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第73期 事業ご報告

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第73期 事業ご報告
第73回定時株主総会招集ご通知添付書類
第73期 事業ご報告
平 成 25 年 4 月 1 日 ∼ 平 成 26 年 3 月 31 日
第 73 期
報 告 書
Keihin Report
目 次
株主の皆様へ …………………………………………………………… 2
■第73回定時株主総会招集ご通知添付書類
事業報告 ……………………………………………………………… 3
1.企業集団の現況に関する事項 ………………………………… 3
2.会社の株式に関する事項 ……………………………………… 15
3.会社役員に関する事項 ………………………………………… 16
4.会計監査人に関する事項 ……………………………………… 20
5.業務の適正を確保するための体制 …………………………… 21
6.剰余金の配当等の決定に関する方針 ………………………… 22
連結貸借対照表 ……………………………………………………… 23
連結損益計算書 ……………………………………………………… 24
連結株主資本等変動計算書 ………………………………………… 25
連結注記表 …………………………………………………………… 26
貸借対照表 …………………………………………………………… 33
損益計算書 …………………………………………………………… 34
株主資本等変動計算書 ……………………………………………… 35
個別注記表 …………………………………………………………… 36
連結計算書類に係る会計監査人の監査報告書 謄本 …………… 41
会計監査人の監査報告書 謄本 …………………………………… 42
監査役会の監査報告書 謄本 ……………………………………… 43
■ご参考
ケーヒングループのこの1年 …………………………………… 45
ケーヒングローバルネットワーク ……………………………… 47
連結財務ハイライト ………………………………………………… 49
個別財務ハイライト ………………………………………………… 50
−1−
株主の皆様へ
株主の皆様におかれましては、日頃より格別のご高配を賜り厚く御
礼申しあげます。
第73期(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)の事業内容
をご報告するにあたりまして、一言ご挨拶申しあげます。
当期は、第11次中期の最終年度にあたり、中期目標である「グロ
ーバル競争に打勝つ事業体質の確立」を仕上げるべく、全社一丸とな
ってまい進してまいりました。
グローバルでの競争力強化を図るため、中米やアジアでの新拠点・
新工場の設置による最適な供給体制の構築や、高品質で廉価な製品を
つくるためのグローバル調達の仕組み作り、国内外での開発拠点の強
化・新設を進めてまいりました。くわえて、日本の生産技術力を活か
した高効率ラインの構築によるモノづくりの革新を図りました。
このような取り組みにより、当期は、ガソリン直噴エンジン対応の
四輪車用インジェクターや世界最小の二輪車用インジェクターや電
子制御製品をはじめとする電子燃料噴射システムなど世界トップク
ラスの性能を持つ製品や、ケーヒン・サーマル・テクノロジーとのシ
ナジー効果による新型空調ユニットなど高い競争力を持つ製品を創
り上げることができました。
こうした私たちの製品やモノづくりの取り組みに対しお客様から
共感と信頼を頂き、開発、環境、原価および品質の領域で優良賞を受
賞したほか、新しいお客様との取引も開始することができました。
当期の業績につきましては、アジアでの二輪車・汎用製品および北
米・中国での四輪車製品の販売が増加し、前期に比べ増収となりまし
た。利益では、労務費の増加はあるものの、合理化効果や為替の影響
などにより増益となりました。
配当につきましては、期末配当を1株あたり16円とし、第73回定
時株主総会に上程させていただき、当期の1株あたり配当は、中間配
当15円とあわせ、31円とさせていただきたいと存じます。
当社は、基本理念である「人間尊重」「5つの喜び(社会・お客
様・取引先様・株主様・私たち)」のもと、新たに始まる第12次中
期のグローバル方針「グローバル総合力で新しい価値を創出」を実現
することで、常に新しい価値を創造し、人類の未来に貢献する企業を
目指してまいります。
代表取締役社長
株主の皆様におかれましては、今後とも、ご支援を賜りますようお
願いいたします。
平成26年6月
−2−
第73回定時株主総会招集ご通知添付書類
事 業 報 告
4月1日
( 自 平成25年
至 平成26年 3 月31日)
1.企業集団の現況に関する事項
⑴ 事業の経過および成果
当連結会計年度における当社グループを取り巻く経済情勢は、日本においては、経済政策により個人
消費が持ち直すとともに、企業収益にも改善が見られ、景気は緩やかに回復しました。
海外においては、米国では、個人消費の伸びや雇用環境の改善などにより景気は緩やかに回復し、欧
州でも、ドイツや英国で景気回復の兆しが見られるようになりました。中国では、緩やかに景気が拡大
したものの、従前のような勢いは見られなくなりつつあります。また、アジアにおいては、タイやイン
ドで今後の成長に不安が見えるなど、景気拡大のテンポは緩やかになりました。
こうした状況のなか、当社グループは、第11次中期経営計画(平成23年4月から平成26年3月までの
3ヵ年)の目標である「グローバル競争に打勝つ事業体質の確立」を目指し、事業展開を図ってまいり
ました。
二輪車・汎用製品では、環境意識の高まりや各国の排出ガス規制に対応した世界最小サイズのインジ
ェクターや電子制御製品をはじめとする新型電子燃料噴射システム(FIシステム)が、タイで発売さ
れたホンダ「ニュー ウェーブ 110i」をはじめ、ベトナムで発売されたホンダ「PCX」やインドネ
シアで発売されたホンダ「ニュー レボ」などに搭載されました。また、アルコール燃料に対応した燃料
噴射製品が、ブラジルで発売されたヤマハ「YS150 フェーザー ブルーフレックス」に搭載されまし
た。
四輪車製品では、環境や廉価のニーズに合わせた製品開発を行い、ホンダ「アコード ハイブリッド」
に、ハイブリッド車用の電子制御製品をはじめ、燃料供給製品および空調製品が搭載されました。また、
グローバル調達の活用や海外生産によりコスト競争力を高めた燃料供給製品や電子制御製品がホンダ
「フィット」のほか、インドで発売されたホンダ「シティ」やインドネシアで発売されたホンダ「モビ
リオ」に搭載されました。くわえて、新たに開発した世界トップクラスの性能を持つガソリン直噴エン
ジン対応のインジェクターをはじめ、ハイブリッド車用電子制御製品などが日本で発売されたホンダ
−3−
「フィット」や「ヴェゼル」に搭載されました。新たなお客様に対しては、変速機用コントロールバル
ブがスバル「XV HYBRID」に搭載されました。さらに、空調製品においては、株式会社ケーヒ
ン・サーマル・テクノロジーと共同で開発した蓄冷エバポレーターを搭載した空調ユニットが、ホンダ
「ヴェゼル」に搭載されました。
このように、お客様の多様なニーズに対応した競争力のある環境先進製品や廉価製品を創り出すこと
ができました。
事業展開においては、グローバルでの最適な生産体制の構築に向けた取り組みとして、メキシコの新
工場では四輪車製品の量産を開始し、需要が拡大する米国やメキシコ国内向けに供給を始めたほか、イ
ンドでは拡大するキャブレターの需要に対応するため二輪車製品の新工場建設を進めました。インドネ
シアにおいては、日本で立ち上げた高効率なインジェクターラインを新たに稼動した第二工場において
立ち上げるとともに、二輪車のFIシステム化に伴い拡充したインフラを四輪車製品に共用するなどシ
ナジー効果を高める取り組みも行いました。また、日本ではモノづくり力を牽引するマザー工場として、
ガソリン直噴エンジン対応インジェクターの量産に向けた設備の内製化や高精度な加工技術などを確立
するとともに、高効率な生産ラインを立ち上げました。さらに、この製品の米州での量産開始に向け、
より効率を向上させるための展開を図っております。
原価競争力を高める取り組みとしては、グローバルな調達を行う仕組みを活用し、高い現地調達率を
実現いたしました。また、開発体制強化の取り組みとしては、グローバル調達の推進による高品質で廉
価な製品開発のため、タイと中国にテクニカルセンターを設置したほか、お客様の開発サポートの充実
を図るために、インドと中国にはサポートセンターも設置いたしました。さらに、高付加価値な製品開
発のため、日本では生産技術開発との連携や産学連携による開発を進めるとともに、米国でも現地開発
や現地調達を推進いたしました。
このように国内外でのさまざまな取り組みにより、グローバルでの競争力強化を図ってまいりました。
−4−
こうした事業展開のもと、地域別売上高(地域間の内部売上高を含む)の状況は次のとおりとなりま
した。
〔日 本〕
二輪車・汎用製品は、海外子会社での現地生産・調達が進展したことにより、海外向け製品の販売が
減少しました。四輪車製品は、現地生産の進展による販売の減少はあるものの、空調用熱交換器領域で
の海外向け製品の販売増加や新機種効果に加え、為替の影響により、売上高は1,785億4千8百万円と
前年度に比べ167億1千1百万円の増収となりました。
〔米 州〕
南米での二輪車・汎用製品の販売減少はあるものの、北米での四輪車製品の販売が増加したことや為
替換算上の影響により、売上高は1,206億3百万円と前年度に比べ274億6千万円の増収となりました。
〔アジア〕
インドネシアなどで二輪車製品の販売が回復したほか、マレーシアやインドネシアなどでの四輪車製
品の販売が増加したことに加え、為替換算上の影響により、売上高は895億2千6百万円と前年度に比
べ108億8千2百万円の増収となりました。
〔中 国〕
二輪車・汎用製品の販売増加や新機種効果による四輪車製品の販売増加に加え、為替換算上の影響に
より、売上高は545億4千9百万円と前年度に比べ189億9千7百万円の増収となりました。
〔欧 州〕
四輪車製品の販売減少により、売上高は55億7千5百万円と前年度に比べ9億1千1百万円の減収と
なりました。
以上の結果、当連結会計年度の連結売上高は3,493億7千4百万円と前年度に比べ544億3千1百万円
の増収となりました。二輪車・汎用製品では916億4千4百万円と前年度に比べ110億2千9百万円の増
収、四輪車製品では2,577億3千万円と前年度に比べ434億1百万円の増収となりました。利益において
は、労務費の増加はあるものの、合理化効果や為替の影響などにより、営業利益は196億6千3百万円、
経常利益は196億4千万円と前年度に比べ、それぞれ96億4千8百万円、86億2千6百万円の増益とな
りました。当期純利益は122億5千8百万円と前年度に比べ96億1百万円の増益となりました。
−5−
【製品別売上高】
第72期
区 分
第73期
(当連結会計年度)
(平成26年3月期)
(平成25年3月期)
金 額
構 成 比
百万円
金 額
%
増 減
構 成 比
百万円
金 額
%
率
百万円
%
二輪車・汎用製品
80,615
27.3
91,644
26.2
11,029
13.7
四 輪 車 製 品
214,328
72.7
257,730
73.8
43,401
20.3
294,943
100.0
349,374
100.0
54,431
18.5
合
計
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
ホンダ「ニュー ウェーブ 110i」に
搭載された新型電子燃料噴射システム
ホンダ「フィット」に搭載された
燃料供給製品、電子制御製品および空調製品
スバル「XV HYBRID」に搭載された
変速機用コントロールバルブ
⑵ 設備投資および資金調達の状況
当連結会計年度において実施しました設備投資の総額は、211億7千9百万円であります。そのうち、
生産投資は137億5千4百万円、研究開発投資は3億6千2百万円、その他投資(無形固定資産含む)
は70億6千2百万円であります。生産投資の地域別内訳については、日本27億2千7百万円、米州49億
6千3百万円、アジア42億9千4百万円および中国17億6千8百万円となります。
なお、設備投資を目的として海外子会社において銀行から1千5百万米ドル(14億1千万円)の長期
借入を行いました。
−6−
⑶ 財産および損益の状況の推移
① 企業集団の財産および損益の状況の推移
第70期
第73期
(当連結会計年度)
(平成23年3月期) (平成24年3月期) (平成25年3月期) (平成26年3月期)
区 分
売
上
百万円
高
278,490
益
21,694
益
12,324
1 株 当 た り 当 期 純 利 益
166.63
経
常
当
利
期
純
利
資
産
193,557
純
資
産
140,927
産
1,658.08
株
当
た
り
純
資
百万円
11,458
百万円
4,239
円
百万円
百万円
円
第72期
259,994
百万円
総
1
第71期
57.32
202,724
143,909
1,652.61
百万円
百万円
円
百万円
百万円
円
294,943
百万円
百万円
11,013
百万円
2,656
35.91
