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エネサーブ株式会社 - 大和ハウス工業株式会社

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エネサーブ株式会社 - 大和ハウス工業株式会社
エネサーブ株式会社
CSR経営の基盤
CSR理念体系
トップコミットメント
提案型エネルギーサービス業として
社会に貢献します。
大和ハウスグループの理念体系は、企業理念(社是)、経
営ビジョン、社 員 憲章の3つで構成されています。その理 念
体系をもとにCSR指針を策定しています。
グループの根幹を成す考え方であり、
将来にわたって私たちが
共有していくものです。
企業理念
(社是)
経 営ビジョン
時代に必要とされる存在となるために
打ち出したグループの方針であり、
各々の事業において実践すべきものです。
社 員 憲章
私たちの行動の指針であり、
日々の活動において
常に意識しているものです。
エネサーブ株式会社
代表取締役社長
木下 賀夫
当社は、創業以来、電気設備の保安点検業務の先駆者と
して工場や商業施設等の電気設備を24時間遠隔監視システ
ムにより電気事故の未然防止に努めています。今後も「企業
の心臓を守る電力のドクター」として、電気設備の安全保障、
エネルギーの有効利用と地球環境保全に貢献することを経
営の基本方針とし、
「提案型の総合エネルギーサービス業」
として、社会に幅広く貢献していきます。今後ともエネサーブ
の活動に一層のご理 解とご支援を賜りますようお願い致し
ます。
企業理念(社是)
一.事業を通じて人を育てること
一.企業の前進は先づ従業員の生活環境の確立に
直結すること
一.近代化設備と良心的にして誠意にもとづく
ろうどう
労 仂の生んだ商品は社会全般に貢献すること
一.我々の企業は
我々役職員全員の一糸乱れざる団結と
たゆまざる努力によってのみ発展すること
一.我々は相互に信頼し協力すると共に
常に深き反省と責任を重んじ
積極的相互批判を通じて
せいせい
だいどう
まいおう
生々発展への大 道を邁 往すること
企業情報
会社概要
■ 本社 所在地
〒520-2152 滋賀県大津市月輪二丁目19番6号
■ 設 立年月日
1965年12月1日
■事 業 内 容
電気設備の保守点検サービス 電力小売事業
電力負荷平準化、省エネルギー化、ESCO事業 その他
■従 業 員 数
152名(2012年4月1日現在)
■売
14,514百万円(2012年3月期)
上
高
■ ホームページURL http://www.eneserve.co.jp
関連項目 エネサーブ株式会社 ホームページ
Daiwa House Group 1 CSR Report 2012
CSR 経営の基盤
経営ビジョン
大和ハウスグループCSR指針
心を、つなごう
社会性・環境性・経済 性の3つの側面から、バラ
ンスのとれた事業活動を意識するとともに、ステー
私たちは
「人・街・暮らしの価値共創グループ」として、
お客様と共に
新たな価値を創り、活かし、高め、
人が心豊かに生きる社会の実現を目指します。
そして、お客様一人ひとりとの絆を大切にし、
生涯にわたり
クホルダー(利害関係者)と誠実に向き合い、企業
市民として社会の要請に応え続ける。
1. 独自技 術・ノウハウにより事 業を通じて社 会に
貢献する。
2. ステークホルダー(利害関 係 者)との関わりや
対話を通じて当社に対する要請を理解し、企業
喜びを分かち合えるパートナーとなって、
市民としてそれに応えるよう努める。
永遠の信頼を育みます。
3. 企 業 倫 理・人 権・コン プ ライ ア ンスの 確 立 に
努める。
社員憲章
私たちは、
「人・街・暮らしの価値共創グループ」の
社員として
私たち大和ハウスグループは、
事業を通じて社会と共にあること、
一.品質、技術、情報力の向上に努め、
そして商品やサービスを通じ、暮らす人と共にあること。
環境に配慮した安全で確かな商品、
この「共創共生」の姿勢を持ち続け、
安らぎとくつろぎの空間を提供します。
誠実に社会と向き合うことが大切であると考えています。
