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配布パンフレット - 長野県教育情報ネットワーク

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配布パンフレット - 長野県教育情報ネットワーク
日時:平成20年1月23日(水)
場所:飯田工業高等学校
体育館
長野県飯田工業高等学校
ご 挨 拶
校長 上原 保
平素は、本校教育活動に対し、ご理解とご協力を賜り心より感謝申し上げます。
また、本日は、本校の課題研究発表会のご案内を申し上げたところ、ご多忙にもかかわらず多数の皆
様方にご出席いただき誠にありがとうございます。
本校における工業専門科目の一つである「課題研究」は、新技術の一層の進展や社会の変化にたいし、
自ら学ぶ意欲と社会の変化に主体的に対応できる能力の養成を図ることを重視し、設けられており、課
題解決型の学習を中心とした特色ある科目です。
毎年、生徒諸君の取り組み内容、発表会の充実が図られていることは、大変有り難いことであると考
えています。昨年度行われた「課題研究」の発表会の内容が新聞の一面で大きく取り上げられたことは
既にご承知の方々も多いと思いますが、そのテーマ~「防音性を高めた通信システム」~は特許申請を
行うことができました。このテーマでは、学科を超え、機械科と電気科の生徒15人が互いに専門性を
出し合い、改良・研究を進め、まとめができたことも大きな成果であると考えています。発表会の形態
は数年前までは各クラス毎に発表会を実施していましたが、
一昨年からは全校で取り組む発表会に改め、
学校を挙げての行事といたしました。更に3年生の研究成果を1、2年生が学ぶことで興味関心の喚起
に繋がり、技術、技能の伝承にも役立つこととして、大いに期待しているところでございます。発表会
の運営についても昨年度から生徒自らの運営を基本に、プレゼンテーション能力の向上の養成も併せて
学ぶことができる場といたしました。本校のような専門高校にとっては、第二の文化祭といってもけし
て過言ではない内容であると考えています。
さて、今年度の発表会は、昨年度の内容を更に充実できるよう生徒、職員で準備を進めてまいりまし
た。一年間取り組んできた研究成果について、ご来校の皆様方より忌憚のないご意見・ご批評を賜れれ
ば幸いです。
学校課題研究発表会に寄せて
全日制教頭 篠田 宏
必要は発明の母と言われます。発明とまでいかなくても「こんなことができればいい」とか「ここを何
とかならないだろうか」という場面で、考え工夫してさまざまなアイデアが生まれます。
文明が発達した現在でも私たちの身の回りには「必要」がたくさんあります。これを解決する鍵は知識、
経験、技術、工夫です。課題研究は、自分で課題を設定し、これまでに得た知識、技術、経験の上に立
って、目標追及の過程で出現するさまざまな「必要」を満足させる工夫を重ねて、ようやく目標の実現
に至る、言ってみれば自分の総力をもってあたる総合的な科目です。
社会のさまざまな分野でプロジェクトということばが使われますが、課題研究は工業高校の学習におけ
る皆さん自身のプロジェクトと言えるでしょう。
1 年間かけて積み上げてきたみなさんの工夫・努力に心から敬意を表します。
お礼のことば
生徒実行委員長 筒井 達夢
本日は私たちの課題研究発表会にお越し頂きありがとうございます。
この発表会は、私たち3年生が一年間研究・製作を行ってきたことを発表できる最後の大舞台です。
ものづくりが非常に必要とされている今の世の中で、自分が課題を見つけ、その課題に対して取り組む
ということはとても重要なことだと感じました。この飯田工業高校の門を希望で胸をふくらませてくぐ
った1年生の頃からもう3年が経ちました。飯田工業高校で学んだことを活かして1年間どのグループ
も友達や先生と協力しあい試行錯誤を繰り返し、今日のために研究・製作を行ってきました。
私たち3年生の3年間の集大成をご覧ください。
飯田工業高等学校
日
課題研究発表会
程
12:00~12:30
校外参加者受付(玄関) 控え室は会議室 12:30体育館誘導
12:40~
生徒実行委員長 挨拶
学校長 挨拶
12:45~13:45
時
間
12:45~13:00
発表1(電気C→電子機械→電気D→機械 発表15分/班)
