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ネイチャーアートギャラリー - 兵庫県立 人と自然の博物館

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ネイチャーアートギャラリー - 兵庫県立 人と自然の博物館
資
料
ネイチ ャーア ートギ ャラリ ー
石 田 弘 明1)*
Gallery of Nature Art
Hiroaki Ishida1'*
要
旨
兵 庫県 立人 と自然 の博物館 にお ける次 世代 の展 示のコ ンセプ ト, 展示手 法, システ ムなど について検 討し
た. 当館の最 も重要な 機能 の一 つである 生涯学習 支援機 能を強化す るため の展示として, ネイチ ャー アート
ギ ャラリ ーが 必要であ ると考え られた. ネイチ ャーアートギ ャラリ ーは, こ れから の社会を担 う子供達や 自
然 にあ まり関 心のない 人達を主 なターゲ ット とし, こ れらの人達 に自然を楽し んだり, 学んだ り, 自然 にふ
れあっ たりす るため のき っかけ を提供す ること を目的とし たも のであ る. ネイ チャ ーアートギ ャラリ ーのコ
ンセプト を 具現化する ため に必要な展示 手法・システ ムとして,(1) 実物資料 を多 用する こと, (2)実物資 料の
持つ魅 力や美し さを 最大限 に引き出すよ うな演 出( ア ート 的演 出) を 工夫する こと, (3)移動式 の展示を 積極
的 に導 入する ことな どが挙げ られた.
キ ーワード: き っかけ づくり, 実物資 料, 展示, ネイチ ャーアート, 生涯学 習支援
は
じ
め
に
ナリティ ーなどにつ いては 比較的高い 評価が得 られてい
る.し かしそ の反面で,(1)展示内容 が専門的で 難しい,(2)
人 と自 然が 共 生す る環 境 優先 社会 の 実現 は21 世紀 に
実物資料 が乏しい, (3)時代 の変 化を十 分に反映し ていな
おけ る最 も重要な 課題 の一 つであ るが, こ の課題解 決の
い, など の問題が指 摘されてお り, 人 々のニ ーズや時代
ためには, 自然 ・環境 に関する正 確な知識 と理解が地 域
の変化に対 応した 展示 の戦略 的リニュ ーアルが 大きな課
社会の 隅々にまで広 く浸 透し てい ることが 必要であ る.
題となって いる.
し かし, 昨 今の我 が国では, 経 済成長や物質 的な豊 かさ
平 成15 年 度 春 から ス タート し た ひ とは く のネ ク スト
を追い求 めるあ まり, 身 のまわり の自然・ 環境に対 する
ミ ュージ アムの検討 会では, 冒頭で 述べたよう な問題や
興 味・関 心が希薄 になってお り, 長い年 月の中で育 まれ
ひとはく が抱えてい る様々な 課題をふ まえて, ひとはく
て きた, 豊かな 自然環境 に根ざし た日本 人特有の自 然観
の将来像や ひとはく の果たす べき役割 などにつ いて議論
や自然 と共 生する 知恵や 技術, 文化 などが 失われよ うと
を行った. ここでは, こうし た議論 の中から 生まれたひ
し ている. こ のよ うな嘆 かわしい 状況を打 破するた めに
とはく の次世代 の展示= ネイ チャー アート ギ ャラリー の
は, 第一 段階とし て自 然・環境 への興味 ・関心を喚 起す
コ ンセプト, 展示手 法, シ ステムな どについて 述べる.
るきっ かけ づく りが必 要で ある. し かしな がら, このよ
うなきっ かけを 提供する 制度は ほとんどなく, またそ れ
ひ と はく の常 設 展示 の 特色 と 課題
を実現で きる施 設・機 関・人材 も非常 に限 られてい る.
兵庫県 立人と 自然 の博物館( 以 下, ひ とはく) で は,
博物館 の展示は もともと 中世ヨーロ ッパにおけ る王 侯
開館以来,「人と自然 の共生」を 基本テーマ とし た常 設展
貴族の権威 を誇示す るため に行われ たものであ り, そ れ
示を行っ ており, そ の理念や展示 内容 の専門性・ オリ ジ
は当時 の階級システ ムを維 持する上で 重要な 役割を担っ
1)兵庫県立人と自然 の博物館 自然・環境再生研究部 〒669-1546 兵庫県三田市弥 生が丘6丁目 Division of Ecological Restoration,
Museum of Nature and Human Activities, Hyogo; Yayoigaoka 6, Sanda,
669-1 546 Japan
*兼任: 姫路工業大学 自然・環境科学研究所 〒669-1546 兵庫県三田市弥生が丘6丁 目 Institute of Natural and Environmental
Sciences,Himeji Institute of Technology; Yayoigaoka 6, Sanda,
669-1 546 Japan
てい た( 松宮, 2003).
