...

地球観測データ利用ビジネスコミュニティ提出資料

by user

on
Category: Documents
13

views

Report

Comments

Transcript

地球観測データ利用ビジネスコミュニティ提出資料
資料3-15
BizEarth
http://remosen.jp
第2回リモートセンシング政策検討WG
ご説明資料
2011年3月10日
地球観測データ利用ビジネスコミュニティ
(BizEarth)
BizEarth
http://remosen.jp
地球観測衛星活用10年後の事業
BizEarthは、リモートセンシング技術と、それ以外の付加価値創造技術と組み合わせて、衛星利用の拡大を目指
します。
地上観測データ
センサー観測
現地調査
BizEarth利用拡大事業(例)
海洋監視
CO2埋戻・CCS-EOR
モニタリング
付加価値
創造技術
先端地震探査
地球観測衛星
・航空機
森林伐採・森林消失
域の把握、消火計画
基盤情報の整備
土地分類図の整備
浸水リスクの把握
土砂災害予測
農業生産把握・予測
精密農業
海外輸出
金属・レアアース探査
再生可能
エネルギー
.....
地形図の整備
測位衛星
フィードバック
国・自治体の計画支援 モニタリングビジネス
石油生産監視
防災・減災計画
CO2埋戻
環境計画
森林REDD
都市計画
再生エネルギー
開発計画
収穫予測
・
金属探査
....
BizEarthは、これら
事業の共同受注を
目指しています。
補足説明 CCS-EOR:二酸化炭素の回収・貯蔵(CCS)による石油増進回収法(Enhanced Oil Recovery, EOR)
REDD:森林減少・务化からの温室効果ガス排出削減。(Reducing Emissions from Deforestation
and Degradation in Developing countries)
1
BizEarth
http://remosen.jp
三位一体での推進によるエコシステム構築
今後、衛星データ利用を拡大していくには、「政策」「技術」「ファイナンシング」をセットにした戦略推進が不可欠と
考え、推進を後押しする常設機関設置の検討を期待します。こうした取り組みにより、まずは官による衛星データ
利用を拡大し、ヒト、モノ、カネ等各種リソースがまわるエコシステムを構築していく必要があると考えます。
エコシステム構築
業界全体で協調的に活動し、
発展させていく姿に!
政策
官による衛星データ利用拡大
パッケージング戦略
の推進
ファイ
技術
ナンシ
ング
•予算付け
•ODA
•政府系融資銀行
•ファンドの活用
•民間金融機関による貸付
三位一体で推進する常設機関
2
衛星データ利用促進PFへの要望
BizEarth
http://remosen.jp
テーマ「賑わいのある街創り」(リモセン商店街)を実現するための要望を記載いたします。
民(BizEarth)の役割
(PFの用途・ターゲット顧客)
●「宇宙」と他分野技術を融合したソリューション提案の場面で、異業種団体との協業推進
の為の共通基盤として利用したい。
●付加価値販売を含めた『カタログ機能』により、日本の宇宙データ関連商材のマーケット
プレイスとして活用したい。
●民間や研究機関が開発したアプリケーション・高次プロダクトは、PFを通じて配布したい。
●客先(海外含む)向けのセールスキットとして利用したい。
官への期待
●官にはPFを通じて、サービス利用者と提供者(民間主体)をつなぐ役割を期待したい。
具体的機能
●観測要求・購入場所等に関する「情報の機密」確保。
(要すれば参加業者資格を整備する)
●データ検索等の基本機能に加えて、「リモセンデータ図書館の整備」、「ビジネスシミュ
レータ整備」の推進。
(目的別成功事例集の紹介、データサンプル提供、フリーソフト公開等が可能となる)
●国が保有する異業種DBとの連携。
●リアルタイム配信機能(気象・水象等、時間とともに変化する対象物監視用)。
●アプリケーション開発を行う民間企業が容易に行えるような機能。
(API、業界標準的なインタフェース等)
整備方針
●PFの定常的運営体制をまず決めて、整備を進めていただきたい。
(単なる箱物整備に終わらず、継続的に活用し続けられるように)
●プロトタイピングによる段階的な整備を期待したい。
●現状製品の活用を含めたシステム構築・バージョンアップのスピード確保を期待したい。
BizEarthは、PF利用活性化の為の「運営」をご支援させていただきます。
3
国の衛星システム運営への要望
BizEarth
http://remosen.jp
衛星データ利用が拡大させるために、国の衛星システムやその運用、データ処理・配布への要望を記載いたします。
継続的・安定的データ提供
●官による衛星データ利用を拡大することにより、衛星デー
タが継続的・安定的に提供できる環境を維持していただ
きたい。
