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配布資料(PDF/4.92MB) - FCP フード・コミュニケーション・プロジェクト

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配布資料(PDF/4.92MB) - FCP フード・コミュニケーション・プロジェクト
平成22年度 フード・コミュニケーション・プロジェクト
FCP普及・戦略研究会
<成果報告会資料>
◆普及・戦略研究会 参加企業/団体 ----------------1
1 目的と研究テ マ ------------------------------2
1.目的と研究テーマ
2
2.研究の進め方 ---------------------------------4
3.研究内容と進捗状況 ----------------------------5
平成23年3月8日
FCP普及・戦略研究会 幹事会
◆普及・戦略研究会 参加企業/団体
20企業団体
株式会社アール・ピー・アイ 【幹事】
株式会社アイ・エス・レーティング
株式会社アイ
レ ティング
青森中央学院大学 【幹事】
味の素株式会社
イオン株式会社
株式会社鶏卵肉情報センター
有限会社ケンプランニングオフィス
有限会社ケンプラン
ングオフィ
株式会社スコラ・コンサルト
株式会社高島屋
東京大学 食の安全研究センター
食の安全研究センタ
【幹事】
株式会社イトーヨーカ堂
オラクルひと・しくみ研究所
オラク
ひと しくみ研究所 【幹事】
花王株式会社
有限会社唐澤事務所
有限会社キムラビジネスネ トワ ク
有限会社キムラビジネスネットワーク
日本検査キューエイ株式会社
ハウス食品株式会社
ウ 食品株式会社
株式会社 4CYCLE
みずほ銀行
三菱商事株式会社
1
1.目的と研究テーマ
1)研究の背景と目的
3年目を迎えたフード・コミュニケーション・プロジェクト(以下、FCPという)は、活動の中心となるFCP情報共
有ネットワークへの参加事業者等を着実に増やしつつあり、また、「協働の着眼点」の多様な活用方法も研究・
開発されはじめました。一方で、食品関連事業者全体に対するFCPの浸透度はまだまだ低く、また、消費者へ
の認知についても今後の課題となっています。
状況下、中小を含めた多くの食品事業者等がFCPの理念に賛同し「協働の着眼点」を活用して、自社・フード
チェーンにおける取り組みを活性化することが必要であり、さらには、消費者に対する認知向上を促すための
方策を講じていくなど、食品事業者等と消費者に対して「FCPの普及」を戦略的に展開していくことが重要と考
えます。
本研究会においては、FCPの自立的展開を促すため、広義な意味も含めた「普及のあり方」や「普及方法」
に関わる研究と、普及戦略の実践的取り組みを行うことを基本的な目的とします。
2)5つの研究・活動テーマ
)
究 活動
本研究会では、以下に示した5つのテーマを設定し研究・活動を進めています。
1 食の信頼回復 向上のためのシステムの開発と評価
1.食の信頼回復・向上のためのシステムの開発と評価
2.消費者との対話手法の開発と評価
3. 食の事件・事故の風評被害等に関する影響評価
4.「食の信頼論」についての検討
5.出版活動等による普及啓発
2
3)研究テーマの相関
先のテーマのうち、1∼4の4テーマは相互に関係しており、特に、テーマ1と2は相関が強い研究テーマと
先のテ
マのうち、1 4の4テ マは相互に関係しており、特に、テ マ1と2は相関が強い研究テ マと
して位置づけています。
FCPの社会的認知
・普及活動
・効果測定(企業信頼度)
FCPの手段
・店舗のメディア化
・効果測定(消費者行動)
1.食の信頼回復・向上
1
食の信頼回復 向上
のためのシステムの
開発と評価
2.消費者との対話手
法の開発と評価
3.食の事件・事故の
風評被害等に関する
影響評価
4.「食の信頼論」に
ついての検討
FCPの費用対効果
社会的観点
・社会的観点
・経営的観点
FCPのバックボーン
・基本理論
基本理論
・政策論
3
2.研究の進め方
本研究会は以下の進め方を基本とします。
○研究会は、研究会の方針、情報共有と進捗管理、FCPの普及・戦略の再構築を行うことを基本とします。
○幹事会では、研究のアカデミックな設計を行い、フィールド活動を踏まえつつ、アカデミックな分析・提言を行
います。また、アドバイザリーボード、FCPアドバイザーとの連携も検討し、より内容の濃い研究活動を行います。
【FCP普及・戦略研究会】
時間軸
○ 進捗管理・情報共有
【先生方・幹事会】
○各社からの意見・既存データ
活用
○店舗メディア化の検証
店舗 デ
検
○普及・戦略の再構築
【研究会】
○事業者ヒアリング調査等
○出版活動等による普及啓発
・・・
5項目
○学生による工場見学の実施
○アカデミックな分析・提言
○アカデミックな設計
○基本方針
○全体デザイン
主要
研究
項目
○フィールド活動
【各事業者・幹事】
【研究会】
【先生方・幹事会】
4
3.研究内容と進捗状況
1.食の信頼回復・向上のためのシステムの開発と評価
研究の目的
○FCP活動に取り組む事による、企業収
益への効果やCSR面への貢献などか
ら、「協働の着眼点」の総合的評価を進
める。
成果・アウトプットのイメージ
①企業がFCP活動に取り組むことの効果
評価→H24
:CSR面、企業の持続的な経営面、収益への効果への貢献等
○食に対する消費者の信頼度合を計測す ②「食の信頼度指標」の構築→H24
ることのできる「食の信頼度指標」を構
:FCP活動に取り組む企業に対する信頼度を測る指標と調査
築する。
方法等
進捗状況
◎H23年度からの店舗メディア化の実証実験に向けた事前準備
→高島屋様、イトーヨーカ堂様、ぎゅーとら様(三重県)に対する協力依頼、事前ヒアリングを実施
→実証実験の候補店舗調査、実験内容の実施計画等を検討
◎「食の信頼指標」の課題検討
→文献調査による指標項目及び調査方法等の検討。
(指標の項目設定及び調査方法の参考事例は収集済)
◎プレ・アンケート調査の実施(食品メーカーの信頼等に関する消費者意識の把握)
店舗メディア化に関わる顧客属性、消費者が(企業を)信頼した場合の購買行動・志向等の変化に関わる基
本事項を把握するための準備調査として、一般的な消費者の食品企業・商品に対する購買行動・志向、ベー
シック16の16項目に対する評価等を把握するプレ・アンケート調査を実施(2月26,27日ぎゅーとら様で実施)。
5
1)調査日時:H23年2月26日(土)13:30∼18:30、27日(日)10:00∼14:00
2)実施店舗:ぎゅーとら 持川店様
3)調査対象者:
)調査対象者
ぎゅーとら様に来店した20∼69歳までの主婦等の買物客、カード会員だけではなく、カードを持たない
お客様も対象とし、普段余り買い物をしない同伴者等は非対象とした。
4)調査方法
□対象者に対して店舗で調査を依頼し、その場で回答して頂いた。
5)有効サンプル数
□20∼69歳の10歳階級別に5階層、各30名ずつ計150名
6)調査項目
)調 項目
○問1 「日頃の食卓にならぶ食品」や「生活にアクセントを付ける食品(めずらしいもの、初めて買うもの)」
の選び方について
○問2 お気に入りの食品企業(メーカー)またはブランドの有無と理由
○問3 ベーシック16の16項目の評価と順位付け
なじみのないメーカーの食品を買うかどうか検討している想定で、そのメーカーがベーシック16を
宣言していた場合の評価・重視度、順位付け
○基本属性
6
2.消費者との対話手法の開発と評価
調査の目的
査
的
成
成果・アウトプットのイメージ
ウ プ
ジ
○FCPに取り組む企業が消費者に認識・
理解され、評価されるための、効果的か
つシステマティックに展開可能な対話手
法を開発する。(消費者との対話の在り
方研究会とも連携)
○手法の開発と検証に加えて 本手法を
○手法の開発と検証に加えて、本手法を
実施展開していく際の促進要素・阻害要
素を抽出し、事業のモデル構築を行う。
◎効果的かつシステマティックに展開可能な
情報提供・発信方法(店舗メディア化)の開
情報提供
発信方法(店舗
ィ
) 開
発と検証→H23
◎モデル構築のための要素抽出→H23
◎モデルの構築 H24
◎モデルの構築→H24
進捗状況
◎H23年度からの店舗メディア化実験及びモデル構築のための要素抽出調査
に向けた事前準備
→高島屋様、イトーヨーカ堂様、ぎゅーとら様(三重県)に対する協力依頼、実行可能性のヒアリングを実施
◎店舗メディア化実験内容の検討と大まかな実験計画の策定
→高島屋様、イトーヨーカ堂様、ぎゅーとら様の小売店舗を実験フィールドとして、FCP関連のメッセージを提供す
ることによる消費者の「意識・態度」及び「行動」への影響を検証し、手法の開発と有効性を検証し、モデル構築
のための要素を抽出する。 本年度は来年度実施する方法、内容等を検討し、大まかな計画を策定する。
◎プレ・アンケート調査の実施(前項)
7
◎店舗メディア化手法実験・モデル構築要素抽出調査(イメージ)
【実験・調査の要点】
◎店頭スペースやPOPなどのツールを活用し、店舗をメディア化してFCP関連のメッセージを提供する
◎商品の販促ではなく、企業と消費者間のコミットメントの構築・醸成を目的とした対話手法を検証する
◎手法の有効性の検証を含む、モデル構築のための要素抽出を目的とする
【実験 調査 対象店舗・商品カテゴリのイメージ】
【実験・調査
対象店舗 商品カテゴリのイメ ジ】
対象店舗
検証メッセージバリエーション
①店全体でFCPを訴求し、対象商品カテゴリー(当該商品の売場)ではFCP参加のみを訴求
②商品カテゴリーでBASIC16要素を訴求
③商品カテゴリーでBASIC16要素以外(顧客価値につながると想定されるもの)を訴求
④商品カテゴリーで両メッセージを訴求
⑤コントロール店(通常のオペレーション)
類似の客層・一定以上の客数を持つ店舗
調査負荷
・データ提供・売場調査実施(調査員・設備設置)可否