発
表
テ
ー
マ
固体高分子型燃料電池の研究
研
電気科 3C
<企業連携研究>
13:00~13:15
13:15~13:30
13:30~13:45
13:45~14:35
Bubbly Messenger
~空気と水の
コラボレーション~
協力企業:㈱コガネイ
時
間
14:35~14:50
14:50~15:05
荒深将来・佐々木翔平・
羽場 賢・原 大輔・
藤木 聡・三浦一也・
宮下幸祐・山田哲也
C 言語と加速度センサの研究
精密切削加工の研究
~県内初、高校生2級技能士
(機械加工)取得の取り組み~
機械科 3A
石原一平
見学および実演
電子機械科 3B
インドアプレーンの設計と製作
~フライトの実演~
(機械科:特殊加工機を用いた
飛行機型の設計と製作)
14:35~15:35
池田太紀・佐々木孝太
松本明大・宮下拓弥
吉澤達彦
奥村伸之・亀井裕貴
柄澤慶伍・後藤雄樹
寺沢隆史・原田芳彦
※ステージ発表
13:55~14:35
者
電気科 3D
<学科間協力研究>
13:45~13:55
電子機械科 3B
究
電気科 3C
機械科 3A
阿戸佳祐・酒井博士・
野竹友明・宮澤飛翔・
宮下和夫・吉村俊貴・
澤田光太郎
木下勝士・竹内晴紀・
深見昇平
飯島將二・勝野輝明・
山本 希
全作品の見学・実演 (休息含む)
三年生は見学者に対し説明
発表2(電子機械→電気 D→機械→電気 C 発表15分/班)
発
表
テ
ー
マ
ゲームプログラミング
「OIDEの達人」
音声感知型
自動制御ロボットの研究
研
小木曽伸次・片桐恭平・
松島健志・宮島 健
電気科 3D
下澤俊幸・橋爪智史・
林下真一
気象ロボットの製作
機械科 3A
15:20~15:35
ヘビ型ロボットの研究と製作
電気科 3C
質疑応答
15:40~
講評・学校長 謝辞
15:45~
片づけ
者
電子機械科 3B
15:05~15:20
15:35~
究
鈴川裕太・松井 悟・
宮澤克也・吉沢雄貴
下沢新悟・下澤 渉
水上 浩
機械科
A-1
メタルアート
酒井
アーク溶接を使い金属のパーツを溶接しメタルアート
を製作しました。苦労した点は溶接電流の強さでした。
特に細かいパーツの所は
溶けてしまったりして大
変でした。作ってみて、
改めてプロの凄さを思い
知りました。私の作品は
プロの作品に比べると雑
ですが、初めてにしては
なかなか良い作品になっ
ていると思います。
A-2
特殊加工機を用いた研究
飯島、勝野、山本
3年A組
A-4
ロストワックスによる鋳造
新井、川上
私たちはロストワックスを使っ
て鋳造をしました。箱を造るため
に鉄板をスポット溶接しました。
砂型を造り炭とバーナーを使って
上下から加熱しました。
湯道用ワックスを買う予算が無
かったのであまったワックスで湯
道を作りました。
思ったよりワックスの加工に手間
がかかったことと、ワックスがな
かなか溶けなくて苦労しました
が、作品は無事完成しました。
A-5
自作曲の制作
A-6
ホバークラフトの製作
これまでの実習では使用することのなかったワイヤー
尾賀、牧内、牧内
放電加工機を、4月当初から取扱説明書を参考にして操
作方法を習得しました。また、それと同時に基礎的なプ
私たちは、「自作曲の制作」というテーマで取り組みま
ログラムの入力法も学びました。一通りできるようにな した。コンピュータを使っての作業でしたが、今回使用
ってから電子機械科と協力して、インドアプレーンの設 したフリーソフトに欠陥があり、イメージ通りのメロデ
計図を元に飛行機の型のプログラム・加工を行いました。 ィにならない等いろいろ苦労しました。そんな中「学
主翼、胴体、尾翼などを切断し、それらを組み立て2機 校」という題をつけた約40秒の曲を完成させることが
製作することができまし
できました。この曲は、一日の学校生活で授業が終了し
た。特に苦労した点は、
て放課後になり開放的にな
材料を加工している途中
った様子をイメージして作
で加工機のワイヤーが切
曲しました。課題研究を通
れてしまうことがあり、
して、「音楽とは、常に身
材料の厚さや材質にあわ
近なものであると同時に、
せて送りの速度を調節し
非常に難しいものである」
なければいけなかったこ
ということを実感しまし
とです。
た。
A-3
動画編集
~オリジナルムービーの製作~
