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ACL講習会資料(3.74MBytes)

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ACL講習会資料(3.74MBytes)
輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社
平成26年6月
ACL業務の概要
ACL業務とは
ACL業務とは、通関業者、海貨業者等が船会社又はNVOCCに対して、「Bill of Lading」
(B/L)の作成に必要な情報(※)を送信する業務です。
(※)いわゆるドックレシート(D/R)やB/Lインストラクション(B/I)、シッピングアプリケーション(S/A)などと呼ばれる書類
【2014年3月現在】
ACL情報を利用してB/Lを作成
ここが
「ACL」!
EDI化率:78.1%
ACL業務トラフィック数189,692件
船積み関係書類(D/R)のEDI化率(邦外船全体)
85.0%
80.0%
75.0%
70.0%
65.0%
60.0%
55.0%
50.0%
45.0%
40.0%
35.0%
30.0%
25.0%
20.0%
15.0%
ACL対応船会社・NVOCCに係る注意点
10.0%
5.0%
現在ACL対応をしていない、あるいはACL対応可能な港が限定さ 0.0%
れる船会社・NVOCCもございますのでご注意ください。
近年、B/L作成業務の合理化のためにACL対応を開始する船会社・
NVOCCは増加しています。各社からご提供いただいたACL対応状況
を随時NACCS掲示板のACL専用ページに掲載していますのでご参照
ください。
EDI化率
200,000
180,000
160,000
140,000
120,000
100,000
80,000
60,000
B/L作成に必要な情報を送信
40,000
20,000
0
B/L作成情報送信件数
1
ACL業務の概要
ACL業務フロー
NACCS処理の情報の流れ
マニュアル処理の書類の流れ
貨物の流れ
NACCS処理とマニュアル処理の比較
① Booking
船会社
荷主企業
②
B/L
⑤
SIR
S/I
IVA
I/V
NVOCC
②
S/I :Shipping
Instruction
I/V :Invoice
P/L :Packing List
⑥
NVOCC
D/R
船積確認
事項情報
CLP
P/L
通関業者・
海貨業者
税関
輸出
申告書
③ ECR
EDC
③
⑤ ACL
船会社取扱
貨物の場合
輸出
許可書
NVOCC取扱
貨物の場合
輸出許可
通知情報
保税蔵置場
(バンニング)
船積確認
事項情報
④
VAN
D/R
CLP
取
扱
貨
物
CY
E/D
④
搬入票
D/R :Dock Receipt
CLP :Container Load Plan
E/D :Export Declaration
④‘
D/R
CLP情報
2
ACL業務の概要
ACL業務のメリット
通関業者・海貨業者等(送信者)のメリット!
● 呼出し業務によるNACCSの上流情報の流用や外部ファイルの利用、送信済
み履歴の利用などにより、入力作業の省力化が可能です。
● 送信先毎の指定フォームを用意する必要がなく、業務が標準化します。
● CYに対してドックレシートの持参が不要となります。
船会社・船舶代理店・NVOCC(受信者)のメリット!
● FAX受信では不鮮明な文字も電子受信なら読み間違いがありません。
● NACCSで受信した情報を自社システムに取り込むことにより正確かつ
迅速にB/L作成を行うことができます。
CY・CFS(受信者)のメリット!
● ドックレシート情報がペーパーレスとなります。
NACCSセンターは船積み書類の電子化(EDI化)を推進しています。
3
ACL業務の概要
ACL関係業務コード
コンテナ船への輸出貨物の船積みに際し、B/Lの作成に必要な情報の登録及び関係先への通知をブッキング番号単位に行い
ます。(ブッキング番号に枝番を付すことで1ブッキングに対して複数情報の送付も可)
情報の通知先は以下の通りとなります。
・「船会社」欄に入力したSCACコードまたは混載コードに係るSea-NACCS利用者
・「CY・CFS」欄に入力した保税地域コードに係るSea-NACCS利用者(H23年3月20日プログラム変更で追加)
・「通知先1」欄及び「通知先2」欄に入力した利用者コードに係るSea-NACCS利用者
また、ACL情報を登録するのみで相手先への通知は行わない仮登録や、出力帳票レイアウトのカスタマイズもできます。
ACL01
船積確認事項登録
(コンテナ船用)
在来船及び自動車船への輸出貨物の船積みに際し、B/Lの作成に必要な情報の登録及び関係先への通知をブッキング番号
単位に行います。(ブッキング番号に枝番を付すことで1ブッキングに対して複数情報の送付も可)
情報の通知先は以下の通りとなります。
・「船会社」欄に入力したSCACコードまたは混載コードに係るSea-NACCS利用者
・「通知先1」欄及び「通知先2」欄に入力した利用者コードに係るSea-NACCS利用者
また、ACL情報を登録するのみで相手先への通知は行わない仮登録や、出力帳票レイアウトのカスタマイズもできます。
ACL02