乳製品
①
高購入頻度
低季節性
○
冷凍食品
○
②
③
④
⑤
⑥
製造過程が 消費者が表示 過去問題の メ
メーカー規模
カ 規模 一定以上の
定以上の
見えにくい 内容気にする 歴史がある が大小幅広い 購買客数
○
○
○
○
生菓子
対象商品
カテゴリー
と選定要素
(例)
・対象カテゴリ選定協力・POPメンテナンス
○
○
○
○
○
○
スナック菓子
○
○
○
加工肉
○
○
紙パックジュース
○
レトルト食品
○
○
インスタント食品
○
○
缶詰
○
○
○
加工調味料
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
8
3. 食の事件・事故の風評被害等に関する影響評価
調査の目的
○一事業者の起こした問題がその他の食
品事業者に拡散していくプロセスを明ら
かにする。
○その解明にあたり、原材料調達や販売
先などを通じた事業者の連結構造を確
認したうえで、消費者がどのような業種
が構造的に関連していると意識している
かを調査し、拡散のプロセスや風評によ
る企業 業界の巻き込まれ度合等を明ら
る企業・業界の巻き込まれ度合等を明ら
かにする。
成果・アウトプットのイメージ
①食品業界の他社における事故・事件によ
る風評被害の伝播経路 巻き込まれの可
る風評被害の伝播経路、巻き込まれの可
能性を解明→H23
②拡散プロセスからみた風評被害のFCPに
よる遮断効果等の検討→H23
進捗状況
◎ヒアリング調査
→3社(製造A社様、小売B社様、製造C社様)に対するヒアリングを実施
◎インタ ネット調査
◎インターネット調査
(風評被害推定のための意識調査<懸念の玉突き構造>調査票の設計)
*大・中小・零細規模の食品メーカー(12品目(業種)候補)の事故が引き起こす風評被害推定に関わる質問
*その他 食品事故に対する意識 購買行動変化 安全・安心情報の重視度 事故遭遇に際しての態度 業界
*その他、食品事故に対する意識、購買行動変化、安全・安心情報の重視度、事故遭遇に際しての態度、業界
に対する信頼度・・・等
9
◎食の信頼についての意識調査(インターネット調査)の概要
1)調査方法:インターネット調査
2)調査対象者・サンプル数
□20 69歳の10歳階級別に5階層区分 総計サンプル数約14 000人
□20∼69歳の10歳階級別に5階層区分、総計サンプル数約14,000人
3)調査内容
○風評による影響推定のための意識把握(懸念の玉突き構造)
○食品事故等をめぐる意識把握
・一般的な信頼感について
・異物混入時における対応行動について
・食品企業に対する信頼感
・食品事故・事件報道後の購買行動の変化
・食品回収問題後の購買行動
・ベーシック16に取り組むことの効果
(なじみのない食品企業の食品の購入判断におけるB16に取り組んでいることの評価)
・食品企業が引き起こした問題を情報開示をすることに対する消費者の評価
・食品及び食品メーカーの信頼に対する意見
10
4. 「食の信頼論」についての検討
調査の目的
○一連の研究結果を踏まえ、「食の信頼」
の理論的考察を行う。
成果・アウトプットのイメージ
①大学院生(学部生も含む)向けのインター
ンシップ型実習プログラム開発→H23
②食の信頼論の構築→H24
進捗状況
◎日本フ−ドシステム学会秋季大会での特別シンポの実施
→H22年11月23日千葉大学にて:岩手ブランチ、テーブルマーク様、三菱商事様、ローソン様の実践報告
◎インターンシップ型実習プログラム・トライアルの実施
→H23年2月10日キユーピー様五霞工場にて実施
11
「インターンシップ型実習プログラム・トライアル withキユーピー五霞工場様」
■実習プログラムの概要(実施前 案)
*特別講師:キユーピー株式会社 広報室部長 堀池氏
*受講者:東京大学学部生・院生
12:30∼
1.座学 (所要時間:90分)
①フード・コミュニケーション・プロジェクト
②社是・社訓・経営理念
③安全 安心を支えるも
③安全・安心を支えるもの
(例:FAシステムの1つ=ヒューマンエラー防止システム)
④お客様対応
⑤ユニバーサルデザインへの取組み
⑥食についての情報発信
⑥
14:00∼
2.工場見学 (所要時間:90分)
○概況説明、PRビデオ
○工場見学
○試食
15:30∼
3.意見交換、閉会 (所要時間:90分)
○意見交換 アンケ ト
○意見交換・アンケート
■実習プログラムの実施結果
*特別講師:キユーピー株式会社 広報室部長 堀池様
*受講者:東京大学学部生・院生(16名)
12:30∼
○概況説明(五霞工場 次長 宮崎様)
○PRビデオ
13:30∼
○座学(堀池様)
①フード・コミュニケーション・プロジェクト
②社是・社訓・経営理念
③安全・安心を支えるもの
④お客様対応
④
14:30∼
○工場見学(オープンキッチン担当 吉岡様)
○エコターミナル見学
16:00∼
※座学のつづき
⑤ユニバーサルデザインへの取組み
⑥食についての情報発信
16:40∼17:20
○質疑応答、閉会
※アンケ トは帰りのバスの中で記入
※アンケートは帰りのバスの中で記入
■次年度に向けた課題
・計6社程度から院生が3社程度選べるように
・1社あたり1日(9時∼17時程度)のプログラムに
・6月に募集(5月までに実施準備) → 夏休みの時期(8月、9月)に実施
12
5.出版活動等による普及啓発
調査の目的
成果・アウトプットのイメージ
○出版活動等によるFCPの普及戦
略について、出版関係者等ととも
に基本的な方向性を検討し、実施
する。
①月刊HACCPでのFCPの連載→H22
②雑誌 機関誌 学会誌等への寄稿
②雑誌・機関誌・学会誌等への寄稿
③新書等の出版
④YouTube等の動画サイトでの普及(活動事例の
投稿)
⑤事業者向け小冊子等、FCPの普及・営業ツー
ルの作成
進捗状況
◎月刊HACCPでのFCPの連載 →第10回まで連載予定
◎『 お客様の「特別」になる方法 』小阪先生著書にてFCPを紹介
13
◆研究・活動実績
研究会を3回、幹事会を5回開催いたしました。その他、協力事業者様へのヒアリング調査、現地の実査
等を実施しました。
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
第3回研究会(2/8)
○研究成果の共有
○成果報告会に向け
た検討
第2回研究会(10/27)
〔第1回FCPアドバイザー会議
との合同開催〕
○調査内容についての意見
交換 等
■第1回FCP出版
戦略作戦会議
(9/8開催)
○出版等戦略立案
に関する意見交換
幹事会
第0回
(7/3)
幹事会
幹事会
第1・2回(8/21、10/16開催)
○研究活動・スケジュールの検討
幹事会
第3回(12/18開催)
○調査の検討
3月
3月8日
全体成果報告会
11月8日
全体中間報告会
第1回研究会(7/8)
○研究会の方針、
研究テーマについて
2月
幹事会
○インターンシップ型
実習プログラム・
トライアル(2/10)
○店舗メディア化
プレ調査
(2/26,27)
○インターネット調査
(3/3∼6)
第4回(1/29開催)
○調査結果検討、実施準備
○食の事件・事故の風評被害等に関わるヒアリング調査(11/17,12/13,1/21)
○店舗メディア化に関わるヒアリング調査・実査(1/14,17,27,2/19,27)
14
www.food-communication-project.jp/
FCP成果報告会
成果報告会
第1部:FCP地域ブランチからの活動報告
第1部
FCP地域ブランチからの活動報告
平成23年3月8日
農林水産省
フード・コミュニケーション・プロジェクトチーム
ド
ケ シ
ジ クトチ
目
次 ((掲載順)
載順)
○岩手ブランチ
○三重ブランチ
○愛媛ブランチ
○和歌山ブランチ
○山梨ブランチ
○栃木ブランチ
16
FCPの視点導入による
岩手の食産業振興
FCP岩手ブランチ
17
17
本日の発表
1 岩手県でのFCP導入の背景と構築
・FCP導入の着眼点とFCP岩手ブランチの構築
2 FCP岩手ブランチの活動紹介
官民協働の取組みで次々と生まれる新たなサー
ビス。
3 FCP岩手ブランチの活動方向
見え始めた次の可能性。官民協働のプラットホー
地域 性
ムで地域活性化へ。
18
18
FCP岩手ブランチ活動理念
企業活動の 見える化 が「経営転換→産業構造転換」のきっかけに
“見えている
見えている
のは氷山の一角
モノ(商品)
シクミ
(プロセス)
みえる化が
ビジネスチ
ャンスを生
む
①消費者
②取引先
商談会シート
ベーシック16
ココロ
(経営理念)
顧客との
コミュニケーション
協働の着眼点
※青森中央学院大学教授 塩谷未知様が提唱
協力者との
コミュニケーション
③ビジネスパートナー
④行政・金融機関
情報
客密着経営 に活路
路
情報開示+コミュニケーション=
顧客密着経営
19
19
FCP岩手ブランチ活動理念
※青森中央学院大学教授 塩谷未知様が提唱
【企業の目的】『顧客を創造すること』
【ビジネスの基本】自分の中の壁、組織の壁をなくして、顧客に少しでも近づく(顧客密着)
何故「顧客密着経営」か?十人百色の時代へ
メーカー・流通主導から顧客主導へ(顧客密着が企業の競争力)
∼70年
80∼90年
工業化社会
2000年代
情報化社会
市場(顧客)
のニーズ
十人一色
十人十色
十人百色
提供価値
均一、同質な
ハードの提供
品揃え豊富なハード、
ソフトの提供
個別(直販・カスタマイズ)の
対応、アフターサービス、ソリ
ューションの提供
重要課題
大量生産・販売
各セグメントへの
変動対応力
顧客に役立つ価値の提供と
相互コミュニケーション
競争力
C/P
QCD
(コストパフォーマンス)
(品質・コスト・納期)
QCD+顧客密着
20
20
FCP岩手ブランチ活動理念
日本は人口減少と高齢化が進んだ完熟市場
デッドオーシャン(死の海)
国内では成長分野があったとしても、競争は激しく、また、マス市場
は期待できない
でも
十人百色 の顧客ニーズの一部を捉えれば、チャンスはある!