塩澤、林、松田
奥村、伊東
3年間頑張ったクラブ活動(柔道)を題材とし、実習
私達は市販のゴムボートを使い、人が乗れるホバーク
で得た技術のまとめとして課題研究に選びました。また、 ラフトの製作を行いました。
この記録が何年経っても鮮
人が乗れるようになるまでには、何度もインターネッ
明に残るものにしたいと強
トで資料を集めたり自分たちで試行錯誤したりと、とて
く思い製作しました。な
も苦労しました。途中、ボートに穴が開いたりして、そ
お、動画編集には、ビデオ
れを埋めるのも大変でした。
スタジアム9というソフト
動力にはハンドブロアを使い、推進力には小型扇風機
を使用しました。
を用いましたが、前に進むにはパワーが足りなかったの
苦労した点は、百本近く
で、今後の課題と
あるテープの中身をすべて
して改良していき
確認し、必要な場面をパソ
たいと思います。
コンに取り込む作業が一番
現段階では、限
大変でした。また、BGMや
界はわかりません
構成のイメージがわかず、
が、70~80㎏まで
データを取り込んだあとも
人や物を乗せるこ
何度も試行錯誤を重ねて、
とができるように
使う場面の順序やエフェク
なりました。
トなどを考えたことです。
A-7
精密切削加工の研究
石原
技能検定試験「機械加工 普通旋盤2級」の合格を目指
しての訓練と「高校生ものづくりコンテスト」に出場す
るための訓練を行いました。オネジ切りや偏芯削り(加
工精度0.01mm)など難しいことが多く、最初は制限時
間内に加工できず焦って失
敗ばかりでしたが、何度か
やっていくうちに出来るよ
うになり自信を持つことが
できました。
今後も今まで学んだこと
を忘れないように訓練を続
け、更なる技術向上を目指
していきたいと思います。
A-8
3DCGアニメーションの製作
秋山、岩崎、渡辺
私たちは3DCGのアニメーションに興味があり、Sha
deというソフトを使って3DCGアニメーションの製作
を行いました。参考書をもとに人型ロボットのCGを作
成し、ジョイントを加えて歩行の動作についてアニメー
ションで再現しました。
工夫した点は、参考書の
ロボットを自分たちでオリ
ジナルのデザインに作り替
えて、より人間に近い形に
した点です。また、ロボッ
トの各関節との兼ね合いを
合わせたモーション設定に
苦労しました。
A-9
鍛造による刃物製作
上村、櫻井
私達は、鍛造による刃物の製作をしました。製作過程
で苦労したことは、刃を薄くするときに強く叩き過ぎる
と刃の形が変形してしまう点と柄をつけたとき強い衝撃
を与えると刃物が曲がってし
まう点です。工夫したこと
は、刃を砥石で研ぐとき砥石
を粗い面の物と細かい面の物
を使い分け最初は面の粗い物
を使い仕上げに面の細かい物
で刃を研いだ点です。
A-10 溶接技能者評価試験合格を
目指して
渡邉
放課後にも溶接の練習をして溶接技能者評価試験を受
験しました。試験内容は筆記
試験と被覆アーク溶接とガス
溶接の実技試験です。筆記試
験は合格しましたが、実技試
験の合格基準が厳しくて残念
ながら不合格になってしまい
ました。来年実技試験を再受
験したいと考えています。
A-11 三輪バイクの製作
大林、久保田、下平、田中、
中島、原、松下、宮下
当初の目的は不動車の修理でしたが、不動車が購入で
きなかったため、原付バイクの改造を目標としました。
工夫した点は、なるべくお金
をかけないようにするために
廃材を使用しました。また、
安定性を増すために二輪から
三輪にすることを決めまし
た。苦労した点は、前輪を二
輪にしたため、うまく曲がれ
るようにするのが一番苦労し
ました。
A-12 映画制作
加藤、鎌倉、久保田、
小林、水野
映画を撮影し、映像の編集を学びました。撮影するま
ではスムーズに進みましたが、編集してまとめるのが非
常に大変でした。
ホラー映画をコンセプトとして制作したので、できる
だけ怖くするためにいろい
ろな仕掛けを行った点が苦
労しました。
みんな撮影するのが初め
てだったので、うまく撮影
できなかったところもあり
ましたが、みんなで協力し
て制作できたのでよかった
と思います。
A-13 気象ロボットの研究・製作と
実践活用
鈴川、松井、宮澤、吉沢
私たちは、近年増えている地球温暖化による異常気象
に関心を持ち、身近で起きている気象変化を知りたいと