船積確認事項登録
(在来船用)
船積確認事項登録呼出し
登録業務(ACL01または02)に先立ち、Sea-NACCSに登録されている貨物情報、コンテナ情報、申告情報及び船積指図書
(S/I)情報から必要な情報を呼出すことができます。また、登録済みのACL情報を訂正、取消し、あるいは仮登録情報を本登録
に変更する際には、本業務により情報を呼出した上で業務を行います。
ACL12
ACL01業務で登録されたハウスB/L単位の船積情報を、本業務により呼出し、マスターB/L情報に流用することができます。
複数のハウスB/L情報を一つのマスターB/L情報にまとめることもできます。
ACL11
船積確認事項登録
(ハウス単位)呼出し
IAL
ACL01または02業務で登録された内容をブッキング番号単位に照会することができます。
船積情報照会
コンテナ船-出力帳票
SAT0490(本登録)船積確認事項情報・・・・・・SAT1790(仮登録)
SAT0500(本登録)記号番号情報・・・・・・・・・・SAT1800(仮登録)
SAT0530(本登録)船積確認事項変更情報
SAT0540(本登録)記号番号変更情報
SAT0570(本登録)船積確認事項取消情報
在来船・自動車船-出力帳票
SAT0510(本登録)船積確認事項情報・・・・・SAT1810(仮登録)
SAT0500(本登録)記号番号情報・・・・・・・・・SAT1800(仮登録)
SAT0520(本登録)車台番号等情報・・・・・・・SAT1820(仮登録)
SAT0550(本登録)船積確認事項変更情報
SAT0540(本登録)記号番号変更情報
SAT0560(本登録)車台番号等変更情報
SAT0570(本登録)船積確認事項取消情報
4
ACL業務の概要
NVOCC扱い貨物のACL業務
船会社扱い
貨 物
海
貨
業
等
ACL01
ハウスB/L作成
情報を受信
N
V
O
C
C
(FCL貨物等)
(混載貨物)
(Co-Load貨物)
ACL11(船積確認事項登録呼出し) ・ 外部ファイルの利用 ・ 送信済み履歴の利用
ハウスB/L作成
情報を登録
N V O C C 扱 い 貨 物
ACL01
ACL01
ACL01
ハウス単位
船積確認
事項情報A
ハウス単位
船積確認
事項情報A
ハウス単位
船積確認
事項情報B
ACL01
ハウス単位
船積確認
事項情報A
N
V
O
C
C
ACL12
ACL01
ハウスB/L作成情
報をマスタ単位に
まとめる
船積確認事項登録
(ハウス単位)呼出し
ACL12
ACL12
マスタ単位にB/L作
成情報を登録
ACL01
ACL01
N
V
O
C
C
ハウス単位
船積確認
事項情報B
ACL12
ACL01
船
会
社
Co-Loadが行
われる毎に、後
続のNVOCCが
ACL12を実施
する。
マスタB/L作成
情報を受信
船積確認
事項情報
マスタ単位
船積確認
船積確認
事項情報
事項情報A
マスタ単位
船積確認
船積確認
事項情報船積確認
事項情報A
事項情報B
船会社に対して
最終的にマスタ
単位のACL情報
を送信する。
NVOCCが、混載
貨物の場合と同
様にACL12業務
でリンク付けする
ことになる。
マスタ単位
船積確認
船積確認
事項情報船積確認
事項情報A
事項情報B
5
ACL業務手順
ACL11(呼出し)業務のイメージ
NACCSに登録済みの情報を、ACL業務に利用することができます。
●輸出貨物情報(ECR等)または輸出申告情報(EDC等)を利用して、新規にACL業務を行う。
●荷主企業からの船積指図情報(SIR)を利用して、新規にACL業務を行う。
●ACL業務により登録済みの情報を利用して訂正・取消し等を行う。
情報の流用のイメージ図
ACL11で呼出すために必要なKey項目
既に登録済の電文
①積載予定船舶コード
ACL01
ACL02
SIR
船積指図書
情報登録
②積出港、③航海番号
輸出者等が登録した情報
船積確認事項DB
④船会社、⑤ブッキング番号
船積確認事項登録
N S/I番号
ECR
輸出貨物
情報登録
VAN/VAE
バンニング
情報登録
EDC
輸出申告
貨物情報
貨物情報DB
輸出貨物管理番号
ACL01
ACL02
「ACL01」のみ対応
輸出申告番号
輸出申告DB
申告情報
6
呼出し結果(ACL01)のイメージ
共通部
=補完される項目
※輸出管理番号により呼出しを行った場合の例
なお、条件により補完される項目は異なります。
共通部2
共通部3
共通部5
呼出しのタイミング
が輸出許可後で
あれば補完される。
呼出しのタイミング
がVAN・VAE後で
あれば補完され
る。
繰返部
7
ACL業務手順
ACL11(呼出し)業務の入力項目
呼出しのパターン(※①~③いずれかで呼出しが可能)
ACL11入力画面
①
登録済みACL情報
②
SIR情報
③
貨物情報
または
申告情報
③の入力方法
・輸出管理番号から呼出す場合:輸出管理番号を入力
・申告番号から呼出す場合:一欄目の先頭1桁目のみ「X(エックス)」を入力
(例:「X」+申告番号)
なお、輸出管理番号と申告番号の混在入力は不可
②及び③でACL02の画面を展開するときは「Y」を選択
①~③いずれかを入力後に送信すると、
ACL01またはACL02の画面が展開します。
①…登録済みACL情報を訂正・取消しするとき、あるいは仮登録情報を本登録(相手先に通知)に変更する