顧客
部を捉 れ 、チャン
ある
今、 ストーリー を直接伝えられる『産地』にチャンスがある!
社
億
なく
億
社
能
1社100億ではなく、10億×10社は可能!
☆キーワードは
☆キ
ワ ドは
顧客密着
連
携
意味ある消費
21
21
FCP岩手ブランチ参加者名簿
現在、6金融機関、33食品事業者等及び3県機関が参加(H23.2.10)
食品事業者等
・小野食品㈱(釜石市) ・㈱川秀 (山田町) ・㈱北舘製麺 (八幡平市) ・㈱エピ(花巻市)
・㈱長根商店 (洋野町) ・白石食品工業㈱ (盛岡市) ・府金精肉店 (岩手町)
・㈱鈴清食品 (一関市) ・㈱八木澤商店 (陸前高田市) ・㈱アマタケ(大船渡市)
・㈱ハローワーク(大船渡市) ・(合)サネバネ本舗(盛岡市)
・㈲木村商店(宮古市)
・㈱南部美人(二戸市)
・㈱門崎(一関市) ・久慈市漁業協同組合(久慈市)
・田老町漁業協同組合 (宮古市) ・野田村漁業協同組合(野田村) ・㈱浅沼醤油店(盛岡市)
・岩手県産㈱(盛岡市)
㈱(盛
) ・作山ファーム(紫波町)
(
) ・㈱マーマ食品(花巻市)
㈱
(
) ・㈱青三(紫波町)
㈱
(
)
・北奥機械㈱(紫波町) ・ハコショウ食品工業㈱(花巻市) ・岩泉乳業㈱(岩泉町)
・㈲黄金製麺所(北上市) ・㈱ニチレイフレッシュファーム(洋野町) ・南部ぴっつあ(盛岡市)
・㈱中央臨床検査研究所(盛岡市)
㈱中央臨床検査研究所(盛岡市) ・㈱盛岡臨床検査センター(盛岡市)
㈱盛岡臨床検査セ タ (盛岡市)
・㈱フードサービスネットワーク(東京) ・イオンスーパーセンター株式会社(盛岡市)
金融機関
行政機関
・岩手銀行 ・東北銀行 ・北日本銀行
・(地独)岩手県工業技術センター
・日本政策金融公庫盛岡支店
日本政策金融公庫盛岡支店
・(財)いわて産業振興センター
・岩手県信用保証協会
・岩手県(商工労働観光部、農林水産部、環境生活部)
・商工組合中央金庫盛岡支店
22
22
FCP岩手ブランチの活動紹介
官民協働で新たに生まれるサービス
①FCP本体から導入するサービス
FCPを
旗印に
始まる
新サ ビス
新サービス
②県のFCP向け行政サービス
③金融機関との協働サービス
④企業参入型のサービス
④企業参入型のサ
ビス
人と情報の集積がサービスを創出する好循環へ
23
23
①FCP本体から導入するサービス
フード・コミュニケーション・プロジェクト岩手ブランチ
FCP商談会シート
「商談会開催を契機に商談会シートを導入し
「商談会開催を契機に商談会シ
トを導入し
事業者の情報開示を推進」
◆企業活動のみえる化
「第6回いわて食のマッチン
グフェア(H22年7月)」に導
入。
「セブンネットショッピング」
のマッチングでも活用予定。
◆平成22年6月18日
FCP商談会シートの研修会
「商談会・展示会の効果的な活用
商談会 展示会の効果的な活用
」京王百貨店 野口喜弘氏
24
24
②FCP向け行政サービス
フ ド コミ
フード・コミュニケーション・プロジェクト岩手ブランチ
ケ シ ン プロジ クト岩手ブランチ
いわて食のパワーアップ事業
本事業は、県内の食品関連事業者が 食の安全・安心 を基本として、新規
雇用により商品を消費者に届けるまでのプロセスを新たに構築することなど、
顧客に向けて取組む新たな事業活動を支援し、このことを通じて県内食産業
の振興を図ることを目的としています。【雇用対策関連】
◆FCPのビジネス化
①消費者コミュニケーション
お客様対応の強化
→直販部門の新設へ
③品質管理
品質管理部門を強化
→新市場を開拓へ
②フードチェーン構築
農商工連携で新展開
→連携ビジネスへ
◆15テーマを採択し県から事業委託。
◆新たな事業活動により48名が新規雇用
。
25
25
いわて食のパワーアップ事業の事例
◆消費者コミュニケーションの充実による直販(通販)部門強化
【事業者名】小野食品㈱(岩手県釜石市)
【事業概要】
・業務用事業の価格競争激化を受けて、通信販売事業を開始
・はじめは社員へのアンケートから開始し、自社駐車場内での
はじめは社員 のアンケ ト ら開始し、自社駐車場内での
口こみによる直売会を開催
・直売会が話題となり、地元で行列ができる販売会に成長
・ネット等を活用した通販事業へ進出、順調に事業が伸びる
ネット等を活用した通販事業へ進出、順調に事業が伸びる
⇒食P事業を活用して『コールセンター』を整備し、顧客対応を充実さ
せる
☆設備投資で工場拡張。来年度は他社との連携を促進するなど
地域のプラットフォームへ。
26
26
いわて食のパワーアップ事業の事例
◆里山再生による事業再構築と地域連携による消費者との直接交流
【事業者名】㈱長根商店(岩手県洋野町)
【事業概要】
・同社はキノコ加工業を営むが、山里の荒廃により地元産の
天然キノコの収量が大幅に減少し、再生が急務
然
幅 減少 、
務
・また、「海・山・里」が揃っている同地域は、連携によるグリー
ンツーリズムで直接その魅力を伝えるべき
⇒食P事業を活用して、近隣市町村と連携して「里山」の再生とGT・
食P事業を活用して、近隣市町村と連携して 里山」の再生とGT
環境教育へ着手
☆来年度は地域の同士と一緒に、地域資源を生かしたサービス
や商品を開発する。
27
27
H23いわて食のパワーアップ事業
予算1億8千万円/18社54名の新規雇用創出予定
1社100億ではなく、10億×10社は可能!