[企業の視点]
一.誠 意をもってお 客 様と向き合 い、
感 動と喜 びを 分かち合います。
[お客様の視点]
一.社会規範に基づく公明正大な行動により、
社会的評価を高め、企業価値の向上に努めます。
[株主の視点]
一.感謝の気持ちを忘れず、公正であることに努め、
取引先と共に成長・発展を図ります。
大和ハウスグループCSR自己評価指標の6つの視点
CSR自己評価指標は、重視する6つの視点に立ち、大和ハ
ウスグループのCSR活動の成果を測定し、改善し続けるため
に2006年度より導入しています。
[取引先の視点]
一.仕事を通じて自らの成長と幸せを追求します。
[社員の視点]
「社会」
「環境」 「お客さま」 「株主」 「取引先」 「従業員」
との共創共生
との共創共生
一.「共創共生」を基本姿勢に、
心豊かに生きる暮らしと社会の実現を
目指します。
[社会の視点]
Daiwa House Group 2 CSR Report 2012
との共創共生
との共創共生
との共創共生
との共創共生
CSR 経営の基盤
コーポレートガバナンスについて
コーポレートガバナンスの推進
当社の機関
基本的な考え方
会社の機関
当社のコーポレートガバナンスは、企業価値の極大化に向
当社は、毎月の業績報告や業務上の問題点、改善点等に
けて、プラス価値を創造、提供していくという基本方針に基
ついて議論するために原則として毎月、役員、執行役員、各
づいています。法令順守とビジネス倫理を十分に認識したう
部長による経営幹部会議を開催し、情報共有と意見交換を
えで、迅 速な意思決 定と適切な業務 執行を行うことが、経
行っています。
営上の重要課題のひとつと考えています。
また、必要に応じて外部専門家のアドバイスを受け、毎月
この基 本姿勢のもと、当社では、取締役の役割や職務を
開催する取締役会において、弁護士である社外取締役より
明確にし、円滑な業務の執行を目的として執行役員制度を
法務、コンプライアンス上の見地から意見を受け、監査役の
導入しています。
意見等を踏まえて十分に討議し、最終的な意思決定を行っ
ています。
[コーポレートガバナンス体制]
株主
選任•解任
コーポレートガバナンスの充実に向けた取り組み
監査役
取締役会
報告
内部監査室
経営幹部会議
監査
経営戦略室
事業部門
管理部門
報告
報告
連携
リスク管理委員会
連携
監査法人
監査
代表取締役
助言
指導
外部専門家
監査
・基本的な考え方
基本方針は、業務・経営に従事するすべての役員・従業員
が実行している「リスクの抽出と対応」「法令順守」が重要
であると考えています。
・リスク管理委員会を設置
当社を取り巻くさまざまなリスクに対して、情報を共有し、
迅速に対応するため、2008年4月に「リスク管理委員会」を
設置しました。毎月開催する経営幹部会において報告され
るリスク情報への迅 速な対応はもとより、リスク発生の予
防活動にも取り組んでいます。
・法令順守
当社を取り巻くさまざまな関連法規について、内部監査室、
財務部が中心となり、適切な対応が行われているかどうか
を確認しています。
Daiwa House Group 3 CSR Report 2012
CSR 経営の基盤
コンプライアンス、
リスクマネジメントについて
コンプライアンス・リスク管理体制について
2008年4月に「リスク管理規定」および「コンプライアン
ス体制規程」、
「コンプライアンス委員会規程」を制定。
また「エネサーブリスク情報伝達組織図」「コンプライアン
ス・リスク管理委員会」を設け、定例的に全役 員を含めた幹
部を中心とした委員会を開催しています。リスク事例について、
再発防止策および対応策の進捗状況を把握・効果確認を行
い、全従業員に周知徹底を図っています。
コンプライアンス・リスク管理の研修と
リスク事案の調査実施について
コンプライアンスおよびリスク管理の周知徹 底を目的に、
新入社員を対象とした入社時研修を実施しています。また、
全役職員には年2回コンプライアンス・リスク管理・人権につ
いての研修を実施しています。さらに毎月、下請代金支払遅
延等防止法の全事業所調査を行うほか、定期的に建設業法