し かし, そ の後の時代 の変化に
置 が 必 要で あ る と 考 え ら れ る.
伴って 展示の目的 も大き な変化 をとげ, 現在で は, 生涯
ネ イ チ ャ ー ア ー ト ギ ャ ラ リ ー と は, こ れ か ら の 社 会 を
学習 のツールとして の役割や観光資 源として の役割など
担う 子 供達 や 自然 にあ まり 関 心 のない 人 達を 主な タ ー
多 種多 様な役割が博物 館の展示 に課せられて いる. ひと
ゲ ッ ト とし, こ れ ら の 人 達 に 自 然 を 楽 し ん だ り, 学 ん だ
はくの場 合, 常設展示 は前述したよ うに 「大と自然の共
り, 自 然 に ふ れ あ っ た り す る た め の き っ か け を 提 供 す る
生」 を基 本テーマとしてお り, 他 館に比べて 普及教育的
こ と を 目 的 と し た も の で あ る. こ の 目 的 は 具 体 的 には 次
または 啓蒙 的な性格 の強い展示となっ ている. また, 展
の3 点 に ま と め ら れ る.
示制作 当時 の最新の知見 や職員( 研 究員) のオリジナル
の研究成果・知見 を積極的 に取り入れてお り, このた め,
専門的 にみて非常に興 味深い内容 とな っている. このよ
うなテ ーマ 性, 専門性は 環境保全や 生涯学習 の観点から
みて極 めて 意義の高い ものであり, ひとはく の常設展示
の大きな特 色( 魅力) となっている. し かしな がら, 展
(1)感 動 や 驚 き を 与 え, 自 然 に対 す る 好 奇 心・探 求 心 を
喚 起す る.
(2)イ マ ジ ネ ー ショ ン を 刺 激 し, 自 然 に 対 す る 自 発 的 な
気 づ き ・ 学 び を 引き 起 こ す.
(3) 自 然 に ふ れ あ う た め の き っ か け を 提 供し, 観 覧 者 を
地 元 の 自 然 へ 誘 導 す る.
示の多くはそ のテーマ性や 専門性な どのため に, 自然・
環境に関す る一定の知 識を持だない 大にとっては 理解困
こ のよ うな 展示 を ス ーパ ーレ フ ァレ ンス ル ーム や資
難でとっつき の悪い内容 となってし まっ ている. 換言す
料 ・ 情 報 ラ イブ ラ リ ー と 共 に 設 置 し, こ れ ら を 有 機 的 に
れば, 糸魚川(1999)
楽し む,
リ ン ク さ せ る こ と で, 前 述 の 問 題 の 解 決 が 可 能 と な る だ
H: 理解す る, Ⅲ: 考え る 一科学する) のI が不十 分な
け で な く, 他 に 例 を みな い 段 階 的 か つ 連 続 的 な 学 習 支 援
状態となって いるため, 観覧者の知 識レ ベルに応じ た学
サ ービ ス( 子 供 か ら 高 齢 者 ま で の 幅広 い 世 代 の 人 達 が 生
習支援やそ のレ ベルアップ のための支援 がう まく 行われ
涯にわたって 自ら主体的 に学ぶこ とのできる多元 的な学
ていないと言 える. また, 環境保全分 野のよう に事態が
習 形 態) を 提 供 す る こ と が で き る と 考 え ら れ る.
のいう展示レベ ル(I:
急 速に変化して いる分 野の展示について は, 情報 が著し
な お, 現 在 ひ と は く が 提 供 し て い る 学 習 ス ペ ー ス( セ
く 古くなってお り, 時代 の変 化に全く対 応し ていな いと
ミ ナ ー 室 以 外) は 展 示 室 とレ フ ァレ ン ス ル ー ム( ひ と は
い う問題が 生じ ている. これらの問題は, 生涯学 習支援
く サ ロ ン) の2 つ に 大 き く 区 分 さ れ, そ の 空 間 的 割 合 は
を使命とする ひとはくに とっ て極めて 深刻な問題であ る
後 者 よ り も 前 者 の 方 が 圧 倒 的 に 大 き い が, 今 後 は 生 涯 学
と考えられる.