●その状況において、初めて、ビジネスベースでの活用が
実現すると考える。
民の力の活用
●民業圧迫することの無いよう、民でできることは民に任せ
ていただきたい。
●これがエコシステムの構築にもつながる。
中立性の担保
●民の力を活用する中でも、データ提供に関しては慎重
な対応をお願いしたい。
●1社での提供となると、実質的に営業情報が1社に集
中することとなり、公平なビジネス環境となり得ない。
●データ提供については、公的機関、数社によるコン
ソーシアム等、中立性を担保いただきたい。
ただし、
4
参照資料
●地球観測データ利用ビジネスコミュニティ(略称BizEarth)のご紹介
―地球観測データの料理人集団―
●地球観測データ利用を阻害する要因
●産官学連携によるパッケージング戦略
BizEarth
http://remosen.jp
6
BizEarth
http://remosen.jp
7
BizEarth
http://remosen.jp
地球観測データ利用を阻害する要因
BizEarthではアンケートに基づき、地球観測データ利用を阻害する要因を分析し、「海外展開」に関する意見が最も
多く、日本の強みとして、多くの人が認識している点が、「パッケージング力」であることがわかりました。
そもそも必要な情報が
不足している
情報が入手できない
(欲しい時に欲しいものが)
WHAT
WHERE
情報が断片的である
情報が整理できていない
情報の存在を知らない
:提案のキーワード
組織連携、システム連携の問題
つながっていない
WHEN
情報が多すぎる
情報の品質の問題
量
品質
情報の更新/メンテナンスの問題
鮮度の問題、精度の問題
端末やサービスの普及の遅れ
コミュニケーションの問題
同期がとれない
タイミングの問題
NDA構想の
具体化
コミュニケーション
データ取得の
継続性の問題
地球観測データ
図書館
情報の信頼性の問題
活用の場が限られている
分散協調処理が
うまくできない
環境蓄積容量不足
国内の地域産業
振興プロジェクト
伝達容量不足
CPUパワー不足
水・食糧・エネルギー・資源
開発支援プロジェクト
地球観測データ利用を阻害する要因
データ利用の
裾野拡大
人材育成
専門家が不足している
WHO
海外調査
ユーザニーズ
調査
プロセス
アプリケーション
情報利用コストの問題
利用コストが高い
情報活用プロセスが確立されていない
HOW
情報から適切な判断ができない
教育コンテ
ンツ分野
アプリケーション(応用事例)が不足
ビジネスシミュレータ
構想
ユーザーニーズが分からない
情報活用ツールが未発達
初心者が利用できない
環境モニタリ
ング事業化
成功事例調査
リモセン
商店街
東アジア総合開発
計画プロジェクト
情報が難解である
情報が複雑で使いやすくない
コミュニティがない
海外市場
展開
How
much
情報セキュリティの問題 インセンティブが起こらない
アクセス権
活用する気にならない
個人情報保護
情報活用の目的が不明確
法律・規制上の問題
著作権の問題
WHY
利害関係がぶつかる
8
産官学連携によるパッケージング戦略
BizEarth
http://remosen.jp
地球観測データ利用ビジネスコミュニティ(BizEarth) 資料
産における「コンピタンス創造」→「マーケティング」→「継続的事業」という事業創造プロセスを支える政策を期待し
ており、官の役割としては「国家基盤づくり」、学の役割としては「人材育成」が中心となる。そして産官学連携で、
海外展開に向けた産官学連携によるパッケージング戦略
パッケージング力を強みに「海外展開」を目標とする国家プロジェクトを推進する「プロジェクト・リーダーシップ」が必
要であると考えます。
コンピタンス創造
シーズとニーズ
産
マーケティング
ビジネスモデル
新規市場
成功事例
先進的な成功事例の構築を加速
継続的事業・海外展開
ハードだけでなくソフト、人材、資金、
ビジネスモデルも含むパッケージ化
成功事例と新規市場のマッチング
ソフト特区(規制緩和)
による産業振興策
ユーザニーズ調査
パッケージング戦略
疑似体験によるユーザ開拓
すべての事例の集約、成功事例の抽出
NDA構想
リモセン図書館
官
国家基盤づくり
海外事業創出・現地カスタマイズ
ビジネスシミュレータ
構想
環境モニタリング事業
等の具体化
競争力を生み出す
基盤整備
継続的なデータ利用
運用面の制度設計
ハード・ソフト基盤
官
・
学
へ
の
要
望
将来に向けた国際競争力の確保
標準化戦略
プロジェクト・リーダーシップ
国としての予算化
国家プロジェクト推進
資金
ODA
など
国としての関係作り
¥
資源外交・宇宙外交
プロジェクトを構想し実現する
学
人材育成
プロジェクト・サイエン
ティストの育成
専門家の育成、カスタマイズ能力の開発
アジアリモセン大学設置
人材
留学生は大半が国へ戻っている
留学生の活用
9
Fly UP