ときに利用
②…新規ACL登録に先立ちNACCSの上流情報(SIR情報)を呼出すときに利用
③…新規ACL登録に先立ちNACCSの上流情報(貨物情報又は申告情報)を呼出すときに利用
8
ACL業務手順
ACL01(登録)業務の入力項目
8:仮登録の場合はACL情報の登録のみを行い、ブッ
キング船会社等への通知は行わない。
5:訂正、1:取消しはACL11で呼出した上で訂正・取
消しを行う。
ACL情報の送信先であるブッキング先の船会社・NVOCCの「船会社コード
(SCACコード)」を入力(ブッキング先がNVOCCでSCACコードを持たない場合は
「混載コード」を入力)
ブッキング船会社・NVOCCに送信しない場合はダミーコード「9999」を入力
共通部上段
1ブッキング番号に対して複数のACL情報を送信す
る場合には、枝番(01~99)を入力
枝番を入力した場合は、当該データを含めたACL情
報の総件数(1~99)を必須入力
・貨物搬入先(CY・CFS)以外で、
ブッキング船会社等が指定する通知先があれ
ばその利用者コードを入力
・その他ACL情報の受信を希望する相手先が
あればその利用者コードを入力
荷送人=Shipper
貨物の搬入先(CY・CFS)の保税地域コードを
入力
Received B/Lを希望する場合は「1」を入力
住所欄の入力につい
ては次ページ参照
Freight As Arrangedの場合は「1」を入力
アタッチシート等、別送付する書類がある場合
は「1」を入力
原則としてブランク
B/L発行枚数に特に
希望があれば枚数を入力
本船コールサインを入力
(コールサインの登録がない場合は「9999」とし、併
せて記事欄に本船名を入力)
この下にも入力項目あり、スクロール▼
して下へ・・・(次ページへ続く)
WAYBILLを希望する場
合は1を入力
B/L面上に、仕向地の船舶代理店の連絡先
住所等の印を希望する場合は「1」を入力
9
ACL業務手順
ACL01(登録)業務の入力項目
共通部上段(前ページからの続き)
着荷通知先=Notify Party
通常は「着荷通知先 2・3」は入力しない
(「着荷通知先1」のみ必須)
Shipper・Consignee・
Notify Partyの住所について
階層化表示しない欄
階層化表示する欄
住所・電話番号等は、
住所・電話番号等は、
赤枠欄(階層化表示し
階層化表示しない欄
ない欄)または青枠欄
または階層化表示す
(階層化表示する欄)
る欄のどちらかに入
のどちらかに入力す
力する。
る
仕向国あるいは経由国によって
は、フルアドレス、郵便番号、電
話番号などの記載が義務付けら
れている場合があります。各国基
準に従い入力願います。
荷受人=Consignee
階層化表示しない欄
階層化表示する欄
住所・電話番号等は、
住所・電話番号等は、
赤枠欄(階層化表示し
階層化表示しない欄
ない欄)または青枠欄
または階層化表示す
(階層化表示する欄)
る欄のどちらかに入
のどちらかに入力す
力する
る
この下にも入力項目あり、スクロール▼
して下へ・・・(次ページへ続く)
10
ACL業務手順
ACL01(登録)業務の入力項目
共通部上段(前ページからの続き)
国連LOCODE(5桁)を入力
(国連LOCODEがない場合は
「国連国コード(2桁)+ZZZを入力)
国連LOCODEがなく
「国連国コード(2桁)+ZZZ」を入力
した場合は、具体的地名を入力
51 : CY荷受
52 : CFS荷受
53 : DOOR荷受
54 : Direct(Breakbulk)荷受
55 : CY&CFS荷受
OT: 上記以外の場合
51 : CY荷渡
52 : CFS荷渡
53 : DOOR荷渡
54 : Direct(Breakbulk)荷渡
55 : CY&CFS荷渡
OT: 上記以外の場合
Port of Discharge
Place of Receipt
Place of Delivery
―
↕
代表の「統計品目番号(HSコード4桁)を入力
カーソルをここに置き、両向き矢印
に変わったら上方向にドラッグして
「共通部2」の画面を大きく表示す
る・・・(次ページへ続く)
仕向国あるいは経由国の規定により、6桁以上のHSコード、
あるいは代表品目だけでなく全てのHSコードの記載が義務
付けられている場合があります。記載方法(品名欄や記事欄
に入力する、等)は、ブッキング船会社・NVOCCにご確認願い
ます。
11
ACL業務手順
ACL01(登録)業務の入力項目
共通部 2
Description of Goods
包装種類コードの表現を訂正する場合にはこの欄に入力
包装種類コード
例:PP「PALLET AND PACKAGE」を「PALLET」へ変更するなど
レベル2以降を使用する場合は、該当する上位
レベルの行の直下に入力すること
外装のレベルを入力
1crate & 1Pallet (5Cartons)
品名毎の小計
「品
名
」
欄
毎
レベル1
(最も外側の荷姿)
1クレート&
レベル毎・荷姿
毎の個数
1パレット
品名毎の小計
レベル2
スクロール▼ すると「品
名2」~「品名10」の入力
欄を表示
全
体
(
合
計
)
当該ACLの全体
(合計)情報
(パレットに積まれた)
5カートン
AMS内個数について
この下にも入力項目あり
スクロール▼して下へ・・・