円
百万円
224,956
155,934
1,765.80
百万円
円
349,374
19,640
12,258
165.74
256,230
百万円
百万円
百万円
円
百万円
百万円
175,032
2,067.52
円
(注)1.百万円単位の記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
2.1株当たり当期純利益は、期中平均発行済株式数(自己株式を控除した株式数)に基づき、また、1株当たり
純資産につきましては、期末発行済株式数(自己株式を控除した株式数)により、それぞれ算出しておりま
す。
3.第71期の経常利益、当期純利益および1株当たり当期純利益が第70期に比べ減少しておりますのは、販売減
に伴う利益の減少、労務費や研究開発費などの増加および為替の影響によるものが主因であります。
4.当連結会計年度の経常利益、当期純利益および1株当たり当期純利益が前年度に比べ増加しておりますのは、
合理化効果や為替の影響などによるものが主因であります。
−7−
② 当社の財産および損益の状況の推移
第70期
第73期
(当事業年度)
(平成23年3月期) (平成24年3月期) (平成25年3月期) (平成26年3月期)
区 分
売
上
百万円
高
145,510
益
11,120
益
9,870
1 株 当 た り 当 期 純 利 益
133.46
経
常
当
利
期
純
利
115,680
純
資
産
86,226
産
1,165.82
当
た
り
純
資
2,215
1,051
円
産
株
百万円
百万円
資
百万円
百万円
百万円
円
14.22
117,513
百万円
円
第72期
143,993
百万円
総
1
第71期
百万円
85,587
1,157.19
百万円
円
134,591
百万円
百万円
4,496
百万円
1,392
18.83
円
百万円
119,551
85,436
1,155.16
百万円
円
140,347
百万円
百万円
9,279
百万円
7,621
103.05
129,300
円
百万円
百万円
95,628
1,292.96
円
(注)1.百万円単位の記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
2.1株当たり当期純利益は、期中平均発行済株式数(自己株式を控除した株式数)に基づき、また、1株当たり
純資産につきましては、期末発行済株式数(自己株式を控除した株式数)により、それぞれ算出しておりま
す。
3.第71期の経常利益、当期純利益および1株当たり当期純利益が第70期に比べ減少しておりますのは、東日本
大震災の影響などによる販売減に伴う利益の減少、受取配当金の減少および研究開発費の増加によるものが主
因であります。
4.第72期の経常利益が第71期に比べ増加しておりますのは、受取配当金の増加によるものが主因であります。
5.当事業年度の経常利益が前年度に比べ増加しておりますのは、売上増によるものが主因であります。また、当
期純利益および1株当たり当期純利益が前年度に比べ増加しておりますのは、売上増に加え前年度に繰延税金
資産の取り崩しを行った影響により、当年度は、法人税等調整額(税金費用)が減少したことが主因でありま
す。
−8−
⑷ 対処すべき課題
第11次中期の当社グループを取り巻く事業環境は、二輪車は環境志向の高まりを受けFI化が加速し
たほか、四輪車はガソリン直噴エンジンやハイブリッドシステムの採用が進むなど低燃費化が進展しま
した。くわえて、市場が拡大する新興国では低価格車が、国内では軽自動車やハイブリッド車が拡大し
ていくなど、高い環境性能や廉価な製品へのニーズが高まり、当社グループを取り巻く事業環境は大き
く変化しました。
こうした状況のなか、当社グループは、第11次中期の目標である「グローバル競争に打勝つ事業体質
の確立」に向けた取り組みを行ってまいりました。お客様の多様なニーズに対応するため、先進環境技
術と廉価技術の確立に注力し、原価競争力のさらなる向上に向けたグローバルでの調達活動の展開や、
今後の市場拡大に対応したグローバルでの最適な供給体制と高効率な生産ラインの構築を行ってまいり
ました。こうした取り組みにより、高い競争力をもった二輪車および四輪車製品を創りあげることがで
きました。さらに、空調領域においては、株式会社ケーヒン・サーマル・テクノロジーとのシナジー効
果を発揮することができました。これらのさまざまな取り組みにより、この中期ではグローバル競争に
打勝つための事業基盤を築くことができました。
今後の当社グループを取り巻く事業環境は、メガサプライヤーを交えたグローバル競争により、ます
ます厳しさが増してきております。
こうした状況に打勝つため、当社は、これまでにグローバルで増強してきた拠点や設備を徹底活用し、
第11次中期で立ち上げた競争力のある製品群を多くのお客様へ販売していくことが重要と考えます。
将来に向けては、開発と生産技術が一体となり、グローバルの多くのお客様ニーズを先取りした世界ト
ップのシステム製品を、先駆けて創り出していくことが必要と考えます。
新たにスタートする第12次中期(平成26年4月から平成29年3月までの3ヵ年)においては、グロー
バル方針として「グローバル総合力で新しい価値を創出」を掲げ、「未来に向けた モノ と つくり の
革新」、「生き残りをかけた強靭な事業体質の構築」および「自主自立の組織風土の定着」を主要施策
として展開し、企業価値向上を目指してまいります。
株主の皆様におかれましては、今後ともなお一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申しあげま
す。
−9−
⑸ 重要な子会社および企業結合等の状況
① 重要な子会社の状況
当社の重要な子会社は、次のとおりであります。
会
社
名
資
本
金
出資比率
主
要
な
事
業
内
容
株式会社ケーヒンサクラ
( 日 本 )
40百万円
100%
二輪車・汎用製品および四輪車製品の
製造販売
株式会社那須精機製作所
( 日 本 )
40百万円
100%
二輪車・汎用製品および四輪車製品の
製造販売
株式会社ケーヒンワタリ
( 日 本 )
40百万円
100%
四輪車製品の製造販売
株式会社ケーヒンエレクトロニクステ
クノロジー
( 日 本 )
90百万円
100%
二輪車・汎用製品および四輪車製品の
研究開発
株式会社ケーヒンバルブ
( 日 本 )
100百万円
51.00%
株式会社ケーヒン・サーマル・テクノ
ロジー
( 日 本 )
400百万円
100%
ケーヒンノースアメリカ・インコーポ
レーテッド
( 米 国 )
98,050千米ドル
75.10%
ケーヒンカロライナシステムテクノロ
ジー・エルエルシー
( 米 国 )
10,000千米ドル
※ 75.10%
四輪車製品の製造販売
ケーヒンエアコンノースアメリカ・イ
ンコーポレーテッド
( 米 国 )
8,000千米ドル
※ 80.08%
四輪車製品の製造販売
ケーヒンアイピーティーマニュファク
チュアリング・エルエルシー
( 米 国 )
90,570千米ドル
※ 75.10%
四輪車製品の製造販売
ケーヒンミシガンマニュファクチュア
リング・エルエルシー ( 米 国 )
10,000千米ドル
※ 75.10%
四輪車製品の製造販売
ケーヒン・サーマル・テクノロジー・
オブ・アメリカ・インコーポレー
テッド
( 米 国 )
1,000千米ドル
※ 100%
四輪車製品の製造販売
ケーヒン・デ・メキシコ・エスエーデ 500,000千
シーブイ
(メキシコ)
メキシコペソ
100%
四輪車製品の製造販売
− 10 −
汎用製品(自動弁等)の製造販売
四輪車製品の製造販売
北米事業の統括、二輪車・汎用製品の
販売
会
社
名
ケーヒンテクノロジア・ド・ブラジ
ル・リミターダ
(ブラジル)
資
本
金
出資比率
主
要
な
事
業
内
容
45,525千レアル
70.00%
二輪車・汎用製品および四輪車製品の
の製造販売
ケーヒンアジアバンコクカンパニー・ 300,000千
リミテッド
( タ イ )
タイバーツ
100%
アジア地域の統括、二輪車・汎用製品
および四輪車製品の販売
ケーヒン(タイランド)カンパニー・ 141,000千
リミテッド
( タ イ )
タイバーツ
57.02%
ケーヒンオートパーツ(タイランド) 650,000千
カンパニー・リミテッド( タ イ )
タイバーツ
※ 85.00%
二輪車・汎用製品および四輪車製品の
製造販売
ケーヒン・サーマル・テクノロジー(タ
160,000千
イランド)カンパニー・リミテッド
タイバーツ
( タ イ )
※ 97.50%
四輪車製品の製造販売
二輪車・汎用製品の製造販売
ピーティーケーヒンインドネシア
9,000千米ドル
(インドネシア)
ケーヒンインディアマニュファクチュ
46,000千
アリング・プライベートリミテッド
インドルピー
( イ ン ド )
ケーヒンエフ・アイ・イー・プライベ 275,000千
ートリミテッド
( イ ン ド )
インドルピー
※ 100%
ケーヒンオートモーティブシステムズ
1,280,000千
インディア・プライベートリミテッド
インドルピー
( イ ン ド )
※ 100%
四輪車製品の販売
ケーヒンベトナムカンパニー・リミテ
ッド
(ベトナム)
34,400千米ドル
※ 100%
二輪車・汎用製品の製造販売
台灣京濱化油器股份有限公司
267,750千
( 台 湾 )
台湾ドル
51.00%
二輪車・汎用製品の製造販売
100%
74.00%
二輪車・汎用製品および四輪車製品の
製造販売
四輪車製品の製造販売
二輪車・汎用製品の製造販売
ケーヒンマレーシアマニュファクチュ
アリング・エスディエヌビーエイチディ
(マレーシア)
2,500千
マレーシアリンギット
※ 100%
南京京濱化油器有限公司
( 中 国 )
20,000千米ドル
100%
二輪車・汎用製品および四輪車製品の
の製造販売
東莞京濱汽車電噴装置有限公司
( 中 国 )
43,400千米ドル
100%
四輪車製品の製造販売
京濱電子装置研究開発(上海)有限公司
( 中 国 )
8,500千米ドル
100%
二輪車・汎用製品および四輪車製品の
研究開発
− 11 −
四輪車製品の製造販売
会
社
名
京濱大洋冷暖工業(大連)有限公司
( 中 国 )
資
本
金
出資比率
主
要
な
事
15,117千米ドル
※ 55.00%
四輪車製品の製造販売
ケーヒン・サーマル・テクノロジー・ 480,000千
チェコ・エスアールオー( チ ェ コ )
チェココルナ
※ 100%
四輪車製品の製造販売
業
内
容
ケーヒンヨーロッパ・リミテッド
( 英 国 )
1,085千ポンド
100%
二輪車・汎用製品および四輪車製品の
製造販売
ケーヒンセールスアンドデベロップメ
ントヨーロッパ・ゲーエムベーハー
( ド イ ツ )
1,200千ユーロ
100%
二輪車・汎用製品および四輪車製品の
開発技術サービスおよび販売
(注)1.資本金は、国内の子会社については百万円未満を、海外の子会社については千単位未満の現地通貨をそれぞれ
切り捨てて表示しております。
2.ケーヒン・デ・メキシコ・エスエーデシーブイは、当連結会計年度より連結子会社となり重要な子会社となり
ました。
3.ケーヒンインディアマニュファクチュアリング・プライベートリミテッドは、平成25年11月にケーヒンパナ
ルファ・リミテッドから商号変更したものであります。
4.※印は、間接所有を含む比率で記載しております。
② 重要な企業結合等の状況
(イ)ケーヒンテクノロジア・ド・ブラジル・リミターダは、当連結会計年度中に現地の税制恩典制
度の適用による資本準備金の資本組入を行い、資本金が45,525千レアルとなりました。
(ロ)ケーヒンベトナムカンパニー・リミテッドは、平成25年7月に増資を行い、資本金が34,400
千米ドルとなりました。
(ハ)ケーヒンオートモーティブシステムズインディア・プライベートリミテッドは、平成25年8
月に増資を行い、資本金が1,280,000千インドルピーとなりました。
(ニ)ケーヒン・サーマル・テクノロジー・チェコ・エスアールオーは、平成25年9月に減資を行
い、資本金が480,000千チェココルナとなりました。
(ホ)株式会社ケーヒン・サーマル・テクノロジーは、平成26年1月に同社株式の40%を当社が昭
和電工株式会社から譲受け、当社の完全子会社となりました。これに伴い、同社の子会社である
ケーヒン・サーマル・テクノロジー・オブ・アメリカ・インコーポレーテッド、ケーヒン・サー
マル・テクノロジー(タイランド)カンパニー・リミテッド、京濱大洋冷暖工業(大連)有限公
司およびケーヒン・サーマル・テクノロジー・チェコ・エスアールオーへの出資比率がそれぞれ
変更となりました。
− 12 −
(ヘ)本田技研工業株式会社は、当社の株式の41.35%(自己株式を控除して算出)を保有してお
り、当社は同社の持分法適用の関連会社であります。
⑹ 主要な事業内容
当社グループは、主な事業として、各種輸送用機械器具および原動機・農機具その他一般機械器具の
機器・システムの製造販売ならびにこれらに附帯関連する事業を営んでおります。
なお、主要製品は次のとおりであります。
区 分
主 要 製 品
二 輪 車 ・ 汎 用 製 品
二輪車用、汎用製品用および船舶用の燃料噴射システム製品・気化器、非モビリティ
ー製品、二輪車用およびその他各種電子制御製品
四
四輪車用の燃料噴射システム製品等パワートレーン向け製品、四輪車用の電子制御製
