みずほ信託銀行株式会社(以下「TB」という)及び新光投信株式会社(以下「新
光投信」という)
(以下総称して「統合 4 社」という)間の「統合契約書」に基づき、平成 28 年 10 月 1 日
付で統合いたしました。
1.結合当事企業
結合当事企業
事業の内容
DIAM
投資運用業務、投
資助言・代理業務
MHAM
投資運用業務、投
資助言・代理業務
TB
信託業務、銀行業
務、投資運用業務
新光投信
投資運用業務 、投
資助言・代理業務
2.企業結合日
平成 28 年 10 月 1 日
3.企業結合の方法
①MHAM を吸収合併存続会社、新光投信を吸収合併消滅会社とする吸収合併、②TB を吸収分割会社、吸収合
併後の MHAM を吸収分割承継会社とし、同社が TB 資産運用部門に係る権利義務を承継する吸収分割、③DIAM
を吸収合併存続会社、MHAM を吸収合併消滅会社とする吸収合併の順に実施。
4.結合後企業の名称
アセットマネジメント One 株式会社
5.交付した株式数
「3.企業結合の方法」③の吸収合併において、DIAM は、MHAM の親会社である株式会社みずほフィナンシ
ャルグループ(以下「みずほフィナンシャルグループ」という)に対して、その所有する MHAM の普通株式
103 万 8,408 株につき、DIAM の普通株式 490 株及び議決権を有しない A 種種類株式 15,510 株を交付しまし
た。
6.企業結合の主な目的
当社は、みずほフィナンシャルグループ及び第一生命保険株式会社(以下「第一生命」という)の資産運用
ビジネス強化・発展に対する強力なコミットメントのもと、統合4社が長年にわたって培ってきた資産運用
に係わる英知を結集し、みずほフィナンシャルグループと第一生命両社グループとの連携も最大限活用し
て、お客さまに最高水準のソリューションを提供するグローバルな運用会社としての飛躍を目指してまいり
ます。
7.取得企業を決定するに至った主な根拠
「3.企業結合の方法」③の吸収合併において、法的に消滅会社となる MHAM の親会社であるみずほフィナ
ンシャルグループが、結合後企業の議決権の過半数を保有することになるため、企業結合の会計上は MHAM
が取得企業に該当し、DIAM が被取得企業となるものです。
8.実施予定の会計処理
「企業結合に関する会計基準」
(企業結合会計基準第 21 号 平成 25 年 9 月 13 日公表分)及び「企業結合会
計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」
(企業会計基準適用指針第 10 号 平成 25 年 9 月 13 日公
表分)に基づき、「3.企業結合の方法」①の吸収合併及び②の吸収分割については共通支配下の取引とし
て処理し、③の吸収合併については逆取得として処理することをそれぞれ予定しております。
-121-
(参考)みずほ投信投資顧問株式会社の経理状況
※当該(参考)において、みずほ投信投資顧問株式会社を「当社」という。
1
当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 38 年大蔵省令第 59
号)並びに同規則第2条の規定により「金融商品取引業等に関する内閣府令」(平成 19 年内閣府令第 52
号)に基づいて作成しております。
当社の中間財務諸表は、「中間財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 52 年大蔵省
令第 38 号)並びに同規則第 38 条及び第 57 条の規定により「金融商品取引業等に関する内閣府令」(平成
19 年内閣府令第 52 号)に基づいて作成しております。
2
当社は、金融商品取引法第 193 条の2第1項の規定に基づき、第 53 期事業年度(自
日
至
平成 27 年4月1
平成 28 年3月 31 日)の財務諸表について、新日本有限責任監査法人により監査を受けておりま
す。
また、金融商品取引法第 193 条の2第1項の規定に基づき、第 54 期中間会計期間(自
1日
至
平成 28 年4月
平成 28 年9月 30 日)の中間財務諸表について、新日本有限責任監査法人により中間監査を受
けております。
-122-
独立監査人の監査報告書
平成28年6月10日
みずほ投信投資顧問株式会社
取
締 役 会
御 中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業務執行社員
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
江見 睦生
公認会計士
亀井 純子 印
印
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、
「委託
会社等の経理状況」に掲げられているみずほ投信投資顧問株式会社の平成27年4月1日から平成2
8年3月31日までの第53期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資
本等変動計算書、重要な会計方針及びその他の注記について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表
を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表
を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する
意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準
に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかに
ついて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めてい
る。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。
監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評
価に基づいて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明する
ためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を
立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経
営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体と
しての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準
に準拠して、みずほ投信投資顧問株式会社の平成28年3月31日現在の財政状態及び同日をもっ
て終了する事業年度の経営成績をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
強調事項
追加情報に記載されているとおり、会社は平成27年9月30日付の「統合基本合意書」に基づ
き、平成28年3月3日付で新会社に係わる一部主要事項を内定している。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係
はない。
以
上
(注)1.上記は、当社が監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しております。
2.XBRL データは監査の対象には含まれていません。
-123-
独立監査人の中間監査報告書
平成28年12月13日
アセットマネジメント One 株式会社
取 締 役 会
御 中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業 務 執 行 社 員
指定有限責任社員
業 務 執 行 社 員
公認会計士
湯原
尚
印
公認会計士
山野
浩
印
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「委託会社等の
経理状況」に掲 げられて いるみずほ投信 投資顧問 株式会社の平成 28年4 月1日から平成 29年3 月
31日までの第54期事業年度の中間会計期間(平成28年4月1日から平成28年9月30日まで)に
係る中間財務諸表、すなわち、中間貸借対照表、中間損益計算書、中間株主資本等変動計算書、重要な会計方
針及びその他の注記について中間監査を行った。
中間財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる中間財務諸表の作成基準に準拠して中間財務
諸表を作成し有用な情報を表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない中間財
務諸表を作成し有用な情報を表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含ま
れる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した中間監査に基づいて、独立の立場から中間財務諸表に対する意
見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる中間監査の基準に準
拠して中間監査を行った。中間監査の基準は、当監査法人に中間財務諸表には全体として中間財務諸表の有
用な情報の表示に関して投資者の判断を損なうような重要な虚偽表示がないかどうかの合理的な保証を得るた
めに、中間監査に係る監査計画を策定し、これに基づき中間監査を実施することを求めている。
中間監査においては、中間財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するために年度監査と比べて監
査手続の一部を省略した中間監査手続が実施される。中間監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤
謬による中間財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて、分析的手続等を中心とした監査手続に必
要に応じて追加の監査手続が選択及び適用される。中間監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明す
るためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な中間監査手続を立
案するために、中間財務諸表の作成と有用な情報の表示に関連する内部統制を検討する。また、中間監査には、
経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め中間財務諸表
の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、中間監査の意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
中間監査意見
当監査法人は、上記の中間財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる中間財務諸表の作成基
準に準拠して、みずほ投信投資顧問株式会社の平成28年9月30日現在の財政状態及び同日をもって終了
する中間会計期間(平成28年4月1日から平成28年9月30日まで)の経営成績に関する有用な情報を表
示しているものと認める。
強調事項
重要な後発事象に記載されているとおり、み ず ほ 投 信 投 資 顧 問 株式会社は 、 平 成 28年7月13日付の
「統合契約書」に基づき、平成28年10月1日にDIAMアセットマネジメント株式会社、みずほ信託銀行
株式会社及び新光投信株式会社と統合した。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注1)上記は中間監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途
保管しております。
(注2)XBRLデータは中間監査の対象には含まれておりません。
-124-
(1) 貸借対照表
前事業年度
(平成 27 年3月 31 日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
有価証券
前払費用
未収委託者報酬
未収運用受託報酬
繰延税金資産
その他流動資産
貸倒引当金
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物(純額)
工具、器具及び備品(純額)
リース資産(純額)
有形固定資産合計
無形固定資産
電話加入権
その他無形固定資産
無形固定資産合計
投資その他の資産
投資有価証券
長期差入保証金
前払年金費用
会員権
その他
貸倒引当金
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
負債の部
流動負債
預り金
リース債務
未払金
未払収益分配金
未払償還金
未払手数料
その他未払金
未払金合計
未払費用
未払法人税等
未払消費税等
賞与引当金
その他流動負債
流動負債合計
固定負債
リース債務
役員退職慰労引当金
時効後支払損引当金
繰延税金負債
その他固定負債
固定負債合計
負債合計
※1
-125-
(単位:
千円)
当事業年度
(平成 28 年3月 31 日)
20,801,864
127,840
156,891
1,827,951
1,812,198
185,882
159,069
△ 1,092
25,070,606
20,903,257
82,540
157,231
2,183,032
1,713,643
162,369
293,051
△ 1,185
25,493,940
124,850
71,443
2,140
198,434
100,000
90,655
818
191,474
※1
12,747
65
12,812
12,747
35
12,782
3,987,168
360,258
331,766
8,400
23,186
△ 19,534
4,691,245
4,902,492
29,973,099
3,260,206
340,503
346,659
8,400
19,551
△ 19,404
3,955,916
4,160,172
29,654,112
77,889
2,648
29,699
1,202
746
5,716
819,341
86,205
912,009
2,038,097
393,574
426,857
328,900
3,075
4,183,052
833
3,906
838,064
9,022
851,826
1,896,033
570,376
227,078
318,000
999
3,895,216
2,088
104,240
8,128
306,725
6,926
428,109
4,611,161
886
147,427
6,471
38,000
1,931
194,716
4,089,932
純資産の部
株主資本
資本金
2,045,600
2,045,600
資本準備金
2,266,400
2,266,400
その他資本剰余金
2,450,074
2,450,074
資本剰余金合計
4,716,474
4,716,474
128,584
128,584
配当準備積立金
104,600
104,600
退職慰労積立金
100,000
100,000
9,800,000
9,800,000
資本剰余金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
別途積立金
繰越利益剰余金
利益剰余金合計
自己株式
株主資本合計
7,739,742
8,908,993
17,872,927
19,042,177
-
△377,863
24,635,002
25,426,389
726,935
137,791
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
726,935
137,791
純資産合計
評価・換算差額等合計
25,361,937
25,564,180
負債純資産合計
29,973,099
29,654,112
-126-
(2) 損益計算書
前事業年度
(自 平成 26 年4月1日
至 平成 27 年3月 31 日)
営業収益
委託者報酬
運用受託報酬
営業収益合計
営業費用
支払手数料
広告宣伝費
公告費
調査費
調査費
委託調査費
図書費
調査費合計
委託計算費
営業雑経費
通信費
印刷費
協会費
諸会費
その他
営業雑経費合計
営業費用合計
一般管理費
給料
役員報酬
給料手当
賞与
給料合計
交際費
寄付金
旅費交通費
租税公課
不動産賃借料
退職給付費用
福利厚生費
貸倒引当金繰入
賞与引当金繰入
役員退職慰労引当金繰入
固定資産減価償却費
諸経費
一般管理費合計
営業利益
営業外収益
受取配当金
受取利息
有価証券解約益
有価証券償還益
時効到来償還金等
時効後支払損引当金戻入額
雑収入
営業外収益合計
営業外費用
有価証券解約損
有価証券償還損
ヘッジ会計に係る損失
-127-
(単位:
千円)
当事業年度
(自 平成 27 年4月1日
至 平成 28 年3月 31 日)
17,538,139
4,463,429
22,001,569
17,358,667
5,050,661
22,409,329
8,480,510
247,790
1,140
7,999,728
205,521
152
1,259,067
4,883,037
4,308
6,146,412
101,919
1,312,466
5,299,598
3,703
6,615,769
116,405
59,454
128,143
18,777
2,540
855,319
1,064,234
16,042,008
46,151
246
20,221
2,317
958,635
1,027,572
15,965,148
142,983
1,832,723
295,180
2,270,886
775
91,851
51,783
339,964
126,451
368,622
319,122
27,249
31,216
358,817
3,986,740
1,972,819
143,812
1,905,880
304,122
2,353,814
775
221
87,228
76,075
305,351
119,608
370,689
93
301,698
47,768
44,257
269,502
3,977,085
2,467,095
7,027
7,340
953
21,856
51,171
88,349
4,242
7,633
50,674
56,303
1,962
1,311
20,993
143,121
2,197
2,240
278
2,641
-
時効後支払損引当金繰入額
雑損失
営業外費用合計
経常利益
特別利益
投資有価証券売却益
特別利益合計
特別損失
減損損失
事業再構築費用
外国税負担損失
貸倒引当金繰入
特別損失合計
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
当期純利益
※1
※2
※3
-128-
17,685
63,198
85,321
1,975,847
6,767
9,688
2,600,528
10,500
10,500
-
51,292
125,173
53,547
19,534
249,548
1,736,799
616,760
16,247
633,008
1,103,790
2,600,528
839,827
40,166
879,993
1,720,534
(3) 株主資本等変動計算書
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至
平成 27 年3月 31 日)
(単位:
千円)
株主資本
資本剰余金
資本金
当期首残高
資本準備金
その他資本剰余金
資本剰余金合計
2,045,600
2,266,400
2,450,074
4,716,474
2,045,600
2,266,400
2,450,074
4,716,474
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
株主資本以外の
項目の当期変動
額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
株主資本
利益剰余金
利益
準備金
当期首残高
128,584
その他利益剰余金
配当準備
積立金
退職慰労
積立金
104,600
別途
積立金
100,000
9,800,000
繰越利益
剰余金
利益剰余
金合計
株主資本
合計
6,988,395
17,121,579
23,883,654
剰余金の配当
△352,443
△352,443
△352,443
当期純利益
1,103,790
1,103,790
1,103,790
751,347
751,347
751,347
7,739,742
17,872,927
24,635,002
当期変動額
株主資本以外の
項目の当期変動
額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
128,584
104,600
100,000
9,800,000
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
当期首残高
評価・換算差額等合計
△41,248
△41,248
純資産合計
23,842,406
当期変動額
剰余金の配当
△352,443
当期純利益
1,103,790
株主資本以外の項
目の当期変動額
(純額)
768,183
768,183
768,183
当期変動額合計
768,183
768,183
1,519,530
当期末残高
726,935
726,935
25,361,937
-129-
当事業年度(自
平成 27 年4月1日 至
平成 28 年3月 31 日)
(単位:
千円)
株主資本
資本剰余金
資本金
当期首残高
資本準備金
その他資本剰余金
資本剰余金合計
2,045,600
2,266,400
2,450,074
4,716,474
2,045,600
2,266,400
2,450,074
4,716,474
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の取得
株主資本以外の項
目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計
当期末残高
株主資本
利益
準備金
当期首残高
128,584
配当準備
積立金
104,600
利益剰余金
その他利益剰余金
退職慰労
別途
積立金
積立金
100,000
9,800,000
繰越利益剰
余金
利益剰余
金合計
株主資本
合計
自己株式
7,739,742
17,872,927
- 24,635,002
剰余金の配当
△551,284
△551,284
△551,284
当期純利益
1,720,534
1,720,534
1,720,534
当期変動額
自己株式の取得
△377,863
△377,863
1,169,250 △377,863
791,386
株主資本以外の
項目の当期変動
額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
1,169,250
128,584
104,600
100,000
9,800,000
8,908,993
19,042,177 △377,863
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
当期首残高
評価・換算差額等合計
726,935
726,935
25,426,389
純資産合計
25,361,937
当期変動額
剰余金の配当
△551,284
当期純利益
1,720,534
自己株式の取得
△377,863
株主資本以外の項
目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計
当期末残高
△589,143
△589,143
△589,143
△589,143
△589,143
202,242
137,791
137,791
25,564,180
-130-
重要な会計方針
1.有価証券の評価基準及び評価方法
その他有価証券
時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原
価は移動平均法により算定)を採用しております。
時価のないもの
移動平均法による原価法を採用しております。
2.デリバティブ取引等の評価基準及び評価方法
時価法を採用しております。
3.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産を除く)
定率法(ただし、平成 10 年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)については定額
法)を採用しております。
(2)無形固定資産
定額法を採用しております。
(3)リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定率法を採用しております。
4.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
当社の自己査定基準に基づき、一般債権については予想損失率により、貸倒懸念債権等特定の債
権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
(2)賞与引当金
従業員に対する賞与の支払いに備えるため、将来の支給見込額のうち当期の負担額を計上してお
ります。
(3)退職給付引当金(前払年金費用)
従業員に対する退職給付に備えるため、決算日における退職給付債務及び年金資産の見込額に基