(次ページへ続く)
米国向24時間ルール等、仕向国に
よっては荷姿毎の内個数の記載
が必要な場合があります。
12
ACL業務手順
ACL01(登録)業務の入力項目
共通部 2(前ページからの続き)
P :前払い(Prepaid)
C :後払い(Collect)
船会社やNVOCCが本欄入力した番号宛てにファックス
サービスを行っている場合にはハイフンやカッコは入れ
ず左詰めで番号を入力
本欄はB/Lに
反映されません
本欄はB/Lに
反映されません
原則として入力不要
B/L作成及び発行に関して別段の指示や
依頼がある場合は記事欄に入力
・左詰めで入力
・複数に該当する場合は、
2桁目、3桁目を使用して入力
(例)冷凍危険品の場合は『23』と入力
1 : 普通貨物の場合
2 : 冷凍貨物の場合
3 : 危険品の場合
4 : 裸自動車の場合
5 : 液状貨物の場合
6 : 生動物の場合
7 : 撤貨の場合
8 : 郵便の場合
9 : その他の貨物の場合
本欄はB/Lに
反映されません
13
ACL業務手順
ACL01(登録)業務の入力項目
共通部 3
輸出管理番号、または「X」で始まる英数字を入力
なお、1欄目の先頭1桁目に「X」が入力された場合は、入力さ
れた全ての輸出管理番号に係る貨物情報DBのチェックを行
わない (ハウス用ブッキング番号が入力されない場合は、シ
ステム上必須入力)
登録済みのACL情報において、輸出管理番号との関連づけ
を取り消す場合には「3 : 取消表示」を入力
マニュアル申告など、輸出管理番号を入力しない(できな
い)場合には1欄目に「X」(エックス)を入力
共通部 4
当該ACL情報に対する子B/L(ハウス情報)がある場合
には、任意でハウス情報を入力することができる
ハウス用ブッキング番号に枝番がある場合は枝番(01~
99)を入力
ACL情報の送信先である船会社(またはNVOCC)に
対してハウス情報を送信するか否かを指定する
1:送信する
0 :送信しない
14
ACL業務手順
ACL01(登録)業務の入力項目
ELECTRIC MOTOR CR-300
XYZ CO.,LTD
C/S NO.1-53
スペース
ELECTRIC MOTOR CR-500
XYZ CO.,LTD
C/S NO.54-100
共通部 5
記号番号=Marks and Numbers
記号番号
(Marks &Numbers)欄
入力の注意点
・入力項目欄内での改行は出来ません。
・2欄目は1欄目の右隣となります。
・送信先船会社・NVOCCの自社システムの
仕様によっては入力桁数に制限がある場
合がありますのでご注意ください。
・画面上の「*」は、左から25桁目を示しま
す。
スペース
ELECTRIC MOTOR CR-500S
XYZ CO.,LTD
C/S NO.101-108
スペース35文字
入力順序に注意!
スペース35文字
マークが2以上ある場合で、マークとマークの行間
を一行空けたい場合は、任意にスペースキー(35
文字)を入れ、一行空けた状態にします
15
ACL業務手順
ACL01(登録)業務の入力項目
繰返部
で次ページへ・・・
(100コンテナ分まで登録可)
KGM : キログラム
TNE : メトリックトン
LBR : ポンド
MTQ : 立方メートル
FTQ : 立方フート
BFT : フートボードメジュアー(木材)
KGM : キログラム
LBR : ポンド
整数部2桁、小数部1桁
入力可、マイナス入力可
コンテナサイズコード(2桁)は、
1桁目:コンテナ長さコード、
2桁目:コンテナ高さコードを入力す
る。
(長さ20ft, 高さ8’6”ftの例:22)
1桁目 長さ(ft)
1:10'
2:20'
4:40'
9:その他
コンテナ形式(タイプ)コード
GP:ドライコンテナ
RT:冷凍コンテナ(温度設定可能なコンテナ)
UT:オープントップコンテナ
PF:フラットラックコンテナ(プラットフォームコンテナ)
TN:タンクコンテナ
SN:その他のコンテナ
CEL : 摂氏
FAH : 華氏
全て入力し終わったら・・・
「送信」をクリックすると
業務が実行されます
2桁目 高さ(ft)
0:8'0"
2:8'6"
4:9'0"
5:9'6"
6:9'6"超
8:4'3"
9:その他
16
ACL業務手順
IAL(照会)業務
IAL(船積情報照会)で登録済みのACL情報を照会できます。
IAL入力画面
照会のキーとなるため全項目を必須入力
(ブッキング番号枝番は該当があれば入力)
IAL照会結果
取消識別
0:登録・訂正
1:Cancel(取消済み)
ACL情報の登録者を
利用者コードで表示
ACL業務の送信者と、
「船会社」「通知先」「CY・CFS」欄に
入力された利用者が照会可能です。
17
ACL業務手順
訂正・取消しの手順
①ACL11で呼出し
②ACL01で訂正・取消し
①訂正を行う場合は、ACL11業務で呼出しを行います。
②ACL11業務で送信済みのACL情報を呼出し、処理区分「5:訂正」または「1:取消し」を選択します。
訂正の場合は該当箇所を上書き訂正してください。
これにより、船会社には、情報を特定するための最低限の項目及び変更項目のみが送信されます。
取消しの場合は、 処理区分「1:取消し」で送信します。
訂正:5
取消し:1