品および空調システム製品
輪
車
製
品
⑺ 主要な拠点等
名 称
株 式 会 社 ケ ー ヒ ン ( 当 社 )
所 在 地
本
社
宮 城 第 一 製 作 所
宮 城 第 二 製 作 所
宮 城 オ フ ィ ス、角 田 開 発 セ ン タ ー
栃 木 オ フ ィ ス、栃 木 開 発 セ ン タ ー
株式会社ケーヒンサクラ
株式会社那須精機製作所
株式会社ケーヒンワタリ
株式会社ケーヒンエレクトロニクステクノロジー
株式会社ケーヒンバルブ
株式会社ケーヒン・サーマル・テクノロジー
ケーヒンノースアメリカ・インコーポレーテッド
ケーヒンカロライナシステムテクノロジー・エルエルシー
ケーヒンエアコンノースアメリカ・インコーポレーテッド
ケーヒンアイピーティーマニュファクチュアリング・エルエルシー
ケーヒンミシガンマニュファクチュアリング・エルエルシー
ケーヒン・サーマル・テクノロジー・オブ・アメリカ・インコーポレーテッド
ケーヒン・デ・メキシコ・エスエーデシーブイ
− 13 −
東
宮
宮
宮
栃
宮
栃
宮
宮
神
栃
米
米
米
米
米
米
メ
京
城
城
城
木
城
木
城
城
奈
川
木
キ
シ
都
県
県
県
県
県
県
県
県
県
県
国
国
国
国
国
国
コ
新
宿
区
角田市、丸森町
角
田
市
角
田
市
高
根
沢
町
角
田
市
那 須 烏 山 市
亘
理
町
仙
台
市
横
浜
市
小
山
市
インディアナ州
ノースカロライナ州
インディアナ州
インディアナ州
ミ シ ガ ン 州
オ ハ イ オ 州
サンルイスポトシ
名 称
所 在 地
ケーヒンテクノロジア・ド・ブラジル・リミターダ
ケーヒンアジアバンコクカンパニー・リミテッド
ケーヒン(タイランド)カンパニー・リミテッド
ケーヒンオートパーツ(タイランド)カンパニー・リミテッド
ケーヒン・サーマル・テクノロジー(タイランド)カンパニー・リミテッド
ピーティーケーヒンインドネシア
ケーヒンインディアマニュファクチュアリング・プライベートリミテッド
ケーヒンエフ・アイ・イー・プライベートリミテッド
ケーヒンオートモーティブシステムズインディア・プライベートリミテッド
ケーヒンベトナムカンパニー・リミテッド
台灣京濱化油器股份有限公司
ケーヒンマレーシアマニュファクチュアリング・エスディエヌビーエイチディ
南京京濱化油器有限公司
東莞京濱汽車電噴装置有限公司
京濱電子装置研究開発(上海)有限公司
京濱大洋冷暖工業(大連)有限公司
ケーヒン・サーマル・テクノロジー・チェコ・エスアールオー
ケーヒンヨーロッパ・リミテッド
ケーヒンセールスアンドデベロップメントヨーロッパ・ゲーエムベーハー
ブ
ラ
ジ
タ
タ
タ
タ
イ ン ド ネ シ
イ
ン
イ
ン
イ
ン
ベ
ト
ナ
台
マ レ ー シ
中
中
中
中
チ
ェ
英
ド
イ
ル
イ
イ
イ
イ
ア
ド
ド
ド
ム
湾
ア
国
国
国
国
コ
国
ツ
ア マ ゾ ナ ス
バ
ン
コ
ク
ラ ン プ ー ン
ア
ユ
タ
ヤ
ア
ユ
タ
ヤ
ウェストジャバ
ウ ッ タ ル・プ ラ デ ー シ ュ
マハラシュトラ
ハ リ ヤ ー ナ ー
フ ン イ エ ン
台
中
市
マ
ラ
ッ
カ
江
蘇
省
広
東
省
上
海
市
遼
寧
省
中 央 ボ ヘ ミ ア
グ ラ ス ゴ ー
バ イ エ ル ン 州
(注)1.宮城第一製作所は、平成25年4月に角田第一工場と丸森工場が組織統合したものであります。
2.宮城第二製作所は、平成25年4月に角田第二工場と角田第三工場が組織統合したものであります。
⑻ 従業員の状況
① 企業集団の従業員
従
業
員
21,705名
数
前連結会計年度末比増減
898名増
(注)従業員数は就業人員であり、嘱託および臨時従業員は含まれておりません。
− 14 −
② 当社の従業員
従
業
員
数
前事業年度末比増減
4,273名
平
均
40名減
年
齢
平 均 勤 続 年 数
41.4歳
17.7年
(注)従業員数は就業人員であり、嘱託および臨時従業員は含まれておりません。
⑼ 主要な借入先
借
入
先
借 入 金 残 高
株式会社三菱東京UFJ銀行
三菱UFJ信託銀行株式会社
株式会社三井住友銀行
4,000百万円
1,200百万円
800百万円
(注)当社グループの主要な借入先として、当社の借入先の状況を記載しております。
2.会社の株式に関する事項
⑴ 発行可能株式総数
240,000,000株
⑵ 発行済株式の総数
73,985,246株
⑶ 株主数
6,518名
⑷ 大株主
当 社 へ の 出 資 状 況
株 主 名
持
数
出 資 比 率
30,581千株
41.35%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
3,821千株
5.17%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
2,368千株
3.20%
株式会社三菱東京UFJ銀行
1,938千株
2.62%
ジェーピー モルガン チェース バンク 385632
1,646千株
2.23%
ザ バンク オブ ニューヨーク−ジャスディック トリーティー アカウント
988千株
1.34%
ステート ストリート バンク アンド トラスト クライアント オムニバス アカウント オーエムゼロツー
971千株
1.31%
本田技研工業株式会社
− 15 −
株
当 社 へ の 出 資 状 況
株 主 名
持
メロン バンク エヌエー アズ エージェント フォー イッツ クライアント メロン
オムニバス ユーエス ペンション
ビーエヌワイエム トリーティー ディティティ 15
ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー
株
数
出 資 比 率
955千株
1.29%
954千株
1.29%
950千株
1.28%
(注)1.持株数は、千株未満を切り捨てて表示しております。
2.出資比率は、自己株式(24,780株)を控除して算出しております。
3.会社役員に関する事項
⑴ 取締役および監査役
地
位
氏
名
担
当
お
よ
び
重
要
な
兼
職
○取 締 役 社 長
田内 常夫
経営企画室担当兼新規事業統括担当
○専 務 取 締 役
浮穴 一興
事業統括本部長兼空調事業統括担当兼アジア本部担当
○専 務 取 締 役
渡辺 政美
○専 務 取 締 役
小池 正明
○専 務 取 締 役
入野 博史
取
締
役
常務執行役員
大沼 公紀
取
締
役
常務執行役員
岩田 毅
取
締
役
上席執行役員
鈴木 伸明
の
状
況
等
リスクマネジメントオフィサー
生産本部長兼米州本部長兼BCM推進室担当
○株式会社ケーヒン・サーマル・テクノロジー取締役社長
コンプライアンスオフィサー
欧州統括兼知財・法務部担当
○ケーヒンセールスアンドデベロップメントヨーロッパ・ゲーエムベーハー取締役
品質総括責任者
品質保証本部長兼開発本部担当兼購買本部担当兼中国本部担当
○東莞京濱汽車電噴装置有限公司董事長
米州本部副本部長兼北米統括
○ケーヒンノースアメリカ・インコーポレーテッド取締役社長
○ケーヒンカロライナシステムテクノロジー・エルエルシー社長
○ケーヒンアイピーティーマニュファクチュアリング・エルエルシー社長
○ケーヒンミシガンマニュファクチュアリング・エルエルシー社長
開発本部長兼コスト技評担当
○京濱電子装置研究開発(上海)有限公司董事長
購買本部長
− 16 −
地
位
氏
名
担
当
お
よ
び
重
要
な
兼
職
の
取
締
役
上席執行役員
今野 元一朗
中国本部長
○南京京濱化油器有限公司董事長
取
締
役
上席執行役員
天野 裕久
アジア本部長
○ケーヒンアジアバンコクカンパニー・リミテッド取締役社長
取
締
役
上席執行役員
大町 信一
副リスクマネジメントオフィサー
生産本部副本部長兼生産担当
*常 勤 監 査 役
松井 勝之
常勤監査役
藤 英俊
*監
査
役
成田 康彦
*監
査
役
原 雅人
状
況
等
木挽町総合法律事務所弁護士
原雅人公認会計士事務所公認会計士
味の素株式会社社外監査役
(注)1.○印は代表権を有する者であります。
2.*印は会社法第2条第16号に定める社外監査役であります。
3.常勤監査役 松井勝之は、本田技研工業株式会社で、長年にわたり経理および経理関連部門において、財務お
よび会計に関する業務に従事し、財務および会計に関する相当程度の知見を有するものであります。
4.監査役 成田康彦は、木挽町総合法律事務所を開業している弁護士であります。なお、当社と同事務所に所属
の他の弁護士とは、顧問契約等を締結しております。
5.監査役 原雅人は、公認会計士としての専門的な知識と豊富な監査経験を持ち、財務および会計に関する相
当程度の知見を有するものであります。
6.監査役 原雅人が社外監査役に就任している味の素株式会社と当社との間に資本関係および取引等の特別
な関係はありません。
7.専務取締役 渡辺政美は、平成26年3月に株式会社ケーヒン・サーマル・テクノロジーの取締役社長に就任し
ました。
8.専務取締役 小池正明は、平成26年3月に株式会社ケーヒン・サーマル・テクノロジーの取締役社長を退任し
ました。
− 17 −
9.当社は、執行役員制度を導入しております。執行役員(取締役を兼務する執行役員を除く)の状況は次のとお
りであります。
常務執行役員
橋 山 和 弘
上席執行役員
髙 山 雄 介
上席執行役員
佐 藤 忠 吾
執 行 役 員
井 上 正 弘
上席執行役員
鉛 隆 司
執 行 役 員
新 道 清 一
上席執行役員
青 海 洋 史
執 行 役 員
高 橋 正 明
上席執行役員
三ッ堀 徹
執 行 役 員
伊 藤 忠 喜
上席執行役員
黒 木 利 浩
執 行 役 員
重 本 昌 康
上席執行役員
川 勝 幹 人
執 行 役 員
西 澤 賢 一
⑵ 取締役および監査役の報酬等の総額
区 分
取
締
人 数
役
14名
監
査
役
(う ち 社 外 監 査 役)
合
報
4名
(3名)
計
18名
酬
等
の
総
額
283百万円
55百万円
(32百万円)
339百万円
(注)1.記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
2.報酬等の総額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれておりません。
3.報酬等の総額には、当事業年度における取締役賞与引当額 57百万円を含めております。
4.当社は、第72回定時株主総会の終結の時をもって役員退職慰労金制度を廃止しました。
5.上記のほか、第71回定時株主総会の決議に基づき、同総会の終結の時をもって退任した取締役1名が、引き続
き上席執行役員に在任し、当事業年度中に退任したことから役員退職慰労金26百万円を支給しております。な
お、この金額には過年度の事業報告等において開示した退職慰労金引当額が含まれております。
6.上記のほか、当事業年度および前事業年度における株主総会決議に基づく、役員退職慰労金の支給予定額は下
記のとおりとなります。なお、この金額には過年度の事業報告等において開示した退職慰労金引当額が含まれ
ております。
・第72回定時株主総会決議
取締役および退任取締役 11名 364百万円
監査役 4名 19百万円
(うち社外監査役 3名 15百万円)
・第71回定時株主総会決議
退任取締役 5名 62百万円
(第72回定時株主総会で改めて取締役に選任された者2名を含む)
− 18 −
⑶ 社外役員の状況
地
位
氏
名
主
な
活
動
状
況
常勤監査役
松井 勝之
当事業年度中開催の取締役会10回および監査役会10回の全てに出席している
他、その他の重要な会議にも出席し、取締役の職務執行を常にモニタリングし
ており、主に経理・財務での豊富な経験に基づき適宜発言を行っております。
監 査 役
成田 康彦
当事業年度中開催の取締役会10回および監査役会10回の全てに出席し、主に
弁護士としての専門的見地から適宜発言を行っております。
監 査 役
原 雅人
当事業年度中開催の取締役会10回のうち9回、監査役会10回の全てに出席
し、主に公認会計士としての専門的見地から適宜発言を行っております。
(注)上記のほか、内部監査部門との連携、代表取締役との意見交換、重要な会議への出席、事業所および子会社の視察
等により、コンプライアンスやリスクマネジメントなどの内部統制システム等への意見を述べております。
− 19 −
4.会計監査人に関する事項
⑴ 会計監査人の名称
新日本有限責任監査法人
⑵ 会計監査人の報酬等の額
①当社が支払うべき報酬等の額
56百万円
②当社および当社子会社が会計監査人に支払うべき金銭その他の
財産上の利益の合計額
79百万円
(注)1.記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
2.当社と会計監査人との間の監査契約においては、会社法上の監査に対する報酬等の額と金融商品取引法上の監
査に対する報酬等の額を区分しておらず、かつ、実質的にも区分できないことから、上記①の金額はこれらの
合計額を記載しております。
3.当社の重要な子会社のうち、ケーヒンノースアメリカ・インコーポレーテッド他25社は、当社の会計監査人以
外の公認会計士または監査法人の監査を受けております。
⑶ 非監査業務の内容
当社は、会計監査人に対して、公認会計士法第2条第1項の業務以外の業務(非監査業務)である
「国際財務報告基準(IFRS)への移行等にかかる助言業務」等を委託し対価を支払っております。
⑷ 会計監査人の解任または不再任の決定の方針