づき、決算日において発生していると認められる額を計上しております。
(4)役員退職慰労引当金
役員退職慰労金の支給に備えて、内規に基づく期末要支給額を計上しております。(執行役員に
対する退職慰労引当金を含む。
)
(5)時効後支払損引当金
時効成立のため利益計上した収益分配金及び償還金について、受益者からの今後の支払請求に備
えるため、過去の支払実績に基づく将来の支払見込額を計上しております。
5.外貨建資産・負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理し
ております。
6.ヘッジ会計の方法
(1)ヘッジ会計の方法
時価ヘッジによっております。
(2)ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段…株価指数先物取引
ヘッジ対象…有価証券
(3)ヘッジ方針
当社が保有する有価証券の投資リスクを低減させるためにヘッジ取引を行っております。
(4)ヘッジの有効性評価の方法
ヘッジ対象とヘッジ手段の価格変動の相関関係を継続的に計測してヘッジの有効性を評価してお
ります。
-131-
7.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
未適用の会計基準等
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」
(企業会計基準適用指針第 26 号 平成 28 年3月 28 日)
1.概要
本適用指針は、主に日本公認会計士協会監査委員会報告第 66 号「繰延税金資産の回収可能性の判断に関
する監査上の取扱い」において定められている繰延税金資産の回収可能性に関する指針について基本的に
その内容を引き継いだ上で、一部見直しが行われたものです。
2.適用予定日
当社は、当該適用指針を平成 28 年4月1日に開始する事業年度の期首から適用する予定であります。
3.当該会計基準等の適用による影響
当該適用指針の適用による影響は、軽微であります。
会計上の見積りの変更に関する注記
当社は、
「追加情報」に記載のとおり、当社、DIAM アセットマネジメント株式会社、みずほ信託銀行株式会
社及び新光投信株式会社間の統合基本合意書に基づき、資産運用機能の統合に向けた協議・準備を進めており
ます。これに伴い、当事業年度において、本社オフィスに係る内部造作物等の有形固定資産の見積り耐用年数
の見直しを行い、将来にわたり変更しております。また、本社オフィスの不動産賃貸借契約に伴う原状回復義
務として認識していた資産除去債務について、退去時に必要とされる原状回復費用及び使用見込期間の見積り
の変更を行っております。これにより、従来の方法と比べて、当事業年度の営業利益、経常利益及び税引前当
期純利益はそれぞれ 27,598 千円減少しております。
追加情報
DIAM アセットマネジメント株式会社(代表取締役社長 西 惠正)、みずほ信託銀行株式会社(取締役社長 中
野 武夫)、みずほ投信投資顧問株式会社(取締役社長 中村 英剛)及び新光投信株式会社(取締役社長 後藤
修一)間での平成 27 年9月 30 日付統合基本合意書に基づき、資産運用機能の統合に向けた協議・準備を進め
てまいりましたが、平成 28 年3月3日付で新会社に係わる以下事項につき内定いたしました。
1.商号
2.代表者
3.本店所在地
4.統合日
:
:
:
:
アセットマネジメント One 株式会社
西 惠正(現 DIAM アセットマネジメント株式会社 代表取締役社長)
東京都千代田区丸の内1-8-2
平成 28 年 10 月1日
注記事項
(貸借対照表関係)
※1
前事業年度
(平成 27 年3月 31 日)
有形固定資産の減価償却累計額
建物
111,156 千円
工具、器具及び備品
277,249 千円
リース資産
16,185 千円
※1
当事業年度
(平成 28 年3月 31 日)
有形固定資産の減価償却累計額
建物
136,006 千円
工具、器具及び備品
226,657 千円
リース資産
17,508 千円
(損益計算書関係)
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
※1 減損損失
当社は以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
場所
用途
種類
本社(東京都港区)
除却対象資産
建物
23,139
本社(東京都港区)
除却対象資産
工具器具備品
4,253
本社(東京都港区)
除却対象資産
原状回復費用
23,900
-132-
金額(千円)
レイアウト変更により現行オフィス内部造作等の除却が決定した資産につき、「除却対象資産」としてグル
ーピングを行い、平成 27 年3月 31 日時点の帳簿価額および原状回復費用を減損損失(51,292 千円)として特
別損失に計上しました。
※2 事業再構築費用
事業再構築に伴うグループ会社への転籍関連費用であります。
※3 外国税負担損失
証券投資信託に係る外国税負担額であります。
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至
該当するものはありません。
(株主資本等変動計算書関係)
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
平成 28 年3月 31 日)
平成 27 年3月 31 日)
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
減少
1,052,070
-
当事業年度末
-
1,052,070
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の種類
配当金の総額
(円)
平成 26 年6月 11 日
第 51 回定時株主総会
普通株式
352,443,450
1株当たり
配当額
(円)
335
基準日
効力発効日
平成 26 年3月 31 日
平成 26 年6月 12 日
(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
決議
株式の種類
平成 27 年6月 11 日
第 52 回定時株主総会
普通株式
配当金の総額
(円)
配当の原資
551,284,680
利益剰余金
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
524
基準日
効力発効日
平成 27 年3月 31 日 平成 27 年6月 12 日
平成 28 年3月 31 日)
当事業年度期首
普通株式(株)
1株当たり
配当額
(円)
増加
減少
1,052,070
-
当事業年度末
-
1,052,070
2.自己株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
-
減少
13,662
(変動事由の概要)
平成 28 年 1 月 6 日の株主総会決議による自己株式の取得
当事業年度末
-
13,662
13,662 株
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の種類
配当金の総額
(円)
1株当たり
配当額
(円)
平成 27 年6月 11 日
第 52 回定時株主総会
普通株式
551,284,680
524
-133-
基準日
効力発効日
平成 27 年3月 31 日
平成 27 年6月 12 日
(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
決議
株式の種類
平成 28 年6月 10 日
第 53 回定時株主総会
普通株式
合計
1株当たり
配当額
(円)
配当金の総額
(円)
配当の原資
17,652,936,000
利益剰余金
17,000 平成 28 年3月 31 日 平成 28 年6月 13 日
1,346,815,176
資本剰余金
1,297 平成 28 年3月 31 日 平成 28 年6月 13 日
18,999,751,176
基準日
効力発効日
18,297
(リース取引関係)
1.ファイナンス・リース取引(借主側)
所有権移転外ファイナンス・リース取引
① リース資産の内容
有形固定資産
主として、事務用機器及び車両運搬具であります。
② リース資産の減価償却の方法
重要な会計方針「3.固定資産の減価償却方法」に記載のとおりであります。
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、投資運用業、投資助言・代理業、第二種金融商品取引業を行っており、余資運用については、
安全性の高い金融資産で運用しております。
デリバティブは、当社が保有する特定の有価証券の投資リスクを低減させる目的で利用しており、投機
的な取引は行わない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である未収委託者報酬及び未収運用受託報酬は、相手先の信用リスクに晒されております。有
価証券及び投資有価証券は、当社業務運営に関連する株式、投資信託であります。これらは、それぞれ発
行体の信用リスク及び市場価格の変動リスクに晒されております。営業債務である未払手数料は、1年以
内の支払期日であります。
デリバティブ取引には株価指数先物取引があり、その他有価証券で保有する投資信託の価格変動を相殺
する目的で行い、ヘッジ対象に係る損益を認識する方法(時価ヘッジ)を適用しています。なお、ヘッジ
開始時から有効性判定時点までの期間においてヘッジ手段とヘッジ対象の価格変動の相関関係を継続的に
計測する事によりヘッジの有効性を評価しております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
営業債権の相手先の信用リスクに関しては、当社の信用リスク管理の基本方針に従い、取引先ごとの期
日管理及び残高管理を行うとともに、主な相手先の信用状況を半期ごとに把握する体制としています。
有価証券の発行体の信用リスク及びデリバティブ取引のカウンターパーティーリスクに関しては、信用
情報や時価の把握を定期的に行うことで管理しています。
②市場リスクの管理
有価証券を含む金融商品の保有については、当社の市場リスク管理の基本方針(自己資金運用)に従い、
定期的に時価や発行体の財務状況を把握し、価格変動リスクの軽減を図っています。デリバティブ取引に
関しては、取引の執行、ヘッジの有効性の評価に関する部門を分離し、内部統制を確立しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価は、市場価格に基づく価額によっております。また、注記事項「デリバティブ取引関
係」におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市
場リスクを示すものではありません。
-134-
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握すること
が極めて困難と認められるものは、次表には含まれておりません。(
(注2)を参照ください。)
前事業年度(平成 27 年3月 31 日)
(単位:千円)
貸借対照表計上額
時価
差額
(1)現金及び預金
20,801,864
20,801,864
(2)未収委託者報酬
1,827,951
1,827,951
(3)未収運用受託報酬
1,812,198
1,812,198
(4)有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
4,054,289
4,054,289
資産計
28,496,304
28,496,304
(1)未払手数料
819,341
819,341
負債計
819,341
819,341
デリバティブ取引(※1)
① ヘッジ会計が適用されていないもの
(3,601)
(3,601)
② ヘッジ会計が適用されているもの
327
327
デリバティブ取引計
(3,274)
(3,274)
(※1)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目につ
いては、
( )で示しております。
当事業年度(平成 28 年3月 31 日)
貸借対照表計上額
20,903,257
2,183,032
1,713,643
時価
20,903,257
2,183,032
1,713,643
(単位:千円)
差額
(1)現金及び預金
(2)未収委託者報酬
(3)未収運用受託報酬
(4)有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
3,282,026
3,282,026
資産計
28,081,960
28,081,960
(1)未払手数料
838,064
838,064
負債計
838,064
838,064
デリバティブ取引(※1)
① ヘッジ会計が適用されていないもの
(220)
(220)
② ヘッジ会計が適用されているもの
(1,564)
(1,564)
デリバティブ取引計
(1,784)
(1,784)
(※1)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目につ
いては、
( )で示しております。
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
(1)現金及び預金
預金については、すべて短期であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額に
よっております。
(2)未収委託者報酬及び(3)未収運用受託報酬
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によってお
ります。
(4)有価証券及び投資有価証券
これらの時価について、投資信託は基準価額によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関
する事項については、注記事項「有価証券関係」を参照ください。
負 債
(1)未払手数料
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によってお
ります。
デリバティブ取引
注記事項「デリバティブ取引関係」を参照ください。
-135-
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額
区分
非上場株式
前事業年度
(平成 27 年3月 31 日)
60,720
(単位:千円)
当事業年度
(平成 28 年3月 31 日)
60,720
上記については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(4)有価証券及
び投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(平成 27 年3月 31 日)
1年以内
預金
未収委託者報酬
未収運用受託報酬
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち
満期のあるもの
証券投資信託
合計
1年超
2年以内
2年超
3年以内
(単位:千円)
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
20,800,853
1,827,951
1,812,198
-
-
-
-
-
127,840
24,568,844
-
-
-
-
3,300,657
3,300,657
当事業年度(平成 28 年3月 31 日)
1年以内
預金
未収委託者報酬
未収運用受託報酬
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち
満期のあるもの
証券投資信託
合計
(単位:千円)
1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
20,902,546
2,183,032
1,713,643
-
-
-
-
-
82,540
24,881,762
-
-
-
-
2,395,185
2,395,185
(有価証券関係)
1 その他有価証券
前事業年度(平成 27 年3月 31 日)
種類
貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
① 証券投資信託
小計
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
① 証券投資信託
小計
合計
貸借対照表計上額
(千円)
取得原価(千円)
差額(千円)
3,740,183
3,740,183
2,664,442
2,664,442
1,075,740
1,075,740
314,105
314,105
4,054,289
316,720
316,720
2,981,163
△ 2,615
△ 2,615
1,073,125
-136-
当事業年度(平成 28 年3月 31 日)
貸借対照表計上額
(千円)
種類
貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
① 証券投資信託
小計
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
① 証券投資信託
小計
合計
2
3
取得原価(千円)
差額(千円)
2,698,875
2,698,875
2,500,000
2,500,000
198,875
198,875
583,151
583,151
3,282,026
583,423
583,423
3,083,423
△ 271
△ 271
198,603
当事業年度中に売却したその他有価証券
該当するものはありません。
当事業年度中に解約・償還したその他有価証券
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
種類
①
解約・償還額(千円)
証券投資信託
合計
当事業年度(自
種類
①
102,729
102,729
平成 27 年4月1日 至
解約・償還損の合計額
(千円)
△ 2,197
△ 2,197
平成 28 年3月 31 日)
解約・償還額(千円)
証券投資信託
合計
解約・償還益の合計額
(千円)
953
953
738,178
738,178
解約・償還益の合計額
(千円)
106,977
106,977
解約・償還損の合計額
(千円)
△ 2,920
△ 2,920
(デリバティブ取引関係)
1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
株式関連
前事業年度(平成 27 年3月 31 日)
区分
市場取引
取引の種類
契約額等
(千円)
株価指数先物取引
売建
合計
197,054
197,054
契約額のうち
1年超
(千円)
-
時価
(千円)
△3,601
△3,601
評価損益
(千円)
△3,601
△3,601
当事業年度(平成 28 年3月 31 日)
区分
市場取引
取引の種類
株価指数先物取引
売建
合計
契約額等
(千円)
148,005
148,005
(注)時価の算定方法
取引所の価格に基づき算定しております。
-137-
契約額のうち
1年超
(千円)
-
時価
(千円)
△220
△220
評価損益
(千円)
△220
△220
2
ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
株式関連
前事業年度(平成 27 年3月 31 日)
ヘッジ会計
の方法
ヘッジ対象に
係る損益を認
識する方法
取引の種類
株価指数先物取引
売建
買建
契約額等
(千円)
主なヘッジ対象
投資有価証券
投資有価証券
合計
契約額のうち
1年超
(千円)
時価
(千円)
131,145
277,953
-
△3,325
3,652
409,098
-
327
(注)時価の算定方法
取引所の価格に基づき算定しております。
当事業年度(平成 28 年3月 31 日)
ヘッジ会計
の方法
ヘッジ対象に
係る損益を認
識する方法
取引の種類
株価指数先物取引
売建
買建
契約額等
(千円)
主なヘッジ対象
投資有価証券
投資有価証券
合計
契約額のうち
1年超
(千円)
時価
(千円)
117,467
179,836
-
147
△1,711
297,303
-
△1,564
(注)時価の算定方法
取引所の価格に基づき算定しております。
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制度を設けております。また、確定拠出型の制度と
して企業型確定拠出年金制度を設けております。
当社が有する確定給付企業年金制度は、簡便法により退職給付引当金及び退職給付費用を計算しておりま
す。
2.確定給付制度
(1)簡便法を適用した制度の、退職給付引当金の期首残高と期末残高の調整表
前事業年度
(自
至
平成 26 年4月1日
平成 27 年3月 31 日)
退職給付引当金の期首残高
退職給付費用
退職給付の支払額
制度への拠出額
退職給付引当金の期末残高
△357,258 千円
150,018
△21,349
△103,177
△331,766
(自
至
当事業年度
平成 27 年4月1日
平成 28 年3月 31 日)
△331,766 千円
51,208
△66,102
△346,659
(2)退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金及び前払年金費用
の調整表
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年3月 31 日)
積立型制度の退職給付債務
年金資産
貸借対照表に計上された前払年金費用
669,318 千円
△1,001,084
△331,766
-138-
(平成 28 年3月 31 日)
727,842 千円
△1,074,502
△346,659
(3)退職給付費用
簡便法で計算した退職給付費用 前事業年度 58,362 千円
当事業年度 51,208 千円
3.確定拠出制度
当社の確定拠出制度への要拠出額は、前事業年度 17,436 千円、当事業年度 17,574 千円であります。
(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度
(平成 27 年3月 31 日)
繰延税金資産
有価証券償却超過額
4,795 千円
ソフトウェア償却超過額
69,263
賞与引当金損金算入限度超過額
108,734
社会保険料損金不算入額
15,665
役員退職慰労引当金
34,461
未払事業税
30,421
その他
93,137
繰延税金資産小計
356,479
評価性引当額
△24,103
繰延税金資産合計
332,375
繰延税金負債
前払年金費用
△107,027
その他有価証券評価差額金
△346,190
繰延税金負債合計
△453,218
繰延税金資産の純額
△120,843
当事業年度
(平成 28 年3月 31 日)
4,551 千円
52,651
98,134
14,233
45,488
39,817
58,782
313,659
△22,331
291,328
△106,147
△60,812
△166,959
124,368
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の 100 分の5以下である
ため注記を省略しております。
3 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」が平成 28 年3月 29 日
に国会で成立したことに伴い、当事業年度の繰延税金資産及び繰越税金負債の計算(ただし、平成 28 年4月
1日以降解消されるものに限る)に使用した法定実効税率は、前事業年度の 32.26%から、回収又は支払が見込
まれる期間が平成 28 年4月1日から平成 30 年3月 31 日までのものは 30.86%、平成 30 年4月1日以降のもの
については 30.62%にそれぞれ変更されております。
その結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)が 4,569 千円減少し、当事業年度に
計上された法人税等調整額が 7,826 千円、その他有価証券評価差額金が 3,257 千円それぞれ増加しております。
(資産除去債務関係)
当社は建物所有者との間で不動産賃貸借契約を締結しており、賃借期間終了時に原状回復する義務を有し
ているため、契約及び法令上の資産除去債務を認識しております。
なお、当該賃貸借契約に関連する長期差入保証金(敷金)が計上されているため、資産除去債務の負債計
上に代えて、当該敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、そのうち当期の負
担に属する金額を費用計上し、直接減額しております。
(セグメント情報等)
[セグメント情報]
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)及び当事業年度(自
日 至 平成 28 年3月 31 日)
当社は、資産運用業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
-139-
平成 27 年4月1
[関連情報]
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社の製品及びサービス区分の決定方法は、損益計算書の営業収益各項目の区分と同一であることか
ら、製品及びサービスごとの営業収益の記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客からの営業収益に区分した金額が損益計算書の営業収益の 90%を超えるため、
地域ごとの営業収益の記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の 90%を超えるた
