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いしかり「食と健康」プロジェクト

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いしかり「食と健康」プロジェクト
いしかり「食と健康」プロジェクト
当別町
1.健康イベント
1.1 自然を活用した健康学習会
1.2 冬季の運動不足解消~ノルディックウォーキングとヘルシーランチで健康づくり~
2.背景
[掲載省略]
3.目的
3.1 ・道民の森の魅力を引き出したイベントを企画実施し、メニューブックにて紹介し、利用者増を目指す。
3.2 ・地元地産地消レストランの食事と運動を組み合わせ、冬の健康づくりプログラムを構築する機会とする。
4.目標
4.1・道民の森の健康効果を検証し、メニューブック作成に活かす。
4.2・地産地消のレシピ、ノルディックウォーキングの基礎を学び、健康的生活習慣の見直し改善に役立てる。
5.対象者
5.1・石狩管内 全世代
5.2・石狩管内 全世代
6.内容
6.1 自然を活用した健康学習会
6.1.1「道民の森」魅力発見 3 地区マップ作成
ア)現地調査
①平成 25 年 9 月 23 日②平成 25 年 10 月 19 日③平成 25 年 10 月 26 日
NPO 法人 健康保養ネットワーク 78
いしかり「食と健康」プロジェクト
○調査時撮影写真
画像1
画像4
画像2
画像3
画像5
画像6
画像7
NPO 法人 健康保養ネットワーク 79
画像8
いしかり「食と健康」プロジェクト
イ)
「道民の森」3 地区マップ(メニューブックにも掲載)
6.1.2 自然を活用した健康学習会~神居尻地区ウォーキング~
ア)実施内容
日 時:平成 25 年 10 月 27 日(日)9:00~12:00
場 所:神居尻地区「森林学習センター」散策コース
①健康効果測定(森林学習センター)
「血管年齢測定」
「自律神経検査」
②運動講話
ウォーキング、ノルディックウォーキングの効果
(森林学習センター)
③運動実践
④休憩
ノルディックウォーキング練習/コース実践
(森林学習センター)
⑤健康効果測定
【運動講話資料 NW】
お茶
「血管年齢測定」
「自律神経検査」
「アンケート」
【運動講話資料 NW】
NPO 法人 健康保養ネットワーク 80
【運動講話資料 NW】
いしかり「食と健康」プロジェクト
イ)実施結果
参加者9名(男性4名 女性4名)
画像1【血管年齢測定・自律神経検査】
画像3【ウォーミングアップ】
画像5【ノルディックウォーキング実践】
画像7【ノルディックウォーキング実践】
画像2【運動講話】
画像4【ノルディックウォーキング練習】
画像6【ノルディックウォーキング実践】
画像8【アンケート】
NPO 法人 健康保養ネットワーク 81
いしかり「食と健康」プロジェクト
○MCL アンケート結果
運動前後に実施した MCL アンケートは快感情、リラックス感が増加し不安感は減少する結果となった。
○血管年齢測定、自律神経検査結果(サンプル)
〇ノルディックウォーキングの前後で測定し、結果を伝えた。参加者にとっては自分の健康度をチェックする機会
になった。運動プログラムに健康測定を組み合わせることで、森の学習センターに滞在する時間がふえた。
○アンケート結果 回答人数9名
NPO 法人 健康保養ネットワーク 82
いしかり「食と健康」プロジェクト
●今後、道民の森をどのように活用したら良いと思いますか?ご意見をお聞かせください。
・これから道民は週に 1 回、2回森林浴を行って適当な
運動をします。
・森で採れたキノコや山菜を使った食のイベント。
・森林、キノコ等のオーナー制度の実施
・参加者が少ないのは場所が遠いからでしょうか。
もうちょっと影響広がるよう頑張ってくださいね
・多くの人へ施設のアピール(内部の活動も含めて)
・道民へ施設のアピール(広報活動)
・時間をもっと長くしたら、もっと楽しいと思います。
・健康づくりの拠点として PR していけば良いと思います
・今日のイベント結果を広く周知し、ノルディックウォーキング等
・星空観察会の開催
による健康づくりのフィールドとして活用の可能性がある。
・トレイルランニングイベントの開催
その他ご意見、感想など
・もっと多くの人が集まると楽しいと思う。
・朝早かった。眠い
・大変、有意義な時間を持てました。ありがとうございました。
・もう少し早い時期に開催して欲しかったです。
NPO 法人 健康保養ネットワーク 83
いしかり「食と健康」プロジェクト
6.内容
6.2 冬季の運動不足解消~ノルディックウォーキングとヘルシーランチで健康づくり~
ア)実施内容
日 時:平成 26 年 2 月 15 日(土)9:30~13:00
場 所:運動「当別町西コミュニティセンター」
ランチ「レストラン&カフェ ぺこぺこのはたけ」
参加費:500 円
①健康効果測定
「血管年齢測定」
②運動講話
冬季の健康づくりとノルディックウォーキング
③運動実践
ノルディックウォーキング練習と実践
④健康効果測定
「血管年齢測定」
⑤食事
地産地消 ヘルシーランチ
⑥血管年齢結果説明
今後の健康づくりに向けて
