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イ 高度情報通信ネットワーク社会に対応した行政サービスの

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イ 高度情報通信ネットワーク社会に対応した行政サービスの
様式1(主な取組)
「主な取組」検証票
施策展開
施策
(施策の小項目)
主な取組
対応する
主な課題
2-(6)-イ
高度情報通信ネットワーク社会に対応した行政サービスの提供
①情報通信基盤の高度化と地域情報化の促進
○児童・生徒の情報リテラシーの向上
実施計画
142
記載頁
○離島地区においては本島から遠隔に位置するという地理的条件、人口が少ないなど
の採算性の問題から、民間通信事業者による情報通信基盤の整備が進まず、都市部と
の情報格差が恒常化するおそれがある。
ICT活用環境整備
1 取組の概要(Plan)
取組内容
児童生徒の情報活用能力向上を図るため、学校において情報教育や授業でのICT活
用が円滑に実施できるよう環境の整備を行う。
24
6.0人
年度別計画
25
5.8人
26
5.6人
27
5.4人
28
5.4人
教育用コンピュータ
1台あたりの児
童生徒数
29~
実施主体
→
県
各学校のICTインフラ及び情報ネットワーク拠点の充実
担当部課 教育庁教育支援課
2 取組の状況(Do)
(1)取組の推進状況
(単位:千円)
平成25年度実績
事業名
高等学校教育用
コンピュータ整備
事業
特別支援学校教
育用コンピュータ
整備事業
予算
活動内容
決算見込
主な財源
県立高等学校及び特別支援学校の59校へ教育
345,146 用コンピュータ1,978台をレンタルリース方式(5年)
により更新整備を行った。
345,156
活動指標名
教育用コンピュータ1台あたりの児童生徒数
県単等
計画値
実績値
5.8人
(25年)
6.0人
(25年)
推進状況
平成25年度取組の効果
順調
教育用コンピュータの整備をすることにより、児童生徒に対して情報化社会を主体的に
対応するための「情報活用能力」の育成が図られた。
(2)今年度の活動計画
(単位:千円)
平成26年度計画
事業名
高等学校教育用
コンピュータ整備
事業
特別支援学校教
育用コンピュータ
整備事業
当初予算
396,932
活動内容
主な財源
県立高等学校及び特別支援学校の教育用コンピュータ1,778
台をレンタルリース方式(5年)により更新整備を行う。
県単等
様式1(主な取組)
(3)これまでの改善案の反映状況
Windows XP搭載のコンピュータについては、サポートが有効なOSへ移行したコンピュータの更新整
備を行った。今年度も、前年度同様、計画通り事業進捗を図る。
(4)成果指標の達成状況
成果指標
基準値
現状値
H28目標値
改善幅
全国の現状
―
―
―
―
―
―
傾向
全国の現状
↗
6.5人
(25年3月)
参考データ
教育用コンピュータ1台あたりの児童
生徒数
状
況
説
明
沖縄県の現状・推移
6.4人
(23年3月)
6.2人
(24年3月)
6.0人
(25年3月)
教育の情報化推進を行ったことにより、文部科学省による「学校における教育の情報化の実
態等に関する調査結果」(平成25年3月現在)から、6.0人/台と全国平均(6.5人/台)を上回って
いる整備状況である。
3 取組の検証(Check)
(1)推進上の留意点(内部要因、外部環境など)
・「教育の情報化ビジョン」(平成23年4月文部科学省)において、ICTを活用した21世紀にふさわしい授
業の在り方として、これまでの一斉学習に加えて、個別学習及び協働学習を行うためにも、コンピュー
タ教室の更新整備にとどまらず、先進的なICT環境整備(携帯情報端末、電子黒板、デジタル教科書、
無線LAN等)の計画的な整備の推進を行う必要がある。
(2)改善余地の検証(取組の効果の更なる向上の視点)
・ICTを活用した21世紀にふさわしい授業を展開していく上で、国の実証研究の動向や学校のニーズ、
他県の整備状況等の調査を行う必要がある。
4 取組の改善案(Action)
・国の実証研究校である宮古島市立下地中学校の3年間の研究成果や佐賀県の導入事例を収集・整
理し、時代の進展に対応した、授業における先進的なICT環境整備(携帯情報端末、電子黒板、デジタ
ル教科書、無線LAN等)の計画的な整備の推進を検討していく。
様式1(主な取組)
「主な取組」検証票