仕組みを作る
顧客密着
意味ある消費
連
携
意味ある消費
いわてエコ(グリーン)フードビジネス研究会(仮称)
∼いわてから 社会の共有価値を創造する 取り組みを発信する∼
環境・循環活動 を単なる企業の社会的責任として取り組むのではなく、戦略的な経営
活動として持続的・発展的に取り組み、消費者・社会に対して「新しい共有価値を創出」す
活動として持続的 発展的に取り組み、消費者 社会に対して 新しい共有価値を創出」す
ることを目的とする。
28
28
②FCP向け行政サービス
フ ド コミ
フード・コミュニケーション・プロジェクト岩手ブランチ
ケ シ ン プロジ クト岩手ブランチ
食産業情報発信サイト『『Food
FoodLeaks@いわて(仮称)
Leaks@いわて(仮称)』
』開設
「いわての食」というキーワードで各企業が連携し、消費者や取引先等に
発信するとともに、FCPメンバー企業間の情報交換の場やFCPの取り
組
組みの普及の場として活用し、いわての食品企業等の価値向上を通じた食
普
食
業
価値向
食
産業の振興を図る。
◆食情報のオープン化
①経営方針の発表
⑤リクル ト
⑤リクルート
☆動画情報の活用
☆動画情報
活用
②企業活動情報の発信
③地域情報の発信
④品質管理情報の開示
消費者参加型の仕組み
広告収入で運営する
29
29
③金融機関との協働サービス
フード・コミュニケーション・プロジェクト
岩手ブランチ
金融支援サービス
経営のみえる化
◆流動資産担保融資
経営サイクルのみえる化を
進めることで、資金供給機
会を拡大 金融機関と県で
会を拡大。金融機関と県で
の制度研究・普及・実行を
推進。
推進
金融機関と制度普及に取組み資金供給機会を拡大
30
30
④企業参入型のサービス
フード・コミュニケーション・プロジェクト
フ
ド コミ
ケ シ ン プロジ クト
岩手ブランチ
品質管理サービス
品質管理サ
ビス
「民間企業のノウハウを導入し
サービスを共同開発」
総合相談
工場監査
検査業務
評価・対応
製造のみえる化
㈱フードサービスネットワーク(東
㈱
ド
ビ
京都・三菱商事系)は、岩手ブラ
ンチと共同で中小規模の食品企
規模 食
業向けの品質管理支援サービス
を
を開発中。
支援データ
ベース
県外企業とサービスを共同で研究・開発
31
31
FCP岩手ブランチの活動方向
フ ド ミ
フード・コミュニケーション・プロジェクト
ケ シ ン プ ジ クト 岩手ブランチ
官民協働のプラットホーム(交流)
事業者や行政の事例発表、パネルディカッション、
会費制の懇親会で構成する交流会を開催。
会費制の懇親会で構成する交流会を開催
自分の考えを話す いっしょに考える
仲間づくり
仲間になる
として新たな活動 進化
食ビジネス交流会 として新たな活動へ進化
32
32
FCP岩手ブランチの活動方向
フード・コミュニケーション・プロジェクト 岩手ブランチ
官民協働のプラットホーム(将来像)
企業と関係機関が同じ立場で仕事をするプラットホームへ
企業
人
生産者
行政
金融機関
関係機関
情報
集積
知恵
資金
【テ マ】
【テーマ】
企業の事業環境
・サービス開発供給
・仲間づくり
変化に対応する
企業群の育成
【テ マ】
【テーマ】
成長分野の開発
・研究会
・サービス開発供給
成長分野の開
発と参入促進
【テ マ】
【テーマ】
地域の視点
・市町村でのプラッ
援
トホーム型支援
市町村を主役とし
た地域プラットホーム
た地域フ
ラットホ ム
33
33
FCP岩手ブランチの活動方向
フード・コミュニケーション・プロジェクト 岩手ブランチ
動きだした官民協働のプラットホーム
動きだした官民協働のプラットホ
ム
変化に対応する
企業群の育成
成長分野の開発
長
と参入促進
小野食品(釜石市)
コールセンターと
コ
ルセンタ と
直販の専用工場の新設
米粉の活用研究会
・最新技術の習得
最新技術の習得
・商品化検討会
市町村を主役とし
た地域プラットホーム
岩手町農商工連携促進
委員会(岩手町)
・官民が町に集まり活動
34
34
食産業の革新(イメージ)
縮小経済に対応する経営革新に着眼
顧客密着
連
新事業部門
・外食事業
配 業
・宅配事業
食品
企業
サービ
ス業
食品
企業
食品
農業
企業
食品 サービ
農業
サービ
企業 ス業
創業
創業
ス業
サービ
創業
創業
ス業
食品
農業
企業
創業
食品
創業
農業
サービ
企業
食品 ス業
サービ
農業
企業
創業
創業 ス業
サービ
ス業
食品
企業
複合産業
事業拡大
新事業部門
・健康サービス事業
農業
業
・農業参入事業
新規創業
農業
農業
サービ
ス業
意味ある消費
食
品
農
業 創業 企
サーヒ
サ
ヒ業
゙ス業
事業拡大
経済モデルは
進化の海
携
事業環境
事業拡大
新事業部門
・通販事業
・観光事業
新しい経営体
(共同出資)
・海外事業
海外事業 ・コールセンターなど
コ ルセンタ など
新しい経営体
(合併・統合)
・経営統合 ・グループ化
農業
35
35
おわりに
企業 大学 研究機関の皆様へ
企業・大学・研究機関の皆様へ
「フード・コミュニケーション・プロジェクト 岩手ブランチ」では、
皆様のブランチへの参画を歓迎します。
協働のパ トナ として
協働のパートナーとして
◆現地調査・企業訪問等
◆現地調査
企業訪問等
基礎調査など
◆新たなサービスの可能
性調査や共同開発など
【現地調査】長根商店(洋野町)
森を再生するフードチェーン
【お問合せ先】
岩手県商工労働観光部産業経済交流課 担当:小笠原、照井
TEL:019-629-5539
岩手県農林水産部流通課 担当:流通課 竹花
TEL:019-629-5733 メール:[email protected]
36
36
地域ブランチ(三重県)
協働の着眼点を活用した企業価値の向上
三重県農水商工部マーケティング室
37
背
景
●三重県では、平成20年度から県内食品企業を支援する「食の信頼回復サポ
●三重県では
平成20年度から県内食品企業を支援する「食の信頼回復サポート
ト
事業」を実施しており、経営品質の考え方をベースにした食品企業経営者向けの
セミナーとFCPの「協働の着眼点」には共通点が多かった。
●今後、「協働の着眼点」が定着すれば、自社の取り組みを確認するツールとして
●今後
「協働の着眼点 が定着すれば 自社の取り組みを確認するツ ルとして
使用する場合においても、視点を揃えて活用することが有効と考えられた。
内
容
●平成21年度に検討したプログラムを活用し、食品企業経営者を対象に企業価値向
研修会を実施する。そ 中 、
取り組み 協働 着眼点」 理
上のための研修会を実施する。その中で、FCPの取り組みと「協働の着眼点」の理
解を促す。
目
標
●経営トップが食の安全安心を企業力向上の観点から捉え、企業経営を行う意識を持
経営トップが食の安全安心を企業力向上の観点から捉え 企業経営を行う意識を持
つ事をめざす。
●セミナーを通じて「協働の着眼点」の理解が深まり、自社の企業経営を振り返るツー
ルとして活用してもらう。
とし 活用し もらう
38
38
三重県食の信頼回復サポート事業
事業者の主体的な取組の支援
信頼向上
消 費 者
事 業 者
監視・指導
連携
経営品質 および 品質・衛生管理向上への
事業者自らの意識醸成に対する支援
・トップセミナーによるリーダーシップの向上
トップセミナ によるリ ダ シップの向上
・事業所の勉強会への講師派遣
・個別相談の実施 など
食の信頼向上アドバイザーの配置
※アドバイザーには、経営品質、品質・衛生管理に精通し、
事業者の意欲を高めることが出来る方を選定
事業者の主体的な取組啓発
顧客本位
・主体的な取組を啓発するため食品事業者を
個別訪問
食品サポート員の配置
消費者の視点に立った事業運営による、県内食品製造事業の発展へ
39
<平成22年度食品企業トップセミナーの内容>
目的
・食の信頼向上に向けて 「安全の提供」と「安心の醸成」
をお客様の視点で考える。
・お客様の信頼獲得の基礎となる「優れた経営の仕組みづくり」
を考える。
カリキ ラム 第1回
カリキュラム
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
進め方
わが社はなぜ?お客様に選ばれているのか?
わが社のお客様価値創造のプロセス
価値創造に向けたリーダーシップ
お客様との双方向コミュニケーション
お客様価値を高める人と組織づくり
わが社の、お客様に信頼される企業づくり
客様
・実例を使ったグループワークが主体です。
自社の実態をベ スにフランクに話し合いましょう!
自社の実態をベースにフランクに話し合いましょう!
・セミナー自体がベンチマーキングです。
「気づき」 は持ち帰ってドンドン実行してください。
参加者
22社
25名
40
食品企業トップセミナー研修風景
講 師
■
安倍クオリティーマネジメント(株)
代表取締役
●
(三重県食の信頼向上アドバイザー)
安倍 泰生 氏
現在の活動状況
経営品質協議会認定セルフアセッサー、日本経営品質賞・ひょうご経営品質賞審査員
兵庫県経営品質実践研修会講師 京都経営品質協議会指定講師 龍谷大学経営品
兵庫県経営品質実践研修会講師、京都経営品質協議会指定講師、龍谷大学経営品
質研究会研究員、京都教育大学非常勤講師、京都生活協同組合理事
グループ形式によるカリキュラムの実施
41
41
お客様の信頼獲得への自己診断
ここに、
フード・コミュニケーション・プロジェクト
「協働の着眼点」 からの設問があります。
わが社の現状を
自己診断をしてみましょう!
42
42
お客 様 の信 頼 確 保 のための活 動 の自 己 点 検 シート
区分
活 動 の自 己 点 検
自己評価
どのような 基 準 で評 価され ましたか。
貴 社 ではどのようなことが行 われ ていますか。
ー
ベ
ス
と と
行な
動る
価
値
感
2.コンプ ライア ンス 重 視 に 向 け て 、従 業 員 一 人 ひ とりのや
るべ きことが 明 確 に な って い る。
A B C
A B C
3 . 衛 生 ・品 質 を 統 括 す る 独 立 し た 部 門 ま た は 担 当 者 が 決
め ら れ て お り、安 全 を保 証 す るた め の 体 制 づ くりが 計 画 的 に
進 め られ てい る。
A B C
4. 原 材 料 の 調 達 先 の 選 択 基 準 が 明 確 に な っ て お り 、 原 材
料 の 受 け 入 れ の 際 に 、仕 様 書 や 企 画 書 に よる確 認 が 行 わ
れ てい る。
る
A B C
5. 7S活 動 が 実 施 され て い る とともに 、製 造 工 程 、配 送 過 程
に お い て マ ニ ュ ア ル に 定 め ら れ た 品 質 上 、衛 生 上 の 管 理 が
行 わ れ て い る。
A B C
ュ
社
内
に
関
す
る
コ
ミ
1. お 客 様 基 点 の 考 え 方 が 基 本 方 針として 経 営 判 断 の 根 拠
とな って い るとともに 、ホ ー ム ペ ー ジ や 会 社 案 内 で 公 開 され
て い る。
る
ー
ニ
ケ
ョ
シ
ン
ュ
ー
ミ 取
引
ニ先
ケ に
関
シす
る
ン コ
6. 食 品 衛 生 上 の 自 社 基 準 を ク リ ア した 販 売 店 を 選 択 し 、そ
の 売 り 場 や 輸 送 ・保 管 が 自 社 基 準 を 満 た す よ う取 組 ん で い
る。
7. 公 正 な 取 引 の た め の ル ー ル を 作 成 し 、社 内 外 に 公 開 す
るとともに 、従 業員 教育 や取 引 チェックに よりそ の徹 底 を
図 ってい る。
る
ョ
8.ビジ ネ ス パ ー トナ ー との 取 引 は 、文 書 に よる契 約 の もと
に 行 わ れ て お り、WIN-WINの 関 係 が 保 た れ て い る。
A B C
A B C
A B C
43
43
区分
活動の自己点検
自己評価
ど ような基準で評価されましたか。
どのような基準で評価されましたか。
貴社ではどのようなことが行われていますか。
ー
ニ す取
ケ る 引 9.ビジネスパートナーとは、顧客基点という基本方針を共
ン
コ 先 有し、お客様のための情報収集や情報公開が協力して行わ
シ ミ に れている。
関
A B C
ュ
ョ
10.お客様が意見・苦情を述べやすい体制が取られてお
お
客
様
に
関
す
る
コ
ミ
り、だれでもが基準以上の対応ができるよう対応基準に基
づく教育が行われている。
A B C
11 お客様からの意見や苦情が、「よい情報」、「よくない情
11.