考えました。飯田工業高校周辺の気象データを計測・収
集・解析し、インターネットで情報発信することによって地域に
も貢献できる研究にしたいと考え、風向計・風力計・温
度計・湿度計・気圧計・震度計・雨量計・ライブカメラ・震度
計を設置しました。
長期間屋外での使用に耐えられるようオールアルミボディとし、
その溶接には最も苦労しました。
今後は屋上に設置し、試験稼動と知的財産権の申請を
行いたいと思います。
電子機械科
B-1
インドアプレーンの設計・製作
3年B組
B-3
阿戸、酒井、澤田、野竹、
宮澤、宮下、吉村
卓球マシンとネットの製作
唐沢、木下、沓名、田中、
村田、村松
赤外線2ch送受信機を用いて室内で飛ばせる飛行機 (マシン)ボリュームを使って、抵抗の値を変えて、モ
を製作しました。個々のパーツが小さいため、半田付け ーターの速度を制御し、ピンポン球の速度を変えられる
がとても難しく、更に機体をできるだけ軽量化するため、 卓球マシンを製作しました。材料は学校に余っていたも
受信機の回路を製作する際の半田付けのやり方などにも のを使って、材料費を抑えることが出来ました。材料の
気をつけました。今回製作した機体は2種類あり、ひと 加工に時間がかかってしまい、完成が遅くなってしまっ
つは操縦性を重視した設計で、もうひとつは加工を簡単 たのが反省点です。
にできるように設計しました。また機械科の課題研究で (ネット)これも余っていた
飛行機型を製作してもらいそれにより機体がスムーズに 材料を貰って製作しました。
製作できました。機体が完成し、実際に飛行テストを行 枠組みを作るときに授業では
いましたが、操縦が難しく自分の思い通りに飛ばせるま 習っていない溶接を勉強でき
でに時間がかかりました。
たので、良い経験になりまし
た。学校で使えるものが出来
たと思うので、卓球部等で、
是非使ってください。
B-4
超音波警報機
佐々木、金田、滝川、
長沼、小山
超音波センサの原理・構造について理解することを目
的に超音波センサとICを利用して何か作れないかと考え
小木曽、片桐、松島、宮島
超音波警報機の製作に取り組
みました。Webサイトの回路
HSPという言語を用い、
を参考に製作しましたが、回
某音楽ゲーム風のゲーム及び
路の間違いや、はんだ付け不
そのコントローラを制作しま
良により失敗してしまいまし
した。初めて扱う言語だった
た。そこで、超音波距離測定
ので、試行錯誤を繰り返し完
器を基に回路を製作しまし
成させていきました。
た。出力付近の電流が不安定
また、ゲーム内で使う譜面
だったため、発光ダイオード
データを作成しやすいように
譜面データの作成支援用のプログラムの作成もしました。 により電流を整流し、
元のゲームより判定が甘いところなど微妙な違いがあり 出力を安定させること
ができました。結果、
ますがかなり良い出来になってよかったと思います。
コントローラはPSのものを利用・改造し、ゲームを 近くの物体を超音波で
より楽しくできるように工夫しました。ですが、まだ、 感知することのできる
反応が鈍かったり改善点もあるので完成に向けてがんば 装置となり、警報機と
して使用できる物が完
りたいです。
成しました。
B-2
ゲームの製作(OIDEの達人)
B-5
Bubbly Messengerの製作
~空気と水のコラボレーション~
荒深、佐々木、羽場、原、
藤木、三浦、宮下、山田
僕たちはPICにより電磁バルブの制御を行い、水中に
空気の泡で文字等を出すことを目標として研究を行いま
した。
記号や平仮名、片仮名、アルファベットなどはきれい
に表示させることができました。しかし画数の多い漢字
などは多少見にくくなってしまうのが課題です。
この研究は㈱コガネイさんから資材提供やアドバイス
を頂き企業との連携で研究を行い、完成させることがで
きました。
学校では習っていないエアーを使ったものづくりがで
き、知識を得ることができました。神秘的な文字が表現
できた時にはとても感動しました。是非ご覧になってく
ださい。
B-7
キレイキレイロボット(体育館用)
古田、山下、吉川
自分たちはキレイキレイロボットの製作をしました。
工夫した点は制御がしやすいようにタイヤを独立させた
ことです。そのためモ
ーターとタイヤを連結
させるために、大トル
クにも耐えられるスペ