取締役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、監
査役会の同意を得た上で、または監査役会の請求に基づいて、会計監査人の解任または不再任を株主
総会の会議の目的とすることとしています。
監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、
監査役全員の同意に基づき監査役会が、会計監査人を解任します。この場合、監査役会が選定した監
査役は、解任後最初に招集される株主総会において、解任の旨およびその理由を報告します。
− 20 −
5.業務の適正を確保するための体制
取締役の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制その他会社の業務の適正
を確保するための体制について、取締役会において決議した内容は次のとおりであります。
① 取締役および使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制
コンプライアンス規程を制定し、コンプライアンスに関する取組みを推進する取締役または執行役
員(以下、役員という。)をコンプライアンスオフィサーに任命する。企業倫理に関する問題につい
て社内や取引先から提案を受け付ける「企業倫理改善提案窓口」に加え、法務機能・管理機能を統合
し、事業基盤強化へのサポート力を高めるなど、コンプライアンスに起因するリスク管理を含めたコ
ンプライアンス体制の整備を行う。
② 取締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制
取締役の職務の執行に係る情報として、取締役会議事録、経営会議資料および議事録、稟議書等の
書類について「文書管理規程」に基づき、保存および管理を行う。
③ 損失の危険の管理に関する規定、その他の体制
リスク管理規程を制定し、リスクマネジメントに関する取組みを推進する役員をリスクマネジメン
トオフィサーに任命する。グローバルレベルでのリスク管理を統括管理する専任部署を設置し、大規
模災害などに対する危機管理対応の整備を図り、各々のリスクに対する未然防止の強化に努める。
④ 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
グローバルな事業拡大や経営環境の変化に対応するため、役員体制の強化を目的として執行役員制
度を導入している。取締役会は、経営の意思決定・監督機能に特化し、機動性を向上させる。組織運
営においては、ケーヒンフィロソフィーに立脚し、地域・事業・機能別に本部および本部に準ずる統
括を設置し、主要な組織に役員を配置する。また、取締役会から委譲された権限の範囲内で、経営の
重要事項について審議する経営会議や役員が出席する会議体で課題を審議するなど、効果・効率の高
い体制を構築する。
− 21 −
⑤ 当社および当社子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
当社および当社の子会社から成る企業集団(以下「当社グループ」という。)において共有する行
動指針として「わたしたちの行動宣言」を制定するほか、コンプライアンス、リスクマネジメントな
どへの取組み状況について、各組織がチェックリストに基づく自己検証を定期的に行い、その結果を
担当役員に報告することにより、取組みの改善を図る。また、独立した内部監査部門である監査室が、
当社グループの業務遂行状況について監査を実施する。
⑥ 監査役がその職務を補助すべき使用人をおくことを求めた場合における当該使用人に関する事項およ
びその使用人の取締役からの独立性に関する事項
監査役の職務を補助するため監査役室を設置し、使用人を配置する。当該使用人の独立性の確保に
努める。
⑦ 取締役および使用人が監査役に報告するための体制、その他の監査役への報告に関する体制
「監査役への報告基準」を制定し、監査役に対して、会社に重大な影響を及ぼす事項、コンプライ
アンスやリスクマネジメントなどの内部統制システムの整備および状況、「企業倫理改善提案窓口」
の運用状況等について報告する。
⑧ その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
内部監査部門との連携、代表取締役との意見交換、重要な会議への出席および議事録の閲覧等監査
役監査が実効的に行える体制を確保する。
6.剰余金の配当等の決定に関する方針
当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の最重要課題の一つとして位置づけております。
配当につきましては、今後の事業展開などを総合的に勘案し、長期的な視点に立ち連結業績を考慮し
ながら実施することを方針としております。
当事業年度における期末配当は、連結業績等を総合的に勘案し、1株当たり16円とさせていただき、
中間配当を含めた年間配当としては、31円とさせていただく予定です。
今後とも株主の皆様のご期待にそうべく努力してまいります。
− 22 −
連結貸借対照表
(平成26年3月31日現在)
科
目
金
(資 産 の 部)
流
動
資
産
現 金 及 び 預 金
受取手形及び売掛金
有
価
証
券
商 品 及 び 製 品
仕
掛
品
原 材 料 及 び 貯 蔵 品
繰 延 税 金 資 産
そ
の
他
固
有
無
定
資
産
形 固 定 資 産
建 物 及 び 構 築 物
機械装置及び運搬具
工具、器具及び備品
土
地
リ
ー
ス
資
産
建
設
仮
勘
定
形
の
そ
固
定 資
れ
の
産
投 資 そ の 他 の 資 産
投 資 有 価 証
長
期
貸
付
繰 延 税 金 資
そ
の
貸
倒
引
当
資
産
合
計
額
科
140,172
24,875
49,276
5,700
13,829
7,381
26,439
2,678
9,990
116,057
95,780
24,318
43,641
8,178
10,484
202
8,955
ん
他
4,216
419
3,796
券
金
産
他
金
16,061
12,051
378
755
2,875
△1
256,230
目
(負 債 の 部)
流
動
負
債
支払手形及び買掛金
短
期
借
入
金
1年内返済予定の長期借入金
未
払
費
用
リ
ー
ス
債
務
未 払 法 人 税 等
繰 延 税 金 負 債
製 品 保 証 引 当 金
役 員 賞 与 引 当 金
事業構造改善引当金
そ
の
他
固
定
負
債
長
期
借
入
金
リ
ー
ス
債
務
繰 延 税 金 負 債
退職給付に係る負債
役員退職慰労引当金
資 産 除 去 債 務
そ
の
他
負
債
合
計
(純 資 産 の 部)
株
主
資
本
資
本
金
資
本
剰
余
金
利
益
剰
余
金
自
己
株
式
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
為 替 換 算 調 整 勘 定
退職給付に係る調整累計額
少 数 株 主 持 分
純
資
産
合
計
負 債 純 資 産 合 計
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
− 23 −
(単位:百万円)
金
額
64,963
35,624
7,624
2,209
10,801
29
1,790
36
608
106
407
5,724
16,233
5,795
171
4,447
4,137
25
172
1,485
81,197
148,992
6,932
7,940
134,155
△35
3,922
7,683
179
△3,940
22,117
175,032
256,230
連結損益計算書
4月1日
( 自 平成25年
至 平成26年 3 月31日)
(単位:百万円)
科
目
売
金
上
売
上
売
原
上
総
額
高
349,374
価
302,647
利
益
46,727
27,063
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
営
業
営
業
利
外
受
収
取
受
益
益
利
取
配
そ
当
の
営
業
外
19,663
費
息
298
金
124
他
554
支
払
利
息
412
為
替
差
損
46
損
234
他
306
固
定
資
産
そ
常
特
棄
利
別
負
廃
の
経
の
れ
別
減
益
利
の
特
発
生
損
2,764
益
失
316
405
損
税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益
6,722
法
△125
等
調
整
額
少数株主損益調整前当期純利益
少
当
数
期
株
主
純
利
利
721
21,683
法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税
税
2,764
失
事 業 構 造 改 善 引 当 金 繰 入 額
人
1,000
19,640
益
ん
損
977
用
6,597
15,086
益
2,828
益
12,258
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
− 24 −
連結株主資本等変動計算書
4月1日
( 自 平成25年
至 平成26年 3 月31日)
(単位:百万円)
株
資
当
期
当
期
剰
当
余
首
変
金
期
の
純
残
高
動
額
配
利
本
金
主
資 本 剰 余 金
6,932
資
本
利 益 剰 余 金
7,940
自
123,027
己
株
式
株主資本合計
△35
137,865
当
△2,144
△2,144
益
12,258
12,258
連結範囲の変更に伴う減少
△108
△108
連結子会社の決算期変更
に
伴
う
増
加
1,123
1,123
自 己 株 式 の 取 得
△0
△0
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
−
−
11,128
△0
11,127
6,932
7,940
134,155
△35
148,992
そ の 他 の 包 括 利 益 累 計 額
当
期
当
期
剰
当
余
期
首
変
金
の
純
残
高
動
額
配
利
その他有価証
券評価差額金
為 替 換 算
調 整 勘 定
退職給付に係
る調整累計額
その他の包括
利益累計額合計
少数株主持分
純 資 産 合 計
2,963
△10,228
−
△7,265
25,334
155,934
当
△2,144
益
12,258
連結範囲の変更に伴う減少
△108
連結子会社の決算期変更
に
伴
う
増
加
1,123
自 己 株 式 の 取 得
△0
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
4,720
10,408
△3,940
11,187
△3,216
7,971
当 期 変 動 額 合 計
4,720
10,408
△3,940
11,187
△3,216
19,098
当
7,683
179
△3,940
3,922
22,117
175,032
期
末
残
高
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
− 25 −
連結注記表
1.連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記
⑴ 連結の範囲に関する事項
① 連結子会社の数及び主要な連結子会社の名称等
連結子会社の数 32社
当連結会計年度より、ケーヒン・デ・メキシコ・エスエーデシーブイは重要性が増したため、連結の範囲に含めております。
主要な連結子会社の名称
ケーヒンカロライナシステムテクノロジー・エルエルシー、ケーヒンアイピーティーマニュファクチュアリング・エルエル
シー、ケーヒンアジアバンコクカンパニー・リミテッド、ケーヒン(タイランド)カンパニー・リミテッド、東莞京濱汽車
電噴装置有限公司
② 非連結子会社の数及び主要な会社等の名称 無
⑵ 持分法の適用に関する事項
① 持分法を適用した非連結子会社及び関連会社の数及び主要な会社等の名称 無
② 持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社の数及び主要な会社等の名称 無
⑶ 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社32社のうち、㈱ケーヒン・サーマル・テクノロジー、ケーヒン・サーマル・テクノロジー・オブ・アメリカ・イ
ンコーポレーテッド、ケーヒン・デ・メキシコ・エスエーデシーブイ、ケーヒンテクノロジア・ド・ブラジル・リミターダ、
ケーヒン・サーマル・テクノロジー(タイランド)カンパニー・リミテッド、南京京濱化油器有限公司、東莞京濱汽車電噴装
置有限公司、京濱電子装置研究開発(上海)有限公司、京濱大洋冷暖工業(大連)有限公司及びケーヒン・サーマル・テクノ
ロジー・チェコ・エスアールオーの決算日は12月31日であります。連結計算書類の作成にあたっては同日現在の計算書類を使
用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。
なお、当連結会計年度において、㈱ケーヒンサクラ、㈱ケーヒンワタリ、ケーヒンアジアバンコクカンパニー・リミテッド、
ケーヒン(タイランド)カンパニー・リミテッド及びケーヒンオートパーツ(タイランド)カンパニー・リミテッドは、決算