の対応に対する業務監査を実施しています。毎月メンタルヘ
ルスの取り組みを行い、作業事故や交 通事故においては安
全衛生委員会を通じて再発防止の徹底に努めています。
また、定期的に安全講習会や安全パトロール、事故検証
委員会などを実施しています。
Daiwa House Group 4 CSR Report 2012
社会との共創共生
事業を通じた
社会への貢献について
地域社会における社会貢献について
琵琶湖市民一斉清掃の実施
企業の心臓を守る電力のドクター
毎年、7月に実施される「琵琶湖市民一斉清掃」に、滋賀
企業の経営を支える電力。当社はお客さまの電力設備の
県大津市の地元自治会の方々と協力して積極的に参加して
点検作業を事業として行っています。お客さまの施設に「見
います。「琵 琶 湖を美しくする運 動」として、当社役職 員を
える化」システムを取り付けることにより電力設備の安全と
はじめ、そのこどもたちも参加しています。2011年は7月3日
機能維持を図り、またエネルギーの使 用実態を把握するこ
(日)に実施され、当社から18名が参加し、ゴミ拾いや草む
とで、エネルギーを有効利用するための提案を行うなど、企
しりなどを行いました。地元企業として、環境保全の重要性
業の心臓を守る電力のドクターとして地 球環境保全に貢献
を認識し、一人ひとりが身近な環境を守るため、地域美化に
しています。
努めています。
[エネサーブの目指す事業領域]
セキュリティ•サービス事業
■電気設備保安点検
■24 時間遠隔監視システム
■赤外線カメラによる熱画像
診断
■電気主任技術者業務の
受託業務
環境
■エネルギー•CO 2
排出量計測システム
G-Pacs
■運用改善提案
■設備改善提案
エネルギー合理化•省エネ
エネサーブの目指す
事業領域
■ヒートポンプチラー
■エアーコンプレッサー
■照明関連商品
■エネルギー管理支援
業務
琵琶湖市民一斉清掃に参加
負荷平準化
■電力小売
■グリーン電力証書の発行と
販売
■リチウムイオン電池システム
関連項目 エネサーブホームページ
Daiwa House Group 5 CSR Report 2012
お客さまとの共創共生
お客さま満足度向上にむけた取り組み
お客さまとのリレーションシップ
エネルギーのワンストップサービス
24時間遠隔監視(オペレーションセンター)
当社はお客さまのエネルギーに関するあらゆるニーズに
当社は現在全国で約3,000社のお客さまの電力設備を遠
お応えできるサービスの拡充に努めています。現在、電気設
隔監視装置で監視しています。滋賀県大津市にある当社の
備保安点検事業、エネルギー合 理化・省エネ事業、負荷平
オペレーションセンターではすべてのお客さまの電力設備を
準化事業、環境事業など、エネルギーの供給から省エネま
24時間有人で監視しています。万が一電力設備に異常が発
で幅広いサービスを提 供しており、お客さまがワンストップ
生した場合、当社の経 験 豊かなオペレーターがお客さまと
(窓口の一本化)でエネルギーについてご相談できる体制
連絡を取り、最寄の事業所と連携することで、お客さまと共
づくりを行っています。
に対応方法を検討します。
品質への取り組み
点検・計測・分析技術の向上と安全の確保
当社では、技術マニュアル・作業マニュアルを作成し、全
作業員の技術の向上と均一化を図っています。
また、全国の技術責任者を集め、過去に発生した作業事
故の検証を行う事故検証委員会を定期的に開催し、検証か
ら明らかになった事故の原因を作業員全員が理解し、お客
さまが安心して任せられるよう作業レベルの向上を目指し
24時間遠隔監視(オペレーションセンター)
ています。
事故検証委員会
Daiwa House Group 6 CSR Report 2012
取引先との共創共生
調達先との関係
作業環境の労働安全
コンプライアンスの徹底
安全パトロールの実施
当社はお客さまの電力設備の点検作業において、数多く
当社では、受変電設備 ※ の保守点検 業務における感電事
のお取引先の協力のもと点検を実 施しています。お取引先
故などの労働災害の防止および、作業環境の維持・向上の