ーサーを快削ステンレ
スで製作しました。苦
労したことは、スペー
サーやモップドラムと
モーターを連結させる
プーリーから設計し製
作したことです。
このロボット製作では、旋盤、フライス盤、溶接などの
機械加工を駆使し、クラスの中では一番ものづくりがで
きたのではないかと思います。
B-8
電動車椅子の製作
中野、中野
B-6
デジタル時計の製作
荒井、小林、新見、田間
私たちは、日常生活で必ず目にする時計に注目し、世
の中に一番多く出回っているデジタル時計のプログラム
を組み、時間を表示させるディスプレイや部品を使って
製作に取り組みました。
様々な作業工程の中で、プログラムは内容を理解した
上で確実に仕上げなればいけないということを感じまし
た。
問題が沢山発生した
ので本当に終わるのか
と不安になりました
が、仲間たちと協力し
て一つのものを完成さ
せることができ、今回
の課題研究はそのこと
を実感することのでき
るいい機会だったと思
います。
歩くよりもラクな乗り物を目指して電動車椅子を製作
しました。フレームは作り易いように直角の部分を多く
してあります。スチールのパイプで箱形のフレームを作
っているので、剛性はなかなかなものです。体の大きい
人も乗れるようなゆとりのある座席で、なおかつ教室の
ドアは通れる幅にしてあります。左右の駆動輪にそれぞ
れ動力を持つので、自由な運動ができます。工作の精度
に非常に気を遣いましたが、様々なズレが出てしまい残
念です。
電気科
C- 1
固体高分子型燃料電池の研究
3年C組
池田、佐々木、松本、宮下、吉澤
固体高分子型燃料
電池を製作しまし
た。
原理は、水素と
酸素を触媒の白金
により反応させ、
電子を取り出すも
のです。セル容器
は機械科の協力で
アクリル板を加工
し、その他の部品は購入、作成し組み立てました。さら
に水素を常に供給させるために、水素発生装置も作成し
ました。
1セルでは電圧が足りないため、今回の製作では2つ
のセルを直列に接続する2セル型にし、1.7~1.8[V]の電
圧を取り出せるようにしました。製作した自作燃料電池
と水素発生装置を取り付け自走する車を作りました。
C- 2
このロボット
は、机から落ちて
しまった鉛筆や消
しゴムなどを高齢
者や足の不自由な
人達がその場にい
ながらコントロー
ラーで操作しそれ
を手元まで運んで
来てくれるような
福祉用ロボットで
す。
5つのモーターを使い旋回・上下移動・伸縮・手首の
上下・ハンドの開閉を行います。
C- 3
草野、清水、松澤、吉川、肥後
僕達の班では、
去年の先輩方の障害
物回避型ロボットを
参考に新たに、掃除
機機能を取り入れた
「障害物回避型掃除
ロボット」を制作し
ました。
センサを前面に3つ
取り付けプログラム
で、センサが反応し
たら障害物を回避するようにしました。また、掃除
機能を搭載することにより実用性をUPさせました。
工夫した点は、タイヤにシリコンを巻くことにより
走行性をUPさせた事と、前後左右に回避するプログ
ラムを考えました。
レーザーシューティングゲーム
の製作
元島
マイコンを使っ
た、プログラムの
授業に興味があ
り、実際に動くも
の(ゲーム)を作
り、それを動かす
プログラムを研究
したいと思い、こ
のテーマにしまし
た。本体には受光
体 で あ る CdS を は
め 込 ん だ 的 を 五 つ 設 置 し 、 マ イ コ ン に は 、 PIC
マイコンを使用しました。マイコンに入れた
プ ロ グ ラ ム の 条 件 、( 4 ボ ル ト 以 上 ON, そ れ 以
下 OFF ) を 満 た す と 的 を 倒 す よ う に 組 み 、 回 路
の出力部には、電磁石を動かすためのバッフ
ァ と し て の TC62083 の IC を 使 い ま し た 。 サ ブ ア
イテムとしてレーザーポインタを組み込んだ
銃や、カウントタイマーを作り、遠くから撃
つことができるゲームを作製しました。
ヘビロボットの製作
C- 5
下沢、下澤、水上
ロボットアームの製作と研究
植村、筒井、原、福沢
障害物回避型掃除ロボット
C- 4
アルミチャンネルと
サーボモータを使いヘ
ビロボットを作りまし
た。地面に着いている
タイヤ部分には駆動力
はなくキャスターにな
っていてロボット本体
をサーボモータを使い