日を3月31日に変更し連結決算日と同一となっております。
⑷ 会計処理基準に関する事項
① 重要な資産の評価基準及び評価方法
(イ)有価証券
その他有価証券
時価のあるものは、連結決算日の市場価格等に基づく時価法によっております(評価差額は全部純資産直入法により処理
し、売却原価は移動平均法により算定しております)。
時価のないものは、移動平均法に基づく原価法によっております。
(ロ)デリバティブ
時価法によっております。
(ハ)たな卸資産
当社及び国内の連結子会社は、主として総平均法に基づく原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価
切下げの方法)によっておりますが、在外連結子会社は、主として先入先出法に基づく低価法又は原価法によっております。
− 26 −
② 重要な固定資産の減価償却の方法
(イ)有形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。
なお、取得価額が10万円以上20万円未満の少額減価償却資産については、3年間で均等償却をしております。
(会計上の見積りの変更と区分することが困難な会計方針の変更)
当社及び一部の連結子会社は、有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却方法については、主として定率法(但し、
建物及び金型については定額法)を採用していましたが、当連結会計年度より定額法に変更しております。
従来、当社製品は総じて新型車の立上り時に受注が多く、年数の経過とともに受注減少となる傾向がありましたが、近年
は新型車種投入以降もその販売台数が大幅に変動することがない為、当社製品の受注も一定となる傾向にあります。このよ
うな背景から、近年は主要取引先においてグローバル車種の拡大や、製品・部品の共有化が進んでおります。
この環境の下、需要変化に柔軟に対応する生産体制を整備する為、生産設備の汎用化を行い、より安定的な体制を構築し
てきました。また、当連結会計年度に最終年度を迎える第11次中期経営計画における主要施策である地域特性を活かした生
産体質の構築とグローバルでの最適化を目的としたグローバルオペレーションの確立により、生産設備の汎用化を展開する
ことで、拠点間での柔軟な機種移管及び安定的な生産体制を進めております。
更に平成20年度のリーマンショック以降抑えていた設備投資を前連結会計年度より本格的に再開しており、当連結会計年
度より本格稼動することによって有形固定資産は安定的な稼動並びに投資効果に対する長期安定的な貢献が見込まれると考
えられ、耐用年数にわたり均等償却による原価配分を行なうことが、有形固定資産の使用の実態をより適切に反映できるた
め、減価償却方法を定額法に変更することが、合理的であると判断しました。
これにより、従来の方法に比べて、当連結会計年度の営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益はそれぞれ1,400
百万円増加しております。
(ロ)無形固定資産
定額法によっております。
なお、当社及び国内の連結子会社においては、自社利用ソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に
基づく定額法によっております。
(ハ)リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
③ 重要な引当金の計上基準
(イ)製品保証引当金
製品の無償補修費用の支出に備えるため、得意先との補償契約に基づく無償の補修費用を見積り算出した以下の金額の合
計額を計上しております。
a 過去の補修実績に将来の見込額を加味した無償補修対象期間内の費用見積額
b 特別の無償補修費用として個別に算出した見積額
(ロ)役員賞与引当金
当社及び一部の在外連結子会社は、役員の賞与の支出に備えるため、支給見込額を計上しております。
(ハ)役員退職慰労引当金
一部の国内の連結子会社は、役員の退職慰労金の支出に備えるため、内部規程による当連結会計年度末要支給額を計上し
ております。
(追加情報)
当社は平成25年6月開催の定時株主総会において、役員退職慰労金の打切り支給議案が承認可決されました。これによ
り、役員退職慰労引当金を全額取崩し、打切り支給額の未払分を流動負債の「その他」及び固定負債の「その他」に計上し
ております。
− 27 −
(ニ)事業構造改善引当金
連結子会社の生産体制の再編に伴い発生する費用に備えるため、その発生の見込額を計上しております。
④ その他連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項
(イ)重要なヘッジ会計の方法
a ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理によっております。
なお、為替予約について振当処理の要件を満たしている場合は振当処理を採用しております。
b ヘッジ手段とヘッジ対象
・ヘッジ手段 為替予約取引
・ヘッジ対象 外貨建債権、外貨建債務及び外貨建予定取引
c ヘッジ方針
デリバティブに関する当社及び一部の連結子会社は内部管理規程に基づき、為替変動リスクをヘッジしております。
なお、為替変動リスクのヘッジにあたっては、「為替管理規程」及び「為替管理規程実施細則」に基づき、主要取引通
貨から生じる外貨建債権の3分の2以上をヘッジする方針であります。
d ヘッジの有効性評価の方法
為替予約については、ヘッジ手段とヘッジ対象に関する重要な条件が同一であり、ヘッジ開始時及びその後も継続して
相場変動を相殺できるため、有効性の評価を省略しております。
(ロ)退職給付に係る負債の計上基準
退職給付に係る負債は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における見込額に基づき、退職給付債務から
年金資産を控除した額を計上しております。
数理計算上の差異は、主にその発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主に15年)による定額法により、
翌連結会計年度から費用処理することとし、過去勤務債務は、主にその発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年
数(3年)による定額法により費用処理しております。
未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用については、税効果を調整の上、純資産の部におけるその他の包括利益
累計額の退職給付に係る調整累計額に計上しております。
⑤ のれんの償却方法及び期間
のれんの償却については、6年間の均等償却を行なっております。
⑥ 消費税及び地方消費税の会計処理
税抜方式によっております。
⑦ 外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は連結決算日の直物為替相場により円換算し、換算差額は損益として処理しております。
なお、在外連結子会社の資産及び負債は、連結決算日等の直物為替相場により円換算し、収益及び費用は期中平均相場によ
り円換算しております。また、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び少数株主持分に含めております。
− 28 −
2.会計方針の変更に関する注記
(退職給付に関する会計基準等の適用)
当連結会計年度より、「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下、「退職給付会計基準」
という。)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成24年5月17日。以下「退職給付適
用指針」という。)を適用しております。(ただし、退職給付会計基準第35項本文及び退職給付適用指針第67項本文に掲げられた
定めを除く。)これにより、退職給付債務から年金資産を控除した額を退職給付に係る負債として計上する方法に変更し、未認識
数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用を退職給付に係る負債に計上しております。
退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な扱いに従って、当連結会計年度において、退
職給付債務から年金資産を控除した額を退職給付に係る負債として計上したことに伴う影響額をその他の包括利益累計額の退職給
付に係る調整累計額に計上しております。
この結果、当連結会計年度末のその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額が3,940百万円減少しております。
3.連結貸借対照表に関する注記
⑴ 有形固定資産の減価償却累計額
181,785百万円
⑵ 保証債務
① ホンダ住宅共済会会員である従業員の銀行借入について、本田技研工業㈱の保証に基づく求償権の履行に対する債務を保証し
ております。
被保証者 従業員
253百万円
② 震災持家融資制度を利用する当社及び連結子会社の従業員の銀行借入について債務を保証しております。
被保証者 従業員
15百万円
4.連結株主資本等変動計算書に関する注記
⑴ 当連結会計年度末における発行済株式の種類及び総数
普通株式
73,985,246株
⑵ 配当に関する事項
① 配当金支払額
決 議
株式の種類
配当金の総額
(百万円)
1株当たり配当額
(円)
基 準 日
効力発生日
平成25年6月21日
定時株主総会
普通株式
1,035
14
平成25年3月31日
平成25年 6 月24日
平成25年10月31日
取締役会
普通株式
1,109
15
平成25年9月30日
平成25年11月29日
計
−
2,144
−
−
−
− 29 −
② 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が連結会計年度末後となるもの
平成26年6月20日開催の定時株主総会の議案として、普通株式の配当に関する事項を以下のとおり付議する予定でありま
す。
配当金の総額
(1,183百万円)
1株当たり配当額
(16円)
基準日
平成26年3月31日
効力発生日
平成26年6月23日
なお、配当原資については、利益剰余金とすることを予定しております。
5.金融商品に関する注記
⑴ 金融商品の状況に関する事項
① 金融商品に対する取組方針
当社グループは、主に自動車部品の製造販売事業を行うために必要な資金について、原則、銀行借入れによる調達をしてお
ります。一時的な余資は安全性の高い短期的な金融資産で運用しております。
デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。
② 金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されています。また、海外での事業を行うにあたり生じる外
貨建債権は、為替の変動リスクに晒されています。
有価証券及び投資有価証券は、主に譲渡性預金及び業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒さ
れております。
営業債務である支払手形及び買掛金は、そのほとんどが1年以内の支払期日であります。また、その一部には外貨建債務が
あり、為替の変動リスクに晒されています。
借入金については、短期借入金は主に営業取引に係る資金調達であり、長期借入金は主に設備投資に係る資金調達でありま
す。このうち一部は変動金利であるため、金利の変動リスクに晒されています。
デリバティブ取引は、外貨建債権及び外貨建債務に係る為替の変動リスクに対するヘッジを目的とした為替予約取引を利用
しております。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性評価の方法等については、
前述の「会計処理基準に関する事項」の「重要なヘッジ会計の方法」に記載のとおりです。
③ 金融商品に係るリスク管理体制
(イ)信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社グループは、営業を管理する部門が取引先ごとに営業債権の期日管理及び残高管理を行うとともに、
「与信管理規程」
に沿って主な取引先の信用状況等の把握に努めております。
デリバティブ取引の利用については、格付けの高い金融機関に限定しております。
(ロ)市場リスク(為替の変動リスク)の管理
外貨建債権、外貨建債務及び外貨建予定取引について、通貨別月別(主に米ドル)に把握された為替の変動リスクに対し、
原則として為替予約取引を利用しております。
有価証券及び投資有価証券は、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況を把握し、保有及び時価の変動状況等を
管理担当役員へ報告しております。
デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限等を定めた内部管理規程に沿って実行されており、その取引内容は
都度、管理担当役員まで報告しております。
(ハ)資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社グループでは、各社の財務部門が適時に資金繰計画を作成、更新するとともに、手許流動性の維持に努めるなどによ
