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Inalfa Event 450 HS 取付説明書

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Inalfa Event 450 HS 取付説明書
Inalfa Event 450 HS 取付説明書
C. 取付説明
C.1 装着可否の判断
まず、装着できるかできないか判断します。
室内灯や凹凸のあるリブ付きルーフの場合には注意します。
装着可否がわからない場合であっても、車を調べることができれば、ヘッドライナーを取り外すと
中を調べることができます。
C.2 取付前の検査
取付を進める前に、すべての部品がそろっていることを確認します。輸送過程において損傷して
いないことも確認します。
この時点において、12V電源を使用し、サンルーフユニットの動作をチェックします。
※ 取付の間、ガラス部は閉じておきます。
C.3 取付前の車の準備
バッテリーのマイナス(-)側を外す
保護カバー (車内)
以下の部分に保護カバーをかぶせます:
床
ハンドル
インスツルメントパネル
座席
内装材の取り外し
以下の部分を取り外す:
サンバイザー / 固定クリップ
室内灯
コート用フック
保護カバー (車の外側)
以下の部分に保護カバーをかぶせます:
エンジンフード
ドア
溝
車の外側のガラス
ルーフの後ろ側
車の外側を清掃
C.4 サンルーフの位置決定
下枠(OEの場合)・トリムシェル(QFの場合)・保護ボード(HSの場合)をヘッドライナーに当てる前
に、クロスメンバーの位置や室内灯のハーネスの位置を確認します。
下枠(OEの場合)・トリムシェル(QFの場合)・保護ボード(HSの場合)をヘッドライナーに当てま
す。頭上コンソールやサンバイザーが機能するように位置を決めます。下枠(OEの場合)・トリム
シェル(QFの場合)・保護ボード(HSの場合)の開口の前端中央から3mm後ろにセンターポンチ
を打つかドリルで穴を開けます。
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車の外側から穴を探し、穴から60mm前方の位置に印を付けます。切断用型紙の先頭をこの位置
に合わせます。
型紙の外側の縁に沿ってケガキ用鉛筆を使用してルーフに線を描きます。
型紙を取り外す
ケガキ線の3mm外側に5cm幅の紙テープ(粘着力が弱い養生テープ)を貼ります。
注意: サイドエアバッグやルーフのクロスメンバーに注意します。
C.5 クロスメンバーと断熱材の除去
角が鋭くないスクレーパーを用いて、断熱材や吸音材を除去します。
クロスメンバーと鉄板の間の接合を除去します。車用のフロントガラス取り外しキットや外径1mm
の金属線を使用します。
鉄板を保護するために、サイドレール付近にて鉄板とクロスメンバーの間に板状の保護材を挿入
します。
金属用ノコギリ(片側と中央を固定するタイプが好ましい)、金切りバサミなどを用いてクロスメン
バーを切断します。
※ 切断したクロスメンバーに室内灯が固定されていた場合は、
室内灯の移植のために切断したクロスメンバーを保存しておきます。
C.6 ルーフの切断
ドリル、ホルソー、金切りバサミを利用して、ルーフ鉄板に穴を開けます。
シェア、ジグソーなどを利用して鉄板を切り始めます。
Boschのシェアを使用する場合は曲線部を反時計回りに進めます。
本カットを行います。
C.7 上側本体 / 下枠の取り付け
下枠を上側本体に固定している5つのネジを取り外す。.
モーターは取り外さない。
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ルーフの開口にスポイラーユニットを仮設置します。ルーフの開口と上側本体の間に1.5mm以
上隙間がなければなりません。
切断面に金属用錆止めを塗ります。
掃除後、ルーフから養生テープを取り除く。
注意:塗装がはがれることを防ぐため、養生テープは開口の外側から内側にはがす。
上側本体の8つのスピードクリップを挿入します。
同梱されているシール線を上側本体の縁の凹部に貼ります。
C.7 上側本体 / 下枠の取り付け(後半)
シール線を使用しない方法:
6mm程度の口を持った容器に入った非腐食性シリコーンを上側本体の下側に塗ります。とぎれ
ないように注意します。
上側本体の周囲の余分なシリコーンを除去します。
車の外側から上側本体を開口に設置します。
上側本体の周囲の余分なシリコーンを除去します。
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C.7.2 上側本体に下枠を取り付ける
車内から上側本体に下枠を当てます。下枠の前側をモーター付近に当ててから上側本体にした
枠を取り付けます。
下枠の後ろ側を上側本体に合わせてネジ留めします。
開口の後ろ側にシムを入れて、ガラス部と上側本体の間の間隔が3mmあることを確認します。
注意:ネジ留めのトルクが大きすぎると鉄板が破壊されます。
小さすぎると固定力が弱くなります。
C.8 電気接続
事前にヒューズボックスの位置を確認しておきます。
ハーネスをコンピュータユニットに接続します。
コンピューターユニットを下枠に装着します。
コンピューターユニットを下枠に2ヶ所で固定します。.