左右に動くことによっ
て前に進みます。
本体の制御は、専用の
ソフトを使いパソコンで制御するのと、マイコンにプロ
グラムを入れて制御する方法があります。また、マイコ
ンを搭載して無線で制御させる方法もあります。
C- 6
プログラミングゲームの作成
小川原
tonyusystem
と呼ばれるソ
フトを使い、
オブジェクト
指向のプログ
ラミングゲー
ムを制作しま
した。tonyusys
tem独自のリフ
ァレンスを
使い作ってい
きました。
迷路ゲームを作
ろうとして、ゴールに着くこととアイテムを集める
ことを目的としたゲームです。
プログラムは大体は自機のプログラムを他のキャ
ラに転用しましたが、ドットの大きさが違うためす
こし直すところもありました。
C- 7
VBゲームの制作
柳瀬
Visual Basicを使っ
て、クイズミリオネアに似
たクイズゲームを制作しま
した。 ライフラインやファ
イナルアンサーといったも
のも組み込み、より実際の
ゲームに近いものができる
ように心がけました。問題
は試行錯誤し、自分自身で
考えたものを採用したこと
により、オリジナルな作品
になったと思います。
C- 8
HSPによるテトリスの制作
小倉、近藤、笹尾
HSPというプログ
ラミング言語を用い
て、誰もが知ってい
るテトリスを制作し
ました。 サンプル
のプログラムソース
を参考に作り、オリ
ジナルのテトリミノ
(ブロック)の制作、
またBGMを制作し、
オリジナリティーの高い物ができました。テトリミノは
簡単にクリアされないような物も取り入れ、難易度の高
いテトリスができました。
C- 9
CGアニメーション
上沼、北澤、久保田、後藤
今回の製作では、粘土を動かし写真を撮り、それを繋
げてパラパラ漫画のようにアニメを作るものだったので、
1秒間に8枚の画像をつなげ、25秒計200枚の画像を使っ
た作品ができました。
C-11
ABを使ったアクションゲーム製作
園原、矢澤
私たちはAB(Active B
asic)というフリーのプロ
グラム開発支援ツールを
使って混沌(カオス)なア
クションゲームの製作を
おこないました。
もとはSTG(シューテ
ィングゲーム)だったプ
ログラムのソースを参考
に、それを発展させてこ
のような現状にいたりました。
そして画像関係は背景以外は手作りです。キャラクタ
ーとステージはオリジナルです。 あと 「てき」 と
画面に見えているものは敵です。
C-12
シューティングゲームの制作
金原、寺沢、中田、中村、峰尾
「東方弾幕風」を
使ったオブジェク
ト指向型プログラ
ムを用いて、シュ
ーティングゲーム
を製作しました。
このゲームは普通
のシューティング
ゲームとは違い、
名前通り弾幕と言
う、敵の弾数が多
く様々な種類の形
があります。
弾の速度や角度、形や種類や色を設定し、いろいろなも
のを組み合わせて弾幕をプログラムしていきます 。
その中には、時間を止めたり、自機の移動速度を遅くし
たりする関数等があり、簡単にクリアできないようにな
っています。
DOGAL3を使ってアニ
メーションを、作成しま
した。まず、物体を作り
関節をつけました。そこ
にアクションをつけ、モ
ーションに組み込んで、
それを1つにまとめたも
のがアニメーションで
C-13
赤外線2ch式送受信飛行機
す。
木下、深見、竹内
今回の制作では、1人1つずつ、それぞれテーマを決
めて、アニメーションの作成をしました。全体のテーマ
赤外線を使って送受
としてはスポーツを表現しました。それぞれのスポーツ 信する飛行機を作りま
独特の細かい動きをうまく表すのにすごく苦労しました。 した。
38kHzで変調した
C-10
クレイアニメの製作と研究
赤外線光を赤外線LED
小林由佳 菅沼響子 高柳まり子
により送信し、受光素
子で受信します。
クレイアニメの制作
送受信距離は20m
をしました。
前後です。2chでモーターとラダー(舵)をPWMにより
まず内容を決め、登
制御します。機体は壊れにくく軽いEPPを使用しました。
場するキャラクターに
機体の総重量は約11gです。
必要な粘土を購入しま
した。絵コンテを書
き、ストーリーの流れ
を完成させ、イメージ
に合った作品を完成さ
せました。
電気科 3年D組
ウーファーの製作
D -1
その1
石田、長沼、中村、和田