当初登録したACL情報の訂正・取消しをする場合には、送信先船会社・NVOCCが定めた情報の送信期限内であれば、ACL業務による訂
正・取消しが可能です。但し、船会社・NVOCCによっては、ACL01業務による訂正・取消しを受け付けない場合もありますので、センターHP
をご参照ください。
※参照URL: http://www.naccscenter.com/keijiban/sea/pub/index.html
「ACLについて」より「対応船会社一覧表」で該当船会社を選択
訂正の注意点
•キー項目の訂正不可
ACL業務は次の5項目をキーとしており、当該5項目は訂正はできません。
当該5項目の訂正の場合はACL11→ACL01「1:取消し」後、正しい情報でACL01「9:新規登録」を実施します。
1.積載予定船舶コード 2.積出港コード 3.航海番号 4.船会社(SCAC)コード 5.ブッキング番号(ブッキング番号枝番)
•「通知先」の訂正について
誤って送信した通知先宛てに電話等で誤送信である旨を伝えた上で、ACL11→ACL01「5:訂正」を選択
し、正しい通知先を入力して送信します。
18
ACL業務手順
ACL業務の利用方法
ACL11で呼出す方法
送信済履歴を利用する方法
次のような順で業務が行われる場合は、ACL11で輸出管理番
号を入力して呼出すことにより、輸出申告情報、コンテナ情報
の大半が補完されるので、入力項目は少なくて済みます。
ECR
輸出貨物情
報登録
EDC
輸出申告・
許可
VAN/VAE
バンニング情
報登録
入力情報特定番号欄に荷主名等を入力しておき、前回の送信
履歴を展開し、コンテナ番号等の一定の項目のみ変更して利用
することが可能です。
ACL11
船積確認事項
登録呼出し
外部ファイルを利用する方法
エクセルファイルを利用するように、前回の送信履歴を外
部ファイルに保存しておき、コンテナ番号等の一定の項目
のみ変更して利用することが可能です。
荷主A
荷主C
荷主B
荷主D
外部ファイル保存
外部ファイル展開
送信済履歴から入力情報特定番号欄に入力した情報を検索す
る場合は、検索区分を「入力No」に変更し検索します。
NACCS
※一定の項目のみ訂正して送信
例:コンテナ情報、記号番号
送信済履歴を利用して再送信した際の下記の「エラー」について
は、右下の「再送防止」を右クリックして、「再送防止オフ」ボタン
をクリックして送信することが可能です。
19
ACL業務手順
入力にあたっての留意事項
利用文字コード制約
【主な禁止文字コード一覧】
図柄などの入力
スペースの入力
繰返項目の入力
以下の項目において、入力欄が2行以上に渡る項目に入力する場
合は、必ず1行目から入力してください。
受信する船会社・NVOCCの自社システムの仕様によっては、1行
目を全てスペース(空白)とすると2行目以降の情報が
正しく受信できない場合があります。
・荷送人(SHIPPER)名、荷送人住所・電話番号
・着荷通知先(NOTIFY PARTY)名、着荷通知先住所・電話番号
・荷受人(CONSIGNEE)名、荷受人住所・電話番号
・品名
訂正時の注意事項
ACL01業務、ACL02業務を利用して、登録済みの船積情報の訂
正を行った場合、「船会社」欄に入力されたブッキング船会社又はN
VOCC宛に出力される船積確認事項変更情報は、訂正箇所のみ出
力項目として出力し、訂正箇所以外の項目はスペースを出力しま
す。
また、訂正により取り消された項目について、an属性(例:積出港
名)の項目の場合は「X」を出力項目桁数分出力し、n属性(例:B/L
発行枚数)の項目の場合は「9」を出力項目桁数分出力します。
※船会社側で不都合がある場合には、送信者側が「船会社」欄以外
に「通知先」欄に船会社の利用者コードを入力することで、全項目出
力されることになります。
原則として、必要項目はアタッチシート等の別添書類にはせず全て
データ入力してください。日本語や図柄などシステム上、
入力できない場合の対応方法(FAXやE-mail添付で送信する等)に
ついては、ブッキング船会社・NVOCCにご確認願います。
以下の繰返項目に入力する場合は、必ず1欄目から順番に入力して
ください。
受信する船会社・NVOCCの自社システムの仕様によっては、欄を飛
ばして入力した場合、情報が正しく受信できない場合があります。
・着荷通知先(NOTIFY PARTY)名、着荷通知先住所・電話番号
・品名
・ファクシミリ番号
船積確認事項情報(記号番号情報) 等
ACL01業務またはACL02業務において「記号番号」欄に2
欄以上の登録がある場合は、船積確認事項情報(記号番号情
報)を出力します。この場合、船積確認事項情報(本情報)の
「記号番号」欄は 「SEE ATTACHED SHEET」と出力しま
す。
仮登録機能
ACL01業務またはACL02業務において、処理区分コード:8
「仮登録」を選択した場合、船積情報のシステム登録のみを行
い、「船会社」欄に入力されたブッキング船会社またはNVOC
C宛へ登録情報の通知は行いません。
20
ACL帳票のカスタマイズ
出力帳票の構成
SAT0490P-1.xml:ACL標準帳票の先頭3ページで構成されています。
Page1
Page3
Page2
移動は可能
SAT0490P-2.xml:ACL標準帳票の残り2ページで構成されています。
Page1
Page2
1と2の間で
項目移動は
不可!