め、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
委託者報酬については、当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的
に負担する受益者は不特定多数であるため、記載を省略しております。
運用受託報酬については、損益計算書の営業収益の 10%以上を占める投資一任報酬がありますが、守
秘義務によりその顧客の名称に代えて種類と顧客を区別するための記号を記載しております。
顧客の種類等
営業収益(千円)
適格機関投資家A
2,629,803
関連するセグメント名
資産運用業
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至 平成 28 年3月 31 日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社の製品及びサービス区分の決定方法は、損益計算書の営業収益各項目の区分と同一であることか
ら、製品及びサービスごとの営業収益の記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客からの営業収益に区分した金額が損益計算書の営業収益の 90%を超えるため、
地域ごとの営業収益の記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の 90%を超えるた
め、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
委託者報酬については、当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的
に負担する受益者は不特定多数であるため、記載を省略しております。
運用受託報酬については、損益計算書の営業収益の 10%以上を占める投資一任報酬がありますが、守
秘義務によりその顧客の名称に代えて種類と顧客を区別するための記号を記載しております。
顧客の種類等
営業収益(千円)
適格機関投資家A
3,061,207
関連するセグメント名
資産運用業
[報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報]
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
当社は、資産運用業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至
該当するものはありません。
平成 28 年3月 31 日)
-140-
(関連当事者情報)
1.関連当事者との取引
財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
種類
同一の親
会社をも
つ会社
同一の親
会社をも
つ会社
同一の親
会社をも
つ会社
同一の親
会社をも
つ会社
議決権等
の所有
(被所有)
割合
会社等の名称
所在地
株式会社
みずほ銀行
東京都
千代田
区
14,040
億円
銀行業
なし
投資信託の販売 支払手数料
みずほ信託
銀行株式会社
東京都
中央区
2,473
億円
信託
銀行業
なし
信託財産の管理 委託者報酬 13,851,610
当事業年度(自
種類
事業の
内容
資本金
又は
出資金
平成 27 年4月1日 至
関連当事者
との関係
取引の内容
取引金額
(千円)
科目
3,833,692 未払手数料
期末残高
(千円)
361,219
未収委託者
1,661,682
報酬
平成 28 年3月 31 日)
会社等の名称
所在地
資本金
又は
出資金
事業の
内容
議決権等
の所有
(被所有)
割合
株式会社
みずほ銀行
東京都
千代田
区
14,040
億円
銀行業
なし
投資信託の販売 支払手数料
みずほ信託
銀行株式会社
東京都
中央区
2,473
億円
信託
銀行業
なし
信託財産の管理 委託者報酬 14,108,529
関連当事者
との関係
取引の内容
取引金額
(千円)
科目
3,542,264 未払手数料
期末残高
(千円)
336,556
未収委託者
2,053,638
報酬
(注) 1.上記の金額のうち、取引金額には消費税等が含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれて
おります。
2.取引条件及び取引条件の決定方針等
上記の取引については、一般取引条件と同様に決定しております。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
親会社情報
株式会社みずほフィナンシャルグループ
(東京証券取引所及びニューヨーク証券取引所に上場)
(1株当たり情報)
前事業年度
平成 26 年4月1日
平成 27 年3月 31 日)
(自
至
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益金額
当事業年度
平成 27 年4月1日
平成 28 年3月 31 日)
(自
至
24,106.70 円
1,049.16 円
24,618.62 円
1,639.16 円
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため、記載してお
りません。
2.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
(自
至
前事業年度
平成 26 年4月1日
平成 27 年3月 31 日)
1株当たり当期純利益金額
当期純利益(千円)
普通株式に帰属しない金額(千円)
普通株式に係る当期純利益(千円)
期中平均株式数(株)
1,103,790
1,103,790
1,052,070
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
-141-
(自
至
当事業年度
平成 27 年4月1日
平成 28 年3月 31 日)
1,720,534
1,720,534
1,049,643
(1) 中間貸借対照表
(単位:
第 54 期中間会計期間
(平成 28 年9月 30 日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
未収委託者報酬
未収運用受託報酬
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
工具、器具及び備品(純額)
有形固定資産合計
無形固定資産
投資その他の資産
投資有価証券
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
千円)
4,120,018
2,064,997
1,959,028
140,728
398,383
△1,207
8,681,950
※1
62,971
62,971
12,767
815,525
73,719
638,830
△19,404
1,508,671
1,584,410
10,266,360
負債の部
流動負債
未払金
未払費用
未払法人税等
賞与引当金
その他
流動負債合計
固定負債
役員退職慰労引当金
時効後支払損引当金
固定負債合計
負債合計
793,859
1,675,771
253,697
319,200
221,869
3,264,398
57,860
7,256
65,116
3,329,515
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
資本準備金
その他資本剰余金
資本剰余金合計
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金
利益剰余金合計
自己株式
株主資本合計
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等合計
純資産合計
負債純資産合計
2,045,600
2,266,400
1,103,259
3,369,659
128,584
1,777,567
1,906,152
△377,863
6,943,548
△6,703
△6,703
6,936,845
10,266,360
-142-
(2) 中間損益計算書
(単位:
第 54 期中間会計期間
(自 平成 28 年4月1日
至 平成 28 年9月 30 日)
営業収益
委託者報酬
運用受託報酬
営業収益合計
営業費用及び一般管理費
営業利益
営業外収益
受取配当金
受取利息
有価証券解約益
有価証券償還益
時効到来償還金等
雑収入
営業外収益合計
営業外費用
有価証券解約損
有価証券償還損
雑損失
営業外費用合計
経常利益
特別利益
特別損失
税引前中間純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
中間純利益
※1
千円)
7,935,613
2,105,866
10,041,479
9,415,997
625,482
19,694
439
76,483
3,474
727
17,708
118,528
96
12
6,303
6,412
737,598
700
11,641
726,657
236,054
△26,308
209,746
516,910
-143-
(3) 中間株主資本等変動計算書
第 54 期中間会計期間(自 平成 28 年4月1日
至
平成 28 年9月 30 日)
(単位:
千円)
株主資本
資本剰余金
資本金
当期首残高
資本準備金
2,045,600
その他資本剰余金
2,266,400
資本剰余金合計
2,450,074
4,716,474
△1,346,815
△1,346,815
△1,346,815
△1,346,815
1,103,259
3,369,659
当中間期変動額
積立金取崩
剰余金の配当
中間純利益
株主資本以外の項目の
当中間期変動額(純額)
当中間期変動額合計
当中間期末残高
2,045,600
2,266,400
株主資本
利益剰余金
利益
準備金
当期首残高
その他利益剰余金
退職慰労
別途
積立金
積立金
配当準備
積立金
128,584
繰越利益剰余
金
利益剰余金
合計
104,600
100,000
9,800,000
8,908,993
19,042,177
△104,600
△100,000
△9,800,000
10,004,600
-
△17,652,936
△17,652,936
516,910
516,910
当中間期変動額
積立金取崩
剰余金の配当
中間純利益
株 主資本以 外の項目
の当中間期変動額
(純額)
当中間期変動額合計
当中間期末残高
△104,600
△100,000
△9,800,000
△7,131,425
△17,136,025
-
-
-
1,777,567
1,906,152
128,584
株主資本
自己株式
当期首残高
△377,863
株主資本合計
評価・換算差額等
その他有価証券
評価・換算差額
評価差額金
等合計
25,426,389
137,791
137,791
純資産合計
25,564,180
当中間期変動額
積立金取崩
剰余金の配当
中間純利益
-
-
△18,999,751
△18,999,751
516,910
516,910
株主資本以外の項目
の当中間期変動額
(純額)
当中間期変動額合計
当中間期末残高
△377,863
△144,494
△144,494
△144,494
△18,482,840
△144,494
△144,494
△18,627,334
6,943,548
△6,703
△6,703
6,936,845
-144-
重要な会計方針
1.有価証券の評価基準及び評価方法
その他有価証券
時価のあるもの
中間決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原
価は移動平均法により算定)を採用しております。
時価のないもの
移動平均法による原価法を採用しております。
2.固定資産の減価償却方法
(1)有形固定資産
定率法を採用しております。
(2)無形固定資産
定額法を採用しております。
3.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
当社の自己査定基準に基づき、一般債権については予想損失率により、貸倒懸念債権等特定の債
権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
(2)賞与引当金
従業員に対する賞与の支払いに備えるため、将来の支給見込額のうち当中間会計期間の負担額を
計上しております。
(3)退職給付引当金(前払年金費用)
従業員に対する退職給付に備えるため、中間決算日における退職給付債務及び年金資産の見込額
に基づき、中間決算日において発生していると認められる額を計上しております。
(4)役員退職慰労引当金(執行役員に対する退職慰労引当金)
役員退職慰労金の支給に備えて、内規に基づく当中間会計期間末要支給額を計上しております。
(5)時効後支払損引当金
時効成立のため利益計上した収益分配金及び償還金について、受益者からの今後の支払請求に備
えるため、過去の支払実績に基づく将来の支払見込額を計上しております。
4.外貨建資産・負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、中間決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として
処理しております。
5.その他中間財務諸表作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
追加情報
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」
(企業会計基準適用指針第 26 号
当中間会計期間から適用しております。
注記事項
(中間貸借対照表関係)
第 54 期中間会計期間
( 平成 28 年9月 30 日)
※1
有形固定資産の減価償却累計額
476,786 千円
-145-
平成 28 年3月 28 日)を
(中間損益計算書関係)
第 54 期中間会計期間
(自 平成 28 年4月1日
至 平成 28 年9月 30 日)
※1
減価償却実施額
有形固定資産
114,327 千円
無形固定資産
15 千円
(中間株主資本等変動計算書関係)
第 54 期中間会計期間(自 平成 28 年4月1日
1 発行済株式に関する事項
株式の種類
至
当事業年度期首
普通株式(株)
平成 28 年9月 30 日)
増加
1,052,070
減少
-
当中間会計期間末
-
1,052,070
2.自己株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
13,662
減少
-
当中間会計期間末
-
13,662
3 配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の種類
配当金の総額
(円)
配当の原資
17,652,936,000
利益剰余金
1,346,815,176
資本剰余金
普通株式
平成 28 年6月 10 日
第 53 回定時株主総会
合計
18,999,751,176
1株当たり
配当額
(円)
基準日
効力発効日
平成 28 年6月 13
日
平成 28 年6月 13
1,297 平成 28 年3月 31 日
日
17,000 平成 28 年3月 31 日
18,297
(金融商品関係)
第 54 期中間会計期間(平成 28 年9月 30 日)
金融商品の時価等に関する事項
中間貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握する
ことが極めて困難と認められるものは、次表には含まれておりません。
((注2)を参照ください。
)
(単位:
中間貸借対照表計
上額
時価
千円)
差額
(1)現金及び預金
4,120,018
4,120,018
-
(2)未収委託者報酬
2,064,997
2,064,997
-
(3)未収運用受託報酬
1,959,028
1,959,028
-
754,805
754,805
-
8,898,851
8,898,851
-
785,089
785,089
-
785,089
785,089
-
(4)投資有価証券
その他有価証券
資産計
(1)未払手数料
負債計
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
(1)現金及び預金
預金については、すべて短期であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額に
よっております。
-146-
(2)未収委託者報酬及び(3)未収運用受託報酬
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によってお
ります。
(4)投資有価証券
これらの時価について、投資信託は基準価額によっております。
また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項「有価証券関係」をご参照くださ
い。
負 債
(1)未払手数料
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によってお
ります。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の中間貸借対照表計上額
区分
中間貸借対照表計上額(千円)
非上場株式
60,720
上記については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(4)投資有価証
券 その他有価証券」には含めておりません。
(有価証券関係)
第 54 期中間会計期間(平成 28 年9月 30 日)
1 その他有価証券
種類
中間貸借対照表計上額
(千円)
取得原価(千円)
差額(千円)
中間貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
①
証券投資信託
151,830
150,000
1,830
小計
151,830
150,000
1,830
証券投資信託
602,975
614,467
△11,491
小計
602,975
614,467
△11,491
合計
754,805
764,467
△9,661
中間貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
①
(資産除去債務関係)
当社は建物所有者との間で不動産賃貸借契約を締結しており、賃借期間終了時に原状回復する義務を有し
ているため、契約及び法令上の資産除去債務を認識しております。
なお、当該賃貸借契約に関連する長期差入保証金(敷金)が計上されているため、資産除去債務の負債計
上に代えて、当該敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、そのうち当期の負
担に属する金額を費用計上し、直接減額しております。
(セグメント情報等)
[セグメント情報]
第 54 期中間会計期間(自 平成 28 年4月1日 至 平成 28 年9月 30 日)
当社は、資産運用業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
-147-
[関連情報]
第 54 期中間会計期間(自 平成 28 年4月1日 至 平成 28 年9月 30 日)
1 製品及びサービスごとの情報
当社の製品及びサービス区分の決定方法は、中間損益計算書の営業収益各項目の区分と同一である
ことから、製品及びサービスごとの営業収益の記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客からの営業収益に区分した金額が中間損益計算書の営業収益の 90%を超える
ため、地域ごとの営業収益の記載を省略しております。
(2)有形固定資産
有形固定資産はすべて本邦に所在しております。
3 主要な顧客ごとの情報
委託者報酬については、当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終
的に負担する受益者は不特定多数であるため、記載を省略しております。
運用受託報酬については、損益計算書の営業収益の 10%以上を占める投資一任報酬がありますが、
守秘義務によりその顧客の名称に代えて種類と顧客を区別するための記号を記載しております。
顧客の種類等
営業収益(千円)
適格機関投資家A
関連するセグメント名
1,177,474
資産運用業
(1株当たり情報)
1株当たり純資産額は、以下のとおりであります。
第 54 期中間会計期間
(平成 28 年9月 30 日)
1株当たり純資産額
6,680.26 円
1株当たり中間純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
第 54 期中間会計期間
(自 平成 28 年4月1日
至 平成 28 年9月 30 日)
1株当たり中間純利益金額
497.79 円
(算定上の基礎)
中間純利益金額(千円)
516,910
普通株主に帰属しない金額(千円)
-
普通株式に係る中間純利益金額(千円)
516,910
普通株式の期中平均株式数(株)
1,038,408
(注)潜在株式調整後1株当たり中間純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
当社(以下「MHAM」という)は、平成 28 年7月 13 日付で締結した、MHAM、DIAM アセットマネジメン
ト株式会社(以下「DIAM」という)
、みずほ信託銀行株式会社(以下「TB」という)及び新光投信株式会社
(以下「新光投信」という)(以下総称して「統合4社」という)間の「統合契約書」に基づき、平成 28
年 10 月1日付で統合いたしました。
1.企業結合日
平成 28 年 10 月1日
2.企業結合の方法
①MHAM を吸収合併存続会社、新光投信を吸収合併消滅会社とする吸収合併、②TB を吸収分割会社、
吸収合併後の MHAM を吸収分割承継会社とし、同社が TB 資産運用部門に係る権利義務を承継する吸収
分割、③DIAM を吸収合併存続会社、MHAM を吸収合併消滅会社とする吸収合併の順に実施。
-148-
(参考)新光投信株式会社の経理状況
1.財務諸表の作成方法について
委託会社である新光投信株式会社(以下「当社」という。)の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式
及び作成方法に関する規則」
(昭和 38 年大蔵省令第 59 号。以下「財務諸表等規則」という。
)並びに同
規則第 2 条の規定に基づき、
「金融商品取引業等に関する内閣府令」(平成 19 年 8 月 6 日内閣府令第 52
号)により作成しております。
当社の中間財務諸表は、
「中間財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 52 年大蔵
省令第 38 号)並びに同規則第 38 条および第 57 条の規定に基づき、「金融商品取引業等に関する内閣府
令」
(平成 19 年 8 月 6 日内閣府令第 52 号)により作成しております。
なお、財務諸表及び中間財務諸表の金額は、千円未満の端数を切り捨てて記載しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき、第 56 期事業年度(平成 27 年 4 月 1 日
から平成 28 年 3 月 31 日まで)の財務諸表について、新日本有限責任監査法人により監査を受けており
ます。
第 57 期事業年度(平成 28 年 4 月 1 日から平成 28 年 9 月 30 日まで)の中間財務諸表について、新日
本有限責任監査法人により中間監査を受けております。
-149-
独立監査人の監査報告書
平成28年6月10日
新 光 投 信 株 式 会 社
取 締 役 会
御 中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士 伊 藤 志 保
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士 福 村
寛
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、
「委託会社
等の経理状況」に掲げられている新光投信株式会社の平成27年4月1日から平成28年3月31日まで
の第56期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会
計方針及びその他の注記について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作
成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し
適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見
を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠し
て監査を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的
な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監
査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基
づいて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのもの
ではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、
財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方