黒いアース線を前側の金属部に接続します。
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Aピラーにハーネスワイヤを下ろします。テープで固定します。
赤(常時電源)と青(ACC電源)のワイヤをイグニションハーネスに接続します。
ワイヤ
ワイヤ 1 (赤)
ワイヤ 2 (黒)
ワイヤ 3 (青)
イグニションキーOFF
12V
アース
0V
イグニションキーACC
12V
アース
12V
車のバッテリーの端子を再び接続し、サンルーフが完全に機能するかどうかを確認します。
コンピューターユニットを初期化します(初期化手順を参照のこと)。
C.9 保護ボードの準備
C.9.1 保護ボードからサンシェードを取り外す
サンシェードを手前に引きます。引っかけられる道具を使って、片方の側にあるストッパー片を外
します。サンシェード持ち上げ、ガイドから引き出します。
汚さないようにサイドレールに養生テープを貼ります。
ヘッドライナー生地を巻き込んで接着するために、前後の縁部分に接着剤をあらかじめ塗布して
おきます。
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C.9.2 保護ボードの取り付け
T-20トルクスねじ用ドライバーを使用して保護ボードを上側本体に取り付けます。
10個のT-20トルクスねじをすべて取り付けます。
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C.10 サンシェードに対する生地の巻き込み
610 x 760 mmのヘッドライナー生地を切ります。サンシェードパネル(鉄板)の下側表面を上にし
てヘッドライナー生地の上に置き、下側表面と4つの側面に接着剤をスプレーします。サンシェー
ドパネルを脇に置き、ヘッドライナー生地の残りにも接着剤をスプレーします。
サンシェードとヘッドライナー生地に上から接着剤をスプレーします。
ヘッドライナー生地の接着剤が付いた表面に、シェードパネルの接着剤が付いた下側表面を重
ねます。ヘッドライナー生地を中心から外側へと伸ばしながら接着していきます。
ヘッドライナー生地を側面に接着していきます。余分な生地を切って除去します。
ヘッドライナー生地をサンシェード上側に巻き込みます。
サンシェードにある横長の穴の位置にあるヘッドライナー生地を取り除きます。
付属の4つの押しナットで取っ手を取り付けます。
サンシェードを完成させます。
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C.11 ヘッドライナー生地の巻き込み
保護ボードの形に合わせて元々のヘッドライナーボードを切ります。
ヘッドライナーボード全体を覆える大きさのヘッドライナー生地を用意します。
ヘッドライナー生地の裏側に接着剤を付けて5~10分間待ちます(見栄えが良くなります)。
ヘッドライナー生地には不燃材を使用します。
ヘッドライナーボードの外周、サンバイザー部分、コンソール部分、ハンドル部分にある余分な生
地を切り除きます。
ヘッドライナーボードを車両に装着します。
スイッチ用開口からスイッチハーネスを引き出して、スイッチを接続します。
スイッチをボードに挿入します。
ヘッドライナーボードが適切な位置にあることを確認しながら、サンバイザーや固定クリップを取り
付けます。
C.12 開口部分の巻き込み
ヘッドライナー生地の巻き込む部分に予め接着剤を付けます。
4つの角には切り込みを入れます。
注意:切りすぎないようにします。
ヘッドライナー生地を引っ張ります。
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C.12 開口部の巻き込み(続き)
十分な余裕を確保して、ヘッドライナー生地を切り取ります。
押し込む道具を使って押し込みます。
ヘッドライナーボードの取り付けを完成させます。
C.13 サンシェードの取り付け
サンルーフのガラスパネルを開位置にします。
車両の外からサンシェードの左右の縁を左右のトラックガイドに導入してサンシェードを装着しま
す。
サンシェードを引き出して、機能を確認します。
ガラスパネルを動かしてテストします。
車両内部の掃除をします。
防水機能を確認します。
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