項目の移動について
ACLカスタマイズでは、同一帳票内での
項目移動はできますが、異なる帳票
(1と2)間での項目移動はできません。
21
ACL帳票のカスタマイズ
カスタマイズ方法
【今回のカスタマイズ作業】
【カスタマイズ作業順】
・Page1の「着荷通知先2」 「着荷通知先3」欄を削除
・「荷受人」欄を「着荷通知先2」欄の場所へ移動
・「船卸港」欄以降の項目を上へ移動
・空いた場所にPage2の「品名1」欄を追加
・Page3を全て削除
・項目名「荷送人」を「SHIPPER」に変更
×
×
2ページ目の品名欄を1ペー
ジ目に移動し、出力枚数を減
らします。
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ACL帳票のカスタマイズ
カスタマイズ方法
(編集パターンを選択する)
②新たに「ACL Customize」画面が表示されます。
ファイルメニューから、
ファイル→「開く」を選択すると「編集パターン選択」画面が表
示されます。
①ファイルメニューから、
オプション→「ACLカスタマイズ」
を選択します。
③「編集パターン選択」画面から、「新規追加」ボタンを選択。
次に選択したパターンに新たな名前を付けて一旦保存するため
に「名前変更」ボタンを選択。
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ACL帳票のカスタマイズ
カスタマイズ方法
(名前をつける)
【名前の付け方】
カスタマイズパターンの名前の先頭4桁には以下(a)~(c)のいずれか
を付します。
(a)船会社コード(SCACまたは混載コード)
(b)「0000」(ゼロ4つ)
(c) 前述以外の英数4文字
例:NACC1234
(SCAC+任意の文字)
※先頭4桁が同じパターンが既に存在する場合は登録できません。
④「名前の変更」画面が表示されますので、
「パターン1」と表示されている名前を変更の
うえ「OK」ボタンを選択します。
(今回は「NACC1234」とします。)
自動印刷、複数電文の一括印刷の場合
帳票の自動印刷が設定されている場合、及び受送信電文を複数
選択して一括して印刷する場合には、該当する船会社コードが付さ
れたカスタマイズパターン(a)で印刷されます。
尚、該当する船会社コードが無い場合は「0000」が付されたカスタマ
イズパターン(b)にて、また、「0000」が無い場合には初期レイアウト
(カスタマイズされていないレイアウト)にて印刷されます。
⑤「編集パターン選択」画面
に変更後の名称が表示され
たことを確認します。
⑥「編集パターン選択」画
面に表示された変更後の
名称を選択のうえ、「OK」
ボタンを選択します。
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ACL帳票のカスタマイズ
カスタマイズ方法
(テンプレートを選択しカスタマイズ画面を開く)
⑦分割テンプレート選択
画面が表示されますの
で、カスタマイズを行うテ
ンプレートを選択します。
カスタマイズ画面の構成
ツールボックス
デザイナ画面
コントロールツリー
⑧「OK」ボタンを選択する
とカスタマイズ画面が展開
します。
プロパティウィンドウ
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ACL帳票のカスタマイズ
カスタマイズ方法
(項目を削除する)
Page1の「着荷通知先2」欄を削除します。
②「削除(X)」ボタンを
選択することにより当
該欄が消えます。
①「着荷通知先2」欄を囲む
ようにドラッグすることにより
選択できます。
同様に 「着荷通知先3」 欄も削除します。
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ACL帳票のカスタマイズ
カスタマイズ方法
(項目を移動する)
「荷受人」欄を「着荷通知先2」欄の場所へ移動します。
ガイドラインが表示されます
ので位置の微調整に利用し
てください。
④「荷受人」欄にグリッドが
表示されるので「着荷通知
先2欄」までドラッグすること
により移動できます。
③①と同様に「荷受人」欄を
囲むようにドラッグすること
により選択できます。
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ACL帳票のカスタマイズ
カスタマイズ方法
(項目を移動する)
「船卸港」欄以降の項目を上へ移動します。
⑥④と同様に該当項目を選
択のうえ、ドラッグして移動
させます。
⑤罫線を選択し、ドラッグし
て縮めます。
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ACL帳票のカスタマイズ
カスタマイズ方法
(2ページ目の項目を1ページ目に追加する)
空いた場所にPage2の「品名」欄(繰返部パネル)を追加します。
⑦罫線を上に移動します。
⑧ファイルメニューの
編集→「コントロール追加」
を選択します。
⑨コントロール追加ダイアログが表
示されますので、「参照コントロー
ル」から追加する「品名」欄のある
Page2を選択します。
⑩Page2にある繰返し項目を追加
するので「COO(繰返部パネル)」を
選択します。
これによりPage1に追加されます。
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ACL帳票のカスタマイズ
カスタマイズ方法
(追加した項目を移動する)
追加した「品名」欄を下に移動します。
⑫「品名」欄からドラッグで
移動します。
この表示の上からドラッグす
ることが出来ます。
⑪追加された項目はPage1の
画面左上に重なって表示さ
れています。
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ACL帳票のカスタマイズ
カスタマイズ方法
(追加した項目を移動する)
⑬画面の最下部までドラッ
グで移動します。
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ACL帳票のカスタマイズ
カスタマイズ方法
(繰返し回数を変更する)
「品名1」だけをPage1に残すために品名欄の繰返し回数を変更します。
⑮移動した「品名」欄をク
リックして指定します。
⑭印刷プレビューでレイアウ
トを確認します。
品名2が1ページ目に
残っています。
⑯プロパティーウィンドウを
確認します。