針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検
討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準
拠して、新光投信株式会社の平成28年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度
の経営成績をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
強調事項
追加情報に記載されているとおり、会社は平成27年9月30日付の統合基本合意書に基づき、平成
28年3月3日付で新会社に係わる主要事項を内定している。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以
上
(※)1.上記は、当社が、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社
が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
-150-
独立監査人の中間監査報告書
平成28年12月13日
アセットマネジメント One 株式会社
取 締 役 会
御 中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業 務 執 行 社 員
指定有限責任社員
業 務 執 行 社 員
公認会計士
湯原
尚
印
公認会計士
山野
浩
印
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「委託会社等の
経理状況」に掲 げられて いる新光投信株 式会社の 平成28年4月 1日から 平成29年3月 31日ま で
の 第 5 7 期事 業 年 度の 中間 会 計 期 間(平成28年4月1日から平成28年9月30日まで)に係る中間財
務諸表、すなわち、中間貸借対照表、中間損益計算書、中間株主資本等変動計算書、重要な会計方針及びその
他の注記について中間監査を行った。
中間財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる中間財務諸表の作成基準に準拠して中間財務
諸表を作成し有用な情報を表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない中間財
務諸表を作成し有用な情報を表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含ま
れる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した中間監査に基づいて、独立の立場から中間財務諸表に対する意
見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる中間監査の基準に準
拠して中間監査を行った。中間監査の基準は、当監査法人に中間財務諸表には全体として中間財務諸表の有
用な情報の表示に関して投資者の判断を損なうような重要な虚偽表示がないかどうかの合理的な保証を得るた
めに、中間監査に係る監査計画を策定し、これに基づき中間監査を実施することを求めている。
中間監査においては、中間財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するために年度監査と比べて監
査手続の一部を省略した中間監査手続が実施される。中間監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤
謬による中間財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて、分析的手続等を中心とした監査手続に必
要に応じて追加の監査手続が選択及び適用される。中間監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明す
るためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な中間監査手続を立
案するために、中間財務諸表の作成と有用な情報の表示に関連する内部統制を検討する。また、中間監査には、
経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め中間財務諸表
の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、中間監査の意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
中間監査意見
当監査法人は、上記の中間財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる中間財務諸表の作成基
準に準拠して、新光投信株式会社の平成28年9月30日現在の財政状態及び同日をもって終了する中間会計
期間(平成28年4月1日から平成28年9月30日まで)の経営成績に関する有用な情報を表示しているも
のと認める。
強調事項
重要な後発事象に記載されているとおり、新光投信株式会社は、平成28年7月13日付の「統合契約書」
に基づき、平成28年10月1日にDIAMアセッ トマネジメ ント株 式会社 、みずほ信託銀行株式会社及
びみずほ投信投資顧問株式会社と統合した。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注1)上記は中間監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途
保管しております。
(注2)XBRLデータは中間監査の対象には含まれておりません。
-151-
(1) 貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
資産の部
流動資産
13,427,042
14,861,160
3,200,000
3,500,000
貯蔵品
5,117
4,282
立替金
23,184
14,857
前払金
64,821
67,307
前払費用
18,242
17,989
872
153
3,187,770
2,884,368
99,054
82,656
6,338
8,528
372,215
326,063
20,404,659
21,767,367
現金及び預金
有価証券
未収入金
未収委託者報酬
未収運用受託報酬
未収収益
繰延税金資産
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物(純額)
※2
12,687
※2
0
構築物(純額)
※2
1,444
※2
0
器具・備品(純額)
※2
86,688
※2
44,868
有形固定資産合計
100,820
44,868
91
91
85,517
55,116
669
1,944
86,278
57,152
投資有価証券
5,101,854
2,858,652
関係会社株式
77,100
77,100
124,246
23,339
-
29,604
396,211
378,381
6,632
6,632
5,706,044
3,373,710
5,893,143
3,475,731
26,297,802
25,243,098
無形固定資産
電話加入権
ソフトウェア
ソフトウェア仮勘定
無形固定資産合計
投資その他の資産
長期差入保証金
長期繰延税金資産
前払年金費用
その他
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
-152-
(単位:千円)
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
負債の部
流動負債
預り金
リース債務
17,893
19,103
345
-
160
152
5,083
4,216
未払金
未払収益分配金
未払償還金
未払手数料
※1
1,558,682
※1
1,360,372
952,018
516,568
2,515,945
1,881,309
722,806
746,430
1,222,883
857,031
451,000
547,750
66,000
44,000
184,111
-
30,000
40,000
5,210,985
4,135,625
89,752
-
155,806
146,617
役員退職慰労引当金
39,333
48,333
執行役員退職慰労引当金
63,916
85,916
348,809
280,867
5,559,794
4,416,492
4,524,300
4,524,300
資本準備金
2,761,700
2,761,700
資本剰余金合計
2,761,700
2,761,700
360,493
360,493
別途積立金
8,900,000
8,900,000
繰越利益剰余金
3,981,245
4,185,368
13,241,738
13,445,861
△72,415
-
20,455,322
20,731,861
その他未払金
未払金合計
未払費用
未払法人税等
賞与引当金
役員賞与引当金
外国税支払損失引当金
訴訟損失引当金
流動負債合計
固定負債
繰延税金負債
退職給付引当金
固定負債合計
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
利益剰余金合計
自己株式
株主資本合計
評価・換算差額等
-153-
その他有価証券評価差額金
282,685
94,744
評価・換算差額等合計
282,685
94,744
純資産合計
20,738,008
20,826,605
負債純資産合計
26,297,802
25,243,098
-154-
(2) 損益計算書
(単位:千円)
前事業年度
(自
至
当事業年度
平成 26 年 4 月 1 日
(自
平成 27 年 3 月 31 日)
至
平成 27 年 4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日)
営業収益
委託者報酬
35,876,795
39,283,623
運用受託報酬
238,412
232,145
営業収益合計
36,115,207
39,515,769
営業費用
支払手数料
※1
18,252,669
※1
19,472,734
456,430
507,020
548
469
623,792
841,825
5,966,340
7,419,125
5,254
4,879
6,595,388
8,265,830
1,352,318
1,711,366
通信費
32,335
30,454
印刷費
103,093
1,022
協会費
18,150
19,367
諸会費
3,300
3,117
その他
41,594
44,518
198,475
98,480
26,855,830
30,055,901
96,445
91,205
1,368,552
1,480,875
336,076
428,776
1,801,073
2,000,857
交際費
11,426
10,708
寄付金
3,198
2,346
100,386
109,240
68,508
90,795
不動産賃借料
206,753
205,671
賞与引当金繰入
451,000
547,750
役員賞与引当金繰入
66,000
22,000
役員退職慰労引当金繰入
24,930
22,210
広告宣伝費
公告費
調査費
調査費
委託調査費
図書費
調査費合計
委託計算費
営業雑経費
営業雑経費合計
営業費用合計
一般管理費
給料
役員報酬
給料・手当
賞与
給料合計
旅費交通費
租税公課
-155-
退職給付費用
減価償却費
諸経費
一般管理費合計
営業利益
-156-
191,900
169,238
70,676
102,532
573,824
647,510
3,569,678
3,930,859
5,689,698
5,529,008
(単位:千円)
前事業年度
(自
至
当事業年度
平成 26 年 4 月 1 日
(自
平成 27 年 3 月 31 日)
至
平成 27 年 4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日)
営業外収益
受取配当金
163,006
65,772
3,853
3,333
10,741
10,751
5,080
923
-
10,300
487
2,845
183,170
93,926
26
3
時効成立後支払分配金・償還金
3,083
5,532
雑損
3,261
556
営業外費用合計
6,371
6,092
5,866,496
5,616,842
68,179
225,965
-
43,200
68,179
269,166
3,177
13,017
投資有価証券売却損
54,613
60,150
投資有価証券評価損
10,952
62,800
184,111
-
30,000
10,000
有価証券利息
受取利息
時効成立分配金・償還金
受取保険金
雑益
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
経常利益
特別利益
投資有価証券売却益
外国税支払損失引当金戻入益
特別利益合計
特別損失
固定資産除却損
外国税支払損失引当金繰入額
訴訟損失引当金繰入額
合併関連費用
※2
-
※2
164,657
22,227
-
305,082
310,625
税引前当期純利益
5,629,593
5,575,383
法人税、住民税及び事業税
2,111,379
1,832,729
△66,999
19,773
法人税等合計
2,044,380
1,852,503
当期純利益
3,585,212
3,722,880
その他特別損失
特別損失合計
法人税等調整額
-157-
(3) 株主資本等変動計算書
前事業年度(自
平成 26 年 4 月 1 日 至
平成 27 年 3 月 31 日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
当期首残高
資 本
準備金
4,524,300
利 益
準備金
2,761,700
繰 越
利 益
剰余金
別 途
積立金
360,493
8,900,000
2,889,165
会計方針の変更による累積
的影響額
46,276
会計方針の変更を反映した当期
首残高
4,524,300
2,761,700
360,493
8,900,000
2,935,441
当期変動額
剰余金の配当
△2,539,409
当期純利益
3,585,212
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
-
-
-
-
1,045,803
4,524,300
2,761,700
360,493
8,900,000
3,981,245
株主資本
評価・換算差額等
利益剰余金
利 益
剰余金
合 計
当期首残高
12,149,658
会計方針の変更による累
積的影響額
46,276
会計方針の変更を反映した
当期首残高
12,195,935
株 主
資 本
合 計
自 己
株 式
△72,415
19,363,242
その他有価証
券評価差額金
50,874
46,276
△72,415
19,409,519
純資産合計
19,414,117
46,276
50,874
19,460,393
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
△2,539,409
△2,539,409
△2,539,409
3,585,212
3,585,212
3,585,212
株主資本以外の項目の当
期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
231,810
231,810
1,045,803
-
1,045,803
231,810
1,277,614
13,241,738
△72,415
20,455,322
282,685
20,738,008
-158-
当事業年度(自
平成 27 年 4 月 1 日 至
平成 28 年 3 月 31 日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金
資本金
当期首残高
資 本
剰余金
合 計
その他
資 本
剰余金
資 本
準備金
4,524,300
利益剰余金
2,761,700
その他利益
剰余金
利 益
準備金
-
2,761,700
△72,415
△72,415
72,415
72,415
別 途
積立金
360,493
8,900,000
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の消却
利益剰余金から
資本剰余金への振替
株主資本以外の項目の当
期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
-
-
-
-
-
-
4,524,300
2,761,700
-
2,761,700
360,493
8,900,000
評価・換
算差額等
株主資本
利益剰余金
その他利益
剰余金
自 己
株 式
株 主
資 本
合 計
3,981,245
13,241,738
△ 72,415
20,455,322
△ 3,446,341
△ 3,446,341
△ 3,446,341
△ 3,446,341
3,722,880
3,722,880
3,722,880
3,722,880
-
-
-
-
繰 越
利 益
剰余金
当期首残高
その他有
価証券評
価差額金
純資産合計
利 益
剰余金
合 計
282,685
20,738,008
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の消却
利益剰余金から資本剰余金
への振替
72,415
△72,415
△72,415
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
-
△187,941
△187,941
204,122
204,122
72,415
276,538
△187,941
88,597
4,185,368
13,445,861
-
20,731,861
94,744
20,826,605
-159-
重要な会計方針
1.有価証券の評価基準及び評価方法
(1)関連会社株式
総平均法による原価法
(2)その他有価証券
時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価
は、総平均法により算定)
時価のないもの
総平均法による原価法
2.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産
定率法。但し、平成 10 年 4 月 1 日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)については定額法。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物
8~18 年
構築物
20 年
器具備品
2~20 年
(2)無形固定資産
定額法。
なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5 年)に基づく定額法によ
り償却しております。
3.引当金の計上基準
(1)賞与引当金
従業員に対する賞与の支払いに備えるため、支給見込額の当事業年度対応分を計上しております。
(2)役員賞与引当金
役員に対する賞与の支払いに備えるため、支給見込額の当事業年度対応分を計上しております。
(3)外国税支払損失引当金
証券投資信託の中国株式投資に対する課税規定が明確化されたことに伴い、将来支払う可能性がある
金額を見積もり、計上しております。
(4)訴訟損失引当金
訴訟に対する損失に備えるため、将来発生する可能性のある金額を見積もり、必要と認められる額を
計上しております。
(5)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき
計上しております。
①退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法につ
いては、給付算定式基準によっております。
②数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10 年)による定額
法により費用処理しております。
数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数
(10 年)による定額法により按分した額をそれぞれの発生の翌事業年度末から費用処理しておりま
す。
-160-
(6)役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支払いに備えるため、規程に基づく当事業年度末要支給額を計上しております。
(7)執行役員退職慰労引当金
執行役員の退職慰労金の支払いに備えるため、規程に基づく当事業年度末要支給額を計上しておりま
す。
4.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しており
ます。
5.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1)消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は、税抜方式によっており、控除対象外消費税等は、当事業年度の費用として処
理しております。
(未適用の会計基準)
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」
(企業会計基準適用指針第 26 号 平成 28 年 3 月 28 日)
(1)概要
本適用指針は、主に日本公認会計士協会監査委員会報告第 66 号「繰延税金資産の回収可能性の判断に関
する監査上の取扱い」において定められている繰延税金資産の回収可能性に関する指針について基本的にそ
の内容を引き継いだ上で、一部見直しが行われたものです。
(2) 適用予定日
当社は、当該適用指針を平成 28 年 4 月 1 日に開始する事業年度の期首から適用する予定であります。
(3) 当該会計基準等の適用による影響
当該適用指針の適用による影響は、評価中であります。
(追加情報)
当社は、DIAM アセットマネジメント株式会社、みずほ信託銀行株式会社及びみずほ投信投資顧問株式会社
間での平成 27 年 9 月 30 日付統合基本合意書に基づき、資産運用機能の統合に向けた協議・準備を進めてま
いりましたが、平成 28 年 3 月 3 日に、新会社に係わる以下事項につき内定いたしました。
1.商
2.代
表
号
アセットマネジメント One 株式会社
者
西
惠正(現
DIAM アセットマネジメント株式会社
3.本店所在地
東京都千代田区丸の内 1-8-2
4.統
平成 28 年 10 月 1 日
合
日
-161-
代表取締役社長)
注記事項
(貸借対照表関係)
※1.各科目に含まれている関係会社に対するものは次のとおりであります。
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
未払手数料
777,631 千円
570,839 千円
※2.資産の金額から直接控除している減価償却累計額の額
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
有形固定資産の減価償却累計額
573,602 千円
657,201 千円
(損益計算書関係)
※1.各科目に含まれている関係会社に対するものは次のとおりであります。
前事業年度
(自
至
当事業年度
平成 26 年 4 月 1 日
平成 27 年 3 月 31 日)
支払手数料
(自
至
9,189,399 千円
平成 27 年 4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日)
8,452,937 千円
※2.特別損失における合併関連費用の内訳は次のとおりであります。
前事業年度
(自
至
当事業年度
平成 26 年 4 月 1 日
平成 27 年 3 月 31 日)
(自
至
平成 27 年 4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日)
固定資産・敷金の償却
-千円
140,257 千円
その他
-千円
24,400 千円
合計
-千円
164,657 千円
-162-
(株主資本等変動計算書関係)
前事業年度(自
平成 26 年 4 月 1 日
至
平成 27 年 3 月 31 日)
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
1,823,250
減少
当事業年度末
-
-
1,823,250
2.自己株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
9,386
減少
当事業年度末
-
-
9,386
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
株式
決議
の
種類
平成 26 年 12 月 24 日
普通
臨時株主総会
株式
当事業年度(自
配当金の
1株当たり
総額(千円)
配当額(円)
2,539,409
平成 27 年 4 月 1 日
至
基準日
1,400
効力発生日
平成 26 年 11 月 26 日
平成 26 年 12 月 25 日
平成 28 年 3 月 31 日)
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
1,823,250
減少
-
当事業年度末
9,386
1,813,864
(変動事由の概要)
自己株式の消却
2.自己株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
9,386
減少
-
当事業年度末
9,386
-