ウーファーと、フルレンジ
と2つのウーファーユニット
を使用したスピーカーを製作
しました。 まず各自エンク
ロージャーの形を決めまし
た。
今回の製
作では、インターネット
で、必要な材料とフルレンジやウ
ーファーのユニットを購入し使用
しました。
ウーハーの製作
D-2
バスケットボール機の研究と製作
岡島、日下部、原、宮島
ゲームセンターにあるよう
な バスケットボールのゲー
ムを製作しました。
まず本体の大きさを決め
て、材料となるパイプやネッ
トを買いに行き、実際に組み
立てながら大きさなどを調節
しました。 今回の製作では
本体のほとんどをパイプで構
成し軽量化を図るとともに分
解も簡単にできるようにしま
した。また7セグメントLEDを自作しカウンターとして
使用しました。
反射神経ゲームの製作と研究
小澤、楯、林
エフェクターの研究と製作
小木曽智成
小林広和
下澤
D-7
環境問題についての研究
内藤
研究の目的は超小型水力発電機を製
作して環境問題と密接な関係にあるエ
ネルギー問題を研究することと、環境
問題について研究して研究発表を通し
て環境問題に関心を持ってもうことで
す。
地球温暖化は私たち一人一人がなる
べく節約などをして二酸化炭素をださ
ないようすれば、地球規模でかなり貢
献できるということがわかりました。
超小型水力発電機の製作ではランナ
(水車)にCDを利用して、本体は合板を貼り合わせて
製作し、費用をおさえるなどの工夫をしました。
D-8
音声感知型ロボットの製作
下澤、橋爪、林下
反射神経ゲームの製作をしまし
た。 まず使えそうな部品を調べ、
買い出しをしました。次に、本体と
なる棚を作り、ベニヤ板を取り付
け、移動しやすいようにキャスター
を取り付けました。そして、回路や
マイコンについて調べ、音声録音キ
ットと7セグメントLEDの製作をし
ました。
この反射神経ゲームのルールは、制限時間内(60秒)に、
様々な場所に配置された7個のスイッチがランダムに点
灯し、1秒以内に押すと点数が加算されていきます。そ
して、最後に表示された数字が点数です。是非遊んでみ
て下さい。
D-5
ステレオアンプの研究と製作
私は、今までの実習の成果を
生かしたものを製作・研究して
みたいと思い、この課題に取り
組みました。この製作では、オ
ーデイオパワーICを使いまし
た。この課題をやって一番苦労
したことは、一度僕の設計した
回路図に沿って作ったのですが、低周波発振器の波形が
オシロスコープに思った通りに出なかったことと、発煙
するなどのトラブルがあったことと、回路作成や製作を
すべて自分一人でやったことです。
私たちは今までの先輩がやっ
た事のない塩ビパイプを使った
ウーハーを製作してみました。
すべてを自分達で調べ、作っ
ていったので大変でした。特に
塩ビパイプにユニットを取り付
けるのに苦労しました。 大変だ
ったぶんやり甲斐があり、毎時
間ギリギリになりながらも完成
させることができました。
D-4
D-6
その2
木下、菅沼、吉川
D-3
ギターに使用するための
ディストーションエフェク
ターを製作しました。
エフェクターとは楽器と
アンプの間に接続し楽器か
ら入力された信号の波形を
変形させ音を変化させる機
器です。
今回の製作では、はじめ
にエフェクターのキットを購入、製作してオシロスコー
プで波形を観測しエフェクターについて研究しました。
その後、キットの回路やインターネットで調べた回路を
参考にして4人それぞれ製作に挑戦しました。
田中
樹
山路裕太
音声感知型ロボットの
製作をしました。
ロボットは四方向にある
マイクで音声を感知し、自
ら音源を特定し、音源に近
づいていくというもので
す。部品にはコンデンサマ
イク、PIC16F88マイコン
などを使用し、音声に反
応して一番大きい方向にモーターを動かすようなプ
ログラミングをしました。
また、ロボット本体を三段にしてそれぞれの段に
違った役割の部品を設置するなどの工夫をすること
で、予想よりもコンパクトに仕上げることができま
した。
D-9
Visual BasicとH8マイコンの研究
中村
今回Visual Basic (VB)
とルネサステクノロジ社
のH8マイコンを用いて
ラジコンカーを製作しま
した。
はじめに電気部で製作
した車体を元に研究し実
際にLEDやモーターがき