り、流動性リスクを管理しております。
− 30 −
④ 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
「⑵ 金融商品の時価等に関する事項」におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバテ
ィブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。
⑵ 金融商品の時価等に関する事項
平成26年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含まれておりません。
(注)2参照。
(単位:百万円)
連結貸借対照表
時 価
差 額
計上額
① 現金及び預金
24,875
24,875
② 受取手形及び売掛金
49,276
49,276
③ 有価証券及び投資有価証券
17,724
17,724
資産計
91,877
91,877
④ 支払手形及び買掛金
35,624
35,624
負債計
⑤ デリバティブ取引(※)
ヘッジ会計が適用されていないもの
デリバティブ取引計
35,624
35,624
(67)
(67)
−
−
−
−
−
−
−
−
(67)
(67)
(※)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、( )で
示しております。
(注)1 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
①現金及び預金、②受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額に近似していることから、当該帳簿価額によっております。
③有価証券及び投資有価証券
これらの時価について、有価証券である譲渡性預金は短期間で決済されるため、時価は帳簿価額に近似していることか
ら、当該帳簿価額によっており、投資有価証券である株式は取引所の価格によっております。
なお、有価証券及び投資有価証券はその他有価証券として保有しており、これに関する連結貸借対照表計上額と取得原
価との差額は以下のとおりです。
(単位:百万円)
種 類
連結貸借対照表計上額が取得原価を
超えるもの
連結貸借対照表計上額が取得原価を
超えないもの
連結貸借対照表
計上額
取得原価
差 額
株式
1,770
12,024
10,253
小計
1,770
12,024
10,253
株式
0
0
△0
その他
5,700
5,700
−
小計
5,700
5,700
△0
7,471
17,724
10,253
合 計
− 31 −
④支払手形及び買掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額に近似していることから、当該帳簿価額によっております。
⑤デリバティブ取引
・ヘッジ会計が適用されていないもの
ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引について、取引の対象物の種類ごとの連結決算日における契約額又
は契約において定められた元本相当額、時価及び評価損益並びに当該時価の算定方法は、以下のとおりであります。
通貨関連(時価の算定方法は、先物為替相場によっております。)
(単位:百万円)
区 分
デリバティブ
取引の種類等
為替予約取引
売建
米ドル
市場取引以外の取引
英ポンド
買建
日本円
契約額等
うち1年超
評価益又は
評価損(△)
時 価
5,947
80
−
−
△67
△0
△67
△0
142
−
0
0
(注)上記は連結貸借対照表上相殺消去されている、連結会社に対する外貨建債権及び外貨建債務をヘッジする目的で締結し
ている為替予約であります。
(注)2 非上場株式(連結貸借対照表計上額26百万円)は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることか
ら、「③有価証券及び投資有価証券」には含めておりません。
(注)3 金融債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
(単位:百万円)
1年内
現金及び預金
受取手形及び売掛金
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの
合 計
6.1株当たり情報に関する注記
⑴ 1株当たり純資産額
2,185
−
−
−
−
5,700
−
−
57,162
−
−
165円74銭
7.重要な後発事象に関する注記
該当事項はありません。
− 32 −
2年超3年内
49,276
2,067円52銭
⑵ 1株当たり当期純利益
1年超2年内
貸借対照表
(平成26年3月31日現在)
科
目
(資 産 の 部)
流
動
資
産
現 金 及 び 預
受
取
手
売
掛
有
価
証
商 品 及 び 製
仕
掛
原 材 料 及 び 貯 蔵
前
渡
前
払
費
繰 延 税 金 資
未
収
入
短
期
貸
付
そ
の
固
有
無
投
資
金
額
科
金
形
金
券
品
品
品
金
用
産
金
金
他
45,201
330
226
22,861
5,700
2,906
3,106
2,049
1,035
207
1,426
4,853
435
60
定
資
産
形 固 定 資 産
建
物
構
築
物
機 械 及 び 装 置
車
輌
運
搬
具
工具、器具及び備品
土
地
リ
ー
ス
資
産
建
設
仮
勘
定
形 固 定 資 産
特
許
権
ソ フ ト ウ エ ア
そ
の
他
資 そ の 他 の 資 産
投 資 有 価 証 券
関 係 会 社 株 式
関 係 会 社 出 資 金
従業員に対する長期貸付金
長 期 前 払 費 用
前 払 年 金 費 用
そ
の
他
貸
倒
引
当
金
産
合
計
84,098
29,200
7,096
476
11,095
36
1,763
7,666
193
872
2,623
486
1,723
413
52,275
6,967
32,343
9,521
359
150
2,123
940
△131
129,300
目
(負 債 の 部)
流
動
負
債
支
払
手
形
買
掛
金
1年内返済予定の長期借入金
リ
ー
ス
債
務
未
払
金
未
払
費
用
未 払 法 人 税 等
前
受
金
預
り
金
製 品 保 証 引 当 金
役 員 賞 与 引 当 金
設 備 関 係 支 払 手 形
そ
の
他
固
定
負
債
長
期
借
入
金
リ
ー
ス
債
務
繰 延 税 金 負 債
退 職 給 付 引 当 金
資 産 除 去 債 務
そ
の
他
負
債
合
計
(純 資 産 の 部)
株
主
資
本
資
本
金
資
本
剰
余
金
資
本
準
備
金
利
益
剰
余
金
利
益
準
備
金
そ の 他 利 益 剰 余 金
配 当 準 備 積 立 金
特 別 償 却 積 立 金
固定資産圧縮積立金
別 途 積 立 金
繰 越 利 益 剰 余 金
自
己
株
式
評 価 ・ 換 算 差 額 等
その他有価証券評価差額金
純
資
産
合
計
負 債 純 資 産 合 計
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
− 33 −
(単位:百万円)
金
額
25,145
1,099
13,681
2,000
26
1,566
5,788
280
23
156
383
79
56
4
8,526
4,000
166
3,102
837
80
339
33,672
87,944
6,932
7,940
7,940
73,107
899
72,207
11,030
101
51
53,200
7,824
△35
7,683
7,683
95,628
129,300
損益計算書
4月1日
( 自 平成25年
至 平成26年 3 月31日)
(単位:百万円)
科
目
売
金
上
売
上
売
原
上
総
額
高
140,347
価
126,586
利
益
13,760
10,839
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
営
業
営
業
利
外
受
収
取
有
価
受
証
券
取
利
配
当
の
営
業
外
支
費
払
固
定
為
産
廃
替
棄
差
そ
の
経
常
特
利
別
減
引
前
期
息
5
金
6,691
他
162
息
41
損
125
損
278
他
67
当
人
税
期
等
純
513
9,279
4
失
純
利
益
調
整
利
4
9,275
法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税
法
6,871
失
損
当
12
益
損
損
息
用
利
資
2,921
益
利
そ
税
益
1,658
△3
額
益
1,654
7,621
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
− 34 −
株主資本等変動計算書
4月1日
( 自 平成25年
至 平成26年 3 月31日)
(単位:百万円)
株
資
資
当
期
首
残
高
当
期
変
動
額
本
金
本
剰
余
主
金
資
本
利
益
そ
剰
の
他
利
余
益
剰
金
余
金
資本準備金
資本剰余金
合
計
利益準備金
配当準備積
立
金
特別償却積
立
金
固 定 資 産
圧縮積立金
別途積立金
繰越利益剰
余
金
7,940
7,940
899
11,030
131
52
53,200
2,316
67,630
△2,144
△2,144
6,932
剰 余 金 の 配 当
利益剰余金
合
計
配当準備積立金の積立
特別償却積立金の積立
3
特別償却積立金の取崩
△33
△3
33
固定資産圧縮積立金の積立
0
△0
固定資産圧縮積立金の取崩
△1
1
別途積立金の積立
当
期
純
利
益
7,621
7,621
自 己 株 式 の 取 得
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
−
−
−
−
−
△29
△1
−
5,507
5,476
6,932
7,940
7,940
899
11,030
101
51
53,200
7,824
73,107
株
自
当
期
首
残
高
当
期
変
動
額
己
主
株
式
△35
剰 余 金 の 配 当
資
株
合
本
主
評 価 ・ 換 算 差 額 等
資
本
計
その他有価証券
評 価 差 額 金
82,468
2,967
評
差
価
額
・
等
換
合
算
計
2,967
純
資
産
合
計
85,436
△2,144
△2,144
7,621
7,621
配当準備積立金の積立
特別償却積立金の積立
特別償却積立金の取崩
固定資産圧縮積立金の積立
固定資産圧縮積立金の取崩
別途積立金の積立
当
期
純
利
益
自 己 株 式 の 取 得
△0
△0
△0
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
4,715
4,715
4,715
△0
5,475
4,715
4,715
10,191
△35
87,944
7,683
7,683
95,628
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
− 35 −
個別注記表
1.重要な会計方針に係る事項に関する注記
⑴ 資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
子会社株式及び関連会社株式
移動平均法による原価法によっております。
その他有価証券
時価のあるものは決算日の市場価格等に基づく時価法によっております(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却
原価は移動平均法により算定しております)。
時価のないものは、移動平均法に基づく原価法によっております。
② デリバティブ
時価法によっております。
③ たな卸資産
製品、原材料及び仕掛品は総平均法に基づく原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
によっております。貯蔵品については、先入先出法に基づく原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切
下げの方法)によっております。
⑵ 固定資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。
なお、取得価額が10万円以上20万円未満の少額減価償却資産については、3年間で均等償却をしております。
(会計上の見積りの変更と区分することが困難な会計方針の変更)
当社は、有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却方法については、主として定率法(但し、建物及び金型については
定額法)を採用していましたが、当事業年度より定額法に変更しております。
従来、当社製品は総じて新型車の立上り時に受注が多く、年数の経過とともに受注減少となる傾向がありましたが、近年は
新型車種投入以降もその販売台数が大幅に変動することがない為、当社製品の受注も一定となる傾向にあります。このような
背景から、近年は主要取引先においてグローバル車種の拡大や、製品・部品の共有化が進んでおります。
この環境の下、需要変化に柔軟に対応する生産体制を整備する為、生産設備の汎用化を行い、より安定的な体制を構築して