(変動事由の概要)
自己株式の消却
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
株式
決議
の
種類
平成 27 年 11 月 17 日
普通
取締役会
株式
配当金の
1株当たり
総額(千円)
配当額(円)
3,446,341
1,900
-163-
基準日
平成 27 年 12 月 8 日
効力発生日
平成 27 年 12 月 17 日
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社は、投資運用業を営んでおります。資金運用については、一時的な余資は有金利預金や有価証券
などにより、通常の取引条件から著しく乖離していないことを検証した上で行っております。また現先
取引などの引合いを要する取引については、原則として複数の提示条件を参考に最も有利と判断する条
件で、適切かつ効率的に行っております。
なお、当社が運用を行う投資信託の商品性を適正に維持するための取得など、投資信託協会の規則に
定める範囲において投資信託の取得及び処分を行っております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
有価証券及び投資有価証券は、主にその他有価証券(投資信託)、業務上の関係を有する企業の株式で
あり、発行体の信用リスクや市場価格の変動リスクに晒されております。
また営業債権である未収委託者報酬は、投資信託約款に基づき、信託財産より受け入れる委託者報酬
のうち、信託財産に未払委託者報酬として計上された金額であり、信託財産は受託銀行において分別管
理されていることから、当社の債権としてのリスクは、認識しておりません。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
①
信用リスク(預金の預入先の信用リスク)の管理
預金の預入先については、資金管理規程に従い、格付けの高い預入先に限定することにより、リス
クの軽減を図っております。
また経営企画部が定期的に格付けをモニタリングし、それが資金管理規程に定める基準以下となっ
た場合には、速やかに経営会議を開催し、残存期間などを総合的に勘案し、対処方法について決議を
得る体制となっております。
②
市場リスク(価格変動リスク及び為替変動リスク)の管理
保有している投資信託、株式の毎月末の時価など資金運用の状況については、資金管理規程に従い、
経営企画部長が毎月の定例取締役会において報告をしております。
また市場における価格変動リスクおよび為替変動リスクについては、資金管理規程に従い、経営企
画部が定期的に時価をモニタリングし、その中で時価が基準を超える下落となった場合には、速やか
に経営会議を開催し、対処方法について決議を得る体制となっております。
③
流動性リスクの管理
資金繰りについては、資金運用スケジュールを作成し、それに基づいた管理を行っております。ま
た手元流動性を一定額以上維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価
額が含まれることがあります。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提
条件などを採用することにより、当該価額が変動することもあります。
-164-
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握する
ことが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。
前事業年度(平成 27 年 3 月 31 日)
(1) 現金及び預金
貸借対照表計上額
時価
差額
(千円)
(千円)
(千円)
13,427,042
13,427,042
-
その他有価証券
8,102,802
8,102,802
-
(3) 未収委託者報酬
3,187,770
3,187,770
-
(2) 有価証券及び投資有価証券
当事業年度(平成 28 年 3 月 31 日)
(1) 現金及び預金
貸借対照表計上額
時価
差額
(千円)
(千円)
(千円)
14,861,160
14,861,160
-
その他有価証券
6,159,600
6,159,600
-
(3) 未収委託者報酬
2,884,368
2,884,368
-
(2) 有価証券及び投資有価証券
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
(1) 現金及び預金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によ
っております。
(2) 有価証券及び投資有価証券
これらの時価について、投資信託は基準価額によっております。また譲渡性預金は短期間で決
済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3) 未収委託者報酬
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によ
っております。
(注)2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
区分
(単位:千円)
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
非上場株式
276,151
276,151
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(2) 有価
証券及び投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
-165-
(注)3.金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(平成 27 年 3 月 31 日)
(1) 預金
1 年以内
1 年超 5 年以内
5 年超 10 年以内
10 年超
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
13,426,934
-
-
-
その他有価証券
3,200,000
2,060,328
1,537,061
63,735
(3) 未収委託者報酬
3,187,770
-
-
-
(2) 有価証券及び投資有価証券
当事業年度(平成 28 年 3 月 31 日)
(1) 預金
1 年以内
1 年超 5 年以内
5 年超 10 年以内
10 年超
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
14,861,112
-
-
-
その他有価証券
3,500,000
529,761
1,249,513
11,916
(3) 未収委託者報酬
2,884,368
-
-
-
(2) 有価証券及び投資有価証券
-166-
(有価証券関係)
1.関連会社株式
関連会社株式(当事業年度の貸借対照表計上額
77,100 千円、前事業年度の貸借対照表計上額
77,100 千円)は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載して
おりません。
2.その他有価証券
前事業年度(平成 27 年 3 月 31 日)
種類
貸借対照表計上額
取得原価
差額
(千円)
(千円)
(千円)
(1)株式
-
-
-
貸借対照表計上額が取得
(2)債券
原価を超えるもの
①国債・地方債等
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
2,787,026
2,215,104
571,921
2,787,026
2,215,104
571,921
-
-
-
(3)その他
小計
(1)株式
貸借対照表計上額が取得
(2)債券
原価を超えないもの
①国債・地方債等
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
5,315,776
5,470,388
△154,612
5,315,776
5,470,388
△154,612
8,102,802
7,685,493
417,309
(3)その他
小計
合計
(注)非上場株式(貸借対照表計上額 199,051 千円)については、市場価格がなく、時価を把握することが
極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
-167-
当事業年度(平成 28 年 3 月 31 日)
種類
貸借対照表計上額
取得原価
差額
(千円)
(千円)
(千円)
(1)株式
-
-
-
貸借対照表計上額が取得
(2)債券
原価を超えるもの
①国債・地方債等
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
1,119,150
869,274
249,875
1,119,150
869,274
249,875
-
-
-
(3)その他
小計
(1)株式
貸借対照表計上額が取得
(2)債券
原価を超えないもの
①国債・地方債等
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
5,040,450
5,153,936
△113,485
5,040,450
5,153,936
△113,485
6,159,600
6,023,210
136,389
(3)その他
小計
合計
(注)非上場株式(貸借対照表計上額 199,051 千円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極
めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
3.売却したその他有価証券
前事業年度(平成 27 年 3 月 31 日)
(1)株式
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
(千円)
(千円)
(千円)
-
-
-
①国債・地方債等
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
503,565
68,179
△54,613
503,565
68,179
△54,613
(2)債券
(3)その他
合計
-168-
当事業年度(平成 28 年 3 月 31 日)
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
(千円)
(千円)
(千円)
(1)株式
-
-
-
①国債・地方債等
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
2,209,763
225,965
△60,150
2,209,763
225,965
△60,150
(2)債券
(3)その他
合計
4.減損処理を行った有価証券
前事業年度において、有価証券について 10,952 千円(その他有価証券)減損処理を行っております。
当事業年度において、有価証券について 62,800 千円(その他有価証券)減損処理を行っております。
なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ 50%以上下落した場合には全て減損処理
を行い、30~50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行
っております。
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付企業年金制度(キャッシュバランス型)、確定拠出企業年金制度および退職一時金制
度を設けております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(単位:千円)
前事業年度
(自
至
当事業年度
平成 26 年 4 月 1 日
(自
平成 27 年 3 月 31 日)
至
平成 27 年 4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日)
1,424,739
1,348,083
△71,902
-
1,352,836
1,348,083
勤務費用
90,967
91,804
利息費用
9,476
6,074
数理計算上の差異の発生額
△31,927
53,747
退職給付の支払額
△73,269
△60,817
過去勤務費用の発生額
-
-
退職給付債務の期末残高
1,348,083
1,438,892
退職給付債務の期首残高
会計方針の変更による累積的影響額
会計方針の変更を反映した期首残高
-169-
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
(単位:千円)
前事業年度
(自
至
当事業年度
平成 26 年 4 月 1 日
平成 27 年 3 月 31 日)
(自
至
平成 27 年 4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日)
1,157,054
1,329,170
23,141
33,229
108,961
△128,633
78,464
77,164
退職給付の支払額
△38,450
△28,253
年金資産の期末残高
1,329,170
1,282,678
年金資産の期首残高
期待運用収益
数理計算上の差異の発生額
事業主からの拠出額
(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金及び前払年金費用の調整表
(単位:千円)
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
1,111,797
1,185,792
△1,329,170
△1,282,678
△217,373
△96,885
236,285
253,099
18,912
156,213
△270,020
△387,977
10,703
-
△240,404
△231,764
155,806
146,617
前払年金費用
△396,211
△378,381
貸借対照表に計上された負債と資産の純額
△240,404
△231,764
積立型制度の退職給付債務
年金資産
非積立型制度の退職給付債務
未積立退職給付債務
未認識数理計算上の差異
未認識過去勤務費用
貸借対照表に計上された負債と資産の純額
退職給付引当金
-170-
(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
(単位:千円)
前事業年度
(自
当事業年度
平成 26 年 4 月 1 日
至
平成 27 年 3 月 31 日)
平成 28 年 3 月 31 日)
124,139
9,476
6,074
△23,141
△33,229
85,138
64,424
△16,055
△10,703
174,553
150,705
利息費用
数理計算上の差異の費用処理額
過去勤務費用の費用処理額
至
平成 27 年 4 月 1 日
119,135
勤務費用(注 1)
期待運用収益
(自
確定給付制度に係る退職給付費用
(注)1.執行役員の退職慰労金に係る退職給付引当金繰入額(前事業年度 28,168 千円、当事業年度 32,335 千円)については「(1)勤務
費用」に含めて記載しております。
(5)年金資産に関する事項
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
株式
39.4%
33.8%
債券
27.3%
27.3%
共同運用資産
21.0%
24.5%
生命保険一般勘定
10.6%
11.1%
現金及び預金
1.4%
3.2%
合計
100%
100%
②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な
資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(6)数理計算上の計算基礎に関する事項
当事業年度末における主要な数理計算上の計算基礎
前事業年度
(自
至
当事業年度
平成 26 年 4 月 1 日
平成 27 年 3 月 31 日)
(自
至
平成 27 年 4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日)
0.0720%~1.625%
0.0120%~0.8060%
長期期待運用収益率
2.0%
2.5%
予想昇給率(平均)
2.6%
2.6%
割引率
-171-
3.確定拠出制度
当社の確定拠出制度への要拠出額は、前事業年度 17,347 千円
当事業年度 16,733 千円であります。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
繰延税金資産
賞与引当金
170,920 千円
減価償却超過額
182,614 千円
896
25,871
退職給付引当金
70,882
71,201
役員退職慰労引当金
12,688
14,799
投資有価証券評価損
15,033
19,229
非上場株式評価損
25,733
24,425
未払事業税
90,342
57,445
外国税支払損失引当金
60,867
-
訴訟損失引当金
9,918
12,344
87,621
120,305
544,905
528,236
-
-
544,905
528,236
その他有価証券評価差額金
△134,624
△56,708
前払年金費用
△127,817
△115,860
繰延税金負債合計
△262,442
△172,568
282,463
355,668
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金負債
繰延税金資産の純額
(注) 繰延税金資産の純額は、貸借対照表の以下の項目に含まれております。
流動資産-繰延税金資産
372,215 千円
326,063 千円
固定資産-長期繰延税金資産
-
29,604
固定負債-長期繰延税金負債
89,752
-
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の 100 分の5以下で
あるため注記を省略しております。
-172-
3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」
(平成 28 年法律第 15 号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法
律」
(平成 28 年法律第 13 号)が平成 28 年 3 月 29 日に成立し、平成 28 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度
から法人税率等の引下げが行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算
に使用する法定実効税率は従来の 32.26%から、平成 28 年 4 月 1 日に開始する事業年度に解消が見込まれる
一時差異等については 30.86%に、平成 30 年 4 月 1 日に開始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異
等については 30.62%となります。
その結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)が 16,360 千円減少し、その他有価
証券評価差額金が 1,963 千円、法人税等調整額が 18,324 千円、それぞれ増加しております。
(資産除去債務関係)
当社は建物所有者との間で不動産賃貸借契約を締結しており、賃借期間終了時に原状回復する義務を有し
ているため、契約及び法令上の資産除去債務を認識しております。
なお、当該賃貸借契約に関連する長期差入保証金(敷金)が計上されているため、資産除去債務の負債計
上に代えて、当該敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、そのうち当期の負
担に属する金額を費用計上し、直接減額しております。
(セグメント情報等)
セグメント情報
前事業年度(自
平成 26 年 4 月 1 日 至
平成 27 年 3 月 31 日)及び
当事業年度(自
平成 27 年 4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日)
至
当社は、資産運用業という単一セグメントであるため、記載を省略しております。
関連情報
前事業年度(自
平成 26 年 4 月 1 日 至
平成 27 年 3 月 31 日)及び
当事業年度(自
平成 27 年 4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日)
至
1.製品及びサービスごとの情報
当社の製品及びサービス区分の決定方法は、損益計算書の営業収益各項目の区分と同一であることから、
製品及びサービスごとの売上高の記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)営業収益
当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的に負担する主要な受益者
の情報は制度上、把握し得ないため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額は、貸借対照表の有形固定資産の金額と同一であることから、
記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的に負担する主要な受益者の
情報は制度上、把握し得ないため、記載を省略しております。
-173-
報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
前事業年度(自
平成 26 年 4 月 1 日
至
平成 27 年 3 月 31 日)
当社は、単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当事業年度(自
平成 27 年 4 月 1 日
至
平成 28 年 3 月 31 日)
当社は、単一セグメントであるため、記載を省略しております。
報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報
前事業年度(自
平成 26 年 4 月 1 日
至
平成 27 年 3 月 31 日)
至
平成 28 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
当事業年度(自
平成 27 年 4 月 1 日
該当事項はありません。
報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報
前事業年度(自
平成 26 年 4 月 1 日
至
平成 27 年 3 月 31 日)
至
平成 28 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
当事業年度(自
平成 27 年 4 月 1 日
該当事項はありません。
-174-
関連当事者情報
1.関連当事者との取引
(ア)財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る)等
前事業年度(自
種類
親会社
会社等の名
称又は氏名
みずほ証券
株式会社
当事業年度(自
種類
親会社
会社等の名
称又は氏名
みずほ証券
株式会社
平成 26 年 4 月 1 日
所在地
東京都
千代田
区
資本金又は出
資金(千円)
125,167,284
金融商
品取引
業
平成 27 年 4 月 1 日
所在地
東京都
千代田
区
資本金又は出
資金(千円)
125,167,284
至
事業の
内容又
は職業
至
事業の
内容又
は職業
金融商
品取引
業
平成 27 年 3 月 31 日)
議決権等の
所有(被所
有)割合(%)
(被所有)
直接 77.05
間接 7.74
関連当事者
との関係
取引の内容
当社設定の
投資信託受
益権の募
集・販売
役員の兼任
当社設定の投
資信託受益権
の募集・販売
に係る代行手
数料の支払い
取引金額
(千円)
9,189,399
科目
未払手
数料
期末残高
(千円)
777,631
平成 28 年 3 月 31 日)
議決権等の
所有(被所
有)割合(%)
(被所有)
直接 76.98
間接 7.73
関連当事者
との関係
取引の内容
当社設定の
投資信託受
益権の募
集・販売
役員の兼任
当社設定の投
資信託受益権
の募集・販売
に係る代行手
数料の支払い
取引金額
(千円)
8,452,937
科目
未払手
数料
期末残高
(千円)
570,839
(イ)財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等
前事業年度(自
種類
会社等の
名称又は
氏名
平成 26 年 4 月 1 日
所在地
資本金又は出
資金(千円)
至
平成 27 年 3 月 31 日)
事業の
内容又
は職業
議決権等の
所有(被所
有)割合(%)
関連当事者
との関係
取引の内容
同一の親
会社を持
つ会社
みずほ証
券プロパ
ティマネ
ジメント
株式会社
東京都
中央区
4,110,000
不動産
賃貸業
直接 4.05
事務所の賃
借
事務所の賃借
同一の親
会社を持
つ会社
日本証券
テクノロ
ジー株式
会社
東京都
中央区
228,000
情報サ
ービス
業
なし
計算業務の
委託
-175-
取引金額
(千円)
科目
期末残高
(千円)
175,210
長期差
入保証
金
116,378
計算委託料支
払
92,974
その他
未払金
ハウジングサ
ービス料支払
16,824
その他
未払金
1,514
メールシステ
ムサービス料
支払
36,923
その他
未払金
3,323
IT 関連業務支
援
18,002
その他
未払金
1,736
8,479
当事業年度(自
種類