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ACL帳票のカスタマイズ
カスタマイズ方法(繰返し回数を変更する・3ページ目を全て削除する)
Page1の「品名」欄の繰返し回数を3から1に変更します。
Page3の全項目を削除します。
⑰「RepY」の数値
を変更します。
RepY :3
RepY :1
縦方向(Y)に3回繰返しの設定がされてい
るので、1回のみ繰返しに設定を変更
Page3の全項目を囲むようにドラッグして選択し、
削除ボタンを押して、不要な項目を削除します。
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ACL帳票のカスタマイズ
カスタマイズ方法
(品名欄に関する注意事項)
【注意事項】
<カスタマイズ後>
「品名1」欄を1ページ目に
移動したことにより出力枚
数が減りました。
Page2には、Page1に加えた「品名」欄が
残っていますが、これは削除しません。
※「品名」欄を残すことにより、「品名2」
欄以降に入力があった場合にページが
追加されます。
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ACL帳票のカスタマイズ
カスタマイズ方法
(項目名の変更・上書き保存)
項目名変更 (例)「荷送人」 → 「SHIPPER」
①変更したい項目をクリックします。
②クリックした項目のText欄「荷送人」を
「SHIPPER」に書き換えます。
③カスタマイズ作業が完了したら
「上書き保存」します。
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ACL帳票のカスタマイズ
カスタマイズ帳票による印刷
①印刷したい電文をダブルク
リックします。
電文を1件ずつ指定して印刷する場
合は、右記①、②の手順でカスタマ
イズパターンを選択します。
複数の電文を指定して一度に
印刷する場合、及びNACCSパッケー
ジソフトの「自動印刷」機能を設定し
た場合は、該当の船会社コード
(SCAC)が付されたカスタマイズパ
ターンが自動選択されます。
尚、該当する船会社コードが無い場
合は「0000」が付されたカスタマイズ
パターンを、また、「0000」が無い場
合には初期レイアウトが自動選択さ
れます。
②表示されたパターン一覧
より印刷したいレイアウトを
選択します。
③指定したレイアウトの印
刷プレビューが展開します。
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カスタマイズ帳票の利用
他のパソコンで作成したカスタマイズ帳票の利用
コピー元のパソコンの「Custom」フォルダをコピーします。
①パッケージソフトの
「フォルダ参照」タブより
「環境設定(共通)」を開
きます。
コピー先のパソコンに「Custom」フォルダをペーストします。
※コピー先パソコンに既に「Custom」フォ
ルダが存在する場合も同様です。
注)ただし、 コピー先の「Custom」フォル
ダ配下に、コピー元と同一のフォルダ
名が存在する場合は上書きされます
ので注意してください。
②開いたフォルダへ
「Custom」フォルダを
ペースト(貼り付け)
します。
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カスタマイズ帳票の利用
本登録の帳票を仮登録に利用
本登録の帳票(SAT049)をコピーして、仮登録の帳票(SAT179)に名前を変更します。
①パッケージソフトの
「フォルダ参照」タブより
「環境設定(共通)」を開
きます。
②「SAT049」のフォル
ダーをコピーします。
※在来船用の帳票
も同様です。
SAT051
↓
SAT181
③「SAT049-コピー」の
名前を「SAT179」に
変更します。
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カスタマイズ帳票の利用
本登録の帳票を変更情報に利用
前頁と同様に、本登録の帳票(SAT049)をコピーして、変更情報の帳票(SAT053)に名前を変更します。
その後、該当するフォルダ配下のファイル名を変更します。
①「SAT049-コピー」の
名前を「SAT153」に
変更します。
※在来船用の帳票
も同様です。
SAT051
↓
SAT055
②「SAT0490P-1」の名
前を「SAT0530P-1」に
変更します。同様に
「SAT0490P-2」の名前
を「SAT0530P-2」に
変更します。
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カスタマイズ帳票の利用
ACL帳票カスタマイズを詳しく知りたい方は
1.「パッケージソフト操作説明書」をダウンロードします。
①「NACCS業務仕様・関連資
料」をクリックします。
⑤現在利用中の端末処理
方式をクリックします。
②「パッケージソフ
ト」をクリックしま
す。
③「パッケージソフト
操作説明書」をク
リックします。
⑥ダウンロードファイルを
右クリックからして、「対
象をファイル保存(A)」を
選択し、保存します。
④「Sea-NACCS専
用端末用」をクリッ
クします。
2.「パッケージソフト操作説明書」を開きます。
⑦ダウンロードしたファイルを開き
ます
第6章 ACL業務帳票カスタマイズツールは、「パッケージソフト操作説明書 」
のP102~P131となります。
※netNACCS用の場合
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よくある質問
よくある質問と回答
Q1 1つのブッキング番号で、船積情報が複数となる場合のACL情報はどのように送信
したらよいでしょうか。
A1
Q2
A2
Q3
A3
1ブッキング番号に船積情報が複数となる場合には、ブッキング番号に枝番(01~99)
を付与して入力します。その場合は「送信総件数」欄に当該ACL情報を含めた総件数
(1~99)を入力してください。
追積の対応について、具体的にどのような処理をしたらよいでしょうか。
次港(親B/L)がACLを送信することが前提となります。前港(子B/L)のACL情報に
は、記事欄に子B/Lである旨の文言を必ず入力し、送信にあたっては、ブッキング
船会社・NVOCC、ターミナル等、当事者間で確認を取った上で送信して下さい。