習 支 援 機 能 をよ り 一 層 強 化 す る た め に
ス ー パ ーレ フ ァ
レ ンスルー ムを核とした学 習スペー スの整備が必 要と考
ネイチ ャー ア ートギ ャラ リ ーの コン セプ ト
え ら れ る( 図1). た だ し, ス ー パ ーレ フ ァレ ン ス ル ー ム,
ネ イ チ ャ ー ア ート ギ ャ ラ リ ー, 資 料 ・ 情 報 ラ イ ブ ラリ ー
ひとはくは 生涯学習支援を 重点事業 の一 つと位置づけ
て いるが( 兵 庫県 教育委員 会事務 局, 2001),
が 互 い に 独 立 し て 存 在 す る と 三 者 のリ ン ク が 十 分 に 機 能
今後はそ
し な い た め, 三 者 が 融 合 的 に 存 在 で き る よ う な ス ー パ ー
の方 向性をさ らに発展させ, 生涯学習支援 の拠点施 設と
フ ラ ット 型 の施 設 整 備 が 必 要 で あ ろ う. ま た, 現 在 の常
な ることを目指して いる.このような 目標を達成し,様 々
設 展 示 が 果 た し て い る 主 な 機 能, す な わ ち 自 然 ・ 環 境 科
な 人達の生涯学習 を効果的に支 援するた めには, 顔を 合
学, 自 然 ・ 環 境 保 全, 自 然 ・ 環 境 情 報 に 関 す る 展 示 機 能
わせて 対話するコミ ュ二ヶ- ション型の学 習プ ログ ラム
を質 ・量共に高いレ ベルで実 施することが必 要である.
し かし, このような方 法は時間的 ・労力的な 面での制約
が 厳しく, 多 数 の人の学習ニー ズに応える ことは容易で
はない.こ れに対し て,展示はき め細や かな学 習支援サー
ビス という点では不十 分である が, 不特定多 数の大に対
応する ことができる という点や 展示 ならでは の学習効果
がある( 千地, 1998) という点て一 定の有効 性が認めら
れる. 従っ て, 展示機 能は今後 のひとはくに とっ ても重
要な機 能であると思 われる. ただし,現在 の常設展示 は,
前述し たよ うに看過でき ない幾つか の問題を抱え ている
ことか ら, ひとはくがさ らなる進化 を遂げ るた めにはこ
れらの問題 の解決が不 可欠である. そし て, こ の解決の
ための一手段 とし て, ネイ チャー アートギ ャラリ ーの設
図1 学習スペースの種類とそ の割合
は ス ー パ ー レ フ ァレ ン ス ル ー ム の 機 能 の 一一音IS
として今 後
竜の新鮮 味が薄れて いること が主な原 因ではな いかと思
も 存 続 さ せ る こ と が 望 ま れ る.
われる. 従 って, ネイ チャ ーアートギ ャラリ一 にお ける
恐 竜関連 展示の内容 ・ボリ ュームにつ いては 慎重に検討
展 示 手法 と シ ステ ム
す ること が必要であろ う.
ネ イ チ ャ ー ア ー ト ギ ャ ラリ ー のコ ン セ プ ト を 具 現 化 す
る 上 で, 以 下 の よ う な 展 示 手 法, シ ス テ ム の 導 人が 有 効
で あ る と 考 え ら れ る.