会社等の
名称又は
氏名
平成 27 年 4 月 1 日
所在地
資本金又は出
資金(千円)
至
平成 28 年 3 月 31 日)
事業の
内容又
は職業
議決権等の
所有(被所
有)割合(%)
関連当事者
との関係
取引の内容
同一の親
会社を持
つ会社
みずほ証
券プロパ
ティマネ
ジメント
株式会社
東京都
中央区
4,110,000
不動産
賃貸業
直接 4.05
事務所の賃
借
事務所の賃借
同一の親
会社を持
つ会社
日本証券
テクノロ
ジー株式
会社
東京都
中央区
228,000
情報サ
ービス
業
なし
計算業務の
委託
取引金額
(千円)
科目
期末残高
(千円)
175,210
長期差
入保証
金
16,314
計算委託料支
払
96,300
その他
未払金
8,725
ハウジングサ
ービス料支払
16,824
その他
未払金
1,514
メールシステ
ムサービス料
支払
36,923
その他
未払金
3,323
IT 関連業務支
援
18,163
その他
未払金
1,728
(注)1.上記(ア)~(イ)の金額のうち、取引金額と長期差入保証金の期末残高には消費税等が含まれておらず、未払手数
料とその他未払金の期末残高には消費税等が含まれております。
(注)2.取引条件及び取引条件の決定方法等
(1)代行手数料については、投資信託の信託約款に定める受益者が負担する信託報酬のうち、当社が受け取る委託者報酬
から支払われます。委託者報酬の配分は両社協議のうえ合理的に決定しております。
(2)事務所の賃借料の支払については、差入保証金の総額及び近隣の賃借料を勘案し、協議のうえ決定しております。
なお、期末残高については、当事業年度より原状回復費 100,064 千円を差引いた金額になっております。
(3)計算委託料、ハウジングサービス料及びメールシステムサービス料の支払は、協議のうえ合理的に決定しておりま
す。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
親会社情報
みずほ証券株式会社(非上場)
-176-
(1 株当たり情報)
前事業年度
(自
至
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純利益金額
当事業年度
平成 26 年 4 月 1 日
(自
平成 27 年 3 月 31 日)
至
平成 27 年 4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日)
11,433 円 05 銭
11,481 円 90 銭
1,976 円 56 銭
2,052 円 45 銭
(注)1.潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(注)2.1 株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前事業年度
当事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
当期純利益金額(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円)
普通株式に係る当期純利益金額(千円)
期中平均株式数(千株)
-177-
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
3,585,212
3,722,880
-
-
3,585,212
3,722,880
1,813
1,813
中間財務諸表
(1)中間貸借対照表
(単位:千円)
当中間会計期間
(平成 28 年 9 月 30 日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
有価証券
未収委託者報酬
未収運用受託報酬
繰延税金資産
その他
流動資産合計
7,314,360
101,520
3,004,856
74,687
281,201
334,195
11,110,820
固定資産
有形固定資産
器具・備品(純額)
建設仮勘定
31,241
3,819
有形固定資産合計
※1
35,061
無形固定資産
ソフトウェア
ソフトウェア仮勘定
その他
52,424
20,936
91
無形固定資産合計
73,452
投資その他の資産
投資有価証券
長期繰延税金資産
前払年金費用
その他
2,589,863
22,056
352,195
29,332
投資その他の資産合計
2,993,448
固定資産合計
3,101,961
資産合計
14,212,782
-178-
(単位:千円)
当中間会計期間
(平成 28 年 9 月 30 日)
負債の部
流動負債
未払金
未払収益分配金
未払償還金
未払手数料
その他未払金
153
4,216
1,406,798
284,198
未払金合計
1,695,367
未払費用
未払法人税等
未払消費税等
賞与引当金
訴訟損失引当金
※2
流動負債合計
801,111
850,492
113,638
382,000
70,000
3,912,609
固定負債
退職給付引当金
160,185
固定負債合計
160,185
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
資本準備金
資本剰余金合計
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金
利益剰余金合計
株主資本合計
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等合計
純資産合計
負債純資産合計
4,072,794
4,524,300
2,761,700
2,761,700
360,493
2,473,372
2,833,866
10,119,866
20,122
20,122
10,139,988
14,212,782
-179-
(2)中間損益計算書
(単位:千円)
当中間会計期間
(自 平成 28 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 9 月 30 日)
営業収益
委託者報酬
運用受託報酬
営業収益合計
営業費用及び一般管理費
営業利益
※1
営業外収益
受取配当金
有価証券利息
受取利息
時効成立分配金・償還金
その他
19,468,460
95,090
19,563,551
16,721,767
2,841,783
32,758
522
2,296
10
531
営業外収益合計
36,119
営業外費用
その他
34
営業外費用合計
34
経常利益
2,877,868
特別利益
固定資産売却益
投資有価証券売却益
1,354
9,179
10,533
特別利益合計
特別損失
固定資産売却損
投資有価証券評価損
固定資産除却損
訴訟損失引当金繰入額
合併関連費用
3,996
58,055
50
30,000
11,926
特別損失合計
104,028
税引前中間純利益
2,784,373
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
795,495
85,212
法人税等合計
880,707
中間純利益
1,903,666
-180-
(3)中間株主資本等変動計算書
当中間会計期間(自
平成 28 年 4 月 1 日
至
(単位:千円)
平成 28 年 9 月 30 日)
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
資 本
利 益
準備金
準備金
繰 越
別 途
利 益
積立金
当期首残高
4,524,300
2,761,700
360,493
剰余金
8,900,000
4,185,368
△8,900,000
8,900,000
当中間期変動額
別途積立金取崩
剰余金の配当
△12,515,661
中間純利益
1,903,666
株主資本以外の項目の
当中間期変動額(純額)
当中間期変動額合計
当中間期末残高
-
-
-
△8,900,000
△1,711,995
4,524,300
2,761,700
360,493
-
2,473,372
株主資本
評価・換算差額等
利益剰余金
株 主
利 益
その他有価証
資 本
剰余金
純資産合計
券評価差額金
合 計
合 計
当期首残高
13,445,861
20,731,861
94,744
20,826,605
-
-
-
△12,515,661
△12,515,661
△12,515,661
1,903,666
1,903,666
1,903,666
当中間期変動額
別途積立金取崩
剰余金の配当
中間純利益
株主資本以外の項目の
当中間期変動額(純額)
当中間期変動額合計
当中間期末残高
△74,622
△74,622
△10,611,995
△10,611,995
△74,622
△10,686,617
2,833,866
10,119,866
20,122
10,139,988
-181-
[注記事項]
(重要な会計方針)
1.資産の評価基準及び評価方法
(1)有価証券
① 関連会社株式
総平均法による原価法
② その他有価証券
時価のあるもの
当中間会計期間末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、
売却原価は、総平均法により算定)
時価のないもの
総平均法による原価法
2.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産
器具備品
定率法
なお、主な耐用年数は 2~20 年であります。
(2)無形固定資産
定額法。
なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5 年)に基づく定額法によ
り償却しております。
3.引当金の計上基準
(1)賞与引当金
従業員に対する賞与の支払いに備えるため、支給見込額の当中間会計期間末日対応分を計上しており
ます。
(2)訴訟損失引当金
訴訟に対する損失に備えるため、将来発生する可能性のある金額を見積もり、必要と認められる額を
計上しております。
(3)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、
当中間会計期間末日において発生していると認められる額を計上しております。
①退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当中間会計期間末までの期間に帰属させる方法に
ついては、給付算定式基準によっております。
②数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
過去勤務費用については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10 年)に
よる定額法により費用処理しております。
数理計算上の差異については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10
年)による定額法により翌期から費用処理することとしております。
4.その他中間財務諸表作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は、税抜方式によっており、控除対象外消費税等は、当中間会計期間の費用と
して処理しております。
-182-
(中間貸借対照表関係)
※1.資産の金額から直接控除している減価償却累計額の額
当中間会計期間
(平成 28 年 9 月 30 日)
498,091 千円
有形固定資産の減価償却累計額
※2.消費税等の取扱い
仮払消費税等及び仮受消費税等は相殺のうえ、「未払消費税等」として表示しております。
(中間損益計算書関係)
※1.減価償却実施額は、次のとおりであります。
当中間会計期間
(自 平成 28 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 9 月 30 日)
9,695 千円
9,425 千円
有形固定資産
無形固定資産
(中間株主資本等変動計算書関係)
当中間会計期間(自 平成 28 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 9 月 30 日)
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
1,813,864
減少
-
当中間会計期間末
-
1,813,864
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の
種類
平成 28 年 6 月 15 日
普通
取締役会
株式
配当金の
総額(千円)
1株当たり
配当額(円)
12,515,661
6,900
基準日
効力発生日
平成 28 年 7 月 5 日
平成 28 年 7 月 27 日
(2)基準日が当中間会計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当中間会計期間後となるもの
該当事項はありません。
-183-
(金融商品関係)
金融商品の時価等に関する事項
中間貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を
把握することが極めて困難と認められるものは、含まれておりません((注)2.参照)。
当中間会計期間(自 平成 28 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 9 月 30 日)
中間貸借対照表計上額
時価
差額
(千円)
(千円)
(千円)
(1) 現金及び預金
7,314,360
7,314,360
(2) 有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
2,415,231
2,415,231
(3) 未収委託者報酬
3,004,856
3,004,856
(4) 未払手数料
1,406,798
1,406,798
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
(1) 現金及び預金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額
によっております。
(2) 有価証券及び投資有価証券
これらの時価について、投資信託は基準価額によっております。
(3) 未収委託者報酬
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額
によっております。
(4) 未払手数料
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額
によっております。
(注)2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
区分
中間貸借対照表計上額(千円)
非上場株式
276,151
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、
「(2) 有価証券及び投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
(有価証券関係)
当中間会計期間(平成 28 年 9 月 30 日)
1.関連会社株式
関連会社株式(中間貸借対照表計上額 77,100 千円)は、市場価格がなく、時価を把握することが
極めて困難と認められることから、記載しておりません。
-184-
2.その他有価証券
種類
中間貸借対照表
計上額(千円)
-
取得原価
(千円)
差額
(千円)
(1)株式
中間貸借対照表計上額 (2)債券
が取得原価を超えるも
①国債・地方債等
の
②社債
③その他
(3)その他
921,189
730,244
190,944
小計
921,189
730,244
190,944
(1)株式
中間貸借対照表計上額 (2)債券
が取得原価を超えない
①国債・地方債等
もの
②社債
③その他
(3)その他
1,494,041
1,656,021
△161,979
小計
1,494,041
1,656,021
△161,979
合計
2,415,231
2,386,265
28,965
(注)非上場株式(中間貸借対照表計上額 199,051 千円)については、市場価格がなく、時価を把握す
ることが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
(デリバティブ取引関係)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
[セグメント情報]
当社は、資産運用業という単一セグメントであるため、記載を省略しております。
[関連情報]
当中間会計期間(自 平成 28 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 9 月 30 日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社の製品及びサービス区分の決定方法は、中間損益計算書の営業収益各項目の区分と同一である
ことから、製品及びサービスごとの売上高の記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)営業収益
当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的に負担する主要な受
益者の情報は制度上、把握し得ないため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額は、中間貸借対照表の有形固定資産の金額と同一である
ことから、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的に負担する主要な受益
者の情報は制度上、把握し得ないため、記載を省略しております。
-185-
[報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報]
該当事項はありません。
[報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報]
該当事項はありません。
[報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報]
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
1株当たり純資産額及び算定上の基礎並びに1株当たり中間純利益金額及び算定上の基礎は、以下
のとおりであります。
当中間会計期間
項目
(平成 28 年 9 月 30 日)
(1)1 株当たり純資産額
5,590 円 26 銭
(算定上の基礎)
純資産の部の合計額(千円)
10,139,988
普通株式に係る中間期末の純資産額(千円)
10,139,988
普通株式の発行済株式数(株)
1,813,864
普通株式の自己株式数(株)
1株当たり純資産の算定に用いられた
1,813,864
中間期末の普通株式の数(株)
当中間会計期間
(自 平成 28 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 9 月 30 日)
1,049 円 50 銭
項目
(2)1 株当たり中間純利益金額
(算定上の基礎)
中間純利益金額(千円)
1,903,666
普通株主に帰属しない金額(千円)
普通株式に係る中間純利益金額(千円)
1,903,666
普通株式の期中平均株式数(株)
1,813,864
(注)潜在株式調整後 1 株当たり中間純利益金額については、潜在株式は存在しないため、記載してお
りません。
-186-
(追加情報)
役員賞与引当金
当社は、平成 28 年 9 月 7 日開催の臨時株主総会において、当中間会計期間中の業績等を勘案し役員に
対して賞与を支給することを決議しました。
これに伴い、当中間会計期間末における役員賞与引当金 20,525 千円は「その他未払金」に振替えて表
示しております。
役員退職慰労引当金
当社は、平成 28 年 9 月 7 日開催の臨時株主総会において、みずほ投信投資顧問株式会社との間の吸収
合併契約に従い、当会社が当該吸収合併により消滅する時をもって退任となる全取締役及び全監査役に
対して、在任中の労に報いるため、当会社所定の基準による相当額の範囲で退職慰労金を支給すること
を決議しました。
これに伴い、当中間会計期間において 74,853 千円を支給し、引当金全額の取崩しを行っております。
執行役員退職慰労引当金
当社は、平成 28 年 9 月 14 日開催の取締役会において、みずほ投信投資顧問株式会社との間の吸収合
併契約に従い、当会社が当該吸収合併により消滅する時をもって退任となる全執行役員に対して、在任
中の労に報いるため、当会社所定の基準による相当額の範囲で退職慰労金を支給することを決議しまし
た。
これに伴い、当中間会計間において 101,916 千円を支給し、引当金全額の取崩しを行っております。
繰延税金資産
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」
(企業会計基準適用指針第 26 号 平成 28 年 3 月 28
日)を当中間会計期間から適用しております。
(重要な後発事象)
当社(以下「新光投信」という)は、平成 28 年 7 月 13 日付で締結した、DIAM アセットマネジメン
ト株式会社(以下「DIAM」という)、みずほ信託銀行株式会社(以下「TB」という)及びみずほ投信投
資顧問株式会社(以下「MHAM」という)
(以下総称して「統合 4 社」という)間の「統合契約書」に基
づき、平成 28 年 10 月 1 日付で統合いたしました。
1.企業結合日
平成 28 年 10 月 1 日
2.企業結合の方法
①MHAM を吸収合併存続会社、新光投信を吸収合併消滅会社とする吸収合併、②TB を吸収分割会
社、吸収合併後の MHAM を吸収分割承継会社とし、同社が TB 資産運用部門に係る権利義務を承継す
る吸収分割、③DIAM を吸収合併存続会社、MHAM を吸収合併消滅会社とする吸収合併の順に実施。
4【利害関係人との取引制限】
委託会社は、「金融商品取引法」の定めるところにより、利害関係人との取引について、次に掲げる行為
が禁止されています。
(1) 自己又はその取締役若しくは執行役との間における取引を行うことを内容とした運用を行うこと(投資
者の保護に欠け、若しくは取引の公正を害し、又は金融商品取引業の信用を失墜させるおそれがないもの
として内閣府令で定めるものを除きます。)。
-187-
(2) 運用財産相互間において取引を行うことを内容とした運用を行うこと(投資者の保護に欠け、若しくは
取引の公正を害し、又は金融商品取引業の信用を失墜させるおそれがないものとして内閣府令で定めるも
のを除きます。)。
(3) 通常の取引の条件と異なる条件であって取引の公正を害するおそれのある条件で、委託会社の親法人等
(委託会社の総株主等の議決権の過半数を保有していることその他の当該金融商品取引業者と密接な関係
を有する法人その他の団体として政令で定める要件に該当する者をいいます。以下(4)および(5)において
同じ。)又は子法人等(委託会社が総株主等の議決権の過半数を保有していることその他の当該金融商品
取引業者と密接な関係を有する法人その他の団体として政令で定める要件に該当する者をいいます。以下
同じ。)と有価証券の売買その他の取引又は店頭デリバティブ取引を行うこと。
(4) 委託会社の親法人等又は子法人等の利益を図るため、その行う投資運用業に関して運用の方針、運用財
産の額若しくは市場の状況に照らして不必要な取引を行うことを内容とした運用を行うこと。
(5) 上記(3)および(4)に掲げるもののほか、委託会社の親法人等又は子法人等が関与する行為であって、投
資者の保護に欠け、若しくは取引の公正を害し、又は金融商品取引業の信用を失墜させるおそれのあるも
のとして内閣府令で定める行為
5【その他】
(1) 定款の変更、事業譲渡又は事業譲受、出資の状況その他の重要事項
平成 28 年9月7日付で、株式に関する事項等の定款の変更を行いました。
平成 28 年 10 月1日に、DIAMアセットマネジメント株式会社は、みずほ投信投資顧問株式会社、新
光投信株式会社、みずほ信託銀行株式会社(資産運用部門)と統合し、商号をアセットマネジメントOn
e株式会社に変更しました。なお、当該統合に伴い、監査等委員会設置会社に移行しました。
(2) 訴訟事件その他の重要事項
委託会社およびファンドに重要な影響を与えた事実、または与えると予想される事実はありません。
-188-
約款
-189-
追加型証券投資信託
グローバル資源株ファンド
運用の基本方針
約款第19条の規定に基づき、委託者の別に定める運用の基本方針は、次のものといたします。
基本方針
この投資信託は、信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行います。
運用方法
(1)投資対象
「ブラックロック・グローバル・ファンズ ワールド・マイニング・ファンド(ルクセンブルグ籍証券投資法人)ク
ラスJ投資証券」および「ブラックロック・グローバル・ファンズ ワールド・エネルギー・ファンド(ルクセンブルグ
籍証券投資法人)クラスX投資証券」(以下各々を「BGFワールド・マイニング・ファンド」および「BGFワールド・エネ
ルギー・ファンド」といいます。)を主要投資対象とします。
(2)投資態度
① BGFワールド・マイニング・ファンドおよびBGFワールド・エネルギー・ファンドへの投資を通じて、世界の鉱山株
およびエネルギー関連株に投資します。
② 各投資信託証券への投資割合は、BGFワールド・マイニング・ファンドに3分の2程度、BGFワールド・エネルギー・
ファンドに3分の1程度とすることを基本とします。ただし、基本投資割合は、市況動向、ファンドの資金事情、およ
び各投資信託証券の収益性・流動性等を勘案して変更することがあります。