【運動講話資料 NW】
【運動講話資料 筋トレと有酸素運動】
【運動講話資料 筋トレ】
イ) 実施結果
参加者31名(男性7名 女性24名)
画像1【血管年齢測定】
画像2【運動講話】
NPO 法人 健康保養ネットワーク 84
画像3【運動講話】
いしかり「食と健康」プロジェクト
画像4【ウォーミングアップ】
画像6【ノルディックウォーキング練習】
画像8【ノルディックウォーキング実践】
画像10【昼食{ヘルシーランチ}
】
画像5【ノルディックウォーキング練習】
画像7【ノルディックウォーキング実践】
画像9【ヘルシーランチ】
画像11【血管年齢説明】
NPO 法人 健康保養ネットワーク 85
いしかり「食と健康」プロジェクト
○血管年齢測定結果
血管年齢測定 末梢血液循環分析結果結果説明 <加速度脈派測定器TAS9使用目的>
指先の血流を簡易的、非侵襲的に測定することにより、健康指標の一つである末梢血管老化度等を測定できる
システムである。
「拍出強度」
、
「残血量」
、
「動脈血管弾性度」
、
「平均脈拍」
、
「血管推定年齢」などの測定結果が
得られ、それらを分析し参加者にフィードバックすることで、参加者自身が自分の健康を振り返り、健康行動
を起こすきっかけとなることを目的とする。今回は「拍出強度」
「動脈血管弾性度」
「動脈年齢」を取り上げる。
※北海道大学大学院教育学研究院人間発達科学分野教授 大塚吉則医学博士
■「拍出強度」
b:心臓が血液を送り出す力の強さを表し、この力が強いほど指先までしっかり脈波が伝わる。
Point)
・動脈内圧の変化に敏感に適応(動脈硬化に反応)
・加齢により増加し値が低いほど血管の状態が良好。
■「動脈血管弾性度」
d:動脈血管の柔軟性を表す
Point)
・動脈内圧の変化に敏感に適応(動脈硬化に反応)
・血管の柔軟性を表し、加齢により減少し、値が大きいほど状態が良好。
NPO 法人 健康保養ネットワーク 86
いしかり「食と健康」プロジェクト
■総合評価「血管推定年齢」
実年齢よりも血管の老化スピードが速くなると「血管が詰まる・破れる」危険性が高まるので、
血管年齢が実年齢より若くなるよう運動や食事を指導していく。
○アンケート結果 回答人数31人
重いものを
上半身
腹筋
下半身
息切れがする
長時間持てない
筋力
9
柔軟性
8
持久力
11
15
16
9
13
痛む部位
・膝 6 名
・腰 6 名
・背筋
・肩 3 名
どんな時に痛みますか
しゃがむ時、歩く時
NPO 法人 健康保養ネットワーク 87
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●「はい」と答えた方の具体的な答え
運動種目
回答人数
・水中歩行 ・跳び箱
頻度
回答人数
運動時間
いつ
週1回
9
1 時間
2
午前
7
・ウォーキング
4
週2回
5
1.5 時間
3
午後
8
・ストレッチ
6
週3回
3
5分
1
夜
3
・体操 ・スワップ
2
週4回
1
10 分
1
週5回
1
30 分
3
・屈伸・筋トレ
・ミニバレー
2
・NW ・テニス
・ジョギング
2
週6回
毎日
3
月2回
1
はい
いいえ
4時間以下
0
3~4 時間
1
5~6 時間
12
5~6 時間
1
7~8 時間
11
7~8 時間
5
9時間以上
1
9時間以上
0
NPO 法人 健康保養ネットワーク 88
いしかり「食と健康」プロジェクト
●健康のために食生活の面で気をつけていることはありますか
・腹 8 分目、バランス(栄養)の良い食事内容
2名
・コレステロールの少ない物
・野菜とるようにしています
・3食とるようにしている
・ボチボチを心がける
5名
・油分に気をつけている
・体力面、食事面、運動面
・食材 1 日 30 種類とるようにしている
・納豆を毎日食べる、お酒は週に 1~2 回だけ
2名
・食物繊維を多くとる
・関心あるがあまり気をつけていない
・夜あまり食べない
・野菜を食べる
・塩分控えめ
7.考察

1 回、2 回ともノルディックウォーキングを屋外にて実施した。両日ともに季節的に寒い時期であったが、
「またこのような企画があったら参加しますか」の問いに参加しますという回答は 100%であった。

「道民の森」活用方法について①健康づくりの拠点としてアピール②多くの人へアピール③道民へアピ
ール④健康づくりのフィールドとしてアピール⑤森林のアピール⑥山菜、きのこを使った食のイベント
等、いくつかの意見が寄せられた。
今後の最も大きい課題である広報活動に関しての指摘であった。

参加者の6割は日ごろストレスを感じていると回答している。非日常の空間は心身のリフレッシュにつ
ながるが、普段の生活とあまりにもかけ離れている環境では、逆にストレスになるといわれている。道
民の森の中に「移動カフェ」のような飲食と共にゆっくり集いながら滞在できる場が必要ではないだろ
うか。

道民の森の良さは実際に伝わりにくいものである。
既存の努力もさることながら、メニューブックの活用、健康イベントの開催など本事業の継続が求めら
れる。
NPO 法人 健康保養ネットワーク 89
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