親B/Lは、通常のACLと同様に送信します。
ACL01を登録後、船舶と積出地コードを「5:訂正」しようとすると「E0002」エラー(積
載予定船舶コード+積出港コード+航海番号+船会社コードに係る情報はシステム
に登録されていない。)が出て訂正できません。
ACL業務は、以下の項目をキーにしているため当該項目の訂正はできません。
ACL11→ACL01「1:取消し」後、正しい情報でACL01「9:新規登録」してください。
積載予定船舶コード、積出港コード、航海番号、船会社コード、ブッキング番号
41
よくある質問
よくある質問と回答
1本(B/Lコンバイン)としてACL情報を送信した
Q4 ブッキング番号2件をまとめ、B/L
いがどのようにしたらよいでしょうか。
A4
複数ACL情報を1件にまとめて送信する場合には、1ACL情報にまとめ送信して下さ
い。ブッキング番号は、代表ブッキング番号を「ブッキング番号」欄に入力し、他の番
号は「記事」欄に入力して下さい。
(例)[ABC123456]と[ABC123789]
⇒ 代表ブッキング番号であるABC123456 については、「ブッキング番号」欄を使用
⇒ 他のブッキング番号であるABC123789 については、「記事」欄を使用
なお、1度送信したACL情報に対しコンバインをする場合には、必ずブッキング船会
社へ連絡後、新規に送信を行うようにして下さい。
Q5
A5
Q6
A6
自動車船のACLを誤ってACL01で送信してしまったが、問題はないでしょうか。
電文が異なるため、船会社側にて正しく受信出来ない場合があります。改めて
ACL02で電文を作成の上、送信して下さい
帳票をカスタマイズして項目を削除しても船会社が受信する情報に問題はないですか。
問題ありません。カスタマイズはあくまで印刷する際の書式であり、元となるデータ自
体に影響を与えるものではありません。
42
よくある質問
よくある質問と回答
Q7
ACL01業務を送信後に「1:取消し」、再度「9:登録」を行ったところ、「E0011」エラー(積
載予定船舶コード+積出港コード+航海番号+船会社コード+ブッキング番号+ブッキング
番号枝番に係る情報は、既にシステムから取り消されている。)が出ます。
A7
取消しをしても、NACCS情報の保持期間は「積載予定船舶コード+積出港コード+航海番
号+船会社コード+ブッキング番号+ブッキング番号枝番」が同一の情報を送信する事は
出来ません。ブッキング番号に枝番(01~99)を付与して送信することは可能です。
※ACL01・ACL02で、「1:取消し」を行った場合のDB保持期間
当初ACLで入力した貨物管理番号に出港予定日が登録されている場合は
出港予定日を含め2日(日・祝除く)。出港予定日が登録されていない場合は当初
ACLを行った日を含め7日(日・祝除く)
Q8
A8
ACL01業務を送信後に訂正やキャンセルが発生した場合はどうすればよいでしょうか。
【ACL情報の送信期限前】
ACL11業務」により登録されている情報を呼出し、訂正(取消し)を行って下さい。
※ 船会社・NVOCCによってはACL業務による訂正・取消しを受け付けない場合がありますのでご注意ください。
【ACL情報の送信期限後】
必ずブッキング船会社・NVOCCに電話連絡するかもしくはB/L発行カウンターへの申し
出を行って下さい。この場合におけるACLの訂正(キャンセル)情報の送信は不要です。
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よくある質問
よくある質問と回答
Q9
仮登録したACL情報を本登録に変更するときはどうすればよいでしょうか。
A9
【仮登録から本登録の流れ】
ACL11 → ACL01「8:仮登録」 → ACL11 → ACL01「9:新規登録」
仮登録に先立ち、
N-S/I番号 または
輸出管理番号 or 輸出申告番号
で呼出す
Q10
A10
Q11
A11
仮登録した情報を
船舶・積出港・航海番号・船会社・ブッキング番号(枝番)
で呼出す
通常のようにケースマークを入力したのに、出来上がったB/Lは正しく改行がされてい
ません。
記号番号欄は一行35文字ですが、受信側の船会社・NVOCCのシステムによって
は、35文字より少ない、あるいは多い文字数で改行する場合があります。船会社・NV
OCCが指定する文字数で改行されるよう入力スペースを調整してください。
NACCS不参加船会社に係る貨物について、ACL業務を利用できますか。
船会社がNACCS不参加でも、B/L発行業務を受託している船舶代理店等がNACCS
に参加している場合、ACL業務が利用可能な場合もございます。船舶代理店等に相談
してください。
44
ACL専用ページ
ACL対応船会社・通知先、ACL手順書
ここ!
ACL手順書
はこちらから
45
ACL専用ページ
船会社・NVOCC毎個別情報
船会社・NVOCCから
の個別指示事項は
ここを参照
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プログラム変更
ACL業務プログラム変更内容(H23.3.20)
「ACL01」業務入力画面
「CY・CFS」に
項目名称変更
送信先変更一覧
プログラム変更前 プログラム変更後
船会社
船会社
通知先1
CY・CFS
通知先2
通知先1
通知先2
入力された保税地域コード
宛に「ACL01」情報を通知
・項目名の「CY」は「CY・CFS」に変更となります。
・ACL01/ACL02業務において処理区分「8.仮登録」の場合にも、帳票が出力できる
ようになります。
補足
「ACL12」業務入力画面
「NVOCC・混載コード」に
項目名称変更
・「ハウス用船会社」は「NVOCC・混載
コード」に変更となります。
・ACL01情報を受信した保税蔵置場は
ACL12業務により当該ACL情報を呼出
すことができるようになります。
・NACCSパッケージソフトのバージョンアップを行
うとプログラム変更が反映されます。
・CY・CFS欄は現仕様と同様に保税地域コードを
入力します。
・CY・CFS欄に入力した保税地域コードに係るNA
CCS利用者コードと、通知先に入力した利用者
コードが同じであっても情報は重複せず一件し
か通知されません。
・CY・CFS欄に入力した保税地域がNACCS不参
加の場合にはCY・CFSへはACL情報は通知され
ません。
47
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