お客様からの意見や苦情が 「よい情報」 「よくない情
報」にかかわらず社内で共有され、改善に結びつけられてい
る。
ュ
ー
ニ
ケ
ョ
シ
ン
ョ
緊
急
時
に
関
シす
る
ンコ
ミ
A B C
12.製品表示や宣伝物はお客様の誤解が生じないよう、わ
かりやすい表現が用いられており、賞味期限、消費期限は
科学的根拠に基づいた客様に理解してもらいやすいものと
なっている。
A B C
13.従業員に、食に関する知識を学ばせるとともに、工場
見学や産地体験などを通じて、お客様とともに食を考える機
会をつくっている。
A B C
14.緊急時の基準が明確であり、対応を円滑に行えるよう
社内の役割と責任が明確になっている。
A B C
15.緊急時における出荷先と仕入れ先の協力体制があら
かじめ決められている。
A B C
A B C
ュ
ー
ニ
ケ
16.緊急時におけるお客様からの情報収集やお客様への
情報提供の体制があらかじめ決められている。
A B C
※評価基準について A:十分できている B:一部取り組んでいる C:取り組んでいない
44
【第1回資料】
お客様の評価は、
お客様が獲得した
客様が獲得
「 値 による。
「価値」
お客様価値とは、
お客様がわが社を選ぶ理由
わが社は、お客様に
どのような価値を提供していますか?
45
45
【第1回資料】
顧客の評価は獲得した価値による
喜びや感動のあまり、
クチコミ、推奨、紹介
などが起こる
魅力品質
対価を超える範囲
感動(予想外)価値
願望価値:
期待はしていないが、あれ
ば高く評価する価値要因
当たり前品質
対価を伴う範囲
期待価値:取引で顧客が当然期待する価値要因
基本価値:取引の基本となる不可欠な価値要因
出典:佐藤知恭氏(白鴎大学教授)
46
46
【第1回、第3回資料】
経営規範、経営戦略、執行管理
経営規範
統
リーダーシップ
合
経営戦略
執行管理
顧客管理
人材
マネジメント
製品化
プロセス
戦略プロセス
業務プロセス
情報
マネジメント
価値
成果
作 業
展 開
参考:2009年度アセスメント基準書 47
【第4回資料】
お客様の信頼を構成するもの
原材料の安全(産地)
生産プロセスの安全
提供プロセスの安全
製品の安全
万全のアフターサービス
?
お客様にとって
、
どうして?
それがわかり
ますか?
お客様とのコミュニケーション
48
【第1回、第4回資料】
食品の安全から信頼へ
食品への
食品の安全
信頼
コミュニケーション
体制整備
衛生管理
品質管理
コンプライアンス
お客様基点
49
平成22年度参加者の声
○研修後のアンケートから
現在行っている活動を
改めて文字に起こすこ
とで、更なる向上を目
指す為に何が必要かを
考えさせられました。
コンプライアンス綱領を制
定し、基本理念や品質方
針、行動規範等をHPに掲
載していますが、目標を設
定し従業員 人 人 対
定し従業員一人一人に対
し、徹底していくことが今
後の課題であると痛感し
ました
ました。
改めて気付かされる
ところが何カ所かあり
ました。文章化されて
いない部分をきちん
な 部分をきちん
と整理していきたい。
自社の現状について
自社の現状に
いて
再確認することができ
、より強化すべきとこ
ろがわかり 役に立ち
ろがわかり、役に立ち
ました。
「お客様基点」及び「
安全」と「安心」につ
いての考え方につい
て、今回の資料を活
用して職員全体研修
会を実施しました。
毎回、講義とともに
自
社に当てはめるとど
うかというワークを実
施していただいたの
、
深
で、理解が深まりまし
た。
50
研修修了生の実践フォ
研修修了生の実践フォロー(今後のテーマ)
(今後のテ
)
1.アドバイザーの派遣
ドバ ザ
派遣
2 地域自主勉強会の実施支援
2.地域自主勉強会の実施支援
3 複数幹部の研修会への参加
3.複数幹部の研修会への参加
4.新規参加企業への声かけ
意欲的な食品企業のネットワーク構築へ
51
www.food-communication-project.jp/
FCP成果報告会
平成22年度FCP愛媛ブランチ
について
平成23年3月8日
農林水産省
愛媛県農林水産部
フード・コミュニケーション・プロジェクトチーム
管理局農政課
FCP愛媛ブランチの取組
テーマ:「あぐりすとクラブの活性化に向けて」
【これまでの経緯(平成20 22年度)】
【これまでの経緯(平成20∼22年度)】
・愛媛県においては、平成20年12月にFCP情報ネットワークに加入し、翌21年10月に県下の食
品事業者や農業関係者、行政関係者等を対象とした「FCP愛媛セミナー」(参加者68名)を開催した
。
・セミナーでの愛媛ブランチへの呼びかけとあわせ、県下の農商工連携体や金融機関、量販店、食
品メーカー、飲食店、農業関係団体など個別に営業活動を展開した結果、17社/団体の賛同を得
て 平成21年12月に「FCP愛媛ブランチ」を立ち上げ FCPを活用した愛媛の食の情報発信に向
て、平成21年12月に「FCP愛媛ブランチ」を立ち上げ、FCPを活用した愛媛の食の情報発信に向
け、FCP商談会シートを基本ツールとした研究会を、21年度中に4回開催した。
・今年度は、FCP研究会の開催の場を「あぐりすとクラブ」に移行し、3年目を迎えたクラブの活動の
活性化に向けた新たな活動のひとつとして事業計画に位置づけ 20社/団体の参加によるFCP商
活性化に向けた新たな活動のひとつとして事業計画に位置づけ、20社/団体の参加によるFCP商
談会シートを基本ツールとした研究会を開催している。
平成21年度のFCP愛媛ブランチ会員(業態別)
金融機関 2 小売
メーカー
FCP愛媛セミナーの様子
H21愛媛ブランチの様子
53
2
3 飲食業 1
関係団体 4
生産加工販売 3
ホテル 1
種苗 1
(計17社/団体)
53
「あぐりすとクラブ」の概要
○県が、会員の交流、農業者の能力向上、経営拡大の取組み支援等の場として平成20年6月に設立
○会長は設けず、会員登録は事務局が実施(県農産園芸課担い手対策推進室)
○会員は「農業者会員」と「企業会員」の2種類
会員数:平成23年2月28日現在349件(農業者会員:230件、企業会員119件)
農業者、農業者組織、卸売、小売、食品加工、流通、飲食、宿泊関連、金融機関、研究機関 などなど…
組織概要図
農業者
農業者組織
主な活動
コーディネーター
【情報交流→相互理解】
クラブHPの開設
・会員情報の閲覧、照会
会員情報の閲覧 照会
・経営課題の提示→回答
・会員ニーズの相互把握
民間企業
会員相互の交流・連携の進展
【情報交流会の開催】
○会員が一堂に会する情報交換の場を設定→商談会も同時開催(年2回程度)
【農業者の人材育成サポート】
○会員企業やコーディネーター等を講師とした農業者の経営能力向上セミナーの開催(年5回程度)
【農業者の経営拡大支援事業】:事業化の芽出し→実現
○農業者の経営拡大につながる会員からの事業化提案(会員ニーズ等の情報交流を通じて)
○事業化提案に賛同する会員により、プロジェクトチームを結成(クラブ内公募)
○PT会員のノウハウや経営資源等を活用し、課題整理及び事業化に向けた解決方策の検討
※課題解決に当たっては、コーディネーターによる助言、支援等を行う
5454
平成22年度FCP愛媛ブランチの目的と内容
【目的】
農業者と企業が交流できる場である「あぐりすとクラブ」内で、農産物の販路拡大や新商品の加工販売等、農産
物(商品)の付加価値向上にチャレンジしたい会員に対する支援を図り、その結果がクラブ内の活性化のひとつ
の契機となることを目的とする。
の契機となることを目的とする
(1)販売企画力と情報伝達力の向上
(2)新たな企業・団体との連携体育成の場づくり
【内容】
○FCP商談会シートおよびベーシック16を基本ツールとして活用。
○シート作成モデル事業者(3JA)のシートに対して多様な業態の参加者と意見交換して完成。
○ベーシック16に基づいて自社の振り返りを行い、お客様視点の考え方を学習。
○全国規模の商談会に参加し、その成果を共有。
【前年度との主な変更点】
○県下のJAおよび普及指導員(6次産業化支援担当)に対して積極的に参加を推進
○実際の商談会へのトライアル(アグリフードEXPO2011大阪(2月)、経費の一部をあぐりすとクラブで負担)
第1回
平成22年10月5日
「伝える」って難しい。「
伝えなければやってな
いのと同じ?」
・FCPとは?
・グループワーク
ベーシック16を使っ
た自社診断
第2回
平成22年10月26日
私ならこう伝える、私
ならここを評価する
・お客様視点に
たった企業経営
とは?(中山氏)
・ミニセミナー
・グループワーク「
FCP展示会・商
FCP展示会
商
談会シート」B面
作成。
第4回 予定
平成23年3月下旬
商談会参加を振り返っ
てみて…
第3回
平成23年2月3日
商談会における商品P
Rのポイントとは
・商談会におけ
る商品PRのポイ
ント(あぐりすとク
ラブコーディネーター)
・グループワーク
「FCP展示会・商
FCP展示会 商
談会シート」A面
作成。
・プレ商談会
アグリフード
EXPOin大阪
・商談会を振り
返っての感想(
参加者)
・まとめ
成果を「あぐりすとク
ラブ」内に波及させる
ことにより、クラブ内
の6次産業化に取り組
む生産者や農商工連
携体の情報発信力の
向上と会員間ネットワ
ークの強化を目指す
クの強化を目指す
。
5555
平成22年度 FCP愛媛ブランチ 第1∼2回
第1回
【講義】
「FCPとは?」
農林水産省 神井調査官
【グループワーク】
「ベーシック16」を試してみよう!