③ 投資信託証券の合計組入比率は、高位を維持することを基本とします。
④ 外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行いません。
⑤ 市況動向、ファンドの資金事情、残存信託期間等によっては、上記のような運用ができない場合があります。
⑥ 運用指図に関する権限の一部(円の余資運用以外の運用の指図に関する権限)を、ブラックロック・ジャパン株式
会社に委託します。
(3)投資制限
① 投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
② 外貨建資産への投資割合には制限を設けません。
③ 同一銘柄の投資信託証券への投資割合は、原則として信託財産の純資産総額の50%以下とします。ただし、約款ま
たは規約においてファンド・オブ・ファンズにのみ取得されることが定められている投資信託証券については、信託
財産の純資産総額の50%を超えて取得できるものとします。
④ 株式への直接投資は行いません。
収益分配方針
第2期以降の毎計算期末に、原則として以下の方針に基づき分配を行います。
① 分配対象額の範囲は、経費控除後の繰越分を含めた配当等収益および売買益(評価益を含みます。)等の全額とし
ます。
② 分配金額は、委託者が基準価額の水準や市況動向等を勘案して決定します。ただし、分配対象額が少額の場合には
分配を行わないことがあります。
③ 収益分配に充てなかった利益については、運用の基本方針に基づいて運用を行います。
-190-
追加型証券投資信託
グローバル資源株ファンド
約款
信託の種類、委託者および受託者
第1条 この信託は、証券投資信託であり、アセットマネジメントOne 株式会社を委託者とし、みずほ信託銀行株式会社
を受託者とします。
② この信託は、信託法(平成18年法律第108号)(以下「信託法」といいます。)の適用を受けます。
信託事務の委託
第2条 受託者は、信託法第28条第1号に基づく信託事務の委託として、信託事務の処理の一部について、金融機関の信
託業務の兼営等に関する法律第1条第1項の規定による信託業務の兼営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利
害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第2条第1項にて準用する信託業法第29条第2項第1号に規定
する利害関係人をいいます。以下この条において同じ。)を含みます。)と信託契約を締結し、これを委託する
ことができます。
② 前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生じることがない場合に行う
ものとします。
信託の目的および金額
第3条 委託者は、金500億円を上限として受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者はこれを引受けます。
信託金の限度額
第4条 委託者は、受託者と合意のうえ、金5,000億円を限度として信託金を追加することができます。
② 委託者は、受託者と合意のうえ、前項の限度額を変更することができます。
信託期間
第5条 この信託の期間は、信託契約締結日から平成30年5月20日までとします。
受益権の取得申込みの勧誘の種類
第6条 この信託に係る受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第2条第3項第1号に掲げる場合に該当し、投資信
託及び投資法人に関する法律第2条第8項で定める公募により行われます。
当初の受益者
第7条 この信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取得申込者とし、第8条の規定
により分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得申込者に帰属します。
受益権の分割および再分割
第8条 委託者は、第3条の規定による受益権について500億口を上限に、追加信託によって生じた受益権については、こ
れを追加信託のつど第9条第1項の追加口数に、それぞれ均等に分割します。
② 委託者は、受益権の再分割を行いません。ただし、社債、株式等の振替に関する法律が施行された場合には、
受託者と協議のうえ、一定日現在の受益権を均等に再分割できるものとします。
追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法
第9条 追加信託金は、追加信託を行う日の前営業日の基準価額に、当該追加信託に係る受益権の口数を乗じた額としま
す。
② この約款において基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券および第22条に規定する借
入有価証券を除きます。)を法令および一般社団法人投資信託協会規則に従って時価評価して得た信託財産の資
産総額から負債総額を控除した金額(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権総口数で除し
た金額をいいます。なお、外貨建資産(外国通貨表示の有価証券(以下「外貨建有価証券」といいます。)、預
金その他の資産をいいます。以下同じ。)の円換算については、原則として、わが国における計算日の対顧客電
信売買相場の仲値によって計算します。
③ 第24条に規定する予約為替の評価は、原則として、わが国における計算日の対顧客先物売買相場の仲値による
ものとします。
信託日時の異なる受益権の内容
第10条 この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより差異を生ずることはありません。
受益権の帰属と受益証券の不発行
第11条 この信託のすべての受益権は、社債等の振替に関する法律(政令で定める日以降「社債、株式等の振替に関す
る法律」となった場合は読み替えるものとし、「社債、株式等の振替に関する法律」を含め「社振法」といいま
す。以下同じ。)の規定の適用を受けることとし、受益権の帰属は、委託者があらかじめこの投資信託の受益権
を取り扱うことについて同意した一の振替機関(社振法第2条に規定する「振替機関」をいい、以下「振替機関」
といいます。)および当該振替機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管理機関」をいい、振
替機関を含め、以下「振替機関等」といいます。)の振替口座簿に記載または記録されることにより定まります
(以下、振替口座簿に記載または記録されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。
② 委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を取り消された場合ま
たは当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関の振替業を承継する者が存在しない場合その他やむを
得ない事情がある場合を除き、振替受益権を表示する受益証券を発行しません。なお、受益者は、委託者がやむ
を得ない事情等により受益証券を発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益証券への変更の請求、
記名式受益証券から無記名式受益証券への変更の請求、受益証券の再発行の請求を行わないものとします。
③ 委託者は、第8条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座簿への新たな記載または記録
をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行うものとします。振替機関等は、委託者から振替機関へ
の通知があった場合、社振法の規定に従い、その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。
-191-
受益権の設定に係る受託者の通知
第12条 受託者は、第3条の規定による受益権については信託契約締結日に、また、追加信託により生じた受益権につい
ては追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替機関へ当該受益権に係る信託を設定した旨の通知を行
います。
受益権の申込単位および価額
第13条 委託者の指定する第一種金融商品取引業者(金融商品取引法第28条第1項に規定する第一種金融商品取引業を行
う者をいいます。以下同じ。)および登録金融機関(金融商品取引法第2条第11項に規定する登録金融機関をいい、
以下、委託者の指定する第一種金融商品取引業者および登録金融機関を総称して「指定販売会社」といいま
す。)は、第8条第1項の規定により分割される受益権を、その取得申込者に対し、指定販売会社がそれぞれ委託
者の承認を得て定める申込単位をもって取得申込みに応ずることができるものとします。
② 前項の取得申込者は指定販売会社に、取得申込みと同時にまたは予め、自己のために開設されたこの信託の受
益権の振替を行うための振替機関等の口座を示すものとし、当該口座に当該取得申込者に係る口数の増加の記載
または記録が行われます。なお、指定販売会社は、当該取得申込の代金(第4項の受益権の価額に当該取得申込の
口数を乗じて得た額をいいます。)の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者に係る口数の増加の記載
または記録を行うことができます。
③ 第1項の規定にかかわらず、取得申込日がルクセンブルグ証券取引所の休業日またはルクセンブルグの銀行の休
業日(半日営業日を含みます。)のいずれかに該当する場合には、受益権の取得申込みの受付は行いません。
④ 第1項の場合の受益権の価額は、取得申込日の翌営業日の基準価額に、手数料および当該手数料に係る消費税な
らびに地方消費税に相当する金額(以下「消費税等相当額」といいます。)を加算した価額とします。ただし、
この信託契約締結日前の取得申込みに係る受益権の価額は、1口につき1円に、手数料および当該手数料に係る消
費税等相当額を加算した価額とします。
⑤ 前項の手数料の額は、取得申込日の翌営業日の基準価額(信託契約締結日前の取得申込みについては、1口につ
き1円)に、指定販売会社がそれぞれ別に定める率を乗じて得た額とします。
⑥ 前各項の規定にかかわらず、指定販売会社が受益者と結んだ別に定める収益分配金の再投資に関する契約(以
下「別に定める契約」といいます。)に基づいて収益分配金を再投資する場合においては、1口の整数倍をもって
当該取得の申込みに応ずることができるものとします。この場合の受益権の価額は、原則として第33条に規定する
各計算期間終了日の基準価額とします。
⑦ 前各項の規定にかかわらず、取引所(金融商品取引法第2条第16項に規定する金融商品取引所および金融商品取
引法第2条第8項第3号ロに規定する外国金融商品市場をいいます。以下同じ。)における取引の停止、外国為替取
引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、指定販売会社は、受益権の取得申込みの受付
を中止すること、およびすでに受付けた取得申込みの受付を取り消すことができます。
受益権の譲渡に係る記載または記録
第14条 受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載または記録
されている振替口座簿に係る振替機関等に振替の申請をするものとします。
② 前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡に係る譲渡人の保有する受益権の口数の減少およ
び譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座簿に記載または記録するものとします。た
だし、前項の振替機関等が振替先口座を開設したものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替
機関等(当該他の振替機関等の上位機関を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益
権の口数の増加の記載または記録が行われるよう通知するものとします。
③ 委託者は、第1項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載または記録されている
振替口座簿に係る振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替機関等が異なる場合等において、委託者が必
要と認めるときまたはやむを得ない事情があると判断したときは、振替停止日や振替停止期間を設けることがで
きます。
受益権の譲渡の対抗要件
第15条 受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託者および受託者に対
抗することができません。
投資の対象とする資産の種類
第16条 この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第1項で定めるものをいい
ます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形(イ.に該当するものを除きます。)
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
運用の指図範囲
第17条 委託者(第20条に規定する委託者から委託を受けた者を含みます。以下、本条、第18条、第19条、第21条、第
22条、第24条、第25条第3項第3号、第28条、第29条および第31条について同じ。)は、信託金を、外国投資証券
である「ブラックロック・グローバル・ファンズ ワールド・マイニング・ファンド(ルクセンブルグ籍証券投
資法人)クラスJ投資証券」および「ブラックロック・グローバル・ファンズ ワールド・エネルギー・ファンド
(ルクセンブルグ籍証券投資法人)クラスX投資証券」のほか、次の有価証券(金融商品取引法第2条第2項の規定
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により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)に投資することを指図します。
1.コマーシャル・ペーパーおよび短期社債等
2.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前号の証券または証書の性質を有するもの
3.国債証券、地方債証券、特別の法律により法人が発行する債券および社債券(新株引受権証券と社債券とが一
体となった新株引受権付社債券の新株引受権証券および短期社債等を除きます。)
4.外国法人が発行する譲渡性預金証書
5.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第14号で定める受益証券発行信託の受益証券に限りま
す。)
なお、「ブラックロック・グローバル・ファンズ ワールド・マイニング・ファンド(ルクセンブルグ籍証券
投資法人)クラスJ投資証券」および「ブラックロック・グローバル・ファンズ ワールド・エネルギー・ファン
ド(ルクセンブルグ籍証券投資法人)クラスX投資証券」を以下「投資信託証券」といい、第3号の証券を以下
「公社債」といい、公社債にかかる運用の指図は買い現先取引(売戻し条件付きの買い入れ)および債券貸借取
引(現金担保付き債券借入れ)に限り行うことができるものとします。
② 委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取引法第2条第2項の規定
により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)により運用することを指図することができま
す。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第14号に規定する受益証券発行信託を除きます。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
利害関係人等との取引等
第18条 受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投資信託及び投資法人に関す
る法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指図により、信託財産と、受託者(第三者との間におい
て信託財産のためにする取引その他の行為であって、受託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みま
す。)および受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第2条第1項にて準用する信託業法
第29条第2項第1号に規定する利害関係人をいいます。以下本項、次項および第25条において同じ。)、第25条第1
項に定める信託業務の委託先およびその利害関係人または受託者における他の信託財産との間で、前2条に掲げる
資産への投資等ならびに第22条、第24条、第28条、第29条および第30条に掲げる取引その他これらに類する行為
を行うことができます。
② 受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理として行うことができる取引そ
の他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の計算で行うことができるものとします。なお、受託者
の利害関係人が当該利害関係人の計算で行う場合も同様とします。
③ 委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、信託
財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害関係人等(金融商品取引法第31条の4第3項および同条
第4項に規定する親法人等又は子法人等をいいます。)または委託者が運用の指図を行う他の信託財産との間で、
前2条に掲げる資産への投資等ならびに第22条、第24条、第28条、第29条および第30条に掲げる取引その他これら
に類する行為を行うことの指図をすることができ、受託者は、委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取
引、当該行為を行うことができます。
④ 前3項の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第31条第3項および同法第32条第3項の通知は行い
ません。
運用の基本方針
第19条 委託者は、信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針にしたがって、その指図を行います。
運用の権限委託
第20条 委託者は、運用の指図に関する権限のうち、次に関する権限を次の者に委託します。
委託する範囲:円の余資運用指図に関する権限以外のこの信託の運用の指図に関する権限
委 託 先 名 称:ブラックロック・ジャパン株式会社
委託先所在地:東京都千代田区丸の内一丁目8番3号
② 前項の委託を受けた者が受ける報酬は、報酬支払いの計算期間を毎年5月21日から同年11月20日までおよび毎年
11月21日から翌年5月20日までとすることを原則とし、当該計算期間の終了日に、第36条に基づいて委託者が受け
る報酬から支弁するものとします。ただし、報酬支払いの計算期間終了日に該当する日(以下「当該日」といい
ます。)が休業日のとき、報酬支払いの計算期間終了日は当該日の翌日以降の最初の営業日とし、その翌日より次
の報酬支払いの計算期間が開始されるものとします。ただし、初回の報酬支払いの計算期間は、この信託の信託
契約締結日から平成20年11月20日までとします。
③ 前項の報酬額は、報酬支払いの計算期間を通じて毎日、この信託財産に属する投資信託証券の時価総額の合計
額に年10,000分の70の率を乗じて得た額とします。
④ 第2項の規定にかかわらず、この信託が終了した場合および運用委託契約が終了した場合には、各終了時点にお
いて前項に定める報酬(ただし、この場合の報酬は、報酬支払いの計算期間の末日をこの信託が終了した期日ま
たは運用委託契約の終了日として計算するものとします。)を支弁するものとします。
⑤ 第1項の規定にかかわらず、第1項により委託を受けた者が、法律に違反した場合、信託契約に違反した場合、
信託財産に重大な損失を生ぜしめた場合等において、委託者は、運用の指図に関する権限の委託を中止または委
託の内容を変更することができます。
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同一銘柄の投資信託証券への投資制限
第21条 委託者は、信託財産に属する同一銘柄の投資信託証券の時価総額が、信託財産の純資産総額の100分の50を超え
ることとなる投資の指図をしません。
② 前項の規定にかかわらず、約款または規約においてファンド・オブ・ファンズにのみ取得されることが定めら
れている投資信託証券については、信託財産の純資産総額に対する同一銘柄の時価総額の制限は設けません。
デリバティブ取引等に係る投資制限
第21条の2 委託者は、デリバティブ取引等(この信託財産に属する投資信託証券に係る投資信託において取引されるデ
リバティブ取引等(金融商品取引法第2条第20項に規定するものをいい、新株予約権証券、新投資口予約権証券
またはオプションを表示する証券もしくは証書に係る取引、選択権付債券売買および商品投資等取引(投資信託
及び投資法人に関する法律施行令第3条第10号に規定するものをいう。)を含みます。以下同じ。))について、
一般社団法人投資信託協会の規則に定める合理的な方法により算出した額が信託財産の純資産総額を原則として
超えることとならないよう管理します。
公社債の借入れの指図および範囲
第22条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をすることができます。なお、当該
公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めたときは、担保の提供の指図を行うものとします。
② 前項の指図は、当該借入れに係る公社債の時価総額が信託財産の純資産総額の範囲内とします。
③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れに係る公社債の時価総額が信託財産の純資産総額を超える
こととなった場合には、委託者はすみやかに、その超える額に相当する借り入れた公社債の一部を返還するため
の指図をするものとします。
④ 第1項の借入れに係る品借料は信託財産中から支弁します。
特別の場合の外貨建有価証券への投資制限
第23条 外貨建有価証券への投資については、わが国の国際収支上の理由等により特に必要と認められる場合には、制
約されることがあります。
外国為替予約の指図
第24条 委託者は、信託財産に属する外貨建資産について、当該外貨建資産の為替ヘッジのため、外国為替の売買の予
約を指図することができます。
信託業務の委託等
第25条 受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第22条第1項に定める信託業務の委託をす
るときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの(受託者の利害関係人を含みます。)を委託先として選定
します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務に係る実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力があると認められること
3.委託される信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等の管理を行う体制が整備され
ていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
② 受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げる基準に適合していること
を確認するものとします。
③ 前2項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委託者が適当と認める者(受託者の利
害関係人を含みます。)に委託することができるものとします。
1.信託財産の保存に係る業務
2.信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業務
3.委託者のみの指図により信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のために必要な行為に係る業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
混蔵寄託
第26条 金融機関または第一種金融商品取引業者等(第一種金融商品取引業者および外国の法令に準拠して設立された
法人でこの者に類する者をいいます。以下同じ。)から、売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で
決済する取引により取得した外国において発行された譲渡性預金証書またはコマーシャル・ペーパーは、当該金
融機関または第一種金融商品取引業者等が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または第一種金融商品取
引業者等の名義で混蔵寄託できるものとします。