施策展開
施策
(施策の小項目)
2-(6)-イ
高度情報通信ネットワーク社会に対応した行政サービスの提供
①情報通信基盤の高度化と地域情報化の促進
○児童・生徒の情報リテラシーの向上
実施計画
記載頁
主な取組
県立学校インターネット推進事業
対応する
主な課題
○離島地区においては本島から遠隔に位置するという地理的条件、人口が少ないなど
の採算性の問題から、民間通信事業者による情報通信基盤の整備が進まず、都市部と
の情報格差が恒常化するおそれがある。
142
1 取組の概要(Plan)
取組内容
県立学校においてネットワークを効果的に活用するため、超高速インターネット接続へ
の切り替えの推進を図る。※超高速回線とは30Mbps以上。
24
74.2%
25
76.9%
26
79.6%
27
82.3%
28
85.0%
年度別計画 超高速インター
ネット接続率
29~
実施主体
→
県
県立学校の通信回線の高速化
担当部課 教育庁教育支援課
2 取組の状況(Do)
(1)取組の推進状況
(単位:千円)
平成25年度実績
事業名
県立学校イ
ンターネット
推進事業
予算
決算見込
18,788
17,886
活動内容
主な財源
県立学校の8回線を超高速回線へ移行した。
(八重山4校、宮古3校、久米島1校)
活動指標名
超高速インターネット接続率
県単等
計画値
実績値
76.9%
(25年)
86.7%
(25年)
推進状況
平成25年度取組の効果
順調
超高速インターネット接続への切り替えにより、生徒がインターネットを効果的に活用
し、必要な情報を主体的に選択する能力、情報を活用する実践力、情報機器を操作する
能力等、情報活用能力を育成することができた。
(2)今年度の活動計画
(単位:千円)
平成26年度計画
事業名
県立学校イ
ンターネット
推進事業
当初予算
19,278
活動内容
超高速回線への切り替えが未だの地域として、名護以北や
宮古島市外の学校の整備を進める。
主な財源
県単等
様式1(主な取組)
(3)これまでの改善案の反映状況
久米島地域の光通信サービスが提供されたとの情報や学校からの要望があり、超高速回線への切
り替えを行った。今年度も、前年度同様、計画通り事業進捗を図る。
(4)成果指標の達成状況
成果指標
基準値
現状値
H28目標値
改善幅
全国の現状
―
―
―
―
―
―
傾向
全国の現状
↗
77.6%
(25年3月)
参考データ
超高速インターネット接続率
状
況
説
明
沖縄県の現状・推移
71.7%
(23年3月)
75.4%
(24年3月)
86.7%
(25年3月)
教育の情報化推進を行ったことにより、文部科学省による「学校における教育の情報化の実
態等に関する調査結果」(平成25年3月現在)から、86.7%(県立高校73.3%、特別支援学校
100%)と全国平均77.6%(県立高校76.1%、特別支援学校79.1%)を上回っている状況である。
3 取組の検証(Check)
(1)推進上の留意点(内部要因、外部環境など)
・現在、県立学校77校のネットワーク回線は、3つの通信業者と契約を結んでいる。新規サービスの状
況や通信回線速度の超高速化等を注視しながら、新たなネットワーク構築を見直す必要がある。
・名護以北、宮古島市外及び伊良部島の地域については、光通信のインフラが未整備であり、光通信
サービスの整備状況に応じて切り替えを進めていく必要がある。
(2)改善余地の検証(取組の効果の更なる向上の視点)
・県が計画を予定している、情報格差是正のため、宮古、八重山先島地域及び久米島等の南部離島
を対象に海底光ケーブルを敷設(平成28年度開通予定)の情報も注視しながら、地域の光通信のイン
フラ整備や光通信サービスの整備状況に応じ、超高速回線への移行に対応していく必要がある。
4 取組の改善案(Action)
・学校現場における回線状況の実測やアンケート等で現状を確認するとともに、新規サービスの状況
や通信回線の超高速化等の情報を収集しながら、新たなネットワーク構築の見直しを推進していく。
・名護以北、宮古島市外及び伊良部島の地域については、光通信サービスの整備状況に応じて切り
替えを推進していく。
様式1(主な取組)
「主な取組」検証票
施策展開
施策
(施策の小項目)
2-(6)-イ
高度情報通信ネットワーク社会に対応した行政サービスの提供
①情報通信基盤の高度化と地域情報化の促進
○児童・生徒の情報リテラシーの向上
実施計画
記載頁
主な取組
ICT教育研修
対応する