-インタビューとその対応インタビ
とその対応
【総評】
愛媛大学 農学部 大隈教授
第2回
【グループワーク①】
「ベーシック16」を作成してみて
(3JAの事例)
お客様基点の企業経営とは
ファシリテーター 中山氏
3グループでの質疑応答
【ミニセミナ 】
【ミニセミナー】
シートB面の構造と書かれるべき
内容について(中山氏)
参加事業者からのアドバイス
【グル プワ ク②】
【グループワーク②】
シートB面の作成
【気づき】
○限られた時間の中で「伝えること」
「聞くこと」の難しさ
○ベーシック16をイメージした商談
会シートの作成によって見える自
社の強み弱み
○伝えるべき情報の選択とアピール
○伝えるべき情報の選択とアピ
ル
ポイントの整理
○生産者にとっても重要な「お客様
視点」
【気づき】
○企業内の「繋がり」の重要性
○「お客様基点の企業姿勢」は単な
る「企業理念」ではない
○伝える側の常識は聞く側の常識と
は限らない
○伝えられないのはやっていない
○画像が視覚に訴える力の強さ
○シートの作成過程で改めて商品を
知ることで商品自体もレベルアップ
○曖昧な表現をさけ、時には科学的
データで訴える必要性
○中小ならではの強みを活かす
56
ファシリテーター:
東京農業大学学術研究員
中山 幹生氏
56
平成22年度 FCP愛媛ブランチ 第3∼4回
第3回
【講義】
「商談会における商品PRのポイント」
グリーン愛研企画 鎌田氏
(あぐりすとクラブコーディネーター )
【グループワーク】
シートA面の作成
シ
トA面の作成
【ロールプレイング】
プレ商談会
【総評】
愛媛大学 農学部 大隈教授
第4回(予定)
【報告】
商談会を振り返ってみて
参加事業者
【意見交換】
今年度活動での気づき
【事務局報告】
次年度活動の方向性について
【気づき】
○商談会の成功は準備4割、出展中努力4割、事後対
応2割
○基本的な用語や数字は常識として頭に入れておく
○売価設定、商品コンセプトは明確に
○生産者段階でFCP商談会シートを埋めるのは難し
いが、逆に完成できれば自社レベルの向上に繋がる
○商談会では細かな気配りも重要(見られているのは
商品だけではない)
○商談会では人を集める環境づくりも重要なファクター
○他の出展者とのコミュニケーションも必要(新たなビ
ジネスに繋がる可能性も)
○商品ターゲットが納得できるものであることが必要
○コンパクトかつインパクト
○人物の入る画像は「動き」「清潔感」
○シートそのもののデザイン力も重要
○情報は全てを書かない
○商品のネーミングも、モノが
イメージできることが大事
○シートと口頭のバランス
5757
修正後
修正前
58
58
修正後
修正前
59
59
FCP愛媛ブランチ 次年度の展開
【次年度の方向性】
◎「ビジネス力向上の実践講座」
・あぐりすとクラブ内でのFCP商談会シート(+ベーシック16)の研修
・県経済労働部局とも連携を強め、今年度「えひめ農商工連携ファンド」を活用した農商工連携体
を中心に波及
・地元金融機関の取引先や県下のJAも呼び込み、県産農林水産物(加工品含め)を広く支援
・あぐりすとクラブコーディネーターや普及指導員の持つ案件についても呼びかけ
◎「普及指導員向け指導者養成講座」
「普 指
向 指 者養成講座
・県下の県の出先機関に勤務し、生産者に対して技術や経営などを指導している普及指導員に対
し、FCPの指導者養成講座を実施
・講座の場は、普及指導員の資質向上のために設置している「普及指導員調査研究会」を活用
講座の場は 普及指導員の資質向上のために設置している「普及指導員調査研究会 を活用
・国が掲げる「農業・農村の6次産業化」に向け、普及指導員の現場指導のツールとして、「書く」
「伝える」ではなく「書き方」「伝え方」を指導できるように
60
60
www.food-communication-project.jp/
FCP成果報告会
平成22年度FCP和歌山ブラン
チについて
平成23年3月8日
和歌山県農林水産部
農林水産省
農林水産政策局
フード・コミュニケーション・プロジェクトチーム
食品流通課
FCP和歌山ブランチの取組
テーマ:「食の信頼向上による企業力と商品力の強化」
・平成20年3月に策定した「和歌山県長期総合計画」の目標を実現させるため、アクションプログラム2010 和歌山県農水産物・加
工食品の販売促進戦略を策定。推進基盤の強化と農産加工を軸にしたアグリビジネス構築のためFCP和歌山ブランチを立ち上げる
。
・食の信頼向上を前提としたお客様視点の「商品力」「企業力」の向上を図るとともに和歌山県の新たな地域資源の活用の方向性を
探ることとする。
・ベーシック16を活用して自社診断(before)を行う
ベ シック16を活用して自社診断(before)を行う。自社の「強み」「弱み」を確認し、商談会で活用できるレベルの商談会シ
自社の「強み」「弱み」を確認し 商談会で活用できるレベルの商談会シートを作成
トを作成
し、企業力アップ実践の場として、わかやま産品商談会・フーデックスに参加。最終回に自社診断(after)を行い、研究会参加の効果検
証を行う。
・また、食の信頼向上のため、企業経営戦略、品質管理、商品開発、コミュニケーションをテーマに研究を行う。
第 回
第一回
平成22年6月30日
お客様視点に立った
企業経営とは?
第二回
平成22年8月2日
安全・安心のものづく
り
・FCPとは?
(FCPチ ム)
(FCPチーム)
・お客様視点に
たった企業経営
とは?(中山氏)
・グループワーク
シック 6を使
ベーシック16を使
った自社診断
(before)
・製造現場から
見た食の安全安
心について
(食品・生活衛生
課)
・グループワーク「
FCP展示会・商
談会シート」B面
作成。
第三回
平成22年9月28日
安全・安心で自社製
品に磨きをかけよう
第四回
平成23年1月19日
安全・安心はこうやっ
てPRする
第五回
平成23年2月15日、
3月1∼4日
商談会で実践
・表現力アップ
セミナー
・商談ロールプ
レイング
わかやま県産品
商談会in大阪
・バイヤーにうっ
たえるような商
談会シートの書き
方。(高島屋チー
フバイヤー野口氏)
・グループワーク
「FCP展示会・
C 展示会
商談会シート」作
成。
FOODEX2011
第六回 予定
平成23年3月16日
成果発表会
・商談会参加を
振り返って
・ベーシック16を使
った自社診断(
after)・成果検
証
62
62
平成22年度 FCP和歌山ブランチ 第一回
伝えられるようになるには?
さあ はじめましょう!
テーマ:
「お客様視点に立った企業経営
とは?」
とは
」
【講義】
「フード・コミュニケーション・プロジェクト」
「フ
ド コミ ニケ ション プロジ クト」
とは?
ファシリテーター:
東京農業大学学術研究員
中山 幹生氏
農林水産省 消費・安全局 表示規格課 課長補佐 元木 要氏
「お客様視点に立った企業経営とは?」
東京農業大学 学術研究員 中山 幹生氏
【グループワーク】
「ベーシック16」を活用して
自社診断(BEFORE)
農林水産省
消費・安全局 表示規格課
63
課長補佐 元木 要氏
63
平成22年度 FCP和歌山ブランチ 第一回 中山氏 講義
「お客様視点に立った企業経営とは?」
我々のお客様は?何故、お客様が?