とは必ず基本契約を締結し、見積書や個別契約により条件
ため、毎月安全パトロールを実施しています。
等を明確に定めるなど法令に準拠したかたちで取引を行っ
安全面に充分配慮した施工計画書を作成しているか、作
ています。毎月本部にて各事業 所で行われた取引すべてに
業前のKY(危険予知)活動を全員参加で実施しているか、そ
おいて、社内のコンプライアンスルールが順守されているか
して、それらを作業時に遵守しているかをチェックし、不安
確認を行っています。
全な行動があればその場で是 正指示を行います。また、技
術担当役員による個別評価を社内に公表し、全体の安全意
識の向上に努めています。
施工協力先との関係
※受変電設備:電力会社から受電した電力を各設備に適した電圧に変
換する設備。
安全講習会の取り組み
当社は電力設備の点検業務を安全に実施するために、協
力会社とさまざまな取り組みを行っています。通常社内で行
われる安全会議を、定期的に外部の協力会社と合同で実施
しています。会議では、指示系統の確認や作業の連携など、
合同開催するメリットを活かせるテーマを取り上げ、社内外
の立場に関係なく真剣な討議を行うことで、作業事故0とい
う共通の目標を掲げて実施しています。こういった社外との
取り組みを通じて、互いの信頼に基づく協力体制を構築し
ています。
作業現場での注意事項等の説明風景
安全講習会の実施状況(埼玉事業所)
Daiwa House Group 7 CSR Report 2012
従業員との共創共生
人財育成
健康への配慮
基本理念の理解から実践型教育まで
定期健康診断の実施および健康指導の促進
当社は新入社 員に対し入社時 研 修を行っています。受講
2011年度の定期健康診断の受診率は100%で、対象社員
者が当社の事業概要を把握し、当社への帰属意識を持つこ
全員が受診しました。そのうち、有所見者については積極的
とで、就労意欲が向上することを目的としています。新入社
な健康管理を行うためにも、再 検査受診をはじめとした対
員はリスク・コンプライアンスや人事労務関連など、幅広い
応状況の確認を行っています。
知識を習得します。技 術従 業員については、高圧特別講習
を実施し、安全作業への取り組みのための専門知識を体得
します。
定 期 健 康診断の結果に基づき保 健師による健 康相談を
実施し、合計19名が受診しました。
当社で は今後 も従 業 員の 健 康を 維 持・促 進で きるよう
※
その後は、OJT を中心とし、現場において専門知識や
フォロー体制を構築していきます。
技術を体得します。
※OJT:経 験 豊かなエルダー(年長者)をリーダーとしてチーム全体で
新入社員を育成する制度。
雇用について
高年齢者再雇用の推進
人権尊重
当社は、従来から全社員を対象に定年後の再雇用制度を
実施しています。本人に働く意思があり、健康上問題がなけ
人権啓発研修の実施
れば、定年後も引き続き勤務できるように、本人に対し、定
当社では、毎年度 人権啓発研 修を実 施しています。2011
年度はパワーハラスメント・セクシャルハラスメントをテーマ
年後の就業体系を確認し、最長65歳まで働くことができる
環境を築いています。
としたケースメソッド研 修を実施し75%(135名)の従 業員
が受講しました。グループ討議を行い、役職や性別の垣根を
超えた話し合いをすることで、良好な職場環境を構築する
研修として取り組んでいます。
人権標語コンクールへの参加
人権週間に向けた啓発活動として毎年度実施される大和
ハウスグループ人権標語コンクールに積極的に参加し、当社
全体で74作品の応募がありました。当社からは優秀作品と
して1作品が選出されました。一人ひとりが人権問題を考え
る場として、全社員が作品づくりに取り組むことにより人権
意識への向上を図りました。
Daiwa House Group 8 CSR Report 2012
www.eneserve.co.jp/
滋賀県大津市月輪二丁目19番6号 〒 520-2152 Tel 077-543-6330
(代表)
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