ちんと思いどおりに制御
するところまで実験しました。
この研究では自 前 の パ ソ コ ン を 利 用 し 、 制御
用 の オ リ ジ ナ ル プ ロ グ ラ ム を 用 い て 、 LED や モ
ーターを制御します。
歩行追跡ロボットの研究
D-10
宮下
歩行追跡ロボットを製
作したいと思いました。
足のパーツは電動ノコギ
リで切り出しました。
前方の3つのセンサが目
の役割をし、プログラム
には前進、左右旋回、ス
トップと基本的な物が入
っています。
基盤製作にはユニバ
ーサル基盤を用い、取り付けるセンサにはPSDセンサを
用いました。足の機構は早めに完成させ、調整などをし
てほぼ理想道理の機動性を獲得する事が出来ました。今
はプログラムの調整をしている所です。
D-11
ホームページ制作
上沼、吉川
ホームページ制作
をしました。最初は
どのよう内容のホー
ムページを制作する
か決め、今一番注目
されている地球温暖
化のことについて作
ることになり。
それから実際にホー
ムページの制作を開始しました。
とても個人差があり、とても見やすいく興味の引くよう
なホームページを目指していたので、ページ上に貼って
ある写真などは校内周辺で環境に対して良いものを実際
に撮ったものです。
D-12
C言語によるゲームの研究と制作
奥村、亀井、柄沢、後藤、寺沢、原田
C言語を用いて、ゲ
ームの制作と研究を
しました。
まず、どのような
ゲームを制作するか
を話し合って決め
て、避けもの(?)ゲー
ムを制作することに
しました。
制作する課程で、加速度センサとアクリルを購入し、
ゲームのコントローラーにしました。
簡単に説明すると、コントローラーを傾けることによ
って、その方向にキャラクターが動き、上から落ちてく
るものをひたすら避け続けるというゲームです。
VBによるゲーム制作
D-13
高柳、土井、藤岡、松澤、松村
Visual Basicを使っ
てRPGのゲームを製作
しました。まずはプ
ログラムに慣れるた
めに簡単なプログラ
ムを書いて、それか
らサンプルのRPGゲー
ムをダウンロード
し、そのゲームをBG
Mやキャラクターやマ
ップ等といったとこ
ろへ変更を加えまし
た。BGMはMIDIシー
ケンサを使って、自作しました。キャラクターもペイン
トで自作しました、マップはマップの欠片を集めて、そ
れをつなげて製作しました。
D-14
VBによるMP3プレーヤーの製作
北沢
実習で学習したVBを
使って、MP3プレーヤ
ーを製作しました。
インターネットや
本を参考にしてプロ
グラムの構想を考
え、本のプログラム
で製作していくこと
にしました。
製作したMP3プレー
ヤーはCDの音楽デー
タをmp3ファイルに変換させたものを再生と停止をさ
せ、CDを再生、停止、一時停止などができるようなプ
レーヤーを製作しました。
D-15
ホームページ制作
小島、下平
ホームページを
制作しました。
内容を決めてイ
ンターネットや図
書館を利用して資
料を集めました。
HTMLタグを
充分に理解して各
自それぞれのホー
ムページを作りま
した。
見やすく分かり易くするためにデザインを追求しました。
各自ホームページの内容は違いますが、HTMLタグを
理解するという目的は同じだったのでお互い協力しあい、
ある程度難しいHTMLタグを使いこなせました。
2
H 1 9年度 課題研究発表会 会場図
発 表 者 用 ステ ー ジ
メイ ン スク リー ン
ワイアレスマイク
手 元カメラ
パソコン
イス8
机×2
机2
デジタイマー
プロ ジェ ク ター
プロ ジ ェク タ ー
次発表者
待機席
パソコン
ラインマイク
イス3
進行者席
2
来 賓・ 保 護 者 席 ( 前 列 の み 長 机あ り)
担当者席
イス
50
校 長, 教 頭 席
2
机1
イス3
5 列 × 8通
イス40
机2
イス6
2D
2B
2C
2A
職員席
イス20
1D
1B
1C
1A
展示
展示
機電1
電1
展示
展示
3D
電2
3B
3C
3A
2
機電2
2
展示
展示
電3
展示
電8
展示
展示
電10
展示
定時制
展示
電7
展示
機4
展示
機電5
展示
機3
展示
機5
電9
展示
機電3
展示
機電4
電4
展示
電5
展示
2
電6
展示
機1
展示
機2
2
Fly UP