移 動式展示 の導入
一般に, 博物館 の常 設展示は 固定式 のものが ほとんど
であ るが, ネイチ ャーアートギ ャラリ ーでは三 田市立有
馬 富士自 然学習セ ンタ ーの展示( 写 真9
実物 資 料 の 多 用 と 演 出 の 工 夫
11) のよ うに
移 動式の展示 を積極的 に導入す る. こ れにより, 展示の
生 物 や 化 石, 鉱 物 な ど の 自 然 物 は ま さ に 自 然 界 が 作 り
部 分更新や 収蔵資料 の活用が容 易となり, 人々 のニ ーズ
出 し た 芸 術 作 品 で あ り, そ の 実 物 資 料 は 観 覧 者 に 感 動 や
に 対応し や すく なる. また, 展示 の配 置を自由 に変 更で
驚 き を 与 え た り, 観 覧 者 の イ マ ジ ネ ー シ ョ ン を 剌 激 し た
き るため,館内 のスペース を展示以 外の様々な 用途(フェ
り す る 上 で 大 変 効 果 的 で あ る. ま た, 実 物 資 料 は 映 像 資
ステ ィバル, セ ミナ ーに イベント など) で柔軟 に活用で
料( 写 真 な ど) よ り も は る か に 情 報 量 が 多 い た め, 観 覧
きる ようにな る. さら に, 数多く の展示 ・資料を キャラ
者 の 感 性 や 知 識 に応 じ た 多 面 的 な 見 方 が 可 能 で あ る. こ
バン 事業( 移 動博物館 事業: 図2;
の こ と は, 自 然 に対 す る 自 発 的 な 気 づ き や 学 び を 引 き 起
博物 館,2003 ; 藤 本, 2003)
こ す た め の重 要 な 条 件 と 言 え る. 従 っ て, ネ イ チ ャ ー
他団 体など へ貸し 出し たりする ことが可 能になる ほか,
ア ート ギ ャ ラ リ ー で は, 実 物 資 料 に と こ と ん こ だ わ り,
キ ャラバン 事業で得ら れた様 々な 資料をギ ャラリ ーの中
そ れ を 十 二 分 に 活 用 し た 展 示 を 行 う こ と が 肝 要 で あ る.
に 効果的に組 み込んで ゆく ことで, 地域 の自然に 関する
ま た, 観 覧 者 の 自 発 的 か つ 多 様 な 気 づ き ・ 学 び を 促 す た
展示 の充実とリ フレッ シュメント を図る ことができ る.
めに
こ のことは, 観覧者を地 元の自 然へ誘導す る大きな きっ
展 示 の 解 説 は 極 力 控 え る べ き で あ る と 思 わ れ る.
た だ し, 単 に 物 を 羅 列 し た だ け の 展 示 で は 観 覧 者 を 惹 き
つ け る こ と は 非 常 に 困 難 で あ る た め, 実 物 資 料 の 展 示 に
あ たっ て は パレ ス ・ オ ン の 手 法( 染 川 ・吹 田, 1996 ;
川 ほ か,2000)
染
を 採 り 入 れ た り, ジ オ ラ マ 的 な 演 出 を 工
夫 し た り, さ ら に は, 糸 魚 川(1999)
兵庫県 立人と 自然の
で活 用し た り, 他 施設・
かけ になると 思わ才
・t
…
…'
る.
以1/lのよう に
移動式 展示を導人 する ことで, ひ とは
くを 拠点とす る展示・ 資料の 全県 的な循 環・活用 システ
ム( 図3) を構築す ることが できると思 われる.
が述べて いるよう
に実 物資料 の持つ魅 力や美しさ を最大 限に引き 出すよう
な 演 出( ア ー ト 的 演 出) を 工 夫 し た り し な け れば な ら な
い. こ の よ う な 演 出 の う ち, ア ー ト 的 演 出 の 例 とし て,
ひ と は く の 企 画 展 で あ る 「ワ ンダ フ ル カ ラ ー( 平 成14 年
2 月17 囗
6 月↓6 囗)」 や 「 ワ ン ダ フ ルデ ザ イン( 平 成↓6
年2 月14 囗
5 月16 日)」で の 演 出 が 挙げ ら れ る. こ れ ら
の 企 画 展 で は, 実 物 資 料 の 演 出 を 色 々 と 匸 夫 し た こ と で
(写 真1, 2),
一
一般 観 覧 者 の 興 味 ・ 関 心 を 引 き 出 す こ と
に 成 功し て い る. ま た, 海 外 の 博 物 館 や 神 奈 毋 県 立 生 命
の 星 ・ 地 球 博 物 館, 北 九 州 市 立 自 然 史 ・ 歴 史博 物 館 な ど
の 展 示 も 実 物 資 料 の ア ー ト 的 演 出 と い う 点 て 大変 参 考 に
な る( 写 真3
8).
以 上 の 例 は, 実 物 資 料 を 主 体 と し た
展 示 と そ の ア ー ト 的 演 出 の 有 効 性 を 示 し て い る.