きました。また、当事業年度に最終年度を迎える第11次中期経営計画における主要施策である地域特性を活かした生産体質の
構築とグローバルでの最適化を目的としたグローバルオペレーションの確立により、生産設備の汎用化を展開することで、拠
点間での柔軟な機種移管及び安定的な生産体制を進めております。
更に平成20年度のリーマンショック以降抑えていた設備投資を前事業年度より本格的に再開しており、当事業年度より本格
稼動することによって有形固定資産は安定的な稼動並びに投資効果に対する長期安定的な貢献が見込まれると考えられ、耐用
年数にわたり均等償却による原価配分を行なうことが、有形固定資産の使用の実態をより適切に反映できるため、減価償却方
法を定額法に変更することが、合理的であると判断しました。
− 36 −
これにより、従来の方法に比べて、当事業年度の営業利益、経常利益及び税引前当期純利益はそれぞれ1,126百万円増加し
ております。
② 無形固定資産
定額法によっております。
なお、自社利用ソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。
③ リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
⑶ 引当金の計上基準
① 製品保証引当金
製品の無償補修費用の支出に備えるため、得意先との補償契約に基づく無償の補修費用を見積り算出した以下の金額の合計
額を計上しております。
(イ) 過去の補修実績に将来の見込額を加味した無償補修対象期間内の費用見積額
(ロ) 特別の無償補修費用として個別に算出した見積額
② 役員賞与引当金
役員の賞与の支出に備えるため、支給見込額を計上しております。
③ 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当事業年度末に発生
していると認められる額を計上しております。
退職給付債務の認識は、企業年金制度ごとに行っており、年金資産が退職給付債務に未認識数理計算上の差異を加減した額
を超過している場合は、前払年金費用として表示しております。
数理計算上の差異は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主に15年)による定額法により、翌事業
年度から費用処理することとし、過去勤務債務は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(3年)による
定額法により費用処理しております。
⑷ ヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理によっております。
なお、為替予約について振当処理の要件を満たしている場合は振当処理を採用しております。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
・ヘッジ手段 為替予約取引
・ヘッジ対象 外貨建債権、外貨建債務及び外貨建予定取引
− 37 −
③ ヘッジ方針
デリバティブに関する当社の内部管理規程に基づき、為替変動リスクをヘッジしております。
なお、為替変動リスクのヘッジにあたっては、「為替管理規程」及び「為替管理規程実施細則」に基づき、主要取引通貨か
ら生じる外貨建債権の3分の2以上をヘッジする方針であります。
④ ヘッジの有効性評価の方法
為替予約については、ヘッジ手段とヘッジ対象に関する重要な条件が同一であり、ヘッジ開始時及びその後も継続して相場
変動を相殺できるため、有効性の評価を省略しております。
⑸ 消費税及び地方消費税の会計処理
税抜方式によっております。
⑹ 追加情報
(役員退職慰労引当金の廃止)
当社の平成25年6月開催の定時株主総会において、役員退職慰労金の打切り支給議案が承認可決されました。これにより、役員
退職慰労引当金を全額取崩し、打切り支給額の未払分を流動負債の「未払金」及び固定負債の「その他」に計上しております。
2.貸借対照表に関する注記
⑴ 有形固定資産の減価償却累計額
92,629百万円
⑵ 保証債務
① ホンダ住宅共済会会員である従業員の銀行借入について、本田技研工業㈱の保証に基づく求償権の履行に対する債務を保証し
ております。
被保証者 従業員
253百万円
② 震災持家融資制度を利用する当社及び連結子会社の従業員の銀行借入について債務を保証しております。
被保証者 従業員
15百万円
⑶ 関係会社に対する短期金銭債権
21,108百万円
⑷ 関係会社に対する短期金銭債務
4,240百万円
⑸ 関係会社に対する長期金銭債権
130百万円
− 38 −
3.損益計算書に関する注記
関係会社との取引高
⑴ 営業取引による取引高
① 売上高
123,988百万円
② 仕入高
43,925百万円
③ その他
4,198百万円
⑵ 営業取引以外の取引高
6,779百万円
4.株主資本等変動計算書に関する注記
自己株式の種類及び総数
普通株式
24,780株
5.税効果会計に関する注記
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
⑴ 流動の部
繰延税金資産
未払賞与
1,087百万円
未払法定福利費
155百万円
製品保証引当金
134百万円
その他
145百万円
繰延税金資産小計
1,523百万円
評価性引当金
△96百万円
繰延税金資産合計
1,426百万円
− 39 −
⑵ 固定の部
繰延税金資産
投資有価証券
1,015百万円
繰越欠損金
1,986百万円
その他
294百万円
繰延税金資産小計
3,296百万円
評価性引当金
△3,288百万円
繰延税金資産合計
7百万円
繰延税金負債
退職給付引当金
△450百万円
その他有価証券評価差額金
△2,561百万円
その他
△97百万円
繰延税金負債合計
△3,109百万円
繰延税金負債の純額
△3,102百万円
6.1株当たり情報に関する注記
⑴ 1株当たり純資産額
1,292円96銭
⑵ 1株当たり当期純利益
103円05銭
− 40 −
連結計算書類に係る会計監査人の監査報告書 謄本
独立監査人の監査報告書
平成26年5月12日
株 式 会 社 ケ ー ヒ ン
取 締 役 会 御 中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
太
日
田
置
荘
重
一 ㊞
樹 ㊞
当監査法人は、会社法第444条第4項の規定に基づき、株式会社ケーヒンの平成25年4月1日から平成
26年3月31日までの連結会計年度の連結計算書類、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主
資本等変動計算書及び連結注記表について監査を行った。
連結計算書類に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結計算書類を作成
し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結計算書類を作成し適正
に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結計算書類に対する意見を表
明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行
った。監査の基準は、当監査法人に連結計算書類に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得る
ために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、連結計算書類の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手
続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結計算書類の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて
選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法
人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、連結計算書類の作成と適正
な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経
営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての連結計算書類の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の連結計算書類が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠し
て、株式会社ケーヒン及び連結子会社からなる企業集団の当該連結計算書類に係る期間の財産及び損益の状況を
すべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
強調事項
連結注記表「1.連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記」に記載されているとおり、
会社及び一部の連結子会社の有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却方法を変更している。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
− 41 −
会計監査人の監査報告書 謄本
独立監査人の監査報告書
平成26年5月12日
株 式 会 社 ケ ー ヒ ン
取 締 役 会 御 中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
太
日
田
置
荘
重
一 ㊞
樹 ㊞
当監査法人は、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、株式会社ケーヒンの平成25年4月1日から
平成26年3月31日までの第73期事業年度の計算書類、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変
動計算書及び個別注記表並びにその附属明細書について監査を行った。
計算書類等に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して計算書類及びその附
属明細書を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない計算書類及
びその附属明細書を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含
まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から計算書類及びその附属明細書に
対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準
拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に計算書類及びその附属明細書に重要な虚偽表示がないかどう
かについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、計算書類及びその附属明細書の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施
される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による計算書類及びその附属明細書の重要な虚偽
表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するた
めのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するため
に、計算書類及びその附属明細書の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者
が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての計算書類
及びその附属明細書の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の計算書類及びその附属明細書が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計
の基準に準拠して、当該計算書類及びその附属明細書に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点にお
いて適正に表示しているものと認める。
強調事項
個別注記表「1.重要な会計方針に係る事項に関する注記」に記載されているとおり、有形固定資産(リース
資産を除く)の減価償却方法を変更している。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
− 42 −
監査役会の監査報告書 謄本
監 査 報 告 書
当監査役会は、平成25年4月1日から平成26年3月31日までの第73期事業年度の取締役の
職務の執行に関して、各監査役が作成した監査報告書に基づき、審議の上、本監査報告書を作成し、