主な課題
○離島地区においては本島から遠隔に位置するという地理的条件、人口が少ないなど
の採算性の問題から、民間通信事業者による情報通信基盤の整備が進まず、都市部と
の情報格差が恒常化するおそれがある。
142
1 取組の概要(Plan)
教育の情報化におけるICT活用促進を図るため、校務の情報化に係る研修、情報モラ
取組内容 ル教育の充実に資する研修、情報セキュリティに関する研修、学校の情報化を推進する
教育情報化推進リーダーの養成及び校内研修の充実に資する研修の実施を行う。
24
83.0%
25
87.3%
26
91.5%
27
95.8%
28
100%
29~
実施主体
→
県
授業でICTを
活用できる教
員の割合
年度別計画
児童生徒の情報活用能力の育成や授業での情報通信技術の活用推進に向けた教員研修の実施
情報モラル教育に関する研修の実施
デジタル教材開発のための長期研修の実施
教育情報ネットワークの利活用に関する研修の実施
担当部課 教育庁教育支援課
2 取組の状況(Do)
(1)取組の推進状況
(単位:千円)
平成25年度実績
事業名
教職員研修
(IT教育研
修)事業
予算
決算見込
491
活動内容
主な財源
ICT活用指導力向上のための研修として、夏季
491 短期講座やICT研修講座(56講座)を開設し、教員
の資質向上につながった。
活動指標名
授業でICTを活用できる教員の割合
県単等
計画値
実績値
87.3%
(25年)
79.5%
(25年)
推進状況
平成25年度取組の効果
順調
教育情報化推進講座(全公立学校498名参加)を9回実施し、教育情報化推進リーダー
の養成及び校内研修につながる内容の研修を行い、教員の資質向上につながった。
様式1(主な取組)
(2)今年度の活動計画
(単位:千円)
平成26年度計画
事業名
活動内容
当初予算
教職員研修
(IT教育研
修)事業
740
主な財源
ICT活用指導力向上のための研修として、夏季短期講座やI
CT研修講座を開設し、教員の資質向上につなげる。
県単等
(3)これまでの改善案の反映状況
受講者アンケートに基づいた講座内容として、参加型ワークショップによる言語活動充実の講座にお
いては、発問の仕方や児童生徒の発表方法、実践事例の紹介等、また、電子黒板を活用した講座
等、充実した内容の講座を実施し、教員のスキルアップにつながった。今年度も、前年度同様、計画通
り事業進捗を図る。
(4)成果指標の達成状況
成果指標
基準値
現状値
H28目標値
改善幅
全国の現状
―
―
―
―
―
―
傾向
全国の現状
↗
67.5%
(25年3月)
参考データ
授業でICTを活用できる教員の割合
状
況
説
明
沖縄県の現状・推移
74.5%
(23年3月)
77.4%
(24年3月)
79.5%
(25年3月)
教育の情報化推進を行ったことにより、文部科学省による「教員のICT活用指導力調査結果」
(平成25年3月現在)から、79.5%と全国平均(67.5%)を上回っており、年々「授業でICTを活用
できる教員の割合」は増加している。
3 取組の検証(Check)
(1)推進上の留意点(内部要因、外部環境など)
・「教員のICT活用指導力向上」の充実のため、教育情報化推進講座の内容を校内研修で伝達講習で
きる内容に見直しを図る必要がある。また、あわせて情報セキュリティ及びモラルに関する講座の充実
も図る。
(2)改善余地の検証(取組の効果の更なる向上の視点)
・「授業でICTを活用できる教員の割合」の目標達成に向けた取り組みとして、教育情報化推進講座に
おいて、教員のICT活用指導力向上と情報セキュリティ及び情報モラル教育にしぼった内容で講座の
実施を図る。
・「教員のICT活用指導力調査のチェックリスト」を活用した講座内容を検討し、IT教育センターとも連携
を図りながら、教員のICT活用指導力向上を図る。
4 取組の改善案(Action)
・教育情報化推進講座については、時宜に応じた研修として、ICT活用指導力向上及び情報セキュリ
ティ、情報モラル教育の一層の充実を推進していく。情報セキュリティ及び情報モラル教育について
は、外部機関とも連携を図りながら、講座資料の作成を行う。
・ICT教育研修については、夏季短期講座やICT研修講座を開催し、受講者のアンケートに基づき、講
座内容の見直しを継続して行い、ICT教育研修の充実を図る。
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