な お, 自 然 史 系 の 博 物 館 で よ く 展 示 さ れ て い る 資 料 に
恐 竜 化 石 の レ プ リ カ があ る. こ の よ う な 恐 竜 関 連 の 展 示
は 多 く の 人 に 驚 き と 興 奮 を 与 え る こ と が で き, ま た, 多
く の人が見て みたい と希求する 展示 の一
一つ で あ る. し か
し, 他 施 設 の 状 況 を 検 討 し て み る と, こ う し た 展 示 は す
ぐ に 飽 き ら れて し まう 傾 向 が あ る よ う に 思 わ れ る. こ れ
は, 映 画 や 本 な ど で 恐 竜 が よ く 取 り 上げ ら れ て い た り,
多く の博物館で 恐竜 関連展示 が行われて いるた めに
恐
図2
キ ャラ バ ン 事業 で 行 っ た 「 ひと はく ギ ャラ リ ー」 の 様 子
図3
ひと は く を 拠点 と す る展 示 ・ 資 料 の循 環 ・活 用 シ ステ ムの 概 念図
展 示 内容
を 高 次 利 用 す る 人 が 出 現 し,
や がてはこれ らの人たちが
生 涯 学 習 支 援 や 自 然 ・ 環 境 マ ネ ジ メ ン ト の担 い 手 と な る
ネイチ ャーアート ギ ャラリーの展示 内容の詳細( テー
こ と が 予 想 さ れ る.
マ, 使用する 資料, ボリ ュームなど) については ほとん
文
ど検討してお らず, そ の具体化は今後 の大きな課 題であ
献
るが, そ れにあたっては キャラバン 事業 やス クールパー
ト ナーシップ 事業, セミ ナー, フェ スティバル, 各種イ
千地 万 造(1998)
ベント など にお ける展示 の活用方法を十 分に検討 するこ
藤 本真 里(2003)
とが必要であろ う.
自 然 史 博物 館. 八坂 書 房, 東京, 253p.
「人 博( ひ とは く) が やっ て く る」 の 成果 と こ れ
か ら. ハ ーモ ニ ー, no. 40, 5-6.
兵 庫県 教 育 委員 会(2001
編) 人と 自 然 の 博物 館 の 新 展 開. 兵 庫県
教 育 委員 会, 37p.
期 待さ れ る成 果
兵 庫県 立 人 と自 然 の 博 物館(2003
編) ひ と はく が や って く<5'02.
兵 庫県 立 人 と 自 然の 博 物 館, 三 田, 7p.
ネイチ ャーアート ギ ャラリ一によっ て得ら れる と考え
られる直接的 な成果は, 観覧者の自 然に対する好 奇心が
喚起され学習 意欲が向 上すると共に, 地元の自 然に対す
る興味・関 心が高まるこ とである. そし て, 間接 的な成
果 とし ては, このような 人たちの中 からひとはく が提供
する生涯学 習支援サ ービ ス( スーパ ーレ ファレン スルー
ム, 資料・ 情報ライブ ラリ ー, セミ ナー, 生涯 学習院)
糸魚 川 淳 二(1999)
新し い自 然 史 博 物館. 東 京大 学 出 版会, 東 京,
229p.
松宮 秀 治(2003)
ミ ュ ー ジア ム の 思 想. 白 水 社, 東 京, 276p.
染川 香 澄 ・芦 屋 美奈 子・ 井 島真 知・ 竹 内有 理 ・徳 永 喜昭(2000
訳)
ハ ン ズ ・ オ ン と こ れ か ら の 博 物 館. 東 海 大 学 出 版 会, 東 京,
256p.
染川 香 澄 ・ 吹 田恭 子(1996)
京, 242p.
ハン ズ ・ オ ンは 楽 し い. 工 作 舎, 東
写真1
写真2
写真3
写真5
企画展「ワンダフルカラー」の展示
企画展 「ワンダフルデザイ ン」 の展示
海外の博物館の 展示
北九州市立自然 史・歴 史博物 館の展示
写真4
写真6
神奈川県 立生命の星・地球博物館の展示
北九州市立自然史・歴史博物館 の展示
写 真7
北 九州 市 立 自 然 史 ・ 歴 史 博 物 館 の 展示
写 真8
北 九州 市 立 自 然 史 ・ 歴 史 博 物 館 の 展 示
写真9 三田 市立有馬富士自然学習センターの展示
1 は分解前,2 は 分解後.
写真10
三田市立有馬富士自然学習セ ンタ ーの展示
写真11
三田市立有馬富士自然学習センターの展示
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