以下のとおり報告いたします。
1.監査役及び監査役会の監査の方法及びその内容
監査役会は、当期の監査方針、監査計画等を定め、各監査役から監査の実施状況及び結果について
報告を受けるほか、取締役等及び会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応
じて説明を求めました。
各監査役は、監査役会が定めた監査役監査基準に準拠し、当期の監査方針、監査計画等に従い、取
締役、監査室その他の使用人等と意思疎通を図り、情報の収集及び監査の環境の整備に努めるととも
に、取締役会その他重要な会議に出席し、取締役及び使用人等からその職務の執行状況について報告
を受け、必要に応じて説明を求め、重要な決裁書類等を閲覧し、本社及び主要な事業所において業務
及び財産の状況を調査いたしました。また、事業報告に記載されている取締役の職務の執行が法令及
び定款に適合することを確保するための体制その他株式会社の業務の適正を確保するために必要なも
のとして会社法施行規則第 100 条第 1 項及び第 3 項に定める体制の整備に関する取締役会決議の内容
及び当該決議に基づき整備されている体制(内部統制システム)について、監査役会が定めた内部統
制システムに係る監査の実施基準に準拠し、取締役及び使用人等からその構築及び運用の状況につい
て定期的に報告を受け、必要に応じて説明を求め、意見を表明いたしました。なお、財務報告に係る
内部統制については、取締役等及び新日本有限責任監査法人から当該内部統制の評価及び監査の状況
について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。子会社については、子会社の取締役及び監査
役等と意思疎通及び情報の交換を図り、子会社に対し事業の報告を求め、その業務及び財産の状況を
調査いたしました。以上の方法に基づき、当該事業年度に係る事業報告及びその附属明細書について
検討いたしました。
さらに、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施しているかを監視及び検証す
るとともに、会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めまし
た。また、会計監査人から「職務の遂行が適正に行われることを確保するための体制」(会社計算規
則第 131 条各号に掲げる事項)を「監査に関する品質管理基準」(平成 17 年 10 月 28 日企業会計審議
会)等に従って整備している旨の通知を受け、必要に応じて説明を求めました。以上の方法に基づき、
当該事業年度に係る計算書類(貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び個別注記表)及
びその附属明細書並びに連結計算書類(連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動計算
書及び連結注記表)について検討いたしました。
− 43 −
2.監査の結果
(1)事業報告等の監査結果
一 事業報告及びその附属明細書は、法令及び定款に従い、会社の状況を正しく示しているもの
と認めます。
二 取締役の職務の執行に関する不正の行為又は法令もしくは定款に違反する重大な事実は認め
られません。
三 内部統制システムに関する取締役会決議の内容は相当であると認めます。また、当該内部統
制システムに関する事業報告の記載内容及び取締役の職務の執行についても、指摘すべき事項
は認められません。財務報告に係る内部統制については、本監査報告書の作成時点において有
効である旨の報告を取締役等及び新日本有限責任監査法人から受けております。
(2)計算書類及びその附属明細書の監査結果
会計監査人新日本有限責任監査法人の監査の方法及び結果は相当であると認めます。
(3)連結計算書類の監査結果
会計監査人新日本有限責任監査法人の監査の方法及び結果は相当であると認めます。
平成26年5月13日
株式会社ケーヒン 監査役会
常勤監査役
(社外監査役)
松 井
勝 之 ㊞
常勤監査役
藤
英 俊 ㊞
社外監査役
成 田
康 彦 ㊞
社外監査役
原
雅 人 ㊞
以 上
− 44 −
ご参考
ケーヒングループのこの 1 年
タイの子会社で熱交換器から
空調ユニットまでの一貫生産を開始
インドの子会社で二輪車製品用第三工場の
新設に向け地鎮祭
ホンダ「アコード ハイブリッド」用製品を販売
スバル「XV HYBRID」用製品を販売
中国の子会社で四輪車用EGRバルブの
量産開始
開発体制を強化
タイの子会社で新たに高効率な四輪車用電子
制御製品の生産ラインを設置し、量産開始
日米の開発体制を強化。アジアや中国に
テクニカルセンターやサポートセンターを設置
4月
April
10 月
October
インドネシアの子会社で第二工場が
本格稼動
東京モーターショーに出展
5月
6月
May
11 月
November
Nove
ve
ember
June
12 月
December
ホンダ「ニュー ウェーブ 110 i」用製品を販売
同タイプの新型電子燃料噴射システムが、
ベトナムで発売されたホンダ「PCX」、インドネシアで
発売されたホンダ「ニュー レボ」などに搭載
ホンダ「ヴェゼル」用製品を販売
環境先進製品と廉価製品をアピール
株式会社ケーヒン・サーマル・テクノロジーと共同で
開発した蓄冷エバポレーターを搭載した空調ユニット
などが搭載
− 45 −
メキシコの子会社で四輪車製品の量産
を2ヶ月前倒して開始
日本でガソリン直噴エンジン対応
インジェクターの量産を開始
ホンダ「フィット」用製品を販売
世界トップクラスの性能を実現
ガス燃料車用の新型インジェクター
生産ラインをインドの子会社に移管
ヤマハ
「YS150 フェーザー ブルーフレックス」
用製品を販売
日本
インド
需要の大きいインドに生産ラインを移管し、
インドからグローバルに供給
7月
8月
July
August
1月
2月
January
本田技研工業株式会社より「開発賞」
「環境賞」
「原価賞」の3賞を受賞
February
日本経済新聞社が発表した
環境経営度調査で過去最高順位獲得
製造業21位
自動車・自動車部品6位
川崎重工業株式会社より「品質優良賞」を
13年ぶりに受賞
インドのホンダ「シティ」用製品を販売
インドネシアのホンダ「モビリオ」用製品を販売
− 46 −
9月
September
3月
March
アメリカとメキシコにガソリン直噴エンジン対応
インジェクターの生産ラインの設置を決定
メキシコの子会社でフォルクスワーゲン向け
コンデンサーの生産準備
Keihin Global Network
中国
英国
ケーヒンヨーロッパ・リミテッド
1
13
南京京濱化油器有限公司
15
江蘇省
グラスゴー
京濱電子装置研究開発
(上海)有限公司
上海市
14
ドイツ
1
ケーヒンセールスアンド
デベロップメントヨーロッパ・
ゲーエムベーハー
2
東莞京濱汽車電噴装置有限公司
広東省
遼寧省
3
16
13
6 4
チェコ
15
14
8 17
5
ケーヒン・サーマル・
テクノロジー・チェコ・
エスアールオー
18
9 10
7
タイ
中央ボヘミア
7
12
ケーヒンアジアバンコク
カンパニー・リミテッド
11
バンコク
インド
4
京濱大洋冷暖工業
(大連)有限公司
2
バイエルン州
3
16
8
ケーヒンインディア
マニュファクチュアリング・
プライベートリミテッド
ケーヒン(タイランド)
カンパニー・リミテッド
ランプーン
ウッタル・プラデーシュ
9
5
ケーヒンエフ・アイ・イー・
プライベートリミテッド
ケーヒンオートパーツ(タイランド)
カンパニー・リミテッド
アユタヤ
マハラシュトラ
10
6
ケーヒンオートモーティブ
システムズインディア・
プライベートリミテッド
ケーヒン・サーマル・
テクノロジー(タイランド)
カンパニー・リミテッド
アユタヤ
12
国内子会社
E
東京
栃木オフィス
栃木開発センター
H
朝霞営業所
K
埼玉
株式会社ケーヒンサクラ
N
株式会社ケーヒンエレクトロニクス
テクノロジー
O
株式会社ケーヒンバルブ
宮城
宮城
栃木
B
宮城第一製作所
F
宮城
C
宮城第二製作所
宮城
狭山工場
I
鈴鹿工場
鈴鹿営業所
L
静岡
埼玉
G
浜松営業所
J
株式会社那須精機製作所※
栃木
熊本営業所
M
熊本
株式会社ケーヒンワタリ
宮城
神奈川
P
株式会社ケーヒン・サーマル・
テクノロジー
栃木
三重
D
ケーヒンマレーシア
マニュファクチュアリング・
エスディエヌビーエイチディ
マラッカ
ケーヒン
本社
マレーシア
ピーティーケーヒン
インドネシア
ウェストジャバ
ハリヤーナー
A
インドネシア
11
宮城オフィス
角田開発センター
宮城
※ケーヒン・デ・メキシコ・エスエーデシーブイは第73期より新規連結しました。
※株式会社那須精機製作所は、2014年4月1日付で株式会社ケーヒン那須に商号を変更しております。
− 47 −
2014.3.31現在
地域別売上高
米国
19
ケーヒンノースアメリカ・
インコーポレーテッド
22
インディアナ州
ケーヒンアイピーティー
マニュファクチュアリング・
エルエルシー
インディアナ州
20
ケーヒンカロライナシステム
テクノロジー・エルエルシー
23
ノースカロライナ州
日本
200,000
150,000 146,458
ケーヒンミシガン
マニュファクチュアリング・
エルエルシー
(単位:百万円)
144,981
161,836
178,548
100,000
50,000
ミシガン州
0
21
ケーヒンエアコンノースアメリカ・
インコーポレーテッド
24
インディアナ州
ケーヒン・サーマル・
テクノロジー・オブ・
アメリカ・インコーポレーテッド
オハイオ州
23
21 24
19
22
20
第70期
第71期
第72期
第73期
米州
150,000
120,000
メキシコ
NEW
25
25
120,603
93,143
90,000
ケーヒン・デ・メキシコ・
エスエーデシーブイ※
60,000
サンルイスポトシ
30,000
0
73,072
第70期
66,096
第71期
第72期
第73期
ブラジル
26
26
ケーヒンテクノロジア・ド・
ブラジル・リミターダ
アマゾナス
アジア
100,000
80,000 80,656
60,000
89,526
71,369
78,644
40,000
20,000
0
ベトナム
17
第70期
第71期
第72期
第73期
台湾
ケーヒンベトナムカンパニー・
リミテッド
18
中国
台灣京濱化油器股份有限公司
60,000
台中市
フンイエン
54,549
50,000
40,000
30,000
34,147
34,721
35,552
第70期
第71期
第72期
20,000
10,000
0
B
C D
第73期
K M N
欧州
宮城
E
F
H
P
8,000
栃木
埼玉
6,000
A
I
静岡
J
熊本
L
O 神奈川
東京
G
5,575
4,444
4,000
三重
6,487
5,792
2,000
0
第70期
第71期
第72期
第73期
※売上高には地域間の内部売上高を含んでおります。
※第72期から新たにグループ入りした株式会社ケーヒン・サーマル・
テクノロジーおよびその子会社の売上は、日本に含めております。
− 48 −
連結財務ハイライト
(単位:百万円)
売上高
経常利益
25,000
400,000
349,374
21,694
20,000
300,000
19,640
294,943
278,490
259,994
15,000
200,000
10,000
11,458
11,013
第71期
第72期
100,000
5,000
0
0
第70期
第71期
第72期
第73期
第70期
当期純利益
第73期
総資産・純資産
■総資産 ■純資産
15,000
12,000
300,000
250,000
12,324
256,230
12,258
224,956
200,000
193,557
9,000
202,724
175,032
150,000
155,934
140,927
143,909
6,000
100,000
4,239
3,000
50,000
2,656
0
0
第70期
第71期
第72期
第73期
第70期
− 49 −
第71期
第72期
第73期
個別財務ハイライト
(単位:百万円)
売上高
経常利益
200,000
12,000
11,120
10,000
9,279
150,000
145,510
143,993
134,591
140,347
8,000
100,000
6,000
4,496
4,000
50,000
2,000
0
2,215
0
第70期
第71期
第72期
第73期
第70期
当期純利益
第71期
第72期
117,513
119,551
第73期
総資産・純資産
■総資産 ■純資産
10,000
150,000
9,870
129,300
8,000
115,680
7,621
100,000
95,628
6,000
86,226
85,587
85,436
4,000
50,000
2,000
1,051
1,392
0
0
第70期
第71期
第72期
第73期
第70期
− 50 −
第71期
第72期
第73期
見やすく読みまちがえにくい
ユニバーサルデザインフォント
を採用しています。
〒163-0539
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