【協働の着眼点 1】お客様を基点とする企業姿勢の明確化
お客様の評価は獲得した価値による
食品事故はお客様の「基本価値」を損なう。
伝えられないのでは やっていないのと同じ
伝えられないのでは、やっていないのと同じ
FCPで見える化により、信頼の連鎖を図る。
伝えられるようになるには
弱点を見つける。見つかれば強くなれる。
ベーシック16を使った自社診断をしてみましょう
64
64
平成22年度 FCP和歌山ブランチ 第一回 グループワーク
「ベーシック16」を使い 自社判断(before)
「ベーシック16」を使い、自社判断(before)
出席者にペアーになっていただき、特に重
要な項目について、相互インタビュー形式
で自社診断を行いました。
参加者からの声
グループワーク①
実際に取組んでいる
内容がうまく表現で
きないということがわ
かった。
明確化しているかと
聞かれても、そこま
で取組んでいないこ
とが良く分かった。
ベーシック16は、実
態把握をするために
有効な手段だと感じ
た。
体系立てて自社の
取組み内容を説明
することは難しいと
感じた。
グループワーク②
65
65
平成22年度 FCP和歌山ブランチ 第二回
テ マ
テーマ:
「安全・安心のものづくり」
【講義】
「製造現場からみた食の安全・
安心について」
和歌山県 食品・生活衛生課 食品衛生班 主査 小河 寛氏
【グループワーク】
「FCP展示会・商談会シート」B面
「FCP展示会・商談会シ
ト」B面
和歌山県
食品・生活衛生課
食品衛生班
主査 小河 寛氏
(企業紹介、製造工程、品質管理情報)
の作成
66
66
平成22年度 FCP和歌山ブランチ 第二回 小河氏 講義
「製造現場からみた食の安全 安心について」
「製造現場からみた食の安全・安心について」
製造現場の衛生管理は、見えない
和歌山県版のHACCP
区分2
施設のハード面の衛生管理はできていて当たり前。その上で、消費
者が「安心」を得られるためにどのようにして、「安全」を確保するべ
きか、ソフト面を考えるべき。
HACCP
記録をつける(チェックする)ことで、社内のコミュニケーションが取れ
記録をつける(チ
クする)ことで 社内のコミ ニケ シ ンが取れ
るための体制づくりができる。自分たちに「見える化」
一般的衛生管理
般的衛生管理
区分1
衛生管理の「見える化」
2つの区分で認定する制度
記録ができたら、手順書
誰が見てもわかりやすい「手順書」を作れば、取引先とのコミュニケ
ーションにも使える。社外にも「見える化」
ションにも使える。社外にも 見える化」
衛生管理の「見える化」をすすめる
67
HACCP
67
平成22年度 FCP和歌山ブランチ 第二回 グループワーク
「FCP商談会・展示会シート」B面作成
B面(出展企業紹介、製
造工程 品質管理情報)
造工程、品質管理情報)
について、食品・生活衛
生課職員も参加し、アド
バイスを行い進めた。
イ を行 進めた。
まとめ
・ 伝えられないのは、やっていないのと同じである。どうすれば自社の取組が伝わるのかを今回のベーシック16
の記載作業を経て学ぶことができたのではないか。
・ [メッセ
[メッセージ]の欄は、どういう思いで商品づくりをしているかという会社としての考え方を記述して欲しい。
ジ]の欄は、どういう思いで商品づくりをしているかという会社としての考え方を記述して欲しい。
・ 製造工程は、原料の調達、加工、出荷までの流れを記載して欲しい。
・ 文章にすることで自社の取組を改めて認識することができる。ベーシック16を自社に持ち帰り会社の特徴、売
68
りについて話し合って頂きたい。
68
平成22年度 FCP和歌山ブランチ 第三回
テーマ:「安全安心で自社製品に
磨きをかけよう」
磨きをかけよう
【前回の振り返り】
「商談会シートB面について」
和歌山県 食品・生活衛生課 食品衛生班 主査 澤田 泰雄氏
参加事業者様に提出いただいた商談会シ トB面(製造工程 品質管理情
参加事業者様に提出いただいた商談会シートB面(製造工程、品質管理情
報)についてアドバイスを行いました。
和歌山県 食品・生活衛生課
食品衛生班 主査 澤田 泰雄氏
【講義】
「バイヤーにうったえるような商談会シート
の書き方」
株式会社高島屋 MD本部 食料品・食堂ディビジョン 課長 チーフバイヤー
野口 昌彦氏
【グループワーク】
69
「FCP展示会・商談会シート」の作成
株式会社高島屋
MD本部
食料品・食堂ディビジョン 課長 チ
ーフバイヤー 野口 昌彦氏
69
平成22年度 FCP和歌山ブランチ 第三回 野口氏 講義
「バイヤ に訴えるような商談会シ トの書き方」
「バイヤーに訴えるような商談会シートの書き方」
商談会でバイヤーが見るポイント
ぜひ売りたいと思う商品、一緒に仕事をしたいと思う取引先であることをアピール。バイヤーは商品
ぜひ売りたいと思う商品
緒に仕事をしたいと思う取引先であることをアピ ル バイヤ は商品
だけでなく、その取引先と長く付き合っていくことができるか、成長性があるかを見ようとしている。そ
の点に留意してシートを作成すべき。
① 他社(または従来の商品)とのちがい:素材や製法等で他社との差別化が図られているか。
他社(または従来 商品)と ちが 素材や製法等 他社と 差別化が図られ
るか
② 地場の素材を使っているか:地域をアピールする上で、主要素材に地場産にこだわることが大切
③ 発展性の有無:その商品(製法)を使って別の商品を開発できないか
④ 時流への対応:少量、小分け、簡単調理、環境への配慮がされているか(=お客様の視点)
⑤ パッケージ:お客様の目に留まり、手にとってもらうため
パ ケ ジ お客様 目に留まり 手にと
もらうため
⑥ 希少性の有無:大量流通しない商品は百貨店では売れる
⑦ 他店での売上実績:信頼度という点でメリットあり、ただしそこだけを強調してもあまり効果はない
⑧ 衛生管理・品質管理への取り組み度合い:「長年の経験」は通用しない。ルールの遵守と科学的根拠が必要
⑨ 一次生産者がつくる商品であるか:トレーサビリティと発展性を重視
次生産者が くる商品 あるか ト
サビリテ と発展性を重視
⑩ その他:営業許可の種類、店舗所在地、創業年
商談会場でのアピ ル
商談会場でのアピール
1 人のバイヤーが回ることができるブース数は1 日30 社程度。1 社あたり数分である場合が多い。
① 立体的なブース展開:離れた場所から扱い商品がわかるように、壁面を用いてパネルやポスターを掲示。ケース
内の商品陳列ボリューム感を演出し
内の商品陳列ボリュ
ム感を演出し、可能な限り立体的に行う。のぼり等を掲示するは、商品ケ
可能な限り立体的に行う。のぼり等を掲示するは 商品ケースを隠すこと
スを隠すこと
のないよう考慮して行う。
② 試食宣伝:試食宣伝を行う場合はブースの前に出て、足を止めさせる。
70
③ 商品サンプル:資料と共に持ち帰ることができる商品サンプルが有用。
70
平成22年度 FCP和歌山ブランチ 第三回 グループワーク
「FCP商談会・展示会シート」A面作成
A面
特にターゲット、利用シ
ーン、商品特徴につい
て意見交換を実施
意見交換を実施
まとめ
・ 違う立場の方に見ていただくことで本人では気がつかない商品の良さに
気がつくことが出来る。発想がひろがったのではないか?
・ 是非身の回りの方でよいので、今日のようなディスカッションをしていた
だきたい。
・ ここから先は、伝えたいところが伝わっているかどうかについて商談会
71
シートを磨き上げていくことが重要。
グループワークは、野口氏、県
職員も参加し積極的な意
見交換が行われました。
実際の商品を見ながら、商
談会シートで、アピールで
きているか意見交換。
発表後、ファシリテーター
中山氏よりアドバイスを行
いました。
ました
野口氏より、実際の例を交
えてアドバイスを頂きまし
た
た。
参加者からの声
本人が見落としている
商品の良さや伝え方に
ついて新たな発見があ
った
71
平成22年度 FCP和歌山ブランチ 第四回
テーマ:
「安全・安心はこうやって
PRする!!」
【講義】
「表現力ア プセミナ
「表現力アップセミナー」
∼商談会での心構え、商品の表現力・
コミュニケーション力を向上する
秘訣とは?!∼
【グループワーク】
【グル
プワ ク】
「商談ロールプレイ」
参加者は、商談会
シートを完成させて
シ
トを完成させて
持参
(社)日本能率協会
広域市場開発チーム
リーダー
箱崎 浩大氏
参加者が出展者役、バイヤー役になり、時間計測
参加者が出展者役
バイヤー役になり 時間計測
しながら本番さながらに商品説明を実施。
7272
平成22年度 FCP和歌山ブランチ 第四回 箱崎氏 講義
「表現力アップセミナ 」
「表現力アップセミナー」
○展示会を有効利用することは・・・
○出展で得たい成果
○展示会における商談の意味
○得たい成果をえるためのコミュニケーションとは?
○商談会シートの効能
商談会
効能
○展示会における商談会シートのコミュニケーション方法とは?
・ 商談会で得られる効果は様々あるが全ての効果を得るのは難しい。
→ 目標・目的を明確にして出展計画を立てる。
・商談の目的 ①企業PR、商品・商材PR
②モニタリング・マーケティング ③実取引商談
→ その全てにおいて商談会シートは有効なツールである。
・商談会シートのバイヤー視点のメリットは、「比較しやすい、整理しやすい、保管しやすい」
→ シートの中身にどれだけのことが書けるかが他社との差別化になる。
作り込みが必要
・商談会においては、商品説明とシートが一致し連動していることが重要。
商談会 お
商 説 と
が 致 連動
る とが重
→ 限られた時間のなかで、シートの内容を台詞化し、明確に伝える訓練が必要。
73
73
平成22年度 FCP和歌山ブランチ 第四回 グループワーク
「商談ロールプレイ」
《ロールプレイングの進め方》
•
2グループに別れ、商談会シートを準備
してきた参加者全員が順番になって出
展者役になりロールプレイを実施。
•
終了後、商談会シートを見学者に配付
しシート内容が説明されていたか確認
を行った
•
説明時間を計測し、「腹時計」の感覚を
磨く訓練も行った。
まとめ
・説明している内容と商談会シートの内容が同じであることが望ましい。
ポイントを決めて話すには・・・あらかじめ台詞化することで内容が整理され
る。
・ロールプレイは2回目の方が上手くできた。時間感覚も同じ。何度も練習する
ことが必要。
とが必要
・ 相手(来場者)がどういう人(企業名、業態、)か確認するように。相手の立
場によって違う商談会シートを作っておくのもテクニック。
いざ本番と思うと
、しゃべろうとして
いたことがほとん
ど口に出てこない
!