信託財産の登記等および記載等の留保等
第27条 信託の登記または登録をすることができる信託財産については、信託の登記または登録をすることとします。
ただし、受託者が認める場合は、信託の登記または登録を留保することがあります。
② 前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認めるときは、速やかに登記
または登録をするものとします。
③ 信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる信託財産については、信託財産に属する旨の記載ま
たは記録をするとともに、その計算を明らかにする方法により分別して管理するものとします。ただし、受託者
が認める場合は、その計算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。
④ 動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほか、その計算を明らかにす
る方法により分別して管理することがあります。
有価証券の売却等の指図
第28条 委託者は、信託財産に属する有価証券の売却等の指図ができます。
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再投資の指図
第29条 委託者は、前条の規定による有価証券の売却代金、有価証券に係る償還金等、有価証券等に係る利子等および
その他の収入金を再投資することの指図ができます。
資金の借入れ
第30条 委託者は、信託財産の効率的な運用および運用の安定性に資するため、一部解約に伴う支払資金の手当て(一
部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返済を含みます。)を目的として、または再投資に係る
収益分配金の支払資金の手当てを目的として、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をす
ることができます。なお、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
② 一部解約に伴う支払資金の手当てに係る借入期間は、受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する
有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券
等の解約代金入金日までの間もしくは受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の償還
金の入金日までの期間が5営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売却代金、解約
代金等および償還金の合計額を限度とします。ただし、資金借入額は、借入指図を行う日における信託財産の純
資産総額の10%を上回らない範囲内とします。
③ 収益分配金の再投資に係る借入期間は信託財産から収益分配金が支弁される日からその翌営業日までとし、資
金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
④ 借入金の利息は信託財産中より支弁します。
損益の帰属
第31条 委託者の指図に基づく行為により信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。
受託者による資金の立替え
第32条 信託財産に属する有価証券について、借替えがある場合で、委託者の申出があるときは、受託者は資金の立替
えをすることができます。
② 信託財産に属する有価証券に係る償還金等、有価証券等に係る利子等およびその他の未収入金で、信託終了日
までにその金額を見積りうるものがあるときは、受託者がこれを立替えて信託財産に繰入れることができます。
③ 前2項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりそのつど別にこれを定めます。
信託の計算期間
第33条 この信託の計算期間は、毎年2月21日から5月20日まで、5月21日から8月20日まで、8月21日から11月20日までお
よび11月21日から翌年2月20日までとすることを原則とします。ただし、第1計算期間は、平成20年7月31日から平
成20年8月20日までとします。
② 前項の規定にかかわらず、前項の原則により計算期間終了日に該当する日(以下「当該日」といいます。)が休
業日のとき、計算期間終了日は当該日の翌日以降の最初の営業日とし、その翌日より次の計算期間が開始される
ものとします。ただし、最終計算期間の終了日は、第5条に定める信託期間の終了日とします。
信託財産に関する報告等
第34条 受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、これを委託者に提出します。
② 受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、これを委託者に提出しま
す。
③ 受託者は、前2項の報告を行うことにより、受益者に対する信託法第37条第3項に定める報告は行わないことと
します。
④ 受益者は、受託者に対し、信託法第37条第2項に定める書類または電磁的記録の作成に欠くことのできない情報
その他の信託に関する重要な情報および当該受益者以外の者の利益を害するおそれのない情報を除き、信託法第
38条第1項に定める閲覧または謄写の請求をすることはできないものとします。
信託事務の諸費用および監査費用
第35条 信託財産に関する租税、特定資産の価格等の調査に要する費用および当該費用に係る消費税等相当額、信託事
務の処理に要する諸費用、信託財産の財務諸表の監査に要する費用および当該費用に係る消費税等相当額、外国
における資産の保管等に要する費用および受託者の立替えた立替金の利息(以下「諸経費」といいます。)は、
受益者の負担とし、信託財産中から支弁します。
② 前項の信託財産の財務諸表の監査に要する費用および当該費用に係る消費税等相当額は、毎計算期末または信
託終了のとき、信託財産中から支弁します。
信託報酬等の総額
第36条 委託者および受託者の信託報酬の総額は、第33条に規定する計算期間を通じて毎日、信託財産の純資産総額に
年10,000分の173の率を乗じて得た額とします。
② 前項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のときに信託財産中から支弁するものとし、委託者と受託者と
の間の配分は別に定めます。
③ 第1項の信託報酬に係る消費税等相当額を、信託報酬支弁のときに信託財産中から支弁します。
収益の分配方式
第37条 信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、次の方法により処理します。
1.信託財産に属する配当等収益(配当金、利子およびこれ等に類する収益から支払利息を控除した額をいいます。
以下同じ。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬に係る消費税等相当額を控除した後、その残金を受益
者に分配することができます。なお、次期以降の分配金にあてるため、その一部を分配準備積立金として積立
てることができます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信
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託報酬に係る消費税等相当額を控除し、繰越欠損金のあるときは、その全額を売買益をもって補てんした後、
受益者に分配することができます。なお、次期以降の分配にあてるため、分配準備積立金として積立てること
ができます。
② 毎計算期末において、信託財産につき生じた損失は、次期に繰越すものとします。
収益分配金、償還金および一部解約金の支払い
第38条 収益分配金は、毎計算期間終了日後1ヵ月以内の委託者の指定する日から、毎計算期間の末日において振替機関
等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(当該収益分配金に係る計算期間の末日以前において一部解
約が行われた受益権に係る受益者を除きます。また、当該収益分配金に係る計算期間の末日以前に設定された受
益権で取得申込代金支払前のため指定販売会社の名義で記載または記録されている受益権については原則として
取得申込者とします。)に支払います。
② 前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する受益者に対しては、受託者が委
託者の指定する預金口座等に払い込むことにより、原則として、毎計算期間終了日の翌営業日に収益分配金が指
定販売会社に交付されます。この場合、指定販売会社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資に係る受益
権の売付を行います。当該再投資に係る売付により増加した受益権は、第11条第3項の規定にしたがい、振替口座
簿に記載または記録されます。
③ 一部解約金は、第41条第1項の受益者の請求を受付けた日から起算して原則として7営業日目から委託者の指定
する日から当該受益者に支払います。
④ 償還金(信託終了時における信託財産の純資産総額を受益権口数で除した額をいいます。以下同じ。)は、信
託終了日後1ヵ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録
されている受益者(信託終了日以前において一部解約が行われた受益権に係る受益者を除きます。また、当該信
託終了日以前に設定された受益権で取得申込代金支払前のため指定販売会社の名義で記載または記録されている
受益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。なお、当該受益者は、その口座が開設され
ている振替機関等に対して委託者がこの信託の償還をするのと引き換えに、当該償還に係る受益権の口数と同口
数の抹消の申請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載
または記録が行われます。
⑤ 前各項(第2項を除きます。)に規定する収益分配金、償還金および一部解約金の支払いは、指定販売会社の営
業所等において行うものとします。
⑥ 収益分配金、償還金および一部解約金に係る収益調整金は、原則として、各受益者毎の信託時の受益権の価額
等に応じて計算されるものとします。
⑦ 前項に規定する「収益調整金」は、所得税法施行令第27条の規定によるものとし、各受益者毎の信託時の受益
権の価額と元本との差額をいい、原則として、追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調
整されるものとします。また、前項に規定する「各受益者毎の信託時の受益権の価額等」とは、原則として、各
受益者毎の信託時の受益権の価額をいい、追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整さ
れるものとします。
収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責
第39条 受託者は、収益分配金については第38条第1項に規定する支払開始日および第38条第2項に規定する支払開始前
までに、償還金については第38条第4項に規定する支払開始日までに、一部解約金については第38条第3項に規定
する支払日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。
② 受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金および一部解約金を払い込ん
だ後は、受益者に対する支払いにつき、その責に任じないものとします。
収益分配金および償還金の時効
第40条 受益者が、収益分配金については第38条第1項に規定する支払開始日から5年間その支払いを請求しないとき、
ならびに信託終了による償還金については第38条第4項に規定する支払開始日から10年間その支払いを請求しない
ときは、その権利を失い、受託者から交付を受けた金銭は、委託者に帰属します。
信託契約の一部解約
第41条 受益者は、自己に帰属する受益権について、委託者に対し、指定販売会社が委託者の承認を得て定める解約単
位をもって一部解約の実行を請求することができます。
② 受益者が前項の一部解約の実行の請求をするときは、指定販売会社に対し、振替受益権をもって行うものとし
ます。
③ 委託者は、第1項の一部解約の実行の請求を受付けた場合は、この信託契約の一部を解約します。なお、第1項
の一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座が開設されている振替機関等に対して当該受益者の請求に係
るこの信託契約の一部解約を委託者が行うのと引き換えに、当該一部解約に係る受益権の口数と同口数の抹消の
申請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記録
が行われます。
④ 前項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求受付日の翌営業日の基準価額とします。
⑤ 委託者は、一部解約の実行の請求日がルクセンブルグ証券取引所の休業日またはルクセンブルグの銀行の休業
日(半日営業日を含みます。)のいずれかに該当する場合には、原則として第1項の一部解約の実行の請求の受付
けは行いません。
⑥ 委託者は、取引所における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情がある
ときは、第1項による一部解約の請求の受付けを中止すること、およびすでに受付けた一部解約の実行の請求の受
付けを取り消すことができます。
-196-
⑦
前項により、一部解約の実行の請求の受付けが中止された場合には、受益者は当該受付の中止以前に行った当
日の一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受益者がその一部解約の実行の請求を撤回しない場合には、
当該受益権の一部解約の価額は、当該受付中止を解除した後の最初の基準価額の計算日(この日が第5項に規定す
る一部解約の請求を受付けない日であるときは、この計算日以降の最初の一部解約の請求を受付けることが出来
る日とします。)に一部解約の実行の請求を受付けたものとして、第4項の規定に準じて算出した価額とします。
信託契約の解約
第42条 委託者は、第5条の規定による信託終了前において、この信託契約を解約することが受益者のため有利であると
認めたときまたはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のうえ、この信託契約を解約し、信託を終
了させることができます。この場合において、委託者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出
ます。
② 委託者は、信託契約の一部解約により、受益権の口数が10億口を下回ることとなった場合には、受託者と合意
のうえ、この信託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、委託者は、あらかじめ、
解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
③ 委託者は、前各項の事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいます。)を行います。この場合
において、あらかじめ、書面決議の日ならびに信託契約の解約の理由などの事項を定め、当該決議の日の2週間前
までに、この信託契約に係る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を
発します。
④ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の受益権が属するときの当該
受益権に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を
有し、これを行使することができます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている
受益者は書面決議について賛成するものとみなします。
⑤ 第3項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
⑥ 第3項から前項までの規定は、委託者が信託契約の解約について提案をした場合において、当該提案につき、こ
の信託契約に係るすべての受益者が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたときには適用しません。ま
た、信託財産の状況に照らし、真にやむを得ない事情が生じている場合であって、第3項から前項までの手続きを
行うことが困難な場合にも適用しません。
信託契約に関する監督官庁の命令
第43条 委託者は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令にしたがい、信託契約を解約し
信託を終了させます。
② 委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとするときは、第47条の規定にしたがいます。
委託者の登録取消等に伴う取扱い
第44条 委託者が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したとき、または業務を廃止したときは、委託者はこの
信託契約を解約し、信託を終了させます。
② 前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの信託契約に関する委託者の業務を他の投資信託委託会社に引き継ぐ
ことを命じたときは、この信託は、第47条第2項の書面決議で否決された場合を除き、当該投資信託委託会社と受
託者との間において存続します。
委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い
第45条 委託者は、事業の全部又は一部を譲渡することがあり、これに伴い、この信託契約に関する事業を譲渡するこ
とがあります。
② 委託者は、分割により事業の全部又は一部を承継させることがあり、これに伴い、この信託契約に関する事業
を承継させることがあります。
受託者の辞任および解任に伴う取扱い
第46条 受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がその任務に違反して信託財産
に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、委託者または受益者は、裁判所に受託者の解任を申
立てることができます。受託者が辞任した場合、または裁判所が受託者を解任した場合、委託者は、第47条の規
定にしたがい、新受託者を選任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受託者を解任すること
はできないものとします。
② 委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を終了させます。
信託約款の変更等
第47条 委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意の
うえ、この信託約款を変更することまたはこの信託と他の信託との併合(投資信託及び投資法人に関する法律第
16条第2号に規定する「委託者指図型投資信託の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、
あらかじめ、変更または併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。なお、この信託約款は本
条に定める以外の方法によって変更することができないものとします。
② 委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあっては、その変更の内容が重大なものに該当する場合に限り、前
項の併合事項にあっては、その併合が受益者の利益に及ぼす影響が軽微なものに該当する場合を除きます。以下、
「重大な約款の変更等」といいます。)について、書面決議を行います。この場合において、あらかじめ、書面
決議の日ならびに重大な約款の変更等の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の2週間前までに、
この信託約款に係る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を発します。
③ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の受益権が属するときの当該
受益権に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を
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有し、これを行使することができます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている
受益者は書面決議について賛成するものとみなします。
④ 第2項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
⑤ 書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
⑥ 第2項から前項までの規定は、委託者が重大な約款の変更等について提案をした場合において、当該提案につき、
この信託約款に係るすべての受益者が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたときには適用しません。
⑦ 前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場合にあっても、当該併合に
係る一又は複数の他の投資信託において当該併合の書面決議が否決された場合は、当該他の投資信託との併合を
行うことはできません。
反対受益者の受益権買取請求の不適用
第48条 この信託は、受益者が第41条の規定による一部解約の実行の請求を行ったときは、委託者が信託契約の一部の
解約をすることにより当該請求に応じ、当該受益権の公正な価格が当該受益者に一部解約金として支払われるこ
ととなる委託者指図型投資信託に該当するため、第42条に規定する信託契約の解約または前条に規定する重大な
約款の変更等を行う場合において、投資信託及び投資法人に関する法律第18条第1項に定める反対受益者による受
益権の買取請求の規定の適用を受けません。
信託期間の延長
第49条 委託者は、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたときは、受託者と協議のうえ、
信託期間を延長することができます。
他の受益者の氏名等の開示の請求の制限
第50条 この信託の受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を行うことはできません。
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
運用報告書に記載すべき事項の提供
第50条の2 委託者は、投資信託及び投資法人に関する法律第14条第1項に定める運用報告書の交付に代えて、運用報告
書に記載すべき事項を電磁的方法により受益者に提供します。
② 前項の規定にかかわらず、委託者は、受益者から運用報告書の交付の請求があった場合には、これを交付する
ものとします。
公 告
第51条 委託者が受益者に対してする公告は、電子公告の方法により行い、次のアドレスに掲載します。
http://www.am-one.co.jp/
② 前項の電子公告による公告をすることができない事故その他やむを得ない事由が生じた場合の公告は、日本経
済新聞に掲載します。
質権口記載または記録の受益権の取り扱い
第52条 振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権に係る収益分配金の支払い、一部解約の
実行の請求の受付け、一部解約金および償還金の支払い等については、この約款によるほか、民法その他の法令
等にしたがって取り扱われます。
信託約款に関する疑義の取扱い
第53条 この信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により定めます。
付則第1条 本約款で規定する「短期社債等」とは、1.社債等の振替に関する法律第66条第1号に規定する短期社債、2.
保険業法第61条の10第1項に規定する短期社債、3.資産の流動化に関する法律第2条第8項に規定する特定短期社
債、4.商工組合中央金庫法第33条ノ2に規定する短期商工債、5.信用金庫法第54条の4第1項に規定する短期債、
6.農林中央金庫法第62条の2第1項に規定する短期農林債、7.一般振替機関の監督に関する命令第38条第2項に規
定する短期外債をいいます。
上記条項により信託契約を締結します。
平成20年7月31日
東 京 都 港 区 三 田 三 丁 目 5番 27号
委託者
みずほ投信投資顧問株式会社
東 京 都 中 央 区 八 重 洲 一 丁 目 2番 1号
受託者
み ず ほ 信 託 銀 行 株 式 会 社
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