ロールプレイを繰
ロ
ルプレイを繰
り返したら3分間
の感覚がつかめ
てきた気がする
7474
平成22年度 FCP和歌山ブランチ 第五回
「商談会で実践!!」
「わかやま産品商談会in大阪」に出展
日時:平成23年2月15日(火) 13:00∼17:00
場所:大阪マーチャンダイズマート
来場者数 : 約320人
FCP和歌山ブランチ 参加事業者: 13社 (全体出展数 78社)
参加者からの声
複数の商談会シートを作成
し商品と一緒に展示
商談会シートを来場者に手
渡し商品説明
初めての商談会参
加だったが、お客
様に要領よく自社
の本とを伝えること
の難しさを経験する
ことができた。商談
会シ トを利用する
会シートを利用する
と説明し易かった。
7575
平成22年度 FCP和歌山ブランチ 成果
参加者からの声
○商談会シート作
成面での成果
「商談シート」作成
は、自社商品への
自分の思いをまと
め・確認させられ、
焦点を絞ることがで
きていくのを感じる
。
セミナーを通じて、
参加者作成のシート
内容がレベルアップ
第2回作成時
【今後のスケジュール】
第六回テーマ 「成果発表会」
第4回提出時
○ 商談会参加を振り返って・・・評価点、反省点を参加者で
意見交換・ 成果検証
グループワ
ークの意見
ク 意見
交換は毎回
楽しみ。衛生
面のアドバイ
スも役立ち
も役立ち
そう
○ ベ
ベーシック16を使って自社診断(after)
シック16を使って自社診断(after)
引き続き、食品 生活衛生課と協力し、参加者に「気づき」を実行
引き続き、食品・生活衛生課と協力し、参加者に「気づき」を実行
し企業力向上につなげられるようサポートしていく
76
76
FCP山梨ブランチについて
平成23年3月8日
山梨県農政部果樹食品流通課
77
77
○FCP山梨版ブランチの組み立てについて
○山梨県内の食品産業には中小零細が多いことから、県がFCPの推進について一定の役割を
○山梨県内の食品産業には中小零細が多いことから
県がFCPの推進について 定の役割を
果たす必要。
○食品事業者が主体的に食の安全・安心を 見える化 する取り組みであるFCPを推進すること
は、県内の食品事業者の販路拡大や企業価値の向上を図る為にも役立 。
は、県内の食品事業者の販路拡大や企業価値の向上を図る為にも役立つ。
○農水省で進めている「展示会・商談会シート」が今後の商談会で標準になるのであれば、早い
段階で県内の食品業者等に情報提供を行うことは、業者育成の観点からも必要である。
山梨県版ブランチの方向性
・山梨県版の地域ブランチについては、県がFCPのプラットホームを作り、これに各事業
体が行う取り組みに、FCPの考え方を組み入れてもらう方式とすることがスムーズな導
入を図る面からも望ましい。
イメージ図
食品事業者の役割
食品事業者
役割
目的:FCPの活用による、販路拡大。企業価値の向上。
・FCP活用の場への参画
中小企業団体中央会の役割
商工会連合会の役割
・構成団体へのFCPの研修機会の創出
県の役割(プラットホーム)
県の役割(プラットホ
ム)
中銀の役割
H23∼「展示会・商談会シート」
を採用する方針
・FCP活用の場の創出(商談会等)
活用 場 創 (商談 等)
農水省の役割
・FCPに係る講師等の派遣や資料の提供
・FCPの知識や情報の提供、・食品事業者等と農水省の橋渡し、・相互の情報共有の場の提供等
78
78
○県のプラットホーム
○県は、農水省 協力を得 、
○県は、農水省の協力を得て、FCPの知識や情報を、食品事業者に浸透させていく。
知識や情報を、食品事業者 浸透さ
く。
○食品事業者が所属している各種団体を取りまとめる、県中小企業団体中央会や県
商工会連合会等の業界団体が開催するイベントに、FCPの取り組みを組み入れると共
に、中銀等の商談会を開催する団体にも協力を求め、FCPが スタンダード となるよう
な取り組みをしていく。
山梨県の役割
○年度当初、各業界団体や中銀等が食品事業者向けに行う事業を照会し、体系化する。
○各事業体が行う事業に、FCPの取り組みを取り入れるように依頼する。
○農水省から講師等の派遣や資料の提供を仰ぎ、食品事業者にFCPを身近に感じてもらう。
イメージ図
FCP山梨版ブランチ
県中小企業団体中央会
県食品産業協議会
県商工会連合会
各食品事業者等
山梨中央銀行
産業支援課等庁内各課
果樹食品流通課(調整役
果樹食品流通課(調整役)
目的:FCPの活用機会の拡大
県
業界団体
でのイベ
ント・ 講
演会の開
催情報の
収集
講演会等
FCP取り組み
事例を説明す
る機会の創出
講師の派遣・資料等の
提供
FC
Pへ
の
理
解
の
醸
成
商談会へ
の出展
・販路拡大
・企業価値
の
向上
79
79
フードバレーとちぎ
フ
ドバレ とちぎ
を目指して
食の産業振興により、地域経済が成長・発展し、
活力あふれる とちぎ を目指します。
栃
木 県
80
80
特徴:第2次産業(製造業)の比率が高い「ものづくり県」
第2次産業比 41.7%(全国平均 26.3%)
リーマンショック!
○自動車・航空宇宙関連企業の集積
○自動車
航空宇宙関連企業の集積
○輸送機械が20.8%
●輸送機械の生産指数が61.9%に
下落
製造品出荷額等業種別構成比
はん用機 他の10業種,
9.6%
械, 2.6%
鉄鋼, 4.0%
輸送機械,
20.8%
県内業種分類別生産指数
製造業
輸送機械
食料品・たばこ
120.0
110 0
110.0
電子部品,
4.1%
108.1
100.0
業務機械,
4.1%
情報機械,
8.9%
金属, 4.9%
生産機械,
4.9%
食料品,
5.2% 化学 5.3%
5 3%
非鉄, 5.4%
電気機械,
7.6%
飲料・たばこ,
6 4%
プラスチック, 6.4%
6.2%
平成20年工業統計
90.0
80 9
80.9
80 0
80.0
70.0
61.9
60.0
50.0
平成17年
平成18年
平成19年
平成20年
平成21年
平成21年県鉱工業指数
81
81
取組の背景(とちぎのちから(潜在力))
《農産物》・・・・・農産物産出額全国10位
いちご(40年連続日本一 全国シェア16.2%)
全国シェア16 2%)
もやし(日本一
全国シェア19.1%)
二条大麦、にら、トマト、生乳、牛肉 など
《食品産業の集積》・・・・・製造品出荷額(飲・食料)全国12位
大手企業の立地 サントリー、カゴメ、ハウス食品
サントリ
カゴメ ハウス食品 など
特徴ある地場企業 仙波糖化(乾燥食品)、フタバ食品(冷凍食品)
岩下食品(漬物) など
《教育・研究機関の集積》
高等教育機関 宇都宮大学(工
宇都宮大学(工・農学部
農学部、ハ
バイオサイエンス教育センター)
イオサイエンス教育センタ )
帝京大学(理工学部バイオサイエンス学科)
食品企業の研究所 カゴメ(総合研究所)
カルビー(R&DDEセンタ ) など
カルビー(R&DDEセンター)
82
82
食による産業振興
食をテーマに地域経済が成長・発展し、活力あふれる
フ ドバレ とちぎ
フードバレーとちぎ
第1∼3次産業の
連携
豊かな地域産業
資源の活用
〈食品関連産業〉
・内需中心で景気動向に左右
されない地域密着型の産業
・生産から加工・流通・消費
生産から加工 流通 消費
に至る1∼3次産業までの関
連産業が数多く存在
〈農産物・食品〉
〈農産物
食品〉
・地域の様々な自然条件や食
文化を反映した地域特産物の
銘柄が多数存在
〈観光その他〉
世界遺産 日光の社寺」
・世界遺産「日光の社寺」
・「とちぎ食の回廊」
83
83
フードバレーとちぎ
の取組
協議会事業
ネットワーク形成支援
○交流会の開催
○マネージャーの
配置
フードバレーとちぎプロジェクト
産学官連携によ
る商品開発・技
術開発
海外市場も視野
に入れた販路開
拓
農業を始めとす
る関連産業の高
付加価値化
○各種研究会の開催
○各種商談会の開催
○共同研究の実施
○各種商談会出展支
援
○加工適性に優れた
新品種等の開発
情報発信
○情報誌の発行
○協議会HP開設
○ポスター等
○ポスタ
等
○6次産業化支援
人材育成・確保支援
○企業説明会の開催
○インターンシップ
の実施
○売れる商品づくり講習会開催
○専門家によるハンズオン支援
○フードバレーとちぎ農商工ファンド事業
○とちぎ未来チャレンジファンド事業
資金調達支援
○融資
・研究開発
・新商品開発
新商品開発
・販路開拓
・運転資金
企業誘致
○食品関連産業集積
方策検討
○関連産業集積のた
めの仲介機能強化
84
84
協議会活動におけるFCP活用検討(イメージ)
経営品質向上
自社の取組充実
販路拡大
FCP工場監査シ
ート活用
※商談会への出展
資金的支援、技
術支援
会員間商談
※FCP商談会シ
ート作成・活用
作成 活用
強み・弱みの把握
新商品開発
共同開発
情報交換
会員の言語の共通化
ベーシック16
会員個々の自社診断
会員個
自社診断
※はH23に予定する取組
85
85
FCPを活用した県事業推進(イメージ)
A課
B課
商談会出展に支援するが、
商談会出展に支援するが
ひとつでも商談を成立させ
たい
HACCPの普及を図りた
C課 い
融資以前に経営状況の改善
が必要
D課
課
事業者のレベルがまちまち
で審査の視点が定まらない
FCP商談シート
FCP商談シ
ト
作成
「協働の着眼点」
作成
○商
○商品の効果的なPR
効 的な
○事業者の気づき
○事業者
気づ
○強み・弱みの把握
○HACCP取得誘導
○効果的な融資
審査項目に「協働
の着眼点」を活用
○審査の公平性・透明性が確保
FCPの仕組み・
ツールの活用
ツ
ルの活用
○効果的な事業者指導が可能
E課
農業の6次産業化をどう進
めようか・・
86
86
Fly UP